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  1. つくば市議会 2019-06-28
    令和 元年 6月定例会−06月28日-06号


    取得元: つくば市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-05
    令和 元年 6月定例会−06月28日-06号令和 元年 6月定例会                     令和元年6月                つくば市議会定例会会議録 第6号               ──────────────────                令和元年6月28日 午前10時02分開議               ────────────────── 出 席 議 員   議 長 6  番   神 谷 大 蔵 君    14  番  ヘイズ ジョン 君   副議長 16  番   山 本 美 和 君    15  番  塚 本 洋 二 君       1  番   山 中 真 弓 君    17  番  浜 中 勝 美 君       2  番   小森谷 佐弥香 君    18  番  大久保 勝 弘 君       3  番   高 野 文 男 君    19  番  橋 本 佳 子 君       4  番   長 塚 俊 宏 君    20  番  小 野 泰 宏 君       5  番   黒 田 健 祐 君    21  番  高 野   進 君       7  番   小久保 貴 史 君    22  番  柳 沢 逸 夫 君       8  番   皆 川 幸 枝 君    23  番  須 藤 光 明 君       9  番   五 頭 泰 誠 君    24  番  鈴 木 富士雄 君       10  番   宇 野 信 子 君    25  番  塩 田   尚 君       11  番   木 村 清 隆 君    26  番  滝 口 隆 一 君
          12  番   北 口 ひとみ 君    27  番  金 子 和 雄 君       13  番   木 村 修 寿 君    28  番  久保谷 孝 夫 君        ──────────────────────────────────── 欠 席 議 員       な  し        ──────────────────────────────────── 出 席 説 明 者   市長           五十嵐 立 青 君  経済部長         篠 塚 英 司 君   副市長          飯 野 哲 雄 君  都市計画部長       中 根 祐 一 君   副市長          毛 塚 幹 人 君  建設部長         上 野 義 光 君   教育長          門 脇 厚 司 君  生活環境部長       風 見 昌 幸 君   市長公室長        松 本 玲 子 君  会計管理者        酒 井 作 徳 君   総務部長         藤 後   誠 君  消防長          植 木 利 男 君   政策イノベーション部長  森   祐 介 君  教育局長         森 田   充 君   財務部長         高 野 正 美 君  農業委員会事務局長    野 澤 政 章 君   市民部長         飯 村 通 治 君  選挙管理委員会事務局長  石 田 慎 二 君   保健福祉部長       水 野 忠 幸 君  監査委員事務局長     北 島 浩 成 君   こども部長        中 山 由 美 君        ──────────────────────────────────── 出席議会事務局職員   事務局長         川 崎   誠    議会総務課長補佐     町 井 浩 美   事務局次長        中 泉   治    議会総務課議事係長    大 坪 哲 也   議会総務課長       渡 辺 寛 明    議会総務課主任      稲 川 紘 之        ────────────────────────────────────                  議 事 日 程 第 6 号                                  令和元年6月28日(金曜日)                                  午前10時02分開議  開議  日程第1 (各常任委員長報告、討論、採決)       承認第1号 専決処分事項の承認を求めることについて(専決処分第6号)             (平成30年度つくば一般会計補正予算(第7号))       承認第2号 専決処分事項の承認を求めることについて(専決処分第7号)             (つくば市税条例等の一部を改正する条例)       承認第3号 専決処分事項の承認を求めることについて(専決処分第8号)             (つくば市国民健康保険税条例の一部を改正する条例)       議案第37号 令和元年度つくば一般会計補正予算(第1号)       議案第38号 令和元年度つくば介護保険事業特別会計補正予算(第1号)       議案第39号 つくば市政治倫理審査会条例の一部を改正する条例について       議案第40号 つくば市税条例の一部を改正する条例について       議案第41号 つくば市介護保険条例の一部を改正する条例について       議案第42号 つくば市産業振興センター条例の一部を改正する条例について       議案第43号 つくば市火災予防条例の一部を改正する条例について       議案第44号 市道路線の変更について       議案第45号 市道路線の廃止について       議案第46号 市道路線の認定について       議案第47号 工事委託契約の締結について       議案第48号 財産の取得について       議案第49号 財産の取得について       議案第50号 財産の取得について       議案第51号 工事委託契約の締結について       請願31第3号 「核兵器禁止条約」への参加(調印・批准)を求める意見書の提出を求める請願書       請願31第4号 春日旧消防本部棟及び消防署跡地を商工会へ貸与することに関する請願書  日程第2(上程、質疑、討論、採決)       意見書案第3号 「核兵器禁止条約」の参加(調印・批准)を求める意見書 1.本日の会議に付した事件   日程第1 議事日程のとおり   追加日程追加議案上程、採決)        議案第52号 つくば市政治倫理審査会委員の任命について        議案第53号 つくば市政治倫理審査会委員の任命について        議案第54号 つくば市政治倫理審査会委員の任命について        議案第55号 つくば市政治倫理審査会委員の任命について        議案第56号 つくば市政治倫理審査会委員の任命について        議案第57号 つくば市政治倫理審査会委員の任命について        議案第58号 つくば市政治倫理審査会委員の任命について   日程第2 議事日程のとおり        ────────────────────────────────────                       午前10時01分 ○議長(神谷大蔵君) おはようございます。開議前にお知らせいたします。  議員提案として、意見書案第3号 「核兵器禁止条約」の参加(調印・批准)を求める意見書が提出されましたので、各机上に配付しておきました。  なお、意見書案につきましては、本日の議事日程に上程し、審議いたします。  次に、写真撮影の申し出がありますので、傍聴規則第9条の規定により、これを許可いたします。  次に、本日の会議資料は、6月定例会会議資料等一覧表のとおりであります。        ────────────────────────────────────                      午前10時02分開議 △開議の宣告 ○議長(神谷大蔵君) ただいまの出席議員数は27人であります。  定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。        ──────────────────────────────────── △承認第1号 専決処分事項の承認を求めることについて(専決処分第6号)        (平成30年度つくば一般会計補正予算(第7号)) △承認第2号 専決処分事項の承認を求めることについて(専決処分第7号)        (つくば市税条例等の一部を改正する条例) △承認第3号 専決処分事項の承認を求めることについて(専決処分第8号)        (つくば市国民健康保険税条例の一部を改正する条例) △議案第37号 令和元年度つくば一般会計補正予算(第1号) △議案第38号 令和元年度つくば介護保険事業特別会計補正予算(第1号) △議案第39号 つくば市政治倫理審査会条例の一部を改正する条例について △議案第40号 つくば市税条例の一部を改正する条例について △議案第41号 つくば市介護保険条例の一部を改正する条例について △議案第42号 つくば市産業振興センター条例の一部を改正する条例について △議案第43号 つくば市火災予防条例の一部を改正する条例について △議案第44号 市道路線の変更について △議案第45号 市道路線の廃止について △議案第46号 市道路線の認定について △議案第47号 工事委託契約の締結について △議案第48号 財産の取得について △議案第49号 財産の取得について △議案第50号 財産の取得について
    △議案第51号 工事委託契約の締結について △請願31第3号 「核兵器禁止条約」への参加(調印・批准)を求める意見書の提出を求める請願書 △請願31第4号 春日旧消防本部棟及び消防署跡地を商工会へ貸与することに関する請願書 ○議長(神谷大蔵君) 日程第1、承認第1号 専決処分事項の承認を求めることについてから承認第3号 専決処分事項の承認を求めることについて、議案第37号 令和元年度つくば一般会計補正予算(第1号)から議案第51号 工事請負委託の締結について、請願31第3号 「核兵器禁止条約」への参加(調印・批准)を求める意見書の提出を求める請願書、請願31第4号 春日旧消防本部棟及び消防署跡地を商工会へ貸与することに関する請願書の20件を、つくば市議会会議規則第36条の規定により、一括して議題といたします。  本件に関し、各常任委員長の報告を求めます。  初めに、総務委員長から承認第2号、議案第37号、議案第39号、議案第40号、議案第43号、請願31第4号の審査の経過と結果について報告を求めます。  総務委員長小野泰宏君。                  〔総務委員長 小野泰宏君登壇〕 ◎総務委員長小野泰宏君) 総務委員会は、当委員会に付託されました承認1件、議案4件、請願1件を審査するため、6月24日午前10時から委員会を開催いたしました。その付託案件の主なる審査の経過と結果について御報告いたします。  初めに、承認第2号 専決処分事項の承認を求めることについての審査では、質疑、自由討議、討論いずれもなく、採決の結果、全員異議なく承認第2号は原案のとおり承認すべきものと決定いたしました。  次に、議案第37号 令和元年度つくば一般会計補正予算(第1号)の当委員会付託分の審査では、ワーク・ライフ・バランス推進に要する経費のAI−OCRの内容と今後の計画について質疑があり、AI−OCRは従来からあるOCRにAIという人工知能を組み合わせた新技術で、今まで処理できなかった手書きの帳票なども93%の識字率で電子データ化することができる。現在、RPAを活用した業務改善に取り組んでいるが、RPAは電子データ化された情報でないと処理ができないため、RPA活用のネックになっていた。そのため、AI−OCRを導入することによりRPAの活用を促進させ、業務改善による労働生産性を高めることができる。また、今後の計画については、今回、結果がよければ他の部門にも展開していくとの答弁がありました。  次に、移住・定住促進に要する経費のわくわく茨城生活実現事業における移住支援金の内容について質疑があり、まち・ひと・しごと創生総合戦略に基づき、茨城県内における移住・定住促進中小企業における人手不足を解消することを目的としており、東京圏からつくば市に移住した方で、茨城県のマッチング事業の対象とした中小企業等に就職した場合、または、企業支援金交付決定を受けた場合に、移住に要する費用を補助するとの答弁がありました。  質疑終結後、自由討議討論ともになく、採決の結果、全員異議なく議案第37号の当委員会付託分は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第39号 つくば市政治倫理審査会条例の一部を改正する条例についての審査では、政治倫理審査会条例に「地方行政に関し優れた識見を有する者」を規定に加える理由について質疑があり、政治倫理審査会は、議員、市長、副市長、教育長の資産等報告書の審査を行うほか、職務に関し不正の疑惑を持たれるときや、特定の業者に有利な計らいをしたときなど政治倫理基準に反する疑いがある場合の調査、また、資産等報告書記載事項の変更など、政治倫理の確立に関して市長への建議などについて審議を行うことになっている。  今まで法律や会計の専門知識を有する弁護士、税理士、豊富な行政経験のある市の元部長、多くの審議会等で委員の経験のある大学教授などを任命してきており、このような経緯と、これまで政治倫理審査会の審査が円滑に行われてきたことを考慮すると、「地方行政に関し優れた識見を有する者」を選任することが重要であり、条例において明確化するためであるとの答弁がありました。  また、今後の市民公募について質疑があり、市民公募に関しては、「つくば市附属機関の委員及び懇談会等の構成員の市民募集並びに委員等候補者の登録に関する要綱」で定められており、要綱では、附属機関設置条例に、市民から任命する旨が規定されている場合、市民公募を行うことになっている。しかし、政治倫理審査会の委員は、所掌事務の内容から高度かつ専門的な知識と経験が必要と考えており、市民公募をすることが適当でないと考えているとの答弁がありました。  質疑終結後、自由討議はなく、討論に入り、反対の立場から市民参加と情報公開を進めて活動しているため反対するとの意見、賛成の立場から、いろいろな識見を有する方が必要なため賛成するとの意見がありました。討論終結後、挙手による採決の結果、賛成多数により議案第39号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第40号 つくば市税条例の一部を改正する条例についての審査では、附則第9条の2の軽減を受けられる公共施設等について質疑があり、現在、対象となる施設はない。また、つくば駅周辺が都市機能誘導区域に選定されているが、そのエリアの中で新たな開発についても具体的な話は聞いていない。今後、例えば医療施設福祉施設などの都市機能について整備がされたことに伴って、あわせて公共施設、公園、緑地等の整備がされた場合には、軽減が受けられるとの答弁がありました。  質疑終結後、自由討議討論ともになく、採決の結果、全員異議なく議案第40号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第43号 つくば市火災予防条例の一部を改正する条例についての審査では、質疑、自由討議、討論いずれもなく、採決の結果、全員異議なく議案第43号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、請願31第4号 春日旧消防本部棟及び消防署跡地を商工会へ貸与することに関する請願書についての審査では、紹介議員から趣旨説明を受け審査を行いました。  趣旨説明終了後、執行部への質疑では、跡地の利用計画について質疑があり、児童発達支援センターの設置に向けた検討会で、消防庁舎跡地が有力になっていると担当部門から聞いているとの答弁がありました。  また、他の場所で市が対応できる場所はあるかとの質疑があり、消防庁舎跡地に隣接する春日庁舎の4階の一部を商工会へ提案した経緯があると担当部門から聞いているとの答弁がありました。  質疑終結後、自由討議では、執行部からの話を聞いた結果、総合的に判断し趣旨採択すべきとの意見がありました。自由討議終結後、討論はなく、採決の結果、全員異議なく請願31第4号は趣旨採択すべきものと決定いたしました。  以上、御報告申し上げましたが、当委員会の決定に対し、議員の皆様の御賛同をよろしくお願い申し上げ、報告を終わります。 ○議長(神谷大蔵君) これより総務委員長報告に対する質疑を一括して行います。  順次、発言を許します。                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(神谷大蔵君) ないようですので、これをもって、総務委員長報告に対する質疑を終結いたします。  次に、文教福祉委員長から、承認第3号、議案第37号、議案第38号、議案第41号、議案第48号から議案第50号の審査の経過と結果について報告を求めます。  文教福祉委員長橋本佳子君。                 〔文教福祉委員長 橋本佳子君登壇〕 ◎文教福祉委員長橋本佳子君) 文教福祉委員会は、当委員会に付託されました承認1件、議案6件を審査するため、6月24日午前10時から委員会を開催いたしました。その付託案件の主なる審査の経過と結果について御報告いたします。  初めに、承認第3号 専決処分事項の承認を求めることについての審査では、質疑、自由討議、討論いずれもなく、採決の結果、全員異議なく承認第3号は原案のとおり承認すべきものと決定いたしました。  次に、議案第37号 令和元年度つくば一般会計補正予算(第1号)の当委員会付託分の審査では、教育費、小学校建設に要する経費の土地購入費について、葛城小学校以外にも児童生徒数の増加による教室不足がある中で、葛城小学校のみ急遽補正予算を取得することになった経緯に関する質疑があり、平成30年度から土地の購入について検討をしていたが、今年度当初に葛城小学校PTAからの要望もあり、その要望も含めて市長、副市長と協議した結果、このような方針になったとの答弁がありました。  続いて、同じく教育費、小学校建設に要する経費の葛城小学校校舎増築工事のスケジュールと校舎の規模について質疑があり、今年度中に設計を行い、2021年4月に供用を開始する予定で、校舎の規模は11教室、1,800平米程度であるとの答弁がありました。  続いて、教育総務費、つくば市教育相談センター運営に要する経費のスクールライフサポーター謝礼の概要について質疑があり、スクールライフサポーターは県の委託事業で、不登校解消支援事業による教員加配があった学校にあわせて配置され、教員以外の視点で児童生徒の悩みを聞き、その解消や登校渋りの事前防止等の役割を担うものであり、秀峰筑波義務教育学校に1名配置となっているとの答弁がありました。  続いて、民生費、老人福祉施設整備に要する経費の介護施設開設準備経費補助金の概要について質疑があり、谷田部東圏域の下原と桜圏域の柴崎に一つずつ、それぞれ定員29名の規模の地域密着型特別養護老人ホームを整備するとの答弁がありました。  また、それに伴う補助金についての質疑があり、県支出金地域医療介護総合確保基金事業補助金6,763万2,000円が見込まれており、老人福祉施設整備に要する経費の中の介護施設整備事業費補助金に5,698万円、介護施設開設準備経費補助金に1,065万2,000円が充当されるとの答弁がありました。  質疑終結後、自由討議討論ともになく、採決の結果、全員異議なく議案第37号の当委員会付託分については、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第38号 令和元年度つくば介護保険事業特別会計補正予算(第1号)、議案第41号 つくば市介護保険条例の一部を改正する条例について、議案第48号 財産の取得についての3件の審査では、質疑、自由討議、討論いずれもなく、採決の結果、全員異議なく、それぞれ原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第49号 財産の取得についての審査では、新谷田部学校給食センター厨房用物品購入契約の発注を3件に分けた理由について質疑があり、総額が1億円を超える規模であり、参加業者が少なくなることが懸念されたことから、消耗品・備品・食器かごの3件に分けることで受注機会をふやし、競争性を高めたとの答弁がありました。  また、入札の条件について質疑があり、有資格者名簿に登録する業者のうち、本店または支店が県内にあることという地域要件と、過去5年以内に国や地方公共団体独立行政法人学校教育法に定める学校等と厨房用物品売買契約を元請として契約し、履行した実績があることという実績要件を付しているとの答弁がありました。  質疑終結後、自由討議討論ともになく、採決の結果、全員異議なく議案第49号は、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第50号 財産の取得についての審査では、質疑、自由討議、討論いずれもなく、採決の結果、全員異議なく議案第50号は、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、御報告申し上げましたが、当委員会の決定に対し、議員の皆様の御賛同をよろしくお願い申し上げ、報告を終わります。 ○議長(神谷大蔵君) これより文教福祉委員長報告に対する質疑を一括して行います。  順次、発言を許します。                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(神谷大蔵君) ないようですので、これをもって文教福祉委員長報告に対する質疑を終結いたします。  次に、市民経済委員長から、議案第37号、議案第42号、請願31第3号の審議の経過と結果について報告を求めます。  市民経済委員長黒田健祐君。                 〔市民経済委員長 黒田健祐君登壇〕 ◎市民経済委員長黒田健祐君) 市民経済委員会は、当委員会に付託されました議案2件、請願1件を審査するため、6月25日午前10時から委員会を開催いたしました。その付託案件の主たる審査の経過と結果について御報告いたします。  初めに、議案第37号 令和元年度つくば一般会計補正予算(第1号)の当委員会付託分の審査では、プレミアム商品券事業に要する経費の事業内容について質疑があり、消費税率の引き上げに当たり、低所得者・子育て世帯の消費に当たる影響の緩和と、地域での消費喚起を目的に商品券の販売を行うものである。販売対象は個人住民税非課税世帯や3歳未満の子供のいる子育て世帯、合計4万2,000人程度を見込んでいる。4,000円で5,000円分の商品券を最大2万5,000円分買うことができる。市内で取り扱いの登録をした店舗で使用することができ、使用期限は令和2年3月22日を想定しているとの答弁がありました。  続いて、地産地消推進に要する経費の事業内容について質疑があり、地方創生推進交付金を活用し、地元産の野菜を使ったメニューがある市内レストランなどを認証する「地産地消レストラン事業」を展開するため、ホームページの作成・管理・運用と、PR活動のツールとしてステッカーやチラシの作成などを委託するものであるとの答弁がありました。  続いて、国際化の推進に要する経費の事業内容について質疑があり、法務省の外国人受入環境整備交付金を活用し、在留外国人からのさまざまな相談をワンストップで受け付け、適切な情報提供や関係機関への取り次ぎを行う一元的相談窓口を設置するものである。英語と中国語の通訳ができる嘱託員のほか、今回の補助金を活用し導入する多言語映像の通訳アプリにより、11言語での対応が可能となる予定であるとの答弁がありました。  続いて、雑入の身近なみどり整備推進事業費返還金の計上理由について質疑があり、太陽光発電設備設置を行うため事業地の工事費等を返還するものであるとの答弁がありました。  質疑終結後、自由討議討論ともになく、採決の結果、全員異議なく議案第37号当委員会付託分は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第42号 つくば市産業振興センター条例の一部を改正する条例についての審査では、今回のリニューアルの概要について質疑があり、1階に気軽に立ち寄れる交流スペースやカフェのほか、シェアオフィス機能を持つコワーキングスペース、セミナールーム、会議室を設置する。研究機関や大学が集積するつくばの強みを生かしたスタートアップの創出・育成を図るとともに、スタートアップと経営人材、投資家、地元企業などとの交流を促進する拠点にしていきたいとの答弁がありました。  また、運営事業者についての質疑があり、東京丸の内の類似施設の運営・管理も請け負っている実績がある事業者に委託をするとの答弁がありました。  また、使用料の設定について質疑があり、市内やTX沿線の施設の料金を参考にし、民営の圧迫にならないような料金設定をしたとの答弁がありました。  また、利用料減免の対象についての質疑があり、現在、検討中であるが、スタートアップを推進するという趣旨を踏まえ、技術シーズを持つ大学生や研究者を対象としたいとの答弁がありました。  質疑終結後、自由討議討論ともになく、採決の結果、全員異議なく議案第42号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、請願31第3号 「核兵器禁止条約」への参加(調印・批准)を求める意見書の提出を求める請願書の審査では、紹介議員及び請願者から趣旨説明を受け審査を行いました。  執行部に対する質疑では、市の考え方、国の動向について質疑があり、市では、核兵器廃絶と平和への願いを目的に「非核平和都市宣言」を平成2年に決議し、この宣言に基づき、これまで核兵器の恐ろしさやその廃絶に向け、市民意識の醸成を図るさまざまな平和事業に取り組んできている。  国の状況について、近年の複雑な国際情勢の中で、現在、日本の安全保障を考えた場合、核の抑止が日本の安全保障に有効であるかの判断については、政府の高度な政治的判断をするものと考えるとの答弁がありました。  自由討議に入り、全会一致で採決をお願いしたい。一地方自治体が採択の方向性を考える場合の国内での一歩ということで考えてもらいたいとの意見がありました。  次に、この条約とNPT(核拡散防止条約)が並立する状況で、核保有国と非保有国で核廃絶の方法が異なっている。日本政府が設立した「核軍縮の実質的な進展のための賢人会議」では、両者の橋渡し的な役割を務める努力を進めており議論が継続されている。この賢人会議からの提言が重要であると思うため、現時点では賛成しかねるとの意見がありました。  討論に入り、反対の立場から、「核軍縮の実質的な進展のための賢人会議」での提言を含めた現実的な状況を支援していくことから、反対する旨の討論がありました。  次に、賛成の立場から、それぞれの段階での国の考え方があるが、唯一の被爆国として核兵器廃絶の意思を示すことは、一人一人の未来への責任であり、地方自治から核をなくすという意思を示すことは重要であると考え、賛成する旨の討論がありました。  討論終結後、採決の結果、賛成多数により請願31第3号は採択すべきものと決定いたしました。  以上、御報告申し上げます。 ○議長(神谷大蔵君) これより市民経済委員長報告に対する質疑を一括して行います。  順次、質疑発言を許します。                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(神谷大蔵君) ないようですので、これをもって市民経済委員長報告に対する質疑を終結いたします。  次に、都市建設委員長から、承認第1号、議案第37号、議案第44号から議案第47号、議案第51号の審査の経過と結果について報告を求めます。  都市建設委員長五頭泰誠君                 〔都市建設委員長 五頭泰誠君登壇〕 ◎都市建設委員長(五頭泰誠君) 都市建設委員会は、当委員会に付託されました承認1件、議案6件を審査するため、6月25日午前10時から委員会を開催いたしました。その付託案件の主なる審査の経過と結果について御報告いたします。  初めに、承認第1号 専決処分事項の承認を求めることについての審査では、下水道事業特別会計繰出金4,792万8,000円に関して、どこの工事の部分か、また、繰り越しになった理由について質疑があり、島名・福田坪地区の事業で2,381万4,000円、上河原崎・中西地区の事業で2,411万4,000円を繰り越したものであり、島名・福田坪地区で2本、上河原崎・中西地区で5本の工事の遅れによるものであるとの答弁がありました。  質疑終結後、自由討議討論ともになく、採決の結果、全員異議なく承認第1号は原案のとおり承認すべきものと決定いたしました。  次に、議案第37号 令和元年度つくば一般会計補正予算(第1号)の当委員会付託分の審査では、土木費、公有地利活用推進に要する経費の廃棄物処分委託料に関し、その委託内容について質疑があり、平成30年10月、高エネ研南側未利用地において門扉が壊され、敷地内の管理用道路に産業廃棄物の不法投棄が確認されたことから、当該廃棄物の分別、収集、運搬及び処分を委託するものであるとの答弁がありました。  また、廃棄物の種類と不法投棄の再発防止策について質疑があり、種類についてはコンクリート・木材・瓦等の建築資材や土砂などで、再発防止策については防犯カメラや再犯防止用看板を設置したとの答弁がありました。  続いて、同じく土木費、周辺市街地振興に要する経費のつくば市地域イベント助成事業補助金について質疑があり、一般財団法人地域活性化センターが主催する地域イベント助成事業に、地域団体から申請希望のあった「つくば山麓古民家いなか生活体験」をテーマとしたイベントが採択され、当該補助事業の申請は地方自治体を通して行うことになっているため、その採択の内示を受けて歳入歳出予算に計上したものであるとの答弁がありました。  また、当該事業の今後のスケジュールについての質疑があり、今年度内に3回のイベントを行う予定であるとの答弁がありました。  質疑終結後、自由討議討論ともになく、採決の結果、全員異議なく議案第37号の当委員会付託分は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第44号 市道路線の変更について、議案第45号 市道路線の廃止について、議案第46号 市道路線の認定についての3件の審査では、質疑、自由討議、討論いずれもなく、採決の結果、全員異議なくそれぞれ原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第47号 工事委託契約の締結についての審査では、島名・福田坪地区、上河原崎・中西地区、それぞれの当該工事実施後の下水道工事の進捗状況について質疑があり、令和元年度末の整備率で、島名・福田坪地区が68.9%、上河原崎・中西地区が61.6%になる予定であるとの答弁がありました。  質疑終結後、自由討議討論ともになく、採決の結果、全員異議なく議案第47号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第51号 工事委託契約の締結についての審査では、工事が必要な橋梁の数と工事の進捗状況について質疑があり、常磐高速道路にまたがっている15橋のうち、平成30年度までに1橋の工事が完了しており、今年度当該案件の2橋の工事が完了する予定である。残り12橋については、令和9年度(2027年度)までに工事を完了する計画で進めているとの答弁がありました。  質疑終結後、自由討議討論ともになく、採決の結果、全員異議なく議案第51号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、御報告申し上げましたが、当委員会の決定に対し、議員の皆様の御賛同をよろしくお願い申し上げ、報告を終わります。 ○議長(神谷大蔵君) これより都市建設委員長報告に対する質疑を一括して行います。  順次、質疑発言を許します。                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(神谷大蔵君) ないようですので、これをもって、都市建設委員長報告に対する質疑を終結いたします。  以上で、各常任委員長の報告は終了いたしました。
           ──────────────────────────────────── ○議長(神谷大蔵君) これより、つくば市議会会議規則第42条の規定により討論、採決に入ります。  討論、採決については、承認、議案、請願の順序により行います。  初めに、承認第1号及び承認第2号の討論を、つくば市議会先例集第7章第1節187により一括して行います。  討論通告者はありません。よって、これにて討論を終結いたします。  これより承認第1号 専決処分事項の承認を求めることについて及び承認第2号 専決処分事項の承認を求めることについてを、つくば市議会先例集第7章第2節193により一括して採決いたします。  お諮りいたします。  承認第1号及び承認第2号は、総務、都市建設委員長の報告のとおり承認することに御異議ありませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(神谷大蔵君) 御異議なしと認めます。よって、承認第1号及び承認第2号は総務、都市建設委員長の報告のとおり承認することに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── ○議長(神谷大蔵君) 次に、承認第3号の討論に入ります。  承認第3号に対する反対討論の発言を許します。  1番議員山中真弓君。                    〔1番 山中真弓君登壇〕 ◆1番(山中真弓君) 承認第3号 専決処分事項の承認を求めることについて(つくば市国民健康保険条例の一部を改正する条例について)、反対の立場から討論いたします。  4人世帯で年収925万円の世帯が対象となることがわかりました。子育て世代としては58万円から61万円に限度額が上がるということは、年収925万円というのは大きな収入であるとは言えません。そこに58万円から61万円に限度額が上がったことは、大きな支出となると考えるために反対いたします。 ○議長(神谷大蔵君) 賛成討論を許します。  9番議員五頭泰誠君。                    〔9番 五頭泰誠君登壇〕 ◆9番(五頭泰誠君) 承認第3号、つくば市国民健康保険税条例の一部を改正する条例(専決処分第8号)について賛成の立場から討論をさせていただきます。  今回の条例改正は、国保税の賦課限度額と所得判定基準を改正するものであります。  高齢化の進展等による医療給付費の増加が見込まれる中、国民健康保険制度の安定した運営のためには必要な改正であり、専決処分事項の承認について賛成するものです。 ○議長(神谷大蔵君) これをもって討論を終結いたします。  これより承認第3号 専決処分事項の承認を求めることについてを起立により採決いたします。  承認第3号は文教福祉委員長の報告のとおり、承認することに賛成の諸君の起立を求めます。                     〔起 立 多 数〕 ○議長(神谷大蔵君) 起立多数。よって、承認第3号は文教福祉委員長の報告のとおり承認することに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── ○議長(神谷大蔵君) 次に、議案第37号及び議案第38号の討論を、つくば市議会先例集第7章第1節187により、一括して行います。  討論通告者はありません。  よって、これにて討論を終結いたします。  これより議案第37号 令和元年度つくば一般会計補正予算(第1号)及び議案第38号 令和元年度つくば介護保険事業特別会計補正予算(第1号)を、つくば市議会先例集第7章第2節193により一括して採決いたします。  お諮りいたします。  議案第37号及び議案第38号は、総務、文教福祉、市民経済、都市建設委員長の報告のとおり可決することに御異議ありませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(神谷大蔵君) 御異議なしと認めます。よって、議案第37号及び議案第38号は総務、文教福祉、市民経済、都市建設委員長の報告のとおり可決することに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── ○議長(神谷大蔵君) 次に、議案第39号の討論に入ります。  議案第39号に対する反対討論の発言を許します。  8番議員皆川幸枝君。                    〔8番 皆川幸枝君登壇〕 ◆8番(皆川幸枝君) 8番議員、つくば・市民ネットワーク皆川幸枝より、議案第39号 つくば市政治倫理審査会条例の一部を改正する条例について、反対の立場で討論いたします。  現在の政治倫理審査会条例では、審査会の委員選出について、第3条第2項で、「委員は、法律又は会計に関する専門的知識を有する者及び市民のうちから、議会の同意を得て、市長が任命する」と規定されております。  今回提案された改正では、「委員は、法律又は会計に関する専門的知識を有する者及び市民で地方行政に関し優れた識見を有する者のうちから、議会の同意を得て、市長が任命する」と変更されます。  実質、市民の選出が公募でなくなってしまうという条例改正になっております。  つくば・市民ネットワークでは、これまでずっと市民主体のまちづくり、市民参加の推進による開かれた市政を訴えてきました。昨年やっと、つくば市で市民参加推進に関する指針が示され、多くの審議会で公募による市民委員の参加が実現いたしました。今回の政治倫理審査会についても、公募による市民委員を選出すべきと考え、今回の条例改正に反対するものであります。 ○議長(神谷大蔵君) 賛成討論を許します。  7番議員小久保貴史君。                    〔7番 小久保貴史君登壇〕 ◆7番(小久保貴史君) 議案第39号 つくば市政治倫理審査会条例の一部を改正する条例について、賛成の立場から討論を行います。  政治倫理審査会は、今まで弁護士や税理士、市の元部長や大学教授などにより円滑な審査が行われてきていると聞いております。今回条例改正で「地方行政に関し優れた識見を有する者」の要件を加えたことは、これまでの任命経緯に沿うものであり、条文で明確になるものと考えますので、議案第39号に賛成するものでございます。 ○議長(神谷大蔵君) 続いて、賛成討論を許します。  26番議員滝口隆一君。                    〔26番 滝口隆一君登壇〕 ◆26番(滝口隆一君) 賛成討論を行います。  政治倫理審査会条例改正案は、議会の一部門からの提起に、執行部が応えてつくられた案件のように聞いております。政治家の資産報告に限って言えば、市民の前に公開されるためには、その裏づけ資料は相当プライバシーにかかわるものであります。  今改正で、審査会委員をプライバシー擁護を職業の大きな要素とした方々に限ったことは、そういう理由と考えます。  市民参加の議論もあり、今回一歩立ちどまることになりますが、それが適当かどうか改めて市議会、市当局、そして市民が議論していくことが必要ではないでしょうか。今後の議論も要請して賛成討論とします。 ○議長(神谷大蔵君) これをもって討論を終結いたします。  これより議案第39号 つくば市政治倫理審査会条例の一部を改正する条例についてを起立により採決いたします。  議案第39号は総務委員長の報告のとおり、可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                     〔起 立 多 数〕 ○議長(神谷大蔵君) 起立多数。よって、議案第39号は総務委員長の報告のとおり可決することに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── ○議長(神谷大蔵君) 次に、議案第40号から議案第51号までの討論をつくば市議会先例集第7章第1節187により一括して行います。  討論通告者はありません。よって、これにて討論を終結いたします。  これより議案第40号 つくば市税条例の一部を改正する条例についてから議案第51号工事委託契約の締結についてまでを、つくば市議会先例集第7章第2節193により一括して採決いたします。  お諮りいたします。  議案第40号から議案第51号までは、総務、文教福祉、市民経済、都市建設委員長の報告のとおり可決することに御異議ありませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(神谷大蔵君) 御異議なしと認めます。よって、議案第40号から議案第51号までは、総務、文教福祉、市民経済、都市建設委員長の報告のとおり可決することに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── ○議長(神谷大蔵君) 次に、請願31第3号の討論に入ります。  請願31第3号に対する反対討論の発言を許します。  5番議員黒田健祐君。                    〔5番 黒田健祐君登壇〕 ◆5番(黒田健祐君) 請願31第3号 「核兵器禁止条約」への参加(調印・批准)を求める意見書の提出を求める請願書に反対の立場で討論をいたします。  核兵器廃絶の理念は理解をするところでございます。一方、北朝鮮の核ミサイル開発は、日本の平和と安定を脅かす差し迫った脅威でもあります。  このような状況の中において、日米同盟のもと、核兵器を有する米国の抑止力を維持することも必要であります。核軍縮に取り組む上で、この人道と安全保障の観点を考慮することが重要でございますが、核兵器禁止条約では、安全保障の観点が踏まえられておりません。  国民の生命と財産を守る責任を有する立場から、現実の安全保障上の脅威に適切に対処しながら、地道に現実的な核軍縮を前進させる道筋を追求することが必要であり、核兵器保有国や核兵器禁止条約支持国を含む国際社会における橋渡し役を果たし、現実的かつ実践的な取り組みを粘り強く進めていくとする政府の立場を支持し、この請願には反対いたします。 ○議長(神谷大蔵君) 賛成討論を許します。  26番議員滝口隆一君。                    〔26番 滝口隆一君登壇〕 ◆26番(滝口隆一君) ただいま反対討論が述べられました。核廃絶は必要だとお思いでしょうが、北朝鮮の核があるから、アメリカの核に依存が必要だという論であります。北朝鮮は、今、サミットが行われているようでありますが、その中でも中国と北朝鮮の首脳会談が行われた結果が明らかにされています。  その中で、北朝鮮としても、核兵器をなくすということについては、基本的に同じ考えであることを表明しています。そして、アメリカのトランプ大統領も、引き続き北朝鮮首脳との交流については否定しているわけではありません。いわば北東アジアの情勢は大きく変化している、核廃絶に向けて基本的には動いているという見方ができるのではないかと思います。  そのように考えた場合に、いつまでも北朝鮮の核に固執するという立場は、結局そういう北東アジアの環境を変えることにならないのではないか。ですから、安倍首相自身も北朝鮮に行くときには、何の制約もなしに会談したいということを表明せざるを得なかったのではないかと思います。  ですから、そういう点で、今この問題は何か大きな問題のように議論するというのは、非常に情勢にそぐわない行為だという言わざるを得ません。  地道に橋渡し役を自民党政府は担っていくんだという議論がありました。これも、市民経済委員会の中でも同じように橋渡し役を賢人会議が行うべきだということが言われていました。しかし、この橋渡しという言葉、どのように橋渡しをするのか、一向に見えてきていないというのが現実ではないでしょうか。  実は今、世界はパワーバランス、これでもって基本的には平和は保たれているわけであります。それぞれの核兵器を持ち合うことによってパワーバランスが成り立っているんです。これは、これとして一つの評価をせざるを得ないと思います。  しかし、このパワーバランスは、一歩誤れば恐怖の上のパワーバランスになっていることは明らかではないでしょうか。ですから、当然、そのパワーバランスに対抗し得る平和ためのパワーが必要になってくるわけです。そのパワーが、まさに世界的に大きな運動となった核廃絶運動であります。  今、この意見書を求める請願を出されているのは、そうした立場から大国による核兵器パワーバランスを打ち破って世界的な本格的な平和を勝ち取る、そういう立場に立った力を庶民の手、草の根の手からつくり出す運動であります。ぜひともこれに対する賛同を求めていきたいということで、私の討論にしたいと思います。 ○議長(神谷大蔵君) 続いて、賛成討論を許します。  12番議員北口ひとみ君。                    〔12番 北口ひとみ君登壇〕 ◆12番(北口ひとみ君) つくば・市民ネットワークの北口ひとみから、請願31第3号 「核兵器禁止条約」への参加(調印・批准)を求める意見書の提出を求める請願書について、賛成の立場で討論いたします。  つくば市及びつくば市議会では、1990年(平成2年)に世界をリードする国際科学都市つくば市は、非核平和都市宣言を行い核兵器廃絶と平和の願いを内外に示しますとし、戦争や軍事研究に反対することとあわせ、核兵器の廃絶を求めることを決議しております。  また、核兵器禁止条約は、核兵器の開発、実験、製造、備蓄、移譲、使用及び威嚇としての使用の禁止、並びにその廃絶を目的として起草された国際条約であり、これに参加することを求めるこの請願は、さきの決議に何ら矛盾するものではありません。  委員会の審議の中でも、執行部から全く問題はないというような答弁もありました。むしろ、つくば市非核平和都市宣言で述べられているつくば市及びつくば市議会の意思を表明するためにも、採択するべき請願と判断し、賛成いたします。 ○議長(神谷大蔵君) これをもって討論を終結いたします。
     これより請願31第3号 「核兵器禁止条約」への参加(調印・批准)を求める意見書の提出を求める請願書を起立により採決いたします。  請願31第3号は、市民経済委員長の報告のとおり、採択することに賛成の諸君の起立を求めます。                     〔起 立 少 数〕 ○議長(神谷大蔵君) 起立少数。よって、請願31第3号は不採択といたしました。        ──────────────────────────────────── ○議長(神谷大蔵君) 次に、請願31第4号の討論に入ります。  討論通告者はありません。よって、これにて討論を終結いたします。  これより請願31第4号 春日旧消防本部棟及び消防署跡地を商工会へ貸与することに関する請願書を採決いたします。  お諮りいたします。  請願31第4号は総務委員長の報告のとおり趣旨採択とすることに御異議ありませんか。               〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 ○議長(神谷大蔵君) 御異議がありますので、起立により採決いたします。  請願31第4号は、総務委員長の報告のとおり、趣旨採択とすることに賛成の諸君の起立を求めます。                     〔起 立 多 数〕 ○議長(神谷大蔵君) 起立多数。よって、請願31第4号は総務委員長の報告のとおり趣旨採択とすることに決定いたしました。  ただいま市長から追加議案が提出されましたので、暫時休憩いたします。  議会運営委員に申し上げます。  後ほど議会運営委員会の開催をお願いすることになりますので、よろしくお願いいたします。なお、開催時刻につきましては館内放送によりお知らせいたします。  議員各位に申し上げます。  議会運営委員会終了後に本会議を再開いたします。再開時刻につきましては、同じく館内放送によりお知らせいたしますので、御承知おき願います。                      午前10時51分休憩             ──────────────────────────                      午前11時12分再開 ○議長(神谷大蔵君) 休憩前に引き続き再開いたします。        ──────────────────────────────────── ○議長(神谷大蔵君) 五十嵐市長から、追加議案として議案第52号から議案第58号までの7件が提出されました。  議案第52号から議案第58号までの7件を日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(神谷大蔵君) 御異議なしと認めます。よって、議案第52号から議案第58号までの7件を日程に追加し、直ちに議題とすることに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── △議案第52号 つくば市政治倫理審査会委員の任命について △議案第53号 つくば市政治倫理審査会委員の任命について △議案第54号 つくば市政治倫理審査会委員の任命について △議案第55号 つくば市政治倫理審査会委員の任命について △議案第56号 つくば市政治倫理審査会委員の任命について △議案第57号 つくば市政治倫理審査会委員の任命について △議案第58号 つくば市政治倫理審査会委員の任命について ○議長(神谷大蔵君) 議案第52号 つくば市政治倫理審査会委員の任命についてから議案第58号 つくば市政治倫理審査会委員の任命についてまでの7件を、つくば市議会会議規則第36条の規定により、一括して議題といたします。  提案者より提案理由の説明を求めます。  市長五十嵐立青君。                    〔市長 五十嵐立青君登壇〕 ◎市長(五十嵐立青君) 今定例会に追加提出しました議案7件について御説明申し上げます。  つくば市政治倫理審査会委員の任命については、委員7名全員が平成31年3月31日をもって任期満了となったことに伴い、新たに7名を任命することについて、つくば市政治倫理審査会条例第3条第2項の規定に基づき議会の同意を求めるものです。  以上、御同意賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(神谷大蔵君) 人事案件でございますので、つくば市議会先例集第5章第6節117及び第7章第1節186により、質疑、委員会への付託及び討論を省略いたします。  これより採決に入りますが、採決は議案ごとに行います。  初めに、議案第52号を採決いたします。  お諮りします。  本件は、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(神谷大蔵君) 御異議なしと認めます。よって、議案第52号は、原案のとおり同意することに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── ○議長(神谷大蔵君) 次に、議案第53号を採決いたします。  本件は、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(神谷大蔵君) 御異議なしと認めます。よって、議案第53号は、原案のとおり同意することに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── ○議長(神谷大蔵君) 次に、議案第54号を採決いたします。  本案は、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(神谷大蔵君) 御異議なしと認めます。よって、議案第54号は、原案のとおり同意することに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── ○議長(神谷大蔵君) 次に、議案第55号を採決いたします。  本案は、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(神谷大蔵君) 御異議なしと認めます。よって、議案第55号は、原案のとおり同意することに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── ○議長(神谷大蔵君) 次に、議案第56号を採決いたします。  本案は、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(神谷大蔵君) 御異議なしと認めます。よって、議案第56号は、原案のとおり同意することに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── ○議長(神谷大蔵君) 次に、議案第57号を採決いたします。  本案は、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(神谷大蔵君) 御異議なしと認めます。よって、議案第57号は、原案のとおり同意することに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── ○議長(神谷大蔵君) 次に、議案第58号を採決いたします。  本案は、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(神谷大蔵君) 御異議なしと認めます。よって、議案第58号は、原案のとおり同意することに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── △意見書案第3号 「核兵器禁止条約」の参加(調印・批准)を求める意見書 ○議長(神谷大蔵君) 日程第2、意見書案第3号 「核兵器禁止条約」の参加(調印・批准)を求める意見書を議題といたします。  提案者より提案理由の説明を求めます。  8番議員皆川幸枝君。                    〔8番 皆川幸枝君登壇〕 ◎8番(皆川幸枝君) 意見書案を読み上げまして提案理由とさせていただきます。  「核兵器禁止条約」の参加(調印・批准)を求める意見書  広島と長崎にアメリカの原子爆弾が投下されてから72年を経た2017年7月7日、歴史的な核兵器禁止条約が採択されました。  条約は、核兵器について破滅的な結末をもたらす非人道的な兵器であり、国連憲章、国際法、国際人道法、国際人権法に反するものであると断罪して、これに「悪の烙印」を押しました。核兵器はいまや不道徳であるだけでなく、歴史上初めて名文上も違法なものとなりました。  条約は、開発、生産、実験、製造、取得、保有、貯蔵、使用とその威嚇にいたるまで、核兵器に関わるあらゆる活動を禁止し、「抜け穴」を許さないものとなっています。  また条約は、核保有国の条約への参加の道を規定するなど核兵器完全廃絶への枠組みを示しています。同時に、被爆者や核実験被害者への援助を行う責任も明記され、被爆国、被害国の国民の切望に応えるものとなっています。  このように、核兵器禁止条約は、被爆者とともに私たち日本国民が長年にわたり熱望してきた核兵器完全廃絶につながる画期的なものです。  2017年9月20日、核兵器禁止条約への調印・批准・参加が開始されて以降、国際政治でも各国でも、前向きな変化が生まれています。条約調印国はアジア、ヨーロッパ、中南米、アフリカ、太平洋諸国の70か国、批准国は23か国に広がっています。  戦争による被爆国として核兵器全面禁止のために真剣に努力する証として、核兵器禁止条約に参加、調印、批准することを強く求めます。  以上、地方自治法第99条の規定に基づき、意見書を提出します。
     令和元年6月28日                                            つくば市議会  (提出先)   内閣総理大臣   外務大臣  以上、議員各位の御賛同をお願い申し上げ、提案とさせていただきます。 ○議長(神谷大蔵君) これより質疑に入ります。  順次、質疑発言を許します。  ないようですので、これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  順次、討論発言を許します。  まず、本意見書に対する反対討論の発言を許します。  5番議員黒田健祐君。                    〔5番 黒田健祐君登壇〕 ◆5番(黒田健祐君) 5番議員の黒田でございます。  先ほど請願31第3号で述べた理由によりまして、この意見書案第3号 「核兵器禁止条約」の参加(調印・批准)を求める意見書に対して反対をさせていただきます。 ○議長(神谷大蔵君) 賛成討論はありませんか。  26番議員滝口隆一君。                    〔26番 滝口隆一君登壇〕 ◆26番(滝口隆一君) 本意見書は、市民経済委員会で賛成多数で意見書を出すことを決めたという経過のもとで出されたものでございます。請願は不採択ということになりましたが、市民経済委員会の結果が生きたということで、ここに意見書が出されるということになったわけであります。非常に大事なことだろうと思います。  いずれにせよ、この意見書の中身は開発、生産、実験、製造、取得、保有、貯蔵、使用、その威嚇に至るまで核兵器に関わるあらゆる活動を禁止し、抜け穴を許さないものとなっています。この点については、ここに集まっている方全員が賛同できるものだろうと思います。  ただただ、今の政府が何か橋渡しができそうな口ぶりで、そのことだけは言っているけれども、しかし実際は何の力もないことをやっているわけであります。  そんなことよりも、やっぱり着実に草の根からこうした決議を積み上げていくこと、このことが世界平和に確実に到達する近道ではないかということを主張して賛成討論とするものであります。 ○議長(神谷大蔵君) 反対討論はありますか。  賛成討論はございますか。  それでは、ないようですので、これをもって討論を終結いたします。  これより意見書案第3号 「核兵器禁止条約」の参加(調印・批准)を求める意見書を起立により採決いたします。  意見書案第3号は原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                     〔起 立 少 数〕 ○議長(神谷大蔵君) 起立少数。よって、意見書案第3号は否決されました。        ──────────────────────────────────── △閉会の宣告 ○議長(神谷大蔵君) 以上で、今期定例会に付議されました案件は全て議了いたしました。  ここで、市長から挨拶の申し出があります。  市長五十嵐立青君。                    〔市長 五十嵐立青君登壇〕 ◎市長(五十嵐立青君) 令和元年6月市議会定例会の閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。  今定例会も、一般会計補正予算を初め、条例の一部改正など多くの重要案件について、慎重な審議のもと議決を賜りましたこと、心からお礼を申し上げます。  今定例会冒頭では、G20茨城つくば貿易・デジタル経済大臣会合が関係機関との連携のもと成功裏に終了したことを報告させていただきました。  今回の閣僚声明におけるデジタル化を通じたSDGs達成に向けた取り組みの推進が、持続可能な都市を目指すつくばの力を世界に発信されたことは、大変意義深く、今後のつくばの都市戦略の大きな弾みになると確信をしています。  3年前のG7ではレガシーが余り残せなかった教訓から、今回のG20は、当初からその視点での取り組みを進めました。結果として、おもてなし、プレゼンス向上、ビジネスへの発展可能性、子供たちの世界への目線、声明、全てにおいて今後につながるレガシーをつくり出すことができ、各国大臣や代表団からも、つくばについて非常に前向きなコメントが数多く聞かれました。大きな成果と評価できると思います。  とりわけ国際会議場でプレゼンをした市内スタートアップや研究機関のサービスは、各国にも大きな関心を呼び起こしており、早速具体的なビジネスに結びつく話もあったと報告を受けました。  今定例会でもそのスタートアップ推進に関する一般質問や産業振興センターの条例改正がありました。スタートアップというと先端的なイメージが先行しがちで、日常生活から乖離している、あるいは中心地区ばかりで周辺地域にとって関係がないというようなイメージを持たれがちですので、そのことについて改めて言及をしておきたいと思います。  私はむしろ既存の地域や地元企業にとってこそ、スタートアップによって大きな効果がもたらされると考えています。例えば、地元企業がスタートアップへ部品等を供給することができれば、一緒に成長していくことができます。革新的な技術を持つ企業と地元企業との連携は、地元企業の製品、サービスの機能向上や市内の新しいビジネス創出の可能性を持っています。  実際につくばでも多くの人が働く農業や介護の分野においても、注目すべき企業が生まれてきています。そのためにも、9月にリニューアルオープンする産業振興センターを地元企業とスタートアップが交流できる場として活用していきます。  また、将来的に人口減少が予想される中で、スタートアップは人口維持や税収の確保においても大変重要です。起業へチャレンジするまちへとつくばを変えていくことで、若者の雇用が確保され、中心部のみならず周辺地域においても、その動きが広がり、市内全域への移住・定住にもつなげることを目指しています。  それらの取り組みによって初めて、つくばが持続的に発展する魅力あるまちになっていくと考えておりますので、議員の皆様方の御支援を賜りますようお願い申し上げます。  ほかにも、今定例会で質問いただきました、幼児保育の無償化、教育施設の整備、公有地の利活用など喫緊に取り組むべき市政課題が山積しています。これらの課題を着実に一つ一つ解決をしながら、今後も市民に寄り添い、市民第一の市政を執行部一丸となり推進をしていきます。  議員各位に、さらなる御指導、御鞭撻、そしてお力添えをお願い申し上げ、6月定例会閉会に当たっての私の挨拶といたします。ありがとうございました。 ○議長(神谷大蔵君) 次期定例会について申し上げます。  執行部との協議により、令和元年9月定例会は、9月3日に開会する予定となっておりますので、御承知おき願います。  議員各位に申し上げます。  お手元に配付しております令和元年6月定例会賛否確認表に記入の上、机上に置かれるようお願いいたします。  次に、本会議終了後に市民部から第74回国民体育大会デモンストレーションスポーツの役員委嘱について説明がありますので、議員はそのまま自席でお待ちください。  議会活性化推進委員に申し上げます。  午後1時から議会活性化推進特別委員会が第2委員会室で開催されますので、御参集のほどよろしくお願いいたします。  これにて、令和元年6月つくば市議会定例会を閉会いたします。                      午前11時27分閉会...