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  1. 常総市議会 2020-05-01
    常総市:令和2年5月定例会議(第4回会議) 本文


    取得元: 常総市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-12
    本文へ移動 ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1              〔議長倉持 守君議長席に着く〕  開 議 ◯議長(倉持 守君) 皆さん、おはようございます。  御報告申し上げます。ただいまの出席議員数は21名であります。   ─────────────────────────────────────                 午前10時00分開議 2 ◯議長(倉持 守君) これより第4回会議を開きます。  別紙会議日程により議事を進めます。   ─────────────────────────────────────  日程第1 一般質問 3 ◯議長(倉持 守君) 日程第1に入ります。  昨日の会議に引き続き一般質問を行います。通告順に発言を許します。  なお、質問並びに答弁は簡潔明瞭に行うよう、議事進行に御協力願います。  最初に、16番茂田信三君。                〔16番茂田信三君登壇〕 4 ◯16番(茂田信三君) おはようございます。改めまして、茂田でございます。通告に基づきまして質問をさせていただきます。  市長にお話ししておきますけど、4年間ずっと、四、五日前でしたっけ、立候補の説明会へ行ったと書いてありましたから、あと飯田県議ですか、お二人と。選挙は水物ですから、またお会いできるか、できないか、これは誰も分かりませんよね。4年間のことですから、最初部長答弁して、市長のときは市長に答弁をお願いします。実際は部長が言っても市長答弁なんですけど、やっぱり市長が言ったのと、私は違うとか、そういうニュアンスを持たれても困りますから、そのときは。柔らかくやりますから大丈夫ですからね、そんな緊張しなくてね。だから、最後になるか分からないし、またお会いするか分かりませんが、一応けじめですから、市長といったら、本当に柔らかくソフトに行きますから。  まず、通告の大きい1番、今後の市政運営について、大幅な財政減の中で今後どのように見直し、市政を運営していくのか。これはやっぱり市長ですよね、当然ね。  あと、2番、道の駅について、これも市長ですね。  3番、水海道有料道路について、これも市長ですね。以上、お願いします。
     この大きい1番の概略だけ言っておきます。皆さん、コロナショックというので、コロナ禍というんですかね、禍ね。私は2月の議会のときも言っていましたよね。これはリーマンショックより、それより以上だと。ほかの著名な経済評論家とかも、そのときは言っていませんでしたよね。私は議事録を見ても分かるように、これはリーマンの数倍ですよ。リーマンショックというのは、道の流れをよくすれば、じゃぶじゃぶにすれば解決することなんですよ。日本の不良債権と同じ、財政じゃぶじゃぶにすれば解決するんですよ。今回のコロナというのはそうはいかないですよ。行っちゃ駄目だというんですから。よそへ行っちゃ駄目だというんですよ。旅行も駄目、最近ようやくビジネスマンだけが特別に検査して入国させるということを検討しておりますが、旅行駄目、ビジネス駄目、物の行き来がゼロなんですよ。立ち直るわけないでしょう。私はもう火を見るより明らかですよ、これ。立ち直れない。  多分、私の経験則からいくと4年、5年かかるんじゃないですか。ソフトバンクが1兆4,000億ですか、日産が約7,000億の、六千何百億円ですよ、円じゃないですよ、億円──の損失ですから。当然この常総市にも日産の、今下請けという言葉は使いませんから、協力会社、トヨタの協力会社、ホンダの協力会社、全部来ているんですよ。固定資産税も3年間猶予するという、特別な人に。安定収入の固定資産税も入らないでしょう。ですから、これはもう市の財政を、税金入りませんから、見直さなくちゃいけないんです。私は2月の議会のときも言いましたよね。財政見直さなくちゃいけないよ、まずそれが1番。  2番が道の駅、これと同じことですよね。もう第1波のコロナ肺炎は来ましたよね。これは必ず第2波が来ますよ。第3波も来るし。永久にお付き合いしなくちゃなりませんよ。ワクチン打って、薬が開発されて、それからじゃないんですかね、皆さん動けるの。  また、コロナの常識だと思いますが、私は昔風邪を引いて、うちの子どもが4人いて、だんだん最後になると重くなってくるんですよね。その頃は分からなかったんです。どうして風邪は最後にひどくなるか。それは遺伝子が変異していくんですよね、どんどん人間に害を与えるように。ですから、コロナのワクチンができても全部が効くと限りませんから、永遠にお付き合いしなくちゃいけないんです。  そして、その道の駅に、今フェイスガードというんですか、こういうのをやって、2メートル空けて。道の駅へ行く人、昨日何百万単位とか言っていましたが、そんな机上の空論じゃ駄目ですよ。まず間隔を空けなくちゃならない。行くのが、足が遠のいちゃうでしょう。私はもう3月以来外食していないです。みんなテイクアウトとか。スーパーへ買いに行くのにも、家内に早く行かせて、私は特に神経質ですから、必ず昔から手洗い、うがい、帰って洋服を取り替えてということですから、ほとんどもう行かないですよ。誰が道の駅へ好きこのんで行きますか、こういうときに。正常なときは、趣味ですから行く人もいますよ。コロナでうつるといって、私はトイレでも把手とか触らないですから、上を触ったり。そういう今現状で、誰も今私の真似をしているんですよね。真似というか、私の方法をとっているんですよ。そういうところであえて行きますかね、買物。まず、それ、道の駅について。  水海道有料道路、あれほど反対だ賛成だやって、いろいろ私もそのときに言いました。こういう状態ですから中止にすべきだと。ある日ファックスが来て、道の駅を中止にします、それをコロナに回すと。議会の承認をもらって、昨日岡野議員も質問で言っていましたが、議決されたものを、全員協議会もかけないで中止にします、ファックス来て。今度、コロナに充てると。今度また稼働すると。まだコロナ解決していないでしょう、まずそもそも。そんなにころころ変えていいものかと。そういうことで、3点、総括・一問ですから、総括・一答というんですか、ですから、戻ったらまず順次お聞きします。 5 ◯議長(倉持 守君) 答弁関係者の方、議場にお入りください。  これより答弁を求めます。総務部長。               〔総務部長沼尻秀子君登壇〕 6 ◯総務部長(沼尻秀子君) おはようございます。  茂田議員の一つ目の御質問、今後の市政運営について、お答えいたします。  まず、財政状況については、新型コロナウイルス感染症の影響により、議員がおっしゃるように今後市税の減収などが予想されます。その中で、新型コロナウイルス感染拡大防止のために事業を延期または中止にするとともに、新型コロナウイルス感染症対策事業に充てるために抜本的な予算の見直しを行っているところです。  今後の市政運営につきましては、コロナウイルス感染拡大を抑制しながら、地域経済の循環に向けた政策を推進させるため、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金等の効果的な活用や、企業版を含めたふるさと納税の一層の推進など、自主財源の確保に積極的に努めてまいります。  また、今年度末に改定予定の第2期常総市まち・ひと・しごと創生総合戦略においても、優先順位を考慮しながら、効率的、効果的な事業施策を展開してまいります。  以上でございます。 7 ◯議長(倉持 守君) 続いて、藤島副市長。                〔副市長藤島忠夫君登壇〕 8 ◯副市長(藤島忠夫君) 改めまして、おはようございます。  茂田議員の御質問にお答えいたします。  圏央道インター周辺が開通したインパクト、アグリサイエンスバレー構想の目的・効果、この構想の中核施設となる道の駅の必要性については、これまでの御答弁でも申し上げているとおりでございます。  道の駅について申し上げれば、この立地条件に恵まれた場所に年間約100万人を超える来場者が見込まれる集客効果と、情報発信機能を兼ね備えた施設として整備することで、地域経済が活性化するものとなります。これは、道の駅が公共施設という特性があるからこそ、地域全体へ波及させることができるものと考えております。  当市の道の駅の大きな特徴でもあります、この集客効果を最大限発揮するため、道の駅や民間単独による魅力創出ではなくて、道の駅・民間集客施設・観光農園・都市公園を一体的に配置することで、全国的に見ても先進的な常総市のシンボルが誕生するものと考えております。  全体事業費につきましても、福祉や医療などの市民生活に直結する施策に影響を与えないように、可能な限り国・県の補助金を活用するとともに、市債につきましても交付税に有利に算入されるものを選択し、併せて年度ごとの支出も平準化することで、一般会計に極力影響を与えないように努めてまいります。  常総市といえばインター周辺、道の駅と言われるように、市民の皆様にとっても働く場所、買物に行く場所、おいしいものを食べる場所、農業体験のできる場所、いろいろな意味で常総市の顔となり、市民の方々が、私たちの市にはこういうすばらしいものがあると誇れるような拠点としてまいります。市外から集まってくる多くの方々に、市内の地域資源や商店を回遊してもらう仕組みづくりにも重点的に対応し、市全域を元気にしていく地方創生の拠点として、予定どおり事業全体の完成を令和5年3月を目標に、市役所が一丸となって取り組んでまいります。  以上でございます。 9 ◯議長(倉持 守君) 続いて、都市建設部長。              〔都市建設部長木村茂樹君登壇〕 10 ◯都市建設部長(木村茂樹君) 水海道有料道路につきまして、お答えさせていただきます。  水海道有料道路通勤時間帯無料措置事業につきましては、令和2年2月の定例会議におきまして予算の議決を頂いた後、速やかに茨城県道路公社との協議に入りました。5月25日から開始するということで準備を進めてまいりました。このことにつきましては、4月17日付で議員の皆様には御報告をしたとおりでございます。  しかし、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、緊急事態宣言が全国を対象に発出され、さらに、茨城県においては特定警戒都道府県の指定を受けました。また、常磐線・TX沿線などでPCR検査の陽性が多数確認されるなど、都内通勤者等からの県内流入が広域になり、県内全域に不要不急の外出の自粛が要請されました。これに伴いまして、鬼怒川を渡る3橋の交通量も減少したほか、小中学校が休業となったことから、4月24日付で議員の皆様に御報告をさせていただいたとおり、開始日を延期することといたしました。  延期によって削減される市の負担分につきましては、常総市新型コロナウイルス感染症の対策強化に充てさせていただきます。  事業開始日の延期につきましては、地方自治法第96条の議決事件に含まれておりませんので、議会の承認は頂いておりませんが、4月24日の文書による報告、5月18日の議員全員協議会などで報告をさせていただいております。  事業の実施につきましては、予算が最も効果的に最小の経費で最大の効果を上げられるよう執行する必要があると考えており、今回は新型コロナウイルス感染症の感染拡大による影響を加味した上で、いつ事業を実施すべきか検討し、延期をしたところでございます。  その後、5月14日に茨城県が緊急事態宣言の対象から外れたことを受け、小中学校の再開や経済活動が再開される見通しがついたことに加え、協賛企業からも事業の開始を求める要望が寄せられていることから、茨城県道路公社及び茨城県と協議をし、早急に事業を開始できるよう準備を進めているところでございます。このことに関しましても、事業開始日の許可が下り次第、速やかに議員の皆様に御報告したいと考えております。  市といたしましては、その都度、議会に対して適切に御報告をしなければと考えておりますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 11 ◯議長(倉持 守君) 茂田信三君。 12 ◯16番(茂田信三君) 市長、短い時間ですけど、市長ともゆっくり方針、あとどのくらい知識があるか、私これから、本当はディスカッションで2時間も3時間もあればいいんですけど、あと幾らでもないですから、ゆっくり腹を割ってお話ししましょう。  まず、市長にお聞きしたい。コロナショックは、今回のコロナ、どのくらいの規模で、市の財政はどのくらい減るか。当然、これ私、通告してありますから、マイナスで済みますって、そういうことじゃないですよね。それだけじゃ納得できません。  ちなみに、茨城県は補正でコロナ対策として50億組んだんですよね。四、五日前ですか、県会のね。あと、トヨタ、トヨタはトヨタ銀行というほど内部留保がありますよね。そのトヨタが1兆円、各メガバンクと、万が一のときにともう約束しているんですよ、借入金の。1兆円。トヨタ銀行は多分何兆円と内部留保あるでしょう。そういう会社でさえ、もう世界のトヨタ銀行というトヨタ自動車でさえ、万が一のために1兆円、メガバンクとも予約しているんですよ。何かのときは1兆円融通してくださいと。口約束じゃなくて、書面で交じ合わせているんですよ。  まず、これからのコロナ対策、前からも言っていましたよね。いろいろ事故があったときどうするんだ、災害──これ、災害ですよね。とても230億の予算で、道の駅30億をかけてできる予算じゃないと。まず、それをお聞きしたい。どのように考えているか、今回をね。  マイナスシーリングになるのは当然分かりますよ。私、毎回言っていますよね。どのくらい見込んでいるか、税収のパーセント。 13 ◯議長(倉持 守君) 神達市長。                〔市長神達岳志君登壇〕 14 ◯市長(神達岳志君) 茂田議員の質問にお答えをいたします。  市税の減収見込みいうことでございますけども、これについては茂田議員おっしゃるとおり全体的な、全国的な、全世界的な経済という部分も含めて、パイが小さくなりつつある、もうなっている部分も大分ございます。また、市内の経済という部分も疲弊をしているところも鑑みますと、税収の落ち込みは間違いなくあると思いますけども、今その予測、このくらいという部分の正確な数字というのは算出ができない状況でございますけども、何よりも市税は落ち込むという部分を想定しながら、いかにこれからこの地域経済というものを活性化していくべきか、また、その地域経済を活性化するために人の交流であったり、動き、そういう部分も活発にできるか、そういったところも議会の皆さんとも相談しながら、しっかりと自主財源の確保、これを進めていきたいと思いますし、また国、県と連携をしながら、様々な、今までにない交付税、補助金等々もメニューが多く、今回のコロナ対策でも出ておりますので、そういった部分も連携しながら、しっかりと地域経済対策を回していく、また税収の落ち込みを極力抑える、そういった施策を展開してまいりたいと思っております。  以上です。 15 ◯議長(倉持 守君) 茂田信三君。 16 ◯16番(茂田信三君) 御苦労さまでした。議会の初日ですか、市長の特別賞与というんですよね、170万円、私、諸手を挙げて賛成、この削減というか、返上というのかな、170万円、諸手を挙げて賛成した。議会でも何らかの、皆さん苦しんでいるんですから協力しなくちゃいけないということで、まず市長の170万。議会から300万、これは視察です。今まで自己負担と公費負担で行って、それで300万ですね。視察へ今度行くときは自腹で行きましょう。みんな分かち合っているわけですね、痛みをね。そのほか政務調査費、月1万で12万、全員もらったとしても、12万掛ける24人ですから300万弱ですか。  政務調査費は、これは決まったわけじゃなくて、それも今度協議によって返上するかということ、それでいいんでしょう。決まったと言っていないですからね。そうしても、たかだか200万の、300万の、700万行かないでしょう。700万くらいですよね、前後だと思いますよ。政務調査費は、私も議運の末席を汚していますから、賛成なんですが、人それぞれありますから、この議会の最終日に結論を出すと、それでも700万なんですよ。みんなして努力をしても700万。  何でそこまで英断を下して、道の駅をやめないのか。市長だって170万返上しますというんですが、これは誰だって大変ですよ。市長、分かるよ、おれだって。私だって分かりますよ。給料でもらって、いろいろ交際費出たり、使って、170万、税金払ったり何だといったらぴったりもらえないんですけど、議員の方だってそうですよ。新聞出したり、視察へ行ったり、自分でしょう。みんなしてそうやっているんですよ。  700万と、今度道の駅と、丸が随分違うでしょうよ。何でそこまで決断しないのかと。先ほどいろいろ、何回も同じことを聞いていて、まず先ほど、最初に言いましたけど、コロナ、毎年、また三月とか半年で来て、10人のうち何人行きますか、自粛とか出ましたら。100万来て、100万人と言っていますけど、何人来ますか。何割来ますか。何でやめないのかと。  あと、もう一つお聞きしたいのは、今、東京都でも自粛で、飲食店とか、営業を休んでくださいと、要請の上に、今度だんだん付いて、営業してはいけない状態なんですよね。法的拘束はないと言っても、大体の方、うちのお店からコロナ出しちゃ大変だとかで、大体休んでいる方が多いんですよ。今問題になっているパチンコ屋も潰れていますよね。商店も潰れていますよ。もし、道の駅が市の建物であって、そこで自粛してください、休んでくださいって、当然市の建物なんですから、休業補償しなくちゃならないでしょう。できたら何店舗入るか分からないけど、仮に20店舗入ったとしますよ、アバウトで。大体100万売り上げなければやっていけないでしょう。100万ずつ、ずっと20店舗に1年も2年も休業補償したら、誰が払うんですか、そのお金。それを答えてもらいたいよ。休業補償で、フランスとかはもう二、三日のうちに振り込まれるそうですよね。それで倒産しちゃっているんですよ、日本はそれがないから。当然公的な施設でしたら、休んでくれといったら従わなくちゃならないし、そのときの補償は誰が払うんですか、まず。下妻のビアホールですか、あれ、新聞に書いてありましたよね。コロナの軽い方の受入れをやるとかでしたら、県か国のほうで、県か、あれは施設がないからって、お申出はありがたいんですけどとお断りの新聞か何かで読んだ記憶がありますが、あそこだってそういう状態なんでしょう。まず、休業補償とか、誰が補償して、どうするか、それをお聞きしたい。 17 ◯議長(倉持 守君) 茂田議員に再度確認、私のほうからしますけども、1の項目と2の項目、市政運営についてですから。入っていますけども、一緒になっていますので、どちらのほうを分けて答弁すればよろしいでしょうか。 18 ◯16番(茂田信三君) 同じようなことだから、関連しているから、大体税収のほうは聞きましたよね。じゃあ、2番に移るか。ちょっと待って。そうか、私は一緒のようなことだから三つにしちゃったんですけどね。言われればそうですよね。  分かりました。じゃあ、今のはこの次に答えてもらいまして、最初1番に、税制の減収分ですよね。どこをどのように削減するか、もう2月に私、提示というか、石を池へ投げているんですからね。もう当然あれから三月もたっているんですから、どういう事業をまずカットするか、それをお聞きしたい。 19 ◯議長(倉持 守君) 1の項目、市政運営についての答弁をお願いしたいと思います。答弁の方。総務部長。 20 ◯総務部長(沼尻秀子君) お答えいたします。  令和2年度がまだスタートしたばかりですので、市税がどの程度減少になるかというところはまだ明確にできない現状でございます。各課のほうには、事業の見直しというところで思い切ってしてもらうようにというところで指示を出しております。今、上がってきているものの中ですと、例えば資産管理課のほうで住宅地図の登載業務など、これは3年に1回は見直しをしていかなければいけなくて、例えば今年やらなきゃいけないものなんですが、それを見送るとか、そういう形で各課から予算の見直しが上がってきているところです。 21 ◯議長(倉持 守君) 茂田信三君。 22 ◯16番(茂田信三君) 上がってきている状態ということは、まだどのくらいというのもつかめないんですね。 23 ◯議長(倉持 守君) 総務部長。 24 ◯総務部長(沼尻秀子君) お答えいたします。  ただ、今回補正予算の提案をさせていただいた中にも、今回上がってきているものの中から財源としているものもございます。ただ、全体的なものは、今全てを精査してしまうというわけにはいかないようなものというのもございますので、そういうところを含めて現在精査中でございます。 25 ◯議長(倉持 守君) 茂田信三君。 26 ◯16番(茂田信三君) やっぱり民間と違いますよね。もう民間は工場を造るのも中止、外国の工場も閉鎖、全部もうやっています。早急にやるように。そして、やったら近々の会議のとき出しておいてください。  あと、市長、ごめんね、さっき1番と2番関連しているから、ついつい一緒になって。今度さっき言ったことにお答えしてもらいます。 27 ◯議長(倉持 守君) 道の駅についての答弁を求めます。藤島副市長、最初に答弁、手を挙げたのでしてください。 28 ◯副市長(藤島忠夫君) 茂田議員のお尋ねにお答えいたします。  まず、なぜ中止しないのかということでございます。これも昨年の11月定例会でお答えしておりますが、市としてはこの事業によりまして長期的な、安定的な市税を増やさなければなりません。そのために、ほかの自治体に負けないよう新しい企業を誘致し、雇用の拡大に努め、定住人口をいかに確保するかが大変重要でありますので、道の駅を中心としたインター周辺開発を着実に実現していきたいということでございます。  もう1点の休業補償についてでございます。私どものほうの道の駅は、御案内のとおり、目標ではございますが、令和5年3月に開業でございますので、今のところ、コロナの影響について具体的なお話をする内容等は、今のところでできる段階の内容はまだ検討していないというところでございます。ただし、ただ話すことがないのではなくて、道の駅の現段階での休業補償についての考え方を申し上げます。  当市の道の駅は、指定管理者制度による民間事業者への運営委託であり、基本的に休業補償は運営者によるものとなります。ただ、先ほど来出ていますように、今回のコロナ禍というものは我々がかつて経験したことのない災害ということでございますので、そういう不測の事態の場合には、まずは国や県の補償制度や指針を踏まえた上で、それでも賄い切れない部分については市と指定管理者との協議により決定していくということでございまして、基本的な考え方はそういうことでございます。  以上でございます。 29 ◯議長(倉持 守君) 茂田信三君。 30 ◯16番(茂田信三君) だって、おかしいんじゃないですか。2月に、コロナの真っ最中に契約、どうしてああいう時期に契約したのか不可解でならない。それで、まだ起きていないと言ったって、もう現に起きているでしょうよ。その都度その都度協議というのは、契約じゃないでしょう、まず。全部尻拭いは市の税金なんですか。全部契約というのは、そういうその都度その都度協議じゃないでしょうよ。壊れたときどうだとか。  あと、前にあなたはこう言ったよ。定住人口1,000人来る。定住人口1,000人来るって。定住人口が1,000人増加すると、また道の駅の運営の自主財源はどうするんだと、戸田のほうから上がるお金でやると。だってあれ、3年間だっけ、固定資産税無税ですよね。無税のところから、どこから税金は来るんですか。それ、前に言ったから聞かなくちゃならないと思ってメモしておいたんですよ。1,000人来るわけないでしょうよ、定住人口。時間ないからあのとき聞かなかったけど、新聞に、議会だよりに出したでしょう。どうやって定住人口1,000人来るんですか。あと、自主財源どうするんだと言ったら、戸田の開発のところから、そう言っていますよね。だって、3年間だっけ、優遇措置で固定資産税入らないでしょうよ、まず。そこのところ、前は時間がないから、詳しく話してもらえる。 31 ◯議長(倉持 守君) 藤島副市長。 32 ◯副市長(藤島忠夫君) まず、自分ごとで申し訳ないのですが、茂田議員からは今、定住人口が1,000人というふうに御発言がありましたが、議事録を読んでいただくと分かると思うんですが、私は雇用を今の段階で1,000人確保するように努めますというふうに答弁をさせていただいております。道の駅の財源でございますが、道の駅の財源につきましては、これは税収は後々来るという話で、企業誘致の分は固定資産税で10年間で2億というように答えています。そのほかに法人事業税があると、それで後々は充当できるだろうと。ただ、財源としては、これは先ほど私の答弁にもありましたように、国、県、特に国のほうは内閣府による地方創生の資金を活用して建設費に充当できると。これは、県内初の試みのために今頑張っているところでございますし、県からの補助金ということと、あとは市債は発行しなければなりません。ただ、これは国税が9割保障される市債、または土地についても7割以上の地方交付税が算入される、そういった有利な市債を我々は今検討しているというような発言をさせていただいたというふうに私は思っておりますので。以上でございます。 33 ◯議長(倉持 守君) 茂田信三君。 34 ◯16番(茂田信三君) 最初の約束の5億円から、下水道事業約8億、区画整理外区域というんですか。これ、資料を頂いたやつですからね。それを読みますからね。道の駅基本構想・基本計画検討書作成1,400万、先導的官民連携支援業務1,600何がし、道の駅管理運営計画834万9,000円、これで8億以上なんですよね。そのほか5億やって、人件費は当然入っていませんよね。どうやってこれペイできるんですか、費用対効果。皆さんよく費用対効果、費用対効果って使いますよね。費用対効果じゃ、これ全然効果ないでしょうよ。  あと、日刊工業に何か月前だっけかな、3か月か4か月前に、10年以内にメンテナンス約3億かかると書いてあるんですよね。その3億、どこから出すんだと。あと、先ほど言った9割が補助だと、9割とか7割とか。1,000万の予算の9割ほど、補助で900万でしょう。1割持ち分でしょう。10億だったらそういう金額じゃないんでしょう、そもそも。そういう割合で言ったって、幾らに対して9割か、それは曖昧でしょうよ、9割の補助があるんだとか。100万しかかからなくて9割補助だといったら、じゃあ10万だけ出せばいいという話。10億になったら違うでしょうよ。多分、努力しているとか、補助の申請しているとかというのは、これは全然当てにならない話でしょう。  政府もこういう状態ですから、コロナでたくさんのお金がかかりますよ。今度赤字国債も出すでしょう。そんなところ、回るわけないでしょう、考えたって。道の駅なんか、あったってなくたっていい話でしょう。コロナで苦しんでいる人、あれ、望みますか。前も言ったように、北朝鮮が日本人とか日本にいる韓国人の人に、バラ色だから来てくれ、来てくれと、みんなだまされちゃって行って、あのざまでしょう。大変な、帰りたくても帰れない。バラ色ばかりやったってしようがないでしょう、お金ないんだもん。常総市は230億とか、そのくらいでしょう、予算。東京みたいに一国に、小さい国の予算以上持っている地方自治とは違うでしょうよ。国の補助だ、補助だといって補助出せますか、まず。何でこれ必要なんですか、今。それをまず話してもらいたいよ、どうして必要なのか。そんなに市民が望んでいるのか。これから国保税も上げなくちゃならないし、いろいろ減免したり何だりしたら財調取り崩さなくちゃならないでしょうよ。どこからお金あるんですか、まず。コロナで苦しんでいる人、道の駅を望んでいますか。それをお聞きしたい。 35 ◯議長(倉持 守君) 神達市長。                〔市長神達岳志君登壇〕 36 ◯市長(神達岳志君) 茂田議員のおっしゃるとおり、このコロナというのは世界的な緊急事態宣言も発令をされたほど、今までに経験のない大きな、災害と言ってもいいほどのものだと思います。経済的な落ち込みは先ほど答弁させていただいたとおり、心配をされるところでございますけども、あの5年前の水害のときも全くそうでありましたように、大分税収も落ち込み、財政調整基金も8億円投入をして、そして人口の減少も進んで、それがやっとこの4年間で少しずつ税収も、そして財調も1億2,000万積み増しをしました。また、税収も合併当初の税収を取り戻した、そういったさなかでのコロナということでございます。これから、コロナだけではなくて、人口減少、そういった部分も含めて、日本経済の先行きが心配な中での追い打ちのコロナでありますから、ここで行政として、また国としても、私も地方をあずかる一人の首長として一番やらなきゃならないのは、こういった緊急事態、これをしっかりと手を打って、止血をするということがまず大前提であるのは、茂田議員がおっしゃるとおり、コロナで苦しんでいる方々をいかに助けられるか、これはやっぱり一番今真っ先にやらなきゃいけないことです。  並行してやらなきゃいけないのは、市税の収入を確保するための地域経済を活力のあるものにするための施策が何よりも大事だというふうに考えております。このコロナ禍で道の駅を望んでいる人がいるのかという端的な御質問にお答えをさせていただきますと、私のもとには、市長、これ何とか早く実現してくれと、こういうことでもないと光とか希望、これから地域の活力、こういったものは、何よりも、ショッピングセンターを誘致しても、何をやっても、やっぱり周りのつくばや守谷、東京に近いこの50キロ圏内では、常総市の独自性というものを出さなければ、人は常総市に、交流人口は訪れない。逆に、今まで常総市からつくばに買物に行く、守谷に買物に行く、下妻に買物に行くということで商店街の空洞化が起こっているのも現実でございます。その上で、やっぱり人の集まる拠点をつくって、たくさんの方が常総市にお越しになるからこそ、その方々が地域にお金を落としていただく、またはビジネスチャンスも広がってくる、地域の経済も活力を増す。または、まさに企業誘致をして雇用も、税収も、固定資産税の増税も見込まれる事業なんです。ですから、こういう厳しいときだからこそ、自主財源の確保策、または市民への活力、そういうものを積極的に進めていく責任というのが私にはあると思いますし、それを期待している市民も多くいるということを申し添えておきたいと思います。  以上です。 37 ◯議長(倉持 守君) 茂田信三君。 38 ◯16番(茂田信三君) 一つ言っておきますね。教えておきますよ。この恐慌は、世界大恐慌以上ですからね、これは。あのときはまだパイが小さかったんですよ。いろいろ、ダム造ったり工事やったり、失業者に与えたんですよ。与えたというか、ニューディール政策とかで。それでもったんです。今は何で潰れないかというと、セーフティーネットがたくさんできているんですよ、金融のね。こうなった場合は、G7でも何でも協調して融資する。だから、大恐慌の一歩手前なんです。今、何で株が上がっているか知っていますか。2万2,000か、コロナバブルで余ったお金が行く場所ないんですよ。経済評論家はそこを言っている方は少ないですけど、私はプロだから分かりますよ。お金がないんですよ。だから、じゃぶじゃぶで、アメリカがあんなに毎日高いなんておかしいでしょう、考えて。今、大暴動になっているんでしょう。必ず今度暴落しますからね、あれ。何であんなにコロナでやって、先が見えてきた、見えてないでしょうよ。お金が行くところないんですよ。コロナバブルだから株買えばいい、金買えばいいって、それで上がっているんですよ、商品市況の金とか。何でバブルだか分かりますか。事業をやる人いないんですよ。そこまで教えてもらって、教示してもらってやるというのは、もう何回も言っているでしょう。私、もう4年間言っているけど、間違ってますか、経済的な見通し。議事録見れば間違ってないですよ。どの経済評論家も学者も言っていないことを、もう4年前から言っているでしょうよ。肌身で感じて経験しているからですよ。非常におっかない目に遭いましたよ。どうしようかというときもありましたよ、勤めているとき。そういう経験則から来ているんですよ。机上の空論だけじゃないんですよ。  行き先ないお金が株に回って事業ができないということは、雇用もないですよ。雇用1,000人、どうやってつくるんですか。さっき、市税をプラスじゃなくて、市税の失血でしょうよ。確かに、今、市長が言ったとおり、神達市長、早く仕上げてくれとか、どんどんやってくださいって、それは建設業界の方は言いますよ、死活問題ですから、動きますから。私は否定しないですよ。人にはいろいろ考えがありますよ。象を触ってみて、目隠しをして、違うことを言うと、差別用語になりますから言いませんが、目隠しをして、耳だけ触った方は、象というのは、この動物は耳が大きいんだな、鼻だけ触った人は、鼻が長いんだな、しっぽだけ触った人は、随分これは長くて細いんだなと。で、目隠しを取ってみると、ああ、こういう実体か。それは、あなたのそばにいる人は言いますよ。私は否定しないですよ、いろいろな考えがあるんですから。市民の方、うちあたりでそう言っている方は建設会社の関係とか、そういう方ですよ。まして、もう何年前に計画された時代とは違うでしょう。てっきり私は今度の議会で、やめますと言うのかなと思ったよ。だから、諸手を挙げて特別賞与の170万も賛成したんですよ。これは微々たるものでしょう、何十億で。  さっきに戻るね。どのくらいの補助があるの、まず。たくさん、9割だ、7割とか、さっき訳の分からないこと言っていたが、現在幾らという保障が。それ言ってもらいたいよ。 39 ◯議長(倉持 守君) アグリサイエンスバレー推進チームマネージャー。 40 ◯アグリサイエンスバレー推進チームマネージャー(川沼一巳君) ただいまの道の駅の建設に関わる補助金についてお答えいたします。  先ほどから申し上げておりますとおり、地方創生の拠点整備交付金というのがございまして、こちらのほうが地域交流施設の2分の1ということで、建物、今6億から8億というふうになっておりますが、そちらの2分の1が出る予定となっております。  それと、道路管理者であります茨城県と一体整備を行いますので、そちらの補助金のほうが約1億ということでございます。  以上でございます。 41 ◯議長(倉持 守君) 茂田信三君。 42 ◯16番(茂田信三君) 1億と、その前幾らって言ったっけ。 43 ◯議長(倉持 守君) 推進チームマネージャー。 44 ◯アグリサイエンスバレー推進チームマネージャー(川沼一巳君) お答えいたします。
     6億から8億のうちの2分の1でございます。ですので、3億から4億でございます。 45 ◯議長(倉持 守君) 茂田信三君。 46 ◯16番(茂田信三君) それは建物だけですね。もう確約もらっているんですか、まず。予定じゃ駄目だよ。入らなかったら誰が払うんですか、まず。予定とか、そうだと思うというのは駄目だよ。 47 ◯議長(倉持 守君) 藤島副市長。 48 ◯副市長(藤島忠夫君) これは、仕事の進め方もございますので、確実にするために我々は内閣府に行って、この事業の正当性、いわゆる地方創生地域再生計画に位置づけをしていただくとか、そういった国からも助言は頂いたり、アドバイスを頂いたりして、我々としてはその位置づけをし、その内閣府から補助金というものを確実にしていくので、そういう作業を進めているということでございます。 49 ◯議長(倉持 守君) 茂田信三君。 50 ◯16番(茂田信三君) そういう先の見えない、国もやっているからこういう状態なんですよ。誰が考えたって、私が社長というか、国のあれだったら出さないよ。だって、先が見えないでしょうよ、まず。全然明るさないし、活性なんかできるわけないよ。すごい活性だったら私ちゃんと謝るから。ちゃんと謝るよ、まず。  もう時間ないから、そういう机上の空論聞いても時間の浪費ですから、今度道路の件で聞きますね。続けていいですか。 51 ◯議長(倉持 守君) 3番目の質問ですね、はい。 52 ◯16番(茂田信三君) まず、ある日突然ということもないですけど、ファックスが来たから見ましたら、コロナ事情により有料の無料化はコロナ対策費に充てますというファックスが来たんですよ。まず、岡野議員も質問しましたが、議会で議決になったことをファックス1枚で済むものか。簡単でいいですよ、もうあと5分しかありませんから。 53 ◯議長(倉持 守君) 答弁を求めます。都市建設部長。 54 ◯都市建設部長(木村茂樹君) お答えさせていただきます。  水海道有料道路無料措置の開始日の延期についてですが、先ほども答弁をさせていただいたとおり、コロナ禍の関係で3橋に流入する車の量の減少、あるいは小中学校の休校等がございましたので、検討した結果、開始日を延期するということで決めさせていただき、速やかに議員の皆様にファックスでありますがお知らせをさせていただいたところでございます。 55 ◯議長(倉持 守君) 茂田信三君。 56 ◯16番(茂田信三君) 議会で決まったのを、ファックス1枚であれば何でもできるということですね。  もう1点、昨日藤川君にも再度確認したけど、あのファックスの内容、私はつまらないあれだから、見てどこかへ丸めて捨てましたけどね。あのときに、コロナ対策費に充てると書いてあったんですよね。コロナ対策はもう永遠に解決しませんから、あれ、毎回毎回県でも50億の予算入れているんでしょう。コロナはもう解決しないですよ。また入れなくちゃならないから、あれは永遠に無料にならないですよ。あのお金、コロナ対策に入れるとファックス来ているんですもん。藤川君に念を押したら、そうですと言ったでしょう。私、原本見つからないから、昨日来て、そうですと、間違いありませんと、そのことについてお聞きしたい。 57 ◯議長(倉持 守君) 都市建設部長。 58 ◯都市建設部長(木村茂樹君) お答えをさせていただきます。  当然、開始日を延期したことによりまして、水海道有料道路を無料措置した場合の県の道路公社に負担をする金額というのは日割り計算で少なくなっていきますので、その補てんをしなくなった分のお金については当然支出がありませんので、コロナ対策のほうにも活用していただけるということでございます。 59 ◯議長(倉持 守君) 茂田信三君。 60 ◯16番(茂田信三君) あの文面を読むと、4,300万でしたっけ、藤川君に昨日聞いたら4,300万と言ったな。コロナ対策費に充てるというんだもん。コロナ対策、まだずっと続くんですよ。その都度その都度詭弁使うんですか、そうやって。コロナ対策、これ終結したらそれで完了ですけど、終結していないでしょう。対策費にどんどん出すんでしょう、これからも。永遠に続くんでしょう。天然痘みたいに撲滅しましたといえば、もうコロナ対策費ないですよ。ウイズ・コロナでずっと一緒なんですよ、コロナ、我々と。ああいうふうに思いつきでファックス流して、コロナ対策費、今年で終わるわけじゃないですよ、コロナの。対策費、ずっと続くでしょうよ、永久に。それを聞きたいんだよ。簡単にファックスで、このお金はコロナ対策に充てますからと書いてあったもん。 61 ◯議長(倉持 守君) 神達市長。                〔市長神達岳志君登壇〕 62 ◯市長(神達岳志君) 答弁させていただきます。  先ほどの水海道有料道路の、やらなくなった休止期間、これが4,300万で議決を頂いていますから、この議決を頂いたものは責任を持って我々が執行する権利がございますけども、これを、事態が変わったということで、負担を極力減らすことができるというふうに判断をしたので、その分をコロナ対策に充てるということで、水海道有料道路の予算を全部、これから先コロナ対策に充てるとは申しておりません。またしっかりとコロナ対策、これは水海道有料道路の地域交通の円滑化、そういった部分と分けた議論をお願いできればと思います。 63 ◯議長(倉持 守君) 茂田信三君。 64 ◯16番(茂田信三君) あれ、誰が見てもコロナ対策に充てるということはもう、コピーの用紙、裏見たって何ともそんなこと書いてなかったよ、全然。そういうそのとき、そのときの都合のいい答えを出しちゃ駄目だよ。まずは、我々は真剣にやっているんだから、その都度その都度の思いつきのことでやったら市民が困る。あと、もっと経済を勉強しなよ。こういうときに道の駅なんかないから。  以上でございます。 65 ◯議長(倉持 守君) この際、暫時休憩といたします。                 午前11時02分休憩   ─────────────────────────────────────                 午前11時15分再開 66 ◯議長(倉持 守君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  一般質問を継続します。  次に、7番飯島 忠君。                〔7番飯島 忠君登壇〕 67 ◯7番(飯島 忠君) 7番飯島 忠でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  質問する前に、新型コロナウイルスに感染された方、また家族の方々に対しましては、心よりお見舞い申し上げます。また、対応に当たられる皆さん方につきましても、御苦労さまでございます。本当に御苦労さまでございます。  通告に従いまして質問させていただきます。大きくは二つでございます。一つは、複合災害の避難について、それから、もう一つはシルバークラブの活動の支援についてでございます。  それでは、一番初めの複合災害についてでございますが、複合災害というのは、昨日も岡野議員のほうからありました。重複するところもあるかも分かりませんが、できるだけ重複しないように質問いたしますので、よろしくお願いをいたします。  複合災害というのは、皆さんも御存知のように、一つの災害ではなしに、同時に、またほぼ同時にということになるんだろうと思うんですけれども、幾つかのことが起きるよということになります。例えば、東日本の大地震においては、地震が起きて家が倒壊したよ、そのことだけじゃなしに、津波が起きたよ、そしてまた、さらには福島では放射能漏れが発生したよというように、幾つかのものが一緒になるよということでございます。  台風19号においても同じようなことが起きております。風で家が倒される、その後、河川がはんらんして水で流されるというような災害でございます。本当に苦しい思いをしたというふうに思いますが、ただ、そのような災害であっても、避難所に行けば何とか助かるよという自分の気持ちがありました。しかし、今回は避難所に行けない、感染してしまうよというような災害が今出ております。  つい最近では、これは5月20日なんですけれども、世界では、インドとかバングラディシュでは、このコロナウイルスが感染して、蔓延しているにもかかわらず、大きなサイクロンが発生しました。報道では、その施設に行ったことによって感染が拡大するだろうという報道、それともう一つは、その避難所に怖くて行けないという人たちがたくさんいますよという報道があります。そういうことを考えると、この常総市でも万が一梅雨になってそういうことが起きた場合には、どうするのかなというふうに思います。市民の中には、やっぱり感染という恐怖が先立ちまして、俺は、私は避難しないよ、避難したら怖いよというふうになるのではないかなと思います。そのことから、市としては、安心できるような仕組み、要するにシステムを構築していかなければならないんじゃないかなというふうに思っております。  もちろん、その前にウイルスにかからない対策、またははんらんしない対策、そういうものも一番大事だよということは分かっております。そういう中で、常総市としてはこの感染が起きるであろう、起きるかもしれないという複合災害について、避難方法、どうしているのか、その辺のところについて答弁をお願いしたいというふうに思います。 68 ◯議長(倉持 守君) 答弁関係者の方、議場にお入りください。  これより答弁を求めます。市長公室長。               〔市長公室長小林昭仁君登壇〕 69 ◯市長公室長(小林昭仁君) 飯島議員の御質問にお答えします。  避難所における新型コロナウイルス感染症対策に係る国からの通知が4月に出され、四つのポイントが示されております。一つ目はより多くの避難スペースの確保、二つ目として指定避難所への避難に係る住民周知、三つ目といたしまして避難所の衛生環境の整備、四つ目といたしまして発熱、咳等の症状が出た方への対応となっております。  昨日の岡野議員からの御質問でもお答えさせていただきましたが、避難所外への避難の検討のお願いや、自家用車への一時待機などの分散避難も視野に入れ、受入れ準備を進めているところでございます。  加えまして、発熱などの症状が出ている方の対応につきましても、チェック体制のルール化を調えて対応に当たるよう徹底してまいりたいと考えております。  以上でございます。 70 ◯議長(倉持 守君) 飯島 忠君。 71 ◯7番(飯島 忠君) ありがとうございました。一般的には多分そのような避難の方法だろうというふうに思っています。でも、その一般の方法では多分補うことができないような人たちもいるんじゃないかなというふうに思います。それは、弱者と呼ばれる方々で、例えば体の不自由な方、寝たきりになっている方、車いすの方もいるんじゃないかなというふうに思います。それから、高齢者の方、その方々もやっぱり避難をしなければならない場合もあるんじゃないかな。そうすると、感染するよという恐怖がある中で、補助してくれる人が本当に周りから来ていただけるのだろうかという心配もあります。そういうことも踏まえて、その人たちの避難についてどのようになっているのか、答弁をお願いしたいというふうに思います。 72 ◯議長(倉持 守君) 市長公室長。 73 ◯市長公室長(小林昭仁君) お答えします。  これまでの大災害におきまして、要配慮者についての受入れに関しましては、既に避難行動要支援者名簿のリストはできております。その中で、福祉部と連携をもとに安否の確認や、手順や、受入れ態勢をしっかり強化していきたいと思います。  こちらにつきましては、台風19号のときにも要支援者最優先で誘導のほうをさせていただいたところでございます。  以上です。 74 ◯議長(倉持 守君) 飯島 忠君。 75 ◯7番(飯島 忠君) 今の回答では、ちょっと不満なところもあるんですけれども、やっぱり本当に動けない人もいるんじゃないかなというふうに思っています。それはそれとして、いいですけども、その方々に対しましていろいろ考えてやってくれるよということなんですけども、本当にその人の身になってというのかな、やっぱりその方々は、もう本当に心身ともに結構弱っている、また、免疫もないよというような人たちなんですよ。そういうことも頭の中に入れてもらって、配慮をしていただければなというふうに思っています。そういうことでやっていただければ、それで結構なんじゃないかなと思っていますので、そういう努力をお願いして、次に入りたいというふうに思います。  次、1の2)でございますけれども、避難場所の感染対策については、昨日、補正予算が組まれました。その中で、必要備品、こういうものをそろえるよということが補正の中に入りました。マスクとか、シールドとか、手袋とか、3密を防止するための個別空間とか、または間仕切りとか、いろいろ追加をされることになりまして、これはもう安心をいたしました。  このことについては答弁は頂かなくても結構です。でも、要望としてちょっと聞いてください。これらをそろえてやるよということは、我々は今話を聞いているので分かりました。市民の方々に安心して避難をしてもらうためには、こういうことをしていますよ、しましたよということをやっぱり周知してもらいたい。でないと、まだまだ恐怖が残ってしまうんじゃないかなというふうに思っています。  また、どういうことをしても、こういうことをしても、100%感染しないとは絶対言い切れないところもありますので、これは市のほうにはそういうふうにやってもらう、でも、市民の方々にも感染防止、自己防衛をやってもらうということも大切じゃないかなと思っていますので、この辺については市の皆さん方と、市民に要望したいというふうに思っています。  次に入りたいというふうに思います。通常の災害において避難する場合でも、広域避難は必要というふうに考えています。でも、今回のように感染者が心配される場合、これはやっぱり首長同士が本当に連携していないと多分できないんじゃないかなというふうに思っています。担当者同士が幾ら協議をして、こうしよう、ああしようといっても、首長が仲悪かったら、嫌だよという話になると思いますけども、昨日も神達市長の話では、他の市町村ともいろいろなことで協議していますよという話が出ました。それで安心をしております。そういう意味で、首長のほうは大丈夫ですよということですので、今日は担当者によっての、ほかの市との、隣接する他との協議についてどのようになっているのか、答弁をお願いしたいというふうに思います。 76 ◯議長(倉持 守君) 答弁を求めます。市長公室長。 77 ◯市長公室長(小林昭仁君) お答えします。  避難所の開設に向けた環境整備や情報の発信の方法など、既に情報を各自治体間で共有している部分もございますが、避難スペースの確保や健康状態の確認など、これまでの受入れ手順に加えて、受入れ前にやらなければならない感染予防対策は多岐にわたります。したがいまして、より詳細な部分につきまして引き続き他自治体におきましても協力をしながら、受入れの準備を進めてまいりたいと考えております。  また、取組の一例といたしましては、5月21日に鬼怒川小貝川下流域大規模災害に関する減災対策協議会の会議の中でも、各市町間の連携強化と感染症対策の現在の取組の事項を再確認しているところでございます。  以上です。 78 ◯議長(倉持 守君) 飯島 忠君。 79 ◯7番(飯島 忠君) ありがとうございました。要するに、感染症も含めた、そういう協議をしていますよということですね。分かりました。ありがとうございます。続けて、そういう協議はまめにやっていただいて、スムーズにできるようにお願いしたいというふうに思います。それを踏まえて質問したいというふうに思います。  居住している場所によっては、常総市の指定された避難所に避難できない人も結構いるんじゃないかなというふうに思っています。その地域によって、またはその状況によって、道路が寸断されたよというようなことになるんだろうと思うんですけども、そのようなときには、やっぱり隣接する市町村に避難をしなければならないというふうに思います。そうすると、多分どこの市町村も万が一感染するという気持ちがあるんじゃないかなというふうに思っています。そうすると、自分のところの人たちは何とか、手厚くということはないけども、優遇して避難を受け入れますけども、ほかから来た人についてはちょっと手を抜くというようなことがあってはいかんなというふうに思っています。差別をするようなことがあってはいかんなというふうに思っています。ただし、先ほど言ったように、ほかの市町村についてはちょっとというのもあるのかな。  前回、19号のときにも、つくば市の職員の方々からちょっと耳に入ったのは、何だい、つくば市の人はいないけども、常総市の人ばかり避難しているよという話がありました。別にこれは嫌味ではないんですけども、結構そういう形で気を使っているんじゃないかなというふうに思います。そこを、やっぱり気を使わせないで受入れするようなことができるのかどうか、その辺のところについてお伺いしたいというふうに思います。 80 ◯議長(倉持 守君) 市長公室長。 81 ◯市長公室長(小林昭仁君) お答えします。  こちらにつきましては、既に締結している広域避難に係る災害応援協定に基づいて受入れを行うこととなります。その中でも、避難者間の距離をこれまでよりも保つ必要があることや、避難所不足の懸念から避難所外の避難の検討など、分散避難を推奨しております。こちらにつきましては、どこの自治体においても同じようなやり方ということで、協定というか、協議を重ねておりますので、進めていきたいと思っております。  以上です。 82 ◯議長(倉持 守君) 飯島 忠君。 83 ◯7番(飯島 忠君) どこでも同じやり方、要するに平等に扱うようにしますよということです。そういうことですね。安心をしました。そういうことを頭の中に入れて対応をお願いしたいというふうに思います。  同じようなことなんですけども、次に、ほかから避難者を受け入れるということもあるだろうというふうに思っています。ちょっと前のあれと関連しますけれども、この件についてもお答え願いたいというふうに思います。 84 ◯議長(倉持 守君) 答弁を求めます。市長公室長。 85 ◯市長公室長(小林昭仁君) 他市からの避難者の受入れにつきましても、これまでの災害時にも多くの市民を受け入れていただいた経緯もございますので、他市からの避難者が来た際には同様に対応を行っていきたいと思っております。  受入れに際しましては、一定の距離を保つことや、受入れ前の体調確認、感染者との接触状況などの聞き取りを行うなど、市内外分け隔てなく一貫して対応していきたいと思っております。  以上でございます。 86 ◯議長(倉持 守君) 飯島 忠君。 87 ◯7番(飯島 忠君) ありがとうございました。その辺についてはもう心配ないよということでしょうから、どうぞよろしくお願いしたいというふうに思います。  それから、最後にちょっと要望になるんですけども、避難者を面倒見てくれるスタッフの方々、これも大事なことじゃないかなというふうに思っています。スタッフの方に感染をさせてしまう、またいろいろなことで負担をかけてしまうということも防いでいかなくてはならないというふうに思います。そのためには、スタッフの安全、いろいろな備品と言ったらちょっとあれかもしれませんけども、防護を使って対応をお願いできるように要望して、この件については終わりにしたいというふうに思います。どうもありがとうございました。 88 ◯議長(倉持 守君) 次の質問に移りますので、答弁関係者の入替えをお願いします。  飯島 忠君、質問を継続してください。 89 ◯7番(飯島 忠君) 二つ目の質問です。大項目として、シルバークラブ活動の支援についてということでございます。  このシルバークラブの所属は、直接市が担当するものではないというのは分かっています。社協が主体になってやってくれているよということを聞いております。ちょっと社協とはどういうものかというのを調べた結果ですけれども、ちょっと読み上げてみます。  社会福祉協議会は、全ての市町村、指定都市、都道府県及び全国段階に設置された社会福祉法人法第110条に位置づけられている民間組織ですよというふうにうたわれています。うたわれているんですけども、その後、地域の皆さんやボランティア、保健、医療、福祉等の関係者、行政機関の協力を得て、全ての人が安心し、幸せに暮らせる福祉のまちづくりを目指しますよというように書かれています。要するに、独立はしている組織なんだけども、市と連携、協力しながら活動するというのが社会福祉法人というようになっているんじゃないかなと思っています。そういう観点から、市に質問をするというように至りました。  そして、第1番目としましては、シルバークラブの会員が本当に少なくなってきている。高齢者がどんどん増えているよということにもかかわらず、参加する人が少ない、会員になる人が少ない。ようやく会員になってもらっても、何か行事をするということになると参加する人がさらに少ないというようなことが今できています。そういう状況の中で、この参加する人の減少、どのように考えているのか、その辺について御答弁をお願いしたいというふうに思います。 90 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。保健福祉部長。              〔保健福祉部長吉原克美君登壇〕 91 ◯保健福祉部長(吉原克美君) 飯島議員のシルバークラブの活動への支援、会員の減少についてどのように考えているかにつきましてお答えをいたします。  当市のシルバークラブの会員数につきましては、旧水海道市と旧石下町が合併した平成18年には108クラブ、会員数が5,890人おりましたが、令和元年には49クラブ、1,816人となっておりまして、当市におきましても14年間で3分の1に減少している状況となっております。  なお、平成31年3月31日現在の常総市の60歳以上の人口における老人クラブへの加入率は9.3%で、茨城県内の市の老人クラブ加入率の平均と同率でございます。  シルバークラブ会員の減少につきましては、厚生労働省老健局の全国介護保険・高齢者保健福祉担当課長会議資料によりますと、会員の高齢化からクラブの活動が困難となり、クラブが存続できなくなることが会員減少の理由としております。
     今後、クラブを存続させていくためには、魅力ある活動を行い、新規加入者を増やしていくことが必要となりますので、先ほど議員からお話がありました、事務局であります常総市社会福祉協議会と連携しながら、引き続きシルバークラブの活動の支援をしてまいる所存であります。  以上でございます。 92 ◯議長(倉持 守君) 飯島 忠君。 93 ◯7番(飯島 忠君) ありがとうございました。いろいろなことをしながら、支援をしていただけるよということだろうというふうに思います。  私も、健康推進クラブの役員のところへ行ってまいりました。いろいろ話を聞かせてもらいました。その減少の原因は何だろうという話をさせてもらったんですけども、その人が言うのには、やっぱり大きな問題はリーダーがもういないんですよ、幾ら見つけても、うんと言ってくれる人がいないんですよとか、そういう問題。それから、足がない、もう車社会にもかかわらず、家から一歩も出られないというような問題。それから、補助金、やっぱりお金がということになるんだろうけども、何か私も分からんところもあるんですけども、クラブに入るとお金をクラブ費として出すよ、そのかわり補助をもらうよということになるんですけども、そうすると、一人当たりの補助が本当に微々たるものになってしまって、そういうことで何々やろうとしてもなかなか、自己負担とかあったりする場合もあるので大変なんですよという話も聞いています。それから、活動内容なんですけども、結構マンネリ化というのかな、してしまっているよ、もういつもいつも同じことになります。年齢的には、活動が一緒でもいいのかも分かりませんけども、年齢的にはもう20年ぐらい前の、15年ぐらい前の人の会員がそのままぐーんと行って、新しい人が入ってこないということなので、それでもいいかも分かりませんけども、それでは若い人が入ってこないんじゃないかなというふうに思っています。そういうことも考えられるんですけれども、今回はいろいろありますけれども、リーダーの問題と、それから車の問題について質問をさせていただきたいというふうに思います。  そういう中で、一番大事だよと言われているリーダーについて、どのような選出または選出された方の教育、育成、その辺のものが必要だろうというふうに考えていますので、その辺がどのようになっているのか、お答えを願いたいというふうに思います。 94 ◯議長(倉持 守君) 答弁を求めます。保健福祉部長。 95 ◯保健福祉部長(吉原克美君) 2番の御質問についてということで回答させていただきます。  グループリーダーの育成につきましては、毎年、茨城県老人クラブ連合会研修や女性リーダー、会長・副会長研修などに参加をしております。シルバークラブを活性化させ、魅力ある組織とするために、若手会員や会員の多くを占める女性会員の中から意欲的なグループリーダーを育成していくことが重要と考えております。  シルバークラブが主体的な活動をするためには、どのようなリーダー研修が必要なのか検討するよう、事務局であります社会福祉協議会を市も支援していきたいと考えております。  以上でございます。 96 ◯議長(倉持 守君) 飯島 忠君。 97 ◯7番(飯島 忠君) なかなかリーダーというのは、選出するのは難しい状況だよというふうに言われています。なぜかというと、若い人がリーダーになればいいよということになるんだけども、平均年齢というか、大半の人が80代、90代の人たちです。今、若い人を求めようとすると、若い人はまだまだ働いている、もう70頃まで民間企業なんかは受入れをしております。そうすると、70歳から、ちょっといろいろなことをやってみたいなと思っても、90代の人たちがクラブの長とか三役を務めていると入りづらいというものが結構聞かれています。ですから、もう順番に、リーダーも年齢層に従って見つけていっていただければなというふうに思っておりますので、その辺よろしくお願いをしたいというふうに思います。  次に入りたいというふうに思います。もう一つは、市の政策ともちょっと関係するんですけども、車のことでございます。もうそのように年齢的に、80代、90代の人が活動するよということになりますと、やっぱり家族の方も心配で、心配で、車で行くのが心配でという人たちがたくさんいます。そうすると、昔だったら乗り合いというのがありました。要するに、おばちゃん、今度行くから一緒に乗っていきましょうよという話がありました。今、そういうことをしたら子どもたちに怒られます。万が一事故が起きたらどうするのということになります。そういうことも一つあります。それから、先ほども言ったように市の政策として、免許証の返納、自主返納というのも勧めているというふうに前回のときに言われました。そうすると、小さな活動でも、大きな活動でもそうなんですけども、行きたくても行けない、そのことによって、どうせ俺は行けないんだから会員にならないよ、なれないよという地域が出てきて、断られているんですよというふうに聞いています。そういうことをやっぱりなくすためには、何とか足の確保を支援していただきたいなというふうに思っておりますので、その辺についてはどのようになっているのか、御答弁をお願いしたいというふうに思います。 98 ◯議長(倉持 守君) 答弁を求めます。保健福祉部長。 99 ◯保健福祉部長(吉原克美君) お答えいたします。  市では、常総市庁用バス運行管理要領によりましてバスの貸出しを行っております。シルバークラブが国または地方公共団体の主催または要請によって会議、研修、講演等に参加するために使用する場合は、庁用バスの使用許可対象の範囲として定めております。  また、会員の親睦旅行や観光重視の視察等につきましては認められておりませんが、社会福祉協議会が主催する高齢者スポーツ大会、いばらきねんりんスポーツ大会、高齢者新春芸能大会等の行事におきましては、庁用バスの利用が可能でございます。高齢者の生きがいづくり、健康づくりのために庁用バスの利用の際は御相談いただければと思います。  以上でございます。 100 ◯議長(倉持 守君) 飯島 忠君。 101 ◯7番(飯島 忠君) 確かにそのようになっているのかも分かりませんけども、この間も福祉協議会のほうにちょっとお伺いしましたら、バスのほうも出ていますけども、なかなか大変なんですよという話が出ました。それは何かというと、水海道で行事をやる場合には、石下からバスで送る場合に、あっちこっち寄ると競技が終わるというんじゃないんですけども、競技がもう始まってしまっているんですよという話がありました。また、石下のほうで開く場合には、水海道の方々が来る場合には同じような状況になるんですよということで、なかなかバスの利用も大変なんですよということです。  ですから、その辺を、やっぱり時間というのがあるのかも分かりませんが、出発時間をちょっと早めてもらって、何か所か寄ってもらう、1か所だけじゃなしに、各地区ごとにというのかな、寄ってもらえたら非常に参加する人も出てくるんじゃないかなというふうに思っていますので、その辺をお願いして、この件については終わって、次に入りたいというふうに思います。よろしくお願いします、その辺について。  次に、社会福祉協議会についてですけれども、これは民間組織だよということなんですけども、市としてはあまり関与していないみたいなんですけども。 102 ◯議長(倉持 守君) 飯島議員にお聞きしますけども、社会福祉協議会の通告ございませんので、通告頂いているのはシルバークラブ活動の支援について、今、3番の項目である、市の政策である運転免許証自主返納、これまでは通告を頂いておりますので、そのほかのやつは通告外でございますので。再質問だったら今の関連でよろしいんですけども。 103 ◯7番(飯島 忠君) 再質問ということで。 104 ◯議長(倉持 守君) 今のことで。だから、社会福祉協議会自体というのは項目頂いておりませんので。 105 ◯7番(飯島 忠君) 分かりました。じゃあ、これは省略させていただきます。  この再質問のほうになりますけども、このバスについては、どこに相談すればいいのかなということもシルバーの会員から聞かれておりますので、その辺もお願いしたいというふうに思います。 106 ◯議長(倉持 守君) 保健福祉部長。 107 ◯保健福祉部長(吉原克美君) お答えいたします。  バスの利用につきましては、社会福祉協議会が事務局をしている関係上、まず社会福祉協議会のほうに御相談をしていただき、社会福祉協議会から申請していただくというふうな手順が通常でございますので、まず社会福祉協議会に御相談をしていただければと存じます。  以上でございます。 108 ◯議長(倉持 守君) 飯島 忠君。 109 ◯7番(飯島 忠君) ちょっと前後しますけれども、そしたら、相談すればいつでもということはないんだけど、いろいろ目的があるんだろうと思うんですけども、利用することは可能ということで理解してもいいんですか。その辺ちょっとお願いします。 110 ◯議長(倉持 守君) 保健福祉部長。 111 ◯保健福祉部長(吉原克美君) 先ほど、ちょっと一部答弁でもお話しさせていただきましたが、この貸出しする内容が基準に合致していればいつでも利用することは可能でございますが、ただ、事前に市の事業や学校行事等でバスの日程が埋まっておりまして、バスの利用ができないこともありますので、日程が決まり次第早めに御相談いただければと思います。  以上でございます。 112 ◯議長(倉持 守君) 飯島 忠君。 113 ◯7番(飯島 忠君) ありがとうございました。今の話を聞いて、多分シルバーの役員も今度バスを利用しようかなというようになってくれるんじゃないかなと思います。  このシルバークラブの目的というのは何なのということになるんですけども、やっぱり寝たきりにならないよ、そういう体をいつまでも健康でいることということが前提だろうというふうに思っています。そういうことを市としても考えているのであるならば、そういうことをどんどん、活動する場を設けると同時に、その活動する場所にどうやって人を運ぶかということも考えていただければなというふうに思います。  最後になりますけども、要望ということで、ちょっとまた社協に関係して市のほうにお願いをするということになりますけれども、常総市の地域福祉計画という内容を見させてもらいましたら、この中に市民のアンケートというのがありました。その中での社協についてアンケートがあったんですけれども、それを見てみますと、社協の名前、場所も知らないという人が24.7%いました。または、活動についても大体60%の人が知らない、どういうことをしているか分からないという回答です。会員の方々から、本当にそういう状況ですから不満が結構出ております。会員であってもですよ、出ております。そのことを踏まえ、やっぱり魅力あるシルバークラブを構築するためには、ちょっと事務局、社会福祉協議会、少し機能が低下しているんじゃないかなというふうに思っています。そういうことを踏まえ、この3期の地域福祉計画書、内容をぐっと読んでいくと、これは社会福祉協議会だけではとても手に負えないんじゃないかなというふうに思っています。それを踏まえ、市としても協議会のほうに関与して、いろいろ手を差し伸べて、我々高齢者を助けていただければなというふうに思っていますので、どうぞよろしくお願いをして、終わりにしたいと思います。どうもありがとうございました。 114 ◯議長(倉持 守君) この際、暫時休憩いたします。                 午前11時56分休憩   ─────────────────────────────────────                 午後1時00分再開 115 ◯議長(倉持 守君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  一般質問を継続します。  次に、20番中村安雄君。                〔20番中村安雄君登壇〕 116 ◯20番(中村安雄君) 午後の1番ということで、質問をさせていただきます。  まず1番として、企業誘致の促進による安定財源の確保ということであります。  1)、2)、3)ありますが、1)の促進企業のというやつは、これは進出企業でありますので、訂正してください。進出企業の現状と今後の見通しについてということでございます。  この企業誘致については、茨城県知事の大井川知事も企業誘致の茨城県ということで、47都道府県でも一番誇りとして進めてきたというような話を聞きました。企業誘致ということでありますと、やはり人口減少というふうな時代を迎えておりますので、いろいろな面でこの企業誘致は大きく地域を支えるということでは、大変重要な役割を示すということだと思います。  私ども地元の坂手におきましても、工業用地の面積を拡大しました。それによって企業が今現在も7社ぐらい決まってきておるようであります。これらによって市の財政が大きくプラスになってまいります。そういうことで、この問題を取り上げたところであります。  2)については、荒廃地、耕作放棄地等の土地の利用の拡大ということを申し上げておりますが、私どもの地域は谷津田といって、機械の入らないような田んぼがかなり多くあります。そういったところを埋立てをしまして、農地としてちゃんと使えるようにしようということで埋立てをしました。約10ヘクタール以上あると思います。この埋立てをしたところも有効に使うつもりではおったんですが、これは業者はとんでもないですね。農地として使えるような残土を持ってきてくれなかったんですね。それで耕作ができない。石が入っていたので機械が壊れちゃうから、機械で農業をやれないというふうなことになって、荒廃地として放置しておいた土地が、かなりの面積がありました。これらを使おうということになって、今度は太陽光の業者が目をつけまして、太陽光発電ということで今約10ヘクタールからの面積がこの太陽光の発電の土地として使われているところでございます。  これらの2点、この問題なんですが、この2点に絡んで、3番目に企業の土地と、構築物と固定資産税ということですが、土地と建物は固定資産税として誰もが分かっている内容でありますが、今度は機械等の償却資産税、これがあらゆるものが償却資産に含まれます。舗装なんかもすると、そういったものまで全部、フェンスなんかで塀を造ると、それも償却資産税というようなことで、大変幅の広いものが償却資産税として取り上げられるということになっております。これがまた常総市の固定資産税の4分の1を占めております。そういうことでありますので、順次、一つ一つ答弁を頂いた後でまた再質問させていただくということでありますので、御答弁のほうよろしくお願いします。 117 ◯議長(倉持 守君) 答弁関係者の方、議場にお入りください。  これより答弁を求めます。市長公室長。               〔市長公室長小林昭仁君登壇〕 118 ◯市長公室長(小林昭仁君) 中村安雄議員の1)の質問にお答えします。  当市は、国道294号が南北に縦貫し、国道354号などの主要幹線道路が東西に走るほか、圏央道常総インターチェンジや常磐道谷和原インターチェンジが近いこと、また西幹線の一部である都市計画道路鹿小路細野線の開通などにより交通の利便性がよく、企業の立地においては周辺自治体と比べ非常に優位であるものと感じております。  御指摘のとおり、企業誘致による効果につきましては、法人市民税や固定資産税などの税収入や雇用の創出など安定した持続性のある市政運営という面で非常に効果が期待できるものと捉えております。  現在の市における企業誘致の取組といたしましては、常総インターチェンジ周辺の土地区画整理事業地にて誘致活動を進めており、アグリサイエンスバレーに続く新たな産業団地の創出に向けて庁内の関係各課で検討会を組織し、候補地選定に係る調査・研究を行っておりますので、今後におきましても企業誘致につきましては積極的に進めていきたいと思っております。  以上でございます。 119 ◯議長(倉持 守君) 中村安雄君。 120 ◯20番(中村安雄君) 企業誘致は、先ほど県知事からの挨拶の中での話も申し上げましたが、固定資産税そのものが大変大きい常総市にとって財源になっているということがはっきりしております。その中でも、償却資産税、そして土地と建物の税金ということですが、償却資産税というのは意外と、なかなかぴんと来ないと思います。私も小さい会社ではありますが、その償却資産税が後から分かったんですね。意外とその内容的なことは細かくは分からなかったんですが、物によって償却期間が全部違いますね。先ほど申し上げました太陽光なんかになりますと、17年間、これは17年間ですから10キロ以上の太陽光に対しての償却期間が17年間ということでありますから、これは特に期間が長い、そして太陽光については土地のほうも、要するに雑種地の扱いになりますから、それらも税金の面で農地の30倍ぐらいの課税がされるのではないかというふうに思います。償却資産税もそういった面で大きい割合を占めております。  企業が、私どもの坂手地区についても、西幹線道路ができました。この西幹線道路がやはり有効な交通網として、企業側とすれば選んでくると。坂東市から選んでくる会社が何社もあります。坂東市からですと、会社は本社が東京が多いんですね。そうなりますと、エクスプレスですね、鉄道も使うし、それから常磐道も使うということで、坂東市からしますと非常に利便性がいいということで選んでくるものと思います。  そういうことでありますので、今答弁を頂いたわけですが、2番目のほうについては、これは先ほど荒廃地の話をしましたが、太陽光がいかに大きい役割を果たしているかは、税金の面でも多分、税務課長、今日はおいでになっていますからですが、大きい金額で、これは調べていただいてはございませんから、どれだけこれによって税収があって、償却資産税がどんなふうについてということは質問の内容は入れていなかったものですから、とにかく雑種地とか、荒廃地とか休耕地とか、そういったものがそれだけ坂手としますと約10ヘクタールからの面積がそういった利用に使われているということでありますので、私どものほうみたいに谷津田の多いところはきっと恐らくそんなにないかとは思うんですが、とにかく土地の有効活用によって自治体に大きい税収をもたらしているということだけは確かだと思います。  私どもは、坂手町なんですが、約250ヘクタール、250町歩ぐらいが山林等で覆われていた場所でございます。ゴルフ場ができて52年ぐらいたちますかね。水海道ゴルフができて52年ぐらいたつと思いますが、単純な金額で3万円ぐらいで買収した当時の思い出がございます。そのバブルの絶頂期には坪30万まで行ったというふうな、考えられないような土地の価格の変動がございました。そういうことで、台地でありますから、水害等が約5年前に常総市も東側が本当に水没して大変な被害があったわけでありますが、西側は水害があっても、この工業区域は高台なんですね。そういう意味では非常に安定はしている場所でありますし、農地や雑種地が利活用できて地方自治体の財源になっているというようなことでありますから、大変これは大きい貢献度ではないのかなと思います。  今度、3番目のほうへ取りあえず入らせていただいて、一緒に答弁頂きたいと思いますが、2番目も含めて答弁してください。  企業の土地の構築物の固定資産税、それから機械等の償却資産税のこの税金の割合ですね。これが私らも全く分かりませんでした。土地の税金、建物の税金、そして償却資産税、企業等がほとんどだと思うんですが、それらに対して割合をお示しを頂ければ大変ありがたいというふうに思いますので、そちらのほうをまず答弁してください。 121 ◯議長(倉持 守君) 答弁を求めます。農業委員会事務局長。             〔農業委員会事務局長森田 修君登壇〕 122 ◯農業委員会事務局長(森田 修君) 中村議員の2)番、荒廃農地、耕作放棄地等の土地利用の拡大促進についてお答えいたします。  荒廃農地等の土地利用につきましては、農地として再生することが理想でございますが、大部分が農地としては作りづらい等の理由があって耕作放棄地になっていることが考えられます。  担い手に斡旋しても引き受けていただけないような土地につきましては、転用が可能な場所であれば、他法令との調整も必要ですが、企業等に利用していただくことも、限りある土地を有効に活用するという観点からも積極的に考えるべきことだと思っております。  しかしながら、農地の転用につきましては、農地を守るために制定されている農地法によりまして厳しく制限されております。その場所や目的によりましては転用ができない場合も多くあるのも現状でございます。  議員からお話がありました坂手の太陽光につきましては、再エネ法による特例、また太陽光パネルの下部を農地として使う太陽光シェアリング、そのような特例によって太陽光発電を行っているものでございます。  これらのことを踏まえまして、御質問の荒廃農地等への企業誘致につきましては、法律の範囲内でケース・バイ・ケースの対応という前提がつきますが、限りある土地の有効活用と転用による税収の増、市全体の利益という観点もよく考慮し、積極的に対応したいと考えております。  以上でございます。 123 ◯議長(倉持 守君) 続いて、市民生活部長。              〔市民生活部長横島義則君登壇〕 124 ◯市民生活部長(横島義則君) 中村安雄議員の御質問3)企業の土地と構築物の固定資産税、機械等の償却資産税及び一般家庭の固定資産税の額と納税割合についてですが、固定資産税の土地・家屋・償却資産における法人・個人の別、税額と割合についてお答えいたします。  当市における固定資産税の割合は、土地・家屋・償却資産の資産別の内訳では、令和2年度当初調定額45億6,416万4,900円のうち、土地の税額は13億635万7,000円で、固定資産税全体の約28.6%となります。続いて、家屋の税額は21億3,426万6,700円で、約46.8%となり、土地・家屋以外の固定資産となる償却資産の税額は11億2,354万1,200円で、約24.6%となっております。  土地・家屋・償却資産の資産別による法人・個人の内訳についてですが、土地につきましては法人分の税額が5億1,223万6,000円で、土地全体の約39.2%となりまして、個人分の税額におきましては7億9,412万1,000円で、約60.8%を占めております。家屋につきましては、法人分の税額は9億6,123万8,700円で、家屋全体の約45%となり、個人分の税額は11億7,302万8,000円で、約55%を占めております。また、償却資産につきましては、事業用の設備等に課税するものでありますところから、法人分の税額は11億1,533万円で、償却資産全体の約99.3%を占めておりまして、個人分の税額は821万1,200円で、約0.7%となっております。  最後に、固定資産税全体に占める法人・個人の内訳では、令和2年度当初調定額45億6,416万4,900円のうち、法人分の税額は25億8,880万4,700円で、全体の半数以上となる約56.7%を占めております。これに対し個人分の税額は19億7,536万200円で、全体の約43.3%となり、固定資産税全体の内訳といたしましては、議員御指摘のとおり法人分が個人分を上回っている状況でございます。  以上でございます。 125 ◯議長(倉持 守君) 中村安雄君。 126 ◯20番(中村安雄君) ありがとうございました。要するに、企業と法人の納税金額割合が多いということでございます。これらについては、特に今後もこれらを進めることによって市の財政力が強化されるということだと思いますが、まだまだ、この前アンケート等を取っておりまして、そのアンケートの結果は私どもは聞いておりませんが、これらによって恐らく耕作放棄地が大変多いというような現状からしますと、まだまだそういった意味では企業誘致の拡大は可能だというふうに思います。ただ、やはり人手不足が大きい問題でございます。後で有料道路の問題も話はしますが、どうしても企業等にすれば人を雇用して労働力を確保するということでありますので、そういう面からしますとやはり人手を確保するためにいろいろな手段を取っていく。私のほうには、保育所まで、企業の誘致と同時に、やはり保育所があることによって安心して勤めができると、要するにそこで一旦朝お願いして、帰りに子どもをまた連れて帰るというふうなことができるということで、民間保育所が造られました。これも話がありましたので、その場所を指定して、その場所にそういった保育の場所を造ったわけでありますが、これらによって非常に雇用される労働者の立場になれば非常に安心して仕事ができるというようなことだそうでありますので、お役に立てたかなと思います。そういったことを含めまして、今後企業がどんどん誘致されることによって、なお一層財政面で常総市の財政が楽になってくるものというふうに思います。  先ほど償却資産税の問題がありましたが、これらは償却期間がなくなりますと、一定の期間がありますから、それらの期間を過ぎますと課税の対象から外れるということでありますが、最後まで何%かの課税はずっとされていくようにも聞いております。これは住宅なんかもそういう形が取られているようでありますので、課税もそういう形かとは思うんですが、とにかく新しい企業が張りついてきますと、その金額の評価額、それに対して課税標準額に1.4%というふうな、そういったものが掛けられていくわけでありますから、企業の進出をすれば、新しいうちのほうがやはり課税額が高いわけですから、そういった意味で大きい財政の役割を企業はしてくれるというふうに思っております。今後、そういった面で、今答弁もありましたが、必要とあらば、アンケートの内容に従って、農家とすれば、土地を持っている地権者にすれば、そういう形でもって土地の利用ができれば、個人もいいし、行政もいいということで、どちらにもメリットがあっていいんじゃないかというふうに思います。  いろいろな交通機関の問題だとかなんかもありますが、もう本当に内守谷地区等については土地もほとんどが埋まってきていますので、今回大手の会社が4万2,000平方メートルですか、1万2,600坪の土地に6万2,000平方メートルの建物を建てると、これは3階建てですから、延べ面積が6万2,000ということですから、1万8,000坪からの建物を建てるということですから、こういったのも全部固定資産税との結びつきにはなってまいりますので、大きな市の財政にプラスになってくるものというふうに思います。今後、ひとつそういった意味でますます力を発揮していただいて、企業誘致を進めていただければいいというふうに思います。  特に私はそういったことを考えまして、役所のほうにも度々いろいろな面でお願いしていますが、企業が誘致された場合は、住宅用地だとかなんかは全くそういったことに対しては、工場用地とすれば一般の住宅は建たないということになってきますので、いろいろな面はありますが、それにしても、とにかくアンケートの内容を、恐らくそういった荒廃地の農地とか休耕地の農地を地権者としても何とか利用していただいて、よりよい地域にあって、雇用にも役立つような場所が必要だというふうに思いますので、これは人口減少問題の解決の糸口にもなってくるものと思いますので、そういう形でひとつ今後とも努力していただきたいというふうに思います。  大きい2番目に入りますが、よろしいですか。 127 ◯議長(倉持 守君) それでは、答弁者の入替えをお願いいたします。  中村安雄君、質問を継続してください。 128 ◯20番(中村安雄君) では、2番として、当市の財政状況と今後の市政運営についてということでやりますが、どなたかもそれに対して質問をされているようでございます。起債の残高、増収対策による市民サービスということでありますが、起債の残高ということでありますと、借金がどれだけあるかということでありますが、これらについては、2)のほうにありますが、財政の運営状況が今は県と国に報告をしなければならないというふうになっております。  私も監査を平成15年5月から平成21年6月4日までということですから、6年2か月監査をやらせていただいております。それで、平成19年のときに問題になったのは、北海道の夕張市が財政破綻したんですね。今、夕張市は、当時は十数万の人口だったんですが、今は八千何百人とか、1万人にも及ばないぐらいの小規模の自治体になってしまったということですね。このことは、8年前ですか、選挙があったときに、この財政問題というか、夕張市の問題が取り上げられたんですね。  夕張市が財政破綻して、常総市も480億ぐらいの金額だと思いますが、当時起債残高がありましたね。常総市もそういったことで財政破綻するような、大変な時代になってきているんだと、そういったことが選挙で訴えられまして、それらに対して市長候補が給料を私は50%カットして財政再建に取り組みますということでありますから、これは確かに、その話をまさにまともに聞けば大変すごい、50%カットという問題そのものは大変な金額的な負担となってきますが、当時44市町村の中で50%を首長が給与カットしておったというのは、かすみがうら市が50%、市長がカットしておったんですね。それらと同様に私のほうも50%カットしますと、それで財政再建を果たしますということですから、これは選挙のときやりますと効果はてきめんですね。だけど、それは異常な事態ですね。三役とすれば、副市長だとか教育長よりも給料が安くなりますからね。大きく下がります。私は当時、ちょうどそれを計算して、4年間の給与と賞与と退職金と合わせまして、7,800万かなんかだと思ったんですね。それで半分ですから、六千何百万になるから、じゃあ六千何百万を払うことで、それらは承諾、市長は自ら言ったんですからですが、見直してくれという話もありましたが、それは見直すわけにはいかないね、あなたは自分からそれを言って、そういうことで当選している以上はそれは認めないということでお断りしたことがありました。そのくらい、選挙には効果があったでしょう、恐らく。財政破綻する常総市の話も持ち出して、それで結果的には給料まで削減するということでありますから、大変な大きい貢献度だったというふうに思いますが、そんなことがありました。  そういったことで、この問題は大きく取り上げられ、平成19年6月に起債許可団体になった場合の制限についてということで、実質公債費比率が18%以上の地方公共団体は国または都道府県の許可がなければ借金はできないと、起債は起こせないということになるわけですから、なりました。これが19年6月にそういったことが決められたわけですが、実際は平成20年4月からこれが実行されました。だから、その後、これは18%ということになりますと、18%というのは今現在はないんですが、一番最低のところですと、一番これに近い数字があるところでは15.5%なんていうのが、これは県の出した公債費比率の比較表なんですが、今15.5%、常総市はということになりますと、この県の発行したものから見ますと9.4ですから、現実ではよくないほうから6番目の話になっちゃうんですが、そういった9.4なんていう数字が出ていますが、常総市のほうで出している数字とはちょっと違うと思います。それにしても、こういったもので全部今は公表されますから、当然それは常総市もどこの役所も、このことに対しては県と国のほうに報告をしているということでしょうから、破綻する前に起債の借入れができないと、いろいろ制限がありますので、破綻するようなことはないように、そういった指導がされているというふうなことだと思います。そういったことで、今現在の起債の残高とか、そういったことに対して、せっかく皆さんも報告をしていただけると思いますので、その内容は一応答弁をしていただければというふうに思います。よろしくお願いします。 129 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。総務部長。
                  〔総務部長沼尻秀子君登壇〕 130 ◯総務部長(沼尻秀子君) 中村安雄議員の御質問にお答えいたします。  平成30年度末現在の起債残高につきましては、一般会計が317億5,801万9,000円、特別会計が141億4,102万5,000円、合わせますと458億9,904万4,000円でございます。平成27年9月の関東・東北豪雨災害の影響により、起債残高のピークであった平成28年度末の469億6,326万6,000円と比較しますと約10億円減少しており、今後突発的な災害などが起こらなければ年々減少していくと想定しております。  しかしながら、高齢化の影響による扶助費の増加や人口減少による個人市民税の減収は避けられない状況ですので、企業誘致などの増収対策を推進し、より充実した市民サービスが行えるよう財源確保に努めてまいります。 131 ◯議長(倉持 守君) 中村安雄君。 132 ◯20番(中村安雄君) ありがとうございます。今、458億9,904万という数字が出ておりますが、これらについてもいろいろ、今後は、先ほどから、コロナの問題から皆さん質問されているようでありますが、今後厳しい財政ということでいけば、このコロナの影響は避けられないというふうに思います。そういう意味から、やはり健全な財政が保てるように財源を確保するという意味からしますと、やはり企業誘致によって財源を確保するということが一番早いというふうに思います。  いろいろな方法はありますが、今日皆さんから示されましたように企業側、法人から入る税金が57%ということですね。これもお調べいただいて数字が分かったんですが、一般の家庭、民間からは43%ぐらいの割合で、大きい納税を数字的にも示されていることが分かりました。今後、ただどういうふうに人口が今後減ってくるか、そちらのほうが大変かと思いますが、何とか雇用の面で困らないようにするためには、それなりの市民サービスの向上が大事だと思います。神栖ですとか、東海村とか、特に財政の豊かなところでは税収も大きいし、その財源の使い道も市民のために大幅に使われているというようなことが示されているようでありますので、今後も財源を確保すると同時に、やはり労働者の確保等、人口減少にならないような魅力ある常総市をつくるためにも、そういう意味からもひとつ努力していただきたいというふうに思っております。  先ほど選挙の話をちょっと申し上げましたが、市長選挙が7月5日、これらも、私も神達市長で7人目の市長でございます。落合市長から始まりまして、神林さんですとか、遠藤さんとか、長谷川さんとか、杉田さんとか、そして高杉君、そして現在の神達さんというようなことで、7人替わっておりますが、やはりあまりにも移り変わりが早過ぎますと、計画して実行するまでは仕事にはたどり着かないんですね。完成にはたどり着かない。落合市長が長かったのは、やはり工業団地等、住宅団地等もできました。神林市長は2期ですが、遠藤市長は学校建設や、そして今そこに11階のシティハイツが目の前に見えますが、ああいったものを造ったり、自由通路を造ったり、これもやはり期数がある程度つながっていったことである程度仕事ができたわけですが、やはり継続は力なりという言葉もあるようでありますが、一定の期間がなければ、毎度毎度替わっているというのは、私も広域の議長を9年やらせていただいていますが、やはりこれは、本来であれば市民の願いを叶えるためにも一定の期間で行政運営ができなければ困るというふうなことも痛感しているところでございます。そういう意味で、今後の市政の運営に継続的なことできればということですが、ただいままで申し上げた、要するに企業側から入ってくる税金がいかに大きいかということまで含めまして、これからのことも一部、市長としてそのことに対して今までこんなふうになってきて常総市が誕生以降、合併してから15年になりますが、いずれにしても考え方を少し聞かせていただければというふうに思いますので、よろしくお願いします。 133 ◯議長(倉持 守君) その前に、2)の財政運営と県、国に対する報告義務等について、これを答弁を求めます。総務部長。 134 ◯総務部長(沼尻秀子君) お答えいたします。  毎年、総務省が地方財政の状況を把握する目的で実施しております地方財政状況調査により、決算収支や経常収支比率等の指標について国への報告を行っております。また、地方公共団体の財政の健全化に関する法律の第3条第1項の規定により、実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率、将来負担比率の四つの指標による健全化判断比率を監査委員の審査に付した上で議会に報告し、公表することが定められておりますので、例年8月定例会議において報告をさせていただいているところです。  以上でございます。 135 ◯議長(倉持 守君) それでは、神達市長。                〔市長神達岳志君登壇〕 136 ◯市長(神達岳志君) 中村安雄議員の質問に答弁させていただきます。  財政運営、本当に大切な、この常総市を持続、発展、継続させる意味でも、孫・子の時代にツケを残さないということが何よりも大事になってくると思っています。当市の場合には、議員がおっしゃるとおり、財政運営的には5年前の水害に起債残高も極まりました。そして、財調も取崩しをしております。そういった部分で、今県内のランキングは確かに下から数えるほうが早いというのは現実でございます。しかし、極まったその起債、借金ですね。この借金も、今答弁させていただいたとおり、10億円以上、多分昨年度まだ決算が終わっていませんけども、15億円程度借金も減ることになります。そして、預金ですね、貯金、財政調整基金、これも大分取崩しを水害のときにしましたけども、その翌年、私が就任して、その翌々年、29年度には1億2,000万積み増しをさせていただきました。  また、先ほどの御質問にもあったとおり、中村議員はじめ議員の皆様に御協力いただいて、おかげさまでこの圏央道の効果、また西幹線道路の効果等々の効果もあって、企業誘致がここ2年間で大幅に進むことができました。また、石下自動車学校跡地にも世界的な企業を誘致することにも成功して、また坂手の工業団地も拡張、そして内守谷の工業団地も増やせばすぐ入っていただけるという形で、企業誘致も順調に進んでいることから、税収ということで考えても、合併当初から水害のときまでで、これも10億円以上減少しておりましたけども、これも15年前の合併当初に税収も戻ってきているという明るい兆しもございます。  しかし、いろいろな意味でこれから人口減少、またコロナ禍の中での様々な部分で税収が落ち込む予想もされておりますので、そういった部分にしっかりと税収増の戦略というものを打っていかなければいけない。それはやっぱり一朝一夕に行くことでもなく、これまで4年間続けてきた部分も含めて、しっかりと、ふるさと納税もおかげさまで5倍に増えましたけども、こういう部分も含めて、これから新たな政策として企業版ふるさと納税、これも今数社候補がございまして、自主財源をいかに支出を少なくしながら、民間活力を活用していくか、または国、県の部分をしっかりと財源を頂きながら、出すものは少なく、そして得るものは多く、そして次の時代にしっかりとたすきをつなげられるような財政再建に努めてまいりたいと思います。  以上です。 137 ◯議長(倉持 守君) 中村安雄君。 138 ◯20番(中村安雄君) どうもありがとうございました。私も、企業誘致については、優遇措置を設けていただくことが大事だということで、行政側もそういう対応をすることに決まりました。4月からということでありますので、既存の企業、そして新しく進出する企業についても最高限度額が2,000万、3年間ということで、固定資産税を一旦納税していただいた後に優遇措置のお金を支払いをするというようなことであるようであります。このこともそうですし、やはり、多くの雇用を求めている企業、日本ハムなんかも1,000人単位でありますから、当然雇用の面で気遣いをしており、先ほど申し上げました保育所等もそのようなところでございます。  また、これから質問しようとしている有料道路の無料化、これもやはり豊水橋が大渋滞するとか、そういったことが、有料道路のほうが無料になればそれが楽になるというようなこともありますので、そういったことでどちらも提案をしたつもりで私はおります。  以上、1番、2番、大変御答弁ありがとうございました。3番目に入りますので、よろしくお願いします。 139 ◯議長(倉持 守君) 次の質問に移りますので、答弁関係者の入替えをお願いします。  中村安雄君、質問を継続してください。 140 ◯20番(中村安雄君) 水海道有料道路の通勤時間帯無料化の問題で取り上げております。この問題は、やはり企業側から朝の通勤時間に時間がかかり過ぎるということから、企業側から申入れ、私のほうにあったので、このことも提案をさせていただいた一人で、私はそういったことで提案をしたところでございます。  このことは、常総市がこういった形を取ったら、利根町が単独で有料橋を無料にするために予算化をしたということが新聞で報道されました。そういったことが、常総市の影響が利根町に及んだかどうかは分かりません。しかし、やはり朝の通勤時間帯は大変、女性の方は家庭でも持っていますと大変な時間ですね。常総市だって、つくばのほうから来るのには、医師会病院の前からですと40分もかかっちゃうんだとかという話が出ておりました。今ここでコロナの問題があってから、車の台数が大きく減って、激減しているということですから、一旦延期をしたと、5月25日が本来はスタートだったんですが、無料化は今回は延期をしたということでありますので、それはそれなりに車の台数は確かに少ないですから、そういったことでよかったのかなというふうに思います。  この件については、確かに議会に対しては、議員に対してファックスが入っております。これを延期することによって、金額が少なくなりますね、今度期間が短くなってまいりますので。当初4,300万という予算化がされ、企業側が50%、2,150万、行政側が2,150万というようなことでスタートしたわけでありますが、5月25日ということでもう既に、そのときは4月からしますと2か月ぐらい遅れているわけですから、当然金額が大きく、4,300万からしますと減少しております。4,300万の12分の1ずつ、1か月当たり減ってくることになりますので、これからも、このファックスが入った中にも、延期によって削減される市の負担は、負担分を常総市新型コロナウイルス感染症対策経費に充てたいと考えておりますということで、ファックスの中にそういった内容が入っておったようでありますからですが、とにかく一日当たりにしますと大きい金額、17万5,000円ぐらいの金額がかかることになりますので、そういった意味では大変大きい負担にはなりますが、でも、時間帯が、車が20分もかからないで、渋滞しなければ通勤ができるということになりますので、企業側とすればそういった配慮も大事なんだなということがよく証明をされたところでございます。これが今後、利根町の話も出ましたが、利根町の具体的なことは私らも分かりませんが、やはり通勤者を保護するためにそういった予算をつけてきたことは確かだというふうに思います。だから、どうしてもこれは、川の西側に工業団地が並んでおりますから、鬼怒川の橋を渡って、どこかの橋を渡ってこなければ工業団地へ東側から行けないということがはっきりしているわけですから、なお一層企業側は、これから企業が多く操業が始まりますから、なおさらそういったことによって不便をしないで済むように、一定の財源は充てても、税収のほうから入ってくるものから充てることが可能になりますので、無料になるまでの期間は、五、六年あるんですか、そういったことがあるようでありますが、精いっぱい努力をしていただきたいというふうに思いますので、この件についても答弁を頂いたほうがよろしいかなと思いますので、よろしくお願いします。 141 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。都市建設部長。              〔都市建設部長木村茂樹君登壇〕 142 ◯都市建設部長(木村茂樹君) お答えをさせていただきます。  岡野議員、茂田議員の御質問でもお答えをさせていただきましたが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響で水海道有料道路通勤時間帯無料措置事業の開始日を延期させていただき、延期によって削減される市の負担分について、常総市新型コロナウイルス感染症対策費ほかに充てさせていただきます。  その後、議員のおっしゃるとおり、5月14日に茨城県が緊急事態宣言の対象から外れたことを受けまして、小中学校の再開や経済活動が再開される見通しがついたことに加え、協賛企業の皆さんや市民団体等からも事業の開始を求める要望が寄せられていることから、事業開始に向けて茨城県道路公社及び茨城県と協議し、早急に事業が開始できるよう進めているところでございます。  以上です。 143 ◯議長(倉持 守君) 中村安雄君。 144 ◯20番(中村安雄君) ありがとうございます。一定の、スタートする段階で、4月からということではなくて5月からということでスタートする予定、5月25日が無料化の初日だったというふうに思いますが、これらはやはり一定の期間がかかってからしか、県だとか道路公社にお願いして、すぐ来月から結構ですよというわけにはいかないですか。どういう申請の仕方で、どういうふうな相手方の対応でこれは決まるものなんですか。その辺ちょっと答弁してください。 145 ◯議長(倉持 守君) 都市計画課長。 146 ◯都市計画課長(藤川裕之君) お答えいたします。  道路公社との協議なんですけれども、そちらについては関東整備局ですね、国土交通省のほうに申請を上げますので、その期間についても10日から2週間程度必要になっております。そのほか、過去2年間行ったわけなんですけども、最初の年に行いました看板等の広報、市内20か所、市外8か所の看板を設置したんですけども、そちらの広報のほうに1か月程度を広報してほしいというような道路公社からの要望もありまして、今回もそれを含めますと40日から1か月半程度が必要になってくるということでございます。  以上です。 147 ◯議長(倉持 守君) 中村安雄君。 148 ◯20番(中村安雄君) 40日、1か月半ですよね、そうするとね。それぐらいの期間がないと通行の許可が出ないということになるわけですね。これは、恐らく利根町がそういったことの事業、やはり無料化を予算化したわけですから、それも同じなんですね。どこでもそういった時間がかかって、許可が出て、通行ができるというふうになるということなんですね。  今回延期したことは簡単だったんですか。こういった5月25日からという日程を、一旦決めたものをコロナウイルスの問題で通行量が少なくなったからとか、コロナウイルスのほうへ予算を振り向けなきゃならないからちょっと延期しますよというようなことで簡単に延期はできたんですか。 149 ◯議長(倉持 守君) 都市計画課長。 150 ◯都市計画課長(藤川裕之君) お答えいたします。  延期の件でございますが、そちらにつきましては内部で協議をしまして、その後道路公社に伺いを立てまして、道路公社のほうで国のほうへ延期のお知らせをしたということでございます。  以上です。 151 ◯議長(倉持 守君) 中村安雄君。 152 ◯20番(中村安雄君) 簡単に、申請して許可をとるよりは、延期をするとか、そういったことのほうが時間はかからないで可能なんだということなんですね。なるほどね。じゃあ、一旦決めるまでが、要するに許可を取るまでが大変な、1か月半もかかって、延期をするときは内部の協議で、道路公社のほうでそれを認めてくれればそれでいいんだということなんですね。  とにかく、朝の6時までは無料なんでしょうからね。それから2時間だけ無料にして、要するに通勤時間帯に混雑を避けるということが目的であるわけですからね。そういう意味からしますと、その2時間というのは、1時間当たり17万幾らにつくんだという話を聞きましたが、大金がかかるということで、でも、通行がスムーズにいくわけですからいいんですが、今後もひとつ、税収も入ってくる反面、そういった通勤者にも利便を与えてやるということも大切だと、これは市民サービスの一つですよ。企業についても、あそこの橋があるために私は西側の工業団地へは帰りたくないとか、そういった人ができたんですよね、企業が募集したら。これはやっぱり通勤する人にすれば、20分遅いか早いか、40分かかるところ20分で済むかといったら、毎日、それを1週間のうち5日とかやっているわけですからね。これは大変な時間の浪費みたいになるのではないですかね、通勤者にすれば。だから、そういった大事なところは、やはり市民サービスの一つだとすれば、企業に勤務する労働者にすれば、それは大変ありがたいということで、雇用の面も企業側とすれば楽に雇用が、ある程度しやすいということも聞いておりますので、そういう意味ではよかったのかなと思いますが、これからコロナがどういうふうにまた問題になってくるかは分かりませんが、いずれにしても今後できるだけ企業誘致も促進し、税収も大幅に伸ばし、そして市民サービスにも努めるということで頑張っていただきたいというふうに思います。  以上でございます。ありがとうございました。 153 ◯議長(倉持 守君) この際、暫時休憩いたします。                 午後2時00分休憩   ─────────────────────────────────────                 午後2時13分再開 154 ◯議長(倉持 守君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  一般質問を継続します。  次に、21番堀越道男君。                〔21番堀越道男君登壇〕 155 ◯21番(堀越道男君) 21番堀越道男でございます。しゃべるときはやっぱり不便なので、妻がせっかく作ってくれた愛情のこもったマスクを胸に入れて、一般質問頑張ってくれよと、こういう立場で奮闘したいと思います。  まず最初ですが、基本的な認識ということでお伺いしたいんです。いわゆるコロナ問題で、とにかくコロナの問題は感染、要するに人から人にうつる、ウイルスそれ自体では生きていられませんが、ウイルスがいろいろな動物、それから何かを対応して人間に入る、人間の体の中で細胞を取り込んで増えていく、重篤になれば危険で、そのまま死んでしまう人もいるということで、大変な、人との接触が一番禁止されるということになりますと、経済的な問題も含めて人との付き合いが一切なくなります。一番困るのは、やはり経済的な問題ですね。当然仕事をやっていたのが、お客も来ない、何も来ないとなったときには、大変な事態になっていく。それに対して、非常事態宣言のもとにそういうことが強要されるわけですから、当然休業には、あるいは自粛に対してはやっぱり補償するというのが当然なことなんだろうと思うんですが、そういう点で当市の対応として、その立場、それは当然なんだなという立場にいるのかどうか、まずその点お聞きしたいと思います。  以上です。 156 ◯議長(倉持 守君) 答弁関係者の方、議場にお入りください。  これより答弁を求めます。市長公室長。               〔市長公室長小林昭仁君登壇〕 157 ◯市長公室長(小林昭仁君) 堀越議員の一つ目の御質問にお答えします。  このたびの新型コロナウイルス感染症拡大に伴う自粛に対する補償といった措置ではございますが、当市においてはございませんが、支援という形で国の10万円の特別定額給付金や持続化給付金、雇用調整助成金、感染拡大防止協力金のほか、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を生かした、今行っている出前・テイクアウト等の市独自の事業を行っております。また、さらなる追加事業として、がんばるシニア応援チケット事業、学校給食無償化事業、指定避難所に配置する間仕切りなどのウイルス対策資材の購入、中小企業事業継続応援協力金といった検討をしており、これらの事業につきましては昨日の一般会計補正予算(第5号)において提出させていただいたところでございます。  新型コロナウイルス感染拡大抑制と地域経済の回復に向け、今後も適宜速やかに対策を講じてまいりたいと考えております。  以上でございます。 158 ◯議長(倉持 守君) 堀越道男君。 159 ◯21番(堀越道男君) その政策的なもののいろいろな種類は、あとちょっと論争していきたいと思うんですが、要するにその根底にあるものの考え方ですね。実は今、昨日問題になっていましたけども、常陽新聞で、10万円の給付率、地域で差ということで、利根町が92.5%、常総市は2.5%だということが載りました。前にも、4月の遅い時期でしたっけか、要するに議会で出たときに、7月頃にやるということがあって、それでは遅いんじゃないかということでいろいろ言いました。その次の読売新聞に出たのが、6月下旬に常総市は出るというようなことがあって、そういう内容を見たときに、大変これは市民からお怒りの声が出るなというふうに思いました。そういうことは副市長にも聞いたんですが、そういうことがあったということです。  いずれにしても、この給付金にしても何でもそうなんですが、非常に、もらうほうもそうなんですけども、くれるほうとしては非常に、休業については補償とセットなんだという考え方よりも、やはりそこに1枚何かがあって、見舞金だとかなんかという形で出したがらない、そういうことが見え隠れします。ほかの国ではとにかく、イギリスやドイツなど、あるいは東南アジアのどこかでも、とにかく申請したら二、三日後には、イギリスだと33万円、ドイツだと60万円だとかいうのが振り込まれると、それに比べたら日本のやり方は非常に遅いということになります。  この根底には何があるのかというと、私は、常総の水害でもいろいろ経験しましたが、要するにそういう給付とかなんかの問題については、あくまでも見舞金の範囲であると、だから全壊しても、家が潰れても何してもとにかくお金の上積みはしないというようなことがある。その背景には、私的所有財産といいますか、そういうものには税金は投入しないという、この国の考え方がやっぱり私はあると思うんです。ここをやはり、いろいろな災害、本当に未曾有の災害で突破しないと、生活が守れない状況に今までいろいろな形でなってきていますね。私も議員の歴で、この間、後半の部分ですよね、40年といってもその後半の部分で、地震が起こり、水害が起こり、これでコロナでしょう。こんなの今までなかった、平々凡々としていたような時代ばかりだったなという感じがしますが、今はもうとにかく今までなかったようなことが起こる、そういう中でどういう対応をするのかといったら、やはり市民の命や健康を守るということが大前提になるものじゃないかなというふうに改めて思っています。  そういうことで入らせていただきますが、先ほど言いました地方創生臨時交付金の使い道なんですけども、いろいろ、常総市ではいち早くテイクアウトの問題だとかいうのをやって、非常に効果がありましたよ、これはそのとおりだと思います。ただ、その中で、あの四つの事業をやった後に、GIGAスクール構想というのが入ってきましたよね。これが全体で四つの事業で見ますと、1億9,800万円のお金の中では1億197万7,000円使うということなのかな、四つの事業でね。残りが9,600万になって、そのうちGIGAスクールのお金として3億5,241万円ということが出されて、それに9,600万を含めて充てるというふうになるような形ですよね。  このGIGAスクール構想というのは、2023年までに国が1人1台、全小中学生にパソコンを完備しますよというふうにやっていた国の事業ですよね。当然ハードについては国の補助金があって、さらにはそのほかのソフト部分については当然起債で起こせるわけですよね。起債ですから、それのうちほとんどが、70から90は交付税措置がされるということになると思うんですね。  そういうことを見ますと、その使い道として、この後のことをちょっと考えていませんでしたからね。1兆円の話だけでやっていましたから、その中でいうと、本当に必要なところの援助、例えばテイクアウトは飲食業だけですよね。ところが、いろいろ聞いてみますと、様々な自営業者の皆さん、あるいは公共施設等々で働く人、やはりいろいろな休業要請によって仕事がなくなり、あるいはそういう自宅待機を命ぜられる中で、あるいはお客さんが来ないという中で、様々お金が入らない。それも、50%とかなんかというのはなかなかないんですね。大体が2割、3割というふうなことが軒並み起こっていると。直接休業を言われないんだけども、ある施設が、ある学校が休業になるから、当然それに付随したもろもろがやらなくなる、仕事がなくなる、お金が入らない、当然働いている人も首にしなきゃならないとかというのがやはりこの地域でも起こっているわけですよね。  ですから、そういうのに対して、例えば日立市あるいは結城市でもそうなんですが、お金として、中小企業の援護資金として、例えば日立市では国の持続化給付金の対象とならない、事業収入が前年から30%以上50%未満のそういう中小企業に対して独自に一律20万円のお金を出します。対象件数は500件で、1億円の融資だそうです。結城市も、小規模事業所緊急支援給付金として、これは市単独ということでね。ここは従業員20人以下の法人、個人事業主、それに対して連続2月から6月の3か月の売上げが30%から50%、要するに50%じゃないと駄目だというのでは救われない。そういうところに救いの手を伸べていくというのがこういうところでやられております。このお金も、結城の場合は7,000万ですね。これは非常に、今の常総市の状況を見たときに、飲食業については今回もう一回のお金が出されるようですが、そのほかの人にとってみれば、何でというふうなことがあります。ちょうどあのときに、茂田議員も言いましたように賛成するが、そのほかに平等じゃないのはおかしいんじゃないかというふうに言われましたが、やっぱりそうだと思うんですよね。いろいろお話ししますと、うちのほうは面倒見ないのかよというふうなことを言われます。ですから、ここはやはりこういうものに対してお金を出していく、ほかの市でやっているような政策に対して、やるべきなんじゃないかなというふうに思うんですが、そういう考え方がおありでしょうかということです。 160 ◯議長(倉持 守君) 答弁を求めます。市長公室長。 161 ◯市長公室長(小林昭仁君) お答えします。  まず、本臨時交付金の概略ということで御説明したいと思いますが、臨時交付金に関しましては新型コロナウイルス感染症緊急経済対策の全ての事項についての対応として、感染拡大の防止と感染拡大の影響を受けている地域経済や住民生活を支援し、地方創生を図ることを目的としているというところで、四つの柱を示しております。感染拡大防止策と医療提供体制の整備及び治療薬の開発、二つ目といたしまして雇用の維持と事業の継続、3といたしまして次の段階としての官民を挙げた経済活動の回復、四つ目といたしまして強靱な経済構造の構築ということで、四つの柱になっております。先ほど議員のほうからも指摘がございました五つの事業ですね、全ての事業についてこの四つの柱の中に組み込まれていると。  もう一つ、最後にGIGAスクール事業なんですが、こちらにつきましては国のほうからも積極的に本件交付金の活用を検討いただきたいという要請もあった旨の事業だったものですから、こちらにつきましては四つ目の柱に当てはまるということで行っております。  それと、一つ目の御質問のときに御説明しました、昨日上程させていただいた四つの事業、こちらにつきましてもその4本の柱の中の一角ということで、こちらのほうでは認識しております。  以上です。 162 ◯議長(倉持 守君) 続いて、教育部長。             〔教育委員会教育部長飯村順子君登壇〕 163 ◯教育委員会教育部長(飯村順子君) 本市では、児童生徒1人1台の端末整備をはじめとするGIGAスクール構想を進めるに当たり、まず第一には、国の令和2年度補正で予算化された文部科学省の補助金を活用する方針でございます。  去る5月11日には、文部科学省によりこの補助金に関するオンライン説明会が開催されまして、新型コロナウイルスの第2波、あるいは第3波に備えた教育現場におけるICT活用の有効性と早急な整備の必要性が強調されました。また、同時に、地方創生臨時交付金についても触れられ、新型コロナウイルス感染拡大防止策への対応事業が交付対象であり、新型コロナによる学校休業時の対応策としてGIGAスクール構想の整備に活用可能なこと、2番目としまして国の補助金の対象外部分や地方負担分に充てることができること、三つ目としまして補助金の活用を検討する際には地方創生臨時交付金の存在も併せて御検討いただきたいこと等の説明がありました。  また、その数日後には内閣府から発出された当該臨時交付金に係るQ&Aにおきましても、GIGAスクール事業の地方負担部分について積極的に交付金の対象とすることを検討されたい旨が明記されております。  教育委員会といたしましては、今般の小中学校の長期臨時休業を受けまして、全国の自治体で一気に加速すると予想されるGIGAスクール構想を他市町村に遅れを取ることなく整備していく必要があると認識しております。しかし、その整備には多大な費用を要することに鑑みまして、少しでも市の財政負担を軽減する方策としまして、当該地方創生臨時交付金の活用を進めていく所存でございます。  以上でございます。 164 ◯議長(倉持 守君) 続いて、産業振興部長。              〔産業振興部長小島裕治君登壇〕 165 ◯産業振興部長(小島裕治君) 堀越議員の質問にお答えいたします。  日立市の例に挙げておりましたが、当市では、結城市も併せて実施している小規模事業者の緊急支援給付金のような事業ではありませんが、新型コロナウイルス感染症対策の市独自の事業といたしまして、感染拡大防止を図り、消費環境を促進する出前・テイクアウト推進事業、子育て世帯を支援し、市内事業者への経済波及効果を促進する子どもの未来応援チケット事業、また、個人事業者、中小企業をクラウドファンディングにより支援する未来チケット常総補助金を実施しております。  また、市内経済波及効果を期待する、がんばるシニア応援チケット交付事業、市内中小企業、個人事業主の事業継続と雇用維持のための県貸付けに協調する中小企業事業継続応援協力金を今後展開することを計画しております。以上の施策を市内の経済と連動させることで活性化を図りたいと考えております。  今後、国の第2次補正予算の臨時交付金の活用により、先ほど堀越議員のおっしゃるとおり、他市の事案、事業を参考に、さらに切れ目なく市独自の支援を検討し、実施していきたいと考えております。  以上でございます。 166 ◯議長(倉持 守君) 堀越道男君。 167 ◯21番(堀越道男君) GIGAスクールにお金を使ったら駄目だなんていうことは言っていませんが、ただ、これはここに入っていますからね。地方創生の使うお金に対しての活用事例集の中にちゃんと入っちゃっている、103の例の中にね。そういうのがあるんだということだと思うんですよね。  ただ、さっきも言ったようにあの時点の中で2次の補正というのは1兆円、もちろん全国の自治体なり、知事なんかは足らないと、またさらに伸ばしてほしいと、共産党も2兆円じゃないと駄目じゃないかという、倍額しろと言っていたものはあるんです。それだけに、今の平等に、みんなに行き渡るようなものがやっぱり必要だろうというふうに思うので、今後、要するに2兆円というのはあれですかね。今の1兆円に続いて2兆円というのは、3兆円ということなんですかね。そうすると、単純に言って、6億ぐらい、全部で来るわけ。あと4億ぐらい来るというふうに見ていいんですか。それはまだ分からないですか。
     いずれにしても、そういうときには優先的に考えてほしいなということです。やはり、歩いていると本当に、5割まで行かない、だけども、3割、2割で苦しんでいるという人はやっぱりごろごろいますので、そこに救いの手を差し伸べるのは常総市として必要なんじゃないかなと改めて思いますので、ひとつよろしくお願いしたいと思います。  以上でそれはいいです。  次に、保健所の問題について。 168 ◯議長(倉持 守君) それでは、続けて質問をお願いします。 169 ◯21番(堀越道男君) さっきも言ったように、コロナウイルス、やっぱり病気のウイルスによって行われるものですよね。それだけに、医療体制と公衆衛生が何より望まれるということですよね。  かつて、常総市でも平成17年に鳥ウイルスがありまして、そのときに私いろいろ読んだ中で、やはりウイルスは死滅しないんだと。1回なくなっても、新たな遺伝子を組み込んでさらなる猛威を振るうという、以前よりもずっと強くなるんだと、こういうのがあるので、絶対にウイルスは死滅しないし、それとの付き合い、今共生なんて言っていますけども、共生といったって一緒に歩むわけじゃないだろうけども、要するに抗体を取り込まない限りは、7割、8割の人がかからなければ今の解決には行かないということですね。ワクチンができたにしてもそういうことになるわけです。ですから、1回収束しても、また新たなところでぼんと出てくるということが考えられるわけです。これは、ある人は細菌の逆襲と言っているんですね。  ところが、日本は、あのときにちょうど読んだんですけど、日本はもう公衆衛生は勝ったと、これからはそんなウイルスなんか日本でははやらないんだということで、病院潰しと保健所潰しに入ったんですね。これは1980年代からですね。今でもやられています。病院はどんどん今潰されていますね。茨城でも、水府病院だとか、土浦のほうの国立病院だとか、いろいろなところでベッド数も減らされ、病院そのものが切られた。保健所は、明確に常総保健所はなくなりました。テレビでもやっていましたが、最盛期のときの数に比べたら半分になっちゃったんですね、保健所は。コロナだ何だといっても、一番初めに行くところが帰国者・接触者センターのところに行くということで、当然一番の窓口になるわけですね。茨城の場合は医療体制というのは全国でも最低ですよね。看護師の数、それからお医者さんの数、病院の数に至っても全国で最低ランクという中で、今回は幸いなことに県内で感染者というのは少なかった。168人、常総市でも1人ということで、非常に病院の数と比べて、危ないんだけども、しかし、100かそのくらいしかありませんからね。だから、ぐわっと東京から流れたり、行ったりする中では危ない危機はあるというふうに思うんですが、そういう中でやった場合には一網打尽に医療崩壊が起こってしまう地域でもあると思うんですね。そういう面では、やはりこの入り口であります保健所、今の常総の保健所はなくなって、放置され、草ぼうぼうの状況になっております。非常に皆さんも努力されて、存置の運動をやっていただいたわけなんですが、これからのことで、ウイルスがなくなるわけじゃない、新たな猛威を振るって彼らは突進してくるということを考えた場合に、この公衆衛生の問題は縮小してはならない。やっぱり大きく整備しておかなければならないということが大条件なんですね。これをやらなかったイタリア、それからフランスもそうなんですが、大体医療を縮めたり、イギリスもそうなんですが、イギリスではサッチャー時代に、もう要するにゆりかごから墓場なんていう時代じゃないと、公共サービスは一切やめろということでやったんだけども、首相がコロナにかかって、改めて彼はそういう病院だとかなんかの公共性が絶対必要だというふうに言ったそうですね。  大体コロナとか、そういうウイルスがかかった後の時代は変わるんですね。変化が起こる。最初のペストが起きたときには、能動的な封建制の社会が潰れて、神聖、宗教的なローマ帝国が潰れて、新たなルネサンスの時代のような社会ができたということで、やはり今の時代の中で、なぜコロナがはやるのかということで、この間ずっと学識者が言っています。今のグローバル社会の下で、金儲けのためにどんどん未開地を開発して、動物がすめなくなるような状況、自然破壊させる。そういう中で、それが都市住民の中に紛れ込むというか、そういう形で、通常は考えられなかったウイルスがどんどん入り込んでくるという中で、それがグローバルの社会で一瞬にして世界に跳びはねるということで、日本などは中国にいろいろ工場を持っていた、その工場が封鎖されるということで、日本の身近なところでも仕事がなくなるということになって、自宅待機なんかさせられたというのは、うちの娘なんかもそうなんですが、そういうことが起きてしまうようなことになります。だから、今の社会体制の在り方も大きく変えようということも言われている中で、この保健所の体制をもう一度、なくていいんだというふうなことでいいのかどうかというのが非常に今問われているんじゃないかなというふうに思いますので、そういう立場で、その復活を県に求めるような運動はできないのかということをお伺いしたいと思うんです。 170 ◯議長(倉持 守君) 答弁を求めます。保健福祉部長。              〔保健福祉部長吉原克美君登壇〕 171 ◯保健福祉部長(吉原克美君) 堀越議員の3番、新型コロナウイルス対策として保健所の役割が重要となっているため、常総保健所の復活を県に求めるにつきましてお答えをいたします。  茨城県では、保健所再編及び集約の目的といたしまして、新型インフルエンザ等の新興感染症対策や大規模災害時の医療救護体制の確保といった健康危機事案への対応力の強化及び技術職員の人材確保・育成、また二次保健医療圏域と保健所の管轄を合わせることによる地域における医療機関等との連携強化を図るために、保健所の統廃合を行ったと伺っております。  市といたしましては、常総保健所の廃止につきまして、保健所管内住民の利便性の問題から、関係自治体と連携し、県に対し各種相談や申請受付を行う窓口設置の要望書を提出したところでございます。  今回の新型コロナウイルス感染症は、全国の保健所が中心となり感染拡大予防に対応しておりますが、新型ウイルスということもあり、ワクチンなどの予防や治療薬などの医療対策が確立されておらず、全国的に感染が拡大し、保健所業務の逼迫する状況が報道等により周知されたところでございます。  本来、専門職の新興ウイルスに対応強化するための統廃合ですので、保健所を細分化することにより対応できるのではという御質問ですが、まず感染症に対応する専門職の層を厚くすることが重要ではないかと思われます。  今後、市といたしましても、茨城県及び管轄のつくば保健所と連携を十分に取りながら、新型コロナウイルス感染症の第2波、第3波を予防できるよう周知継続に努めるとともに、非常時には協力体制を取りながら対応していきたいと考えております。  以上でございます。 172 ◯議長(倉持 守君) 堀越道男君。 173 ◯21番(堀越道男君) 可能性を高めて協力体制をつくるというんだけど、要するに保健所の数というのは、足らなかったというのはもう明確なんですよね、今回ね。もうすごい仕事が満杯で、電話は鳴りっ放し、全然電話は通じないという状況があって、逼迫した状況にはなっているんですよね。だから、専門性高めたって数が少なければ、それはもうパンクしちゃいますよね。だから、やっぱりそういう保健所体制というのは多く置くというのが基本だろうというふうに思うんですが、何かそういうところで、経済的な問題とかなんかでやって、専門性を高めるなんていうことで統廃合しているようなことは、私は考えられないね。要するに、経済的に置いておいても、平時は何にもないですからね、無駄だというところでどんどん削るんですよ、今のやり方はね。だから、そういう命やそれに関するものとしてやっては駄目なんだと、今の社会でね。どんな落とし穴か分からないという中で、その命に関わるようなものとか、病院の問題、そういうものを縮めては駄目なんだというのは、イタリアの教訓なんかが明確に示しているんですよ。だから、こういうところをやはり我々はちゃんと見ていかないと、将来のそういう病気、新たなコロナに代わるものが必ず出てくるわけですから、それに対応できる体制というのは用意しておかなきゃならないというふうに思うんです。だから、専門性を高めるといっても、数が少なくなるということは、何か集約すればいいものができるのかと、私はそうは思わないので、そこらのところ、せっかくあったものがなくなったわけですから、当然今の時代でそういう公衆衛生の問題を含めた、幅広くやるのには保健所の復活は必要だなというふうに改めて思うんですが、そういう面で、そういう要望とか何かしませんかということですね。 174 ◯議長(倉持 守君) 保健福祉部長。 175 ◯保健福祉部長(吉原克美君) ただいまの御質問にお答えいたします。  要望等の検討ということでございますが、まずは今後の第2波、第3波に当たりまして保健所の連携という形をまず第1点に考えております。今後、コロナの収束といいますか、今後の状況を踏まえまして、そちらは県と連携を取るというような形で進めていきたいと思います。  以上でございます。 176 ◯議長(倉持 守君) それでは、次の質問に移りますので、答弁関係者の入替えをお願いします。  堀越道男君、質問を継続してください。 177 ◯21番(堀越道男君) それでは、2番目の保育所問題について。  これは、さきの2月定例会議で言いたかったところなんですが、中止になりましたので今回に持ってきました。  最初に、公立保育所の役割ということについてお伺いしたいと思います。私どもは、やはり公立保育所というのは地域の標準的な保育をつくるということ、つまり子育てに全責任を持つ、この地域のですね。常総市の子ども全体に全責任を持つと、保育所に入っている子ども、入っていない子ども、いずれにしてもそういうところの問題について責任を持つということ。  民間保育所は、やはりそれぞれの特色がありまして、体育に秀でるとか、それから音楽が優れているとか、それから英語教育だとかということについて、これは保護者とその子どもたちに責任を持つんですね。公立の場合は、地域に責任を持つということで、大きな違いがあるわけです。この公立の役割を決して低めるということは、やはり地域全体の子育てのビジョンといいますか、そういうのに資しないというふうに思うんですが、そういうことで公立保育所の役割について、改めて当市の考え方といいますか、意見をお聞かせ願いたいと思います。 178 ◯議長(倉持 守君) 答弁を求めます。保健福祉部長。              〔保健福祉部長吉原克美君登壇〕 179 ◯保健福祉部長(吉原克美君) それでは、堀越議員の大項目2、保育所問題の公立保育所の役割につきましてお答えをいたします。  昨年12月に策定いたしました常総市立保育所のあり方の基本方針でも触れておりますとおり、公立保育所は設置から40年以上、家庭との緊密な連携の下、子どもの最善の利益を考慮し保育を行ってまいりました。  議員御質問の公立保育所の役割についてでございますが、地域の関係機関と連携・協力し、子育て支援の中心的な役割を担うこと、また、長年積み上げた保育のスキルを生かして市全体の保育の質を確保し、地域の保育水準の向上を図ることなどが挙げられます。  しかし、近年の社会情勢から考えると、公立だけではなく民間と連携し、多様化する保護者のニーズに対応できるように保育環境の選択肢を増やすことが重要であり、公立民間を問わず、保護者が安心して預けることのできる保育環境を用意し、時代に合った保育サービスを提供することが行政としての責務であると考えます。  実際に、保育所入所申込みの際に聞かれる保護者からの声は、民間施設で教育を重視したいといった声や、逆に市で運営しているといった安心感から公立保育所に申込みをしたいなど、保育所を選ぶ保護者の考えは千差万別でございます。市といたしましても、今後も公立保育所、民間保育所ということにかかわらず、保護者が安心して預けられる保育環境を整え、保護者の保育ニーズに対応できるよう、さらなる保育サービスの充実に努めてまいります。  以上でございます。 180 ◯議長(倉持 守君) 堀越道男君。 181 ◯21番(堀越道男君) 親のニーズとか、いろいろあるということなんですが、そういう強調しなくても親は選びますよね。それを行政側として、今までやっていた公立のそういう役割というのを何かある面では放棄していくといいますか、そっちのほうが強いなというふうに改めて感じます。それでなくても、今相当な数で公立保育所はなくなっていますからね。どんどんできているのは民間の保育所で、しかも企業がやるような保育所がどんどん増えていると。将来的にはそっち方面しかなくなるだろうというふうにも言われています。これらを見ても、流れとしてそうなるかというよりは、国の施策としてそう引導されているというふうに私は見るんですね。いいものを捨て去ってしまうというふうな形にもなりかねないなと思うので、そういう論理だけで公立保育所の在り方を見ているという、今の部長の答弁は、私ははっきり言って納得できないし、そういうことじゃなくて、もっと公立の今まで築き上げてきたものの自信を持つ必要があるのかなというふうに改めて思うんですが、いずれにしても部長答弁としてはそういうことなんだなと改めて聞いておきます。  それで、2番のほうに入ります。今回、常総市の保育所については、緊急事態ということもあって、安全性の確保が第一だということで、各小学校への移転になりました。そのとき出された保小連携という言葉ですね。これが何か、そういう同じ施設に入った保育所なり幼稚園なりが一緒になれば、それがさも保小連携として理論が確立される、そんな意見が出されていたと思うんですが、しかし、この論理はやはり間違いだというふうに思います。いろいろなところで識者が出している総論、保小連携の必要性と課題とかなんかというのを見ましても、小学校に入ったときの子どもの不安だとかいろいろな問題、環境に慣れないだとか、しつけの問題とか、そういう不安があるという中で、その保小連携、幼保小連携というのは、これはお互いやらなきゃならない、お互い行って、先生も幼稚園へ行ったり、幼稚園の先生が小学校へ行っていろいろなことを聞く、子どもたちも交流すると、そういうのは時間的に、あるいは一定の行事としてやるのは当たり前、そういうことをやらなきゃいけないわけなんですね。そういうことが準備期間として必要なわけです。ただ、やはり小学校と幼稚園というのは質的にも何も違います。これは私の子どものときも、保育所へ行っていた子どもですけども、やっぱり小学校へ行くときは、今度は違うぞと、時間にも縛られますし、先生の言うこともちゃんと聞く、そういうことはけじめとしてやるべきことなので、そういう点では明確に、保育所を卒業したら小学校の構えというのについては、いろいろな形でも言ったりやったりしました。そんなのは当たり前ですよね。違うんだと、環境が違うんだと、それに慣れろというんじゃないけども、そういうことですよね。入っていく中で覚えていくわけですから。  そういうことで、学校のところに一緒にいれば何かそういうものが関係されるんだというのは、やはり私は誤りだと思います。実際に石岡で見てきましたが、あの地震でもって第一保育所なり、第二保育所もあれなのかな、第一保育所がおかしくなっちゃって、隣にあった石岡小学校に急遽避難したわけですね。ですから、昇降口からトイレから、いろいろなものを改善して、あるいは畳の間にしたりという形で安全性を、至るところにクッションを置いたりという形で一生懸命やられております。しかし、やはり小学校と保育所の空間というのは一緒じゃなくて、離しておくという、そういう神経はやっぱり使っていますよね。当然親の出入りなんかも一緒にはなりません。そういう中で、七、八年たった中で、今度新しく公立の保育所をつくろうというふうに今なっています。職員の言い分では、やはり公立保育所の役割があるんだということを自信を持って言っていましたよ。これはやっぱり聞いていて非常にうれしくなりました。あのままずっといいんだということじゃなくて、やはりちゃんとしたところに公立保育所の役割としてちゃんと認めた上で必要なんだということを言っておりました。  そういうことを見たときに、やはり常総市としての対応として、お金がかかって、いろいろかかっています。それはしようがないと思うんですが、ただ、それで永遠にやるということに問題があるんじゃないかなというふうに思います。そういう面で、ちゃんと方向性を持った、ビジョンを持った、今後の、10年先でも何でも、とにかくそういう形態をつくる必要があるんじゃないかなというふうに思うんですが、そういうことで保小連携についての考え方と、それから見てきた立場としてもどういうふうに感じているのか、ひとつお聞かせ願いたいというふうに考えます。 182 ◯議長(倉持 守君) 答弁を求めます。保健福祉部長。 183 ◯保健福祉部長(吉原克美君) お答えいたします。  第一・第二・第四保育所の小学校移転につきましては、子どもの安全を最優先させるため、健全な施設である小学校の空き教室を活用し、小学校と一体的に整備を進めているところでございます。  そうした小学校に隣接した立地となることをメリットと捉え、段階的に各種行事等で連携を図るなど、保小連携の取組をより一層子どもたちの成長・発達に寄与できるよう努めてまいります。  今回移転整備を行う保育施設につきましては、保小連携を生かした保育を進め、一定期間保育環境の効果を検証した上で、今後の児童数の減少や保育ニーズも合わせた調査を実施し、議員の皆様や地域の皆様との対話を重視しながら、公立保育所だけではなく市全体の保育施設の在り方についても調査・研究を進めてまいります。  以上でございます。 184 ◯議長(倉持 守君) 堀越道男君。 185 ◯21番(堀越道男君) その答弁の内容全体を聞いていますと、子どもが少なくなるから、そのときの状況を見てやってしまおうということで、いろいろ考えようということで、何か受け売り的な、受け身的になっているような気がするんですね。  申し訳ないですけど、常陸太田の子どものホームページを見ましたが、なるほどなというふうに思いました。やはり子育てに茨城一を目指すホームページだなというふうに思いますよね。出てくるのは、子どもが遊んでいるシーンが動画として出てくるんですよ。何か気難しいような政策というよりも、やはりそういう動画で、子どもが遊んでいるところをまずウェブで載せるというね。それぞれの施策がぽんと羅列的になっていて、それはクリックすると全部出てくるというようなやつで、それと対比して常総のも出ているんですが、何かちょっとよく分からない。やっぱり子どもの姿とか、そういう宣伝がないから、だから視覚的に訴えられないんだよね、せっかくのものがあるのに。そういうので非常に差がつくなというのは、あれだけでもちょっと愕然としましたよね、見てて。だから、何かやっぱりそういう子育てに対する大事さ、やっぱり行きたくなる、あそこへ行ってみたいなというのは、その画面を通しても吸い込まれないと駄目だと思うんですが、ただ字面だけ載せたって駄目なんですよね。宣伝。公立保育所はこんなことやっていますよ、遊んでいますよということの保母さんの生き生きとした姿、こういうのが動画で出ると、やっぱり、あっというふうに思うんでしょうね。そういう点で非常に常陸太田はうまい、やっていることはなるほどなというふうに改めて思いましたので、そういう点から見て、事業計画を幾ら出しても、字で読ませなきゃなりません。あれを読んだ人、すばらしいなと思うんですが、昨日いましたっけね。柳井さん。私も読ませていただきましたよ、もちろん、会長ですから。だけども、非常に辛かったですね、あれ全部読むのはね。そういう子育てってあるのかなと、1ページ見ただけで面白くなるという、そういうものが必要なんですよね。というふうに思うんですが、そういう面で、やはり受け身のような今の、何か子どもが少なくなっている、少なくなっている、少なくなるならどんどん潰していこうかなという論理では、やっぱり見えてこないというか、たぐり寄せられないですよね、子育てのすばらしさとかなんかというのをね。というふうに思うんですが、そういう点でちょっと、常陸太田を見たことはありますか、ホームページ。意見もあったら聞かせてくださいよ。 186 ◯議長(倉持 守君) こども課長。 187 ◯こども課長(飯野あや子君) ただいまの御質問にお答えいたします。  明確にはちょっと覚えてはいませんけれども、常陸太田市のホームページのほうを何度か拝見させていただいたことはあります。当市といたしましても、昨年度、簡単な、軽微なホームページリニューアルをいたしまして、より分かりやすくという意味で保育所の入所状況ですとか、そういったところで少しは改善しておりますので、そういったところでまた今後におきましても常陸太田市のホームページ等も参考にしながら、改善できる部分は改善してまいりたいと思っております。よろしくお願いいたします。 188 ◯議長(倉持 守君) それでは、次の質問に移りますので、答弁関係者の入替えをお願いします。  それでは、堀越道男君、質問を継続してください。 189 ◯21番(堀越道男君) 3番目の災害対策についてですが、水害に強い堤防の再構築を国は検討しているが、市ではどのようにやろうとしているのかと。千曲川の例に例えてということにさせました。  5年前に常総市もやられました。昨年の2019年の水害では、那珂川、久慈川、そして長野県の千曲川、岡山の真備町、愛媛だとか、多くの河川がはぐれ、堤防が破壊されたわけですね。この被害はどういうことが起きたかというと、みんな越水して、そして堤防が落ちる、落土といいますか、落ちる勢いでもって土手が崩れて、内側が崩れるんじゃないですよ、外側ですよ。住宅側にあるほうの土地が崩れるんですよ。それで、薄っぺらになって、ぺしゃっとなって、要するに堤防が破壊されることによって大水害が起こるんですね。堤防が破壊されなければ、水害なんていうのは水が流れるだけで、別にびっくりするようなことじゃないんですよ、実際はね。  この問題について、実は国土交通省では、この令和元年度台風19号の被災を踏まえた堤防に関する技術検討委員会がこの間2回開かれております。そこで、改めて、越しても堤防が壊れない、越水堤防整備ということを検討し始まって、実際上に千曲川にそれを導入したということなんですね。このことが出てきました。  論点としては、やはり越水を想定した、必ず水はあふれる、とにかく予想外の水が降るわけですね。台風19号関係では、とにかく箱根では1,000ミリも降る、九百何ミリも降ったわけですよね。鬼怒川の場合は300から500ぐらいで、一定あの水準で止まったわけですが、いずれにしてもこれからの水害を考えた場合には大変な状況が予想されると。そして、この耐越水堤防整備というんですか、それに対しての論点ということで、これにはどのくらいのお金がかかるのかということまで計算しまして、これは大体内側も外側もシートやブロックで覆いをすると。そうすると、1メートル100万円から150万円ぐらいかかる。ただ、恐れなきゃならないのは、固めちゃうから、中が地盤沈下することもあり得ると、こんなことはあるんでしょうけども、全体的にはそういう被覆した、内面も外面も被覆するという堤防がやはり必要なんだろうというふうに思うんですよね。  千曲川というのは、堤防が整備されていたんですね。桜堤道路といって、6メートルの遊歩道もあってということで、完全に整備された土手だったんですね。今の水害裁判で、今常総なんかも関わってやっているやつは、かつての裁判で負けたものをひっくり返す話なんですよ。すなわち、堤防が整備されていないところが破綻しても、それは国は責任を負わないというのが最高裁の判例なんですね。大東水害裁判というのが今出ている。だけど、この間の流れで、整備された堤防も崩れているわけですから、これは大変だということで、国の責任になるわけですね、当然。常総だって本来的には放置した堤防ですから、造らなかった堤防ですから、当然それは責任があると思うんですよね。その点での追求があるわけですが、いずれにしてもそういう整備された堤防が今度は壊れた。それはやっぱりどうしたら崩れないようにするかというのが、本当に国土交通省にもまじめに入ってきたわけなんですね。それで千曲川の一部について堤防を完備したと、千曲川の決壊下流の500メートル区間の堤防を耐越水堤防工法を導入してコンクリートブロックで覆うということがやられたというふうに聞いています。  そういうことが、やはり今国のほうで動きがあるわけで、当然緊急プロジェクトで高さ5メートルの、全国的にも高いレベルだと思うんですが、ただ、それは全部内側だけですよね、シート張ったのはね。外側は全然張っていない。一部やったところもあるのかな、中妻あたりでね。敷地がないということでブロックを建てたというところもあるでしょうけども、ほとんどは大体土ですよね。となると、やはり増えたときに、もしかして越水した場合には弱いところというのが必ずどこかはあるし、そういうところがどんどん削れていってしまうということに対して、やはり、通称アーマーレビーというんですけど、鎧型といって、内側も外側も完全に被覆するということに対しての検討が始まり、動きが出てきたということになりますと、当然常総市としてもそういう立場で、そういう工法に対して導入すべきじゃないかということ、そういうところの安全性をさらに求めるというか、高い段階で求めていく必要があるんじゃないかなというふうに思いますので、こうした千曲川の例を見て、やはり常総市の堤防をより強固にしていくということが求められるんじゃないかなというふうに改めて思いますので、そういう点の御意見をひとつお聞かせ願いたいというふうに思うんですが、どういうふうにこういう工法について思っているのかということですね。 190 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。都市建設部長。              〔都市建設部長木村茂樹君登壇〕 191 ◯都市建設部長(木村茂樹君) お答えいたします。  ただいま御指摘の千曲川につきましては、昨年10月、台風19号により決壊をし、千曲川堤防調査委員会を3回実施したことは、国土交通省北陸地方整備局のホームページにて確認をしております。復旧対策についても検討し、工事を行うと掲載がされておりました。  いずれにいたしましても、鬼怒川・小貝川につきましても、より安全な河川となるよう河川管理者である国とさらに連携を図ってまいりたいと考えております。  以上です。 192 ◯議長(倉持 守君) 堀越道男君。 193 ◯21番(堀越道男君) 連携の中身なんですがね。今のままで連携していくということなのか、それとも、そういう千曲川の例として、やはりこれは強固にしようということで求めていくという、ここが大事だと思うんですよ。どうしたって常総市は、水海道という名前が表すように水が集まる新開地ですから、これが本当の意味ですからね、水海道のね。だから、そういうところが地図上にもあるし、地形的にもあるし、そこは絶対に塗り固めても、常総という名前をつけても、駄目なんですよね。大元はここですからね。そこに出てくるわけですから、だから、そこはやはり特段の努力でやる必要があると思うんですね。何しろ一番深いのが元町ですからね。あれ、8メートルにもなるわけでしょう。そのときの水圧なんかものすごいわけですよね、恐らく。だから、5メートルの堤防が破綻したというのは今まであまりないと思うんですが、だけども、いわゆる内側にシートを張るというわけでしょう。そうすると、土壌浸潤が抑えられますから、その分だけ上にかさ上がるというのは誰が見たって考えられることだよね。上がりますよね。上がる分だけ、要するに越す可能性はある。越す可能性があった場合に、落ちたときだって、流れちゃえば変わらないです。ところが、土手だと、土だとどんどんそれが削れていくということです。  千曲川も堤防の上はあれで張ってあったんですからね、アスファルトでね。ちゃんとした整備をされていた、それが破綻したわけですから、当然そういうところの対応というのは考えていかなきゃならない。そういう面で、連携していくといっても、国土交通省は頭固いですよ、ものすごく。とにかくこの間、堤防を造っているときも、いろいろお話ししたときなんか、例えば若宮戸で話したときにも、技師は、絶対間違いない、心配ない、ここでコンピュータでもって土量の分量を決めて、構成を決めてやっているんだから、あんたは心配するようなことないんだと言っていて、次の日に今度はブロックやるわけですからね。ころころ変わっちゃうんですね。だから、そういうまともな意見を言わない国土交通省が、ようやく考え始まったんですよね。これは前々から、ここにいるイシザキさんなどはあの当時から言っていた話ですよね。あの人はやっぱり建設省の技師で、自分でやっていた工法なんですよね。それがいつの間にかなくなっちゃった、それが今度は復活してきたということで、大変な、要するに堤防について、壊れない堤防の、大きな動きなものですから、これはやっぱり捉えて、そこに食い込むだけの努力は必要かなというふうに思うんですが、どうですか、市長、下流堤防の期成同盟会の会長ですからね。そういうことで御意見頂ければというふうに思うんですが。 194 ◯議長(倉持 守君) 神達市長。                〔市長神達岳志君登壇〕 195 ◯市長(神達岳志君) 堀越道男議員の質問にお答えをいたします。  堤防、千曲川、私も拝見させていただきまして、国交省とも話をしました。私の思いも全く同じでございます。鬼怒川の緊急プロジェクトによって大分強固にも以前よりはしていただいたことは感謝をしておりますけども、この技術というのは日々進化していくと思いますし、何よりも今、議員がおっしゃったとおり、地形的なこの水海道、この地域という部分は、決定的な欠点が昔からあるというのは事実でございますから、より堤防を強化していっていただけるような要望、またそれだけでなくて、それ以上に、堤防の高さ以上に雨が降る確率もこれから大きいものですから、それをどこかほかに逃がす策、地下下水路とか、導水路とか、いろいろ都心ではありますけども、そういう部分も今まで国交省、本省のほうとも私、要望した経緯もございますから、引き続き国としっかりと連携をしながら、そういう要望も市としてしっかりと伝えていって、また同じような水害が来ないような部分はしっかり訴えていきたいと思っています。 196 ◯議長(倉持 守君) 堀越道男君。 197 ◯21番(堀越道男君) 力強い御答弁ありがとうございました。とにかく、いろいろな形で、想定浸水深なんていうので電柱に鉢巻きやられちゃって、まさかここまで水は来ないと私は思っているんだけど、例えば駅南なんかも、鬼怒川の水よりもはるかに小貝川のほうが、2階まで来るんですからね。あんなことあり得るわけがないと、そういうことは言えないと思うんだけども、いずれにしてもそういうところで、要するに地盤の財産とかなんかという問題はやっぱり低くなっている、価値が下がっているというのが実際ですから、財産権が保障されていない。そういう面も含めて、やっぱりそれを取り戻すようなものが必要なんだと思うんですよね。やって、1ぐらいに、元に戻るぐらいなものですから、やらないとやっぱりどんどん価値は、なかなか上に上がらないというふうになってしまいますので、そういう点は本当に、何度もそういうところを要求していくのが必要かなというふうに思いますので、そういった努力をひとつお願いしたいなということを申し上げまして、終わりにします。 198 ◯議長(倉持 守君) この際、暫時休憩いたします。                 午後3時13分休憩   ─────────────────────────────────────                 午後3時35分再開 199 ◯議長(倉持 守君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  一般質問を継続します。  次に、14番中村博美君。                〔14番中村博美君登壇〕 200 ◯14番(中村博美君) 皆様、こんにちは。14番中村博美です。  質問の前に、このたびの新型コロナウイルスによりお亡くなりになられました全世界、約37万6,000人の皆様に御冥福を心よりお祈りいたします。そして、一日でも早い収束と、一日でも早くふだんの日常が取り戻せますよう重ねてお祈り申し上げます。  本日の通告は、大きく一つであります。通告に基づき、順次質問いたします。御答弁よろしくお願いいたします。  ここで、いつもは傍聴者の皆様にお礼を申し上げるところではありますが、本日は無傍聴一般質問となりました。私の今議会の一般質問は議員生活18年目にして57回目の質問ですが、傍聴者の皆様のいない一般質問は初めてで、とても寂しく残念ですという御挨拶を考えていたんですけど、今日は堀越議員の流れで1名の傍聴者の方がいてくださいまして、ありがとうございます、頑張りますのでよろしくお願いします。大先輩がいてくださいまして。  大きな1番、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う支援と各取組について。  1)常総市単独支援として、高齢者の方々への応援金の考えはあるかを尋ねます。  この質問を提出したときには、市では考えはなかったので、18歳までの9,300人の子どもたちに未来応援チケットが交付されるのに対しての御高齢者の皆様への応援金はないのかと質問するつもりでした。すると、昨日の追加議案提出により、がんばるシニア応援チケット交付が提案されています。金額は満足とは言えませんが、よかったなと思っています。ちょっと違う意見の方もあるんですけど。  今年から77歳、88歳、99歳のお祝金を廃止した神達市長は、子どもたちの応援はしても高齢者は応援してくれないんだという声も聞かれています。高齢者祝金を廃止した昨年は、私にもたくさんの御不満の声が入り、聞くところによると市にも同じく不満の声が入ったと聞いています。先ほどお祝金を廃止した神達市長と申しましたが、高齢化率が年々上がり、以前より市では検討されていたお祝金廃止であることは市民の皆さんには理解ができず、お祝金を廃止した神達市長となっているのです。私は、お祝金廃止には反対はしましたが、ここでお祝金を廃止した金額と、そしてこれからその原資は何に使われていくのかという、再度認識をしたいので、そちらも含めて応援金の答弁を求めます。  一問一答方式ですので、質問席に移ります。 201 ◯議長(倉持 守君) 答弁関係者の方、議場にお入りください。  これより答弁を求めます。保健福祉部長。              〔保健福祉部長吉原克美君登壇〕 202 ◯保健福祉部長(吉原克美君) それでは、中村博美議員の常総市単独支援として高齢者の方々への応援金の考えはあるかにつきまして御答弁いたします。  敬老祝金につきましては、昭和48年に制定された水海道市敬老年金条例の改正に伴い、平成3年3月22日に制定され、77歳、88歳、99歳の誕生日が到来する方に対しまして祝金として現金を給付する制度でございました。しかし、条例が制定された当時には考えられなかった独居高齢者の孤独死、認知症による行方不明者、そして老々介護や8050問題など、社会状況の大きな変化を受け、高齢者の見守りや生活支援などの高齢者施策全体の充実を図る必要が生じたため、平成30年度をもって敬老祝金事業を長寿をたたえる事業に統合いたしました。  なお、新たな高齢者施策といたしまして、緊急通報システムを強化いたしました高齢者見守りサポート事業をはじめ、地域の高齢者の生活支援を目的とした生活支援コーディネーターの配置、地域の医療・介護関係者の情報共有を支援する電子連絡帳JOSOシステムの開始、認知症カフェの開設など、高齢者の方々の生活に密着した各種事業に取り組んでいるところでございます。特に、緊急通報システムに関しましては、利用者やその家族からも大変好評を得ており、令和元年10月から令和2年3月の半年間で利用者が前年比で20%増加しております。
     このように、高齢者の生活に寄り添った事業を行っていくことで、団塊の世代が75歳以上となります2025年を目途に、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを送り続けることができる常総市の実現に向け、引き続き高齢者の支援策を検討してまいります。  先ほど、敬老祝金の金額ということでお話がありましたので、最終年度となりました平成30年度の給付実績につきましては、77歳が674人、88歳が357名、99歳が27名、合計で1,058名の方に対し、1人当たり1万円を給付しており、総額では1,058万円の給付実績となっております。  中村議員から御質問がございました高齢者への応援金についてでございますが、現在、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた地域経済の活性化を図るために、がんばるシニア応援チケット交付事業を実施する予定でございます。昨日行われた議員全員協議会の補正予算説明の中で事業の詳細につきまして御説明をいたしましたが、国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用するもので、市内に住民登録がある全ての65歳以上の方々、約1万9,000人が交付対象者となります。既に予算成立となっております、子どもの未来応援チケットと同様、市内の取扱店で使用することができる商品券を対象者1人につき500円券が6枚、合計で3,000円分を交付することで準備を進めております。  以上でございます。 203 ◯議長(倉持 守君) 中村博美君。 204 ◯14番(中村博美君) ありがとうございます。敬老祝金の廃止で1,058万円が配布されなかったということで、それを使って、原資として緊急通報システムや認知症カフェ等、見守りサポートに強化したということで、私、以前にも一般質問をしたんですけど、65歳以上で一人暮らしの方に緊急通報システムを、全ての方につけてほしいと、本当は65歳じゃないんです、一人暮らしの方は、もう40代、50代から心筋梗塞になるので、本当に一番危ないのが朝方の4時から5時というんですよね。起こしに行ったら全然息がなくて、亡くなっていたという、そういうこともあるので、一人暮らしの人には本当に全てつけてほしいぐらいなんだけど、民間のセコムもあるので、そちらのほうで対応してくださいと言われたことを覚えているんですけど、私、65歳でつけること、できるでしょうか。ちょっとお答えください。 205 ◯議長(倉持 守君) 幸せ長寿課長。 206 ◯幸せ長寿課長(秋葉利恵子君) ただいまの御質問にお答えします。  65歳以上の方で御希望の方であれば、独り暮らしの方、高齢者のみ世帯の方、それから御家族と同居されていても日中独居などの、少し御負担いただく金額は御家族と一緒の場合には出てしまうんですけれども、そういったことで皆さんに、65歳以上の方には御利用いただけることとなりました。  以上です。 207 ◯議長(倉持 守君) 中村博美君。 208 ◯14番(中村博美君) ありがとうございます。以前は75歳以上でもお元気だったらつけられなかったんですよね。75歳以上の人も負担があるんでしょうか。お答えください。 209 ◯議長(倉持 守君) 幸せ長寿課長。 210 ◯幸せ長寿課長(秋葉利恵子君) 75歳以上の方でも、お独り暮らしですとか、高齢者のみ世帯であれば費用はかからないのですが、御家族と同居されているような場合は一部負担していただくような形になっております。千七百幾らだったかと思います。すみません、ちょっと手元に金額がないのですが、以上です。 211 ◯議長(倉持 守君) 中村博美君。 212 ◯14番(中村博美君) 日中独居の人はお金が要るということですね。  最後、もう一回いいですか。65歳以下の方はつけることは無理ですか。 213 ◯議長(倉持 守君) 幸せ長寿課長。 214 ◯幸せ長寿課長(秋葉利恵子君) 現在の状態では、一応65歳というふうになっておりますが、その方の状況などによって検討したいというふうに思いますので、まずは御相談を。お体の状況ですとか、病気の状況によって異なるかなというふうに考えます。  以上です。 215 ◯議長(倉持 守君) 中村博美君。 216 ◯14番(中村博美君) ありがとうございました。ぜひつけたいです。負担があってもつけたいと思っていますので、よろしくお願いします。  1万9,000人の方に3,000円のチケットで5,700万を予定していらっしゃるんですけど、1万9,000人の方の65歳から74歳までの人数と、75歳以上の人数を教えていただいていいですか。 217 ◯議長(倉持 守君) 答弁を求めます。幸せ長寿課長。 218 ◯幸せ長寿課長(秋葉利恵子君) 今、手元にある資料で、5月末の時点で65歳以上の方、男女分かれてしまうんですが、男性で8,192名、女性で1万189名が65歳以上になります。そこに今年度65歳になられる方がいらっしゃって、男性で459名、女性で450名となっております。 219 ◯議長(倉持 守君) 中村博美君。 220 ◯14番(中村博美君) ちょっと計算機がないのであれなんだけど、男女ともで75歳以上の人の人数を教えてください。 221 ◯議長(倉持 守君) 幸せ長寿課長。 222 ◯幸せ長寿課長(秋葉利恵子君) すみません、75歳以上でしたね、失礼しました。こちらもちょっと計算が必要になってしまうのですが、75歳の男性の方が1,643名足す1,042名足す570名と、ちょっと75歳で表にはなっているんですが、計算していないもので。            〔「それだけしかいないの」と呼ぶ者あり〕 223 ◯幸せ長寿課長(秋葉利恵子君) まだです、すみません。1,643名、1,042名、570名、220名、34名と4名が男性になります。 224 ◯議長(倉持 守君) 幸せ長寿課長、後で計算して発表してください。  保健福祉部長。 225 ◯保健福祉部長(吉原克美君) ただいまの総数についてお答えいたします。  男性が75歳以上で3,509名、それと女性が5,286名、合計で8,795名、以上となります。 226 ◯議長(倉持 守君) 中村博美君。 227 ◯14番(中村博美君) ありがとうございました。8,800人ぐらいですね。これ、すごい大事なんです。神達市長にお願いしたいと思っているので。ちょっと続けますね。  今回の質問のときに、あと一つ、学校給食の無料化も入れたかったんですね。でも、子どもには、市独自ではないんですけど、国から10分の10の子育て世帯への臨時特別給付金が入っていたので、やはり高齢者の皆様への単独応援金がいいかなと思って、給食無料化はやめて、質問は取りやめてこちらにしました。  この給食の無料化も、執行部の皆さんもよく御存じだと思いますけれども、一番早かったのは大阪市ですよね。この3月26日に市議会本議会で可決して、4月から1年間、小中学校の給食を無償にしているとか、行方市では6月から来年3月まで、五霞町でも6月から8月まで、鹿嶋市も6月から8月まででやっていました。神栖市は財政調整基金を取り崩し、穴埋めしてまでも給食の無料化に取り組んでいるというのがいつも新聞に出ているんですけれども、市長、財調を取り崩してとも言いませんけれども、今度、あれですよね。先ほども何度もお話がありましたけど、さらに期待できる国からの新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の予定もあるという、先ほども話もありましたけれども、そういうときには、ぜひ、今何でこんなにこだわったかというと、後ろからいろいろ言われましたけど、私はこの金額がすごく大事な金額でしたので、こだわりました。部長、御答弁ありがとうございました。  この8,796人、8,800人の方に、ぜひ次の国からの交付金があれば、75歳以上の方にもう一度、この77歳、88歳、99歳の高齢者の祝金をなくした市長になっちゃっているんですよね。本当は違いますよね。私たちも分かっています、もう以前から。ずっと皆さん、前市長のときから、前々市長のときからこういうことを検討していたんですけれども、神達市長のときに廃止になったということなんですけど、本当にショックを受けていらっしゃいました。そこへまたさらなるコロナショックということで、75歳以上の方に、必要なときに必要な支援ができるよう、速やかに予算措置をしていくと言ってくださる市長ですので、期待をしますので、これについて御答弁頂けますでしょうか。お願いします。 228 ◯議長(倉持 守君) 神達市長。                〔市長神達岳志君登壇〕 229 ◯市長(神達岳志君) 中村博美議員の質問にお答えをいたします。  敬老祝金を廃止した神達市長ということでありますけど、間違いございません。その意味は、今お話をしていただいたように、廃止したことだけが一人歩きをしている部分はありますけども、1,100万円ですね。それ以上の金額で高齢者の見守りサポート、先ほどの緊急通報システムですね、また認知症カフェであったりとか、電子連絡帳であったりとか、様々な高齢者の見守りサポートの事業は増額しています。これは何かというと、敬老祝金というのはもう相当古い制度なんですね。77歳以上の方はもう本当に高齢者と言われていた時代、88歳はもっと、この時代にできた制度です。今はもう77歳の方はお若いですね。中村安雄議員もずっと若いです。こういう方が本当に増えてきた。なので、何よりもこういう敬老祝金よりも、多くの高齢者の皆さんが望んでいることというのは、やっぱり見守り、そういった生活のサポート、そういう部分なんですね。ですから、一部のそういった部分の1,000万だけでなくて、もっと広い高齢者を応援しようということで廃止をしたわけで、これは常総市だけでなくて、時代の流れで大きく変わっていますから、国も県も一律に、もう相当前から廃止をしていますし、近隣市町でもほとんどのところが廃止をしているわけですから、そういった部分をぜひ議員の皆さんにも、そういう声が聞かれたときには、そういうお答えを市民の皆さんにしていただければ、正確な情報だというふうにも思います。  また、その上で、この高齢者、今回のコロナウイルス関連でも当初は高齢者の皆さん、持病をお持ちの方がたくさんいらっしゃいます、さすがに。ですから、そういった高齢者の皆さんが本当にこのコロナウイルス感染に対しては不安をお持ちで、若い人と比べると外出を本当に自粛をしていただいております。そういう部分も含めて、今回のがんばるシニア応援チケットを配備させていただいたわけでございますけども、第2次補正、これが恐らく来週に金額が定かになると思いますけども、常総市としては切れ目なく、子どもたちからお年寄りまで、また事業者も含めて今施策を準備しているところでございますから、その金額によっても、全体の金額によって幾らになるかというものはこれから精査しなきゃなりませんけども、しっかりと、がんばるシニアをさらに応援する制度も検討してまいりたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 230 ◯議長(倉持 守君) 中村博美君。 231 ◯14番(中村博美君) 御答弁ありがとうございました。お祝金は廃止したんですけれども、やっぱり中身をもう少し考えてみると、ありがたいかなとも思っています。ただ、今、市長がおっしゃったように昔で言えば77歳、本当に御高齢で、それで77歳から毎年もらっていたという、平成10年あたりの話もあって、88歳も毎年1万円ずつもらっていたときもあったそうですね。やっぱりそれから言うと、人数も増えていて、皆さんお元気で、高齢者とは言えないような方たちですので、やっぱり時代の流れだと理解いたしました。そういうふうなお話が今度あったときには、皆さんによくそのお話を理解していただくように話していきたいと思っています。  それで1番の質問は終わりますので、よろしくお願いします。 232 ◯議長(倉持 守君) 質問を継続してください。 233 ◯14番(中村博美君) それでは、次に2番、新型コロナウイルスの影響により増加しているDV(ドメスティックバイオレンス)への防止の取組について尋ねます。  DVの質問は、議員1年目の平成15年9月議会で質問し、その後、DVや、デートDV、児童虐待の質問は何回か行いましたが、ここ長く行っていませんでした。今回、4月19日付茨城新聞に衝撃的な記事が載っていたんですね。これなんですけど、DVもパンデミックということです。このコロナウイルスがパンデミックだということで、それに伴いDVもパンデミックという、4月19日付のこの記事なんですけれども、暴力的なパートナーといる女性は孤立を深める、密室での暴力は最悪の事態だと危機感を強めている、日本でも外出自粛要請で夫や交際相手らが先行き不安などのストレスを感じDVが増えるリスクが指摘されているところです。我が国では、平成13年10月13日にDV防止法が施行され、相談する人も増え、社会的認知もされるようになり、一時保護や保護命令を受けることもできるようになりました。そして、もう既に20年近くになります。しかし、制度はできても、撲滅にはなかなか至らず、いまだ社会問題の一つとなっています。  4月19日の新聞掲載、いろいろその後から、もう新聞掲載が2日続けて出たり、それからテレビなんかでもこのコロナウイルスに関するDVで、江戸川区でのDV死亡例というのをテレビで取り上げていました。この外出制限があだになっているとの報告もあります。  昨日の一般質問に取り上げられていたコロナ対策市民室や人権推進課等への相談はあったかを含め、防止の取組を尋ねます。御答弁よろしくお願いします。 234 ◯議長(倉持 守君) 答弁を求めます。市民生活部長。              〔市民生活部長横島義則君登壇〕 235 ◯市民生活部長(横島義則君) 中村議員の2)番、新型コロナウイルスの影響により増加しているDV(ドメスティックバイオレンス)への防止の取組についてお答えいたします。  新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、外出自粛や休業等の状況下におきまして生活不安やストレスによるDV被害者の増加、深刻化が懸念されておるところでございます。  これらを踏まえ、4月上旬に国から、まずは十分な感染防止対策を前提といたしまして、DV被害者に対する相談支援や一時保護を継続的かつ迅速に実施するよう連絡がございました。内閣府においては、これまでの取組を補完しながら、DV相談体制を強化するため、新たに「DV相談+プラス」を開始いたしましたので、当市におきましてもホームページ等におきまして周知を図ったところでございます。  また、東日本大震災を契機として始まった国の寄り添い型電話相談事業である「よりそいホットライン」につきましても、既に掲載済みの関係各所の情報とともにホームページに掲載いたしまして、周知徹底を図っております。  今後とも引き続き関係機関と情報の共有化を図りまして、連携を密にして迅速な支援・対応を行ってまいりたいと考えております。  以上でございます。 236 ◯議長(倉持 守君) 中村博美君。 237 ◯14番(中村博美君) ありがとうございます。このコロナウイルス感染症に関するDVの相談がいち早く取り組まれているということで理解していいんですね。  それも、4月19日かな、人権推進課の課長のところに行きましてそのお話を聞いたところで、いち早くホームページに載せてくださったということをちょっとお聞きしたので、これは本当に感謝しています。そこで、人権推進課、先ほどちょっと質問したんですけど、お答えがなかったんだけど、コロナ対策室や人権推進課に相談がありましたでしょうか。ちょっとお答えください。 238 ◯議長(倉持 守君) 人権推進課長。 239 ◯人権推進課長(齋藤明彦君) ただいまの質問にお答えいたします。  人権推進課にコロナウイルスに関するDVの相談は1件もございません。ただ、給付金に関しての支給に関する問合せ等はありました。  以上です。 240 ◯議長(倉持 守君) 中村博美君。 241 ◯14番(中村博美君) ありがとうございます。初めて聞いたね。給付金、DVを受けているので夫に給付されるともらえないということですか。ちょっとお答えください。 242 ◯議長(倉持 守君) 人権推進課長。 243 ◯人権推進課長(齋藤明彦君) ただいまの質問にお答えします。  今おっしゃったとおり、DVを受けている場合に、直接世帯主でなく奥さんがもらえるような制度がありまして、その相談がありました。その手続につきましては、市民課の担当のほうが受けておりますので、相談だけであって、処理は人権推進課で1件もしてはおりません。  以上です。 244 ◯議長(倉持 守君) 中村博美君。 245 ◯14番(中村博美君) ありがとうございました。そういう相談、本当にどこに相談したらいいかという方がいらっしゃるので、これからもまだあると思いますので、ぜひしっかり、温かい対応をしていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。  シェルターを持っている民間ですね、常総市もお世話になっているウィメンズネットライズといって、水海道一高や二高にもデートDVの講師として来てくださった方とちょっと電話のやり取りをして、県内どうですかと聞きますと、市に相談すると、市は警察か県の配偶者暴力相談支援センターにつながれますということですね。警察のほうも大分DVに対する意識は変わってきているようです。昔は、けがをしていて相談をしていても、なかなか取り上げてもらえずに、心が傷ついて、折れて、もうやめたというような事例だとか、それから県の相談支援はシェルターに逃げる支援はできるんだけれども、逃げるかどうかを迷っている人への適切なアドバイスがなかなかないそうなんですね。その辺は難しいんですけど、もう逃げるのはあなたが決めることなんですということで、なかなか十分手厚い相談ができていないようなこともお聞きしますので、それらも市のほうの担当の方も踏まえまして、温かい御支援を頂きたいということをお願いします。  よりそいホットラインという、これは別にコロナウイルスからではなく、それ以前からこのよりそいホットラインというのがありまして、1から7番まであるんですよね。一般ラインと、自殺予防ラインと、3番がDVの被害者、女性のための専門ライン、あと7番までいろいろな相談ができるそうなんですけれども、ここはもうあれですね、実際に相談する方が直接に電話するんですね。課長、ちょっとお答えください。 246 ◯議長(倉持 守君) 人権推進課長。 247 ◯人権推進課長(齋藤明彦君) ただいまの御質問にお答えします。  よりそいホットライン、先ほどのウィメンズネットライズ、それにつきましては、御本人が電話するような形になっております。 248 ◯議長(倉持 守君) 中村博美君。 249 ◯14番(中村博美君) ありがとうございます。もちろん市役所のおトイレや生涯学習センターのおトイレや出先機関のおトイレに、この相談のカードを置いてくださっていると思いますけど、現在も置いてくださっていますか。コロナウイルスで使えなくなった後も置いてくださいますでしょうか。お答えください。 250 ◯議長(倉持 守君) 人権推進課長。 251 ◯人権推進課長(齋藤明彦君) ただいまの御質問にお答えします。  現在、女性相談のポスターの設置箇所なんですが、先週確認したところ、43か所に設置してありました。カードにつきましてはそのうちの13か所に設置してあります。  以上です。 252 ◯議長(倉持 守君) 中村博美君。 253 ◯14番(中村博美君) ありがとうございます。じゃあ、今までどおり設置してあるし、これからもこのまま設置してくださるということですね。ありがとうございます。  神達市長、県議会時代からきっと県でもこのDVの相談なんかはいろいろあったと思いますし、対処されてきたと思いますが、市長のお考えで、この常総市から絶対にDVは出さない、後から質問します児童虐待も出さないという強い意思をお聞きしたいんですけれども、御答弁いただけますか。 254 ◯議長(倉持 守君) 神達市長。                〔市長神達岳志君登壇〕 255 ◯市長(神達岳志君) お答えをいたします。  県議時代から、このDVに関しては様々な勉強会、また各種DVの様々なサポートをしていただいている団体の方々と協議を何度もさせていただいて、茨城県でも新たな制度を様々つくっていただいた経緯がございます。本当に許せない行為、DVでありますけども、常総市の場合はおかげさまでそういう深刻な事態というものがまだ少ないと。ただ、ないとは言い切れない状況でありますから、特に親が子を、子どもが親を、また夫婦間でという問題は、こういうコロナ感染症の心配される中で、家庭にずっとこもりきりという中で心配をしているところでもございます。そういう部分も含めて、しっかり医療機関、また歯医者さんなんかもいろいろな形でこういったDVを見つけるために情報提供していただく仕組みだったりとか、例えば歯ぎしりがひどい子どもは歯医者さんですぐ分かるそうなんですね。また、こんにちは赤ちゃん事業も含めて、全乳児に関しては全訪問を継続して行っていますけども、そういう訪問であったりとか、健診であったりとか、医療機関であったりとか、歯医者さんであったりとか、あらゆる機関と連携をして、早期にこういう状況を発見する、そういうものが何よりも大事になってくると思いますので、しっかりDV対策、取り組んでいきたいと思っています。 256 ◯議長(倉持 守君) 中村博美君。 257 ◯14番(中村博美君) ありがとうございました。今、早期発見とおっしゃいましたね。私、児童虐待の後で言おうと思っていたんですけど、それでは、次に3)に入ります。このままで。 258 ◯議長(倉持 守君) はい、継続してください。 259 ◯14番(中村博美君) 3)外出自粛で虐待リスクが高まっているが、児童虐待への防止の取組を尋ねる。  児童虐待の質問は、約10年前の平成22年9月に行っていますが、DVと同じくここ10年は行っていません。先ほど市長がおっしゃいました、今日はこんにちは赤ちゃんから中学生までの虐待の取組をお聞きします。ごめんなさい、間違えました。初めにこんにちは赤ちゃん事業の訪問率、そしてコロナ感染症拡大時期の乳幼児の健診の実施はあったか。要するにこの3月、4月、5月、乳幼児健診をしたかどうか、お聞かせください。  それから、小学校が休校になり、登校日もなくなったときの家庭訪問時の家庭訪問拒否はなくなったか、お尋ねします。
     それから、順次また再質問しますので、よろしくお願いします。 260 ◯議長(倉持 守君) 答弁を求めます。保健福祉部長。              〔保健福祉部長吉原克美君登壇〕 261 ◯保健福祉部長(吉原克美君) ただいまの議員の御質問にお答えします。  先ほど議員もおっしゃっていたとおり、児童虐待防止の取組といたしましては、早期にその兆候を察知し、対処することが重要となってきます。乳幼児の場合は、乳幼児全戸家庭訪問や乳幼児健診がその兆候を察知する場となります。  まず、乳幼児全戸家庭訪問についてでございますが、こんにちは赤ちゃん事業として新型コロナウイルス感染症の影響にかかわらず、平時どおりに続けて行っております。昨年度の実績は、乳児全戸家庭訪問数は334件中307件、実施率については91.9%でございました。  新型コロナウイルス感染症が理由で訪問を希望しなかったケースにつきましては1件、訪問時期の先送りを希望し、現在日程調整中のケースといたしましては2件、この3件のケースにつきましても、電話での育児相談につきましては実施済みとなっております。  なお、令和2年4月から5月につきましては、本来3月の訪問対象者からも御希望があり訪問を実施しております。その他、育児不安等の強い母親への再訪問につきましても5件実施しております。  続きまして、乳幼児健診でございますが、新型コロナウイルス感染症の影響により、3月から4月の一部の乳幼児健診及び5月の全ての乳幼児健診を延期といたしました。健診を延期したフォローといたしましては、健診対象者371名に保健師が電話をかけまして、そのうち294名の乳幼児や母親の様子を確認し、育児相談等を行っております。  現在、全国的に緊急事態宣言も解除され、茨城県の発症者も増えていないことから、6月から乳幼児健診を再開し、密接・密集・密閉の3密に注意しながら行っていく予定でございます。  また、昨年度の各乳幼児健診の受診率につきましては、乳児健診が85.4%、12か月健診が82.4%、1歳6か月児健診89.1%、3歳児健診が93.6%となっているところでございます。  以上でございます。 262 ◯議長(倉持 守君) 中村博美君。 263 ◯14番(中村博美君) ありがとうございました。こんにちは赤ちゃん事業、もう少しパーセンテージ高かったと思うんですが、ちょっと下がっちゃって、91.9になっているのかなと思いますよね。でも、この3件は今から予定しているということですし。でも、電話でも駄目なんですよね、お顔を見ないと。赤ちゃんのお顔、それから乳児健診で子どものお顔を見ないと、本当に、隙間というんですか、何て言ったらいいのかな、そういうところに児童虐待があるんですよ、潜んでいるんですよね。なので、ぜひこの受診率、91.9ももちろんですし、85%とか82%と言ってくださったのを、できるだけ頑張って高い受診率に上げていただきたいと思います。よろしくお願いします。  今度は小中学校でしょうか。 264 ◯議長(倉持 守君) 教育長。             〔教育委員会教育長岡野克巳君登壇〕 265 ◯教育委員会教育長(岡野克巳君) 小学校、中学校に関しましてお答えいたします。  昨日までの一般質問の中で、やはり学力に関する質問が多々ございました。これもそういう課題を共有させて質問していただいて感謝しております。  そして今回、虐待ということを中心に質問があったわけですけども、極端なことを言いますと、学力は後で取り戻せるかもしれません。ところが、虐待や新たな不登校、生活の乱れ、昼夜逆転等も含めて、こういうものにはやはりこの時期最大の注意を払うということはもっともなことと認識しております。  さて、臨時休業期間中ですが、各学校におきましてはやはり児童生徒の健康状態の確認、家庭学習の課題の配布・回収等を目的として、週に1回程度家庭訪問を実施しました。これは、最初は登校日をつくりました。それがちょっと心配だということで、家庭訪問に切り替えました。ただ、ここでのこだわりは、やはりフェイス・トゥー・フェイス、顔を見るということにこだわった状況もございました。  さて、中村議員の質問の中にありました家庭訪問時に直接会うことができなかった件数、これははっきりつかんでおります。小学校で、小学生が33名、中学校、中学生が6名です。ただ、この理由としましては、主なものは、人と会うことへの不安、これはコロナウイルス関係ということです。あとは、時間の関係で直接お会いできない、あるいは外国籍の方などはそこにいないというような状況もございまして、ただ、その場合でも電話連絡、本人、保護者等で、あるいは保護者の要望によって後日学校に登校してくれたりとかということで、確実に連絡を取り合いました。  さて、DVだけではなく、生活の乱れに関して、この長期休業中のアンテナの一つとしまして、毎月いじめ悩みアンケートというのを定期的に学校では行っております。その項目に一つ追加しまして、家にいる時間が増えたことで困っていることや悩んでいることがありますかという項目を付け加えました。その結果ですが、その項目に回答してきた小学生は65名、中学生は17名です。ただし、内容としましては、家庭学習の進め方や、兄弟関係の悩みまでいかない相談ということで、虐待や生活の乱れに関するものはございませんでした。ただ、回答してきた子に関しては、児童生徒によく話を聞く状況をつくったり、アドバイスや、状況によっては保護者と共有したりということを確実に行いました。  以上でございます。 266 ◯議長(倉持 守君) 中村博美君。 267 ◯14番(中村博美君) ありがとうございました。4月20日頃でしたっけ、ちょっと今このお部屋にいらっしゃる遠藤章江さんと二人で、もう児童虐待は絶対なくしたいねということで、教育長に訪問したときに、今お話ししてくださった、これを作ってくださったんですよね。でも、今件数が65と17、びっくりしちゃったら、虐待に関するのはないと、言い切れないんだけどというところですね。言い切れないんだけど、この書面からはなかったということで理解しております。  中学生、何で中学生が児童虐待になるのかって皆さん思われると思うんですね。この席には草間さんいらっしゃらないから、中学校の校長先生がお二人、この議場にはいらっしゃるんですけど、中学生でも、これはちょっと古いあれなんですけど、家のトイレやベランダで食事をさせられているとか、そういうのを言うのが自分の恥だということで、隠しながら、虐待を受けながら隠しているという、そういう事例も中にはあるんですよね。小学生だから誰にも言えないんじゃなくて、中学生にもあるというのが、もう本当に事例としてたくさん出ていますので、ぜひ小学校も中学校も、それから乳児健診、こんにちは赤ちゃん事業で、しっかりと顔を見て対応していっていただきたいと思っています。それでないと、本当に、会えないともう見逃してしまうことがあって、常総市からなんていうことになったら困りますので、市長、これ素敵ですね、視覚障害者の方に1万円を配っていらっしゃるシンボル、この横が何と児童虐待が一、二割増えていると。ところが、一、二割増えているんですけど、これは1月から3月までの調査で、厚生労働省の調査なので、まだちょっと、そんなにコロナが大きく感染しなかったときの、前のことだと思っていますけれども、また新型コロナとの因果関係は不明確だということもここにも書かれています。ただ、コロナだから児童虐待が増えたのではないとは言っているんですけれども、児童虐待は年々増えていますね。増加しています。本当に悲惨な事件を皆さんもお耳にして、命なくしちゃうんですよね。  先ほど、市長から早期発見とおっしゃいました。早期発見で、がんも早期発見だということで、がんの治療を一生懸命なさっている方にはそのことを言っているわけじゃないんですけど、がんと同じで早期発見、早期治療、この治療に当たるのが手だてですよね。早期手だて、これで救える命はたくさんあるんですけれども、なかなかそれが、その隙間をくぐっていって児童虐待が行われているというふうな状況です。でも、今現在は近隣の人、お隣の人でも通報できるということになっているんですよね。昔はもうお隣の人は、要するにDVだと夫婦げんかは犬も食わないとか、泣いていても、これは親のしつけだとか、そういうふうに言われると、もうそれで関係できないんですけど、名前を言わなくても警察や、それから役所に電話をできるというふうな時代になってきました。そういうことなので、本当に、さっき市長もおっしゃってくださいましたけど、早期発見をくれぐれも気をつけていただいて、常総市から絶対に児童虐待の被害者とDVの被害者は出さないぐらいの強いお気持ちで、さっきも市長が答弁くださったので本当に心強く思っているんですけど、そういうふうな常総市にしていただきたいと思いますので、市役所の皆さん、ワンチーム、こういうときに使って、ワンチームでDV防止と児童虐待防止に取り組んでいただきたいとお願いをいたしまして、本日の質問は終わりにします。ありがとうございました。   ─────────────────────────────────────  散会の宣告 268 ◯議長(倉持 守君) 本日の一般質問はこの程度にとどめ、散会いたします。                 午後4時26分散会 当サイトのコンテンツ(文章、画像、図表)は、常総市議会の著作物です。無断で複製、転載することを禁止します。 Copyright (c) Joso City Council Minutes, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...