つくば市議会 2017-10-13
平成29年決算特別委員会−10月13日-05号
平成29年
決算特別委員会−10月13日-05号平成29年
決算特別委員会
つくば市議会決算特別委員会
(第5号)
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平成29年10月13日 午前10時02分開議
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出 席 委 員
委員長 五 頭 泰 誠 君 委員 皆 川 幸 枝 君
副委員長 橋 本 佳 子 君 〃 北 口 ひとみ 君
委員 山 中 真 弓 君 〃 塚 本 洋 二 君
〃 長 塚 俊 宏 君 〃 小 野 泰 宏 君
〃 神 谷 大 蔵 君 〃 柳 沢 逸 夫 君
〃 小久保 貴 史 君 〃 滝 口 隆 一 君
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議長 塩 田 尚 君
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欠 席 委 員
なし
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出 席 説 明 員
副市長 毛 塚 幹 人 君 水道総務課長 岡 野 康 夫 君
会計管理者 板 倉 亨 一 君 水道業務課長 中 泉 治 君
消防長 大 山 裕 幸 君 水道工務課長 小野神 哲 夫 君
消防次長 田 中 寿 幸 君
水道監視センター所長 田 所 直 記 君
消防次長 植 木 利 男 君
下水道管理課長 中 泉 繁 美 君
消防総務課長 大 里 洋 一 君
下水道整備課長 秋 葉 義 美 君
予防広報課長 苅 部 明 夫 君 教育局長 新 井 隆 男 君
警防課長 宇津野 公 夫 君 教育局次長件兼健康教育課長中 山 隆 君
消防指令課長 吉 場 道 雄 君 教育局次長 木 村 徳 一 君
地域消防課長 杉 山 一 彦 君
教育総務課長 上 方 和 男 君
生活環境部長 長 卓 良 君 学務課長 間 中 和 美 君
生活環境部次長 風 見 昌 幸 君 学務課係長 小 川 康 夫 君
生活環境部次長 澤 邉 義 光 君 教育施設課長 安 田 勝 則 君
生活環境部次長 中 野 実 君 教育指導課長 中 山 猛 君
環境課長 星 野 和 也 君
特別支援教育推進室長 土 田 圭 子 君
環境課係長 石 川 太 郎 君
教育相談センター所長兼
教育指導課参事
根 本 智 君
環境課係長 根 本 浩 幸 君
総合教育研究所長 毛 利 靖 君
環境課係長 臼 井 敏 君 主任参事兼文化財課長 山 本 賢一郎 君
廃棄物対策課長 鈴 木 洋 一 君 中央図書館長 椙 山 久美子 君
クリーンセンター所長 大 野 泰 宏 君
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出席議会事務局職員
事務局次長 石 田 慎 二
議会総務課議事係長 柳 田 安 生
議会総務課長 川 崎 誠
議会総務課主査 大 坪 哲 也
議会総務課長補佐 伊 藤 和 浩
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議 事 日 程
平成29年10月13日(金曜日)
午前10時02分開議
1 審査案件(質疑・討論・採決)
認定第1号 平成28年度つくば市
一般会計歳入歳出決算認定について
認定第2号 平成28年度つくば市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について
認定第3号 平成28年度つくば市
下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について
認定第4号 平成28年度つくば市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について
認定第5号 平成28年度つくば市作岡財産区
特別会計歳入歳出決算認定について
認定第6号 平成28年度つくば市
等公平委員会特別会計歳入歳出決算認定について
認定第7号 平成28年度つくば市
介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について
認定第8号 平成28年度つくば市
水道事業会計決算認定について
2
決算特別委員会審査報告について
1 本日の会議に付した事件
議事日程のとおり
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午前10時00分
○五頭 委員長 おはようございます。きのうに引き続き
決算特別委員会にご出席を賜りまして、厚く御礼を申し上げます。
本日の審査予定を申し上げます。
本日の審査は、認定案8件に対する質疑終結後に認定案の自由討議、討論、採決と進めてまいりますので、よろしくお願いいたします。
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午前10時02分開議
○五頭 委員長 ただいまの出席委員数は11人であります。
定足数に達しておりますので、直ちに
決算特別委員会を開会いたします。
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○五頭 委員長 これより議事に入ります。
当特別委員会に付託されました、認定第1号から認定第8号までを
つくば市議会委員会条例第20条の規定により、一括して議題といたします。
質疑をされる方は、挙手の上、委員長の許可を得てから実績報告書のページ及び事業名、または決算書のページ及び科目名を示してから発言されるようにお願いいたします。
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○五頭 委員長 これより、第7区分の消防本部の審査を行います。
認定第1号 平成28年度つくば市
一般会計歳入歳出決算認定についての消防本部に関する質疑に入ります。
なお、質疑は歳入歳出を一括して行います。
また答弁される執行部職員の方は、挙手の上、職氏名を名乗った上で答弁くださるようにお願いいたします。
順次、発言を許します。
北口委員。
◆北口ひとみ 委員 312ページの消防指令業務に要する経費のところで、救急が最近ふえているということなんですが、以前は救急8分ということで、救急車が来るまでの目安として8分を目標にしていますということだったんですけど、今回ちょっとAEDの講習を受けるに当たって、今は10分ぐらいかかっているのが平均なんですというお話もありました。これは、救急がふえてきているということに対して、消防の職員の皆さんが足りないのか、救急車が足りないのか、そういったことが起きているのかなと思いましたので、ちょっと状況を聞きたいと思いました。お願いします。
○五頭 委員長
吉場消防指令課長。
◎吉場
消防指令課長 ただいまのご質問でございますけれども、救急車は基準を満たして、現在、予備車2台含め10台を備えております。救急出場の時間に関しましては、8分以内に現場到着するのを目標としております。
年間を通しますと8,000件余りの救急出場がありますが、そのうち10台がフル出場することは、現在、まだありません。よって、救急件数は毎年ふえてはございますけれども、救急件数によって時間がかかるというようなことはないと考えております。
○五頭 委員長 北口委員。
◆北口ひとみ 委員 本当に件数がどんどんふえているので大変かと思いますが、よろしくお願いしたいと思います。
この間違いというのは、どういった内容があるのか、少し傾向をお聞かせください。
○五頭 委員長
吉場消防指令課長。
◎吉場
消防指令課長 間違いでございますが、間違いは119番通報が入った段階で、ここに書いてある火災、救急、救助、この欄にあるものに該当しないものでございます。
○五頭 委員長 北口委員。
◆北口ひとみ 委員 ということは、全く違ったところにかけてしまったということなんですかね。警察にかけちゃった。
○五頭 委員長
吉場消防指令課長。
◎吉場
消防指令課長 今、普及されております携帯電話等がポケットの中で間違って119番にかかってしまったとか、そういうのが結構今は多い状況でございます。
○五頭 委員長 柳沢委員。
◆柳沢逸夫 委員 実績報告書の313ページ、
消防団運営事業の中で団員数が減少傾向にあるように見えます。ところが火災の出勤件数がふえていますし、出動人員もふえているということで、非常に
消防団運営事業が難しい状況になっているかと思いますが、団員の確保といいますか、これについてはどのようにお考えになっているかお聞きしたいと思います。
○五頭 委員長
杉山地域消防課長。
◎杉山
地域消防課長 消防団員の確保につきましては、全国的にも減少傾向にあります。そこで、当市といたしましては、国で作成された消防団募集のポスターやパンフレットを各分団に配付し、そのほか各協力店舗などにも、そのポスターを掲示していただいております。
また、今年度からも消防団募集というマグネット板を消防車両に張ってもらいまして、出動時等にそれをつけて走っていただいて広報活動等を行っております。その成果があったかどうかちょっとあれなんですが、4月以降で11人が新しく入団していただいております。
○五頭 委員長 柳沢委員。
◆柳沢逸夫 委員 非常に消防団の活動といいますか、これら地域の安全・安心なまちづくりも大変大事だと思いますので、ぜひともこれからもよろしくお願いします。
○五頭 委員長 小野委員。
◆小野泰宏 委員 309ページと311ページ、予防広報と警防業務なんですが、どちらも市民に対する火災の予防という観点から伺いたいんですが、まず予防広報ですけれども、ここには書いていないかもしれませんが、いわゆる住宅用の火災警報器の設置率、これは一つの成果指標としていると思うんです。例えば平成28年度は75%ということを目標値として活動を進められて、私の聞いている数字では68%ということで、若干足りなかったんですが、ただ努力はされていると思いますので、その辺の取り組みの状況について伺いたいのと、311ページでは概要及び成果のところ、応急処置を市民に普及、啓発するため、これも非常に大事だと思います。
私も防災士の資格をいただいていますので、AEDも定期的に講習を受けています。できるだけそういった場合に遭遇した際には対応しようとも思っていますが、平成28年度の統計を見ますと285件ということで、前年度と比べると少し下がっているような状況があるんですが、この辺の状況の背景について。
それから、同じ警防業務で予算が平成28年度は前年と比べてふえているんですね。当初予算増額の理由、この辺について伺いたいんですが。
○五頭 委員長
苅部予防広報課長。
◎苅部
予防広報課長 先ほどご質問の
住宅用火災警報器の普及率でございますけれども、戸建て住宅に対する戸別訪問につきましては、平成26年度から継続事業としまして実施しております。平成28年度につきましては、区長、消防団の協力を得まして4,959件の世帯へ戸別訪問を実施いたしました。つくば市においては新築の住宅につきましては平成18年6月1日から、既存の住宅につきましても平成20年6月までに
住宅用火災警報器の義務化を図りました。現在、つくば市の設置率でございますが68%で、県平均の65%を上回っておりますが、今後も
住宅用火災警報器につきましては、被害の軽減の事例を交えながら、普及啓発に取り組んでいるところでございます。
○五頭 委員長
宇津野警防課長。
◎宇津野 警防課長 先ほどの救急講習件数の減少につきましては、2点ほど要因が考えられます。
まず1点目につきましては、消防訓練時に救急処置について講話をした場合、実施件数として加算しておりますが、平成27年度と比べますと平成28年度につきましては、その訓練の中で救急の講話の件数が少なかったということです。
もう1点につきましては、平成28年8月に救命のガイドライン2015が8月に変更となっております。これは
心臓マッサージの圧迫する数量ですか、これが5センチメートルと変更になっております。
民間の事業所について、例年、4月から7月ぐらいの間に定期的に救急講習を行っていた事業所につきましては、その4月から7月の間に救急講習をしても、8月にガイドラインが変更となるということで、次年度の同じ4月から7月に受講したほうが効率的ということで、減少傾向になったものと考えられます。
また、先ほどの前年度に比較しまして金額の増加につきましては、消防隊員の防火衣100着分1,679万4,000円、これを購入していますので、前年度より増加になったものです。
○五頭 委員長 小野委員。
◆小野泰宏 委員 わかりました。火災警報器につきましては、なかなか継続的な取り組みが必要だと思います。今、県平均は上回っているということでありましたが、持っている行政評価の資料ですけれども、最終的に平成32年度には85%を目指して進めていくということですので、目標に向けて頑張っていただきたいと思います。
あと、警防業務につきましては、応急処置の件はわかりました。こういう時節柄、市民の方に早期発見と言いますか、早期処置をしていただくことは救命救急を高めるため大変有意義なことだと思っていますので、減ったのがそういう何か背景があったのかなということで今、確認できましたのでわかりました。
○五頭 委員長 滝口委員。
◆滝口隆一 委員 311ページの1番のところに、つくば市高速道路に発生した火災などの災害出動件数ということでしたが、高速道路上での火災その他の出動件数、これはどのぐらいあるんですか。
それで、もうちょっと詳しく、高速道路になると桜インターから入るのか、北インターから入るのかとか、いろいろその苦労もあると思いますので、その辺の状況をひとつお聞かせください。
○五頭 委員長
宇津野警防課長。
◎宇津野 警防課長 ただいまの質問なんですが、高速道路に関しましては、救急出場は7件(後刻:「32件」に訂正)ございます。また、火災出場につきましては、ちょっと手持ちの資料がございませんので、後で件数のほうをお知らせしたいと思います。
○五頭 委員長 滝口委員。
◆滝口隆一 委員 高速道路の場合にはどこから入るのかという話もあるんだよね。なかなか苦労もあるだろうと思うんですが、そこら辺の話は何かありませんか。
○五頭 委員長
宇津野警防課長。
◎宇津野 警防課長 高速道路の出場体系につきましては、消防本部の車両運用規程の中で定められております。例えば常磐道の
谷田部東パーキング、上り1車線ですね、東京方面に行くところで火災等がございましたら、
桜土浦インター、そちらから乗っていきます。
また、下り車線の
谷田部東パーキングで火災、救急となりましたら、
谷田部インターとか圏央道の
つくば中央インター、そちらから下り車線に乗って現場に向かうということで、車両運用規程で決められております。
○五頭 委員長 滝口委員。
◆滝口隆一 委員 それから、312ページ一番下ところで消防救急
デジタル無線整備が完了したということで、結構な話で評価できると思うんですが、管轄外のところへ出たときも自己消防車と本部とで連絡できるという点ですごいなと思っています。
あれ、熊本で地震あったなと思いまして、でも6月1日から
デジタルが開始されていますので、必ずしもそれとはリンクしなかったようですが、熊本地震の際なんかでは職員の派遣はあったのでしょうか。
○五頭 委員長
宇津野警防課長。
◎宇津野 警防課長 熊本地震につきましては、当本部からの派遣はございませんでした。
○五頭 委員長 滝口委員。
◆滝口隆一 委員 それから313ページの、先ほど質問のあった団員数ですが、いろいろな努力をして11人がふえたと言うんですが、これ簡単じゃないんだよね、そこら辺の努力の具体的な中身、とにかく先輩が後輩にお前入れと言ったのかどうなのかとか、そういうことも含めて、ここら辺の苦労話というのを聞きたいと思うんです。ただ単にいろいろやったからと言うけれども、それだけではないだろうと、実際にはろいろな苦労があるんだろうと思うのですが、何かつかんでいるところってありますでしょうか。
○五頭 委員長
杉山地域消防課長。
◎杉山
地域消防課長 消防団確保については、昔は、自分がやめるときには必ず後継者を見つけてやめなさいというしきたりみたいのはあったと思います。でも今は、そういうのは余り進めてございませんので、とにかく分団の中で何とか募集のパンフレットとかを各戸ずつ配布をしながら募集をしていただいて、今の結果になっていると思います。
○五頭 委員長 滝口委員。
◆滝口隆一 委員 分団に聞いてみますと、結構働きかけをよくやっているようですよね。そういう中での結果ですので、その辺はよく話を聞いて評価して広げるようにしてもらったらいいかと思います。
○五頭 委員長 ほかに発言ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○五頭 委員長 ないようですので、認定第1号の消防本部の質疑を終結いたします。
ここで、第8区分との入れかえのため暫時休憩いたします。
午前10時18分休憩
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午前10時23分再開
○五頭 委員長 それでは再開いたします。
これより第8区分、生活環境部の審査を行います。
認定第1号の生活環境部に関する質疑に入ります。
なお、質疑は歳入歳出を一括して行います。
答弁される執行部職員の方は、挙手の上、職氏名を名乗った上で答弁くださるようお願いいたします。
順次、発言を許します。
皆川委員。
◆皆川幸枝 委員 実績報告書の214ページですが、
合併浄化槽設置に要する経費でお伺いします。
これまでの補助の累計台数ですね、合併浄化槽に対しての累計台数についてお伺いしたいと思います。
○五頭 委員長
星野環境課長。
◎星野 環境課長 すみません、年度ごとは出ているんですけど、累計のほうが出ていませんので、調べて後から。
○五頭 委員長 後ほど答弁願います。
皆川委員。
◆皆川幸枝 委員 累積台数とか、
あと合併浄化槽の世帯の割合と言うんでしょうか、下水道に対して浄化槽がどれぐらいの割合になっているかとか、その辺をお聞きしたい。あと目標数値みたいなものです。
○五頭 委員長
星野環境課長。
◎星野 環境課長 ちょっとそれもまだないようなので、できればなんですが、その全体としての割合ですよね、後で出せればなんですけど。
○五頭 委員長 後ほどお願いいたします。
北口委員。
◆北口ひとみ 委員 実績報告書の209ページのところをお願いします。
市の職員の方々にはいろいろご苦労していただいて、CO2削減に取り組んでいただいているんですけど、2番目の市役所内での取り組みのところでいろいろ書いてあるんですが、昼の消灯をずっと心がけていただいているんですけれども、これの効果というのがもしわかったら教えていただきたいと思います。
あと、ここには載っかっていないんですが、多分
ノーマイカーデーの取り組みもやっていらっしゃったかなと思うんですが、これは今どうなっているか伺いたいんですけど。
○五頭 委員長
星野環境課長。
◎星野 環境課長 昼の節電については、ちょっとそちらのほう算出しておりませんので、効果的なものはわからないんですけれども、
ノーマイカーデーに関しましては、昨年度実施していただいて、それぞれ数値を集計してCO2の削減量として、行ってくれた方に送り返しているとは思います。ちょっと課が別だったものですから、申しわけございません。
○五頭 委員長 北口委員。
◆北口ひとみ 委員 ここの結果のところで、平成23年度比で21.5%、昨年からの割合でいくと16.8%の増になっているという形だと思うんですけれども、これの要因といいますか、何かわかっていれば教えていただきたいんですけど。
○五頭 委員長
星野環境課長。
◎星野 環境課長 原因究明ということを正確に行っているわけではないんですけれども、平成23年度当時と比べて、やはり人口が相当ふえている、あと、店舗数もふえている、あとは大型店舗などもふえてきていますし、最近の状況では今後になるでしょうけれども、学校のクラス、教室ごとにエアコンが入ってきたりという状況もありますので、そういった関係でかなりCO2がふえてきているのかなと思います。
この基準年が平成23年度とあるので、恐らくこのころの状況と今の状況では相当変わってしまっているので、この基準での見直し作業というのは、今現在行っているところなんですね。それですので、また目標値を新たに設定していくことを考えております。
○五頭 委員長 北口委員。
◆北口ひとみ 委員 昼の消灯を伺いましたのは、非常に節電でいいことなんでしょうけれども、お食事をデスクでなさっている職員の方、すごく多いので、暗がりの中で食べていただくのは非常に申しわけないというか、半分の消灯になるとか、何かそういう工夫で、余り消灯による効果が絶大でなければ、職員の方々のお昼の過ごし方というのも午後の働きに関係してくるので、ちょっと見直しをしてもいいのかなということを感じましたのでお聞きしました。
続けてなんですが、210ページのところなんですけれども、ここは平成27年から平成28年にかけて
太陽光発電システムの件数は減っているんですが、これいろいろ表の見方が、パッケージが含まれているのでということが書いてあるのでちょっとよくわからないんですけれども、この
太陽光発電システムは単純に件数で見られないという状況なんですかね。
○五頭 委員長
星野環境課長。
◎星野 環境課長 平成27年度から平成28年度の太陽光パネルの件数なんですけれども、実は平成27年度までは
太陽光パネル単体で補助を行っていましたので、それが昨今の住宅事情を見ますと、オプションではなくて標準装備のようになってきましたので、そもそもこの補助金の目標がこういった
クリーンエネルギー機器の普及促進であるというところから、そこのところも大体
太陽光パネル単体は乗ってきているだろうということで、平成28年度からは太陽光パネルと蓄電池のセット、それを補助対象としました。で、件数が58件と減ってきているということです。
○五頭 委員長 北口委員。
◆北口ひとみ 委員 ということは、この表は、その下にあるパッケージのところが
太陽光発電システムの件数と合わさって勘定すればいいということですか。
○五頭 委員長
星野環境課長。
◎星野 環境課長 下の文に書いてあるパッケージというのは、これまた別の欄でありまして、この表で行くとパッケージ(太陽光・蓄電池・燃料電池HEMS)と書いてありますけれども、そこの意味を指しています。
ですから、あくまでこちらの件数なので、この58件というのは太陽光システムと蓄電池の件数、ですから太陽光だけですと、確かにこれを足していけば太陽光の件数って出てくるでしょう。あくまで補助の内容として件数を出しています。
○五頭 委員長 北口委員。
◆北口ひとみ 委員 平成29年3月に環境推進の委員会があって、そのときに太陽光発電について進める方向でやっていただきたいという委員の意見があって、つくばならではの補助金の体制というのもあっていいんじゃないですかという、議事録読むと非常にわかりにくいんですけど、その内容的なもので平成29年度は改善がされているのか、この同じ形でやろうとしているのかというのが、もしわかれば教えていただきたいんですけれども。
○五頭 委員長
星野環境課長。
◎星野 環境課長 平成29年度でしょうか、それとも来年度について。
◆北口ひとみ 委員 平成29年3月だから、平成28年度の推進委員会、最後の委員会だったと思うんですけど、そこの中で委員がずっといろいろ進捗状況を確認されて、平成28年度の
太陽光発電システムのこういった一覧表が出たかどうかわからないんですけど、もう少しつくばならではの補助金の体制をとってもいいんじゃないかというのが記述にはあるんだけど、どういう内容かがわからなかったので、もしご存じでしたら。
○五頭 委員長
星野環境課長。
◎星野 環境課長 恐らくただ単に太陽光だけとか、蓄電池ということではなくて、実はことし低炭素ガイドラインというのを科学技術振興課のほうでつくって、今、その実施に当たっては、環境課のほうに移管を受けているんですが、そういった家1軒ではなくて、家のある街区とか、そういうものに対してもやっていったらどうかという意味合いではないかと思います。
○五頭 委員長 北口委員。
◆北口ひとみ 委員 全体的にこの経費のところは執行率が54%だったというのは、これはどこの部分で執行率が下がってきているのか、そのあたりの理由がわかれば教えていただきたいと思います。
○五頭 委員長
星野環境課長。
◎星野 環境課長 これについては、先ほど申しましたとおり、太陽光単体での補助をやめまして、その関係の減だと思います。
○五頭 委員長 北口委員。
◆北口ひとみ 委員 ということは、単体も今やっているのは、やっているんですよね……やめた。
◎星野 環境課長 やめました。
◆北口ひとみ 委員 それは単体を続けていると、もう少し伸びる可能性はあるということですか。
◎星野 環境課長 そうです。
○五頭 委員長 皆川委員。
◆皆川幸枝 委員 実績報告書の214ページの下の水質保全に要する経費についてお伺いします。
河川の水質についてのチェックを行っていただいているんですけれども、これはどのような方法でやっているのかについてお伺いしたいと思います。あと、報告書などがあるのかどうか、そこについてお伺いします。
○五頭 委員長
星野環境課長。
◎星野 環境課長 これは河川の水質検査なんですけれども、水質浄化監視員という人たちを頼みまして、県が指定する各河川のポイントがあるんですね。そこの水質をはかっていただきまして、県に報告するということになります。
○五頭 委員長 皆川委員。
◆皆川幸枝 委員 その方法なんですが、目視で行っているのか、それとも検査のため水をどこかに出したりとか、そこについて、どうやっているのでしょうか。
○五頭 委員長
星野環境課長。
◎星野 環境課長 目視で行っております。
○五頭 委員長 皆川委員。
◆皆川幸枝 委員 目視というと、水の色の状態とかでわかるということですか。あと、報告書が出ているかどうか、すみません。
○五頭 委員長
星野環境課長。
◎星野 環境課長 そうですね、見たまんまということになって、見て感じたところということになります。
報告書のほうももらっています。
○五頭 委員長 皆川委員。
◆皆川幸枝 委員 監視員と言うんですか、やっていただいている方の条件とか報酬についてお伺いしたいと思います。
○五頭 委員長
星野環境課長。
◎星野 環境課長 お1人年額2万円です。
○五頭 委員長 皆川委員。
◆皆川幸枝 委員 その方に、特に資格とかはあるのでしょうか。
○五頭 委員長
星野環境課長。
◎星野 環境課長 特に資格を有しているということはございません。
○五頭 委員長 山中委員。
◆山中真弓 委員 今のに関連してなんですが、指定ポイントで目視で検査と言いますと、見る人によって全然感じ方が違うと思うんですけれども、国でも県でも水質基準の検査をするいろいろな項目があると思うんですが、それをする予定はないのでしょうか。
○五頭 委員長
星野環境課長。
◎星野 環境課長 もし目視で若干の異常があったという場合には、今度また別に職員のほうで採水をして試験しているということになります。
○五頭 委員長 山中委員。
◆山中真弓 委員 私も水質のほうは専門でやっていたんですけど、牛久沼の汚染が今結構進んでいるということを研究されている先生から聞いたんですけれども、牛久沼の流域の大部分はつくば市なんですよ。そのつくば市からの汚染がかなり牛久沼の汚染に影響を与えているということで、その原因が、落ち葉とかが流れてきて、それが腐って牛久沼をどうも汚染しているということがわかってきているみたいなんですけど、それに対する対策というものは、今後とっていく予定とかはないのでしょうか。
○五頭 委員長
星野環境課長。
◎星野 環境課長 牛久沼に関しましては、牛久沼流域水質浄化対策協議会というのが流域市町村とかでやっていまして、その中でそういった対策もという話は出ております。
○五頭 委員長 山中委員。
◆山中真弓 委員 今の検査項目だけで水質が果たして汚染が進んでいる、進んでいないとか、そういうことというのはきちっと把握するのは難しいんじゃないかと思いますので、牛久沼はつくば市が接している部分というのは余りないとは思うんですけれども、影響を与えているかなりの要因をつくば市が担って、そういう原因があるという流域が一番大きく占めているというのもありますので、落ち葉の流入を防ぐための対策などをとっていただくのもちょっと考えていただいて、また、水質の検査項目についても、もうちょっときちんと指定されている有機物質の量であったりとか、肥料の窒素の量だったりとか、燐だったりとか、そういう項目がきちんと決められている項目がありますので、そういうものも項目の中に入れていただいて、きちんと水質の浄化に貢献していただきたいと思います。よろしくお願いします。
○五頭 委員長
星野環境課長。
◎星野 環境課長 今のに関連しまして、実はと言うのも変なんですけど、環境課の事業で別に今度公害対策というのも行っていまして、そちらのほうでは水質汚濁法に基づいた検査を通して、河川の水質状況は調べております。
だから、別個にあるんですね。牛久沼流域水質浄化対策協議会的な目視ではかったりというのと、あと法令にのっとった検査というのも環境課で別にまた行っております。一応補足として、すみません。
○五頭 委員長 橋本副委員長。
◆橋本佳子 委員 いまいち水質監視員活動の方の役割とか、そういうのが見えにくいんですが、報告が出ているということなので、どのような報告を受けるのか、また、その報告を受けたことによってどういった実績があるのか、そこをもうちょっとお話いただけますか、役割のイメージがわかないんです。
○五頭 委員長 石川環境課係長。
◎石川 環境課係長 実際には報告書を受けまして、異常があるかないかを確認していただいて、異常があった場合には現地に赴いて水質の調査なりを行っております。それは、月に2回程度、水質監視員に目視していただいて報告を受けて、うちのほうに報告書を提出していただいています。
○五頭 委員長 橋本副委員長。
◆橋本佳子 委員 要するに日常的に監視しているということではなく、異常の報告を受けた現地に出向いて、目視で観察をした結果を報告するという意味ですか。
○五頭 委員長 石川環境課係長。
◎石川 環境課係長 日常的に月2回程度、ポイントを設定しまして、そこを月2回、監視していただいています。
○五頭 委員長 橋本副委員長。
◆橋本佳子 委員 そのポイントというのは、これはおかしいよという指摘を受けた場所をポイントとして、月2回観察をしながら報告をするということで、よろしいですか。
○五頭 委員長 石川環境課係長。
◎石川 環境課係長 うちのほうであらかじめ、そのポイントを33ポイント、いろいろな河川がつくば市にありますので、そちらを設定して、その河川のポイントに対して月2回ずつ監視してもらっています。
○五頭 委員長 橋本副委員長。
◆橋本佳子 委員 そのことによって、何かしらの異常が発見されたという効果というのは、出ているわけですか。
○五頭 委員長 石川環境課係長。
◎石川 環境課係長 今のところ、異常的なものの報告は、ここ二、三年はないです。
○五頭 委員長 橋本副委員長。
◆橋本佳子 委員 かつて異常があったというものは、どういう事案だったのかをお願いします。
○五頭 委員長 石川環境課係長。
◎石川 環境課係長 要は油が浮いているとか、あとはごみが滞留しているとか、そういったところで報告を受けた際に、役所の職員が確認しに行っています。
○五頭 委員長 柳沢委員。
◆柳沢逸夫 委員 実績報告書の213ページです。有害鳥獣駆除の捕獲委託ということですけれども、その中で捕獲を行うことにより生活環境、農作物等への被害を未然に防止することができたとありますが、何か聞くところによると、かなりイノシシの被害があるということなんですけれども、現状はどうなんですかね。
○五頭 委員長
星野環境課長。
◎星野 環境課長 現実は、今年度特になんですけれども、被害が多いですね。未然に防ぐって、ここ言葉がこうなっているんですけど、特にことしは被害が先行しているような形で、対応が後回しになっているというのは事実として、今、反省すべき点だと思っています。
○五頭 委員長 柳沢委員。
◆柳沢逸夫 委員 現実的に頭数がふえてきているということもあるのかな。
○五頭 委員長
星野環境課長。
◎星野 環境課長 ちょっとこれは正確な頭数がわからないんですが、イノシシって1回に三、四頭産むらしいので、そうすると捕獲する数より生まれた数のほうが圧倒的に多いということから考えると、ふえているのかもしれないですね。
○五頭 委員長 柳沢委員。
◆柳沢逸夫 委員 繁殖力がすごいらしいね、うちのほうでも桜川渡って、うちのほうに来るんじゃないかということ言っているんですけど、可能性はありますかね。
○五頭 委員長
星野環境課長。
◎星野 環境課長 川を渡ってというのはあれですけど、昨年、大穂とか桜にも出没しているようなことを聞いていますので、全く可能性がないかというのは、私もあれなんですけど、ただ、なるべくことしから来年に向けてもなんですが、そういったイノシシの対策はちょっと強化して、我々だけでできるものではないので、住民の方もそうですし、猟友会の方に協力していただいて、何とか被害を減らしていきたいなと考えています。
○五頭 委員長 柳沢委員。
◆柳沢逸夫 委員 大変だと思いますけれども、ぜひよろしくお願いしたいと思います。
それと、うちのほうでもアライグマとかハクビシン、キジ、それから、ウサギ、カラス、これ有害鳥獣じゃないのがあるんだって。
○五頭 委員長
星野環境課長。
◎星野 環境課長 うちのほうで多く受けるのは、ハクビシンとアライグマなんですけれども、ハクビシンは在来種になっていまして、有害鳥獣ではないんです。ですから、その扱いが非常に難しくて、アライグマですと有害鳥獣に指定されているので、それは罠かけて捕まえると殺処分という形なんですけれども、ハクビシンの場合はそうなっていませんから、捕まえて、どこかに放していくということをするしかない段階です。
○五頭 委員長 柳沢委員。
◆柳沢逸夫 委員 確かに私の知っている人も、1キロメートルか2キロメートル先に放してきたと言うんだけど、放された向こうも困るよなって、川の中に放しちゃだめでしょう。それ、だめだよな。
○五頭 委員長 柳沢委員、会話形式でなく、意見か質問かを明確にしていただいて、すみません、お願いします。
◆柳沢逸夫 委員 それで、放す場合、どういう指導をしているんですか。
○五頭 委員長
星野環境課長。
◎星野 環境課長 もちろん、当然なんですけれども、なるべく民家から離れた場所ということになっております。
そこが非常に苦慮している、法律がそうなっちゃっていますので、うちのほうでも勝手に殺してということもなかなかいかないところではありますので、先ほど川の中というのも、なかなか言えないところで、知らないところということになってしまうかと思うんですけれども、その辺がちょっと課題でもあります。
○五頭 委員長 柳沢委員。
◆柳沢逸夫 委員 わかりました。非常に難しいよね、確かにいるのはいるんですよ。かなりいるもの。自前の家庭菜園みたいのつくっても、ネットとかやらないとやられちゃってひどいんだよね、だから、これ環境省何考えているのかなと思っているんですけれども、その辺、ぜひよろしくお願いしたいと思います。
○五頭 委員長 山中委員。
◆山中真弓 委員 イノシシとかの被害は、私もこの前の議会で紹介したんですけれども、里山の保全とか平地林もそうだと思うんですけれども、きちっと下草刈りとかして、見通しがよくなったところにはイノシシなどおりてこなくなるという事例もあるので、ぜひ里山の保全もあわせて行っていただきたいなと思います。
○五頭 委員長 意見ですか。
補足で、
星野環境課長。
◎星野 環境課長 今のご意見なんですけれども、要するに境界線がなくなっちゃっている状況だと思うんです。農家の跡取りがいなくなっちゃって、畑が荒れちゃったりとか、山林は、山に行って焚きつけとってこようなんて時代じゃないですから、山も荒れていって、人間界とイノシシの境界がなくなっちゃっているということだと思います。
私のほうも、そういった山林の整備をするとかが有効であるということは聞いてます。今年度、今、農業政策課のほうで鳥獣被害防止計画というのを策定しておりまして、そういった計画の中で、山林になると農政課になってきますので、そういったものを取り組んでもらってと考えております。
ですから、うちのほうが行っている、あくまで電気柵での自己防衛であるとか、あるいは狩猟でとるというもののほかに、根本的にそういった山をきれいにするとかというのは重要になってくると思いますので、今後それを農政課と協議してまいりたいと思っております。
○五頭 委員長 皆川委員。
◆皆川幸枝 委員 実績報告書の215ページ、水質浄化施設の維持管理に要する経費でお伺いします。
生活排水路の浄化施設として佐地区、上菅間、仕出地区に3カ所ありますが、それぞれの対象の世帯数についてお伺いしたいと思います。
○五頭 委員長
星野環境課長。
◎星野 環境課長 具体的な世帯数ですと、仕出地区ですと16世帯(後刻:「19世帯」に訂正)なんですけれども、ほかの佐地区と上菅間については、あるエリアになっていて、正確な世帯数というのはちょっと出ていないんです。申しわけございません。
○五頭 委員長 皆川委員。
◆皆川幸枝 委員 でも、あれですよね、これは下水道施設が行っていない地区で、調べればある程度の軒数というのは大体これぐらいというのは把握できるのでしょうか。
○五頭 委員長
星野環境課長。
◎星野 環境課長 そうですね、調べれば軒数は出せるかと思います。
○五頭 委員長 皆川委員。
◆皆川幸枝 委員 それはまた後ほど。
あと、別のよろしいでしょうか。
同じく215ページの簡易水道事務に要する経費なんですが、いろいろな水質検査補助ですとか補助が出ていますが、この補助の1件当たりの費用ですね、どれぐらい出ているのかについてお伺いします。
○五頭 委員長
星野環境課長。
◎星野 環境課長 簡易水道組合に関しましての補助は、そこの地区の組合に対して行っておりますので、1軒当たりの補助額というのは出ていないです。
○五頭 委員長 皆川委員。
◆皆川幸枝 委員 1件というのは、世帯ではなくて、この補助を1回出すのに幾ら出しているのかということです。
○五頭 委員長
星野環境課長。
◎星野 環境課長 この補助なんですが、5種類ほどございまして、水質検査費というのがございまして、水質検査費が検査料の4分の1、次が滅菌機購入費ですと、購入額の4分の1の額で上限が2万5,000円、消毒液購入費として、これも購入費の2分の1の額で20リットル当たり900円を限度、次が水中ポンプ購入費、購入価格の10分の1で7万5,000円を限度と、それと井戸の掘削費というのがあるんですけれども、井戸の掘削は1メートルにつき1,000円とし10万円を限度としております。
ただし、上の先ほどの水質検査費、滅菌機購入費、消毒液購入費と水中ポンプ費、全部5つとも上水道の整備地区については補助対象としないんですが、水質検査費だけは10分の1の額を補助対象とします。
○五頭 委員長 皆川委員。
◆皆川幸枝 委員 この表を見ますと、一番下の給水井戸の掘削補助については、平成25年度からゼロ組合になっているんですが、これは補助を出すのをやめたのではなくて、掘削がなかったのかどうかについてお伺いします。
○五頭 委員長
星野環境課長。
◎星野 環境課長 掘削がなかったということになります。
○五頭 委員長 北口委員。
◆北口ひとみ 委員 219ページの公害対策に要する経費のところです。
先ほど水質のお話が出たときに、水質保全のところでは問題なく来ているということなので、ここもまた別件だと思うんですけれども、公害の苦情が99件で少しふえてきているということと、水質事故、地下水汚染が2件あったということなんですが、苦情の主な内容は何か、それから、水質事故、地下水汚染が起きた2件の場所とか原因とかがわかれば教えてください。
○五頭 委員長 根本環境課係長。
◎根本 環境課係長 まず、水質事故について説明させていただきます。
水質事故の2件なんですけれども、豊里地区、詳しくは大字になってしまうんで特定されてしまうので、豊里地区で砒素の基準値が、飲用基準は超えていないんですけど調査基準は環境基準の半分なものですから、それを超えた値が地下水から検出されまして、それで調査を行った件が1件あります。
もう1件なんですけれども、これは新聞発表もさせていただいたんですけれども、有害物質を扱っている工場の機器が破損しまして公共水域に流れた可能性があるということで、市民生活に影響が出る可能性がありましたので、その対処をさせていただいたというのが1件であります。それで合わせて2件になります。
公害の件数ですが、特に多いのが騒音の苦情が一番多くて、全体の約8割くらいが騒音という形になっております。そのほかですと、振動とか悪臭とか、そういったものが主な苦情の内容となっております。
○五頭 委員長 北口委員。
◆北口ひとみ 委員 騒音というのは、夜暴走する車のこととか、バイクの音とかということですか、それとも建物の。
○五頭 委員長
星野環境課長。
◎星野 環境課長 もちろん暴走族的な騒音もございますが、近年多いのがカラオケボックスから漏れているんじゃないかとか、あとは、居酒屋で酔っぱらった客がうるさいとかは、私、ことしから担当しているんですけれども、かなり多いですね。
あと、隣のピアノの音がうるさいとかもありますし、近所の大工の音がうるさいとかもございます。ですから、そういった生活に起因するような騒音が多いですね。
私ども対策としましては、担当のほうで、例えば飲み屋ですと12時とか11時とか10時ごろに行って、実際行くんですけど、そんな気になるほどじゃないと言うんですけど、1回気にすると気になっちゃうのかなという感じがしますね。
ですので、近年の例としては、そういうご近所的な意味合いの苦情というものが多くなってきています。騒音が都市化してきたような感じの苦情がイメージとして多いなと思っております。
○五頭 委員長 塚本委員。
◆塚本洋二 委員 騒音ということで関連で一つ、担当は警察になっちゃうと思うんですけれども、さっき課長から暴走族という話が出たんですけど、うちの近く、東大通りが通っているんで結構走っているんですよ。それで、警察の方も後ろ追い回したりしているんですけど、機会があったら、後ろ付いているんじゃなくて捕まえてくれということで、そういうことをちょっと言っていただきたいと思います。
次、質問します。実績報告書の226ページの不法投棄とか土砂等に要する経費のところの5番のところなんですが、指導事案というのが11件あるんですけれども、具体的にその場所を教えていただきたいと思います。
○五頭 委員長 鈴木
廃棄物対策課長。
◎鈴木
廃棄物対策課長 具体的な場所を申し上げますと、地区名、まず高崎、梶内、上ノ室、吉瀬、これが2カ所です。大白硲、これも2カ所、明石、上郷、これが3カ所です。以上、11カ所です。
○五頭 委員長 塚本委員。
◆塚本洋二 委員 その中で特に悪質だったなという内容のことがあれば、ちょっと聞きたいと思います。
○五頭 委員長 鈴木
廃棄物対策課長。
◎鈴木
廃棄物対策課長 今回の11件、全て違法行為ですので、全て悪質という認識でおりますけれども、この中で特にということでしょうか。
◆塚本洋二 委員 量が多かったとか、規模が大きかったとかというのは。
◎鈴木
廃棄物対策課長 特にという部分では、ちょっとそこまでは把握しておりません。申しわけありません。
○五頭 委員長 北口委員。
◆北口ひとみ 委員 昨今、一般質問でやった折に、なかなか違法行為に対する監視とか指導というのは難しいというのは、よくわかりました。非常に追跡をしなければ現行犯逮捕ということができないということで、職員の方がすごく苦慮されているというのがとてもよくわかりましたし、また、相手方の問題もあって、非常に危険を伴うということもわかりました。
この追跡の仕方なんですけど、ドライブレコーダーで追跡するとか、それから、追跡まで行かなくてもナンバーさえわかれば、あとは警察に任せられるとか、そういった方法はないんですか。何か少し工夫を考えないと、なかなか監視、指導というところまで行き着かないのかなと思いましたので、ちょっと伺いたいと思います。
○五頭 委員長 鈴木
廃棄物対策課長。
◎鈴木
廃棄物対策課長 今の委員ご指摘の追跡につきましては、公用車にドライブレコーダー付いていますので、市章の入っていない公用車の活用ということも考えたいと思います。
○五頭 委員長 北口委員。
◆北口ひとみ 委員 なかなか悪質な案件も多々あるみたいなので、十分お気をつけいただきながら、よろしくお願いしたいと思います。
続けて、227ページのリサイクルに要する経費のところなんですけど、つくば・市民ネットワークは生ごみ処理を非常に勧めておりまして、段ボールコンポストなどの補助も出してほしいということで、このコンポスト式の中に入っているということなんですが、なかなか段ボールコンポストが使えるというのを、市の取り組みとしては、まだPRしていただいていないのかなと思うんです。ほかの自治体では既に簡易にできて、安価な補助費でできるということで勧めておられるところがあります。今回、リサイクルセンターは生ごみ処理について、もう少し検討するということなので、少し生ごみの処理について対策が得られない期間があると思うので、これについてもう少しPRするとか、講習会を積極的に行うとかという方向性がもしありましたら、聞かせていただきたいと思います。
○五頭 委員長 鈴木
廃棄物対策課長。
◎鈴木
廃棄物対策課長 生ごみの処理容器につきましては、段ボールコンポストも当然あることは理解しております。ただ、段ボールコンポストがなかなか市民の方に広まっていかないという事実もあるんですけれども、もともと商品として売っていないという話もちょっと聞いたことがありますので、どの程度、普及するのかというのは、まずその商品がどれだけあるのかというところを把握する必要があるのかなと感じております。
それと、生ごみ処理容器を購入して補助を受けた方に対して、ことし10月1日からアンケート調査を実施しております。どういう内容か申し上げますと、生ごみ処理容器を使った結果、例えばこのぐらいごみが減ったとか、そういった調査も行っていますので、そういったアンケート調査を回収しながら、あと、11月に環境フェスティバルで我々も出展をいたしましていろいろPRをしたいと思いますので、そういったことも含めまして、いろいろ総合的にこれから考えていきたいと思います。
○五頭 委員長 北口委員。
◆北口ひとみ 委員 かなり自治体で取り組んでおられる事例が、ホームページ上でも検索できますので、1回そちらを見ていただいたら、どういったセットで、どこから入手できるとかは直接聞けばわかるかなと思います。よろしくお願いします。
それから、4番の市民向け啓発事業のところで、3Rリユースが年2回発行されていて、徐々に意識向上ということで図られてきています。今、小型家電のリサイクルについては、オリンピックのメダルをつくろうみたいな運動に参加しているということで、これもう少しやったほうがいいんじゃないかというのは率直な感想です。これは今後どのような形でPRされていきますかね。
○五頭 委員長 鈴木
廃棄物対策課長。
◎鈴木
廃棄物対策課長 都市鉱山からつくるみんなのメダルプロジェクトには、ことし4月から参画いたしまして、のぼり旗をつくったりですとか、チラシをつくったりしてPRはしているところです。
話は重複いたしますけれども、11月の環境フェスティバルにおきましても、積極的にPRをしていきたいと考えております。
それと、小型家電の回収につきまして、平成29年からこのプロジェクトに参加したことによりまして、上半期だけで1,669個の回収の成果を得ております。去年と比較すると約50%以上の増加になっておりますので、そういった成果も徐々にではありますけれども、出ているのかなと感じているところです。
○五頭 委員長 北口委員。
◆北口ひとみ 委員 小型家電がかなり携帯とか、そういったものに限られるように錯覚しておられる方もたくさんおられるので、実物を並べておくというブースを、1階の、今、教育関係の展示がありますけど、そういったところでPRしていただけると、もっとわかりやすくなるのかなと思いますので、よろしくお願いします。
それと、5番目の家庭用廃食用油リサイクル事業なんですけれども、これはバイオディーゼル燃料を使える公用車は、今、減っているんじゃないかと思うんですけど、今後の見通しとかはどういうふうになっているのでしょうか。
○五頭 委員長 鈴木
廃棄物対策課長。
◎鈴木
廃棄物対策課長 バイオディーゼル燃料を使っている車両、公用車は、今現在クリーンセンターの中にありまして、クリーンセンターの中で稼動している状況です。
それ以外の車両については、拡大する検討は、今のところない状況です。
○五頭 委員長 北口委員。
◆北口ひとみ 委員 恐らくクリーンセンター内だけで精製量2,540リットルは消化されていると考えていいんですかね。
○五頭 委員長 鈴木
廃棄物対策課長。
◎鈴木
廃棄物対策課長 クリーンセンターにある公用車、ダンプ、トラックですね、それと廃棄物対策課のランドクルーザーという車両がありまして、それに使っております。
○五頭 委員長 橋本副委員長。
◆橋本佳子 委員 214ページ、水質保全と合併浄化槽の設置と絡んでくるのかもしれませんが、補助を受けられる範囲ではないと思うんですが、茎崎は牛久沼流域の地域ですが、団地内で、かつては合併浄化槽にしていましたけど、公共下水が通ったことでつけかえをしますよね。そのときに100%、皆さんつなげるんじゃなく、合併浄化槽がまだ使えるということで、そのままつなげないで活用しているお宅もあって、軒数とかそういうことでは恐らく回ったりしていると思うんですが、合併浄化槽というのは定期的に手入れをしないと、排水する水、出てくるものがかなり悪臭だったりするわけです。それが恐らく牛久沼に行くと考えていいのか、よくわからないんだけれども、汚染との関係から言って、団地内もしくは農村地域も含まれているのかもしれませんが、そこら辺のところでの高度合併浄化槽にかえるということについての課題とか、問題とかというのはないでしょうか。ときどき住民の方から、においがあるとかという話を聞いたりするものですから伺いたいんですが。
○五頭 委員長
星野環境課長。
◎星野 環境課長 合併浄化槽は、今、課題なんですけれども、これ茨城県のほうともありまして、先ほど委員が言われました検査ですね、つけっきりの人が多いです。うちのほうとしても補助をやっているので、チラシで渡したりとか、検査は必ず行ってくださいということ、また、県のほうからも啓発チラシをいただいていまして、必ず検査を行ってくださいよということは周知しておりますし、いろいろなイベントを通じてもそういったことは、チラシ配るということで啓発を行っています。
ですから、今、つけた後の検査というのが課題、検査をきちんとやってもらいたいというところが課題となっております。
○五頭 委員長 橋本副委員長。
◆橋本佳子 委員 戸別、戸別に合併浄化槽を持っているということになりまして、その浄化槽が使える間はいいですよという意味づけの猶予があると理解しているんですが、そういうことではないんですか。
○五頭 委員長
星野環境課長。
◎星野 環境課長 そういった猶予というのはございません。必ず受けてくださいということで周知しております。
○五頭 委員長 橋本副委員長。
◆橋本佳子 委員 検査ではなく、つけかえをすれば公共の下水につながっていくわけですよね。要するに合併浄化槽を撤去して公共につなげれば、これにかなり費用がかかるとか、そういう問題もあって、つけているお宅とつけていないでいるお宅があって、5年間の間につけましょうと一応何かあるらしいんだけど、一応合併浄化槽が使える範囲であれば、5年間という縛りも余り限定したものじゃないように聞いていたんですが、私の言っている意味とそちらの思っているのと食い違っていますかね。
食い違ってる、いや、5年の間につなぎかえましょうよという話だったんだけど、そうじゃなくて。
○五頭 委員長 よく答弁してあげてください。
中泉
下水道管理課長。
◎中泉
下水道管理課長 ただいまのお話なんですが、公共下水道はくみ取りトイレの場合、3年以内に水洗化をしなくてはならないと下水道法で決まっております。浄化槽については、当分の間ということで、強制的には難しいものですから、壊れた時期に水洗化にしてくださいというお願いをしております。
◆橋本佳子 委員 ちょっと所管課が違っちゃいますか、そしたら場所をかえます。
○五頭 委員長 後で、お願いします。
皆川委員。
◆皆川幸枝 委員 実績報告書216ページです。除草事業に要する経費でお伺いします。
基本的に、空き地については持ち主の方に適正な管理ということで、啓発指導が1番のほうに書いてありますけれども、この3番では空き地除草に関する苦情対応とありますが、これはどういった内容なのでしょうか。
○五頭 委員長
星野環境課長。
◎星野 環境課長 まず、空き地の対策なんですけれども、うちのほうに除草台帳というのがございます。まずそこに2,000軒ほど過去に斡旋を受けた所有者の方たちが登録をされておりまして、その方たちに適正管理の通知を送って、除草作業をこちらで斡旋して、除草組合によって除草作業をするというものと、ここには別に、その年に苦情としてあった除草件数ということで、こちらに出しております。
○五頭 委員長 皆川委員。
◆皆川幸枝 委員 そうしますと、あくまでこれは苦情が来た件数をカウントしているだけであって、対応とありますが、特にそれは電話で持ち主に、そう伝えますぐらいなのでしょうか、実際除草しているとかということではないんですか。
○五頭 委員長 臼井環境課係長。
◎臼井 環境課係長 一応電話で対応したものに関しましては、現場に行きまして、どういう状況か確認しまして適正管理の通知を送っております。
○五頭 委員長 皆川委員。
◆皆川幸枝 委員 そうすると、市としてできることは、あくまでも所有者に対して通知を出すまでということで、よろしいですか。
○五頭 委員長
星野環境課長。
◎星野 環境課長 そうですね、通知を出して、再通知ぐらいはするんですけれども、やはり所有者が何とも言ってくれないとどうすることもできないというのが現状としてありますので、その段階でとまっているのが現実でございます。
○五頭 委員長 滝口委員。
◆滝口隆一 委員 今の関連なんですが、どうにも困って苦情ということで電話行くんですけれども、実際には道路の草もそうなんですが、年に2回から3回ぐらい、3回までやってもらえれば最高だけど、せめて2回ぐらいやってもらわないとあれなんだけど、そこら辺の指導というのはどうですかね、実際にはなかなかこれどうにも困ってしまうものだから、1回やってもらえればというところでいるんだけど、そういうふうに台帳ができているとすれば、そこら辺は、その台帳に基づいてどういう指導になるんですか。
○五頭 委員長
星野環境課長。
◎星野 環境課長 指導というか、通知の段階で1回刈りと2回刈りという選択肢で送り出していただいて、あくまでもこれはお金もかかることですから、所有者の方に1回刈りということであれば1回、2回刈りであれば、こちらのほうで2回分の料金をもらって、どちらを推進しているかというと、当然2回刈りのほうを推進しております。
○五頭 委員長 臼井環境課係長。
◎臼井 環境課係長 一応通知を出す段階で、2回刈りのチラシを入れまして通知しているような状況です。2回刈りを推奨しているということでお出しはしてあります。ですけど、所有者に関して、お金の関係もあると思うんですけど、1回刈りの方もいるということです。
○五頭 委員長 皆川委員。
◆皆川幸枝 委員 224ページです。可燃ごみ焼却処理施設について、こちら可燃ごみの量と最終処分場というのが表で示していただいていますが、ごみ処理量、可燃ごみが平成27年よりは減っているんですけれども、最終処分量が逆にふえているというのは、これはどういう理由からでしょうか。
○五頭 委員長 大野
クリーンセンター所長。
◎大野
クリーンセンター所長 ごみの量につきましては、焼却施設の部分につきましては、適切な運転執行のための量はこの量で済んでいると思っております。
また、最終量が若干ふえているという件に関しては、最終量につきましては、ごみの組成によって残る率が若干変わったりしますので、それについてはやむを得ないのかなと思います。ただ、ごみ量自体について、最終量分がふえているのは、今のところ明確な答えはございません。
○五頭 委員長 皆川委員。
◆皆川幸枝 委員 例えば、燃えないごみが混じっていて、それが残っちゃっているということは、考えられますか。
○五頭 委員長 大野
クリーンセンター所長。
◎大野
クリーンセンター所長 そちらについては、ごみで、物によっては残滓率が若干変わったりしますので、それは少しはあろうかと思います。金属というか、細かいもの、もしくはこの中には不燃残滓などと言われまして、陶器とか細かい金属類なども若干含まれますので、それは年間の中ではあるかなと思われます。
○五頭 委員長 皆川委員。
◆皆川幸枝 委員 最終処分場のほうが、あと7年とか6年でしたっけ、ちょっと年数がだんだん具体的に見えてきたということで、ごみ減量というのは喫緊の課題だと思うんですけれども、226ページで溶融固化ですね、焼却灰は全て最終処分場へ持っていくのではなくて、溶融固化することで再利用というのでこの溶融固化事業をやっていただいていると思うんですが、予算額で1,080万円とありましたが、実際決算額はどれぐらいになっていますでしょうか。
○五頭 委員長 鈴木
廃棄物対策課長。
◎鈴木
廃棄物対策課長 端数がちょっとありますけれども、1,065万円です。
○五頭 委員長 皆川委員。
◆皆川幸枝 委員 ほぼ予算額に対して実行したということで、溶融固化した後、その利用について以前お聞きしたときは、なかなか利用についてめどが難しいというのがありましたけれども、どういうところで石のような溶融固化したものを使っていくかというのは、今、具体的にめどというか、見えてきましたでしょうか。
あと、その費用単価についてお聞きしたいんですけれども、実際に埋め立て灰として最終処分場に持っていった場合と、溶融固化した場合の単価、以前は若干溶融固化した場合は経費がかかるということをお聞きしていますが、その単価についてお聞きしたいと思います。
○五頭 委員長 鈴木
廃棄物対策課長。
◎鈴木
廃棄物対策課長 溶融固化した後の使われ方なんですけれども、道路の路盤材ということで、その材料として使われています。金額につきましては、1トン当たり4万3,200円となります。最終処分場に埋め立てた場合は、1トン当たり2万7,000円ですから、ちょっと割高なのかなという感じはしております。
○五頭 委員長 北口委員。
◆北口ひとみ 委員 212ページの動物愛護に要する経費のところでお聞きしたいんですが、項目のは、今飼っている犬猫に対してどういう対応をするかということなんですけれども、今、茨城県は殺処分ゼロを目指すということで県が取り組んでいますし、今度の新しい知事も、殺処分はゼロの方向ということで公約を出されていましたので、恐らくそれで行くんだと思うんですが、つくば市として殺処分ゼロへの取り組みというのがどうなっているのか。
あと県は、捕獲した動物を集めているセンターは1カ所しかないんですが、県の中で1カ所というのは、つくばで捕獲されたものが、茨城町だったか、向こうのほうに行くとなかなか確認に行くこともできないので殺処分になる確率って高くなると思うんです。そういったことを踏まえて、県とのこれからの交渉で、県南のほうにも1カ所どこか設けるとか、そういったことが必要なのではないかと考えていますが、つくば市ではどういう見解なのか。
○五頭 委員長
星野環境課長。
◎星野 環境課長 殺処分ゼロに関して、また施設も絡むんですけれども、ことし7月に茨城県、あと動物愛護団体、あとはつくば市の獣医師会、あと茨城県の獣医師会が一堂に会しまして、殺処分ゼロであるとか、関係する施設に関して意見聴取会というのを行っております。その中で、今後それを協議会に発展させていくかどうかというのは、今後またテーマとしてあるんですが、協議会的にしていって、その中で具体的な検討を行っていきたいという方向で今考えているところです。
ですので、今年度にもう1回ぐらいは予定しているんですが、そこで、徐々にではありますけれども、進めていこうと。どういう形にしていくかということですね、まだ白紙の段階ですので、どういう方法があって、どういうことをやっていくか具体的な検討は、その協議会の中でやっていきたいと考えております。
○五頭 委員長 北口委員。
◆北口ひとみ 委員 ぜひ進めていただければと思います。今、子どもの数よりペットの数のほうが多いと言われる時代になっているのと、つくば市に転入されてくる方々が、結構高齢で転入されてきて、子どもはいないけれどもペットを飼っているというお宅、結構多いみたいなので、そういったことも考えると、この取り組みはぜひお願いしたいと思いますので、よろしくお願いします。
○五頭 委員長 滝口委員。
◆滝口隆一 委員 224ページのごみの最終処分の件ですが、6年間ぐらいしかもたないだろうということなんですが、今は県のほうではどんな検討をしているんですかね。市も連絡しながら取り組みをせざるを得ないと思うんですが、今の到達段階はどういうことになりましょうか。
何も検討していなければ、それはそれでいいんですが、最終処分場。
○五頭 委員長 鈴木
廃棄物対策課長。
◎鈴木
廃棄物対策課長 最終処分場のあり方につきましては、県ではなくて市町村独自に判断できるということになっていますので、県との調整というのは特段やっておりません。
○五頭 委員長 滝口委員。
◆滝口隆一 委員 笠間の最終処分場に、今は笠間に持っていっているわけではないんですか。
あれは産廃か、そうか、そうか。
○五頭 委員長 大野
クリーンセンター所長。
◎大野
クリーンセンター所長 現在は下妻市の民間施設でございます。
◆滝口隆一 委員 ちょっと間違えました。
○五頭 委員長 皆川委員。
◆皆川幸枝 委員 218ページ、低炭素タウン推進に要する経費です。急速充電器を各交流センターのほうにとか、市庁舎にも設置されていますけれども、実際に電気自動車の普及台数というのは、把握はされていますでしょうか。
○五頭 委員長
星野環境課長。
◎星野 環境課長 普及台数というのはちょっとあれなんですけれども、うちのほうで補助した件数とか、あと登録台数は調べて出ると思います。
○五頭 委員長 皆川委員。
◆皆川幸枝 委員 台数によって、充電器の設置というのも非常に関係すると思いますので、そこら辺は指標として必要かなと思いますので、意見として申し伝えます。
222ページの管路輸送なんですが、これは投入口の撤去工事3カ所、済んでいますけれども、これは投入口は全て撤去は終わりということでよろしいでしょうか。
○五頭 委員長 鈴木
廃棄物対策課長。
◎鈴木
廃棄物対策課長 平成28年度末現在で残っている箇所数が4カ所あります。今年度、平成29年度、そのうちの3カ所を撤去する予定で今進めております。
○五頭 委員長 皆川委員。
◆皆川幸枝 委員 場所名を教えていただいてもよろしいでしょうか。
○五頭 委員長 鈴木
廃棄物対策課長。
◎鈴木
廃棄物対策課長 今年度実施する場所は、松見公園、大清水公園、カピオの3カ所になります。
○五頭 委員長 ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○五頭 委員長 ないようですので……今、回答待ちというのはありますか。それは後でも構わないですか、後で資料、できれば回答してもらいますね。大丈夫ですか、もし間にあればそれでよろしいですね。
では、認定第1号の生活環境部の質疑を終結いたします。
次に、認定第3号 平成28年度つくば市
下水道事業特別会計歳入歳出決算認定についての審査を行います。
なお、質疑は歳入歳出を一括して行います。
順次、発言を許します。
橋本副委員長。
◆橋本佳子 委員 さっきの質問を続けたいんですが、438ページの公共下水道建設に要する経費あたりにかかってくるんでしょうか、公共下水をつなげたときに敷設替えをするということで、牛久沼流域にあります茎崎の団地や周辺の農村地域というのがありますが、そこが合併浄化槽から公共下水につなげる際に、戸別の合併浄化槽100%皆さんつなげていないですよね。それで、敷設替えがまだ残っているお宅について、戸別に訪問したりいろいろしているというのは聞いているんですけれども、それはきちっと清掃をしないと排出される、水路に流れる水がにおったりとか、汚れていたりということでご近所の方から苦情が来るということもあるんですけれども、これがひいては、例えば牛久沼の水質汚染にかかわってくるんだとすれば、そういったところの対策というのも考えていく必要があるかなと思うんですが、そこら辺についての現状、課題等がありましたらお願いします。
○五頭 委員長 中泉
下水道管理課長。
◎中泉
下水道管理課長 つくば市全体で現在、公共下水道をお使いいただいているのが約17万9,000人ほどございます。既に下水道整備が終わって、まだ接続替えをしていないお客様が約1万人ございます。軒数にして約2,000軒ございまして、市では毎年200軒規模でお宅に伺って水洗化のお願いをしているという状況でございます。
今年度も今月末から抽出をかけまして、水洗化のお願いに歩く予定でおります。やはり浄化槽も経年経過で、委員がおっしゃるのは自由ケ丘だと思うんですが、40年近くたっていると思いますので、早目に下水道につないでいただかないと公共水域の水質保全が図れないということもございますので、今後も積極的に伺って水洗化のお願いをしていきたいと考えております。
○五頭 委員長 橋本副委員長。
◆橋本佳子 委員 そういった訪問で、現実、敷設替えをしていただいたという成果と言うんですか、訪問でかなり成果は上るとお考えでしょうか。
○五頭 委員長 中泉
下水道管理課長。
◎中泉
下水道管理課長 やはりお金がかかるものですから、単純に切りかえても15万円、20万円の費用がかかりますので、市では水洗化の融資の利子の斡旋などを行っているんですけれども、3年以内につないでいただいたお客様については補助金というのもあるんですが、3年を過ぎてしまうと、なかなか補助金の制度がございませんので非常に難しいところではあると思うんですが、でも毎年つないでいただかないお客様には足を運んで、つないでいただく努力をしているところでございます。
○五頭 委員長 橋本副委員長。
◆橋本佳子 委員 3年間猶予の補助金だということで、受けられない、全額自分で出すという、金額かなりかさんでくるということがネックなのかなと思うんです。そこら辺については、例えば市が貸し付けて、とにかく無利子でお金を出して、かえてもらってから分割で返してもらうとか、もしくは補助金を3年で切らないでかえる人にはつけますとするとか、何かしらそういう具体的な対策をとっていかないと非常に難しいかなというのを感じています。随分長い間、これ続いていますので。
もう1点、合併浄化槽を活用している方については、きちっとそれであれば、1年に1回とか定期的な清掃をしていただかないと困るわけなんです。そういうところについて、そうであれば清掃をしっかりやってもらうということでの指導もあわせてしていただければ、合併浄化槽が壊れているのかも含めて、より具体的に出てくると思うんですが、そこら辺、ちょっとご検討いただきたという課題でお願いしたんですが、一応要望的に言ったんですが、何かあれば、どうぞ言ってください。
○五頭 委員長 意見と要望、何か特別ありますか、大丈夫ですか。
北口委員。
◆北口ひとみ 委員 同じところのページなんですけれども、上の下水道整備計画に要する経費で公共下水道事業計画変更認可策定に向けた調査の実施をしたということで、このときの変更内容と、その結果を少し教えていただきたいと思います。
○五頭 委員長 秋葉
下水道整備課長。
◎秋葉
下水道整備課長 こちらの調査の実施ですけれども、こちらは平成30年度に下水道事業の計画変更認可を予定しておりますので、それに向けての調査等を実施してございます。
○五頭 委員長 北口委員。
◆北口ひとみ 委員 変更内容というのは、さらに今の下水道計画が92.7%の進捗率なんですけど、広げるという意味合いの変更内容なんでしたっけ。
○五頭 委員長 秋葉
下水道整備課長。
◎秋葉
下水道整備課長 内容につきましては、今、委員が言われましたように、認可拡大の予定もしております。認可拡大につきましては、対象集落に下水道の意向のアンケートを実施いたしまして、下水道を整備していくか、それとも今現在、下水道の整備をしなくてもいいかということのアンケート調査をいたしまして、それらのことをもとに拡大地域を決定しておる次第でございます。
あともう1件につきましては、これは平成30年度までに下水道事業の中で変更するわけなんですが、この中に今後下水道認可の中に、今まで管理関係のことについては触れていなかったんですけれども、その管理関係の項目についても入れなければならないという国のほうからの通達がありましたので、それも盛り込む調査になっております。
○五頭 委員長 北口委員。
◆北口ひとみ 委員 わかりました。
それと公共下水道建設に要する経費のところの整備率が、これ95%になってきているんですけれども、残り5%というのはどのエリアになりますか。
○五頭 委員長 秋葉
下水道整備課長。
◎秋葉
下水道整備課長 この5%につきましては、工業団地等で、まだ工場等が立地されていないようなところが主でございます。そのほかの集落等につきましては、ほぼ公共下水道については終わっているような状態、まだ一部は整備中のところがありますけれども、そういう状況でございます。
○五頭 委員長 皆川委員。
◆皆川幸枝 委員 実績報告書の433ページです。下水道総合調整に要する経費で企業会計に下水道のほうも移行しなければならないということで、多分この企業会計移行準備委託料というのが平成28年度に計上されていますが、この委託の内容についてお伺いしたいと思います。
○五頭 委員長 中泉
下水道管理課長。
◎中泉
下水道管理課長 こちらの委託の費用でございますが、平成27年1月付で総務大臣から、平成31年度末までに企業会計に移行しなさいという要請書が届いておりまして、それに向けて平成28年度から企業会計の基本計画の委託ということで予算を計上させていただいております。
具体的な内容としては、今後3年間で企業会計に移行するんですが、その具体的な工程ですか、その辺をつくる作業となります。
○五頭 委員長 皆川委員。
◆皆川幸枝 委員 委託先は教えていただけますでしょうか。
○五頭 委員長 中泉
下水道管理課長。
◎中泉
下水道管理課長 NJS株式会社でございます。
○五頭 委員長 皆川委員。
◆皆川幸枝 委員 これは出来上がって、報告書とか見ることはできますでしょうか。
○五頭 委員長 中泉
下水道管理課長。
◎中泉
下水道管理課長 既に出来上がっておりますので、閲覧は可能でございます。
○五頭 委員長 皆川委員。
◆皆川幸枝 委員 あとちょっと別のところで436ページです。コミュニティプラントを解体撤去ということで、予算書のほうには1,710万8,000円が計上されていますが、これはどこを撤去したのかということと、あと、残りどこが残っているのかについてお伺いしたいと思います。
○五頭 委員長 中泉
下水道管理課長。
◎中泉
下水道管理課長 平成28年度のコミュニティプラントの撤去ですか、こちら梅ケ丘地区でございます。残りが富士見台、あしび野、それと自由ケ丘が3カ所残っております。今年度、平成29年度自由ケ丘1カ所を撤去予定をしております。
○五頭 委員長 北口委員。
◆北口ひとみ 委員 すみません、戻るんですけど、433ページのところで、今説明の中にも3年間で企業会計に移行するんだというお話がありました。きのう、一般財源からの下水道特別会計の繰出金のことを聞いていて、都市計画税込み込みで、大体年間24億円ぐらいを繰り出しているわけなんですが、これは企業会計になった場合はどういう扱いになりますか。
○五頭 委員長 中泉
下水道管理課長。
◎中泉
下水道管理課長 その辺は、現在、固定資産税も含めて企業会計に移行した場合、資産の状況ですとか、資産評価もして、最終的にどれだけの繰り入れをするかという計算をして、繰り入れをするという形になります。具体的にはまだはっきりは申し上げられませんが、もうちょっと近くなれば申し上げられると思います。
○五頭 委員長 北口委員。
◆北口ひとみ 委員 ということは、この3年間で移行のスケジュールに沿っていくけれども、繰り入れとかの細かいことについて、どこかで話し合いが持たれるということなんですかね。上下水道審議会とかが開かれるということなんですか。
○五頭 委員長 中泉
下水道管理課長。
◎中泉
下水道管理課長 審議会については、ちょっとまだ未定でございますが、繰り入れの中で基準内繰り入れということで、これは国から示された繰り入れ基準がございまして、その繰り入れ基準にのっとった形で、現在も繰り入れをしております。ですから、具体的な金額については若干の変動があると思うんですが、基本的には今の繰り入れとさほど変わらないと思います。
○五頭 委員長 先ほどの答弁をお願いします。
星野環境課長。
◎星野 環境課長 先ほどの皆川委員の質問のほうにお答えさせていただきます。
まず浄化槽の補助件数の累計ですが、これは平成2年からのものになりますけれども、1,906件になります。
下水道世帯との割合なんですが、これ申しわけない、うちのほうの手持ちの数字ですと、つくば市の世帯数の中の合併浄化槽世帯の割合ということになりまして、約7.8%です。
浄化施設の世帯数、それぞれの世帯数ですが、上菅間の浄化施設の場合79世帯、佐地区の浄化施設の場合ですと78世帯、仕出ですが、先ほど私、16世帯と言いましたけれども、誤りでして19世帯のほうに訂正をお願いします。
○五頭 委員長 よろしいですね。発言がないようですので、認定第3号の質疑を終結いたします。
次に、認定第8号 平成28年度つくば市
水道事業会計決算認定についての審査を行います。
なお、質疑は歳入歳出を一括して行います。
順次、発言を許します。
滝口委員。
◆滝口隆一 委員 24ページの有収率なんですが、0.27ポイント減ということになりました。ほんのわずかなんですけれども、これの減の理由をお聞かせ願いたいと思います。
○五頭 委員長 小神野水道工務課長。
◎小神野 水道工務課長 有収率の減に関しましては、沿線開発地区等に住民の方が住まわれたときに洗管作業、管に入れた後に、飲める水を送るために管の中を洗浄する作業とか、あと、老朽化した管路での漏水の量がふえたことにより有収率が減になったのかと想定しております。
○五頭 委員長 滝口委員。
◆滝口隆一 委員 沿線開発で整備はされたんだけれども、まだ住んでいないところがかなりありますよね。そういうところは定期的に水抜きとか何かやるんですか。
○五頭 委員長 小神野水道工務課長。
◎小神野 水道工務課長 人口が張りつかない路線に関しましては、水は通水しておりません。とめた段階にしております。
○五頭 委員長 滝口委員。
◆滝口隆一 委員 通水していないということになると、通水したほうがいいのか、通水しないほうがいいのか、維持管理上では通水しないほうがいいのかなと思うんですが、その辺の関係はどうなりますか。
○五頭 委員長 小神野水道工務課長。
◎小神野 水道工務課長 一度通水してしまいますと、周りへの影響とか、水質の維持管理でまた遮水作業等が入ってきますので、法律で塩素が出なければならないということになっていますので、人がついていない路線を流すことによって、人がついている路線に影響が出る場合もございますので、そういう点で有収率が下がってくるということも考えられますので、人がついていない路線についてはとめておいたほうが、維持管理上もよろしいかと判断しております。
○五頭 委員長 滝口委員。
◆滝口隆一 委員 わかりました。かなりそういうところがふえていますので、ひとつよろしくお願いします。
それから、32ページで受水費関係なんですが、県のほうが大分もうけていて、値下げを申し入れしていると思うんですが、平成28年度も値下げの申し入れはされたんでしょうか。
○五頭 委員長 岡野水道総務課長。
◎岡野 水道総務課長 平成28年度は県南の受水団体8団体合同で、つくば市が代表で行っております。
○五頭 委員長 滝口委員。
◆滝口隆一 委員 ぜひ、せっかくのことですので、事業報告書の中に1行入れておいたらありがたいかなと思いますので、それはそれでいいです。
ついでに17ページの事業報告書なんですが、業務用水がふえ出しているということなんですが、これは、イーアスとか大きいところは水道水は使わないということになるんですけれども、実態的にはどういうところが業務用水としてふえているんでしょうか。もう少し詳しいところがわかればと思うんですが。工場や何かがふえているなら、それはそれであれですけれども。
○五頭 委員長 岡野水道総務課長。
◎岡野 水道総務課長 確かに今年度、40万トンほど水量が伸びておりまして、そのうち業務用水量が4万4,500トンほど伸びております。生活用水のほうが約36万トン伸びておりまして、業務用水の中でも、今まで独立行政法人が大分減少しておったのですが、平成28年度につきましては、独立行政法人等も2万9,000トンほどふえてございますので、今後ふえる傾向にあるのかなという見込みをしております。
○五頭 委員長 滝口委員。
◆滝口隆一 委員 ぜひ独立行政法人には、独立行政法人のためにつくった水道でもあるので、ひとつ。
○五頭 委員長 岡野水道総務課長。
◎岡野 水道総務課長 追加でございますが、平成29年度上半期の実績を見ましても、業務水量ふえておりまして、独立行政法人等もふえておりますので、ただ、懸念されるのが今後値上げによってどうなるかというところがございますので、ちょっと一、二年は状況を見きわめたいと思っております。
○五頭 委員長 滝口委員。
◆滝口隆一 委員 質問をかえまして、40ページ以降の企業債のことでございますが、一番最後の42、43ページのところの一番下のほうに補償金免除繰上償還借換債というのが出てきているんですが、これは平成25年以降は繰上償還借りかえというのがなくなっているんですが、まだ見ますと、わずかなところもありますが、2億8,000万円とかという形で未償還残高が結構あるように思います。その利率が4.85%とか4.65%とか4%を超える、今どきで言えば高い利率という状況ですので、繰上償還借りかえというのは今後どのような状況を考えているのか、お聞かせ願いたいと思います。
○五頭 委員長 岡野水道総務課長。
◎岡野 水道総務課長 繰上償還に関しては、国の制度に基づきましてこちらで行ったものでございますので、繰上償還の際に国の許可なり協議なりが必要ということになりますので、そういった状況も見きわめながら、今後も進めてまいりたいと思っております。
○五頭 委員長 滝口委員。
◆滝口隆一 委員 ぜひ今どきの利率でいけば0.31%という状況ですので、借りかえが促進できるように、国との相談をひとつ推進してほしいなと要望しておきます。
○五頭 委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○五頭 委員長 ないようですので、認定第8号の質疑を終結いたします。
以上で、生活環境部に対する質疑を終結いたします。
これにて、第8区分の質疑を終結いたします。
暫時休憩いたします。昼食のため1時より再開いたします。
午前11時58分休憩
──────────────────────────
午後1時00分再開
○五頭 委員長 それでは再開いたします。
ここで警防課長より発言の申し出がありましたので、これを許可します。
宇津野警防課長。
◎宇津野 警防課長 本日、午前中に行いました第7区分消防本部の実績報告書311ページにおける、常磐道及び圏央道で発生した火災出場件数の質疑ですが、4件の出場がありましたのでご回答いたします。
なお、救急出場件数につきましては、圏央道のみの件数が7件と回答をしておりますが、常磐道を含めますと合計で32件となりますので、訂正をさせていただきます。よろしくお願いします。
○五頭 委員長 ありがとうございました。
それでは、これより第9区分の教育局の審査を行います。
まず、認定第1号の教育局に関する質疑に入ります。
なお、質疑は歳入歳出を一括して行います。
また、答弁される執行部職員の方は、挙手の上、職氏名を名乗った上で答弁くださるようお願いいたします。
順次発言を許します。
皆川委員。
◆皆川幸枝 委員 実績報告書の320ページ、奨学資金に要する経費でお伺いします。
奨学資金のほうが残りわずかということで、今後、この件どうするかということで多分検討されているかと思うんですが、この辺の状況についてお聞かせいただきたいと思います。
○五頭 委員長 上方
教育総務課長。
◎上方
教育総務課長 ただいまのご質問ですが、原資であります奨学基金につきまして、今年度底をつくといった状況であります。それにつきまして事業を継続する方向で、現在、庁内の関係機関と打ち合わせを行ったり、あるいはそれ以外の募金活動を行ったりという形で、現在、継続に向けて進めているところでございます。
○五頭 委員長 小野委員。
◆小野泰宏 委員 テーマを絞って質問したいと思いますが、実績報告書の325ページと、次の326ページに関係することなんですが、いわゆる多岐にわたる相談ということに、平成28年度どのように当たってきたかという観点からお伺いをしたいんですが、325ページではいわゆる指導主事を教育センターに配置をしたとありますね。326ページの一番上ですけれども、つくば市教育相談センター、相談件数が毎年多くなってきています。平成28年度は1,781件とありますけれども、この辺の背景ですとか内容ですとか、まずちょっとその辺のことについて伺いたいんですが。
○五頭 委員長 根本
教育相談センター所長兼
教育指導課参事。
◎根本
教育相談センター所長兼
教育指導課参事 昨年度の面接相談回数につきましては、適応指導教室の通級者がふえているというのもありまして、延べ人数ですので1人当たりの回数がふえてきたというのが実情であります。その数がふえたということで、面接相談回数がふえていると捉えております。
○五頭 委員長 小野委員。
◆小野泰宏 委員 私の伺っている改善点で、もう少し改善点があるんだと思って期待をして聞いていたんですが、要は保護者の方、特にワークの方、働いている方がいらっしゃるということで、相談の時間数を1こまふやしたということで伺ったんですね。つまり相談件数が多くなる、何回も来るということは、その分、大変なわけですね。ですから、例えば夕方近くにそういう相談の時間数を設けたということをちょっと伺ったものですから、そういうことを逆に聞きたいんですね。
件数が多くなったけれども、そこのところはこういう改善をして対応していったとなりますと、ああなるほどなということで了解をするので、私が言うのも何ですけれども、そういうことがあったと聞いているので、ちょっとそのあたりのことをもう少し、多岐にわたる相談にどのように平成28年度対応していったのかということを聞きたいと思います。
○五頭 委員長 中山教育指導課長。
◎中山 教育指導課長 平成27年度までは面接相談の枠のほうを5枠で区切っておりました。一番最後の5枠目というのが3時半から4時半という枠をつくっていたんですね。どうしても相談センターのほうでは、親と子どもと並行して面接を行います。そうすると、お子さんたちは学校に行っているお子さんもたくさんおりますので、どうしても授業を途中で抜けてというよりは、終わってからの要望が多いということで、スタート時間も若干ずらしまして枠数を6枠にふやしました。3時からの枠と4時からの枠ということで、5枠目、6枠目を設けて、そういった放課後来たいという保護者、あるいはお子さんに対して対応してまいりました。
○五頭 委員長 小野委員。
◆小野泰宏 委員 柔軟にしていただいたほうが、相談者にとってもありがたいと思いますので、よろしくお願いをしたいと思います。
もう一つ、実績報告書の330ページですが、これは教育総務課の事業名になりますか、ここの3番なんですが、いわゆる人権教育の推進ということで、昨日も市民部で人権教育がありました。ただ、そのときの答弁が、いわゆる学校のほうから希望があって、それに対応しているという状況だったので、ここのところは、さっきの相談件数が多くなっているとか、そういうこと等を考えますと、もっと力を入れていってもおかしくはないし、現実問題があるのであればアプローチの仕方を変えてもいいんじゃないかと思うんです。そういう点から、どのようにこの人権教育の推進を、平成28年度行った内容について確認をしたいんですが。
○五頭 委員長 上方教育総務課長。
◎上方
教育総務課長 ただいまのご質問ですが、これまで教育局の取り組みとしましては、人権教育推進会議を開催しましたり、あるいは研修会に参加したりといったものを行ってきております。
高山学園が主催する同和問題研修会につきましては、ことし7年目を迎えましたけれども、高山学園の全ての先生、あるいは周辺の学校の校長先生方に集まっていただきまして、人権問題の研修会を行っております。
今年度はさらにエリアを広げまして、対象となる先生にたくさん参加していただいて広げて研修を行っているといった状況であります。
○五頭 委員長 小野委員。
◆小野泰宏 委員 基本的には、市としては人権教育の基本計画をつくって、学校はそれを受けて人権教育の推進計画を作成して、例えば夏休みには人権の啓発ポスターですとか、こういったことは毎年多分やられていることだと思うんです。その中で、一方で、市民部のほうでは手を挙げるところが余り変わっていない現実があるんです。そうすると、総括すると、学校のほうではそういうことがありながらも、実際には子どもたちがそういうことに触れる機会が余りふえていないんじゃないかということが、私はそういうふうに判断したんですね。そのときのアプローチとして、例えば講師になる先生がなかなかいないので、日程調整するのが難しいのでなかなか開けないということも聞いたことがありますが、大事なところなので、もう少しアプローチですとか、やり方を変えられるのであれば変えていくべきじゃないかと思うんです。
学校に行っているときにきちんとした話を聞いていくということが、中一ギャップですとか、中学生になっていろいろな、小学校のときにもあるかもしれませんが、いじめの防止ですとか、そういったことにつながるので、それが相談件数とかいろいろなことの削減にもつながれば、さらにそれは相乗効果でいいと思うんですが、その辺の見解について少しあれば伺いたいと思います。
○五頭 委員長 上方
教育総務課長。
◎上方
教育総務課長 学校での取り組みにつきましては、学校の先生方と連携しながら進めてまいりたいと思いますが、今、具体的にこういうことをやるといった手立てにつきましては、今のところまだありませんので、今後検討してまいりたいと思います。
○五頭 委員長 小野委員。
◆小野泰宏 委員 このテーマでは、物理的に問題があるようなことと私は聞いているので、そこのところを、ぜひ連携してほしいということ、そういう機会をさらにつくってほしいということを要望しておきたいと思います。
○五頭 委員長 北口委員。
◆北口ひとみ 委員 きのう市民部で聞いた人権教室の話は、主にいじめ問題というようなことで取り上げられていたんですが、ここの330ページで取り上げている人権というのは同和問題と先ほどお聞きしたので、そこが中心になっているということでしょうか。
○五頭 委員長 上方
教育総務課長。
◎上方
教育総務課長 そのとおりでございます。
○五頭 委員長 北口委員。
◆北口ひとみ 委員 いじめとか、そういったことの原因になることが、ひとつしっかりした理解を深めることでなくそうという取り組みだと思うんですけれども、今、貧困だとか原発事故による避難者に対することも人権には大きくかかわってきていることはあるので、同和だけではなくて、原発事故がなぜ起きて、どういう状態なので今その人たちが避難しているんだということを教えるとか、あと、貧困というのは、こういう状況の中で貧困という状況が起きているのでという理解を進めるのも教育の一つかなと思いますので、そういった方面もまた研究していただければと思います。
○五頭 委員長 滝口委員。
◆滝口隆一 委員 328ページの市立学校市費負担非常勤講師配置に要する経費、もう少しわかるように説明してほしいんですが、まず、非常勤講師になる方は、どのような方を配置されているのでしょうか。
○五頭 委員長 上方
教育総務課長。
◎上方
教育総務課長 教師の免許を持った方で、14名の方を今採用しております。
○五頭 委員長 滝口委員。
◆滝口隆一 委員 以前聞いたときには、学校の先生を定年退職された方とか、そういう方々が非常勤講師に当たっているのかなという話を聞いたことがあるんですが、そういうことでいいのでしょうか。
○五頭 委員長 上方
教育総務課長。
◎上方
教育総務課長 特に定年退職された方ではなくても、30代、40代の方もいらっしゃいます。
○五頭 委員長 滝口委員。
◆滝口隆一 委員 結構有効な人事だろうと思うのです。それでなくても先生方、忙しい、忙しいと言っている中でこういう方がぽっといると、学校の担任としてもかなり有効に授業が行えるということになるのかなと思うんです。
私はどうなっているかわかりませんが、例えば中にはあるんだろうと思うんですが、学級崩壊だとか何か、そういう状況に、かなり危険なことになっているようなところもおありかと思うんですが、例えばそういうところにこういう方を派遣するというようなことは、考えられるのでしょうか。
○五頭 委員長 中山教育指導課長。
◎中山 教育指導課長 ここに上げさせていただいている市の非常勤講師14名の方は、これ年度当初から1年間という形で勤務していただいております。
ただいまご質問のありましたような、年度が始まって、あるいは学期の途中等でそういった状況に陥ってしまった場合には、県のほうにまた別な形で申請をしまして、そちらのほうから配置していただくような形で対応をとっております。
○五頭 委員長 滝口委員。
◆滝口隆一 委員 県のほうからそういう形で配置されている方というのは、現につくば市にはいらっしゃるんですか。要するに、そういう問題があるということなんでしょうけれども。
○五頭 委員長 中山教育指導課長。
◎中山 教育指導課長 今年度も何校かございます。
○五頭 委員長 滝口委員。
◆滝口隆一 委員 平成24年度から14名で全然変わらないんですが、もう少しふやすということはないんですか。14名いれば大体足りるとお思いなのか、それとも、もう少し予算がつけばの話でしょうけれども、ふやしていただければ、相当効果の上る事業じゃないかと思うんですが、いかがでしょうか。
○五頭 委員長 中山教育指導課長。
◎中山 教育指導課長 県のほうからも、少人数加配という形でつくば市のほうには先生方を加配でいただいております。それで各学校のほうに配置しておりまして、それでも配置仕切れない部分について、市のほうで負担しまして14名の先生を14校のほうに配置している状況でございます。
○五頭 委員長 滝口委員。
◆滝口隆一 委員 そういう制度的なものもあろうかとは思いますが、先生方の負担も軽くするし、子どもにとってもより効果的なものでもありますので、ぜひ増員を要請していただいて予算化してもらえると、生徒にとってはいいかなと思いますので、よろしくお願いします。
次に、326ページで、これは私もイメージがよくわからないのであれなんですが、適応指導教室つくしの広場と言うんですかね、要するに不登校の子どもがフリースクールみたいな形で通われるところと考えてもよろしいでしょうか。
○五頭 委員長 根本
教育相談センター所長兼
教育指導課参事。
◎根本
教育相談センター所長兼
教育指導課参事 簡単に言いますと、そういった形かなと思うんですが、面接相談をしながら、学校に通いつつ、週に何回か適応指導教室つくしの広場に通っているお子さんが多くおりますので、全て不登校というか、不登校傾向という形の子たちも含めてやっているようなところです。
○五頭 委員長 滝口委員。
◆滝口隆一 委員 場所は研究所の中ですか。
○五頭 委員長 根本
教育相談センター所長兼
教育指導課参事。
◎根本
教育相談センター所長兼
教育指導課参事 教育相談センターの所内でやっております。
○五頭 委員長 橋本副委員長。
◆橋本佳子 委員 今のページの関連ですが、スクールカウンセラーのところ、平成27年度よりも小学校を二つふやして6小学校にふえています。県の配置と市の独自事業ということでスクールカウンセラーを配置しているんですが、件数が伸びているというのもあるのと、プラス配置というんですか、全部のところに配置しているということではないですよね、何かしら配置するに当たっての基準といったものを持って配置されているのか、まずお聞かせください。
○五頭 委員長 根本
教育相談センター所長兼
教育指導課参事。
◎根本
教育相談センター所長兼
教育指導課参事 県のほうの配置につきましては、中学校全校及び小学校という形で4校に配置をされております。この配置以外で市のほうで相談の件数の要望の多いところ、または地域性も踏まえて6校を決めて、そちらのほうに配置しているという状況です。
○五頭 委員長 橋本副委員長。
◆橋本佳子 委員 そうしますと、昨年度から二つ小学校ふえたということは、それだけ要望というか、需要が高まったということで理解してよろしいんでしょうか。
○五頭 委員長 根本
教育相談センター所長兼
教育指導課参事。
◎根本
教育相談センター所長兼
教育指導課参事 そのようなことであると思っております。保護者のほうの相談が非常に多くなっているというのが実情です。
○五頭 委員長 橋本副委員長。
◆橋本佳子 委員 その相談件数、回数を含めて、平成27年度、平成28年度、随分と違いが出ているのは、これはあれですか、要するに配置する学校がふえたとか、そういうことが要因だということなのか、それから、平成27年度ではとても足りなかったので、こうやって対応した結果、これだけの人の対応ができたんだという意味なのかお聞かせください。
○五頭 委員長 根本
教育相談センター所長兼
教育指導課参事。
◎根本
教育相談センター所長兼
教育指導課参事 今お話があったように、カウンセラーの配置校がふえたというのが一番の要因であります。あとは、先ほどの話でもありましたが、相談をできる時間帯を各学校のほうで、お子さんの休み時間とか、短い時間でも設定をして対応していただいているので、相談の機会がふえたというのも事実かと思います。
○五頭 委員長 橋本副委員長。
◆橋本佳子 委員 多くの保護者や子どもたちというのは、継続する形が中心なのか。それから、もう一つ、そういった中からいじめやいろいろな問題が発見されてつなげていくとか、そういったような成果といったことまで広がるような内容と考えてよいのでしょうか。
○五頭 委員長 根本
教育相談センター所長兼
教育指導課参事。
◎根本
教育相談センター所長兼
教育指導課参事 今、お話があったように、保護者の相談やお子さんの相談がありますので、スクールカウンセラーと学校の連携は密に図っておりまして、その中から初期対応のできるような子どもたちの事案が出てきておりますので、早期に対応という意味でも、そういった面で効果的なのかなと思っております。
○五頭 委員長 橋本副委員長。
◆橋本佳子 委員 もう一つ、329ページ、特別支援教育支援員の配置のところにかかわってくるんですが、この支援員は1人でどのぐらいの子どもに責任を持ってかかわっているのかというのをお聞きしたいんですが。
○五頭 委員長 土田
特別支援教育推進室長。
◎土田
特別支援教育推進室長 支援員1人について何名というような規定というか、そういったものはございませんで、基本的には各学校からの要望に応じた人数の支援員を配置しております。
学校の実情、規模等も違いますので、厳密に何人ということではなく、今年度については巡回をしながら、また、学校からの要望に応じて追加で支援が必要というところには、状況を見に行って配置しているということで対応しております。1人に1人ということではなく、学校への配置ということではあります。
○五頭 委員長 橋本副委員長。
◆橋本佳子 委員 1人に1人ということでないにしても、何人かを見るという意味で言えば、当然、支援員も責任を片方では先生と一緒に持たなきゃいけないわけで、その子がどうかということも把握するとなれば、一定の、例えば6人なのか、10人じゃ多過ぎるだろうとか、ちょっと数字は私の感覚で言っているだけですけれども、今までずっと、私、不思議だったのは、支援員って要するにいろいろな学校に行きますよね。それとも固定した学校に、必ずその人がつくというよりも、割に二つの学校の中をかけ持つとかというケースも出ているのかなと思ったんですが、そういう中で一定支援員がその子どもについてしっかりと責任を持つ体制をとるということであれば、時間のパーツで動かすという考え方ではなく、子どもに対してどうかという考え方での支援員の配置が必要じゃないかと常々思っていたんですが、今のお答えだと、何人ぐらいかというのがなかなかということであるとすれば、なおさら、その支援員が何人持っていて、誰ちゃんを見ているかというのすら、なかなか把握仕切れないんだとすれば、そういう改善も必要かなと思っているんですけど、今のやり方って全然問題なく行っていると思ってよろしいですか、そこら辺の課題意識というのはないんでしょうか、お願いします。
○五頭 委員長 土田
特別支援教育推進室長。
◎土田
特別支援教育推進室長 現在、複数の学校に勤務しているという方は少なくて、こちらから意図的に複数の学校ということはなく、基本的にはお1人1校ということになります。
学校の実情で週2日来ていただければというところとか、週3日来てほしいというところとか、フルで必要としていない学校があった場合に、1人の方にAの学校には月曜と水曜とか、例えばですけれども、そういうことで割り振っているので、こちらから意図的に複数配置にはしていなくて、基本的には1校1人ということで進めてはいます。
支援員の数は、おおむね支援学級数に応じた人数で配置していますので、その支援学級に在籍している児童生徒の数が学校によって違うんですね。1学級、1クラス8人までになっておりますので、1クラス8人在籍している学校もあれば、1クラス5名ないし3名というところもありますので、その辺の差がありますが、1人に1人ということではないですけれども、その支援学級に在籍しているお子さんの中で、特に交流学級に入って学習するときに支援が必要な子について行っているという状況です。
○五頭 委員長 皆川委員。
◆皆川幸枝 委員 すみません、今のところをちょっとお聞きしたいと思います。
特別支援員なんですけれども、大体週3日とか4日とか、余り5日フルで勤務されている方は少ないと認識しているんですけれども、あと時間数も8時から、学校やっている間は最後は4時とかまでは出られなくて、その中の何時間という方もいらっしゃるということで、なかなか授業時間中は子どもにずっとついていることが多いので、担任の先生とかとの打ち合わせとか、一人一人に対して対応が変わってくるというのが特別支援だと思いますので、その辺の打ち合わせ時間の確保という点で、今の契約の時間というのが適切なのかどうか、この辺については何かお考えとかありますでしょうか。
○五頭 委員長 土田
特別支援教育推進室長。
◎土田
特別支援教育推進室長 おっしゃるとおりで、特別支援教育支援員の方たちの勤務時間はかなり限られているんですが、支援員をやってくださる方たちの生活の状況から、余り長時間は勤務できないという方が割と多いんですね。なので、子育てしている方たちも、ご自身のお子さんが学校に行っている間の時間とか、そういった感じで限られた範囲での時間で勤務していただいているというところがあって、その子どもたちについて、担任の先生方や周りの先生方との共通理解を図るための打ち合わせの時間が、限られたり、少ないということは、十分こちらでも承知しております。その辺については、どうしても共通理解が必要な子どもたちなんですけれども、その時間がとれない場合については、連絡ノートをつくって、連絡ノートを回すことで共通理解を図れるようにということで、そういった提案をさせていただきながら、ある学校の保護者の方からは、うちの学校ではこういうものを回してやっていますよということで見本に届けてくださる方がいらっしゃったので、校長会でそのお話をしたときに、例えばこういう学校もありますので、こういったことを参考にして、打ち合わせの時間がとれないことについては工夫をしていただきたいということで伝えているところです。
○五頭 委員長 皆川委員。
◆皆川幸枝 委員 支援員になられる方の限りある時間だと思いますけれども、ぜひこういう予算のほうで縛りがあるということでないならば、そこをちょっと、もし仮に制限があるということあれば、今後、予算額なども検討していただいて、実際経験された方からは、時間がないので本当に自分としてどういう動きをしていいかわからなかったという声も届いていますし、あと、子どもによっては、本当に未然に防げずにいろいろな問題に発展しているケースもありますので、ぜひその辺、現場の状況にあわせて対応していただきたいと思います。
○五頭 委員長 北口委員。
◆北口ひとみ 委員 323ページの情報教育振興に要する経費のところでお聞きします。
3点目のICT機器ネットワークの維持管理で、ICT指導員3人というのは、これは使用を指導する人なのか、ちょっと内容を聞きたいと思います。
○五頭 委員長 毛利
総合教育研究所長。
◎毛利
総合教育研究所長 このICT指導員と言いますのは、期間付の市の職員でありまして、今いる3人の役割としては、1人はホームページとかの管理、もう1人は主にネットワークや設定の管理、もう1人は事業支援ということで主担当はいますが、各学校のニーズに応じまして、例えば授業でICTを使うのが苦手な先生方に、授業で使いたいので入ってくださいということでその学校に行ったりとか、ICT教育全般について相談を受けたり、授業支援をしたり、保守管理をしたりというマルチな方々であります。
○五頭 委員長 北口委員。
◆北口ひとみ 委員 ということは、主に先生方のアシストをされているという形で今受け取ったんですけれども、この間の一般質問で小森谷が質問させていただいたときに、機器そのものが壊れていて子どもたちが使えない状況も多々あるということで、そこの修繕については全く関係はないですよね。
○五頭 委員長 毛利
総合教育研究所長。
◎毛利
総合教育研究所長 修繕に対しても対応2種類ありまして、ヘルプデスクと言いまして、この機械そのものが壊れた場合は、そこにお電話をすると別のところに行きまして、機器に対しては修理ができるんですね。ですので、9月にご質問いただきましたが、契約としてはコンピューターやタブレットや電子黒板が壊れたりインターネットがつながらないというときには、そこのところに電話すると保守契約を結んでいますので、壊れたのがそのままということはないように契約はしておりますので、例えば学校から何らかの原因で連絡が遅かったりとか、あるいは子どもは使っているんだけど先生が気づかなかったとか、そういうことではなく、連絡が来た場合は修繕するように保守契約はとっております。
この3人に対しても、まず壊れたら、機械が悪いのか、ネットワークが悪いのか、そういうことは学校の先生はわからないことが多いですので、とりあえず調子が悪いので来てくださいというときは、この3人が見に行きまして、保守業者のほうに連絡をして修理するということになっております。保守料金も取っていますので、学校にはぜひ、何か調子悪いことがあれば、すぐ連絡して、子どもたちが使えるようにということになっております。
この間、ご質問いただいた春日学園につきましては6年使っておりまして、実はこの12月に新しいものと市内13校、6年たっているところは新しいものに交換するようになっております。
○五頭 委員長 北口委員。
◆北口ひとみ 委員 状況はよくわかりました。故障については随時学校のほうから連絡を入れるということで対応できているということと理解しました。なかなか保守契約の部分で直っていないような状況が少なくなればいいなと思いますので、よろしくお願いします。
あと、336ページの障害児の就学指導のところなんですけれども、先ほどちょっといろいろ話が出ていましたが、ここの1番の年間相談延べ件数と調査訪問件数等書いてあります。平成28年は延べ件数が452件の調査と訪問があったということと、それから、2番目のほうでは教育支援委員会による審議が行われて、審議件数は298件だったという報告があります。これは調査訪問件数が452件で、そのうちの審議に上ったものが298件と理解するのか、全く別のことなのか教えてください。
○五頭 委員長 土田
特別支援教育推進室長。
◎土田
特別支援教育推進室長 教育支援委員会のほうで審議した件数は198件ですが、それに伴って調査訪問したのは、1件当たり複数回訪問しているということで数がふえています。
電話相談についてもそうです。この数の方から電話があったわけではなくて、訪問の日程調整等もありまして、複数回かけているので件数とそちらの数が違っております。
○五頭 委員長 北口委員。
◆北口ひとみ 委員 それで、審議件数が298件あったということは、その方々が希望を述べていることとちょっと違っていたと理解するんですけれども、希望どおりの就学ができているのかというあたりは、どうなんでしょうか。
○五頭 委員長 土田
特別支援教育推進室長。
◎土田
特別支援教育推進室長 今は保護者本人の合意形成を得ることが基本原則になっておりますので、本人と保護者の意向を十分に配慮して審議はしております。ただ、教育支援委員会の審議結果と必ずしも、保護者の希望が最後までどうしても合意を得られないという場合もあるんですけれども、その場合は本人と保護者のご希望を優先でということで進めております。
そういったケースにつきましては、就学後についても、こちらから訪問して様子を見せていただいているというような状況です。
○五頭 委員長 北口委員。
◆北口ひとみ 委員 なかなか難しい問題と思いますけれども、よろしくお願いいたします。
○五頭 委員長 橋本副委員長。
◆橋本佳子 委員 障害児の就学指導なんですが、平成29年にはなってしまうんですが、ここで現状を聞いておかないと次年度の決算ではとても間に合わないのでお伺いしますが、就学先が、今度茎崎地域に限って伊奈の支援学校、それから、違うところはつくばといろいろ就学先が変わっていくという中で、現状の相談とか、そういうところで何か特徴的なことというか、何か課題とかがありましたらお願いします。
○五頭 委員長 土田
特別支援教育推進室長。
◎土田
特別支援教育推進室長 旧茎崎町に居住しているお子さんで次年度就学に向けての相談が上がってきております。こういったお子さんについては、来年度から通学区域になる伊奈特別支援学校と今年度何度も連携をしておりまして、伊奈特別支援学校での体験入学や学校見学等の行事がありますので、そちらについても案内を配布して、実際に伊奈のほうに見学に行かれたり、体験入学を進めているお子さんもいます。あくまでもこちらも本人と保護者の意向に沿ってということで進めているところです。
○五頭 委員長 橋本副委員長。
◆橋本佳子 委員 この点についての保護者間の混乱と言いますか、そういった新1年生の中でのそんな話は大丈夫なんですか。
○五頭 委員長 土田
特別支援教育推進室長。
◎土田
特別支援教育推進室長 今のところは、こちらで把握しているところでは、特に保護者のご希望に沿って伊奈のほうにも進めているということですので、今のところはありません。
○五頭 委員長 柳沢委員。
◆柳沢逸夫 委員 実績報告書の326ページですけれども、1番の教育相談適応指導教室の運営というところで、先ほど委員のほうからもありましたが、面接相談件数、複数回同じ人がということがあるとお聞きしましたが、平成26年度から平成27年度、平成28年度で大分ふえておりますが、どのような傾向になっているのか、わかれば。
○五頭 委員長 根本
教育相談センター所長兼
教育指導課参事。
◎根本
教育相談センター所長兼
教育指導課参事 先ほどもちょっとお話をさせていただきましたが、面接相談時間の増という部分での回数の増と、それから、同じ方が月1回や月2回、それから、毎週というような形で相談をそれぞれ対応しておりますので、その対応に応じて回数がふえていたりするのかなと思っております。
○五頭 委員長 柳沢委員。
◆柳沢逸夫 委員 具体的な内容ですけれども、例えばいじめとか、あるいは精神的な自立とかストレスとかいろいろあるかと思うんですが、その傾向としてはどういう傾向か。
○五頭 委員長 根本
教育相談センター所長兼
教育指導課参事。
◎根本
教育相談センター所長兼
教育指導課参事 約7割が不登校での相談、学校へ行けないという部分での相談というのが約7割、それ以外はお子さんのトラブルのことであったり、それ以外の部分での相談となっております。
○五頭 委員長 柳沢委員。
◆柳沢逸夫 委員 不登校で学校に行きたくないという主な理由といいますか、そういうのは。
○五頭 委員長 根本
教育相談センター所長兼
教育指導課参事。
◎根本
教育相談センター所長兼
教育指導課参事 いじめという部分がスタートで始まったというところもありますけれども、基本的には子どもたち同士のかかわりの中でうまく自分を表現できないということで、かかわりが難しいというところでこちらに相談に来る子が多くて、その学校に復帰させるために適応指導教室などを開いて、同学年の子どもたちとかかわりが持てるという機会をとって、それで対応しているということです。
○五頭 委員長 柳沢委員。
◆柳沢逸夫 委員 その相談を受けて、指導して、改善ということが見受けられますか。
○五頭 委員長 根本
教育相談センター所長兼
教育指導課参事。
◎根本
教育相談センター所長兼
教育指導課参事 完全に学校に復帰できるという事例が多いということは余りありません。ただ、1週間に何回か学校に登校できるとか、学校のほうとのケース会議等も開いておりますので、それで回復傾向にあるということは、いろいろな子どもたちで実績としては上がっております。
○五頭 委員長 柳沢委員。
◆柳沢逸夫 委員 前の人事の回答の中で、現在1,800人近い正職員がいるかと思うんですが、1割ぐらいがストレスを感じていると、うち20%ぐらいの方が産業医に相談しているというような話をお聞きしまして、大人もそういう傾向にあるということなのかなと思ったんですけれども、例えばいじめとかの場合は対症療法があるかと思うんですけれども、精神面と言いますか、ストレスを抱え込まないような指導というか、そういうこともやっていらっしゃるのでしょうか。
○五頭 委員長 根本
教育相談センター所長兼
教育指導課参事。
◎根本
教育相談センター所長兼
教育指導課参事 精神的な部分で、医者のほうとのかかわりという部分になってきますと、相談という部分とは若干異なってくることもありますので、各病院の小児科の方々とかにご紹介をして、こういうところでカウンセリングを受けたらどうですかということのご相談というのは、随時行っております。
○五頭 委員長 柳沢委員。
◆柳沢逸夫 委員 非常に将来あるお子さんですので、大事なことだと思いますので、適切な指導、相談によっていい方向に改善するように、ぜひともよろしくお願いしたいと思います。
○五頭 委員長 皆川委員。
◆皆川幸枝 委員 実績報告書の337ページです。平成28年度は学校のトイレ改修は九重小学校ということですけれども、今後の改修計画というのはあるのでしょうか。
○五頭 委員長 安田教育施設課長。
◎安田 教育施設課長 平成29年度、今年度につきましては、吾妻小学校の中央棟と桜南小学校、これにつきましては、平成28年度の3月の国のほうの補正予算での対応ということで、市のほうも対応しております。
平成30年度につきましは茎崎三小ということで予定をしております。
○五頭 委員長 皆川委員。
◆皆川幸枝 委員 一般質問等でもトイレの改修については何回か出ておりますけれども、今の子どもたち、なかなか和式トイレだとできないという子が結構いまして、洋式化していく必要性もあるかなと思います。
それと、学校で床のタイルのところに水が漏れるというんですが、それでびちゃびちゃになっていて不衛生のところもありますし、あと、においですね、老朽化しているためか、においがトイレの付近だけでなくて、結構、本当広くにおいが出ているようなところとかもありますので、学校からの要望も出ているんじゃないかと思うんですけれども、現地もちょっと見ていただきながら、そういうところは前倒しで対応していただけるように、今後、検討をお願いしたいと思います。
○五頭 委員長 要望ですね。
北口委員。
◆北口ひとみ 委員 学校給食のところなんですけれども、392ページ、給食センターの運営審議会に要する経費のところなんですが、これ給食センターの運営に関しての審議会であるというのは重々承知しているんですが、先般、農業部のところで地場野菜のことをずっと聞いていると、米というのは給食センターのお米に関しては県が一括して出すとなっているので、そこにつくばのお米をうまく抱き合わせて使ってもらっているというお話がありましたけれども、その米の比率をもう少しふやすことによって、地場産の取り組みがふえていくということを考えると、それは個々で話し合う内容なのかなとは思うんですが、そういったことについては、検討とかはあるでしょうか。
○五頭 委員長 中山教育局次長兼健康教育課長。
◎中山 教育局次長兼健康教育課長 地場産の学校給食への活用なんですが、お米につきましては、今、委員言われましたように、週3回、つくば市のお米を全て使っております。
そのほか、地場産の野菜について、もうちょっと活用をふやそうということで、現在、検討中でございます。
JAが市内に二つありますけれども、JAとか栄養士などと協議をしておりまして、もっと活用できないかということで、現在、検討をしております。
○五頭 委員長 北口委員。
◆北口ひとみ 委員 今、お米の日が3日でパンと麺が2日というような割合だったかと思うんですけれども、そういったのを米を4日にして、パンと麺を少し減らしていくとか、栄養バランスの問題になってくるんですけれども、割と子どもに好かれるパンにしようと思うと菓子パン的なものが出たりとかということがあるということを、メニューを見てご意見が届いたりしているんですね。なので、大体、日本全般が米離れをしている中で、学校給食でしっかりお米を使ったらいいんじゃないですかというのと、また、つくば市はすごく米どころで、そういった米を食べることによって郷土への理解を深める、何かちょっとこじつけですけれども、そういったことも含めて、米の消費が進めばいいなということを考えました。そういったことを、学校給食運営審議会等々で話せないんだったら、そういった学校給食のあり方そのものを考えるような場面というのを、どこかに設けていただくということはできないのでしょうか。
○五頭 委員長 中山教育局次長兼健康教育課長。
◎中山 教育局次長兼健康教育課長 そうですね、学校給食のお米とパンと麺類の関係ですけれども、実際、お米については、そのお米の消費拡大という観点から進めてきたということなんですけれども、実際にパンと麺類については、全体からすると実際には数的には提供する日は少なくなってしまいますので、その辺の数のバランスについては、現在で適当なのかなとは考えております。
○五頭 委員長 滝口委員。
◆滝口隆一 委員 346ページの学校図書館司書教諭補助員に要する経費ということですが、これを見ておりますと、なかなか立派に活動されていると私は思います。それで、15学級以上の小学校には週4日、未満は週2日ということになっているんですが、もう少し配置できないのかなと思うんですが、その辺の事情はどうなんでしょうか。
○五頭 委員長 中山教育指導課長。
◎中山 教育指導課長 時間的、あるいは回数的な部分でもう少し配置できれば、多分学校のほうも、それに応じて活用することで、子どもたちへの還元という部分でふえてくる部分は多分にあるんじゃないかと考えております。
○五頭 委員長 滝口委員。
◆滝口隆一 委員 増員を要望するという計画はあるんでしょうか。
○五頭 委員長 中山教育指導課長。
◎中山 教育指導課長 ただいま検討をしているところでございます。できるかどうか、ちょっとわからないところもあるんですが。
○五頭 委員長 滝口委員。
◆滝口隆一 委員 お金の問題が主だと思いますので、ぜひこういう効果のあるものを少ないまま置いておくという手はないだろうと、1小学校に1人ぐらいいてもいいんじゃないかと思いますので、ぜひ教育委員会のほうからも強く財政当局に要望されたいと思います。
○五頭 委員長 関連で橋本副委員長。
◆橋本佳子 委員 図書館のほうなので関連で聞きますが、373ページの図書館運営に要する経費にかかわってくるんでしょうか、図書館の新書をどれぐらい購入したかという数字が見当たらないんですが、すみませんが、平成28年度はどのぐらいの新書の購入をしたのかお聞かせください。
○五頭 委員長 椙山中央図書館長。
◎椙山 中央図書館長 年間の受け入れ資料数ですが、平成28年度ですと2万2,307点、図書のほうが2万1,815冊、それから、視聴覚資料が492点になっております。
○五頭 委員長 橋本副委員長。
◆橋本佳子 委員 本は2万1,815冊ですね。ごめんなさい、ここに書いてありましたね。
新書の購入とかは経年的に見て、これは計画的に新書の購入については進んでいるのか伺いたいんですが、予算の関係で言ってどうですか。
○五頭 委員長 椙山中央図書館長。
◎椙山 中央図書館長 新書につきましては、市の選書の方針もありますけれども、平成25年に図書に関して出版社、それから、著者、それから、図書館等も余り新書とか文芸書なんですけれども、そちらで図書館利用の首を絞めているといったものもありますので、その辺については連携をしながらということで、つくばの場合は大分利用者が多いんですが、その辺については空き待ちをしていただいて見ていただくようになっております。
○五頭 委員長 橋本副委員長。
◆橋本佳子 委員 要するに同じような本とか何冊か買うという意味なんだと思うんですけれども、国のほうから、そこら辺の予算的なところで何か一定の縛りがかかったということと受け取っていいんですか。
○五頭 委員長 椙山中央図書館長。
◎椙山 中央図書館長 国のほうから縛りということではなく、その辺の連携についてはバランスをとって購入しております。図書館は新書だけを貸すところではございません。古い本とか、いろいろ公共図書館にはその役割がございますので、その辺を重視して、うちのほうでは選書委員会をこまめに開いて購入する本のほうは選んでおります。
○五頭 委員長 橋本副委員長。
◆橋本佳子 委員 もう一つ関連して、オンライン地域交流センターの図書運営という、オンラインということで、交流し合うという意味で伺いたいのは、これは、つくばの中央図書館もありますが、行政区を越えた連携というのはあるんですか。例えば周りのつくばみらい市とか牛久市とか、県西のほうにもあるのかもしれない、何かそこら辺との連携について伺いたいんですが。
○五頭 委員長 椙山中央図書館長。
◎椙山 中央図書館長 市町村を越えてということで、つくば市からの貸し出しは、今のところはしておりません。地域によりまして下妻市とか旧明野町なんですけど……(「桜川市」と呼ぶ者あり)桜川市ですか、その辺については、向こうのほうでは旧筑波地区の人とか、下妻市については旧大穂地区、筑波地区の人に貸し出しをするということは実施しております。以前つくったカードを更新している方に限るということでやっているようです。
つくばのほうなんですが、今の時点では貸し出しが、さっき新書の話もありましたが、人気本については200人くらい並ぶという傾向ですので、なかなか他自治体までその辺、貸し出しというのが、今なかなかちょっと難しいかなということで、でも検討はしております。
○五頭 委員長 橋本副委員長。
◆橋本佳子 委員 他の自治体に貸し出すというのと、プラス、例えば他自治体から借りるというのは自由なんですか。
○五頭 委員長 椙山中央図書館長。
◎椙山 中央図書館長 司書のほうが、つくば市にない図書に限って検索をして、市町村、県を越えてということもありますが、そういったところであった場合は、そちらに連絡をして借り受けというのは、相互貸し出しのほうでやっております。
○五頭 委員長 橋本副委員長。
◆橋本佳子 委員 例えば茎崎に図書館がありますけれども、そこで例えば隣の牛久市のほうにある図書館のものを借りたいと申し出れば、借りられる、そういう意味なのかな、すみません、もう一度。
○五頭 委員長 椙山中央図書館長。
◎椙山 中央図書館長 先ほどのは、つくばの図書館にないものに限って市外とか県外、国立国会図書館とかにあった場合には、そちらに司書のほうから連絡をして借り受けできるということをお話しておりまして、あるものを茎崎の方が牛久ということは、そういった相互利用はやっておりません。
○五頭 委員長 橋本副委員長。
◆橋本佳子 委員 あるものという意味は、中央図書館にあるものという理解ですか。
○五頭 委員長 椙山中央図書館長。
◎椙山 中央図書館長 中央図書館だけではなく、四つの交流センター、そちらにもあれば中での貸し出しができますので、その場合は牛久のほうから借りることはできません。
○五頭 委員長 ちょっとまとめて質問をよく。
皆川委員。
◆皆川幸枝 委員 先ほどの346ページの司書教諭補助員についてですが、滝口委員おっしゃったとおり、日数の制限というのもありまして、学校には週2日のところもありますし、週4日で配置されているところもあるんですが、あと時間の問題というのがありまして、大体勤務が2時ぐらいで帰ってしまわれる司書の補助員の方もいらっしゃるので、どうしても貸し出しのできる時間が真ん中の休みだけに限られてしまうということで、なかなか子どもたちが図書室に行く時間というのが限られてしまうというか、放課後なども行けるような工夫というのが必要かなと思うんですけれども、そういったところで、もう少し勤務時間をふやしていただきたいというのが意見です。今のは要望です。
一方、中学校のほうなんですが、中学校のほうは補助員がいないわけですね。ボランティアの方に週2日とかで図書の整理ということで行っていただいていると思います。
実績報告書の354ページに、中学校の図書室用図書備品の購入ということで書いてありますが、これが予算900万円ほどですけれども、これは学校単位で見るとどれぐらい予算が行っているのでしょうか。
○五頭 委員長 学校単位ですね、ちょっとお待ちください。
そのほか、皆川委員。
◆皆川幸枝 委員 その図書の決定なんですけれども、今、補助員がいらっしゃらないのでどういう本を購入するのかについては、誰がどういうふうに決めて購入しているのかについてお聞きしたいと思います。
○五頭 委員長 それもあわせて。
山中委員。
◆山中真弓 委員 それに関連するんですけれども、343ページの小学校の図書の購入のところで、前年から本年度、金額がかなり減っているんですけれども、これはなぜなのでしょうか。
○五頭 委員長 間中学務課長。
◎間中 学務課長 こちらにつきましては、前年度が小学校の
教科書改訂がありまして、その関係で減っているというところでございます。
○五頭 委員長 山中委員。
◆山中真弓 委員 今のは教材費が減っているということ、では図書ではなかったということですか。
○五頭 委員長 間中学務課長。
◎間中 学務課長 図書も含めてということになります。
○五頭 委員長 山中委員。
◆山中真弓 委員 小学校にうちの息子が行っているんですけれども、結構子どもの中で人気のある本というのは、偏っていたりすると思うんですけれども、借りたい本がなかなか借りられないというのを言っていまして、それは私の息子に限らず、ほかの保護者の方も言っていて、そういうところを補充していくというところは考えられていないのでしょうか。
○五頭 委員長 間中学務課長。
◎間中 学務課長 選書につきましては、学校のほうから要望があったものを買っておりますので、先生方がそういうのを把握されているかと思います。
○五頭 委員長 北口委員。
◆北口ひとみ 委員 360ページの幼稚園管理運営に要する経費のところなんですが、幼稚園管理運営の1番のところに、幼稚園臨時教諭の補充ということで、特別支援を要する園児の介助とか、育休代替、未就園児体験保育指導員等々ということで補充があるのはわかるんですけれども、そもそも幼稚園の教諭の配置を決めるのは、大体どのぐらいの時期に決めておられるのかお聞きしたいんですが。
小学校、中学校の場合は4月から5月の異動で、ふえた場合は1人またふえたりしますよね、この幼稚園の場合は市の管理なので、どういう状況になっていますか。
○五頭 委員長 上方
教育総務課長。
◎上方
教育総務課長 幼稚園の教諭につきましては、教育総務課が担当しておりまして、11月、12月ぐらいに園長先生の面談とかを行いまして、実際の人事に関しましては、翌年3月中旬ぐらいには決定する方向で進めております。
○五頭 委員長 北口委員。
◆北口ひとみ 委員 ということは、3月異動があって、4月から急激に予測とずれてきた場合は対応できているということですか。
○五頭 委員長 上方
教育総務課長。
◎上方
教育総務課長 それは、幼稚園のクラス数がふえた場合のお話ですか。
○五頭 委員長 北口委員。
◆北口ひとみ 委員 クラス数なのか人数か、ちょっとわからないんですけれども。
○五頭 委員長 質問をちゃんと意味を伝えていただかないと、こっちも答えられないから、少しまとめてください。言葉、言葉でどんどんやっていったらわからなくなっちゃうから、それちゃんとまとめて、わかりやすく質問してください。
上方
教育総務課長。
◎上方
教育総務課長 年少につきましては1クラス30人、年長につきましては35人という体制で行っておりますが、人数につきましては、幼稚園の幼児につきましては人数を把握した上で調整をしております。
○五頭 委員長 北口委員。
◆北口ひとみ 委員 今のつくばのいろいろマンションが建ったりというエリアについては、なかなか3月末での異動というより、5月に異動があったりとかいろいろなことが起きています。そういった場合の臨機応変というのは、ここの臨時教諭の補充という形で補充がされているのでしょうか。
○五頭 委員長 小川学務課係長。
◎小川 学務課係長 幼稚園の教諭の配置なんですけれども、1月30日の申し込み人数によって教諭の配置が決められます。
○五頭 委員長 北口委員。
◆北口ひとみ 委員 ということは、3月に人事が行われているとはいえ、1月30日現在の人数で配置が決まっているということと理解しました。3月、4月、子どもたちがふえた場合の対応としては、この補充という形になるのでしょうか。
○五頭 委員長 小川学務課係長。
◎小川 学務課係長 臨時教諭の補充というのは、幼稚園の障害児のほうの介助員とか育休代替とか、そういった補充のことを言っておりますので、人数がふえたからといって先生の数は変わりません。
○五頭 委員長 北口委員。
◆北口ひとみ 委員 小学校とかだったら1人、2人ふえても何とかなるのかもしれないんですが、年少児の場合はなかなか目の行き届かなかったりということもあるので、健常児であっても人数が超えるようだったら、そういった教諭の補充というのを考えていただけないかなということを要望して終わります。
○五頭 委員長 先ほどのですか、どうぞお願いします。
間中学務課長。
◎間中 学務課長 先ほどのご質問の中学校の図書が1校当たりどのくらいかということなんですけれども、約60万円程度になります。
○五頭 委員長 皆川委員。
◆皆川幸枝 委員 図書の購入を決めているのは、授業を持っている先生というか、図書担当の先生が決めているのでしょうか。
○五頭 委員長 間中学務課長。
◎間中 学務課長 委員おっしゃるとおりに、学校で選書をしていただいたものを、こちらで買っているという状況でございます。
○五頭 委員長 皆川委員。
◆皆川幸枝 委員 学校の図書室に行くと、本はそれなりにあるんですけれども、やはり古い本が結構あるせいか、それを移動させて新しい本が入っていないのかなという感じがします。ボランティアだけで週2日だと、本当に図書の整理で終わってしまうということで、その辺、どの本を入れるか、どの本を廃棄するかという判断の時間というのがないのかなと思っていますので、小学校は大分1人は配置されていますけど、中学校についてもぜひ前向きにふやしていくというか、ご検討をお願いしたいと思います。
○五頭 委員長 要望ですね。
次に橋本副委員長。
◆橋本佳子 委員 360ページの幼稚園管理運営のところに戻りますが、今、各幼稚園の中で人数がなかなかそろわない、充足していないというおおよその状況があると思うんですが、例えば谷田部とか、そういうところは子どもの数がふえているという現状がある一方で、減っているところもあるというところの、園区というんですか、園区を幾らか見直したりすることで解消する方策もひとつ考えていただければいいかなと思ったんです。
実は、入れないというので、ちょっと離れているけれども空いている幼稚園に行くんだけれども、バスがないので送迎になっちゃいますとか、いろいろな条件で断念するとか、そういったケースも出ている地域もありますので、そこら辺、もうちょっと事情を研究したりしながら、若干の園区の見直しで緩和ができるのか、そこら辺の検討は学区審議会ですることだと思うんですが、そういうところに提案していただければと思っているんですが、そこら辺の課題というのは、何か認識していらっしゃればお願いします。
○五頭 委員長 間中学務課長。
◎間中 学務課長 改めて課題ということではないんですけれども、今、委員のおっしゃいましたとおりに、現在、学校適正配置計画等に着手しておりますので、そちらの中で検討していきたいと思っております。
○五頭 委員長 橋本副委員長。
◆橋本佳子 委員 よろしくお願いします。要望です。
次に、ページ数になりますが、332ページのつくばスタイル科振興に要する経費ですが、これは前年度も本年度もそうなんですが、予算はかなり取っているわりには支出が少ないという状況になって、ずっと2年ぐらいこれが続いているんですが、そもそも予算額が見積もりがちょっと多いのかどうなのか、そこら辺、ちょっとお願いできますか。
○五頭 委員長 毛利
総合教育研究所長。
◎毛利
総合教育研究所長 この予算が使い切っていないというのは、見積もりではなく、これは謝金になります。つくばスタイル科で各学校で講師を呼んだときの謝金になります。謝礼ですね、お金だけでなくて、図書券でお支払いすることもあるんですが、要するに謝礼になります。
それで、各学園、謝礼が7万円、消耗品が2万5,000円、このときは各学校に令達をしていたんですが、以前は割とお金をお支払いして、それで講師の方に来ていただいていたんですが、つくばスタイル科が平成24年度から始まっておりまして、随分うまく回るようになってきまして、割とお金がかからない講師の方に来ていただくことがふえました。なので、つくばスタイル科自体がやらなくなったのではなくて、やっている回数は一緒なんですけれども、無料の講師とか、ボランティアの人も専門的になってきまして、ですのでお金がかからなくなってきたというのが現状でございます。そのため、その年150万円謝礼代を取っていたんですが、60万円補正でお返ししまして、年間90万円使ったことになっておりまして、平成29年度におきましては、これを見直しまして、計上そのものを80万円に下げております。その分をもっと違う学校から要望のあったものに変更したりしている状況でございます。
○五頭 委員長 橋本副委員長。
◆橋本佳子 委員 内容が前年度と変わらないのにこうなっていたので、ちょっと不思議で聞きましたが、よくわかりました。それで、もう一つだけで終わりますのでよろしいですか。
もう1点伺います。ページ数にして377ページの文化財調査に要する経費なんですが、貴重なものが見つかったというのもたまに出たりして動いているなというのはわかっているんですが、そこの真ん中の開発事業関係というところの各種開発に伴う照会調整調査件数とかが急増しているという中で、適正に悪影響を及ぼさないために前年度やってきたというのが平成27年度なんですが、平成28年度のところは「辛うじてできています」という書き方にちょっと変わっていたので、そこら辺のところで非常に悪影響を及ぼさないということについての課題が膨らんできているのかなという気がしたものですから伺いますが、現状をお聞かせください。
○五頭 委員長 山本主任参事兼文化財課長。
◎山本 主任参事兼文化財課長 「辛うじて」という言葉は、あえて言ったところはあるんですけれども、とにかく平成24年度から出るのも倍増になっていますけれども、それ以前、ちょっと記憶にないんですけど、TXが開通したこととか、消費税が5%から8%になって値上がりしたときの駆け込みとかでふえて、それがずっと高どまりになって、高どまり以上の状況が続いていまして、職員、ほかの事業になかなか手がつけられないのでこっちに集中するような形になりながら事業を行っていますので、そういう意味で「辛うじて」という言葉を使わせてもらっております。
とにかく、本当に全国的には開発件数が減って、それに伴って調査は減っていると言われているんですけれども、つくばの場合は成長のある都市ですので、そういう意味でふえていますし、それに何とか対応するように努力しているところであります。
○五頭 委員長 橋本副委員長。
◆橋本佳子 委員 非常に地味ですが大事な事業だし、今、ジオパークとかいろいろなところで地域を見直すという動きが出ておりますので、開発地域を抱えている中で件数が非常にふえているのはよく事情はわかりますので、そこら辺、支障がないような手立てを、ぜひ考えていただきたいなということを要望したいと思います。
事情はよくわかりました。
○五頭 委員長 皆川委員。
◆皆川幸枝 委員 実績報告書の341ページです。校内植栽の維持管理ということで、植栽剪定費に予算では490万円ほどついておりまして、20校の植栽剪定をしているということですが、学校のほうでも先生方は大分頑張って、自分たちで剪定したりということで、剪定と本来の業務と両方大変だなと思って見ているんですが、この植栽剪定を業者とかにお願いする場合というのは、どういうときに業者にお願いするのか、その基準についてお伺いしたいと思います。
○五頭 委員長 安田教育施設課長。
◎安田 教育施設課長 植栽の剪定につきましては、夏場にかけてかなり伸びが激しいということになりますので、その状況を学校の先生と確認をしながら委託を頼んでいる状況でございます。
○五頭 委員長 皆川委員。
◆皆川幸枝 委員 そうしますと、今のお答えですと、先生のほうから、ここはちょっと切ってほしいという要望があれば大方対応できるということでよろしいでしょうか。
○五頭 委員長 安田教育施設課長。
◎安田 教育施設課長 行事の前には、学校の先生方とかPTAの方でボランティアでやっていただいていると思うんですが、高木であるとか、そういったボランティアではちょっと難しいようなものについて、状況を確認しながらやっているような状況でございます。
○五頭 委員長 皆川委員。
◆皆川幸枝 委員 他校から来た先生などからは、ほかでやっていたときはもっと市のほうから対応してもらえたという声も聞いております。ちょっと明確に比較していないので、その辺の事実はわかりませんけれども、もし本当にそれが事実であれば、もう少し植栽管理についても予算のほうを検討していただきたいと思います。
あと、現場へ行きますと、紙代も足りないという声も、紙も本当にかなり使えないで、厳しく使っているというお声も聞きますし、あと教員の人員についても毎年議会にも請願が上がっていますけれども、40人近い生徒を1人の先生で見ているというのは、本当に丸つけだけでも大変ですということで、なかなか一人一人の対応まで行き届いていない部分があるかなと思いますので、ぜひ教育予算について、現場重視で考えていただきたいなと思います。
以上、意見です。
○五頭 委員長 山中委員。
◆山中真弓 委員 今のにも関連するんですけれども、388ページの教職員安全衛生管理業務の実施ということで、私も9月議会で質問したんですけれども、ストレスチェックを2校していたのを、今年度から全校に広げたということで、その点は本当に頑張って予算つけていただいて、先生方のストレスのことも考慮していただいていることは本当にありがたいなと思うんですけれども、ストレスチェックをして、それで終わりになってしまっては何の意味もないので、9月にも要望したんですけれども、ぜひ文科省に倣った、まず時間外労働時間の調査をする予定が今後あるのかどうかを教えてください。
○五頭 委員長 中山教育局次長兼健康教育課長。
◎中山 教育局次長兼健康教育課長 時間外調査につきましては、現在のところ80時間、100時間以上ということで、この間の議会で答弁したとおりなんですが、また、来年度、タイムカードの導入ということも、現在、検討中でございます。
○五頭 委員長 山中委員。
◆山中真弓 委員 タイムカードを導入していただくということで、それもひとつ大事なところかなと思うんですけれども、文科省のやり方ですと、匿名でやっているというところに大きな違いがあるかなと思うんです。今の市でやっている調査というのは、一応メンタルヘルス的な観点からということで、時間外労働の調査とは違いますと答弁をされていたと思うんですけれども、きちっと、誰が学校によってどれぐらい時間外労働をしているのかとか詳細に調べるべきときが、今来ているんじゃないのかなと思っていますので、いただいた資料でも学校ごとに時間外労働の人数が出ていましたが、不自然なほどに同じ学校しか出ていないとか、出ていない学校はずっと3年間ゼロというところもあるので、恐らくそれは実態をきちっと把握できていないと思いますし、タイムカードを導入したとしても、恐らくその辺は正確に出てこないのではないかと思うのです。なので、匿名で調査をする方法を一度実施していただきたいなということを要望したいんですけれども、それについてはどうお考えでしょうか。
○五頭 委員長 中山教育局次長兼健康教育課長。
◎中山 教育局次長兼健康教育課長 同じ学校がいつも残業が多いというような結果が出ているということですが、健康教育課としましては、各学校に対しまして、当然これは正直に出してくださいということでお願いをいつもしております。その詳細の個人名も含めてということですか、それについては、まだ今の段階でタイムカードを導入ということで検討中でございますので、今のところ、それをまず検討していきたいと考えております。
○五頭 委員長 山中委員。
◆山中真弓 委員 個人名ではなく、匿名で、学校を通さずに調査をしてほしいなと思っています。
やっぱり学校を通してですと、今、学校ごとにも違うという話は聞いているんですけれども、時間など一切書かずに、出勤したかどうかの出勤簿だけのところもあると聞いていますし、時間を一切把握できていない学校もあるようですので、学校を通さずに教育局のほうで集計できるようなやり方でちょっと調べていただくことも、ぜひ考えてください。
要望です。
○五頭 委員長 橋本副委員長。
◆橋本佳子 委員 すみません、一つ聞き漏らしていました。文化財維持管理の378ページの一番下なんですが、文化財保護指導員の設置のところが、平成26年度末から1名退職で空席となっているようですが、現在もなしと書いてあるんです。これはこのままの状態で、指導員の設置はどういうふうになっていくのでしょうか、これは必要な設置なのかも含めてお願いします。
○五頭 委員長 山本主任参事兼文化財課長。
◎山本 主任参事兼文化財課長 必要と思われるんですけれども、これに限らず事業名で、その二つ前に376ページ、文化財保護審議会というのがあるんですけれども、つくば市は自然科学系の有識者の方が非常に多いと思われるんですけれども、人文科学とか、特に歴史文化財系の方はなかなか少ないということで、この分野の人を探すのにちょっと困っているところがあります。文化財保護審議会も何とか大学の先生とかに入っていただいているんですけれども、そっちは審議会ですから、そんなに時間的にとられることはないんですけれども、指導員になりますとかなりの知識を持った方々に、それこそ先ほどから出ていますけれども、かなりの時間出ていただかなければならないということで、現役の方は非常に難しいと、退職された方ということもあるんですけれども、例えば県の文化課とか教育財団とかにつくば市から行かれた方がほとんどいないに近いと、そういうこともありまして、今、空席なんですけれども、探すことは続けております。
○五頭 委員長 橋本副委員長。
◆橋本佳子 委員 つくば市に住んでいて、つくば市のこともしっかりわかっているという条件がなければ、逆に言えば務まらないという、そういうことなんですか。
○五頭 委員長 山本主任参事兼文化財課長。
◎山本 主任参事兼文化財課長 どちらかと言うと、そういうことになります。なるべくでしたら地元の事情に精通している方、そういう方が望ましいと考えております。
あと、近隣でも土浦市とかで、つくば市のことを知っている方がいらっしゃるかもしれませんけど、よそでもなかなかそういう方がいらっしゃらないというところはあるみたいです。
○五頭 委員長 橋本副委員長。
◆橋本佳子 委員 ということは、これはあれですかね、つくば市に限らず、いろいろなところでこういう問題が起きていると理解してよろしいんですか。
○五頭 委員長 山本主任参事兼文化財課長。
◎山本 主任参事兼文化財課長 文化財保護指導員制度自体は、恐らくよその自治体ではほとんどやっていないと思います。極端な話、つくば市で前に教育長をやられていた井坂先生という方がいらっしゃいましたので、非常に大学教授並みの知識を持たれた方でしたので、そういう方にお願いしていたんですけれども、そんな方が県内に余りいませんので、つくば市以外ではほとんどやっていないと思います。
○五頭 委員長 ほかにないようですので、認定第1号の教育局の質疑を終結いたします。
以上で認定第1号から認定第8号に対する質疑を終結いたします。
これより認定第1号から認定第8号までの自由討議、討論、採決に入ります。
初めに、認定第1号 平成28年度つくば市
一般会計歳入歳出決算認定についての自由討議に入ります。
意見等のある方は発言願います。
順次、発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○五頭 委員長 ないようですので、以上で自由討議を終結いたします。
続いて、認定第1号に対する討論を行います。
まず、反対討論の発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○五頭 委員長 賛成討論は。
滝口委員。
◆滝口隆一 委員 予算がつくられたときは前市長時の予算で、その当時は反対討論を行いました。ここ3日間、いろいろな話を聞いておりまして、新しい市長になってから、年度的に言えば3カ月程度ということなんですが、かなり市政に変化が見られたというのが、答弁を聞いていて感じられました。そういうことで、本決算に賛成するものであります。
立ち入って見ておりますと、本審議の中で、例えばこれは私が前から問題にしてきたことですが、お年寄りの緊急システムとか愛の定期便で有料化を前市長時に行われたんですが、これについてももう1回見直しをするという話もありましたし、学校図書館の司書教諭ももっと欲しいなという意見もありました。
そういう形で福祉や教育中心に改善の方向が議論され、示されてきています。この改善方向については、ぜひとも平成30年度予算に反映されるよう強く要請します。
また、この間の取り組みの中で、例えば乳幼児健診が100%行われるとか、それから、生活保護費の扶助費の国による改悪に対して予備費で充当されるとか、そういうような大きな成果も上がってきているところです。そういう点を評価するものであります。
さらに、本審議の中でもさまざまな要望も出され、それに対して、市当局としてもすぐに検討したいというようなことも出てきています。そういうことについては、しっかり今後やってほしいと思います。
最後に懸念される問題でありますが、一つは沿線開発で人口がふえていると言いながら、実際には移転者の44%は市内居住者がそこに移転しただけというような数値が出ました。それから県内からの移転者もかなりの二十数%を占めるということで、ほとんどが市内及び県内ということで、東京その他から来るのはかなり少なくなってきているという状況です。これは、全県的に見ても過疎とそうじゃないところという分け方がされるわけですが、市内においてもそうした問題が出始まってきているということで非常に心配なところであります。今後の検討が必要なことだと思います。
それから、国民健康保険の県移管ですね、これも、まず本来ならば国の対策が必要と考えます。とりあえず1,700億円の対策が行われましたが、これも引き続き対策をしないと、県に移管したならば国民健康保険税は上ると、今でも大変なのに、さらに上られたのでは困るというようなことも考えられます。そういう点も懸念される材料でありますので、今後の検討が必要と考えます。
そういうことを述べまして、今回新しい市政になった3カ月を評価して賛成討論とするものであります。
○五頭 委員長 ほかに賛成討論はないですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○五頭 委員長 ないようですので、認定第1号の討論を終結いたします。
これより認定第1号を採決いたします。
認定第1号は、認定すべきものとすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○五頭 委員長 ご異議なしと認め、認定第1号は認定すべきものと決定いたしました。
次に、認定第2号 平成28年度つくば市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についての自由討議に入ります。
意見等のある方は発言願います。
順次発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○五頭 委員長 ないようですので、以上で自由討議を終結いたします。
続いて、認定第2号に対する討論を行います。
まず、反対討論の発言を許します。
橋本副委員長。
◆橋本佳子 委員 反対の立場で討論いたします。
予算のときにも理由をご説明いたしました。国民健康保険、この間、何回かの値上げをする中で均等割、要するに所得に関係なく家族が多ければ人数分の負担がふえる、これが国保の逆進性の要因になっているわけですが、このつくば市の均等割額は県下でも、今回さまざまな値上げを繰り返す中で上位になっております。公費拡充を実施されておりましたけれども、これも保険料引き下げには充てられなかったというのが実態でございます。
決算の中でも資格証明書の発行数や短期保険証の発行数、また収納率については非常に全体の平均は上がっているけれども、特徴的に収納率が低いのは低所得の部分だということも改めてはっきりしたところでございます。
こういった観点に立ちますれば、平成28年度の国民健康保険特別会計につきましては、私たちがこの間述べてきた、値下げを求めてきたわけですけれども、この立場に立った決算にはなっておりませんので、反対といたします。
○五頭 委員長 次に、賛成討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○五頭 委員長 ないようですので、認定第2号の討論を終結いたします。
これより認定第2号 平成28年度つくば市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてを挙手により採決いたします。
認定第2号は、認定すべきものとすることに賛成の方の挙手を求めます。
〔挙 手 多 数〕
○五頭 委員長 挙手多数であります。よって、認定第2号は認定すべきものと決定いたしました。
次に、認定第3号 平成28年度つくば市
下水道事業特別会計歳入歳出決算認定についての自由討議に入ります。
意見等のある方は発言願います。
順次、発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○五頭 委員長 ないようですので、以上で自由討議を終結いたします。
続いて、認定第3号に対する討論を行います。
まず、反対討論の発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○五頭 委員長 賛成討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○五頭 委員長 ないようですので、認定第3号の討論を終結いたします。
これより認定第3号を採決いたします。
認定第3号は、認定すべきものとすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○五頭 委員長 ご異議なしと認め、認定第3号は認定すべきものと決定いたしました。
次に、認定第4号 平成28年度つくば市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についての自由討議に入ります。
意見等のある方は発言願います。
順次、発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○五頭 委員長 ないようですので、以上で自由討議を終結いたします。
続いて、認定第4号に対する討論を行います。
まず、反対討論の発言を許します。
橋本副委員長。
◆橋本佳子 委員 後期高齢者医療特別会計については、反対の立場で討論いたします。
予算の委員会の中でも同様のことで反対をいたしました。平成28年度は後期高齢者医療特別会計予算につきましては、保険料の見直しということがありました。これに関しては、広域連合議会からですらも政府に対して公費の拡充をしてくれという意見が出される、こういった非常に75歳以上別建てにした差別医療に対しての、国に対しての公費拡充の意見も出される中で、連合議会では値上げは食いとめて同額の保険料ということで想定をされました。
これは、国が多くの反対、差別医療だと言われる中で導入された制度でございます。いまだこれに対しての改善もないままに進んでいる事業ということでありますので、反対をいたします。
○五頭 委員長 賛成討論ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○五頭 委員長 ないようですので、認定第4号の討論を終結いたします。
これより認定第4号 平成28年度つくば市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてを挙手により採決いたします。
認定第4号は、認定すべきものとすることに賛成の方の挙手を求めます。
〔挙 手 多 数〕
○五頭 委員長 挙手多数であります。よって、認定第4号は認定すべきものと決定いたしました。
次に、認定第5号 平成28年度つくば市作岡財産区
特別会計歳入歳出決算認定についての自由討議に入ります。
意見等のある方は発言願います。
順次、発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○五頭 委員長 ないようですので、以上で自由討議を終結いたします。
続いて、認定第5号に対する討論を行います。
まず、反対討論の発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○五頭 委員長 賛成討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○五頭 委員長 ないようですので、認定第5号の討論を終結いたします。
これより認定第5号を採決いたします。
認定第5号は、認定すべきものとすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○五頭 委員長 ご異議なしと認め、認定第5号は認定すべきものと決定いたしました。
次に、認定第6号 平成28年度つくば市
等公平委員会特別会計歳入歳出決算認定についての自由討議に入ります。
意見等のある方は発言願います。
順次、発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○五頭 委員長 ないようですので、以上で自由討議を終結いたします。
続いて、認定第6号に対する討論を行います。
まず、反対討論の発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○五頭 委員長 賛成討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○五頭 委員長 ないようですので、認定第6号の討論を終結いたします。
これより認定第6号を採決いたします。
認定第6号は、認定すべきものとすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○五頭 委員長 ご異議なしと認め、認定第6号は認定すべきものと決定いたしました。
次に、認定第7号 平成28年度つくば市
介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定についての自由討議に入ります。
意見等のある方は発言願います。
順次、発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○五頭 委員長 ないようですので、以上で自由討議を終結いたします。
続いて、認定第7号に対する討論を行います。
まず、反対討論の発言を許します。
橋本副委員長。
◆橋本佳子 委員 介護保険事業特別会計については反対の立場で討論をいたします。
予算の際にもお話をいたしましたが、3年に一度の見直しで保険料が非常に上がりました。それをきっかけに、収納率が低所得のところで顕著に落ちている、これは国保と同じでございます。介護保険は第6期に入った途端に収納率が落ちているというのが実態になっております。
その上に医療介護総合確保推進法によりまして、要支援者の訪問介護、通所介護を保険給付から外し、市町村が主体の地域支援事業、総合事業に移行したわけですけれども、また特養入居者の介護度も3以上に限定をする中で待機している人数は減りませんし、その中に当然要介護度3以上に限定されたことで外されるという、こういった方もいるというのが現実でございます。
介護施設の部屋代、食事代の補助縮小、所得160万円以上の人の医療費も2割に引き上げるという、こういう中での介護保険事業がスタートをしております。
さらに第7期の、これから作業に入っていくわけでございますけれども、介護保険料が引き上ったことにより、さらなる収納率が落ちるという懸念、また、保険あって介護なしがまさに広がっていく事態が大きく懸念をされているわけであります。
平成28年度につきましては、利用料や保険料の減免制度、申請減免制度がありましても、全く受ける人がいないという、制度あって制度なしの介護保険事業にもなっております。
こういった点もかんがみまして、今回、この介護保険事業特別会計決算には反対をいたします。
○五頭 委員長 賛成討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○五頭 委員長 ないようですので、認定第7号の討論を終結いたします。
これより認定第7号 平成28年度つくば市
介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定についてを挙手により採決いたします。
認定第7号は、認定すべきものとすることに賛成の方の挙手を求めます。
〔挙 手 多 数〕
○五頭 委員長 挙手多数であります。よって、認定第7号は認定すべきものと決定いたしました。
次に、認定第8号 平成28年度つくば市
水道事業会計決算認定についての自由討議に入ります。
意見等のある方は発言願います。
順次、発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○五頭 委員長 ないようですので、以上で自由討議を終結いたします。
続いて、認定第8号に対する討論を行います。
まず、反対討論の発言を許します。
滝口委員。
◆滝口隆一 委員 本案件につきましては、前市長策定の予算でした。平成28年3月議会では、水道会計の赤字対策の当面策として、一般会計からの繰り出しで対応すべく反対討論を行ったものです。にもかかわらず、平成28年度中には一切の対策は行われず、平成29年度に持ち越されてしまいました。本決算については、抜本的な対策に手をかけなかった前市長の施策として反対するものです。
○五頭 委員長 賛成討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○五頭 委員長 ないようですので、認定第8号の討論を終結いたします。
これより認定第8号 平成28年度つくば市
水道事業会計決算認定についてを挙手により採決いたします。
認定第8号は、認定すべきものとすることに賛成の方の挙手を求めます。
〔挙 手 多 数〕
○五頭 委員長 挙手多数であります。よって、認定第8号は認定すべきものと決定いたしました。
以上で、当
決算特別委員会に付託されました案件の審査は全部終了いたしました。
────────────────────────────────────
○五頭 委員長 次に、委員会審査報告についてお諮りいたします。
当
決算特別委員会の審査報告は、委員長が作成し、報告することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○五頭 委員長 ご異議なしと認め、委員長が作成し、報告することに決定いたしました。
────────────────────────────────────
○五頭 委員長 以上で、本日の案件は終了いたしました。
これにて
決算特別委員会を閉会いたします。
午後2時50分閉会
つくば市議会委員会条例第60条第1項の規定により署名する
平成29年10月13日
委員長 五 頭 泰 誠...