つくば市議会 2017-12-12
平成29年12月12日市民経済委員会−12月12日-01号
平成29年12月12日
市民経済委員会−12月12日-01号平成29年12月12日
市民経済委員会
つくば市議会市民経済委員会
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平成29年12月12日 午前10時04分開会
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出 席 委 員
委員長 北 口 ひとみ 君
副
委員長 五 頭 泰 誠 君
委員 山 中 真 弓 君
〃 神 谷 大 蔵 君
〃 浜 中 勝 美 君
〃
大久保 勝 弘 君
議長 塩 田 尚 君
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欠 席 委 員
なし
────────────────────────────────────
紹 介 議 員
金 子 和 雄 君
○北口
委員長 田口市民活動課長。
◎田口
市民活動課長 地区別といいますか団体別に配付しておりまして、約120団体に配付してございます。この120団体の中には、区会も、もちろん入ってございます。
○北口
委員長 大久保委員。
◆
大久保勝弘 委員 いろいろとやっていただいてありがとうございます。
環境整備をするという位置づけで大変いいと思います。特にお話聞いていますと、余談ですけれども、国体で、ちょうど北部のエリアで
自転車競技をやるようでございますけれども、そこでも花を植えようかという話題が出ておりますので、ぜひひとつ積極的に進めていただくことをお願いいたします。
○北口
委員長 浜中委員。
◆
浜中勝美 委員 7ページの
債務負担行為の
商工費の一番下の部分、
筑波山交通渋滞対策バス運行業務委託について、ちょっと教えていただければと思います。
○北口
委員長 柴原観光推進課長。
◎柴原
観光推進課長 春と秋の
行楽シーズンの休日には、
筑波山周辺に多くの
観光客が訪れ、
交通渋滞が発生しているため、
渋滞対策を実施し、交通の円滑化を図り
観光誘客に努めるものであります。具体的には、
パーク・アンド・バスライドですね。風返しの第3
臨時駐車場から筑波山
つつじヶ丘駐車場への
大型バス2台による
パーク・アンド・バスライドを実施して、
渋滞対策に努めたいと思っております。
○北口
委員長 浜中委員。
◆
浜中勝美 委員 春と秋とお話がありましたけれども、大体何日ぐらいの予算になっているんでしょうかね。
○北口
委員長 柴原観光推進課長。
◎柴原
観光推進課長 今回は、春の分だけなんですが、春は、5月3日、4日、5日、6日の4日間を予定してございます。
○北口
委員長 山中委員。
◆
山中真弓 委員 今のに関連して、このバスを運行始めたことで、ある程度渋滞の解消というのは見込まれて、渋滞は解消されたんでしょうか。
○北口
委員長 柴原観光推進課長。
◎柴原
観光推進課長 昨年度、県で調査をいたしましたところ、随分渋滞が緩和されたというような調査は残ってございます。
○北口
委員長 山中委員。
◆
山中真弓 委員 19ページの
商工費の11の
観光施設整備に要する経費の
筑波山観光用水整備工事設計業務委託料というのは、これはどういう工事のことなのか教えてください。
神谷委員が質問していた新しい湧水の場所の工事なのかどうか教えていただいて。
○北口
委員長 柴原観光推進課長。
◎柴原
観光推進課長 筑波山の
観光用水の水量が減少し、
観光客が多い時期に
山頂トイレが使用できなかったことなどがございました。そのため現在、水をくみ上げている
場所周辺に別の
湧水箇所がございますので、そこから水を引く工事の設計費を計上しております。
○北口
委員長 大久保委員。
◆
大久保勝弘 委員 同じく19ページなんですが、一番上の6番、
農林水産業です。
いばらき園芸産地改革支援事業の補助金298万7,000円ですけれども、この運営と費用の内容について教えてください。
○北口
委員長 先ほど内容は聞かれましたけれども運営はまだかもしれませんが。
◆
大久保勝弘 委員 じゃあ、運営について教えてください。
○北口
委員長 垣内農業政策課長。
◎垣内
農業政策課長 まず、中身をもう少し深く掘り下げて説明させていただきますと、その農業者の中で組合、要は1人に対する補助ではなくて、何人かでそういった組合をまず設立していただいて、共同でその機械を使うというのが
農業政策課の補助の大体原則になります。
それで、買った購入した機械については、あくまで個人のものということではなくて、その組合の組織の中で貸したり借りたりということで使うような仕組みとなっております。それをすることによりまして、特に、ネギって
産地銘柄指定を受けている、市として有数の作物ということになりますので、機械を使いながら多くの品質のいいねぎを生産していただいて、個人の所得を上げることも当然ですけれども、
つくば市の知名度とかそういういいものが
つくば市でとれるんだ、アピールにつながっていくと考えられると思います。
○北口
委員長 ねぎ農家が4戸、今回は補助を受けてということで、調製機と冷蔵庫を購入するという形で。
◎垣内
農業政策課長 今回活用するのは、小茎という集落の
ネギ農家の組合になります。
○北口
委員長 大久保委員。
◆
大久保勝弘 委員 これは、7ページの
商工費の中の中央です。29の
宝篋山山頂の
バイオトイレの
清掃業務委託料238万4,000円ですが、これ今現在、1基か2基かわかりませんけれども、トイレが少ないという御意見も出ていますので、この辺は、今現在、何基あるか教えていただけますか。
○北口
委員長 柴原観光推進課長。
◎柴原
観光推進課長 現在は、トイレの数は三つでございます。
○北口
委員長 少ないというような苦情は来ていないかという質問だったと思いますが。
◎柴原
観光推進課長 とりあえず今のところは、少ないというような苦情は来ておりません。
◆
大久保勝弘 委員 結構です。わかりました。
○北口
委員長 ほかに質問ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○北口
委員長 ないようですので、議案第81号の当
委員会付託分に対する質疑を終結いたします。
続いて、
自由討議に入ります。
意見等のある委員は発言願います。
順次発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○北口
委員長 ないようですので、議案第81号の当
委員会付託分に対する
自由討議を終結いたします。
続いて、討論に入ります。
まず、議案第81号の当
委員会付託分に対する
反対討論の発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○北口
委員長 賛成討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○北口
委員長 ないようですので、議案第81号の当
委員会付託分に対する討論を終結いたします。
これより議案第81号 平成29年度
つくば市
一般会計補正予算(第6号)の当
委員会付託分についてを採決いたします。
議案第81号の当
委員会付託分につきましては、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○北口
委員長 御異議なしと認め、議案第81号の当
委員会付託分については、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
────────────────────────────────────
○北口
委員長 次に、議案第88号
つくば市
産業振興センター条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。
これより議案第88号に対する質疑を行います。
順次発言を許します。
山中委員。
◆
山中真弓 委員 たしか
改修工事が今後予定されていると思うんですけれども。
○北口
委員長 リニューアル。
◆
山中真弓 委員
リニューアルの
改修工事は、どういったスケジュールで行う予定なのか教えていただいてもよろしいでしょうか。
○北口
委員長 根本産業振興課長。
◎根本
産業振興課長 今後の工事の
改修予定としましては、平成30年度、31年度を予定しております。
○北口
委員長 山中委員。
◆
山中真弓 委員 具体的にどんな工事が入る予定なんでしょうか。
○北口
委員長 根本産業振興課長。
◎根本
産業振興課長 まだ予算も要求していない状況ですので、あくまでも、まだ予定でございますが、内容としましては、1階部分を改修いたしまして、そちらにコワーキングの機能を持たせたり、
交流促進を持つ
インキュベーション施設としての再整備を考えているところではございます。
○北口
委員長 ほかに発言ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○北口
委員長 ないようですので、議案第88号に対する質疑を終結いたします。
続いて、
自由討議に入ります。
意見等のある委員は発言願います。
順次発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○北口
委員長 ないようですので、議案第88号に対する
自由討議を終結いたします。
続いて、討論に入ります。
まず、議案第88号に対する
反対討論の発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○北口
委員長 賛成討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○北口
委員長 ないようですので、議案第88号に対する討論を終結いたします。
これより議案第88号
つくば市
産業振興センター条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。
議案第88号につきましては、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○北口
委員長 御異議なしと認め、議案第88号については、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
────────────────────────────────────
○北口
委員長 次に、議案第90号 字の区域の設定についてを議題といたします。
これより議案第90号に対する質疑を行います。
順次発言を許します。
五頭委員。
◆五頭泰誠 委員 これは、まだ決まってからの話だろうとは思うんですけれども、終わった後に、
近隣住民に対してどういうふうな周知の仕方をするんですか。
○北口
委員長 日下市民窓口課長。
◎日下
市民窓口課長 平成30年春ぐらいに換地の計画の縦覧をいたしまして、夏に
換地計画、それの
申請許可ということになります。平成30年秋に新町名の住民への周知というところで、
広報紙等を使いまして周知をしていく予定になっております。その後、
換地処分の公告が県から通達がありました翌日からは、住民に
決定通知をお送りさせていただきまして周知をしていく予定でございます。
○北口
委員長 ほかに発言ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○北口
委員長 ないようですので、議案第90号に対する質疑を終結いたします。
続いて、
自由討議に入ります。
意見等のある委員は発言願います。
順次発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○北口
委員長 ないようですので、議案第90号に対する
自由討議を終結いたします。
続いて、討論に入ります。
まず、議案第90号に対する
反対討論の発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○北口
委員長 賛成討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○北口
委員長 ないようですので、議案第90号に対する討論を終結いたします。
これより議案第90号 字の区域の設定についてを採決いたします。
議案第90号につきましては、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○北口
委員長 御異議なしと認め、議案第90号については、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
────────────────────────────────────
○北口
委員長 次に、議案第96号
つくば市
市民活動センターの
指定管理者の指定についてを議題といたします。
これより議案第96号に対する質疑を行います。
順次発言を許します。
山中委員。
◆
山中真弓 委員 議事録の6ページに、AEDの設置のことに関して、委員の方から質問があるんですけれども、この
市民活動センターにAEDを設置していけたらいいかなということで、そこの方もおっしゃってはいるようなんですが、今後、それを設置していく予定なんかは考えていらっしゃるのか教えてもらってよろしいでしょうか。
○北口
委員長 田口市民活動課長。
◎田口
市民活動課長 御存じのように、現在の
市民活動センターは、かなり狭隘でちょっと使い勝手が悪いということで、今のところ、広いところに移転を考えてございます。移転の暁には、もちろん緊急性が必要ですので、AEDを設置するような方向で検討しております。
○北口
委員長 ほかに発言ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○北口
委員長 ないようですので、議案第96号に対する質疑を終結いたします。
続いて、
自由討議に入ります。
意見等のある委員は発言願います。
順次発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○北口
委員長 ないようですので、議案第96号に対する
自由討議を終結いたします。
続いて、討論に入ります。
まず、議案第96号に対する
反対討論の発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○北口
委員長 賛成討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○北口
委員長 ないようですので、議案第96号に対する討論を終結いたします。
これより議案第96号
つくば市
市民活動センターの
指定管理者の指定についてを採決いたします。
議案第96号につきましては、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○北口
委員長 御異議なしと認め、議案第96号については、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
────────────────────────────────────
○北口
委員長 続いて、議案第97号
つくば市立ノバホールの
指定管理者の指定についてを議題といたします。
これより議案第97号に対する質疑を行います。
順次発言を許します。
山中委員。
◆
山中真弓 委員 評価結果のところで、法令遵守のところが2であったりとか。
○北口
委員長 点数表のことですか、会議録の前の。
◆
山中真弓 委員
つくば市
指定管理者実績評価表の。
○北口
委員長 実績評価表の資料3、別紙2ところですかね。
◆
山中真弓 委員 資料3の3、評価結果、管理状況の法令遵守の項目であったりとか、その資料4の経営状況のところであったりとか、労働環境等、評価が2という低いところが幾つか見受けられるのですが、それぞれ何か理由などは挙げられていたりとかはしているのでしょうか。
○北口
委員長 星野文化芸術課長。
◎星野
文化芸術課長 まず、その評点の話なんですが、評点5段階評価ではあるんですけれども、2という評価は、目標や計画どおりの成果があったもの、いわゆる普通という評価でございます。なので、特に低いという概念ではなくて、普通という意味で2として挙げさせていただいております。施設によって、7段階評価にするものと5段階評価にするものというのがあるんですけれども、このノバホールとカピオについては5段階評価ですので、特に低いとは考えておりません。評価結果に関しましても、通常どおり行っていると認識しております。
○北口
委員長 山中委員。
◆
山中真弓 委員 そうすると、資料4は、普通よりやや劣るということではないんですかね。5段階評価で普通より、資料4の2ページ目のところは、2になっているところがあるんですけれども、それに関しては、普通よりやや劣るという評価なのかなと思うんですけれども、それに関して何か理由などありますか。
○北口
委員長 星野文化芸術課長。
◎星野
文化芸術課長 委員にお配りしている資料4というのは、採点表のブランクの分だと思うんですけれども、その次のページに各委員の採点があろうかと思うんですが、一部の委員が2というのを1人だけつけておりますけれども、それ以外は、これ平均点、中間値以上にしておりまして、合計しても中間値以上、合計の点数が2となっている項目がございませんので、この委員が何でそこの部分だけ2とつけたのかちょっとわからないんですけれども、トータルでは2になっているところはないと考えております。全て標準値以上になっているということでございます。
○北口
委員長 ほかに発言ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○北口
委員長 ないようですので、議案第97号に対する質疑を終結いたします。
続いて、
自由討議に入ります。
意見等のある委員は発言願います。
順次発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○北口
委員長 ないようですので、議案第97号に対する
自由討議を終結いたします。
続いて、討論に入ります。
まず、議案第97号に対する
反対討論の発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○北口
委員長 賛成討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○北口
委員長 ないようですので、議案第97号に対する討論を終結いたします。
これより議案第97号
つくば市立ノバホールの
指定管理者の指定についてを採決いたします。
議案第97号につきましては、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○北口
委員長 御異議なしと認め、議案第97号については、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
────────────────────────────────────
○北口
委員長 続きまして、議案第98号
つくばカピオの
指定管理者の指定についてを議題といたします。
これより議案第98号に対する質疑を行います。
順次発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○北口
委員長 ないようですので、議案第98号に対する質疑を終結いたします。
続いて、
自由討議に入ります。
意見等のある委員は発言願います。
順次発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○北口
委員長 ないようですので、議案第98号に対する
自由討議を終結いたします。
続いて、討論に入ります。
まず、議案第98号に対する
反対討論の発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○北口
委員長 賛成討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○北口
委員長 ないようですので、議案第98号に対する討論を終結いたします。
これより議案第98号
つくばカピオの
指定管理者の指定についてを採決いたします。
議案第98号につきましては、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○北口
委員長 御異議なしと認め、議案第98号につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
────────────────────────────────────
○北口
委員長 次に、議案第99号
つくば市ふれあいプラザの
指定管理者の指定についてを議題といたします。
これより議案第99号に対する質疑を行います。
順次発言を許します。
山中委員。
◆
山中真弓 委員 ふれあいプラザは、保育室というものがあって、非常に子育てしている方にとっては助かる施設があるかなと思うんですけれども、実際この保育室というのは、今、利用者がどのぐらいいるのか教えていただけますか。
○北口
委員長 星野文化芸術課長。
◎星野
文化芸術課長 館の話になるんですけれども、ふれあいプラザは、条例及び規則で保育室を設けております。昨年の実績でございますが、平成28年度における預かり保育、1歳から小学校就学前までの幼児の預かりなのですが、年間で延べ145名の預かり保育という実績がございます。
○北口
委員長 山中委員。
◆
山中真弓 委員 実際利用されている方は、講座なんかを利用した方が多いのかなと思うんですけれども、実際その施設を利用して、例えば、会議中に保育をお願いしたりという、そういう方もいらっしゃるんでしょうか。
○北口
委員長 星野文化芸術課長。
◎星野
文化芸術課長 当然、保育制度に関しましては、ふれあいプラザのサービス制度でございますので、ふれあいプラザを利用する方であれば、当然条件として施設を利用する方という条件があるのですが、申し込みにより利用できる形になります。
利用実績で多いのは、毎月出している講座の
広報紙等にもこの保育制度に関しては周知しておるのですけれども、実際多いのは、ふれあいプラザを利用していただいているサークル活動の方が部屋の予約と同時に保育も予約していくというような形で、そっちのほうが比率的には多いというような形でございます。
○北口
委員長 神谷委員。
◆神谷大蔵 委員 ちょっと勉強不足で教えていただきたいのですが、この
指定管理者という今までノバホールからこの後の研修センターまであるんですけれども、この指定管理という部分で人件費という部分があるんですけれども、これに対する積算根拠的なものがあれば教えていただきたいのですけれども。
○北口
委員長 星野文化芸術課長。
◎星野
文化芸術課長 まず、指定管理の費用を算出する場合、市で算出をするわけなのですが、当然収入に関しては過去2年の収入実績をもとに算出をしております。支出に関しましては、各施設でかかる経費、実績報告書を出していただいている毎年の実績報告書から各施設でかかる経費を項目別に積算して、市で積算しております。人件費に関しましては、仕様書の中でこの業務に何人必要という積算をしているのですけれども、当然、人件費の上昇分等を見ながら積算は直しております。一番大もとの積算は、市で行っていた、例えば人件費、何人は主事クラスとか主任クラスとかそういった市の職員の給与等をもとに算出して、それが何人必要であるというような考え方をしております。
○北口
委員長 神谷委員。
◆神谷大蔵 委員 わかりました。そうしますと、例えばですけれども、極端な話、人件費という部分で、市の職員と同じような基準にのっとるということは、当然それは別な話ではあると思うんですが、何か最低賃金であるとかそういった部分に変更がある場合は、当然ながらそういう見直しというのは、今後は図られるのでしょうか。
○北口
委員長 星野文化芸術課長。
◎星野
文化芸術課長 当然、積算の部分に人件費の上昇分等は見越して、例えば、今回の分は今後5年間の分を見て、消費税の上昇分等も含めて見ておるわけなので、ただ今回決めたのが、過去今後5年間の上限額という形でございますので、例えばその間に相当な人件費の上昇等があれば再度見直す必要はあろうかと思いますが、この枠の中で、今現在も人件費の上昇分は考慮しているとは考えておりますので、通常であれば上限額の中で比率を変えるとか仕様を変えるとかして、その予算をまず優先して委託していくのかなとは考えております。当然、毎年この見直しの際には、人件費の上昇分等も見て、また決算等も見まして、それが吸収できるかどうかという判断は今後ともしていくと考えております。
○北口
委員長 ほかに発言ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○北口
委員長 ないようですので、議案第99号に対する質疑を終結いたします。
続いて、
自由討議に入ります。
意見等のある委員は発言願います。
順次発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○北口
委員長 ないようですので、議案第99号に対する
自由討議を終結いたします。
続いて、討論に入ります。
まず、議案第99号に対する
反対討論の発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○北口
委員長 賛成討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○北口
委員長 ないようですので、議案第99号に対する討論を終結いたします。
これより議案第99号
つくば市ふれあいプラザの指定管理の指定についてを採決いたします。
議案第99号につきましては、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○北口
委員長 御異議なしと認め、議案第99号については、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
────────────────────────────────────
○北口
委員長 次に、議案第100号
つくば市
市民研修センターの
指定管理者の指定についてを議題といたします。
これより議案第100号に対する質疑を行います。
順次発言を許します。
浜中委員。
◆
浜中勝美 委員 結果報告書を見ているんですけれども、利用者数、平成27年度と平成28年度比べると減っていますし、また収支状況もマイナスという形になっているんですけれども、そういう部分を含めて、今後、新たなる業者の開拓を図るという部分が書いてありますけれども、具体的には、こういう状況の中でどういうことを考えていらっしゃるか教えていただければと思います。
○北口
委員長 星野文化芸術課長。
◎星野
文化芸術課長 委員御指摘のとおり、
市民研修センターにつきましては、利用者数が微減の状態が続いております。あと、収支に関しましても微減が続いているのは、ここの特殊な事情で、もともとあの場所は、老人憩いの家というものでありました。今でも入浴施設があって、福祉的な意味合いが強い施設になっております。ほかの施設と違いまして、60歳以上が免除という形ですので、高齢化に伴って免除率がどんどん上がっている状況でございまして、利用者がふえても収入にはつながらないという悪循環につながっている。
ただ、しかしながら、福祉的な色合いというのは残さなくてはいけない施設ではございますので、その部分を若干今回の指定管理委託料でも前年より上乗せさせていただいた部分なんですけれども、その中でも、例えば、お風呂があるという特殊な性格がございますので、自転車とか登山の利用者に入浴の利用をお勧めして入浴者をふやすとか、新たな近所の方の憩いの施設以外の部分も新たに利用活用を広げていきたいと、劇的な収支の改善は難しいと思いますが、そういった方策をとりまして、利用者の開拓を図っていきたいと考えております。
○北口
委員長 山中委員。
◆
山中真弓 委員 利用者が今減っているということで、委員からも障害児の集まれる場所にしたらどうかとか、子供たちと高齢者の方が触れ合えるような場所にしたらどうかみたいな提案もされていると思うんですけれども、やっぱり収益が少ないというところで、1人100円で徴収できればということで書いてあるんですけれども、恐らく使っている方は、ほぼお金をかけることなく利用できるからこそ利用されているのかなと思うので、この利用料を取るということが本当に適切なのかどうかというのを考えるんですけれども、その点についてはいかがですか。
○北口
委員長 星野文化芸術課長。
◎星野
文化芸術課長 もちろん利用、収益の指定管理施設である限り収益の改善を図っていく必要があるんですが、今、委員おっしゃったように、先ほどの
浜中委員の御意見もそうなんですが、近所の方というか地域の方の憩いの場としても利用されておりますので、また、当然、障害者の方の免除制度はございますので、そういった利用もされておりますので、そういう免除等のバランスをとりながら収益の改善に努めていきたい。当然、公益施設として、社会教育施設としての公益性は保ちながら、今後の利用を図っていきたいと考えております。
○北口
委員長 山中委員。
◆
山中真弓 委員 ぜひ、先ほどのサイクリング、自転車利用の方に周知していただいたりとかして、そういう若い方に利用をしていただくような宣伝をしていただいて、できれば高齢者とか障害者の方は無料で使えるような形で今後もやっていただけたらいいかなという意見です。
○北口
委員長 大久保委員。
◆
大久保勝弘 委員 私もあそこ使わせてもらっているんですが、減免の方がふえているんではないかと思うんですが。後は、お風呂利用の方、結構来ているんですよね。社協の担当の方に聞きますと大勢来ていますよとお話いただくのですが、利用者が固定して来ている、いつも来ている方が見受けられるのですが、どのくらい管理しているかどうかわかりませんが、幅広く来ているかどうかその辺管理していますかね。お願いします。
○北口
委員長 星野文化芸術課長。
◎星野
文化芸術課長 委員御指摘のとおり、先ほども答弁申し上げましたが、利用者は微減という形ですけれども、例えば平成27年度の利用者のうちの免除率が全体の86.76%が要は無料で利用されていたと、それが平成28年度が89.1%にふえております。ほとんど9割の方が無料で利用されているというような形でございまして、その要因といたしましては、先ほど言いました、65歳ではなくて60歳から免除という制度。後は、今おっしゃったように地域の方が、入浴施設がございますので、地元の方は何回でもいらっしゃって入浴されている。それがその施設の目的ですから、それを投げ出す予定はないんですけれども、そういったものがございます。先ほども申した免除率がふえているというのは、そういった意味合いもあるのかなというふうには分析しております。
○北口
委員長 ほかに発言はよろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○北口
委員長 ないようですので、議案第100号に対する質疑を終結いたします。
続いて、
自由討議に入ります。
意見等のある委員は発言願います。
順次発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○北口
委員長 ないようですので、議案第100号に対する
自由討議を終結いたします。
続いて、討論に入ります。
まず、議案第100号に対する
反対討論の発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○北口
委員長 賛成討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○北口
委員長 ないようですので、議案第100号に対する討論を終結いたします。
これより議案第100号
つくば市
市民研修センターの
指定管理者の指定についてを採決いたします。
議案第100号につきましては、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○北口
委員長 御異議なしと認め、議案第100号については、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
暫時休憩します。
次に、請願審査を行いますが、
執行部は関係する方以外は退席していただいて結構でございます。
午前10時49分休憩
──────────────────────────
午前10時51分再開
○北口
委員長 では、再開いたします。
────────────────────────────────────
○北口
委員長 次に、請願29第12号 核兵器禁止条約の
日本政府の署名と批准に関する請願書の審査を行います。
紹介議員の金子和雄議員の出席を賜っておりますので、趣旨説明等を求めることにいたします。
金子議員、よろしくお願いいたします。
◆金子和雄 紹介議員 御紹介いただきました金子でございます。
私から、請願29第12号の核兵器禁止条約の
日本政府の署名と批准に関する請願書の趣旨の説明をさせていただきたいと思います。
告示の議会の初日に議案としてお配りをいただいておりますので、十分、御承知だと思っておりますので、私からは思っていることを趣旨としてお伝えさせていただいて、紹介にかえさせていただきたいと思います。
内容について御審議を深めるということであれば、ぜひ紹介議員から改めて提出者の皆さんにお聞きをいただけるようにお計らいいたしたいと思っております。
では、趣旨を若干説明させていただきたいと思います。
ことし7月7日の日に、核兵器禁止条約を交渉しております国連会議では、核兵器禁止条約を122の国の賛成で採択をし、今日を迎えております。条約は、核兵器は、破滅的な結果をもたらす最も非人間的な兵器であり、国連憲章や国際人道法、国際人権法に反するものとして、開発、生産、実験、製造、取得、保有、貯蔵、使用の威嚇に至るまで、核兵器にかかわるあらゆる活動を禁止しているということになっております。また、条約では、広島、長崎の被爆者に言及し、被爆者や核実験者への援助を行う責務も明記されており、我々国民が長年にわたって願ってきた核兵器廃絶につながる画期的なものであると思っております。
そういうような状況の中で、ことしのノーベル平和賞は、核兵器廃絶キャンペーンのICANに授与されました。ICANは国際的な団体の連合組織で、一貫して核の非人道的な訴えを続け条約成立に貢献してまいりました。また、
つくば市も参加をしております平和首長会議は、ことし8月10日の日に第9回の総会で、この国連で採択されました核兵器禁止の条約の採択を心から歓迎すると表明をいたしております。そして、核兵器禁止条約の早期発効を求める特別決議も行っております。
また、
つくば市におきましては、
つくば市の非核平和都市宣言を1990年に行い、中学生の代表を、毎年被爆地であります長崎に派遣し、被爆体験者から学習を受けているということもあります。そのようなことから、ぜひ
つくば市議会におきまして、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、外務大臣に対しまして、ただいま紹介をいたしております核兵器禁止条約の
日本政府の署名と批准に関する請願書を採択していただけるよう、お願いいたしたいと思います。
最後になりますけれども、もう一度言わせていただきますが、関係者からの十分な御意見を酌み取りいただけますようお願い申し上げて、紹介議員の紹介にさせていただきます。
○北口
委員長 ありがとうございました。ただいまの説明に対して、質疑のある委員は挙手の上、
委員長の許可を得てから発言されるようお願いいたします。
順次発言を許します。
五頭委員。
◆五頭泰誠 委員 今回の条約は、保有国が賛同していませんね。それについての御所見をちょっと。
○北口
委員長 金子議員。
◆金子和雄 紹介議員 大変それぞれの国で審議をしていく中で、議決に至らなかったということがそれなりの大きな考え方があるのではないかと思っています。私としては、成立を願うものであり、そのときの当事者でありませんので、それ以上のことはわかりません。
○北口
委員長 ほかに発言ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○北口
委員長 ないようですので、紹介議員に対する質疑を終結いたします。
金子議員ありがとうございました。
◆金子和雄 紹介議員 よろしくお願いします。
○北口
委員長 山中委員。
◆
山中真弓 委員 請願者がきょういらっしゃっているということもあって、お話をぜひ聞きたいんですけれども、よろしくお願いします。
○北口
委員長 山中委員から、請願者の趣旨説明の要求がありました。請願者からの趣旨説明につきましては、
つくば市議会請願条例第7条第1項の規定により、
委員会の決定に基づいて要求することになっております。
お諮りいたします。
請願者に対して、趣旨説明を求めることに賛成の方の挙手を求めます。
〔挙 手 多 数〕
○北口
委員長 賛成多数であります。よって、請願者に対し趣旨説明を求めることに決定いたしました。
請願者の方、お願いいたします。
請願者の方にお願い申し上げます。説明されるに当たりましては簡潔にされるようにお願いいたします。
それでは、御説明をお願いいたします。
◎*****氏 新婦人の会の
つくば支部の支部長をしております**と申します。
きょう、このような説明の機会をいただきまして、ありがとうございます。
一昨日、ノルウェーの首都オスロで、核兵器禁止条約の採択への貢献が評価されたということで、国際的なNGOの連合体、核兵器廃絶国際キャンペーンICANのノーベル平和賞授賞式が行われました。残念ながら核保有国のノルウェーに行かれている大使の皆さんは欠席したというような報道がされましたけれども、被爆者のサーロー節子さんは、被爆者は、72年にわたり禁止を待ち望んできました。これを核兵器の終わりの初めにしましょうということで、この核兵器禁止条約が一条の光だということで、核兵器廃絶への願いを演説したそうです。国際法史上初めて核兵器を違法なものとした核兵器禁止条約は、国連で7月7日採択されたわけなんですけれども、現在までに56カ国が署名をして、来年の1月下旬には、この核兵器禁止条約は発効すると言われています。
つくば市も参加する平和首長会議では、この8月10日の第9回の総会で、人類の悲願である核兵器廃絶への大きな一歩となる核兵器禁止条約の採択を心から歓迎すると言われまして、核兵器保有国を含む全ての国に対し、条約への加盟を要請し、条約の一日も早い発効を求めるとする核兵器禁止条約の早期発効を求める特別決議を可決しております。
先日行われました
つくば市市民文化祭におきましても、カピオにおきまして、市民活動課の職員の皆さんがこの平和首長会議が提案しました署名とあわせて被爆者国際連帯署名も会場にいらした皆さんに呼びかけておられました。これは、やはり
つくば市として非核平和都市宣言をしたということがいろいろな面で、市の行事というか、事業にその精神が生かされてきているのではないかなということで、私たちは、非常にうれしく思っております。
世界には、まだ1万5,000発の核兵器があります。ことしの夏、新婦人
つくば支部から原水爆禁止世界大会に参加したお母さんは、「核のない世界を実現するために自分ができることは何かということを考えるようになった」「私の力は微力ではあるがゼロではない」「小学校でボランティアの読み聞かせの活動をしているので、本のラインアップに被爆者の体験話を加えてみようと思う」また「核兵器禁止条約の重要性について、周りの人々に語りたいと思う」というような感想を寄せて、実際に報告会に参加してくれています。
私たち新日本婦人の会は、会の目的に核戦争の危険から女性と子供の命を守ろうということを目的の一つに掲げて、この55年間活動してきているわけなんですけれども、いろいろなところで国連に上げる署名を積み重ねたり、それから映画会を上映したり、いろいろなことをしながら核兵器のない世界を子供たちに手渡そうということで頑張っております。
ぜひ市や、まだ市民の皆さんと力を合わせて、被爆者の悲願である核兵器のない世界に向けて、唯一の戦争被爆国である
日本政府に対して、核兵器禁止条約に早急に署名し、批准することを求める意見書を提出していただくことを強く請願をいたしまして、皆様の御理解と御協力をよろしくお願いいたします。
○北口
委員長 ありがとうございました。
ただいまの説明に対して、質疑のある方は御発言願いたいと思います。
なお、発言の際には、挙手の上、
委員長の許可を得てから発言されるようお願いいたします。
順次発言を許します。
山中委員。
◆
山中真弓 委員 茨城県の大井川知事も、たしか署名されたと聞いたんですけれども、そうでしたか。
◎*****氏 新しく知事になられた大井川知事も、県議会での中で、山中県会議員の質問に対して、検討してみますというようなお返事をいただいたそうです。そして、新婦人の茨城県本部のほうから、大井川知事に被爆者国際署名に御協力くださいというお願いを出したわけなんですけれども、後日その返答が新婦人の県本部に署名をされて戻ってきたと聞いております。それは、正式に言うと10月です。
○北口
委員長 浜中委員。
◆
浜中勝美 委員 先ほど、核保有国は反対ということで欠席とありましたけれども、ノーベル平和賞のときか、欠席されたのは。ただ、これには、保有国は賛同しないで反対ということでありますけれども、先ほど、核弾頭が約1万5,000発、世界で、そういうふうなお話ありましたけれども、保有国が反対している中で、それをどのように配置させていくのか、その辺のところ教えていただければと。
○北口
委員長 請願者の方、お願いします。
◎*****氏 現在、この核兵器をめぐる世界情勢というのは、いろいろ変わってきていると思います。30年前に、ソ連とアメリカで核兵器を削減しようということで、当時は3万発の核兵器がありました。でもその後それぞれで話し合いを持って今1万5,000発に核兵器の数は減ってきています。
そしてまた、空中というんでしょうか、核兵器の核実験を、今は、地下の核実験をすることも禁止されているので、世界的には、臨界前実験というのを、時々アメリカやいろいろなところでやっていますけれども、被爆者の皆さんは、その実験が行われるたびに、臨界前実験も中止してほしいということで要請をしています。でも、今回の核兵器禁止条約というのは、使用することも、それから開発することも、製造することも、貯蔵することも条約のもとで、非合法化というんでしょうか、それができるということは、非常に画期的なもので、これが国際的に50カ国以上が賛成に回れば、この条約は有効になってきますので、世界的な監視の目は広がってくると思います。
ですから、この核兵器禁止条約が一歩となって、核兵器廃絶に向かって進んでいけるのではないかということで、今回もノーベル平和賞の対象になったと思います。ですから、私たちも国と国との条約というのは、やはり国の皆さんが使わないようにするというのも皆さんの世論の力ではないかなと思いますので、日本で、広島と長崎で使われた後は、戦争の中では1回も使わせてなかったというのも、ベトナム戦争のときもその危険性があったそうなんですけれども、使わせなかったというのは、世論の力ではないかな、そういう力で核保有国に迫っていけたらと思います。
○北口
委員長 ほかに発言ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○北口
委員長 請願者の方、ありがとうございました。
これで、請願者に対する質疑を終結いたします。どうもありがとうございました。
これより
執行部に対する質疑に入ります。
委員の皆様に申し上げます。
執行部に対する質疑につきましては、採択か不採択かを判断するために、あくまでもわからない部分について参考までにお聞きするものです。それを踏まえた上で発言いただきますようお願いいたします。
それでは、順次発言を許します。
山中委員。
◆
山中真弓 委員 核兵器の廃絶を求める被爆者国際署名というものがあるんですけれども、この署名に、恐らく五十嵐市長も署名されているのではないかなと思うんですけれども、市役所の職員の方、あと市長と副市長とか署名はされているのかというのと、あと市役所の職員でもどのぐらい集まっているのか教えていただいてもよろしいですか。
○北口
委員長 田口市民活動課長。
◎田口
市民活動課長 市長につきましては、6月の議会の、たしかあれは橋本議員の質問だと思うんですが、被爆者署名につきましては、もう既に市長は署名をされてございます。
それから、職員につきましては、6月議会の橋本議員の質問されたその当日に、イントラ課メールで周知しまして呼びかけを行っております。また、一般市民につきましては、この前の文化祭の折に、平和の展示パネル展を行いまして、その折に呼びかけを行いまして、署名をいただいております。それは、国連に送るような手はずになってございます。
○北口
委員長 山中委員。
◆
山中真弓 委員 大体どのぐらい、何筆ぐらい集まっているかはわかりますか。
○北口
委員長 田口市民活動課長。
◎田口
市民活動課長 正確な数字は、300は間違いなく、300以上の署名はいただいたということでございます。
○北口
委員長 山中委員。
◆
山中真弓 委員 市民の方も含めて、職員と市民の方の合わせた人数ですか。
○北口
委員長 田口市民活動課長。
◎田口
市民活動課長 文化祭の折のパネル展示の際にいただいた署名で300以上ということになります。
○北口
委員長 浜中委員。
◆
浜中勝美 委員 この条約に、日本は反対しましたけれども、また、核保有国、核拡散防止条約NPTで核保有が認められた5カ国も反対していると。そういった状況の中で、日本は、今まで核軍縮について、どういう行動をとってきて、今後どのような行動というか、この核軍縮に向けて、どういう部分でやっていく方向性というか、そういう部分についてはわかりますか。
○北口
委員長 国の動向について、市がどういうふうな情報を把握しているかということですか。
◆
浜中勝美 委員 そうです。
○北口
委員長 田口市民活動課長。
◎田口
市民活動課長 近年の複雑な国際情勢の中で、現状、日本の安全保障を考えた場合、やはり核の抑止が日本の安全保障に有効であるかどうかという判断につきましては、これは、時の政府の高度な政治的判断によるものだと思いますので、事務方としては、平成2年の非核平和都市宣言、これが
つくば市の意思表示としてなされているわけでございますので、それをもとにいろいろな平和体験教室であるとか、あとはピースフォーラムへの平和大使の派遣であるとか、こういった被爆者国際署名の署名であるとかそういった呼びかけの事業を行っているところでございます。
○北口
委員長 大久保委員。
◆
大久保勝弘 委員 先ほど紹介の方から、ロシアとアメリカで3万発あったのが1万5,000になりましたというお話がありました。具体的に持っている、北朝鮮含んで、何発どこに持っているか何ていうのはわからないと思いますけれども、これマル秘だから。
○北口
委員長 ちょっとこれは……わかる範囲で、田口課長。
◆
大久保勝弘 委員 1万5,000という数字出てきているわけだから、どこだか予測があると思うんだよね。
○北口
委員長 質問取り下げでいいですか。
◆
大久保勝弘 委員 新聞見ればわかります。
○北口
委員長 ほかに発言ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○北口
委員長 ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
これより本請願についての
自由討議に入ります。
意見等のある委員は発言願います。
順次発言を許します。
五頭委員。
◆五頭泰誠 委員 請願者の思いというのは、非常に尊重しなければならないものだと思います。ただ、簡単な話ではないことも事実だと思います。
先ほど、核弾頭が減ったというお話を請願者の方がされましたけれども、多分、NPT、核不拡散の部分の条約との兼ね合いでそういうふうに。実際は、私は、そのNPTとの共同作業で核を減らしていくという方法が、私は現実的にはいいのではないかと思っております。といいながらも、実際さっき核弾頭は減った傾向にあるにしても、一方で、例えばNPTに参加していない国で核保有になった国もあるんですね。それはイスラエルであり、パキスタンであり、インドであり、そういう国も現実的に逆に保有国となってしまいました。
それから、NPTに入っていながらも核保有国になった国もあります。イランであり、北朝鮮でもあります。そういう国際情勢、減らしてほしいという気持ちはありながらも実際の国際情勢は、その国の思惑によって、保有国がふえてしまう場合もあるわけですね。特に日本の場合は、地政学的に、非常に周りが核保有国が多い国になっております。日本のロシア、北朝鮮もふえてしまいました、中国もそうです。その立場で、ことしからずっとミサイル何発も打ち込まれているような情勢を考えて、今日本は、核の抑止によって守られているという国際情勢の中の立場にいます。この間の国連のときにも、先ほど保有国は反対したと言いましたが、参加していないといいますけれども、実は、中道国もほとんど参加していないんです。保有国だけなんですね。そうすると、NPTは、5カ国の核保有国を認めているんですよ。それは、戦いで使ってはだめということで認めています。
人類の生活上、生活に向上すべき文化的なものに対してのものについては認めているんだけれども、ここでNPTの保有国が参加しない不核条約を結ぶと、核兵器保有国と非保有国の断絶を逆に促すことにもなりかねないという危惧が生じます。だから、そこら辺を前大臣の岸田外務大臣も、国連の中のハイレベル・セグメントで、日本の国の立場を被爆国として表明しております。そしてそれは、どういうことかというと、一番現実的なのは、保有国と非保有国が合同で参加して、そして、核兵器をなくす方向にやっていきましょうよというのが日本の立場で、それをハイレベル・セグメントで説明しているんですね、日本の立場を。それによって、国連で日本の立場を御理解いただいて、参加しないという決断をしております。
今現在、岸田外務大臣のときに行われた賢人会議第1回目やりまして、今、河野大臣がきのうのニュースでも多分なったと思います。これをまた続けていくという立場で、今、要するに、保有国が参加しないこの核廃絶の運動をいかがなものかと捉えているわけですよ。ですからそういうことを考えますと、私の意見としては、現実的な対応を、今、
日本政府はとっていることについては、この
つくば市議会で案を出されましたけれども、私は慎重になるべきだと考えております。それが被爆国としての立場として、日本の政府が今、選択しているものについては、私は支持していく立場でございます。私の考え方を述べさせていただきました。
○北口
委員長 山中委員。
◆
山中真弓 委員 本来であれば、日本は唯一の被爆国なわけですよね、唯一の被爆国である日本は、核兵器の残虐性だったり非人道性であるということを身を持って体験しているわけですから、その日本が真っ先にこの核兵器禁止条約に、本来であれば一番最初に署名すべきだと思うんです。そして、核保有国へその参加を先頭に立って呼びかけて、核廃絶のために世界の国々を導いていく立場にならなければいけないと思います。しかし、これまで
日本政府がとってきた態度というのは、この核兵器禁止条約締結に背を向ける、そして核軍縮の国際的到達点から大きく後退した核兵器廃絶決議案を国連に提案するなど、唯一の被爆国にあるまじき核廃絶とは明らかに逆行した動きだと、そういう態度だと思います。
そんな中でも、先ほど請願者の方からもありましたけれども、国際的なNGOの連合体ICANがノーベル平和賞を受賞したということは、世界が核兵器廃絶に向けて大きく動いているということを象徴するものでありますし、ICANを初めとする核廃絶を求める運動団体がこれまで頑張ってきた成果だと思います。
授賞式の中で、きょうの新聞にも出ていましたけれども、サーロー節子さんがすばらしい演説をされていまして、私もちょっと演説を全て見させてもらったんですが、その中で、核保有国の9カ国は、都市全体を燃やしつくし、地球上の生命を破壊し、この美しい世界を将来世代が暮らしていけないものにすると脅し続けています。核兵器の開発は、国家の偉大さが高まることをあらわすものではなく、国家が暗黒のふちへと堕落することをあらわしています。
核兵器は、必要悪ではなく絶対悪ですと述べています。これは、被爆者が経験した全ての経験を表現するものであり、そして被爆者たちが思っている思いを表現したもの。そして、核兵器の非人道性、残虐性を表現したものだと、そういうすばらしい演説だと思います。
全国の中でも、岩手県の中では、この同じ請願が出ておりまして、意見書を出している市町村が15市町村岩手県内であります。被爆者国際署名も985自治体、11月15日現在でそれだけの自治体の首長が署名している。知事も茨城県でも大井川知事が署名している。五十嵐市長ももちろん署名している。こういう形で、全国に核兵器をなくそうという動きが広がっている中で、非核平和都市宣言を出している
つくば市がこの意見書を出さないということは、私はちょっと考えられないんじゃないかなと思います。
○北口
委員長 大久保委員。
◆
大久保勝弘 委員 基本的には、平和の世界ということであればゼロが正しいと思いますね。みんなが保有国も含めてやめようということに最終着地しないと、流れとしては、ノーベル賞とって今お話いただいた方向が前進したことは大変意義があると思うんですね。したがってその路線が順調にいって、保有国の方々が話し合ってゼロにしようとアメリカを中心にしていかないと、北朝鮮も含んで、この1万5,000がなくならないと、どこでどうなるかわからない今の社会環境の中で、保有国は、自分が持っていることに有利さを感じるというのかな、要するに絶対持っていないと危ないという、国を守れないというところがあると思うんですよね。ですから、ゼロにするということを今回のノーベル賞でとった方がああいう形で発言いたしまして、今、具体的にありましたけれども、こういうことが現実的にぐっと進まないと、私は、解決にはなかなか時間がかかるのかなという感じがいたします。基本的に私もゼロになることが一番正しいわけですけれども、そういう方向に持っていければなと思っております。私の参考意見です。
○北口
委員長 浜中委員。
◆
浜中勝美 委員 昨日、NHKのクローズアップ現代でやりましたけれども、その中でもこの核兵器については、日本の国民の皆さんが本当に核廃絶という部分については求めてきたことであると思いますし、広島、長崎の被爆者が長年壮絶な核体験を語りながら、今回の核兵器禁止条約、これが採択されたという部分については、私どもも高く評価しているところではあります。
ただ、その中で、きのう、河野外務大臣も
日本政府の立場として、核兵器禁止条約、アプローチは違うけれどもゴールは核廃絶と、そういうゴールは共有している。そういった中で、先ほど五頭副
委員長からも、また
山中委員からもありましたけれども、必要悪とする考え方と絶対悪とする考え方がある中で、条約の推進国と核保有国などの間で溝が深まって、対話がされず核軍縮ができない状況があってはならないと、そういったことで五頭副
委員長が言っていましたけれども、今回そういう人たちが集まって賢人会議が開催されたと。そういった部分を含めて考えていったときに、核廃絶論議と安全保障政策の両立という非常に困難な部分でありますけれども、そういった作業をこれから有識者の議員にも期待しながら、また、国としてもあらゆる機会を通して、核軍縮の機運、また、核兵器のない世界を目指していく努力を粘り強く続けていかなければならないんじゃないかなと、私は考えております。ですから、今回の請願については、私としては、そういう部分から言ったときには、署名批准というところまでは行かなくていいんじゃないかなと。
○北口
委員長 五頭委員。
◆五頭泰誠 委員 さっき
山中委員が言われた、前段は全く同じ思いなんですよ、実は。方法論は多少あれだけれども前段は全くもって同じ気持ちなんです。そこら辺が言えないところはもちろんあると思いますけれども、前段の部分は、恐らく
大久保委員にしても、
神谷委員にしても、
浜中委員にしても、私にしても同じ思いだと思います。
ただ一方で、NPTをわざわざ隠れて核つくって、北朝鮮みたいに抜け出して、わざわざ保有してしまう国に対しては、毅然とした態度で臨むという姿勢も、日本としても考えなきゃいけないことなんですね。ですから、保有国も参加していただくような努力を、今、国としてもやっているわけなんですね。だからそういうことなんですということだけつけ加えておきます。
○北口
委員長 神谷委員。
◆神谷大蔵 委員 先ほどから言うように、プロセスの違いだと私も思いますので、先ほど請願者の方から出ました世論がこうしているという説明がありましたけれども、それは、例えば、被爆国である我が国がこういった立場で、毅然とした態度で今対応しているというところから、ベトナム戦争はそのときの話ではないかもしれませんけれども、現在にそういうことが至っている。今、五頭委員が言ったように、
山中委員がおっしゃっているとおり、完全に考えていることは確かに一緒だと思います。ただ、そのプロセスと考え方が若干異なる。手法が違うのかなというところで、恐らく議論はしてもし尽くしきれないと思いますので、考え方だけ述べて
自由討議ということなので一緒にまとめさせていただきます。
○北口
委員長 以上で
自由討議を終結いたします。
暫時休憩します。
午前11時29分休憩
──────────────────────────
午前11時29分再開
○北口
委員長 再開いたします。
これより討論に入ります。
まず、本請願に対する
反対討論の発言を許します。
五頭委員。
◆五頭泰誠 委員 先ほどの
自由討議で主に述べた内容がほとんどだと思います。やはり今の
日本政府は、非常に慎重な立場をとっておりますし、日本の国の立場、世界情勢の立場をもって、今の戦後政府の進み方に対しては賛同いたしますので、この請願に対しては反対としたいと思います。
○北口
委員長 賛成討論はありませんか。
山中委員。
◆
山中真弓 委員 先ほど、私も述べた意見がほとんどなんですけれども、やはり核保有国、例えば、北朝鮮なんかは、やはり対話をしていくことが重要ですし、核保有国に対しても、なくしていくことにきちんと力を注いでいくということで、日本が先頭に立って核廃絶のためにこの条約にまずサインをして、そして先頭に立つことが一番被爆国としてのとるべき姿だと思っています。
この
つくば市は、1990年に、非核平和都市宣言を市議会と
つくば市で採択していて、毎年、中学生を、先ほどもありましたが被爆地の長崎に派遣していると。子供たちもこういう核兵器の残虐性であったり、恐ろしさを学んできているわけです。私たち大人がこういうものは本当になくしていくべきだということで、今の日本のとっている態度はおかしいんだよということを、ぜひそういうことを学んでいただくためにも、この非核平和都市宣言である
つくば市から、まずこの請願に基づく意見書を提出するべきだと思います。二度と核による犠牲者を生まないためにも、そういう子供たちを生まないためにも、まずは、
つくば市から声を上げていくべきではないかということで本請願の
賛成討論といたします。
○北口
委員長 反対討論ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○北口
委員長 賛成討論ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○北口
委員長 ないようですので、以上で討論を終結いたします。
これより請願29第12号を挙手により採決いたします。
請願29第12号は、採択することに賛成の方の挙手を求めます。
〔挙 手 少 数〕
○北口
委員長 賛成少数であります。よって、請願29第12号は、不採択とすべきものと決定いたしました。
────────────────────────────────────
○北口
委員長 以上で、当
委員会に付託されました案件の審査は終了いたしました。
今回、
指定管理者の案件につきましては、
債務負担行為のときから非常に多くの資料を出していただきまして、今回も関連資料を十分に出していただき、本日のスムーズな審議に至ることができたと思っています。担当の方がもういなくなっちゃったので、部長からお伝えください。
────────────────────────────────────
○北口
委員長 次に、
委員会審査結果報告についてお諮りいたします。
当
委員会の審査結果報告につきましては、
委員長が作成し報告したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○北口
委員長 御異議なしと認め、当
委員会の審査結果報告は、
委員長が作成し報告することに決定いたしました。
────────────────────────────────────
○北口
委員長 以上で、本日の案件は終了いたしました。
これにて
市民経済委員会を閉会いたします。
午前11時34分閉会
つくば市議会
委員会条例第60条第1項の規定により署名する
平成29年12月12日
委 員 長 北 口 ひとみ...