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  1. つくば市議会 2013-09-30
    平成25年 9月定例会−09月30日-05号


    取得元: つくば市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-05
    平成25年 9月定例会−09月30日-05号平成25年 9月定例会                      平成25年9月                 つくば市議会定例会会議録 第5号             ─────────────────────────                 平成25年9月30日 午前10時02分開議             ───────────────────────── 出 席 議 員    議 長 27  番   金 子 和 雄 君     13  番   浜 中 勝 美 君    副議長 16  番   大久保 勝 弘 君     14  番   松 岡 嘉 一 君        1  番   黒 田 健 祐 君     15  番   田 中 サトエ 君        2  番   神 谷 大 蔵 君     17  番   橋 本 佳 子 君        3  番   小久保 貴 史 君     18  番   古 山 和 一 君        4  番   皆 川 幸 枝 君     19  番   小 野 泰 宏 君        5  番   五 頭 泰 誠 君     20  番   高 野   進 君        6  番   宇 野 信 子 君     21  番   柳 沢 逸 夫 君        7  番   木 村 清 隆 君     22  番   須 藤 光 明 君        8  番   北 口 ひとみ 君     23  番   飯 岡 宏 之 君        9  番   木 村 修 寿 君     24  番   鈴 木 富士雄 君        10  番   塚 本 洋 二 君     25  番   塩 田   尚 君
           11  番   山 本 美 和 君     26  番   滝 口 隆 一 君        12  番   ヘイズ ジョン 君     28  番   久保谷 孝 夫 君        ──────────────────────────────────── 欠 席 議 員           な   し        ──────────────────────────────────── 出 席 説 明 者    市長           市 原 健 一 君   福祉部長         吉 場   勉 君    副市長          岡 田 久 司 君   保健医療部長       大 里 吉 夫 君    副市長          細 田 市 郎 君   経済部長         中 山   薫 君    教育長          柿 沼 宜 夫 君   都市建設部長       宇津野 卓 夫 君    市長公室長        飯 泉 省 三 君   上下水道部長       大 山 和 一 君    総務部長         稲 葉 祐 樹 君   会計管理者        石 山   克 君    企画部長         石 塚 敏 之 君   消防長          櫻 井 正 昭 君    国際戦略総合特区推進部長 梅 原 弘 史 君   教育委員会事務局長    酒 井 泰 寿 君    財務部長         久 松   孝 君   農業委員会事務局長    直 江 常 夫 君    市民部長         斉 藤 利 弥 君   選挙管理委員会事務局長  南   文 男 君    環境生活部長       山 王 一 郎 君        ──────────────────────────────────── 出席議会事務局職員    事務局長         中 嶋 美 雄     議会総務課議事係長    川 崎   誠    事務局次長        河 田 一 男     議会総務課主任主査    柳 田 安 生    議会総務課長       宮 本   任     議会総務課主任主査    榊 原 輝 昭        ────────────────────────────────────                   議 事 日 程 第 5 号                                     平成25年9月30日(月曜日)                                     午前10時02分開議  開議  行政報告  日程第1 認定案の閉会中の継続審査について       認定第1号 平成24年度つくば市一般会計歳入歳出決算認定について       認定第2号 平成24年度つくば市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について       認定第3号 平成24年度つくば市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について       認定第4号 平成24年度つくば市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について       認定第5号 平成24年度つくば市作岡財産区特別会計歳入歳出決算認定について       認定第6号 平成24年度つくば市等公平委員会特別会計歳入歳出決算認定について       認定第7号 平成24年度つくば市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について       認定第8号 平成24年度つくば市病院事業会計決算認定について       認定第9号 平成24年度つくば市水道事業会計決算認定について  日程第2 請願25第4号 閉会中の継続審査について       (介護保険料段階の細分化についての請願書)  日程第3 請願25第5号 閉会中の継続審査について       (「緊急事態基本法」の早期制定を求める意見書提出に関する請願書)  日程第4 (各常任委員長報告、討論、採決)       承認第4号 専決処分事項の承認を求めることについて(専決処分第6号)             (平成25年度つくば市一般会計補正予算(第2号))       議案第73号 平成25年度つくば市一般会計補正予算(第3号)       議案第74号 平成25年度つくば市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)       議案第75号 平成25年度つくば市下水道事業特別会計補正予算(第2号)       議案第76号 平成25年度つくば市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)       議案第77号 平成25年度つくば市等公平委員会特別会計補正予算(第1号)       議案第78号 平成25年度つくば市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)       議案第79号 平成25年度つくば市水道事業会計補正予算(第2号)       議案第80号 つくば市税条例の一部を改正する条例について       議案第81号 つくば市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について       議案第82号 つくば市戸籍法、住民基本台帳法等関係手数料条例の一部を改正する条例について       議案第83号 つくば市総合運動公園整備基金条例について       議案第84号 つくば市子ども・子育て会議条例について       議案第85号 字の区域及び名称の変更について       議案第86号 市道路線の変更について       議案第87号 市道路線の認定について       議案第88号 物品購入契約の締結について       議案第89号 つくば市の公の施設を牛久市住民の利用に供することについて       議案第90号 訴えの提起について       議案第91号 工事請負契約の締結について       請願25第1号 筑波研究学園都市における合同宿舎削減に関する請願書       請願25第3号 教育予算の拡充を求める請願       請願25第6号 家族従業者の人権保障のため「所得税法第56条の廃止を求める意見書」提出を求める請願       請願25第7号 つくば市立小・中学校の全教室にエアコン設置を求める請願書  日程第5 (追加議案上程、採決)       諮問第3号 人権擁護委員候補者の推薦について  日程第6 (上程、質疑、討論、採決)       意見書案第4号 つくばエクスプレス東京駅延伸に関する意見書  日程第7 (上程、質疑、討論、採決)       意見書案第5号 教育予算の拡充を求める意見書  日程第8 (上程、質疑、討論、採決)       意見書案第6号 「原発事故子ども・被災者支援法」基本方針案について、公聴会の継続的開催と被災者を支援する施策の実現を求める意見書  日程第9 (上程、質疑、討論、採決)       決議案第1号 橋下徹大阪市長の「慰安婦に関する発言」の撤回と謝罪を求める決議 1.本日の会議に付した事件   議事日程のとおり        ────────────────────────────────────                    午前10時00分 ○議長(金子和雄君) おはようございます。開議前にお知らせいたします。  市長から、今期定例会に追加提案されます諮問第3号 人権擁護委員候補者の推薦についてが提出されました。また、意見書案第4号 つくばエクスプレス東京駅延伸に関する意見書、意見書案第5号 教育予算の拡充を求める意見書、意見書案第6号 「原発事故子ども・被災者支援法」基本方針案について、公聴会の継続的開催と被災者を支援する施策の実現を求める意見書、決議案第1号 橋下徹大阪市長の「慰安婦に関する発言」の撤回と謝罪を求める決議が提出されましたので、各机上に配付しておきました。  なお、追加議案等につきましては、本日の議事日程に上程し、審議いたします。  次に、議会報一般質問掲載申出書を提出されていない議員は、本日中に提出のほどよろしくお願いいたします。  次に、本日の会議資料は、9月定例会会議資料等一覧表のとおりであります。        ────────────────────────────────────                   午前10時02分開議 △開議の宣告 ○議長(金子和雄君) ただいまの出席議員数は25人であります。  定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。        ──────────────────────────────────── △行政報告 ○議長(金子和雄君) 市長から行政報告の申し出がありましたので、発言を許します。  市原市長。
                    〔市長 市原健一君登壇〕 ◎市長(市原健一君) おはようございます。まず、行政報告2件についてご報告申し上げます。  まず初めに、フランス・グルノーブル市との姉妹都市協定について、昨年より具体的な調整を進めておりましたが、このほど締結の予定となりましたのでご報告を申し上げます。  グルノーブル市は、人口約16万人、フランス南東部に位置する都市で、研究機関や大学が多く立地する世界的な研究開発拠点となっており、つくば市との共通点の多い都市でもございます。また、1968年に冬季オリンピックを開催したことでも有名であります。近年、両市でナノテクノロジー分野の世界的な拠点づくりが始まったことや、つくば国際戦略総合特区指定を契機に、研究機関や大学、企業の共同事業や人材交流が進んでおります。  昨年7月には、グルノーブル市で開催をされました第1回科学技術都市のハイレベルフォーラムにフランス政府から招待があり、日本からは、私を団長として、産総研、物材機構、筑波大学の理事長さん方による代表団を組織し、参加をいたしました。その際、私が、グルノーブル市のデスト市長と会談をいたしまして、教育、分化、スポーツ交流といった関係に加えて、企業や研究機関、大学の活動を含む科学技術拠点都市の総体としての連携構築を図り、姉妹都市協定の締結に向け調整することで合意に至ったものでございます。あわせて、筑波大学とグルノーブル大学との包括協定なども、現在準備されているものと聞いております。  締結の経緯については、申し上げましたように、この協定は、市民の国際理解やさまざまな交流を通じて市の発展に寄与するものみならず、50周年を迎える筑波研究学園都市に新しい活力をもたらすものと考えております。11月12日に開催される筑波研究学園都市50周年記念式典にフランス側関係者を招待し、調印式を行う予定でございます。  協定書内容については、各机上に配付させていただきましたので、ごらんをいただければと思います。  続きまして、総合運動公園を整備する環境において、新たな展開が発生したため、緊急に行政報告をいたします。  総合運動公園整備につきましては、平成10年度に候補地調査を行い、平成12年に総合運動公園基本構想を取りまとめております。ただし、この基本構想において候補地とした3地区については、農地法、それから、農振法などの土地利用規制や希少動物、さらには財政上の問題などにより、用地確保が困難となり、具体的な整備計画には至りませんでした。  しかしながら、総合運動公園の整備は、スポーツ振興はもとより、スポーツを通じて地域振興や市民の健康増進を目指すためにも、つくば市にとって必要な施設であると考えております。また、多くの市民からの要望や議員からの提案などもいただいており、総合運動公園に関する検討を引き続き行ってまいりました。  これらのことから、今年度も、庁内において、総合運動公園整備に係る基礎調査検討を進めた結果、基金や基本構想策定経費を今議会で提案することになりました。  この検討の中で、財源の確保については、国からの補助や地方債などの活用が不可欠であり、これらを有効に活用するためには、一体型の総合運動公園を整備することが必要であると判明をいたしました。さらに、一体型で整備を行うには、30ヘクタールから50ヘクタールの一団の土地を確保する必要があります。  こうした状況の中、かねてから、候補地として検討をしてまいりましたつくば市大穂地内にURが所有する約45.6ヘクタールの土地について、今年中に処分手続を行いたい旨の報告が、9月24日にUR都市機構からありました。  内容としては、メガソーラーなどの事業者数社から、この土地の購入について引き合いがあることが理由とされております。  この土地は、一体型の総合運動公園を整備する上で、必要条件である面積を有しており、また、土地利用規制などの影響が非常に少ない土地であります。さらに、地権者がUR都市機構のみということもあり、用地取得交渉などが行いやすい状況でもあります。これらの条件から、最適地と考えられますが、URが早急な対応を迫られていることから、市の検討結果が出るまで、処分を待っていただくことをお願いしたいと考えております。  以上のようなことから、総合運動公園整備実現のために、この用地について、早急にUR都市機構と協議、調整を行い、調査、検討を進めていきたいと考えております。  このような対応を行うに当たり、事前に議員各位に報告する必要があると考え、行政報告とさせていただきました。        ──────────────────────────────────── △認定案の閉会中の継続審査について △認定第1号 平成24年度つくば市一般会計歳入歳出決算認定について △認定第2号 平成24年度つくば市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について △認定第3号 平成24年度つくば市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について △認定第4号 平成24年度つくば市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について △認定第5号 平成24年度つくば市作岡財産区特別会計歳入歳出決算認定について △認定第6号 平成24年度つくば市等公平委員会特別会計歳入歳出決算認定について △認定第7号 平成24年度つくば市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について △認定第8号 平成24年度つくば市病院事業会計決算認定について △認定第9号 平成24年度つくば市水道事業会計決算認定について ○議長(金子和雄君) 日程第1、認定案の閉会中の継続審査についてを議題といたします。  認定第1号 平成24年度つくば市一般会計歳入歳出決算認定についてから認定第9号 平成24年度つくば市水道事業会計決算認定についてまでは、決算特別委員長から、目下委員会において審査中の事件につき、つくば市議会委員会条例第36条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり、閉会中の継続審査の申し出がありました。  お諮りいたします。  決算特別委員長から申し出のとおり、認定第1号から認定第9号までを閉会中の継続審査とすることにご異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金子和雄君) ご異議なしと認めます。よって、決算特別委員長からの申し出のとおり、認定第1号から認定第9号までを閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── △請願25第4号 閉会中の継続審査について  (介護保険料段階の細分化についての請願書) ○議長(金子和雄君) 日程第2、請願25第4号 介護保険料段階の細分化についての請願書について、文教福祉委員長から、目下委員会において審査中の事件につき、つくば市議会委員会条例第36条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり、閉会中の継続審査の申し出があります。  お諮りいたします。  文教福祉委員長からの申し出のとおり、請願25第4号を閉会中の継続審査とすることにご異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金子和雄君) ご異議なしと認めます。よって、文教福祉委員長からの申し出のとおり、請願25第4号を閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── △請願25第5号 閉会中の継続審査について  (「緊急事態基本法」の早期制定を求める意見書提出に関する請願書) ○議長(金子和雄君) 日程第3、請願25第5号 「緊急事態基本法」の早期制定を求める意見書提出に関する請願書について、環境経済委員長から、目下委員会において審査中の事件につき、つくば市議会委員会条例第36条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり、閉会中の継続審査の申し出があります。  お諮りいたします。  環境経済委員長からの申し出のとおり、請願25第5号を閉会中の継続審査とすることにご異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金子和雄君) ご異議なしと認めます。よって、環境経済委員長からの申し出のとおり、請願25第5号を閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── △承認第4号 専決処分事項の承認を求めることについて(専決処分第6号)        (平成25年度つくば市一般会計補正予算(第2号)) △議案第73号 平成25年度つくば市一般会計補正予算(第3号) △議案第74号 平成25年度つくば市国民健康保険特別会計補正予算(第1号) △議案第75号 平成25年度つくば市下水道事業特別会計補正予算(第2号) △議案第76号 平成25年度つくば市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) △議案第77号 平成25年度つくば市等公平委員会特別会計補正予算(第1号) △議案第78号 平成25年度つくば市介護保険事業特別会計補正予算(第1号) △議案第79号 平成25年度つくば市水道事業会計補正予算(第2号) △議案第80号 つくば市税条例の一部を改正する条例について △議案第81号 つくば市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について △議案第82号 つくば市戸籍法、住民基本台帳法等関係手数料条例の一部を改正する条例について △議案第83号 つくば市総合運動公園整備基金条例について △議案第84号 つくば市子ども・子育て会議条例について △議案第85号 字の区域及び名称の変更について △議案第86号 市道路線の変更について △議案第87号 市道路線の認定について △議案第88号 物品購入契約の締結について △議案第89号 つくば市の公の施設を牛久市住民の利用に供することについて △議案第90号 訴えの提起について △議案第91号 工事請負契約の締結について △請願25第1号 筑波研究学園都市における合同宿舎削減に関する請願書 △請願25第3号 教育予算の拡充を求める請願 △請願25第6号 家族従業者の人権保障のため「所得税法第56条の廃止を求める意見書」提出を求める請願 △請願25第7号 つくば市立小・中学校の全教室にエアコン設置を求める請願書 ○議長(金子和雄君) 日程第4、承認第4号 専決処分事項の承認を求めることについて、議案第73号 平成25年度つくば市一般会計補正予算(第3号)から議案第91号 工事請負契約の締結についてまで、請願25第1号 筑波研究学園都市における合同宿舎削減に関する請願書、請願25第3号 教育予算の拡充を求める請願、請願25第6号 家族従業者の人権保障のため「所得税法第56条の廃止を求める意見書」提出を求める請願、請願25第7号 つくば市立小・中学校の全教室にエアコン設置を求める請願書の24件を、つくば市議会会議規則第36条の規定により一括して議題といたします。  本件に関し、各常任委員長の報告を求めます。  初めに、総務常任委員長から、承認第4号、議案第73号、議案第77号、議案第80号、議案第83号、議案第90号、請願25第1号、請願25第6号の審査の経過と結果について報告を求めます。  高野 進総務委員長。               〔総務常任委員長 高野 進君登壇〕 ◎総務常任委員長(高野進君) おはようございます。総務常任委員会は、今定例会において当委員会に付託されました承認1件、議案5件、請願1件及び継続審査となっておりました請願1件を審査するため、9月24日午前10時より委員会を開催しました。審査概要及び結果につきましてご報告申し上げます。  初めに、承認第4号 専決処分事項の承認を求めることについての審査では、財政調整基金の残高は幾らになるのかという質疑があり、これに対し、補正予算も含めた額で40億4,800万円であるとの答弁がありました。  その後、自由討議、討論ともになく、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり承認すべきものと決定いたしました。  次に、議案第73号 平成25年度つくば市一般会計補正予算(第3号)についての当委員会付託分の審査では、庁舎維持管理に要する経費の監視カメラ設置工事庁舎駐輪場サイクルラック設置工事の内容について質疑があり、監視カメラ設置工事は、近年、窓口カウンターでの不当要求行為が増加しているため、その防止とほかのお客様への迷惑防止、犯罪抑制等を目的として設置する。また、庁舎駐輪場サイクルラック設置工事は、庁舎東側玄関前の駐輪場で、自転車の転倒防止及び盗難防止のため設置するとの答弁がありました。  続いて、筑波山ジオパーク推進に要する経費の特別旅費の内容について質疑があり、来年、ジオパークの認定申請を行う条件として、本年、島根県で開催される日本ジオパーク全国大会においてプレゼンテーションなどを行うため参加する。また、科学技術振興支援に要する経費の特別旅費についての質疑があり、科学技術の都市間の戦略的な連携や姉妹都市と友好維持発展を図るため、アメリカで開催されるハイレベルフォーラム及び韓国で開催されるナノテク産業都市4カ国会合に出席するとの答弁がありました。  その後、自由討議、討論ともになく、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第77号 平成25年度つくば市等公平委員会特別会計補正予算についての審査では、質疑、自由討議、討論ともになく、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第80号 つくば市税条例の一部を改正する条例についての審査では、この条例ができた背景と問題点についての質疑があり、地方税法の改正によるもので、年金からの市民税の天引きの継続ということで、総額から一定額を徴収するなど、これまでの不都合を改善するものとの答弁がありました。  質疑終結後、自由討議、討論ともになく、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第83号 つくば市総合運動公園整備基金条例についての審査では、基金に属する現金は有価証券にかえることができるとあるが、手続上、議会が確認できるかという質疑があり、それに対し、特別な手続はないとの答弁がありました。  その後、自由討議、討論ともになく、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第90号 訴えの提起についての審査では、90対10が通った場合、過失があるということになってしまうのか、その場合、職員の処分はあるのかという質疑がありました。これに対し、過失はあるということになるが、職員の過失責任はないと弁護士からも聞いているとの答弁がありました。  その後、自由討議、討論ともになく、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  続いて、請願25第6号 家族従業者の人権保障のため「所得税法第56条の廃止を求める意見書」提出を求める請願の審査では、紹介議員から説明を受けた後、請願者からの説明を求めてはとの意見が出されましたが、採決の結果、否決されました。  質疑では、所得税法第56条と57条の違いについて質疑があり、執行部から詳細な説明がありました。
     自由討議では、第56条は、戦後で家長制度が流れているころつくられ、ずっとこのままである。当時の時代背景、個人事業の実態は変わってきている。白色申告も記帳することになるなど、56条自体の存在が乏しくなってきている。また、この家長制度による不当で理不尽な不公平感を改善していくためにも廃止すべきであるとの意見がありました。  自由討議終結後、討論が行われ、いかなる手続をしても家族従業者かどうかで経費として認められないのであれば請願の趣旨に賛成するが、青色申告をすれば制度上ひとしく経費と認められることから、この請願については反対との討論があり、これに対し、配偶者の必要経費が86万円と決められていることが非常に問題であり、平成26年から白色申告についても記帳することが決められ、青色申告に近づいていることから、第56条は廃止するべきとの賛成の旨の討論が行われました。  その後、挙手による採決の結果、賛成少数により、請願25第6号は不採択とすべきものと決定いたしました。  続いて、閉会中の継続審査となっておりました請願25第1号 筑波研究学園都市における合同宿舎削減に関する請願書については、平成25年3月13日、6月24日及び今定例会委員会の3回、委員会を開催して審査を行いました。  1回目の審査では、現在の状況についての質疑があり、執行部から、規模、時期など、つくば市にとって極めて影響が大きいので、国に対して、処分計画の方法、時期を協議したいということで、協議会を設置する要請を行っているとの答弁があります。委員から、つくば市にとって重要案件なので慎重に審査すべきである、現状を認識した上で結論を導くべきであるとの意見があり、賛成多数により、継続審査となりました。  2回目の委員会では、中心市街地の再生推進会議は何月までに取りまとめる予定かとの質疑に対し、11月までには取りまとめたいとの答弁があり、委員から、採決の方向で検討してはという意見、つくば市中心市街再生推進会議が行われているので、11月の報告を待ったほうがよいのではとの意見が出され、賛成多数により、継続審査となりました。  今定例委員会においては、まず執行部より、これまでの動向の説明があり、委員から、請願者に説明を求めてはとの意見があり、賛成多数により、請願者から現状についての説明を求めました。  その後、請願者に対し、合同宿舎削減について国に意見や要望など上げているのかとの質疑があり、これに対し、財務省の理財局に要請したり、関東財務局に交渉しているとの答弁がありました。  自由討議では、来年の春まで67%を廃止することは大変深刻な問題であり、子供や介護など、問題等もあるとの意見や、請願項目の中の宿舎削減計画の見直しはできないと思うが、切実な思いもわかるので、趣旨採択がよいのではないかとの意見がありました。  自由討議終結後、討論はなく、請願25第1号は趣旨採択すべきものと決定いたしました。  以上、今定例会におきまして総務常任委員会に付託されました議案等の審査経過と結果についてご報告申し上げましたが、当委員会の決定に対し、議員各位のご賛同をお願い申し上げ報告を終わりにします。よろしくお願いします。 ○議長(金子和雄君) これより総務委員長報告に対する質疑を一括して行います。  順次、質疑発言を許します。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金子和雄君) ないようですので、これをもって総務常任委員長の報告に対する質疑を終結いたします。  次に、文教福祉委員長から、議案第73号、議案第74号、議案第76号、議案第78号、議案第81号、議案第84号、議案第88号、請願25第3号、請願25第7号の審査の経過と結果についてご報告を求めます。  山本美和文教福祉委員長。              〔文教福祉常任委員長 山本美和君登壇〕 ◎文教福祉常任委員長(山本美和君) 文教福祉常任委員会は、当委員会に付託されました議案7件、請願3件を審査するため、9月24日午前10時から委員会を開催いたしました。その付託案件の主なる審査の経過と結果についてご報告いたします。  初めに、議案第73号 平成25年度つくば市一般会計補正予算(第3号)の当委員会付託分の審査では、まず、3款民生費の老人福祉費、認知症地域支援推進員設置促進に要する経費の返還金について質疑があり、前年度の賃金の差額で、職員が年度途中で退職したためで、新たに採用するまでの4カ月間の賃金を国に返還するものとの答弁がありました。  次に、児童福祉費で、民間保育所運営に要する経費の保育士等処遇改善臨時特例事業費補助金の事業内容について質疑があり、現在、保育士の確保が非常に難しい状況にあるため、保育園の給与体系の改善を図ることにより、安定した保育士の確保ができるよう、市から民間保育園へ交付金を交付するもので、全額茨城県からの補助であるとの答弁がありました。  次に、保育所管理に要する経費の保育所修繕工事の事業内容について質疑があり、定期的に実施している施設の点検等により年次計画を立てて実施するもので、作岡保育所屋根改修工事など15保育所で修繕工事を行うものとの答弁がありました。  次に、4款保健衛生費の検診事業に要する経費で、子宮がん検診と乳がん検診の委託料の減額について質疑があり、国庫補助事業の補助要件が変更になり減額するものとの答弁がありました。  次に、歳入の国庫補助金の疾病予防対策事業費等補助金の減額理由について質疑があり、先ほどのがん検診の国庫補助事業の減額に伴うものとの答弁がありました。  次に、債務負担行為で10款教育費の平成25年度給食調理業務委託で、アレルギー事故等が起きた場合の責任の所在について質疑があり、学校給食の総括的な責任はつくば市にあり、委託業者については、委託された業務の範囲の中で責任が生じると考えている。その中で過失等があった場合には、それに応じた責任を果たさなければならないと考えているとの答弁がありました。  また、委員から、アレルギー対策で事故防止のマニュアル作成、市と業者の責任の範囲について説明を求められ、執行部より、マニュアル等も含め細部についてはこれからの段階であり、業者の選定についても、プロポーザル方式により業者の提案を聞き、最も信頼のできる業者を選定し、責任については、市と委託業者がお互いに誠意を持って対応していくことが重要であると考えるとの説明がありました。  次に、小学校費の小学校施設維持改修工事、中学校費の中学校施設維持改修工事の内容について質疑があり、まず、小学校施設維持改修工事は、防犯カメラ設置工事で10校を予定している。また、中学校施設維持改修工事は、防犯カメラ設置工事6校と、図書室のエアコン設置工事を3校予定しているとの答弁がありました。  次に、幼稚園費の窓ガラス飛散防止フィルム張りつけ工事で張りつけ工事を予定している幼稚園について質疑があり、執行部より、今回10園を予定しており、これにより全ての幼稚園に飛散防止フィルムの施工が完了するとの答弁がありました。  そのほか、竹園東中学校校舎解体工事、学校教育施設整備基金積立金について質疑があり、それぞれ執行部より詳細な答弁がありました。  質疑終結後、自由討議を行い、討論に入り、反対の立場から、職員給与関係経費が削減されているので反対する旨の討論。また、新しくできる学校給食センターの調理業務委託の債務負担行為について、今回初めてアレルギー対策をする給食センターなので、責任分担等の問題がはっきりと説明されていないので反対する旨の討論がありました。  討論終結後、挙手による採決の結果、賛成多数により、議案第73号の当委員会付託分は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第74号 平成25年度つくば市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)、議案第76号 平成25年度つくば市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)、議案第78号 平成25年度つくば市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)の審査では、それぞれ、質疑、自由討議はなく、討論において、反対の立場から、職員給与関係経費が減額されているため反対する旨の討論がありました。  討論終結後、挙手による採決の結果、賛成多数により、議案第74号、議案第76号、議案第78号は、それぞれ原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第81号 つくば市国民健康保険税条例の一部を改正する条例についての審査では、条例改正の内容について説明を求められ、執行部から詳細な説明がありました。  質疑終結後、自由討議はなく、討論に入り、反対の立場から、地方税法の改正との連動で国民健康保険税条例も改正するものである。地方税法の改正文を見ると、二つのものを一体化して損益通算するということで所得を引き下げることになり、株式、債券などで所得を受けた人への優遇になるので反対する旨の討論がありました。  討論終結後、挙手による採決の結果、賛成多数により、議案第81号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第84号 つくば市子ども・子育て会議条例についての審査では、初めに、この条例の目的や基本的考え方について質疑があり、執行部から詳細な説明がありました。  次に、条例の対象者について質疑があり、幼稚園、保育所、児童クラブ、放課後子ども教室の子供たちなどが対象になるとの答弁がありました。  質疑終結後、自由討議はなく、討論に入り、反対の立場から、この新システムの導入及び中身については極めて不透明であるという指摘があり、消費税の増税と抱き合わせで、消費税が10%になったとき、そこから出資していくというシステムである。消費税増税についても、今、国民の意見が分かれているところで、これも不安定。急がず、つくば市の次世代育成支援対策行動計画が平成26年度まで継続されるので、この中で十分子供の問題について議論していけると考え、反対する旨の討論がありました。  討論終結後、挙手による採決の結果、賛成多数により、議案第84号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第88号 物品購入契約の締結についての審査では、中部豊里学校給食センターの厨房用品で、生ごみ用処理機は今回購入するのかとの質疑があり、当初予算の給食センター建設工事に含まれているので、今回は入っていないとの答弁がありました。  質疑終結後、自由討議はなく、討論に入り、大型の給食センターは子供たちの食育にふさわしくないとの立場から反対する旨の討論があり、討論終結後、挙手による採決の結果、賛成多数により、議案第88号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、請願25第3号 教育予算の拡充を求める請願の審査では、紹介議員から趣旨説明を受け、審査に入りました。  質疑、自由討議、討論はなく、採決の結果、全員異議なく、採択すべきものと決定いたしました。  なお、本請願が採択されたことに伴い、後ほど関係機関への意見書提出についてご審議をいただくことになりますので、よろしくお願いいたします。  次に、請願25第7号 つくば市立小・中学校の全教室にエアコン設置を求める請願書の審査では、紹介議員及び請願者から趣旨説明を受け、審査に入りました。  質疑において、現在使用している教室の数、エアコンの設置されている学校、設置費用など、さまざまな質疑があり、執行部より詳細な答弁がありました。  自由討議に入り、委員から、全教室といっても必要な教室は限られており、既に設置されている教室もある。一方で、オープンスペースもあり、費用について設計してみないとわからないところではあるが、賛成の方向で進めたいとの意見。  次に、コストを考えながら早期実現を望む。その上で、全教室と断定せず、現在使用している教室へ早期にエアコンの設置をお願いする形で、この請願を趣旨採択してはどうかとの意見。  次に、今すぐにという気持ちはわかるが、短期的にではなく、30年後を考えて検討すべきである。また、執行部においても、温暖化を考え、断熱などを含めた環境に配慮したいろいろなやり方を検討したほうがいいとの意見。  次に、内容については十分理解しており、委員、執行部ともに相当理解が深まっていると感じているので、信頼のもとに具体的に進めるということで趣旨採択をして、さらに前進するような方向をつくっていきたいとの意見。  また、来年夏に向けて、エアコン設置の具体的な計画を盛り込んだ予算措置を立てていただきたいなど、さまざまな意見が出されました。  自由討議終結後、討論に入り、請願の趣旨は理解するところで、子供たちの教育環境を守るためには早期の対応が必要だと考える。全教室へのエアコン設置だけにこだわらず、よりよい整備方法を検討し、環境改善を早期に行っていくということで趣旨採択したい旨の討論がありました。  討論終結後、採決の結果、全員異議なく、請願25第7号は趣旨採択すべきものと決定いたしました。  以上、ご報告申し上げましたが、当委員会の決定に対し、皆様のご賛同をよろしくお願い申し上げ、報告を終わります。 ○議長(金子和雄君) これより文教福祉委員長報告に対する質疑を一括して行います。  順次、発言を許します。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金子和雄君) ないようですので、これをもって文教福祉委員長報告に対する質疑を終結いたします。  次に、環境経済委員長から、議案第73号、議案第82号、議案第85号の審査の経過と結果について報告を求めます。  松岡嘉一環境経済委員長。              〔環境経済常任委員長 松岡嘉一君登壇〕 ◎環境経済常任委員長(松岡嘉一君) 環境経済常任委員会は、さきの本会議において当委員会に付託されました議案3件、請願1件を審査するため、9月25日に委員会を開催いたしました。  先ほど継続審査となりました請願を除いた議案の審査概要及び経過についてご報告いたします。  まず、議案第73号 平成25年度つくば市一般会計補正予算(第3号)の当委員会付託分についての審査では、委員から、歳出、3款民生費、消費生活センターに要する経費で、建築工事、相談室設置工事の概要、補正に出す理由について質疑があり、執行部より、現在、消費生活センターに来訪して相談を行う場合、個室ではなく事務室の一角で行っており、プライバシーを確保するため間仕切りを設置する工事である。補正に出す理由は、当初は原資がなく、平成25年1月に新政権が補正予算を組み、国の消費者活性化基金を原資とし、それを茨城県が基金化を行い、茨城県の基金から100%の補助を受けて今回実施します。茨城県を通じて予算を確保できたとの答弁がありました。  続いて、地域交流センター設置整備に要する経費の概要、補正に出す理由について質疑があり、執行部より、足腰の不自由な方や高齢者のために、地域交流センター17館の和式トイレを洋式トイレに取りかえ工事を行うとの答弁がありました。  続いて、市民ホール設置整備に要する経費の概要、補正に出す理由について質疑があり、執行部より、市民ホール3館で修繕工事があり、市民ホールやたべは、屋上ハッチのとい、非常用発電機、市民ホールつくばねは、消火栓補給水槽、市民ホールくきざきは、客席通路入り口扉、監視カメラ、楽屋シャワー室給排水、三点つりマイクの修繕工事であるとのことでした。いずれも経年劣化により故障しているため緊急に修繕が必要となり、補正予算を組んだとの答弁がありました。  続いて、国際化の推進に要する経費について、姉妹都市締結に至った経緯、目的、経費使用の概要について質疑があり、執行部より、まず11月に、フランス・グルノーブル市との姉妹都市締結の調印式を行う。グルノーブル市は、人口約15万5,000人、公的研究機関や大学も多く、科学技術の分野においてパリ首都圏に次ぐフランス第二の主要研究拠点であり、つくば市に規模、形態が似ている。科学技術や産業振興の面からも相互に連携を図り、両市の発展に結びつけることを目的としている。10月には、アメリカ・カリフォルニア州パサディナ市で第2回ハイレベルフォーラムが開催されます。この会議に市原市長が出席する。あわせて近隣の姉妹都市アーバイン市を表敬訪問する。11月には、韓国テジョン市でナノテク産業都市会合が開催され、岡田副市長が参加者とテジョン市を表敬訪問する予定です。以上が経費の主な内容であるとの答弁がありました。  続いて、4款衛生費、環境政策に要する経費の電気自動車用充電器設置工事について、どこに設置するのかとの質疑があり、執行部より、現在、つくば市庁舎に設置してあるが、筑波地区と茎崎地区に設置を予定しているとの答弁がありました。  続いて、6款農林水産費、ふれあいの里施設管理運営に要する経費で、実習館改修工事監理委託料修繕工事の概要、補正の理由について質疑があり、執行部より、実習館は80名ほど宿泊できる研修施設があるが、開館から25年が経過しており、今年度、コンサルタントに委託し、施設の老朽状況調査、改修工事内容の検討などを委託し、それに基づき、浴室全体の改修工事を行うものであるとの答弁がありました。  続いて、水田農業構造改革推進に要する経費のつくば市強い農業づくり補助金について、どのような視点で補助するのか内容について質疑があり、執行部より、事業の主体はJAつくば市であり、北条の品質向上、優良なの生産のため色彩選別機を2台導入するとの答弁がありました。  続いて、林業振興に要する経費の身近なみどり整備推進事業委託料の内容について質疑があり、執行部より、個人民有地の山林を持っている方に対して、茨城県の森林湖沼環境税を活用し、100%の補助事業とし整備するものである。整備後10年間は、地主さんが維持管理していただく協定をつくば市と結んでいただく前提条件である事業であるとの答弁がありました。  続いて、農業経営対策に要する経費のいばらきの畑地再生事業負担金について、耕作放棄地をどのようにするのかとの質疑があり、執行部より、茨城県が新しく立ち上げた事業であり、事業主体は、茨城県が出資している公益財団法人茨城県農林振興公社であり、つくば市内耕作放棄地を含め約3ヘクタールを公益財団法人茨城県農林振興公社が借り上げて、荒れている耕作放棄地をきれいにし、農家、農業法人などに貸し、耕作放棄地解消を図るというモデル事業であるとの答弁がありました。  続いて、7款商工費、観光施設整備に要する経費の森林体験パークコース整備工事について、ジオパーク構想と観光事業は密接であるため、各セクションの情報交流はどのようになっているかとの質疑があり、執行部より、現在、ジオパーク推進協議会の中には、文化財課、科学技術振興課、観光物産課も一員として参加し、いろいろなイベントに協力しながら推進に向けていますとの答弁がありました。  続いて、9款消防費、地域防災推進に要する経費について、防災倉庫整備、防災用備品の計画などについて質疑があり、執行部より、全小中学校に10平方メートル弱の倉庫を整備する。そこに、自家発電機、照明器具などを整備する。それ以外に、食料品、飲料水などを整備していくとの答弁がありました。  続いて、債務負担行為補正、2款総務費、平成25年度住民基本台帳カード発行機器賃借で、限度額の変更になった理由はとの質疑があり、執行部から、当初2台予定していたが、1台に変更したことにより減額しているとの答弁がありました。  その後、自由討議はなく、賛成・反対両討論を行い、挙手による採決の結果、賛成多数により、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第82号 つくば市戸籍法、住民基本台帳法等関係手数料条例の一部を改正する条例について、議案第85号 字の区域及び名称の変更についての審議では、質疑、自由討議、討論はなく、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、ご報告申し上げましたが、当委員会の決定に対し、議員各位の賛同をよろしくお願い申し上げます。 ○議長(金子和雄君) これより環境経済委員長の報告に対する質疑を一括して行います。  順次、発言を許します。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金子和雄君) ないようですので、これをもって環境経済委員長報告に対する質疑を終結いたします。  次に、都市建設委員長から、議案第73号、議案第75号、議案第79号、議案第86号、議案第87号、議案第89号、議案第91号の審査の経過と結果について報告を求めます。  塚本洋二都市建設委員長。              〔都市建設常任委員長 塚本洋二君登壇〕 ◎都市建設常任委員長(塚本洋二君) 都市建設常任委員会は、当委員会に付託されました議案7件を審査するため、9月25日午前10時より委員会を開催いたしました。その審査概要及び結果についてご報告を申し上げます。  初めに、議案第73号 平成25年度つくば市一般会計補正予算(第3号)の当委員会付託分の審査では、委員から、道路橋梁維持費について、平成25年度は、今回の補正額を含めても平成24年度決算額より1億円ほど少ないが、住民からの要望は相当数あると聞いている。道路橋梁費については優先的に確保していくことが必要であるが、現状をどのように考えているのかとの質疑がありました。執行部から、道路については多くの要望があり、今回の補正予算では、緊急を要するもの、損傷が激しいものについて予算を計上した。今後については、現場の状況や必要性で判断していきたいとの答弁がありました。  また、委員から、住宅建設費の市営住宅解体工事について、場所及び新規事業として追加したものなのかとの質疑がありました。執行部から、場所は谷田部地区にある市営山崎住宅で、つくば市市営住宅長寿命化計画に基づき、平成24年度に解体して用地を返還する予定であったが、地権者から引き続き市で有効活用をしてほしいとの要望があったため、地権者との協議を重ねてきましたが、山林に戻して返還することになった。平成24年度に減額補正をしたが、改めて、平成25年度に補正予算として計上したものであるとの答弁がありました。  質疑終結後、自由討議はなく、討論では、職員給与の引き下げが来年3月まで行われるが、それを実施する引き下げの議案であり、職員の給与水準を守る立場から反対するとの反対討論がありました。また、職員給与の引き下げには反対であるが、議会で一度議決されたものであり、民主主義の原則に従って、一度議決されたものについては再度求めないという方針であるとの賛成討論がありました。  採決の結果、賛成多数により、議案第73号は原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  次に、議案第75号 平成25年度つくば市下水道事業特別会計補正予算(第2号)の審査では、委員から、歳入で、補助金、事業債ともに減額になっているが、その理由について質疑があり、執行部から、下水道事業の財源である社会資本整備総合交付金の内示額が減額になったための減額であるとの答弁がありました。  質疑終結後、自由討議はなく、討論では、議案第73号と同様の理由で反対するとの反対討論があり、また、議案第73号と同様の理由で賛成するとの賛成討論がありました。  採決の結果、賛成多数により、議案第75号は原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  次に、議案第79号 平成25年度つくば市水道事業会計補正予算(第2号)の審査では、委員から、給料、手当等が減額され、人事異動による減と説明書きがあるが、6月議会で議決された給与の臨時特例による減額が含まれているのかとの質疑がありました。執行部から、4月1日付の人事異動及び6月につくば市水道事業企業職員の給与の臨時特例に関する規程を制定したことによる減額であるとの答弁がありました。  質疑終結後、自由討議はなく、討論では、議案第73号と同様の理由で反対するとの反対討論があり、また、議案第73号と同様の理由で賛成するとの賛成討論がありました。  採決の結果、賛成多数により、議案第79号は原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  次に、議案第86号 市道路線の変更についての審査では、委員から、今回の変更で筑波山の上の方の路線がなくなるが、どのような状況であるかとの質疑がありました。執行部から、路線名1−1256号で、今回の変更で、筑波山に向かっていく道路が変更で短くなるものであるが、市で筑波山梅林南駐車場を整備しており、その駐車場の入り口から先の路線について変更で減らすものであるとの答弁がありました。  質疑終結後、自由討議、討論はなく、採決の結果、全員異議なく、議案第86号は原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  次に、議案第87号 市道路線の認定について、議案第89号 つくば市の公の施設を牛久市住民の利用に供することについて、議案第91号 工事請負契約の締結についての3件の審査では、質疑、自由討議、討論はなく、採決の結果、全員異議なく、議案第87号、議案第89号及び議案第91号は原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。
     以上で、都市建設常任委員会に付託されました議案の主な審査概要と結果についてご報告を申し上げましたが、当委員会の決定に対し、議員各位のご賛同を賜りますようお願いを申し上げ、報告を終わりにさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(金子和雄君) これより都市建設委員長報告に対する質疑を一括して行います。  順次、質疑発言を許します。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金子和雄君) ないようですので、これをもって都市建設委員長報告に対する質疑を終結いたします。  以上で、各常任委員長の報告は終了いたしました。        ──────────────────────────────────── ○議長(金子和雄君) これより、つくば市議会会議規則第42条の規定により討論、採決に入ります。  討論、採決につきましては、承認、議案、請願の順序により行います。  初めに、承認第4号の討論に入ります。  討論通告者はありません。よって、これにて討論を終結いたします。  これより、承認第4号 専決処分事項の承認を求めることについて採決いたします。  お諮りいたします。  承認第4号は、総務委員長の報告のとおり承認することにご異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金子和雄君) ご異議なしと認めます。よって、承認第4号は総務委員長報告のとおり承認することに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── ○議長(金子和雄君) 次に、議案第73号に対する討論に入ります。  議案第73号に対する反対討論の発言を許します。  4番議員皆川幸枝君。                 〔4番 皆川幸枝君登壇〕 ◆4番(皆川幸枝君) 議案第73号 平成25年度つくば市補正予算に反対の立場で討論いたします。  反対の理由は、(仮称)中部豊里学校給食センターの給食調理業務委託の債務負担行為にあります。  学校給食は、教育の一環です。よって、教育として給食を捉え、学校行事や授業と連携した柔軟な対応による給食提供がなされるべきと考えます。そのような給食を提供するためには、調理現場では栄養士と調理員が密に連携していかなければなりません。給食の業務委託は、野菜のカットの仕方など、作業指示は職員である栄養士が仕様書に細かく明記して、大体2週間ほど前に提示しなければなりません。もし、気温や天候など、また、物品の納入などで変更があった場合に、栄養士が直接、委託先の調理員に指示することは契約違反となり、偽装請負となってしまいます。このような環境で、栄養士や調理員があうんの呼吸で連携し、子供たちへ柔軟な食教育は行えるのでしょうか。  そして、学校給食における調理方法や衛生管理のノウハウというのは、長年の経験で蓄積されていくものです。しかし、民間委託の場合は、人件費を抑えるためにほとんどがパート職員になり、1年ごとの契約更新となってしまうので、技術やノウハウの継承が難しくなります。また、民間企業ですので、営利を追求しなければなりません。給食を生きた教材として食育などを行っていく指導などは、利益の面からすると余分な業務となりかねません。  民間委託は、当初は低価格で契約するが、更新のたびに契約料が上がっていくという事態も起きております。ほかの自治体では、契約料をもとの低料金に戻すと委託会社に申し渡したところ、委託会社から、ではパートの人数を減らすと言ってきたところもあり、数々の問題から民間委託から直営に戻す自治体も出てきています。そういった点でも、民間委託による財政面でのメリットは十分に検証されなければなりません。  今回、中部豊里学校給食センターは、今までにない8,500食という大規模な調理を行います。そして、アレルギー対応も行われる調理業務です。アレルギー対応食の調理自体が今回初めてとなります。事故が起きないようにする対策は万全に行わなければなりませんが、万が一、業者の瑕疵による事故が起きた場合の補償問題などは委託契約の中に盛り込まれるのでしょうか。  多くの自治体で財政面でのコスト削減を目的に行われてきた学校給食の民間委託ですが、各自治体でさまざまな問題が起きてきます。そのような問題や考えられ得る業務委託の課題を審議会等できちんと検証し、保護者や市民に検証した内容をきちんと提示すべきと考えます。  このような検討が十分行われないうちに民間への業務委託は進めてはならないと判断し、補正予算に反対いたします。 ○議長(金子和雄君) 次に、賛成討論を許します。  18番議員古山和一君。                 〔18番 古山和一君登壇〕 ◆18番(古山和一君) 議案第73号 平成25年度つくば市一般会計補正予算(第3号)について、賛成の立場から討論をいたします。  今回提案された一般会計補正予算について、歳入では、前年度決算に伴う繰越金の増額、他会計への繰入金の調整、普通交付税の確定に伴う増額、臨時財政対策債の増額などとなっております。  歳出においては、大規模災害に備え、避難所機能の充実を図るための経費、耐震補強が必要な竹園東中学校校舎の解体工事等の費用など、市民の安全を重視した予算が計上をされております。特に避難所機能の充実を図るための経費につきましては、全ての指定避難所等への防災倉庫や備蓄品の整備、災害時に飲料水等を給水できる応急給水設備の設置費用などが含まれております。災害時、市民が冷静な判断や適切な行動をとるために必要不可欠なものでございます。  今回提案をされました補正予算は、いずれの事業内容についても精査をされており、早急に実施すべきものであります。よって、議案第73号については賛成といたします。 ○議長(金子和雄君) 反対討論を許します。  17番議員橋本佳子君。                 〔17番 橋本佳子君登壇〕 ◆17番(橋本佳子君) 議案第73号 平成25年度つくば市一般会計補正予算について、反対の立場で討論をいたします。  まず、1点目は、6月議会で反対をした職員の給与削減の補正予算であるということです。公務員給与削減による経済のマイナス効果は1兆2,000億円ともいわれ、地域経済への打撃と同時に民間の賃下げにも連動をいたします。国は、給与削減額に見合った事業費の計上として、全国防災事業費の地方負担分直轄補助事業、緊急防災・減災事業費地方単独事業等をわざわざ創設したように説明をしていますが、これは12年度の事業の引き継ぎです。全国防災対策費の流用問題が起き、批判をされたことで、全国防災事業と変更をし、予算額を学校耐震化予算などに限定された直轄補助事業に絞り込みました。市は、防災行政無線整備事業債に削減分を充てたということでしたが、国において、各自治体が前年から取り組みを強化し始めた防災・減災事業を打ち切るべきではないことは当然です。ましてや、震災復興に休みなく働いていた職員の給与削減を財源にするという説明は納得がいきません。  2点目は、(仮称)中部豊里学校給食センターに係る債務負担行為の補正です。地産地消、安全で手づくりのおいしい給食を求め、大規模給食センターの計画には反対をしてきました。さらに、調理業務委託については、一般質問において問題点を挙げ、直営を求めてきましたが、今回、委託の方向で進むことが決定し、予算が計上されていますので、反対をいたします。  3点目は、総合運動公園整備基金の積み立て7億円についてです。何ひとつ決められていない計画に、早々と基金積み立てをする必要があるのでしょうか。優先順位は、エアコンの早急な設置や市民に生活に対する要求の解決が先ではないでしょうか。  以上の理由で、本補正予算に反対をいたします。 ○議長(金子和雄君) 次に、賛成討論を許します。  19番議員小野泰宏君。                 〔19番 小野泰宏君登壇〕 ◆19番(小野泰宏君) 議案第73号 平成25年度つくば市一般会計補正予算(第3号)について、賛成の立場から討論いたします。  今回の補正予算の論点の一つとして、年度の中間地点での補正予算であるという観点から、平成25年度が開始されてのさまざまな声や変化に対し、どう機動的に対応して予算計上しているのかということがあると私は考えます。  そうした観点から今回の補正予算を見た場合に、財源としては、前年度決算に伴う繰越金、特別会計への繰入金、地方交付税などを財源に、昨今、ゲリラ豪雨などの頻繁な発生もあり、市民から改善要望の高い道路新設改良、そして、道路維持排水整備工事、また、先ほどの賛成討論にもありましたが、今年度内に完了する指定避難所である全小中学校への防災倉庫や備蓄品の整備、そして、高齢の利用者の声などを反映し、こちらのほうも今年度内に完了予定の全17地域交流センターにおける施設整備など、市民の声や利用者の声を柔軟に、そして、素早く反映して、市民の日常の生活面や災害時の安全面、そして、利便性の向上を図る予算を計上している点などは、先ほどの冒頭に述べた論点から配慮が感じられ、評価に値すると考えます。  以上の観点を申し述べ、議案第73号の賛成討論とするものです。 ○議長(金子和雄君) これをもって討論を終結いたします。  これより、議案第73号 平成25年度つくば市一般会計補正予算(第3号)を起立により採決いたします。  議案第73号は、総務、文教福祉、環境経済、都市建設委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔起 立 多 数〕 ○議長(金子和雄君) 起立多数。よって、議案第73号は総務、文教福祉、環境経済、都市建設委員長の報告のとおり可決することに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── ○議長(金子和雄君) 次に、議案第74号に対する討論に入ります。  議案第74号に対する反対討論の発言を許します。  15番議員田中サトエ君。                 〔15番 田中サトエ君登壇〕 ◆15番(田中サトエ君) 日本共産党田中サトエです。議案第74号 つくば市国民健康保険特別会計補正予算の反対討論を行います。  平成25年6月議会において、国家公務員の給与削減支給措置を踏まえ、平成25年7月1日から平成26年3月31日までの間、つくば市職員の給与を4.1%、7.1%、8.9%の3段階で減額支給するという条例が提案されましたが、これに対して日本共産党は、長引く不況と雇用条件悪化のもとで公務員給与削減は地域経済をますます冷え込ませ、民間給与引き下げを助長し、負のスパイラルを加速させることになるという理由で反対いたしました。  今回の補正予算には職員給与削減が計上されておりますので、反対をいたします。 ○議長(金子和雄君) 賛成討論を許します。  14番議員松岡嘉一君。                 〔14番 松岡嘉一君登壇〕 ◆14番(松岡嘉一君) 議案第74号 平成25年度つくば市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について、賛成討論をさせていただきます。  今回の国民健康保険特別会計補正予算は、主に、前期高齢者医療、後期高齢者医療、介護給付費に係る拠出金額や前年度医療費に係る国からの交付金額などが確定したことにより計上されたものであります。国民健康保険事業が安定的に運営されるためには、毎年伸びている医療費の支出を抑えつつ、保険税の収納率、収納額を向上させることが必要不可欠であると考えます。  つくば市におきましても、歳入の確保、歳出の抑制など、今後、より一層経営努力を重ねていくことをお願いし、議案第74号について賛成の討論といたします。 ○議長(金子和雄君) これをもって討論を終結いたします。  これより、議案第74号 平成25年度つくば市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を起立により採決いたします。  議案第74号は、文教福祉委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔起 立 多 数〕 ○議長(金子和雄君) 起立多数。よって、議案第74号は文教福祉委員長の報告のとおり可決することに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── ○議長(金子和雄君) 次に、議案第75号に対する討論に入ります。  議案第75号に対する反対討論の発言を許します。  26番議員滝口隆一君。                 〔26番 滝口隆一君登壇〕 ◆26番(滝口隆一君) 議案第75号 平成25年度つくば市下水道事業特別会計補正予算の反対討論を行います。  安倍首相は、働く者の給与を上げなければ景気は安定しないと、政労使の話し合いを持っています。これを徹底すべきだと考えます。公務員を含め、労働者全体の暮らしを考えていくべき施策が必要だと思います。口と実際とは一致しない今の政権のやり方、やっぱり問題であります。  こうしたことに反対するものであります。以上。 ○議長(金子和雄君) 賛成討論を許します。  10番議員塚本洋二君。                 〔10番 塚本洋二君登壇〕 ◆10番(塚本洋二君) 議案第75号 平成25年度つくば市下水道事業特別会計補正予算(第2号)について、賛成の立場から討論を行います。  今回の補正予算については、新たに発見された東日本大震災による被害箇所の復旧工事が含まれたものであります。また、つくばエクスプレス関連公共事業の増額につきましては、中根・金田台区画整理事業地区外幹線の花室川横断工事において工法変更が生じたためと聞いております。  下水道事業は、市民の安全・安心な生活環境を確保するために必要であり、これからも、ますますの事業の推進を願って、議案第75号の賛成討論とさせていただきます。 ○議長(金子和雄君) これをもって討論を終結いたします。  これより、議案第75号 平成25年度つくば市下水道事業特別会計補正予算(第2号)を起立により採決いたします。  議案第75号は、都市建設委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔起 立 多 数〕 ○議長(金子和雄君) 起立多数。よって、議案第75号は都市建設委員長の報告のとおり可決することにいたします。        ──────────────────────────────────── ○議長(金子和雄君) 次に、議案第76号に対する討論に入ります。  議案第76号に対する反対討論の発言を許します。  15番議員田中サトエ君。                 〔15番 田中サトエ君登壇〕 ◆15番(田中サトエ君) 日本共産党田中サトエです。議案第76号 つくば市後期高齢者医療特別会計補正予算について、反対討論を行います。
     理由は、先ほどの議案第74号と同じく、職員給与の削減が計上されている点で反対をいたします。 ○議長(金子和雄君) 賛成討論を許します。  13番議員浜中勝美君。                 〔13番 浜中勝美君登壇〕 ◆13番(浜中勝美君) 議案第76号 平成25年度つくば市後期高齢者医療特別会計補正予算について、賛成の立場から討論をさせていただきます。  提案された補正予算は、平成24年度後期高齢者医療保険料負担金の精算及び一般会計への繰出金の補正であります。  保険料は、つくば市が徴収し、茨城県後期高齢者医療広域連合に負担金として納付するもので、翌年度に過不足を調整し精算します。適切に執行するための補正予算ということが理解でき、今回、不足分が生じましたので補正するものです。  また、一般会計への繰出金については、後期高齢者医療特別会計は一般会計から繰り入れを行っておりますので、予算執行後の残分を戻し入れるべきと考えます。  いずれも必要な措置と認められますので、議案第76号について賛成するものであります。 ○議長(金子和雄君) これをもって討論を終結いたします。  これより、議案第76号 平成25年度つくば市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を起立により採決いたします。  議案第76号は、文教福祉委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔起 立 多 数〕 ○議長(金子和雄君) 起立多数。よって、議案第76号は文教福祉委員長の報告のとおり可決すること決定いたしました。        ──────────────────────────────────── ○議長(金子和雄君) 次に、議案第77号の討論に入ります。  討論通告者はありません。よって、これにて討論を終結いたします。  これより、議案第77号 平成25年度つくば市等公平委員会特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。  お諮りいたします。  議案第77号は、総務委員長の報告のとおり可決することにご異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金子和雄君) ご異議なしと認めます。よって、議案第77号は総務委員長の報告のとおり可決することに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── ○議長(金子和雄君) 次に、議案第78号に対する討論に入ります。  議案第78号に対する反対討論の発言を許します。  15番議員田中サトエ君。                 〔15番 田中サトエ君登壇〕 ◆15番(田中サトエ君) 日本共産党の田中サトエです。議案第78号 つくば市介護保険事業特別会計補正予算の反対討論を行います。  理由については、先ほどの第76号と同じく、職員給与削減が計上されている点について反対をいたします。 ○議長(金子和雄君) 賛成討論を許します。  19番議員小野泰宏君。                 〔19番 小野泰宏君登壇〕 ◆19番(小野泰宏君) 議案第78号 平成25年度つくば市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)につきまして、賛成の立場から討論をいたします。  少子高齢化により、ひとり暮らし高齢者や高齢者世帯が増加し、介護サービスの必要性が高まってきております。  今回の補正予算は、平成24年度介護保険事業特別会計において国庫負担金等の精算に伴い、計上するものであります。  また、介護予防事業に要する経費につきましては、高齢者が長く自立した生活ができるよう、運動指導や生活指導、介護予防指導の教室の実施を通じて、外出の楽しさやみずからの健康を振り返り、運動を習慣化することを目的としております。  したがいまして、今回の補正予算は、市民が安心して生活するために必要な予算措置でありますので、賛成討論といたします。 ○議長(金子和雄君) これをもって討論を終結いたします。  これより、議案第78号 平成25年度つくば市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)を起立により採決いたします。  議案第78号は、文教福祉委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔起 立 多 数〕 ○議長(金子和雄君) 起立多数。よって、議案第78号は文教福祉委員長の報告のとおり可決することに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── ○議長(金子和雄君) 次に、議案第79号に対する討論に入ります。  議案第79号に対する反対討論の発言を許します。  26番議員滝口隆一君。                 〔26番 滝口隆一君登壇〕 ◆26番(滝口隆一君) 議案第79号 平成25年度つくば市水道事業会計補正予算についての反対討論を行います。  これも引き続きでありますが、職員給与の削減問題が反対討論の主要な内容となるわけであります。残念ながら、ここまで給与問題で反対討論をしてきたんですが、賛成討論は給与問題に一言も触れていない、これはどういうことでしょうか。  それはともかくとして、安倍さんはこの問題について、先ほども述べたような態度をとりました。不徹底きわまりないんであります、現実は。しかし、安倍さんを指示するマスコミの一部にも、今、国内の大企業が260兆円も内部留保を維持している、これを何とか、そのほんの一部を吐き出すべきだという主張を行う安倍さん応援団のマスコミも出てきているのが現実であります。  つまり、今、アベノミクスで一部の景気は回復したように思えますが、基本的には働く人の暮らしは落ち込んだままであります。そういう状況を克服して大幅に景気上昇に向かっていくためには、どうしても働く人の賃金がふえなければいけない、そういう前提があるからであります。  そうしたことを考えてみたときに、民間の内部留保金を取り崩せというときには、やはり国も地方も、しっかりと働く人の賃金を守る立場に立つことが求められるんであります。よって、そういう立場に立っていないこの議案については反対するものであります。 ○議長(金子和雄君) 賛成討論を許します。  21番議員柳沢逸夫君。                 〔21番 柳沢逸夫君登壇〕 ◆21番(柳沢逸夫君) 議案第79号 平成25年度つくば市水道事業会計補正予算(第2号)について、賛成討論を行います。  この補正予算は、4月1日付の人事異動や7月からの給与改定により、職員給与費を減額する措置であります。減額費は有効な事業に活用されるものと考え、議案第79号については賛成といたします。 ○議長(金子和雄君) これをもって討論を終結いたします。  これより、議案第79号 平成25年度つくば市水道事業会計補正予算(第2号)を起立により採決いたします。  議案第79号は、都市建設委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔起 立 多 数〕 ○議長(金子和雄君) 起立多数。よって、議案第79号は都市建設委員長の報告のとおり可決することに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── ○議長(金子和雄君) 次に、議案第80号に対する討論に入ります。  議案第80号に対する反対討論の発言を許します。  17番議員橋本佳子君。                 〔17番 橋本佳子君登壇〕 ◆17番(橋本佳子君) 議案第80号 つくば市税条例の一部を改正する条例について、反対の立場で討論をいたします。  現行では、上場株式等の譲渡損を上場株式等の配当と通算して減税できる仕組みがありますが、3月29日に成立をした所得税法の改正で、公社債及び公社債投資の利子、配当も通算できるようになります。所得が通算できるのは譲渡所得の範囲内が原則で、株式譲渡損を配当、利子と制限なく相殺できるのは日本だけです。  今回、その範囲をさらに広げて株式譲渡損の通算範囲を拡大します。株式譲渡所得は富裕層の税負担を著しく引き下げる要因となり、優遇することは格差拡大を促進することになるので反対をいたします。 ○議長(金子和雄君) 賛成討論を許します。  9番議員木村修寿君。                 〔9番 木村修寿君登壇〕 ◆9番(木村修寿君) 議案第80号 つくば市税条例の一部を改正する条例について、賛成の立場から討論をいたします。  今回改正される主な内容については、年金受給者の住民税天引きについて、従来の規定の弊害を改善しようとするものであります。  これまでと同様に、上位法の改正を受けてつくば市税条例を改正して、納税者の利便性を高める措置を講じようとするものであります。よって、今回の改正は必要であると考え、議案第80号について賛成するものであります。 ○議長(金子和雄君) これをもって討論を終結いたします。  これより、議案第80号 つくば市税条例の一部を改正する条例についてを起立により採決いたします。  議案第80号は、総務委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔起 立 多 数〕 ○議長(金子和雄君) 起立多数。よって、議案第80号は総務委員長の報告のとおり可決することに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── ○議長(金子和雄君) 次に、議案第81号に対する討論に入ります。  議案第81号に対する反対討論の発言を許します。  17番議員橋本佳子君。                 〔17番 橋本佳子君登壇〕 ◆17番(橋本佳子君) 議案第81号 つくば市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、反対の立場で討論をいたします。  議案第80号で反対をいたしました所得税法改正による上場株式等に係る国民健康保険税の課税の特例です。富裕層の税負担を著しく引き下げる要因となり、優遇することは格差拡大を促進することになるので反対をいたします。 ○議長(金子和雄君) 賛成討論を許します。  20番議員高野 進君。                 〔20番 高野 進君登壇〕 ◆20番(高野進君) 議案第81号 つくば市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、賛成の立場から討論をさせていただきます。  本条例の主な改正内容は、金融所得課税において株式等と債券等を区別した課税所得等としていたものを一体化するなどの地方税法の改正に伴うものであります。これらの所得は、所得税、住民税と同様に、保険税にも適用されるものです。  本条例の改正は、国民健康保険事業を適正に執行するためにも必要であることから、議案第81号について賛成するものです。 ○議長(金子和雄君) これをもって討論を終結いたします。  これより、議案第81号 つくば市国民健康保険税条例の一部を改正する条例についてを起立により採決いたします。  議案第81号は、文教福祉委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔起 立 多 数〕 ○議長(金子和雄君) 起立多数。よって、議案第81号は文教福祉委員長の報告のとおり可決することに決定いたしました。        ────────────────────────────────────
    ○議長(金子和雄君) 次に、議案第82号の討論に入ります。  討論通告者はありません。よって、これにて討論を終結いたします。  これより、議案第82号 つくば市戸籍法、住民基本台帳法等関係手数料条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。  お諮りいたします。  議案第82号は、環境経済委員長の報告のとおり可決することにご異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金子和雄君) ご異議なしと認めます。よって、議案第82号は環境経済委員長の報告のとおり可決することに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── ○議長(金子和雄君) 次に、議案第83号に対する討論に入ります。  議案第83号に対する反対討論の発言を許します。  26番議員滝口隆一君。                 〔26番 滝口隆一君登壇〕 ◆26番(滝口隆一君) 議案第83号 つくば市総合運動公園整備基金条例についての反対討論を行います。  陸上競技場などスポーツ施設は、子供たちの陸上記録会が石岡市や筑波大グラウンドの実施で肩身の狭い思いをしています。それを解消すべきだと考えます。それには、400メートルトラックなど最優先につくることが求められ、その他の施設は長期的プランで計画的につくり上げることが必要ではないでしょうか。しかし、この間の動きは、2020年の東京オリンピック開催にリンクさせ、200億円もかかる総合運動公園をこの四、五年で一気につくる話が持ち上がってきています。そうなると、他の政策課題も多くあり、住民負担もふえざるを得なくなります。政策的供応でございます。今回の7億円の基金の積み上げは、それを促進するものとして疑問を呈するものであります。  なお、国際的競技場づくりについては、笠松運動場並みの競技場を県南にも必要と思います。県南各市と協力して、県と粘り強く交渉をしていくことを求めたいと思います。  次に、基金の総合運動公園の枠づくりです。つくば市の基金状況は25年3月末で、財調37億円、減債7億円、その他、特定目的の基金55億円、都合100億円あります。本来、基金は年度予算に柔軟性を持たせるものであります。つくば市のように特定目的の基金を多くつくれば、柔軟性がなくなっていきます。たとえ計画的につくるものとしても、財政力がそれほど高くない地方自治体では、いつ、いかなる災害が襲うかもしれず、やはり柔軟性は確保しておくべきものであります。さらに言えば、特定目的は財源が見えなくなることにもなりかねません。  そうした警告を発して、反対討論とします。 ○議長(金子和雄君) 賛成討論を許します。  16番議員大久保勝弘君。                 〔16番 大久保勝弘君登壇〕 ◆16番(大久保勝弘君) 議案第83号 つくば市総合運動公園整備基金条例について、賛成の立場から討論いたします。  冒頭で市原市長より行政報告で、総合運動公園整備についての実現についての具体的な説明がありましたが、つくば市では、平成3年から計画年度とする市政施行最初のつくば市総合計画以降、現行の第3次つくば市総合計画においても表現ををされておりますが、一貫して総合運動公園整備に関する記載があるわけでございます。この20年来の計画が実行されようとしていることは、市民を初め、毎年の私ども議会においても要望してまいりました我々議員も大変喜んでいると思います。歓迎を私はするところでございます。  この事業により、スポーツ、そして、健康に関する関心を高め、科学のまちつくばを支え、健康な人づくりも一層推進されると考えます。また、新しい顔として誘客をふやすことができるわけでございます。したがって、大きな経済効果も期待できると私は思います。さらに、茨城県を代表する公園であれば、文字どおりつくば市が中心の茨城にない東京圏の一角にもなると私は期待しているところでございます。  一方、総合運動公園の整備には多額の費用が予想されます。それに備えるためには、財政運営上も当然必要なことであります。そのための基金でありますので、少しでも多くの積み立てをし、また、整備についても計画的な事業推進をお願いして、賛成討論といたします。以上です。 ○議長(金子和雄君) これをもって討論を終結いたします。  これより、議案第83号 つくば市総合運動公園整備基金条例についてを起立により採決いたします。  議案第83号は、総務委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔起 立 多 数〕 ○議長(金子和雄君) 起立多数。よって、議案第83号は総務委員長の報告のとおり可決することに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── ○議長(金子和雄君) 次に、議案第84号に対する討論に入ります。  議案第84号に対する反対討論の発言を許します。  15番議員田中サトエ君。                 〔15番 田中サトエ君登壇〕 ◆15番(田中サトエ君) 日本共産党の田中サトエです。議案第84号 つくば市子ども・子育て会議条例について、反対討論を行います。  政府は、昨年8月に成立した子ども・子育て関連3法に基づき、子育て新システムの実施準備を急いでいます。ことし4月から、国の子ども・子育て会議が設置され、具体的な検討がされておりますが、幼稚園と保育所の一元化など、就学前の乳幼児の保育、教育のあり方を大きく変えるものです。  また、保育所については、保護者の条件によって保育時間が決められ、子供の集団保育が成り立たないことや、待機児童対策として多様な保育施設をつくり、小規模保育施設では有資格者は半分でよいとするなど、保育内容の低下が保育関係者から指摘されています。  子育て新システムは消費税率10%にする平成27年度から実施する計画で、その財源は消費税から7,000億円を充てるとしていますが、消費税の増税については国民の議論が分かれており、実施は決定したものではありません。平成23年12月のつくば市議会において、新システムの導入は極めて不透明な情勢であると指摘し、保護者、保育現場の意見を十分尊重することを求める意見書を提出しております。この不透明な状況は今もなお続いております。  この子育て新システムを推進するために子ども・子育て支援法第77条は、市町村は子ども・子育て会議を置くよう努めるものとすると定めておりますが、これは義務ではありません。今後、男女共同参画社会の実現と次世代の乳幼児期を豊かに保障することが大きな課題となっている中で、政府が進めようとしている子育て新システムは、幼稚園、保育園の現場や子育て世代の願いに応える制度とは言えません。安心して子育てできるシステムづくりは、時間をかけてしっかり検討することが必要です。子ども・子育て会議の設置は急ぐべきではないと考えて、反対するものです。 ○議長(金子和雄君) 賛成討論を許します。  22番議員須藤光明君。                 〔22番 須藤光明君登壇〕 ◆22番(須藤光明君) 議案第84号 つくば市子ども・子育て会議条例について、賛成の立場から討論いたします。  昨年成立した子ども・子育て関連3法は、幼児期の学校教育、保育、地域の子ども・子育て支援を総合的に推進していくことを目的としております。  子供を取り巻く環境は、少子化を初めとして待機児童や児童虐待、地域の子育ての力の低下など、さまざまな課題があります。  子ども・子育て会議は、子ども・子育て支援法の規定に基づき市町村が設置するものであり、法律の規定では、特定教育、保育施設等の利用定員に関することや、子ども・子育て支援事業計画の策定に関すること、その他、子ども・子育て支援に関する施設の総合的な推進に関して調査審議することなどが定められておりますが、つくば市においても、これらの施策の決定に当たって、子供の保護者や学識経験者及び子育て支援の関係者等、幅広く意見を聞き、反映させることは、効果的かつ意義のあるものであり、一人一人の子供が健やかに成長することができる社会の実現に必要なものであると考えます。  このことから、議案第84号について賛成をいたします。 ○議長(金子和雄君) これをもって討論を終結いたします。  これより、議案第84号 つくば市子ども・子育て会議条例についてを起立により採決いたします。  議案第84号は、文教福祉委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔起 立 多 数〕 ○議長(金子和雄君) 起立多数。よって、議案第84号は文教福祉委員長の報告のとおり可決することに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── ○議長(金子和雄君) 次に、議案第85号から議案第91号までをつくば市議会先例集第7章第1節185により一括して討論に入ります。  討論通告者はありません。  よって、これにて討論を終結いたします。  これより、議案第85号 字の区域及び名称の変更についてから議案第91号工事請負契約の締結についてまでをつくば市議会先例集第7章第2節190により一括して採決いたします。  お諮りいたします。  議案第85号から議案第91号までは、総務、文教福祉、環境経済、都市建設委員長の報告のとおり可決することにご異議ありませんか。             〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金子和雄君) ご異議がありますので、起立により採決いたします。  議案第85号から議案第91号までは、総務、文教福祉、環境経済、都市建設委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔起 立 多 数〕 ○議長(金子和雄君) 起立多数。よって、議案第85号から議案第91号までは総務、文教福祉、環境経済、都市建設委員長の報告のとおり可決することに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── ○議長(金子和雄君) 次に、請願25第1号の討論に入ります。  討論通告者はありません。よって、これにて討論を終結いたします。  これより、請願25第1号 筑波研究学園都市における合同宿舎削減に関する請願書を採決いたします。  お諮りいたします。  請願25第1号は、総務委員長の報告のとおり趣旨採択することにご異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金子和雄君) ご異議なしと認めます。よって、請願25第1号は総務委員長の報告のとおり趣旨採択することに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── ○議長(金子和雄君) 次に、請願25第3号の討論に入ります。  討論通告者はありません。よって、これにて討論を終結いたします。  これより、請願25第3号 教育予算の拡充を求める請願を採決いたします。  お諮りいたします。  請願25第3号は、文教福祉委員長の報告のとおり採択することにご異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金子和雄君) ご異議なしと認めます。よって、請願25第3号は文教福祉委員長の報告のとおり採択することに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── ○議長(金子和雄君) 次に、請願25第6号の討論に入ります。  総務委員長報告が不採択のため、討論は、請願25第6号の原案に対して、最初に、賛成の討論を行い、次に、反対の討論を行います。  請願25第6号に対する賛成討論の発言を許します。  6番議員宇野信子君。                 〔6番 宇野信子君登壇〕 ◆6番(宇野信子君) つくば・市民ネットワーク宇野信子より、請願25第6号 家族従業者の人権保障のため「所得税法第56条の廃止を求める意見書」提出を求める請願に、賛成の立場で討論いたします。  この請願は、所得税法56条に定められている事業主と生計を一にする親族が事業主から対価の支払いを受ける場合には、その対価の額は、原則として、その事業主の事業所得の金額の計算上必要経費に算入しないという条項の廃止を求める意見書を国に提出してほしいという内容です。  この56条の規定は、戦後、伝統的な家族制度の残る中、親族に対価を支払う慣行も未成熟な状況下において、恣意的に対価を定める等により所得分散を図り、税負担を軽減しようとするいわゆる要領のよい納税者に対抗するため、租税回避防止策として制定されたと聞いております。このため世帯を課税単位として捉えており、個人単位課税を原則とする所得税法の例外的規程となっております。  しかし、今日、女性の社会進出は社会の要請であり、経済的に独立する人も急増しております。最近では、おのおの独立した事業者である配偶者間の対価の支払いについて、所得税法第56条をめぐる裁判も提起され、制定当時には想定できなかったケースも出現しております。社会が大きく変貌する中、同一生計であるというだけで親族に支払う対価の経費性を認めないこの規定は、もはや多様な経済実態にそぐわないものとなっており、課税上、新たな不公平を生じる結果となっています。  同一生計親族に支払う対価については、その適正な金額を必要経費とすることが所得税法の本則からいっても正しく、また、対価の支払いを受ける側も所得とすることが相当であると考えられます。対価を支払う根拠となる事実があり、適正な対価が支払われている限り、租税回避行為に該当する余地はありません。  なお、平成26年1月より、全ての白色申告者に記帳と帳簿書類の保存が義務づけられるため、租税回避行為防止策としての56条の意味はなくなると考えられます。  以上の観点より、所得税法第56条の廃止を要望するこの請願は妥当なものであると考え、賛成するものです。 ○議長(金子和雄君) 反対討論を許します。  23番議員飯岡宏之君。                 〔23番 飯岡宏之君登壇〕 ◆23番(飯岡宏之君) 23番、つくば市民政策研究会飯岡から、請願25第6号 家族従業者の人権保障のため「所得税法第56条の廃止を求める意見書」提出を求める請願に対する反対討論をいたします。  所得税法第56条ですが、居住者と生計を一にする配偶者その他の親族が事業に従事して得た対価は、居住者の当該事業に係る必要経費には算入しない。そして、所得税法第57条では、事業に専従する親族がいる場合の必要経費の特例として、青色申告を提出すれば必要経費として認めます。つまり、白色申告では認めないが、青色申告をすれば認めるということで制度上の要件であり、いかなる手段をしても必要経費として認められないのであれば、人権の保障ということで、この請願の趣旨には賛同できますが、青色申告により、会計基準に準拠して、貸借対照表や損益計算書等の書類をきちんと添え申告すれば必要経費として認められます。よって、この請願には反対いたします。 ○議長(金子和雄君) 賛成討論を許します。  17番議員橋本佳子君。
                    〔17番 橋本佳子君登壇〕 ◆17番(橋本佳子君) 日本共産党橋本佳子より、請願25第6号 家族従業者の人権保障のため「所得税法第56条の廃止を求める意見書」提出を求める請願について、賛成の立場で討論をいたします。  まず、この法律に過ぎない一つの所得税法が、なぜ人間が実際に労働したという事実を否定することができるのかという、こういった質問を、2009年、我が党の参議院議員の大門実紀史議員が質問いたしました。これに対して当局財務省は、明確な根拠を示せなかったということが挙げられております。  そして、2点目、なぜ、青色申告なら家族従業員の給与を経費に認めるのかと、こういったところについてですけれども、家族従業員の給与を経費に認めますと繰り返して国会で答弁でもされてきましたけれども、青色申告制度とは、一定の帳簿書類を備えつけ記帳したものに対し、税制上の各種の特典を与えようというもので、第56条の例外として、家族従業員の給与、専従者給与を必要経費に認めています。そもそも、実際に行われた人間の労働について、当局が申告形式をもって認めるとか認めないとか勝手に判断すること自体おかしいことであると考えます。所得税法第56条の目的と青色申告なら認めるという例外規定の間に全く整合性はありません。所得税法第56条の目的は、要するに、中小業者が家族に給与を支払う形をとって意図的に所得分割を行い、納税額を低くするのを防止することにあるわけであります。もともと、青色申告制度は、税務署が税務調査に入ったときに調査をスムーズに進めるために奨励してきたものでございます。記帳や帳簿の保存を義務づけておけば調査がはかどるからです。この青色申告制度を普及するために、特別控除や家族従業員の給与、専従者給与を経費に認めるなどの特典をつけてきましたけれども、これは、なかなか青色申告の普及は広がっていないと聞いております。  また、先ほども宇野議員からありましたけれども、記帳が条件ということであれば、白色申告書も1984年から記帳義務となっております。  さらに、国税庁のホームページをあけてみますと、さまざまな議論が出されております。税務大学校の研究部の教育官である齋藤さんという方も、この中で述べておりますけれども、さまざまな判例が出ております。昭和59年に白色申告書の記帳義務制度が制定されたが、このときに出された政府税制調査会の答申によれば、一般の納税者に対して記帳義務を課しても、これに耐え得るほどの記帳慣行が定着してきたとしている。一般に記帳慣行が定着し、給与の支払い慣行も定着してきたとなれば、この法の56条の特例を廃止する条件が整ってきたといえるのではないかと思われる。また、家族関係についても、現行制度制定時の時代背景は、民法や改正が社会情勢の変化に伴っており、それまでの家父長制度から民主化された家族関係と大幅に変化しており、これに伴って、家族事業の対応も変化していることから、これを見直すべきであるというような意見も出ております。  こういったことを鑑みまして、この請願者の請願理由については賛成すべきと考えます。                   〔発言する者あり〕 ○議長(金子和雄君) 引き続き反対討論を許します。  9番議員木村修寿君。                 〔9番 木村修寿君登壇〕 ◆9番(木村修寿君) 請願25第6号 家族従業者の人権保障のため「所得税法第56条の廃止を求める意見書」提出を求める請願について、反対する立場から討論します。  所得税法第56条が適用される範囲は大変広く、労働の対価だけでなく、親族の事業から受ける地代や家賃等も含まれます。56条が廃止されると、これらが経費に算入できることとなりますが、56条が適用されない納税者との間で不公平感が大きくなることも考えられます。  以上のことから、本請願に反対するものでございます。 ○議長(金子和雄君) これをもって討論を終結いたします。  これより、請願25第6号 家族従業者の人権保障のため「所得税法第56条の廃止を求める意見書」提出を求める請願を採決いたします。  請願25第6号に対する報告は不採択でありますので、つくば市議会会議規則先例集第7章第2節191により、請願25第6号の原案に対してお諮りいたします。  なお、採決の方法は起立により行います。  請願25第6号を採択とすることに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔起 立 少 数〕 ○議長(金子和雄君) 起立少数。よって、請願25第6号は不採択とすることに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── ○議長(金子和雄君) 次に、請願25第7号の討論に入ります。  討論通告者はありません。よって、これにて討論を終結いたします。  これより、請願25第7号 つくば市立小・中学校の全教室にエアコン設置を求める請願書を採決いたします。  お諮りいたします。  請願25第7号は、文教福祉委員長の報告のとおり趣旨採択することにご異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金子和雄君) ご異議なしと認めます。よって、請願25第7号は文教福祉委員長の報告のとおり趣旨採択することに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── △諮問第3号 人権擁護委員候補者の推薦について ○議長(金子和雄君) 日程第、諮問第3号 人権擁護委員候補者の推薦についてを議題といたします。  提案者より提案理由の説明を求めます。  市原市長。                 〔市長 市原健一君登壇〕 ◎市長(市原健一君) 今定例会に追加提出いたしました諮問1件についてご説明を申し上げます。  諮問第3号 人権擁護委員候補者の推薦については、委員15名のうち岡野妙子氏が平成25年12月31日をもって任期満了になることに伴い、石黒澄子氏を候補者として推薦することにつき、人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき意見を求めるものであります。  ご同意賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。 ○議長(金子和雄君) 人事案件でございますので、つくば市議会先例集第5章第6節116及び第7章第1節184により、質疑、委員会への付託及び討論を省略いたします。  これより、諮問第3号を採決いたします。  お諮りいたします。  本案は、原案のとおり適任とすることにご異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金子和雄君) ご異議なしと認めます。よって、諮問第3号は原案のとおり適任とすることに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── △意見書案第4号 つくばエクスプレス東京駅延伸に関する意見書 ○議長(金子和雄君) 日程第6、意見書案第4号 つくばエクスプレス東京駅延伸に関する意見書を議題といたします。  提案者より提案理由の説明を求めます。  9番議員木村修寿君。                 〔9番 木村修寿君登壇〕 ◆9番(木村修寿君) 意見書案第4号 つくばエクスプレス東京駅延伸に関する意見書の提案理由を申し上げます。  お手元に配付されております意見書案の朗読をもって提案理由とさせていただきます。            つくばエクスプレス東京駅延伸に関する意見書案  つくばエクスプレスは、ことしで開業8周年を迎え、平成25年7月の1日当たり平均乗車人員は32万人を超えており、首都圏都市鉄道網においても非常に重要な路線となっております。  また、沿線地域では「大都市地域における宅地開発及び鉄道整備の一体的推進に関する特別措置法」に基づき、つくばエクスプレスの建設とあわせて、土地区画整理事業による良好な居住環境の整備が行われており、沿線への定住促進と企業誘致を積極的に進めることで、つくばエクスプレスの利用促進に鋭意努力しております。  国の運輸政策審議会においては、つくばエクスプレスの「東京駅延伸」の整備を検討すべき路線として位置づけられており、このことにより一層の利便性の向上が図られるものと想定されております。  一方、成田・羽田空港間を結ぶ国際都市東京に向けたプロジェクトである「都心直結線計画」が、安倍政権の日本経済再生に向けた成長戦略として閣議決定され、平成25、26年度の2カ年で建設にかかわる調査を実施し、平成27年度から具体的な整備検討を行うものとされております。  また、都心直結線とつくばエクスプレスの新東京駅は、同位置と想定されているため、これらを同時に建設することで費用が大きく削減されることが明確化しております。  このたび、平成32年(2020年)には、東京でオリンピックが開催されることが決定したため、国際都市東京の構築に向けた動きが活発化し、都心直結線も東京オリンピックの開催にあわせて整備されることも想定されます。  都心直結線の整備及びつくばエクスプレスの東京駅延伸は、世界の各都市と空港、都心と研究学園都市を結ぶ首都圏における重要な交通網となり、つくばエクスプレス沿線地域への大きな経済効果が見込まれ、沿線都市の発展には欠かすことのできないものであります。  よって、本市議会は、つくば市を初めとした沿線地域の発展に寄与するため、都心直結線の整備と同時に、つくばエクスプレスの東京駅延伸の整備が進められるよう、国及び茨城県に強く要請します。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。  平成25年9月30日                                        つくば市議会  提出先は、国土交通大臣、茨城県知事であります。  以上をもちまして、提案理由とさせていただきます。ご審議の上ご賛同賜わりますよう、よろしくお願いを申し上げます。 ○議長(金子和雄君) これより質疑に入ります。  順次、質疑発言を許します。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金子和雄君) ないようですので、これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  順次、討論発言を許します。  まず、本意見書案に対する反対討論の発言を許します。  滝口隆一君。                 〔26番 滝口隆一君登壇〕 ◆26番(滝口隆一君) 本案件についての反対討論を行います。  エクスプレスの東京延伸は、長期的に可能性を追求するものであります。しかし、今回の決議は、さまざまなことが解明されずに、オリンピックだ、それ乗せろとばかりに決議が求められています。  解明されない疑義は、第1に、以前目指したのは東京駅延伸でした。今回は、新東京駅であります。今、このことについても説明がありましたが、果たして、そうなるかどうかよくわかりません。新幹線に乗るために、直結だと思ったけれども、長い歩道を歩かせられるなど、東京駅延伸とは違った様相を示してくる可能性がありますということです。  第2に、建設費であります。幾らになるかわかりません。成田・新東京間が入るから安くなるとの話ですが、大深度地下のことですから、どれだけ安くなるか保証はないでしょう。数字も示されていません。  次に、エクスプレスも、現在順調に運営されているとはいえ、借金は返し始めたところであります。その上、多額の借金が上乗せされると、その負担で運営が揺らぎかねません。距離は、山手線で2駅区間、運賃は100円台、なのに建設費は膨大という、幾らかかるかわからないということであります。さらに、つくば市の負担も求められます。  最後に、オリンピックの開催については、この間の国際的な議論では、金がかかり過ぎる、コンパクトな開催を望む、これが流れであります。東京オリンピックの現在の状況は、今までふて寝していた大型公共事業が一斉に起き上がってきているような状況です。一時的に好景気の幻想は起きていくかもしれません、しかし、こうしたものを全部実施していったら、国の借金が幾らあっても足りないくらい。オリンピックが終わったら、ギリシャのように借金財政で目も当てられなくなる、そういう危険もあります。コンパクトで国民全体が楽しめるオリンピックの改正を望むところであります。  よって、ゼネコンの利益追求に乗せられないように、乗せられるようなこうした決議を軽々に行うのはやめるべきだと思います。 ○議長(金子和雄君) 賛成討論はありませんか。  木村清隆君。                 〔7番 木村清隆君登壇〕 ◆7番(木村清隆君) 議席番号7番、民主党の木村清隆でございます。ただいまのつくばエクスプレス東京駅延伸に関する意見書を提出することに、賛成の立場で意見を述べさせていただきます。  つくばエクスプレスの東京駅延伸につきましては、建設を計画している新東京駅において新幹線や主要鉄道のアクセスが可能になり、利用者の利便性は飛躍的に向上するとともに、企業立地としての価値も高まり、沿線イメージの向上、沿線開発の促進に大きな効果があるものと期待をいたしております。  現在、平成25年6月に閣議決定した日本再興戦略の中で、都心直結線の検討が進められているというふうに伺っております。つくばエクスプレスと都心直結線の新東京駅は同位置に計画されており、同時施工することで費用が大きく削減されるとも聞いております。都心直結線が東京オリンピックの開催にあわせて整備されることも想定されることから、つくばエクスプレスの当初計画どおり、市民の期待どおり、東京からもつくばへの直接の乗り入れが実現できる最後の機会となりかねないため、早急な対応が必要と考えます。  以上のことから、都心直結線の整備と同時に、つくばエクスプレスの東京駅延伸の整備が進められるよう、国及び茨城県へ強く要望、要請させていただくことは必要と考え、賛成の立場であるものでございます。以上でございます。 ○議長(金子和雄君) これをもって討論を終結いたします。                〔「まだある」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金子和雄君) 反対討論ですか。  では、反対討論、北口ひとみ君。                 〔8番 北口ひとみ君登壇〕 ◆8番(北口ひとみ君) つくば・市民ネットワークの北口ひとみより、つくばエクスプレス東京駅延伸に関する意見書に反対の立場で討論いたします。  この意見書案は、都心直結線の整備と同時に、新たにつくられる新東京駅にTXの延伸の整備を要請するという内容です。  新聞報道等では、都心直結線の総事業費の見込みが約4,000億円、TXの新東京駅延伸が同時着工でも約1,800億円というふうに見込まれています。現地調査はこれからだということですので、総事業費は、あくまでも試算であり、つくば市への負担割合も全くわかっていないという状況です。  オリンピックで国内が沸いている中、実は、先週、福島のほうに視察に行ってまいりました。南相馬市内から浪江町の一部被災地を視察しただけなんですけれども、現状としましては、本当に今思い出しても胸が痛いぐらいほとんど復興はされておりませんというよりか、時間がとまったような状況です。こういうような状況で、平時ならともかく、東日本大震災以降2年半が経過して現地の復興がまだまだという状況の中で、このような多額の、巨額の出費というのは考えないといけないというふうに私は思います。
     また、つくば市においても、学校や総合運動公園の新設、それから、公共施設の老朽化への対応など、まだまだ多額の支出が予測されております。まずは、復興と市内の整備を優先すべきと考えて、この意見書案に反対いたします。 ○議長(金子和雄君) 賛成討論ありますか。  古山和一君。                 〔18番 古山和一君登壇〕 ◆18番(古山和一君) つくばエクスプレス東京駅延伸に関する意見書を提出することに、賛成の立場から述べさせていただきます。  つくばエクスプレスは、運輸政策審議会答申第18号、フォローアップ調査結果において、東京駅延伸調査の前提である1日乗車人員27万人を平成21年度に達成し、今年度も32万人を超える月があるなど、順調に推移をしております。  つくばエクスプレス東京駅延伸につきましては、新幹線ネットワーク及び首都圏の鉄道ネットワークへの接続が可能となり、利便性が飛躍的に高まることになります。また、丸の内、八重洲を徒歩圏とすることができるなど東京駅の魅力とつながることで沿線のまちづくりも進み、ひいては定住人口の増加が期待できることになります。  つくばエクスプレスと都心直結線の新東京駅は、同位置に計画をされております。現在、国が都心直結線のプロジェクトを進めており、つくばエクスプレス東京駅延伸についても、同時施工しなければ整備が極めて困難となることから、都心直結線の進捗にあわせた早急な対応が必要と考えております。  以上のことから、都心直結線の整備と同時に、つくばエクスプレス東京駅延伸の整備が進められるよう、国及び茨城県へ要請することは必要と考え、賛成をするものでございます。 ○議長(金子和雄君) これをもって討論を終結いたします。  これより、意見書案第4号 つくばエクスプレス東京駅延伸に関する意見書を起立により採決いたします。  意見書案第4号は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔起 立 多 数〕 ○議長(金子和雄君) 起立多数。よって、意見書案第4号は原案のとおり可決することに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── △意見書案第5号 教育予算の拡充を求める意見書 ○議長(金子和雄君) 日程第7、意見書案第5号 教育予算の拡充を求める意見書を議題といたします。  提案者より提案理由の説明を求めます。  山本美和文教福祉委員長。              〔文教福祉常任委員長 山本美和君登壇〕 ◎文教福祉常任委員長(山本美和君) 意見書案第5号 教育予算の拡充を求める意見書の提案理由を申し上げます。  お手元に配付されております意見書案の朗読をもって提案理由とさせていただきます。                教育予算の拡充を求める意見書  子供たちに豊かな教育を保障することは、社会の基盤づくりにとって極めて重要なことである。特に学級規模の少人数化は保護者などの意見募集でも小学1・2年生のみならず、各学年に拡充すべきとの意見が大多数である。地方は独自の工夫で学級規模の少人数化を進めてきているが、地方交付税削減の影響や厳しい地方財政の状況などから、自治体が独自財源で学級の少人数化を拡充することは困難な状況になっている。  また、東日本大震災等において、学校施設の被害や子供たちの心のケアなど教育の早期復興のための予算措置、早期の学校施設の復旧など政府として人的・物的な援助や財政的な支援に継続的に取り組むべきである。  したがって、教育予算を国全体として、しっかりと確保・充実させるため、次の事項を実現されるよう、強く要望する。 1 きめ細かな教育の実現のために少人数学級を推進すること。 2 教育の機会均等と水準の維持向上を図るため、その根幹となる義務教育費国庫負担制度を堅持すること。 3 東日本大震災等における教育復興のための予算措置を継続して行うこと。  以上、地方自治法第99条の規定により提出する。  平成25年9月30日                                        つくば市議会  提出先は、内閣総理大臣、内閣官房長官、文部科学大臣、財務大臣、総務大臣であります。  以上をもちまして提案理由とさせていただきます。ご審議の上ご賛同賜わりますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(金子和雄君) これより質疑に入ります。  順次、質疑発言を許します。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金子和雄君) ないようですので、これをもって質疑の終結をいたします。  これより討論に入ります。  順次、討論発言を許します。  まず、本意見書案に対する反対討論の発言を許します。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金子和雄君) ないようですので、これをもって討論を終結いたします。  お諮りいたします。  これより意見書案第5号を採決いたします。  本意見書案は、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金子和雄君) ご異議なしと認めます。よって、意見書案第5号は原案のとおり可決することに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── △意見書案第6号 「原発事故子ども・被災者支援法」基本方針案について、公聴会の継続的開催と被災者を支援する施策の実現を求める意見書 ○議長(金子和雄君) 日程第8、意見書案第6号 「原発事故子ども・被災者支援法」基本方針案について、公聴会の継続的開催と被災者を支援する施策の実現を求める意見書を議題といたします。  提案者より提案理由の説明を求めます。  8番議員北口ひとみ君。                 〔8番 北口ひとみ君登壇〕 ◆8番(北口ひとみ君) つくば・市民ネットワーク北口ひとみから、意見書案第6号 「原発事故子ども・被災者支援法」基本方針案について、公聴会の継続的開催と被災者を支援する施策の実現を求める意見書について、提案理由を説明させていただきたいと思います。  要旨は、お手元の意見書(案)にお示しさせていただいておりますが、衆議院本会議で全会一致で可決成立したものの、1年を経過しても、なかなか基本方針が示されていないという状況です。やっと復興庁は基本方針案を発表したのですが、内容が不十分として関係大臣及び国会へ意見書の提出を求めるという内容です。  支援法では、放射性物質による放射線が人の健康に及ぼす危険について科学的には十分解明されていないというふうに明記されているにもかかわらず、この方針案では、福島県内の33市町村を支援対象地域に限定して、福島県外の年間放射線量が1ミリシーベルトを超えた地域は入っておりません。これは、当議会が、ことし3月に請願を前回一致で採択して、つくば市を含む茨城県を原発事故子ども・被災者支援法の支援対象地域にするよう求める意見書を国に提出した内容が全く反映されていないという状況です。  また、支援法の第5条の3には、政府がきちんと意見を反映させるというようなことも書かれておりますし、第14条にも、具体的な内容に被災者の意見を反映するというふうに明記しております。しかし、被災者への説明会は、東京と福島で各1回限り、平日の昼間にわずか2時間、周知期間は5ないし7日間という性急さで、切実な状況に置かれている福島県外も含めた被災者の意見が届いたとは言いがたい状況になっております。つくば市にも約500名の避難者の方がおられるようですが、期日限定で東京や福島まで行くのは大変困難な状況だったかというふうに考えます。  また、基本方針案に関するパブリックコメントの募集については、そこのお示ししました提案には約3週間というふうに書きましたが、当初は8月30日から9月13日までの約2週間と、さらに短い期間でした。余りの短さに、各地からの意見、要望が出て、支援法の推進の取り組んでいる国会議員連盟からの申し入れもあり、当初の締め切り直前に、10日延長されたというような状況だったようです。意見を反映させるために必要な措置が講じられているとは、とても言いがたい状況です。  先ほども述べましたが、先週の21、22日と福島のほうへ行ってまいりました。被災者の方々に関連する全国集会にも参加してきたんですけれども、被災者当事者の方々10名によるスピーチがありました。復興への困難もさることながら、同様な被災状況であるのにもかかわらず、賠償金が払われた方、払われない方、それから、避難できる方、諸般の事情で避難できない方、そういった方々の不公平感とかあつれき、そういったものが生じて、その結果、深刻な地域コミュニティの崩壊が起きているということを知りました。母子避難されている方々も長期に及ぶということで、経済的また精神的限界など、大変な苦境を訴えておられました。  つくば市にも約500名の避難者の方がいらっしゃいますが、避難の方々への支援について、つくば市の対応は大変いいというふうに、ある支援団体の方から聞いております。近隣の自治体へは、つくばモデルとして紹介したいぐらいだというふうな高い評価でした。母子避難しているお母さんたちを初め、避難者の方々が孤立しないよう、地域のバックアップ体制をつくっていただいているということです。そういった思いやりある対応を市が行っていることを、つくば市民として誇りに思っております。  しかし、行政の支援も、法や国の方針があればこそ、より充実していけるものと思います。現在は、災害救助法に基づく支援が行われているんですけれども、これが永遠に適用されるわけではありません。今できている支援も、できなくなる可能性があり、一日も早く、原発事故子ども・被災者支援法による具体的な支援を望むところです。  支援法の理念である放射性物質による放射線が人の健康に及ぼす危険について科学的に十分に解明されていない点、それから、被災地に住み続ける、避難を選択する、避難先から帰還を選択するなど、いずれも自己決定として個人の選択を尊重する点が早期に実現できるよう、この意見書提出を提案いたします。ぜひ皆様のご理解とご賛同賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(金子和雄君) これより質疑に入ります。  順次、質疑発言を許します。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金子和雄君) ないようですので、これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  順次、討論発言を許します。  まず、本意見書案に対する反対討論の発言を許します。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金子和雄君) ないようですので、これをもって討論を終結いたします。  これより意見書案第6号を採決いたします。  お諮りいたします。  本意見書案は、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金子和雄君) ご異議なしと認めます。よって、意見書案第6号は原案のとおり可決することに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── △決議案第1号 橋下徹大阪市長の「慰安婦に関する発言」の撤回と謝罪を求める決議 ○議長(金子和雄君) 日程第9、決議案第1号 橋下徹大阪市長の「慰安婦に関する発言」の撤回と謝罪を求める決議を議題といたします。  提案者より提案理由の説明を求めます。  17番議員橋本佳子君。                 〔17番 橋本佳子君登壇〕 ◆17番(橋本佳子君) 日本共産党橋本佳子より、この決議案についての説明をさせていただきます。  橋下徹大阪市長の「慰安婦に関する発言」の撤回と謝罪を求める決議(案)でございます。  この橋下市長、維新の会共同代表の発言を受けて、7月12日現在で、決議や意見書が40の議会で出されているというふうにいわれております。そのほかにも、女性議員などの声明や抗議文等も、全県から、そして、地方の自治体からも出ているのが今の状況でございます。  慰安婦制度は必要だった、米軍にも風俗の活用をなどと発言をして、そういった意味では、国際社会をも驚かせ、国連を初め各国から大きな批判の声が広がっているところでございます。  決議につきましては、この決議(案)を読むことで説明にかえさせていただきます。  去る5月13日に橋下徹大阪市長は「第二次世界大戦当時は慰安婦制度が必要だった」とし沖縄在日米軍に対しても「風俗業の活用を」あたかも慰安婦制度に準ずる行為を含む対応を進める初言がありました。このような発言は女性の人格と人権を踏みにじるものであり、到底許されません。  橋下徹氏の発言は、大阪市長及び日本維新の会共同代表としての資格が問われるものであります。  女性を性の対象としてしか見ていない考えが透けて見える一連の発言に厳しく抗議するとともに、早い撤回と謝罪を求めるものです。  以上、決議をするということで出させていただきました。ぜひ、皆さんのご賛同をいただきますことをお願いいたしまして、説明とさせていただきます。 ○議長(金子和雄君) これより質疑に入ります。  順次、質疑発言を許します。  塩田 尚君。                 〔25番 塩田 尚君登壇〕 ◆25番(塩田尚君) 提案者に、この慰安婦ということに関する見識というか認識、それをお聞きしたいと思うんですが、慰安婦はどのように定義されていますでしょうか。
    ○議長(金子和雄君) 橋本佳子君。                 〔17番 橋本佳子君登壇〕 ◆17番(橋本佳子君) 慰安婦に関する定義というお話でございました。公式に、こういった定義があるということは、私はわかりません。公式文書があるというふうにも聞いておりません。しかし、どういう認識を持っているのかというご質問でしたので、お話をいたしますけれども、この慰安婦ということですけれども、戦時中、軍隊に対して売春行為を行うと、こういったことだというふうに思っております。 ○議長(金子和雄君) 塩田 尚君。                 〔25番 塩田 尚君登壇〕 ◆25番(塩田尚君) その当時は売春禁止法という法律がなかったのは、もちろんご存じでしょうよね。そういう法律がなかった中で行われた当時の行為に対して、軍人に対して行った売春のみがよくないというお話なんですね。  その従軍慰安婦については、さまざまな語源があります。一つには、ウーマンリブの運動家、田中美津さんという人が、従軍慰安婦という言葉を使った。これが一番最初だろうというふうにいわれてもおりますし、また、一つには、週刊誌の「週刊実話」という雑誌があるんだそうですが、その雑誌の中で、かなりおもしろおかしく従軍慰安婦という言葉が使われたと、それが一番最初の出だしだろうというふうにもいわれております。また、ほかにも従軍慰安婦という言葉が、例えばある本の中から、そういう言葉が使われているので、それが初めじゃないかというふうにいわれておりますが、いろいろ、従軍慰安婦については、言い出しっぺが誰であるのかというのはどうも特定できないようであります。  その従軍慰安婦というのがどういうものを指すのかということを実は聞きたかったのでありますが、今のお答えですと、当時、売春禁止法がなかったその時点において、軍人だけに売春したのがけしからぬというふうにお答えを私はいただいたような気がするんでありますが、それでよろしいんでしょうか。 ○議長(金子和雄君) 橋本佳子君。                 〔17番 橋本佳子君登壇〕 ◆17番(橋本佳子君) 今、塩田議員の解釈の仕方ですけれども、今回のこの決議案の中に、こういった解釈に準ずるようなところがあるということでの質問なのかというところがよく私にはわかりませんけれども、当時、第二次世界大戦当時に慰安婦制度が必要だったということで、橋下発言に対して、これは国際的にも、そして、そういった意味では、各国から批判の声が上がっているという現実があるわけでございます。現状、風俗業の活用を、こういったことに準ずる行為を含む対応をこの現在において勧める発言があった。こういうことに対して、やはり共同代表であり、そして、市長であるという立場からして、国際社会に向けて、こういった発言をするということについては、やはり謝罪、撤回をするべきだろうというふうに考えているわけです。  そういった意味での謝罪を求める決議ということで理解をしていただきたいというふうに思うのですが、これで答えにならなかったでしょうか。 ○議長(金子和雄君) 塩田 尚君。                 〔25番 塩田 尚君登壇〕 ◆25番(塩田尚君) これで終わりなんだそうですが、質問のほうは。本当は、従軍慰安婦の定義を聞いて、それから、実は私の中では質問を想定していたんです。その従軍慰安婦というのは、歴史的根拠はどういうものですかとか、そういう質問を実は用意してあったんですが、その定義が出てこないものですから、じゃ、ちょっと質問を変えます。  例えば、これ、私が本当に聞いた話です。戦後の動乱期に、このつくばのすぐ近くで本当に生きてきた人の本当の話ですが、米軍が、アメリカが、当時、進駐してきた。そのとき、こういうことを頼まれたんだそうです。米軍の将校用の接待所をつくってくれないかというふうに頼まれたんだそうです。その頼まれた人は、そういう事業をやっている人でしたから、ちょっと迷ったんだけれども、当時のアメリカには逆らえなかったと、それと、もう一つには、日本には警察権もなければ司法権もない、何もないと、もしアメリカが何かやっても、それを罰することは一切できないと、逮捕もできないし、何もできないと、そういう状況で、できるだけ治安を守りたいという一心からそういうのをつくったんだそうです。条件としては、米軍将校の現地妻を調達してくれというふうに言われて、そのとおりつくったんだそうです。結果的には、治安がよくて、その人に言わせると大きな騒ぎもなくてよかったというような感想を言っておられましたけれども、そういうことが例えばアメリカにありました。それは、まだ日本では、多分、売春禁止法が……禁止になる前の話だと思います。  それと、現代でもあるんです。3日ほど前ですけれども、新聞を読んでびっくりしました。北アフリカのチュニジアという国だと思いますが、そこの少女が少なくとも13名、シリアに派遣されて、性のジハード、つまり性の聖戦です。ということで、数十人から数百人の兵士と関係を持たされたと。ただ新聞には、それが強制だったか、それとも自発的だったかということは書いておりませんでしたけれども、そういうことも今の現代にも起きています。  だから、先ほど外国から非難されているから大変だということでありますが、どうも、自分たちの国にあったことはよくないこと、よそにあったことは余りそうでもないというふうに私は感じてしまうんですが、そこに何か政治的な意図でもあるのでしょうか。 ○議長(金子和雄君) 橋本佳子君。                 〔17番 橋本佳子君登壇〕 ◆17番(橋本佳子君) この文章をよく読んでいただければおわかりになると思いますけれども、沖縄在日米軍に対しても風俗業の活用をあたかも慰安婦制度に準ずる行為を含む対応を勧める発言がありましたとありました。こういった中で批判を受けて橋下徹市長は、アメリカに対しては謝罪をしたそうですが、ここにある沖縄に対しての謝罪はいまだにしておりません。先ほど国内国外というようなお話もありましたけれども、そういった意味では、アメリカに対しての謝罪はあったけれども、沖縄に対しての謝罪をしていないと、こういったことも、片方、事実にあります。そういった意味で、そういったものも含めての決議を求める案でございます。 ○議長(金子和雄君) ほかにありますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金子和雄君) ないようですので、これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  順次、討論発言を許します。  まず、本決議案に対する反対討論の発言を許します。  黒田議員。                 〔1番 黒田健祐君登壇〕 ◆1番(黒田健祐君) 黒田でございます。決議案第1号 橋下徹大阪市長の「慰安婦に関する発言」の撤回と謝罪を求める決議に、反対の立場で討論いたします。  5月13日に行われました橋下氏の発言は、本人の本意はともあれ、その発言の際、受け手である方々への配慮が必要であったと個人的には思います。しかしながら、他自治体の長に対して、この決議を、このつくば市議会において行うことに違和感を覚えます。大阪市議会においては橋下市長に対する問責決議は否決されておりますし、国政政党共同代表としても参議院選挙を経て国民の審判を受けております。  別の自治体の市長である立場の人間に対して、他の地方自治体議会として意見を表明することについては慎重であるべきと考え、反対いたします。 ○議長(金子和雄君) 賛成討論はありませんか。  宇野信子君。                 〔6番 宇野信子君登壇〕 ◆6番(宇野信子君) つくば・市民ネットワーク宇野信子より、橋下徹大阪市長の「慰安婦に関する発言」の撤回と謝罪を求める決議(案)に、賛成の立場で討論いたします。  橋下氏は一連の発言に関して、風俗業の活用とは合法的な風俗営業の活用のことであると、後日、弁明されていますが、沖縄や国内各地の米軍基地周辺において米軍兵士によって続いている深刻な性犯罪は、合法的な風俗営業の活用によって防止できるようなものではないと思われます。  また、橋下氏の発言は、何と弁明しようとも、女性の人格と人権を軽視しているとの認識を払拭することができないものです。  このような発言に対し、つくば市議会が、男女共同参画都市を宣言しているつくば市の市民を代表して抗議の意思を明らかにすることは重要な意味を持つと考えます。なぜならば、つくば市男女共同参画都市宣言において、つくば市は、男女が互いに人権を尊重し、ともに個性と能力に応じて社会のさまざまな分野に参画し、義務も責任も協力して担い、生き生きと暮らすことができる社会を目指しますと述べられているからです。  つくば市議会が、今回の橋下氏の発言を看過することなく、この決議によって抗議の意思を示すことは、つくば市内外の市民に対して、つくば市議会が人権問題に敏感に反応する見識を持っていることを示すことになると考えます。  以上の理由により、私の賛成討論といたします。 ○議長(金子和雄君) ほかにありませんか。  塩田 尚君。                 〔25番 塩田 尚君登壇〕 ◆25番(塩田尚君) 本当はやりたくなかったんですが、人権の話が出たものですから、ちょっと私も言わせていただきたいと思います。  はっきり言って、この橋下徹さんの発言は、私も、まことに不用意だと思います。だから、この橋下徹さんの発言に関しては、弁明の余地はないと思います。やっぱり政治家の発言というのは一般の人の発言とは違いますから、やっぱりそれだけの影響力もありますし、それだけの重みもあるわけであります。ましてや、政党のほぼトップにいる方の発言でありますから、タイミング的にいっても不用意でありますし、それと、従軍慰安婦というものは何かということも全く勉強していないで、ただ世間で言うところの従軍慰安婦という、全く定義もわからないで、わけのわからないことを結果的にはしゃべっているということになりますから、この発言は非常に不愉快でもあり、また、不適切だったというふうに思っております。  しかしですね、もう従軍慰安婦のことは言いませんから、しかし、撤回と謝罪を求める決議ですよね。本人は記者会見で、私は何度も聞きましたけれども、最初は、渋々だったけれども、そのうち、明らかに撤回しますということを言いました。沖縄まで行って、言っていないとありましたけれども、沖縄へ行ったのは事実でありますし、それが新聞報道とか出なかったかもわかりませんが、多分、知事との会談では、それらしいことも言ったのではないかというふうに推測もされますし、しかも、あれほどメディアを通じて撤回、それから、謝罪を続けておりますから、あれを知らなかったというふうには、これは撤回もしていないし、謝罪も聞いていないといっても、これはちょっと通らない話だと思うんです。新聞でも見ました、テレビでも見ました。私は、この目で見、この目で読みましたから、間違いありません。何度も謝っている人間に、まだ勘弁できないといえば、それこそいじめに近いような話でありまして、それこそ人権の問題になるんじゃないかというふうに危惧をいたしております。  苦しい反対討論ではありますが、以上です。 ○議長(金子和雄君) 田中サトエ君。                 〔15番 田中サトエ君登壇〕 ◆15番(田中サトエ君) 日本共産党の田中サトエです。決議案第1号 橋下徹発言撤回を求める決議についての賛成討論を行います。  先ほど宇野議員が述べられた内容に全く同意です。この発言があった当時、余り深く考えもしないでも、このことに対して、私たち女性は本当に怒りを感じました。深く考えれば考えるほど、また怒りがわいてきます。それは、良識ある男性も、今、塩田さんも言われたように同じだと思います。これは女性に対しての侮辱であり、黒田議員が言われたように大阪の問題ではない、女性全体にかけられた人権侵害であります。ですから、やはりこのつくば市議会においても、はっきりと抗議をするべきだと思います。  この決議について賛成いたします。 ○議長(金子和雄君) これをもって討論を終結したいと思います。よろしいですか。                 〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金子和雄君) これより決議案第1号 橋下徹大阪市長の「慰安婦に関する発言」の撤回と謝罪を求める決議を起立により採決いたします。  決議案第1号は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔起 立 多 数〕 ○議長(金子和雄君) 起立多数。よって、決議案第1号は原案のとおり可決することに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── △閉会の宣告 ○議長(金子和雄君) 以上で、今期定例会に付議された案件は全部議了いたしました。  ここで、市長から挨拶の申し出がありますので、よろしくお願いしたいと思います。  市原市長。                 〔市長 市原健一君登壇〕 ◎市長(市原健一君) 平成25年9月つくば市議会定例会の閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。  これまでにない猛暑の中、平成25年度も6カ月が過ぎ、折り返し点に差しかかっております。先月末には、市の一大イベントともいえるまつりつくばも無事終了をいたしました。これから、研究学園都市建設閣議了解50周年の記念事業がさまざまな分野でめじろ押しとなっております。  新たなつくばのまちづくりを目指し「つくばを紡ぐ、未来につなぐ」をテーマとして、つくばの持つさまざまな資源を活用し、安全・安心な地域づくり、少子高齢化対策、教育日本一の取り組み、環境、地球温暖化対策、自立都市づくり、つくば国際戦略総合特区の推進、これらを重点的に推進し、住んでみたい、住み続けたいまちをつくる、活力に満ちたまちをつくる、これらの実現に向け、諸政策に取り組んでいるところでございます。  また、7月には、土浦市、かすみがうら市が、我がジオパーク推進協議会に新たに加盟をしたことを受け、10月の日本ジオパーク隠岐大会に向け、ますます盛り上がりを見せております。  さらに、本日ご報告をいたしました総合運動公園建設につきましては、今後とも、議員の皆様方のご理解とご協力を得ながら、実施をしてまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いをいたします。  結びに、9月10日に開会いたしました今定例会も、平成25年度一般会計補正予算を初め、条例の制定及び一部改正、物品購入契約の締結など多くの重要案件につきまして慎重にご審議をいただき、議決を賜りました。本日閉会の運びとなり、心からお礼を申し上げたいと思います。  成立を見ました予算等の執行運営に当たりましては、市政の一層の発展と市民生活の向上のため万全を期してまいりたいと考えております。  議員の皆様方には、今後ともご支援、ご協力をお願いいたしまして、閉会のご挨拶といたします。 ○議長(金子和雄君) 次回定例会について申し上げます。  執行部との協議により、平成25年12月定例会は平成25年11月29日に開会する予定となっておりますので、ご承知おきを願いたいと思います。  これにて平成25年9月つくば市議会定例会を閉会いたします。                   午後零時59分閉会...