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  1. つくば市議会 2015-09-18
    平成27年 9月定例会−09月18日-05号


    取得元: つくば市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-05
    平成27年 9月定例会−09月18日-05号平成27年 9月定例会                      平成27年9月                 つくば市議会定例会会議録 第5号             ─────────────────────────                 平成27年9月18日 午前10時08分開議             ───────────────────────── 出 席 議 員    議 長 25  番   塩 田   尚 君     15  番   田 中 サトエ 君    副議長 10  番   塚 本 洋 二 君     16  番   大久保 勝 弘 君        1  番   黒 田 健 祐 君     17  番   橋 本 佳 子 君        2  番   神 谷 大 蔵 君     18  番   古 山 和 一 君        3  番   小久保 貴 史 君     19  番   小 野 泰 宏 君        4  番   皆 川 幸 枝 君     20  番   高 野   進 君        5  番   五 頭 泰 誠 君     21  番   柳 沢 逸 夫 君        6  番   宇 野 信 子 君     22  番   須 藤 光 明 君        7  番   木 村 清 隆 君     23  番   飯 岡 宏 之 君        8  番   北 口 ひとみ 君     24  番   鈴 木 富士雄 君        9  番   木 村 修 寿 君     26  番   滝 口 隆 一 君        11  番   山 本 美 和 君     27  番   金 子 和 雄 君
           13  番   浜 中 勝 美 君     28  番   久保谷 孝 夫 君        14  番   松 岡 嘉 一 君        ──────────────────────────────────── 欠 席 議 員           な   し        ──────────────────────────────────── 出 席 説 明 者    市長           市 原 健 一 君   保健医療部長       斉 藤 宏 行 君    副市長          岡 田 久 司 君   経済部長         星 野   弘 君    副市長          細 田 市 郎 君   建設部長         宇津野 卓 夫 君    教育長          柿 沼 宜 夫 君   まちづくり推進部長    長 島 芳 行 君    市長公室長        稲 葉 祐 樹 君   上下水道部長       宇津野 茂 樹 君    総務部長         飯 泉 省 三 君   会計管理者兼会計事務局長 久 住 一 美 君    企画部長         栗 原 正 治 君   消防長          中 澤 満 夫 君    科学技術振興部次長    松 本 玲 子 君   教育局長         酒 井 泰 寿 君    財務部長         小 泉 邦 男 君   農業委員会事務局長    福 田   滋 君    市民部長         吉 場   勉 君   選挙管理委員会事務局長  田 中 千 晴 君    環境生活部長       鈴 木 傳 司 君   監査委員事務局長     矢 口 久 男 君    福祉部長         岡 野 正 信 君        ──────────────────────────────────── 出席議会事務局職員    事務局長         河 田 一 男     議会総務課長補佐     川 崎   誠    事務局次長        相 澤 高 史     議会総務課議事係長    柳 田 安 生    主任参事兼議会総務課長  宮 本   任     議会総務課主査      野 嶋 章 裕        ────────────────────────────────────                   議 事 日 程 第 5 号                                     平成27年9月18日(金曜日)                                     午前10時08分開議  開議  日程第1 認定案の閉会中の継続審査について       認定第1号 平成26年度つくば市一般会計歳入歳出決算認定について       認定第2号 平成26年度つくば市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について       認定第3号 平成26年度つくば市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について       認定第4号 平成26年度つくば市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について       認定第5号 平成26年度つくば市作岡財産区特別会計歳入歳出決算認定について       認定第6号 平成26年度つくば市等公平委員会特別会計歳入歳出決算認定について       認定第7号 平成26年度つくば市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について       認定第8号 平成26年度つくば市病院事業会計決算認定について       認定第9号 平成26年度つくば市水道事業会計決算認定について  日程第2 (各常任委員長報告、討論、採決)       議案第73号 平成27年度つくば市一般会計補正予算(第3号)       (上程、質疑、討論、採決)       議案第73号 平成27年度つくば市一般会計補正予算(第3号)に対する修正案       議案第74号 平成27年度つくば市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)       議案第75号 平成27年度つくば市下水道事業特別会計補正予算(第1号)       議案第76号 平成27年度つくば市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)       議案第77号 平成27年度つくば市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)       議案第78号 平成27年度つくば市水道事業会計補正予算(第1号)       議案第79号 つくば市税条例等の一部を改正する条例について       議案第80号 つくば市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例について       議案第81号 つくば市公の施設の指定管理者の指定の手続等に関する条例の一部を改正する条例について       議案第82号 つくば市戸籍法、住民基本台帳法等関係手数料条例の一部を改正する条例について       議案第83号 つくば市印鑑条例の一部を改正する条例について       議案第84号 つくばイノベーションプラザ条例について       議案第85号 つくば市住民基本台帳カードの利用に関する条例を廃止する条例について       議案第86号 市道路線の廃止について       議案第87号 工事請負契約の締結について       議案第88号 財産の取得について       議案第89号 財産の取得について       議案第90号 損害賠償の和解について       請願27第2号 「(仮称)つくば市総合運動公園」実現の請願       請願27第11号 (仮称)つくば市総合運動公園フットボール場の整備に関する請願書       請願27第12号 (仮称)つくば市総合運動公園フットボール場の整備に関する請願書       請願27第13号 新リーグ1部参入に向けた(仮称)つくば市総合運動公園の早期建設に関する請願書       請願27第14号 (仮称)つくば市総合運動公園第2種陸上競技場の整備に関する請願書       請願27第15号 TPP(環太平洋連携協定)交渉に関する請願書       請願27第16号 TPP(環太平洋連携協定)交渉に関する請願書       請願27第17号 教育予算の拡充を求める請願       請願27第18号 「ハイウェイオアシス(道の駅)設置検討に向けた支援を求める意見書提出」に関する請願書       請願27第19号 「県立学校の存続と高校の少人数学級実現を求める意見書提出」に関する請願書       請願27第20号 「国際平和支援法」並びに「平和安全法制整備法」を今国会で拙速に採決しないことを求める請願書       請願27第21号 「国際平和支援法」並びに「平和安全法制整備法」の2法案に関する請願書  日程第3 (追加議案上程、採決)       議案第91号 つくば市監査委員の選任について  日程第4 (上程、質疑、討論、採決)       意見書案第6号 つくば市に所在する政府関係機関の地方移転に反対する意見書  日程第5 (上程、質疑、討論、採決)       意見書案第7号 ハイウェイオアシス(道の駅)設置検討に向けた支援を求める意見書  日程第6 (上程、質疑、討論、採決)       意見書案第8号 教育予算の拡充を求める意見書  日程第7 (上程、質疑、討論、採決)       意見書案第9号 TPP(環太平洋連携協定)交渉において農林水産分野の重要5品目などの聖域の確保を最優先し、交渉脱退も含め衆参両院の農林水産委員会における国会決議を遵守することを求める意見書  日程第8 (上程、質疑、討論、採決)       決議案第2号 G7茨城・つくば科学技術大臣会合における地酒乾杯と地産地消に関する決議 1.本日の会議に付した事件   議事日程のとおり        ────────────────────────────────────                      午前10時01分 ○議長(塩田尚君) おはようございます。  このたびの大雨による鬼怒川決壊の災害により、お亡くなりになられた方と、被災された多くの皆様に、心からお悔やみとお見舞いを申し上げます。  ここで、執行部から大雨による被害状況についての報告の申し出がありましたので、これを許します。  市長市原健一君。                    〔市長 市原健一君登壇〕 ◎市長(市原健一君) それでは、去る9月10日、台風18号等による記録的な大雨により、鬼怒川流域を初めとした各地で河川の氾濫や土砂崩れなど、これまでにない被害に見舞われました。  常総市を初め、被災地は、まだ復旧の道半ばであり、被災された皆様には、心よりお見舞いを申し上げます。  さて、この甚大な被害をもたらした大雨ですが、つくば市の被害状況と常総市への支援状況を皆様のお手元に配付させていただきました資料をもとにご報告をいたします。  まず、資料1のつくば市の被害状況でございますが、市内で被災した人的被害はございませんでした。しかし、真瀬在住の市民の方1名が常総市内でお亡くなりになられたわけであります。大変悲しいことでございます。心から本当に哀悼の言葉を尽くしたいと思っております。  また、家屋等の被害は、茎崎地内において床下浸水が1件ございました。  警報の状況などは、資料にございますように、つくば市では大雨特別警報が発令されたことを踏まえ、土砂災害警戒区域避難準備情報桜川浸水区域に避難警告を発令いたしました。
     次に、道路の状況ですが、市内では28カ所の道路が冠水し、8カ所で通行どめとなりました。国道354号線の真瀬から常総市方面は、現在も全面通行どめとなっております。  次に、災害対策本部でございますが、つくば市では、10日の15時45分に災害対策本部を設置いたしまして、市内の被害状況が比較的早く落ちついたことなどがありまして、被害が大きい常総市の避難者の受け入れ対応等にシフトしたこともありまして、12日16時に、災害対策本部を解散し、常総市の支援を目的としたつくば市鬼怒川被災地支援本部、これを14日15時に立ち上げ、現在に至っておるわけであります。  次に、資料2にあります、つくば市鬼怒川被災地支援本部の活動状況でございますが、この本部の目的は、被災した常総市に対し、災害救助法に基づく茨城県からの応援要請を受けて災害復旧を支援するものであります。当本部の主な業務内容は、資料でお示ししたとおりでございますが、実施中のものといたしましては、避難所の運営、給水活動、情報の発信、消防本部の救助活動などでございます。14日時点での常総市からの要望は、給水活動、瓦れきの置き場の確保についてでございます。給水活動は、先ほど申しましたとおり実施しておりますが、瓦れき置き場については、現在調整中であります。避難所につきましては、現在3カ所に集約をし、約450名の方を受け入れている状況でございます。避難所運営につきましては、食事の手配や炊き出し、入浴場所の提供、必要物資の提供、健康面での支援などについて、さまざまな団体や企業の皆様から多大なご支援をいただいており、心からお礼を申し上げたいと思います。  また、社会福祉協議会において、つくば市ボランティアセンターを立ち上げ、つくば市の避難所支援を初め、あすからボランティアバスを運行し、常総市内でのボランティアの支援を行うこととなっております。ボランティアの皆様のお力をおかりし、復旧復興では大変な助けとなっております。ぜひ、市民の皆様にもご協力をいただきたいというふうに思います。  以上、これまでの状況をご報告いたしましたが、今後も、常総市や茨城県と緊密に連携を取り合い、被災者の皆さんが一日も早く日常生活に戻れますよう支援をしてまいりたいと思います。 ○議長(塩田尚君) ここで、各会派の代表者の方に申し上げます。  各被災地にお送りいたします義援金について、まだ取りまとめが終わっていない会派がありましたら、きょうのお昼休み中に、必ず議会事務局までお届けいただきますようお願い申し上げます。  それでは、開議前にお知らせいたします。  市長から今期定例会に議案第91号 つくば市監査委員の選任についてが追加提出されました。また、議案第73号 平成27年度つくば市一般会計補正予算(第3号)に対する修正案、意見書案第6号 つくば市に所在する政府関係機関の地方移転に反対する意見書、意見書案第7号 ハイウェイオアシス(道の駅)設置検討に向けた支援を求める意見書、意見書案第8号 教育予算の拡充を求める意見書、意見書案第9号 TPP(環太平洋連携協定)交渉において農林水産分野の重要5品目などの聖域の確保を最優先し、交渉脱退も含め衆参両院の農林水産委員会における国会決議を遵守することを求める意見書、決議案第2号 G7茨城・つくば科学技術大臣会合における地酒乾杯と地産地消に関する決議が提出されましたので、各机上に配付しておきました。  なお、追加議案等につきましては、本日の議事日程に上程し、審議いたします。  次に、議会報一般質問掲載申出書を提出されていない議員は、本日中に提出のほどよろしくお願いいたします。  次に、本日の会議資料は、9月定例会会議資料等一覧表のとおりであります。        ────────────────────────────────────                      午前10時08分開議 △開議の宣告 ○議長(塩田尚君) ただいまの出席議員数は26人であります。  定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。        ──────────────────────────────────── △認定案の閉会中の継続審査について △認定第1号 平成26年度つくば市一般会計歳入歳出決算認定について △認定第2号 平成26年度つくば市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について △認定第3号 平成26年度つくば市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について △認定第4号 平成26年度つくば市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について △認定第5号 平成26年度つくば市作岡財産区特別会計歳入歳出決算認定について △認定第6号 平成26年度つくば市等公平委員会特別会計歳入歳出決算認定について △認定第7号 平成26年度つくば市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について △認定第8号 平成26年度つくば市病院事業会計決算認定について △認定第9号 平成26年度つくば市水道事業会計決算認定について ○議長(塩田尚君) 日程第1、認定案の閉会中の継続審査についてを議題といたします。  認定第1号 平成26年度つくば市一般会計歳入歳出決算認定についてから、認定第9号 平成26年度つくば市水道事業会計決算認定についてまでは、決算特別委員長から目下、委員会において審査中の事件につき、つくば市議会委員会条例第36条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり、閉会中の継続審査の申し出がありました。  お諮りいたします。  決算特別委員長からの申し出のとおり、認定第1号から認定第9号までを閉会中の継続審査とすることに、ご異議ありませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(塩田尚君) ご異議なしと認めます。よって、決算特別委員長の申し出のとおり、認定第1号から認定第9号までを閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── △議案第73号 平成27年度つくば市一般会計補正予算(第3号) △議案第73号 平成27年度つくば市一般会計補正予算(第3号)に対する修正案 △議案第74号 平成27年度つくば市国民健康保険特別会計補正予算(第1号) △議案第75号 平成27年度つくば市下水道事業特別会計補正予算(第1号) △議案第76号 平成27年度つくば市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) △議案第77号 平成27年度つくば市介護保険事業特別会計補正予算(第2号) △議案第78号 平成27年度つくば市水道事業会計補正予算(第1号) △議案第79号 つくば市税条例等の一部を改正する条例について △議案第80号 つくば市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例について △議案第81号 つくば市公の施設の指定管理者の指定の手続等に関する条例の一部を改正する条例について △議案第82号 つくば市戸籍法、住民基本台帳法等関係手数料条例の一部を改正する条例について △議案第83号 つくば市印鑑条例の一部を改正する条例について △議案第84号 つくばイノベーションプラザ条例について △議案第85号 つくば市住民基本台帳カードの利用に関する条例を廃止する条例について △議案第86号 市道路線の廃止について △議案第87号 工事請負契約の締結について △議案第88号 財産の取得について △議案第89号 財産の取得について △議案第90号 損害賠償の和解について △請願27第2号 「(仮称)つくば市総合運動公園」実現の請願 △請願27第11号 (仮称)つくば市総合運動公園フットボール場の整備に関する請願書 △請願27第12号 (仮称)つくば市総合運動公園フットボール場の整備に関する請願書 △請願27第13号 新リーグ1部参入に向けた(仮称)つくば市総合運動公園の早期建設に関する請願書 △請願27第14号 (仮称)つくば市総合運動公園第2種陸上競技場の整備に関する請願書 △請願27第15号 TPP(環太平洋連携協定)交渉に関する請願書 △請願27第16号 TPP(環太平洋連携協定)交渉に関する請願書 △請願27第17号 教育予算の拡充を求める請願 △請願27第18号 「ハイウェイオアシス(道の駅)設置検討に向けた支援を求める意見書提出」に関する請願書 △請願27第19号 「県立学校の存続と高校の少人数学級実現を求める意見書提出」に関する請願書 △請願27第20号 「国際平和支援法」並びに「平和安全法制整備法」を今国会で拙速に採決しないことを求める請願書 △請願27第21号 「国際平和支援法」並びに「平和安全法制整備法」の2法案に関する請願書 ○議長(塩田尚君) 日程第2、議案第73号 平成27年度つくば市一般会計補正予算(第3号)から議案第90号 損害賠償の和解についてまで、請願27第2号 「(仮称)つくば市総合運動」実現の請願、請願27第11号 (仮称)つくば市総合運動公園フットボール場の整備に関する請願書、請願27第12号 (仮称)つくば市総合運動公園フットボール場の整備に関する請願書、請願27第13号 新リーグ1部参入に向けた(仮称)つくば市総合運動公園の早期建設に関する請願書、請願27第14号 (仮称)つくば市総合運動公園第2種陸上競技場の整備に関する請願書、請願27第15号 TPP(環太平洋連携協定)交渉に関する請願書、請願27第16号 TPP(環太平洋連携協定)交渉に関する請願書、請願27第17号 教育予算の拡充を求める請願、請願27第18号 「ハイウェイオアシス(道の駅)設置検討に向けた支援を求める意見書提出」に関する請願書、請願27第19号 「県立学校の存続と高校の少人数学級実現を求める意見書提出」に関する請願書、請願27第20号 「国際平和支援法」並びに「平和安全法制整備法」を今国会で拙速に採決しないことを求める請願書、請願27第21号 「国際平和支援法」並びに「平和安全法制整備法」の2法案に関する請願書の30件を、つくば市議会会議規則第36条の規定により一括して議題といたします。  本件に関し、各常任委員長の報告を求めます。  初めに、総務委員長から、議案第73号、議案第79号、議案第81号、議案第84号、議案第88号から議案第90号、請願27第2号、請願27第11号から請願27第14号、請願27第18号、請願27第20号、請願27第21号の審査の経過と結果について報告を求めます。  総務委員長滝口隆一君。                 〔総務常任委員長 滝口隆一君登壇〕 ◎総務常任委員長(滝口隆一君) 総務常任委員会は、今定例会において当委員会に付託されました議案7件、請願3件、継続審査となっておりました請願5件を審査するため、9月14日午前9時30分より委員会を開催しました。審査概要及び結果につきましてご報告申し上げます。  初めに、議案第73号 平成27年度つくば市一般会計補正予算(第3号)の当委員会付託分の審査では、竹園地区の新たな地域拠点創出検討業務委託料について、小中一貫校の建設や学区編成の話も進んでいるのかとの質疑があり、今回は、事業自体ができるかどうかという基本計画の前段階のものであり、具体的な部分までは進んでいないとの答弁がありました。  質疑終結後、自由討議では、利用者がたくさん関係する施設が集積する地区であるため、意見集約がしっかりとされた段階で進めたほうがよいとの意見がありました。自由討議終結後、討論では、これからのまちづくりについては、多々意見が届いているところで、業務委託に踏み切るのは早いという、この一点で反対するとの討論がありました。  討論終結後、採決の結果、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、議案第79号 つくば市税条例等の一部を改正する条例についての審査では、質疑、自由討論はなく、討論では、条例の大もととなる、マイナンバー法に反対の立場から反対するとの討論がありました。  討論終結後、採決の結果、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、議案第81号 つくば市公の施設の指定管理者の指定の手続等に関する条例の一部を改正する条例についての審査では、質疑、自由討議はなく、討論では、マイナンバー法に反対の立場から反対するとの討論がありました。  討論終結後、採決の結果、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、議案第84号 つくばイノベーションプラザ条例についての審査では、フロアーの区切り方についての質疑があり、パーテーションのようなもので区切る形で検討しているとの答弁がありました。  また、スペースが余っている場合は、市民への貸し出しを検討しているかとの質疑があり、これから詰めていくが、Biviのほうでも交流スペース等ができると聞いているので、そちらとも連携していきたいとの答弁がありました。  質疑終結後、自由討議、討論ともになく、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、議案第88号 財産の取得について、議案第89号 財産の取得について、議案第90号 損害賠償の和解についての審査では、質疑、自由討議、討論いずれもなく、いずれも採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、請願27第18号 「ハイウェイオアシス(道の駅)設置検討に向けた支援を求める意見書提出」に関する請願書についての審査では、初めに紹介議員より請願の趣旨説明を受け、紹介議員に対する質疑を行いました。  その後、執行部に対する質疑では、ハイウェイオアシスの設置者と場所などについて質疑があり、設置者は市または第三セクターとなり、場所については、ハイウェイオアシスをつくる前提条件として、パーキングエリアの設置が必要であるため、まだはっきりしていないとの答弁がありました。  質疑終結後、自由討議では、場所や形が決まっていないので調査検討するため、継続審査にしては、との意見があり、自由討議終結後、継続審査とすることについて採決した結果、賛成少数により否決となりました。その後、討論では、情報が少ないため、ここでの採択には反対するとの答弁がありました。  討論終結後、採決の結果、賛成多数により採択すべきものと決定しました。  次に、請願27第20号 「国際平和支援法」並びに「平和安全法制整備法」を今国会で拙速に採決しないことを求める請願書についての審査では、初めに紹介議員から請願の趣旨説明を受け、紹介議員に対する質疑を行いました。  その後、執行部に対する質疑はなく、質疑終結後、自由討議では、ぜひ採択してほしいとの意見、まだ時間もあるので合意形成を図りながらも来るべきときが来たら決めていくべきであるとの意見がありました。  自由討議終結後、討論では、日米安全保障を軸に日本の安全に対し切れ目のないことをして万が一に備えていく、国は国民の平和と安全を守っていく責任があり、法律の必要性はあるので反対するとの討論。まだ議論が尽くされておらず、安保法制案に反対を唱える人がふえていることから、拙速に採択しないことを重要視すべきであり、賛成するとの討論がありました。  討論終結後、採決の結果、賛成少数により不採択とすべきものと決定しました。  次に、請願27第21号 「国際平和支援法」並びに「平和安全法制整備法」の2法案に関する請願書については、紹介議員より請願の趣旨説明を受け、紹介議員に対する質疑がありました。  その後、執行部に対する質疑はなく、質疑終結後、自由討議では、武力を持たないということが抑止力になってきた実績から、武力を持たない方向に行くべきであるとの意見がありました。  自由討議終結後、討論では、あくまでも武力ではなく、最小限の自衛の措置が今回の法制には連ねており、他国を攻めるためではなく、自国を守るための法制であることから反対するとの討論。親交国に対しての後方支援のために武力を持って参加できることは問題であることから、賛成するとの討論がありました。  討論終結後、採決の結果、賛成少数により不採択とすべきものと決定しました。  最後に、閉会中の継続審査となっておりました、請願5件の審査について報告いたします。  まず、請願27第14号 (仮称)つくば市総合運動公園第2種陸上競技場の整備に関する請願書について審査を行いました。この請願は、6月定例会の最終日に当委員会へ付託となったことから、紹介議員より請願の趣旨説明を受け、紹介議員に対する質疑を行いました。
     その後、執行部に対する質疑はなく、質疑終結後、自由討議では、総合運動公園の計画自体が白紙撤回されているため、採択するのは難しいとの意見、体育館の老朽化、稼働率が高いなどの現状から、議会としては今後も議論を深めていくべきであるとの意見、住民投票の結果を真摯に受けとめなければならないが、この請願は、市民の中の要望であるから、それを受けとめ採決したほうがよいとの意見、住民投票をする前に受け付けした請願であることから、一度白紙にして見直しをするべきであるとの意見がありました。  自由討議終結後、討論では、スポーツ推進は、今後の高齢化社会に向けて真剣に取り組まなくてはいけない課題だが、事業そのものが廃止になっている状況から、採択すべきではないとの討論がありました。  討論終結後、採決の結果、賛成少数により不採択とすべきものと決定しました。  次に、請願27第2号 「(仮称)つくば市総合運動」実現の請願についての審査では、質疑はなく、質疑終結後、自由討議では、請願27第14号と同様の意見がありました。  自由討議終結後、討論では、請願27第14号と同じ理由で反対するとの討論があり、討論終結後、採決の結果、賛成少数により不採択とすべきものと決定しました。  次に、請願27第11号 (仮称)つくば市総合運動公園フットボール場の整備に関する請願書について、請願27第12号 (仮称)つくば市総合運動公園フットボール場の整備に関する請願書について、請願27第13号 新リーグ1部参入に向けた(仮称)つくば市総合運動公園の早期建設に関する請願についての審査では、質疑、自由討議ともになく、自由討論終結後、討論では、請願27第14号と同じ理由で反対するとの討論があり、討論終結後、いずれも採決の結果、賛成少数により不採択とすべきものと決定しました。  以上、今定例会におきまして、総務常任委員会に付託されました議案等の審査経過と結果について、ご報告を申し上げました。 ○議長(塩田尚君) これより総務委員長報告に対する質疑を一括して行います。  順次、質疑発言を許します。                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(塩田尚君) ないようですので、これをもって総務委員長報告に対する質疑を終結いたします。  次に、文教福祉委員長から、議案第73号、議案第74号、議案第76号、議案第77号、議案第80号、議案第87号、請願27第17号、請願27第19号の審査の経過と結果について報告を求めます。  文教福祉委員長古山和一君。                〔文教福祉常任委員長 古山和一君登壇〕 ◎文教福祉常任委員長(古山和一君) 文教福祉常任委員会は、当委員会に付託をされました議案6件、請願2件を審査するため、9月14日午前10時から委員会を開催しました。その付託案件の主なる審査の経過と結果についてご報告をさせていただきます。  初めに、議案第73号 平成27年度つくば市一般会計補正予算(第3号)の当委員会付託分の審査では、3款民生費、保育所管理に要する経費における修繕料及び修繕工事の事業内容について質疑があり、主な修繕料は、14保育所33カ所の床・トイレ・遊具の塗装・ガラス等の修繕に要するものであり、修繕工事は、遊戯室の移動壁改修など11保育所28カ所の修繕工事に対するものとの答弁がございました。  次に、4款衛生費、公的病院運営支援補助金について説明が求められ、筑波メディカルセンター病院の救命救急センターと小児救急医療が不採算であり経営を圧迫しているため、補助を行うものであるとの答弁がございました。  次、10款教育費、学びの広場サポート謝礼の事業内容について質疑があり、学びの広場サポートプラン事業は県受託事業で、従来小学4、5年生を対象としているが、平成27年度は、7年生、8年生まで拡充されたことによる補正である。今年度、この事業を8校の中学校が希望しており、延べ417時間を予定しているとの答弁がございました。  次に、施設整備に要する経費の豊里中学校卓球場建設工事において、補正で計上する理由についての質疑があり、豊里中学校の卓球場は、当初は建設計画はなかったが、卓球部員が73名となった状況や学校からの要望を踏まえて考慮した結果であるとの答弁がございました。  次に、給食センター施設整備に要する経費において、旧豊里学校給食センター解体工事設計委託料及びつくばすこやか給食センター豊里評価検証業務委託料の業務内容について質疑があり、旧豊里学校給食センター解体工事設計委託料は、後に管理がしやすいようにアスファルト舗装にするものであり、つくばすこやか給食センター豊里評価検証業務委託は、熱源システム及び除外施設等の検証を考えているとの答弁がありました。これ以外にも多くの質疑があり、執行部から詳細な答弁がございました。  質疑終結後、自由討議、討論ともになく、採決の結果、全員異議なく、議案第73号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第74号 平成27年度つくば市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の審査では、歳出、一般会計繰出金の内容についての質疑があり、平成26年度会計において繰越金が生じ、国費等の精算事務を行い、追加交付を受け、一般会計へ繰り出すものであるとの答弁がありました。  質疑終結後、自由討議、討論ともになく、採決の結果、全員異議なく、議案第74号は原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  次に、議案第76号 つくば市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についての審査では、質疑、自由討議、討論いずれもなく、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第77号 平成27年度つくば市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)の審査では、歳入の繰越金及び歳出の繰出金についての説明が求められ、歳入の繰越金は、平成26年度の歳入から歳出を引き1億2,642万191円になり、これから国、県への返還金を除いた額を基金積立金として補正予算を計上している。歳出の繰出金は、一般会計から繰り入れしている部分を過年度精算し、平成26年度の介護保険特別会計予算確定により、一般会計に戻すものであるとの答弁がございました。  質疑終結後、自由討議、討論ともになく、採決の結果、全員異議なく、議案第77号は原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  次に、議案第80号 つくば市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例についての審査では、質疑、自由討議、討論いずれもなく、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  次に、議案第87号 工事請負契約の締結についての審査では、入札方法について説明が求められ、電子入札の方法等について詳細な説明がございました。  質疑終結後、自由討議、討論ともになく、採決の結果、全員異議なく、議案第87号は原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  次に、請願27第17号 教育予算の拡充を求める請願書の審査では、紹介議員及び請願者からの趣旨説明を受けるとともに、執行部から本請願についての説明を受け、審査を行いました。  質疑、自由討議、討論いずれもなく、全員異議なく、請願27第17号は採択すべきものと決定いたしました。  なお、本請願が採択されたことに伴いまして、委員会提出議案として、後ほど関係機関への意見書提出についてご審議をいただくことになりますので、よろしくお願いをいたします。  次に、請願27第19号 「県立学校の存続と高校の少人数学級実現を求める意見書提出」に関する請願書の審査では、紹介議員及び請願者から趣旨説明を受けるとともに、執行部から本請願についての説明を受け、審査を行いました。  自由討議では、つくば市内でも、上郷高校、並木高校の中高一貫校により高校が足りないとの声がある。新たな高校の建設や学級数をふやしてほしい旨の声を上げていく必要があるとの意見。地域間格差もあるため、地域により個別に考えていく必要があるとの意見。本請願を審査するには、もう少し時間が必要ではないかなどの意見が出されました。  委員から、継続審査との意見があったことから、継続審査について採決をした結果、賛成少数により継続審査にすることは否決されました。  さらに委員から、趣旨採択との意見があったことから、趣旨採択について採決をした結果、賛成少数により、趣旨採択とすることは否決されました。  討論に入り、反対の立場から、この請願書は、県立高校の統廃合、地域の県立高校を存続させることに限定されている。高校教育の課題は多岐にわたり深いものがある。つくば市として、県南地域を考えるときは、統廃合をやめて存続させることだけで解決されるものではないと考えるので、この請願には反対するとの意見。  賛成の立場から、既に統廃合も進んでおり、北部地域の高校も廃校になっている中で、さまざまな問題が出ているため、これ以上統廃合するのではなく、現状を精査すべきである。よって、まず、問題提起をした請願の思いを受けとめて、県に意見書を提出すべきと考え、賛成する旨の討論がありました。  討論終結後、挙手による採決の結果、賛成少数により、請願27第19号は不採択すべきものと決定いたしました。  以上、ご報告申し上げましたが、当委員会の決定に対し議員皆様のご賛同をよろしくお願いを申し上げ、報告を終わりとしたいと思います。 ○議長(塩田尚君) これより文教福祉委員長報告に対する質疑を一括して行います。  順次、質疑発言を許します。                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(塩田尚君) ないようですので、これをもって文教福祉委員長報告に対する質疑を終結いたします。  次に、環境経済委員長から、議案第73号、議案第82号、議案第83号、議案第85号、請願27第15号、請願27第16号の審査の経過と結果について報告を求めます。  環境経済委員長浜中勝美君。                〔環境経済常任委員長 浜中勝美君登壇〕 ◎環境経済常任委員長(浜中勝美君) 環境経済常任委員会は、当委員会に付託されました議案4件、請願2件を審査するため、9月15日午前10時より委員会を開催いたしました。その審査概要及び結果についてご報告いたします。  初めに、議案第73号 平成27年度つくば市一般会計補正予算(第3号)、当委員会付託部分の審査では、委員から、戸籍住民基本台帳費の事務補助員に要する経費の内容について質疑があり、執行部から10月からのマイナンバー法施行に関する事務に対応するもので、国からの個人番号カード交付事務費補助金を活用し7名の臨時職員の予算を計上するものですとの答弁がありました。  続いて、委員から、防犯対策に要する経費の修繕料について質疑があり、執行部から、各区会からの要望に基づき設置している防犯灯の修繕費で、経年劣化などにより当初の見込みより器具の交換が多数出てきており、不足分を計上するものですとの答弁がありました。  続いて委員から、非常備消防費の自主防災組織活動育成事業補助金の内容について質疑があり、執行部から、自主防災組織の結成や防災資機材の購入費用などに対して補助金を交付するもので、各区会に自主防災組織アンケートを行った結果、12の区会が申請予定であるため、その分を計上するものとの答弁がありました。  その他、園芸振興費や地域農政推進対策事業費などについて質疑があり、執行部から詳細な答弁がありました。  質疑終結後、自由討議、討論ともになく、採決の結果、全員異議なく、議案第73号の当委員会付託分は、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第82号 つくば市戸籍法、住民基本台帳法等関係手数料条例の一部を改正する条例についての審査では、委員から、改正の経緯として、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の施行に伴い改正するとなっているが、特定の個人を識別することについて、どのように理解をしているのかとの質疑があり、執行部から、市町村は番号の指定、通知をしなければならないものとなっており、法律に基づいて執行していくものであるとの答弁がありました。  質疑終結後、自由討議では、マイナンバー法について、情報漏えいの問題や国民全体の理解が進んでいないため、もっと検討する必要があるとの意見が出されました。  自由討議終結後、討論では、反対の立場から、マイナンバー法は個人情報漏えいが心配され、大きなリスクを伴うもので、まだまだ十分な議論がされていないこと。また、昔の国民総番号制のように番号で国民一人一人を管理していく制度には問題があると考えるため、現段階では反対するとの討論がありました。  賛成討論はありませんでした。  討論終結後、挙手による採決の結果、賛成多数により議案第82号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第83号 つくば市印鑑条例の一部を改正する条例についての審査では、質疑、自由討議はなく、討論では、反対の立場から、議案第82号と同様の理由で反対するとの反対討論がありました。  賛成討論はありませんでした。  討論終結後、挙手による採決の結果、賛成多数により、議案第83号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第85号 つくば市住民基本台帳カードの利用に関する条例を廃止する条例についての審査では、質疑、自由討議はなく、討論では、反対の立場から、議案第82号と同様の理由で反対するとの反対討論がありました。  賛成討論はありませんでした。  討論終結後、挙手による採決の結果、賛成多数により、議案第85号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、請願27第15号 TPP(環太平洋連携協定)交渉に関する請願書及び請願27第16号 TPP(環太平洋連携協定)交渉に関する請願書の審査では、二つの請願が同一内容であるため、同時に審査を行いました。  審査では、初めに、請願27第15号の紹介議員から請願の趣旨説明を求めました。  請願27第16号については、請願27第15号と同一の内容のため、紹介議員の趣旨説明は行いませんでした。  その後、委員から、請願者から直接話を聞いては、との申し出があり、委員会で諮った結果、全員異議なく請願者から説明を求めることとしました。その説明に対して、TPPが導入された場合の影響などの質疑があり、請願者より詳細な答弁がありました。  続いて、執行部に対して参考までに質疑を行い、TPP交渉の現在の状況等についての答弁がありました。  質疑終結後、自由討議に入り、農業は、つくば市、茨城県の基幹産業であるため、請願はぜひとも採択すべきとの意見がありました。  自由討議終結後、討論では、反対討論はなく、賛成の立場から、農林水産分野の重要5品目などの聖域の確保は、政府が国民に約束しているものなので絶対に守っていただきたい。交渉により収集した情報も十分な情報開示を行ってほしいので、請願に賛成する。  また、TPPの規制緩和により、遺伝子組み換え食品や残留農薬などにより、食の安全が脅かされることもあり得る。国内における食料自給率を上げていくことも重要である中、農業が大打撃を受けるのは目に見えているので、請願はぜひとも採択すべきであるなどの賛成討論が多く出されました。  討論終結後、採決の結果、全員異議なく、請願27第15号及び請願27第16号は採択すべきものと決定しました。  請願27第15号及び16号の二つの請願が採択されたことに伴い、意見書について協議を行い、意見書は一つにまとめて委員会提出議案として提出することに決定しました。  後ほど、関係機関への意見書提出についてご審議をいただきますので、よろしくお願いいたします。  以上、環境経済常任委員会に付託されました議案の主な審査概要と結果について、ご報告申し上げましたが、当委員会の決定に対し議員各位のご賛同を賜りますようお願い申し上げ、報告を終わります。 ○議長(塩田尚君) これより環境経済委員長報告に対する質疑を一括して行います。  順次、質疑発言を許します。                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(塩田尚君) ないようですので、これをもって環境経済委員長報告に対する質疑を終結いたします。  次に、都市建設委員長から議案第73号、議案第75号、議案第78号、議案第86号の審査の経過と結果について報告を求めます。  都市建設委員長五頭泰誠君。                〔都市建設常任委員長 五頭泰誠君登壇〕 ◎都市建設常任委員長(五頭泰誠君) 都市建設常任委員会は、当委員会に付託されました議案4件を審査するため、9月15日午前10時から委員会を開催いたしました。その審査概要及び結果についてご報告いたします。  初めに、議案第73号 平成27年度つくば市一般会計補正予算(第3号)の当委員会付託分の審査では、委員から、街路管理費の街路維持管理に要する経費についての質疑があり、執行部から、舗装工事については竹園から吾妻地内8路線合計2,352メートルを予定している。また、街路灯設置工事については、当初予算1,000万円で、今回の補正予算で4,000万円を計上しており、合計5,000万円で20基を予定しているとの答弁がありました。  続けて、委員から、土木総務費の道路管理事務に要する経費、道路管理瑕疵和解金の内容についての質疑があり、執行部から、交通事故に起因した損害賠償請求事件で提訴され、判決が出たが、判決内容に不服があるため控訴していた案件で、裁判所より和解案が示され、それに伴う和解金であるとの答弁がありました。  引き続き委員から、道路のどのような瑕疵だったのかとの質疑があり、執行部から、民地から雑草が道路へ飛び出しており、それに視界を遮られて道路の見通しが悪く交通事故が発生し、市が提訴された案件であるとの答弁がありました。  また、委員から、道路新設改良費の道路新設改良に要する経費の場所についての質疑があり、執行部から、委託料は、交差点改良、歩道設置のための測量設計業務で天王台ほか3地区、工事請負費は谷田部の内町ほか3地区、土地購入費は小白硲ほか4地区、補償費は筑波外1地区との答弁がありました。  また、委員から、国庫支出金が減額されている理由についての質疑があり、執行部から、狭隘道路の社会資本整備総合交付金の補助額が要望額よりも少なかったための減額であり、その分地方債を増額しているとの答弁がありました。その他、駐車場・駐輪場費や住宅建設費及び緊急地方道整備事業費などについての質疑があり、執行部から詳細な答弁がありました。  質疑終結後、自由討議、討論ともになく、採決の結果、全員異議なく、議案第73号の当委員会付託分は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第75号 つくば市下水道事業特別会計補正予算(第1号)の審査では、委員から、歳入歳出がかなり減額されている理由と場所及び今後の影響についての質疑があり、執行部から、当初要望額よりも社会資本整備総合交付金の内示額が減額になったため予算を減額した。場所は、つくばエクスプレス沿線整備箇所で島名・福田坪、上河原崎・中西、中根・金田台の3地区である。今後の影響は、来年度予定の事業にプラスして補助金の要望をして事業を行う予定との答弁がありました。  質疑終結後、自由討議、討論ともになく、採決の結果、全員異議なく、議案第75号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第78号 つくば市水道事業会計補正予算(第1号)の審査では、委員から、キャッシュ・フロー計算書の見方についての質疑があり、執行部から、業務活動によるキャッシュ・フローは実際の水道料金で賄うための経費であり、純利益と固定資産の減価償却等を鑑みて調整していること。また、投資活動によるキャッシュ・フローや財務活動によるキャッシュ・フロー及び金額についても詳細な答弁がありました。  また、委員からは、問題点は何かとの質疑があり、執行部から、水道経営が非常に厳しく、年々預金が減っている状態であるとの答弁がありました。  質疑終結後、自由討議、討論ともになく、採決の結果、全員異議なく、議案第78号は原案のとおり可決すべきものと決定いたししました。  次に、議案第86号 市道路線の廃止についての審査では、質疑、自由討議、討論のいずれもなく、採決の結果、全員異議なく、議案第86号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、当都市建設常任委員会に付託された議案の主な審査概要と結果についてのご報告を申し上げましたが、当委員会の決定に対し議員各位のご賛同を賜りますようお願い申し上げ、報告を終わります。 ○議長(塩田尚君) これより都市建設委員長報告に対する質疑を一括して行います。  順次、質疑発言を許します。                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(塩田尚君) ないようですので、これをもって都市建設委員長報告に対する質疑を終結いたします。  以上で、各常任委員長の報告は終了いたしました。        ──────────────────────────────────── ○議長(塩田尚君) これよりつくば市議会会議規則第42条の規定により討論・採決に入ります。  討論・採決については、議案、請願の順位により行います。  初めに、議案第73号 平成27年度つくば市一般会計補正予算(第3号)についての審議に入りますが、議案第73号に対し、北口ひとみ君外2名からの修正案が提出されております。  この修正案は、つくば市議会会議規則第17条の規定に基づく修正案でありますので、直ちに議題といたします。  ここで、審議順序について申し上げます。  初めに、北口ひとみ君からの修正案を議題にし、その次に、市長提案の議案第73号を審議いたします。  なお、修正案の審議は、上程、質疑、討論、採決と進めてまいります。  それでは、北口ひとみ君から提出されました修正案を議題といたします。  提案者から提案理由の説明を求めます。  8番議員北口ひとみ君。                   〔8番 北口ひとみ君登壇〕 ◎8番(北口ひとみ君) つくば・市民ネットワーク北口ひとみから、議案第73号 平成27年度つくば市一般会計補正予算(第3号)修正案について提案理由を述べます。  修正案は、今回の補正予算から「竹園地区新たな地域拠点創出検討業務委託料」を除き、修正提案するものです。  理由は、この事業への着手は時期尚早であるという判断に基づくものです。  近年、つくば市は、大量の公務員宿舎削減によるまちの再開発を迫られている状況です。また、竹園ショッピングセンター及び周辺公共施設は、老朽化により再整備の必要がある点も十分認識しております。  昨年、国土交通省の補助事業である先導的官民連携支援事業により再開発の可能性について調査が実施されたところ、UR、筑波都市整備株式会社、筑波技術大学及びつくば市の4者の地権者間で協議が行われ、再開発に向けたさらなる詳細検討を行い、再開発の実施判断を行う旨の合意がとれたとのことです。  一方、該当地区は、ショッピングセンター初め、地域交流センター、保育園、幼稚園、小学校、児童館など公共施設が集積した地区であり、周辺住民初め利用市民の改善要望もたくさん届いています。  また、再整備では、小中一貫校新設の案も浮上しており、学校等適正配置計画では、竹園東学園については、増設の方針はありますが新設の方針はない状況です。整合性や財政面でも検討が必要になってくるのではと考えております。  事業費、位置など詳細な検討をして、実施可能かどうかをこの事業で判断するとのことですが、基本計画の前とはおっしゃいましたけれども、今回の総合運動公園整備事業でもありましたように、事業化に当たっては、十分な市民の意見、要望の収集、確認を行っていくべきと考えます。特に、目的は、地域拠点創出ですので、再整備後、活用効果が十分発揮されるためにも、利用者である市民意見は重要と考えます。再整備についてワークショップなども行われましたが、周知もまだまだ十分とは言えず、利用者も知らない方が多い状況です。よって、スタートラインでのかけ違いのないことを切に願い、今回の補正予算から「竹園地区新たな地域拠点創出検討業務委託料」を除き修正提案するものです。  どうぞ、議員各位のご賛同を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(塩田尚君) これより修正案に対する質疑に入ります。  順次、質疑発言を許します。                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(塩田尚君) ないようですので、これで修正案の質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論は修正案と原案に分けて行います。  初めに、修正案に対する反対討論の発言を許します。  飯岡宏之君。                    〔23番 飯岡宏之君登壇〕 ◆23番(飯岡宏之君) 23番飯岡宏之より、平成27年度つくば市一般会計補正予算(第3号)に対する修正案に対し、反対の立場から討論いたします。  この修正案は、竹園地区新たな地域拠点創出検討業務委託料に関する修正でありますが、竹園3丁目については、昨年度、官民連携による再開発の可能性について調査を実施し、市の負担を極力軽減して実施できる見込みとの結果となりました。この調査結果を踏まえ、竹園3丁目の再開発を行う最終的な判断をするため、より詳細な調査を実施するものです。この調査により再開発の計画案が確定するものではなく、あくまで事業化できるかを判断するものであります。  竹園地区は、研究学園都市整備の初期、昭和40年代に建築された地区で、施設の老朽化が著しいことや敷地が入り組んでいることから、各施設単独での建てかえが難しいなどの問題があります。  また、同地区は、研究学園地区の中心部でもあり、再開発により魅力向上を図ることで、つくば市全体の魅力向上にも大きく貢献することから、再開発に向けた調査を早急に行う必要があるものと考えます。  このようなことから、平成27年度つくば市一般会計補正予算(第3号)に対する修正案には反対するものであります。 ○議長(塩田尚君) 次に、修正案に対する賛成討論の発言を許します。  宇野信子君。                    〔6番 宇野信子君登壇〕 ◆6番(宇野信子君) つくば・市民ネットワークの宇野信子より、議案第73号 平成27年度つくば市一般会計補正予算(第3号)修正案について、賛成討論を行います。  この修正案は、補正予算から、「竹園地区新たな地域拠点創出検討業務委託料」を除くものです。  今回の竹園地区新たな地域拠点創出検討業務は、この前に実施された調査に基づき、施設配置、工事スケジュール、財政計画などを検討するものと聞いております。ただ、議案審議の中で、竹園東中学校と竹園東小学校を建てかえて施設一体型小中一貫校にする方針の検討も含まれていることが判明いたしました。しかしながら、これは学校等適正配置計画に書き込まれていたものでしょうか。  竹園東中学校区には竹園西小学校もあります。筑波地区では、紫峰学園に七つの小学校と二つの中学校を統合するという大変な計画が、さきの市長選の時期に発表され、学校等適正配置計画の方針が崩されたことについて地域から疑問の声が相次ぎました。  事は、地域の子供たちや保護者の皆さんの日々の生活にかかわる重大事でしたから、その合意形成のやり方には、もっと丁寧な方法をとるべきではなかったかと非常に課題を感じております。そのやさきの今度の業務委託です。  地域で、アンケートや1日のワークショップは行われましたが、小中一貫については全く説明されておらず、今回の議案審議の中で質問に答える形で初めて明らかになったものです。地域の皆さんには、全く寝耳に水だと思われます。  総合運動公園の住民投票においても、市民意見の反映、市民とのキャッチボールが足りなかったことが8割の反対という圧倒的な結果となって突きつけられました。反対の大きな理由は、民意からかけ離れた計画だったということです。市民意見の反映が形式だけで、行政がよかれと思ってどんどん突き進んだ結果です。このような進め方ではよいまちづくりはできません。たとえ同じ答えにたどり着いたとしても、そのプロセスが大事なのです。したがって、今回の補正予算では、この業務委託はまだ早過ぎると考えます。  以上、補正予算の修正案に対する賛成討論とします。 ○議長(塩田尚君) 反対討論はありますか。                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(塩田尚君) ないようですので、これにて修正案の討論を終結いたします。  続いて、原案の議案第73号に対する討論に入ります。  議案第73号に対する反対討論の発言を許します。  8番議員北口ひとみ君。                   〔8番 北口ひとみ君登壇〕 ◆8番(北口ひとみ君) 議案第73号 平成27年度つくば市一般会計補正予算(第3号)について、反対の立場から討論します。  先ほど、修正案の提案で述べましたとおり、詳細な検討に入る前に、今後の利用も含め住民利用者を交えた意見交換、議論を行う必要があると考え、この補正予算には反対せざるを得ない状況と判断し反対いたします。 ○議長(塩田尚君) 賛成討論を許します。  21番議員柳沢逸夫君。                    〔21番 柳沢逸夫君登壇〕 ◆21番(柳沢逸夫君) つくば市民政策研究会、21番柳沢より、議案第73号 平成27年度つくば市一般会計補正予算(第3号)について、賛成の立場から討論をいたします。  今回、提案されました一般会計補正予算は、歳入歳出ともに8億9,990万1,000円の増額となっております。  主なものとして、保育所修繕事業、豊里中学校卓球場建設事業に要する経費等の子育て、教育に重視した経費が計上されております。  また、公的病院運営支援事業、防犯灯修繕事業、街路灯設置事業に要する経費等の市民生活に直結した基礎的な事業について計上されております。  これらの事業は、市民サービスの向上を図るために緊急に必要であり、それを実施するために、財源を無駄なく効果的に具体化できていると考えます。  これらのことから議案第73号について賛成をいたします。 ○議長(塩田尚君) これをもって討論を終結いたします。  これより議案第73号に対する修正案の採決に入ります。なお、採決の方法は起立により行います。  採決の順序は、まず修正案を諮り、修正案が可決された場合には、次に、修正案を除く原案についてお諮りいたします。修正案が否決の場合には、原案についてお諮りいたします。  初めに、北口ひとみ君外2名から提出されました修正案について採決いたします。  議案第73号に対する修正案に賛成の諸君の起立を求めます。                     〔起 立 少 数〕 ○議長(塩田尚君) 起立少数。よって、議案第73号に対する修正案は否決されました。  修正案が否決されましたので、議案第73号の原案についてお諮りいたします。  これより議案第73号 平成27年度つくば市一般会計補正予算(第3号)を起立により採決いたします。  議案第73号は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                     〔起 立 多 数〕 ○議長(塩田尚君) 起立多数、よって、議案第73号は、原案のとおり可決することに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── ○議長(塩田尚君) 次に、議案第74号から議案第78号までを、つくば市議会先例集第7章第1節185により一括して討論に入ります。  討論通告者はありません。よって、これにて討論を終結いたします。  これより議案第74号 平成27年度つくば市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)から議案第78号 平成27年度つくば市水道事業会計補正予算(第1号)までを、つくば市議会先例集第7章第2節190により一括して採決いたします。  お諮りいたします。  議案第74号から議案第78号までは、文教福祉、都市建設委員長の報告のとおり可決することにご異議ありませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(塩田尚君) ご異議なしと認めます。よって、議案第74号から議案第78号までは、文教福祉、都市建設委員長の報告のとおり可決することに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── ○議長(塩田尚君) 次に、議案第79号に対する討論に入ります。  議案第79号に対する反対討論の発言を許します。  4番議員皆川幸枝君。                    〔4番 皆川幸枝君登壇〕 ◆4番(皆川幸枝君) 4番議員、つくば・市民ネットワーク皆川幸枝より反対討論をさせていただきます。  この議案は、マイナンバー法施行に伴う条例改正の議案となっております。  マイナンバー法は、国民一人一人に番号が付与され、その番号がキーとなり、さまざまな個人情報とひもづけられるものです。番号の管理や運用は慎重になされなければならないものです。  最近の世論調査で、多くの国民は、マイナンバー法施行による個人情報の漏えいに不安を持っているという結果が出ております。事業者にとっても責務や罰則があり、小さな事業者に対しては大変負担が大きい仕組みとなっております。  今後は、順次、税金や社会保障情報との接続や金融機関や医療機関との接続なども見込まれております。年金情報がサイバー攻撃により漏えいした事件の記憶もまだ新しいですが、預金口座や医療情報などの情報が接続され、流失した場合の被害は甚大になることが予測されます。  現在では、まだ国民に十分な情報がないままに制度が進んでおります。マイナンバー法については、一旦ストップし見直しをしていくべきと考え、この議案に反対するものであります。 ○議長(塩田尚君) 賛成討論を許します。  9番議員木村修寿君。                    〔9番 木村修寿君登壇〕
    ◆9番(木村修寿君) 議案第79号 つくば市税条例等の一部を改正する条例について、賛成討論をさせていただきます。  今回の改正は、地方税法等の一部改正に伴い、他のたばこ税率との整合性を図るため、旧3級品の製造たばこに係る特例税率を廃止することや、市税の申請書等の記載事項に個人番号または法人番号を記載し、行政運営の効率化を図るものであります。また、NPO法人の活動支援のため、固定資産税減免規定を整備するものであります。これらのことから、議案第79号について賛成するものであります。 ○議長(塩田尚君) 反対討論を許します。  17番議員橋本佳子君。                    〔17番 橋本佳子君登壇〕 ◆17番(橋本佳子君) 議案第79号 つくば市税条例等の一部を改正する条例について、反対の立場で討論をいたします。  今回の改正で、納税義務者の個人番号及び法人番号を有する者について、申請や申し出の際に名称だけではなく、個人番号または法人番号を使用することも明記されました。赤ちゃんからお年寄りまで全員12桁の個人番号をつけ、国が管理をし、税や社会保障の手続などで使用する仕組みであるマイナンバー制度に対応するものです。  多くの国民は、制度を詳しく知らず、むしろ情報漏えいへの不安を広げています。分散していた個人情報の収集を容易にするマイナンバーが、一たび外部に漏れれば、悪用をされ、個人のプライバシーが侵害される危険が飛躍的に大きくなるからです。  日本共産党は、この制度の導入には反対をしてきました。本提案の条例は、この制度に対応し、個人番号を活用させるためのものです。この点において、この条例の改正には反対をいたします。 ○議長(塩田尚君) これをもって討論を終結いたします。  これより議案第79号 つくば市税条例等の一部を改正する条例についてを起立により採決いたします。  議案第79号は、総務委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                     〔起 立 多 数〕 ○議長(塩田尚君) 起立多数。よって、議案第79号は、総務委員長の報告のとおり可決することに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── ○議長(塩田尚君) 次に、議案第80号に対する討論に入ります。  討論通告者はありません。よって、これにて討論を終結いたします。  これより議案第80号 つくば市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。  お諮りいたします。  議案第80号は、文教福祉委員長の報告のとおり可決することにご異議ありませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(塩田尚君) ご異議なしと認めます。よって、議案第80号は、文教福祉委員長の報告のとおり可決することに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── ○議長(塩田尚君) 次に、議案第81号に対する討論に入ります。  議案第81号に対する反対討論の発言を許します。  4番議員皆川幸枝君。                    〔4番 皆川幸枝君登壇〕 ◆4番(皆川幸枝君) つくば・市民ネットワーク皆川幸枝より反対討論をさせていただきます。  先ほど、議案第79号で述べた理由と同様の理由で反対いたします。 ○議長(塩田尚君) 賛成討論を許します。  20番議員高野 進君。                    〔20番 高野 進君登壇〕 ◆20番(高野進君) 議案第81号 つくば市公の施設の指定管理者の指定の手続等に関する条例の一部を改正する条例について賛成討論を行います。  今回の改正は、さきの6月定例議会において可決した、つくば市個人情報保護条例が本年10月5日に施行されることに伴う改正であります。  指定管理者及びその従事者等の個人情報に係る秘密保持事務が、つくば市個人情報保護条例中に規定されたため、引用する条項の整理を行うための改正であります。これらのことから議案第81号について賛成をいたします。 ○議長(塩田尚君) これをもって、討論を終結いたします。  これより議案第81号 つくば市公の施設の指定管理者の指定の手続等に関する条例の一部を改正する条例についてを起立により採決いたします。  議案第81号は、総務委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                     〔起 立 多 数〕 ○議長(塩田尚君) 起立多数。よって、議案第81号は、総務委員長の報告のとおり可決することに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── ○議長(塩田尚君) 次に、議案第82号に対する討論に入ります。  議案第82号に対する反対討論の発言を許します。  4番議員皆川幸枝君。                    〔4番 皆川幸枝君登壇〕 ◆4番(皆川幸枝君) 4番議員皆川幸枝より反対討論をさせていただきます  議案第82号も、先ほどのマイナンバー法施行に伴う条例改正という内容ですので、反対いたします。 ○議長(塩田尚君) 賛成討論を許します。  10番議員塚本洋二君。                    〔10番 塚本洋二君登壇〕 ◆10番(塚本洋二君) 議案第82号 つくば市戸籍法、住民基本台帳法等関係手数料条例の一部を改正する条例について、賛成の立場から討論をいたします。  本条例は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律、いわゆる番号法の施行に伴い、通知カードの再交付手数料、個人番号カードの交付、再交付手数料を新たに加えたものでございます。  また、一律に手数料を徴収するものではなく、主に本人の責めに帰すべき事由でない限り手数料は徴収しないものであり、市民にとって不利益が生じるとは考えられないものでございます。  以上のことから、議案第82号に対して賛成をするものでございます。 ○議長(塩田尚君) 反対討論を許します。  17番議員橋本佳子君。                    〔17番 橋本佳子君登壇〕 ◆17番(橋本佳子君) 日本共産党橋本佳子より、つくば市戸籍法、住民基本台帳法等関係手数料条例の一部を改正する条例について、反対の立場で討論をいたします。  個人番号カードの交付手数料を規定し、廃止される住民基本台帳カードの規定を削除するものです。  マイナンバー制度に対応する条例改正は、議案第79号で述べた理由と同様に反対をいたします。 ○議長(塩田尚君) これをもって討論を終結いたします。  これより議案第82号 つくば市戸籍法、住民基本台帳法等関係手数料条例の一部を改正する条例についてを起立により採決いたします。  議案第82号は、環境経済委員長の報告のとおり可決することに賛成の職員の起立を求めます。                     〔起 立 多 数〕 ○議長(塩田尚君) 起立多数。よって、議案第82号は、環境経済委員長の報告のとおり可決することに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── ○議長(塩田尚君) 次に、議案第83号に対する討論に入ります。  議案第83号に対する反対討論の発言を許します。  4番議員皆川幸枝君。                    〔4番 皆川幸枝君登壇〕 ◆4番(皆川幸枝君) 4番議員皆川幸枝より反対討論をさせていただきます。  議案第83号につきましても、先ほど第79号で述べた理由と同様の理由で反対いたします。 ○議長(塩田尚君) 賛成討論を許します。  19番議員小野泰宏君。                    〔19番 小野泰宏君登壇〕 ◆19番(小野泰宏君) 議案第83号 つくば市印鑑条例の一部を改正する条例について、賛成の立場から討論をいたします。  本条例は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律、いわゆる番号法の施行に伴い交付される個人番号カードを用いて、コンビニエンスストアにある多機能端末機より印鑑登録証明書の交付を受けることができるというものであります。また、従来どおり、住民基本台帳カードを用いて印鑑登録証明書の交付を受けることもでき、市民の利便性の向上に資するものであると考えます。  以上のことから、議案第83号については賛成とするものです。 ○議長(塩田尚君) 反対討論を許します。  17番議員橋本佳子君。                    〔17番 橋本佳子君登壇〕 ◆17番(橋本佳子君) 日本共産党橋本佳子より、つくば市印鑑条例の一部を改正する条例について反対の立場で討論をいたします。  コンビニ交付を受けるに当たり、住民基本台帳カードに加え、個人番号カードの利用も可能にするものです。  議案第79号で述べた理由と同様に反対をいたします。 ○議長(塩田尚君) これをもって、討論を終結いたします。  これより議案第83号 つくば市印鑑条例の一部を改正する条例についてを起立により採決いたします。  議案第83号は、環境経済委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                     〔起 立 多 数〕 ○議長(塩田尚君) 起立多数。よって、議案第83号は、環境経済委員長の報告のとおり可決することに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── ○議長(塩田尚君) 次に、議案第84号に対する討論に入ります。  討論通告者はありません。よって、これにて討論を終結いたします。  これより議案第84号 つくば市イノベーションプラザ条例についてを採決いたします。  お諮りいたします。  議案第84号は、総務委員長の報告のとおり可決することにご異議ありませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(塩田尚君) ご異議なしと認めます。よって、議案第84号は総務委員長の報告のとおり可決することに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── ○議長(塩田尚君) 次に、議案第85号に対する討論に入ります。  議案第85号に対する反対討論の発言を許します。
     4番議員皆川幸枝君。                    〔4番 皆川幸枝君登壇〕 ◆4番(皆川幸枝君) つくば・市民ネットワーク皆川幸枝より反対討論をさせていただきます。  議案第85号につきましても、先ほどの議案第79号に述べた理由と同様の理由で反対いたします。 ○議長(塩田尚君) 賛成討論を許します。  7番議員木村清隆君。                    〔7番 木村清隆君登壇〕 ◆7番(木村清隆君) 統一会派つくば政清会・民主党の会木村清隆より、議案第85号 つくば市住民基本台帳カード利用に関する条例を廃止する条例について、賛成の立場から討論をいたします。  本条例は、番号法の施行により、住民基本台帳カード市区町村による独自利用について定められた住民基本台帳法第30条の44が削除されることに合わせ施行されるものであります。  しかしながら、廃止前に独自利用の機能を付与した住民基本台帳カードについては継続的に利用でき、市民の利便性を損なうものではありません。  以上のことから、議案第85号については賛成といたします。 ○議長(塩田尚君) 反対討論を許します。  17番議員橋本佳子君。                    〔17番 橋本佳子君登壇〕 ◆17番(橋本佳子君) 日本共産党橋本佳子より、つくば市住民基本台帳カードの利用に関する条例を廃止する条例について、反対の立場で討論をいたします。  個人番号カードを同時に対応するものであると判断をし、議案第79号で述べた理由と同様に反対をいたします。 ○議長(塩田尚君) これをもって、討論を終結いたします。  これより議案第85号 つくば市住民基本台帳カードの利用に関する条例を廃止する条例についてを起立により採決いたします。  議案第85号は、環境経済委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                     〔起 立 多 数〕 ○議長(塩田尚君) 起立多数。よって、議案第85号は、環境経済委員長の報告のとおり可決することに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── ○議長(塩田尚君) 次に、議案第86号から議案第90号までを、つくば市議会先例集第7章第1節185により一括して討論に入ります。  討論通告者はありません。よって、これにて討論を終結いたします。  これより議案第86号 市道路線の廃止についてから議案第90号 損害賠償の和解についてまでを、つくば市議会先例集第7章第2節190により一括して採決いたします。  お諮りいたします。  議案第86号から議案第90号までは、総務、文教福祉、都市建設委員長の報告のとおり可決することにご異議ありませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(塩田尚君) ご異議なしと認めます。よって、議案第86号から議案第90号までは、総務、文教福祉、都市建設委員長の報告のとおり可決することに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── ○議長(塩田尚君) 次に、請願27第2号の討論に入ります。  請願27第2号に対する反対討論の発言を許します。  8番議員北口ひとみ君。                   〔8番 北口ひとみ君登壇〕 ◆8番(北口ひとみ君) 請願27第2号 「(仮称)つくば市総合運動公園」実現の請願について不採択と判断する立場で討論いたします。  さきの、この総合運動公園の基本計画につきましては、住民投票の結果、圧倒的な反対が多数となり、市長からは、この計画は白紙撤回し、今後事業は進めないと宣言をされています。議会もまたこの結果を真摯に受けとめ判断していくべきと考えます。  本請願は、総合運動公園の建設推進が前提でありますので、この前提が崩れた状況であり、この状態で請願の審査を行うのは適当ではないと考えます。  スポーツ推進や既存施設の整備は必要と考えておりますが、いま一度住民投票の結果もお酌み取りいただいて、取り下げや改めて要望していただくなどのご検討をいただくのが適当と考えましたが、今議会での審議を切望されましたので、この請願は不採択せざるを得ないと判断いたしました。 ○議長(塩田尚君) 賛成討論の通告がありませんので、引き続き反対討論を許します。  15番議員田中サトエ君。                   〔15番 田中サトエ君登壇〕 ◆15番(田中サトエ君) 日本共産党田中サトエです。請願27第2号 「(仮称)つくば市総合運動公園」実現の請願につきましては、8月2日に行われた住民投票の結果を受けて白紙撤回することが決まっております。  したがって、この請願についても白紙撤回すべきと考え、反対です。 ○議長(塩田尚君) これより請願27第2号 「(仮称)つくば市総合運動公園」実現の請願を採決いたします。  請願27第2号に対する報告は不採択でありますので、つくば市議会先例集第7章第2節191により、請願27第2号の原案に対してお諮りいたします。  なお、採決の方法は起立により行います。  請願27第2号を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。                     〔起 立 少 数〕 ○議長(塩田尚君) 起立少数。よって、請願27第2号は不採択とすることに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── ○議長(塩田尚君) 次に、請願27第11号の討論に入ります。  請願27第11号に対する反対討論の発言を許します。  8番議員北口ひとみ君。                   〔8番 北口ひとみ君登壇〕 ◆8番(北口ひとみ君) 請願27第11号 (仮称)つくば市総合運動公園フットボール場の整備に関する請願書について、不採択と判断する立場で討論します。  さきの請願と同様の理由で不採択の判断をいたしました。 ○議長(塩田尚君) 賛成討論の通告はありませんので、引き続き反対討論を許します。  15番議員田中サトエ君。                   〔15番 田中サトエ君登壇〕 ◆15番(田中サトエ君) 日本共産党田中サトエです。  請願27第11号 (仮称)つくば市総合運動公園フットボール場の整備に関する請願書につきましては、先ほどの請願2号と同様の理由で不採択とすべきと考え、反対いたします。 ○議長(塩田尚君) これをもって、討論を終結いたします。  これより請願27第11号 (仮称)つくば市総合運動公園フットボール場の整備に関する請願書を採決いたします。  請願27第11号に対する報告は不採択でありますので、つくば市議会先例集第7章第2節191により、請願27第11号の原案に対してお諮りいたします。  なお、採決の方法は起立により行います。  請願27第11号を採択することに、賛成の諸君の起立を求めます。                     〔起 立 少 数〕 ○議長(塩田尚君) 起立少数。よって、請願27第11号は不採択とすることに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── ○議長(塩田尚君) 次に、請願27第12号の討論に入ります。  請願27第12号に対する反対討論の発言を許します。  8番議員北口ひとみ君。                   〔8番 北口ひとみ君登壇〕 ◆8番(北口ひとみ君) 請願27第12号 (仮称)つくば市総合運動公園フットボール場の整備に関する請願書について、不採択と判断する立場で討論します。  請願27第2号と同じ理由で不採択の判断をいたします。 ○議長(塩田尚君) 賛成討論の通告はありませんので、引き続き反対討論を許します。  15番議員田中サトエ君。                   〔15番 田中サトエ君登壇〕 ◆15番(田中サトエ君) 日本共産党の田中サトエです。  請願27第12号 (仮称)つくば市総合運動公園フットボール場の整備に関する請願書につきましても、先ほどの理由と同じ理由で不採択とすべきと考え、反対いたします。 ○議長(塩田尚君) これをもって、討論を終結いたします。  これより請願27第12号 (仮称)つくば市総合運動公園フットボール場の整備に関する請願書を採決いたします。  請願27第12号に対する報告は不採択でありますので、つくば市議会先例集第7章第2節191により、請願27第12号の原案に対してお諮りいたします。  なお、採決の方法は起立により行います。  請願27第12号を採択することに、賛成の諸君の起立を求めます。                     〔起 立 少 数〕 ○議長(塩田尚君) 起立少数。よって、請願27第12号は不採択とすることに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── ○議長(塩田尚君) 次に、請願27第13号の討論に入ります。  請願27第13号に対する反対討論の発言を許します。  8番議員北口ひとみ君。                   〔8番 北口ひとみ君登壇〕 ◆8番(北口ひとみ君) 請願27第13号 新リーグ1部参入に向けた(仮称)つくば市総合運動公園の早期建設に関する請願書について、不採択と判断する立場で討論いたします。  請願27第2号と同じ理由で不採択の判断をします。 ○議長(塩田尚君) 賛成討論の通告はありませんので、引き続き反対討論を許します。  15番議員田中サトエ君。                   〔15番 田中サトエ君登壇〕 ◆15番(田中サトエ君) 請願27第13号 新リーグ1部参入に向けた(仮称)つくば市総合運動公園の早期建設に関する請願書につきまして、先ほどの理由と同じ理由で不採択とすべきと考え、反対いたします。 ○議長(塩田尚君) これをもって、討論を終結いたします。  これより請願27第13号 新リーグ1部参入に向けた(仮称)つくば市総合運動公園の早期建設に関する請願書を採決いたします。
     請願27第13号に対する報告は不採択でありますので、つくば市議会先例集第7章第2節191により、請願27第13号の原案に対してお諮りいたします。  なお、採決の方法は起立により行います。  請願27第13号を採択することに、賛成の諸君の起立を求めます。                     〔起 立 少 数〕 ○議長(塩田尚君) 起立少数。よって、請願27第13号は不採択とすることに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── ○議長(塩田尚君) 次に、請願27第14号の討論に入ります。  請願27第14号に対する反対討論の発言を許します。  8番議員北口ひとみ君。                   〔8番 北口ひとみ君登壇〕 ◆8番(北口ひとみ君) 請願27第14号 (仮称)つくば市総合運動公園第2種陸上競技場の整備に関する請願書について、不採択と判断する立場で討論いたします。  請願27第2号の理由と同様の理由で不採択の判断をします。 ○議長(塩田尚君) 賛成討論の通告はありませんので、引き続き反対討論を許します。  15番議員田中サトエ君。                   〔15番 田中サトエ君登壇〕 ◆15番(田中サトエ君) 請願27第14号 (仮称)つくば市総合運動公園第2種陸上競技場の整備に関する請願書につきまして、先ほどの理由と同じく不採択とすべきと考え、反対いたします。 ○議長(塩田尚君) これをもって、討論を終結いたします。  これより請願27第14号 (仮称)つくば市総合運動公園第2種陸上競技場の整備に関する請願書を採決いたします。  請願27第14号に対する報告は不採択でありますので、つくば市議会先例集第7章第2節191により、請願27第14号の原案に対してお諮りいたします。  なお、採決の方法は起立により行います。  請願27第14号を採択することに、賛成の諸君の起立を求めます。                     〔起 立 少 数〕 ○議長(塩田尚君) 起立少数。よって、請願27第14号は不採択とすることに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── ○議長(塩田尚君) 次に、請願27第15号、請願27第16号の討論を一括して行います。  討論通告者はありません。よって、これにて討論を終結いたします。  これより、請願27第15号 TPP(環太平洋連携協定)交渉に関する請願書、請願27第16号 TPP(環太平洋連携協定)交渉に関する請願書を一括して採決いたします。  お諮りいたします。  請願27第15号、請願27第16号は、環境経済委員長の報告のとおり採択することにご異議ありませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(塩田尚君) ご異議なしと認めます。よって、請願27第15号、請願27第16号は、環境経済委員長の報告のとおり採択することに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── ○議長(塩田尚君) 次に、請願27第17号の討論に入ります。  討論の通告者はありません。よって、これにて討論を終結いたします。  これより請願27第17号 教育予算の拡充を求める請願を採決いたします。  お諮りいたします。  請願27第17号は、文教福祉委員長の報告のとおり採択することにご異議ありませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(塩田尚君) ご異議なしと認めます。よって、請願27第17号は、文教福祉委員長の報告のとおり採択することに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── ○議長(塩田尚君) 次に、請願27第18号の討論に入ります。  請願27第18号に対する反対討論の発言を許します。  8番議員北口ひとみ君。                   〔8番 北口ひとみ君登壇〕 ◆8番(北口ひとみ君) 請願27第18号 「ハイウェイオアシス(道の駅)設置検討に向けた支援を求める意見書提出」に関する請願書について、不採択と判断する立場で討論します。  地域活性化については推進すべきとの立場でありますが、設置場所、設置主体など不明確であり、また、委員会で費用対効果や設置後の運営等について、先行事例などの調査研究及び検討が必要と思われ、本請願は継続審議すべきものと考えておりました。  しかし、今議会での審議をすべきとのことですので、不採択との判断をせざるを得ない状況と判断しました。 ○議長(塩田尚君) 賛成討論を許します。  18番議員古山和一君。                    〔18番 古山和一君登壇〕 ◆18番(古山和一君) 請願27第18号 「ハイウェイオアシス(道の駅)設置検討に向けた支援を求める意見書提出」に関する請願書について、賛成の立場から意見を述べさせていただきます。  ハイウェイオアシスの整備につきましては、公園や地域振興施設の整備費の負担は、市町村または第三セクターになることが考えられます。また、パーキングエリアに隣接していることが条件となり、整備費については、市の負担となる可能性があります。さらに、設置運営については、地元の気運の高まりや積極的な参画が必要不可欠となります。  しかしながら、ハイウェイオアシスを設置することにより、つくば市の文化、歴史、観光、特産物などの情報発信基地としての役割を担うとともに、活力ある地域づくりや経済発展の促進効果が期待できます。  さらに、ハイウェイオアシスの設置は、首都圏中央連絡自動車道利用者へのサービス提供及び地場産業の育成にも大いに寄与するものであると考えられます。圏央道の完成が間近に控えた今、他自治体に先駆け、その検討を急がなければならないと考えております。  以上のことから、請願27第18号に賛成するものでございます。 ○議長(塩田尚君) これをもって、討論を終結いたします。  これより請願27第18号 「ハイウェイオアシス(道の駅)設置検討に向けた支援を求める意見書提出」に関する請願書を起立により採決いたします。  請願27第18号は、総務委員長の報告のとおり採択することに賛成の諸君の起立を求めます。                     〔起 立 多 数〕 ○議長(塩田尚君) 起立多数。よって、請願27第18号は、総務委員長の報告のとおり採択することに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── ○議長(塩田尚君) 次に、請願27第19号の討論に入ります。  文教福祉委員長報告が不採択のため、討論は請願27第19号の原案に対し、最初に賛成の討論を行い、次に反対の討論を行います。  請願27第19号に対する賛成討論の発言を許します。  6番議員宇野信子君。                    〔6番 宇野信子君登壇〕 ◆6番(宇野信子君) つくば・市民ネットワーク宇野信子より、請願27第19号 「県立学校の存続と高校の少人数学級実現を求める意見書提出」に関する請願書に賛成の立場で討論いたします。  この請願は、県立高校のこれ以上の統廃合を取りやめ、地域の県立高校を存続させること、これについて県知事、県議会、県教委へ意見書提出を求める請願です。  茨城県は現在、第2次県立学校再編整備の基本計画を進めています。これは定員割れした小規模校の統廃合を進める計画です。これにより小規模校の統廃合と学級削減が進められ、県立高校への進学を希望しながら2次募集でも入れなかった生徒が出ております。  県教委は、県内の高校進学者が減少するので、高校の統廃合が必要という立場をとっていますが、生徒数減少には地域間格差があり、つくば市は増加する地域でありながら、上郷高校の統廃合や並木高校の中高一貫で市内の県立高校は減らされています。県立高校が減っても私立高校があるというのは経済的に恵まれた家庭の発想です。現在、家庭の経済状況の悪化から、県立高校でなければ進学できないという状況が確実にふえてきています。生活困窮者自立支援法の施行は、家庭の貧困が次世代に引き継がれることを防ぐため、学習支援が重要であることを示しています。  先ほど、請願27第17号で教育予算の拡充を求める請願が採択されましたが、その請願にも書かれているとおり、将来を担い、社会の基盤づくりにつながる子供たちへの教育は極めて重要であります。特に、義務教育でなくなる高校教育において、社会人に向けた仕上げの時期に、たとえ家庭環境が困難な状況であっても、県立高校の教職員を中心とした地域社会がその成長をしっかりと支えることは、公が担う重要な使命であると考えます。  今回の請願内容で全ての課題が解決するものではありませんが、まずは、県立高校のこれ以上の統廃合、学級減少を食いとめ、地域の県立高校を存続させることにより、その先の地域間格差への対策を皆で考えるきっかけとするため、この請願に賛成するものです。 ○議長(塩田尚君) 反対討論を許します。  2番議員神谷大蔵君。                    〔2番 神谷大蔵君登壇〕 ◆2番(神谷大蔵君) 2番議員、つくば自由民主党神谷大蔵です。  請願27第19号 「県立学校の存続と高校の少人数学級実現を求める意見書提出」に関する請願書について、反対の立場から討論いたします。  高等学校審議会によって、全国でも6割から7割の高校が、4から8学級が適正とされております。また、茨城県においても小規模学級を容認しております。  現在、県立高等学校再編整備の中期実施計画において、統合、募集停止、分校化は行わないこととすると記されております。  また現在は、アクティブスクールといった、新しいタイプの学校の設置や学科改編といった、生徒がふえるような魅力ある高校づくりを進めております。  県内高校生の教育充実を図ることは必要不可欠でありますが、県内の各地域によって学校規模や適正配置など、さまざまなニーズが発生するものです。したがいまして、県内各自治体において、個別の案件として捉える必要があると考えます。  一方で、本請願は、県内全域を一括して対象にしていることにより、つくば市議会として、この請願提出に賛成しかねるものと考えます。  以上のことから、請願27第19号 「県立学校の存続と高校の少人数学級実現を求める意見書提出」に関する請願についての反対討論とさせていただきます。 ○議長(塩田尚君) これをもって討論を終結いたします。  これより請願27第19号 「県立学校の存続と高校の少人数学級実現を求める意見書提出」に関する請願書を採決いたします。  請願27第19号に対する報告は不採択でありますので、つくば市議会先例集第7章第2節191により、請願27第19号の原案に対してお諮りいたします。  なお、採決の方法は起立により行います。  請願27第19号を採択することに、賛成の諸君の起立を求めます。                     〔起 立 少 数〕 ○議長(塩田尚君) 起立少数。よって、請願27第19号は不採択とすることに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── ○議長(塩田尚君) 次に、請願27第20号の討論に入ります。  総務委員長報告が不採択のため、討論は請願27第20号の原案に対し、最初に賛成の討論を行い、次に反対の討論を行います。  請願27第20号に対する賛成討論の発言を許します。  6番議員宇野信子君。                    〔6番 宇野信子君登壇〕 ◆6番(宇野信子君) つくば・市民ネットワーク宇野信子より、請願27第20号 「国際平和支援法」並びに「平和安全法制整備法」を今国会で拙速に採決しないことを求める請願書に賛成の立場で討論いたします。  我が国及び国際社会の平和及び安全の確保に資するための自衛隊法等の一部を改正する法律案と国際平和共同対処事態に際して、我が国が実施する諸外国の軍隊等に対する協力支援活動等に関する法律案の二つの法案が、ことし5月15日に衆議院に提出されました。  安倍首相は、これに先立つ4月29日、アメリカ連邦議会の上下両院合同会議で演説し、日米同盟強化のため、集団的自衛権の行使を一部可能にすることなどを柱とする、新しい安全保障法制の関連法案の成立をこの夏までに必ず実現すると宣言しました。  法案が衆議院に受理される前、つまり法案の中身が国会にも国民にも公表される前に、アメリカ議会で成立を約束するとは甚だしい国会軽視、国民無視であり、一体誰に仕える総理大臣かと、この法案審議の入り口から疑わざるを得ませんでした。
     この一連の法案審議では、違憲か合憲かという問題と法的安定性の問題、また、この法案により日本国民の平和と安全が今より本当に守られるのかという問題が議論されていると思います。全ての議論をここで申し上げることは控えますが、違憲問題と国民の安全問題について少し述べたいと思います。  まず、違憲か合憲かですが、政府が合憲とする根拠は、昭和34年の最高裁砂川判決と昭和47年の政府見解です。  まず、砂川判決は、日本の自衛の措置として、米軍駐留を認めることの合憲性を判断したものです。この判決の中で、憲法第9条は、日本が主権国として持つ固有の自衛権を否定しておらず、同条が禁止する戦力とは、日本国が指揮管理できる戦力のことであるから、外国の軍隊は戦力に当たらない。  したがって、アメリカ軍の駐留は憲法及び前文の趣旨に反しない。他方で、日米安全保障条約のように、高度な政治性を持つ条約については、一見して極めて明白に違憲無効と認められない限り、その内容について違憲かどうかの法的判断を下すことはできないと述べています。  これを安倍政権は、自衛権に触れた唯一の最高裁判決であり、集団的自衛権を除外していないと説明し、集団的自衛権合憲の根拠としました。しかし、この判決文の最後には、憲法9条が自衛のための我が国みずからの戦力の保持をも禁じた趣旨であるか否かの点は、本件事案の解決には必要でないと認められるから、この点については判断を示さないと書かれています。つまり、個別的自衛権を行使することの合憲性についても判断を留保しているのです。  したがって、どう考えても、集団的自衛権の合憲性を認めた判決とは言いがたいものです。公明党の山口代表も、砂川判決を合憲の理由とすることには強く抵抗されていた経緯があります。  もう一つ合憲の根拠として、安倍政権が引用しているのは、昭和47年10月14日、集団的自衛権と憲法との関係に関する政府資料、参議院決算委員会提出資料です。その内容は以下のとおりです。  国際法上、国家は、いわゆる集団的自衛権、すなわち自国と密接な関係にある外国に対する武力攻撃を、自国が直接攻撃されていないにかかわらず、実力をもって阻止することが正当化されるという地位を有しているものとされており、国際連合憲章第51条、日本国との平和条約第5条、日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約前文並びに日本国とソビエト社会主義共和国連邦との共同宣言3第2段の規定は、この国際法の原則を宣明にしたものと思われる。そして、我が国が国際法上、右の集団的自衛権を有していることは、主権国家である以上当然と言わなければならない。  ところで、政府は従来から一貫して、我が国は、国際法上いわゆる集団的自衛権を有しているとしても、国権の発動としてこれを行使することは、憲法の容認する自衛の措置の限界を超えるものであって、許されないとの立場に立っているが、これは次のような考え方に基づくものである。  憲法は第9条において、同条にいわゆる戦争を放棄し、いわゆる戦力の保持を禁止しているが、前文において、全世界の国民が平和のうちに生存する権利を有することを確認し、また、第13条において、生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、国政の上で最大の尊重を必要とする旨を定めていることからも、我が国がみずからの存立を全うし、国民が平和のうちに生存することまでも放棄していないことは明らかであって、自国の平和と安全を維持し、その存立を全うするために必要な自衛の措置をとることを禁じているとは到底解されない。  しかしながら、だからといって、平和主義をその基本原則とする憲法が、右にいう自衛のための措置を無制限に認めているとは解されないのであって、それはあくまで外国の武力攻撃によって国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆されるという急迫不正の事態に対処し、国民のこれらの権利を守るためのやむを得ない措置として初めて容認されるものであるから、その措置は、右の事態を排除するためととられるべき必要最小限度の範囲にとどまるべきものである。そうだとすれば、我が憲法のもとで、武力行使を行うことが許されるのは、我が国に対する急迫不正の侵害に対処する場合に限られるのであって、したがって、他国に加えられた武力攻撃を阻止することをその内容とする、いわゆる集団的自衛権の行使は、憲法上許されないと言わざるを得ない。  以上が、昭和47年の政府見解です。どうやら安倍政権の閣僚の皆さんは、この文章をつまみ読みしたと思われます。最後の1文、「他国に加えられた武力行使を阻止することをその内容とする、いわゆる集団的自衛権の行使は、憲法上許されないと言わざるを得ない」とはっきり書いてあるのに、なぜ、これが集団的自衛権合憲の理由になるのでしょうか。  私が申し上げるまでもなく、多くの憲法学者、歴代の内閣法制局長官、そして元最高裁判事の方々が、今回の安全保障関連法案は違憲であるとはっきり発言されています。  法案の違憲性だけでなく、この法案が本当に安倍首相の言うように、国民の平和と安全は高めるかという問題が各界から指摘されています。その中でも特に重要と思われるのが、国際NGOの団体から出ているものです。その一部を紹介します。  私たちNGOは、現在日本で進んでいる安全保障法制制定の動きに対し強い警戒心を表明し、これに反対します。  現在、日本で審議が続いている安全保障法制は、日本が米国その他密接な関係を有する国に対する武力攻撃があった場合に、多国間の戦争にみずから参戦し、海外で武力行使をする集団的自衛権の行使を容認しようとするものです。このほか、国際平和協力の名のもとに、他国の紛争において弾薬の輸送を含む武力行使と一体となった兵たん活動を広く認めようとしています。法案では、こうした日本が参加する武力紛争、軍兵たん活動には何ら地理的限定がなく、広く、アジア、中東、アフリカまでが射程に入ります。  私たちは、紛争やいわゆるテロの温床となっている貧困、格差、差別、人権抑圧といった構造的な暴力を解決せずしては、世界から紛争はなくならないと考えています。この根本的な問題に目を向けず、軍事力に頼って世界の公正な秩序をつくることはできません。  今、軍事化、暴力化する世界の中でこそ、国際紛争を武力によって解決しないという日本の平和主義は、不完全とはいえ、国際平和に向けた一つのオールタナティブなのです。この平和主義を国際社会全体で補い合い、広げていく努力をしていかなければなりません。  私たちは、ここに改めて今日本の国会で審議されている安保法制は、国際市民社会の希望に逆行するものとして反対の意思を表明します、というものです。  この声明に対し、9月10日現在、国内外331団体の賛同が全世界36カ国から集まっています。アフガニスタンやイラク、アメリカ国内の団体からも賛同の声が寄せられています。  以上のように、この法案の目的の一つとされている、駆けつけ警護の対象となるNGOの方々が、今回の安保法制はやめてほしいと言っているのです。  最後に、NGOの一つ、ペシャワール会の中村 哲さんのコメントを紹介します。  ペシャワール会は、1984年から30年間、アフガニスタンやパキスタンで医療活動やかんがい水利事業などの人道支援を続けています。中村さんは憲法9条によって活動を続けてこられたと話しています。安全保障関連法案に反対の声を上げています。戦をしない国というのは、どれだけ強い保障になってきたかというのは、知っておく価値があるんじゃないかと思います。  日本という国は、自分たちに危害を加えない国だというのは定着しています。それをわざわざ壊すこともなかろうというのが現地の実感です。大がかりに後方支援なんてことを言うと、当然敵視されますよね、と話されています。  アフガニスタンでは、2001年のアメリカ同時多発テロ以降、アメリカ軍の空爆にさらされ、多くの難民が生まれました。しかし、中村さんたちの地道な支援活動によって、全長27キロの用水路が完成し、砂漠は緑の大地となり、50万人分の食料の確保が可能となりました。これこそが、本当の意味での積極的平和の実践であります。安倍首相の言う積極的平和主義、つまり武力も行使して、世界の平和に積極的に貢献するとは真逆の立場です。  また、中村さんは、安倍首相の限定的な集団的自衛権の行使という発言に対し、戦場に行ったことのない人間の発言、武器を持って衝突すれば、互いに恐怖心や防衛心が強くなり、歯どめはなくなるとして、一たび行使を認めれば、際限がなくなると警告しています。これこそ戦場を知る人の実感であり、また、若い世代が今回の法案の危険性を感じ、全国で声を上げている理由ではないでしょうか。  昨年6月、つくば市議会は、集団的自衛権の行使を憲法の解釈変更で行わないことを求める意見書を賛成多数で可決し、国に意見書を提出しました。どうか、そのときの判断を思い起こし、これらの法案を、今国会で拙速に採決しないことを求める請願に議員の皆さんのご賛同をいただき、きょうにも行われようとしている参議院本会議での採決前に意見書を国と政府に提出することができるよう、会派や党の縛りにとらわれず、勇気を持って意思表示されるようお願いいたします。  日本のこの重要な岐路にあって、つくば市民を代表する議会として、後世に恥じない意思表示ができますよう、また、皆さんのお子さんやお孫さんの顔を思い浮かべていただき、この若者たちに不安な未来を残さないため、本請願に対する議員の皆様のご賛同をお願いし、賛成の討論といたします。 ○議長(塩田尚君) 反対討論を許します。  5番議員五頭泰誠君。                    〔5番 五頭泰誠君登壇〕 ◆5番(五頭泰誠君) 5番議員自由民主党の五頭です。請願27第20号 「国際平和支援法」並びに「平和安全法制整備法」を今国会で拙速に採決しないことを求める請願書に対する反対討論を行います。  議案の趣旨の中にも書かれていましたけれども、拙速な採決をしないという内容でしたけれども、これだけ国会を延長して、100時間余りもやっていて、私はもっと具体的な議論がされるんだろうと考えておりましたけれども、一体何だったんだろうなと、あの野党の質問の内容はと思います。  中国や北朝鮮というより具体的な脅威がどのようなものなのか。そして、それに対してどう対処すべきか。国民が本当に知りたいこと、重要なこと、知らなければならないことを質問して討議、議論すべきなのに、それを怠って、結局、憲法を盾にして憲法違反だと反対の連呼をしていたというふうな印象を持ちました。  小笠原諸島、サンゴをとりに200隻余りの中国漁船団が来ましたけれども、1隻10人ぐらい乗っていたとしたら、約2,000人の中国人が小笠原諸島に来たということになりますね。これは小笠原村の人口に匹敵する人数なんです。こういうことが、脅威が起きているわけですね、現実的に。これを踏まえて、9月9日に小笠原村議会では、今国会の安全法案の成立を求める意見書を決議いたしております。  しかし、実際は、小笠原諸島は、日本の防空識別圏外にあって、地上のレーダーでも十分監視できない状態にあります。飛行場や大型巡視船に給油できる施設もないために、陸上海上の警察力を強化することもままならないということでございます。  こういうことを、これは他の市町村の地方自治体の例ですけれども、こういう例が、つくば市の脅威が、これは現実的にはなかなか非現実的です。起きたときに、私どもはどういうふうに考えたらいいでしょうか。  中国は、9月3日に軍事パレードを行いました。25年間にわたって、日本の約3倍、4倍と増強した軍事費を鼓舞するためと思われるようなパレードで、晴れ晴れしくお披露目をしたようですけれども、軍事費を拡大する以上に、軍事技術も確実に発展させています。中国海軍の兵員募集用の広報動画を見ると、尖閣諸島が載っているんですね。その動画に尖閣が載っていて、テロップには、わずかな辺境の領土であっても、彼らの占領を許してはおけないと訴えています。歴史的にも国際法的にも、疑いなく我が国日本の領土である尖閣諸島をみずからの領土と主張して、日本が占領しているのだと訴えて、そして兵員を募集しているのですね。これが現実に今、そこにある日本の危機なのです。  最後に、急ぎ過ぎということでご批判もあると思います。しかし、これは70年間逆にずっと議論してきたことなんです。なかなか結論が出なかっただけで、本来はずっとやっていたんですね。これを安倍政権になって、今まで保守系もないがしろにしてきたことを初めて法整備、そして国会に提出しているわけですので、反対の方々が、憲法9条から平和を実現されているというふうに訴えていますが、実際はそうではありません。平和が維持されてきたのは、日米同盟と自衛隊の整備があったから平和が維持されているわけでございます。  この辺のご認識をぜひ議員各位、それから傍聴している方、執行部、そして議会中継を見ている市民の方にもご理解をいただきまして、私からは、この法案に対する拙速に採決しないことを求める請願書に対する反対討論といたしたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(塩田尚君) 賛成討論を許します。  15番議員田中サトエ君。                   〔15番 田中サトエ君登壇〕 ◆15番(田中サトエ君) 日本共産党田中サトエです。  請願27第20号 「国際平和支援法」並びに「平和安全法制整備法」を今国会で拙速に採決しないことを求める請願書について賛成討論を行います。  本請願は、筑波研究学園都市研究機関労働組合協議会より提出されたものです。国の研究機関に働く多くの研究者や職員が加入しています。  戦後70年、日本は海外で武力行使をしない平和国家として世界の人々に信頼されてきました。日本国憲法前文と第9条は、我が国が武力行使することを禁じており、日本国民は、国際紛争を平和的に解決するために全力を挙げることを国際社会に誓っていますと述べた上で、国民への十分な情報公開と公開の場で慎重な審議を尽くすことが必要であり、拙速な採決を行わないよう意見書の提出を求めております。  私は、つくばの国際交流の盛んな研究機関にとって、諸外国との平和的関係が重要であることは言うまでもないと思います。しかし、集団的自衛権行使に踏み出せば、世界的な研究活動の自由が制約を受けます。また、軍事研究が持ち込まれることにつながります。  平和関連法案に今反対や疑問の声が日増しに大きくなっており、十分な審議が必要な状況です。特に、今若い人たちが考え始めています。中学生も関心を持ち始め、小さな子までが、戦争反対と叫んでいるような状況になっています。若い人たちは、歴史を学び、戦争体験を学び、自分たちは戦争は知らないけれども、戦争がよくないことはわかると、今声を上げているわけです。そして、命を生み出したばかりの若いママやパパたちが自分の子供も大切だけれども、誰の子供も殺さないと、この戦争法案反対に声を上げています。  今立っている人、そして疑問を持っている人がどんどんふえる中で、拙速に採決すれば、将来に禍根を残すことは明らかです。昨日の参議院特別委員会また本会議、異常な状態で強行採決が行われました。国会前には、雨の中、全国からたくさんの方が詰めかけておりました。この民意が踏みにじられてしまいました。しかし、このような強行採決をしたことにより、今後ますます、これらの法案に反対する国民の声、行動は大きくなるものと思われます。  憲法98条は、憲法は最高法規であると定めています。今、疑問の声がどんどん大きくなっている中、これは大きな変化だと思います。このつくば市議会が、今の日本全国の変化をしっかりと受けとめ、戦争法案採決に反対の、そして拙速に決めるなという意見書を上げるべきだと考えて、賛成討論といたします。 ○議長(塩田尚君) これをもって討論を終結いたします。  これより請願27第20号 「国際平和支援法」並びに「平和安全法制整備法」を今国会で拙速に採決しないことを求める請願書を採決いたします。  請願27第20号に対する報告は、不採択でありますので、つくば市議会先例集第7章第2節191により、請願27第20号の原案に対してお諮りいたします。  なお、採決の方法は起立により行います。  請願27第20号を採択することに、賛成の諸君の起立を求めます。                     〔起 立 少 数〕 ○議長(塩田尚君) 起立少数。よって、請願27第20号は不採択とすることに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── ○議長(塩田尚君) 次に、請願27第21号の討論に入ります。  総務委員長報告は不採択のため、討論は請願27第21号の原案に対し、最初に賛成の討論を行い、次に反対の討論を行います。  請願27第21号に対する賛成討論の発言を許します。  4番議員皆川幸枝君。                    〔4番 皆川幸枝君登壇〕 ◆4番(皆川幸枝君) 4番議員皆川幸枝より、請願27第21号 「国際平和支援法」並びに「平和安全法制整備法」の2法案に関する請願書について、採択の立場で討論をさせていただきます。  この二つの法律は、昨年6月に安倍政権が憲法解釈を変更し、集団的自衛権を行使するようにいたしました、その集団的自衛権行使を具体的にするための法律です。まとめて安保法案と言われています。  この法律の中身は、これまで戦争放棄をうたった憲法9条の精神を大きく変えるもので、たくさんの憲法学者や元最高裁判事も違憲であると表明し、戦争法案とも言われております。  昨日の国会の参議院特別委員会で、民主主義の根幹である十分な審議を行わないまま強行採決が行われました。多くの国民の反対や疑問、心配の声に答えず、数の暴挙で採決を強行したことは民主主義ではなく、多数決主義であると言えます。現政権は、民主主義の危機をもたらし、独裁職を強めており、これだけでも看過できない大きな問題であると考えます。  憲法学者だけでなく、さまざまな大学の学者や学生も声を上げています。これまで政治に無関心とされてきた若者たちが、シールズといわれるグループを立ち上げ、国会前で、日本各地で声を上げています。先日、国会の公聴会では、シールズのメンバーが自身の考えを堂々と述べました。そういった若者だけでなく、オールズやミドルズなども各地で立ち上がっています。また、子供を持つママたちも、「誰の子供も殺させない」という言葉を合い言葉に日本各地で立ち上がっています。  先日、ここ、つくばでもその動きがあり、つくばセンターで集会を開催しておりました。これまで、マスメディアはほとんど報道しておりませんでしたが、ほかにも、文化人や映画人、芸能人、本当にたくさんの方々が安保法案に反対の声を上げております。そして、国会前で、各地で声を上げ、活動しています。  人々は、ただ反対なのではなく、この法案の根拠、中身について、これまでの国会審議を見ても、質問に対して、首相や大臣の答弁を聞けば聞くほど根拠が曖昧で、具体性がないため大きな不安を持っております。当初首相が、集団的自衛権行使の代表例として繰り返し説明していました、ホルムズ海峡の機雷掃海ですが、先日、9月14日の特別委員会で、安倍首相は、ホルムズ海峡での機雷封鎖は想定していないと、みずからその代表例を否定しました。そういった意味でも、この法律の立法根拠は非常に曖昧になっております。  現在、幾つものNPOやNGOの方々が海外の紛争地帯で活動しています。そういったNPOやNGOの方々、そして元自衛官の方でさえも、この法律が通ることで紛争地帯でのリスクが高まる、活動ができなくなるとして、法案への反対を表明しています。そういった方々は口々に、これまで自分たちの活動は憲法9条により守られてきた、安全を保たれてきたと表明しています。  日本の重要なパートナーである米国は、なぜテロが頻発しているのでしょうか。米国は、米国の論理と圧倒的な戦力で世界の国々を攻撃し、多数の市民、無実の子供を殺りくしています。そして、それらの国に起きる貧困や恨みの連鎖、そのこととテロが因果関係を持っていると言えるのではないでしょうか。  日本もその米国と一体になって他国を攻撃すれば、テロによるリスクが高まることが予測されます。果たして、この法律が施行されることにより、日本の安全を守ることができると断言できるのでしょうか。  私たちつくば市議会は、昨年6月に、集団的自衛権の行使を憲法の解釈変更で行わないことを求める意見書を採択しています。憲法解釈変更による集団的自衛権行使は、立憲主義の立場から容認しないよう求めますという内容の意見書を衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、外務大臣、法務大臣、防衛大臣に提出しています。  ことしも、つくば市において、戦没者追悼式典が催されます。70年以上前に、我々日本人は、国のためという名のもと、家族や未来の私たちのために戦いました。戦い殺した相手にも家族がいて未来がありました。矛盾に満ちた戦争で、どんな無念の思いでその方たちは亡くなっていったのでしょうか。そして、その戦争は、いつ、どのようにして始まったのか。  私たち人間には知恵があります。軍備を増強することだけが安全を高めるのか、戦いの連鎖を断ち切るためには何をすべきなのか、まさに今、どう行動するか、熟慮するべきときです。  時の政権の思いに振り回され、法律の矛盾を指摘せず、このまま黙認していいのでしょうか。この請願は、私たちが国に意思を表明するきっかけとなるものです。今まさに開戦前夜かもしれません。議員の皆様、きっちり考え慎重に判断していただくよう、ご賛同をお願いいたします。 ○議長(塩田尚君) 反対討論を許します。  5番議員五頭泰誠君。                    〔5番 五頭泰誠君登壇〕 ◆5番(五頭泰誠君) 5番自由民主党の五頭です。請願27第21号 「国際平和支援法」並びに「平和安全法制整備法」の2法案に関する請願書に対する反対討論を行います。  請願の趣旨の中に、国民が不安を抱いていると、危惧を抱いているというふうなことが述べられています。よく皆さん反対の方は、戦争をする国とそういう海外からも、そうした危惧を伝えられていると。どの国の方が言っているかといえば、大体中国、北朝鮮、今回韓国はそんなに言っておりませんけれども、私が知る限りは、中国などで、現在、ほかのEU、アジア、それからインド、アフリカ含めて、大半に、この法案は日本を評価しております。逆に中国は、日本に対して、東シナ海や南シナ海の海洋進出を侵している当事国ではあります。北朝鮮は日本人を拉致した実行犯の国家であります。  この法案に反対している方々が、本当にデモ行進をして戦争反対と訴えるのであれば、日本に脅威を示している中国、その中国大使館の前にでも行ってデモ行進をするべきであります。北朝鮮に対して、拉致被害者を一刻も早く返せと団体行動を起こすべきであります。そうしたことをやらないということを見ると、全くもって私は理解に苦しむと。  先ほど、シールズという今SNSで、大学生や若者が自由で民主的な社会を守るための緊急アクションという、こういうものを立ち上げて、同じようなデモに参加している。また、ハンガーストライキをして、命がけの反対運動をしているというようなことを表現していることで、ユーチューブなどでも私は見ましたけれども、彼らにも私は重ねて言いたいんですけれども、自由と民主的な社会を守るというのであれば、ハンガーストライキやデモなどのやり方ではなくて、きちんと食事をとって、体調を整えて、健全な体になって、それから自分の考えを述べて、政治活動を展開して選挙に出るなり、多くの自分の考えを国民に呼びかけて投票によって議員を当選させて、議員になって、また多くの議員を輩出して、政治的目標を達成させるために生命をかけるべきなのではないでしょうか。なぜ、それをやらないのか。なぜ、ハンストやデモなのか。私は、これも理解に苦しむわけでございます。  あと、もう一度皆さんに、これは言いたいんですけれども、この安倍総理は、昨年の解散総選挙のときに、この集団的自衛権の解釈変更によって安保法案も提出すると、選挙戦を通じて、この重要性を問うて選挙で戦っているんですね。マスコミなども十分これは報道しておりました。外国人記者クラブでもちゃんと取材をして、それに対して各政党も答えました。それによって結果、選挙では251議席、公明党も73、合計364議席の圧倒的多数の議席を獲得して国民の支持を得たわけです。この支持を得て出した法案が、戦争法案なのかということをあなた方は言っているということになるわけです。そしてこのように、この法案には、選挙での政治的結果、政治的資産が担保されているわけであります。この辺も、来年は参議院からか18歳未満の若い方、大学生も若い方も参政権が広がります。議会制民主主義の基本をしっかりと認識していただきたいというふうに思っております。  最後に、これはわかりやすい事例かどうか、例えかどうかわからないんですけれども、蚊取り線香を立てておけば、蚊は寄ってこないんですよ。だけれども、何も立てないで、蚊が来たらどうしても殺してしまいます。だから、戦争をしないためには、やっぱり抑止が必要なんですね。ぜひ、この辺をご理解いただいて、皆さんに、市民の方々に対してもですね、この法案のご理解をいただきたいというふうに思います。  以上をもちまして、請願27第21号 「国際平和支援法」並びに「平和安全法制整備法」の2法案に関する請願書に対する反対討論といたします。 ○議長(塩田尚君) 賛成討論を許します。  17番議員橋本佳子君。                    〔17番 橋本佳子君登壇〕 ◆17番(橋本佳子君) 日本共産党橋本佳子より、賛成の立場で討論をいたします。  先般、五頭議員より、中国、そして北朝鮮等の脅威の話が出ておりますけれども、個別的自衛権の対応でできる、こういった中で、集団的自衛権の大きな問題は、アメリカが進めていく海外での武力行使に日本の自衛隊も参加させる、この点において大きな反対の声が上がっているわけです。国会において、共産党を初め民主党、野党が共闘して、これについて反対の声を上げているのは、このことが根底にあるからです。そのことをどうぞお忘れのないようにお願いをいたします。  それでは、賛成の立場で討論をいたします。  16日の地方公聴会が終わった直後、締めくくりの総括質疑と採決を強行しようとした鴻池委員長への不信任動議を自民、公明が否決をした後、突然質疑打ち切り、賛成多数で法案を採決したとして、大混乱の中で散会をいたしました。  国会の外では、戦争法案廃案を訴える国民が雨の中ぞくぞくと集まる中、国会内では、国会のルールも民主主義も踏みにじった暴力的採決を行いました。つくば市民も、この間の国会周辺の集会や市内の集会にも多くの皆さんが参加をされたことと思います。  この請願の請願代表者は、この請願を出すに当たって、こうお話をしております。  戦争をする国にしたらいかん。国民の思いが憲法9条に込められています。全国各地で、高校生からお年寄りまで黙ってはいけないと、法案の廃案を求めてアピール行動を展開しています。8月30日には12万人の人たちが自発的に国会を取り囲みました。この動きは変わっておりません。  国民は怒っています。それはなぜか。この法案が、アメリカの求める軍事行動を自衛隊が行うためのものであり、国民に対しては、いいかげんな憲法解釈で、数の力で押し切ろうとしていることを見抜いているからです。最高裁判所の元判事、最高裁判所元長官までが、法案は憲法違反と表明しています。  請願趣旨を踏まえ、つくば市議会が法案の廃案を求める意見書を国会並びに政府に提出していただくことを希望しますと述べられております。
     戦争法案は、衆議院でも特別委員会でも採決が強行をされました。法案提出から4カ月、参議院で2カ月、審議すればするほど戦争法案の憲法違反の内容が明らかになり、安倍首相自身が集団的自衛権の行使を容認する立法事実さえ説明できなくなり、自衛隊の統合幕僚監部の内部文書などで、法案を先取りした軍の暴走が明らかになるなど、文字どおりぼろぼろの状態です。  戦争法案に反対する国民世論は広がり、どの世論調査でも、国民の過半数が戦争法案に反対、6割、7割が今国会での成立に反対をしています。強行採決に次ぐ強行採決は、戦争法案を推進する道理のなさが明らかになり、国会の中でも外でも反対世論がますます広がっています。  今国会では、大変大きな局面に立っております。しかし、特別委員会でこの法案が採決をされた後、テレビでずっと食い入るように見ておりましたが、インタビューを受けたある女子大生が、これからが本番です。私たちは引き続き頑張っていく、こう力強い発言を行いました。だからこそ、この請願について、このつくば市で、国際都市であるつくば市で、この請願を採決をすることには大変大きな意義があると私は思っております。この立場でこの請願には賛成をいたします。  多くの議員の皆さんお一人一人、日本の行く末、憲法9条のこの精神、侵略戦争から始まったあの悲惨な戦争で、多くの私たちの、もう私の母も亡くなりましたけれども、多くの皆さんが戦争体験をしてきました。子供のころに、こういった戦争の話、いろいろな話を学校で聞くにつけ、小学校の高学年になれば、自然にこのことについて考えるようになります。こういったとき、母にこのことを聞きますと、大丈夫だよ、憲法9条があるんだから、こう言われました。この言葉で、私は幼い心の中でどれだけ安心したか、わかりません。その気持ちは、この年になっても、その思いはいまだ忘れることができません。この憲法9条を大きく踏みにじる現政権の暴挙に厳しく抗議をするとともに、このつくば市議会で、この請願をぜひ採択していただきますことを心からお願いを申し上げ、私の賛成討論といたします。 ○議長(塩田尚君) 反対討論を許します。  13番議員浜中勝美君。                    〔13番 浜中勝美君登壇〕 ◆13番(浜中勝美君) 13番公明党の浜中です。  請願27第21号について反対の立場から討論いたします。  本請願は、国際平和支援法並びに平和安全法制整備法の2法案について廃案にするとともに、もしくは、成立した場合には廃止することを求める趣旨の意見書提出を求める請願ですが、これら平和安全法制の関連法案が、参議院特別委員会で与党と野党3党の賛成多数で昨日可決され、本日も大詰めの攻防が続いております。  法案は、自衛隊法など10本の改正法案を一つにまとめた平和安全法制整備法案と新法の国際平和支援法案で、内容は、日本の安全と国際平和貢献に関する分野に分かれています。日本の安全に関しては、自衛隊が平素から行う活動、他国が武力行使を行っているときに、我が国が行う後方支援、我が国が行う武力行使を伴う活動と深刻度の低い事態から日本に対する武力攻撃が発生した、武力攻撃事態まで、すき間なく対処できる法案を整備し、自衛隊の武力行使は、自衛の措置の新3要件に該当した自国防衛のみ許され、専ら他国防衛を目的とした集団的自衛権の行使はできないとする政府の憲法9条解釈の根幹を維持しております。  また、国際平和貢献では、国際法上の正当性、国民の理解と国会関与など民主的統制、自衛隊員の安全確保の原則が盛り込まれており、国連決議のもとで活動するための自衛隊の海外派遣が円滑に行えるようになりますが、日本が自衛隊を派遣できるのは、国連決議または関連する国連決議があることを絶対条件とし、さらに、国会が事前に承認した場合のみとしております。  我が国を取り巻く安全保障環境が変化し、厳しさを増してきており、国民を守るすき間ない体制を構築するとともに、国際社会の平和にも貢献していく。そして、この平和安全法制で、抑止力を強化することは重要でありますが、最も大事なことは、これを実際に使うことなく、対話によって外交的な手段で平和的に物事を解決する、まず、徹底した外交努力を重ねることであります。その上で、十分な備えを持つことも重要であり、この備えこそ平和安全法制であり、紛争を未然に防ぐためには、平和安全法制の整備は必要急務であると考えます。  また、国民への説明が足りないという指摘について謙虚に受けとめ、法案が成立しても、自衛隊を派遣する際の国会の関与や自衛隊の活動を持続的に監視する国会組織のあり方など、国民の声に真摯に向き合い、安心していただけるよう取り組んでほしいとの考えを述べまして、本請願に対する反対討論といたします。 ○議長(塩田尚君) これをもって、討論を終結いたします。  これより請願27第21号 「国際平和支援法」並びに「平和安全法制整備法」の2法案に関する請願書を起立により採決いたします。  請願27第21号に対する報告は不採択でありますので、つくば市議会先例集第7章第2節191により、請願27第21号の原案に対してお諮りいたします。  なお、採決の方法は起立により行います。  請願27第21号を採択することに、賛成の諸君の起立を求めます。                     〔起 立 少 数〕 ○議長(塩田尚君) 起立少数。よって、請願27第21号は不採択とすることに決定いたしました。  暫時休憩いたします。  午後1時30分、13時30分より再開いたします。                      午後零時31分休憩             ──────────────────────────                      午後1時30分再開 ○議長(塩田尚君) 休憩前に引き続き再開いたします。        ──────────────────────────────────── △議案第91号 つくば市監査委員の選任について ○議長(塩田尚君) 日程第3、議案第91号 つくば市監査委員の選任についてを議題といたします。  提案者より提案理由の説明を求めます。  市長市原健一君。                    〔市長 市原健一君登壇〕 ◎市長(市原健一君) 今定例会に追加提出いたしました議案についてご説明を申し上げます。  議案第91号 つくば市監査委員の選任については、委員3名のうち1名の方が、平成27年9月23日をもって、任期満了になることに伴い、宮本孝男氏を選任することについて、地方自治法196条第1項の規定に基づき、議会の同意を求めるものであります。  以上、ご同意賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(塩田尚君) 人事案件でございますので、つくば市議会先例集第5章第6節116及び第7章第1節184により、質疑、委員会付託及び討論を省略いたします。  これより議案第91号を採決いたします。  お諮りいたします。  議案第91号は、原案のとおり同意することにご異議ありませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(塩田尚君) ご異議なしと認めます。よって、議案第91号は、原案のとおり同意することに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── △意見書案第6号 つくば市に所在する政府関係機関の地方移転に反対する意見書 ○議長(塩田尚君) 日程第4、意見書案第6号 つくば市に所在する政府関係機関の地方移転に反対する意見書を議題といたします。  提案者より提案理由の説明を求めます。  16番議員大久保勝弘君。                   〔16番 大久保勝弘君登壇〕 ◎16番(大久保勝弘君) 意見書案第6号、提案理由を大久保から申し上げます。  意見書案第6号 つくば市に所在する政府関係機関の地方移転に反対する意見書の提案理由を申し上げます。  お手元に配付されております意見書案の朗読をもって提案理由とさせていただきます。           つくば市に所在する政府関係機関の地方移転に反対する意見書(案)  国においては、東京圏への人口一極集中を是正するため、政府関係機関の地方移転を進める方針を打ち出しており、今般、つくば市に所在する政府関係機関について、各県から移転の要望を受けているところである。  世界に目を向ければ、Albany(アメリカ)、GIANT(フランス)、IMEC(ベルギー)等のように、戦略的に大学・研究機関等を集積させ、世界中から優れた人材、企業及び投資を呼び込み、新事業・新産業の創出や産業の国際競争力の強化に注力することが潮流となっている。  つくば市は、32の公的研究機関等が集積し、約2万人もの研究者が研究開発に従事する、我が国最大の研究開発拠点「筑波研究学園都市」を擁する。来年には、「G7茨城・つくば科学技術大臣会合」の開催が決定しており、国内外で注目を集めている。また、「つくばサイエンス・アカデミー」等による研究者間の相互交流も盛んである。筑波研究学園都市建設の閣議了解から約半世紀の歴史を経て、近年は、自治体や機関間の連携が進んでいる。特に、次世代がん治療、生活支援ロボット、藻類バイオマス、世界的ナノテクノロジー拠点(TIA−nano)等の先進科学技術の産業化や世界的拠点化に官民一体で取り組む「つくば国際戦略総合特区」や、オールつくばで低炭素社会づくりに挑戦する「環境モデル都市つくば」、ロボットの実用化の促進や人材育成、ロボットを活用したまちづくりを行う「ロボットの街つくば」等の産学官が連携する取り組みが進んでいる。  こうした中、つくば市に所在する政府関係機関の移転は、これまでのつくばに関する政策を水泡に帰すことになるばかりか、世界の潮流に逆行するものである。一旦移転すれば、今後、これほどの歴史と規模を誇る世界的拠点の再整備は事実上不可能となり、つくば市のみならず、我が国にとっても、取り返しのつかない損失につながることは明白である。国の利益のためには、むしろ、つくば市にさらに政府関係機関を集積させ、前述した取り組みをさらに盛り立てていくことが必要である。  また、今回の政府関係機関の地方移転の目的は、東京圏への人口一極集中の是正ということであるため、東京圏ではないつくば市に所在する政府関係機関は、その対象とすべきではない。  よって、つくば市議会は、つくば市に所在する政府関係機関の地方移転について断固反対する。  以上の趣旨から、地方自治法第99条に基づき意見書を提出する。  平成27年9月18日                                             つくば市議会  提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、文部科学大臣、厚生労働大臣、農林水産大臣、経済産業大臣、国土交通大臣、環境大臣、国務大臣であります。  以上をもちまして提案理由とさせていただきます。  ご審議の上、ご賛同賜りますようお願いいたします。 ○議長(塩田尚君) これより質疑に入ります。  順次、質疑発言を許します。                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(塩田尚君) ないようですので、これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  順次、討論発言を許します。  まず、本意見書案に対する反対討論の発言を許します。                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(塩田尚君) 賛成討論はありませんか。                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(塩田尚君) ないようですので、これをもって討論を終結いたします。  これより意見書案第6号を採決いたします。  お諮りいたします。  本意見書案は、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(塩田尚君) ご異議なしと認めます。よって、意見書案第6号は、原案のとおり可決することに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── △意見書案第7号 ハイウェイオアシス(道の駅)設置検討に向けた支援を求める意見書 ○議長(塩田尚君) 日程第5、意見書案第7号 ハイウェイオアシス(道の駅)設置検討に向けた支援を求める意見書を議題といたします。  提案者より提案理由の説明を求めます。  9番議員木村修寿君。                    〔9番 木村修寿君登壇〕 ◎9番(木村修寿君) 提案理由を説明する前に、文書内容の削除をお願いしたいと思います。  上から8列目の「このような状況を打開に」の打開の次の「に」を削除お願いしたいと思います。  それでは、意見書案第7号 ハイウェイオアシス(道の駅)設置検討に向けた支援を求める意見書の提案理由を申し上げます。  お手元に配付されております意見書案の朗読をもって、提案理由とさせていただきます。          ハイウェイオアシス(道の駅)設置検討に向けた支援を求める意見書  平成27年度に予定されている首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の県内全線開通により、首都圏の道路交通の円滑化、沿線都市交流の活発化が予想され、つくば市の経済発展も期待されるところですが、農業をはじめ地場産業においては体力が弱く、地域間競争に後れを取る状況にあります。また、当市内には常磐自動車道に谷田部東PA(上下線)が整備されておりますが、地域の特性を持つ施設とは言い難く、当地域をアピールするには不十分だと考えられます。  このような状況を打開するには、つくば市内の圏央道と一般道の隣接地区にハイウェイオアシス(道の駅)をを設置することで、高速道路利用客のみならず一般道利用客も対象とした、つくばコレクション認定品である地域商品及び農産物など特産物を販売することにより、地場産業の育成・活性化を図ることが必要と考えます。また、当該施設で四季折々のイベントを開催をしながら、筑波山や市内4大まつり等への誘客やつくばスタイルのPRによる定住促進等の情報発信基地にすることにより、より一層の市内経済発展を促進させることのみならず、周辺市町村との連携促進により圏央道効果を最大限に引き出し、茨城県内の経済活性化を図ることができます。  よって、本議会は、今後、ハイウェイオアシス(道の駅)の設置検討に向けた支援を国及び茨城県に強く要請します。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。  平成27年9月18日                                             つくば市議会
     提出先は、国土交通大臣、茨城県知事、茨城県議会議長であります。  以上をもちまして提案理由とさせていただきます。  ご審議の上、ご賛同を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(塩田尚君) これより質疑に入ります。  順次、質疑発言を許します。                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(塩田尚君) ないようですので、これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  順次、討論発言を許します。  まず、本意見書案に対する反対討論の発言を許します。                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(塩田尚君) 賛成討論はありませんか。                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(塩田尚君) ないようですので、これをもって討論を終結いたします。  これより意見書案第7号を採決いたします。  お諮りいたします。  本意見書案は、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(塩田尚君) ご異議なしと認めます。よって、意見書案第7号は、原案のとおり可決することに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── △意見書案第8号 教育予算の拡充を求める意見書 ○議長(塩田尚君) 日程第6、意見書案第8号 教育予算の拡充を求める意見書を議題といたします。  提案者より提案理由の説明を求めます。  文教福祉委員長古山和一君。                〔文教福祉常任委員長 古山和一君登壇〕 ◎文教福祉常任委員長(古山和一君) 意見書案第8号 教育予算の拡充を求める意見書の提案理由を申し上げたいと思います。  お手元に配付されております意見書案の朗読をもって提案理由とさせていただきます。よろしくお願いをいたします。                   教育予算の拡充を求める意見書  子どもたちに豊かな教育を保障することは、社会の基盤作りにとってきわめて重要なことである。特に学級規模の少人数化は保護者などの意見募集でも小学1・2年生のみならず、各学年に拡充すべきとの意見が大多数である。地方は独自の工夫で学級規模の少人数化を進めてきているが、地方交付税削減の影響や厳しい地方財政の状況などから、自治体が独自財源で学級の少人数化を拡充することは困難な状況になっている。  また、東日本大震災等において、学校施設の被害や子どもたちの心のケアなど教育の早期復興のための予算措置、早期の学校施設の復旧など政府として人的・物的な援助や財政的な支援に継続的に取り組むべきである。  したがって、教育予算を国全体として、しっかりと確保・充実させるため、次の事項を実現されるよう、強く要望する。  1 きめ細かな教育の実現のために少人数学級を推進すること。  2 教育の機会均等と水準の維持向上をはかるため、その根幹となる義務教育費国庫負担制度を堅持すること。  3 震災からの教育復興のための予算措置を継続して行うこと。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  平成27年9月18日                                             つくば市議会  提出先は、内閣総理大臣、内閣官房長官、文部科学大臣、財務大臣、総務大臣でございます。  以上をもちまして提案理由とさせていただきます。  ご審議の上、ご賛同賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(塩田尚君) これより質疑に入ります。  順次、質疑発言を許します。                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(塩田尚君) ないようですので、これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  順次、討論発言を許します。  まず、本意見書案に対する反対討論の発言を許します。                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(塩田尚君) 賛成討論はありませんか。                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(塩田尚君) ないようですので、これをもって討論を終結いたします。  これより意見書案第8号を採決いたします。  お諮りいたします。  本意見書案は、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(塩田尚君) ご異議なしと認めます。よって、意見書案第8号は、原案のとおり可決することに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── △意見書案第9号 TPP(環太平洋連携協定)交渉において農林水産分野の重要5品目などの聖域の確保を最優先し、交渉脱退も含め衆参両院の農林水産委員会における国会決議を遵守することを求める意見書 ○議長(塩田尚君) 日程第7、意見書案第9号 TPP(環太平洋連携協定)交渉において農林水産分野の重要5品目などの聖域の確保を最優先し、交渉脱退も含め衆参両院の農林水産委員会における国会決議を遵守することを求める意見書を議題といたします。  提案者より提案理由の説明を求めます。  環境経済委員長浜中勝美君。                〔環境経済常任委員長 浜中勝美君登壇〕 ◎環境経済常任委員長(浜中勝美君) 意見書案第9号 TPP(環太平洋連携協定)交渉において農林水産分野の重要5品目などの聖域の確保を最優先し、交渉脱退も含め衆参両院の農林水産委員会における国会決議を遵守することを求める意見書の提案理由を申し上げます。  お手元に配付されております意見書案の朗読をもって、提案理由とさせていただきます。  TPP(環太平洋連携協定)交渉において農林水産分野の重要5品目などの聖域の確保を最優先し、交渉脱退も含め衆参両院の農林水産委員会における国会決議を遵守することを求める意見書(案)  7月28日から4日間の日程で、米国・ハワイで行われていたTPP閣僚会合は、当初から困難な分野といわれていた知的財産権など、未解決の課題を残したまま終了した。  政府は、「米、麦、牛肉・豚肉、乳製品、甘味資源作物などの農林水産物の重要品目について、引き続き再生産可能となるよう除外又は再協議の対象とすること」などとした国会決議を遵守すべきである。  本県では、特に米、牛肉・豚肉、乳製品について関税撤廃となれば、甚大な影響が予想され、農業者は廃業の瀬戸際に立たされている。  また、食の安全やISD条項など、国民の暮らしやいのちに関する重要課題について不安を招来させぬよう、毅然とした交渉姿勢を貫き通すべきである。  さらに、マスコミ報道で不安を抱いている全国の農業者に対し、懸念を払しょくする十分かつ明確な説明を行うべきである。  よって、下記のとおり対応されるよう強く望むものである。  1.農林水産分野の重要5品目などの聖域の確保を最優先し、交渉脱退も含め衆参両院の農林水産委員会における国会決議を遵守すること。  2.交渉により収集した情報について、国民に十分な情報開示を行うこと。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  平成27年9月18日                                             つくば市議会  提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、内閣官房長官、内閣府特命担当大臣(経済財政政策)、農林水産大臣、経済産業大臣であります。  以上をもちまして提案理由とさせていただきます。  ご審議の上、ご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(塩田尚君) これより質疑に入ります。  順次、質疑発言を許します。                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(塩田尚君) ないようですので、これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  順次、討論発言を許します。  まず、本意見書案に対する反対討論の発言を許します。                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(塩田尚君) 賛成討論はありませんか。                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(塩田尚君) ないようですので、これをもって討論を終結いたします。  これより意見書案第9号を採決いたします。  お諮りいたします。  本意見書案は、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(塩田尚君) ご異議なしと認めます。よって、意見書案第9号は、原案のとおり可決することに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── △決議案第2号 G7茨城・つくば科学技術大臣会合における地酒乾杯と地産地消に関する決議
    ○議長(塩田尚君) 日程第8、決議案第2号 G7茨城・つくば科学技術大臣会合における地酒乾杯と地産地消に関する決議を議題といたします。  提案者より提案理由の説明を求めます。  16番議員大久保勝弘君。                   〔16番 大久保勝弘君登壇〕 ◎16番(大久保勝弘君) 決議案第2号の提案理由を大久保勝弘から申し上げます。  決議案第2号 G7茨城・つくば科学技術大臣会合における地酒乾杯と地産地消に関する決議の提案理由を申し上げます  お手元に配付させていただいております決議案の朗読をもって、提案理由とさせていただきます。       G7茨城・つくば科学技術大臣会合における地酒乾杯と地産地消に関する決議(案)  茨城つくばサミット関係閣僚会合誘致推進協議会を中心とする誘致活動の結果、2016年5月15日〜17日の間G7茨城・つくば科学技術大臣会合が本市で開催されることとなった。  サミットという世界最高峰の国際会議にあわせて開催される、極めて注目度の高い国際会議であるとともに、サイエンスシティつくばのポテンシャルや茨城及びつくばの魅力を国内外に発信することができる絶好の機会である。  他の大臣会合の日程は2日間であるが、科学技術大臣会合は1日多い3日間の日程で開催される。この間、フランス・米国・英国・ドイツ・イタリア・カナダの主要国に加え議題に関連して参加する関係国から多くの人々がつくばを訪れることとなる。心からの笑顔、あいさつ、お声掛けなどにより世界のお客様一人ひとりを温かくお迎えするのは開催地の責務である。  つくば市には筑波山水系の銘酒が数種類あり、つくばをはじめ茨城県は農産物、海産物、食肉等の食材がふんだんにある。地酒で乾杯し、山の幸・海の幸満載の美味しい「食」を加えて最高級の「おもてなし」で歓迎したい。  初めて訪れる方も多いであろう科学技術大臣会合の各国出席者に、つくばに集積された日本の科学技術や恵まれた環境で育まれた茨城の美味しい「食」に触れ、体感し、知ってもらうことは、世界の国々に茨城・つくばの魅力を配信していくことでもある。  よって、つくば市議会は、G7茨城・つくば科学技術大臣会合における地酒乾杯と地産地消の励行を関係機関等に働きかけていく。  以上決議する。  平成27年9月18日  つくば市議会  以上をもちまして提案理由とさせていただきます。  ご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(塩田尚君) これより質疑に入ります。  順次、質疑発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(塩田尚君) ないようですので、これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  順次、討論発言を許します。                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(塩田尚君) 賛成討論はありませんか。                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(塩田尚君) これをもって討論を終結いたします。  これより決議案第2号を採決いたします。  お諮りいたします。  本決議案は、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(塩田尚君) ご異議なしと認めます。よって、決議案第2号は、原案のとおり可決することに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── △閉会の宣告 ○議長(塩田尚君) 以上で、今期定例会に付議された案件は全て議了いたしました。  ここで、市長から挨拶の申し出があります。  市長市原健一君。                    〔市長 市原健一君登壇〕 ◎市長(市原健一君) 平成27年9月つくば市議会定例会の閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。  まず、今回の大雨による鬼怒川の堤防決壊等により甚大な被害を受けられた皆様に、心からお見舞いを申し上げます。  今定例会会期中の9月10日に、茨城県内に大雨特別警報が発令され、桜川が危険水位を超えたため、つくば市では直ちに災害本部を立ち上げ、市内7地区に避難勧告を発令しましたが、幸いにも大事には至りませんでした。しかし、お隣の常総市では、鬼怒川の氾濫により甚大な被害が発生し、このため一時1,200名以上を超える方がつくば市に常総市から避難をされてきました。つくば市では、直ちに避難所を開設し、被災された方々の支援をさせていただいたところであります。  常総市の被害は、大変甚大であると同時に、復旧まではまだ多くの時間と労力が必要となると思われます。今後も常総市と連携を密にしながら、最大限の支援を行ってまいりたいと考えております。  さて、先月末には、市の一大イベントである、まつりつくばも無事に終了をいたしました。ことしのまつりつくばは、竹園公園を新たに会場として増設し、さらに市民参加の拡充や安全対策の強化を図ってまいりました。おかげさまで天候にも恵まれ、約47万人の皆さんにご来場いただき楽しんでいただけたものと思っております。  これから本格的に秋を迎えて、さまざまなイベントを控えております。市民の皆様に安心して参加楽しんでいただけるよう、しっかりと取り組んでいきたいと思います。  また、来年5月に開催をされますG7サミット関係閣僚会合の誘致活動を茨城県と共同で行ってまいりました。その結果、7月3日に、G7茨城・つくば科学技術大臣会合のつくば市での開催が決定をしたところであります。世界各国の政府関係者やマスコミなど多くの方々がつくばを訪れることになりますので、今後は、開催に向けて開催イベントやおもてなしなど準備を進めてまいりたいと思います。  結びに、9月2日に開会をいたしました、今定例会も、平成27年度一般会計補正予算を初め、条例等の一部改正、工事請負契約の締結など、多くの重要案件につきまして、慎重にご審議をいただき議決を賜りまして、本日閉会の運びとなりました。心からお礼を申し上げたいと思います。  成立を見ました予算等の執行運営に当たりましては、市勢の一層の発展と市民生活向上のため万全を期してまいりたいと考えております。  議員の皆様、市民の皆様に、今後とも、ご支援、ご協力をお願い申し上げまして、閉会のご挨拶といたします。どうもありがとうございました。 ○議長(塩田尚君) 次期定例会について申し上げます。  執行部との協議により、平成27年12月定例会は、平成27年11月30日に開会する予定となっておりますので、ご承知おき願います。  議会活性化推進特別委員に申し上げます。議会活性化推進特別委員会が、午後2時20分、14時20分から第2委員会室において開催されますので、ご参集のほどよろしくお願いいたします。  また、きょうの開会に先立ち、冒頭に申し上げました各被災地に対する義援金でありますが、まだ提出されていない会派におかれましては、直ちに議会事務局まで提出されるようお願い申し上げます。  これにて、平成27年9月つくば市議会定例会を閉会いたします。                      午後2時00分閉会...