つくば市議会 > 2019-08-19 >
令和 元年 8月19日道路・公共交通体系及びTX沿線整備調査特別委員会-08月19日-01号
令和 元年 8月19日全員協議会-08月19日-01号

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  1. つくば市議会 2019-08-19
    令和 元年 8月19日道路・公共交通体系及びTX沿線整備調査特別委員会-08月19日-01号


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    令和 元年 8月19日道路・公共交通体系及びTX沿線整備調査特別委員会-08月19日-01号令和 元年 8月19日道路・公共交通体系及びTX沿線整備調査特別委員会          つくば市議会道路公共交通体系及びTX沿線整備調査特別委員会               ────────────────────                 令和元年8月19日 午前9時33分開会               ──────────────────── 出 席 委 員                             委員長     木 村 修 寿 君                             副委員長    小 野 泰 宏 君                             委員      小森谷 佐弥香 君                             〃       皆 川 幸 枝 君                             〃       五 頭 泰 誠 君                             〃       高 野   進 君                             〃       鈴 木 富士雄 君                             〃       滝 口 隆 一 君         ──────────────────────────────────── 欠 席 委 員                             委員      長 塚 俊 宏 君        ──────────────────────────────────── 出 席 説 明 者
                    都市計画部長              中 根 祐 一 君                 都市計画部次長             中 澤 正 登 君                 都市計画部次長             大 塚 賢 太 君                 都市計画部都市計画課長         大 里 和 也 君                 都市計画部都市計画課沿線開発整備室長  中 山 正 人 君                 都市計画部総合交通政策課長       伊 藤 和 浩 君                 建設部長                上 野 義 光 君                 建設部次長               小 又 利 幸 君                 建設部建設政策監            栗 原 正 治 君                 建設部道路計画課長           富 田   剛 君                 建設部道路整備課長           塚 田   孝 君                 建設部道路管理課長           色 川 英 雄 君                 建設部防犯交通安全課長         杉 山 一 彦 君                 教育局長                森 田   充 君                 教育局次長               中 山   隆 君                 教育局学務課長補佐兼係長        下 田 裕 久 君        ──────────────────────────────────── 出席議会事務局職員                       議会総務課長補佐      渡 辺 寛 明                       議会総務課主査       浅 野 公 彦        ────────────────────────────────────                     議  事  日  程                                   令和元年8月19日(月曜日)                                   午前9時33分開会 1 開会 2 挨拶 3 案件  (1)首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の4車線化、国道6号牛久土浦バイパスの整備状況について  (2)スマート・インターチェンジについて  (3)TX沿線開発地区の令和元年度事業概要について  (4)通学路の整備状況について  (5)公共交通の改編について        ────────────────────────────────────                      午前9時30分 ○木村 委員長  本日は、道路・公共交通体系及びTX沿線整備調査特別委員会を招集しましたところ、委員各位並びに執行部の御出席を賜り、厚くお礼申し上げます。  開会に先立ちまして、神谷議長より御挨拶をいただくところでございますが、公務によりまして議長が出席できないとの連絡がありました。委員の皆様にはよろしくとのことでございますので、お伝えをいたします。  4月1日付で執行部職員に人事異動がありましたので、本日出席されております職員の皆様の自己紹介をお願いいたします。  それでは、都市計画部、建設部、教育局の順にお願いをいたします。部長から、よろしくお願いします。                     〔執行部職員紹介〕 ○木村 委員長  ありがとうございました。        ────────────────────────────────────                      午前9時33分開会 ○木村 委員長  ただいまの出席委員数は8人でございます。長塚委員から欠席届が出ております。  定足数に達しておりますので、直ちに道路・公共交通体系及びTX沿線整備調査特別委員会を開会いたします。        ──────────────────────────────────── ○木村 委員長  案件第1、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の4車線化、国道6号牛久土浦バイパスの整備状況について、執行部より説明をお願いいたします。  上野建設部長。 ◎上野 建設部長  私からは、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の4車線化、国道6号牛久土浦バイパスの整備状況について、概要を説明いたします。  初めに、圏央道の4車線化についてでございますが、平成29年2月に茨城県区間の延長28.5キロメートルが暫定2車線で供用開始され、圏央道全体約300キロメートルのうち約9割が開通しました。その後、順調に利用者が伸びたことで、平成30年3月、久喜白岡ジャンクションから大栄ジャンクションまでの約92キロメートルについて、国土交通大臣からNEXCO東日本へ4車線化の事業が許可され、令和6年度の全線供用を目標に事業を進めていくという内容が国から記者発表なされました。今後は、4車線化の着実な整備及び早期完成に向け、さらなる要望活動を行っていきます。  次に、国道6号牛久土浦バイパスの整備状況については、平成30年3月に牛久市城中地内からつくば市高崎地内までの約5.5キロメートルの区間が事業化されたことで、平成6年の都市計画決定以来、全区間が事業化となりました。今後は、早期の全線開通に向け、県とともに、市も国への事業協力を行いながら、さらなる要望活動を行っていきます。  詳細については、担当課長より説明させますので、よろしくお願いいたします。 ○木村 委員長  富田道路計画課長。 ◎富田 道路計画課長  道路計画課から、圏央道の4車線化と国道6号牛久土浦バイパスの整備状況につきまして報告させていただきます。  資料につきましては、資料1-1と1-2、1-2の別紙、常総国道事務所が発行しました圏央道と6号バイパスのパンフレットを配付させていただきましたので、ごらんいただければと思います。  それでは、お手元の資料1-1をごらんください。  まずは、一般国道468号首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の4車線化について御説明させていただきます。  まず、1の概要でございますが、圏央道は、平成29年2月に茨城県区間が暫定2車線により全線開通したことにより、圏央道全体約300キロメートルのうち約9割がつながり、東名高速から東関東道までの首都圏の6本の放射状高速道路が圏央道を通じて結ばれました。  このような中、平成30年度から財政投融資を活用して、茨城県内区間を含めた東北道から東関東自動車道までの4車線化について、令和4年度、西暦2022年度から順次供用し、令和6年度、西暦2024年度に全線が供用するとの見込みが国から発表されました。圏央道の4車線化により、さらなる企業立地の促進や広域的な交流の拡大などが期待されます。  続きまして、2の事業進捗状況でございます。ここでは、圏央道の4車線化に係る今日までの経緯となります。  まず、①平成29年12月1日に、財政投融資を活用し、国土交通省が財務省に対して1.5兆円の財政融資を追加要求しております。  続きまして、②平成29年12月18日に、国土交通省要求どおり平成30年度予算が財務大臣に認められ、また、圏央道の東北道から東関東自動車道の4車線化が令和4年度から順次供用し、令和6年度に全線供用見込みとされております。  続きまして、③平成30年3月14日に、圏央道を含む有料道路事業箇所について、有料道路事業の手続に着手したことが発表されました。  ④平成30年3月30日に、国土交通大臣より高速道路会社へ事業認可がなされ、圏央道の4車線化についてはNEXCO東日本が事業主体となることが発表されました。一部の区間については、NEXCO東日本から国が受託を受け、ともに整備が進められていく予定とのことです。  続きまして、3のその他でございます。  NEXCO東日本が事業主体となって行う財政投融資の活用による4車線化事業とは別に、主に茨城県区間を担当する常総国道事務所では、令和元年度の事業として、坂東インターチェンジからつくば中央インターチェンジ間と稲敷インターチェンジから神崎インターチェンジ間において、それぞれ調査設計を実施するとのことです。内容としましては、坂東インターチェンジからつくば中央インターチェンジ間については、坂東パーキングエリアの設置の検討をするとのことです。稲敷インターチェンジから神崎インターチェンジ間については、休憩施設の必要性の検討をすると伺っております。  また、毎年、茨城県を初め、関係する8都県市──東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、横浜市、千葉市、相模原市にて、国土交通省など関係機関への要望活動を行っております。引き続き、4車線化の早期整備について、関係機関とともに要望を行ってまいります。  続きまして、国道6号牛久土浦バイパスの整備状況につきまして説明させていただきます。  資料1-2をごらんください。  1の概要でございますが、国道6号牛久土浦バイパスは、国道6号の牛久駅から荒川沖駅周辺の市街地で慢性的に起きている渋滞を解消し、道路交通機能を回復させることを目的に計画され、平成6年4月に、牛久市遠山地先から土浦市中地先の区間、延長15.3キロメートルが都市計画決定されました。また、国道6号の渋滞解消だけでなく、圏央道のアクセス道路としても期待されています。これまでに国道408号から学園東大通りまでの延長3.9キロメートルが暫定2車線で開通し、圏央道や常磐道へのアクセスがスムーズになりました。また、平成30年度には、牛久土浦バイパスⅢ期区間、延長5.5キロメートル、牛久市城中町からつくば市高崎区間が事業化されたことから、牛久土浦バイパスの全区間が事業化となりました。  続きまして、2の事業の進捗状況でございますが、資料1-2の別紙の図面もあわせてごらんいただければと思います。  まず初めに、牛久土浦バイパスⅠ期でございますが、こちらは延長が5.2キロメートル、平成4年度に事業化、全体事業費約300億円となっております。事業区間としましては、図面を見ていただきますと、別紙の下段に黄色く囲ってあります区間①牛久市遠山町から牛久市城中町間と、別紙中段の黄色く囲ってある区間④つくば市西大井から土浦市中村西根間の2区間でございます。  まず、区間①でございますが、国道6号牛久土浦バイパスの起点から牛久市が整備を進めております城中田宮線までの延長1.3キロメートル区間となります。同区間は現在事業中でございまして、事業を進めております国土交通省関東地方整備局常総国道事務所では、令和元年度の事業概要としまして、埋蔵文化財調査、用地買収、改良・橋梁上部工事を推進する予定とのことです。  次に、区間④でございますが、国道408号から学園東大通りまで延長3.9キロメートルの区間となります。同区間につきましては、暫定2車線で開通済みでありまして、国道408号から学園西大通り区間は平成15年3月に、学園西大通りから学園東大通り区間は平成23年11月に開通となっております。  続きまして、牛久土浦バイパスⅡ期でございますが、延長が4.6キロメートル、平成26年度に事業化されまして、全体事業費は約175億円となっております。事業区間としましては、別紙中段の青く囲ってあります区間③つくば市高崎からつくば市西大井間と、別紙上段の青く囲ってあります区間⑤土浦市中村西根から土浦市中間の2区間でございます。  区間③でございますが、県道谷田部牛久線から国道408号までの延長1.9キロメートルの区間となります。同区間につきましては、現在事業中でございまして、常総国道事務所の令和元年度の事業概要としましては、昨年度に引き続き、調査設計、用地買収、改良工事を実施する予定とのことです。  次に、区間⑤でございますが、学園東大通りから牛久土浦バイパスの終点までの延長2.7キロメートル区間となります。同区間につきましても、現在事業中でございまして、常総国道事務所の令和元年度の事業としましては、調査設計、用地買収、改良工事を実施する予定とのことです。  最後に、牛久土浦バイパスⅢ期でございますが、延長が5.5キロメートル、平成30年度に事業化されまして、全体事業費は約380億円となっております。事業区間としましては、別紙中段下に緑で囲ってあります区間②牛久市城中町からつくば市高崎までの1区間となります。  区間②につきましては、城中田宮線から県道野田牛久線を通って県道谷田部牛久線までの延長5.5キロメートルの区間となります。同区間につきましては、先ほども御説明しましたとおり、昨年度新規事業化となりまして、今年度は調査設計を実施する予定とのことです。  続きまして、3のその他でございますが、6号牛久土浦バイパスにつきましては、土浦市が事務局をしております一般国道6号都市計画道路牛久土浦線等建設促進期成同盟会と、牛久市が事務局をしております牛久市・つくば市・つくばみらい市交通体系整備促進連絡協議会により、毎年、国土交通省本省及び関東地方整備局に対し、要望活動を積極的に行っているところでございます。  また、一般国道の公共用地取得に関しましては、今年度から新たに国土交通省より県が受託し、市も県に職員を派遣することで、国道6号牛久土浦バイパスの早期開通に向け、事業協力を行っておりまして、本年度、つくば市からも1名職員を派遣しているところでございます。  以上、簡単ではございますが、圏央道の4車線化及び国道6号牛久土浦バイパスの整備状況についての説明とさせていただきます。 ○木村 委員長  ただいま御説明をいただきましたが、確認事項があれば発言を許します。  なお、発言に際しましては、挙手の上、委員長の許可を得てから発言されるようお願いいたします。  また、答弁される執行部の方は、職、氏名を名乗ってから答弁されるようお願いいたします。  順次、発言を許します。  小森谷委員。 ◆小森谷佐弥香 委員  圏央道のところで1点確認ですが、坂東インターチェンジからつくば中央インターチェンジの間にはパーキングエリアで、稲敷インターチェンジから神崎インターチェンジの間は休憩所の設置というお話でしたけれども、パーキングエリアと休憩所の違いをお願いします。 ○木村 委員長  富田道路計画課長。 ◎富田 道路計画課長  坂東インターチェンジからつくば中央インターチェンジ間につきましては、坂東パーキングエリアが設置される見込みと聞いております。現在、菖蒲パーキングエリアが東北道を過ぎた西側にございまして、その次が、茨城県内江戸崎パーキングエリアまでパーキングエリアがない状況です。その間約76キロ、パーキングエリアがない状況になっておりまして、今回、坂東パーキングエリアを整備するということで、今、国、県、坂東市で手続を行っていると聞いております。具体的に、そういう方向で坂東パーキングエリアは動いております。  もう一つの神崎までの休憩施設ですが、そちらもパーキングエリアと同じものと解釈していただきたいのですが、やはり距離を走らないと、現状、圏央道の休憩施設がないということで、設置の必要性の検討をするということで聞いております。 ○木村 委員長  小森谷委員。 ◆小森谷佐弥香 委員  坂東パーキングエリアは設置が見込まれていて、神崎インターチェンジ稲敷インターチェンジの間は検討中ということで理解していいのでしょうか。 ○木村 委員長  富田道路計画課長。 ◎富田 道路計画課長  稲敷インターチェンジから神崎インターチェンジ間につきましては、休憩施設の必要性を検討ということで、まだ具体的な話にはなっていない、必要かどうかということで検討されているところでございます。 ○木村 委員長  皆川委員。 ◆皆川幸枝 委員  国道6号バイパスについて、状況がわかれば教えていただきたいのですけれども、地域の住民の方からも要望が出ておりまして、さらに説明会等でも要望として出させていただいておりますが、資料1-2の別紙で、一番心配しているのが区間③の青いところが事業中となって、これが開通となると、この下の赤マルから牛久駅に抜ける谷田部牛久線という県道が、今、生活道路として通学路だったり、歩行者も自転車も通る道ですが、非常に狭くて脆弱のために、ここに大きな車がどんどん入ってくるということになると、地域の方も非常に心配をしております。  ということで、開通時期などについてもいろいろ要望が出ておりますけれども、今回、その下の区間②の緑のところも事業が開始されたということで、開通時期はもし御存じでしたら教えていただきたいのですが、この全区間一緒に開通となるのかどうか、そこら辺情報ありましたらお願いいたします。 ○木村 委員長  富田道路計画課長。 ◎富田 道路計画課長  開通時期つきましては、それぞれⅠ期、Ⅱ期、Ⅲ期と開始事業年度が異なっておりますので、国の供用の期間としましては事業化からおおむね10年というお話をいただいておりますが、具体的に何年というお話は伺っていないことと、用地買収によっては事業期間が伸びたり縮んだりということがございますので、一応おおむね事業開通は10年と聞いています。  谷田部牛久線については、委員御指摘のとおり、狭隘な道路で、商業施設、住宅が張りついた状態ですので、今から拡幅というのは、相当お金もかかるし、難しい状況であると市も県も把握していると思います。この前、6号の調整会議がありまして、同様の質問させていただいたのですが、具体的な答えは出ておりません。
     市としましては、Ⅲ期のつくば野田線まで一緒に供用させていただくことが、今、つくば野田線を一部拡幅しておりますが、そちらの広い道を迂回して開通させることがベストと考えておりますので、そういった方向で市からも要望していきたいと考えております。 ○木村 委員長  皆川委員。 ◆皆川幸枝 委員  谷田部牛久線の状況、県も把握しているということで一安心ですけれども、供用についても、今おっしゃっていただいた案が今の段階ではいいのかなと考えております。本当は一気に開通がベストだとは思いますが、谷田部野田線につなぐという方向で要望していただければと思います。 ○木村 委員長  五頭委員。 ◆五頭泰誠 委員  坂東パーキングエリアというのは地図でどこですか。ざっくりでいいですけれども、坂東インターチェンジと常総インターチェンジの間ですか。 ○木村 委員長  富田道路計画課長。 ◎富田 道路計画課長  場所としましては、坂東インターチェンジと常総インターチェンジの間になると伺っております。一応4車線化と合わせて整備したいと伺っております。 ◆五頭泰誠 委員  では、後でちょっと教えてください。 ○木村 委員長  滝口委員。 ◆滝口隆一 委員  ちょっと話が離れて申しわけないけれども、去年もした覚えもあるんだけれども、土浦バイパスがあって、石岡バイパスが一応計画はあって、千代田のバイパスの計画というのはないんですかね。情報だけでいいですが。 ○木村 委員長  富田道路計画課長。 ◎富田 道路計画課長  詳細はわからないところですが、常磐道の千代田インターチェンジから北ですかね。水戸方向に向けて一部橋台ができているところが……。 ◆滝口隆一 委員  それは石岡バイパスだ。だけど、土浦バイパスの最後と石岡バイパスの入るところの間、要するに国道6号線の千代田地区の間が物すごく混むよね。バイパスでわーっと行くとそこから狭くなるわけだから、両方から来るわけだから余計に渋滞化するんだよね。だから、もう1本千代田バイパスつくらないと交通としてはあんまりよろしくないというのが現状なので、結局は国道6号をもう1本つくるような格好になるんだけれども、そういうのは市としては関係ないけれども、要求はしていく必要があるのではないかと私は思います。 ○木村 委員長  富田道路計画課長。 ◎富田 道路計画課長  千代田の区間のあたりにつきましては、つくば千代田線という道路が、6号、今の現道、千代田石岡インターチェンジより東京寄りで丁字で接続されているのですが、さらに南下したところでバイパスのラインが入っておりますので、千代田からちょうど神立、土浦バイパスの始まりのあたりまでラインは入っております。そういう計画線は入っております。 ○木村 委員長  滝口委員。 ◆滝口隆一 委員  工業団地の中を入っていくのかな。 ◎富田 道路計画課長  6号の西を膨らむようにバイパスが。 ◆滝口隆一 委員  そういう線は入っているのね。ただ、具体化はまだでしょう。 ◎富田 道路計画課長  ちょうど6号と常磐自動車道の間ぐらいをそういうラインは。 ◆滝口隆一 委員  後でちょっと見せてください。 ○木村 委員長  ほかにございますか。                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○木村 委員長  ないようでありますので、これにて発言を終結いたします。        ──────────────────────────────────── ○木村 委員長  案件第2、スマートインターチェンジについて説明をお願いします。  上野建設部長。 ◎上野 建設部長  (仮称)つくばスマートインターチェンジ事業について、概要を説明いたします。  平成29年7月に新規事業化に選定され、現在、NEXCO東日本において詳細設計、つくば市では用地測量業務を進めております。今後も、令和3年度末の供用開始を目指して、NEXCO東日本初め、関係機関と調整を図りながら事業を進めていきたいと考えております。  詳細については、担当課長より説明させますので、よろしくお願いいたします。 ○木村 委員長  塚田道路整備課長。 ◎塚田 道路整備課長  道路整備課から、つくばスマートインターチェンジ整備事業について、お配りした資料2をもとに御説明します。  お手元の資料2の1ページと2ページをごらんください。  平成29年7月、国の新規事業箇所に選定後、NEXCO東日本にて路線測量、詳細設計を実施しています。平成31年1月には地元区会を対象とした第2回地元説明会を開催し、スマートインターチェンジの形状を示させていただきました。また、同じく1月にNEXCO東日本と用地事務委託協定を締結し、その後2月にはつくば市にて用地測量業務を開始しております。現在は、昨年度に引き続き用地測量業務等を進めており、ことし7月には事業地の境界立ち会いが完了しております。  なお、資料の3ページと4ページが、(仮称)つくばスマートインターチェンジの形状となります。(仮称)つくばスマートインターチェンジは、圏央道の外回り側が県道土浦坂東線、内回り側が主要地方道つくば真岡線バイパスに接続する計画となっております。  また、今回、(仮称)つくばスマートインターチェンジの料金所には、環道型退出路と呼ばれるラウンドアバウト構造を採用することとなっております。これは、ETCを搭載していない車両が誤ってスマートインターチェンジに進入してきた際に、安全に退避させるための施設となります。  今後の計画としましては、ことし冬ごろから用地買収業務を開始する予定であります。その後、令和2年度から工事に着手し、令和3年度末の供用開始を目指していきます。  なお、(仮称)つくばスマートインターチェンジ設置箇所の前後区間については、圏央道4車線化事業も同時に実施する予定となっております。  最後に、資料の5ページが事業の進め方のイメージ図です。赤枠で囲ってある箇所が今年度予定している事業となります。  以上、簡単ではございますが、(仮称)つくばスマートインターチェンジ整備事業の説明とさせていただきます。 ○木村 委員長  ただいま御説明をいただきましたが、確認事項があれば発言を許します。  小野副委員長。 ◆小野泰宏 委員  着々と進んでいるという印象は受けますけれども、去年も実は聞いたことですが、不明であればまだ不明だとお答えしていただければいいですが、要は、4車線化が2024年度予定をしていて、順次、2022年度から2024年度まで4車線化に行くと。それで、このスマートインターチェンジとのタイミング、つまり4車線化のタイミングとスマートインターチェンジのタイミングがちょうど合えば、そのほうがいろいろな意味でメリットがあるのかなと思うのですが、今現在としては、その辺のところまでは見えていますか。状況について伺えればと思います。 ○木村 委員長  塚田道路整備課長。 ◎塚田 道路整備課長  圏央道の4車線化事業については、NEXCO東日本が実施する事業となっておりまして、(仮称)つくばスマートインターチェンジの前後の区間、(仮称)つくばスマートインターチェンジはつくば市が主体となってやる事業となっておりますので、NEXCOと協議をしながら同時に進める予定となっております。  スマートインターチェンジの完成時期に影響がないように、今後もNEXCOと協議をしながら、円滑に事業が進行するように尽力していきたいと今は考えているところでございます。 ○木村 委員長  小野副委員長。 ◆小野泰宏 委員  要望になりますが、やはり連携をしながら、一番いい形というのは、ちょっと想像するに一緒であればいいのかもしれませんが、いろいろなことがあるでしょうから、その辺はお任せするとして、連携をしながらよろしくお願いします。 ○木村 委員長  ほかにございませんか。  ここで、案件第2について、委員として質疑をしたいので、暫時、副委員長と交代します。 〔委員長、副委員長と交代〕 ○小野 副委員長  それでは、暫時、委員長の職務を行いますので、よろしくお願いいたします。  質疑を行います。  木村委員長。 ◆木村修寿 委員  今後買収に入るわけでございますが、地権者が十二、三人いるわけでございます。そういう中で、当然買収に上がるかと思うのですが、例えば代替地などの場合はどうしたらいいか、そこら辺のところを1点。  あと前から要望が出ております榎内の集落の隣接の防音壁ですか、このことにつきまして再度公的な場所でお答えいただければ幸いに思います。よろしくどうぞ。 ○小野 副委員長  塚田道路整備課長。 ◎塚田 道路整備課長  今後、用地買収に入っていくわけですが、代替地というお話が仮に出た場合に、地権者と協議をしながら、原則は買収の方向で交渉はしていきますが、代替地となった場合には、その時点でまたいろいろ地権者とも協議をしながら進めていかなくてはならないかなと考えているところでございます。原則は、買収の方向で交渉していくという方向でございます。  2点目の防音壁につきましては、圏央道の4車線化に伴いまして、NEXCO東日本で防音壁を設置する予定でいるということですが、内回り側の埼玉県方面に向かう側は拡幅の予定がございませんので、NEXCO側も防音壁を設置していく方向で、少しでも早く設置していく方向で進めていきたいと考えているということでございました。 ◆木村修寿 委員  わかりました。 ○小野 副委員長  では、質問が終わりましたので、委員長の職を交代します。                   〔副委員長、委員長と交代〕 ○木村 委員長  五頭委員。 ◆五頭泰誠 委員  初歩的な質問で大変恐縮ですが、スマートインターチェンジつくるのに、事業費は全部NEXCOで出す、市の負担は基本的にないんでしたっけ。例えば県道部分の張りつきだと県が出すのか、基本的な質問で大変恐縮ですが、市の負担部分というのは発生する可能性はあるのですか。 ○木村 委員長  塚田道路整備課長。 ◎塚田 道路整備課長  つくば市の負担は、基本的に料金所から一般道側がつくば市負担、料金所から本線側がNEXCOの負担という事業区分になっております。総事業費としまして、事業計画の中では26.5億円となっておるのですが、その内訳としまして、NEXCO東日本が22.2億円、つくば市が4.3億円、その他つくば市の市道の道路整備といったものもありますので、市単独の持ち出しというのもありますので、そのほかに3.6億円、合計総事業費としまして30.1億円を予定しております。 ○木村 委員長  五頭委員。 ◆五頭泰誠 委員  予想されるのは4.3億円と3.6億円だと、7.9億円、約8億円を市が持ち出す分と考えればいいわけですね、とりあえずは。 ○木村 委員長  塚田道路整備課長。 ◎塚田 道路整備課長  そのとおりでございます。 ◆五頭泰誠 委員  ありがとうございました。 ○木村 委員長  ほかにありませんか。                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○木村 委員長  ないようですので、これにて発言を終結いたします。        ──────────────────────────────────── ○木村 委員長  案件第3、TX沿線開発地区の令和元年度事業概要について御説明をお願いします。  中根都市計画部長。 ◎中根 都市計画部長  それでは、TX沿線開発の概要について御説明させていただきます。  TX沿線開発につきましては、市内の沿線開発5地区のうち、UR施行の葛城地区、萱丸地区、中根・金田台地区の3地区においては土地区画整理事業の工事が完了しております。葛城地区は平成26年6月、萱丸地区は平成28年5月、中根・金田台地区は昨年11月にそれぞれ換地処分が公告されています。残っておりますのは、茨城県が施行する島名・福田坪地区、上河原崎・中西地区の2地区でございます。  沿線開発の人口につきましては、5地区の計画人口が8万人でございます。それに対して、ことし7月現在の人口は約3万7,543人と、各地区ともに順調に増加しているところでございます。特に、葛城地区と萱丸地区の人口の伸びは顕著でございまして、昨年同時期と比べまして葛城地区が1,475人、萱丸地区が2,023人増加してございます。これに伴いまして、葛城地区の人口は1万8,454人となりまして、計画人口2万5,000人に対する進捗率は73%となってございます。萱丸地区の人口は1万1,102人となっておりまして、計画人口2万1,000人に対する進捗率は52%を超える状況でございます。  詳細につきましては、担当より御説明させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○木村 委員長  中山沿線開発整備室長。 ◎中山 沿線開発整備室長  私からは、お手元の案件(3)、資料のタイトルが「つくばエクスプレス沿線地域の整備」という、左側2カ所ホチキスどめの資料に基づいて御説明いたします。  なお、あわせて「つくばエクスプレス沿線土地情報」というパンフレットを配付しております。沿線開発地区の位置図や土地利用計画を掲載してありますので、ごらんいただければと思います。  それでは、つくばエクスプレス沿線地域の整備の資料をもとに説明いたします。  めくっていただきまして、まず、1ページには、つくばエクスプレス沿線開発とつくばエクスプレスの概要や沿革を記載してあります。後ほど御説明させていただきますが、昨年11月22日に中根・金田台地区が換地処分となりました。  続く2ページから3ページには、つくばエクスプレス沿線のPR戦略として、主に県有地や保留地の土地処分に向けて、茨城県が実施しているさまざまな取り組み内容を記載してあります。また、4ページでは、事業が進んでいる島名・福田坪地区と上河原崎・中西地区について、これまで進めてきた事業概要と令和元年度の工事着手箇所、工事内容を記載してございます。また、昨年換地処分を行った中根・金田台地区については、残事業、残っている事業の内容について記載してございます。  続く5ページからは、土地区画整理事業の地区ごとの説明となります。5ページは、茨城県が施行している島名・福田坪地区の事業概要及び進捗状況になります。この中から、文字が赤い色にしている、面積、人口、事業費など重立った項目について御説明します。  まず、地区面積については242.9ヘクタール、総事業費は約515億円、計画人口は1万5,000人となっています。  次に、下に移りまして、平成30年度末までの進捗状況になります。これまでの事業費の累計は約350億1,000万円、事業費ベースの進捗率が約67.9%となっております。  その下になります。これまでに使用収益を開始した画地数は1,323画地、面積では約76.2ヘクタール、進捗率は約58.5%です。続いて、地区内人口ですが、ことし4月末時点で5,962人となっています。  続いて、令和元年度の事業予定です。事業費は、県の当初予算で36億6,000万円、累計では約390億2,000万円、事業費ベースの進捗率は約75.7%となる予定です。なお、土地利用計画の一部と資金計画を見直した6回目の事業計画変更が、本年5月13日に認可されています。  次に、右側の6ページ、宅地完成状況図です。左下に凡例がありまして、グレーに着色された部分が平成30年度までの完成宅地、オレンジ色と黄色が令和元年度の工事予定地、そのうちオレンジ色が令和元年度に完成予定の宅地となります。オレンジ色と黄色の令和元年度の工事箇所は、まず、地区の北側では島名環状線という道路の北側部分、次に、南側では小白硲島名線周辺と、谷田部萱丸線周辺となります。工事内容としては、いずれも上下水道工事、整備工事、宅地整備工事、公園工事などを予定しています。  次に、ページをめくっていただきまして、7ページになります。茨城県が施行している上河原崎・中西でございます。島名・福田坪地区と同様に赤字の部分を御説明いたします。  まず、地区面積については168.2ヘクタール、総事業費は約369億円、計画人口は1万1,000人となっております。  次に、下に移りまして、平成30年度までの進捗状況です。これまでの事業費の累計は約195億6,000万円、事業費ベースの進捗率は約53%です。  その下になります。これまでに使用収益開始した画地数は376画地、面積では約27.9ヘクタールで、進捗率は約31.1%です。続いて、地区内の人口ですが、昨年4月末時点で384人となっております。  続きまして、令和元年度の事業予定です。事業費は約41億9,000万円、これまでの累計では約237億5,000万円となり、事業費ベースの進捗率は約64.4%となる予定です。  続いて、右側の8ページになります。宅地完成状況図でございます。左下の凡例は、先ほどの島名・福田坪地区と同じになります。オレンジ色と黄色の令和元年度の工事箇所は、上河原崎西環状線北側の周辺、上河原崎東環状線南側周辺となります。工事内容としましては、主に上下水道工事、整備工事、宅地整備工事を行う予定です。  次に、9ページになります。こちらはURが施行している中根・金田台地区になります。冒頭でも少し触れましたが、昨年平成30年11月22日に換地処分の公告がされまして、整備は終了しております。起債はございませんが、本年度は、残事業としまして移転補償物件の整理と、あわせて事業完了に向けた清算金の業務を進めているところでございます。
     まず、地区面積については189.9ヘクタール、総事業費は313億7,000万円、計画人口は8,000人でございます。  次に、下に移りまして、平成30年度までの進捗状況になります。整備が完了したために、事業費の累計は総事業費と同額の313億7,000万円、使用収益を開始した面積は116.1ヘクタールとなりまして、いずれも100%となっております。  続いて、本年4月末時点の地区内の人口ですが、1,426人となっております。  次に、右側の10ページ、宅地完成状況図でございます。平成30年度で整備が完了したため、全てグレーに着色されてございます。  続きまして、11ページ以降が、平成30年度末時点における茨城県及びURの主な土地処分の実績になります。11ページから14ページの中ほどまでが茨城県、14ページの途中から18ページまでがURの土地処分の実績となりまして、表の中で青字の記載が平成30年度に処分された土地となっております。  ここで、数字の記載が誤っている箇所がございますので、訂正をお願いしたいと思います。  18ページの中根・金田台地区、ナンバーで言いますと18番、D36街区、こちらつくば市で購入した桜庁舎の駐車場になりますが、「2.7ha」という記載が正確には「0.27ha」になりますので、訂正のほどお願いします。申しわけございません。  続けさせていただきます。19ページから23ページについては、これまでの土地処分の実績と今後の処分予定地を表示した図面となってございます。これらの説明につきましては、申しわけございませんが、時間の都合によりまして割愛させていただきますので、後でお目通しをお願いしたいと思います。  次に、別の資料になりまして、1枚でお配りしてございます、右上に「案件(3)別紙」という資料がございます。TX沿線開発地区の事業概要及び進捗状況の一覧表になってございます。工事が終了したことから、先ほどの資料に記載がなかったUR施行の葛城地区と萱丸地区も含めた市内沿線開発5地区の一覧表になります。この中で、萱丸地区と葛城地区の計画人口と7月1日現在の人口を申し上げたいと思います。  一番左側のナンバー8と9になりますが、萱丸地区は、計画人口2万1,000人に対しまして、人口は1万1,102人、進捗率は52.9%となってございます。葛城地区は、計画人口2万5,000人に対しまして、人口は1万8,454人、進捗率は73.8%となってございます。また、5地区の合計については、計画人口8万人に対しまして、3万7,543人、進捗率は46.9%となっております。  なお、萱丸地区については、昨年度の同時期と比較しまして2,023人の増加、萱丸地区は、昨年度の同時期と比較しまして1,475人の増加、5地区全体では4,781人増加してございます。  TX沿線開発地区の事業概要の説明については以上となります。 ○木村 委員長  ただいま御説明をいただきましたが、確認事項があれば発言を許します。  滝口委員。 ◆滝口隆一 委員  中根・金田台の歴史緑空間用地、ずっとバリケードで囲われているのですが、その後、これの利用をどうするかという検討はどのように進んでいるのでしょうか。 ○木村 委員長  中山沿線開発整備室長。 ◎中山 沿線開発整備室長  歴史緑空間につきましては、公園は既に購入が済んでございます。文化財につきましては、令和3年度までに全て購入する予定になってございまして、それぞれの担当課で管理をしていくという形で確認してございます。 ○木村 委員長  滝口委員。 ◆滝口隆一 委員  具体化されてないということですね。これはどこが担当して具体化させていくのかな。 ○木村 委員長  上野建設部長。 ◎上野 建設部長  歴史緑空間のうち、無償譲渡を受けた32ヘクタールにつきましては、基本的には現状で保存という形ですけれども、市民の要望も多いことから、桜庁舎のすぐ北側あたりで一部についてはプレーパークができるように整備するということで現在進めております。  そのほかについては、現状で保存ということで、まだ具体的な計画は上がっていない状況です。 ○木村 委員長  滝口委員。 ◆滝口隆一 委員  ついでにもう1点だけ、同じことですが、要するにオオタカがいるということで、森の現状維持ということが基本になったわけですが、現状維持ということは、どういう水準で現状維持するような格好になるのかな。今後の問題としては、例えば下刈りは市でもやるとか、そういう程度の現状の維持の仕方というのはやるんですかね。 ○木村 委員長  上野建設部長。 ◎上野 建設部長  オオタカにつきましては、下刈り等の整備とは言いませんけれども、その辺はオオタカが残っていられるような状態を保つということで考えてはおります。 ◆滝口隆一 委員  下刈りはするのね。 ○木村 委員長  上野建設部長。 ◎上野 建設部長  管理費についても一部は予算とっておりますので、その中で対応できるのかなと考えております。 ○木村 委員長  滝口委員。 ◆滝口隆一 委員  わかりました。よろしくお願いします。 ○木村 委員長  皆川委員。 ◆皆川幸枝 委員  言葉の意味を確認したいのですが、先ほど説明していただいた案件3の資料の表の中で、使用収益開始ということで赤字になっているところですが、この使用収益開始というのはどのタイミングのことを言うのか、教えていただければと思います。 ○木村 委員長  中山沿線開発整備室長。 ◎中山 沿線開発整備室長  実際に土地所有者が土地利用ができるようになった時点を、使用収益開始と呼んでございます。 ○木村 委員長  皆川委員。 ◆皆川幸枝 委員  そうすると、宅地であったり事業地が造成されたような状態ということでイメージしてよろしいのでしょうか。 ○木村 委員長  中山沿線開発整備室長。 ◎中山 沿線開発整備室長  造成という形で地権者に換地いたしますので、そこから実際に建物建ててもいいですよという形から、使用収益開始という形になるかと思います。 ○木村 委員長  皆川委員。 ◆皆川幸枝 委員  そうしますと、5ページの島名・福田坪地区ですが、使用収益開始の進捗率が今58.5%ということで、まだ半分ちょっとということになっていて、事業費の進捗率も67.9%ということで、もう少し開発とかそういう土地利用がこれから進むのかなという印象ですが、ただ、6ページの宅地完成状況図を見ますと、かなりグレーで完成宅地になっているという、この辺少しギャップというか、言いたいのは今後どれぐらいここは宅地が入ってきて、人口もまだ計画に比べますと3分の1ちょっとぐらいですけれども、宅地の供給がまだなされるのか、それともほぼ進んでしまっているのか、その辺教えていただければと思います。 ○木村 委員長  中山沿線開発整備室長。 ◎中山 沿線開発整備室長  6ページの図面の完成状況図をごらんいただくと、白地の部分がまだございますので、その辺が宅地として今後造成されていくという形になります。現在、7月1日時点で別紙3に島名・福田坪地区の計画人口と進捗率の40%という形で載ってございますので、この辺の白地の部分の造成が終わって、その後人口とか換地処分が終わると100%にだんだん近づいていくことになるかと思います。現在、島名・福田坪地区の換地処分の予定は令和6年と言われていますが、それよりも前倒しして早く進めるように、関係機関と協議して進めているところでございます。 ○木村 委員長  皆川委員。 ◆皆川幸枝 委員  もう1点だけ、この島名・福田坪は、そのほかの萱丸とか葛城に比べると人口の張りつきが少しゆっくり目かなという感じがしています。その2駅に比べると、100%は当然目指していると思いますが、市場の状況というのはどういうふうに感じていらっしゃいますか。どんどん伸びていくのでしょうか。 ○木村 委員長  中山沿線開発整備室長。 ◎中山 沿線開発整備室長  委員のおっしゃるとおり、萱丸地区とか葛城地区の伸びに比べて島名・福田坪地区というのは少し遅いような形には見えますけれども、開発地区が、駅周辺というよりも、南北に広い開発地区になってございますので、萱丸地区、葛城地区とは少し状況が違うのかなと考えております。 ○木村 委員長  皆川委員。 ◆皆川幸枝 委員  学校建設をどんどん進めないといけないところもあって、この地区はそんなに伸びないのかなという感覚的なものを持っています。学校がすぐ足りなくなるという状況が追いかけ、追いかけになっていますが、なるべく早目に対応できるように、また情報提供などしていただければと思います。 ○木村 委員長  小野副委員長。 ◆小野泰宏 委員  2点聞きたいのですけれども、まず、20ページですが、上河原崎・中西地区のC1街区計画拠点街、かなり面積があるところですけれども、ここの見通しはどんな状況なのかということと、それから案件の別紙、人口の伸びですが、毎年、経年変化で自分なりに見ていますが、ここ3年で合計3,932人、それから4,200人、ことし1年間で4,782人ということで、全体的には去年からことし同じ時期で5.9%伸びているんですね。前回資料と比較すると約6%の伸びがあるということ。  それで、この人口というのは非常に大切なデータだと思いますが、この人口の集計についてはどのようにしているのか。つまり市民窓口が当然一番最初だと思いますが、そこから集計している手順みたいなものについて教えていただけますか。 ○木村 委員長  中山沿線開発整備室長。 ◎中山 沿線開発整備室長  まず、1点目のC1街区につきましては、茨城県が進めているのでどのような進捗かというのは把握してございません。後で確認してお伝えしたいと思います。  それと、2点目の人口については、市民窓口課から、各地区新しい住所とか細かく人口をデータとしていただいてございます。毎月1回出てくるのですが、その中で島名・福田坪地区につきましては、うちで集計させていただいて、こういったデータとして提供させていただいている状況になります。 ○木村 委員長  小野副委員長。 ◆小野泰宏 委員  C1はわかりました。動向が少しわかればちょっと教えてもらえればと思います。  人口は、これはルーチンで、各月別の状況を市民窓口課からそちらに教えてくれるのですか。 ○木村 委員長  中山沿線開発整備室長。 ◎中山 沿線開発整備室長  そのとおりでございます。 ○木村 委員長  小野副委員長。 ◆小野泰宏 委員  それは人数だけですか。いわゆる年齢とか、男女別とか、どの辺までの状況を教えてくれるものなのですか。つまり情報としてどれくらいつかんでいるかということともリンクしてきますが。 ○木村 委員長  中山沿線開発整備室長。 ◎中山 沿線開発整備室長  人口とこちらで示させていただいている世帯数はもちろん毎月ですが、年齢別につきましては、年2回提供いただいているという形になってございます。 ○木村 委員長  小野副委員長。 ◆小野泰宏 委員  せっかく教育委員会もいるので教育委員会にも聞きたいのですが、さっき学校の問題もありましたけれども、沿線開発の人口が5,000人弱、4,700人伸びている、各地区ごとに違うと。こういうデータが第一義的にわかるのは市民窓口課ですよね。市民窓口課からああいう状況が来ているということで確認をしたのですが、そういう人口のデータというのは教育委員会としても大切なデータだと思いますが、それは今みたいなルートで確認をされているんですかね。 ○木村 委員長  下田学務課長補佐。 ◎下田 学務課長補佐兼係長  先ほどの中山室長からのお話のとおり、市民窓口課で各月ごとにデータを集計しているのは、庁内のパソコンで全てデータが提供されております。それにつきましては、各行政区ごと、年齢ごとのデータがございますので、そちらをもとに、今、小野委員から御指摘がありましたが、我々、学校等適正配置計画の中で自動推計をしておりまして、先ほどの中根・金田台というのは、毎月3地区がすごく人数ふえていますので、そういったデータも新しいデータが来るたびに確認をしております。 ○木村 委員長  小野副委員長。 ◆小野泰宏 委員  その確認の度合いは、特に学校では年齢が非常に重要ではないかと思いますが、そのあたりの確認の度合いというのはどうなのですか。 ○木村 委員長  下田学務課長補佐。 ◎下田 学務課長補佐兼係長  年齢につきましては、全て1歳刻みでデータが出ておりますので、そのデータをもとに、また住民記録上は今のゼロ歳までのお子様のデータがございますので、そのデータに照らし合わせて見ているのと、各地区全部の世帯のデータと人数がありますので、毎月どれだけの世帯、どれだけの人数がふえていっているというのを確認しながら、それを業者と連絡をとりながら推計の修正とかを今行っております。 ○木村 委員長  小野副委員長。 ◆小野泰宏 委員  なぜそんなことを聞いたかというと、人口の移動が特に関連するところで、しっかりと把握しているかどうかということを確認したかったわけです。  最後に、この後、全員協議会で人口がふえているところの学校の建設をやりますよね。それのもとになったデータというのは教育委員会が別にデータをつくったと思いますが、今言った現実的な出入りで月ごとに上がってくるデータなんかも、今回の根拠でつくられたデータと比較をしてアップデートされたりして、絶えず生のデータというところで管理をされているんですかね。 ○木村 委員長  下田学務課長補佐。 ◎下田 学務課長補佐兼係長  今回、全員協議会で我々お出しさせていただくデータにつきましては、市民窓口課からいただいた毎年4月1日現在の住民記録のデータを過去10年分以上お渡ししまして、平成31年4月1日のデータもお渡しいたしまして、かつ各行政区ごと、年齢別も全部データは提供しまして、それを分析していただいております。  例えば島名・福田坪に関しましては、厳密に言いますと学校区が二つに分かれます。ですので、この進捗状況と計画戸数、それに対して今の世帯数がどれだけいるかも全部お出しした上で、最新のデータで推計をしていただく。推計していただいたデータが上がってきた段階で、こちらではその後も毎月5月、6月とかデータあれば見ていましたので、ふえているようであれば、もうちょっと検討してくださいという形の修正もしていただいております。 ○木村 委員長  小野副委員長。 ◆小野泰宏 委員  テーマは違っていたのですが、多分、人口というところでは共通すると思ったので伺ったのですが、要は、今、刻々と変化する人口の伸び、ここ3年間でもふえていますので、そういうデータがきちんとアップデートされて、いろいろなところの事業の展開に行っているのかどうかということを確認したかったんですね。その点は、今回のことで学ばれたところもあるのではないかと思いましたので、引き続きその人口の動向について取り組みをしっかりやってほしいと思います。 ○木村 委員長  五頭委員。 ◆五頭泰誠 委員  これは要望というか、実は、先般、環境保全課に問い合わせたのですが、金田で今まで湧き水がずっと出ていたのが、地元の住民に言わせると、換地終わった去年あたりからとろとろしか出なくなっちゃったと。非常に潤沢な湧き水で、私も一回見させてもらいましたが、確かにどんどん出ていたのが、この間伺ったら本当にとろとろ出るようになっちゃったと。住民の方々はその因果関係を知りたいということなんですよ。開発によってそれが減衰してしまったのかどうか、そこをどこにぶつければいいんですかという話があったものですから、ぜひそこら辺のところをURに求めることはできるのかも含めて、後でぜひ確認をしていただければありがたいなと。現状、行ってみて多分わかると思います。 ○木村 委員長  中山沿線開発整備室長。 ◎中山 沿線開発整備室長  委員のおっしゃる湧水地につきましては、環境保全課から御相談いただきまして、現地を確認させていただきました。実際に飲み水として取水している方がいらっしゃったのですが、その方に聞いてみますと、3年ぐらい前から少し水が細くなったという話を伺っております。  現在、URに当時の環境影響の調査を含めてどういった形で影響があったのかどうなのか確認しているところでございますので、回答が来次第、委員にお伝えしたいと思います。 ○木村 委員長  五頭委員。 ◆五頭泰誠 委員  ぜひよろしくお願いいたします。 ○木村 委員長  ほかにありますか。                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○木村 委員長  ないようですので、これにて発言を終結いたします。        ──────────────────────────────────── ○木村 委員長  案件第4、通学路の整備状況について説明をお願いします。  森田教育局長。 ◎森田 教育局長  通学路の整備に係る取り組み状況等について説明をさせていただきます。  通学路につきましては、つくば市通学路安全推進会議を平成27年2月に設置し、安全対策に取り組んでいるところでございます。この推進会議は、関係機関と連携して通学路の安全確保に取り組んでいくための組織であります。  構成メンバーとしましては、国土交通省関東地方整備局、日立河川国道事務所、土浦国道出張所、茨城県土浦土木事務所、つくば中央警察署、つくば北警察署、つくば市校長会、つくば市PTA連絡協議会、つくば市建設部の道路計画課、道路整備課、道路管理課、防犯交通安全課、つくば市教育局の教育指導課、学務課で構成し、事務局が学務課となっております。  具体的な取り組みとしましては、つくば市通学路交通安全プログラムというものを策定するとともに、今年度は、市内小中学校からは3カ所程度、義務教育学校からは5カ所程度の要望箇所を報告していただき、関係機関合同による点検を実施し、その調査結果を踏まえ、それぞれ関係機関ごとに対策を行っていく予定でございます。  詳細につきましては、学務課下田に説明させますので、よろしくお願いいたします。 ○木村 委員長  下田学務課長補佐、お願いします。 ◎下田 学務課長補佐兼係長  通学路の整備に向けて、通学路安全点検というのを実施しております。こちらの詳細について説明させていただきます。
     昨年度平成30年度につきましては、各学校から危険箇所等を報告していただき、茨城県、茨城県警、つくば市の関係機関職員とともに、10月29日から11月1日までの4日間にわたって合同点検を実施いたしました。  なお、各学校からの要望箇所数については、基本的に3カ所程度としておりますが、平成30年4月に開校いたしました義務教育学校3校の新設校につきましては、開校したばかりということを踏まえ、箇所数に制限を設けませんでした。  点検の実績につきましては、お手元のA3判の資料4-1をごらんください。  要望提出校が合計で41校、要望箇所数が140カ所、そのうち対応済み及び今後対応することが決まっている事項数が76カ所となり、グレーの色で塗っております。  また、改善困難なものといたしまして、例えば1ページ目の11番、大穂中学校になりますが、要望事項としては横断歩道の整備、横断歩道の設置になりますが、これにつきましては、歩行者だまりの確保、歩行者の方が待っている場所の設置が条件でございまして、そこができませんので設置できませんという回答になっております。  また、同じ13番、沼崎小学校になりますが、ガードレールの設置という要望につきましては、歩道と車道が縁石で分離していない、直線でなくカーブであることなどの設置条件の原則があり、現状では困難な箇所もございます。  点検結果につきましては、昨年度中に市ホームページにも掲載させていただいております。  最後に、この通学路点検につきましては毎年実施しており、今年度も10月中旬に実施予定でございます。  以上、簡単ですが、御説明させていただきました。 ○木村 委員長  杉山防犯交通安全課長。 ◎杉山 防犯交通安全課長  私からは、通学路における防犯交通安全対策について、資料4-2の両面印刷のものをもとに説明させていただきます。  まず、秀峰筑波義務教育学校の児童生徒たちが通学路として利用していますりんりんロードへ、ソーラー式センサー付きの防犯灯を平成29年度に54基、平成30年度には46基の計100基を設置いたしました。設置箇所につきましては、平成29年度には上大島から北条まで、平成30年度には北条から下大島までの全長約12キロに、約70メートル間隔で整備をいたしました。お手元の資料の写真につきましては、小田付近のソーラー型防犯灯を撮影したものでございます。  次に、2番になりますが、通学路における路面標示、スクールゾーンやカーブミラーの交通安全対策でございます。平成30年度には、手代木中学校付近へ3カ所、小野川小学校付近へ1カ所、みどりの学園義務教育学校付近へ4カ所の計8カ所へ新設いたしました。また、老朽化したカーブミラーもあることから、随時学校や区会等の要望によりまして、現地を確認しながら修繕や新設を行っております。写真につきましては、みどりの学園義務教育学校付近のスクールゾーンとカーブミラーを撮影したものでございます。  最後に、裏面になりますが、通学路における登校時や下校時の児童等の安全確保のため、区会や学校からの要望によりまして、車両等への注意を促す看板を学校へ配布しましたり、当課において設置し、注意喚起を図っております。なお、写真につきましては、「通学路につき注意」という看板を電柱等に設置したものでございます。  今後も、防犯交通安全課におきましては、現地を確認しながら、児童の安全対策、もしくは生徒の安全対策を今後も講じてまいりたいと思います。以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○木村 委員長  ただいま御説明いただきましたが、確認事項があれば順次発言を許します。  皆川委員。 ◆皆川幸枝 委員  まず、この写真で御提示いただいたスクールゾーンですが、これは学校から半径何メートルという基準があったと思いますが、そこを教えていただきたいということと、先ほどのこちらの説明では、ガードレールの設置が難しいということで、ガードレールというのはハードな頑丈なやつだと思いますが、それにかわってというか、オレンジ色のやわらかいポールのほうが最近は設置もしやすいのかなと思っていますが、その辺の設置状況とか設置条件みたいなのがありましたら、教えていただきたいと思います。 ○木村 委員長  杉山防犯交通安全課長。 ◎杉山 防犯交通安全課長  スクールゾーンにつきましては、半径500メートルということで私もお聞きしております。それから、ポールに関しましては、県道は県で設置することで聞いております。 ○木村 委員長  皆川委員。 ◆皆川幸枝 委員  市道に関して伺います。 ○木村 委員長  色川道路管理課長。 ◎色川 道路管理課長  市道につきましては、危険となっている場所とか現地を確認しながら、ガードレール等がつけられないところについては、ポストコーンを設置しているところでございます。 ○木村 委員長  小森谷委員。 ◆小森谷佐弥香 委員  同じくガードレールですけれども、ガードレールは警察が設置するものと聞いていまして、先ほどのお話ですと、縁石があると設置できないというお話でしたが、その点確認をお願いします。 ○木村 委員長  色川道路管理課長。 ◎色川 道路管理課長  ガードレールも市等で設置することもできます。今回ここで言っているのは県道なものですから、県が基準を設けまして、それに対しての回答だと思います。 ○木村 委員長  小森谷委員。 ◆小森谷佐弥香 委員  縁石があるとガードレールが設置できないというのは、この理解でよろしいでしょうか。 ○木村 委員長  色川道路管理課長。 ◎色川 道路管理課長  これは県の回答で、市では、縁石があるためにつけられないということに関しては把握してなかったものですから申しわけございません。 ○木村 委員長  小森谷委員。 ◆小森谷佐弥香 委員  今、聞いているところは、一番最後のページの127番、県道で、市役所から北上していってカーブのあるところですけれども、そこが危ないということで前々から要望が出ているところですが、縁石が設置されており、原則としてガードレールの設置はできませんと。この縁石も県がつくるんですよね。だから、あの縁石の高さというのがもうちょっとあれば安心だという声もあるのですが、縁石の高さを上げるというのは要望できないものなのか、確認です。 ○木村 委員長  色川道路管理課長。 ◎色川 道路管理課長  今回の案件も路線名で言うと県道になるかと思いますが、市では、状況を把握して、つけられればつけている状況でございます。 ○木村 委員長  小森谷委員。 ◆小森谷佐弥香 委員  そうすると、あそこにポールを設置したのも県ですか。確認です。 ○木村 委員長  色川道路管理課長。 ◎色川 道路管理課長  県で設置しました。 ○木村 委員長  小野副委員長。 ◆小野泰宏 委員  そもそも論で恐縮ですが、毎年各3カ所上がってくるということで、対応できたのはもちろんいいですが、対応できないことについての返答というのは、当然、学校にしていると思いますが、これはどんな形で返答されているんですかね。 ○木村 委員長  下田学務課長補佐。 ◎下田 学務課長補佐兼係長  この点検に際しましては、事前に学校からの要望書の内容と地図等全て担当を回る職員にお渡ししまして、当日、担当者と学校の先生も出ていただいて、その場で回答はしていただいております。その中で困難な場合には、こういったものがほかにあるかどうかということも含めた意見を担当からもしていただいた上で、後日、このまとめたものをホームページなり学校にもこちらではお伝えしてはおります。 ○木村 委員長  小野副委員長。 ◆小野泰宏 委員  なぜ伺ったかというと、歩行者だまりがないからつきませんとか、我々も議員であれば必ずこういう要望は何十件、何百件とやってきていますので、返すときに相手がそのことを理解しているかどうかというのは、結構人によって差があるものですから、今の話だと、この要望を上げた学校の教頭先生でも教務主任の方でも誰でも構いませんが、要は、どうしてできないのかということが理解できるように返答されているということでよろしいんですよね。 ○木村 委員長  下田学務課長補佐。 ◎下田 学務課長補佐兼係長  当日につきましては、現場の道路とか担当の職員のほかに、我々学務課なり、教育指導課もつきまして、専門的な用語での説明だとわからない場合、我々が理解している部分で御説明もさせていただきますし、担当の土木なりからは、どういう形で何メートルしかないのでという形で詳しく説明していただくようにはしております。 ○木村 委員長  小野副委員長。 ◆小野泰宏 委員  要は、納得されていればよろしいかなというところですが、毎年やられていて、要望の箇所3カ所は違う箇所が上がってくるんですかね。これも確認になってしまいますが。 ○木村 委員長  下田学務課長補佐。 ◎下田 学務課長補佐兼係長  毎年3カ所ということで出していただくときには、今まで実施していない、もしくはなっていないというところを原則として出していただくことにしております。かつ、学校から出していただいたときに、こちらで今まで実施しておりました実績がございますので、そちらと照らし合わせて、同じようなものが出てきた場合には、学校に、何年にこういったものが出ていますよというお話もしておりますし、そのときの回答もさせていただきます。新しく出していただければどんどん危険な箇所とか減っていくようになりますので、学校にはその旨もお伝えしております。 ○木村 委員長  小野副委員長。 ◆小野泰宏 委員  きちんとマネジメントされているということがわかりました。ありがとうございます。  あと去年少し議論になったのですが、義務教育学校はかなり出てきましたね。具体的に言えば、秀峰筑波ではかなり去年出てきたと思います。農村地帯で今まで通学路でないところが通学路になったものですから、非常にその数が多かったと思います。それの処理状況というか、雑駁で結構ですが、何割ぐらいできたとか、つまりあれから継続してやらないとできないこともあるのではないかと思ったので、特に秀峰筑波でのことについてもしわかれば、その達成率、実現率みたいな話を伺いたいのですが。 ○木村 委員長  下田学務課長補佐。 ◎下田 学務課長補佐兼係長  今、御指摘の秀峰筑波につきましては、平成30年度の場合には今こちらでお出ししている部分であるのですが、それ以前とこれ以降出てきたものについては、申しわけありません、今お手元に資料がございませんので、後で御説明させていただく形でよろしくお願いします。 ○木村 委員長  小野副委員長。 ◆小野泰宏 委員  最後にですが、去年の具体例として、下手というところがあるのですが、土地区画整理事業をしたんですね。これはよく御存じだと思いますが、いわゆる舗装されていないということがあって、なかなか地元との進捗状況をにらまないといけないというのがそのときの答えだったと思います。土地改良課とか県とか少し絡みまして、危ないところはやっていただいたような、どうしても登記しないとできないところもあるかと思うのですが、その状況についてもしわかれば伺いたいのですが。 ○木村 委員長  富田道路計画課長。 ◎富田 道路計画課長  下手地区につきましては、まだ換地になっていないものですから、道路管理者として舗装するという行為ができない状況でありまして、昨年度ですか、土地改良課の協力を得まして一部手を入れていただいた経緯がございます。ですので、道路管理者としましては、正式に道路移管受けてからの整備となってしまいますので、移管後に対応できるようにと考えています。 ○木村 委員長  ほかにありませんか。                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○木村 委員長  ないようですので、これにて発言を終結いたします。        ──────────────────────────────────── ○木村 委員長  案件第5、公共交通の改編について説明をお願いします。  中根都市計画部長。 ◎中根 都市計画部長  概要説明の前にお礼をさせていただきます。このたび4月の公共交通の改編に当たりまして、議員の皆様方の御理解と御協力のもとに新たな実証実験を含めた運行ができましたこと、改めましてお礼申し上げます。ありがとうございました。  それでは、公共交通の改編の概要について御説明いたします。  初めに、つくバスについてでございます。バス空白地域へのバス路線の新設や既存路線の一部変更、バス停留所の増設を行うことで、今までバス停留所が遠くてつくバスを利用できなかった方の利便性の向上を図りました。  つくタクについては、予約の取りやすさを重点に予約センターの電話回線数やオペレーター数の増強を図るとともに、地区外へ移動できる特例ポイント、共通ポイントの増設を行ったところで利便性をさらに高めました。  また、新事業としまして、3年間の実証実験運行をそれぞれ実施しています。筑波地区では、ワゴン車を使用した定時定路線という形での支線型のバスの運行をしまして、利用者のつくタクから転換や、高齢者にとってどちらが利用しやすいかなどの検証を始めたところでございます。  茎崎地区では、高齢者の日常時間帯の移動手段として、既存の民間路線バスを活用した運賃補填事業や住宅団地を結びながら牛久駅まで向かう新規路線の運行を実施しまして、実証実態などの検証をしているところでございます。  さらに、桜地区では、既存の民間路線バスの日中時間帯の本数が少なく、移動手段に乏しいことから、この時間帯の増便を行い、移動手段の確保を図ることで、移動実態の検証を始めているというところでございます。  今後も、まちづくりの進展とともに、住民の皆様方が利用しやすい利便性の高い公共交通の構造を図ってまいります。  詳細については、担当課長より御説明申し上げます。よろしくお願いいたします。 ○木村 委員長  伊藤総合交通政策課長、よろしくお願いします。 ◎伊藤 総合交通政策課長  公共交通改編後の運行状況について御説明いたします。  資料1ページをお開きいただきまして、初めに、平成30年度公共交通の実績について御説明いたします。  まず、つくバスにつきましては、平成30年度の利用者は105万2,988人の利用がございました。前年平成29年度と比較しますと1万5,441人、1.5%増加してございます。平成23年度の改編以来、利用者は年々伸びておりますが、伸び率は鈍化傾向にあります。  続きまして、路線別利用者数で見ますと、重立ったものといたしまして、北部、南部、作岡及び吉沼シャトルは、平成29年度と比較しまして利用者が増加しております。  一方、利用者が減少したのが小田シャトルで、平成30年10月の改編により1運行の運行時間がふえたこともあり、1日の便数を減らさざるを得なかったことによる影響ではないかと考えております。  2ページをごらんください。  こちら上のグラフが路線別の利用者数をあらわしております。北部、作岡、吉沼、南部シャトルがオレンジ色の平成30年度でそれぞれ増加を示しております。  続きまして、ウの収支状況でございますが、つくバスは、平成23年以降、利用者数の増加に伴い、運賃収入は年々増加しております。平成30年のつくバスの運行に要する経費につきましては、運賃収入が47.4%、市の負担が52.6%となり、前年比で収支が改善されており、市の負担額は年々減少傾向にあります。1人当たりに要する経費は平均427円で、運賃収入額の平均が202円、市の負担額は225円となっております。  続きまして、右側、エの運賃支払い形態別の利用状況につきましては、平成28年10月から、運賃の支払いに交通系ICカードを導入しまして、スムーズな料金支払いなど利便性向上を図っております。その結果、平成30年度は交通系ICカードでの支払いが36.1%と最も多くなりまして、導入から約2年で利用される方が約3倍近くにふえております。こちら背景としまして、小銭で支払う煩わしさ、カードをタッチするだけの便利さが受けて、今後も交通系ICカードでの運賃支払いがふえていくものと考えております。  一方、グラフでオレンジ色の回数券が年々減少傾向にあります。回数券は11枚つづりのセットを10枚分の金額で購入できますので、結果、割引率が高くなります。これが減少するということは、運賃収入額の増加にも反映してきますので、運賃収入額の増加とも関係しているものと推測されます。  4ページをごらんください。  ここから、デマンド型乗り合いタクシーつくタクにつきまして、平成30年度の利用者数は5万5,858人で、前年度と比較しまして1,222人増加しております。地区別利用者状況では、利用者数が最も多い地区は、谷田部地区でございます。ほかの各地区における利用者数の推移は、ほぼ横ばいでございます。利用者属性につきましては、高齢者が約8割、障害者が約1割、一般と子供の利用で約1割を占めている状況で、高齢者の利用割合は年々増加傾向にございます。この属性をグラフであらわしたものが、5ページの上のグラフでございます。  続きまして、収支状況につきましては、平成30年度のつくタク運行の収支割合は約7%が運賃収入、こちら利用料金収入額で、残り約93%が市の負担額でございます。金額につきましては、利用料金収入額が1,012万8,350円に対しまして、市の負担額1億3,876万2,333円でございます。1人当たりに割り返しますと、料金収入額181円に対しまして、市の負担額2,484円でございます。  6ページをごらんください。  ここからは、昨年10月とことし7月の改編後の運行状況でございます。初めに、つくバスの改編の概要につきまして、路線数を7路線から9路線にふやしまして、総延長が205.4キロメートルと、56.3キロメートル伸びております。また、バス停留所を112カ所ふやしまして、223カ所となっております。車両台数を3台ふやしまして、全25台で運行しております。便数につきましては、53便減りまして、1日281便でございます。減便になった理由としましては、今まで交通渋滞などにより慢性的な遅延がございました。これを解消するために、適正な運行時間に見直したことやコースの変更、バス停留所をふやしたことで1運行にかかる時間がふえた結果、1日の便数を減らさざるを得ない状況のため減便となったものです。  右の表がバス停圏域カバー人口の比較です。改編前後を比較しますと、バス停をふやしたことで、人口、面積とも300メートル、500メートルでふえており、500メートルのカバー人口で78.4%から83.4%にふえております。  下の表に路線別の改編内容を記載してございますので、後ほどごらんいただければと思います。  続きまして、右側利用者数、今年度第1四半期の実績でございますが、利用者は25万7,748人で、1日当たり2,832人の利用がございました。これは、改編前と比べて延べ利用者数は減少したものの、バス停を倍にふやしたことでバス停圏域カバー人口が増加したことから、より多くの方につくバスを利用できる機会が広まり、つくバスの公共性、公平性は一層高まったものと考えております。  表の3とグラフの9をごらんいただきまして、路線別に今年度と前年度の第1四半期を比較してございます。こちら路線別利用者数につきましては、南部シャトルを除いた既存シャトルで利用者数が減少傾向にあり、全体で1万4,136人の減少でございます。これは、ルートの大幅な変更がなく比較可能な北部、小田、谷田部、自由ケ丘シャトルでの比較でございます。  8ページをごらんください。  公共交通改編後の運行状況を考察いたしますと、まず、交通渋滞などの道路混雑事情に合わせた時刻の見直しを行った結果、通過停留所及び終着停留所への到着時刻について遅延が少なくなっております。  北部シャトルについては、臨時便の導入により、その前後の便と分散乗車が図られ、朝ラッシュ時間の上りバス乗車人数が平準化されております。  小田シャトルにつきましては、既存のバス停からフィーダー路線として上下で7便を新設した結果、大穂窓口センターへの利用が見られました。
    作岡シャトルについては、ルート変更に伴う今鹿島北から豊里の杜間の各停留所において、新たな乗降が見られました。  吉沼シャトルについては、ルート変更に伴う西高野から大穂窓口センターから国土地理院の各停留所において新たな乗降が見られております。  上郷シャトルについては、旧吉沼シャトル上郷便からの独立を機にルート変更を行った東光台地区の各停留所において新たな乗降が見られております。  西部シャトルについては、万博記念公園駅及びみどりの駅を起終点にした移動が見られております。ただし、ほかのシャトルに比べますと、利用者数は著しく少ない状況です。  南部シャトルにつきましては、前年同期と比較しまして941人利用者が増加しております。また、松代一丁目等の新設のバス停についても、利用者の定着が見られております。  谷田部シャトルについては、ルート変更に伴い新設しました緑が丘団地入り口等の停留所について、一定数の利用は見られております。  自由ケ丘シャトルにつきましては、ルート変更に伴い新設した羽成公園等の新設のバス停や交通結節点である谷田部車庫について、一定の利用が見られております。  なお、つくバスについては、新設しました西部シャトルなど、利用者の推移を今後注視してまいりたいと思います。  次のページ、つくタクについてでございます。つくタクの改編概要につきましては、一つ目に、予約配車方法の工夫としまして、配車枠方式による予約配車を導入いたしました。二つ目に、電話回線数の増設を行い、予約受付センターの電話回線数を6回線から8回線に増設しております。三つ目に、共通ポイントを1ふやしまして9カ所とし、特例ポイントを5増1減として15カ所としております。  利用者数につきましては、令和元年度第1四半期の利用者数は、前年同期と比べまして944人減少しております。地区別では、支線型バス実証実験を開始しました筑波地区と路線バス実証実験を開始しました茎崎地区での減少が顕著にあらわれております。この2地区の減少が全体の減少数に占める割合が大きいことから、各実証実験事業への利用意向との関係性についても今後注視してまいりたいと思います。  10ページをごらんください。  つくタクの稼働率につきましては、バスの実証実験を行っている筑波地区、茎崎地区では、令和元年度第1四半期の稼働率は減少しております。大穂・豊里地区、桜地区では、平成30年度第3四半期以降、稼働率が微増傾向でございます。谷田部地区においては、年間を通じて高い稼働率が継続しております。  一方、乗合率につきましては、平成30年10月から予約配車方法を改めたことで、大穂・豊里地区、桜地区、茎崎地区では、平成30年度第3四半期以降、乗合率が増加傾向でありますので、その効果があらわれているものと感じているところです。筑波地区では、令和元年度第1四半期の乗合率が減少しております。  次のページをごらんいただきまして、新設しました共通ポイント、特例ポイントの利用状況について、筑波学園病院847人、イオンモールつくば552人と利用が多くなっております。下の表の下から三つ目、四つ目でございます。また、LALAガーデンや筑波病院など、市民の要望を受けて共通ポイント、特例ポイントを追加しましたが、現在のところ利用はあまり見られておりません。  続いて、12ページをごらんください。  筑波地区で今年度から3年間の実証実験を行っています支線型バス実証実験の概要でございます。運行日は土日を含めた毎日、運行時間がおおむね8時から18時、運賃が200円均一、コースについては全4コースございます。便数については各コースともに記載がございます。車両についてはワゴン車両10人乗りで運行し、各コース1台の全4台で運行しております。利用者数は1,435人で、1日当たり15.6人の利用でございます。コース別では、全4コースの中で、3コースの利用が比較的多い状況です。グラフ赤い色が3コースで、筑波山神社上のつくば湯から平沢、北条を通りましてつくば交流センターまでのコースでございます。  右に移りまして、利用者属性につきましては、65歳以上の高齢者が約半数を占めております。グラフ青色が高齢者を示しており、特に2コースで8割と多い状況でございます。  14ページに移りまして、茎崎地区で今年度から3年間の実証実験を行っています路線バス実証実験につきまして、まず、アの路線バス運賃補填実証実験事業でございます。こちらは関東鉄道の路線バスに乗車したときにその運賃を補填するものです。概要については、対象路線、区間ということで全4路線ございます。区間については全区間ですが、一部四つ目の牛久・みどりの線については、一部の牛久駅から茎崎地区間ということでございます。対象時間についてはおおむね8時から18時、対象便数については記載のとおりでございます。対象日は、特別ダイヤを除いた路線バスの運行日が該当です。  対象条件といたしまして、まず一つ目が、1回の乗車が上記対象区間で乗りおりが完結すること。二つ目としまして、交通系ICカードの乗車券の利用ということです。割引後の運賃につきましては、一律200円でございます。この200円を超えた分を市が運賃を補填するというものです。  利用者数につきましては、第1四半期の利用者数は1万9,786人で、1日当たり217人の利用がございます。本事業は、交通系ICカードの利用者のみが対象となるが、対象路線、対象時間帯におけるICカード利用者が前年度の同路線、同時間帯と比較しますと約1.5倍にふえてございます。また、1日当たりの利用者数については217人と、当初の事業計画148人を上回っております。やはり茎崎地区の方の牛久への移動実態が見えてきております。  下の表が各路線別の利用者数でございます。利用者数が最も多いのは、牛久・みどりの線の6,573人です。1便当たりに換算した場合に最も多いのが、緑が丘団地線の3.7人でございます。  次のページをごらんいただきまして、(ウ)の路線別利用者数の詳細につきまして、まず、森の里線及び緑が丘団地線については、森の里地区の各停留所と牛久駅西口間の移動が顕著に見られております。つくバスの結節点でもある茎崎窓口センター等の利用も、一定数確認できております。  二つ目に、緑が丘団地線及び牛久・みどりの線について、桜が丘及び高見原地区の各停留所と牛久駅西口間の移動が顕著に見られております。桜が丘地区の各停留所及び牛久駅西口とつくば双愛病院間の利用も一定数確認できております。  牛久・みどりの線の5月の利用者数が突出しておりますが、これはつくば牡丹園の開園により一時的に利用者がふえたものと推測しております。  (エ)の路線利用者内訳につきましては、森の里線、緑が丘団地線では特に高齢者の割合が30%と高く、高齢者の日中時間帯の移動手段として定着している様子が見られました。  次の16ページをごらんください。  こちらは茎崎地区で新規に路線バスを運行して実施している事業でございます。概要といたしましては、今年4月から3年間の実証実験運行でございます。ルートとしましては、茎崎地区の富士見台から自由ケ丘、城山の住宅団地を通りまして、牛久駅西口までのルートでございます。路線上には、バス停留所19カ所を設けてございます。対象時間がおおむね8時から18時、運行便数が1日16便、平日、土日共通でございます。運行日は1年365日、運賃は一律200円というものです。  利用者数につきましては、富士見台、あしび野、自由ケ丘、城山及び高見原地区の各停留所と牛久駅西口間の移動が顕著に見られております。通勤通学時間帯を外した運行時間となっておりますが、利用者が多いことから、地域住民の日中の牛久市への生活路線として利用されているものと推測されます。1便当たりの利用者数につきましては平均4.2人で、当初の事業計画2.8人を大きく上回っている状況でございます。  下のグラフを見ていただきまして、青色の4月からの利用者数が、右に移りまして伸びております。茎崎地区での需要があらわれているものと考えます。  次に、ウの路線バス増便実証実験事業につきまして、こちらも今年度から3年間の実証実験でございます。概要としましては、ルートがつくばセンターから土浦駅までの関鉄路線バスの野田団地線でございます。増便時間帯がおおむね9時から14時、増便数が平日7便、土日祝日が8便、運賃につきましては、現行路線バスの運賃となります。日中時間帯の本数が少なく移動手段が乏しいことから、増便を実施しているものでございます。  利用者数につきましては、つくばセンターと土浦駅西口間の駅間移動が顕著に見られております。1便当たり利用者数につきましては平均4.3人と、当初の事業計画4.5人とほぼ同じ結果となっております。  下のグラフを見ていただきまして、青色の4月から月ごとに利用者がふえております。6月には1,073人利用されております。  次の18ページをごらんください。  最後に、4月の改編後に寄せられました重立った意見をまとめてございます。  (1)つくバスにつきましては、北部シャトルで、「利用者の少ないバス停がふえて速達性が著しく劣った」、「改編前の時刻に戻すか増便してほしい」、吉沼シャトルでは、「減便になって困っている、増便してほしい」、「つくばセンターまで運行しなくなって困っている」、こちらはルートを変更しまして研究学園駅発着となっているためです。上郷シャトルでは、「上郷シャトルのつくば駅発の最終便が早過ぎる」との御意見で、現在、つくばセンター最終便発が18時45分となっております。「便数が少ないので改善をしてほしい」との意見で、現在、18便運行となっております。  (2)つくタクにつきましては、特別改編後の御意見は寄せられておりません。  (3)の支線型バス実証実験では、「自宅近くに停留所を設けてほしい」、「筑波地区の一部地域は大穂が生活圏であるため、大穂地区へ行けるようにしてほしい」といった御意見です。  (4)の路線バス実証実験、茎崎地区の路線バス運賃補填実証実験事業では、茎崎地区から、「みどりの駅-羽成間についても割引対象としてほしい」、「谷田部車庫-牛久駅西口間の路線バス系統も割引対象にしてほしい」というものです。  同じく、茎崎地区の路線バス実証実験運行では、「関鉄バスのバス停留所がある高見原三差路及び高見原南にも停留所を設けてほしい」、「大舟戸の集落も通過するようにしてほしい」といった御意見です。  最後に、つくばセンター-土浦駅間の路線バス増便実証実験事業では、御意見は寄せられておりません。  これらいただきました御意見につきましては、今後の運行状況や利用者推移を見ながら検討してまいりたいと思います。  以上が、公共交通改編後の運行状況でございます。御説明を終わります。 ○木村 委員長  ただいま御説明をいただきましたが、確認事項があれば発言を許します。  滝口委員。 ◆滝口隆一 委員  茎崎の方に聞きますと、喜びの声が上がっております。大分、茎崎はよかったようですね。ただ、私からすると、つくバスの利用者数が、第1四半期だけですから必ずしもあれなんですが、1日当たりの乗車数が若干ながら減ってきているということですね。大きく改編はしたんだけれども減っちゃったというところに何があるのかなと思って、私もこれから考えるわけですからよくわかりませんが、そちらでいろいろ考えていることがあれば教えてほしいんです。  あわせて、小田シャトルの減員数、これは私にとっても自分の利用しているところなもので、顕著なものですから、この辺の問題点はどういうところにあるのか。最終的にこれだとはなかなかならないと思いますが、とりあえず考えているところがあれば教えてほしいのですが。 ○木村 委員長  伊藤総合交通政策課長。 ◎伊藤 総合交通政策課長  考えられる要件としまして、いろいろあるかと思いますが、まず一つには、速達性が失われたということで、市民の皆様の御意見も聞きましてバス停を223カ所と約倍にふやしました。これによりまして、今まで駅まで早く行けたものがそれだけ運行時間もかかるというところもございます。それと時刻も変えてございますので、今まで利用していたTXへの乗り継ぎの絡みで今までよりも多く時間を取られるとか、そういった面で利用を見合わせているというところもあるかと思います。  原因につきましては、さまざまあるかと思いますので、今後の利用者の推移、あるいは、日々、総合交通政策課にも御意見等をいただいておりますので、その辺を含めながら今後も検討してまいりたいと思います。  それと、小田シャトルの減っているところでございますが、こちらにつきましても結果同じようなところでありますが、特に小田シャトルが減っているということではなく、ほかでも若干はあるのですが、こちらについても速達性が失われたという御意見も入っておりますので、これは何とも言えないところですが、バス停もふやしてつくバスに乗れる方、利用できる方も一方でふやしてございますので、こちらも利用者推移を見ながら、これで改編終わりでございませんので、微妙な改正等しましてさらなる利用者の増というところに努めてまいりたいと思います。 ○木村 委員長  滝口委員。 ◆滝口隆一 委員  第1四半期だけで判断するというのはなかなか複雑で、これからの問題があると思いますので、よろしくお願いします。  それから、小田シャトルの場合、小田から大穂庁舎へ行く大きな変化があったのですが、これの影響というのはどうですかね。私らは栄に住んでいるとそっちへ行ったって全然関係ないんだけれども、全体としてその影響というのは出ているのでしょうか。 ○木村 委員長  伊藤総合交通政策課長。 ◎伊藤 総合交通政策課長  小田シャトルの一部便が、おっしゃるとおり大穂窓口センターへ入っておりますので、こちらも入ったことによりまして運行距離、時間もかかっております。ここら辺も若干影響しているのかなと捉えております。 ○木村 委員長  滝口委員。 ◆滝口隆一 委員  大穂窓口センターへ行くのは、ある面では北部シャトルに乗りかえるということも可能なので、便利になっているのかなとは思っているのですが、利用人数が減っているというのは今後の検討が必要かなと思います。  いずれにせよ、まだまだこれからですので、聞いてみたら、自分の近くに停留所ができたのを知らない人も結構いるんだよね。近くにできたんだから駅前で酒飲んでも帰ってこられるという話もしているんだけれども、そういうのでもう少し様子を見ながらいきたいと思います。 ○木村 委員長  小野副委員長。 ◆小野泰宏 委員  滝口委員と同じようなことになってしまいますが、茎崎は非常にありがたいという声がたくさん寄せられています。それはせっかくできたのだから、例えばICカードを使いながらデータも残るので、そのデータを3年間の実証実験で次の段階に生かせるように、それなりの方がいろいろなところでPRもしてくれている、住民からPRをしてくれているのでそういう結果かなと思います。それで、自由ケ丘が結構減っていますから、それはそことの因果関係があるのである程度説明はできるのですが、私のところに来ている意見で多いのは北部シャトルなんですよね。ちょっと私もがっかりしているんです。速達性、それからTXの件で、どうしても公共交通は自分の利用でありますから、それが変わるということ自体がなかなか御理解をいただけないというのがジレンマなんですね。  当然、経費をかければそれなりに利便性が高まることは百も承知ですが、そうはいっても限りある財源でどこまでそれをやっていくかというところが皆さんの御苦労しているところだと思うので、意見としては私のところには北部シャトルの件は結構来ています。強硬な方は戻してくれという意見、特に接続ですね。特に朝の通勤なんですよね。花畑あたりに通勤で使っている方が大勢いるので、そのTXの接続性があったのでこれだけ利用している価値は見ているわけですが、そこの壁をどう言ってやれるかという方法は、いろいろな意味で私も話はしています。  ただ、全体像というよりはどうしても個別的なところから見がちなので、税金使っているわけですから、そこのところをどうやって解決するのか、そこは注意深く真摯に対応していただきたいということで、要望という形で申し上げておきたいと思います。 ○木村 委員長  小森谷委員。 ◆小森谷佐弥香 委員  喜んでいらっしゃる市民の方もいらっしゃるし、そのように不満を持っていらっしゃる方もいらっしゃるということは、本当に担当課の皆さん大変なところだと思いますが、要望があったのに実際に利用がないところがあるというお話でした。これだけ細かく現状の調査ですとか分析ができているわけですので、ここ要望あったのにこれだけ利用が少ないですよ、この利用状況だと将来的にこのまま持続するのは難しいですよというお話がないままに改編がされてしまうと、またここで不満が生まれるという、これが過去も続けられてきたようですが、この辺のお知らせの仕方とか、広報で定期的に利用状況を周知するなどといった工夫も必要なのではないかと思いますが、その辺担当課でもし検討されていることありましたら教えてください。 ○木村 委員長  伊藤総合交通政策課長。 ◎伊藤 総合交通政策課長  おっしゃるとおり、利用者の利用率を上げるというところで、広報周知活動は大変必要だと認識しております。今回、西部シャトルを新規に通したわけですが、残念ながら今のところ大変利用者が少ないということで、早速第1四半期の利用状況を見まして、今月1日に西部シャトルの沿線地区に対しまして利用促進の回覧を流しました。その中で、実質1便当たりに換算しますと1.3人の利用ですので、この1.3人という数字も掲載しまして、可能な限り利用してもらうというところで載せてございます。  そういった意味で、各路線ごと、また各地区ごとに、何かあれば回覧等を使ってまず最初にお知らせ、御案内をしてまいりたいと思います。 ○木村 委員長  小森谷委員。 ◆小森谷佐弥香 委員  そういった周知活動も大変なことと思いますけれども、それはとても大事なことだと思いますので、ぜひ継続していっていただきたいと思います。 ○木村 委員長  滝口委員。 ◆滝口隆一 委員  同じようなことですが、筑波の支線型ですよね。これは1日にすると44便あるので、そこで15.6人ということだから、悪く言えば食い込んじゃうわけね。だけど、6月だけ見ると1日当たり20人ですから5人ふえちゃっているんですよね。そういう意味では、これを知らない人も結構いるんだよね。もったいないので、そこら辺ぜひ宣伝に取り組んでもらって、どこまで伸びるか伸ばしていただいて、人口が少ないからそうはいっても成功するというところまで行くかどうかというのはありますけれども、どこが成功かというのはありますけれども、ぜひもう少し伸びてもらえるようにお願いしたいなと思います。 ○木村 委員長  皆川委員。 ◆皆川幸枝 委員  今回、大幅な改編と詳細なデータの分析をいただきまして、よく状況がわかりました。ありがとうございました。あと各委員の方から各地区の状況もお聞きして、地区によって利用の目的がそれぞれ違っているなというのがわかりました。  茎崎地区は特に高齢化が筑波地区と同様に進んでいまして、高齢化の対応というのは一つ大きなポイントになるのですが、今回、総合交通政策課から資料を綿密に出していただいたのですが、高齢者の無料タクシー券というのも高齢福祉課で取り組んでいると思います。そちらも今回枚数の見直しとかをしていますし、そこの連携というか、そこに予算どれだけ使っているか、つくタク、つくバスでどういうふうになっているかという両方を見ていく必要があるかなと思いますので、できたら今後の委員会で高齢福祉課からも情報をいただけたらいいかなというのが要望です。 ○木村 委員長  鈴木委員。 ◆鈴木富士雄 委員  この支線型バスとつくバスについては、うちのほうでは区会によっては各戸に何時に来ますよ、どうですよという回覧板みたいなのを回して、使ってくださいよということで努力しているところもありますし、何かの会合のとき、議員も積極的に話して、乗っていただくような話をしていただければ大変ありがたいと私は思っていますし、私自身も乗ったりしていますし、よろしくお願いします。そういうふうにして私たちも協力しましょうよ。 ○木村 委員長  高野委員。 ◆高野進 委員  アンケートをとるといっても、一人のアンケートですよ。それを吸い上げて一人の意見を、ここにあるけれども、近くに停留所を設けてほしいと。これ自分だけのことだと思うんですよ。こういう個人の意見を取り上げてやるのか。そこの地区の自治会とか何かの要望でやるとか、そういうところをちょっと聞きたいんだけど。 ○木村 委員長  伊藤総合交通政策課長。 ◎伊藤 総合交通政策課長  御意見につきましては、必ずしも区長からのものでないと受け付けないというのは当然のことでございます。ただ、これは一個人だから受けるとかではなくて、総体的に捉えまして、その路線で例えばバス停をふやす必要性があるのかどうか、これは移動実態を見ながら総合的に判断しております。今後もそのように、一個人のものだから取る、取らないではなくて、その路線全体として必要であるかどうかということで精査してまいりたいと思います。 ○木村 委員長  ここで委員として要望がありますので、暫時、副委員長と交代します。 〔委員長、副委員長と交代〕 ○小野 副委員長  それでは、暫時、委員長の職務を行いますので、よろしくお願いします。  木村委員長。 ◆木村修寿 委員  西部シャトル、今回新しく新設していただきましてありがとうございました。地区からの要望等もありましたので、毎日毎日バスと行き会うたびに、何人乗っているのかなと私も気にはしていたのですが、1.3人ということで一番少ないわけですが、今後、地元の区長会とかシルバー会ですか、そういう方々ともよく相談しまして、利用促進につなげていきたいと思いますので、どうかよろしくお願いします。 ○小野 副委員長  では、要望という形でありましたので、進行を交代します。 〔副委員長、委員長と交代〕 ○木村 委員長  富田道路計画課長。 ◎富田 道路計画課長  先ほど圏央道のパーキングエリアと休憩施設について不明確な回答をしてしまいましたので、訂正させていただきたいのですが、パーキングエリアに設置する施設は駐車場とトイレ、場合によっては売店となっておりまして、休憩所やレストランはサービスエリアのみという定義になっています。  今回、坂東パーキングエリアにつきましては、坂東市では地域利便施設ということで、休憩施設と防災機能を持ったヘリポート、備蓄倉庫、情報発信機能を備えた施設を市で設置するということで、パーキングエリアに一緒にくっつけるという位置づけで今回入っております。それですので、神崎インターチェンジ方向で休憩所の必要性の検討という部分につきましては、今回の坂東パーキングエリアと同じか、もしくはサービスエリアの検討かもしれません。ちょっとその辺は確認をとれてないのですが、以上、訂正させていただきたいと思います。 ○木村 委員長  鈴木委員。 ◆鈴木富士雄 委員  常総インターチェンジの近くに工業団地と道の駅をつくる計画はあるのですか。 ○木村 委員長  富田道路計画課長。 ◎富田 道路計画課長  組合施行の区画整理をあの周辺で行っていると把握しています。 ○木村 委員長  鈴木委員。 ◆鈴木富士雄 委員  道の駅をつくるといううわさは。 ○木村 委員長  富田道路計画課長。 ◎富田 道路計画課長  ちょっと正確ではないかもしれないですが、農業施設をつくっていると伺っています。持ち帰ってから確認したいと思います。よろしくお願いいたします。 ○木村 委員長  農産物センターみたいなのかな。 ◆小野泰宏 委員  市街化区域にもできるように編入したんだね。
    ○木村 委員長  ほかにありませんか。                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○木村 委員長  ないようですので、これにて発言を終結いたします。        ──────────────────────────────────── ○木村 委員長  以上をもちまして、本日の案件は全部終了いたしました。  これにて道路・公共交通体系及びTX沿線整備調査特別委員会を閉会いたします。                      午前11時56分閉会  つくば市議会委員会条例第60条第1項の規定により署名する    令和元年8月19日                 委 員 長  木 村 修 寿                 副委員長  小 野 泰 宏...