笠間市議会 2019-12-10
令和 元年第 4回定例会-12月10日-04号
令和 元年第 4回定例会-12月10日-04号令和 元年第 4回定例会
令和元年第4回
笠間市議会定例会会議録 第4号
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令和元年12月10日 午前10時00分開議
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出 席 議 員
議長 22 番 飯 田 正 憲 君
副議長 13 番 石 田 安 夫 君
1 番 坂 本 奈央子 君
2 番 安 見 貴 志 君
3 番 内 桶 克 之 君
4 番 田 村 幸 子 君
5 番 益 子 康 子 君
6 番 中 野 英 一 君
7 番 林 田 美代子 君
8 番 田 村 泰 之 君
9 番 村 上 寿 之 君
10 番 石 井 栄 君
11 番 小松崎 均 君
12 番 畑 岡 洋 二 君
14 番 藤 枝 浩 君
15 番 西 山 猛 君
16 番 石 松 俊 雄 君
17 番 大 貫 千 尋 君
18 番 大 関 久 義 君
19 番 市 村 博 之 君
20 番 小薗江 一 三 君
21 番 石 崎 勝 三 君
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欠 席 議 員
な し
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出 席 説 明 者
市長 山 口 伸 樹 君
副市長 近 藤 慶 一 君
教育長 今 泉 寛 君
市長公室長 中 村 公 彦 君
総務部長 石 井 克 佳 君
市民生活部長 金 木 雄 治 君
保健福祉部長 下 条 かをる 君
産業経済部長 古 谷 茂 則 君
都市建設部長 吉 田 貴 郎 君
上下水道部長 横 手 誠 君
市立病院事務局長 後 藤 弘 樹 君
教育次長 小田野 恭 子 君
消防次長 堂 川 直 紀 君
笠間支所長 岡 野 洋 子 君
岩間支所長 伊勢山 裕 君
税務課長 山 崎 由美子 君
税務課長補佐雄 藤 田 優 君
高齢福祉課長 中 庭 聡 君
包括支援センター長 富 田 玲 子 君
高齢福祉課長補佐 金 木 和 子 君
環境保全課長 小 里 貴 樹 君
環境保全課長補佐 大 峰 浩 一 君
市立病院経営管理課長 田 村 一 浩 君
健康増進課長 小 澤 宝 二 君
建設課長 持 丸 公 伸 君
建設課長補佐 鬼 澤 美 好 君
都市計画課長 横 山 孝 夫 君
都市計画課長補佐 伊 藤 浩 君
スポーツ振興課長 松 本 浩 行 君
スポーツ振興課長補佐 鈴 木 昭 彦 君
オリンピック・
パラリンピック推進室長
豊 田 信 雄 君
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出席議会事務局職員
議会事務局長 渡 辺 光 司
次長 堀 越 信 一
次長補佐 松 本 光 枝
係長 神 長 利 久
主幹 塩 田 拓 生
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議 事 日 程 第 4 号
令和元年12月10日(火曜日)
午 前 10 時 開 議
日程第1
会議録署名議員の指名について
日程第2
一般質問
1.本日
の会議に付した事件
日程第1
会議録署名議員の指名について
日程第2
一般質問
──────────────────────────
午前10時00分開議
△開議
の宣告
○議長(
飯田正憲君) 皆さんおはようございます。
ご報告申し上げます。
ただいま
の出席議員は21名であります。本日
の欠席議員は、17番大貫千尋君でございます。定足数に達しておりますので、直ちに本日
の会議
を開きます。
本日
の会議に、
地方自治法第121条第1項
の規定により出席
を求めた者及び
議会事務局職員の出席者は、資料
のとおりであります。
──────────────────────────
△
議事日程の報告
○議長(
飯田正憲君) 日程についてご報告申し上げます。
本日
の議事日程につきましては、
議事日程第4号
のとおりといたします。
これより
議事日程に入ります。
──────────────────────────
△
会議録署名議員の指名について
○議長(
飯田正憲君) 日程第1、
会議録署名議員の指名
を行います。
会議録署名議員は、会議規則第88条
の規定により、11番小松崎 均君、12番畑岡洋二君
を指名いたします。
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△
一般質問
○議長(
飯田正憲君) 日程第2、
一般質問を行います。
一般質問につきましては、一問一答方式及び一括質問・
一括答弁方式及び
の2方式から選択し、質問
を願います。質問は、項目ごとに質問し、完結した後、次
の質問事項に入っていただくようお願いいたします。また、発言時間は、一問一答方式につきましては、質問・答弁合わせて60分以内といたします。
執行機関には反問権
を付与しておりますので、質問に疑問があるときは、「反問します」と宣言し、議長
の許可
を得て質問内容
を深めてください。
さらに、議員、執行部とも、わかりやすい質問、わかりやすい答弁に努めてくださるようお願いします。
それでは、最初に2番
安見貴志君
の発言
を許可いたします。
〔2番
安見貴志君登壇〕
◆2番(
安見貴志君) 議長
の許可
を得ましたので、事前
の通告に従いまして質問させていただきます。かさま未来
の安見貴志でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
それでは、大項目、
確定申告対策についてということでお伺いしたいと思います。
確定申告と申しますが、ここは市でございますので、正しくは市・
県民税申告ということになろうかと思いますが、質問内では
確定申告ということで統一させていただきますので、よろしくお願いいたします。
早いもので、ことしももう12月になってしまいました。年が明けますと、
皆さんご存じのとおり
確定申告の時期がやってまいります。昨年度は、
申告会場をここ
市役所本所1カ所に集約し、また、予約制
をとったことで来場者
の待ち時間の短縮が図られるなど、一定
の成果があったものと理解
をしていますが、逆に、一昨年まで
のやり方
を大幅に変更したことで、いろいろと新たな課題もあった
のではないかと推測
をしております。私も30年ほど税
の職場に身
を置いておりましたので、
確定申告については経験上いろいろな困難があったり、また、頭
を痛めるような問題が起きたりすることは十分承知
をしております。ですから、余計に気になってしまうわけであります。
市としては、市税
の的確な確保
を担保するためにも、この
確定申告というもの
をおろそかにしてはいけないわけで、昨年度
の反省点については、十分に検証した上で対策
を万全にしていただきたいと思います。そこで、まずは
令和元年分の確定申告に臨むに当たり、市として
の基本方針をお伺いしたいと思います。
小項目1、
令和元年分の確定申告へ
の基本方針をお聞かせください。
○議長(
飯田正憲君)
総務部長石井克佳君。
◎
総務部長(石井克佳君) 2番安見議員
のご質問にお答え
をいたします。
令和元年度分
の確定申告の基本方針について
のご質問でございますが、今、議員がご質問
の中でおっしゃられましたように、昨年度は、本市
の長年
の課題でございました申告
をされる市民
の方
の待ち時間短縮を目的といたしまして、
予約制度を導入し、会場
を市役所本所1カ所に集約
をしまして、実施
をいたしました。
結果といたしましては、市民
の方々から
待ち時間が短くなってよかったなど
のご意見
を多数いただきましたので、
予約制度と
申告会場集約につきましては、おおむねその目的
を達成できたものと考えてございます。
このため本年度
の基本方針といたしましては、日時指定
を前提とした
予約制度によりまして、
市役所本所1カ所で
の申告受け付けを引き続き継続しながら、さらにスムーズな
申告相談受け付けに取り組んでまいりたいと考えてございます。
○議長(
飯田正憲君)
安見貴志君。
◆2番(
安見貴志君) お答えありがとうございます。
そうしますと、昨年度
を踏襲するというやり方で間違いないかと思います。特に、新しい方針といいますか、そういったものは、考えているものはございますか。
○議長(
飯田正憲君)
税務課長山崎由美子君。
◎
税務課長(
山崎由美子君) ことしは2年目でございます。昨年
の課題として、やはり1年目でしたので幾つか発生いたしましたので、それら
の課題に取り組みながら、ことしはさらにスムーズな申告となるよう進めてまいりたいと考えております。
○議長(
飯田正憲君)
安見貴志君。
◆2番(
安見貴志君) では、大まかな方針
をお聞きしましたので、次に、細かい点
をお伺いしたいと思います。小項目2に移ります。
小項目2、昨年
の課題
を踏まえた対策
の状況ということでお伺い
をしたいと思います。
○議長(
飯田正憲君)
税務課長山崎由美子君。
◎
税務課長(
山崎由美子君) 昨年
の課題
を踏まえた対策
の状況について
のご質問ですが、昨年度は初年度であったために幾つか
の課題も発生いたしました。これら
の改善に取り組む考えでございます。
具体的に申し上げますと、課題
の一つといたしましては、
予約開始直後
の1時間程度ではございますが、
申告専用ダイヤルへ
の電話集中が予想以上にございました。
二つ目といたしましては、特に
申告相談受け付けの初日でございましたが、待合室や駐車場が混雑した時間帯がございました。三つといたしまして、
予約システムにおいて、一部希望日時へ変更予約がしにくい状況が発生いたしました。これらに対して対応していきたいと考えております。
○議長(
飯田正憲君)
安見貴志君。
◆2番(
安見貴志君) そうしますと、今ほど三つほど、昨年度
の課題
を踏まえた対策
の状況
をとるということでお話がございました。順に細かいところ
をお伺いしますが、
予約開始直後
の電話集中について、ことしは何らかの対策
をとられるということですが、具体的にはどういう対策になりますか、お答えください。
○議長(
飯田正憲君)
税務課長山崎由美子君。
◎
税務課長(
山崎由美子君) 具体的な対策といたしましては、まず、電話対応
の研修
をより充実させて、スムーズな
受け付けのほう
を進めるようにしたいと考えております。また、対応人数
を若干ふやしまして、電話にも対応したいと考えております。しかしながら、開始直後、1時間
の電話
の混み具合は少し大きいものでございましたので、開始直後でなくても予約や変更は十分に可能であるという旨
を、わかりやすく市民
の皆様にお知らせすることで、電話
の集中
を緩和させるため
の取り組み
を行ってまいりたいと考えております。
○議長(
飯田正憲君)
安見貴志君。
◆2番(
安見貴志君) そうしますと、研修
を実施してスムーズな対応
をするということもあったかと思いますが、人数
をふやしてというお話がございました。何人から何
人にふやすようなご予定でしょうか。
○議長(
飯田正憲君)
税務課長山崎由美子君。
◎
税務課長(
山崎由美子君) 昨年10名で対応したんですけれども、13名から14名で対応したいと考えております。
○議長(
飯田正憲君)
安見貴志君。
◆2番(
安見貴志君) そうしますと、人数はふやしました、ということですが、
電話回線の本数なんかについてはいかがでしょうか。
○議長(
飯田正憲君)
税務課長山崎由美子君。
◎
税務課長(
山崎由美子君)
電話回線の本数につきましては、10本
のままでございます。
受け付けする者
の後ろにおりまして、入力作業と
電話対応作業を分業することで、スムーズな電話受付にしたいと考えております。
○議長(
飯田正憲君)
安見貴志君。
◆2番(
安見貴志君) 昨年度は10本ということですけれども、10本で回線がパンクするようなことはなかったということでよろしいんでしょうか。
○議長(
飯田正憲君)
税務課長山崎由美子君。
◎
税務課長(
山崎由美子君) 先ほど申しましたように、初め
の1時間、若干混み合ったということで、つながらないというお話がございましたが、
受け付け1件1件当たり
の処理時間
をより短くしていくことで、パンク
のないように対応したいと考えております。
○議長(
飯田正憲君)
安見貴志君。
◆2番(
安見貴志君) 受付
の対応については、そういうことで了解いたしました。スムーズにやっていただけるように、よろしくお願いしたいと思います。
それから、昨年
の課題
を踏まえた対策ということで、二つ目で、初日
の待合室や駐車場
の混雑
の緩和ということでお話がございました。これについては、具体的にどのような対策
を考えている
のか
をお知らせください。
○議長(
飯田正憲君)
税務課長山崎由美子君。
◎
税務課長(
山崎由美子君) 待合室や駐車場
の混雑につきましては、待合室
の受付
をまず効率化いたしましてスムーズに進めたいと思っております。受付
のほうが、昨年は
利用者識別番号をとる関係上、手順が一つ多かったんですけれども、ことしはほとんど
利用者識別番号の取得がない予定でございますので、大幅に待合室で
の受け付けについては簡素化したいと考えております。
また、時間帯
を昨年は1時間で指定しておりましたが、さらに、30分ごとに細分化することで、待っている
人を減らすように対策
をしたいと思います。受付
のほうが、短時間
の待ち時間で済む、待っている
人が少ない状況
をつくることで駐車場
の混雑、待合室
の混み合い
を防止したいと考えております。
○議長(
飯田正憲君)
安見貴志君。
◆2番(
安見貴志君) わかりました。要は、細分化
をして、一時期に集中
をしないやり方ということで理解
をいたしました。
そのようにしたら、一つ気になった
のは、
識別番号をとる手間だけがことしはなくなるということでございましたが、
識別番号を翌年持参してくださいというペーパーが出るはずなんですが、それ
を持ってこない方がいたとき
の対処なんかで、
説明であったり再度来ていただきたいというようなことになろうかと思いますが、それについて
の想定はいかがでしょうか。
○議長(
飯田正憲君) 17番大貫千尋君が着座いたしました。
税務課長山崎由美子君。
◎
税務課長(
山崎由美子君)
利用者識別番号につきましては、税務署
のほうから、笠間市民で
利用者識別番号を使用された方につきましては、情報提供
をいただけることになっておりますので、万が一わからないという方がいた場合は、そちら
の情報
を活用しながら対応したいと考えております。
○議長(
飯田正憲君)
安見貴志君。
◆2番(
安見貴志君) わかりました。ありがとうございます。
それから三つ目
の予約システムが一部、予約がしにくい状況があったということですが、これについては、そのシステム
の能力上
の問題な
のかどうか、対策も含めてちょっとご
説明お願いいたします。
○議長(
飯田正憲君)
税務課長山崎由美子君。
◎
税務課長(
山崎由美子君) こちら
の予約変更がしにくい状況と申します
のは、本当に初年度ということで申しわけなかったんですけれども、予約
をされる方が若干、私ども
の予想
を超える人数でございましたために、予約枠が埋まりがちでございました。ですので、ことしは予約枠
のほう
をふやして、ご希望
の日時が埋まっていない状況
をつくっていくために、
バランス調整を細かに行っていきたいと考えております。
○議長(
飯田正憲君)
安見貴志君。
◆2番(
安見貴志君) 昨年度
の反省
を踏まえて、工夫ということで、若干試行錯誤になろうかと思いますが、今おっしゃられたとおり
の内容でやってみて、ただ、臨機応変にまた混雑等が見られた場合、予約
のしにくい状況にあったという場合には、その対策
を練っていただければいい
のかと思います。よろしくお願いいたします。
今ほど三つ
の昨年度
の課題につきまして、対応策等
の説明がありました。内容、対策状況、ある程度わかりました。若干人数がふえたりとかそういったこともございまして、そうしますと予算的な措置
の問題も出てこようかと思います。そういったところ
をきちんと対応、もしくは、当初から考えているかと思うんですが、その辺はいかがでしょうか。
○議長(
飯田正憲君)
税務課長山崎由美子君。
◎
税務課長(
山崎由美子君) 予算
の対応といたしましては、昨年、必要な機器等については
予算措置をして、十分な購入
をさせていただいております。それ以外
の諸経費についても、昨年度より
予算措置をしているところでございまして、当面は必要なものは措置できていると思っております。
しかしながら、
労働者派遣委託等人件費の部分につきましては、働き方改革など
の影響が懸念される状況でございます。
○議長(
飯田正憲君)
安見貴志君。
◆2番(
安見貴志君) 物的な面とか
予算措置で何とかなる部分であれば、特に大きな問題にならず解決ができるかと思うんですが、今ちょっと課長さん触れられたように、
人の面が一番心配されるところでございます。電話
の受け付けも人数
をふやすと計画はしても、いざその対応する人員
の確保ができていなければ、計画が全くそのとおりに行かないわけでございまして、
確定申告については、昔も今も変わらず重要な
のは、結局
人なんですよね。物じゃなくて
人。これは私
の経験上からも間違いないことであります。
国がよく進めております、パソコン
を利用して自宅から
確定申告といったような自力で
の申告というものが近年、声高に叫ばれておりますが、結局、会場に足
を運ばれる方という
のは、自力ではできない方たちが来られるんですね。パソコンが普及したとはいっても、全員が全員できるわけではございませんし、ましてや、ふだんパソコンになじみがない高齢者
の方々なんかについては、大変自力でという
のは酷なわけでございます。ついでに言えば、いろいろな細かいところ
の規定が変わったりしますので、それだって一般
の方が常に全員知っているわけでもありませんですし、専門
の職業、私みたいな税理士
の職業であっても、1年に1回
の確定申告で、ここが変わったとか今度はどうなったということ
を言われるわけですから、本職であってもこの
確定申告という
のは大変簡単なことではないことでございます。そういったことでいろいろ細かいところが毎年変わりますから、1年に1回しかめぐってこない
確定申告を、会場に来ないで自分たちでやってくれと言うことは到底できませんので、会場受け入れ
のほう
の準備
をきちんとしていただいて対応すると、この辺
を基本
の方針としてしっかりやっていただければと思います。
何が言いたいかと申しますと、簡単に言えば、
確定申告は会場に来る
人をいかにさばくかということに尽きます。1日に予約が何件で何
人ということで見込み
を立てられておられるでしょうが、飛び込みで来られる
人もおりますし、また、そういった
人が必ずゼロにはならないということで、常にそういう想定
のもとで数
をさばける、処理できる、そういった人員
の配置、体制づくり
をお願いしたいと思います。小項目3へ行く前置きが長くなりましたけれども、そういう視点で人的な部分ということで、小項目3に移ってお話
を聞きたいと思います。
小項目3番、対応人員
の確保ということで、今年度
のその確保状況についてお聞かせ
をいただきたいと思います。見込みで結構です。
○議長(
飯田正憲君)
税務課長山崎由美子君。
◎
税務課長(
山崎由美子君) 対応人員
の確保について
のご質問ですが、申告相談に当たる職員
の受付体制につきましては、現在担当課である税務課職員
のほか、他課から
の応援職員に相談受付業務
の協力依頼
をし、実施している状況でございます。また、このほか、ここ数年では在職中に税務課経験
のある退職者
の方
を臨時的に雇用するなどし、対応しているところでございます。昨年度から会場
を1カ所に集約したことで、職員配置について効率化された部分もございますが、申告者
の方全員
を税務課
の職員のみで対応することは不可能でございますので、今後も同様
の体制となっていくと思っております。
市全体
の職員が年々減少しているほか、他課応援職員
の本業
のほうもございますので、これら
の状況はますます厳しくなってくると予想しておりますが、人員確保につきましては、逆に相談受付業務
のほう
の業務効率化で何とかしのいでいきたいと考えております。
○議長(
飯田正憲君)
安見貴志君。
◆2番(
安見貴志君) 税務課
の職員
のほかに、他
の部署から
の応援
の方、それから税務経験があって退職された方
の中から臨時
の雇用
をされると、そういったお話だったかと思います。
人員
の内訳ということでちょっと、もう少し詳しく聞きたいんですが、例えば税務課で何
人ぐらい、他課から何
人ぐらい、退職者
の臨時
の雇用何
人ぐらいということで、これは対前年比でいいますとどのようになっているかちょっとわかれば教えてください。
○議長(
飯田正憲君)
税務課長山崎由美子君。
◎
税務課長(
山崎由美子君) 人数
の内訳といたしましては、毎日
の受付で税務課
の職員が大体13名前後、他課応援職員が12名程度ということで、25名体制でお受けさせていただいております。ごめんなさい、他課応援職員とOB職員1
人で、12名程度で日にち
を指定しながら対応
をしております。応援職員
の方は大体40名前後
をお願いしております。以上でございます。
○議長(
飯田正憲君)
安見貴志君。
◆2番(
安見貴志君) そうしますと、今
のお話ですと、税務課
の職員
の方で13名前後、それから他課、それから退職者
の方で12名ほどで、1日当たり25名ぐらい
の対応人員ということでよろしいでしょうか。
○議長(
飯田正憲君)
税務課長山崎由美子君。
◎
税務課長(
山崎由美子君) そのとおりでございます。
○議長(
飯田正憲君)
安見貴志君。
◆2番(
安見貴志君) そうしますと、1日当たり見込んでいる来場者数ですが、昨年度
の資料によりますと、1日当たり500件ぐらい
の件数
を見込んでいたということで、今ほど
の説明、25名、単純に割り算で、20名で20件ぐらいとなりますが、この20件という
のは、稼働時間から考えますと、結構な多い数字、少ない数字ではないんですよ、20
人をさばくという
のは。
受け付けだけして処理、返すわけじゃございませんので、多分相談に乗って、手取り足取りになりますと、多分1
人5分10分というわけはなかなかいかない。書類
を忘れる方もいるし、もう一回出直す方もいるということで、その辺、25名という
のは十分な人数だとお考えでしょうか、お答えください。
○議長(
飯田正憲君)
税務課長山崎由美子君。
◎
税務課長(
山崎由美子君) 確かに時間がかかるお客様もいらっしゃいます。1時間かかるお客様もいらっしゃいます。一方で、本当に内容が簡易で、5分で終わるお客様もいらっしゃいまして、実績といたしまして、1
人平均1時間に3
人はお受けできているという実績がございますので、25名いれば、1日予定
の500名につきましてはお受けできると考えております。
○議長(
飯田正憲君)
安見貴志君。
◆2番(
安見貴志君) 計算上はそのようなことで理解
をいたしました。
参考までにお伺いしますが、税務課
のほうから13名
を対応に当たらせるということですが、今現在、税務課
の全体
の人員という
のは何
人になりますでしょうか。
○議長(
飯田正憲君)
税務課長山崎由美子君。
◎
税務課長(
山崎由美子君) 現在
の税務課
の職員といたしましては、17名でございます。この時期、税務課
のほうへ
の来客、問い合わせも非常に多いので、最低限
の人数として4名
を課に配置いたしまして、13名が
申告受け付けに携わる予定でございます。
○議長(
飯田正憲君)
安見貴志君。
◆2番(
安見貴志君) 全員が出払って窓口対応なり面接対応しますと、通常業務が回らなくなりますし、そういったことでふだん
の市民
の方
の問い合わせ等に対応できなくなるということも考えられますので、割り振りは慎重にしていただきたいと思いますので、あとは、他課から
の応援
をいただくような人数については、昨年よりふえていますか、それとも減っていますか。あとは、傾向として年々ふやしている
のか、それとも、いろいろな事情で減少している
のか、その辺についてもお答えください。
○議長(
飯田正憲君)
税務課長山崎由美子君。
◎
税務課長(
山崎由美子君) 他課から応援してもらう職員については、ほぼ横ばいとなっております。どうしてもお客様
を対応する
のに必要な人数でございますので、調整
を図りながら同じような人数
をいただいております。ただ、税務課職員
のほうで人数が減ってくると、その分だけ他課応援職員
のほうがふえてしまうということで、若干、年々前後がございます。
○議長(
飯田正憲君)
安見貴志君。
◆2番(
安見貴志君) 多分、一番そこはお答えにくいところだと思うんですが。
ちょっと国
の例、税務署
の例
を申し上げますと、実は、税務署でも同様
の問題があるんです。所得税担当のみでは
確定申告が回らないので、他課から
の応援
をいただくんですね。その際
のスタンスとしましては、「挙署一体」といいまして、「挙」は手
を挙げる
の挙げるに、「署」は税務署
の「署」、「一体」は一つ
の体、「挙署一体」ということで、税務署全体で
確定申告を対応するということで、長が号令
をかけてやっております。そうしないと、やっぱり直接
の担当部署でないところは通常業務がございますので、それでなくても適正な人員ということでふだんからカツカツ
の人数でやっていますと、やはり1日応援に取られますと、予定する業務が回らなかったり、それから、時期も時期ですから、風邪などで休まれると、予定していた業務、出張が回らないということで、できれば、他課
のほうは極力応援に出したくないという
のが本音なんだろうと思います。
ただ、そうだとしても、この
確定申告に来る方については、1年に1遍しか来ない方もいると思いますが、来たとき
の市役所
の対応
のイメージがそのまんま市役所
のイメージになってしまいます。ですから、わざわざ来たのに、ものすごく雑な扱い
を受けた、それから、ものすごく待たされた、そういったことがその後
の1年間
のイメージに直結します。ですから、市役所
を挙げて
確定申告というものには臨んでいただきたいとそういうふうに思うわけであります。
それで、先ほど他課から応援
をいただく人数については、同様な人数もしくは横ばいということでお話
をお伺いしました。不測
の事態、インフルエンザが蔓延するとか集団で休んだ場合には、その都度臨時
の応援
をいただかないと、先ほど
の計算ですと、1日500件程度
の人数がさばけないということで、臨時に応援
をいただくようなことも必要になってこようかと思います。そういった場合に市役所全体でバックアップするというようなスタンスは構築されておりますでしょうか、お答えください。
○議長(
飯田正憲君)
税務課長山崎由美子君。
◎
税務課長(
山崎由美子君) 昨年もまさにおっしゃってくださいましたように、突然具合が悪くなったり、そういうことで欠員が出るようなことはございました。昨年につきましては、全庁一体となって申告
をきちんと行えるように、職員に協力していただいております。今後も大変だとは思うんですけれども、協力いただきながら進めていきたいと考えております。
○議長(
飯田正憲君)
安見貴志君。
◆2番(
安見貴志君) 非常に、課長さんが今言いづらそうで気の毒だったんですけれども、市役所全体でバックアップということになりますと、もちろん部長さんもほか
の課に頭
を下げに行かなきゃなりませんし、場合によっては、上
のほう
の方から、簡単に言っちゃえば、市長
のほうから号令
をかけていただくということも必要になろうかと思います。部長さんクラス、きょう、ここに一堂に集合されておりますので、私がかわりに代弁してあげたいと思いますが、ぜひ市役所一体で
確定申告については臨んでいただきたいと思います。
ですから、税務課
のほうできゅうきゅうしている部分があれば、部長さんなりがくみ取っていただいて、何とかその上
のほうから指示が出るような、そういった体制がとれるということでお願いしたいと思いますが、これについては、市長、いかがでしょうか。
○議長(
飯田正憲君) 市長山口伸樹君。
〔市長 山口伸樹君登壇〕
◎市長(山口伸樹君)
確定申告につきましては、市税
を納めていただくという大変重要な市
の行政業務
の一つでありまして、今までも部課長会議等で担当課長から各部から
の応援依頼
をさせていただきながら、全庁的に取り組んでおります。
今後もそういう形でこの
確定申告を1カ所にまとめた効果が発揮できるような取り組み
を進めていきたいと思います。以上です。
○議長(
飯田正憲君)
安見貴志君。
◆2番(
安見貴志君) 今ほど、力強いお言葉
をいただきました。ということで、ことし
の確定申告につきましては、どうぞ安心して挑んでいただきたいというふうに思うわけであります。また、全庁挙げてということで
のお言葉がございましたので、不測
の事態等が発生した際には、きちんと補充手当て
をしていただきながら、納税者
の方に不便
を来さないように対応
をお願いしたいと思います。
それと1点、対応人員
の確保
のところで一つ気になっている部分があるんですが、経験者で退職者
の雇用というところで、お一
人というような話があったと思うんですが、税務課独特
のスキルなり経験
を持った方という
のは大変貴重な存在かと思います。そういった方が、退職されたとしても、やはり、もしこの事務に当たっていただける
のであれば、大変貴重な戦力になろうかと思いますが、そういった経験
を持つ者、スキル
を持つ方
を、OB
の方そういった方
を、例えば今後活用していくようなそういった考えという
のは何かございますか。あれば教えていただきたいと思います。
○議長(
飯田正憲君)
税務課長山崎由美子君。
◎
税務課長(
山崎由美子君) 退職職員
の方につきましては、今後もご協力いただけるように、対象となるような経験者
の方にはお声がけ
をしていきたいと考えております。余り対象になる方がいらっしゃらないという状況ではございますが、なるべく声
をかけながら、ご協力者
をふやしていきたいと考えております。
○議長(
飯田正憲君)
安見貴志君。
◆2番(
安見貴志君) なかなか今、60歳定年が変わってきて、65歳
の年金受給までに何か勤めなくちゃというところがあったりしまして、そういった5年間
のつなぎ
の意味で、そういった貴重な人材
を活用できれば、ものすごく大きな戦力になろうかと思いますが、できれば、そういった部署
の経験者、税務課
の部署
の経験者
を、臨時
の職員という形になろうかと思いますが、そういった形できちんと市役所
の身分で、一時的にも雇用できれば、恐らく面接
の対応に当たれるかと思いますので、ぜひ、その辺は検討していただきたいなと思いますが。
それと、やはり税務課
の事務
の経験がないと、なかなか
確定申告という
のは難しかったりすると思うんですが、部内で応援
をいただく、そういった方について
の研修体制であるとか、当然新しく入られた方もいらっしゃるでしょうし、そういった方、中堅
の方なんかも応援に出ていただけると思いますが、いろいろな取り扱い
の注意点、変更
の注意点等、毎年細かいところが変わってこようかと思います。そういったところ
の部内
の人材
をある程度育てるというところ
の体制、それから、日ごろ
の何かその対策といいますか、そういうようなこと
をとっておられるかお聞かせいただきたいと思います。
○議長(
飯田正憲君)
税務課長山崎由美子君。
◎
税務課長(
山崎由美子君) 税務課
の協力職員につきましては、税務課在職時に1年につき何百件という申告
を受けてございますので、非常に経験値
の高いものでございます。ですので、毎年、税制改正があった点、変更があった点、機械
の操作が変わった点など
を重点として研修会
を行っております。あとは、5日程度来てもらっておりますので、初め
の1日目は若干忘れているところもありますけれども、すぐに思い出して適切な対応
をしてくれております。
○議長(
飯田正憲君)
安見貴志君。
◆2番(
安見貴志君) 応援
の機会などを通して
確定申告に触れることがございますと、やがて人事異動
の中で税務課へ配属になった際も、割とスムーズに事務へ
のなじみができてくると思いますので、そういったところ
の将来
の人材
を育てるという意味では、応援される方へ
の研修とかそれ
を見越した日ごろから
の研修と考えておいていただければよろしい
のかと思います。
どうしても、世の中、人材が不足、人手が不足という中でなかなか大変な状況でございます。外へ、当然求めたとしても、派遣でそういったスキルある方
を確保しても、所属が違いますと、
確定申告に当たっていいかどうかという法律上
の問題も出てまいりますので、やはり市役所職員という身分
を持つ部内で
の人材
の確保、育成、これが重要になってまいります。長い目で見ていただきまして、今後
の確定申告に支障が出ないようにしていただければと思います。
結局、先ほど市長もおっしゃられましたが、市税
の確保という意味で一番最重要な部署でございます。そういったところ
の確保、対応がきちんとされませんと、市として
の収入
の部分
の根幹が揺らいでしまうわけでございます。そういったところ
を重要視していただきまして、今後とも税務課職員
の方、それから応援
をいただく方双方
のスキル、能力向上、そういったこと
をよろしくお願いしたいと思います。人材
の確保ということで、今後
のこともきちんと考えていただくということで、この部分は終わりまして、次
の小項目4番に行きたいと思います。
本庁舎
の改修工事が本格的に始まったということで、既に1階
のフロアなんかも大規模な工事が始まったというふうな認識
をしております。各課におきましても、質問
の場所
を移動しながらということで、相当なご苦労がある
のではないかと推察
をいたします。ただ、工事
の落札が当初
の予定よりおくれたということで、当初予定していたスケジュールに今、ずれが生じたと思いますので、課によっては通常業務に何らかの影響
を来すことが心配
をされるわけであります。となりますと、
確定申告を行うに当たりまして、対応する場所
の確保であるとか、駐車場
の数とか、そういった受け入れ体制に関するするキャパシティ
の問題が懸念されると思いますが、その辺についてお伺いいたします。
小項目4番、本庁舎改修工事
の影響と対策ということでお聞かせ
をいただきたいと思います。
○議長(
飯田正憲君)
総務部長石井克佳君。
◎
総務部長(石井克佳君) 本庁舎改修工事
の影響と対策について
のご質問でございますが、まず、本庁舎改修工事につきましては、令和3年2月末にかけて行われる予定でございますが、
確定申告の会場につきましては、昨年度と同様、工事
を行う予定がございません。本庁舎教育棟
のほう
の2階
の大きな会議室
を予定しているところでございます。
申告会場へ
の移動で何らかの影響が予測されます
のは、来年令和2年
の期間、1度でございます。また、会場そのものにつきましては、先ほど申し上げましたけれども、直接
の工事
の影響はございません。
駐車場につきましては、本庁舎前
の外構工事が今年度
の申告期間終了後
の予定でございますので、ほぼこちらも影響はないと考えているところでございます。ただ、それでも、足場等
の設置がございますので、15台程度、駐車場台数が狭まる見込みではございます。現在95台、本庁舎前にございますけれども、15台程度狭まる見込みがございます。ただ、こちらも先ほど申し上げましように、指定日時
の時間枠
の細分化、あるいは隣
の公民館
の駐車場等
の、その事業にもよりますけれども、バランス等
を考慮しながら、混雑募集
を図りまして影響が出ないようにしてまいる考えでございます。
それから、
申告会場まで
の通路でございますが、正面玄関
を入りまして、右側
の階段とエレベーターが通常どおり利用できますので、昨年とほぼ同様
の案内ができると考えてございます。そう申しましても、市役所内部では一部、先ほど議員
のご質問
の中でもおっしゃられましたように、通れない期間が発生いたしますので、こちらにつきましては、申告
のご案内
の中に庁舎
の改修工事である旨
を記載するほか、会場まで
の案内板
を庁舎内にわかりやすく設置するなど、随時きめ細かな周知
を図っていきたいと考えてございます。
工事期間中は市民
の皆様方には大変ご不便
をおかけする場合があるかもしれませんが、ぜひご理解、ご協力
を賜りたいと考えているところでございます。
○議長(
飯田正憲君)
安見貴志君。
◆2番(
安見貴志君) そうしますと、今ほど
のお話ですと、駐車場
の台数が若干、15台ほど減るものの、分散化であるとかそういったところ対応でほぼ影響がないようなふうに考えているということで理解
をいたしました。あとは、会場
の場所も前年に変わらず、同様
のスペース
を確保しているということでございます、こちらは問題ないかと思います。
一番心配される
のは、
確定申告の対応としてはきちんとしているはずなんだけれども、例えばほか
の用務で大量に市役所に出向く方がいらっしゃる。つまり、ほか
の行事が入ったりということが一番懸念されますが、そういったところ
の調整なんかについては大丈夫でしょうか。
○議長(
飯田正憲君)
総務部長石井克佳君。
◎
総務部長(石井克佳君) 他課等
のイベント等
の調整も例年考えられますので、それにつきましても、例年同様、しっかりとしてまいりたいと考えておりますし、今、駐車場につきましても、本庁舎
のほうは、本庁舎
の前が80台ありまして、一定時期、隣
のちょっと低いところには40台ございます。また、公民館
のほうには125台、これもイベント等によりますけれども、合わせますと245台、マックスでございますけれども、確保ができますので、それについても調整
をしながら、しっかりと対応してもらいたいと考えてございます。
○議長(
飯田正憲君)
安見貴志君。
◆2番(
安見貴志君) わかりました。最終的には、来られた方、来庁者がまごついたりとか不便
を来さないように検討いただきまして、万全
を期していただければと思います。
確定申告の時期に来られる来庁者に対しまして、できれば
待ち時間が少なく、そして、きちんと対応
をし、的確かつ適切な処理
をしていただくことが最大
の住民サービスということになりますので、その点はくれぐれもよろしくお願いしまして、大項目
の1
を終わりにしたいと思います。
続きまして、大項目
の2、教育現場におけるハラスメント等
の対策についてということでお伺いしたいと思います。
ことし9月に、神戸市須磨区にあります小学校において、教師間
のいじめ問題が報道されたことは、皆さん記憶に新しいことと思います。内容は、市立東須磨小学校
の男性教諭が、先輩教諭4
人から
の暴力行為やパワーハラスメントなど
の職場いじめ
を受けて精神的に不安定になり、療養中であるといったようなものでございました。新聞やテレビで初報に触れた方々は、一様に驚いたに違いないものと思います。
これまで、学校
のいじめ
の問題といえば、何となく児童や生徒間
の問題であるといったような認識が一般的であったかと思いますが、よくよく考えてみれば、学校といえど会社と同じで普通
の職場なんですね。世間一般には、会社で
のハラスメント
の行為やいじめ、暴力といった事件がたびたびニュースで流れてまいります。公務員
の職場であっても、そういった問題
を見聞きすることは決して珍しいことではなくなってまいりました。当然、学校という教育
の場であっても一職場でありますから、そういう問題が起きても全く不思議はないわけであります。学校という場所だから、そういったことはあってほしくない、あるはずがないというような潜在的な気持ちが我々
の見る目
を鈍らせ、明るみに出ること
を妨げたりしていた
のだと考えます。
時代は今、児童や生徒間
のいじめ
をなくしていこうという流れ
の中にありますが、まさに先頭に立って指導すべき現場
の教師が、子どもたち
を諭すべき立場
の人間が、裏ではそういった事件に巻き込まれていた、起こしていたということは、とんでもないことであると同時に、誰もが認めたくなかったことと思います。この東須磨小学校で起きたいじめ問題は、報道によると学校
の現場で、暴行、脅迫、セクハラといったことが行われていたとそう伝えられておりますが、文科省もこの問題
を大変重要視して調査
を行っていると聞いております。この問題は対岸
の火事という問題でなくて、身近な教育現場においても十分に起こり得る問題であります。
笠間市教育委員会では、この一連
の報道
を受けてどのような認識
を持たれた
のでしょうか。対岸
の火事
のような、他人事
のような認識では決してなかったと思いますが、念
のためお聞き
をしておきたいと思います。そこでお伺いいたします。
小項目1、教育現場におけるハラスメント等
の防止対策ということで、当市
の現状
をお聞かせいただきたいと思います。
○議長(
飯田正憲君) 教育長今泉 寛君。
〔教育長 今泉 寛君登壇〕
◎教育長(今泉寛君) 2番安見議員
のご質問にお答えいたします。
当市
の現状ということですが、これまで教育委員会
のほうにハラスメント等
の相談はありませんでした。
ただ、先ほどお話にありましたように、神戸市
の事件がありましたこと
を受けまして、本年10月に市
の教育情報ネットワーク
の個人連絡機能、教職員と教育委員会とで個人的にやりとり
のできるメール機能です。その機能
を使いまして、学校
の働き方改革と勤務状況
のアンケートというもの
を実施いたしました。その中
のアンケート
の回答から、ハラスメント
を受けている、あるいは、職場にハラスメントがあるという回答はありませんでしたので、現在
のところハラスメントはございません。
○議長(
飯田正憲君)
安見貴志君。
◆2番(
安見貴志君) 現状
をお聞かせいただいたわけですが、神戸
の事件
を受けてから、このメール個人連絡機能というもの
を活用されたということですか。それともその前からそういった体制はできていたということでしょうか。その辺
を確認したいと思います。
○議長(
飯田正憲君) 教育長今泉 寛君。
◎教育長(今泉寛君) メール
の機能
を使っては、プラス面で
の使い方といいますか、トップダウンではなく、ボトムアップ
の教職員
の意見
を聞きたいということで、昨年度から、例えば学力向上について対策、いい対策はありませんかというようなこと
をメールで投げまして、それで教職員からそういうアイデア
を募集したりしておりました。そういう中にあって、例えば今年度、ネットワーク上
のクラウド学習という
のを取り入れたんですけれども、それもそういうボトムアップ
の中から出てきた意見であります。
そういう活用
を少しずつやっておりまして、今回はそういうこと
を今度逆にアンケートという形で利用した。ただ、アンケート
の利用という
のは初めてでございます。以上です。
○議長(
飯田正憲君)
安見貴志君。
◆2番(
安見貴志君) そうしますと、何か早くいうとプラス
の使い方ということでお話がございましたが、学校
の中に潜んでいる事件や事故
の種みたいなもの
を感じ取る、すい上げるようなそういった使い方は想定していなかったというふうに理解はしましたが、そうしますと、そういったことが起きないにこしたことはないんですけれども、ふだんからそういったもの
のくみ上げや投げかけ、そういったものについては、そういったものについては、これまで全くしていなかったということでございますか、お答えください。
○議長(
飯田正憲君) 教育長今泉 寛君。
◎教育長(今泉寛君) こういうコンプライアンス研修という形で研修
を進めてきておりまして、そういうことが、何か相談事があれば、県
のほうにも教育相談
の仕組みがあります。電話相談
の仕組み。それから教育事務所にもありますし、共済組合
の中にもそういう仕組みがあって、そういうところに先生方
の相談は行けるということだったんですけれども、どうしても今回
のハラスメント
の問題になりますと、例えばトップからハラスメントであると、そこに相談できるというと、なかなか相談できないような部分があるんですね。そこがきちんと相談できるような仕組みづくりが必要かなというところで、今回、そのメール
の機能
を使ったということです。
想定していない、というか使い方としては考えておりました、これまでも。ただ、今回それが初めてやるということになったわけであります。
○議長(
飯田正憲君)
安見貴志君。
◆2番(
安見貴志君) 状況はわかりました。
ちなみに今回
の報道があった後に、県なり国など上
のほうから特別そういったことについて
の再度
の見直し指示とか、そういったような指示等はあったでしょうか、お答えいただきたいと思います。
○議長(
飯田正憲君) 教育長今泉 寛君。
◎教育長(今泉寛君) 通知等がございました。
○議長(
飯田正憲君)
安見貴志君。
◆2番(
安見貴志君) 具体的にそれはどういった内容であったでしょうか、差し支えなければお答えいただきたいと思います。
○議長(
飯田正憲君) 教育長今泉 寛君。
◎教育長(今泉寛君) 先ほど申しましたが、コンプライアンスですね。県
のほうでは、各学校でコンプライアンス委員会
をつくって、それによってきちんと対応しなさいということなんですけれども、そして、「コンプライアンスだより」という
のを発行しています。それ
の9月号に、そのハラスメント関係
の対策等について
のチェックリスト、それから定義。もう一回定義
を見直して、しっかり研修
をするようにということと、それから、チェックリスト
を使って個人的にチェック
をするという、そういうものが通知されてまいりました。
○議長(
飯田正憲君)
安見貴志君。
◆2番(
安見貴志君) そうすると、上
のほうからは、形、体制
をつくりなさいというような、そんなぼんやりとした投げかけ、指示だったようだと今、理解
をしましたが、神戸市
のような事件が起きないために、ふだんからそういったところ
を感じ取る、すい上げるといったところはやっていただかなければいけないと思いますが、小項目2
のほうに移りまして、今後
の新たな対策等という大きなところでお伺いしたいんですが、今後、神戸市
のような事件がこの笠間市内で起こらないために、何か考えていること、取り組もうとしていることがあれば、お答え
をいただきたいと思います。
○議長(
飯田正憲君) 教育長今泉 寛君。
◎教育長(今泉寛君) 最初に本年度市
の教育情報ネットワークで
の個人連絡機能
を利用したアンケート調査
を実施したという話
をいたしましたが、これについては、今後も続けていきたいと考えております。
また、いつでもメール機能
を使って相談できるような環境、教職員へ
の投げかけ
を行いまして、一
人一
人の悩み
を聞いて、寄り添った対応
を継続していくことで、ハラスメント等
の未然防止につなげていきたい、つなげていこうと考えております。
○議長(
飯田正憲君)
安見貴志君。
◆2番(
安見貴志君) 多分、下から上がってくるラインはできています、ということですが、多分上からわざわざ聞かれなければ言いにくいといった場面が想定
をされますので、定期的に、大丈夫ですかといったような投げかけ
を上
のほうからしていただくと、そういったことが多分重要じゃないかと思います。
特に、新年度が始まって一月ほどした時期、例えば世間でいう五月病が出てくる時期、新卒・新採
の方も入って、一月ぐらいいたって、という時期、それから、例えば校長先生等上
の方がかわって、やり方が大きく変わったということで、一月もたつと大分新たなストレスが生まれてまいります。それから、節目節目、学期
の節目であるとかそういったところでもいろいろなストレスが生まれてこようと思います。そういったところでそのストレスがおかしな方向に働く前にすい上げていただいて、その芽
を摘んでいただくような、そういった仕組みづくり、体制づくり
をよろしくお願いしたいと思います。私はそう考えますが、教育長はいかがでしょうか。
○議長(
飯田正憲君) 教育長今泉 寛君。
◎教育長(今泉寛君) 若い先生方につきましては、今、新規採用職員から3年目まで
の教職員に対しまして、若手教員
の研修等
を実施しているんですけれども、そういう一
人一
人と面談
をする時間
をとっております。それから、各学校に訪問する機会が何回かあるんですけれども、そういうときにも先生方
の悩み
を聞くような場面
を設定しております。ちょっとこれは現在形なので、つけ加えて言わせていただきますが、安見議員
のおっしゃる、常にいろいろすい上げるような仕組み
をということで、そのことは心がけていきたいと思っております。
そして、先生方が本当にやる気
を持って、職場で明るく、そして先生方が一つになって学校
の中で明るく、楽しく仕事
をしているという姿が子どもたち
の明るく元気な、そして学校に行きたいという気持ちにつながると思いますので、子どもたち
のためにも、そういう職場環境づくり
を進めてまいりたいと思います。以上です。
○議長(
飯田正憲君)
安見貴志君。
◆2番(
安見貴志君) お答えありがとうございます。結局、言いたい
のは教育現場
の最前線に立つ教員
の方々がきちんとした職場で安心して教壇に立って、持てる能力
を最大限発揮して児童生徒たちに教育
を施すということができなければ、どんなにいいこと
を言っても、効果は出ないんだと思います。ましてや、子ども
のいじめ、暴力はなくしていこうと言っている立場
の教員が、それ自身が自分たちでそれ
を壊してしまっていたらば、何
の説得力もないですね。
それと、教員
のなり手が少ないとか、教員
の仕事はきついんだ、ブラックだといわれているようなそういった時代でありますから、そういったふだんから
のトラブル
の芽
を摘むような体制がきちんとできることによって、教員
の確保、それから質
の向上、そういったものも果たしていけるんではないかと思っております。
間違っても、神戸市
のような事件がこの笠間市で起きないためにも、教育委員会におかれましては、この事件等
を教訓にきちんとした教育現場
の維持
のため、しっかりと仕組みづくり、体制づくり、今後ともご努力
をいただきたいと思います。
私
のほうは以上ですが、最後に何かつけ加えたり、言っておきたいことはあればお聞きしますが、いかがでしょうか。
○議長(
飯田正憲君) 教育長今泉 寛君。
◎教育長(今泉寛君) 学校
の組織、これは本当に一丸となって進むことが大切なことでありまして、そういうことにならないように、こういう事件につながるようなことが起こらないように十分努めてまいりたいと思いますのでよろしくお願いします。
○議長(
飯田正憲君)
安見貴志君。
◆2番(
安見貴志君) ありがとうございました。ぜひともよろしくお願い
をいたします。
以上で私
の一般質問を終わります。ありがとうございました。
○議長(
飯田正憲君) 2番
安見貴志君
の質問
を終わります。
ここで11時10分まで休憩いたします。
午前10時58分休憩
──────────────────────
午前11時10分再開
○議長(
飯田正憲君) 休憩前に引き続き会議
を再開いたします。
次に、18番大関久義君
の発言
を許可いたします。
〔18番 大関久義君登壇〕
◆18番(大関久義君) 18番大関久義であります。さきに通告いたしました1、高齢福祉事業、2、塵芥処理事業、3、し尿処理事業
の三つ
の事業についてお伺いいたします。質問は一問一答方式で行いますので、よろしくお願いいたします。
大項目1、高齢者福祉事業、この中では、高齢者クラブ事業、2番目として敬老事業、3番目として、小項目でシルバー人材事業についてお伺い
をいたします。
高齢者福祉費
の事業では、このほかにも在宅福祉サービス事業、老人保護施設措置事業、地域クラウド運営事業など、大きな事業も含まれており、その事業費
の額は1億円
を超えております。
まず、小項目1、高齢者クラブ事業についてお伺い
をいたします。
笠間市内
の高齢者クラブは、101クラブ。会員数では4,581
人と聞いております。そのクラブ数についてお伺い
をいたします。笠間、友部、岩間
の各地区ごと
のクラブ数、どのようになっている
のかお伺いいたします。
○議長(
飯田正憲君)
保健福祉部長下条かをる君。
◎
保健福祉部長(下条かをる君) 18番大関議員
のご質問にお答え
をいたします。
クラブ数につきましては、議員おっしゃるとおり、平成30年度
の実績では、笠間市高齢者クラブ連合会全体で101
の単位クラブがあり、4,581
人の方が会員登録
をしております。
各地区につきましては、笠間支部は18クラブ、友部支部は47クラブ、岩間支部は36クラブとなっております。
○議長(
飯田正憲君) 大関久義君。
◆18番(大関久義君) 高齢者クラブ数101ということであります。高齢者クラブ
の会員数についてはどうであるか。各地区ごとに同じように会員数についてお伺いいたします。
○議長(
飯田正憲君)
保健福祉部長下条かをる君。
◎
保健福祉部長(下条かをる君) 会員数につきましては、岩間支部は637
人、友部支部は2,226
人、岩間支部は1,718
人となっております。
○議長(
飯田正憲君) 大関久義君。
◆18番(大関久義君) 今、岩間
を2回言いましたよね。その辺
のところ
を整理してください。
○議長(
飯田正憲君)
保健福祉部長下条かをる君。
◎
保健福祉部長(下条かをる君) 失礼いたしました。
笠間支部は637
人、友部支部が2,226
人、そして岩間支部が1,718
人となっております。
○議長(
飯田正憲君) 大関久義君。
◆18番(大関久義君) 今、比べてみると、やはりクラブ数で101、それで会員数で4,581、差が少し地域によってあると思います。
高齢者クラブに対する平成30年度
の補助金額は、全体で590万円であります。補助金額についても、笠間地区、友部地区、岩間地区、どのように補助金額
をお支払いしている
のか、使われている
のかお伺いいたします。
○議長(
飯田正憲君)
保健福祉部長下条かをる君。
◎
保健福祉部長(下条かをる君) 単位クラブへ
の補助につきましては、笠間地区が73万6,650円、友部地区が217万6,700円、岩間地区が167万3,100円
を交付しており、新連合会及び支部単位
の補助と合わせまして、平成30年度
の補助金交付額は590万3,950円でございます。
○議長(
飯田正憲君) 大関久義君。
◆18番(大関久義君) わかりました。高齢者クラブ101ということであります。この高齢者クラブは、どのように組織されているんですか。多分、行政区単位で
のクラブ組織ではないかと思われますが、クラブ
の組織について、どのように成り立っている
のかお伺い
をいたします。
○議長(
飯田正憲君)
保健福祉部長下条かをる君。
◎
保健福祉部長(下条かをる君) 高齢者クラブ
の組織単位についてでございますが、高齢者クラブは、活動が円滑に行える程度
の同一小地域に居住する者で組織するものとされておりますが、一般的には行政区、またはそれに準ずる規模
の地域
を範囲として単位クラブが組織されております。
○議長(
飯田正憲君) 大関久義君。
◆18番(大関久義君) 行政区がほぼ中心となって組織されているということであります。であると、笠間市内
の行政区、どのぐらい行政区はありますか。
○議長(
飯田正憲君)
保健福祉部長下条かをる君。
◎
保健福祉部長(下条かをる君) 平成30年度
の行政区数は、324区でございます。
○議長(
飯田正憲君) 大関久義君。
◆18番(大関久義君) 324区あるということであります。ちょっと調べてみました。笠間地区が109行政区、それから友部地区が144、そして、岩間地区が71
の行政区ということであります。それで324ということであります。
クラブ
のできていない行政区が多く見られます。何か理由がある
のかお伺いいたします。
○議長(
飯田正憲君)
保健福祉部長下条かをる君。
◎
保健福祉部長(下条かをる君) 行政区数とクラブ数
を比較いたしますと、数字
の上では開きがございます。行政区単位で組織されているクラブ
のほか、隣接する複数
の行政区による組織
をしているクラブもございます。地区によりましては、会員数
の減少などによりまして、クラブ
を組織することが難しい場合もございまして、ご相談があった場合には、行政区
を越える区域で
の組織化や既存クラブ
の合併、最寄り
のクラブへ
の参加など、地域
の実情
を考慮した柔軟な対応
を行っております。
○議長(
飯田正憲君) 大関久義君。
◆18番(大関久義君) 確かに、そうした形
の中でそういうものが成り立っていれば、一番いいんじゃないかなというふうに思います。
ただ、どうしてもクラブができないということとか、あとは人員が、先ほど部長
の答弁あったように、少なくなってきて、隣
の行政区と一緒にやっていくというようなクラブもあると思うんです。ただ、岩間地区でいうと、行政区71なんですが、クラブ数でいうと36、半数近くあると思うんです。笠間地区では109
の行政区でクラブが18という
のは、同じ比較
をするとかなり低いような気がします。そういうような形
の中で何か原因がある
のかなというふうに思われるわけであります。
そうした中で、1クラブ当たり
の平均
の人数は何
人ぐらいいる
のですか。
○議長(
飯田正憲君)
保健福祉部長下条かをる君。
◎
保健福祉部長(下条かをる君) 会員数
の平均でございますが、45
人でございます。
○議長(
飯田正憲君) 大関久義君。
◆18番(大関久義君) 平均で45ということでありました。
高齢者クラブへ
の補助金590万円
の各地域へ
の割合は、先ほどお聞きいたしましたが、この各クラブに支払われる補助金
の算出基準及び補助金額
の、45名平均でいるんですけれども、補助金額
の平均についてお伺いいたします。
○議長(
飯田正憲君)
保健福祉部長下条かをる君。
◎
保健福祉部長(下条かをる君) 単位クラブへ
の補助につきましては、1クラブ当たり2万5,000円
の均等割と、会員1名当たり450円
の会員割により算出された金額
を交付しております。また、その補助
の平均につきましては、4万5,410円でございます。
○議長(
飯田正憲君) 大関久義君。
◆18番(大関久義君) 平均で4万5,410円、これで1年間を通して活動していただきたいというようなそういう補助金額でありますね。45名ですから、4万5,000円というと1
人当たり1,000円ぐらい
の活動費になろうかと思われます。
高齢者クラブ
の事業実績があると思います。各地域で、各高齢者クラブがいろいろな活動
をされていると思います。各高齢者クラブ
の事業内容、あるいは実績について、どのようなものがある
のかお伺いいたします。
○議長(
飯田正憲君)
保健福祉部長下条かをる君。
◎
保健福祉部長(下条かをる君) 各クラブ
の活動内容につきましては、クラブ
の規模等に応じた多種多様な内容となっておりますが、主なものといたしまして、スポーツ活動や趣味、旅行など
の文化・レクリエーション活動、地区公民館や神社、道路など
の清掃や花壇
の手入れといった奉仕活動、地域
の児童や高齢者
の見守り活動など、高齢者
の社会参加や生きがいづくり
を目的とした活動
を中心に自主的に取り組んでいただいております。また、年間を通して支部ごと
の行事や新連合会
の行事が企画され、市内
の高齢者クラブがかかわり
を持ちながら、総合的に取り組んでおります。各活動実績
を見ますと、スポーツ活動や奉仕活動が多く
のクラブで実践されている状況でございます。
○議長(
飯田正憲君) 大関久義君。
◆18番(大関久義君) 事業については、多種にあるということでございました。
高齢者クラブ全体
の年齢構成はどのようになっている
のか。高齢者クラブは60歳代からかなと思われますが、年代ごと
の構成について、また、男女
の比率がわかれば、それらについてもお願いしたいと思います。
○議長(
飯田正憲君)
保健福祉部長下条かをる君。
◎
保健福祉部長(下条かをる君) 年齢構成でございますが、まず、60歳代が790
人、そのうち男性が424
人、女性が366
人。70歳代が1,879
人で、そのうち男性が894
人、女性が985
人。80歳代が1,532
人、そのうち男性が624
人、女性が908
人でございます。
70歳代、80歳代が74.4%となっております。
○議長(
飯田正憲君) 大関久義君。
◆18番(大関久義君) 70歳代で1,879
人、そして80歳代が1,532
人。そのうち男性
の人よりも女性
の方
のほうが多いというようなことでありまして、70歳代、80歳代で全体
の75%近く
を占めているということであります。
先ほど、高齢者クラブは人員が少なくなって、隣
の行政区と構成
を一緒にしないとできないようなところも出てきているというような答弁もございました。この高齢者クラブはどのように推移している
のか、お伺いいたします。
○議長(
飯田正憲君)
保健福祉部長下条かをる君。
◎
保健福祉部長(下条かをる君) 平成26年度以降
の会員数でお答えいたします。
平成26年度
の会員数は、5,027
人でございましたが、平成30年度
の会員数は4,581
人となっており、毎年100
人前後で減少している状況でございます。
○議長(
飯田正憲君) 大関久義君。
◆18番(大関久義君) わかりました。
次に、高齢者スポーツ協会というものがあります。6団体がありますが、高齢者クラブと
のかかわりも含め、活動
の内容についてお伺いいたしたいと思います。
○議長(
飯田正憲君)
保健福祉部長下条かをる君。
◎
保健福祉部長(下条かをる君) 高齢者スポーツ協会について、6団体
の内訳でございますが、市内全域
を範囲として活動する笠間市ゲートボール連合会、旧市町区域
を範囲として活動する友部グランドゴルフ協会、友部ペタンク協会、友部クロッケー協会、岩間グランドゴルフ協会、岩間レク・クロッケー協会がございます。
高齢者スポーツ協会では、各種競技会
の実施や指導員及び審判員養成
の講習会
を開催するなど、高齢者がスポーツを通して健康づくりや生きがいづくりに資する活動
を主体的に行っており、また、高齢者クラブも、所属している会員
の方につきましては、スポーツ協会で
の活動から習得した技術や資格
を生かし、所属クラブにおいて指導員、審判員として競技
の普及に貢献
をされております。
○議長(
飯田正憲君) 大関久義君。
◆18番(大関久義君) 高齢者クラブスポーツ協会、6団体あるということで、笠間市全体で
のものが笠間ゲートボール協会、そしてまた、友部地区には三つ
のそういうスポーツ活動
をしている団体があって、岩間が二つですね。岩間グランドゴルフ協会と岩間レク・クロッケー協会、笠間地区にはありません。これはやっぱりそういう形
の中で、組織が、申請がなかったということなんでしょうか。
○議長(
飯田正憲君)
保健福祉部長下条かをる君。
◎
保健福祉部長(下条かをる君) そのとおりでございます。
○議長(
飯田正憲君) 大関久義君。
◆18番(大関久義君) この六つ
のスポーツクラブには20万円
の補助がついてあります。実績と効果について、先ほどちょっと部長
のほうから答弁があったと思うんですが、もう少し詳しくお伺いいたしたいと思います。
○議長(
飯田正憲君)
保健福祉部長下条かをる君。
◎
保健福祉部長(下条かをる君) スポーツ活動補助金
の実績と効果につきましては、各団体で大会
の開催、対外試合へ
の参加、指導員・審判員養成
の講習会
の開催など、年間を通して活発に活動しております。
高齢者が気軽に取り組むことができる軽スポーツ
を通じた活動が高齢者
の社会参加や交流
の一助となっており、心身
の健康増進や介護予防につながっていると捉えております。
○議長(
飯田正憲君) 大関久義君。
◆18番(大関久義君) ありがとうございます。地域
の高齢者クラブでは、地域全体で相互交流
をも含めて、ゲートボールやグランドゴルフ
の大会など、各地域で年間を通して何度もその地域独自で開催されている、活動されているところもございます。
割り当てられた補助金額では賄い切れないと伺っております。活動内容等
を考慮して
の特別
の枠など
の措置はできない
のか、申請があった場合どうな
のか、実績と効果
の多い地域もある
のではないでしょうか、お伺い
をいたします。
○議長(
飯田正憲君)
保健福祉部長下条かをる君。
◎
保健福祉部長(下条かをる君) 年間を通して何度も大会
を開催されるなと、積極的に健康増進に努めていただき、地域コミュニティー
を構築されるなど、高齢者クラブ
の目的に本当に資するすばらしい活動
をしていただいていると思っております。
現在、各クラブには一定
の基準において補助金
を交付いたしまして、活動
を支援させていただいております。各クラブにおきましては、創意工夫
をされながら自主的に活動していただいており、活動内容や回数につきましてもさまざまでございますので、どこ
を基準にするか等
の課題もございますので、まず、状況
を確認
をさせていただきたいと思います。
○議長(
飯田正憲君) 大関久義君。
◆18番(大関久義君) ある地域ごと
の中で、年間を通してそういう大会
をやったりしているんですが、先ほど
の平均で1,000円ぐらい
の割り当てになろうかと思うんですが、その中ではちょっと賄い切れない。自分たちで自費でいろいろな形で協力し合ってそういう大会や活動
を地域ぐるみで大会を通して親睦
を深めていったり、そういうスポーツを通して体力
をつくったり、そういうような活動
をしている地域がございます。
そういうような地域から申請があった場合は、考慮できるかというもの
をお聞きしたいと思います。
○議長(
飯田正憲君)
保健福祉部長下条かをる君。
◎
保健福祉部長(下条かをる君) 現在におきましては、一定
の基準におきまして補助金審査会を通して今、決定している状況でございます。現在
の活動状況について再度確認
をさせていただきながら、また、皆様
のご意見
をいただいて協議
をしていきたいと思います。
○議長(
飯田正憲君) 大関久義君。
◆18番(大関久義君) ぜひよろしくお願いしたいと思います。
高齢者クラブ
の活動
の中には、地域内
の独居老人宅へ
の訪問活動や見守りなど
を積極的に実施されているクラブもございます。地域
のことは地域で見守るということは大事なことであると思います。このような取り組み
をされている地域
のクラブと、笠間市、いわゆる独居老人宅へ
の訪問活動
をされているようなところと
の笠間市と
のかかわりはどうされている
のかお伺いいたします。
○議長(
飯田正憲君)
保健福祉部長下条かをる君。
◎
保健福祉部長(下条かをる君) 地域内
のひとり暮らし
の高齢者
の訪問活動や見守りにおきまして、何かご心配になることに気づきましたら、高齢福祉課、地域
包括支援センターにご相談していただければ、市で
の相談支援等
の対応
をする体制はできておりますので、ぜひ連携
をさせていただければと思っております。
○議長(
飯田正憲君) 大関久義君。
◆18番(大関久義君) ぜひ、そういった地域
のこと、地域で見守っているところもございますので、連携
をとっていただきたいと思います。
地域と
の連携が一番であると思います。これら
のことは、地域
の見守り等を通して防犯対策にもつながってきますし、防災活動にも生きてきます。地域
の高齢者クラブが役に立ってきている
のでないかなというふうに思っております。そこで、高齢者クラブ
の今後についてお伺い
をいたします。
○議長(
飯田正憲君)
保健福祉部長下条かをる君。
◎
保健福祉部長(下条かをる君) 地域社会において人間関係が希薄化している現在、地域
を基盤として長年培った知識と経験
を生かし、健康、友愛、奉仕
の三大運動など、さまざまな活動は地域に大変貢献していただいております。高齢者クラブ
の役割は、地域づくりや相互
の生活支援という観点からも、今後においても期待するところでございます。
一方では、会員
の高齢化や会員
の減少などにより、年々活動
の規模が縮小しているクラブもございます。その背景には、定年
の年齢引き上げやライフスタイル
の変化や趣味
の多様化などが見られます。
今後におきましては、高齢者クラブが健康増進、介護予防
の観点や地域コミュニティー
の位置づけとしても重要であることから、既存クラブへ
の支援
を継続しつつ、社会情勢等に即した事業
のあり方についても検討してまいりたいと考えております。
○議長(
飯田正憲君) 大関久義君。
◆18番(大関久義君) わかりました。それでは次
の質問に入ります。
小項目2、敬老事業についてお伺いいたします。
敬老事業は、70歳以上
の高齢者
を対象に実施されておりますが、岩間地区、笠間地区、友部地区、それぞれ
の実施地域
の内容と実施体制についてお伺いいたします。
昨年
の対象者は、1万2,077
人でありました。その敬老事業へ
の費用は、2,611万4,159円であります。各地域
の対象者数と費用についてお伺いいたします。
○議長(
飯田正憲君)
保健福祉部長下条かをる君。
◎
保健福祉部長(下条かをる君) 各地区
の対象者数と費用でございますが、笠間地区は4,567
人で、費用は1,002万9,268円でございます。
友部地区は4,838
人で、費用が1,056万3,991円、岩間地区は対象者が2,672
人で、費用が552万900円でございます。
○議長(
飯田正憲君) 大関久義君。
◆18番(大関久義君) 敬老事業は、地域において実施されている方法にちょっと差がございます。敬老会における事業内容について、各地域
の実施内容と状況についてお伺いいたします。
○議長(
飯田正憲君)
保健福祉部長下条かをる君。
◎
保健福祉部長(下条かをる君) 実施
の内容でございますが、開催場所につきましては、3地区とも地区
の集会場で
の開催が最も多くなっておりますが、地区別で見ますと、笠間地区・岩間地区では、飲食店で
の開催も多く、また、友部地区では、地域交流センターともべ「Tomoa」や小学校
の体育館等において、合同で開催している地区もございます。
また、催し物
の内容でございますが、式典、ゲーム、小学生
の音楽演奏、出し物、食事会、記念品贈呈など、地区ごとに工夫
をこらして行っている内容となっております。
○議長(
飯田正憲君) 大関久義君。
◆18番(大関久義君) 各地域でさまざまな形
の中で敬老会事業
を行っております。
では、その出席率はどのようである
のか、地域によって差がある
のかも含めてお伺いいたします。
○議長(
飯田正憲君)
保健福祉部長下条かをる君。
◎
保健福祉部長(下条かをる君) 市全体で
の出席者数は4,238
人で、出席率は35%でございます。地区別で見ますと、笠間地区は1,385
人で30.5%、友部地区は1,536
人で36.5%、岩間地区は1,317
人で52.7%でございます。
○議長(
飯田正憲君) 大関久義君。
◆18番(大関久義君) 敬老会事業出席率
を今お聞きしました。地域によってやはり差がある
のかなというふうに思われます。そしてまた、実施している内容、行政区単位で実施していれば、身近な
人たちに声かけやすいので出席率が上がっている
のかなという気はするんですけれども、そういった形
の中で平均で35%。岩間地区は50%
を越えている。52.7%ということでありました。わかりました。
敬老事業
の中には、長寿
をたたえる事業がございます。事業費は、55万7,956円であります。長寿
をたたえる事業、米寿
のお祝いと100歳達成者へ
のお祝い事業であります。昨年では、米寿
の方、455名、100歳達成
の方、29
人でありました。どのような形で、どのような実施
をしている
のか、双方
の事業についてお伺いいたします。
○議長(
飯田正憲君)
保健福祉部長下条かをる君。
◎
保健福祉部長(下条かをる君) 長寿
をたたえる事業といたしましては、米寿達成者につきましては、笠間市から祝い状など
を敬老会
の式典などでお渡しし、欠席された方につきましては、各地区
の民生委員や敬老会実行委員
の方々にお願い
をし、贈呈
をしていただいております。また、100歳
を達成された方につきましては、市長が訪問し、国や県から
の祝い状や笠間市から
の記念品
を贈呈しております。あわせて、市内最高齢者
の方につきましても、市長が訪問し、笠間市
の祝い状及び記念品
の贈呈
を行っております。
○議長(
飯田正憲君) 大関久義君。
◆18番(大関久義君) わかりました。
敬老事業では、当初70歳
を対象にして敬老事業
を行っていたと思います。過去、岩間地区においては、70歳では若いということで、1年ごとに順次、先延ばし
をして、現在
の75歳以上になりました。合併
をして統一して75歳、現在
の形になっているんじゃないかなというふうに推察いたします。敬老会へ
の出席率
を考えますと、対象者
の年齢
を検討する時期に来ているというふうに感じられます。
人生100歳
の時代になっているように感じます。敬老事業
の今後について、事業内容
を含め、笠間市
の考え方
をお伺いいたします。
○議長(
飯田正憲君)
保健福祉部長下条かをる君。
◎
保健福祉部長(下条かをる君) 今後
の敬老事業
の方向性でございますが、敬老行事に参加いただく対象者
の方々
の利便性や催事など
を通じた地域づくりなど
の観点から、現在
の地域
を主体とした実施方法で、地域
の皆様
のご協力
をいただきながら継続してまいりたいと考えております。
敬老事業対象者
の年齢につきましては、平成18年までは、笠間地区では75歳から、友部地区では70歳から、岩間地区では75歳からでしたが、平成19年度から75歳に統一
をして、敬老事業
を実施しているところでございます。
今後におきましても、各地区
の実行委員
の皆様と
の会議等
のご意見も踏まえながら、地域における顔が見える関係づくり
の機会といたしまして、なるべく多く
の方に参加していただけますよう実施してまいりたいと考えております。
○議長(
飯田正憲君) 大関久義君。
◆18番(大関久義君) なるべく出席率
を高めていただきたいと思います。
次に、小項目3、シルバー人材センター事業についてお伺いいたします。
シルバー人材センター
の登録人員について、まずお伺いしたいと思います。年代別に、また、笠間地区、友部地区、岩間地区別にお伺いいたします。
○議長(
飯田正憲君)
保健福祉部長下条かをる君。
◎
保健福祉部長(下条かをる君) シルバー人材センター
の登録人数につきましては、平成30年度末
の数字で、年代別笠間地区、友部地区、岩間地区別にお答え
をいたします。
登録者
の年代別構成は、60歳代が108
人、70歳代が186
人、80歳代が28
人で、合計322
人でございます。
地区別で申し上げますと、笠間地区は130
人、友部地区は133
人、岩間地区は59
人の方が登録
をしております。
○議長(
飯田正憲君) 大関久義君。
◆18番(大関久義君) シルバー人材センター
の事業内容についてお伺いいたします。
多種
の事業が展開されていると思われます。依頼され、実施されている主な事業についてお聞きいたします。
○議長(
飯田正憲君)
保健福祉部長下条かをる君。
◎
保健福祉部長(下条かをる君) シルバー人材センター
の事業内容についてでございますが、大きく七つ
の分野に分かれておりまして、区長文書や選挙広報配布
の自動車運転など
を行う技術群、植木剪定・障子張りかえなど
を行う技能群、毛筆賞状書き・資料整理・資料作成など
を行う事務整理群、施設や駐車場
の管理
を行う管理群、草取り・草刈り・屋内など
を行う一般作業群、家事援助など
を行うサービス群がございます。
○議長(
飯田正憲君) 大関久義君。
◆18番(大関久義君) わかりました。高齢者
の就業促進や社会参加による生きがいづくり、活力ある地域づくりに貢献することがシルバー人材センター
の事業目的とされております。
補助金額は1,000万円であります。全て一般財源からであります。この事業
の収支について、決算
を含めた状況についてお伺いいたします。
○議長(
飯田正憲君)
保健福祉部長下条かをる君。
◎
保健福祉部長(下条かをる君) 平成30年度決算額で申し上げますと、補助金
の使途
の内訳は、シルバー人材センター事務局職員人件費
の一部として571万1,000円、車両賃借料155万円、そのほかパソコン・コピー機等賃借料、消耗費、通信運搬費、光熱水費等でございます。また、平成30年度
の事業活動
の決算につきましては、収入2億87万2,927円、支出1億9,975万4,735円、収支差額は111万8,192円でございます。
○議長(
飯田正憲君) 大関久義君。
◆18番(大関久義君) わかりました。事業
の成果、いわゆる111万円
の成果、マイナスにはなっていないということであります。しかし、1,000万円
を補助しておって、何とか成り立っているというような状況ではないかと思われます。
事業
の多くは、多分草刈りとか植木
のそういったものが主な主体事業であると思われますが、そういった場合、一般家庭と企業、あるいは役所等から
の依頼数
の率と、それから近年
の活動
の推移
をお伺いいたしたいと思います。
○議長(
飯田正憲君)
保健福祉部長下条かをる君。
◎
保健福祉部長(下条かをる君) 事業
の成果について、平成30年度
の実績でお答えいたします。
民間企業や市役所から
の依頼によるものが844件。一般家庭から
の依頼によるものが2,875件、合計3,719件で、一般家庭から
の依頼が全体
の77%
を占めております。また、近年
の依頼件数
の推移は、平成28年度が3,514件、平成29年度が3,665件、平成30年度が3,719件と年々増加
をしております。
○議長(
飯田正憲君) 大関久義君。
◆18番(大関久義君) 一般
の家庭、そういったところが80%近く
を占めているということであります。予想どおりかなというふうに思われますが。
シルバー人材センターでは、登録者322名で
の運営であります。センターは組織的に働くことを通じて、追加的収入
を得るとともに、健康
を保持して、生きがい
を持ち、地域社会に貢献するという会員一
人一
人が自主的に参加して活動する、自主・自立・協働・共助
を基本理念とした会員組織でありますが、シルバー人材センター事業
の今後について、課題と将来性
をお伺いいたします。
○議長(
飯田正憲君)
保健福祉部長下条かをる君。
◎
保健福祉部長(下条かをる君) シルバー人材センター事業
の今後についてお答え
をいたします。
現在、60歳以上
の人口に占める会員数
の割合は、全国平均
を下回る状況にあり、会員
の拡大と就業機会
の拡大が課題となっております。今後
の社会情勢といたしまして、定年年齢
の引き上げや継続雇用制度
を活用する事業所割合がさらに上昇するなど、就業状況
の変化やライフスタイル
の多様化など、高齢者
を取り巻く状況が大きく変化しております。
そのような中、今後
のシルバー人材事業
のあり方におきましては、依頼側
の多様なニーズに対応できるよう、人材
の確保、人材育成や地域に密着した活動
の充実など、新たな事業展開も検討し、就労促進
を図っていかなければならないと捉えております。
○議長(
飯田正憲君) 大関久義君。
◆18番(大関久義君) よろしくお願いしたいと思います。
それでは、次
の質問に入ります。
大項目2、塵芥事業についてお伺いいたします。
笠間市
の塵芥処理事業は、現在2系統になって行われております。友部地区
の岩間地区は柏井にある笠間・水戸環境事務組合で可燃ごみ処理
を行っており、笠間地区では、福田にあるエコフロンディアかさまで可燃ごみ
の処理
を実施されており、2系統で
の処理となっております。
このごみ
の問題については、市民
の方からも多数、どうなってんだというような声
を聞いておりますので、お聞きしたいと思います。
そこで、まず、友部・岩間地区
の処理施設である笠間・水戸環境事務組合
の事業内容についてお伺いいたします。
○議長(
飯田正憲君)
市民生活部長金木雄治君。
◎
市民生活部長(金木雄治君) 18番大関議員
のご質問にお答えいたします。
笠間・水戸環境組合
の事業内容についてと
のご質問でございますが、市内における友部・岩間地区
のごみ処理につきましては、水戸市内原地区とあわせ、笠間・水戸環境組合
の施設で処理
を行っております。事業
の内容ですが、可燃性
のごみは焼却処理し、最終処分場となります諏訪クリーンパークで埋め立て処分
を行っております。また、缶類や瓶類、紙類、ペットボトル等については、資源物として処理いたしております。
なお、友部・岩間地区
の処理量は年間約1万6,000トンとなり、内原地区
を含めた組合全体
の処理量である年間約2万1,000トン
の約4分の3
を占めております。また、この処理量等に応じ、笠間市、水戸市それぞれが組合へ負担金
を納めております。
○議長(
飯田正憲君) 大関久義君。
◆18番(大関久義君) 笠間・水戸環境事務組合
の処理場には、現在、今、部長から答弁あったように、水戸市
の内原地区から
の可燃ごみが搬入されております。
しかし、今年度末である来年3月で脱会することとなりました。水戸市が脱会することとなりました。この12月
の定例議会で議案第110号として、笠間・水戸環境組合
の解散について
の提出がありました。提案理由は、水戸市が笠間・水戸環境組合
を脱会することに伴い、廃棄物等
の処理及び処分について笠間市
の単独運営となることから、同組合
を解散するためとあります。
今定例会に提出された笠間・水戸環境組合
の解散、水戸市
の脱会について、その経緯・経過等についてお伺いいたします。
○議長(
飯田正憲君)
市民生活部長金木雄治君。
◎
市民生活部長(金木雄治君) 環境組合
の解散、水戸市脱退
の経緯と経過について
のご質問でございますが、平成22年8月、水戸市から、笠間・水戸環境組合に組合脱退にかかわる協議
の申し入れがありまして、その後、平成27年2月に水戸市から、新たなごみ処理施設
の稼働予定に合わせまして、
令和元年度末をもって脱退したいと報告がありました。
それ
を受けまして、同年12月より、解散事務検討委員会及び幹事会で
の協議
を開始しまして、組合財産
の整理・清算や、組合職員
の処遇と両市
の意向
を整理し、今回
の脱退となったものでございます。以上です。
○議長(
飯田正憲君) 大関久義君。
◆18番(大関久義君) 資産、それら
を含めて協議
をしたということであります。
解散後
の笠間・水戸環境組合
の資産等
の取り決めについて、どうなる
のか、大枠でいいのでお聞きいたします。
○議長(
飯田正憲君)
市民生活部長金木雄治君。
◎
市民生活部長(金木雄治君) 笠間・水戸環境組合
の解散に伴う財産
の処分について
のご質問でございますが、笠間・水戸環境組合
の解散に伴う財産処分につきましては、本定例会
の議案に上程しておりますが、その中で、資金及び歳計現金については、構成市分担金
の総額割合としまして、笠間市分においては1万分の7,272による額
を帰属しまして、水戸市分においては、1万分の2,728による額
を帰属いたします。
そのほか、環境センター、ゆかいふれあいセンター、浸出水処理施設に係ります財産につきましては、土地24筆、9万2,424平米。
◆18番(大関久義君) もっと大枠でいいよ。
◎
市民生活部長(金木雄治君) わかりました。
土地・建物・構造物・物品・車両などについて、全て笠間市に帰属するものでございます。
○議長(
飯田正憲君) 大関久義君。
◆18番(大関久義君) わかりました。
我々議会
のほうには報告あるんですけれども、一般
の人にはわからないということで聞いている、どうなってんだという声がありますので、聞いているところであります。
環境組合には、ゆかいふれあいセンターが併設されております。センター
の利用はどうなっていく
のか、変わる
のかお伺いいたします。
○議長(
飯田正憲君)
市民生活部長金木雄治君。
◎
市民生活部長(金木雄治君) お答えする前に、先ほど私
の答弁
の中で、「基金及び歳計現金」
を、「資金及び」と言ってしまいましたので、「基金」に訂正させていただきます。
それでは、組合開催後
のゆかいふれあいセンター
の利用について
のご質問ですが、ゆかいふれあいセンターにつきましては、笠間市
の施設として引き続き指定管理により運営してまいります。開設時間、利用料金など、利用規程に変更はなく、現在と変わらず利用していただくことになっております。
○議長(
飯田正憲君) 大関久義君。
◆18番(大関久義君) 環境センターについては、来年度から笠間市
の単独
の事業となってくるわけでありますが、単独で
の事業となった場合、事業費はどうなる
のですか。昨年
の事業費は3億6,000万円、今年度予算では3億1,800万円となっております。現状と今後
の比較についてどうなる
のか、今後
の環境センター
の事業費についてお伺いいたします。
○議長(
飯田正憲君)
市民生活部長金木雄治君。
◎
市民生活部長(金木雄治君) 環境組合に関しまして、事業費
の現状と今後について
のご質問ですが、笠間市
の負担金額は、議員が申しましたように、昨年度3億6,000万円、今年度は3億1,800万円となっております。
令和2年度
の事業費は、歳出見込額から歳出見込額
を差し引いた額は、約4億8,000万円
の見込みであり、昨年度
の事業費と比較しますと、約1億6,000万円
の事業費がふえることとなりますが、この増額は、おおむね構成市でありました水戸市
の負担額と同程度でございます。
○議長(
飯田正憲君) 大関久義君。
◆18番(大関久義君) ごみ
の持ち込みが少なくはなるんだが、負担は同じ負担
をしていかなきゃならないという変な理屈になってきちゃうんですけれども、それはそれとして、1億円以上
の持ち出しが来年度はあるということであります。
そして、事業費
の負担額、増加となります。なった場合でも、市民がこれまで同様
の利用ができる
のか。そしてまた、市民へ
の負担がある
のか、増にならない
のか、お伺いしたいと思います。事業
の内容とこれから
の利用についてお伺いいたします。
○議長(
飯田正憲君)
市民生活部長金木雄治君。
◎
市民生活部長(金木雄治君) 事業費
の増に伴います市民へ
の影響について
のご質問ですが、現段階においては、事業内容、利用方法等、従来どおり、市民へ
の影響はないものと考えております。
しかし、今後、笠間市
の単独運営となり、運営
を検証し、改善が必要となった際には、変更もあり得ると考えております。
○議長(
飯田正憲君) 大関久義君。
◆18番(大関久義君) 市民へ
の負担がないように変更
をしていただきたいと思います。
次に、笠間地区
の塵芥処理事業、エコフロンティア
の事業内容についてお伺いいたします。
○議長(
飯田正憲君)
市民生活部長金木雄治君。
◎
市民生活部長(金木雄治君) 笠間市地区塵芥処理事業について
のご質問でございますが、笠間地区につきましては、事業者が収集したごみ、市民
の個人搬入とともに平成17年8月に稼働したエコフロンティアかさまに処理
を委託している状況でございます。処理事業
の内容ですが、可燃ごみ
のほかに、破砕処理した不燃ごみや粗大ごみなど
を高温で溶融処理し、生成されたスラグ・メタルは資源化し、残った灰
を埋め立て処分化しております。また、缶類や瓶類、古紙類、ペットボトル等は資源物として処理しております。なお、処理量は年間約9,000トンで、こちらは処理量に応じ、委託料
を一般財団法人茨城県環境保全事業団に支払っております。
○議長(
飯田正憲君) 大関久義君。
◆18番(大関久義君) 笠間地区において、エコフロンティアかさまに搬入
をしております。この受け入れ
の状況、それから報道によると、エコフロンティアかさま
の処分場は間もなく満杯になると聞いております。受け入れが限界に迫っていると
のことでありますが、現状況と見通しについてお伺いいたします。
○議長(
飯田正憲君)
市民生活部長金木雄治君。
◎
市民生活部長(金木雄治君) エコフロンティアかさま
の埋め立てに関する状況と見通しについて
のご質問ですが、エコフロンティアかさま
の埋め立て可能容量は240万立米とされており、現在までに161万3,934立米
の埋め立てが完了しております。
それ
を踏まえますと、今後
の埋め立て可能な容量は78万6,066立米であり、それ
を年間
の平均搬入で割りますと、あと6年後、令和7年度ごろまでに容量がいっぱいになると
の見通しでおります。
○議長(
飯田正憲君) 大関久義君。
◆18番(大関久義君) 6年後に大体いっぱいになる、そういった形
の中でごみ
の処理施設については、今後考えていかなければいけない大きな課題になってくる
のかなと思われます。
いろいろな課題があると思うんですけれども、そういった形
の中で全体で
の計画等は考えている
のかお伺いいたします。
○議長(
飯田正憲君)
市民生活部長金木雄治君。
◎
市民生活部長(金木雄治君) 塵芥処理
の今後について
のご質問だと思いますが、塵芥処理事業について
の今後につきましては、友部・岩間地区
のごみ処理
を行っております笠間・水戸環境組合につきましては、今年度末組合
の監査に伴い、令和2年4月から本市
の施設として運営し、友部・岩間地区
の廃棄物
を処理いたしてまいります。処理施設は、平成4年に竣工され、老朽化しているため、施設更新にかかわる課題がございます。
また、笠間地区
のごみ処理
を行っていますエコフロンティアかさまで
の処理期間も、先ほど申しましたように、令和7年度ごろまでという見通しであるため、それ以降
のごみ処理体制
を検討していく必要がございます。
さらに、笠間地区と友部・岩間地区では、分別
の種類、収集方法や個人搬入方法、搬入料金が異なるなど
の課題もございます。このため、市といたしましては、笠間市一般廃棄物処理基本計画に基づき、ごみ処理検討委員会
を設置し、地区ごとに異なっている処理体制
の統一化
を含め、今後ごみ処理
のあり方について協議、検討
を行っているところであります。
○議長(
飯田正憲君) 大関久義君。
◆18番(大関久義君) 6年後満杯になる、そういった形
の中と水戸市が脱会したという事実。単独で事業
を実施していかなければならない、そういう事態になってきていること
を考えて、よろしく、今後
の計画
をお願いしたいと思います。
次
の質問に入ります。
大項目3、し尿処理事業についてお伺いいたします。
小項目1、2、合わせて答弁
をお願いいたします。このし尿処理事業についても一般市民
の方から、どういう状況なんだというような形
の中で聞かれておりますので、まずそれらについてお聞きしたいと思います。
まず、笠間市
のし尿処理事業
の体制について、現状
をお伺いいたします。
○議長(
飯田正憲君)
市民生活部長金木雄治君。
◎
市民生活部長(金木雄治君) 友部・岩間地区、笠間地区、それぞれ
の事業内容について
のご質問ですが、まず、友部・岩間地区
のし尿浄化槽汚泥につきましては、茨城町にあります昭和56年10月に竣工した茨城地方広域環境事務組合で処理
をしております。構成市町は、本市
のほかに茨城町、水戸市、小美玉市となっております。笠間市
の搬入量は、年間約1万1,000キロリットルで、組合全体
の処理量であります約3万4,000キロリットル
の3分の1
を占めております。なお、運営費用としまして、組合に対し、構成市町が搬入量等に応じ、負担金
を支払っております。
次に、笠間地区
のし尿浄化槽汚泥につきましては、桜川市にあります昭和61年3月に竣工いたしました筑北環境衛生組合
の施設で処理
をしております。構成市は、本市と桜川市
の2市となります。笠間市
の搬入量は、年間約1万3,000キロリットルで、組合全体
の処理量であります約2万7,000キロリットル
の約2分の1
を占めております。
こちらにつきまして申し上げます、運営費用としまして、組合に対し、構成市が搬入量等に応じ、負担金
を支払っております。
○議長(
飯田正憲君) 大関久義君。
◆18番(大関久義君) 友部・岩間地区は、茨城地方広域事務組合に、そして、笠間地区は、筑北環境衛生組合にそれぞれにし尿処理
をされております。茨城地方広域事務組合と筑北環境衛生組合に搬入されている処理量については、今、答弁ありましたが、5年間について平均でいいので、5年間
の平均
の数量
をお伺いいたします。費用についても同じく5年間
の費用、どのぐらいな
のか平均でお願いします。
○議長(
飯田正憲君)
市民生活部長金木雄治君。
◎
市民生活部長(金木雄治君) 過去5年間
の処理量及び負担金について
の平均ということ
のご質問でございますが、平成26年度から平成30年度まで
の5年間で、平均1万1,366キロリットル、約7,700万円
の負担金
を納めており、今年度は……。茨城地方から申しますと、茨城地方広域環境組合事務組合における5年間
の平均です。平均、5年間で1万1,366キロリットル、約6,700万円
の分担金
を納めておりまして、今年度は6,704万9,000円
の見込みでございます。
次に、笠間地区
の処理にかかわります筑北環境衛生組合における処理量と分賦金
の平均ですが、平均1万2,579キロリットル、約8,500万円
の分賦金
を納めており、本年度は9,160万3,000円
の見込みでございます。
○議長(
飯田正憲君) 大関久義君。
◆18番(大関久義君) 5年間
の平均で示していただきました。茨城地方広域事務組合に持ち込んでいる部分については、1万1,366キロリットルで、負担金が平均で6,700万円、そしてまた、筑北衛生組合に申し込んでいる
のが、平均して12,579リットルで、その費用が8,500万円ということであります。この処理量
を割ってみますと、茨城地方組合
の単価
のほうが安いんですね。1キロリットル当たり6,000円ぐらい。5,876円ですから6,000円ぐらいになります。
そしてまた、これ
を年間平均で納めている筑北
のほうに、安いほう
の値段で掛けてみますと、年間7,300万円、7,390何万円になりますけれども、7,400万円近くなんですよね。そうすると、平均で筑北環境衛生組合に納めている
のが8,499万円、8,500万円でありますから、年間1,100万円
の違いが生じてきます。この処理
をする負担金
の違い、年間で1,000万円違っちゃうんですが、安いほうで考えるとね。その違いは何な
のかお伺いいたします。
○議長(
飯田正憲君)
市民生活部長金木雄治君。
◎
市民生活部長(金木雄治君) 議員おっしゃいますように、搬入量
を負担金で割りますと、確かにそのような計算にはなるかと思います。ただし、負担金
の算出につきましては、両組合における算出方法に違いがございまして、茨城地方広域環境事務組合は、均等割30%、搬入割70%となっておりまして、筑北環境衛生組合は搬入
を終わり、100%で計算しております。さらに、構成市町村
の数などにも違いがあることから、一概に比較は難しいものと考えております。
○議長(
飯田正憲君) 大関久義君。
◆18番(大関久義君) 一概に比較は考えにくいという答弁でありますが、我々市民
の立場からすれば、これだけ
の量
を、例えば茨城町
のほう
の組合に持っていった場合に、今計算した1,100万円
の差が年間出るということは明らかな数字になっております。差異はいろいろな形
の中で出てくるとは思うんですけれども、処理する量からすると、そういう違いが出てくるということは事実であります。
それでは、茨城地方広域環境事務組合
の施設と、筑北環境衛生組合
の施設
の経過年数についてお伺いいたします。
○議長(
飯田正憲君)
市民生活部長金木雄治君。
◎
市民生活部長(金木雄治君) 両施設
の経過年数についてですが、茨城地方広域環境事務組合
の処理施設
の主要設備が、昭和56年
の竣工となっており、37年経過しております。また、筑北環境衛生組合
の処理施設は、昭和61年
の竣工で、33年経過しております。なお、どちら
の施設につきましても、これまでに施設改修、整備
の改修
を行っております。
○議長(
飯田正憲君) 大関久義君。
◆18番(大関久義君) 施設改修
をしながら使っているということであります。茨城地方広域事務組合も、筑北衛生組合も、施設は40年近くになります。笠間市では、し尿処理事業についても2カ所に処理事業
を委託されております。
双方
の施設
の老朽化
を見ますと、早急に検討
をする時期に来ているように思われます。水戸市でも、ごみ処理施設
の広域事業から脱会
をされました。笠間市
の広域で
のし尿処理事業
の見直し
をと思われます。この二つ
の広域事業組合
の今後についてお伺い
をいたします。
○議長(
飯田正憲君)
市民生活部長金木雄治君。
◎
市民生活部長(金木雄治君) 広域事務組合
の今後について
のご質問ですが、本市といたしましては、茨城地方広域環境事務組合、筑北環境衛生事務組合、両施設ともに老朽化が進んでおり、今後、これから
の施設
の大規模な改修等が行われた場合、この改修費用も負担金等に上乗せになることが想定されております。そのようなこと
を踏まえ、処理体制
の効率化や処理経費
の縮減が大きな課題となっております。
現在、課題解決に向け、笠間市一般廃棄物処理基本計画に基づき、し尿処理施設
の集約化
を含めた処理体制
の効率化について協議検討するとともに、地域
の特性に応じた効果的な生活排水対策
を講じてまいりたいと考えております。
○議長(
飯田正憲君) 大関久義君。
◆18番(大関久義君) わかりました。
広域事務組合については、相手があることでもあり、相当難しい問題であると思います。合併
をして、かなり
の時が経過
をしております。さらには施設
の、先ほど申しましたが、老朽化が見られる
のであります。投資効果
のこともありますので、一元化に向けて
の話し合い
をしていただきたいと思います。
ごみ
の問題もし尿処理
の問題も身近なことであり、また難しい問題でもありますが、ぜひ取り組んでいただきたいと思います。
以上で私
の一般質問を終わります。ありがとうございました。
○議長(
飯田正憲君) 18番大関久義君
の質問
を終わります。
ここで午後1時まで休憩いたします。
午後零時10分休憩
──────────────────────
午後1時00分再開
○議長(
飯田正憲君) 休憩前に引き続き、会議
を再開いたします。
17番大貫千尋君。
◆17番(大貫千尋君) 17番大貫でありますが、昨日
の一般質問の中で、大項目3、茨城中央工業団地笠間地区
の現況について
の小項目で、進出企業
の現状
の質問
の中で、過日イオンモールドが仮契約
をいたしまして、進出ができないということで違約金
を払った問題で、7,000万円と私お話ししたんですが、総額で2億円支払ったそうなので、「7,000万円」
を「2億円」と変更
をお願いいたします。
○議長(
飯田正憲君)
保健福祉部長下条かをる君。
◎
保健福祉部長(下条かをる君) 先ほど大関議員
の高齢者福祉事業について
のご質問
の中で、行政区について
の数につきまして、訂正
をお願いいたします。
行政区数
を、私
のほうで「324区」と申し上げましたが、「311区」に訂正
をお願いいたします。そして、その中で、笠間地区が102、友部地区が140、岩間地区が69区となっておりますので、訂正
のほどよろしくお願いいたします。大変申しわけございませんでした。
○議長(
飯田正憲君) 15番西山 猛君
の発言
を許可いたします。
〔15番 西山 猛君登壇〕
◆15番(西山猛君) 15番西山 猛です。市民
の皆さんからいただいた政治生命
をかけて質問
をしますので、わかりやすい答弁で、市民
の皆さんに伝わるようにお願いしたいと思います。
通告しております一問一答方式で、大項目1、地域医療構想について。
小項目、地域医療構想とは何か
を伺います。
○議長(
飯田正憲君)
市立病院事務局長後藤弘樹君。
◎
市立病院事務局長(後藤弘樹君) 15番西山議員
のご質問にお答えいたします。
地域医療構想とは、国
の定める基準に従いまして、都道府県が定める将来
の医療提供体制に関する構想でございます。茨城県におきましては、平成28年12月に、茨城県地域医療構想として策定
をされておるところでございます。
具体的に申し上げますと、団塊
の世代が75歳以上に達する2025年に向けまして、都道府県内
の構想区域単位で高度急性期、急性期、回復期、慢性期
の四つ
の医療期
のもとに、それぞれ
の需要と病床
の必要量
を推計し定めるものでございます。
また、この構想区域ごとに医療需要
を踏まえた医療提供体制
の方向性も定めるものとされております。以上でございます。
○議長(
飯田正憲君) 西山 猛君。
◆15番(西山猛君) わかりやすく言えば、どういう意味ですか。ふやすんですか、減らすんですか。それとも、何か違う方法があるんですか。
○議長(
飯田正憲君)
市立病院事務局長後藤弘樹君。
◎
市立病院事務局長(後藤弘樹君) 水戸地区
の構想区ごと
の医療構想といたしましては、他構想区域から
の流入が多いために、医療
の体制
を充実
を図ること、また、回復期リハビリテーション整備が必要であるということが記載されておりまして、急性期
を減らしまして、回復期
をふやすというような構想となってございます。
○議長(
飯田正憲君) 西山 猛君。
◆15番(西山猛君) じゃ、例えば、今
のお話でいうと、要するに病院
の質ですね。
今つきまして、段階
を四つに分けましたけれども、そのうち
の今、二つ
のお話になったかと思うんですが、具体的に、じゃ、通常
の病院がこれ。1番、2番となったときに、一つ目がこれ、二つ目がこれ、と。こんなイメージ
の病院だ、施設だという
のをちょっと言ってみていただいていいですか。
○議長(
飯田正憲君)
市立病院事務局長後藤弘樹君。
◎
市立病院事務局長(後藤弘樹君) 地域医療構想
の中で、病院
をこのようにと、個別
の病院について
の考え方が示されるものではございませんで、その区域内で
の病院
を調整して、その目標に向かっていこうというような構想でございます。
その中で、まず、先ほど申し上げました急性期におきましては、2016年、3,379床あるもの
を、2025年に向けては、1,626床に向かう。回復期におきましては、2016年
のデータですと、319床
を1510床にふやすと。このような区域で
の目標値が定められているというところでございます。
○議長(
飯田正憲君) 西山 猛君。
◆15番(西山猛君) 区域という
のは、区域は一定
の区域があるんでしょうけれども。
単純に考えますと、今、団塊
の世代とおっしゃいましたが、団塊
の世代
の皆さんが後期高齢者になっていく。2025年からですね。
そうすると、本来は施設がふえたり病院がふえたり、老人施設がふえたり病院がふえたりとかとそういうふうな単純なことになろうかと思うんですが、それ
を何か分けて、住み分け
をしてという意味なんですかね。
○議長(
飯田正憲君)
市立病院事務局長後藤弘樹君。
◎
市立病院事務局長(後藤弘樹君) それぞれ
の病院がそれぞれ
の経営というような視点もございまして、うち
の病院は急性期
をこれだけやりたい、これだけやりたいということがございますので、それ
を県
のほうで調整
をしていくというものでございます。
○議長(
飯田正憲君) 西山 猛君。
◆15番(西山猛君) 市民目線でお話ししますね。市民目線でいったらば、病院も当然、例えば公
のものでお話ししていますけれども、病院、それからここもそう、役所、それから駅、学校。そういうものは結構身近にあったほうがいいと思うんですね。さらに、民間でいったらスーパーやコンビニ、そういうものがあるから、住みやすい、いいまちだということになろうかと思うんですね。
そうすると、団塊
の世代
の人たちが高齢化になっていって、当然、医療
のお世話になる、介護
のお世話にもなる中で、それは医療費
を削減というか縮減するため
の策なんですか。今はもっと拾い意味でいったら、医療と介護という
のは線引きができていなくて、うやむや
のところがあって、それ
を明確に、これはもうすぐ医療行為
をしなくちゃいけないんだ、次、治りかけだからこうなんだ。それから後は、リハビリなんだと。それから、あとはまた別なんだとそういうふうに、器
の中だけで分けるだけなんですか。
○議長(
飯田正憲君)
市立病院事務局長後藤弘樹君。
◎
市立病院事務局長(後藤弘樹君) まず、医療需要ということで申し上げますと、高齢化が進む中で、そのときに求められる病院
の機能というものはどういうものかというもの
を推計されております。その中で、すぐに治療
をし、手術であったりとかそういったこと、必要な高度急性期、急性期
の数。また、そういったところで
の治療が済んだ後に、在宅に戻るまで
の間
の回復期というものがどれぐらい必要かというものが推計されておりまして、その目標に向かって進めることで、継続的に医療が提供できる体制
をつくっていくというものが、この地域医療構想であると理解しております。
○議長(
飯田正憲君) 西山 猛君。
◆15番(西山猛君) そういう判断という
のが、例えば急性期というんですか、急いでやらなくちゃならないこと。それからリハビリが必要だとか、という段階的なことという
のは、わざわざお役所が、行政がそれ
を、こうですよ、ああですよ、こんなふうにしましょうよって、数
を合わせてこうしましょうよとやらなくちゃいけないんですか。それは病院だとか施設に委ねられていることとは違うんですか。判断ということ、違うんですか。そこがちょっと合点がいかないんですけれども。
○議長(
飯田正憲君)
市立病院事務局長後藤弘樹君。
◎
市立病院事務局長(後藤弘樹君) 現在
の状況と2025年、高齢者がふえていく時点で
のその医療需要というもの
を見まして、病院がそれぞれ判断するものではあるかと思いますが、公立病院だけでなく民間
の病院とかそういったものも含めた中で
の地域医療構想となりますので、そこ
を、方向性
を出して議論
をしていくというものだと思っております。
○議長(
飯田正憲君) 西山 猛君。
◆15番(西山猛君) わかりました。①
を終わります。
②に入ります。茨城県立中央病院
の位置づけについてお伺いいたします。本市にある病院ということでですね。
○議長(
飯田正憲君)
市立病院事務局長後藤弘樹君。
◎
市立病院事務局長(後藤弘樹君) 茨城県
の地域医療構想は、茨城県
の保健医療計画
の一部として策定されたもので、おのおの
の病院
の位置づけまでは、中央病院につきましてはその中で記載がされているものではございませんが、茨城県
の病院中期計画におきまして、中央病院は、二次救急医療機関、災害拠点病院、がん診療拠点病院に位置づけられておりまして、県民に対しまして高度な医療
を提供する病院とされております。
また、笠間市にあるということで、地域医療支援病院にも位置づけ
をされておりまして、地域医療に積極的に取り組んでいる病院でございます。また、笠間市で行っております平日・夜間・日曜診療、あとは笠間市立病院と
の専門職
の人事交流などにも協力
をいただいておりまして、笠間市
の医療にとって欠かすこと
のできない医療機関であり、市民にとっても医療
の安心感
を与える存在機関であると認識
をしております。以上でございます。
○議長(
飯田正憲君) 西山 猛君。
◆15番(西山猛君) そのとおりですよね。そういう部分で今、これから地域医療という
のはいろいろなこと
を見直さなくちゃならない。見直さなくちゃならないんだけれども、そういう病院
のあり方
をもう一回見直さなくちゃならないという目線で地域
のあり方
を考えましょうよということだと思うんですね。
それで、それが社会現象というか団塊
の世代
の人たち
の、その年代というか年齢というか、それ
を見据えてやらなくちゃいけないということですね。間違いありませんね。
○議長(
飯田正憲君)
市立病院事務局長後藤弘樹君。
◎
市立病院事務局長(後藤弘樹君) 人口構造でありますとか、求められる医療需要というもの
を今後も見据えていくものだというふうに理解しております。
○議長(
飯田正憲君) 西山 猛君。
◆15番(西山猛君) それでは、②
を終わります。
③に入ります。笠間市立病院
の位置づけ
を伺います。これは、笠間市立病院
を含む地域医療センターかさま
の位置づけになろうかと思うんですが、よろしくお願いします。
○議長(
飯田正憲君)
市立病院事務局長後藤弘樹君。
◎
市立病院事務局長(後藤弘樹君) まず、地域医療センターで
のということでございますが、その中にあります、まず、笠間市立病院において位置づけといたしましては、笠間市
の属する水戸医療圏におきましては、回復期病床
の大幅な整備が必要とされていることから、笠間市立病院は回復期
の病床
を確保し、高齢者が安心して医療が受けられる環境
の整備
を行い、急性期
を担う病院と連携して、急性期
を過ぎた回復期
の患者に対する入院加療
を行う役割
を担い、地域医療体制
を構築していく位置づけであるというふうに考えております。
また、健康増進課、保健センター
の役割といたしましては、行政
の保健部分
を担うもの、また、
包括支援センターにおきましては、高齢者
の生活
を守るという視点で
の相談窓、また、介護へ
のつなぎ、そういったものが役割であるというふうに考えております。以上でございます。
○議長(
飯田正憲君) 西山 猛君。
◆15番(西山猛君) まさに核ですよね。僕も本当に、センターというぐらいですから、核になろうかと思うんですね。地域医療も福祉も含めた一つ
の核になる場所であろうと思っております。位置づけとしては、それでよろしいかなと思うんですね。③
を終わります。
④に入ります。それでは、その市立病院
の役割について、地域的な観点から伺うということですが、なぜ、地域的なと言うかというと、そういう質問
をするかといいますと、県立
の中央病院があって、市立
の病院がある。このバランス
を、地域的にどうな
のかなと。それはあったほうがいいですよ。と思います。でも、そのバランスはどうな
のかな。伺います。
○議長(
飯田正憲君)
市立病院事務局長後藤弘樹君。
◎
市立病院事務局長(後藤弘樹君) 本市
の地域医療という状況というような形でまずお話
をさせていただきますと、今、議員がおっしゃいました県立中央病院でございますが、高度急性期医療が可能である病院であると思います。また、精神科医療
を提供する県立こころ
の医療センターがございまして、そのほか、20床以上
の入院ができる病院が、当院
を含めて3病院、さらに診療所が33院ございまして、本市
の医療
を担っている状況でございます。
そのような中で当院は、急性期
を過ぎた回復期患者に対する入院加療
を行うこと、また、在宅
の方
の緊急
の入院に対応が可能であること、また、在宅医療
を支援する在宅療養支援
の病院として医療
を提供することが役割であるというふうに考えております。以上でございます。
○議長(
飯田正憲君) 西山 猛君。
◆15番(西山猛君) 役割といいますと当然、濃度というか、濃いというか、地域に濃い医療があったほうがいいということになると思うんですね。そこで、これは、地域的な観点からということですが、地域的な観点から、笠間市が合併した段階で、段階でですよ、笠間市立病院
のあり方という
のを考えたと思うんですよ。考えたと思うんです。
そのときに案として、例えば、もと
の国保病院、旧友部町にあった国保病院が、合併した、合併できた、合併したから、友部、旧友部という地の利じゃなくて、笠間、もと
の笠間市、あるいはもと
の岩間町にというような考えはありませんでしたか。
○議長(
飯田正憲君)
市立病院事務局長後藤弘樹君。
◎
市立病院事務局長(後藤弘樹君) まず、合併時に友部町
の国保病院
を、市立病院と名称
を変更しまして、引き継ぎ
をさせていただきました。
その後、あり方検討委員会でありますとか、
監査委員会から
の意見でありますとか、さまざまな意見
を頂戴しまして、移転、新築、改築など
の議論が進められておりました。その中で議論
をされてきた中では、今後、笠間市立病院が求められる役割として、県立中央病院と
の連携でありますとか、あとは、各地域にあるクリニックと
の連携が求められるということで、まず、県立中央病院
の近くであるような位置がよろしいんではないか、また、地域
のクリニックとも連携しやすい場所がよろしいんではないかというようなことが議論された中で、位置が決まってきたというふうに認識
をしております。以上です。
○議長(
飯田正憲君) 西山 猛君。
◆15番(西山猛君) 幸いという
のが正しい言い方かどうかわかりませんが、南友部地区
の開発構想があったはずですよね。これが宙に浮いているというか。その代替え用地としてあった今
の場所ですね。三つ
の施設が大きく分かれてありますけれども、そこが候補になったわけでしょうけれども、それは明確にいうと、移転建てかえになろうかと思うんですね。移転建てかえ、新築ですね。移転建てかえ
の新築で、ということになると思うんですが、そのときに、やはりそういう考えはなかったんですか。
じゃあ、例えば、県立中央病院と連携するから、お隣がいい
のか。県立があります、市立があります、これがいい
のか。そうではないと思うんですね。そうではないと思うんです、言っていることはね。
そうしますと、じゃ、もう一回おさらいしますが、合併したんだから、旧
の岩間町もあるし、旧
の笠間市もあるし、市立病院
の移転先、新築するんならば、移転するならば、という考えは全く出なかったんですか。
○議長(
飯田正憲君)
市立病院事務局長後藤弘樹君。
◎
市立病院事務局長(後藤弘樹君) 移転途中で
の議論というところまで
の詳細な資料
を私、現在持ち合わせていませんので明確にお答えすることはできませんが、現状
の求められている役割から見まして、現在
の位置が適当である
のではないかというふうに考えております。以上です。
○議長(
飯田正憲君) 西山 猛君。
◆15番(西山猛君) ④
を終わりにします。
⑤に入りますが、④まで
の流れ
の中で、県立中央病院と市立病院とで、あり方がどうな
のかということ
をちょっと問答させていただきました。これはあくまでも本題であります⑤厚生労働省から
の指摘について、この質問に集約されるんですが。
指摘、新聞等でも皆さん周知
のところだと思うんですが、これについて、要は、市立病院、見直せよということなんですが、それについて率直にどうお考えですか。
○議長(
飯田正憲君)
市立病院事務局長後藤弘樹君。
◎
市立病院事務局長(後藤弘樹君) まず、指摘でございますが、厚生労働省
のほうで地域医療構想
を。
◆15番(西山猛君) 端的にね。
◎
市立病院事務局長(後藤弘樹君) はい。それでは、指摘
を受けたことに対しまして、どのように考えているかということでお答え
をさせていただきますと、今回
の報告
のもととなりました分析が一律的な評価でありまして、地域
の実情が考慮されていないということから、調査項目
の地域
の実情と関係性、調査機関
の現時点。
◆15番(西山猛君) 納得いっていないか、いっている
のか
の話だけ聞かせてください。
◎
市立病院事務局長(後藤弘樹君) その分析
の内容から見まして、私どもにとっては適当ではない分析であったというふうに認識
をしております。以上でございます。
○議長(
飯田正憲君) 西山 猛君。
◆15番(西山猛君) 建設費という
のは幾らかかったんですか。
○議長(
飯田正憲君)
市立病院事務局長後藤弘樹君。
◎
市立病院事務局長(後藤弘樹君) まず、病院棟と行政棟に分かれておりまして、病院
のほうで
の建設費といたしまして、15億3,300万円でございます。また、行政棟部分といたしまして、6億900万円が建築費となってございます。以上でございます。
○議長(
飯田正憲君) 西山 猛君。
◆15番(西山猛君) 地方
の時代だといわれているんですが、今回は地方が、地方自治体がいろいろな構想
のなか、これはまさに地域医療構想なんですが、その中で新築した、それも地域医療センターということで複合的にして、行政と連携して病院が成り立っているという構想
のもと建築したものに対して、その病院
のあり方について国が、厚生労働省という国がそれに対してチャチ
を入れるというか、見直せよと言うことについて、どの部分がどんなふうにということ
を言われたか受けとめていますか。言われ方。
要は、内容はどんなふうに受けとめていますか。どこがだめな
のか。
○議長(
飯田正憲君)
市立病院事務局長後藤弘樹君。
◎
市立病院事務局長(後藤弘樹君) まず、今回
の指摘
の中身といたしましては、公立病院が担うべきであろうといわれております、がん治療であるとか周産期医療でありますとか、そういった治療
を行っているかどうかというものがまず1点。
さらに、笠間市立病院が行っている治療がその近隣、約20分圏内と申されましたが、20分圏内で代替できる病院がある
のかない
のかというような視点で分析がされております。それが、平成29年度
のデータに基づき行われておりまして、市立病院はその後、急性期から回復期に変更したりですとか、その病床機能
の変更ももうしておりますので、そういったところ
の指摘、その変わる前
の病院
の形で
の指摘
を受けたというような認識
を持っております。以上でございます。
○議長(
飯田正憲君) 西山 猛君。
◆15番(西山猛君) 15億3,300万円かかったんですって。財源内訳
を教えてください。
○議長(
飯田正憲君)
市立病院事務局長後藤弘樹君。
◎
市立病院事務局長(後藤弘樹君) まず、補助金
を受けておりまして、国庫補助金といたしまして、1億10万円でございます。さらに県
のほうから
の補助といたしまして、回復期病床整備促進補助金といたしまして、1,900万円、スプリンクラー緊急整備補助金といたしまして3,000万円、合わせまして、1億5,000円万円
の補助金
をいただいております。さらに起債で10億4,200万円、また、一般会計から
の出資金で3億3,100万円、市立病院
の一般財源として1,100万円が財源となってございます。以上でございます。
○議長(
飯田正憲君) 西山 猛君。
◆15番(西山猛君) 補助金という
のはどちらから出ているんですか。
○議長(
飯田正憲君)
市立病院事務局長後藤弘樹君。
◎
市立病院事務局長(後藤弘樹君) 厚生労働省
の国保調整交付金として補助金
をいただいております。
○議長(
飯田正憲君) 西山 猛君。
◆15番(西山猛君) 全く本末転倒ですね。自分ところで国が、つくっていいよと。もちろん、積み上げた計画があって、それに元1億5,000万円補助金。さらには、起債
を10億円。10億円
の借金できているわけですよ。それが、その辺
のチャランポランな計画でできるわけないじゃないですか。にもかかわらず、国がそれはおかしいんじゃないか、見直しなさいよと指摘
をしている。まして名指しで。いかがなものですか。
これは県内では、県内28病院
のうち、民間医療だった2病院と笠間市立病院となると4病院、四つ。指摘されているんですね。先ごろつくった、完成した立派な施設が、中身は見直せと。じゃ、病院じゃなくて何
をやるんですか。あるいは病院
の形態
をかえるんですか。
今、医療サービス
を向上しようと一所懸命頑張っているもの
を、国が承認しておいて、今度やっぱり、国がだめだって、おかしな話じゃないですか。そこはどういう動き
を笠間市してしたんですか。市としてどういう動き
をしましたか。おかしいんじゃないかという、何か
を、あれ
をしましたか。アピールしましたか。
○議長(
飯田正憲君)
市立病院事務局長後藤弘樹君。
◎
市立病院事務局長(後藤弘樹君) この公表
を受けまして、茨城県とあとは全国国民健康保険診療施設協議会というものがございます。その二つ
を通しまして、調査項目や地域
の実情
の関連性、そういったもの
を丁寧に判断
をしていただきたかったということで、また、私ども
の病院はもうこのような変更
をしておりますというようなこと
を強く申し出ております。
また、この新聞報道
を受けまして、国におきましては、自治体と
の意見交換会など
を開催されておりまして、そちらにも私ども
のほうは出席
をして、
説明を受けているところでございます。以上でございます。
○議長(
飯田正憲君) 西山 猛君。
◆15番(西山猛君) 病院、見直せよと言われているんですよ。それが、今
の説明、答弁では、2年か3年前
のこと
を基準に物事
を判断したので、見直し
の対象になっちゃったけれども、ふた
をあけてみたら、いや、現在これだけ
のこと
をやっているんじゃないか。じゃ、それでいいんだという話なんですか。いいんだということなんですか。
それとも、補助金は出す。つくらせる。いいよ、オーケーだよと言っておいて、じゃ、現在、地域医療
を考えたときに、中身がちょっとまずいんじゃないかと指摘されている。こっちとこっちと、こうやられているんですか。
○議長(
飯田正憲君)
市立病院事務局長後藤弘樹君。
◎
市立病院事務局長(後藤弘樹君) まず、補助金
を頂戴したところでございますが、国民健康保険
の直診病院と制度
の趣旨に合った病院
を建築するということで、まず補助金
のほうは頂戴できています。
また、今回
の指摘におきましては、将来にわたって
のこの地域
の医療体制
を変化していくべきということ
の指摘でございますので、私どもはそれに納得
をしているわけではございませんし、地域医療供給体制
を議論する調整会議などでは、私ども
の立場は強く訴えてまいりたいというふうには考えておりますが、その補助金
をもらえたこと、また、今回指摘があったことという
のは区別して、私どもは考えていかなければいけないというふうに思っております。
○議長(
飯田正憲君) 西山 猛君。
◆15番(西山猛君) これはどうなんですかね。世の中という
のは私、思うんです。戦後
の今
の日本
の背骨というか、本当に今回
を成すものは、団塊
の世代
の人たちがつくり上げてきたいろいろな制度。例えば年金制度にしてもそうだろうし、介護制度もそうだろうし、いろいろな部分でつくり上げてきた、つくらなくちゃならなくなった。でも、社会
をつくってきた、国
を支えてきた
人は、その年代
の人たちだと思う
の。その
人たちに、不安
をあおるようなこういう国と自治体、県が違うとか、考え方が違うんだとか。大本は何といったら、これは国がもうちゃんと認めて、補助金も出している、起債も起こしてやらせてもらっている、でき上がっているというものに、異議
をとなえるという、こういう体制、これはやっぱり不安
をあおると思うんですよ。いかがですか。
私は今、これからもそうだと思うんですが、今までやはり戦後
のいろいろな混乱したその時期
を支えてきた、本当に金
の卵として、東京オリンピック
の年にもうみんな行った。それで国
をつくってきた。高度経済成長
をずっと支えてきた、その
人たちが今度、後期高齢者になってくるから、ちょっと考えましょうよと。何か分類して、じゃ、こんなふうにしましょうは、医療費
を削ることだけ。そうじゃなくて、健康で長生きしてもらうこと
を考えましょうよ。全く本末転倒で。それで、こんなこと
を内々で議論するならともかく、新聞でドーンと出ちゃうような、そんなお粗末な国政もしかり、県政もしかり、市政もしかり。私はそういうところが問題だと思っているんですよ。何だと思っているんだって言うんです。今まで支えてきた
人たち
をそういう扱いは、何だと思っているんだと私は言いたいです。これは、この質問
の大きな、ね。
じゃ、市立病院
のあり方
を是か非かと、そんなこと
の議論じゃありません、全く。私
の知人
の奥様が実は県北大子町に住んでいまして、結局は水戸市
の病院まで行かなくちゃならなくて、その間に絶命してしまった、救急車
の中でね。そういうこと
を考えると、やっぱり近いところに医療機関があるということはいいことなんだな。それは助かる命も助からない状況
の地域はいっぱいあると思うんですよ。そういうことがもし合併
をして、そういうことが、地域性が変わっていくということは一番いいことだなと。多分、常陸大宮市なんかはそういう環境になったと思うんですね。だから、そういうことも含めて、茨城
の相方、これから県北地域
のこと
を考えたときに、そういうことも、なるほどここではむしろ、ぜいたくな議論というか、何かそんなことができるような、そんなすばらしい地域だなと私は思った次第です。
地域医療構想、何かボヤッとしているものですけれども、皆さんが、500
人が、頭
のいいお役人が机
の上で考えて、それで表に出すときは、これはもう引っ込みがつかないんだと、そういう思いで責任
をとる思いで出していただきたい。じゃないと、この新聞
を見る限りでは、一体どうな
のよと。この間できたばっかり
の市立病院が何か問題ありじゃない
の、これと。こんなふうに市民に受けられるという
のは、私は少なくとも笠間市議会
の一議席
を担う者として、私は納得いきません。今後ともこういう問題については、きちっと議論
の上で連携してお願いしたいと思います。何か国が上位で、県があって、市があってと、そういう時代ではないと思っております。どうかよろしくお願いします。
これは、⑤
を終わりにしまして、⑥今後における市立病院
の果たす役目とは何か、具体的に伺います。これは端的にお願いします。
○議長(
飯田正憲君)
市立病院事務局長後藤弘樹君。
◎
市立病院事務局長(後藤弘樹君) 笠間市立病院といたしましては、高齢化が進展する中で、市民が住みなれた地域で安心して生活するため
の地域
包括ケアシステム
の実現に向けまして、その医療分野におきまして、訪問診療、訪問看護、訪問リハビリなど
を強化し、在宅医療
を推進していくことが、私ども
の病院
の果たす役目であると考えております。
それと同時に、保健・福祉
の関係機関と連携しまして、保健予防・介護予防など
を行うことで、市民
の健康増進に寄与してまいりたいというふうに考えております。以上でございます。
○議長(
飯田正憲君) 西山 猛君。
◆15番(西山猛君) それでは、大項目1、地域医療構想について
を終わりにいたします。
続きまして、大項目2、茨城縦貫幹線道路について質問
をさせていただきます。
小項目1、茨城縦貫幹線道路計画とは何
を意味する
のか伺います。よろしくお願いします。
○議長(
飯田正憲君)
都市建設部長吉田貴郎君。
◎
都市建設部長(吉田貴郎君) 15番西山議員
のご質問にお答えいたします。
茨城縦貫幹線道路計画とは何
を意味するかと
のご質問でございますが、茨城県では、2050年ころ
の交通ネットワークとして、つくば市から笠間市
を経由し、大子町へ向かう、仮称茨城縦貫幹線道路として、茨城県総合計画において構想に位置づけされてございます。
構想
の目的として、つくば市
を初めとするつくばエクスプレス沿線地域
の開発効果
を、県央・県北地域に波及させるとともに、筑波山や県フラワーパーク、笠間芸術
の森公園など
の県
を代表する観光拠点
のネットワークが形成され、県央道や北関東自動車道沿線地域と
の広域的な交流促進が図られるものとして期待できるものでございます。
○議長(
飯田正憲君) 西山 猛君。
◆15番(西山猛君) 要は、今、TXがつくば駅で終わっていますけれども、つくば市までTXが来ることで非常に状況が変わった。これは、つくば市
の発展ということなんでしょうけれども、これは、要は茨城県
の発展ということになりますよね。県、これは県
の計画なんでしょうけれども、笠間市
のこの縦貫幹線道路計画
の中で、笠間市
を外した部分で、計画という
のは成り立ちますか。
○議長(
飯田正憲君)
都市建設部長吉田貴郎君。
◎
都市建設部長(吉田貴郎君) つくば大子間ですので、笠間市は一番終身的な部分ですので、笠間市は大きな役割
を果たすものと考えてございます。
○議長(
飯田正憲君) 西山 猛君。
◆15番(西山猛君) ①
を終わります。
②に入ります。笠間市
の位置づけとはどうあるべきか。今、前段
の質問
の中で、笠間市は外せない。さあ、それではどんな位置づけな
のか。
○議長(
飯田正憲君)
都市建設部長吉田貴郎君。
◎
都市建設部長(吉田貴郎君) 笠間市
の位置づけと
のご質問でございますが、本幹線道路につきましては、本市にとりましても、つくば経済圏や県央・県北地域
の広域的な交流促進や観光拠点
を結ぶ交通ネットワークとなり、災害時には緊急物資
の輸送、さらには緊急避難道路
の役割
を果たすものと考えており、県北・県南エリア
の中間点に位置する本笠間市は、関係市町
の中心的な役割
を担ってまいりたいと考えてございます。
○議長(
飯田正憲君) 西山 猛君。
◆15番(西山猛君) まさに茨城県
の中心じゃないですか。そう思いませんか。
○議長(
飯田正憲君)
都市建設部長吉田貴郎君。
◎
都市建設部長(吉田貴郎君) 位置的にも水戸市と隣接していまして、茨城県
の中心であるということは間違いございません。
○議長(
飯田正憲君) 西山 猛君。
◆15番(西山猛君) 位置づけが中心ということになりますが、過日、9月5日、全員協議会
の中で、道祖神トンネルに関する市
の考え方についてということで、資料が出ております。このことについてさらっとおさらいしたいんですが、ちょっとわかりやすい
説明をしていただいてよろしいですか。
○議長(
飯田正憲君)
都市建設部長吉田貴郎君。
◎
都市建設部長(吉田貴郎君) 市
の考え方でございますが、9月5日
の全員協議会でご報告された部分
の内容でございますが、効果につきましては、先ほどご
説明したとおりでございます。
それから、ベースとなります道路につきましては、現在ございます笠間小川線、それから大子美和線、笠間つくば線、一部広域農道等もございます。それら
の協議会が今現在二つございます。これら
の協議会
を一つにし、7市町村で幹事会という
のかな、促進協議会
をつくって、県
のほうに要望していこうというもので、その中で笠間市が中心的な役割
を担っていこうというご
説明をさせていただきました。
○議長(
飯田正憲君) 西山 猛君。
◆15番(西山猛君) つくば市、土浦市、石岡市、笠間市、これが現在
のつくば市・笠間市間道路整備促進協議会ですね。
◎
都市建設部長(吉田貴郎君) はい。
◆15番(西山猛君) さらに、大子町、常陸大宮市、城里町、笠間市、これが笠間大子線改修期成同盟会
の二つがあって、それ
を一つにという考え
をしていますよということですよね。よろしいですね。
○議長(
飯田正憲君)
都市建設部長吉田貴郎君。
◎
都市建設部長(吉田貴郎君) そのとおりでございます。
○議長(
飯田正憲君) 西山 猛君。
◆15番(西山猛君) それでは、笠間市
の位置づけということで今おさらい
をしましたので、位置づけはわかったと思うんです。どちらにも笠間市がかかわっている
の、これもわかったと思うんです。これから笠間
を核として、核という言い方はおかしいな。笠間が中心的な部分、位置関係でですね、になって、これから新しい協議会
をつくっていこうということで、これは現在仮称ですか。
○議長(
飯田正憲君)
都市建設部長吉田貴郎君。
◎
都市建設部長(吉田貴郎君) 仮称でございますが、仮称、茨城縦貫幹線道路整備促進協議会と呼んでいます。
○議長(
飯田正憲君) 西山 猛君。
◆15番(西山猛君) それでは、②
を終わります。③に入ります。
道祖神峠
のトンネル化に対する本市、笠間市
の取り組みについて伺います。考え方はわかりました。考え方はわかりましたから、取り組みについて伺います。
○議長(
飯田正憲君)
都市建設部長吉田貴郎君。
◎
都市建設部長(吉田貴郎君) トンネル化に対する本市
の取り組みでございますが、平成26年9月には、笠間市議会及び石岡市議会有志によります県知事・県議会議長宛てに、トンネル化に向けた整備要望書が提出され、さらには笠間市議会へ地元区長から請願書が提出され、採択
をされてございます。平成27年10月には、つくば市・笠間市間道路整備促進協議会として、道祖神峠
のトンネル化に向けた調査
の実施について県へ要望書
を提出し、その後、道祖神峠トンネルワーキンググループ準備会としまして、茨城県及び石岡市と平成28年1月から平成29年2月にかけ、合計4回
の勉強会
を実施し、道祖神峠
の現状や効果等
を確認したところでございます。
現在につきましては、勉強会
の結果
を踏まえ、協議会を通じまして整備要望
を、水戸土木事務所長並びに土浦土木事務所長へ、毎年提出しているところでございます。
○議長(
飯田正憲君) 西山 猛君。
◆15番(西山猛君) ワーキンググループなので、じゃあ、いろいろ調査研究
をしているという段階でしょうか。
○議長(
飯田正憲君)
都市建設部長吉田貴郎君。
◎
都市建設部長(吉田貴郎君) 先ほど
の茨城県と石岡市、笠間市で勉強会
を4回実施しまして、一応成果は出ております。
○議長(
飯田正憲君) 西山 猛君。
◆15番(西山猛君) いや、研究。調査研究
をしているんですかということです。
○議長(
飯田正憲君)
都市建設部長吉田貴郎君。
◎
都市建設部長(吉田貴郎君) 県・石岡・笠間
の分については、一応終わってございます。現在は調査してございません。
○議長(
飯田正憲君) 西山 猛君。
◆15番(西山猛君) 既に調査は終わっているということですね。
そうしますと、取り組みについてということで伺っているわけですけれども、どう考えても、この地の利
を考えて、どう考えても笠間市が先頭
を切って物事
を進めてもおかしくない計画かと思うんです。これだけ積み上げている部分
を見ると、これは具体化しないんですか。
○議長(
飯田正憲君)
都市建設部長吉田貴郎君。
◎
都市建設部長(吉田貴郎君) 先ほど、9月5日に全協
のほうで報告
をさせていただきまして、笠間市
を含めまして七つ
の市町
の担当者には、
説明をさせていただいて、首長さん
の理解
を得てくださいというお話
をさせていただいて、
説明をしてございます。その後、台風等
の災害がございまして、なかなかゴーサイン
をもらえなかったということでございますが、二つ
の協議会
を一つにするというものにつきましては、11月
の下旬にはそれぞれ
の首長さんからオーケー
をもらいました。これから事務的に進めていこうという状況でございます。
○議長(
飯田正憲君) 西山 猛君。
◆15番(西山猛君) 関連する首長さんがどうだこうだということじゃなくて、笠間市がこれだけ周りが、県も含めて、特に地域も含めて、周りが推進ムードなわけだ。そのときに、笠間市
の考え方というのでまず打ち出すべきじゃないかと私は思うんですよ。端っこ
のほうならば、ずっと向こうから来るんだから、向こうから
の順番でやれよ、じゃ、核になる
人がいるんなら、そこに一緒に器
の中に入れよという
のもあるけれども、どう考えたって、笠間がノーと言って外しちゃだめだと部長、今、答弁したでしょう。そのとおりで外せないんだから、だとすれば、じゃ、少なくとも笠間市が核になって、いや、先頭になって、まずは手
を挙げるべきじゃないかと思うんです。
手
を挙げるという
のは、もう推進したいんだと、やりたいんだということ
をやるべきだと思うんです。それ
を、みんな、どうな
のよとやっていると、地の利が違って事情が違っているから、例えば、言葉は悪いけれども、つくば
の市長さんがもしかかわったとしますよね。つくば
の市長さんは、つくば市は
人も物も何もここでとめたほうがいいと思うんじゃないですか。違いますか。そういう考え、しませんか。つくば
の市長さん、つくば
の政治が茨城県全体
のこと
を考えて、笠間市で何とか先にゴー出しちゃったよと。そうすれば、周り、右も左も全部賛成するようになるよというような話という
のは出ないでしょう、どう考えても。どうですか。
○議長(
飯田正憲君)
都市建設部長吉田貴郎君。
◎
都市建設部長(吉田貴郎君) ちょっと私
の説明等、不足していて申しわけございません。先ほど議員おっしゃったように、二つ
の協議会がございますので、二つ
の協議会
を一つにまとめるという意味で首長さん
の意見
を聞くということ
を実施しました。当然、笠間市が先頭になってやるということは、それぞれ
の首長につないでございます。
○議長(
飯田正憲君) 西山 猛君。
◆15番(西山猛君) そうじゃなくて、いいですか、大井川知事が誕生しました。大井川知事が誕生するときに、立候補しました。手
を挙げました。挙げたときに、先頭
を切って笠間市
の山口市長が、この
人を知事にしなきゃだめなんだ、私は一国一城
の主だけれども、職
を賭してまでやってやるよというぐらい
の勢いだったから、いい結果になったんじゃないですか。そしたら、このことも、ほか
の首長さんがいろいろかかわる、要は違う地の利、風土
の、歴史も文化も全て違うような地域
の人たちが、それぞれが首長さんがかかわるんだから、当然そんなこと
をやって、用意ドンで、お手々つないで足並みそろえて、うまく行くわけないじゃないですか。
だから、笠間市
の考え方だけ必要なんですよ。市民はそれ
を思っている
の、笠間市。笠間市
の考え方、つまり市長
の考え方。市長
の考え方がこうなんだ。それは議会に諮ったら議会もオーケーだよと。じゃ、いいじゃない
のと、笠間
の政治、オーケーだ。それは、100
人が100
人、1,000
人が1,000
人、いいとは言わない。けれども、やっぱり一国一城
の主で、これだけ笠間
の自治体
の長という立場でいる
人は、いいんじゃない
のと、笠間市
のこれから
の発展
のために。といったときに、俺は、ノーという
のはないと思うんですよ。
部長、ちょっと政治的な話になっちゃ、あれですけれども、どうですか。市長が答弁したほうがいいかな。
○議長(
飯田正憲君) 市長山口伸樹君。
〔市長 山口伸樹君登壇〕
◎市長(山口伸樹君) 西山議員
のご質問にお答え
をさせていただきたいと思います。
まず、全般的な話になりますけれども、この茨城県
の総合計画という
のを見ると、この県北縦貫道路ですか、これ以外に6路線
の計画が点、点、点という丸で示されております。2050年
を目安に整備
を進めていくということでありますので、これらと
の、ある意味、競争になることも可能性としてありますので、我々としては、協議会
を一本化して、多く
の自治体
の首長に協賛
を得て、ほか
の路線に劣らないような活動
をしながら、実現に向けて進んでいきたいということであります。
ただ、あくまでも今はまだ、構想なので、構想から計画路線に格上げすることが、今
の時点では位置重要な
のかなと思いますし、その次
の段階として、じゃ、全体
の路線
の中で、どの地域
のどの部分から整備
を進めていく
のか、そういうこと
を検討しながら進めていきたいというふうに思っております。笠間がリードしながら、しっかり取り組ませていただきたいと思います。
○議長(
飯田正憲君) 西山 猛君。
◆15番(西山猛君) 市長は、平成2年、茨城県議会に初当選しました。弱冠32歳。平成18年、初代市長として現在4期、在任中でございます。この流れ
の中で、市長が県議会議員になる前に、355号、手越がやっと開通したわけですね。市長になる前に計画していたものが。約30年からかかっているわけです。政治という
のは、私はそういうものだと思っているんですね。もし予算
のことだとか、例えば周り
の状況だとかそういうこと
を考えていくと、なかなか物事という
のは進んでいかない
のかな。温度差は絶対あるはずなんですよ。
笠間
の場合は、もちろん商業も観光も、農業も、あらゆるものが整っているすばらしい地域だと私は思っています。その地域に、まずは夢
を持たせましょうよ、夢
を。政治家
の仕事という
のは、私は、夢
を持たせることじゃないかと思うんです。
先ほど来、前段でお話しした病院
の問題なんか、本当に寂しい話ですよ。ですから、例えばこれから30年後こうなるんだというようなイメージも含めて、次
の質問
の項目にも入れましたけれども、そんなビジョン
を持ってほしい。
どうですか皆さん、東京湾アクアライン、いつスタートしたと思っていますか。昭和34年に始まったんです、この計画、こういう構想が。それから、平成元年に起工して、平成9年に開通。当時、考えましたか、東京湾
を横断しちゃおうと。でも、そういうことが、私は政治で大事なことだと思うんですね。つくばエクスプレス、昭和53年、そして、平成17年に開業いたしました。工事費9,400億円かかっております。もちろん工事費だけであります。
こういうこと
を考えたときに、私は、いち早く明確に笠間
の市長が、笠間市
の発展ではなくて、茨城県
の、特に先ほど来お話ししております県央から県北、この地域
の発展
のために、まず笠間がこういうこと
をやろうじゃないか。つまり道祖神峠
をトンネル化しようじゃないかということ
を明確に、その上で皆さんがどういう考え
をするか。それで、なに、お前ちょっとフライングじゃないかと、そんな
のやだよ、お前
の話には乗らないよと市長が言われたらば、我々一生懸命頑張りましょうよ。そういうことですよ。だから、お願いしたい、そこはね。
それは今、部長に質問しているようになっていますが、要はそういうことだと思うんです。それに皆さんはついていくだけじゃないですか。
だから、市長
の考え方
の中に、私は、あんまりエリート、優等生になってもらいたくない。このこと
をやることで、笠間
の問題じゃないんだと。県央から県北
の発展
のためなんだと。だから、道祖神
の峠
のトンネル化が必要なんだと。うちだけ
の問題じゃないよと、笠間だけ
の問題じゃないよということ
を、声
を大にして掲げてもらいたい。その上で、じゃ、どのようにするかという
のも、市議会も含め、執行部も含め、これから考えていこうじゃないかと思っています。
部長、どうでしょうか。
○議長(
飯田正憲君)
都市建設部長吉田貴郎君。
◎
都市建設部長(吉田貴郎君) まさしく議員
のおっしゃるとおりだと思います。我々事務的にも、その部分についてはリーダーシップ
をとりながら、関係市町
をまとめていきたいと考えてございますので、その節にはご協力
をお願いしたいと思います。
○議長(
飯田正憲君) 西山 猛君。
◆15番(西山猛君) それでは、③
を終わります。
小項目④、道祖神トンネル
の、これは道祖神トンネルと言っちゃっていいんですね。道祖神トンネル
の実現性、これについて伺います。これは部長でも市長でもどちらでも、事務方が共有していると思うので、どちらでもいいです。答弁ください。
○議長(
飯田正憲君)
都市建設部長吉田貴郎君。
◎
都市建設部長(吉田貴郎君) 実現性についてでございますが、現在、県では道路整備
の効果
を踏まえた将来
の道路ネットワーク
のあり方や早急に整備効果が発言できるような整備本旨
を検討するため、既存
の道路ネットワークにおける道路構造や地形、地質上
の課題
の抽出、それから、地域における開発等
の動向等
を目的とした基礎的な調査
を行っているところでございます。
我々笠間市としましても、先ほど言いましたように、二つ
の協議会
を一つに統一して、県と協議
を進めていきまして、実現性に向けた努力
を重ねていきたいと思っています。
○議長(
飯田正憲君) 西山 猛君。
◆15番(西山猛君) 努力ね。検討とか努力とか、行政という
のはいい言葉
を使うんですよね。災い転じて福と為すといって、私は今回
の大子町
の水害、久慈川
の氾濫について、ああいう水害はこれからも起こり得るでしょう。可能性はあると思うんですね。
するとやっぱり、これから
の大きな意味で
の、広い意味で
の茨城
のあり方
を考えたときに、私は決して大子とこの笠間が1本でつながってもおかしくない。これは当然、あるべき姿であろうと思っています。今までは国道118号がほとんど大動脈として1本でしょう。これからは、やっぱりそういうこと
を考えていかなくちゃならない。さらには水郡線、今ストップしていますね。区間がだめですね。当然、災害でやられたことなんですが。
そういうこと
を考えたときに、歴史
のある鉄道という
のは、当然、それだけ老朽化があったり、事情が変わったり、それと今
の温暖化であろうこの異常気象、これ
を勘案すれば、当然、次
の手、二
の手
を必要とすると思うんです。TXも一緒に結んじゃいましょうよ。トンネルぶち抜いて。どうですか。市長、どうですか。
○議長(
飯田正憲君) 市長山口伸樹君。
〔市長 山口伸樹君登壇〕
◎市長(山口伸樹君) 今
の質問は、TX
を笠間を通して県北にという。
◆15番(西山猛君) そのとおり。
◎市長(山口伸樹君) 話ですね。人間社会なので、できないことはないと思います。ただ、期間と金とどのくらいかかる
のか、それ
を、誰がどう判断していく
のかにつながっていくことではないかなというふうに思います。先ほど
の構想
の中には、鉄道としてTX
の延伸も丸、丸、丸で描かれています。先ほど言ったように、6本
の道路と、エクスプレス
の延伸と、どこ
を優先的にやる
のか。2050年までに全部やるという
のは、多分かなり厳しいことな
のではないかなと思います。その中で笠間にメリット、県北にメリットがあるような方策が出るように取り組んでまいりたいと思います。
私が、昔
の話ですけれども、県議になってすぐ
のころ、首都機能移転
の構想がありまして、福島県に、栃木県ですね、栃木県
の那須地域に首都機能
を移転して、その補完するエリアとして、大子
の八溝山系が指定されたというような経過がありまして、そのとき。県議会
の中で議論した
のは、TX
を笠間を通して水郡線につないで、常磐線
を補完する鉄道として、というような議論が若干、された経緯がございます。ただ、それも実現しなかった話なので、議論で終わったというような経緯でございます。
今後
の将来性
を見据えて、しっかり勉強
をしてまいりたいと思います。
○議長(
飯田正憲君) 西山 猛君。
◆15番(西山猛君) TXにつきましては、そもそも今
の路線じゃなくて、もっと西側だったという
のを、市長、ご存じですか。
今、首都機能
の移転
のお話もありました。これも栃木と八溝山系
の一部、要するに茨城
の一部ね。まさに政治じゃないですか。渡辺先生と梶山先生といた時代
のことですよ。莫大な調査費
を使っていますよ。これが政治なんですよね。だとすれば、私はじゃ、30年先、50年先でもいいから、やはり夢
を持たせてくださいよ。
でも、道祖神峠
のトンネル化は現実化すると思うんです。それは市長にかかっていると思うんです、市長に。だから、市長がまず、じゃ、うち
のほうでやろうよ。トンネル計画してみるから。ちょっとそれ考えてみるから、みんなも、じゃ、それ協力してくれよというようなレベルじゃないかと思うんです。そのレベルだと。なぜか。茨城県
の市長会
の会長
をやっているんですもの。知事と
の関係
を見てください。国会議員だってぞっくりいるじゃないですか。方法なんか幾らだってありますよ。何十年先に何百億円かかるとかそんな話じゃなくて、もっと足元
のこと。地元も地元、大変な地元じゃないですか、市長。どうかよろしくお願いしますよ。
最後に、市長、その部分だけ。本当は、10年後30年後
の本当は大きなビジョン
を、市長
の夢
を語ってもらいたかった
の、政治家として。32歳で初当選してから、政治家として、県議、市長と、この流れ
の中で今、まさに県
の核
を担う政治家として、ビジョン、夢
を語ってもらいたかったんですが。最後にトンネル、お願いしますよ、具体的に。みんなが安心するように。この夢
を現実化しましょうよ。答弁お願いします。
○議長(
飯田正憲君) 市長山口伸樹君。
〔市長 山口伸樹君登壇〕
◎市長(山口伸樹君) 過分なる期待
を持っていただきまして、御礼
を申し上げたいと思います。
これから
の何十年後、20年後、30年後、40年後、50年後、どういう社会になるかわかりませんけれども、デジタル社会に移行していく中においては、いろいろな交通網
の体系
のあり方という
のも変化
をしてくるものと思っております。そういうこと
を見据えて、笠間市
の交通体系
を含めた県北・県南と
の連携、そういうものは重要だと思っておりますので、しっかりご期待に応えられるよう勉強しながら、皆さんと一緒に考えていきたいと思います。
○議長(
飯田正憲君) 西山 猛君。
◆15番(西山猛君) それでは市長、笠間市民
の意見
をくみ取って、くみ取ってですよ、くみ取って物事
を政治判断していただけるようにお願いします。ここにいる、私
を含めて、議長も含めて、22名
の議員が市民
の代表、代弁者としております。この議会
の意見も含めて、きちっとくみ取っていただきたいと思います。これは答弁はいりませんが、必ずや夢が現実化するようにお願いしたいと思います。終わります。
○議長(
飯田正憲君) 15番西山 猛君
の質問
を終わります。
ここで2時10分まで休憩いたします。
午後2時01分休憩
──────────────────────
午後2時10分再開
○議長(
飯田正憲君) 休憩前に引き続き、会議
を再開いたします。
12番畑岡洋二君
の発言
を許可いたします。
〔12番 畑岡洋二君登壇〕
◆12番(畑岡洋二君) 議長より発言
の許可
をいただきましたので、通告に従い、一問一答地方式にて
一般質問をしたいと思います。よろしくお願いいたします。
まず初めに、大項目1、太陽光発電設備
の設置における市民
の安心・安全
の確保についてという大項目でさせていただきたいと思います。昨日、石井議員
のほうから太陽光発電に関連した
一般質問がなされておりましたが、異なる角度から質問ができればと思っておりますので、答弁
の対応
をよろしくお願いいたします。
私は、再生可能エネルギーには強い関心
を持っておりまして、昨年、ドイツ
のラール市
を訪問する際に、ドイツ
の再生可能エネルギー
の実践現場であったり、木質バイオマス発電設備
の開発事業など
の視察
を行ったぐらいでございます。その際に、自動車でドイツ
を移動中、風
を得られやすい場所には風力発電
の風車があり、日当たりが期待できる屋根には太陽光発電パネル
を見ることができましたが、この笠間だけではなく、日本
のように山林
を伐採した太陽光発電設備など
を見ることは、私だけにおいては全くありませんでした。ドイツに全くないかどうかまでは言いませんけれども、少なくとも私
の目には入りませんでした。
さて、本論に入りたいと思います。太陽光発電設備
の設置に対して、市民
の安心・安全
を確保するというためには、まず、その実態、今、太陽光発電設備
の数、規模、設置場所、また、そしてそれら
の発電事業者など
の情報
を知ることから始めるべきではない
のかなと思いまして、担当部署などにもいろいろ問い合わせてみましたらば、最低限かもしれませんが、電気事業者による再生可能エネルギー電気
の調達に関する特別措置法第9条第5項に基づいて、経済産業省支援エネルギー庁より、再生可能エネルギー事業計画認定情報として公表されていることがわかりました。そしてまた、それらはインターネット上からも確認することができます。
では、この再生可能エネルギー発電事業計画
の認定情報というものはどういうものであるか、まずこの辺
を、おさらいということでご
説明いただければありがたいと思います。よろしくお願いいたします。
○議長(
飯田正憲君)
都市建設部長吉田貴郎君。
◎
都市建設部長(吉田貴郎君) 12番畑岡議員
のご質問にお答えいたします。
再生可能エネルギー発電事業計画
の認定情報ということでございますが、資源エネルギー庁
の認定情報資料におきましては、まず、設備ID、発電事業者名、代表者名、事業者
の住所、電話番号、発電設備区分、発電出力、設備
の所在地、認定日、廃棄費用
の積み立て状況
の項目が公開されてございます。
○議長(
飯田正憲君) 畑岡洋二君。
◆12番(畑岡洋二君) 今、
説明していただきましたけれども、当然私も同じようなリスト
を見させていただきましたけれども、正直言って、これほど
の数が登録されている
のかというほど、びっくりしたぐらいですけれども、例えば茨城県、このリストでですけれども、どのぐらい登録されているかご存じでしょうか。
○議長(
飯田正憲君)
都市建設部長吉田貴郎君。
◎
都市建設部長(吉田貴郎君) 茨城県におきましては、3万4,849件でございます。そのうち、太陽光が99.7%
を占めます3万4,738件となってございます。
○議長(
飯田正憲君) 畑岡洋二君。
◆12番(畑岡洋二君) 全国ではなくて、茨城県だけで約3万5,000件。多分これ
を茨城県
の担当部署
の方が全部見られるなんて、なかなか大変だろうと思いますし、茨城県
の話
をしてもあれですけれども、先ほどリストに茨城県だけでも約3万5,000件、そして太陽光発電がその99.7%。
では、笠間市にはどのぐらい登録されているかということ、ありましたらよろしくお願いいたします。
○議長(
飯田正憲君)
都市建設部長吉田貴郎君。
◎
都市建設部長(吉田貴郎君) 笠間市におきましては、1,759件登録がございます。そのうち稼働中でございます
のが、973件。そのうち1件はバイオマスとなってございます。
○議長(
飯田正憲君) 畑岡洋二君。
◆12番(畑岡洋二君) 今ちょっとバイオマス
の話も出ましたけれども、再生可能エネルギーと一言で言ってもあれなんですけれども、この登録
の中には、どのような種類
のものが再生可能エネルギーとして登録されているかおわかりでしょうか。
○議長(
飯田正憲君)
都市建設部長吉田貴郎君。
◎
都市建設部長(吉田貴郎君) まず、太陽光発電、それからバイオマス、水力・風力等
の再生可能エネルギーでございます。
○議長(
飯田正憲君) 畑岡洋二君。
◆12番(畑岡洋二君) そうなんですね。今、要するにいろいろあるんだけれども、先ほど
の茨城県
の中でも99.7%、全国的に見ても代替90%以上が太陽光発電というふうに、私なんかも理解しております。となりますと、やはり過ぎたるは何とかというように、多くなるとやはりいろいろなトラブルというかいろいろな問題点も目立ってくる。少ないうちは気にならなかったことが、やはり多くなると気になり出してくる。太陽光発電、皆さん、いい、いいと言ってやりましたけれども、だんだんそれがいろいろなところに問題点
を抱えるようになるということで、今回その辺、実際どういうふうなことがあるんだろうかというところで質疑応答
をさせていただきたいと思います。
まず初めに、先ほど設備IDということで、笠間で約1,759件ということでしたけれども、じゃ、そこ
の中
の発電事業者はどういうような組織がやられている
のかということに関して、通告書にもありますように、その中に、株式会社であったり、合同会社であったり、合資会社であったり、有限会社であったり、有限責任事業組合というものであったり、幾つか
のものがありますけれども、こういうもの
の責任能力といいますか、組織形態といいますか、素人にはなかなかわかりませんけれども、この辺
の何々会社という
のは、どういうふうに理解すればいいか、まずご
説明いただけたらありがたいと思います。
○議長(
飯田正憲君)
都市建設部長吉田貴郎君。
◎
都市建設部長(吉田貴郎君) 発電事業者
の法人格でございますが、まず法人格
の違いにつきましては、会社法では、会社
を株式会社、合名会社、合資会社または合同会社と規定してございます。出資者
の性質
の違い等により分類がされてございます。有限会社につきましては、平成18年
の会社法
の施行及び有限会社法
の廃止により、特例有限会社と呼ばれる株式会社
の一種となりました。また、有限責任事業組合は、法人格
を持たない組合でございます。
○議長(
飯田正憲君) 畑岡洋二君。
◆12番(畑岡洋二君) では、それぞれ
のよく有限会社、要するに責任
の範囲という意味
の観点から、それぞれ
を説明したときには、どういうふうになるか、細かい話までいくとものすごく難しいんですけれども、可能な限り簡単にわかりやすく
説明していただければありがたいと思います。
○議長(
飯田正憲君)
都市建設部長吉田貴郎君。
◎
都市建設部長(吉田貴郎君) 責任
の範囲につきましては、例えば事業者、先ほど述べました事業者が第三者に損害
を与えた場合におきましても、当然ながら、いずれ
の法人であっても同様に責任
を持つということになります。
○議長(
飯田正憲君) 畑岡洋二君。
◆12番(畑岡洋二君) では、その責任に関して、無限に全て全部責任
を負う
のか、よくいわれる出資範囲によって責任
を限定される
のか、その辺
の違いで先ほど
の解釈文
を色分けするとしたら、どんなふうになるか。それとも、やはりそれほど変わらないんだということになる
のか
説明していただきたいと思います。
○議長(
飯田正憲君)
都市建設部長吉田貴郎君。
◎
都市建設部長(吉田貴郎君) まず、事故、災害
の際には、会社
の法人格によらず、同様に責任
を持った対応が必要であります。万が一、会社が債務
を弁済できない場合、いわゆる無限責任、会社が、例えば法人が倒産、破産とか
の場合、いわゆる無限責任社員と有限責任社員とで責任
の範囲が異なってまいります。無限責任社員は、債務
を会社と連帯して負うことになりますが、有限責任社員
の場合は、その出資
の額
を限度に債務
を負うこととなります。
○議長(
飯田正憲君) 畑岡洋二君。
◆12番(畑岡洋二君) そうなんですよね。無限に責任
を負えるといっても、無限な
のか有限な
のかという
のは大事なことなんですけれども、とはいっても、言葉上、無限とは言っても、それこそ国家
のように何十兆も何百兆も持っているわけでありませんから、当然どこかには限度はあるんでしょうけれども、それはそれとして、例えば設備が壊れた。要するに1億円、2億円、そういうことが起きたときに、それが負えるか負えないかということが、今
の話ですと、要するに出資
の範囲であることがほとんどということになるんでしょうか。それともここだけはちょっと違うという、何かありましたらご
説明いただきたいと思います。
○議長(
飯田正憲君)
都市建設部長吉田貴郎君。
◎
都市建設部長(吉田貴郎君) 先ほどご
説明しました、株式会社から有限責任事業組合まで
の間で、合資会社だけが責任
の部分で、有限責任社員と無限責任社員に分かれます。ほかにつきましては、同様
の取り扱いとなってございます。
○議長(
飯田正憲君) 畑岡洋二君。
◆12番(畑岡洋二君) ここにいらっしゃる皆様であったり、市民であったりということで、いろいろ聞かせていただきましたけれども、当然、私
のほうでもちょっと調べさせていただきましたので、今ありましたように合資会社のみが、無限責任社員として存在する方のみが法律上は無限責任であるということでよろしいですね。
◎
都市建設部長(吉田貴郎君) はい。
◆12番(畑岡洋二君) という話
を聞いていますと、結局は、事故・災害などがあったときに対応責任としては、合資会社
の無限責任社員
を除いて、ほとんど有限であるというふうに理解してよろしいんでしょうか。
○議長(
飯田正憲君)
都市建設部長吉田貴郎君。
◎
都市建設部長(吉田貴郎君) 法人格、それぞれございますが、責任
の範囲は、議員おっしゃるとおりでございます。
○議長(
飯田正憲君) 畑岡洋二君。
◆12番(畑岡洋二君) ということは、要するに会社
の組織がどういうことであろうが、ほとんど
の場合は組織がある間に責任
を持てるような対応
を準備しておいたほうがいいというふうに考えてもよろしいんでしょうかね。この辺はいかがでしょうか。
○議長(
飯田正憲君)
都市建設部長吉田貴郎君。
◎
都市建設部長(吉田貴郎君) そのとおりでございます。
○議長(
飯田正憲君) 畑岡洋二君。
◆12番(畑岡洋二君) では、ここでいろいろ会社
の組織
を言いましたけれども、固有名詞は出しませんけれども、笠間市
のリスト
の中には、たしか1社だけ合資会社でソーラー
のかかわり
を持たれている法人があったということだけ、つけ加えておきます。これは、公表されておりますから、どなたでも調べればわかりますけれども、ここでは固有名詞は避けたいと思います。
では次に、2番目に移りたいと思います。
先ほど、ここでは、通告してありますように、事業者
の登録場所というか、住所といいますか、あと設備
のある場所、要するに設備
の立地自治体と運営する会社がそこにはないというような場合に、その太陽光発電事業にかかわる課税について。課税という
のは、先ほどもいろいろ出ておりましたけれども、やはり市
の行政
を担うに当たっては非常に大事なことでありますので、こういうことも一つ理解しておいたほうがいいかなと思いまして、テーマに上げさせていただきました。
まず、法人市民税、そして固定資産税に関して、現在、どのように太陽光発電事業者に課税されているかご
説明していただければ、ありがたいと思います。
○議長(
飯田正憲君)
総務部長石井克佳君。
◎
総務部長(石井克佳君) 12番畑岡議員
のご質問にお答え
をいたします。
事業者
の登記場所、設備
の設置場所に関連する太陽光発電事業
の課税について
のご質問でございますが、まず、法人市民税につきまして、こちらは笠間市内に事務所や事業所など
を有する法人等に対しまして、従業者数に応じて課税される税金でございます。
このため、太陽光発電設備
の設置事業者が笠間市内に事務所あるいは事業所など
を有している場合には、法人市民税が課税されますが、有していない場合には、法人市民税については課税がなされないということになってございます。現在、法人市民税
を課しております事業所
のうち、太陽光発電に係る売電事業用
の施設でございますが、6事業所ということでございます。
それから、固定資産税
の課税についてでございますが、固定資産税は、土地、家屋、償却資産に分かれておりまして、発電設備そのものにつきましては、償却資産として課税されることになります。太陽光発電施設に係る償却資産
の令和元年度
の申告件数は、502件となってございます。
また、太陽光発電設備
を設置した場合、土地
の地目は雑種地として課税されることになります。雑種地につきましては、その雑種地のみ
を抽出したものが、大変申しわけございません、資料としてはございませんので、その件数等については、なかなか把握がされない状況にございます。なお、現時点で事例はございませんけれども、発電設備に付随して、何らかの建物が建設された場合には、その建物につきましても家屋として課税されるような仕組みとなってございます。
○議長(
飯田正憲君) 畑岡洋二君。
◆12番(畑岡洋二君) 確認させていただきますと、法人市民税
を課税している事業所が今六つというふうにありました、何かございますか。
○議長(
飯田正憲君)
総務部長石井克佳君。
◎
総務部長(石井克佳君) 失礼いたしました。再確認しましたら、六つでなくて、五つでございました。訂正
をお願いいたします。
○議長(
飯田正憲君) 畑岡洋二君。
◆12番(畑岡洋二君) ありがとうございます。確認していただきまして。
要するに5事業所
の、要するに法人
の方が課税対象になっているということは、五つのみが市内に事業所
を構えているということで、そして、今
のお話ですと、固定資産税
のほうがいろいろ大きさはあるんでしょうけれども、502というふうに聞きましたけれども、それでよろしいんだと思います。
ということは、この数字
のギャップ
の多くが、要するに笠間市に設備はあるけれども、ほとんどが市外に会社
を持ち合わせているというふうに理解してよろしいんでしょうか。いかがでしょうか。
○議長(
飯田正憲君)
総務部長石井克佳君。
◎
総務部長(石井克佳君) おっしゃるとおりでございます。
○議長(
飯田正憲君) 畑岡洋二君。
◆12番(畑岡洋二君) 市内に、これは、よく法人市民税
のこと
をおわかり
の方であれば、太陽光発電事業にかかわらず、全て
の事業に関することですからなかなか難しいということがあるんですけれども、今回、この太陽光発電事業、設備にかかわる質問
をしたときに、要するに山崩れが起きるとか事故が起きるとか、そういった場合に、立地自治体、要するに設備がある自治体が初期対応
をしなくてはいけないという現実がありながら、実際にある法人
の方々は、遠くにいてなかなかそれ
の責任
を、応分
の負担がなかなかないだろうという感覚がありましたので、こういうこと
を聞かせていただきましたけれども、こういうふうなところで、できれば事業所も笠間に何らかの形でできるということは、現実的に可能なんでしょうか、おわかりでしたらよろしくお願いいたします。少々条件があれで難しいでしょうかね。
○議長(
飯田正憲君)
税務課長山崎由美子君。
◎
税務課長(
山崎由美子君) 法人市民税につきましては、1年間
の収益に対する課税
を、従業員数で案分して行うものでございますので、危険度などに対応して
の課税という
のは、現時点では難しいと存じます。法令に基づいて課税
をしてまいりたいと思っております。
○議長(
飯田正憲君) 畑岡洋二君。
◆12番(畑岡洋二君) 特にこの再生可能エネルギー
の中でも、特に太陽光発電事業はほぼ設備だけと、あとは、年間
の要するにどうなっているかという、見るだけぐらいなんですね。ほか
のですと、例えば木質バイオマスですと、放っておけば電気ができるわけでもないし、そこには作業車が必要になりますから、当然現場事務所も必要になる。同じように、水力であっても、風力はちょっとなかなか難しいかもしれませんけれども、この太陽光発電
の特異性でもあると思うんですね。
とはいっても、やっぱり普通
の事業、商行為というか事業行為なので、今言ったように、法人課税
を行うには、なかなか難しいというふうに理解せざる
を得ないんでしょうかね。できれば本社
を、こちら、といっても誰もいないとペーパーカンパニー
のようになってしまって、なかなかそれも課税が難しいということもありますでしょうから。その辺、現時点、課税というか税収
を取るほう
の立場として何か可能性
の提案があれば、いただきたいと思いますが、なければ結構でございます。
次にもう一つ、3番目に課税標準
の特例措置、この言葉だけですとなかなか難しいんですけれども、まずは課税標準
の特例措置
の言葉
の説明をいただきたいと思います。
○議長(
飯田正憲君)
税務課長山崎由美子君。
◎
税務課長(
山崎由美子君) 課税標準
の特例措置につきましては、地方税法
の規定により、税額計算
のもととなる課税標準が一定
の条件により軽減される制度です。課税標準が例えば1,000万円であったときに、特例が3分の2とする場合は、1,000万円に3分の2
を掛けたものに税率
を掛けるという制度になります。
○議長(
飯田正憲君) 畑岡洋二君。
◆12番(畑岡洋二君) そういう制度も、要するに太陽光発電事業にもやっぱりあるということだと思いますけれども、では、笠間市において、この課税標準
の特例措置
をどのように扱っているか
のご
説明をしていただければありがたいと思います。
○議長(
飯田正憲君)
税務課長山崎由美子君。
◎
税務課長(
山崎由美子君) 課税標準
の特例措置につきましては、大きく二つございます。一つ目といたしましては、平成24年5月29日から平成28年3月31日までに、固定価格買い取り制度
の認定
を受けて取得した再生可能エネルギー発電設備、こちらに太陽光が含まれますが、こちらにつきまして、3年間税額が3分の2になるという特例がございました。
また、二つ目といたしまして、平成28年7月1日から平成31年3月31日までに、経済産業省
の認定
を受けて、中小企業などが取得した機械設備につきましては、3年間税額が2分の1になるという特例がございました。こちらにも太陽光発電が含まれております。
現在も市内で特例
の対象となっている設備はございますが、これら
の制度そのものは、現時点で終了しているため、今後ふえることはなく、特例対象から外れる設備が出てくるので、税収につきましては、税収増につながっていくものでございます。
○議長(
飯田正憲君) 畑岡洋二君。
◆12番(畑岡洋二君) 笠間市においてもこの特例措置は、先ほど
の平成24年から平成28年、要するに3分の2という
のは、そのとおりに課税されていたというふうに、課税というか課税低減されていたというふうに理解してよろしいんでしょうか。
○議長(
飯田正憲君)
税務課長山崎由美子君。
◎
税務課長(
山崎由美子君) はい、そのとおりでございます。
○議長(
飯田正憲君) 畑岡洋二君。
◆12番(畑岡洋二君) この特例措置という
のは、それぞれ
の自治体で上げたり下げたりすることは、ルール上可能なんでしょうか。いかがでしょうか。
○議長(
飯田正憲君)
税務課長山崎由美子君。
◎
税務課長(
山崎由美子君) 地方税法
の規定により、上げたり下げたりすることができる特例措置はございますけれども、先ほどご
説明いたしました2件につきましては、一つ目
の平成24年から平成28年にかけてにつきましては、上げたり下げたりができましたが、平成28年から
のものにつきましては、法律
の規定どおりとなっております。
○議長(
飯田正憲君) 畑岡洋二君。
◆12番(畑岡洋二君) では、そのとき、笠間市としてより来ていただきたいということで低減措置
をした
のか、それとも、そういう自治体もあるけれども、やっぱりいろいろな問題がまだまだあるから、これ以上
のことは、要するにさらに何か
を賦課するということはなかったと、その辺はいかがでしょうか。
○議長(
飯田正憲君)
税務課長山崎由美子君。
◎
税務課長(
山崎由美子君) 当時
の笠間市といたしましては、その時点では特別に推進もせず、しかしながら、特別に排除もしないということで、国
の指し示しました3借地、基本的な数字として提示された数字で率
を定めてございます。
○議長(
飯田正憲君)
税務課長山崎由美子君。
◎
税務課長(
山崎由美子君) わかりました。場所によっては、低減措置
をして誘致促進
をしたというところもあるんでしょうけれども、笠間ではそういうことはせず、国が決めたことのみ
を対応したということで理解いたしました。では、これで税金に関しては終わらせていただきます。
次に、近年、降雨災害による太陽光発電設備に関連した報道
を見聞きするようになりました。そして、電気保安統計というものがありまして、これによると、かなり事故というか、山崩れ等々
を引き起こしている数がふえたように聞いておりますけれども、この辺、情報
をお持ちでしたらお聞きしますけれども、いかがでしょうか。なければあれですけれども。
○議長(
飯田正憲君) 畑岡洋二君。
◆12番(畑岡洋二君) ちょっとまだこの辺は、私
のほうも十分に通告ができていなかったかもしれませんけれども、電気保安統計から見ますと、平成24年に太陽光発電パネルに関する事故という
のは、平成24年はゼロだったらしいんですね。それが2件、8件、13件、33件、そして平成29年に89件までふえているんですね。
これはまた、電気保安統計
の統計にかかわる数字というものは、多分、発電中
のものだけ
のようなんですね。要するに今回笠間で起きたように設備
をつくっている途中
のものは、電気保安統計に多分入っていないんだろうと思うんですね。この辺が要するに、実際は立地自治体としていろいろなところ、いろいろな段階で事故が起きているということが、なかなか国に伝わっていないということもあるだろうと思いますけれども、そういう中で、やはり事故が起きれば、その設備は使えないことも起きている。そうした場合に、通告しましたように、廃棄費用
の積み立てに関連した問題が出てくるんだろうと思います。この現状に関してご答弁いただきたいと思います。
○議長(
飯田正憲君)
都市建設部長吉田貴郎君。
◎
都市建設部長(吉田貴郎君) 廃棄費用
の積み立てでございますが、現状といたしましては、資源エネルギー庁が策定し、2019年4月に改訂されました事業計画策定ガイドライン(太陽光発電)におきまして、出力が10キロワット以上
の太陽光発電設備
の場合、廃棄と費用
の総額
を算定した上で、積み立て
の開始時期、毎月
の積立金額
を明らかにして事業計画
を策定し、積立
を行うと規定されてございます。
○議長(
飯田正憲君) 畑岡洋二君。
◆12番(畑岡洋二君) その規定はされているんですよね。ところが、多く
のところが積み立てというもの
を実際にはしていない。
そして、先ほど最初に取り上げました再生可能エネルギー発電事業計画
の認定情報
の中にも、積み立てているかどうか
の情報
の開示
の不同意ということまで、なかなか同意してもらえないという現状があって、実際その廃棄費用がどう積み立てられているかという
のは非常にブラックボックス化しているという
のがあった中で、さすがに国もいろいろなこと、対策
を打たなくてはいけないだろうということで、次にありますような経済産業省が有識者作業部会に、そういう廃棄費用に関するもの
の中間整理ということ
を審議されているようですけれども、この審議
の途中という
のはどういうものであるか
のご答弁願いたいと思います。
○議長(
飯田正憲君)
都市建設部長吉田貴郎君。
◎
都市建設部長(吉田貴郎君) 有識者作業部会が示したあくまでも中間
の整理案でございますが、公表されております資料によりますと、再生可能エネルギー
の固定価格買い取り制度、通称FIT制度と言っていますが、その改正
を含めた
外部積み立てや積み立て状況に係る情報開示などについて、現在、検討がなされているという状況でございます。
○議長(
飯田正憲君) 畑岡洋二君。
◆12番(畑岡洋二君) そうなんですね。検討はされているんですけれども、その中で私も見ましたけれども、じゃ、いつからやるんだといったときに、どうも2022年という数字が書かれていたかと思うんですけれども、すぐにできない理由はいろいろあるんでしょうけれども、この話
を地方自治体
の担当
の方にお聞きしてもなかなか難しいので、これはあれですけれども、要するに皆様はここにいらっしゃる方全て、要するに電気
をお買いになっている方は皆さん全てが、再生可能エネルギー
の発電賦課金というもの
を、1キロアワー当たり。最近ですと、私が見ました東京電力
のですと、2.95円払っているんですね。
要するに、これは全て
の電気
を買っている
人だそうです。そうすると、年金生活者も含まれて払っているはずなんですね。そうやって、国民から満遍なく取っているお金
をもらっている事業者に対しても、こういう開示不同意なんていうとんでもないこと
を認めているということは、何とも私自身は憤り
を感じましたけれども、こういうことも含めてルールがよくなること期待したいと思いますし、立地自治体
の担当部署としましても、こういうもの
を十分注視して見ていただきたいなと思います。この辺、国がやっていることといっても、やはり立地自治体
のこともかかわりますので、しっかりと見ていただきたいと思います。
この辺
の、何かありましたらご答弁いただきたいと思いますけれども。
○議長(
飯田正憲君)
都市建設部長吉田貴郎君。
◎
都市建設部長(吉田貴郎君) 将来、発電が完了した場合、施設
の廃棄、これは当然、心配になってくる部分でございます。そのまま放置されないということも含めまして、当然それなり
の費用
を積み立てるということは必要だと思いますし、この制度
を早目につくっていただいて、法的に整備するということが一番かと思います。
○議長(
飯田正憲君) 畑岡洋二君。
◆12番(畑岡洋二君) 太陽光発電事業
の話
をしますと、必ず立地自治体
の担当部署が、何で許可
を出したんだという矢面に立ちますけれども、当然
のことですけれども、担当部署はルールに従ってやるしかない、ということが当たり前ですから、なおさらこういうルールが変わるときにはきっちりと見ていただいて、不便
のないようにやっていただきたいと思います。
では、次に④、これは茨城県
のほうなんですけれども、2019年4月1日施行
の改定
の太陽光発電施設
の適正な設置・管理に関するガイドラインということになっておりますけれども、この辺が、何が変わって、どのような効果が出たかおわかり
の範囲になるでしょうけれども、答弁、よろしくお願いいたします。
○議長(
飯田正憲君)
都市建設部長吉田貴郎君。
◎
都市建設部長(吉田貴郎君) 2019年4月1日施行
の改定
の太陽光発電施設
の適正な設置・管理に関するガイドラインについてでございますが、このガイドラインでは、出力が50キロワット以上
の事業用太陽光発電施設
を設置する事業者
を対象に、施設
を設置しようとする事業者が市町村や地域
の理解
を得ながら、施設
の適正な設置と管理すること
を目的に、県が2016年10月に策定したものでございます。
2019年4月に改定されました主な内容といたしましては、設置工事完了後に施設全体
の写真及び標識、柵、塀等が設置されていることがわかる写真
を添付した工事完了報告書
を市に提出していただきます。また、事業概要書
の提出後に事業計画や事業内容に変更が生じた場合には、その内容変更
を記載した事業概要書
を市に提出することとなってございます。
○議長(
飯田正憲君) 畑岡洋二君。
◆12番(畑岡洋二君) やはり現時点では、聞いておりますと、何かがあるからとめられるということではないように聞こえて、要するに、地域とうまくやって、それ
を報告しなさいよと、そういう義務づけ
のよう。結局はまだ国
のレベルに合わせるしかないというふうに理解してよろしいんでしょうか。
○議長(
飯田正憲君)
都市建設部長吉田貴郎君。
◎
都市建設部長(吉田貴郎君) そのとおりでございます。
○議長(
飯田正憲君) 畑岡洋二君。
◆12番(畑岡洋二君) ということは、山
を切り開いて設置するような開発行為に関しては、まだ今
の段階ではなかなか、危なそうだからとか景観が悪くなりそうだからといってとめられるレベルにはまだなっていないというふうな理解でよろしいんですね。
○議長(
飯田正憲君)
都市建設部長吉田貴郎君。
◎
都市建設部長(吉田貴郎君) 茨城県
のガイドラインにおきましては、例えば国定公園、自然公園
の特別地域、さらには土砂災害警戒区域などは、設置するに適当でないエリアとして明示はされてございます。
また、防災、安全へ
の配慮としまして、盛り土、切り土面
の保護、さらには土砂崩れ対策・雨水排水対策などについて、災害
を防止できるよう配慮すること
を求めておりますことから、太陽光発電設備
の事業者へ
の指針として効果があると考えてございます。
○議長(
飯田正憲君) 畑岡洋二君。
◆12番(畑岡洋二君) では、この④番目
をこれで終わりにしたいと思います。
では、⑤に入りたいと思いますけれども、これ
の多くは、昨日
の石井議員
の答弁にかかわることでありますけれども、私
のほうから確認したい
のは、4カ所出しましたけれども、本戸
の鍛冶屋地区、これは何回土砂崩れが起きたんでしたっけか、この辺。要するに、今回のみではなくそれぞれ
の、要するに、多分本戸臼木地区は初めて、来栖ザク沢地区も初めてだったと思うんですけれども、この上
の私が書きました本戸鍛冶屋地区と大渕国道沿い
のものという
のは、これまでどういうふうに、土砂災害が何回ぐらいあったかおわかりでしたらご答弁願いたいと思います。
○議長(
飯田正憲君)
都市建設部長吉田貴郎君。
◎
都市建設部長(吉田貴郎君) 本戸
の鍛冶屋線につきましては、2回ございました。さらに、国道50号
の大渕地区につきましては、1回でございます。
○議長(
飯田正憲君) 畑岡洋二君。
◆12番(畑岡洋二君) 本戸鍛冶屋地区は2回、そして大渕国道沿い、これはたしか工事途中で表土が流失したと伺っております。
そして、ここに最後に一つだけだけれども、ここに通告書には書いてありませんでしたけれども、この本戸鍛冶屋地区
のソーラー
の規模が1,500キロワット、そして大渕国道50号地区が、あの規模で約500キロワット、そして、本戸臼木地区が1メガワット、そして、来栖ザク沢地区が1メガワット。
ここでは余り触れませんけれども、最初に述べました計画書
の登録リストには、市内に実際どうな
のかは私もわかりませんけれども、四十数万キロワットというものも計画されているやに聞きますので、その規模がどのぐらいになるかという
のは、要するに今回
の本戸地区
の10メガワット、そして、このザク沢地区
の10メガワットが、あれ、それでも大きい。それよりも大きいものがどのぐらいかという一つ
の指標になろうかと思います。
では、ここで次に移りたいと思います。
令和元年6月12日に全国市長会、第89回全国市長会議において、提言が決議されたという話
を伺いました。そこで28件
の重要提言がされ、取りまとめられて、そのうち
の一つがエネルギー施設に関する重点提言があり、7月5日に全国
の国会議員及び関係省庁等に提出されたという情報がありました。この提言というものはどういったものでしょうか、よろしくお願いいたします。
○議長(
飯田正憲君)
都市建設部長吉田貴郎君。
◎
都市建設部長(吉田貴郎君) エネルギー施設に関する重点提言でございますが、全国市長会におきまして、本年6月に開催した第89回全国市長会議
の中で、議員おっしゃるように28件
の重点提言が取りまとめられ、関係省庁等に、その実現について要請
をしたと伺ってございます。
その1項目でありますエネルギー施策に関する重点提言
の内容といたしましては、太陽光発電設備廃棄対策等が掲げられており、発電事業終了後に適切な設備廃棄が行われる環境
の整備及び都市計画法及び森林法に基づく開発行為
の対象とするなど、関連法令
の整備
を国に対し求めるものとなってございます。
また、この要望に関連する国
の動きといたしましては、林野庁におきましては、太陽光発電に係る林地開発許可基準
のあり方に関する勉強会が開催され、また、太陽光発電
の開発に限定した林地開発許可基準、失礼しました。太陽光発電に係る林地開発許可基準に関する諸課題ごとに太陽
の方向性及び具体的な基準値等について、検討がなされるなど、制度化に向けた取り組みが見えつつあるところでございます。
○議長(
飯田正憲君) 畑岡洋二君。
◆12番(畑岡洋二君) この提言
を私も読ませていただきまして、その中で、二つほど取り上げさせていただきたい
のは、その一つは先ほどもう答弁いただきましたけれども、廃棄費用
の積み立てに関すること
の答弁内容もあったし、さらに環境アセスメント、要するに、等々にかかわることに対してもあったやに読み取れました。そして、ただ、ここに環境アセスメントですと、要するに大規模、広い面積にかかわることでして、ここに書いてあります
のが、規模要件が1種として4万キロワット以上、2種として3万キロワット以上というものが対象になるように、今議論されているように読み取れたんですね。
先ほど申しましたように、これですと、笠間で今起きているものは対象に入らない。要するに、こういう笠間
の実情、規模
の大きさ、地域特性などにこのまま行くと、笠間はほとんど蚊帳
の外にならざる
を得ない可能性がある。実際どうなるかわかりませんけれども、この辺も含めて、国
の対応
をウォッチしていただきたいと思いますけれども、なかなか大変だと思いますけれども、この辺ご意見
をいただきたいと思います。
○議長(
飯田正憲君)
都市建設部長吉田貴郎君。
◎
都市建設部長(吉田貴郎君) 今、議員がおっしゃるように、環境アセスメント
の検討されている規模が非常に大きい規模
の開発、太陽光発電になります。笠間市におきましては、何といいますか大きい開発でございませんので、県なり国へ、実情に応じた対策がとれるような働きかけ
をしていきたいと考えてございます。
○議長(
飯田正憲君) 畑岡洋二君。
◆12番(畑岡洋二君) なかなかルール
をかえるチャンスという
のはありませんし、一度ルールが決まれば、普通ですとやっぱり四、五年は様子
を見るという
のが当たり前
のことになってしまいますので、こういう変えるチャンスがあるときという
のは、非常に大変でしょうけれども、頑張っていただきたいと思います。
大項目1
の最後に、市長から
のご答弁
をいただきたいと思います。
○議長(
飯田正憲君) 市長山口伸樹君。
〔市長 山口伸樹君登壇〕
◎市長(山口伸樹君) 畑岡議員
のご質問にお答え
をさせていただきたいと思いますが、太陽光発電
の開発については、スタートした時点、東日本大震災以降ですが、その時点では全国的な、そんなに大きな問題ではなかったんですけれども、全国各地にやっぱり太陽光発電設備が整備されてきている中で、今、笠間市で起きているような課題が全国的にも起きてまいりまして、そういう経過があって全国
の市長会で提言として出されたという経緯がございます。
笠間市としては、それ以前も含めて経産省に、関東市長会や県
の市長会・議長会・町村会・町村議長会4団体で、2度ほど担当課長にいろいろな課題について申し入れ
をした経緯がございます。ただ、なかなかそれに対して迅速に対応しているというような感じは、正直、私にはとれません。それは、経産省は逆にいえば、エネルギー
をどうやって確保する
のかということ
を最優先に考えている省庁でありまして、我々
の現場で起きていることについて、ちょっと現実
を把握していない
のかなという
のが正直な感想でございました。
ただ、若干幾らか、先ほど部長が答弁したように、林地開発
の件とか、その将来
の積立金
の問題とか、その辺が若干進んでまいりましたので、我々としては太陽光そのものは私は必要なものだと思っておりますので、そこが法的にしっかりした法律
の中で整備がされていくように、これからも国に声
を上げていきたいなと思っております。以上です。
○議長(
飯田正憲君) 畑岡洋二君。
◆12番(畑岡洋二君) なかなか最初始めたとき等、何でもそうですけれども、規模が大きくなるといろいろと目立ってくるということもありますので、私も議員として、また、個人、再生可能エネルギー
を非常に興味
を持っている一
人として、ずっと見ていっていきたいと思います。これで、太陽光発電に関する質問は終わりにしたいと思います。ありがとうございました。
○議長(
飯田正憲君) 畑岡洋二君。
◆12番(畑岡洋二君) 続きまして、ある意味、やわらかい話にしたいと思いますけれども、次、2020年東京オリンピックにかかわりまして、笠間市がホストタウンに手
を挙げ、ホストタウン事業
を進めておるところでございます。その中で、通告にありますように、台湾、エチオピア、タイとありまして、簡単に現状
を、ここまで
のこと
をそれぞれ言っていただいて、その後に次に今後
のというふうに分けてご答弁いただけたらと思います。
まず、ここまで
のこと
をよろしくお願いいたします。
○議長(
飯田正憲君) 教育次長小田野恭子君。
◎教育次長(小田野恭子君) それぞれ
の国・地域と事業展開についてということで、お答え
をしたいと思います。
まず、ホストタウン制度についてですけれども、ホストタウン制度は、2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて、地域
の活性化や観光振興など
の観点から、3カ国・地域と
の人的・経済的・文化的な相互交流
を図る地方自治体
を国が登録する制度で、笠間市は台湾・エチオピア・タイ
のホストタウンとして登録されております。
まず、台湾につきましては、平成29年2月
の茨城県国際観光課
を通じたゴルフツアー
の企画から、台湾ゴルフ協会と
の交流が始まりまして、平成30年度2月にゴルフ協議
を対象種目としたホストタウンとして登録されました。その後もさまざまな交流
を重ねまして、事前キャンプ
の実施につきましても、本年7月24日に、台北市内において基本合意に至ったところでございます。
続きまして、エチオピアにつきましては、エチオピア出身
の陶芸家が長年笠間市に在住していたことから、駐日エチオピア大使館と
の交流が始まりまして、平成29年7月に陸上
を対象種目としてホストタウンとして登録されております。平成30年1月には、エチオピアから中学生選手2名
を招待して
の駅伝大会や、本年3月には、オリンピック
の金メダリスト
を招き、中学生
を対象に、陸上競技教室
を開催したところでございます。ことし8月からは、アベベ・メコネン氏
をスポー国際交流委員として迎え、主に中学校陸上部
の指導
を担っていただきまして、生徒
の運動能力や協議力向上
を図っているところでございます。また、今月15日に実施するハーフマラソン大会は、今大会から、はだし
のアベベして有名なエチオペア
の英雄アベベ・ビキラメモリアルとして開催いたしまして、エチオピアからオリンピック
のメダリストや現役
のランナー2名が参加することとなっております。
続きまして、タイ王国につきましては、メーサイ市
のドイトン地区にありますメーファールアン財団と陶芸分野における協力関係
を構築いたしまして、陶芸技術者
の派遣や研修生
の受け入れといった相互交流
を行っていた経緯がございます。平成28年6月にゴルフ競技
を対象種目としたホストタウン登録
を受けまして、事前キャンプ
の誘致活動
を実施してまいりましたが、この1年程度は特段積極的な回答は返ってきていないところでございます。以上です。
○議長(
飯田正憲君) 畑岡洋二君。
◆12番(畑岡洋二君) 台湾
の件に関しましては、私も議員
の1
人として事務所開設などに参加させていただいたり、先日は台湾から
のお客様
を笠間市内
の案内
をさせていただいたりというふうに、やはり台湾は近いものですから、これからも人材交流、インバウンド、そして、農産物等々
のことが期待できるやに聞いております。
そして、エチオピアですが、エチオピア、私ももう40年来、マラソン、走っておりますので非常に興味あるところでありますし、私も個人的にはアフリカ
の地に2年ほどいた経験もありまして、非常にアフリカ
のエチオピアということで親身にならざる
を得ないというところがあります。ただ、ここ、やはりエチオピア、アフリカは遠いものですから、今後どういうふうになる
のかなという
のは非常に、ある意味心配、ある意味、どういうふうに一個人としてお手伝いできる
のかなというようなことがあります。
そして、先ほど
のタイ
の件ですけれども、なかなかゴルフ競技に関しますと個人競技ですから、なかなか進展がないということはあるでしょうけれども、スポーツ
を離れて、陶芸技術
の人材交流、そして、東南アジアですから、インバウンドという期待感も持っているんだろうと思いますけれども、私もこういうふうに思いますけれども、この辺、今後どういうふうな展望がある
のかなという。なかなか思ったことが全てできるとは思いませんけれども、展望としてご答弁できたらありがたいと思います。
○議長(
飯田正憲君) 教育次長小田野恭子君。
◎教育次長(小田野恭子君) 今後
の事業展開でございますが、台湾におきましては、これから、市内小学生と
の交流
を契機にいたしまして、すそ野
を広げること
を目的に台湾
の小学生にスナックゴルフ
を普及するため
の講習会
を現地で開催しまして、来年5月
の市長杯スナックゴルフ大会
を、台湾と市内
の小学生
の交流大会として開催する予定としてございます。また、市民と
の交流
の機会としましては、オリンピック出場選手と市民と
の交流
のため、市民へ
のゴルフレッスン会など
を予定しているところでございます。また、台湾ゴルフ協会と
の協力関係
をこれからも築きながら、交流
を継続していきたいというふうに考えております。
また、エチオピアにつきましては、今月21日から、市内
の陸上競技
を行っている中学生3名と指導者2名
を8日間、エチオピアに派遣し、本場
の練習方法や指導方法
を体験するとともに、学校体験、入学などにより、現地
の中学生と交流
を深めることになります。なお、エチオピア
を含むアフリカ諸国へ
の中学生
を派遣する事業は、国
の担当者から国内初
の事業と伺っております。これから
の交流といたしましては、ハーフマラソン大会
をアベベ・ビキラメモリアル大会とするとともに、メダリスト等
の大会へ
の参加についても、駐日エチオピア大使館と連携しながら進めていきたいと考えております。来年、東京オリンピック後に、エチオピア
の陸上競技出場選手
を笠間市に迎え、市民と
の交流が実現できるように調整
をしているところでございます。
また、中学生派遣事業
を契機といたしまして、インターネット
を利用したテレビ電話やメール等による学校間
の交流により、市内中学生
の国際感覚
を養えるような事業も実施して、交流
を継続していきたいというふうに考えてございます。
また、タイにつきましても、今後も東京オリンピック・パラリンピック前後
のスポーツ交流
の実施について、大使館
を通じた交流
を継続してまいります。また、笠間焼についても、以前陶芸家
を派遣しているという事業もございますので、こちら
のほうも文化交流として行っていきたいなというふうに思ってございます。以上です。
○議長(
飯田正憲君) 畑岡洋二君。
◆12番(畑岡洋二君) ありがとうございました。
このエチオピアにちょっと関してなんですけれども、今、日本から中学生レベルで
の交流が日本国内で初めてという話
のせいもあるようですけれども、30年前に私もアフリカ、ザンビアというところに初めて足
を踏み入れたとき
の、その衝撃。要するに、外
の国から発展途上にある国から、もう発展そこそこ来た日本
を見たときにどう見えるかという
のは、多分ものすごく衝撃があり、そして、戻ってきたときは、実はもっと衝撃なんですね。日本ってこんなだった
のかなと、ある意味、ギャップができてきたりするんですけれども。
そういうことはそれとして、エチオピアが、私も調べましたら、アフリカ諸国
の中でGNPが3番目なんだそうですね。私も知りませんでした。1番目がたしかナイジェリアだったか。要するに、三つ
のうち
の二つがナイジェリアと、ナイジェリアは産油国、そして南アフリカ、これはこの方が知っているところ。その次にエチオピアは来るんだそうです。ということは、発展途上
の国という
のは必ず問題があるんですね。日本が1970年代にあったように、社会インフラ
のいろいろな不便さが表に出てきた。そういうところ
の期待感がエチオピア
のほうにもあるやに聞いています。ただ、これに関しては笠間がそれほど何かできるということでありませんけれども、やはり、こういう人間
のつながりができたところで、アドバイスができるような立ち位置
をとっていただければ、私としても、アフリカ
の地
を踏んだ者としても非常にありがたいなと思います。
この辺、大変でしょうけれども、とにかく長いつき合い
をするという
のは大変ですけれども、特に遠い、10何時間、ほぼ1日かからざる
を得ないようなところ。そして、近いとはいっても、タイや台湾ですら、気
をつけないと、やっぱり離れてしまいますけれども、その辺いろいろな意味で、スポーツ振興課というよりも、教育委員会だけではなく、執行部全体として頑張っていただけたらなと思いますけれども、最後に答弁ありましたら、よろしくお願いいたします。
○議長(
飯田正憲君) 教育次長小田野恭子君。
◎教育次長(小田野恭子君) これまでも築き上げましたホストタウン
の各諸国と、庁内というか組織
を挙げて交流
を図れるように努めていきたいというふうに考えます。
以上です。
◆12番(畑岡洋二君) ありがとうございました。
以上で質問
を終わりにします。
○議長(
飯田正憲君) 12番畑岡洋二君
の質問
を終わります。
──────────────────────────
△散会
の宣告
○議長(
飯田正憲君) 以上で本日
の日程は全て終了いたしました。
次
の本会議は、11日午前10時から開会いたしますので、ご参集お願いいたします。
本日はこれにて散会いたします。お疲れさまでございました。
午後3時10分散会
地方自治法第123条第2項
の規定により署名する
笠間市議会議長 飯 田 正 憲
署 名 議 員 小松崎 均
署 名 議 員 畑 岡 洋 二...