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平成30年決算特別委員会−10月10日-03号

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  1. つくば市議会 2018-10-10
    平成30年決算特別委員会−10月10日-03号


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    平成30年決算特別委員会−10月10日-03号平成30年決算特別委員会  つくば市議会決算特別委員会                       (第3号)               ────────────────────                 平成30年10月10日 午前10時02分開議               ──────────────────── 出 席 委 員      委員長      小久保 貴 史 君    委員       木 村 清 隆 君      副委員長     小森谷 佐弥香 君    〃        北 口 ひとみ 君      委員       山 中 真 弓 君    〃        浜 中 勝 美 君      〃        長 塚 俊 宏 君    〃        橋 本 佳 子 君      〃        黒 田 健 祐 君    〃        須 藤 光 明 君      〃        神 谷 大 蔵 君    〃        滝 口 隆 一 君        ────────────────────────────────────      議長       塩 田   尚 君        ──────────────────────────────────── 欠 席 委 員          なし        ────────────────────────────────────
    出 席 説 明 員  副市長           毛 塚 幹 人 君  スポーツ振興課長     池 畑   浩 君  総務部長          藤 後   誠 君  国体推進課長       横 田 修 一 君  総務部次長         吉 沼 正 美 君  文化芸術課長       星 野 雄 司 君  総務部総務政策監      鈴 木 傳 司 君  働く婦人の家館長     飯 塚   孝 君  総務部政策法務監      三 浦 基 広 君  つくばメモリアルホール斎場長                                        大 野 泰 宏 君  総務課長          中 泉 繁 美 君  市長公室長        松 本 玲 子 君  総務課すぐ対応室長     宮 本 孝 雄 君  市長公室次長兼広報監   杉 山   晃 君  法務課長          坂 本 人 史 君  秘書課長         久保田 靖 彦 君  人事課長          塚 本 浩 行 君  広報戦略課長兼副広報監  中 川 伸 一 君  人事課ワークライフバランス推進室長        広報戦略課広聴室長    岸 田 和克子 君                伊 藤 智 治 君  契約検査課長        木 村 幸 弘 君  危機管理課長  御田寺  義 郎 君  オンブズマン事務局長    相 澤 高 史 君  政策イノベーション部長  神 部 匡 毅 君  監査委員事務局長      石 田 慎 二 君  政策イノベーション次長  片 野 博 司 君  監査委員事務局副局長    北 島 浩 成 君  企画経営課長       大 越 勝 之 君  議会事務局長        新 井 隆 男 君  情報政策課長       平 山 信太郎 君  議会総務課長        伊 藤 和 浩 君  科学技術振興課長     岡 野   渡 君  選挙管理委員会事務局長   風 見 昌 幸 君  イノベーションプラザ館長 宮 本 充 雄 君  選挙管理委員会事務局副局長 窪 庭   隆 君  財務部長         高 野 正 美 君  市民部長          飯 村 通 治 君  財務部次長        中 島 弘 志 君  市民部次長         山 田 憲 男 君  財務部財務政策監     小 泉 邦 男 君  市民部地区担当監      瀧 田 剛 己 君  財政課長         斎 藤 健 一 君  市民窓口課長        日 下 由美子 君  管財課長         坂 田 博 之 君  地区相談課長        野 澤 政 章 君  管財課公共施設マネジメント推進室長                                        新 関 清 美 君  主任参事兼市民活動課長   東 郷 公 咲 君  納税課長兼徴税管理監   飯 島 正 志 君  市民活動課国際交流室長   色 川 美 雄 君  市民税課長        本 山 雅 之 君  市民活動課男女共同参画室長 岡 田 健 一 君  資産税課長        上 方 和 男 君  市民活動課地域改善対策室長 大 木 茂 樹 君  会計管理者        酒 井 作 徳 君  消費生活センター所長    晝 田 和 子 君  会計事務局長       栗 山 正 行 君        ──────────────────────────────────── 出席議会事務局職員  事務局次長         川 崎   誠    議会総務課議事係長    大 坪 哲 也  議会総務課長        伊 藤 和 浩    議会総務課主任      稲 川 紘 之  議会総務課長補佐      渡 辺 寛 明    議会総務課主事      岡 野 冴 季        ────────────────────────────────────                     議  事  日  程                                     平成30年10月10日(水曜日)                                     午前10時02分開議 1 審査案件(質疑)  認定第1号 平成29年度つくば市一般会計歳入歳出決算認定について  認定第5号 平成29年度つくば市作岡財産区特別会計歳入歳出決算認定について  認定第6号 平成29年度つくば市等公平委員会特別会計歳入歳出決算認定について 1 本日の会議に付した事件   議事日程のとおり        ────────────────────────────────────                     午前10時01分 ○小久保 委員長  おはようございます。それでは、決算特別委員会を招集いたしましたところ、委員各位並びに執行部の皆様には、御出席を賜りまして、厚くお礼を申し上げます。  さきの本会議におきまして、当特別委員会に付託となりました認定第1号から認定第8号までの審査を本日10日から明後日12日の3日間にわたり行うわけでございますが、円滑な委員会運営への御協力をお願いいたします。        ──────────────────────────────────── ○小久保 委員長  それでは、開会に先立ちまして、塩田議長より御挨拶をいただきます。 ○塩田 議長  改めましておはようございます。決算特別委員会の開催に際しまして、委員各位並びに毛塚副市長初め、執行部の皆様方には御出席を賜り、厚くお礼を申し上げます。  決算特別委員会には、今期定例会において付託されました平成29年度一般会計・特別会計及び企業会計の決算認定8件を、本日から3日間にわたって審査を行っていただくわけであります。  つくば市が今後さらに地域を牽引し、魅力のあるまちづくりを推進するためには、限られた財源の中で、より効率的で効果的な行政運営が求められるものと考えております。  認定案の審査は、それぞれの施策の確認並びに今後の市政伸展の礎となるものであります。  委員の皆様方には慎重なる審査をお願い申し上げます。  私もいろいろ用務が立て込んでおりますが、時間の許す限り委員の皆さん方の熱心なる御審議の模様とともに、勉強させていただきたいと思っておりますので、よろしくお願い申し上げまして、御挨拶とさせていただきます。 ○小久保 委員長  塩田議長、ありがとうございました。        ────────────────────────────────────                     午前10時02分開議 ○小久保 委員長  ただいまの出席委員数は12人であります。  定足数に達しておりますので、直ちに決算特別委員会を開会いたします。        ──────────────────────────────────── ○小久保 委員長  これより議事に入ります。  当特別委員会に付託されました認定第1号、認定第5号、認定第6号を、つくば市議会委員会条例第20条の規定により一括して議題といたします。  なお、審査の方法につきましては、決算資料が広範囲にわたりますので、さきに御決定いただきました本日10日から明後日12日の3日間にわたる審査日程表に従い、初めに一般会計及び特別会計、企業会計の質疑を行い、明後日の質疑終了後に討論、採決を行いますので、よろしくお願いいたします。  また、質疑を行う委員は、挙手の上、委員長の許可を得てから、実績報告書のページ及び事業名または決算書のページ及び科目名を示して発言されるようお願いいたします。  審査の都合上、特別委員会審査日程表及び審査区分表に従い、執行部職員の入れかえをしながら審査を行ってまいります。  本日は、第1区分から第3区分までの審査を行います。  初めに、第1区分、議会事務局、総務部、選挙管理委員会事務局監査委員事務局オンブズマン事務局の審査を行います。  なお、答弁される執行部職員の方は、挙手の上、職氏名を名乗ってから答弁くださるようお願いいたします。  まず、認定第1号 平成29年度つくば市一般会計歳入歳出決算認定についての議会事務局に対する質疑に入ります。  順次、発言を許します。                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小久保 委員長  ないようですので、認定第1号の議会事務局の質疑を終結いたします。  次に、認定第1号の総務部に関する質疑に入ります。  なお、質疑は歳入歳出を一括して行います。  順次、発言を許します。  北口委員。 ◆北口ひとみ 委員  実績報告書の32ページ、職員研修に要する経費のところなんですが、特別研修のところで修了人数が非常に激増しているというところで、どういう状況でこういうふうになったのか、いいことだと思います。  それから、リーダーシップ能力開発研修の概要というのを少しお聞きしたい。  それと、番号の隣のページの上のところに自己啓発支援というのがありますが、資格取得支援21人という内訳が書いてありますが、これの資格はどういった資格だったのか。  あと、ここには載っていませんけれども、各担当課で単発で情報収集のために出たい研修があった場合は、予算の流用というのはされたのか、しなかったのかという辺をお聞きしたいと思います。 ○小久保 委員長  塚本人事課長。 ◎塚本 人事課長  まず、特別研修の平成29年度は2,231人に人数がふえているというところなんですけれども、業務を円滑に進めるための手法を学べる研修というものを多く取り入れました。指定された方々が出先機関の方々全てを対象としたりですとか、課長級全てを対象としたりですとか、そういった対象とした方々が多かったというのもあります。  それから、1講座、5セミナー形式で短い研修を多く取り入れましたので、多くの方々に受講していただきましたので、このような数字の伸びが出てきました。  次に、リーダーシップ能力開発研修についてですけれども、リーダーシップを発揮するための契機とするために開いております。論理の習得というところに終わらずに、今は職場での実践を通じて、みずから動く職員というものの育成を目指して行っております。昨年度は新任課長28名、それから、主査級の職員2名が派遣研修や集合研修で受講をしております。  続きまして、自己啓発の研修ですけれども、主には簿記ですとか、地方行政実務コースですとか、人材開発入門、それから、わかりやすい説明技術のコース、それから、ワーク・ライフ・バランスを推奨していく研修、ロジカルライティングですとか、そういったものが数多くありますけれども、受講していただいております。  それと最後に、各担当のほうでのセミナー受講というところですけれども、セミナー受講に関しましては、人事課からも予算をとっておりますので、その予算を使っていただいて多くの方々に受講をしていただいております。  それから、先ほどちょっと漏れましたけれども、資格取得の研修ですけれども、資格取得支援のところで地方公会計検定ですとか、TOEIC英語の研修ですとか、自治体法務検定、それから、消防の方々になりますけれども、レスキュー関係、それから、火薬類の取り扱い関係、危険物取り扱い関係、それから、日商簿記などの研修、そういったものを受けていただいて資格を取得していただいて、そこに補助を出したりしております。 ○小久保 委員長  滝口委員。 ◆滝口隆一 委員  実績報告書の36ページ、ワーク・ライフ・バランスの(3)業務委託による民間のノウハウを活用した業務改善などということでございます。これは「RPA」と言いましたっけ、これを利用しているということについての業務改善ということなのかなと思うんですが、きょうの読売新聞にRPAのことが出ていまして、それで、使うに当たっては受け入れ側もIT関係について一定の知識、また、ITだけではなくて業務についての知識というものが兼ね備わってRPAが可能になるという記事が載っておりましたが、この内容について、もう少し詳しく教えていただいて、今後、どのようにこれが生かされていくのかお聞かせ願いたいと思います。 ○小久保 委員長  伊藤ワークライフバランス推進室長。 ◎伊藤 ワークライフバランス推進室長  こちらの業務委託につきましては、委員おっしゃるRPAの関連の業務ではございませんで、こちらの働き方の見直しについて、職員の意識醸成を目的とした研修ですとか業務改善手法、この辺をコンサルティング業者に委託して取り組みを実施しました。  業者につきましては、株式会社日本能率協会総合研究所というところに委託をしまして、具体の業務内容としては、モデル部署というのを3部署選定したんですが、そちらの現状分析、それと業務改善に伴うモデル部署のコンサルティング業務、それと職員に対する働き方改革に向けた研修業務というところを業務委託したものです。 ○小久保 委員長  滝口委員。 ◆滝口隆一 委員  済みません、こちらが間違いました。
     RPAについては、まだ昨年度は実施していなかったんだっけ。 ○小久保 委員長  毛塚副市長。 ◎毛塚 副市長  RPAについては、昨年度は予算なしでやっております。というのは、民間の方から無償でソフトを提供していただいて、それをもとにつくば市で無償でやらせていただくというやり方をしています。  先ほどの御質問の、受け入れ側もしっかりおく必要があるという点に関して、つくば市ならではのやり方といたしまして、多くの自治体はコンサルティングもお願いして、コンサルにそのRPAの業務フローの構築もお願いしているんですが、そこの部分をつくば市においては職員みずからがやるようにしています。  そうしますと、職員が頭の中に業務のやり方のフローがしっかり入っていますので、そういった職員みずからがRPAを使いこなしてそのモデルをつくると、そういったやり方をやっておりまして、先ほどの職員自身が、受け入れ側がしっかりそのやり方を把握しておく必要があるというのは、まさにそのとおりだと思っていまして、つくば市はその問題意識に基づいて進めているところです。  今年度の6月補正予算において予算をいただきましたので、現在、入札が済みましてソフトウエアの購入が済んでおりまして、現在、その稼動を進めているところでございます。 ○小久保 委員長  滝口委員。 ◆滝口隆一 委員  今後の発展形態としては、どうでしょうか、事務量のうちのどのぐらいの割合がRPAで処理できると、余りその数字が出るのがいいのかどうかわかりませんが、その辺の発展性をどのように考えておられるのかお聞かせください。 ○小久保 委員長  毛塚副市長。 ◎毛塚 副市長  市役所全体の業務をどれほど入れかえられるかという数字は、ございませんというのが実態でございます。ただ、昨年度行った実証実験では、対象業務の8割を削減することができております。  ただ、もちろん情報の段階が電子化されていないと、RPAを使った自動化はできないということもありまして、昨年度の実証実験の段階で、まず市民税課の業務を全て棚卸してみました。その際には、業務のまだ自動化できるのは5%というのが棚卸の結果となります。5%の業務について8割削減できるのではないかという仮設を立てております。  それは市民税課に特化した話ですので、これから各部局、どこの部署に進めていくのがいいのかというのを検討していきたいと思っていまして、それによって市役所全体でどれほど改善できるかは変わっていくかと思います。 ○小久保 委員長  北口委員。 ◆北口ひとみ 委員  このモデル部署の3カ所というのは、どこだったのかということと、そこから成果等を共有したということなんですが、その成果についてちょっと教えていただけますか。 ○小久保 委員長  伊藤ワークライフバランス推進室長。 ◎伊藤 ワークライフバランス推進室長  実施部署ですけれども、まず政策イノベーション部の企画経営課、それと総務部人事課、それと建設部の道路維持課、ことし道路維持課が道路管理課に名称が変わっておりますけれども、道路維持課です。  それぞれの取り組みとしまして、各課でテーマを決めて取り組んでいただきました。その取り組みによって、時間外勤務時間数で申しますと、企画経営課につきましては前年比39.1%、実は少し時間外が増してしまったんですけれども、その中でも特に会議のやり方について効率的なやり方を行ったことによって、会議時間の短縮等々にはつながったという成果が出ております。  また、人事課におきましては、マニュアルの整備に取り組みまして、こちらは時間外勤務時間数、前年比で6.4%の減ということになりました。  また、道路維持課についても、膨大な文書や図面等があるんですけれども、そちらを効果的に管理しようということでリスト化を図りました。それによりまして、時間外勤務時間数で言いますと前年比13.6%減という成果が出ました。  この取り組みだけでの減ということではございませんけれども、これによる減も多大にあったと思っておるところです。 ○小久保 委員長  北口委員。 ◆北口ひとみ 委員  ありがとうございます。では、これは、ほかの課についても、今後の働き改革等々にこういう手法を生かしていくというお考えなのでしょうか。 ○小久保 委員長  伊藤ワークライフバランス推進室長。 ◎伊藤 ワークライフバランス推進室長  そのとおりで、実際にこちらの取り組みについては、職員、庁議を初め、イントラネットでもって横展開をしております。  また、今年度におきましても、同じようにモデル部署というのを選定しておりまして、昨年3部署だったんですけれども、ことしはもっとふやして6部署ということで、現在実施しておるところでございます。 ○小久保 委員長  北口委員。 ◆北口ひとみ 委員  それと、企画経営課がちょっとオーバーしたということですが、それについてはどういう分析が行われていますか。 ○小久保 委員長  伊藤ワークライフバランス推進室長。 ◎伊藤 ワークライフバランス推進室長  企画経営課につきましては、新規事業が昨年度ちょっとふえてしまったという現状がございます。そのような中でも時間外も必要最低限でやったということで理解しておるところでございます。 ○小久保 委員長  北口委員。 ◆北口ひとみ 委員  恐らく今、私たちがいろいろなことをやっていても、企画経営課はすごくたくさん出番があるんですね。だから、これは人数に比して業務量が多いのか、それとも人数が足りないのか、そういったところの改善が今後行われるよう期待しております。 ○小久保 委員長  浜中委員。 ◆浜中勝美 委員  実績報告書33ページのストレスチェックについてちょっとお伺いしたいんですけれども、昨年度の平成28年度から義務化された制度ですけれども、そういった中でストレスメンタルヘルスの一次予防という形で実施されていると思いますけれども、平成28年度高ストレス者が10%、平成29年度11%という形になっておりますけれども、そういった中で産業医による面談を実施し、高ストレス者に対するフォローを行ったと成果としてありますけれども、このフォローという部分については、これはあくまでも産業医の方が行ったと理解してよろしいでしょうか。 ○小久保 委員長  塚本人事課長。 ◎塚本 人事課長  委員のおっしゃるとおり、これは産業医による希望者への面談を行ったということです。 ○小久保 委員長  浜中委員。 ◆浜中勝美 委員  高ストレス者に対しての名簿というか、そういう部分については各課にわかるような形でおろされるような形にはなっているんですか。 ○小久保 委員長  塚本人事課長。 ◎塚本 人事課長  個人個人のデータというのはとっておりませんで、大きく部ですとか、課でどのような傾向が出ているというものをとっておりまして、そちらを使っていただいたりというのはしております。個人個人のではないんですけれども。 ○小久保 委員長  浜中委員。 ◆浜中勝美 委員  そうすると、1%とはいえふえているという部分があるんですけれども、今後ストレスを抱えている方に対しての取り組みというか、そういう部分については各部署になるかもしれませんけれども、どういう形で人事課としては考えていくのか。 ○小久保 委員長  塚本人事課長。 ◎塚本 人事課長  ことしはストレスチェックも早くに実施をしまして、今まさに集計をとりまして分析をしまして、各課にフィードバックできるような形をとっております。  それにおきまして、各課に今度はどのような傾向が出ているということをフィードバックして、所属長に説明ですとか、研修なども開きながら、今後この半年間でいろいろ改善をしていただいたりしていただきたいなと考えております。 ○小久保 委員長  浜中委員。 ◆浜中勝美 委員  ありがとうございます。よろしくお願いします。  それで、1点だけ確認なんですが、2,433人というのは、これは、教職員の方は入っていないということでよろしいですか。 ○小久保 委員長  塚本人事課長。 ◎塚本 人事課長  教職員の方は入っておりません。 ○小久保 委員長  木村委員。 ◆木村清隆 委員  ただいまのストレスチェックの実施についてでございますけれども、受検率で約5%の方が受検されていないとなっておりますけれども、上の健康診断については(1)で育休とか休職者というコメントが入っておりますが、こちらでのストレスチェックを受けられない方はどういった方々で、その方に対するフォローというのはどのようにされているか、これをお聞かせください。 ○小久保 委員長  塚本人事課長。 ◎塚本 人事課長  まず、健康診断は義務がありますので、促して受けていただいておりますけれども、ストレスチェックは義務的なところがありませんので、希望者の方というところで受けてはいただいておりまして、なるべく受けていただくような形では促しておるんですけれども、5%の方は受けていらっしゃらないというのが現状であります。 ○小久保 委員長  木村委員。 ◆木村清隆 委員  そうしますと、所属長の方、管理者については、その方が受けているか、受けていないかというのは把握されていらっしゃいますか。 ○小久保 委員長  塚本人事課長。 ◎塚本 人事課長  所属長で、受けている、受けていないは把握しておりません。 ○小久保 委員長  木村委員。 ◆木村清隆 委員  そうしますと、見るからに心身ともに健康で、そんなのは受けなくもという方であれば心配ないのですが、もしかしたら何か出てしまうかなとか、何かそういったメンタル的な方が受けていないとなると本当に心配なこともあろうかと思いますので、それは見えない部分なのか、そういった部分を何か工夫をしていただきたいなと思います。  あと1点、高ストレス者に対し、希望者に対するフォローをということがございましたけれども、希望するというのは、もしかしたら、何とかしたいなというポジティブな方と言いますか、後ろ向きというのはそうじゃないってこと言いにくいですけれども、それも申しましたけれども、でも、何か頑張ろうという方は希望して行く方もおられるんですが、往々にしてそうでないメンタル的な方々というのは、もしかしたならば希望しない方々が多くいらっしゃるのかなと思っているんですが、そういった方々に対するフォローと、それから、もう一つ、最後ですので、ストレス者率が10%が11%にふえておりますけれども、中身はおおよそ同じ方、プラスふえているのか、それとも改善されて中身が少し入れかわっているのか、その内容についてどのように分析されているか。  その二つをお聞かせください。 ○小久保 委員長  塚本人事課長。 ◎塚本 人事課長  私、人事課長としましては、ちょっとその内容というものはわからないですので、なかなか傾向を分析というのは私の中ではできておりませんけれども、いろいろ保健師等のお話を聞くときもありますけれども、やはり同じような方が出ているということも少し聞いてはおります。 ○小久保 委員長  木村委員。 ◆木村清隆 委員  ありがとうございます。なかなか発信しにくいような環境の方かなと思いますので、ぜひともより進めていただければなと思います。よろしくお願いいたします。 ○小久保 委員長  黒田委員。 ◆黒田健祐 委員  関連でちょっと伺いたいんですけれども、この高ストレス者率が10%から11%というのは、どうなんですか、高いんですか、低いんですか、それとも普通なのかという目安を教えてください。 ○小久保 委員長  塚本人事課長。 ◎塚本 人事課長  一般的に10%前後というのが高ストレス者が出ると言われておりますので、人事課としては高いとは感じておりませんけれども。 ○小久保 委員長  黒田委員。 ◆黒田健祐 委員  では、大体平均というところですよね。 ○小久保 委員長  塚本人事課長。 ◎塚本 人事課長  そうですね、はい。 ○小久保 委員長  黒田委員。 ◆黒田健祐 委員  あともう1点、先ほど部と課の傾向はわかってフィードバックしているというお話があったと思うんですけれども、具体的にお話いただいてもよろしいですか。 ○小久保 委員長  塚本人事課長。 ◎塚本 人事課長  部ですとか職場ですとかの日当たりでちょっと暑かったりですとか、電気が暗かったりですとか、そういった傾向が出ているというのはあります。 ○小久保 委員長  黒田委員。 ◆黒田健祐 委員  それは働いている環境の物理的なそういうあれで、部とか課の業務内容とかで、何と言うんですか、部と課によって仕事が違うじゃないですか、そういうものでなくて、今の話ですと、何か働いている環境のところが出ているということなんですか。 ○小久保 委員長  塚本人事課長。 ◎塚本 人事課長  今やっておりますのは、部ですとかちょっと大きい単位でのものになってしまっているので、確かに委員のおっしゃるとおり、仕事の面で忙しいと言いますか、仕事のボリュームがあるみたいなのも出ますけれども、物理的なハード面での意見というのが多いように感じています。 ○小久保 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  関連しているのが1点と、もう1点、違うところですけれども、33ページの先ほどのストレスチェックで、もう既にこういった意味では長期に休んでいる方とか、それとも改善してまた出勤されている方とかといった例があると思うんですが、そこら辺のところの状況と、長期の場合の人たちについてのフォローはどういうふうにしているのかお願いします。 ○小久保 委員長  塚本人事課長。 ◎塚本 人事課長  分限と言いますか、休職なされている課の数というところでお話したいと思いますけれども、34ページにも載ってございますけれども、休職なされている方が20人いらっしゃいます。身体の故障の方、それから、精神の方もいらっしゃいまして、ちょっと内訳については個人が特定されてしまうおそれがありますので控えさせていただきますけれども、やはり去年から継続して休んでいる方もいらっしゃいますし、また、新たにという方もいらっしゃいます。  やはり定期的に産業医との面談をしたりですとか、復帰する際のいろいろプログラムを組ながら改善に務めてはおります ○小久保 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  それでは、違うところの34ページの職員の採用のところなんですけれども、採用者の数が、4月1日採用、10月1日採用ということでありますけれども、特に10月1日の採用の46人は専門的な知識のあるということなので、決算時点でどういった職種の人が何人ということか教えていただきたいのと、それから、応募する際の年齢が何歳までとなっていたのか、それもあわせてお願いします。 ○小久保 委員長  塚本人事課長。 ◎塚本 人事課長  平成29年度のということでよろしかったでしょうか。  平成29年10月1日採用の専門職の方ですけれども、土木職の方が2人、それから、建築職が2人、化学職が2人、臨床心理士が1人、精神保健福祉士が1人、保健師が3人、保育士が10人、それから、幼稚園教諭が2人、消防職の方が12人となっております。  それと、年齢ですけれども、消防職以外の方は59歳までという年齢制限になっております。消防は、ちなみに、27歳までということになっております。 ○小久保 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  専門職も含めて59歳ということですか。 ○小久保 委員長  塚本人事課長。 ◎塚本 人事課長  消防職以外の方は59歳となっております。 ○小久保 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  中途から入ってきて59歳となると、幼稚園や保育士とか、そういう専門職ではちょっとそこら辺、どういうふうに現場が活用するのかがわからないのですが、そこら辺で年齢的なところでの配分はどうなっていますか。場所によって年齢的なものは一定考慮があると思うんですけれども。 ○小久保 委員長  塚本人事課長。 ◎塚本 人事課長  委員がおっしゃるとおり、確かに場所によって、保育士ですとか幼稚園教諭の方ですとか、年齢が行っている方ではというところはあると思いますので、その辺は選考するところでいろいろ見させていただいたりですとかしております。
    ○小久保 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  とりわけ保育士が足りないということで、臨時で雇ってもなかなか見つからないという状況で、積極的にふやしていただいているようなんですけれども、特に保育士とか幼稚園の教諭というところでは、消防士は若い年齢層になっていますけれども、現実正規職員になって、現場は育てていくわけですよ。一定の年齢の若い人でないと、保育士として、幼稚園教諭として育てていくということを考慮すると、かなりこの年齢については考慮が要るんじゃないかと思うんですけど、その点、消防士は本当に体力があるから29歳といのはわかるんですが、特に幼稚園や保育園なども、そういったところは人材を育てるのも含めて、これ59歳というところで配慮しているということなんですが、どの程度の配慮になっているんですか。現実、最高年齢で幾つぐらいの方が採用されているんですか。 ○小久保 委員長  塚本人事課長。 ◎塚本 人事課長  幼稚園教諭で最高年齢の方は52歳ぐらいの方がいらっしゃいます。 ○小久保 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  それはあれですか、園長とか所長とか、そういった仕事をするためにその年齢の人を雇ったということなんですか、それとも、担任をする教諭という意味でその年齢になっているのか、ちょっと伺いたいんですけれども。 ○小久保 委員長  塚本人事課長。 ◎塚本 人事課長  園長ではなく、幼稚園教諭というところでの採用をしております。 ○小久保 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  主任でもない現場の担任ですか。 ○小久保 委員長  塚本人事課長。 ◎塚本 人事課長  まずは現場の担任からということになります。年齢と経験がございますので、主任ですとか、そういったところの職にも早くついていただきたいと思っております。 ○小久保 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  幼稚園や保育園のところで育てていくことを大事にすると考えれば、申しわけないんですけれども、もうちょっと年齢層の考慮が、現場もこれ非常に困ると思います。職員の中が出来上がっている、それから、先生たちは若い人が来て育てたいと、つなげていきたいという思いが強いわけなので、ちょっと育てるにしては、経験があるとするけれども、公立幼稚園の経験があるわけでもないでしょうし、そこら辺はもうちょっと現場の声を聞いて考慮すべきと思うんですが、現場のほうはそれはスムーズに行っているのでしょうか。 ○小久保 委員長  塚本人事課長。 ◎塚本 人事課長  面接官には教育委員会の方も入っていただいておりますし、専門職の要望ですとかも聞いておりましてやっております。現場でもいろいろきちんと配置なども考えてやっていただいておりますので、現場のほうできちんと回っているとは認識しております。  4月1日採用は新卒者が大変多いですので、育てるということを本当に考えながら採用しております。 ○小久保 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  申しわけないですけれども、現場のほうとすれば、これは非常にやりにくいと容易に想像できます。そういった意味で言えば、こういった専門職はせっかくですので育てられるような、そういったところも考慮して一定の年齢層は考えていただきたいということを要望したいと思います。 ○小久保 委員長  滝口委員。 ◆滝口隆一 委員  22ページの公文書等管理指針の策定の件で御説明願います。  ことし4月1日から管理指針が運用されるようになりましたが、この(3)で運用開始前に職員に対する説明会を実施されたということですが、どのような形で、何回にわたって実施されているのかお聞かせ願いたいと思います。 ○小久保 委員長  中泉総務課長。 ◎中泉 総務課長  研修でございますが、平成30年に入りまして2回ほど行っておりまして、対象者は管理職を対象にしております。 ○小久保 委員長  滝口委員。 ◆滝口隆一 委員  公文書作成に当たるのは全職員が対応するということになりますので、そうなりますと、管理指針そのものが全職員に渡されているのかどうかということも課題になってくるかと思いますし、今年度においてさらに説明会などは行われているのかと思いますが、その辺の経過についてお聞かせ願いたいと思います。 ○小久保 委員長  中泉総務課長。 ◎中泉 総務課長  公文書等の管理指針策定をいたしまして、前年度の2月から職員の説明会なども行いまして研修を続けているところでございます。  今年度に入りましても、新任職員も含めて各階層ごとの説明会を実施しているところでございます。 ○小久保 委員長  滝口委員。 ◆滝口隆一 委員  了解しました。  それでは、次のことですが、52ページの優良建設工事業者の表彰者数の件でございますが、昨年度から比べると倍増しているように思うんですが、表彰者が倍増するというのは結構なことではございますが、実態としてはどのような状況になって倍増しているのか、お聞かせ願いたいと思います。 ○小久保 委員長  木村契約検査課長。 ◎木村 契約検査課長  表彰者の増に対しましては、平成29年度表彰者に対しまして、平成28年度に工事を完成した業者に対しまして、その点数ですとか執行状況等々で、各課より推薦をいただいて審査会に諮りまして決定してございます。  その中で平成28年度に実施した工事が優良な成績を納めた工事が多かったと、ですから対象工事が多くてこういう結果に至ったということになっております。 ○小久保 委員長  滝口委員。 ◆滝口隆一 委員  従前も、傾向的にはそのような傾向であったのではないかと思われるんですが、平成29年度が急に倍増になっていますので、従来と極端な違いがあるのか、それとも表彰者数を市の考え方としてふやす方向で動いたのかどうなのか、その辺をお聞かせ願いたいと思います。 ○小久保 委員長  木村契約検査課長。 ◎木村 契約検査課長  表彰者数については、ふやすとか、減らすとかという市側の意向はございません。やはり実績に基づいて正当な評価をした結果だと思っております。 ○小久保 委員長  滝口委員。 ◆滝口隆一 委員  そうしますと、表彰者数について上限とか、そういう決まりはないわけですね。優良であれば表彰するということになるのでしょうか。 ○小久保 委員長  木村契約検査課長。 ◎木村 契約検査課長  今現在、要領を定めておりますが、その上限等は設けてございませんので、優良と評価されたものについては全て表彰するということになってございます。 ○小久保 委員長  滝口委員。 ◆滝口隆一 委員  総合評価制度になってきているものですから、当然、表彰者数の優遇制度が入ってまいりますので、別に表彰者数が少なければいいというものではないんですけれども、当然優遇の点数に係る問題でありますので、そこの表彰についての客観的な基準とか、そういうものについてはどのような形で設定されるのでしょうか。ちょっと曖昧な質問で申しわけないのですが、そこら辺は何か客観的な基準とか何か、そんなのはお持ちなのでしょうか。 ○小久保 委員長  木村契約検査課長。 ◎木村 契約検査課長  明確な基準としては定めておりませんが、おおむね前年度までの評価としましては、各種目において5段階なんですね。「優良」「良好」「普通」「やや劣る」「劣る」というような5段階評価になっていまして、真ん中「C」という「普通」の点数というのが、全てCですと65点という点数がございまして、全て「B」「良好」となりますと78点という一つの目安の点数がございます。78.1なんですが、その78点というのをおおむね目安として、それ以上とっているかどうかとか、そのほか指名停止とかなかったかとか、さまざまな施工状況等を担当課で判断していただいて推薦いただくという方式で、現在行っております。  ちなみに、今年度からは部分的に7段階評価、県とかにあわせまして評価の評定が少し変わっていますので、また来年度以降は若干変わってくるかなと。今、検討中でございます。 ○小久保 委員長  滝口委員。 ◆滝口隆一 委員  別なところで、全国にわたってそういうことをやってきたという都の職員に話を聞いたことがあるんですけれども、「客観性というのはどうなんだい」って、私、同じような質問をしたんですけれども、なかなかそう簡単にはいかないなということで、そうなると担当者の経歴ですか、つまり、どれだけそうした業務に携わってきたかという経歴が一つの客観性の材料になる可能性もあるのかなと。個人的に判断しますから、そういう点で、ある程度長く同じ業務をやっていることによって一定の判断基準、判断基準というよりそういう目がつくられるんじゃないかと、都の職員としゃべっていて私は感じたんです。  そういう点では、これを進めるときの判断する職員の目というか、職員の経歴というか、こういう業務をどれだけこなすのかという問題については、つくば市としてはどのように考えておられるのかお聞かせ願いたいと思います。 ○小久保 委員長  木村契約検査課長。 ◎木村 契約検査課長  その職員、事業課の担当職員のお話かと思いますが、その評定にかかわらず監督業務の方法であるとか、検査業務に関しての研修を毎年一度実施しております。  それと表彰の選定については、担当各課で数十本、場合によってはもっと多くの件数がございますので、その中からいろいろ選定した中で最終的には管理職、課長、課長補佐を含めた中で、課として優良であるかどうかという判断を下しておりますので、担当1人が判断をして推薦をいただいているというわけではございませんので。 ○小久保 委員長  滝口委員。 ◆滝口隆一 委員  そうしますと、契約検査課としては、それについて再度確認する業務というのは、契約検査課ではお持ちではないということですね。 ○小久保 委員長  木村契約検査課長。 ◎木村 契約検査課長  それは、表彰業者に対しての確認ということですか。 ◆滝口隆一 委員  そういうことですが。 ◎木村 契約検査課長  あくまで褒賞要綱では、各課の課長が推薦し、褒賞審査委員会に諮って市長が決定するということになっておりますので、あくまでも契約検査課としては、その手続事務を行っているだけですので、その内容について意見等を述べる立場ではございませんので、そういう扱いでございます。 ○小久保 委員長  滝口委員。 ◆滝口隆一 委員  委員会の構成というのはどういう構成になるんですか、どういう方がお入りになっているのでしょうか。 ○小久保 委員長  木村契約検査課長。 ◎木村 契約検査課長  委員長は総務部を担当する副市長、それと委員は総務部長、市長公室長、財務部長、経済部長、建設部長、生活環境部長、あと教育局長をもって委員会としております。 ○小久保 委員長  滝口委員。 ◆滝口隆一 委員  そういうメンバーですと、結局、上がってきたものをスルーするだけではないのでしょうか。だって、部長が、工事の内容について必ずしも精通しているとは言い切れないんだろうと思うんです。  そうなると、私は契約検査課の機能というのはかなり大事なんじゃないかと、その上がってきたものを委員会に上げるだけの手続をするだけでいいのかということなんです。やっぱりもう一度契約検査課で改めて見直してみる、そういう職員、これもまた大変なんですけれども、長くやらせるとこれが癒着だなんて話にもなりかねないんですけれども、一定程度、長い時間をかけて客観的な目というのをつくっていく、そういう仕事というのはある程度大事なんじゃないかと思うんです。そうしないと、委員会というのは、率直に言って、今のメンバーでははっきりそれでもって優劣をつけこなせないのではないかと思います。  ですから、そういう点で契約検査課のそういう力をつけていくということについては、総務部長はどのようにお考えになりますでしょうか。 ○小久保 委員長  藤後総務部長。 ◎藤後 総務部長  私も委員の1人でございますので、釈明ではございませんけれども、私も契約検査課から上がってきた数値を全員で、その数値化したもの、評価されたものを厳正に判断させていただいております。  委員おっしゃるように、契約検査課でということなんですが、業務の進行状況等、結果としてそれがいいものか悪いものかというのは、まず担当課の判断だろうと思いますし、施工中、施工状況についても契約検査課でなく担当課が主体となって最終的に判断していただくのが筋かなとは思っております。 ○小久保 委員長  滝口委員。 ◆滝口隆一 委員  もちろん主要な判断は、現場を持っている担当課がやることだと思うんですが、契約検査課というのをきちっと持っている以上は、そこが事務局になって委員会に上げるわけでしょうから、そこでもう一つ、判断の目というか、こういうものが持てたらもっと万全なんじゃないのと思うんですけどね。  そんなことで、検討か、そこらでいいです。 ○小久保 委員長  意見ということでよろしいですね。  須藤委員。 ◆須藤光明 委員  御苦労さまでございます。実績報告書の35ページの人事評価なんですが、この評価について見させていただいているわけですが、5段階に、「特に優秀」「優秀」「普通」「劣る」「特に劣る」ということ、課長級以上、あるいは課長補佐以下ということになっていますけれども、この場合に平成29年度は、課長級以上は2.7%に、優秀が17.4%、普通79.2%、劣るというのが0.7%いるということなんですが、補佐以下に対しては特に優秀はいなかったという報告になっています。  そうしますと、これは人事評価はもちろん評価によりますように、いろいろ評価の結果を基礎として昇給や職員の配置、活用あるいは昇給、勤勉手当という面に反映するんだよということなんですが、これは特に評価する場合は評価委員と申しましょうか、こういうふうにして決定する方はどういう方なのか、それと同時に、この5段階の区別と言うんですか、何%こういうことでもって優秀だよと、ここからここまでは優秀だよと、こういうものがあると思うんですが、こういう場合はどういうことになっているのか、ちょっとお聞かせ願いたいと思います。 ○小久保 委員長  塚本人事課長。 ◎塚本 人事課長  人事評価につきましてですけれども、まず評価者ですが、一次評価者、二次評価者とおりまして、一次評価者が直属の所属長になります。二次評価者がその部の部長ですとか次長という形になってきます。  それから、この5段階評価というところですけれども、これも点数にはなっております。目標を持って、その目標を達成できたかどうかの指標を見る評価シートと、それから、勤務態度ですとか能力、そういったものをはかる能力評価シートというのがありまして、その合計点数でこの段階というところを決めております。 ○小久保 委員長  須藤委員。 ◆須藤光明 委員  これに対して、当事者になった方々の職員に対して、部長なら部長から、あるいは課長なら課長から、それぞれの対象者職員に対しては、ちゃんと伝達はしているのかな。 ○小久保 委員長  塚本人事課長。 ◎塚本 人事課長  委員おっしゃるとおり、まず初期面談というところで、目標を設定したりいたしますときにヒアリングなどを行います。中間面談ですとか、それは随時それぞれの方に行うんですけれども、最後、評価が終わったところで最終面談というところで、その評価のフィードバックですとか、そういったものをして次の人材育成の部分といいますか、ステップアップに役立たせていただいております。 ○小久保 委員長  須藤委員。 ◆須藤光明 委員  その結果、当時者の方々の以後の評価というか、そういう評価についてはどうなっているのか。人事異動でも異動はするのでしょうけれども、その後の職員に対しての評価というのはどういうふうになっていますか。 ○小久保 委員長  塚本人事課長。 ◎塚本 人事課長  まず、こちらで「劣る」評価の「D評価」と言いますけれども、そういった方におきましては育成の強化研修というところで、評価でなかなか思わしくない点数のところは、通信教育ですとか、外部セミナーなどに出ていっていただいたりして育成強化というのをしております。  それから、通常の普通の評価ですとか、B評価、E評価をとってくださった方にも、もっと頑張るようにというところで、その評価者からいろいろコメントですとか、次のステップに向けてのアドバイスなどをさせていただいております。 ○小久保 委員長  須藤委員。 ◆須藤光明 委員  そうすることによって、「劣る」になった場合、「普通」に戻れるという結果はあるんですか。 ○小久保 委員長  塚本人事課長。 ◎塚本 人事課長  委員のおっしゃるとおり、あります。 ○小久保 委員長  須藤委員。 ◆須藤光明 委員  わかりました。部長をトップにそれぞれの管理者がいるのでしょうから、私も職員の身であったものですから、褒めることも大事ですけれども、そういう人事管理というのは非常に大変だと思うんですが、みんなで協力しながらさらなる前進をお願いしたい。  よろしくお願いします。 ○小久保 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  28ページになります。すぐ対応室に要する経費のところですが、スズメバチの駆除のところで、平成29年度は委託がかなりふえているということで、昨年までとは変わっているので、そのところの説明と、それから、スズメバチが出たという通報があったときに、スズメバチの巣があるというのがわからないと対応していただけないのか、そこら辺を聞きたいんですけれども。 ○小久保 委員長  宮本すぐ対応室長。
    ◎宮本 すぐ対応室長  まず、委託になったことにつきましては、職員が駆除をするのに、余りにも数が多過ぎて危険性があるため、委託に踏み切りました。  駆除の委託に際しての受け付けなんですけれども、営巣を見つける業務というのは委託内容に入っていないために、基本的には巣があって、それを手で持ち出すといった委託の内容になっておりますので、そういった内容でお受けしております。 ○小久保 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  なかなかここにあると見つけるのは、そう簡単には行かないけれども、随分ここら辺に飛んでいるという、そういうことでの通報とかもあると思うんですけれども、例えば子供の通学路になっているとか、そういった事情がある場合についても、やっぱりそこは、ここにありますよというのが見つからないと対応していただけないということですか。 ○小久保 委員長  宮本すぐ対応室長。 ◎宮本 すぐ対応室長  実際は営巣の駆除なんですけれども、確かに御依頼の中では、巣に近づけない、巣がどこにあるかわからないけどそこら辺に集中しているということがあれば、うちの専門業者を派遣して調査をさせているところです。 ○小久保 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  では確認ですけれども、状況によっては、その巣がどこにあるかということも含めて派遣していくことは可能だということですね。 ○小久保 委員長  宮本すぐ対応室長。 ◎宮本 すぐ対応室長  おっしゃるとおりです。  飛来だけで受けるということになりますと、対象受け付け数が、部屋の中にもいるとかさまざまになってしまいますので、基本的には、通学路のここら辺に集中しているとなれば、調査に出向かせています。 ○小久保 委員長  浜中委員。 ◆浜中勝美 委員  2点お伺いしたいんですが、まず第1点は、25ページの総合賠償保険に関する経費、これの平成25年度82万円という数字があるんですけれども、平成28年度、平成29年度に関してがその前年と比べると5件、9件という形で金額も減っている部分があるんですけれども、市が管理する施設の瑕疵とか、道路上の瑕疵とか、そういう部分があるかと思うんですけれども、そういう部分で結構増になった理由についてと、それから、その対応というか、今後の対策という部分についてお聞かせしていただきたい。 ○小久保 委員長  中泉総務課長、お願いします。 ◎中泉 総務課長  総合賠償保険の増減についてでございますが、これは毎年度傾向が違う、なかなか同じものというのは難しい部分でございまして、平成29年度は損害賠償保険が5件、また、補償保険が4件ということで、内容を見ますと各施設の管理瑕疵によるものであったり、ものによってはコンセントに足をつまずかせてけがをしたと、理由はさまざまでございますので、単純な比較は難しいかなと思っております。  また、今後の対策についても、各施設の点検等を行っていただいて、管理瑕疵のないように周知を図っていくというところだと思います。 ○小久保 委員長  浜中委員。 ◆浜中勝美 委員  そうすると、これは施設の老朽化とか、そういう部分も関連している部分はあるんですか。そういう部分については、今後どういう形で対応していただけるのか。 ○小久保 委員長  中泉総務課長。 ◎中泉 総務課長  そうですね、施設の老朽化、当然あると思います。公共施設のマネジメント計画というものも財政のほうで進めているところだと思いまして、総務のほうでは具体的なものの把握はちょっとしておりませんので、あくまでも賠償保険についての対応となっております。  申しわけございません。 ○小久保 委員長  浜中委員。 ◆浜中勝美 委員  もう1点、35ページの臨時職員に関する経費の部分で少しお伺いしたいんですけれども、社会保険、雇用保険の資格の得喪が平成29年度1,120件とありますけれども、月に直すと約90件ぐらいになるのかなという形になると思いますけれども、その中で「制度や手続に関する内容をまとめたマニュアルを作成して、各課担当者へ周知した」と書いてありますけれども、これは得喪の処理は人事課で一括して行っているのかどうかが1点。  それから、臨時職員に対する定期健康診断を実施したという部分がありますけれども、これが平成28年度から比べると人数的に大分ふえているという部分があると思うんですが、定期健康診断は年1回という形でやられているのか、その辺、ちょっと教えていただければと思います。 ○小久保 委員長  塚本人事課長。 ◎塚本 人事課長  まず、1点目の社会保険、雇用保険の得喪のところですけれども、これは人事課で一括して手続をしております。  2点目の健康診断のところですけれども、これは年に1回、1月に実施をしております。 ○小久保 委員長  浜中委員。 ◆浜中勝美 委員  そうすると、人事課で一括という部分でしょうけれども、その場合には、安定所ハローワークは、今、電子申請になっているかと思うんですが、そういう形でやられているんですか。 ○小久保 委員長  塚本人事課長。 ◎塚本 人事課長  電子申請は、実はまだやっておりませんで、ことし以降、外部委託をする予定になっておりますので、そちらでいろいろ考えております。 ○小久保 委員長  浜中委員。 ◆浜中勝美 委員  わかりました。  そうすると、今までは年金事務所とハローワークに行っていたという感じで、これからは委託した場合には電子申請になると、そういうことで来年1月からという形で理解してよろしいですか。 ○小久保 委員長  塚本人事課長。 ◎塚本 人事課長  委員のおっしゃるとおりです。 ○小久保 委員長  山中委員。 ◆山中真弓 委員  36ページなんですけれども、育児休業の取得のところなんですが、育児休業取得状況が昨年より2人ふえているというのはあるんですけれども、やはり対象者数に対して、かなりまだまだとれる方が少ないのかなというのを感じています。  これ、実際にとっている方がどのぐらいの日数とっているのかというのと、とれない方が実際多いのか、それともその業務の関係でなかなかとれない状況なのか、それとも希望者がそんなにいないのとイコールになっているのかもしれないんですけれども、その課題というか、そういうものがもしありましたら教えてください。 ○小久保 委員長  伊藤ワークライフバランス推進室長。 ◎伊藤 ワークライフバランス推進室長  まず、昨年度の男性職員の育休の取得の平均ですけれども、約2カ月(後刻:「約3カ月」と訂正)とっております。  実際、男性の育休取得というのが女性に比べて大分低いというのが現状なんですが、これまでの社会の経緯とかもあると思うんですけれども、なかなか業務の都合でとれないとかも実際あるかと思いますので、今年度については、むしろ子供が産まれる男性職員とあわせて所属長にも、直接私どもから出向きまして、ぜひ育休取得をしてくださいというような促進を行っているところでございます。  傾向として、とりたいという意向を持っている人が結構多いというのも、うちのほうでも把握していますので、そういうのをぜひうちのほうでも促進していきたいなということで、実施していきたいと思います。 ○小久保 委員長  山中委員。 ◆山中真弓 委員  その場合に、1人、その期間減ってしまうということで、人事というか、人の割り当てなどの調整とかは考えられているのでしょうか。 ○小久保 委員長  塚本人事課長。 ◎塚本 人事課長  育児に参加して休んだ間、人が足りなくなったりしますので、この部内の応援制度ですとか、ときには部外からの応援制度ですとか、そういったものを使いながら対応はしております。 ○小久保 委員長  北口委員。 ◆北口ひとみ 委員  185ページの原発避難者等救助のところなんですが、これは避難者の支援というのは、恐らく帰宅困難の方が対象と思っていたんですが、その避難者支援の部分では多くの避難者に対して行われてきたかと思います。  何回か一般質問でもしましたが、国家公務員宿舎に入っていらっしゃる方々の対応が非常に厳しくなって、もう2年たちます。中にはホームレスになっている方も全国的には出てきているという情報もありますので、去年の段階で、当つくば市が相談を受けた内容とか対応とかありましたら聞かせてください。 ○小久保 委員長  中泉総務課長。 ◎中泉 総務課長  避難者支援についてでございますが、現在、211世帯、517人の方がつくば市に避難をされております。  公務員住宅の件につきましては、国、県で行っておりまして、つくば市の対応としましては、避難指示区域外の避難者のアパートの賃貸について、市が借りて、そのアパートの避難者に提供しているという状況でございます。  現在、2世帯、11人の方が民間の借り上げの賃貸住宅に住まわれているという状況でございます。  つくば市が今まで行ってきた内容でございますが、各交流会がございまして、前年度は年間17回ほどございまして、老人福祉センターであったり、施設の借り上げ等、それと、その交流会に伴う郵便等を市が直接行っているという内容でございます。 ○小久保 委員長  北口委員。 ◆北口ひとみ 委員  ということは、自主避難の方々からは、それほど深刻な状況の相談はないということですか。 ○小久保 委員長  中泉総務課長。 ◎中泉 総務課長  具体的には弁護士の相談等もございまして、年に25件ほどあったと伺っております。  今、2世帯の方が住まわれておりますが、こちらも来年3月31日をもって補助がなくなるということで、来年度以降はゼロになるということでございます。 ◆北口ひとみ 委員  ありがとうございました。 ○小久保 委員長  ほかにございますか。                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小久保 委員長  ないようですので、認定第1号総務部の質疑を終結いたします。  続いて、認定第6号 平成29年度つくば市等公平委員会特別会計歳入歳出決算認定についての質疑を行います。  なお、質疑は歳入歳出を一括して行います。  順次、発言を許します。                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小久保 委員長  ないようですので、認定第6号の質疑を終結いたします。  以上で、総務部に対する質疑を終結いたします。  次に、認定第1号の選挙管理委員会事務局に関する質疑に入ります。  なお、質疑は歳入歳出を一括して行います。  順次、発言を許します。  小森谷副委員長。 ◆小森谷佐弥香 委員  96ページと同じ意味で98ページなんですけれども、当初予算額より支出を見ると余っている分のことなんですけれども、これはもしかしたら投票時間を7時までにしているからではないかということを思ったんですが、どうして余ったのかということについてお聞かせください。 ○小久保 委員長  窪庭選挙管理委員会事務局副局長。 ◎窪庭 選挙管理委員会事務局副局長  まず、知事選につきましては、選挙当日なんですが、こちら、まつりつくばとぶつかりまして、できる限り、職員を最小限の人数で行いました。その結果、時間外勤務手当1,426万円が余ったということでございます。  それと、衆議院でございますが、衆議院は解散による総選挙ということでございまして、補正予算額を組んでおります。補正予算額につきましては、少し多目に組んでおりますので、それで余ったということでございます。 ○小久保 委員長  小森谷委員。 ◆小森谷佐弥香 委員  これは県から来るのか、国から来るのか知らないんですけれども、8時までの投票時間を考慮して予算を立てているわけではないということですか。 ○小久保 委員長  窪庭選挙管理委員会事務局副局長。 ◎窪庭 選挙管理委員会事務局副局長  8時までの時間を考慮してではなくて、つくば市の場合、午後7時までの時間で積算しております。 ○小久保 委員長  小森谷委員。 ◆小森谷佐弥香 委員  わかりました。  一応8時までできるものなのですから、余っているのでしたら、なおさら8時まで投票時間を延ばしてほしいと前から要望も出していますけれども、そのような検討というのは、今なされていますでしょうか。 ○小久保 委員長  窪庭選挙管理委員会事務局副局長。 ◎窪庭 選挙管理委員会事務局副局長  選挙につきましては、検討と申し上げますか、その都度、委員会で時間は決定するということになっておりますので、正直申し上げまして、今、つくば市では期日前投票所の充実を図っておりまして、当日につきましては7時までで大丈夫だろうということで委員会の中でも話しております。 ○小久保 委員長  ほかにございますか。                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小久保 委員長  ないようですので、認定第1号の選挙管理委員会事務局の質疑を終結いたします。  次に、認定第1号の監査委員事務局に関する質疑に入ります。  順次、発言を許します。  北口委員。 ◆北口ひとみ 委員  104ページのところの監査委員に要する経費のところで、1番目に地方自治法云々かんぬんで審査を実施すると、3番目のところで工事監査というのがあるんですが、これについてはどういった内容で監査をするのか、全部ピックアップをするんでしたっけ、何かそのあたりを教えていただきたいと思います。 ○小久保 委員長  北島監査委員事務局副局長。 ◎北島 監査委員事務局副局長  工事監査につきましては、毎年度2件、目安としまして6月に建築工事の監査を行いまして、12月に土木工事の監査。建築工事と土木工事、各1件ずつ監査法の対象として全発注工事の中から監査委員で抽出いたしまして、対象工事としまして監査を進めさせていただいております。 ○小久保 委員長  北口委員。 ◆北口ひとみ 委員  この年、まだ工事中だったから監査に当たらなかったのか、秀峰筑波が工事おくれが発覚していろいろ問題が浮き彫りになって、どうも発注の時期と工程の中身がかなり厳しいような状況があったので監査に上がったのかどうかが知りたかったんですけれども、秀峰筑波の工事については、別に監査には上がっていないということですか。 ○小久保 委員長  北島監査委員事務局副局長。 ◎北島 監査委員事務局副局長  秀峰筑波につきましては、平成28年度に対象工事となって監査を実施していると思われます。平成29年度としましては、建築工事は(仮称)葛城北部学園の建築工事を対象としまして、土木工事につきましては、下水道整備で発注しました稲岡地区の幹線管敷設工事を対象といたしております。
    ○小久保 委員長  北口委員。 ◆北口ひとみ 委員  はい、わかりました。ありがとうございました。去年聞かないといけなかったんだね。  もう1点は、ことし、交流センターの使用料未入金の発覚が、監査の結果出たというのは成果だったと思っています。監査というのは、ピックアップして行われているとお聞きしていますけれども、担当課の、例えばことしやったら3年後にはまた監査が来るよみたいな定例で決まっているのか、その年、その年で監査のピックアップというのは決められているのか、ちょっとその辺をお聞きしたいんですが。 ○小久保 委員長  北島監査委員事務局副局長。 ◎北島 監査委員事務局副局長  定期監査につきましては、庁内部署につきましては2年に1回、必ず全課を対象として監査を進めさせていただくと、出先機関につきましては、数が多いので5年サイクル、5年に1回は必ず全部署が対象となるようなサイクルで回しております。 ○小久保 委員長  北口委員。 ◆北口ひとみ 委員  では、平成28年度の分は、たまたま5年に1回なのに当たったという形だったのか、あれは所内で発覚したんでしたっけ。  これの後、どういうふうに出先機関の監査について改善をする予定があるのか、とりあえずこの5年のままで行くのかというのを教えてください。 ○小久保 委員長  北島監査委員事務局副局長。 ◎北島 監査委員事務局副局長  委員がおっしゃっているのは、春日交流センターの公金の取り扱いによる賠償の監査のことをおっしゃっていらっしゃるのでしょうか。 ◆北口ひとみ 委員  春日交流センターでしたっけ。 ◎北島 監査委員事務局副局長  であれば、これは定期監査とかで発覚したものではなくて、毎月現金取り扱いに関しまして例月の現金出納検査というものを行っておりまして、それの予備調査を事務局で行うんですけれども、そこで起票があって入金がないというものが発見できまして、担当課に確認をさせていただいて不適正な公金の取り扱いがあったということが判明したものでございます。 ○小久保 委員長  ほかにございますか。                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小久保 委員長  ないようですので、認定第1号の監査委員事務局の質疑を終結いたします。  次に、認定第1号のオンブズマン事務局に関する質疑に入ります。  順次、発言を許します。  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  81ページです。実績報告書の苦情申立書によるものがかなりふえたように見受けられるんですけれども、これについての内容と言いますか、傾向とか、そういうことについてひとつお聞かせいただきたいと思います。 ○小久保 委員長  相澤オンブズマン事務局長。 ◎相澤 オンブズマン事務局長  平成29年度、苦情申立書によるもの10件ということで、かなり数は多くなっております。ただ、ちょっとこの81ページの下の欄を見ていただきますと、苦情申し立ての処理結果につきまして、取り下げられたものが2件、それとその一つ上に申し立てを却下・棄却したもの、却下と言いますのは門前払いです。申立書が出ましても調査をしませんということで扱ったものが2件ございます。そうしますと、10件ですけれども、6件ということで、さほど突出しているものではなかったかなと思っております。  それと、その傾向、これは苦情申し立ての傾向というのをつかむのはかなり難しゅうございます。ただ、これは平成29年度の活動状況報告書で既に皆様にお配りして、こちらをごらんいただくと、個人情報は避けて書いておりますけれども、平成29年度につきましては、交流センターに関する苦情申し立てが3件あったということでちょっと多かったかなという状況です。 ○小久保 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  オンブズマンに来る苦情とか、それから、今、相談窓口というのもあるんですけれども、そこら辺にも苦情とかいろいろ来るという関係があるんですけれども、オンブズマンに来る苦情というのは、相談窓口に行くというよりも即担当とか、そういうところに行くような流れになっているのでしょうか。 ○小久保 委員長  相澤オンブズマン事務局長。 ◎相澤 オンブズマン事務局長  オンブズマン事務局で扱いますのは、苦情、それと不平と言いますか、そういうことで相談でも困りごとの相談であるとか、そういうものはお受けしませんし、また、要望事項等についてもお受けしているところではありません。  ただ、その苦情の流れにつきましては、まず各担当課に電話あるいは窓口、あるいはメールで行くものもあろうかと思いますが、とりあえずオンブズマン事務局へというのも実際数多いです。  こちらで見ていただきますと、事務局に相談ということで10件と書いておりますけれども、大体これは担当課どこへ行ったらいいかわからない、あるいはとりあえずオンブズマンへということで、逆に言いますと、事務局への相談ということで処理させていただくのは、オンブズマンに相談するまでもなく対象がはっきり把握できていて、相談者の主張もはっきりしているというようなものは、私どもオンブズマン事務局から担当課に転送あるいは申し伝えて、処理をお願いしております。 ○小久保 委員長  ほかにございますか。                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小久保 委員長  ないようですので、認定第1号オンブズマン事務局の質疑を終結いたします。  伊藤ワークライフバランス推進室長。 ◎伊藤 ワークライフバランス推進室長  先ほど山中委員から男性職員の育休の取得日数の御質問があったかと思うんですが、私、平均で「2カ月」と答えてしまったんですが、正しくは「約3カ月」ということで訂正させていただきます。 ○小久保 委員長  これにて第1区分の質疑を終結いたします。  ここで、第2区分との入れかえのため暫時休憩をいたします。                     午前11時30分休憩             ──────────────────────────                     午前11時35分再開 ○小久保 委員長  それでは再開いたします。  これより、第2区分、市民部の審査を行います。  認定第1号の市民部に関する質疑に入ります。  なお、質疑は歳入歳出を一括して行います。  また、答弁される執行部の職員の方は、挙手の上、職氏名を名乗ってから答弁くださいますようお願いいたします。  それでは、順次、発言を許します。  北口委員。 ◆北口ひとみ 委員  152ページの女性施策推進のところなんですが、男女共同参画のところの審議会が4回開かれて計画づくりをされたと思うんですけれども、この中で、今、男女共同参画から少し枠組みが広がってダイバーシティみたいな考え方があるんですが、そういった議論が行われたのかどうか、ちょっとお聞きしたいんですけれども。 ○小久保 委員長  岡田男女共同参画室長。 ◎岡田 男女共同参画室長  昨年度の審議会においては、LGBTの部分についての支援につきましては議論等ありましたが、ダイバーシティ全般という形ではなかったかと記憶しております。 ○小久保 委員長  北口委員。 ◆北口ひとみ 委員  情報提供があったからかと思うんですけれども、筑波大学がLGBTにつきましてはガイドラインをつくっているようなので、そういったものがこの審議会で共有されたかどうかというのは、どうですかね。 ○小久保 委員長  岡田男女共同参画室長。 ◎岡田 男女共同参画室長  昨年度の審議会においては、審議されていなかったかと記憶しております。 ○小久保 委員長  北口委員。 ◆北口ひとみ 委員  かなりつくば市も外国人の方も多いですし、外国人の方が多くなくてもLGBTに関しては少し話を進めていく必要があるのかなと思いますので、今後ちょっと検討に入れていただければいいなと思います。  それと同じページの相談事業のところなんですが、弁護士の相談が徐々にふえてきていると、1回は無料相談があると聞いているんですけれども、これについては何か課題とか、そういった要望とかありますでしょうか。 ○小久保 委員長  岡田男女共同参画室長。 ◎岡田 男女共同参画室長  相談につきましては、弁護士相談につながる前に、基本的に男女共同参画室の女性相談員の相談を受けてから法律相談を受けていただくということになっております。その段階で離婚問題であるとか、DVですね、弁護士のアドバイスが必要なものについては法律相談室に上げるという形になっておりまして、法律相談における課題というのはないかと思うんですが、その前段の女性のための相談においては、相談員のスキルという部分で裁判所の調停委員経験者とか、そういった方が対応できるときはいいんですが、そういう知識を持っていない方もいらっしゃいますので、その辺で対応がばらばらになるというところが課題かなと考えております。 ○小久保 委員長  北口委員。 ◆北口ひとみ 委員  では、無料相談1回というのは、適正であるという判断ですか。 ○小久保 委員長  岡田男女共同参画室長。 ◎岡田 男女共同参画室長  本来は弁護士に相談する場合は料金かかるというところがございますが、無料相談を提供しているということと、結構最近は法律相談につなげるケースも多くて、長くて1カ月待ってしまうというのも多々発生しておりますので、そういった観点からは、機会を平等にするという意味では1回がよろしいのかなと思っております。 ○小久保 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  実績報告書の147ページの人権擁護に要する経費です。  特設人権相談所の開設ということで、件数が出ておりますけれども、平成29年度ちょっとふえているなと感じたので、そこら辺について傾向とか、どういったことでふえてきているのかというところのお話をしていただきたいのと、同じ人権教室、これはかなり頑張って開催小学校、中学校で開催校がふえておりますので、そこら辺の成果とか意図とか、そういったことについてちょっと説明をお願いしたいです。 ○小久保 委員長  東郷主任参事兼市民活動課長。 ◎東郷 主任参事兼市民活動課長  まず、特設人権相談所ですけれども、これは、つくば市では年に6月と12月に2日ずつ行っておりますけれども、通常でも、土浦の人権擁護委員協議会で毎日行っております。  やはりいろいろな問題が最近出ておりまして、人権に関するもの、いろいろな人権の枠があると思うんですけれども、そういうことがふえてしまっているということがあるのかなと思っております。土浦のほうに何件ぐらい来ているか、今把握していないものですから、全体的な傾向はちょっとわかりません。  それと、2点目ですけれども、人権教室なんですが、これは目的としましては、いじめのない楽しい学校生活を送るための、友達を差別したりとかいじめたりとか、相手を悲しませてはいけないという人権思想の基本的な考え方を学んでいただくという目的で開催しているんですけれども、ここに平成29年度小学校が24校、中学校が9校ということですけれども、実際にクラス数で言いますと、小学校で47クラス、中学校で29クラスということで開催しているところでございます。 ○小久保 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  最初に、人権相談所の人権の相談ごとというのは、土浦のほうを掌握したり、経過がどうなっているかとか、つなげていくとか、経過を追うとか、そういったところはどこがやっているんですか。 ○小久保 委員長  東郷主任参事兼市民活動課長。 ◎東郷 主任参事兼市民活動課長  人権擁護委員がつくば市に15名ほどいらっしゃいます。法務大臣から委嘱を受けている方たちなんですけれども、この方たちが毎日交代で土浦のほうに出向きまして、人権相談を行っております。  また、特設人権相談も、つくば市役所で行っておりますので、この方たちがいろいろな情報を持ってきていただきまして、市とやり取りしているという状況になっております。 ○小久保 委員長  滝口委員。 ◆滝口隆一 委員  158ページの地区相談課です。  担当している方々、大変な御努力をされていると思います。今の段階で相談について、内容的には道路の問題だとかが多いのかなと思うんですが、その内容について一定の傾向があったら教えていただきたいと思います。 ○小久保 委員長  野澤地区相談課長。 ◎野澤 地区相談課長  全体の傾向といたしまして、昨年度につきましては5割以上が建設関係、道路の穴埋めとか除草、あと空き家の問題とか、そういった問題が半分を占めているという状況にございます。 ○小久保 委員長  滝口委員。 ◆滝口隆一 委員  ここでは目的のところに、意見・要望に対応し、とともに市民との信頼関係を深め、地域の振興を図るためということが書かれております。最初から目的としては、もちろんいろいろな苦情や要望を受け付けると同時に地域の振興も考えていくんだということがあります。  せんだって、周辺地域の市街化区域の勉強会がありまして、私、なるほどなと思ったのは、地域のいいところを参加者にそれぞれの地域に応じて書き出せということで、結構上がりました。苦情はいろいろ出てくるんですけれども、地域のいいところをつかむというのはなかなかできなくて、その中に地域の発展性というのが潜んでいるように思うんですけれども、そういった意味で、地区相談センターがそこら辺の役割を目指しておられるわけですけれども、現状としてはどのような実態になっているのか、つかんでいるところがありましたら教えていただきたいと思うんですが。 ○小久保 委員長  野澤地区相談課長。 ◎野澤 地区相談課長  先ほどの勉強会、私どもも参加させていただきまして、状況を確認しております。  周辺市街地のほうでいいところを探って、そして地区を振興させるということをやられています。  我々は、地元からの、そういう困ったという部分から地区の大きな課題というものを捉えられればなとは考えておりますが、今現在はどうしても身の回りの困った相談という部分が大半になっておりまして、これからそっちの方向にも働きかけをしていく必要があろうかなとは考えております。 ○小久保 委員長  滝口委員。 ◆滝口隆一 委員  今のところは、持ってこられるもの、何とかしてほしいもの、これを区長のところに行ったりしながら聞き歩くというのが主かなと思います。  相談件数など見ますと、4月が相談の件数が多くて、これ区長が変わった段階でわぁっと相談センターに来ているのかなと予測はするんですが、ぜひ地域の振興と考えてみたときに、単に苦情だけでない、そうすると農業の問題、商業の問題、地域の困っていることは結構わかるんですけれども、いいところを見つけるというのはなかなか大変なことで、そこを見つけてどう発展させるかということを相談センターで大いに考えていただけるように御指導いただいて、それで地域が発展できるような下地をつくるように頑張ってもらえたらと思うんですが、そういう指導をされていると思うんですが、いかがでしょうか。 ○小久保 委員長  野澤地区相談課長。 ◎野澤 地区相談課長  そうですね、昨年度から始まったばかりでして、今のところ、先ほど申し上げたとおり、身の回りのものということになっておりますが、今後、そういう方向にも進めていきたいとは考えております。 ○小久保 委員長  小森谷委員。 ◆小森谷佐弥香 委員  関連して同じページなんですけれども、概要のところに「積極的に地域に出向き、市民から聞き取りを行い、地域の抱える問題等の把握に努める」とありますけれども、これ具体的にどのようにされているのかということと、あと、その件数がわかれば教えていただければ、全体に占める大体の割合でもいいんですけれども。出向いて把握した相談件数という形で、わかればでいいですけれども、お願いします。 ○小久保 委員長  野澤地区相談課長。 ◎野澤 地区相談課長  こちらから出向いてと言いますと、特にタウンミーティングとか、それから、各区会支部の総会とか、あとは区会でももっと小さい単位での集まりとかというところにも顔を出したりとか、そういった形で声を聞くという場所を進んで行っているということでございます。  全体の件数につきましては、申しわけないんですが、その部分について拾ってきたという部分は、件数という部分に今のところ把握はしておりません。 ○小久保 委員長  小森谷委員。 ◆小森谷佐弥香 委員  そうなると、もともと区会が活発であるとか、いろいろな会があるような地域は出向く数も多いけれども、そうでもないところもありますでしょうか、その辺、もしありましたらお願いします。 ○小久保 委員長  野澤地区相談課長。 ◎野澤 地区相談課長  いろいろな地区があるのは事実でございまして、各区長の家とか、あとは民生委員の家とか、そういったところにも訪問したりしているのが現状でございます。 ○小久保 委員長  北口委員。
    ◆北口ひとみ 委員  実績報告書の233ページの働く婦人の家なんですけれども、ここは平成28年から平成29年にかけて非常に延べの受講者数もふえているし、非常に土日の開催もふえ、それから、夜間の開催も始まるということで、これは結構企画が功を奏したと言いますか、館長たちが一丸となって企画されまして、それですごい成果が出ているんだなと評価しています。  ここの位置づけとしてなんですが、これ労働省か何かの設置なので一応地区交流センターとは違うんですが、筑波地区の北のほうにはこういったところがありませんので、交流センターと同じような位置づけになっているところがあります。  なかなか「働く婦人の家」というネーミングそのものが、女性しか利用できないんじゃないかということで全国的にネーミングを変えたりとか、そういったことが行われているんですが、そういったことが今、考えていられるのかということと、ここは2年に1回祭りをやっているんですね。地域の祭りで非常に皆さん積極的にいろいろな工夫をなさって、一日中みんなが集って楽しいことをやっているところで、非常に交流の場としてもいい祭りなんだなということを実感しました。  こういったことをするのに、2年に1回なので、前年度に企画をしておいて2年目に実施をするという形での人事を回っていくと非常にいいのだろうなと思うんですが、今回たまたまだったと思うんですけれども、1年交代だったので非常に引き継ぎもままならぬ状態で、5月でしたか、6月でしたか、すったもんだしながらやられていて、ただ、前任者の方々がみんな応援に来られているので、本当にありがたい状況で開催されているなというのは痛感しました。  これ、ちょっとまた人事のことも少し考えたほうがいいのかなということはありますけれども、そのあたりについて、何かお考えがあったらお聞きしたいんですけれども。 ○小久保 委員長  飯塚働く婦人の家館長。 ◎飯塚 働く婦人の家館長  一つ目の働く婦人の家のネーミングですが、前からそういう課題があるんですが、現在のところ、働く婦人の家ということで女性と女性を応援する方のための施設ということで、平成3年より事業を開始し、働く女性や主婦の福祉増進のための事業を行っている、つくば市唯一の施設ということで、現在も行っています。  ネーミングについては、どういう現在の状況に合うネーミングにするか、これからの検討課題になろうかと思います。  現在、働く婦人の家ということで、皆さん、女性の働いている方、またはつくば市に在住の女性、またはつくば市に勤めている方が対象になっておりますので、皆さん、利用がふえております。  次に、ふれあい祭りを2年に1回行っているわけなんですが、平成30年度で第8回行っております。平成28年度に参加していただいた人数なんですが330人、平成30年度に参加していただいた参加人数が331人、人数は変わらないのですが、平成30年度は開会式から閉会式まで、開会式の最初の時点では少なかったんですけれども、ほとんど開会式が終わった段階から閉会式の3時半ぐらいまで、朝の9時からほとんど体育館がいっぱいの状態で、ふれあい祭りを行うことにより、施設を利用する方がふえております。地域の方、またはつくば市内全域から参加していただいているということで、地元筑波地区はもちろん、つくば市全域から参加していただけるように、主催講座及び施設の維持管理等をしっかりして参加いただけるようにしていきたいと思います。 ○小久保 委員長  北口委員。 ◆北口ひとみ 委員  本当にお疲れさまでした。非常に重要なポイントになっているというのは実感しています。  2年に1回の祭りがある年に人事が1人少なくなっちゃったと、臨時職員だったと思いますけれども、非常に土日も開催していますので、そこのところのやり繰りを2人だけでは本当に大変な状況なのではないかと思っておりますので、このあたりは平成30年度は執行していますから、途中からでもいいですし、あと、平成31年度に向けて検討していただきたいと要望しておきます。 ○小久保 委員長  小森谷委員。 ◆小森谷佐弥香 委員  そうしましたら、150ページ、平和体験教室ですけれども、これ、埼玉ピースミュージアムを利用する理由というのを、まずお聞かせください。 ○小久保 委員長  東郷主任参事兼市民活動課長。 ◎東郷 主任参事兼市民活動課長  埼玉のピースミュージアムですけれども、何年か続けてこちらに行っておりますけれども、対象者も毎年変わりますし、ここ非常に高速の関係もあるし、交通の便もいいということが一つあります。  あと、内容的にも非常に見学するところが多いということで好評ですので、近くて非常にいい場所ということで、変えずに行っております。 ○小久保 委員長  小森谷委員。 ◆小森谷佐弥香 委員  私、行ったことがないのですが、きっといい資料館だと思います。  この事業もすごく大事なものだと思いますので、ぜひ継続していっていただきたいんですが、近くの阿見町にもとてもいい資料館があります。そちらの利用を考えれば、近いだけもっとたくさんの子供たちが、こういったところに行って体験、そして学習できるのではないかと思うんですけれども、そういった検討というのはされているのかどうかだけお願いいたします。 ○小久保 委員長  東郷主任参事兼市民活動課長。 ◎東郷 主任参事兼市民活動課長  埼玉県でやる前に阿見町でやっておりまして、その下に青少年のピースフォーラムがあるんですけれども、平成29年度は残念ながら中止になってしまったんですけれども、事前研修で阿見町に行かせていただいております。 ○小久保 委員長  木村委員。 ◆木村清隆 委員  ただいまの150ページの平和体験教室の関連になるんですけれども、こちらで本当に大変すばらしいイベントと言いますか、行事かと思っております。  以前は、おっしゃるとおり、阿見町と佐倉市の民俗博物館民泊という形で大変中身の濃く、事前の資料をいただいたり、終わってからも何人かの生徒にヒアリングしたこともあったんですけれども、平成25年度などは53人、たしか応募者が多くて特例で少し枠を広げていただいたというお話があって、その後もバス2台になるようにとか、何かで要望というか、一度お尋ねした記憶が少しあるんですけれども、一昨年は36名と大変少なくなっているんですけれども、何かもう少しPRの仕方を工夫していただいて、予算はそれ以上の工夫が必要かと思いますけれども、ぜひとも人数を、実際の小中学生のつくば市の生徒数からしたならば極端に少ないのかなと。行事としてはとてもすばらしいことだと思っておりますので、ぜひ次年度に向けて、より数多く参加者ができるような企画に進めていただければなと思いまして、ここで要望というのも変ですけれども、お話させていただきました。  お願いいたします。 ○小久保 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  166ページ、地域交流センター行事に要する経費のところですけれども、多分これは、この年度はここだけど次は教育局に移る分野になるのかなと思うんですけれども、ただ、平成29年度かなり講座数や利用者が減っているんですが、これはどういうことなのか、お願いできますか。 ○小久保 委員長  星野文化芸術課長。 ◎星野 文化芸術課長  まず最初に、地域交流センターは公民館に戻ってはおりませんので、そのまま文化芸術課がことし以降も引き継いでおります。  行事に要する経費の内容としては、当然、講座なんですが、まずなぜ減ったかという理由に関しましては、前のページでもあるんですけれども、交流センターの利用者は増加している。講座を行うことによって、まず1点は、ある程度、部屋を確保してしまいますので、利用者を圧迫する面も若干あります。  その講座に関して、いままで若干見直しをしまして小さな講座を、少人数の講座をたくさん行っておったんですけれども、それだと施設を予約してしまうということもありますので、若干見直しまして、参加人数が多い講座で、講座数を減らして参加人数を確保しようということで見直しを行いました。結果、この講座に関しましては開催して応募して募集したところ、過半数、ある程度定員に達しないと講座が成立しないものがありまして、結局定員に達しないで取りやめになった講座が7講座ございましたので、それを含めてマイナスになっているという状況でございます。 ○小久保 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  要するに、少人数から一定の規模にしたことで、定員が満たなくて七つの講座はできなかったというのが大きな原因だと理解をしたんですけれども、これはあれですか、今後もずっと大きい講座ということで進んでいくんですか。  そうことで講座が開けなくなったというところについては、何かもうちょっと考え方があるのか、そこら辺をお願いします。 ○小久保 委員長  星野文化芸術課長。 ◎星野 文化芸術課長  講座に関しましては、毎年どういった講座を開催するというのは、当然課題でございまして、生涯学習に資するものであったり、趣味というか、習い事に資するものであったり、そういったバランスをとりながら行っております。  例えば小さな5人参加の講座を5回開催というのは前にあったんですけれども、なるべくそういった講座は今後も若干減らしていく方向にはしますけれども、ある程度の人数の講座で、なおかつ取りやめにならないような講座を引き続き文化芸術課と担当官と調整しながら行っていきたいと考えております。 ○小久保 委員長  暫時休憩とさせていただきたいと思います。  午後1時から再開をさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。                     午後零時05分休憩             ──────────────────────────                     午後1時01分再開 ○小久保 委員長  それでは、第2区分市民部の質疑について再開をしたいと思います。  質疑ある方は挙手をお願いします。  北口委員。 ◆北口ひとみ 委員  157ページのメディア芸術振興に要する経費のところなんですが、2年に1回、メディアアートフェスティバルをしているということですよね。それで一応つくば市の文化芸術としてメディア芸術をアピールすることでということですが、これ筑波大学がかなりメディアアートの先駆的な取り組みもしているというところで、この筑波大学との関連とか連携とかというのはどういうふうになっているのでしょうかというのをお聞きしたいです。 ○小久保 委員長  星野文化芸術課長。 ◎星野 文化芸術課長  委員おっしゃるとおり、メディアアートフェスティバルは隔年開催という形で、昨年は実施していなかったんですけれども、メディアアートフェスティバルに関しましては、基本的にはつくば市が新たな芸術分野を開拓していこうということで、こちらから筑波大学に提案をさせていただきまして、当然地元の資産である筑波大学はメディアアートの世界では世界でも有名な方もいらっしゃいますので、そちらに御提案させていただいて行っている事業です。  この事業に筑波大学がどういうふうにかかわっているかと申しますと、コーディネートをしていただいています。今回の目的とか、出品者の選考とか、ほぼボランティアのような形で筑波大学に協力していただいているような状況です。 ○小久保 委員長  北口委員。 ◆北口ひとみ 委員  メディアアートというのは設備がないと、ずっと見続けられないというのはあると思うんですけれども、SNS上で発信をするとか、常設の何かインフォメーションセンターに画面であれするとか、そういう取り組みってあるんでしたっけ。 ○小久保 委員長  星野文化芸術課長。 ◎星野 文化芸術課長  メディアアートフェスティバルは1週間程度のイベントですので、例えばことしは隔年の分でことし開催してつくば美術館以外に、ことし初めてつくば駅の通路を使って実験的にやってみたりしておったんですけれども、これに関してはイベントですが、今後はいろいろなメディアアートをつくば市はPRしていく分野だと思いますので、常設の展示とかも含めて何かできないかというのは検討していきたいと考えております。 ○小久保 委員長  北口委員。 ◆北口ひとみ 委員  現状ありがとうございました。本当に筑波大学のメディアアートの先駆者というのは、なかなかつくばには物が残っていなくて、どこで見られますかと言ったら、世界で見られますと言われちゃいまして、何かそれは残念な感じだなと思うので、せっかくこういう振興のチャンネルがあるとすれば、少し筑波大学とも協力してもらって何かいい形でどこかで常設できるような場所があればいいなと思いますので、これは意見です。  ありがとうございました。 ○小久保 委員長  須藤委員。 ◆須藤光明 委員  155ページ、アイラブつくばまちづくり支援事業ですが、平成29年度につきましては32の事業が申請しまして、30事業を選択したと。それぞれ331万9,000円を支出したわけですが、それぞれの事業に対して成果があると思うんですけれども、担当課として市民に対してこの補助金を活用して強力に市民に対してのアピールできたかなというものがあれば、お聞かせ願いたい。 ○小久保 委員長  東郷主任参事兼市民活動課長。 ◎東郷 主任参事兼市民活動課長  平成29年度、今、委員おっしゃるように採択数が30事業ということで補助金を支出させていただいております。  それで、ことしなんですけれども、ことし年に3回申し込みを受けまして400万円の予算の中で補助を出しているわけなんですけれども、ことしは2回で終わってしまったということで、非常に市民の方の注目と言いますか、非常に周知も行き渡ってきまして手を挙げる人が多くなってきたということで、内容に関しましても、いろいろ9月ごろに前年度の事業の発表会とか、表彰式とかいろいろやっておりまして、非常に効果が上がっていると認識しております。 ○小久保 委員長  須藤委員。 ◆須藤光明 委員  わかりました。引き続き、平成30年度そういうことを基本にしながら、市民に周知もかねて、その事業の成果が出るように担当のほうで努力したい。ありがとうございました。 ○小久保 委員長  山中委員。 ◆山中真弓 委員  150ページなんですけれども、先ほど木村委員からもあったんですけれども、平和体験教室とかの、参加人数がすごく少ないなというのは感じていて、こういうのをもう少しふやしてほしいということも、私もちょっと要求したいんですけれども、青少年のピースフォーラムも、これ3校が毎年入れかわりになっているみたいなんですが、実際参加者は長崎に行く場合、どのぐらいの人数が参加しているのでしょうか。 ○小久保 委員長  東郷主任参事兼市民活動課長。 ◎東郷 主任参事兼市民活動課長  まず、平和体験教室ですけれども、先ほど木村委員からも、参加人数も少しふえるんじゃないかというお話がございました。一応25人乗りバス2台で50人ということで募集はしております。  昨年度、平成29年度は48名の方が応募されまして、全員行っていただいたという状況です。  ただ、人数がなかなか集まらないということなんですけれども、夏休み期間ということもありまして、ほかの行事と重複するようなこともございます。昨年度は並木中の説明会と重なってしまったという状況もあったと聞いております。  それと、青少年ピースフォーラムですけれども、毎年3校ずつ、2名の方を大使ということでお連れしております。  また、各参加の学校から責任教師を1人ずつ行っていただくということになっております。 ○小久保 委員長  山中委員。 ◆山中真弓 委員  それをもう少しふやせないかなと思っていて、私も実家は栃木なんですけれども、毎年北海道に中学2年生が行く企画があって、それは中学1年生が行くのか、結構200人近く行ったりする事業があったんですね。なので、もっと学校全体で行ける、特に上の平和体験教室などは、例えば下の学校みたいに持ち回りで行くようにすると、もっと参加人数がふえるのかなという感じもしますし、あと、下の青少年ピースフォーラムも各校2名というのもすごく少ないなというのを感じたので、すごく大事な事業だと思いますので、もうちょっと拡大することもぜひ考えてほしいなというのと、これ、昨年度は台風接近のために中止されたようなんですけれども、その場合に、例年よりもかなり予算が少なくて済んでいるので、これをもうちょっと映画会を開催する場所を変えて映画会を何回かふやすことというのは、できないですか。 ○小久保 委員長  東郷主任参事兼市民活動課長。 ◎東郷 主任参事兼市民活動課長  今、委員おっしゃられましたように、かわりの事業としまして「サクラ花」という映画会を豊里で催したんですけれども、実はこの話をいただいたのが年度の後ろのほうだったものですから、1カ所、3月17日に市民ホールとよさとで開催、1回にとどまってしまったと。最初から予定しておれば、もう少しできたのかと思うんですけれども、そういう事情がございました。 ○小久保 委員長  山中委員。 ◆山中真弓 委員  平成26年度も中止になっていて、夏休み中だということもあるので、恐らくそういう台風にぶつかってしまうことも想定しての企画とかをされたほうがいいのかなというのを感じましたので、ぜひよろしくお願いします。 ○小久保 委員長  滝口委員。 ◆滝口隆一 委員  長崎へ派遣するというのは、たしか私の記憶だと桜村当時からやっていたものだと思うんですよ。桜村当時から2人ぐらい派遣していたんですよ。合併しても2人というのは、ちょっと違うんじゃないかと思うんです。応援していてこんなこと言って申しわけないんだけど、合併したんだから、せめて3倍ぐらいにしても悪くはないんじゃないかと思うんですが、ちょっとその辺の事情を。 ○小久保 委員長  東郷主任参事兼市民活動課長。 ◎東郷 主任参事兼市民活動課長  合併前に桜村で実施されていたということは、ちょっと認識しておりませんでした。それは当時多分2名ということで委員おっしゃられたと思うんですけれども、今は3校で6名を派遣しておりますので、ちょっとはふえているのかなと思います。 ○小久保 委員長  山中委員。 ◆山中真弓 委員  152ページの2番の男女共同参画会議の集いなんですけれども、平成28年度の実績ですと315名で平成29年度が116名ということで3分の1に減っているんですけれども、これの要因というか、何かお考えありますでしょうか。 ○小久保 委員長  岡田男女共同参画室長。 ◎岡田 男女共同参画室長  アンケートをとったところ、これまでの参加動機というのが、講師に興味を持ったからというのが一番多かったんですが、それに比例して動員も多くなっているような状況でして、平成29年度に関しては、友人、知人からの誘いというのが一番多かったような状況ですので、講師、テーマというのが動員数に与える影響というのは少なからずあったのかなと推測しております。  また、ちょっと影響があったかどうかわかりませんが、同日、国際会議場で鎌田 實さんという方の講演会を、市の主催ではないんですが、そういうのもありまして多少は影響があったのかなと考えております。 ○小久保 委員長  山中委員。 ◆山中真弓 委員  今回のこのテーマを決めるに当たり、実行委員の方からお話を聞いたことでは、いろいろ講師を決めるのに何か事情があってなかなか決まらなかったりということも聞いたので、講師の決め方とかも、市長の意向とかもいろいろあると思うんですけれども、改善していくべきところもあるのかなと感じたので、その辺もよろしくお願いします。 ○小久保 委員長  岡田男女共同参画室長。 ◎岡田 男女共同参画室長  今年度、講師も決まっていますけれども、男女共同参画の趣旨から、余り外れない範囲で講師の知名度等も考慮し、実行委員会で十分協議して、今後は選定してまいりたいと考えております。 ○小久保 委員長  北口委員。 ◆北口ひとみ 委員  395ページのスポーツ振興課のところで、スポーツ大会開催に要する経費のつくばマラソンのところです。  つくばマラソンについては、これまでも何回か補助金を出し続けるのかということを言い続けて、ちょっと見直しが入るような話のようですが、このときに昨年度、ふるさと納税のエントリー枠、これすごく好評だと聞いています。これは100名の申し込みがあったということで、年齢とかキロ数に応じて参加費が違うと思うんですけれども、去年の市の持ち出し部分はどういうふうになっているか教えてください。 ○小久保 委員長  池畑スポーツ振興課長。 ◎池畑 スポーツ振興課長  今ほどの質問でございますけれども、マラソンに対する負担金なんですけれども、こちらについては昨年、その前も同じで1,500万円、これは変わっておりません。  マラソンの予算規模自体で言いますと、総額ですと1億7,000万円弱、これはほとんどが参加費、あと協賛金等になろうかと思いますけれども、約1割には満たない負担をさせていただいていると。  その1,500万円の考え方自体は、より自立した運営を志して負担も軽くするということは、以前から御質問をいただいているところなのもちろん検討はしているところでございますが、例えばことしの例で言いますと、オリンピック・パラリンピックに向けてのいろいろなプレイベントがあって、今まで借りられていたテーブル一式何百脚というのも、何か安いところを探しても倍になってしまって100万円かかってしまうとか、そういう事情が生じている中で、この規模でやるのであれば、なかなか削減できるところが難しい。  そうした中でふるさと納税エントリーについては、今現在、市のほうに直接1口5万円なので、昨年で言うと100名ですので500万円入っているわけです。それを直接、当然マラソンに当てるというか、直接は当てられないので、アイラブまちづくりのほうに一旦積まれますので、その中から、例えば裏財源として入れるという工夫は、当然財政と協議した上で考えていかなくちゃいけないのかなとは思っておりますが、今現在は財源としては入っておりません。
     それで、申し込みの状況なんですが、昨年は100名定員ということで枠を、ふるさと納税のために一般定員とは別に確保させていただいたので100で打ちどめになっています。今年度は今後の需要を見極めるために、ちょっと欲張りなのかもしれないのですが、1,000名でやらせていただいたんですけれども、実質は140名ちょっとなので、やはり700万円近い寄附が今年度、平成30年度についてもいただけている状態ですが、財源の裏に入れるという形では、今のところまだ入っていないので、これも一財から1,500万円を持ち出しているという状況ではございます。 ○小久保 委員長  北口委員。 ◆北口ひとみ 委員  結局、エントリーをプレゼントにするから、エントリーの順番がとれたというだけですか。 ○小久保 委員長  池畑スポーツ振興課長。 ◎池畑 スポーツ振興課長  済みません、先ほど説明が足りなかった。この5万円については、あくまでも枠を一般エントリーが始まる前に確保するだけで、例えばフルマラソン7,000円と、10キロメートルが4,800円、そのエントリー費は別途です。なので、あくまでも権利をとるだけのために5万円をいただける方がこれだけいらっしゃると、それほどの人気の大会になりつつあるということでございます。よろしくお願いします。  今回、フルマラソンだけでございます。10キロメートルはありません。 ○小久保 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  393ページのスポーツ振興に要する経費に直接関係するかどうかは別として、目的が全ての市民がいつでも、どこでもスポーツに親しむということで、スポーツの基本法も大きく変わったのが目玉かなと、この中の全て市民というのは、当然、障害のある人たちも含めたという意味なんですけれども、ここら辺のスポーツの教室大会等、そういったところを見た限りに余りそういった施策が見えてこないんですが、そこら辺の位置づけとか、スポーツ振興審議会の委員のお話とか、そういったことも含めて位置づけがどういうふうになるのか、ちょっとお聞かせください。 ○小久保 委員長  池畑スポーツ振興課長。 ◎池畑 スポーツ振興課長  先ほどの件ですが、昨年のときにも橋本委員から障害スポーツの教室はあるのかということがございましたので、平成29年度につきまして、教室という形では障害者スポーツは行われておりません。ただ、スポーツフェスティバルというのが、実は今週末に今年度はあるんですけれども、その中では、例えば昨年ですとブラインドサッカーとかロービジョンフットサルの体験であるとか、あと、来年障害者スポーツ大会、ゆめ大会で行われるハンドアーチェリーの体験であるとかという要素は入れております。  今年度につきましては、これは昨年度なので、今年度で申しわけないんですけれども、まずパラスポーツ体験会というのを、国体推進課と私どもと、あと障害福祉課と連携しまして7月に桜の体育館で、車椅子バスケットであるとか、卓球バレーであるとか、いろいろな要素を入れて、まず体験会を行いました。  せんだって車椅子バスケットの教室を2回開催しようとして募集をしたんですが、申し込みがなく、1回は開催をとりやめておりますが、年度末に向けてまだ時間がございますので、これについては特別支援学校などともいろいろな周知、PRをしながら、もう一度企画できるかどうかを検討中です。  ただ昨年につきましては、スポーツフェスティバルの中で少しやらせていただいている程度ですが、今後については、今スポーツ推進計画の見直しも行っておりまして、この中にもいろいろな施策を入れていきたいと考えておりますので、平成31年度以降が主になると思いますけれども、もうちょっと障害スポーツに視点を当てた施策が今後できるのかなと思っております。 ○小久保 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  伊奈の特別支援学校も、今度学区の関係でかかわってくるかと思うんですけれども、そこは結構OBのお母さんや子供たち中心のホッケーを改良したものとか、障害者のサッカーとか、知的障害の人たちの取り組みが進められていて、支援学校の体育館を借りて定期的な練習をするとか、それから、PRのためにデモンストレーションをしたりとかということでPRをしている動きもあるので、ぜひそういうところの情報も得ながら、さらに末端の支援学校を卒業したOBの人たち向けのPRがあったわけですけれども、そういったものとのつながりもしていただければ、車椅子バスケットとかメジャーなものはありますけれども、もうちょっと裾野の広がったスポーツもいろいろ出て、それから、関係している人たちも頑張って立ち上げたりしていますので、そこら辺、ちょっと研究していただければということで要望したいと思います。 ○小久保 委員長  北口委員。 ◆北口ひとみ 委員  今のに関連してなんですけれども、私が聞くのもおかしいんですが、今回スポーツ推進審議会の委員として出ました。非常に今回は障害スポーツに光を当てるじゃないけれども、そういった審議員の方が2名、特別に設置されましたし、かなりスポーツ計画の見直しの中に障害に関するものが多く盛り込まれております。今後、パブリックコメントが出ると思いますので、ぜひそちらでまた御意見をお寄せいただければと思います。すごくよかったので、議事録もぜひお読みいただければと思います。  それで質問は、399ページのスポーツ振興の体育施設の維持管理のところなんですけれども、工事請負のところで桜総合体育館に監視カメラ設置工事が行われたということなんですが、この監視カメラというのは大体体育館には全部設置してあったものなんでしたっけ。 ○小久保 委員長  池畑スポーツ振興課長。 ◎池畑 スポーツ振興課長  この監視カメラにつきましては、桜総合体育館と谷田部の総合体育館にはトレーニングルームがございます。トレーニングルームは個人利用なので、よくバーベルであるとかベンチプレスをやろうとしたときに、1人ですと例えば落ちて動けなくなってしまってということがあるといけないので、あくまでもその部屋の中で事故が起きていないかを管理人室で見えるためのものであって、防犯カメラ的なものではございません。  今のところ体育施設の周辺につきましては、防犯カメラ的なものは、基本的にはつけてはいない状況でございます。 ○小久保 委員長  小森谷委員。 ◆小森谷佐弥香 委員  それでは、165ページです。地域交流センター維持管理に要する経費のところなんですけれども、1番の所長会議及び担当者会議の開催ということでなさっていますが、今、どのようなお話が出て、どのようなことが課題に上がっているかなど、ちょっと教えていただければと思います。 ○小久保 委員長  星野文化芸術課長。 ◎星野 文化芸術課長  地域交流センターの所長会議や担当会議につきましては、隔月で所長と担当者の会議を実施するようにしておりまして、所長会議においては管理運営の全般的なこと、担当者会議に関してはより具体的な事務レベルの話をしております。  どんな話が出ているかと言いますと、基本的にこの会議開催前に我々文化芸術課で投げる部分、条例改正とか規則改正は我々から直接投げておりまして、それ以外の部分は会議開催前に各所長から検討事項を上げていただいて、その内訳会議をするようにしておるんですが、所長会議の中での検討事項は、やっぱりセンターにおける統一事項的なものが多うございます。  予約に関してもそうなんですけれども、統一すべきか、すべきでないか、うちはこうだけどほかはどうだとか、そういったものの内容が多くなっているような状況でございます。 ○小久保 委員長  小森谷委員。 ◆小森谷佐弥香 委員  そうしましたら、どのような講座を開いていくかという話はまた別なのかもしれないんですけれども、例えば今地域の居場所として、こういった交流センターを活用すべきじゃないかという声が上がっていると思いますけれども、そのような議論というか、そのようにちょっと機能させていくということというのは、特段、所長の会議などでは出ていないですか。 ○小久保 委員長  星野文化芸術課長。 ◎星野 文化芸術課長  政策的なことも当然議論すべきではあると思うんですが、一応所長会議等では、現場の話とかがメーンになりますので、そういった話は出ていない状況です。 ○小久保 委員長  小森谷委員。 ◆小森谷佐弥香 委員  わかりました。  茎崎交流センターなど、一時期、入ってすぐの大きなホールの前室みたいなところがありましたよね。あそこの椅子が撤去されちゃったりとかでがらんとしていたんですけれども、いつごろからか、また椅子を置いてテーブルを置いてということで、あの地域の皆さんがあそこで飲み物飲んだり、おしゃべりしたりという姿が見られてきたなということで、何かそういった動きがあったのかと思ってお伺いしたんですが、ふらっと寄って、みんなでおしゃべりできるような居場所としての交流センターのあり方ということも、ぜひ所長会議などで議題に上げていただければと要望したいと思います。  それで、先ほどありましたセンターにおける統一事項を話し合っているということなんですが、土日の職務委託の職員ですけれども、その方たちが結構、各交流センターの予約の方法とかが今は違っていますけれども、そういったことを御存じない方が多いんじゃないかと指摘が出ていますけれども、嘱託されている職員というのは、どこまで委託されているというか、その辺が予約を平日にしてもらうから関係ないということでやらなくていいですよということになっているのかどうか、ちょっと確認をしたいと思います。 ○小久保 委員長  星野文化芸術課長。 ◎星野 文化芸術課長  今の御質問ですが、基本的に交流センターは平日9時から5時15分まで、それ以降は夜10時まで、しかも土日も含めて営業しておりますので、その時間外の部分は委託で行っているような状況です。  その中で制限がございまして、当然許認可業務は職員でないとできませんので、その許認可、許可を発行するのは平日日中、あと集金業務に関しましても、お金、利用料を預かるという業務もできませんので、それは職員がいる時間帯ということになっております。  ということは、夜間とか土日に関しましては、通常の貸し借りのものと、あと、その報告書の受け取りとか、そういった形でございまして、予約とか、そういったものはできないような状況になっております。 ○小久保 委員長  小森谷委員。 ◆小森谷佐弥香 委員  そこなんですけれども、できなくていいんですけれども、やり方ぐらい知っていないと、夜間の利用者が今後利用したいとき、こういうやり方はどうですかと聞かれたときに答えられない状況は、少し残念な状況なんじゃないかと思うので、許認可するとか、集金はしなくていいけれども、センターのやり方はきちんと認識いただくという取り組みが必要と思いますけれども、どうでしょうか。 ○小久保 委員長  星野文化芸術課長。 ◎星野 文化芸術課長  委託業者に関しての指導はこちらになりますので、可能な範囲で指導させていただいて、今言ったように、センターによっては予約は平日日中に来てくださいという形で終わってしまうところもあるのかもしれないんですけれども、ある程度は丁寧に説明できるように、今後とも努めさせていただきたいと思います。 ○小久保 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  関連してですけれども、市民ホールが土日とか、いろいろな催し物が開催されますよね。特に茎崎などは交流事業もやるようになったんだけれども、そういう土日のときの職員、責任者というのはどういうふうに配置されているのでしょうか。 ○小久保 委員長  星野文化芸術課長。 ◎星野 文化芸術課長  基本的に市民ホールは交流センターに隣接しておりますので、その許認可は交流センターの職員が行っております。  土日の開催のときはどうなるかということなんですけれども、基本的に防火管理者として、土日にイベントがある場合は職員がシフトを組んで交代で出るようにしております。だから、土日イベントをしているときは、市の職員もいるという状況でございます。 ○小久保 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  かなり頻度というのもあると思うんですけれども、そういう関係でいくと職員が土日の出勤体制という意味で言えば、今の体制の中でうまくローテーションが組めているのか、そこら辺はどうなのでしょうか。  土日出勤となると、どこかで休みをとるとか、そういうことで調整はしていくんでしょうけれども、その体制に無理はないんですかね。 ○小久保 委員長  星野文化芸術課長。 ◎星野 文化芸術課長  委員おっしゃるとおり、ホールがある交流センターの職員に関しては、土日の出勤というところも通常のセンターより多いですので、負担は若干あると思います。  そのために、人事への要望としまして、ホールがある交流センターは正規職員の増員をしてほしいということであったり、特定の職員がややもすると若手の職員が土日に出るような傾向がどうしてもなってしまうので、そうならないように、ワーク・ライフ・バランスなどもございますので、調整しているような状況でございます。 ○小久保 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  ということは、正職員のそういうところには配慮してほしいというところで、改善は現実されているんですか。 ○小久保 委員長  星野文化芸術課長。 ◎星野 文化芸術課長  実際のところ、ホールがあるセンターに関しては、ほかのセンターよりは若干増員はされております。  また、ワークライフバランス室で特定の職員に土日の時間外になりますので、その部分を集中したときに指摘などもございましたので、全ての職員で交代で土日に関しては当たるようにという形で調整をして、改善はされております。 ○小久保 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  当然正規職員でローテーションということで理解してよろしいんですね。 ○小久保 委員長  星野文化芸術課長。 ◎星野 文化芸術課長  そのとおりでございます。 ○小久保 委員長  木村委員。 ◆木村清隆 委員  153ページの国際化の推進に要する経費の中で3番目の姉妹・友好都市等の交流ということで、4件掲載されておりますけれども、そのほかにアメリカのアーバイン市、ケンブリッジ市、カナダのサマーランド市というところとも歴史的に長く友好関係を持っているかと思いますが、そういったところとの昨年度の交流等というのはどのような形だったのかお聞かせください。 ○小久保 委員長  色川国際交流室長。 ◎色川 国際交流室長  現在、つくば市の姉妹都市は5市ありまして、アメリカはケンブリッジ市、アーバイン市、ミルピタス市、あと中国に関しては深せん市、フランスではグルノーブル市ということになっております。  アメリカのケンブリッジについては、締結が昭和58年になるんですけれども、締結以降、市としては特に交流は今のところございません。 ○小久保 委員長  木村委員。 ◆木村清隆 委員  私の認識違いのようなんですが、アーバイン市とサマーランド市は、今そのような関係にはなっていないんですか。 ○小久保 委員長  色川国際交流室長。 ◎色川 国際交流室長  アーバイン市は姉妹都市ということでなっています。サマーランド市とは姉妹都市としては提携してございません。 ○小久保 委員長  木村委員。 ◆木村清隆 委員  くどくすみません。解消されたということ。していなかったんでしたっけ。 ○小久保 委員長  色川国際交流室長。 ◎色川 国際交流室長  サマーランド市とは姉妹都市の締結は、経歴はございません。                  〔「なかったっけ」と呼ぶ者あり〕 ◎色川 国際交流室長  ちょっと確認させていただきます。 ○小久保 委員長  木村委員。 ◆木村清隆 委員  こちらの管轄では姉妹・友好都市等の交流という課題になっているかと思いますけれども、グローバル化が進み、まして世界のつくばというところでございますので、ぜひともより今回の報告でもミルピタス市の高校生が8名とか4名とか1名、1名は市民が小学生とか、中学生13名とか、人数的にはかなりわずかな人数かと思われますので、ぜひともより活発に、予算も含めて、もしかしたらこれは経済部とか教育局との連携の課題で、そちらでも活動をされているのかと思われますけれども、ぜひより一層積極的に取り組んでいただけたらと思っております。 ○小久保 委員長  小森谷委員。 ◆小森谷佐弥香 委員  375ページのふれあいプラザのところなんですけれども、こちらの自主事業に関してなんですが、各種生涯学習講座及び発表会等の開催ということで書いてありますが、自主事業というのは、これだけでしょうか、ほかにも行っているようにも聞いているんですけれども、お願いいたします。 ○小久保 委員長  星野文化芸術課長。 ◎星野 文化芸術課長  委員おっしゃるとおり、ここに記載しております自主事業は、講座として広く公募するような形の、ここに米印で記載してあるんですが、広報つくばに案内を掲載した講座数ということで、募集講座として開催しているものでございまして、実はそこの定期的な教室とかに対応して、現地で応募して、そのまま講座を行うような現地募集の講座がほかに行っておりまして、あと、約100講座ぐらいは、小さな講座なんですけれども、そういう公募でない講座というのは自主事業として行っているような状況でございます。 ○小久保 委員長  小森谷委員。 ◆小森谷佐弥香 委員  講座以外では何か販売したりとかというのは、なかったでしょうか。 ○小久保 委員長  星野文化芸術課長。 ◎星野 文化芸術課長  講座では営利活動はしない前提になっておりますので、販売はないと思いますが。 ◆小森谷佐弥香 委員  済みません、勘違いでした。 ○小久保 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  同じくふれあいプラザのところですけれども、プラザの中の軽運動室と調理実習室というのがあるんですが、これの利用状況はどうなっていますか。 ○小久保 委員長  星野文化芸術課長。 ◎星野 文化芸術課長  ここに今現在記載しておりますのは重立ったところですので、詳細の小さな部屋についてはちょっとお時間をいただきたいと思います。 ○小久保 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  あわせて、保育室、これ講座のときに子供を預かるということの保育室だとは思うんですけれども、そこら辺の利用状況をあわせてお願いします。 ◎星野 文化芸術課長  お時間をいただきたいと思います。 ○小久保 委員長  星野文化芸術課長。 ◎星野 文化芸術課長  お時間いただいて済みませんでした。  ふれあいプラザの個別の利用実績としまして、先ほど御質問いただきました軽運動室が昨年合計で6,606人、調理実習室が1,966人、保育室に関しましては234人となっております。 ○小久保 委員長  橋本委員。
    ◆橋本佳子 委員  保育室234人、要するに回数でどのぐらいということになるんですよね。保育している場所と言っても講座とセットだと思うので、要するに講座は幾つの講座なのかとなると思うんですけれども。 ○小久保 委員長  星野文化芸術課長。 ◎星野 文化芸術課長  今の保育室の234人というのは、「人」の計算でございまして、当然講座の利用実績とか講座が多いときには保育の依頼が多くなろうとは思うんですが、ちょっとその関連についてはわかっておりませんが、保育は保育で単体でふれあいプラザを利用できる方、例えばプールも含めてふれあいプラザを利用する方が使うことができますので、ある程度は講座にはリンクするとは思うんですけれども、その数字は、申しわけないんですが、ございません。 ○小久保 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  プールは講座でプールを使うとき、個人でプールを利用するときに見てくれるということではないですよね。あくまでも講座限定ですか。 ○小久保 委員長  星野文化芸術課長。 ◎星野 文化芸術課長  いいえ、保育室の利用はふれあいプラザの館を利用するのが条件でございますので、その講座という条件はございません。 ○小久保 委員長  サマーランド市の確認だけとれましたら、後でいいですか。後で御報告いただくということでよろしいですか。  ないようですので、認定第1号市民部の質疑を終結いたします。  これにて第2区分の質疑を終結いたします。  ここで第3区分との入れかえのため暫時休憩をいたします。  午後1時55分から再開します。よろしくお願いします。                     午後1時43分休憩             ──────────────────────────                     午後1時55分再開 ○小久保 委員長  それでは、再開いたします。  これより第3区分、市長公室、政策イノベーション部、財務部、会計事務局の審査を行います。  まず、認定第1号の市長公室に関する質疑に入ります。  なお、質疑は歳入歳出を一括して行います。  また、答弁される執行部職員の方は、挙手の上、職氏名を名乗ってから答弁くださいますようお願いいたします。  それでは、順次、発言を許します。  北口委員。 ◆北口ひとみ 委員  39ページの広報広聴活動に要する経費のところで、2番の広聴事業のところで(1)市長へのたより・メール等々なんですが、平成28年から平成29年に向けてどんどんと数かふえている。平成27年から比べるとかなりの数がふえているわけなんですけれども、このふえている理由というのを、どういうふうに分析されているのかちょっとお聞かせいただければと思います。  言いやすくなったのか、苦情がふえたのか、よくわかりませんが。 ○小久保 委員長  岸田広聴室長。 ◎岸田 広聴室長  客観的なデータ等での分析というのはできていないんですが、恐らくこの時期にスマートフォンの普及が非常に進んだという背景があると思います。  実際に、現在いただいている市民の方からの声、電話やメール、お手紙等多数さまざまな形でいただきますけれども、55%以上がメールで寄せられる形になっておりまして、その傾向は一層進んでいるというのが状況として現在も感じております。  やはり、スマートフォンを初めとした、メールを使って市民の方が市へ声を届けるというのが進んだことが背景にあるかと存じます。 ○小久保 委員長  北口委員。 ◆北口ひとみ 委員  ということは、気軽に使えるようになったということで、いい方向だと理解していいですかね。 ○小久保 委員長  岸田広聴室長。 ◎岸田 広聴室長  おっしゃるとおりでございます。 ○小久保 委員長  滝口委員。 ◆滝口隆一 委員  同じページで、次の市政モニターの廃止ということだったんですが、費用対効果・効率性を考慮して見直しを行ったと、結局、廃止したわけなんですが、これはどういう問題意識をお持ちなのかお聞かせ願います。 ○小久保 委員長  岸田広聴室長。 ◎岸田 広聴室長  まず、市政モニター事業に関しては、ここ数年来、非常にこの事業を続けることの意義というのが問われてきた経緯がございます。  それは、先ほど小森谷委員からもお話がございましたが、市民の方から市に対して寄せられる御提案の件数が非常にふえてきたことがございまして、以前は内容が単なる苦情であったりとか、要望であったりとか、そういった傾向があったと思うんですけれども、年々具体的な御提案というものの数が非常にふえてきている傾向がございます。  特に最近は、メールでもそうですし、封書等でも具体的な施策に関する提案等をいただくことも多くなっておりまして、実際ながら市政モニターからいただくよりもすぐれた内容のものをいただくこともあるかと存じます。  それに加えて、ここ数年、特になんですけれども、各担当部署において、それぞれの施策事業の分野に関して、市民の方を対象にしたワークショップですとか、あとはアイデアの募集ですとか、そういったことを積極的に行うようになってまいりました。  そういった背景もございまして、広聴室であえて、たった10名の市政モニターを指定して、その方々からだけ御意見をいただくということの必然性が非常に低くなってきたということがございまして、市長からも廃止の決断がくだされたものです。 ○小久保 委員長  滝口委員。 ◆滝口隆一 委員  よくわかりました。  同じようなことなんですが、85ページに転出入者アンケートということで、11月におやりになったんですが、これの結果というか、何かお感じになられたことはありますでしょうか。 ○小久保 委員長  中川広報戦略課長兼副広報監。 ◎中川 広報戦略課長兼副広報監  こちらのアンケートですが、転出転入者、そのとき新しく住み始めた方、出る方から、つくば市に住んでいかがでしたかといったのを、移住・定住の観点からアンケートをとったものですが、こちらで感じたこととしましては、やはり転入等は通勤、通学の利便性ですとか、住宅事情、そういったものが転入のきっかけになったということで、我々が行っているプロモーション事業が直接のきっかけとして住み始めたという声は得られなかった、そんなふうに感じております。 ○小久保 委員長  滝口委員。 ◆滝口隆一 委員  この転入者、せっかく回答してくれた転入者なんですが、1年後にもう1回やらないですか。  というのは、来た当座は、つくばっていいところでしょうよ、通勤にも便利だし、通学も便利だしと、それはそれでいいんだけれども、1年たって見ると実情が見えてきたりするから、そこにアンケートの効果というのがあるんじゃないかと思うんですけれども、そのままいいところはいいところで1年たっても住んでいればいいんだけど、そこが大事なんじゃないかと思うんですが、例えば去年やったんだから、同じ人にことしやってみてどうなのかというような連続性というのを考えませんかね。どうですか。 ○小久保 委員長  中川広報戦略課長兼副広報監。 ◎中川 広報戦略課長兼副広報監  昨年度のアンケートが、そもそも無記名でアンケートをいただいておりますから、同じ人を継続してフォローすることはできないんですけれども、ことしもこの秋、同じようなアンケートを、窓口ですとかWebで継続してやりたいと思っておりますので、そのような対応をさせていただきます。 ○小久保 委員長  滝口委員。 ◆滝口隆一 委員  ぜひ、もちろん1年たったらアンケート嫌だよという人もいるかもしれないけれども、そこの連続性でつくば市の評価というのが見えてくるところがあると思いますので、貴重な取り組みなので、ひとつよろしくお考えください。 ○小久保 委員長  黒田委員。 ◆黒田健祐 委員  今の85ページのところで、4番の広報物制作、多分何種類かつくられていると思うんですけれども、これってどこら辺に置かれているんですか。置いてある場所をちょっと教えてもらえればと思います。 ○小久保 委員長  中川広報戦略課長兼副広報監。 ◎中川 広報戦略課長兼副広報監  例えばTXの駅ですとか、市の行政機関ですとか、あとは市内の一部施設のイーアスとかショッピングセンター、あとは一部の飲食店、そういったところに置いています。 ○小久保 委員長  黒田委員。 ◆黒田健祐 委員  そうすると、市内に置いてあるということですか。TXの駅というのは、秋葉原駅とか北千住駅とか、あっちのほうにも置いてあるんですか。 ○小久保 委員長  中川広報戦略課長兼副広報監。 ◎中川 広報戦略課長兼副広報監  継続する必要はないかもしれませんが、一時的には置いてあります。当時は置いておりました。ただ、部数の関係もありますので、なくなったものについては補充という形はできていませんので、今はないところもございます。 ○小久保 委員長  黒田委員。 ◆黒田健祐 委員  そうすると、大体つくば市内に置いてあるというイメージですか。 ○小久保 委員長  中川広報戦略課長兼副広報監。 ◎中川 広報戦略課長兼副広報監  メーンはつくば市内の施設となります。 ○小久保 委員長  黒田委員。 ◆黒田健祐 委員  定住促進ということなので、つくば市内に置くより外に置いたほうがいいのかなと、何か個人的には思うんですけれども、そこら辺、どのようにお考えになられていますか。 ○小久保 委員長  中川広報戦略課長兼副広報監。 ◎中川 広報戦略課長兼副広報監  こちら、実際は動画等の、あるいはSNSのWebとのあわせての展開になっておりまして、そういった相乗効果もあると思うんですが、確かにおっしゃるとおり、市外、県外、都内等に置いたほうが現実的なんですけれども、一部移住交流ガーデンのJOINに置いてありますけれども、やはり部数の関係から隈なく置くというのは難しい状態にありますけれども、そういったメーンとなる施設には置いている状況です。 ○小久保 委員長  黒田委員。 ◆黒田健祐 委員  部数の関係からというのは、6,000部しかつくっていないから置けないということですかね。 ○小久保 委員長  中川広報戦略課長兼副広報監。 ◎中川 広報戦略課長兼副広報監  おっしゃるとおり、それが一番大きいですね。 ○小久保 委員長  滝口委員。 ◆滝口隆一 委員  55ページの東京事務所を昨年度は廃止したわけなんですが、シティセールスの一端を担ってきて産業支援・観光客誘客に資したということなんですが、これは現在でも日常的な必要性があると思いますので、事務所がなければできないというところではないと思うんですが、その後の取り組みはどんなふうな形でつながっているのかというのを、少しお聞かせ願いたいと思います。 ○小久保 委員長  中川広報戦略課長兼副広報監。 ◎中川 広報戦略課長兼副広報監  こちら東京事務所のシティセールス関係の事業につきましては、昨年度も議会等で述べさせてもらいましたが、主に経済部産業振興課ですとか、観光推進課、農業政策課、こちらでしっかり引き継いで事業を進めております。  また、PRに関する部分につきましては、広報戦略課で引き継ぎまして、やはりSNS等で今までと変わらぬ情報発信を行っているところです。 ○小久保 委員長  滝口委員。 ◆滝口隆一 委員  何かイベントや何かで東京事務所があったときと比べて、参加者数が減ったとか、そういう事例というのはあるのでしょうか。 ○小久保 委員長  中川広報戦略課長兼副広報監。 ◎中川 広報戦略課長兼副広報監  その後のイベントということで、今年度のイベントになりますけれども、こちらにつきましては、今ありましたが、経済部で事業を引き継いでおりますので、来客数、集客等の状況については、手前どもでは資料は持っていないので答えられないんですけれども、そもそもPRにつきましては、フェイスブックの「いいね!」の回数ですとか、インスタのフォロワーの人数とか、そういったものが順調にふえていますので、十分PRの部分については引き継ぎができていると思っております。 ○小久保 委員長  山中委員。 ◆山中真弓 委員  それに関してなんですけれども、55ページで東京事務所のところの3番の会議室としてとか、2番の交流サロンとして使用されていたと思うんですけれども、こういった会議が600回から900回近く行われていたりとか、会議でも100回近く行われていたものについては、そういう大体の場所みたいなものはあるのでしょうか。 ○小久保 委員長  中川広報戦略課長兼副広報監。 ◎中川 広報戦略課長兼副広報監  具体的な大体の場所としてどこがあるかというのは、ないんですけれども、そもそもこういった会議がWeb会議ですとか、電話会議等に移行しておる状況はあるように伺っております。直接顔を合わせるというよりも、インターネットでの会議等があるようです。 ○小久保 委員長  山中委員。 ◆山中真弓 委員  この場所がなくなってちょっと問題があるとか、例えば会議の回数ががくっと減ったとか、そういったような結果とかはないのでしょうか。 ○小久保 委員長  中川広報戦略課長兼副広報監。 ◎中川 広報戦略課長兼副広報監  申しわけありません。先ほど申し上げましたように、こちらが現在、経済部に引き継いでおる関係から、その後の実績につきましては経済部で質問してもらえればと思っております。 ○小久保 委員長  山中委員。 ◆山中真弓 委員  これ経済部で聞けるんですか、この市長公室のこのところを。 ○小久保 委員長  毛塚副市長。 ◎毛塚 副市長  御質問、ありがとうございます。  この会議について、研究所につきましては、ここに挙げられている多くの研究所は東京に事務所がございますので、そこで打ち合わせをしているものと考えております。  ベンチャー企業などに関しては、御指摘のような、今まであった会議室がなくなって、その場所がなくなってしまって困っているといった、そういった声も届いております。  現在、スタートアップ戦略策定中でございますが、その中でも市内でインキュベーション施設をつくるだけではなくて、東京のコワーキングスペースなどと提携を結んで、そういった東京での会議の場所を設けていくといった、そんな方針も現在項目として書かれております。  そのようにして、なくなってしまった分の会議室スペースの確保というものを、これから検討していきたいと考えているところでございます。 ○小久保 委員長  山中委員。 ◆山中真弓 委員  そういうことで、恐らく困っている方もいるんじゃないかなと思ったので、そういうことで検討されているということでよかったです。  先ほど、継続の事業とかも経済部に移管しているからわからないのかもしれないんですけれども、数的に大きく減ったのかとか、かなり廃止になった事業があって、そのシティセールス的な分野として今までと大分変わってしまったのか、何かそういうところに変化かあるのかどうか、教えてください。
    ○小久保 委員長  毛塚副市長。 ◎毛塚 副市長  そうしましたら、後ほど経済部の来るタイミングで先ほどのイベントの参加客数ですとか、そういったのは回答させていただくようにさせていただこうと思います。 ○小久保 委員長  小森谷委員。 ◆小森谷佐弥香 委員  38ページに戻るんですけれども、広報広聴活動に要する経費の1番です。広報つくばのところなんですけれども、点訳及び録音版の部数が、点字は3部、それから、朗読版というのはデイジー版のことでしょうか、11部となって、これで足りているのかなということが心配なんですけれども、どうでしょうか。 ○小久保 委員長  中川広報戦略課長兼副広報監。 ◎中川 広報戦略課長兼副広報監  こちらにつきましては、お申し出があったものにみの対応している状況ですので、年間にほとんど申し出もないんですけれども、例えば追加でそれが欲しいという声があれば、予算の範囲内で対応する予定でおります。  ただ、さっき言った、翻訳版はCDですとか、テープなどの媒体によって提供しています。 ○小久保 委員長  小森谷委員。 ◆小森谷佐弥香 委員  翻訳版はデイジー版とか特殊なものではないということですね。わかりました。  この申し入れがあった場合のみ対応ということなんですけれども、それでいいのかどうかというのは、何か御意見が出たりはしていませんか。 ○小久保 委員長  中川広報戦略課長兼副広報監。 ◎中川 広報戦略課長兼副広報監  現在のところ、直接的な声というのは届いていない状況でして、ホームページで点字版、翻訳版もございますという告知をしているのみという状況になっております。  あとは、図書館にも1部は置いている状況です。 ○小久保 委員長  小森谷委員。 ◆小森谷佐弥香 委員  せっかくつくっている市報で、市の情報がたっぷり掲載されていますので、障害福祉課などと連携して、こういったものを広げていったほうがいいのかどうかというか、広げるためにどうしたらいいのかという話し合いをしていっていただければなと要望させていただきます。  それと、9番の広報活動に関するアンケートの実施ですけれども、これがどんな意見が出たのかということについて、御紹介いただければと思います。 ○小久保 委員長  中川広報戦略課長兼副広報監。 ◎中川 広報戦略課長兼副広報監  こちらにつきましては、比較的積極的ないい意見が多かったんですけれども、「広報紙は毎月読んでいる」「ポスティング方法についてはよいと思う」が7割の方ですとか、文字や表の見やすさについて「見やすい」という声、そういったものをいただいております。  それ以外にも幾つか聞いております。例えばホームページにつきましても、「見たことがある」という方が7割いるですとか、情報の探しやすさについても「探しやすい」「どちらかというと探しやすい」が約6割の方がお答えいただいたという声ですとか、あとは、例えばPDFのような形で「マチイロ」というアプリを使って広報紙を提供しているんですが、そういったものについては「知らない」といった声が多かったりしますので、そういうためのPR不足というのもわかりました。 ○小久保 委員長  小森谷委員。 ◆小森谷佐弥香 委員  ホームページに関しては、この後、リニューアルがあったと思いますので、使いやすさについてどうかということは引き続きフォローしていっていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○小久保 委員長  須藤委員。 ◆須藤光明 委員  実績報告書の317ページ、危機管理課担当なんですけれども、防災関連施設の維持管理の部分なんですが、それなりに成果が出たんだと思うんですが、市としてこのような施設そのものが市内に数多くあるのかなと思うんですが、そういう維持管理で支出をする場合、この場合には市内にはどういう目的で補助をできるとか、維持管理もしなくちゃならないというところは、市内に何カ所ぐらいあるんですか。 ○小久保 委員長  御田寺危機管理課長。 ◎御田寺 危機管理課長  まず、施設ですけれども、防災行政無線が現在90カ所ございます。あと、防災井戸が6カ所ございます。あと、防災倉庫が各小中学校にございます。大きな施設としては以上になります。  あと、旧上郷高校の体育館を今、臨時に防災倉庫として使用しております。  重立った施設は以上になります。 ○小久保 委員長  須藤委員。 ◆須藤光明 委員  例えば、この実績報告書の成果で出されております大砂ニュータウンの水道施設除草業務委託というのは、ニュータウンの井戸を共同で使うという場所から、これは当然防災としての対応ができるのであろうということで、このように除草関係で委託していると思うんですけれども、こういう場所に対しては、そのほかには何カ所あるのでしょうか。 ○小久保 委員長  御田寺危機管理課長。 ◎御田寺 危機管理課長  大砂ニュータウンの水道施設につきましては、大砂ニュータウンを造成した際に造成業者のほうで、その造成地内の水道施設ということでつくったものでありまして、本来であれば防災的な意味合いのものではございませんでした。ただ、現在、これは既に使用していない施設でありまして、市としても管轄というのが明確になっておりませんでした。  地元としては、草が繁茂して環境衛生上問題があるということで、市に相談があったものですから、その中で市の内部の調整として、最終的に危機管理課で昨年度、予備費を充当して行ったということであります。 ○小久保 委員長  須藤委員。 ◆須藤光明 委員  市内には同様のものがあると思うんですが、いざ備えありということで利用できるような場所であれば、維持管理等に対しては大いに施設を投資してもいいんじゃないのかなと思いますが、今後調査して、そういう場所、その都度でなくて、ある程度は確定しておいたほうがいいんじゃないかと思うんですけれども、それは検討してください。 ○小久保 委員長  御田寺危機管理課長。 ◎御田寺 危機管理課長  このような施設、団地を造成した施設でかなり件数もございますので、基本的には一度庁内でまとめて、各部局ごとに管理するという方向でまとまったという話もございますが、この多さに関してはどうにか、エアーポケットと言いますか、ちょっと空いてしまったという施設になっておりまして、それ以外にももしかするとあるかもしれませんので、その辺は発生した場合には協議しながら進めていきたいとは思っております。 ○小久保 委員長  北口委員。 ◆北口ひとみ 委員  41ページの総合インフォメーションセンター交流サロン管理運営に要する経費のところです。  これ多分、BiViのところの交流サロンだと思います。着実に利用がふえて、来館者数がふえていて、いい傾向だなと思います。入りやすい、雰囲気もよいということと交通アクセスもよいということで条件が整っているのだろうなと思います。駐車料金が若干かかるというのは不便なところだと思っているんですが、ここの催事を開催することで来館者がふえているというのもあるんですが、気軽に交流をする場所として設けられているという側面もあって、今後ここはどういう形で活用されていく予定があるのかというのと、それから、今クレオの利用の話も出ています。それから、アイアイモールのところも、全然今空きがあって、いろいろなところの使い分けを今からされていくんだろうと思うんですけれども、何か交流サロンが今後どういう役割を、どういうふうに持っていくかというのを、お考えがあったら聞かせてください。 ○小久保 委員長  中川広報戦略課長兼副広報監。 ◎中川 広報戦略課長兼副広報監  当座の今後の予定としましては、やはり子供たち、特に子供たちの知的好奇心を満たすような科学体験をできるような位置づけ、今そういった意味で多くの方が来ていただいていると思っておりますので、当座はその形で集客をしていきたいなと思っております。  もうちょっと先の目で見ますと、中心市街地の大きな問題もありますので、そちらの検討の中でその交流サロンがどういう位置づけになるのかというのを、一緒に検討しながら長期的には見ていきたいと思っております。 ○小久保 委員長  小森谷委員。 ◆小森谷佐弥香 委員  317ページ、地域防災推進に要する経費なんですけれども、1番の災害用備蓄品ですが、5カ年計画で進めていくということですが、下の毛布とかカセットガスとか書いてある部分ですけれども、メイク落としが要るのかちょっとわからないんですけれども、これ、このほかにも年々対象の製品を決めて、5カ年で揃えていくということなのでしょうか。 ○小久保 委員長  御田寺危機管理課長。 ◎御田寺 危機管理課長  5カ年計画は食料品だけでございまして、その他の毛布と防寒用アルミシートというのは、特別、計画という意味では定めてはおりません。 ○小久保 委員長  小森谷委員。 ◆小森谷佐弥香 委員  そうなんですね、はい、わかりました。  食料品だけということになると、今いろいろ災害が各地で起きていて、段ボールベッドがいいとか、少し高くなって仕切りのついてあるものですけれども、ああいったものとか、水を流さないで使えるトイレですとか、そういったものというのはどちらの計画になっているのでしょうか。 ○小久保 委員長  御田寺危機管理課長。 ◎御田寺 危機管理課長  段ボールベッドにつきましては、災害協定をメーカーと結んでおりまして、災害が起きた場合、必要な場合であれば協定を結んでおりますので、必要な分だけ供給してもらうという形になっております。  あと、トイレに関しましては、今、各社いろいろなメーカーがいろいろな意味で暫定用と言いますか、災害用のトイレを開発しておりまして、うちにも商品案内ということでいろいろ紹介させていただいています。  最終的には、避難所のトイレでは足りないケースもあると思いますので、そういった際には、そういったものも必要になるのかなとは思っております。  あと、トイレに関しましても協定を結んでおりますので、結んでおるところから非常用のトイレも提供をお願いしたいとは考えております。 ◆小森谷佐弥香 委員  ありがとうございます。 ○小久保 委員長  御田寺危機管理課長。 ◎御田寺 危機管理課長  補足としまして、トイレも、若干でありますが備蓄しております。 ○小久保 委員長  北口委員。 ◆北口ひとみ 委員  関連してなんですけれども、段ボールベッドは協定しているところから必要数が届くという形らしいですけれども、全くの備蓄はないんですか。 ○小久保 委員長  御田寺危機管理課長。 ◎御田寺 危機管理課長  現在、若干50セットほど備蓄をしております。 ○小久保 委員長  北口委員。 ◆北口ひとみ 委員  それは分散してということですか。 ○小久保 委員長  御田寺危機管理課長。 ◎御田寺 危機管理課長  旧上郷高校の体育館に備蓄しております。 ○小久保 委員長  北口委員。 ◆北口ひとみ 委員  この間、常総市のときだったか、随分避難者の人が来られたときに、一番困ったのが半身不随の方とか高齢者の方で、地べたに寝られない方が本当にお困りだったんですね。なので、そういう段ボールベッドというのは、これから防災のときには非常に使われると思うので、できればちょっと分散して1個ずつでも置いておくと、そのときに本当に必要な人だけ使えるということもあろうかと思いますので、検討いただければと思います。意見です。 ○小久保 委員長  御田寺危機管理課長。 ◎御田寺 危機管理課長  先ほど、旧上郷高校に50セットほど置いてあるということ、お話させていただきましたけれども、つくばの県立の支援学校にも10個ほど備蓄してあります。  追加で済みません、よろしくお願いします。 ○小久保 委員長  山中委員。 ◆山中真弓 委員  59ページなんですけれども、アイラブつくばまちづくりに要する経費で、平成29年度がかなり。              〔「政策イノベーション部は次です」と呼ぶ者あり〕 ○小久保 委員長  ほかに発言はございませんか。                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小久保 委員長  ないようですので、認定第1号の市長公室の質疑を終結いたします。  次に、認定第1号の政策イノベーション部に関する質疑に入ります。  なお、質疑は歳入歳出を一括して行います。  順次、発言を許します。  山中委員。 ◆山中真弓 委員  失礼しました。  59ページなんですが、アイラブつくばまちづくりに要する経費で、平成28年度から平成29年度にかなりの寄附件数がふえているんですけれども、これの要因がもしありましたら教えてください。 ○小久保 委員長  大越企画経営課長。 ◎大越 企画経営課長  アイラブつくばまちづくりの寄附金についてですが、こちら寄附金については平成25年度からふるさと納税ということで始まっているんですが、ちょうど平成28年度ですから、年で言うと平成29年2月から返礼品をふるさと納税で始めまして、その返礼品のプレゼンが始まったことによって件数が一気に伸びたということであります。 ○小久保 委員長  山中委員。 ◆山中真弓 委員  そうしますと、かなりこの寄附金額がふえたんですけれども、これは恐らく基金か何かに積んでいくのかなと思うんですが、その年でどんどん消化仕切れずたまっていった場合にはどうしていくのかとか、何かあるのでしょうか。 ○小久保 委員長  大越企画経営課長。 ◎大越 企画経営課長  先ほどの答弁で一つ訂正なんですが、ふるさと納税については平成22年度から始まっております。データが平成25年度からの掲載になります。  あと、寄附金について基金に積んでということなんですが、基金につきましては翌年度の事業に充てるということで、当初予算の中で、寄附者がある程度指定されている分野に対する事業に充てて事業を行うという形をとっております。 ○小久保 委員長  山中委員。 ◆山中真弓 委員  寄附者に関連する事業に充てていくということですか、済みません、よくわからない。 ○小久保 委員長  大越企画経営課長。 ◎大越 企画経営課長  寄附をいただくときに、ある程度分野を指定していただくんですね。そういった中で少子高齢に関する事業であったり、環境保全であったり、安心・安全なまちづくりに関する事業だったり、あとは教育に関する事業だったり、大きく分けると四つの分野を指定できるようになっておりまして、その他、指定しないということも可能ですが、そういった指定を受けまして、ある程度そちらの事業に合うような事業に、翌年度の事業に充てるような形で、一度寄附をいただいた年度に基金に積みまして、次の年度に基金から取り崩してそういった事業に充てていくという方式をとっております。 ○小久保 委員長  山中委員。 ◆山中真弓 委員  そうすると、一般会計ではないですけれども、それぞれの事業というか、市でやっている事業の予算に上乗せというか、それを補填するような形というか、その予算の中に組み込むという感じなんですか。 ○小久保 委員長  大越企画経営課長。 ◎大越 企画経営課長  上乗せということではなくて、もともと事業費がありまして、その財源の一部に充てるという形をとっております。 ○小久保 委員長  滝口委員。 ◆滝口隆一 委員  そうしますと、ふるさと納税で新規に事業を行ったとかというのはあるんですか。それとも、今までの中に組み込まれちゃうとなると、ふるさと納税は何なのか、5,000万円だから大したことはないんですけれども、それはどんなふうになるのでしょうか。 ○小久保 委員長  大越企画経営課長。
    ◎大越 企画経営課長  ふるさと納税の制度としましては、広く自治体を応援するための寄附ということで、ある程度の分野は、寄附していただくときに指定はできるんですが、幅広く市の応援のための寄附ということで、新たな事業を設けるということではなくて、既存の事業に充てていくということをしております。 ○小久保 委員長  滝口委員。 ◆滝口隆一 委員  簡単に言えば、一般財源になっちゃっているわけだ。そういうことですね。 ○小久保 委員長  大越企画経営課長。 ◎大越 企画経営課長  財源の区分としましては、一応基金からの取り崩し、繰入金ということになりますので、特定の財源という区分にはなるんですが、大きく使い道としての事業としましては、LEDの防犯灯の整備などについて充てているというのが一番大きなものです。 ○小久保 委員長  滝口委員。 ◆滝口隆一 委員  ここにふるさと納税が出てくるとなると、財政との関係になるのでしょうけれども、つくば市は、ふるさと納税で市民税としてはマイナス4億円なんだよね。それで5,000万円稼いでも3億5,000万円はマイナスになっているわけだ。それはどうなのかというのを、どなたかお聞かせ願いたいんですが。 ○小久保 委員長  毛塚副市長。 ◎毛塚 副市長  正確な額は、後ほどそちらから答弁させていただきますが、確かに減収している状況でございます。その中で、つくば市としては返礼品の見直しというのを順次進めているほか、あと、この前の9月議会でクラウドファンディング型のふるさと納税というものを新たに新設させていただきました。これは、先ほどの滝口委員の問題意識にも直結するものかと思うんですが、より具体的な新しい政策に対してお金を寄附したいといった方々が、実際のニーズとしている状況です。  そのような中で、市としてプロジェクトを明確に示して、そのプロジェクトの予算としてお金を集めるような、それがクラウドファンディング型のふるさと納税と言うんですが、そのようなやり方を、この前の9月議会で承認いただきましたので、今後進めていきたいと考えているところです。 ○小久保 委員長  浜中委員。 ◆浜中勝美 委員  実績報告書80ページに社会保障・税番号制度の対応に要する経費の中でマイナンバーカードの利用促進についての部分なんですが、つくば市の現状の状況と、ほかの近隣自治体でもいいんですけれども、それとの比較を含めて、2番で利用先進自治体視察で4自治体の視察をされたみたいですけれども、どこの自治体に行かれたのかという部分と、その自治体を視察してどういう改善点があったのか、また、つくば市でどういう改善をされたのか、その辺のことを教えていただければと思います。 ○小久保 委員長  平山情報政策課長。 ◎平山 情報政策課長  まず、マイナンバーカードの利用促進についてですが、現在、全国的に交付件数が進んでいないと言うか、ふえていない状況がありまして、実はつくば市で7月31日時点なんですが、つくば市は全体の交付割合が14.2%という数字になっております。県平均ですと11.4%、全国平均ですと11.6%なので、県や全国よりは平均的には多いのですが、まだまだこれから普及が進まなければならないなとは思っております。  先進地視察に関してですが、まず9月に会津若松市に市民課と情報政策課とともに視察に行きました。こちらに関しては、窓口の証明発行システムとか、あとオープンデータの利用促進に関する視察を行ってまいりました。窓口の証明書発行システムにマイナンバーカードを利用する関係で、それらで視察に行った形になります。  また、9月に前橋市に母子健康情報サービスの視察ということで、保健福祉部関係とこども課とともに視察に行ってまいりました。  その後、守谷市に市民窓口課と窓口のMorinfo(もりんふぉ)というアプリを開発して使用している関係で、こちらは市民生活総合支援アプリと言うようなんですが、そちらの視察にまいりました。  その後、船橋市に窓口課とともに窓口申請補助サービスについての視察に行ったところでございます。  こういう視察で現場を直接見て、これからもマイナンバーカード利用促進に生かしていきたいとは思っております。 ○小久保 委員長  滝口委員。 ◆滝口隆一 委員  70ページのイノベーションプラザでございますが、施設の見学者数というのは大どころでわかりますでしょうか。わかっていたら教えてほしいんですが。  あそこは、たしか展示室もありますよね。 ○小久保 委員長  宮本イノベーションプラザ館長。 ◎宮本 イノベーションプラザ館長  ただいまの委員の質問に対してなんですけれども、うちのほうでとっていますデータというのが、基本的に一般利用者ということで、大会議室、中会議室の二つをとっております。一般の利用者がこちらに入ってくるということが大分少なくなってきていますので、利用者の数ということでよろしいでしょうか。 ◆滝口隆一 委員  ここに出ている以外の数字があるんですか。 ◎宮本 イノベーションプラザ館長  数にしまして、平成29年度の全期の数ということなんですけれども、うちのほうで把握しています実際のデータとしまして、一般利用者と減免利用者ということで会議室の利用者を分けてあるんですけれども、その説明でよろしいでしょうか。 ○小久保 委員長  滝口委員、いかがですか。 ◆滝口隆一 委員  それは、平成29年度は会議室の利用人数というのは2万人余りなんですが、それとは別な形になりますか。 ○小久保 委員長  神部政策イノベーション部長。 ◎神部 政策イノベーション部長  ただいまのイノベーションプラザに関しましては、展示の施設は今はないような状況でして、利用に関しましては、会議室の利用、あとフリースペースを使っていただくといった形になります。  利用者の数に関しましては、会議室を利用している方のみを数えておりまして、そのフリースペースの利用については、現在把握していない状況でございます。 ○小久保 委員長  滝口委員。 ◆滝口隆一 委員  前に展示室だったところは、フリースペースになっちゃっているわけね。  ああそうですか、わかりました。  どうなんですか、この産学官連携システムの構築に要する中核拠点としてということですが、例えば先ほどの東京事務所の利用の問題もありますけれども、そういう点での位置づけとしてイノベーションプラザも同じような位置づけがあるんですが、これについての利用状況というか、貢献状況というか、その辺のところで何かありましたらということで説明願いたいんですが。 ○小久保 委員長  神部政策イノベーション部長。 ◎神部 政策イノベーション部長  ただいま御指摘いただきましたとおり、イノベーションプラザは、企業もしくは研究、大学機関の方々などに使っていただきまして、そこで新しい打ち合わせを行ったり、その会議を行う中で少し新しい、もしくは研究のマッチングであったりとか、企業の新しいビジネスが起こる、そういったことを主な目的としております。  そういったことで、利用者の使っている内訳というものはちょっとあれなんですが、現在、大学、研究機関の方々、もしくは企業の方々にも非常に評判よく使っていただいているというのは重々承知をしておりますが、ただ、実際まだこれから改善すべき点などもしあれば、その点は引き続き取り組んでいきたいと考えております。 ○小久保 委員長  滝口委員。 ◆滝口隆一 委員  この場所は、一般的な利用で私どもも利用させてもらっているという関係もありますので、貴重な場所だろうとは思いますが、ぜひ産学官連携システムとしてもう少し力が発揮できるような拠点にならないかなと思いますので、その辺の御検討もこれからよろしくお願いしますということで終わりにします。 ○小久保 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  82ページの生活支援ロボット普及推進に要する経費というところですが、執行率が前年度よりは伸びてはいますが、約半分ということなんですが、これは市民生活の向上及び寄与すると、普及するということになっているんですが、ここら辺の普及の手応えとか、そういったところはどういう感じなのでしょうか。 ○小久保 委員長  岡野科学技術振興課長。 ◎岡野 科学技術振興課長  まず、この執行率の低い理由でございますが、現在対象となる生活支援ロボットの種類は3種類となっておりまして、いずれも高齢者あるいは介護、それから、室内で重労働を行うような事業者向けのものとなっております。  まず、福祉促進のために勉強会や説明会などを開催し、対象となるような事業者に広く参加を呼びかけておりますが、まず、その段階で出席率があんまり芳しくないというようなことがあって、なかなか情報発信、直接伝えることに苦労しておるというのが1点でございます。  それから、事業者と市が協力し合ってレンタル利用の一部を負担するわけなんですが、それでも実際、その事業者の皆様には負担していただく費用がございまして、そういったことから実際説明会に参加される担当の方だと、導入までなかなか判断ができないといったことも影響しているものと思われます。  そういったこともありまして、当初見込んでいたよりも導入率が少なくなっているということで、こちらの考察をしてございます。 ○小久保 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  事業者の負担もあるということですが、どのぐらいの値段になるんですか。 ○小久保 委員長  岡野科学技術振興課長。 ◎岡野 科学技術振興課長  まず、3種類ございまして、サイバーダイン社の製作しているロボットスーツHAL、こちらは腰タイプ、単関節タイプとか幾つか種類があるんですけれども、月当たり、安いものでも4万円以上、高いものですと7万円を超えるという値段になっておりますので、1年間では50万円から80万円以上ぐらいになってしまうということがあります。 ○小久保 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  8カ所の事業所でHAL(腰タイプ)、それから、メンタルコミットロボット「パロ」を2カ所で使っているようですけれども、そこら辺の事業所の中での反応と言いますか、そういったものというのは掌握されているのか、また、どういうふうに広げていこうかという改善について検討しているのかをお願いします。 ○小久保 委員長  岡野科学技術振興課長。 ◎岡野 科学技術振興課長  メンタルコミットロボット「パロ」につきましては、1台当たり月額4,320円と、それほど高価ではございません。こちらについては、特に高齢者施設で癒し系のロボットということで、お年寄りの方に安心をさせるというになっておりますけれども、そのレンタル期間をトライアルと呼んでいますが、その期間の終わりにアンケートをしておりまして、そのような中で状況を把握しております。  使用が多いのは、やはりサイバーダイン社のHALでございまして、こちらは作業上は非常に使い勝手がいいようなんですけれども、少し値段が高いということで本格導入に至るというケースは、それほどまだ多くないというのが現状です。 ○小久保 委員長  滝口委員。 ◆滝口隆一 委員  もう少し量産化すると、これ安くなるんですか。確かに年間50万円を超える事業者負担というのは大きいとは思うんですが、これをもう少し量産化すると安くなる可能性というのはあるんですかね。 ○小久保 委員長  岡野科学技術振興課長。 ◎岡野 科学技術振興課長  量産化されれば、値段は下がるものかとは思っておりますけれども、その過程で、最初は生産量が少ないうちはどうしても高い状況が続きます。その間の支援ということで、今、この費用を活用して一定額の補助をして、導入を進めております。  性能的にはかなり、アンケートからもいい評価を得ていますので、今後、サイバーダイン社ともよく協議をしながら、たくさんのところに我々広めていくことができれば、そういった量産にも多少なりとも貢献ができるかと思いますので、引き続き協議をしながら、多くの事業者にアピールしていきたいと思っております。 ○小久保 委員長  滝口委員。 ◆滝口隆一 委員  そういう方向に向けて市で補助金を出すということになって、この制度ができているのだろうと思うんですけれども、ただ、何かちらっと聞いたんですが、そんなことがなければいいんですけれども、装着するに当たって結構厄介なんだと、事業所では介護する方々が結構いろいろなサービスを多種にわたってやるものだから、重い患者を持ち上げるだけの仕事だけやっているなら、またそれもいいんだけど、いろいろなことをやるのに、いちいち装着したり外したり脱着が厄介で、現実にはなかなか使い切れないという話はちらっと聞いたんですが、その辺のことはお聞きになっていませんでしょうか。 ○小久保 委員長  岡野科学技術振興課長。 ◎岡野 科学技術振興課長  委員御指摘のとおり、装着した後、腰への負担、そういったところについては非常にいいという評判なんですが、課題は、今委員おっしゃるとおりで、装着に手間がかかったりとか、全く重い作業をしないときに、それを装着したままだと違和感がありますし、支障もありますので、そういったことも含めて、このトライアルの中では御意見を製造者側に返しております。  そういったところで、また製品の改良とかにも役立てていただいておりますので、そういった中でユーザーが求める製品をより改良しながら、量産化を目指していくというお手伝いをしているという事業になっております。 ○小久保 委員長  山中委員。 ◆山中真弓 委員  75ページなんですけれども、ロボットの街つくば推進に要する経費なんですが、これ実際どういうところにこの経費が使われているのか教えてください。 ○小久保 委員長  岡野科学技術振興課長。 ◎岡野 科学技術振興課長  ロボットの街つくば推進に要する経費の使途ということでございますが、大きくはモビリティロボットの公道実証を行っておるんですが、これは研究機関やロボットメーカーなどと一緒に実証実験の協議会をつくっております。ここへの負担金と、自動走行で目的地までロボットが到着するというつくばチャレンジというものを行っておるんですが、これも実行委員会形式で行われておりまして、ここへ補助金として負担しているもの、この二つが主な経費でございます。  額でございますが、つくばチャレンジ大会の補助金につきましては397万円、それから、ロボットの実証実験の協議会には400万円、それから、昨年度、歩行者用の信号情報システムというものを設置しましたので、それの設置工事費として432万円と、このあたりが主な経費でございます。 ○小久保 委員長  山中委員。 ◆山中真弓 委員  結構お金がかかっているんだなというのが正直なところなんですけれども、実際これを負担して、ロボットの街ということで市民に何かフィードバックとしてあるものというのは、どういう効果があるのかよくわからないんですけれども、その辺についてはどういうふうにお考えですか。 ○小久保 委員長  岡野科学技術振興課長。 ◎岡野 科学技術振興課長  まず、ロボットの街として代名詞的に使われているセグウェイなんですけれども、こちらについては、ことし3月、警察庁から各届け警察に通達が出されておりまして、自転車だけが入れるような形の通行どめにすれば、車道を走行してもいいという通達が出されました。それを利用して、ことしのつくばまつりではパレードに参加をしたという形になっております。  今はパレードに参加するということだけですが、今後は、例えば商店街のお祭りとか、そういったところでこの制度をうまく活用すれば、周辺の市街地などでも利用できるようになっていくんじゃないかと考えております。  これまでは、一部の市民にお祭りのときに中心部で試乗体験をしていただいたりとか、広い歩道がある研究学園の中心部のツアーだとか、そういう形でしかなかなか市民の方に参加いただけなかったんですが、少しずつではございますが、周辺部の市民の方も含めて、うまくその制度を活用していけば、今後は市民の方にもっと触れていただく機会があると思っておりますので、できるだけ関係機関、関係各課とも調整が必要なんですが、そういったことで少しずつでも実際にふえていただく機会をふやしていきたいと考えております。 ○小久保 委員長  山中委員。 ◆山中真弓 委員  実際、自転車しか入れないような形でも、恐らく通行どめにしてやるとなると、なかなか周辺の地域だとそういう機会があるのかどうかちょっとよくわからないんですけれども、歩行者と一緒にセグウェイが移動するのって、私もつくば駅近くのペデストリアンデッキのところで乗っている方を見たことがあるんですけれども、やはり歩行者が近づくと危ないような形になっているので、実際皆さんに触れていただくと言っても限られた人しか触れられないのかなというのを感じていて、歩行者用の信号設置でも400万円負担するというの、これはつくば市でやっていくのに、こういう費用対効果はどうなのかなと正直感じたのが一つあります。ちょっと感想です。ありがとうございます。 ○小久保 委員長  小森谷委員。 ◆小森谷佐弥香 委員  関連して伺いたいんですが、特にセグウェイですけれども、これは将来どのようになるというのが目標なのか、実用化というのがあるんだと思うんですけれども、実用化のステップですね、何かあれば教えていただきたいんですが。 ○小久保 委員長  岡野科学技術振興課長。 ◎岡野 科学技術振興課長  実用化のステップということでございますが、今、セグウェイについては大分、つくばイコールセグウェイというイメージで、立ち乗り型のロボットとして大分有名になっているかと思うんですが、実はこの歩行者用の信号システムについては、車椅子型のものも含めてのシステムと考えておりまして、具体的にどういうことかと申しますと、セグウェイはどちらかと言うと健常者の方、電動車椅子は足が悪い方にとって非常に便利な乗り物かと思っております。  この規制がなかなか進まない中では、セグウェイも当然大事なんですが、座って乗る形のものを、例えばそれの自動運転とか、そういった形で電動の車椅子だと公道を走っていいという規制になっているんですけれども、それが自動で走るとか、そういうなるたけ規制緩和の進みやすいところから崩していって、セグウェイみたいな非常に警察庁のハードルが高いものを順次やっていくという、そのような形の進め方をしようかと、今考えているところです。 ○小久保 委員長  小森谷委員。 ◆小森谷佐弥香 委員  車椅子型のほうがやりやすそうだと理解したんですけれども、対象とか、対象となる範囲、例えば病院の施設だとか、何かぱっとイメージしたのは例えばバス停から病院までを自由に乗り降りできるような、みんなが使えるような形にするとか、そんなイメージでいいでしょうか。 ○小久保 委員長  岡野科学技術振興課長。 ◎岡野 科学技術振興課長  まだ具体的にどのような方を対象に、どのようなルートでというのは決まっておりませんが、当面は自動運転についても研究段階ですし、すぐに市民の皆さんがあすから参加できるとか、そういう状況ではないかと思いますが、一番問題とされているのは、例えばバス停までも歩いていけないとか、ラストワンマイル、ファーストワンマイルと言われますけれども、そういったところが課題になっておりますので、そういったことが解決できるような課題を設定して、研究開発に研究機関の皆さんやメーカーの皆さんと一緒にこれから進めていこうという準備を進めているところです。 ○小久保 委員長  小森谷委員。 ◆小森谷佐弥香 委員  そうすると自宅からバス停までとか、そういった利用ということも考えられると理解していいでしょうか。 ○小久保 委員長  岡野科学技術振興課長。 ◎岡野 科学技術振興課長  電動車椅子については、既に歩行者と同じ扱いがされていますので、セグウェイのように広い歩道でなくては乗れないとか、そういった規制がまずかからないでやれる可能性が高いということになりますので、委員御指摘のように、うまくそこの規制のかからない範囲でやっていければ、自宅からということが可能になると思います。 ○小久保 委員長  北口委員。 ◆北口ひとみ 委員  66ページの科学技術振興に要する経費のところなんですけれども、一つは、1番のTGIとの連携で一番最初に書いてある計4件のテーマというのを具体的に教えていただきたいのと、それから、国際戦略総合特区の推進なんですが、先ほどから出ているように、市民にどのぐらいの効果が得られるものかとか、国際戦略特区もかなり長い期間やっていますが、なかなか手応えとして市民生活まで行くようなものではなさそうなので、せめてPR活動として、いつだったかカピオで事業報告がされました。それはすごくわかりやすくてよかったなと思うんですが、多くの市民には知れ渡っていなくて、「ああ、そういうのがあったら見に行きたかったな」というお声も届いています。今後も、そういう方向性とかは考えているのかどうか、ちょっとお聞きしたいと思います。 ○小久保 委員長  岡野科学技術振興課長。 ◎岡野 科学技術振興課長  TGI(つくばグローバル・イノベーション推進機構)からの技術支援づけ4件ということでございますが、具体的には四つの新しいベンチャー企業が生まれたということの意味で、4件のテーマを事業化したという書き方になっております。  市民の皆さんに具体的に広報をどのように今後していくかということですが、委員御指摘の件は、11月に行った報告会かと思いますけれども、なかなか国際戦略総合特区は、私もそうなんですが、難しい内容も結構多くて、それを市民の皆さんに理解をしていただくというのは非常に難しい課題だなとは思っているところでございます。  ただいま北口委員からおっしゃっていただいた、11月の報告会はよかったということもありますので、そういう声を少しでも拾って、どういう形だったらわかりやすいのかとか、そういうところも含めて、だんだん集大成になってきていますので、成果も含めてわかりやすく発信しないといけない時期に来ていると思いますので、そういったところを十分に検討しながら進めていきたいと思っております。 ◆北口ひとみ 委員  よろしくお願いします。 ○小久保 委員長  小森谷委員。
    ◆小森谷佐弥香 委員  57ページなんですが、1番のまちづくりアドバイザーですけれども、Web会議をなさって、毎週木曜日、5カ月間にわたってやられたということですけれども、具体的にどのような内容だったのか、具体的に教えていただければと思います。 ○小久保 委員長  大越企画経営課長。 ◎大越 企画経営課長  まちづくりアドバイザーにつきましては、今、ポートランドに住んでおられます山崎さんのほうでなっていただいております。アメリカに住んでおりますので、定期的な会議というのをWebを利用して行っているというのが実状でございます。  内容といたしましては、主に現在、中心市街地の活性化等が課題になっておりますので、そうした中心市街地の活性化について、また周辺市街地についてのまちづくりについて、あわせまして産業の振興、企業誘致等についての課題、それらについて定期的に会議を行っているということでございます。 ○小久保 委員長  小森谷委員。 ◆小森谷佐弥香 委員  その効果というのはどのように評価されているか、教えてください。 ○小久保 委員長  大越企画経営課長。 ◎大越 企画経営課長  Web会議自体の効果としましては、今、中心市街地であったり、周辺市街地でさまざまな施策課題についての解決についての方策を、中心市街地であればまちづくりビジョンなどをつくっているんですが、そういった施策の中に山崎アドバイザーの意見を反映しながらつくっているということでございます。 ○小久保 委員長  小森谷委員。 ◆小森谷佐弥香 委員  それはわかったんですけれども、その効果、まちづくりアドバイザーがいるからこその手応えみたいなことを、どう評価されているのかということについてお願いします。 ○小久保 委員長  毛塚副市長。 ◎毛塚 副市長  御質問ありがとうございます。やはり一番山崎アドバイザーからは中心市街地関係で特に重点的にアドバイスをいただいているところです。  そのような中で、今回、まちづくりのビジョンをつくって、その際、ワークショップも開催させていただきましたが、その際に参加者から意見を集める手法、普通は質疑応答ぐらいで終わってしまうのですが、そのときに意見を集める工夫ですとか、あとは最近、中心市街地で公園を使ったプレイスメイキング事業というのが始まりましたが、そういうのも山崎アドバイザー発のアイデアとして生まれてきているものです。  そのようなアイデアというのは、コンサルに委託する性質のものではないと思っているんですね。そのような都市計画、まちづくり分野に関して知見を持った方と日常的にコミュニケーションできることによって、そういった委託によっては出てこないようなアイデアが生まれてくると、そういったところに意義があると考えております。 ○小久保 委員長  黒田委員。 ◆黒田健祐 委員  その関連で、会議をやられているということで、議事録までいかなくても何かメモみたいなものというのはあるんですか。あれば、もし可能であれば、後でちょっと見たいと思いました。 ○小久保 委員長  毛塚副市長。 ◎毛塚 副市長  メモについては、単に内部での会議になるので全て残っているわけではないかと思っております。何か意思決定するというよりは、意見交換のようなWeb会議となります。  ただ、意見交換を行ったタイミングについては、そのリストといったものはつくれるかと思いますので、そういったもので対応させていただければと思います。 ○小久保 委員長  黒田委員。 ◆黒田健祐 委員  要は、この前のプレイスメイキング事業ですとか、多分さまざまなアイデアをくれていると思うんです。実現しているものもあれば、していないものもあれば、そこら辺がどういうものが出されているのか、実現していなくてもそれが議論として新しい視点で市役所に提案されていると思うので、そういったものがあれば確認したいという意味での質問なので、そういった意図での質問です。 ○小久保 委員長  北口委員。 ◆北口ひとみ 委員  78ページの電子情報システムの管理に要する経費のところで、非常に努力していただいているんだなというのを感じました。  3番目のペーパーレス会議システムのところなんですけれども、平成28年度から平成29年度に庁議はかなりぐっと減っていて、その他がすごくふえているという状況で、これは何か理由があったのか、ちょっと教えていただきたいなと思います。 ○小久保 委員長  平山情報政策課長。 ◎平山 情報政策課長  こちらは平成28年度と平成29年度との差なんですけれども、庁議の件数的にはほぼ同じですが、枚数は削減されていると。これは、会議自体の資料の簡素化が図られた結果だと思っております。  その他の会議が前年の4件から19件にふえていると思うんですが、こちらはペーパーレスを進めていこうということで各課で持っている会議自体でペーパーレス化が可能なものというのを、使ってくださいねという庁内イントラネットを使って周知したところ、こちらの会議であればペーパーレス化できるという話をもらって、こちらで貸し出してペーパーレス化を図ったものの件数になっております。 ○小久保 委員長  北口委員。 ◆北口ひとみ 委員  ありがとうございます。議会も何か見習わなければならないのかなと、ちょっと感じながらお聞きしておりますが、この事務の効率化が図られたというのは、ペーパーレスになることによってどういったところの効果があったと評価されていますでしょうか。 ○小久保 委員長  平山情報政策課長。 ◎平山 情報政策課長  これまでペーパーレス化する前は、各出席する人数分の資料の印刷、そちらを紙媒体で用意する必要がありましたので、そちらに関する時間が多かったと思っております。  ペーパーレス化することによって、PDFをペーパーレスシステムにアップデートすれば、みんなでそれを共有できるという仕組みになっていますので、そちらの時間削減が、あと紙の削減が大きいものだと思っております。 ○小久保 委員長  北口委員。 ◆北口ひとみ 委員  どうもありがとうございました。徐々に効果が見られていくんだろうなと思いましたので、よろしくお願いします。  それと、隣の79ページのところの基幹電算業務の運営に要する経費のところなんですが、成果のところで図書業務用端末15台というのが書いてあるんですけれども、この図書業務用端末というのは庁内で使われているものだと思うんですけれども、どういったものか、ちょっと教えていただいていいでしょうか。 ○小久保 委員長  平山情報政策課長。 ◎平山 情報政策課長  こちらに記載されています図書業務用端末15台なんですが、こちらは中央図書館で図書システムを利用しているパソコンの台数になります。 ○小久保 委員長  北口委員。 ◆北口ひとみ 委員  ありがとうございます。  それと、基幹業務システムは住民記録、税務、保健福祉等々あるんだと思うんですけれども、サーバーの台数とか設置場所とかはどういうふうになっていますでしょうか。 ○小久保 委員長  平山情報政策課長。 ◎平山 情報政策課長  基幹系システムを利用しているサーバーの台数的には、こちら今現在詳細については把握していないんですが、基幹系システムのサーバーの設置場所を、セキュリティー上、こちらで申していいのかどうかちょっとわからないのですが、本庁の中のサーバー専用の部屋がございまして、そちらで鍵を虹彩認証とかによるICカードの鍵とか使って、そちらでセキュリティーを保った状態のところに設置してある状況です。 ○小久保 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  57ページです。牛久沼周辺首長会議への参加のところですが、「牛久沼を取り巻く現状についての共通認識」、それから、「今後の方向性についての共通理解を深めることができた」と書いてありますが、どのような認識でどのような共通理解を深めたのかを、わかればお知らせください。 ○小久保 委員長  大越企画経営課長。 ◎大越 企画経営課長  牛久沼周辺首長会議ですが、こちらについては牛久沼周辺の六つの自治体によって、昨年度立ち上げた会議となっております。  御存じのように、牛久沼につきましては、県南地域の貴重な資源ということで、そういったところを周辺の自治体としては共通で認識して、今後については県南地域の貴重な資源についてどのように活用ができるか、そういったものについて今後検討をしていきましょうということで、今回こういった勉強会という形になりますが、立ち上がったということで認識しております。 ○小久保 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  これは、今後どのようなことでこの会議は進んでいくんですか。継続的に開いていくということでしょうけれども。 ○小久保 委員長  大越企画経営課長。 ◎大越 企画経営課長  こちらの会議につきましては、事務局としまして龍ケ崎市が事務局となっております。先ほども申しましたように、資源としまして、今後どういった活用方法が考えられるかということですので、短期的ではなく、長期的な視点を持って活用について検討していくことになると思いますので、継続的な会議が進められていくと考えております。 ○小久保 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  この会議の内容とかというのを知ることができる、何か会議録とか報告書というものはできるのでしょうか。 ○小久保 委員長  大越企画経営課長。 ◎大越 企画経営課長  会議の資料につきましては、こちらで会議に出席した資料がございますが、公表につきましては、事務局の龍ケ崎市に確認して検討していくことになると思います。 ○小久保 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  それではもう一つ、83ページ、子育て・仕事支援に要する経費ということで、平成28年度末の調査分析をもとに他の団体や民間企業への子育て支援の参考例の提供に向けた準備を進めることができたということで、これを今度民間に活用していくということだったんだと思うんですが、これは今、どういうふうに進んでいるのか、それから、市でやってみた分析結果というのはどういったものだったのかお願いします。 ○小久保 委員長  大越企画経営課長。 ◎大越 企画経営課長  こちらの子連れ出勤についての事業なんですが、地方創生の交付金を活用した事業になりまして、目的としましては、働き方改革の中で多くの制度が整備されていますが、さまざまなライフスタイルがありますので、そういったライフスタイルの中で子育て中の方が職場に連れていくというスタイルも一つのスタイルとして必要であろうということで、昨年度、実際に事業所に導入するための調査期間ということで準備段階として昨年度実際に事業としては行わずに、調査期間だったんですが、経費につきましても、今年度に繰り越しまして、今年度三つの事業所について子連れ出勤のモデル事業所として試験導入を行っております。  事業所としては東京フード、関彰、あと栄幼稚園、この三つの事業所ということになっております。  実際に試験導入をした効果なんですが、子連れ出勤に参加した方の意見としまして、「パート、アルバイトの募集をしていたが、望む条件の人材の応募が全くなくて困っていた。しかし、子連れ出勤導入後、時給は以前と同じ条件で求める以上の能力を持ったパート雇用ができた」、これは事業所側のこういったもの、あとは「今まで預けていたものが直接事業所に子供を連れていけるということで、通勤時間が短くなって、子供に触れ合う時間がふえた」といった意見をいただいておりますので、そういった効果を報告書という形でまとめておりますので、今後より多くの事業所に広がるような形にしていきたいと思いますので、そういったPR方法について今後は検討していきたいと考えております。 ○小久保 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  これは単発でやるということでなく、ずっと継続的にこのスタイルで仕事をしていくと理解してよろしいですね。これ何年間のモデル事業とか、そういうことではないですよね。 ○小久保 委員長  大越企画経営課長。 ◎大越 企画経営課長  今回のモデル事業につきましては、今年度までのモデル事業としておりますので、今後は、今回の結果を踏まえまして、どういった形で発展させていったらいいのかというのを検討していきたいと考えております。 ○小久保 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  そういった形で、1年間働いた方が継続してやっていけるように考えていくということで理解していいとは思うんですが、これは予算がとってあるということですよね。1年間で予算を使い切っちゃうと考えるんですか。予算がない中で続けていくという話なのか、この予算がついているものの位置づけがわからないので聞くんですけど。 ○小久保 委員長  大越企画経営課長。 ◎大越 企画経営課長  今回の予算につきましては、国の地方創生推進交付金の事業でありまして、直接は子連れ出勤を支援していただける企業に対する委託料として支払っております。この委託料につきましては、今年度で一旦実証実験は終了ということになります。 ○小久保 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  要するにモデル事業に参加して働いている方は、1年間のとりあえずは契約という理解なんですか。 ○小久保 委員長  大越企画経営課長。 ◎大越 企画経営課長  事業所で働いている方を対象とした契約ということでなくて、働いている方を支援するためのコンサルタントの契約として支払っている経費になりますので、雇用ですか、賃金とか、そういったものに対する経費ではございません。 ○小久保 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  なかなか理解しにくい。  では、その方は子供を連れて出勤をすることに対して、何かしらのサポートとか何か、職場環境とか、そういったものについて、モデルケースとして配慮しやってくださいよという意味なんですか。 ○小久保 委員長  大越企画経営課長。 ◎大越 企画経営課長  事業所の環境として、今まで既に働いている従業員の方が、子供が産まれて、そのまま自分の職場に連れていって働けるような環境をつくるためにどうしたらいいかというような、事業所に対するコンサルタントをするような経費で、今回は実証実験としております。 ○小久保 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  わかりました。では、この1年間やってみた結果、利用した人、事業所も含めた検証が非常に大事かなと思いますので、ぜひそういったものをしっかりとつかんでいただいて報告をお願いしたいと思います。 ○小久保 委員長  ほかに発言はありますか。                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小久保 委員長  ないようですので、認定第1号の政策イノベーション部の質疑を終結いたします。  次に、認定第1号財務部に関する質疑に入ります。  なお、質疑は歳入歳出を一括して行います。  順次、発言を許します。  神谷委員。 ◆神谷大蔵 委員  実績報告書43ページです。決算事務に要する経費についてですが、平成29年度の決算につきまして、財政課の見解、特に前年度との比較についての特徴についてお伺いいたします。  なお、本日はノー残業デーということですので、何度も聞くことはありません。意見も申し上げませんので、気持ちよくお答えいただければと思います。 ○小久保 委員長  斎藤財政課長。 ◎斎藤 財政課長  気持ちよくお答えさせていただきますので、よろしくお願いします。  平成29年度一般会計の決算概要について説明します。  まず、決算規模は、歳入が909億5,629万円、前年度比86億7,773万円、10.5%の増、対する歳出が861億2,426万円、前年度比64億8,674万円、8.1%の増となり、歳入歳出ともに過去最大の決算規模となりました。  歳入の主なものについて説明します。  歳入全体の48.8%を占める市税は、法人市民税が減少したものの、個人市民税、固定資産税、都市計画税がそれぞれ増加し、443億5,331万円、前年度比8億2,054万円の増となりました。  国庫支出金は、循環型社会形成交付金、保育所等整備交付金、公立学校施設費国庫負担金などの増により、149億3,094万円、前年度比38億5,189万円の増となりました。  また、地方交付税は、普通交付税が合併特例期間の段階的縮減に伴い大幅に減少しましたが、震災復興特別交付税が23億4,598万円、前年度比21億4,509万円の増となったことにより、全体で26億8,683万円、前年度比17億6,486万円の増となりました。  歳出の主なものについて、性質別で説明いたします。  まず、扶助費、公債費、人件費の義務的経費ですが、全体で396億367万円、前年度比16億797万円の増となっています。特に扶助費は、民間保育所運営委託料、放課後デイサービス給付費などの増により、179億8,926万円、前年度比11億3,924万円の増となっています。  次に、普通建設事業費ですが189億3,471万円、前年度比65億3,793万円の増となりました。主な要因は、クリーンセンター基幹的設備改良工事、義務教育学校2校の建設事業によるものです。
     その他の物件費ですが、公園管理委託料やクリーンセンター包括的運営管理業務委託料などの委託料の増加により137億8,663万円、前年度比7億7,515万円の増となりました。  次に、財政状況ですが、財政構造の弾力性を示す経常収支比率は、近年90%前後で推移しており、平成29年度は、前年度に比べ1.0ポイント上がり91.8%となりました。  比率が上がった主な要因は、つくばエクスプレス関連土地区画整理基本事業に関する、茨城県からの無利子貸付金の償還開始により公債費が増加したためです。参考として、茨城県内32市の平均は90.6%となっています。  最後に、市債ですが、新設した義務教育学校2校の建設事業債など76億2,534万円発行し、市債残高は545億2,898万円、前年度比19億6,843万円の増となりました。  財政健全化比率は、実質公債費比率が前年度と同率の6.5%、将来負担比率は前年度比4.2ポイント上がり50.5%となりました。数値から見れば、財政状況は健全と判断されます。  今後も、財政運営の健全性を計画的に確保し、効率的、効果的な予算の執行に努めていきます。  以上、簡単ですが決算の概要です。 ○小久保 委員長  滝口委員。 ◆滝口隆一 委員  総体的なものをお答えいただきまして、ありがとうございます。  まず、一つは、法人税の現年課税分の減額と、先ほどの総体的な中でもお述べいただいているわけでございますが、この減額の理由ですね、つまり、つくば市をめぐる経済がどんなふうに展開しているのかということが一部わかるかなと思うんですが、その辺についてどのように財政当局としては考えているのかお聞かせ願います。 ○小久保 委員長  斎藤財政課長。 ◎斎藤 財政課長  法人税の見込みにつきましては、前年度の伸び等により算出をしております。前年度からの予算につきましては、前年度の推移を見ましてこちらを算出して予算化をしております。 ○小久保 委員長  本山市民税課長。 ◎本山 市民税課長  先ほど質問のありました市の法人市民税の状況でございますけれども、状況につきましては、税額に対する大きな変動が生じるような事例は発生はしておりません。状況としては横ばいになって、ただ、税額は法人市民税は1社当たりの分が大きい部分がございますので、各社の個別の事情により一部前年に比べて減額になっているような会社がございますので、そちらの分が全体の調定額に影響しているような状況でございます。 ○小久保 委員長  滝口委員。 ◆滝口隆一 委員  私もよくわかりませんが、全体としては景気の伸びはよろしいかなと思っているんですが、平成28年度決算では実際には5,000万円ぐらい増になっているんです。2億円とか5,000万円というのは横ばいの範囲かもしれませんが、その中にある一定の法則的なものもつかんでいくことも大事なことではないかと思いますので、その辺、もう一歩、わかっていればお答え願いたいと思います。 ○小久保 委員長  本山市民税課長。 ◎本山 市民税課長  市内の事業所なんですけれども、ベスト20ぐらいの法人で、大体20社ぐらいのところでも1,000万円以上の納付額があるようなケースがございます。それが何社か毎年の確定の決算ごとの法人の状況によりまして多少変動はございます。もちろんいろいろな法人があるんですけれども、そういう法人での法人税額からの法人市民税の計算額で減少した各社が何社かございますと、このように多少減額になる年があるということでございます。 ○小久保 委員長  滝口委員。 ◆滝口隆一 委員  引き続きまして、個人市民税現年度分なんですが、平成28年度の伸びは6億4,000万円あったんですが、平成29年度に至りますと4億6,000万円で約2億円ぐらい減少して伸びが少なくなっているんですね。これ、先ほども少し話が出ましたが、ふるさと納税分の減というのが結構大きいのかなと、つくば市は4億円減だと言われているんですが、それが反映しているのかなとちょっと思っているんですが、その辺の関係はどうでしょうか。 ○小久保 委員長  本山市民税課長。 ◎本山 市民税課長  全体の歳入額に対しますふるさと納税の税額控除の割合なんですけれども、実際に平成29年度の当初課税の分におきまして3億900万円の市民税に対する影響がございます。平成28年度につきましては控除額が1億7,700万円ということで、差額が1億3,100万円ということで、この部分については減の中の一部の影響として出ております。 ○小久保 委員長  滝口委員。 ◆滝口隆一 委員  結構影響しているなということを感じますね。  でも、本来、ふるさと納税という制度がいいのかどうかという問題も、一方ではあると思うんです。ふるさと納税じゃないじゃないかと、地方交付税を国がふやせば問題は解決するんじゃないのという基本を抜きにしておいて、ふるさと納税で問題を解消しようというところに、私は大きな問題があるんじゃないかとここは主張しておきます。余り答えをいただいてもあれでしょうから。 ○小久保 委員長  御意見ということで。 ◆滝口隆一 委員  それは意見ということにします。  次に、もう1点だけお聞きしたいんですが、財政力は比較的いいということですよね。確かに決算審査意見書を見ますと、公債費負担比率というのが昨年度より0.3ポイント上がりましたが10.6%ということですよね。さらに、平成29年度は一般会計ベースで19億6,000万円、ほぼ20億円の借金がふえているんです。20億円ふえるということは、20年返還だから1億円ずつ毎年返還していくし、利息が0.2%にしても6,000万円ぐらいふえるのかなと、そうすると、そうは言っても公債費負担比率というのは11%になるか、ならないかというところにあるのかなと思うんですが、そんな程度ですかね、私が考えたところではその程度なんですが。 ○小久保 委員長  斎藤財政課長。 ◎斎藤 財政課長  今、委員からも御指摘いただきましたけれども、今現在、平成29年度まで、近年クリーンセンターですとかリサイクルセンターの工事ですとか、それから、義務教育学校3校を同時に建築というような大規模事業を進めてまいりました。  この大規模事業、無事終了することができましたけれども、基金を効果的に使ったりしまして、ほかの予算に影響を与えることなく終了したと考えております。ただし、今後、これらを建設に借り入れました市債の影響が、これからかなり大きくのしかかってくると思われます。  現在、公債費ですが、約60億円ですけれども、このままいろいろなものを続けますと70億円を超えてくると予測されます。今後、市債をいかに抑えていくかというのが、これからの課題と私どもも考えております。 ○小久保 委員長  滝口委員。 ◆滝口隆一 委員  公債費負担比率というのは、大体限度は15%程度だと一般的には言われているんですが、昨年度の20億円程度の一般会計の積み増しで、そこまでは行かないと思うんですが、いかがですか。 ○小久保 委員長  斎藤財政課長。 ◎斎藤 財政課長  財政運営上、約15%が警告ラインと、20%が危険ラインと言われておりますが、もちろんこの辺の上昇を留意しながら事務は進めてまいりたいと考えております。そのために10年間の中長期財政推計をつくりながら、将来の担保を確認しつつ予算を進めておりますので、そういったもので確認しながら進めていきたいと考えております。 ○小久保 委員長  滝口委員。 ◆滝口隆一 委員  財政当局の慎重な運営は、これは絶対必要なものでありますので、それは理解できるものであります。  しかしながら、まだ実態から言えば平成29年度は10.6%、さらに一般会計ベースで20億円ふえたとしても次年度からはその返済があって、また累積債務はマイナスベースに入っていく可能性があるわけです。ですから、そういう点でまだまだつくば市の健全財政は引き続き続くと私は考えます。  そういう点で、もっと踏み込んだ形で住民要求について考えていくべきではないのかと主張していきたいと思います。 ○小久保 委員長  北口委員。 ◆北口ひとみ 委員  87ページの市民税事務に要する経費のところなんですが、1,276万4,000円の支出済額の内訳を教えていただきたいのと、これは臨時職員ですか、業務内容と人数を教えていただきたいと思います。 ○小久保 委員長  本山市民税課長。 ◎本山 市民税課長  まず、先に臨時職員の派遣業務の回答をいたします。  委託の時期につきましては、平成30年1月22日から3月30日までです。一部は3月15日までの期間でございます。  人数につきましては、全体で21名で業務を執行している状況でございます。  執行状況につきましては、流用が781万3,000円ございますけれども、そのうち人材派遣の委託業務へは730万500円ということで行っております。  それはもともと当初予算では臨時職員のほうで計上しておりましたけれども、こちらは期間が申告相談と当初賦課ということで、そちらの業務への臨時職員の業務への計上ということで行っておりまして、期間が2カ月ぐらいということで、条件も2カ月という短期間で募集の状況も例年危惧するような状況でしたので、流用によりまして事業を委託業務に変えまして、それにより執行したという状況でございます。  そのほかの部分につきましては、一般的な例年の款項目の中で業務を執行いたしました。 ○小久保 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  92ページです。滞納処分の対策の成果というところで、差し押さえ件数が437件と出ておりますが、この差し押さえの実態、どういう形態の差し押さえが何件とか、そういうのがあるかと思うんですが、お願いします。 ○小久保 委員長  飯島納税課長兼徴税管理監。 ◎飯島 納税課長兼徴税管理監  差し押さえなんですけれども、不動産の差し押さえが全体のうちで62件、それ以外が債権の差し押さえとなっております。  債権の差し押さえは預金が274件、生命保険が37件、給与・賞与が38件と、主なものはそういう内訳となっております。 ○小久保 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  不動産の差し押さえと言った場合、その方が生活しているというところ、それから、給与というところも生活にかかわるところで非常に微妙なところだと思うんですが、そこら辺の滞納者の方の生活できる、そういったことに対する配慮というのはどうなっているのでしょうか。 ○小久保 委員長  飯島納税課長兼徴税管理監。 ◎飯島 納税課長兼徴税管理監  資力が乏しくて生活に危惧されるという場合には、無理な差し押さえというのはしておりません。まず、自宅に関しても差し押さえはせずに、その資力の状況の様子を見るということをしております。  また、給与に対しても、最低の生活レベルは保障する必要があるものですから、差し押さえ禁止額というのを設定しておりまして、必ずその差し押さえ禁止額以下のものは差し押さえしないという方針でやっております。  状況によっては、給与口座に振り込まれてしまえば差し押さえは可能なんですけれども、それもやらずに、これは給与だと思えば、その預金もやらないという方向でやっております。 ○小久保 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  ちなみに、この生活レベルの最低の金額、差し押さえてはいけない金額というのは、幾らなんですか。 ○小久保 委員長  飯島納税課長兼徴税管理監。 ◎飯島 納税課長兼徴税管理監  差し押さえ禁止額は法律で決められておりまして、概要的には1人まず10万円、そのほかの家族につきましては4万5,000円、また、税金とか社会保障費(後日:「社会保険料」と訂正)、その他が差し押さえ禁止額の根拠となっておりますので、その計算をいたしまして差し押さえする際には慎重に行っております。 ○小久保 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  この滞納した方については、分納とか、そんなことで対応するということになっていくんですか。 ○小久保 委員長  飯島納税課長兼徴税管理監。 ◎飯島 納税課長兼徴税管理監  財産調査を徹底してやっておりまして、ほかに資力がないということであれば、とりあえず分納で相談していただいて納付していただいております。  分納さえも不可能という方がいらっしゃいますので、そういう方には無理な催告はせずに、生活の状況を見守っていくという対応をしております。 ○小久保 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  それから、税金とかの滞納があるときに督促料金がかなりかかってきますよね。それだけでもかなりの額で、純然たる滞納している金額を払ってもなおかつ滞納が残っているという場合というのは、これは差し押さえの金額の中として一定配慮されているのでしょうか。 ○小久保 委員長  飯島納税課長兼徴税管理監。 ◎飯島 納税課長兼徴税管理監  延滞金のことですかね。  延滞金に関しましては、条例で延滞金の減免規程というものがございまして、それに該当するものであれば、例えば失業とか病気で働けなかったとか、それなりの理由があれば延滞金の減免は、申請に基づいて行っているところでございます。 ○小久保 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  現実、こういった減免を活用された件数というのは、どのぐらいあるのでしょうか。 ○小久保 委員長  飯島納税課長兼徴税管理監。 ◎飯島 納税課長兼徴税管理監  ここにその数字はきょうお持ちしていないんですけれども、これはかなりありまして、本当に月に数十件ぐらい、全て回ってきて課長決済なんですけれども、月に数十件ぐらいはあると思います。 ○小久保 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  ありがとうございます。もう一つ、公用車のリースとかメンテナンスとかの事業がありましたよね。49ページ、これに入るかどうかわからないので、例えば、「つくば市」と書いてある市のバスでいろいろな研修に行くとかそういうときに使うバスってありますよね。それはこの公用車の中に入っているんですか、それは別ですか。 ○小久保 委員長  坂田管財課長。 ◎坂田 管財課長  委員の質問の公用車の行政バスというのは、うちのほうに入っております。 ○小久保 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  入っていますか。  先日、民生委員を乗せたバスが高速のところでパンクをしたということを聞いているんですが、タイヤの劣化やいろいろあると思うんです。これがメンテナンスがどういうふうになっていたのか、そういったことでは、今あるバスはきちっとそこら辺も含めて整備ができているのか、ちょっとお聞きしたいんですけど。 ○小久保 委員長  坂田管財課長。 ◎坂田 管財課長  この間の事故の件もそうなんですけれども、必ず行政バスというのは運行前点検をやって、必ずそのドライバーの方が、1時間前にそのバスを見て点検をしてから出発するということなので、本当にこの間の高速のバスの一報が入ったときに驚いたんですけれども、ちょっと原因がわからないところもあったんですけれども、1時間前に必ずやっているということでございます。 ○小久保 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  タイヤの劣化とかスペアキーも、備えつけが古いものでは困るので、そこら辺の点検までちゃんとしてあったということですか。 ○小久保 委員長  坂田管財課長。 ◎坂田 管財課長  行政バス、公用車はそうなんですけれども、3カ月に1回必ず点検をして、タイヤの劣化等も見ているので、そういったことがないように十分気をつけて点検はしている状況でございます。 ○小久保 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  となると、今回のパンクは何が原因だったんですか。わからない、それはわからないということなんだ。 ○小久保 委員長  坂田管財課長。 ◎坂田 管財課長  ちょっとわからないです。 ◆橋本佳子 委員  いいです。 ○小久保 委員長  須藤委員。 ◆須藤光明 委員  実績報告書の48ページなんですが、管財課関係なんですけれども、小さい金額だと思うんですが、平成29年度にここで普通財産の処分または払い下げなんですけれども、これ6筆あります。6筆ありまして3,134.87平米で1,082万円ということなんですけれども、この地目ですね、畑なのか山林なのか、あるいは道路なのか、その辺でちょっとお聞かせ願いたいと思います。 ○小久保 委員長  坂田管財課長。 ◎坂田 管財課長  主に廃道敷の払い下げということになっております。
    ○小久保 委員長  須藤委員。 ◆須藤光明 委員  今、廃道敷ということなんですけれども、市内はかなり大きな地域ですから、特にそういうものがまだまだ調査すればあるんじゃないのかなと思うんですけれども、できるだけ横の連絡、担当部、いわゆる換地すれば道路整備だと思うんですが、そういう方と、もちろん地元の隣接地あるいは区長の意向、これも聞かなくちゃならないのですが、できるだけそういうものを不要とは申しませんけれども、処分していただいて一般会計の様子を見るとか、そういうのでお願いできればと思います。  それから、もう一つ、財政調整基金の今後の状況というか、平成29年度をもとにしながら、今後の方針あるいはそういう意向等があれば、担当課長、お願いしたいんですが。 ○小久保 委員長  斎藤財政課長。 ◎斎藤 財政課長  平成29年度の財政調整基金の最終的な金額につきましては、約34億円ということになっております。  現状で言いますと、平成30年5月補正で積み立てをさせていただきまして、今現状で46億5,000万円という状況になってございます。  今の平成29年度の財政の積立金の残高の比率としまして、県から一報が入っておりますので、その結果をちょっとお伝えさせていただければと思うんですけれども、まず、一般会計の特定目的基金、総額で平成29年度の決算としましては、つくば市110億円ほどになってございます。その金額を標準財政規模で除した割合を県内で比較しますと、県内でも下位のほうに位置している状況になっております。  ですので、近年、財政調整基金につきましては30億円から40億円で推移しておりますので、この辺を維持できればとは考えております。 ○小久保 委員長  須藤委員。 ◆須藤光明 委員  次年度の予算を計画する場合に、それも大なるものがあると思いますので、できるだけ財政調整基金に対して、特に備えあれというのがありますから、それの方向づけて、瞬時に自然災害なんかもありますから、そういうときに対応できなくなってしまうので、市債に頼らないでそういう方向で十分なる年間の予算を傾注しながらお願いしたいと思います。  よろしくお願いします。 ○小久保 委員長  山中委員。 ◆山中真弓 委員  さっき橋本委員の質問で、バスのスペアタイヤも劣化していたという話だったような気がするんですけれども、スペアタイヤ、3カ月に1回点検していて、交換するときに、すごい古いタイヤだなと言いながら交換していたという話も言っていたので、それは3カ月に1回の点検でそれが漏れているのかどうか、ちゃんと点検されているのかどうかは、どうなのでしょうか。 ○小久保 委員長  坂田管財課長。 ◎坂田 管財課長  今のお話で、私もスペアタイヤって普通乗用車みたいに細いのかと思っていたんですけど、ちゃんとしたバスは同じような、スペアって言っているだけで、それも点検をしていますので、そういったことはないと、同じタイヤなので点検をしております。 ○小久保 委員長  山中委員。 ◆山中真弓 委員  それを交換していた方が言っていたという話だったので、実際きちっと点検されているということだったらいいのかなと思うんですけれども、ほかのところもきちんと、点検のチェック項目とかがあるのかどうかわからないんですけれども、不備がないようによろしくお願いします。 ○小久保 委員長  北口委員。 ◆北口ひとみ 委員  407ページの基金積立金ですね、一番上の奨学資金給付基金積立金のところなんでけれども、平成29年度末基金残高がゼロ円ということで、これは前にもちょっと問題になったかと思いますが、ここの残高がなくなると困るのだろうなということなんですけれども、方向性というか、市の考えがあったら、対策とか対応とかあったら聞かせてください。 ○小久保 委員長  斎藤財政課長。 ◎斎藤 財政課長  こちらの残高につきましては、平成29年度末ゼロとなっておりまして、平成30年度につきましては、アイラブつくばでまた寄附をいただきまして、こちらに積み立てを今考えております。  教育委員会でも積極的にこちらの基金のアイラブつくばに対する寄附金を積極的に募っておりますので、こちらについては先日も相談がありましたけれども、めどがかなりついて、積み立てを行いたいと教育委員会からの申し出はございました。 ○小久保 委員長  北口委員。 ◆北口ひとみ 委員  わかりました。よろしくお願いします。  続いて、その下にあります公共施設整備基金積立金のところなんですけれども、この基金そのものは、整備を新しくするための積立金と考えていいですか。 ○小久保 委員長  斎藤財政課長。 ◎斎藤 財政課長  こちらの基金の用途につきましては、整備について充当と考えております。 ○小久保 委員長  北口委員。 ◆北口ひとみ 委員  ということは、新しく交流センターをつくるとか、そういったときに充当されるかもしれないお金と考えていいですか。 ○小久保 委員長  斎藤財政課長。 ◎斎藤 財政課長  北口委員おっしゃるとおりでいいと思います。 ○小久保 委員長  北口委員。 ◆北口ひとみ 委員  わかりました。  それと続けてなんですが、隣の408ページの福祉振興基金積立金なんですけれども、基金残高が2億何がしかあるんですが、これはどういったものに用途としては充てられるものなんですか。 ○小久保 委員長  斎藤財政課長。 ◎斎藤 財政課長  今の福祉振興基金については、ちょっとお時間をいただいてもよろしいでしょうか。  先ほどの公共施設整備基金積立金の充当なんですけれども、これまでに修繕工事等にも充てたこともございます。  済みません、ちょっと調べさせてください、時間をください。 ○小久保 委員長  北口委員。 ◆北口ひとみ 委員  続けて、隣の409ページ真ん中のまちづくり事業基金積立金もそこそこ、7億4,000万円あるということで、これは合併まちづくり計画に定められた事業に要する経費となっていて、今後どういう予定があるのか聞きたいんですけど。 ○小久保 委員長  斎藤財政課長。 ◎斎藤 財政課長  こちらのまちづくり事業基金につきましては、合併関連で積み立てた基金となっております。果実運用型の基金となっておりましたけれども、ある程度、こちらの基金の借り入れの返済等終わっていますので、今後取り崩してまちづくり関連の事業に充てることは可能かと思います。 ○小久保 委員長  北口委員。 ◆北口ひとみ 委員  ということは、とりあえずこの基金そのものは、今のところ使う用途はないと考えていいんですか。 ○小久保 委員長  斎藤財政課長。 ◎斎藤 財政課長  もう一度、よろしいでしょうか。 ○小久保 委員長  北口委員。 ◆北口ひとみ 委員  まちづくり事業基金積立金というのは、もう用途がなくなっていて、一応こういう形で残っていると考えていいですか。項目としてここに位置づけられているということなんですよね。 ○小久保 委員長  斎藤財政課長。 ◎斎藤 財政課長  先ほどのまちづくり事業基金につきましては、まだ条例が残っておりますので、その条例に沿っていきますと、まちづくり事業に充てるということになっておりますので、もしほかに充てるとすれば条例を廃止して、どこかほかの基金に積み立てて、またほかの事業に充てるという流れになるかと思われます。 ○小久保 委員長  北口委員。 ◆北口ひとみ 委員  わかりました。  続けてもう一つだけ聞かせてください。410ページの下の部分の地域雇用創出推進基金積立金の、このお金なんですけれども、これは地域における雇用の創出を推進するためということなんですが、どういう用途の今、予定があるのかお聞かせください。 ○小久保 委員長  斎藤財政課長。 ◎斎藤 財政課長  こちらの基金につきましては、地域における雇用の創出を推進するための事業に充てるという目的の積立金となっております。 ○小久保 委員長  北口委員。 ◆北口ひとみ 委員  ということは、雇用創出か何かの事業に今後充てるということですかね。 ○小久保 委員長  斎藤財政課長。 ◎斎藤 財政課長  現在、産業振興課の産業振興の助成金のほうに、こちらは充当しております。 ○小久保 委員長  小森谷委員。 ◆小森谷佐弥香 委員  92ページに戻って、当初予算では2,000万円近くが臨時職員となっていますけれども、その業務内容と、わかれば人数を教えてください。 ○小久保 委員長  飯島納税課長兼徴税管理監。 ◎飯島 納税課長兼徴税管理監  臨時職員の人数は5名で850万円でございました。  業務内容ですが、主に財産調査、これは滞納している方の預金を、銀行で書面を調べる。そして、その調べた結果をパソコン上に記載しておくという作業や、差し押さえなどを執行した場合にたくさんの書類が発生しますので、その定型的な書類を作成していただく。また、口座振替とかの業務も膨大な量がありますので、その毎日繰り返されている業務をお願いしているというところが主な内容です。 ○小久保 委員長  小森谷委員。 ◆小森谷佐弥香 委員  ありがとうございます。こういった職、業務をされている方というのは、ずっと臨時職員のままでいいのか、正職員になる場合もあるのかということをちょっとお聞かせください。 ○小久保 委員長  飯島納税課長兼徴税管理監。 ◎飯島 納税課長兼徴税管理監  多くの方は、臨時職員のままで同じ業務を希望して続けていただいています。  最長でも1年たつと再度面接を一般公募して行いまして、その中で合格した方をまた採用するという形をとっております。  ただ、中には大学を卒業されて一旦企業に入って、それをおやめになって納税課で働いて、それで市役所の試験を正規に受けて合格して市役所の職員になったり、県の職員になったりしている方もいらっしゃいます。 ○小久保 委員長  斎藤財政課長。 ◎斎藤 財政課長  先ほど福祉振興基金の積立金について質問いただいた件ですけれども、こちらの基金の目的につきましては、福祉事業全般に要する経費の財源に充てるための基金となっております。 ○小久保 委員長  それでは、認定第1号の財務部の質疑を終結いたします。  続いて、認定第5号 平成29年度つくば市作岡財産区特別会計歳入歳出決算認定についての質疑を行います。  なお、質疑は歳入歳出を一括して行います。  順次、発言を許します。                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小久保 委員長  ないようですので、認定第5号の質疑を終結いたします。  以上で、財務部に対する質疑を終結いたします。  次に、認定第1号の会計事務局に関する質疑に入ります。  順次、発言を許します。  滝口委員。 ◆滝口隆一 委員  この実績報告書の記載の件なんですが、表があるんですが、上から平成27年度、平成28年度、平成29年度という表と、下から平成27年度、平成28年度、平成29年度という二通りの表記がありまして、何かあれ減っているんじゃないかといってよくよく見てみると幾らかふえているとか、そういうことがありますので、答弁は要りませんが、今後。 ○小久保 委員長  滝口委員、ページを言ってもらってもいいですか。 ◆滝口隆一 委員  あちこちの話だから、その程度です。記載の点をひとつ今後もやってくれということでよろしくお願いします。                   〔「財政です」と呼ぶ者あり〕 ◆滝口隆一 委員  財政ですか、それだけでいいです。 ○小久保 委員長  ほかに、質疑、発言はございませんか。                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小久保 委員長  ないようですので、認定第1号の会計事務局の質疑を終結いたします。  これにて第3区分の質疑を終結いたします。        ──────────────────────────────────── ○小久保 委員長  以上で、本日の審査は終了いたしました。  あす11日木曜日は、午前10時から当全員協議会室において第4区分から第6区分までの質疑を行いますので、午前9時50分までに御参集くださいますようお願いいたします。  本日の委員会はこれをもって閉会いたします。長時間お疲れさまでございました。                     午後4時15分散会...