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平成30年 4月26日全員協議会−04月26日-01号

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  1. つくば市議会 2018-04-26
    平成30年 4月26日全員協議会−04月26日-01号


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    平成30年 4月26日全員協議会−04月26日-01号平成30年 4月26日全員協議会                   つくば市議会全員協議会               ────────────────────                 平成30年4月26日 午前10時06分開会               ──────────────────── 出 席 議 員       1  番   山 中 真 弓 君      15  番   塚 本 洋 二 君       2  番   小森谷 佐弥香 君      16  番   山 本 美 和 君       3  番   高 野 文 男 君      17  番   浜 中 勝 美 君       4  番   長 塚 俊 宏 君      18  番   大久保 勝 弘 君       5  番   黒 田 健 祐 君      19  番   橋 本 佳 子 君       6  番   神 谷 大 蔵 君      21  番   高 野   進 君       7  番   小久保 貴 史 君      22  番   柳 沢 逸 夫 君       8  番   皆 川 幸 枝 君      23  番   須 藤 光 明 君       9  番   五 頭 泰 誠 君      24  番   鈴 木 富士雄 君       10  番   宇 野 信 子 君      25  番   塩 田   尚 君       11  番   木 村 清 隆 君      26  番   滝 口 隆 一 君       12  番   北 口 ひとみ 君      27  番   金 子 和 雄 君       13  番   木 村 修 寿 君      28  番   久保谷 孝 夫 君
          14  番   ヘイズ ジョン 君        ──────────────────────────────────── 欠 席 議 員       20  番   小 野 泰 宏 君        ──────────────────────────────────── 出 席 説 明 者   市長          五十嵐 立 青 君  総務部総務政策監    鈴 木 傳 司 君   副市長         飯 野 哲 雄 君  財務部長        高 野 正 美 君   副市長         毛 塚 幹 人 君  都市計画部長      長 島 芳 行 君   市長公室長       松 本 玲 子 君  都市計画部次長総合交通政策課長                                      中 澤 正 登 君   市長公室秘書課長    久保田 靖 彦 君  都市計画部次長公有地利活用推進課長                                      稲 葉 清 隆 君   総務部長        藤 後   誠 君  都市計画部次長市街地振興監                                      菊 池 克 実 君   総務部次長       吉 沼 正 美 君        ──────────────────────────────────── 出席議会事務局職員   事務局長        新 井 隆 男    議会総務課主査     浅 野 公 彦   事務局次長       川 崎   誠    議会総務課主任     高 谷   忠   議会総務課長      伊 藤 和 浩    議会総務課主任     稲 川 紘 之   議会総務課長補佐    渡 辺 寛 明    議会総務課主事     岡 野 冴 季   議会総務課議事係長   大 坪 哲 也    議会総務課主事     松 崎 瑞 紀        ────────────────────────────────────                     議  事  日  程                                 平成30年4月26日(木曜日)                                 午前10時06分開会 1 開会 2 協議案件 公共交通の改編について        ────────────────────────────────────                     午前10時02分 ○議長(塩田尚君) おはようございます。全員協議会を開催いたしましたところ、議員各位並びに市長初め執行部の出席を賜りまして、厚くお礼を申し上げます。  市長より全員協議会開催要請がございましたので、本日の会議と相なった次第であります。  ここで写真撮影の申し出がありますので、これを許可いたします。  開会に当たり、市長から御挨拶をいただくわけでありますが、4月1日付で人事異動がありましたので、本日出席されております職員の紹介についてもよろしくお願いいたします。  なお、参考までに執行部出席者名簿を机上に配付しておきましたのでごらん願います。  それでは、市長から御挨拶をお願いいたします。  市長、五十嵐立青君。                   〔市長 五十嵐立青君登壇〕 ◎市長(五十嵐立青君) おはようございます。議員の皆様にはお忙しいところ、全員協議会へ御出席いただきまして厚くお礼申し上げます。  本日は、公共交通の改編について、御説明をいたします。  市民に御利用いただいているつくバス、つくタクについては、これまでさまざまな改善に取り組み、利便性の向上に努めながら運行してきましたが、高齢化社会の進行やつくばエクスプレス沿線開発等まちづくりの進展などから、市民の公共交通に対するニーズが多様化しています。こうしたことから、昨年度から公共交通の改編に向けた検討を進めてきました。  検討に当たっては、市民の声を十分に反映するため、昨年7月に22回の地区別懇談会を開催するとともに、11月と2月には、合わせて約9,700人を対象としたアンケート調査を実施しました。改変案については、7月を目途に決定し、ことし10月と来年4月に分け実施したいと考えています。  本日は、5月に予定しています地区別説明会において、市民から御意見を伺うための公共交通改編案の素案を取りまとめましたので、御報告をさせていただき、御意見をいただきたいと思っております。詳細について、担当部長から説明させますので、よろしくお願いします。  また、4月の人事異動に伴い、改めて本日、執行部側で出席している部長及び次長から自己紹介を申し上げます。よろしくお願いいたします。                     〔執行部職員紹介〕 ○議長(塩田尚君) ありがとうございました。  続いて、議会事務局でも職員の異動がありましたので紹介いたします。                     〔事務局職員紹介〕 ○議長(塩田尚君) 以上5名が着任いたしましたので、よろしくお願いいたします。        ────────────────────────────────────                     午前10時06分開会 ○議長(塩田尚君) これより、全員協議会を開会いたします。  本日の案件であります公共交通の改編について説明を求めます。  都市計画部長長島芳行君。                  〔都市計画部長 長島芳行君登壇〕 ◎都市計画部長長島芳行君) 公共交通の改編について、資料に基づき御説明させていただきます。説明資料は、議会全員協議会資料公共交通の改編についてと、参考資料1、参考資料2の3種類を用意してございます。  それでは、議会全員協議会資料公共交通の改編についての1ページをごらんください。  今回の説明趣旨でございますが、つくば市では、地域の交通事情を踏まえ、公共交通が便利で使いやすく、市民が安全で快適に移動できる交通体系への転換を目指し、平成22年3月に、つくば地域公共交通総合連携計画を策定し、コミュニティバス、つくバスとデマンド交通、つくタクの運行に取り組んできたところです。  また、平成28年4月には、つくば地域公共交通網形成計画を策定し、都市構造の変化や、今後進行する高齢社会へ対応した持続可能な公共交通ネットワークの形成を目指すことといたしました。  平成29年度からは、現在策定を進めているつくば市立地適正化計画との連携を図り、地区別懇談会アンケート調査の実施など、市民意見把握等を行い、公共交通の改編に向けた検討を進めていきました。  今回、公共交通改編案の策定に向けて、改編の考え方基本方針)及び改編案の素案を作成しましたので、御説明するものでございます。  また、この素案については、今後、地元説明会の開催を予定しています。  まず初めに、平成29年度つくバス・つくタク利用実績についてですが、ここからは、A4横のカラー印刷となっております参考資料1をごらんいただきたいと思います。  つくバスの利用実績について、3ページから順にごらんください。  つくば市は現在7路線を運行しており、平成29年度は、年間約104万人の利用があり、前年比3.3%増となっています。  次に、路線別利用者数ですが、北部シャトルの利用が最も多く、約38万8,000人で、次いで南部シャトルが約22万5,000人となっています。  次に、路線別の前年度比較の増減ですが、吉沼シャトルは、前年度から減少しましたが、ほかの路線は全て利用者数が増加している状況です。  次に、全体収支ですが、運行経費が約4億4,600万円、運賃収入が約2億600万円で、収入割合は46.2%となっています。  次に、つくタクの利用実績について、8ページから順にごらんください。  つくタクは市内を五つのエリアに分け、合計20台のデマンド型タクシーにより運行しており、平成29年度は、年間約5万4,000人の利用があり、前年比7.5%増となっています。  次に、地区別利用者数では、谷田部地区の利用が多い状況です。  また、資料には記載しておりませんが、高齢者の利用が約8割を占めております。  次に、乗り合い率ですが、昨年10月に実施したつくタクシステムの入れかえやオペレーター増員等により、乗り合い率の改善が見られました。  次に、実利用者数でございますが、平成28年度のデータとなりますが、約3,200人でほぼ横ばいで推移しています。利用回数としては、約3,000人が年間50回以内の利用となっておりますが、年間200回以上利用する方も20人おりました。  次ですが、全体収支としては、現在清算中で確定額とはなっておりませんが、平成29年度は運行経費が約1億4,700万円。運賃収入が約1,000万円であり、収入割合は約7.2%となっています。  続きまして、改編の考え方基本方針につきましては、14ページから順にごらんいただきたいと思います。  今回の改編におきましても、幹線支線システム考え方を継続するとします。ページ中段に、四角囲みの記載がありますが、利用目的や需要に応じた適切なサービス提供を行うため、運行手段による役割分担幹線プラス支線を図り、公共交通を一体のネットワークとして効果的なものとし、利便性向上を図ることを検討してまいります。  次ですが、幹線プラス支線システムの概要と改編の検討につきましては、表の右端の列でございますが、現行の運行に対して、改編の検討内容を記載しておりますのでごらんください。  まず、幹線では、路線バスにおいて運賃補助と牛久駅方面への新規路線、つくバスにおいては新規路線や、現行路線への折り返し便導入などの一部改編を検討します。支線については、支線型バス、つくタクの運用工夫などを検討します。  次に、改編案考え方基本方針についてですが、表に記載の改編案に対する考え方を記載しました。  まず、路線バス運賃補助については、茎崎地区から牛久駅方面への交通需要への対応として、適用路線、補助の区間や金額を検討してまいります。また、牛久駅方面への新規路線バスを検討します。  つくバスについては、現行路線を維持しつつ、路線ごと運行実態を考慮し、折り返し便等の導入を検討するとともに、バス路線空白地域となっている市の西部地域への新規路線を検討します。新規路線バスは、研究学園駅周辺の人口定着による交通需要への対応を検討します。支線型バスについては、つくタク事業との関係性や、つくバス地域循環型運行時の利用実績等を参考に検討します。  つくタクについては、予約配車システム運用改善等の工夫とタクシー利用料金助成事業との関係性も踏まえ検討します。  改編時期は、改編の内容により、平成30年10月と平成31年4月の2期に分けて予定していますが、検討状況によっては、今後、実施までに期間を要するものもあると考えています。17ページ幹線プラス支線システム体系図として、改編の考え方の全体像を記載しております。  続きまして、改編案の素案を説明させていただきます。つくバス改編案素案については、20ページから順にごらんください。  まず、各路線の運行課題検討事項についてですが、改編案の作成に向けて各シャトルごとの課題、要望等を整理し、それらに対する検討事項を一覧にまとめております。  北部シャトルを例にしますと、課題では、混雑緩和定時性の確保、バス停新設輸送力増強などが挙げられており、それに対しての検討として、つくばセンター大穂窓口センターでの折り返し便バス停新設などを検討することとしています。それぞれ各路線ごとの詳細については、説明を省略させていただきます。  次に、路線改編の方法の案となる検討パターンを示したものを入れてございます。  検討パターン案としては、五つのパターンにより検討しています。パターン1は、既存路線プラス新規路線パターン2は既存路線プラス折り返し便パターン3は、既存路線プラス路線延伸パターン4は、既存路線プラスフィーダー路線。ここでいうフィーダー路線は、幹線からの枝線というようなものになるものです。パターン5は、ルート変更等となっています。それぞれに例示した図を記載してございます。  次に、バス停設置考え方ですが、運行便数や運行時間、TX各駅への接続性、集落等の人口集積、施設の配置状況要望等を考慮し、検討することとします。また、500メートルのバス停圏域を基準として検討することとします。つくバス路線ごとバス停設置数と間隔につきましては、表に記載のとおりとなっており、今回のバス停設置考え方に基づき、増設を検討してまいります。  次に、つくバスの路線別改編案の素案について御説明します。現行7路線について、一部改編及び新規路線により9路線として運行する素案としています。26ページから順にごらんいただきたいと思います。  また、参考資料2としまして、A3版の幹線改編案(素案)イメージルート図を示しております。あわせて御参照いただきたいと思います。  まず、北部シャトルでは、既存ルートを維持し、つくばセンターから大穂窓口センター間に折り返し便導入を考えています。  次に、小田シャトルでは、既存ルート及び枝線、これは、特別支援学校です。これを維持し、日中時間帯において、小田地区から大穂窓口センター松栄団地への枝線の設定を考えています。  次に、作岡シャトルでは、大穂窓口センター西大通り経由から、今鹿島・豊里の杜経由へのルート変更と、遠東における現行吉沼シャトルとの重複ルートの解消を考えています。  次に、吉沼シャトルですが、上郷・豊里の杜・東光台経由から大穂窓口センター西大通り・学園の森経由へのルート変更と、遠東における現行作岡シャトルとの重複ルートの解消を考えています。  次に、上郷シャトルでは、現行吉沼シャトル折り返し便となる上郷便上郷シャトルとして、学園の森経由から、東光台経由ルート変更を考えています。  次に、南部シャトルですが、既存ルートを維持し、つくばセンターから理化学研究所間に折り返し便導入を考えています。
     次に、谷田部シャトルでは、みどりの中央からつくば工科高校間において、TX沿線開発地区を経由するルート変更を考えています。  次に、自由ケ丘シャトルですが、緑が丘団地からアッセ入り口間において、観音台、谷田部車庫を経由するルート変更を考えています。  次に、新規としまして、西部シャトル、これは仮称でございますが、市の西部地域TX万博記念公園駅や、みどりの駅に接続する新規路線設定を考えています。  続きまして、路線バス改編案の素案について御説明いたします。37ページから順にごらんいただきたいと思います。  茎崎地区において、牛久駅と連絡する路線バスに対し運賃補助の導入と、牛久方面への路線バスのない地区からの新規路線バス実証実験運行として検討します。  まず、運賃補助につきましては、既存路線を対象として、つくバス運賃と同程度の運賃設定とすることを検討します。新規路線バスでは、茎崎地区南西部から牛久駅方面への直通路線を検討します。次のシートですが、定住が進む研究学園周辺エリアにおいて、民間路線バス等新規路線を検討します。  続きまして、つくタクの改編案(素案)について御説明いたします。41ページをごらんください。  基本としまして、車両数エリア設定、運行時間帯、運行日については、現行のサービスを維持します。その上で、改編案(素案)としましては、予約、配車方法の改善、電話回線の増設、共通ポイント特例ポイントの増設等の見直しなどを行うことを考えています。  42ページから44ページには、運用の改善方法を記載をしてございますので、こちらはごらんいただきたいと思います。  次に、45ページをごらんください。  料金については、今回は現行の料金体系を維持することを考えていますが、収入割合が10%を下回っているというような状況から、料金改定等受益者負担のあり方については継続して検討してまいります。  続きまして、支線型バス改編案の素案について御説明いたします。47ページをごらんください。  支線型導入考え方としましては、高齢化率の高い地域で、定時定路線の支線型バス有効性を検証すること。つくタクとは異なる支線型バスにより、公共交通利用を促進することなどの視点を取り入れて、導入を検討します。実証運行としましては、期間を定めて実施することとし、高齢化率の高い筑波地区や、つくタク利用実績の多い地域、バス路線空白地域等への適用を検討してまいります。  次のページ筑波地区への導入検討案を示しておりますが、車両タイプは、ワゴン型車両として直線型での運行を検討するとしております。  49ページ支線型バスについて、循環型と直線型のイメージをしたものを記載してございます。  続きまして、改編スケジュールですが、51ページをごらんください。  スケジュールとしましては、現在は赤枠で示してあるところ、平成30年度第1四半期の改編素案の完成というところでございます。今後、地区別説明会を開催し、意見の聴取を行い、改編案の完成に向けて作業を進めてまいります。  次のページは、これまでに行ってきました市民意見の把握の状況などを記載してございます。  最後に、地区別説明会についてでございますが、53ページに記載のとおり、14回の開催を予定しております。  資料の54ページ以降は、検討のための資料を一部掲載しておりますので、ごらんいただければと思います。  少し駆け足となりましたが、説明につきましては以上となります。よろしくお願いいたします。 ○議長(塩田尚君) これより質疑に入ります。  発言者は挙手の上、議長の許可を得てから発言されますようお願いいたします。また、質疑及び答弁は自席でされますようお願いいたします。  それでは、順次発言を許します。  橋本佳子議員。 ◆19番(橋本佳子君) つくタクのほうですが、病院とかそういうところの方面は、中長期的な検討ということで書いてありますけれども、福祉輸送タクシーとかいろいろな今使っている制度についてとかを調査するという話も聞いていたんですが、改めてアンケート調査ということで、素案の完成の中に位置づけられておりますけれども、これについては、その整合性はどういうふうにとっていくんですかね。担当も、福祉と分かれているということもあるので、そこら辺の関係ももうちょっとどういうふうなことでいくのかというのを御説明いただきたいんです。 ○議長(塩田尚君) 長島都市計画部長。 ◎都市計画部長長島芳行君) 今回の改編の案としましては、つくタクについての御提示ということにしております。タクシー利用料金助成事業とは、協議をしてございまして、まだ、どのような形がいいのかというところまでは行っていない状況でございます。昨年度、保健福祉部と連携を図ってアンケート調査は実施しておりまして、利用者意見把握とか利用状況については、分析を行っているというところでございます。今後引き続き、どのような連携が図れるかについては検討させていただきたいと思います。 ○議長(塩田尚君) 高野文男議員。 ◆3番(高野文男君) まず、16ページ改編案考え方基本方針のところで質問があるんですが、路線バス運賃補助というところの中で、補助の対象者や区間、補助の金額ということで、対象者がある程度変わる可能性というのは大きいんですかね。小学生、あとは高齢者とかいう形の中での金額の運賃の変更があると捉えていいですかね。 ○議長(塩田尚君) 長島都市計画部長。 ◎都市計画部長長島芳行君) 今、どのような補助が適切なのかということは検討している状況でして、例えば、高齢者を対象とするのか、それとも、利用者全員を対象とするのか、そういう状況で今検討をしているところです。  参考資料1の37ページのところの主な検討事項ということで、シートの右下のところに記載をしているとおり、対象者とか、それから運行日、運行時間、それから乗車区間をどこに対象とするのか、運賃はつくバス並みとするのかなどについて、今、検討を進めているというところでございます。 ○議長(塩田尚君) 高野文男議員。 ◆3番(高野文男君) ありがとうございます。もう一つお願いします。37ページ、今ちょうど出たところですが、城山団地、38ページですか、を非常に網羅したバスを運行させていただけるという中で、城山団地の付近に天宝喜という、弁天前ですね、路線バスとつくバスが通っている弁天前というバス停がありますが、そこまで牛久のかっぱ号が入ってきております。そのかっぱ号との連携等々は、今後、牛久市との連携であったり、かっぱ号の連携は考えていかれるのか教えていただきたいと思います。 ○議長(塩田尚君) 長島都市計画部長。 ◎都市計画部長長島芳行君) かっぱ号につきましては、つくバスと若干料金体系が違うということもありまして、そちらの運行を変更するというと、その辺の支障が出るのかなということがありまして、路線としては、かっぱ号については、引き続き入ってもらえると助かる路線であるとは考えておりまして、そのほか、今回お示しした新規路線バスルートと、それから先ほど御指摘いただいた既存路線のバスについても、料金体系が変わってしまうというようなことも発生する可能性がありますので、その辺については、運賃補助の体系と新規路線バスとの料金との整合などを図りながら検討していくということで考えております。 ◆3番(高野文男君) ありがとうございました。 ○議長(塩田尚君) 皆川幸枝議員。 ◆8番(皆川幸枝君) このたびの改変案、ありがとうございます。というのは、牛久方面への新規路線ということで、これは茎崎地域では、非常にこれまで要望の高かったところなので、今回このところに新規路線をつけていただくことは非常に評価したいと思います。ありがとうございます。  それで、茎崎地区におきましては、高齢化というのが非常に伸展をしておりまして、大きな団地では、50%を高齢化率というところも出てき始めております。ですので、こういった交通の問題というのは、非常に関心の高い課題になっておりますので、ぜひ市民と一緒に進めていただきたいと思います。  これまでは、バスの乗車率がなかなか上がらないというのが、一つ課題としてあったと思うんですけれども、ここはこの高齢化の状態に来ていまして、やはり免許返納をしたという方も出始めてきております。ですので、今後、この路線見直しの際に、細かなどこを通るかとか、あと、どこに行くかということをまだまだ市民の方、知らない方がかなり多いので、丁寧にというか、ぜひ一緒に見直し案をつくっていくというような形で進めていただきたいと思うんですけれども、とりあえず今回、5月中心に説明会ということで予定されておりますが、あと、今後どのように、これ以降、どのような市民との意見交換というか、案をまとめていく上で、どのような形で進めていくかというお考えがありましたらお願いしたいと思います。 ○議長(塩田尚君) 長島都市計画部長。 ◎都市計画部長長島芳行君) 特に、この茎崎地区において検討しております運賃補助新規路線バスについては、民間路線バスを活用する方策で今、検討を進めてございます。そういう中で、民間路線を維持することについては、利用者がきちっと乗っていただくということが非常に路線維持には肝心だと思ってございます。  ルート案みたいな形で、イメージ図で示してございます。これについても、まだこれで確定しているとか、そういうことではございませんので、この辺は説明会などでいろいろ意見をいただくとともに、それから市としては、地域公共交通の活性化協議会を持ってございますので、そちらでも少し議論をしていただかなくてはならないかなと思っております。 ○議長(塩田尚君) 皆川幸枝議員。 ◆8番(皆川幸枝君) 地域公共交通活性化協議会というのは非常に大事な会議なのですけれども、ぜひ地区回って意見を拾っていただけるように、意見として申し上げたいと思います。 ○議長(塩田尚君) 宇野信子議員。 ◆10番(宇野信子君) 今の皆川議員の質問、意見と近いんですが、私、何度も公共交通については、地域の住民の皆さんと一緒に案を考えていくようなことを住民主体のこれはつくバスでも路線バスでも、もしくは第三セクター的なものでもいいんですけれども、そういうものを何度も提案させていただいてきました。それで今回、やっぱりまだ行政主導かなと思っています。それで、ぜひ、今も皆川議員も言いましたけれども、地域公共交通活性化協議会に来られている方は、みんな車で来ています。ということは、当事者は1人も入っていません。地域で説明会していただくのは大事なんですが、あれもやっぱり言いっぱなしで、じゃあどうするっていう住民の方同士の話し合いを続けていくことが、あの説明会だけでは難しいんですね。なので、以前は地域公共交通活性化協議会に公募委員ということでも入れたんですけれども、今は公募も入っていないので、当事者がいない会議なんですね。だから、せっかく茎崎で今回路線バスで、まだイメージで、具体的なことは決めていないということですから、これ継続的に、茎崎の当事者の皆様に参加できるテーブルを設けていただいて、何年もと言いませんけれども、数カ月でも何回か、そういう場で一緒に決めるといいますか、案をつくっていただく。そのことは、その後の利用に非常に響いてくると思うんですね。みんなで考えて決めたんだからみんなで使おうよという住民同士の声かけにもつながりますので、ぜひそこまで踏み込んでいただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。 ○議長(塩田尚君) 長島都市計画部長。 ◎都市計画部長長島芳行君) 附属資料のほうにもつけてございますが、バス路線と各施設の分布とか、それから57ページには、高齢化率の状況とか、こういうものも参考として、それから、市街地形態、あるいは団地の分散配置状況、そういうところも含めて、今回は素案という形で御提示をさせていただいたところです。今後、地域の方の御意見は参考として、利用を高めるというような意味での検討を地域の方とも御相談できればいいかなとは考えておりますので、そのあり方については少し検討させていただきたいと思います。 ○議長(塩田尚君) 宇野信子議員。 ◆10番(宇野信子君) 地域公共交通活性化協議会に茎崎地区の代表の方も参加しているので、その方とも相談しながら、筑波地区でも、別に循環型ということで考えていらっしゃるので。ぜひ地域ごとにそういう話し合いの場を継続的に持っていただくことをお願いします。 ○議長(塩田尚君) 山本美和議員。 ◆16番(山本美和君) ありがとうございます。まず、1点目確認したいんですが、地元説明会を開催するということですけれども、どのような説明内容になるのでしょうか。 ○議長(塩田尚君) 長島都市計画部長。 ◎都市計画部長長島芳行君) 基本的には、本日の資料をもとに説明を行いたいと考えております。 ○議長(塩田尚君) 山本美和議員。 ◆16番(山本美和君) 先ほどの宇野議員や皆川議員とも重なるとは思うんですけれども、この説明会では、要は地域の方に当市の考え方を理解をしてもらいたいという趣旨ですか。それとも、御意見を吸い上げたいということなんでしょうか。どちらに主眼があるのか教えていただきたいと思います。 ○議長(塩田尚君) 長島都市計画部長。 ◎都市計画部長長島芳行君) まず、本日の資料でも52ページに記載させていただきましたが、昨年度は、地区別で22回の懇談会、それからアンケート調査等も実施しておりますので、その中でいろいろな意見を吸い上げながら、市としては検討させていただいたということで、この案をまずは説明をさせていただいて、地域からどのような意見が上がってくるのか、それによっては、十分まだ検討する余地はあるのかなとは思っておりますが、なるべく改編のスピードというものを余りおくらせることもよろしくないかなと思っておりますので、ものによっては、やはり、この案でお願いしたいというようなルートもあろうかとは思っております。 ○議長(塩田尚君) 山本美和議員。 ◆16番(山本美和君) 今回の改編も含めてなんですけれども、この改変についての説明趣旨というところに、つくば市が、特に自家用車に過度に依存した交通体系、もしくはまちの成り立ちがそのようにあります。そういったところが、現代の社会において変化しつつあるということで、つくば市の立地適正化計画との連携を図りながら交通を見直すと明記されておりますし、そういった趣旨で行われていることとは思いますが、今までのやりとりの中で、特につくば市のこの公共交通、もしくは、このつくバスというものについては、利便性、速達性を最重要視をして、特に、通学通勤に便利な仕組みであったかなと今までは思うのですけれども、もちろんアンケート調査、また、実際の運用の実態を見る限り、福祉的な部分について検討せざるを得ない。もしくは、そのまちづくりとの関連性において見直していくということが大きくあるんですけれども、そのあたりについて、今回は第1段階ということですが、この後、どのように即した改編に向けていくのか、そのあたりのお考えを伺いたいと思います。 ○議長(塩田尚君) 長島都市計画部長。 ◎都市計画部長長島芳行君) これまでつくバスについては、非常に利便性を向上させるために、議員、御指摘のとおり、直行性、速達性というものを原則にルート、あるいはバス停についても検討しておりました。  今回、資料の21ページから検討パターン案というものをお示ししていますとおり、既存路線に需要に応じた便をつくるための折り返し便であったり、それからもう一つ、23ページに記載したフィーダー路線ということで、朝夕は直行型としながら、日中で高齢者利用などのことにも配慮した幹線から枝線を延ばすというような路線についても、検討パターンとして設けてございます。今回の改編が実現した段階で、また、このような利用状況などはきちんと分析をしながら、次のまた利用促進、あるいは利便性向上に向けては、改善をしていくものであると考えております。 ○議長(塩田尚君) 山本美和議員。 ◆16番(山本美和君) 地元の説明会の持ち方なんですけれども、やはり、つくば市のまちづくり考え方が、その地域の皆様と合意して初めて立地適正化であったり、交通の体系の改編というものが、具体的に生きてくるものと思いますので、本日のような説明は、議員向けにはこれでよろしいかと思うんですけれども、地域の皆様には、その考え方であったり、いかに生活に即した交通であるかということをもう少しわかりやすく御説明をいただかないと、単なるあそこにバス停が欲しいとか、ないとか、使いづらいとかいう、そういうだけの話に陥ってしまうのかなと考えます。  それと、前回の説明会のときに、立地適正化計画ないしまちづくりについての説明も、たしか抱き合わせてやっていただいたんですけれども、あの前回の説明会のときには、その二つの関係性が、多分市民の皆様にはわかりづらい説明であったと思うんです。しかし、このことをちゃんと理解していただかないと、何を改編していくのか、どういう方向へ行くのか、私たちの生活がどうなっていくのかということが、やはり市民の皆さんには見えにくくなると思いますので、今回のこの地元説明会、もう一度、もう少ししっかり詰めていただいて、この説明会がすごく鍵だと思いますし、その後の改編の大きなヒントをつかんでこれるかどうかという大事な説明会になると思いますので、ここは要望として、少し見直しとともにやっていただきたいと思います。 ○議長(塩田尚君) 北口ひとみ議員。 ◆12番(北口ひとみ君) なかなか意見とまとめるのは大変だったと思います。お疲れさまです。  私もその地区別説明会のことについて、意見ですけれども、区会の回覧でたしか回っていたと思いますが、より多くの人にここに参加していただくというのが鍵だということで、今どういう周知をされているのかという、その周知のことが1点。  それからあと、説明会での資料は、これをベースにするということで今、意見も出ましたので、多少簡略化されて、各地域別に編集されたものになっていくのかなと思いますが、例えばこの参考資料2の大きな地図ですね、これは地域別にもう少し拡大されていくんだろうなとは思いますけれども、ある程度まちのどの辺を走っているというのがはっきりわからないと、利用していない方が利用しようかなと思ったときには、わかりにくいというような図になろうかと思いますので、その辺の検討をよろしくお願いしたいと思います。周知の方法について、今どういう状況かお聞かせください。 ○議長(塩田尚君) 長島都市計画部長。 ◎都市計画部長長島芳行君) 周知については、本日の資料53ページに記載のとおりでございまして、区会回覧、それからホームページほか市報5月号でも周知については行っていくということにしてございます。  それから、地区別で説明を行うという趣旨で、こちらもその地域に入っていきたいと思いますので、地域に合ったような説明ができるように、その点は工夫をしていきたいと思います。 ○議長(塩田尚君) 北口ひとみ議員。 ◆12番(北口ひとみ君) よろしくお願いします。  ちょっと時間的に難しいかもしれませんけれども、駅のバスターミナルや、それからあと、ショッピングセンターなんかでチラシを配るとかそういったことも含めて、ここに参加していただくというのがまず大事なので、その辺のことも少し検討していただければなと思います。 ○議長(塩田尚君) 山中真弓議員。 ◆1番(山中真弓君) 先日、市民の方から、このつくバス、つくタクのことでやはり質問を受けたんですけれども、今、改編予定であるようですという話はしたんですが、今回この説明会が行われた後、この案に対して、私自身もこの資料をじっくりまだ見られていないので、理解するのにも結構時間がかかると思うんですけれども、説明会に来られた方も、恐らくその場で全ては理解できないですし、後でじっくり見た後に意見を言いたいと思うんですよね。そういう場が設けられているのかということと、あと、私もその市民の方とお話ししたところでは、やっぱりこういう紙媒体で資料が欲しいと。皆さん、ホームページに記載されていますと言われても、ホームページ見られる方ばかりではなくって、恐らくこのつくバス、つくタクを使われている高齢者の方は、ほとんどホームページを見ないですよね。なので、この紙媒体で見られるような形で、すぐ手元に欲しいという話がありました。なので、ぜひそういう形をとってほしいというのと、あと、利用する高齢者が集まるような市民団体みたいなものにもお配りして、恐らく交流センターでやっている多くのサークルで、高齢者の団体もあると思うので、そういうところにもこういう意見を求めるようなやり方とかをすることも必要じゃないかと。区会の中で、この資料を回覧することも一つかなとは思うんですけれども、ぜひ利用している方の多くの方にこれが目に触れて、必要だと思う要望を取り入れてほしいということを言われましたので、ぜひ御検討いただきたいと思います。 ○議長(塩田尚君) 答弁必要ですか。 ◆1番(山中真弓君) この説明会の後、後日、意見を述べる機会があるのか。 ○議長(塩田尚君) 長島都市計画部長。 ◎都市計画部長長島芳行君) まず、説明会においては、その場で意見を聞くということのほか、アンケート用紙のようなものも用意して記載をしてもらって、提出をしてもらう。あるいは、それが後日提出でも、こちらについては受け付けをするとかの対応はしていきたいと思います。 ○議長(塩田尚君) 橋本佳子議員。 ◆19番(橋本佳子君) 先ほどから、恐らく、愛和病院の関係で請願出ましたよね。それもあって、きっと牛久駅につなげて、そこからバスに乗っていただこうということでやったんだろうなって想像するのと、民間バスならば、超えても行けると。だから早く実現するだろうということと思ってはいるんですけれども、その説明で納得する方と、もしくは、いや、それではもうちょっととかっていう意味で言えば、つくタク的に行けるようなことを思う方もいらっしゃるかもしれないので、逆に福祉的要素ということでアンケートとったって先ほどおっしゃってたので、そういったところの情報とかそういうのも持ちつつ、中長期的にこの中で位置づけられていますが、皆さんにとってはかなり真剣な問題なので、そこら辺の福祉的な要素でのアンケートの結果とか、そういった情報を出せるようにしておかないと、聞いた人が、つながっていないというイメージを持たれてしまうと思うので、そこら辺の情報は、せっかく請願も出ていますので、持っていただいて、福祉的要素ということではなく、お答えいただければいいかなと思っておりますので、一つ提案として、広報車を回すとかそういう手もあるかなと思いました。 ○議長(塩田尚君) 宇野信子議員。 ◆10番(宇野信子君) 地域公共交通活性化委員会の傍聴もしていたんですけれども、どうしてもわからないところがあって、37ページなんですけれども、運賃補助の一番最後に、1人当たり年間経費(試算)と書いてあって、運賃補助66円、つくバスは231円と書いてあるんですけれども、この運賃補助66円というのは、どういう想定の試算をしたのか教えてください。 ○議長(塩田尚君) 長島都市計画部長。 ◎都市計画部長長島芳行君) 運賃補助については、現行の路線バスの通常運賃がございますので、それをつくバスと同じような料金にすると、どの程度の利用人数があって、幾らかかるかというようなところから割り返して検討してございますが、ただ、実質の利用者数というのが、なかなか想定が難しい状況でして、ある程度大まかな試算になっているのが現状でございます。 ○議長(塩田尚君) 宇野信子議員。 ◆10番(宇野信子君) 確かにどれぐらいの方が乗るかというのは、これは割引になったときに利用者がふえる可能性もあるので、今の状況でどれぐらい乗っているかということで計算するしかないと思うんですけれども、そうすると、この1人当たり年間経費を計算したということは、今のところ、この運賃補助をやった場合に、どれぐらいの市の持ち出しというんですか、この66円のもとになっている試算の市の持ち出しは幾らぐらいになるということは計算されたんでしょうか。されたんだったら教えてください。 ○議長(塩田尚君) 中澤都市計画部次長。 ◎都市計画部次長総合交通政策課長(中澤正登君) 人数については、ことし1年間、関東鉄道の利用者の推計を行っていまして、その数字をもとにはじいております。運行経費についても、おおむね1,600万という数字を今手元では検討しているところなんですが、まだまだこれから事業者との調整もございますので、これが必ずしも確定ではないというところで現在検討を進めております。 ○議長(塩田尚君) 宇野信子議員。 ◆10番(宇野信子君) 今の1,600万というのは、今乗っている人数につくバス並みの割引、額なりを割引したときにかかる費用が1,600万ということなんでしょうか。その隣に、つくバスだと約231円というのは、その路線をつくバスにしたら、これぐらいかかりますよということなんでしょうか。この辺説明してください。 ○議長(塩田尚君) 中澤都市計画部次長。 ◎都市計画部次長総合交通政策課長(中澤正登君) 前段は議員おっしゃるとおりなんですけれども、後段のつくバスの231円については、これ平成28年度実績、1人当たりの実績の数字を入れさせていただいております。 ○議長(塩田尚君) 宇野信子議員。
    ◆10番(宇野信子君) わかりました。 ○議長(塩田尚君) よろしいですか。大体意見が出たようでありますので、公共交通の改編についての発言を終結いたします。  以上で全員協議会を閉会いたしますが、ちょっと私から議員諸氏にお知らせがあります。  クールビズについてであります。本年もクールビズを実施する予定でおります。期間は、平成30年5月1日火曜日から平成30年10月31日水曜日までであります。注意事項につきましては、後日、議会事務局から文書等でお知らせすると思いますので、遵守されるようお願いいたします。重ねて申し上げます。5月1日からクールビズを実施いたしますので、御協力のほどお願い申し上げます。        ──────────────────────────────────── ○議長(塩田尚君) 以上で、全員協議会を閉会いたします。  御苦労さまでした。                     午前10時57分閉会...