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  1. 常総市議会 2021-02-01
    常総市:令和3年2月定例会議(第28回会議) 本文


    取得元: 常総市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-12
    本文へ移動 ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1              〔議長倉持 守君議長席に着く〕  開 議 ◯議長(倉持 守君) 御報告申し上げます。ただいまの出席議員数は21名であります。   ─────────────────────────────────────                 午後1時00分開議 2 ◯議長(倉持 守君) これより第28回会議を開きます。  別紙議事日程により議事を進めます。   ─────────────────────────────────────  日程第1 議案第 98号 常総市長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例について       議案第 99号 訴えの提起について       議案第123号 常総市長等の給与及び旅費の特例に関する条例の一部を改正               する条例について                         (一括委員長報告、質疑、討論、採決) 3 ◯議長(倉持 守君) 日程第1に入ります。  議案第98号常総市長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例について、議案第99号訴えの提起について、議案第123号常総市長等の給与及び旅費の特例に関する条例の一部を改正する条例について、以上3件について総務委員会の審査結果の報告がありましたので、これを一括議題といたします。  総務委員長の報告を求めます。               〔総務委員長遠藤章江君登壇〕 4 ◯総務委員長遠藤章江君) 総務委員会に審査のため付託されました案件の審査の結果を御報告申し上げます。  議案第98号常総市長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例について、議案第99号訴えの提起について、議案第123号常総市長等の給与及び旅費の特例に関する条例の一部を改正する条例について、以上3件については担当課長等の説明を求め慎重に審査を行った結果、いずれも全会一致をもって原案のとおり可決することに決定いたしました。  以上でございます。
    5 ◯議長(倉持 守君) ただいま報告を求めました。  これより報告に対する質疑に入ります。質疑ある方の発言を許します。質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 6 ◯議長(倉持 守君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 7 ◯議長(倉持 守君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  議案第98号、議案第99号及び議案第123号、以上3件について一括採決いたします。  以上3件に対する総務委員長の報告はいずれも原案可決であります。  お諮りいたします。以上3件は、総務委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 8 ◯議長(倉持 守君) 御異議なしと認めます。よって、議案第98号、議案第99及び議案第123号、以上3件は総務委員長報告のとおり可決されました。   ─────────────────────────────────────  日程第2 議案第100号 常総市介護保険条例の一部を改正する条例について       議案第101号 常総市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準               等を定める条例等の一部を改正する条例について       議案第102号 常総市立幼稚園設置条例の一部を改正する条例について       議案第103号 常総市立小中学校適正配置実施計画検討委員会設置条例につい               て       議案第104号 常総市社会体育施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正               る条例について                         (一括委員長報告、質疑、討論、採決) 9 ◯議長(倉持 守君) 日程第2に入ります。  議案第100号常総市介護保険条例の一部を改正する条例について、議案第101号常総市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例等の一部を改正する条例について、議案第102号常総市立幼稚園設置条例の一部を改正する条例について、議案第103号常総市立小中学校適正配置実施計画検討委員会設置条例について、議案第104号常総市社会体育施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について、以上5件について文教厚生委員会の審査結果の報告がありましたので、これを一括議題といたします。  文教厚生委員長の報告を求めます。              〔文教厚生委員長大澤 清君登壇〕 10 ◯文教厚生委員長(大澤 清君) 文教厚生委員会に審査のため付託されました案件の審査の結果を御報告申し上げます。  議案第100号常総市介護保険条例の一部を改正する条例について、議案第101号常総市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例等の一部を改正する条例について、議案第102号常総市立幼稚園設置条例の一部を改正する条例について、議案第103号常総市立小中学校適正配置実施計画検討委員会設置条例について、議案第104号常総市社会体育施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について、以上5件については、担当課長等の説明を求め慎重に審査を行った結果、それぞれ全会一致をもって原案のとおり可決することに決定いたしました。  以上です。 11 ◯議長(倉持 守君) ただいま報告を求めました。  これより報告に対する質疑に入ります。質疑ある方の発言を許します。質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 12 ◯議長(倉持 守君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 13 ◯議長(倉持 守君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  議案第100号ないし議案第104号、以上5件について一括採決いたします。  以上5件に対する文教厚生委員長の報告はいずれも原案可決であります。  お諮りいたします。以上5件は、文教厚生委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 14 ◯議長(倉持 守君) 御異議なしと認めます。よって、議案第100号ないし議案第104号、以上5件は文教厚生委員長報告のとおり可決されました。  ただいま議案第103号常総市立小中学校適正配置実施計画検討委員会設置条例についてが議決されたことに伴い、市議会より委員選出の必要が生じたため、この際、常総市各種委員の推薦についてを日程に追加し、議題とすることに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 15 ◯議長(倉持 守君) 御異議なしと認めます。よって、この際、日程に追加し、議題とすることに決しました。日程第2-2として追加いたします。   ─────────────────────────────────────  日程第2-2 推薦第3号 常総市各種委員の推薦について                           (上程、説明、質疑、討論、採決) 16 ◯議長(倉持 守君) 日程第2-2に入ります。  推薦第3号常総市各種委員の推薦について、以上の件を議題といたします。  事務局より資料の配付をいたさせます。                   〔資料配付〕 17 ◯議長(倉持 守君) 本件は教育委員会教育長から市議会に推薦を求められたものであります。推薦第3号として御配付のとおりであります。  お諮りいたします。推薦第3号については、御配付のとおり推薦することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 18 ◯議長(倉持 守君) 御異議なしと認めます。よって、推薦第3号は御配付のとおり推薦することに決しました。   ─────────────────────────────────────              (次の文書は参照のため載録する) 推薦第3号               常総市各種委員の推薦について  常総市各種委員について、教育委員会委員長より推薦を求められたので、次のとおり推薦するものとする。 令和3年3月17日提出                            常総市議会議長 倉 持   守                     記 ┌─────────────────┬──┬───────────────────┐ │     委 員 会 名     │人員│      委 員 氏 名      │ ├─────────────────┼──┼───────────────────┤ │市立小中学校適正配置実施計画検討委│ 2│ 草 間 典 夫   風 野 芳 之 │ │員会委員             │  │                   │ └─────────────────┴──┴───────────────────┘   ─────────────────────────────────────  日程第3 議案第105号 水海道あすなろの里の設置及び管理に関する条例の一部を改正               する条例について       議案第106号 常総市営住宅設置条例の一部を改正する条例について       議案第107号 常総市下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条               例について       議案第108号 市道の路線の廃止について(3537号線)       議案第109号 市道の路線の廃止について(3991号線)       議案第110号 市道の路線の廃止について(2723号線)       議案第111号 市道の路線の認定について(6006号線)                         (一括委員長報告、質疑、討論、採決) 19 ◯議長(倉持 守君) 日程第3に入ります。  議案第105号水海道あすなろの里の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について、議案第106号常総市営住宅設置条例の一部を改正する条例について、議案第107号常総市下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例について、議案第108号市道の路線の廃止について(3537号線)、議案第109号市道の路線の廃止について(3991号線)、議案第110号市道の路線の廃止について(2723号線)議案第111号市道の路線の認定について(6006号線)、以上7件について建設経済委員会の審査結果の報告がありましたので、これを一括議題といたします。  建設経済委員長の報告を求めます。              〔建設経済委員長中村博美君登壇〕 20 ◯建設経済委員長中村博美君) 建設経済委員会に審査のため付託されました案件の審査の結果を御報告申し上げます。  議案第105号水海道あすなろの里の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について、議案第106号常総市営住宅設置条例の一部を改正する条例について、議案第107号常総市下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例について、議案第108号市道の路線の廃止について(3537号線)、議案第109号市道の路線の廃止について(3991号線)、議案第110号市道の路線の廃止について(2723号線)、議案第111号市道の路線の認定について(6006号線)、以上7件については、担当課長等の説明を求め慎重に審査を行った結果、いずれも全会一致をもって原案のとおり可決することに決定いたしました。  以上です。 21 ◯議長(倉持 守君) ただいま報告を求めました。  これより報告に対する質疑に入ります。質疑ある方の発言を許します。質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 22 ◯議長(倉持 守君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論ありませんか。
                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 23 ◯議長(倉持 守君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  議案第105号ないし議案第111号、以上7件について一括採決いたします。以上7件に対する建設経済委員長の報告はいずれも原案可決であります。  お諮りいたします。以上7件は建設経済委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 24 ◯議長(倉持 守君) 御異議なしと認めます。よって、議案第105号ないし議案第111号、以上7件は建設経済委員長報告のとおり可決されました。   ─────────────────────────────────────  日程第4 議案第112号 令和2年度常総市一般会計補正予算(第11号)       議案第113号 令和2年度常総市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)       議案第114号 令和2年度常総市介護保険特別会計補正予算(第2号)       議案第115号 令和2年度常総市下水道事業会計補正予算(第2号)                         (一括委員長報告、質疑、討論、採決) 25 ◯議長(倉持 守君) 日程第4に入ります。  議案第112号令和2年度常総市一般会計補正予算(第11号)、議案第113号令和2年度常総市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)、議案第114号令和2年度常総市介護保険特別会計補正予算(第2号)、議案第115号令和2年度常総市下水道事業会計補正予算(第2号)、以上4件について予算特別委員会の審査結果の報告がありましたので、これを一括議題といたします。  予算特別委員長の報告を求めます。              〔予算特別委員長小林 剛君登壇〕 26 ◯予算特別委員長(小林 剛君) 予算特別委員会に審査のため付託されました案件の審査の結果を御報告申し上げます。  議案第112号令和2年度常総市一般会計補正予算(第11号)、議案第113号令和2年度常総市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)、議案第114号令和2年度常総市介護保険特別会計補正予算(第2号)、議案第115号令和2年度常総市下水道事業会計補正予算(第2号)、以上4件については、執行部より詳細な説明を求め質疑を行い、なお細部について分科会を設置し、これに付託の上、慎重に審査を行った結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。なお、議案第112号については反対があり、起立採決により決したことを申し添えます。  以上です。 27 ◯議長(倉持 守君) ただいま報告を求めました。  これより報告に対する質疑に入ります。質疑ある方の発言を許します。質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 28 ◯議長(倉持 守君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論の通告がありましたのでこれを許します。11番遠藤章江君。                〔11番遠藤章江君登壇〕 29 ◯11番(遠藤章江君) 議案第112号令和2年度常総市一般会計補正予算(第11号)、第2表繰越明許補正、8款土木費、4項都市計画費、道の駅整備事業費について反対の立場で討論をいたします。  繰越明許費ですので、これは前年度から事業が完了しなかった場合の繰越金ということになりますが、私は本予算でも道の駅の整備事業について反対しておりますので、継続的に今回反対討論をしてきたいと思います。あと、討論をする最大の理由と言いますのは、皆さん御存じない方もおられると思うんですけども、当初計画では道の駅を建設する場所というのは石下の方を北、水海道の方を南と見て企業エリアの方の一番北側の端に建設する計画だったんです。しかし、現在、それをほぼ民間集客施設の2ヘクタールの北側に移動をしています。つまり合計4ヘクタールのちょうど中心の辺りに道の駅を建設する計画になっております。どうしてこの中心に持ってきたか、今回の一般質問を含めて私なりに考えました。  これは、やはり道の駅を建設する7,000平米というのは、常総市が当然いただくべき公共用地であり、道に当たる用地なわけですね。ですから、北側に存在してはまずいわけなんです。そして、真ん中に持ってきて、なおかつ南側に6メート幅の歩道を付ける、こういう計画に当初計画から変わっているんですね。ですから、私はこの道の駅の計画そのものがやはり計画がずさんなのではないかというふうに思います。議会の中で公共減歩の件、保留地の件、いろいろな議員に説明されている中で、中心部に道の駅を移動せざるを得なくなった。一番北側にあれば駐車場用地として広くイベントをやったり、集客したりするものに使えるはずなんですけども、あえて真ん中に持ってきて、南側に歩道まで付けて民間集客施設と区別をしなければならない、そういう状況になっている計画であります。  こういったずさんな計画も含め、私は到底道の駅事業の繰越明許には賛成することができませんので、反対の立場をとらせていただきます。  以上です。 30 ◯議長(倉持 守君) ほかに討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 31 ◯議長(倉持 守君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  初めに、議案第112号について採決いたします。採決はシステムにより行います。  議案第112号、以上の件に対する予算特別委員長の報告は原案可決であります。本案に賛成の諸君は賛成ボタンを、反対の諸君は反対ボタンを押してください。                  〔各議員投票〕 32 ◯議長(倉持 守君) ボタンの押し忘れはありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 33 ◯議長(倉持 守君) ないものと認めます。採決を確定いたします。  賛成多数であります。よって、議案第112号は予算特別委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第113号ないし議案第115号、以上3件について一括採決いたします。以上3件に対する予算特別委員長の報告はいずれも原案可決であります。  お諮りいたします。以上3件は予算特別委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 34 ◯議長(倉持 守君) 御異議なしと認めます。よって、議案第113号ないし議案第115号、以上3件は予算特別委員長報告のとおり可決されました。   ─────────────────────────────────────  日程第5 議案第116号 令和3年度常総市一般会計予算                           (委員長報告、質疑、討論、採決) 35 ◯議長(倉持 守君) 日程第5に入ります。  議案第116号令和3年度常総市一般会計予算、以上の件について予算特別委員会の審査結果の報告がありましたので、これを議題といたします。  予算特別委員長の報告を求めます。              〔予算特別委員長小林 剛君登壇〕 36 ◯予算特別委員長(小林 剛君) 予算特別委員会に審査のため付託されました案件の審査の結果を御報告申し上げます。  議案第116号令和3年度常総市一般会計予算、以上の件については執行部より詳細な説明を求め質疑を行い、なお細部について分科会を設置し、これに付託の上、慎重に審査を行った結果、原案のとおり可決することに決定いたしました。  この議案第116号については反対があり、起立採決により決したことを申し添えます。  以上です。 37 ◯議長(倉持 守君) ただいま報告を求めました。  これより報告に対する質疑に入ります。質疑ある方の発言を許します。質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 38 ◯議長(倉持 守君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論の通告がありましたのでこれを許します。21番堀越道男君。                〔21番堀越道男君登壇〕 39 ◯21番(堀越道男君) 議案第116号令和3年度常総市一般会計予算について、反対の立場で討論いたします。  コロナ禍の下での市政の在り方が問われていると思うんです。今までのもうけ本位のグローバル社会、そういう経済に対する反省といいますか、そういうことが求められている中だと思います。ケアに厚い、命と暮らしを大切にする政治の転換、これが今何よりも求められているというふうに思います。  感染症は日本ではもうはやらない、あるいは勝利したとして、病院、保健所、保健所などは半分に減らしてきました。常総保健所もその一環であります。コロナ禍対策にはPCR検査が必要ですが、これがなかなかできないのは、保健所が半減した結果、保健所体制が逼迫してできないという状況になっております。私もちょっと常総市の保健所を復活させるというふうな話で市の対応をしたことありますけれども、今の当局の変え方というのは、保健所が統廃合で専門性、体制が強化された、こういう点に出てまいりました。これは小池都知事もはっきり言っているそうですが、合併して統合すると専門性が高まる、だから強化されたんだと、このことが今回の事例で粉々に吹っ飛んだと思うんですね。実際に体制を作ったって集めたって、人がいないわけですから、追及ができないということが明らかになっており、今の日本の貧弱な体制になってきたと思います。  そういうことで、今こそケアに手厚く、雇用と営業を支える、そういう姿勢が求められていると思います。そういう中で予算を見ますと、コロナ禍で個人市民税が昨年から2億円の減、法人市民税は3億4,000万円減しました。固定資産税も1億1,000万円減、合わせて6億円の減収になりました。それに対して地方交付税4億円、臨時財政対策債2億円、これを増したといいますか、そういうことで収入支出の帳尻を合わせた、そういう予算になりました。  もう一つ、税金を格差是正、東京集中をやめさせるために法人市民税の税率をかつては17%だったそうですけども、これを12%から8%へと引き下げる、その差額税収分を地方交付税の財源にする、そういうことで法人事業税も地方譲与税として地方に人口と従業員を基準に配分させる、そういうやり方がとられました。ということで、大事なのは自主財源である法人市民税を何で減額するのかなということであります。常総市で見ると、昨年は3億円下がりました、3億4,000万。それを法人事業税交付金と地方消費税交付金で穴埋めしたわけですけども、今年度は法人事業税交付金は3,000万円の減、地方消費税は500万円の減というふうになりまして、この理屈が成り立たないんじゃないかなというふうに考えております。特に地方自治体、かつて旧水海道地区では大生郷、坂手、内守谷の工業団地を造成し、まさに自主財源を作りました。私の記憶でも13億ぐらいあったと思うんです。今は6億ですね。こういう自主財源を減らされて交付税に頼るということ、そういうことになっている姿、さらに今回基本財政需要額の包括算定経費、これが1億6,000万円減らされました。これは人口が減ったからそういうふうになったということなんですが、かつては地方交付税というのは、人口が減ればその分だけお手当てがされるという、そういう内容でした。それを人口が減れば基準財政需要額の額が減らされる、こういう地方を切り捨てるようなやり方、これが地方交付税の中身なのかなというふうに疑問を感じてなりません。  さて、本題の道の駅の土地購入費の問題、5億2,000万円ですけども、私は道の駅を取り巻く開発構想、その背景、これを批判して反対としたいと思います。  一つ目に、地方創生、ひと・まち・しごと総合戦略の下に事業としてこれを位置づけております。これは端的に言って地域を守るものではなくて、地方をもうける手段として、つまり稼ぐ、成長の地に変えようとすることだと思います。その面では、石破元地方再生相が言ったように、地方の再生ではなくてこれは地方の創生なんだと。簡単に言ったら、中央の地方に対する差別ですね。我々地域に住んでいる人間は地方とは言いません。上に住んでいる人間が地方と言うんですよと、差別的にね。こういうもので今の事業が進められております。ですから、地方創生がまさに地域を活性化させるんじゃなくて、もうけの手段にするということになっている、その大本は。地方創生が注目を浴びてきたのが2014年の増田レポートに始まります。このままでいったら地方は人口減、税収減で消滅しますよという脅かしをしました。このことを利用してやったのがローカルアベノミクス、地方創生の始まりです。  これにはわながあるということです。地方創生の政策手段は選択と集中です。地方間の競争なんです。これは参議院議員の上月さんが言いました。地方のグローバルの中での競争なんだというふうに言いました。いみじくもそういうことだと思います。そうしますと、地方の統治機構、すなわち自治システムを基本としたものを解体していくことになります。各自治体が、KPIを設定し、結果について政府がPDCAサイクルで効果を検証し、優れたところに交付税を付ける、こういう言わば地域で競争させて生き残ったところに交付税を出す、言うならば大変なやり方をしているわけです。地域の土地、あるいは資源、これを企業に売り渡してそこでもうけを保証するシステムづくり、まさに公共サービスの市場化というところにあると思います。  その具体的表れが私は常総市ではアグリサイエンスであり、特に道の駅に表れていると思います。市の税金で高い土地を買って建物を建ててやり、企業にもうけを保証する、地方の活性化は二の次、こういうことで、要するに、言うならば大きいところに重点的にお金を出して、地元にはそれなりにというようなやり方、地方創生の取組で、失敗の経験から大事なことは誰一人も取り残さない、こういう思想が必要だというふうに教訓がされております。さらには、主体は住民、地域である、ここが置き去りにされたら駄目ですよ、さらには国からの上から目線の開発はやめさせるべきだということで、岡山県奈義町なども出生率ナンバーワンを誇っていた町ですが、ここに目を付けて地方創生をどんどんやって5年間で17億円を投じたけども、結局住民にはそっぽを向かれるという事業になったそうです。そういうふうに、地方を食い物にするような事業に対しては、地方としては反対、地域としてはノーですよと言うべきだろうというふうに思います。そういう考えを込めて反対といたします。 40 ◯議長(倉持 守君) 次に、6番吉原晴照君。                〔6番吉原晴照君登壇〕 41 ◯6番(吉原晴照君) 議席ナンバー6番、吉原晴照です。  私は、議案第116号令和3年度常総市一般会計予算に対して賛成の立場で討論いたします。  その中で、8款土木費、道の駅整備事業費について、道の駅の整備を進めるべきで、私は道の駅をつくることは常総市の活性化につながることが大きな目的と考えています。そこで、ポイントを3点挙げます。  ポイント1として、道の駅を登録申請するには、公共施設、市町村でなければならないことになります。民間の集客施設では道の駅の登録はできません。道の駅であれば、情報誌やインターネットでの検索ができて、常総市の大きな発信力、宣伝効果が得ることができます。ポイント2として、道の駅の予定場所のアクセスとしては、アグリサイエンスバレー事業敷地内にあり、国道294号線にあり、またプラスアルファとして圏央道インターチェンジ近くでもあり、集客施設としては絶好の場所であると思います。ポイント3として、集客については、アクセスがよいので当市はもちろん、近隣の道の駅がない市町村からも来るでしょう。特につくばエクスプレスには人口増のつくば市、守谷市、つくばみらい市などの来訪者が望めると思います。販売する商品については、業務委託予定のTTCと魅力ある企画を立案し、集客数の目標は多く設定し、集客数を増やすためにアイデアを出して対応してもらうことをお願いして、賛成の理由といたします。  以上です。 42 ◯議長(倉持 守君) 次に、11番遠藤章江君。                〔11番遠藤章江君登壇〕 43 ◯11番(遠藤章江君) 私は、議案第116号令和3年度常総市一般会計予算について反対の立場で討論をいたします。  特に8款土木費、4項都市計画費、2目産業用地創出事業費、26節公課費、02道の駅整備事業費の中の公有財産購入費5億2,000万円の予算計上を中心にして反対討論をいたします。  執行部の説明によりますと、令和3年度の財政状況は新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、個人、法人住民税は大幅な減収が見込まれ、今後の感染動向が見通せない中、慢性的な財源不足であり、人件費の抑制と経常経費の削減によって収支均衡を保っているとの説明がありました。このような財政状況下で、今回の当初一般会計予算総額は約227億円、その中で土木費は11.3%、25億7,000万円です。土木費のうち5億2,000万円が道の駅の建設のための土地購入費であり、土木費の4分の1を超える額となり、予算を大きく圧迫していることがうかがえます。この予算からの土地購入費を計算すると1平方メートル当たり4万円を計上しているようですが、私の一般質問前に閲覧させていただいた土地区画整理事業の事業計画によると、当初計画の1平方メートル当たり3万5,000円の土地価格は、現在では1平方メートル当たり3万2,000円まで価格が下がっていることが確認されました。当然、土地の価格の下落分は減らして予算計上すべきと考えます。  次に、本予算が及ぼす今後の常総市の未来像について討論をしてまいります。  まず、現在収束のめども立たない新型コロナウイルスの拡大の問題です。今までと同様な経済活動、生活様式を継続することが不可能であることは御理解をいただけると思います。オリンピックも無観客で開催する案が出ている中、人が集まること、イベント等にこれからも大きな制限がかかることは明らかであります。人が集まらないようにする時代に、常総市に茨城県の人口に匹敵する300万人を集めようという市長のお話は、時代に即した現実的な道の駅の計画とは思えません。また、今会期一般質問で、市長の発言から道の駅は3億円では建設不可能であることが確認されました。土地購入から建設に係る総事業費16億円から18億円の内訳は、一般財源3億円、市民の借金となる市債8億円、補助金5億円、これはいただけるかどうかいまだ未定であります。道の駅の土地購入並びに建設費は当市一般会計予算の10%に当たる大事業となります。常総市役所の本庁舎が14億円で建設されたことを参考いただければ、道の駅の予算がどれほどの規模か御理解いただけると思います。県内のほとんどの自治体の道の駅は、事業費の95%まで借入れができ、毎年度返済する元利償還金の70%近くが普通交付税によって措置される合併特例債を利用した道の駅建設を行う中、また道の駅計画については、補正予算反対討論でお示ししましたように、建設する場所も変更するなど、予算計上に至ってもその全貌は議員に明らかにされていないのが現状であります。道の駅の土地購入並びに建設は、常総市の未来の明暗を分ける大プロジェクトであり、精密な資産計画と事業計画が必要ですが、それがなされず、市全体にもたらす効果より予算執行によって潤う事業者のための計画に思えてなりません。  議員の多くからは、今まで費やした予算がもったいない、ここまで来たのだからやるほかないとの声も聞こえてまいります。しかし、経済学、行政法の専門家の言葉によれば、経済学では今まで費やしたサンクコスト、すなわち埋没費用を無視するのが基本原理であり、新たにかかる費用と得られる便益だけを客観的に比較し、損益を拡大しないように済む、よりましな選択を考えるべきと述べております。夢、絆、一丸となってなど、耳触りのよい言葉を使い、気合いだけで道の駅事業が成功するかのごとくの説明よりも、土地購入や世界中どこにもない道の駅に関するより具体的な計画と、年間300万人が訪れるその妥当性を証明していただきたいと思います。  本来、PPP/PFIと言われる官民連携事業とは、常総市が単独で民間企業から新たに土地を購入し、常総市が自ら新規に公共施設を建てるということではありません。むしろ常総市が持っている土地をいかに民間に売却するか、もしくは民間と常総市が持つ土地の利活用を検討するなど、将来の財政負担を少しでも軽減する手法として官民連携という言葉が存在するのであります。官民連携という言葉を常総市が民間企業と単に何かを共同で行うことを意味して、軽々しく使うべきものではないと考えます。併せて、市単独で公共施設を建てる時代ではなく、それを証明する意味で、全国自治体で盛んに公共施設マネジメントが進められていることを御理解いただきたいと思います。  最後になりますが、私が一般質問で明らかにしたことは、今まで常総市が語っていた戸田建設との官民連携は、あくまでアグリサイエンスバレー構想の序章であり、これから常総市、戸田建設、さらにアグリサイエンスバレーに張りついた民間企業とともに、官民連携共同体事業として株式会社の設立等の青写真が見え隠れをしてきました。そのときになって公共施設である道の駅の存在がいかに常総市にとってリスク、お荷物な存在になるかは明らかであり、個人的にはそうならないように願っております。今後も、変異株を中心に新型コロナウイルス感染症の拡大が続くことを念頭に、予算の執行に注力していただくことを希望し、反対の討論といたします。  以上です。 44 ◯議長(倉持 守君) 次に、14番中村博美君。                〔14番中村博美君登壇〕 45 ◯14番(中村博美君) 14番中村博美です。議案第116号令和3年度一般会計予算、8款土木費、道の駅整備事業について賛成の立場で討論します。  常総インターチェンジ周辺開発は、全圏央道の中でも大変地の利のよい、注目度の高い開発であります。その中にある道の駅は、道の駅単独ではなく、民間施設、都市公園、観光農園との連携であり、エリア全体で魅力を発信し、他市、他県より大勢の来客を見込むため、特徴を生かし調整していくとの説明に大きな期待を寄せています。関東・東北豪雨水害からの復興の起爆剤であり、コロナ収束時にはぜひ訪れてみたい道の駅であることを願ってやみません。さらに、市内にも訪れていただく発信の仕組みづくりを含めたこの事業を、行政、民間事業者、各分野のプロ、そして何より市民とともにつくり上げていくとの説明をいただき、さらに大きな期待をしています。  長年かけて練り上げてきたアグリサイエンスバレー構想、その中の道の駅からサイクリングロードとともに常総市の観光を全国に発信することを期待し、道の駅整備事業費に賛成します。  以上で、賛成討論を終わります。 46 ◯議長(倉持 守君) 次に、15番岡野一男君。                〔15番岡野一男君登壇〕 47 ◯15番(岡野一男君) 15番、岡野一男でございます。議案第116号令和3年度常総市一般会計予算に反対の立場で討論を行います。  予算歳出中8款土木費、4項都市計画費のうち水海道有料道路通勤時間帯無料化負担金4,300万円並びに8款土木費、4項都市計画費、2目産業用地創出事業費のうち公有財産購入費5億2,000万円について反対であります。
     まず初めに、水海道有料道路通勤時間帯無料化負担金4,300万円について反対の理由を申し上げます。  この事業は、平成29年度から上程され、その都度議会で可決されてまいりました。私は一貫して反対の立場をとっております。理由は一つであります。市民の皆さんから預かりました税金は、市民の皆さんのために使うということが行政の責務であると思いますが、この事業につきましては、この原則に外れていると思うからであります。水海道有料道路は国道354号線上にあり、茨城県の西南地域の東西をつなぐ幹線道路であり、県西南地区の経済活動の大動脈であります。当市をはじめとして、近隣の工業団地が整備されまして、その利用者は県内をはじめ県外の方も多く利用されております。この道路を利用する人全ての人の通行料金を常総市民が負担する義務はありませんし、その必要性もありません。隣接する市町村が利益を共有する事業の場合は、長年にわたり積み上げてきた財政支出のルールがあります。  まず、事業そのものの内容について協議を重ね、合意が整った後に負担割合を定めていきます。この負担割合は、均等割、人口割、あるいは利用頻度など、これらの点を加味して決定をし、それぞれ当該事業を行ってきたところでございます。今回の当初予算案の中にも、近隣市町村からの負担金という形で歳入に上げられている事業も入ってきております。これこそが近隣市町村と長年にわたり築き上げてきた財政支出のルールであります。  平成29年2月に初めてこの議案が上程されたとき、議会から附帯意見が出されました。その当時の予算特別委員長から付託された案件の審査報告がありました。その内容を申し上げます。  当事業の遂行に当たっては、財源を当市単独で拠出するのではなく、以前に実施した社会実験時と同様に、近隣自治体や茨城県、茨城県道路公社と連携を図り、事業を実施するように努めること及び他自治体等からの財源の確保ができない場合は、次年度以降の当事業の実施は認められないとの意見があったと報告がありました。附帯意見そのものには法的拘束力はありませんが、議会の附帯意見は執行部として真摯に受け止めるべきであります。行政をチェックすべき議会の意見を無視することは明らかに議会軽視であります。  他自治体の協力は、令和2年度については坂東市から申し出があったそうであります。坂東市の木村市長、議会の皆さんの御理解と御協力に感謝を申し上げる次第であります。そのほかの自治体からは残念ながらなしということであります。他市町村の人が負担すべき通行料金を当市が負担するほど当市の財政は潤沢ではありません。令和3年度の予算案の中で、個人市民税は対前年度比2億円、法人市民税は3億4,000万円、固定資産税は1億1,000万円の減であります。当市の人口減少は確実に進んでおります。それに伴って生産年齢人口も減少しております。働く人が減少してくれば、当然税収も伸びてまいりません。今、新型コロナウイルスの感染拡大で、経済界だけでなく働く人たちにも大打撃を与えております。市民生活が疲弊している中で、他市町村の方の分も負担するこの事業には反対であります。  私は、以上の理由で、水海道有料道路通勤時間帯無料化負担金4,300万円に反対であります。  もう一つの事業を申し上げます。  8款土木費、4項都市計画費、2目産業用地創出事業中道の駅整備事業費、公有財産購入費5億2,000万円について反対であります。  先に申し上げますが、私は常総インター周辺のアグリサイエンスバレー事業には賛成の立場でございます。国家的プロジェクトであります圏央道が開通いたしまして、当初の予定交通量を大幅に上回る車両が通行しているのを見ていますと、圏央道の重要性を再認識しているところであります。  アグリサイエンスバレー事業は、農業を基盤とし、生産から加工、販売まで管理する一大プロジェクトであります。戸田建設は、地権者である土地区画整理組合から依頼を受け事業を代行しておりますが、都市エリアの中に民間集客施設を予定しています。農産物の販売が主であり、2月の議会でテナントを募集するという報告がございました。私は、民間集客施設は道の駅と同じ内容であると理解しておりますので、競合する商業施設を建設する必要性はないと思います。道の駅建設予定地として、今回1.3ヘクタールを5億2,000万円で購入する予算案が上程されましたが、私は類似する商業施設を造るための土地購入費である予算案に反対の立場であります。  以上の理由で、議案第116号令和3年度常総市一般会計予算について反対であります。 48 ◯議長(倉持 守君) 次に、20番中村安雄君。                〔20番中村安雄君登壇〕 49 ◯20番(中村安雄君) 議案第116号令和3年度常総市一般会計予算、賛成の立場で討論をいたします。  ただいま3名の方からの反対の討論があり、2名の方が賛成の討論をされております。今度の道の駅の問題、アグリサイエンスバレー構想という事業の問題が、道の駅の部分について特に反対の意見があったようであります。今回、常総市も圏央道インターが開通をしまして、交通量は一段と多くなってきたところでございます。  また、約5年前に水害で大変な被害を被ったのも当市の東側の地域で40平方キロぐらい水没をしたというような、77年ぶりの水害だということで、私も親の代からよくこの内容は聞いておりますが、まさか今回、常総市の庁舎を造って平成26年11月に竣工しました。それが翌年の9月10日に水害で水没した。何で水没するようなところに建物を建てたんだというようなことも言われますが、まさか77年もたって水害がその時あろうというふうには誰も考えていなかったものと思います。しかしながら、線状降水帯600ミリの雨が降ったということでこういうことになった。しかし、あのときの予算で600億予算がついたから、今こそ今月中に全部この堤防の改修率は95%まで上がるということでありますから、恐らく今後については、今申し上げました600ミリ程度では水害に遭ったりすることはないだろうというふうに思います。  今回の道の駅、アグリサイエンスバレーの開発でありますが、いろいろなチラシが反対の立場からまかれております。でも、部分的に細かくはよろしいんですが、内容はあまりにも大きく違った部分で市民に知らされておるということは、これは議員としては大変好ましくない。やはり内容は正しいものを市民に訴えるということが当たり前だというふうに思います。それらと違った面、大きく違った部分を幾つか申し上げたいと思います。  私は、下水道審議会長をやらせていただいております。審議会の中で下水道があまりにも大きいお金がかかるんだということを訴えられておりますし、チラシの中では10億円というようなことがありました。しかし、審議会の中での執行部からの説明では、そうじゃないんだと、実際には市の当初の一般財源の持出しは4,000万、補助金総額8億295万6,000円という詳細な金額がありますが、これらに対して50%が国からの補助金が出るということで、あとは起債が3億9,640万円、一般市の財源が4,044万9,700円というような数字が示されておりました。これらは10億円という金額からしますととんでもない違いですね。起債があったとしても4億3,500万くらいということで、大変金額が違います。  それと同時に、土地の5億2,000万の反対の方が出ました。この金額も大変違ってきております。そういった違いが幾つかの場所で見えておりますので、これらも確かなる内容でもって訴えていただければいいのかなというふうに思います。特に5億2,000万の部分については、当時1平米当たり4万円という先ほども話が出ました。これらは5億2,000万円の想定をしていますが、全体の2ヘクタールの金額で取得するために実質には1平方メートル当たり2万6,000円というふうなことになってくるというようなことで私は説明を聞いております。そういった面で大変な金額が違ってくるというふうなことでありますので、この事業が全てそのまま圏央道が開通して放置をするということじゃなくて、企業誘致を進めることによって財政的な税収が大きく拡大して入ってまいりますので、それはもう何回か一般質問で申し上げましたが、特に坂手辺りもそうですが、工業団地で企業が誘致されますと、一般では農地ですと1,000円くらいの300坪、1,000平米で固定資産税が入りますが、企業誘致になりますと百二、三十倍の固定資産税が入りますと同時に建物の税金も入るということですね。  私は、今回企業誘致に対する優遇措置を取ったらいいだろうということを申し上げました。それによって、優遇措置として今回土地の値段が高ければ高いだけ、負担割合ですか、税金に対する負担率が約70%ありますから、例えばですが、坪10万円だったらば7万円というような勘定をして7万円に対して14%というような固定資産税がかかってくるということになりますので、大変大きい税金が今後は企業の誘致とともに入ってくることは間違いないだろうというふうに思っております。それとともに、人口が大変減少しているということで、企業誘致は人口の減少を抑えるという意味からも大変大事な事業であるというふうに思っております。  そういう面で、今後、常総市が豊かな地域をつくるためにも一定の投資は必要だというふうに思います。そういった意味から賛成をしております。賛成討論として皆さんに訴えるところでありますので御理解をいただきたいと思います。  以上でございます。 50 ◯議長(倉持 守君) ほかに討論ありませんか。16番茂田信三君。                〔16番茂田信三君登壇〕 51 ◯16番(茂田信三君) 16番の茂田です。今、マイクを何人も使って、カラオケのマイクとかでコロナに感染するということで、私は事務局にお話しして消毒してもらったんです。大丈夫でしょう。一番これが移るんですよ、消毒しないと。  議案第116号について反対の立場で討論をさせていただきます。  道の駅の5億2,000万ですか、取得費の予算について反対いたします。反対の方は随分討論されていまして、私の言うことを大部分言ってくれましたから、私は私なりの立場で反対の討論をさせていただきます。  まず、皆さん御存じのように、10億以上ですか減収が、令和3年度の予算が減収ということはもっと減るんじゃないかなと思います。今年のは1年遅れですからね、収入に対する課税は。そういう時期においてなぜやるのかと。もうかる事業でしたら大いにいいですよ。私ももともと商家の三男坊として商売の道も勉強しましたし、また経済界においても経済の勉強もしました。金融でも超一流までいきませんけど、一流成りを自負しております。どこから見てもこれは市の負担になることでしょう。たかだか220億の予算でもう何十億使ってますかね、人件費入れて。1割5分くらい使ってんじゃないですか。  最初の我々への説明は、アグリサイエンス、6次産業、生産から加工・販売、1次、2次、3次、6次産業。物流センターで倉庫ですよね。税金が上がるから、最初の話は違うとしても、とにかく税金を上げなくちゃいけないことでしょうよ。私どもは何度も言ってますけど、運営費はどうするんだと。先ほどの議会でも、副市長も言ってましたよね。戸田建設のアグリサイエンスの何ていうんですかね、農地じゃない土地ですね、物流センターとか。その収益を入れると、そういう話じゃないでしょう。  五霞町、一般質問でも話しましたが、五霞町は出品者に生鮮食料品は8%、悪くならないのは15%、そういうことをしてないでしょうよ。全部指定管理者任せでしょう。あそこは第3セクターをとっておりますから、社長が町長なんですよ。自分で責任を取るということの事業なんですよ。ここの道の駅の責任は誰が取るんですか。何度言っても責任の所在ないでしょうよ。赤字だったら物流センターとか固定資産税を入れるって話でしょう。仮に何百万来たって、200万人来たって、市の財政は豊かにならないでしょうよ。豊かになるのは指定管理だけでしょう。ただみたいでしょう、一番のぼろもうけ商売でしょう。土地も税金がかかんない、当然市の土地ですから固定資産税も入らない、建物も市で建てるから税金入らない。直すのも市民の税金、そんな話は今通用するわけないでしょう、コロナの時代で。変異のコロナというのは、いずれ変異するの分かってるでしょう、誰も。ウイルスというのは自分が生きるためにはどんどん変異する。感染率が160%、仮に今まで1,000人だとしたら1,600人、その計算でいくとなるんでしょうよ。いつ自粛の命令というか、発令されてもおかしくないんでしょうよ。どうしてもほかの大企業が事業を取りやめ、中止ですね。それを素人が何でやるんだと。  いつも言ってるでしょう、市民が喜ぶだとか、市民のためになる、市民にまず、こういうことで幾らかかりますかって説明してますか。みんな知らない人は、道の駅できていいですねって。何十億かかってんですよって説明してないでしょう。今回の広報紙、市報というんですか、あれを見ても維持費はかからないって。そんなはずないでしょう。メンテナンス、クーラー取替え、冷暖房の取替え、もう日刊工業から出てるんですよ。どうしてそういう都合悪いことを書かないか。いいことだけ書けばいいと思うでしょう。幼稚園生の子どもが親の財布分からないで、家計が分からないで何々買ってくれ、誰ちゃんも持ってるんだ、全部買ってくれ、だだをこねる子どもがいますよね。それと同じでしょうよ。一切都合悪いことは発表しない。維持費はかからないって書いて、そんなのはどこから出るんですか、維持費かからないって。  あと、そこへ集まれば回遊して市が裕福というか回復する、回復なんかしないでしょう。私は何か所も見てきましたよ。筑西の道の駅はローソンですか、撤退でしょう。一般質問でも言いましたが、そこから旧下館市、筑西の道の駅から行く人はほとんどおりませんと案内の方も言ってんですよ。あそこと条件は一緒でしょうよ、田んぼの中で。隣の市から来る人はいると思いますけど、どれだけ来るんですか。来たからといって何がプラスになるんですか、常総市として。来れば来るほどメンテナンスかかって市民の税金が費やされるだけでしょうよ。  そういうことで、もうやっちゃ駄目ですよ。箱物を造っても市にたくさんそれをペイできる事業でしたらいいですよ、どんどん赤字になるんでしょうよ。今度どこの財政を持ってくるんですか。持ってこなければ、数億しかないんでしょう、財政調整基金も。貯金ですね、皆さんの一般の家庭で言う。今度増税しかないでしょうよ。国保はどんどん上がる、コロナ対策も政府の全部100%なんかあり得ないですよ。地方交付税だってマイナスの市町村に分配できるっていう時代じゃないですよ。国自体がもう大変でしょうよ、借金で。我々は復興税ですか、まだまだ先でしょう、かかってくるのは。早い時期にコロナ対策の復興税がかかりますよ。じゃないと、日本のお金の価値がなくなっちゃうでしょうよ。借金だけぼんぼんして、国債増やして、裏づけがないと日本の円の価値がなくなるでしょう。  そういうことで財政のないときにやっちゃ駄目ですよ、まず。後から言われますよ、何年かして。どの議員の方が賛成したんですか。何でこういうことやったんですか。壊すのに何億かかるでしょうって。そのために我々の税金は上がって、享受できない、税金を納めてるのに医療費とか前みたいに享受できないって。前みたいに享受するんでしたら税金を上げなくちゃいけないんでしょう、当然。入るのが少なくなってんですから。取れる人から取って、収入の少ない人からも応分の税金をいただかなくちゃならないんですよ。こういう時期にこういうことやっちゃ駄目ですよ。ほかのことは私は反対をそんなにしないですよ。これはもう議員としての使命ですよ。造った人、賛成した人は最後まで責任ありますからね。まして、執行者としても責任ありますよ。こういうことを議決させるんですから。  ということで、私はそういう立場から反対の討論をさせていただきました。  以上です。 52 ◯議長(倉持 守君) 時間が経過していますけども、会議を継続します。  ほかに討論のある方。4番石塚 剛君。                〔4番石塚 剛君登壇〕 53 ◯4番(石塚 剛君) 議案第116号令和3年度常総市一般会計予算に賛成の立場で討論を行います。  8款土木費、道の駅整備事業を私は進めるべきだと思います。常総市は大きな水害を受けて、人口流出が起こり人口減少が加速しました。そして、昨年からは新型コロナウイルス感染症による減収で、非常に厳しい状態ではあることは承知の上です。しかしながら、常総市の未来を考えたとき、圏央道の4車線化や常総インターチェンジの整備も行われる中、未来が大きく広がる明るいビジョン、これが今だからこそ必要なのではないでしょうか。交流人口拡大の拠点をつくることは、市内の事業者、営農者にとっては、今を乗り切った先に大きな希望となり、将来を照らすものになるというふうに私は考えております。これは単に道の駅ができれば景気がよくなるという単純なものではなく、交流人口を拡大していく大きな施策として、商売している人はどんな工夫をしていけば来てもらえるのか、営農の方はどうすれば売れる農作物になるのかを今こそ皆で知恵を出し合って話し合いすることで、常総市の未来をいい方向に導いていくべきというふうに私は考えます。  サイクリングを通しての観光プロジェクト、立寄り場所、観光を結ぶ施設、道の駅だからこその発信力も強くなると思っております。圏央道の4車線化や成田空港から1時間、インバウンドも兼ねそろえたこの立地条件、谷和原インターとの交流も含めると、これほどにない常総市の好条件、この絶好の条件がそろう今、道の駅を大成功させ、訪れる方々が道の駅から市内へ、そして市内の事業者や営農家、市民の未来創生のためのビジョンとして、これまでに常総市にない多くの人が集まる交流拠点、大きな屋台骨となる道の駅の整備に未来の常総市を含めて考えたとき、私は賛成といたし、討論を終わります。  以上です。 54 ◯議長(倉持 守君) ほかに討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 55 ◯議長(倉持 守君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。  これより採決に入ります。採決は、システムにより行います。  議案第116号に対する予算特別委員長の報告は原案可決であります。本案に賛成の諸君は賛成ボタンを、反対の諸君は反対ボタンを押してください。                  〔各議員投票〕 56 ◯議長(倉持 守君) ボタンの押し忘れはありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 57 ◯議長(倉持 守君) ないものと認めます。採決を確定いたします。  賛成多数であります。よって、議案第116号は予算特別委員長報告のとおり可決されました。  この際、暫時休憩いたします。                 午後2時20分休憩   ─────────────────────────────────────                 午後2時35分再開 58 ◯議長(倉持 守君) 休憩前に引き続き会議を開きます。   ─────────────────────────────────────  日程第6 議案第117号 令和3年度常総市国民健康保険特別会計予算       議案第118号 令和3年度常総市後期高齢者医療特別会計予算       議案第119号 令和3年度常総市介護保険特別会計予算       議案第120号 令和3年度常総市介護サービス事業特別会計予算       議案第121号 令和3年度常総市水道事業会計予算       議案第122号 令和3年度常総市下水道事業会計予算                         (一括委員長報告、質疑、討論、採決) 59 ◯議長(倉持 守君) 日程第6に入ります。  議案第117号令和3年度常総市国民健康保険特別会計予算、議案第118号令和3年度常総市後期高齢者医療特別会計予算、議案第119号令和3年度常総市介護保険特別会計予算、議案第120号令和3年度常総市介護サービス事業特別会計予算、議案第121号令和3年度常総市水道事業会計予算、議案第122号令和3年度常総市下水道事業会計予算、以上6件について予算特別委員会の審査結果の報告がありましたので、これを一括議題といたします。  予算特別委員長の報告を求めます。              〔予算特別委員長小林 剛君登壇〕 60 ◯予算特別委員長(小林 剛君) 予算特別委員会に審査のため付託されました案件の審査の結果を御報告申し上げます。  議案第117号令和3年度常総市国民健康保険特別会計予算、議案第118号令和3年度常総市後期高齢者医療特別会計予算、議案第119号令和3年度常総市介護保険特別会計予算、議案第120号令和3年度常総市介護サービス事業特別会計予算、議案第121号令和3年度常総市水道事業会計予算、議案第122号令和3年度常総市下水道事業会計予算、以上6件については執行部より詳細な説明を求め、質疑を行い、なお細部について分科会を設置し、これに付託の上、慎重に審査を行った結果、いずれも原案のとおり可決することと決定いたしました。  なお、議案第118号については反対があり、起立採決により決したことを申し添えます。  以上です。 61 ◯議長(倉持 守君) ただいま報告を求めました。  これより報告に対する質疑に入ります。質疑ある方の発言を許します。質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 62 ◯議長(倉持 守君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論の通告がありましたので、これを許します。21番堀越道男君。                〔21番堀越道男君登壇〕 63 ◯21番(堀越道男君) 議案第118号令和3年度常総市後期高齢者医療特別会計予算について反対の立場で討論いたします。  菅内閣は昨年12月15日、年収200万以上、年金のみの対象ですけども、75歳以上の医療費窓口負担2割導入をいたしました。対象者は370万人だそうです。引上げの理由として現役世代の保険料負担増収を抑える、能力に応じた負担、そういうことを言っております。しかし、今回負担増の対象として狙われているのは、高所得者ではなくて中低所得者であります。年金が目減りし、消費税が増税され、医療介護の負担増の中、生活費を切り詰めて生活をしている、そういう実態が高齢者の中にあります。しかも、高齢になれば病気がちになります。2割負担を導入しても、現役世帯の保険料抑制額は年間に2,000円足らず、そういう状況であります。医療費窓口負担が増となれば、必ず医療受診抑制が起こり、さらに重病にもつながりかねません。その趣旨で、窓口2割負担に反対するものです。  以上です。 64 ◯議長(倉持 守君) ほかに討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 65 ◯議長(倉持 守君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  初めに、議案第118号について採決いたします。採決はシステムにより行います。  議案第118号に対する予算特別委員長の報告は原案可決であります。本案に賛成の諸君は賛成ボタンを、反対の諸君は反対ボタンを押してください。                  〔各議員投票〕 66 ◯議長(倉持 守君) ボタンの押し忘れはありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 67 ◯議長(倉持 守君) ないものと認めます。採決を確定いたします。  賛成多数であります。よって、議案第118号は予算特別委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第117号、議案第119号ないし議案第122号、以上5件について一括採決いたします。以上5件に対する予算特別委員長の報告はいずれも原案可決であります。  お諮りいたします。以上5件は予算特別委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 68 ◯議長(倉持 守君) 御異議なしと認めます。よって、議案第117号、議案第119号ないし議案第122号、以上5件は予算特別委員長報告のとおり可決されました。   ─────────────────────────────────────
     日程第7 請願書等審議                           (委員長報告、質疑、討論、採決) 69 ◯議長(倉持 守君) 日程第7に入ります。  請願書等審議。  総務委員会に付託審議中の請願について審査結果の報告がありましたので、これを議題といたします。  総務委員長の報告を求めます。               〔総務委員長遠藤章江君登壇〕 70 ◯総務委員長遠藤章江君) 総務委員会に審査のため付託されました案件の審査の結果を御報告申し上げます。  請願第2号「最低賃金の大幅引き上げと中小企業支援策の拡充を求める意見書」採択の請願書。東茨城郡茨城町谷田部295、茨城県労働組合総連合議長白石勝巳氏。  以上の件については、慎重に審査を行った結果、現在、コロナ禍において失業率が悪化する中、まず第1には雇用確保することに力を注ぐべきであり、最低賃金を即時時給1,000円以上に引き上げ、時給1,500円を目指すをはじめとする請願項目は、現時点では実現性が低いと判断されることから賛成者がなく、不採択とすべきものと決定をいたしました。  以上でございます。 71 ◯議長(倉持 守君) ただいま報告を求めました。これより報告に対する質疑に入ります。質疑ある方の発言を許します。質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 72 ◯議長(倉持 守君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論の通告がありましたのでこれを許します。21番堀越道男君。                〔21番堀越道男君登壇〕 73 ◯21番(堀越道男君) 請願第2号最低賃金の大幅引き上げと中小企業支援策の拡充を求める請願について、賛成の立場で討論いたします。  茨城県は昨年8月6日ですけども、最低賃金を850円にするというのが出されました。茨城地方最低賃金審議会は、5日、茨城県の最低賃金について時給を前年度比2円、ゼロではなかったですね、0.24%引き上げて851円になりました。しかし、これは2011年以来の東北大震災以来の低水準になったわけであります。  先ほども意見の中で出されましたけど、そういう意見もありますけれども、この請願書の茨城労連で、この間、茨城県内の独り暮らしの男女ですけども、水戸市内で独り暮らしをする人が月幾らかかるのかということを調査しました。その結果、男性は月額25万2,987円かかる、女性は月額25万1,124円かかる、年間300万が大体必要なお金となっている。これは時給に換算すると、法定内の労働時間月173.8時間で割りますと、男性が1時間当たり1,456円、女性は1,445円、これくらいが最低でもかかってますよという現状なんですね。これに比べて、851は600円も下なんですから大変低過ぎるというようになります。  ただ、全国では平均は901円、茨城より高いですよ。働く人の4割の非正規労働者、日本はそういうふうになっていますけども、その賃金は正社員の65%程度になっているということです。ですから、こういう中で賃金が低い、それに見合う大体1,400円が1時間かかるという中で850円ではとても生活できる水準ではない。ちなみに東京でも1,013円なんですね、東京の最賃。これでは、年間2,000時間働いても年収200万を若干超える程度だと。これでは、シングルマザーあるいは単身での生活ができる水準ではない。先ほど言ったように、水戸での調査がこういう結果になっております。これが現実なんですね。だから、これより少なくて生活できるわけがないですね。  今は自民党でも、二階さんを顧問として最低賃金を全国同一にしろと。じゃないと東京一極集中が起こりますよと。常総市内でもそうでしょう。保母さんが集まらないというのはそのことですよ。若者とかそういう人はやっぱり賃金のいいところに行くんです、どうしてもね。だから、地方に来なくなっちゃう。どんどん進んでいく。そのことを是正するためには、全国同一の1,500円ぐらいの引上げは最低でも必要だと。これはみんなの意見なんです。もちろん中小企業に対しては当然それなりの支援策というのは改めて取り組まなきゃなりませんけれども、そういうことをやらなければ守れませんし、常総市というかこの近辺、茨城県であれば介護の現場で聞くと利根川を渡ると100円違っちゃうんだと。これは、人がなかなか来ないですよというのは直接な意見としてあります。本当にそこらのところに耳を傾けて、こういう最賃は引き上げるべきだ。ただコロナの問題でそれどころじゃねえというのは今回なんですけども、ただそれをやればやるほど拍車はかかるということを改めて申し上げておきますので、そういう点を皆さんもちょっと心に留めて、反対してもいいですけども、心の痛みとして感じ取ってください。そういうことです。 74 ◯議長(倉持 守君) ほかに討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 75 ◯議長(倉持 守君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。  これより採決に入ります。採決はシステムにより行います。  請願第2号「最低賃金の大幅引き上げと中小企業支援策の拡充を求める意見書」採択の請願書、以上の件に対する総務委員長報告は不採択であります。よって、原案についてお諮りいたします。本案を採択の諸君は賛成ボタンを、不採択の諸君は反対ボタンを押してください。                  〔各議員投票〕 76 ◯議長(倉持 守君) ボタンの押し忘れはありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 77 ◯議長(倉持 守君) ないものと認めます。採決を確定いたします。  賛成少数であります。よって、請願第2号は不採択と決定いたしました。   ─────────────────────────────────────  日程第8 議案第124号 常総市議会委員会条例の一部を改正する条例について                           (上程、説明、質疑、討論、採決) 78 ◯議長(倉持 守君) 日程第8に入ります。  議案第124号常総市議会委員会条例の一部を改正する条例について、以上の件を議題といたします。                (議案は別冊議案綴参照) 79 ◯議長(倉持 守君) 提案理由の説明を求めます。議会運営委員長。              〔議会運営委員長茂田信三君登壇〕 80 ◯議会運営委員長(茂田信三君) 議会運営委員長の茂田でございます。  議案第124号常総市議会委員会条例の一部を改正する条例について、提案理由を申し上げます。  本案は、常総市行政組織条例の改正に伴い、各常任委員会における所管事項を改めるため提出するものであります。  改正点については、文教厚生委員会所管の保健福祉部を福祉部に改め、新たに保健衛生部の所管に関する事項を追加し、また建設経済委員会所管のアグリサイエンスバレー推進チームの所管に関する事項を削除するものであります。  よろしく御審議のほどお願い申し上げます。  以上でございます。 81 ◯議長(倉持 守君) ただいま説明を求めました。これより質疑に入ります。質疑ある方の発言を許します。質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 82 ◯議長(倉持 守君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。  この際、お諮りいたします。  議案第124号、以上の件は会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 83 ◯議長(倉持 守君) 御異議なしと認めます。よって、議案第124号は委員会付託を省略し、直ちに討論、採決することに決しました。  これより討論に入ります。討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 84 ◯議長(倉持 守君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。  これより採決に入ります。議案第124号は原案のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 85 ◯議長(倉持 守君) 御異議なしと認めます。よって、議案第124号は原案のとおり可決することに決しました。   ─────────────────────────────────────  日程第9 議案第125号 常総市議会会議規則の一部を改正する規則について                           (上程、説明、質疑、討論、採決) 86 ◯議長(倉持 守君) 日程第9に入ります。  議案第125号常総市議会会議規則の一部を改正する規則について、以上の件を議題といたします。                (議案は別冊議案綴参照) 87 ◯議長(倉持 守君) 提案理由の説明を求めます。議会運営委員長。              〔議会運営委員長茂田信三君登壇〕 88 ◯議会運営委員長(茂田信三君) 議運委員長の茂田です。  議案第125号常総市議会会議規則の一部を改正する規則について、提案理由を申し上げます。  本案は、本会議及び委員会の欠席事由等の見直しを図るとともに、議会に対する請願に関わる署名押印の見直しを図る改正を行うため、これを提出するものであります。  詳細については、女性をはじめとする多様な人材の市議会への参画を促進する環境整備を図る観点から、住民が議員として活動するに当たっての制約要因の解消に資するため、本会議や委員会への欠席事由として育児、看護、介護等を明文化するとともに、出産について産前産後期間にも配慮した規定の整備を図るほか、行政手続等において原則として押印を廃止する政府の政策動向を踏まえ、市議会に対する請願に関わる署名押印の見直しを図る改正を行うため、提出するものであります。  よろしく御審議のほどお願いいたします。  以上でございます。 89 ◯議長(倉持 守君) ただいま説明を求めました。  これより質疑に入ります。質疑ある方の発言を許します。質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 90 ◯議長(倉持 守君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。  この際、お諮りいたします。議案第125号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略し、直ちに討論、採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 91 ◯議長(倉持 守君) 御異議なしと認めます。よって、議案第125号は委員会付託を省略し、直ちに討論、採決することに決しました。  これより討論に入ります。討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 92 ◯議長(倉持 守君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  お諮りいたします。議案第125号は原案のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 93 ◯議長(倉持 守君) 御異議なしと認めます。よって、議案第125号は原案のとおり可決することに決しました。   ─────────────────────────────────────  日程第10 議案第126号 常総市副市長の選任につき同意を求めることについて                           (上程、説明、質疑、討論、採決) 94 ◯議長(倉持 守君) 日程第10に入ります。  議案第126号常総市副市長の選任につき同意を求めることについて、以上の件を議題といたします。                (議案は別冊議案綴参照) 95 ◯議長(倉持 守君) 提案理由の説明を求めます。神達市長。                〔市長神達岳志君登壇〕 96 ◯市長(神達岳志君) 提案理由につきまして御説明をいたします。  議案第126号常総市副市長の選任につき同意を求めることについて。  本案は、令和3年3月31日をもって藤島忠夫副市長が任期満了となることから、その後任として西田将人氏を選任したいので、地方自治法の規定により、議会の同意を求めるものでございます。  よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 97 ◯議長(倉持 守君) ただいま説明を求めました。  これより質疑に入ります。質疑ある方の発言を許します。質疑ありませんか。
                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 98 ◯議長(倉持 守君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。  この際、お諮りいたします。議案第126号、以上の件は、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略し、直ちに討論、採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 99 ◯議長(倉持 守君) 御異議なしと認めます。よって、議案第126号は委員会付託を省略し、直ちに討論、採決することに決しました。  これより討論に入ります。討論ありませんか。16番茂田信三君。                〔16番茂田信三君登壇〕 100 ◯16番(茂田信三君) 16番の茂田でございます。反対の立場から討論をさせていただきます。  まず、最初に申し上げることは、私どもはほとんど人選には反対しないんですけど、決め方に対しての反対がありますから、それで討論をさせていただきます。なお、採決の場合私は先ほど申し上げましたように、反対討論はしますけど、その方はどういう方か分かりませんし、後々までその人に茂田に反対されたとか、そういうことはないと思いますが、禍根を残してもあれですから退席いたします。それだけ最初に言っておきます。信条じゃないんですけど、議会人としての役目でございますから。  まず、そこにいる藤島君は、2月の最初ですか、中旬辺りですね、議運のちょっと前です。電話をして、先輩、先輩て私のことを言うから、私もプライベートのときは藤島って呼んでますけど、藤島、ちょっと耳に挟んだんだけど、何で副市長を辞めるのと。前に映画でありましたよね、何で部活を辞めるのって。それと同じ、何で副市長を辞めるのって。最初、体調でも悪いのかなと思いましたよね。首になっちゃったんだよ、先輩と。何でと。私はうそつかないですからね、絶対。詮索もしないし。仕事ができないからじゃないのって。随分、仕事は一生懸命やってたよ、意に沿わないことも役目ですからやったり、言ったり、それも言ったんですよね。笑ってました。  4年前ですか、ちょうど。4年前だな、今はちょうど任期ですからね。任期といえばていのいいことですよね。4年前に県庁を1年ちょっと残して辞めて、三顧の礼で迎えたと思うんですよね。そのとき、私に、先輩、私は常総市に骨を埋めるつもりで頑張ります、これは頼もしいなと。そうじゃないと、任期途中で、私は公務員とかなったことがありませんけど、退職金とか、恩給、年金とか。今、公務員60で辞めると年金が満額もらえないから、65まで再雇用という形で、もし県庁にいればいられたはずなんですよね。そして、副市長になると給料もいいからいろいろ考えたんでしょうね。これは65までは最低保証されるんだろう、いろいろ計算して、これは誰でも計算しますよね、生活かかってますからね。それで来たと思うんですよ。幾ら任期途中だと言っても、今63くらいでしょ、あと2年間は生活できないわけですよ。貯蓄があるから、人の貯蓄は分かりませんが、普通でしたらみんな常総市の職員は65まで再雇用できてますよね。それも任期途中で首切られちゃったら路頭に迷っちゃいますよね。あたかも任期満了ですっていうけど、本人の意じゃないんですよ。  本当にその人が能力ないとか、重大な過失があったらこれは致し方ないと私も思いますよ。こういうのを青天のへきれきっていうんですかね。そういうことで、まず生活の保障をどうするんだと。しばらくして、藤島、どうした第三の人生は、第一が県庁、第二、第三の就職口は見つかったかと、先輩、おかげさまで何とか見つかりましたよと。ああ、よかったな、本当に。私は自分のことのように安堵しましたよ。あまりにも情がなさ過ぎるんじゃないのかと。藤島君の家は水戸なんですよ。山田町かどこかアパート借りたんですかね。単身赴任で頑張って、途中でまた再雇用すれば何年か勤めて、ある程度の収入を保障される。まだ途中でしょうよ。途中っていうのは年金満額もらえないでしょう。あまりにも情がないと思いますよ。私だったらできない。私は情にもろくてね。顔はいかつい顔して怖いと思う。私はすぐ何かのとき、家で飼ってるわんちゃんが亡くなっても、にゃんこが亡くなってもわんわん泣いちゃってね。普通じゃ男ですから泣かないですよ。とにかく情にはもろいんです。私にはこういうことできない。  最初に言っときますよ。西田君というのは、私は一度も会ったこともないし、年賀状のやりとりないし、名前を聞いたの初めてだし、恨みつらみ一切ございません。会ってもいないしね。学校も違うし、職場も違うし、私はどういう人か分かりません。  3月9日火曜日に議会運営委員会がありまして、そのときの議事録抜粋です。  前段は水害から国交省にいた。水害から5年、今月いっぱいで終了ということになります。ただ、常総市の場合はこれで終了ということはあり得ない。これからもっともっと危機感を持って、雨水、内水対策、河川小貝川も途中云々と書いてありますよね。その後が問題なんです。問題というか、引っかかるんですよ。プラス産業拠点整備道の駅、いろいろ国絡み、国交省絡みの許認可、これから大分多くなってきます。そういった意味も含めて人選をお願いしたいというのが市長の言い分なんですよ。この方はずっと市長がやってる間、何年やるか知りませんが、常総市に骨埋めるとか、そういうあれじゃないでしょう、覚悟じゃないでしょう。藤島君は私に言ってましたもん。私は常総市で骨を埋めて頑張りますって。この方は、出向という形ですから、すぐ戻っちゃうんでしょう。まず常総市とか茨城とか全然分からないでしょう、内情が。ここは私に言わせれば腰掛けだよね。どういうルートでこの人を招聘したか分かりませんが、腰掛けでしょうよ。あと、政府が今は地方の時代だ、地方の時代だって言ってまして、地方で独自にやってくださいと。国に頼んだら、国の言いなりでしょうよ。自主性がないでしょうよ。もっと地元の人、住まいが守谷でしょう。議運のときも質疑は出なかったんですが、オブザーバーだから、私は小林副議長に指名しなかったんですが、誰も聞かなかったから手を挙げたって言うけど、後で、ふっと私も思ったんですよね。守谷在住でしょう。将来どうするんですかね。守谷から通うんですかね。何事があっても守谷から交通渋滞とか困るし、まして常総市にいなければ常総市のことは分からないでしょう。まず、茨城県でも今まで出向で、3人来たんだな、藤島君とその前の人で3人来ましたよね。県はもう出向は、聞いた話で、私が直接知事から聞いておりませんが、県の方針として出向はなるべくさせないとか引き揚げさせるとか聞きまして、時代に逆行してるんじゃないかなと。それほど常総市には能力ある人材がいないのかと、まず聞かれますよね。常総市っていうのは、そういうふうに人材いないんですかって。そしたら何て答えたらいいんでしょうね。予算を引っ張るために呼んだんだって。この文を読むとそうですよね。そうすると、県独自の何かできないでしょう。  そういうことで、私どもは副市長の藤島君の兼ね合いと余りにも情がなさ過ぎる。それと腰掛けの人はいかがなものかと、反対討論をします。採決は退席させていただきます。  以上でございます。 101 ◯議長(倉持 守君) ほかに討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 102 ◯議長(倉持 守君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。  これより採決に入ります。採決はシステムにより行います。  本案に賛成の諸君は賛成ボタンを、反対の諸君は反対ボタンを押してください。                  〔各議員投票〕 103 ◯議長(倉持 守君) ボタンの押し忘れはありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 104 ◯議長(倉持 守君) ないものと認めます。採決を確定いたします。  賛成多数であります。よって、議案第126号は原案のとおり同意することに決しました。   ─────────────────────────────────────  議決事件の条項、字句、数字等の整理について 105 ◯議長(倉持 守君) 次に、この際お諮りいたします。  2月定例会議において議決されました各事件のうち、その条項、字句、数字、その他の整理を必要とするものにつきましては、会議規則第43条の規定により、その整理を議長に委任されたいと思います。これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 106 ◯議長(倉持 守君) 御異議なしと認めます。よって、条項、字句、数字、その他の整理は、議長に委任することに決しました。   ───────────────────────────────────── 107 ◯議長(倉持 守君) この際、藤島副市長より発言の申し出がございますので、これを許可いたします。藤島副市長。                〔副市長藤島忠夫君登壇〕 108 ◯副市長(藤島忠夫君) 貴重な時間をいただきありがとうございます。  今月をもちまして4年間の副市長職を退任いたします。これまで倉持議長、小林副議長をはじめ議員の皆様には大変お世話になり、本当にありがとうございました。  振り返れば4年前に県職員を1年残し、常総市にまいりましたが、あっという間に過ぎてしまいました。議員の皆様、議場におります執行部の皆さん、控室や自席でこのインターネットテレビを見ておられる職員の皆さんと一生懸命に仕事に取り組んでくることができたことが私の大きな財産であり、かけがえのない思い出でございます。しかしながら、残念ですが、この3月をもって皆様とお別れすることとなり、せっかくの御縁も切れてしまいます。  議員の皆様には、本来であればお一人お一人御礼の御挨拶に伺わなければならないところでございますが、申し訳ありませんが、本席での挨拶でお許しを願いたいと思います。  皆様方におかれましては、健康に十分留意され、さらなる御活躍を御祈念申し上げまして4年間の御挨拶とさせていただきます。本当にありがとうございました。(拍手) 109 ◯議長(倉持 守君) 藤島副市長、大変御苦労様でございました。  最後になりますが、本年3月31日をもって退職される職員の皆様、長きにわたり、市政発展のために御尽力をいただき、この場をお借りして感謝を申し上げます。  これからも健康に十分留意され、一層の御活躍を御祈念申し上げます。   ─────────────────────────────────────  散会の宣告 110 ◯議長(倉持 守君) 以上で、2月定例会議に付議されました案件の審議は全部終了いたしました。  次の会議日まで散会といたします。                 午後3時13分散会   ─────────────────────────────────────  地方自治法第123条第2項の規定により署名する。          常総市議会          議 長            〃    署名議員      番            〃      〃       番            〃      〃       番 当サイトのコンテンツ(文章、画像、図表)は、常総市議会の著作物です。無断で複製、転載することを禁止します。 Copyright (c) Joso City Council Minutes, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...