△
開議の宣告
○
議長(
飯田正憲君) 皆さんおはようございます。
ご
報告申し上げます。ただいまの
出席議員は全員であります。
定足数に達しておりますので、直ちに本日の
会議を開きます。
本日の
会議に、
地方自治法第121条第1項の
規定により
出席を求めた者及び
議会事務局職員の
出席は、
資料のとおりであります。
──────────────────────────
△
議事日程の
報告
○
議長(
飯田正憲君)
日程についてご
報告申し上げます。
本日の
議事日程につきましては、
議事日程第2号のとおりといたします。
これより
議事日程に入ります。
──────────────────────────
△
会議録署名議員の
指名について
○
議長(
飯田正憲君)
日程第1、
会議録署名議員の
指名を行います。
会議録署名議員は、
会議規則第88条の
規定により、11番
小松崎 均君、12番
畑岡洋二君を
指名いたします。
──────────────────────────
△
諸般の
報告について
○
議長(
飯田正憲君)
日程第2、
諸般の
報告をいたします。
地方自治法第108条第2項の
規定による、
専決処分の
報告が
法令等に基づく
報告書事項として提出されました。
資料配付により
報告にかえることをご了承願います。
──────────────────────────
△
議案第 97号
笠間市
職員の
給与に関する
条例等の一部を改正する
条例について
△
議案第 98号
北山公園の
設置及び
管理に関する
条例の一部を改正する
条例について
△
議案第 99号
笠間市
水道事業の
設置等に関する
条例の一部を改正する
条例について
△
議案第100号
あたご天狗の
森スカイロッジの
設置、
管理及び
運営に関する
条例を廃止する
条例について
△
議案第101号
笠間市
会計年度任用職員の
給与及び
費用弁償に関する
条例について
△
議案第102号
地方公務員法及び
地方自治法の一部を改正する
法律の
施行に伴う
関係条例の
整備に関する
条例について
△
議案第103号 字の
区域の
変更について
△
議案第104号
指定管理者の
指定について(
笠間市地域交流センターいわま)
△
議案第105号
指定管理者の
指定について(
笠間駅
北口自転車駐車場)
△
議案第106号
指定管理者の
指定について(
笠間駅
北口駐車場)
△
議案第107号
指定管理者の
指定について(
稲田駅前自転車駐車場)
△
議案第108号
指定管理者の
指定について(
稲田駅前駐車場及び
福原駅前駐車場)
△
議案第109号
指定管理者の
指定について(
笠間市
児童館)
△
議案第110号
笠間・
水戸環境組合の
解散について
△
議案第111号
笠間・
水戸環境組合の
解散に伴う
財産等の
処分について
△
議案第112号
笠間市
等公平委員会規約の一部
変更に関する
協議について
△
議案第113号
令和元
年度笠間市
一般会計補正予算(第4号)
△
議案第114号
令和元
年度笠間市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)
△
議案第115号
令和元
年度笠間市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)
△
議案第116号
令和元
年度笠間市
介護保険特別会計補正予算(第3号)
△
議案第117号
令和元
年度笠間市
介護サービス事業特別会計補正予算(第2号)
△
議案第118号
令和元
年度笠間市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)
△
議案第119号
令和元
年度笠間市立病院事業会計補正予算(第3号)
△
議案第120号
令和元
年度笠間市
水道事業会計補正予算(第3号)
△
議案第121号
令和元
年度笠間市
公共下水道事業会計補正予算(第3号)
○
議長(
飯田正憲君)
日程第3、
議案第97
号笠間市
職員の
給与に関する
条例等の一部を改正する
条例についてないし
議案第121
号令和元
年度笠間市
公共下水道事業会計補正予算(第3号)までの25件を
一括議題といたします。
議案の
説明は既に終了しておりますので、これより
質疑に入ります。
質疑の
通告がありますので、
通告に従い発言を許可いたします。なお、
質疑は3回までとなります。
10番
石井 栄君。
◆10番(
石井栄君) 10番、
日本共産党の
石井 栄です。
議長の許可を受けまして、今回提案されました
議案に対する
質疑を行います。
議案第100
号あたご天狗の
森スカイロッジの
設置管理及び
運営に関する
条例を廃止する
条例について
質疑いたします。
1回目の
質問であります。
まず1番目、これまでの
あたご天狗の
森スカイロッジの
利用者数と
稼働率について、2010年度から2018年度までの
数値について伺います。
2番目は、2010年と2018年は、
月別の
利用者数についてお答えいただきたいと思います。
3番目、
利用者数の
低迷ということが記されておりますけれども、
利用者数の
低迷の
理由をどのようにとらえているんでしょうか。
それから4番目、現在の
運営状況として、約7,600名、
稼働率40%を、
初年度9,300名、
稼働率54%にするとの
目標が出されておりますけれども、
実現の
可能性をどのように考えているのか、またその
根拠をどのように考えているのか、お伺いします。
5番目、
賃料を1,400万円としているが、その
理由について伺います。
6番、
建物の
賃料は
算定外としておりますけれども、地区後何年が経過している
建物なんでしょうか。
7番目は、
開業前の
費用として、
施設改修工事等は
事業者負担としているが、どの
部分をどの
程度の
費用をかけて改修しようとする
予定なんでしょうか。
8番目、
開業後の
費用負担として、
維持保全のための
工事が必要となった場合に、次の区分を
基本として
双方協議の上、行うとなっております。
事業者側は、
開業前に
事業者が行う
施設改修工事により
整備したものの
工事、
市側は、
建築、
躯体、浄化槽、受水槽、
電気設備等の
工事とあるが、市はどの
程度の
負担を考えているのか。
9番、上記で、市の
負担の
上限は
幾らと定めているのか。
10番、
笠間市
観光協会と連携した
事業を展開することにより、
観光振興が図られるとの
説明がありますけれども、展開する
事業はどのようなものでしょうか。
11番目、市の
財政負担が軽減されるとのことでありますが、どの
程度の
負担軽減を見込んでいるんでしょうか。
以上、11点お願いいたします。
○
議長(
飯田正憲君)
産業経済部長古谷茂則君。
◎
産業経済部長(
古谷茂則君) 10番、
石井議員のご
質問にお答えいたします。
これまでの
利用者と
稼働率について、2010年度から2018年度までの
数値についてでございますが、2010年度7,307人、38%、2011年度7,751人、35%、2012年度7,674人、36%、2013年度8,106人、38%、2014年度8,468人、41%、2015年度8,805人、43%、2016年度、8,013人、40%、2017年度、7,584人、38%、2018年度7,615人、40%、
平均で7,925人、38.7%となっております。
続きまして、2010年度と2018年度の
月別の
利用者数についてでございますが、2010年度の
最多の月が、8月で1,634人、
最少が、3月で107人となっております。
2018年度の
最多が、8月で1,470人、
最少が、2月で274人となっております。
次に、
利用者数減少傾向の
理由をどのようにとらえているかについてのお答えをいたします。
あたご天狗の森は、
平成6年、本格的なログハウスとバーベキューが楽しめる
施設としてオープンしております。
平成7年度の実績は、
利用者数6,970人、
利用率34%となっておりました。
建築後25年が経過し、
施設が老朽化していること、当時と現在の
利用者のニーズが変化し、現在はグランピングに代表される、高級感ある
リゾート体系への変化ということに変化しているということで、これまでの
運営に対し、
宿泊の
専門的スタッフが不在だったことなどにより
利用者が減少したものと考えております。
次に、
初年度9,300名、
稼働率54%にするとの
目標があるが、
実現の
可能性をどのように考えているか、また、その
根拠をどのように考えているかについてお答えいたします。
民間事業者による
当該施設を活用した
事業計画におきまして、
周辺類似施設と比べますと、
都内から1時間半というアクセスのよさを挙げており、
施設を
リゾート向けに改修することによりまして、
都内からの
利用需要はあると見込んでおります。
具体的に、
民間事業者が既に
都内で展開している、八つの
インバウンド向けホテルや
レンタルオフィス事業がございますが、その
宿泊客や
利用者等をターゲットに、週末だけではなく、平日に誘導することを
計画しており、これら
民間事業者の
既存事業と連携した集客は
具体性があり、
実現の
可能性があると考えております。
続きまして、
賃料1,400万円としている
理由でございますが、
民間事業者から
当該施設を
令和2年1月6日から
令和12年4月30日までの10年、116日間の借り受ける
賃料として、1,400万円の
提示がされました。市としましては、
当該施設を貸し付ける場合の適正な
賃料として、
市有地につきましては、
笠間市
行政財産使用料条例及び
施行規則に基づき算定いたしまして、
民有地につきましては、現在、市が
民有市
所有者に支払っている
実費相当として算定し、その合計が1,397万5,326円でありますので、
民間事業者が
提示した
賃料1,400万円は妥当と考えております。
続きまして、
建物の
賃料は
算定外としているが、築後何年が経過しているかについてでございますが、
木造物件の
耐用年数は22年となっております。
平成6年4月にオープンした当
施設は、
建築後25年が経過しておりますので、
算定外としております。
続きまして、
開業前の
費用負担として、
施設改修工事等は
事業者が
負担するとしているが、どの
部分をどの
程度の
費用額で改修しようとする
予定かについてお答えいたします。
今回、
民間事業者が行う
改修工事としまして、
既存の
宿泊棟及び
管理等の壁、床、建具などの内外装、キッチン、トイレ、
シャワールームなど
給排水設備、エアコン、換気などの
空調設備、家具、照明、
電気製品などの
客室設備等の更新を
予定しており、新たにグランピングテント及びその
設備の設営、Wi−
Fi環境の
整備などに、
初期投資として約1億4,200万円を
予定しております。
続きまして、
開業後の
費用負担として、
維持保全のための
工事が必要となった場合に、市はどの
程度の
負担を考えているかについてお答えします。
今回の
公民連携事業は、
公有財産を
民間事業者に貸し付け、
民間事業者によって
施設を
運営する
計画であります。
民間事業者による
施設開業後においても、
施設所有者の市としては、
建築躯体等に
工事の必要が発生した場合は市が行うことが
基本となりますが、
開業前に
民間事業者が約1億4,200万円の
費用を投じ、
施設改修工事を行い、
施設の機能が向上しますので、直ちに行う
建築躯体等の
工事は発生しないと考えております。
なお、
双方の
協議より、市で
工事を実施する場合は、その
必要額を
負担するものと考えております。
続きまして、
開業後に市で行う
工事の
市負担の
上限は、
幾らと定めてあるのかについてでございますが、
開業後に
施設の
工事等の必要が生じた場合、
双方協議の上、実施しますので、その
協議によって市が
工事を実施する場合は、その
必要額を市が
負担することとなります。
続きまして、
笠間観光協会と連携して展開する
事業は、どのようなものかについてお答えいたします。
今回誘客する主な対象は、
民間事業者が
都内で展開している
インバウンド向けホテルに
宿泊する
訪日国人や、働き方改革で定時退社するビジネスパーソンでありまして、
着地型旅行商品を
民間事業者と共同で商品開発することで、
観光交流人口の
拡大を図ります
また、
民間事業者が新たに展開する飲食の提供に関して、地元産食材を使用し、
消費拡大を図るなど、
観光振興及び地域の
活性化を図ることとしております。
次に、市の
財政負担が軽減されるとのことであるが、どの
程度の
負担軽減を見込んでいるかについてお答えします。
市及び
指定管理者により定期的な
修繕をしておりますが、これまでに、
年平均460万円の
修繕費となっております。
民間事業者で
管理運営することにより、今後10年間で、おおむね6,000万円
程度の
負担軽減を見込んでおります。以上でございます。
○
議長(
飯田正憲君)
石井 栄君。
◆10番(
石井栄君) それでは、ただいまの
答弁に基づきまして、2回目の
質疑をさせていただきます。
笠間市
観光協会と連携した
事業展開として幾つか
提示がされましたけれども、それらに対して、市はどのようにそれらの
事業展開にかかわっていくのでしょうか。それが一つですね。
それから、
二つ目は、市の
財政負担は6,000万円ほど軽減される見込みであるというご
答弁がありましたけれども、
市民が利用する際の料金はどのようになるんでしょうか。
現状維持なんでしょうか、どういうふうになるのか、お願いします。
それから、3番目ですが、同時に、市の
財政負担は減りますけれども、仕事に従事する方々の待遇、賃金や
労働条件が適正に保障されるよう、市はどのような対応をするんでしょうか。
以上、3点についてお願いします。
○
議長(
飯田正憲君)
産業経済部長古谷茂則君。
◎
産業経済部長(
古谷茂則君) まず、今後の、市がどのようにかかわるかということでございますが、今回の
事業は、
公有財産の
有効利用を図るべく、
民間連携事業として実施するものでありますので、市といたしましても、
施設の
所有者といたしまして、
観光の
振興、地域の
活性化が図れるよう連携してまいりたいと考えております。
それから、
市民の利用料金ということでございますが、引き続き、
市民の皆様にご利用いただけるような
施設づくりを努めてまいりたいと思います。現在も
市民、また、市外の方というのは、料金は同一の料金で行っております。
今後も、
市民であるということでの優遇はないとは考えておりますが、料金につきましては現在、
民間事業者が検討しておりまして、詳細の料金についてはまだ決定していないところでございます。
それから、
労働条件につきましては、今回の
公民連携事業が決定した場合は、雇用が継続するように
協議を進めているところでございまして、現在働いている方につきましては、まだ詳細なことは決定しておりませんが、引き続き、同条件以上での雇用をするということで
協議を進めているところでございます。以上です。
○
議長(
飯田正憲君)
石井 栄君。
◆10番(
石井栄君) 以上で終わります。
○
議長(
飯田正憲君)
質疑を終わります。
ただいま議題となっております
議案第97号
笠間市
職員の
給与に関する
条例等の一部を改正する
条例について、ないし
議案第121号
令和元
年度笠間市公共下
水道事業課会計補正予算(第3号)については、
会議規則第37条第1項の
規定により、
議案付託区分表のとおり所管の常任委員会へ付託いたします。
──────────────────────────
△散会の宣告
○
議長(
飯田正憲君) 以上で、本日の
日程は全て終了しました。
本日はこれにて散会いたします。
なお、次の本
会議は12月9日に開きますので、ご参集よろしくお願いします。ご苦労さまでございます。
この後、直ちに議会
運営委員会を開きますので、関係委員は
会議室1にご参集お願いいたします。
午前10時18分散会
地方自治法第123条第2項の
規定により署名する
笠間市議
会議長 飯 田 正 憲
署 名 議 員
小松崎 均
署 名 議 員 畑 岡 洋 二...