つくば市議会 2018-09-04
平成30年 9月 4日全員協議会-09月04日-01号
平成30年 9月 4日
全員協議会-09月04日-01
号平成30年 9月 4日
全員協議会
つくば市議会全員協議会
─────────────────────
平成30年9月4日 午前10時34分
開会
─────────────────────
出 席 議 員
1 番 山 中 真 弓 君 15 番 塚 本 洋 二 君
2 番 小森谷
佐弥香 君 16 番 山 本 美 和 君
3 番 高 野 文 男 君 17 番 浜 中 勝 美 君
4 番 長 塚 俊 宏 君 18 番 大久保 勝 弘 君
5 番 黒 田 健 祐 君 19 番 橋 本 佳 子 君
6 番 神 谷 大 蔵 君 20 番 小 野 泰 宏 君
7 番 小久保 貴 史 君 21 番 高 野 進 君
8 番 皆 川 幸 枝 君 22 番 柳 沢 逸 夫 君
9 番 五 頭 泰 誠 君 23 番 須 藤 光 明 君
10 番 宇 野 信 子 君 24 番 鈴 木
富士雄 君
11 番 木 村 清 隆 君 25 番 塩 田 尚 君
12 番 北 口
ひとみ 君 26 番 滝 口 隆 一 君
13 番 木 村 修 寿 君 27 番 金 子 和 雄 君
○
議長(
塩田尚君)
北口ひとみ君。
◆12番(
北口ひとみ君) 今回
ウェブ上での
アンケートをしていただいているのですけれども、今後の民意の確認についてお聞きしたいと思います。昨年の
アンケート等もされていますし、今回の
ウェブ上での
アンケート結果1,242件という件数ですし、この
つくば駅
周辺の
来訪頻度から見ると、余り利用した
人たちが主にやっているという感じでもなさそうなので、この辺のことをどのように捉えていらっしゃるのかということと、それから、今後恐らく9月
最終日に出るであろう
調査結果を踏まえてなると思うのですけれども、民意の確認等々はどのようにお考えなのか。その点についてお聞きしたいと思います。
○
議長(
塩田尚君)
長島都市計画部長。
◎
都市計画部長(
長島芳行君)
先ほど説明の中で申し上げたとおり、
売却時期などを考えると、かなり短期間の
スケジュール感にはなるとは思うのですが、
説明会の開催とかできる限り情報を出していくような
取り組みは考えていきたいと考えています。
○
議長(
塩田尚君)
北口ひとみ君。
◆12番(
北口ひとみ君) ということは、仮にこの
方向性が定まって、市が何らかの
関与をするというような
方向性が出た段階で、もう一度民意を確認するということはないという理解でよろしいのですかね。
○
議長(
塩田尚君)
五十嵐市長。
◎
市長(
五十嵐立青君) 非常にタイミングがどこになるかというのが非常に難しい問題なのですが、今、本当に
急ピッチで進めていまして、9月中に皆様にこういう
可能性がありますということをお示しした上で、できればもう一度
市民アンケートを、そこにはかかってくる
費用等が書き込まれたものになると思いますが、行いたいとは考えております。それで十分かと言われると、またそれも難しいので、今、
部長も申し上げましたが、どこかで
説明会のような形でのものも実施をさせていただきたいなと考えております。
○
議長(
塩田尚君)
北口ひとみ君。
◆12番(
北口ひとみ君) 今、お話伺って、丁寧に進めていただくということなのでよろしくお願いします。
○
議長(
塩田尚君)
鈴木富士雄君。
◆24番(
鈴木富士雄君) 先ほどの
説明の中で新
都市株式会社に
つくば市では
出資金か
資本金みたいなものを出していないような話を伺ったのですけれども聞き違いなのか。URと茨城県と
つくば市で
出資して、前身の新
都市整備株式会社が設立され、その後
筑波都市整備に移行したのではないかと思うのですけれども。
○
議長(
塩田尚君)
長島都市計画部長。
◎
都市計画部長(
長島芳行君) 現状としましては、
筑波都市整備株式会社の
親会社となる新
都市ライフというところに
出資をしているというところです。100%子会社という形になっております。
○
議長(
塩田尚君)
鈴木富士雄君。
◆24番(
鈴木富士雄君) 了解しました。
○
議長(
塩田尚君)
山中真弓君。
◆1番(
山中真弓君) 先ほど、この資料をいただいているのですけれども、私、市報から聞きたいのですけれども、市報の一面の記事のところで、
クレオの
再生に関する市の
検討状況としまして、アとイという二つのケースで考えていますということだったのですが、この
説明文を読んでよくわからなくて、アのほうは
民間事業者が
クレオを購入し、市が一部を賃借または購入し
公共施設を導入すると書いてあるのですが、
クレオを購入しようとしている
民間業者が今あるのかどうか。あるのであれば、どこが挙がっているのか教えてください。
それから、イのほうは市または市などが
出資する
法人が
クレオを購入し、市が一部に
公共施設を導入すると書いてあるのですけれども、市が
出資している
法人というのは、どこのことを指しているのか教えてください。
○
議長(
塩田尚君)
長島都市計画部長。
◎
都市計画部長(
長島芳行君) まず、購入については、今ここで資料に書きましたとおり、幾つかあるようですが、そのうちの一つとしては、
商業施設を残すという
提案としては、一部を
マンションとするような
計画のものがあるというところを
報告させていただきました。
購入希望の意向があるということは聞いています。
それから、
法人については、現在設立されている
法人ということではございませんので、購入する場合に適切な
法人を設立するかどうかということになろうかと思います。
○
議長(
塩田尚君)
山中真弓君。
◆1番(
山中真弓君) もしこういう
民間業者とかが入ってくる場合、今あそこの場所は、
筑波都市整備が土地の賃借料とかを支払っていると思うのですけれども、どこに賃借料を払っているのか。その入った業者がもし
民間業者とか
出資する
法人なんかが入った場合には、賃借料は継続的にそこに払っていくことになるのか。その土地の所有者がかわるのかどうかというところももしわかれば教えてください。
○
議長(
塩田尚君)
長島都市計画部長。
◎
都市計画部長(
長島芳行君) まず、今現在、土地、建物については、
筑波都市整備が所有しているということですので、
筑波都市整備が賃料を受けているとかそういうことではありません。
筑波都市整備の所有です。
○
議長(
塩田尚君)
山中真弓君。
◆1番(
山中真弓君) もし、
民間業者が入ったり
出資する
法人などが入った場合には、
筑波都市整備にその後も例えば賃借料とかを、完全に
売却するということなのですかね。それとも一部を借りていくのかどうか教えてください。
○
議長(
塩田尚君)
長島都市計画部長。
◎
都市計画部長(
長島芳行君)
売却がされてしまえば
売却先が当然
売却先の持ち物になりますので、市が借りるということになれば市は賃借料を払う。それから、先ほどの中にあったように市が購入か、あるいは
法人として購入するかということであれば、それは、市あるいは
法人の持ち物になろうかと思います。
○
議長(
塩田尚君) 塚本洋二君。
◆15番(塚本洋二君) 先ほど
親会社の新
都市ライフですかね。そちらに
出資されているということだったのですが、これは、
つくば市で言えばどのぐらいの割合
出資されているのですか。
○
議長(
塩田尚君) 高野
財務部長。
◎
財務部長(高野正美君)
株式会社新
都市ライフホールディングスに
出資している金額ですけれども、1億964万2,000円、これは決算書の有価証券の金額でございます。
○
議長(
塩田尚君) 塚本洋二君。
◆15番(塚本洋二君) その金額ですが、比率的には何%ぐらいなのでしょうか。
○
議長(
塩田尚君) 高野
財務部長。
◎
財務部長(高野正美君) 詳しくはいま手持ちでございませんので、確認したいと思います。
○
議長(
塩田尚君) 塚本洋二君。
◆15番(塚本洋二君) もう1点なのですけれども、国とか県の関係機関も
出資されていると思うのですけれども、そのほかでされているところがもしあれば、主だったところを教えていただければと思います。
○
議長(
塩田尚君)
長島都市計画部長。
◎
都市計画部長(
長島芳行君) 詳細手持ちがないのですが、URや金融機関などが
出資しているというところになると思います。
○
議長(
塩田尚君) ほかに発言ありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
塩田尚君) ないようですので、これにて、
クレオに関する
検討状況については、発言を終結いたします。
────────────────────────────────────
○
議長(
塩田尚君) 案件第2、
つくば市
入札制度運用方針案について
説明を求めます。
総務部長藤後 誠君。
〔
総務部長 藤後 誠君登壇〕
◎
総務部長(藤後誠君) 新たな
つくば市
入札制度運用方針案について、資料に基づき
説明させていただきます。
入札制度運用方針見直しの概要につきましては、昨年8月8日の
全員協議会で御
説明させていただきましたが、改めて現在
運用している方針を見直した主な点について、簡単に
説明させていただきます。
まず、資料ナンバー1をごらんください。A3の縦長になっているものです。
1ページの左側に番号が振っております。1ページの2、入札の実施要件(1)から(5)までありますが、(3)
最低制限価格の適用をごらんください。
アとして、予定価格が1億円未満の工事請負契約といたしました。現行の5,000万円未満から引き上げております。
続きまして、(4)低入札価格
調査制度ですが、
最低制限価格の適用価格見直しに伴い、予定価格が1億円以上の工事請負契約といたしました。現行の5,000万円以上から引き上げております。
続きまして、(5)予定価格の公表ですが、事前公表として、予定価格が1億円未満の工事請負契約といたしました。現行の1,500万円未満から引き上げております。
3ページをごらんいただければと思います。
5番、入札参加基準点設定、(1)建設工事の表ですが、予定価格の範囲とランク設定について、一つの例でございますが、電気工事を除く建設工事で、Cランク業者の参加可能価格範囲を現行の1,500万円未満から2,000万円未満まで引き上げております。また、Aランク業者の参加可能価格範囲を現行の3,000万円以上から2,000万円以上へ引き下げるなど、A、B、C各ランク業者の受注機会の均等化を図っております。現在
運用している方針を見直した主な点は以上でございます。
続きまして、資料ナンバー2をごらんください。
左右に分かれておりますが、まず、左側こちらは、先ほどの資料ナンバー1と同じ最終案でございます。
右側は、昨年8月の
全員協議会でお示しした案です。変更点を見やすくするため、対比させていただきました。
内容が変わった点について、
説明させていただきます。
まず、1ページ左側最終案をごらんください。
こちらも番号があります。2番の入札の実施要件(1)一般競争入札の公告期間ですが、前回これは右側にも書いてあるのですが、公告から開札までの期間を15日程度目安としておりましたが、案件の内容等によって、見積もり期間を設定するため表記を必要な見積もり期間といたしました。
続きまして、(3)
最低制限価格の適用につきましては、
ランダム計数を明記いたしました。なお、
ランダム計数の採用につきましては、この後
説明させていただきます。
続きまして、2ページ、内容にかわりはございません。ただし、より詳しい
説明、それからわかりやすい表記とさせていただきました。
続きまして、3ページをごらんください。
3番入札の参加要件、(1)地域要件ですが、前回は、具体的な設定を記述しておりましたが、左側最終案では、地域経済活性化の観点から案件ごとに地域要件を設定することといたしました。
続きまして、(2)落札件数の制限、それから(3)手持ち工事件数の制限につきましては、前回はどちらも市内に本店のないものにあっては1件までとしておりましたが、過年度の実績を精査したところ、同一の入札日において、受注機会均等化への影響がないことが確認されましたので、市内外を問わず2件までといたしました。
続きまして、4ページをごらんください。
6番入札要件等設定一覧表ですが、先ほど御
説明したとおり、地域要件の欄に地域経済活性化の観点から案件ごとに設定、これを明記させていただきました。
続きまして、5ページをごらんください。
7番その他の欄に(4)として、この
運用方針に定めるもののほか、新たに
運用方針に定める必要が生じた場合は、施工など実証的な
運用を図り、検証した上で定めることを明記いたしました。
続きまして、
最低制限価格を設定する際の
ランダム計数の採用について
説明させていただきます。資料ナンバー3をごらんください。
まず、
最低制限価格の決定は、最低制限基本価格こちらに
ランダム計数を乗じ得た価格を
最低制限価格といたします。
なお、最低制限基本価格は、現在算出している
最低制限価格といたします。こちらで行きますと3番
ランダム計数の数値でございます。
ランダム計数の数値は、0.9950から1.0050まで0.0001刻みの全101通りといたします。
なお、本市が採用するこの0.9950から1.0050までの数値範囲につきましては、
ランダム計数を採用している県内12自治体のうち、6自治体が採用しております。
4番、
ランダム計数の決定は、開札日当日、開札会場に来場した入札参加者の代表者のくじ引きにより決定することといたします。
5番、くじ引きは、計数が記載された101枚のカードを抽選箱から引く方法といたします。
6番、くじ引きは、開札当日の開札開始前1回のみ実施し、
最低制限価格を設ける全案件の同一の
ランダム計数を適用するものといたします。
7番、
最低制限価格の決定は、開札直前に事前に設定された最低制限基本価格書を開封し、その価格に
ランダム計数を乗じて、1,000円未満を切り捨てた価格といたします。
9番、最低制限基本価格、
ランダム計数及び
最低制限価格の公表につきましては、契約締結後市ホームページにて公表いたします。
資料2ページには、
ランダム計数を用いたフロー図を添付いたしましたので参考にしてください。
最後に、建設工事の特別簡易型総合評価方式による入札の試行について
説明いたします。資料ナンバー4をごらんください。
この方式による入札は、価格及びその他の条件が市にとって最も有利なものを持って、入札した
企業を落札者とするもので、入札価格と同種工事の施工実績や地域貢献などの評価項目を総合的に評価する方式です。
資料の1ページから4ページまでは、
つくば市
建設工事特別簡易型総合評価方式試行要領です。
5ページをごらんください。基準表になっております。
この中で評価項目、評価基準、評価点は、この基準表を基本として、案件ごとに作成いたします。
6ページをごらんください。
一番上段から、災害時地域貢献の実績、それからその下、地域活動の実績、これも評価項目としております。これらの評価項目や評価基準等については、学識経験者2人以上の
意見を聞くことになっております。
資料7ページでございますが、こちらは、開札時に落札候補者を決定するために用いる評価調書です。
最後のページ、8ページをごらんください。こちらは、実施フローです。
ごらんのとおり、通常の一般競争入札と比べ、対象工事の選定から入札審査委員会の審査に至るまでの期間が約1カ月程度長くなります。そのため、適正な工期を確保するなど、発注時期等に配慮が必要な方式です。
以上、新たな
つくば市
入札制度運用方針案について、
説明させていただきました。
冒頭、
市長挨拶にありましたとおり、この
運用方針そして
ランダム計数につきましては10月からの施行、また、建設工事の特別簡易型総合評価方式につきましては、今月公告し10月の開札を予定しております。この方式を
運用した後も常に検証しながらよりよい入札制度に取り組んでまいりますので、よろしくお願いいたします。
○
議長(
塩田尚君) これより、
議員各位の御
意見、質疑がありましたら発言を許します。
なお、
発言者は、挙手の上、
議長の許可を得てから発言されるようお願いいたします。
順次発言を許します。
宇野信子君。
◆10番(
宇野信子君)
ランダム計数を
議会の決議に基づいて入れていただいたのはよかったと思いますが、1点心配なことがありまして質問します。
この
ランダム計数の幅なのですけれども、0.9950から1.0050までの101通りということで、幅が1%なのですよね。それで、1億円未満の
事業が対象になるということですが、一番小さなものだと100万円台からになると思うのですけれども、100万円の1%と言うと、例えば200万円の1%は2万円なのですよね。そうすると、例えば200万円が最低制限基本価格になった場合、201万から199万円までということで、千円単位で千円未満は切捨てなのですけれども、実際入札の結果を見ますと大体1万円単位でそれより千円単位で入札されるところは、非常に少なくなっているのですよね。そうすると、例えば200万円だったら、選択肢は結局その中で三つぐらいしかないわけですよね。これが、例えば400万円になると五つとかになると思うのですけれども、せっかく千円未満は切り捨てということは、千円単位で刻んでいただくのはいいのですが、入札するほうはそんなに細かく刻んでいないので、結局は1万円単位で刻んでいるのと結果的には同じことになる
可能性があると思うのですよ。なので、先ほど、この同じ割合でやっているのが12自治体中6自治体ということで、私も調べたのですが、お隣の土浦では、実質4%の幅でやっているのですよね。なので、本当にこの1%でいいのかというのは、時間はないと思うのですが、せっかくやるものですからベストなものにトライしてもらいたいなと思うのですが。
それともう一つは、決議出すときに質疑でも言いましたけれども、
最低制限価格を最低制限基本価格にして、下に0.995と言うと、
最低制限価格より下回る場合がでてくるわけですよね。なので、自治体によっては、1から1.01までとか土浦だったら0.98から1.02ですけれども、最低制限基本価格を
最低制限価格プラス
ランダム計数の幅の2分の1を掛けたところに基本価格をちょっと上げて、一番低くなっても
最低制限価格を下回らないようにするという方法をやっているところがありますよね。この2点、この幅1%でいいのかということと、この
最低制限価格を下回るこの設定というのは、下回らないようにするのは簡単だと思うのですけれども、そこのところお考えというか、
検討してほしいのですがどうでしょうか。
○
議長(
塩田尚君) 木村契約検査課長。
◎契約検査課長(木村幸弘君) ただいまの御質問にお答えします。
まず、1%の幅ということなのですが、先ほども御
説明で申し上げましたように、半分の6自治体が採用している計数でございまして、今現在
つくば市では、
最低制限価格を設けるものについては、1万円未満切り捨てということで
最低制限価格を設けております。それによって、入札に参加される方も1万円単位での入札がなされているということになります。
今後
ランダム計数を採用するに当たりましては、千円未満切り捨てで千円単位で設定を行いますということを御周知いたしますので、それによって、入札へ参加される方々も千円単位での応札に導くということになろうかと思います。
続きまして、最低制限基本価格の下回る価格についてという御質問ですが、昨年9月の
議会の決議のときに質問等のやりとりの中で、1.00から上だけという御質問もあったかと思います。そのときの答弁の中に上下ということの発言がございまして、決議の際にも上下ということで要望いただいたということと、1.00から上をやっているのが水戸市とひたちなか市の2自治体が採用されているのですが、ほかの自治体は上下ということで、今回上下ということにいたしました。
○
議長(
塩田尚君)
宇野信子君。
◆10番(
宇野信子君) まず、千円単位にすれば入札のほうも千円単位で入れてこられるということなのですが、ここに
ランダム計数がかかってくるので、不確定要素が出てきますよね。本当に試算して千円単位で出してこられても最後に
ランダム計数がかけられるので、ぴしっと計算したものが最後に計数で動きますから、
事業者が千円単位で出してくるかは不透明だと思うのですよね。きちんと計算すればぴったりになるとは限らないわけですから、逆に言うと余り千円単位で出しても意味があるかどうかということで、それは、もちろんやってみないとわからないし、それは検証していただくと最後につけ加えていただいたので、その実態を見て、選択肢が実質は少なくなるということであれば見直して、幅を広げるということも必要になってくるのではないかなと思います。1万円単位と言っても5千万円の1万円単位と200万、300万の1万単位では、結局選択肢の数がすごく違ってきますよね。なので、そういう意味で、このパーセントで大丈夫なのかなというのが心配するところです。
それと、さっきの
議会での決議で答弁とか議決内容でというのは、そのとき最低制限基本価格とか基準価格とかいうのは、イコール
最低制限価格とは言っていないと思うのですよね。ですから、基準価格を設けてその上下という意味だったので、そこは
最低制限価格は何のために計算するかと言うと、この工事ができる最低価格という意味ではないかと思いますけれども、どちらかと言うと
ランダム計数の幅はこれでいいのかということのほうが問題ですけれども、そこの部分も10月施行ということで余り時間がないのかもしれませんけれども、この2点は
検討してもらいたいなと思っております。
○
議長(
塩田尚君)
北口ひとみ君。
◆12番(
北口ひとみ君) 先ほどの6自治体を参考にということだったのですけれども、前にも
説明のときに聞いたかもしれませんが、この6自治体はどこなのか教えていただけますか。
○
議長(
塩田尚君) 木村契約検査課長。
◎契約検査課長(木村幸弘君) 6自治体ですが、まず、茨城県、結城市、鹿嶋市、かすみがうら市、
つくばみらい市、阿見町、以上6自治体でございます。
○
議長(
塩田尚君)
北口ひとみ君。
◆12番(
北口ひとみ君) 前回教えていただいたときが
ランダム計数を入れている自治体が12自治体だったので、その半分の6自治体が0.995から1.005を採用しているということらしいのですが、前回決議案を出したときに非常に
ランダム計数の導入は、くじ引き件数及び同一価格入札の減少のメリットであるとか
最低制限価格の情報漏えい防止になるというようなところに鑑みて、
ランダム計数の導入を図ってはどうだというような話があったと思うのです。今回の6自治体の内容ですが、お隣の土浦もたしか入っていたと思うのですけれども、土浦はどのくらいの割合になっていましたか。
○
議長(
塩田尚君) 木村契約検査課長。
◎契約検査課長(木村幸弘君) 土浦市は、0.980から1.020までになっております。
○
議長(
塩田尚君)
北口ひとみ君。
◆12番(
北口ひとみ君) お隣の土浦がそういった形の入札をやっているということで、
つくば市といろいろな意味で、隣り合わせの
事業の入札のかかわる
企業が多いのではないかなと思います。
先ほど、宇野
議員も言いましたけれども、
ランダム計数によって、幅が出るということがこのメリットの効果を上げるのであれば、もう少しそこのところは考慮すべきではないかなと考えます。といいますのが、今回建設
事業、ことしになってからのなのですが調べてみました。前回の議案の中でも
最低制限価格ぴったりでいかがなものかというような議論があって、その後調べてみたのですが、ことしに入ってから建設の情報が載っているものが余りたくさんはないのですけれども、ことし4月に行われたときは、3件のうちの2件が
最低制限価格もしくは失格価格のぴったりだったのですね、3件のうちの2件が。あと、5月は4件でしたけれどもゼロでした。6月は35件中13件、この7月12日が最後の結果が出ているものなのですけれども、これを見ると22件のうちの16がぴったりであるというような
状況で、かなり割合は高いのですよね。7割方が
最低制限価格もしくは失格限度価格になっている
状況に鑑みると、かなり
つくば市は、そのメリットを生かせるような方向にしないとなかなか大変かなと。この間の決議案の意図とする部分が組み入れられないのではないかなと非常に懸念を持っておりますので、御
検討よろしくお願いします。
○
議長(
塩田尚君) 塚本洋二君。
◆15番(塚本洋二君) 今、宇野
議員、北口
議員も言われたのと同じようなところもあるのですが、要は、
ランダム計数を導入していただきたいと最初になったのは、入札の中で同一金額での入札が非常に多かったわけですね。件数によっては、本当に十数社も同一の金額があって、そういったのを解消すべきではないかというのがあったので、
ランダム計数を用いるということで進めていったわけですけれども、先ほど宇野
議員が最初に言った200万円のことであれば、今回の制度を入れると五つ程度の選択肢ということも考えられて、これまでの同一金額者が多かったというのも解消するということであれば、1億円未満であればやるわけですから、ある程度の金額によっては、パーセントをもっと広げていくべきではないかと思いますので、そういったことも
検討していただきたいと思います。
○
議長(
塩田尚君) 小久保貴史君。
◆7番(小久保貴史君) 1点、確認といいますか質問で、地域要件について質問をしたいと思うのですけれども、市内本店を基本ということでこれまでランクづけ、あるいは入札条件ということでしてきたというように思っています。今回地域経済活性化の観点から案件ごとに設定ということで、確認させていただきたいのは、何となく地域要件が広がったようなイメージを持つところがあるので、基本的には市内本店であるんだけれどもその案件によって、特殊性であったりとかあるいは競争性が確保できない、入札の参加要件を満たす会社が少ない、そういった場合において、あくまで案件ごとに広げるというイメージでいいかどうかという確認をさせていただきたいと思います。
○
議長(
塩田尚君) 木村契約検査課長。
◎契約検査課長(木村幸弘君) ただいまの御質問なのですが、基本的な
考え方はかわってございません。というのは、前回
全員協議会でお示ししたものは、限定的に応札可能者数が競争性の確保の観点からとかという具体的な例で、場合によってはそれのみを持ってというふうに捉えられかねないというところで、物品の調達ですとか役務業務なんかにも市内で調達できるものについては、市内本店の設定をしていくために幅広い表現とさせていただきました。
○
議長(
塩田尚君) 小久保貴史君。
◆7番(小久保貴史君) ぜひそういった市内本店というのは基本のベースということで、ぜひお願いをしたいというように思います。
○
議長(
塩田尚君) 木村修寿君。
◆13番(木村修寿君) 先ほどの
ランダム計数の数値範囲を採用しているのは、県内で6団体ということなのですが、これも入札は千円単位でやっているのでしょうか。
○
議長(
塩田尚君) 木村契約検査課長。
◎契約検査課長(木村幸弘君) ただいまの御質問で、千円単位で行っている自治体が5自治体ございます。水戸市、土浦市、ひたちなか市、かすみがうら市、神栖市。ですから先ほどの計数で1万円でやっている自治体もありますし、千円単位でやっている自治体もあるということで統一ではございません。
○
議長(
塩田尚君) 木村修寿君。
◆13番(木村修寿君) わかりました。一般的には、今までは
つくば市では、万単位でやっていたわけでございますので、できるならば金額の少ないものについてもう少し幅を広げていただいたほうがいいのかなと思う次第でございます。
○
議長(
塩田尚君)
滝口隆一君。
◆26番(
滝口隆一君) 私も
意見だけ表明しておきます。確かに1億円の場合と100万、200万の場合と実際が違ってきますので、その辺のことを実際に考慮した上で、
ランダム計数についても考えていくべきだと主張しておきます。
○
議長(
塩田尚君) 山本美和君。
◆16番(山本美和君) 資料2の3ページ目のこの地域要件について、今回地域経済活性化の観点から案件ごとにということでかえたということなのですが、これは、どのような理解をしたらよろしいでしょうか。具体的に地域経済活性化の観点から案件ごとにというのは、どういうことを想定しているのか大まかに御
説明いただきたいと思います。
○
議長(
塩田尚君) 木村契約検査課長。
◎契約検査課長(木村幸弘君) この地域経済活性化の観点から案件ごとにというのは、幅広く持たせた中で地域経済というのは、雇用の創出であったり地産とか地元資材の購入であったりとか、さまざまな幅広いものが想定されますので、それで地元、以前にも申し上げましたが、市内本店で調達可能な案件については、市内本店を基本として設定するというところでございます。
○
議長(
塩田尚君) 山本美和君。
◆16番(山本美和君) その案件ごとに誰がどこで決めるのですか。
○
議長(
塩田尚君) 木村契約検査課長。
◎契約検査課長(木村幸弘君) これについては、発注担当課が工事の設計をいたしますので、その設計内容に応じて、案を出していただいた中で入札審査委員会でその条件について、審査をして決めて行くということになろうかと思います。
○
議長(
塩田尚君) 山本美和君。
◆16番(山本美和君) ちょっとここは気になるのですけれども、1ページ目の
運用方針案なのですが、去年出したものの基本方針の後半、「また地方公共団体の調達について定める地方自治法では」とありますけれども、1年前の案では、公平性、競争性、経済性と書いてあったのですね。今回の案では、競争性、透明性、経済性ということでかえたということなのですが、このことについての補足
説明をお願いいたします。
○
議長(
塩田尚君) 木村契約検査課長。
◎契約検査課長(木村幸弘君) こちらの文章をかえたものについては、
ランダム計数をこの方針案に入れたことで、透明性というものはうたわなければならないというところから透明性のほうを記載させていただきました。
○
議長(
塩田尚君) 山本美和君。
◆16番(山本美和君) 公平性をとったのはどうしてなのでしょうか。特に別に透明性を足せばいいのかなと単純に思うのですけれども、あえて公平性を除いて透明性にかえたというのは、なぜなのかなと思いまして。
○
議長(
塩田尚君) 木村契約検査課長。
◎契約検査課長(木村幸弘君) 基本、公共団体においては、公正性という言葉を使いますが、全体として公正な執行ということがありますので、その中で公平性ということで、下の2番以降の要件とか案件に公平性を具体的に表現しているものがなかったものですから、それで除いたということになります。
○
議長(
塩田尚君) 山本美和君。
◆16番(山本美和君) 何か聞くと余計わけがわからなくなってくるのですけれども、確かに1年前のものは、かなり具体的にいろいろなものが書かれていて、だからこそ皆さんがいろいろな御
意見が出たり、ここは改善すべきではないかとか、賛否両論いろいろあるのだと思うのですけれども、
ランダム計数だけが透明性ということではなく、例えばさっきの案件ごとに地域要件を設定するとかということというのは、一見幅広く持たせているようで非常に不透明になったのではないかなと感じるので、その点は指摘しておきます。
○
議長(
塩田尚君) 久保谷孝夫君。
◆28番(久保谷孝夫君) 今度ランダム係数を導入するということを、我々が
全員協議会で要望したのでしょう、そうですよね。それで長い月日をかけて立ち上げたわけですから、これでやってみたらどうですか。今までは、同額の入札が多かったことが、よくないのでしょう、話聞いていると。そうではなく我々の要望でこういうふうにしたのでしょう。とりあえずやってみたらどうですか。それで異議があればまた
検討する。そういうことでやっていかないと笑われるよ、
つくばの
議会が。
○
議長(
塩田尚君) ほかにありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
塩田尚君) ないようですので、これにて、
つくば市
入札制度運用方針案についての発言を終結いたします。
────────────────────────────────────
○
議長(
塩田尚君) 高野
財務部長。
◎
財務部長(高野正美君) 先ほどの新
都市ライフホールディングスにおける
つくば市の保有の割合の御質問でございます。
新
都市ライフホールディングスの
平成28年度の決算
状況によりますと、総株式のうち、
つくば市が保有する割合につきましては0.14%でございます。0.14%です。
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○
議長(
塩田尚君) 以上で、
全員協議会を閉会いたします。
議会報編集委員に申し上げます。
議会報編集委員会が13時30分から第一委員会室において開催されますので、御参集のほどよろしくお願いいたします。
午前11時47分閉会...