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  1. つくば市議会 2020-03-06
    令和 2年度予算特別委員会市民経済分科会−03月06日-01号


    取得元: つくば市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-05
    令和 2年度予算特別委員会市民経済分科会−03月06日-01号令和 2年度予算特別委員会市民経済分科会               つくば市議会予算特別委員会市民経済分科会               ────────────────────                 令和2年3月6日 午前10時14分開会               ──────────────────── 出 席 委 員                         分科会委員長      黒 田 健 祐 君                         分科会委員長     皆 川 幸 枝 君                         分科会委員       浜 中 勝 美 君                         〃           大久保 勝  君                         〃           滝 口 隆 一 君        ──────────────────────────────────── 欠 席 委 員                         分科会委員       ヘイズ ジョン 君        ──────────────────────────────────── 出 席 説 明 者                市民部長                 飯 村 通 治 君                市民部次長                山 田 憲 男 君                市民部次長地区相談課長          野 雄 司 君
                   市民部地区担当監             瀧 田 剛 己 君                市民部地区担当監             松 崎 若 美 君                市民部市民活動課長            大 木 茂 樹 君                市民部市民活動課国際交流室長       村 山 えりか 君                市民部市民活動課男女共同参画室長     横 田 裕 子 君                市民部市民活動課地域改善対策室長     岡 田 健 一 君                市民部市民活動課消費生活センター所長   晝 田 和 子 君                市民部市民窓口課長            中 川 伸 一 君                市民部スポーツ振興課長          伊 藤 智 治 君                市民部国体推進課長            横 田 修 一 君                市民部国体推進課国体推進監        矢 島 正  君                市民部文化芸術課長            荒 澤 浩 俊 君                市民部文化芸術課働く婦人の家館長     澤 邉 義 光 君                経済部長                 篠 塚 英 司 君                経済部次長                永 田 悦 男 君                経済部次長                大 橋 一 彦 君                経済部産業振興課長            久保田 靖 彦 君                経済部産業振興課スタートアップ推進室長  前 島 吉 亮 君                経済部農業政策課長            垣 内 伸 之 君                経済部土地改良課長            小 川 英 男 君                経済部観光推進課長            一 瀬   剛 君                経済部観光推進課ジオパーク室長      伊 藤 祐 二 君                経済部観光推進課豊里ゆかりの森所長    大 山 裕 幸 君                経済部観光推進課筑波ふれあいの里所長   飯 島   浩 君                経済部観光推進課茎崎こもれび六斗の森所長 宇津野 公 夫 君                農業委員会事務局長            野 澤 政 章 君                農業委員会事務局農業行政課長       中 川   正 君        ──────────────────────────────────── 出席議会事務局職員                         議会総務課長      渡 辺 寛 明                         議会総務課総務係主査  浅 野 公 彦        ────────────────────────────────────                     議  事  日  程                                     令和2年3月6日(金曜日)                                     午前10時14分開会 1 開会 2 審査案件   令和2年3月つくば市議会定例会議案等審査付託表による案件    議案第7号 令和2年度つくば一般会計予算関係部分)        ────────────────────────────────────                      午前10時14分 ○黒田 分科会委員長  予算特別委員会市民経済分科会を開催いたします。  本日の予算特別委員会市民経済分科会でありますが、議案1件の審査を行いますので、よろしくお願いいたします。  なお、議案第7号の自由討議につきましては、経済部農業委員会事務局所管の審査を行った後に行いますので、あわせてお願いいたします。        ────────────────────────────────────                      午前10時14分開会 ○黒田 分科会委員長  ただいまの出席分科会委員数は5名であります。ヘイズ分科会委員から欠席届が出ております。  定足数に達しておりますので、直ちに予算特別委員会市民経済分科会を開会いたします。        ──────────────────────────────────── ○黒田 分科会委員長  それでは、市民部所管の議案の審査に入ります。  質疑並びに答弁は、挙手の上、分科会委員長の許可を得てから発言されるようお願いいたします。また、答弁される執行部の方は、所属及び職、氏名を名乗ってから答弁くださるようお願いいたします。  議案第7号の当分科会所管分の詳細については、お手元にお配りしてございます議案等審査付託表資料をごらんください。  質疑方法については、歳入、歳出を一括して行います。また、発言の際には、ページ数を示してくださるようお願いいたします。        ──────────────────────────────────── ○黒田 分科会委員長  議案第7号 令和2年度つくば一般会計予算の当分科会所管分を議題といたします。  これより、議案第7号の当分科会所管分市民部所管に対する質疑を行います。  順次発言を許します。  皆川分科会委員。 ◆皆川幸枝 分科会委員  予算書の58ページと59ページ、戸籍住民基本台帳費について伺います。  この中で、58ページの戸籍システム開発変更業務委託料が、去年は予算がなかったと思うのですが、今年度は642万4,000円ということで出ております。また、同じく59ページの個人番号カード関連委任事務交付金が、昨年度は2,657万1,000円だったのが、今年度は1億5,430万7,000円ということで大幅にふえています。この二つのことについて内容を教えていただきたいと思います。 ○黒田 分科会委員長  中川市民窓口課長。 ◎中川 市民窓口課長  まず、戸籍システム開発変更業務委託料、こちらもマイナンバーの絡みになりますが、デジタル手続法により、今後、戸籍におきましてもマイナンバーを利用して各種行政サービスを行うようなります。そのため、戸籍事務マイナンバーを利用するため戸籍総合システムを改修する費用と、海外に住む日本人なども今後、公的個人認証サービスなどのマイナンバー制度を利用できるようになる予定になっておりますので、その準備として、システムを改修する費用になります。  もう1点、59ページ、個人番号カード事務に要する経費の個人番号カード関連委任事務交付金も先ほどの補正予算と同じになりますが、来年度の政府の予算の概算額は約841億円と示されまして、それをマイナンバーカード通知カードの交付に要する経費として市町村に配分があったお金に基づいて、J−LIS、地方公共団体情報システム機構に支払う額が1億5,430万7,000円になります。こちらはマイナンバーカード通知カードの交付に要する経費となります。 ○黒田 分科会委員長  皆川分科会委員。 ◆皆川幸枝 分科会委員  大幅に増額しているというのは、目標を高く持って発行枚数をふやしているということでよろしいのでしょうか。それと今二つお聞きしましたが、財源は国のほうでよろしいのでしょうか。 ○黒田 分科会委員長  中川市民窓口課長。 ◎中川 市民窓口課長  最初の戸籍システム開発変更業務委託料につきましては、現在、補助をする予定であるということで国から通知が来ており、恐らくその一部につきましては国庫補助の対象になると思われます。こちらはまだ未確定です。  もう1点の個人番号カード関連委任事務交付金につきましては、全額国から補助となります。歳入の予算書でも示しているところですが、予算書の24ページに、個人番号カード交付事業費補助金として同額が計上されております。 ○黒田 分科会委員長  皆川分科会委員。 ◆皆川幸枝 分科会委員  国が一生懸命このように予算をつけており、個人番号を交付しようと必死になっているわけですけれども、また一方で、国民の平均としてまだ15%の発行率ということで聞いております。今年度ぐらいから、今度、公務員への発行を促進するというような国の施策がありまして、自治体によっては職員に対して繰り返しアンケートをとるという形で、発行をいわば強制するような動きも出ているということですけれども、つくば市ではそういうアンケートなどはどれぐらい今まで実施しているでしょうか。 ○黒田 分科会委員長  中川市民窓口課長。 ◎中川 市民窓口課長  市の職員に対する交付は、人事課所管地方公務員共済組合を通して、我々も協力をしまして、イントラの掲示板等を利用して申請を促したり、業務終了後に日程を区切って職員専用の受付時間帯を設けて申請のお願いをしています。所持の理由を尋ねたりといったことはしていません。 ○黒田 分科会委員長  皆川分科会委員。 ◆皆川幸枝 分科会委員  このカードは、情報の流出とか個人情報がどうなるんだという不安があってなかなか発行が進まないというのは一つの大きな理由だと思います。職員の方も、市民もそうですが、選択する自由はあると思いますので、強制されることがないように留意して進めていただければと思います。意見です。 ○黒田 分科会委員長  滝口分科会委員。 ◆滝口隆一 分科会委員  先ほどの個人番号に関連する課題だと思うのですが、コンビニ証明発行手数料として264万3,000円の予算が組まれています。数字が出ているのは今年度だと思うのですが、どの程度、コンビニでこういう証明が発行されているのか状況について教えてください。 ○黒田 分科会委員長  中川市民窓口課長。 ◎中川 市民窓口課長  令和2年1月末までの数字しかまだ確定はしていないのですが、1月末現在で、コンビニエンスストアで出されている印鑑証明住民票の合計が1万2,630件になっております。これはおおよそ市民窓口課並びに窓口センター等の取り扱っている割合の約5%程度になると思われます。 ○黒田 分科会委員長  滝口分科会委員。 ◆滝口隆一 分科会委員  ついでに、スマートフォン登録住民票を登録するというのは、これは来年度ではなかったでしょうか。AIシステムか何か使ってスマートフォンで入れる。 ○黒田 分科会委員長  中川市民窓口課長。 ◎中川 市民窓口課長  多分実証実験として1月から実施していたもののことかと思います。1月末から2月末までの実証実験としまして、政策イノベーション部つくばイノベーションスイッチという事業で、NECの協力のもと、スマートフォンを利用して転入届の用紙を手で書くのではなくて、スマートフォンで代理で入力をすることによって利便性がどれだけ上がるか、我々の内部処理がどれだけ効率化するかというものの実証実験を2月末まで行っておりまして、そちらがスマートフォンの手続かと思います。 ○黒田 分科会委員長  滝口分科会委員。 ◆滝口隆一 分科会委員  その感想はどうですか。 ○黒田 分科会委員長  中川市民窓口課長。 ◎中川 市民窓口課長  約一月ちょっとの間に45件ぐらいの実証ができました。一つの手続当たり46分のうち大体5分ぐらい短くなるような結果が出ております。おおむね利用された方からは、好評を得ております。 ○黒田 分科会委員長  皆川分科会委員。 ◆皆川幸枝 分科会委員  80ページの6番の会計年度任用職員に要する経費の中に、消費生活相談員報酬というのが520万3,000円であります。同じくその下の11番の消費生活センターに要する経費にも、同じ名前で消費生活相談員報酬というのが174万9,000円でありますが、この違いについて教えていただければと思います。 ○黒田 分科会委員長  晝田消費生活センター所長。 ◎晝田 消費生活センター所長  消費生活相談員は4人おりまして、そのうち担当課補助金が該当する1人分を計上しております。また、上の消費生活相談員報酬は、人事課計上分補助金の該当がなしの3人分が計上されております。 ○黒田 分科会委員長  皆川分科会委員。 ◆皆川幸枝 分科会委員  確認ですが、そうすると下の消費生活センターに要する経費の消費生活相談員の報酬というのは、これは国か県の補助が出た方ですが、人数について教えていただければと思います。 ○黒田 分科会委員長  晝田消費生活センター所長。 ◎晝田 消費生活センター所長  補助金該当は1人分となっております。その補助金の内容は、消費者行政推進事業費補助金となっております。 ○黒田 分科会委員長  浜中分科会委員。 ◆浜中勝美 分科会委員  84ページのメディア芸術振興に要する経費について、この事業の内容について教えていただきたいのですが、昨年より大幅増になっていると思いますけれども、その効果や目的について教えていただければと思います。 ○黒田 分科会委員長  荒澤文化芸術課長。 ◎荒澤 文化芸術課長  本年は、まず、メディアアートフェスティバルですが、隔年ごとに開催ということで、前回は平成30年度に開催をしています。科学と芸術を融合した芸術分野メディアアートを筑波大学、ほかの大学などと連携をして事業を行っています。  今年度については、東京オリンピックも見据えまして、地域公共団体が主体となってこういった文化芸術を取り組むということで、事業の部分については、文化庁の文化資源活用推進事業費補助金を入れて今回は開催する内容となっています。  内容ですが、つくば駅の回廊などに、実際的にそういった環境を活用したメディア映像であったりとか、人が通過すると光が一緒になって動いたりとか、そういったものをやったり、また今回については、つくばエキスポセンターのプラネタリウムの部屋を利用して、市民の方がそこに集って一緒にオリンピック関連パブリックビューイング形式で観戦するというものもあり、一般の障害者の方なども見られるようなオンテナという特殊な機械も装備して開催するような内容となっています。
    ○黒田 分科会委員長  皆川分科会委員。 ◆皆川幸枝 分科会委員  82ページの国際化の推進に要する経費で伺いたいと思います。  少し予算がふえていますけれども、国が外国人を労働者として入れていくという方針もありまして、つくばでも外国人の方がふえていると聞いていますが、これまでは研究者の方が多かったと聞いています。最近の動向ですが、どんな感じになっているか教えていただければと思います。 ○黒田 分科会委員長  村山国際交流室長。 ◎村山 国際交流室長  動向ですけれども、こちらで把握している相談件数外国人相談窓口を今年度9月から一元的相談窓口として開始しておりますが、その相談件数の動きを見ますと、御相談いただいている案件は、出産、子育て、年金、税金、社会保険、医療といったものが多くなっておりまして、お住まいになっている方の属性によって大きく変わってはいないと考えております。 ○黒田 分科会委員長  皆川分科会委員。 ◆皆川幸枝 分科会委員  相談に来られる方の職業とかは、そこまでは動向わかりますでしょうか。 ○黒田 分科会委員長  村山国際交流室長。 ◎村山 国際交流室長  相談に来られた方に関しては一応属性といいますか、在留資格を伺っていまして、やはり多いのは留学生の相談、あとは家族滞在でいらっしゃっている方が多いというのが現状です。 ○黒田 分科会委員長  皆川分科会委員。 ◆皆川幸枝 分科会委員  学校現場というか保護者の方から、外国から来られた方のお子さんの日本語の習得というところで、いろいろな国から来ていらっしゃったりということで、言葉の習得といった授業についていけない子も出てきているのではないかという心配の声も出ております。そういったところのフォローも、ぜひ今後考えていただきたいのですけれども、今回の予算の中で、国際化基本方針策定懇話会の謝礼が入っておりますが、国際化基本方針というのは、どういう内容のものをつくっていくのか教えていただければと思います。 ○黒田 分科会委員長  村山国際交流室長。 ◎村山 国際交流室長  こちらは、現在、つくばグローバル化基本指針といたしまして、令和3年9月まで残っている基本指針の更新を想定しております。こちらには、つくば市として、今後グローバル化を目指してどう進んでいくかというものを掲げておりまして、5年たっての更新になりますので、現状を踏まえたものに刷新していきたいと考えております。 ○黒田 分科会委員長  皆川分科会委員。 ◆皆川幸枝 分科会委員  ぜひそういった子供たちの支援なども検討していただければと思います。やはり先生だけでフォローし切れない部分あると思いますし、ボランティアの活用などをも具体的に検討を入れていただきたいなと思います。  あともう一つ、83ページの市民協働推進に要する経費です。市民協働型事業負担金も、去年度より20万円ふえて、アイラブつくばまちづくり活動支援補助金も100万円ふえたということで、大変うれしく思っております。市民活動のニーズは、今ふえていると多分担当課では把握されていると思いますが、そういう考えでよろしいでしょうか。 ○黒田 分科会委員長  大木市民活動課長。 ◎大木 市民活動課長  現在、市民の持っている専門性やノウハウ等を活用しまして、つくば市と市民活動団体が地域の課題等を共通に認識した上で対等な立場で取り組み、個性豊かで活力あるまちづくりの実現を目指す行政提案型の制度として、アイラブつくばまちづくり補助金がございます。こちらをさらに進展させまして、より公共性が高く、市の制度として継続する必要がある高い事業を対象として市民活動協働型事業がございます。そのような形で、市民と関係団体との連携をさらに深めまして、市民活動の推進に努めてまいりたいと考えております。 ○黒田 分科会委員長  皆川分科会委員。 ◆皆川幸枝 分科会委員  つくば市は、もともと市民活動が多いとも聞いています。あとNPOの数も県内で一番多くなっているということで、さらに今後は、市民のそういった活動を使っていかないと行政だけでは手が届かないようなところを市民がフォローしていくというか、主体となってやっていくということがもっと広がっていかなければならないと感じています。  特に高齢者の問題ですね、高齢化がどんどん進んでおりますので、そういった市民がお互いに助け合うという機運が少しずつ今盛り上がっていますし、あと周辺市街地の活性化ということで、市民もすごく自分たちで何かやろうというところになっております。アイラブつくばまちづくり支援補助金がここ数年途中で予算が足りなくて、そういった申請の受け付け途中で打ち切りとなっていますので、今後また500万円で足りるかどうかも含めて見ていきたいと思いますが、ぜひ拡大していくことも考えていただければと思います。 ○黒田 分科会委員長  浜中分科会委員。 ◆浜中勝美 分科会委員  186ページ、フットボールスタジアムつくば人工芝張替工事について少しお伺いしたいのですけれども、これは張りかえると何年ぐらいもつのかという部分と、それから現状の使用状況及びこれ自然芝という考えはないのかどうか、お伺いしたいと思います。 ○黒田 分科会委員長  伊藤スポーツ振興課長。 ◎伊藤 スポーツ振興課長  どのぐらいもつのかということですが、おおむね10年程度がその一つの目安ということで業者等には伺っております。  利用状況は、平成30年度の使用状況ですが、人数は年間約4万9,000人となっております。稼働率は全体で大体47.96%、ただし、やはり土日、祝日の利用がかなり多く70.98%になっております。  あと天然芝のお話ですけれども、フットボールスタジアムの駐車場を挟んだ隣に天然芝スポーツフィールドというものが既にございます。 ○黒田 分科会委員長  浜中分科会委員。 ◆浜中勝美 分科会委員  その天然芝でやられているところでもフットボールができるということでいいのですか。 ○黒田 分科会委員長  伊藤スポーツ振興課長。 ◎伊藤 スポーツ振興課長  そのとおりでございます。 ○黒田 分科会委員長  浜中分科会委員。 ◆浜中勝美 分科会委員  47.96%という話がありました。土曜日、日曜日が主に多いという形でありますけれども、平日については、そうすると余り利用されている方がないのか、あるいは夜間とか、そういう部分について利用している方とか、若い人が多いとかいろいろあるかと思うのですが、そういう部分についても少し教えていただければと思います。 ○黒田 分科会委員長  伊藤スポーツ振興課長。 ◎伊藤 スポーツ振興課長  利用としては、市主催の中体連の大会であったり、体育協会主催スポーツ少年団などの大会会場として使用されているほか、県のサッカー協会主催の大会であったり、あと、つくばFCホームゲームなどの開催もされております。 ○黒田 分科会委員長  皆川分科会委員。 ◆皆川幸枝 分科会委員  185ページの体育施設等個別施設計画策定支援業務委託料が1,117万8,000円ですが、以前の住民投票のときに運動公園に反対された方の中には、今ある体育施設がすごく老朽化していて、そっちを先に直してほしいという声が結構届いたのですが、老朽化対策や改修については、どの程度今進んでいて、今後どういうふうに進める予定なのか、教えていただければと思います。 ○黒田 分科会委員長  伊藤スポーツ振興課長。 ◎伊藤 スポーツ振興課長  各体育館の施設については、建設からおおむね40年ほど経過しており、毎年やはり修繕箇所がふえているような状況です。今現在は、緊急度を考慮しつつ優先度の高いところの施設を修繕改修しているような形でございます。  ただ、中長期的な視点で計画的に修繕を実施することが今後非常に重要かと考えております。その際には、表面上のそういう修繕ではなくて、やはり建物の躯体といったところまで検査、調査をして、それに基づく計画を立てて、調査に基づく計画により修繕の計画も立てていく必要があるだろうということで、今回こちらの予算を要求させていただいております。  ちなみに、体育施設9施設に関する個別施策計画を策定し、今後その計画に基づいて、より計画的な改修、修繕を図っていきたいと考えております。 ○黒田 分科会委員長  皆川分科会委員。 ◆皆川幸枝 分科会委員  つくば市は、体育施設もそれなりに数がありますし、それから考えると修繕の予算というのは、そんなに多くないのかなと感じます。  体育施設を時々見てみると、やはりまだまだ改修とかしていかないといけない場所をよく見かけますので、少しスピード感や計画をしっかり持ってやっていただきたいというのと、その計画についても、市民もわかるように、いつになったら直るんだということが不満にならないように、ぜひしっかり計画についても公表していただきたいと思います。 ○黒田 分科会委員長  そのほかいかがでしょうか。                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○黒田 分科会委員長  ないようですので、議案第7号の当分科会所管分市民部所管に対する質疑を終結いたします。  暫時休憩いたします。                      午前10時44分休憩             ──────────────────────────                      午前11時42分再開 ○黒田 分科会委員長  それでは、予算特別委員会市民経済分科会を再開いたします。  これより、経済部農業委員会事務局所管の議案の審査を行います。  質疑並びに答弁は、挙手の上、分科会委員長の許可を得てから発言されるようお願いいたします。また、答弁される執行部の方は、所属及び職、氏名を名乗ってから答弁くださるようお願いいたします。  議案第7号の当分科会所管分の詳細については、お手元にお配りしてございます議案等審査付託表資料をごらんください。  質疑方法については、歳入、歳出を一括して行います。また、発言の際には、ページ数を示してくださるようお願いいたします。        ──────────────────────────────────── ○黒田 分科会委員長  議案第7号 令和2年度つくば一般会計予算の当分科会所管分を議題といたします。  これより、議案第7号の当分科会所管分経済部農業委員会事務局所管に対する質疑を行います。  順次発言を許します。  浜中分科会委員。 ◆浜中勝美 分科会委員  55ページ、まち・ひと・しごと創生費、12.若者地域定着化促進に要する経費の委託料について少し教えていただければと思います。昨年より500万円ぐらいアップしていると思うのですが、どのようなことをやっているのか、定着が進んでいるのか、その辺も含めてお願いします。 ○黒田 分科会委員長  久保田産業振興課長。 ◎久保田 産業振興課長  まち・ひと・しごと創生費の若者地域定着化促進に要する経費ですが、地方創生推進交付金で2分の1国費が入って実施する事業です。大きく二つに事業が分かれていまして、一つが就職面接会等運営業務、もう一つがチャレンジショップ運営業務という形になります。  いずれも計画としては3年間で考えておりまして、令和元年度、今年度が初年度で実施した業務です。こちらに計上している予算については、2年目の予算という形の計上の仕方をしております。  一つ目の就職面接会等運営業務委託ですが、いわゆる就職フェアのようなものを市内企業向けに開催しております。このフェアの前に、実は企業の採用力を向上するためのセミナー等を開催しまして、まずは企業の方に採用する際の留意点等の説明といった講習会のようなものを開き、その後に就職フェアという形で、実際に企業とのマッチング会のような場を設けております。そちらの事業がことし実施した内容でして、来年につきましては、そこにプラスして、インターンシップ事業を実施することを想定しています。インターンシップ事業も、直接企業が受け入れる前段として、企業がどのようなことに留意してインターンシップをやるべきかといったところの企業への教育的なプログラムといったものも実施していく予定です。それから、既に創業支援で実施しておりますが、就職という選択肢とともに創業という選択肢もあるということで、そういったものも含めた形での大きな就職フェアという形で一つ考えています。  二つ目のチャレンジショップですが、35歳以下の若者がつくばで新たにビジネスをやっていきたいと考えている方への支援メニューという形で実施しています。今回1年目で、ことしに関しては、市役所のロビーといいますか窓口の前のスペースで延べ2週間にわたって、大学生が自作の作品を販売するチャレンジショップが1件と、もう一方は、本業はコンサルティングをやりたいという方だったのですけれども、おんぶひも、だっこひもの試着をしてこういう形で使うといいという体験会のようなものを開いていただいた事業を実施しました。  来年度は、それに加えて少し長い期間でチャレンジショップを出せるような形で考えております。もちろん民間の商業施設の一角をお借りして、より本格的な形での商売を体験していただくというのも選択肢にはあります。また、今回の1年目にはジャンルとしては選んでいなかったのですが、一部飲食を提供するようなものも令和2年度ではメニューとしては加えていきたいと考えておりまして、こちらの経費については、今年度より倍増とまではいかないですが、かなり費用を増額して要求させていただいているという次第です。  ただ、何分国の交付金事業ですので、多分確定が3月の末日になるかと思います。その上で全額、国費が採択されれば、我々が想定している事業が全てできるのですが、それが実現しなかったときには少し精査する可能性がありますので、今の予定どおりできるかどうかは交付金の採択状況次第という形になろうかと思います。 ○黒田 分科会委員長  皆川分科会委員。 ◆皆川幸枝 分科会委員  116、117ページの農業委員会費について伺います。  北口議員も再三問題点を指摘しておりますが、農業委員会としても、課題は認識されているということで、つくばで一番大きいソーラーシェアリングのことです。  他自治体も同じような悩みとか課題を抱えているようなので、そういった先行事例なども調査していく必要があるのではないかと思いますが、農業委員会として、ほかに行って調査をするような費用はこの項目の中に入っていますでしょうか。 ○黒田 分科会委員長  中川農業行政課長。 ◎中川 農業行政課長  11.農業委員に要する経費の自動車賃借料で、バスを借りて研修視察を行っていますので、この予算を利用して全員バスに乗って研修視察をしていきたいと思っています。 ○黒田 分科会委員長  滝口分科会委員。 ◆滝口隆一 分科会委員  116ページの11.雇用促進対策に要する経費ですが、これはどこかの施設管理費なのかな、この内容についてお聞かせ願いたいのですが。 ○黒田 分科会委員長  久保田産業振興課長。 ◎久保田 産業振興課長  分科会委員の御指摘のとおりでして、吾妻にありますふるさとハローワークの施設管理の経費が上段、AED賃借料までがそちらの経費になっております。 ○黒田 分科会委員長  滝口分科会委員。 ◆滝口隆一 分科会委員  ハローワークそのものの管理は、国とか県とかになるわけだよね。そうすると、こういったものというのは、そちらで払うかそれとも逆に場所貸し料をもらっているとか、そういう関係はどうなっているのかな。 ○黒田 分科会委員長  久保田産業振興課長。 ◎久保田 産業振興課長  ふるさとハローワークの設置経緯が市の要望によって共同で設置するという形になっているところもありまして、運営経費につきましては、相談員の経費、相談員の手配は国のハローワークが準備するのですが、受付等の臨時職員を含めて、その他施設の運営費は市が持つという形になっております。 ○黒田 分科会委員長  大久保分科会委員。 ◆大久保勝弘 分科会委員  121ページです。園芸振興費、12番、園芸振興に要する経費、その中の下のほうで強い農業・担い手づくり補助金と、金額が大きいのですが、この辺はどういう内容か教えてください。 ○黒田 分科会委員長  垣内農業政策課長。 ◎垣内 農業政策課長  本年度、相談がありまして、6次産業化を推進する設備等の設置費用について、国の承認がおりそうなので予算として計上いたしました。 ○黒田 分科会委員長  大久保分科会委員。 ◆大久保勝弘 分科会委員  例えば、これはブドウなどもつくって、私の近くでもどんどんパイプで組んで本格的にやっていますが、そういうのも該当するということですか。 ○黒田 分科会委員長  垣内農業政策課長。 ◎垣内 農業政策課長  先ほどの強い農業・担い手づくり補助金は大穂で、実際、施設を活用しまして、大きな工場という表現がふさわしいのかどうかわからないですけれども、野菜工場の設備等についてのものでした。申しわけありませんでした。 ○黒田 分科会委員長  大久保分科会委員。 ◆大久保勝弘 分科会委員  全くブドウ畑とは違うんだね。  例えば、話はそれますけれども、ブドウ園をつくって最近新しく畑を借りて耕作に利用しようという方たちが私の集落に団体で入ってきているのですが、そういうものの補助というのはここに当てはまるところはあるのですか。 ○黒田 分科会委員長  垣内農業政策課長。 ◎垣内 農業政策課長  ワイン用ブドウの苗木を購入するときに補助を出します。園芸振興費の果樹振興事業補助金の中に、その予算を計上しております。 ○黒田 分科会委員長  大久保文科会委員。 ◆大久保勝弘 分科会委員  今、苗木といいますか、例えば、1本1,000円ぐらいの場合は補助率何%とか、ざくっとで結構です。参考までに。 ○黒田 分科会委員長  垣内農業政策課長。 ◎垣内 農業政策課長  苗木1本当たり1,500円で見ています。それを10アール当たり200本、それから面積にしまして80アール、補助率は2分の1で見ておりますので、金額的には120万円となります。このほか、ワイン用のブドウのほかにブルーベリーの苗木も園芸振興に要する経費の果樹振興事業補助金の中に御用意しております。あと、大変申しわけないのですが、予算の上限を決めておりまして、希望者に対して予算の範囲内で交付するということとさせていただいております。
    ○黒田 分科会委員長  皆川分科会委員。 ◆皆川幸枝 分科会委員  今ほどの強い農業・担い手づくり補助金ですが、7億円を超す大きな予算ですが、これはどういうところが採択のポイントになって、どういう効果が得られるのか、そのあたりを教えていただきたいのですけれども。 ○黒田 分科会委員長  垣内農業政策課長。 ◎垣内 農業政策課長  実際、この補助の仕組みをお話する必要があるかと思うのですが、無菌室の野菜で、ベジファクトリーということになります。 ○黒田 分科会委員長  皆川分科会委員。 ◆皆川幸枝 分科会委員  効果とか、金額も大きいので、どういうのを国としても見込んでいるのか、波及効果などその辺を教えていただきたい。 ○黒田 分科会委員長  垣内農業政策課長。 ◎垣内 農業政策課長  内容につきましては、市町村に相談自体はあるのですが、実際その採択の基準等におきましては、国が費用対効果などを図るものの中でその事業を見ますので、実際、市町村の立場から見た効果的なものを述べるのは難しいのかと思われます。  規模的にはかなり大きな工場形式の施設ではありますので、実際そういうものが稼働した際に、農業の分野においては、いろいろな効果等が期待できるとは思われます。 ○黒田 分科会委員長  皆川分科会委員。 ◆皆川幸枝 分科会委員  100%国の補助なのかもしれないですが、やはり市の事業としても一応予算にも乗ってくるものなので、この場所で効果が述べられないのかどうかわかりませんが、それはまた、別途になってもいいので、効果については教えていただければと思います。 ○黒田 分科会委員長  滝口分科会委員。 ◆滝口隆一 分科会委員  123ページ、ふれあいの里施設管理運営費が1億2,525万5,000円、それから、124ページ、ゆかりの森施設管理運営費が1億672万1,000円と出ているのですが、これ収入はどうなっているのかな。例えば、ふれあいの里も宿泊料とか何かが入っているのですが、歳入を見たのですけれども、なかなかよくわからなくて300万円ぐらいしか、歳入が計算し切れなかったものですから、その辺を教えてほしいです。できれば利用者数などもわかれば教えてほしいです。 ○黒田 分科会委員長  飯島筑波ふれあいの里所長。 ◎飯島 筑波ふれあいの里所長  歳入で、20ページにふれあいの里施設使用料ということで、来年度3,437万7,000円を見込んでおります。 ○黒田 分科会委員長  大山豊里ゆかりの森所長。 ◎大山 豊里ゆかりの森所長  本年度の予算の総額ですが、今年度につきましては、会計年度任用職員の人件費もこのゆかりの森の施設運営費に組み込まれておりますので、その分がふえております。また、施設も大分老朽化していますので、サービス棟の改修工事の規模を拡大しまして、来年度改修したいと思っておりまして、こちらにつきましても463万5,000円ほど改修費として増となっております。  施設の利用状況ですが、平成30年度におきましては6万6,868名、今年度、まだ2月末現在ですが、7万2,000人ということで、大分施設の利用者も増加傾向になっております。 ○黒田 分科会委員長  浜中分科会委員。 ◆浜中勝美 分科会委員  農業関係で、118ページ、農業総務費で、職員の給与と会計年度任用職員に要する経費の部分について、昨年と比べると減っていると思うのですけれども、職員の数が減ってるのかな。  それと同時に、もう一点、その辺を含めてお伺いしたいのですが、先ほどの委員会で審査した議案第1号で、農業経営対策に要する経費が減額補正になっていました。それで今年度同じような金額で予算化されていると思うのですが、昨年これだけ減額になって、ことし同じような金額でやって、職員が減って、見込み額達成できなかったとさっきお答えありましたけれども、令和2年度同じような金額で達成できるのかなという疑問がありましたので、その辺をお伺いしたいと思います。 ○黒田 分科会委員長  垣内農業政策課長。 ◎垣内 農業政策課長  まず確認をさせてください、何ページの何番になりますか。 ◆浜中勝美 分科会委員  118ページの職員給与関係経費1億8,630万円と会計年度任用職員に要する経費、そこの金額が昨年と比べると若干減ってるのではないかと思うんですよ。昨年の予算書では、職員給与関係費が1億9,487万6,000円、あとは会計年度ではなく臨時職員という形になっているのですが、それが2,629万1,000円という数字でした。それと比べると、令和2年度が、職員の数、その金額が、経費が減っているということは……。 ○黒田 分科会委員長  篠塚経済部長。 ◎篠塚 経済部長  職員給与関係については、毎年この時期の今の人数で多分積算している予算だと思いますので、改めて6月とか9月に人事異動が終わった時点で補正でふえたり減らしたりしている、ほとんどの課がそういうふうになると思うのですけれども、特に人数について、今現在途中で若干何名かやめた職員もいますので、そういったことで昨年と比べると減っているのかなと思います。明らかに、今の時点で人事の話ですので、うちの経済部全体が農業関係部門で人数が減るとか、特別に意識してそういうふうに予算を組んでいるのではなくて、あくまでも現行の人数に対しての、やめた方も含めて現時点ではこれぐらいという形での予算の組み方と思います。 あと、先ほどの農業関係の補正で減らしているのに、また来年度も同じような予算ということですが、これあくまでも補助金はノルマ的な補助金ではありませんので、新しいこういう補助金があるので利用したいという人が出てきたときに、年度途中でもすぐ対応できるような予算を、それは国、県了解のもと組んでおりますので、例えば、新規就農者が今までうちが見込んでいた以上に人が来ても、ある程度の額で対応できるような組み方をしております。必要に応じてわざわざ補正をとらなくてもすぐ対応できるような補助金の組み方は、農業関係はどうしてもそうならざるを得ないのかなということでございます。 ○黒田 分科会委員長  浜中分科会委員。 ◆浜中勝美 分科会委員  そうすると、予算組むときに、ここまで頑張ろうという意識というか、そういう部分で見込んだ数字であるならば、つくば市の農業を守るためにしっかり頑張ってもらいたいなと思うのですけれども、その辺よろしくお願いしたいと思います。 ○黒田 分科会委員長  滝口分科会委員。 ◆滝口隆一 分科会委員  127ページの商工業振興費で、商工会事業補助金が3,350万円で組まれているのですが、この金額は毎年定額で決められているのでしょうか。 ○黒田 分科会委員長  久保田産業振興課長。 ◎久保田 産業振興課長  こちらの補助金につきましては、毎年度変更しています。事業の必要性を精査させていただき、我々としても査定した上で予算要求していますので、毎年度変更した金額になっております。 ○黒田 分科会委員長  滝口分科会委員。 ◆滝口隆一 分科会委員  商工会は結構潤沢な資金を持っているという話も聞いているのですが、その辺の事情もあろうかと思いますので、もう少しきちっとした対応が必要ではないかと思われますが、何かそこら辺で考えていることがありましたらお聞かせ願います。 ○黒田 分科会委員長  久保田産業振興課長。 ◎久保田 産業振興課長  今般の定期監査においても、監査委員の方からも御指摘をいただきました。そういった中でいわゆる基金的な部分もありますので、そういったものをどう活用するかを我々としても指導していかなければならないと思っています。その中で、補助金も可能な限り見直しをしていきたいと考えております。 ○黒田 分科会委員長  皆川分科会委員。 ◆皆川幸枝 分科会委員  129ページの産業活性化促進奨励金ですが、先ほど開催した委員会で審査した補正予算では減額していますが、来年度予算ではさらに大きく増額しています。この中身について教えてください。 ○黒田 分科会委員長  久保田産業振興課長。 ◎久保田 産業振興課長  来年度の要求につきましては、現在3社に対してこの奨励金を交付する予定です。特に増額になった要因としては、今年度減額させていただいた1社が、賦課年が今年度に変わり、奨励金としては来年交付する形になります。そちらが大分多目の雇用をしていただいた企業で、そちらの交付金額が9,600万円程度見込んでいます。そういったものを加味して3件でこちらの費用を計上させていただいている次第です。 ○黒田 分科会委員長  皆川分科会委員。 ◆皆川幸枝 分科会委員  別ですが、129ページのスタートアップ事業コンサルティング業務委託料と130ページの産業振興センター運営業務委託料、こちらは1,000万円ぐらい増額になっています。同じ建物内で事業者は一緒なのか別なのか、それらについて教えてください。 ○黒田 分科会委員長  前島スタートアップ推進室長。 ◎前島 スタートアップ推進室長  まず、こちらの事業の実施主体ですが、別の事業者への委託ということになります。スタートアップ事業コンサルティング業務委託に関していうと、つくば市内の技術力にすぐれたスタートアップ等に対して、事業コンサルティングを伴走型で行うという事業になっています。  一方、産業振興センター運営業務委託につきましては、産業振興センターにおいて起業・創業の相談、事業計画の相談、あと専門家の相談などを随時受け付けるほか、運営に関する全般的な委託という位置づけになっております。 ○黒田 分科会委員長  皆川分科会委員。 ◆皆川幸枝 分科会委員  産業振興センター運営業務委託料が増額になっているのは、やはり業務量というか、スタートアップの相談がふえているとかそういったことでしょうか。 ○黒田 分科会委員長  前島スタートアップ推進室長。 ◎前島 スタートアップ推進室長  産業振興センター運営業務委託料が増額している理由ですけれども、昨年10月にオープンをした施設で、昨年の予算につきましては10月オープンに向けた準備、それから10月以降の運営ということで予算を計上させていただきました。今回1年間ということになりましたので、その1年間にした分が増額したというものになります。 ○黒田 分科会委員長  垣内農業政策課長。 ◎垣内 農業政策課長  先ほどの皆川分科会委員の質問について、補足させていただきたいと思います。  先ほどのベジファクトリーの内容ですが、総事業費15億6,000万円強の2分の1以内で予算計上した額を上限としております。残りは自己負担です。閉鎖型の植物工場ということで、敷地面積が6,234.70平米、建屋の面積ですけれども2,920平米、30列8段の生産能力、リーフレタスということで8,000株、年間処理能力438トンを見込んでいる施設の建築です。 ○黒田 分科会委員長  滝口分科会委員。 ◆滝口隆一 分科会委員  スタートアップの続きですが、産業振興センターが10月から開設されたということですが、その後のスタートアップ関係の事務所の需要はどのように把握されているのでしょうか。 ○黒田 分科会委員長  前島スタートアップ推進室長。 ◎前島 スタートアップ推進室長  スタートアップ開設後の需要ということですけれども、2月28日現在の数字ですが、スタートアップのコワーキングスペースというスペースを月額で借りていただいている会員がいるのですけれども、全部で24席のうち、今15席借りていただいている状況です。  それから、その借りている方の中から今、1社新規創業が出ているという状況です。 ○黒田 分科会委員長  滝口分科会委員。 ◆滝口隆一 分科会委員  茨城県もスタートアップのオフィスをつくって貸し出しをしているようですが、そのオフィス需要は市で何とかならないかな、受けとめている企業数はわかりませんか、そんなに需要はないのかな。 ○黒田 分科会委員長  前島スタートアップ推進室長。 ◎前島 スタートアップ推進室長  オフィス需要ですけれども、具体的にスタートアップというくくりに入るかわからないのですが、幾つか問い合わせレベルで相談を受けている件はございます。  県のスタートアップオフィスですけれども、12月1日にオープンしまして、既に満室という状況がございますので、恐らく潜在的には可能性があると感じております。 ○黒田 分科会委員長  皆川分科会委員。 ◆皆川幸枝 分科会委員  121ページの地産地消啓発業務委託料236万円ですが、内容について、どういうものなのか教えてください。 ○黒田 分科会委員長  垣内農業政策課長。 ◎垣内 農業政策課長  本年度、地産地消レストラン事業として認定するものにつきまして、ホームページを現在作成しています。その事業にかかる維持管理、その他の雑費を含めて上記の金額を計上しています。  ちなみに、当初、今年度は登録件数50件を目指しており、次年度も50件、最終的に3年後150件総体的に掲載したいという目標を持って事業に取り組んでいます。 ○黒田 分科会委員長  皆川分科会委員。 ◆皆川幸枝 分科会委員  おもしろそうなというか、ぜひ地産地消が進むといいなと思います。ぜひ頑張っていただきたいと思います。  それと126ページの身近なみどり整備推進事業調査委託料も、昨年度予算に比べまして倍ぐらいにふえてるのですが、この増額の理由についてお願いいたします。 ○黒田 分科会委員長  垣内農業政策課長。 ◎垣内 農業政策課長  毎年、前年度に要望を受けて、要望を受けた分の予算を次年度の当初予算に計上しておりますので、昨年と比較して、ことしの要望件数が少しふえているという状況になっております。 ○黒田 分科会委員長  皆川分科会委員。 ◆皆川幸枝 分科会委員  これは身近な林を整備していくというもので使えるものだと思いますが、今後、森林環境譲与税に移行していくと思うのですけれども、その森林環境譲与税の使い方などは、今検討状況はどのようになっていますでしょうか。 ○黒田 分科会委員長  垣内農業政策課長。 ◎垣内 農業政策課長  まず、見通しですが、現在、県の森林湖沼環境税の見通しを申し上げますと、おおむね2年程度をもって廃止される可能性があるということを伺っています。そうなってきますと、今度新しく入ってくる国税の森林環境譲与税に切りかわると思いますけれども、まず、用途としまして、危険な箇所の里山といったものをやはり身近なみどり整備推進事業に類似するような事業を活用して整理していく必要があると考えております。  もう一つ、森林の所有者の意向を確認する必要があると思います。そのためには、まず、森林台帳の整備をする必要も生じてきます。いずれにせよ、昨年度、歳入として入ってきたのが1,000万円強のお金で、その限られた予算の中では年度の中でできることも限られてくると思われます。議会の中で御承認いただいたように、基金の積み立てを始めています。基金をつくり、その積み立ての中から、今説明したような内容の活用の検討を図っています。最終的にその年次計画を立てた中で積み立てられた予算の中で、まずどれができるかということを精査しながら、事業に取り組むことになろうかと思います。 ○黒田 分科会委員長  皆川分科会委員。 ◆皆川幸枝 分科会委員  森林環境譲与税は1人1,000円徴収ということで、市民から集めるものなので結構、基金も積み上がっていくと思います。身近な雑木林とかその整備も大切ですし、それとやはり、つくばは学校とかもこれからつくっていくので、そこに例えば、国産材を使うのにその税を充てるなどの検討もぜひやっていただけたらいいかなと思っております。意見です。 ○黒田 分科会委員長  そのほかありませんか。                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○黒田 分科会委員長  ないようですので、議案第7号の当分科会所管分経済部農業委員会事務局所管に対する質疑を終結いたします。  これより、議案第7号の当分科会所管分についての自由討議に入ります。  意見等のある分科会委員は発言願います。  順次発言を許します。                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○黒田 分科会委員長  ないようですので、以上で自由討議を終結いたします。        ──────────────────────────────────── ○黒田 分科会委員長  以上で、予定の案件は終了いたしました。  これにて、予算特別委員会市民経済分科会を閉会いたします。                      午後零時21分閉会  つくば市議会委員会条例第60条第1項の規定により署名する    令和2年3月6日                分科会委員長  黒 田 健 祐...