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  1. つくば市議会 2018-12-18
    平成30年12月18日観光開発推進特別委員会−12月18日-01号


    取得元: つくば市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-05
    平成30年12月18日観光開発推進特別委員会−12月18日-01号平成30年12月18日観光開発推進特別委員会   つくば市議会観光開発推進特別委員会               ────────────────────                 平成30年12月18日 午後1時10分開会               ──────────────────── 出 席 委 員                             委員長     山 本 美 和 君                             副委員長    高 野 文 男 君                             委員      黒 田 健 祐 君                             〃       神 谷 大 蔵 君                             〃       橋 本 佳 子 君                             〃       須 藤 光 明 君        ──────────────────────────────────── 欠 席 委 員                             委員      宇 野 信 子 君                             〃       大久保 勝 弘 君                             〃       久保谷 孝 夫 君        ──────────────────────────────────── 出 席 説 明 者
                          経済部長          篠 塚 英 司 君                       経済部次長         柴 原 利 継 君                       観光推進課長        大 橋 一 彦 君                       ジオパーク室長       伊 藤 祐 二 君        ──────────────────────────────────── 出席議会事務局職員                       議会総務課長        伊 藤 和 浩                       議会総務課係長       大 坪 哲 也        ────────────────────────────────────                     議  事  日  程                                   平成30年12月18日(火曜日)                                   午後1時10分開会 1 挨拶 2 協議案件   つくばアウトドアフィールド観光資源活用調査の結果について        ────────────────────────────────────                     午後1時10分 ○山本 委員長  それでは観光開発推進特別委員会を招集いたしましたところ、委員各位及び執行部の皆様には御出席を賜り、厚くお礼申し上げます。  本日の案件は、つくばアウトドアフィールド観光資源活用調査の結果について、御協議いただきます。  ここで、議長の御挨拶をいただくところでございますが、公務により議長が出席できないとの連絡がありました。委員の皆様によろしくとのことでございますので、お伝えをいたします。        ────────────────────────────────────                     午後1時10分開会山本 委員長  ただいまの出席委員数は6人であります。  宇野委員大久保委員から欠席届が出ております。  定足数に達しておりますので、直ちに観光開発推進特別委員会開会いたします。        ──────────────────────────────────── ○山本 委員長  それでは、つくばアウトドアフィールド観光資源活用調査の結果について、執行部から説明をお願いいたします。  篠塚経済部長。 ◎篠塚 経済部長  説明に先立ちまして、職員の紹介をさせていただきます。                     〔執行部職員紹介〕 ◎篠塚 経済部長  それでは、早速、大橋観光推進課長から、今回の調査結果の御説明させていただきます。 ○山本 委員長  大橋観光推進課長。 ◎大橋 観光推進課長  着座にて説明させていただきます。  それでは、こちらの「つくばアウトドア観光資源活用調査調査結果表」を参考にしていただきまして、説明をさせていただきます。  まず、前回9月に実施いたしました観光開発特別委員会で、牛久沼周辺におけます観光開発取り組みということで、平成29年12月20日から実施いたしました、つくばアウトドアフィールド観光資源活用調査の結果から、一部抜粋して報告させていただいております。  今回は、つくば市全域の全体の調査結果について御説明させていただきます。  まず、調査を行った経緯といたしましては、第1に、第2次つくば観光基本計画基本方針であります、自然、科学、歴史を生かした観光プログラムづくりの中に、主な取り組みといたしまして、自然環境を生かした観光プログラム推進を挙げております。  また第2に、市長公約として、体験型観光推進し、筑波山における観光プログラム作成牛久沼アウトドア拠点化が掲げられていることから、つくば市全域を対象に、アウトドアフィールドとして活用できる観光資源調査を行ったものでございます。  続いて、調査の概要でございますが、市内全域の中から、アウトドアフィールドとして観光資源開発が見込める10カ所について現地調査を実施し、各地点の現状分析を行いました。  調査地点につきましては、7ページ、中根金田台宝篋山川口公園小貝川スポーツ公園トンボ池茎崎運動公園豊里ゆかりの森、筑波ふれあいの里、茎崎こもれび六斗の森、中央公園など、つくば周辺の10カ所でございます。  その結果、つくば市のアウトドアフィールドの中で、特に誘客が期待できるロケーションを有したフィールドとして、15ページ以降に記載されております「既存アウトドア拠点等施設調査・分析・提案」に記載されております筑波ふれあいの里、茎崎こもれび六斗の森、中央公園など、つくば周辺の3拠点が挙げられました。  16ページに記載されております筑波ふれあいの里につきましては、筑波山関東平野を一望できる唯一無二ロケーションを有しており、ある程度の有効面積がとれる点でも誘客効果が高いこと。敷地内に、入浴施設や飲食が可能な研修棟があり、既存のインフラも活用できることなどが理由に挙げられております。  筑波ふれあいの里では、実際にアウトドア観光等有識者によります1泊2日のモニタリングも行っておりまして、そちらの結果につきましては、20ページ以降に記載されておりますので、こちらを御参考に見ていただければと思います。こちらにつきましては、観光有識者のほかに市長なども、こちらのキャンプに行きまして、参加したの方と御歓談されておられました。  二つ目に、32ページ以降に記載されております、茎崎こもれび六斗の森につきましては、牛久沼に近く、敷地内からは水辺が一望できることから、そのロケーションを生かすことで効果的な誘客が期待できる可能性が示されてございます。  続きまして、37ページ以降の、中央公園などつくば周辺については、研究学園都市であるつくば市ならではのフィールドとして活用が考えられること、つくば駅から徒歩圏内であり、東京を中心とした誘客が可能であることが理由として挙げられております。  これらの結果を踏まえまして、45ページ以降に記載されてございます「アウトドア拠点化戦略事業提案」に挙げられております、茎崎こもれび六斗の森の再整備と筑波ふれあいの里の再整備に向けた計画の策定を進めてまいりたいと考えております。  ただし、こちらの報告書の中に事業提案が記載されているんですけれども、こちらにつきましては、施設状況とか、ものによっては整備が難しいものも含まれておりますので、この計画に載っているものが全て整備されるということではなくて、今後こちらの検討等も含めて策定は行っていきたいと考えております。  また、茎崎こもれび六斗の森につきましては、今回、指定管理者の募集に対して応募者がなかったり、また、台風により施設の一部が被害を生じたことから、こちらの再整備を進めること優先で考えておりますので、そちらを優先的に進めていきたいと考えております。 ○山本 委員長  今の説明だけでは、ちょっと理解が難しかったかなと思うんですけれども、もうちょっと補足説明、もしくは詳しく聞きたいところを質問みたいな形で進めることでよろしいですか。  順次発言を許します。  高野委員長。 ◆高野文男 委員  筑波ふれあいの里と、茎崎こもれび六斗の森と中央公園は、ほぼほぼ、これで決定ということでよろしいですか。 ○山本 委員長  大橋観光推進課長。 ◎大橋 観光推進課長  今進めていくというところでは、指定管理者の問題もございますが、茎崎こもれび六斗の森。それと筑波ふれあいの里については、キャンプ場的にはいいロケーションがあるということで報告を受けておりますので、優先的に進める予定でございます。  中央公園につきましては、アウトドアフィールドとしてのキャンプ施設としての使い方がまだ決まっておりませんので、そちらは今回はちょっと除いてございます。 ○山本 委員長  高野委員長。 ◆高野文男 委員  まず、茎崎こもれび六斗の森で台風の被害があったということですけれども、茎崎地域は、あと運動公園の周囲という案もあったかと思うんですけれども、その辺の茎崎こもれび六斗の森が選ばれた理由というのをちょっとお聞かせください。 ○山本 委員長  その前に、茎崎こもれび六斗の森だけでなく、この10カ所の中から3カ所に絞られたそれぞれの理由というのはわかるんですけれども、特にどういうところに重きを置いていこうと思ってこの三つになったのかという、もう少し、この根本的なところを少し補足していただけますでしょうか。  大橋観光推進課長。 ◎大橋 観光推進課長  今回こちらの施設に限定したということですが、スノーピークに委託をして調査をしていただいたんですけれども、その専門家的な目で見ていただきまして、つくば市全体で、アウトドアフィールドといいましても、キャンプ関係ですぐれているところはどこかということに着目していただきました。  その中で、すぐれている既存の設備で投資もしやすいというところで、茎崎こもれび六斗の森、筑波ふれあいの里が選ばれているような状況でございます。 ○山本 委員長  では、地域的に、ちょうど北部、中央、そして南部という感じで分かれたのは、最初から意図したわけではなく、結果としてだったのか、意図としたのかというのはどうでしょうか。  大橋観光推進課長。 ◎大橋 観光推進課長  意図的にということではなくて、公共施設的な市の今管理しているところで進められる場所ということで見ていただいた中で、この3点が挙がってきたという状況でございます。 ○山本 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  そうなりますと、オートキャンプというのがメーンと考えることで出された場所とすれば、豊里ゆかりの森もありますし、中央公園は何かいろいろな試みがありましたよね。  オートキャンプだけの話になっちゃうとあれなので、そこら辺含めて、もうちょっと説明をお願いできますか。 ○山本 委員長  多分、橋本委員がおっしゃりたいのは、場所としてつくば市の名所が10カ所挙げられていた中で、最初からオートキャンプということが主眼にあるならば、選ばれなかった場所だと思うんですけれども、この10カ所を調査していく中で、オートキャンプというところに主眼が置かれていったのか、市が最初に発注する段階で、全てがオートキャンプに特化していったのか、このあたりというのはどういうお考えなんでしょうか。  大橋観光推進課長。 ◎大橋 観光推進課長  こちらの調査を行うに当たりまして、オートキャンプというのもそうなんですけれども、主眼的には、アウトドアでのキャンプ的なものを中心に考えておりまして、今、オートキャンプもはやっておりますので、そういうことからオートキャンプというのが含まれてきた状況でございます。  それで、豊里ゆかりの森なんですけれども、こちらは専門家の目から見ますと、市街地にあるということでなかなか開発に当たりまして手を入れるのには、もっと自然が豊かなところがいいというようなお話も伺っておりました。 ○山本 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  であるならば、この10項目について、そういう説明を一つずつしていただけたほうが、手がかりがつかめるかなと思うんですけれども。 ○山本 委員長  そうですね。書いてあることなんですけれども、1個ずつ補足しながら読み上げていただいてもよろしいですか。  大橋観光推進課長。 ◎大橋 観光推進課長  そうしましたら、番号が順不同になってしまっているんですけれども、こちらの9ページに書いてあります内容について、ここからお話しさせていただきます。  1番の中根金田台につきましては、かなり広い敷地が確保できるんですけれども、やはり市街地から近いということもございまして、アウトドア活用というのは、費用対効果的に見合うかどうかは今後検討しないと使えませんというような御提案をいただいております。  続きまして、2番の宝篋山につきましては、市民観光客利活用が行われていますので、もう既に利活用は進んでいるということで、また、近くにアクティビティのフィールドとして今後可能性を検討していくということになりますので、こちらにつきましては、今の登山ブームがありますので、そちらでの使い方を進めていこうというところで、今考えております。  4番の川口公園は、都市公園としての魅力は高いですが、ユニーク性が乏しいということで、アウトドアフィールドとして使うにしては難しいかなというような御意見をいただきました。  5番の小貝川スポーツ公園は、整備はきちんとされているんですけれども、市街地に近いことや、また小貝川に隣接しておりますので、サイクリングとか、小貝川活用したものをやっていったほうがいいのではないかというような御提案をいただいてございます。  続きまして、10ページ、6番のトンボ池は、住宅の調整池なのですが、住宅に隣接していることや面積が少ないということもございまして、アウトドアとしての大規模開発には向かないというような御提案をいただいております。  7番の茎崎運動公園につきましては、ユニーク性のある自然環境は魅力なんですけれども、今現在も多くの方が運動公園を利用しておりますので、その市民からの理解を得るのがちょっと難しいのではないかという御意見をいただきました。  8番の豊里ゆかりの森は、スペースキャビンなどのハードの魅力は大きく、市街地からも近いので、アウトドア利活用は大いに期待できるということで、今の状況でいいのではないかというようなお話も受けております。  その中で、筑波ふれあいの里は、山の中腹にございまして、関東平野を一望できる敷地があり、観光誘客効果が高く見込まれるのではないかということと、今、既存でも入浴できる施設とか、あとは食堂があるのですが、こちらの使い方をもっと考えれば、有用性が上がるのではないかということを挙げられてございます。  ただし、こちらの土地については、借地も含まれておりますので、そちらがちょっと問題になるのではないかということが挙げられました。  続きまして、茎崎こもれび六斗の森につきましては、牛久沼の水辺にも近いのですが、斜面のところに木が生い茂っておりますので、そちらを間引く、枝の伐採などをすれば牛久沼が見えるようになって、ロケーション的にもよくなるのではないかということでの推薦を受けております。  最後に、中央公園などつくば周辺は、アウトドア、山とか自然環境とはまた別にいたしまして、研究学園都市として、仕事と家庭が同居する都市空間の中でのロケーションということは魅力的だということで提案を受けておりまして、駅からも徒歩で来られることなどから、市民からの利用も期待できるということでの御提案を受けております。  ただ、こちら、今後整備するに当たりましては、公園ですので、どう整備していくかという問題もございますので、今回、こちらは、優先的に整備するところから外させていただいている状況でございます。 ○山本 委員長  高野委員長。 ◆高野文男 委員  今の説明ですと、三つ候補地が選ばれていますが、最終的には筑波ふれあいの里を先行してスタートさせるという理解でよろしいでしょうか。 ○山本 委員長  大橋観光推進課長。 ◎大橋 観光推進課長  今後のスタンスは、筑波ふれあいの里の整備を検討していきまして、それと茎崎こもれび六斗の森も、あわせて整備を検討していきたいと考えております。 ○山本 委員長  高野委員長。 ◆高野文男 委員  あとは、中央公園はさまざまな問題の中で今、整備とかそういった部分に関しては、予定地になってはいるけれども、今のところは、さまざまな諸問題で手をつけられないということですかね。 ○山本 委員長  大橋観光推進課長。 ◎大橋 観光推進課長  中央公園につきましては、観光というよりも、既にあそこの池を利用したカヤックとか、あとバーベキューなども試行的に行っておりますので、そこは外して、違うところを進めようかなということを考えております。 ○山本 委員長  高野委員長。 ◆高野文男 委員  変わる可能性があるということですか。この中央公園から別の場所になる可能性があるということ。 ○山本 委員長  大橋観光推進課長。 ◎大橋 観光推進課長  中央公園から別の場所ということではなくて、中央公園につきましては、今現在、試行的に行っておりますので、観光の観点からすると、筑波山と茎崎で進めていこうかと思っております。
    山本 委員長  まず、この資料を見ると、17ページが、筑波ふれあいの里の、さっき課長がおっしゃっていただいた強みということで、唯一無二ロケーションがある。研修棟快適性、飲食の提供、入浴施設という特徴があって、次のページの18ページには、筑波ふれあいの里の課題として、そのロケーションが生かされていないのではないか。また、道中の道が狭い、車の乗り入れができないので、今はやりの車乗り入れが可能なキャンプ場になるとよいということ。それから、ウッドデッキ等のいろいろな設備が少し狭いのではないか。また、水回り筑波山の一つの課題である、快適ではないという、これらの課題をどう解決していくのかは、これからということで理解してよろしいんですかね。  それから、茎崎こもれび六斗の森については、33ページが、先ほど強みといわれた、牛久沼に近いロケーションと、それから森林サイトとして樹木の種類が多く、自然環境が非常によく、学びの多い場所でもあるということで、それに対して34ページに課題ですが、ここの場合は有効面積がかなり少ないという、この立地をどう生かしていくのかということと、ほかの拠点にもありましたが、住宅地が隣接しているということ、それから、やはり水回りに関しての課題が大きいということ。そして今回、指定管理者の問題が出てきているということで、新たな課題が噴出しているということですね。  中央公園につきましては、38、39ページで、強みとしては、研究学園都市という、ほかにはない変わったロケーションの中でのフィールド活用という点では、他市に絶対ないようなロケーションであるということ。それから、つくば市の中での観光の一番の課題である、駅から近いというこのことがどこまで生かされるのかということと、市民ギャラリーなどの少し変わったいろいろな施設があるということが強みではないかと。  それに対して課題は、各種イベントがかなり熱心に行われているので、そことの連携というものをどうしていくのかということと、トイレの数が少ないということが挙げられているということですね。  その上で、新たな観光メニュー開発として、これらのコンテンツをどうしていくのかということで、次にいろいろな参考事例などが書いてあるんですけれども、ここについて少し御説明いただいてもよろしいでしょうか。おわかりになる範囲でいいんですけれども。  大橋観光推進課長。 ◎大橋 観光推進課長  こちら参考事例といたしまして、ほかで行っている先進地事例なんですけれども、中央公園で行ったプレイスメイキングの中での、手ぶらでバーベキューみたいなものなんですけれども、こういうものを行っているところもございますので、そういうお客さんを狙ってもいいのではないのかということも挙げられております。  また、アウトドアオフィスなど、遊びばかりではなくて仕事でビジネスマンが利用できるような環境づくりというのは、中央公園でしたらできるのではないかということを挙げられてございます。  あとは、芝生の上に大きなタープやテントを張って、会社での会議などもこういうところでできるのではないかという御提案品川アウトドアオフィス参考事例を挙げていただいております。 ○山本 委員長  そうしますと、これらの参考事例を見たところ、要は今までのアウトドアとかキャンプ好きとか、そういう特化した観光客だけでなく、新たな層をどう取り込むかというようなのが主眼にあると捉えてよろしいんでしょうか。  大橋観光推進課長。 ◎大橋 観光推進課長  そちらもあるんですが、そちらはまたこの先の話になってくると思いますので、今、主で見ているのは、やはりアウトドア的なお客様を誘客するということをちょっと考えております。 ○山本 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  だんだん整理されてきて、わかってきました。中央公園は、今もいろいろなこと仕掛けて行っているので、この間のいろいろな仕掛けたことの反応とか課題とかなんていうのは、今どういうふうに分析しているのか。 ○山本 委員長  篠塚経済部長。 ◎篠塚 経済部長  今回、中央公園プレイスメイキング事業は、学園地区市街地振興室でやったものでして、一応データ的なものは、私のほうでも参考までにもらってはあるんですけれども、バーベキューが14日間やりまして175組、延べ925人が利用したと。あとカヌー体験、あそこの池を水を浅くしてやったということで、そこも14日間で355人、1日平均当たり25人ぐらいが利用したということでいろいろ出ているんですけれども、課題としては、Q’tとかセンタービルとかのほかの施設と連携を図る必要があるのではないかと。やった時期が8月と、どうしてもことしの夏はかなりの猛暑だったということもあって、利用客はもう少しあるものだと担当室では思っていた、もう少し利用があるのかなと。  あとは、やっぱりもともと公園施設なので、いきなりバーベキューができるような設備は整ってないということで、水回りがどうしても十分ではなかったというような。あとは、昼間やっていたものですから、バーベキューなんかやれるんであれば、夜間もやれればよかったよねというような意見があったということで。  あと、逆に公園を使ったという問題上、特に公園を使ってそういう苦情もなく、あと当然バーベキューですから飲酒とかもあったと思うんですけれども、そういったトラブルもなくて、あとは地元の人もそうですし、県外の方からもお客さんが来て、結果的には高い需要性があるのではないかということがわかったということで。  今後は、市が単独事業というのもかなり難しいのではないかなという、結局、ある程度、市が場所貸しをして民間にやってもらうのか。ただ、あくまでも本来は公園ですので、公園的な機能は生かしつつというような、今後の中心市街地のあり方的なものとのリンクが必要になってくるのではないかなと、直接うちではないので、あくまでも担当室からの又聞きの話になってしまうのですけれども。 ○山本 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  中央公園にすると、私はどっちかというと地域のというか、学園の中の子育て世代が来るという位置づけなのかと思ったら、それは県外からも来ていたということなんですか。 ○山本 委員長  篠塚経済部長。 ◎篠塚 経済部長  はい。 ○山本 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  これの活用の仕方は、今住んでいる子育て世代の人たちに使ってもらいましょうというスタンスと、こちらはやっぱり広く来ていただくというスタンスなのかなと今思ったので、そうなると、この中央公園の位置づけがどういう重きを持つのか、どうしていくのかという方向性はかなりすり合わせが要るのかなと思いながら、今ちょっと聞いてはいたんですけれども。場所とか地理的な問題でいえば、やりやすい場所ではあるのかなとは理解はしました。  それで、もう一つ、豊里ゆかりの森は、ここに入ってきてないけれども、魅力のあるしゃれた施設ではあるのだけれども、そこは今までのままの活用の仕方で、もうこれで十分役割が果たしているという位置づけだって認識でよろしいんですか。 ○山本 委員長  篠塚経済部長。 ◎篠塚 経済部長  おっしゃるとおり、豊里ゆかりの森と筑波ふれあいの里の利用者の数を比較しますと、筑波ふれあいの里は一番直近、平成29年度なんですが、全体でキャンプ場とかバーベキュー施設とか泊まった方とか含めて約2万5,000人、豊里ゆかりの森ですと、そういったキャンプ場とか泊まった方とか含めると6万7,000人ということで、数字が圧倒的に違うということで、現時点でも、かなりもう有効的に使われているんじゃないかという判断があったのではないかと思うのですけれども。 ○山本 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  となると、筑波ふれあいの里は、やっぱりもうちょっと活用をして、せっかくの場所なので生かしていくということで、きっと提案がされているんだろうと理解はしました。  宿泊できるんですよね。何年か前に泊まったこともあるんだけれども、そういった意味でいえば、食事とかいろいろなことについての魅力ある改善はかなり課題があるかなと思いますね。気軽に泊まって、きれいな景色を眺めながらしゃれた気分になる食事とかそういうことについては、やっぱり課題があるのかなと思いました。 ○山本 委員長  篠塚経済部長。 ◎篠塚 経済部長  どうしても今、利用料金が1泊4,320円なんですよね。夕食と朝食が出まして、朝食もそうですけれども、夕食も決して悪いものではないというか、普通というか、特段よくもないけれども決して悪いものではないというような。結局4,320円の中で、では、どういうサービスをしていく。当然、その値段でお風呂も入れますので。となると、どうしても現状ではそれぐらいになってしまう、宿泊に関してなんですけれども。  新たに今度はロケーションのいいほうに、もう一つキャンプ場を新たにつくることで、別の意味での集客を図っていくという今回の提案だったと思います。 ○山本 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  一つの泊まり方として、研修とか気軽に泊まれる、市民活用できるって位置づけでやっていくんだとすれば、きっと今のところで多分いいんだろうけれども、予約とれなくて大変ということにはならないけれどもいいだろうという考え方と、片方じゃもうちょっとアウトドア的なところで集客しようというところをまず優先したいということで考えているわけですかね。とりあえず終わります。 ○山本 委員長  そうしたら、この筑波ふれあいの里の改善の戦略の概要をもう少し説明いただいてもよろしいですかね。  いわゆるこの調査会社からの提案という位置づけで、私たちも理解をしたいと思いますので、ここからどう事業化していくのかということは、また予算との兼ね合いもあると思うので、第二弾だと思うんですけれども。今のところ、例えば、筑波ふれあいの里をさらに有効活用するために、今回の委託先から提案された案というものを少し私たちにも教えていただきたいと思います。  大橋観光推進課長。 ◎大橋 観光推進課長  筑波ふれあいの里につきましては、こちら50ページ以降に事業提案ということで記載があるんですけれども、まず提案があったのが、新たに建てるキャンプ場キャンプサイトを管理するものが必要だろうということで、今の施設とは別の管理棟を建てまして、あと、若干傾斜地にはなっているんですけれども、こちらにアウトドアキャンプサイトとかサニタリー棟、こちらサニタリー棟につきましては、トイレとか水回り施設が入っているものなんですけれども、こういうものを整備していけば、こちらのキャンプサイトはかなり使い勝手がよくなってくるのではないか。こちら、眺望的にもかなりいい場所ですので、そういうロケーション的にもいいのではないのかということで提案を受けております。  また、そこからちょっと離れたところの中央あたりに林間のキャンプサイトというのがあるんですけれども、こちらについては、こちらにもサニタリー棟を整備いたしまして、林間キャンプサイトということで、手ぶらでのプランなんかも導入すれば、ここもかなりキャンプサイトとして利用ができるんじゃないかというような提案を受けております。  そのイメージ的なものが描いてあるんですけれども、こういうイメージで行っていったらいいのではないかというような御提案を受けております。 ○山本 委員長  言葉がみんなわからないと思うので、この基本的なところから補足していただいてよろしいですか。  まず、この50ページの図を見ると、このグリーンであったり濃いグリーンであったりというのは、新たにキャンプ場整備するということでよろしいんでしょうか。  大橋観光推進課長。 ◎大橋 観光推進課長  はい。 ○山本 委員長  今はただの草っ原というか。  大橋観光推進課長。 ◎大橋 観光推進課長  こちらの左側にある薄いグリーンのところなんですけれども、こちらは少し傾斜がある斜面地になっておりますので、こちらを整備してキャンプサイトとか管理棟、あとはトイレとかシャワールームなんかがあるサニタリー棟という水回りとかがある建物を整備していったらいいのではないかというような御提案と、真ん中のグリーンのところで囲んであるところなんですけれども、こちらにつきましては、今現在、平地林のところ、山、林、木が生えているところですので、そちらの木なんかもある程度、造成をかけまして、キャンプサイトとして整備していったらいいんじゃないかというような御提案でございます。  それで、こちらのサニタリー棟というのも新設で、トイレとか。こちら既存のものの改修ですね、改修で、炊事場とかトイレなんかも利用できたらいいんじゃないかというような御提案を受けております。  それと、下の段にありますフリーキャンプサイトというのは、区画的なものを設けてないところで自由にテントを張れるようなスペースを設けたらいいのではないかということでございます。  あとアウトドアオフィスサイトというのが、キャンプだけではなくて、こちらで企業の打ち合わせができるようなスペースもあってもいいのではないのかというような御提案でございます。  ショップ&コワークテラスというのも同じように、こちらを利用いたしまして、お茶を飲みながらパソコンとか、そこで持ってきた仕事ができるような場所もあってもいいのではないかというような、今風のものを御提案されている状況でございます。 ○山本 委員長  多分わからない人もいると思うんですけれども、今、いろいろなところで仕事ができるというのが若い方の間ではやっておりまして、いわゆる会社の机の上で仕事をするだけでなく、市長も実際やっていらっしゃったり、スタートアップ推進室がやっているように、スタンドカフェのようなところで立ったまま打ち合わせをしたり会議をすると、効率的で素早く会議ができるというような、動きのある中で打ち合わせをしたり仕事をするというのが、どうもはやりのようなんです。  それで、例えば会社の部屋の中で仕事をするんではなくて、自然の中で開放感を味わいながらフレキシブルに考えることによって、発想が豊かになるということから、多分、外国などでもはやっているんですけれども、それが徐々に日本で、はやり始めていて、会議とか研修を建物の中でやるんではなくて、こういう自然の環境の中でやるというのが都内でも結構はやっているんですね。都内の公園みたいなところとかで、こういうキャンプを張って、わざわざその中で企画会議をするとかいう、今そういう時代になっておりまして、その流れの中で、このアウトドアオフィスサイト。  だから、会議をするために必要なものが整えられていたり、下がちゃんと板張りになっているというようなのがオフィスサイトで、また、コワークテラスというのは、仕事を個人というか、1人だったり2人だったり小さい単位で、外で1人でも仕事ができる。今、パソコン一つあればどこでも仕事ができるというようなスタイルの中で、いわゆるデスク貸しとか、貸しオフィスとかそういう場所で、昔だったら喫茶店なんかでしていた仕事をいろいろなところでフリーに、この駅でも、あの駅でも、こっちの公園でもできるよみたいな、そういう場所を今はたくさんつくって、インターネットでつながりさえすれば、どこでも仕事ができる、その一つの場所としてコワークテラスというのがあると思っていただければよかったでしょうかね。  そういう今の流れを、何で、この筑波ふれあいの里でわざわざって、きっと思われる方もいるんですけれども、今の人というのはそういう発想があって、こういうところに来てわざわざ仕事をしてみたいという方たちを新たに呼び込めたり、筑波山という都内から近いけれども自然がいっぱいの中で研修や会議を行うということが、もう少しメジャーになってくると、新たな流入、人を入れ込めるんではないかということでよろしいですかね。  そういったことが、今進んでいるらしいので、そういうのを念頭に置きながら聞いていただきたいと思うんですけれども。  黒田委員。 ◆黒田健祐 委員  中央公園の件で伺いたいんですけれども、60ページの「ジュウバコ」って読むんですか。これって1個幾らぐらいするものなんですか。 ○山本 委員長  60ページの「メインアウトドア広場」の下にある「住箱」ですか。  大橋観光推進課長。 ◎大橋 観光推進課長  こちらにつきましては、基本単位で300万円以上の施設になりまして、そこにオプションで空調とかいろいろなものをつけていくと、五、六百万円以上はかかってしまうような建物です。こちら、トレーラーハウスになっていまして、タイヤ牽引して動かせるようになっているんですけれども、そちらの附属品なんかをつけていくと、大体六、七百万円ぐらいはかかるような建物でございます。 ○山本 委員長  黒田委員。 ◆黒田健祐 委員  イメージ図がその下にあるじゃないですか。例えば、こういうのやりますよってなった場合、保管とかというのは多分これからの先の話だと思うんですけれども、要はどこかに保管していて市が管理して、それ持ってきて、例えば飲み物売りたい人とか、何かやりたい人に貸して活用するというようなイメージということなんですかね。 ○山本 委員長  大橋観光推進課長。 ◎大橋 観光推進課長  こちらにつきましては、スノーピークがつくったイメージ図なんですけれども、実際にタープを張ってみたり、お店みたいな形に見えるんですけれども、実際の利用としては宿泊施設みたいな形で使っているのが現状でございます。  こちらについては、市がどうするかということまでは至っていませんので、今後どういう使い方になるかというのも、こちらを導入する、しないというのも含めての検討になるかと思います。 ○山本 委員長  須藤委員。 ◆須藤光明 委員  今いろいろ提案されていること聞いて、執行部としては、とりあえず直営で茎崎こもれび六斗の森を先にやりたいというような話したんだけれども、これは早く整備して、整備したやつを今度は指定管理にしてやりたいという意味なのかな。 ○山本 委員長  茎崎こもれび六斗の森の今後のこの流れをもう一度お願いできますか。  大橋観光推進課長。 ◎大橋 観光推進課長  茎崎こもれび六斗の森につきましては、今回、指定管理者の募集をしたのですが、応募がなかったものですので、直営として運営していくんですけれども、施設もかなり傷んでおりますので、そちらの改修を行ったり、今回新たにオートキャンプ場なども整備する計画で今進めておりますので、今できるもの、簡単にできるものから始めていって、ある程度整備が終わった段階で、指定管理者制度も含めた管理方法を検討していければと思っております。 ○山本 委員長  須藤委員。 ◆須藤光明 委員  今、3カ所提案されているけれども、同じような方向の整備の仕方して、お互いに今度はそこ訪れる人たちが、同じ3カ所つくば市にあるよという場合に、競合しちゃったようなことになって、費用対効果を考えた場合に、どのように執行部は考えていますか。 ○山本 委員長  大橋観光推進課長。 ◎大橋 観光推進課長  今、三つの施設が挙がっているんですけれども、中央公園につきましては、まだ推進していくというところまで至っておりませんので、茎崎こもれび六斗の森と筑波ふれあいの里は整備していく。コンセプト的にもかなり違っておりまして、茎崎こもれび六斗の森につきましてはファミリー層が利用される施設になると思います。  また、筑波ふれあいの里につきましては、ある程度若い方から家族層まで、こういうコンセプトで整備をしていけば、若い方なども入ってくると思いますので、競合はしないのかなと思っております。 ○山本 委員長  須藤委員。 ◆須藤光明 委員  そうすると執行部としては、今言ったように、まずは老朽化を早く解消しながら、当面、公営でやるんだけれども、いつかは別の指定管理の方向でやっていきたいという意向なのかな。 ○山本 委員長  大橋観光推進課長。 ◎大橋 観光推進課長  整備を進めていく間に、どういう運営方法がいいのか、指定管理者制度というのも一つの方法ではありますので、そのほかにも何らかのいい方法があれば検討していきたいと思っております。 ○山本 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  関連ですけれども、茎崎こもれび六斗の森のツリーデッキキャンプサイトとか、なかなか子供たちが喜びそうなところで、こんなのができたらきっと楽しいだろうなと思って見ています。  もともとキャンプの利用がものすごくふえているので、今回そういうこともあって、利用の仕方とかお金の徴収とかを整理されているので、それで大分整理されていくと思うんですけれども、場所的にもそんなに広くないですから、そういった意味でいえば、豊里ゆかりの森は昆虫博物館とかいろいろなものがあるけれども、ここはファミリー向けの遊ぶという感覚の位置づけでつくっていくというのがいいのかなと思いながら見ていました。自然がそのままなっているので、整備しながらやっていくということと、結構ログハウスがしっかりしている建物なので、そこを売りにして有効活用することは必要かなと思いました。  また、職員が常駐できる新たな管理棟ができるので、その中でしっかりと運営体制をする中で、指定管理がふさわしいのか、もしくは違う方法がいいのかを探ればいいのかなと思っています。  できれば、高崎自然の森とか運動公園とかもあるので、そこら辺、小さい分、連携できるような仕掛けをつくることで効果も上がるのかなとは感じております。できれば、地域の人たちの雇用になるとか何か還元できるような仕掛けができれば、ベターかなと感じました。 ○山本 委員長  今回、アウトドアフィールド観光資源活用調査の中で、筑波ふれあいの里、それから茎崎こもれび六斗の森については、観光推進課を主体として今後も資源活用を考えていくということですよね。  でも中央公園については、もちろんその観光という切り口もあるけれども、学園地区市街地推進室を中心に、また新たな、違う角度で今後進めていくということなんでしょうか。  要は、この調査の中では3カ所が挙がってきたうち、中央公園だけは異質な感じがしますが、切り離していくということで理解していいんですか。  篠塚経済部長。 ◎篠塚 経済部長  おっしゃるとおりです。どうしても所管的なものになってしまうんですけれども、経済部で担当していますのが、茎崎こもれび六斗の森も含め、筑波ふれあいの里や豊里ゆかりの森などです。中央公園については、現在、管理自体は公園施設課で管理していて、実際、今回プレイスメイキングをやったのは学園地区市街地推進室というところで、どうしても中心市街地のあり方が随分検討されていた時期でございましたので、にぎわいをつくるということで中心市街地のほうで動いたんだと思うのですが、最終的には、今、管理しているのは公園施設課ですが、せっかくの調査をお金をかけてやったわけですから、こういう提案があったよということはお伝えをして、公園施設課としても、そういった活用を考えていただければなと思っております。あくまでも、うちとしては、今のところは今回提案のあった中で、筑波ふれあいの里と茎崎こもれび六斗の森を注視していくという形になるかと思います。 ○山本 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  今、山本委員長からとてもいい提案がありました。中央公園ってやっぱり大事な場所で、いろいろ可能性のある場所なので、いろいろなことを取り組んでいるけれども、そこはやっぱりね、観光ということではない、別建てのコンセプトが大事になってくるのではないかなと、今、話聞いていて思いました。 ○山本 委員長  高野委員長。 ◆高野文男 委員  現時点では筑波ふれあいの里と、茎崎こもれび六斗の森になっていると思うんですけれども、基本的に観光ということになると思うので、年間にどのぐらいの集客を目標にしているのか。先ほど、豊里ゆかりの森で6万ウン千人という、今、茎崎こもれび六斗の森で大体どのぐらい。 ○山本 委員長  大橋観光推進課長。 ◎大橋 観光推進課長  茎崎こもれび六斗の森での利用ですけれども、キャビンでの利用で、平成29年度合計で2,347名の利用がございます。そのほかバーベキュー場ですと、平成29年度で8,190、そのほかテントサイトの利用ですと、約3,850ぐらいが利用されております。 ○山本 委員長  高野委員長。 ◆高野文男 委員  1万5,000弱だと思います。個人的な意見なんですけれども、筑波ふれあいの里を見て、とてもいいなと思うんですね。いろいろな諸問題もあるとは思うんですけれども、茎崎こもれび六斗の森を見ると、今までと余り変わらないかなと、個人的に見てですね。
     そういった中で、敷地の問題もあると思うんですけれども、集客が2倍になるとか3倍になるとか、非常に考えにくいところもあるので、そういったところの戦略があるのでしたら、お伺いしておきたいなと思います。 ○山本 委員長  大橋観光推進課長。 ◎大橋 観光推進課長  茎崎こもれび六斗の森につきましては、敷地の面積など施設的な制限もございますので、現状よりも少しふえるぐらいかなと思っているんですけれども、利用される方に利用しやすい施設整備を考えていきたいなと思っております。筑波ふれあいの里とか豊里ゆかりの森みたいに敷地が大きいわけではございませんので、何万人というように利用者数が一気に伸びるということはないと思いますけれども、利用者にとって利用しやすい施設にしていきたいと思っております。 ○山本 委員長  先ほど須藤委員がおっしゃっていたことですが、観光推進課としては、この二つの施設をまず中心に今後進めていくと思いますが、ほかの例えば7サイトを見ても、いろいろ多種多様な中で、あえて今回オートキャンプということに特化をして、同じような整備をしていくということに、そこを重点にしているのか。  それとも、そうなってくると、先ほど須藤委員おっしゃられたように対象がかぶってくるので、場所が北と南で違うということで、集客の対象がかわってくると見ているのか、施設が違えばおのずと対象がかわってくるだろうと、私たち素人としては考えるんですけれども、要は似たような施設整備を進めていく中で、断然筑波ふれあいの里のほうが今もきちんと整っていますし、それをさらに広げていくという側と、筑波山登山などさまざまな附属の観光がそろっているわけですよね。  それに比べて、茎崎こもれび六斗の森については、完全にキャンプであったり、バーベキューであったりというのが主になってきて、牛久沼が見えるとはいっても、牛久沼活用した連携では今回はないという感じがしますので、この辺の位置づけというか、課としての今後の考え方もしくは今、今回こうやって提案されたことによって、今後どういうふうに持っていこうとされているのか、もう少しそのあたりを伺いたいんですけれども。  大橋観光推進課長。 ◎大橋 観光推進課長  今回、スノーピークからの提案で、アウトドアフィールドとして活用するに適しているのではないかといわれているのが3点なんですけれども、そのうち観光推進課、経済部の所管が二つの施設がございますので、そちらを優先的に進めていくということは考えております。  また、そのほかの今回提案のところについても、よいところはあると思いますので、そちら今後検討していって、その整備方法というか使い方ですね、施設整備する、しないということも含めて利用形態というのがどういうものがあるのかというのも、もう少し検討していくようになるのかなと思います。 ○山本 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  今、牛久沼周辺のところはいろいろな自治体が関わっているので、そこで今協議が進んでいる話の説明があるのかなと思ってはいたんだけれども、そうすると、そこはもう全く担当が離れてしまうと、そっちはそっちって関係になっているというような理解でよろしいんですか。 ○山本 委員長  多分、牛久沼もそうですし、小貝川にしても今それぞれの自治体間で協議会が発足して進んでいるけれども、それらはどこが関与しているんですか。  篠塚経済部長。 ◎篠塚 経済部長  小貝川の協議会については、観光推進課と、あと河川も関係していますので、たしか道路管理課が関係してくると。あと、消防本部も関係して。牛久沼については、たしか今のところ市長レベルで市長サミットというんですか、龍ケ崎市、牛久市、つくば市と取手市。あと企画経営も入って、レベル的にはその辺のところで。牛久沼については、経済部では今のところそういった会議には参加した実績はないんですけれども。 ○山本 委員長  神谷委員。 ◆神谷大蔵 委員  その使い方ですけれども、茎崎こもれび六斗の森、もちろん筑波ふれあいの里もですけれども、市民の福利厚生で使うのはもちろんですけれども、恐らく地の利的に、この筑波ふれあいの里という施設は、外からの外貨獲得という言い方が正しいのかどうなのかわからないですけれども、多分コワークテラスとかこういうものって、恐らく中央公園で展開すれば、地元企業とか研究所、大学等々で使うんでしょうけれども、筑波ふれあいの里は、何かの合宿を誘致しながらやっていくことによって生かされてくるのではないかなと思うので、先ほどから競争になるとかいろいろ御意見も出て、もちろんそれも考えられるんですけれども、何か差別化して人を寄せる市民のためのもの、もしくはそうやって人を呼んで、観光資源につなげていくというような少し選別した考え方で、もちろんプロフェッショナルな方の提案ですけれども、そういったところも行政の枠から逆に押し込んでいきながら中和して進めていくのがいいのかなという思いはありますね。要望です。 ○山本 委員長  御意見ということで。 ◆神谷大蔵 委員  はい。 ○山本 委員長  高野委員長。 ◆高野文男 委員  先ほど市長サミットの話がありましたが、多分、牛久沼の市長サミットは、龍ケ崎市の市長が道の駅をつくる都合がまず一番にあって、開催されたのかなと、本意はそこにあるのかなと思いますけれども。龍ケ崎市としては、道の駅をつくるに対して、周囲のロケーションであったり観光であったり、そういったものも一緒に整備していきたいという意図が龍ケ崎市側にあってやっているんだろうと思います。  それが、牛久沼を囲む環境でいえば、龍ケ崎市、牛久市、取手市、そしてつくば市、この4市が大きくかかわると思うんですけれども、統一的なものはまずない中で、茎崎こもれび六斗の森という一つの案が出ているという認識で考えたほうがいいですかね。  そこら辺を今後考えていくという方向性があるのか、それともそれは全く関係なく、今回の調査の結果の茎崎こもれび六斗の森という見方でいくのか、この辺少し検討していかなくてはいけないところなのかなという気がするんですけれども、この辺いかがですかね。  周辺の市町村との絡みを考えていくのか、それとも、つくば市単独で茎崎こもれび六斗の森というところをキャンプ場にしていくのか、この辺の検討をしていく時間が必要なのかなって気がするんですけれども。 ○山本 委員長  篠塚経済部長。 ◎篠塚 経済部長  第2次の観光基本計画の中でも、広域連携ということはうたってありますので、当然、茎崎こもれび六斗の森を整備していく上で、せっかくそこに来てもらったんだから、牛久大仏とか、先ほどいった龍ケ崎に道の駅とかできれば、周辺の当然そこだけで足りないというのも出てくると思うんですよね。  ですから利用者の満足度の向上を図る上には、どんどんほかの自治体とも連携しながら、県南地域含めて、どんどん誘客を図っていくというのは、観光の一つの課題だと思っていますので、これからも広域的な連携は頭に置きながら市内の整備も進めていきたいと思っています。 ○山本 委員長  高野委員長。 ◆高野文男 委員  あとは、本当に、茎崎こもれび六斗の森の敷地面積は狭いなというのは否めないんですね。それで、周辺のところを市が買って広げるという案は出ているんでしょうか。 ○山本 委員長  大橋観光推進課長。 ◎大橋 観光推進課長  市で購入して、茎崎こもれび六斗の森の敷地を広げるということは、今のところは出ておりません。こちらのスペースでできる範囲のことを今考えているのが現状でございます。 ○山本 委員長  高野委員長。 ◆高野文男 委員  いずれにしても、今後の動向でそういったことも考えるというように認識しておけばよろしいですかね。牛久沼観光が進んでいったときに手狭だなと思えば、そのときは広げる可能性もあると。絶対広げないということではないですよね、いかがでしょう。 ○山本 委員長  大橋観光推進課長。 ◎大橋 観光推進課長  こちら絶対広げないということではないんですけれども、ただ、地元の方の話とかも聞いた上で、あとは利用者でどれだけ不足になっていくかということも、これから先あると思いますので、そういうものも含めて検討していければと思っております。 ○山本 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  高野委員の関連になりますけれども、そもそも豊里ゆかりの森とか茎崎こもれび六斗の森は、森林を守るという役割の中で、借地として市が管理することで今の現状が保たれていたということですので、買う、買わないは別としても、森林を守っていくんだという立場で地権者と話をしながら管理をしますということで、広げていくということについては、私は大いに賛成ですので、補足して意見です。 ○山本 委員長  柴原経済部次長。 ◎柴原 経済部次長  そういう意味で本当は、お金があれば本当に買っておきたいところなんですよ。民間の土地というのは、相続相続で、今度どこの誰のところに行ってしまうかわからなくて、その人になったら、もういいや、もうそこ売ってしまおうみたいな人が出てくると、本当に森林で保つことができなくなってしまうし、それに借地も10年も20年も30年も金払い続けていると、相当いい金額になってしまうので、買えるだけの余裕があるんだったらやっぱり買いたいというのは、あるのはあります。 ○山本 委員長  皆さん参考までに、資料編ということで、後ろに五、六ページあるんですけれども、例えばキャンプ場の過ごし方であるとか、キャンプ場の稼働率などの数字や、それから76、77ページあたりには、キャンプ場の運営について1組1泊は5,000円までが適切であるというようなこととか、また施設面、今、整備ということで話が上がっておりますけれども、キャンプ場に求められるものなど、それから、キャンプサイトの区分のユーザー視点であるとか、オートキャンプの人口動態、また今後の予測などがまとまっておりますので、後で御参考までにお読みいただければなと思います。  それと、63ページに戻りますが、今回の調査からアウトドア拠点化戦略の事業提案ということで、2021年までの中期計画案では、来年度、基本設計であったり実施設計というような御提案になっているんですけれども、このあたりは提案に対して、執行部としてはどのように今後進めていかれるんでしょうか。  大橋観光推進課長。 ◎大橋 観光推進課長  今後の進め方につきましては、基本設計的なものを行っていく予定なんですけれども、こちらについては予算要望中ですので、今後どうなるかというのはまだ現段階では不明な状況でございます。 ○山本 委員長  その後のページからまた資料編で、改修事業費というのが参考値で出ております。66、67、68、69とあるんですけれども、結構この改修の金額を見ても相当な額になっておりますので、要は全体の予算の中で、この観光フィールド開発にどこまで重きを置いていくのかということと、あと、この提案全部ができるわけではないと思いますので、そこの整理の仕方であったりというのは、課の中もしくは市長とのやりとりの中で、どうなっているのかという現状と、今後この来年の基本設計に向けてはどういうふうに取り組んでいく予定なんでしょうか。  大橋観光推進課長。 ◎大橋 観光推進課長  今後の取り組みなんですけれども、全部を行ってしまうとかなりの金額になってきますので、今後の基本設計的なものを行っていく中で、どの辺までの整備で幾らぐらいかかるものかというのを出しまして、単年度でというのは難しいものですから、何年かでの整備を計画していければと思っております。  これにつきましては、実際来年度の予算でこちらの調査費、設計費が確保できるかどうか、ちょっと今わかりませんけれども、そういう形で進めていく予定ではおります。 ○山本 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  アウトドアオフィスとか、私からすると、非常に時代は進んでるなという、需要がどうなのかなというのも含めて、そこは慎重にまず進めていくということが大事だなと思っているのと、つくばのところだと、家族連れがにぎやかにするところと、そこはしっかりと区別していかなきゃいけないでしょうから、そういうことでの位置づけにはなっているんだと思うけれども、基本はそういう人たちが楽しめるのを中心として、こっちは様子見ながら徐々にのほうが、私は堅実的ではないかと思います。意見です。 ○山本 委員長  これは、設計ないしこれからの計画というのは、課の中の会議等で進めていくと理解してよろしいんでしょうか。それとも、そのこと自体をまた外に出して、バックしてもらったものをもとにまた考えていくという手法をとるのか、そのあたりはどういう進め方なんでしょうか。  大橋観光推進課長。 ◎大橋 観光推進課長  進め方なんですけれども、基本的な設計、基本計画的なものは外注を予定しておりまして、その中で、市の意見を入れていければなと思っております。 ○山本 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  それはいつごろ出てくる感じですかね。 ○山本 委員長  大橋観光推進課長。 ◎大橋 観光推進課長  予算の関係なんですけれども、次年度にそういうもの調査、設計を行いたいなと思っております。 ○山本 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  この委員会は、これで終わり。 ○山本 委員長  いや、このまま続きますから大丈夫ですよ。 ◆橋本佳子 委員  中間報告とか見通しとか、データがしっかりと備わっての提案でなければ、なかなか私たちも理解できませんので、そこら辺はやっぱり丁寧に、この委員会もあることだし、しっかりそこは事前事前の情報提供をしていただきたいなと思います。かなり私たちの想像を超えたような提案にもなっているので、なおさら必要かなと思います。  委員会が続くということなので、ぜひ委員長よろしくお願いします。 ○山本 委員長  では、また来年度予算確定したあたりで、きょう皆さん多分、頭の中に少し入ったところで、まだ多分疑問も出てくると思いますし、大久保委員とか宇野委員、久保谷委員がいないので、そのあたりからも貴重な御意見出るかなと思いますので、また引き続き今後もこのような勉強会を持たせていただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。  よろしいですかね。 ◎篠塚 経済部長  最後によろしいですか。 ○山本 委員長  篠塚経済部長。 ◎篠塚 経済部長  済みません。また別件なんですけれども、ジオパーク室のことに関しまして、きょういらっしゃらないですけれども、議長初め、副議長、委員長に大変お世話になりまして、ジオ議連を立ち上げていただきました。本当にうれしい限りでございます。  あわせて、今度は2月に関東ブロック会議というのを予定していまして、きょうチラシができ上がっていましたので、配付だけさせてください。                       〔資料配付〕 ○山本 委員長  皆さんにメールが行っていると思います。  それで、これ、かなり申し込みも順調だと伺っているんですけれども、例えばこの委員会のメンバーもしくは議員、議連も立ったことですので、どんな感じで私たちかかわっていくとよろしいのか、少し御案内いただきたいと思います。  伊藤ジオパーク室長。 ◎伊藤 ジオパーク室長  申し込みにつきましては、実は11月末で、ある程度締め切らせていただいたんですけれども、180名ぐらいの人数が集まりました。今まで例年ですと大体120名ぐらいという通例であったんですけれども、今回は180名ということで、大盛況というところでございます。  ジオツアーであったりとか分科会につきましても、定員をはるかに超える人数が集まってしまったんですけれども、なるべく皆さんの興味に沿ったものにさせていただいて、おもてなしの心でお迎えしたいなと思っています。  議連の皆さんであったりとか、市議会議員の皆さんにつきましては、お知らせを流させていただきましたけれども、1日目のカピオで行われる開会式であったりとか基調講演、あと、その後の大交流会という、ジオパークでは大分ここが大事なところでもありますので、ぜひ参加いただいて、おもてなしの心で皆様出迎えていただければなと考えております。  ボランティアスタッフなんかも今、人数を調整しているところではございますけれども、何かお願いする部分が出てきましたら、ぜひ御協力お願いできればと思っています。 ○山本 委員長  また適宜近づいてきまして、少し私たちもただお客ではなく、多くの方をお迎えするというところで、委員会としてもお手伝いしていけたらなと思いますので、また追って皆様に御相談をさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。  神谷委員。 ◆神谷大蔵 委員  ジオ議連には正式に、今、我々つくば市議団のようなお声かけというのはしていただけるでしょうか。 ○山本 委員長  伊藤ジオパーク室長。 ◎伊藤 ジオパーク室長  議連につきましては、議会事務局を通して、各議会事務局に連絡をさせていただいています。既に何名か参加の意向も聞いておりますので、ぜひ参加いただければと思っております。 ○山本 委員長  そこはまた、副議長、御相談した上で。  では、今のジオパーク関東大会については、よろしいでしょうか。                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○山本 委員長  ないようですので、以上で発言を終結いたします。        ──────────────────────────────────── ○山本 委員長  以上で、本日予定の案件は全て終了いたしました。よって、観光開発推進特別委員会を閉会いたします。                     午後2時33分閉会  つくば市議会委員会条例第60条第1項の規定により署名する    平成30年12月18日                委 員 長  山 本 美 和...