つくば市議会 2017-03-14
平成29年 3月14日都市建設委員会−03月14日-01号
平成29年 3月14日
都市建設委員会−03月14日-01号平成29年 3月14日
都市建設委員会
つくば市議会都市建設委員会
────────────────────
平成29年3月14日 午前10時03分開会
────────────────────
出 席 委 員
委員長 小久保 貴 史 君
副委員長 宇 野 信 子 君
委員 高 野 文 男 君
〃 ヘイズ ジョン 君
〃 塚 本 洋 二 君
〃 柳 沢 逸 夫 君
〃 鈴 木 富士雄 君
議長 塩 田 尚 君
────────────────────────────────────
欠 席 委 員
なし
────────────────────────────────────
紹 介 議 員
木 村 清 隆 君
────────────────────────────────────
出 席 説 明 者
まちづくり推進部長 長 島 芳 行 君
まちづくり推進部次長 室 町 一 彦 君
まちづくり推進部都市計画課長 横 田 修 一 君
まちづくり推進部建築指導課長 猪 野 泰 弘 君
まちづくり推進部開発指導課長 吉 原 利 夫 君
建設部長 鈴 木 傳 司 君
建設部次長 岩 瀬 武 君
建設部道路建設課長 飯 泉 法 男 君
建設部道路維持課長 関 口 正 昭 君
建設部公園・施設課長 滝 本 勝 弘 君
建設部主任参事兼営繕・住宅課長 宮久保 正 美 君
建設部空き家対策室長 白 井 稔 君
建設部地籍調査課長 金 子 清 志 君
上下水道部長 宇津野 茂 樹 君
上下水道部次長 星 野 成 之 君
上下水道部次長 澤 邉 義 光 君
上下水道部水道総務課長 中 野 実 君
上下水道部水道業務課長 中 泉 治 君
上下水道部水道工務課長 小神野 哲 夫 君
上下水道部水道監視センター所長 田 所 直 記 君
上下水道部下水道管理課長 中 根 祐 一 君
上下水道部下水道整備課長 秋 葉 義 美 君
────────────────────────────────────
出席議会事務局職員
議会総務課広報係長 相 澤 幸 男
議会総務課主査 野 嶋 章 裕
────────────────────────────────────
議 事 日 程
平成29年3月14日(火曜日)
午前10時03分開会
1 開会
2 あいさつ
3 審査案件
(1)議案第1号 平成28年度つくば市
一般会計補正予算(第5号)関係部分
(2)議案第3号 平成28年度つくば市
下水道事業特別会計補正予算(第3号)
(3)議案第6号 平成28年度つくば市
水道事業会計補正予算(第3号)
(4)議案第7号 平成29年度つくば市一般会計予算 関係部分
(5)議案第9号 平成29年度つくば市
下水道事業特別会計予算
(6)議案第14号 平成29年度つくば市
水道事業会計予算
(7)議案第19号 つくば市
建築関係手数料条例の一部を改正する条例について
(8)議案第23号 つくば市建築基準条例の一部を改正する条例について
(9)議案第24号 つくば市の地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例について
(10)議案第25号 つくば市都市公園条例の一部を改正する条例について
(11)議案第26号 つくば市市営住宅条例の一部を改正する条例について
(12)請願29第3号 公営上水道未普及地域への早期整備を求める請願書
4 委員会審査結果報告について
5 行政視察について
────────────────────────────────────
午前10時02分
○小久保 委員長 おはようございます。本日は、都市建設委員会を開催しましたところ、大変お忙しい中、委員各位及び執行部の皆様にはご出席を賜りまして厚く御礼を申し上げます。
今定例会におきまして、当委員会に付託されました議案11件、請願1件の審査を行いますので、よろしくお願い申し上げます。
────────────────────────────────────
○小久保 委員長 それでは、開会に先立ち議長よりご挨拶をいただきます。
塩田議長、よろしくお願いいたします。
○塩田 議長 改めまして、おはようございます。本日は、都市建設委員会の開催に際し、委員並びに執行部の皆様方にはご出席を賜り厚く御礼を申し上げます。今定例会も一般質問、総括質疑が終了し、現在、各常任委員会において、議案等の審査をお願いしているところであります。
都市建設委員会には、議案11件、請願1件を付託しておりますので、慎重なる審査の上にもスムーズな運営をお願い申し上げます。私も委員の皆様方の熱心なるご審議の模様を拝見させていただきながらともに勉強してまいりたいと思っております。よろしくお願い申し上げます。
○小久保 委員長 ありがとうございました。
────────────────────────────────────
午前10時03分開会
○小久保 委員長 それでは、ただいまの出席委員数は7名です。
定足数に達しておりますので、直ちに
都市建設委員会を開会いたします。
これより議事に入ります。
質疑及び答弁は、挙手の上、委員長の許可を得てから発言されるようにお願いいたします。
なお、答弁される執行部の方は、所属及び職、氏名を名乗ってから答弁くださいますようお願いいたします。
それでは、次第に従いまして審査を進めてまいります。
────────────────────────────────────
○小久保 委員長 初めに、議案第1号 平成28年度つくば市
一般会計補正予算(第5号)の当委員会付託分を議題といたします。
予算課目の詳細については、次第の別紙の
議案等審査付託表資料をご参照ください。
審査に当たっては、歳入歳出を一括して行います。なお、発言の際には、ページ番号及び事業名等を示してくださいますようお願いいたします。
これより議案第1号の当委員会付託分に対する質疑を行います。
順次発言を許します。
宇野委員。
◆宇野信子 委員 補正予算の7ページ、繰越明許費補正で教えてください。大きなところで、
下水道事業特別会計繰出金、
社会資本整備総合交付金の1億6,600万円と、
つくばエクスプレス関連土地区画整理事業5,844万の繰越明許の追加についてご説明ください。
○小久保 委員長
横田都市計画課長。
◎横田 都市計画課長
下水道事業特別会計の
繰出金事業繰り越しにつきましては、
TX沿線開発区域のうちの茨城県施行の地区の
島名福田坪地区予定の金額が3,625万470円を繰り越し、それから、
UR都市機構施行の中根金田台地区における繰り越しというようなことで1億3,072万5,000円、合わせて1億6,697万5,470円を繰り越ししております。
○小久保 委員長 宇野委員。
◆宇野信子 委員 済みません。これ、繰り越しになったのはどうしてですか。
○小久保 委員長
澤邉上下水道部次長。
◎澤邉 上下水道部次長 この事業につきましては、茨城県で施行しております島名福田坪の下水道事業の委託、それと、市のほうからのUR都市機構のほうに委託しております事業の下水道事業が繰り越しとなりますので、市のほうも一緒に繰り越しとなります。
○小久保 委員長 宇野委員。
◆宇野信子 委員 繰り越しになったのは、県のほうの工事のおくれなのか、それとも社総交が減額になったとか予定どおりつかなかったとかでしょうか。
○小久保 委員長
澤邉上下水道部次長。
◎澤邉 上下水道部次長 繰り越しになったのは、減額になったからというわけではなくて、茨城県とURが施行しております区画整理事業が繰り越しになりましたので、それに伴って下水道事業も繰り越しになっております。
○小久保 委員長 宇野委員。
◆宇野信子 委員 済みません。そうしたら、そのすぐ上なんですけれども。八幡川改修事業のこの繰り越しについても教えてください。
○小久保 委員長
飯泉道路建設課長。
◎飯泉 道路建設課長 八幡川、昨年度から改修工事を行っておりますが、その中で、工事の工法の見直しを行いましたことによりまして、工期を延長して整備をする予定でございます。
○小久保 委員長 宇野委員。
◆宇野信子 委員 そうすると、この繰越明許に出ていて、新年度のほうにも8,000万とか9,300万の補助とかついているんですけれども、そっちに移る、これがそこに入っているということなんでしょうか。それはまた別ですか。
○小久保 委員長
飯泉道路建設課長。
◎飯泉 道路建設課長 この部分は、あくまでも平成28年度分の工事として繰り越すものでありまして、平成29年度分の予算に計上してあるものにつきましては、新たに平成29年度に整備とか設計委託を発注するというような内容のものでございます。
○小久保 委員長 宇野委員。
◆宇野信子 委員 そうすると、工法の見直しということで、これ実際の継続費か何かで何年間かかけてやるのでしょうか、全体計画を教えてください。
○小久保 委員長
飯泉道路建設課長。
◎飯泉 道路建設課長 今現在、平成28年度に工事を行っているものにつきましては、実際の矢板で土どめをしてあったところなんですけれども、そちらが護岸の崩れといいますか、土砂の滑りによりまして、崩壊してきた部分でも対応という工事になっております。平成29年度からの予算として計上してある部分につきましては、八幡川を計画的に、継続的に直していくというような内容の工事でありますので、平成28年度と平成29年度のものは、全くまた別なような感じになっております。
○小久保 委員長 宇野委員。
◆宇野信子 委員 同じく7ページの
市営住宅改修事業の繰越明許について教えてください。
○小久保 委員長 宮久保主任参事兼営繕・住宅課長。
◎宮久保 主任参事兼営繕・住宅課長 今回、市営住宅の改修事業ということで、住宅の屋根の改修と外壁改修を行っております。こちらにつきましては、昨年度の予算のほうで、入札差金やら設計工法の見直しをすることによりまして、戸ノ山住宅こちらの改修工事を繰り越しで実施することとしました。工事につきましては、約3,906万3,000円を予定しております。
また、大曽根住宅につきましては、昨年度、社総交の補助金がつきませんでしたが、途中から追加補正いただきまして、その分が平成29年度実施する予定となってございます。工事費につきましては3,868万6,000円を予定しております。
○小久保 委員長 宇野委員。
◆宇野信子 委員 済みません。続いて、17ページなんですけれども。
土木費国庫補助金の補正で、土木費の減額になっているんですけれども、防災安全交付金もこちらの委員会で大丈夫ですよね。防災安全交付金の通学路整備事業と
長寿命化対策事業が両方減額になっているんですけれども。これは、どの事業をやろうとしていたものなのかということと、減額は、国の減額によるものなのか教えてください。
○小久保 委員長
飯泉道路建設課長。
◎飯泉 道路建設課長 今、お話がありました防災安全交付金(通学路整備事業)のほうでございますけれども、当初、要望額としまして、国のほうに7,040万円要望しましたところ、交付額が3,872万円でありましたので、その差額であります3,168万円について減額するものでございます。
○小久保 委員長 長寿命化のほうのことで。
関口道路維持課長。
◎関口 道路維持課長 長寿命化のほうの減額につきましても、国庫補助金の減額によるものでございます。これは、橋梁の長寿命化と、
あと路面再生工事の長寿命化修繕の減額によるものでございます。
○小久保 委員長 宇野委員。
◆宇野信子 委員 そうすると、この減額で予定していたけれども、できなかった工事というのは、どのあたりか具体的に教えてください。
○小久保 委員長
飯泉道路建設課長。
◎飯泉 道路建設課長 今回、防災安全交付金(通学路整備事業)として減になってできなかった部分は、平成29年度に1の19号線といいまして、大穂地区になりますけれども、こちらを引き続き要望しまして事業を進めていきたいというふうに考えてございます。
○小久保 委員長 続けて、
関口道路維持課長お願いします。
◎関口 道路維持課長 橋梁の長寿命化につきましては、調査業務委託が点検対象を143カ所から117カ所に減らしたものでございます。あと、修繕工事につきましては、5橋から3橋に減らしております。路面再生工事につきましては、路線数を7路線から4路線に減らしたものでございます。
○小久保 委員長 宇野委員。
◆宇野信子 委員 そうすると、橋梁のほうなんですけれども、長寿命化計画をつくってやっていると思うんですけれども、当初予算にも入ってきていると思いますけれども、この平成28年度の進捗は、全体に対してどれぐらい進んだことになるんでしょうか。
○小久保 委員長
関口道路維持課長。
◎関口 道路維持課長 進捗率につきましては、数字として出せていないんですけれども、点検については、5年サイクルの点検を600橋を点検を入れておりまして、これについては、今現在、適正に行っております。
○小久保 委員長 宇野委員。
◆宇野信子 委員 5年サイクル600橋というのは、いつからいつまでの5年ということか教えてください。
○小久保 委員長
関口道路維持課長。
◎関口 道路維持課長 この5年サイクルというのは、5年に1度橋梁点検をやることになっておりまして、これはずっと継続的に進めていくものでございます。
○小久保 委員長 宇野委員。
◆宇野信子 委員 1サイクル目は、一通りいったということでしょうか。1サイクル目、何年目なんでしょうか。
○小久保 委員長
関口道路維持課長。
◎関口 道路維持課長 5カ年で1サイクルが終わっております。今度、再度取り組む予定でございます。
○小久保 委員長 ほかに発言ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○小久保 委員長 なければ、議案第1号の当委員会付託分に対する質疑を終結いたします。
続いて、自由討議に入ります。
意見等のある委員は発言を願います。
順次発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○小久保 委員長 ないようですので、議案第1号の当委員会付託分に対する討論を終結いたします。
これより議案第1号の当委員会付託分を採決いたします。
議案第1号の当委員会付託分は、原案のとおり可決することにご異議ございませんでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小久保 委員長 ご異議なしと認め、議案第1号の当委員会付託分は、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
────────────────────────────────────
○小久保 委員長 次に、議案第3号 平成28年度つくば市
下水道事業特別会計補正予算(第3号)についてを議題といたします。
これより議案第3号に対する質疑を行います。
順次発言を許します。
宇野委員。
◆宇野信子 委員 61ページの
債務負担行為補正なんですが、
ポンプ場等維持管理業務委託の8億5,600万、8億1,900万ということで、補正の理由を教えてください。
○小久保 委員長
中根下水道管理課長。
◎中根 下水道管理課長 この事業、これは契約になって差額が出た形でございます。
○小久保 委員長 宇野委員。
◆宇野信子 委員 この
ポンプ場等維持管理業務というのは、全部のポンプ場をまとめて維持管理業務委託しているんでしょうか。
○小久保 委員長
中根下水道管理課長。
◎中根 下水道管理課長 そのとおりでございまして、28カ所のポンプ場、それから
マンホールポンプ267カ所関係全てでございます。
○小久保 委員長 ほかに発言ございませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○小久保 委員長 なければ、議案第3号に対する質疑を終結いたします。
続いて、自由討議に入ります。
意見等のある委員は発言を願います。
順次発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○小久保 委員長 ないようですので、議案第3号に対する自由討議を終結いたします。
続いて、討論に入ります。
まず、議案第3号に対する反対討論の発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○小久保 委員長 ないようですので、議案第3号に対する討論を終結いたします。
これより議案第3号を採決いたします。
議案第3号は、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小久保 委員長 ご異議なしと認め、議案第3号は、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
────────────────────────────────────
○小久保 委員長 次に、議案第6号 平成28年度つくば市
水道事業会計補正予算(第3号)についてを議題といたします。
これより議案第6号に対する質疑を行います。
順次発言を許します。
宇野委員。
◆宇野信子 委員 5ページですが、資本的収入と支出のほうに大きな補正があるんですけれども、ここの補正のところを説明をお願いできればと思います。
○小久保 委員長 小
神野水道工務課長。
◎小神野 水道工務課長 資本的収入及び支出のほうで減額補正になっている理由でございますが、資本的収入のほうで、予算書の10ページのほうをごらんいただきたいと思うんですが、こちらの資本的収入で、3番の国庫補助金を当初予定していた2億4,800万円ちょっとの要求に対して、内示額が1億5,874万1,000円と、約65%での交付金しか内示がされませんでしたので、それに伴う補助金の補助裏分ですか、3分の1を国庫補助金、3分の2を沿線開発に関しました分担金、市の面整備等に関しましては企業債で賄っておりますので、国庫補助金が減額になったことにより、分担金及び企業債のほうの減額をしてきております。
それから、資本的支出に関しましても、同じように事業を縮小したことにより減額補正になってきております。
○小久保 委員長 宇野委員。
◆宇野信子 委員 そうしますと、国庫補助金が要求に対して、内示が65%ということですけれども、実際、建設改良費の中で沿線開発に係る部分、事業者から分担金が入って事業をする部分と、あと、自前で沿線開発以外の整備をする部分で、この国庫補助金の1億5,870万1,000円は、どういうふうに振り分けられているのか教えてください。
○小久保 委員長 小
神野水道工務課長。
◎小神野 水道工務課長 この国庫補助金に関しましては、つくば市、茨城県、UR都市機構おのおの平等に割り振って国庫補助金のほうは割り振っております。
○小久保 委員長 宇野委員。
◆宇野信子 委員 そうすると、この補助金は、全部沿線開発のほうに充てたということですか。
○小久保 委員長 小
神野水道工務課長。
◎小神野 水道工務課長 この交付金に関しましては、つくば市、UR都市機構、茨城県それぞれ三者のほうに割り振ってございます。
○小久保 委員長 宇野委員。
◆宇野信子 委員 済みません。これは、つくば市に入ってきた国庫補助金の額ですよね。この中で、まだ県とURに、まだこれを振り分けているんですか。
○小久保 委員長 小
神野水道工務課長。
◎小神野 水道工務課長 委員おっしゃるとおり、つくば市のほうに全額一旦入ってきまして、その工事の内訳として、UR都市機構と茨城県のほうの工事費のほうに、この国庫補助金を充当しているということでございます。
○小久保 委員長 宇野委員。
◆宇野信子 委員 そうすると、沿線開発以外の国庫補助を使っての建設改良はなかったということですか。
○小久保 委員長 小
神野水道工務課長。
◎小神野 水道工務課長 UR都市機構、茨城県、つくば市で施工している配水管布設工事に関しましても、国庫補助金は充当しております。
○小久保 委員長 宇野委員。
◆宇野信子 委員 UR都市機構と県と市でやっているものは、全部TX沿線開発だと理解しているんですけれども。それ以外のところの新設というか、管の布設とかは、一般質問か総括質疑か何かで何百メートルとか聞きましたよね。その部分には国庫補助は入っていないんですか。
○小久保 委員長 小
神野水道工務課長。
◎小神野 水道工務課長 沿線開発事業は、あくまでも茨城県とUR都市機構だけでしかやっておりませんので、それ以外のところ、周辺整備及び幹線整備につきましてはつくば市のほうで施行しております。その三つの事業について、おのおの国庫補助金は充当しているということになります。
○小久保 委員長 宇野委員。
◆宇野信子 委員 そうすると、この1億5,800万円の中には、この補助金は、沿線開発の工事費と未整備地区の工事費とに分かれているんでしょうか。それとも、全部これ未整備地区のほうですか、それはないと思うんですけれども、その割合というか内訳を知りたいんですけれども。
○小久保 委員長 小
神野水道工務課長。
◎小神野 水道工務課長 この1億5,800万円に関しまして、おのおのこの三つの事業ありますので、
UR都市機構施行分、茨城県施行分、つくば市施行分の三つの事業がありますので、この1億5,000万円のうちの、おのおの5,000万円分ぐらいずつを補助を充てているということになります。
○小久保 委員長 宇野委員。
◆宇野信子 委員 わかりました。そうすると、これを3等分して、市が施行するというのが沿線開発じゃない未整備地区の部分ということですね。そうしたら、5,000万円ぐらいが市が施行する未整備地区の工事に充てられているということでしょうか。
○小久保 委員長 小
神野水道工務課長。
◎小神野 水道工務課長 委員おっしゃるとおり、補助金のこの1億5,800万円の約3分の1、5,000万円ですね。5,000万円の補助金は、市の未整備地区及びそれに関する幹線整備なんかに充当している国庫補助金になります。
○小久保 委員長 宇野委員。
◆宇野信子 委員 そうすると、内示が65%だったということで、未整備地区の工事もその分予定よりも65%しかできなかったということかなと思うんですけれども。そうすると、それに対する裏というか企業債とか、それ以外の部分というのは、未整備地区の5,000万円に対しては幾らずつになっているんでしょうか。市が施行した部分に対してです。
○小久保 委員長 小
神野水道工務課長。
◎小神野 水道工務課長 こちらの企業債の減額、これは全て補助裏といいますか、補助金が減額になったことにより減額しているお金になりますので。分担金に関しまして、UR都市機構及び茨城県から補助裏としていただくお金が減額になったということになります。
○小久保 委員長 宇野委員。
◆宇野信子 委員 しつこくて済みません。そうしたら、この企業債の2億30万円の減額になっていますけれども、これは、補助が減額されて、補助裏のURと県の分担金も減額になったために、この2億30万円の中で、URと県が施行する部分に対する企業債の減額もこの中に入っているんでしょうか、その内訳を知りたいんですけれども。
○小久保 委員長 小
神野水道工務課長。
◎小神野 水道工務課長 UR都市機構及び茨城県で施行する事業に関しましては、3分の1は国庫補助金を充当しますけれども、残りの3分の2に関しましては、全て茨城県及びUR都市機構の負担になりますので、つくば市としての持ち出しはございません。
○小久保 委員長 宇野委員。
◆宇野信子 委員 そうすると、この2億30万円が、全て市が施行する工事の予定されていたものの減額ということですか。
○小久保 委員長 小
神野水道工務課長。
◎小神野 水道工務課長 委員おっしゃるとおり、市で施行する分の減額及び、ちょっと言い忘れましたけれども、入札差金、請負差金のほうの分も含めた額の2億円ということになります。
○小久保 委員長 宇野委員。
◆宇野信子 委員 そうすると、入札差金のほうは総額幾らになるんでしょうか。
○小久保 委員長 小
神野水道工務課長。
◎小神野 水道工務課長 申しわけありませんが、入札差金に関しまして、今のところ手持ちの資料がありませんので、追って調べた後、提出したいと思いますので、申しわけございません。
○小久保 委員長 宇野委員。
◆宇野信子 委員 入札差金は後で教えていただくことにして、この企業債、入札差金も含めてだけれども、工事をしなかった部分と、それから国の補助金5,000万円で、2億5,000万円とか2億円ちょっとの額は、未整備地区予定していたけれどもやらなかったということだと思うんですけれども。これは、あれなんですかね、補助金がついていたら、予定どおりついていたら全部やれるものだったのか。ほかの理由もあって未整備の工事を企業債の減額という形で予定どおりやらなかったのか、その辺を教えてください。
○小久保 委員長 小
神野水道工務課長。
◎小神野 水道工務課長 補助金が満額つけば、当初予定どおり工事は全て行う予定でしたが、補助金が約65%しかつかなかったために、事業を縮小したために減額補正ということになったことになります。
○小久保 委員長 宇野委員。
◆宇野信子 委員 やはり、つくば市からしたら市の施行分は5,000万円だけだけれども、県や国から見れば、URやその他の事業もあるので、補助金の額としては大きくなると思うんですよね。それで、市の施行部分にしわ寄せが来ているのかなという感じがしました。
後で入札差金のことを教えてください。
○小久保 委員長 ほかに発言はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○小久保 委員長 なければ、議案第6号に対する質疑を終結いたします。
続いて、自由討議に入ります。
意見等のある委員は発言願います。
順次発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○小久保 委員長 ないようですので、議案第6号に対する自由討議を終結いたします。
続いて、討論に入ります。
まず、議案第6号に対する反対討論の発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○小久保 委員長 賛成討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○小久保 委員長 ないようですので、議案第6号に対する討論を終結いたします。
これより議案第6号を採決いたします。
議案第6号は、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小久保 委員長 ご異議なしと認め、議案第6号は、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
────────────────────────────────────
○小久保 委員長 次に、議案第7号 平成29年度つくば市一般会計予算の当委員会付託分について議題といたします。
これより議案第7号に対する質疑を行います。
順次発言を許します。
宇野委員。
◆宇野信子 委員 済みません。3款、1項、12目、12空き家対策に要する経費を聞きたいんですけれども。
○小久保 委員長 宇野委員、ページ数をお願いいたします。
◆宇野信子 委員 84ページです。済みません。12目防犯対策費の空き家対策に要する経費ですね。
空き家等対策計画策定支援業務委託料と解体撤去工事が入っているんですけれども。これについて詳細を教えてください。
○小久保 委員長 白井空き家対策室長。
◎白井 空き家対策室長 1点目の空き家等対策計画策定支援業務委託料につきましては、平成27年5月26日に空家等対策の推進に関する特別措置法が施行されまして、同法に基づきまして、本年度実施しております空き家等実態調査の結果をもとに空家等対策協議会を組織し、計画内容を協議して策定するための空き家等対策計画策定支援業務の委託料でございます。
撤去工事費でございますが、これは、倒壊しそうな空き家等があった場合に、行政代執行をするために200万円を計上してございます。
○小久保 委員長 宇野委員。
◆宇野信子 委員 その上にも空家等対策協議会委員謝礼というのがついているんですけれども、この協議会のほうで、この対策計画を策定するということでしょうか。
○小久保 委員長 白井空き家対策室長。
◎白井 空き家対策室長 委員謝礼でございますが、空き家等対策計画を策定するに当たりましては、空家等対策協議会を組織いたしまして、計画内容を協議していただきます。そのための委員謝礼42万円でございます。
○小久保 委員長 宇野委員。
◆宇野信子 委員 これ、何人で何回ぐらいで、どういう委員を想定しているんでしょうか。
○小久保 委員長 白井空き家対策室長。
◎白井 空き家対策室長 協議会の構成といたしましては、特措法の中で決められておりますので、市長、市議会議員、弁護士、司法書士、宅地建物取引業者、建築士、大学教授、地域住民等にしたいと考えております。
◆宇野信子 委員 人数と回数は。
◎白井 空き家対策室長 協議会の回数は4回を開催したいと考えております。42万円の内訳でございますが、1万500円掛ける10人掛ける4回で42万円予算を計上してございます。
○小久保 委員長 宇野委員。
◆宇野信子 委員 平成28年実態調査をしたので、それをもとに計画を策定するということだと思うんですけれども、その実態調査の状況、まだまとまっていないかも知れないですけれども今のわかるところで教えてください。
○小久保 委員長 白井空き家対策室長。
◎白井 空き家対策室長 昨年10月5日から11月末にかけまして、空き家の実態調査をいたしました。この調査は、外観、目視により調査したものでございます。現在、その空き家の数は、1,545戸と推定されております。
その後に、ことしになって、空き家の所有者に対しまして意向調査を実施したところ、100強の方が空き家と判断したんですけれども、私は住んでいるという回答がありましたので、それを差し引くと、現在1,439戸がつくば市内の空き家と想定されております。
○小久保 委員長 宇野委員。
◆宇野信子 委員 この解体撤去工事の予算というのは、200万円というのは、何棟くらいを想定しているんでしょうか。
○小久保 委員長 白井空き家対策室長。
◎白井 空き家対策室長 1棟でございます。
○小久保 委員長 塚本委員。
◆塚本洋二 委員 この臨時職員の賃金出ているんですけれども、臨時職員の業務的にはどういった内容になるか教えてください。
○小久保 委員長 白井空き家対策室長。
◎白井 空き家対策室長 臨時職員の業務は、私どもが現地調査に、2名で現地で空き家の確認をするんですけれども、その事務処理。あと、所有者を特定するに当たりまして、法務局に土地建物登記簿謄本等請求する際に、法務局のほうに出向いて行っていただいております。
○小久保 委員長 鈴木委員。
◆鈴木富士雄 委員 空き家で予算で1棟分とありますけれども、今までの経緯の中で前年度当たりは何棟ぐらいやられました。
○小久保 委員長 白井空き家対策室長。
◎白井 空き家対策室長 行政代執行は、過去施行しておりません。
○小久保 委員長 鈴木委員。
◆鈴木富士雄 委員 空き家、単なる空き家じゃなくて、倒壊寸前の空き家が見られると思うんですよ。交通量の多いところとか通学路、頻繁に歩行者が多いところについては積極的にやらないといけないと思うんですけれども。住宅地の中で、空き家といっても、火災が起きて屋根が崩れて、近所に崩れ落ちるようなところがあるんですけれども、そういう対策方法はないんですかね。
○小久保 委員長 白井空き家対策室長。
◎白井 空き家対策室長 具体的な対策方法は、平成29年度に空き家等対策計画を策定いたしますので、その中で協議会の委員の皆様方で協議をしていただいて、対応策も一緒に策定していきたいと考えております。
○小久保 委員長 ほかにございますか。
宇野委員。
◆宇野信子 委員 132ページの緊急地方道整備に要する経費なんですけれども。スマートIC関連道路事業委託料NEXCO東日本に2,000万円とついているんですけれども。これについて詳細を教えてください。
○小久保 委員長
飯泉道路建設課長。
◎飯泉 道路建設課長 先ほど、委員のほうからご質問ありました、スマートインターチェンジ関連道路事業委託料ですが、これは、平成29年度にスマートインターチェンジの事業が採択された場合に、NEXCO東日本のほうへ事業委託としまして、設計、測量等の委託をする際の費用でございます。
○小久保 委員長 宇野委員。
◆宇野信子 委員 そうしたら、これは申請は出しているということですか、採択された場合ということは。
○小久保 委員長
飯泉道路建設課長。
◎飯泉 道路建設課長 補助金の補助事業としましては、茨城県を通して要望はしておりますが、事業として認定されるか否かという話は、補助金とはまた別な話になってしまいますので、それは、建設部のほうではなくて、企画部門、まちなみ整備課のほうでの事務ということで今進めているところと思います。
○小久保 委員長 宇野委員。
◆宇野信子 委員 そうすると、もし採択された場合にこの2,000万円というのは、設計業務の費用ということで、その後の全体の事業規模としては、どれぐらいを見込んでこの設計2,000万円なんでしょうか。
○小久保 委員長
飯泉道路建設課長。
◎飯泉 道路建設課長 測量、設計をする中で事業費のほうを確定していきたいと考えてございますので、今のところ、まだ未定でございます。
○小久保 委員長 ほかにございますか。
宇野委員。
◆宇野信子 委員 136ページの街路整備はこっちですか、街路事業費の土木工事で街路灯設置工事が2億1,500万円となっているんですけれども、これは具体的にはどのエリアでどのような工事でしょうか。
○小久保 委員長
飯泉道路建設課長。
◎飯泉 道路建設課長 これは、学園中心地区で平成29年度予定しておりますところとしましては、松見公園付近の歩道ですとか、アルス東側の歩道等の街路灯の整備とあわせました歩道の整備工事を予定しているところでございます。
○小久保 委員長 宇野委員。
◆宇野信子 委員 関連でお伺いするんですけれども。研究学園のちょうど市役所から北のほうに出たところの信号の向こう側が、すごく街路灯がいっぱいついているんですけれども、あれも市の事業なんでしょうか。それとも、開発業者がああいうふうにつけたんでしょうか。市の事業じゃないということですかね。エビスタウンの横の住宅街のところで、ずっとこう。
○小久保 委員長
飯泉道路建設課長。
◎飯泉 道路建設課長 開発に伴って整備されたものかと思われます。
○小久保 委員長 宇野委員。
◆宇野信子 委員 そうすると、あの費用は、開発事業者が出しているということですかね。それで、市道になると思うんですけれども、あと維持管理はこちらですることになるんでしょうか。
○小久保 委員長
飯泉道路建設課長。
◎飯泉 道路建設課長 委員のおっしゃるとおりでございます。
○小久保 委員長 宇野委員。
◆宇野信子 委員 今後もその開発については、あのようにつけていってもらうことを建設許可のときに指導しているということですかね。それとも、業者が独自に全く市のアドバイスとは関係なくやっているんでしょうか。
○小久保 委員長
飯泉道路建設課長。
◎飯泉 道路建設課長 工事を区画整理とか開発とかを行う際に、市のほうと協議を行いますので、その中で指導とか打ち合わせをしながら進めていくというような形でございます。
○小久保 委員長 ほかに発言はございませんか。
宇野委員。
◆宇野信子 委員 137ページの公園管理費で、公園指定管理委託料が8,300万円で、その上に、公園内施設管理委託と公園維持管理費が1億3,000万円と4億5,000万円とついているんですけれども。これは、今年度の公園の管理は、昨年と状況が変わっていると思うんですが、今年度どういうふうになるか教えていただきたいんですけれども。
○小久保 委員長 滝本公園・施設課長。
◎滝本 公園・施設課長 来年度の公園管理につきましては、花畑公園ほか5公園につきましては8,300万円で指定管理を行います。そのほかの公園につきましては、市の直営管理ということで行います。今年度までに行っています指定管理公園16公園が直営管理になりますけれども、こちらも含めて市の直営管理ということで実施予定でございます。
○小久保 委員長 宇野委員。
◆宇野信子 委員 そうしたら、市の直営、指定管理から市の直営になった16公園の中に有料の施設があると思うんですけれども、テニスコートとか、そういう貸し出しとかの手続とかはどういうふうになるんでしょうか。
○小久保 委員長 滝本公園・施設課長。
◎滝本 公園・施設課長 有料施設の貸し出しにつきましては、業務委託によりまして、有料施設のある公園の管理事務所に人員を配置したいと思います。現在もそこで貸し出しなどの業務を行っております。その業務につきましての予算ですけれども、公園内施設管理委託料ということで1億3,188万5,000円の中に含めてございます。
○小久保 委員長 宇野委員。
◆宇野信子 委員 そうすると、その業務委託の契約期間というのは年度末までですか。
○小久保 委員長 滝本公園・施設課長。
◎滝本 公園・施設課長 契約期間は年度末までということで、具体的な契約期間ですけれども、平成29年4月1日から平成30年3月31日までとなります。
○小久保 委員長 宇野委員。
◆宇野信子 委員 指定管理については、いろいろと議論をして、今回は、私たちは反対したんですけれども。この指定管理の制度の見直しというのは今やっているんでしょうか、その公園の今後の指定管理にまた戻していくことについての検討状況を教えてください。
○小久保 委員長 滝本公園・施設課長。
◎滝本 公園・施設課長 今後の公園の指定管理に移行するかどうかということですが、行政経営課が主管課でやっておりますので、そちらと協議の上、今後進めていきたいと考えております。
○小久保 委員長 ほかに発言はございますか。
塚本委員。
◆塚本洋二 委員 今の公園管理のところで、12月の定例会のときに一つの指定管理者が否決になっていますから、その部分が今度こっちの指定管理料じゃないほうの管理と施設の委託料などにいっているんだと思うんですけれども。12月の環境経済委員会のときに、たしか4月までに業者探せばいいんじゃないかとかという、委員の中からそういう話も出ていたかと思うんですね。こちら認可出なかったですけど、そうなっているというのは、業者の選任というのは、これまでの通常の入札でいくんですか、それとも市のほうで指名とかそういったのでいくんでしょうか、そういったところを教えてください。
○小久保 委員長 滝本公園・施設課長。
◎滝本 公園・施設課長 平成29年の業務委託に関しましての業者選定でございますけれども、4月から7月まで3カ月分につきましては、随意契約で業者を選定したいと思います。残りの9カ月につきましては、一般競争入札に付しまして業者を決定していきたいと考えております。
○小久保 委員長 塚本委員。
◆塚本洋二 委員 3カ月間随意ということなのですけれども、それは、これから業者とか決めていくんですかね。
○小久保 委員長 滝本公園・施設課長。
◎滝本 公園・施設課長 予算計上につきましては、平成29年度の予算に計上しておりますので、本定例会議決後、予算執行に当たるということですので、3月中に業者を選定しまして、見積もり合わせにより業者を選定します。その後、一般競争入札の日程にかけまして、5月になるかと思いますが、開札を予定しております。
○小久保 委員長 塚本委員。
◆塚本洋二 委員 済みませんもう1点。これは、随意契約の内容についてなんですけれども。一つ一つ公園にやるのか、それとも幾つかを一つにくくってやるのか、その辺お聞かせください。
○小久保 委員長 滝本公園・施設課長。
◎滝本 公園・施設課長 現在、考えております発注の仕方でございますけれども、随意につきましては、業務委託ですが、受付業務につきましては1本で考えております。それから、植栽管理などの清掃業務につきましては、公園ごとの委託を考えております。それから、一般競争入札に付する分につきましては、今後、工区割を考えまして、これから進めていきたいと考えております。
○小久保 委員長 ほかに。
宇野委員。
◆宇野信子 委員 今の関連で、指定管理の制度の見直しは、行政経営課ということなんですけれども、12月議会でも申しましたが、下請との関係で透明性を高めていただきたいということで、公契約条例なども検討していただきたいなと思うんですが、それは、すぐにはできないと思うんですが。下請に対してどのぐらいの給料を払われているかとか、あと臨時の職員とかに対する給与ですね、管轄は違いますけれども、民間保育所のほうは、今回補助を出すに当たって、給与台帳的なもの、ちゃんとお給与が払われているかということを民間に対してもチェックしていくわけなんですよね。ですので、ぜひそういう下請までの給与がきちんと保障されているか見えてないのが今の指定管理の実態そういう契約になっていますので、そこのところをぜひ見えるようにするような契約に変えていっていただきたいと、これは意見です。
○小久保 委員長 ほかに発言ございますか。
宇野委員。
◆宇野信子 委員 132ページの道路新設改良費で教えてください。11番の市道新設改良工事測量設計業務委託と土木工事の市道新設改良工事の箇所ですね、具体的に教えてください。
○小久保 委員長
飯泉道路建設課長。
◎飯泉 道路建設課長 道路新設改良に要する経費の中の委託料につきましては、21路線の測量設計委託を予定してございまして、西栗山、島名、稲岡、上横場、苅間、臼井、北条、吉沼、北条、大形、吉沼、玉取、上郷、上長高野、西長高野、ごめんなさい。上長高野じゃなくて、長高野でした。根崎、西高野、高見原、下河原崎、高崎地内を予定してございます。
工事につきましては、池向、境松、館野、真瀬、市之台、手代木、小野崎、上横場、谷田部、臼井、山中、栗原、山口、上菅間、北条、筑波、要、駒込、玉取、水守、柴崎、谷田部、吉沼、西長高野、大貫、境田、北太田、沼崎、下広岡、平沢、上里、上菅間地内を予定しているところでございます。
○小久保 委員長 宇野委員。
◆宇野信子 委員 それらの新設の設計とか工事ですけれども、全体計画とか、そういうものがあってやっている部分と、地域からの要望とか新設ですから改修と違ってあれだと思うんですけれども、優先順位のつけ方というのは、どういうふうになっているんでしょうか。
○小久保 委員長
飯泉道路建設課長。
◎飯泉 道路建設課長 地元からの拡幅要望等に基づきまして事業を進めているところでございますけれども、通学路ですとか緊急車両が入れないとか、そういったポイントを優先に考えながら整備を進めているところでございます。
○小久保 委員長 宇野委員。
◆宇野信子 委員 そうすると、これ基本的に拡幅ということですかね。拡幅して、歩道をつけるとかそういうことですか。
○小久保 委員長
飯泉道路建設課長。
◎飯泉 道路建設課長 基本的には、拡幅工事をうちのほうの道路建設課では行っているところでございますけれども、必ずしも歩道がつくかといいますと、その地元の要望ですとか通学ですとか、そういう状況を勘案した中での整備になっていきますので、必ずしも歩道の整備ではございません。
○小久保 委員長 宇野委員。
◆宇野信子 委員 それと、この工事とセットで、例えば、上下水道とかの工事も一緒にやるということもあるんでしょうか。
○小久保 委員長
飯泉道路建設課長。
◎飯泉 道路建設課長 年度初めに下水道等の打ち合わせを行った中で、その路線において下水道整備ですとか上水道整備ですとか、そういうものがわかっているものにつきましては、そちらを優先してやっていただいて、その後、道路のほうをやるというような調整もございます。
○小久保 委員長 ほかに発言ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○小久保 委員長 なければ、議案第7号、当委員会付託分に対する質疑を終結いたします。
続いて、自由討議に入ります。
意見等のある委員は発言願います。
順次発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○小久保 委員長 ないようですので、議案第7号の当委員会付託分に対する自由討議を終結いたします。
続いて、討論に入ります。
まず、議案第7号の当委員会付託分に対する反対討論の発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○小久保 委員長 賛成討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○小久保 委員長 ないようですので、議案第7号の当委員会付託分に対する討論を終結いたします。
これより議案第7号の当委員会付託分を採決いたします。
議案第7号の当委員会付託分は、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小久保 委員長 ご異議なしと認め、議案第7号、当委員会付託分は、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
────────────────────────────────────
○小久保 委員長 次に、議案第9号 平成29年度つくば市
下水道事業特別会計予算を議題といたします。
これより議案第9号に対する質疑を行います。
順次発言を許します。
宇野委員。
◆宇野信子 委員 済みません、ページわからないんですけれども、下水道の新設工事も計画に基づいて進めていると思うんですが、沿線開発以外の部分では、平成29年度工事はどの部分を、地域名ですね、やっていくのか教えてください。
○小久保 委員長 秋葉下水道整備課長。
◎秋葉 下水道整備課長 下水道整備につきましては、公共下水道及び特定環境下水道の二項目でやっております。
公共下水道におきましては、平成29年度につきましては、幹線管整備、それから枝線整備を予定しております。幹線管整備、枝管につきましても、地区といたしましては、新牧田地区、それから西岡、台町、上郷、西大橋地区等を公共で予定しております。また、もう一つにつきましては、上菅間、西作谷、五斗蒔、野畑、中東原新田、梶内、下原、北中島等を整備する予定でございます。
○小久保 委員長 宇野委員。
◆宇野信子 委員 さっき、道路の新設でも聞いたんですけれども、これは上水道と一緒にやっていくようなエリアはありますか、あればどこでしょうか。
○小久保 委員長 秋葉下水道整備課長。
◎秋葉 下水道整備課長 平成29年度につきましては、多分上水道と一緒に敷設するような箇所についてはないものと、今の時点では考えております。
○小久保 委員長 宇野委員。
◆宇野信子 委員 幹線というか面整備というか、住宅地の中でも一緒にやるような予定はないですか。
○小久保 委員長 秋葉下水道整備課長。
◎秋葉 下水道整備課長 平成29年度につきましては、ないというふうに考えております。
○小久保 委員長 宇野委員。
◆宇野信子 委員 済みません。平成28年度はあったんでしょうか、あったらどこか教えてください。
○小久保 委員長 秋葉下水道整備課長。
◎秋葉 下水道整備課長 平成28年度におきましても、上水道と一緒にやった地区はございません。
○小久保 委員長 ほかに発言はございますか。
宇野委員。
◆宇野信子 委員 それと、下水道も今、特別会計ですけれども、企業会計に切りかえていくという、その方向性というのを今検討しているんでしょうか、検討状況を教えてください。
○小久保 委員長
中根下水道管理課長。
◎中根 下水道管理課長 企業会計に関しましては、委託業務として、ことし2,041万2,000円という形で、3カ年という形で組んでいる形でございます。平成32年度を目指す形でございます。
○小久保 委員長 宇野委員。
◆宇野信子 委員 済みません、その2,000万円というのは、何ページに書いてあるんでしょうか。
○小久保 委員長
中根下水道管理課長。
◎中根 下水道管理課長 219ページでございます。地方公営企業法適用業務委託料。
○小久保 委員長 宇野委員。
◆宇野信子 委員 平成32年には、公営企業に切りかえると。そのための準備を今この業務委託でやっているということですか。
○小久保 委員長
中根下水道管理課長。
◎中根 下水道管理課長 平成29年度から3カ年かけて始まるという形でございます。これが全部移行か、一部移行かというのは、まだでございます。
○小久保 委員長 宇野委員。
◆宇野信子 委員 その全部移行か、一部移行かというのは、どういう場合が考えられるんでしょうか。
○小久保 委員長
中根下水道管理課長。
◎中根 下水道管理課長 職員の身分の関係とか、そういったものを全てを踏まえましての形でございます。
○小久保 委員長 ほかに発言はございませんか。
鈴木委員。
◆鈴木富士雄 委員 細かいことというより、下水道の前年度の予算が110億円あったわけですよ。今年度は、91億円ということで、これ減になっているんです。特殊事情があるのか、それとも事業計画がおくれていてこういうふうになったのか。話したいことは、市民サービスで上下水道というのは第一の行政の使命だと思うんですよ。それが、一般会計では7.4%とかなりふえているんですけれども、この下水道の事業で減額になっているという、それは、中で補正でまた戻せるのかどうなのか、ちょっと聞きたいんですけれども。
○小久保 委員長 秋葉下水道整備課長。
◎秋葉 下水道整備課長 減額の主な理由といたしましては、つくばエクスプレス関連公共下水道事業の負担金が減額になったことでございます。これは、具体的にいいますと、UR都市機構が施行しております中根金田台地区の土地区画整理事業が平成28年度事業を持ちまして完了見込みとなったため、平成29年度については予算化しておりませんので、これが減額になった主な原因でございます。
○小久保 委員長 鈴木委員。
◆鈴木富士雄 委員 そうすると、周辺部の整備については、前年同様ということですか。
○小久保 委員長 秋葉下水道整備課長。
◎秋葉 下水道整備課長 ただいまの質問の一般の周辺地区におきましては、平成28年度同様、平成29年度の財源についても同じぐらいの量を予定しております。
○小久保 委員長 ほかに発言ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○小久保 委員長 なければ、議案第9号に対する質疑を終結いたします。
続いて、自由討議に入ります。
意見等のある委員は発言を願います。
順次発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○小久保 委員長 ないようですので、議案第9号に対する自由討議を終結いたします。
続いて、討論に入ります。
まず、議案第9号に対する反対討論の発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○小久保 委員長 賛成討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○小久保 委員長 ないようですので、議案第9号に対する討論を終結いたします。
これより議案第9号を採決いたします。
議案第9号は、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小久保 委員長 ご異議なしと認め、議案第9号は、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
────────────────────────────────────
○小久保 委員長 次に、議案第14号 平成29年度つくば市
水道事業会計予算を議題といたします。
これより議案第14号に対する質疑を行います。
順次発言を許します。
宇野委員。
◆宇野信子 委員 さっきの補正でも聞いたんですけれども、国庫補助金の内訳を教えてほしいんですけれども。
5ページを見ますと、国庫補助金2億1,351万6,000円となっているかなと思うんですけれども、6ページを見ますと、国庫補助金等による収入ですね、4億3,000万円。国庫補助金2億1,300万円ですね。この内訳また教えてください。
○小久保 委員長 小
神野水道工務課長。
◎小神野 水道工務課長 この国庫補助金の明細に関しましては、そちらの同じく5ページ資本的支出、建設改良費のうち施設整備費と施設改良費の、施設整備費のうちの3分の1に充当するものでございます。
○小久保 委員長 宇野委員。
◆宇野信子 委員 この施設整備費の中には、市の施行部分とUR、県の部分も入っているということですかね。その内訳を教えてください。
○小久保 委員長 小
神野水道工務課長。
◎小神野 水道工務課長 委員のおっしゃるとおり、こちらの施設整備の中には、つくば市施行分、
UR都市機構施行分、茨城県施行分の工事費及び実績委託費が含まれております。
○小久保 委員長 宇野委員。
◆宇野信子 委員 その内訳の金額わかりますか、大体でいいんですけれども。
○小久保 委員長 中野水道総務課長。
◎中野 水道総務課長 その内訳についてご説明いたします。
UR及び茨城県の事業費でございます。URについては、全体事業として2,300万円、茨城県の事業としては3億3,000万円、つくば市の事業としては3億1,000万円でございまして、それぞれについて事業費について3分の1が国庫補助として補助を受けるものでございます。
○小久保 委員長 宇野委員。
◆宇野信子 委員 そうすると、市の事業は3億1,000万円で、それの3分の1を国庫補助で、その残りはどういうふうに、全部起債ですかね。そこを教えてください。
○小久保 委員長 中野水道総務課長。
◎中野 水道総務課長 国庫補助金以外の事業費につきましては、つくば市の施設整備については、残りの3分の2は企業債という形で財源を充当しております。
○小久保 委員長 ほかに発言。
鈴木委員。
◆鈴木富士雄 委員 水道は、大変厳しい現状の話聞いたんですけれども。前年度と前々年度の本管の実績と、将来敷設しなきゃいけない本管が120キロって一般質問でされてましたね、その辺ちょっとお聞きしたいです。
○小久保 委員長 小
神野水道工務課長。
◎小神野 水道工務課長 面整備に関する実績でございますけれども、平成28年度、今年度予定しているのが約4.25キロ、平成27年度が5.59キロ、平成26年度が4.71キロになってきております。
それから、今後、整備していくしかない幹線整備でございますけれども、平成29年度以降、約120キロほど幹線に関しまして残っている状況でございます。
○小久保 委員長 鈴木委員。
◆鈴木富士雄 委員 わかりました。それで、今後10年という話をされていますけれども、資金的なものと10年でできるのか、できないのか。大変厳しい話が出ている中で、今後どうしたらいいのかというのを聞きたいんです。
○小久保 委員長 小
神野水道工務課長。
◎小神野 水道工務課長 委員ご指摘の10年という話でございますけれども、一応、答申上下水道審議会に諮られたときに、何点かこちらで提案させていただきまして、それで、現有の職員、あるいは持っている知識ですね、その辺を鑑みていろいろ提出させてもらったんですけれども、そのときに回答として10年とやったほうがいいんじゃないかと、15年とかという話も合ったんですが、その中で答申として10年とやるのかベストだよねということで、あとは委員おっしゃるように財政的なもの、これが確保されて、なおかつその当時の人員が確保されれば、10年でやることは可能だと考えております。
○小久保 委員長 鈴木委員。
◆鈴木富士雄 委員 可能であるというのは了解なんですけれども、老朽化対策で約10年で80億円が必要であると。そして今度また、未整備地区の解消で総額110億円で10年というのですけれども、平成28、27、26年で、これ平均とっても5キロでしょう。これから計算したら、20年かかるということになると思うんですけれども、大変厳しい財政の中で、今後どうしていくのか。この答申では、市長は、値上げがありきと言っているけれども、適正価格にしてかなくちゃいけないと思いますし、またその中で、答申、それにしましょう、とりあえず。
○小久保 委員長 小
神野水道工務課長。
◎小神野 水道工務課長 水道工務課としましては、やはり財政計画が提示されないと、そちらの10年あるいは15年になっていくのか、その改良の関係にしても違う係、うちの課の中にあるんですけれども、管理係というところで担当していますので、そちらについても、いずれにしても財政計画が提示されないと、その80億円というものを何年といったらおかしいですけれども、どういう計画で直していくか、敷設がえを進めていくかというのは、ちょっとこの段階ではお答えできない状況にあります。
○小久保 委員長 鈴木委員。
◆鈴木富士雄 委員 一般会計から繰り出ししますけれども、独立採算の運営しなくちゃいけないんですけれども、やむを得ないという話も財政部長から出ましたけれども。今後、市としては、大変重要な話で、30年間のつけが来ているということで、皆さんに頑張っていただかなくてはいけないし、また、価格について適正価格をするような答申も出ているので、よろしく要望しておきたいと思っています。
それから、市長のほうで、今年度半ばに答えを出したいといいますけれども、そういう中で、市長が言われた中で、幾つか一般質問で答えたんですけれども、基本水道の引き上げとか引き下げとか、適正な逓増度の議論とか地下水採取の賦課金について、この答申の中で審議会では議論されているんですか。
○小久保 委員長 中野水道総務課長。
◎中野 水道総務課長 先ほど委員のご指摘、まず、逓増度のお話でございますが、これは、料金単価を段階的に料金に応じて差をつけるというか上げる話でございますが、これは、第2回の審議会で料金体系の概要という形で、まず一般的に全国の動向を説明してございます。続きまして第5回で、その体系別の料金の体系の案で、それぞれケースを設定して検討を行ったということでございます。
なお、第6回で、今年度、基本水量を少し変えてみて、その逓増度がどうなるかという形で、3回、まず、逓増度については審議会で議論いたしました。
続きまして、基本水量のお話でございますが、こちらは、第5回の審議会において、2カ月当たり20立方メートルの使用の場合と、半分で10立方使用した場合の比較検討を行いました。さらに第6回で、基本水量の現行の2カ月に対して半分の10立方メートルにした場合で、逓増度を大きくした三つのケースで比較、検討を行っております。
○小久保 委員長 鈴木委員。
◆鈴木富士雄 委員 9回、真摯にやられたと思うんですけれども、市長の話の中では、答申では、値上げありきみたいなこと言っていますけれども、その辺は、事業部としてはどんなふうに受けとめているのか、差し支えなければ、言いづらいでしょうけれども。
○小久保 委員長 宇津野上下水道部長。
◎宇津野 上下水道部長 今、委員からご指摘がありました上下水道審議会ということで、開催に当たりましては、値上げありきというのは、言葉上ひとり歩きしちゃうものですから、料金の会計の健全化とか今後の課題とか、そういったものを審議いただきまして、ざっくばらんに申しますと、いずれにしても料金の体系を健全化していかないと、先ほど委員から指摘がございました10年で配水管を敷設するというのも当然無理でございますので、そういったことで、どこの市町村においても、上下水道審議会を開いて、それで答申をいただいて、それで、そのパーセンテージは市町村によってまちまちでございますが、議会の議決を諮るという、そういったシステムでなっておりますので、いずれにしても、上下水道審議会は、値上げありきではないんですが、その水道会計の健全化ということについて、9回うちのほうでいろいろ提案、議事出させていただいて、それで、系統立てて時間をかけてご審議いただいたということでございます。
○小久保 委員長 鈴木委員。
◆鈴木富士雄 委員 本日は、請願ということで、水道組合の方々が来ていますし、市内に早期整備を進めるという請願が通っても、実際的に予算をつけてもらわないことには前に進まないので、大変、事業部としては厳しい話かもしれませんけれども、格差をなくす意味では大変重要なことだと思うので、どうぞよろしくお願いします。要望して終わりにします。
○小久保 委員長 宇野委員。
◆宇野信子 委員 今の鈴木委員の質問の関連なんですけれども。さっき、審議会の議事録ですね、一般質問してやっと公開されたということで、ちょっと遅かったなと思うんですが。あと、あの議事録だけみてもわからないですよね。資料を一緒に出していただかないといけませんで。よそのホームページ見ると、水道の審議会だけ取り出して、そこで第1回議事録資料ということで全部わかるようになっているんですけれども。今、つくば市のホームページだと、会議の公開のところを見て、会議の開催から順番に送っていかないと見られないような状態で、非常に見にくくなっているんで、資料も含めて、上下水道とぴっとクリックしたら、それが出てくるようにしていただきたいと思うんですが。
それを踏まえて、私は、その資料をいただいたので全部読んだんですが、基本水量の引き下げのところは、審議されたのかということ、今、鈴木委員もおっしゃっていましたけれども、その資料を5回と6回見ますと、基本水量を今2カ月で20立米が基本料金の水量ですよね。それを2カ月で10立法メートルに変えたときと比較しているんですけれども、その2カ月で10立方メートルにしたとき、その想定では、基本料金は、幾らでスタートするような試算だったんですか。あれ見ると、2カ月で20立方メートルの料金と2カ月で10立方メートルの料金も同じ30.8%増でスタートしたように見える表なんですけれども。それで結局、平均的な40立米を使ったら、7,000円になるとかというすごい金額が出てきて、これは、かえって高くなるというので採用されなかったというんですが。
まず、基本料金は幾らで、水量を減らしたときに基本料金は、どういうふうにスタートから始めたか教えてください。
○小久保 委員長 中野水道総務課長。
◎中野 水道総務課長 基本料金については、一律で現行料金に対して、30.5%という形の値上げで検討いたしました。
○小久保 委員長 宇野委員。
◆宇野信子 委員 そうすると、一律ということは、今の20ミリ口径で基本料金お幾らですかね。というか、幾らにしたのか。30.5%上げて、それがあの表に金額はないんですよね。
○小久保 委員長 中野水道総務課長。
◎中野 水道総務課長 20ミリの基本料金で、消費税抜きで2カ月3,650円で計算しております。
○小久保 委員長 宇野委員。
◆宇野信子 委員 それは、基本水量を10立方メートルでも3,650円からスタートということですか。
○小久保 委員長 中野水道総務課長。
◎中野 水道総務課長 今回の審議会で答申した内容ですと、基本料金のほうは、同じ料金で設定した形で計算しております。その理由でございますが、宇野委員のおっしゃるとおり、まず、ひとり世帯のほうの料金を下げたらいいんじゃないかということの議論だと思うんですけれども、今回の答申の内容ですと、答申書のほうで、ページのほうが資料9のほうで出されているんですけれども、まず、基本水量を10トンでした場合で、基本料金を同じにした場合のシミュレーションと、20トンで基本水量を計算した場合のシミュレーションを描いた場合に、10トンのほうは、どうしても逓増度のほうは低くなるんですが、一般家庭20ミリの使用者については、その分だけ費用負担が係るという形で、下げた場合には、それだけの費用が一般家庭のほうに負担が来るという形で、そういうのは対案として今回の審議会では検討した次第でございます。
○小久保 委員長 宇野委員。
◆宇野信子 委員 基本水量を10立方メートルにしたときに、基本料金は3,650円というもの以外の設定では試算はしたんですか。
○小久保 委員長 中野水道総務課長。
◎中野 水道総務課長 それ以外の水量ということでは、まだ検討していないんですけれども、この基本水量を10トンと20トンで比較した場合、20トンの場合では一般家庭で32%、それに対して10トンで計算した場合は、逓増度同じく2.1でやった場合には49%という状況が出ております。これについて、基本水量を下げるということになると、この49%がさらに費用負担がふえるというシミュレーションが描かれるものですから、それ以前について、基本水量を下げた場合だけでも、もうこれだけの一般家庭の費用負担が生じるという形の対案としてシミュレーションした次第でございます。
○小久保 委員長 宇野委員。
◆宇野信子 委員 それは、総括原価だから、総括原価全体を賄うのに、全ての料金を払う方で賄っていただかなくてはいけないと。それで、基本料金の基本水量を下げたら、基本水量を10にすると一般家庭は40ぐらい使っているとしたら、プラス30がプラスアルファになるわけですよね。それを賄っていくのに、逓増度をもっと確度を上げなきゃいけないという意味だとは思うんですけれども、思うんですが、この基本水量を下げた場合の基本料金を20のときと10のときと同じ金額しか比較していないというのは、基本水量を下げる想定の意味がないといいますか、結局、審議会の資料で見ましたけれども、2カ月で20立米以下の方が結構多いわけですよね。10立米ぐらいのところに一つピークがあって、学生とかひとり世帯の方とか、学生多いですから。そうすると、そこの方が、少しでも節水することで、値上げはやむを得ないとしても影響を抑えるためには、その方々には、少しでも負担の増を抑えるためにやるとすれば、これは3,650円じゃ全然抑えたことにならないわけなんですよね。
それで、この試算をいろいろやってみればいいと思うんですけれども。例えば、10だけじゃなくて16とか、水戸市は16ですよね、2カ月で、1カ月8。いろいろな試算をして、それで、もちろん総括原価を賄うために一体幾らになるのかという方向の計算もありますけれども、逆に、基本料金を幾らにしたら、その逓増度はどうなるかということですよね、そういう計算もしていただきたいと思うんです。
それで、実際は、コンサルにいろいろなこの審議会を通して資料を出してもらったと思うんですが、今、コンサルとの契約はないと思いますけれども、この試算というのは自力でできないものなんですか。
○小久保 委員長 中野水道総務課長。
◎中野 水道総務課長 ただいまの試算という形なんですけれども、これは、データ化した過去のデータとか、全てのデータをそのシステムの中で構築した中で計算されていきますので、そういった細かいところの計算まではちょっと今の現状ではできない状況でございます。
○小久保 委員長 宇野委員。
◆宇野信子 委員 データは市のものですよね。市民の皆さんが使っている水量と払っているお金、それでどういうふうに試算していくかの経過が審議会の資料でずっとついているわけですよね。だから、コンサルにやってもらっていたかもしれないですけれども、優秀な市の職員たくさんいますから、自分たちで計算できるようにならないとこれ精査できないと思いますし。それと、もう一つ聞きたいんですけれども、この上下水道審議会、平成25年から平成26年にかけてしたんでしたっけ、平成27年まで。その前というのは、いつやったんですか。つくば市になって初めて審議会やったんですか。
○小久保 委員長 中野水道総務課長。
◎中野 水道総務課長 この経営健全化とかそういった形で、以前の筑南水道企業団からつくば市水道事業に移行してるわけなんですけれども、こういった形の審議会というのは、水道事業単独では実施しておりません。
○小久保 委員長 宇野委員。
◆宇野信子 委員 そうすると、審議会は開かれていなかったと。平成21年に整備計画をつくっていますけれども、あのときは審議会は開いていないということですか。
○小久保 委員長 小
神野水道工務課長。
◎小神野 水道工務課長 その当時は、審議会等は開いておりません。その当時は、何というんですか、未整備地区の幹線及び面整備の口径ですね、幹線なんかの引く口径を示した図面がなかったものですから、そちらを、まず図面の整備に当たったものですから、その当時の審議会とは関係ありませんので、あくまでも幹線の口径等を決めていくための整備計画になってきております。
○小久保 委員長 宇野委員。
◆宇野信子 委員 当初予算の審議なので、どこまでやるかというのがあるんですけれども。まず、本来だったら、整備計画の検討と経営健全化とセットで考えるべきだし、よそを見ていただいたらわかりますけれども、5年スパンでずっと審議会をやっているわけですよね、上下水道含めて。それで、料金の見直しもずっと積み上げているので、コンサルがいないと計算できないということは絶対ないと思うんですよ、確認してほしいんですけれども。なので、そうじゃないと、本当にこれが妥当なものなのかというのを、審議会はやったとはいえ、ほかの試算が自分たちでできない状態では、これがベストかどうかなかなか市民にお示ししにくい、説明できないなと思うんですね。ですから、今回の予算に入っていないかもしれませんけれども、職員の人件費も入っていますし、電算センターですか、情報センターありますので、ぜひ知恵を出し合って、コンサル任せではなく、さまざまな試算シミュレーションができるようにしていただいて、半年で答えを出すということですから、そういうふうにやっていただきたいと要望します。
○小久保 委員長 ほかにございますか。
鈴木委員。
◆鈴木富士雄 委員 さっきの質問の中で、地下水の採取の換金については審議会で検討されました。
○小久保 委員長 中野水道総務課長。
◎中野 水道総務課長 漏れてしまって申しわけございません。こちら、大口需要者の地下水転換ということですね。まず、第2回で、全国的な動向のほう、どういった情勢の状況にあるかということの説明。また、第6回で、つくば市における大口需要者の地下水の転換の動向についての説明は行いました。
○小久保 委員長 鈴木委員。
◆鈴木富士雄 委員 地下水の採取の賦課については、ことし半ばに結論を出すという話をされていますけれども、大口需要家、企業にそこまでの時間があるんですかね。理解を得て納得してもらえるという、その辺はどんなふうに解釈しますかね、厳しいんじゃないかなと私は思うんですけれども。逆に、つくばに来るのをためらう企業も出てくるような感じもするんで。
○小久保 委員長 中野水道総務課長。
◎中野 水道総務課長 ただいまの大口需要者の地下水の費用負担を求めることについては、今後、他市の事例を参考にしながら検討を進めていくことと考えておりますので、また、当然相手がある話でございますので、一方的な事業で進める、行政側だけの事業の考えで進めるということもちょっと難しい面があるかと思いますので、この半年をめどという形では方向性は出せるかと、方向性までいくかどうか疑問が残るんですけれども、それを今回の経営健全化に向けた統一の議論として進めることは、少し難しいのではないかと考えてはおります。
○小久保 委員長 宇野委員。
◆宇野信子 委員 地下水の大口需要者について、2回審議会の中で議論されていますけれども、それは、大口需要者が今どれぐらい上水道以外の部分での水を確保しているかということ、アンケートをとったということだと思うんですけれども。それと、今後の水の上水のほうの需要についての、これからどれぐらい減るのかなということでアンケートをとったという記録はあったんですけど、そのときは、当時は、まだ負担金、こちら上水道も使っているわけですから、上水道は、大口の需要者としての施設をこちらのほうは提供しているわけなんですよね。だけれども、どんどん利用が減っていくと。一方で、地下水を大量にくみ上げていると、その地下水は、そちらのほう、事業者が施設の設置とかの費用はかかったけれども、水代は全然払っていないわけなんですよね。そういう意味で、つくば市の上水としては、そちらが大口で事業できるだけの施設を維持管理しているので、そこの部分の負担はしてくださいという趣旨だと思うんですね。
京都市なんかは、京都市議会で平成23年に決議を出して、やっとことし条例案も出していく、5年ぐらいはかかっているんですけれども。この問題は、全国的に問題になっていて、そういう意味でも、整備計画と経営健全化と、いろいろなことを全体を網羅するビジョンとか基本計画とかをつくっていかなきゃいけなかったと思うんですね。この料金だけを取り上げて審議会でやってきたこと自体がちょっとどうだったのかなとは思うんですが。すぐ答えは出ないと確かに思うんですよね。負担金が余り高かったら、事業者が来てくれないという心配は確かにあります。ただ、地下水というのは、本当は、皆さんの地下にあるものであって一企業のものではないはずなので。一方で、県のほうにつくば市が、新たな井戸を沿線開発に伴って掘り直そうとしたら許可が出なかったということで、民間の企業にはどんどん掘らせて、つくば市には掘らせないのかという県のほうの問題もあると思います。その辺、ちょっと強く県にも言っていただきたいし、受水費が上がるたびに逆ざやは広がっていますので、県の水にどこまで頼るのかということで、自家水源もしっかり、これだけ簡易水道があるということは、地下水はあるわけですから、きちんとろ過装置をつけて、つくば市独自の地下水源も確保するということも含めて考えていかなくてはいけないと思うんですね。だから、料金だけの問題じゃないんですけれども、そういうことも一体どこで考えるのかなというのがあります。なので、今回は、本当に料金のことはせっぱ詰っていると思いますけれども、そういうこと全体的に網羅して議論し、5年ごとに見直していくような、そういうことに切りかえていっていただきたいと要望します。
○小久保 委員長 ほかに発言はございませんか。
塚本委員。
◆塚本洋二 委員 仮にでいいんですけれども、大口需要者というのは、どの辺の範囲を言うかだけ教えてください。
○小久保 委員長 中野水道総務課長。
◎中野 水道総務課長 今、申されています大口需要者の形の定義付けですけれども、大体口径で75ミリ以上の口径の需要者で、今の独立行政法人と、あとは大口の営業関係が大口需要者という形で位置づけております。
○小久保 委員長 ほかに発言はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○小久保 委員長 なければ、議案第14号に対する質疑を終結いたします。
続いて、自由討議に入ります。
意見等のある委員は発言を願います。
順次発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○小久保 委員長 ないようですので、議案第14号に対する自由討議を終結いたします。
続いて、討論に入ります。
まず、議案第14号に対する反対討論の発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○小久保 委員長 賛成討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○小久保 委員長 ないようですので、議案第14号に対する討論を終結いたします。
これより議案第14号を採決いたします。
議案第14号は、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小久保 委員長 ご異議なしと認めまして、議案第14号は、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
────────────────────────────────────
○小久保 委員長 次に、議案第19号 つくば市
建築関係手数料条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。
これより議案第19号に対する質疑を行います。
順次発言を許します。
宇野委員。
◆宇野信子 委員 これエネルギー消費性能向上に関する法律による手数料だということなんですが、これを適用になりますと、市の二酸化炭素排出削減目標に対する貢献といいますか、そういうことは、どれぐらいになるとかという試算がありますでしょうか。
○小久保 委員長 猪野建築指導課長。
◎猪野 建築指導課長 あくまでも施設に対するエネルギーを抑制させるための措置の法律でございますので、それがCO2削減にどうつながるかというところまでは、この法律の中では検討されていない、基準が定められていません。
○小久保 委員長 宇野委員。
◆宇野信子 委員 そうすると、エネルギー削減のほうは数字が何かあるんですかね、CO2じゃなくても。
○小久保 委員長 猪野建築指導課長。
◎猪野 建築指導課長 エネルギー削減につきましては、CO2以外のものであるかというご質問ですけれども、この法律が制定された時点においては、基本的に運輸部門と産業部門と比較して、こういう建築物の部門ですか、そういったところでもエネルギーの消費量が著しく、著しいというか増加傾向にございますと。そういうところを考えまして、今回の建築物の制限に関しましては、非住宅の2,000平米以上の大きな建築物に限ってでございますので、そういうところから考えますと、一般的な住宅とか公共物の建築物については、そのエネルギー消費をどのようにしているから、他のそういったCO2の削減にどういうふうにつながっているかというところまでは検討されていないように感じます。
○小久保 委員長 宇野委員。
◆宇野信子 委員 非住宅の2,000平米以上ということですけれども、これは、今から新たに建築されるものだけに適用するんでしょうか。
○小久保 委員長 猪野建築指導課長。
◎猪野 建築指導課長 ことし4月1日から確認申請を受け付けるものに適用されます。
○小久保 委員長 宇野委員。
◆宇野信子 委員 大体年間、昨年とかですね、もし実績があれば何棟くらいありますか。
○小久保 委員長 猪野建築指導課長。
◎猪野 建築指導課長 昨年の件数で言いますと、2,000平米以上は約12件程度です。
○小久保 委員長 ほかに発言はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○小久保 委員長 なければ、議案第19号に対する質疑を終結いたします。
続いて、自由討議に入ります。
意見等のある委員は発言を願います。
順次発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○小久保 委員長 ないようですので、議案第19号に対する自由討議を終結いたします。
続いて、討論に入ります。
まず、議案第19号に対する反対討論の発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○小久保 委員長 賛成討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○小久保 委員長 ないようですので、議案第19号に対する討論を終結いたします。
これより議案第19号を採決いたします。
議案第19号は、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小久保 委員長 ご異議なしと認め、議案第19号は、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
────────────────────────────────────
○小久保 委員長 次に、議案第23号 つくば市建築基準条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。
これより議案第23号に対する質疑を行います。
順次発言を許します。
宇野委員。
◆宇野信子 委員 この新旧対照表のほうの1ページ目の一番下に、毎時25立方が毎時14立方以上の外気を供給することができる云々かんぬんとあるんですけれども。これは、緩和されたということなのか、この数字で大丈夫になった根拠を教えてください。
○小久保 委員長 猪野建築指導課長。
◎猪野 建築指導課長 駐車場法同施行令が昭和32年に制定されておりますけれども、その当時の車の排出ガスの制限なんかと比較いたしますと、今の性能は大分よくなってきておりますので、そういった部分を考慮しまして、その当時は、1平米当たり25立米排出できる容量ではないと空間的な環境が維持できなかったということですけれども、その後の、先ほどご説明したように性能が向上されましたので、換気量が少なくていいということで緩和されました。
○小久保 委員長 ほかに発言はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○小久保 委員長 なければ、議案第23号に対する質疑を終結いたします。
続いて、自由討議に入ります。
意見等のある委員は発言願います。
順次発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○小久保 委員長 ないようですので、議案第23号に対する自由討議を終結いたします。
続いて、討論に入ります。
まず、議案第23号に対する反対討論の発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○小久保 委員長 賛成討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○小久保 委員長 ないようですので、議案第23号に対する討論を終結いたします。
これより議案第23号を採決いたします。
議案第23号は、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小久保 委員長 ご異議なしと認め、議案第23号は、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
────────────────────────────────────
○小久保 委員長 次に、議案第24号 つくば市の地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。
これより議案第24号に対する質疑を行います。
順次発言を許します。
宇野委員。
◆宇野信子 委員 これ、都市計画審議会で審査されたものかなと思うんですが、議案に都市計画審議会で出された図面をつけていただけるとわかるかなと思うんですが。この文言だけで説明されてもいまいちイメージが全然湧かないので、図面をつけるということはできないんでしょうか。
○小久保 委員長 長島
まちづくり推進部長。
◎長島
まちづくり推進部長 いわゆる都市計画審議会のほうでの仕様というのは、都市計画の決定の図書ということで、私、資料で持ってきているんですけれども、こういうものが計画書と計画図というものでできていますので、今回出していないんですが、次回からこの地区計画との参考資料ということで、委員会のほうには提出するということで対処させてもらうということでいかがでしょうか。参考資料ではない、委員会のほうに提出するというような。
○小久保 委員長 宇野委員。
◆宇野信子 委員 というのは、この竹園第6地区とか吾妻第2地区とか松代第1地区といわれましても、これは、皆さん住所も書いていないし、わからないわけなんですよね、議案だけ見ても。なので、どのあたりのことなのか説明だけしてもらえますか。
○小久保 委員長 猪野建築指導課長。
◎猪野 建築指導課長 竹園第6地区でございますけれども、東大通りと土浦学園線の交差点から、昔の公務員住宅がございましたところです。わかりますかね、イメージとして場所。
◆宇野信子 委員 わかりません。
◎猪野 建築指導課長 東大通りと土浦学園線の交差点から荒川沖方面のほうに向かっていただいて、右手の一角です。
○小久保 委員長 長島
まちづくり推進部長。
◎長島
まちづくり推進部長 まず、最初の竹園第6地区というんですか、東大通りと土浦学園線の交差点のところの左下というか、南側で西側という、南西のほうですね。角地から南西で大体わかりますかね。警察署なんかの反対側。
○小久保 委員長 ちょっとよろしいですか。
資料を配付していただくということで、よろしいでしょうか。
◎長島
まちづくり推進部長 もう一つは、吾妻第2地区と言っていますが、これは土浦学園線と西大通りの角地の北東側の角ですね。もう一つは、松代第1地区といいまして、松代の一番南側あの街区ということになります。
○小久保 委員長 よろしいですか。
宇野委員。
◆宇野信子 委員 これ竹園2丁目とかあの辺ですね、第6地区は。一番東大通りに面した、結構表通りというか、つくばの一つ、日本の道百選に選ばれたところに面しているところですよね。特に、今回の地区計画で考慮した点がありますか。
○小久保 委員長
横田都市計画課長。
◎横田 都市計画課長 今回、特にというのは、緑地帯を設けたところと、あと高さの制限ですね。それを設けております。
○小久保 委員長 宇野委員。
◆宇野信子 委員 済みません、これ読めばいいんでしょうけれども、緑地帯は、東大通りに面したところは、これ直接東大通りに面した土地ですよね、歩道部分に面していると思うんですけれども。緑地帯を何メートル幅で、あと高さ制限は、ここはどれぐらいになるんでしょうか。済みません、読めばいいんでしょうけれども教えてください。
○小久保 委員長
横田都市計画課長。
◎横田 都市計画課長 高さ制限で、中高層の部分については、45メートル12階建てマンションが可能となります。
それから、中低層のほうには、18メートル5階建てマンションぐらいが可能というところで、あと、緑地帯なんですが、道路境界線から幅員5メートルを緑地帯を設けております。それから、もう1カ所ありまして、緑地帯で道路境界線から幅員1メートルと、沿道上の中で交差点の土浦学園線と東大通りの交差点の部分については、緑地帯が道路境界線から幅員5メートルで、南側の中低層住宅のほうは、道路境界線から幅員1メートル設けております。
○小久保 委員長 宇野委員。
◆宇野信子 委員 そうすると、東大通りと学園線の交差点から何メートルぐらいまで南側までが緑地帯5メートルで、そこから1メートルになるんですか、その切りかわるところはどのあたりになりますか。
○小久保 委員長
横田都市計画課長。
◎横田 都市計画課長 土浦学園線の信号から南側の最初の信号のところの長さですね。道路の300弱ぐらいありますかね。ですから、信号と信号の間のところが幅員、緑地帯の道路境界線から幅員5メートルになっております。
○小久保 委員長 宇野委員。
◆宇野信子 委員 そうすると、土浦学園線に面したほうはどうなるんでしょうか、この土地の北側ですけれども。
○小久保 委員長
横田都市計画課長。
◎横田 都市計画課長 土浦学園線も緑地帯道路境界線から幅員5メートルとなっております。
○小久保 委員長 宇野委員。
◆宇野信子 委員 では、吾妻第2地区も同じように教えてください。
○小久保 委員長
横田都市計画課長。
◎横田 都市計画課長 吾妻第2地区におきましては、土浦学園線と学園西大通りの角の部分なんですけれども、こちらもその面に面したところにつきましては、緑地帯を道路境界線から幅員5メートルとなっております。
そのほか、中央通り線、西大通りから中央通り線が入ったところにつきましては、道路境界線から幅員2メートルになっております。
それから、もう1カ所、ペデ沿いがあるんですが、ペデ沿いについては、道路境界線から幅員1メートルになっております。
○小久保 委員長 ほかに発言はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○小久保 委員長 なければ、議案第24号に対する質疑を終結いたします。
続いて、自由討議に入ります。
意見等のある委員は発言願います。
順次発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○小久保 委員長 ないようですので、議案第24号に対する自由討議を終結いたします。
続いて、討論に入ります。
まず、議案第24号に対する反対討論の発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○小久保 委員長 賛成討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○小久保 委員長 ないようですので、議案第24号に対する討論を終結いたします。
これより議案第24号を採決いたします。
議案第24号は、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小久保 委員長 ご異議なしと認め、議案第24号は、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
────────────────────────────────────
○小久保 委員長 次に、議案第25号 つくば市都市公園条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。
これより議案第25号に対する質疑を行います。
順次発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○小久保 委員長 なければ、議案第25号に対する質疑を終結いたします。
続いて、自由討議に入ります。
意見等のある委員は発言を願います。
順次発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○小久保 委員長 ないようですので、議案第25号に対する自由討議を終結いたします。
続いて、討論に入ります。
まず、議案第25号に対する反対討論の発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○小久保 委員長 賛成討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○小久保 委員長 ないようですので、議案第25号に対する討論を終結いたします。
これより議案第25号を採決いたします。
議案第25号は、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小久保 委員長 ご異議なしと認め、議案第25号は、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
────────────────────────────────────
○小久保 委員長 次に、議案第26号 つくば市市営住宅条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。
これより議案第26号に対する質疑を行います。
順次発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○小久保 委員長 なければ、議案第26号に対する質疑を終結いたします。
続いて、自由討議に入ります。
意見等のある委員は発言願います。
順次発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○小久保 委員長 ないようですので、議案第26号に対する自由討議を終結いたします。
続いて、討論に入ります。
まず、議案第26号に対する反対討論の発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○小久保 委員長 賛成討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○小久保 委員長 ないようですので、議案第26号に対する討論を終結いたします。
これより議案第26号を採決いたします。
議案第26号は、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小久保 委員長 ご異議なしと認め、議案第26号は、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
────────────────────────────────────
○小久保 委員長 暫時休憩いたします。
午後零時00分休憩
──────────────────────────
午後零時03分再開
○小久保 委員長 それでは再開いたします。
────────────────────────────────────
○小久保 委員長 次に、請願29第3号 公営上水道未普及地域への早期整備を求める請願書を議題といたします。
本請願の紹介議員であります木村清隆議員に説明を求めることにします。
木村議員、よろしくお願いいたします。
◆木村清隆 議員 ただいま委員長のほうからご紹介いただきました、公営上水道未普及地域への早期整備を求める請願書に対しまして、紹介議員として皆様方にご説明させていただきます。
紹介議員につきましては、記載のとおり、多数の議員、須藤光明議員、浜中勝美議員、木村修寿議員、神谷大蔵議員、五頭泰誠議員、長塚俊宏議員、黒田健祐議員と、また、その他の方々からも提出期限には間に合わなかったけれども、賛同をというお声もいただいている大変力強いもとでの請願を提出をさせていただいております。ぜひとも、ご審議のほどお願いしたいと思っております。
まずもって、裏面にあります請願趣旨のほうを読み上げ、その後、少し補足をさせていただきたいと思っております。
「請願趣旨」
つくば市全体での公営上水道の普及率は人口比約85%です。残り約15%の市北部及び西部地域では、各集落の非公営簡易水道があり、公営上水道整備が進んでおりませんでしたが、近年地域住民は簡易水道の老朽化や水質にも不安を抱えて生活しています。さらに、簡易水道の井戸が渇水しても新しく井戸を掘れないような状況です。各地域から給水要望をしておりますが、平成24年度以降の要望は、ほとんどが整備未着手であり、見通しは立っていない状況です。未整備地区の住民は、将来のためにも早期に公営上水道整備を望んでおります。昨年9月、10月の地域説明会では、上下水道審議会の答申から未整備地域の幹線管路を10年間で整備することの説明もありました。上水道は、市民生活の飲料水や消防消火栓などなくてはならないものであります。住民が安心・安全の生活ができるよう、公営上水道未普及地域への早期整備を求める請願を致します。
「請願事項」
平成10年につくば市全域が給水地域となっていることから、上下水道審議会の答申にありましたように早急に給水要望が提出されている地区及び未普及地域の早期整備を強く要望します。
補足を少しさせていただきますけれども、まず、それぞれのつくば市全体で事項にもありますように、給水が全域といいながらにしましても、いまだ15%の地域が水の確保が安全が保障されていないという中において、現状におきますと、簡易水道組合それぞれの地域周辺部が多いところでございますけれども、それぞれが自衛策、自己責任というもとに、最近ですと、給水、井戸の近くのタンクが老朽化して、それを衛生のためにもステンレスのタンクに交換するということで、100万、120万かかったとか250万かかったとか、それぞれの市民、個人負担であります。
さらには、先週も起きたところでございますけれども、配管が昭和30年代に当時の品質の鉄管ですので50年、60年たっておりますので、かなり老朽化している。至るところで気がつかないところでも漏水が起きているようなことが発覚しているところもありますけれども、先週もつくば市道の道路の下を通っている水道管が破裂しまして、道路が水浸しになるような状況。急遽、地元の水道組合の方々で業者の方をお願いして、道路をアスファルトを剥離して、配管を整備して暫定的に処理しているんですが、改めてきちんとした本舗装をしないといけないのかなと考えております。そういった費用も全て集落の個人負担になってしまっている。これから、あちこちでそのような事象が起きて幾らあっても足りないような、上水道が入ったときには、少しでも水道組合の貯蓄を回して負担をなくそうという、積み立てをというところも今起きているところでございます。
しかしながら、状況的に10年かけてもなかなか進むのがどうかという中において、その間、今申し上げましたような現状を維持するに当たっても、何かあるとすぐに20万、30万という費用が個人責任になってしまっているという部分。さらには、そういった地域において、幾つかのところがいまだに市街化区域であっても上水道が入っていない、そうったところからすると、市の方針、オンラインの税負担しているところからしても、早急に本管だけでもまず入れるような取り組みをしていただきたい。
もう二つだけ事象をご紹介させていただきますと、3年半ぐらい前になりますけれども、上水道がないところで火災が発生いたしました。昔からの50石防火水槽とか、本当に5,000リットル、9,000リットルのような小さなタンクですので、消防車が入っても、来ていただいても3分とか5分くらいで水がなくなってしまい、3年半前に起きた火災では、上郷地区でしたけれども、水がなくなってしまって、結果的に全焼するまで残念な結果になってしまったとか。さらには、先月でありますけれども、やはり上水道のないところで火災が起きて、上水道がないことが直接の要因ではないのは、ありますけれども、高齢者のおじいちゃんが1人命を亡くしたという火災がございました。
しかし、そういったものも上水道があれば、消火栓があれば、さらには、地域の道路の渋滞のときなど、上水道がなくても、10トンの大型タンク車をつくば市では配備していただいておりますけれども、歩道もない、渋滞がしょっちゅう起きているようなところですと、なかなか10トントラックの大きなローリー車がその火災現場まで駆けつけるにも相当時間がかかってしまうということも現実の心配もございますので、やはりそういった市民の安心安全のためにも、健康のための水の確保、そして震災また災害、火災等に備えましても、上水道の必要性というものは、本当に最低限のことがまだまだ至っていないというのが未普及地域でありますので、そういったこともより真剣に捉えていただき心配度を高めていただきまして、厳しい財政ということは十分理解しているところでありますけれども、最大限の工夫をしていただきまして、最後になりますけれども、井戸水を利用している地域の市民に対して、安心安全、健康も含めて、市として、また、我々議員、議会としましても判断することは、健康管理の責任があるというふうに思っておりますので、ぜひとも委員の皆様方にご理解いただき、そして、執行部の方々、それぞれ関係する方々にご理解いただいての一日も早く整備ができることをお願い申し上げまして、今回の請願についての紹介議員としての説明をさせていただきます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
○小久保 委員長 ありがとうございました。
これより紹介議員に対する質疑を行います。
ただいまの説明に対しまして、質疑のある委員は挙手の上、委員長の許可を得てから発言されるよう、お願いいたします。
順次発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○小久保 委員長 ないようですので、紹介議員に対する質疑を終結いたします。
木村議員ありがとうございました。
木村議員は、退席いただいて結構でございます。
次に、執行部に対する質疑に入ります。
執行部に対する質疑につきましては、採択か不採択かを判断するために、あくまでもわからない部分について、参考までにお聞きするものです。
それを踏まえた上で発言されるようにお願いいたします。
それでは、順次発言を許します。
宇野委員。
◆宇野信子 委員 このような請願というのは、今まで出たことはあったんでしょうか。
○小久保 委員長 宇津野上下水道部長。
◎宇津野 上下水道部長 直近では、料金の改定の関係で出ておりますけれども、この未整備地区の推進の関係については私は記憶にはございません。
○小久保 委員長 宇野委員。
◆宇野信子 委員 一般質問でもいろいろな議員が聞かれているので、大体ポイントはわかっているつもりなんですが、簡易水道組合とかが上水道を引いてほしいと要望を出すときに、地域で、ある程度意見をまとめて要望を出さなきゃいけないという基準とかあると思うんですけれども、その基準について教えてください。
○小久保 委員長 小
神野水道工務課長。
◎小神野 水道工務課長 整備基準といたしましては、簡易水道組合の場合には、全面廃止、100%の方の加入の条件。それから、井戸水集落に関しましては、現時点では、半数以上の方の同意ということでうたっているんですけれども、この4月から約8割程度の方の同意をもって、その要望書を受け付けるというふうな条件になってきております。
○小久保 委員長 宇野委員。
◆宇野信子 委員 そうすると、簡易水道組合の方は、全員が同意するのが要望を出す、整備する条件ということは、要望を出せる条件でもあるわけですね。簡易水道じゃない方も含めてですか、簡易水道がないところではということですか。今の半数とか8割のどういう場合か教えてください。
○小久保 委員長 小
神野水道工務課長。
◎小神野 水道工務課長 簡易水道が入っていない集落もあるかと思うんですけれども、井戸水、自家用井戸を使ってらっしゃる集落の場合で、給水を要望する場合には、現時点では半数以上の方の同意をいただいておりますけれども、この4月からは、8割以上の方の同意をいただくというふうに変更させていただくことになっております。あくまでも井戸水利用の場合ですね、簡易水道の場合には廃止というのが前提になりますので、100%の方の同意書をとっていただくという説明はさせてもらっています。
○小久保 委員長 宇野委員。
◆宇野信子 委員 そうすると、例えば、簡易水道組合に入っている人が、新たに自分のうちに井戸を掘るということは、別に禁止はされていないんですかね。
○小久保 委員長 小
神野水道工務課長。
◎小神野 水道工務課長 私ども水道に関しましては、下水道事業と違いまして、法的根拠みたいなものがございませんので、その簡易水道組合に入っている方が1人抜けて、自分で井戸を掘って、上水道は入りませんよということがあったとしても、こちらではそれを規制することはしておりません。
○小久保 委員長 宇野委員。
◆宇野信子 委員 今回の請願が出まして、いろいろ私も簡易水道の方とかお話を伺いまして、切実な状況もわかりました。簡易水道は、3年半前夏に枯れてしまって、タンクローリーを貸し出してもらって2日に1回運んだというお話を聞いて、これも本当に深刻だなと思いました。すごく理解しているんですが、ただ、要望を出すときに、出す前に説明会とかも話し合いをされていると思うんですけれども、そこで新たに井戸を掘ってはいけないと言われたというふうに受けとめている方がいらっしゃるんですね。だから、その辺の説明は、誤解されないように丁寧な説明をしていただきたいなとは思います。あくまで、これは選択の余地はあるわけなんですよね。義務はないわけですよね。簡易水道の方が井戸を掘れないという縛りはないということだけは、説明会では、それは本当に水道事業からすれば、皆さんにつないでいただきたいのはもちろんなんですが、それは誤解されている方もあるので、そこは丁寧に説明していただきたいなと思います。
○小久保 委員長 ほかにありますか。
宇野委員。
◆宇野信子 委員 それと、さっきもあれだったですけれども、120キロの幹線という一般質問でも答弁あったんですけれども、その幹線というのは、どのあたりまでを、幹線と支線の違いというのは管の太さとかですか。
○小久保 委員長 小
神野水道工務課長。
◎小神野 水道工務課長 うちの水道事業に定めている幹線に関しましては、口径150ミリ以上のものを幹線と呼んでいます。これは、なぜかといいますと、単一路線であっても、150ミリの口径があれば、消火栓は単独でつけられるという水道基準指針がありまして、通常、集落内の管は100ミリとか75ミリの管になるんですけれども、そちらの口径の場合には、単一路線、行きどまり管の場合には、消火栓をつけても消火栓の機能を果たせないというようなことも発生しておりますので、ですから、集落内については、100と見込んでも最終的には150の管に戻ってくるとか、ループ化と呼んでいるんですけれども、そのループ化をかけてあげないと、消火栓の機能は働かないものですから、集落内も消火栓つけますけれども、そういうこともあって150ミリからうちのほうは幹線という扱いで整備をしております。
○小久保 委員長 宇野委員。
◆宇野信子 委員 そうすると、150ミリ以上は120キロメートル必要だということなんでしょうか。
○小久保 委員長 小
神野水道工務課長。
◎小神野 水道工務課長 委員おっしゃるとおり、150ミリ以上の幹線で残工事が120キロあるということになっております。
○小久保 委員長 宇野委員。
◆宇野信子 委員 それと、全体で市の計画といいますか、どこの道路にどれぐらいの線をこれだけ引かなきゃいけないけど、ここまでできていて、ここから先はまだ残っているというような、そういう全体が見えるものというのが、市民の皆さんに信頼されれば、この工事の必要性とか、いかに届いていないかとか費用の負担のことも理解されると思うんですけれども。そういうものは、さっきちょっと言った整備計画とかが審議会で審議されると全部そういう資料出てくるんですけれども、つくば市の場合、それは、まだ公表されていないと思うんですけれども、公表はされているんでしょうか。計画図面というんですか、全体の整備計画の図面。
○小久保 委員長 小
神野水道工務課長。
◎小神野 水道工務課長 図面は、先ほど委員ご指摘のとおり、整備計画の段階でつくってはおりますけれども、それを閲覧できる状況にはなっておりません。実際のところは。
○小久保 委員長 宇野委員。
◆宇野信子 委員 決定ではなくあくまでも計画だし、財政計画が伴っていないからということで出していないのかなとは思うんですが、整備計画は整備計画で一応つくっていて、それに基づいて120キロとか90億円とか110億円とか金額が出てきていると思うんですよね。そうすると、その図面が誰でも見えるようになっていないと、どこまでやってお金がかかるのかなというのが市民にわかりにくいと思うんですよね。あの図面をホームページとかで出すことについてはいかがですか。
○小久保 委員長 小
神野水道工務課長。
◎小神野 水道工務課長 今後、検討してまいりたいと思います。
○小久保 委員長 宇野委員。
◆宇野信子 委員 ぜひお願いしたいと思います。全体が見えないんですよね。どこまで引くのかなというのが、今回この請願をすごく大事なことだけれども、答申にありましたようにというその答申が、最後の結論だけ見ても、それでも整備計画も言葉しかないんですよね。整備計画という一言で。それが見えるのと見えないのとでは、全然市民の皆さんの理解も違うと思いますから、速やかに検討して、全体像を公表していただきたいと思います。
○小久保 委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○小久保 委員長 ないようですので、執行部に対する質疑を終結いたします。
これより、本請願について自由討議に入ります。
意見等のある委員は発言願います。
順次発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○小久保 委員長 ないようですので、以上で自由討議を終結いたします。
暫時休憩させていただきます。
午後零時20分休憩
──────────────────────────
午後零時20分再開
○小久保 委員長 それでは再開いたします。
これより討論に入ります。
まず、本請願に対する反対討論の発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○小久保 委員長 賛成討論はございますか。
宇野委員。
◆宇野信子 委員 事情は、本当に今回請願が出たことで、簡易水道もしくは未普及地域の状況は、本当に深刻だと理解いたしました。
ただ、1点だけ考えなければいけないと思うのは、さっき予算の審議でも言いましたけれども、経営改善のための料金の改定については、まだまだもっと検討しなければならないことがあると、試算が不十分ではないかと思っております。検討事項を早急に詰めて、答申どおりでないと、未普及地域が整備できないとは言い切れないと。審議会の記録を見ますと、まだまだ検討の余地があると思いますので、そのことはそれとして、でも未普及地域の早期整備は必要であると。しっかり情報を出していただいて出せるものは全て出していただいて、市民の皆さんに見える形で経営健全化も図るということを踏まえて、この請願には賛成したいと思います。
○小久保 委員長 そのほかないですね。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○小久保 委員長 ないようですので、以上で討論を終結いたします。
それでは、これより請願29第3号を採決します。
請願29第3号は、採択することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小久保 委員長 ご異議なしと認めまして、請願29第3号は、採択すべきものと決定をいたしました。
────────────────────────────────────
○小久保 委員長 以上で、本委員会に付託されました案件の審査は全部終了いたしました。
次に、当委員会審査結果報告についてお諮りいたします。
当委員会の審査結果報告につきましては、委員長が作成し、本会議に報告をしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小久保 委員長 ご異議なしと認め、当委員会の審査結果報告は委員長が作成し、本会議に報告することに決定いたしました。
暫時休憩します。
午後零時24分休憩
──────────────────────────
午後零時34分再開
○小久保 委員長 それでは、委員会を再開します。
────────────────────────────────────
○小久保 委員長 次に、行政視察についてを議題といたします。
初めに、行政視察を実施するかどうかについて、委員各位のご意見を伺います。
順次発言を許します。
柳沢委員。
◆柳沢逸夫 委員 ぜひ、やって。参考にできればしたいと思います。
○小久保 委員長 わかりました。
それでは、ヘイズ委員。
◆ヘイズジョン 委員 そういう視察して、とりあえずどういうインフラを見に行きますか。特別なソーラーパネルとか設置のところとかも、エネルギーとか発電とか。それでも、もしかして何かバッテリーとか、そういう設置。
○小久保 委員長 実施するかどうかということについてはオーケーですか。やるか、やらないか大丈夫。
◆ヘイズジョン 委員 やる。
○小久保 委員長 それでは、終結をして、行政視察を実施することについてをお諮りしたいと思いますが、実施することにご異議はございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小久保 委員長 ご異議なしということでございますので、行政視察を実施するということに決定します。
それでは、行政視察の期日及び場所それから経費、派遣委員について提案をいたします。
期日については、ほかの委員会の日程を調整した結果、7月19日の水曜日から21日の金曜日までの3日間を予定しています。視察場所または調査事項については、正副委員長に一任させていただきたいと思ってはおりますが、各委員から視察の場所等のご意見がありましたら、今、ヘイズ委員からもありましたけれども、お聞かせいただいて、場所の決定をしていきたいと思っております。
経費については、予算の計上額とし、個人負担として2万円を6月分の議員報酬から差し引かせていただきたいと思います。派遣委員は都市建設委員全員としたいと思います。
これより各委員のご意見を伺います。
視察場所や調査事項についてでございますが、希望等ございましたら、ここで発言をお願いします。
ヘイズ委員。
◆ヘイズジョン 委員 よろしければ、私がソーラー発電とかそういう場所を見に行きたいのですけれども。最近カリフォルニア州で、特別でっかいバッテリーを設置して、もしかして、そういう場所も日本であればいいと思うんですね。日産自動車が電気自動車とかそういう利用したバッテリーをリサイクルして、それでホームバッテリーとかそういう可能性もありますでしょうか、もしかして日産とか見に行きたいかな。
○小久保 委員長 はい、わかりました。
ヘイズ委員の意見は、所管事務かどうかというのを含めて、それで都市計画の中で、委員会として見に行くのに適切な場所があるようであればご提案したいというふうに思っています。
ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○小久保 委員長 ないようであれば以上で発言を終結いたします。
お諮りいたします。
当委員会の行政視察の期日については、7月19日から21日までの3日間で実施するものとし、視察場所及び調査事項については正副委員長に一任させていただきたいと思います。
経費については、予算計上額及び個人負担の2万円とし、派遣委員は都市建設委員全員としたいと思います。
これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小久保 委員長 ご異議なしと認め、そのように決定いたしました。
また、行政視察の詳細については決定次第ご案内いたします。
────────────────────────────────────
○小久保 委員長 以上で、本日の案件は全部終了いたしました。
これにて
都市建設委員会を閉会いたします。
午後零時39分閉会
つくば市議会委員会条例第60条第1項の規定により署名する
平成29年3月14日
委 員 長 小久保 貴 史...