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  1. 常総市議会 2020-02-01
    常総市:令和2年2月定例会議(第24回会議) 本文


    取得元: 常総市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-12
    本文へ移動 ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1              〔議長倉持 守君議長席に着く〕  開 議 ◯議長(倉持 守君) 御報告申し上げます。ただいまの出席議員数は22名であります。    ─────────────────────────────────                 午後1時00分開議 2 ◯議長(倉持 守君) これより第24回会議を開きます。  別紙会議日程により議事を進めます。    ─────────────────────────────────  日程第1 議案第60号 地方自治法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理              に関する条例について       議案第61号 常総市固定資産評価審査委員会条例及び常総市行政不服審査法施              行条例の一部を改正する条例について       議案第62号 常総市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一              部を改正する条例について       議案第63号 常総市印鑑条例及び常総市多機能磁気カードの発行等に関する条              例の一部を改正する条例について                         (一括委員長報告、質疑、討論、採決) 3 ◯議長(倉持 守君) 日程第1に入ります。  議案第60号地方自治法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例について、議案第61号常総市固定資産評価審査委員会条例及び常総市行政不服審査法施行条例の一部を改正する条例について、議案第62号常総市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例について、議案第63号常総市印鑑条例及び常総市多機能磁気カードの発行等に関する条例の一部を改正する条例について、以上4件について総務委員会の審査結果の報告がありましたので、これを一括議題といたします。  総務委員長の報告を求めます。
                  〔総務委員長遠藤章江君登壇〕 4 ◯総務委員長(遠藤章江君) 総務委員会に審査のため付託されました案件の審査の結果を御報告申し上げます。  議案第60号地方自治法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例について、議案第61号常総市固定資産評価審査委員会条例及び常総市行政不服審査法施行条例の一部を改正する条例について、議案第62号常総市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例について、議案第63号常総市印鑑条例及び常総市多機能磁気カードの発行等に関する条例の一部を改正する条例について、以上4件については、担当課長等の説明を求め慎重に審査を行った結果、いずれも全会一致をもって原案のとおり可決することに決定いたしました。  以上でございます。 5 ◯議長(倉持 守君) ただいま報告を求めました。  これより報告に対する質疑に入ります。質疑ある方の発言を許します。質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 6 ◯議長(倉持 守君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 7 ◯議長(倉持 守君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  議案第60号ないし議案第63号、以上4件について一括採決いたします。  以上4件に対する総務委員長の報告はいずれも原案可決であります。  お諮りいたします。  以上4件は、総務委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 8 ◯議長(倉持 守君) 御異議なしと認めます。よって、議案第60号ないし議案第63号、以上4件は総務委員長報告のとおり可決されました。    ─────────────────────────────────  日程第2 議案第64号 常総市企業立地促進条例について       議案第65号 常総市営住宅管理条例の一部を改正する条例について       議案第66号 常総市道路交通円滑化基金条例について       議案第67号 市道の路線の廃止について       議案第68号 常総市公共下水道条例の一部を改正する条例について       議案第69号 常総市水道事業給水条例の一部を改正する条例について       議案第70号 土地改良事業の計画の概要について                         (一括委員長報告、質疑、討論、採決) 9 ◯議長(倉持 守君) 日程第2に入ります。  議案第64号常総市企業立地促進条例について、議案第65号常総市営住宅管理条例の一部を改正する条例について、議案第66号常総市道路交通円滑化基金条例について、議案第67号市道の路線の廃止について、議案第68号常総市公共下水道条例の一部を改正する条例について、議案第69号常総市水道事業給水条例の一部を改正する条例について、議案第70号土地改良事業の計画の概要について、以上7件について建設経済委員会の審査結果の報告がありましたので、これを一括議題といたします。  建設経済委員長の報告を求めます。              〔建設経済委員長中村博美君登壇〕 10 ◯建設経済委員長(中村博美君) 建設経済委員会に審査のため付託されました案件の審査の結果を御報告申し上げます。  議案第64号常総市企業立地促進条例について、議案第65号常総市営住宅管理条例の一部を改正する条例について、議案第66号常総市道路交通円滑化基金条例について、議案第67号市道の路線の廃止について、議案第68号常総市公共下水道条例の一部を改正する条例について、議案第69号常総市水道事業給水条例の一部を改正する条例について、議案第70号土地改良事業の計画の概要について、以上7件については、担当課長等の説明を求め慎重に審査を行った結果、議案第66号については1名の反対がありましたが、賛成多数をもって原案のとおり可決することとし、議案第64号、議案第65号及び議案第67号ないし議案第70号の6件については、いずれも全会一致をもって原案のとおり可決することに決定いたしました。  以上です。 11 ◯議長(倉持 守君) ただいま報告を求めました。  これより報告に対する質疑に入ります。質疑ある方の発言を許します。質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 12 ◯議長(倉持 守君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論の通告がありましたので、これを許します。15番岡野一男君。                〔15番岡野一男君登壇〕 13 ◯15番(岡野一男君) 15番の岡野一男でございます。議案66号常総市道路交通円滑化基金条例について、この議案に反対の立場で討論を行います。  この基金条例は、道路交通の円滑化という大きな課題に対処しているような感じでございますが、水海道有料道路の時間帯無料化の財源確保のために市民の皆さんから寄附金を募り、その座敷をつくろうとしているものでございます。自治体の基金は大きく分けると財政調整基金、減債基金、その他特定目的基金の三つに大別されるかと思います。自治体の基金は、要するに通常の財政では賄え切れなくなった場合を想定しての財源確保のための貯金であり、いわば将来への備えであります。しかも、その原資は一般会計であります。今回の基金は、強いて言えばその他の特定目的基金の範疇であるかと思います。本来の特定目的とは、大型公共施設の整備など計画的に実施できるよう資金を積み立てていくものであります。今回の基金の原資は市民から募る寄附金であり、基金創設の趣旨は今までの基金の創設とは異なるものでございます。  基金の使途の説明によりますと、有料橋の無料化に充てんするだけでなく、サイクリングロードの整備、あるいは工業団地内の道路の整備と幅広いものになっております。有料橋の無料化に充てるということで、寄附される方々の意思とは大きく異なってきております。市は市民の福祉向上のために、市民の皆さんから預かった税金を原資とし、不足分を国県の補助金を活用して市民の皆さんのために公共サービスを提供しております。税収以外の寄附金を原資として公共サービスを提供するということは、本来の財政の姿ではないと私は思います。仮に税収不足が生じ、寄附金に依存しようとするならば、寄附金が新たな税になる危険性もございます。市町村の直接税は、市民税、固定資産税、軽自動車税であります。仮に組織的かつ全市民を対象にした寄附金を募るということになれば、今、申し上げましたような税、税もどきといいますか、そのようになる可能性がございます。このような事態は、篤志家の皆さんのお心にはないというふうに思うわけでございます。もし、市民の皆さんから寄せられた寄附金を市の事業遂行に活用するのであれであれば、まず寄附に関する条例を制定して、寄附金とは何かを明確化し、寄附金を公金として扱うための指針と、寄附金を管理運用する基準を明文化すべきであると思います。  以上の理由によりまして、私は議案第66号には反対でございます。 14 ◯議長(倉持 守君) 次に、9番大澤 清君。                〔9番大澤 清君登壇〕 15 ◯9番(大澤 清君) 9番大澤 清でございます。議案第64号常総市企業立地促進条例について、反対の立場で討論させていただきます。  この条例案は、本市での企業の立地及び雇用の拡大を図り、地域経済の活性化に寄与する目的で事業所の新設及び増設する事業者に奨励金を交付するものでありますが、私が認識する状況としましては、市外や県外から工場などの企業進出の話は結構受けておりますが、常総市の工業団地等は既に埋まっており、用地がない。仮に用地があっても雇用の確保が困難で断念するケースを幾度と経験しております。このような状況で、本当に目的が果たせるか疑問であります。この企業立地促進条例は、県内他市においても条例化されておりますが、本市の本案とは異なり、そのほとんどが工業団地や一部の一団の土地を対象にして制定をしており、要するに明確な用地がある前提で制定されています。別の言い方をしますと、土地はあるんですが、交通の不便さなどでなかなか売れない、そういった状況を加味しての制定だという場面もあるであろうと考えます。さらには、企業立地促進法に基づいた税制優遇や交付税支援などの活用、あるいは工場立地法による建ぺい率や緑地の割合などの特例を設け、進出企業や自治体の長期的な財政負担軽減策を講じており、本案である3年間の企業立地奨励金と一回限りの雇用拡大奨励金とは全く質が違うものと考えます。  次に、常総市では、都市計画法上、石下地区は皆様御存じのとおり非線引き区域であるため、基本的には一定の条件を満たせば工場等の建築は可能でありますが、本件において企業を誘致するということは、石下地区に無秩序、あるいは計画性もなく工場等が乱立し、住環境が損なわれたり、さらには公共インフラの維持管理費増大の問題も発生し、将来的な常総市の都市計画や財政について非常に懸念されます。  最後に、現在の常総市の地区計画区域であります西幹線道路沿線は売れ行きも好調であること、また常総インター周辺開発の都市的エリアにつきましては、戸田建設が責任を持って企業誘致するということでもあるため、本案は不要であると考えます。他市がこのような条例をやっているから常総市がやるのではなく、そういうことであれば、常総市は、例えば進出される企業の社宅、あるいは寮を建ててあげる、そういった政策のほうが私は前向きではないかと考えます。  以上の理由から反対とさせていただきます。  続いて、議案第66号常総市道路交通円滑化基金条例について、反対の立場で討論させていただきます。  まずもちまして、水海道有料道路の無料化を目指すということに対しましては、当然賛成でございます。しかし、私は今、大生小学校の見守り隊の一員として朝の登校時間に見守りをしておりますが、時間帯無料化がなされることにより、大生地区の294バイパスと354号線の交差点であります相平橋十字路から小貝川の間の区間で渋滞が起こっておりました。その抜け道として小中学生の通学路を猛スピードで走り抜ける車が増加した記憶があります。これは、以前、試験的に行った際に経験したことです。やはり実証実験での結果で、時間帯無料にすることで子どもたちの危険性が高まることについて、大変危惧しております。どこかがよくなれば、そのしわ寄せでどこかが悪くなる、これは当然いたし方ないことであります。  そして、もう一つは、附帯意見への対応、あるいは反映されているかが疑問であります。当有料橋を通行しない市民の方々、あるいは車に乗らない市民の皆様の血税を年間2,000万以上投入することについて、税の平等性や受益者負担の原則に反しているのではないか疑問であります。それらを踏まえれば、豊水橋や美妻橋を利用している常総市内外の企業、有料道路を利用したほうが便利になる社員を雇用する企業にその人数分の回数券を購入していただき、交通費の現物支給として御協力をいただいたほうが税の平等性や受益者負担の原則に沿ったものではないかと私は考えます。  以上のことによりまして反対とさせていただきます。 16 ◯議長(倉持 守君) 次に、11番遠藤章江君。                〔11番遠藤章江君登壇〕 17 ◯11番(遠藤章江君) 11番遠藤章江です。議案第64号常総市企業立地促進条例について、反対の立場で討論をいたします。  今回上程されました常総市企業立地促進条例の目的は、当市における企業の立地、雇用の拡大を図り、地域経済の活性化に寄与することを目的とするとされております。この目的を満たす条件があるかどうかを討論してまいりたいと思います。  当市においては、この条例の制定とタイミングを合わせるかのように圏央道周辺31ヘクタールにおいて、土地区画整理組合戸田建設株式会社を業務代行者とした土地区画整理事業が進められております。当然、この場所において誘致される企業に対して適用されると予想される条例ですから、この条例の内容には、これから圏央道周辺開発事業通称アグリサイエンスバレーにいかなる企業を積極的に誘致をしていきたいのか、将来に向けた常総市の基本的なスタンスを盛り込んだ条例になっていることが重要であると考えます。  現在、少子高齢化が進む当市においては、若い世代が出産、子育てにより前向きになるために必要な安定した雇用と収入を得ることができる企業の誘致、常総市に定住を決意できるような企業を誘致することが必要です。このためには、多くの雇用を見込める企業を積極的に誘致する、そういった内容を条例に盛り込む必要があると考えます。残念ながら、上程された条例の適用要件には5名以上の雇用があることのみの要件になっております。この条件を他市と比較してみましたが、雇用者の人数には大差はありませんでした。例えば、かすみがうら市では市内在住の従業員5人、中小企業に関しては3人以上を新たに雇用と地元住民雇用者に手厚い条例になっております。龍ケ崎市においては、新たに3人以上の従業者を雇用すること、新たな雇用を示しております。つくばみらい市に至っては、つくばみらい市内に事務所、事業所を新設、増設した場合、当該特例法人等の従業者数を10名以上増加させるもの、またつくば市内に貸し施設を増設した場合、当該施設増設後の事務所等における従業員数を20人以上増加させるものとしております。また、潮来市においては、30歳以下の市民を新増設に伴い新たに雇用する、その場合1人に対して15万円を3年間雇用促進奨励金として交付しますとしています。このように、他市では新たな雇用、市内在住者の積極的な雇用、従業員の10から20名の大幅な増員、若い世代に特化した雇用など条例の適用要件に盛り込んでおります。残念ながら常総市の場合はこれら要件が盛り込まれておりません。  また、今回上程された常総市企業立地促進条例が初めに適用されるであろうアグリサイエンスバレーにおいて、理想とする企業誘致を望めない条件であると考えます。アグリサイエンスバレー、アグリは農業、サイエンスは科学、バレーは狭間の名前が示すとおり、計画当初よりこの地域に望む企業として、農産物の生産、加工、流通販売までを一貫して行う企業を条件としてまいりました。そして、一般質問等でも答弁をいただきましたような農地エリアで農産物を生産し、例えばトマトでしたらトマトジュースを缶詰や各種ソースなどに加工、流通、販売し、市内に在住する市民の中から多くの雇用を生み出すカゴメのような企業を誘致するとの計画を実行に移していただけるものと現在も確信をしております。  以上の意見を整理しますと、本条例は新たな雇用、市内在住者の積極的な雇用、従業員の大幅な増員、若い世代に特化した雇用の促進等の条件を含まず、市民が望む1次産業から3次産業までの6次産業を一貫して行うことのできる企業誘致をするのにふさわしい要件を網羅していないことを理由に、私は議案第64号常総市企業立地促進条例について反対をいたします。以上です。  続きまして、議案第66号常総市道路円滑化基金条例に反対の立場で討論をいたします。  私の前に既に二人の議員が反対の討論をしております。その内容の中で、ほぼ全体を私の言いたいことは網羅していただけたと思っていますが、一つ私が疑問に思っている討論をしたいことについてつけ足していきたいと思います。  まず、この条例で一番問題なのは基金の使途が明確ではないことではないでしょうか。有料道路の無料措置、自転車利用者の通学者に対するサイクリングロードの整備、また議員全員協議会で質問しましたところ、工業団地で悪くなっている道を整備する、川東の土手を整備する、サイクリングロードというのはこれは施設でありまして、恐らくサイクリングロードではなく自動車通行帯の設置ということを言っているのかとも思いますが、残念ながら質問した中で明確に理解をすることができませんでした。  前議員も述べたように有料道路の無料措置をすることによってよいことばかりではないと思います。無料の道路にふだん利用しないような自動車、大型車が通行するために道路で新たな渋滞を巻き起こすことが生じております。また、有料道路入口まで市内の抜け道を通る車両が増加し、通学道路において新たな危険性も高まっています。このように無料措置をすればいいことばかりではないと私は考えています。  そして、今回さらにつけ加えたいことは、条例を制定するための財源であります。本来、この道路を無料化するための予算は一般会計予算の中で4,300万円上程されています。しかし、別途4,300万円の半額2,150万円を基金として上程をしております。なぜ2,150万円かと言いますと、その4,300万円の半分であり、2,150万円は企業にお願いをして集める、そういう計画であったように思われます。そして、事実、企業に協賛を求めたところ、残念ながら思うような額が集まっていないのが現状であります。さらに足りない分を補うためかどうかわかりませんが、令和2年1月27日、常総市の商工会の会員のところに道路円滑化基金に対する協賛のお願いということで常総市長名で手紙が来ております。その中で、申込書にこのようなことが書いてあります。まことに勝手ながら令和2年2月28日までに申し込み金額を賜りたいと考えております。この時点では、実際この基金の条例も制定されておりません。そして、この基金も設立されておりません。しかしながら、そういった段階で既に企業への協賛金を集める行為、商工会の会員各位に1口1万円で協賛してくださいという寄附集めもしている状況であります。  先ほど私が言いましたように、今回の予算措置に関しては、一般会計で4,300万円を上程する、基金でさらに2,150万円を上程する、こういった不思議な予算措置が行われているのに加えて、一般市民をも巻き込んで不適切とも思われるような予算の集め方をしている。これは、議員として到底見過ごすことはできないことであります。事実、令和元年度内に常総市に協賛金を納めた企業もあると聞いています。そして、商工会の会員でも予算について1口1万円でお金を振り込もうとした会員がいたと聞いています。そうすると、常総市では集めたお金というのはどこにプールしているのか。これも非常に不思議なことであります。今の常総市は走り出してから考える、後から条例がついてくる、法律がついてくる、こういった行政運営になっているのではないかと私は考えます。  地方自治法222条にこういった記載があります。普通地方公共団体の長は、条例その他議会の議決を要すべき案件が新たに予算を伴うこととなるものであるときは、必要な予算上の措置が的確に講ぜられる見込みが得られるまでの間は、これを議会に提出してはならない、このような記載があります。恐らく商工会の会員は1,500名近くいるはずです。もし1人が1万円協賛してくれば単純に1,500万円は集まる。常総市で企業を起こしている社長にお願いすればあっと言う間に数千万集まる、こういった安易なことでスタートをしたのがこの基金ではないかと私は考えています。私は、単なるこの基金を問題とするよりも、今の常総市の行政運営に疑問を持ち、抗議の意味をもってこの条例の制定について反対をいたします。  もう一つ、本日常総市の議会の中に水海道有料道路無償化に関する要望書を議会として坂東市に提出するという話が決まりました。本来であれば、このような議案が提出される以前に、各市の首長同士がしっかり話し合う、そして車の両輪のごとく議会もその後押しをしていく、これが通常の議会のやり方であります。議長の言葉で、今現在、坂東市とは無償化について折衝をしている、首長同士、副市長同士が折衝をしている段階だというお話も聞きました。そうであれば、なぜ今回、この条例を制定し、上程をしたのか。私たち議会が望むことは、一般会計予算の中から無償化するような4,300万円ものお金を使うのではなく、近隣市町村との話し合いをしっかりして、トップ同士でしっかりとした会談をもって4,300万円を相応分で分担をしていく、こういった話をするのが本来の筋ではないでしょうか。  今回は、この条例を制定し、基金を制定する、その後で常総市単独では無償化をするのは難しいので、坂東市の皆さんよろしくお願いしますというようなお願いは、はっきり言えば筋違いの話ではないかと私は思うんです。今の行政のあり方、それを私たち議員も含めて一度反省するべきではないかと思います。常総市には県議会議員も二人おります。市長は、公約によれば県との太いパイプを利用すると言っています。そうであれば、その政治手腕を利用して県との話し合い、近隣市町村との話し合いをして有料道路を一日でも早く無償化できるような方向に持っていくのが筋ではないかと思っています。  今回、要望書を坂東市に届けるに当たり、先に条例が成立したならば、だったら常総市はこの基金を使って単独でこの事業をやってくださいよと言われてしまうんではないでしょうか。そういったことも含めて、私は議場にお集まりの議員の皆さんに、議案を採決するに当たっていろいろな方向から、これから他市の議員といろいろな話し合いをしていく中で恥ずかしくないような採決をしていただきたい、私はこのように考えています。  以上の理由から、議案第66号常総市道路交通円滑化基金条例については反対をいたします。  以上です。 18 ◯議長(倉持 守君) ほかに討論ありませんか。20番中村安雄君。                〔20番中村安雄君登壇〕 19 ◯20番(中村安雄君) 議案第66号常総市道路円滑化基金条例についてということで、ただいま3名の方の反対がございました。私はこの件については、地元企業が約7社くらい企業が進出して来ることが決まっているわけであります。その前に大手の日本ハム等がございます。企業の社員も1,200人というような数字が出ているようでありますが、雇用の問題等については深刻な事態になってきている。しかも、通勤時間帯、朝の通勤が大変困るというふうな話も直接私は耳にしているところでございます。企業が誘致されることによって、市の財源に大きい収入が得られることは私が申すまでもございません。  単純に農地の税金が1,000平米大体1,000円ということでありますが、前にも一般質問で答弁いただいておりますが、大生郷工業団地、花島工業団地、坂手工業団地、内守谷工業団地というように水海道には4工業団地がございます。この工業団地は、工業団地として指定された区域内にあるものは、大体農地の100倍から130倍ぐらいの税金が収入として入ってまいります。また、建物が建つことによって固定資産税、機械器具が入っていきますと機械に対する課税がされるということで、とりあえず税金の収入は大変大きいものが見込めるところでございます。  今回取り上げたこの道路の問題も、一般質問で私は取り上げてありますが、あまりにも朝晩の渋滞が困る。私は、過去にこの問題を県知事に直に訴えました。それで3カ月無料にしたことがあるんですよ。自慢じゃないですが、当時官僚であった小幡さんという人の自民党から立候補した県知事の選挙がございました。そのとき、私は現職を立場上、応援をして橋本知事を支援しました。その時に、この有料道路ができて間もなくですが、一たん200円の料金が100円に決定したんです、決まりました100円に。新聞にも掲載されております。ところが、この期間中にたまたま県会議員の選挙があったんですね。自民党の候補者が落選しました。無所属の候補者が当選をしたというようなことであります。それによって決まった200円の100円の割引が返上された、なきものにされたというような苦い経験がございます。これは、どなたがその席に出席をしてそのようなことを申し上げたか、全部私は覚えています。それで、県知事の遊説の街頭演説の中で申し上げましたところ、三千何百名までの署名まで知事にお願いしました。ただ、10日後にまだ選挙が確定しない投票日になる以前であれば、必ず何とかしますからというようなことが言われました。それで、私はそれを商工会長、企業の代表者の長岡先生等に報告をしました。それで3カ月無料にしていただきました。この無料によってどのくらい違うか、4倍から5倍通行料が片方はふえたんですね。豊水橋はがらがらになりましたよね。そんなことも忘れもしない出来事でございます。  今回、常総市は4,300万を支払いしながら、1年間現実に2時間の無料化を進めました。これによって大きく流れが変わります。いずれにしても工業団地は川の西側にあります。西側に来るには橋を渡る以外はございません。そういうことで、実態を聞きますと、医師会病院のほうまで渋滞したんですよということで、とても通勤するには異常な時間がかかって困るということも言われたこともございます。そういう面で、何としてもこれは通行に余裕を持って通勤ができるようなこと、また通学路の利用もという話がありましたが、私はとりあえず企業を誘致する立場である以上は、通勤者が短時間で通勤ができるような体制をつくるべきだというふうに考えておる一人であります。  そういったことで、橋の問題は一番下流の橋、滝下橋がございます。これも問題があって大渋滞を起こします。これによって私は守谷市の議会に行きまして話をつけまして、常総市と守谷市で新滝下橋建設促進期成同盟という会をつくりまして、前回も県知事のところまで行ってその話をしてきたところであります。それぞれそういった問題に最善を尽くして努力をして雇用に結びつく、就労者の皆さんが安全で安心な通勤ができるような体制づくりも大変大事だというふうに思います。これらをやるのは、やっぱり議会であり執行部であるというふうに思います。  今、遠藤議員から遅きに資したのではないかというようなこともありましたが、私も確かにそれはちょっと遅かったかなというふうに思っておりますが、これは、坂東市の有力な議員から、できれば要望書を出していただければ仕事がやりやすいんですよという話がありましたので、少し遅かったというふうには思いますが、とりあえず出させていただいて、力を出していただいて、こちらに協力をいただければ幸いだと。反対する方の意見の中に、申し合わせ事項もありましたが、近隣自治体からの予算が得られないということ、単独でやるということについてはということで話があるようでありますが、できればその話ももっと以前に話を進めることができればよかったなと思っておりました。いずれにしても、相手の坂東市の議員から、できれば要望を出していただければそのほうがよろしいんですよというようなこともありました。それらもあり、坂東市としてもこのことについて示してくれるというふうな意見もありましたので要望を出すことにしたところでございます。また、今回、利根町が常総市の後で有料橋を単独で予算化をしました。3カ月で一千万からの予算化をしたという記事が載っております。  そういうことで、どこでも橋の渋滞は数限りないところで起きていることだけは確かだと思います。そういう意味で、今回はこの条例にはぜひとも皆さんの同意を得て、何としても実行していきたい。また、これらに対しては、ふるさと納税の一部扱いがあるということもあるようでありますが、ふるさと納税等についてはどの辺までどういうことだか、内容的な細かくは私はわかりません。しかしながら、少しでもそういったことが適用されれば、企業としても出した部分で控除がされるということでありますから非常によろしいのかなというふうに思います。  そういうことで賛成の意味で討論をさせていただきましたので、よろしくどうぞお願いします。 20 ◯議長(倉持 守君) ほかに討論ありませんか。16番茂田信三君。                〔16番茂田信三君登壇〕 21 ◯16番(茂田信三君) 16番の茂田です。議案第66号常総市道路交通円滑化基金条例について反対の立場から討論をいたします。  まず、条例というのは、日本でいう日本国憲法、その県、市、条例となりますが、条例の制定というのは全市民に対して有益なこと、また公共の福祉に対して有益なことについて条例化するんじゃないかなと思います。まず、反対の理由を挙げます。  全市民に対してほとんどの方が使わないです、ここを。ごく一部の方のために条例化していかがなものか。自分の都合でどんどん条例をつくって、条例というのは議員の過半数でできますから、自分の都合いいように条例化される危険性があるわけです。そういう意味で反対、一つ。今回当選した議員の方はその場に居合わせておりませんから、大体話は聞いてわかると思いますが、2年前に当初予算のときに出してきたんですよね、無料化と。1年目は予算を通って、次の年、建設経済委員会から附帯条件をつけて、今回限りということで予算に賛成する、そういういきさつがあるんです。そのときの附帯条件として、まず利用者の全市の協力を得られること、応分の負担をもらうこと、それがまず条件だったんですよ、附帯条件で。当初予算を通しますから、この条件をクリアしなければだめだと。それから何ら変わってないんですよ。まずお金出すのは4,300万だっけ。常総市が全部持つ、あり得ないでしょうよ。  きょう議会運営委員会を行いまして、ほとんどの時間を費やしたのはこの66号のことで、いろいろ意見が白熱しまして、全協の開始時間が30分遅くなったんですね。それほどたくさんの意見が出たんですよ。私は議運の委員長をさせていただいている手前、最後に意見とお聞きしたんですが、賛成の人は賛成の意見、反対の方は反対の意見、賛成の方の意見をお聞きしてもピンとこなかったですね。これなら賛成だということが伝わってこなかったです。  家の近くの大きい会社の方が、先ほど遠藤議員がお話ししたように、協賛をお願いしたいと。先ほどの内容と同じです。私のところに来て、どうして私がしなくちゃならないんですかと。私は有料道路を一度も使ったことがない。従業員もここから来ている方はほとんどいない。どうして私どもが負担しなくちゃならないんですか、これは県の道路でしょと言うんですよ。ああ、そうだなと思ってね。  ですから、何事も受益者負担と随分、最近予算が足りない、出費を抑えるためにいろいろな施設を有料化していますよね。今まで無料だったのを有料化したり、値上げをしたり。それと逆行しているんじゃないですか、そもそも。一部の受益者のために市税、皆さんの血税を入れて、なおかつ商工会の方に、これは商工会は任意ですから寄附するしないは自由ですよ。でも、一市長の名前で商工会員に協賛をする、1万だとか。いかがなものか。それをするんでしたら、立地をしている工業団地とか、利用をしている会社の方にお願いすればよろしいんじゃないですかね。昔から時は金なり、ここを通ると何分近くなるかわかりませんが、何時間短縮、何時間までならないですよね、何十分の短縮かわかりませんが、混むと思えば先に出ればいいでしょう、早く。どうしてもこの道路で早く行きたいというならば自分で払えばいいでしょう、200円。どうしてその人のために、早く行ったことにこしたことないですよ。一部の人のために我々こういう時間を費やさなくちゃならないか、非常に疑問であるし、納得がいかないですよ。受益者が負担するべきでしょう、まず。会社と。  なおかつ、百歩譲って、つくばのほうから来て常総市の豊岡のところが始点だとすると、始まりの点だとして、終点が坂東だとして、坂東のところに料金所がありますから。どうして常総市だけで、いろいろな市の方の、村の方も来ると思いますよね。ほかの通行の方のお金をもたなくちゃいけないんですか。一番多いのが常総市、先ほど駆け込みで聞いたものですから正確な数字は言いませんけど。まず順番が常総、3ポイントくらい低くて坂東なんですね。七、八ポイント下がって13.幾つかな、つくば市。つくばみらいとか守谷、あとのところは数パーセント、1%ぐらいらしいですね。どうして常総市でほかの人のをもたなくちゃいけないんですか。そんなに常総市というのは裕福なんですか。今回の当初予算、コロナウイルス問題で非常に減収は避けられないですよ。本来でしたら修正を出してもおかしくないんですよ、予算。税金は上がらないでしょうよ。気が利いた執行部でしたら修正を出しますよ。大体、ここにいる方はわかるでしょう。どういう社会状況になっているか。オリンピックの開催も危ぶまれている。まず消費する機会がないでしょうよ。アメリカでも出しましたよね、10人以上集まる集会はするなと。日本でも出していますよね、花見はだめだ、何々はだめだ。どこから税金が上がるんですか。これを有料にしなければ各工業団地はつぶれるんですか。  まず、今回の予算において修正とか議員と話し合うのが先決でしょうよ。そういう予算のないときに、一部の者だけが享受できるように無料というのは言語道断という言いぐさはないですけど、税金の使い方がおかしいんじゃないですか。確かに近くの方はいいですよ。何パーセントいますか、享受する方。半分以上は他市町村でしょう。市長の公約だから、背中に張ったりする膏薬だか何か知りませんが、自分の公約のためにこういうことをしちゃいけないですよ。署名は幾らでもいただけますよ、通る人に。家族でもいいんですから。幾つ署名をもらったからこれを推進するとか、地元の地区でやってくれと言ってやるというのは、そういう考え自体を変えなくちゃいけないですよ。市政というのはみんなのためにやるんでしょうよ。お金が無尽蔵にあったならば私は反対しないですよ。裕福な財政で幾ら使ったっていいという財政でしたら反対しないですよ。今の財源で一から十までこういうことをやったら取り返しのつかないことになりますよ。  議決権のある方、議会の方は全部1票を持っていますからね。よく慎重に賛否のボタンを押してください。  ということで、議案第66号は反対の討論をさせていただきました。  以上でございます。 22 ◯議長(倉持 守君) ほかに討論ありませんか。8番関 優嗣君。                〔8番関 優嗣君登壇〕
    23 ◯8番(関 優嗣君) 8番、関でございます。賛成の立場で議案第66号常総市道路円滑化基金条例について討論させていただきます。  この基金の目的、趣旨としては、まずは主に水海道有料道路の無償化、またそれに付随する常総市内の道路の円滑化、これはまさにこの基金の名称のとおりだと思います。これまで議会の中でさまざまな意見が議論されてきた経緯の中、附帯意見等も出ました。その意見の中には、これまでの討論の中にもあったように、常総市外の方の利用も多数見られる中、常総市の財源だけを使うのは好ましくないのではないかという内容のもとに附帯意見をつけられた経緯がございます。しかし、この事業の目的の本当の意味での趣旨は、通学路に流入する交通量を減少させ、子どもたちの通学路の安全確保というところがスタートにあったことではないでしょうか。  今回の名称のとおり、有料橋に付随する道路が通っている地域には、私の地元大生もありますし、対岸には豊岡地区もあります。確かに、私も朝、子どもたちの通学時間帯に交通量の多い354バイパスの交差点で子どもたちの横断を見守ってまいりました。横断歩道にも車が乗ってしまうほど先を急いで信号に飛び込んで来る車があることも現状を確認しております。しかし、大生地区においては、学校、地域の方々の協力のもと、見守り隊が再度結成をされ、子どもたちの通学につき添って危険箇所ではきちっと見守りをする、子どもたちだけではなく大人の目、また見守り隊には大生地区ではオレンジ色のベスト、また豊岡地区でも登下校の際に多くの見守り隊の方が各交差点等危険箇所で見守りを行っている、緑色のベストを着た大人の方が多く見受けられます。確かに354バイパスの渋滞を回避しようとほかの道路へ車が流れることも見届けてはおりますが、以前の実証実験、無料化を行ったときには、大生地区においては大人の目がない中での子どもたちだけでの登校でしたが、その部分での改善はされてきているのではないかと思います。  また、この基金を使って、これは有料化だけに特化したものではないという、これまでの議案質疑の中でも答弁をいただきましたが、それであれば、ほかの道路へ流れる車両に対する危険注意喚起等の資金としても使えるのではないでしょうか。幅広い柔軟性を持った基金であるということは、今後の常総市内道路交通円滑化の中ではすばらしい成果が結ばれるのではないでしょうか。また、これが単年度ではなく、おおむね数年を見越しているという答弁をいただいております。常総市の将来への投資として、先々大きく実を結ぶのではないかと思っております。また、基金の発足に当たっては市が企業から基金をいただく、これは市から一方的に企業へのお願いではなく、企業側からも提案を受けてのことだということも答弁をいただきました。そうであれば、企業側、行政側ともにウィン・ウィンの関係が結べるのではないでしょうか。そういった意味で、議案第66号常総市道路交通円滑化基金条例について賛成の立場で討論をさせていただきました。 24 ◯議長(倉持 守君) ほかに討論の方もあるようでございますけれども、時間も経過しておりますので、暫時休憩といたします。                 午後2時07分休憩    ─────────────────────────────────                 午後2時20分再開 25 ◯議長(倉持 守君) 休憩前に引き続き会議を開きます。    ───────────────────────────────── 26 ◯議長(倉持 守君) 討論を継続いたします。  ほかに討論ありませんか。18番風野芳之君。                〔18番風野芳之君登壇〕 27 ◯18番(風野芳之君) 18番の風野でございます。賛成の立場で討論をいたしたいと思います。  皆さん御存じのように、有料橋の問題というのは、以前に附帯意見をつけて議会も可決をして無料にしました。そういう経過がありまして、結果的に大変半年間やった間は好評でございまして、大助かりしていますよ、よかったですよというお話があって、悪かったという話は私の場合は聞いておりません。そんな中で、今回また執行部も努力をして、隣接の市町村ともいろんな中で御協力をいただきたいというようなことで進めているという状況の話は報告も受けました。また、委員会の中でも、この件につきましてはいろいろと聞かせていただいたことがございます。これは条例の制定でございますから、予算が云々という問題じゃないんですね、この66号は。そういうことでございますから、ええと遠藤議員は言いますが。この条例に関してですよ。ここの条例ですよ、66号のね。  これは、民間の方にいろいろと御協力をいただくというのは、私もいろんな場所に行って、ぜひとも市だけの予算では有料橋をずっと続行することはできないかもしれませんよと。まして、それは何だと言えば、御存じのように、橋は常総市の方だけが通行しているものではございません。そういう状況も踏まえて、ぜひとも隣接の方、あるいは一番利便性を感じる方、民間の方にも御協力をいただきたいんだというようなお話をしてきた経過がございます。そういう中で、それならばということで工場懇話会も含めていろんな中で協力をしますよと言っていただいてきたわけでございます。まだまだ一部だと思うんですが、話が御努力をいただきながらお金をいただいてきているという状況にございます。  そのいただいた金、あるいはお預かりしているお金について、どこにプールしておいて、しっかりとそれを有料橋としての無料化にして使える、そういう場所がないといけないわけです。そういうことのように私は感じております。どうやって基金を扱うんだということをしっかりと条例に基づいて、基金として置いておくということについては、私は大賛成でございます。  そういうことでございまして、ぜひともこれから先の予算の問題ではなくて、これから民間の方が時間をかけて御協力をいただけるということでございますので、一気に、さあきょう行って、これでお使いなさいと言ってもらえるお金であれば基金をつくる必要はないのかもしれません。しかし、今はまだまだ2割ぐらいしかお話がいっていませんということでございますから、これから時間をかけて御協力をいただく。そのいただいたお金についてもしっかりと市は基金を設けて管理をしなくてはならない。そのようにも感じるところでございますので、この円滑化基金条例というものについては、私は大賛成でございますので、どうぞよろしくお願いを申し上げたいと思います。  以上でございます。 28 ◯議長(倉持 守君) ほかに討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 29 ◯議長(倉持 守君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。  これより採決に入ります。      〔「議長、64号について棄権いたしたいと思います」と呼ぶ者あり〕                〔21番堀越道男君退席〕 30 ◯議長(倉持 守君) 初めに、議案第64号について採決いたします。採決は採決システムにより行います。  議案第64号、以上の件に対する建設経済委員長の報告は原案可決であります。  本案に賛成の諸君は賛成ボタンを、反対の諸君は反対ボタンを押してください。                  〔各議員投票〕 31 ◯議長(倉持 守君) ボタンの押し忘れはありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 32 ◯議長(倉持 守君) ないものと認めます。採決を確定いたします。  賛成多数であります。よって、議案第64号、以上の件は建設経済委員長報告のとおり可決されました。                〔21番堀越道男君着席〕 33 ◯議長(倉持 守君) 次に、議案第66号について採決いたします。採決は採決システムにより行います。  議案第66号、以上の件に対する建設経済委員長の報告は原案可決であります。  本案に賛成の諸君は賛成ボタンを、反対の諸君は反対ボタンを押してください。                  〔各議員投票〕 34 ◯議長(倉持 守君) ボタンの押し忘れはありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 35 ◯議長(倉持 守君) ないものと認めます。採決を確定いたします。  賛成多数であります。よって、議案第66号、以上の件は建設経済委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第65号、議案第67号ないし議案第70号、以上5件について一括採決いたします。以上5件に対する建設経済委員長の報告はいずれも原案可決であります。  お諮りいたします。  以上5件は建設経済委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 36 ◯議長(倉持 守君) 御異議なしと認めます。よって、議案第65号、議案第67号ないし議案第70号、以上5件は建設経済委員長報告のとおり可決されました。    ─────────────────────────────────  日程第3 議案第71号 令和元年度常総市一般会計補正予算(第6号)       議案第72号 令和元年度常総市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)       議案第73号 令和元年度常総市公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)                         (一括委員長報告、質疑、討論、採決) 37 ◯議長(倉持 守君) 日程第3に入ります。  議案第71号令和元年度常総市一般会計補正予算(第6号)、議案第72号令和元年度常総市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)、議案第73号令和元年度常総市公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)、以上3件について予算特別委員会の審査結果の報告がありましたので、これを一括議題といたします。  予算特別委員長の報告を求めます。              〔予算特別委員長小林 剛君登壇〕 38 ◯予算特別委員長(小林 剛君) 予算特別委員会に審査のため付託されました案件の審査の結果を御報告申し上げます。  議案第71号令和元年度常総市一般会計補正予算(第6号)、議案第72号令和元年度常総市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)、議案第73号令和元年度常総市公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)、以上3件については、執行部より詳細な説明を求め質疑を行い、なお細部について分科会を設置し、これに付託の上、慎重に審査を行った結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上です。 39 ◯議長(倉持 守君) ただいま報告を求めました。  これより報告に対する質疑に入ります。質疑ある方の発言を許します。質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 40 ◯議長(倉持 守君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論の通告がありましたのでこれを許します。11番遠藤章江君。                〔11番遠藤章江君登壇〕 41 ◯11番(遠藤章江君) 議案第71号につきまして反対の立場で討論をさせていただきます。  今回、補正予算に反対した一つの理由は、先ほど皆さんのお力で可決されました議案第66号の件、道路交通円滑化基金積立金150万円が入っているからであります。私が議会で説明を受けたところによりますと、令和2年に向けては企業からの協賛金といいますか、寄附金が927万円ほど入る予定である。そして、商工会の方に協力をしてもらった結果というのは、現段階で15件で27万円ということなんですね。そうすると、合計で2,150万円必要なところの954万円集まっている段階でこの積立基金をつくりましょうという予算配分なんですね。少なくとも150万円ぐらい令和元年度に集まる見込みがあれば、これもよろしいかなとは思ったんですけども、令和元年度の段階で確認できたものは商工会の27万円だけなんですね。  そうすると、何度も繰り返しましたけども、地方自治法の222条、やはり議員の皆さんはこういうのをしっかりと考えてもらいたいんですよ。普通地方公共団体の長は、条例その他議会の議決を要すべき案件が新たに予算を伴うこととなるものであるときは、先ほどこの条例は予算がないからいいと言いますけど、この条例は予算を伴うものですからね。必要な予算上の措置が的確に講ぜられる見込みが得られるまでの間は、これを議会に提出してはならないと書いてあるんですよ。ですから、基金が成立するというきちんとした見込みができた段階で予算案を提出すべきものであると私は考えます。  以上の理由によりましてこの議案については反対の立場で討論させていただきます。 42 ◯議長(倉持 守君) ほかに討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 43 ◯議長(倉持 守君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  初めに、議案第71号について採決いたします。採決は採決システムにより行います。  議案第71号、以上の件に対する予算特別委員長の報告は原案可決であります。本案に賛成の諸君は賛成ボタンを、反対の諸君は反対ボタンを押してください。                  〔各議員投票〕 44 ◯議長(倉持 守君) ボタンの押し忘れはありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 45 ◯議長(倉持 守君) ないものと認めます。採決を確定いたします。  賛成多数であります。よって、議案第71号、以上の件は予算特別委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第72号、議案第73号、以上2件について一括採決いたします。以上2件に対する予算特別委員長報告はいずれも原案可決であります。  お諮りいたします。  以上2件は予算特別委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 46 ◯議長(倉持 守君) 御異議なしと認めます。よって、議案第72号、議案第73号、以上2件は予算特別委員長報告のとおり可決されました。    ─────────────────────────────────  日程第4 議案第74号 令和2年度常総市一般会計予算                           (委員長報告、質疑、討論、採決) 47 ◯議長(倉持 守君) 日程第4に入ります。  議案第74号令和2年度常総市一般会計予算、以上の件について予算特別委員会の審査結果の報告がありましたので、これを議題といたします。  予算特別委員長の報告を求めます。              〔予算特別委員長小林 剛君登壇〕 48 ◯予算特別委員長(小林 剛君) 予算特別委員会に審査のため付託されました案件の審査の結果を御報告申し上げます。  議案第74号令和2年度常総市一般会計予算、以上の件については執行部より詳細な説明を求め質疑を行い、なお細部について分科会を設置し、これに付託の上、慎重に審査を行った結果、いずれも原案のとおり可決するものと決定いたしました。  この議案第74号については反対があり、起立採決により決したことを申し添えます。  以上です。 49 ◯議長(倉持 守君) ただいま報告を求めました。  これより報告に対する質疑に入ります。質疑ある方の発言を許します。質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 50 ◯議長(倉持 守君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。
     これより討論に入ります。討論の通告がありましたのでこれを許します。15番岡野一男君。                〔15番岡野一男君登壇〕 51 ◯15番(岡野一男君) 15番岡野一男でございます。議案第74号令和2年度常総市一般会計予算に反対の立場で討論を行います。  予算歳出中、8款土木費、4項都市計画費のうち、水海道有料道路通勤時間帯無料化負担金4,300万円について反対であります。この事業は、平成29年度、30年度に上程、可決された経緯があります。31年度は上程されず、今回1年間を置いて上程されました。私は一貫して反対の立場をとっております。この有料橋は、国道354号線上にあり、県西南地区の東西をつなぐ幹線道路であり、県西南地区の経済活動の大動脈であります。利用者は県内をはじめ、県外の方も多く利用されております。国民が等しく利用する道路、有料橋の通行料金を常総市単独で負担する理由はありません。この有料橋は、近隣の市町村民が利用するだけでなく、国民だれしもが利用するものでございます。  近隣の市町村がお互いの利益を共有する事業の場合は、長年の財政支出のルールとして協議を重ね、負担割合を定めて当該事業を行ってきた経緯がございます。近隣市町村から負担金という形で歳入に上げられている事業が今回の予算案の中にも入ってきております。これこそ、今で言う広域連携であります。広域連携という言葉が一般化する前から築き上げてきました財政ルールであります。  平成29年2月に初めてこの事案が上程されたとき、議会から附帯意見が出されました。他自治体から協力が得られなければ次年度以降は認められない。平成30年度も他自治体の協力が得られないまま上程しました。これは明らかに議会軽視でございます。平成31年度は他自治体の協力が得られなかったようで上程はされませんでした。今年度も他自治体の協力がなかったにもかかわらず上程されました。市民の皆さんから預かりました税金はすべて市民の皆様のために使う、これは当たり前のことであります。一円の無駄遣いも許されません。他市町村の人のために通行料金を負担するほど当市の財政は豊かではありません。過去2年間、この予算は執行されました。有料道路の期限切れである令和9年まで、仮に4,300万円支出されますと10年間で4億3,000万円です。今、第3庁舎では税の申告相談が行われております。わざわざ市役所まで足を運んで、そして申告、納付していただいた税金を私たちは有効に活用していかねばなりません。この事業は広域連携で進める事業で、常総市単独の事業ではないと思っております。  私は以上の理由で、水海道有料道路通勤時間帯無料化負担金4,300万円に反対であります。よって、議案第74号令和2年度一般会計予算に反対であります。 52 ◯議長(倉持 守君) 次に、21番堀越道男君。                〔21番堀越道男君登壇〕 53 ◯21番(堀越道男君) 議案第74号令和2年度常総市一般会計予算について反対の立場で討論いたします。  安倍自公政権の2020年度の政府予算は、消費税増税などで深刻な打撃を受けている国民の暮らしや営業には目もくれず、しかも今のコロナの問題で大変な状況に追い打ちをかけておりますけども、大企業と大軍拡を進める予算となっております。  安倍内閣の目玉、全世代型社会保障改革は、全世代に渡って新たな負担増を計画するものになっております。地方自治体としての常総市の政策方針ですけども、全く国言いなりの行政にあると言わざるを得ません。骨太の方針201号で打ち出された公共サービスの産業化、いわゆる公共サービスの市場化、10兆円のもうけ、こういうことに乗って公共施設等総合管理計画、あるいは経営マネジメントで公共施設や公共サービスの切り捨て、住民負担増、あるいは民間委託、これは保育所問題に典型的にあらわれてきました。安倍さんが言うところの企業が活動しやすい、もうけられる体制づくり、これを自治体に当てはめてくるということで、住民の利益、公益ですね、そのものを選別して特定の受益者をつくり出して住民自治意識を分断する、こういうことが今回やられております。大した根拠もないのに、民間が上だとばかりに市場サウンディング調査、こういうものを民間の思うままの方針を尺度にして公共性を縮減していく、裏には財政問題が絡んでおります。職員も正規職員よりも非正規、臨時、今度は会計年度任用職員として臨時職員を定式化する、こういう方針がとられました。  鳴り物入りで突入している経営マネジメント策ですけども、その中の公共施設包括管理委託料、今回1億628万3,000円が組まれました。従来の委託料、令和元年の総額で見ますと8,040万5,000円でした。いろいろな委託料ね。それが1億628万ですから2,587万8,000円、要するにかけなくてもいいお金が大手のメンテナンス会社に入るわけですね。これを5年間続けるわけですから1億円。かけなくてもいいお金が取られるというふうになります。  また、立地適正化計画ですけども、この問題についても、通称コンパクトシティ構想ということでやっております。これは、人口減に対して都市まちづくりをどうするかということが求められる中で出されている内容ですけども、これに対して住居誘導区域だとか都市機能誘導区域ということで、分けてまちづくりをやるという計画です。強制移住ではないというふうに書いてあります。誘導だと言っております。しかし、果たして成果が出るのかということですね。先進地青森市、秋田市、富山市、こういうところでは全く成功しない、こういう状況になっております。というのも、都市機能を住宅にやるにしても、郊外に大型の商業施設が出るのを全然規制しないわけですね。もう一つ、こういうまちづくりとして大切な公共交通、田舎ではどんどん寸断され、もうなくなっております。しかし、このまちづくりとしてこうした公共施設というのは大事になってくる要素なんですが、これに対しては独立採算制でやれということですから、田舎ではとてもじゃないがこういうのはできないというふうになります。ですから、旗は掲げるんだけど中身が伴わないような政策であります。こういうことに、今回何といいますか、広報にも載っておりますが、皆さんの意見を聴取したいなんて言っておりますけども、上が決めたやつでどこが成功したかしないかということも明らかにしないでやっていくことに大変な問題があるというふうに思います。無理に集約するより、今の日常生活で我々が住んでいる社会を厚くしていくと言いますか、インフラ整備も多くしていくというか、そういうところから始まるんだろうと思うんですね。それを無理に集約して二つに分ける必要はないんだろうというふうに思います。  何よりも、こういうまちづくりというのは、私は、何回も言いますが、北海道の小樽市を再生させた木村氏、あの人はこう言っています。常総市、そこにある歴史とストーリー、これを掘り起こして、それをつくらなければ発展はないですよというふうに言いました。ですから、上から押しつけられたものでどんどんやっていても、我々議員のほうでもはっきり言っていろんな計画、全然消化はできません。それでどんどん進んでいるというのが今の実態だろうというふうに思います。  そういう面で常総市のまちづくりについて、あるいはこれからの将来について、国言いなりで、何と言いますかね、せっかくつくった住民自治の力のあるところを疲弊させていく方向に反対するものであります。  以上です。 54 ◯議長(倉持 守君) 次に、11番遠藤章江君。                〔11番遠藤章江君登壇〕 55 ◯11番(遠藤章江君) 議案第74号令和2年度常総市一般会計予算について反対の立場で討論させていただきます。  まず、一般会計予算の中で22款市債、これには道の駅の整備事業に関して3,000万円の市債が入っております。また、今回、道の駅整備事業として4項都市計画費、8款土木費、2目に道の駅整備事業として5,000万円が計上されています。本来、常総市の圏央道周辺開発事業の中に道の駅という計画はありませんでした。しかし、計画を重ねる間にいつの間にか道の駅をつくるという話になってきている。これは、議会の一般質問の中でたびたびお話をしている内容であります。このように、どんどん予算を計上していくだけで、最後に残っているのは何かと言いますと、この圏央道周辺の土地を買うという予算になります。それは、本年11月ごろに予算を上程してくるというお話がありました。しかし、上程をする前に既にこの事業に関して、当初は5億円の債務負担行為をつけたにもかかわらず8億円、そして今回もトータルで1億2,000万ほどの予算がつぎ込まれている。そして、そのうちの3,000万円は借金だ、そういうことになっています。圏央道周辺開発では5億円しか使わないんだよ、こういう事業はどんどん市の予算をつぎ込んでいくと泥沼のような事業になっていくんだよということで、議会では5億円と約束をした。にもかかわらず、今回の予算の中にも計上されているようにどんどんと皆さんの血税をつぎ込んで、圏央道周辺の開発をやっていっている、そう状況であります。  本当にこの常総市で道の駅が必要だと思っている市民がどれだけいるか。私は、ここにお集まりの議員の皆さんの周りの方にぜひとも相談をしていただきたいと思います。そして、今回、このような予算が計上されている、今までどれだけの予算が計上されている、これもお話をしていただきたいと思います。  今回は一般質問もできませんでしたので、私の予算に関しての考えを少しだけ述べさせていただきたいと思いますが、非常にインターの入り口に近くて入りにくい道の駅であります。そして、隣には戸田建設が立派な商業施設をつくる。そのわきに2,000平米の道の駅をつくったとして、本当にそこが私たちが予算をつぎ込んだだけの収益に見合う施設になるのか、こういうことも考えていただきたいと思います。  そして、私たち議員に知らされていない部分で、この道の駅を建設した場合の施設の管理費ですね。これから10年、20年とかかっていく管理費について工業新聞に載った額は100万円以上の小規模修繕が年1回日以上発生する、大規模修繕が生じ、10年目に1億円、20年目に3億円、こういう試算を常総市でしているという記事が新聞に載っているんです。ですから、今回、今まで同様にどんどん予算をつぎ込んでいくことに私は疑問を持って反対をいたします。  そして、最終的にこの土地を幾らで買うか。これは、このときにまた大いなる議論になると思いますが、今現在、一番北側の都市エリアを坪12万円で企業が購入したという話を議員全員協議会の場で話を伺いました。当初、常総市に提示された道の駅に必要な土地1坪の価格は13万2,000円であります。ですから、こういった道の駅の予算に関しては、私たち議員はしっかりとした目を持って数字を見ていかなくてはいけない、このように考えています。  あと、もう一つ水海道有料道路の無料化負担金につきましては、先ほど岡野議員も述べましたとおり、私は受益者負担が原則であると思っています。一般会計予算から車を乗らない人、有料の橋を使わない人、この橋が無料になったとしても全く生活に何ら影響のない人たちの税金を使ってこの4,300万円を捻出して無料化措置をすることに私は意味はないと考えます。  もう一つ、私は、今から言う予算が果たして今回計上される予算としてふさわしいのかという点で討論をしていきたいと思います。  まず、公立保育所整備事業2億6,450万円、道の駅整備事業5,000万円、圏央道インターチェンジ周辺土地改良事業6,700万円、石下西部統合幼稚園改築事業2億9,100万円、水海道有料道路無料化負担金4,300万円、うち協賛金2,150万円、一般財源2,150万円、公共施設包括管理経費1億628万3,000円、夜間中学経費114万1,000円、合併15年記念事業費342万円、これらの予算を果たして一般会計予算として議決をしていいのか悩むところであります。これは、以前に議会運営委員会でも皆様にお話をさせていただきましたが、私たちが通常、この予算の内容について初めて知る機会、これは令和2年2月18日であります。しかしながら、この議場にお集まりの数人を除く議員の皆さんのみ2月上旬に常総市役所に呼ばれて、今言った内容の予算の細かな数字まで開示がありました。予算というのは、最終的には市長が決済し、事務書類として役所の中で保管されるものと考えます。しかしながら、この予算の内容が令和2年2月定例会議の概要についてという形で、一部の議員の皆さんに説明をされております。私は、この件について、副市長に関しては地方公務員法による守秘義務はないのか、市長については常総市の倫理条例違反するような行為ではないのか、こういったことをお尋ねをしてまいりましたが、いずれにしましても、そういった規定に問題はないというお話でありました。呼ばれた議員と呼ばれなかった議員とどのように選別をしたのか非常に理解に苦しむところでありますが、呼ばれた議員の皆様も何で呼ばれたかわからずに呼ばれて、予算の内容を説明されたのであると私は思います。呼ばれなかった議員はなぜ呼ばれなかったのか。私は大いに疑問を持つところであります。  選別されなかった身としては、どうして呼ばれなかったのか悩むところでありますが、実はエティエンヌ・ド・ラ・ボエシという方が書いた哲学書の中で自発的隷従論というものがあります。私は、以前3人の方が翻訳したものを読みましたが、非常に現代語訳にうまく訳してなかったので理解しにくい部分もありました。しかし、その隷従論について端的にまとめられた内容が最近朝日新聞の解説員が書いたコラムとして欄に載りました。その中で、ラ・ボエシは権力についてこう論じております。圧政は、支配するもの自身が持つ力によってではなく、むしろ支配するものに服従するものたちの加速によって支えられる。その構造の成り立ちは、1人の圧政者は数人の取り巻きを重用し恩恵を与える。取り巻きは恩恵を失うまいと圧制者の権力維持に加担する。取り巻きはまたみずからの取り巻きに恩恵を与え、権力のおこぼれを求めて自発的に隷従するものが鎖のようにつながっていく。そして、この小物たちは圧制者の言いつけを守るばかりでなく、彼の望むとおりのものを考えなければならないし、さらに彼は満足させるためにその意向をあらかじめ酌み取らなければならない、このように書いてありました。まさに、私はこの言葉が今回、皆さんが市役所に集められた大きな理由を的確に示す言葉であると考えます。私たち議員は、市民の負託を受け、この議場に集まっております。当選回数や政党、自分の思想にかかわらず、皆、議場では1票の権利を持って討論、議論をしております。残念ながら、好むと好まざるとわからずにこの一般会計予算の内容を知った多くの議員の皆様もいらっしゃると思いますが、今言ったように、私たち議員はみずからを律し、このような構造に常総市議会がならないように自戒していくべきではないでしょうか。  私は、今回、一般会計予算の今言った内容が事前に議員に説明されている、こういったことは地方自治法上、非常に好ましくないというふうに考え、一般会計予算については反対をさせていただきます。  以上です。 56 ◯議長(倉持 守君) ほかに討論ありませんか。19番水野 昇君。賛成、反対どちらでしょうか。                〔19番水野 昇君登壇〕 57 ◯19番(水野 昇君) 反対です。19番水野でございます。令和2年度常総市一般会計に、一部なんですが反対します。一部というのはどういうことかと言いますと、私はアグリサイエンスバレー構想については最初から検討委員会に入っておりましたけども、そのころから5億円の戸田建設に供与して、将来の常総づくりに展望するための一助を担ってもらうということで賛同はしているのは重々承知していましたから、それに関連して反対はしません。道の駅は私は検討委員から入っていたんですが当時は入ってなかったんですね、道の駅なんというのは。ところがいつの間にか前倒し、前倒し、一般会計から繰り出してやって、年度を繰り越してきましたので、恐らく執行部の皆さんもそれでいいんだと思っているかもしれませんが、私は昔もんですから、記憶しているのは、やはり何事の事業をやるというときは、議会での趣旨説明の上、賛同を得た上で議決をしてちゃんと進めるべきだというのが私が基本的に、今の時代みたいにタブレットとか何とかは使いませんから、答えもできてなかったんですから、昔は。そんなところで習ったのでは基本的な頭は重要な事項の議決を得て、きちっと進める。しかし、民間と地方行政というのは一般論として違う手法もあるというのは承知しておりますけども、しかしながら、道の駅というのは一大事業ですよね、常総市にとりましても。それで、いつの間にか入ってきちゃったんですよ。  経過を申しますと、私は道の字もなかったんですよ、当時のアグリサイエンスバレー構想の中には。その中で地権者がいた中で何割かはやめちゃいましたね。62ヘクタールといったんです、間違っているところがあったら御容赦いただきたいと思いますが。こういう計画がなかったので私の頭に残っている話だけで討論させてもらいますけども、そんなことを今思い出したわけです、皆さんの反対討論を聞きながらね。あれと思って。じゃ道の駅なんかも全協をやったり何かしても、だれも異議申し立ない。それじゃ執行部もどんどん進めてくのが当たり前、そのように思っていましたので、これは動議でも出して一部修正でもさせれば、私はこんなところに立とうと思ってなかったんですが、全然、全協を開いてやってくれてもらちが明かなかったというふうに私自身は解釈しております。それで、全協を開いて趣旨説明をしてくる。1期目、2期目の人は前段の出だしがわからないと思いますけども、前段から異論があったんですよ。しかしながら、そういうことの議決でやるということで、道の駅に反対してもしようがないということで、私は反対していますから何とも言えませんけども、今、各議員の発表のようにいろいろな問題が提起されてきているわけです。  しかしながら、この間の全協の中でもだれか議員からあったように、副市長かだれかの意見について、自分の家を建てるところも決まらないのに予算を組んでそんなに持ち出していいのか。そんな話もあったと記憶しているんですが、もし間違ったらば、誤解していたら大変ですから言いますけども。どこの家だって、私は基本的には人間の進む道というのは変わらないと思うんですよ、行政だって一般企業だって。私は商売ですから、企業で土地も決まらないのに構想を持っていたり何かして、それを十分に調査や何かをして構想を立てるわけですから。そういうのもなしに議会二元制の中で議会の議決もなくてどんどん進めていいのかという疑念が私は払拭が今までできなかったんですよ。その払拭だけでも最低してもらいたいということで全協までお願いしたんですが、全協の中でもちゃんとした結論が出ないというのが私の感覚なんです。道の駅にも反対したことありませんよ。皆さんがいいということであればいいんじゃないかと思っていますからね。ところが、道の駅だって今、言いますけども、私の個人的な感覚としては、人の後走り、各市町村でほとんどやっていますよね。多少の補助金をもらってやったからと企業なんて成り立つ、年間で例えれば大変なことですよ。役所にいる人は責任持って退職してまでやってくれるわけじゃないでしょう。道の駅をつくったからといったって、ほかに頼まなくちゃ何でもやらなくちゃならない。私は皆さんのようにしっかりした討論要旨も持っていませんので、今までの経過を踏まえて話させてもらったので、間違ったところがあったら御理解いただいて御容赦いただきたいと思って話をさせてもらっていますから、その点だけは十二分に理解して聞いていただきたいと思います。  そのようなことで、繰り返しますが、私は本来であれば賛同が多いと思えば、動議でも一部修正でも出して、一般会計でも出してもらいたいと思ったんですが、様子が何となくそんな人は数名だけであまりいないというふうに踏んだものですから言わなかった。一般会計に全部反対、何回も言うように反対じゃありませんけども、道の駅の点で、さっき遠藤議員からもあったように、予算計上されていますから今回は討論で反対という形になると思いますが、一部。だから、全部反対というわけじゃないということは何回も言っているように、私はその点について、議決もしていないのにどんどん前倒しで公金を一般会計の中に入れたり、補正の中に入れたりで使っていくところに疑問が払拭できないです。それが間違っていないということであれば、執行部は優秀な皆さんですから、私に頭を修正するためにひとつ書面ででも回答していただければ大変ありがたいですが、討論という形で立たせてもらいました。  私も体調があまりよくないものですから、今回だってやめようということであったんですが、高崎坂東線が反対されたということで、あんたが責任もって言わなくちゃだめだ、できるまで辞めんじゃないということで、何とか選挙でも当選させてもらったものですから、任期はあと3年ありますけども、その間にいろいろな皆さん方の多大な御心配と御配慮をいただきまして、地元で8,500からの署名を集めて8年がかりで通しましたので、今度は辞めてもいいようになってきたんですが、幸いにして私事ですが、体調は痛みが取れてしびれだけになったんですが、そんなことを繰り返して思っていて、今回は一般質問もやらない、水野は年とったので何もやれないのかと言われますから。  そういう思いをしながらこのアグリサイエンスバレーというのは62ヘクタールでやったんだと思います、昔は。それが今は40になったんだと。戸田建設には悪い表現をすれば、地元で聞かれるときは40何ヘクタール、3分の1近く減っちゃっているんだと。そんなことで、説明をされておりますが、道の駅は議決をとったのかなんて言われるんですが、私は聞いてない。だから、全協でも今言ったようにやったんですが、いまだに私の脳裏の中では結論が出てないですよ。だから反対するということで、ここに立たせてもらったことを御了解いただければ大変ありがたいというふうに皆さんにこの場を借りてお願いしたい。言いたいことはまだまだ山ほどあるんですが、資料もきょうは持ってきませんので御了承いただければ大変ありがたいというふうに思っています。  そんなことで討論とさせていただきました。 58 ◯議長(倉持 守君) ほかに討論ありませんか。16番茂田信三君。                〔16番茂田信三君登壇〕 59 ◯16番(茂田信三君) 16番の茂田です。令和2年度一般会計予算、反対の立場で討論をさせていただきます。  まず、先ほど遠藤章江議員から予算について、るる討論がありましたが、2月18日ですか。私の記憶で内示という形でありましたが、19日が議会運営委員会。まず、このように製本をして皆さんがお持ちになって、内示といって、もう認めてくれというか、閉じちゃっているんですから、本の修正はできないはずですよ。翌日は議会運営委員会ですから、一般質問は議会運営委員会の前の日までなんですよ、そもそも。18日に一般会計予算の説明をして、家へ帰ってから5時までですか、できないですよね、普通ね。何度も言っているように、本当の正しい意見を聞いたり、たくさんの方の意見を聞くならば、製本する前にやるのが道筋じゃないかなと思いますよ。本をつくってから人を集めたって職員の方の人権費が無駄でしょうよ。一方的に説明して、質疑なしでしょう。前回は、あれ幾日くらいかな、一般質問を受けるまで幾日かあって、それで質問してくださいと。今回は18日に一般会計予算の説明をして、質問しようないがないでしょうよ。質問されると困るからですかね。たまたま今回は、コロナウイルスの件で一般質問が最後になったんですよね。そしたら、執行部が都合悪いと言うからできないと。一番執行部として出なくちゃならないのは議会じゃないですか。ほかの用事は部長とか代理でも大丈夫じゃないんですか。 60 ◯議長(倉持 守君) 一般会計についての反対の討論をお願いします。 61 ◯16番(茂田信三君) ですから、まず質問する余地もないんですよ。全般的に、私が反対なのは2月初旬に8人で道の駅の視察に行きまして、潮来、行方のさつまを見に行って。道の駅に夕方5時ごろに行って5人しかいないんですよ、5人。道の駅の予算についてと言うから道の駅の予算について言いますよ。どうやって市のまちの活性化になるんですか。今回、コロナ事件がありましたから自発的に修正をしたり、今までの予算をカットしたり。そういうふうにするべきじゃないんですか。私の自論で、皆さん耳にたこができるほど聞いておりますが、もう七、八年前から言ってるでしょ。デフレだと。税金は上がらない。今回、直近で四半期というか3分の1、4分の1の収益がもう30%、40%マイナスですよ。常総市だけがプラスなんかあり得ないでしょうよ。そして、負の遺産の道の駅、可決もされてない。それをつくったらどうするんですか。財調だってもう底が尽きるでしょうよ。財調からおろせばいい。  今回、保険も2億くらい財調から引き出したんですよね。突発の事故があったらどうするんですか。自発的に予算の修正をやるのが執行部でしょうよ。そういう考えとか能力はないんですか。まず、今までの予算でなんか到底収入は上がらないですよ。先ほど岡野一男議員ともお話ししたんですが、休憩時間にね。上がるのは固定資産税も例年決まっていますよね。よっぽどの土地の暴落とかない限り。あと上がるとしたら公務員の給料、職員の給料は下がらないですから。あと、議員の報酬も下がらないから、その税金は安定していますよ。SMCだってほかの会社だって、幾らSMCがいい技術あっても中国だめ、ドイツだめ、ヨーロッパだめじゃ輸出できないからマイナスですよ。固定資産税だけでどうやって乗り切れると思うんですか。そこへ来て、こういう無駄と思える予算をのうのうと出すのはこれはいかがなものか。あまりにも経済感覚がなさ過ぎるよ。オリンピックだってやれるかどうかわからない。今検討中ですよね。常総市の財政なんか、もうとんでもないマイナスシーリングでしょうよ、いつも言っているように。今からでも修正は遅くないですから。予算が通っても必ず執行しなくちゃならないとは限らないんですから。そのくらいは国の情勢、世界の情勢を見て臨機応変にしなければ、市民は執行部に対する信頼がないですよ。経済音痴でしょうよ、これがわからなければ。財政を語る資格がないよ。負の遺産を残しちゃいけない。一般会計予算に対して反対の討論で、これからの世界情勢、経済情勢、日本の経済情勢をわからない方にとくと教えましたから。  以上です。 62 ◯議長(倉持 守君) ほかに討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 63 ◯議長(倉持 守君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。  これより採決に入ります。採決は、採決システムにより行います。  議案第74号、以上の件に対する予算特別委員長の報告は原案可決であります。本案に賛成の諸君は賛成ボタンを、反対の諸君は反対ボタンを押してください。                  〔各議員投票〕 64 ◯議長(倉持 守君) ボタンの押し忘れはありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 65 ◯議長(倉持 守君) ないものと認めます。採決を確定いたします。  賛成多数であります。よって、議案第74号、以上の件は予算特別委員長報告のとおり可決されました。    ─────────────────────────────────  日程第5 議案第75号 令和2年度常総市国民健康保険特別会計予算       議案第76号 令和2年度常総市後期高齢者医療特別会計予算       議案第77号 令和2年度常総市介護保険特別会計予算       議案第78号 令和2年度常総市介護サービス事業特別会計予算       議案第79号 令和2年度常総市水道事業会計予算       議案第80号 令和2年度常総市下水道事業会計予算                         (一括委員長報告、質疑、討論、採決) 66 ◯議長(倉持 守君) 日程第5に入ります。  議案第75号令和2年度常総市国民健康保険特別会計予算、議案第76号令和2年度常総市後期高齢者医療特別会計予算、議案第77号令和2年度常総市介護保険特別会計予算、議案第78号令和2年度常総市介護サービス事業特別会計予算、議案第79号令和2年度常総市水道事業会計予算、議案第80号令和2年度常総市下水道事業会計予算、以上6件について予算特別委員会の審査結果の報告がありましたので、これを一括議題といたします。  予算特別委員長の報告を求めます。              〔予算特別委員長小林 剛君登壇〕 67 ◯予算特別委員長(小林 剛君) 予算特別委員会に審査のため付託されました案件の審査の結果を御報告申し上げます。  議案第75号令和2年度常総市国民健康保険特別会計予算、議案第76号令和2年度常総市後期高齢者医療特別会計予算、議案第77号令和2年度常総市介護保険特別会計予算、議案第78号令和2年度常総市介護サービス事業特別会計予算、議案第79号令和2年度常総市水道事業会計予算、議案第80号令和2年度常総市下水道事業会計予算、以上6件については執行部より詳細な説明を求め、質疑を行い、なお細部について分科会を設置し、これに付託の上、慎重に審査を行った結果、いずれも原案のとおり可決するものと決定いたしました。  なお、議案第76号については反対があり、起立採決により決したことを申し添えます。  以上です。 68 ◯議長(倉持 守君) ただいま報告を求めました。  これより報告に対する質疑に入ります。質疑ある方の発言を許します。質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 69 ◯議長(倉持 守君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論の通告がありましたので、これを許します。21番堀越道男君。                〔21番堀越道男君登壇〕 70 ◯21番(堀越道男君) 議案第76号令和2年度常総市後期高齢者医療特別会計予算に反対の立場から討論いたします。  令和2、3年度に保険料の値上げが行われるということです。文字どおり年寄りいじめでありますね。所得割は8.0%から8.5%に、均等割3万9,500円を4万6,000円に6,500円の値上げ、賦課限度額を62万円から64万円に2万円引き上げ、均等割額判定基準の所得額を5割軽減世帯は1人当たり5,000円、2割軽減世帯は1万円に引き上げる、そういう方向になっております。高齢者医療保険料は、この8年間据え置かれてきました。しかし、今回の改定では調定額は前年度比の15.4%増の7万1,441円で9,507円の引き上げになる。不足になる保険料は、県で75億円、こういうことを算定いたしまして、これを全額保険料引き上げて賄うということですから、大幅な引き上げになったということになります。均等割16.5%増の6,500円の引き上げは、所得の低い被保険者にとってさらに負担が重くなります。  広域連合の組合議会で、我が日本共産党の議員ですけども、県には財政安定化基金が令和元年度に40億5,461万9,000円あるじゃないか、これを取り崩せば大幅値上げを抑えられる、こういう主張をしたそうであります。全国後期高齢者医療広域連合協会が厚生労働大臣に当てた要望書ですけども、これには財政安定化基金を保険料の増加抑制のため、引き続き活用できるよう制度の仕組みを恒久化することと、高齢者の生活に影響を与えるような保険料にならないよう、保険料軽減制度や軽減特別制度の恒久化を検討するよう、こういうことを求めております。残念ながら茨城県の広域連合会はこの立場に立っておりませんで、医療費の負担2割のことも言われる中ての大幅な引き上げ、これに反対するものであります。 71 ◯議長(倉持 守君) ほかに討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 72 ◯議長(倉持 守君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  初めに、議案第76号について採決いたします。採決は採決システムにより行います。  以上の件に対する予算特別委員長の報告は原案可決であります。本案に賛成の諸君は賛成ボタンを、反対の諸君は反対ボタンを押してください。                  〔各議員投票〕 73 ◯議長(倉持 守君) ボタンの押し忘れはありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 74 ◯議長(倉持 守君) ないものと認めます。採決を確定いたします。  賛成多数であります。よって、議案第76号、以上の件は予算特別委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第75号、議案第77号ないし議案第80号、以上5件について一括採決いたします。以上5件に対する予算特別委員長の報告はいずれも原案可決であります。  お諮りいたします。以上5件は予算特別委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 75 ◯議長(倉持 守君) 御異議なしと認めます。よって、議案第75号、議案第77号ないし議案第80号、以上5件は予算特別委員長報告のとおり可決されました。  この際、暫時休憩といたします。                 午後3時30分休憩
       ─────────────────────────────────                 午後3時41分再開 76 ◯議長(倉持 守君) 休憩前に引き続き会議を開きます。    ─────────────────────────────────  日程第6 請願書等審議                           (委員長報告、質疑、討論、採決) 77 ◯議長(倉持 守君) 日程第6に入ります。  請願書等審議。  文教厚生委員会に付託審議中の陳情について審査結果の報告がありましたので、これを議題といたします。  文教厚生委員長の報告を求めます。              〔文教厚生委員長大澤 清君登壇〕 78 ◯文教厚生委員長(大澤 清君) 文教厚生委員会に審査のため付託されました案件の審査の結果を御報告申し上げます。  陳情第3号水海道第四保育所の移転反対に関する陳情書。  常総市菅生町4615番地、倉持伸市氏外205名提出。  以上の件について慎重に審査を行った結果、賛成少数により不採択と決定いたしました。  その理由としましては、第四保育所の菅生小学校への移転について、現在の保育環境に変更が生じることで子どもたちに影響を及ぼすなど、多々御心配されている点は理解できるものの、市議会では昨年から幾度となく当局と協議を重ね、その結果、令和2年1月16日に開催された1月随時会議において、保育所移転に係る公立保育所整備事業費を含む補正予算を全会一致により議決したところです。また、現状を把握する上で、市当局から詳細な説明を受け、専用の園庭やホールが確保されていること、夏祭りや運動会の実施も予定されていること、さらには各種行事における駐車場も確保されていることなど、学校側と協議済みであることを考慮すると、保育場所は変わりますが、子どもたちに影響を及ぼす可能性は低いとの判断から不採択となったものであります。  以上です。 79 ◯議長(倉持 守君) ただいま報告を求めました。これより報告に対する質疑に入ります。質疑ある方の発言を許します。質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 80 ◯議長(倉持 守君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論の通告がありましたのでこれを許します。21番堀越道男君。                〔21番堀越道男君登壇〕 81 ◯21番(堀越道男君) 陳情第3号水海道第四保育所の移転反対に関する陳情書について、私は賛成の立場から討論したいと思います。  議会の決議に押されて急遽変更した市の保育所計画ですけども、基本に戻って保育所をどうするか、現場、保護者、保育士、地域、そういう皆さんの声を聞いた上での改革といいますか、建設計画ではなくて、何回も言いますけども総務省管轄の公共施設等総合管理計画、これに基づく保育所の統廃合及び民営化、この流れがあって児童福祉法の理念ではなくてお金の問題でもって計画をしている、こういうことに大きな問題があるというふうに思っています。  昨年11月12日に行われた経営マネジメント学習会、基本的には支持していませんが、このときの講師の南氏は、これからの社会の人口構成は寸胴型ですよ、こういうふうに言いました。寸胴型だから、若い人を育てなければ財政的にもまちづくりも何もできない、こういうことを言っておりました。何よりも子育てが大事だということなんですね。そういう視点からの考え方です。  その点から見て、今回の保育所の第一、第二、第四の各小学校への移転同居は、子どもたちの安全面を考えた一時的な避難計画であると思います。安全性ということで一定の評価をしたいというふうに思いますが、しかし、長期的、恒久的となるといささか疑問が生じます。それは、小学校と同居することによって保小連携が築かれると言っていますが、それはごまかしだというふうに考えております。今回、市が突然持ち出した保小連携は、一体的な教育環境の整備となると述べていますが、そもそも保育と学校教育は根本的にその目的、活動内容が異なるものであります。それぞれの目的を達成するにふさわしい環境を行政は保障すべきものだと思います。保小連携、正しくは幼保小連携という言葉、文科省でも推薦されておりますが、それは就学前と小学校入学後スムーズにつなぐ接続の連携であります。小学校は時間割があり、教育、学習を中心的に行う場であり、保育所は寛いだ雰囲気といいますか、家庭の雰囲気、そういう温かい雰囲気で健康、社会性、言葉、友達、自然への関心などを培う場なんです。場を同じにすればいいというのでありません。それぞれ目的、特定に応じた最善の環境を用意するのが行政の責任だろうというふうに思います。  保小連携の見本だということで石岡市を見てきました。9年前、あの大震災で保育所が使えなくなって石岡小学校に第一と第二の保育所が移転して同居しておりまして、そこで7年を経過した。その結果として、いろいろ学校の内容が教室を二つに分けたり、畳を入れたり、玄関口を別にしたり、いろいろなところの安全性をカバーするような、安全性に則したようなことに一生懸命やられております。施設的にはトイレが足らないというようなことがありますが、しかし7年たって、それを恒久的にやるのか。そうじゃなくて、あと2年後には独立した公立の保育所をつくるというふうに言っております。駅前につくるそうです。人数は59人ぐらいなんですが、それでもこども課の職員は、これからやっぱり潜在的には需要がある、無償化、働く婦人がふえれば、どうしても保育所の需要というのはふえるんだということで、そういう形で何年かかかっても新しくつくりますよと、こども課の優しい、柔和な態度で接していただきました。こうでなくちゃいけないというふうに思いますよ、こども課としては。  そういうことで、こども課としては、総務省の方針ではなくてこども課としてのアイデンティティで保育所のあり方を考えてほしい。第四保育所は、最初の計画では新設、唯一公立で残すと言っておきながら、公平性を保つために第一、第二と同じような手法をとったんですよね。特に、学校の施設を壊したり何かということ、あるいは図書館を利用するということで、ほかとは違うようなやり方でやります。そういう問題として、親の皆さんがこれはと思ったのは当然だろうというに思います。そういう面では、今後の問題を考えたときに立派な公立保育所を西部に建てるということを要求したいというふうに思いますね。  そういうことを主張させていただいて陳情に対して賛成の討論といたします。 82 ◯議長(倉持 守君) ほかに討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 83 ◯議長(倉持 守君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。  これより採決に入ります。採決は採決システムにより行います。  陳情第3号水海道第四保育所の移転反対に関する陳情書、以上の件に対する文教厚生委員長報告は不採択であります。よって、原案についてお諮りいたします。本案を採択の諸君は賛成ボタンを、不採択の諸君は反対ボタンを押してください。                  〔各議員投票〕 84 ◯議長(倉持 守君) ボタンの押し忘れはありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 85 ◯議長(倉持 守君) ないものと認めます。採決を確定いたします。  賛成少数であります。よって、陳情第3号、以上の件は不採択とすることに決定いたしました。    ─────────────────────────────────  日程第7 議案第81号 常総市固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めるこ              とについて                           (上程、説明、質疑、討論、採決) 86 ◯議長(倉持 守君) 日程第7に入ります。  議案第81号 常総市固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについて、以上の件を議題といたします。                (議案は別冊議案綴参照) 87 ◯議長(倉持 守君) 提案理由の説明を求めます。神達市長。                〔市長神達岳志君登壇〕 88 ◯市長(神達岳志君) 提案理由につきまして御説明をいたします。  議案第81号常総市固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについて。  本案は、固定資産評価審査委員会委員の鈴木英明氏が令和2年3月26日をもって任期満了となることから、その後任として引き続き鈴木英明氏を委員に選任したいので、地方税法の規定に基づきこれを提出するものでございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 89 ◯議長(倉持 守君) ただいま説明を求めました。これより質疑に入ります。質疑ある方の発言を許します。質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 90 ◯議長(倉持 守君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。  この際、お諮りいたします。  議案第81号、以上の件は会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 91 ◯議長(倉持 守君) 御異議なしと認めます。よって、議案第81号、以上の件は委員会付託を省略し、直ちに討論、採決することに決しました。  これより討論に入ります。討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 92 ◯議長(倉持 守君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。  これより採決に入ります。採決は採決システムにより行います。  本案に賛成の諸君は賛成ボタンを、反対の諸君は反対ボタンを押してください。                〔「退席」と呼ぶ者あり〕                〔16番茂田信三君退席〕                  〔各議員投票〕 93 ◯議長(倉持 守君) ボタンの押し忘れはありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 94 ◯議長(倉持 守君) ないものと認めます。採決を確定いたします。  賛成全員であります。よって、議案第81号、以上の件は同意することに決しました。                〔16番茂田信三君着席〕    ─────────────────────────────────  日程第8 推薦第6号 人権擁護委員の推薦について                           (上程、説明、質疑、討論、採決) 95 ◯議長(倉持 守君) 日程第8に入ります。  推薦第6号人権擁護委員の推薦について、以上の件を議題といたします。                (議案は別冊議案綴参照) 96 ◯議長(倉持 守君) 提案理由の説明を求めます。神達市長。                〔市長神達岳志君登壇〕 97 ◯市長(神達岳志君) 推薦第6号人権擁護委員の推薦について。  本案は、当市の人権擁護委員である黒澤重美氏が令和2年6月30日をもって任期満了となることから、その後任として引き続き黒澤重美氏を推薦したいので、人権擁護委員法の規定により議会の意見を求めるものでございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 98 ◯議長(倉持 守君) ただいま説明を求めました。  これより質疑に入ります。質疑ある方の発言を許します。質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 99 ◯議長(倉持 守君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。  この際、お諮りいたします。推薦第6号、以上の件は会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略し、直ちに討論、採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 100 ◯議長(倉持 守君) 御異議なしと認めます。よって、推薦第6号、以上の件は委員会付託を省略し、直ちに討論、採決することに決しました。  これより討論に入ります。討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 101 ◯議長(倉持 守君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  お諮りいたします。  推薦第6号、以上の件は原案のとおり推薦することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 102 ◯議長(倉持 守君) 御異議なしと認めます。よって、推薦第6号、以上の件は原案のとおり推薦することに決しました。    ─────────────────────────────────  日程第9 推薦第7号 常総市各種委員の推薦について 103 ◯議長(倉持 守君) 日程第9に入ります。  推薦7号常総市各種委員の推薦について。
                   (議案は別冊議案綴参照) 104 ◯議長(倉持 守君) 本件は、市長、教育委員会教育長から市議会にそれぞれ推薦を求められたものであります。推薦第7号として印刷、御配付のとおりであります。  お諮りいたします。推薦第7号についてはそれぞれ推薦することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 105 ◯議長(倉持 守君) 御異議なしと認めます。よって、推薦第7号はそれぞれ推薦することに決しました。    ─────────────────────────────────              (次の文書は参照のため載録する) 推薦第7号               常総市各種委員の推薦について  常総市各種委員について、市長及び教育委員会委員長より推薦を求められたので、次のとおり推薦するものとする。 令和2年3月18日提出                           常総市議会議長 倉 持   守                    記 ┌─────────────────┬──┬──────────────────┐ │     委 員 会 名     │人員│     委 員 氏 名      │ ├─────────────────┼──┼──────────────────┤ │子ども・子育て会議委員      │ 1│ 堀 越 道 男          │ ├─────────────────┼──┼──────────────────┤ │青少年問題協議会委員       │ 3│ 飯 島   忠   草 間 典 夫│ │                 │  │ 坂 巻 文 夫          │ ├─────────────────┼──┼──────────────────┤ │社会教育委員兼公民館運営審議会委員│ 2│ 柳 井 真 吾   関   優 嗣│ ├─────────────────┼──┼──────────────────┤ │教育支援委員会委員        │ 1│ 草 間 典 夫          │ ├─────────────────┼──┼──────────────────┤ │学校給食センター運営委員会委員  │ 3│ 柳 井 真 吾   大 澤   清│ │                 │  │ 坂 巻 文 夫          │ └─────────────────┴──┴──────────────────┘    ─────────────────────────────────  議決事件の条項、字句、数字等の整理について 106 ◯議長(倉持 守君) 次に、この際、お諮りいたします。  今定例会議において議決されました各事件のうち、その条項、字句、数字、その他の整理を必要とするものにつきましては、会議規則第43条の規定により、その整理を議長に委任されたいと思います。これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 107 ◯議長(倉持 守君) 御異議なしと認めます。よって、条項、字句、数字、その他の整理は、議長に委任することに決しました。    ───────────────────────────────── 108 ◯議長(倉持 守君) この際、神達市長より発言の申し出がございますので、これを許可いたします。神達市長。                〔市長神達岳志君登壇〕 109 ◯市長(神達岳志君) 議長に発言のお許しをいただきましたので、一言ごあいさつをさせていただきたいと思います。  このたび、コロナウイルス対策ということで執行部も全力を挙げて、国、県、関係機関と連携をしながら対策本部を設置し、協議を重ねているところでございます。今定例会におきまして議会の皆様の御決断をいただいて、一般質問の中止の決断をしていただきました。執行部を代表してこのコロナウイルス対策に万全を期すべくお時間をちょうだいしたこと、大変ありがたく存じております。執行部を代表しまして皆様にお礼を申し上げますとともに、今後、さらなる広まりを極力抑えるために、あらゆる手段を講じて対策本部でコロナウイルスにしっかりと対策を立ち上げていきたいと思っております。市民の健康、命を守るため、また心配される地域経済、こういった部分にもさまざまな連携を深めながら対策を打っていきたいと思いますので、議会の皆様の引き続きの御指導をお願い申し上げまして、一言ごあいさつにかえさせていただきます。ありがとうございます。 110 ◯議長(倉持 守君) 最後になりますが、本年3月31日をもって退職される職員の皆様、長きにわたり市政発展のために御尽力をいただき、この場をお借りしまして感謝を申し上げます。これからも健康には十分留意され、一層の御活躍を期待しております。(拍手)    ─────────────────────────────────  散会の宣告 111 ◯議長(倉持 守君) 以上で、2月定例会議に付議されました案件の審議は全部終了いたしました。  次の会議日まで散会といたします。                 午後4時00分散会    ─────────────────────────────────  地方自治法第123条第2項の規定により署名する。          常総市議会          議 長            〃    署名議員      番            〃      〃       番            〃      〃       番 当サイトのコンテンツ(文章、画像、図表)は、常総市議会の著作物です。無断で複製、転載することを禁止します。 Copyright (c) Joso City Council Minutes, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...