つくば市議会 2018-03-16
平成30年 3月定例会-03月16日-06号
平成30年 3月
定例会-03月16日-06号平成30年 3月定例会
平成30年3月
つくば市議会定例会会議録 第6号
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平成30年3月16日 午前10時02分開議
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出 席 議 員
議 長 25 番 塩 田 尚 君 14 番 ヘイズ ジョン 君
副議長 6 番 神 谷 大 蔵 君 15 番 塚 本 洋 二 君
1 番 山 中 真 弓 君 16 番 山 本 美 和 君
2 番 小森谷 佐弥香 君 17 番 浜 中 勝 美 君
3 番 高 野 文 男 君 18 番 大久保 勝 弘 君
4 番 長 塚 俊 宏 君 19 番 橋 本 佳 子 君
5 番 黒 田 健 祐 君 20 番 小 野 泰 宏 君
7 番 小久保 貴 史 君 21 番 高 野 進 君
8 番 皆 川 幸 枝 君 22 番 柳 沢 逸 夫 君
9 番 五 頭 泰 誠 君 23 番 須 藤 光 明 君
10 番 宇 野 信 子 君 24 番 鈴 木 富士雄 君
11 番 木 村 清 隆 君 26 番 滝 口 隆 一 君
質疑終結後、
自由討議、
討論ともになく、採決の結果、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定しました。
次に、議案第20号 つくば市
危険物規則事務手数料条例の一部を改正する条例について、議案第32号 つくば市条例の読点の表記を改める条例について、議案第33号 つくば市職員の
配偶者同行休業に関する条例についての審査では、質疑、
自由討議、討論全てなく、採決の結果、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定しました。
次に、議案第34号 つくば市職員の旅費の特例に関する条例についての審査では、県外日当が廃止される対象者について質疑があり、対象となる職員は、市長、副市長、教育長、一般職員、水道企業の職員、非常勤職員、嘱託員、臨時職員の全ての職員であるとの答弁がありました。
質疑終結後、
自由討議では、今回、議員は対象外だが、議員も廃止の方向で検討を進めていくべきとの意見、この件については、議会運営委員会等で議論するのが適当であるとの意見がありました。
自由討議終結後、討論はなく、採決の結果、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定しました。
以上、今定例会におきまして
総務委員会に付託されました議案等の審査の経過と結果について御報告申し上げます。
○議長(塩田尚君) これより
総務委員長報告に対する質疑を一括して行います。
順次、質疑発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(塩田尚君) ないようですので、これをもって、
総務委員長報告に対する質疑を終結いたします。
次に、文教福祉委員長から、議案第1号、議案第2号、議案第4号、議案第6号、議案第8号、議案第9号、議案第11号、議案第14号、議案第19号、議案第21号から議案第27号、議案第35号、議案第36号の審査の経過と結果について報告を求めます。
文教福祉委員長橋本佳子君。
〔文教福祉委員長 橋本佳子君登壇〕
◎文教福祉委員長(橋本佳子君) 文教福祉委員会は、当委員会に付託をされました議案18件を審査するため、3月9日、3月12日及び本日3月16日、本会議前の3日間、委員会を開催いたしました。その付託案件の主なる審査の経過と結果について御報告をいたします。
初めに、議案第1号 平成29年度つくば市
一般会計補正予算(第7号)の当
委員会付託分の審査では、10款教育費、学校関係の備品購入費の減額理由について質疑があり、入札差金により減額補正をするものであるとの答弁がありました。
質疑終結後、
自由討議、
討論ともになく、採決の結果、
全員異議なく議案第1号の当
委員会付託分については、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。
次に、議案第2号 平成29年度つくば市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)、議案第4号 平成29年度つくば市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)、議案第6号 平成29年度つくば市
介護保険事業特別会計補正予算(第4号)、以上、3議案の審査では、質疑、
自由討議、討論いずれもなく、採決の結果、
全員異議なくそれぞれ原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第8号 平成30年度つくば市
一般会計予算の当
委員会付託分の審査では、長時間にわたり種々質疑応答がありました。委員から数多くの意見や要望が出されましたので、幾つか申し上げます。
ICT教育に関するものでは、タブレットや電子黒板について、整備環境の地域格差はあってはならず、今後、できるだけ早く電子黒板やタブレットの整備を進めていってほしい。また、必ずしも全小中学校で全く同じ環境ではなく、例えば、中学校で、よりタブレット、電子黒板を活用した授業をすることや集中的に必要なところに導入するなど工夫することもよいのではないかとの意見がありました。
学校等適正配置計画に関するものでは、新設校であっても、開校とほぼ同時、または数年のうちに教室が足りないほどの状況が続いている現状に対し、計画策定時の人口推計については難しい部分があることは理解するが、推計に用いる基礎データをしっかり検証していく必要があるとの意見。また、直近の学区審議会では、人口推計のデータなどを委員の中で共有する時間がなかったので、次回、学区審議会を設置する際は、人口推計のデータなどを委員に共有してほしいという要望や、希望する新設校に入学するために、わざわざ学区内に土地を購入した方がいる中で、学区外の就学が多くなることはそういう方にとって納得しがたい部分があることを開発区域の新しい問題として認識してほしいとの意見がありました。
学校の相談体制に関するものでは、スクールカウンセラーの存在は、学校でのいじめの問題の解決の糸口になったり、虐待の早期発見につながるなど、その役割は非常に大きいものである。予算との兼ね合いもある中で、苦慮して体制を整えていただいているとは思うが、子供たちにとってより相談しやすい環境を整えていくことが大事であるので、各学校への配置計画や活用の仕方を検討してもらいたいとの要望や、スクールソーシャルワーカーについては、派遣を希望する学校は、現状、余り多くはないようだが、昨今、貧困家庭の支援が大きくいわれている中で、貧困家庭では、虐待やネグレクトを併発しやすい状況を鑑みると、いつ表面化するかわからない問題であり、学校からスクールソーシャルワーカーの派遣を希望する学校がある際は、常に学校に赴くことができる環境整備を前向きに検討してほしい。また、家庭相談員との連携が大きな効果を生むと考えるので、教育委員会とこども部とで総合的に取り組みの強化を考えてほしいとの意見がありました。
放課後の児童対策に関するものでは、児童館の一般来館を含めた児童館構想の今後の方向性や放課後子ども教室の推進、児童クラブ室については、学校施設の有効活用などについて、児童クラブ員だけでない全ての子供の居場所づくりという課題をこども部から発信していただきたい。放課後子ども総合プランとは何たるやというところを見直してほしいとの要望がありました。
高齢者用福祉タクシーに関するものでは、現在の助成対象者の要件を緩和することについての要望や、高齢者の足の確保という観点から、今後の公共交通全般のあり方について検討してほしいとの意見がありました。
質疑終結後、
自由討議、
討論ともになく、採決の結果、
全員異議なく議案第8号は原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。
次に、議案第9号 平成30年度つくば市
国民健康保険特別会計予算の審査では、2月7日の全員協議会で報告のあった平成30年度国保事業費納付金のその後の経過について質疑があり、特に茨城県からの通知等はなく、数字の変更などはない。つくば市としては、平成31年度の国保事業費納付金に向けて他自治体と連携して問題解決に当たっていくとの答弁がありました。
質疑終結後、
自由討議はなく、討論に入り、賛成の立場から、広域化に向けてさまざま課題が残っているが、保険税を抑えるために予防対策や健康増進に関する市の施策を進めていくことと、県への働きかけを行うことの両面で進めていくことをお願いし賛成する旨の討論がありました。
討論終結後、採決の結果、
全員異議なく議案第9号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第11号 平成30年度つくば市
後期高齢者医療特別会計予算の審査では、質疑、
自由討議、討論いずれもなく、採決の結果、
全員異議なく議案第11号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第14号 平成30年度つくば市
介護保険事業特別会計予算の審査では、
包括的支援事業総務に要する経費の高齢者虐待ネットワーク運営委員会の業務内容について質疑があり、虐待のケース対応を評価していただく会議であり、平成29年度に虐待と判断したケースは2件であるとの答弁がありました。
次に、認知症総合支援に要する経費の認知症カフェの増設について質疑があり、平成30年度に、とよさと病院、アレーテルつくば、つくばデイサービスセンターの3カ所に増設予定であるとの答弁がありました。
次に、災害臨時特例給付に要する経費の原発避難者負担分給付費について質疑があり、福島第一原発の事故により、避難者の自己負担分を助成するものであり、避難者の高齢化に伴い、施設系サービスが必要になるため、平成30年度は、平成29年度に比べて予算を増額している。現在、対象者は6名であるとの答弁がありました。
次に、シルバーリハビリ体操事業に要する経費の実施内容について質疑があり、平成29年度実績見込みの会員数は約170名、実施回数は約2,600回、延べ人数は約7,800名になる。なお、1回当たりの指導員数は状況に応じて2から3名程度であるとの答弁がありました。
次に、認知症サポーター養成事業の事業内容について質疑があり、平成29年度は1,426名の認知症サポーターが誕生し、累計で1万358名となる。認知症サポーターの方には、高齢者が住みなれた地域で安心して生活できるようかかわっていただきたいが、具体的な活動は今後検討したい。また、認知症サポーター養成講座を開催したり、認知症に関する啓発活動などを行うキャラバンメイトは、現在30名であるとの答弁がありました。
委員から、認知症サポーター活用に向けて、まず、情報提供の仕組みをつくることを提案するとの意見がありました。これら以外にも長時間にわたり数多くの質疑があり、執行部から詳細な答弁がありました。
質疑終結後、
自由討議、
討論ともになく、採決の結果、
全員異議なく議案第14号は原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。
議案第19号 つくば市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例についての審査では、質疑、
自由討議、討論いずれもなく、採決の結果、
全員異議なく議案第19号は原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。
次に、議案第21号 つくば市
医療福祉費支給条例の一部を改正する条例についての審査では、利用者の利便性のために省略できる手続の具体的な内容について質疑があり、マル福受給者証を提示して医療機関を受診した際の外来自己負担金については、支給申請をしたものとみなし、領収書を添付して申請書を提出する手続が省略できるものであるとの答弁がありました。
質疑終結後、
自由討議、
討論ともになく、採決の結果、
全員異議なく議案第21号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第22号 つくば市
母子家庭等児童福祉金支給条例の一部を改正する条例についての審査では、児童福祉金の使用用途及び使用用途の検証の有無について質疑があり、「福祉金は児童の養育、就学及びその心身の健全育成のために使用しなければならない。」と、その目的が条例に明記されているが、使用用途についての具体的な指示、指導は行っておらず、各家庭に任せている。また、その検証はしていない。今後、支給目的については申請者に丁寧な説明を行いたいとの答弁がありました。
次に、生活保護世帯への児童福祉金の支給について質疑があり、生活保護世帯も児童福祉金は支給対象であり、その分、生活保護費から減額されるが、月額8,000円までは減額の対象としない。つまり子供1人の場合は、児童福祉金は月額5,000円のため、生活保護費からの減額はなく、2人以上の場合は減額の対象となるとの答弁がありました。
次に、改正に至った経緯について質疑があり、児童扶養手当の申請者から、たびたび生活費が苦しいという声があり、検討の結果、改正に至ったとの答弁がありました。
委員から、5,500万円という大きな予算が使われる事業なので、ぜひともしっかりやっていただきたいとの意見がありました。
質疑終結後、
自由討議、
討論ともになく、採決の結果、
全員異議なく議案第22号は原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。
次に、議案第23号 つくば市
介護保険条例の一部を改正する条例についての審査では、第1段階の方に対する軽減率と負担増についての質疑があり、軽減率については、介護保険法施行例で定めており、今後、国からの通知を待って6月議会で条例改正する予定である。また、第1段階の方の負担については、国基準のとおりであれば年額600円の増であるが、今回、低所得者層の保険料率を低くしたことなどから基準額は上がっており、年額800円の増となるとの答弁がありました。
質疑終結後、
自由討議に入り、制度は、受益と負担のバランスで決まるものだと思うので、負担増になるが、御理解いただく必要があると思うとの意見。税を賦課するときの平等性、公平性を考えると、一つの段階だけを見て判断するのは難しい、それぞれが少しずつ負担するというところにおいて、これが落としどころだと考えるとの意見。一つの税制を変えようとするときは、バランスが崩れてしまい、均等配分すれば平等かもしれないが公平性に欠ける、全体を含めてある程度の範囲内であればベターであるとの意見。第1段階の保険料率が高くなるが、公平性が加味されれば了解する範囲だと思うとの意見がありました。
自由討議、終結後、賛成討論があり、採決の結果、
全員異議なく議案第23号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第24号 つくば市
指定介護予防支援事業者の
指定基準等に関する条例の一部を改正する条例について、議案第25号 つくば市
指定地域密着型サービスの
指定基準に関する条例の一部を改正する条例について、議案第26号 つくば市
指定地域密着型介護予防サービスの
指定基準等に関する条例の一部を改正する条例について、議案第27号 つくば市
後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例について、以上、4議案の審査では、質疑、
自由討議、討論いずれもなく、採決の結果、
全員異議なくそれぞれ原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。
次に、議案第35号 つくば市
指定居宅介護支援事業等に関する基準等を定める条例についての審査では、この条例は、県から居宅介護支援事業所の指定権限が移譲されて施行するに伴い、ガイドラインに従い制定したのかとの質疑があり、市は、平成25年度からこの権限の移譲を受けており、県条例を運用して実施していたが、今回、市で制定するに当たっては国の基準に基づき制定したとの答弁がありました。
次に、居宅介護支援事業所の指定数についての質疑があり、市内には54事業所あるとの答弁がありました。
質疑終結後、
自由討議、
討論ともになく、採決の結果、
全員異議なく議案第35号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第36号 つくば市
産婦人科施設開設支援事業助成金の交付に関する条例についての審査では、助成事業により開業につながる事例について質疑があり、全国では7自治体が助成事業を行っており、そのうち3自治体で開業の実績があるとの答弁がありました。
次に、「10年以上継続して産科または産婦人科の診療科を設け、かつ分娩を取り扱うこと。」という交付の条件が守られない場合について質疑があり、諸事情により10年未満で開業を取りやめざるを得ない場合には、事情を勘案した上で、交付決定の全部または一部を取り消して、返還請求を行うことになるとの答弁がありました。
次に、何に基づいて返還請求を行うのかとの質疑があり、つくば市補助金等交付適正化規則に基づいて適正に事務執行を行ってまいりたいと考えているとの答弁がありました。
次に、助成事業により開業した医療機関の利用者に対する条件の有無について質疑があり、産婦人科の利用者については一般の医療機関と同じように広く受け入れてもらうとの答弁がありました。
次に、増床に対する助成について質疑があり、計画がある程度固まったら、まず、相談をしてもらい、具体的な計画が確定した段階で申請をしてもらうというプロセスを考えている、との答弁がありました。
質疑終結後、
自由討議、
討論ともになく、採決の結果、
全員異議なく議案第36号は原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。
以上、御報告申し上げましたが、当委員会の決定に対し、議員の皆様の御賛同をよろしくお願い申し上げ、報告を終わります。
○議長(塩田尚君) これより文教福祉委員長報告に対する質疑を一括して行います。
順次、質疑発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(塩田尚君) ないようですので、これをもって文教福祉委員長報告に対する質疑を終結いたします。
次に、市民経済委員長から、議案第1号、議案第8号、議案第37号の審査の経過と結果について報告を求めます。
市民経済委員長北口ひとみ君。
〔市民経済委員長 北口ひとみ君登壇〕
◎市民経済委員長(北口ひとみ君) 市民経済委員会は、当委員会に付託されました議案3件を審査するため、3月12日午前10時より委員会を開催いたしました。その審査概要及び結果について御報告いたします。
初めに、議案第1号 平成29年度つくば市
一般会計補正予算(第7号)、当
委員会付託分の審査では、コミュニティー推進に要する経費の自治宝くじコミュニティー助成補助金と、自治会関係に要する経費の区会等業務委託料の減額理由について質疑があり、執行部より、自治宝くじコミュニティー助成補助金については、一般財団法人自治総合センターが宝くじ普及拡大の広報事業としてコミュニティー活動を行っている団体に助成を行うもので、今年度は、2件の申請があったが、1件不採択になり、事業実施ができなかったため減額するものである。また、区会等業務委託料については、区会の新規設立を今年度は8区会見込んでいたが、4区会の設立となったため、減額するものであるとの答弁がありました。
次に、土地改良事業に要する経費の土木工事の減額理由について質疑があり、県単ため池整備工事については、1回目の入札が不調になり、2回目の入札は予定価格に達しなかったため不調となり、事業が実施できなくなり減額するものである。
また、農業基盤整備促進事業については、当初、国から予定した金額の割り当てが少なくなったため減額するものであるとの答弁がありました。
次に、農業経営対策に要する経費の経営体育成支援事業補助金と、担い手確保・経営強化支援事業補助金の減額理由について質疑があり、これらの補助金は、施設の建築や機械の購入などに対する補助金で、今年度、申請が少なかったため減額するものであるとの答弁がありました。
質疑終結後、
自由討議、討論はなく、採決の結果、
全員異議なく議案第1号の当委員会付託部分は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第8号 平成30年度つくば市
一般会計予算の当
委員会付託分の審査では、筑波山地域ジオパーク推進に要する経費の印刷製本費と看板設置工事の概要について質疑があり、印刷製本費については「旅と地球」という冊子のパンフレット1万部と、地図のパンフレット2万部を印刷予定である。また、看板設置については、ジオサイトの案内看板4基と、総合案内板1基を予定しており、設置場所については、案内看板はつくば市にあるジオサイト、総合案内板は観光案内所周辺やTX駅前などを検討しているとの答弁がありました。
次に、農業経営対策に要する経費の農業次世代人材投資資金の概要について質疑があり、以前の青年就農給付金から名称が変わったものであり、新規就農希望者に対して、年150万円給付するものである。新規では34名を見込んでいるとの答弁がありました。
次に、商工業振興費の増額理由と、産業創出支援に要する経費のつくば産業コーディネーター報酬と
まちづくりアドバイザー報酬の概要について質疑があり、商工振興費については、来年度、産業振興センターの再整備費が計上されており、その分が増額になっている。また、つくば産業コーディネーターについては、来年度、設置されるスタートアップ推進室に配属され、スタートアップ企業へのマッチングや経営計画の指導をする、
まちづくりアドバイザーについては、現在、スタートアップ戦略を策定しており、そのアドバイスをいただいている。との答弁がありました。
また、来年度から、生涯学習部門が教育局に移るが、これまでの7年間の総括や課題等について質疑があり、交流センターの施設については、これまでも公の施設として講座等も行い、社会教育的な部分もあり、地域の拠点としての地域コミュニティー施設でもある。今後も、市長部局の施設として運営していくので、総括については行う予定はない。また、つくば市の生涯学習と社会教育は補助執行で市長部局で行っているが、つくば市の規模からすると職員数も少ないので、今回の機構改革で職員の配置にも力を入れていきたい。
施設の管理については、交流センターとふれあいプラザは、市長部局に残るが、民家園、市民研修センターなどは教育局が管理する。講座については、その施設が実施することになるが、社会教育指導員や教育局の指導員と連携して行っていきたいとの答弁がありました。
委員から、市長部局と教育局の役割分担が今後の課題になると思うが、市民にとってよりよい施設として運営していただきたいとの意見がありました。このほか、企業誘致推進に要する経費が今年度より減額されている理由、及び企業誘致対策の現状について質疑があり、執行部より詳細な答弁がありました。
質疑終結後、
自由討議、討論はなく、採決の結果、
全員異議なく議案第8号の当委員会付託部分は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第37号 つくば市
南筑波土地改良区
対策基金条例を廃止する条例についての審査では、質疑、
自由討議、討論はなく、採決の結果、
全員異議なく議案第37号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、市民経済委員会に付託されました議案の主な審査概要と結果について御報告申し上げます。
○議長(塩田尚君) これより市民経済委員長報告に対する質疑を一括して行います。
順次、質疑発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(塩田尚君) ないようですので、これをもって、市民経済委員長報告に対する質疑を終結いたします。
次に、都市建設委員長から、議案第1号、議案第3号、議案第7号、議案第8号、議案第10号、議案第15号、議案第28号から議案第31号、議案第38号から議案第40号の審査の経過と結果について報告を求めます。
都市建設委員長小久保貴史君
〔都市建設委員長 小久保貴史君登壇〕
◎都市建設委員長(小久保貴史君) 都市建設委員会は、当委員会に付託されました議案13件を審査するため、3月12日午前10時から委員会を開催しました。その審査の経過と結果について御報告をいたします。
初めに、議案第1号 平成29年度つくば市
一般会計補正予算(第7号)の当
委員会付託分の審査では、上郷高校跡地利活用事業者選定委員会委員謝礼の減額理由について質疑があり、追加のサウンディング等に時間を要して選定委員会を実施しなかったため減額する。平成30年度に実施する予定である旨の答弁がありました。
次に、橋梁耐震補強設計委託料と土木工事の減額理由についての質疑があり、手代木橋の工事で、国庫補助事業として予定していたが補助がつかず、事業を実施できなかった。平成30年度に引き続き国庫補助事業として進めていく旨の答弁がありました。
そのほか多くの質疑があり、
質疑終結後、
自由討議、
討論ともになく、採決の結果、
全員異議なく議案第1号の当
委員会付託分は原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。
次に、議案第3号 平成29年度つくば市
下水道事業特別会計補正予算(第3号)の審査では、歳入のつくばエクスプレス関連公共下水道負担金の減額理由について質疑があり、国の交付金が減額になり、それに伴い茨城県の負担金が減額になった旨の答弁がありました。
次に、下水道事業基金積立金の増額理由と用途及び残額について質疑があり、維持管理の修繕工事及び霞ヶ浦常南流域下水道維持管理負担金が執行見込み額を下回り、それを基金に積み立てるため増額する。また、用途については、維持管理費で使用するためのもので、平成29年度末の残額は約5億円である旨の答弁がありました。
そのほか、質疑があり、
質疑終結後、
自由討議、
討論ともになく、採決の結果、
全員異議なく議案第3号は原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。
次に、議案第7号 平成29年度つくば市
水道事業会計補正予算(第3号)の審査では、第7条の職員給与費の増額の理由についての質疑があり、人事院勧告に基づく給与の改定である旨の答弁がありました。
質疑終結後、
自由討議、
討論ともになく、採決の結果、
全員異議なく議案第7号は原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。
次に、議案第8号 平成30年度つくば市
一般会計予算の当
委員会付託分の審査では、防犯対策に要する経費の中の防犯カメラ設置工事設計委託料についての質疑があり、犯罪防止を目的に、平成25年度からつくばエクスプレス駅周辺やペデストリアンデッキなど、不特定多数のものが利用する場所に計113基を設置してある旨の答弁がありました。
また、公共施設跡地利用に要する経費の中の不動産鑑定手数料についての質疑があり、谷田部庁舎跡地及び茎崎庁舎跡地の事業定期借地等の賃借を想定した場合に、賃借料を算定する際の市場価格などを把握するために不動産鑑定を行う旨の答弁がありました。
そのほか、多くの質疑があり、
質疑終結後、
自由討議、
討論ともになく、採決の結果、
全員異議なく議案第8号の当
委員会付託分は原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。
次に、議案第10号 平成30年度つくば市
下水道事業特別会計予算の審査では、以前に陳情が提出された竹園マンションの汚水が逆流している案件で、その対策についての質疑があり、平成29年度に、既にポンプ増設の対策を講じているため、平成30年度からポンプが稼働することで問題は改善される旨の答弁がありました。
質疑終結後、
自由討議、
討論ともになく、採決の結果、
全員異議なく議案第10号は原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。
次に、議案第15号 平成30年度つくば市
水道事業会計予算の審査では、質疑、
自由討議、討論のいずれもなく、採決の結果、
全員異議なく議案第15号は、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。
次に、議案第28号 つくば市
建築基準条例の一部を改正する条例についての審査では、新たな用途地域として田園住居地域が追加されるが、その内容についての質疑があり、詳細な答弁がありました。
質疑終結後、
自由討議、
討論ともになく、採決の結果、
全員異議なく議案第28号は原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。
次に、議案第29号 つくば市建築物の
敷地制限条例の一部を改正する条例についての審査では、質疑、
自由討議、討論いずれもなく、採決の結果、
全員異議なく議案第29号は原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。
次に、議案第30号 つくば市の地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例についての審査では、春日第1地区の地区計画の概要についての質疑があり、最低敷地面積180平米、高さ制限18メートル、緑化率の最低限度10%、壁面の位置の後退などを定めているとの詳細な答弁がありました。さらに、財務省の売却計画がおくれていることについての質疑があり、平成30年度に売却予定と伺っている旨の答弁がありました。
質疑終結後、
自由討議、
討論ともになく、採決の結果、
全員異議なく議案第30号は原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。
次に、議案第31号 つくば市
都市公園条例の一部を改正する条例について、議案第38号
市道路線の変更について、議案第39号
市道路線の廃止について、議案第40号
市道路線の認定についての4件の審査では、質疑、
自由討議、討論いずれもなく、採決の結果、
全員異議なく、議案第31号、議案第38号、議案第39号、議案第40号は原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。
以上、主な審査の経過と結果について御報告申し上げましたが、当委員会の決定に対し、議員各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げ、委員会報告を終わりにします。
○議長(塩田尚君) これより都市建設委員長報告に対する質疑を一括して行います。
順次、質疑発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(塩田尚君) ないようですので、これをもって、都市建設委員長報告に対する質疑を終結いたします。
以上で、各
常任委員長の報告は終了いたしました。
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○議長(塩田尚君) これより、
つくば市議会会議規則第42条の規定により討論、採決に入ります。
初めに、議案第1号から議案第8号までの討論をつくば市議会先例集第7章第1節187により一括して行います。
討論通告者はありません。よって、これにて討論を終結いたします。
これより議案第1号 平成29年度つくば市
一般会計補正予算(第7号)から議案第8号 平成30年度つくば市
一般会計予算までをつくば市議会先例集第7章第2節193により、一括して採決いたします。
お諮りいたします。
議案第1号から議案第8号までは、総務、文教福祉、市民経済、都市建設委員長の報告のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(塩田尚君) 御異議なしと認めます。よって、議案第1号から議案第8号までは総務、文教福祉、市民経済、都市建設委員長の報告のとおり可決することに決定いたしました。
────────────────────────────────────
○議長(塩田尚君) 次に、議案第9号の討論に入ります。
議案第9号に対する賛成討論の発言を許します。
26番議員滝口隆一君。
〔26番 滝口隆一君登壇〕
◆26番(滝口隆一君) 平成30年度国保会計、さらに税条例についても含めて賛成討論を行います。
平成30年度から、国民健康保険は市町村から県の管轄になります。この中で、さまざまなあつれきがあります。とりわけ、つくば市には、平成29年度の税収より10億円も高い負担金を押しつけられました。これには1月の臨時市議会で県に対する見直しの決議をし、市長、議長、市選出の県議全員などが県に申し入れました。この動きと市事務当局の努力で3億数千万円減じることができました。残りの6億8,000万については、勉強会、会派の話し合いなどを重ねる中で、6億円の一般会計からの繰り出し、8,000万円の市民負担で決着を見ました。
日本共産党市議団は、この経過を尊重すべきと考えます。さらに、こうした増税状況の中で、約6割の加入者が減税になるという成果も挙げています。応能応益の割合を5対5から6対4に移行し、低所得者の負担を減じることができたことです。これは高く評価されるべきであります。
しかしながら、5割に近い加入者の中で、年間収入1,000万円を超す方はわずか500人程度です。市の一般会計からの繰り出しがあっても、その不足分は、低所得者負担削減により、年収250万から1,000万円以上の収入である中間層の多くに影響することになりました。この層は必ずしも豊かであるとはいえません。
いずれにしても、低所得者から中間層に至るまで、国保税負担が高過ぎることは解消したわけではありません。この最大の原因は、社会保険は労働者5に対し使用者5の負担になっているにもかかわらず、国保については当初は46%の国の負担があったのに、現在では25%程度に押さえられ、それが市の負担を押し上げているという根本原因があります。
1月の市議会決議にあるように、国の負担をさらにふやすよう今後求めていくことが必要です。当面策として、茨城県が法外負担を一切出さないという方針を改め、市町村を援助する立場に立っていただきたいと思います。また、市としても、高過ぎる税、社会保険より異常に高い市民負担の状況についてさらになる議論が求められていることを申し述べておきます。
次に、二つの問題になります。その一つは、県が試算した医療費支出についてです。県は、通常どおり、年1.9%の伸びを見ました。しかし、平成30年度は国の医療費改定があり1.19%の減が見込まれています。単純にいえば、0.8%ぐらいの医療支出の伸びではないかという議論が出てきます。つまり、茨城県の医療費試算は結構余裕があるのではないかといえます。
つくば市では、通常でも1%程度の伸びになっているとのことです。そうなれば、つくば市の負担は大きくなるのもこの辺に原因があるかと思われます。ともあれ、茨城県には、余裕金が出てくることも考えられます。この余裕金は翌々年度に精算されるとのことです。
二つ目は、国のガイドラインが実態をずれていることであります。市の事務当局からも、平成29年度は4月から11月まで1,000人の加入者が減になったことが報告されています。週20時間働いた人は社会保険に移行するということがきいてきたことによります。これは、ガイドラインでは反映されていません。つくば市のように、幾分若い人が多く加入しているところでは、この現状が県の出す負担金には計算されず、つくば市の負担がふえるということになります。改善が求められています。
今、述べた二つの問題は、県移管が、まだ自動車でいえば仮免許運転の状況であることがいえます。さらに、さきに述べた国の負担増や県の法外負担を求める運動の成果と相まって、平成32年度予算こそ本当の意味で本算定なのではないかと考えます。
最後に、豊かな子育てをするために、第3子の均等割り負担をなくすことを検討すべきです。他自治体では、実施し始めています。以上、今後の市及び市議会の議論と国や県に対する改善運動の進展を求めながら賛成討論とするものです。
○議長(塩田尚君) これをもって、討論を終結いたします。
これより議案第9号 平成30年度つくば市
国民健康保険特別会計予算を採決いたします。
お諮りいたします。
議案第9号は、文教福祉委員長の報告のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(塩田尚君) 御異議なしと認めます。よって、議案第9号は文教福祉委員長の報告のとおり可決することに決定いたしました。
────────────────────────────────────
○議長(塩田尚君) 次に、議案第10号の討論を行います。
討論通告者はありません。よって、これにて討論を終結いたします。
これより議案第10号 平成30年度つくば市
下水道事業特別会計予算を採決いたします。
お諮りいたします。
議案第10号は都市建設委員長の報告のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(塩田尚君) 御異議なしと認めます。よって、議案第10号は都市建設委員長の報告のとおり可決することに決定いたしました。
────────────────────────────────────
○議長(塩田尚君) 次に、議案第11号に対する討論に入ります。
議案第11号に対する反対討論の発言を許します。
1番議員山中真弓君。
〔1番 山中真弓君登壇〕
◆1番(山中真弓君) 日議案第11号 平成30年度つくば市
後期高齢者医療特別会計予算について、反対の立場で討論いたします。
保険料の見直しに当たり、財政安定化基金などの活用で、値上げを行わないよう、日本共産党県議団や関係自治体の議員とともに要請をしてきました。広域連合議会として、2年前の見直しに引き続き保険料を据え置いたことについては評価いたします。
しかし、75歳以上の高齢者の皆さんを別立てにした
後期高齢者医療制度には、当初から、差別医療だと撤回を求められる中、見切り発射をしたものです。日本共産党は、安心した老後を迎えるためには、かつて医療費の無料化を行っていた老人保健制度のような新たな保険制度を確立するよう国に求め、反対をしてきました。よって、この立場で反対といたします。
○議長(塩田尚君) 賛成討論を許します。
4番議員長塚俊宏君
〔4番 長塚俊宏君登壇〕
◆4番(長塚俊宏君) 4番議員長塚です。議案第11号 平成30年度つくば市
後期高齢者医療特別会計予算について、賛成の立場から討論をいたします。
後期高齢者医療制度は、高齢者の方が安心して生活を送っていただくために、また、適切な医療を確保するためにも必要な制度であります。当予算には、高齢者が健康に過ごすために必要な健診や負担金等の予算も適正に組まれていると思います。このようなことから、現在の
後期高齢者医療制度が円滑かつ安定的に運営されることを希望し、賛成討論といたします。以上です。
○議長(塩田尚君) これをもって、討論を終結いたします。
これより議案第11号 平成30年度つくば市
後期高齢者医療特別会計予算を起立により採決いたします。
議案第11号は文教福祉委員長の報告のとおり、可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起 立 多 数〕
○議長(塩田尚君) 起立多数。よって、議案第11号は文教福祉委員長の報告のとおり可決することに決定いたしました。
────────────────────────────────────
○議長(塩田尚君) 次に、議案第12号及び議案第13号の討論をつくば市議会先例集第7章第1節187により一括して行います。
討論通告者はありません。よって、これにて討論を終結いたします。
これより議案第12号 平成30年度つくば市
作岡財産区
特別会計予算及び議案第13号 平成30年度つくば市
等公平委員会特別会計予算をつくば市議会先例集第7章第2節193により、一括して採決いたします。
お諮りいたします。
議案第12号及び議案第13号は
総務委員長の報告のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(塩田尚君) 御異議なしと認めます。よって、議案第12号及び議案第13号は
総務委員長の報告のとおり可決することに決定いたしました。
────────────────────────────────────
○議長(塩田尚君) 次に、議案第14号に対する討論に入ります。
議案第14号に対する反対討論の発言を許します。
1番議員山中真弓君。
〔1番 山中真弓君登壇〕
◆1番(山中真弓君) 議案第14号 平成30年度つくば市
介護保険事業特別会計予算について、反対の立場で討論します。
3年ごとに見直される高齢者福祉計画の第7期計画策定に当たり介護保険料の見直しが行われました。所得階層を2段階ふやし、14段階から16段階にするとともに、累進性を高めることで低所得者層の軽減を図ろうとしたことには評価いたしますが、基準額を年額7万700円から1,900円引き上げ、7万2,600円にしたことで効果を生み出すことができませんでした。
総務省の家計調査によると、2人以上の世帯のうち、勤労者世帯の非消費支出は2005年の月額8万3,429円から2016年には9万8,276円へと1.18倍に増加し、消費支出は同じ時期に6%の減少でした。非消費支出の中で、極端に伸びているのは介護保険料です。2005年から2016年の間に1.84倍になっています。
つくば市は、第6期計画の際に大幅な値上げを行い、県下3番目の保険料となりました。当然、収納率は落ち、平成28年度の収納率は前年の合計所得金額が80万円以下から200万円未満の所得層の収納率は70%台から80%台にとどまっています。安倍政権が推し進める税と社会保障の一体改革により、負担増のサービス取り上げの制度改悪が繰り返されています。取り立ての強化ではなく、低所得者層に寄り添う保険料、利用料の軽減措置を求め、反対といたします。
○議長(塩田尚君) 賛成討論を許します。
5番議員黒田健祐君。
〔5番 黒田健祐君登壇〕
◆5番(黒田健祐君) 議案第14号 平成30年度つくば市
介護保険事業特別会計予算について、賛成の立場から討論をさせていただきます。
少子高齢化が進展する中で、ひとり暮らし高齢者や高齢者世帯が増加し、家族介護が難しい状況になっています。このような中、介護保険の認定者数、介護サービスの利用者数も年々増加しているということであります。高齢者が介護を必要する状態になっても安心して生活できるように社会全体で支えていくためには、
介護保険事業特別会計予算の確保はなくてはならないことであります。このたびの平成30年度当初予算は、介護予防事業の充実によって、高齢者の生きがいづくり等を支援するとともに、介護を必要とする方及びその家族が安心して生活するため、ぜひとも必要なものと判断し、賛成討論といたします。
○議長(塩田尚君) これをもって、討論を終結いたします。
これより議案第14号 平成30年度つくば市
介護保険事業特別会計予算を起立により採決いたします。
議案第14号は文教福祉委員長の報告のとおり、可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起 立 多 数〕
○議長(塩田尚君) 起立多数。よって、議案第14号は文教福祉委員長の報告のとおり可決することに決定いたしました。
────────────────────────────────────
○議長(塩田尚君) 次に、議案第15号から議案第22号までの討論をつくば市議会先例集第7章第1節187により一括して行います。
討論通告者はありません。よって、これにて討論を終結いたします。
これより議案第15号 平成30年度つくば市
水道事業会計予算から議案第22号 つくば市
母子家庭等児童福祉金支給条例の一部を改正する条例についてまでを、つくば市議会先例集第7章第2節193により一括して採決いたします。
お諮りいたします。
議案第15号から議案第22号までは、総務、文教福祉、都市建設委員長の報告のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(塩田尚君) 御異議なしと認めます。よって、議案第15号から議案第22号までは、総務、文教福祉、都市建設委員長の報告のとおり可決することに決定いたしました。
────────────────────────────────────
○議長(塩田尚君) 次に、議案第23号に対する討論に入ります。
議案第23号に対する反対討論の発言を許します。
1番議員山中真弓君。
〔1番 山中真弓君登壇〕
◆1番(山中真弓君) 議案第23号 つくば市
介護保険条例の一部を改正する条例について、反対の立場で討論いたします。
督促手数料及び延滞金に関する規定を設け、延滞金の減免に関して定めるとともに、刑事施設の被収容者に対する保険料減免について定められたことは評価できます。しかし、この介護保険料の問題には、さまざまありまして、先ほどの議案第14号と同様の理由で反対といたします。
○議長(塩田尚君) 賛成討論を許します。
7番議員小久保貴史君。
〔7番 小久保貴史君登壇〕
◆7番(小久保貴史君) 議案第23号 つくば市
介護保険条例の一部を改正する条例について、賛成の立場から討論をさせていただきます。
今回の条例の一部改正は、第7期介護保険事業計画に見込まれる介護給付費の財源として、第1号被保険者の介護保険料における所得段階区分及び介護保険料額を決定し、介護保険給付の円滑な実施を目指すものです。介護保険料については、累進性を高めた所得段階区分とすることで低所得者の方に配慮したとのことであり、延滞金に関する規定を設けることで、その減免を可能にした点も評価できるものと思われます。
少子高齢化により、ひとり暮らし高齢者や高齢者世帯が増加し、介護サービスの必要性がますます高まっている中で、今回のつくば市
介護保険条例の一部を改正する条例の施行は、介護保険制度を安定的に運営するために不可欠なものと判断し、賛成討論といたします。
○議長(塩田尚君) これをもって、討論を終結いたします。
これより議案第23号 つくば市
介護保険条例の一部を改正する条例についてを起立により採決いたします。
議案第23号は文教福祉委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起 立 多 数〕
○議長(塩田尚君) 起立多数。よって、議案第23号は文教福祉委員長の報告のとおり可決することに決定いたしました。
────────────────────────────────────
○議長(塩田尚君) 次に、議案第24号から議案第40号までの討論をつくば市議会先例集第7章第1節187により一括して行います。
討論通告者はありません。よって、これにて討論を終結いたします。
これより議案第24号 つくば市
指定介護予防支援事業者の
指定基準等に関する条例の一部を改正する条例についてから議案第40号
市道路線の認定についてまでを、つくば市議会先例集第7章第2節193により一括して採決いたします。
お諮りいたします。
議案第24号から議案第40号までは、総務、文教福祉、市民経済、都市建設委員長の報告のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(塩田尚君) 御異議なしと認めます。よって、議案第24号から議案第40号までは総務、文教福祉、市民経済、都市建設委員長の報告のとおり可決することに決定いたしました。
────────────────────────────────────
△議案第41号 つくば市
教育委員会委員の任命について
○議長(塩田尚君) 日程第2、議案第41号 つくば市
教育委員会委員の任命についてを議題といたします。
提案者より提案理由の説明を求めます。
市長五十嵐立青君。
〔市長 五十嵐立青君登壇〕
◎市長(五十嵐立青君) 今定例会に追加提出いたしました議案1件について御説明申し上げます。
議案第41号 つくば市
教育委員会委員の任命については、委員4名のうち中嶋 修氏が、平成30年3月31日をもって任期満了となることに伴い、倉田廣之氏を任命することについて、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定に基づき議会の同意を求めるものです。
以上、御同意賜りますようお願い申し上げます。
○議長(塩田尚君) 人事案件でございますので、つくば市議会先例集第5章第6節117及び第7章第1節186により、質疑、委員会への付託及び討論を省略いたします。
これより議案第41号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は原案のとおり同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(塩田尚君) 御異議なしと認めます。よって、議案第41号は原案のとおり同意することに決定いたしました。
────────────────────────────────────
△議案第42号 つくば市
等公平委員会委員の選任について
○議長(塩田尚君) 日程第3、議案第42号 つくば市
等公平委員会委員の選任についてを議題といたします。
提案者より提案理由の説明を求めます。
市長五十嵐立青君。
〔市長 五十嵐立青君登壇〕
◎市長(五十嵐立青君) 議案第42号 つくば市
等公平委員会委員の選任については、委員3名のうち大山 清氏が、平成30年4月21日をもって任期満了となることに伴い、西田時弘氏を選任することについて、地方公務員法第9条の2第2項の規定に基づき、議会の同意を求めるものです。
以上、御同意賜りますようお願い申し上げます。
○議長(塩田尚君) 人事案件でございますので、つくば市議会先例集第5章第6節117及び第7章第1節186により、質疑、委員会への付託及び討論を省略いたします。
これより議案第42号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は原案のとおり同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(塩田尚君) 御異議なしと認めます。よって、議案第42号は原案のとおり同意することに決定いたしました。
────────────────────────────────────
△議案第43号 つくば市
農業委員会委員の任命について
△議案第44号 つくば市
農業委員会委員の任命について
△議案第45号 つくば市
農業委員会委員の任命について
△議案第46号 つくば市
農業委員会委員の任命について
△議案第47号 つくば市
農業委員会委員の任命について
△議案第48号 つくば市
農業委員会委員の任命について
△議案第49号 つくば市
農業委員会委員の任命について
△議案第50号 つくば市
農業委員会委員の任命について
△議案第51号 つくば市
農業委員会委員の任命について
△議案第52号 つくば市
農業委員会委員の任命について
△議案第53号 つくば市
農業委員会委員の任命について
△議案第54号 つくば市
農業委員会委員の任命について
△議案第55号 つくば市
農業委員会委員の任命について
△議案第56号 つくば市
農業委員会委員の任命について
△議案第57号 つくば市
農業委員会委員の任命について
△議案第58号 つくば市
農業委員会委員の任命について
△議案第59号 つくば市
農業委員会委員の任命について
△議案第60号 つくば市
農業委員会委員の任命について
△議案第61号 つくば市
農業委員会委員の任命について
△議案第62号 つくば市
農業委員会委員の任命について
△議案第63号 つくば市
農業委員会委員の任命について
△議案第64号 つくば市
農業委員会委員の任命について
△議案第65号 つくば市
農業委員会委員の任命について
△議案第66号 つくば市
農業委員会委員の任命について
○議長(塩田尚君) 日程第4、議案第43号 つくば市
農業委員会委員の任命についてから議案第66号 つくば市
農業委員会委員の任命についてまでの24件を、
つくば市議会会議規則第36条の規定により一括して議題といたします。
提案者より提案理由の説明を求めます。
市長五十嵐立青君。
〔市長 五十嵐立青君登壇〕
◎市長(五十嵐立青君) 議案第43号から議案第66号、つくば市
農業委員会委員の任命については、委員29名が平成30年5月18日をもって任期満了となることに伴い、青木道子氏、飯岡 勉氏、飯島孝一氏、飯野和男氏、石島 繁氏、市村元則氏、蛯原 昇氏、遠藤道夫氏、大野博司氏、加園秀信氏、坂入 誠氏、白石 悟氏、鮏川満雄氏、高野武久氏、高谷榮司氏、對崎徳男氏、中山 巌氏、中山義美氏、成島昭治氏、野掘良夫氏、宮本次郎氏、宮本達也氏、本橋文男氏、吉田新一氏、の24名を任命することについて、農業委員会等に関する法律第8条第1項の規定に基づき、議会の同意を求めるものです。
以上、御同意賜りますようお願い申し上げます。
○議長(塩田尚君) 人事案件でございますので、つくば市議会先例集第5章第6節117及び第7章第1節186により、質疑、委員会への付託及び討論を省略いたします。
これより採決に入りますが、採決は
議案ごとに行います。
初めに、議案第43号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は原案のとおり同意することに御異議ありませんか。
〔「異議あり」と呼ぶ者あり〕
○議長(塩田尚君) 御異議ありますので、起立により採決いたします。
議案第43号は原案のとおり同意することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起 立 多 数〕
○議長(塩田尚君) 起立多数。よって、議案第43号は原案のとおり同意することに決定いたしました。
次に、議案第44号を採決いたします。
本案は原案のとおり同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(塩田尚君) 御異議なしと認めます。よって、議案第44号は原案のとおり同意することに決定いたしました。
次に、議案第45号を採決いたします。
本案は原案のとおり同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(塩田尚君) 御異議なしと認めます。よって、議案第45号は原案のとおり同意することに決定いたしました。
次に、議案第46号を採決いたします。
本案は原案のとおり同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(塩田尚君) 御異議なしと認めます。よって、議案第46号は原案のとおり同意することに決定いたしました。
次に、議案第47号を採決いたします。
本案は原案のとおり同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(塩田尚君) 御異議なしと認めます。よって、議案第47号は原案のとおり同意することに決定いたしました。
次に、議案第48号を採決いたします。
本案は原案のとおり同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(塩田尚君) 御異議なしと認めます。よって、議案第48号は原案のとおり同意することに決定いたしました。
次に、議案第49号を採決いたします。
本案は原案のとおり同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(塩田尚君) 御異議なしと認めます。よって、議案第49号は原案のとおり同意することに決定いたしました。
次に、議案第50号を採決いたします。
本案は原案のとおり同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(塩田尚君) 御異議なしと認めます。よって、議案第50号は原案のとおり同意することに決定いたしました。
次に、議案第51号を採決いたします。
本案は原案のとおり同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(塩田尚君) 御異議なしと認めます。よって、議案第51号は原案のとおり同意することに決定いたしました。
次に、議案第52号を採決いたします。
本案は原案のとおり同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(塩田尚君) 御異議なしと認めます。よって、議案第52号は原案のとおり同意することに決定いたしました。
次に、議案第53号を採決いたします。
本案は原案のとおり同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(塩田尚君) 御異議なしと認めます。よって、議案第53号は原案のとおり同意することに決定いたしました。
次に、議案第54号を採決いたします。
本案は原案のとおり同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(塩田尚君) 御異議なしと認めます。よって、議案第54号は原案のとおり同意することに決定いたしました。
次に、議案第55号を採決いたします。
本案は原案のとおり同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(塩田尚君) 御異議なしと認めます。よって、議案第55号は原案のとおり同意することに決定いたしました。
次に、議案第56号を採決いたします。
本案は原案のとおり同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(塩田尚君) 御異議なしと認めます。よって、議案第56号は原案のとおり同意することに決定いたしました。
次に、議案第57号を採決いたします。
本案は原案のとおり同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(塩田尚君) 御異議なしと認めます。よって、議案第57号は原案のとおり同意することに決定いたしました。
次に、議案第58号を採決いたします。
本案は原案のとおり同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(塩田尚君) 御異議なしと認めます。よって、議案第58号は原案のとおり同意することに決定いたしました。
次に、議案第59号を採決いたします。
本案は原案のとおり同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(塩田尚君) 御異議なしと認めます。よって、議案第59号は原案のとおり同意することに決定いたしました。
次に、議案第60号を採決いたします。
本案は原案のとおり同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(塩田尚君) 御異議なしと認めます。よって、議案第60号は原案のとおり同意することに決定いたしました。
次に、議案第61号を採決いたします。
本案は原案のとおり同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(塩田尚君) 御異議なしと認めます。よって、議案第61号は原案のとおり同意することに決定いたしました。
次に、議案第62号を採決いたします。
本案は原案のとおり同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(塩田尚君) 御異議なしと認めます。よって、議案第62号は原案のとおり同意することに決定いたしました。
次に、議案第63号を採決いたします。
本案は原案のとおり同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(塩田尚君) 御異議なしと認めます。よって、議案第63号は原案のとおり同意することに決定いたしました。
次に、議案第64号を採決いたします。
本案は原案のとおり同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(塩田尚君) 御異議なしと認めます。よって、議案第64号は原案のとおり同意することに決定いたしました。
次に、議案第65号を採決いたします。
本案は原案のとおり同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(塩田尚君) 御異議なしと認めます。よって、議案第65号は原案のとおり同意することに決定いたしました。
次に、議案第66号を採決いたします。
本案は原案のとおり同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(塩田尚君) 御異議なしと認めます。よって、議案第66号は原案のとおり同意することに決定いたしました。
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△議案第67号 つくば市
固定資産評価審査委員会委員の選任について
△議案第68号 つくば市
固定資産評価審査委員会委員の選任について
○議長(塩田尚君) 日程第5、議案第67号 つくば市
固定資産評価審査委員会委員の選任について、議案第68号 つくば市
固定資産評価審査委員会委員の選任についてを、
つくば市議会会議規則第36条の規定により一括して議題といたします。
提案者より提案理由の説明を求めます。
市長五十嵐立青君。
〔市長 五十嵐立青君登壇〕
◎市長(五十嵐立青君) 議案第67号、議案第68号 つくば市
固定資産評価審査委員会委員の選任については、委員長6名のうち、牧内京子氏及び東郷良雄氏が、平成30年4月21日をもって任期満了となることに伴い、牧内京子氏及び増田潤志氏を選任することについて、地方税法第423条第3項の規定に基づき議会の同意を求めるものです。
以上御同意賜りますよう、お願い申し上げます。
○議長(塩田尚君) 人事案件でございますので、つくば市議会先例集第5章第6節117及び第7章第1節186により、質疑、委員会への付託及び討論を省略いたします。
これより採決に入りますが、採決につきましては
議案ごとに行います。
初めに、議案第67号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は原案のとおり同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(塩田尚君) 御異議なしと認めます。よって、議案第67号は原案のとおり同意することに決定いたしました。
次に、議案第68号を採決いたします。
本案は原案のとおり同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(塩田尚君) 御異議なしと認めます。よって、議案第68号は原案のとおり同意することに決定いたしました。
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△議案第69号 つくば市
オンブズマンの任命について
△議案第70号 つくば市
オンブズマンの任命について
○議長(塩田尚君) 日程第6、議案第69号 つくば市
オンブズマンの任命について、議案第70号 つくば市
オンブズマンの任命についてを、
つくば市議会会議規則第36条の規定により一括して議題といたします。
提案者より提案理由の説明を求めます。
市長五十嵐立青君。
〔市長 五十嵐立青君登壇〕
◎市長(五十嵐立青君) 議案第69号、議案第70号 つくば市
オンブズマンの任命については、赤刎正子氏及び吉岡隆久氏が、平成30年3月31日をもって任期満了となることに伴い、近藤康史氏及び二井矢旬子氏を任命することについて、つくば市
オンブズマン条例第5条第2項の規定に基づき議会の同意を求めるものです。
以上御同意賜りますようお願い申し上げます。
○議長(塩田尚君) 人事案件でございますので、つくば市議会先例集第5章第6節117及び第7章第1節186により、質疑、委員会への付託及び討論を省略いたします。
これより採決に入りますが、採決につきましては
議案ごとに行います。
初めに、議案第69号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は原案のとおり同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(塩田尚君) 御異議なしと認めます。よって、議案第69号は原案のとおり同意することに決定いたしました。
次に、議案第70号を採決いたします。
本案は、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(塩田尚君) 御異議なしと認めます。よって、議案第70号は原案のとおり同意することに決定いたしました。
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△委第1号議案
つくば市議会基本条例の一部を改正する条例について
△委第2号議案
つくば市議会会議規則の一部を改正する規則について
○議長(塩田尚君) 日程第7、委第1号議案
つくば市議会基本条例の一部を改正する条例について、及び委第2号議案
つくば市議会会議規則の一部を改正する規則についてを、
つくば市議会会議規則第36条の規定により一括して議題といたします。
提案者より提案理由の説明を求めます。
議会運営委員長五頭泰誠君。
〔議会運営委員長 五頭泰誠君登壇〕
◎議会運営委員長(五頭泰誠君) 議会運営委員会から提出しました議案2件について、提案理由の説明を申し上げます。
委第1号議案
つくば市議会基本条例の一部を改正する条例については、委第2号議案で提案いたします
つくば市議会会議規則の一部改正に伴う改正でございます。
委第2号議案
つくば市議会会議規則の一部を改正する規則については、本会議における公聴会の開催及び参考人からの意見聴取についての手続等を規定するものでございます。
以上、提案理由の説明を申し上げましたが、御審議の上、皆様の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(塩田尚君) これより質疑に入ります。
質疑は、委第1号議案及び委第2号議案を一括して行います。
順次質疑発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(塩田尚君) ないようですので、これをもって質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
討論は委第1号議案及び委第2号議案を一括して行います。
順次討論発言を許します。
まず、反対討論を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(塩田尚君) 賛成討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(塩田尚君) これをもって、討論を終結いたします。
これより委第1号議案及び委第2号議案を一括して採決いたします。
委第1号議案及び委第2号議案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(塩田尚君) 御異議なしと認めます。よって、委第1号議案及び委第2号議案は原案のとおり可決することに決定いたしました。
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△決議案第1号 イノシシによる被害対策をさらに推進することを求める決議
○議長(塩田尚君) 日程第8、決議案第1号 イノシシによる被害対策をさらに推進することを求める決議を議題といたします。
提案者より提案理由の説明を求めます。
6番議員神谷大蔵君。
〔6番 神谷大蔵君登壇〕
◎6番(神谷大蔵君) 6番議員神谷大蔵より、決議案第1号 イノシシによる被害対策をさらに推進することを求める決議の提案理由を申し上げます。
お手元に配付されております決議案の朗読をもって提案理由とさせていただきます。
イノシシによる被害対策をさらに推進することを求める決議
つくば市は、イノシシ対策のため、筑波山山麓及び周辺区会に対してアンケート調査を行っており、被害の実態が把握されました。この結果、これまでの想定をはるかに超える被害が判明したことから、通常行われている猟友会筑波支部へのイノシシ捕獲委託に加え、専門業者による緊急捕獲とイノシシ捕獲奨励金を活用した被害対策が実施されています。さらに、「つくば市鳥獣被害防止対策協議会」を設立し、被害地区区会、猟友会及び警察等の関係機関との情報共有化を図るとともに、国や県の補助制度を活用して計画的に被害対策を実施するための「つくば市鳥獣被害防止計画」の策定が3月に予定されています。
このように被害対策が取り組まれている一方、1月28日には沼田地区のりんりんロードにおいて、市民がイノシシに襲われるという痛ましい事故が発生しました。市民の安全・安心の確保は、市民生活の根幹であり喫緊の課題となっております。
今後は、イノシシによる事故発生時等、市民生活を脅かす被害を未然に防止するための対策を強化することはもとより、関係機関との緊急連絡体制の整備、通学路の安全確保に対し万全な対策を行うとともに、周辺自治体との連携も視野に入れ、イノシシによる「生活環境被害」「農作物被害」への様々な対策をさらに推進することを強く求める。
以上決議する。
平成30年3月16日
つくば市議会
以上をもちまして、提案理由とさせていただきます。御審議の上、御賛同賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。
○議長(塩田尚君) これより質疑に入ります。
順次質疑発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(塩田尚君) ないようですので、これをもって質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
順次、討論発言を許します。
まず、本決議案に対する反対討論の発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(塩田尚君) 賛成討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(塩田尚君) ないようですので、これをもって、討論を終結いたします。
これより決議案第1号を採決いたします。
お諮りいたします。
本決議案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(塩田尚君) 御異議なしと認めます。よって、決議案第1号は原案のとおり可決することに決定いたしました。
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△決議案第2号
つくば市政にSDGs(持続可能な開発目標)の理念を反映するための取組を求める決議
○議長(塩田尚君) 日程第9、決議案第2号
つくば市政にSDGs(持続可能な開発目標)の理念を反映するための取組を求める決議を議題といたします。
提案者より提案理由の説明を求めます。
9番議員五頭泰誠君。
〔9番 五頭泰誠君登壇〕
◎9番(五頭泰誠君)
つくば市政にSDGs(持続可能な開発目標)の理念を反映するための取組を求める決議、お手元に配付されております決議文を朗読し、あと、補足で少しコメントさせていただきまして、提案理由とさせていただきます。
2000年9月にニューヨークで開催された国連ミレニアム・サミットにおいて「国連ミレニアム宣言」が採択され、この中で、世界の貧困などの撲滅を目標とし、ミレニアム開発目標(MDGs)(8つの目標)がまとめられた。その達成期限である2015年を迎えるにあたり、次の目標に関する議論の中で、「持続可能な開発目標」として2015年9月の国連サミットにおいて全会一致で採択されたものが、SDGsである。ミレニアム開発目標は、主に発展途上国の貧困解消を目標としていたが、SDGsでは、発展途上国の貧困解消のためには、世界的な気候変動や海、水の問題など包括的な問題を解決することが大切であり、途上国だけでなく、先進国、民間企業、NGO、自治体、個人などすべての関係者が対象となる問題解消の枠組みを構築したことが特徴であると言える。SDGsは、法的に拘束力はないものの、17の包括的な目標と169のターゲットがあり、その下に230の指標がある三層構造となっている。
日本政府は、SDGs関連として、9億ドルの支援と30億ドルの取組、日本円にして合計約4,000億円を投資すると表明しており、これまでの取組を改めてSDGsの枠組みに整理するなど、その重要性を世界に明確に発言している。
つくば市としてもSDGsに関する勉強会やフォーラムの開催を通して、SDGsの理念がつくば市の持続可能なまちのあり方と一致することを確認してきた。今後は、SDGsを活用し、包摂的な社会の実現や持続可能なまちづくりを進める人材の育成、科学技術を取り入れた課題解決等に関する取組を市民、議会、行政等が一丸となって行うことが必要である。これらのことから、つくば市には、今後、SDGsの理念を
つくば市政に反映するための取組をさらに進めることを求める。
以上決議する。
平成30年3月16日
つくば市議会
補足ですけれども、この持続可能な開発の社会ということに関して、今回、3月議会、本議会でも、市長は特にこのSDGsの取り組みを強調されております。所信においても、その議案の中においても、それが物すごく強く表現していると感じております。
しかし、この持続可能な開発という考え方を私なりに整理すると、実は、この日本が最先端を逆にいっているのかなという考えを持っております。これだけの少子高齢化社会で、経済を発展させて、なおかつこの皆保険制度を維持しつつも世界の先進国として君臨を続けていると、世界でもどこの国もやってのけていないことをし続けているんだという、そしてさらに挑戦し続けていると感じております。しかしながら、今現在このことに我々日本人が意外と気づいていないのではないかと思っております。
SDGsは、理念でありますけれども、その実効性は日々、行政であり、議員であり、個人であり、企業が皆様日々努力していることでございます。これをやっぱり再確認して、我々は誇り高き自負をもってこの取り組みを引き続き続けていくんだと、こういうことをぜひ再確認する意味でも、ぜひ議会で決議していただきたいと考えております。
以上、提案理由とさせていただきますので、皆様の御審議の上、御賛同賜りますようにお願いを申し上げます。
○議長(塩田尚君) これより質疑に入ります。
順次、質疑発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(塩田尚君) ないようですので、これをもって質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
順次討論、発言を許します。
まず、本決議案に対する反対討論の発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(塩田尚君) 賛成討論はありませんか。
小野泰宏君。
〔20番 小野泰宏君登壇〕
◆20番(小野泰宏君)
つくば市政にSDGsの理念を反映するための取り組みを求める決議につきまして、賛成の立場から討論をいたします。
SDGsは、2030年までに、世界全体で達成すべき事項を取りまとめたグローバルな目標であります。昨年とことしの会派代表質問におきまして、私ども公明党は、国連が掲げたSDGs、誰一人とり残さないという基本理念、包摂の精神のことを取り上げ、SDGsの理念を反映したまちづくりについて、多くの庁内の部署が連携して持続的に取り組むべきであると述べさせていただきました。
SDGsは、述べられたように、具体的には3層構造になっており、17のゴール、169のターゲット、230のインジケーター指標があります。これらの達成には、国際機関、世界の全ての国々、NGO、自治体、産業界、一般市民等の多様な主体が一体となって協力しなければ達成できるものではありません。特にその中でも、市民生活に最も身近な行政組織であり、それぞれの地域の歴史、文化や社会経済などの実態を踏まえた現実的で実効性の高い政策を打ち出し、実行に移す能力と責務を有している基礎自治体の責任と役割の大きさが大変重要視されてきております。
大局的な観点から何点か申し上げますが、自治体行政は、自治体内の全ての住民の生活の質の向上に責任があります。そのためには、単一的な視点ではなく、SDGsで示されている230の指標という幅広い観点から施策を効果的に展開することで、自治体内の全体的水準を向上させることができます。さらに従来は、どちらかというと二律背反の関係として捉えがちだった経済と環境の政策もSDGsでは、互いに対立軸として位置づけるのではなく、おのおのの政策の統合をうたっていることから、政策統合による相乗効果の創出も大いに期待が持てます。また、自治体の人的資源は限られており、SDGsの達成のためには、さまざまな関係者と連携をとりながら進めていく必要があります。
ゆえに、こうした過程を通じて、必然的に地域を中心としたさまざまな関係者のパートナーシップが強化されていくことにもつながります。そして必ずや、このつくばでの包摂的な社会の実現や持続可能なまちづくりを進める人材の育成、科学技術を取り入れた課題解決等に関する取り組みを継続して発信していくことは、国内の他の自治体はもとより、その解決策を必要としている世界の自治体と協力していくきっかけづくりとなり、つくばのグローバルで献身的な都市としての位置づけをさらに向上させることにつながっていくものと私は確信をいたします。
会派代表質問でも述べましたが、
つくば市政で推進する場合には、前提としての基本的な理解の浸透とガバナンスを見直しして、つくば市は、行動計画を策定する必要があると思います。取り組みの過程においては、当然課題も出てくるでしょうが、その過程を通したさまざまな経験と知見を蓄積すること自体が、間違いなくつくば市にとってプラスとなり、さらなる自律的で好循環の流れを生み出すことにつながっていくものと私は考えます。
以上のような観点と必要性、そして期待される効果を述べて、
つくば市政にSDGsの理念を反映するための取り組みを求める決議に対する賛成討論といたします。
○議長(塩田尚君) これをもって討論を終結いたします。
これより決議案第2号を採決いたします。
お諮りいたします。
本決議案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(塩田尚君) 御異議なしと認めます。よって、決議案第2号は原案のとおり可決することに決定いたしました。
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△
観光開発推進特別委員会の中間報告について
○議長(塩田尚君) 日程第10、
観光開発推進特別委員会の中間報告についてを議題といたします。
観光開発推進特別委員会から中間報告の申し出がありますので、委員長の発言を許します。
観光開発推進特別委員長山本美和君。
〔観光開発推進特別委員長 山本美和君登壇〕
◎観光開発推進特別委員長(山本美和君)
観光開発推進特別委員会において、調査審議中の事項について、御報告申し上げます。
筑波山系や霞ヶ浦を中心とし、石岡市、笠間市、つくば市、桜川市、土浦市、かすみがうら市の6市で構成する筑波山地域ジオパークは、2016年9月に、全国41番目の日本ジオパークとして認定されました。この筑波山地域ジオパークについては、当委員会としても、現地調査を含め、執行部より現状の報告を受けてまいりました。この間、委員会としても、推進協議会が力を入れているジオガイド養成講座に参加し、5名の議員がジオガイドに認定されています。
ことし1月に実施した先進地視察では、世界遺産に認定されている富岡製糸場を中心とする絹産業遺産群を視察し、埼玉県と群馬県の行政群にまたがる地域と、それぞれの登録施設で活動する団体や個人との連携について、また、これをコーディネートする特定非営利活動法人産業観光学習館にて、経緯や現状、課題について伺ってきました。
そのような中、昨年12月に、県内の茨城県北ジオパークが、全国で初めて認定を取り消されたことに大きな衝撃を受け、2月21日に委員会を開催し、昨年行われた10地域の再認定の審査結果について事務局より報告を受けました。
県北ジオパークの認定取り消しの要因としては、関係者間の連携不足、協議会や事務局の運営体制の脆弱さ、拠点施設がないこと、ジオサイトの保全戦略や開拓不十分などが指摘されています。また、筑波山地域ジオパークについても、日本ジオパーク自己評価表に基づくチェックにより、抽出された課題をアクションプランに反映する修正案についても報告を受けました。2020年の再認定に向け、1、保全ルールの整備、2、教育プログラムの策定、3、ガイドブックの作成、4、ジオツアーの開発、5、拠点施設の整備、6、事務局体制の強化に力を入れていく旨の指摘を受けました。
現在の事務局体制については、つくば市庁舎内に事務局を置き、つくば市が事務局長、専門員、事務員を配置しており、かすみがうら市においても専属の職員を庁内に配置されております。しかし、ほか4市においては、専任職員は配置されていない現状の中、事務局体制強化のため、専任職員の事務局本部への派遣を提案しているが、具体的な動きはありません。
来年2月に、第5回、日本ジオパーク関東大会が当地筑波山地域で開催することとなっており、2020年の再認定審査に向け取り組みの活性化が急務であります。6市が、今後さらにジオパークを軸とした観光振興や商工業など発展はもとより、筑波山地域ジオパークエリアのさらなるにぎわいをもたらすために、議員各位におかれましては、5市の議員間の議員間連携と伺いを視野に入れ、意見交換や勉強会を通じて他市との合意を図り、さらなる盛り上がりを創出していく必要があると、委員会で協議した旨を御報告申し上げます。
御理解をいただき、御協力いただきたくお願い申し上げます。以上、中間報告とさせていただきます。
────────────────────────────────────
△
利根川水系県南水防事務組合議会議員の選挙
○議長(塩田尚君) 日程第11、
利根川水系県南水防事務組合議会議員の選挙を行います。
お諮りいたします。
この選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選により行いたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(塩田尚君) 御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選によることに決定いたしました。
お諮りいたします。
被選挙人の指名の方法については、議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(塩田尚君) 御異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決定いたしました。
利根川水系県南水防事務組合議会議員に、高野 進君、高野文男君、田村盛一君、以上3名を指名いたします。
お諮りいたします。
ただいま議長において指名いたしました諸君を
利根川水系県南水防事務組合議会議員の当選人と定めることに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(塩田尚君) 御異議なしと認めます。よって、高野 進君、高野文男君、田村盛一君が
利根川水系県南水防事務組合議会議員に当選されました。
ただいま当選されました高野 進君、高野文男君が議場におられますので、本席から、
つくば市議会会議規則第32条第2項の規定による告知をいたします。
また、田村盛一君については、後ほど、当選告知書を送付いたします。
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△閉会の宣告
○議長(塩田尚君) 以上で、
今期定例会に付議されました案件は全て議了いたしました。
ここで、市長から挨拶の申し出があります。
市長五十嵐立青君。
〔市長 五十嵐立青君登壇〕
◎市長(五十嵐立青君) 平成30年3月市議会定例会の閉会に当たりまして、一言挨拶申し上げます。
今定例会も、平成30年度の各会計予算を初め、条例の一部改正など多くの重要案件について、慎重な御審議をいただき、議決を賜りましたこと、心からお礼を申し上げます。
成立を見ました予算等の執行、運営に当たっては、市勢の一層の発展と市民の福祉向上のため、引き続き取り組んでいきたいと考えております。
つくば市を取り巻く環境は、
中心市街地の活性化、周辺市街地の振興、公共施設跡地の利活用、交通体系の改編、保育環境の改善、そして子供の貧困対策を初め、本当に多くの課題が山積をしています。これら課題について、行政組織の機構改革とともに、新たな制度の創設や関係団体等への支援などを通して取り組んでまいりましたが、新年度においては、さらに専門部署を新設するなど、これら諸課題の解決に向けて、一層、加速をしていきたいと考えております。
特に、地域に活気を与える経済振興の施策として新たにスタートアップ推進室を設け、新しいビジネスが始まるまちの取り組みを推進していきます。公的研究機関や民間の研究所が集積するという本市の強みを十分に生かしていくために、ここで生み出された技術シーズをもって、ビジネス展開につなげていけるよう、さまざまなネットワークも活用しながら支援をしていきます。
来月には、秀峰筑波、学園の森、みどりの学園の三つの義務教育学校が同時に開校します。市内では、児童生徒数が急増している地域がある一方で減少が進む地域もあります。新年度において、学校等適正配置計画の見直しを行う予定ですが、しっかりとした計画のもと適正な施設整備を行うとともに、社会力を育てる教育への転換など、教育行政の方針見直しを進めていきます。
平成30年度は、私が、市長に就任してから本格的な市政運営、2年目となります。目立つ事業や派手な事業、あるいは場当たり的な政策に予算を投じるのではなく、子育てや教育といった未来への投資につながる予算へ重点配分をしました。
先ほど、五頭議員提出による
つくば市政にSDGsの理念を反映するための取り組みを求める決議が採択をされました。SDGsにつきましては、その理念と私の考える市政の方向性が一致していることから、庁内での勉強会やフォーラムの開催等を通して行政に取り入れるべく検討をしてまいりました。新年度においては、議員各位の御協力を仰ぎながら、持続可能なまちづくりを念頭におき各種施策を展開していきます。
今後も、市民に寄り添い、市民第一の市政を執行部一丸となり推進をしていきます。議員の皆様におかれましては、引き続いての御指導そしてお力をいただきますようお願いを申し上げまして、3月定例会閉会に当たりましての私の挨拶といたします。ありがとうございました。(拍手)
○議長(塩田尚君) 次期定例会について申し上げます。
執行部との協議により、平成30年6月定例会は、6月12日に開会する予定となっておりますので、御承知おき願います。
議員各位に申し上げます。
お手元に配付しております平成30年3月定例会の賛否確認表でありますが、きょう中に、議会事務局に必ず提出されますように御協力をお願い申し上げます。
引き続いて、全会派の会派代表者に申し上げます。
直ちに、会派代表者会議を第3委員会室で開催いたしますので、御参集のほどお願い申し上げます。
議会活性化推進特別委員に申し上げます。
会派代表者会議が終わって、午後1時より第2委員会室で議会活性化推進特別委員会を開会いたしますので、御参集のほどよろしくお願いいたします。
次に、平成29年度事業として整備されました消防関係車両4台を消防本部南側駐車場において正午から午後3時まで展示しておりますので、ぜひとも、ごらんくださいますよう御案内をいたします。
これにて、平成30年3月つくば市議会定例会を閉会いたします。
午前11時50分閉会...