つくば市議会 2017-09-12
平成29年 9月12日都市建設委員会−09月12日-01号
平成29年 9月12日
都市建設委員会−09月12日-01
号平成29年 9月12日
都市建設委員会
つくば市議会都市建設委員会
────────────────────
平成29年9月12日 午前10時05分開会
────────────────────
出 席 委 員
委員長 小久保 貴 史 君
副
委員長 宇 野 信 子 君
委員 高 野 文 男 君
〃 ヘイズ ジョン 君
〃 塚 本 洋 二 君
〃 柳 沢 逸 夫 君
〃 鈴 木 富士雄 君
議長 塩 田 尚 君
────────────────────────────────────
欠 席 委 員
なし
────────────────────────────────────
出 席 説 明 者
都市計画部長 長 島 芳 行 君
都市計画部次長 上 野 義 光 君
都市計画部次長 中 根 祐 一 君
都市計画部次長兼
市街地振興監 菊 池 克 実 君
都市計画部都市計画課長 大 里 和 也 君
都市計画部都市計画課沿線開発整備室長 岡 田 克 巳 君
都市計画部都市計画課公共施設跡地利用室長
飯 塚 喜 軌 君
都市計画部市街地振興課長 稲 葉 清 隆 君
都市計画部市街地振興課周辺市街地振興室長
中 島 一 美 君
都市計画部市街地振興課学園地区市街地振興室長
渋 谷 亘 君
都市計画部建築指導課長 猪 野 泰 弘 君
都市計画部開発指導課長 吉 原 利 夫 君
都市計画部総合交通政策課長 中 澤 正 登 君
建設部長 栗 原 正 治 君
建設部次長 岩 瀬 武 君
建設部次長 小 又 利 幸 君
建設部道路建設課長 富 田 剛 君
建設部道路維持課長 飯 泉 法 男 君
建設部公園・
施設課長 滝 本 勝 弘 君
建設部主任参事兼営繕・
住宅課長 宮久保 正 美 君
建設部空き家対策室長 北 島 良 巳 君
建設部地籍調査課長 金 子 清 志 君
建設部防犯交通安全課長 白 井 稔 君
生活環境部長 長 卓 良 君
生活環境部次長 風 見 昌 幸 君
生活環境部次長 澤 邉 義 光 君
生活環境部次長 中 野 実 君
生活環境部環境課長 星 野 和 也 君
生活環境部廃棄物対策課長 鈴 木 洋 一 君
生活環境部クリーンセンター所長 大 野 泰 宏 君
生活環境部水道総務課長 岡 野 康 夫 君
生活環境部水道業務課長 中 泉 治 君
生活環境部水道工務課長 小神野 哲 夫 君
生活環境部水道監視センター所長 田 所 直 記 君
生活環境部下水道管理課長 中 泉 繁 美 君
生活環境部下水道整備課長 秋 葉 義 美 君
────────────────────────────────────
出席議会事務局職員
議会総務課長補佐 伊 藤 和 浩
議会総務課広報係長 野 嶋 章
裕
────────────────────────────────────
議 事 日 程
平成29年9月12日(火曜日)
午前10時05分開会
1 開会
2 あいさつ
3
審査案件
(1)議案第62号 平成29年度
つくば市
一般会計補正予算(第3号)
関係部分
(2)議案第64号 平成29年度
つくば市
下水道事業特別会計補正予算(第1号)
(3)議案第68号 平成29年度
つくば市
水道事業会計補正予算(第1号)
(4)議案第71号
つくば市
水道給水条例の一部を改正する条例について
(5)議案第72号
市道路線の変更について
(6)議案第73号
工事請負契約の締結について
(7)請願29第8号
宿泊施設の整備・充実の実現を求める
請願書(
継続審査)
4
委員会審査結果報告について
────────────────────────────────────
午前10時04分
○
小久保 委員長 おはようございます。本日は、
都市建設委員会を開催しましたところ、お忙しい中、
委員各位及び
執行部の皆様にはご出席を賜り、厚くお礼を申し上げます。
今
定例会におきまして当
委員会に付託されました議案6件、
継続審査の請願1件を審査を行いますので、よろしくお願い申し上げます。
────────────────────────────────────
○
小久保 委員長 それでは、開会に先立ち、議長からご挨拶をいただきます。
塩田議長、よろしくお願いいたします。
○塩田 議長 改めまして、おはようございます。本日は、
都市建設委員会の開催に際し、委員並びに
執行部の
皆様方にはご出席賜り、御礼を申し上げます。
今
定例会も
一般質問、
総括質疑ともに極めてスムーズに進行いたしまして、感謝を申し上げます。現在、各
常任委員会において
議案等の審査をお願いしているところであります。
都市建設委員会には、議案6件、閉会中の
継続審査となっている請願1件の計7件を付託しているところですが、慎重なる審査の上のスムーズな運営をお願い申し上げます。
私も他の
委員会とかけ持ちでありますので、途中で中座いたしますが、時間の許す限り、委員の
皆様方の熱心なるご審議の模様を勉強させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
○
小久保 委員長 ありがとうございました。
────────────────────────────────────
午前10時05分開会
○
小久保 委員長 ただいまの
出席委員数は7名です。
定足数に達しておりますので、直ちに
都市建設委員会を開会いたします。
それでは、審査に入るわけですが、
議案等に対する質疑並びに答弁は、挙手の上、
委員長の許可を得てから簡潔明瞭にお願いをいたします。
────────────────────────────────────
○
小久保 委員長 初めに、議案第62号 平成29年度
つくば市
一般会計補正予算(第3号)の当
委員会付託分を議題といたします。
予算科目の詳細については、次第の別紙の
議案等審査付託表資料をご参照ください。
審査に当たっては、
歳入歳出を一括して行います。
なお、発言の際には、
ページ番号及び
事業名等を示してくださいますようお願いいたします。
これより議案第62号の当
委員会付託分に対する質疑を行います。
順次、発言を許します。
宇野委員。
◆
宇野信子 委員
予算書の5ページ、
繰越明許費補正について伺います。後ろの歳出とも関連があるんですけれども、4
款衛生費、2項
清掃費の
ストックヤード及び
資源化施設建設工事実施設計業務委託2,062万8,000円が
繰越明許費補正になっている理由と、それから後ろの、22ページで、同額が補正で出ているんですけれども、まず
繰越明許になった理由と、これが
業務委託料の総額なのかということと、それから今後の
スケジュールについて教えてください。
○
小久保 委員長 鈴木廃棄物対策課長。
◎鈴木
廃棄物対策課長 今回、
繰越明許になりました理由でございますけれども、今回の
実施設計に要する期間が、約8カ月を要します。今回、この
補正予算が成立した後に入札、
契約手続を踏みますと、来年度の完了となりますので繰り越しとさせていただきました。それと、この2,062万8,000円でございますけれども、これが
実施設計の委託と同額でございます。
今後の
スケジュール、先ほどの話とちょっと重複いたしますけれども、
補正予算が成立した後、
入札等の手続を経まして契約いたしまして、工期を約8カ月を見込んでおります。
○
小久保 委員長 宇野委員。
◆
宇野信子 委員 そうすると、今回
補正予算が成立した場合は、供用はいつからの
見込みでしょうか。
○
小久保 委員長 鈴木廃棄物対策課長。
◎鈴木
廃棄物対策課長 平成32年度からの供用を目指しております。
○
小久保 委員長 宇野委員。
◆
宇野信子 委員 そうしたら、同じく5ページの
繰越明許費補正で、8
款土木費、2項
道路橋梁費の
道路新設改良事業6億6,300万円と
緊急地方道整備事業1億3,000万円と、その下の
河川費の八幡川
改修事業9,100万円の
繰越明許の理由を教えてください。それから、八幡川
改修事業は毎年ずっと出ているんですけれども、この9,100万円をやりましたら、どの程度の全体事業の中での
進捗状況を教えてください。
○
小久保 委員長 富田道路建設課長。
◎富田
道路建設課長 土木費、
道路橋梁費、
道路新設改良事業の6億6,303万円につきましては、まず委託が5件、
工事請負費が27件になっております。工事の27件のうち、2件については既に契約が進んでおるところなんですが、
事業費が規模が大きいもので、工期が年度内に完了するか不確定な部分がございまして、今回上げさせていただきました。あと、
残り委託5件と工事25件につきましては、今から発注するもので、
発注手続と適正な工期がとれないということで上げさせていただきました。
次に、
緊急地方道整備事業、こちらが1億3,000万円になります。内訳といたしまして委託が3件、工事が3件になりまして、委託が7,500万円、工事が3件で5,500万円になります。こちらも今から発注する案件になりまして、
発注手続と適正な工期を考慮すると、
年度内完了が難しいと思われる事業で今回上げさせていただきました。
3、
河川費、八幡川
改修事業です。こちらが9,100万円になりまして、
委託費1件、
工事費1件になります。
委託費が1,100万円、工事が8,000万円になります。こちらが八幡川の改修ですが、国道125号から北側の約1,100メートルにつきまして工事を進めておりまして、今回そのうちの200メートルについての
工事費を明許で上げさせていただきましたので、残り約900メートルにつきましては、今後
予算要求の上、工事を進めていきたいと考えております。なお、以前、八幡川につきましては、国道125号より南側の部分について進めてきた工事がございます。今回のものは国道125号から北側の部分ということになります。
○
小久保 委員長 宇野委員。
◆
宇野信子 委員 そうすると、国道125号より南側の工事はもう全部終わっていて、今は北側に着手して、1,100メートルのうち、まず200メートルやるので、来年度以降900メートル、順次やっていくということでしょうか。
○
小久保 委員長 富田道路建設課長。
◎富田
道路建設課長 そのとおりでございます。
○
小久保 委員長 ないようですので、議案第68号に対する討論を終結いたします。
これより議案第68号を採決いたします。
議案第68号は原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
小久保 委員長 ご異議なしと認め、議案第68号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
────────────────────────────────────
○
小久保 委員長 次に、議案第71号
つくば市
水道給水条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。
これより議案第71号に対する質疑を行います。
順次、発言を許します。
宇野委員。
◆
宇野信子 委員 この議案は、審議会の答申を受けて、さらに勉強会で随分議論してきたものであります。今回の全体で平均21%の値上げということですけれども、この値上げによって今後進めていく事業といいますか、取り組む事業についてご説明ください。
○
小久保 委員長 岡野水道総務課長。
◎
岡野 水道総務課長 今後、進める事業といたしましては三つの柱がございまして、まず一つは未整備地区の水道事業の整備です。それから、北部地区がいわゆる低水ということで、ちょっと水圧が低いということでございますので、北部地区の低水圧対策事業、これも進めます。それから研究学園地区、これを中心に施設が大分老朽化しているということでありますので、こちらの老朽化の更新事業、この3点を進めていきたいと考えております。
○
小久保 委員長 宇野委員。
◆
宇野信子 委員 それと、この値上げ幅について等の説明の中で、審議会の答申と違ってきた理由として、起債割合を9割にしたという説明をしていますので、市民の方々から、負担の次世代へ先送りではないかという心配の声は実際届いております。
私は、自分でも試算したので、それは大丈夫な範囲ではないかと思っているんですけれども、今後の値上げと事業計画による企業債の変化と、あと元利償還金の今後の
見込みについて教えてください。
○
小久保 委員長 岡野水道総務課長。
◎
岡野 水道総務課長 今お話ありましたが、こちらで財政シミュレーション行っておりまして、そのときに、あわせまして企業債の償還についてもシミュレーションを行っております。その結果では、今後既に借り入れている企業債、この残高が多分減っていきます。そういうこともありまして、今後借り入れをしたとしてもピーク時でも、現在の元利償還額と同程度の元利償還になるというような試算結果が出ております。
○
小久保 委員長 宇野委員。
◆
宇野信子 委員 ぜひ、この議案が可決しましたら市民の
皆さんに、そのあたりの不安に対する丁寧な説明をしていただきたいと思うんですが、ホームページだけだと見られない方が多いですし、余りに簡単だともうちょっと詳しく知りたいという方もありますので、どういうふうにどの程度説明する準備があるか、お聞かせください。
○
小久保 委員長 岡野水道総務課長。
◎
岡野 水道総務課長 市民への周知といたしましては、まず広報紙、それからホームページ、全戸のポスティング、検針時のポスティング等を通じて行うことも検討してございます。また、
つくば市工業団地連絡協議会、それから
つくば研究学園都市交流協議会、
つくば市商工会などにも配付する予定でございます。それから、周知に当たっては、市民の皆様にわかりやすい、理解されやすくなるような工夫をしていきたいと考えております。
○
小久保 委員長 宇野委員。
◆
宇野信子 委員 あともう1点は、ずっと議会でも言ってきたことですけれども、どうしてもこれまでの赤字の原因の一つとして、大きな
事業者等が地下水利用に流れている問題があって、それについては
都市建設委員会でも神戸の実例を視察してきたところです。また、後日ご報告したいと思いますけれども、地下水に利用がいっているところへの対策についても、今後早急に検討していただきたいと思っておりますが、もしそれについてお考えがありましたら、お聞かせください。
○
小久保 委員長 岡野水道総務課長。
◎
岡野 水道総務課長 その点につきましては、今後の水需要の状況だとか、あるいは給水収益が
見込みどおり得られるか等も含めまして、一、二年、今後の状況を見させていただいた上でどう対応していくか等を検討させていただきたいと思っております。
○
小久保 委員長 宇野委員。
◆
宇野信子 委員 今回の値上げ幅では、たくさん使ったところの値上げ幅は今までより大きくなっていますよね。なので、事業側としては、やはり経費節減のためにそういう工夫をするとか出てくると思いますので、早急に他の自治体のいろいろな取り組みを検討していただいて、何らかの取り組みはお願いしたいと思います。これは要望です。
○
小久保 委員長 鈴木委員。
◆鈴木富士雄 委員 副
委員長から大まかな話は今伺ったと思うんですけれども、学園地区の管路の入れかえ、あとは老朽化した施設に対する今後10年間でどのくらいのお金がかかるのか、あとは未整備地区、本管入れるだけでも110億円ぐらいの試算が出ていると思うんですけれども、実質的にどのくらい見ているのか。あと面整備にかかるお金、低水圧でやる金額が12億円ぐらい、この間、説明あったんですけれども、その区域どの辺までいくのか、その辺をお願いしたいと思います。
○
小久保 委員長 小神野水道工務課長。
◎小神野 水道工務課長 未整備地区の幹線管路に関しましては、今後平成30年度に議会で条例が可決された後、平成30年度に着手してまいりたいと思います。同じ課の北部の低水圧対策に関しても同様の考えでおります。それから面整備に関しましては、要望が上がっているところに関して順次整備を進めていくという予定になっております。また、学園地区内の改良計画については、現時点では明確な計画は立てておりませんので、その辺は今後詰めていく必要があるのかなと考えております。
○
小久保 委員長 岡野水道総務課長。
◎
岡野 水道総務課長 金額について本当に概算ですけれども、ご説明いたします。まず、未整備地区の整備、それから北部地区の整備ですね。低水圧、今、鈴木委員がおっしゃったように、北部低水圧は十二、三億円を予定しております。幹線管路が大体70億円前後だと思います。それから面整備、未整備地区の大体4割を行った場合で大体30億円ぐらい、それから更新事業ですね、これが大体80億円ぐらいを予定しておりまして、総額で190億円、この事業を予定しております。
○
小久保 委員長 鈴木委員。
◆鈴木富士雄 委員 ここにある参考資料というのが前に配られたんですけれども、その中では、学園地区の中の管路更新等などには年間3億6,000万円って出ていますよね。ここだと10年間で80億円ですから、差があるなと、試算の違いかと思われるんですけれども。参考資料の3で、前に審議会のときに説明あった。
○
小久保 委員長 水道勉強会のときの3回目のときの参考資料ということだと思うんですが。
岡野水道総務課長。
◎
岡野 水道総務課長 3億6,000万円というのは、研究学園地区だけの更新だと思います。そのほかに施設とかの更新も含めると、年間大体8億円ぐらいの事業を今後進めていくということになるかと思います。
○
小久保 委員長 鈴木委員。
◆鈴木富士雄 委員 そうすると、総
事業費が190億に80億足すわけですか。
○
小久保 委員長 岡野水道総務課長。
◎
岡野 水道総務課長 80億含めて190億になります。
○
小久保 委員長 鈴木委員。
◆鈴木富士雄 委員 そうすると、本管整備は何キロぐらいあるんですか。
○
小久保 委員長 小神野水道工務課長。
◎小神野 水道工務課長 幹線管路に関しましては、幹線管路は115キロ前後です。それから北部対策では約10キロほどの距離があります。
○
小久保 委員長 鈴木委員。
◆鈴木富士雄 委員 わかりました。幹線管路の110キロについては、どの辺の範囲なのか今わかりますか。どこからどこまで敷くとか。
○
小久保 委員長 小神野水道工務課長。
◎小神野 水道工務課長 どこからどこまでというのは、図面では提示されているんですけれども、主に
つくば市西部と筑波になってくるんですが、ちょっと地名で挙げるのは困難かなと思いますので、後で図面でお示ししたいなと思いますが、それでよろしいでしょうか。
◆鈴木富士雄 委員 それは後で
委員長にお願いして、委員に配付してもらうようにいたします。あと、北部地区の低水圧についても、同じようにどの辺の範囲まで考えているのか。
○
小久保 委員長 小神野水道工務課長。
◎小神野 水道工務課長 低水圧といわれているところは、作谷とか寺具、洞下、あとは菅間地区になってくるんですけれども、その辺のエリアに関しましても、後ほど図面で提示させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○
小久保 委員長 鈴木委員。
◆鈴木富士雄 委員 北部地区の低水圧という話が出てきて、今後どのような方向でいくのか、この10キロについて今までの話の中では、市有地を使って明石あたりにポンプ場をつくって送るという話と、あと、圧を葛城のポンプ場に施設を充実して送るようにするとかという話なんですけれども、この10キロはどの辺の区域を通っていくのか、わかれば、後で出してもらうようにしますか。
○
小久保 委員長 小神野水道工務課長。
◎小神野 水道工務課長 今、委員からお話ありました北部配水場とかいろいろ比較検討しまして、経済比較したところ、今ある葛城配水場からの配水管路を増強することによって、北部地区の低水圧対策が賄えるというような結論が出ましたので、費用対効果としても配水管での布設のほうが安価であるという結論が出ましたので、そういう配水管の増強ということになってきております。場所的には、葛城配水場のやや西側から沼崎地区を通っていくルートになるんですが、これもある程度図面で提示させていただければなと思っております。済みませんが、よろしくお願いします。
○
小久保 委員長 鈴木委員。
◆鈴木富士雄 委員 管の規模は、どのくらいの口径、どのくらいの管でもっていかれますか。それと、北部地区でここまでより低水圧になるって、北部工業団地の西側あたりから休止しているわけですよね。休止したのは何年ぐらい前になりますかね。配管休止しているわけですよ。低水圧でこれ以上延伸しても家庭に届くにはちょっと厳しいということで。ただ、その中で作岡小学校のプールについては上水で、あと、筑波西中学校に布設予定なんですけれども、それはどの辺までいっているのか、筑波西中まで届いているのか、その辺を教えてください。
○
小久保 委員長 小神野水道工務課長。
◎小神野 水道工務課長 まずは北部対策についてですが、口径200ミリから250、300ミリ3種類の管で、合計10キロを予定しております。それから北部の低水圧対策について、いつごろ事業をとめたかというお話ですが、まず、今ご指摘ありました筑波西中学校からの給水要望がありまして、そちらの管路、125号線に布設を進めておりましたが、その後、筑波西中学校が廃校になるというような話がありましたので、125号線のところで今、事業をストップしております。
○
小久保 委員長 鈴木委員。
◆鈴木富士雄 委員 どうもありがとうございました。次に聞きたいのは、平成29年度は今、事業しているわけですよね。今後10年間について、平成30年度から大まかな構想はできているんですか。もしそれが、どのような構想を立ててこの190億を使っていくのか、方向づけがあるのか、そして平成29年度事業をしているわけですけれども、現在どのようなところをやっているのか、工事箇所か、もし工事名でもわかれば、提示してくれればありがたいと思っているんですけれども。
○
小久保 委員長 小神野水道工務課長。
◎小神野 水道工務課長 今回、まだ条例が可決されているわけではございませんので、詳細なものはつくってはおりませんが、条例可決後、整備計画に速やかに着手してまいりたいと考えております。平成30年度当初予算的にも盛り込んでいきたいと思っておりますので、12月ぐらいまでには整備計画書を策定していきたいなと考えております。
それから、今年度事業を進めているところですが、幹線管路につきましては、要望が出ている上郷地区へ向かうルートの幹線管路を進めているとともに、面整備になりますと、君島とか玉取等の給水要望が出されているところの面整備を4カ所から5カ所ぐらいを進めているところでございます。
○
小久保 委員長 鈴木委員。
◆鈴木富士雄 委員 平成29年度で進めている工事箇所とか、今言われた予算見ると、配水布設で7億6,271万8,000円出ているんですけれども、その辺の工事箇所を、口頭じゃなくて一つの書式にして出していただけますかね。
○
小久保 委員長 小神野水道工務課長。
◎小神野 水道工務課長 地区ごとにこのぐらいの予算をとっていますよという形、あと幹線整備、あとは沿線開発、いわゆる都市機構及び茨城県でやっているところの総括で7億何ぼになるわけなんですけれども、それおのおの細かい段で表にしたほうがよろしいですか。
○
小久保 委員長 鈴木委員。
◆鈴木富士雄 委員 出しやすい方法で結構です。工事名でも結構ですし、地区にこのくらいのお金がかかりますよという形でもいいですし、面整備はここの地区で幾らかかりますよと、その辺のことを出していただければ。これは
委員長を通して今、三つお願いしたんですけれども、要望したのがいいのか、ここで了解していただいて出していただけるのか、いつまでに出していただけるのか、その辺は、
委員長の裁量にお願いしても結構です。
一つ思ったのは、私どもは
委員会を開いたときに口頭で話していますけれども、実際に物が残らないと、次、勉強もできないし、あとは都市計画、私たち常任委員ですから、私たちがほかの議員より、ある程度この事業自体を知ってないと。余計な話かもしれませんけれども、
執行部の場合に事業部門の人が少ないと思うんです。これ190億工事するのに、
皆さんどう思うかわかんないですけれども、かなり工事に携わる方が少なくなっちゃうと思うので、その辺が
執行部としては今後どのようなことを考えていくのか、上にお願いするほかないでしょうけれども、このままでいったら明許繰越も例年より多いんじゃないかって気がするんですよ。多分、こんなにはないと思うんです。それは人材が少ないから、人が少ないからこういう結果になっているんじゃないかと思うんで、その辺も踏まえながら、
委員会としては
委員長を中心に活動していきたいと思ってます。
○
小久保 委員長 小神野水道工務課長。
◎小神野 水道工務課長 そうしましたら、平成29年度の事業明細書みたいな当初予算で要求したものあるんですけれども、ちょっとページ数はふえてしまうんですが、そちらでよろしいでしょうか。
○
小久保 委員長 鈴木委員。
◆鈴木富士雄 委員 あと、それ以外に二つお願いしましたよね。
○
小久保 委員長 小神野水道工務課長。
◎小神野 水道工務課長 もう2点というのは、未整備箇所のわかる図面及び北部の低水圧といわれている地域の図面ということで解釈しておりますが、よろしいでしょうか。
◆鈴木富士雄 委員 はい。
○
小久保 委員長 それでは、今、鈴木委員からありました資料については、速やかに事務局を通じて各委員に配付したいと思っておりますので、準備を急ぎお願いいたします。
ほかに発言ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
小久保 委員長 なければ、先ほどの資料の請求ということで、委員の
皆さんにお配りをさせていただきたいと思います。
議案第71号に対する質疑を以上をもって終結いたします。
続いて、
自由討議に入ります。
意見等のある委員は発言を願います。
順次、発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
小久保 委員長 ないようですので、議案第71号に対する
自由討議を終結いたします。
続いて、討論に入ります。
まず、議案第71号に対する
反対討論の発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
小久保 委員長 ないようですので、議案第71号に対する討論を終結いたします。
これより議案第71号を採決いたします。
議案第71号は、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
小久保 委員長 ご異議なしと認め、議案第71号は、原案のとおり可決するべきものと決定いたしました。
────────────────────────────────────
○
小久保 委員長 次に、議案第72号
市道路線の変更についてを議題といたします。
これより議案第72号に対する質疑を行います。
順次、発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
小久保 委員長 なければ、議案第72号に対する質疑を終結いたします。
続いて、
自由討議に入ります。
意見等のある委員は発言を願います。
順次、発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
小久保 委員長 ないようですので、議案第72号に対する
自由討議を終結いたします。
続いて、討論に入ります。
まず、議案第72号に対する
反対討論の発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
小久保 委員長 ないようですので、議案第72号に対する討論を終結いたします。
これより議案第72号を採決いたします。
議案第72号は、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
小久保 委員長 ご異議なしと認め、議案第72号は、原案のとおり可決するべきものと決定いたしました。
────────────────────────────────────
○
小久保 委員長 次に、議案第73号
工事請負契約の締結についてを議題といたします。
これより議案第73号に対する質疑を行います。
順次、発言を許します。
宇野委員。
◆
宇野信子 委員 旧焼却炉解体工事の請負契約なんですけれども、かなり危険な、いろいろと周辺への配慮も必要な工事だと思っているんですが、この周辺への影響の安全確保であるとかは、どのように今回の工事請負先には徹底をされるのでしょうか。
○
小久保 委員長 鈴木廃棄物対策課長。
◎鈴木
廃棄物対策課長 今回の解体工事につきましては、安全確保についても仕様書におきまして業者には提示しているところです。
具体的に申し上げますと、環境省が定めました廃棄物焼却施設関連作業におけるダイオキシン類暴露防止対策要綱に基づきまして安全対策を施し、労働者へのダイオキシン類への暴露防止を行います。それに加えまして、周辺環境への対応につきましても万全の措置を施しております。具体的には、解体作業に伴って出ます排気、排水そういったものを防止するために、例えば、排気でありませば、チャコールフィルターなどにより適切に処理を行った上で大気中に放出いたします。また、排水につきましても、適正に処理を行った上で外部に排水をいたしております。なお、工事中、工事後におきまして環境測定を行いまして万全の体制を敷いて工事の施工をしてまいりたいと考えております。
○
小久保 委員長 宇野委員。
◆
宇野信子 委員 周辺に、余り住宅はないかと思うんですけれども、地元の地域への説明会とかはされるんでしょうか。
○
小久保 委員長 鈴木廃棄物対策課長。
◎鈴木
廃棄物対策課長 本年度に入りまして、旧焼却炉解体工事の具体的な説明は、まだ行ってませんですけれども、今月9月30日に、北部地区振興協議会の役員の方々を集まっていただきますので、その際に、まず概要の説明を行いたいと考えております。
○
小久保 委員長 宇野委員。
◆
宇野信子 委員 まずということは、その後、地域の役員以外の皆様、誰でも参加できる形で何かやることも考えていらっしゃいますか。
○
小久保 委員長 鈴木廃棄物対策課長。
◎鈴木
廃棄物対策課長 今度の9月30日の段階では、今申し上げたような北部地区振興協議会の役員の方々に対してご説明をするという機会があります。その次の段階というのはまだ決めてございませんので、今の段階ではまだ白紙という状況でございます。
○
小久保 委員長 宇野委員。
◆
宇野信子 委員 じゃあ、その役員会で説明はされるけれども、もしその場でとか、あと地域の方とかが説明会の開催を要望されたときには対応していただけますでしょうか。
○
小久保 委員長 鈴木廃棄物対策課長。
◎鈴木
廃棄物対策課長 今、ここで確約ということは、なかなか申し上げにくいんですけれども、住民の方が不安に思われているという事情がもし鑑みますれば、それは必要に応じて対応してまいりたいと考えております。
○
小久保 委員長 宇野委員。
◆
宇野信子 委員 あと、この排気についてはチャコールフィルターでということですけれども、じゃあ全体を密閉するということですか。
○
小久保 委員長 鈴木廃棄物対策課長。
◎鈴木
廃棄物対策課長 今回の解体工事、まず仮設工事から実施いたしますけれども、その仮設工事の中で、建屋をシートで密閉する形で覆って、中の物質が外に出ないよう万全を尽くしてまいりたいと考えております。
○
小久保 委員長 宇野委員。
◆
宇野信子 委員 あと、解体すると大量の産業廃棄物が出ると思うんですけれども、その処理はどのようにされるんでしょうか。
○
小久保 委員長 鈴木廃棄物対策課長。
◎鈴木
廃棄物対策課長 今回の解体工事に伴いまして、一般廃棄物、産業廃棄物等々が排出される予定になっております。その廃棄物の種類に応じて適正に処理をいたします。
○
小久保 委員長 宇野委員。
◆
宇野信子 委員 適正に処理されると思うんですけれども、もうちょっと詳しく、もし教えていただければ。
○
小久保 委員長 鈴木廃棄物対策課長。
◎鈴木
廃棄物対策課長 これは解体工事に伴って出る廃棄物ですので、施工業者が責任を持って処理することになります。特に、適正に処理されているということがわかるマニフェスト、こういう経路で最終処分しましたというマニフェストを提出してもらうことになっていますので、適正に処理されるということでございます。
◆
宇野信子 委員 わかりました。
○
小久保 委員長 ほかに発言はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
小久保 委員長 ないようですので、議案第73号に対する質疑を終結いたします。
続いて、
自由討議に入ります。
意見等のある委員は発言を願います。
順次、発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
小久保 委員長 ないようですので、議案第73号に対する
自由討議を終結いたします。
続いて、討論に入ります。
まず、議案第73号に対する
反対討論の発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
小久保 委員長 ないようですので、議案第73号に対する討論を終結いたします。
これより議案第73号を採決いたします。
議案第73号は原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
小久保 委員長 ご異議なしと認め、議案第73号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
────────────────────────────────────
○
小久保 委員長 暫時休憩いたします。
請願審査にかかわる関係する職員の方はお残りいただいて、それ以外の職員の皆様には退席いただいて結構です。
午前11時02分休憩
──────────────────────────
午前11時05分再開
○
小久保 委員長 それでは、再開をいたします。
次に、
継続審査となっている
宿泊施設の整備・充実の実現を求める
請願書の審査を行います。
それでは、議事に入ります。
初めに
執行部に対する質疑に入ります。
執行部に対する質疑につきましては、採択か不採択かを判断するために、あくまでわからない部分について参考までにお聞きするものです。それを踏まえた上で発言されるようお願いいたします。
それでは、順次、発言を許します。
宇野委員。
◆
宇野信子 委員 この制度等については、前回の
委員会でもいろいろと確認したところなんですけれども、もう1点だけ、
担当課が違うかもしれないんですけれども、駅周辺の
宿泊施設の不足状況については、どのように
執行部としては考えているかについてお聞きしたいと思います。
○
小久保 委員長 大里都市計画課長。
◎大里 都市計画課長
つくば駅周辺及び研究学園駅周辺のホテルの予約状況等を確認しました。
つくば駅周辺では約80%、85%ぐらいの稼働率になっております。同じく研究学園地区も85%になっているんですけれども、その中でホテルの容積率を考えますと、基本的に建蔽率80%の、容積率400%あるんですけれども、目いっぱい400%使っているホテルはそれほどない、まだ余裕は持っている、増築はできるというようなことで把握はしております。
○
小久保 委員長 宇野委員。
◆
宇野信子 委員 平均で80から85%というと、何か大きな催し物とかあったときには、やっぱり不足しているときもあると思うんですよね、平日とかは少ないことを考えると。そうすると、シーズンによっては足りなくなっている実態というのは、
執行部としては問題意識というか、そういうものはあるんでしょうか。
○
小久保 委員長 大里都市計画課長。
◎大里 都市計画課長 今、全市内のホテルの稼働率につきましては、平成28年度のうち4月がやはり多くて75%です。一番低い稼働率のときが1月で50%を切っているような状況です。やっぱり駅周辺に関しましては、4月等は企業の研修場等がありまして、本当に予約がとりづらいというような状況は確認はしております。
○
小久保 委員長 宇野委員。
◆
宇野信子 委員 まちづくりの視点から、そういう不足している施設、ホテル、時期によるんだと思うんですけれども、コンベンションとかいろいろと力を入れている
つくば市としては対策が必要だなということは感じて何か取り組んでいることはありますでしょうか。
○
小久保 委員長 大里都市計画課長。
◎大里 都市計画課長 この制度ができたのも、やっぱり予約がとりづらいというようなことで国土交通省から通知が出されていますので、もしもそういうことで緩和してもらいたいとか、地区単位でということで要望とか組合からあればやっぱり検討はしていかないといけないというようなことは考えております。
○
小久保 委員長 宇野委員。
◆
宇野信子 委員 この容積率緩和とは違っても、例えば、
宿泊施設のホテルを立地したいとか、そういう
事業者側からの相談とかというのはあるんでしょうか。
○
小久保 委員長 大里都市計画課長。
◎大里 都市計画課長 この国土交通省から通知が出されて以降、旅館、ホテルとかそういったところから協議とか相談は受けてございません。
○
小久保 委員長 宇野委員。
◆
宇野信子 委員 後という今お答えだったので、この国交省の制度が始まる前までの状況はどうですか。
○
小久保 委員長 大里都市計画課長。
◎大里 都市計画課長 その前から、それほど、協議というか、来てもらったことはなくて、建蔽容積の中で事業を進めているというのが現状だと思います。
○
小久保 委員長 宇野委員。
◆
宇野信子 委員 そうすると、容積率の緩和についての相談というのはないということで、じゃあ一方で、建築指導課とか建築確認ちょっとわかりませんけれども、ホテル自体の、例えば、公有地はないんですけれどもそういうものも容積率の緩和にかかわりなく誘致とか進出とかのことは、市に都市計画上の状況の確認とか相談とかいうのはあるんではないかと、ちょっと素人からすると思うんですが、そういうのは勝手に民民なので、市のあずかり知らぬところで、そういうことは検討とかされているんでしょうか。
○
小久保 委員長 長島
都市計画部長。
◎長島
都市計画部長 あくまでも建設するのは民間企業がそれぞれ建築を計画して、立地できる場所を選定して建築をするというのが当然これは原則でございまして、
つくば市内でいえば、駅前の区域については商業地域が指定されていますので、ここ研究学園駅のところにもホテルは立地はしておりますし、それは市に相談をしなくても用途地域上建築できるところを探して建築は可能であるということですので、余り都市計画的に相談しなくちゃ建てられないとか、そういうことはございません。
○
小久保 委員長 宇野委員。
◆
宇野信子 委員 そうすると、中心
市街地の検討とかいろいろしていますけれども、誘導するということはあるんでしょうか。
つくば市としてぜひ、こういうまちづくりをということで、容積率緩和とは関係ないですけれども、この地域に不足しているものについて、関係機関と協議しながら、こういうものはふやしていくと。
例えば、西武の跡がどうとかいろいろ総合的にあると思いますけれども、不足している機能について民間も含めて何が不足しているのかということと、誘導というと、どうしても都市計画となっちゃうんですけれども、誘致するというか、シティセールスといいますか、こういうものが充実したら、今のまちづくりの方向性にプラスだというものをぜひ誘致をお願いしたいとかというようなそういう動きというのは、そこまでやっているのかどうかということなんですけれども。
○
小久保 委員長 大里都市計画課長。
◎大里 都市計画課長 都市計画上では、本当に駅周辺を全て再開発するとかそういったことでホテルを誘導したいという形で行うのであれば、そういう方策もあると思うんですけれども、個々一つ一つの単体で誘致をするようなことは、都市計画上は難しいんじゃないかと考えています。
○
小久保 委員長 宇野委員。
◆
宇野信子 委員 都市計画上は難しいと思うんですけれども、まちづくりの方策としては、
執行部全体としてはもちろん
宿泊施設に限らず、例えば、公務員宿舎の土地の売却とかどんどん進む中で、民民だから地区計画以上のことはできませんというのか、それぞれの地域に必要なものを関係地域の
皆さんと話し合いながら何かお声かけをしていくような、広く公募でもいいんですけれども、そういう働きかけというのは都市計画だけではない、市としての働きかけって、
宿泊施設に限らず積極的にアプローチしていかないと、民間にお任せになったときに、まちづくりが全然方向性といいますか、自由な形でどんどん進んでいくのでは、今後これからのまちづくりというのは不十分だと思うし、特に
つくば駅の周りというのはかなり計画的につくられたけれども、研究学園とか、ほかの駅前について、もっと計画的にやるべきじゃなかったのかというお声もすごく届いているんですよね。なので、これからでもできることあると思うんですけれども、受け身なだけでなく、都市計画だけじゃないと思いますけれども、そういうそれぞれの地域に何が必要かをよく議論しながら、それをやっぱり必要なものはつくっていただけるように働きかけていく取り組みについては、どのようにお考えでしょうか。
○
小久保 委員長 長島
都市計画部長。
◎長島
都市計画部長 まず、公共的な土地がきちんとあって、そこに誘導しようというような場合には、当然土地利用計画を決めてそこに誘致をするもの、そういうものは決定をしていくということになろうかと思います。現在そのような公共的な土地で使えるところというのは、ほとんどないというのが現状でございます。
そういう中で、
つくば駅周辺については、公務員宿舎の廃止計画がございまして、これまで行ってきたところは、ほぼ住宅系のもともとの土地でしたので、それを違うものに転換してしまうと周辺との違和感が出てしまいますので、その辺については住宅系でということで来ておりますが、
つくば駅本当の周辺のところで公務員宿舎の改変等が要るというようなことであれば、やはり商業業務であったり、にぎわいを生む施設であったり、そういうものの誘導というのも必要ではないかとは考えております。それが、どのような方策で実施できるかというところはちょっと検討しなくてはならないと思っております。
そういう中で、キュートの北側の土地が筑波都市整備が処分されるというときにも、そういう商業系あるいは業務系といった土地利用にしてほしいというような要望書も出してきたというような経緯もございますので、
つくば駅周辺については、もう少しビジョンづくりも進めているという中では、検討していく必要があるかなという認識は持っております。
○
小久保 委員長 ほかに、ないようですので
執行部に対する質疑を終結いたします。
これより、本請願について
自由討議に入ります。
意見等のある委員は発言を願います。
順次、発言を許します。
宇野委員。
◆
宇野信子 委員 この請願が出てきた一つの要因は、やはり今ちょっと質問して確認しましたけれども、ピーク時には
宿泊施設が本当に足りないという実感は、いろいろなところからお声は届いていまして、それらの解決のためにこういう方式ができたので、ぜひ導入してほしいというご要望だと思うんですね。その点は理解するけれども、実際
つくば市の実態として各駅の周りは都市計画は十分されており、再開発という対象になる部分も当てはまるところがあるのかどうか、なかなかないのではないかというようなことは確認いたしました。
あと、容積率の緩和ということで1.5倍までの緩和ができるということで、地域によって高さ制限等をしてきた
つくば市のまちづくりの方針とあわせたときに、この容積率の緩和制度をそのまま
つくば市に導入してよいのかとか、できるのかとか、そういう対象があるのかということは、もう少し慎重に考えるべきではないかと思います。
それらについては、結局この制度によりますと、都市計画審議会など専門的なところで検討の上、とり入れるかどうかは判断していくことになるということですので、
宿泊施設の不足ということは十分理解できますので、その思いは尊重しながら、でも制度の導入そのものをすぐにやってほしいという議会の声をまとめるのはなかなか難しいかなと、もう少し専門的なところに検討していただくという意味で、趣旨は理解するという意味では、趣旨採択にしてはいかがかなと思います。
○
小久保 委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
小久保 委員長 ないようですので、以上で
自由討議を終結いたします。
これより討論に入ります。
趣旨採択との意見がありましたので、初めに趣旨採択に対する討論を行い、次に本請願に対する討論を行います。
まず、趣旨採択に対する
反対討論の発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
小久保 委員長 ないようですので、これにて趣旨採択に対する討論を終結いたします。
続いて、本請願に対する討論に入ります。
本請願に対する
反対討論の発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
小久保 委員長 ないようですので、これにて本請願に対する討論を終結いたします。
これをもって討論を終結いたします。
これより請願29第8号の採決に入りますが、趣旨採択とのしたい旨の意見がありましたので、初めに趣旨採択することをお諮りいたします。その結果、可決されれば趣旨採択すべきものとなります。否決された場合は不採択とすべきものとはなりません。改めて請願29第8号を採決することをお諮りすることになりますので、お知らせいたします。
これより請願29第8号
宿泊施設の整備・充実の実現を求める
請願書を採決いたします。
請願29第8号は趣旨採択とすることにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
小久保 委員長 ご異議なしと認めます。よって、請願29第8号は趣旨採択とすべきものと決定いたしました。
以上で請願29第8号の審査を終了いたします。
────────────────────────────────────
○
小久保 委員長 次に、当
委員会の審査結果報告についてお諮りいたします。
当
委員会の審査結果報告については、
委員長が作成し、本会議に報告したいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
小久保 委員長 ご異議なしと認め、当
委員会の審査結果報告は、
委員長が作成し、本会議に報告することに決定いたしました。
───────────────────────────────────
○
小久保 委員長 以上で本日の案件は終了いたしました。
これにて
都市建設委員会を閉会いたします。
午前11時22分閉会
つくば市議会
委員会条例第60条第1項の規定により署名する
平成29年9月12日
委 員 長
小久保 貴 史...