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  1. つくば市議会 2018-09-04
    平成30年 9月 4日全員協議会-09月04日-01号


    取得元: つくば市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-05
    平成30年 9月 4日全員協議会-09月04日-01号平成30年 9月 4日全員協議会                   つくば市議会全員協議会              ─────────────────────                平成30年9月4日 午前10時34分開会              ───────────────────── 出 席 議 員       1  番   山 中 真 弓 君      15  番   塚 本 洋 二 君       2  番   小森谷 佐弥香 君      16  番   山 本 美 和 君       3  番   高 野 文 男 君      17  番   浜 中 勝 美 君       4  番   長 塚 俊 宏 君      18  番   大久保 勝 弘 君       5  番   黒 田 健 祐 君      19  番   橋 本 佳 子 君       6  番   神 谷 大 蔵 君      20  番   小 野 泰 宏 君       7  番   小久保 貴 史 君      21  番   高 野   進 君       8  番   皆 川 幸 枝 君      22  番   柳 沢 逸 夫 君       9  番   五 頭 泰 誠 君      23  番   須 藤 光 明 君       10  番   宇 野 信 子 君      24  番   鈴 木 富士雄 君       11  番   木 村 清 隆 君      25  番   塩 田   尚 君       12  番   北 口 ひとみ 君      26  番   滝 口 隆 一 君       13  番   木 村 修 寿 君      27  番   金 子 和 雄 君
          14  番   ヘイズ ジョン 君      28  番   久保谷 孝 夫 君        ──────────────────────────────────── 欠 席 議 員          な   し        ──────────────────────────────────── 出 席 説 明 者   市長          五十嵐 立 青 君  総務部総務課長     中 泉 繁 美 君   副市長         飯 野 哲 雄 君  総務部契約検査課長   木 村 幸 弘 君   副市長         毛 塚 幹 人 君  財務部長        高 野 正 美 君   市長公室長       松 本 玲 子 君  都市計画部長      長 島 芳 行 君   秘書課長        久保田 靖 彦 君  都市計画部次長市街地振興監                                      菊 池 克 実 君   総務部長        藤 後   誠 君  都市計画部市街地振興課長中 島 一 美 君   総務部次長       吉 沼 正 美 君  都市計画部市街地振興課学園地区市街地振興室長                                      渋 谷   亘 君   総務部総務政策監    鈴 木 傳 司 君        ──────────────────────────────────── 出席議会事務局職員   事務局長        新 井 隆 男    議会総務課長補佐    渡 辺 寛 明   事務局次長       川 崎   誠    議会総務課議事係長   大 坪 哲 也   議会総務課長      伊 藤 和 浩    議会総務課主任     稲 川 紘 之        ────────────────────────────────────                     議  事  日  程                                 平成30年9月4日(火曜日)                                 午前10時34分開会 1 開会 2 案件   (1)クレオに関する検討状況について   (2)つくば入札制度運用方針(案)について        ────────────────────────────────────                     午前10時34分 ○議長塩田尚君) 本会議散会後、全員協議会を開催いたしましたところ、議員各位並びに市長初め執行部の出席を賜りまして、厚くお礼申し上げます。  市長より、全員協議会開催要請がございましたので、本日の会議と相なった次第であります。  ここで、写真撮影の申し出がありますので、これを許可いたします。        ────────────────────────────────────                     午前10時34分開会議長塩田尚君) それでは、ただいまから全員協議会開会いたします。  開会に当たり、市長から御挨拶をお願いいたします。  市長五十嵐立青君。                   〔市長 五十嵐立青君登壇〕 ◎市長五十嵐立青君) 議員各位におかれましては、お忙しいところ全員協議会へ御出席いただき、厚くお礼申し上げます。  本日、2件について報告をいたします。  まず、(1)クレオに関する検討状況について。6月の全員協議会において報告した後の現在の状況クレオ再生に関する意見募集の結果、今後の進め方について御説明します。  意見募集結果について、「広報つくば」9月号に一部を掲載したところですが、クロス集計等も含めもう少し詳細に報告をします。また、6月補正予算に計上したクレオ再生手法検討調査については、なるべく今月中に議会報告できるよう、現在急ピッチで進めているところです。今回のアンケートで8割を越える方が、市が関与すべきという意見も踏まえて、どのような関与が適切かも含めて検討していきます。  (2)つくば入札制度運用方針案について報告します。  まず、本年10月から運用を開始予定している新たなつくば入札制度運用方針案建設工事特別簡易型総合評価方式の試行について報告をします。  特に入札制度運用方針については、最低制限価格を決定する際にランダム計数を採用していくため、その考え方についても御説明します。  以上、2件について、詳細はそれぞれ担当部長から説明しますので、どうぞよろしくお願いいたします。        ──────────────────────────────────── ○議長塩田尚君) 案件第1、クレオに関する検討状況について説明を求めます。  都市計画部長長島芳行君。                 〔都市計画部長 長島芳行君登壇〕 ◎都市計画部長長島芳行君) クレオに関する検討状況について、資料に基づき御説明をさせていただきます。  初めに、(1)クレオの現在の状況についてですが、クレオを所有する筑波都市整備株式会社においては、現在も引き続き売却を含めた利活用検討を進めているところですが、西武筑波店閉店相当期間が経過していることや企業経営上の判断から年内には売却等を行いたいとの意向を聞いています。同社によると、取得意向を示す民間事業者提案の中には、既存建物を全て活用して商業利用する提案はないということであり、商業利用する提案としては、一部に公共施設を導入し、旧イオン側マンション建設を前提とし、その他は商業利用するという提案を受けている状況となっています。  次に、(2)現在の市の取り組みについてですが、クレオ再生に関する意見募集としまして、市の関与の是非やクレオあり方などに関するアンケートウェブ上で実施いたしました。  アンケート概要としましては、別紙1のクレオ再生に関する意見募集結果概要をごらんください。  実施時期は、平成30年7月29日から8月15日まで、実施方法ウェブアンケートとしました。回答数としては、1,242件ありました。結果の概要としましては、中段以降のグラフに示しています。  回答者の属性として、①性別では、男女比はおおむね同数。②年齢層では、40歳代までの方で約8割を占めています。③住まいとしては、学園地区の方が過半数となっています。④つくば周辺来訪頻度としては、週に数回と月に数回の方を合わせて約半数で、年に数回以下やほとんど行かない方を合わせて約半数となっています。  裏のページをごらんください。  ⑤クレオあり方では、5項目から三つを選択する方式としまして、回答者の約8割が商業施設、約5割が公共施設を選択しました。  次のグラフは、年齢別に回答の傾向を見ましたが、大きな差異は見られませんでした。  ⑥市の関与については、約8割の方が負担額にもよるが、一定の財政負担をしても市が関与すべきとの回答でした。  次のグラフは、年齢別に見たものですが、若干の差異はありますが、傾向を読み取るまでのものとはなりませんでした。  今後、このアンケートでいただいた意見も参考にしながら検討を進めていきます。  資料の1ページ目にお戻りください。  下段、3、今後の進め方についてですが、筑波都市整備株式会社クレオ売却時期等を考慮すると、早急に市の検討を進める必要があります。このため、アンケート結果や6月の定例会補正予算として計上した、30クレオ再生手法検討調査業務委託による比較検討の結果等を総合的に勘案し、早急に市の関与手法負担額などの方向性を出していきたいと考えています。  市における検討状況方針等については、随時議会報告をさせていただきます。 ○議長塩田尚君) これより議員各位の御意見、質疑がありましたら発言を許します。  なお、発言者は挙手の上、議長の許可を得てから発言されるようお願いいたします。  また、質疑及び答弁は、自席でされるようお願いいたします。  順次発言を許します。  橋本佳子君。 ◆19番(橋本佳子君) 2点ほど伺いたいと思います。  1点目ですけれども、このクレオの現在の状況の項目の中に、筑波都市整備株式会社企業経営上の判断というような文言もあるのですけれども、それであれば、このような事態になるということに対して、赤字の大きな要因、それに対する企業としての努力について、どういったことなのかというのを1点聞きしないといけないと思いますのでお願いをいたします。  それから、今後の進め方というところになりますが、筑波都市整備株式会社については、つくば出資しているということになりますけれども、アンケートでも一定の負担はという項目になっております。そういったところを勘案して、今後この間つくば市が出資をして、この株式会社の株主になっていたと思うのですが、このことについては、この程度を上回ると考えるのか、この程度の範囲にとどめるという考え方なのか、そこら辺についてもお聞かせいただきたいと思います。 ○議長塩田尚君) 長島都市計画部長。 ◎都市計画部長長島芳行君) まず、赤字の原因ということが言われましたが、これについては、企業の責任の中で行っていることで、まだ市で、全部どのような赤字でなっているかというところまでは確認はしていません。  それから、出資ということで御質問いただいたと思いますが、これについては、これまでも御報告させていただいているように市が購入する、あるいはまちづくり会社のようなもので購入する、あるいは一部を借りる、全部を借りるという、そういう形でのいま試算を行っていますので、その辺を最終的に勘案して、どのような方向性がいいかというのは、また報告をさせていただきたいと思います。 ○議長塩田尚君) 橋本佳子君。 ◆19番(橋本佳子君) 1点目の赤字の要因とかそういったところは、余り把握されていないようですけれども、そこはしっかりと把握して議会説明をいただかなければ、私たちとしてもこの案件を本当にどう捉えていったらいいのかという根本的な課題になりますので、ぜひそこはお願いしたいと要望します。  それから、2点目については、今後検討というような御意見ではありましたけれども、早くに決めなくてはいけないような事態にもなっているので、これは、私の意見というか要望になりますけれども、リスクを大きく抱えるような状況には至らないということを大前提として、それから、いまこのつくば市内では、やらなければならない課題がたくさんあると。そういったところの優先も含めて、時間はないかもしれないけれども慎重な検討をしていただかなければ、議員の1人として、賛同はなかなかしかねますので、よろしくお願いいたします。 ○議長塩田尚君) 宇野信子君。 ◆10番(宇野信子君) 最初、市長説明の中で、9月の議会最終日調査報告というか何かされるというようなニュアンスだったのを、ちょっと聞き漏らしました。今後の進め方のところの30クレオ再生手法検討調査業務委託報告を9月の議会最終日を目指して準備されているということなのか。そうすると、その報告というのは、内容はもちろん調査しないとわからないですけれども、どういうところまでを9月の議会最終日報告を目指しているのか、報告のスタイルといいますかそれを伺いたいと思います。  それと、今、橋本議員からもありましたけれども、筑波都市整備株式会社というのは、クレオだけではなくて各ショッピングセンターですとか、集中熱の部分も吸収していますよね。非常につくば中心部都市機能を非常に担っているところでありまして、クレオの問題が解決すれば後はいいのかと。企業赤字の原因とか企業努力については、株主としての立場というのは、ここでは公的には発言ができないものではあると思いますが、市として、そこをしっかり詰めていかないと一方的に売却するから何とかしましょうというだけでは、改善はなかなか難しいのではないかと。企業体質ということも問題にしていかないといけないのではないかと思うのですね。  9月の議会最終日でどの程度の報告をしていただく準備をされているのかということと、企業に対する体質改善といいますか、それについての市の考え方とかありましたら伺いたいと思います。 ○議長塩田尚君) 長島都市計画部長。 ◎都市計画部長長島芳行君) 筑波都市整備株式会社への出資というお話ありましたが、直接の出資はしていないということで、グループ親会社のほうというか、グループへの出資という形になっています。  それから、9月中にということで、市長から話がありました。急ピッチでどのような形でクレオ再生できるか、あるいはその再生手法の中でどのような経費が生じてくるのか、それについて、6月補正をいただいた調査で実施をしているということで、いま急ピッチで進めておりまして、今月中にできる限り形にあらわせるようなものとして、整理をしたいということで努力をしていきたいと思っております。  それから、筑波都市整備株式会社、これは御意見にあったとおり、市内でショッピングセンターの運営であったり、先ほどあった地域冷暖房の施設とか市の市民生活にかかわるようなところでも事業を展開しているということで、そちらのほうもきちんと事業が展開できるのか、クレオだけの問題なのかその辺も含めて、いろいろ確認なども行いながら取り組みは進めていきたいと思います。 ○議長塩田尚君) 宇野信子君。 ◆10番(宇野信子君) つくば市の一部指定管理もしてもらっているような事業者ですけれども、まちづくりにずっとかかわってきて、この組織自体もかわってきていると思いますが、どうしてもURの大もとの親会社とのつながりもあって、全くの民間の発想ができているかというと難しいところもあると思うのですね。そこで、そこのところをつくば市が本当に受け身だけではなくて、この企業あり方自体にもきちんと議論に参加できるような立場で詰めていっていただかないと、このクレオ事業だってうまく行くかどうかわからないと思いますので、かなり意識してやれることはあると思いますのでお願いしたいと思います。要望です。 ○議長塩田尚君) 滝口隆一君。 ◆26番(滝口隆一君) 今、橋本議員から赤字の原因はどうなんだとお聞きしたのですが、要するに新都市赤字がどうなんだということではなくて、クレオが行き詰まったのは何でなんだということなのだろうと思うのですよね。アンケートでは、住民の方は商業施設にしてほしいというのが80%もあって、住民としては、前の西武みたいにもとに戻してほしいと思っているのかなと思うのですが、実際は、今度のクレオが行き詰まった最大の原因は、イーアスだとかイオンだとかそういう大規模商業施設周辺につくられ、平面駐車場がつくられ、そういうもとで西武が行き詰まったというのが現状ではないかと私は推測しているのですが、そこら辺の問題について、きちんと語らないと市民も判断ができないのではないかと。  市民の中では、お中元だとかお歳暮のときに西武のものがほしいなというような意見もちらちら聞くわけですよね。それがアンケートやると商業施設となってくるのではないかということで、アンケート自身が練れてないのではないかと。アンケート自身をぱっとやればいいのではなくて、市民に対して、どういうことが起きてきて、どんなことになっているから商業施設難しかったんだよとかという議論が先にあって、その後アンケートやらないとアンケートの結果が正確になっていかないのではないかと思うのだけれども、どうでしょう。 ○議長塩田尚君) 長島都市計画部長。 ◎都市計画部長長島芳行君) 西武撤退ということでしたが、経営状況の問題があったとは思いますが、大型店周辺にできた、あるいは大規模の駐車場周辺に店舗にあるといったこともありますし、それから東京圏への鉄道の利用での買い物だとか、それからインターネットでの商品購入とか、さまざまな要因は考えられますが、そういう中で今後どのような形がいいのかというのは、十分に検討しているところでございます。  他の市場動向とかそういうものが今後どのようになるのかということも含めて、今回調査の中で少し練っていきたいとは考えていますので、そちらも含めて、整理したものをまた御報告をさせていただきたいと考えています。 ○議長塩田尚君) 五十嵐市長。 ◎市長五十嵐立青君) 少しだけ補足をしますけれども、今、議員から西武の後に百貨店をという話ありましたが、私は、もちろん今部長が申し上げたような周辺ショッピングセンター状況、そして駐車場の問題というのは非常に大きいとは思っていますが、根本的には、今回の西武の撤退というのは、百貨店業界の全体的な西武の中での戦略で閉店をしたという認識でおります。つくばに限らず各地区で百貨店が閉店しておりますので、そういう中での一つの経営判断だったのだろうということが言えると思います。  それから、筑波都市整備財政状況でございますが、大きく言えば、西武の撤退によるものが非常に影響をしているということが一つ。それから筑波都市整備は、ほかにもショッピングセンター等持っていますが、そういった全体的な経営もなかなか苦しくなってきているとも聞いておりますので、そのあたり、当然筑波都市整備とどこまで公開していいものなのかどうかというのは、相談はしなくてはいけませんけれども経営状況についてもできるだけ私どもも整理して、皆様にお話できるようにはしたいと考えております。
    議長塩田尚君) 北口ひとみ君。 ◆12番(北口ひとみ君) 今回ウェブ上でのアンケートをしていただいているのですけれども、今後の民意の確認についてお聞きしたいと思います。昨年のアンケート等もされていますし、今回のウェブ上でのアンケート結果1,242件という件数ですし、このつくば周辺来訪頻度から見ると、余り利用した人たちが主にやっているという感じでもなさそうなので、この辺のことをどのように捉えていらっしゃるのかということと、それから、今後恐らく9月最終日に出るであろう調査結果を踏まえてなると思うのですけれども、民意の確認等々はどのようにお考えなのか。その点についてお聞きしたいと思います。 ○議長塩田尚君) 長島都市計画部長。 ◎都市計画部長長島芳行君) 先ほど説明の中で申し上げたとおり、売却時期などを考えると、かなり短期間のスケジュール感にはなるとは思うのですが、説明会の開催とかできる限り情報を出していくような取り組みは考えていきたいと考えています。 ○議長塩田尚君) 北口ひとみ君。 ◆12番(北口ひとみ君) ということは、仮にこの方向性が定まって、市が何らかの関与をするというような方向性が出た段階で、もう一度民意を確認するということはないという理解でよろしいのですかね。 ○議長塩田尚君) 五十嵐市長。 ◎市長五十嵐立青君) 非常にタイミングがどこになるかというのが非常に難しい問題なのですが、今、本当に急ピッチで進めていまして、9月中に皆様にこういう可能性がありますということをお示しした上で、できればもう一度市民アンケートを、そこにはかかってくる費用等が書き込まれたものになると思いますが、行いたいとは考えております。それで十分かと言われると、またそれも難しいので、今、部長も申し上げましたが、どこかで説明会のような形でのものも実施をさせていただきたいなと考えております。 ○議長塩田尚君) 北口ひとみ君。 ◆12番(北口ひとみ君) 今、お話伺って、丁寧に進めていただくということなのでよろしくお願いします。 ○議長塩田尚君) 鈴木富士雄君。 ◆24番(鈴木富士雄君) 先ほどの説明の中で新都市株式会社つくば市では出資金資本金みたいなものを出していないような話を伺ったのですけれども聞き違いなのか。URと茨城県とつくば市で出資して、前身の新都市整備株式会社が設立され、その後筑波都市整備に移行したのではないかと思うのですけれども。 ○議長塩田尚君) 長島都市計画部長。 ◎都市計画部長長島芳行君) 現状としましては、筑波都市整備株式会社親会社となる新都市ライフというところに出資をしているというところです。100%子会社という形になっております。 ○議長塩田尚君) 鈴木富士雄君。 ◆24番(鈴木富士雄君) 了解しました。 ○議長塩田尚君) 山中真弓君。 ◆1番(山中真弓君) 先ほど、この資料をいただいているのですけれども、私、市報から聞きたいのですけれども、市報の一面の記事のところで、クレオ再生に関する市の検討状況としまして、アとイという二つのケースで考えていますということだったのですが、この説明文を読んでよくわからなくて、アのほうは民間事業者クレオを購入し、市が一部を賃借または購入し公共施設を導入すると書いてあるのですが、クレオを購入しようとしている民間業者が今あるのかどうか。あるのであれば、どこが挙がっているのか教えてください。  それから、イのほうは市または市などが出資する法人クレオを購入し、市が一部に公共施設を導入すると書いてあるのですけれども、市が出資している法人というのは、どこのことを指しているのか教えてください。 ○議長塩田尚君) 長島都市計画部長。 ◎都市計画部長長島芳行君) まず、購入については、今ここで資料に書きましたとおり、幾つかあるようですが、そのうちの一つとしては、商業施設を残すという提案としては、一部をマンションとするような計画のものがあるというところを報告させていただきました。購入希望の意向があるということは聞いています。  それから、法人については、現在設立されている法人ということではございませんので、購入する場合に適切な法人を設立するかどうかということになろうかと思います。 ○議長塩田尚君) 山中真弓君。 ◆1番(山中真弓君) もしこういう民間業者とかが入ってくる場合、今あそこの場所は、筑波都市整備が土地の賃借料とかを支払っていると思うのですけれども、どこに賃借料を払っているのか。その入った業者がもし民間業者とか出資する法人なんかが入った場合には、賃借料は継続的にそこに払っていくことになるのか。その土地の所有者がかわるのかどうかというところももしわかれば教えてください。 ○議長塩田尚君) 長島都市計画部長。 ◎都市計画部長長島芳行君) まず、今現在、土地、建物については、筑波都市整備が所有しているということですので、筑波都市整備が賃料を受けているとかそういうことではありません。筑波都市整備の所有です。 ○議長塩田尚君) 山中真弓君。 ◆1番(山中真弓君) もし、民間業者が入ったり出資する法人などが入った場合には、筑波都市整備にその後も例えば賃借料とかを、完全に売却するということなのですかね。それとも一部を借りていくのかどうか教えてください。 ○議長塩田尚君) 長島都市計画部長。 ◎都市計画部長長島芳行君) 売却がされてしまえば売却先が当然売却先の持ち物になりますので、市が借りるということになれば市は賃借料を払う。それから、先ほどの中にあったように市が購入か、あるいは法人として購入するかということであれば、それは、市あるいは法人の持ち物になろうかと思います。 ○議長塩田尚君) 塚本洋二君。 ◆15番(塚本洋二君) 先ほど親会社の新都市ライフですかね。そちらに出資されているということだったのですが、これは、つくば市で言えばどのぐらいの割合出資されているのですか。 ○議長塩田尚君) 高野財務部長。 ◎財務部長(高野正美君) 株式会社都市ライフホールディングスに出資している金額ですけれども、1億964万2,000円、これは決算書の有価証券の金額でございます。 ○議長塩田尚君) 塚本洋二君。 ◆15番(塚本洋二君) その金額ですが、比率的には何%ぐらいなのでしょうか。 ○議長塩田尚君) 高野財務部長。 ◎財務部長(高野正美君) 詳しくはいま手持ちでございませんので、確認したいと思います。 ○議長塩田尚君) 塚本洋二君。 ◆15番(塚本洋二君) もう1点なのですけれども、国とか県の関係機関も出資されていると思うのですけれども、そのほかでされているところがもしあれば、主だったところを教えていただければと思います。 ○議長塩田尚君) 長島都市計画部長。 ◎都市計画部長長島芳行君) 詳細手持ちがないのですが、URや金融機関などが出資しているというところになると思います。 ○議長塩田尚君) ほかに発言ありますか。                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長塩田尚君) ないようですので、これにて、クレオに関する検討状況については、発言を終結いたします。        ──────────────────────────────────── ○議長塩田尚君) 案件第2、つくば入札制度運用方針案について説明を求めます。  総務部長藤後 誠君。                  〔総務部長 藤後 誠君登壇〕 ◎総務部長(藤後誠君) 新たなつくば入札制度運用方針案について、資料に基づき説明させていただきます。  入札制度運用方針見直しの概要につきましては、昨年8月8日の全員協議会で御説明させていただきましたが、改めて現在運用している方針を見直した主な点について、簡単に説明させていただきます。  まず、資料ナンバー1をごらんください。A3の縦長になっているものです。  1ページの左側に番号が振っております。1ページの2、入札の実施要件(1)から(5)までありますが、(3)最低制限価格の適用をごらんください。  アとして、予定価格が1億円未満の工事請負契約といたしました。現行の5,000万円未満から引き上げております。  続きまして、(4)低入札価格調査制度ですが、最低制限価格の適用価格見直しに伴い、予定価格が1億円以上の工事請負契約といたしました。現行の5,000万円以上から引き上げております。  続きまして、(5)予定価格の公表ですが、事前公表として、予定価格が1億円未満の工事請負契約といたしました。現行の1,500万円未満から引き上げております。  3ページをごらんいただければと思います。  5番、入札参加基準点設定、(1)建設工事の表ですが、予定価格の範囲とランク設定について、一つの例でございますが、電気工事を除く建設工事で、Cランク業者の参加可能価格範囲を現行の1,500万円未満から2,000万円未満まで引き上げております。また、Aランク業者の参加可能価格範囲を現行の3,000万円以上から2,000万円以上へ引き下げるなど、A、B、C各ランク業者の受注機会の均等化を図っております。現在運用している方針を見直した主な点は以上でございます。  続きまして、資料ナンバー2をごらんください。  左右に分かれておりますが、まず、左側こちらは、先ほどの資料ナンバー1と同じ最終案でございます。  右側は、昨年8月の全員協議会でお示しした案です。変更点を見やすくするため、対比させていただきました。  内容が変わった点について、説明させていただきます。  まず、1ページ左側最終案をごらんください。  こちらも番号があります。2番の入札の実施要件(1)一般競争入札の公告期間ですが、前回これは右側にも書いてあるのですが、公告から開札までの期間を15日程度目安としておりましたが、案件の内容等によって、見積もり期間を設定するため表記を必要な見積もり期間といたしました。  続きまして、(3)最低制限価格の適用につきましては、ランダム計数を明記いたしました。なお、ランダム計数の採用につきましては、この後説明させていただきます。  続きまして、2ページ、内容にかわりはございません。ただし、より詳しい説明、それからわかりやすい表記とさせていただきました。  続きまして、3ページをごらんください。  3番入札の参加要件、(1)地域要件ですが、前回は、具体的な設定を記述しておりましたが、左側最終案では、地域経済活性化の観点から案件ごとに地域要件を設定することといたしました。  続きまして、(2)落札件数の制限、それから(3)手持ち工事件数の制限につきましては、前回はどちらも市内に本店のないものにあっては1件までとしておりましたが、過年度の実績を精査したところ、同一の入札日において、受注機会均等化への影響がないことが確認されましたので、市内外を問わず2件までといたしました。  続きまして、4ページをごらんください。  6番入札要件等設定一覧表ですが、先ほど御説明したとおり、地域要件の欄に地域経済活性化の観点から案件ごとに設定、これを明記させていただきました。  続きまして、5ページをごらんください。  7番その他の欄に(4)として、この運用方針に定めるもののほか、新たに運用方針に定める必要が生じた場合は、施工など実証的な運用を図り、検証した上で定めることを明記いたしました。  続きまして、最低制限価格を設定する際のランダム計数の採用について説明させていただきます。資料ナンバー3をごらんください。  まず、最低制限価格の決定は、最低制限基本価格こちらにランダム計数を乗じ得た価格を最低制限価格といたします。  なお、最低制限基本価格は、現在算出している最低制限価格といたします。こちらで行きますと3番ランダム計数の数値でございます。ランダム計数の数値は、0.9950から1.0050まで0.0001刻みの全101通りといたします。  なお、本市が採用するこの0.9950から1.0050までの数値範囲につきましては、ランダム計数を採用している県内12自治体のうち、6自治体が採用しております。  4番、ランダム計数の決定は、開札日当日、開札会場に来場した入札参加者の代表者のくじ引きにより決定することといたします。  5番、くじ引きは、計数が記載された101枚のカードを抽選箱から引く方法といたします。  6番、くじ引きは、開札当日の開札開始前1回のみ実施し、最低制限価格を設ける全案件の同一のランダム計数を適用するものといたします。  7番、最低制限価格の決定は、開札直前に事前に設定された最低制限基本価格書を開封し、その価格にランダム計数を乗じて、1,000円未満を切り捨てた価格といたします。  9番、最低制限基本価格、ランダム計数及び最低制限価格の公表につきましては、契約締結後市ホームページにて公表いたします。  資料2ページには、ランダム計数を用いたフロー図を添付いたしましたので参考にしてください。  最後に、建設工事の特別簡易型総合評価方式による入札の試行について説明いたします。資料ナンバー4をごらんください。  この方式による入札は、価格及びその他の条件が市にとって最も有利なものを持って、入札した企業を落札者とするもので、入札価格と同種工事の施工実績や地域貢献などの評価項目を総合的に評価する方式です。  資料の1ページから4ページまでは、つくば建設工事特別簡易型総合評価方式試行要領です。  5ページをごらんください。基準表になっております。  この中で評価項目、評価基準、評価点は、この基準表を基本として、案件ごとに作成いたします。  6ページをごらんください。  一番上段から、災害時地域貢献の実績、それからその下、地域活動の実績、これも評価項目としております。これらの評価項目や評価基準等については、学識経験者2人以上の意見を聞くことになっております。  資料7ページでございますが、こちらは、開札時に落札候補者を決定するために用いる評価調書です。  最後のページ、8ページをごらんください。こちらは、実施フローです。  ごらんのとおり、通常の一般競争入札と比べ、対象工事の選定から入札審査委員会の審査に至るまでの期間が約1カ月程度長くなります。そのため、適正な工期を確保するなど、発注時期等に配慮が必要な方式です。  以上、新たなつくば入札制度運用方針案について、説明させていただきました。  冒頭、市長挨拶にありましたとおり、この運用方針そしてランダム計数につきましては10月からの施行、また、建設工事の特別簡易型総合評価方式につきましては、今月公告し10月の開札を予定しております。この方式を運用した後も常に検証しながらよりよい入札制度に取り組んでまいりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長塩田尚君) これより、議員各位の御意見、質疑がありましたら発言を許します。  なお、発言者は、挙手の上、議長の許可を得てから発言されるようお願いいたします。  順次発言を許します。  宇野信子君。 ◆10番(宇野信子君) ランダム計数議会の決議に基づいて入れていただいたのはよかったと思いますが、1点心配なことがありまして質問します。
     このランダム計数の幅なのですけれども、0.9950から1.0050までの101通りということで、幅が1%なのですよね。それで、1億円未満の事業が対象になるということですが、一番小さなものだと100万円台からになると思うのですけれども、100万円の1%と言うと、例えば200万円の1%は2万円なのですよね。そうすると、例えば200万円が最低制限基本価格になった場合、201万から199万円までということで、千円単位で千円未満は切捨てなのですけれども、実際入札の結果を見ますと大体1万円単位でそれより千円単位で入札されるところは、非常に少なくなっているのですよね。そうすると、例えば200万円だったら、選択肢は結局その中で三つぐらいしかないわけですよね。これが、例えば400万円になると五つとかになると思うのですけれども、せっかく千円未満は切り捨てということは、千円単位で刻んでいただくのはいいのですが、入札するほうはそんなに細かく刻んでいないので、結局は1万円単位で刻んでいるのと結果的には同じことになる可能性があると思うのですよ。なので、先ほど、この同じ割合でやっているのが12自治体中6自治体ということで、私も調べたのですが、お隣の土浦では、実質4%の幅でやっているのですよね。なので、本当にこの1%でいいのかというのは、時間はないと思うのですが、せっかくやるものですからベストなものにトライしてもらいたいなと思うのですが。  それともう一つは、決議出すときに質疑でも言いましたけれども、最低制限価格を最低制限基本価格にして、下に0.995と言うと、最低制限価格より下回る場合がでてくるわけですよね。なので、自治体によっては、1から1.01までとか土浦だったら0.98から1.02ですけれども、最低制限基本価格を最低制限価格プラスランダム計数の幅の2分の1を掛けたところに基本価格をちょっと上げて、一番低くなっても最低制限価格を下回らないようにするという方法をやっているところがありますよね。この2点、この幅1%でいいのかということと、この最低制限価格を下回るこの設定というのは、下回らないようにするのは簡単だと思うのですけれども、そこのところお考えというか、検討してほしいのですがどうでしょうか。 ○議長塩田尚君) 木村契約検査課長。 ◎契約検査課長(木村幸弘君) ただいまの御質問にお答えします。  まず、1%の幅ということなのですが、先ほども御説明で申し上げましたように、半分の6自治体が採用している計数でございまして、今現在つくば市では、最低制限価格を設けるものについては、1万円未満切り捨てということで最低制限価格を設けております。それによって、入札に参加される方も1万円単位での入札がなされているということになります。  今後ランダム計数を採用するに当たりましては、千円未満切り捨てで千円単位で設定を行いますということを御周知いたしますので、それによって、入札へ参加される方々も千円単位での応札に導くということになろうかと思います。  続きまして、最低制限基本価格の下回る価格についてという御質問ですが、昨年9月の議会の決議のときに質問等のやりとりの中で、1.00から上だけという御質問もあったかと思います。そのときの答弁の中に上下ということの発言がございまして、決議の際にも上下ということで要望いただいたということと、1.00から上をやっているのが水戸市とひたちなか市の2自治体が採用されているのですが、ほかの自治体は上下ということで、今回上下ということにいたしました。 ○議長塩田尚君) 宇野信子君。 ◆10番(宇野信子君) まず、千円単位にすれば入札のほうも千円単位で入れてこられるということなのですが、ここにランダム計数がかかってくるので、不確定要素が出てきますよね。本当に試算して千円単位で出してこられても最後にランダム計数がかけられるので、ぴしっと計算したものが最後に計数で動きますから、事業者が千円単位で出してくるかは不透明だと思うのですよね。きちんと計算すればぴったりになるとは限らないわけですから、逆に言うと余り千円単位で出しても意味があるかどうかということで、それは、もちろんやってみないとわからないし、それは検証していただくと最後につけ加えていただいたので、その実態を見て、選択肢が実質は少なくなるということであれば見直して、幅を広げるということも必要になってくるのではないかなと思います。1万円単位と言っても5千万円の1万円単位と200万、300万の1万単位では、結局選択肢の数がすごく違ってきますよね。なので、そういう意味で、このパーセントで大丈夫なのかなというのが心配するところです。  それと、さっきの議会での決議で答弁とか議決内容でというのは、そのとき最低制限基本価格とか基準価格とかいうのは、イコール最低制限価格とは言っていないと思うのですよね。ですから、基準価格を設けてその上下という意味だったので、そこは最低制限価格は何のために計算するかと言うと、この工事ができる最低価格という意味ではないかと思いますけれども、どちらかと言うとランダム計数の幅はこれでいいのかということのほうが問題ですけれども、そこの部分も10月施行ということで余り時間がないのかもしれませんけれども、この2点は検討してもらいたいなと思っております。 ○議長塩田尚君) 北口ひとみ君。 ◆12番(北口ひとみ君) 先ほどの6自治体を参考にということだったのですけれども、前にも説明のときに聞いたかもしれませんが、この6自治体はどこなのか教えていただけますか。 ○議長塩田尚君) 木村契約検査課長。 ◎契約検査課長(木村幸弘君) 6自治体ですが、まず、茨城県、結城市、鹿嶋市、かすみがうら市、つくばみらい市、阿見町、以上6自治体でございます。 ○議長塩田尚君) 北口ひとみ君。 ◆12番(北口ひとみ君) 前回教えていただいたときがランダム計数を入れている自治体が12自治体だったので、その半分の6自治体が0.995から1.005を採用しているということらしいのですが、前回決議案を出したときに非常にランダム計数の導入は、くじ引き件数及び同一価格入札の減少のメリットであるとか最低制限価格の情報漏えい防止になるというようなところに鑑みて、ランダム計数の導入を図ってはどうだというような話があったと思うのです。今回の6自治体の内容ですが、お隣の土浦もたしか入っていたと思うのですけれども、土浦はどのくらいの割合になっていましたか。 ○議長塩田尚君) 木村契約検査課長。 ◎契約検査課長(木村幸弘君) 土浦市は、0.980から1.020までになっております。 ○議長塩田尚君) 北口ひとみ君。 ◆12番(北口ひとみ君) お隣の土浦がそういった形の入札をやっているということで、つくば市といろいろな意味で、隣り合わせの事業の入札のかかわる企業が多いのではないかなと思います。  先ほど、宇野議員も言いましたけれども、ランダム計数によって、幅が出るということがこのメリットの効果を上げるのであれば、もう少しそこのところは考慮すべきではないかなと考えます。といいますのが、今回建設事業、ことしになってからのなのですが調べてみました。前回の議案の中でも最低制限価格ぴったりでいかがなものかというような議論があって、その後調べてみたのですが、ことしに入ってから建設の情報が載っているものが余りたくさんはないのですけれども、ことし4月に行われたときは、3件のうちの2件が最低制限価格もしくは失格価格のぴったりだったのですね、3件のうちの2件が。あと、5月は4件でしたけれどもゼロでした。6月は35件中13件、この7月12日が最後の結果が出ているものなのですけれども、これを見ると22件のうちの16がぴったりであるというような状況で、かなり割合は高いのですよね。7割方が最低制限価格もしくは失格限度価格になっている状況に鑑みると、かなりつくば市は、そのメリットを生かせるような方向にしないとなかなか大変かなと。この間の決議案の意図とする部分が組み入れられないのではないかなと非常に懸念を持っておりますので、御検討よろしくお願いします。 ○議長塩田尚君) 塚本洋二君。 ◆15番(塚本洋二君) 今、宇野議員、北口議員も言われたのと同じようなところもあるのですが、要は、ランダム計数を導入していただきたいと最初になったのは、入札の中で同一金額での入札が非常に多かったわけですね。件数によっては、本当に十数社も同一の金額があって、そういったのを解消すべきではないかというのがあったので、ランダム計数を用いるということで進めていったわけですけれども、先ほど宇野議員が最初に言った200万円のことであれば、今回の制度を入れると五つ程度の選択肢ということも考えられて、これまでの同一金額者が多かったというのも解消するということであれば、1億円未満であればやるわけですから、ある程度の金額によっては、パーセントをもっと広げていくべきではないかと思いますので、そういったことも検討していただきたいと思います。 ○議長塩田尚君) 小久保貴史君。 ◆7番(小久保貴史君) 1点、確認といいますか質問で、地域要件について質問をしたいと思うのですけれども、市内本店を基本ということでこれまでランクづけ、あるいは入札条件ということでしてきたというように思っています。今回地域経済活性化の観点から案件ごとに設定ということで、確認させていただきたいのは、何となく地域要件が広がったようなイメージを持つところがあるので、基本的には市内本店であるんだけれどもその案件によって、特殊性であったりとかあるいは競争性が確保できない、入札の参加要件を満たす会社が少ない、そういった場合において、あくまで案件ごとに広げるというイメージでいいかどうかという確認をさせていただきたいと思います。 ○議長塩田尚君) 木村契約検査課長。 ◎契約検査課長(木村幸弘君) ただいまの御質問なのですが、基本的な考え方はかわってございません。というのは、前回全員協議会でお示ししたものは、限定的に応札可能者数が競争性の確保の観点からとかという具体的な例で、場合によってはそれのみを持ってというふうに捉えられかねないというところで、物品の調達ですとか役務業務なんかにも市内で調達できるものについては、市内本店の設定をしていくために幅広い表現とさせていただきました。 ○議長塩田尚君) 小久保貴史君。 ◆7番(小久保貴史君) ぜひそういった市内本店というのは基本のベースということで、ぜひお願いをしたいというように思います。 ○議長塩田尚君) 木村修寿君。 ◆13番(木村修寿君) 先ほどのランダム計数の数値範囲を採用しているのは、県内で6団体ということなのですが、これも入札は千円単位でやっているのでしょうか。 ○議長塩田尚君) 木村契約検査課長。 ◎契約検査課長(木村幸弘君) ただいまの御質問で、千円単位で行っている自治体が5自治体ございます。水戸市、土浦市、ひたちなか市、かすみがうら市、神栖市。ですから先ほどの計数で1万円でやっている自治体もありますし、千円単位でやっている自治体もあるということで統一ではございません。 ○議長塩田尚君) 木村修寿君。 ◆13番(木村修寿君) わかりました。一般的には、今まではつくば市では、万単位でやっていたわけでございますので、できるならば金額の少ないものについてもう少し幅を広げていただいたほうがいいのかなと思う次第でございます。 ○議長塩田尚君) 滝口隆一君。 ◆26番(滝口隆一君) 私も意見だけ表明しておきます。確かに1億円の場合と100万、200万の場合と実際が違ってきますので、その辺のことを実際に考慮した上で、ランダム計数についても考えていくべきだと主張しておきます。 ○議長塩田尚君) 山本美和君。 ◆16番(山本美和君) 資料2の3ページ目のこの地域要件について、今回地域経済活性化の観点から案件ごとにということでかえたということなのですが、これは、どのような理解をしたらよろしいでしょうか。具体的に地域経済活性化の観点から案件ごとにというのは、どういうことを想定しているのか大まかに御説明いただきたいと思います。 ○議長塩田尚君) 木村契約検査課長。 ◎契約検査課長(木村幸弘君) この地域経済活性化の観点から案件ごとにというのは、幅広く持たせた中で地域経済というのは、雇用の創出であったり地産とか地元資材の購入であったりとか、さまざまな幅広いものが想定されますので、それで地元、以前にも申し上げましたが、市内本店で調達可能な案件については、市内本店を基本として設定するというところでございます。 ○議長塩田尚君) 山本美和君。 ◆16番(山本美和君) その案件ごとに誰がどこで決めるのですか。 ○議長塩田尚君) 木村契約検査課長。 ◎契約検査課長(木村幸弘君) これについては、発注担当課が工事の設計をいたしますので、その設計内容に応じて、案を出していただいた中で入札審査委員会でその条件について、審査をして決めて行くということになろうかと思います。 ○議長塩田尚君) 山本美和君。 ◆16番(山本美和君) ちょっとここは気になるのですけれども、1ページ目の運用方針案なのですが、去年出したものの基本方針の後半、「また地方公共団体の調達について定める地方自治法では」とありますけれども、1年前の案では、公平性、競争性、経済性と書いてあったのですね。今回の案では、競争性、透明性、経済性ということでかえたということなのですが、このことについての補足説明をお願いいたします。 ○議長塩田尚君) 木村契約検査課長。 ◎契約検査課長(木村幸弘君) こちらの文章をかえたものについては、ランダム計数をこの方針案に入れたことで、透明性というものはうたわなければならないというところから透明性のほうを記載させていただきました。 ○議長塩田尚君) 山本美和君。 ◆16番(山本美和君) 公平性をとったのはどうしてなのでしょうか。特に別に透明性を足せばいいのかなと単純に思うのですけれども、あえて公平性を除いて透明性にかえたというのは、なぜなのかなと思いまして。 ○議長塩田尚君) 木村契約検査課長。 ◎契約検査課長(木村幸弘君) 基本、公共団体においては、公正性という言葉を使いますが、全体として公正な執行ということがありますので、その中で公平性ということで、下の2番以降の要件とか案件に公平性を具体的に表現しているものがなかったものですから、それで除いたということになります。 ○議長塩田尚君) 山本美和君。 ◆16番(山本美和君) 何か聞くと余計わけがわからなくなってくるのですけれども、確かに1年前のものは、かなり具体的にいろいろなものが書かれていて、だからこそ皆さんがいろいろな御意見が出たり、ここは改善すべきではないかとか、賛否両論いろいろあるのだと思うのですけれども、ランダム計数だけが透明性ということではなく、例えばさっきの案件ごとに地域要件を設定するとかということというのは、一見幅広く持たせているようで非常に不透明になったのではないかなと感じるので、その点は指摘しておきます。 ○議長塩田尚君) 久保谷孝夫君。 ◆28番(久保谷孝夫君) 今度ランダム係数を導入するということを、我々が全員協議会で要望したのでしょう、そうですよね。それで長い月日をかけて立ち上げたわけですから、これでやってみたらどうですか。今までは、同額の入札が多かったことが、よくないのでしょう、話聞いていると。そうではなく我々の要望でこういうふうにしたのでしょう。とりあえずやってみたらどうですか。それで異議があればまた検討する。そういうことでやっていかないと笑われるよ、つくば議会が。 ○議長塩田尚君) ほかにありますか。                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長塩田尚君) ないようですので、これにて、つくば入札制度運用方針案についての発言を終結いたします。        ──────────────────────────────────── ○議長塩田尚君) 高野財務部長。 ◎財務部長(高野正美君) 先ほどの新都市ライフホールディングスにおけるつくば市の保有の割合の御質問でございます。  新都市ライフホールディングスの平成28年度の決算状況によりますと、総株式のうち、つくば市が保有する割合につきましては0.14%でございます。0.14%です。        ──────────────────────────────────── ○議長塩田尚君) 以上で、全員協議会を閉会いたします。  議会報編集委員に申し上げます。  議会報編集委員会が13時30分から第一委員会室において開催されますので、御参集のほどよろしくお願いいたします。                     午前11時47分閉会...