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令和 元年第 4回定例会-12月10日-04号

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  1. 笠間市議会 2019-12-10
    令和 元年第 4回定例会-12月10日-04号


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    令和 元年第 4回定例会-12月10日-04号令和 元年第 4回定例会                 令和元年第4回              笠間市議会定例会会議録 第4号        ──────────────────────────           令和元年12月10日 午前10時00分開議        ────────────────────────── 出 席 議 員                 議長   22 番    飯 田 正 憲 君                 副議長  13 番    石 田 安 夫 君                      1 番    坂 本 奈央子 君                      2 番    安 見 貴 志 君                      3 番    内 桶 克 之 君                      4 番    田 村 幸 子 君                      5 番    益 子 康 子 君                      6 番    中 野 英 一 君                      7 番    林 田 美代子 君                      8 番    田 村 泰 之 君                      9 番    村 上 寿 之 君                      10 番    石 井   栄 君
                         11 番    小松崎   均 君                      12 番    畑 岡 洋 二 君                      14 番    藤 枝   浩 君                      15 番    西 山   猛 君                      16 番    石 松 俊 雄 君                      17 番    大 貫 千 尋 君                      18 番    大 関 久 義 君                      19 番    市 村 博 之 君                      20 番    小薗江 一 三 君                      21 番    石 崎 勝 三 君        ────────────────────────── 欠 席 議 員                      な し        ────────────────────────── 出 席 説 明 者               市長            山 口 伸 樹 君               副市長           近 藤 慶 一 君               教育長           今 泉   寛 君               市長公室長         中 村 公 彦 君               総務部長          石 井 克 佳 君               市民生活部長        金 木 雄 治 君               保健福祉部長        下 条 かをる 君               産業経済部長        古 谷 茂 則 君               都市建設部長        吉 田 貴 郎 君               上下水道部長        横 手   誠 君               市立病院事務局長      後 藤 弘 樹 君               教育次長          小田野 恭 子 君               消防次長          堂 川 直 紀 君               笠間支所長         岡 野 洋 子 君               岩間支所長         伊勢山   裕 君               税務課長          山 崎 由美子 君               税務課長補佐雄       藤 田   優 君               高齢福祉課長        中 庭   聡 君               包括支援センター長     富 田 玲 子 君               高齢福祉課長補佐      金 木 和 子 君               環境保全課長        小 里 貴 樹 君               環境保全課長補佐      大 峰 浩 一 君               市立病院経営管理課長    田 村 一 浩 君               健康増進課長        小 澤 宝 二 君               建設課長          持 丸 公 伸 君               建設課長補佐        鬼 澤 美 好 君               都市計画課長        横 山 孝 夫 君               都市計画課長補佐      伊 藤   浩 君               スポーツ振興課長      松 本 浩 行 君               スポーツ振興課長補佐    鈴 木 昭 彦 君               オリンピック・パラリンピック推進室長                             豊 田 信 雄 君        ────────────────────────── 出席議会事務局職員               議会事務局長        渡 辺 光 司               次長            堀 越 信 一               次長補佐          松 本 光 枝               係長            神 長 利 久               主幹            塩 田 拓 生        ──────────────────────────              議 事 日 程 第 4 号                          令和元年12月10日(火曜日)                             午 前 10 時 開 議 日程第1 会議録署名議員指名について 日程第2 一般質問 1.本日会議に付した事件  日程第1 会議録署名議員指名について  日程第2 一般質問        ──────────────────────────                午前10時00分開議 △開議宣告 ○議長(飯田正憲君) 皆さんおはようございます。  ご報告申し上げます。  ただいま出席議員は21名であります。本日欠席議員は、17番大貫千尋君でございます。定足数に達しておりますので、直ちに本日会議開きます。  本日会議に、地方自治法第121条第1項規定により出席求めた者及び議会事務局職員出席者は、資料とおりであります。        ────────────────────────── △議事日程報告 ○議長(飯田正憲君) 日程についてご報告申し上げます。  本日議事日程につきましては、議事日程第4号とおりといたします。  これより議事日程に入ります。        ────────────────────────── △会議録署名議員指名について ○議長(飯田正憲君) 日程第1、会議録署名議員指名行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条規定により、11番小松崎 均君、12番畑岡洋二君指名いたします。        ────────────────────────── △一般質問 ○議長(飯田正憲君) 日程第2、一般質問行います。  一般質問につきましては、一問一答方式及び一括質問・一括答弁方式及び2方式から選択し、質問願います。質問は、項目ごとに質問し、完結した後、次質問事項に入っていただくようお願いいたします。また、発言時間は、一問一答方式につきましては、質問・答弁合わせて60分以内といたします。  執行機関には反問権付与しておりますので、質問に疑問があるときは、「反問します」と宣言し、議長許可得て質問内容深めてください。  さらに、議員、執行部とも、わかりやすい質問、わかりやすい答弁に努めてくださるようお願いします。  それでは、最初に2番安見貴志発言許可いたします。               〔2番 安見貴志君登壇〕 ◆2番(安見貴志君) 議長許可得ましたので、事前通告に従いまして質問させていただきます。かさま未来安見貴志でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  それでは、大項目、確定申告対策についてということでお伺いしたいと思います。確定申告と申しますが、ここは市でございますので、正しくは市・県民税申告ということになろうかと思いますが、質問内では確定申告ということで統一させていただきますので、よろしくお願いいたします。  早いもので、ことしももう12月になってしまいました。年が明けますと、皆さんご存じとおり確定申告時期がやってまいります。昨年度は、申告会場ここ市役所本所1カ所に集約し、また、予約制とったことで来場者待ち時間短縮が図られるなど、一定成果があったものと理解していますが、逆に、一昨年までやり方大幅に変更したことで、いろいろと新たな課題もあったではないかと推測しております。私も30年ほど税職場に身置いておりましたので、確定申告については経験上いろいろな困難があったり、また、頭痛めるような問題が起きたりすることは十分承知しております。ですから、余計に気になってしまうわけであります。  市としては、市税的確な確保担保するためにも、この確定申告というものおろそかにしてはいけないわけで、昨年度反省点については、十分に検証した上で対策万全にしていただきたいと思います。そこで、まずは令和元年分確定申告に臨むに当たり、市として基本方針お伺いしたいと思います。  小項目1、令和元年分確定申告基本方針お聞かせください。 ○議長(飯田正憲君) 総務部長石井克佳君。 ◎総務部長(石井克佳君) 2番安見議員ご質問にお答えいたします。
     令和元年度分確定申告基本方針についてご質問でございますが、今、議員がご質問中でおっしゃられましたように、昨年度は、本市長年課題でございました申告される市民待ち時間短縮目的といたしまして、予約制度導入し、会場市役所本所1カ所に集約しまして、実施いたしました。  結果といたしましては、市民方々から待ち時間が短くなってよかったなどご意見多数いただきましたので、予約制度申告会場集約につきましては、おおむねその目的達成できたものと考えてございます。  このため本年度基本方針といたしましては、日時指定前提とした予約制度によりまして、市役所本所1カ所で申告受け付け引き続き継続しながら、さらにスムーズな申告相談受け付けに取り組んでまいりたいと考えてございます。 ○議長(飯田正憲君) 安見貴志君。 ◆2番(安見貴志君) お答えありがとうございます。  そうしますと、昨年度踏襲するというやり方で間違いないかと思います。特に、新しい方針といいますか、そういったものは、考えているものはございますか。 ○議長(飯田正憲君) 税務課長山崎由美子君。 ◎税務課長山崎由美子君) ことしは2年目でございます。昨年課題として、やはり1年目でしたので幾つか発生いたしましたので、それら課題に取り組みながら、ことしはさらにスムーズな申告となるよう進めてまいりたいと考えております。 ○議長(飯田正憲君) 安見貴志君。 ◆2番(安見貴志君) では、大まかな方針お聞きしましたので、次に、細かい点お伺いしたいと思います。小項目2に移ります。  小項目2、昨年課題踏まえた対策状況ということでお伺いしたいと思います。 ○議長(飯田正憲君) 税務課長山崎由美子君。 ◎税務課長山崎由美子君) 昨年課題踏まえた対策状況についてご質問ですが、昨年度は初年度であったために幾つか課題も発生いたしました。これら改善に取り組む考えでございます。  具体的に申し上げますと、課題一つといたしましては、予約開始直後1時間程度ではございますが、申告専用ダイヤル電話集中が予想以上にございました。  二つ目といたしましては、特に申告相談受け付け初日でございましたが、待合室や駐車場が混雑した時間帯がございました。三つといたしまして、予約システムにおいて、一部希望日時へ変更予約がしにくい状況が発生いたしました。これらに対して対応していきたいと考えております。 ○議長(飯田正憲君) 安見貴志君。 ◆2番(安見貴志君) そうしますと、今ほど三つほど、昨年度課題踏まえた対策状況とるということでお話がございました。順に細かいところお伺いしますが、予約開始直後電話集中について、ことしは何らかの対策とられるということですが、具体的にはどういう対策になりますか、お答えください。 ○議長(飯田正憲君) 税務課長山崎由美子君。 ◎税務課長山崎由美子君) 具体的な対策といたしましては、まず、電話対応研修より充実させて、スムーズな受け付けほう進めるようにしたいと考えております。また、対応人数若干ふやしまして、電話にも対応したいと考えております。しかしながら、開始直後、1時間電話混み具合は少し大きいものでございましたので、開始直後でなくても予約や変更は十分に可能であるという旨、わかりやすく市民皆様にお知らせすることで、電話集中緩和させるため取り組み行ってまいりたいと考えております。 ○議長(飯田正憲君) 安見貴志君。 ◆2番(安見貴志君) そうしますと、研修実施してスムーズな対応するということもあったかと思いますが、人数ふやしてというお話がございました。何人から何にふやすようなご予定でしょうか。 ○議長(飯田正憲君) 税務課長山崎由美子君。 ◎税務課長山崎由美子君) 昨年10名で対応したんですけれども、13名から14名で対応したいと考えております。 ○議長(飯田正憲君) 安見貴志君。 ◆2番(安見貴志君) そうしますと、人数はふやしました、ということですが、電話回線本数なんかについてはいかがでしょうか。 ○議長(飯田正憲君) 税務課長山崎由美子君。 ◎税務課長山崎由美子君) 電話回線本数につきましては、10本ままでございます。受け付けする者後ろにおりまして、入力作業と電話対応作業分業することで、スムーズな電話受付にしたいと考えております。 ○議長(飯田正憲君) 安見貴志君。 ◆2番(安見貴志君) 昨年度は10本ということですけれども、10本で回線がパンクするようなことはなかったということでよろしいんでしょうか。 ○議長(飯田正憲君) 税務課長山崎由美子君。 ◎税務課長山崎由美子君) 先ほど申しましたように、初め1時間、若干混み合ったということで、つながらないというお話がございましたが、受け付け1件1件当たり処理時間より短くしていくことで、パンクないように対応したいと考えております。 ○議長(飯田正憲君) 安見貴志君。 ◆2番(安見貴志君) 受付対応については、そういうことで了解いたしました。スムーズにやっていただけるように、よろしくお願いしたいと思います。  それから、昨年課題踏まえた対策ということで、二つ目で、初日待合室や駐車場混雑緩和ということでお話がございました。これについては、具体的にどのような対策考えているお知らせください。 ○議長(飯田正憲君) 税務課長山崎由美子君。 ◎税務課長山崎由美子君) 待合室や駐車場混雑につきましては、待合室受付まず効率化いたしましてスムーズに進めたいと思っております。受付ほうが、昨年は利用者識別番号とる関係上、手順が一つ多かったんですけれども、ことしはほとんど利用者識別番号取得がない予定でございますので、大幅に待合室で受け付けについては簡素化したいと考えております。  また、時間帯昨年は1時間で指定しておりましたが、さらに、30分ごとに細分化することで、待っている人を減らすように対策したいと思います。受付ほうが、短時間待ち時間で済む、待っているが少ない状況つくることで駐車場混雑、待合室混み合い防止したいと考えております。 ○議長(飯田正憲君) 安見貴志君。 ◆2番(安見貴志君) わかりました。要は、細分化して、一時期に集中しないやり方ということで理解いたしました。  そのようにしたら、一つ気になったは、識別番号とる手間だけがことしはなくなるということでございましたが、識別番号翌年持参してくださいというペーパーが出るはずなんですが、それ持ってこない方がいたとき対処なんかで、説明であったり再度来ていただきたいというようなことになろうかと思いますが、それについて想定はいかがでしょうか。 ○議長(飯田正憲君) 17番大貫千尋君が着座いたしました。  税務課長山崎由美子君。 ◎税務課長山崎由美子君) 利用者識別番号につきましては、税務署ほうから、笠間市民で利用者識別番号使用された方につきましては、情報提供いただけることになっておりますので、万が一わからないという方がいた場合は、そちら情報活用しながら対応したいと考えております。 ○議長(飯田正憲君) 安見貴志君。 ◆2番(安見貴志君) わかりました。ありがとうございます。  それから三つ目予約システムが一部、予約がしにくい状況があったということですが、これについては、そのシステム能力上問題なかどうか、対策も含めてちょっとご説明お願いいたします。 ○議長(飯田正憲君) 税務課長山崎由美子君。 ◎税務課長山崎由美子君) こちら予約変更がしにくい状況と申しますは、本当に初年度ということで申しわけなかったんですけれども、予約される方が若干、私ども予想超える人数でございましたために、予約枠が埋まりがちでございました。ですので、ことしは予約枠ほうふやして、ご希望日時が埋まっていない状況つくっていくために、バランス調整細かに行っていきたいと考えております。 ○議長(飯田正憲君) 安見貴志君。 ◆2番(安見貴志君) 昨年度反省踏まえて、工夫ということで、若干試行錯誤になろうかと思いますが、今おっしゃられたとおり内容でやってみて、ただ、臨機応変にまた混雑等が見られた場合、予約しにくい状況にあったという場合には、その対策練っていただければいいかと思います。よろしくお願いいたします。  今ほど三つ昨年度課題につきまして、対応策等の説明がありました。内容、対策状況、ある程度わかりました。若干人数がふえたりとかそういったこともございまして、そうしますと予算的な措置問題も出てこようかと思います。そういったところきちんと対応、もしくは、当初から考えているかと思うんですが、その辺はいかがでしょうか。 ○議長(飯田正憲君) 税務課長山崎由美子君。 ◎税務課長山崎由美子君) 予算対応といたしましては、昨年、必要な機器等については予算措置して、十分な購入させていただいております。それ以外諸経費についても、昨年度より予算措置しているところでございまして、当面は必要なものは措置できていると思っております。  しかしながら、労働者派遣委託等人件費部分につきましては、働き方改革など影響が懸念される状況でございます。 ○議長(飯田正憲君) 安見貴志君。 ◆2番(安見貴志君) 物的な面とか予算措置で何とかなる部分であれば、特に大きな問題にならず解決ができるかと思うんですが、今ちょっと課長さん触れられたように、人の面が一番心配されるところでございます。電話受け付けも人数ふやすと計画はしても、いざその対応する人員確保ができていなければ、計画が全くそのとおりに行かないわけでございまして、確定申告については、昔も今も変わらず重要なは、結局なんですよね。物じゃなくて。これは私経験上からも間違いないことであります。  国がよく進めております、パソコン利用して自宅から確定申告といったような自力で申告というものが近年、声高に叫ばれておりますが、結局、会場に足運ばれる方というは、自力ではできない方たちが来られるんですね。パソコンが普及したとはいっても、全員が全員できるわけではございませんし、ましてや、ふだんパソコンになじみがない高齢者方々なんかについては、大変自力でというは酷なわけでございます。ついでに言えば、いろいろな細かいところ規定が変わったりしますので、それだって一般方が常に全員知っているわけでもありませんですし、専門職業、私みたいな税理士職業であっても、1年に1回確定申告で、ここが変わったとか今度はどうなったということ言われるわけですから、本職であってもこの確定申告というは大変簡単なことではないことでございます。そういったことでいろいろ細かいところが毎年変わりますから、1年に1回しかめぐってこない確定申告、会場に来ないで自分たちでやってくれと言うことは到底できませんので、会場受け入れほう準備きちんとしていただいて対応すると、この辺基本方針としてしっかりやっていただければと思います。  何が言いたいかと申しますと、簡単に言えば、確定申告は会場に来る人をいかにさばくかということに尽きます。1日に予約が何件で何ということで見込み立てられておられるでしょうが、飛び込みで来られるもおりますし、また、そういったが必ずゼロにはならないということで、常にそういう想定もとで数さばける、処理できる、そういった人員配置、体制づくりお願いしたいと思います。小項目3へ行く前置きが長くなりましたけれども、そういう視点で人的な部分ということで、小項目3に移ってお話聞きたいと思います。  小項目3番、対応人員確保ということで、今年度その確保状況についてお聞かせいただきたいと思います。見込みで結構です。 ○議長(飯田正憲君) 税務課長山崎由美子君。 ◎税務課長山崎由美子君) 対応人員確保についてご質問ですが、申告相談に当たる職員受付体制につきましては、現在担当課である税務課職員ほか、他課から応援職員に相談受付業務協力依頼し、実施している状況でございます。また、このほか、ここ数年では在職中に税務課経験ある退職者臨時的に雇用するなどし、対応しているところでございます。昨年度から会場1カ所に集約したことで、職員配置について効率化された部分もございますが、申告者方全員税務課職員のみで対応することは不可能でございますので、今後も同様体制となっていくと思っております。  市全体職員が年々減少しているほか、他課応援職員本業ほうもございますので、これら状況はますます厳しくなってくると予想しておりますが、人員確保につきましては、逆に相談受付業務ほう業務効率化で何とかしのいでいきたいと考えております。 ○議長(飯田正憲君) 安見貴志君。 ◆2番(安見貴志君) 税務課職員ほかに、他部署から応援方、それから税務経験があって退職された方中から臨時雇用されると、そういったお話だったかと思います。  人員内訳ということでちょっと、もう少し詳しく聞きたいんですが、例えば税務課で何ぐらい、他課から何ぐらい、退職者臨時雇用何ぐらいということで、これは対前年比でいいますとどのようになっているかちょっとわかれば教えてください。 ○議長(飯田正憲君) 税務課長山崎由美子君。 ◎税務課長山崎由美子君) 人数内訳といたしましては、毎日受付で税務課職員が大体13名前後、他課応援職員が12名程度ということで、25名体制でお受けさせていただいております。ごめんなさい、他課応援職員とOB職員1で、12名程度で日にち指定しながら対応しております。応援職員方は大体40名前後お願いしております。以上でございます。 ○議長(飯田正憲君) 安見貴志君。 ◆2番(安見貴志君) そうしますと、今お話ですと、税務課職員方で13名前後、それから他課、それから退職者方で12名ほどで、1日当たり25名ぐらい対応人員ということでよろしいでしょうか。 ○議長(飯田正憲君) 税務課長山崎由美子君。 ◎税務課長山崎由美子君) そのとおりでございます。 ○議長(飯田正憲君) 安見貴志君。 ◆2番(安見貴志君) そうしますと、1日当たり見込んでいる来場者数ですが、昨年度資料によりますと、1日当たり500件ぐらい件数見込んでいたということで、今ほどの説明、25名、単純に割り算で、20名で20件ぐらいとなりますが、この20件というは、稼働時間から考えますと、結構な多い数字、少ない数字ではないんですよ、20人をさばくというは。受け付けだけして処理、返すわけじゃございませんので、多分相談に乗って、手取り足取りになりますと、多分15分10分というわけはなかなかいかない。書類忘れる方もいるし、もう一回出直す方もいるということで、その辺、25名というは十分な人数だとお考えでしょうか、お答えください。 ○議長(飯田正憲君) 税務課長山崎由美子君。 ◎税務課長山崎由美子君) 確かに時間がかかるお客様もいらっしゃいます。1時間かかるお客様もいらっしゃいます。一方で、本当に内容が簡易で、5分で終わるお客様もいらっしゃいまして、実績といたしまして、1平均1時間に3はお受けできているという実績がございますので、25名いれば、1日予定500名につきましてはお受けできると考えております。 ○議長(飯田正憲君) 安見貴志君。 ◆2番(安見貴志君) 計算上はそのようなことで理解いたしました。  参考までにお伺いしますが、税務課ほうから13名対応に当たらせるということですが、今現在、税務課全体人員というは何になりますでしょうか。 ○議長(飯田正憲君) 税務課長山崎由美子君。 ◎税務課長山崎由美子君) 現在税務課職員といたしましては、17名でございます。この時期、税務課ほうへ来客、問い合わせも非常に多いので、最低限人数として4名課に配置いたしまして、13名が申告受け付けに携わる予定でございます。 ○議長(飯田正憲君) 安見貴志君。 ◆2番(安見貴志君) 全員が出払って窓口対応なり面接対応しますと、通常業務が回らなくなりますし、そういったことでふだん市民問い合わせ等に対応できなくなるということも考えられますので、割り振りは慎重にしていただきたいと思いますので、あとは、他課から応援いただくような人数については、昨年よりふえていますか、それとも減っていますか。あとは、傾向として年々ふやしているか、それとも、いろいろな事情で減少しているか、その辺についてもお答えください。 ○議長(飯田正憲君) 税務課長山崎由美子君。 ◎税務課長山崎由美子君) 他課から応援してもらう職員については、ほぼ横ばいとなっております。どうしてもお客様対応するに必要な人数でございますので、調整図りながら同じような人数いただいております。ただ、税務課職員ほうで人数が減ってくると、その分だけ他課応援職員ほうがふえてしまうということで、若干、年々前後がございます。 ○議長(飯田正憲君) 安見貴志君。 ◆2番(安見貴志君) 多分、一番そこはお答えにくいところだと思うんですが。  ちょっと国例、税務署申し上げますと、実は、税務署でも同様問題があるんです。所得税担当のみでは確定申告が回らないので、他課から応援いただくんですね。その際スタンスとしましては、「挙署一体」といいまして、「挙」は手挙げる挙げるに、「署」は税務署「署」、「一体」は一つ体、「挙署一体」ということで、税務署全体で確定申告対応するということで、長が号令かけてやっております。そうしないと、やっぱり直接担当部署でないところは通常業務がございますので、それでなくても適正な人員ということでふだんからカツカツ人数でやっていますと、やはり1日応援に取られますと、予定する業務が回らなかったり、それから、時期も時期ですから、風邪などで休まれると、予定していた業務、出張が回らないということで、できれば、他課ほうは極力応援に出したくないというが本音なんだろうと思います。  ただ、そうだとしても、この確定申告に来る方については、1年に1遍しか来ない方もいると思いますが、来たとき市役所対応イメージがそのまんま市役所イメージになってしまいます。ですから、わざわざ来たのに、ものすごく雑な扱い受けた、それから、ものすごく待たされた、そういったことがその後1年間イメージに直結します。ですから、市役所挙げて確定申告というものには臨んでいただきたいとそういうふうに思うわけであります。  それで、先ほど他課から応援いただく人数については、同様な人数もしくは横ばいということでお話お伺いしました。不測事態、インフルエンザが蔓延するとか集団で休んだ場合には、その都度臨時応援いただかないと、先ほど計算ですと、1日500件程度人数がさばけないということで、臨時に応援いただくようなことも必要になってこようかと思います。そういった場合に市役所全体でバックアップするというようなスタンスは構築されておりますでしょうか、お答えください。 ○議長(飯田正憲君) 税務課長山崎由美子君。 ◎税務課長山崎由美子君) 昨年もまさにおっしゃってくださいましたように、突然具合が悪くなったり、そういうことで欠員が出るようなことはございました。昨年につきましては、全庁一体となって申告きちんと行えるように、職員に協力していただいております。今後も大変だとは思うんですけれども、協力いただきながら進めていきたいと考えております。 ○議長(飯田正憲君) 安見貴志君。 ◆2番(安見貴志君) 非常に、課長さんが今言いづらそうで気の毒だったんですけれども、市役所全体でバックアップということになりますと、もちろん部長さんもほか課に頭下げに行かなきゃなりませんし、場合によっては、上ほう方から、簡単に言っちゃえば、市長ほうから号令かけていただくということも必要になろうかと思います。部長さんクラス、きょう、ここに一堂に集合されておりますので、私がかわりに代弁してあげたいと思いますが、ぜひ市役所一体で確定申告については臨んでいただきたいと思います。  ですから、税務課ほうできゅうきゅうしている部分があれば、部長さんなりがくみ取っていただいて、何とかその上ほうから指示が出るような、そういった体制がとれるということでお願いしたいと思いますが、これについては、市長、いかがでしょうか。 ○議長(飯田正憲君) 市長山口伸樹君。               〔市長 山口伸樹君登壇〕 ◎市長(山口伸樹君) 確定申告につきましては、市税納めていただくという大変重要な市行政業務一つでありまして、今までも部課長会議等で担当課長から各部から応援依頼させていただきながら、全庁的に取り組んでおります。  今後もそういう形でこの確定申告1カ所にまとめた効果が発揮できるような取り組み進めていきたいと思います。以上です。 ○議長(飯田正憲君) 安見貴志君。 ◆2番(安見貴志君) 今ほど、力強いお言葉いただきました。ということで、ことし確定申告につきましては、どうぞ安心して挑んでいただきたいというふうに思うわけであります。また、全庁挙げてということでお言葉がございましたので、不測事態等が発生した際には、きちんと補充手当てしていただきながら、納税者方に不便来さないように対応お願いしたいと思います。
     それと1点、対応人員確保ところで一つ気になっている部分があるんですが、経験者で退職者雇用というところで、お一というような話があったと思うんですが、税務課独特スキルなり経験持った方というは大変貴重な存在かと思います。そういった方が、退職されたとしても、やはり、もしこの事務に当たっていただけるであれば、大変貴重な戦力になろうかと思いますが、そういった経験持つ者、スキル持つ方、OB方そういった方、例えば今後活用していくようなそういった考えというは何かございますか。あれば教えていただきたいと思います。 ○議長(飯田正憲君) 税務課長山崎由美子君。 ◎税務課長山崎由美子君) 退職職員方につきましては、今後もご協力いただけるように、対象となるような経験者方にはお声がけしていきたいと考えております。余り対象になる方がいらっしゃらないという状況ではございますが、なるべく声かけながら、ご協力者ふやしていきたいと考えております。 ○議長(飯田正憲君) 安見貴志君。 ◆2番(安見貴志君) なかなか今、60歳定年が変わってきて、65歳年金受給までに何か勤めなくちゃというところがあったりしまして、そういった5年間つなぎ意味で、そういった貴重な人材活用できれば、ものすごく大きな戦力になろうかと思いますが、できれば、そういった部署経験者、税務課部署経験者、臨時職員という形になろうかと思いますが、そういった形できちんと市役所身分で、一時的にも雇用できれば、恐らく面接対応に当たれるかと思いますので、ぜひ、その辺は検討していただきたいなと思いますが。  それと、やはり税務課事務経験がないと、なかなか確定申告というは難しかったりすると思うんですが、部内で応援いただく、そういった方について研修体制であるとか、当然新しく入られた方もいらっしゃるでしょうし、そういった方、中堅方なんかも応援に出ていただけると思いますが、いろいろな取り扱い注意点、変更注意点等、毎年細かいところが変わってこようかと思います。そういったところ部内人材ある程度育てるというところ体制、それから、日ごろ何かその対策といいますか、そういうようなこととっておられるかお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(飯田正憲君) 税務課長山崎由美子君。 ◎税務課長山崎由美子君) 税務課協力職員につきましては、税務課在職時に1年につき何百件という申告受けてございますので、非常に経験値高いものでございます。ですので、毎年、税制改正があった点、変更があった点、機械操作が変わった点など重点として研修会行っております。あとは、5日程度来てもらっておりますので、初め1日目は若干忘れているところもありますけれども、すぐに思い出して適切な対応してくれております。 ○議長(飯田正憲君) 安見貴志君。 ◆2番(安見貴志君) 応援機会などを通して確定申告に触れることがございますと、やがて人事異動中で税務課へ配属になった際も、割とスムーズに事務へなじみができてくると思いますので、そういったところ将来人材育てるという意味では、応援される方へ研修とかそれ見越した日ごろから研修と考えておいていただければよろしいかと思います。  どうしても、世の中、人材が不足、人手が不足という中でなかなか大変な状況でございます。外へ、当然求めたとしても、派遣でそういったスキルある方確保しても、所属が違いますと、確定申告に当たっていいかどうかという法律上問題も出てまいりますので、やはり市役所職員という身分持つ部内で人材確保、育成、これが重要になってまいります。長い目で見ていただきまして、今後確定申告に支障が出ないようにしていただければと思います。  結局、先ほど市長もおっしゃられましたが、市税確保という意味で一番最重要な部署でございます。そういったところ確保、対応がきちんとされませんと、市として収入部分根幹が揺らいでしまうわけでございます。そういったところ重要視していただきまして、今後とも税務課職員方、それから応援いただく方双方スキル、能力向上、そういったことよろしくお願いしたいと思います。人材確保ということで、今後こともきちんと考えていただくということで、この部分は終わりまして、次小項目4番に行きたいと思います。  本庁舎改修工事が本格的に始まったということで、既に1階フロアなんかも大規模な工事が始まったというふうな認識しております。各課におきましても、質問場所移動しながらということで、相当なご苦労があるではないかと推察いたします。ただ、工事落札が当初予定よりおくれたということで、当初予定していたスケジュールに今、ずれが生じたと思いますので、課によっては通常業務に何らかの影響来すことが心配されるわけであります。となりますと、確定申告行うに当たりまして、対応する場所確保であるとか、駐車場数とか、そういった受け入れ体制に関するするキャパシティ問題が懸念されると思いますが、その辺についてお伺いいたします。  小項目4番、本庁舎改修工事影響と対策ということでお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(飯田正憲君) 総務部長石井克佳君。 ◎総務部長(石井克佳君) 本庁舎改修工事影響と対策についてご質問でございますが、まず、本庁舎改修工事につきましては、令和3年2月末にかけて行われる予定でございますが、確定申告会場につきましては、昨年度と同様、工事行う予定がございません。本庁舎教育棟ほう2階大きな会議室予定しているところでございます。申告会場移動で何らかの影響が予測されますは、来年令和2年期間、1度でございます。また、会場そのものにつきましては、先ほど申し上げましたけれども、直接工事影響はございません。  駐車場につきましては、本庁舎前外構工事が今年度申告期間終了後予定でございますので、ほぼこちらも影響はないと考えているところでございます。ただ、それでも、足場等設置がございますので、15台程度、駐車場台数が狭まる見込みではございます。現在95台、本庁舎前にございますけれども、15台程度狭まる見込みがございます。ただ、こちらも先ほど申し上げましように、指定日時時間枠細分化、あるいは隣公民館駐車場等、その事業にもよりますけれども、バランス等考慮しながら、混雑募集図りまして影響が出ないようにしてまいる考えでございます。  それから、申告会場まで通路でございますが、正面玄関入りまして、右側階段とエレベーターが通常どおり利用できますので、昨年とほぼ同様案内ができると考えてございます。そう申しましても、市役所内部では一部、先ほど議員ご質問中でもおっしゃられましたように、通れない期間が発生いたしますので、こちらにつきましては、申告ご案内中に庁舎改修工事である旨記載するほか、会場まで案内板庁舎内にわかりやすく設置するなど、随時きめ細かな周知図っていきたいと考えてございます。  工事期間中は市民皆様方には大変ご不便おかけする場合があるかもしれませんが、ぜひご理解、ご協力賜りたいと考えているところでございます。 ○議長(飯田正憲君) 安見貴志君。 ◆2番(安見貴志君) そうしますと、今ほどお話ですと、駐車場台数が若干、15台ほど減るものの、分散化であるとかそういったところ対応でほぼ影響がないようなふうに考えているということで理解いたしました。あとは、会場場所も前年に変わらず、同様スペース確保しているということでございます、こちらは問題ないかと思います。  一番心配されるは、確定申告対応としてはきちんとしているはずなんだけれども、例えばほか用務で大量に市役所に出向く方がいらっしゃる。つまり、ほか行事が入ったりということが一番懸念されますが、そういったところ調整なんかについては大丈夫でしょうか。 ○議長(飯田正憲君) 総務部長石井克佳君。 ◎総務部長(石井克佳君) 他課等イベント等調整も例年考えられますので、それにつきましても、例年同様、しっかりとしてまいりたいと考えておりますし、今、駐車場につきましても、本庁舎ほうは、本庁舎前が80台ありまして、一定時期、隣ちょっと低いところには40台ございます。また、公民館ほうには125台、これもイベント等によりますけれども、合わせますと245台、マックスでございますけれども、確保ができますので、それについても調整しながら、しっかりと対応してもらいたいと考えてございます。 ○議長(飯田正憲君) 安見貴志君。 ◆2番(安見貴志君) わかりました。最終的には、来られた方、来庁者がまごついたりとか不便来さないように検討いただきまして、万全期していただければと思います。確定申告時期に来られる来庁者に対しまして、できれば待ち時間が少なく、そして、きちんと対応し、的確かつ適切な処理していただくことが最大住民サービスということになりますので、その点はくれぐれもよろしくお願いしまして、大項目終わりにしたいと思います。  続きまして、大項目2、教育現場におけるハラスメント等対策についてということでお伺いしたいと思います。  ことし9月に、神戸市須磨区にあります小学校において、教師間いじめ問題が報道されたことは、皆さん記憶に新しいことと思います。内容は、市立東須磨小学校男性教諭が、先輩教諭4から暴力行為やパワーハラスメントなど職場いじめ受けて精神的に不安定になり、療養中であるといったようなものでございました。新聞やテレビで初報に触れた方々は、一様に驚いたに違いないものと思います。  これまで、学校いじめ問題といえば、何となく児童や生徒間問題であるといったような認識が一般的であったかと思いますが、よくよく考えてみれば、学校といえど会社と同じで普通職場なんですね。世間一般には、会社でハラスメント行為やいじめ、暴力といった事件がたびたびニュースで流れてまいります。公務員職場であっても、そういった問題見聞きすることは決して珍しいことではなくなってまいりました。当然、学校という教育場であっても一職場でありますから、そういう問題が起きても全く不思議はないわけであります。学校という場所だから、そういったことはあってほしくない、あるはずがないというような潜在的な気持ちが我々見る目鈍らせ、明るみに出ること妨げたりしていただと考えます。  時代は今、児童や生徒間いじめなくしていこうという流れ中にありますが、まさに先頭に立って指導すべき現場教師が、子どもたち諭すべき立場人間が、裏ではそういった事件に巻き込まれていた、起こしていたということは、とんでもないことであると同時に、誰もが認めたくなかったことと思います。この東須磨小学校で起きたいじめ問題は、報道によると学校現場で、暴行、脅迫、セクハラといったことが行われていたとそう伝えられておりますが、文科省もこの問題大変重要視して調査行っていると聞いております。この問題は対岸火事という問題でなくて、身近な教育現場においても十分に起こり得る問題であります。  笠間市教育委員会では、この一連報道受けてどのような認識持たれたでしょうか。対岸火事ような、他人事ような認識では決してなかったと思いますが、念ためお聞きしておきたいと思います。そこでお伺いいたします。  小項目1、教育現場におけるハラスメント等防止対策ということで、当市現状お聞かせいただきたいと思います。 ○議長(飯田正憲君) 教育長今泉 寛君。               〔教育長 今泉 寛君登壇〕 ◎教育長(今泉寛君) 2番安見議員ご質問にお答えいたします。  当市現状ということですが、これまで教育委員会ほうにハラスメント等相談はありませんでした。  ただ、先ほどお話にありましたように、神戸市事件がありましたこと受けまして、本年10月に市教育情報ネットワーク個人連絡機能、教職員と教育委員会とで個人的にやりとりできるメール機能です。その機能使いまして、学校働き方改革と勤務状況アンケートというもの実施いたしました。その中アンケート回答から、ハラスメント受けている、あるいは、職場にハラスメントがあるという回答はありませんでしたので、現在ところハラスメントはございません。 ○議長(飯田正憲君) 安見貴志君。 ◆2番(安見貴志君) 現状お聞かせいただいたわけですが、神戸事件受けてから、このメール個人連絡機能というもの活用されたということですか。それともその前からそういった体制はできていたということでしょうか。その辺確認したいと思います。 ○議長(飯田正憲君) 教育長今泉 寛君。 ◎教育長(今泉寛君) メール機能使っては、プラス面で使い方といいますか、トップダウンではなく、ボトムアップ教職員意見聞きたいということで、昨年度から、例えば学力向上について対策、いい対策はありませんかというようなことメールで投げまして、それで教職員からそういうアイデア募集したりしておりました。そういう中にあって、例えば今年度、ネットワーク上クラウド学習というのを取り入れたんですけれども、それもそういうボトムアップ中から出てきた意見であります。  そういう活用少しずつやっておりまして、今回はそういうこと今度逆にアンケートという形で利用した。ただ、アンケート利用というは初めてでございます。以上です。 ○議長(飯田正憲君) 安見貴志君。 ◆2番(安見貴志君) そうしますと、何か早くいうとプラス使い方ということでお話がございましたが、学校中に潜んでいる事件や事故種みたいなもの感じ取る、すい上げるようなそういった使い方は想定していなかったというふうに理解はしましたが、そうしますと、そういったことが起きないにこしたことはないんですけれども、ふだんからそういったものくみ上げや投げかけ、そういったものについては、そういったものについては、これまで全くしていなかったということでございますか、お答えください。 ○議長(飯田正憲君) 教育長今泉 寛君。 ◎教育長(今泉寛君) こういうコンプライアンス研修という形で研修進めてきておりまして、そういうことが、何か相談事があれば、県ほうにも教育相談仕組みがあります。電話相談仕組み。それから教育事務所にもありますし、共済組合中にもそういう仕組みがあって、そういうところに先生方相談は行けるということだったんですけれども、どうしても今回ハラスメント問題になりますと、例えばトップからハラスメントであると、そこに相談できるというと、なかなか相談できないような部分があるんですね。そこがきちんと相談できるような仕組みづくりが必要かなというところで、今回、そのメール機能使ったということです。  想定していない、というか使い方としては考えておりました、これまでも。ただ、今回それが初めてやるということになったわけであります。 ○議長(飯田正憲君) 安見貴志君。 ◆2番(安見貴志君) 状況はわかりました。  ちなみに今回報道があった後に、県なり国など上ほうから特別そういったことについて再度見直し指示とか、そういったような指示等はあったでしょうか、お答えいただきたいと思います。 ○議長(飯田正憲君) 教育長今泉 寛君。 ◎教育長(今泉寛君) 通知等がございました。 ○議長(飯田正憲君) 安見貴志君。 ◆2番(安見貴志君) 具体的にそれはどういった内容であったでしょうか、差し支えなければお答えいただきたいと思います。 ○議長(飯田正憲君) 教育長今泉 寛君。 ◎教育長(今泉寛君) 先ほど申しましたが、コンプライアンスですね。県ほうでは、各学校でコンプライアンス委員会つくって、それによってきちんと対応しなさいということなんですけれども、そして、「コンプライアンスだより」というのを発行しています。それ9月号に、そのハラスメント関係対策等についてチェックリスト、それから定義。もう一回定義見直して、しっかり研修するようにということと、それから、チェックリスト使って個人的にチェックするという、そういうものが通知されてまいりました。 ○議長(飯田正憲君) 安見貴志君。 ◆2番(安見貴志君) そうすると、上ほうからは、形、体制つくりなさいというような、そんなぼんやりとした投げかけ、指示だったようだと今、理解しましたが、神戸市ような事件が起きないために、ふだんからそういったところ感じ取る、すい上げるといったところはやっていただかなければいけないと思いますが、小項目2ほうに移りまして、今後新たな対策等という大きなところでお伺いしたいんですが、今後、神戸市ような事件がこの笠間市内で起こらないために、何か考えていること、取り組もうとしていることがあれば、お答えいただきたいと思います。 ○議長(飯田正憲君) 教育長今泉 寛君。 ◎教育長(今泉寛君) 最初に本年度市教育情報ネットワークで個人連絡機能利用したアンケート調査実施したという話いたしましたが、これについては、今後も続けていきたいと考えております。  また、いつでもメール機能使って相談できるような環境、教職員へ投げかけ行いまして、一人の悩み聞いて、寄り添った対応継続していくことで、ハラスメント等未然防止につなげていきたい、つなげていこうと考えております。 ○議長(飯田正憲君) 安見貴志君。 ◆2番(安見貴志君) 多分、下から上がってくるラインはできています、ということですが、多分上からわざわざ聞かれなければ言いにくいといった場面が想定されますので、定期的に、大丈夫ですかといったような投げかけほうからしていただくと、そういったことが多分重要じゃないかと思います。  特に、新年度が始まって一月ほどした時期、例えば世間でいう五月病が出てくる時期、新卒・新採方も入って、一月ぐらいいたって、という時期、それから、例えば校長先生等上方がかわって、やり方が大きく変わったということで、一月もたつと大分新たなストレスが生まれてまいります。それから、節目節目、学期節目であるとかそういったところでもいろいろなストレスが生まれてこようと思います。そういったところでそのストレスがおかしな方向に働く前にすい上げていただいて、その芽摘んでいただくような、そういった仕組みづくり、体制づくりよろしくお願いしたいと思います。私はそう考えますが、教育長はいかがでしょうか。 ○議長(飯田正憲君) 教育長今泉 寛君。 ◎教育長(今泉寛君) 若い先生方につきましては、今、新規採用職員から3年目まで教職員に対しまして、若手教員研修等実施しているんですけれども、そういう一と面談する時間とっております。それから、各学校に訪問する機会が何回かあるんですけれども、そういうときにも先生方悩み聞くような場面設定しております。ちょっとこれは現在形なので、つけ加えて言わせていただきますが、安見議員おっしゃる、常にいろいろすい上げるような仕組みということで、そのことは心がけていきたいと思っております。  そして、先生方が本当にやる気持って、職場で明るく、そして先生方が一つになって学校中で明るく、楽しく仕事しているという姿が子どもたち明るく元気な、そして学校に行きたいという気持ちにつながると思いますので、子どもたちためにも、そういう職場環境づくり進めてまいりたいと思います。以上です。 ○議長(飯田正憲君) 安見貴志君。 ◆2番(安見貴志君) お答えありがとうございます。結局、言いたいは教育現場最前線に立つ教員方々がきちんとした職場で安心して教壇に立って、持てる能力最大限発揮して児童生徒たちに教育施すということができなければ、どんなにいいこと言っても、効果は出ないんだと思います。ましてや、子どもいじめ、暴力はなくしていこうと言っている立場教員が、それ自身が自分たちでそれ壊してしまっていたらば、何説得力もないですね。  それと、教員なり手が少ないとか、教員仕事はきついんだ、ブラックだといわれているようなそういった時代でありますから、そういったふだんからトラブル摘むような体制がきちんとできることによって、教員確保、それから質向上、そういったものも果たしていけるんではないかと思っております。  間違っても、神戸市ような事件がこの笠間市で起きないためにも、教育委員会におかれましては、この事件等教訓にきちんとした教育現場維持ため、しっかりと仕組みづくり、体制づくり、今後ともご努力いただきたいと思います。  私ほうは以上ですが、最後に何かつけ加えたり、言っておきたいことはあればお聞きしますが、いかがでしょうか。 ○議長(飯田正憲君) 教育長今泉 寛君。 ◎教育長(今泉寛君) 学校組織、これは本当に一丸となって進むことが大切なことでありまして、そういうことにならないように、こういう事件につながるようなことが起こらないように十分努めてまいりたいと思いますのでよろしくお願いします。 ○議長(飯田正憲君) 安見貴志君。 ◆2番(安見貴志君) ありがとうございました。ぜひともよろしくお願いいたします。  以上で私一般質問終わります。ありがとうございました。 ○議長(飯田正憲君) 2番安見貴志質問終わります。  ここで11時10分まで休憩いたします。                午前10時58分休憩          ──────────────────────                午前11時10分再開 ○議長(飯田正憲君) 休憩前に引き続き会議再開いたします。  次に、18番大関久義君発言許可いたします。               〔18番 大関久義君登壇〕 ◆18番(大関久義君) 18番大関久義であります。さきに通告いたしました1、高齢福祉事業、2、塵芥処理事業、3、し尿処理事業三つ事業についてお伺いいたします。質問は一問一答方式で行いますので、よろしくお願いいたします。  大項目1、高齢者福祉事業、この中では、高齢者クラブ事業、2番目として敬老事業、3番目として、小項目でシルバー人材事業についてお伺いいたします。  高齢者福祉費事業では、このほかにも在宅福祉サービス事業、老人保護施設措置事業、地域クラウド運営事業など、大きな事業も含まれており、その事業費額は1億円超えております。  まず、小項目1、高齢者クラブ事業についてお伺いいたします。  笠間市内高齢者クラブは、101クラブ。会員数では4,581と聞いております。そのクラブ数についてお伺いいたします。笠間、友部、岩間各地区ごとクラブ数、どのようになっているかお伺いいたします。 ○議長(飯田正憲君) 保健福祉部長下条かをる君。 ◎保健福祉部長(下条かをる君) 18番大関議員ご質問にお答えいたします。  クラブ数につきましては、議員おっしゃるとおり、平成30年度実績では、笠間市高齢者クラブ連合会全体で101単位クラブがあり、4,581人の方が会員登録しております。  各地区につきましては、笠間支部は18クラブ、友部支部は47クラブ、岩間支部は36クラブとなっております。 ○議長(飯田正憲君) 大関久義君。 ◆18番(大関久義君) 高齢者クラブ数101ということであります。高齢者クラブ会員数についてはどうであるか。各地区ごとに同じように会員数についてお伺いいたします。 ○議長(飯田正憲君) 保健福祉部長下条かをる君。 ◎保健福祉部長(下条かをる君) 会員数につきましては、岩間支部は637、友部支部は2,226、岩間支部は1,718となっております。 ○議長(飯田正憲君) 大関久義君。 ◆18番(大関久義君) 今、岩間2回言いましたよね。その辺ところ整理してください。
    ○議長(飯田正憲君) 保健福祉部長下条かをる君。 ◎保健福祉部長(下条かをる君) 失礼いたしました。  笠間支部は637、友部支部が2,226、そして岩間支部が1,718となっております。 ○議長(飯田正憲君) 大関久義君。 ◆18番(大関久義君) 今、比べてみると、やはりクラブ数で101、それで会員数で4,581、差が少し地域によってあると思います。  高齢者クラブに対する平成30年度補助金額は、全体で590万円であります。補助金額についても、笠間地区、友部地区、岩間地区、どのように補助金額お支払いしているか、使われているかお伺いいたします。 ○議長(飯田正憲君) 保健福祉部長下条かをる君。 ◎保健福祉部長(下条かをる君) 単位クラブへ補助につきましては、笠間地区が73万6,650円、友部地区が217万6,700円、岩間地区が167万3,100円交付しており、新連合会及び支部単位補助と合わせまして、平成30年度補助金交付額は590万3,950円でございます。 ○議長(飯田正憲君) 大関久義君。 ◆18番(大関久義君) わかりました。高齢者クラブ101ということであります。この高齢者クラブは、どのように組織されているんですか。多分、行政区単位でクラブ組織ではないかと思われますが、クラブ組織について、どのように成り立っているかお伺いいたします。 ○議長(飯田正憲君) 保健福祉部長下条かをる君。 ◎保健福祉部長(下条かをる君) 高齢者クラブ組織単位についてでございますが、高齢者クラブは、活動が円滑に行える程度同一小地域に居住する者で組織するものとされておりますが、一般的には行政区、またはそれに準ずる規模地域範囲として単位クラブが組織されております。 ○議長(飯田正憲君) 大関久義君。 ◆18番(大関久義君) 行政区がほぼ中心となって組織されているということであります。であると、笠間市内行政区、どのぐらい行政区はありますか。 ○議長(飯田正憲君) 保健福祉部長下条かをる君。 ◎保健福祉部長(下条かをる君) 平成30年度行政区数は、324区でございます。 ○議長(飯田正憲君) 大関久義君。 ◆18番(大関久義君) 324区あるということであります。ちょっと調べてみました。笠間地区が109行政区、それから友部地区が144、そして、岩間地区が71行政区ということであります。それで324ということであります。  クラブできていない行政区が多く見られます。何か理由があるかお伺いいたします。 ○議長(飯田正憲君) 保健福祉部長下条かをる君。 ◎保健福祉部長(下条かをる君) 行政区数とクラブ数比較いたしますと、数字上では開きがございます。行政区単位で組織されているクラブほか、隣接する複数行政区による組織しているクラブもございます。地区によりましては、会員数減少などによりまして、クラブ組織することが難しい場合もございまして、ご相談があった場合には、行政区越える区域で組織化や既存クラブ合併、最寄りクラブへ参加など、地域実情考慮した柔軟な対応行っております。 ○議長(飯田正憲君) 大関久義君。 ◆18番(大関久義君) 確かに、そうした形中でそういうものが成り立っていれば、一番いいんじゃないかなというふうに思います。  ただ、どうしてもクラブができないということとか、あとは人員が、先ほど部長答弁あったように、少なくなってきて、隣行政区と一緒にやっていくというようなクラブもあると思うんです。ただ、岩間地区でいうと、行政区71なんですが、クラブ数でいうと36、半数近くあると思うんです。笠間地区では109行政区でクラブが18というは、同じ比較するとかなり低いような気がします。そういうような形中で何か原因があるかなというふうに思われるわけであります。  そうした中で、1クラブ当たり平均人数は何ぐらいいるですか。 ○議長(飯田正憲君) 保健福祉部長下条かをる君。 ◎保健福祉部長(下条かをる君) 会員数平均でございますが、45でございます。 ○議長(飯田正憲君) 大関久義君。 ◆18番(大関久義君) 平均で45ということでありました。  高齢者クラブへ補助金590万円各地域へ割合は、先ほどお聞きいたしましたが、この各クラブに支払われる補助金算出基準及び補助金額、45名平均でいるんですけれども、補助金額平均についてお伺いいたします。 ○議長(飯田正憲君) 保健福祉部長下条かをる君。 ◎保健福祉部長(下条かをる君) 単位クラブへ補助につきましては、1クラブ当たり2万5,000円均等割と、会員1名当たり450円会員割により算出された金額交付しております。また、その補助平均につきましては、4万5,410円でございます。 ○議長(飯田正憲君) 大関久義君。 ◆18番(大関久義君) 平均で4万5,410円、これで1年間を通して活動していただきたいというようなそういう補助金額でありますね。45名ですから、4万5,000円というと1当たり1,000円ぐらい活動費になろうかと思われます。  高齢者クラブ事業実績があると思います。各地域で、各高齢者クラブがいろいろな活動されていると思います。各高齢者クラブ事業内容、あるいは実績について、どのようなものがあるかお伺いいたします。 ○議長(飯田正憲君) 保健福祉部長下条かをる君。 ◎保健福祉部長(下条かをる君) 各クラブ活動内容につきましては、クラブ規模等に応じた多種多様な内容となっておりますが、主なものといたしまして、スポーツ活動や趣味、旅行など文化・レクリエーション活動、地区公民館や神社、道路など清掃や花壇手入れといった奉仕活動、地域児童や高齢者見守り活動など、高齢者社会参加や生きがいづくり目的とした活動中心に自主的に取り組んでいただいております。また、年間を通して支部ごと行事や新連合会行事が企画され、市内高齢者クラブがかかわり持ちながら、総合的に取り組んでおります。各活動実績見ますと、スポーツ活動や奉仕活動が多くクラブで実践されている状況でございます。 ○議長(飯田正憲君) 大関久義君。 ◆18番(大関久義君) 事業については、多種にあるということでございました。  高齢者クラブ全体年齢構成はどのようになっているか。高齢者クラブは60歳代からかなと思われますが、年代ごと構成について、また、男女比率がわかれば、それらについてもお願いしたいと思います。 ○議長(飯田正憲君) 保健福祉部長下条かをる君。 ◎保健福祉部長(下条かをる君) 年齢構成でございますが、まず、60歳代が790、そのうち男性が424、女性が366。70歳代が1,879で、そのうち男性が894、女性が985。80歳代が1,532、そのうち男性が624、女性が908でございます。  70歳代、80歳代が74.4%となっております。 ○議長(飯田正憲君) 大関久義君。 ◆18番(大関久義君) 70歳代で1,879、そして80歳代が1,532。そのうち男性の人よりも女性ほうが多いというようなことでありまして、70歳代、80歳代で全体75%近く占めているということであります。  先ほど、高齢者クラブは人員が少なくなって、隣行政区と構成一緒にしないとできないようなところも出てきているというような答弁もございました。この高齢者クラブはどのように推移しているか、お伺いいたします。 ○議長(飯田正憲君) 保健福祉部長下条かをる君。 ◎保健福祉部長(下条かをる君) 平成26年度以降会員数でお答えいたします。  平成26年度会員数は、5,027でございましたが、平成30年度会員数は4,581となっており、毎年100前後で減少している状況でございます。 ○議長(飯田正憲君) 大関久義君。 ◆18番(大関久義君) わかりました。  次に、高齢者スポーツ協会というものがあります。6団体がありますが、高齢者クラブとかかわりも含め、活動内容についてお伺いいたしたいと思います。 ○議長(飯田正憲君) 保健福祉部長下条かをる君。 ◎保健福祉部長(下条かをる君) 高齢者スポーツ協会について、6団体内訳でございますが、市内全域範囲として活動する笠間市ゲートボール連合会、旧市町区域範囲として活動する友部グランドゴルフ協会、友部ペタンク協会、友部クロッケー協会、岩間グランドゴルフ協会、岩間レク・クロッケー協会がございます。  高齢者スポーツ協会では、各種競技会実施や指導員及び審判員養成講習会開催するなど、高齢者がスポーツを通して健康づくりや生きがいづくりに資する活動主体的に行っており、また、高齢者クラブも、所属している会員方につきましては、スポーツ協会で活動から習得した技術や資格生かし、所属クラブにおいて指導員、審判員として競技普及に貢献されております。 ○議長(飯田正憲君) 大関久義君。 ◆18番(大関久義君) 高齢者クラブスポーツ協会、6団体あるということで、笠間市全体でものが笠間ゲートボール協会、そしてまた、友部地区には三つそういうスポーツ活動している団体があって、岩間が二つですね。岩間グランドゴルフ協会と岩間レク・クロッケー協会、笠間地区にはありません。これはやっぱりそういう形中で、組織が、申請がなかったということなんでしょうか。 ○議長(飯田正憲君) 保健福祉部長下条かをる君。 ◎保健福祉部長(下条かをる君) そのとおりでございます。 ○議長(飯田正憲君) 大関久義君。 ◆18番(大関久義君) この六つスポーツクラブには20万円補助がついてあります。実績と効果について、先ほどちょっと部長ほうから答弁があったと思うんですが、もう少し詳しくお伺いいたしたいと思います。 ○議長(飯田正憲君) 保健福祉部長下条かをる君。 ◎保健福祉部長(下条かをる君) スポーツ活動補助金実績と効果につきましては、各団体で大会開催、対外試合へ参加、指導員・審判員養成講習会開催など、年間を通して活発に活動しております。  高齢者が気軽に取り組むことができる軽スポーツ通じた活動が高齢者社会参加や交流一助となっており、心身健康増進や介護予防につながっていると捉えております。 ○議長(飯田正憲君) 大関久義君。 ◆18番(大関久義君) ありがとうございます。地域高齢者クラブでは、地域全体で相互交流も含めて、ゲートボールやグランドゴルフ大会など、各地域で年間を通して何度もその地域独自で開催されている、活動されているところもございます。  割り当てられた補助金額では賄い切れないと伺っております。活動内容等考慮して特別枠など措置はできないか、申請があった場合どうなか、実績と効果多い地域もあるではないでしょうか、お伺いいたします。 ○議長(飯田正憲君) 保健福祉部長下条かをる君。 ◎保健福祉部長(下条かをる君) 年間を通して何度も大会開催されるなと、積極的に健康増進に努めていただき、地域コミュニティー構築されるなど、高齢者クラブ目的に本当に資するすばらしい活動していただいていると思っております。  現在、各クラブには一定基準において補助金交付いたしまして、活動支援させていただいております。各クラブにおきましては、創意工夫されながら自主的に活動していただいており、活動内容や回数につきましてもさまざまでございますので、どこ基準にするか等課題もございますので、まず、状況確認させていただきたいと思います。 ○議長(飯田正憲君) 大関久義君。 ◆18番(大関久義君) ある地域ごと中で、年間を通してそういう大会やったりしているんですが、先ほど平均で1,000円ぐらい割り当てになろうかと思うんですが、その中ではちょっと賄い切れない。自分たちで自費でいろいろな形で協力し合ってそういう大会や活動地域ぐるみで大会を通して親睦深めていったり、そういうスポーツを通して体力つくったり、そういうような活動している地域がございます。  そういうような地域から申請があった場合は、考慮できるかというものお聞きしたいと思います。 ○議長(飯田正憲君) 保健福祉部長下条かをる君。 ◎保健福祉部長(下条かをる君) 現在におきましては、一定基準におきまして補助金審査会を通して今、決定している状況でございます。現在活動状況について再度確認させていただきながら、また、皆様ご意見いただいて協議していきたいと思います。 ○議長(飯田正憲君) 大関久義君。 ◆18番(大関久義君) ぜひよろしくお願いしたいと思います。  高齢者クラブ活動中には、地域内独居老人宅へ訪問活動や見守りなど積極的に実施されているクラブもございます。地域ことは地域で見守るということは大事なことであると思います。このような取り組みされている地域クラブと、笠間市、いわゆる独居老人宅へ訪問活動されているようなところと笠間市とかかわりはどうされているかお伺いいたします。 ○議長(飯田正憲君) 保健福祉部長下条かをる君。 ◎保健福祉部長(下条かをる君) 地域内ひとり暮らし高齢者訪問活動や見守りにおきまして、何かご心配になることに気づきましたら、高齢福祉課、地域包括支援センターにご相談していただければ、市で相談支援等対応する体制はできておりますので、ぜひ連携させていただければと思っております。 ○議長(飯田正憲君) 大関久義君。 ◆18番(大関久義君) ぜひ、そういった地域こと、地域で見守っているところもございますので、連携とっていただきたいと思います。  地域と連携が一番であると思います。これらことは、地域見守り等を通して防犯対策にもつながってきますし、防災活動にも生きてきます。地域高齢者クラブが役に立ってきているでないかなというふうに思っております。そこで、高齢者クラブ今後についてお伺いいたします。 ○議長(飯田正憲君) 保健福祉部長下条かをる君。 ◎保健福祉部長(下条かをる君) 地域社会において人間関係が希薄化している現在、地域基盤として長年培った知識と経験生かし、健康、友愛、奉仕三大運動など、さまざまな活動は地域に大変貢献していただいております。高齢者クラブ役割は、地域づくりや相互生活支援という観点からも、今後においても期待するところでございます。  一方では、会員高齢化や会員減少などにより、年々活動規模が縮小しているクラブもございます。その背景には、定年年齢引き上げやライフスタイル変化や趣味多様化などが見られます。  今後におきましては、高齢者クラブが健康増進、介護予防観点や地域コミュニティー位置づけとしても重要であることから、既存クラブへ支援継続しつつ、社会情勢等に即した事業あり方についても検討してまいりたいと考えております。 ○議長(飯田正憲君) 大関久義君。 ◆18番(大関久義君) わかりました。それでは次質問に入ります。  小項目2、敬老事業についてお伺いいたします。  敬老事業は、70歳以上高齢者対象に実施されておりますが、岩間地区、笠間地区、友部地区、それぞれ実施地域内容と実施体制についてお伺いいたします。  昨年対象者は、1万2,077でありました。その敬老事業へ費用は、2,611万4,159円であります。各地域対象者数と費用についてお伺いいたします。 ○議長(飯田正憲君) 保健福祉部長下条かをる君。 ◎保健福祉部長(下条かをる君) 各地区対象者数と費用でございますが、笠間地区は4,567で、費用は1,002万9,268円でございます。  友部地区は4,838で、費用が1,056万3,991円、岩間地区は対象者が2,672で、費用が552万900円でございます。 ○議長(飯田正憲君) 大関久義君。 ◆18番(大関久義君) 敬老事業は、地域において実施されている方法にちょっと差がございます。敬老会における事業内容について、各地域実施内容と状況についてお伺いいたします。 ○議長(飯田正憲君) 保健福祉部長下条かをる君。 ◎保健福祉部長(下条かをる君) 実施内容でございますが、開催場所につきましては、3地区とも地区集会場で開催が最も多くなっておりますが、地区別で見ますと、笠間地区・岩間地区では、飲食店で開催も多く、また、友部地区では、地域交流センターともべ「Tomoa」や小学校体育館等において、合同で開催している地区もございます。  また、催し物内容でございますが、式典、ゲーム、小学生音楽演奏、出し物、食事会、記念品贈呈など、地区ごとに工夫こらして行っている内容となっております。
    ○議長(飯田正憲君) 大関久義君。 ◆18番(大関久義君) 各地域でさまざまな形中で敬老会事業行っております。  では、その出席率はどのようであるか、地域によって差があるかも含めてお伺いいたします。 ○議長(飯田正憲君) 保健福祉部長下条かをる君。 ◎保健福祉部長(下条かをる君) 市全体で出席者数は4,238で、出席率は35%でございます。地区別で見ますと、笠間地区は1,385で30.5%、友部地区は1,536で36.5%、岩間地区は1,317で52.7%でございます。 ○議長(飯田正憲君) 大関久義君。 ◆18番(大関久義君) 敬老会事業出席率今お聞きしました。地域によってやはり差があるかなというふうに思われます。そしてまた、実施している内容、行政区単位で実施していれば、身近なたちに声かけやすいので出席率が上がっているかなという気はするんですけれども、そういった形中で平均で35%。岩間地区は50%越えている。52.7%ということでありました。わかりました。  敬老事業中には、長寿たたえる事業がございます。事業費は、55万7,956円であります。長寿たたえる事業、米寿お祝いと100歳達成者へお祝い事業であります。昨年では、米寿方、455名、100歳達成方、29でありました。どのような形で、どのような実施しているか、双方事業についてお伺いいたします。 ○議長(飯田正憲君) 保健福祉部長下条かをる君。 ◎保健福祉部長(下条かをる君) 長寿たたえる事業といたしましては、米寿達成者につきましては、笠間市から祝い状など敬老会式典などでお渡しし、欠席された方につきましては、各地区民生委員や敬老会実行委員方々にお願いし、贈呈していただいております。また、100歳達成された方につきましては、市長が訪問し、国や県から祝い状や笠間市から記念品贈呈しております。あわせて、市内最高齢者方につきましても、市長が訪問し、笠間市祝い状及び記念品贈呈行っております。 ○議長(飯田正憲君) 大関久義君。 ◆18番(大関久義君) わかりました。  敬老事業では、当初70歳対象にして敬老事業行っていたと思います。過去、岩間地区においては、70歳では若いということで、1年ごとに順次、先延ばしして、現在75歳以上になりました。合併して統一して75歳、現在形になっているんじゃないかなというふうに推察いたします。敬老会へ出席率考えますと、対象者年齢検討する時期に来ているというふうに感じられます。  人生100歳時代になっているように感じます。敬老事業今後について、事業内容含め、笠間市考え方お伺いいたします。 ○議長(飯田正憲君) 保健福祉部長下条かをる君。 ◎保健福祉部長(下条かをる君) 今後敬老事業方向性でございますが、敬老行事に参加いただく対象者方々利便性や催事など通じた地域づくりなど観点から、現在地域主体とした実施方法で、地域皆様ご協力いただきながら継続してまいりたいと考えております。  敬老事業対象者年齢につきましては、平成18年までは、笠間地区では75歳から、友部地区では70歳から、岩間地区では75歳からでしたが、平成19年度から75歳に統一して、敬老事業実施しているところでございます。  今後におきましても、各地区実行委員皆様と会議等ご意見も踏まえながら、地域における顔が見える関係づくり機会といたしまして、なるべく多く方に参加していただけますよう実施してまいりたいと考えております。 ○議長(飯田正憲君) 大関久義君。 ◆18番(大関久義君) なるべく出席率高めていただきたいと思います。  次に、小項目3、シルバー人材センター事業についてお伺いいたします。  シルバー人材センター登録人員について、まずお伺いしたいと思います。年代別に、また、笠間地区、友部地区、岩間地区別にお伺いいたします。 ○議長(飯田正憲君) 保健福祉部長下条かをる君。 ◎保健福祉部長(下条かをる君) シルバー人材センター登録人数につきましては、平成30年度末数字で、年代別笠間地区、友部地区、岩間地区別にお答えいたします。  登録者年代別構成は、60歳代が108、70歳代が186、80歳代が28で、合計322でございます。  地区別で申し上げますと、笠間地区は130、友部地区は133、岩間地区は59人の方が登録しております。 ○議長(飯田正憲君) 大関久義君。 ◆18番(大関久義君) シルバー人材センター事業内容についてお伺いいたします。  多種事業が展開されていると思われます。依頼され、実施されている主な事業についてお聞きいたします。 ○議長(飯田正憲君) 保健福祉部長下条かをる君。 ◎保健福祉部長(下条かをる君) シルバー人材センター事業内容についてでございますが、大きく七つ分野に分かれておりまして、区長文書や選挙広報配布自動車運転など行う技術群、植木剪定・障子張りかえなど行う技能群、毛筆賞状書き・資料整理・資料作成など行う事務整理群、施設や駐車場管理行う管理群、草取り・草刈り・屋内など行う一般作業群、家事援助など行うサービス群がございます。 ○議長(飯田正憲君) 大関久義君。 ◆18番(大関久義君) わかりました。高齢者就業促進や社会参加による生きがいづくり、活力ある地域づくりに貢献することがシルバー人材センター事業目的とされております。  補助金額は1,000万円であります。全て一般財源からであります。この事業収支について、決算含めた状況についてお伺いいたします。 ○議長(飯田正憲君) 保健福祉部長下条かをる君。 ◎保健福祉部長(下条かをる君) 平成30年度決算額で申し上げますと、補助金使途内訳は、シルバー人材センター事務局職員人件費一部として571万1,000円、車両賃借料155万円、そのほかパソコン・コピー機等賃借料、消耗費、通信運搬費、光熱水費等でございます。また、平成30年度事業活動決算につきましては、収入2億87万2,927円、支出1億9,975万4,735円、収支差額は111万8,192円でございます。 ○議長(飯田正憲君) 大関久義君。 ◆18番(大関久義君) わかりました。事業成果、いわゆる111万円成果、マイナスにはなっていないということであります。しかし、1,000万円補助しておって、何とか成り立っているというような状況ではないかと思われます。  事業多くは、多分草刈りとか植木そういったものが主な主体事業であると思われますが、そういった場合、一般家庭と企業、あるいは役所等から依頼数率と、それから近年活動推移お伺いいたしたいと思います。 ○議長(飯田正憲君) 保健福祉部長下条かをる君。 ◎保健福祉部長(下条かをる君) 事業成果について、平成30年度実績でお答えいたします。  民間企業や市役所から依頼によるものが844件。一般家庭から依頼によるものが2,875件、合計3,719件で、一般家庭から依頼が全体77%占めております。また、近年依頼件数推移は、平成28年度が3,514件、平成29年度が3,665件、平成30年度が3,719件と年々増加しております。 ○議長(飯田正憲君) 大関久義君。 ◆18番(大関久義君) 一般家庭、そういったところが80%近く占めているということであります。予想どおりかなというふうに思われますが。  シルバー人材センターでは、登録者322名で運営であります。センターは組織的に働くことを通じて、追加的収入得るとともに、健康保持して、生きがい持ち、地域社会に貢献するという会員一が自主的に参加して活動する、自主・自立・協働・共助基本理念とした会員組織でありますが、シルバー人材センター事業今後について、課題と将来性お伺いいたします。 ○議長(飯田正憲君) 保健福祉部長下条かをる君。 ◎保健福祉部長(下条かをる君) シルバー人材センター事業今後についてお答えいたします。  現在、60歳以上人口に占める会員数割合は、全国平均下回る状況にあり、会員拡大と就業機会拡大が課題となっております。今後社会情勢といたしまして、定年年齢引き上げや継続雇用制度活用する事業所割合がさらに上昇するなど、就業状況変化やライフスタイル多様化など、高齢者取り巻く状況が大きく変化しております。  そのような中、今後シルバー人材事業あり方におきましては、依頼側多様なニーズに対応できるよう、人材確保、人材育成や地域に密着した活動充実など、新たな事業展開も検討し、就労促進図っていかなければならないと捉えております。 ○議長(飯田正憲君) 大関久義君。 ◆18番(大関久義君) よろしくお願いしたいと思います。  それでは、次質問に入ります。  大項目2、塵芥事業についてお伺いいたします。  笠間市塵芥処理事業は、現在2系統になって行われております。友部地区岩間地区は柏井にある笠間・水戸環境事務組合で可燃ごみ処理行っており、笠間地区では、福田にあるエコフロンディアかさまで可燃ごみ処理実施されており、2系統で処理となっております。  このごみ問題については、市民方からも多数、どうなってんだというような声聞いておりますので、お聞きしたいと思います。  そこで、まず、友部・岩間地区処理施設である笠間・水戸環境事務組合事業内容についてお伺いいたします。 ○議長(飯田正憲君) 市民生活部長金木雄治君。 ◎市民生活部長(金木雄治君) 18番大関議員ご質問にお答えいたします。  笠間・水戸環境組合事業内容についてとご質問でございますが、市内における友部・岩間地区ごみ処理につきましては、水戸市内原地区とあわせ、笠間・水戸環境組合施設で処理行っております。事業内容ですが、可燃性ごみは焼却処理し、最終処分場となります諏訪クリーンパークで埋め立て処分行っております。また、缶類や瓶類、紙類、ペットボトル等については、資源物として処理いたしております。  なお、友部・岩間地区処理量は年間約1万6,000トンとなり、内原地区含めた組合全体処理量である年間約2万1,000トン約4分の3占めております。また、この処理量等に応じ、笠間市、水戸市それぞれが組合へ負担金納めております。 ○議長(飯田正憲君) 大関久義君。 ◆18番(大関久義君) 笠間・水戸環境事務組合処理場には、現在、今、部長から答弁あったように、水戸市内原地区から可燃ごみが搬入されております。  しかし、今年度末である来年3月で脱会することとなりました。水戸市が脱会することとなりました。この12月定例議会で議案第110号として、笠間・水戸環境組合解散について提出がありました。提案理由は、水戸市が笠間・水戸環境組合脱会することに伴い、廃棄物等処理及び処分について笠間市単独運営となることから、同組合解散するためとあります。  今定例会に提出された笠間・水戸環境組合解散、水戸市脱会について、その経緯・経過等についてお伺いいたします。 ○議長(飯田正憲君) 市民生活部長金木雄治君。 ◎市民生活部長(金木雄治君) 環境組合解散、水戸市脱退経緯と経過についてご質問でございますが、平成22年8月、水戸市から、笠間・水戸環境組合に組合脱退にかかわる協議申し入れがありまして、その後、平成27年2月に水戸市から、新たなごみ処理施設稼働予定に合わせまして、令和元年度末をもって脱退したいと報告がありました。  それ受けまして、同年12月より、解散事務検討委員会及び幹事会で協議開始しまして、組合財産整理・清算や、組合職員処遇と両市意向整理し、今回脱退となったものでございます。以上です。 ○議長(飯田正憲君) 大関久義君。 ◆18番(大関久義君) 資産、それら含めて協議したということであります。  解散後笠間・水戸環境組合資産等取り決めについて、どうなるか、大枠でいいのでお聞きいたします。 ○議長(飯田正憲君) 市民生活部長金木雄治君。 ◎市民生活部長(金木雄治君) 笠間・水戸環境組合解散に伴う財産処分についてご質問でございますが、笠間・水戸環境組合解散に伴う財産処分につきましては、本定例会議案に上程しておりますが、その中で、資金及び歳計現金については、構成市分担金総額割合としまして、笠間市分においては1万分の7,272による額帰属しまして、水戸市分においては、1万分の2,728による額帰属いたします。  そのほか、環境センター、ゆかいふれあいセンター、浸出水処理施設に係ります財産につきましては、土地24筆、9万2,424平米。 ◆18番(大関久義君) もっと大枠でいいよ。 ◎市民生活部長(金木雄治君) わかりました。  土地・建物・構造物・物品・車両などについて、全て笠間市に帰属するものでございます。 ○議長(飯田正憲君) 大関久義君。 ◆18番(大関久義君) わかりました。  我々議会ほうには報告あるんですけれども、一般の人にはわからないということで聞いている、どうなってんだという声がありますので、聞いているところであります。  環境組合には、ゆかいふれあいセンターが併設されております。センター利用はどうなっていくか、変わるかお伺いいたします。 ○議長(飯田正憲君) 市民生活部長金木雄治君。 ◎市民生活部長(金木雄治君) お答えする前に、先ほど私答弁中で、「基金及び歳計現金」、「資金及び」と言ってしまいましたので、「基金」に訂正させていただきます。  それでは、組合開催後ゆかいふれあいセンター利用についてご質問ですが、ゆかいふれあいセンターにつきましては、笠間市施設として引き続き指定管理により運営してまいります。開設時間、利用料金など、利用規程に変更はなく、現在と変わらず利用していただくことになっております。 ○議長(飯田正憲君) 大関久義君。 ◆18番(大関久義君) 環境センターについては、来年度から笠間市単独事業となってくるわけでありますが、単独で事業となった場合、事業費はどうなるですか。昨年事業費は3億6,000万円、今年度予算では3億1,800万円となっております。現状と今後比較についてどうなるか、今後環境センター事業費についてお伺いいたします。 ○議長(飯田正憲君) 市民生活部長金木雄治君。 ◎市民生活部長(金木雄治君) 環境組合に関しまして、事業費現状と今後についてご質問ですが、笠間市負担金額は、議員が申しましたように、昨年度3億6,000万円、今年度は3億1,800万円となっております。  令和2年度事業費は、歳出見込額から歳出見込額差し引いた額は、約4億8,000万円見込みであり、昨年度事業費と比較しますと、約1億6,000万円事業費がふえることとなりますが、この増額は、おおむね構成市でありました水戸市負担額と同程度でございます。 ○議長(飯田正憲君) 大関久義君。 ◆18番(大関久義君) ごみ持ち込みが少なくはなるんだが、負担は同じ負担していかなきゃならないという変な理屈になってきちゃうんですけれども、それはそれとして、1億円以上持ち出しが来年度はあるということであります。  そして、事業費負担額、増加となります。なった場合でも、市民がこれまで同様利用ができるか。そしてまた、市民へ負担があるか、増にならないか、お伺いしたいと思います。事業内容とこれから利用についてお伺いいたします。 ○議長(飯田正憲君) 市民生活部長金木雄治君。 ◎市民生活部長(金木雄治君) 事業費増に伴います市民へ影響についてご質問ですが、現段階においては、事業内容、利用方法等、従来どおり、市民へ影響はないものと考えております。  しかし、今後、笠間市単独運営となり、運営検証し、改善が必要となった際には、変更もあり得ると考えております。 ○議長(飯田正憲君) 大関久義君。 ◆18番(大関久義君) 市民へ負担がないように変更していただきたいと思います。  次に、笠間地区塵芥処理事業、エコフロンティア事業内容についてお伺いいたします。 ○議長(飯田正憲君) 市民生活部長金木雄治君。 ◎市民生活部長(金木雄治君) 笠間市地区塵芥処理事業についてご質問でございますが、笠間地区につきましては、事業者が収集したごみ、市民個人搬入とともに平成17年8月に稼働したエコフロンティアかさまに処理委託している状況でございます。処理事業内容ですが、可燃ごみほかに、破砕処理した不燃ごみや粗大ごみなど高温で溶融処理し、生成されたスラグ・メタルは資源化し、残った灰埋め立て処分化しております。また、缶類や瓶類、古紙類、ペットボトル等は資源物として処理しております。なお、処理量は年間約9,000トンで、こちらは処理量に応じ、委託料一般財団法人茨城県環境保全事業団に支払っております。 ○議長(飯田正憲君) 大関久義君。
    ◆18番(大関久義君) 笠間地区において、エコフロンティアかさまに搬入しております。この受け入れ状況、それから報道によると、エコフロンティアかさま処分場は間もなく満杯になると聞いております。受け入れが限界に迫っているとことでありますが、現状況と見通しについてお伺いいたします。 ○議長(飯田正憲君) 市民生活部長金木雄治君。 ◎市民生活部長(金木雄治君) エコフロンティアかさま埋め立てに関する状況と見通しについてご質問ですが、エコフロンティアかさま埋め立て可能容量は240万立米とされており、現在までに161万3,934立米埋め立てが完了しております。  それ踏まえますと、今後埋め立て可能な容量は78万6,066立米であり、それ年間平均搬入で割りますと、あと6年後、令和7年度ごろまでに容量がいっぱいになると見通しでおります。 ○議長(飯田正憲君) 大関久義君。 ◆18番(大関久義君) 6年後に大体いっぱいになる、そういった形中でごみ処理施設については、今後考えていかなければいけない大きな課題になってくるかなと思われます。  いろいろな課題があると思うんですけれども、そういった形中で全体で計画等は考えているかお伺いいたします。 ○議長(飯田正憲君) 市民生活部長金木雄治君。 ◎市民生活部長(金木雄治君) 塵芥処理今後についてご質問だと思いますが、塵芥処理事業について今後につきましては、友部・岩間地区ごみ処理行っております笠間・水戸環境組合につきましては、今年度末組合の監査に伴い、令和2年4月から本市施設として運営し、友部・岩間地区廃棄物処理いたしてまいります。処理施設は、平成4年に竣工され、老朽化しているため、施設更新にかかわる課題がございます。  また、笠間地区ごみ処理行っていますエコフロンティアかさまで処理期間も、先ほど申しましたように、令和7年度ごろまでという見通しであるため、それ以降ごみ処理体制検討していく必要がございます。  さらに、笠間地区と友部・岩間地区では、分別種類、収集方法や個人搬入方法、搬入料金が異なるなど課題もございます。このため、市といたしましては、笠間市一般廃棄物処理基本計画に基づき、ごみ処理検討委員会設置し、地区ごとに異なっている処理体制統一化含め、今後ごみ処理あり方について協議、検討行っているところであります。 ○議長(飯田正憲君) 大関久義君。 ◆18番(大関久義君) 6年後満杯になる、そういった形中と水戸市が脱会したという事実。単独で事業実施していかなければならない、そういう事態になってきていること考えて、よろしく、今後計画お願いしたいと思います。  次質問に入ります。  大項目3、し尿処理事業についてお伺いいたします。  小項目1、2、合わせて答弁お願いいたします。このし尿処理事業についても一般市民方から、どういう状況なんだというような形中で聞かれておりますので、まずそれらについてお聞きしたいと思います。  まず、笠間市し尿処理事業体制について、現状お伺いいたします。 ○議長(飯田正憲君) 市民生活部長金木雄治君。 ◎市民生活部長(金木雄治君) 友部・岩間地区、笠間地区、それぞれ事業内容についてご質問ですが、まず、友部・岩間地区し尿浄化槽汚泥につきましては、茨城町にあります昭和56年10月に竣工した茨城地方広域環境事務組合で処理しております。構成市町は、本市ほかに茨城町、水戸市、小美玉市となっております。笠間市搬入量は、年間約1万1,000キロリットルで、組合全体処理量であります約3万4,000キロリットル3分の1占めております。なお、運営費用としまして、組合に対し、構成市町が搬入量等に応じ、負担金支払っております。  次に、笠間地区し尿浄化槽汚泥につきましては、桜川市にあります昭和61年3月に竣工いたしました筑北環境衛生組合施設で処理しております。構成市は、本市と桜川市2市となります。笠間市搬入量は、年間約1万3,000キロリットルで、組合全体処理量であります約2万7,000キロリットル約2分の1占めております。  こちらにつきまして申し上げます、運営費用としまして、組合に対し、構成市が搬入量等に応じ、負担金支払っております。 ○議長(飯田正憲君) 大関久義君。 ◆18番(大関久義君) 友部・岩間地区は、茨城地方広域事務組合に、そして、笠間地区は、筑北環境衛生組合にそれぞれにし尿処理されております。茨城地方広域事務組合と筑北環境衛生組合に搬入されている処理量については、今、答弁ありましたが、5年間について平均でいいので、5年間平均数量お伺いいたします。費用についても同じく5年間費用、どのぐらいなか平均でお願いします。 ○議長(飯田正憲君) 市民生活部長金木雄治君。 ◎市民生活部長(金木雄治君) 過去5年間処理量及び負担金について平均ということご質問でございますが、平成26年度から平成30年度まで5年間で、平均1万1,366キロリットル、約7,700万円負担金納めており、今年度は……。茨城地方から申しますと、茨城地方広域環境組合事務組合における5年間平均です。平均、5年間で1万1,366キロリットル、約6,700万円分担金納めておりまして、今年度は6,704万9,000円見込みでございます。  次に、笠間地区処理にかかわります筑北環境衛生組合における処理量と分賦金平均ですが、平均1万2,579キロリットル、約8,500万円分賦金納めており、本年度は9,160万3,000円見込みでございます。 ○議長(飯田正憲君) 大関久義君。 ◆18番(大関久義君) 5年間平均で示していただきました。茨城地方広域事務組合に持ち込んでいる部分については、1万1,366キロリットルで、負担金が平均で6,700万円、そしてまた、筑北衛生組合に申し込んでいるが、平均して12,579リットルで、その費用が8,500万円ということであります。この処理量割ってみますと、茨城地方組合単価ほうが安いんですね。1キロリットル当たり6,000円ぐらい。5,876円ですから6,000円ぐらいになります。  そしてまた、これ年間平均で納めている筑北ほうに、安いほう値段で掛けてみますと、年間7,300万円、7,390何万円になりますけれども、7,400万円近くなんですよね。そうすると、平均で筑北環境衛生組合に納めているが8,499万円、8,500万円でありますから、年間1,100万円違いが生じてきます。この処理する負担金違い、年間で1,000万円違っちゃうんですが、安いほうで考えるとね。その違いは何なかお伺いいたします。 ○議長(飯田正憲君) 市民生活部長金木雄治君。 ◎市民生活部長(金木雄治君) 議員おっしゃいますように、搬入量負担金で割りますと、確かにそのような計算にはなるかと思います。ただし、負担金算出につきましては、両組合における算出方法に違いがございまして、茨城地方広域環境事務組合は、均等割30%、搬入割70%となっておりまして、筑北環境衛生組合は搬入終わり、100%で計算しております。さらに、構成市町村数などにも違いがあることから、一概に比較は難しいものと考えております。 ○議長(飯田正憲君) 大関久義君。 ◆18番(大関久義君) 一概に比較は考えにくいという答弁でありますが、我々市民立場からすれば、これだけ、例えば茨城町ほう組合に持っていった場合に、今計算した1,100万円差が年間出るということは明らかな数字になっております。差異はいろいろな形中で出てくるとは思うんですけれども、処理する量からすると、そういう違いが出てくるということは事実であります。  それでは、茨城地方広域環境事務組合施設と、筑北環境衛生組合施設経過年数についてお伺いいたします。 ○議長(飯田正憲君) 市民生活部長金木雄治君。 ◎市民生活部長(金木雄治君) 両施設経過年数についてですが、茨城地方広域環境事務組合処理施設主要設備が、昭和56年竣工となっており、37年経過しております。また、筑北環境衛生組合処理施設は、昭和61年竣工で、33年経過しております。なお、どちら施設につきましても、これまでに施設改修、整備改修行っております。 ○議長(飯田正憲君) 大関久義君。 ◆18番(大関久義君) 施設改修しながら使っているということであります。茨城地方広域事務組合も、筑北衛生組合も、施設は40年近くになります。笠間市では、し尿処理事業についても2カ所に処理事業委託されております。  双方施設老朽化見ますと、早急に検討する時期に来ているように思われます。水戸市でも、ごみ処理施設広域事業から脱会されました。笠間市広域でし尿処理事業見直しと思われます。この二つ広域事業組合今後についてお伺いいたします。 ○議長(飯田正憲君) 市民生活部長金木雄治君。 ◎市民生活部長(金木雄治君) 広域事務組合今後についてご質問ですが、本市といたしましては、茨城地方広域環境事務組合、筑北環境衛生事務組合、両施設ともに老朽化が進んでおり、今後、これから施設大規模な改修等が行われた場合、この改修費用も負担金等に上乗せになることが想定されております。そのようなこと踏まえ、処理体制効率化や処理経費縮減が大きな課題となっております。  現在、課題解決に向け、笠間市一般廃棄物処理基本計画に基づき、し尿処理施設集約化含めた処理体制効率化について協議検討するとともに、地域特性に応じた効果的な生活排水対策講じてまいりたいと考えております。 ○議長(飯田正憲君) 大関久義君。 ◆18番(大関久義君) わかりました。  広域事務組合については、相手があることでもあり、相当難しい問題であると思います。合併して、かなり時が経過しております。さらには施設、先ほど申しましたが、老朽化が見られるであります。投資効果こともありますので、一元化に向けて話し合いしていただきたいと思います。  ごみ問題もし尿処理問題も身近なことであり、また難しい問題でもありますが、ぜひ取り組んでいただきたいと思います。  以上で私一般質問終わります。ありがとうございました。 ○議長(飯田正憲君) 18番大関久義君質問終わります。  ここで午後1時まで休憩いたします。                午後零時10分休憩          ──────────────────────                午後1時00分再開 ○議長(飯田正憲君) 休憩前に引き続き、会議再開いたします。  17番大貫千尋君。 ◆17番(大貫千尋君) 17番大貫でありますが、昨日一般質問中で、大項目3、茨城中央工業団地笠間地区現況について小項目で、進出企業現状質問中で、過日イオンモールドが仮契約いたしまして、進出ができないということで違約金払った問題で、7,000万円と私お話ししたんですが、総額で2億円支払ったそうなので、「7,000万円」「2億円」と変更お願いいたします。 ○議長(飯田正憲君) 保健福祉部長下条かをる君。 ◎保健福祉部長(下条かをる君) 先ほど大関議員高齢者福祉事業についてご質問中で、行政区について数につきまして、訂正お願いいたします。  行政区数、私ほうで「324区」と申し上げましたが、「311区」に訂正お願いいたします。そして、その中で、笠間地区が102、友部地区が140、岩間地区が69区となっておりますので、訂正ほどよろしくお願いいたします。大変申しわけございませんでした。 ○議長(飯田正憲君) 15番西山 猛君発言許可いたします。               〔15番 西山 猛君登壇〕 ◆15番(西山猛君) 15番西山 猛です。市民皆さんからいただいた政治生命かけて質問しますので、わかりやすい答弁で、市民皆さんに伝わるようにお願いしたいと思います。  通告しております一問一答方式で、大項目1、地域医療構想について。  小項目、地域医療構想とは何か伺います。 ○議長(飯田正憲君) 市立病院事務局長後藤弘樹君。 ◎市立病院事務局長(後藤弘樹君) 15番西山議員ご質問にお答えいたします。  地域医療構想とは、国定める基準に従いまして、都道府県が定める将来医療提供体制に関する構想でございます。茨城県におきましては、平成28年12月に、茨城県地域医療構想として策定されておるところでございます。  具体的に申し上げますと、団塊世代が75歳以上に達する2025年に向けまして、都道府県内構想区域単位で高度急性期、急性期、回復期、慢性期四つ医療期もとに、それぞれ需要と病床必要量推計し定めるものでございます。  また、この構想区域ごとに医療需要踏まえた医療提供体制方向性も定めるものとされております。以上でございます。 ○議長(飯田正憲君) 西山 猛君。 ◆15番(西山猛君) わかりやすく言えば、どういう意味ですか。ふやすんですか、減らすんですか。それとも、何か違う方法があるんですか。 ○議長(飯田正憲君) 市立病院事務局長後藤弘樹君。 ◎市立病院事務局長(後藤弘樹君) 水戸地区構想区ごと医療構想といたしましては、他構想区域から流入が多いために、医療体制充実図ること、また、回復期リハビリテーション整備が必要であるということが記載されておりまして、急性期減らしまして、回復期ふやすというような構想となってございます。 ○議長(飯田正憲君) 西山 猛君。 ◆15番(西山猛君) じゃ、例えば、今お話でいうと、要するに病院質ですね。  今つきまして、段階四つに分けましたけれども、そのうち今、二つお話になったかと思うんですが、具体的に、じゃ、通常病院がこれ。1番、2番となったときに、一つ目がこれ、二つ目がこれ、と。こんなイメージ病院だ、施設だというのをちょっと言ってみていただいていいですか。 ○議長(飯田正憲君) 市立病院事務局長後藤弘樹君。 ◎市立病院事務局長(後藤弘樹君) 地域医療構想中で、病院このようにと、個別病院について考え方が示されるものではございませんで、その区域内で病院調整して、その目標に向かっていこうというような構想でございます。  その中で、まず、先ほど申し上げました急性期におきましては、2016年、3,379床あるもの、2025年に向けては、1,626床に向かう。回復期におきましては、2016年データですと、319床1510床にふやすと。このような区域で目標値が定められているというところでございます。 ○議長(飯田正憲君) 西山 猛君。 ◆15番(西山猛君) 区域というは、区域は一定区域があるんでしょうけれども。  単純に考えますと、今、団塊世代とおっしゃいましたが、団塊世代皆さんが後期高齢者になっていく。2025年からですね。  そうすると、本来は施設がふえたり病院がふえたり、老人施設がふえたり病院がふえたりとかとそういうふうな単純なことになろうかと思うんですが、それ何か分けて、住み分けしてという意味なんですかね。 ○議長(飯田正憲君) 市立病院事務局長後藤弘樹君。 ◎市立病院事務局長(後藤弘樹君) それぞれ病院がそれぞれ経営というような視点もございまして、うち病院は急性期これだけやりたい、これだけやりたいということがございますので、それほうで調整していくというものでございます。 ○議長(飯田正憲君) 西山 猛君。 ◆15番(西山猛君) 市民目線でお話ししますね。市民目線でいったらば、病院も当然、例えば公ものでお話ししていますけれども、病院、それからここもそう、役所、それから駅、学校。そういうものは結構身近にあったほうがいいと思うんですね。さらに、民間でいったらスーパーやコンビニ、そういうものがあるから、住みやすい、いいまちだということになろうかと思うんですね。  そうすると、団塊世代の人たちが高齢化になっていって、当然、医療お世話になる、介護お世話にもなる中で、それは医療費削減というか縮減するため策なんですか。今はもっと拾い意味でいったら、医療と介護というは線引きができていなくて、うやむやところがあって、それ明確に、これはもうすぐ医療行為しなくちゃいけないんだ、次、治りかけだからこうなんだ。それから後は、リハビリなんだと。それから、あとはまた別なんだとそういうふうに、器中だけで分けるだけなんですか。 ○議長(飯田正憲君) 市立病院事務局長後藤弘樹君。 ◎市立病院事務局長(後藤弘樹君) まず、医療需要ということで申し上げますと、高齢化が進む中で、そのときに求められる病院機能というものはどういうものかというもの推計されております。その中で、すぐに治療し、手術であったりとかそういったこと、必要な高度急性期、急性期数。また、そういったところで治療が済んだ後に、在宅に戻るまで回復期というものがどれぐらい必要かというものが推計されておりまして、その目標に向かって進めることで、継続的に医療が提供できる体制つくっていくというものが、この地域医療構想であると理解しております。 ○議長(飯田正憲君) 西山 猛君。 ◆15番(西山猛君) そういう判断というが、例えば急性期というんですか、急いでやらなくちゃならないこと。それからリハビリが必要だとか、という段階的なことというは、わざわざお役所が、行政がそれ、こうですよ、ああですよ、こんなふうにしましょうよって、数合わせてこうしましょうよとやらなくちゃいけないんですか。それは病院だとか施設に委ねられていることとは違うんですか。判断ということ、違うんですか。そこがちょっと合点がいかないんですけれども。 ○議長(飯田正憲君) 市立病院事務局長後藤弘樹君。 ◎市立病院事務局長(後藤弘樹君) 現在状況と2025年、高齢者がふえていく時点でその医療需要というもの見まして、病院がそれぞれ判断するものではあるかと思いますが、公立病院だけでなく民間病院とかそういったものも含めた中で地域医療構想となりますので、そこ、方向性出して議論していくというものだと思っております。 ○議長(飯田正憲君) 西山 猛君。 ◆15番(西山猛君) わかりました。①終わります。  ②に入ります。茨城県立中央病院位置づけについてお伺いいたします。本市にある病院ということでですね。 ○議長(飯田正憲君) 市立病院事務局長後藤弘樹君。 ◎市立病院事務局長(後藤弘樹君) 茨城県地域医療構想は、茨城県保健医療計画一部として策定されたもので、おのおの病院位置づけまでは、中央病院につきましてはその中で記載がされているものではございませんが、茨城県病院中期計画におきまして、中央病院は、二次救急医療機関、災害拠点病院、がん診療拠点病院に位置づけられておりまして、県民に対しまして高度な医療提供する病院とされております。  また、笠間市にあるということで、地域医療支援病院にも位置づけされておりまして、地域医療に積極的に取り組んでいる病院でございます。また、笠間市で行っております平日・夜間・日曜診療、あとは笠間市立病院と専門職人事交流などにも協力いただいておりまして、笠間市医療にとって欠かすことできない医療機関であり、市民にとっても医療安心感与える存在機関であると認識しております。以上でございます。 ○議長(飯田正憲君) 西山 猛君。
    ◆15番(西山猛君) そのとおりですよね。そういう部分で今、これから地域医療というはいろいろなこと見直さなくちゃならない。見直さなくちゃならないんだけれども、そういう病院あり方もう一回見直さなくちゃならないという目線で地域あり方考えましょうよということだと思うんですね。  それで、それが社会現象というか団塊世代の人たち、その年代というか年齢というか、それ見据えてやらなくちゃいけないということですね。間違いありませんね。 ○議長(飯田正憲君) 市立病院事務局長後藤弘樹君。 ◎市立病院事務局長(後藤弘樹君) 人口構造でありますとか、求められる医療需要というもの今後も見据えていくものだというふうに理解しております。 ○議長(飯田正憲君) 西山 猛君。 ◆15番(西山猛君) それでは、②終わります。  ③に入ります。笠間市立病院位置づけ伺います。これは、笠間市立病院含む地域医療センターかさま位置づけになろうかと思うんですが、よろしくお願いします。 ○議長(飯田正憲君) 市立病院事務局長後藤弘樹君。 ◎市立病院事務局長(後藤弘樹君) まず、地域医療センターでということでございますが、その中にあります、まず、笠間市立病院において位置づけといたしましては、笠間市属する水戸医療圏におきましては、回復期病床大幅な整備が必要とされていることから、笠間市立病院は回復期病床確保し、高齢者が安心して医療が受けられる環境整備行い、急性期担う病院と連携して、急性期過ぎた回復期患者に対する入院加療行う役割担い、地域医療体制構築していく位置づけであるというふうに考えております。  また、健康増進課、保健センター役割といたしましては、行政保健部分担うもの、また、包括支援センターにおきましては、高齢者生活守るという視点で相談窓、また、介護へつなぎ、そういったものが役割であるというふうに考えております。以上でございます。 ○議長(飯田正憲君) 西山 猛君。 ◆15番(西山猛君) まさに核ですよね。僕も本当に、センターというぐらいですから、核になろうかと思うんですね。地域医療も福祉も含めた一つ核になる場所であろうと思っております。位置づけとしては、それでよろしいかなと思うんですね。③終わります。  ④に入ります。それでは、その市立病院役割について、地域的な観点から伺うということですが、なぜ、地域的なと言うかというと、そういう質問するかといいますと、県立中央病院があって、市立病院がある。このバランス、地域的にどうなかなと。それはあったほうがいいですよ。と思います。でも、そのバランスはどうなかな。伺います。 ○議長(飯田正憲君) 市立病院事務局長後藤弘樹君。 ◎市立病院事務局長(後藤弘樹君) 本市地域医療という状況というような形でまずお話させていただきますと、今、議員がおっしゃいました県立中央病院でございますが、高度急性期医療が可能である病院であると思います。また、精神科医療提供する県立こころ医療センターがございまして、そのほか、20床以上入院ができる病院が、当院含めて3病院、さらに診療所が33院ございまして、本市医療担っている状況でございます。  そのような中で当院は、急性期過ぎた回復期患者に対する入院加療行うこと、また、在宅緊急入院に対応が可能であること、また、在宅医療支援する在宅療養支援病院として医療提供することが役割であるというふうに考えております。以上でございます。 ○議長(飯田正憲君) 西山 猛君。 ◆15番(西山猛君) 役割といいますと当然、濃度というか、濃いというか、地域に濃い医療があったほうがいいということになると思うんですね。そこで、これは、地域的な観点からということですが、地域的な観点から、笠間市が合併した段階で、段階でですよ、笠間市立病院あり方というのを考えたと思うんですよ。考えたと思うんです。  そのときに案として、例えば、もと国保病院、旧友部町にあった国保病院が、合併した、合併できた、合併したから、友部、旧友部という地の利じゃなくて、笠間、もと笠間市、あるいはもと岩間町にというような考えはありませんでしたか。 ○議長(飯田正憲君) 市立病院事務局長後藤弘樹君。 ◎市立病院事務局長(後藤弘樹君) まず、合併時に友部町国保病院、市立病院と名称変更しまして、引き継ぎさせていただきました。  その後、あり方検討委員会でありますとか、監査委員会から意見でありますとか、さまざまな意見頂戴しまして、移転、新築、改築など議論が進められておりました。その中で議論されてきた中では、今後、笠間市立病院が求められる役割として、県立中央病院と連携でありますとか、あとは、各地域にあるクリニックと連携が求められるということで、まず、県立中央病院近くであるような位置がよろしいんではないか、また、地域クリニックとも連携しやすい場所がよろしいんではないかというようなことが議論された中で、位置が決まってきたというふうに認識しております。以上です。 ○議長(飯田正憲君) 西山 猛君。 ◆15番(西山猛君) 幸いというが正しい言い方かどうかわかりませんが、南友部地区開発構想があったはずですよね。これが宙に浮いているというか。その代替え用地としてあった今場所ですね。三つ施設が大きく分かれてありますけれども、そこが候補になったわけでしょうけれども、それは明確にいうと、移転建てかえになろうかと思うんですね。移転建てかえ、新築ですね。移転建てかえ新築で、ということになると思うんですが、そのときに、やはりそういう考えはなかったんですか。  じゃあ、例えば、県立中央病院と連携するから、お隣がいいか。県立があります、市立があります、これがいいか。そうではないと思うんですね。そうではないと思うんです、言っていることはね。  そうしますと、じゃ、もう一回おさらいしますが、合併したんだから、旧岩間町もあるし、旧笠間市もあるし、市立病院移転先、新築するんならば、移転するならば、という考えは全く出なかったんですか。 ○議長(飯田正憲君) 市立病院事務局長後藤弘樹君。 ◎市立病院事務局長(後藤弘樹君) 移転途中で議論というところまで詳細な資料私、現在持ち合わせていませんので明確にお答えすることはできませんが、現状求められている役割から見まして、現在位置が適当であるではないかというふうに考えております。以上です。 ○議長(飯田正憲君) 西山 猛君。 ◆15番(西山猛君) ④終わりにします。  ⑤に入りますが、④まで流れ中で、県立中央病院と市立病院とで、あり方がどうなかということちょっと問答させていただきました。これはあくまでも本題であります⑤厚生労働省から指摘について、この質問に集約されるんですが。  指摘、新聞等でも皆さん周知ところだと思うんですが、これについて、要は、市立病院、見直せよということなんですが、それについて率直にどうお考えですか。 ○議長(飯田正憲君) 市立病院事務局長後藤弘樹君。 ◎市立病院事務局長(後藤弘樹君) まず、指摘でございますが、厚生労働省ほうで地域医療構想。 ◆15番(西山猛君) 端的にね。 ◎市立病院事務局長(後藤弘樹君) はい。それでは、指摘受けたことに対しまして、どのように考えているかということでお答えさせていただきますと、今回報告もととなりました分析が一律的な評価でありまして、地域実情が考慮されていないということから、調査項目地域実情と関係性、調査機関現時点。 ◆15番(西山猛君) 納得いっていないか、いっている話だけ聞かせてください。 ◎市立病院事務局長(後藤弘樹君) その分析内容から見まして、私どもにとっては適当ではない分析であったというふうに認識しております。以上でございます。 ○議長(飯田正憲君) 西山 猛君。 ◆15番(西山猛君) 建設費というは幾らかかったんですか。 ○議長(飯田正憲君) 市立病院事務局長後藤弘樹君。 ◎市立病院事務局長(後藤弘樹君) まず、病院棟と行政棟に分かれておりまして、病院ほうで建設費といたしまして、15億3,300万円でございます。また、行政棟部分といたしまして、6億900万円が建築費となってございます。以上でございます。 ○議長(飯田正憲君) 西山 猛君。 ◆15番(西山猛君) 地方時代だといわれているんですが、今回は地方が、地方自治体がいろいろな構想なか、これはまさに地域医療構想なんですが、その中で新築した、それも地域医療センターということで複合的にして、行政と連携して病院が成り立っているという構想もと建築したものに対して、その病院あり方について国が、厚生労働省という国がそれに対してチャチ入れるというか、見直せよと言うことについて、どの部分がどんなふうにということ言われたか受けとめていますか。言われ方。  要は、内容はどんなふうに受けとめていますか。どこがだめなか。 ○議長(飯田正憲君) 市立病院事務局長後藤弘樹君。 ◎市立病院事務局長(後藤弘樹君) まず、今回指摘中身といたしましては、公立病院が担うべきであろうといわれております、がん治療であるとか周産期医療でありますとか、そういった治療行っているかどうかというものがまず1点。  さらに、笠間市立病院が行っている治療がその近隣、約20分圏内と申されましたが、20分圏内で代替できる病院があるかないかというような視点で分析がされております。それが、平成29年度データに基づき行われておりまして、市立病院はその後、急性期から回復期に変更したりですとか、その病床機能変更ももうしておりますので、そういったところ指摘、その変わる前病院形で指摘受けたというような認識持っております。以上でございます。 ○議長(飯田正憲君) 西山 猛君。 ◆15番(西山猛君) 15億3,300万円かかったんですって。財源内訳教えてください。 ○議長(飯田正憲君) 市立病院事務局長後藤弘樹君。 ◎市立病院事務局長(後藤弘樹君) まず、補助金受けておりまして、国庫補助金といたしまして、1億10万円でございます。さらに県ほうから補助といたしまして、回復期病床整備促進補助金といたしまして、1,900万円、スプリンクラー緊急整備補助金といたしまして3,000万円、合わせまして、1億5,000円万円補助金いただいております。さらに起債で10億4,200万円、また、一般会計から出資金で3億3,100万円、市立病院一般財源として1,100万円が財源となってございます。以上でございます。 ○議長(飯田正憲君) 西山 猛君。 ◆15番(西山猛君) 補助金というはどちらから出ているんですか。 ○議長(飯田正憲君) 市立病院事務局長後藤弘樹君。 ◎市立病院事務局長(後藤弘樹君) 厚生労働省国保調整交付金として補助金いただいております。 ○議長(飯田正憲君) 西山 猛君。 ◆15番(西山猛君) 全く本末転倒ですね。自分ところで国が、つくっていいよと。もちろん、積み上げた計画があって、それに元1億5,000万円補助金。さらには、起債10億円。10億円借金できているわけですよ。それが、その辺チャランポランな計画でできるわけないじゃないですか。にもかかわらず、国がそれはおかしいんじゃないか、見直しなさいよと指摘している。まして名指しで。いかがなものですか。  これは県内では、県内28病院うち、民間医療だった2病院と笠間市立病院となると4病院、四つ。指摘されているんですね。先ごろつくった、完成した立派な施設が、中身は見直せと。じゃ、病院じゃなくて何やるんですか。あるいは病院形態かえるんですか。  今、医療サービス向上しようと一所懸命頑張っているもの、国が承認しておいて、今度やっぱり、国がだめだって、おかしな話じゃないですか。そこはどういう動き笠間市してしたんですか。市としてどういう動きしましたか。おかしいんじゃないかという、何か、あれしましたか。アピールしましたか。 ○議長(飯田正憲君) 市立病院事務局長後藤弘樹君。 ◎市立病院事務局長(後藤弘樹君) この公表受けまして、茨城県とあとは全国国民健康保険診療施設協議会というものがございます。その二つ通しまして、調査項目や地域実情関連性、そういったもの丁寧に判断していただきたかったということで、また、私ども病院はもうこのような変更しておりますというようなこと強く申し出ております。  また、この新聞報道受けまして、国におきましては、自治体と意見交換会など開催されておりまして、そちらにも私どもほうは出席して、説明を受けているところでございます。以上でございます。 ○議長(飯田正憲君) 西山 猛君。 ◆15番(西山猛君) 病院、見直せよと言われているんですよ。それが、今の説明、答弁では、2年か3年前こと基準に物事判断したので、見直し対象になっちゃったけれども、ふたあけてみたら、いや、現在これだけことやっているんじゃないか。じゃ、それでいいんだという話なんですか。いいんだということなんですか。  それとも、補助金は出す。つくらせる。いいよ、オーケーだよと言っておいて、じゃ、現在、地域医療考えたときに、中身がちょっとまずいんじゃないかと指摘されている。こっちとこっちと、こうやられているんですか。 ○議長(飯田正憲君) 市立病院事務局長後藤弘樹君。 ◎市立病院事務局長(後藤弘樹君) まず、補助金頂戴したところでございますが、国民健康保険直診病院と制度趣旨に合った病院建築するということで、まず補助金ほうは頂戴できています。  また、今回指摘におきましては、将来にわたってこの地域医療体制変化していくべきということ指摘でございますので、私どもはそれに納得しているわけではございませんし、地域医療供給体制議論する調整会議などでは、私ども立場は強く訴えてまいりたいというふうには考えておりますが、その補助金もらえたこと、また、今回指摘があったことというは区別して、私どもは考えていかなければいけないというふうに思っております。 ○議長(飯田正憲君) 西山 猛君。 ◆15番(西山猛君) これはどうなんですかね。世の中というは私、思うんです。戦後日本背骨というか、本当に今回成すものは、団塊世代の人たちがつくり上げてきたいろいろな制度。例えば年金制度にしてもそうだろうし、介護制度もそうだろうし、いろいろな部分でつくり上げてきた、つくらなくちゃならなくなった。でも、社会つくってきた、国支えてきたは、その年代の人たちだと思う。そのたちに、不安あおるようなこういう国と自治体、県が違うとか、考え方が違うんだとか。大本は何といったら、これは国がもうちゃんと認めて、補助金も出している、起債も起こしてやらせてもらっている、でき上がっているというものに、異議となえるという、こういう体制、これはやっぱり不安あおると思うんですよ。いかがですか。  私は今、これからもそうだと思うんですが、今までやはり戦後いろいろな混乱したその時期支えてきた、本当に金卵として、東京オリンピック年にもうみんな行った。それで国つくってきた。高度経済成長ずっと支えてきた、そのたちが今度、後期高齢者になってくるから、ちょっと考えましょうよと。何か分類して、じゃ、こんなふうにしましょうは、医療費削ることだけ。そうじゃなくて、健康で長生きしてもらうこと考えましょうよ。全く本末転倒で。それで、こんなこと内々で議論するならともかく、新聞でドーンと出ちゃうような、そんなお粗末な国政もしかり、県政もしかり、市政もしかり。私はそういうところが問題だと思っているんですよ。何だと思っているんだって言うんです。今まで支えてきたたちそういう扱いは、何だと思っているんだと私は言いたいです。これは、この質問大きな、ね。  じゃ、市立病院あり方是か非かと、そんなこと議論じゃありません、全く。私知人奥様が実は県北大子町に住んでいまして、結局は水戸市病院まで行かなくちゃならなくて、その間に絶命してしまった、救急車中でね。そういうこと考えると、やっぱり近いところに医療機関があるということはいいことなんだな。それは助かる命も助からない状況地域はいっぱいあると思うんですよ。そういうことがもし合併して、そういうことが、地域性が変わっていくということは一番いいことだなと。多分、常陸大宮市なんかはそういう環境になったと思うんですね。だから、そういうことも含めて、茨城相方、これから県北地域こと考えたときに、そういうことも、なるほどここではむしろ、ぜいたくな議論というか、何かそんなことができるような、そんなすばらしい地域だなと私は思った次第です。  地域医療構想、何かボヤッとしているものですけれども、皆さんが、500が、頭いいお役人が机上で考えて、それで表に出すときは、これはもう引っ込みがつかないんだと、そういう思いで責任とる思いで出していただきたい。じゃないと、この新聞見る限りでは、一体どうなよと。この間できたばっかり市立病院が何か問題ありじゃない、これと。こんなふうに市民に受けられるというは、私は少なくとも笠間市議会一議席担う者として、私は納得いきません。今後ともこういう問題については、きちっと議論上で連携してお願いしたいと思います。何か国が上位で、県があって、市があってと、そういう時代ではないと思っております。どうかよろしくお願いします。  これは、⑤終わりにしまして、⑥今後における市立病院果たす役目とは何か、具体的に伺います。これは端的にお願いします。 ○議長(飯田正憲君) 市立病院事務局長後藤弘樹君。 ◎市立病院事務局長(後藤弘樹君) 笠間市立病院といたしましては、高齢化が進展する中で、市民が住みなれた地域で安心して生活するため地域包括ケアシステム実現に向けまして、その医療分野におきまして、訪問診療、訪問看護、訪問リハビリなど強化し、在宅医療推進していくことが、私ども病院果たす役目であると考えております。  それと同時に、保健・福祉関係機関と連携しまして、保健予防・介護予防など行うことで、市民健康増進に寄与してまいりたいというふうに考えております。以上でございます。 ○議長(飯田正憲君) 西山 猛君。 ◆15番(西山猛君) それでは、大項目1、地域医療構想について終わりにいたします。  続きまして、大項目2、茨城縦貫幹線道路について質問させていただきます。  小項目1、茨城縦貫幹線道路計画とは何意味するか伺います。よろしくお願いします。 ○議長(飯田正憲君) 都市建設部長吉田貴郎君。 ◎都市建設部長(吉田貴郎君) 15番西山議員ご質問にお答えいたします。  茨城縦貫幹線道路計画とは何意味するかとご質問でございますが、茨城県では、2050年ころ交通ネットワークとして、つくば市から笠間市経由し、大子町へ向かう、仮称茨城縦貫幹線道路として、茨城県総合計画において構想に位置づけされてございます。  構想目的として、つくば市初めとするつくばエクスプレス沿線地域開発効果、県央・県北地域に波及させるとともに、筑波山や県フラワーパーク、笠間芸術森公園など代表する観光拠点ネットワークが形成され、県央道や北関東自動車道沿線地域と広域的な交流促進が図られるものとして期待できるものでございます。 ○議長(飯田正憲君) 西山 猛君。 ◆15番(西山猛君) 要は、今、TXがつくば駅で終わっていますけれども、つくば市までTXが来ることで非常に状況が変わった。これは、つくば市発展ということなんでしょうけれども、これは、要は茨城県発展ということになりますよね。県、これは県計画なんでしょうけれども、笠間市この縦貫幹線道路計画中で、笠間市外した部分で、計画というは成り立ちますか。 ○議長(飯田正憲君) 都市建設部長吉田貴郎君。 ◎都市建設部長(吉田貴郎君) つくば大子間ですので、笠間市は一番終身的な部分ですので、笠間市は大きな役割果たすものと考えてございます。 ○議長(飯田正憲君) 西山 猛君。 ◆15番(西山猛君) ①終わります。  ②に入ります。笠間市位置づけとはどうあるべきか。今、前段質問中で、笠間市は外せない。さあ、それではどんな位置づけなか。 ○議長(飯田正憲君) 都市建設部長吉田貴郎君。 ◎都市建設部長(吉田貴郎君) 笠間市位置づけとご質問でございますが、本幹線道路につきましては、本市にとりましても、つくば経済圏や県央・県北地域広域的な交流促進や観光拠点結ぶ交通ネットワークとなり、災害時には緊急物資輸送、さらには緊急避難道路役割果たすものと考えており、県北・県南エリア中間点に位置する本笠間市は、関係市町中心的な役割担ってまいりたいと考えてございます。 ○議長(飯田正憲君) 西山 猛君。 ◆15番(西山猛君) まさに茨城県中心じゃないですか。そう思いませんか。 ○議長(飯田正憲君) 都市建設部長吉田貴郎君。 ◎都市建設部長(吉田貴郎君) 位置的にも水戸市と隣接していまして、茨城県中心であるということは間違いございません。 ○議長(飯田正憲君) 西山 猛君。
    ◆15番(西山猛君) 位置づけが中心ということになりますが、過日、9月5日、全員協議会中で、道祖神トンネルに関する市考え方についてということで、資料が出ております。このことについてさらっとおさらいしたいんですが、ちょっとわかりやすい説明をしていただいてよろしいですか。 ○議長(飯田正憲君) 都市建設部長吉田貴郎君。 ◎都市建設部長(吉田貴郎君) 市考え方でございますが、9月5日全員協議会でご報告された部分内容でございますが、効果につきましては、先ほどご説明したとおりでございます。  それから、ベースとなります道路につきましては、現在ございます笠間小川線、それから大子美和線、笠間つくば線、一部広域農道等もございます。それら協議会が今現在二つございます。これら協議会一つにし、7市町村で幹事会というかな、促進協議会つくって、県ほうに要望していこうというもので、その中で笠間市が中心的な役割担っていこうというご説明をさせていただきました。 ○議長(飯田正憲君) 西山 猛君。 ◆15番(西山猛君) つくば市、土浦市、石岡市、笠間市、これが現在つくば市・笠間市間道路整備促進協議会ですね。 ◎都市建設部長(吉田貴郎君) はい。 ◆15番(西山猛君) さらに、大子町、常陸大宮市、城里町、笠間市、これが笠間大子線改修期成同盟会二つがあって、それ一つにという考えしていますよということですよね。よろしいですね。 ○議長(飯田正憲君) 都市建設部長吉田貴郎君。 ◎都市建設部長(吉田貴郎君) そのとおりでございます。 ○議長(飯田正憲君) 西山 猛君。 ◆15番(西山猛君) それでは、笠間市位置づけということで今おさらいしましたので、位置づけはわかったと思うんです。どちらにも笠間市がかかわっている、これもわかったと思うんです。これから笠間核として、核という言い方はおかしいな。笠間が中心的な部分、位置関係でですね、になって、これから新しい協議会つくっていこうということで、これは現在仮称ですか。 ○議長(飯田正憲君) 都市建設部長吉田貴郎君。 ◎都市建設部長(吉田貴郎君) 仮称でございますが、仮称、茨城縦貫幹線道路整備促進協議会と呼んでいます。 ○議長(飯田正憲君) 西山 猛君。 ◆15番(西山猛君) それでは、②終わります。③に入ります。  道祖神峠トンネル化に対する本市、笠間市取り組みについて伺います。考え方はわかりました。考え方はわかりましたから、取り組みについて伺います。 ○議長(飯田正憲君) 都市建設部長吉田貴郎君。 ◎都市建設部長(吉田貴郎君) トンネル化に対する本市取り組みでございますが、平成26年9月には、笠間市議会及び石岡市議会有志によります県知事・県議会議長宛てに、トンネル化に向けた整備要望書が提出され、さらには笠間市議会へ地元区長から請願書が提出され、採択されてございます。平成27年10月には、つくば市・笠間市間道路整備促進協議会として、道祖神峠トンネル化に向けた調査実施について県へ要望書提出し、その後、道祖神峠トンネルワーキンググループ準備会としまして、茨城県及び石岡市と平成28年1月から平成29年2月にかけ、合計4回勉強会実施し、道祖神峠現状や効果等確認したところでございます。  現在につきましては、勉強会結果踏まえ、協議会を通じまして整備要望、水戸土木事務所長並びに土浦土木事務所長へ、毎年提出しているところでございます。 ○議長(飯田正憲君) 西山 猛君。 ◆15番(西山猛君) ワーキンググループなので、じゃあ、いろいろ調査研究しているという段階でしょうか。 ○議長(飯田正憲君) 都市建設部長吉田貴郎君。 ◎都市建設部長(吉田貴郎君) 先ほど茨城県と石岡市、笠間市で勉強会4回実施しまして、一応成果は出ております。 ○議長(飯田正憲君) 西山 猛君。 ◆15番(西山猛君) いや、研究。調査研究しているんですかということです。 ○議長(飯田正憲君) 都市建設部長吉田貴郎君。 ◎都市建設部長(吉田貴郎君) 県・石岡・笠間分については、一応終わってございます。現在は調査してございません。 ○議長(飯田正憲君) 西山 猛君。 ◆15番(西山猛君) 既に調査は終わっているということですね。  そうしますと、取り組みについてということで伺っているわけですけれども、どう考えても、この地の利考えて、どう考えても笠間市が先頭切って物事進めてもおかしくない計画かと思うんです。これだけ積み上げている部分見ると、これは具体化しないんですか。 ○議長(飯田正憲君) 都市建設部長吉田貴郎君。 ◎都市建設部長(吉田貴郎君) 先ほど、9月5日に全協ほうで報告させていただきまして、笠間市含めまして七つ市町担当者には、説明をさせていただいて、首長さん理解得てくださいというお話させていただいて、説明をしてございます。その後、台風等災害がございまして、なかなかゴーサインもらえなかったということでございますが、二つ協議会一つにするというものにつきましては、11月下旬にはそれぞれ首長さんからオーケーもらいました。これから事務的に進めていこうという状況でございます。 ○議長(飯田正憲君) 西山 猛君。 ◆15番(西山猛君) 関連する首長さんがどうだこうだということじゃなくて、笠間市がこれだけ周りが、県も含めて、特に地域も含めて、周りが推進ムードなわけだ。そのときに、笠間市考え方というのでまず打ち出すべきじゃないかと私は思うんですよ。端っこほうならば、ずっと向こうから来るんだから、向こうから順番でやれよ、じゃ、核になるがいるんなら、そこに一緒に器中に入れよというもあるけれども、どう考えたって、笠間がノーと言って外しちゃだめだと部長、今、答弁したでしょう。そのとおりで外せないんだから、だとすれば、じゃ、少なくとも笠間市が核になって、いや、先頭になって、まずは手挙げるべきじゃないかと思うんです。  手挙げるというは、もう推進したいんだと、やりたいんだということやるべきだと思うんです。それ、みんな、どうなよとやっていると、地の利が違って事情が違っているから、例えば、言葉は悪いけれども、つくば市長さんがもしかかわったとしますよね。つくば市長さんは、つくば市はも物も何もここでとめたほうがいいと思うんじゃないですか。違いますか。そういう考え、しませんか。つくば市長さん、つくば政治が茨城県全体こと考えて、笠間市で何とか先にゴー出しちゃったよと。そうすれば、周り、右も左も全部賛成するようになるよというような話というは出ないでしょう、どう考えても。どうですか。 ○議長(飯田正憲君) 都市建設部長吉田貴郎君。 ◎都市建設部長(吉田貴郎君) ちょっと私の説明等、不足していて申しわけございません。先ほど議員おっしゃったように、二つ協議会がございますので、二つ協議会一つにまとめるという意味で首長さん意見聞くということ実施しました。当然、笠間市が先頭になってやるということは、それぞれ首長につないでございます。 ○議長(飯田正憲君) 西山 猛君。 ◆15番(西山猛君) そうじゃなくて、いいですか、大井川知事が誕生しました。大井川知事が誕生するときに、立候補しました。手挙げました。挙げたときに、先頭切って笠間市山口市長が、この人を知事にしなきゃだめなんだ、私は一国一城主だけれども、職賭してまでやってやるよというぐらい勢いだったから、いい結果になったんじゃないですか。そしたら、このことも、ほか首長さんがいろいろかかわる、要は違う地の利、風土、歴史も文化も全て違うような地域の人たちが、それぞれが首長さんがかかわるんだから、当然そんなことやって、用意ドンで、お手々つないで足並みそろえて、うまく行くわけないじゃないですか。  だから、笠間市考え方だけ必要なんですよ。市民はそれ思っている、笠間市。笠間市考え方、つまり市長考え方。市長考え方がこうなんだ。それは議会に諮ったら議会もオーケーだよと。じゃ、いいじゃないと、笠間政治、オーケーだ。それは、100が100、1,000が1,000、いいとは言わない。けれども、やっぱり一国一城主で、これだけ笠間自治体長という立場でいるは、いいんじゃないと、笠間市これから発展ために。といったときに、俺は、ノーというはないと思うんですよ。  部長、ちょっと政治的な話になっちゃ、あれですけれども、どうですか。市長が答弁したほうがいいかな。 ○議長(飯田正憲君) 市長山口伸樹君。               〔市長 山口伸樹君登壇〕 ◎市長(山口伸樹君) 西山議員ご質問にお答えさせていただきたいと思います。  まず、全般的な話になりますけれども、この茨城県総合計画というのを見ると、この県北縦貫道路ですか、これ以外に6路線計画が点、点、点という丸で示されております。2050年目安に整備進めていくということでありますので、これらと、ある意味、競争になることも可能性としてありますので、我々としては、協議会一本化して、多く自治体首長に協賛得て、ほか路線に劣らないような活動しながら、実現に向けて進んでいきたいということであります。  ただ、あくまでも今はまだ、構想なので、構想から計画路線に格上げすることが、今時点では位置重要なかなと思いますし、その次段階として、じゃ、全体路線中で、どの地域どの部分から整備進めていくか、そういうこと検討しながら進めていきたいというふうに思っております。笠間がリードしながら、しっかり取り組ませていただきたいと思います。 ○議長(飯田正憲君) 西山 猛君。 ◆15番(西山猛君) 市長は、平成2年、茨城県議会に初当選しました。弱冠32歳。平成18年、初代市長として現在4期、在任中でございます。この流れ中で、市長が県議会議員になる前に、355号、手越がやっと開通したわけですね。市長になる前に計画していたものが。約30年からかかっているわけです。政治というは、私はそういうものだと思っているんですね。もし予算ことだとか、例えば周り状況だとかそういうこと考えていくと、なかなか物事というは進んでいかないかな。温度差は絶対あるはずなんですよ。  笠間場合は、もちろん商業も観光も、農業も、あらゆるものが整っているすばらしい地域だと私は思っています。その地域に、まずは夢持たせましょうよ、夢。政治家仕事というは、私は、夢持たせることじゃないかと思うんです。  先ほど来、前段でお話しした病院問題なんか、本当に寂しい話ですよ。ですから、例えばこれから30年後こうなるんだというようなイメージも含めて、次質問項目にも入れましたけれども、そんなビジョン持ってほしい。  どうですか皆さん、東京湾アクアライン、いつスタートしたと思っていますか。昭和34年に始まったんです、この計画、こういう構想が。それから、平成元年に起工して、平成9年に開通。当時、考えましたか、東京湾横断しちゃおうと。でも、そういうことが、私は政治で大事なことだと思うんですね。つくばエクスプレス、昭和53年、そして、平成17年に開業いたしました。工事費9,400億円かかっております。もちろん工事費だけであります。  こういうこと考えたときに、私は、いち早く明確に笠間市長が、笠間市発展ではなくて、茨城県、特に先ほど来お話ししております県央から県北、この地域発展ために、まず笠間がこういうことやろうじゃないか。つまり道祖神峠トンネル化しようじゃないかということ明確に、その上で皆さんがどういう考えするか。それで、なに、お前ちょっとフライングじゃないかと、そんなやだよ、お前話には乗らないよと市長が言われたらば、我々一生懸命頑張りましょうよ。そういうことですよ。だから、お願いしたい、そこはね。  それは今、部長に質問しているようになっていますが、要はそういうことだと思うんです。それに皆さんはついていくだけじゃないですか。  だから、市長考え方中に、私は、あんまりエリート、優等生になってもらいたくない。このことやることで、笠間問題じゃないんだと。県央から県北発展ためなんだと。だから、道祖神トンネル化が必要なんだと。うちだけ問題じゃないよと、笠間だけ問題じゃないよということ、声大にして掲げてもらいたい。その上で、じゃ、どのようにするかというも、市議会も含め、執行部も含め、これから考えていこうじゃないかと思っています。  部長、どうでしょうか。 ○議長(飯田正憲君) 都市建設部長吉田貴郎君。 ◎都市建設部長(吉田貴郎君) まさしく議員おっしゃるとおりだと思います。我々事務的にも、その部分についてはリーダーシップとりながら、関係市町まとめていきたいと考えてございますので、その節にはご協力お願いしたいと思います。 ○議長(飯田正憲君) 西山 猛君。 ◆15番(西山猛君) それでは、③終わります。  小項目④、道祖神トンネル、これは道祖神トンネルと言っちゃっていいんですね。道祖神トンネル実現性、これについて伺います。これは部長でも市長でもどちらでも、事務方が共有していると思うので、どちらでもいいです。答弁ください。 ○議長(飯田正憲君) 都市建設部長吉田貴郎君。 ◎都市建設部長(吉田貴郎君) 実現性についてでございますが、現在、県では道路整備効果踏まえた将来道路ネットワークあり方や早急に整備効果が発言できるような整備本旨検討するため、既存道路ネットワークにおける道路構造や地形、地質上課題抽出、それから、地域における開発等動向等目的とした基礎的な調査行っているところでございます。  我々笠間市としましても、先ほど言いましたように、二つ協議会一つに統一して、県と協議進めていきまして、実現性に向けた努力重ねていきたいと思っています。 ○議長(飯田正憲君) 西山 猛君。 ◆15番(西山猛君) 努力ね。検討とか努力とか、行政というはいい言葉使うんですよね。災い転じて福と為すといって、私は今回大子町水害、久慈川氾濫について、ああいう水害はこれからも起こり得るでしょう。可能性はあると思うんですね。  するとやっぱり、これから大きな意味で、広い意味で茨城あり方考えたときに、私は決して大子とこの笠間が1本でつながってもおかしくない。これは当然、あるべき姿であろうと思っています。今までは国道118号がほとんど大動脈として1本でしょう。これからは、やっぱりそういうこと考えていかなくちゃならない。さらには水郡線、今ストップしていますね。区間がだめですね。当然、災害でやられたことなんですが。  そういうこと考えたときに、歴史ある鉄道というは、当然、それだけ老朽化があったり、事情が変わったり、それと今温暖化であろうこの異常気象、これ勘案すれば、当然、次手、二必要とすると思うんです。TXも一緒に結んじゃいましょうよ。トンネルぶち抜いて。どうですか。市長、どうですか。 ○議長(飯田正憲君) 市長山口伸樹君。               〔市長 山口伸樹君登壇〕 ◎市長(山口伸樹君) 今質問は、TX笠間を通して県北にという。 ◆15番(西山猛君) そのとおり。 ◎市長(山口伸樹君) 話ですね。人間社会なので、できないことはないと思います。ただ、期間と金とどのくらいかかるか、それ、誰がどう判断していくかにつながっていくことではないかなというふうに思います。先ほど構想中には、鉄道としてTX延伸も丸、丸、丸で描かれています。先ほど言ったように、6本道路と、エクスプレス延伸と、どこ優先的にやるか。2050年までに全部やるというは、多分かなり厳しいことなではないかなと思います。その中で笠間にメリット、県北にメリットがあるような方策が出るように取り組んでまいりたいと思います。  私が、昔話ですけれども、県議になってすぐころ、首都機能移転構想がありまして、福島県に、栃木県ですね、栃木県那須地域に首都機能移転して、その補完するエリアとして、大子八溝山系が指定されたというような経過がありまして、そのとき。県議会中で議論したは、TX笠間を通して水郡線につないで、常磐線補完する鉄道として、というような議論が若干、された経緯がございます。ただ、それも実現しなかった話なので、議論で終わったというような経緯でございます。  今後将来性見据えて、しっかり勉強してまいりたいと思います。 ○議長(飯田正憲君) 西山 猛君。 ◆15番(西山猛君) TXにつきましては、そもそも今路線じゃなくて、もっと西側だったというのを、市長、ご存じですか。  今、首都機能移転お話もありました。これも栃木と八溝山系一部、要するに茨城一部ね。まさに政治じゃないですか。渡辺先生と梶山先生といた時代ことですよ。莫大な調査費使っていますよ。これが政治なんですよね。だとすれば、私はじゃ、30年先、50年先でもいいから、やはり夢持たせてくださいよ。  でも、道祖神峠トンネル化は現実化すると思うんです。それは市長にかかっていると思うんです、市長に。だから、市長がまず、じゃ、うちほうでやろうよ。トンネル計画してみるから。ちょっとそれ考えてみるから、みんなも、じゃ、それ協力してくれよというようなレベルじゃないかと思うんです。そのレベルだと。なぜか。茨城県市長会会長やっているんですもの。知事と関係見てください。国会議員だってぞっくりいるじゃないですか。方法なんか幾らだってありますよ。何十年先に何百億円かかるとかそんな話じゃなくて、もっと足元こと。地元も地元、大変な地元じゃないですか、市長。どうかよろしくお願いしますよ。  最後に、市長、その部分だけ。本当は、10年後30年後本当は大きなビジョン、市長語ってもらいたかった、政治家として。32歳で初当選してから、政治家として、県議、市長と、この流れ中で今、まさに県担う政治家として、ビジョン、夢語ってもらいたかったんですが。最後にトンネル、お願いしますよ、具体的に。みんなが安心するように。この夢現実化しましょうよ。答弁お願いします。 ○議長(飯田正憲君) 市長山口伸樹君。               〔市長 山口伸樹君登壇〕 ◎市長(山口伸樹君) 過分なる期待持っていただきまして、御礼申し上げたいと思います。  これから何十年後、20年後、30年後、40年後、50年後、どういう社会になるかわかりませんけれども、デジタル社会に移行していく中においては、いろいろな交通網体系あり方というも変化してくるものと思っております。そういうこと見据えて、笠間市交通体系含めた県北・県南と連携、そういうものは重要だと思っておりますので、しっかりご期待に応えられるよう勉強しながら、皆さんと一緒に考えていきたいと思います。 ○議長(飯田正憲君) 西山 猛君。 ◆15番(西山猛君) それでは市長、笠間市民意見くみ取って、くみ取ってですよ、くみ取って物事政治判断していただけるようにお願いします。ここにいる、私含めて、議長も含めて、22名議員が市民代表、代弁者としております。この議会意見も含めて、きちっとくみ取っていただきたいと思います。これは答弁はいりませんが、必ずや夢が現実化するようにお願いしたいと思います。終わります。 ○議長(飯田正憲君) 15番西山 猛君質問終わります。  ここで2時10分まで休憩いたします。                午後2時01分休憩          ──────────────────────                午後2時10分再開 ○議長(飯田正憲君) 休憩前に引き続き、会議再開いたします。  12番畑岡洋二君発言許可いたします。               〔12番 畑岡洋二君登壇〕 ◆12番(畑岡洋二君) 議長より発言許可いただきましたので、通告に従い、一問一答地方式にて一般質問したいと思います。よろしくお願いいたします。  まず初めに、大項目1、太陽光発電設備設置における市民安心・安全確保についてという大項目でさせていただきたいと思います。昨日、石井議員ほうから太陽光発電に関連した一般質問がなされておりましたが、異なる角度から質問ができればと思っておりますので、答弁対応よろしくお願いいたします。  私は、再生可能エネルギーには強い関心持っておりまして、昨年、ドイツラール市訪問する際に、ドイツ再生可能エネルギー実践現場であったり、木質バイオマス発電設備開発事業など視察行ったぐらいでございます。その際に、自動車でドイツ移動中、風得られやすい場所には風力発電風車があり、日当たりが期待できる屋根には太陽光発電パネル見ることができましたが、この笠間だけではなく、日本ように山林伐採した太陽光発電設備など見ることは、私だけにおいては全くありませんでした。ドイツに全くないかどうかまでは言いませんけれども、少なくとも私目には入りませんでした。  さて、本論に入りたいと思います。太陽光発電設備設置に対して、市民安心・安全確保するというためには、まず、その実態、今、太陽光発電設備数、規模、設置場所、また、そしてそれら発電事業者など情報知ることから始めるべきではないかなと思いまして、担当部署などにもいろいろ問い合わせてみましたらば、最低限かもしれませんが、電気事業者による再生可能エネルギー電気調達に関する特別措置法第9条第5項に基づいて、経済産業省支援エネルギー庁より、再生可能エネルギー事業計画認定情報として公表されていることがわかりました。そしてまた、それらはインターネット上からも確認することができます。  では、この再生可能エネルギー発電事業計画認定情報というものはどういうものであるか、まずこの辺、おさらいということでご説明いただければありがたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(飯田正憲君) 都市建設部長吉田貴郎君。
    都市建設部長(吉田貴郎君) 12番畑岡議員ご質問にお答えいたします。  再生可能エネルギー発電事業計画認定情報ということでございますが、資源エネルギー庁認定情報資料におきましては、まず、設備ID、発電事業者名、代表者名、事業者住所、電話番号、発電設備区分、発電出力、設備所在地、認定日、廃棄費用積み立て状況項目が公開されてございます。 ○議長(飯田正憲君) 畑岡洋二君。 ◆12番(畑岡洋二君) 今、説明していただきましたけれども、当然私も同じようなリスト見させていただきましたけれども、正直言って、これほど数が登録されているかというほど、びっくりしたぐらいですけれども、例えば茨城県、このリストでですけれども、どのぐらい登録されているかご存じでしょうか。 ○議長(飯田正憲君) 都市建設部長吉田貴郎君。 ◎都市建設部長(吉田貴郎君) 茨城県におきましては、3万4,849件でございます。そのうち、太陽光が99.7%占めます3万4,738件となってございます。 ○議長(飯田正憲君) 畑岡洋二君。 ◆12番(畑岡洋二君) 全国ではなくて、茨城県だけで約3万5,000件。多分これ茨城県担当部署方が全部見られるなんて、なかなか大変だろうと思いますし、茨城県してもあれですけれども、先ほどリストに茨城県だけでも約3万5,000件、そして太陽光発電がその99.7%。  では、笠間市にはどのぐらい登録されているかということ、ありましたらよろしくお願いいたします。 ○議長(飯田正憲君) 都市建設部長吉田貴郎君。 ◎都市建設部長(吉田貴郎君) 笠間市におきましては、1,759件登録がございます。そのうち稼働中でございますが、973件。そのうち1件はバイオマスとなってございます。 ○議長(飯田正憲君) 畑岡洋二君。 ◆12番(畑岡洋二君) 今ちょっとバイオマス話も出ましたけれども、再生可能エネルギーと一言で言ってもあれなんですけれども、この登録中には、どのような種類ものが再生可能エネルギーとして登録されているかおわかりでしょうか。 ○議長(飯田正憲君) 都市建設部長吉田貴郎君。 ◎都市建設部長(吉田貴郎君) まず、太陽光発電、それからバイオマス、水力・風力等再生可能エネルギーでございます。 ○議長(飯田正憲君) 畑岡洋二君。 ◆12番(畑岡洋二君) そうなんですね。今、要するにいろいろあるんだけれども、先ほど茨城県中でも99.7%、全国的に見ても代替90%以上が太陽光発電というふうに、私なんかも理解しております。となりますと、やはり過ぎたるは何とかというように、多くなるとやはりいろいろなトラブルというかいろいろな問題点も目立ってくる。少ないうちは気にならなかったことが、やはり多くなると気になり出してくる。太陽光発電、皆さん、いい、いいと言ってやりましたけれども、だんだんそれがいろいろなところに問題点抱えるようになるということで、今回その辺、実際どういうふうなことがあるんだろうかというところで質疑応答させていただきたいと思います。  まず初めに、先ほど設備IDということで、笠間で約1,759件ということでしたけれども、じゃ、そこ発電事業者はどういうような組織がやられているかということに関して、通告書にもありますように、その中に、株式会社であったり、合同会社であったり、合資会社であったり、有限会社であったり、有限責任事業組合というものであったり、幾つかものがありますけれども、こういうもの責任能力といいますか、組織形態といいますか、素人にはなかなかわかりませんけれども、この辺何々会社というは、どういうふうに理解すればいいか、まずご説明いただけたらありがたいと思います。 ○議長(飯田正憲君) 都市建設部長吉田貴郎君。 ◎都市建設部長(吉田貴郎君) 発電事業者法人格でございますが、まず法人格違いにつきましては、会社法では、会社株式会社、合名会社、合資会社または合同会社と規定してございます。出資者性質違い等により分類がされてございます。有限会社につきましては、平成18年会社法施行及び有限会社法廃止により、特例有限会社と呼ばれる株式会社一種となりました。また、有限責任事業組合は、法人格持たない組合でございます。 ○議長(飯田正憲君) 畑岡洋二君。 ◆12番(畑岡洋二君) では、それぞれよく有限会社、要するに責任範囲という意味観点から、それぞれを説明したときには、どういうふうになるか、細かい話までいくとものすごく難しいんですけれども、可能な限り簡単にわかりやすく説明していただければありがたいと思います。 ○議長(飯田正憲君) 都市建設部長吉田貴郎君。 ◎都市建設部長(吉田貴郎君) 責任範囲につきましては、例えば事業者、先ほど述べました事業者が第三者に損害与えた場合におきましても、当然ながら、いずれ法人であっても同様に責任持つということになります。 ○議長(飯田正憲君) 畑岡洋二君。 ◆12番(畑岡洋二君) では、その責任に関して、無限に全て全部責任負うか、よくいわれる出資範囲によって責任限定されるか、その辺違いで先ほど解釈文色分けするとしたら、どんなふうになるか。それとも、やはりそれほど変わらないんだということになる説明していただきたいと思います。 ○議長(飯田正憲君) 都市建設部長吉田貴郎君。 ◎都市建設部長(吉田貴郎君) まず、事故、災害際には、会社法人格によらず、同様に責任持った対応が必要であります。万が一、会社が債務弁済できない場合、いわゆる無限責任、会社が、例えば法人が倒産、破産とか場合、いわゆる無限責任社員と有限責任社員とで責任範囲が異なってまいります。無限責任社員は、債務会社と連帯して負うことになりますが、有限責任社員場合は、その出資限度に債務負うこととなります。 ○議長(飯田正憲君) 畑岡洋二君。 ◆12番(畑岡洋二君) そうなんですよね。無限に責任負えるといっても、無限なか有限なかというは大事なことなんですけれども、とはいっても、言葉上、無限とは言っても、それこそ国家ように何十兆も何百兆も持っているわけでありませんから、当然どこかには限度はあるんでしょうけれども、それはそれとして、例えば設備が壊れた。要するに1億円、2億円、そういうことが起きたときに、それが負えるか負えないかということが、今話ですと、要するに出資範囲であることがほとんどということになるんでしょうか。それともここだけはちょっと違うという、何かありましたらご説明いただきたいと思います。 ○議長(飯田正憲君) 都市建設部長吉田貴郎君。 ◎都市建設部長(吉田貴郎君) 先ほどご説明しました、株式会社から有限責任事業組合まで間で、合資会社だけが責任部分で、有限責任社員と無限責任社員に分かれます。ほかにつきましては、同様取り扱いとなってございます。 ○議長(飯田正憲君) 畑岡洋二君。 ◆12番(畑岡洋二君) ここにいらっしゃる皆様であったり、市民であったりということで、いろいろ聞かせていただきましたけれども、当然、私ほうでもちょっと調べさせていただきましたので、今ありましたように合資会社のみが、無限責任社員として存在する方のみが法律上は無限責任であるということでよろしいですね。 ◎都市建設部長(吉田貴郎君) はい。 ◆12番(畑岡洋二君) という話聞いていますと、結局は、事故・災害などがあったときに対応責任としては、合資会社無限責任社員除いて、ほとんど有限であるというふうに理解してよろしいんでしょうか。 ○議長(飯田正憲君) 都市建設部長吉田貴郎君。 ◎都市建設部長(吉田貴郎君) 法人格、それぞれございますが、責任範囲は、議員おっしゃるとおりでございます。 ○議長(飯田正憲君) 畑岡洋二君。 ◆12番(畑岡洋二君) ということは、要するに会社組織がどういうことであろうが、ほとんど場合は組織がある間に責任持てるような対応準備しておいたほうがいいというふうに考えてもよろしいんでしょうかね。この辺はいかがでしょうか。 ○議長(飯田正憲君) 都市建設部長吉田貴郎君。 ◎都市建設部長(吉田貴郎君) そのとおりでございます。 ○議長(飯田正憲君) 畑岡洋二君。 ◆12番(畑岡洋二君) では、ここでいろいろ会社組織言いましたけれども、固有名詞は出しませんけれども、笠間市リスト中には、たしか1社だけ合資会社でソーラーかかわり持たれている法人があったということだけ、つけ加えておきます。これは、公表されておりますから、どなたでも調べればわかりますけれども、ここでは固有名詞は避けたいと思います。  では次に、2番目に移りたいと思います。  先ほど、ここでは、通告してありますように、事業者登録場所というか、住所といいますか、あと設備ある場所、要するに設備立地自治体と運営する会社がそこにはないというような場合に、その太陽光発電事業にかかわる課税について。課税というは、先ほどもいろいろ出ておりましたけれども、やはり市行政担うに当たっては非常に大事なことでありますので、こういうことも一つ理解しておいたほうがいいかなと思いまして、テーマに上げさせていただきました。  まず、法人市民税、そして固定資産税に関して、現在、どのように太陽光発電事業者に課税されているかご説明していただければ、ありがたいと思います。 ○議長(飯田正憲君) 総務部長石井克佳君。 ◎総務部長(石井克佳君) 12番畑岡議員ご質問にお答えいたします。  事業者登記場所、設備設置場所に関連する太陽光発電事業課税についてご質問でございますが、まず、法人市民税につきまして、こちらは笠間市内に事務所や事業所など有する法人等に対しまして、従業者数に応じて課税される税金でございます。  このため、太陽光発電設備設置事業者が笠間市内に事務所あるいは事業所など有している場合には、法人市民税が課税されますが、有していない場合には、法人市民税については課税がなされないということになってございます。現在、法人市民税課しております事業所うち、太陽光発電に係る売電事業用施設でございますが、6事業所ということでございます。  それから、固定資産税課税についてでございますが、固定資産税は、土地、家屋、償却資産に分かれておりまして、発電設備そのものにつきましては、償却資産として課税されることになります。太陽光発電施設に係る償却資産令和元年申告件数は、502件となってございます。  また、太陽光発電設備設置した場合、土地地目は雑種地として課税されることになります。雑種地につきましては、その雑種地のみ抽出したものが、大変申しわけございません、資料としてはございませんので、その件数等については、なかなか把握がされない状況にございます。なお、現時点で事例はございませんけれども、発電設備に付随して、何らかの建物が建設された場合には、その建物につきましても家屋として課税されるような仕組みとなってございます。 ○議長(飯田正憲君) 畑岡洋二君。 ◆12番(畑岡洋二君) 確認させていただきますと、法人市民税課税している事業所が今六つというふうにありました、何かございますか。 ○議長(飯田正憲君) 総務部長石井克佳君。 ◎総務部長(石井克佳君) 失礼いたしました。再確認しましたら、六つでなくて、五つでございました。訂正お願いいたします。 ○議長(飯田正憲君) 畑岡洋二君。 ◆12番(畑岡洋二君) ありがとうございます。確認していただきまして。  要するに5事業所、要するに法人方が課税対象になっているということは、五つのみが市内に事業所構えているということで、そして、今お話ですと、固定資産税ほうがいろいろ大きさはあるんでしょうけれども、502というふうに聞きましたけれども、それでよろしいんだと思います。  ということは、この数字ギャップ多くが、要するに笠間市に設備はあるけれども、ほとんどが市外に会社持ち合わせているというふうに理解してよろしいんでしょうか。いかがでしょうか。 ○議長(飯田正憲君) 総務部長石井克佳君。 ◎総務部長(石井克佳君) おっしゃるとおりでございます。 ○議長(飯田正憲君) 畑岡洋二君。 ◆12番(畑岡洋二君) 市内に、これは、よく法人市民税ことおわかり方であれば、太陽光発電事業にかかわらず、全て事業に関することですからなかなか難しいということがあるんですけれども、今回、この太陽光発電事業、設備にかかわる質問したときに、要するに山崩れが起きるとか事故が起きるとか、そういった場合に、立地自治体、要するに設備がある自治体が初期対応しなくてはいけないという現実がありながら、実際にある法人方々は、遠くにいてなかなかそれ責任、応分負担がなかなかないだろうという感覚がありましたので、こういうこと聞かせていただきましたけれども、こういうふうなところで、できれば事業所も笠間に何らかの形でできるということは、現実的に可能なんでしょうか、おわかりでしたらよろしくお願いいたします。少々条件があれで難しいでしょうかね。 ○議長(飯田正憲君) 税務課長山崎由美子君。 ◎税務課長山崎由美子君) 法人市民税につきましては、1年間収益に対する課税、従業員数で案分して行うものでございますので、危険度などに対応して課税というは、現時点では難しいと存じます。法令に基づいて課税してまいりたいと思っております。 ○議長(飯田正憲君) 畑岡洋二君。 ◆12番(畑岡洋二君) 特にこの再生可能エネルギー中でも、特に太陽光発電事業はほぼ設備だけと、あとは、年間要するにどうなっているかという、見るだけぐらいなんですね。ほかですと、例えば木質バイオマスですと、放っておけば電気ができるわけでもないし、そこには作業車が必要になりますから、当然現場事務所も必要になる。同じように、水力であっても、風力はちょっとなかなか難しいかもしれませんけれども、この太陽光発電特異性でもあると思うんですね。  とはいっても、やっぱり普通事業、商行為というか事業行為なので、今言ったように、法人課税行うには、なかなか難しいというふうに理解せざる得ないんでしょうかね。できれば本社、こちら、といっても誰もいないとペーパーカンパニーようになってしまって、なかなかそれも課税が難しいということもありますでしょうから。その辺、現時点、課税というか税収取るほう立場として何か可能性提案があれば、いただきたいと思いますが、なければ結構でございます。  次にもう一つ、3番目に課税標準特例措置、この言葉だけですとなかなか難しいんですけれども、まずは課税標準特例措置言葉の説明をいただきたいと思います。 ○議長(飯田正憲君) 税務課長山崎由美子君。 ◎税務課長山崎由美子君) 課税標準特例措置につきましては、地方税法規定により、税額計算もととなる課税標準が一定条件により軽減される制度です。課税標準が例えば1,000万円であったときに、特例が3分の2とする場合は、1,000万円に3分の2掛けたものに税率掛けるという制度になります。 ○議長(飯田正憲君) 畑岡洋二君。 ◆12番(畑岡洋二君) そういう制度も、要するに太陽光発電事業にもやっぱりあるということだと思いますけれども、では、笠間市において、この課税標準特例措置どのように扱っているか説明をしていただければありがたいと思います。 ○議長(飯田正憲君) 税務課長山崎由美子君。 ◎税務課長山崎由美子君) 課税標準特例措置につきましては、大きく二つございます。一つ目といたしましては、平成24年5月29日から平成28年3月31日までに、固定価格買い取り制度認定受けて取得した再生可能エネルギー発電設備、こちらに太陽光が含まれますが、こちらにつきまして、3年間税額が3分の2になるという特例がございました。  また、二つ目といたしまして、平成28年7月1日から平成31年3月31日までに、経済産業省認定受けて、中小企業などが取得した機械設備につきましては、3年間税額が2分の1になるという特例がございました。こちらにも太陽光発電が含まれております。  現在も市内で特例対象となっている設備はございますが、これら制度そのものは、現時点で終了しているため、今後ふえることはなく、特例対象から外れる設備が出てくるので、税収につきましては、税収増につながっていくものでございます。 ○議長(飯田正憲君) 畑岡洋二君。 ◆12番(畑岡洋二君) 笠間市においてもこの特例措置は、先ほど平成24年から平成28年、要するに3分の2というは、そのとおりに課税されていたというふうに、課税というか課税低減されていたというふうに理解してよろしいんでしょうか。 ○議長(飯田正憲君) 税務課長山崎由美子君。 ◎税務課長山崎由美子君) はい、そのとおりでございます。 ○議長(飯田正憲君) 畑岡洋二君。 ◆12番(畑岡洋二君) この特例措置というは、それぞれ自治体で上げたり下げたりすることは、ルール上可能なんでしょうか。いかがでしょうか。 ○議長(飯田正憲君) 税務課長山崎由美子君。 ◎税務課長山崎由美子君) 地方税法規定により、上げたり下げたりすることができる特例措置はございますけれども、先ほどご説明いたしました2件につきましては、一つ目平成24年から平成28年にかけてにつきましては、上げたり下げたりができましたが、平成28年からものにつきましては、法律規定どおりとなっております。 ○議長(飯田正憲君) 畑岡洋二君。 ◆12番(畑岡洋二君) では、そのとき、笠間市としてより来ていただきたいということで低減措置したか、それとも、そういう自治体もあるけれども、やっぱりいろいろな問題がまだまだあるから、これ以上ことは、要するにさらに何か賦課するということはなかったと、その辺はいかがでしょうか。 ○議長(飯田正憲君) 税務課長山崎由美子君。 ◎税務課長山崎由美子君) 当時笠間市といたしましては、その時点では特別に推進もせず、しかしながら、特別に排除もしないということで、国指し示しました3借地、基本的な数字として提示された数字で率定めてございます。 ○議長(飯田正憲君) 税務課長山崎由美子君。 ◎税務課長山崎由美子君) わかりました。場所によっては、低減措置して誘致促進したというところもあるんでしょうけれども、笠間ではそういうことはせず、国が決めたことのみ対応したということで理解いたしました。では、これで税金に関しては終わらせていただきます。  次に、近年、降雨災害による太陽光発電設備に関連した報道見聞きするようになりました。そして、電気保安統計というものがありまして、これによると、かなり事故というか、山崩れ等々引き起こしている数がふえたように聞いておりますけれども、この辺、情報お持ちでしたらお聞きしますけれども、いかがでしょうか。なければあれですけれども。 ○議長(飯田正憲君) 畑岡洋二君。 ◆12番(畑岡洋二君) ちょっとまだこの辺は、私ほうも十分に通告ができていなかったかもしれませんけれども、電気保安統計から見ますと、平成24年に太陽光発電パネルに関する事故というは、平成24年はゼロだったらしいんですね。それが2件、8件、13件、33件、そして平成29年に89件までふえているんですね。  これはまた、電気保安統計統計にかかわる数字というものは、多分、発電中ものだけようなんですね。要するに今回笠間で起きたように設備つくっている途中ものは、電気保安統計に多分入っていないんだろうと思うんですね。この辺が要するに、実際は立地自治体としていろいろなところ、いろいろな段階で事故が起きているということが、なかなか国に伝わっていないということもあるだろうと思いますけれども、そういう中で、やはり事故が起きれば、その設備は使えないことも起きている。そうした場合に、通告しましたように、廃棄費用積み立てに関連した問題が出てくるんだろうと思います。この現状に関してご答弁いただきたいと思います。 ○議長(飯田正憲君) 都市建設部長吉田貴郎君。 ◎都市建設部長(吉田貴郎君) 廃棄費用積み立てでございますが、現状といたしましては、資源エネルギー庁が策定し、2019年4月に改訂されました事業計画策定ガイドライン(太陽光発電)におきまして、出力が10キロワット以上太陽光発電設備場合、廃棄と費用総額算定した上で、積み立て開始時期、毎月積立金額明らかにして事業計画策定し、積立行うと規定されてございます。 ○議長(飯田正憲君) 畑岡洋二君。
    ◆12番(畑岡洋二君) その規定はされているんですよね。ところが、多くところが積み立てというもの実際にはしていない。  そして、先ほど最初に取り上げました再生可能エネルギー発電事業計画認定情報中にも、積み立てているかどうか情報開示不同意ということまで、なかなか同意してもらえないという現状があって、実際その廃棄費用がどう積み立てられているかというは非常にブラックボックス化しているというがあった中で、さすがに国もいろいろなこと、対策打たなくてはいけないだろうということで、次にありますような経済産業省が有識者作業部会に、そういう廃棄費用に関するもの中間整理ということ審議されているようですけれども、この審議途中というはどういうものであるかご答弁願いたいと思います。 ○議長(飯田正憲君) 都市建設部長吉田貴郎君。 ◎都市建設部長(吉田貴郎君) 有識者作業部会が示したあくまでも中間整理案でございますが、公表されております資料によりますと、再生可能エネルギー固定価格買い取り制度、通称FIT制度と言っていますが、その改正含めた外部積み立てや積み立て状況に係る情報開示などについて、現在、検討がなされているという状況でございます。 ○議長(飯田正憲君) 畑岡洋二君。 ◆12番(畑岡洋二君) そうなんですね。検討はされているんですけれども、その中で私も見ましたけれども、じゃ、いつからやるんだといったときに、どうも2022年という数字が書かれていたかと思うんですけれども、すぐにできない理由はいろいろあるんでしょうけれども、この話地方自治体担当方にお聞きしてもなかなか難しいので、これはあれですけれども、要するに皆様はここにいらっしゃる方全て、要するに電気お買いになっている方は皆さん全てが、再生可能エネルギー発電賦課金というもの、1キロアワー当たり。最近ですと、私が見ました東京電力ですと、2.95円払っているんですね。  要するに、これは全て電気買っているだそうです。そうすると、年金生活者も含まれて払っているはずなんですね。そうやって、国民から満遍なく取っているお金もらっている事業者に対しても、こういう開示不同意なんていうとんでもないこと認めているということは、何とも私自身は憤り感じましたけれども、こういうことも含めてルールがよくなること期待したいと思いますし、立地自治体担当部署としましても、こういうもの十分注視して見ていただきたいなと思います。この辺、国がやっていることといっても、やはり立地自治体こともかかわりますので、しっかりと見ていただきたいと思います。  この辺、何かありましたらご答弁いただきたいと思いますけれども。 ○議長(飯田正憲君) 都市建設部長吉田貴郎君。 ◎都市建設部長(吉田貴郎君) 将来、発電が完了した場合、施設廃棄、これは当然、心配になってくる部分でございます。そのまま放置されないということも含めまして、当然それなり費用積み立てるということは必要だと思いますし、この制度早目につくっていただいて、法的に整備するということが一番かと思います。 ○議長(飯田正憲君) 畑岡洋二君。 ◆12番(畑岡洋二君) 太陽光発電事業しますと、必ず立地自治体担当部署が、何で許可出したんだという矢面に立ちますけれども、当然ことですけれども、担当部署はルールに従ってやるしかない、ということが当たり前ですから、なおさらこういうルールが変わるときにはきっちりと見ていただいて、不便ないようにやっていただきたいと思います。  では、次に④、これは茨城県ほうなんですけれども、2019年4月1日施行改定太陽光発電施設適正な設置・管理に関するガイドラインということになっておりますけれども、この辺が、何が変わって、どのような効果が出たかおわかり範囲になるでしょうけれども、答弁、よろしくお願いいたします。 ○議長(飯田正憲君) 都市建設部長吉田貴郎君。 ◎都市建設部長(吉田貴郎君) 2019年4月1日施行改定太陽光発電施設適正な設置・管理に関するガイドラインについてでございますが、このガイドラインでは、出力が50キロワット以上事業用太陽光発電施設設置する事業者対象に、施設設置しようとする事業者が市町村や地域理解得ながら、施設適正な設置と管理すること目的に、県が2016年10月に策定したものでございます。  2019年4月に改定されました主な内容といたしましては、設置工事完了後に施設全体写真及び標識、柵、塀等が設置されていることがわかる写真添付した工事完了報告書市に提出していただきます。また、事業概要書提出後に事業計画や事業内容に変更が生じた場合には、その内容変更記載した事業概要書市に提出することとなってございます。 ○議長(飯田正憲君) 畑岡洋二君。 ◆12番(畑岡洋二君) やはり現時点では、聞いておりますと、何かがあるからとめられるということではないように聞こえて、要するに、地域とうまくやって、それ報告しなさいよと、そういう義務づけよう。結局はまだ国レベルに合わせるしかないというふうに理解してよろしいんでしょうか。 ○議長(飯田正憲君) 都市建設部長吉田貴郎君。 ◎都市建設部長(吉田貴郎君) そのとおりでございます。 ○議長(飯田正憲君) 畑岡洋二君。 ◆12番(畑岡洋二君) ということは、山切り開いて設置するような開発行為に関しては、まだ今段階ではなかなか、危なそうだからとか景観が悪くなりそうだからといってとめられるレベルにはまだなっていないというふうな理解でよろしいんですね。 ○議長(飯田正憲君) 都市建設部長吉田貴郎君。 ◎都市建設部長(吉田貴郎君) 茨城県ガイドラインにおきましては、例えば国定公園、自然公園特別地域、さらには土砂災害警戒区域などは、設置するに適当でないエリアとして明示はされてございます。  また、防災、安全へ配慮としまして、盛り土、切り土面保護、さらには土砂崩れ対策・雨水排水対策などについて、災害防止できるよう配慮すること求めておりますことから、太陽光発電設備事業者へ指針として効果があると考えてございます。 ○議長(飯田正憲君) 畑岡洋二君。 ◆12番(畑岡洋二君) では、この④番目これで終わりにしたいと思います。  では、⑤に入りたいと思いますけれども、これ多くは、昨日石井議員答弁にかかわることでありますけれども、私ほうから確認したいは、4カ所出しましたけれども、本戸鍛冶屋地区、これは何回土砂崩れが起きたんでしたっけか、この辺。要するに、今回のみではなくそれぞれ、要するに、多分本戸臼木地区は初めて、来栖ザク沢地区も初めてだったと思うんですけれども、この上私が書きました本戸鍛冶屋地区と大渕国道沿いものというは、これまでどういうふうに、土砂災害が何回ぐらいあったかおわかりでしたらご答弁願いたいと思います。 ○議長(飯田正憲君) 都市建設部長吉田貴郎君。 ◎都市建設部長(吉田貴郎君) 本戸鍛冶屋線につきましては、2回ございました。さらに、国道50号大渕地区につきましては、1回でございます。 ○議長(飯田正憲君) 畑岡洋二君。 ◆12番(畑岡洋二君) 本戸鍛冶屋地区は2回、そして大渕国道沿い、これはたしか工事途中で表土が流失したと伺っております。  そして、ここに最後に一つだけだけれども、ここに通告書には書いてありませんでしたけれども、この本戸鍛冶屋地区ソーラー規模が1,500キロワット、そして大渕国道50号地区が、あの規模で約500キロワット、そして、本戸臼木地区が1メガワット、そして、来栖ザク沢地区が1メガワット。  ここでは余り触れませんけれども、最初に述べました計画書登録リストには、市内に実際どうなかは私もわかりませんけれども、四十数万キロワットというものも計画されているやに聞きますので、その規模がどのぐらいになるかというは、要するに今回本戸地区10メガワット、そして、このザク沢地区10メガワットが、あれ、それでも大きい。それよりも大きいものがどのぐらいかという一つ指標になろうかと思います。  では、ここで次に移りたいと思います。  令和元年6月12日に全国市長会、第89回全国市長会議において、提言が決議されたという話伺いました。そこで28件重要提言がされ、取りまとめられて、そのうち一つがエネルギー施設に関する重点提言があり、7月5日に全国国会議員及び関係省庁等に提出されたという情報がありました。この提言というものはどういったものでしょうか、よろしくお願いいたします。 ○議長(飯田正憲君) 都市建設部長吉田貴郎君。 ◎都市建設部長(吉田貴郎君) エネルギー施設に関する重点提言でございますが、全国市長会におきまして、本年6月に開催した第89回全国市長会議中で、議員おっしゃるように28件重点提言が取りまとめられ、関係省庁等に、その実現について要請したと伺ってございます。  その1項目でありますエネルギー施策に関する重点提言内容といたしましては、太陽光発電設備廃棄対策等が掲げられており、発電事業終了後に適切な設備廃棄が行われる環境整備及び都市計画法及び森林法に基づく開発行為対象とするなど、関連法令整備国に対し求めるものとなってございます。  また、この要望に関連する国動きといたしましては、林野庁におきましては、太陽光発電に係る林地開発許可基準あり方に関する勉強会が開催され、また、太陽光発電開発に限定した林地開発許可基準、失礼しました。太陽光発電に係る林地開発許可基準に関する諸課題ごとに太陽方向性及び具体的な基準値等について、検討がなされるなど、制度化に向けた取り組みが見えつつあるところでございます。 ○議長(飯田正憲君) 畑岡洋二君。 ◆12番(畑岡洋二君) この提言私も読ませていただきまして、その中で、二つほど取り上げさせていただきたいは、その一つは先ほどもう答弁いただきましたけれども、廃棄費用積み立てに関すること答弁内容もあったし、さらに環境アセスメント、要するに、等々にかかわることに対してもあったやに読み取れました。そして、ただ、ここに環境アセスメントですと、要するに大規模、広い面積にかかわることでして、ここに書いてありますが、規模要件が1種として4万キロワット以上、2種として3万キロワット以上というものが対象になるように、今議論されているように読み取れたんですね。  先ほど申しましたように、これですと、笠間で今起きているものは対象に入らない。要するに、こういう笠間実情、規模大きさ、地域特性などにこのまま行くと、笠間はほとんど蚊帳外にならざる得ない可能性がある。実際どうなるかわかりませんけれども、この辺も含めて、国対応ウォッチしていただきたいと思いますけれども、なかなか大変だと思いますけれども、この辺ご意見いただきたいと思います。 ○議長(飯田正憲君) 都市建設部長吉田貴郎君。 ◎都市建設部長(吉田貴郎君) 今、議員がおっしゃるように、環境アセスメント検討されている規模が非常に大きい規模開発、太陽光発電になります。笠間市におきましては、何といいますか大きい開発でございませんので、県なり国へ、実情に応じた対策がとれるような働きかけしていきたいと考えてございます。 ○議長(飯田正憲君) 畑岡洋二君。 ◆12番(畑岡洋二君) なかなかルールかえるチャンスというはありませんし、一度ルールが決まれば、普通ですとやっぱり四、五年は様子見るというが当たり前ことになってしまいますので、こういう変えるチャンスがあるときというは、非常に大変でしょうけれども、頑張っていただきたいと思います。  大項目1最後に、市長からご答弁いただきたいと思います。 ○議長(飯田正憲君) 市長山口伸樹君。               〔市長 山口伸樹君登壇〕 ◎市長(山口伸樹君) 畑岡議員ご質問にお答えさせていただきたいと思いますが、太陽光発電開発については、スタートした時点、東日本大震災以降ですが、その時点では全国的な、そんなに大きな問題ではなかったんですけれども、全国各地にやっぱり太陽光発電設備が整備されてきている中で、今、笠間市で起きているような課題が全国的にも起きてまいりまして、そういう経過があって全国市長会で提言として出されたという経緯がございます。  笠間市としては、それ以前も含めて経産省に、関東市長会や県市長会・議長会・町村会・町村議長会4団体で、2度ほど担当課長にいろいろな課題について申し入れした経緯がございます。ただ、なかなかそれに対して迅速に対応しているというような感じは、正直、私にはとれません。それは、経産省は逆にいえば、エネルギーどうやって確保するかということ最優先に考えている省庁でありまして、我々現場で起きていることについて、ちょっと現実把握していないかなというが正直な感想でございました。  ただ、若干幾らか、先ほど部長が答弁したように、林地開発件とか、その将来積立金問題とか、その辺が若干進んでまいりましたので、我々としては太陽光そのものは私は必要なものだと思っておりますので、そこが法的にしっかりした法律中で整備がされていくように、これからも国に声上げていきたいなと思っております。以上です。 ○議長(飯田正憲君) 畑岡洋二君。 ◆12番(畑岡洋二君) なかなか最初始めたとき等、何でもそうですけれども、規模が大きくなるといろいろと目立ってくるということもありますので、私も議員として、また、個人、再生可能エネルギー非常に興味持っている一として、ずっと見ていっていきたいと思います。これで、太陽光発電に関する質問は終わりにしたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(飯田正憲君) 畑岡洋二君。 ◆12番(畑岡洋二君) 続きまして、ある意味、やわらかい話にしたいと思いますけれども、次、2020年東京オリンピックにかかわりまして、笠間市がホストタウンに手挙げ、ホストタウン事業進めておるところでございます。その中で、通告にありますように、台湾、エチオピア、タイとありまして、簡単に現状、ここまでことそれぞれ言っていただいて、その後に次に今後というふうに分けてご答弁いただけたらと思います。  まず、ここまでことよろしくお願いいたします。 ○議長(飯田正憲君) 教育次長小田野恭子君。 ◎教育次長(小田野恭子君) それぞれ国・地域と事業展開についてということで、お答えしたいと思います。  まず、ホストタウン制度についてですけれども、ホストタウン制度は、2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて、地域活性化や観光振興など観点から、3カ国・地域と人的・経済的・文化的な相互交流図る地方自治体国が登録する制度で、笠間市は台湾・エチオピア・タイホストタウンとして登録されております。  まず、台湾につきましては、平成29年2月茨城県国際観光課通じたゴルフツアー企画から、台湾ゴルフ協会と交流が始まりまして、平成30年度2月にゴルフ協議対象種目としたホストタウンとして登録されました。その後もさまざまな交流重ねまして、事前キャンプ実施につきましても、本年7月24日に、台北市内において基本合意に至ったところでございます。  続きまして、エチオピアにつきましては、エチオピア出身陶芸家が長年笠間市に在住していたことから、駐日エチオピア大使館と交流が始まりまして、平成29年7月に陸上対象種目としてホストタウンとして登録されております。平成30年1月には、エチオピアから中学生選手2名招待して駅伝大会や、本年3月には、オリンピック金メダリスト招き、中学生対象に、陸上競技教室開催したところでございます。ことし8月からは、アベベ・メコネン氏スポー国際交流委員として迎え、主に中学校陸上部指導担っていただきまして、生徒運動能力や協議力向上図っているところでございます。また、今月15日に実施するハーフマラソン大会は、今大会から、はだしアベベして有名なエチオペア英雄アベベ・ビキラメモリアルとして開催いたしまして、エチオピアからオリンピックメダリストや現役ランナー2名が参加することとなっております。  続きまして、タイ王国につきましては、メーサイ市ドイトン地区にありますメーファールアン財団と陶芸分野における協力関係構築いたしまして、陶芸技術者派遣や研修生受け入れといった相互交流行っていた経緯がございます。平成28年6月にゴルフ競技対象種目としたホストタウン登録受けまして、事前キャンプ誘致活動実施してまいりましたが、この1年程度は特段積極的な回答は返ってきていないところでございます。以上です。 ○議長(飯田正憲君) 畑岡洋二君。 ◆12番(畑岡洋二君) 台湾件に関しましては、私も議員として事務所開設などに参加させていただいたり、先日は台湾からお客様笠間市内案内させていただいたりというふうに、やはり台湾は近いものですから、これからも人材交流、インバウンド、そして、農産物等々ことが期待できるやに聞いております。  そして、エチオピアですが、エチオピア、私ももう40年来、マラソン、走っておりますので非常に興味あるところでありますし、私も個人的にはアフリカ地に2年ほどいた経験もありまして、非常にアフリカエチオピアということで親身にならざる得ないというところがあります。ただ、ここ、やはりエチオピア、アフリカは遠いものですから、今後どういうふうになるかなというは非常に、ある意味心配、ある意味、どういうふうに一個人としてお手伝いできるかなというようなことがあります。  そして、先ほどタイ件ですけれども、なかなかゴルフ競技に関しますと個人競技ですから、なかなか進展がないということはあるでしょうけれども、スポーツ離れて、陶芸技術人材交流、そして、東南アジアですから、インバウンドという期待感も持っているんだろうと思いますけれども、私もこういうふうに思いますけれども、この辺、今後どういうふうな展望があるかなという。なかなか思ったことが全てできるとは思いませんけれども、展望としてご答弁できたらありがたいと思います。 ○議長(飯田正憲君) 教育次長小田野恭子君。 ◎教育次長(小田野恭子君) 今後事業展開でございますが、台湾におきましては、これから、市内小学生と交流契機にいたしまして、すそ野広げること目的に台湾小学生にスナックゴルフ普及するため講習会現地で開催しまして、来年5月市長杯スナックゴルフ大会、台湾と市内小学生交流大会として開催する予定としてございます。また、市民と交流機会としましては、オリンピック出場選手と市民と交流ため、市民へゴルフレッスン会など予定しているところでございます。また、台湾ゴルフ協会と協力関係これからも築きながら、交流継続していきたいというふうに考えております。  また、エチオピアにつきましては、今月21日から、市内陸上競技行っている中学生3名と指導者2名8日間、エチオピアに派遣し、本場練習方法や指導方法体験するとともに、学校体験、入学などにより、現地中学生と交流深めることになります。なお、エチオピア含むアフリカ諸国へ中学生派遣する事業は、国担当者から国内初事業と伺っております。これから交流といたしましては、ハーフマラソン大会アベベ・ビキラメモリアル大会とするとともに、メダリスト等大会へ参加についても、駐日エチオピア大使館と連携しながら進めていきたいと考えております。来年、東京オリンピック後に、エチオピア陸上競技出場選手笠間市に迎え、市民と交流が実現できるように調整しているところでございます。  また、中学生派遣事業契機といたしまして、インターネット利用したテレビ電話やメール等による学校間交流により、市内中学生国際感覚養えるような事業も実施して、交流継続していきたいというふうに考えてございます。  また、タイにつきましても、今後も東京オリンピック・パラリンピック前後スポーツ交流実施について、大使館通じた交流継続してまいります。また、笠間焼についても、以前陶芸家派遣しているという事業もございますので、こちらほうも文化交流として行っていきたいなというふうに思ってございます。以上です。 ○議長(飯田正憲君) 畑岡洋二君。 ◆12番(畑岡洋二君) ありがとうございました。  このエチオピアにちょっと関してなんですけれども、今、日本から中学生レベルで交流が日本国内で初めてという話せいもあるようですけれども、30年前に私もアフリカ、ザンビアというところに初めて足踏み入れたとき、その衝撃。要するに、外国から発展途上にある国から、もう発展そこそこ来た日本見たときにどう見えるかというは、多分ものすごく衝撃があり、そして、戻ってきたときは、実はもっと衝撃なんですね。日本ってこんなだったかなと、ある意味、ギャップができてきたりするんですけれども。  そういうことはそれとして、エチオピアが、私も調べましたら、アフリカ諸国中でGNPが3番目なんだそうですね。私も知りませんでした。1番目がたしかナイジェリアだったか。要するに、三つうち二つがナイジェリアと、ナイジェリアは産油国、そして南アフリカ、これはこの方が知っているところ。その次にエチオピアは来るんだそうです。ということは、発展途上国というは必ず問題があるんですね。日本が1970年代にあったように、社会インフラいろいろな不便さが表に出てきた。そういうところ期待感がエチオピアほうにもあるやに聞いています。ただ、これに関しては笠間がそれほど何かできるということでありませんけれども、やはり、こういう人間つながりができたところで、アドバイスができるような立ち位置とっていただければ、私としても、アフリカ踏んだ者としても非常にありがたいなと思います。  この辺、大変でしょうけれども、とにかく長いつき合いするというは大変ですけれども、特に遠い、10何時間、ほぼ1日かからざる得ないようなところ。そして、近いとはいっても、タイや台湾ですら、気つけないと、やっぱり離れてしまいますけれども、その辺いろいろな意味で、スポーツ振興課というよりも、教育委員会だけではなく、執行部全体として頑張っていただけたらなと思いますけれども、最後に答弁ありましたら、よろしくお願いいたします。 ○議長(飯田正憲君) 教育次長小田野恭子君。 ◎教育次長(小田野恭子君) これまでも築き上げましたホストタウン各諸国と、庁内というか組織挙げて交流図れるように努めていきたいというふうに考えます。  以上です。 ◆12番(畑岡洋二君) ありがとうございました。  以上で質問終わりにします。 ○議長(飯田正憲君) 12番畑岡洋二君質問終わります。        ────────────────────────── △散会宣告 ○議長(飯田正憲君) 以上で本日日程は全て終了いたしました。  次本会議は、11日午前10時から開会いたしますので、ご参集お願いいたします。  本日はこれにて散会いたします。お疲れさまでございました。                午後3時10分散会  地方自治法第123条第2項規定により署名する       笠間市議会議長   飯 田 正 憲
          署 名 議 員   小松崎   均       署 名 議 員   畑 岡 洋 二...