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  1. 常総市議会 2020-05-01
    常総市:令和2年5月定例会議(第5回会議) 本文


    取得元: 常総市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-12
    本文へ移動 ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1              〔議長倉持 守君議長席に着く〕  開 議 ◯議長(倉持 守君) 皆さん、おはようございます。  御報告申し上げます。ただいまの出席議員数は20名であります。   ─────────────────────────────────────                 午前10時00分開議 2 ◯議長(倉持 守君) これより第5回会議を開きます。  別紙会議日程により議事を進めます。   ─────────────────────────────────────  日程第1 一般質問 3 ◯議長(倉持 守君) 日程第1に入ります。  昨日の会議に引き続き一般質問を行います。通告順に従いまして発言を許します。  なお、質問並びに答弁は簡潔明瞭に行うよう、議事進行に御協力をお願いいたします。  最初に、9番大澤 清君。                〔9番大澤 清君登壇〕 4 ◯9番(大澤 清君) 皆様、おはようございます。議席番号9番、大澤 清でございます。  お話しにくいのと聞き取りにくいものですから、マスクを外して質問をさせていただきます。  質問に先立ちまして、このたびのコロナウイルス感染により、お亡くなりになられました方々に心から御冥福をお祈り申し上げますとともに、世界中の新型コロナウイルス感染症が早期に収束されますことをお祈りいたします。  それでは、通告に基づきまして二つの大項目について一問一答方式で質問させていただきます。御答弁のほどよろしくお願いいたします。  それでは、大項目1の新型コロナウイルス感染症対策における義務教育学校休校についてです。御承知のとおり、茨城県でも緊急事態宣言を受け、外出自粛要請や3月から当市においても小中学校の臨時休校がなされました。文部科学省は、学びの保障を家庭に任せずに自治体において最善の取組みをするよう要請しました。それを踏まえ、当市においても臨時休校時に登校日を設けることや、教師による家庭訪問や電話などで子供の生活状況の把握に努めていただきました。しかし、約3か月にも及ぶ臨時休校で懸念されているのが、やはり勉強の遅れであります。特に自宅学習に不利な家庭環境に置かれている子供たちほど、教育格差が生じると指摘されております。また、そのほかには子どもたちに精神的、身体的な影響が出ることが懸念されております。
     そうしたことを踏まえて、今回、3点ほど質問させていただく予定でしたが、これまで同様の質問がされてきましたので、1)のいばらきオンラインスタディの成果については省略し、2)のオンラインホームルームについてお聞きします。  今回、使用されたツールは、ウェブ会議などで使用されておりますZoomを使用されておりますが、無料で入手することや、自宅などの遠隔地においても双方向でのコミュニケーションを図れ、クラスメイトや先生の顔を見ることができるなど、今後オンラインスタディを進める前段としても有効と考えます。  そこで、臨時休校中に行われましたオンラインホームルームの成果についてお聞かせください。よろしくお願いいたします。 5 ◯議長(倉持 守君) 答弁関係者の方は議場にお入りください。  これより答弁を求めます。教育長。             〔教育委員会教育長岡野克巳君登壇〕 6 ◯教育委員会教育長(岡野克巳君) 大澤議員の御質問にお答えさせていただきます。  オンラインホームルームの件で、大澤議員が最後に有効と考えますという御発言がございました。まさしく、近い将来を考えても、これはいろいろな使い方、有効性、これは無限にあるのではないかと考えているところでございます。  さて、今回、オンラインホームルームを実施しました学校に調査をしたところ、まず参加率ですが、小学校で53.5%、中学校で68.1%でございました。学校からは、担任と児童生徒同士が互いの表情を見ることができ、登校へのステップとなった。これは、その後分散登校等から始まったわけですけども、なりました。また、児童生徒、保護者のオンラインによる教育に対する意識が実際にやってみて高まったということです。今後の教育活動の可能性が広がった、これは教師の意見としても捉えることができるかと思います。  また、6月2日に無事開級式がおかげさまでできました水海道中学校夜間学級でございますが、20名の生徒たちは1か月半の開級式の延期で、かなり不安等がございましたが、オンラインによるホームルーム水海道中学校の夜間学級におきましては、4日間にわたり、20人中14人が参加してオンラインによる生徒の近況確認や授業についての説明等を行うことができました。これは、生徒にとってかなり不安の解消に至っているということを聞いております。  一方、課題としましては、環境が整っていない家庭への配慮の必要性、特に小学校低学年などにおいては、操作に保護者の協力が必要であること、情報モラルの指導、通信費の課題等が挙げられております。  以上でございます。 7 ◯議長(倉持 守君) 大澤 清君。 8 ◯9番(大澤 清君) オンラインホームルームの参加率を御教示頂きました。小学校で53.5%、中学校で68.1%という数字なんですけれども、これはちなみに常総市内全ての小中学校でオンラインホームルームが行われた成果の数字なんでしょうか。 9 ◯議長(倉持 守君) 指導課長。 10 ◯指導課長(青木 昇君) ただいまの御質問にお答えいたします。  オンラインホームルームを実際実施した学校数は、小学校で7校、中学校で4校、合計11校が実施しています。実施できなかった学校につきましては、準備に手間がかかってしまいまして、オンラインホームルーム操作の仕方や準備等において各学校で研修を積んで準備はしていたんですが、準備に手間がかかってしまい、その準備の間に18日からの分散登校がスタートしているという現状がありまして、実際用意はしていたんですが、この間に実施ができなかったというのが現状でございます。  以上でございます。 11 ◯議長(倉持 守君) 大澤 清君。 12 ◯9番(大澤 清君) 分かりました。それでは、オンラインホームルームに参加できなかった方が先ほどの数字に除かれている生徒、子どもたちだと思うんですが、参加できなかった子どもたちの大きな理由とすれば、やはりインターネットの家庭内での環境が主という解釈でよろしいでしょうか。 13 ◯議長(倉持 守君) 指導課長。 14 ◯指導課長(青木 昇君) それでは、ただいまの御質問にお答えいたします。  オンラインシステムなんですが、課題として、特に低学年の児童生徒につきましては、ちょうど午前中とか昼間の作業が多かったものですから、どうしても保護者が仕事に行っている、そんな環境の中で実施していたので、なかなか参加率的に低かったというのがありました。  あと、もう一つ、先ほどの御質問のとおり、家庭のネットの環境に差があって視聴ができない家庭もあるという意見も多く聞いております。  以上でございます。 15 ◯議長(倉持 守君) 大澤 清君。 16 ◯9番(大澤 清君) ある小学校の保護者に以前お伺いしたところ、小学校1年生から順次、2年、3年、4年、5年、6年と時間差をつけてやられていたということなんです。想像するに全校一斉にやると回線がパンクする、途切れてしまう、そういったことは分かるんですけれども、多くの子どもたちが参加できるような時間配分ではあったような気もするんです。そうした背景を見ますと、やはりオンラインホームルームに参加できる子どもたちだけで行うことに、私はある程度問題があるんじゃないかと思っています。極端な話なんですが、仲間外れやいじめの対象とならないのか、そういう懸念があるんですが、その辺のところはどのようにお考えでしょうか。 17 ◯議長(倉持 守君) 教育長。             〔教育委員会教育長岡野克巳君登壇〕 18 ◯教育委員会教育長(岡野克巳君) 今、大澤議員から御指摘頂いた件も含め、様々な課題、当然一部の限られた子にだけ情報が伝わったり、横の連携ができたりということですので、今おっしゃっていただいた課題もごもっともだと思います。  今回は5月18日から試験的に1回だけできたという状況です。実は、その前の週に職員研修、あるいは今出されたような課題をどう解決するかというのも含めて試験的に1回だけできた。19日、20日と準備している学校があったんですが、先ほど指導課長が答えたとおり、分散登校が始まりましたので、あえて分散登校に軸足を移したということで、いずれにしましても、6月1日から学校が通常に近い形で再開できました。オンラインスタディでの課題を検証したり、どういう負の結果があるのか、そういうのも含めて、今後に生かすためにも児童生徒の登校の中で確認、検証していきたいと考えております。  以上です。 19 ◯議長(倉持 守君) 大澤 清君。 20 ◯9番(大澤 清君) ありがとうございます。いずれにしましても、今回予期しない新型コロナウイルスの発生により行った経緯もありますし、突発的でもある、そして試験的でもあるということで100%のことは当然できないと思います。今回の経験を生かして、今後、さらに発展していただくようにお願いいたします。  そこで、オンラインスタディにも言えることなんですけれども、やはり家庭でのインターネットの環境が、これまでの質問にもありましたとおり、非常にネックになっています。モバイルWi-Fiの支給については、先日の御答弁で、国の基準で当てはまるのは困難であるという御答弁を頂きましたけれども、私は、今回、子ども未来応援チケットという事業で子ども1人につき3,000円を支給するのもよいんですけれども、それよりも今後の教育格差を生じさせないためにもモバイルWi-Fiの貸与、あるいは支給をすべきだと考えております。今後、新型コロナウイルスの第2波、第3波が来る可能性もあります。また、臨時休校となった場合、今度はどうやって対応するのか、そういった心配が非常にあります。そういったことを考慮すれば、早急に、そしてさらに教育に力を入れる対策が必要であると思いますので、再検討のほどをよろしくお願いいたします。これは要望です。  続きまして、3)の質問ですが、長期休校により、子どもたちの心に様々な影響があったと思いますが、学校としてはどのような対策を取っているのかお聞かせください。 21 ◯議長(倉持 守君) 教育長。             〔教育委員会教育長岡野克巳君登壇〕 22 ◯教育委員会教育長(岡野克巳君) お答えいたします。  長期休業中の子どもたちの心の対策といたしまして、登校日を設けたり、家庭訪問を行ったり、学級担任や養護教諭等を中心とした健康観察等を随時行ったり、児童生徒の状況の把握に努めました。何よりも常総市は、最後の最後までFace to Face、家庭訪問で顔を見るということにこだわったのもこの辺の理由がございます。  さて、休校中も適応指導教室、これはかしのきスクールですけども、これはずっと開室させていただきました。保護者の方々にも案内はさせていただいているんですけども、当然一部の生徒が通っている現状はありますが、相談窓口として開室させていただきました。また、先ほどのオンラインホームルームを活用しまして、児童生徒の健康状態を確認するだけでなく、休校中に会うことができなかった子供同士をつなぐことで安心感が増したという意見も聞くことができました。  今ここで、どんな対応をしてどういう課題があったか、当然、振り返ることも大事です。ただ、6月1日から学校が始まった中でも、長期休業中に子供の変容はなかったかどうかということにもしっかりと対応する意味で、長期休業が終わったからよしとするのではなくて、反省、課題、あるいはどんな対応をすればよかったのか、その辺も検証していくことをしっかりやっていきたいと考えております。  以上です。 23 ◯議長(倉持 守君) 大澤 清君。 24 ◯9番(大澤 清君) ありがとうございます。突然の長期にわたる臨時休校により、子供たちの生活リズムが壊れる、自由に外出できないことや友達と遊べないなどのストレス、学習への意欲の低下や運動不足など、食生活の問題で成長バランスの崩れなど、様々な影響を受ける可能性が懸念されます。子どもたち一人一人に丁寧に寄り添い、ケアしていただきますよう、よろしくお願い申し上げます。  そして、最後にもう一つなんですが、保護者や御家族に医療従事者や施設勤務の方がいらっしゃる子どもに対して、差別やいじめが行われたという報道がございました。当市においてもこのようなことが起こらないよう十分な配慮をしていただきますよう、重ねてお願いしたいわけなんですけれども、そのような実態というのはあったんでしょうか。 25 ◯議長(倉持 守君) 指導課長。 26 ◯指導課長(青木 昇君) ただいまの御質問にお答えいたします。  昨日、答弁の中でもお答えしましたけれども、子どもたちにとっての長期の休校においてアンケートを取りました結果、子どもたちにおける虐待とかいじめ等々についての回答はございませんでした。ただ、保護者からの依頼の中で、実はうちはこういうふうなあれなんですというようなことで、学校では医療従事者に対してということについては把握はしております。その上で子どもたちに対応していると、学校からは一切、今のところそのような回答は受けていないのが現状です。 27 ◯議長(倉持 守君) 大澤 清君。 28 ◯9番(大澤 清君) ちなみに、保護者の方が医療従事者である方というのは、そのお子さんの数とかは把握されているんですか。 29 ◯議長(倉持 守君) 指導課長。 30 ◯指導課長(青木 昇君) 申し訳ございません。委員会で調査中ではあるんですが、各学校においては今調査をしているということで確認をしているところです。 31 ◯議長(倉持 守君) 大澤 清君。 32 ◯9番(大澤 清君) 分かりました。いずれにしましても、医療従事者の方々は大変な御苦労をされているということもございますし、早急にそういった状況の把握も含めてしっかりと注視して見守っていただきたいと思います。  以上で、大項目1の質問を終了いたします。御答弁ありがとうございました。 33 ◯議長(倉持 守君) 次の質問に移りますので、答弁関係者の入替えをお願いします。  大澤 清君、質問を継続してください。 34 ◯9番(大澤 清君) 続きまして、大項目2の新型コロナウイルス感染症対策における市民への啓発活動についての質問に入ります。  1)と2)の質問はほぼ同じようなことをお尋ねしていますので、1)の当市では今後どのような啓発活動を行うべきかと、2)の広報紙の利活用についても一括で御答弁頂ければと存じます。 35 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。市長公室長。               〔市長公室長小林昭仁君登壇〕 36 ◯市長公室長(小林昭仁君) 大澤議員の1)、2)に対して御答弁をさせていただきます。  新型コロナウイルス対策における市民への啓発活動につきましては、一般質問初日、石塚議員の御質問に答弁させていただいたとおり、広報紙、お知らせ版はもとより、ホームページにおいて新型コロナウイルス感染特設ページを設け、国、県が発表する情報や市の対応方針、支援事業等について、随時情報発信を行っているところでございます。併せまして、6月からですがLINEでの情報発信も行っております。また、広報特別号といたしまして、4月23日、5月28日にコロナ対策に対するものを発行しております。併せまして、6月には第3報を発行する予定となっております。  今後につきましても、これらのツールを使い、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に向け、市民の皆様に分かりやすく効果的な情報を積極的に発信してまいりたいと思っております。  以上でございます。 37 ◯議長(倉持 守君) 大澤 清君。 38 ◯9番(大澤 清君) ありがとうございます。いずれにしましても、今現在、そして今後も執行部のあらゆるツールを利用して、感染拡大の抑制、そして第2波が生ずることのないような情報発信を積極的に進めていただければなと思っております。  そして、また一つのツールとして広報紙の活用についてなんですけれども、先月5月3日の新聞折込みで、こちら、常総版新型コロナウイルス対策、市長からのメッセージとして市民の皆様宛てに、常総市長神達岳志ということで広報紙が入りました。これは緊急性を考慮し、早急に周知したいという目的で、私は新聞折込みで配布されたのかなと思い、真剣に読ませていただきました。  ところが、読めば読むほど不可解な内容であることに驚きました。順次、お話ししますけれども、こちら常総版コロナウイルス対策とは何か、記載されている内容は、常総市特有なものなのか、あるいはこの常総版の対策というのはいつ決まったのか、それも私はちょっと理解できない。そして、市民の皆様への周知文なんですかね、こちらは常総市民お一人につき4枚のマスクをお届けすることができたというふうに書いておりますが、これ実際は1世帯につき4枚です。なので、これも間違っていました。あと、この4年間で常総市は全国でも有数の防災先進都市として進化したとうたっておりますが、これはいまだに防災無線が聞こえないなどの市民が多くいる中、何をもって防災先進都市として言い切れるのかがちょっと疑問です。  さらには、常総市の万が一に備える体制に共鳴していただいた企業から御協力を得て、迅速にマスク10万枚の配布に至ったとありますけれども、これ実際は、私たち市民の税金でマスクを購入したにもかかわらず、読み方によっては企業から寄附してもらったマスクを配布したとも読み取れるんじゃないかと。さらには、広報紙には発行者名も連絡先の記載がない。そのようなことから、各担当部署に確認させていただきましたところ、案の定と言っては何ですが、1人4枚もらえるならばどこであとの残りをもらえるんだと、そういった問合わせや、これは本当に常総市の広報紙なのかという問合わせを受けた旨のお話を伺いましたが、その問合わせの返答などについてもどのように回答されたのかお聞かせください。 39 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。市長公室長。 40 ◯市長公室長(小林昭仁君) お答えします。  御指摘のチラシにつきましては、市で発行したものではございませんのでお答えすることが難しいかなと思われるんですが、確かに議員御指摘のとおり、市には1人4枚というところについての問合わせ等は電話等がございました。そのときには訂正をさせていただいて1世帯4枚ということでお答えしております。  なお、そのときにも市で発行したものではございませんということで対応はしておりました。  以上でございます。 41 ◯議長(倉持 守君) 大澤 清君。 42 ◯9番(大澤 清君) ということは、広報紙、あるいは市報、言い換えると公文書ではないという答えですね。そうしたことですので、担当部署からもまた聞き取りをしました。  この文章に常総市長神達岳志というふうに記載することは、公務として使用する以外想定できないというお答えだったんですけれども、言い換えれば、公務以外で常総市長云々と書いてある文書は、公務以外であればこれは怪文書という扱いでもあると伺いました。  では、市長にもお尋ねしたいんですけれども、なぜこの怪文書扱いされるような文書を新聞折込みで配布したのか目的を教えてください。 43 ◯議長(倉持 守君) 神達市長。                〔市長神達岳志君登壇〕 44 ◯市長(神達岳志君) 大澤議員の御質問にお答えをいたします。  私の後援会で配布をしたものでございまして、内容について一部誤りがあったことは、私の後援会ですから私も反省をしているところでもございます。  目的ということでございますけども、一つでも二つでも市民の皆さんにコロナウイルスの注意喚起、こういうものをお伝えしたいという思いで後援会が作成をさせていただいたもので、第2弾で発行元もしっかり入れた形で、また誤りも訂正をさせていただいた形で発行をさせていただいているところでございます。 45 ◯議長(倉持 守君) 大澤 清君。 46 ◯9番(大澤 清君) 注意喚起という目的で、いわゆる啓発活動について、市長に再度お聞きしたいんですけれども、去る5月15日に議会運営委員会が行われまして、発言の中に、市長と一緒に同行してある地区を戸別訪問し、コロナの啓発活動を行った旨のお話がありました。このチラシというか文書を持って歩きましたということを伺ったんですけれども、それの事実関係として、いつどの地区を誰と一緒に回ったのか、そして何を配って歩いたか、再確認のため、何のために歩いたのか、もう一度お聞かせください。 47 ◯議長(倉持 守君) 神達市長。                〔市長神達岳志君登壇〕 48 ◯市長(神達岳志君) お答えをいたします。  議会運営委員会に私は出席しておりませんので、承知しておりません。  以上です。 49 ◯議長(倉持 守君) 大澤 清君。 50 ◯9番(大澤 清君) 議会運営委員会の中であったお話を今申し上げていまして、具体的に申し上げますと、4月5日にある議員と歩きました、私が歩きましたという証言がありました。それは事実かどうか教えてください。 51 ◯議長(倉持 守君) 神達市長。                〔市長神達岳志君登壇〕 52 ◯市長(神達岳志君) 通告を頂いていませんので、一般事務に関わる質問外として答弁を控えさせていただきます。 53 ◯議長(倉持 守君) 大澤 清君。 54 ◯9番(大澤 清君) これは事実として話すわけですので、5月15日の議会運営委員会において、4月5日に、あえて詳細は言いませんけれども、どこどこ地区全戸、戸別歩きました。何を持って歩いたんですか、このチラシ、写真と挨拶文が書いてあるものだということで、ほかの議会運営委員会のメンバーの方も確認しております。また音声も録ってあります。目的は何のためかといいますと、コロナの啓発活動だということでの目的でしたので、そのように理解はしております。  そこで、私が一番不思議なのが、市長は答えていませんので、これを私は配ったと思っているんですけれども、なぜ公文書じゃなく、いわゆる怪文書的なものを配って歩いたのか、ちょっと不思議でなりません。さらに、4月5日に市長と歩かれたということなんですけれども、証言ですね、あくまで。4月5日というのは、当然学校も臨時休校してあり、さらには当市からも外出自粛要請を出していたにもかかわらず、市長自ら歩く必要があったのか。万が一、感染者と接触し、次から次へと訪問しては感染を広げることも考えられるのではないでしょうか。外出自粛を促す立場である市長として考えられない行動であると私は思います。しかも、公務ということであれば、何も日曜日じゃなく平日に担当課の職員と啓発活動として歩くべきと考えているんですけれども、なぜ一部の議員と歩いたのかお聞かせいただきたいのですが、その辺はいかがでしょうか。
    55 ◯議長(倉持 守君) 大澤議員にお願いがあります。  ちょっと方向性を変えた質問にしていただければと思いますけども。啓発活動ということを重視して質問書に提出してありますので、その点についてお伺いできればと思います。 56 ◯9番(大澤 清君) はい。私はこれを啓発活動だと思って質問しているんですが。啓発活動は、なぜ平日活動しないで日曜日なんですかという質問なんですけど、何かまずいんですか。 57 ◯議長(倉持 守君) いやいや。答弁を頂ければと思いますので、啓発活動という点で。神達市長。                〔市長神達岳志君登壇〕 58 ◯市長(神達岳志君) お答えをいたします。  平日ももちろん公務として啓発活動をしております。また、土日ということで、議員も含めて、議員とだけでなくて、市民の声、学校が休校中ということもあって、子どもたちの様子も含めて市民に注意喚起、また様子を伺う、声を伺うということは、議員もそうでありますし、私ども政治に携わる者として直接声を伺う、また感染症対策マスク等々もしっかりしながら、そういうことを行うということは問題ないと思いますし、今、議員が1点お話をされた勘違いをされている部分は一つ訂正していただければと思いますけども、そのチラシを持って歩いたという事実は一切ございません。  以上です。 59 ◯議長(倉持 守君) 大澤 清君。 60 ◯9番(大澤 清君) そうしますと、このチラシを持って歩いたという事実はないということで。分かりました。では、訂正をさせていただきます。  そうしましたら、何を周知して歩かれたのかお聞きしたいと思います。 61 ◯議長(倉持 守君) 神達市長。                〔市長神達岳志君登壇〕 62 ◯市長(神達岳志君) お答えをいたします。  市で発行している保健福祉部だより、この保健福祉部だよりを周知でお持ちをいたしました。  以上です。 63 ◯議長(倉持 守君) 大澤 清君。 64 ◯9番(大澤 清君) そのほかの配布物はないですね。  歩かれた地区の方から伺った話では、後援会のチラシをもらったということも伺っておりますが、当事者である市長がそれはないと言うのであれば、ないと私も理解いたします。ただ、市民の方からそういった情報があったことも事実であります。  先ほど市長から御答弁もありましたとおり、今度は常総版新型コロナウイルス対策、ナンバー2という新聞折込みが入りました。これは市長の御発言のとおり、後援会が発行しましたということで、討議資料というふうになっております。裏面は1回目ナンバー1のものと同じです。1回目と言ってはちょっとあれですけど、怪文書と言っても間違いではないと思うんですが、1回目と一緒です。  なぜ、1回目のナンバー1は常総市長名で配布して、ナンバー2は後援会名で配布したのかを御説明ください。 65 ◯議長(倉持 守君) 大澤議員に。後援会という市長から先ほど答弁がありましたものですから、後援会に関する答弁ということはできないと思います。常総市議会の会議規則の中では、一般事務、法定受託事務ということになっておりますので、後援会活動ということの質問の方向性は、質問の方向性を変えていただければと思います。大澤 清君。 66 ◯9番(大澤 清君) 分かりました。  それでは、このナンバー1、こちらはいわゆる怪文書、後援会の文書ではないと私は理解しているんですが、これに関して、ナンバー2についてもっといろいろお聞きしたいことがあったんですが、それは直接個人的にお聞かせ頂きたいと思うんですが、後ほど。  このナンバー1の文書を茨城県の選挙管理委員会に見ていただきましたけれども、ナンバー1を新聞折込みで配布するということは、御承知のとおり選挙の一月前ぐらいですか、一月ちょっと前という時期、あと後援会として毎月毎月出されているんだったら仕方ないのかもしれないんですけど、いきなり1か月ちょっと前に資料を折込み配布した、そして大きな写真ですね。それと内容を踏まえれば、100%NGということはないんですけれども、事前に相談をされれば配布を控えるようにいう御指導をしたという回答を頂いております。  いずれにしましても、市長のコロナ啓発活動としての行動や怪文書的な文書の新聞折込みによる配布、これは私は市長としての行為としてはいかがなものかと考えます。もし、私が言いっぱなしで何も言えなかったというのでは失礼ですので、私の発言に対して反論、もしくはそういったものがございましたらお聞かせください。 67 ◯議長(倉持 守君) 神達市長。                〔市長神達岳志君登壇〕 68 ◯市長(神達岳志君) お答えをいたします。  後援会資料ということでミスがあったということはお詫びをさせていただきたいと思います。  ただ、私の姿勢としては、これまでの緊急事態、また1か月半くらい前ということもありますけども、ちょうどコロナの真っただ中で、市民の皆さんも本当に感染におびえている、また様々な不安を抱えている、そういう中で、そういう声をしっかりと直接お聞きして注意喚起をする、励ます、それは私の政治信条として間違ったことではないと思っております。  以上です。 69 ◯議長(倉持 守君) 大澤 清君。 70 ◯9番(大澤 清君) ありがとうございます。  いずれにしましても、このコロナウイルス感染症が拡大するさなか、戸別に注意喚起をして歩くということ自体、私はちょっと理解できないんですけれども。  いずれにしましても、質問制限もあったものですからかなり割愛しましたので、聞き足りない部分はあるんですけれども、以上で全ての質問を終了いたします。御答弁、ありがとうございました。 71 ◯議長(倉持 守君) この際、暫時休憩いたします。                 午前10時45分休憩   ─────────────────────────────────────                 午前10時55分再開 72 ◯議長(倉持 守君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  一般質問を継続いたします。  次に、11番遠藤章江君。                〔11番遠藤章江君登壇〕 73 ◯11番(遠藤章江君) 11番遠藤章江です。まず、質問に先立ち、このたび新型コロナウイルス感染症により亡くなられた方々及び御家族、関係者の皆様に謹んでお悔やみを申し上げます。罹患された方々の一日も早い御回復を心よりお祈り申し上げます。また、医療従事者の皆様をはじめ、行政の皆様、感染拡大防止に御尽力されている皆様に深く感謝を申し上げます。  では、通告に従いまして一般質問を進めてまいります。  今回、私は常総市における新型コロナウイルス感染症対策に関連した質問を行います。  まず、一つ目は、感染防止拡大に向けた当市の施策のうち、回覧板によって市民に周知された消毒液の配布についてであります。回覧板によって市民に周知された消毒液の配布については、4月末、回覧板として町内を巡っております。今回の回覧板の配布に関しまして、どのような目的でこの回覧板を回されたのか、そういうことも含めまして順次質問してまいります。答弁をよろしくお願いいたします。 74 ◯議長(倉持 守君) 答弁関係者の方は議場にお入りください。  これより答弁を求めます。藤島副市長。                〔副市長藤島忠夫君登壇〕 75 ◯副市長(藤島忠夫君) 最初に、4月27日に配布されました回覧板について御答弁をさせていただきます。  回覧板に消毒液と記載してしまったのは、当市よりも先行して同じ機器により配布したほかの自治体を参考にしたためでございます。4月30日の随時会議での全員協議会において、遠藤議員から記載内容について御助言をいただき、その後関係機関にも相談した結果、配布時のチラシには次亜塩素酸水と表記をし、チラシに記載した注意事項については、配布時においてもチラシを渡すだけではなくて、渡す際に口頭においてもその内容をお伝えすることを徹底させていただきました。  以上でございます。 76 ◯議長(倉持 守君) 遠藤章江君。 77 ◯11番(遠藤章江君) 今、副市長から答弁ありましたけども、次亜塩素酸水は実は薬機法上も消毒液という分類には入らないんですね。単なる、ここら辺に置いてある水素水とかそういった水のような類いのものなので、一切薬効、効果をうたってはいけないということになっているんです。しかし、実際回覧板に回ったのは消毒液ということで、市民の皆さんはそれを見て何を期待したかというと、アルコール消毒液を配布してもらえると思って皆さん期待して大行列をつくったんですよ。ところが、並んでもらったのが次亜塩素酸水だったので、ほぼ大多数の市民の方はがっかりしていました、次亜塩素酸水で。  再度、次亜塩素酸水について説明をさせていただきたいんですけども、次亜塩素酸水というのは、今現在、厚生労働省では食品添加物としてしか認めていないんです。食品添加物として認められているのは、カット野菜、サラダなどの色止め、そういったものに使われている、それが次亜塩素酸水が唯一使われている目的なんですね。ですから、食品添加物の次亜塩素酸水の効能、効果をうたって配布するというのはいかがなものですかというところが一番の今回の問題点なんですね。  それで、今回常総市が配った次亜塩素酸水というのは、次亜塩素酸ソーダに希塩酸を加えてpHの調整をして水道水と混ぜて作った次亜塩素酸水なんですね。それで、食品添加物として認められている次亜塩素酸水というのは、食塩水や塩酸を電気分解して得られた次亜塩素酸水を食品添加物として認めているんです。ですから、常総市が配った次亜塩素酸水というのは、法律的にも何にも認められていないものなんですよ、実は。そうなってくると、もしそれを使って事故が起こった場合、誰が責任を取るのかというところまで発展するんです。  そういうところを含めて、今回の次亜塩素酸水をなぜ配ることになったのか、その経過について御説明をお願いいたします。 78 ◯議長(倉持 守君) 藤島副市長。                〔副市長藤島忠夫君登壇〕 79 ◯副市長(藤島忠夫君) 次亜塩素酸水の配布関係につきまして御答弁させていただきます。  まず、次亜塩素酸水生成機の手配をした経過でございます。アルコール消毒液の不足が続く中、それに代替するものとして本生成機の営業が本市を含め、複数の市町村にございました。当市におきましては、財源手当の関係もあり、購入につきましては一旦お断りをしていたところ、水海道ロータリークラブからコロナ関係でいろいろな事業を中止しなければならない、その中止に伴いました財源で、常総市に何らかのコロナ対策の手伝いをしたいという温かい申出がございました。その中で、現金、マスク以外のものでとの御依頼もありましたので、本生成機のお話をさせていただいたところ、快く承諾をしていただき、水海道ロータリークラブからの寄附となったところでございます。5月2日に、初めて市民の皆様に次亜塩素酸水を配布する際は、水海道ロータリークラブと合同で実施をさせていただきました。  以上が配布方法の経過でございます。 80 ◯議長(倉持 守君) 遠藤章江君。 81 ◯11番(遠藤章江君) ありがとうございました。繰り返しますけども、厚労省が認めている食品添加物たる次亜塩素酸水は、強酸性次亜塩素酸水というものと微酸性次亜塩素酸水といって電気分解によって作られた次亜塩素酸水なんですね。常総市が機械を購入してできるものは、先ほども言ったように塩酸と次亜塩素酸ソーダと水道水を混ぜて作るものなんです。それで、ほとんどの自治体は、実は電気分解をして得られる次亜塩素酸水を配っているんですよ。ただ水と塩酸と次亜塩素酸ソーダを混ぜて作る次亜塩素酸水については、恐らく県内でも常総市と坂東市辺りしか配っていないんではないかなと思うんですね。ほとんどの市は、電気分解をした食品添加物たる次亜塩素酸水を配っているんだと思うんです。  ですから、その辺の認識、常総市はどうして要するに次亜水と言われているんですけど、そういうものを配ることにしてしまったのか。この辺の認識について答弁をいただけますか。 82 ◯議長(倉持 守君) 都市建設部長。              〔都市建設部長木村茂樹君登壇〕 83 ◯都市建設部長(木村茂樹君) お答えいたします。  今回、市で配布をいたしました次亜塩素酸水につきましては、御指摘のとおり次亜塩素酸ナトリウムを水で希釈するとともに、希塩酸でpH値の調整を行ったハセッパー水というものであります。議員おっしゃるとおり、電気分解法で生成したものとは異なるものでございます。ハセッパー水につきましては、独立行政法人製品評価技術基盤機構による検証とはなっておりません。議員の御指摘のとおりでございます。機構の消毒手法、タスクフォースから頂きました意見を参考に、先ほど副市長からもありましたが、配布のときのチラシに注意事項や使用方法を明記し、物品等の拭き取りに活用していただけるように配布をさせていただいているところでございます。 84 ◯議長(倉持 守君) 遠藤章江君。 85 ◯11番(遠藤章江君) ありがとうございました。実は、次亜塩素酸水につきましては、国会でも立憲民主党の議員がその有効性について質問をしています。それに対して、厚労省は、一切現時点での有効性が認められないという答弁をしたんですね、4月に。答弁をした後に、その有効性について、NITE、独立行政法人製品評価技術基盤機構というところで、再度、次亜塩素酸水について検討しましょうということで議題に上がっているんですね。何度も言いますけども、そこで議題に上がっているのも常総市で使っているものではないですよ。強酸性次亜塩素酸水と微酸性次亜塩素酸水のこの2種類、常総市のは入ってないです。  ついこの間、5月29日に独立行政法人製品評価技術基盤機構というところで、次亜塩素酸水、今、いろいろなものが出回っているんですけども、それについて評価の中間発表が出たんです。それで、次亜塩素水は、今回の新型コロナウイルス感染症に対しては効果がないという発表があったんですね。厚労省は、最初からこれは感染症の殺菌、消毒、そういったものには使えないですよと言っている。独立行政法人、これは略してNITEといいますけど、NITEでも検査結果が5月29日に出ている。こういうものをいまだに配布しようとしている常総市というのは、どういった考えでそれをやっているのかなというのが一つ、まず質問したい。  それと、今回、茨城県の中でいろいろな市が、常総市とは違いますけど次亜塩素酸水を配っているんです。ネットなどを見ると、本当にいいことが書いてあるんですよ、次亜塩素酸水というのは。万能の水みたいに書いてあるんですね。やっぱり一般市民はそれを信じて使う、使いたくなるのが人情だと思うんです。しかし、厚労省は、次亜塩素酸水ではなくて、商品名を挙げては何ですけども、キッチンハイターとかハイターという商品ですね、これを薄めたものを使ってくださいというふうに厚労省は推奨しているんです。あとは手洗いをきちんとしてください、この二つを推奨しているんですね。  そこに、今度、きちんとした厚労省の評価もないような次亜塩素酸水が入り込んできた場合、私が一番心配しているのは、その効果を信じて使ってしまった市民が、効果がないもので新型コロナ感染症にかかってしまったら困るでしょうということを訴えたいんです。今回の次亜塩素酸水なんですけども、市の情報の中では手や指に最初使えますって書いてあるんですよ。市長のツイッターにまだ残っていますからね、手と指に使えますと。そして、スプレー器に入れて噴霧してください、手と指にも使えます。そして1か月以内に使い切ってくださいと書いてあります。これは、製造元が言うには、25℃以下の環境で5日間しかもたないと言っているんですよ。25℃だと、大体今は冷蔵庫に入れておいて、遮光して、大体5日しかもたない。こういったものを1か月もちますよと言って常総市は配布しているんです。ほとんどの方は恐らく冷蔵庫になんか入れないですよね、もらってきたものを。その辺にぶん投げておいて、あ、これは市で配ったものだから安全で効くものだ、スプレーに入れてシュッシュッやっている。子供の手もシュッシュやって、はい、これで除菌ができましたよ。これで何か物を食べても大丈夫ですよ、こんな形で使われたら、たまったもんじゃないです。  私も一応薬剤師として医療の末端で働いていますけども、これは先ほど副市長もおっしゃったように、急遽、全協の中の最後に手を挙げさせていただいて、やめたほうがいいんじゃないかと発言をさせていただきました。それによって、若干表現が変わって、除菌水というような形で広告が出たんじゃないかと思いますね。ですけども、今現在、独立行政法人製品評価技術基盤機構の中で次亜塩素酸水の評価は効果がないというふうに出ているんです。そして、茨城県桜川市は、NITEの発表を受けて次亜塩素酸水の配布を中止したんです。また、つくば市は市長の部屋というところで市長がおっしゃっています。きちんとした効能効果がないものを、幾ら市民の皆さんからの要望があっても配ることはできません、こういうふうにつくば市の市長はおっしゃっている。ですから、幾らどこの行政がやっていたとしても、本当に国が認めていないようなものを市民全員に配布する。こういう行為をする場合には、本当に慎重な対応が必要になるのではないかと思うんです。  黄色信号だからみんなで渡ってしまおうという形で渡ってしまったのが今回の結果ではないでしょうか。今、実際次亜塩素酸水に関しては、黄色信号が赤の点滅信号に変わろうとしているような状況なんです。ですから、今後、行政としてはしっかり次亜塩素酸水について注意喚起をしていかなくてはいけないと思うんですね。  それで、議会運営委員会の中で、中村博美委員が私に、遠藤さんの説明があったことを市民に何とか知らせなくちゃならないだろう、何とか広報で知らせなくちゃいけないだろう、こういうお話もありました。しかし、広報ではいまだ次亜塩素酸水を配っていますということなんですよ。もっと驚くことには、一般質問の答弁、学校の先生たちが学校関係者にたくさん配布して、次亜塩素酸水で消毒しますって答弁しているんですよ。こういうことでいいんでしょうか、扱いに関して。今、学校関係者の方は次亜塩素酸水を信じて、これから学校が始まるのに消毒しますよ、一生懸命それを使って。国の機関が発表、それをきちんと見ていけば、認識を持っていけば、とても次亜塩素酸水を配布するということは私は選択肢には乗らなかったと思うんです。私は、つくば市の市長は賢明な選択をしたと思っています。そして、次亜塩素酸水配布を中止した桜川市の対応も非常に立派だと思っています。これから常総市はどのように次亜塩素酸水について対応していくのか、答弁をお願いいたします。 86 ◯議長(倉持 守君) 都市建設部長。 87 ◯都市建設部長(木村茂樹君) お答えをさせていただきます。  遠藤議員から前回の随時会議の全協におきまして御指摘を頂きました。配布前に頂いたということで、さらに今回配布をしました次亜塩素酸水について調査をすることができました。先ほども申し上げましたが、NITE独立行政法人製品評価技術基盤機構の消毒手法タスクフォースなどに御意見を頂戴したところなんですが、その中で、原料、生成方法などもお伝えをして意見を頂いたところ、物品、テーブルとか手すりとか、そういうものを拭くということについては一定の除菌ができますというような御意見もいただきましたので、それを受けて、テレビなどには、それと噴霧はしないようにという注意書きも添えてお配りをすることができました。  以上です。 88 ◯議長(倉持 守君) 遠藤章江君。 89 ◯11番(遠藤章江君) ありがとうございました。とにかくNITEが29日に新たな見解を発表したんですから、即訂正が必要じゃないですか。  それで、NITEというのがどういう組織かといいますと、本当に公的な薬機法に関わる法律的なものでいえば厚生省なんですよ。NITEという団体は、有効性の評価は新型コロナウイルスの対応に関わる国民向け広報等での活用を目的としたものであり、医薬品、医療機器の品質、有効性及び安全性の確保に関する法律、これは薬機法というんですけども、食品衛生法その他に関連する法令における評価を意味するものではないと言っているんです。NITEというのは経済産業省の組織ですので、別に安全性とか有効性を測っているところではないんですね。とりあえず、コマーシャルするのに、世間に向けて次亜塩素酸が安全ですよ、使えますよってことをアピールするための有効性と安全性を今検査しているという段階なんです。やはり私たち行政に関わる者、皆さん行政に関わる者としての役割としては、きちんとした法律に基づいて何でもやっていったほうがいいと思うんですね。  今回の場合は、厚生労働省が言っているように、次亜塩素酸水は食品添加物としてしか認めていないというところでとどまらなきゃ駄目だったはずなんです、本当は。踏みとどまらなきゃ。それをブームに乗ってしまう、ネットに見るといいことが書いてある、ほかの市もやっている、これで私たちも乗っかろうということです。決して市民のためにやっていることが市民のためにならないこともあるので、これから十分な注意が必要だと思うんですね。  もう一つ。今回、機械ですね。大体幾らぐらいで購入されたんでしょうか。次亜塩素酸水を作る機械ですね。ロータリークラブの方々には機械を寄附していただいたという形になるんでしょうか、それとも常総市が購入したという形になるのか、そこのところも分からないので、それも含めてお幾らぐらいの機械なのか説明を頂きたいと思います。 90 ◯議長(倉持 守君) 都市建設部長。 91 ◯都市建設部長(木村茂樹君) 次亜塩素酸水生成装置につきましては、先ほど副市長からもありましたが、水海道ロータリークラブから寄附を受けたものでございます。金額につきましては、水海道ロータリークラブから120万円というふうに聞いております。  以上です。 92 ◯議長(倉持 守君) 遠藤章江君。 93 ◯11番(遠藤章江君) すみません、どちらから120万と聞いていますか。 94 ◯議長(倉持 守君) 都市建設部長。 95 ◯都市建設部長(木村茂樹君) 水海道ロータリークラブからです。 96 ◯議長(倉持 守君) 遠藤章江君。 97 ◯11番(遠藤章江君) ありがとうございました。そうすると、水海道ロータリークラブがこの機械を買って常総市に寄附していただいたということなんですか。それは間違いないですか。 98 ◯議長(倉持 守君) 都市建設部長。 99 ◯都市建設部長(木村茂樹君) そのとおりです。 100 ◯議長(倉持 守君) 遠藤章江君。
    101 ◯11番(遠藤章江君) 私が聞いたところによると、ロータリークラブは120万円を出して常総市が購入したというふうに聞いたんですけども、それは違うんですか。 102 ◯議長(倉持 守君) 藤島副市長。                〔副市長藤島忠夫君登壇〕 103 ◯副市長(藤島忠夫君) 水海道ロータリークラブから寄附行為として、その申請書も頂いておりますので、ただいま都市建設部長が答弁したとおりでございます。 104 ◯議長(倉持 守君) 遠藤章江君。 105 ◯11番(遠藤章江君) ありがとうございました。私が聞いていたのと違うんで、ちょっと変な質問になってしまったら失礼なんですけども。実際はこの機械、実は製造会社に聞いて幾らくらいするか調べたんですよ。というのは、あまりにも雑な作りなんですよ、頂いたものが。すみません、頂いて雑と言っては申し訳ないんですけども。希塩酸と次亜塩素酸ナトリウムのポリタンクが2個あって、そこに塩素濃度を測定するような装置とpHを測定するような装置がちょっと付いてホースで引っ張ってあるだけなんですね。ですから、これはどれぐらいの値段なんだろうと思って、とりあえず見積りを取ってみました。大体60万円なんですよ、値段が。そうすると、ロータリークラブさんは随分高い買物をしてしまったなと思って、本当に常総市のためにロータリークラブさんには感謝をしてもし切れない、そういう思いであります。  そして、次に2番目の質問に入りたいと思います。令和2年5月末までのマスク購入配布状況について、マスクの購入から現在に至る配布状況について御質問いたします。 106 ◯議長(倉持 守君) 答弁を求めます。保健福祉部長。              〔保健福祉部長吉原克美君登壇〕 107 ◯保健福祉部長(吉原克美君) 遠藤議員の御質問、大項目1の2)令和2年5月末までのマスクの購入、配布状況につきまして、及びマスクの購入から現在に至る配布状況、在庫状況等につきましてお答えをいたします。  まず初めに、マスク購入でございますが、3月時点で手に入れましたマスクにつきましては、多くの自治体で手に入らないということで奔走している最中、企業の御厚情によりまして、ようやく手に入れることができたものでございます。その時点では、1枚当たり税込みで11円と非常に良心的なものであり、14万枚を154万円で購入いたしました。その後も、なかなかマスクを入手することが困難な状態が続いた中、マスクが購入できる市内の業者がおりましたので発注を行い、4月下旬に飛沫感染を予防するための3層構造と明記されてあるマスクを1枚当たり税込49.5円で20万枚を990万円で購入いたしまして、総数34万枚、総額は1,144万円となりました。  次に、寄附につきましては、現在8件の方から不織布マスクを合計で7万2,758枚、3件の方から布マスクを合計で950枚、総数で7万3,708枚の御寄附を頂いております。  マスクの配布につきましては、新型コロナウイルス感染症対策本部会議において協議の上、決定しており、現在の配布枚数につきましては、29万8,834枚となっているところでございます。内訳につきましては、妊婦を含む市民に21万334枚、市内の医師会、歯科医師会及び学校薬剤師に2万250枚、小中学校、幼稚園、保育所、児童クラブ等に4万750枚、障がい者施設、介護施設等に1万9,600枚、その他市の関係する団体や委託業者等に7,900枚となっているところでございます。  現在の在庫数でございますが、5年前の水害時の支援品として頂いたマスクを災害用備蓄マスクとして保管をしておりましたが、長期にわたる保管のため劣化が目立ち、配布に至らないと判断した1万5,250枚と、購入したマスクのうち次亜塩素酸水配布及びマスク詰込み作業用等で1,734枚がありましたので、合計1万6,984枚を在庫品から外しましたので、現在のマスクの在庫数は13万2,890枚となります。  在庫にあるマスクの使い道についてでございますが、今後、新型コロナウイルスの感染状況に応じて、第2波、第3波が起きた場合の市民の感染予防、医療機関及び福祉施設等の支援に使用していく所存でおります。  以上でございます。 108 ◯議長(倉持 守君) 遠藤章江君。 109 ◯11番(遠藤章江君) ありがとうございました。マスクについては、本当にもう皆さんマスク、マスクで、マスクがなくて困っていました。そういう中で、マスクの配布が決まったときに、私はまず部長に電話をしてすぐお話ししたことがあります。当時は、市民にマスクを配るよりは医療機関に積極的に配っていったほうがいいということをお話ししました。  もう一つは、当時、高齢者が一番罹患しやすい、これは新型コロナウイルスにかかりやすい。かかったら必ず人工呼吸器を付けるような状況まで悪化するということなので、真っ先に高齢者に対してマスクを配布すること、高齢者施設ですね、そういったところに配布する。また、高齢者施設で働いている方々、当時は新型コロナウイルスというのはふん便によっても感染するという話がありましたので、絶えず高齢者に対してそういった下の世話をするような介護関係者、そういった方々にマスクを配布したほうがいいのではないかという意見を伝えさせていただきました。  ところが、10万枚のマスクを買って1,144万円ですね。それで市民に4枚ずつ配った。そうすると、私は、費用対効果という面でどうなのかなという思いがあるんです。1世帯に4枚配ったことによって、5人家族の場合は1人マスクが行き渡らない人が出る。逆に言うと、1人しか住んでない人はマスクが4枚手に入るわけですね、そういった不平等だという文句も私のところには届いている。  私は、なぜマスクを自治体が配るのかなということも多少の不満があるんですね。といいますのも、マスクをやらなきゃ駄目だと。当時、マスクが不足しているというのは、皆さんマスクをすれば新型コロナウイルスから自分の身が守れると思って勘違いなさっているんですよ。実は、N95という医療用マスクを使わなければ、普通の花粉症のマスクとかをやっていたって新型コロナウイルスは防げないんです。医療用のサージカルマスクというものをやっていれば、飛沫は5マイクロメーターという大きさなのでそれは防げるんですね。何マイクロメーターとかって専門的な言葉を言っても分からないと思うんですけども、飛沫が大体5と覚えておいていただければ。花粉はどれくらいの大きさかというと30なんですよ。飛沫は5、花粉は30、今言っているようなインフルエンザウイルスなど、新型コロナウイルスなどは0.1という値なんですよ。そうすると、皆さん花粉症のマスクをやって新型コロナウイルスを防げると思ってやっているかもしれないけど、全く外からのものは防げない。マスクをする目的というのは、あくまで自分の飛沫、それを人に飛ばさないためにやるものなんですね。ですから、逆にマスクを配ると同時に、マスクというものはこういった目的でやるものだということをきちんと市民に伝えないと、ますます混乱していく、そういった時期だったんですね。ですから、私はむやみに10万枚買って1世帯に4枚ずつ配ることに何の意味があるのかなということを部長にお話をしました。これだけの混乱を巻き起こしてマスク不足になったというのは、政府、行政、そういったものがマスクの効果というものをきちんと説明をしなかった、国民に。最終的にはガーゼのマスクでも飛沫が防げるからいいですよ、マスクを手作りしてください、こういう話になったんですね。最初からマスクはどういうためにやるものかということを説明していれば、こんなに大混乱は起きなかった。そして、行政がマスクを配るようなことにもならなかったと私は思っているんです。  ただ、このマスクを配るのに大変皆さん御尽力してくれた。先ほどの次亜塩素酸水についてですけども、次亜塩素酸水は休日出勤、その他で、マスクを配布する人たちが1回目配布のときは275名、2回目配布のときは237名の職員の方々が一生懸命作業してくれた。時間外の労働が24万2,380円発生している。次亜塩素酸水については102名の方が一生懸命仕事をしてくれた。35万円の費用が出ている。このように、職員の方にも大変な負担がかかってくるような作業をたくさんやらざるを得ない、今の新型コロナウイルス禍の状況なんです。  マスクを配ることに関して、マスクをすることに対しての注意喚起ができたと思っていらっしゃるんですか、どうですか。費用対効果という面ではどういうふうにお考えでしょうか。 110 ◯議長(倉持 守君) 保健福祉部長。 111 ◯保健福祉部長(吉原克美君) お答えいたします。  市でも、マスクを配布するに当たり、せきエチケットの効用については広報等で訴えていたところでございます。当時、マスクの購入については、市民の方が早朝よりドラックストア等で長蛇の列をつくりながら、購入に向けて並んでいたところでございますが、ドラッグストアでも購入できずに無駄骨を折った市民の方も多々おります。そういったものを見るに当たり、少しでも市が市民の方に感染予防の一端を成す上でマスクの配布という決断をいたしたところでございます。そういったことで、市としては無駄になっているという意思はございません。  以上でございます。 112 ◯議長(倉持 守君) 遠藤章江君。 113 ◯11番(遠藤章江君) ありがとうございました。無駄になっているという言い方は失礼な言い方だったと思うんですけどもね。ただ、マスクの購入価格を見ても、1回目の14万枚購入したとき、1枚10円だったんですね。これは橘医療機といって、境町にある医療機器屋だと思うんですね、仕入れたのが1枚10円。この会社は境町にはマスクを寄附しているんですよね。配布するマスクを寄附している。それを知って、多分そこから購入されたんだと思うんですね。橘は主に歯科診療に携わるような施設に対してマスクを出している会社らしいんです。そうすると、常総市が10万枚買うと医療機関に10万枚行かなくなるんですよ。そういうことなんです、たとえ1枚10円でも。だから、私は、この当時は医療機関や介護施設や高齢者に向けてマスクを出してほしかった、そういう気持ちなんです。今度は2回目、1枚45円で消費税が付きますから大体1枚50円ですね。これでまたマスクを買ったんですよね。今もうマスクは値崩れしていまして、大体50枚入って1,000円切っているんですね。1回目の購入は、緊急避難的に14万枚購入したということは分かるんですけども、2回目の購入が果たして必要だったかということなんですよ、1枚50円も出して。1枚50円だと1箱50枚入りで2,500円なんです。ですから、今の財政状況から考えて、費用対効果でこのマスクを買うことが必要だったのかなっていうことは、やはり私は疑問が残るんです。  私は、行政が市民のためにできる限りの誠意を尽くすということは大切だと思うんですけども、どんどんまき散らす、何というんでしょうね、ばらまくような、そういう政策というのは私は感心しないんですよ。費用対効果ですよ、やはり。その辺はしっかり購入するマスクの価格も含めて、1,000万以上マスクを買って市民に配って、それもたった4枚ですよ。これがどうなのかなというのは、私は医療業界の端くれにいる者としてちょっと疑問に思います。  あと、もう一つ、ついでと言っては何ですが、言わせていただきますけども、医師会、歯科医師会には最初からマスクを配布したんですよ。薬剤師会だけ配布対象になってなかったんです。遠藤がいるから薬剤師会は対象にならないんだろうと言われました。でも、それは部長に話して、学校薬剤師をやっている人にだけマスクが来ました。ですけども、薬局にいる薬剤師というのは、いろいろな人と対応しなくちゃならない。病院なんかを見ると、開業医などは熱のある人は診療しませんと書いてありますけども、薬局はどんな病気か分からなくても、40度の熱がある人が訪ねてくれば解熱鎮痛剤を出すのが薬局なんですね。そういった意味では、常総市における医師会、歯科医師会、薬剤師会、これは重要な役割を示すポジションだと思いますので、必ず忘れずに3師同時に声をかけていただければありがたいなと思っています。  以上で、2番目の質問を終わります。  続いて、3番目の質問ですね。新聞にも折り込まれました常総版新型コロナウイルスについて、その内容と配布方法について市長に伺いたいと思います。  前段の大澤議員の質問で、答弁できないというようなお話だったんですけども、市長が議員を伴ってある地域をコロナウイルス対策、コロナウイルス感染症についての注意喚起のために歩いた、家庭訪問をした、こういうことが4月5日にあったんです。それについては議運で何度も何度も話が出ましたが、何を持って歩いたのかという話なんですよ。  それで、議運に参加している議員の共通の認識は、先ほど大澤議員が言われました。後ろに常総市版コロナウイルス対策と書いてある資料、そして水害も乗り越えた私たちは必ずコロナも乗り越える、常総市長神達岳志と書いてあるチラシなんですね。何をまいて注意喚起をしたのかというと、議運のメンバーみんな、広報のチラシだっていう話になったんです。一緒に注意喚起をして歩いたときにまいたのは広報のチラシだという認識だったんです。ですから、先ほど大澤議員の質問のように、市長がまいたチラシというのは、常総市の広報だったんだろうか。そういう話になって、いろいろな面から広報として正しいのかということで話し合いをした経緯があります。ただ、大澤議員の前段の答弁ですと、御自身のチラシはまいてないという、そういうお話だったんですけども、議運の中では、私は議運の議事の内容を知りませんので答弁できませんという神達市長の答弁だったんですけども、ぜひ議運の議事録を聞いていただきたいと思うんです。3名の議員が共通して、新型コロナウイルス対策に使ったチラシは、見ていただくと分かりますけど、このチラシですね。後ろに常総版新型コロナウイルス対策ナンバー1。ここですね、書いてある。こちらには、神達市長のお顔と常総市長神達岳志と書いてあるチラシ。  ですから、これを持って新型コロナウイルス対策の注意喚起の家庭訪問をなさったんですかという質問をいたします。 114 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。神達市長。                〔市長神達岳志君登壇〕 115 ◯市長(神達岳志君) 遠藤議員の御質問にお答えをいたします。  先ほど大澤議員に答弁をさせていただいたとおり、そのチラシは一切私は議員と一緒にまいた事実はございません。  以上です。 116 ◯議長(倉持 守君) 遠藤章江君。 117 ◯11番(遠藤章江君) ありがとうございました。そうしますと、市長、このチラシですよ。先ほど大澤議員からもありましたように、誰が出したか、住所、氏名なしですよ。唯一書いてあるのは、常総市長神達岳志と書いてあるだけなんです、これ。  それで、通常、先ほど大澤議員も言いましたけども、常総市長神達岳志と名のれるのは公式な文書だけなんですよ。それがなぜか、住所も氏名も発行元も書いてないとなれば、怪文書といいます、これを。怪文書が新聞折込みで入ってしまったわけですよね。唯一書いてあるのは常総市長神達岳志となると、じゃこの怪文書は誰が出したのかということになるんですね。そうすると、出したのは常総市長なんですよ、これ。その点については、市長、どういうお考えですか。 118 ◯議長(倉持 守君) 神達市長。                〔市長神達岳志君登壇〕 119 ◯市長(神達岳志君) 先ほど大澤議員に答弁をさせていただいたとおり、私の後援会が出した資料ですけども、その発行元も書いてなかったということは訂正をして、反省をしていることでございまして、第2弾としての部分でしっかり訂正をさせていただきました。  以上でございます。 120 ◯議長(倉持 守君) 遠藤章江君。 121 ◯11番(遠藤章江君) ありがとうございました。本当に、今、選挙が間近ですからね。こういったものが出ると、市民は、ああ、選挙運動だというふうに思っているんです。残念ながら、新型コロナウイルス対策で歩かれたとしても、これは選挙運動だと思われてもしようがないだろうというようなお話も議会運営委員会の中で確かに出ました。  そうすると、市長。この常総市長神達岳志という文字を入れたことに対して、市長は事前に何も知らなかったという認識、見識でよろしいんですか。何の御相談もなく、副市長、いいですよ、しゃべらなくて。副市長はいいです。今、市長にお話を聞いています。  市長、そうすると、これを出すに当たって後援会が暴走してしまったんですね、そうすると。市長に何の御相談もなく市長名を書いて出されちゃったということですね。そういうことですね。 122 ◯議長(倉持 守君) 神達市長。                〔市長神達岳志君登壇〕 123 ◯市長(神達岳志君) 答弁いたします。  これは常総市議会一般質問の時間ですので、公的な部分の議会の質問ではないと思いますので、答弁は控えさせていただきます。 124 ◯議長(倉持 守君) 遠藤章江君。 125 ◯11番(遠藤章江君) いや、市長。だって、常総市長神達岳志って書いてあるんですよ、唯一の情報が。これしかないんですよ。誰に聞くんですか、じゃ。常総市長神達岳志って、この常総市に一人しかいないじゃないですか。これが常総市に関係ないと言えるんですか、じゃ。後援会が勝手に出したから、私は関係ないんですか。もし、いろいろな調べが、しかるべき機関が調べるとしたら、唯一誰のところに行くかといったら、裏表を見たって神達市長のところに行きますよ。 126 ◯議長(倉持 守君) 遠藤章江君にお願いします。  今、神達市長から後援会ということで出したという答弁をいただきました。後援会に関することは、常総市議会規則の自治事務、そしてまた法定受託事務に関連はしておりませんので、質問をする場合には方向を変えた質問でお願いしたいと思います。遠藤章江君。 127 ◯11番(遠藤章江君) もう一度質問しますね。常総市の規則として、常総市長神達岳志と名のるのは公式な文書でしか名のれないんですよ。それを市長は違反して個人の文書を出したということですか。お答えください。 128 ◯議長(倉持 守君) 神達市長。答弁をお願いします。                〔市長神達岳志君登壇〕 129 ◯市長(神達岳志君) 先ほど答弁をさせていただいたとおり、後援会発行ということでございます。  以上です。 130 ◯議長(倉持 守君) 遠藤章江君。 131 ◯11番(遠藤章江君) そうしますとね、ここで後援会発行のものですという答弁は許されるんですか、議長。私は、常総市の文書規約について聞いているんですよ、文書の規約について。これは、こういう文書を作って出すのは法的に、法的にというか、常総市の規則として間違いがないのですかと聞いているんです。 132 ◯議長(倉持 守君) 常総市の会議規則では、ここに一般質問ということで提示してありますので、これは自治事務、そしてまた法定受託事務ということなので、市長自体が後援会ということで答弁をしておりますので、方向を変えてお願いしたいというのが議長からのお願いであります。遠藤章江君。 133 ◯11番(遠藤章江君) いや、だから方向を変えて言っているじゃないですか。常総市の文書規定でいうと、常総市長神達岳志と名のれるのは公式な文書だけなんじゃないですかということを聞いているんですよ。だから、これは許されるんですかということを聞いているの。 134 ◯議長(倉持 守君) 答弁を求めます。〔「いいか悪いかで言えばいいだろう、時間ないんだから」、「許されるか許されないか聞けばいい」と呼ぶ者あり〕総務課長。 135 ◯総務課長(吉山貴司君) お答えいたします。  法人としての常総市の代表者は常総市長でございます。その代表者として、常総市長を名のれるのは、常総市の法人としての業務として名のることができるだけでございます。 136 ◯議長(倉持 守君) 遠藤章江君。 137 ◯11番(遠藤章江君) ありがとうございました。よく分かりました。的確な答弁、ありがとうございました。  それで、これはこれでもう終わりにします。  続きまして、コロナ喚起の活動ですね、市長。どういった計画で市民に対してコロナ喚起をしていっているのか、これを教えていただきたいんです。実は、議員と一緒に歩かれていますよね、コロナ喚起ね。そうすると、まずある一定の地域を歩かれた。そういったように、議員と一緒にやって順番に歩いて行かれる御予定なんでしょうか、コロナ喚起。お答えください。 138 ◯議長(倉持 守君) ただいまの質問でございますけども、通告にはございませんので、この点についても方向を変えて質問をお願いしたいと思います。遠藤章江君。 139 ◯11番(遠藤章江君) どこが通告にないんですか。 140 ◯議長(倉持 守君) 新聞折込みにされました常総版コロナウイルス対策チラシについて、内容とその配布方法について市長に問うという通告でございますので、どのようなお話で歩いたかというお話でございましたので。 141 ◯11番(遠藤章江君) ですから、新聞に折り込まれたチラシは持って歩いてないということは伺いました。それで、先ほど大澤議員で、じゃこれは私の勘違いですね。この新聞折込みに折られたのは勘違いです。ですから、これは勘違いということで聞いていただきたい。別なものを持って歩かれているのは、どういった配布計画をもって、お忙しいでしょうから、今週はどこどこに行きます、今週は水海道地区をやります、この次は石下地区に行きますとかいうような形で、市長自ら市民のために、新型コロナウイルス感染症に関して注意喚起をして歩いているわけですよ。それは、これからどういった計画で歩かれるのでしょうか。  つまり、市長に会って注意喚起されている市民が存在するわけ。そして、市長が来てくれない市民も存在するわけですよ。ですから、恐らく市長としては、今後市民全部に注意喚起をして歩かれるんだと私は理解をしているんですが、今後も注意喚起をして歩かれるんでしょうか。コロナの注意喚起をするために、この配布資料を持って歩かれるのか、それについて答弁いただけますか。 142 ◯議長(倉持 守君) 答弁を求めます。神達市長、広報という前提で先ほど歩いたということで答弁をいただきました。広報ということで、後援会ではなくて。保健福祉部かどこからの注意喚起の広報だと思いますので、その点を御理解の上、御答弁いただけますか。神達市長。                〔市長神達岳志君登壇〕 143 ◯市長(神達岳志君) 答弁をいたします。  もちろん、市民一人でも多くの皆さんに注意喚起を促すという活動は継続してまいりたいと思います。 144 ◯議長(倉持 守君) 遠藤章江君。 145 ◯11番(遠藤章江君) ありがとうございました。そして、一緒に歩く議員を選定しなくてはいけないですよね。議会運営委員会でも話が出ましたけども、注意喚起に議員を伴って歩いて注意喚起をするということですよね、これからも。注意喚起はお一人でやるんじゃなくて、注意喚起を議員と一緒にやるということですよね、続いてお答えいただきたいのは。 146 ◯議長(倉持 守君) 遠藤章江君にお話ししますけども、今日の一般質問に通告してあることとはちょっとかけ離れているかと思います。遠藤章江君。 147 ◯11番(遠藤章江君) そうすると、新型コロナ対策チラシについて、これで内容と配布の方法について市長に聞いているんですよ。先ほど市長は答弁した。私は、先ほど言った、神達岳志常総市長は回ってなくて、常総市保健福祉部で出している注意喚起をしている資料を持って配布をしていると言っている。その配布方法について私は質問をしている。新聞に折り込まれたと言ったのは、私はこれを指したんですけども、実際これを持って歩いていないというのであって、常総市で出した注意喚起の紙を持って歩かれたとおっしゃった。だったら、そのチラシについてどういった内容で、どういった方法で配布しているのか、市長に質問をしているんですよ。 148 ◯議長(倉持 守君) それでは、答弁を求めます。今後、歩くか歩かないかということで、議員と一緒にというその点でございますね。もう一度答弁をお願いします。神達市長。                〔市長神達岳志君登壇〕 149 ◯市長(神達岳志君) 先ほど答弁させていただいたとおりでございます。 150 ◯議長(倉持 守君) 遠藤章江君。 151 ◯11番(遠藤章江君) ありがとうございました。  市長、これからできるだけ常総市全域を注意喚起のために、常総市が出した新型コロナウイルスに対する注意喚起の紙を持って歩かれるわけですよ。それで、実際、まだ数箇所しか歩かれてないですね。数名の議員しか一緒に歩いてないんですよ。ですから、これからぜひとも、ここにいる、常総市には22名議員がいますから、全員に声をかけて、一緒に注意喚起に回ったらいかがですか。〔「駄目だよ、選挙だから」と呼ぶ者あり〕そういう話は、下世話な話は置いておきまして……。 152 ◯議長(倉持 守君) お静かに。 153 ◯11番(遠藤章江君) ですから、議員だって、市長を連れて歩きたいですよ。市長を伴って大名行列みたく、市長の後をついて、市長を連れて来たよと言って。注意喚起、歩きたいですね、私も、できれば。お声がかかれば歩かせていただきますよ。 154 ◯議長(倉持 守君) お静かに。 155 ◯11番(遠藤章江君) そういうことなんです。やはりみんな議員平等に、注意喚起しますよ、注意喚起しろと言うんだったら。それが議員の務めです。市長が一緒に注意喚起でここのところを歩くから、町内一緒に行ってくれよと言ったら、どの議員もみんな喜んで歩きますよ、この御時世ですから。そのときは、ぜひともお声をかけていただきたいと思います。  時間もありませんので、これで質問を終わりにします。ありがとうございました。
    156 ◯議長(倉持 守君) 以上で、通告による一般質問は終了いたしました。  この際、暫時休憩いたします。                 午前11時52分休憩   ─────────────────────────────────────                 午後1時00分再開 157 ◯議長(倉持 守君) 休憩前に引き続き会議を開きます。   ─────────────────────────────────────  日程第2 議案第2号 常総市消防団条例の一部を改正する条例について       議案第3号 常総市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例につ             いて       議案第4号 常総市防災基本条例について       議案第5号 常総市税条例の一部を改正する条例について                               (一括質疑、討論、採決) 158 ◯議長(倉持 守君) 日程第2に入ります。  議案第2号常総市消防団条例の一部を改正する条例について、議案第3号常総市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例について、議案第4号常総市防災基本条例について、議案第5号常総市税条例の一部を改正する条例について、以上4件について、これより一括質疑に入ります。質疑ある方の発言を許します。質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 159 ◯議長(倉持 守君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。  この際、お諮りいたします。  議案第2号ないし議案第5号、以上の4件は会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 160 ◯議長(倉持 守君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第2号ないし議案第5号、以上4件は委員会付託を省略し、直ちに討論、採決することに決しました。  これより討論に入ります。討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 161 ◯議長(倉持 守君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。  これより採決に入ります。採決は採決システムにより行います。  初めに、議案第2号について採決いたします。本案に賛成の諸君は賛成ボタンを、反対の諸君は反対ボタンを押してください。                  〔各議員投票〕 162 ◯議長(倉持 守君) ボタンの押し忘れはありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 163 ◯議長(倉持 守君) ないものと認めます。採決を確定いたします。  賛成全員と認めます。よって、議案第2号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第3号について採決いたします。採決は採決システムにより行います。本案に賛成の諸君は賛成ボタンを、反対の諸君は反対ボタンを押してください。                  〔各議員投票〕 164 ◯議長(倉持 守君) ボタンの押し忘れはありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 165 ◯議長(倉持 守君) ないものと認めます。採決を確定いたします。  賛成全員と認めます。よって、議案第3号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第4号について採決いたします。採決は採決システムにより行います。本案に賛成の諸君は賛成ボタンを、反対の諸君は反対ボタンを押してください。                  〔各議員投票〕 166 ◯議長(倉持 守君) ボタンの押し忘れはありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 167 ◯議長(倉持 守君) ないものと認めます。採決を確定いたします。  賛成全員と認めます。よって、議案第4号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第5号について採決いたします。採決は採決システムにより行います。本案に賛成の諸君は賛成ボタンを、反対の諸君は反対ボタンを押してください。                  〔各議員投票〕 168 ◯議長(倉持 守君) ボタンの押し忘れはありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 169 ◯議長(倉持 守君) ないものと認めます。採決を確定いたします。  賛成全員と認めます。よって、議案第5号は原案のとおり可決されました。   ─────────────────────────────────────  日程第3 議案第 6号 常総市介護保険条例の一部を改正する条例について       議案第 7号 常総市保育所設置条例の一部を改正する条例について       議案第 8号 財産の無償譲渡について       議案第 9号 常総市国民健康保険条例の一部を改正する条例について       議案第10号 常総市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例につい              て       議案第11号 常総市社会体育施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正す              る条例について       議案第35号 常総市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について                               (一括質疑、討論、採決) 170 ◯議長(倉持 守君) 日程第3に入ります。  議案第6号常総市介護保険条例の一部を改正する条例について、議案第7号常総市保育所設置条例の一部を改正する条例について、議案第8号財産の無償譲渡について、議案第9号常総市国民健康保険条例の一部を改正する条例について、議案第10号常総市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例について、議案第11号常総市社会体育施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について、議案第35号常総市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、以上7件について、これより一括質疑に入ります。  質疑ある方の発言を許します。21番堀越道男君。 171 ◯21番(堀越道男君) 1点だけ。議案第8号、財産の無償譲渡についてなんですが、今回第五保育所関係を民間に譲り渡すという中での財産の無償、これは建物だけですか、土地も入るのですかということをちょっとお聞きしたいんですが。建物だけというふうに書いてあるんですが、土地そのものは市のものだということになれば、これは今度は有償で借地料を取るというふうになるのかどうなのか。そこらのところですね。 172 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。保健福祉部長。              〔保健福祉部長吉原克美君登壇〕 173 ◯保健福祉部長(吉原克美君) ただいまの堀越議員の御質疑にお答えいたします。  今回、民間に移行する第五保育所の財産につきましては、土地については有償貸付け、建物についてのみ無償譲渡というような形になります。  以上でございます。 174 ◯議長(倉持 守君) ほかに質疑のある方の発言を許します。質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 175 ◯議長(倉持 守君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。  この際、お諮りいたします。  議案第6号ないし議案第11号及び議案第35号、以上7件は会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 176 ◯議長(倉持 守君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第6号ないし議案第11号及び議案第35号、以上7件は委員会付託を省略し、直ちに討論、採決することに決しました。  これより討論に入ります。討論ありませんか。21番堀越道男君。                〔21番堀越道男君登壇〕 177 ◯21番(堀越道男君) 議案第7号と8号について、同じようなものですから、これについての反対討論をいたします。  公立保育所を民間に売り渡すということなんですが、これは昨今の流れとは言っても、公共の持つ意識といいますか、要するに技量とモラル、いろいろな問題を含みます。民間が全ていいのかとなると、これはいろいろ問題があるところでありまして、国では、子育てに対して、言うならば児童福祉法で本来的には国がちゃんと面倒を見る、社会的な、子どもというのはそういう存在ですから国が守るのが当たり前で、1家庭だけにとどめるものじゃないんですよね。  そういうことから、国が本来的には保育所というものを用意して、そういうところをちゃんと面倒を見る。ところが、流れとして、国は子育てに責任を持たない。要するに安上がりの民間の保育にどんどん委託をして、公立はもうやめるというような流れが出てきていて、全国的にはものすごい勢いで公立保育所は廃止されております。その代わりに出てくるのが認定こども園だとかそういう形で、要するに基準は緩和する、保育士の免状はなくてもいいというようなものにどんどん落とし込められている。せっかく公共が高いレベルで造ったものがどんどん潰されていくような方向になっております。  そういう流れに常総市が一助になっている。非常に私は危惧を感じるのは、何でも民間がいいという、せっかく公務員として働いている人らが、何となく民間のほうが上なんだというような流れが、この間ずっと出てきているのは事実ですね。そんなに自分たちがやっていることに自信が持てないのかということになりますね。公務員は法律を守ってちゃんと規定されたものでやる。例えば保育所ならば、子どもが何人に対して、ゼロ歳児ならば幼児3人に1人の保母、こういうのが民間だと曖昧になっちゃう。あるいは、ごまかしも往々にしてやられるんですが、そういうことをきちっと守るのが公立の使命です。そして、民間を指導するという立場にもあります。それをやらないで経済的な理由でやっていくという論理は、大変な問題なんだなと改めて私は思うんです。  よく言われる、何というんですか、サウンディング調査、民間がいろいろけちをして、民間がいいですよという論理。これは簡単には建物だとか公共事業に対する指導ですよね。当然、公共事業の建物と民間にある建物というのは、民間のほうが安く済む、公共のほうが高い。なぜかというと、単に建物を建てるだけじゃなくて基準もちゃんと守るし、地域の企業を育成するというのが中にある。ですから、公共事業の建物関係の経費が高くなっている、これは事実です。そういう中で育成もするということがあるんですが、そのことを公共に比べると民間が安く済む、育成なんか必要ないですから、もうけが出ればそれで済むというようなことになる。そういう物差を福祉にも入れてきているというのが今日の実態だと思うんですが、そういう点、で私はやり方について、民間が全ていいんだなんということの論理でやっている今の方向性について、これは問題だというふうに改めて思いますので、そういう流れの一環としてある第五保育所の民間委託について基本的に反対するという立場です。  以上です。 178 ◯議長(倉持 守君) ほかに討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 179 ◯議長(倉持 守君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。  これより採決に入ります。採決は採決システムにより行います。  初めに、議案第6号について採決いたします。本案に賛成の諸君は賛成ボタンを、反対の諸君は反対ボタンを押してください。                  〔各議員投票〕 180 ◯議長(倉持 守君) ボタンの押し忘れはありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 181 ◯議長(倉持 守君) ないものと認めます。採決を確定いたします。  賛成全員と認めます。よって、議案第6号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第7号について採決いたします。採決は採決システムにより行います。本案に賛成の諸君は賛成ボタンを、反対の諸君は反対ボタンを押してください。                  〔各議員投票〕 182 ◯議長(倉持 守君) ボタンの押し忘れはありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    183 ◯議長(倉持 守君) ないものと認めます。採決を確定いたします。  賛成多数であります。よって、議案第7号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第8号について採決いたします。採決は採決システムにより行います。本案に賛成の諸君は賛成ボタンを、反対の諸君は反対ボタンを押してください。                  〔各議員投票〕 184 ◯議長(倉持 守君) ボタンの押し忘れはありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 185 ◯議長(倉持 守君) ないものと認めます。採決を確定いたします。  賛成多数であります。よって、議案第8号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第9号について採決いたします。採決は採決システムにより行います。本案に賛成の諸君は賛成ボタンを、反対の諸君は反対ボタンを押してください。                  〔各議員投票〕 186 ◯議長(倉持 守君) ボタンの押し忘れはありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 187 ◯議長(倉持 守君) ないものと認めます。採決を確定いたします。  賛成全員と認めます。よって、議案第9号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第10号について採決いたします。採決は採決システムにより行います。本案に賛成の諸君は賛成ボタンを、反対の諸君は反対ボタンを押してください。                  〔各議員投票〕 188 ◯議長(倉持 守君) ボタンの押し忘れはありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 189 ◯議長(倉持 守君) ないものと認めます。採決を確定いたします。  賛成全員と認めます。よって、議案第10号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第11号について採決いたします。採決は採決システムにより行います。本案に賛成の諸君は賛成ボタンを、反対の諸君は反対ボタンを押してください。                  〔各議員投票〕 190 ◯議長(倉持 守君) ボタンの押し忘れはありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 191 ◯議長(倉持 守君) ないものと認めます。採決を確定いたします。  賛成全員と認めます。よって、議案第11号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第35号について採決いたします。採決は採決システムにより行います。本案に賛成の諸君は賛成ボタンを、反対の諸君は反対ボタンを押してください。                  〔各議員投票〕 192 ◯議長(倉持 守君) ボタンの押し忘れはありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 193 ◯議長(倉持 守君) ないものと認めます。採決を確定いたします。  賛成全員と認めます。よって、議案第35号は原案のとおり可決されました。   ─────────────────────────────────────  日程第4 議案第12号 土地改良法による土地改良事業施行に伴う字の区域の一部変更に              ついて                                 (質疑、討論、採決) 194 ◯議長(倉持 守君) 日程第4に入ります。  議案第12号土地改良法による土地改良事業施行に伴う字の区域の一部変更について、以上の件について、これより質疑に入ります。質疑ある方の発言を許します。質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 195 ◯議長(倉持 守君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。  この際、お諮りいたします。  議案第12号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略し、直ちに討論、採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 196 ◯議長(倉持 守君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第12号は委員会付託を省略し、直ちに討論、採決することに決しました。  これより討論に入ります。討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 197 ◯議長(倉持 守君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。  これより採決に入ります。採決は採決システムにより行います。  議案第12号について採決いたします。本案に賛成の諸君は賛成ボタンを、反対の諸君は反対ボタンを押してください。                  〔各議員投票〕 198 ◯議長(倉持 守君) ボタンの押し忘れはありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 199 ◯議長(倉持 守君) ないものと認めます。採決を確定いたします。  賛成全員と認めます。よって、議案第12号は原案のとおり可決されました。   ─────────────────────────────────────  日程第5 議案第13号 令和2年度常総市一般会計補正予算(第4号)       議案第14号 令和2年度常総市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)       議案第36号 令和2年度常総市一般会計補正予算(第5号)                               (一括質疑、討論、採決) 200 ◯議長(倉持 守君) 日程第5に入ります。  議案第13号令和2年度常総市一般会計補正予算(第4号)、議案第14号令和2年度常総市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)、議案第36号令和2年度常総市一般会計補正予算(第5号)、以上3件について、これより一括質疑に入ります。  質疑の通告がありましたので、これを許します。6番吉原晴照君。                〔6番吉原晴照君登壇〕 201 ◯6番(吉原晴照君) 議席ナンバー6番吉原晴照です。議案第13号令和2年度常総市一般会計補正予算(第4号)について、歳出中、3款民生費、2項児童福祉費、3目児童福祉施設費1億1,550万における保育所整備工事費について、大項目5件あるんですけど、それについて質疑いたします。  まず、一つ、法的制限、既存設備の老朽化による追加工事について対象となる保育所はどこかをお伺いいたします。  今から述べる追加項目の6項の中で、対象となる保育所はどこか伺います。  一つとしては、専用園庭整備及び遊具の設置場所、二つ目、樹木撤去の範囲拡大及び設備等の取回し変更のところ、三つ目、保育所進入道路の動線変更に伴う渡り廊下の設置場所、特別支援学校増加等による既存改修面積の変更場所、厨房機器新規導入等による増加のところ、もう一つ、教室内未満児設置工事のところ、その次、3番目としまして、当初予算の計上での2億6,450万の算出根拠は、担当部門と関係部門がどのように進めていったのかお伺いしたい。最後に、今回の反省点を踏まえ、今後の対策をどのようにできているのかをお伺いたします。  以上です。 202 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。保健福祉部長。              〔保健福祉部長吉原克美君登壇〕 203 ◯保健福祉部長(吉原克美君) それでは、吉原議員の御質疑に対し、順次お答えいたします。  まず初めに、法的制限既存設備費の老朽化による追加工事につきまして、対象となる保育所を伺うということにつきましては、大きく分けて2項目ございます。  一つ目は、消防設備改修工事で、第一保育所である豊岡小学校が該当します。豊岡小学校に移転する第一保育所の改修面積が300平方メートルを超えることから、消防署の指導により消防設備の煙感知器や誘導灯の追加及びスピーカーを小学校全体に設置する工事の追加となります。  二つ目は、小学校の老朽化等に伴う改修工事で、三妻小学校に移転する第二保育所となります。こちらにつきましては、小学校の既存排水管を使用し、保育所から排水を流す予定でございましたが、接続を見込んでいた排水管の流れが悪い状態であることから改修工事が必要となりました。  続きまして、2番目の御質疑に移ります。  まず、1)の専用園庭整備及び遊具の設置につきましては、各保育所とも当初は公園の一部を小学校と共有する簡易な園庭を設置する予定でございました。こちらにつきまして、保護者の説明会での保護者からの要望や、保育の現場からの子どもたちが目の届く場所に置きたいという安全面を考慮し、それぞれ保育所のすぐ近くに専用園庭を整備するように変更したものでございます。  次に、2)樹木の撤去の範囲の拡大及び設備の取回しの変更につきましては、各保育所とも小学校からの要望、また駐車場の面積を大きく確保するために樹木の撤去の範囲を拡大いたしました。また、第四保育所におきましては、埋設されている既存の給水管、電気設備等の取回しの変更により追加工事が発生しました。  次に、3)保育所進路等の動線変更に伴う渡り廊下の設置につきましては、第一保育所となります。第一保育所の調理室は、当初、保育所となる教室の南側に設置する予定でございましたが、南側に専用園庭を整備するよう変更したことから、給食センターからの当園の動線を考え、調理室を小学校の北側に設置し、渡り廊下の工事を追加するように変更いたしました。  次に、4)特別支援学級増加等による既存改修面積の変更につきましては、第四保育所が移転する菅生小学校となります。当初の計画では、菅生小学校の改修教室につきましては、移転する図書室の1教室だけでございましたが、2月以降に対象児童が増え、特別支援学級の児童が増加することが判明し、今回の工事で改修する教室が1教室追加となりました。また、小学校に移転改修する図書室の改修箇所が1か所増加したための増額となっております。併せて、第四保育所に遊戯室を設置してほしいという保護者の要望から、当初は予定してなかった四、五歳の保育室を遊戯室として使用できるよう可動式の間仕切りを設置する変更を行ったため、屋根裏区画の工事が追加となり、増額となりました。  次に、5)厨房機器新規導入等による増加でございますが、各保育所とも、当初の計画では改修予算を抑えるため、できる得る限り既存の厨房機器を持ち込む予定でございましたが、既存の厨房機器もかなり老朽化が進行しており、継続的に使用することが困難なことから、必要なものを新規に導入するための費用を増加いたしました。  次に、6)教室内未満児トイレの設置工事につきましては、当初の計画では豊岡小学校に移転する第一保育所につきまして、小学校の既存トイレ部分のみを改修する予定でございましたが、保育現場の要望から、未満児はトイレが遠くては我慢できずお漏らししてしまうとの理由で、保育所室内にトイレを設置するよう変更したため増額となりました。第二保育所も同様に保育所に改修する教室の未満児室にトイレを設置することといたしました。  以上が追加工事の項目に対する説明となります。  続きまして、当初予算で計上した2億6,450万円の算出根拠、担当部署と関係部署との流れにつきまして御説明をいたします。  まず、整備方針についてでございますが、令和2年度の希望児童数及び施設整備基準を基に増築面積及び改修面積を算出し、各小学校の空き教室及び敷地状況に合わせて配置計画及び平面計画を決定いたしました。工事の内容につきましては、各小学校の現地確認を行った上、保育所として最低限の工事費を計上しております。当初予算の工事費につきましては、設計業務を発注して算出する期間がなかったため、異例ではございますが、当市で過去に発注した工事実績や他市の入札結果等を参考に算出したものとなっております。  担当部門と関係部署につきまして御説明いたします。  担当部署はこども課となりますが、当初予算の算出に当たっては、こども課と営繕担当部署の資産管理課で整備内容の検討や現地確認を行った上、協力して行っております。  最後に、今回の反省点を踏まえ、今後の対策の検討が行われているかでございますが、工事費の予算につきましては、前年度、設計業務を委託し、施設所管課及び利用者の要望確認、現地調査及び関係法令を調査した上で整備計画を策定し、その計画ごとに算出した工事費を予算として議会に審議していただくのが一般的でございます。今後は、この流れで事業が実施できるよう、事前に綿密な計画を策定し、このような補正予算で追加の処置を御審議していただかないよう、基本に忠実に業務に努めてまいります。  以上でございます。 204 ◯議長(倉持 守君) ほかに質疑ありませんか。11番遠藤章江君。                〔11番遠藤章江君登壇〕 205 ◯11番(遠藤章江君) 議案第36号令和2年度常総市一般会計補正予算(第5号)について質疑いたします。  今回、補正予算は主に四つ内容があります。  一つは、がんばるシニア応援チケット交付事業、二つ目が指定避難所の防災備蓄品整備事業、三つ目が6月と7月の学校給食費の無料化事業補助金、もう一つが事業の見直し等による財源を活用した中小企業事業継続応援協力金、この四つが盛り込まれている補正の内容なんですけども、私はこれを全部質疑したいのではなくて、その中の一つを質疑します。  中で、がんばるシニア応援チケット交付事業というものについて質疑いたします。この事業は、65歳以上の方に市内で使える商品券3,000円を配るという事業なんですけども、65歳以上という年齢、どうして65歳以上の人と決めたのか、その論理的根拠を教えていただきたいと思います。  あと、もう一つ、地方創生臨時交付金を活用して行う補正なんですけども、当初財源は幾らで今残高が幾らあるのか、この2点について質疑したいと思います。 206 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。保健福祉部長。              〔保健福祉部長吉原克美君登壇〕 207 ◯保健福祉部長(吉原克美君) ただいまの遠藤議員の御質疑にお答えいたします。  がんばるシニア応援事業につきまして、65歳以上とした根拠ということでございますが、介護保険法に定めてあります65歳以上、いわゆる前期高齢者以降を基準としています。
     以上でございます。 208 ◯議長(倉持 守君) 遠藤章江君。 209 ◯11番(遠藤章江君) ありがとうございました。単純に年齢で切ってしまったということだと思うんですけども、昨日、中村博美議員の一般質問において、常総市の米寿とか喜寿、それらのお祝金、そういうものが廃止されてしまったという一般質問がございました。その中で市長の答弁で、今は非常に長生きになって、70歳過ぎても77歳になっても高齢者じゃないんだよというようなお話がございました。そうすると、単純に65歳というと、まだ現職で働いている方もいるし、年金をもらっている方もいる。こういう状況で、どうして65歳なのかというところで、何か庁内で検討はされなかったのでしょうか、65歳で切るということに関しての御意見というものは、職員から出されなかったのでしょうかということをお答えいただきたいのと、もう一つ質疑したのでその答えをお願いいたします。 210 ◯議長(倉持 守君) 保健福祉部長。 211 ◯保健福祉部長(吉原克美君) ただいまの御質疑にお答えいたします。  年齢につきまして、検討をどのような形にしたのかということですが、庁内の庁議メンバーを中心としています、新型コロナウイルス感染症対策、地方創生臨時交付金に係る会議等で対象の年齢等を協議しております。  以上でございます。 212 ◯議長(倉持 守君) 総務部長。 213 ◯総務部長(沼尻秀子君) 遠藤議員の御質疑の中の臨時交付金の金額で、今までどれぐらい使ってどの程度残っているのかという部分なんですけれども、1次で交付されます1億9,800万円に対して、常総市では申請は3億1,000万ほどしております。これは、既に議会の補正予算で議決をいただいております子どもの未来応援チケット等の事業に公立学校の情報機器の整備費を追加したものを申請していますので、3億1,400万程度の金額となっております。  2次の交付を1次が1兆円の中での1億9,000万ということで、今回は国が2兆円という算出をしておりますので、市でも、想定なんですが4億と算定しまして、今回、補正で提出させていただいております1億1,500万を1次のものから差し引きますと、差額として1億6,500万ほどあと残っているというような計算になっております。 214 ◯議長(倉持 守君) ほかに質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 215 ◯議長(倉持 守君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。  この際、お諮りいたします。  議案第13号、議案第14号及び議案第36号、以上3件は、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略し、直ちに討論、採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 216 ◯議長(倉持 守君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第13号、議案第14号及び議案第36号、以上3件は委員会付託を省略し、直ちに討論、採決することに決しました。  これより討論に入ります。討論の通告がありましたので、これを許します。6番吉原晴照君。                〔6番吉原晴照君登壇〕 217 ◯6番(吉原晴照君) 議案第13号令和2年度常総市一般会計補正予算(第4号)について、保育所整備の工事費について賛成の立場で討論いたします。  先ほどの質疑の答弁の中で、今回の反省の対策は再発防止になっていないと私は考えます。なぜかと申しますと、企業でしたら3現Cという言葉がありまして、現場、現物、現実ができてなかったところの対策が不十分だと。例えば、先ほど厨房なんていうのは見に行ったと言ったけど、本当に見に行けば現物を見れば、これは新規にしなくちゃいけないということが分かると思うんですね。ですから、これはちゃんとできていないんじゃないかということで、こういうことは歯止めと企業では言いますけれども、分かりやすく言えば恒久対策が必要だと考えます。  その中で、提案といたしまして、今回の事例をきちんと報告書でまとめてもらって、今後のために移転や改修時等の業務マニュアルを作成する、またそれを基にチェックリストを作るべきじゃないかと思います。企業でしたらこれは必ずやっています。今後としても、業務の引継ぎの活用ができますので、ぜひともお願いいたします。  今回の質疑の中で答弁をいただきました内容や、私の提案も参考に、今後十分留意していただきたいと思います。今回、子どもたちの安心・安全な保育、教育環境について早急な整備が求められております理由から賛成といたします。  以上です。 218 ◯議長(倉持 守君) ほかに討論ありませんか。11番遠藤章江君。                〔11番遠藤章江君登壇〕 219 ◯11番(遠藤章江君) 議案第36号令和2年度常総市一般会計補正予算(第5号)について反対の立場で討論をさせていただきます。  今、質疑をいたしましたが、これは主に四つの事業をやる補正予算になっております。一つに対して反対するということですと、この補正予算全部について反対しなくてはならないので、実は賛成をしたい内容もあるので、誠に残念なんですけども、一つどうしても納得がいかない事業、これががんばるシニア応援チケット交付事業です。これについて納得がいきませんので、補正予算について反対をさせていただきます。  今、説明があったんですけども、どうして65歳からなんだということに対して、年齢で切ったということは分かるんですけども、コロナ禍の大変な財政状況ですから、年齢に対してはもう少し詳細に何歳からあげるべきかというのを検討すべきだと私は思っています。昨日の一般質問でのお話を質疑でしましたけども、米寿とか喜寿とかのお祝金もなくしているんですから、今非常に高齢者の方が元気で活躍している、国会でも検事総長の定年まで延長しよう、そんな話まで出ている時代ですから、65歳で切るのではなくて、どこか違う年齢で切ることができなかったのかなという思いが一つございます。  もう一つなんですけども、65歳以上の方、年金もらっている方というのは1か月の収入は年金で入ってくる額が決まっています。今、本当に困っている世代というのは、私が何度も議会の中で、今議会の中でお話をしてまいりました。生活に困っているのは、子育てをしていて、子供が大学生になっている人、そういうあたりが一番苦しいんですね。一戸建てを建てて、マンションを買ったりして返済金に困っている中で、もし首になれば、そこで全てが終わるんですね。マンションの返済、住宅ローンの返済というのは1か月でも滞ったら終わりなんです。解雇されたとかリストラに遭ったという時点で、その人の生活そのものが成り立たなくなってくるんです。そういった世代というのは、大体お子さんが高校生とか大学生ぐらいの世代なんですね。  今、筑波大では約20%、2割の学生が退学を検討しているというような状況なんです。65歳以上の方にこのお金をばらまくと言ったら失礼ですけども、財源6,350万です。私の知っている方に3,000円チケットをもらえると言ったら、3,000円ぐらい何になるのという言葉が返ってくるんです、やっぱり。逆に言うともらえるものだったら幾らでもいいと言う方もいるかもしれませんけども、逆に6,500万円の財源というのをもう少し別な方向で生かすことができないのかという私の意見、思いであります。  私は新潟県長岡市というところに住んでいたことがあります。長岡というのは城下町でして、幕府の最後の戦争のとき、政府軍につかないで幕府軍についたために長岡藩は困窮をいたしました。石高が大体5万石ぐらい減らされてしまったんですね。7万4,000石あったところ2万4,000というふうに石高を減らされてしまった。城下町はもう既に焼け野原になってしまった。そういう中で、窮状を見かねた長岡藩の支藩、それが三根山藩というんですけども、そこから米百俵が届けられたんです。食うにも困っている、朝食うものもないような長岡藩の人たちは、早く米百俵を全部、食べるように分けてくださいとみんな言ったんですよ。ところが、そこで小林虎三郎という人がいたんですけども、その人が米百俵は食べれば1日か2日でなくなってしまう。しかし、これをためておいて、教育、学校を造ったりする、子どものために使うことはできないだろうかということで、藩の学校を建てることにこの米百俵を使ったんです。そして、食べれば米百俵は1日か2日でなくなるけども、教育や子どものために費やせば、後に一万俵、百万俵になって返ってくる、これが小泉首相も言った米百俵の精神なんです。  この3,000円を65歳の以上の方にばらまいたところで、すぐに何か食べたりして終わってしまうんですよ。でしたら、この財源を何とか、今言ったようなリストラされて困っている、子どもの学費に困っている、こういう世代に使っていただくことはできないでしょうかというのが私の反対討論する最大の理由なんです。子供の援助としては、地方創生の給付金からお金を配ることが高校生まで拡大された。今回はがんばるシニア応援チケットとして3,000円を配る、1万9,000人に配るんです、これを。少ない額を1万9,000人に配って6,500万円使ってしまうんですよ、あっという間に。でしたら、常総市で、大学を退学しなくてはならない、今困っている家庭にこういった財源を使うように工夫をしてほしかったなと私は思います。  まだ臨時交付金の第2次が来ていないということですが、何億かありますけども、これを本当に住宅ローンで困っている子育て世代、大学を辞めなければならないような世代、こういった世代を持つ御家庭にきちんと配慮できるような施策を今後執行部には考えていただきたいと願っています。  こういった理由から、今回、議案第36号令和2年度常総市一般会計補正予算(第5号)には反対をさせていただきます。  以上です。 220 ◯議長(倉持 守君) ほかに討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 221 ◯議長(倉持 守君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。  これより採決に入ります。採決は採決システムにより行います。  初めに、議案第13号について採決いたします。本案に賛成の諸君は賛成ボタンを、反対の諸君は反対ボタンを押してください。                  〔各議員投票〕 222 ◯議長(倉持 守君) ボタンの押し忘れはありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 223 ◯議長(倉持 守君) ないものと認めます。採決を確定いたします。  賛成全員と認めます。よって、議案第13号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第14号について採決いたします。採決は採決システムにより行います。本案に賛成の諸君は賛成ボタンを、反対の諸君は反対ボタンを押してください。                  〔各議員投票〕 224 ◯議長(倉持 守君) ボタンの押し忘れはありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 225 ◯議長(倉持 守君) ないものと認めます。採決を確定いたします。  賛成全員と認めます。よって、議案第14号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第36号について採決いたします。採決は採決システムにより行います。本案に賛成の諸君は賛成ボタンを、反対の諸君は反対ボタンを押してください。                  〔各議員投票〕 226 ◯議長(倉持 守君) ボタンの押し忘れはありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 227 ◯議長(倉持 守君) ないものと認めます。採決を確定いたします。  賛成多数であります。よって、議案第36号は原案のとおり可決されました。   ─────────────────────────────────────  日程第6 議案第15号 常総市農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて              (稲葉知信氏)       議案第16号 常総市農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて              (渡辺宏行氏)       議案第17号 常総市農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて              (野口孝夫氏)       議案第18号 常総市農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて              (中島 清氏)       議案第19号 常総市農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて              (荒木正治氏)       議案第20号 常総市農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて              (古谷克美氏)       議案第21号 常総市農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて              (塚田忠男氏)       議案第22号 常総市農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて              (増田 亮氏)       議案第23号 常総市農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて              (染谷幸子氏)       議案第24号 常総市農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて              (永瀬仁一氏)       議案第25号 常総市農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて              (倉持 治氏)       議案第26号 常総市農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて              (鈴木将之氏)       議案第27号 常総市農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて              (折原一己氏)       議案第28号 常総市農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて              (石塚 勝氏)       議案第29号 常総市農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて              (下村利治氏)       議案第30号 常総市農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて              (飯村一二男氏)       議案第31号 常総市農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて              (高橋敏明氏)       議案第32号 常総市農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて              (倉持孝男氏)       議案第33号 常総市農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて              (内海浩之氏)                               (一括質疑、討論、採決) 228 ◯議長(倉持 守君) 日程第6に入ります。
     議案第15号常総市農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて(稲葉知信氏)、議案第16号常総市農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて(渡辺宏行氏)、議案第17号常総市農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて(野口孝夫氏)、議案第18号常総市農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて(中島 清氏)、議案第19号常総市農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて(荒木正治氏)、議案第20号常総市農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて(古谷克美氏)、議案第21号常総市農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて(塚田忠男氏)、議案第22号常総市農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて(増田 亮氏)、議案第23号常総市農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて(染谷幸子氏)、議案第24号常総市農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて(永瀬仁一氏)、議案第25号常総市農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて(倉持 治氏)、議案第26号常総市農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて(鈴木将之氏)、議案第27号常総市農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて(折原一己氏)、議案第28号常総市農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて(石塚 勝氏)、議案第29号常総市農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて(下村利治氏)、議案第30号常総市農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて(飯村一二男氏)、議案第31号常総市農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて(高橋敏明氏)、議案第32号常総市農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて(倉持孝男氏)、議案第33号常総市農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて(内海浩之氏)、以上19件について、これより一括質疑に入ります。質疑ある方の発言を許します。質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 229 ◯議長(倉持 守君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。  この際、お諮りいたします。  議案第15号ないし議案第33号、以上19件は、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略し、直ちに討論、採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 230 ◯議長(倉持 守君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第15号ないし議案第33号、以上19件は委員会付託を省略し、直ちに討論、採決することに決しました。  これより討論に入ります。討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 231 ◯議長(倉持 守君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  議案第15号ないし議案第33号、以上19件について一括採決いたします。  お諮りいたします。議案第15号ないし議案第33号、以上19件は、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 232 ◯議長(倉持 守君) 御異議なしと認めます。よって、議案第15号ないし議案第33号、以上19件は原案のとおり同意することに決しました。   ─────────────────────────────────────  議決事件の条項、字句、数字等の整理について 233 ◯議長(倉持 守君) 次に、この際、お諮りいたします。  5月定例会議に議決されました各事件のうち、その条項、字句、数字、その他の整理を必要とするものにつきましては、会議規則第43条の規定により、その整理を議長に委任されたいと思います。これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 234 ◯議長(倉持 守君) 御異議なしと認めます。よって、条項、字句、数字、その他の整理は、議長に委任することに決しました。   ─────────────────────────────────────  散会の宣告 235 ◯議長(倉持 守君) 以上で、5月定例会議に付議されました案件の審議は全部終了いたしました。  次の会議日まで散会といたします。御苦労さまでございました。                 午後1時55分散会   ─────────────────────────────────────  地方自治法第123条第2項の規定により署名する。          常総市議会          議 長            〃    署名議員      番            〃      〃       番            〃      〃       番 当サイトのコンテンツ(文章、画像、図表)は、常総市議会の著作物です。無断で複製、転載することを禁止します。 Copyright (c) Joso City Council Minutes, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...