つくば市議会 2019-09-11
令和 元年 9月定例会−09月11日-03号
令和 元年 9月定例会−09月11日-03号令和 元年 9月定例会
令和元年9月
つくば市議会定例会会議録 第3号
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令和元年9月11日 午前10時03分開議
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出 席 議 員
議 長 6 番 神 谷 大 蔵 君 15 番 塚 本 洋 二 君
副議長 16 番 山 本 美 和 君 17 番 浜 中 勝 美 君
1 番 山 中 真 弓 君 18 番 大久保 勝 弘 君
2 番 小森谷 佐弥香 君 19 番 橋 本 佳 子 君
4 番 長 塚 俊 宏 君 20 番 小 野 泰 宏 君
5 番 黒 田 健 祐 君 21 番 高 野 進 君
7 番 小久保 貴 史 君 22 番 柳 沢 逸 夫 君
8 番 皆 川 幸 枝 君 23 番 須 藤 光 明 君
9 番 五 頭 泰 誠 君 24 番 鈴 木 富士雄 君
10 番 宇 野 信 子 君 25 番 塩 田 尚 君
11 番 木 村 清 隆 君 26 番 滝 口 隆 一 君
12 番 北 口 ひとみ 君 27 番 金 子 和 雄 君
13 番 木 村 修 寿 君 28 番 久保谷 孝 夫 君
14 番 ヘイズ ジョン 君
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欠 席 議 員
3 番 高 野 文 男 君
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出 席 説 明 者
市長 五十嵐 立 青 君 経済部長 篠 塚 英 司 君
副市長 飯 野 哲 雄 君
都市計画部長 中 根 祐 一 君
副市長 毛 塚 幹
人 君 建設部長 上 野 義 光 君
教育長 門 脇 厚 司 君
生活環境部長 風 見 昌 幸 君
市長公室長 松 本 玲 子 君 会計管理者 酒 井 作 徳 君
総務部長 藤 後 誠 君 消防長 植 木 利 男 君
政策イノベーション部長 森 祐 介 君 教育局長 森 田 充 君
財務部長 高 野 正 美 君
農業委員会事務局長 野 澤 政 章 君
市民部長 飯 村 通 治 君
選挙管理委員会事務局長 石 田 慎 二 君
保健福祉部長 水 野 忠 幸 君
監査委員事務局長 北 島 浩 成 君
こども部長 中 山 由 美 君
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出席議会事務局職員
事務局長 川 崎 誠
議会総務課長補佐 町 井 浩 美
事務局次長 中 泉 治
議会総務課議事係長 大 坪 哲 也
議会総務課長 渡 辺 寛 明
議会総務課主任 稲 川 紘 之
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議 事 日 程 第 3 号
令和元年9月11日(水曜日)
午前10時03分開議
開議
日程第1 一般質問(通告順)
26番議員 滝 口 隆 一
17番議員 浜 中 勝 美
11番議員 木 村 清 隆
15番議員 塚 本 洋 二
27番議員 金 子 和 雄
5番議員 黒 田 健 祐
2番議員 小森谷 佐弥香
12番議員 北 口 ひとみ
8番議員 皆 川 幸 枝
23番議員 須 藤 光 明
16番議員 山 本 美 和
1.本日
の会議に付した事件
日程第1 一般質問(通告順)
26番議員 滝 口 隆 一
17番議員 浜 中 勝 美
11番議員 木 村 清 隆
15番議員 塚 本 洋 二
27番議員 金 子 和 雄
5番議員 黒 田 健 祐
2番議員 小森谷 佐弥香
12番議員 北 口 ひとみ
8番議員 皆 川 幸 枝
23番議員 須 藤 光 明
16番議員 山 本 美 和
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午前10時03分
○副議長(山本美和君) おはようございます。
地方自治法第106条第1項
の規定により、私、副議長が議長
の職務
を行います。よろしく御協力
をお願い申しあげます。
開議前にお知らせいたします。
写真撮影
の申し出がありますので、傍聴規則第9条
の規定によりこれ
を許可いたします。
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午前10時03分開議
△開議
の宣告
○副議長(山本美和君) ただいま
の出席議員数は19名であります。
高野文男議員から欠席届がでております。
定足数に達しておりますので、直ちに本日
の会議
を開きます。
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△一般質問
○副議長(山本美和君) 日程第1、昨日に続き一般質問
を行います。
初めに、26番
議員滝口隆一議員。
〔26番 滝口隆一君登壇〕
◆26番(滝口隆一君) 滝口から
の一般質問
を行います。
まず最初に、
プラスチック削減の件でございます。
昨年G7で提案されました
海洋プラスチック憲章、日本とアメリカは署名
を見送ったようであります。そこでは、2030年までに全て
のプラスチック製品を再利用可能か
リサイクル可能なものにし、
使い捨てプラスチックの使用削減
を呼びかけるという大きな一歩
を踏み出すものでした。使い捨てでなくても、石油由来
のプラスチック製品の削減も必要です。パリ協定では2050年以降、
温室効果ガスの排出
をゼロにする目標です。そうなりますと、ガソリンも重油も軽油も燃やせない、
プラスチックも燃やせない、
プラスチックは石油
の最後
の製品であるナフサが原料だからであります。
つまるところ、
プラスチック製品は減らしていくべき、これが結論であります。これ
を受けて、日本政府も2月8日
の閣議決定で、4月から省庁、裁判所、出先機関や
独立行政法人の食堂から
ペットボトルや
使い捨てコップなど
のプラ製品、容器
の使用禁止
を決めました。
まずお聞きします。つくば市においては
リサイクル工場が建設されましたが、その建設費と年間
の収集費用、工場運営費、収集費用
の中には
ペットボトルも含みます。
プラスチック引き取り
の支払い、マイナスは
ペットボトル年間の売払い料だと思うんですが、それ
を幾らと見込んでいる
のかお聞かせ願いたいと思います。
次に、つくば市
のリサイクル工場を作れば自治体
の仕事は終わりかといえばそうはいきません。5月31日政府が発表した
プラスチック資源循環戦略では、
リサイクルが27.8%、そして熱回収、焼却は58%だと言われております。国は熱回収も
リサイクルに入れております。しかし、これも環境に負荷
のかかることであります。ですから、本来
リサイクルとは言えません。
そこでつくば市は、
リサイクル工場から、そこから行った先ですね、これがどうなる
のかということでございます。例えば固形燃料とか、その他
の発電焼却、高炉、コークス炉など
の使用など焼却ということと、それから
リサイクルと分かれていくと思うんですが、その割合については焼却、
リサイクル、それぞれどの程度になる
のかお聞かせ願いたいと思います。
そして、当面国際的な動きや政府
の動き
を考えてつくば市
のとるべき道は、一つとして、
ペットボトル飲料の自動販売機
を公共施設からなくす。昔は缶、びん販売機でありましたが、その
ペットボトル飲料の自動販売機
を公共施設からなくすってこと
を考えなくてはならない
のではないかと思います。同時に水飲み場
の設置、
マイボトル用の給水機設置などなどが必要になってくる
のではないかと思います。
二つ目には
プラスチック削減の市民勉強会
の開催、三つ目には
マイボトル持参運動の提唱、四つ目には
全国首長会などで、つくば市はこういう措置
をとったということ
を主張していくということが大事だと思います。五つ目には
代替プラスチック研究と量産化
のスタートアップ企業の支援、それから六つ目には当面
のことでございますが、
プラスチックごみ、相当集まるようでございますので、ごみ収集
の週1回化。
以上
のこと
を実践すべきと考えますが、見解
を求めるものであります。これは、とりあえず
の対策になると思いますがよろしくお願いします。
次に、災害時
の浄水確保でございます。
きょうもテレビ
を見ておりましたが、月曜日
の台風襲来で3日目
のきょうでも停電、それから給水
のお知らせ、どこどこ
の小学校へ行けば給水が受けられますという
のがテレビ
の帯にずっと出ています。つくば市にとっては
東日本大震災の際、困ったこと
の一つがやっぱり飲み水
の確保でした。2019年1月につくられました
地域防災計画では、機材
の確保や飲用検査については指摘がありますが、肝心
の代替え用水源の確保について
の記述がありません。同計画
の中には1
人1日3リットル必要とか、井戸、プール、貯水槽、防火水槽など
の給水源
を飲用
の適否
の検査
を行った上で確保し、という記述がありますので、
代替え用水源が必要ではないと
のお考えではないとは思いますが、それ
を計画的にふやしていく、そういう計画はどうなるでしょうか。このことについて見解
をお聞かせ願いたいと思います。
三つ目に高
エネ研南側用地についてでございます。
UR公団もつくば市も、市民
のために動く公共
の団体であります。その間で金もうけは生じてはいけないものであります。高
エネ研南側用地買収については、その道から外れているように思います。40億円でしか売れない土地
をなぜUR公団は66億円で売却した
のか、市長はこのやり方、UR公団
の不当なやり方とは考えませんでしょうか、お聞かせ願いたいと思います。
最後に正規と非正規職員についてでございます。消防職員
を除く市役所職場で
の職員は、以前正規職員が6割で、非正規職員が4割というものでした。現在では5対5というところになってしまいました。その結果、保育
の職場では非正規職員がクラス担任
を担ったりして、本来正規職員が担うべきところまで非正規に頼る場面ができてしまいました。こういう場合、経験から正規職員
を上回る力
を非正規職員が出す、そういう状況もあると
のことであります。このことは保育職場に限ったことではありません。
本来
地方公務員法では、恒常的業務は正規職員が原則であります。今回、
会計年度任用職員制度が一定
の改善も含み進行しております。しかし、その中で
フルタイム職員と
パートタイム職員とが区別されています。私には何ともうなずけないものであります。
フルタイム職員は
地方公務員法などから言っても正規職員にすべきものではないでしょうか。そのほうが職員にとってもやりがい
をつくり、市
の発展に貢献できるものであります。それ
をせずに非正規
のままに置くことは、自治体自ら
ワーキングプアづくりをつくり出すもとになってしまう
のではないでしょうか。正規職員
をふやすべきと考えますが、見解
を求めたいと思います。
壇上から
の質問は以上でございます。
○副議長(山本美和君)
風見生活環境部長。
〔
生活環境部長 風見昌幸君登壇〕
◎
生活環境部長(風見昌幸君)
リサイクルセンターの建設費は約40億円です。今年度
のプラスチック製容器包装と
ペットボトルの収集費用は、それぞれ約5,000万円です。
リサイクルセンター運営費は、今年度予算で約3億2,000万円です。
プラスチック製容器包装は、
容器包装リサイクル協会へ
の処理負担金がトンあたり460円であり、今年度は約870トン
を予定し、約40万円
の支出となる見込みです。
ペットボトルの売払いは、今年度約400トン
を予定し、約500万円
の歳入となる見込みです。サステナスクエアに搬入された
プラスチック製容器包装は、約70%
を容器包装リサイクル協会へ引き渡し、残り約30%は汚れなどにより
リサイクルできないため、焼却処分しています。また協会を通して
リサイクル事業者に引き渡した
プラスチック製容器包装は、炭素と水素に分解され、
ドライアイスとアンモニア
の原料に
リサイクルされます。
プラスチックごみの削減については、
一般廃棄物減量等推進審議会を初め一部
の審議会で飲料
の提供
を廃止し、マイボトル
の持参
を促す取り組み
を行っています。また、ごみ
の減量や適正排出について
の勉強会
を小学校や区会などから
の依頼に応じて開催しています。今後は、これら
の取り組み
をより積極的に行うとともに、給水機設置など
の議員御提案
の点についても調査研究
を行っていきます。
プラスチック容器包装の収集回数については、今年度
を試験収集期間と位置づけ、月2回としています。今後
の収集回数は
市民アンケートや実際
の収集量など
を総合的に考慮し、検討していきます。
○副議長(山本美和君) 五十嵐市長。
〔市長 五十嵐立青君登壇〕
◎市長(五十嵐立青君)
プラスチックごみの削減は、先日日本で行われたG20でも取り上げられたように世界的な課題となっています。この課題
の解決には、つくば市だけではなく全国で
プラスチックごみ削減に取り組む必要があります。
全国首長会では分科会なども希望どおりに割り当てられるとは限らないため、
全国首長会に限らず、適切な機会
をとらえて発信につなげていきます。また市では、
スタートアップを初めとした社会課題
の解決に取り組む研究や企業に対して積極的に支援しており、
代替プラスチック関係のスタートアップや研究に関する調査も行っていきます。
高エネ研南側未利用地については、平成29年4月に
総合運動公園事業検証委員会から提出された報告書によると、つくば市においては過去に本件
のような大規模な土地取得
を行った経験がなく、適正な
土地価格評価について市側
の知見が乏しく、価格
の適正さ
を担保するため
のルールが未整備であったとも報告されており、大規模な土地取得における適正な価格算定
のため
の鑑定評価
のルール化、大規模な土地取得等における
対象選定ルールの整備、プロセス
の透明化
の提言
を受けているところであります。
○副議長(山本美和君)
松本市長公室長。
〔
市長公室長 松本玲子君登壇〕
◎
市長公室長(松本玲子君) 災害時
の飲み水
の確保については、現在洞峰公園も含めて15カ所
の災害用井戸と、6カ所
の上水道に連結した貯水槽があります。そのうち、停電時には、13カ所
の施設が飲み水
の確保に利用できるようになっています。
東日本大震災の経験から飲み水
の確保は大変重要と考えますので、水
の備蓄に加え、災害用井戸や貯水槽など
の計画的な施設整備
を検討していきます。
○副議長(山本美和君)
藤後総務部長。
〔総務部長 藤後 誠君登壇〕
◎総務部長(藤後誠君) 正規と非正規職員については、これまで、それぞれ
の役割
を考慮しながら人員
の確保に努めてきました。正規職員については、今後も業務改善による効率化
をさらに推進するとともに、社会情勢や財政状況なども見極めながら、適正かつ計画的に確保していきます。
○副議長(山本美和君) 滝口議員。
◆26番(滝口隆一君)
プラスチックごみの費用、随分かかりますね、1億円、41億円、44億円、
リサイクル工場の建設費が40億円と、あと年間
の運営費が4億円超えるという状況ですね。これ、動き始まったばかりですから、まだ見えないところがあろうかと思うんですが、結構お金がかかるということですね。実際問題としては、お金がかかっても
海洋プラスチック汚染はどうもなくならないという
のが現実かなと思います。つくば市は一生懸命頑張っているということですけれども、それだけではどうも大変だなあと思います。
ちょっとお聞きしたいんですが、70%
リサイクルということで
ドライアイスとかアンモニアとか、そういう形で使うということになっているんですが、固形燃料とか発電焼却などには全然使っていないんでしょうかね。その辺はどうなんでしょうか。
○副議長(山本美和君)
風見生活環境部長。
◎
生活環境部長(風見昌幸君) つくば市から排出される
プラスチック容器包装は全て、先ほど答弁しました炭素と水素に分解されて、
ドライアイスとアンモニア
の原料になります。
○副議長(山本美和君) 滝口議員。
◆26番(滝口隆一君) そういう形で
リサイクルが進むってことは大事なことだろうと思うんですが、国全体
を見ますと、熱回収という形で
リサイクルの中に含まれているということにもなりますんで、基本的にはこの
プラスチックについては、もう作らせないという
のが大事なことなんだろうと思います。市長もこのこと
をしっかり述べていただきましたんで、つくば市だけでこれは解決するものではないですけれども、一応つくば市として、やっぱりやる気だよという
のを見せていくということが大事だと思いますので、
ペットボトル飲料の自動販売機、やっぱりなくすことという
のは一つ
の象徴的なやり方かなと思います。ぜひ検討して、お願いしたいなと思います。よろしくひとつお願いします。それはそれでお願いします。
それから次に、上水確保ですね、これも災害や井戸など考えていくと思っております。ただ私は、公ができる対策として、上水道に連結した
耐震防火水槽に注目しているんですが、もちろん上水道がとまれば水
の供給がとまってしまうんですが、水槽ですから一定
の水は確保できます。
東日本大震災以来、この施設は増加しているんでしょうか。
○副議長(山本美和君)
松本市長公室長。
◎
市長公室長(松本玲子君)
東日本大震災の後に上水道に連結した貯水槽
の追加整備は行っておりませんが、飲み水確保
の対策として、吉沼小学校と春日学園
の既存井戸
を、停電時にも利用できるように発電機
を設置いたしました。茨城県でも、震災
の後に洞峰公園は災害用井戸として設置
をしていただいております。また、市内
の自主防災組織による防災用
の井戸
の整備
を促進するために、平成27年度からその整備費用
の一部
を助成しているところでございます。
○副議長(山本美和君) 滝口議員。
◆26番(滝口隆一君) 申しわけないけれども、やっぱり作っていないんだよね。防災用井戸が自治会でつくられていることはいいことなんですが、肝心
の自治会が必要なところにはつくられていなくて、日常的な管理は誰がやる
のか、やっぱり課題があるということです。なかなか数がふえない現状なんですよね。そこで一つお聞きしたい
のは、開発地区には幾つか公園がつくられていると思いますが、その際に井戸
を設置するという考え方はどうでしょうか。日常的にはトイレに対応し、災害時には飲料水に使えるような、そういうもの
の必要性っていう
のはあるかと思うんですが、この辺についてはいかがお考えになりますでしょうか。
○副議長(山本美和君)
松本市長公室長。
◎
市長公室長(松本玲子君) 議員がおっしゃるように、日常的な用途もあり、災害時にも使えることは大事な視点かと思います。設置場所につきましては公園だけに限らず、学校や交流センターなども含めて公共施設
の活用については関係部署とも協議しながら検討していきたいと思います。
○副議長(山本美和君) 滝口議員。
◆26番(滝口隆一君) もう一つお聞きします。防災計画
の資料編では、避難所に指定されている学校
の井戸設備9カ所ありますが、今答弁があったんですが、春日
を含めますと10カ所なんだそうです。吉沼と春日
を除いて後は災害時は利用不可となってんですよね。これはどういうことでしょうか。
○副議長(山本美和君)
松本市長公室長。
◎
市長公室長(松本玲子君) 災害時利用不可と書いてありますが、これは停電時に利用できないという意味でございます。
東日本大震災以降、吉沼小学校と春日学園は停電時にも利用できるようにいたしましたけれども、それ以外については非常用電源が備えられていないために、現在では停電時に利用できない状況となっております。対策が必要だと思っておりますので、対策
を検討していきたいと思います。
○副議長(山本美和君) 滝口議員。
◆26番(滝口隆一君) 自治会へ
の井戸保全は引き続きお願いしたいと思いますが、同時に市として
の対策も必要だと思います。
耐震防火水槽は、消火栓
を2基つけた構造
のものには国
の補助金が出ます。現在上水道は市
の西部地区に管路
を伸ばしています。これは
耐震防火水槽を計画的に設置していくいい機会になります。
さらに、今つくば市は確かに学校建設などに多額
の費用がかかります。しかし、地域防災は必要です。新しい住宅開発区は上水道だけが頼りです。
耐震防火水槽で言えば2年か3年ごとに一つずつ設置していくとか、計画が必要だと思いますが、見解
をお述べいただきたいと思います。
○副議長(山本美和君) 五十嵐市長。
◎市長(五十嵐立青君) 災害時
の飲み水確保
のために、災害用井戸や上水道に連結した貯水槽など
の施設整備という
のは大変重要であると認識していますので、貯水槽も含め、井戸
の活用など市全体
のバランス
を考えた整備
の方針
をつくっていきたいと思います。
○副議長(山本美和君) 滝口議員。
◆26番(滝口隆一君) せっかく井戸があってもね、学校
の井戸設備が災害時に利用不可という
のが情けないですよね。昨日、きょう
の状況
を見ますと、もう停電だと全然使えなくてね、それで学校へ来てくれというね、そういう報道が大分されています。これは早急に手
を打つべきじゃないかと思うんですが、いかがでしょうか。要するに発電機
を設置するということでね、何とか早めに手
を打つべきだと思うんですが、よろしくお願いします。
○副議長(山本美和君) 五十嵐市長。
◎市長(五十嵐立青君) 先ほど公室長答弁しましたけれども、やはり停電時に学校井戸が使えるということ
を、どういう形ができるか
を考えていきたいと思います。
○副議長(山本美和君) 滝口議員。
◆26番(滝口隆一君) ぜひ、防災計画
を見ていて感じた
のは、やっぱり水源確保
の目標と推進計画っていう
のが欠けているように思いますんでね、今
の議論
の中でそういうことが必要だということが明確になってきておりますので、ぜひとも、今後とも計画も含めて推進
をしていかれるようにお願いしたいと思います。
次に、高
エネ研南側用地についてでございます。
今、プロセス
の透明化
の提言も受けているということで、40億円でしか売れないかどうかまだわかりませんが、40億円という数字
を出してしまえば、それでしか売れない
のではないかと思わざる
を得ません、現実はね。そういうことで、どうしてこれが26億円も高くつくば市に売られてしまった
のかという
のは、かなり問題があるんじゃないかと思います。
担当部長に聞きますが、公団から売却
を受ける際、この土地
を総合運動公園用地として公共利用するものとして買収したんでしょうか。
○副議長(山本美和君) 中根
都市計画部長。
◎
都市計画部長(中根祐一君) 土地売買に関する契約については、つくば市が施工する総合運動公園整備事業
のために必要な土地としてつくば市開発公社といわれる都市機構
の間で土地売買
の契約
を締結しておる状態でございます。
○副議長(山本美和君) 滝口議員。
◆26番(滝口隆一君) お聞きしたいんですが、そういう公共利用するということで買収したもの
を、民間に売却するということはあるんでしょうか。
○副議長(山本美和君) 中根
都市計画部長。
◎
都市計画部長(中根祐一君) 市が公社から取得しておりますので今、公募
をかけている状態ですが、その中で適正価格、土地鑑定環境
を行い、その後
の民間売買という提案でやっていますので可能だとは思っております。
○副議長(山本美和君) 滝口議員。
◆26番(滝口隆一君) そうなりますと、公共用地として買収したというわけではないということになるんですよね。例えば国が売却する土地は公共用地
の場合、新住宅法で、原価プラス利子
の簿価で販売する規定になっています。区画整理法
の県有地についても公共用地については五十数%で自治体に売却しています。つくばみらい市は80%だって話は聞いていますから、必ずしも50%が絶対だとは言いませんが、しかし高
エネ研南側用地では、公団と市はどういう交渉
をやっていたんでしょうか。つまり、公共用地だから新住宅法に基づくべきだから割引しろとか、公団に迫った場面って
のはあったんでしょうか。
○副議長(山本美和君) 中根
都市計画部長。
◎
都市計画部長(中根祐一君) これにつきまして先日
の全員協議会でも
説明しましたとおり、当該地は新住宅市街地事業ではなく、土地区画整理事業が施工された土地となることから、土地
の購入に際しまして新住宅市街地開発法に基づく議論は特段行っていませんでした。
○副議長(山本美和君) 滝口議員。
◆26番(滝口隆一君) いわゆる一団地
の研究所
の開発ですよね。その場合に、一団地
の研究所開発
の手法は新住宅法と余り変わりないんですよね。つまり、土地収用法もバックにしながら坪単価1,000円で買っているわけで、やり方としては新住宅法と同じやり方なんですよね。そういうことであれば、新住宅法が適用される
のではないかという議論はできるんですよね。できる可能性ってあるんですね。一団地
を地方自治体
の公共利用に使うときに、どうせいこうせいという規定はないわけですよね。ないわけだから、同じやり方
をしている新住宅法で詰めてみるという議論
の方向はあってもいいんじゃないかと私は思うんですが、どうでしょうか。
○副議長(山本美和君) 中根
都市計画部長。
◎
都市計画部長(中根祐一君) 新住宅市街地開発法
の目的は同法
の第1条にもあるように、住宅に困窮する国民に居住環境
の良好な相当規模
の住宅
を供給することであることから、土地区画整理事業で整備されましたこの運動公園用地、購入した当該地へ新住宅市街地開発法
の類推適用はちょっと難しい
のかなと考えております。
○副議長(山本美和君) 滝口議員。
◆26番(滝口隆一君) 聞いときますが、公団からも、そういうふうなことで新住宅法
の適用があるとかないとか、そういうことについて
のお話も聞いてないわけですよね。それから、こちらからも言ってないということで、あくまでも一団地ということだけで事が済んだわけです。進めてきたという
のが現実ですね。そういうことでいいですか。
○副議長(山本美和君) 中根
都市計画部長。
◎
都市計画部長(中根祐一君) そのとおりです。
○副議長(山本美和君) 滝口議員。
◆26番(滝口隆一君) それでね、今おっしゃったように、土地区画整理法
の中であそこが確保されたという
のはちょっと違うんじゃないんですか。だって一団地ですから、土地区画整理であの土地
を生み出したという経過はないですよ。
○副議長(山本美和君) 中根
都市計画部長。
◎
都市計画部長(中根祐一君) 昭和43年8月12日ですね、1月
の官公庁施設として都市計画決定しております。
○副議長(山本美和君) 滝口議員。
◆26番(滝口隆一君) だから区画整理法じゃないんですよね。都市計画法ですよね。決定しただけ
の話ですよね。手法としては、決定しただけですから当然やり方は新住宅法と同じだし、一団地
のもの
を販売するルールって
のはないんですよね。だから逆に言うとその辺
の議論
を、やっぱりやることができるんじゃないかと思うんですよね。進めてきた
のは市原市政当時なんでね、現在
の五十嵐市政
の最終責任ではないとは思うんですが、私はどうもこの経過
を見ますと、公団
の言いなりで買ったというような感じ
を受けているんですね。私は、もう一度五十嵐市長から、公団と論理
を立てた形で粘り強く交渉すべきじゃないかと私は考えます。
実際問題としては私も、あの土地、不良資産みたいな感じで受けとめてもいたんですが、早く処分したいなということも私も同様ですが、あくまでも公共用地ですのでね、土地利用
のやり方が全員協議会で示されましたので、ことし中に決めてしまうという
のはちょっと早いんじゃないかと。やっぱり形がようやく市民
の前に示されましたので、これ
を受けた形で市民
の声とか知恵
を受けとめていく、そういう期間が必要になってくるんじゃないかと、そう思います。
また同時に、もう一度やっぱり公団と
の交渉という
のも必要になってくるだろうと思います。そうしたこと
を解消しながら住民も、この流れ
の中で納得してこの処分
をしていく、また開発
をしていく、こういうことが必要じゃないかと思います。そのこと
をまず意見として述べて、この問題は終わりにしたいと思います。
○副議長(山本美和君) 中根
都市計画部長。
◎
都市計画部長(中根祐一君) 済みません、先ほど
の答弁
の中で、追加させていただきたいと思います。1月
の官公庁施設として昭和43年に都市計画決定されまして、その土地区画整備事業によって整備されたという土地であるということ
を追加させていただきます。
○副議長(山本美和君) 滝口議員。
◆26番(滝口隆一君) そこがよくわからないんですよ。土地区画整備事業という
のは何割減歩とか何かという形で生み出していくわけですよね。だけれども、一団地
の場合は単純買収で買っているわけですよね。そうじゃないんですか。
○副議長(山本美和君) 飯野副市長。
◎副市長(飯野哲雄君) 面
を整備する事業、市街地開発事業というんですが、これは新住宅市街地開発事業もそうです。土地区画整備事業もそうなんですね。一団地
の官公庁施設というものは、いわゆる面整備事業じゃなくて施設
の決定なんですね。ですから事業者という
のは文部科学省になりました、高エネ研
の場合。ですから、施設
の整備、施設
の都市計画決定と市街地開発事業
の都市開発決定と、多分混同されているんじゃないかなと思います。
○副議長(山本美和君) 滝口議員。
◆26番(滝口隆一君) 余り細かくそこまで議論しなくてもいいですが、私ども
の理解ではやっぱり、あくまでも新住宅事業と同じ形で、研究事業地って
のは単純買収でやられたという
のは、私
の理解ですよね。そういう点で、都市計画決定は、それはこういうもの
をつくるっていう形で
の都市計画決定はされているとは思うんですが、当然やり方としては単純買収でやられている以上は新住宅法と何ら変わりないという
のが私
の理解なんですけれどもね。
そういうことで、ちょっと問題がずれている
のかもしれませんけれども、そういうことでいけば議論
の余地はあるんじゃないかと私は思うんですけれどね。ぜひ、ひとつ検討していただきたいと思います。
次に、正規と非正規職員についてであります。
適正に確保していくということでございます。確かに、五十嵐市政になり、2018年度
の職員構成では対前年69
人の増となり、この間
の努力が認められること
を一言述べておきたいと思います。
次に、現状で雇用されている非正規職員
を正規職員に任用替えすることは原則的にできないと認識しておるんですが、法的にはどのような整理な
のかお聞かせ願いたいと思います。
○副議長(山本美和君)
藤後総務部長。
◎総務部長(藤後誠君) こちら、これら
の規定は全て
地方公務員法に載っておりまして、法で15条、17条、22条といったところに載っているんですが、こちらからも正規職員へ
の任用替えはできないものと認識しております。
○副議長(山本美和君) 滝口議員。
◆26番(滝口隆一君) 昔はとりあえず臨時職員で入れて、それで正規職員に一定たったら引き上げるとか、そういうようなやり方
を大分とられた時代もあったように思います。法に基づいて運用していくってことが必要だと思いますんでよろしくお願いします。
最後
の質問になるかと思うんですが、職員には年次休暇が20日ありますが、昨年度
の平均取得日数はどのくらいになるでしょうか。また、休職扱いになっている職員は現在は何
人いらっしゃる
のでしょうか、お聞かせ願います。
○副議長(山本美和君)
藤後総務部長。
◎総務部長(藤後誠君) まず平均取得日数でございますが、昨年度13.6日となります。それから休職者数ですが、18名となっております。
○副議長(山本美和君) 滝口議員。
◆26番(滝口隆一君) これから意見なんですが、政府も年次休暇は全部とれと指導しています。まだつくば市はとれていません。大体13.6日、13日あたりが大体この間
の何年間
の現状ではないかと思います。それから長期療養
の休暇
の方、直近では18名でしょうが、20名
を超えているという数値もあります。それで、単純ではないとは思いますが、正規職員
の数が不足しているということ
のあらわれ
のように感じます。当面、正規と非正規
の割合
を以前
のように6対4
を目指すべきと考えます。ぜひとも実行されるようお願いしまして私
の質問
を終わりにしたいと思います。
○副議長(山本美和君) これにて、滝口隆一議員
の一般質問
を終結いたします。
次に、17番議員浜中勝美議員。
浜中勝美議員から一般質問に関する資料
の配付申し出がありましたので、これ
を許可し、各机上に配付しておきました。
〔17番 浜中勝美君登壇〕
◆17番(浜中勝美君) 17番議員、公明党
の浜中です。通告に従いまして一般質問します。
今回は働き方改革と健康経営について、地区防災計画についてお伺いします。
初めに、働き方改革と健康経営についてお伺いします。
従業員
の健康は企業経営
を支える重要な基盤でありますが、過重労働による心身
の不調や生活習慣病
の増加、それらに伴う医療費負担
の増加など、その基盤
を揺るがすリスクは年々高まっています。働き方改革関連法
の施行により、長時間労働
の是正や従業員
の労働状況
の適切な把握など、健康増進へ
の取り組み
を経営上
のコストではなく戦略的な投資と位置づけ、生産性向上や医療費負担
の削減、さらには企業
の生産性
の向上、イメージアップ
を目指す健康経営
の推進が求められています。以下
の取り組みについてお伺いします。
1点目、働き方改革について前回も質問させていただきましたが、働き方改革関連法
の一環として、労働安全衛生法
の改正もあり、産業医・産業保健機能
の強化もあります。その趣旨は、産業医・産業保健機能
の強化
を図ることによって労働者
の健康
を確保しようとするものであり、その趣旨が確実に生かされるためには、事業者が産業医と
の信頼関係
を築き、権限
を与え、専門的な知見
を得て産業保健機能
を強化することが必要です。そこで、職員に対する取り組みについてお伺いします。
2点目、前回
の質問で、教師には限定された業務以外残業手当が支給されない、そもそも時間外勤務手当、休日勤務手当がないと
のこと。時間外で行っている業務は教師
の自主的、自発的な行為であり、労働ではないと疑問
を申し上げました。御答弁で、プロジェクトチーム
を立ち上げ、10月
を目途に改善等
のプラン
を策定していくとありました。文部科学省によると、うつ病など精神疾患が2000年度から現在は倍増しているようですが、その原因が多忙にあると推測しており、教員に強いられる時間外労働は健康面に大きな影響
を及ぼしているとありましたので、教員に対する取り組みについてお伺いします。
3点目、協会けんぽ茨城6月号「健康経営
を始めてみませんか」
を机上に配付していただきましたが、その中で従業員
の健康と企業経営
の双方に配慮した健康経営が今注目
を集めていますとあり、健康経営に取り組む事業主様が続々と増えています。制度について、詳しくは茨城県や経済産業省
のホームページ
をごらんくださいとありますように、行政でも従業員
の健康
のため
の投資に力
を入れておりますので、つくば市として企業に対する取り組みについてお伺いします。
次に、地区防災計画についてお伺いします。
8月下旬に列島沿いに停滞した前線は九州北部に猛烈な雨
を降らせ、大規模な冠水や家屋
の浸水など大きな打撃
を与え、4
人の方が亡くなられております。また、9月に入って三重県で
の水害、台風
の上陸、昨日
のゲリラ雷雨など大きな災害が続いて発生しております。これら
の被害に遭われた皆様に心からお見舞い申し上げます。地球温暖化
の影響と見られる気象災害は数十年に一度、過去に経験
のないような災害が頻繁に発生しております。また、日本列島は南海トラフ地震や首都直下型地震
の切迫度が高まり、マグニチュード7級
の地震はいつ、どこで発生してもおかしくない災害多発国であります。命と生活
を守るためには、どのように備え、災害時にどのように行動すべきか、中央防災会議
の産業部会が昨年末、行政が一
人一
人を助けることはできないとして行政
の力
の限界
を明確にし、自ら
の命は自らが守る意識
をと呼びかけたこともその一つであり、同会には自助共助
の取り組み
を公助が支援することに防災意識社会が構築すると力説し、防災減災
の主体は住民であること
を強調しております。
そこで、自分たち
の地域は自分たちで守ると、地域
の自治会やマンション
の管理組合など地域コミュニティが災害時
の避難方法など
を自ら立案する地区防災計画制度が、平成25年
の災害対策基本法
の改正で創設され、5年経過しました。市内各地域で地区防災計画
の策定が進むことがつくば市全体
の災害対応力
の向上につながると考えます。
私ども
の会派では、山本議員が平成26年9月議会、1年後
の平成27年9月議会、小野議員がこの地区防災計画について質問しており、地区防災計画については筑波山山麓
の危険な地域だけに限らず、市全体にひろげていきたいと御答弁されております。机上に私ども
の機関紙、水戸市
の地区計画策定率100%
の先進事例
の記事
を配布させていただきました。私も水戸市に確認させていただきましたが、水戸市では市内
の34
の小学校区が自治区となっており、
自主防災組織を設置、その全地区で地区防災計画
を策定しております。策定はまず市で計画
のひな形
をつくり、そのひな形
をもとに各地域ごとに防災危機管理課
の職員が、会長や防災
の核になっている方々へ
の説明会や、地区ごと
の実態
を反映した計画策定へ全面的なサポート
をしたそうであります。
私
の住んでいる上郷地域、小貝川流域でもあります。インターナショナルスクールがあり、外国
人の子供たち
の学校もあります。8月には上郷地区活性化協議会が設立され、上郷小学校区で防災
の集いも計画しております。また上郷高校跡地
の陸上競技場が決定されれば、付属的な役割として防災機能
を備えたオープンスペースとして震災に備えた対応、水害に備えた対応拠点となってまいります。上郷地域、防災意識が高まりつつと感じているところでもあります。このようなことから今回取り上げましたが、つくば市
の現状と課題、今後
の取り組みについてお伺いします。
以上、壇上から
の質問とします。
○副議長(山本美和君)
藤後総務部長。
〔総務部長 藤後 誠君登壇〕
◎総務部長(藤後誠君) 職員に対する取り組みについては、職員
の健康管理等
のため労働安全衛生法に基づき衛生委員会
を設置しています。この衛生委員会は月1回程度開催し、職員
の健康増進や職場環境
の改善などについて、産業医
を含めた委員で調査、審議し、その結果
を職員に周知するとともにさまざまな課題
の解決に取り組んでいます。産業医と連携した健康経営
の具体的な取り組みとして、定期健康診断とストレスチェック後
のフォローが必要な職員に産業医が面接指導
をしています。そのほか過重労働者へ
の面接指導、職場巡視、メンタルフェース講座
の講演など、職場環境
の改善や職員
の健康教育
の役割も担っています。今後も産業医と連携しながら職員
の健康
の保持、増進
を図るとともに、長時間労働
の是正や適正な休暇
の確保など
の働き方改革に積極的に取り組み、職員
の健康
を守り、多様なワークライフバランス
を実現できる職場づくり
を目指していきます。
○副議長(山本美和君) 森田教育局長。
〔教育局長 森田 充君登壇〕
◎教育局長(森田充君) 教職員
の働き方改革については前にもお答えしましたとおり、ことし5月に教育局職員と学校
の代表者
を構成員としたプロジェクトチーム
を立ち上げ、教職員
の労働時間
の改善等について検討
を進めています。今後は教職員
の業務
の整理、削減
を議論し、10月末
を目途にアクションプラン
を策定します。
働き方改革は早急な対応が必要なことから、アクションプラン
の策定
を待たずに、タイムカードによる勤務時間管理、各学校へ
の文書集配、留守番電話
の導入、部活動報酬
を策定して
の、適正な活動時間
の設定等
を行いました。校長会においても、市全体で実施する行事
の見直しによる削減や実施方法
の変更等
を行っています。
また教職員
の健康保持については、毎月
の時間外労働が基準
を超えている場合や、ストレスチェック
の結果が高ストレスと判断された場合等に産業医と
の面接
を勧奨するとともに、希望者が面接指導
を受けられるよう取り組んでいます。今後働き方改革は、保護者や地域
の皆様
の御理解、御協力なくしては実現できないので、丁寧に周知や協力依頼
を行い進めていきます。
○副議長(山本美和君) 篠塚経済部長。
〔経済部長 篠塚英司君登壇〕
◎経済部長(篠塚英司君) 企業に対する取り組みについては、企業訪問時に子連れ出勤やテレワーク
の実施、男性
の育児休暇取得等についてヒアリング
を行い、働き方改革へ
の取り組みに対する現状把握に努めています。また、昨年開催した市内工業団地企業連絡協議会
の会員企業向けセミナーでは、働き方改革
をテーマとした講演
を行い、その必要性や効果について共有する機会
を設けました。本年も、多く
の企業
の参加が望める就職支援イベント時に茨城労働局と連携し、働き方改革相談会
を実施する予定があり、これら
の啓発事業を通して、企業
の主体的な取り組み
の推進につながっていくものと考えています。
○副議長(山本美和君)
松本市長公室長。
〔
市長公室長 松本玲子君登壇〕
◎
市長公室長(松本玲子君) つくば市
の地区防災計画
の現状については、平成27年度から土砂災害リスク
の高い筑波山麓
の地域10地区において、市が地域に入り、支援しながら、それぞれ研修会やワークショップ
を複数回ずつ開催し、地区住民が主体となって地区
の特性に応じた地区防災計画
を策定しました。
課題としましては、地域が主体となって策定していく必要があるため、策定意義
を理解していただくことや時間がかかっても丁寧に意見
をまとめていかなければならないこと、計画が形骸化しないように活動
を継続していく必要があることなどが挙げられるため、つくば市では一つ一つ丁寧に進めてきております。
今後は、小貝川や桜川
の浸水リスクが高い地域に呼びかけ、地域
の特性に合った地区防災計画が策定されるように進めていきます。
○副議長(山本美和君) 浜中議員。
◆17番(浜中勝美君) 御答弁ありがとうございました。順次、再質問させていただきます。
まず、働き方改革と健康経営についてお伺いします。
少し長文になりますけれども、早稲田大学教育総合科学学術員
の黒田教授、この働き方改革と健康経営について次
のように述べられておりますので、読ませていただきます。
長時間労働が常態化した我が国も、この数年で働き方
の見直しが加速しています。2014年に週60時間以上働く
人の割合は従業員30
人未満
の小規模企業で16.1%、30
人から500
人未満
の中規模企業で13.1%、500
人以上
の大規模企業では12.4%でした。その後働き方改革が2016年9月に起動し、これら
の数値は5年間
の間に徐々に低下し、2019年3月時点では小規模企業11.8%、中規模企業10%、大規模企業9%まで低下しています。2019年4月
の改正労働基準法
の施工
を受け、大企業には罰則つき
の時間外労働上限規制が課せられることになりましたが、それに先行して、多く
の企業が長時間労働是正に取り組んでいることが見てとれます。
しかしながら、依然として労働者
の1割程度は週60時間以上働いている状況です。人手不足が深刻化する中、今後は時間数
の是正だけでなく、その先
を見据え、生産性
の向上
を意図した働き方改革が求められる段階に入っていくと、そして働き方と健康について、経済学
の視点からでは仕事以外
の活動も全て生産と定義し、余暇
を楽しむことも一種
の生産活動とみなします。その生産活動に不可欠な要素
の一つが健康です。個人
の厚生
を高める健康
の維持、促進
を、経済学では健康資本投資と呼んでいます。経済学には、一般的には投資は収益
を回収できる
人が行うべきという発想があります。
例えば高等教育機関に進学する、あるいは専門学校で仕事に必要な知識
を身につけるといった教育資本投資は、個人が負担することが一般的です。投資した本人にリターンがあると考えられているためです。同時に、健康についても教育と同様、健康であること
のリターンは本人が享受することになることから、健康基本投資
の費用は個人が負うべきと考えられてきました。
しかし、高度経済学
の研究からは、人々は現在
の健康状態が当面
の間続くに違いないと過信して、健康へ
の投資
を怠ってしまう傾向があることが明らかになっており、個人には過小な健康投資になってしまうため、第三者
の介入、企業による健康経営
の重要性が認識されるようになってきました、とありました。
労働者
の健康保持増進に積極的に取り組む事業所が増えています。行政でも従業員
の健康
のため
の投資に力
を入れておりますが、行政職員についても言えることだと思います。また教員については、文部科学省でも、学校における働き方改革に関する工程表があります。
そこで再質問ですが、御答弁で、職員
の健康管理
のため労働安全衛生法に基づき衛生委員会
を設置し、月1回程度委員会
を開催して産業医と連携し、問題課題解決に取り組んでいるとありました。今回、産業医
の権限付与及び情報提供が事業主に義務づけられています。その情報には健康診断、長時間労働に対する面接指導、ストレスチェックに基づく面接指導実施
の既に講じた処置、または講じようとする措置
の内容に関する情報、時間外、休日労働が1カ月あたり80時間
を超えた労働者
の氏名など、産業医が労働者
の健康管理
を行うために必要と認めるものとなっています。
そこで現状
を少し教えていただきたい
のですが、まず、先ほど週60時間以上働いている状況についてありましたが、1カ月あたりにすると時間外労働が80時間
を超えますけれども、市
の職員で時間外、休日労働時間が1カ月あたり80時間
を超えた労働者、どれくらいいますか。できれば割合
をお願いします。前回133
人ということありましたけれども、どうでしょうか。
○副議長(山本美和君)
藤後総務部長。
◎総務部長(藤後誠君) 月あたり80時間
を超えたというところで申し上げますと、延べで申し上げますと77名、実数で49名、割合としまして3.2%となります。
○副議長(山本美和君) 浜中議員。
◆17番(浜中勝美君) わかりました。では同じ質問、教員はどうですか。
○副議長(山本美和君) 森田教育局長。
◎教育局長(森田充君) 教育委員会としましては、各学校から毎月教職員
の出退勤管理集計表というもの
を提出させまして、それによって把握しておりますけれども、それによりますと対象が1,300
人程度おりますが、4月、5月、6月、7月
の4カ月間平均
をしますと80時間
を時間外で超えている者が約150
人ということで、11.5%という結果でございます。
○副議長(山本美和君) 浜中議員。
◆17番(浜中勝美君) わかりました。ありがとうございます。職員については3.2%、教員については11.5%とありましたけれども、前回も申し上げましたけれども、教員アンケートでは教員
の45%が週60時間以上働いていると、70%が休日出勤していると、そういうふうに書いて回答されておりますけれども、11.5%ということは、それが改善されている
のか、もう少しこの辺については、教員については調査が必要ではないでしょうか。その辺は要望にしておきますので、その辺
の調査、もう少し詳細についてお願いします。
それでは、ストレスチェックで
の高ストレス者
の割合、またその対応、管理職員に対する研修などについてはどのような形で行われている
のかお伺いします。
○副議長(山本美和君)
藤後総務部長。
◎総務部長(藤後誠君) まず割合で申し上げます。9.6%となります。高ストレス者へ
の対応につきましては、まず希望
をとります。希望者には産業医
の面談
を実施しているところです。
それから管理職に対する研修、こちらは分析、個人
の分析
の内容という
のは、私たち職員は一切見ることができません。ただ、業者で集団分析というもの
をしていただけるようになっています。部単位とか、それから大きな課単位とかというところでは集団分析
をいただいております。その集団分析に基づいて、その職場
の環境
の改善など
の取り組みについて講座
をしております。対象は所属長になります。
○副議長(山本美和君) 浜中議員。
◆17番(浜中勝美君) わかりました。ありがとうございます。それでは同じ質問、教員ではどうですか。
○副議長(山本美和君) 森田教育局長。
◎教育局長(森田充君) ストレスチェックにつきましてはまだ本年度は実施しておりませんので、昨年、平成30年度
のストレスチェック
の結果で申し上げますと、対象者1,245
人のうち回答があった者が1,218
人、その中で高ストレス者というものが156
人で、これは回答者
の12.8%になります。実際、この高ストレス者に対して
の対応としましては、まず産業医
の面接指導
を勧奨したわけですけれども、実際に受けた者は1名だけでございました。
管理職
の研修としましては、学校で校長会、教頭会というもの
を定期的に開いておりますので、私どもそこに必ず出席して、働き方改革について
の研修という
のは随時行っているという状況でございます。大変管理職
の意識は高まっておりまして、校長会、教頭会
の中で独自に、自ら働き方改革
を協議する部会
を作っておりまして、そこで改善
の方法
を話し合い、実践しているというところでもありますし、先ほど
の出退勤時刻
の確認も校長できますので、それによって個別に対応するように今なっているという状況でございます。
○副議長(山本美和君) 浜中議員。
◆17番(浜中勝美君) わかりました。ありがとうございます。やっぱり教員が少し多いように感じるんですけれども、また今回、努力義務として事業主は産業医が労働者から
の健康相談に応じて適切に対応するために必要な体制、整備、その他必要な措置
を講じるように努めなければならないと、そういう部分にありますけれど、ことがありますが、これについては衛生委員会、先ほどありましたけれども、また産業保健スタッフ、保健師などいるかと思いますけれども、そういう方々
の役割が重要になってくると思いますけれども、現状衛生委員会
の構成と協議内容についてはどういうこと
を協議されている
のか、その辺
を教えていただければ。
○副議長(山本美和君)
藤後総務部長。
◎総務部長(藤後誠君) 前回
の構成ですが、まず私、総務部長、それから産業医が1名、保健師が4名、それと職員組合から
の選出者など14名。合計20名で組織しております。内容としまして職場環境改善など、さまざまな課題
の解決に取り組んでおります。
○副議長(山本美和君) 浜中議員。
◆17番(浜中勝美君) わかりました。では同じ質問、教員ではどうですか。
○副議長(山本美和君) 森田教育局長。
◎教育局長(森田充君) 衛生委員会につきましては、50
人以上
のというところが法的にもありますので、実際50
人以上
の学校に設置しているということになります。50
人以上
の学校という
のは具体的には義務教育学校
の4校ということになりますけれども、構成員としては校長、それから衛生管理者、衛生管理者という
のは保健体育
の免許
を持っている教員であったり、養護教育という者が学校では多くなりますが、そのほか産業医で構成されておりまして、協議内容としては勤務中
の事故防止対策、環境整備、それから健康診断等
の結果に基づいた健康管理、それから長時間にわたる労働者
の健康障害
の防止などについて協議
をしたと報告がございます。
多くは、50
人よりも少ない学校が多いですので、その学校においては衛生推進者という者
を置きます。これについては教頭や養護教員が選任されることが多いんですけれども、これら
の者が中心になって、やはり学校において働きやすい職場環境づくりということで協議
をするということで進めています。
○副議長(山本美和君) 浜中議員。
◆17番(浜中勝美君) わかりました。ありがとうございます。では、先ほど少し申し上げましたけれども、産業保健スタッフ、保健師などいるかと思うんですけれども、それはどういう方で構成されていて、どのような役割
をされている
のか、その辺もう少し詳しく教えていただければと思います。
○副議長(山本美和君)
藤後総務部長。
◎総務部長(藤後誠君) 先ほどから申し上げていますが、産業医が中心的な役割
を担っております、やはり健康経営といったところにおいて産業医が中心となっておりますが4名おりまして、おおむね週1回来ていただいている状況にあります。これ以外に臨床心理士、臨床心理士が心
の健康相談という
のを月1回、総務部で設けていまして、そこで職員から
の初期段階
の悩み相談
を受けております。
それからワークライフバランス推進課
の保健師2名、こちらが産業医
の面接指導に関する事前
の面談、それからアフターフォローなど、産業医や臨床心理士と連携しながら職員
の健康管理に取り組んでいるところです。
○副議長(山本美和君) 浜中議員。
◆17番(浜中勝美君) わかりました。ありがとうございます。少し詳しく伺いました。本当に今、健康かつ安全な職場づくり、そういう職場づくり
のために職場全体で問題点
の解決
を見出していく、そういうところに健康へ
の関心が高まり、主体的な健康づくりについてよい環境が生まれてくるんじゃないかなと、そういうに思います。そのためには衛生委員会が法令
の趣旨にのっとり、機能していくことが不可欠だと思います。
また、保健スタッフ
の役割としては、御答弁にありましたように職業に起因する健康障害
を予防すること、健康と労働
の調和
を図ること、また労働者、事業主、双方に対して組織的に、個人、組織へ
の健康支援
を行うことなどと言われております。今後ともスタッフ任せにしないで、取り組み強化、よろしくお願いしたいと思います。
教員については、衛生委員会、教職員50
人超
の市内4校、義務教育学校に設置されていて、その他
の50
人未満
の学校については衛生推進者
を置いて働きやすい環境づくりに努めていると、そういうことがありましたので、今後期待しますのでよろしくお願いしたいと思います。
では次に、少し教員について質問させていただきたいと思うんですけれども、御答弁で、タイムカードによる勤務時間外管理とか、留守番電話などによる、また部活動支援
を策定しているというようなものがありました。
では確認
のために、この公務災害認定
の考え方についてお聞きしたいんですけれども、タイムカードによる勤務時間管理
を行っているということで、実は、県外
の小学校
の校長
を退職した私
の友人が、交差点で登校見守り、交通安全指導
を行っているときに、猛スピードで交差点内に入ってきた自転車から児童
を守ろうと体で防ぎ、全治2週間
の安静診断
を受けました。公務災害にはならなかったと言っておりました。
教員が時間外に学校内でけが
をした場合、また過労でうつ病
を発症してしまったような場合、公務災害と認定される可能性は高い
のでしょうか。それとも、公務災害も民間
の労災と同じだと思いますけれども、認定基準に業務遂行性と業務起因性があると思いますけれども、限定された時間外、業務以外残業手当が支給されない、時間外で行っている授業は教師
の自主的、自発的な行為であり、労働ではないと、そのような場合、公務災害と認定されないんじゃないか、と私は思うんですけれども、そのような判断についてはどういう形になっているんでしょう。
○副議長(山本美和君) 森田教育局長。
◎教育局長(森田充君) 基本的には、先ほども議員からありましたように、公立
の教職員
の給与等に関する特別措置法、給特法によって超勤という
のは4項目決められているわけです。実習と学校行事、それから教職員に関するもの、非常災害時やむを得ない業務と、それ以外については時間外勤務としては認められないということが基本で、自発的な活動であると考える
のが基本ということにはなっておりますけれども、これまで
の事例
を見ますと、個別に検討がされて、時間外であっても業務として
の意味があったか、ないかと、そんなところで、公務災害として認定されているものもあるとは認識しております。ただ、その辺が非常に難しいという
のが、今議員
のおっしゃったとおりな
のかなと思っています。
そういう意味でも、このタイムカードによる時間
のしっかりした記録とか、それから業務内容とか、そういうものが記録されていくということは、教員
を守るためにも必要な
のではないかなとは、私たちは考えています。
○副議長(山本美和君) 浜中議員。
◆17番(浜中勝美君) わかりました。という形にしか答えられないようなことなんですけれども、どうもわかりましたとは言えないような状況であります。これ私自身
の考え方なんですが、私は公務災害もそうなんですけれども、この、先ほど給特法
の話
をしていましたけれども、時間外手当が出ないと、それについては年金についても問題があると思っています。将来もらえる年金が支給されていれば、保険料は上がるけれども、年金も支給額が上がるんじゃないかと、そういう部分から考えたときに、これ給特法についてどうのこうの言えない部分がありますので、その辺
の部分についてはあくまでも私
の考えということで収めておきますけれども、今後検討になる
のかどうか、それは状況わかりませんけれども、その辺も含めて申し上げておきます。
それではもう1点、前回職員
の働き方改革で提案申し上げたんですけれども、文部科学省
の工程表
の中で変形労働時間制
の導入も提言されておりますけれども、その考え方については、教員に対してはどうでしょうかね。
○副議長(山本美和君) 森田教育局長。
◎教育局長(森田充君) 変形労働時間という
のは、1週間当たり
の労働時間が40時間
を超えないということ
を条件にして、忙しい期間は勤務時間
をふやして、その超過した分
を夏休み等にまとめ取りするみたいな考え方なんですけれども、文部科学省は今検討して、この間
の中教審においては言及されたというところではありますので、その動き
を私たちは注視しながら、校長などともしっかり検討していきたいなと思っています。
○副議長(山本美和君) 浜中議員。
◆17番(浜中勝美君) わかりました。ありがとうございました。教員
の方々に対しましては、勤務時間
の明確化とか、学校給食費
の公会計化とか、部活動
の見直しとか、先ほどありましたけれども、1年単位
の変形労働時間制
の導入とか、そういう部分が2020年度、2021年度実施
の運用、実施
を満たしているようなので、取り組みよろしくお願いしたいと思います。
また学校及び教師が担う業務
の明確化、適正化について、例えば登下校
の対応、または夜間
の見回り、地域ボランティアと
の連携調整など、地域や保護者と
の役割分担、連携、そういった部分も促しております。どのように時間
を配分するかという考え方
を明確にして、地域保護者に伝えて理解
を得ることが重要かなと思っていますので、今検討
を進めている状況だと思います。丁寧に周知や協力依頼
を行っていくと御答弁ありましたので、理解
を得られることが重要だと思いますのでよろしくお願いしたいと思います。
では、次に企業についてですけれども、労働者50
人未満ではストレスチェック
の実施、また産業医
の選任、また衛生委員会
の設置など
の義務がありません。努力義務です。そのような中で、市内
の労働者50
人未満
の小規模事業所では、健康づくり専門スタッフ
の不在とか予算不足など、幾つも
の困難があると思います。そのような状況
の中で健康経営
を進めていく、それにはどういう対策というか、こと
を考えられる
のか、もう少し具体的にお伺いしたい。
○副議長(山本美和君) 篠塚経済部長。
◎経済部長(篠塚英司君) 産業医
の選任
のない、労働者数50
人未満
の小規模事業者につきましては、平成20年4月から地域産業保健センター、これが全国で347カ所設置されております。茨城県でも県内に9カ所設置されておりまして、それで、ここつくば市では管轄が土浦地域産業保健センターということで、場所的には土浦市
の昔
の新治村
の役所に保健センターがありまして、そこ
の脇に別
の建物がありまして、そこで無料で、基本は電話で予約
を受け付けたりしているらしいんですけれども、そこで従業員
の健康相談とか、あと長時間労働に対する医師による面接指導、あと戸別訪問とか、産業保健情報
の提供とか
を専門
のスタッフで、社会保険労務士
の資格
を持つ方とか、あと国家資格である労働保険コンサルタントがいまして、そこで相談
を受けたり、また特別訪問体制として登録保健師が6名、産業医が3名ということで、土浦管内、つくば市
を含めて、そこ
を管理しているということでございます。
状況としては、相談件数、大体年に200件ぐらい
の、そういった小規模な事業者から相談があるということで、大体その相談
の9割が、やっぱり健康診断
の結果
を受けて所見が出た従業員について、産業医
の当然所見
を受ける義務がございますので、それが大体9割ぐらいということで伺っております。200
人のうち大体、つくば市が占める割合は3割から4割ぐらい
の利用があるということでございますので、こういったすばらしい制度がある
のを、まだまだ私どももPR
をしておりませんので、今後はホームページとか小規模事業者が多く会員である商工会等を通じて、こういった施設があること
をもっともっと広げていきたいと思っております。
○副議長(山本美和君) 浜中議員。
◆17番(浜中勝美君) ありがとうございます。よろしくお願いします。
最後に市長にお伺いします。
健康経営
を行っていく上で、先ほど
の黒田教授、三つ
の視点から指摘
をしております。それは、第1に健康資本投資
のどのような施策が最も費用対効果があるかという視点、第2に健康増進により本当に生産性が上昇するかどうかという検証もあわせて行っていく必要があるという視点、第3にどこまで
の健康状態
を目指すべきか、そのためにはどの程度
の費用
をかけるべきかという最適投資額
の考え方という視点
を指摘されております。健康経営
を考える上で、このような視点、観点から考えていかなければならないんじゃないかと思います。
また健康管理
の専門家である産業医や保健師など、健康スタッフと
の連携は、健康経営
の大きな推進力と考えておりますけれども、そのため
の両者
の具体的な連携
の仕組みづくりなどについて、健康経営に対する認識について市長にお伺いします。
○副議長(山本美和君) 五十嵐市長。
◎市長(五十嵐立青君) 市としても、当然健康経営という
のは全て
の施策
の基盤になるものだと思っております。費用対効果という話がありましたけれども、経済産業省
の調査等でも健康経営
の実践と生産性損失
の低減
の相関であったり、あるいは仕事満足度、あるいは組織貢献意欲、あるいは知識創造活動といったものへ
の相関がさまざま認められているようなところで、ほかにも恐らく多く
の論文等あると思いますけれども、そういった意味でも、今後も今まで以上に産業医や専門職と
の連携
を深めていくということは当然した上で、施策展開
をしていきたいと思っていますし、働き方改革においても今進めているところです。ワークライフバランス推進課において事業に取り組んでいるところですけれども、まだまだ課題はたくさんあると思っております。そういったもの
を一つ一つクリアしながら、本当に、まず市
の職員が生きがい
を持って、やりがい
を持って、そして健康に働けるという環境
をきちんと行政で示して、それと並行して教員
の働き方改革も今進めてもらっていますし、市内企業へも、市としてもこういうふうに取り組んでいるよと言えるようなもの
をつくっていく必要があるんだろうと考えておりますので、これから、より力
を入れて取り組んでいきたいと思っております。
○副議長(山本美和君) 浜中議員。
◆17番(浜中勝美君) どうもありがとうございました。実は、内閣府が先月発表しました国民生活に関する世論調査によると、今後も生活で力
を入れたい点、これ複数回答ですけれども、健康が66.5%で最多であり、続いて資産、貯蓄30.9%、そして日常生活に悩みや不安
を感じるとした
人が63.2%だったということがありました。
今回この質問
をする上で、ヒアリング
のときに市民部
の男女共同参画室や福祉部
の健康増進課
の方々にも参加していただきました。協会けんぽ
のチラシ
の裏面には茨城県民
の健康状態も記載されておりますので、今市長が答弁されたように、この健康づくりについては、全庁
を挙げて市民
の健康づくり
の取り組み推進、よろしくお願いしたいと思います。
次に移りたいと思います。地区防災計画についてですけれども、水戸市
の状況
を少し話させていただきましたけれども、水戸市
の地区防災計画ひな形もいただきましたけれども、水戸市では区会制度がないということで34地区
の自治区自体で防災
を含めて、さまざまな活動
をしているようであります。
つくば市では、一つ一つ丁寧に進めていきますと、また今後は小貝川や桜川
の浸水リスク
の高い地域に呼びかけ、地区防災計画策定されるようにしていきたいと御答弁がありましたけれども、地域状況も違うでしょうから、水戸市には水戸市
の、つくば市にはつくば市
の進め方があろうと思いますけれども、実はちょっと確認させていただいたときに、水戸市
の防災危機管理課
の職員何名ぐらいでいるんですかと尋ねてみました。回答30名ぐらいいるということでありました。何か、私もこのつくば市と水戸市
の防災に対する行政
の意識というか、そういう差
を感じるところでございます。質問に移りますが、先ほど筑波山麓地域
の自治区で地区防災計画
を策定しているということでありましたけれども、この策定後
の取り組みや活動についてはどのようなこと
をされている
のか、その辺少しお伺いしたいと思います。
○副議長(山本美和君)
松本市長公室長。
◎
市長公室長(松本玲子君) まず、筑波地区におきましては住民、警察、消防、それから宿泊施設なども一体となりまして避難訓練
を行いました。次に臼井
の立野地区では、住民が独自で避難訓練
を実施したと報告
をいただいております。それから小和田地区では、防災行政無線
の放送訓練
を行ったということでございます。このように、地域主体で活動が行われることがこの地区防災計画策定
の意義と思っておりますので、市からも地域
の皆さんに呼びかけながら、いざというときに役立つよう地域
の防災力
を高めていきたいと考えております。
○副議長(山本美和君) 浜中議員。
◆17番(浜中勝美君) それでは今
の、訓練されたということありましたんで、訓練後
の意見交換とか、課題等についてはどういうことが挙げられ、その課題に対して
の対応という部分についてはどのようなことで対処されている
のか。
○副議長(山本美和君)
松本市長公室長。
◎
市長公室長(松本玲子君) 課題としましては、訓練参加者
の若い世代
の参加率が低いこと、それから訓練も含めた自主防災活動
を持続させるということが難しい
のかなということと、それから自治会役員が高齢化していること、それから訓練
のノウハウがないので、自主的な訓練が実行しにくいといったことが課題として挙げられます。そのため、市としましても継続的に支援していきたいと考えております。
○副議長(山本美和君) 浜中議員。
◆17番(浜中勝美君) わかりました。時間もありませんので最後は要望で終わりにしますけれども、私も今回大穂学園学校防災連絡会議で
の避難所運営役割確認
の作成とか、また筑波山麓地区で
の地区防災計画
の今後について
の防災
説明会にオブザーバーとして参加させていただきました。本当にこの大穂地区、筑波地区、その防災意識も高く、学ぶところが多くありました。このような取り組み
を、私ども上郷地区でも推進していきたいと思っているところでございますけれども、その際
のサポート
をお願いするとともに、丁寧に丁寧に行っていくということは本当に重要だと思ますけれども、一つ
の方法として、水戸
のようなひな形
をつくって、災害発生
の危険地域にはまずそういう部分
を発信しながら、地域で、地区で防災計画
を策定していただけるようなことも一つ
の方法だと思いますので、ぜひ今後御検討いただいて、私
の一般質問
を終わります。
○副議長(山本美和君) これにて、浜中勝美議員
の一般質問
を終結いたします。
暫時休憩いたします。
議会報編集委員に申し上げます。議会報編集委員会が昼食後第1委員会室において開催されますので、御参集
のほどよろしくお願いいたします。
午後1時から再開いたします。
午前11時33分休憩
──────────────────────────
午後1時01分再開
○議長(神谷大蔵君) 休憩前に引き続き再開いたします。
次に、11番議員木村清隆君。
〔11番 木村清隆君登壇〕
◆11番(木村清隆君) 議席番号11番、つくば政清会木村清隆でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
一般質問
をさせていただく前に一言申し上げさせていただきたく、よろしくお願い申し上げます。
先日、わたくし
の地元でもございますけれども、豊里中学校にて開催されました体育祭に出席
をさせていただきました。体育祭
の内容に関しましては言うまでもなく、本当に子供たち
の、児童、生徒
の立派な演技、競技がされておりましたけれども、まずもって体育祭
の内容というよりも校庭、校舎周り
の花壇
のすばらしいことに驚きと嬉しさ、喜びがこみあげてまいりました。さまざまな種類
のお花が咲き誇っておりました。教職員
の方々、そしてその先生方
の御指導
のもと
の生徒
の皆様方
の管理、さらには、夏休みにはPTA
を初め地元地域
の皆様方が協力し合って剪定、花がら
の摘み、さらには水やり
をされていたと
のことでございました。
教育長が常日ごろから申し上げられて、方針であります生徒
の社会力
を高める学校教育、まさに植物
を育てる、そして体育祭で多く
のお客様、保護者
の方々
をお迎えするに当たっても、日常
の子供たちが登校するときにも、そのお花
を育てる思いやり
の中から、地域
の方々とともにそのような教育
を行っているところに感動
をさせていただいたところでございます。
申し上げましたとおり、保護者
の方、お客様方も本当に喜び、感動しておられる言葉も耳にしました。時同じくして、国体開催に向けてつくば市でもさまざまなところで取り組んでおりますけれども、その豊里中学校
のさまざまお花が咲いている中にも、キバナコスモスが満開に咲き誇って国体
をお祝いする、そして準備
をする、そういった覚悟も感じられたところでございました。
さき
の台風
の影響で若干といいますか、かなり草花が倒れ、残念な状況になって至っている、昨日も私、立ち寄って見てきたところでございましたけれども、しかしながら先生方、子供たちがすぐにでも手入れ、整備され、復活するものと信じておりますけれども、ぜひとも門脇教育長、森田教育局長、五十嵐市長にも、お時間
をつくって足
を運んで見ていただきたい思いでございます。さらには、多く
の方々にも御紹介
をさせていただきたくお話
をさせていただきました。
それでは、一般質問発言通告に基づきまして質問
をさせていただきます。
質問は大きな項目で3件でございます。一つ目
の質問は、上水道配管工事についてでございます。
つくば市上郷地域において念願
の上水道整備に向けて本管設置工事が進められております。工事進捗状況と今後
の取り組みに関してお伺い
をいたします。
一つ目、具体的な進捗状況について伺います。二つ目、本管工事後、各戸に対する面整備
の具体的な取り組みについて伺います。三つ目、上水道整備完了まで
の各簡易水道組合に対する維持管理費用について伺います。
二つ目
の質問に移ります。公園、通学路外道路
の除草管理並びに樹木管理等についてでございます。
市内公園、通学路、歩道、他道路
の除草管理並びに植栽、樹木管理等について以下伺います。
一つ目、業者委託
の受注、業者委託
の現在発注が単年度契約に関する考え方について伺います。二つ目、業者委託
を複数年度発注すること
の考え
を伺います。三つ目、通学路
の除草管理に関して伺います。四つ目、各公園、除草、樹木
の管理について伺います。五つ目、私道、県道、国道
の除草管理に関して伺います。除草管理と申し上げていますけれども、国道沿い
の樹木管理もあわせて伺えたらと思っております。六つ目、民間土地より道路に枝等が伸びて道路通行に支障が発生した場合
の対応について伺います。七つ目、民間土地より道路と境界線
を越えて、側溝
を越え、さらに路側帯歩行者用通路
の白い線
を越えて車道まで草、土砂等がはみ出した場合
の市
の対応について伺います。
三つ目
の質問に移ります。
5月1日に改元が行われました。昭和に生まれ、平成
を生き、令和
の時代になりました。上皇様、上皇后様には常に国民
の心に寄り添い、大規模な自然災害が多かった平成
の時代に、いつも被災者
の方々
を励ましていただきました。深く感謝
を申し上げます。また、明治以降では初めて戦争
のない時代
を過ごさせていただきました。そして上皇様、今上天皇におかれましても、つくば市にお越しいただきましたこともございました。ありがたく思っております。
ここまでは、幾
人か
の方々からいただきました個人
の思い
を述べさせていただきました。今日さまざまなイデオロギーと価値観があり、大嘗祭違憲訴訟も各地で行われ、二審大阪高裁は原告
の訴え
を全て棄却しながらも、政教分離に反している疑い
を拭い去ることはできないとしました。自治体として慎重な対応が必要であるとも考えますが、その上で、新天皇御即位奉祝事業等
の考え、取り組みに関してお伺い
をいたします。
天皇陛下御即位奉祝委員会は多く
の各界
を代表する有識者で構成され、日本経済団体連合会会長
を初め、日本労働組合総連会長も設立、発起
人、代表世話人として取り組まれておられます。また、令和元年11月9日天皇陛下御即位
をお祝いする国民祭典、奉祝事業計画もされておられます。天皇陛下御即位奉祝委員会では御即位30年と、御即位という御代替わり
の御慶事
を官民こぞってお祝い申し上げるため、政府や地方自治体、各種民間団体におかれましても、奉祝
の事業が実施されるよう要望
をされております。つくば市
の考え、取り組みについてお伺いいたします。
一つ、奉祝事業御慶事に対するつくば市
の考えについてお伺い
をします。
二つ目、つくば市
の奉祝事業等に関して、具体的な取り組みがございましたら詳細に伺いたいと思います。
以上、壇上から
の質問といたします。よろしくお願い申し上げます。
○議長(神谷大蔵君)
生活環境部長風見昌幸君。
〔
生活環境部長 風見昌幸君登壇〕
◎
生活環境部長(風見昌幸君) 配水幹線整備については水道料金改定時にお示しした、上水道未整備地域
の解消と、市北部地区低水圧対策事業
を盛り込んだ配水幹線整備基本計画に基づき、今年度より事業に着手しています。現時点では順調に整備が進んでいます。配水幹線整備完了後、使用可能となった路線に隣接する地区
のうち、給水要望が提出されている地区について
説明会
を実施
の上、水道加入
の意思
を確認し、順次整備
を進めていきます。
簡易水道組合
の維持管理費用に対する支援策については、消毒液
の購入や水質検査費用などに対して補助
を行っています。今年度よりさらなる充実
を図るため、施設
の老朽化対策として、給水管や圧力タンクなど
の修繕費用に対する補助も行っています。
○議長(神谷大蔵君) 建設部長上野義光君。
〔建設部長 上野義光君登壇〕
◎建設部長(上野義光君) 地方自治体
の予算は、その年度内に執行し完結する単年度予算主義が原則となっています。公園、道路など
の植栽管理業務については、単年度で履行が可能な業務であることや地元企業
の受注機会
を確保することなど
を考慮し、単年度で業務
の発注
を行っています。今後公園、道路など
の植栽維持管理について複数年契約に向いている業務があるか、他
の市町村
の事例なども参考に調査研究していきます。
次に通学路
の除草については、市内
を9ブロックに分け、5月中旬から6月下旬と、8月中旬から9月下旬
の年2回行っています。また雑草対策として、3年に1度
のローテーションで道路上
の土砂
の撤去
を行っています。なお通学路等
の道路
の安全確保
のため、日々職員によるパトロール
を実施しています。また、通行に支障
を来す雑草や土砂
の蓄積と樹木等
を確認した場合には、その都度対応しています。
次に各公園
の除草、樹木管理については、指定管理者制度
を導入している公園
を除き、単年度
の業務として発注しています。業務内容については、受注者と設計書及び仕様書により樹木
の剪定や除草
の範囲など
を確認し、業務
を実施しています。なお業務等
の変更が生じた場合には協議
の上、変更契約により対応しています。植栽管理
の一例としては、芝刈り
を年に四、五回、株物
の刈込
を年に一、二回、1本
の樹木に対して二、三年に1回
の剪定
を実施しています。
次に、通学路以外
の私道
の除草については、管理上必要に応じて実施しています。さらに雑草対策として、土砂
の撤去
を3年に1度
のローテーションで行っています。また国、県道については、茨城県土浦土木事務所が年2回
の除草
を実施しており、東大通りや西大通り
の高木剪定は六、七年に1回、中低木は基本的に毎年実施していると
のことです。さらに、通行上支障がある場合は現状
を確認し、枝払いなど
を行い、対応していると
の回答でした。つくば市内
の国県道
の除草に関する要望等が提出された際には、市から茨城県へ送付しています。
次に、私有地から枝や雑草、土砂が道路上にはみ出し、歩道や車道
の通行に支障
を来す恐れがある場合は、道路法第43条に基づき、所有者に適切な管理
をしていただくようお願いしています。しかし、管理瑕疵に問われるような危険な状況
の場合、樹木
の枝等については、通行
の安全
を確保するため、所有者
の了承
を得た上で、市が枝払い等
を行っています。また雑草や土砂についても、必要に応じて市が緊急措置として撤去等
の処理
を行っています。
○議長(神谷大蔵君) 市長五十嵐立青君。
〔市長 五十嵐立青君登壇〕
◎市長(五十嵐立青君) 天皇陛下
の御即位にあたり、祝意
を表し、お祝い申し上げることはまことに喜ばしいことと考えています。市
の具体的な取り組みについては、奉祝
の意
をお伝えできるよう、国や他自治体
の動向も踏まえ、検討しているところです。
○議長(神谷大蔵君) 木村清隆君。
◆11番(木村清隆君) 御答弁ありがとうございました。より理解
を深めるために、また再度確認したい点ございまして、2次質問に入らせていただきたいと思っております。質問項目
の順番に進めたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。
1番目
の上水道配管工事についてでございますけれども、着実に、確実に進めていただいている進捗状況については、実は今配管工事については私
の自宅
のすぐ目
の前も工事中でございますので、本当にありがたく思っており、進捗については予定どおりな
のかなとも感じておるところでございます。
しかしながら1点確認
をさせていただきたいところが、今、工事しているすぐ近く
の上郷高校跡地が、先日五十嵐市長
の御
説明がございましたけれども、上郷高校跡地に陸上競技場
を整備するという案
の説明会が、地元でも行われました。陸上競技場
をつくるとなると、現時点で今上水道が通っていない地域でございます。計画どおりいけば本管は入る
のかなと思いますけれども、面整備も含めて陸上競技場
の具体的な計画がまだ見えない点がございます。決定事項ではございませんけれども、もしそのような形で進んでいただけたときには、上水道
の計画等については一部前倒しが可能な
のか、それとも何らか御検討されている
のかお聞かせいただきたく思います。
○議長(神谷大蔵君)
風見生活環境部長。
◎
生活環境部長(風見昌幸君) 上郷高校跡地
の南側路線は令和2年度に、東側路線については今年度一部着手し、令和2年度に布設完了し、令和3年度には使用可能になります。
○議長(神谷大蔵君) 木村清隆君。
◆11番(木村清隆君) 令和3年度ということでしたら、詳細
をよく理解している立場ではございませんけれども、陸上競技場についてはおおよそ工事に問題がないスケジュールになる
のかどうか、案
の段階ですけれども、仮に最短で済んだときにはどうな
のか、おわかりになる範囲で、お話できる範囲でお答えできればと思います。
○議長(神谷大蔵君) 飯村市民部長。
◎市民部長(飯村通治君) 陸上競技場
の整備については、これから基本構想とか
をつくりながら、順次計画
をしていくんですが、陸上競技場につきましては上水道についても独自
のものではなく、整備したもの
をつくるように調整
をしていきたいと考えております。ただスケジュールについては、まだこれからということなんですが、できる限り、こういうもの
を有効に活用していきたいとは考えております。
○議長(神谷大蔵君) 木村清隆君。
◆11番(木村清隆君) まだ未計画といいますか、具体的に進んでいない中で御答弁ありがとうございます。いずれにしても、そういったインフラ
の整備につきましてはできる限り、可能な限り前倒しに進めていただけること
をお願いしたいと思っています。
続きまして、本管
の工事完了後、各戸、各水道組合もしくは各集落地域に面整備が行っていかれるかと思っておりますけれども、各水道組合ごとに上水道整備に関する要望書
をとりまとめ、提出されている地域もございます。そういったところが、我先とさまざまな思いが走っている
のも現実でございます。
また上水道整備に関しては、水道組合によってはいまだに要望書
を提出されていない地域、水道組合もございます。水道が不要ということではなく、生命線である上水道ですので、市による市民に対する健康管理責任からも、社会インフラ整備は行っていただくものが当然と考えながら静観、待っている、そういった地域も事実ございます。上水道整備に関して統一した地域
説明会が現状されていない中に、たまたまその地域には世話役になる方がいたから、要望書
を提出することができたというところも現実でございますので、故に、公平性
の高い上水道面整備
の取り組み
をお願いしたいと考えておりますけれども、具体的な整備順序について
のお考え
をお聞かせください。
○議長(神谷大蔵君)
風見生活環境部長。
◎
生活環境部長(風見昌幸君) 整備
の順序ですが、配水幹線整備基本計画も給水要望書
の提出地区
を参考に作成しております。その配水幹線整備完了路線に接する要望地区
の位置等
を考慮
の上、適正な工区割り
を計画しながら順次面整備
を進めていきたいと考えています。
○議長(神谷大蔵君) 木村清隆君。
◆11番(木村清隆君) ありがとうございます。ぜひとも公正性というもの
を、なかなか難しい判断に迫られるところも出てくるかと思われますけれども、できれば納得性
の高い形で順番づけ
をしていただければなと思っていますので、よろしくお願い申し上げます。
続きまして、上水道整備完了まで
の各水道組合
の維持管理費についてでございますけれども、先ほど
の御答弁
の中で、本年度から修繕補助という制度
をつくっていいただいたということですが、もう少し具体的に御
説明いただきたくお願い申し上げます。
○議長(神谷大蔵君)
風見生活環境部長。
◎
生活環境部長(風見昌幸君) 今年度から水中ポンプ
の購入費と老朽化対策補助ということで、この2点
の補助
を拡充しております。
○議長(神谷大蔵君) 木村清隆君。
◆11番(木村清隆君) ありがとうございます。水中ポンプはおおよそ予測ができるんですが、老朽化対策といいますとかなり幅が広く、奥も深く感じるんですが、もし具体的な事例もしくは金額
の上限、もしくは何分
の幾つだとか、そういった補助率等もあるようでしたらお聞かせください。
○議長(神谷大蔵君)
風見生活環境部長。
◎
生活環境部長(風見昌幸君) ポンプ
のほか
の設備なんですが、給水管も入りますし、あとは滅菌機ですとか、そういった設備が古くなって交換とかに要する経費
の補助になります。これにつきましては、補助が本体工事価格
の2分の1でして、上限が5万円になっております。
○議長(神谷大蔵君) 木村清隆君。
◆11番(木村清隆君) ありがとうございます。若干もうちょっと詳細と思いますが、後ほどまた個別に御相談、御教授いただきたく思っております。今
の補助金
のお話ですが、新しく制度
をつくっていただいたという
のは大変ありがたいと思っているところでございますけれども、つくば市になって32年がたっております。その間市内各地で上水道整備
を行ってまいりましたけれども、早いうちに整備された地域は以前
の水道組合、地域
の集落
の水道組合
の配管設備等
の対応年数内に上水道に加わったため、水道組合で
の維持管理費に対して
の心配が少なかったと聞いております。
しかし、今日、今も申し上げました私ども地元
の上郷地区もそうですが、それ以外
のまだ未整備
のところにおきましては、耐用年数が過ぎ、さまざまな維持管理費用が発生しております。道路
の下
を通る配管に破裂、漏水が起きると、修理整備工事費に40万円、50万円という大きなお金がかかり、その費用についても各水道組合が、各家庭がお金
を出し合って整備
をしているというような状態でございます。待ちに待って、ようやく水道が来るという地域において、もしかすると早ければあと2年、3年には面整備も終わるかなというところで道路
の下
の配管が壊れたときには、先日も50万円近くかかってしまった、町内でみんなでお金出し合って直したというお話
を伺っておりますが、できましたら耐用年数
を超えたところまで待って、何とか今しのいでいる地域
の維持管理費につきましては、市で御検討
をお願いしたいと思っておりますけれども、そういったことについて
のお考えはございますでしょうか。お聞かせください。
○議長(神谷大蔵君)
風見生活環境部長。
◎
生活環境部長(風見昌幸君) 簡易水道組合
の施設につきましては民有財産に当たることから、全額
の補助という
のは非常に難しいところがあると思います。ただ、今後そういった老朽化した施設もふえると思いますので、この簡易水道
の共同給水組合連絡協議会という
のがありますので、その協議会と話し合っていきたいと考えております。
○議長(神谷大蔵君) 木村清隆君。
◆11番(木村清隆君) ぜひとも前向きに進めていただきたいと思います。上水道が入れば加入金だけでも7万円、8万円、配管につなぐ
のにも20万円、30万円、40万円とかかるようなお話
を伺っております。水道組合でも基本料金
を上げたりして、毎月500円、1,000円
の積み立て
をして3年間で何千円、何万円たまるよとか、加入金だけでも何とかなるかなという、本当に慎ましくといいますか、取り組みながら、そういった耐久年数ぎりぎり
を過ぎてまで待ちに待っている、そういったところと早くできたところにおいては、私的、個人
の財産管理ではありますが、ぜひとも市
の健康管理責任、またインフラ政策
の順番待ちという中も御配慮いただいて、より補助金
の高い率で
の御対応
をお願いしたく思っております。よろしくお願い申し上げます。
2番目
の、公園、通学路外道路除草管理等、樹木管理等について質問
をさせていただきたく思っております。
単年度契約について自治体は伺いましたけれども、私
の聞き漏れか、済みません、複数年度に関する考えというもの
をお聞かせいただきたくお願い申し上げます。
○議長(神谷大蔵君) 上野建設部長。
◎建設部長(上野義光君) 植栽維持管理について
の複数年契約については、複数年契約に植栽
の維持管理上向いている業務があるかどうか、そういうものについて他
の市町村
の事例なども参考に調査研究していきたいと思います。
○議長(神谷大蔵君) 木村清隆君。
◆11番(木村清隆君) ありがとうございます。植木
の植栽
の管理、実際に私もよく公園とか伺うことが多いんですが、実は私
の家
のすぐ裏も隣も公園でして、毎日
のように運動がてら散歩もしているんですけれども、またほか
の公園にも行くことも多いですが、そういったときにいろいろな業者
の方、また利用者とお話する機会も、特に利用者
の方、お話する機会も多いんですけれども、そういった中で単年度契約よりも複数年度、2年もしくは3年ある一定
の長さにすることによって、相手が植木、生き物ですので管理
の仕方が違う、しやすくなる。私も長年盆栽とか庭木はいじっておりますけれども、一つ
の木
の剪定するにしても、下枝とてっぺん
の枝
を同時に切るという
のは普通はあり得ないんですね。どうしても上
のほう
のが成長が早いですから、下枝
を切ったら1カ月後、2カ月後、もしくは来年整備するとか、しかも木
の種類によって管理
の仕方も大きく違います。ツツジ
の上
をバリカン
のように刈るにしても、ススキとかササとかたくさん出ているところ、単年度契約ですと来年はよくわからないので、上バリカンで刈るだけになると、数日しただけでまたススキとかササは出てしまうとかがよく見かける光景でございます。
いろいろ予算
の関係もあろうかと思いますけれども、やはり2年、3年って契約でやると、初年度は大変な思い、御苦労されたとしても、2年目は少し楽になる。木
のためにも、またいろいろな事業
の、企業
の企業努力も実るということにもつながると思います。
さらには、造園業者というよりも造園に働く造園士、植木師など
の資格など
の習得、さらには魅力ある職業として後継者育成に取り組む。そして、今なかなか家庭で庭
をつくるって
のは少なくなっておりますけれども、日本
の伝統文化にもかかわるような、そういった植木
の手入れ、庭づくり、そういった
のにするにしても、造園業という職種に対しても大切に考えていかなければいけないと思っております。そういったことにおいても、複数年契約することによって後継者
の育成にもなろうかと思っておりますけれども、そういった後継者
の育成等、さらに有資格などについて
の市
の考えについて、何か現状対応されているようなことがございましたらお聞かせください。
○議長(神谷大蔵君) 上野建設部長。
◎建設部長(上野義光君) 有資格
の育成という点についてですが、これについては植栽管理
の複数年契約ということでは一部
の公園で指定管理者制度
を導入しまして、指定管理者
の管理者が複数年契約で、複数年で樹木
を管理しているという状況もございます。
○議長(神谷大蔵君) 木村清隆君。
◆11番(木村清隆君) ありがとうございます。ぜひとも指定管理
の指定した公園としていない公園と、植木に心があるかどうかわかりませんが、生きている植物ですので、植物にとっては指定管理者
の公園でも、そうでない公園であっても同じだと思っておりますので、また管理する職人といいますか、技術者について
の育成についても、ぜひ同じような見方で取り組み
の、そういった指定制度も、さらにはその仕事
をしていただいた方々
の評価
の基準、採点といいますか、何らかがあって次へ
のつながりになるような、そういった物差しといいますか、評価制度も現状ある
のかどうか、そのようなお考えについてお聞かせください。
○議長(神谷大蔵君) 上野建設部長。
◎建設部長(上野義光君) 植栽管理につきましては、基本的に単年度契約で行っております。年度末に設計書
のとおり、仕様書
のとおり完成した経緯があるかどうか、その辺
を確認した上で行っていますので、それについて直接点数
をつけているということはございません。
○議長(神谷大蔵君) 木村清隆君。
◆11番(木村清隆君) ぜひとも指定管理者
の制度
の公園については、そういった有資格者という基準
を設けていらっしゃるので、その他についても何かそういった資格制度、若い方、後継者が魅力ある職場、職種にするためにも、そういった部分
をぜひ取り組んでいただければなと思っているところでございます。
さらには評価、そういった審査、点数がないということは、それぞれ頑張っているところと普通にやっている、そのゾーン内、合格点
の間、合格というか、基準
の間ではもちろん非
の打ちどころはないわけでございますけれども、しかしながら、頑張っているところにはやはりそれなり
の御評価
をしていただく、それがやりがいにつながる
のかなと思っております。
さらに申し上げれば、造園、除草、樹木管理等
のいわゆる人件費、よく積算資料とか、もしくはつくば市だけでなく県
の何らかの表
を宛がっているといいますか、参考にしているとかって聞いたこともございましたけれども、しかしながら他
の産業職種と比較したときに、どうも除草または植栽管理
の賃金が、労働条件がすごく低く感じる面がございます。今お話しいただいましたように評価制度も、評価もされていないということは、やはり賃金格差とか労働条件も余り関心
を高く見る、チェックする機能が、言葉
をちょっと選ぶ
のあれですが、評価がされていないということは、なかなか個人個人
の、またそういった職に対する、賃金に対する労働条件
の向上に向けてという関心度が余り高いように感じられませんので、ぜひとも評価制度
をしっかり、そして、それぞれ
の職人技術
の高まるように日本伝統文化
の植木、そういった庭石とかも含めてでございますけれども、関係していくことでございますので、ぜひともその方々
の労働条件
を上げる、賃金ベース
を高めるためにも評価制度、それによってもっともっといい仕事ができ、もしかすると結果的には経費が節減できる、技術力が上がる、意志が上がることによって経費が削減することも可能な考え方であろうかと思いますので、よろしくお願い申し上げます。
さらには数年
をかけて市内
の巨木、古木
の調査
を、文化財課かなんかで先日来、今も行っている最中かと思っておりますけれども、公用地
を含め、市民
の公共
の財産とも言える巨木、古木
の管理等
をあわせて、複数年契約、複数年
の管理契約という
のが、やはりこれも大切な一つ
の手段になっていく
のかなと思っていますので、重ねてお願い申し上げます。
植栽に関してで、もう一つお願い申し上げます。
私道、県道、国道
の除草管理、また樹木管理についてでございますけれども、今月末から国体が茨城県内で行われます。つくば市も開催地に幾つかなっておりますけれども、選手、出場者、またお客さん
をお迎えするに当たりましても、至るところ残念ながら草だらけなんですね。道路公共
の交通
の路肩、センターライン
のグリーンベルト、もしくは公園
の一部とかもですね、これはつくば市内だけでなく、水戸
のほうに行ったとき、水戸
の50号、6号沿いも、すごい草が私
の背丈よりもあるように伸びている、信じられないような、なかなか、そういった面からすると、やはり先ほど除草に関する賃金が低いってお話もしましたけれども、やはり物事
の中にいろいろ優先順位
の判断基準があろうかと思いますが、植物、そういった草刈りに関して
の意識が少し薄らいでしまっている
のかなと感じるところでございます。
今からでもまだ、国体に向けて、隣
の近隣
の会場
のところに来る選手、また観客
の方々
の宿泊者、つくば市に多く、つくば市から近隣に行かれるってお話も聞いております。お客様
をお迎えするに当たって、ことしだけ
のことでありませんけれども、ぜひとも、より一層
の除草等について
の管理もお願いしたいなと思っております。
そういったこともそれぞれ
のプロ
の方、その職業にしている方々は、多分私以上に心
を痛めて見ているようなお話も先日伺ったところでございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。もしかするとこんなお話すると、そのままもし対応していただけるとすると、その業界
の業者
の方々、働き方改革どころか、フルに仕事が入ってしまうかどうかわかりませんけれども、御理解いただきたくお願い申し上げます。
民間土地より道路に枝が出ていたときには、さらに土砂と草等が出た場合にも、市が緊急に撤去するってお話でございました。私も幾つか学校
のPTA役員やったりとか何かしている中においても、お願いしますと、本当にありがたいことに、場合によってはその朝午前中言ったら、その日
のうちに対応していただいたこともございました。別に議員が言ったっていうことでなく、PTAですってだけで名前も名乗らずにお願いしたということで、本当にありがたく、即対応していただいている市だなと思っております。
しかしながら一方で、市内に何カ所かございます、以前から地域
の方々や一方では警察行政も認識しながらも進んでいない、道路に土砂がはみ出ている状況。そして、そこが通学路で、子供たちがそこ
を避けて通り、片側
の道路
の車道
の真ん中辺
を歩くようなところが見受けられます。そういったところに対して
の、市が緊急撤去に動いているってお話でございましたけれども、もう数年来そのままになっている箇所が何カ所かございますけれども、そういったとこについて、多分場所はもう特定、理解されていると思いますけれども、どのようなお考えな
のかお伺いしたいと思います。
○議長(神谷大蔵君) 上野建設部長。
◎建設部長(上野義光君) 道路にはみ出している土砂につきましては通行上支障があると、道路管理に瑕疵が発生するような場合には、市が撤去
をしています。ただ、道路にはみ出している樹木、これにつきましては民法上も個人
の所有物となっております。それ
を切断するという
のは、一応所有者
の了解が必要ということになっておりますので、市としては所有者
の方と十分に話し合い
を行い、所有者に対して伐採していだくか、その方が伐採は難しいので市でということであれば、市で伐採
をしていくことになると考えています。手続き上では、最終的には行政代執行という手続きもあります。
○議長(神谷大蔵君) 木村清隆君。
◆11番(木村清隆君) 枝等についてはそういった意味合いも理解した上で、6番と7番に分けさせていただいているところであるんですけれども、枝等についてはという
のは、さまざまな判例も含めて難しい課題な
のかなと思っております。
しかしながら、今お答えいただきましたように行政代執行、もしくは何らかの市
の条例、制定も含めて、市民
の公共
の福祉もしくは安全に道路往来ができるため
の取り組みということについて、取り組んでいただければなと思っておりますが、改めて再度繰り返し確認させていただきますが、土砂等がかなりはみ出し
をしている、7番目に書かせていただきましたけれども、側溝
を越えて、さらに路側帯
を越えてまで車道に出ているところが見受けられます。そういったところについて、多く
の子供たちがさらに通学路、さらには横断歩道
の待機場
のところもかぶってしまっているような地域がございますけれども、そういったところにおいて
の対応が、今ほど
の話ですと撤去するということがございましたけれども、長きにわたってそのままになっており、子供たち
の保護者からも実際悲鳴
のような相談
を受けて
の質問でございます。
そういった現実に対して
の対応、そこ
をできない何かがある
のかお聞かせください。
○議長(神谷大蔵君) 上野建設部長。
◎建設部長(上野義光君) 申しわけありません。具体的な場所までは私も把握しておりませんが、道路上で通行上支障あるものについては、まずは土地
の所有者にお願いしまして、それでもどうしても撤去ができないということであれば市が通行上支障
のないように撤去
をしているという
のが通常ではございます。
○議長(神谷大蔵君) 木村清隆君。
◆11番(木村清隆君) 場所は把握していないとお話ございましたけれども、地元
の区会
の方々、もしくはPTA団体、学校から要望、幾度となく出ております、市にも、警察にも出ております。私自身も関係
の局に伺ったときも理解
をされておりました。先日、枝が伸びて信号が隠れて見えなくなっていた
のも、実は私が通っていて信号
を見落としてしまったんですが、ぎりぎり止まりましたけれども、その枝は翌日に切っていただきました。下が草だらけ
の、そういった場所が実は、私知っているところで2カ所ございます。もっとあるという話まで伺ったんですが、部長が知らない
のかどうかわかりませんけれども、通学路に対しては学校でも理解はされていると聞いておりますが、教育局で何かお考えございましたらお聞かせください。
○議長(神谷大蔵君) 門脇教育長。
◎教育長(門脇厚司君) 建設部長
のお話もありましたけれども、もし切断しないといけないような箇所がもしあるんだとしたら、これはやっぱり、その地主
の方に了解いただかないといけないということだと思います。とにかく児童
の安全
を確保するということは一番大事なことですから、もし、どうしても地主
の方
の了解
をとる必要があるということであれば、校長先生とか、あるいはPTA会長とか、それに私も同行しながら、地域
の地主
の方にお願いするということが、もし最後
の手段だとしたら、そのこと
をやる覚悟はあります。
○議長(神谷大蔵君) 上野建設部長より追加答弁ございますのでお願いします。
◎建設部長(上野義光君) 先ほど、議員御指摘
の要望で、信号機が見えないというところ
の樹木ということで、恐らく私
の知っている場所だと思うんですけれども、そこにつきましては、所有者
の方とここ10日ぐらい
の間に2度ほど面会
をしまして、一応了解
を得るような努力は現在しているところでございます。
○議長(神谷大蔵君) 木村清隆君。
◆11番(木村清隆君) ありがとうございます。また教育長からも力強い覚悟
を含めたこと
をいただきましてありがとうございます。
今、部長から、枝についてはもちろん民法上さまざまなことがあり、教育長
の御配慮
の言葉もいただきましたけれども、土砂については強制撤去も代執行も可能かと思っておりますが、子供たちが通学路で、また児童館に行く途中で通るようなところでもございますので、個人
のお宅どうこうではないんですが、一つ
の場所だけでないので、ぜひとも土砂が出ているところについては、できるだけ早急に撤去
をしていただくようにお願いしたいと思っております。決意、考えについては十分に理解しますので、改めて
のお願いとさせていただければと思っています。よろしくお願い申し上げます。
3番目
の質問についてでございます。
新天皇御即位奉祝事業等
のつくば市
の考えということで、市長からも暖かい御言葉
をいただきました。天皇制がどうこうとかというレベル
を超えた上で、世界に稀なこの仕組みについて、ある意味、日本
の文化として大切にしなければいけないという覚悟等もあろうかと思います。そういった中で、市で近隣自治体、また全国
の動き等
を含めてお考え
をまとめていただければな、取り組んでいただけたなと思っております。まことに喜ばしいという御言葉
をいただきましたので、なるほどと感じたところでございます。
先日
の上皇
の30年即位
のお祝い
のときにも、御即位30年
の祝い
のときには茨城県知事大井川知事もお祝い
の言葉
を発せられておりましたので、ぜひいろいろな形で、つくば市においても取り組み
をと思っております。ぜひともよろしくお願い申し上げます。
以上
を持ちまして、私から
の要望も幾つかさせていただきました。ぜひとも今後
の動き、取り組みについて確認
をさせていただければなと思っておりますので、よろしくお願いしたいと重ねてお願い申し上げまして、私から
の一般質問
を終わらせていただきます。ありがとうございました。
○議長(神谷大蔵君) これにて木村清隆君
の一般質問
を終結いたします。
次に、15番議員塚本洋二君。
〔15番 塚本洋二君登壇〕
◆15番(塚本洋二君) 15番議員、つくば市政クラブ塚本洋二でございます。通告に従いまして一般質問
をさせていただきたいと思います。
まず初めに、高齢者福祉助成事業についてでございます。
高齢者タクシー運賃助成事業では、利用できる対象者
の条件がございます。昨日
の一般質問
の部長
の答弁
の中にもございましたけれども、一つ目が、同一敷地内または隣接地に親族その他
の者が移住していない65歳以上
のひとり暮らし
の方、次に二つ目が、同一敷地内または隣接地に親族その他
の者が移住していない70歳以上
の高齢者だけでお住い
の方、三つ目が、70歳以上で市民税非課税世帯
の方
の三つ
の条件
のうち、いずれかに該当する方がこの制度
を利用できるということになっております。
今回こういう質問
をさせていただくことにしました
のは、今後高齢者
の足、移動手段
の一つとして利用可能な対象者
の拡大ができないかということで、私は考えております。現在
の条件
の中で、この状況
を、これから拡大していきたいという中で参考にしたいと思いまして、今回お聞きしたいと思っております。
まず高齢者タクシー運賃助成事業につきまして、現在
の申請
の状況、利用状況、そして今後
の市
の取り組みがございましたらお伺い
をさせていただきたいと思います。
次に、2
の支線型バスについてでございます。つくタク
の利用から、この4月からスタートしました支線型バス利用へ
の移行など
を目的として、筑波地区地域内で筑波交流センターへ
の往復
をする四つ
のルート
の運行がスタート
をいたしております。そういった状況
をお聞き
をしたいと思います。
実証実験として運行
をされておりますけれども、その利用状況とまた通告書には課題と書きましたけれども、運行してから
の効果などについてお伺いできればと思いますので、よろしくお願いいたします。
以上につきまして御答弁
をよろしくお願いいたします。
○議長(神谷大蔵君)
保健福祉部長水野忠幸君。
〔
保健福祉部長 水野忠幸君登壇〕
◎
保健福祉部長(水野忠幸君) 高齢者タクシー運賃助成事業については65歳以上
のひとり暮らし
の人、70歳以上
の高齢者世帯などに、今年度見直し
を行い1
人当たり500円券
を年間18枚交付しています。昨年度
の申請者数は1,776
人、交付者は1,741
人で、主に通院などに利用されています。今後はタクシー助成券
の利用状況など
を把握しながら、より利便性
の高い事業内容とするようにしていきます。
○議長(神谷大蔵君)
都市計画部長中根祐一君。
〔
都市計画部長 中根祐一君登壇〕
◎
都市計画部長(中根祐一君) 筑波地区支線型バスについては、4月から7月末まで
の4カ月間に4路線全体で延べ1,885
人の利用がありました。路線別では1コースが340
人、2コースが256
人、3コースが997
人、4コースが292
人となっております。
効果については、運行開始から間もないこともあり、十分にデータが蓄積されていないため詳細な利用傾向について読み取ることができませんが、筑波地区
のつくタク利用者数は前年度同時期と比較して減少していることから、つくタクから支線型バスに利用が一部転換している可能性があります。また、つくタクが運行していない朝8時台及び夕方5時台や土日祝日についても一定
の利用があり、つくタク
の運行外
をカバーする役割
をある程度果たしていると考えられます。
なお、まだ利用者数が少ない状況でもあることから、継続して積極的に事業
を周知し、利用
を促進していきます。
○議長(神谷大蔵君) 塚本洋二君。
◆15番(塚本洋二君) 御答弁ありがとうございました。先ほど
の御答弁
の中には、利便性
の高い状況ということで考えていきたいというような御答弁であったかと思いますけれども、本当に高齢者
の方
の、本当に移動手段、昨日も山中議員からもありましたけれども、本当に高齢者
の方が買い物に行きましても、また御通院、そういったところ
の基本的には利用することが多いんだろうと思うんですけれども、つくバス、そして民間
のバス、そういったものも利用されます。ただ、その状況には、体調でありますとか、そういったときにはやっぱりつくタク、また一般
のタクシーという
のが利用しやすいものだと思うんです。そして、今現在
の制度
の中ではどうしても条件がありますので使えないという方もいるわけですけれども、やはり使いやすいという中で、その目的
のときは、やはりつくタク
の現在
の利用者も多い、そして、そういった中ではやっぱり予約がとれない、とりにくいという状況なんかもあるんだと思うんですけれども、そういった中で、今回
の支線型バス
の運行という
のも実証実験としてスタートされた
のかなと思っております。つくタク車両も当初
のスタート時から利用者は増加
をしています。車両
の増車
をし、対応
をしていただいております。
今後対応としても、つくタク車両も増車していくという
のも一つ
の手段ではあると思うんですけれども、市
の費用負担でありますとか、またつくタク
を運行されていますタクシー事業者についても、本来
の一般タクシー事業へ
の影響なども問題も出てくる
のかなと思っておりますけれども、ただ、そういった中で今後、一般
のタクシー
を高齢者が高齢者タクシー、運賃助成、事業
の対象者
を拡大につなげることによって有効的にその手段
を使える一つな
のかなと、私は考えております。
市内には、つくタク用車両
の数倍
の一般タクシー
の車両
の台数があるかと思います。利用者にとってはつくタクよりも、運賃助成
をいただいても高い料金になるかと思うんですけれども、月に1度とか、数週間に1度、どうしても必要だというようなとき
の利用ということであれば、そういったところで
の一般タクシー
の利用へ
の拡大につなげていくという
のも、使いやすさということで、そういう利用
を望まれる方々もいる
のではないかと思います。
昨日もありましたが、福祉有償
の車両等、そういったものにも利用拡大
をしていくということだったかもしれませんけれども、そういったものにつきましてもやっぱり、介護保険
を使える方でありますが、そういった制度
を使える方と、どうしても使えない方といいますと、やっぱりその利用料金という
のが非常に違ってくる、そういった状況でもございます。やはり多く
の交通手段
を上手に利用していただく、また、料金に差は出ますけれども、交通手段という
のを確保していくという
のも、やはり大きな、生活
をしていく中で
の重要なところかなと思っておるんですが、今回、今後私も、また今後も一般質問等でやっていこうと思っておりますけれども、今回につきましては先ほど部長から
の答弁もいただきましたので、利用者
の利便性
の高い状況と、そういったところも考えていただけるということでありますので、ぜひそういったところも今後いろいろと調査
をしていただきながらも進めていただければなと思っています。要望で、これで終わらせていただきます。
次に支線バスについてでございますけれども、スタートされて4カ月、4月から5カ月間、それで4カ月間
の利用状況
をお伺いさせていただきました。効果につきましても、つくタクから徐々に支線バスへ
の利用状況が見られるという御答弁
をいただきました。もう、これはやはり高齢者
の方、どうしてもどういうものな
のかと、利用
の仕方という
のも、なかなかまだつかんでいないという方もいらっしゃる
のかなと思いますので、やはりそういったところは、今後いろいろなそういう高齢者
の方
のイベント等、またそういった集まれる場所等があったときはわかりやすいような
説明、そういったものもお願いしながら、どんどん拡大につなげていっていただきたいと思います。
私も、この支線型バスという
のをスタートされるという
のを聞いた上に、これは非常に、これからに、大変使いやすくなってくる、一つ
の乗り物であると私は思いました。やはり、こういう取り組み
をされたということに対しても非常に、私は評価
をしたいと思いますけれども、そういった中でやはり、どんどんこういう多く
の交通機関
を上手に使っていただいて、やはり移動手段として活用していただく、そういった努力も市としても、また私たちとしてもどんどんしていきたいなと思っております。
今回これで、本当要望ということで終わりにさせていただきますけれども、今後も私としても取り上げてまいりたいと思いますので、各担当
の部、課
の方々にとりましても、どうぞこういったところもよろしくお願いしたいと思います。
以上で、私から
の一般質問
を終わりにしていただきたいと思います。
○議長(神谷大蔵君) これにて、塚本洋二君
の一般質問
を終結いたします。
次に、27番議員金子和雄君。
〔27番 金子和雄君登壇〕
◆27番(金子和雄君) 金子和雄でございます。私から9月議会
の開会に当たりまして、一般質問
を行いたいと思います。
大きくは3点にわかれておりますので、一つずつ提案していきたいと思っております。
まず最初に、ふるさと納税についてであります。
ふるさと納税とは、我が国における寄附金税制
の一つであり、納税という名称ですが制度上
の実態は寄附であります。ふるさとや応援したい自治体に寄附ができる制度で、手続き
をすると所得税や住民税
の返還、控除が得られます。多く
の自治体では地域
の名産など
をお礼
の品等
を提供し、送っていただける仕組みになっております。2018年度
のふるさと納税
の寄附額
の全容は総務省から8月2日
の日に示されましたが、つくば市
の現状についてお伺い
をしたいと思います。
次に、児童発達支援センターについてであります。
つくば市福祉支援センターでは、心身
の発達
を促す親と子
の児童発達支援事業が行われております。療育
の狙いは、母子通園で情緒
の安定
を図る感覚、運動機能
の力
を育てる、日常生活習慣や自立へ
の基礎づくり
をする、対人関係
の発達
を促すとしています。近年
の法改正により、市内には民間
の事業者が多く存在し、対象年齢や利用サービス等
の違いが見られます。つくば市は児童発達支援センター構想及び事業について検討に着手していますが、その進捗について伺いたいと思います。
次に、児童館についてであります。
昨年は西日本
を中心に記録的な大雨となりましたが、その後は太平洋高気圧
の影響で晴れる、厳しい暑さが続きました。7月23日には埼玉県熊谷市で日本最高気温
の41.1度
を記録するなど、全国的に記録的な高温となりました。ことしも昨年と同様に連日
の暑さが続きましたが、その中でも夏休み中
の児童対策として、児童館
の役割は大きいものがあります。以下、3点について伺いたいと思います。
児童館
の暑さへ
の対策はどのように行われましたか。二つ目、現在増設中
の児童館施設で
の暑さ対策には対応されている
のか伺いたいと思います。三つ目、今後
の児童館における暑さ、寒さ対策についてお伺い
をしたいと思います。
以上で1回目
の質問
を終わります。
○議長(神谷大蔵君)
政策イノベーション部長 森 祐介君。
〔
政策イノベーション部長 森 祐介君登壇〕
◎
政策イノベーション部長(森祐介君) ふるさと納税
の現状につきましては、大久保議員へ
のお答えと重複する部分もございますが、平成30年度
の寄附金額が4,113万円、収支としてマイナス5億6,319万8,000円となっております。返礼品については、つくば市産コシヒカリや生シイタケなど
の農作物
のほか、セグウェイツアーやフォレストアドベンチャーなど
の体験型返礼品も含めて94品目となっております。
本市としましては、返礼品を通してつくば
の魅力
を知ってもらう、よりつくば
を好きになってもらうなど、つくば
の魅力
をピーアールしていく有効な手段だと考えております。
○議長(神谷大蔵君)
保健福祉部長水野忠幸君。
〔
保健福祉部長 水野忠幸君登壇〕
◎
保健福祉部長(水野忠幸君) 児童発達支援センターは、発達に遅れ
のある子などに日常生活
の基本動作
の指導など
を行うものであり、厚生労働省
の指針において児童発達支援センター
を各市町村に少なくとも1カ所以上設置することが求められているものです。
昨年度から、
外部の有識者や障害者団体関係者
を交えた、あり方に関する検討会
を5回開催し、本年7月に基本理念、具体的機能や設置場所等
の提言がまとめられました。現在提言
の内容に沿って事業内容等
を検討しているところであり、切れ目
のない支援体制
を整備していきます。
また、児童発達支援センター
の設置には時間
を要しますが、障害児相談支援事業等については来年度から順次実施していく予定です。
○議長(神谷大蔵君) こども部長中山由美君。
〔こども部長 中山由美君登壇〕
◎こども部長(中山由美君) 児童館
の暑さ対策については、プレイルーム
を除くほぼ全て
の部屋にエアコン
を設置し、適正温度
を保つようにしています。また機能が低下した空調機は、随時新しいものと交換しています。今年度は九重児童館、栄児童館、吾妻東児童館
の図書室
の空調機
の入れかえ
を実施いたしました。また昨年と同様にことし
の夏も、熱中症
の予防として児童にはこまめな水分補給
を促し、気温
の上昇に応じて野外やプレイルームで
の遊び
を控え、空調
のきいた涼しい部屋で過ごすようにしました。
なお、プレイルームについては、今年度3館でエアコン設置
のため
の設計
を行い、来年度
の早い段階で設置工事
を行う予定となっています。現在、児童館に増設中
の建物は児童クラブ
の専用施設です。増設建物
の大部分は児童クラブ
の専用室と静養室となりますが、これら
の全て
の部屋にはエアコン
を設置する予定となっています。
今後
の児童館で
の暑さ、寒さ対策については、プレイルームにエアコンが未設置
の児童館にエアコン
を設置していく計画
を進めています。市内18
の児童館
の中では、大曽根児童館と東児童館には新設当時からプレイルームにエアコンが設置されているため、設置工事
の対象は16児童館となります。
今後は現在設計委託
を行っている3児童館で
のエアコン設置工事
を進め、冷暖房効果
を検証するとともにそれ以外
の児童館にも順次設置していきます。なお、既に設置されているエアコンについても必要な修繕、交換
を迅速に行っていきます。
○議長(神谷大蔵君) 金子和雄君。
◆27番(金子和雄君) では、何点かにわたって再質問
をいたします。
まず、ふるさと納税
の市
の考え方、運営
のあり方についてでありますが、私は平成29年6月議会と1年後
の平成30年6月議会でふるさと納税について
の現状と今後について、きょうと同じような形で質問
をしてきました。そのときも発言しましたが、私はつくば市
のように、他
の自治体と違ったような形で返礼品について考え
を持って、そしてそれに取り組んできたというところは少ないと思います。そういう点ではつくば市
の姿勢
を支持したいと思っております。
そういうこと
を踏まえた上で、私たち
のつくば市
の取り組みと他
の自治体と
の相違点という
のが、かなり浮き彫りになっている
のではないかと思っておりますが、その辺についてお尋ねしたいと思います。
○議長(神谷大蔵君) 森
政策イノベーション部長。
◎
政策イノベーション部長(森祐介君) ありがとうございます。金子議員には累次にわたりましてふるさと納税について御質問
をいただいて、また励まし
の御言葉
をいただいて感謝しております。
つくば市では特に体験型返礼品など
を中心として、つくば
の魅力
を皆さんに知ってもらうもの
を返礼品
の項目として、意識して考えてございます。他自治体
の方針ですとか返礼品
の中身については、お答えする、もしくはコメント
を申し上げるような立場にはございませんけれども、つくば市では、これからも引き続き市
の魅力
を発信していけるような返礼品
を企画、開発、また提供していきたいと思っておりますので、今後とも引き続き御支援
のほどよろしくお願いいたします。
○議長(神谷大蔵君) 金子和雄君。
◆27番(金子和雄君) 形
の上では見えないものが、政策として伝わってくる部分については大変結構なことがあるなと思っています。一方では商品カタログ
のような気持ちで、それぞれ
の自治体
の情報
を手に入れて、そして、同じもの
を買うんならそちらで買うということになっている
のも現実であります。そして、そのつくば市型ではないほうが評判が高いみたいな、手に入れやすいということでやっている、そういうような状況が続いているかと思いますけれども、ここんとこはずっと頑張って、つくば市
のセグウェイ
の試乗だとか、さまざまな、マラソンとかそういう
のに出しているという
のは、つくば市
を知ってもらうということでは大変意義
のあることだと思っておりますんで、引き続き頑張っていただきたいなと思っています。
それで、今後
のつくば市
のあり方についてでありますが、ことし6月から返礼品は地場産品にかわりました。経費総額にも規制
をかけることが出てきました。そういうことだけ
を変えていくだけでいい
のかどうかということは、今
のやりとりでも十分出てきている話かなと思っております。税という
のはどういう立場
の人も公正で、公平な税
を納める
のは、税
の立場だろうと思います。そういう意味でいくと、税
を運営する国と納税する国民が共有することではないような形になっていっているという
のではないでしょうか。そういう点では今後も課題があることだと思いますし、また、チェック
をしていかなくちゃいけない
のではないかと思っています。
そういうこと
を、例えば自治体がどこにいっているかということになると、いろいろなルートがあるかもしれませんけれども、自治体には、例えばここはつくば市でありますから、
全国首長会とか、そういうとこに市長が参加
をしたときにそういう思い
を伝えるとか、あるいはそういう、それが全てではないことですから、それ
を全て
のような形では言えないかもしれませんけれど、そういう声もあるというような話で、できるんではないかといえますけれども、市長
のお考え
をお聞きしたいと思います。
○議長(神谷大蔵君) 五十嵐市長。
◎市長(五十嵐立青君) 制度については昨日も申し上げましたが、やはり全国
の首長会でも大きな問題となっており、統一した意見として要望も出されております。一方でそれ
を、言ってみれば、守らない自治体が多数あったと。昨日も、県内でも18市町村が総務省から公表されたというコメント
を申し上げましたけれども、私ども
のスタンスとしては、当然制度改善についてはそのような活動が実って6月から大きく変わりましたので、これによって、かなり動きとしても変化が生まれると思っております。
先ほど森部長が答弁しましたとおり、やはり私どもは、つくば
の魅力
をきちっとお伝えできるもの
を用意しておく。体験型という
のは、当然ただ買って終わりではなくて、つくばに来ないと体験できないものですので、単純な金額以上に、場合よっては宿泊等も含めてお金が落ちているということも考えられますし、つくば
のファン
を、そうやって1
人でもふやすことによって関係人口も含めてふやしていくと。そのような取り組み
の一環として、今回ガバメントクラウドファンディングという形で、つくばVAN泊もふるさと納税
を行いましたが、無事に目標金額
を達成することもできました。
これら
の取り組みは、今メディアでも非常に大きく取り上げられておりますので、もちろん直接的な収支
を少しでも平らにしていくということは目指し続けますが、私どもは制度
の本質
をしっかり見極めつつ、つくば
の価値
を高めていきたいと思っております。
○議長(神谷大蔵君) 金子和雄君。
◆27番(金子和雄君) そこ
のとこはしっかりと頑張っていただきたいと思いますし、そのことについてはしっかり応援していきたいとは思っております。
以上で、この件については終わりにさせていただきたいと思います。
次に児童館についてでありますけれども、去年よりことし
のほうがまだ少しは涼しいんだそうですけれども、実際にそう思ったかどうかは、非常に暑かったんではないかなと思っております。私も児童館に暑いときに行ってみたんですけれども、実際にプレイルームなどでは、子供たちが利用できない状況で、別なとこで過ごしているということ
を見たときに、それぞれ
の目的で目的別な政策があるので、当初からついていない、あるいは後から、後づけということでいろいろあるかもしれませんけれども、冷暖房
のことについてはその都度、その都度大きな課題になってきています。特に県内では、つくば市
のような児童館としてある
のは非常に少ないわけでありますので、他
の自治体ではない課題な
のかもしれませんけれども、そういう点からいきますと大変努力
の要る話かもしれませんけれども、例年から比べて、ことし
の夏はいかほどであったかお尋ねしたいなと思います。
○議長(神谷大蔵君) 中山こども部長。
◎こども部長(中山由美君) 先ほども述べましたように、ことし
の夏
の熱中予防対策
の一環として、気温等が高い日には、エアコンが設置されていないプレイルーム
の使用
を制限したりいたしました。ことしなんですけれども、使用
を制限する暑さ
の基準は各館に応じて異なりますが、日本生気象学会
の指針に示されている、気温と湿度
の高さによって導き出される簡易的なWBGT値
を活用したりしています。
そういったところから昨年
の夏休みと暑さ
を比較いたしますと、簡易的なWBGT値
を基準とした児童館
のデータでは、プレイルーム
の使用時間に制限
を設けた日または終始使用
を禁止した日は、昨年
の夏が24日、それからことし
の夏が19日でした。ただし気象庁
の観測データによると、つくば市
のことし
の夏
の最高気温
の平均値は昨年
のほうが高いという結果になっていますけれども、湿度
の平均値は逆にことし
のほうが高いという結果になっております。総括すると昨年並み
の猛暑であったかと言えます。
○議長(神谷大蔵君) 金子和雄君。
◆27番(金子和雄君) 私も訪ねていって、別に機械で測っているわけじゃありませんけれども、先ほど
の日本生気象学会
の熱中症予防
の指針
を見ましたけれども、危険、厳重警戒、警戒、注意
の4段階に分かれて、それ
を活用して測っているということであります。その測ることはいいんですけれども、そういうことだけで本来使える場所が使えなくなるということは、プレイルームなど
の場合は冷房装置
を取りつけていけば対処できるわけでありますから、そういう点で、先ほども話がありましたと思うんですけれども、児童館にこれからつけていくということでありますから、その辺
の流れ、先ほど
の3児童館はどこな
のかも含めてお尋ねしたいと思います。
○議長(神谷大蔵君) 中山こども部長。
◎こども部長(中山由美君) 近年
の著しい夏
の暑さにより児童
の遊びが限られてしまうことからも、やはりプレイルーム
のエアコン
の設置は必要不可欠なことと考えています。エアコン
をプレイルームに設置する予定
をしておりますところ、今設計
を行っている3館は谷田部児童館、それから二の宮児童館、松代児童館
を予定しております。
○議長(神谷大蔵君) 金子和雄君。
◆27番(金子和雄君) ありがとうございます。そうすると先ほど
の話では、市内に18館あるうち大曽根児童館と東児童館はつけてあるということでありますから残りは16、そういう状況で残り
の16児童館
の設置
のスケジュールという
のは大雑把にある
のか、どのような形で計画されていく
のかお尋ねしたいと思います。
○議長(神谷大蔵君) 中山こども部長。
◎こども部長(中山由美君) 今年度エアコン設置
のため
の設計
を行っている3館については、建築年が比較的新しく、来館者数が多い児童館
をモデル的に選定し、冷暖房効果
の検証も兼ねて設置
を行う予定となっております。今後なんですけれども、来館者数と、それから建築年のみならず、児童クラブ
の専用施設
の増設スケジュール、それから学校
の夏休み期間
の利用状況など、それから施設
の修繕状況など
を総合的に勘案して、年に2館から、それから3館程度ずつ設置したいと考えております。
○議長(神谷大蔵君) 金子和雄君。
◆27番(金子和雄君) ありがとうございました。年に二、三館ということになるとまだまだ先が、ちょっと大変かなと思います。この辺は年次計画できちっとやっていかなくちゃできないことな
のかもしれませんけれども、ここ
を利用する子供たちはその1年、2年、3年
の間、限られた年数でありますから、今からやっても間に合わない状況もある子供たちもいるかもしれませんけれども、なるべくきちっとした形で、早めに対応できるようにお願いしたいなと思っています。
以上で児童館
のことについては終わりにしていきたいと思います。
次には、児童発達支援センターについてであります。
この施設は全国各地で設置
を求められているわけで、つくば市もその中に入っているわけでありますけれども、そういう状況でつくっていくということであります。先ほど
の答弁では、施設
をつくっていく、そういう状況
の中で、現在就学前
の児童に対する療育が行われている福祉支援センターさくら、福祉支援センターとよさと、福祉支援センターくきざきで児童発達支援事業が行われているわけでありますけれども、そこ
の子供たちがこの施設
を利用できるかどうかってことは時間
の問題もある
のかもしれませんけれども、ずっとここで行われてきたということで、現況
を確認するために幾つか質問
をしていきたいと思います。
先ほどお聞き
をしましたけれども、三つ
のセンターで
の児童発達支援事業についてお尋ねしたいなと思います。今行われている事業と、大きく分けると二通りあるんじゃないかと思うんですけれども、その辺について、実態としてどのような形になって行われている
のか
をお尋ねしたいと思います。
○議長(神谷大蔵君) 水野
保健福祉部長。
◎
保健福祉部長(水野忠幸君) つくば市福祉支援センターさくら、とよさと、くきざきでは、心身
の発達
を促す親と子で通う児童発達支援事業
を行っており、言葉やコミュニケーション、運動などで、発達
の遅れが気になる就学前
の児童に対し療育
を行っております。また、その、今申し上げた児童発達支援事業
のほか、身体障害者、知的障害者
の日中
の通所施設として地域活動支援サービス事業
を実施しております。
○議長(神谷大蔵君) 金子和雄君。
◆27番(金子和雄君) この事業
を進めるに当たって、全国各地でいろいろなところから声
を求めて来ている状況であります。私がちょっと知り得たところから
の資料でありますと、全国19
の団体からヒアリング
をして個別
の意見
を聴取されてきていると。それ
を大体総合的にあわせていくと、ライフステージに応じた、一貫した切れ目
のない支援が必要であるということ
を基本的な理念に持って、センター
をつくっていくというもの
をその文書
の中では感じました。その19
の団体は、ちょっと数が多いので御紹介しませんが、一部
を紹介しますと、全国児童発達支援協議会とか、全国知的障害者福祉協会とか、あるいは全国肢体不自由児父母
の会連合会とか、それから全日本手
をつなぐ育成会、日本自閉症協会、日本ろうあ連盟などが名
を連ねて意見
を言っております。そういうところで、国に対して、先ほどもお話したように切れ目
のない支援が必要だということ
を主張しております。
そこで伺いたいと思いますけれども、全国的には人口
の減少が続く中、つくば市は人口が一定程度増加してきた。それで、障害
を持っている
人もふえてきているということで、このような現状について、新しい施設
をつくっていくというところで
の現状
をどうされているかお尋ねしたいと思います。
○議長(神谷大蔵君) 水野
保健福祉部長。
◎
保健福祉部長(水野忠幸君) 発達に不安
を持つ児童
の保護者から、発達に関する相談について年々増加している状況となっています。また、児童発達支援と放課後等デイサービス
の支給決定者数は、平成28年度は576
人、平成29年度は700
人、平成30年度は850
人と年々増加しており、支援が必要であると考えております。
○議長(神谷大蔵君) 金子和雄君。
◆27番(金子和雄君) 障害
を持つ人々も多様化している現状であると思っております。そういう意味で、つくば市
を例にとれば、さまざまなところでいろいろな施設
を利用したり、あるいはその前
の知識
を手に入れたりしていると思いますけれども、相談
の第一歩というんですかね、それはいろいろなところだと思うんですけれども、私は一番、障害福祉課が相談に来る場所な
のかなと思っているんですけれども、どの辺が現状としては多い
のかお尋ねしたいと思います。
○議長(神谷大蔵君) 水野
保健福祉部長。
◎
保健福祉部長(水野忠幸君) 子育て等に関する保護者から
の相談については、それぞれ
の人が利用しやすい場所、施設などで行われておりますので、例えば保健センター、保育所、幼稚園、子育て相談室や障害福祉課で対応しており、支援が必要と思われる児童については関係各課でケース会議
を行い、情報共有
を図っているところです。
○議長(神谷大蔵君) 金子和雄君。
◆27番(金子和雄君) 幼稚園や保育所などにも子供たちが入園、入所したりしているわけでありますけれども、一番最初に、私が思う
のには子供
を育てていく中で、保健センターで、その子供が健康な状態とか、あるいは病気になっていないかとかということで、初期
の相談に行くケースが多い
のではないかと思います。そういう点では、保健センター
の役割という
のは大変重要なことと感じております。後でまた連動することがありますので、次に進ませていただきたいと思います。
最近は、民間
の福祉施設や福祉事業所がサービス
を提供しておりますけれども、近年、市内には民間
の福祉施設あるいは福祉事業所が多く存在しています。サービス
を受ける対象年齢や利用サービス等
の違いが言われますけれども、児童発達支援事業
の現状についてお尋ねしたいと思います。
○議長(神谷大蔵君) 水野
保健福祉部長。
◎
保健福祉部長(水野忠幸君) 児童発達支援
の事業所は、平成28年度は17カ所で支援決定者は267
人、平成29年度は32カ所で276
人、平成30年度は34カ所で374
人の児童が対象となってございます。
○議長(神谷大蔵君) 金子和雄君。
◆27番(金子和雄君) 放課後等デイサービス事業
の現状がわかったら教えていただきたいと思います。
○議長(神谷大蔵君) 水野
保健福祉部長。
◎
保健福祉部長(水野忠幸君) 放課後等デイサービス
の事業所は、平成28年度は25カ所で支給決定者は309
人、平成29年度は54カ所で424
人、平成30年度は66カ所で476
人の児童が対象となってございます。
○議長(神谷大蔵君) 金子和雄君。
◆27番(金子和雄君) 先ほどから数値
を挙げていただいてありがとうございます。民間がいろいろなところに進出してくるということは時代
の流れ、あるいはそういうことになる
のかと思いますけれども、例えば行政と民間という形になっていくと、行政が、例えば民間
の事業所とかに言うこと
を、どのような形で指導というか、関係
を持っていける
のかなという
のがひとつ関心があるとこですけれども、その辺はどのような状況になっているんでしょう。
○議長(神谷大蔵君) 水野
保健福祉部長。
◎
保健福祉部長(水野忠幸君) 当方からは、気になる事項については随時指摘
をするということ
のほか、障害者総合支援法
の規定により、市町村は事業者へ
の指導、調査
を行うこととされております。つくば市では、障害者通所支援事業者に対して年1回
の集団指導と、茨城県と合同で3年に1度
の実地指導
を行っており、集団指導では請求等に関する指導や市
の専門職による研修
を行い、実地指導では事業所
を訪問して、適切な運営に関する指導
を行っております。
○議長(神谷大蔵君) 金子和雄君。
◆27番(金子和雄君) ありがとうございました。あと、細かくて申しわけないんですけれども、公立
の幼稚園、あるいは公立
の保育所、そうじゃないところ
の保育とか幼稚園とかというところ
の状況について、障害
を持っている児童や配慮が必要な子供たちが入園希望していることもよく聞きますので、実態としてはどのような状況な
のか
を教えていただきたいと思います。
○議長(神谷大蔵君) 森田教育局長。
◎教育局長(森田充君) 公立幼稚園
の状況でございますけれども、教育局で特別支援教育推進室が設置されてから確認されている人数になりますが、平成30年度に特別な配慮や支援
の必要な幼児は133名、今年度は164名というようにふえてございます。それに対して、私どもとしてはこの人数実態
を把握した上で、必要に応じた障害児
の介助員
を配置しているわけですけれども、平成30年度には38名介助員だったものが、今年度45名配置して対応しているという状況でございます。
○議長(神谷大蔵君) 中山こども部長。
◎こども部長(中山由美君) 保育所なんですけれども、保育所へ
の障害
を持つ児童
の入所
の状況です。公立保育所においては、加配が必要な児童数は平成30年度が182名、平成31年度が194名です。民間保育施設においても、障害児、それから障害児保育事業費
の補助金
の交付件数が平成30年度が53件、平成31年度が60件と、障害
を持つ児童や配慮
の必要な児童
の受け入れはふえています。
○議長(神谷大蔵君) 金子和雄君。
◆27番(金子和雄君) どうもありがとうございました。先ほど
の答弁で、センター
の設置については少々時間が必要とする状況であるという形で報告がありましたが、それでも障害児
の相談事業は早期に実現していきたいということでありますので、できるところから進んでいくんだなと思っていますけれども、全体的な児童発達支援センター
の流れについて、どのような形で進められてくる
のかお尋ねしたいと思います。
○議長(神谷大蔵君) 水野
保健福祉部長。
◎
保健福祉部長(水野忠幸君) 児童発達支援センターでは、これまで福祉支援センターで行ってきた児童発達支援事業に加え、障害児相談支援事業、保育所等訪問事業
を実施、保健福祉子育て、教育部門が一体となって切れ目
のない支援
を行うとともに、家族に対しても、子供
の育ちや暮らし
を安定させること
を目的に支援
を行っていきます。
○議長(神谷大蔵君) 金子和雄君。
◆27番(金子和雄君) この新しくできるセンター、児童発達支援センターに、職務として職員が配属されるわけでありますけれども、基本的にはどのような
人たちが対応される
のかお尋ねしたいと思います。
○議長(神谷大蔵君) 水野
保健福祉部長。
◎
保健福祉部長(水野忠幸君) 現在、児童発達支援事業で療育に従事しております保育士、公認心理士、作業療法士など
の専門職員
を配置していく予定でございます。
○議長(神谷大蔵君) 金子和雄君。
◆27番(金子和雄君) 公認心理士という
のはどんなこと
をするんでしょうか。ちょっとお尋ねしたい。
○議長(神谷大蔵君) 水野
保健福祉部長。
◎
保健福祉部長(水野忠幸君) 公認心理士は国民
の心
の健康
の保持、増進に寄与すること
を目的とした昨年度制定された国家資格でございまして、つくば市でも既に障害福祉課に配属されている臨床心理士、臨床発達心理士と同様
の資格で、心理に関する支援が必要な方に対して相談、援助
を行うものでございます。
○議長(神谷大蔵君) 金子和雄君。
◆27番(金子和雄君) ありがとうございます。今細々とちょっと聞きましたけれども、実際に利用している
人たちがふえてきている、あるいは人口が増加
をしていくということであれば、それら
を踏まえた上で1年ずつ加算していくという形になっていくわけでありますね、そうすると相談事業なんかも含めて、そこ
をできたら利用するという
人も含めると、かなり
の数
の人たちが利用する、あるいは何らかのかかわり
を持つということになるかと思っておりますけれども、そういうことからいくと建設されるところは利便性
のあるとこがいい
のかなとか、そういう形もあるし、実態としては多く期待している
人たちがたくさんいるということで、利用者が多くなる
のではないかなと私は今感じたんですけれども、その辺についてはいかがでしょう。
○議長(神谷大蔵君) 水野
保健福祉部長。
◎
保健福祉部長(水野忠幸君) 御指摘
のとおりでございまして、児童発達支援センター
のあり方に関する検討会におきましても、利便性
のことが議論されてございます。そういった中で出された提言に沿いまして、私どもで今検討し、関係者と協議
を行っております。それ以外
の場所
の事項も含め、提言
の内容に沿って検討
を進めていきたいと考えております。
○議長(神谷大蔵君) 金子和雄君。
◆27番(金子和雄君) つくば市、広い地域で生活しておりますので、さまざまなところで利用についてどのような考え方
を持つかということが幅広い形であるかと思っておりますけれども、私としては利便性
のある児童発達支援センターになるためには、地域
の環境にも影響があると思いますが、利用者や関係者に喜ばれる便利な場所に開所すること
を望んでいるわけでありますけれども、具体的にはこの辺
のところはまだ出てこないんでしょうか。
○議長(神谷大蔵君) 水野
保健福祉部長。
◎
保健福祉部長(水野忠幸君) 本年7月にまとまりました、つくば市児童発達支援センター整備に関する提言というところにおきましては、児童発達支援センター
の設置場所については中央消防庁舎跡地、桜庁舎跡地、豊里保健センター
の順番で賛成が多かったことから、つくば市に対してその順番でさらに検討
を進め、予算
を確保した上で設置すること
を求めますということ
の提言
をいただいてございますので、それに沿った方向で検討
を進めていきたいと考えております。
○議長(神谷大蔵君) 金子和雄君。
◆27番(金子和雄君) それぞれ利便性があるという形でリストアップされてきている
のだと思っておりますけれども、先ほど、どういうところで相談
の窓口
を持つかという中で、保健センターという名称が出ましたけれども、私は保健センターなどが一緒に入れるようなものがいいなと、近所にあればいいなということぐらいは思っておりますけれども、実際にこれから
の作業でありましょうから、その辺
のことについては意見
を参考にしていただきたいなと思います。
それでは、あと、今いろいろ細かく、細か過ぎるぐらいちょっと質問
をした経緯がありますけれど、いずれにしてもこれからスタートするわけでありますし、今現在使っているところ
の人数等
を出しながら、新しい施設
をつくるときに、いかにそれが反映されたほうがいい
のかということ
の立場から発言
をして、質問
をしてきました。そういう点について、細かくなりましたけれども御理解いただきたいと思っております。
最後になりますけれども、市長にお尋ねしたいと思いますけれども、このことにつきましては市長
の公約でもありますが、整備に関する提言では、つくば市における発達児童へ
の支援体制
の課題では、一つとして相談支援体制
の不十分さ、療育
の質
の確保
の必要性、幼稚園、保育所、小学校等における支援
の質
の確保
の必要性、関係機関へ
の連携不足、地域における発達障害児に対する理解
の不自由さ
を挙げております。ここら辺はきちっとした形で物事
を捉えていて、それ
をいかに新しいとこに反映していくかということ
の姿が現れているから、私は毅然とした態度で評価
をしたいと思いますし、早く改善
をしていただきたいと思っております。
そのほかにも、気づく、つなぐ、支えるという基本理念や必要な人員整備、施設場所、設置場所ですね、設置場所について
の提言
を受けています。福祉支援センターでも一部
の事業
の取り組みが進められておりますが、私も1日も早く出現
を願うものであります。新たな局面
を迎えておりますが、市長
の決意についてお尋ねしたいと思います。
○議長(神谷大蔵君) 五十嵐市長。
◎市長(五十嵐立青君) 児童発達支援センターは私
の公約事業でもあります。親と子ですね、あわせて
包括的な支援ができるような場所になってほしいという思い
を込めていまして、やはり形だけつくっても仕方ないという思いで、今回調査
の検討に当たっては、とにかく利用する
人の意見
を聞いてほしいと、しっかりと当事者
の思いに沿ったものにしてほしいということ
を、指示
を出してあります。
先ほど、議員がお話
をされたさまざまな課題という
のは、思い返してみればまさに議員が、私が議員になった
のは15年ほど前ですが、そのころから金子議員が議会で問題提起
をされていたことが、本当に全て入っているなということ
をちょっと思い出しておりました。
7月にあり方に関する検討委員会で提言
をいただきましたので、この提言に沿って、やはり内容
をきちんと踏まえて、子供
の成長過程に沿って適切な支援
を切れ目なく、本当に縦割りにする
のではなく、1
人の人が1
人として尊重されて、切れ目なく支援
を受けられるような、そういうつくば市
の拠点
をつくっていきたいと強く思っておりますので、もちろんスピード感
を持ちながら、ただ関係各所と
の調整はきちんと丁寧に進めながら、必ず実現
をさせていきたいという思い
を持っております。
◆27番(金子和雄君) 以上で終わりにします。
○議長(神谷大蔵君) これにて金子和雄君
の一般質問
を終結いたします。
暫時休憩いたします。午後3時5分より再開いたします。
午後2時47分休憩
──────────────────────────
午後3時06分再開
○議長(神谷大蔵君) 休憩前に引き続き再開いたします。
次に、5番議員黒田健祐君。
〔5番 黒田健祐君登壇〕
◆5番(黒田健祐君) 5番議員、自民つくばクラブ・新しい風
の黒田でございます。通告に従いまして一般質問
を行います。
1点目でございます。筑波山太陽光発電及び関連事項についてお伺い
をさせていただきます。
つくば市では、筑波山地域における太陽光発電設備
の設置契約
を契機に、再生可能エネルギー発電設備
の設置
を規制する条例
を策定しましたが、筑波山地域における太陽光発電設備設置
の現状、現在
の状況
をお知らせください。また、それに関連した行政指導
の事案として、関連する企業が他
の地域において太陽光発電利用
のために農用地利用計画変更申請
をしたが、それに対する担当
の所感
を伺います。
2点目でございます。本庁舎敷地内全面禁煙についてお伺い
をさせていただきます。
7月から本庁舎が敷地内全面禁煙となりました。その判断に至った議論
の経過と理由について
をお伺い
をさせていただきます。
壇上からは以上です。
○議長(神谷大蔵君)
生活環境部長風見昌幸君。
〔
生活環境部長 風見昌幸君登壇〕
◎
生活環境部長(風見昌幸君) 現状については、つくば市筑波山及び宝篋山における再生可能エネルギー発電設備
を規制する条例に違反する恐れ
のある事業が1件進められていることから、事業者に対して指導
を行っています。
○議長(神谷大蔵君) 経済部長篠塚英司君。
〔経済部長 篠塚英司君登壇〕
◎経済部長(篠塚英司君) 農用地利用計画変更除外等申請については、判断
の基準日において、周辺
の優良農地に及ぼす影響が少ないこと、農用地
の集団化
を妨げないことなど、農業振興地域
の整備に関する法律に規定する要件
を満たしていれば、つくば市農業振興地域整備促進協議会において農振農用地区域から
の除外
を決定するものです。
○議長(神谷大蔵君) 総務部長藤後 誠君。
〔総務部長 藤後 誠君登壇〕
◎総務部長(藤後誠君) 本庁舎敷地内全面禁煙については、7月1日施行
の健康増進法
の改正に向け、公共施設
の喫煙状況調査や職員アンケート
を実施しました。これら
の結果や衛生委員会、関係部署
の意見など
を踏まえた上で市長、両副市長と協議
を重ね、方針
を決定いたしました。
方針決定
の主な理由は、改正法はあくまでも原則として敷地内全面禁煙であること、直接
の副流煙だけではなくサードハンドスモークと呼ばれる残留受動喫煙
の有害性
を考慮したこと、また職員アンケートにおいて、回答者数1,627
人のうち過半数
を超える約65%
の職員が、敷地内全面禁煙に賛成であったことなどが挙げられます。
なお、改正法では原則敷地内禁煙とするものの、屋外において施設
の利用者が通常立ち入らないなど一定
の条件
を満たした場所に喫煙場所
を設置することができるとされているため、候補場所
を検討いたしましたが、適切な場所はありませんでした。先行して、茨城県が全面禁煙
を決定したことも参考としております。
○議長(神谷大蔵君) 黒田健祐君。
◆5番(黒田健祐君) ありがとうございます。順次、2次質問
を行わせていただきます。
まず1番目
の筑波山地域における、今1件行政指導
を行っている事案があるということでございますが、詳細
をお聞かせいただければと思います。いつ行って、何回ぐらい行っている
のか、あとはどういった類
のものな
のかという
のを、まずお聞かせいただければと思います。
○議長(神谷大蔵君)
風見生活環境部長。
◎
生活環境部長(風見昌幸君) 当該事業につきましては、市条例に違反する恐れがあるとしまして、指導文書
を8月1日付及び8月20日付で、2回事業者に指導文書
を送付しております。
○議長(神谷大蔵君) 黒田健祐君。
◆5番(黒田健祐君) ありがとうございます。今
の、8月1日と8月20日
の計2回、文書で行政指導
を行っているということでございます。これは、条例違反
の状況ではないですか、ではないということですよね。違反な
のか、違反じゃない
のかという
のをちょっとお答えいただければと思います。
○議長(神谷大蔵君)
風見生活環境部長。
◎
生活環境部長(風見昌幸君) 今
の段階では条例に違反する恐れがあるということで、事業者に対して市と共有するような指導文書
を送付しております。
○議長(神谷大蔵君) 黒田健祐君。
◆5番(黒田健祐君) ありがとうございます。現時点においては条例違反ではないということですね。はい、ありがとうございます。それで、このつくば市筑波山及び宝篋山における再生可能エネルギー発電設備
の設置
を規制する条例
の、これ多分最後
のとこですよね。適用区分2番
のところで、この条例はこの条例
の施行
の日以後において再生可能エネルギー発電設備
の新設工事に着手する行為について適応するとありますので、これから始まったらこれに抵触するという理解でよろしいんでしょうか。
○議長(神谷大蔵君)
風見生活環境部長。
◎
生活環境部長(風見昌幸君) 設備
の設置工事が始まれば、この条例が適用できると考えております。
○議長(神谷大蔵君) 黒田健祐君。
◆5番(黒田健祐君) ありがとうございます。それでは、次に経済部にお伺い
をさせていただこうかと思うんですけれども、今後他
の法令に違反している申請者から
の申請が出た場合、対応どうなる
のかという
のをお聞かせいただければと思います。
○議長(神谷大蔵君) 篠塚経済部長。
◎経済部長(篠塚英司君) 一般的に、他法令において違反がある申請者から
の農用地利用計画、農振地区除外等
の変更にかかる申請
の取り扱いにつきましては、関係各課と連携し、事実関係
を確認するとともに、担当課において実情に基づいた行政指導
を行うことになっています。また、決定機関であるつくば市農業振興地域整備促進協議会において、委員に対し、是正
の可否や状況報告
を行い、判断
をお願いしていきます。
○議長(神谷大蔵君) 黒田健祐君。
◆5番(黒田健祐君) ありがとうございます。今後、まだ条例違反という状況ではないと思いますので、注視はしているかと思いますので、行政側も、各課連携とって、今後法令に則ってしっかりと粛々と対応していただければと思います。この件は以上でございます。
続きまして、本庁舎敷地内全面禁煙について
の質問に移りたいと思います。
先に要望
を述べたいと思いますが、本庁舎敷地内に喫煙スペース
の確保
を要望したいところでございます。
私も喫煙者ですので、一定
の期間吸えないという、ストレスという
のは理解ができるところであります。アンケート
をとりまして3,434
人、回答が1,627
人で、うち280
人が多分吸われているということですね。大体17%ぐらいだと思います。もちろん喫煙者でもやめたい
人ですとか、やめたくない
人、価値観という
のはそれぞれだと思うんですね。ですので、一概に、全員一緒くたにできないとは思いますが、この17%、280名、回答したこの数字
を見ますと一定程度いるわけであります。るるですね、先ほど部長
の御答弁ありました。健康増進法
の改正にのって第一種施設、これは本庁舎が該当しますが、原則敷地内禁煙となったということです。
ただ、先ほども言及がありましたが、受動喫煙
を防止するため
の必要な措置がとられた場合は喫煙場所
を設置できますとあります。喫煙
をすることができる場所である旨
を記載した標識
の掲示であったり、施設利用者が通常立ち入らない場所に設置
をすること、禁煙場所が区画されていることが挙げられています。よって、自治体によって対応は、つくば市
のように全部敷地内禁煙にした自治体と、今述べた必要な措置
をとって喫煙スペース
を確保した自治体に分かれているかと思います。
冒頭総務部長で、探したけれどもそういった場所も見つからなかったよというような答弁があったと思うんですけれども、それはちょっと僕は違うというか、ほか
の自治体
を見ると、工夫して置いているところは置いているんですよね。ですので、それはちょっと違うんじゃないかなという
のが、これは個人的な所感でございます。ですので、判断は各自治体に任されているという
のが現状だと思います。ですので、敷地内禁煙
の議論
の経過等に関する資料ですね、行政資料請求
をして提出いただきましたので、これから何点か御質問
をさせていただこうかと思っております。
会議は6月4日と10日と13日、計3回行ったということでよろしいですか。
○議長(神谷大蔵君)
藤後総務部長。
◎総務部長(藤後誠君) そのとおりです。
○議長(神谷大蔵君) 黒田健祐君。
◆5番(黒田健祐君) その会議で事前にアンケート、これとっていますので、そのデータ等
を議論したかと思います。それで、ちょっと私が伺いたい
のは、市
の公共施設において受動喫煙にあったことはありますかという設問がございます。あるという
のが大体50.5%というので、半数以上
の方が受動喫煙にあいましたと答えています。これ、具体的にどういった形であった
のかという
のは、確認という
のはとれていますか。
○議長(神谷大蔵君)
藤後総務部長。
◎総務部長(藤後誠君) 設問
を出して、そのお答え
をいただいたということですので、今回状況等は把握しておりません。
○議長(神谷大蔵君) 黒田健祐君。
◆5番(黒田健祐君) ありがとうございます。それでは、受動喫煙にあったことがあるという方が半数いるわけでございますが、どのような状況で受動喫煙にあわれたと推測されますか。推測なので、所感
を述べていただければ。
○議長(神谷大蔵君)
藤後総務部長。
◎総務部長(藤後誠君) 今回
の健康増進法
の改正がまさにそうだと思うんですが、望まない受動喫煙
を受けたときだと思います。
○議長(神谷大蔵君) 黒田健祐君。
◆5番(黒田健祐君) ありがとうございます。もう1点、この件で質問したいことがありまして、受動喫煙という
のは一般的には二次喫煙と言われるものだと思います。先ほど答弁
の中で三次喫煙にも言及されていましたが、三次喫煙に関しましては残留受動喫煙というような、多分概念で今論じられている
のかなと認識
をしております。この受動喫煙にあったことがあるという、問11で半数以上
の方がありましたよと言っていますが、それは二次
のものな
のか、三次、残留受動喫煙も含まれている
のか、これ判断が可能かどうかという
のを所見
をお聞かせいただければと思います。
○議長(神谷大蔵君)
藤後総務部長。
◎総務部長(藤後誠君) この質問当時サードハンドスモークについて言及してはおりませんので、二次か三次かはちょっとよくわかりません。
○議長(神谷大蔵君) 黒田健祐君。
◆5番(黒田健祐君) ありがとうございます。これだけではちょっとわからないという
のが現状だと思います。それで健康増進法
の改正ですね、私もちょっと概要は見させていただいたんですけれども、そこに関して受動喫煙防止という目的で、この法律というか、改正されているんだとは思うんですよね、ただそこに関して、今、最近ですよね、話題になっている三次喫煙、いただいた資料に喫煙
の歴史といったらちょっとあれですけれども、大体1950年代ですか、これは喫煙すること、実際本人ですよね、一次喫煙が本人
の健康
を害することが明らかになって、1980年代以降受動喫煙、二次喫煙による周囲へ
の健康被害も証明されたとあって、大体2010年代に入って、このサードハンドスモークという概念といいますか、こういったものが言われてきたと思います。ただ、健康増進法
の改正
の中身
を見ても、原則喫煙とするものの、先ほど
の処置
をとれば置けるわけであります。そうすると、その理由
を主に据えた形
のものではない
のかなと個人的には解釈はするんですけれども、その健康増進法
の解釈に関して、担当部長
のちょっと御所見
をいただければと思います。
○議長(神谷大蔵君) 水野
保健福祉部長。
◎
保健福祉部長(水野忠幸君) 昨年7月に健康増進法
の一部改正する法律が成立し、病院、学校、行政機関、庁舎等
の第一次施設が本年7月1日より原則敷地内禁煙となってございますけれども、その基本的な考え方は、望まない受動喫煙
をなくす、二つ目として受動喫煙による健康影響が大きいことも患者等に特に配慮、あとは施設
の類型場所ごとに対策
を実施、こういったものが法律
の趣旨でございます。
○議長(神谷大蔵君) 黒田健祐君。
◆5番(黒田健祐君) ありがとうございます。その望まない受動喫煙というものに関して、三次喫煙というものは議論されている
のかという
のを、わかればお教えいただければと思います。
○議長(神谷大蔵君) 水野
保健福祉部長。
◎
保健福祉部長(水野忠幸君) その審議会あるいはその前段
の検討会
の中で、三次喫煙というものについて
の言及があったと資料
の中でありましたので、その点は承知
をしてございます。
○議長(神谷大蔵君) 黒田健祐君。
◆5番(黒田健祐君) 一般的に二次喫煙、副流煙
を吸うと、吸わない
人も健康被害が出ますよという
のは長年言われています。ここ10年ぐらいですかね、三次喫煙という形で、実際吸っている方がいて、その家とか車とか
のカーテンであったり、ソファー、そういったとこに吸わない
人が入って健康被害
を受ける、もしくは吸った方であっても息
を吐くとまだ残っているんで、そういった健康被害が出ると言われ始めているわけでありますが、医学的なエビデンスという
のはある
のかどうかという
のをお教えいただければと思います。
○議長(神谷大蔵君) 水野
保健福祉部長。
◎
保健福祉部長(水野忠幸君) 今御指摘
のとおり三次喫煙は、タバコ
の火が消された後も残留する化学物質
を吸入すること
を言いまして、例えば、喫煙後は息に含まれる、シックハウス症候群
の原因にもなっている総揮発性有機化合物
の濃度が高まり、その濃度が通常レベルまでには45分かかるという研究結果、あるいは表面についたニコチンが空気中
の亜硝酸塩と反応して、発がん性
を持つニトロソミアン類
を生成すること、あるいは毒性試験において細胞レベルではDNA損傷が、また動物レベルでも代謝系や免疫系
の影響があるという、そういう報告がなされていると承知
をしてございます。
○議長(神谷大蔵君) 黒田健祐君。
◆5番(黒田健祐君) ありがとうございます。この三次喫煙に関しましては確かにいろいろ言われているわけですけれども、私はこの健康増進法
の改正趣旨
の議論とはちょっと違う
のかなとも思っております。であれば原則施設、敷地内ですね、喫煙にしても、実際抜け道として認めているわけですよね、ここに標識
を置けば吸っていいですよって。分煙ですよって。
これはいわゆる二次喫煙、要は一般的に言う二次喫煙
を防ぐ対策だと思っております。もちろん、今三次喫煙というところで、市によっては、内規によって45分間エレベーターに乗ってはいけませんよとか、そういった自治体もありますが、私は一定程度、病院とか子供がいる施設だったら敷地内全面禁煙にするもやむを得ない
のかと思いますが、17%、20%弱吸われている方がいるわけであります。そういった方も実際にマナー守って、今まで喫煙所で吸っていたわけですよね。ある程度離れていましたし、ぜひ、ちょっとそういった
のも勘案していただいてぜひ喫煙所
を、設置
を、これ可能でございますので、再度御検討
をいただければという
のが趣旨でございます。最後に、ちょっと市長にお伺い
をさせていただければと思います。
○議長(神谷大蔵君) 五十嵐市長。
◎市長(五十嵐立青君) 市役所には子供もたくさん来ますし、妊婦さんなどもたくさん来ます。あるいは、さまざまな形で病気
を抱えている方もいらっしゃいます。そういうこと
を考えれば、サードハンドスモークも含めて、私どもはできるだけ望まない受動喫煙
を減らさなくてはいけない立場にあると考えております。45分間、喫煙したらエレベーターに乗れないというルール
をつくるということはまだ至ってはおりませんけれども、やはり、そもそも今回
の法改正
の趣旨がどこかということ
を考えれば、それは、やはり少しでも発がんリスク等
を減らしていくと、さまざまなリスク
を減らして健康に暮らしていくということだと思っておりますので、その意味でも、やはり議員
の御期待にはこたえられず申しわけありませんけれども、喫煙所
を設置
をする
のではなくて、できる限り禁煙
のサポート
をしていくと、一
人でも多く
の方がタバコ
を吸わなくても健康でいられると、安心して仕事もできるし、いらいらしないと、そういうようなサポートは全力でさせていただきたいと思っておりますので、御理解
をいただければと思います。
○議長(神谷大蔵君) 黒田健祐君。
◆5番(黒田健祐君) 市長
の考えという
のも理解できます。もちろん禁煙
のサポートという
のは、タバコ吸っている
人でもやめたいと思っている
人は一定程度いると思いますので、全力で行っていただきたいと思います。しかしながら、最初、冒頭私も申し上げたとおり、この価値観という
のは
人によって違うわけですよね。もう、やめなくていいと思っている
人もいれば、いろいろこれは考え方あるわけでありますので、ぜひ、そういった方もいるかと思いますので一定
の配慮は、なかなか喫煙所
をつくる
のは難しいという答弁でしたけれども、ちょっと御配慮
をいただければということ
を改めて申し伝えて、私
の一般質問
を終わりにしたいと思います。ありがとうございました。
○議長(神谷大蔵君) これにて黒田健祐君
の一般質問
を終結いたします。
次に、2番議員小森谷佐弥香君。
小森谷佐弥香君より一般質問に関する資料
の配付申し出がありましたので、これ
を許可し、机上へ配付しておきました。
〔2番 小森谷佐弥香君登壇〕
◆2番(小森谷佐弥香君) つくば・市民ネットワーク小森谷佐弥香でございます。
今回
の台風15号、コンパクトだが非常に強い台風15号
の影響により一時は最大93万
人、けさ
の段階でも46万
人以上
の方が千葉県
を中心に停電
をし、3日目となるきょうになっても全面復旧
の見通しが立たない状況と聞いております。午前中、滝口議員
の一般質問で災害時
の飲み水について質問がありましたけれども、災害時に避難場所となる学校設備について、今必要とされる学校設備、それから機能は何かということについて伺っていきたいと思います。
通告書
を読みたいと思います。
児童、生徒
の急増する学校
の対応について。8月19日全員協議会が開催され、議会に対し新設校
の計画案が示されました。TX沿線地区
の人口増に対し公共施設
の整備が追いつかず、住民からは不安
の声が寄せられています。特に学校に関しては保護者から、果たしてうち
の子は学校に入れる
のかという悲鳴に近い訴えが届いております。前市長、教育長時代に人口増加が見込まれるこの沿線地区に、施設一体型
の義務教育学校
を導入したことから、学校は次々と過大規模化し、また一小に一中
の関係となることから周辺地区
の生徒が中学部から
の転入ができないなど、柔軟な対応ができない状況です。このたび、新設校建設にスピード感
を持って対応が示されたことは評価しますが、幾つか確認、提案したいことがありますので、まずは以下お伺いいたします。
1番仮称研究学園小中学校
の検討状況、2番みどり
の学園地区
の新設校
の検討状況、3番仮称香取台小学校
の施設概要、4番新設校に自校式給食
を導入することについて、5番学区
の見直しについて。
以上、壇上で
の質問とさせていただきます。御答弁よろしくお願いいたします。
○議長(神谷大蔵君) 教育局長森田 充君。
〔教育局長 森田 充君登壇〕
◎教育局長(森田充君) 8月
の全員協議会でも御
説明しましたとおり、仮称研究学園小中学校については葛城地区
の開発エリア内南側
の県保有地である小学校用地と、その土地に隣接する公益施設用地
を取得し、学園
の森義務教育学校
の分離新設校として小学校及び中学校併設で建設する計画です。新設校
の規模については小学校で20学級程度、中学校で10学級程度
を想定しています。しかし、小学校用地及び公益施設用地
を合わせても3ヘクタール程度であり、小中学校それぞれ
の校舎や体育館等
を用地内に配置するとなるとグラウンド等が手狭となることから、取得予定地西側
の民有地
を買収し、グラウンド用地
を拡張すること
を検討しています。事業スケジュールですが、令和2年度中に設計
を終え、令和3年度から
の2カ年で建設工事
を実施し、令和5年4月
の開校
を目指します。
みどり
の学園義務教育学校についても8月
の全員協議会で
説明したとおり、今年度敷地内に15クラス
の増築工事
を実施することで、令和3年度まで
の児童、生徒
の増加に対応します。さらに現敷地内に、令和2年度と令和3年度
の2年間で17クラス
の校舎増築
を行い、令和5年度まで
の増加に対応したいと考えています。令和6年度以降
の対応については、現在新設校建設や周辺
の既存校
の活用などについて検討しています。
仮称香取台地区小学校については、つくば市として掲げているSDGsに沿った質
の高い教育、持続可能な施設
を目指すとともに遊び
の場として
のプレイヤード
を設け、子供たち
の運動能力や想像力
をはぐくむスペース
の設置など
を考えています。また、先生方
の意見
を聞きながら、異なる学年と
の交流や食育
の場としても使用できるような多目的室、各学年
の先生が授業
の準備ができ、交流
の場となるスペース等
の整備
を検討します。建設規模として20学級程度分
の校舎
を想定しています。
学校給食施設については、既存給食センター
の老朽化や急増する児童生徒数に対する調理能力
の確保等、喫緊
の課題に対応するため、来年度
の共用開始に向け、仮称新谷田部学校給食センター
の整備
を進めています。新設校へ
の自校式給食導入については、前に述べた仮称新谷田部学校給食センターにあわせ、つくばすこやか学校給食センター豊里、これもあわせて新しい給食センター
の効用や、今後
の児童生徒数
の推移とセンター全体
の供給能力と
のバランス等
を考慮するとともに、これまで
の検討結果等も踏まえて検討していきます。
学区
の決定について、新設校
の建設に伴う学区
を設定する場合には、教育局で通学距離、児童生徒数
の今後
の人数等
を考慮し、学区
の原案
を作成します。その原案について新設校に係る保護者、区長、学校長等
の方々
を委員とした学区審議会
を開催し、審議いたします。その後審議会で出された意見
を参考にしながら内部で協議
を行い、学区案
を作成し、保護者及び地域住民
の方々
を対象とした住民
説明会にて公表し、意見
をいただきます。それら
の意見
を踏まえて調整し、教育委員会で決定します。
○議長(神谷大蔵君) 小森谷佐弥香君。
◆2番(小森谷佐弥香君) ありがとうございました。幾つか少し確認
をしたいと思います。
まず研究学園小中学校
の校舎なんですけれども、これは小と中、分けてつくる計画でしょうか。その辺お願いいたします。
○議長(神谷大蔵君) 森田教育局長。
◎教育局長(森田充君) 基本的に別とは考えておりますけれども、敷地
の問題もありますので、基本設計、自主設計業務
の中で検討していきたいと思います。とにかく、敷地
を有効に活用しなければいけませんので、そういうことも考えながら進めていきたいと思います。
○議長(神谷大蔵君) 小森谷佐弥香君。
◆2番(小森谷佐弥香君) では、買収予定
の民有地についても確認していきたいと思います。
今
説明会
をして交渉中だということなんですけれども、これがもし買えなかった場合はどのようにお考えでしょうか。
○議長(神谷大蔵君) 森田教育局長。
◎教育局長(森田充君) 県有地のみで建設
を行った場合でも、ある程度
の広さが確保できるということですね、文部科学省が定める小学校設置基準、中学校設置基準における運動場用地
の面積要件は満たしているということは言えると思います。ただし、先ほども言いましたように、できるだけ敷地、有効に活用できるように進めていきたいと考えています。
○議長(神谷大蔵君) 小森谷佐弥香君。
◆2番(小森谷佐弥香君) そうしますと、小中併設ということ
のイメージなんですけれども、学校施設
を含めグラウンドとか、それから体育館なども共有となるかもしれないということはあるんだけれども、既存
の校舎分離型
の小中一貫校に近いイメージと理解してよろしいでしょうか。
○議長(神谷大蔵君) 森田教育局長。
◎教育局長(森田充君) 共用になる部分もあるかもしれないといいますか、まだそこまでもはっきり言えない部分がありますけれども、具体的にはその運用
の面でも、小学校部分と中学校部分という
のをある程度分けながら、共有するほうが便利なときにはそういうもの
を進めていくという形で、今後設計
の中でも考えていかなければいけないと思っています。
○議長(神谷大蔵君) 小森谷佐弥香君。
◆2番(小森谷佐弥香君) さらに確認します。今後は施設一体型
の小中一貫校、すなわち義務教育学校ですけれども、これはつくらない方針と理解してよろしいでしょうか。
○議長(神谷大蔵君) 森田教育局長。
◎教育局長(森田充君) これまで
の検討
の中で、人口が増加する地区にこの義務教育学校
をつくるといろいろ課題が発生するということもありまして、今回は小中併設という形で進めましたけれども、義務教育学校
を今後つくらない
のかということについては、まだ結論が出ていない状況でございます。それについては今後策定中
の教育大綱
を踏まえて、学区審議会、それから教育委員会等で協議して、最終的には決定していくことになると思います。
○議長(神谷大蔵君) 小森谷佐弥香君。
◆2番(小森谷佐弥香君) 義務教育学校は1年生から9年生まであるわけですから、どうしても大規模になりやすいということがあると思います。また、さらに大規模化が進む要因としては、小学校は近くでいいんだけれども中学校
のこと
を考えると、義務教育学校
のほうが近いという地区が必ず出てきます。そうなりますと、小学校に上がる段階で義務教育学校に通わせたいと、学区外就学
の希望
を出す近隣小学校区域
の保護者が多いという現状があると思います。
そして、今回
の推計でどのくらい
の予想が立った
のかというと、資料1につけたんですけれども、学園
の森義務教育学校施設整備スケジュールと、その下
の学園
の森義務教育学校児童推計という
のをごらんいだければと思いますが、仮称研究学園小中学校は2023年に開校ということですが、その前年
の2022年学園
の森義務教育学校は74教室、それから人数が2,600
人、最大ですけれども、となる推計が出ています。
それで、この資料
の一番下に春日学園義務教育学校ピーク時
の学級児童生徒数
を載せているんですけれども、これ
を見ますと春日でも最高63教室、約2,050
人でしたので、これ
を上回るかなり
の過大規模、これは超過大規模
の学校になると言っていいと私は考えています。学校が過大規模になるという
のは、子供たちにとっても先生方にとってもよいことはありません。
春日
の保護者であった経験から申しますと、子供たちは休み時間
の好きなときにグラウンドとか図書室に行くというような、そういった当たり前
のことができなくなる。それから、危ないからと言ってボール
を使った遊びが禁止になると。先生方は体育館や多目的室
をどう平等に割り振ったらよいか頭
を悩ませるでしょうし、何よりも児童、生徒
の安全に責任
を持つ立場から、子供たちに対してより管理的にならざる
を得なくなります。今後は義務教育学校
をふやさず小学校と中学校
を分けた運営
を行っていくこと、つくば・市民ネットワークとしてはそういった方針転換に強く期待したいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
1番については以上です。
さて次に、2番
のみどり
の学園地区
の新設校
の検討状況について伺っていきます。先ほど
の御答弁によりますと、みどり
のの新設校についてはまだ詳しいことは決まっていないということでしたので、みどり
の学園義務教育学校について少し確認
をしていきたいと思います。
増築校舎
の話
をしていただきました。今年度1棟目、それから来年度、再来年度に2棟目
を建てて、全部で32教室ふえることになるということ
を確認しました。先ほど
の資料1
の真ん中あたりに載せているんですけれども、新設校が開校する2024年
の前
の2年間、2022年、2023年は本校舎とあわせて70教室にもなります。先ほど最大74教室
を抱えることになると確認した学園
の森義務教育学校と同じ規模になるということです。そこで、どうしても不思議に思うことがあるんですね。そもそも、みどり
のは当初学年3クラス想定で建てられました。学園
の森が学年4クラス想定だったので一回り小さく建てました。これ
をせめて同じ規模、学年4クラスで建てていたら、増築校舎
を二つも建てなくて済んだんじゃないかと思うんですけれども、これ、どうして小さく作ったんでしょうか。
○議長(神谷大蔵君) 森田教育局長。
◎教育局長(森田充君) その件に関しましては、学校、このみどり
の学園
の学校
を建設する当時は、学園
の森に比べてみどり
の地区は開発がまだ進んでおらず、開発計画戸数、それから計画人口に対して非常に人数がまだ少なかったということで、先々
のピークまで備えて学校
をつくるということができなかったということになると思います。
○議長(神谷大蔵君) 小森谷佐弥香君。
◆2番(小森谷佐弥香君) 実際にその人口が張りついていないと補助金が出ないと、私たちも
説明を受けてきました。国から
の補助金が出ないと。そのあたり
の根拠となる法令とか考え方
をちょっと文部科学省に確認しましたら、公立学校施設費国庫負担金等に関する関係法令等
の運用細目という
のを教えていただいたので、資料2につけました。
運用細目
の40番が当該学校
の学級数が増加することが明らかなことについて
の説明、41番が当該学校
の児童等
の数が増加することが明らかなことについて
の説明が書かれています。俗に前向き3年と言われるそうで、3年後まで
の見込みがキーとなるそうです。3年後に3学級以上とか、児童数で言えば0.2倍以上増加することが明らかであれば、補助
の対象になりますよというように運用されています。このことは教育局ももちろん御存じだと思いますけれども、要は増加することが明らかなこと
の根拠
をどう示すかということだと思います。大型集合住宅
の建築計画があるとか建築確認が出ている区画がこれだけある、など
の開発計画
を示すことができれば根拠になると。推計だけではなりませんよと。当時
のみどり
のの人口
の張りつきから、そういったことで学年3クラス
の規模になったということだと理解しています。
ですが、みどり
のは萱丸地区としてUR
の都市計画があって、計画人口も残戸数も出ていたわけですよね。加えて春日開校時
の教訓もありました。移住
の量とスピードに拍車
をかけた施設一体型小中一貫校、後
の義務教育学校化です。春日開校時に、何だかよさそうだとどんどん
人が移住してきました。議会でも、本当にこの規模で足りる
のかという声はあったわけです。こういうことも根拠になる
のじゃないでしょうかと文部科学省
の担当者に聞きましたら、なり得ますと言っていました。教育局が危機感
を持ってこの規模が必要だと掛け合えば、せめてみどり
のは学園
の森
の規模くらいにはなったんじゃないかと、そうすれば増築校舎も一つで済んだんじゃないかと思ってしまいます。
また、ほか
の自治体で聞いた話ですけれども、こういうやり方もあるそうです。補助金
を活用しながら進めるために、あらかじめ増築すること
を前提に本校舎
を建てるそうです。そして開校後はいつも前向き3年、すなわち3年後
の人口増
をなるべく正確な数
を見込むために開発計画
を逐一チェックして、見込みが立ったら増築
の計画
を立てる。この場合は2年、3年かけて計画しますから、きちんと国
の補助
を申請できます。
しかし、つくば市
の場合は春日も学園
の森もみどり
のも、全て増築校舎は着工まで1年しかないという後手後手
のスケジュールになっているため、国
の補助
を申請できておらず、設置費用
を全額市で負担している状況です。あるいは国
の補助
を申請できない
のは増築しても数年後には新しい学校が建つ
のだから、そうなれば不要となるものに対して補助金は出せませんという、そういった理由もあると思います。
いずれにしろ、前回
の6月議会で当会派
の宇野議員も指摘していましたけれども、その5年ごと
のコンサル
の推計
を待つんじゃなくて、担当課が毎年自分たちで推計
を立てる。そして建設部と連携
をとって開発計画がどこまで進んでいる
のか、逐一情報
をやりとりしていくことが必要です。みどり
のの新設校
の概要はこれから決めていくことになるということでしたので、しっかりと予測
を立てて、その規模
を見据えた学校計画、学校建設
を計画いただきますよう要望して、2番
の質問は終わりにいたします。
では、3番
の仮称香取台小学校
の施設概要についてなんですが、今、先ほど聞きそびれてしまったんですけれども、現在設計
の入札中というお話
をしていただけましたでしょうか。もう一度そのスケジュールについて確認
をしたいと思います。今後
のスケジュールという
のはどのようになりますでしょうか。
○議長(神谷大蔵君) 森田教育局長。
◎教育局長(森田充君) ただ今、設計
の発注
をしているというような段階でございます。
○議長(神谷大蔵君) 小森谷佐弥香君。
◆2番(小森谷佐弥香君) わかりました。設計
の発注
をしていて、もうすぐ業者が決まるんですかね、設計業者が決まってからどのような作りにしていく
のかという細かい話
を詰めていくことになるということだと思います。今大事な段階ですので、幾つか確認と提案
をしていきたいと思います。
まず確認からなんですが、昨年一般質問で取り上げたんですけれども、昨年開校
の3校
のうち学園
の森とみどり
のはほぼ同じ設計で、私が学園
の森
の保護者でもあったことから、先生や保護者から、何でこんな設計にした
のという話が上がっていること
をそのとき紹介いたしました。
例えば、窓ガラスが多過ぎて日差し
の直撃
を受けるとか、色が白過ぎて校舎が眩しいとか、玄関
のドア
を入るとまた外
の空間があって、昇降口が吹きさらしであるとか、図書室が西日さんさんだったり、収納スペースが少ないとか、体育館
の2階ギャラリーが狭過ぎるなどなど、見た目がおしゃれでも学習環境として適切ではない仕上がりでは困ります。
そこで、現場で働く先生たち
の声
を教育施設課がしっかりと把握する取り組みが必要だと改善
を要望しました。あのとき局長も、これからまた学校建築
をしていく上で、実際に今使っている学校
の子供たち、それから先生たち、そして、それ
を見ている保護者
の方、その声
をしっかりまとめて次に生かしていきたい、そういう仕組みづくり
をしていきたいと答弁くださいましたが、このことについてその後
の検討状況
をお聞かせください。
○議長(神谷大蔵君) 森田教育局長。
◎教育局長(森田充君) 今ありましたように、先に答弁しておりましたので、それもありましたから、今年度設計
を予定している香取台地区小学校については、これまでに新築
をしました学園
の森義務教育学校、みどり
の学園義務教育学校、そして秀峰筑波義務教育学校
の先生方にアンケート
をとりまして、今
の建物
をもし改善するような必要があるとしたらどこだと、よいところはどこだというところ
を中心にしっかり聞きましたし、これから香取台と別れることになる島名小学校
の先生方にも、どのような学校
を望みますかということでアンケート
をとりまして、それら
をまとめて設計
の基本構想と基本計画という
のを作成してございます。
○議長(神谷大蔵君) 小森谷佐弥香君。
◆2番(小森谷佐弥香君) アンケートは先生方忙しい中、すごく手間がかかることだと思いますので、教育施設課が直接あちこち
の学校に行ってヒアリングするといいと思います。市内だけじゃなくて、いいと言われている評判
のよい学校
を直接見て回って、いろいろ聞いてくるという
のもとても大事なことだと思いますので、アンケートだけじゃなく、そういったこともお願いしたいと思います。
次に提案に移っていくんですが、TX沿線沿い
の新しいまちには交流センターがなく、いまだ具体的な計画もないことから、新設校には地域住民
の居場所として
の機能が少しでも用意できるとよいと思います。また、文部科学省からはコミュニティスクール
の推進が求められており、そのためには校内に保護者や地域住民が集まって話
をしたり、活動したりできる場所が必要にもなっていきます。今から新しく建てるような学校では、初めから校舎
の端
の部屋
を、そのような役割
を果たすため
の地域活動室などとして玄関も別につくって、セキュリティも別にして、そういった設計
を取り入れている自治体もありますので、ぜひ取り入れていただきたいと思います。
また音楽室や図工室、図書室も地域に開放している学校があります。図書室
の本
の貸し出しはできないそうですが、地域
の方々が本
を読みにいらっしゃるそうです。音楽室や図工室もサークル活動に使われているということでした。学校建設に多額
の建設費
を投じなければならず、新しい交流センター
の建設までまだ予算が回らない
のであれば、地域貢献
の一手としてこのような学校開放は市民に喜んでいただける
のではないかと思います。
こういったコミュニティスクール推進
のため
のスペース
を確保すること、図書室や特別教室
を地域に開放することについてはどうお考えになりますでしょうか。
○議長(神谷大蔵君) 森田教育局長。
◎教育局長(森田充君) まだ具体的にはそういう形
の設計
の考え方まではいっておりませんけれども、そのような考え方もあるということで、今検討
をしているところです。
○議長(神谷大蔵君) 小森谷佐弥香君。
◆2番(小森谷佐弥香君) それから児童クラブなんですけれども、先日牛久市
のひたち野うしく小学校
を拝見させていただいたときに、ここは児童クラブで言うと、校舎内に児童クラブ
のスペース
をつくっていたんですね。広い廊下
のようになっていて、ワークスペースと呼んでらっしゃいましたが、昼間は休み時間に児童がここで遊んだり、学年集会
をしたり、授業参観にも使うそうです。そこが放課後になると児童クラブにかわります。お迎え用
の出入り口が別に設置してありましたけれども、靴箱はそのまま学校
のもの
を使っており、ほか
の教室は鍵
を閉めるので何も問題ないということでした。このように、児童クラブも学校と一体的な利用
をすることで管理上も、そして児童にとっても大きなメリットがあると思いますけれども、このような設計についても何か思うところがあればお聞きしたいんですが。
○議長(神谷大蔵君) 森田教育局長。
◎教育局長(森田充君) 私もひたち野うしく小学校
を見てまいりましたのでよく認識しております。そういうことも頭に入れながら、今後やっていければとは思っております。
○議長(神谷大蔵君) 小森谷佐弥香君。
◆2番(小森谷佐弥香君) わかりました。ぜひよろしくお願いいたします。
次にプールなんですが、昨年6月に当会派
の皆川議員も言及しましたが、これからは1校に一つ
のプールという考え方
を改める必要があると思います。あのとき局長も、あり方
を検討していく、今後検討していくとおっしゃっていらっしゃいましたけれども、その後
の状況
をお聞かせください。
○議長(神谷大蔵君) 森田教育局長。
◎教育局長(森田充君) 今、建設、早速予定しているその仮称香取台小学校と仮称研究学園小中学校、この二つ
の学校
を中心に、共用するといいますか、それ
を一つ
の施設で使っていくという考え方はできるだろうと今検討しているところで、このままいけばどちらかにつくるような形にもなる
のかなとは考えています。
○議長(神谷大蔵君) 小森谷佐弥香君。
◆2番(小森谷佐弥香君) ありがとうございます。それは温水プール、屋内
の温水プール施設ということで理解していいですか。
○議長(神谷大蔵君) 森田教育局長。
◎教育局長(森田充君) まだそこまではちょっと、具体的には進んでおりません。
○議長(神谷大蔵君) 小森谷佐弥香君。
◆2番(小森谷佐弥香君) 局長もひたち野うしく小学校
を見てこられたということで、あそこ
の温水プール
を私も見てきましたけれども、例えば、今年度は6月から10月まで
の間に四つ
の中学校と二つ
の小学校がこのプールで授業
を行ったそうです。また、神奈川県海老名市とか茨城県鹿嶋市でも同様
の取り組みが行われておりまして、例えば鹿嶋市では、市内
の大野地区にある四つ
の小学校と一つ
の中学校
のプールがいずれも築40年と老朽化してきたことから、新たな屋内温水市民プール
を建設して今年度オープンしています。牛久市と同様、授業
のない時間帯
を市民に、子供200円とか大人400円で開放しています。千葉県佐倉市
の例、皆川議員も挙げていましたけれども、あの後学校プール、市民プール再編に向けた調査結果が出まして、今後は老朽化した屋外型
の市民プール、つくば市で言えば花畑とか二の宮
のプールみたいものなんですけれども、ああいうところ
を屋内
の温水プール施設に再整備して学校
のプール事業に使用していく方針になったようです。
その報告書や議会
のやりとり
を読みますと、デメリットとされるバス移動に関しては、片道おおよそ20分以内であればさほど問題はないようです。それから運営費に関しては、専門
の指導員による水泳授業委託
を導入した場合でも、現状
の学校プール
を維持していくより安価なコストで済むと書かれていました。もちろん、これはつくば市
のケースではどうな
のか検討
の必要があります。
温水プールで授業
を行うメリットとしては、天気に左右されず計画的に水泳事業が実施できるようになるとか、プール管理
の必要がなくなって教員が児童、生徒
の直接指導に時間
を費やせるようになったとか、子供たちからは、きれいな水で泳げる、それから冷たくない、バス移動が遠足
のようで楽しいということで、水泳授業が楽しみになったとか、泳ぐ
のが上手になったとかいう声が上がっているようです。
進めて、温水プールかどうかわからないけれども、プール
の共用という
のは考えていらっしゃるということでよかったと思います。将来的に、今研究学園小中学校とというように、香取台小学校とというように御答弁いただきましたけれども、ぜひ将来的に老朽化が問題となってくる近隣小中学校もできるようになりますし、市民に開放すれば市民
の皆さんも喜ばれると思いますので、ぜひ進めていただきたいと思います。
それから、エコスクール
の認定
を受けるような学校づくりもぜひ進めていただきたいと思いまして、資料
をつけました。ちょっと順番前後するんですけれども、資料
の5です。
エコスクールは文部科学省、農林水産省などが連携協力して設定するもので、一定
の条件
を満たせば施設整備費について
の支援
を受けられるものです。例えば、屋上に太陽光パネル
をつけるとか、雨水
をためてトイレ
の水に使うとか、複層ガラスや二重サッシにして断熱効果
を上げる、地域
の木材
を利用して内装
を木質化するなどという取り組みが挙げられ、一定
の水準
を満たせば補助金が出ます。そして、これら
を教材として児童、生徒
の環境学習
を行うことができると。
つくば市
の状況はどうかと言いますと、春日学園が太陽光パネル60キロワット
の発電設備
を持っていて、それ以外にも太陽熱利用システムとか、雨水利用層、緑
のカーテン、自然通風装置など
を備えていて、エコスクール
の認定
を受けているんですね。実は昨年開校
の3校については、秀峰が20キロワット、学園
の森とみどり
のが10キロワットと、春日に比べて拍子抜け
の内容になってしまっています。今後
の新設校は災害時も役に立つような規模
の発電装置、それから省エネ設備
を備えるような学校にしていく必要があると考えますが、教育局としてはどうお考えでしょうか。
○議長(神谷大蔵君) 森田教育局長。
◎教育局長(森田充君) 先ほども、午前中にも質問がありましたように、災害に備えるという視点も大変大事だと思います。これからエコスクールも含めて、そして費用対効果、それから維持費、そういうことも総合的に考えながら、そして子供
の教育ということも視野に入れながら検討していく必要があると考えています。
○議長(神谷大蔵君) 小森谷佐弥香君。
◆2番(小森谷佐弥香君) ぜひよろしくお願いします。再生可能エネルギー、省エネ設備
の導入は、それ
を使って環境教育ができるだけはなくて災害時にも本当に役に立つと。エコスクール認定
を受ければ補助金が出ますので、そういったこともしっかり活用いただいて取り組んでいただきたいと思います。
それと、災害時役に立つこととしてもう一つ、昨今
の猛暑による熱中症患者数
の増加により、同僚議員
の皆さんも要望されていることですが、体育館
の空調設備についても検討いただきたいと思います。先ほど児童館にエアコンという話もありましたが、近年
の暑さという
のは、それはもう昔とは比べものにならないほどです。学校体育館は避難所に指定されていることから、やはり災害時
のこと
を考えれば、こういった取り組みも必要じゃないかと思います。ただ、災害により電源確保が難しい場合
を考えますと、東京都
のように一律にエアコン
を整備するよりは、例えば秀峰筑波義務教育学校では地中熱利用システム
を入れていますけれども、これが天気に左右されずランニングコストが安いため、今スカイツリーとかオリンピック競技場として建設されている有明アリーナ、アクアティクスセンターにも導入されています。
ただ、秀峰でもその後エアコンとかストーブ
の設置
をしているように、地中熱単体では十分な空調が保てるかというとそうではないようです。このあたり、体育館へ
の再生可能エネルギー
の導入にメリットがある
のかどうか十分検証していただきたいと思うんですけれども、まずは体育館
の空調設備導入についてどうお考えかお聞かせください。
○議長(神谷大蔵君) 森田教育局長。
◎教育局長(森田充君) 空調設備、エアコン
の設置など
の要望も多くありますので、今
のところまだ体育館に設置
をするという予定にはなっておりませんけれども、今後
の検討事項
の一つとは考えています。
○議長(神谷大蔵君) 小森谷佐弥香君。
◆2番(小森谷佐弥香君) ぜひお願いいたします。学校は地域
の核になる施設です。せっかく新しいもの
をつくるので、いい学校
をつくっていただきたいと、教育局
の皆さんも思ってらっしゃっていると思うんですけれども、ぜひいろいろ検討していただきたいとお願いいたします。
それでは、4番
の自校式給食について伺っていきたいと思います。
私どもつくば・市民ネットワークは、かねてより自校式給食
の導入
を訴えてまいりました。今回自校式
を導入しているところで伺ったところによると、メリットはできたて
のおいしさ
を提供できることはもちろんなんですが、3時間目くらいからいい匂いがしてきて、子供も先生も給食
のために残り
の勉強頑張るぞと元気が出たり、地元農家が納入しやすい量になるので地産地消
の推進につながる、地元農家や給食調理員が身近にいることで食
の大切さ
を体験的に学べる、また配送や回収
の時間
を考えなくてよい
ので喫食時間が長くとれるなど、数々挙げられていました。
喫食時間、配膳や片づけ以外
の食べる時間ですけれども、つくば市だと大体15分とか、せいぜい20分しかとれていません。大人でも15分では食事
の時間としてはせわしないと思います。これ自校式だと25分とか30分とれるそうです。これくらいあれば談笑しながらゆっくりと御飯が食べられます。
地産地消については、牛久市では地元産51%、県内産も含めると87%だそうです。つくば市でも地産地消ガイドライン
を策定して取り組んでいますが、2017年
の段階で34%で、給食センター
のようにやはり何千食という単位だと、地場産野菜
をいっぺんに確保する
のが難しいということが背景にあるようです。
また、以前に私
の一般質問で提案しましたが、給食時提供、牛乳でおなかいっぱいになること
を防ぐために、それから和食と牛乳がミスマッチであることから、牛乳
を給食と一緒に提供せず、行間休みとか、お昼休み
の終わりごろとか、それから授業が終わった後などに提供するという取り組みも自校式なら可能になります。
さて、先ほど
の答弁で、来年度新谷田部給食センターが共用開始になれば、調理能力
の面から言えば自校式は不要であるとまではおっしゃいませんでしたけれども、そういった御答弁いただきました。資料3
の下
の表
をごらんいただきながらお話聞いていただければと思うんですけれども、これ各給食センター
の調理能力と、去年とことし4月時点
の提供食数
を一覧にしたものです。
現在大穂以外はどのセンターも調理能力以上
の食数
を提供している状況です。このうち来年度から
の新谷田部給食センター
の稼働に伴い、大穂と桜が閉鎖になるとするとどうなるか、新谷田部は1万2,000食
の調理能力なので差し引きしますと2,600食ほど余裕があり、当面は大丈夫ですが、先日
の児童推計
を見ますと学園
の森地区はピークまであと1,900
人、みどり
のはピークまであと3,600
人ほど増える見込みです。そして、そこまで
の規模ではないものの、島名も葛城も竹園もふえる見込みと出ていました。もちろん全市的な推計
を見ないとはっきりしたことは言えないですが、子供は一体あとどのくらいふえる
のか、つくば市全体
の推計はいつ公表されますでしょうか。
○議長(神谷大蔵君) 森田教育局長。
◎教育局長(森田充君) 全体
の推計については、これから行います学校等適正配置計画
の策定と一緒に公表することになると思います。
○議長(神谷大蔵君) 小森谷佐弥香君。
◆2番(小森谷佐弥香君) わかりました。もしかしたら新谷田部
の調理能力
をもってしても足りないかもしれません。さらに茎崎給食センター
の老朽化も問題になっています。既存
の学校にその自校式
の導入が難しい
のであれば、逆に今後
の新設校には自校式
を導入しておかないと回らなくなる恐れもあると思います。自校式給食設備があれば災害時にも利用できます。
東日本大震災や常総水害
のおり、避難してきた方々に暖かい食事
を出すことは難しかったと記憶しています。災害による不安や恐怖にある中、暖かい手作り
の食事
を口にできることは涙が出るほど嬉しいことだそうです。自校式であればこういったことも対応できます。新設校では自校式給食設備
の導入
を再検討いただきますよう要望しまして、この質問は終わりにします。
最後に学区
の見直しについて伺っていきます。
先ほど、学区審議会
のこと
を御
説明いただきましたけれども、これがいつごろから始まる
のかということについてお願いいたします。
○議長(神谷大蔵君) 森田教育局長。
◎教育局長(森田充君) これ、研究学園小中学校ということですか。
◆2番(小森谷佐弥香君) そうですね。はい。
◎教育局長(森田充君) これについては近々といいますか、全体
の学校等適正配置計画にあわせる学区審議会がスタートしますので、それがある程度目途が立ったときにスタートするという形になると思いますので、来年度当初ぐらい
の予定ではないかと思います。
○議長(神谷大蔵君) 小森谷佐弥香君。
◆2番(小森谷佐弥香君) 学校等適正配置計画
のその学区審議会が9月18日に第1回目と公表されておりましたけれども、半年、今年度中にはそれができ上がるということですか。
○議長(神谷大蔵君) 森田教育局長。
◎教育局長(森田充君) できるだけ今年度中にということで今努力しているところですので、順調に進めていきたいと思っております。
○議長(神谷大蔵君) 小森谷佐弥香君。
◆2番(小森谷佐弥香君) わかりました。その学校
を決めるとき
の学区審議会ですね、そちら
の委員
をどちら
の地区まで対象とする
のが非常に大事になってきます。
資料4
をごらんください。
ピンク色
の部分が学園
の森義務教育学校
の学区、ブルー
の部分が春日学園義務教育学校
の学区、黄色
の部分が葛城小学校
の学区になっています。赤い丸で各学校
の位置
を示しています。仮称研究学園小中学校は学園
の森学区
の端に位置している
のがおわかりいただけると思います。
先ほど、最初
の御答弁で研究学園小中学校
の扱いという
のが、春日
の森
の分割、分離と考えているとお答えいただきましたけれども、この点もう一度確認したいんですが、それ以外
の学区については検討しないということでしょうか。
○議長(神谷大蔵君) 森田教育局長。
◎教育局長(森田充君) 全く検討しないというわけではなくて、この学園
の森から分離するということ
を中心に考えていかなければならないと。周辺についてどういうふうに考えるかは、やはり審議会
の中で考えていく必要があると思います。
○議長(神谷大蔵君) 小森谷佐弥香君。
◆2番(小森谷佐弥香君) わかりました。資料
を読んでお示ししましたとおり、研究学園小中学校予定地は現在
の葛城小、柳橋小など
の学区と隣接しています。住民にはさまざまな意見があり、学区
を決めてから
の住民へ
の周知では納得できないという不安が残ってしまうこと
を懸念しています。住民と
の対話による合意形成
を進めていただきたいと思うんですけれども、この合意という
のをどうやってつくっていく
のか。
各地区ごとに、まずはなるべく早く意見交換会
を開いていただきたいと要望します。今回
の児童推計は行政区ごとに出ていますので、研究学園二丁目は5年後こうなる、10年後こうなる、三丁目はこうで、南一丁目はこうなると、各学校がパンクしないためにはどこで線
を引く
のがよい
のか、幾つかパターン
をシミュレーションで出していただいて、なるべく小さな単位で少しずつ合意
を形成していく必要が、そういった過程が必要だと思っています。
それには今から動き始める必要があります。先ほど、適正配置計画が終わってから学区審議会
を開くというような順番だとお答えいただいたと思うんですけれども、その後
の説明会ということではなかなか、また同じような結論、住民
の方
の不満という
のは解消されないと危惧しています。意見交換会であれば、適正配置計画と同時並行的に実施することが可能ではないかと思います。その合意
を参照してどの地区
を学区審議会
の対象地区とする
のか、それ
を決めていただきたいと思うんですけれどもいかがでしょうか。
○議長(神谷大蔵君) 森田教育局長。
◎教育局長(森田充君) 今
の提案も受けまして検討していきたいと思います。
○議長(神谷大蔵君) 小森谷佐弥香君。
◆2番(小森谷佐弥香君) ぜひよろしくお願いいたします。また、みどり
の学園にはPTA組織がなくて、また区会がない新しい地区も多いので、地域
の合意
を得るにはさらに丁寧な工夫が必要だと思います。最終的な結論に至るまで
の、当事者
を交えた合意形成
の部分
を大事にしていただきたいと強く要望しまして、私
の一般質問
を終わりにしたいと思います。ありがとうございました。
○議長(神谷大蔵君) これにて小森谷佐弥香君
の一般質問
を終結いたします。
本日
の一般質問はこの程度にいたします。
────────────────────────────────────
△延会
の宣告
○議長(神谷大蔵君) お諮りいたします。
本日の会議はこの程度にとどめ、延会したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(神谷大蔵君) 御異議なしと認めます。よって、本日はこれにて延会することに決定いたしました。
議会運営委員に申し上げます。
市長から追加議案が提出される予定でありますので、あす9月12日午前9時30分から第1委員会室において議会運営委員会が開催されますので、御参集のほどよろしくお願いいたします。
本日はこれにて延会いたします。
午後4時13分延会...