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  1. 常総市議会 2019-11-01
    常総市:令和元年11月定例会議(第17回会議) 本文


    取得元: 常総市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-12
    本文へ移動 ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1              〔議長倉持 守君議長席に着く〕  開 議 ◯議長(倉持 守君) 皆さん、おはようございます。  御報告申し上げます。ただいまの出席議員数は21名であります。    ─────────────────────────────────                 午前10時00分開議 2 ◯議長(倉持 守君) これより第17回会議を開きます。  別紙会議日程により議事を進めます。  また、本日午前11時前後にJアラート全国一斉情報伝達訓練の実施がなされますので、あらかじめ御了承願います。    ─────────────────────────────────  日程第1 一般質問 3 ◯議長(倉持 守君) 日程第1に入ります。  昨日の会議に引き続き一般質問を行います。通告順に従いまして発言を許します。  なお、質問並びに答弁は簡潔明瞭に行うよう、議事進行に御協力をお願いします。  最初に、14番中村博美君。                〔14番中村博美君登壇〕 4 ◯14番(中村博美君) 皆様、おはようございます。14番中村博美です。通告に従いまして、本日は一つの質問を行います。傍聴にお越しくださいました皆様、インターネット中継をごらんいただいています皆様、お忙しいところをありがとうございます。  それでは、市内に設置されている歩車分離式信号の改善についての質問を始めます。  今回、この信号の改善をしてほしい場所と、改善してほしい件を先に述べさせていただきます。この場所は、宝町にあるファミリーマートの南側にある交差点であります。プラザ通りと旧294号線の交差する交差点です。改善してほしい件は、歩車分離式信号の中の歩行者専用示方式信号スクランブル方式信号に改善してほしいという質問です。仲間の方にこのお話をすると、信号をつけるのは大変で難しいんだよねと言われましたが、信号機を変更するのではなく、信号機はそのままで、地面にスクランブル方式の白線を引きかえることです。  その前に、1)市内に設置されている歩車分離式信号は何カ所あるか尋ねます。御答弁よろしくお願いします。
     それでは、一問一答方式ですので、質問席に移ります。 5 ◯議長(倉持 守君) 答弁関係者の方、議場にお入りください。  これより答弁を求めます。産業振興部長。              〔産業振興部長小島裕治君登壇〕 6 ◯産業振興部長(小島裕治君) おはようございます。  中村議員の一つ目の質問にお答えいたします。  歩車分離式信号は、制御の方法により大きく分けて4種類に分類されます。一つ目、スクランブル方式、二つ目、歩行者専用現示方式、三つ目、右左折車両分離方式、四つ目、右折車両分離方式でございます。  常総市内の歩車分離式信号の設置数でございますが、県道谷和原筑西線と市道1-0115号線の交差点、こちらは中村議員御指摘の水海道宝町、ファミリーマート交差点で、歩行者専用現示方式でございます。このほかに、右折車両分離方式の交差点が2カ所設置されており、合計で3カ所でございます。  以上でございます。 7 ◯議長(倉持 守君) 中村博美君。 8 ◯14番(中村博美君) ありがとうございます。歩行者専用現示方式というのも今回初めて私も知ったんですけれども、2)の質問に移ります。  歩行者専用現示方式とスクランブル方式信号の設置上の違いについて尋ねます。御答弁よろしくお願いします。 9 ◯議長(倉持 守君) 産業振興部長。 10 ◯産業振興部長(小島裕治君) お答えいたします。  すべての方向の自動車等を同時に停止させている間に、すべての方向の歩行者を同時に横断させる方式のうち、斜め方向の横断を認めないものを歩行者専用現示方式、斜め方向の横断を認めるものをスクランブル方式と言い、信号や信号柱に歩車分離式スクランブル方式の標示板が設置されております。  また、スクランブル方式は基本的に横断歩道の道路標示が交差点に斜め方向に標示されております。  以上でございます。 11 ◯議長(倉持 守君) 中村博美君。 12 ◯14番(中村博美君) ありがとうございます。先ほどのファミリーマートの交差点は、歩行者専用現示方式になったわけですね。スクランブルにならなくて、歩行者専用現示方式になったわけをちょっとお聞かせいただけますか。お願いします。 13 ◯議長(倉持 守君) 産業振興部長。 14 ◯産業振興部長(小島裕治君) お答えいたします。  3番目の質問ということでよろしい……、2番。すみません、もう一度お願いします。 15 ◯議長(倉持 守君) 中村博美君、もう一度質問をお願いします。 16 ◯14番(中村博美君) 先ほどの2番の歩行者専用現示方式とスクランブル方式の説明を受けましたけれども、ファミリーマートの信号はどうして歩行者専用現示方式になったのかということをお聞きしているので、2番です。なぜこれになったかを納得したいので、よろしくお願いします。 17 ◯議長(倉持 守君) 生活環境課長。 18 ◯生活環境課長(文藏栄一君) お答え申し上げます。  ただいまの御質問でございますが、なぜ歩行者現示方式になったかということで、こちら、高校生が特に多い、あそこは通勤通学時間帯に特に高校生が多いということで、車との接触事故のほうを心配して、それで車を全停止させる、その間に歩行者を渡らせるということで、歩行者専用現示方式を採用いたしております。  以上です。 19 ◯議長(倉持 守君) 中村博美君。 20 ◯14番(中村博美君) ありがとうございます。高校生という声が出たので、ちょっと後でお話ししますけれども、この質問をするに当たり、10月1日に地元の交通安全協会の方と交通安全母の会の方と、そして地元の議員の方とで朝の交通立哨を行いました。月初めの1日の日は、市内全域で交通安全協会と母の会で立哨しているわけで、私は三妻の母の会に入っていますので、二人一組で月初めに順番を決めて、三妻地区の立哨をしています。今回は、まち中のこの交差点の立哨に初めて参加し、交差点を通過する人たちの様子を見させていただきました。また、12月2日には、夕方4時から5時の1時間、再び交差点を通過する人たちの様子を見ました。  生活環境課の方にも立哨してみてくださいねとお願いしていましたので、行ってくださったと思いますが、生活環境課の立哨の結果と、それから今御答弁をいただいた中に高校生のことも出ましたけれども、3番の御答弁の後でまた質問するんですけど、3番、歩行者専用現示方式の利用上の問題点はないかを尋ねます。お答えください。 21 ◯議長(倉持 守君) 産業振興部長。 22 ◯産業振興部長(小島裕治君) お答えいたします。  歩行者専用現示方式やスクランブル方式の交差点は、信号機や信号柱にスクランブル式歩車分離式の標示板が設置されておりますが、歩行者専用現示方式の交差点においては歩行者の道路交通法の認識不足などにより斜め横断を誘発する危険性があると思われます。  また、斜め横断ができない、歩行速度が遅い高齢者などは、渡り切れずに残存歩行者となる危険性がございます。  以上でございます。 23 ◯議長(倉持 守君) 中村博美君。 24 ◯14番(中村博美君) 今、課長からも、高校生が斜め横断しないで、今の歩行者専用現示方式、縦と横に行けばいいんですよね。それが、高校生だと、10月1日と12月2日の立哨のときに見たときは、縦横はなかなか、高校生なら縦横行けるんですけど、急いでいて遅くなった高校生は、縦は青信号で、横は赤信号で行ったり、反対に横は青信号で、縦を赤信号で走っていたりするんです。これは高校生だけじゃないですよ、一般の人も含めて。一般の人も含めて縦横というのはそういうことがあります。  御高齢の方は、もう縦横1回には絶対行けないから、多分待っていらっしゃるんでしょうけど、私が歩行者の様子を見てみると、歩行者の7割、縦横に歩いている人は大体6割から7割だったかな。3割の人はもう斜めに歩いています、一般の方も。そして、これ、交通違反ですよね、一般の3割の斜めの人は交通違反だし、自転車に乗ったまま2方向に進む人は少なくて、自転車の人は自転車に乗ったまま斜めに歩いている人の数がかなりありました。これももう完全なる違反ですよね。自転車をおりて縦横に行かなくちゃならないのに、乗ったままで斜めに行くというのは完全な違反ですよね。なので、違反者をつくる、こういう迷うような信号、これを改善してほしいというふうにきょうは思っているんですね。  生活環境課の方に、ちょっと立哨してくださいというので、立哨してくださったのかな。ちょっとその辺、立哨してくださいましたら、その様子をもう一度聞かせていただけますか。だれか立哨してくださいましたか。今、課長が高校生、ちょっと縦横難しくてという話もあるけど、ちょっとその辺もう一度聞かせてもらえますか。 25 ◯議長(倉持 守君) 生活環境課長。 26 ◯生活環境課長(文藏栄一君) お答え申し上げます。  私ども、議員からもお話もありました。それで、現場のほうを何度か確認しております。時間帯はばらばらでございますが、朝夕の通勤時間帯には特に多いということで、議員おっしゃるとおり、確かに縦横の方もいらっしゃいますが、斜めの方もいらっしゃいます。どうしても横断するときに斜めの方もいらっしゃいますので、交差点が混沌とした状態になります。混沌とした、それを防ぐために、議員が今回の質問でスクランブルというお話をしたのかなとは思いますが、現状のほうは把握しております。よろしいでしょうか。 27 ◯議長(倉持 守君) 中村博美君。 28 ◯14番(中村博美君) 危険性もあるし、そしてたくさんの交通違反者を出す信号ですね。こういう信号を改善してほしいと、今おっしゃったようなことなんですね。  4)番です。小中学校及び高等学校の通学路でもありますし、一般の方も通行される、通行を迷う歩行者専用現示方式はスクランブル式信号に変更すべきと考えるが、市の考えは、お答えください。 29 ◯議長(倉持 守君) 産業振興部長。 30 ◯産業振興部長(小島裕治君) お答えいたします。  信号機など規制に関する決定は、茨城県の公安委員会の所管となっておりますので、こちら、常総警察署のほうに問い合わせをしたところ、スクランブル方式の交差点に変更いたしますと、歩行者が縦、横、斜めと自由に横断することができ、利便性は向上しますが、その反面、斜め横断の交差点の角の縁石等を取り除かなければならないという、歩行者の安全性が損なわれるとのことでございました。  茨城県警の見解は、利便性より安全性を優先すべきとのことでございますが、市民のために地域からの要望を反映していきたいと考えておりますので、市に要望書を提出していただければ市としても常総警察署のほうへ要望していきたいと考えております。  以上でございます。 31 ◯議長(倉持 守君) 中村博美君。 32 ◯14番(中村博美君) ありがとうございます。今、安全性と利便性という言葉が出たんですけど、どんなときも、どのようなことも、安全性と利便性二つを比べると、だれもが安全性のほうを取りますよね。ちょっと不便でも安全なほうがいい、特にここは小学校、中学校、高校の通学道路でもあるので、もう安全性と利便性といったら、利便性はもうそっちのけ、安全性が一番だとだれもが言いますよね。でも、この二つを確保する方法はないのかな、それをちょっとお答えいただけたら、二つを確保する方法がないか、今の段階で結構ですのでお答えください。 33 ◯議長(倉持 守君) 産業振興部長。 34 ◯産業振興部長(小島裕治君) お答えいたします。  二つの安全性を確保する方向としましては、先ほどの縁石を取るということで、縁石を取った場合に、そこに車が乗り入れてしまうということで、その縁石の部分に例えばポールをつけるとかすれば安全性は確保できますが、市としてもそこの辺も踏まえて要望していきたいんですけど、最終的な決定は警察署のほうの関係になってしまいますので、その辺は安全性と利便性は向上できるかと思います。  以上でございます。 35 ◯議長(倉持 守君) 中村博美君。 36 ◯14番(中村博美君) ありがとうございます。もちろん、警察のほうで決定することなので、わかりますけどということですね。縁石を取ると、要するに左巻き込みが危ないということね、車のね。左巻き込みにポールを立てればいいし、ファミリーマートの反対側の床屋のところにはもう一つ道があって、あそこ、ちょっとね。五叉路と呼んでいいのかな、あそこにはポールが3本ほど立っているんだよね。気をつけて、あそこに行ってくださいよということでポールが立っているので、やっぱりポールで防げるなら、利便性も確保できるし、安全性も確保できるということと理解していいのでしょうか。しつこいですけど、もう一度お答えください。 37 ◯議長(倉持 守君) 生活環境課長。 38 ◯生活環境課長(文藏栄一君) お答え申し上げます。  先ほど、部長のほうより縁石を取り除いてポールということでございますが、基本的にはスクランブル方式にした場合、歩行者が縦、横、斜めどころか、もう好き勝手に動きますので、とにかく歩行者の障害になるものは取り除かなくてはならないというのが原則であります。そのため、ポールもかたいものではなくて、本当に伸縮性のある、そういったものをどうしてもつけるといったこともあります。そういったことになります。 39 ◯議長(倉持 守君) 中村博美君。 40 ◯14番(中村博美君) 課長、好き勝手にといっても、やっぱり交差点の中だけだから、中だけというか、外から来て中だからね、その意味はよくわかりますけど、危険のないポールって、もちろん、ふにゃっと、車でも上れるポールだと思いますので、ぜひその辺を検討していただきたいと思いますというか、スクランブル方式にしてほしいんですけどね。  11月12日と20日には、市長とともに知事に幾つもの要望に行ってまいりました。県警察本部でも要望に行きました。市長が県議会議員時代に仕事を御一緒にされた県警本部交通部長──今、警視になっていらっしゃるんですね──と、交通部交通規制課長にもお目にかかりました。市長のつながりの深さを知りました。常総警察署を通して強く要望していただきたいので、市長、すみません、御答弁をお願いします。 41 ◯議長(倉持 守君) 神達市長。                〔市長神達岳志君登壇〕 42 ◯市長(神達岳志君) おはようございます。中村博美議員の御質問にお答えをいたします。  あそこのファミリーマート前の信号は、私も県議時代からちょくちょく立哨をしております。小学校のPTAの皆さんからも要望が多い交差点でもございますし、まさに通学時間は六本木のように人が多い、高校生から中学生から小学生が全部あそこにたまる交差点になっていて、保護者の皆さんも心配をして、毎朝つき添いで行かれている場所でもございます。  スクランブル式がいいのか、今の現行がいいのかという部分も、今、部長から答弁させていただいたとおり、利便性と安全性というもの、両方を担保しなきゃいけないと、それの決定権はもちろん公安委員会にございますから、ぜひ私のほうからも署長を通して、交通部長のほうにもお話をして、1回公安委員会にお話をすると、調査員という方、専門の方が実際にあそこに時間帯を通して調査に入ってくれます。その調査に入った後に、いろいろな交通事情、また歩行者事情というものも加味しながら、時間のタイムラグであったりとか、その交差点のあり方というものをいろいろな角度から調査をしてくれます。そういう部分の専門家に少しお任せをしながら、なるべく、今よりも安全性が保てる、また利便性も向上できるやり方がないかという部分も、警察のほうに、公安委員会のほうにも申していきたいというふうに考えています。  以上です。 43 ◯議長(倉持 守君) 中村博美君。 44 ◯14番(中村博美君) ありがとうございます。調査員の方が時間帯を通して調査していただけるということで、私もあの交差点をただ車で通るときも見ていると、本当に一般の方が常時斜めに歩いていらっしゃるということで、本当にそれを見たときに、ああ、これはもう何とかスクランブルにならないかなといつも思うところなんですね。  要望を出したほうがいいんですかという地元の方もいらっしゃって、要望活動をして、たくさんの方の要望書を持って常総警察に行けば、少しは何とかなるのかなというお声も出ているんですね。なので、そこまで住民の皆さんが動くまでもなく、検討をして、まただめでしたら住民の皆さん、そういう動きをしようかなという声も、もう何年も前から、県議会時代に市長が立哨してくださっていたときから、きっと出ていると思います。私の耳に入ったのは2年ぐらい前なんですけど、そういうことで、皆さん、そんな考えもおありになるということで、交通安全協会の人や交通安全母の会の人たちもこの現状はよく御存じですので、ぜひ強く要望していただきたいということをお願いいたしまして、私の質問はこれで終わります。ありがとうございました。 45 ◯議長(倉持 守君) この際、暫時休憩といたします。                 午前10時22分休憩    ─────────────────────────────────                 午前10時35分再開 46 ◯議長(倉持 守君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  一般質問を継続します。  次に、6番吉原晴照君。                〔6番吉原晴照君登壇〕 47 ◯6番(吉原晴照君) 皆さん、おはようございます。6番吉原晴照です。通告に基づきまして、今回は大項目2点について質問いたします。  一つは、市所有の休止状態にある施設及び空き地の状況について、二つ目は産婦人科の新設についてです。  今回、市所有の休止施設及び空き地を全体としてどのように管理しているのかを確認し、私なりに、今までの経験から提案できればと考えて質問にします。  それでは、1)の休止施設は、水海道地区、石下地区に各何件あるか、お聞きします。 48 ◯議長(倉持 守君) 答弁関係者の方、議場にお入りください。  これより答弁を求めます。総務部長。               〔総務部長沼尻秀子君登壇〕 49 ◯総務部長(沼尻秀子君) おはようございます。吉原議員の御質問にお答えいたします。  市が所有する施設の中で1年以上休止となっている施設は、水海道地区に7カ所、石下地区に2カ所の合計9カ所でございます。具体的には、学校プール、旧報徳銀行、民俗資料館、青少年の家、石下体育館及び豊岡球場などでございます。 50 ◯議長(倉持 守君) 吉原晴照君。 51 ◯6番(吉原晴照君) それでは、9カ所の中で、2)の休止施設の延べ面積について、面積が大きい順位をお伺いします。 52 ◯議長(倉持 守君) 総務部長。 53 ◯総務部長(沼尻秀子君) お答えいたします。  床面積が一番大きい施設は石下体育館で、1,692.94平方メートル、次いで青少年の家の1,621.5平方メートルでございます。 54 ◯議長(倉持 守君) 吉原晴照君。 55 ◯6番(吉原晴照君) それでは、9カ所の中で、3)の休止施設の中で再利用または解体等の計画はあるか、お伺いします。 56 ◯議長(倉持 守君) 総務部長。 57 ◯総務部長(沼尻秀子君) お答えいたします。
     二つの学校プールについては、雨水を貯水し、グラウンドへの散水に利用しており、旧報徳銀行は備品倉庫として、民俗資料館及び青少年の家は歴史資料の収蔵庫として利用しております。また、豊岡球場については、鬼怒川の築堤工事が今年度完了しましたので、令和2年度に再整備をする計画となっております。  その他の施設については、再利用や解体等の具体的な計画は今のところない状況でございます。  以上でございます。 58 ◯議長(倉持 守君) 地震のため、ちょっと中断します。  会議を継続します。  吉原晴照君。 59 ◯6番(吉原晴照君) では、停止している2カ所のプールに水が張っている状況は危険ではないかと思いますが、お伺いします。 60 ◯議長(倉持 守君) 教育部長。 61 ◯教育委員会教育部長(飯村順子君) お答えいたします。  高さ2.1メートルのフェンスで周囲を囲んでおりますので、簡単には乗り越えられない状態となっております。さらに、出入り口のかぎは職員室で管理しておりますので、生徒がプール内に入る可能性は低く、危険な状況ではないと考えております。  以上でございます。 62 ◯議長(倉持 守君) 吉原晴照君。 63 ◯6番(吉原晴照君) 私も先週2カ所のプール跡地を現地、現認いたしました。現状では問題ないかと思いますが、今後、今の地震のとおり、何かあるかもしれませんので、定期的にフェンスの施錠含めて点検をお願いします。  では、停止しているプールの、他の市ではどのような状況かお伺いします。 64 ◯議長(倉持 守君) 教育部長。 65 ◯教育委員会教育部長(飯村順子君) ただいまの御質問にお答えいたします。  プールの授業を温水プールなどの学校施設以外で行う取り組みは全国的にも例が少なく、平成20年から実施している当市の取り組みは先進的なものになると思います。近隣市では守谷市が同様の取り組みを行っておりまして、使用しなくなった学校のプールについては活用していない状況でございます。  以上でございます。 66 ◯議長(倉持 守君) 吉原晴照君。 67 ◯6番(吉原晴照君) 私が学校のプールの再利用について調べたところ、千葉県の佐倉市では使用しなくなったプールを解体して、駐車場やスポーツ用のコートなどに活用しています。このような活用を検討したらいかがでしょうか。 68 ◯議長(倉持 守君) 教育部長。 69 ◯教育委員会教育部長(飯村順子君) 現在のところ、両校とも学校からは駐車場増設やグラウンド拡張の要望はありません。また、活用しにくい場所に設置してありますので、現在はスプリンクラーの水源として活用している状況でございます。  また、整備にはイニシャルコストといたしまして解体費用と整備費用が、ランニングコストといたしましてスプリンクラーの光熱費が追加で発生いたします。しかしながら、吉原議員御提案のように、将来的にはほかの活用も進めていくべきと考えております。  以上でございます。 70 ◯議長(倉持 守君) 吉原晴照君。 71 ◯6番(吉原晴照君) 状況はわかりました。将来、プールが破損したときには参考にしていただきたいと思います。  では、民俗資料館、青少年の家は歴史資料の倉庫として使用しているということですが、火災に対する備えはありますか、お伺いします。 72 ◯議長(倉持 守君) 教育部長。 73 ◯教育委員会教育部長(飯村順子君) ただいまの御質問にお答えいたします。  民俗資料館については、火災報知器や消火器等の設備が完備されております。青少年の家については、現在電源の供給を停止しておりますので、漏電の心配はありません。また、消火器等を設置しているほか、水道も通水しておりますので、非常時には対応できるものと考えております。  以上でございます。 74 ◯議長(倉持 守君) 吉原晴照君。 75 ◯6番(吉原晴照君) それでは、民俗資料館については、現場の確認として、火災報知器に頼らず、漏電等の防止のために定期的に現状のチェックをするようにお願いします。  それでは、延べ面積の大きい石下体育館は現在利用されていないと思うが、今後どのように進めていくか、お伺いします。 76 ◯議長(倉持 守君) 教育部長。 77 ◯教育委員会教育部長(飯村順子君) 石下体育館の跡地利用につきましては、単独で考えるのではなく、豊田城周辺施設及び市有地を一体的に有効活用できるよう、市全体で活用していけるように検討していく必要があると思います。  以上でございます。 78 ◯議長(倉持 守君) 吉原晴照君。 79 ◯6番(吉原晴照君) 石下周辺のまちづくりワークショップというのを今度、12月15日ですか、ありますけど、私も参加して、市民の皆さんと一緒になって考えて、提案していきたいと考えています。  休止施設全体として、必要のないものは解体して整理していくべきと思いますが、お伺いいたします。 80 ◯議長(倉持 守君) 資産管理課長。 81 ◯資産管理課長(倉持 敏君) 必要なく休止状態になった施設につきましても、解体といたしますと解体の経費等がかかってまいります。よって、他の用途への転用あるいは民間の事業者の方による活用、場合によっては解体した上での売却等さまざまな可能性を検討した上で、市にとって最も有益となるように対応していければと考えております。 82 ◯議長(倉持 守君) 吉原晴照君。 83 ◯6番(吉原晴照君) ぜひとも市として有効な対応をお願いします。  次に、4)の空き地は水海道地区、石下地区について何区画あるか、お伺いします。 84 ◯議長(倉持 守君) 総務部長。 85 ◯総務部長(沼尻秀子君) お答えいたします。  空き地となっている公有地は、水海道地区に58区画、石下地区には17区画でございます。そのうち8区画を現在ホームページに掲載するなど、売却可能な公有地として取り扱っております。  以上でございます。 86 ◯議長(倉持 守君) 吉原晴照君。 87 ◯6番(吉原晴照君) それでは、その中で、5)の空き地の面積を広い順で、場所をお願いします。 88 ◯議長(倉持 守君) 総務部長。 89 ◯総務部長(沼尻秀子君) それでは、広い順に申し上げます。  古間木公有地が9,833平方メートル、次いで向石下住宅跡地が2,311平方メートル、3番目が第六保育所跡地で922平方メートル、次が商工会跡地で918平方メートル、次いで警察官舎跡地297平方メートルでございます。 90 ◯議長(倉持 守君) 議長より御報告いたします。  先ほど地震、震度4の地震のためにJアラートが感知した模様でございます。一応御報告として皆さんにしておきます。  会議を継続します。  吉原晴照君。 91 ◯6番(吉原晴照君) それでは、面積の広い場所として、6)の空き地の固定資産評価額を面積の広い順でお伺いします。 92 ◯議長(倉持 守君) 総務部長。 93 ◯総務部長(沼尻秀子君) 公有地のため、固定資産税が賦課されておりませんので、近傍地の固定資産評価額に基づいて金額を申し上げます。  一番広い古間木公有地は35万3,000円、向石下住宅跡地が1,297万1,000円、第六保育所跡地は299万3,000円、商工会跡地が2,052万4,000円、警察官舎跡地が486万4,000円でございます。 94 ◯議長(倉持 守君) 吉原晴照君。 95 ◯6番(吉原晴照君) それでは、売却可能な公有地ではない、それ以外の空き地となっている公有地はあるか、お伺いします。 96 ◯議長(倉持 守君) 資産管理課長。 97 ◯資産管理課長(倉持 敏君) 売却可能という方針を立てていない空き地につきましては、将来的な公共施設の整備計画のために、かなり以前に取得したものを現在も空き地のまま管理している用地がございます。 98 ◯議長(倉持 守君) 吉原晴照君。 99 ◯6番(吉原晴照君) それでは、どのようなところがあるのか、面積の広い順にお伺いします。 100 ◯議長(倉持 守君) 資産管理課長。 101 ◯資産管理課長(倉持 敏君) 売却可能の方針の立っていない未活用の公有地といたしまして、最も広い用地につきましては、地域交流センターの東側、国道294号に面する、いわゆる東部拠点として位置づけている用地ですが、広さにつきましては4万1,761平方メートルで、近傍類似の評価額による金額ですが、4億2,165万5,000円となっております。  以下、順に、2番目が石下総合運動公園に隣接します旧幼稚園用地1万1,426平方メートルで、6,238万5,000円となっております。  3番目が同じく石下総合運動公園に隣接します旧生涯学習センター用地として取得したもので、6,198平方メートル、額が3,384万1,000円でございます。  4番目といたしまして、中山町の水道施設に隣接する用地で、こちらが4,897平方メートル、額が1,784万7,000円となります。  最後に、5番目といたしまして天満町の図書館に隣接する用地でございまして、面積が4,002平方メートル、額といたしまして7,395万6,000円でございます。  以上です。 102 ◯議長(倉持 守君) 吉原晴照君。 103 ◯6番(吉原晴照君) 答弁から状況はわかりましたので、7)の空き地の利活用について、中期計画としてどう考えているか、お伺いします。 104 ◯議長(倉持 守君) 総務部長。 105 ◯総務部長(沼尻秀子君) お答えいたします。  市では、遊休公有地について積極的な処分を進めているところです。昨年度は、旧自動車学校とポリテクセンター南側公有地など、民間に4件、国土交通省に3件、合計7件の売却が成立し、3億4,500万円の歳入がございました。  また、民間事業者との対話を通じて市場性を把握するサウンディング型市場調査、インターネットオークション、さらには金融機関が発行する冊子を活用した売却情報発信など積極的に行っており、成果があらわれてきたところでございます。  引き続き、掲載媒体をふやすなど情報発信に努め、さらなる遊休公有地の整備を進めてまいります。 106 ◯議長(倉持 守君) 吉原晴照君。 107 ◯6番(吉原晴照君) 売却可能な資産は処分すべきですが、私が見た売却したい空き地はだれの土地かわからず、不動産の会社なら看板を立てて、所有者と面積と問い合わせが表示されています。その方法をぜひ提案しますので、対応をお願いしたい。  また、地元の不動産が対応できる方法もありますので、あわせて検討してもらいたいと思います。  次に、未活用のまま空き地となっているところは、今後の計画をお伺いいたします。 108 ◯議長(倉持 守君) 総務部長。 109 ◯総務部長(沼尻秀子君) これまでは、主に所管部局においてその方向性を検討し、全庁横断的に協議・検討する仕組みというものがございませんでした。資産管理課の設置により、この状況の改善を図り、公有財産を戦略的に運用するために、まずはすべての公共施設の現況を見えるすることから取り組んでおります。また、来年度から導入される公共施設包括管理では、官民連携により対象施設の劣化状況や課題などを集約し、全庁的に情報を共有できますので、適正な評価・見直しを進めてまいる所存でございます。  以上でございます。 110 ◯議長(倉持 守君) 吉原晴照君。 111 ◯6番(吉原晴照君) では、見えるにより情報を集約することができた後、どのように進めていくか、お伺いします。 112 ◯議長(倉持 守君) 資産管理課長。 113 ◯資産管理課長(倉持 敏君) 今後、集約した上での方針ですが、平成29年3月に策定いたしました公共施設等総合管理計画に基づきまして、公共施設や遊休の公有地に関しまして、これまで主に担当部局で検討していたその課題を総合的に審議し、方針を決定する公共施設等運用戦略会議、こちらを組織いたしまして、全庁的に対応する体制を整えたところでございます。  今後、公有財産の有効活用につきましては、当初の取得目的や公共施設の再編、市全体の土地利用計画を踏まえた上で、民間事業者との対話によるサウンディング型市場調査あるいは官民連携の可能性、これを検討しながら、議員の皆様や市民の皆様と課題を共有しつつ、慎重に進めてまいりたいと考えております。 114 ◯議長(倉持 守君) 吉原晴照君。 115 ◯6番(吉原晴照君) 公共施設等運用戦略会議は、全庁での横ぐしでの体制で行うことはよいのですが、会議日及び計画をもとに進めているか、お伺いします。 116 ◯議長(倉持 守君) 資産管理課長。 117 ◯資産管理課長(倉持 敏君) 戦略会議につきましては、本年6月に設置要綱を定めて運用を開始したところでございまして、現在案件が提出される都度開催しており、これまでに保育所の再編計画、幼稚園の整備方針、公有地の活用方針など5件について検討してまいりました。  今後につきましては、公共施設等総合管理計画、こちらに掲げられた目標達成に向けてロードマップをしっかりと描いた上で計画的に審議を進められればと考えております。 118 ◯議長(倉持 守君) 吉原晴照君。
    119 ◯6番(吉原晴照君) 公共施設の管理は重要なので、ロードマップを作成し計画的に進めるのはよいのですが、会議が不定期では案件に対してだれが、いつまでにの進捗管理ができないと思います。定期的に行うべきと考えますので、提案いたします。ぜひともお願いします。  それでは、休止施設は現在管轄している部署から資産管理課に一元すべきと提案します。  また、先月、私の会派では盛岡市役所へ行きまして、施設の担当である資産経営課長から市所有施設の休止及び改修が必要な箇所は計画を立てて進めていることをお聞きしました。現在の資産管理課の名称も、資産経営課または資産企画課にして、管理だけでなく運用もできるようにしたら、運用のスピードが早く進み、また見えるになるかと思います。  総括として市長にお伺いいたします。 120 ◯議長(倉持 守君) 神達市長。                〔市長神達岳志君登壇〕 121 ◯市長(神達岳志君) 吉原議員の質問にお答えいたします。  今、常総市の一番重要になっている課題の一つが、この公共施設の管理、老朽等々の問題と人口減少による施設の適正配置、こういう部分の核心をつく御質問をいただきました。  今、答弁をさせていただいたとおり、石下自動車学校跡地やポリテクセンター前の優良宅地ですね、こういった部分の売却もおかげさまで成果が出てきているところでございます。  今お話をしたように、公共施設または石下の体育館も含めて、しっかりとした将来的なビジョンを示す上で、今度12月に、今月行う石下の方々との、市民の皆さんとの対話、また水海道地区においても2回目の対話を今月また、商店街、また図書館、武道館、カスミ跡地も含めて対話を行う予定でございます。  そういう意味も含めて、公共施設を官民連携で取り組む常総市の姿勢というものが大分評価をいただいて、いろいろな書物にも常総市のこの公共施設のあり方というものも掲示されて、出版されている状況もあります。  資産管理課ということで、一元管理ができるような配属をして、包括管理も進めているというところが評価されているところだと思いますけれども、議員御提案のとおり、常総市のふるさとアドバイザーでもあります元三重県知事の北川正恭先生にも、資産管理課という名前はよくないと、経営課にしなさいというアドバイスもいただいているところで、まさにこういった資産を有効活用していく行政経営というものがこれから求められてくると思いますから、管理だけでなくて、有効に活用できる経営手法というものを積極的に取り入れていって、議員の皆様の御指導もいただきながら進めてまいりたいと考えております。 122 ◯議長(倉持 守君) 吉原晴照君。 123 ◯6番(吉原晴照君) 市長からの御答弁のとおり、公共施設の管理は計画をもとに見えるして進めるようお願いします。  ここで大項目の1を終了といたします。 124 ◯議長(倉持 守君) 次の質問に移りますので、答弁関係者の入れかえをお願いします。  吉原晴照君、質問を継続してください。 125 ◯6番(吉原晴照君) それでは、大項目2番目の産婦人科の新設について、1)の産婦人科の新設は開業医では困難と思いますが、執行部の考えをお伺いします。 126 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。保健福祉部長。              〔保健福祉部長吉原克美君登壇〕 127 ◯保健福祉部長(吉原克美君) 改めまして、おはようございます。ただいまの吉原議員の御質問にお答えいたします。  個人病院では産婦人科の開設は無理というようなお話でございますが、常総市近隣の市町村にございます病院についても、個人の医師として開設しているところがございます。そういった形も踏まえまして、確かに吉原議員がおっしゃるとおり、リスクというものは24時間体制というのが最も産婦人科にとってのリスク、または個人病院として何か問題があったときに対応できるかというリスク等々はあるかとは思いますが、そういった状況もそれぞれ個人病院として体制づくりをしていると思いますので、その点、御了承のほどよろしくお願いします。  以上でございます。 128 ◯議長(倉持 守君) 吉原晴照君。 129 ◯6番(吉原晴照君) 私の考える話は、やはり個人の医者では難しいなと。今の現状は、ニーズを考えますと、市内の病院を対象に産婦人科を新設がベストと考えています。なぜかと申せば、先ほどお話がありましたけれども、産婦人科の医師では対応できる体制はできない。個人開業では今の妊婦さんのニーズに合わないと思います、私は。  私が調べた病院で行うなら、現時点で医師の3名体制が必要です。地元の病院との交渉が重要となります。そうなると、私としては、そのほかに近辺の病院とも提携が必要になりますよね、どうしても産婦人科。そうなると、例として筑波大附属病院、筑波学園病院、土浦協同病院、東京医科大附属病院があります。これらの病院は、NICU、新生児集中治療室があるので、市内及び市外の妊婦さんも安心して入院することができる体制だと思います。そういう考え方について再度お伺いします。 130 ◯議長(倉持 守君) 保健福祉部長。 131 ◯保健福祉部長(吉原克美君) お答えいたします。  ただいまのリスクのほうにつきましては、確かに存在している事実でございます。ただ、私ども、実は個人の開業医ということで、市内で既に産科医の資格を持って、市内にはいらっしゃらないんですが、大学病院等々に勤務している身内の方にお話を伺ったときには、地元に戻りたいという意思はあると。その中で、やはりそういったリスク、一人ではできないというのは既に考えておりまして、後輩の方と一緒に開業するための人づくりを今しているんだというようなお話を伺っております。ですから、個人の開業医の方についても、そういったリスクを踏まえながらやっていく考えは持てるのかなと。  それと、きぬ医師会の中でも、やはりそちらの産科医がきぬ医師会管内でないというのは御承知の上で、うちのほうもできれば個人院なんだけども、きぬ医師会の分院としてバックアップをしたいというようなことを、きぬ医師会の会長からも聞いておりますので、ただ単に個人病院だけの単体ではリスク回避というのは難しいと思っていますし、吉原議員がおっしゃるとおり、いろいろなバック、後ろに筑波大とか、そこら辺のバックアップ体制は、開業するに当たってはとらざるを得ないというのは承知しております。  以上でございます。 132 ◯議長(倉持 守君) 吉原晴照君。 133 ◯6番(吉原晴照君) 私も、将来の人口減の中、産婦人科の新設は将来を見据えてぜひとも、物事を大きく考えて、設置のほど検討したいと思います。  その件で、市長にちょっとお伺いしたいと思いますので、よろしくお願いします。 134 ◯議長(倉持 守君) 神達市長。                〔市長神達岳志君登壇〕 135 ◯市長(神達岳志君) お答えをいたします。  産婦人科が常総市はないという、坂東市もそうでありますけども、これはやっぱり大きな課題としてとらえております。特にその中でも明るい兆しがあるというのは、地元出身で、今は大学病院等々で勤務をされていますけども、お二人の方が地元に戻って地元に貢献したいとおっしゃっていただいているということで、対話を進めているところでありますけども、やっぱり吉原議員がおっしゃるように、近くには大きな、筑波大病院も含めて学園病院、また守谷の第一病院、慶友病院等々もございますから、そういった病院とタイアップをして、また地域の拠点であるきぬ医師会、このきぬ医師会病院も、医師会の先生方も含めてバックアップをしていきたいというふうなお話もいただいておりますから、ぜひ産科医を招聘して開業できるように、市としても全面的にバックアップをしていきたいというふうに考えております。 136 ◯議長(倉持 守君) 吉原晴照君。 137 ◯6番(吉原晴照君) ぜひとも、きぬ医師会等の病院にお願いして、早く産婦人科の新設をお願いして、質問を終了といたします。  ありがとうございました。 138 ◯議長(倉持 守君) この際、暫時休憩いたします。                 午前11時07分休憩    ─────────────────────────────────                 午前11時21分再開 139 ◯議長(倉持 守君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  一般質問を継続します。  次に、2番柳井真吾君。                〔2番柳井真吾君登壇〕 140 ◯2番(柳井真吾君) 皆様、こんにちは。議席番号2番、公明党の柳井真吾でございます。それでは、通告に従いまして、三つの大項目について一問一答方式で質問させていただきます。  まず、一つ目の大項目であります。ひきこもり支援についてであります。  本年3月、内閣府は40歳から64歳の中高年を対象にひきこもりの実態調査の結果を初めて公表しました。調査結果によると、中高年でひきこもりの人は推定61万人に及び、15歳から39歳の若年層の約54万人を上回ったことが判明、合計約100万人を超えることが判明しました。ひきこもりの期間は、7年以上が半数近くを占め、長期、高齢の実態も明らかになりました。  50代のひきこもりの子どもの面倒を80代の親が見る現象は、8050問題と呼ばれ、社会問題になっております。ひきこもりが長期すると、親も高齢で働けず、これに病気や介護が重なるとたちどころに生活が困窮するケースが少なくありません。親子共倒れの危険性があり、親亡き後の生活への不安も高まります。ひきこもりが長期する原因はさまざまとされておりますが、SOSの声を上げられない本人や御家族は多くおられます。市としましても、ひきこもりの方や御家族への支援を一層手厚くしてほしいと切望いたします。  そこで、一つ目の質問ですが、ひきこもりに関する相談件数及びその内容についてであります。市では、ひきこもりの方や御家族から相談はどれくらい受け、その相談内容はどのようなものなのか、お伺いいたします。 141 ◯議長(倉持 守君) 答弁関係者の方、議場にお入りください。  これより答弁を求めます。保健福祉部長。              〔保健福祉部長吉原克美君登壇〕 142 ◯保健福祉部長(吉原克美君) 柳井議員のひきこもり支援につきましてお答えをいたします。  まず最初に、ひきこもりの定義のほうをちょっとお話をさせていただければと存じます。厚生労働省作成のひきこもりの評価・支援に関するガイドラインによりますと、6カ月以上にわたっておおむね家庭にとどまり続けている状態のことを指します。平成31年3月付内閣府生活状況に関する調査報告書におきましては、趣味の用事や近所のコンビニエンスストアなどには外出する方も広義のひきこもりに含むと定義をされております。しかしながら、ひきこもりは、その性質上実態を把握することは難しいとされております。  続きまして、ひきこもりに関する相談件数及びその内容につきましてお答えをいたします。実件数といたしましては、社会福祉課に寄せられたものでは、平成30年度に20件、今年度10月までが17件、茨城相談支援センターにおきましては、平成30年度250件、これは県全体となりますが、今年度11月20日までが535件。また、常総保健所におきましては、保健所管内分として、平成30年度につきましては14件、本年度9月までが15件となっております。その内容といたしましては、社会へのかかわりを持たずにひきこもる状況や将来を心配する家族をはじめとした周囲からの相談に始まり、ひきこもりになった主な原因の一つは社会的要因に伴う精神疾患によるものが多く占めております。  以上でございます。 143 ◯議長(倉持 守君) 柳井真吾君。 144 ◯2番(柳井真吾君) ありがとうございます。社会福祉課と常総保健所への相談を合わせますと、30年度が34件、今年度が10月までで32件と、また県のほうでは785件ということで、ひきこもりでお悩みの方がこんなに多いのかとびっくりしました。ですが、ひきこもりでお悩みの方は、SOSの声を上げられない方が多くおられると思いますので、実際相談件数の何倍もの数のひきこもりの方がおられると推察されます。  先ほど、ひきこもりの原因は精神疾患によるものが多いとありましたが、ひきこもり状態になるきっかけは退職が最も多いというデータもあります。仕事で悩み、精神疾患となり、仕事ができなくなり、ひきこもりになると言われております。中でも、バブル崩壊後の就職氷河期に社会に出て、非正規など不安定な雇用環境に置かれた人がひきこもりに多いと言われております。この就職氷河期世代に向けた就業機会の確保などにも取り組むことが大事になると考えます。  次に、二つ目の質問にまいります。では、このように多くのひきこもりでお悩みの方々に市としてどのような支援を行っているのか、お伺いいたします。 145 ◯議長(倉持 守君) 保健福祉部長。 146 ◯保健福祉部長(吉原克美君) お答えいたします。  どのような支援を行っているかにつきましては、ひきこもる要因はさまざまですので、おのおのの背景によりその支援方法も異なってきます。利用できる支援の情報の提供、訪問面接、医療機関との調整、居宅での介護などが必要な場合は、障がい福祉サービスの調整、または生活困窮者自立相談支援事業におきましても、ハローワークと連携した就労支援等を行っております。  茨城県におきましても、筑西市にあります一般社団法人アイネットに委託して、茨城県ひきこもり相談支援センターを設置し、ひきこもりの専門相談事業を行っております。また、保健所では、相談のほか、家族教室なども行っており、受けた相談につきましては就労支援や福祉サービスが必要な場合は市と連携して支援を進めております。  以上でございます。 147 ◯議長(倉持 守君) 柳井真吾君。 148 ◯2番(柳井真吾君) ありがとうございます。県の支援センターやハローワーク、また保健所などと連携して、さまざまな視点からの支援をしてくださっていることがわかりました。  私も、実際にひきこもりのお子さんと暮らす親御さんから切実な声をお聞きします。その多くが、とりあえずは子どもが外に出るきっかけが欲しいとの声でした。若くしてひきこもってしまい、ひきこもりが長期した場合、将来8050問題に陥る事態も想定されます。このため、中高年でひきこもりになった方への支援とともに、若者へのサポートも重要になってきます。最終的には、社会復帰、自立した生活が目標になります。そのためには、早めの対策が不可欠だと考えます。  そこで、三つ目の質問にまいります。若年層に対する支援についてお伺いいたします。 149 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。保健福祉部長。 150 ◯保健福祉部長(吉原克美君) 若年層に対する支援についてでございますが、ひきこもり相談につなげるためには、家族や周囲の皆様のひきこもりに対する意識の啓発が大切となってきます。今年度は、民生委員の定例会の中でひきこもりにつきましての講演会を行いました。また、今後におきましても広報紙などを活用し、ひきこもりにつきましての理解の啓発を図ります。  相談は、当事者や御家族からのみならず、民生委員などの地域の方からつながるケースもあります。市職員が応じる相談以外にも、精神科医によるこころの健康相談を毎月第3水曜日に実施しており、そのような相談窓口の周知のほうも図っていきたいと存じます。  以上でございます。 151 ◯議長(倉持 守君) 柳井真吾君。 152 ◯2番(柳井真吾君) ありがとうございます。民生委員など地域の方への理解や広報紙を使っての意識啓発などなど、早期発見に対する支援をしていくことがわかりました。  ここで、再質問させていただきますが、ひきこもりの問題は、相談に来られる方は大丈夫だと思うんです。多くはだれにも相談できずに孤立している本人や御家族だと思います。先ほど民生委員や地域の方との連携とありましたが、ひきこもりの方たちに支援の手を差し伸べる体制づくりが大事だと考えます。そのために、自治体によってはひきこもりの人と継続的にかかわるひきこもりサポーターを養成しているところもあると伺いました。相談に来られない方のための訪問型支援やひきこもりサポーターについての所見をお聞かせください。お願いします。 153 ◯議長(倉持 守君) 保健福祉部長。 154 ◯保健福祉部長(吉原克美君) お答えいたします。  ひきこもり状態に悩みを抱えているものの、みずから声を上げられない、上げない家庭は、やはり議員がおっしゃるとおり少なくないと思っております。市といたしましても、提供していただいた情報をもとに、さらなる情報収集を行い、当事者と会える方法を探っていきたいと存じます。  訪問が可能な場合には訪問を行い、当事者と直接面談をし、適切な支援策の情報提供や関係機関との連携を図っていきます。しかしながら、その方の状況によっては直接の訪問が困難な場合も多くあります。その際には、情報を提供してくださった方や御家族などの周囲の方に今後使える社会支援等の情報提供を行っております。また、ひきこもりを派生するさまざまな課題を解決していくには、相応の時間を要することが多く、年単位にわたって何度も相談を重ねて支援していくケースもございます。  なお、議員からありましたひきこもりサポーターの活用についてでございますが、このひきこもりサポーターにつきましては、厚生労働省のひきこもり対策推進事業の一部となっておりまして、都道府県が主体となってサポーターの養成を行い、市町村が派遣する事業となっております。現在、茨城県におきましてはこのひきこもりサポーター養成研修事業が実施されていないため、常総市ではひきこもりサポーターの利用ができないような状況となっております。今後におきましては、茨城県にひきこもりサポーター養成研修の実施を要望するなど、支援体制の強化に努め、当事者や家族の皆様のみならず地域からの声を上げてもらえるよう、相談しやすい環境づくりを図ってまいります。  以上でございます。 155 ◯議長(倉持 守君) 柳井真吾君。 156 ◯2番(柳井真吾君) ありがとうございます。ぜひ、ひきこもりサポーターについても検討いただいて、言っていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。  また、ここで紹介させていただきますが、9月に文教厚生委員会において行政視察に行かせていただいた新潟県三条市では、子ども・若者総合サポートシステムという事業を行っております。0歳から35歳まで切れ目のない子育て支援により、子どもが生まれたときから就労するまで、ライフステージに応じた支援を行い、ひきこもりにさせない支援事業ということで行っておりました。すばらしい事業だと私も勉強になりました。ぜひ参考にしていただければと思います。  ひきこもり支援の第一歩として、ひきこもりで悩む市民の御家族のSOSの声をキャッチすることが重要だと考えます。また、ひきこもりの皆さんにとって一番近い存在である家族を援助者として育てることも大事だと言われております。  この問題は多くの課題と重なる、総合的に見ていかなくてはならない大事な問題です。一人でも多くのひきこもりの方が自立できるように、さらなる支援をお願いし、大項目一つ目の質問を終わります。御答弁ありがとうございました。 157 ◯議長(倉持 守君) 次の質問に移りますので、答弁関係者の入れかえをお願いします。  柳井真吾君、質問を継続してください。 158 ◯2番(柳井真吾君) 続きまして、大項目二つ目、スクールロイヤー制度の導入について質問をさせていただきます。  本年9月23日の新聞発表で、文部科学省が学校現場でのいじめや虐待に対応するため、スクールロイヤーと呼ばれる教育専門の弁護士を全国に約300人配置する方針をかためたとありました。各地の教育事務所に拠点が置かれ、市町村教育委員会からの相談を受けるということです。来年度からのスタートを目指して準備を進めるとありました。私は、この記事を読み、子どもたちにとっても、先生方にとっても、よいことだなと思いました。  現在、学校ではいじめや不登校、体罰や事故、また保護者や教員間のトラブルなどさまざまな問題が生じています。こうしたそれぞれの問題は、ますます多様、複雑、そして深刻しているのが現状であり、適切な判断が難しい案件がふえてきております。また、保護者等からの強いクレーム等に対する対応のあり方も、学校や現場の教職員が現在大変苦慮してきている問題であろうと考えます。また、親からの虐待のように、学校外での問題等もあり、貧困の問題や地域の問題など、学校以外にも問題の原因が広がってきているのが現状であります。  学校現場では、このように日々さまざまな問題が発生しており、自治体や企業等と同様に法的な価値観に基づく問題の解決や予防的取り組みが求められてきていると考えます。そこで、一つ目の質問にまいります。市内小中学校における問題発生の現状及び問題発生時の教職員の相談体制についてお伺いいたします。 159 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。教育長。             〔教育委員会教育長岡野克巳君登壇〕
    160 ◯教育委員会教育長(岡野克巳君) 柳井議員の御質問にお答えさせていただきます。  市内小中学校における問題発生の現状といたしましては、今、柳井議員が細かくおっしゃってくださいましたことの繰り返しも一部入ってしまいますが、学校の内外も含めて、あるいは今小中学校と言いましたが、常総市に関しては幼稚園も含めて、いじめ問題、不登校、虐待事案等が多々挙げられます。どのような対応かと現実的に申しますと、それぞれの問題に対しまして市教育委員会と各学校との情報共有や連携のもと、対応しておりますが、事案によっては児童相談所、福祉事務所、医療機関、警察、あるいは市の顧問弁護士にアドバイスを依頼したりと連携して対応しているところでございます。  以上です。 161 ◯議長(倉持 守君) 柳井真吾君。 162 ◯2番(柳井真吾君) ありがとうございます。さまざまな問題があり、先生方も御苦労が多いということがわかりました。学校では教職員がチームとなり対応に当たり、教育委員会や児童相談所などと連携をとりながら、教育現場におけるこうした問題の対応を行ってきているわけであります。  ところで、日本の教職員の1週間当たりの勤務時間は、OECD参加国の中で最も長く、特に課外活動等の指導時間が長く、事務業務の時間も長いという結果になっております。こうした中、教職員のその専門性を授業等も含め最大限発揮できる環境整備が不可欠であり、また子どもたちと向き合う時間をどう確保するかが課題ともなってきていると思います。また、教職員の負担を軽減することで、教職員本来の業務である子どもたちと向き合う時間をできり限り確保していくことが大事であり、学校におけるさまざまな問題に対し教職員だけでなく弁護士など外部の専門家と連携を図りながら、チームとしての取り組みが求められてきているわけであります。そして、学校を支える外部の専門家としては、スクールソーシャルワーカーやスクールカウンセラーの存在は大きいものと思います。また、学校で発生する問題では、法的観点からの専門性が必要となることも多いと考えます。  そこで、二つ目の質問にまいります。教育現場における専門家による支援の現状及び法的観点からの専門性の必要性について、お伺いいたします。 163 ◯議長(倉持 守君) 指導課長。 164 ◯指導課長(蛯原高司君) お答えいたします。  教育現場における専門家による支援の現状としましては、本市ではスクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカー等を配置しております。市内のスクールカウンセラーに関しましては、中学校を拠点に4人のスクールカウンセラーを配置しております。中学校には月2回程度、小学校には月1回程度を派遣し、児童生徒へのカウンセリングによる心のケア、また保護者の心のケア等も行っております。また、スクールソーシャルワーカーは市内中学校1校に配置されており、年間10回程度派遣し、生徒の問題の背景にある環境面の改善に向けた働きかけを行っております。スクールカウンセラーに関しましては、適応指導教室のほうにも4人のスクールカウンセラーを配置し、週5日で相談できる体制をとっております。  法的観点からの専門家の必要性という形の御質問の部分なんですけども、重大な事案に発展してからの相談だけではありません。未然防止や初期対応の段階で専門的な意見を聞けること、そして助言をいただけることが問題の早期対応につながると考え、効果的であると考えております。 165 ◯議長(倉持 守君) 柳井真吾君。 166 ◯2番(柳井真吾君) ありがとうございます。先ほど、本市ではスクールカウンセラー4人やスクールソーシャルワーカーを配置し、子どもたちの心のケアや環境面の改善などを支援していただいていると聞き、安心しました。また、法的観点からの専門性の必要性については、専門的な意見を聞けるということは効果的であるということで認識させていただきました。  学校現場に理解のある弁護士が学校での諸問題に対する相談相手となるスクールロイヤー制度は、問題が生じる前の対処や事態の悪化を未然に防ぐことが期待されます。特に、先ほど申し上げましたようにいじめや不登校、保護者同士のトラブル、また自分の子どものさまざまな問題に直面して不安になった保護者が、行き違いなどから学校に不信感を覚え、学校や教職員に対して理不尽な要求を繰り返すことに対しましても、学校側も適切な対応ができるようにするための相談窓口としても有効なわけであります。また、最近ではスクールロイヤーの児童虐待事案への対応にも期待が集まっております。  例えば、ことし1月、千葉県野田市で起きた小4女児虐待事件では、市教育委員会が父親に強く迫られ、虐待を訴えた女児の学校アンケートの写しを手渡したことが問題視されました。保護者の威圧的な態度に屈した結果が悲惨な事態を招いたと見られるだけに、文部科学省はスクールロイヤーがいたら適切な対応がなされたのではと考える専門家が多いと指摘しています。その後、野田市では再発防止策として、ことし8月以降、校長が随時相談できる弁護士4人と市教育委員会に弁護士1人を配置しているそうであります。  学校現場において生じたさまざまな問題に適切に対応、対処するためには、そのトラブル等を未然に防止していくため、また教職員の負担軽減の観点からも、問題が深刻する前に弁護士が日ごろから学校の相談相手として早期にかかわり、子どもの最善の利益を考慮しながら助言する体制の制度が必要と考えます。  そこで、三つ目の質問ですが、スクールロイヤー制度についての所見及び導入についての課題についてお伺いいたします。 167 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。教育長。             〔教育委員会教育長岡野克巳君登壇〕 168 ◯教育委員会教育長(岡野克巳君) 御質問にお答えいたします。  柳井議員が今おっしゃってくれたとおり、法的な視点からのアドバイス、あるいは未然防止のためのアドバイスですか、近い将来、まさしく必要になるのが十分予想されます。したがいまして、市としての今考え方ということですが、本年度中に県の事業であるスクールロイヤー派遣制度を活用して、市内の、まずは管理職を対象にした研修を行う予定です。その研修を行う中で、スクールロイヤー制度の利点、あるいは課題、そんなものも見えてくるものと考えております。  今後ですが、あくまでも児童や生徒、幼稚園児も含めて、そして時には学校の教職員、あるいは保護者、そういう悩みを法的にも適切に解決に向かう意味で、十分効果があるものと考えております。  現在、国では、柳井議員の最初の話にもありましたように、来年度から全国で300人のスクールロイヤーを活用する事業が始まる見込みであります。当然、茨城県、常総市としましてもその制度を最大限活用し、どこにどんな課題があるのかということで、今ここでこういう課題、こういう課題ということではなくて、多角的な角度からどこにどんな課題があるのかということを来年度、今年度も研修会を行いますので、検討しますが、しっかり見きわめた上で、園児、児童生徒のためにどんな活用ができるかということを検討していく所存でございます。  以上です。 169 ◯議長(倉持 守君) 柳井真吾君。 170 ◯2番(柳井真吾君) ありがとうございます。市としても、しっかりスクールロイヤー制度について研修を行い、必要であるかと、また課題についてもしっかり研修していただくということで、安心しました。ありがとうございます。  ここで、一つ再質問させていただきますが、近隣自治体でスクールロイヤーを配置しているところはあるんでしょうか。現在におきまして配置しているところはあるか、お伺いいたします。よろしくお願いします。 171 ◯議長(倉持 守君) 指導課長。 172 ◯指導課長(蛯原高司君) お答えいたします。  県西管内において、現在のところスクールロイヤーを配置しているところはございません。  以上になります。 173 ◯議長(倉持 守君) 柳井真吾君。 174 ◯2番(柳井真吾君) わかりました。近隣でも配置しているところはないということなので、来年からの派遣を期待したいと思います。  法律に基づいた的確なアドバイスを得られるということは、教職員の皆さんの大きな安心感につながると思います。そして、その分、教職員は精神的、物理的な負担も軽減されることになりますから、子どもと向き合う時間もふえ、教育の現場がより充実すると思います。課題もありますが、クリアしていただいて、子どもたちが有意義な学校生活を送るために中立公平な立場で早期に問題解決に結びつけることが可能となるスクールロイヤーの導入を市として進めていただきたいと意見を申し上げまして、大項目二つ目の質問を終わります。御答弁ありがとうございました。 175 ◯議長(倉持 守君) 次の質問に移りますので、答弁関係者の入れかえをお願いします。  柳井真吾君、質問を継続してください。 176 ◯2番(柳井真吾君) 続きまして、大項目三つ目、子どものインフルエンザ予防接種費用の助成についての質問をさせていただきます。  12月に入り、インフルエンザが流行してまいりました。市内の小中学校、高等学校におきましても、学級閉鎖のクラスが出るなど本格的な流行時期に入りました。さて、子どもたちのインフルエンザの発生や蔓延を予防し、健康を維持することや、子育てに対する経済的支援の観点から、市におきましては平成20年から中学生、平成22年から小学生に、また平成27年には小学生の回数を2回に拡大し、インフルエンザ予防接種費用の一部である1,000円の助成を行っております。  そこで、一つ目の質問にまいります。小中学生のインフルエンザ予防接種の割合、接種率など現状をお伺いいたします。 177 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。保健福祉部長。              〔保健福祉部長吉原克美君登壇〕 178 ◯保健福祉部長(吉原克美君) 柳井議員の御質問、大項目3番、子どものインフルエンザ予防接種費用の助成について、小中学生のインフルエンザ予防接種の現状について問うにつきましてお答えをさせていただきます。  現在、市では生後6カ月から中学3年生相当の対象者に対し、インフルエンザ予防接種費用の助成を実施しております。費用助成の内容につきましては、先ほど議員もおっしゃったとおり、1回当たりの接種に対しまして1,000円とし、13歳未満の児童につきましては2回の接種に対して費用助成を行い、13歳以上の児童につきましては1回の接種で十分な抗体が獲得できるという国の見解から、1回の接種に対しての費用助成としております。  費用助成の期間につきましては、以前は10月から12月末までとしていたところを、インフルエンザに罹患期間が拡大していることを受けまして、平成29年度からは翌年1月末までに延長をいたしたところでございます。  出生数の低下に伴いまして年々対象者数は減少しており、実施者数も減っておりますが、接種率には大幅な減少は見られず、小学生で33%、中学生で29%前後を維持しております。  市の支払い実績は、平成28年度から平成30年度の平均で小学生が181万9,583円、中学生が54万833円となっております。  以上でございます。 179 ◯議長(倉持 守君) 柳井真吾君。 180 ◯2番(柳井真吾君) ありがとうございます。接種率、小学生33%、中学生29%と、接種率が高いとは言えないと私は思います。  市では、人口ビジョン総合戦略の常総市まち・ひと・しごと創生総合戦略、戦略分野3の常総市における若い世代の結婚、出産、子育ての希望をかなえるの重点分野Cの中で、インフルエンザ予防接種助成拡大を掲げております。また、2020年度実施計画調書には、実施計画の事業内容に任意インフルエンザ予防接種助成を1回1,000円から2,000円に増額と明記されています。そして、2019年度事務事業評価シートの担当部課長評価には、近隣市の動向を踏まえ、任意予防接種費用助成対象拡大の検討も必要と明記されています。ですが、最終評価には、近隣の動向で検討するのではなく、費用対効果を念頭に入れ、導入の検討をすべきとありました。  そこで、ここで再質問させていただきますが、インフルエンザ予防接種助成の現状における費用対効果についてお伺いいたします。 181 ◯議長(倉持 守君) 保健福祉部長。 182 ◯保健福祉部長(吉原克美君) お答えいたします。  予防接種を受けることによりまして、児童生徒がもしインフルエンザに罹患しても、落命や重症を防ぎ、さらにはインフルエンザを原因とする関連疾病にかかることを防ぐ点や、さらに重症を防いだことによる医療費抑制にもつながれば、費用対効果は高いものと思います。  さらに、予防接種はリピート率が高く、定期的に接種している人にとっては数年間実績がある方には補助金等も相当額になります。また、補助があるから受けてみるという意識もあるかもしれませんが、家庭へも一定程度寄与していると思われます。  以上でございます。 183 ◯議長(倉持 守君) 柳井真吾君。 184 ◯2番(柳井真吾君) ありがとうございます。費用対効果については、健康を維持することに対する効果と、また子育てに対する経済的支援に対する効果で違いがありまして、導き出すのは難しいと思いますので、御答弁ありがとうございました。ですが、費用対効果を念頭に入れ、しっかり検討していくということでありましたので、今後もよろしくお願いしたいと思います。未来の常総市の子どもたちのことを思えば、助成の拡大は必ず効果が出ると確信します。  私が調べたところ、茨城県内のインフルエンザ予防接種助成の状況でありますが、44市町村中、高校3年生まで助成しているのが7市町、当市のように中学3年生まで助成しているのが36市町村、助成なしが1市であります。助成額としては、一番低い1,000円が本市を含め16市町村、1,100円から2,000円未満が9市町、2,000円以上が18市町です。一番高いところでは2,500円の助成があります。インフルエンザ予防接種の金額は3,000円から5,000円と言われており、平均4,000円ぐらいです。子育てに対する経済支援を目的とするのであれば、せめて半額近くの2,000円の助成が必要であると考えます。また、高校3年生まで助成を拡大することが子育て世代の皆様にとっての希望になると考えます。また、高校時代は子どもたちにとって夢に向かって勉学、運動に励み、受験や就職活動など挑戦する大事な時期でもあります。子どもたちの健康を守ることは、重要な責務だと考えます。  以上のことから、二つ目の質問にまいります。本来であれば、助成額を2,000円にと提案したいところですが、財政状況を考えると厳しいと考えます。まずは段階的に対象を広げることに重点を置き、高校生に対する予防接種助成を提案したいと思いますが、市としては考えがあるのか、お伺いいたします。 185 ◯議長(倉持 守君) 保健福祉部長。 186 ◯保健福祉部長(吉原克美君) ただいまの御質問にお答えします。  現在、県内で高校生相当年齢にインフルエンザ予防接種費用の助成を実施している自治体は、県内44市町村のうち7市町でございます。もし仮に当市で助成事業を行った場合につきましては、当市の来年度の高校生相当年齢者は1,868人でございます。これに小学生と中学生の実施率に例年マイナス4ポイント程度の差があることから、高校生相当年齢の接種率を仮に25%と想定いたしますと、460人が接種するものと考えられます。中学生同様、一人1回1,000円の費用助成をした場合には、予算的には46万7,000円程度が必要と考えられます。このようなことで、今後につきましては高校生の体力や事業の必要性などを総合的に考慮して、前向きに検討していきたいと考えております。  以上でございます。 187 ◯議長(倉持 守君) 柳井真吾君。 188 ◯2番(柳井真吾君) 前向きな御答弁ありがとうございます。  課題はあると思いますが、未来を担う子どもたちのためです。子どもたちに対する未来への投資は必ずプラスになって戻ってくると確信します。一日でも早く検討いただきたいと意見申し上げ、一般質問を終わります。御答弁ありがとうございました。 189 ◯議長(倉持 守君) この際、暫時休憩いたします。                 午後0時02分休憩    ─────────────────────────────────                 午後1時00分再開 190 ◯議長(倉持 守君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  一般質問を継続します。  次に、9番大澤 清君。                〔9番大澤 清君登壇〕 191 ◯9番(大澤 清君) 皆様、こんにちは。議席番号9番大澤 清であります。通告に基づきまして、大項目二つについて一問一答方式で質問させていただきます。御答弁のほどよろしくお願いいたします。  それでは、早速、大項目1の吉野公園の運営についてです。  皆様御存じのとおり、吉野公園は昭和44年に開園し、小貝川の廃川を利用した市民の憩いの場として、あるいは桜と釣りの名所として親しまれております。また、市営のヘラブナ釣り場は水面積5万平方メートル、周囲4キロメートルにも及ぶ広大な自然を生かした絶好の釣り場として、市内外の釣り愛好家の皆様が足を運んでいただいております。しかしながら、釣り愛好家の方々にお話を伺いますと、運営や環境についてさまざまな意見をちょうだいいたします。これらを解決する足掛かりとなればという趣旨で、今回質問させていただきます。  では、1)の近年の釣り愛好家の来場者数をお示しください。よろしくお願いいたします。 192 ◯議長(倉持 守君) 答弁関係者の方、議場にお入りください。  これより答弁を求めます。産業振興部長。              〔産業振興部長小島裕治君登壇〕 193 ◯産業振興部長(小島裕治君) 大澤議員の一つ目の質問についてお答えいたします。  直近3年間の来場者数でございますが、平成28年度1万7,789人、平成29年度1万7,423人、平成30年度1万7,585人となっております。  以上でございます。 194 ◯議長(倉持 守君) 大澤 清君。 195 ◯9番(大澤 清君) ちなみになんですが、市内在住の方の人数は把握されておりますでしょうか。 196 ◯議長(倉持 守君) 商工観光課長。 197 ◯商工観光課長(古谷 篤君) お答えいたします。  市内在住の人数ですけれども、入場の際に身分等、これを確認するのは市内在住70歳以上の方が1日の入場券で入る場合のみ確認しておりますので、市内在住の方の入場者、総人数ですか、これはちょっと把握しておりません。  以上です。 198 ◯議長(倉持 守君) 大澤 清君。 199 ◯9番(大澤 清君) わかりました。いずれにしましても、近年、約1万7,000人程度、安定して来場しているということが確認できました。  続きまして、2)の質問ですが、ことしの7月から市内在住で70歳以上の釣り愛好家を対象に、これまで無料だったものを500円徴収するという有料が行われましたが、その有料前後の来場者数をお示し願います。 200 ◯議長(倉持 守君) 産業振興部長。 201 ◯産業振興部長(小島裕治君) お答えいたします。  市内在住の70歳以上の有料前の来場者数でございますが、平成28年度3,167人、平成29年度3,522人、平成30年度は3,563人で、1日入場と半日入場の合計でございます。  有料後につきましては、有料時期が令和元年7月1日からで、毎月110名程度が御来場しております。1日のみの来場者数でございます。  なお、有料後の半日入場の市内在住70歳以上の人数は、市外の方や70歳以下の方と同一料金500円となるため、識別は不明でございます。  以上でございます。
    202 ◯議長(倉持 守君) 大澤 清君。 203 ◯9番(大澤 清君) 11時以降に入場する半日入場が、年齢に関係なく500円であるということで、識別不明ということですが、それでは金額ベースでちょっと実績をお示しください。 204 ◯議長(倉持 守君) 商工観光課長。 205 ◯商工観光課長(古谷 篤君) お答えいたします。  まず、令和元年7月1日から、有料後の市内在住70歳以上の方の金額実績ですけども、まず7月が130名で、500円を掛けますと6万5,000円、8月が115名で5万7,500円、9月が111名で5万5,500円、10月が112名で5万6,000円となっておりまして、有料後合計23万4,000円となっております。  それと、吉野公園の総収入ですね、収入総額、これが平成28年の総収入額が1,837万8,500円です。平成29年度が1,793万8,500円、それと平成30年度、こちらが1,805万4,500円となっております。今年度、令和元年度の収入総額、これをちょっと予想してみまして、大体約1,800万と想定してございます。  以上です。 206 ◯議長(倉持 守君) 大澤 清君。 207 ◯9番(大澤 清君) 入場に関しましても、金額ベースにしても、なかなか判明するのは難しいとは思うんですけれども、感覚で言ってもしようがないんですが、有料を開始してから市内在住70歳以上の愛好家の入場者数は、ずばり減少していると思うのか、それとも維持しているのか、感想をお聞かせください。 208 ◯議長(倉持 守君) 商工観光課長。 209 ◯商工観光課長(古谷 篤君) お答えいたします。  ちょっと難しいところなんですが、先ほども御答弁しましたとおり、市内在住70歳以上の方の正確な人数、来場者数は算出しておりません。先ほど申したとおり、今年度の収入総額の予想が前年同額、1,800万程度と予想しておりますので、有料した分の増額が前年度、30年度と比べてさほど差がないことを考慮しますと、市内在住70歳以上の愛好家の入場者数は若干減少しているのかなというふうにはちょっと想像ができます。  以上です。 210 ◯議長(倉持 守君) 大澤 清君。 211 ◯9番(大澤 清君) そうですね。私が聞いている話なんですが、有料に伴いまして常連の方で約17名程度来なくなっております。その17名の愛好家の方は、ほかの釣り堀に行かれたり、あるいは野釣りのほうで釣りをされているということも聞いております。そういったことを考えますと、実質減少だと私も考えております。一応現状だけお伝えさせていただきます。  続きまして、3)に移ります。市内在住で70歳以上の釣り愛好家の有料の理由ですね、そちらをちょっと改めてお聞かせください。 212 ◯議長(倉持 守君) 産業振興部長。 213 ◯産業振興部長(小島裕治君) お答えいたします。  理由としましては、地元のヘラブナ釣り団体の方々から、徴収料金の公平性の意味から無料の見直しをしてはどうか、また、料金を徴収することで施設の維持修繕に当ててほしいと市への要望がございました。そういった要望と、施設の老朽対策を検討いたしまして、施設の維持を踏まえた収入増や施設利用者負担の公平性を考慮し、市内在住70歳以上の方からも500円の使用料を納付いただく条例の改正を行い、さらなる収入増を図ったものです。  市内在住70歳以上の増収分をヘラブナ放流量の維持や施設の改修・改善等で利用者に還元するためと考えております。  以上でございます。 214 ◯議長(倉持 守君) 大澤 清君。 215 ◯9番(大澤 清君) 市内在住70歳以上の増収分としましては、年間約70万円と推測しますけれども、黒字経営である吉野公園が、その約70万円という増収がないと施設の維持、改修・改善ができないのでしょうか。愛好家の方々に伺いますと、いろいろな要望がございます。環境整備についてはこの後の質問でお聞きしますけれども、多くの方は大事な年金を取り崩して趣味に没頭しているのが現状です。それらを踏まえて、本当に利用者に還元できるものか、お聞かせください。 216 ◯議長(倉持 守君) 商工観光課長。 217 ◯商工観光課長(古谷 篤君) お答えいたします。  黒字経営というふうに、吉野公園は確かに黒字経営ではありますけれども、大変大きな金額ではありません。東日本大震災以降5年間程度は150万から300万程度の赤字となっておりました。2016年からやっと黒字に戻りまして、最近の2年間、平成29年、30年の黒字は90万程度の若干少ない黒字というところでございます。担当課としましては、黒字を出すことでヘラブナの放流量ですね、こういったものの予算を維持して、釣れる吉野公園ですか、こういったものの維持、こういうことで利用者のほうに還元できるというふうに考えてございます。  以上です。 218 ◯議長(倉持 守君) 大澤 清君。 219 ◯9番(大澤 清君) ちょっと苦しい質問をしてすみません。  続いて、4)の質問です。吉野公園はことしで開園50周年を迎え、施設の老朽が目に余る状況でございます。そこで、環境整備について、今後どのような整備をする計画があるのか、お聞かせください。 220 ◯議長(倉持 守君) 産業振興部長。 221 ◯産業振興部長(小島裕治君) お答えいたします。  環境整備については、議員おっしゃられるとおり、50周年を迎えた吉野公園では施設の老朽が著しいため、環境整備について毎年度必要なものを進めているところでございます。  また、整備計画につきましては、長期的に計画しているわけではなく、新たな建物や道路舗装等の計画はございません。先ほどの環境整備同様に、毎年度必要な改修・修繕を進めてまいります。  以上でございます。 222 ◯議長(倉持 守君) 大澤 清君。 223 ◯9番(大澤 清君) 再質問になるんですが、吉野公園ではスイレンや蓮の妨げになるミドリガメ等の捕獲という課題があったと思うんですが、その現在の状況についてちょっとお聞かせください。 224 ◯議長(倉持 守君) 商工観光課長。 225 ◯商工観光課長(古谷 篤君) お答えいたします。  ミドリガメで知られています外来種アカガミガメですか、これにつきましては昨年10月、11月捕獲かごを設置しまして、合計142匹捕獲してございます。ことしは4月から始めまして、合計187匹、こちらを捕獲しております。  今後も根気強く捕獲を進めて、なるべく減少するようなことで図っていきたいというふうに考えてございます。  以上です。 226 ◯議長(倉持 守君) 大澤 清君。 227 ◯9番(大澤 清君) ぜひ根気よく捕獲のほうを進めていただいて、蓮の花とか見事ですからね、あそこは。そういった意味でもお願いいたします。  それと、毎年度必要な改修や修繕を進めているという御答弁をいただいたわけですが、具体的に行った、あるいは行っている整備を教えてください。 228 ◯議長(倉持 守君) 商工観光課長。 229 ◯商工観光課長(古谷 篤君) お答えいたします。  まず、整備済みのものとしましては、平成30年度に北桟橋の渡り橋ですね、これの設置、それから公園中心部に桜がいっぱいありますけども、枯渇した桜の伐採、それから雑木林ですね、ちょっと勝手に生えてきてしまった木とか、こういったものを伐採しております。あと、根っこを掘ったり、こういったものをやっております。  それから、平成31年には南桟橋の同じように渡り橋の設置、それからレストハウス管理棟のエアコンの修繕なども行っております。  それから、これはまだやってはおりませんが、今回の11月定例会議に補正予算として提案しておりますが、北桟橋のネットフェンスの補修、それから県道側のネットフェンスの補修、それからさらに水中モーターの交換1台を計画してございます。  以上です。 230 ◯議長(倉持 守君) 大澤 清君。 231 ◯9番(大澤 清君) 先ほど3)番の質問で、市内在住70歳以上の有料に伴っての増収分を施設の改修・改善等で利用者に還元するための有料だということで御答弁いただいたわけなんですが、この答弁を聞いて、ちょっと正直がっかりしまして、考え方としては、これはもう現状維持でいいんだなということかなと感じます。単なる現状維持は、当然衰退の一途をたどるようなものであります。利用者のニーズが、どのように求めているのかというのを行政としてはどのぐらい把握されているのか、ちょっとお聞かせください。 232 ◯議長(倉持 守君) 商工観光課長。 233 ◯商工観光課長(古谷 篤君) 利用者のニーズですけれども、一番よくお聞きするのは公園内の道路の舗装ですか、今ちょっと砂利を敷いていますが、釣りをやる方は皆さん大きなバッグを荷台に積んで、がらがらと引いてきますので、舗装が一番要望としては多いと認識しております。  それから、トイレですかね。きちんとしたトイレは事務所前にもございますが、離れた場所は簡易なトイレしかございませんので、こういったトイレ整備が必要かというふうにニーズとして把握してございます。  以上です。 234 ◯議長(倉持 守君) 大澤 清君。 235 ◯9番(大澤 清君) 参考までになんですが、50周年記念ということで管理棟、管理事務所なんかも50年たっているのかどうか、私はちょっと定かではないんですが、50年間継続して使っているのか、あるいは耐震補強されているとか、診断しているとか、そういった経緯はわかれば教えてください。 236 ◯議長(倉持 守君) 商工観光課長。 237 ◯商工観光課長(古谷 篤君) 事務所のほうですけども、これはやはり吉野公園開園当時からのものということでございます。平屋ですので、特に耐震の診断とかはしてございません。  以上です。 238 ◯議長(倉持 守君) 大澤 清君。 239 ◯9番(大澤 清君) 平屋なので大丈夫だという考えは、ちょっとあまりにもお粗末な話だと思うんですが、要するに不特定多数の人が毎日大勢来るわけですので、地震など起きた場合、これは本当に責任問題にもなりかねないのかなという部分も想像できますので、そういった老朽、単なる言葉での老朽でなく、危険性があるというふうな認識でまた再考していただければなと思います。  続いて、5)の質問に移ります。これまで吉野公園では毎年春と秋、年2回釣り大会を開催しておりましたが、ことしの秋の大会は中止となりました。まずその理由をお聞かせください。 240 ◯議長(倉持 守君) 産業振興部長。 241 ◯産業振興部長(小島裕治君) お答えいたします。  釣り大会につきましては、年に2回、春秋と地元の釣り団体主催により開催をしておりました。近年、釣り団体の方々が高齢し、体力的にも開催が厳しくなりました。他団体等で開催等も検討いたしましたが、難しいと判断いたしました。そのため、今年度の秋季釣り大会につきましては中止とさせていただきました。  以上でございます。 242 ◯議長(倉持 守君) 大澤 清君。 243 ◯9番(大澤 清君) この大会には、市外、県外から大勢参加されまして、今、約200名ぐらいで行われて大変盛況な大会と理解しております。春の大会のときに市長ともお会いして、十分わかっていらっしゃると思うんですが、実は、私は今回、秋の大会にエントリーするつもりで、やる気満々でいたわけなんですけど、そういった意味でもちょっと残念です。  釣りだけでなく、お花見など、平時や大会で市外の方々に足を運んでもらえる、そういったポテンシャルが高い吉野公園をどんどん活用できない状況が残念でなりません。来年度の釣り大会はどのように考えておりますか。 244 ◯議長(倉持 守君) 商工観光課長。 245 ◯商工観光課長(古谷 篤君) お答えいたします。  来年度の釣り大会に関しましては、現時点では想定はしてございません。釣り大会の趣旨といいますのは、日ごろ御利用いただいている皆様に感謝の心を示すということと、それと釣れる吉野公園、こういうのを宣伝するということと考えております。  今後は、釣り大会という形ではなくて、例えば半額サービスデーとか、そういった違う形での愛好家の皆様への還元というのを検討しようかというふうに考えてございます。  以上です。 246 ◯議長(倉持 守君) 大澤 清君。 247 ◯9番(大澤 清君) ということは、もう私は釣り大会に出られないということでよろしいでしょうかね。非常に残念です。じゃあ、結構です。  できれば、やっぱり釣り愛好家の皆様は釣り大会を目標として日に日に通っているという方も多いわけですから、またちょっと考え直していただく機会があればお願いしたいと思います。  続いて、6)ですね、トライアル・サウンディング事業の経過内容についてお尋ねします。まず、この事業の内容から御説明をお願いします。 248 ◯議長(倉持 守君) 産業振興部長。 249 ◯産業振興部長(小島裕治君) お答えいたします。  まず、トライアル・サウンディング事業についてですが、市が保有する公共施設等の暫定利用を希望する民間事業者を募集し、一定期間、実際に使用してもらう制度でございます。  市は、民間事業者の事業集客力、信用、施設との相性などを確認することができ、民間事業者は立地、使い勝手、採算性などを確認することができます。この取り組みについては、日本でも初めての試みとなっていることから、市のホームページをはじめ市民や企業とのマッチングを行っている民間会社のウェブサイトを活用し、広く情報発信を行っております。  暫定利用の期間は、受け付け開始が平成31年4月1日からで、利用は12月31日までとなっております。実際に利用した場合は、翌年1月に報告書を提出していただく予定ですが、経過としましては現在問い合わせが1件で、実行した事業者はございません。  以上でございます。 250 ◯議長(倉持 守君) 大澤 清君。 251 ◯9番(大澤 清君) 問い合わせが1件、1社ということで、確かにこの吉野公園の場合、サウンディング提案の対象外としてヘラブナの健康状態を損なうことが予想される行為や釣り環境を損なわないで行うなどの条件が付してありますので、民間事業者が当然営利を上げられる事業としてどういったことをやれるのかなと私なりにも考えたんですが、全く思い浮かばない状況なんですね、私は。あすなろの里なんかにつきましては、たくさんお問い合わせ等あったというふうに聞いておるんですが、吉野公園に関しては結局弁当の仕出しでも行って入場者数をふやす方法とか、そういったのが得策なのかなと私は思うんですが、その辺いかがでしょうか。 252 ◯議長(倉持 守君) 商工観光課長。 253 ◯商工観光課長(古谷 篤君) 御質問のほうは、民間の活用という内容かとは思うんですけれども、先ほども部長のほうから御答弁したとおり、トライアル・サウンディングに御興味を持っている民間事業者もいらっしゃいますので、トライアル・サウンディングの期間は今月で終了という形になってしまいますが、今後も民間業者の方からお声があれば、トライアルということだけではなくて、例えば吉野公園の全体の運営ですね、こういったものも含めて一緒に協議できればというふうに考えてございます。  以上です。 254 ◯議長(倉持 守君) 大澤 清君。 255 ◯9番(大澤 清君) ありがとうございます。いずれにしましても、吉野公園の活性を願うばかりですので、先ほど古谷課長がおっしゃったようなのも十分考える余地があるのかなと思います。  そこで、最後ですね、7)番、吉野公園の今後の展望をお聞かせください。 256 ◯議長(倉持 守君) 産業振興部長。 257 ◯産業振興部長(小島裕治君) お答えいたします。  吉野公園の収入は、先ほど来御説明いたしましたとおり、近年横ばいでございます。寒い時期も集客できるよう、放流月を10月、11月から一月後にいたしまして、11月、12月に変更し、増収・増客をすべく2回放流を行い、「釣れる吉野」という情報発信に期待しているところですが、思うように増収・増客にはなっておりません。  したがいまして、大きな増収が見込めない状況では、現状維持を図りながら、前の質問でもありましたとおりトライアル・サウンディングのように今後も民間のノウハウを活用する方法を模索しながら、増収・増客の施策を図りたいと考えております。  また、ヘラブナの情報誌にも吉野公園の放流日等の情報発信や、道の駅の開業を見据え、吉野公園と道の駅、さらにはサイクリングロードと来客する方のニーズに合わせた連携も検討していきたいと考えております。
     以上でございます。 258 ◯議長(倉持 守君) 大澤 清君。 259 ◯9番(大澤 清君) わかりました。吉野公園は、常総市の当然公共施設であります。市民サービスを行う場所でもあり、私は体育施設などと同様の位置的にいるのかなと思っております。吉野公園は単なる釣り場、釣り堀ではなく、歩いて蓮や桜が観賞できる公園でもあります。釣り目的以外の方も当然トイレを使いますし、食事をする場所がもしあれば利用することも想定できます。収入も横ばいであることや、今後釣り人口の増加が期待できないから施設の改修も、敷地内の通路、道路の舗装もしない、そういうことではなく、やり方次第だと思うんですよね。どうしたら来場者数の増加、増収を図れるか、どうしたら市民に、来場者に喜ばれる施設になるかをさらに考えていただきたいと思います。  有料で運営しているわけですから、利用者に還元するのは当然のことだと思います。そういったことを踏まえまして、今後さらに再考していただきますよう強く要望させていただきます。  これで大項目1の質問を終わります。御答弁ありがとうございます。 260 ◯議長(倉持 守君) 次の質問に移りますので、答弁関係者の入れかえをお願いします。  大澤 清君、質問を継続してください。 261 ◯9番(大澤 清君) それでは、大項目2の災害対策についての質問に入ります。  さきの10月12日に上陸した台風19号の影響で、関東地方のほか広範囲に大雨を降らせ、各地に甚大な被害をもたらしました。利根川、鬼怒川、小貝川などがはんらん危険水位まで到達し、大変危険な状況になりました。当市では、中軽傷の人的被害や家屋などの被害を被ったものの、水害対応に当たっていただきました関係者の皆様の努力により大事に至らなかったわけであります。この場をおかりしまして心からまず感謝を申し上げます。ありがとうございました。  震災も懸念される中、きのうも、きょうも急に地震が起きたわけですけれども、また今後台風やゲリラ豪雨などによる水害もいつ起こるか、油断ができない状況であります。  そこで、防災先進都市を目指す常総市として、ハード対策について、地域や自治体にもできる協力があるのではないかという趣旨で今回質問させていただきます。  では、1)の水害対策として各河川に応じた調整池が必要と考えますが、当市に対し河川管理者である国土交通省及び茨城県から調整池などの設置に関する打診はあったのか、質問させていただきます。 262 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。都市建設部長。              〔都市建設部長木村茂樹君登壇〕 263 ◯都市建設部長(木村茂樹君) お答えいたします。  国土交通省の管理する鬼怒川及び小貝川、茨城県の管理する八間堀川ともに調整池の設置に関しまして、現在までに打診は受けておりません。  以上です。 264 ◯議長(倉持 守君) 大澤 清君。 265 ◯9番(大澤 清君) わかりました。簡潔な答弁ありがとうございます。  国土交通省による総合的な治水対策は、大きく分類しますと河川改修、流域対策、被害軽減対策に分類されております。今回の提案は、流域対策の保水地域を設ける考えであります。台風19号の際に、八間堀川では鬼怒川がピークになった時点で排水機場が停止した時間もあったと聞いております。流し切れない洪水もあります。よって、洪水を軽減することにこの近隣の地域が協力するという意味でも、農地を、田んぼ等になりますけれども、農地を遊水地の設置に利用すると考えていたほうがよいのではないかと私は考えます。  参考としまして、小貝川の筑西市にあります母子島遊水地、こちらは平時、ふだんは水田を中心とした農地として活用されており、災害時には調整池として利用するということで活用されております。万一越水や決壊が起これば、農機具や家屋、さらには人命にもかかわります。4年前の惨事を繰り返すわけにはいきません。もし農地で収穫前に水につかってしまったという場合は、補償すれば足ります。遊水地を設けることによって被害は極小に軽減されると考えます。また、遊水地は八間堀川に限らず、鬼怒川、小貝川ともに広域的に設置すべきとも考えます。ぜひ積極的に議論をしていただきますよう、これは要望として述べさせていただきます。  それともう一つ、地域が協力できる流水対策として考えられるものとしましては、河川内の樹木伐採があるのではないでしょうか。鬼怒川では樹木を伐採しており、小貝川でも始まると聞いております。鬼怒川、小貝川ともに川の中が林になっているようなところも見受けられ、洪水が流されなくて危険ではないかと考えます。この樹木伐採に対して、地域が協力することはできないのか。例えば伐採した木の処分に対してとか、伐採自体を手伝うとか、そのような地域の協力が想定されると思うんですが、その辺のところはお考え、お聞かせいただければと思います。 266 ◯議長(倉持 守君) 都市建設部参事。 267 ◯都市建設部参事(穴原一幸君) では、お答えさせていただきます。  鬼怒川、小貝川の伐採の話が出ましたけれども、国土交通省のほうでは平成30年末から防災・減災、国土強靱のための3か年緊急対策ということを始めておりまして、その中で河川内の伐採というものがメニューにございます。ですので、昨年鬼怒川の伐採をやられておりまして、今年度小貝川の伐採というものも考えておるようでございます。  議員御質問いただきました、伐採を地域でお手伝いするという件でございますが、作業自体はかなり危険な作業も伴いますので、伐採作業のお手伝いをするというのはちょっと難しいのではないかと思うんですが、伐採した樹木の再利用等が盛んに行われておりますので、そのようなことを地域でお手伝いするというのは可能なのではないかと思われます。  以上です。 268 ◯議長(倉持 守君) 大澤 清君。 269 ◯9番(大澤 清君) 国交省の事業ということでやられているということで確認できましたけれども、伐採する行為自体が難しいものであれば、市役所が地元との間に入って調整するということも考えられると思うんですが、その辺の協力体制なんかはどのように考えていますでしょうか。 270 ◯議長(倉持 守君) 都市建設部参事。 271 ◯都市建設部参事(穴原一幸君) お答えいたします。  鬼怒川も小貝川も、皆さんあまり御存じない方が多いかもしれませんが、川の中にも民有地が非常に多くある状態でございまして、したがって、なかなか河川管理者の独断で管理がし切れないということが多くあって、なかなか伐採が進められないという現状もあるようでございます。そのような中で、地域または市役所が地権者との間に立って調整をするというのは、国土交通省も非常に助かるというような話をしておりました。御報告でございます。 272 ◯議長(倉持 守君) 大澤 清君。 273 ◯9番(大澤 清君) 確かに河川区域内では、民有地については、相続をされてないとか、あるいは地主なのにその地主の意識、私、本当にあそこを持っていたのかしらという場合も結構、多々聞いておりますので、そういった法的な関連での調整役ということも考えられると思いますので、その折にはまた御協力いただければ幸いに思います。  そしてまた、伐採した木の処分について、通常であれば一般廃棄物として処分するわけでありますが、御答弁にありましたように維持管理費のコスト削減や資源として再活用、有効活用を図るため、下館河川事務所では地域の方々に無償で配布しているということなんですが、そのようなことも地域で協力できる水害対策だと考えます。私たち市民、そして常総市でもハード対策に協力して、安心・安全が確保できますよう祈念しまして、1)の質問を終わります。  続いて、2)番の災害時の避難所について、広域が必要と考えるが、当局の見解をお尋ねしますというところで、今議会の全協や一般質問で避難所についておおむね理解できましたが、まず避難所への誘導についてお聞きしたいのですが、私の地元であります大生地区や、あるいは小貝川付近の五箇地区、豊田地区とか、そういった小貝川付近の住民に対しても常総市内の避難所に誘導しているように思った方が多く見受けられました。  いつはんらんしてもおかしくない状況下で、鬼怒川や八間堀の方向に誘導するアナウンスをしており、さらには13日の、時間はちょっと不明ではあるんですが、水海道有料道路が無料で通行できますという情報も流れたりとか、なぜわざわざ危険な方向に避難させるのかと思った方も実際少なくありません。もし車で避難した際に、渋滞することも想定されますし、その際に水没したら最悪の結果にもなりかねません。当然、市民一人一人が平時において避難先の確認などをしていればよいわけなんですけれども、必ずしもそうではありません。そのような事態についてお考え、御意見をお願いいたします。 274 ◯議長(倉持 守君) 答弁を求めます。市長公室長。               〔市長公室長小林昭仁君登壇〕 275 ◯市長公室長(小林昭仁君) 大澤議員の御質問にお答えします。  昨日の一般質問の中でも答弁させていただいておりますが、昨年度、鬼怒川・小貝川下流域大規模氾濫に関する減災対策協議会において広域避難に関する応援協定が締結されました。先般の台風19号におきましても、市外への避難者約400名の受け入れを行っていただいております。市民の方からも、他市避難所において快く受け入れてもらったとの声をいただいております。少しずつではありますが、近隣の市町による連携が確立できているものと考えます。  それと、議員御指摘のとおり、広域的な避難所運営の必要性というものは非常に重要ということもとらえておりますので、今後におきましても減災対策協議会の市町間において避難情報の共有などについての意見交換会や、広域連携による避難訓練なども検討してまいりたいと思います。  それと、その大生地区、特に今お話のあった大生地区のほうの避難に関しましては、どこどこという指定は、きのうの質問でも答えたように指定はしておらず、マイタイムラインで自分はどこに逃げたら一番いいのかということをいかに市民の皆様に伝えられるかというのが行政のほうの役目と思っておりますので、今後も広域避難へのつなぎを行政として行っていきたいと思っております。  以上でございます。 276 ◯議長(倉持 守君) 大澤 清君。 277 ◯9番(大澤 清君) ありがとうございます。全くそのとおりだと思います。すべてを行政にお願いするというのもちょっと筋が違いますので、地域にある自主防災組織や、近所、近隣のお話し合い等によって、この災害にはどこが適した避難所なのかという話し合いもやはりどんどんしていかなければならないのかなというふうに実感しております。  そして、広域的な避難所ということで、他の自治体と避難所の協定を結ばれているということで確認しましたが、その各避難先の避難所の運営についてなんですが、運営は万全なんでしょうか。例えば水や食料、あるいは人員配置など、だれが手配するのかとか、そういったことをしっかりと決め事があるとか、ないとか、わかる範囲で教えてください。 278 ◯議長(倉持 守君) 防災危機管理課長。 279 ◯防災危機管理課長(横島義則君) お答えいたします。  基本的に広域の避難協定ということで、受け入れ側の市町村がすべて用意していただけるというところでございます。ただ、その広域的な災害等も考慮しますと、今回も実際行っているんですが、常総市から避難所に応援の職員を送っております。また、その費用については当然その分は常総市が持つというところでございます。  以上でございます。 280 ◯議長(倉持 守君) 大澤 清君。 281 ◯9番(大澤 清君) わかりました。細かいところは、いろいろ取り決めもあるだろうと思っておりますので、安心しました。  避難行動につきましてもさまざまな課題がありますが、いつ起こり得るかわからないのが災害ですので、市民の生命と財産、そして安心・安全を確保するためにも行政がすべき防災に対する備えをますます確立されますことをお願い申し上げまして、すべての質問を終了します。御答弁ありがとうございました。 282 ◯議長(倉持 守君) この際、暫時休憩いたします。                 午後1時49分休憩    ─────────────────────────────────                 午後2時00分再開 283 ◯議長(倉持 守君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  一般質問を継続します。  次に、16番茂田信三君。                〔16番茂田信三君登壇〕 284 ◯16番(茂田信三君) 16番の茂田です。通告に基づきまして質問をさせていただきます。これは総括質問の一問一答ということですから、項目だけ述べましたら質問席へ戻ります。  大きい1番、道の駅について。国民健康保険税や介護保険の値上げが見込まれる中、なぜこの道の駅を建設するのか。2)市に対する道の駅の収入がない中、建設メリットはあるのか。3)むだなお金を使わず、災害に備え内部留保すべきである。これが大きい1番ですね。  今度、大きい2番、職員の残業(時間外勤務)について。1)昨年度の職員の時間外勤務の実績を示せ。2)職員の時間外勤務削減に向けた対策はとっているか。  大きい3番、避難所について。最近ありました台風19号に関することです。1)台風19号に係る対応の際、4年前の関東・東北豪雨で被害を受けた石下総合福祉センター及び生涯学習センターをなぜ自主避難所として開設したのか。また、同じく4年前に被害のあった本庁舎に災害対策本部を設置するのはおかしいと思うが、どう考えるか。  3番は数人の議員の方が質問しておりますから、簡潔にまず言って、私の質問にも簡潔にお願いしたいと思います。とにかく持ち時間は行って返って1時間ですから、その点よろしくお願いいたします。 285 ◯議長(倉持 守君) 答弁関係者の方、議場にお入りください。  これより答弁を求めます。藤島副市長。                〔副市長藤島忠夫君登壇〕 286 ◯副市長(藤島忠夫君) 皆さん、こんにちは。茂田議員の大項目1の道の駅についての一つ目の御質問にお答えいたします。  まず、国民健康保険や介護保険につきましては、特別会計で運営されており、この会計につきましては独立採算、または特定の収入による事業の実施という原則がございます。国民健康保険税及び介護保険料というものは、先ほど述べました特定の収入に当たりまして、この制度の目的であります医療費、介護予防事業費などを賄うための財源でございまして、事務費などの費用には使用できないという制度であることから、本来被保険者に御負担をいただくものでございます。  保険料値上げの要因等につきましては、被保険者である、加入されている市民の皆様の医療費等が増大していることによるものでありまして、保険税等に限らず、今後ますます増大する社会保障に関する経費を賄うためにも、道の駅を販売拠点としたアグリサイエンスバレー事業による自主財源の確保、雇用の促進、定住人口を進めていかなければならないと考えているところでございます。  次に、二つ目の御質問にお答えいたします。  これまでも御答弁したとおり、茨城県内にある14の道の駅で建設コストの回収を想定して道の駅を運営しているところがあるとはお聞きしておりません。これまでは先進事例として、運営コストの削減のため、道の駅の売り上げや利益の一定割合を運営者から設置者に納入させるなどを御紹介してきたところでございますが、当市におきましてもこのような考え方は取り入れていきたいというふうに考えております。  また、計画しています約2ヘクタールの道の駅は、これも何度も答弁させていただいておりますが、アグリ事業45ヘクタール全体で考えていること、また、道の駅の隣に約2ヘクタールの民間の集客施設を建設する予定であること、そして、その南側に約4ヘクタールの収穫体験が楽しめる観光農園との連携を図り、相乗効果ができることが、他市町村の道の駅にはない当市の道の駅の魅力であり、アドバンテージであると考えております。全体事業の中で、都市エリア31ヘクタールの市街区域に立地する企業などからの固定資産税だけを見ましても、年間約2億円を見込んでいることや、先ほどの売り上げや利益に応じた納付などで安定的かつ持続的な運営を行い、一つ目の御質問でお答えしたように市内外から多くの方に喜んで訪れていただけるような施設にしてまいる所存でございます。  三つ目の御質問にお答えいたします。  福祉や医療などの施策に影響を与えないように、財源の面におきましても可能な限り国・県の補助金を活用するための働きかけを行っているところでございます。例えば、これも全協で御説明しましたけれども、10月には地方創生関係の建設費を当てる国庫補助金をいただくため、内閣府に直接訪問し、協議を行ってまいりました。さらに市債についても、交付税に有利に算入されるものを選択するなど、また、あわせて単年度支出も平準し、一般会計には大きな影響のないように努めてまいる所存でございます。  なお、議員御指摘の内部留保につきましては、議員の御案内のとおり、市の会計では内部留保という仕組み・考え方はありません。新たな財源が手当てされたり、節約等の努力によって繰越金が生み出されたりした場合には、基金として積み立てることとなっております。  お金をためておくということは、市役所で言えば効率的な予算の執行はもちろんのことでございますが、長期的に安定的な市税をふやさなければなりません。そのためには、ほかの自治体に負けないように新しい企業を誘致し、雇用の拡大に努め、定住人口をいかに確保するかが大変重要でありますので、道の駅を中心としたインター周辺開発のアグリ構想を着実に実現してまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 287 ◯議長(倉持 守君) 続いて、総務部長。               〔総務部長沼尻秀子君登壇〕 288 ◯総務部長(沼尻秀子君) 茂田議員の二つ目の御質問、職員の残業についてお答えいたします。  平成30年度の時間外勤務の実績は、全体で4万7,463時間、金額で8,327万1,381円でございます。  次に、時間外勤務削減に向けた対策としては、時差勤務といいまして、早朝出勤の場合にその日は早めに退勤し、夜の会議などの場合は出勤時間をおくらせ、時間外勤務としない制度を有効活用し、休日勤務については同一週内に振りかえ休暇を取得するなど勤務形態での時間外の削減や、水曜日と金曜日をノー残業デーとするなどの対策を講じております。  また、住民サービスの向上と業務の効率を図るため、来年度から実施する公共施設包括管理業務委託のような業務の外部委託なども進めているところです。  以上でございます。 289 ◯議長(倉持 守君) 続いて、市長公室長。               〔市長公室長小林昭仁君登壇〕 290 ◯市長公室長(小林昭仁君) 茂田議員の三つ目の御質問にお答えします。  先ほど来からの御質問の答弁のとおり、災害の種別を考慮した上での避難所を開設することが重要であると考えます。庁内でも、避難所の件も含めまして、台風19号の対応につきましては検証を行っております。今後は、自主避難所も含めまして、水害時には高台に避難所を開設するよう改善を図ってまいりたいと思います。  なお、災害対策本部の設置に関しましても、答弁させていただいたとおり、ネット環境が充実していることや各部屋を利用できるという環境面にも適しているということ等を判断しまして、対策本部の設置を考えました。  以上でございます。 291 ◯議長(倉持 守君) 順次質問を継続してください。茂田信三君。 292 ◯16番(茂田信三君) 私、ここへずっと立っていますからね。戻らないでね。まずお聞きしたい。  その前に、前回の全協で私が何度もここでやっておりますから、多数の方が今までの手法、またこれからの景気によって、とても無理じゃないかと。私が何回も口酸っぱく言って、多数の方が、そういうことでだんだん賛同してくれる方がふえまして、今度、再度全協で今までのを洗い直すということなんですよ。私が最初に言ったとおり、私は道の駅は反対じゃないですよ。市のお金を使っちゃいけないという話でしょうよ。地産地消の野菜とかお米とか、販売所をつくれという話が、いつの間にか一人歩きして、二人で歩いたんだか三人で歩いたんだか知りませんが、議会、議員のわからないうちにどんどんこういったのが、今の果てなんでしょうよ。  まず、全協でも今度再度、それまではもう一切予算の計上はしてはまずいと思う。今までどおり予算が通ったから、賛成したからって、そういう話の問題じゃないでしょう、まず。私、市の選出で下妻地方広域に行かせていただいて、また西南広域の、こちらから水野さんと行かせていただいて、この話をほかの議員にしたらあきれ返っていましたよ。今、坂東市でも何かそういう話で喧々諤々討論しているということを聞きましたが、坂東市は前のあれで懲りたのかなと思いますよね。いろいろ今、前市長と訴訟とか、たくさんのものを使って。今になってそういうはずじゃなかったと、そういうことは、今度はもうその轍を踏まないということで、同じようなことじゃないんですか。常総市の道の駅と、坂東市の今討論の議題になっているということは同じじゃないんですか。  今まで私ども何度も言っても、議員の方は、もう予算出たんだから仕方ないよなということで済まされちゃったんですよ。近隣の議員の懇談会とか、また一番強いのは住民じゃないですか。住民に、こういうことは今の税金が上がらない時代におかしいよと、住民もだんだんわかってきまして、それを自分の地域の議員、また自分が1票を投じた議員の方に言っているんじゃないですか。とにかく、もう市民の圧力というのはとんでもないですよ。道の駅は要らないと、するんだったら民間に任せないと。  さて、本題に入りますか。まず、9月の議会で、私は文厚委員会に入っておりまして、堀君かな、課長ね。最後に来年度の予算で国民保険の値上げをしますから議員さんよろしくお願いしますと、私はよろしくなんかお願いしないと言ったのよ、まず。どうしてもできなければ、これはやむを得ないですよ。こういう30億のむだ遣いというか、到底市民に対して不利益なことをしているんでしょうよ。そして、国民保険、先ほど副市長か、答弁して、国民保険というのはこれは医療制度で、医療かかるからなんでしょう。かかるから、それを負担するのが国民保険ですよね。そういうのは私もわかりますよ。国民保険、一番最高のを払っていますから。上げるんだったら、まず繰り入れたらいいでしょうよ。繰り入れという制度ないんですか、予算から。あるでしょうよ。まず、これによって幾ら値上げして、もうちゃんと通告してありますからね。幾らの増収になるか、それを答えてもらいたい。
    293 ◯議長(倉持 守君) 答弁を求めます。        〔「すみません、もう一度お願いいたします」と呼ぶ者あり〕 294 ◯議長(倉持 守君) もう一度ということで、お願いします。 295 ◯16番(茂田信三君) 国民保険を幾ら値上げするか、そうするとどのくらい1件当たり平均──これ、難しいよね。高い人と違いますからね。まず、どのくらい値上げして、何億くらい値上げするか、それを聞かせてもらいたい。 296 ◯議長(倉持 守君) 藤島副市長。 297 ◯副市長(藤島忠夫君) 答弁しますというふうに答えたらいいのかどうかわからないんですが、道の駅について御質問いただきました。それで、国民健康保険については、幾ら保険税を上げるか、来年。幾らという収支のほうは、すみませんが私のほうでは、この質問には直接というふうに思いましたものですから、御答弁は控えさせていただきます。  ただ、私の記憶では、来年国民健康保険税は上げるという話はまだ聞いておりません。  以上でございます。 298 ◯議長(倉持 守君) 茂田信三君。 299 ◯16番(茂田信三君) ことしの9月の文厚委員会で、堀君かな、国民保険値上げしますからよろしくお願いしますと言いましたよ。 300 ◯議長(倉持 守君) 茂田信三君、保健福祉部長から答弁させます。 301 ◯保健福祉部長(吉原克美君) では、ただいまの御質問にお答えさせていただきます。  確かに今までの説明の中で、国保税の引き上げについては可能性は高いというふうに御案内をさせていただいたところですが、ちなみに来年度については仮算定、要するにまだ県の納付金が本格的に決まっていませんが、県のほうの仮算定が本年より低くなるような予定でございます。そうした中で、県の本算定が1月中旬に来ますので、その額を見て保険税引き上げをするかどうか判断をするということで、今のところ上げるか上げないかについてはぎりぎりの線というような状況です。  ただ、以前、堀のほうで言ったときは、その納付金が本年度と同じというような形であれば上げざるを得ないというような状況ということで御案内させていただいたのかと思います。  以上でございます。 302 ◯議長(倉持 守君) 茂田信三君。 303 ◯16番(茂田信三君) 部長、ありがとうね。はっきり決まってないのに幾らと言っても、これは県と国の、県か、金ありますから。上がるのは、これ確かだよね。今度2割でしたっけ、国民保険も上げるとね。年かな、年齢によってね。新聞に載っていましたよね。ですから、これ必然でしょうよ、市も。  こういうお金を使うんだったら繰り入れろということを言っているんですよ、私は。幾ら上がるとか、詳しい数字は出なけりゃ出ないでいいけども、上がるのは必然なんですよ。上がるのは必然でしょう。幾ら上げても、納入者が払わないというわけにいかないでしょうよ。これ一方的ですもん。市役所の言葉を使うんだったら、受益者負担ですか。国民年金、国民保険に入っている人はそれで運営していますから、幾らかかりますから上げてください。上げなければ差し押さえでしょうよ。こういうお金を使うなら、もう上げるのは間違いないですよ。上がるのはもう間違いないんですから。上がるの間違いないですよ、幾ら何だと言ったって。堀君も言っていたでしょう、上がるからよろしくお願いしますって。上がりもしないことをそういうふうに軽率に言えるんですか、まず。  私は、だから、そういうことを言われても承服できないよ。ちゃんとして、税金を正しくというか、むだなく使って、私、何十回という一般質問でやって、全協でもやって、全然善処しないでしょうよ。だから、まず上がらないなら上がらないって言えばいいじゃない。私はちゃんと皆さんに訴えますよ。ことし上がらなくても来年、下がることないですから。医療費は上がる。今度湿布薬だって自分で買わなくちゃならないんですよ、通れば。あれ通りますよね、風邪薬でも。何十万と使って、今度、風邪薬や、名前言っちゃ語弊出るから、どこどこの薬局で買ってください、何々買ってください。で、国保税上がる。たまったもんじゃないでしょうよ。その分繰り入れれば、上げなくて済むでしょうよ。それで私は聞いたんですよ。上がるの必至でしょうよ。ここに来て上がりませんなんて、それはおかしいよ。実質値上げと同じでしょうよ。風邪薬も今まで、例えば1,000円のが300円で買えたのが、今度1,000円でしょう。3割負担。7割負担ないんですもん。湿布薬でもそうでしょうよ。花粉症の薬もそうでしょうよ。実際値上げと同じでしょうよ。どうしてこういうことをやっているか、まずそれをお聞きしたいよ。こういう税金を使うなら、繰り入れをして、市民の税負担を軽くすればいい話でしょうよ。今回から、もうずっとやってきましたから、厳しく追求しますからね、数字的にね。今まではアバウト、アバウトでも、アバウトじゃないですから。 304 ◯議長(倉持 守君) 藤島副市長。 305 ◯副市長(藤島忠夫君) 正確にお答えできるかであるんですが、今の私の理解の中で御答弁させていただきます。  市民生活に直接影響する福祉、医療分野については、これまでも多く一般会計からは繰り入れをさせていただきました。それは、今お話があったように、できるだけ市民の方々に影響がないようにということでの一般会計の繰り入れでございます。  そのためには、そういった対応するためには、先ほど答弁させていただいたとおり、新しい財源を探すということももう一方で我々はしなければなりません。その具体的な事業として圏央道インター周辺の開発を行って、新たな財源を安定的に確保するということでの事業を実施しているということでございます。 306 ◯議長(倉持 守君) 茂田信三君。 307 ◯16番(茂田信三君) 今言った、先ほどおかしいこと言ってるんだよね。道の駅のどういう収入があるといったら、固定資産税って、道の駅は市の建物であって、市の土地であるから固定資産税2億は違う話でしょう、まず。自主財源をどうやって、これつくるの、道の駅で。いいですよ。 308 ◯議長(倉持 守君) 答弁を求めます。藤島副市長。 309 ◯副市長(藤島忠夫君) まず最初に、私が固定資産税だけを見てもというところは、誤解のないようにもう一度答弁を繰り返します。  全体事業の中で都市エリア31ヘクタールの市街区域に立地する企業などからの固定資産税だけを見ても年間約2億円見込んでいることというような答弁をさせていただきました。その冒頭の答弁の中では、茨城県内にある14の道の駅で建設コスト回収を想定している道の駅もないということもあわせて答弁させていただきました。  以上でございます。 310 ◯議長(倉持 守君) 茂田信三君。 311 ◯16番(茂田信三君) 先ほど言ったように、道の駅では固定資産税2億も、ゼロでしょう、まず。そういう紛らわしいからだめなんだよ。私は道の駅に聞いてるんだよ。ほかのエリアのことは聞いてないよ。  ほかが回収しないから回収しないというのはおかしいよ、それは。何度も言うけど。それだからみんな逼迫しちゃって大変なんでしょうよ。  あと、どういうあれで入るか、お金。どのくらい入るか。雇用って、どのくらい雇用になるか。もうはっきり言ってもらわないと、ただ漠然と、アバウトじゃ困るから。はい、お願いします。 312 ◯議長(倉持 守君) 藤島副市長。 313 ◯副市長(藤島忠夫君) 御答弁申し上げます。  道の駅は、全協でも御説明したように、今後道の駅の基本設計、実施設計を行ってまいります。具体的な内容等が確定した後に、ただいまいただいたようなものの数字は精査しますが、これまでも答弁させていただいているように、1,000人を目途に雇用の促進を図っていくというのが我々の目標でございます。  以上でございます。 314 ◯議長(倉持 守君) 茂田信三君。 315 ◯16番(茂田信三君) あなたたちが言うように、100万だ、幾ら、道の駅を使う人。100万来たって200万来たって、市に関係ないんですよ、まず。1,500万とか2,000万で管理会社に渡すとか、前に言ったでしょう。何人来たって関係ないでしょう。来たからといって市の商店とかプラスになりますか、そもそも。来ますか。 316 ◯議長(倉持 守君) 藤島副市長。 317 ◯副市長(藤島忠夫君) 御答弁申し上げます。  これも、これまでいろいろな機会で御説明、御答弁しておりますが、当市の道の駅は運転をする方の休憩施設だけというふうには考えておりません。そういうことで、道の駅は、先ほど申し上げました優位性の中で、繰り返しで申しわけありませんが、民間の誘客施設を隣につくってそれと連携し、観光農園と連携すると。そして、道の駅で創出したにぎわい、これは来場者の数でございます。そういったにぎわいを市内に、飲食店、物産店、そしてその道の駅に農産物を納めていただく農家の方々の買い取りもするということで、農家所得の向上にも貢献したいというのが現在の私どもの考えでございます。  以上でございます。 318 ◯議長(倉持 守君) 茂田信三君。 319 ◯16番(茂田信三君) あと、全協でこのようなことを言っていましたよね。4社とか5社とか、その管理会社に応募があったと。当たり前でしょう、応募するの。リスクがないでしょうよ、管理会社は。全部建てて、メンテナンスから全部、固定資産税がないんですもん。リスクないでしょうよ、まず。そんなこと、わからないんですか。リスクがあるんだったら躊躇しますよ。そっくりできたのを管理するだけでしょう。  何十社入るかわかりませんが、仮に20社入ったとして、1年間に100万もらえば2,000万でしょうよ。2,000万の管理費、それで取れるわけでしょう、もう、理屈。月8万だと年間96万だよね、テナントも入って。そこから売り上げもらったとしたら、3%とか5%とか、管理会社丸もうけでしょうよ。それだもん、何社だって入るでしょうよ。今からつくれという話じゃないでしょう。こういう施設をどうですか、あなたらの自前でつくってくださいという話じゃないでしょうよ。何社だって来るでしょう、リスクないもん。その点どう思うか、聞いてくれますか。 320 ◯議長(倉持 守君) 藤島副市長。 321 ◯副市長(藤島忠夫君) まず、その指定管理者にはリスクがないということでございます。これは全協でも御指摘をいただきました。今、我々として進めようとしているのは、指定管理者の公募の際には当市の条例及び規則に沿って指定管理者の予定者を選定し、道の駅が開業してからの契約ということで、その期間というものもある一定期間をもちろん担保すると。そのある一定の期間というのは、今後管理運営予定者等々との協議の中で進めていくという、まずそういったことします。  あと、管理運営者も、その備品等を準備したり、もちろん雇用しますので、雇用契約を結びますので、そういった中で、途中でということがないように、さらに、もちろんこの債権の保全という意味も含めて、損害賠償はもちろん明記されてというようなことで、今の御心配について我々としても、今後も検討の余地はありますが、そういった内容を含めて御心配のないような形で管理運営者の選定作業に遺漏なきよう努めてまいる所存でございます。  以上でございます。 322 ◯議長(倉持 守君) 茂田信三君。 323 ◯16番(茂田信三君) 随分かんでますね。あと、先ほどの内部留保って、私どういう意味で使ったか知ってる。財調のこと言ってるんだよ。これからどんどん、今回の台風では被害、さほど公共施設になかったけど、これからは公共施設で災害があったり、学校が壊れた、修理。そのために蓄えなくちゃならないでしょうよ。また、仮にだよ、今度道の駅をつくると、またリスクがふえるでしょうよ、管理リスクというのが。そうでしょう。貯金しろって話じゃないよ。最低どの御家庭も災害に備えている貯金ってあるはずでしょうよ。貯金できない方も中にはいらっしゃるけど、大体余裕できたら、じゃあ災害に備えて貯金しましょうと、私はそれを言ってるんだよ。わかった。じゃあ、わかったかどうか、1回聞いてください。 324 ◯議長(倉持 守君) 藤島副市長。 325 ◯副市長(藤島忠夫君) 御答弁申し上げます。  先ほど答弁の中で、私は基金として積み立てるということで、財調も基金であるということで答弁させていただいたつもりでございます。  以上でございます。 326 ◯議長(倉持 守君) 茂田信三君。 327 ◯16番(茂田信三君) 私の言ったこと、理解できましたよね。修理費とかにちゃんと蓄えしなくちゃいけないということを言ってるんだよ。それをばんばん使ったら、財調も何もなくなっちゃうでしょう。それを言ってるんですよ。たくさん貯金しろとか、そういう話じゃないよ。建物がふえれば、今度総合体育館、1億8,000万でしたっけ、数字忘れちゃったけど、あれ18年前なんですよね。石下の、私のところから見て西に総合体育館ってあるんですよ。今回契約の承認出ました、議会のね。18年なんですよ。クーラー入れるというけど、あと雨漏り防止とか、1億8,000万でしたっけ。その上に、もう18年でかかるんですよ。今の学校だって、また18年たてば、15年たてば、またかかるんですよ。お金、どこから出るんです。もう税金上がらないですよ。高齢者がふえて、保険、国保も今度かかる、介護のほうもみんなかかる、だれも大変、市も大変。どうしてこういうのをできるんだというんですよ。国民保険値上げして、介護も当然値上げになるでしょう。国民保険に、こういうことに使うんだったら繰り入れたらいいでしょうよ。私はそれを言ってるんですよ。  あと、きょう盛りだくさんですから、あと聞きたいことは、だから、市に対する道の駅の収入ってないですよ。だから、つくるんじゃないと言うんだよ。販売所をつくれというんですよ。簡易な販売所。もうあと、今回盛りだくさんですからね、2番目に移ります。議長、2番目に移ります。 328 ◯議長(倉持 守君) 2の職員の残業についてでございますね。もう一度明確な質問をお願いします。 329 ◯16番(茂田信三君) 変わらなくていいんだ。 330 ◯議長(倉持 守君) 質問継続してください。職員の残業についての1番の質問でお願いします。 331 ◯16番(茂田信三君) これね、名前は言いませんけど、大変優秀な、2番の職員の残業、名前は言わないし、課も言わないし、職員の方に私もあまり会ったときない職員なんですから、どの課にいるかわかりませんけど、職員は確かですよね。私、常総市の職員ですと私のところへ来ましたから。顔だけは何度か、一、二度合わせたくらいで。その方がこう私に言っているんですよ。  私みたいにまじめに仕事して、時間内で仕事を終わらせた人は残業代つかない。仕事、やっているか、やってないか知らないけど、その人が言うのには、あまり仕事を熱心にやっていない人が5時以降、5時何分ですか、拘束時間。それを過ぎて残業をやると収入が多いんだって。議員さん、おかしいですよねって。  先ほど、部長の答弁で、本当だよね、あれ時間差でね。早い時間に来て、今度残業の時間またがっちゃう人は、遅くか、時間差にしてね。今度、休日休暇等振りかえて。そうすると、休日手当とか出さないから、なるほどなと。でも、9,000万でしたっけ、九千何百万ね。ただ、まじめに仕事をやった人が定時に終わって、仕事をやらない人がだらだらやって残業というのは、どういう目安で残業を認めるか、それをお聞きしたいです。 332 ◯議長(倉持 守君) 総務部長。 333 ◯総務部長(沼尻秀子君) お答えいたします。  時間外勤務というものは職員が自主的に従事するものではなく、必ず事前に所属長の勤務命令を受けて従事することになっております。時間外勤務を命ずる際は、業務のスケジュールやほかの職員間の業務のバランスなども考慮し、時間外勤務が必要と判断した場合に所属長が当該時間外勤務を命じるものでございます。 334 ◯議長(倉持 守君) 茂田信三君。 335 ◯16番(茂田信三君) 管理職は課長からですから、多分課長補佐も残業つくんですかね。多分高い人で1時間3,000円くらいになるんですか。一番高い人でどのくらいになるか、簡単でいいですよ。何号、何号ってあるからね。 336 ◯議長(倉持 守君) 総務課長。 337 ◯総務課長(吉山貴司君) お答えいたします。  大体議員御指摘のとおり、3,000円弱だろうと思います。 338 ◯議長(倉持 守君) 茂田信三君。 339 ◯16番(茂田信三君) 大体でいいですよ。数字間違ったから後でもう一回聞くとか、大体3,000円くらいだそうですよね。仮に2時間やったら6,000円でしょう。今、時給が800円か900円でしょう。800円か900円ですよね。そもそも時間内に終わらないということは、これは難しいよな。だから、私の考えは、その忙しい時期、税務課はこれから忙しいですよね、来年になってね。そういうときは税務経験者を持ってきて、残業を極力なくして、どうしようもないときはやむを得ないですよ。じゃないと、ちゃんとやって時間で終わった職員と、だらだらやって終わらない職員とのメリハリつかないでしょうよ。上司も、課長、これ残業ですと言ったら、何をおまえさんは勤務中まじめにやっていないから仕事を残して残業だろうって言えないでしょう、まず。人間関係で毎日見ていて。ですから、極力残業をなくして、そうするとだれも目いっぱいやりますから。  それに掛けて、きょう一般質問のときに、いろいろ行き違いがあったのはわかると思いますが、11時15分ころ終わったんですか、二人目。みんな、きょう議会で来たのが10時。開会10時。20分ちょっとで暫時休憩入れて、トイレ行って、また30分で、また休憩、それからずっと11時15分から1時までじゃ、休憩まずいでしょうよ。今度職員も、これ、私できょう終わりますからね、あと19分で。そうすると3時ですか。3時からずっと仕事できるでしょうよ。やっぱり部下たちも、課長、部長、いるといないじゃ違うでしょうよ。わからないところ聞けるし。そうすると、仮にきょう1時間残業になった人がカットできたでしょうよ。こういう財政難のもとだから、みんなしてそうやって英知を絞って、むだ遣い省かなくちゃだめですよ。  きょう、議長と相談したら、じゃあ議長、私、議運の委員長をさせていただいていますから、中村議員とかみんな、やっぱり議運の委員長の言うのが正しいから、今すぐ議運開かないと、あれはまずいかどうか、私はまずくないと思いますけど、一応議運開いてくれといって、そしたらぴったり12時に終わったでしょう、3分か4分過ぎたんですが。そうすると、3時から職員だって仕事できるでしょうよ。あの時間で、30分くらいで下へ戻ってちんたらちんたらやっていたら、もうすぐお昼でしょうよ。また、3時から4時まで議会だったら、1時間損しちゃうでしょうよ。ですから、そういうふうにみんなして協力して、効率よく仕事をお願いしたい。それがお願い。  次に進んでいいですか。 340 ◯議長(倉持 守君) これはお願いだから、答弁はよろしいんですか。 341 ◯16番(茂田信三君) したければ、していいですよ。 342 ◯議長(倉持 守君) 求めますか。総務部長、答弁します。いいですか。じゃあ、次の質問継続してください。 343 ◯16番(茂田信三君) せっかくチャンスを与えたのにね。次の機会にお願いしますね。  その次ですね。3、避難所について、先ほど何人かやっていますから、詳しいことはいいですけど、どうして検証委員会もかけて、あそこは水になるんですよ、水つきますよと、そこを何でやったんだと。まず最初に聞きたいのは、何本部という、緊急対策本部、そのようなことですよね、要約するとね。あれは決壊を条件としてつくっているんでしょう、まず。今回の対策本部か、19号でしたっけ、19号に対する対策本部は、越水とか決壊とか、前回と同じ条件になるという前提でつくったんでしょう。それをお聞きしたい。 344 ◯議長(倉持 守君) 防災危機管理課長。 345 ◯防災危機管理課長(横島義則君) 確認なんですけど、緊急対策本部でしょうか、災害対策本部でしょうか。  災害対策本部のことだと思うんですが、災害対策本部はいろいろな災害のおそれがある場合に設置するものでございます。 346 ◯議長(倉持 守君) 茂田信三君。 347 ◯16番(茂田信三君) じゃあ、予行演習じゃなかったんですね、あれは。まず。 348 ◯議長(倉持 守君) 防災危機管理課長。 349 ◯防災危機管理課長(横島義則君) 予行演習じゃなくて、本番でございます。 350 ◯議長(倉持 守君) 茂田信三君。 351 ◯16番(茂田信三君) じゃあ、予行演習じゃなくて、一次避難とか二次避難ってないでしょうよ。決壊をもう想定して、前提としてあそこへ対策本部をつくったんでしょう。我々も、皆さんも一緒に検証委員会で、どこどこは水かぶったと、まず石下の福祉センター、水かぶったのは覚えているんでしょう。水乗ったの覚えているんでしょう。あと、ここの庁舎、浸水したの、記憶にあるんでしょう。生涯学習センターもあるんでしょう。なぜそこをやったんだというんだよ。あそこへ来て、また決壊したらどこかへ行くと思ったの。それで死んじゃったらどうするんですか。遊びじゃないんだ。  その前に、大事なこと忘れちゃった。職員の皆さん、御苦労さまでした、本当に。それを忘れちゃ、最初に言おう言おうと思ったら忘れちゃった、すっかり。いや、本当に職員の方、御苦労さまでした。何か忘れているなと思ってね、こっちばっかり気にして、本当に御苦労さまでした。私も議運委員長をさせてもらっていますから、電話あって、すぐ飛んできて、皆さんも、副市長なんかは寝ないのわかったよ。おれと話したら、ぽこぽこやっていたからね。本当にみんな、徹夜で御苦労さまでした。いくらそうやったって、垢抜けないんだよ。あんなことやってると。ちゃんと私は、努力とか必死の思いはわかるからね。  まず、私、すぐ吹っ飛んでいって、何でここ、対策本部やって、行きましたよね。石下のところ、石下の福祉センターやるんだって。私に怒られましたよね。で、すぐ外しますとか、外しましたと言ったんですよね。あんなことやっちゃだめだよ。さんざっぱら今まで経験したこと、みんなして議会でやって、本まで出したんでしょう。やらないほうがいいじゃない。  その前も、高杉市長のときでしたっけ、4年前ね。小貝川のところの避難所に避難しろと言ったんですよ。あそこ、決壊したらみんな死んじゃうでしょうよ。私はすぐ電話して、近所の人に行くんじゃないって。今度交流センターへ行くというから、そこも行くんじゃないと言ったんです。2階にいろって。もう前回で懲りているはずでしょうよ。危険なところへ行くと、あえて火中の栗は拾わなくていいんだよ、まず。安全なところ、安全なところ、やらなくちゃだめでしょうよ。水が来たら、今度は二次避難する、そんなんじゃ行く間に決壊しちゃって、死んじゃったとか、そしたら大変なことでしょうよ。今回はそういうことはなかったから、今後一切やっちゃだめだよ、そういうこと。せっかく、よく徹夜でやったって、もう水の泡でしょうよ、それ。  うちの近所の方から電話があったんです。市役所もしたと言ったよ、その方は。市役所も電話したって。今、個人情報だから苗字出しちゃ悪いからね。Iさんという方が、和尚、おれ、今市役所へ電話したよって。何で福祉センターになんかやるんだって。そしたら、すみませんと謝ったとか何か言っていましたよ。私も今、会議に行ってちょうど帰ってきて、怒ってきましたと言ってきました。何人か来たでしょう。まず、それを答えてもらえる。 352 ◯議長(倉持 守君) 防災危機管理課長。 353 ◯防災危機管理課長(横島義則君) お答えいたします。  議員御指摘のとおり、数件ありました。 354 ◯議長(倉持 守君) 茂田信三君。
    355 ◯16番(茂田信三君) 避難所の報告を見たら、福祉センターは少なかったですね。その人はちゃんと、行ったら命にかかわるというのを前で学習したんですよ。一般市民が学習して、執行部が学習しないって何事ですか。あとの何人かはこの質問でそう強く言わなかったですよ。あまりにもばかげたことをやっているから、私は声を大にして怒っているんですよ。  ここ、防災先進都市に選ばれたんでしょう。防災先進都市がそういうことをやるんですか、まず。前回、そんなに水が来たところへ避難させるんですか。それをまず聞きましょう。 356 ◯議長(倉持 守君) 市長公室長。 357 ◯市長公室長(小林昭仁君) お答えします。  防災先進都市を目指すということで今行っているところなんですが、何度もお答えしているように、適切な避難所の開設、誘導に努めてまいりたいと思っております。 358 ◯議長(倉持 守君) 茂田信三君。 359 ◯16番(茂田信三君) これは誘導、避難するのは当然でしょうよ。まずかったと思っているんでしょう。 360 ◯議長(倉持 守君) 市長公室長。 361 ◯市長公室長(小林昭仁君) 議員御指摘のとおりです。 362 ◯議長(倉持 守君) 茂田信三君。 363 ◯16番(茂田信三君) 最初からそう言えば、私、立ったり座ったりしないんですよ。だって、だれだっけ、言ってたの。他市町村でも常総市の先進のあれを見習うって。あんなこと見習ったら大変だよ。どこもそうなるじゃない。それね、ここと同じところやったんですよ。まだ、ここ、マスメディアに取り上げられなくてよかったですよ。同じことやったんです。前回か、そのとき水没したところへやっぱり避難所やって。多分、この中には見た方がいると思いますよ。常総市、マスメディアに取り上げられなくてよかったですよ。ああ、そこでもやったんだなと。今後、そういうことを、努力は認めますから、やっちゃだめなことはやっちゃだめなんだよ。命にかかわることだもん。  公室長も、ちゃんと、これからやりませんというから、もうあとは追い打ちはかけませんから、これで終わりにいたします。    ─────────────────────────────────  散会の宣告 364 ◯議長(倉持 守君) 本日の一般質問はこの程度にとどめ、散会いたします。                 午後2時51分散会 当サイトのコンテンツ(文章、画像、図表)は、常総市議会の著作物です。無断で複製、転載することを禁止します。 Copyright (c) Joso City Council Minutes, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...