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  1. 常総市議会 2019-11-01
    常総市:令和元年11月定例会議(第19回会議) 本文


    取得元: 常総市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-12
    本文へ移動 ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1              〔議長倉持 守君議長席に着く〕  開 議 ◯議長(倉持 守君) 皆さん、おはようございます。  御報告申し上げます。ただいまの出席議員数は22名であります。    ─────────────────────────────────                 午前10時00分開議 2 ◯議長(倉持 守君) これより第19回会議を開きます。  別紙会議日程により議事を進めます。    ─────────────────────────────────  日程第1 一般質問 3 ◯議長(倉持 守君) 日程第1に入ります。  昨日の会議に引き続き、一般質問を行います。通告順に従いまして発言を許します。  なお、質問並びに答弁は簡潔明瞭に行うよう、議事進行に御協力をお願いいたします。  最初に、1番佐藤剛史君。                〔1番佐藤剛史君登壇〕 4 ◯1番(佐藤剛史君) 皆様、改めましておはようございます。議席番号1番佐藤剛史でございます。通告に従いまして一般質問を行わせていただきます。  今回は大項目として二つ、1番目に行政職員定数管理及び配置等について、二つ目に消防団について順次質問をさせていただきます。簡潔に質問してまいりますのでどうぞよろしくお願いいたします。  それでは、まず初めに1番の行政職員定数管理及び配置等について伺います。今後の少子高齢化社会人口減少問題を考えたとき、厳しい行財政におきましても、今後はさらに待ったなしの改革というものが必要となってくるであろうことは明白でございます。市民の皆様に対しましては、この厳しい財政状況につきましても、しっかりと説明をしながら、皆様からお預かりしている貴重な税金、財源というものをどのように配分していくのか、その話をする上で避けて通れない部分といたしまして、行政職員の数、また人件費の部分というものも触れておかなければならないものであると考えております。  ただ、この行政における職員の数というものにつきましては、どの程度が適正であるかという議論はとても難しいことでもあります。それぞれの自治体の置かれた環境、また人口や面積等にもよりますし、その地域に見合った行政サービスが行き渡るための数、これが正解だという数はなかなか簡単には言えないという部分もあると感じております。しかしながら、これからの行政運営につきましては、漠然とした数で運営をしていくということではなく、ある程度の根拠に裏づけられた定数というものの設定が必要ではないかと考えております。  そこで、まずは1)番当市における職員の数と人件費の現状についてはどのようになっているかについてお伺いをいたします。よろしくお願いいたします。
    5 ◯議長(倉持 守君) 答弁関係者の方は議場にお入りください。  これより答弁を求めます。総務部長。               〔総務部長沼尻秀子君登壇〕 6 ◯総務部長沼尻秀子君) おはようございます。佐藤議員の御質問にお答えいたします。  令和元年10月1日現在の職員数は、再任用常勤職員12名を含む正規職員が520名、再任用短時間勤務職員が19名、臨時職員が327名でございます。また、一般会計の人件費のうち、職員給は平成30年度決算で24億5,928万6,000円となっております。  以上でございます。 7 ◯議長(倉持 守君) 佐藤剛史君。 8 ◯1番(佐藤剛史君) ありがとうございます。現時点での職員数としまして、正規職員数、再任用常勤職員12名を含めると520名、臨時職員が327名、再任用短時間勤務職員が19名とのことでありますが、その中で現在公立の保育所に勤務する職員の方については何名いらっしゃるのかお願いいたします。 9 ◯議長(倉持 守君) 総務課長。 10 ◯総務課長吉山貴司君) お答えいたします。  現在、公立保育所6カ所に保育士、栄養士を含め、正規職員56名、臨時職員67名を配置しております。  以上でございます。 11 ◯議長(倉持 守君) 佐藤剛史君。 12 ◯1番(佐藤剛史君) 正規職員56名、臨時職員67名ということでありますが、そのうち保育士の方につきまして何名となっているのかお願いいたします。 13 ◯議長(倉持 守君) 総務課長。 14 ◯総務課長吉山貴司君) お答えいたします。  正規職員のうち、保育士52名、臨時職員が37名になっております。  以上でございます。 15 ◯議長(倉持 守君) 佐藤剛史君。 16 ◯1番(佐藤剛史君) 正規職員の方のうち保育士については52名、臨時職員のうち保育士は37名とのことであります。当市におきましては、公立の保育所が6カ所と近隣他市に比べても非常に多い状況というものがございますので、正規職員に占める保育士の数というものも約1割ですか、なっているということがわかります。  まずは、これの現状も踏まえまして、次の質問に移っていきたいと思います。  2)番会計年度任用職員制度の導入に当たりまして、市の見込みを問いたいと思います。来年度から導入予定である会計年度任用職員の人数や報酬額につきまして、現時点での見込みとしての想定をしている数値というものがありましたらお願いをいたします。 17 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。総務部長。 18 ◯総務部長沼尻秀子君) お答えいたします。  会計年度任用職員の配置については、新規採用職員や再任用職員の人数を把握した上で、会計年度任用職員として採用人数を決定する予定でございます。具体的な人数及び会計年度任用職員の報酬額につきましては、現在検証中でまだ決定しておりませんが、市民サービスが低下することのないよう、効率的でコンパクトな組織を目指し、適正配置に努めたいと考えております。  以上でございます。 19 ◯議長(倉持 守君) 佐藤剛史君。 20 ◯1番(佐藤剛史君) ありがとうございます。今定例会の提出議案におきましても、常総市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例についてが委員会にも付託されておりまして、今後審議される予定であります。この条例の中身としまして、これまでの臨時職員の方々について、新たに導入される会計年度の職員へと移行していくものとなっておりますが、議案の内容でもあります給与及び費用弁償に関しましては、これまでよりもしっかりとした給与体系にしていくものという内容と把握しております。ということは、これまでの職員数というものがそのまま継続となりますと、人件費にかかる部分が単純に増加すると考えられます。人件費がふえると想定されますので、それに伴い、人員の削減というものが必要となってくるのではないかと考えておりますが、市としての考えがあればお願いいたします。 21 ◯議長(倉持 守君) 総務課長。 22 ◯総務課長吉山貴司君) お答えいたします。  議員御指摘のとおり、今回の条例改正におきまして、新たに期末手当等の支給により人件費の増加が想定されるところでございます。人員の配置につきましては、新規採用職員や再任用の人数を把握いたしまして、各課とのヒアリングを行い、削減も含め適正な配置に努めてまいりたいと思います。  以上でございます。 23 ◯議長(倉持 守君) 佐藤剛史君。 24 ◯1番(佐藤剛史君) ありがとうございます。この会計年度任用職員の方の配置につきましては、今御答弁にありましたように、しっかりと業務の精査というものを行っていただきまして、採用人数適正配置を行っていただきたいと思っておりますのでよろしくお願いをいたします。  それでは、3番の職員数について、今後どのような見通しを立てているのかについて伺います。現在の行政職員の数に対して適正であるとお考えか。これは今の会計年度任用職員とまた違う角度で、現在の冒頭にございました職員数、行政職員の数に対して今後の見通しがあればお願いをいたします。 25 ◯議長(倉持 守君) 答弁を求めます。総務部長。 26 ◯総務部長沼尻秀子君) お答えいたします。  当市の厳しい財政事情から、持続可能な市政運営のためには職員の適正管理は重要な課題であると認識しております。年齢層別の職員数は、現在20代が113名、30代が162名、40代が132名、50代が101名、60代が12名となっております。今年度は大幅な機構改革による組織再編を行い、職員数は9名減少しました。引き続き定員管理計画により、市民のニーズに十分こたえながら、合理的、能率的な行政運営が行える職員配置に取り組んでまいります。  以上でございます。 27 ◯議長(倉持 守君) 佐藤剛史君。 28 ◯1番(佐藤剛史君) 組織再編によりますスリム化も行われたということで、また御答弁にありました20代が113名、30代が162名、40代が132名、50代が101名、60代が12名、職員の皆様の年齢層につきましても、偏ることなく平準化されているという印象をすごく受けます。  ここで、今回の一般質問を行うに当たりまして、私自身も少しデータを集めてみましたが、近隣市の状況について少し御案内申し上げたいと思います。  お隣守谷市におきましては、正職員の数が390名、こちらは再任用職員を含みます。臨時職員につきましては419名となっております。現在の守谷市の人口は6万8,332名となっております。こちらもお隣のつくばみらい市ですが、正規職員の方の数が385名、こちらも再任用職員を含みます。臨時職員につきましては306名、こちらは嘱託職員も含んだ数です。人口におきましては5万1,825名となっております。また、坂東市におきましては、正規職員の方の数が463名で、再任用職員を含みます。臨時職員におきましては271名で嘱託の職員を含む数となっております。坂東市におきまして現在の人口は5万3,923人となっております。こちらは先日12月に入りましたが、私が調べたときは11月1日時点でのデータとなっております。  常総市におきましては先ほど御答弁にありましたとおり、正規職員の数が520名、再任用職員を含んだ数としてですが、臨時職員が346名、再任用短時間勤務職員を含んだ数となります。単純にこの数で正規職員1人当たりがカバーすべき市民数というものを計算してみますと、常総市が1人当たり約114人の市民の方をカバーする数となります。坂東市が116人、つくばみらい市が134人、守谷市が175人となりまして、調査した近隣市におきましては、常総市における正職員の数というものが多いということがわかります。ただし、こちらは冒頭にも述べさせていただきましたが、市の面積やカバーすべき範囲の大きさなどは、それぞれの市によって違いますので一概に多いからだめ、少ないからいいということは簡単には言えない部分もあるとは思いますが、率直な感想としましても、一番職員数が近隣で多いのは常総市という事実はあるということにはなります。  ここで、再質問させていただきますが、近隣市と比較しまして職員数が多いと思われるこの状況に対して、市としてお考えがあれば、また感想があればお願いをいたします。 29 ◯議長(倉持 守君) 総務課長。 30 ◯総務課長吉山貴司君) お答えいたします。  近隣市と比較いたしますと、常総市におきましては、特に公立保育所、幼稚園、公立小中学校の数が多いため、配置人数の確保が必要かと考えます。事務量に見合った職員数の確保や行政コストを削減する行政改革の観点からも、より一層定員管理の適正化を図ってまいりたいと考えております。  以上でございます。 31 ◯議長(倉持 守君) 佐藤剛史君。 32 ◯1番(佐藤剛史君) ありがとうございます。御答弁にもございますように、自分も1問目でお聞きした公立保育所、幼稚園というものが当市におきましては多いという事情はございますが、今後の行財政を考えた場合の職員数の削減ということについて、こちらは改めて市長、副市長、お考えがございましたらトップとしての御意見も伺いたく思います。 33 ◯議長(倉持 守君) 神達市長。                〔市長神達岳志君登壇〕 34 ◯市長(神達岳志君) 佐藤剛史議員の質問にお答えをいたします。  職員の定数管理適正配置というのは行政運営行政経営の中でも重要な問題だと認識をしております。特に、これから財政事情が厳しくなってくる人口減少少子高齢化の中で、職員の1人当たりの労働生産性、これは民間の企業も同じですけれども日本全体で1人が2人分頑張らなきゃいけない時代に突入してきているというのは明らかでございます。今の働き方改革ということが国でも進められておりますけれども、私が考える働き方改革というのは、単純に労働時間を少なくするということでなくて、労働時間は同じでも今までの1.2倍、1.3倍働ける、働きがいのある職場づくり環境づくりというものが何よりも重要になってくるというふうにも考えております。民間企業であれば、売り上げに応じて人件費の比率というのは適正な部分というのは決まっておりますけれども、行政は民間とはイコールにいかない。それは何よりも売り上げでなくて住民サービスというものがしっかり行われなければいけませんし、当市において一番懸念されるのは、先だっての台風19号でもございましたような防災体制、これのリスクというものは近隣市に比べて高いというところも現実的にございます。そういった部分も加味しながら、住民サービスが十分に継続できるような、また行政運営上、しっかりと適正配置ができるように、人員の定数管理、または適正配置に努めてまいりたいと考えております。 35 ◯議長(倉持 守君) 佐藤剛史君。 36 ◯1番(佐藤剛史君) 御答弁ありがとうございました。市長がおっしゃるように、働き方改革というものは本当に市長のお考えのとおりの考え方だと私も思っております。  人口減少、もちろん行財政状況というものが厳しくなる中で、現在の職員数を維持できるのかという単純な疑問から今回の質問をさせていただいたわけですが、ハード面であります公共施設等の適正化と同様に、ソフト面としましても、もちろん一番としましてはその住民の皆様へのサービス低下を招かないという部分に重点を置いていただきながら、効率的な組織体制の構築というものに関しましても、慎重に取り組んでいただけたらと思っております。  それでは、次の質問に移らせていただきます。4番の市の職員の人事異動につきまして、適正な配置期間についてはどのようにお考えであるのかをお願いいたします。 37 ◯議長(倉持 守君) 答弁を求めます。総務部長。 38 ◯総務部長沼尻秀子君) お答えいたします。  人事異動につきましては、組織の充実と職員の勤労意欲の高揚及び資質の向上を図るため、所属職員年齢構成や在課年数では約3年から5年を目安に実施しているところです。実施に当たっては、所属部長及び所属課長とのヒアリングを行い、また各職員から提出された自己申告書に記載された意見、要望などを尊重し、適材適所を基本に職員配置を行っております。 39 ◯議長(倉持 守君) 佐藤剛史君。 40 ◯1番(佐藤剛史君) これからの若手職員に対しまして、さまざまな部署というものを経験していただきまして、行政マンとして広い視野を持って一人一人のスキルを上げられるような考えというものについてはどのようにお考えかお願いいたします。 41 ◯議長(倉持 守君) 総務部長。 42 ◯総務部長沼尻秀子君) お答えいたします。  職員が多くの部署を経験することは、庁内の業務に精通し、市民サービスの向上につながることでございますので、人材育成の観点からも在課年数を考慮しながら人事異動は実施していきたいと思っております。  以上です。 43 ◯議長(倉持 守君) 佐藤剛史君。 44 ◯1番(佐藤剛史君) ありがとうございます。人事異動の期間につきましては、もちろん専門職として各部署に精通されている専門的な職員の皆様におかれましては、もちろんそこで引き続き力を発揮していただきたいと思っておりますし、今回の質問の趣旨という部分は一般職における20代から30代の若手職員の方々には、入庁時からある程度のスパン、期間でさまざまな部署というものを経験していただきまして、これからの常総市を総合的に見られる人材の育成というものが行われる環境づくりが必要であると考えるからの質問となっております。  3年から5年のスパンでというお話でありましたが、私がいろいろ聞き及んでいる部分につきましては、多少もう少し延びている方等も見受けられる部分がありました。ただ、その配属にはもちろん課長、部長の適正配置に関する意見や評価などもあると思いますが、入庁から今後の新しく入ってくる職員等におきましても、入庁時からある程度システマティックに期間で部署を経験していただければ、本当に広い視野で総合的に見られる行政マンというものが育つと思っておりますので、いろいろ経験していただいた中で、その方に見合った部署で活躍していただけるような取り組みというものに関しましても、ぜひ考慮していただけたらと思っております。前向きに御検討いただけたらと思いますのでよろしくお願いいたします。  それでは、1番目を終わりにして2番目に移ります。 45 ◯議長(倉持 守君) 次の質問に移りますので、答弁関係者の入れかえをお願いいたします。  佐藤剛史君、質問を継続してください。 46 ◯1番(佐藤剛史君) それでは、2番の消防団について質問させていただきます。  まず、1)番であります消防団員及びその家族に対しどのような支援制度があるかについて伺います。まずは、消防団の現状としまして、団員数と団員数の推移、また団員の皆さんの職種につきましてはどのような方々が携わっていただいているのか、現状をお尋ねいたします。 47 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。市長公室長。               〔市長公室長小林昭仁君登壇〕 48 ◯市長公室長(小林昭仁君) おはようございます。第2項目の1)の御質問にお答えします。  消防団は、みずからの地域はみずからで守るという郷土愛護の精神に基づき、消火防災活動はもとより、平常時の啓発活動など幅広い分野で地域防災のかなめとして活躍をいただいております。当市消防団は水海道支団が11分団、石下支団が5分団12部、また女性支団の体制をとっております。団員定数を472名と定め、現在、実団員数は422名、うち女性消防団が15名で充足率が89%となっております。平成22年10月に1市2団制を廃止し、常総市消防団となり、当時の実団員数は472名でしたが、年々減少傾向をたどり、現在の団員数に至っております。また、商店経営や農業などの自営業者は減少し、422名のうち323名、77%の団員がサラリーマンといわれる被雇用者でございます。  消防団に対しましては、報酬や火災等災害活動、または訓練等に出動した場合の費用弁償として出動手当を支給しております。また、消防団員が安心して消防防災活動を行うことができるよう、公務中の補償や公務外においても万が一のための補償をしております。さらには、5年以上勤務して退職した消防団員の階級及び勤務年数に応じて退職報償金を支給しているところでございます。  以上でございます。 49 ◯議長(倉持 守君) 佐藤剛史君。 50 ◯1番(佐藤剛史君) どの自治体におきましても、新規での消防団員の獲得には大変苦慮されているであろう現実がございます。今の御答弁にもありましたが、定数472名に対して422名、89%の充足率ということであります。消防団員の皆様につきましては、それぞれにもちろん仕事を持ちながら御家族の協力のもと、日々市民の皆様の安心安全というものを守っていただいているということでありますが、こういった団員の皆様に対しまして、まちぐるみでのフォローの体制を構築していくということも望まれていると思います。  その一つであります消防団応援の店制度もぜひ当市においても進めていただけたらと考えております。この応援の店とは、日々地域のために頑張る消防団員の皆様に対しまして、家族を含めて割引などのサービスを提供していただくというものであります。新入団員獲得という目的のためにも、応援の店制度というものを進めていただきたいと思いますが、当市としての考えはどのようになっているかお願いいたします。 51 ◯議長(倉持 守君) 防災危機管理課長。 52 ◯防災危機管理課長(横島義則君) お答えいたします。  当市といたしましても、現在、消防団を応援していただける事業所等の協力を得て、団員、またその御家族の方々にサービスをしていただける消防団応援の店、議員御指摘の制度を検討しているところでございます。この制度は、福祉の向上だけでなくて団の存在を地域の皆様方に広く知っていただける機会、また団員をはじめ家族にも喜んでいただける団員の確保にもつながるものと考えてございます。  消防団を中核とした地域防災力の充実強化に関する法律というのがございますが、そこにもありますとおり、地域住民、企業、商店等の多様な主体のバックアップをいただいて進めていきたいと考えてございます。  以上でございます。 53 ◯議長(倉持 守君) 佐藤剛史君。 54 ◯1番(佐藤剛史君) ありがとうございます。御検討されているということで大変心強い御答弁だと思います。この取り組みに関しましては、行政としての持ち出し分というものがないということもございますし、ぜひその多くの皆様、お店、事業所に御賛同いただいた上で、支援体制というものが構築されていくような働きかけというものを行政としても引き続き行っていただけたらと思いますので、よろしくお願いをいたします。  それでは、2)番の消防自動車の運転に必要な運転免許の取得状況について伺います。こちらは免許取得に要する費用の補助に対する市の考え方につきましても伺いたいと思います。  まず、消防自動車が運転可能な団員、また不可能な団員数というものはどのように把握をされているのかをお尋ねいたします。 55 ◯議長(倉持 守君) 答弁を求めます。市長公室長。 56 ◯市長公室長(小林昭仁君) お答えします。  現在、当市男性消防団員407名のうち、消防自動車運転可能な団員は365名、運転できない団員は42名ということになっております。  以上です。 57 ◯議長(倉持 守君) 佐藤剛史君。 58 ◯1番(佐藤剛史君) 現在の普通自動車運転免許の条件の部分を考えますと、私たち世代以降の若手の消防団員の方々が取得した免許の条件としましては、8トン未満中型から5トン未満の準中型3.5トン未満と普通免許の条件が変更となったことで、消防自動車の運転が不可能となる方がふえてくるといったことが考えられます。ぜひ、これらの運転免許における限定解除、こちらはATの限定解除も含みますが、限定解除についての運転免許補助制度の導入につきましても、今後の消防団の存続につながる課題であると考えますので、ぜひ御検討いただきたいと思いますが、当市としての考え方はどうなっているのかお願いいたします。
    59 ◯議長(倉持 守君) 防災危機管理課長。 60 ◯防災危機管理課長(横島義則君) お答えいたします。  議員御指摘のとおり、今後運転できない団員は確実に増加の一途をたどると考えております。  つきましては、免許取得の補助、またその状況について現在検討会議を設けまして、幹部団員によりまして要件、補助額、条件等を精査しているところでございますので、早急に進めたいと考えてございます。  以上でございます。 61 ◯議長(倉持 守君) 佐藤剛史君。 62 ◯1番(佐藤剛史君) ありがとうございます。早急に進めたいとのことで、現場で活動されております若手消防団員の皆様も大変喜ばしいことではないかと思っております。こちらの導入に当たりまして、対象団員数を考えましても、予算的に無理のない範囲での補助額となると考えております。早々の導入に向けて引き続きの精査をお願いをいたします。  それでは、次の3番市内企業の協力体制の構築について質問に入らせていただきます。昼間時におきまして、現役世代の方々が常総市外で勤務している状況というものがある反面、昼間時に市内企業に市外から勤務されている方が多くいらっしゃるという状況もございます。そこで、これは大規模災害時においては、大変広範囲での被災というものが考えられるため、市外に働きに出ている現役世代が当市にすぐには戻れないという状況が発生すると考えられます。  そこで、先ほどの御答弁の中でも、消防団員の77%の方がサラリーマンという職についていらっしゃるというお話もございましたが、大規模災害時の昼間時に現役世代の力に期待ができないという状況が発生した場合、市内企業にお勤めの現役世代の方々の力というものが大きな助けになってくると考えておりますが、そのような市内企業のマンパワーの協力を得られるような災害協定を進めていくお考えについてはあるのか、ぜひお考えをお願いいたします。 63 ◯議長(倉持 守君) 答弁を求めます。市長公室長。 64 ◯市長公室長(小林昭仁君) お答えします。  災害協定に関しましては、現在79の団体、企業との経営締結をしているところでございますが、今議員の御提案のように市内の企業にお勤めの市外から通っている社員の力を借りるといったことにつきましては、とても重要なことと感じております。近隣自治体間におきましても有効な手法と思いますので、協定を交わしている企業も含め、内容を説明し、企業に御理解をいただきながら進めてまいりたいと思っております。  以上でございます。 65 ◯議長(倉持 守君) 佐藤剛史君。 66 ◯1番(佐藤剛史君) ありがとうございます。昨日の一般質問の中でも水海道有料道路の中村安雄議員の質問の中で、こちらの無料措置において多くの企業の皆様と市長が対話しているという御答弁がありました。市内企業の皆様とお話しする機会があるということで、そちらでぜひこういった内容についてもトップセールスで協力依頼というものをお願いしたいと思いますが、市長のお考えをお願いいたします。 67 ◯議長(倉持 守君) 神達市長。                〔市長神達岳志君登壇〕 68 ◯市長(神達岳志君) お答えをいたします。  市長公室長から今、答弁をさせていただいたとおり、79にも及ぶ企業、団体の皆さんと防災協定を結ぶことができました。協定式のときに必ず私がお話しするのは、紙だけの協定に終わらずに、平時のいろんなおつき合い、またお互いがウィンウィンになる関係の構築、こういったものをお話をしています。  4年前の水害のときの教訓として、提携をしている会社がありましたけども、ばたばたの中で依頼ができなかったという教訓もございます。そういう部分において、ふだんからのつき合いというものが災害時に生きてくるということで、ついこの前はダイゼングループとの協定ということで、特殊車両をたくさんお持ちの企業でもございます。また、そういった災害時の避難所も含めて、これからいろんな企業の皆さん、内守谷地区でも商工業の方々も含めて協定をしていますけども、避難所にもなり得る施設が市内には高台にたくさんございます。そういった面も含めて、市民の命を守るためにも、災害協定、または災害時のさまざまな住民サービスに企業の皆さんと手を組んでいきたいと考えております。  以上です。 69 ◯議長(倉持 守君) 佐藤剛史君。 70 ◯1番(佐藤剛史君) ありがとうございます。  先ほど市長から御答弁がありました79の協定につきまして自分も拝見させていただきましたが、物資の供給調達、消防や医療、インフラ情報に関する協定というものがたくさん見受けられまして、大変心強い状況と感じております。  再質問となりますが、行政の区割りというものを超えた避難方法として、先日マスコミ等でも報道がございました境町のバス会社との協定によるバス輸送が取り上げられておりましたが、当市においてはそのような考えというものがあるのかないのかをお願いいたします。 71 ◯議長(倉持 守君) 市長公室長。 72 ◯市長公室長(小林昭仁君) お答えします。  先日の石塚議員にも答弁させていただいておるんですが、現在、バス会社等との協定はまだ締結はしておりませんので、バス会社の関係も含めて、今後も引き続きさまざまな分野のもとに幅広く協定の締結を進めていきたいと思っております。  以上です。 73 ◯議長(倉持 守君) 佐藤剛史君。 74 ◯1番(佐藤剛史君) ありがとうございます。災害時に大きな支えとなっていただける市内企業の皆様は、今の一例としてバス会社の皆様とまだ協定は結んでいないということで、これはお話をすれば必ず御協力いただけるような皆様だと思っておりますので、ぜひ市内企業の皆様とのさらなる関係づくりというものをお願いしたいと思います。  最後に、余談になりますが、先日私どもの会派で北上市と盛岡市に行政視察に行ってまいりました。北上市では、工業団地の企業の皆様に対して積極的な訪問、情報交換、行政としての御用聞きもしているということで、企業誘致をするだけでなく、その後のアフターフォローに非常に力を入れているというお話を伺ってまいりました。企業の皆様とともにまちづくりを行っていくという行政職員の皆様の強い思いと行動力というものを学んでまいりましたので、ぜひ御紹介をさせていただきます。また、2日目の盛岡市におきましては、当市と同様の課題であります公共施設のマネジメントについて、やはり問題となりかねない市民の皆様をいかに巻き込むかという視点での縮小削減の取り組みについて学んでまいりました。  その中で、盛岡市の執行部の方々から、盛岡市に来ていただけるということで、常総さんの情報も先に調べましたというお話をいただきまして、盛岡市の執行部の皆様からは、こちらが勉強させていただきたい先進的な取り組みがたくさんありますねというお言葉をいただきました。研修後の談話の中でも、常総市における公共施設の民間活用、またトライアルサウンディングなど、こういったチャレンジができている経緯や秘訣は何なのかという逆に質問をいただきまして、私たちはこのように答えさせていただきました。市長のリーダーシップ等トップセールスのたまものであると考えますというお話をさせていただきましたので、今回の防災、消防団関係もそうですし、防災における市外から来ている昼間のマンパワーを活用するという部分に関しましても、企業の皆様、企業のトップの皆様に御理解いただきまして、そこにお勤めの社員さんにもぜひ緊急時には御協力をいただけるような取り組みを進めていただきたいと思っておりますので、引き続きの市長の行動力に改めて御期待申し上げまして、今回の一般質問を終わりにさせていただきます。ありがとうございました。 75 ◯議長(倉持 守君) この際、暫時休憩いたします。                 午前10時41分休憩    ─────────────────────────────────                 午前10時51分再開 76 ◯議長(倉持 守君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  一般質問を継続いたします。  次に、15番岡野一男君。                〔15番岡野一男君登壇〕 77 ◯15番(岡野一男君) 皆さん、おはようございます。15番の岡野でございます。  私は、今回の一般質問を二つほど通告してございます。一つは選挙事務について、もう一点は災害時の避難所につきまして通告いたしました。一問一答方式でやらせていただきます。  最初の選挙事務につきましては、第1番目に、最近、投票用紙の誤交付、交付の際に人的ミスによるトラブルが発生している、そういうふうな報道が出されております。当市におきましては、人的ミスによるトラブルが発生している事例があるのかどうかお尋ねをしていきたいと思います。よろしく御答弁のほどお願いいたします。 78 ◯議長(倉持 守君) 答弁関係者の方は議場にお入りください。  これより答弁を求めます。総務部長。               〔総務部長沼尻秀子君登壇〕 79 ◯総務部長沼尻秀子君) 岡野議員の御質問にお答えいたします。  これまでの選挙事務の人的ミスは、ことし7月に行われました参議院議員通常選挙の際の期日前投票所での投票用紙交付誤り1件がございました。  以上でございます。 80 ◯議長(倉持 守君) 岡野一男君。 81 ◯15番(岡野一男君) ありがとうございます。当市におきましても、このトラブルといいますか、人的ミスがあったという御答弁でございました。期日前投票の際ということでございますが、このとき、当然選管職員が対応しているかと思います。この際の従事職員の構成をお尋ねしていきたいと思います。いわゆる選管職員だけの対応であったのかという内容でございます。 82 ◯議長(倉持 守君) 総務課長。 83 ◯総務課長吉山貴司君) お答えいたします。  この当該期日前投票所の構成ですが、投票管理者1名、投票管理者、これは正職員でございます。投票立会人2名、これは一般の市民の方にお願いして、あと係員3名、これは派遣職員でございます。  以上でございます。 84 ◯議長(倉持 守君) 岡野一男君。 85 ◯15番(岡野一男君) 今のは7月の参院選のときの内容ということで受けとめます。  それと、期日前というふうに総務部長はおっしゃいました。総務課長は期日前というお話ですが、私も期日前ということで表現してきたんですが、そのほうが言いやすいもので、私はこれから期日前というふうな形でやらせていただきます。  その際の構成する職員の方々、立会人の方は一般の方、市民の方、これはわかります。ただ、今係員の中で3名の派遣職員がいるということをおっしゃいました。この方たちはどういう立場で期日前の事務に当たっているのかお尋ねをいたします。 86 ◯議長(倉持 守君) 総務課長。 87 ◯総務課長吉山貴司君) お答えいたします。  派遣職員の方につきましては、常総市選挙管理委員会規定第15条第2項の規定によりまして、市選管の職員として任用して従事していただいているものでございます。  以上でございます。 88 ◯議長(倉持 守君) 岡野一男君。 89 ◯15番(岡野一男君) ありがとうございます。規定に基づいて選管職員としてお願いをしているということですね。これは、選挙事務全般いろいろありますけども、この委託というのは期日前投票だけされているんですか。その点をお伺いいたします。 90 ◯議長(倉持 守君) 総務課長。 91 ◯総務課長吉山貴司君) お答えいたします。  常総市におきましては、期日前投票所の係員についてのみ派遣職員をお願いしております。他市では当日の投票、あるいは開票などもお願いしているところもあると伺っております。  以上でございます。 92 ◯議長(倉持 守君) 岡野一男君。 93 ◯15番(岡野一男君) ありがとうございます。当市におきましては、期日前投票時の選挙事務だけお願いをしている、他市ではいろいろな面でもやっているというお話でございます。  では、お伺いいたします。委託する理由というのはどういうことなんですか。 94 ◯議長(倉持 守君) 総務課長。 95 ◯総務課長吉山貴司君) 前回の参議院議員選挙の例をとらせていただきますと、期日前投票所が4カ所ございまして、朝8時半から夜8時まで期日前投票を行います。16日間の選挙期日でございまして、これを半日勤務、半日交代というふうにいたしますと、投票管理者、投票立会人、係員なども含めまして総数900名の人員が必要になってまいります。これは、市役所の正職員で従事させるということになりますと、市の通常の業務に支障を来しかねないという事態でございますので派遣職員をお願いしているところでございます。  以上でございます。 96 ◯議長(倉持 守君) 岡野一男君。 97 ◯15番(岡野一男君) 端的な言葉で言えば職員が不足している、いないから委託しているんだというふうに私は受けとめたわけでございます。規定の中でと先ほど課長はおっしゃいました。選管職員として任命をされている。このことは、その期間中を任命するということで受けとめてよろしいんでしょうか。 98 ◯議長(倉持 守君) 総務課長。 99 ◯総務課長吉山貴司君) お答えいたします。  お見込みのとおりでございます。 100 ◯議長(倉持 守君) 岡野一男君。 101 ◯15番(岡野一男君) ありがとうございます。選挙というのは民主主義の根幹をなすものということで、皆さん、そういう共通の認識はお持ちであると思います。だからこそ、従前から選挙事務につきましては全庁体制でやってこられました。選挙事務はささいなミスでも当落にかかわる重大な業務でございます。この重大な業務の中に委託という行為はいつごろから依頼されているんですか。御答弁をお願いいたします。 102 ◯議長(倉持 守君) 総務課長。 103 ◯総務課長吉山貴司君) お答えいたします。  2003年の公職選挙法改正によりまして、これまでの不在者投票の手続きを簡素化し、有権者の投票環境のさらなる改善を図ることを目的として、期日前投票制度が導入されました。それまでの不在者投票におきましては、正職員2名だけで行うことができましたが、期日前投票の導入によりまして、投票管理者1名、立会人2名、事務従事者3名ということで、最低でも6名が必要ということになりまして、この選挙導入を契機に派遣職員をお願いするという自治体がふえております。  以上でございます。 104 ◯議長(倉持 守君) 岡野一男君。 105 ◯15番(岡野一男君) 公選法の改正によりまして、期日前の投票が、何と言いましょう、許可の要件ですか、ある程度緩和されてきたということもありまして、この制度を利用する方々、市民の方がふえてきたということも一因ということをおっしゃりたいのかなと思っております。ただ、私の言いたいことは、先ほど申し上げましたように、選挙というのは民主主義の根幹をなすものでございます。これは、全庁体制でやっていくのは本来の基本的な考え方であろうかというふうに思っているわけでございます。単に市民の方々の利便性を向上してということのほかに、今私が申し上げました大事な点もございます。その点をよくかみ砕いていただければなというふうに感じているわけでございます。  それは後でまたやりたいと思いますが、2点目の人的ミスに起因するトラブルの要因とは何か、これをお尋ねいたします。 106 ◯議長(倉持 守君) 答弁を求めます。総務部長。 107 ◯総務部長沼尻秀子君) お答えいたします。  今回のミスの内容なんですが、投票用紙が選挙区選出議員選挙と比例代表選出議員選挙の2種類あったために、それぞれの投票用紙自動交付機に投票用紙をセットする際に、投票管理者と交付係など事務従事者が複数の目で確認すべきところを、投票管理者が単独でセットしてしまったという職員の思い込みと確認不足によるものでした。重大なミスを招いてしまったと深く反省しております。 108 ◯議長(倉持 守君) 岡野一男君。 109 ◯15番(岡野一男君) ミスとか失敗とか、これは必ずないとは言い切れませんから、それを私は責めているとか言っているわけではございません。何事もチェックする場合は、2名体制といいますか、一人では絶対やらない、そういうことが原則で市役所の業務はやってきているかと思います。まして、選管の事務は非常に大事な事務でございます。間違いがあっては許されません。そういう意味で必ず2名でやるのが原則だと思いますが、今、それを怠ったというふうな部長の御答弁でございますが、その辺の徹底というのはされてこなかったのかどうかお伺いいたします。 110 ◯議長(倉持 守君) 総務部長。 111 ◯総務部長沼尻秀子君) もちろん、これまでも職員に対する説明会を開くとか、マニュアルをつくってその中でしっかり従事者への説明であったり、危機感を持って臨むようにということで研修なども行ってはきているところです。  以上でございます。 112 ◯議長(倉持 守君) 岡野一男君。 113 ◯15番(岡野一男君) 研修とか説明会はやっていらっしゃるという御答弁でございます。
     関連しますので、3点目の人的ミスを回避するため、改善すべき点は何かという質問に移りたいと思います。 114 ◯議長(倉持 守君) 答弁を求めます。総務部長。 115 ◯総務部長沼尻秀子君) お答えいたします。  選挙の管理執行におけるミスは、岡野議員も何度も今おっしゃられているように、有権者の貴重な一票を無効にしてしまう上に、公正中立な選挙管理の信頼を失い、選挙無効につながるおそれもある重大な事態だと認識しております。チェック体制の強化など、選挙事務従事者マニュアルを見直すとともに、さらなる研修を充実させることで、注意深く職務に当たるように職員の意識向上を図るなど、再発防止を徹底していきたいと考えております。  以上でございます。 116 ◯議長(倉持 守君) 岡野一男君。 117 ◯15番(岡野一男君) 確かにおっしゃるとおり、研修を重ねて遺漏のないようにやっていくということでございます。それしかないこととは思うんですが。  これから市長に質問をいたします。市役所の職務内容、たとえ違っていても職員研修の必要性は変わってはきておりません。部長おっしゃったように研修が必要だということでございます。特に選挙事務に携わる人は、選挙に関する研修の充実と模擬の訓練というものが必要であるかと思います。この点につきまして、市役所のトップとしてどのようにお考えか、お伺いいたします。  わかりました。選挙管理委員長に質問すべきところでございました。ただ、職員の研修というものはこれは市長の専任といいますか、トップの責任であろうかと思います。選管の選挙事務に関係なく、一般的な研修につきましては十二分にやっていただきたいというふうに思います。来年は市長選もございます。当然、投票率もアップしていくかと思います。そういうわけで、これからも選管に当たっては、きちんとした対応をお願いしたいと思います。  それでは、以上をもちまして1番の質問を終わりにしたいと思います。ありがとうございます。 118 ◯議長(倉持 守君) 次の質問に移りますので、答弁関係者の入れかえをお願いいたします。  岡野一男君、質問を継続してください。 119 ◯15番(岡野一男君) それでは通告をしております2点目に移ります。災害時の避難所についてお尋ねをいたします。  災害に関する御質問は初日の広瀬議員から始まりまして、たくさんの議員の皆さんから出されております。重複する部分がないよう質問をしてまいりますので、よろしくお願いをいたします。  4年前の水害の経験から多くのことを学ばせていただきました。その一つが避難所でございます。一つの市町村では避難所の対応は大変難しい問題だと痛感しております。前回の水害の際には近隣の市から避難所の提供がありました。困難のさなか、大変ありがたく感謝している次第でございます。水害後の課題として避難所の確保が叫ばれてまいりました。特に常総市の地形上のことを考慮して、川西地区の高台に避難施設を兼ね備えた多目的施設をつくったらというふうな話が浮上してまいりました。しかし、この構想はいまだ全くの白紙状態でございます。今回の避難所は全部で18カ所、これでいいんですね。今回の質問は、避難所のトイレ状況について絞って質問をいたします。  1点目の質問でございます。避難所のトイレの現状、洋式、和式トイレの数とその構成比を教えていただきたいと思います。 120 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。教育部長。             〔教育委員会教育部長飯村順子君登壇〕 121 ◯教育委員会教育部長(飯村順子君) 岡野議員から御質問がありました災害時の避難所につきましてお答えいたします。  避難所のトイレの現状についてでございますが、市内小中学校体育館全体で、教育委員会からは体育館が避難所に28カ所のうち18カ所の体育館が指定されておりますので、そのことについてお答えさせていただきます。  市内小中学校体育館全体で65カ所のうち洋式トイレは18カ所、洋式化率27.7%になります。また、和式トイレは47カ所で72.3%になります。  以上でございます。 122 ◯議長(倉持 守君) 岡野一男君。 123 ◯15番(岡野一男君) ありがとうございます。今回の避難所は小中学校の体育館に18カ所、28カ所中18カ所が指定されて避難所として皆さんに提供したわけでございます。そのうち洋式トイレが65カ所のうち18ということなんですか。洋式化しているところが27.7%の率、それから和式が72.3%いうことでございます。これは他の公共施設に比べても低いのかなというふうに感じているわけでございます。私は避難する人のことを考慮していきますと洋式トイレがベスト、ベターではなくてベストであるというふうに受けとめております。  今回避難された多くの方から、トイレ問題についてはたくさんの苦情が寄せられております。とても不便であるということでございます。他の人のことは言いませんので自分のことを言いたいと思いますが、私は今、前期高齢者の一員でございます。私は、避難情報警戒レベルの中にありますレベル3に出てきます避難に時間を要するグループの一人でございます。私、ひざ近くの骨を負傷いたしましてひざ部分に金具を入れ、それを代用品として入れておきまして自分の体を支えております。いろいろリハビリ何かもやっておりまして元に戻りつつありますが、完全には足は曲がってきません、折れません。いわゆる正座ができない状態でございまして、和式トイレは非常に難しいというふうな現状でございます。年を重ねていきますと、私のようにひざや腰を傷める方が非常に多くなってきているというふうに聞いております。  今、教育部長から体育館の現状についてお示しいただきました。洋式トイレが非常に少ない、これは教育委員会でも認識されているかとは思います。  それでは、2点目の質問に入ります。和式トイレから洋式トイレに全面的に移す考えはあるのかどうか、この点につきまして御質問いたします。 124 ◯議長(倉持 守君) 答弁を求めます。教育部長。 125 ◯教育委員会教育部長(飯村順子君) 避難所のトイレの完全洋式化の考えについてお答えいたします。  多くの小中学校の体育館が避難所となっているわけですが、市内の小中学校のトイレは校舎内におけるトイレも洋式化率が低い学校もありまして、児童生徒の使い勝手を考慮いたしますと、教育委員会といたしましては、体育館に比べて利用頻度が格段に高い校舎側のトイレを優先的に改修したいという思いがございます。一方で、平成27年9月の水害をはじめ、先般の台風による河川増水に伴いまして、学校の体育館に避難された方からは、岡野議員御指摘のように、トイレ環境の悪さを指摘する声が出ているのも事実でございます。  児童生徒の学校生活における機能の向上と防災先進都市として避難所機能の向上を図ることは、いずれも優先順位が極めて高い事項でありまして、両者を並行して改修することが理想的であり、また必要であることとは考えております。学校の体育館が避難所になった場合は数百人の方が避難することになりますので、避難が長期化する場合は既設のトイレだけでは足りない事態も考えられます。近年では、仮設の洋式トイレもありまして、中には仮設とは思えないほどの品質のものもあるようですので、応急的な対策としましては、学校体育館が避難所になる際には洋式仮設トイレの設置を行うなどの方策を庁内の関係各課等で調整するとともに、抜本的な改善につきましては、今後の大規模な改修工事等の機会をとらえて整備していきたいと考えております。  以上でございます。 126 ◯議長(倉持 守君) 岡野一男君。 127 ◯15番(岡野一男君) ありがとうございました。校舎のトイレを優先して頻度の少ない体育館は後回しになっているというふうな現状という説明でございます。そして、大規模改修があるときにはこれを進めていくというお考えを示していただきました。ちょっとこれでは遅いというふうに私は感じているわけでございます。でも、教育委員会の立場としてはなかなか難しい問題もあろうかと思います。  これからは防災のほうのかなめで御質問させていただきます。  先ほど市長に御答弁いただけませんでしたので、これから市長に答弁をお願いしたいというふうに思っております。みずからの命はみずからが守る、これはよく最近聞く言葉でございます。市民の皆さんは限られた枠組みの中で、みずからの命はみずから守る行動というものを常に起こしております。だからこそ、マイマップ、あるいはマイタイムラインをつくることに参加しているわけでございます。  先日、知事の県政報告会がありました。台風19号の状況報告の中で、常総市のマイマップ、そしてマイタイムラインにはいろいろと教えていただいたというふうなお話がございました。私ども水害から得た大きな教訓の一つだというふうに思っております。マイマップは危険箇所の確認、避難先までの経路の確認だと思います。そして、マイタイムラインは災害発生のおそれがあるときの自分のとるべき行動、その行動を整理したスケジュール表なのかなというふうに理解しております。この二つのことは個人の果たすべき行動でございます。ただ、その先、避難所、受け入れ先につきましては全面的に市が行うべき問題であろうかと思います。だからこそ避難所の設置、改善が早急に取り組む課題であろうかというふうに思うわけでございます。この改善の一つ洋式トイレ、この問題があるわけでございます。  災害はいつ起こるかわかりません。この異常気象のもとではいつ来てもおかしくない。マイマップをつくれ、あるいはマイタイムラインをつくれといっても、その受け入れ先である避難所が不十分だといけません。来年度の予算では、避難所としている公共施設のトイレはすべて洋式化することを今ここで市長からぜひ明言していただきたいと思うわけでございます。よろしく御答弁をお願いいたします。 128 ◯議長(倉持 守君) 神達市長。                〔市長神達岳志君登壇〕 129 ◯市長(神達岳志君) 岡野一男議員の質問に答弁をさせていただきます。  議員がおっしゃるとおり、今回の台風19号の避難所運営のあり方は、ほかの議員の方々からも御指摘をいただいたとおり、私も市民の皆様からさまざまな声をいただいております。その中で、トイレの問題というものも、私が直接避難所を回らせていただいたときに、市民の皆さん何人からも御指摘をいただきました。今、来年度の予算編成に向けていろいろと事業計画も含めてやっているところでありますけども、そこでも議論の真っただ中でもございます。公助の最優先課題としては、避難勧告、指示命令、その次に出てくるのが避難所運営のあり方ということになってくると思います。すべて来年度の予算でできるかどうかというものは、これからの予算編成のあり方の重要事項、優先事項の中でかかわってくることでございますから、明言ということでございますが、明言はここではできかねますが、岡野議員の思い、または今回の19号での避難者の皆さんからのお声というものも大切に私の中でも受け取りながら、予算査定を進めていきたいというふうにも思いますし、かなわない部分に関しては、先ほどのように仮設トイレの洋式、そういったものの企業との連携も含めて避難所運営の設営のあり方というものもしっかりと来年に備えていきたいというふうに考えております。  以上です。 130 ◯議長(倉持 守君) 岡野一男君。 131 ◯15番(岡野一男君) ありがとうございました。完全洋式化は明言はありませんでしたが、とにかく災害はいつ起こるかわかりません。来年の7月、8月、9月、また私どもの地域を襲ってくる台風があるかもわかりません。そういうことを含めていくと、早急に行動を起こす時期なのかと思っております。市長は、防災先進都市を目指すということで、この3年間突き進んでまいりました。いろいろな面で成果を上げてきているということは理解しております。ただ、避難所建設についてはいまだに白紙の状態でございます。そして、避難所にかわる代がえの施設として、例えば小中学校の体育館を利用されているわけでございます。その体育館の整備も以前と同じような形で来ているのが現状であろうかと思います。やはり、防災先進都市を目指すのであれば、避難所、仮設の避難所でも結構ですよ、これは。それを整備していくことが急務であろうかと思います。  よく選択と集中という言葉が出てまいります。選択することは大事です。防災先進都市を目指すのであれば、選択はもう終わっていると思います。これからは集中的に対処の方向に向けていくべきだと思います。まだ来年度の予算は、これから今月に各課取りまとめて来年1月に市長査定があろうかと思います。ぜひ、このことを含んでいただきまして、新年度予算をまず防災に向けて取り組むという姿勢を貫いていただきたいと思います。2月の定例議会を楽しみにしておりますのでよろしくお願いしたいと思います。  以上を持ちまして、私の質問を終えさせていただきます。ありがとうございます。 132 ◯議長(倉持 守君) 時間の関係上、質問を継続させていただきますのでよろしくお願いいたします。  次に、8番関 優嗣君。                〔8番関 優嗣君登壇〕 133 ◯8番(関 優嗣君) こんにちは。議席番号8番関 優嗣です。時計を見ながら心の準備をしておりましたので、スムーズに質問に入らせていただきます。  議長のお許しをいただきまして、今回もまた大項目二つほど通告をさせていただきましたので、一問一答方式にて質問をさせていただきます。これまでどおり、明確かつ前向きなやりとり、また答弁のほどよろしくお願いいたします。  それでは、早速大項目一つ目、防災先進都市常総の今後についてということで質問に入らせていただきます。当市においては、これまで4年前の関東・東北豪雨水害の経験をしたことをきっかけに神達市長就任当初より、昨今、異常気象やさまざまな自然災害に強い防災先進都市を目指す取り組みを行ってきましたが、今回、4年前のような大きな被害にはならなかったものの、台風によって各所で冠水、数件の家屋浸水、鬼怒川の増水、また強風による被害などが確認されたことは全協等でも報告をいただきましたし、皆さんも御存知のことと思います。  そのさなかにおいては、執行部の皆様をはじめ職員の皆さん、各関係機関の皆さんの御尽力は大変心強かったものがありました。心から感謝を申し上げます。ありがとうございます、そしてお疲れさまでした。  さて、今回の台風被害を踏まえ、過去の経験や反省のもと、新たに取り組んできたものがどのように生かされたのか、防災先進都市としての力を発揮できたのか、またさまざまな想定をし、万全を期していたと思いますが、その想定どおりにはいかず、改善が必要な点が発見されたのではないかという観点から今回の質問に至りました。  では、お聞きします。1)番ですが、過去の経験、反省を踏まえ、今回生かされたものの中で特に主だったものをお聞かせください。よろしくお願いいたします。 134 ◯議長(倉持 守君) 答弁関係者の方は議場にお入りください。  これより答弁を求めます。市長公室長。               〔市長公室長小林昭仁君登壇〕 135 ◯市長公室長(小林昭仁君) 関議員の一つ目の御質問にお答えします。  このたびの一般質問で議員の皆様から御質問の答弁と重複するところがございますが、御了承願いたいと思います。  10月25日に鬼怒川・小貝川上下流域大規模氾らんに関する減災対策協議会緊急会議の中で、常総市における地域防災活動についてが開催されました。本会議の議題にも取り上げられましたが、当市のタイムラインに基づいて対策を講じたことが、まず大きな点ではないかと思われます。4年前の水害の教訓と反省を生かして、具体的にはハード対策としては特別警報が発令される前には、あらかじめ指定しております議会棟2階大会議室に災害対策本部の会場を迅速に設置できたこと、対策本部にはネットワーク回線が充実し、プロジェクター、テレビなどの情報通信設備も完備し、リエゾンも同室にできました。ソフト対策として、リエゾンが同室にいることでリアルタイムに各機関が情報を共有できたこと、またホットラインを適宜実施した点や水戸気象台に大雨特別警報の可能性をこちらから確認するなど、情報を待つだけではなく積極的に入手すべく行動をいたしました。審議会におかれましても、対策会議を同時に設置された点は我々としましても大変心強く感じたところでございます。  また、10月12日土曜日、午前中から消防団が全地域を回り、消防車の拡声器で声かけを実施し、避難勧告以降は防災無線のサイレンを3回鳴らした後に情報伝達を行ったことや、避難指示を市長みずからが防災行政無線で呼びかけをいたしました。その他、約400名の方々が近隣市へ広域避難をされた点は水害の教訓が生かされたものと考えております。  以上でございます。 136 ◯議長(倉持 守君) 関 優嗣君。 137 ◯8番(関 優嗣君) 百聞は一見にしかずという言葉があるように、この場合で言えば一見はないほうがそれはいいにこしたことはないのですが、これまで4年前の大変な経験をしたことから、今回とれた行動が多くあったということですので、当然今回の結果で満足ということではないでしょうから、さらなる充実を図るべく、今回の経験も加えて精査、検討することがまたいつ起こるかわからない今後に備える上では、とても重要なことだと思いますのでよろしくお願いいたします。  2)番に入りますが、先ほどの質問とは逆に、過去の経験、反省が想定したとおりに生かされなかった、反省すべき点、改善点などがもしあったのであれば、おそらくあったでしょうからお聞かせください。 138 ◯議長(倉持 守君) 答弁を求めます。市長公室長。 139 ◯市長公室長(小林昭仁君) お答えします。  避難所の開設や運営に関しまして、特に課題が浮き彫りになったかなと思っております。避難所開設に伴う受け入れにつきましては、職員だけで初動期を乗り切ることはできないということは明白でございますが、市民の方々に対する協力依頼ができていなかった点は真摯に受けとめなければならないところかなと思っております。また、避難そのものが避難所に避難するばかりでなく、個人ごとの行動計画に基づいてあらかじめ避難先を複数検討してもらうなど、必要性を感じているところでもございます。マイタイムラインは全国で初めて常総市からスタートしたものであり、今後も引き続き自助、共助の強化といった観点から、市内一斉の防災訓練や地域で行われる訓練を通して避難所の開設運営やマイタイムラインの重要性に関して丁寧に説明してまいりたいと思っております。  以上です。 140 ◯議長(倉持 守君) 関 優嗣君。 141 ◯8番(関 優嗣君) 避難所の開設運営に関して課題が見つかったということですが、今回大きな被害が出なかったので今回でよかったという思いではなく、答弁の中にもありましたが、真摯に受けとめ、しっかり精査を行い、万が一またあった場合にはというよりも、きっとあるという心構えのもとに十分な対応がとれるよう、つなげていただきたいと思います。  そこで、実際に避難所になった水海道小学校で、私も避難者の方の受け入れの対応をお手伝いさせていただきながら感じたことも含めて、考えたことをお話しさせていただきたいと思います。  それは、まず当初避難所に準備をされている資器材だけでは、到底避難者の方たちの全員分を賄うことはできないということで、資器材班によって避難所とされていない地域にある防災倉庫から資器材の運搬というものが行われたかと思いますが、実際のところ、その資器材の運搬に関してスムーズではなかった部分があったのではないかと思われます。そうした点を今後の災害時に生かすとするのであれば、市内一斉の防災訓練、または情報、伝達訓練などの際にも、ただその場での訓練ということを重視するのではなく、市民の皆さんにも配布されているハザードマップの情報なども落とし込んだ上で、実際に資器材班がどういうルートを使って各避難所をつないでいくのか、またその災害によっては予定していたルートが水没してしまう可能性もあるところがないとは言い切れないと思いますので、その辺のルートの確認などする上でも、ただ会議室で連絡のやりとりの訓練をするだけではなくて、その辺を踏まえた実働も加えての訓練というものを今後実施してはどうか。改めてそれだけをやるというのではなくて、次回のそのような訓練の際、おそらく年に1回は市内一斉の防災訓練を実施するでしょうから、その際に行ってみてはどうかと思いますが、いかがでしょうか。 142 ◯議長(倉持 守君) 答弁を求めます。市長公室長。 143 ◯市長公室長(小林昭仁君) お答えします。  御提案ありがとうございます。公助の部分についてになると思いますので、当然その公助についても我々常日ごろから検証、分析、改善という形で意識して行ってまいりたいと思いますので、議員がおっしゃられた器材のルート確認とか、当然公助の部分につながりますので、ぜひ考えていきたいと思っております。  以上です。 144 ◯議長(倉持 守君) 関 優嗣君。 145 ◯8番(関 優嗣君) ぜひ訓練が机上の空論ならぬ机上の訓練にならないよう、いざという場面に備えて実働訓練も大事になると思いますので、ぜひ実施に向けた検討をお願いいたします。  次に、3)と4については一括してお聞きします。  これまでの過去の経験、反省、また今回の経験と反省によって、新たな発見された課題などもあったのではないかと思います。もしあるようでしたら、その課題について今後どのように改善をし、取り組んでいくのかをお聞かせください。 146 ◯議長(倉持 守君) 答弁を求めます。市長公室長。 147 ◯市長公室長(小林昭仁君) お答えします。  新たな発見ということに関しましてですが、これまでの議員の皆様からの御質問でお答えしておりますが、今庁内でも課題の抽出や改善点の洗い出しを行っているところでございます。その改善点がはっきりした段階で、地域防災計画や各種マニュアルに反映していこうと思っております。  以上です。 148 ◯議長(倉持 守君) 関 優嗣君。 149 ◯8番(関 優嗣君) 課題の抽出や改善点の洗い出しを行うということで、地域防災計画や各種マニュアルへの反映ということですが、いつどこでどのような災害が発生するかわからないというのが今の私たちの生活を取り巻く状況だと思います。これに時間を費やしてしまっているのではなくて、一刻も早くという早急な洗い出し反映に努めていただくことを強く願いたいと思います。  ここで2点ほどちょっと確認、また提案ということになりますが、させていただきたいと思います。  まず、1点目なんですが、説明いただきたいことがございます。それは、10月12日22時22分の大雨特別警報に伴う避難の呼びかけが防災無線から流れた経緯があるかと思います。それからなんと12分後、これはまさに雨風の強いひどい状況の中だったかと思いますが、22分の放送を訂正するかのごとく、暴風雨のため外出は危険ですので家の中で身の安全を確保してくださいという放送がありました。多くの皆さんから、何であんな状況の中で逃げろと言ったかと思ったら、今度はすぐに危ないから家の中にというような放送をしたんだというお話がたくさんありまして、そんな話を聞いたんだという話をしている中で、聞いたところによると、何か事情があってのそのような入り組んだ情報の発信になってしまったというお話を伺いましたので、それについてお聞かせ願えればと思います。 150 ◯議長(倉持 守君) 防災危機管理課長。 151 ◯防災危機管理課長(横島義則君) お答えいたします。  22時22分の大雨特別警報につきましては、これはJアラートによる自動発報でございまして、その際の例文も自動で送出されるというところでございます。その際に、速やかに災対本部内で県と市長によるホットラインによりまして、下館河川、また水戸気象台とのやりとりがございました。その中で水位の状況、またその時点での雨風の状況を勘案いたしまして、速やかに避難するよりはこの時点では自宅にとどまっていただいたほうが安全だという判断をいたしまして、こういった防災無線での放送になったということでございます。  以上でございます。 152 ◯議長(倉持 守君) 関 優嗣君。 153 ◯8番(関 優嗣君) そういうことだったのですね。ただ、今後も同じような状況の中ではそのようなJアラートとの連動ということで、また同じような情報の発信、放送というものが起こってしまうのでしょうか。 154 ◯議長(倉持 守君) 防災危機管理課長。 155 ◯防災危機管理課長(横島義則君) お答えいたします。  Jアラートに関しては自動発報でございますので同じことが起こってしまいます。
    156 ◯議長(倉持 守君) 神達市長。                〔市長神達岳志君登壇〕 157 ◯市長(神達岳志君) 関議員の質問にお答えをいたします。  確かに、今答弁させていただいたとおり、Jアラートの自動発信で広域的に最初の避難勧告は特別警報によって発せられました。その際、常総市においては一番の暴風雨の時間帯であったので、私みずから今は避難させるべきじゃないということで指示をしました。そして、改めてJアラートでなく市の放送で、常総市民にとっては今避難をすると危険だということで垂直避難をお願いしたということでございます。この点に関しては、その後国交省、気象庁に私みずからお願いをしてあります。  国交省の河川上のタイムラインとしては、危険水位を越えた段階での避難勧告になりますけども、気象庁は特別警報での避難勧告があって、このタイムラグがある。ここを合わせてもらわないとどっちもJアラートが鳴って、Jアラートは広域的になりますから、その時間のずれも出てくる。そして、広域的になると常総市と下妻、守谷、また周りとも違った風の強さ等々もありますから、Jアラートの発信のあり方、またはタイムライン、ここは国交省と気象庁も意見を交換しながら、そこのホットラインもつなげてもらわないと、基礎自治体の避難勧告指示を発する責任のある首長としては、市民にさまざまな情報が行き過ぎて、どこの情報が正しいのか市民を迷わせることにもなるということでお伝えをしてあります。そういった部分で今後、改善をまた待ちたいというふうに考えております。 158 ◯議長(倉持 守君) 関 優嗣君。 159 ◯8番(関 優嗣君) ありがとうございます。大変心強い御答弁を市長からいただきました。あのような緊急の状況の中ですので、やはり聞けば逃げなきゃいけない、危ないのかなと、当然認識する方たちが大半であるでしょうし、その状況を見て、これでも逃げろって言うのかよと思いながらも、指示があればそれに従うというのがこれまでの経験上、培われてきたものの中で行動に移ってしまうということもあるでしょうから、今後、各部署の横のつながりというか、そこでのホットラインというものもつないでいただいて、気象状況の現状に合わせた指示というものが流れてくることを期待しておきたいと思います。  また、そうした中であれほどの強風、雨という中ですと、行政防災無線が、これまでも再三、お話がいろんな形で出ていたことがあるかと思いますが、あの気象条件の中では、なおさら防災無線の放送については聞き取れない、これはもうやむを得ない状況だと思います。そのような場合に対しての電話によってのガイダンスということもアナウンスはされていましたが、やはり皆さんは情報をとるため回線が集中したということでつながりにくかったということも、これまでの議員の皆さんからの質問の中の答弁にもあったかと思います。  そんな中で、戸別受信機であるとかさまざまな提案がされたような経緯もあるかと思います。しかしながら、常総市にはそのような戸別受信機を配布するに当たっては、当然個人負担が発生するのかしないのか、行政側がすべてを負担して配布するのか、どっちにしても費用負担の部分が出てくるのかなと思います。常総市には自治区自主防災の取り組みの中で、ショートメールによる情報発信というものがすばらしく活用されている地域があることは、恐らく執行部の皆さんも当然御存知でしょうし、議員の皆さんも御存知だと思います。そのようなすばらしいツールを活用している自治区がある中で、そうしたツールを市のほうで防災無線での放送内容をショートメール、これも任意の登録制になるかと思いますが、情報発信ツールとして防災無線とあわせての活用というものがコストの削減という部分でも、1通送信をすることによる料金の発生というものはあるでしょうが、実際に年間を通して何回の発信が必要かというのは、これはもう未知数の部分であると思いますが、1通送信するのに15円というようなお話も伺っております。実際、その戸別受信機ではなく、このようなショートメールによる情報発信というものを、これまでにも恐らく議題に乗って議論された経緯はあるかと思いますが、その辺についてはいかがでしょうか。 160 ◯議長(倉持 守君) 答弁を求めます。防災危機管理課長。 161 ◯防災危機管理課長(横島義則君) お答えいたします。  議員御指摘のとおり、まさにこういった事態のときは情報発信がかなめになっていると考えてございます。防災無線にかわるというか補完する形での戸別受信機、防災アプリ、まだ100台しか入っておりませんが戸別受信機を増設していきたいという考えもございます。  また、情報発信の大切さという意味では、今回やっていただきました消防団、その他マスコミへの情報提供もございます。それを補完する形でショートメールサービスに限らず、その他いろいろ今ちょうど出そろっている段階ですが、まだその検証に至ってないものが新しく出てきております。そういったものを含めて研究していきたいと考えております。  以上でございます。 162 ◯議長(倉持 守君) 関 優嗣君。 163 ◯8番(関 優嗣君) 一刻を争う生命の危機を感じる状況の中ですので、よりよい正確かつ的確な情報発信の体制づくりというものが求められると思います。何よりも表彰まで受けるほどのすばらしい取り組みですので、行政側がそれを活用しない手はないのではないかなと思いますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。  続いて、5)番に移らせていただきます。災害時において、現在さまざまな組織や団体というものが市内にはあるかと思いますが、そちらとの連携についてお聞かせください。 164 ◯議長(倉持 守君) 答弁を求めます。市長公室長。 165 ◯市長公室長(小林昭仁君) お答えします。  今、議員の御指摘のとおり、さまざまな組織との間で顔の見える関係を築いているところでございます。その中で、特に避難行動要支援者を見守る体制を築いていくことがとても重要であると今現在は考えております。今回の一般質問でも答弁させていただいておりますが、一人一人の見守り体制の強化策として個別計画の策定を行ってまいります。来年度以降、順次同意がとれた方々と情報を支援者間で共有できるようになりますので、逃げおくれゼロ、被災者の孤立ゼロに寄与するものと考えております。  ほかの団体につきましては、随時今後も重厚な考えで、もっともっと関係を深めていって抜け目のないような形での組織とのあり方に持っていきたいと思っております。  以上です。 166 ◯議長(倉持 守君) 関 優嗣君。 167 ◯8番(関 優嗣君) 今の答弁の中に来年度以降、情報を支援者間で共有できるようになるというお話がありましたが、どのような形での共有、新たな組織なのか、またどういったものなのかちょっと詳しくお聞かせ願えればと思います。 168 ◯議長(倉持 守君) 防災危機管理課長。 169 ◯防災危機管理課長(横島義則君) お答えいたします。  こちらは、1人の要支援者を助けるに当たっては、まずは個人情報の開示が必要ということで、その同意をいただいた段階で取り巻く方々、例えばケアマネジャーだったり、区長であったり、ヘルパーだったりとかといった形で、1人を取り囲むようにして助ける体制をつくるということでございます。こちらは、日ごろより御本人と助けていただける方々との顔の見える関係をつくって、情報を共有し、いざというときには迎えるという体制をつくるということでございます。  以上でございます。 170 ◯議長(倉持 守君) 関 優嗣君。 171 ◯8番(関 優嗣君) それというのは、言ってしまえば、これまでにもできた取り組みなのかなと思います。各組織や団体との連携という部分でいえば、新たに登録をして、移行確認をして、個人情報を開示することの承諾を得るまでもなく、ケアマネジャーであったり民生委員など個人情報を既に保有されている方たちがいらっしゃるのが行政の中では確認されると思います。新たに登録をすることによって、要は登録漏れなどがもし発生してしまった場合には、その逃げおくれであったりという部分にもつながってしまうかと思いますので、新たに何かを取り組むということも当然必要だと思いますが、今あるものをより磨いていくということのほうがスピーディーな対応につながっていくのではないかなと思います。その辺の連携、確認等を進めていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。  それでは、大項目一つ目の最後6番ですが、常総市防災アプリというものができて、これまでに災害等で動いたという経緯はなかったかと思います。今回も情報の発信ツールとしては活用されたとは思いますが、実際のところは、これまでの質問の中にもあったので簡潔に御説明いただければ。 172 ◯議長(倉持 守君) 答弁を求めます。市長公室長。 173 ◯市長公室長(小林昭仁君) お答えします。  防災アプリを使っての避難情報の発令を行いましたが、防災アプリにつきましては、緊急情報のみの発信をする仕組みとなっておりますので、ふだん使いなれていないことから、災害時にどのように情報を確認すればいいのか不安に感じるといった声も聞かれております。今後は、平時における防災訓練等での使用や、これまで配信していなかった避難所の収容状況など、きめ細かに活用していくよう改善を図ってまいりたいと考えております。  以上です。 174 ◯議長(倉持 守君) 関 優嗣君。 175 ◯8番(関 優嗣君) まさにそのとおりだと思います。以前にもこのアプリについては、どのような情報が得られてどのような動き方をするのか、いざとなったときに有効に活用するために平時にテスト配信などをして、そのアプリの動き方というもの、活用法というものを事前に知っておくことが必要ではないかという提案をさせていただいた経緯があります。その中でも、平時にそのようなテスト配信を行いたいという御回答を市長公室長からもいただいた記憶はしっかりと残っておりますが、残念ながらそのようなことが行われないまま、今回の台風19号の状況になったのかなと思います。  今後は、答弁だけで終わってしまうのではなく、市内一斉の防災訓練など場面を見てしっかりとそのアプリの存在、またその生かし方というものを市民の皆さんに深く知っていただけるような運びをとっていただきたいと思います。今回の避難指示勧告等が出た後の市民からの声というのは、避難指示が出て、避難所が開設しているのはどこだかわからない、また避難所のキャパもどのぐらいなのか、今現在どのぐらいの避難者がそこに収容されていて、あとどのくらい入れるのかというものがあまりにもちょっと情報が乏しかったというお声もたくさん聞いております。避難所をたらい回しという言い方はちょっと語弊があるかと思いますが、自分が一番近いところの避難所へ駆け込んでみたらもういっぱいなので、次はあそこに行ってください、あそこもいっぱいだったらまた次へというような状況がもし発生してしまった際、避難所から避難所へ移動間に何らかの被害を受けてしまい、最悪には命を落としてしまうようなことがないとは言い切れないと思います。的確に瞬時、瞬時の情報をスピーディーに発信することが本当に逃げおくれゼロ、被害者ゼロというすばらしい避難行動につながっていくと思いますので、アプリの活用も改善、アップデートなどを含め、拡張していっていただけるようお願いしたいと思います。  今回、大項目1番については、主に公助に対する部分のものが多かったかと思いますが、そのように行政が公助をどんなにすばらしい体制を整えたとしても、災害時の対応の基本というものは、自助、また共助という部分になってくると思います。昔から言われる言葉に、向こう三軒両隣という言葉がありますが、地域、エリアでいかにまとまった連携、きずなを結ぶかということが公助、行政や消防、警察、自衛隊などが支援に入ろうにも、地域が散り散りばらばらであっては十分な支援効果が発揮できないというのはもうはっきりとしていると思います。災害の備えは自助、共助、そして近所、そこにタイムラインということで、地域の防災訓練や災害について地域の方とお話をする際には、強くこのことは訴えてきております。今後も、さらにこの周知をしていくべく頑張ってまいりたいと思います。  そして、また一度やったからというのではなくて、本当に小学生からお年寄りまで簡単に自分の避難計画を立てられるマイタイムライン、まさに全国に先駆けて常総市が取り組んだものですので、これが風化してしまうのではなくて、しっかりと常総市の一つの強みとして、このタイムラインもさらに理解を深めていただけるような啓発活動にも努めてまいりたいと思いますので、執行部の皆さんもよろしくお願いいたします。  以上で、大項目1番を終わりにいたしたいと思います。また午後よろしくお願いいたします。 176 ◯議長(倉持 守君) 質問の途中ではございますが、この際、暫時休憩いたします。                 午後0時05分休憩    ─────────────────────────────────                 午後1時00分再開 177 ◯議長(倉持 守君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  一般質問を継続いたします。  関 優嗣君。 178 ◯8番(関 優嗣君) 午前中大項目の1番をやり、昼食を挟みましたので元気ももりもり復活しましたので大項目2番に入らせていただきます。  大項目二つ目として、今回は幼稚園、保育所、小中学校の今後についてということで質問をさせていただきます。今回の質問に至るまでには、ことし2月の定例会議にて小中学校のトイレ、また5月定例会議では小中学校の現状、そして8月定例会議では保育所の今後についてと、子どもたちの保育教育に関する質問を行ってきた経緯があります。しかし、この質問をそれぞれしてきたことを改めてそのときの答弁等を振り返りまして、各問題、課題については、それぞれ個々に考えていたのではなかなか進まない部分もあるのではないかという点で、個々に点で見るのではなくて、保育、教育というのは子どもたちのためという大きな面としてとらえていくという形で、保育所、幼稚園というところでいいますと、管轄の違いであったり、なかなか共有できない部分もあることは重々承知の上で、今回、総合的に見る、有効にさらには効率的な方向性を示すきっかけになればと思いまして、そのような趣旨から答弁の調整も難しかったとは思いますが、この問題についてはゆっくり考えましょうというのんきなことを言っているような事態ではないのではないか、もう早急に取りかかり、方向性をしっかりと示した中で動き出していなければならない問題であると私は強く認識しております。その辺も踏まえた答弁をいただきたいと思います。  それでは、1)番、執行部で今現在考えるそれぞれの問題、課題についてお聞かせください。 179 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。教育部長。             〔教育委員会教育部長飯村順子君登壇〕 180 ◯教育委員会教育部長(飯村順子君) 常総市の幼稚園、小中学校が抱える課題といたしましては、外国籍のお子さんの増加に伴いまして、言語、文化、宗教、生活習慣の違いから生じる園及び学校生活に関する身近な課題もさまざまあります。が、本市の幼児教育及び学校教育においては、その進むべき方向性と将来像にかかわる大きな二つの根本的課題を抱えていると考えております。  その一つは、少子化による園児、児童、生徒数の減少であり、もう一つは施設の老朽化です。その理由といたしましては、幼稚園は子どもたちが人生において初めて社会生活を体験し、生涯にわたる人格の基礎を養う場です。そして、子どもたちはさらに小学校、中学校へとステップアップし、授業や部活などの学校生活を通して、将来の夢を実現するための生きる力を身につけていきます。幼、小、中の教育の場は、日本の未来を担う子どもたちが一人の人間として人格を形成するための重要なステージであり、よりよい教育環境を整備することは我々大人の使命です。  さて、この環境整備において考慮すべき要素は大枠で二つございます。  一つは、安全な施設の整備といったハード的要素と、もう一つは適正な規模です。幼児教育から義務教育段階までの教育は、社会的自立の基礎、国家社会の形成者としての基本的資質を養うことを目的としております。このため、単に知識や技能を習得させるだけではなく、児童生徒が集団の中で多様な考えに触れ、認め合い、協力し合い、切磋琢磨することを通じて、思考力や表現力、判断力、問題解決能力などを育み、社会性や規範意識を身につけさせることが重要でございます。そして、こうした教育を十分に行うためには一定の規模の集団が確保されていることが必要となります。しかし、少子化が進行する中にあって、従来の学校配置のまま適正規模の教育環境を確保することは、本市においても今後ますます難しくなっていくものと考えております。  以上でございます。 181 ◯議長(倉持 守君) 続いて、保健福祉部長。              〔保健福祉部長吉原克美君登壇〕 182 ◯保健福祉部長(吉原克美君) 私からは、保育所における問題、課題につきまして御答弁をさせていただきます。  保育所における喫緊の問題といたしましては、一つ目に施設の老朽化から一刻も早く安心安全を確保しなければならない状況にあることでございます。  二つ目には、少子化による児童数の減少に伴い、児童の健全な育ちや成長の観点から、社会性や各種行事等の集団活動が困難になっていくということなど、健全な集団保育を行う上での懸念があることでございます。  三つ目には、社会環境の変化から、女性の社会進出及び核家族化が進み、保育ニーズが低年齢層化し、主に3歳未満児で待機児童が発生していることでございます。  四つ目には、特に民間保育所で深刻な問題となっている、全国的な問題でもある保育士不足でございます。保育士の待遇面におきまして、賃金が他の職種と比較して低賃金であること、業務上への責任の重さ、保護者への対応、保育業務終了後の事務業務、イベント業務にわたる膨大な業務量であること、また保護者の就労に合わせての就労時間となるため、不規則なものとなっていることが挙げられます。  五つ目には、これは市の特有なものと思われますけども、外国籍児童の増加に伴いまして言語、食事、習慣、宗教等の違いにより、保育運営及び保育児童、保護者とのコミュニケーションが複雑困難となっている状況が発生していることでございます。  今まで述べた幾つもの問題がありますが、先ほど教育部長からの答弁があったように、将来常総市の宝となる子どもたちのためによりよい教育、保育環境を提供するためには、施設の老朽化と少子化が大きな問題となっております。  以上でございます。 183 ◯議長(倉持 守君) 関 優嗣君。 184 ◯8番(関 優嗣君) それぞれ市特有なものも含めますと、問題、課題は多種多様なものになっているということが今の答弁の中からもわかるのですが、しかしながら、よく挙げられる少子化、または施設の老朽化、これは突然訪れるものではない。結果的に何年後にはこういう推移をしていきますというものが明確な数字であらわれているものであって、台風や地震のように突然発生して、さあどうしましょうと対応に追われるものではないはずなんです。まずは、その安心安全な保育の環境、これは以前からも申し上げているとおり、今、この時間も保育所で過ごしているお子さんたちがいる。しかし、老朽化という理由によって、また建設時期によって基準等の相違があり、今の社会には適していないという結果が出されているものの中で、笑い、走り、友達とじゃれ合い、楽しい子どもながらに楽しい時間を過ごしている。しかし、そこに預けている親御さんには不安のほうが大きいのではないかと。当然、保育所に関しては、なぜこれまで何らかの手を入れることがなく、小中学校においては耐震の基準を満たすべく手入れをしてきたのに保育所に関してだけ言えば、幼稚園も含めてなされていなかった、このことが私は疑問でならないので、これまでにも何度も質問させていただいております。今後、これについては早急な代がえ施設への移動をという願いも再三お伝えしてきておりますが、実際のところ、今できることとして考えられる、想定できる代がえ施設への移動というのはいつごろを見越していますか。 185 ◯議長(倉持 守君) 保健福祉部長。 186 ◯保健福祉部長(吉原克美君) お答えいたします。  ただいま安全な場所への移動の時期についてということでございます。こちらについては現在、代がえ施設確保等々で、学校の教室等を利用して移る計画で今のところ調整中ですが、早急な形で皆様に御提示しながら移動等の代がえ施設等を後ほど説明させていただきますので、早急に考えているということでございます。よろしくお願いします。  以上でございます。 187 ◯議長(倉持 守君) 関 優嗣君。 188 ◯8番(関 優嗣君) 再三にわたって質問をさせていただいている経緯上、一度確認のために聞かせていただきました。一刻も早く、本当にそれが一番の願いで保護者からの声でもありますので、ぜひよろしくお願いいたします。  午前中、岡野議員の質問等にありましたが、学校のトイレの問題、これは私も質問させていただいたときにトイレの問題ではない、すべての施設全般に老朽化という一言で片づけられてしまっている部分があるということは承知しておりますが、それだけにその部分部分での改修をできないということも、これはやむを得ないのかなと。そんな中で、総合的に見た今後の再編計画というものが急務であり、求められているものなのではないかなと思います。実際のところ、それぞれ今、部長方に答弁をいただきましたが、それぞれの部分での問題として挙げられるもの、施設は違えど共通するような問題点というか課題というものがあるのか、その辺をお聞かせください。 189 ◯議長(倉持 守君) 答弁を求めます。教育部長。 190 ◯教育委員会教育部長(飯村順子君) それでは、御質問の共通の課題ということでございますが、幼稚園及び小中学校と保育所はそれぞれ管轄する部署が違い、また幼稚園と保育所では子どもの受け入れ要件や保育内容も違います。が、市部局及び教育委員会間では、保、幼、小、中の連携を図っておりますことから、互いの課題につきましても大枠で共有しております。そのようなことから、保育所も含めて教育委員会から御答弁させていただきます。  大きな課題としましては、お互いに少子化と施設の老朽化であると考えております。  以上でございます。 191 ◯議長(倉持 守君) 続いて、保健福祉部長。 192 ◯保健福祉部長(吉原克美君) お答えいたします。  ただいま教育部長からお話が出たとおり、保育所におきましても老朽化と少子化が大きな問題となっております。特に保育所におきましては、安全の確保等がそれに抜きん出た別問題も含まれています。そういった形で共通の問題の老朽化の中で、やはり保育所だけは耐震問題があるということでございます。よろしくお願いします。  以上でございます。 193 ◯議長(倉持 守君) 関 優嗣君。 194 ◯8番(関 優嗣君) この際なので、その問題を解決するには何が一番得策だと、今は思われますか。 195 ◯議長(倉持 守君) 教育部長。 196 ◯教育委員会教育部長(飯村順子君) お答えさせていただきます。  教育環境を適正な規模で整備するためには、教育施設の配置、施設の改築や新築ほかさまざまな要素が関係してくるものと考えます。幼稚園につきましては、東西1園ずつの統合化を図って規模の整備には努めてまいっております。また、小中学校につきましても、昭和期に建設された施設が多く、今までに大規模改修を実施していない校舎や屋内運動場などでは、全体的、総合的な老朽化から発生する不具合が絶えず、いわば対症療法的な対応の連続となっている状況でございます。  また、幼稚園に比べまして小中学校の整備となりますと、費用も大きくなります。そのようなことから児童生徒が未来に夢を持ち、生きる力を身につけるための教育環境の整備を第一の目的としながら、保護者や地域の皆様との対話による学校適正配置の議論の中で、地域とのかかわり、地域性、財政的課題並びにその他学校運営に係るハード、ソフト両面における、考慮すべきさまざまな事項を集約して、多角的な観点から課題を共有して検討してまいりたいと思います。  以上でございます。 197 ◯議長(倉持 守君) 続いて、保健福祉部長。 198 ◯保健福祉部長(吉原克美君) お答えいたします。  先ほど申し上げましたとおり、保育所につきましては施設の老朽化、特に新耐震基準の保育所を除きまして耐震不足による安心安全な保育環境を提供できておらず、早急に代がえ施設の確保、または施設整備が必要となっております。  まず、未来を担う常総市の宝である子どもたちの安全の確保を最優先に考えておりまして、保護者の皆様が安心して子どもたちを預けていただけるよう、先ほど申し上げました代がえ施設として小学校ということを考えて進めていっております。  次に、共通の問題である少子化でございますけれども、児童数の減少に伴いまして、社会性を育む機会の減少、行事や集団活動が困難となることが懸念されております。特に保育所につきましては、就学前の児童が人間形成を培う重要な時期であると考えられておりまして、保育所が児童健全育成の役割を担っているおり、その成長過程におきまして適正な規模による保育は大変重要なことと認識しております。  このような問題を解決するためにも、保育所施設の再編視野に入れた、ある一定以上での保育、適正規模による保育を実現し、よりよい保育環境を整えてまいりたいと考えております。あわせて、子育て政策の充実を図り、当市における子育て世代の人口増加及び出生率の向上につなげたいと考えております。  なお、待機児童対策につきましては、本年度中に水海道第六保育所におきまして、3歳未満児室の整備を実施しておりますので、令和2年度から受け入れを開始し、待機児童の解消を図る見込みとなっております。  以上でございます。
    199 ◯議長(倉持 守君) 関 優嗣君。 200 ◯8番(関 優嗣君) やはりどちらにも挙げられる老朽化というのは、これまで置き去りにされてきた結果が今こうして露呈されている部分であると思います。もちろん、今の保育所の耐震問題というものは、それはそれとして別に早急に対応していただかないといけないとは思いますけども、長期目線で見た子どもたちの適正な教育環境、保育環境というものの確保には慎重に取りかかっていただいて、でものんびりはしていられないということもあわせて申し上げておきたいと思います。  時間がなくなってしまいました。1番の防災のところから市長にもお伺いしたいと思っておりましたが、1番の防災を含めて今回の施設の再編成等も踏まえた教育環境の整備についてお聞かせください。 201 ◯議長(倉持 守君) 神達市長。                〔市長神達岳志君登壇〕 202 ◯市長(神達岳志君) お答えをいたします。  防災については先ほど答弁させていただいたとおり、これからも先ほどの課題も含めて、次の災害に備える防災先進都市を目指していきたいと思います。  保育環境、または幼、小、中、常総市の未来を担う子どもたちの環境整備というのは、常総市にとって今までずっと棚上げにされてきた部分も多かった。それが、今現在、老朽化という部分で少子化に相まって大きくなってきたという現実がございます。この現実としっかり向き合って、6年後、10年後くらいまでの子どもたちの数の推移というものは明確になっておりますし、もちろんふやす努力というものは継続して行っていかなきゃなりませんけれども、現実に合った適正規模な子どもたちの教育環境、こういうものを整備するためにどうしたらいいかというものも議会の皆さんと一緒に、また地域の皆さんと一緒にこれから大きく対話をしていきたいというふうに考えております。  以上です。 203 ◯議長(倉持 守君) 関 優嗣君。 204 ◯8番(関 優嗣君) ありがとうございました。これまでの置き去りというものは、今どうこう言ってももう取り返しがつかないものであります。ここでもう一度仕切り直す、また思い切った決断をする、もう置き去りはしないという強い思いで私たちも取り組んでまいりたいと思いますので、執行部の皆さんと一緒に頑張りたいと思います。よろしくお願いいたします。ありがとうございました。 205 ◯議長(倉持 守君) 以上で、関 優嗣君の一般質問を終了します。  総務課長より発言の申し出がありましたので、これを許可します。総務課長。               〔総務課長吉山貴司君登壇〕 206 ◯総務課長吉山貴司君) 午前中の岡野議員への答弁の中で、2003年から当市におきまして派遣職員をお願いしているかのような答弁をいたしましたが、2003年は公職選挙法の改正の年でございまして、当市で実際に派遣職員をお願いしましたのは2007年からでございます。不明瞭な答弁をいたしまして申しわけございませんでした。おわびして訂正いたします。 207 ◯議長(倉持 守君) 引き続き一般質問を継続いたします。  次に、17番喜見山 明君。               〔17番喜見山 明君登壇〕 208 ◯17番(喜見山 明君) 皆様こんにちは。最後の質問になりまして4日間の一般質問は終わりますけれども、しっかり頑張って、食事も終わりましたので、議員の皆さんで寝たい方は寝ていても結構ですので、頑張ってやります。  通告に従いまして、会計年度任用職員制度について、第1問が議案上程までの市の取り組み及び経過を問うということで一般質問をさせていただきます。  8月定例会議でも質問させていただきましたが、その後の進捗状況を伺いたく、再度会計年度任用職員制度について一般質問させていただきます。茨城県内でも、9月議会に議案上程した市町村もあったようですが、今回の定例会議に上程する、または遅くても2月議会までには上程することになっておると思われます。制度導入に当たって円滑に事が進むよう、担当部署においてもいよいよ佳境に迫っていることでしょうが、市民サービスを安定して提供するためには、臨時職員及び非常勤職員の存在は不可欠であると考えています。  そこで、一つ目に議会上程までの市の取り組み及び経過を伺いたいと思います。簡潔な答弁をお願いいたします。 209 ◯議長(倉持 守君) 答弁関係者の方は議場にお入りください。  これより答弁を求めます。総務部長。               〔総務部長沼尻秀子君登壇〕 210 ◯総務部長沼尻秀子君) 喜見山議員の御質問にお答えいたします。  令和2年4月1日から導入される会計年度任用職員制度は、地方公共団体における非常勤職員や臨時職員の適正な任用や勤務条件を確保するための制度でございます。8月定例会議に喜見山議員から御質問いただきましたが、この間、総務省通知に基づき、県や周辺自治体との意見交換や情報収集を行いながら、関係各課に人員配置の状況や業務内容、勤務形態を確認した上で条例整備を進め、11月定例会議に会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例とその関係条例の整備に関する条例を上程させていただきました。また、現在は円滑に制度が導入できるよう、会計年度任用職員に関する関係規則の制定改廃の手続きを進めているところでございます。  以上でございます。 211 ◯議長(倉持 守君) 喜見山 明君。 212 ◯17番(喜見山 明君) 現在勤務されている臨時職員の方には説明、周知等は行ったか伺いたいと思います。 213 ◯議長(倉持 守君) 総務課長。 214 ◯総務課長吉山貴司君) お答えいたします。  10月に全庁向けに制度導入に当たっての周知をしたところですが、年明けに説明会を開き、遺漏のないよう対応してまいりたいと考えております。  以上でございます。 215 ◯議長(倉持 守君) 喜見山 明君。 216 ◯17番(喜見山 明君) わかりました。それでは、これまで臨時職員として勤務されていた人にとっては待遇改善になるようですが、制度改正による市のメリットをお伺いしたいと思います。 217 ◯議長(倉持 守君) 総務課長。 218 ◯総務課長吉山貴司君) お答えいたします。  市民のための公務運営という観点から見ますと、制度改正により、臨時職員、非常勤職員が会計年度任用職員に移行することは、守秘義務の徹底、人事評価なども実施することにより、住民の命と暮らし、権利を守る自治体組織の強化が図られると考えております。  以上でございます。 219 ◯議長(倉持 守君) 喜見山 明君。 220 ◯17番(喜見山 明君) わかりました。  それでは、2)制度導入に当たり、採用時の給与及び報酬の決定方法を尋ねる、2番目の項目の質問に入ります。  会計年度任用職員制度導入に当たり、採用時の給与及び報酬の決定の答弁をお願いします。 221 ◯議長(倉持 守君) 総務部長。 222 ◯総務部長沼尻秀子君) お答えいたします。  会計年度任用職員の報酬等の基準を定める際には、職務給の原則、均衡の原則等に基づき、それぞれの職務内容に応じて決定いたします。報酬の決定方法につきましては、職種ごとに常勤職員が使用しております行政職給料表をもとに勤務形態に応じて月額、日額、時間額を算定いたします。  以上でございます。 223 ◯議長(倉持 守君) 喜見山 明君。 224 ◯17番(喜見山 明君) それでは、報酬の額についてどのように考えているかをお聞かせください。 225 ◯議長(倉持 守君) 総務課長。 226 ◯総務課長吉山貴司君) お答えいたします。  職種や職務内容をかんがみ、常勤職員との均衡を図るためにも慎重に準備を進めているところでありますが、近隣市の状況も参考にしながら担当部局とも十分協議し、報酬及び弁償の額を設定いたしたいと考えております。  以上です。 227 ◯議長(倉持 守君) 喜見山 明君。 228 ◯17番(喜見山 明君) わかりました。  それでは、会計年度任用職員に期末手当が支給できるよう、条例を定められているようですが、会計年度任用職員全員に期末手当が支給されるかお尋ねいたします。 229 ◯議長(倉持 守君) 総務課長。 230 ◯総務課長吉山貴司君) お答えいたします。  任用期間が6カ月以上で、1週間あたり15時間30分以上勤務する会計年度任用職員に期末手当が支給されることとなります。  以上でございます。 231 ◯議長(倉持 守君) 喜見山 明君。 232 ◯17番(喜見山 明君) 手当等の人件費は上がると思われますが、処遇改善につながり、働く環境整備は重要だと思います。正規職員会計年度任用職員が一体となって市役所組織全体がよくなることを期待しており、次の質問に移らせていただきます。  3番目の事項になります。再度任用について尋ねます。その際の選考方法をお尋ねします。 233 ◯議長(倉持 守君) 答弁を求めます。総務部長。 234 ◯総務部長沼尻秀子君) お答えいたします。  会計年度任用職員の再度の任用については、平等取り扱いの原則、成績主義を踏まえ、任期ごとに人事評価や所属長のヒアリングにより客観的な能力実証を行い、任用することとなります。  以上でございます。 235 ◯議長(倉持 守君) 喜見山 明君。 236 ◯17番(喜見山 明君) 再度任用の際の任用回数や年数による制限を設ける予定はあるのか、または定年制や年齢制限を設けるのかお聞かせください。 237 ◯議長(倉持 守君) 総務課長。 238 ◯総務課長吉山貴司君) お答えいたします。  募集の際に、一律に応募用件に制限を設けることは、平等取り扱いの原則や成績主義の観点から避けるべきものとされておりまして、均衡な機会の付与の考え方を踏まえた適正な募集をすべきものと考えますので、定年や年齢制限を設ける予定はございません。  以上でございます。 239 ◯議長(倉持 守君) 喜見山 明君。 240 ◯17番(喜見山 明君) わかりました。  では、現在在職している臨時職員の方の来年度以降の任用はどのように考えているか。 241 ◯議長(倉持 守君) 総務課長。 242 ◯総務課長吉山貴司君) お答えいたします。  任用に当たりましては、能力実証を経て、各課配置状況をかんがみながら決定してまいります。  以上でございます。 243 ◯議長(倉持 守君) 喜見山 明君。 244 ◯17番(喜見山 明君) 能力の実証とは具体的に何を指すのかお示しください。 245 ◯議長(倉持 守君) 総務課長。 246 ◯総務課長吉山貴司君) お答えいたします。  所属長とのヒアリングの結果を踏まえつつ、書類選考も含め、簡易的な試験を実施する予定でございます。  以上でございます。 247 ◯議長(倉持 守君) 喜見山 明君。 248 ◯17番(喜見山 明君) 改正法が実施される令和2年4月に向け、円滑に制度が導入できるよう、残りわずかで関係規則の整備等が大変だと思いますが、頑張ってやってください。  それと、今質問した能力の問題は非常に大変だと思うんですけれども、ヒアリングで決めると言っていますけども簡単なものではないと思います。それで、我々の立場からすれば、ノー残業デーとか残業をなくする、そのためにはつくば市ぐらいの給与を出すとか、それで仕事が間に合うか間に合わないかの問題もありますし、非常にこれからこれを機に抜本的に改革して、市長、その辺をしっかりお願いしたいと思いますので、よろしく頑張っていただきたいと思います。  それでは、これで終わりにします。ありがとうございました。 249 ◯議長(倉持 守君) 通告による一般質問は終了いたしました。  この際、暫時休憩いたします。                 午後1時39分休憩    ─────────────────────────────────                 午後1時55分再開 250 ◯議長(倉持 守君) 休憩前に引き続き会議を開きます。    ───────────────────────────────── 251 ◯議長(倉持 守君) この際、御報告いたします。  11月28日に請願1件を受理してございます。先日御配付した請願陳情文書表のとおり所管委員会に付託いたしました。
       ─────────────────────────────────  日程第2 議案第41号ないし議案第45号について                               (一括質疑、委員会付託) 252 ◯議長(倉持 守君) 日程第2に入ります。  議案第41号ないし議案第45号について、以上5件についてこれより一括質疑に入ります。  質疑の通告がありましたので、発言を許します。21番堀越道男君。 253 ◯21番(堀越道男君) 議案第44号です。先ほど喜見山議員が一般質問をした会計年度任用職員の問題なんですが、今回条例として出されている内容でまた一般質問もされたということです。ただ、その内容について、やはり確かなことがわからないということがありまして、実はうちのほうで勉強会をやらせてもらったところで、これ出しちゃいけないという書類なんですが。結城では、議員に対してちゃんと勉強会がされて、そのときに特別職非常勤、一般職の非常勤、臨時的任用職員、こういう種類があってそれぞれがどういうふうに移行するかというのが書いてありまして、そっちは特別職非常勤、有償ボランティアという、それから会計年度任用職員と臨時的任用職員、こういうふうに系列が分かれるそうです。  例えば、行政委員会の教育委員会とか選挙管理委員会とか監査委員会、公平委員会とか職種あって、それがどういうふうに移行するのかというのが詳しく載っている。そういう中で、特別職の非常勤であった自治区長などは、今度は有償ボランティア的な感覚になるということで変わっていく。さらに、対象にならない人、要するに会計年度任用職員にならない人というのは、例えば期限が限定される産休の保母さんの何々、こういうことが述べられている表があるので、要望なんですが、これ、質問というより。わかりやすいやつでやってもらわないと、我々は文章だけを読んだのでは何を言っているのかというのがわからないし、結果が出たやつについてさっぱり説明もできないというふうなことになりますので、ひとつ申しわけないんですが、こういうことでもうちょっと議員にわかりやすい図式でもって、職種を並べたやつで、それがどうなっているかということをできればこの議会中に出していただければというふうに思います。  そんなわけでの要望した質疑です。 254 ◯議長(倉持 守君) 答弁を求めます。総務部長。               〔総務部長沼尻秀子君登壇〕 255 ◯総務部長沼尻秀子君) 確かに、会計年度任用職員制度はちょっと複雑なところもございますので、議会の最終日までに資料を用意させていただきます。申しわけありません、よろしくお願いいたします。 256 ◯議長(倉持 守君) ほかに質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 257 ◯議長(倉持 守君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。  議案第41号ないし議案第45号、以上5件は総務委員会に審査のため付託いたします。    ─────────────────────────────────  日程第3 議案第46号ないし議案第50号について                               (一括質疑、委員会付託) 258 ◯議長(倉持 守君) 日程第3に入ります。  議案第46号ないし議案第50号について、以上5件についてこれより一括質疑に入ります。  質疑のある方の発言を許します。質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 259 ◯議長(倉持 守君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。  議案第46号ないし議案第50号、以上5件は文教厚生委員会に審査のため付託いたします。    ─────────────────────────────────  日程第4 議案第51号・議案第52号について                               (一括質疑、委員会付託) 260 ◯議長(倉持 守君) 日程第4に入ります。  議案第51号、議案第52号について、以上2件についてこれより一括質疑に入ります。  質疑のある方の発言を許します。質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 261 ◯議長(倉持 守君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。  議案第51号、議案第52号、以上2件は建設経済委員会に審査のため付託いたします。    ─────────────────────────────────  日程第5 議案第53号ないし議案第58号について                               (一括質疑、委員会付託) 262 ◯議長(倉持 守君) 日程第5に入ります。  議案第53号ないし議案第58号について、以上6件についてこれより一括質疑に入ります。  質疑のある方の発言を許します。質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 263 ◯議長(倉持 守君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。  この際、お諮りいたします。  予算関係につきましては、議長を除く議員全員を委員とする予算特別委員会を設置し、審査のためこれに付託いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 264 ◯議長(倉持 守君) 御異議なしと認めます。よって、以上のとおり決しました。  議案第53号ないし議案第58号、以上6件は予算特別委員会に審議のため付託いたします。    ─────────────────────────────────  散会の宣告 265 ◯議長(倉持 守君) 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。  本日は、これにて散会いたします。                 午後2時02分散会 当サイトのコンテンツ(文章、画像、図表)は、常総市議会の著作物です。無断で複製、転載することを禁止します。 Copyright (c) Joso City Council Minutes, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...