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  1. 常総市議会 2019-08-01
    常総市:令和元年8月定例会議(第12回会議) 本文


    取得元: 常総市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-12
    本文へ移動 ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1              〔議長倉持 守君議長席に着く〕  開 議 ◯議長(倉持 守君) 皆さん、おはようございます。  御報告申し上げます。ただいまの出席議員数は21名であります。    ─────────────────────────────────                 午前10時00分開議 2 ◯議長(倉持 守君) これより第12回会議を開きます。  会議日程に入る前に一言お話をさせていただきます。  昨日の議会の散会前に席を立たれた方が何名かいらっしゃいます。これからは議長の散会宣言の後で立つようにお願いしたいと思います。よろしくお願いします。  別紙会議日程により議事を進めます。    ─────────────────────────────────  日程第1 一般質問 3 ◯議長(倉持 守君) 日程第1に入ります。  昨日の会議に引き続き一般質問を行います。  通告順に従いまして発言を許します。  なお、質問並びに答弁は簡潔明瞭に行うよう、議事進行に御協力をお願いいたします。  最初に、2番柳井真吾君。                〔2番柳井真吾君登壇〕 4 ◯2番(柳井真吾君) 皆様おはようございます。議席番号2番、公明党の柳井真吾でございます。それでは、通告に従いまして二つの大項目、一つ目に高齢者の福祉対策について、二つ目に2020年教育改革における学校教育について、一問一答方式で質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。  まず、一つ目の大項目であります高齢者の福祉対策についてであります。これからの日本が抱える最大の課題の一つは、これまでも言われているとおり、人口減少、少子高齢化です。2025年には約650万人に上るすべての団塊の世代が75歳以上となり、2040年には高齢者人口がピークを迎えます。また、すでに人口減少は始まっており、15歳から64歳の生産年齢人口は今後減少が続きます。そういう社会が訪れることを前提に、年齢を重ねても健康寿命や活動寿命を延ばし、一人一人が生き生きと幸せに暮らし、活動できる社会を構築することが重要だと考えます。
     このような観点から、常総市においてもだれもが生きがいを持てるまちづくりを目指し、多くの高齢者福祉対策を行っております。これまで、福祉政策については重要で待ったなしの課題でありますので、先輩議員の皆さんからも何度となく質問がございました。重なる部分もあるかもしれませんが、お伺いさせていただきます。  まず、一つ目の質問ですが、認知症カフェについてであります。認知症施策推進総合戦略、通称新オレンジプランに基づく認知症カフェですが、新オレンジプランには、認知症の人や家族が地域の人や専門家と相互に情報を共有し、お互いに理解し合う認知症カフェ等の設置を推進するとあります。これを受け、常総市ではこの9月から市内3カ所で認知症カフェが始まりました。私も先日2日に向石下のCafeユトリエで行われました認知症カフェに参加させていただきました。おいしいコーヒーをいただきながら有意義な時間を過ごすことができました。参加者の中には、現在認知症の家族の介護をされている方、また前に認知症の介護経験がある方などがおられました。参加されていた皆さんが笑顔でお話をされている姿が印象的でございました。皆さん元気になって帰って行かれました。このようなすばらしい認知症カフェでございます。運営に当り、市からの補助金額はどれだけであるのか初めにお伺いいたします。よろしくお願いいたします。 5 ◯議長(倉持 守君) 答弁関係者の方は議場にお入りください。  これより答弁を求めます。保健福祉部長。              〔保健福祉部長吉原克美君登壇〕 6 ◯保健福祉部長(吉原克美君) 皆様、おはようございます。それでは、柳井議員から御質問のありました、9月より市内3カ所で行われている認知症カフェについて補助金は出ているのかにつきましてお答えをいたします。  9月から開始しております当市の認知症カフェは、通常もカフェとして運営をしている店舗もお借りすることといたしました。認知症カフェといたしましては、それぞれの会場で月1回の実施となりますが、認知症カフェとしてお借りしている日以外にも、認知症の方や御家族等が気軽に出かけられる場所、居場所としても御活用いただきたいと考えております。  今年度は、参加者は飲み物等1品以上注文をし、会場提供者の提示する金額の実費をお支払いしていただくことで、会場は無料で御提供をいただくため補助金は出しておりません。また、認知症カフェにつきましては、つくばみらい市との連携をして実施できることとなりました。2市によるとカフェの広域連携は、認知症であることを近所の人に知られたくない方の参加や気軽に通える場所がふえるなど、単独実施よりも市民にメリットがあります。事業を開始後、課題等がありましたら、実施方法等につきまして両市で情報を共有しながら、必要に応じまして柔軟に対応してまいりたいと考えております。  以上でございます。 7 ◯議長(倉持 守君) 柳井真吾君。 8 ◯2番(柳井真吾君) ありがとうございます。答弁から補助金はゼロ、皆さんボランティアで場所の提供を無料でしてくださっているということがわかりました。本当にありがたいことだと思います。  ですが、今後月1回の予定になっておりますが、末永く場所の提供や運営をしていただくことは、提供していただいている方について大変なことだと思います。市としましても、今後とも力強いバックアップを引き続きよろしくお願いしたいと思います。  続きまして、二つ目の質問にまいります。先ほどからありますように、すばらしい認知症カフェです。市内3カ所での開催であり、私としては少ない現状だと思います。認知症の方、家族の方にとって歩いて行けるような身近なところにあったらうれしく思うと思います。私の希望としては、小学校区に1カ所でもできればいいなと思っておりますが、今後、開催場所をふやす考えはあるのかお伺いします。よろしくお願いします。 9 ◯議長(倉持 守君) 保健福祉部長。 10 ◯保健福祉部長(吉原克美君) お答えいたします。  先ほどの補助金の答弁と重なりますが、認知症カフェとしてでなく、認知症カフェを開催しない日につきましても、認知症の方や御家族等が気軽に御利用いただける会場をお借りできればとも考えております。会場をふやすことにつきましては、今年度の状況や参加実績、利用者の御希望等を把握いたしまして検討してまいりたいと考えております。  また、当市では、市内30カ所以上で介護予防推進員シルバーリハビリ体操指導士等市民ボランティアの皆様が主催する介護予防教室が定期的に開催されております。その会場には一人で外出できない方や認知症の方々などもボランティアの皆様の声かけや支援で歩いて参加されている方もおります。活動内容は、体操だけでなくお茶の時間もありまして、手芸やゲーム等さまざまに行っている状況でございます。これらの活動も、さらに会場がふえるよう継続して支援してまいります。  以上でございます。 11 ◯議長(倉持 守君) 柳井真吾君。 12 ◯2番(柳井真吾君) ありがとうございます。先ほどありました認知症カフェ以外にも、介護予防教室とか体操教室など高齢者の皆さんが集える場が30カ所以上あるということで、私初めて知った部分もありまして驚きました。本当にありがたいことだと思います。2025年には、日本の認知症高齢者は700万人という報道があり、一方、認知症予備軍まで含めれば900万人とする記事も目にしました。認知症はどんどんふえていくとの予測です。今後とも一人でも多くの方が楽しく集えるような場の提供をよろしくお願いしたいと思います。  続きまして、三つ目の質問にまいります。  市内3カ所ということで、認知症カフェ利用希望者の皆様の中には、私がこの間参加して聞いたお話の中にもあったんですけども、行きたいけど遠くて行けない、交通手段がなくて行けないという声もありました。市として何か対策は考えておられるかお伺いしたいと思います。よろしくお願いいたします。 13 ◯議長(倉持 守君) 保健福祉部長。 14 ◯保健福祉部長(吉原克美君) お答えいたします。  現在のところ、交通手段といたしましてはデマンドタクシー公共交通機関、御家族等と御一緒に来場していただくことを想定しております。中には、やはり議員おっしゃったとおり、移動手段がないために参加できないという方もいらっしゃると思われます。各店舗と打ち合わせをする中で、店舗によっては送迎につきましても対応可能との返事をいただいているところもありますので、これから開始する事業のため、利用者の状況やニーズを踏まえまして、交通手段につきましても検討してまいっていきたいと考えております。  以上でございます。 15 ◯議長(倉持 守君) 柳井真吾君。 16 ◯2番(柳井真吾君) ありがとうございます。交通手段については、この後の質問にも関係してまいりますが、参加したい方が漏れなく参加できるように検討をよろしく引き続きお願いしたいと思います。  認知症施策については、国は啓発、教育、予防、ケア、医療、家族支援、研究開発、国際協力など認知症をめぐるトータル的な体制を構築するよう提言しております。認知症の人が尊厳を保ち、安心して暮らし続けられる共生社会という目指すべき社会像を示しております。今後とも、市としましてもさらなる認知症対策の充実をお願いしたいと思います。  続きまして、四つ目の質問にまいります。  4月に東京池袋で痛ましい事故があり、この事故を契機に免許証を返納する高齢者もふえております。そこで、高齢ドライバーについて、市内の免許証自主返納者数を市として把握されているかお伺いしたいと思います。よろしくお願いいたします。 17 ◯議長(倉持 守君) 産業振興部長。              〔産業振興部長小島裕治君登壇〕 18 ◯産業振興部長(小島裕治君) 改めましておはようございます。  柳井議員の4番目の質問にお答えいたします。  近年、全国的に高齢ドライバーによる交通事故が多発し、テレビ、新聞等で報道されるなど高齢ドライバーの交通事故が注目されております。このような交通事故の減少を目指し、市といたしましても、常総警察署と連携を図りながら、運転免許証の自主返納を推進しているところでございます。  御質問の平成30年度常総警察署管内においては138名の高齢者の方が自主返納をされております。  以上でございます。 19 ◯議長(倉持 守君) 柳井真吾君。 20 ◯2番(柳井真吾君) ありがとうございます。常総警察署において、平成30年度、先ほどありましたように138名ということは、他の警察署に返納した方もおられると思いますので、もっと多いということになると思います。また、高齢ドライバーによる交通事故が相次ぐ中で、今年度はもっとふえると予想されます。  この結果を受けて、次の五つ目の質問にまいりたいと思います。  常総市では、運転免許証を自主返納した方への支援事業を行っております。その支援事業の利用者数はどれだけかお伺いしたいと思います。よろしくお願いいたします。 21 ◯議長(倉持 守君) 産業振興部長。 22 ◯産業振興部長(小島裕治君) ただいまの質問にお答えいたします。  自主的に運転免許証を返納した高齢者に対しまして、自動車運転にかわる交通手段の確保に関する支援策といたしまして、常総市予約型乗合交通ふれあい号の利用券を交付することにより、運転免許証の自主返納を推進し、もって高齢者の運転による交通事故の減少を図ることを目的とし、平成30年1月1日から常総市高齢者運転免許証自主返納支援事業を実施しているところでございます。  支援内容といたしましては、満65歳以上の方が免許証を自主返納いたしますと、予約型乗合ふれあい号の利用券2万円分を1人につき1回を交付するものでございます。事業の実績でございますが、平成29年度は1月から3月3カ月間で34名、平成30年度は98名、令和元年度におきましては、8月末現在で申請中の方を含め64名でございます。なお、現在の申請状況を踏まえ、今議会の補正予算におきまして65名分を追加し、合計140名分を計上しております。  以上でございます。 23 ◯議長(倉持 守君) 柳井真吾君。 24 ◯2番(柳井真吾君) ありがとうございます。先ほどありました平成30年度は免許返納者が138名、その中で支援事業を利用した方が98名と約70%の方が支援事業を使い、ふれあい号のチケット2万円分を申し込んだということになると思います。今年度もふえていると伺いました。ということは、ふれあい号の利用者がふえ、ふれあい号についての重要性が高まると言えると考えます。  それに伴いまして、続いて六つ目の質問にまいります。  高齢者の運転する車が暴走したり、コンビニなどに突入したりする事故が各地で相次いでおります。その多くがアクセルとブレーキの踏み間違いに起因したものであり、ここに焦点を当てた対策を急ぐ必要があります。  国土交通省は、国内の自動車大手8社に対して、ブレーキと誤ってアクセルを踏み込んだ際の急加速を防ぐ機能を搭載した後づけ可能な安全運転支援装置の開発を要請したそうです。新車に限って言えば、歩行者などの接近を感知してブレーキが自動で作動する自動ブレーキを搭載した車は現在8割近くに上ります。しかし、国内の販売済みの自動車約8,200万台のうち、新車に置きかわっているのは年間で450万から500万台ほどで、これは販売済み自動車の総数のわずか6%程度に過ぎないと言われています。販売済み自動車の半数が自動ブレーキを搭載した新車に入れかわるには10年近くかかるという試算もあるそうです。また、高齢者の運転を自動ブレーキなどを搭載した車に限定する、限定免許の検討を進める必要があると言われていますが、車の買いかえは高齢者にとって経済的な負担が大きい。だからこそ、後づけの安全運転支援装置の普及促進が必要だと考えます。免許返納者もふえてはきていると言われますが、警察庁によると、75歳以上の高齢者の免許返納率は、2018年で全国平均約5.4%と低く、高齢運転者による交通事故の防止策を大きく前進させるには、後づけの安全運転支援装置の普及にかかっていると言っても過言ではないと思います。  このことから、東京都ではペダルの踏み間違いに対応する装置の購入費を高齢者に限定して支援する安全運転支援装置の設置者への補助を行っています。また、県内でも、新聞報道でもありましたように常陸太田市がこの9月から、また境町が10月から補助を始めることになったとありました。このようなことから、常総市においても提案したいと思いますが、市の考えをお伺いしたいと思います。  よろしくお願いいたします。 25 ◯議長(倉持 守君) 産業振興部長。 26 ◯産業振興部長(小島裕治君) ただいまの質問にお答えいたします。  急発進を防ぐ安全運転支援装置を購入設置した高齢者に対しまして、費用的には3万円から10万円の補助金を交付する自治体、今議員がおっしゃっていた東京都や境町、常陸太田市等があることは認識しております。  国土交通省におきましては、相次ぐ重大な交通事故を受け、既存車の安全性を高める対策を推進するため、後づけ安全装置に関する性能認定制度を新たに創設して来年度から実施する方針です。茨城県におきましても、この性能評価が確定した後、その結果を踏まえた上で、他県の動向を見ながら検討していくとのことでした。市といたしましても、今後、国県等の情報や動向を注視しながら検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 27 ◯議長(倉持 守君) 柳井真吾君。 28 ◯2番(柳井真吾君) 前向きな答弁ありがとうございます。高齢者の事故防止の問題は待ったなしの大事な課題であります。市からも県、国へと強く要望を発信していただき、一日でも早い検討をお願いしたいと思います。  次に、七つ目の質問にまいります。  予約型乗合交通ふれあい号についてでございます。四つ目、五つ目の質問で免許返納者免許返納者支援事業を利用した方がふえてきていることから、ふれあい号の利用者もふえてきていると推測できます。  そこで、お聞きしたいと思います。現在の登録者数及び利用状況はどうかお伺いいたします。よろしくお願いいたします。 29 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。市長公室長。               〔市長公室長小林昭仁君登壇〕 30 ◯市長公室長(小林昭仁君) おはようございます。柳井議員の七つ目の質問にお答えします。  予約型乗合交通ふれあい号の登録者数につきましては、本年7月31日現在で8,217人となっております。また、利用状況につきましては、平成30年度の実績ですと延べ利用者数といたしまして2万896人でございます。実際に利用している人数、実利用者数につきましては969人となっております。  以上でございます。 31 ◯議長(倉持 守君) 柳井真吾君。 32 ◯2番(柳井真吾君) ありがとうございます。実際に現在の登録者数が8,217名ということで、私も資料を見させていただきましたけれども、年々増加しているということで、登録者や利用者もふえてきているということはふれあい号のニーズが高まってきていると考えられます。  そこで、八つ目の質問にまいります。  30年度に行ったふれあい号の利用者へのアンケートに、市外への乗り入れの要望がございました。また、地域の皆様からも声が上がっております。お隣の坂東市ではデマンドタクシーの市外への乗り入れを、試験運行ですが行っております。  そこで、常総市においてもふれあい号の市街病院等などへの乗り入れも提案したいと思いますが、市の考えをお伺いしたいと思います。 33 ◯議長(倉持 守君) 市長公室長。 34 ◯市長公室長(小林昭仁君) お答えします。  当市には関東鉄道常総線のほか、広域バス路線3路線と、市内運行のバス路線1路線が民間事業者によって運行されております。ふれあい号につきましては、これらの鉄道、路線バスを補完するものであるため、民間事業者を圧迫することのないよう、地域内の交通空白地帯の解消を目的とした区域内運行を行っております。また、ふれあい号につきましては、市内のタクシー事業6社が1社1台体制を条件に午前8時から午後4時まで1時間単位での運行に協力をいただいております。その車両の稼働率は90%であるために、現行の台数のまま市外への乗り入れを行いますと、市内を運行する車両が不足するほか、1時間単位での運行ができなくなってしまうことから市外への乗り入れは難しいかと考えられます。  以上です。 35 ◯議長(倉持 守君) 柳井真吾君。 36 ◯2番(柳井真吾君) ありがとうございます。運行は難しいということですが、診療科が市外の病院しかなくて困っている方々の声を聞いていただきたいと思います。通院ができなくなってしまいまして、免許返納して戸惑っている高齢者の方もたくさんおられます。今後とも前向きな検討をお願いできればと思っております。  最後に九つ目の質問にまいります。  奈良県田原本町では、昨年度、移動に困難を伴う人の外出を支援するため、民間タクシーの初乗り運賃を補助する事業を開始し、大きく成果を上げています。従来のデマンドタクシー事業と比べ、1カ月の平均利用回数は5倍に増加、予約の競合が少なく、近所同士で自主的に乗り合うケースもあり、今後の展開が注目されています。昨年7月にデマンドタクシーにかえて開始した事業は、町内の民間タクシー会社4社で使えるチケットを町が独自に発行し、タクシーの初乗り運賃680円を助成する仕組み、70歳以上の高齢者や妊婦、未就学児に年間24枚、身体障害者の方に年間12枚のチケットを配布します。利用時間は午前8時から午後6時、月曜日から土曜日で複数での乗り合いや発着のいずれかが町外の場合も補助対象になるそうです。常総市においては、ふれあい号と福祉タクシー補助を行っていますが、それと切りかえてタクシー初乗り運賃補助を提案したいと思いますが、市の考えをお伺いしたいと思います。よろしくお願いいたします。 37 ◯議長(倉持 守君) 保健福祉部長。 38 ◯保健福祉部長(吉原克美君) お答えいたします。  ただいま柳井議員から御質問がありましたタクシーの初乗り運賃の補助を提案したいが市の考えについてでございますが、確かに高齢者の移動手段につきましては、たびたび話題となっておりまして、また近年、先ほど御質問にもあったとおり、高齢者ドライバーによる交通事故が注目され、運転免許証を自主返納される方もふえてきていることから、御指摘のとおり喫緊の課題となっているところでございます。  柳井議員から事例として御提示していただきました、奈良県田原本町の事業につきましては、デマンド型交通を廃止し、その予算を原資にタクシーの初乗り運賃の助成を行うものでございます。これを常総市で実施した場合の事業費を試算いたしますと、常総市の平成31年度4月1日現在の70歳以上の住基人口は1万3,015名となっております。田原本町では70歳以上の約4割が申請されていることから、仮に常総市に置きかえますと申請者を5,200名と見込み、初乗り運賃730円分の助成券を年間24枚交付したといたしまして、当市の福祉タクシー券の利用実績、これは今現在している事業の利用実績からですが、そのうち6割が利用したといたしますと約5,400万円となりまして、現在のデマンド型交通の予算を大幅に上回ります。また、タクシーを利用した市内移動にかかる自己負担額の増額も懸念されます。例えば、内守谷の向地公民館周辺からきぬ医師会病院までタクシーを利用しますと、片道が約7キロ、利用料金が2,260円となります。初乗り料金を差し引いた残りの1,530円が自己負担となりますことから、現在のデマンド交通の利用料金250円を大幅に超過することとなります。さらに、65歳から70歳までの方は、この事業の対象外となることから、デマンド型交通を廃止するデメリットのほうが大きいのではないかと考えております。  新聞記事によりますと、田原本町の特色である面積が常総市の約6分の1、21平方キロメートルと小さく、駅のある中心部から半径3キロにおさまるコンパクトさゆえの成果との記載もありました。予約型乗合交通ふれあい号の予算を福祉タクシー券へ振りかえてはどうかとの御提案をいただきましたが、地域が広いことによる利用者の負担増、想定される市外の病院までの距離の長さを考慮しますと、初乗り運賃を差し引いても利用者の負担を抑えることは限定的であると考えております。  このことから、これらの対策の一つといたしまして、市といたしましては、国が推奨しております遠方の医療機関に交通費と時間をかけて通院されるよりも、診療科が市外の病院にしかない場合等を除きまして、自宅からの外出の負担となったときの対策といたしまして、極力市内の病院、診療所にかかりつけ医を変更していただけるよう、在宅医療と介護の連携事業の周知に努めていきたいと考えております。  以上でございます。 39 ◯議長(倉持 守君) 柳井真吾君。 40 ◯2番(柳井真吾君) 提案に対しましてきめ細かに調査分析をしていただき、ありがとうございました。私も、常総市と田原本町では人口や面積なども違い、予算の増大や利用者の負担も大きくなると思っておりました。ですが、このような政策もあることを知っていただき、今後の対策の一助になればと思い、提案させていただきました。ありがとうございました。  買い物や通院などの移動に困難を伴う方々の支援については、これまで先輩議員の皆様の一般質問にもあったように、市民の皆様からの要望や課題も数多くあります。交通手段については、困っている市民の皆様に笑顔で使っていただけるように、引き続き最良の手段、対策を一緒に考えてまいりたいと思います。今後とも、高齢者の福祉対策については、より一層真剣に取り組んでいただくことをお願いし、大項目一つ目の質問を終わります。御答弁ありがとうございました。 41 ◯議長(倉持 守君) 次の質問に移りますので、答弁関係者の入れかえをお願いします。  柳井真吾君、質問を継続してください。 42 ◯2番(柳井真吾君) 続きまして、大項目二つ目、2020年教育改革における学校教育についての質問をさせていただきます。  来年度2020年には教育改革が行われ、新学習指導要領が施行され、大学入試なども変わります。2020年の教育改革とは、変化の激しい時代を生きる子どもたちが社会の中で活躍できる資質、能力を育成する、また学校教育においては、未来を生きる子どもたちにどのような力、資質、能力を身につけるのか、何ができるようになるのかまで踏み込んで求める教育へと変わると言われております。来年度教育改革に向け、市は子どもたちのためにどのような取り組みを行っていくのか。このような観点から一つ目の質問にまいります。  小学校の英語教育がどう変わるのか、また市としての対策をお伺いいたします。よろしくお願いいたします。 43 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。教育長。             〔教育委員会教育長岡野克巳君登壇〕 44 ◯教育委員会教育長(岡野克巳君) 柳井議員の御質問にお答えいたします。
     小学校の英語教育の改革についてということでございますが、現行の学習指導要領が実施となりました平成23年度から、小学校高学年で週1回、年間35時間の外国語活動が行われておりました。新学習指導要領では、外国語活動は小学校の中学年で行われ、小学校高学年では教科として外国語科が新設され、授業が週2回、年間70時間となります。今、なりますとお答えしましたが、2020年度からの実施になっておりますが、茨城県では常総市も含め、本年度から先行実施を行っております。実施については以上でございます。  次に、学習内容でございますが、英語でコミュニケーションを図る資質、能力を育成するために、小学校中学年では主に聞くこと、話すことになれるための言語活動を行います。そして、小学校高学年では主に聞くこと、話すことに加えまして、読むこと、書くことにもなれるための言語活動を行います。書くことにつきましては、授業の中で聞いたり話したりして、十分になれ親しんだ内容について書き写す程度の内容となっております。  県の取り組みとして、小学校教諭に対する指導力向上研修や英語力向上研修が実施されているほか、外国語専科教員が加配教員として水海道小学校に1名配置されております。市の対策といたしましては、現在、外国語指導助手ALT派遣講師11名を市費で各小中学校に計画的に配置し、授業支援や研修内容支援を行っております。また、市立幼稚園にも月1回ALT訪問を実施し、幼児期に英語に親しむ機会を提供しております。  以上でございます。 45 ◯議長(倉持 守君) 柳井真吾君。 46 ◯2番(柳井真吾君) ありがとうございます。よくわかりました。小学校中学年3、4年生では外国語活動が始まり、小学校高学年5、6年生では外国語活動が教科となって週に2時間本年度から行われているということがわかりました。  先ほど市の対策として、ALT派遣講師を11名各小中学校に計画配置しているとありました。市内には小学校が14校、中学校が5校、合計19校あります。19校プラス、先ほど幼稚園にもというのがありましたので、11名のALTで回しているということで、大変御苦労もあることだと思います。また、現場の先生からも、もっとALTの先生が来る時間をふやしてほしいとの声も多々聞かれます。子どもたちにとって1時間でも多くALTの先生のネイティブな英語に触れることはとても貴重な体験ですし、また英語力向上にもつながると確信します。また、特に小学生はALTの先生が来ると目が輝くんです。本当に笑顔になるんです。ですから、今後ALTを一人でもふやしていただいて、1時間でも多くALTの先生が子どもたちの指導ができるよう、ふやしていただけるよう、要望させていただきたいと思います。要望ですので、答弁は結構でございます。  続きまして、二つ目の質問にまいります。  グローバル化の時代にあって、小学校でも英語が教科化となり、子どもたちにとって英語力の向上は欠かせないものとなっています。英語力向上のために子どもたちが英語検定に挑戦することはとても大切だと考えます。  そこで、中学生の英語検定資格取得率は幾つなのか、また取得率向上のために、また受けさせたいが受検料が経済的に厳しいとの声もあります。他の自治体では検定料の補助をしているところもございます。当市としては補助等の考えはあるのかお伺いします。よろしくお願いします。 47 ◯議長(倉持 守君) 教育長。             〔教育委員会教育長岡野克巳君登壇〕 48 ◯教育委員会教育長(岡野克巳君) 御質問にお答えさせていただきます。  まず、中学生の英語検定資格取得率でございますが、昨年平成30年12月に中学校3年生を対象に調査を行っております。市内552名の3年生のうち、英検3級以上の資格を取得している生徒は157名、約28.4%となっている現状でございます。同じ調査で国の平均は23.9%ということで、国の平均以上の結果が出ているのではないか、そういう現実になっております。  また、本年度より県の新規事業といたしまして、県内すべての小学校6年生から中学校3年生までを対象に、児童生徒自身が英語能力の達成度を知るためのテスト、略して英検IBAテストと申しますが、県費で間もなく1回実施されます。このテストの結果から、英検であれば何級程度の力であるか、何級を目指せばよいかなどの見通しを持って英語の学習に取り組むことができるようになります。ここで、今申し上げました英語の学習に取り組むことができるようになります。公立の小中学校としましては、通常の学習の中でその結果をどう生かすか、そこに全力を注ぎたいと考えております。  したがいまして、現時点で常総市では検定料の補助を行う制度はもちろんございませんが、今のところその予定はしておりません。導入に向けましては、今後県で行う達成度テストの結果から授業改善、そのほか総合的に考えて必要性があるかどうか、そういう意味でも選択肢の一つとしては検討に値するかとは思いますが、現時点では導入は考えておりません。  以上でございます。 49 ◯議長(倉持 守君) 柳井真吾君。 50 ◯2番(柳井真吾君) ありがとうございます。先ほどありましたように、中学3年生の英検3級以上の取得率が昨年度約28.4%、国の平均が23.9%と国の平均を大きく上回り、すばらしいと思います。ありがとうございます。すばらしいと思います、先生方の御指導に感謝したいと思います。これに満足することなく、目標を決めてことしもこれ以上に頑張っていただきたいと思います。私の希望としましては、目標は大きく50%を目指していただきたいと考えております。そのためにも検定料補助が必要だと感じます。受検希望の生徒全員が受検できるようにしたい、経済的な理由で受けられないということはなくしたいと考えます。  再質問になりますが、市が把握している検定料補助事業を行っている自治体を教えていただきたいと思います。お願いします。 51 ◯議長(倉持 守君) 指導課長。 52 ◯指導課長(蛯原高司君) お答えいたします。  県西管内の三つの市と一つの町が行っております。詳しくは下妻市、坂東市、桜川市、この三つの市が受検料の半額、年度内1回まで、境町が受検料の全額、これも年度内1回までという形になっております。  以上です。 53 ◯議長(倉持 守君) 柳井真吾君。 54 ◯2番(柳井真吾君) ありがとうございます。県西管内でもこれだけ多くの自治体がやっております。また、そのほか県内、全国でも行っている自治体が多くございます。教育の平等性の観点からも、一日でも早く検討を始めていただき、常総市の子どもたちのために英語検定料補助をお願いしたいと思います。  次に、三つ目の質問ですが、ICT機器の使用状況については、昨日の佐藤議員の質問に対する答弁の中にございましたので割愛させていただきます。  続いて、四つ目の質問にまいります。  プログラミング教育の必須化に伴い、昨日の答弁の内容ですとICT機器の数は不足していると感じます。なぜかと申しますと、私が昨年まで働いていました学校では、特にデジタルテレビ大型モニターですが、使いたくても使えないクラスが出たことが多々ありました。また、他市から移動してきた先生からは、常総市はタブレットが1クラス分しかなく少ないという声も聞かれました。以上の状況を踏まえ、今後ICT機器の補充を行う予定はあるのかお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 55 ◯議長(倉持 守君) 教育部長。             〔教育委員会教育部長飯村順子君登壇〕 56 ◯教育委員会教育部長(飯村順子君) おはようございます。柳井議員の御質問にお答えいたします。  プログラミング教育の実施を含む新学習指導要領には、各学校においてコンピュータや情報通信ネットワークなどの情報手段を活用するために必要な環境を整え、これらを適切に活用した学習活動の充実を図るということが明記されております。また、文部科学省も平成30年度以降の学校におけるICT環境の整備方針において、新学習指導要領の実施に向けたICT環境整備の方向性を示し、積極的な整備を求めております。  今後のICT機器の整備ですが、プログラミング教育への対応も含めまして、先ほどの文部科学省の整備方針や学校現場におけるICT機器の活用状況を勘案しまして、計画的に拡充していきたいと考えております。  以上でございます。 57 ◯議長(倉持 守君) 柳井真吾君。 58 ◯2番(柳井真吾君) 前向きな御答弁ありがとうございます。少ないのが現状ですので、しっかり取り組んでいただければと思います。よろしくお願いします。  再質問になりますが、ICT機器の整備について現場の先生からは、私の言ったようなことのほかに要望などないでしょうか、あったでしょうか。あった場合には内容を教えていただければと思います。 59 ◯議長(倉持 守君) 学校教育課長。 60 ◯学校教育課長(西村 聡君) それでは、今の御質問にお答えさせていただきます。  本市では、学校と教育委員会が連携いたしまして、教育の情報化を推進するために各学校1名、教育委員会で組織いたします学校ICT推進委員会を設置いたしまして、情報化の協議、あるいは研修等を行っているところでございます。  その中で、ICT環境整備については、先ほど議員がおっしゃいましたタブレットの声もありますが、特に多いのは大型モニターの設置と校内のネットワークの再整備ということが要望に上がってきております。これらにつきましては、優先順位を検討いたしまして整備を推進してまいりたいと考えているところでございます。  以上でございます。 61 ◯議長(倉持 守君) 柳井真吾君。 62 ◯2番(柳井真吾君) ありがとうございます。できるだけ先生方の要望にこたえていただけるようお願いしたいと思います。先生方はICT機器が少ない状況の中で知恵を絞って頑張っていただいております。そして、何と言っても常総市の未来の宝である未来を担う子どもたちのためとなります。来年度の教育改革を機に、英語教育、ICT教育をはじめとする教育環境を充実させていただき、先日からありました防災先進都市だけではなく、教育先進都市となっていただけることをお願いしまして本日の一般質問を終わります。御答弁ありがとうございました。 63 ◯議長(倉持 守君) この際、暫時休憩いたします。                 午前10時53分休憩    ─────────────────────────────────                 午前11時05分再開 64 ◯議長(倉持 守君) 休憩前に引き続き会議を開きます。    ───────────────────────────────── 65 ◯議長(倉持 守君) 一般質問を継続いたします。  次に、16番茂田信三君。                〔16番茂田信三君登壇〕 66 ◯16番(茂田信三君) 16番の茂田です。通告に基づきまして質問させていただきます。  けさは武者震いというんですかね。出陣前の興奮というか、やらなくちゃならないという気持ちが高ぶりまして、朝2時に起きまして、もう一度布団に入って寝るかなと思ったら寝つかなくて違う勉強をしていまして、そういうことで精いっぱい、きょうは傍聴の方にも引き続き頑張るようにと叱咤激励されましたから、御希望に沿うように精いっぱい質問したいと思います。私どもが精いっぱい質問するんですから、答えるほうも命がけでお願いします。お互いにここへ立っている以上はプロなんですから、プロはプロらしい仕事をお願いしたと思います。  まず、アグリサイエンス、これは勝手にアグリサイエンスって造語を市でつくった言葉ですが、皆さんそう呼んでいるから私もそういう呼びますね。それと道の駅について。  大きい1番の中の1番戸田建設との契約書の開示を求めると同時に、なぜ民間企業の業務内容に市の職員11人、あと道の駅合わせて4人計15人ですか、それを配置するのか。  2)道の駅管理会社との契約書の開示を求めると同時に、なぜ契約の重要な案件を議会に諮らないのか。これは議会軽視じゃなくて議会無視ではないかということですね。  SBプレイヤーズ株式会社との契約について、なぜ地権者所有の、これは組合ですね、地権者っていうのは。その土地に市が関与するかということです。  細かいことは自席に戻りまして質問させていただきます。 67 ◯議長(倉持 守君) 答弁関係者の方は議場にお入りください。  茂田信三君。 68 ◯16番(茂田信三君) 答弁者に言いますね。お願いしたいことがあるんですが、聞かれたことだけ答えてください。何度も聞いていることですから、その説明は。私は余分なときには議長、手を挙げて結構ですって申し上げますから、そのようにしてください。じゃないと時間限られていますからね。お願いします。 69 ◯議長(倉持 守君) 一問一答式なので、順次質問もよろしくお願いします。  これより答弁を求めます。藤島副市長。                〔副市長藤島忠夫君登壇〕 70 ◯副市長(藤島忠夫君) 改めましておはようございます。茂田議員の御質問にお答えします。  まず、一つ目の御質問についてお答えいたします。  アグリサイエンスバレー構想を、具体的に、確実に、効果的に実施するために必要な職員数、道の駅の担当も含めて11名を配置しているところでございます。5月の定例会にも同様の御質問をいただいておりまして御答弁しておりますので、私どもも事業実施のために必要な職員を配置しているというところでございます。  以上でございます。 71 ◯議長(倉持 守君) 茂田信三君。 72 ◯16番(茂田信三君) そのようにね、簡潔にお願いしますよね。さっといきますよ。気合い入れていきますからね。  まず、前回、どうしてこれ11人も、これ民地ですよね。戸田建設っていうのは民間の土地ですよ。どうしてそこへ市の血税を使わなくちゃならないのかと聞きましたら、契約があるんだと、戸田建設と。前に確かに言ってますからね。協議内容、契約っていうかどういう表現でしたか、とにかく契約っていうことですよね。私は、そのことについて、そのときは契約書がなかったものですからわかりませんから、議長にとってもらったんですよね、資料として。まず、この契約書、私だけが持っていますから持ってない方はわかりませんから、常総市圏央道常総インターチェンジ周辺地域整備事業推進に関する基本協定書、契約ですよね。これ、判こが押してあるのが、まず年月日が平成27年6月30日、インターチェンジ周辺推進協議会会長スギヤマシゲル、敬称略ね。これが甲。乙が戸田建設株式会社関東支店執行役員支店長、あがたっていうんすかね、県て書いてね。県のかかると書いてトシアキ。敬称略。丙、高杉だから前だな。前市長高杉 徹と。その3名のちゃんとこれは実印ですからね。市長印と多分会社の役員ですから、これ契約書ですよね。  まず、ここに書いてあるのは、大きいところ第5条の4、丙、これは常総市のことをいっているわけですね。これ重要ですよ。本事業の推進に必要な茨城県及び関係諸官庁との行政手続きの主体的役割を担い、甲の活動並びに乙の業務を支援するほか、行政手続き上、丙が必要とされる業務を担当する。11人も配置しろなんてどこにも書いてないんですよ。こう書いてあるんですよ、まず。  あと、もっと重要なことは、ここですよ。第6条の3条ですね。インターチェンジ周辺整備事業における助成金交付要綱(以下助成金交付要綱)に基づき、前項第3条の業務に要する費用の一部を甲に負担するものとする。ただし、丙常総市の負担可能な範囲は5億円を上限とするって書いてあるんですよ。ここには道の駅なんか全然書いてないんですよ。私はもう5億円の上限で賛成したんですよ。  あと、もう一点お聞きしたいのは、これを先に読んだほうがいいな。第7条にこのように書いてあるんですよ。甲は丙に対し、都市的土地利用エリアについて組合設立認可のため、土地区画整理法に基づく技術援助申請を行い、組合成立準備委員会を設立する。その2番目に書いてあるんですよ。それまでの甲と乙との債権債務並びに乙を業務代行予定者とすることを継承し、組合設立後は同様に組合にも継承させる。準備組合または組合設立後も甲に帰属するものとするっていうんですよ。簡単に言えば契約したら事務的なことはもう終わっているんですよ。これからの責任の所在は甲、地主ですね、土地組合。それと戸田で持つってことなんですよ。ちゃんとここに書いてあるでしょうよ。ここに書いてあります、ここにまた。都市的利用の評価額を7,000円とする、平米7,000円。坪2万3,100円とするとうたってありますよ。丙は11人も10何人も援助するとか人数を派遣しろと書いてないですよ、まず。あと、下水道の設置も市でやるとも書いてないですよ、全然。  まず、お聞きしたいことは、今度下水道を市で持つとか言っておりますが、これは戸田建設の土地ですよね。戸田建設が持つのであれば、一般市民の下水道も、宗教法人興正寺は広いですから何百万か払っているはずですよ。それも市で持たなくちゃいけないでしょうよ。片方の民有地は市で持って、民間っていうのは市民ですね、市民の下水道は市民で払え、これはおかしいでしょうよ。もし、戸田建設の下水道を持つならば全員のを持たなくちゃならないでしょう、希望者の。きのうも補助で出ましたよね。簡易浄化槽ですか、1万持つとか。それも全部持たなくちゃならないでしょうよ。  あと、もう一点お聞きしたいのは、工業団地のときの下水道はどうなっているかと。これまだ土地を売買する前で、百歩譲って土地を売買する前で下水道も完備してあります、工場の方どうぞ来てくださいって。それで完備するならいいですよ。出すんだったら。もう譲渡しちゃっているんでしょ。譲渡というのはもともと市の土地じゃないでしょうよ。この契約書にも書いてないですよ。5億円ってのは基盤整備ですから。下水道を市で持つなんか書いてないですよ。これ書いてないんだったら違法支出でしょうよ。税の公平の使用からすると、これ不公平でしょう、明らかに。遡及して今度どんどん請求されますよ。うちなんかも、これを認めたら請求するか、役員会で考えなくちゃなんないですよ。一企業に出して、一企業っていったって公の仕事じゃないですから。物流センターをやるだけでしょう。それをまずお聞きしてから、それからどんどんいきましょう。お願いします。 73 ◯議長(倉持 守君) 藤島副市長。 74 ◯副市長(藤島忠夫君) るるお尋ねをいただきましたけれども、一問一答方式でございますので、まずこの職員の配置についてだけお答えをさせていただきまして、その後御質問をいただければというふうに思います。  それで、先ほど5月の定例会において同じような質問をいただきまして、私どもも答えておりますので、最初の答弁で省略してしまいました。そのときの御説明にも重なりますけれども、圏央道常総インターチェンジ周辺地域基盤整備事業は、常総市の未来を築く大切な大きな仕事として行っているものでございまして、土地区画整理事業を活用して、市業務代行者の戸田建設株式会社、地権者組織である常総市インターチェンジ周辺地域整備事業推進協議会の三者が、今議員からも御紹介がありましたように、平成27年6月に結びました基本協定書に基づきまして、それぞれの三者の役割を決めて事業を実施するために、常総市としても必要な職員を配置しているというところでございます。  以上でございます。 75 ◯議長(倉持 守君) 茂田信三君。 76 ◯16番(茂田信三君) それではですよ。この戸田の物流センターが非常に重要だと言うんでしたら、定住人口を促進している、また推進している、住んでくださいっていう、頼んでいる住民ももっと重要でしょうよ。これから税金納めて、子どもを産んでくれて。何でその人に無料でやらないんですか。整合性がないでしょうよ。よっぽど戸田建設に恩義があるか、しなくちゃならないか理由あるんですか。まず、新しく住んでくれる方、必ず問題になった、問題というかこれは喫緊の課題ですよ。新しい方は住んでください。それが重要事項でしょうよ。何でその方には下水道施設のお金をいただくんですか。それをまずお聞きしたい。 77 ◯議長(倉持 守君) 茂田信三君に申し上げます。今の下水道は通告外でございますので。 78 ◯16番(茂田信三君) 全部通告するとしたら、通告なんかしようがないでしょうよ。そうやるんですか、全部。そしたら100時間かかったって終わらないですよ。そのくらいの答えをできなくてどうするんですか。部長だとか副市長が。全部通告するんですか。だって、ここに書いてあるでしょうよ、まず。それと対峙して答えればいいわけでしょうよ。それはおかしいよ。 79 ◯議長(倉持 守君) 答弁は通告に基づいて行わせますので。 80 ◯16番(茂田信三君) 議長、そういうことを言うんでしたら、都合悪いのは通告にないと言えばいいことでしょうよ。そのくらいの器量がなくて副市長とか部長とか務まらないでしょう。我々の税金をどうやって執行するんですか。私は全然原稿なしでやっているんですよ。私は原稿なしですよ。そのくらいできなくてどうするんですか、まず。 81 ◯議長(倉持 守君) これは一般質問の一問一答方式でございますので、通告に入れていただければそのままできるかと思います。 82 ◯16番(茂田信三君) まず答えて。こんなことをやっていると時間がないから。 83 ◯議長(倉持 守君) ここに通告があるのはこのままのお答えしかできないと思います。藤島副市長、どうですか。  茂田信三君。 84 ◯16番(茂田信三君) 今度、通告にないと言えばみんな逃げちゃうんだね。それだけ能力がないということ、答えられる能力がないということですか。私はそんな物理とか難しいこと言ってないですよ。じゃ、そのように今度は思うよ。  前回質問をしたことで、忘れていたんです、まず。のらりくらりやられたものですから。  まず、今携わっている職員は、金融とか経済の資格があるか。あるかないかで答えてくれますか。 85 ◯議長(倉持 守君) 藤島副市長。 86 ◯副市長(藤島忠夫君) 御質問にお答えします。  これも5月定例会の一般質問で答えているとおり、そういう資格を有する必要がないということで、今常総市の職員で実施しております。 87 ◯議長(倉持 守君) 茂田信三君。
    88 ◯16番(茂田信三君) オーケー。新聞を出すとき、それは答えてないからって言うから改めて聞いたわけです。  あとは、道の駅の出発点は、まず5億円以上もかかっていますよね。5億円以上かかってる。道の駅も最初は62ヘクタールですか、約60ヘクタール。それで5億円って言ったんですよ。60ヘクタールで合計で今度は40ヘクタール何ぼですよね。そしたら減らさなきゃならないでしょう。3割何分減っているんだから、7割だから3億5,000万でしょうよ。最初は60ヘクタールにして5億円、今度40になっちゃって、それが5億円できてるんじゃ、これ受けたほうが得でしょうよ、まずね。それは答えなくていい、時間ないから。  5億円とするとして、まずその中には道の駅が入ってないんですよ。いつ入ったかっていうと、何千万かの調査費、無料の調査費が県か国から来た。そのときに私は言ったんですよ。あくまでも調査費でしょって。やる前にやりますとか言わないで、どんどん予算つけて。当初予算とか何とかつけて。反対しないから賛成した。私は記憶力がいいから間違いないですよ。それを答えてくれる。 89 ◯議長(倉持 守君) 藤島副市長。 90 ◯副市長(藤島忠夫君) ただいまの御質問にお答えいたします。  今、茂田議員からの御質問も、最初の中村博美議員のところにも、道の駅の決まり方が議会の議決を経てないんじゃないかというような同様のお話がございました。これは、私どもでは、29年に地方自治法に基づく議決されるべき案件は地方自治法で規定しています。常総市は29年8月において、そのほかに23年の国の制度、地方自治法改正により、市の計画を議決を諮らなくていいというふうになってるんですが、これは市の最上位計画ですので、その後も法律を離れて条例として議決するという、市の最上位計画の総合計画がございます。基本構想を29年11月定例会で議決をいただいております。  これの表紙だけを持ってきました。その中に43ページを見ていただくとわかるんですが、産業の振興に向けてというところにも道の駅を定義し、64ページにおいても産業間の融合による6次産業化を進めるということでの農商工連携の中にも道の駅を定義し、そのほか具体的に前期基本計画として基本構想で議決をいただいた内容に基づくものにも道の駅を定義しているところでございます。  ただ、我々としても議決しているからその後の説明をしないというわけではなくて、るる全協の初日ということで、あらゆる機会をとらえてこの事業についてはこれまで御説明し、予算に係る部分に対しては議会の議決権である予算を議決していただいております。  そういったことで、これからも議会の皆様、もちろん市民の皆様にも順次、適宜スピーディーに御説明する姿勢を変えないつもりでございます。  以上でございます。 91 ◯議長(倉持 守君) 茂田信三君。 92 ◯16番(茂田信三君) それではですよ。この契約書っていうのはこれは重いんですよ、非常に。体重重い軽いの話じゃなくて、これは非常に重いんですよ。三者の会社の社長印と常総市長になって。この5億円というのは生きてるでしょう、契約で。何で契約、これをまず契約を訂正しないの。契約は生きているでしょう、5億円を上限とするって。こういうのをないがしろにしちゃっていいの、まず。  あと、もう一点。下水道もお金を払うって書いてないんだよ、ここに。その、何だ、最上位だとかそんなわけわかんないことを言っても、契約書に書いてないでしょうよ。これは予算の不当というか何て言うんだろうなあ。だれも理解できないでしょう。まず5億円って書いてあってそれを守らないっていうのは何だっていうんだよ。私は契約書を見て、法律に明るいですから、すぐわかりました、目を通して。これ生きているでしょう、現に。素人をごまかしたって、私のことはごまかせないよ、いつも言っているように。5億円は生きてるんでしょうよ。あまたの言ってる最上位どうのって、関係ないでしょ。これは法律が、契約書が優先するんだからね。資本主義において。条例どうのこうのって、契約書は生きてるんでしょうよ。 93 ◯議長(倉持 守君) 藤島副市長。 94 ◯副市長(藤島忠夫君) お答えをさせていただきます。  債務負担行為の話をしていただいているという理解で御答弁をさせていただきます。  組合施行の土地区画整理事業において、整備後の道路や公園等の公共施設は自治体に帰属されます。多くの自治体では、組合に対し公共施設の整備費用相当分と合わせて、認可前の調査費等を助成して、当市においてもそのような中から27年5月議会において、助成金の債務負担行為5億円を補正予算として計上し、その期間を平成27年度から、当時でございますので平成33年度までとしたということでございます。  助成金交付要綱の第4条に記載のとおり、土地区画整理事業の準備に必要な調査、測量、設計費用、区画整理地内の公共施設等の工事等、または農地エリアにおける土地改良事業の準備に必要な調査、測量、設計費用として債務負担行為の御承認をいただいておりますので、その債務負担だけの説明をいたしました。 95 ◯議長(倉持 守君) 茂田信三君。 96 ◯16番(茂田信三君) 全然わかんないよ。わかってる人、何人いるかね。皆さんわかりますかね。まず、私が言っているのは、何で5億円よりこの契約書にするのが上位なのかっていうことを言ってるんだよ。あと、契約書のね。ここで終わってるんでしょうよ、第4条の4で。市は甲の活動並びに乙の業務を支援するほか、行政手続き上、丙が必要とされる業務を担当するっていうんですよ。もうその第4条の1からで終わってるんですよ。甲の各所有土地の分筆とか交換及び登記とか、事業認可とか。6項目でもう事業完了年度。これをやってくれってわけでしょうよ、まず。高杉氏はそれで契約してるんだよ。それはもう、私らに何回も言われているから、もし赤字の場合はあんた弁償しなくちゃなんないねって。やめた議員もいるよ。やめたっていうか退職っていうかね、勇退した議員もいる。その人らは、この5億円上限で賛成してるんだよ。無限大なんて言ってないよ。条例に書いてあったら、この5億円は破棄していいって書いてないよ、この契約書に。どこにも書いてないよ。私は1回ここで読んで、またきょう読んで。どこにも書いてないんだよ。債務負担行為どうのこうのって、ただ5億円を上限とするって、答えてないじゃない。どうするんだっていうんだ、5億円。5億円過ぎちゃってんだから。どうするんだってことでしょうよ。それだけ答えてよ。 97 ◯議長(倉持 守君) 藤島副市長。 98 ◯副市長(藤島忠夫君) 答弁いたします。  先ほど御答弁した内容で、債務負担の事業が固まっております。決められております。その事業の中で都市エリアに4億円、農地エリアに1億円を執行するということで債務負担行為の議決を得ているということでございます。 99 ◯議長(倉持 守君) 茂田信三君。 100 ◯16番(茂田信三君) 何回言ってもわからない。もう5億円以上使っているんでしょうよ。ここに5億円と書いてあるんでしょうよ。いつだって、それは。議会をないがしろにしてるってことじゃないの。何回言ってもそれだけしか能力ないんだよね。こっちも喉痛くなっちゃうからいいよ、もう。何回言ったって同じことだもん。後ろからも言っているでしょう、何を言っているかわかんないって。  あと、過日、私はあえて名前は言わないけど、うそはつかないからね、絶対ね。私はこういう立場上、たくさんの方とお話をする機会が多いんですよ。3日前ですかね、4日前ですかね。名前言いませんからね。SMCに行っている方が、茂田さんのポスティングしたやつ、選挙のときの道の駅、あれみんな楽しみにしてる。持ってってくれて。こんな話ないよねって。こんな話ないよねって。税金払うあれがないって。今度いつ質問ですかって。5日にやりますって言って。これは通しちゃなんないよって。当然議員の人は反対するんでしょって言うから、私は1票しかないから、正しい人はするんじゃないですかって。正しい人はするんじゃないんですかって。今度の一般質問、また楽しみにしてますって。きょうあと2人来てくれた方。いつも来てくれるんですよ。さっきあいさつに行きましたが。とにかく徹底的にやってくれって。何できょうわかったんですかって。私より年配の方だから、インターネットをまさか使ってると思わなくて、市役所に電話したのかなと思ったらパソコンで調べて。1分たりとも聞き逃しちゃまずいから20分前に入りました。全員は来られませんからね、お仕事とかの関係で。私は必ず近所の方、知り合いに、茂田さん、きょうこういうことを言いましたよって言ってましたよ。  あと、何だっけ、あそこに今度できたの。小林君、何課長だっけ。市民と共に考える課。市民とともに考えるんだったら、これはみんなで考えなくちゃいけないでしょうよ。これね、政治不信になりますからね。市の信用というか失墜ですからね。執行部も。一番かわいそうなのは私は職員だと思う、部下。私は職員に強く言ってないからね。あんまりふざけてるときは言うけどね、おかしいなっていうときは強く言うけど、な、道路課長、私は言わないよね、個人的にね、今私の顔を見てうなずいたかどうか知らない、目が合ったから。職員かわいそうでしょ。配属されてやらなくちゃならないんだもん。市の職員だって、私が聞いてる、私は名前言わないから口かたいから、絶対。それで通ってるんですから。職員も私には全部、茂田さん、こういうことは言ったけど間違ってるとは言わないけど、それはどうかなとか言うけど、道の駅に関してはだれ一人私に正しいって言った人いない。ほかの面じゃ、いや茂田さん、私のことを茂田さんとかしげちゃんとか言う職員もいるけどね。議員さんと言う方はいるけど、道の駅に関してはかわいそうだっての、職員。みんな市民から白い目で見られて、これは宮仕えだからしゃあないんです、やんないって言うとくびになっちゃいますから。私のお寺の先代で私の義理の父も職安の所長をやっていまして、宮仕えで、本当に言ってましたよ。宮仕えはおまえにはわかんないねって、私に。お宅にはわかんないよな、営業だから成績がよければいいけど。公務員は上の人の与えられた役職っていうか。やらないと机がなくなっちゃうんだよって。だから、本当に私は職員のことを気の毒と思う。もうかるならいいよ。まず、私の言ったことにちゃんと答えられなかったよな。  今、折しも毎日わかるでしょ。あなたらはね、さっきの職の人は資格もないし、経済的な資格もない。金融の資格もないからね、世界経済。長期金利が短期金利より低いといったってピンとこないでしょうよ。リーマンショックのときがそれだったんですよ、まさしく。もう経済の原則で右肩が若干でも上がってるか、若干停滞のときは長期金利のほうが高いんですよ。今、長期金利のほうが低いんですよ。どこにお金が行きますか。答えられないでしょう、あなたらは。 101 ◯議長(倉持 守君) 茂田議員に申し上げます。  質問は簡潔にお願いしたいと思います。 102 ◯16番(茂田信三君) 全体を言わないとわかんないんですよ。  とにかく世界的にマイナスシーリングに入っているんだよ。長期金利がマイナスで。こんなことをやっちゃいけないんだよ、まず。  先日、下妻の菊池市長、私より後輩で、よく茂田さんと電話あったり、意見交換したり、お酒飲んだり、よくしてるんですよ。毎回毎回はしませんけどね。きのう、おととい、皆さんの控室で私が電話したらいなくて、折り返し電話が来て。どう、下妻の道の駅はって。まず経済的波及効果はあると言ったら、波及効果はないけど潤う人は納めている人だけでしょって。農産物を納めてる人だけでしょう。それで、私は言ったんですよ。簡単な物産展つければその機会は与えられるから十分でしょって。周りの経済的波及効果はない。市で全部これやってるんですから。減価償却なし。途中のメンテナンスの積み立てなし。プラスになるのは当たり前だよねって言ったら、そうですって。向こうは税理士ですからね。公認会計士か税理士か、とにかく資格を持ってますよ。これは民間で何かあったらつぶれますよって。市でやってるから黒字になるのは当たり前でしょうよ。減価償却っていうのは、資本を投下したのを回収するのを減価償却っていうんですよ。それなし。あとメンテナンスも市でやるんだからそれもなし。こんなのだれがやったってプラスになるでしょうよ。元手出してないんですもん。  それで、前の執行部のあれだと1,500万もらえるから十分だ。1,500万もらえるんだったら20店舗で100万ずつもらえば2,000万でしょうよ、賃貸、貸して。500万プラスでしょうよ。即刻やめなくちゃいけないよ、これは。経済がもうだめなんだよ。きのうもイギリスでごたごたやってるでしょう。ソビエトもそう、中国も。もう私は2年前から言っているでしょうよ。ヨーロッパのイギリス経済が足引っ張る、中国経済、外れてますか。こんなのやっちゃだめだよ。幾らだって今戻る、やめることできるでしょうよ、契約してないんだもん。まず財政を考えてるかって、それを答えてくれる。 103 ◯議長(倉持 守君) 藤島副市長。 104 ◯副市長(藤島忠夫君) お答えいたします。  これも5月定例会でお答えしているように、全体の事業経費等も考えて遂行しております。  以上でございます。 105 ◯議長(倉持 守君) 茂田信三君。 106 ◯16番(茂田信三君) 財政考えてればできるわけないですよね。財政を考えてれば、こんなお金を捨てるようなことできないですよ。考えてないんでしょうよ。これだけ言えば、聞いた人はわかるでしょう。  あと2番目だな、2番目。  道の駅管理会社との契約書の開示を求めると同時に、なぜ契約の重要案件を議会に諮らないのか。それで、ちょうど前回の議会のときに一般質問して、その数日後にこの船井総研と契約したんですよね。議員のだれもがそう思ったそうです。管理会社との契約だと思ったら、プロポーザルの会社を選ぶために834万9,000円か、それを出費しているんだよね。だれもそれを知らなかった。まず何で議会に諮らないの。そして、その答えが後日るる報告するって言うんだよ、るる報告。るるってのは風邪薬じゃないんだよな。るる報告なんてないでしょう、議会に対して。どういうつもりで言ってるの、そういうこと。議会軽視よりもっとひどいだろう。議会無視。契約をするって言っておいて、るる報告はないだろうよ、まず。あなた。るる報告はないだろうよ。おれは時間なかったから言わなかったんだ。あとよく執行権って言ってるな。執行部は執行権あるんだって。執行権の行使ってのは、議会でちゃんともんで、そしてどうですかって、議会の賛同を得てから執行するのは執行権っていうんだよ。あなたらに執行権があるんだったら、副市長、ここでみんなが、みんなっていうか、前の議員で、賛同して。私も賛同したから。こっちは不信任を出す権利だってあるんだよ、執行権に対して。そんな議会に対してるる報告、後日るる報告なんて、そんな話ないから。それを訂正させるから。議長、お願いします。 107 ◯議長(倉持 守君) 藤島副市長。 108 ◯副市長(藤島忠夫君) ただいまの御質問にお答えいたします。  私は、5月の定例会においても、あと常総市としての予算の案件について、これは当初予算のときにちゃんと管理運営計画のほうは説明をさせていただいて適切な議決を賜って、予算の執行を私どもにいただいた。その中で作業を進めておりまして、契約行為は6月でしたけれども、ちゃんと当初予算で予算を議決していただきまして執行しておりまして、議会に何も諮らないということはありません。最高議会の権限の四つのうちの議決権でこれは御承認をいただいているということでございます。  それで、この管理運営計画は、12月16日、きのう吉原議員の質問でも御答弁申し上げましたように、今市場調査等々、これからの道の駅の持続可能な運営のための調査をしております。11月定例会の初日の全協にお示しをして、それを成果品に反映させた中で12月中旬以降の成果品の納入ということでございますので、これまでもこれからも議会には適宜、詳細に今後さらにそれに気を配って説明をさせていただいて、御了解いただいて進めていきたいというふうに思います。  以上でございます。 109 ◯議長(倉持 守君) 茂田信三君。 110 ◯16番(茂田信三君) じゃ、前回の契約について、るる報告するっていうのはどういうことなの。それを聞いているんだ、おれは。〔「るる報告なんていう言葉は聞いたことないよ」と呼ぶ者あり〕 111 ◯議長(倉持 守君) 藤島副市長。 112 ◯副市長(藤島忠夫君) 御答弁申し上げます。  ただいまの御説明と重なってしまいますが、我々が執行部として〔「るる報告というのはどういうことか聞いているんだよ」呼ぶ者あり〕──議決を賜った中で仕事を進めさせていただいています。ですから、それでいいじゃなくて、その経過の成果品があったりとか、いろいろな状況を毎回定例会ごとに説明する、これをるる説明するという表現でございます。 113 ◯議長(倉持 守君) 茂田信三君。 114 ◯16番(茂田信三君) 私が聞いたとき、議会にるる報告するっていうのはどういうことなんだって。契約はこれなんでしょう、船井総研のことなんだろう。どういうつもりで言ってるんだって聞いてんだよ。議会前のどうのこうのとか私は聞いてないよ。議会で言ったことはどうなんだって聞いてるんだ。それだけ言いなよ、時間ないんだから。だめだね、こんなので言いわけして。 115 ◯議長(倉持 守君) 藤島副市長。 116 ◯副市長(藤島忠夫君) この道の駅の整備事業については、適宜進捗状況等について説明をするということでございます。 117 ◯議長(倉持 守君) 茂田信三君。 118 ◯16番(茂田信三君) だめだよ、議長、言わせないと。私が言ったことは、議会のときに契約はどういうことだと言ったら、るる報告するって、それだけ聞いてくれよ。何回も何回も、こっちだって時間がないんだから。質問の意味がわかんないんじゃないだろうよ。 119 ◯議長(倉持 守君) 藤島副市長。 120 ◯副市長(藤島忠夫君) 5月議会の議事録等を読んでいるんですが、私は管理運営計画を予算を認めていただいて執行して、その状況についてはるる報告するというような答弁をしておりますので、今後も適宜るる御説明するように、いろいろな情報等々について私どもとしても懇切丁寧に仕事を進めていきたいということでございます。 121 ◯議長(倉持 守君) 茂田信三君。 122 ◯16番(茂田信三君) 全然答えていないんだよ。自分の言ったことはちゃんとね、私はその契約について言ってるんだから、すみませんでしたって言えば、こんな無駄な時間を過ごさないんだよ。終わってからの報告じゃ議会要らないだろうってことだよ。な、市長。  議会軽視、無視でしょうよ、まず。もう何回もやってるから違うことを聞けないんだよ、もう。  3番、SBプレイヤーズってね、下はもう次は読めばわかるから。SBプレイヤーズって最初私はね、SBカレーが来るんだと思ったんだ、大きい工場。カレーの木か何か香辛料やって。そしたら違うんでしょう、これ。ソフトバンクでしょ。聞くところによると、ミニトマトをつくるって。あれは家庭菜園の域でしょう、まず。私も随分つくったよ、ミニトマト。黄色いやつから赤いやつから。すごくおいしくてね、みんなに配ったら褒められて。定住人口をふやすってことでしょ。3人しか来ないって、あんなのちっちゃな空き地にできる話でしょうよ。最初の話は何億の機械をやって、常総市の農業の人を定着させるって。ソフトバンクの仕事ってのは違うでしょう。私も経済界では孫さんはすごいやり手で、ファンドをつくったり何兆円って。こういう部類と違うでしょうよ、まず。3人でどうやって費用対効果が出るの。きのうの答弁で3人って言ったでしょう、自慢げに。これだけお金かけて手間かけて、3人ってのは家内工業の域じゃないの。気がきいている家内工業っていうか中小企業の人はもっといるよ。3人でソフトバンクの子会社だって言ったって、そんなのだれに通用する。ミニトマトはもう家庭菜園で、そんな大きい利益を生み出す事業じゃないよ。それをちょっと聞かせてくれる。 123 ◯議長(倉持 守君) 藤島副市長。 124 ◯副市長(藤島忠夫君) 多岐にわたる御質問のように聞こえましたので、当初いただいている三つ目の質問にお答えをさせていただきます。  常総市は、地権者協議会事務局として事業に携わっておりますが、農地賃貸借そのものにつきましては、SBプレイヤーズと農地エリアの地権者の両者が直接契約を交わす形となっております。なお、SBプレイヤーズの14ヘクタールの農地エリアの進出につきましては、ソフトバンクグループの農業という新規分野で、場所を常総市で世界で初めて農業ということでの進出を決めていただきましたので、これを絶好の機会ととらえまして、私たちも常総市全体の農業に大きく貢献していただくために、これから共同、いろいろな意味での連携を図っていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 125 ◯議長(倉持 守君) 茂田信三君。 126 ◯16番(茂田信三君) 大事なこと忘れちゃった、聞くの。ここは組合の土地ですよね。組合の土地にどうして市が契約するの。ここにも書いてあったよね、さっき読み上げたところにね。60ヘクタール地に事務的なことをお願いしたい。これは事務的じゃないでしょうよ。普通の宅地にする組合とか、そういうときも市でなんか契約しないよ、石下の町でも。なぜ民地で組合のことに対して常総市が契約するのか。今度、全部市で、当然契約するってことは、損害があったときはちゃんと市で持たなくちゃなんないんだよ。戸田にやってもらえばいいでしょう、戸田建設に。それをお願いします。 127 ◯議長(倉持 守君) 藤島副市長。 128 ◯副市長(藤島忠夫君) ただいまの御質問にお答えいたします。  先ほど私が答弁したように、地権者と今回進出していただくソフトバンクグループのSBプレイヤーズの契約は、相対でやっておりまして、市は一切かかわっておりません。私たちの言う包括連携協定は、せっかくこのような世界的にすばらしい企業が常総市で初めて農業という分野で活躍し、今後これを全国に向けて波及するというふうに進めているので、こういったことを使わない手はないでしょうということでの包括協定でございます。  繰り返しますが、契約協定については一切関与しておりません。 129 ◯議長(倉持 守君) 茂田信三君。 130 ◯16番(茂田信三君) FAXが来たんだよね、ソフトバンクの契約のときに。契約の二、三日前から1週間くらい前。見たら、詳しいことはお答えできませんから質問は御遠慮くださいって。そんな話ないと思うよね。それを聞かせてくれる。送ってきたよな、それな。 131 ◯議長(倉持 守君) これは協定書の内容についての関連質問ですか。答弁できる範囲で、それは。藤島副市長。 132 ◯副市長(藤島忠夫君) 企業と地権者の契約行為で、それを何というんですか、来年4月に本当は正式契約し、再来年の4月から実際には営農活動をするわけですが、先行的に常総市でやりたいということでありますので、これは契約者の一方の当事者であります企業の都合でございますので、我々としても一日も早く議会の皆様はじめ、市民の皆様にこういった企業が進出するということをお知らせしたかったんですが、これは契約行為者の一方の当事者の民間企業の契約ということで、発表の内容でございますので、それ以上私どもとしては関与できなかったというのが事実でございます。  以上でございます。 133 ◯議長(倉持 守君) 茂田信三君。 134 ◯16番(茂田信三君) そんな先行して契約したなんて、契約なんてそういう甘いもんじゃないんだよ。あなたわかんないの。保証人になったりして自己破産したとか、契約なんかそんな軽々しく先行してどうのこうのってのは契約じゃないんだよ。もっと勉強しなよ、契約の。契約でも社会のこと。  あと、もう一つ大事なことを聞くのを忘れちゃったよ。船井総研と契約して、八百何万だっけ、数十の。 135 ◯議長(倉持 守君) 2の質問ですね。 136 ◯16番(茂田信三君) そうですね。さっき聞くのを忘れたの。  どうしてプロポーザルを選ぶのに船井総研に八百何十万選ぶ契約をしたのかって。税金何だと思ってんの。841万幾らだっけ。何でそういうことするんだって。それ聞かせてもらえる。 137 ◯議長(倉持 守君) 藤島副市長。 138 ◯副市長(藤島忠夫君) これは、今後道の駅のどういう品ぞろえをするか、どういう収支計画をするか、そして持続可能な道の駅にし、常総市にとって大きな起爆剤となる施設とするかということで、これは市場調査もします、収支のシミュレーションもします、道の駅でございますので物産展もございますので、出荷品の調整等も市内の農家等々も含めてします。そういった肝となる、今後運営する、来年は基本設計ということになりますので、その肝となる調査をするために予算の議決を賜りました。  以上でございます。 139 ◯議長(倉持 守君) 茂田信三君。 140 ◯16番(茂田信三君) 何か話が合わないんじゃないの。前、戸田で数千万を払ったでしょうよ。2冊で、数千万で私に言われて。あそこにちゃんと市場調査してあるって、そういって頼んだんじゃないの。60万とか。もう、しているんじゃないの。あの数千万の本はどうしたの。私に怒られたじゃない。それを言ってくれる。前にやったでしょうよ。 141 ◯議長(倉持 守君) 説明をしてください。藤島副市長。 142 ◯副市長(藤島忠夫君) お答えいたします。  そのときの成果品は、道の駅を運営するためには基本的な考え方としてこういう項目が考えられますと、その具体的な運用というか精査は、次の計画の中でというふうな位置づけで、当時の何を検討すべきかという項目を中心に調査委託をしたということでございます。  以上でございます。 143 ◯議長(倉持 守君) 茂田信三君。 144 ◯16番(茂田信三君) 数千万かけてたった2冊の本で、インターネットから抽出して、それでまだ懲りずに、八百四十万かやって、市の職員は要らないでしょうよ。まだ道の駅できるとかできないとか決まってないじゃない。土地だって不明のような13万、3倍もして。自分のお金で自動車を買うとき、家を建てるとき、そういう会社に頼んで800万払って、どの家がいいか、それと同じでしょうよ。そういうことをやる人いますか。自動車を買う場合、店頭に行けばいいはずでしょうよ。一々会社に頼んで、私自動車を買いたいんだけど、日産がいいかトヨタがいいかマツダがいいか、いろいろありますよね、ホンダとか。どの会社がいいかって、お金を出して調べてもらいますか。それと同じでしょうよ。前、やったんじゃない、数千万払って。あなたらは市民の税金をどう思ってんの。何とかの小づちで打てばお金出るって話じゃないよ。これから税金どんどん減ってくんでしょうよ。何考えてやってんの、まず。みんなの税金を800万。800万といったら、ここにいる職員の年収でしょう、部長級の。前の数千万の本はどうしたの。貧困というか大変な人の気持ちわかるの。だめだよ、税金を納める人の気持ちなんなけりゃ執行者は。こういうことやってるからみんなに不審な目で見られるんだよ。みんな言ってるよ、うちに来る人は。税金払いたくないって。  らち明かないからね、先に進めないんだよ、もう。改善の余地がないから。ある議員は一般質問はイベントかセレモニーだって言ったよ。こんな重要なことを委員会を立ち上げるわけじゃないし、勝手にやって。あなたはど素人で資格もない、知識もなくて何かやると840万の……。 145 ◯議長(倉持 守君) 今の発言は撤回してください。 146 ◯16番(茂田信三君) 何を撤回すんの。資格ないと、前に言ったってちゃんと広報に載せたでしょうよ。資格ないからできないから何でもコンサルに頼んでるんでしょうよ。悔しかったら勉強して資格取って、素人集団だからこういう840万も金使ってるんでしょうよ。訂正なんかするわけないでしょうよ。資格あるんだったらど素人って言わないよ。素人にやってんでしょうよ。840万も何がしもお金使って。ちゃんとした人はやんないでしょうよ。  幾ら言ったって歯どめきかないからだよ。何言ってんの、あんた。何をこんなことばっかりやってるんだよ。
     議長、やめろって言うんだから注意してくれる。 147 ◯議長(倉持 守君) 時間がありませんので簡潔に。 148 ◯16番(茂田信三君) ちゃんと住民のためになってやってくれよ、頼むから。お願いするよ。お願いするから。ど素人って言われて嫌だったら勉強しなよ。おれはこうやって資格取った。勉強しなよ。  あと、最後、産婦人科……、こっち見てろよ、見てなさいよ、ちゃんと。言われてるときは。そういうことばっかりやってて。  あと産婦人科の準備室を立ち上げたか立ち上げないか。喫緊の課題なんだよ。過日、行き合った人がどこでお産しましたか。学園です。住まいはどこですか、つくば市です。常総市には産婦人科ありませんから住むつもりありませんて。準備室つくったかどうか。お願いします。 149 ◯議長(倉持 守君) すみません、茂田議員。再度確認します。2番目の産婦人科についてですね。  これより答弁を求めます。保健福祉部長。              〔保健福祉部長吉原克美君登壇〕 150 ◯保健福祉部長(吉原克美君) お答えいたします。  議員御提案の準備室の設立につきましては、今現在保健推進課の中で対応しています。今後の産科医候補の具体的な打診が市に届きましたら、専門的部署の立ち上げに関し、必要かどうかの検討をしてまいります。  以上でございます。 151 ◯16番(茂田信三君) もう検討の時期は過ぎてますよ。もう今回やったら立ち上げましたっていう報告があると思ったの。検討しなくたって喫緊の問題で、一丁目一番地でしょうよ、部長。この次、吉報を聞くから。もう準備段階なんか終わってんだ、3年も言ってるんだから。  以上です。 152 ◯議長(倉持 守君) この際、暫時休憩いたします。                 午後0時05分休憩    ─────────────────────────────────                 午後1時00分再開 153 ◯議長(倉持 守君) 休憩前に引き続き会議を開きます。    ───────────────────────────────── 154 ◯議長(倉持 守君) 一般質問を継続いたします。  次に、11番遠藤章江君。                〔11番遠藤章江君登壇〕 155 ◯11番(遠藤章江君) 11番遠藤章江です。本日はお忙しい中、傍聴に多数お運びいただきました皆様に心より感謝、御礼を申し上げます。  では、議長より発言の許可をいただきましたので一般質問を始めます。  私は、今回一般質問において、圏央道インターチェンジ周辺地域整備事業、通称アグリサイエンスバレー構想について、現状と、とりわけ市民の皆様からのお尋ねの多い道の駅について質問を進めてまいります。  市民の皆様にとって、行政が何か新しいことを始める、新しい建物を建てる、これは市民の皆さんにとっては心躍ることだと思います。道の駅の建設に期待している方もいらっしゃることは承知をしております。しかし、少子高齢化の進む常総市、財政の非常に厳しい常総市においては、この道の駅の建設に関して疑問を持つ市民も多いと考えております。ただ、市民の皆様の常に頭の片隅に置いてほしいことは、この計画から土地購入、建設にかかる費用、そして建設してから建物の維持管理にかかる莫大な費用、それはすべて市民の皆様の税金、皆さんの財布のお金によって賄われていくということをぜひ頭の隅に置いていただきたいと思っています。  市民の皆さんはもとより、本年4月から新たに市議会議員となった新人議員の皆さんは、アグリサイエンスバレー構想、そして道の駅の計画が現在に至るまで、どのような経緯で進んできたか不明な点も多々あると存じます。  現在までの経緯を簡単に説明をいたします。  当初、常総インターチェンジ周辺開発事業は、この場所が国の農振農用地域、すなわち優良農地であるため、開発の許可、土地区画整理に伴う地権者との交渉等、開発が進むまでかなりの年月と費用がかさむことを懸念し、その開発は地権者と戸田建設にゆだね、常総市は上限5億円までしか出さないという附帯決議をつけまして、債務負担行為として5億円を投入し、始まった事業であります。予想どおり、計画は変更に次ぐ変更を重ね、完成の時期も大分ずれ込んでおります。アグリサイエンスバレー、アグリは英語のアグリカルチャー、すなわち農業を意味します。サイエンスは科学、そしてバレーは谷間。これは米国のシリコンバレーをもじって命名したようなものですが、現実、この計画を見ますと、当初は農地として活用する農地エリアを42ヘクタールとして開発を始めました。しかし、現在、その農地エリアはわずか14ヘクタールになっています。そして、戸田建設が農地を市街化区域に転用し、民間に開発をゆだねた土地、その土地は当初の20ヘクタールから31ヘクタールに変更され、執行部が幾らアグリサイエンスバレーと叫んだところで、現実は優良農地を市街化区域に変更した開発行為にほかならないように感じています。  そして、今度は道の駅の建設が本格化をしてきました。戸田建設が農家の地権者から2万3,000円で買い上げた土地を、今度常総市が13万2,000円で買い上げるという計画であります。行政計画の実効性は実現性と有効性の二つの側面から考える必要があります。アグリサイエンスバレー構想においては、有効性よりも目先の実現性だけがクローズアップされ、行政の中で自己目的化された、そういうふうに感じています。議会の説明よりも、市長と市民の懇談会、ワークショップ等、市民へのアピールを重視し、写真やイラスト、視覚に訴え、またSNSを利用し、市民の合意が確保しやすい方向へ傾いていると感じています。いずれにしましても、最終的に道の駅の予算を議決するのは議会であります。議員として議会の場で闊達に議論をする必要性を感じています。とりわけ、本事業が決定した後に当選しました7名の新人議員の皆さんには、支援をしてくれた市民の皆様の意思を背景に、より高度な住民代表制を駆使して議論する場が必要であると考えています。  こういった考えのもとに、まず1番目の質問、農地エリア及び都市エリアについて、現在の進捗状況をお尋ねします。  まず、地権者及び企業との契約状況については、たねまき常総との契約状況について説明をお願いいたします。 156 ◯議長(倉持 守君) 答弁関係者の方は議場にお入りください。  これより答弁を求めます。藤島副市長。                〔副市長藤島忠夫君登壇〕 157 ◯副市長(藤島忠夫君) 改めまして、皆さんこんにちは。  遠藤議員の御質問にお答えいたします。  農地エリアと都市エリアの進捗状況についてお尋ねをいただきました。  まず、農地エリアの現在の状況につきましては、令和2年度の土地改良事業の実施に向け、茨城県及び茨城県土地改良事業団連合会との協議を進めているところでございます。中村博美議員及び吉原晴照議員の御質問にもお答えしたとおり、農地エリア地権者協議会においては担い手候補者として4名を選出していただき、令和3年度初めの農地賃貸借開始を目指して都市利用計画等の調整をしているところでございます。  都市エリアの進捗状況につきましては、エリア北側から南側へ順次ブロックごとに造成工事を行っており、令和3年度末の全体の完成を目標としております。現在の工事進捗は、エリア北側からの造成工事を継続中でございまして、今年度中には、これも全協で御説明したとおり、神社の移転工事及び圏央道本線北側の調整池の工事が完了することとなっております。  また、SBプレイヤーズ、いわゆるたねまき常総との契約等々についてお尋ねをいただきましたので、あわせてお答えをいたします。  試験栽培を行う農地エリア内に、今14ヘクタールの中の1ヘクタールにつきまして、14名の地権者と農地賃貸借契約を締結した上で、ことし5月に農地法第3条許可を常総市農業委員会に申請し、同月中に許可を取得しているところでございます。  なお、るる遠藤議員から経過等にも御説明がありました。少し私からも追加で御説明をさせていただきたいと思います。  その経過でございます。議員にあったように、圏央道インター周辺は優良農地でございます。ただ、圏央道が計画された中で、正確でなくて申しわけないですが、6人ぐらいの首長が圏央道を供用開始するということでありますので、〔「答弁は結構です」と呼ぶ者あり〕 158 ◯議長(倉持 守君) 答弁拒否になりますので、答弁を継続してください。 159 ◯副市長(藤島忠夫君) そういったことも含めまして計画をし、25年に農地法も農業の6次産業化というようなことで、農地に対する考え方も国において変わってきたということでございますので、そういったことでの変化に基づきまして、インター周辺の開発は常総市の大きなインパクトになるということで順次計画を進めてきたものでございます。変更の主な理由は、27年9月の大水害により、計画エリア等の変更はございました。  あと、戸田建設が進めているのではなく、土地区画整理事業として土地区画整理組合が事業主体となって進めているところでございます。土地の値段につきましては、後ほど御質問があるというふうに思いますので、その中で御説明をさせていただきたいというふうに思います。  あと、新人の議員、4月の選挙で当選された方も勉強をされておりまして、私どものほうに一般質問だけではなくて、通常の調査権の中でるる勉強をされていることを申し添えまして、1番目の答弁とさせていただきます。  以上でございます。 160 ◯議長(倉持 守君) 遠藤章江君。 161 ◯11番(遠藤章江君) それでは、きょう午前中に茂田議員の質問の答弁にありましたことに関連して答弁をしていただきたいんですけども、午前中の答弁で、圏央道インターチェンジ周辺事業は常総市の総合計画に入っている。ですから、議会の議決を得なくてもすべて進んでいけるという答弁がございましたが、そういう解釈でよろしいんでしょうか。  常総市の総合計画に入っている計画というのは、ものすごくたくさん量があるんですけども、ここに書いてあることすべて議会の議決を経ないでやっていくというお考えなのかということを御答弁いただきたい。できるかできないかだけで結構です。 162 ◯議長(倉持 守君) 藤島副市長。 163 ◯副市長(藤島忠夫君) アグリサイエンスバレー構想は、常総市の未来を築くための大きな仕事でございます。その中で、基本構想で位置づけをし、具体的な基本計画の中でもうたっているところでございます。これは、議決案件でありますので、議会にお諮りをしたという意味での答弁をさせていただきました。  以上でございます。 164 ◯議長(倉持 守君) 遠藤章江君。 165 ◯11番(遠藤章江君) もう一つ、道の駅についてですけども、道の駅につきましては、この基本計画には書いてないですよ。道の駅は防災計画に入っているんですけど、それはいかがですか。 166 ◯議長(倉持 守君) 藤島副市長。 167 ◯副市長(藤島忠夫君) 基本構想の中でもうたっております。 168 ◯議長(倉持 守君) 遠藤章江君。 169 ◯11番(遠藤章江君) 具体的にうたっているだけで、計画としては防災計画の中なのではないですか。 170 ◯議長(倉持 守君) 藤島副市長。 171 ◯副市長(藤島忠夫君) 議員も御案内のとおり、物事を進める上には順序があると思います。まずは、この常総市役所、常総市の意思決定をするためには、常総市の総合計画の基本構想の中で議会の方にお示しをし、了解をしていただきながら順次、その後基本構想、基本計画というふうに熟度を高めていくというのが仕事の進め方だというふうに認識しております。 172 ◯議長(倉持 守君) 遠藤章江君。 173 ◯11番(遠藤章江君) そうしますと、ここに書いてあります、地方自治法96条の2項の規定により議会が議決すべき事件として策定しているから、ここに書いてあることは議決が必要ないという解釈でよろしいんですか。 174 ◯議長(倉持 守君) 藤島副市長。 175 ◯副市長(藤島忠夫君) 基本構想の中で、地方自治法の議会の議決案件ということで議会の議決を得たということで、執行権の範囲の中で仕事を順次進めさせていただいていると。しかし、先ほども茂田議員の御質問の中で御説明したように、これは市の将来を担う大事な仕事でございますので、随時議会のほうにも御報告をさせていただいているという形で仕事を進めさせていただいております。  以上でございます。 176 ◯議長(倉持 守君) 遠藤章江君。 177 ◯11番(遠藤章江君) 基本構想で最重要課題であるんでしたら、きちんと道の駅もここに示したらどうなのかと思うんですよね。都合のいいときは防災計画に入っているから議会の議決は必要ないということでどんどん事業を進めていって、何かのときは市の重要な構想であるというふうに答弁なさる。ですから、やはり議員としてはしっかりと説明が求められているのかと考えると、なかなか求められていないと感じているから午前中の茂田議員のような質問が出ると私は思っています。  そして、さらに質問させていただくんですけども、債務負担行為5億円の件です。当初計画の中では、土地区画整理事業に1億円、土地改良事業に4億円、こういう予算配分で行うということを決定しております。しかし、現在それが真逆になっていて、土地区画整理事業に4億円、土地改良事業に1億円というふうに5億円の使い道、使途が逆転しているんです。この件に関しまして、執行部は議会に説明をして了解をとった、議決をした事項なのかどうか答弁をいただきたいと思います。 178 ◯議長(倉持 守君) アグリサイエンスバレー推進チームマネージャー。 179 ◯アグリサイエンスバレー推進チームマネージャー(川沼一巳君) お答えさせていただきます。  債務負担行為5億円につきましては、アグリサイエンスバレー事業の基盤整備のための事業費ということで、土地区画整理事業及び土地改良事業に5億円を負担するということで、内訳については事業の進捗に合わせて、内訳に関しては金額を決めたことはございません、内訳に関しましては。  以上です。 180 ◯議長(倉持 守君) 遠藤章江君。 181 ◯11番(遠藤章江君) 助成金の使用要綱を見ると、使い方ですね。使用方法を変えた場合は議会にきちんと説明するっていうふうに書いてありますけども、今まで議会で一度もそういうことを説明したことないですよね。  それと、もう一つは、予算の修正ということに関して、やはり議会の議決が必要なのではないかと思うんですけども、要するに債務負担行為に関する使用用途の変更ということで、きちんと議会の議決が必要なのではないかということで答弁をお願いいたします。 182 ◯議長(倉持 守君) アグリサイエンスバレー推進チームマネージャー。 183 ◯アグリサイエンスバレー推進チームマネージャー(川沼一巳君) こちらの5億円の予算の執行に関しましては、その都度で議会の全協で御説明をさせていただいております。  これまでに、平成28年度に土地区画整理事業に2億1,000万、29年度に1億円ということで、これまで3億1,000万円を支出しておりまして、残りの9,000万につきましては、今年度支出する予定になっております。土地区画整理事業に関しては4億、残りの1億に関しましては土地改良事業で使うということになっております。 184 ◯11番(遠藤章江君) 今言ったのは、助成金事業の変更等という項目に書いてあるもので、事業の内容を変更しているということには当たらないのですかということなんです。土地区画整理事業に最初1億円、土地改良事業に4億円、そういう予算づけて5億円の債務負担行為をお示しした、議会は了承した。それを今度、土地区画整理事業に4億円、土地改良事業に1億円。要するに事業の変更等に当たらないのかっていうことなんです。それを議会の議決を経ないで債務負担行為の変更について、何も議会の議決を経ないでここまで進んできたっていうことでよろしいんですかという質問です。 185 ◯議長(倉持 守君) アグリサイエンスバレー推進チームマネージャー。 186 ◯アグリサイエンスバレー推進チームマネージャー(川沼一巳君) 債務負担行為の議決につきましては、基盤整備の事業費の上限ということで5億円というふうに承認をいただいておりますので、上限5億円の範疇であれば問題ないと思っております。  以上でございます。 187 ◯議長(倉持 守君) 遠藤章江君。 188 ◯11番(遠藤章江君) 土地区画整理事業と土地改良事業って全く別の行為ですよ、やってるのは。やってるのはね、全然違うことですよ。それで、5億円もらったからその中でこっちにお金をどんどん動かしていくのは勝手ですよっていう答弁は、なかなか議会としては了承できないですから、これはもう一度、後でよく説明していただきたいと思います。  次に、もう一つ、当初5億円の予算でこの事業を行うということで債務負担行為をつけさせていただきました。先ほど茂田議員の質問の答弁にもあったように、実は下水道事業に対して10億円を拠出しているという形になっています。つまり、その扱いというのはどういう扱いなのか。短くで結構ですから答弁をお願いいたします。 189 ◯議長(倉持 守君) アグリサイエンスバレー推進チームマネージャー。 190 ◯アグリサイエンスバレー推進チームマネージャー(川沼一巳君) これまでも御説明しておりますとおり、アグリサイエンスバレー事業地内の基盤整備に5億円ということで、下水道に関しましては区域外ということになりまして、こちらは5億円と別に下水道の事業費として予算も平成29年5月議会で承認をいただいております。  以上でございます。 191 ◯議長(倉持 守君) 遠藤章江君。 192 ◯11番(遠藤章江君) やはり、最初この事業で心配していたとおり、公共事業っていうのはやることを決定すると、どんどん後はお金を入れていくばっかりなんですよ。議会も議員の皆さんに聞いてみても、説明をしたと言ってもほかの議員はだれもやっぱり理解をしてないんですよ。10億円がこの事業に入っているということをね。  ですから、やはりるる報告、丁寧に報告、こうおっしゃいますけども、議員がわかるまできちんと説明をしていただきたいと思います。  続きまして、SBプレイヤーズですね。今回、農地エリアの1ヘクタールで実証実験をするということなんですけども、SBプレイヤーズという会社は、大手のソフトバンクの子会社だからきちんと仕事をしてくれる、そういう期待を持ってのプレス発表だったんですけども、ソフトバンクの完全子会社1,302社あるんです。そして、関連会社が423社、共同資金企業が26社、大変な規模の会社ですね。ソフトバンクの子会社ではなくて、ソフトバンクプレイヤーズという子会社のそのまた子会社、たねまきという会社のそのまた子会社のたねまき常総が業務を請け負ったっていう形なんですね。どういう事業かというと、トマトを実験的に1年間栽培をする、1ヘクタールで。こういうお話でした。これは、地権者とたねまき常総の契約というのはどうなっているのか。通常、農地を貸した場合は1年間で5万円の借地料が入るというふうな説明だったんですけど、今現在どういうふうになっていますか。そして、地権者が何名いてやられている事業なんでしょうか、1ヘクタールに。 193 ◯議長(倉持 守君) 藤島副市長。 194 ◯副市長(藤島忠夫君) 先ほど下水道事業の中で、我々も議決をいただく中で、全協でも御説明したとおり、事業費は今遠藤議員から御紹介がありました。これを下水道終了の中で投資したものを回収するというふうなスタンスで御説明をさせていただきまして、御了解いただいたということを私から述べさせていただきます。  SBプレイヤーズの契約等々は、事務手続き上の話なものですから、マネージャーから御答弁させていただきます。 195 ◯議長(倉持 守君) アグリサイエンスバレー推進チームマネージャー。 196 ◯アグリサイエンスバレー推進チームマネージャー(川沼一巳君) お答えいたします。
     農地エリアの中の一部農地を借りて試験栽培を行うのはSBプレイヤーズが農業を専門的に行うために設立した、議員おっしゃるたねまき常総という会社であります。こちらは14名の地権者と農地賃貸借契約を締結した上で、ことしの5月に農地法の第3条許可を市の農業委員会に申請しまして、同日に許可を取得したところでございます。農地法の3条の許可が得られたことから、6月1日からたねまき常総が耕作権を取得しております。  以上でございます。 197 ◯議長(倉持 守君) 遠藤章江君。 198 ◯11番(遠藤章江君) ありがとうございました。そうすると、常総市はこの契約には何ら関与していないという解釈でよろしいですか。 199 ◯議長(倉持 守君) アグリサイエンスバレー推進チームマネージャー。 200 ◯アグリサイエンスバレー推進チームマネージャー(川沼一巳君) おっしゃるとおりでございます。 201 ◯議長(倉持 守君) 遠藤章江君。 202 ◯11番(遠藤章江君) ありがとうございました。これは、たねまき常総というのが共同資金企業になるかどうかということと、所有適格法人になっているかということを少しお伺いをしたい。そうすると、所有適格法人になっていれば、これは補助金が入る事業なんです。ですから、補助金が入っているか入ってないか御答弁ください。 203 ◯議長(倉持 守君) アグリサイエンスバレー推進チームマネージャー。 204 ◯アグリサイエンスバレー推進チームマネージャー(川沼一巳君) 農地所有適格法人になっております。補助金はまだ入っておりません。 205 ◯議長(倉持 守君) 遠藤章江君。 206 ◯11番(遠藤章江君) まだ入っていないということは、これから入るんですか。  あともう一つ、地権者にお金を年間5万というのが入るのか入らないのかを含めて、補助金事業でやるのか。補助金事業でやるということは常総市が介入しているということですよね。〔「契約書に神達って書いてあるよ。章江さん、神達市長が契約書を。答弁間違ってるよ」と呼ぶ者あり〕 207 ◯議長(倉持 守君) アグリサイエンスバレー推進チームマネージャー。 208 ◯アグリサイエンスバレー推進チームマネージャー(川沼一巳君) 補助金に関しましては、令和3年4月から本格参入ということで、参入に当たって補助金の検討をしているところでございます。  また、地権者との契約の金額に関しましては、令和3年4月から正式ということで、こちらが年間反当たり5万円ということになります。  以上でございます。〔「間違ってるよ」と呼ぶ者あり〕 209 ◯議長(倉持 守君) 静粛にお願いします。  遠藤章江君。 210 ◯11番(遠藤章江君) すみません、ありがとうございました。  ここでどうして細かく聞くかといいますと、前に戸田建設がTODA農房という会社をやっていますよね。それもやはり同じように実証実験をやって、一生懸命常総市の農業施設園芸のために情報データを集めながらやりますよと言ったのは、3年ぐらい前の話なんですよ。ですから、今そのTODA農房っていうのはどういうふうになっているのか。  あと、今回幾ら鳴り物入りで1ヘクタールを7ヘクタールに将来的にはやりますよと言ったところで、1年間実証実験をやって、これがうまくいかなければ撤退することだってあるわけです。だから、その辺は包括協定書を見ても1年という約束になっていますし、私どもはこの計画を推進してきたというのは、当初カゴメが常総市にやってくるという、そういう触れ込みだったんですよ。  ところが、一般質問をしている間にカゴメが来る話がカゴメのような会社になって、今や今度はミニトマトの栽培になっていっちゃったわけですよ。ですから、カゴメが来てくれればどんなにみんな喜んだかわからない。一部上場企業ですし、トマトの加工品も行っていく。当初、アグリサイエンスバレーというのは、生産、加工、流通、販売までやりますよっていう、そういう約束だったんです。カゴメだったらそれをすべてできる会社なんです。そして、販売は今企業ではやっているように、自分の企業で工場を見学させながら中で物を販売するスタイルでできるわけです。わざわざ道の駅をつくって、そこで物を販売するのではなくて、中に販売組織を持っている企業に来てもらえれば、逆に道の駅をつくる必要もないっていうことなんです。  ですから、その辺で包括協定書を結んでも、本当に実証実験をやった結果を踏まえて、これから1ヘクタールを7ヘクタールに確実にふやしていってくれる。そして、市長は中学生議会でおっしゃいましたけれども、当初3人定住するけども、後々には100人の職員が常総市に定住をしてくれる、こういう話がありました。ですから、その辺がどうなのか、一度御答弁をお願いいたします。 211 ◯議長(倉持 守君) 藤島副市長。 212 ◯副市長(藤島忠夫君) 御答弁させていただきます。  幾つか質問がありましたが、TODA農房は今回の御質問の中に入っていないので答弁は遠慮しますが、たねまき常総、るる会社形態は御説明いただきました。これは包括協定を結ぶ中で、市長もSBプレイヤーズの社長も来て、その中で私どもとのやりとりの中でも、将来にわたってこの地で農業という分野で頑張っていくということを申しいただきました。ただ、民間のお話ですので、それ以上の遠藤議員が求めている答えは、SBプレイヤーズに聞かなくちゃ、たねまき常総に聞かなくちゃいけないというところがあります。  あと、ミニトマト、ミニトマトってちょっとちっちゃいようなイメージをさせていただいていますが、ここでやるミニトマトは高さ6.5メートルの大型の施設園芸で行うミニトマトの出荷でございます。もちろん、需要も供給も考えての計画ということでございます。申しわけありません、その量等は当時話があったんですが、記憶にないものですから、後ほど機会を改めて御報告しますが、正式な7ヘクタールの契約は来年4月に地権者協議会で候補者を決定します。それの中で今手を挙げています、実際であれば名前等々は我々としては来年4月までは言えないんですが、みずから先取りして試験的に先駆的に1ヘクタールという面積で施設園芸を進めるということで進めております。そういうことでの御回答とさせていただきます。 213 ◯議長(倉持 守君) 遠藤章江君。 214 ◯11番(遠藤章江君) ありがとうございました。やはり本音が出ています、民間企業ですから利潤追求。やってみてだめだったらすぐ撤退です。ソフトバンクのような非常に厳しい会社は利益が出なければすぐ撤退すると思います。  そして、TODA農房についてはお答えできないと言うんですけども、3年もやっているんですからね。どういう結果でどういうふうなことをやって、どうだったっていう結果報告が常総市にあってもしかるべきであると思いますが、そういう報告もないっていうことであれば、あまりうまくいってないんじゃないかなっていう、そこそこの予測がつくということなんです。  農地エリアについてさらにお尋ねをしたいと思います。  農地エリアなんですけども、前回全協でのお話では、残り3社、それが残りの7ヘクタールを埋めていくというお話がありました。その会社はどんな会社なのか、簡単に説明していただきたいんですけれども、私が持っている情報では、トマトをつくったりブルーベリーをつくったりする会社だっていうふうに聞いていますけども、どうして今発表できないのか。やはり私たちが望んでいるのは、何度も言うようにカゴメのような会社を望んでいるんです。小さな農業法人とかそういうのではなくて、雇用も経営もしっかりしている一部上場企業のような会社を望んでいるんです。ですから、残りの3社はどんな会社なのか、簡単で結構ですけど御答弁をお願いいたします。 215 ◯議長(倉持 守君) 藤島副市長。 216 ◯副市長(藤島忠夫君) その前の質問の中でお答えしたように、来年4月に決定されますものですから、私どもからの公表は地権者とその担い手の契約行為でございますので、名前の公表は控えさせていただきます。とはいえ、遠藤議員も情報を持っているということでございますが、ここでの回答は控えさせていただきます。  あと、カゴメの話がありました。確かにカゴメに都市エリアの工業団地に来ていただければ、これこそまさしく私もすばらしい企業に来ていただけるということで、その効果もはかり知れないというふうに思っています。これから、また企業誘致は進めていきますので、ただいまの御質問の趣旨を踏まえながら、今後、情報の収集等を図っていきたいというふうに思います。  以上でございます。 217 ◯議長(倉持 守君) 遠藤章江君。 218 ◯11番(遠藤章江君) ありがとうございました。今、副市長からお話が出ましたけども、要するに企業エリアにカゴメが来て、カゴメの農場が農地エリアに来る、これが一番ベストなんです。こういう形になることを執行部から説明されて、私たちは議会で賛成をした、そういう経緯なんです。ですから、引き続き都市エリアに企業が入ってくる予定地、これがどのようになっているのか答弁をお願いいたします。 219 ◯議長(倉持 守君) アグリサイエンスバレー推進チームマネージャー。 220 ◯アグリサイエンスバレー推進チームマネージャー(川沼一巳君) お答えいたします。  企業誘致の進捗につきましては、来年7月にエリア北側の一部のブロックが引き渡し可能となります。現在、事業協力者であります戸田建設で主体的に誘致を進めております。誘致企業に関しましては、食と農に関連した加工流通系の企業ということで誘致をしております。現在、企業誘致エリアに関しましては約19ヘクタールございますが、引き合いの方はこちらが全部埋まるぐらいの引き合いが来ているということで、正式に発表ができる時期になれば発表したいということでございます。  以上でございます。 221 ◯議長(倉持 守君) 遠藤章江君。 222 ◯11番(遠藤章江君) ありがとうございました。私どももやはり正式な契約ができない今、たくさん引き合いが来ている、これだけでは到底信頼はできないですね。実際契約をして、すべて本当に19ヘクタール埋まったら、ああよかったらっていうふうに言えますけれども、それまでどんな会社が来るかもわからない、お話できない、こういうことであると不安が多少残っています。  あと、もう一点。今回開発している土地というのは、何度か執行部に説明をしていますけども、土地が軟弱地盤です、もともと水田だったんで。一番のくいが打てる深層は地下30メートルにしかない。80センチぐらい掘ると水が出てくる。これをどういうふうな手法でやっていくんですかって言ったら、乾田化をやるというお話を聞きました。どういうふうにやるんですかって言ったら、通常、水田に入ってくる水路をとめれば自然に乾くから乾田化をする、そういうお話だったんです。そういうふうにやってできるんだったらやっていただいて結構なんですけども、まず土地改良事業ですね。もしそこにいろいろな建物を建てた段階で、建物が傾いてしまった。あとは、もし都市エリアで軟弱地盤であったために建物が傾いてしまった、ひずんでしまった。こういう事案が発生した場合には、常総市には全く責任が生じてこないのか、こういう問題なんです。もちろん地権者の問題。あとは、請け負った担い手の問題、こういう答弁が返ってくるかもしれませんけども、土地改良事業に至っては、常総市が市営で改良するというお話ですので、当然常総市の責任になってくるのではないかと思うんですけども、これは常総市の責任が生じるか生じないかだけの答弁で結構です。 223 ◯議長(倉持 守君) アグリサイエンスバレー推進チームマネージャー。 224 ◯アグリサイエンスバレー推進チームマネージャー(川沼一巳君) お答えさせていただきます。  土地改良事業に関しましては、畦畔除去、田んぼのあぜになりますが、畦畔除去と乾田化による畑地化ということで、一部道路の拡幅等も行いますので、その中で地盤調査等も行う予定でございます。  先ほど遠藤議員から御質問のありました、市に責任が生じるかどうかに関しましては、生じないということで答弁させていただきます。 225 ◯議長(倉持 守君) 遠藤章江君。 226 ◯11番(遠藤章江君) ありがとうございました。  あと、もう1つ。土地エリアについて実際に起こっていることをお伺いいたします。実は前回、茂田議員、過去においては石川栄子議員が質問しておりますが、現在都市エリアだけではないですね、農地エリア、これを埋め立てているのがつくば市の残土であるというようなお話がありました。埋め立てに使っている土をどこから持って来ているかという場所も特定をされています。前回、副市長の答弁では、県もオーケーを出しているから大丈夫だ、こういうお話でした。通常、常総市の残土条例、茨城県の残土条例においては、持ち込むのは堆積している残土ではだめだ、ストックヤードに置いてある土はだめと、こういう条例がありますが、現在持ち込まれている土はつくば市の某所から持って来ている。そして、その土の中にはコンクリートブロックやビニールや貝殻や、いろいろなものが詰まっているんだという情報だったんですけども、その件について、もし答弁することがありましたら答弁をお願いいたします。 227 ◯議長(倉持 守君) 藤島副市長。 228 ◯副市長(藤島忠夫君) ただいま私の名前が出たものですから誤解のないように答えます。  前回の答弁の中では、県の権限の中で進めているので県から何も指摘を受けてないという表現をさせていただきました。  後半の部分は担当から御説明させていただきます。 229 ◯議長(倉持 守君) アグリサイエンスバレー推進チームマネージャー。 230 ◯アグリサイエンスバレー推進チームマネージャー(川沼一巳君) 搬入土砂につきましては、事業者側と土地区画整理組合、市も立ち会いまして、土のサンプリングの立ち会いをしておりまして、調査結果に関しましても異常はないということを確認しております。  以上でございます。 231 ◯議長(倉持 守君) 遠藤章江君。 232 ◯11番(遠藤章江君) 常総市の残土条例に合わせて考えてみると、ストックヤードに置いてある土は入れられないということだと思うんですね。しかし、土地区画整理組合がやっている事業であればストックヤードの土でも持って来れるという解釈でいいんですね。通常、残土条例でいえば、ストックヤードに積んである土は持って来れないことになっているんです、常総市内に。でも、土地区画整理組合がやっている土地には持って来れるということは、土地区画整理組合の事業であればストックヤードの土を持って来てもいいという解釈でよろしいですか。 233 ◯議長(倉持 守君) アグリサイエンスバレー推進チームマネージャー。 234 ◯アグリサイエンスバレー推進チームマネージャー(川沼一巳君) こちらの事業主体に関しましては、土地区画整理法の規定によりまして認可されました土地区画整理組合でございまして、県の土砂等による土地の埋め立て等の規制に関する条例の規定に当たるため、適用除外となります。  以上でございます。 235 ◯議長(倉持 守君) 遠藤章江君。 236 ◯11番(遠藤章江君) ありがとうございました。  それでは、一つ提案があるんですけどもね。何もつくば市のストックヤードに捨ててある残土を常総市に持ち込まないで、常総市の中で残土が積まれて困っている人がたくさんいるんです。常総市の豊岡で、わずか1週間の間で山のように残土が積まれてしまった例もあるんですね。だったら、何もつくば市のをわざわざ持って来てあげないで、ぜひとも常総市の残土を片づけていただくことはできないでしょうか。結局、土を検査して問題なければ片づけられるわけですよね。土地区画整理組合の事業に土地区画整理法に基づいて使うのであれば、常総市内の残土でもいいわけですよね。 237 ◯議長(倉持 守君) 答弁を求めます。アグリサイエンスバレー推進チームマネージャー。 238 ◯アグリサイエンスバレー推進チームマネージャー(川沼一巳君) そちらに関しましては、事業者側、組合の判断になりますのでよろしくお願いいたします。 239 ◯議長(倉持 守君) 遠藤章江君。 240 ◯11番(遠藤章江君) ありがとうございました。  つくば市に貢献しないで、ぜひとも常総市に貢献していただきたい。常総市の事業ですから、土地区画整理組合の方にお話をして、ぜひ常総市内の残土を片づけていただきたいと思います。  次に、道の駅について御質問したいと思います。道の駅に関しましては、先ほども話してきましたが、当初は道の駅という話はなかったんですね。事業を進めるうちに道の駅が出てきた。そして、土地を買う話も最初はなくて、寄付してくれるという話がだんだんに土地を買う話になってきた。2ヘクタールのうちの7,000平米は、確かに公共減歩という形でもらえるかもしれませんけども、あとの1.3ヘクタールは購入をする、そこに道の駅を建てるっていうことなんです。せっかく戸田建設が買ってくれた土地を、どうして今さらまた常総市が買うのかっていうことなんです。道の駅という名前でなくても、民間がやってくれる事業がたくさんあるはずなんですね。スポーツ施設や温泉施設、いろいろなものがあると思います。それをあえて、どうして2万3,000円だった土地を13万2,000円で1坪、高いお金を出して、10億近いお金を出して買うんですかっていうこと。これに対して合理的な説明をしていただきたいと思うんですけども、今までもう毎日毎日これについては聞き飽きるほど聞きました。公共性があるほうがいいっていう、その一点張りですよね。  ただ、今、常総市ではもっとお金を使わなきゃならないことはたくさんあると思います。民間がやってくれるんだったら民間に任せて、そんな公共投資はしないほうがいいんではないかというのが私の考えなんです。今現在、常総市では第一保育所、第二保育所をつぶす、第四、第五保育所を建てかえなくてはならない、こういう話なんですけども、保育所1軒建てるのに3億5,000万円かかる。4施設全部建てたって、道の駅を建てる費用でおつりが来るんですよ。ですから、この道の駅の事業を本当にこれから進めていくことによって、常総市が本当に潤うのか。その確約というのは、恐らくだれが聞いてもとれないとは思います。いろいろな言い分もあるでしょうけども、今、これからの時代、少子高齢化が進んで人口が減少している常総市において、道の駅をつくることが果たしてそれを解消していくことになるのか。困難な財政がプラスに転じていくことがあるのか。そういうことについてどのように市長はお考えなのか答弁をいただきたい。  そして、もう一つですね。とにかく、いろいろいいことはどんどん外に向かって宣伝をしているようですね。前回、市長のツイッターでは、フジギンというつくばの会社、チョウザメを泳がしているバルブの会社です。そこに行って、道の駅でもチョウザメができるんじゃないだろうか、道の駅でできるんじゃないだろうか、そんな話もありました。具体的な話というのはまだ何も決まってない段階ですから、どうなるかわからないですけども、あまりにも夢を膨らませ過ぎて、本当に効果がある道の駅でなかったらどうなるのかっていう心配が残るんです。そして、中学生議会でも、中学生は一生懸命考えて、あそこで野菜を自分たちが売るのを手伝えないかとか、いろいろ意見を出してくれましたけども、市がやらなくても市長が大好きな包括協定を結べば、民間の企業が来たって土地も貸してくれるし、場所も貸してくれます。  ですから、この事業にどんどん踏み込んでいってしまうことに危険性がないのか、こういう心配があるんです。この件についていかがですか。 241 ◯議長(倉持 守君) 藤島副市長。 242 ◯副市長(藤島忠夫君) ただいまるる御質問いただきました。一応ルールでございますので、一問一答ということで、どの分野をお答えすればいいのか、道の駅の整備費用について御説明したほうがいいのか、今後の展望について御説明したほうがいいのか、少しその辺のところを整理した中で、もう一度申しわけありませんが、御提示願いたいと思います。 243 ◯議長(倉持 守君) 遠藤章江君。 244 ◯11番(遠藤章江君) 順番に御答弁ください。今の順番で順番に御答弁ください。 245 ◯議長(倉持 守君) 藤島副市長。 246 ◯副市長(藤島忠夫君) ですから、一問一答方式なものですから、1問ずつ言っていただいたほうが我々としてはありがたいということを申し添えて、順番どおり御説明を申し上げます。  まず、道の駅の事業費の比較でございます。土地取得費が大きくクローズアップされている中でございます。確かに、まだ金額、常総市が買う金額は提示されておりません。事業費からの想定ということで4万円が今ひとり歩きしているわけですが、上限4万円ということで、まず区画整理内、やはり区画整理事業でやる場合には、先ほどあった減歩の分を引いて1万3,000平米でございます。4万円ですから5億2,000万。施設建設費、これは区域内であろうが区域外だろうが2,000平米の建物は建てるということで8億円を想定しています。ここがそうなんですが、工事費につきましては、いわゆる盛土、調整池、排水工事、舗装工事と、これが公共事業の部分であるんですが、これは単独でやった場合はプラス4億8,000万かかるということでございます。もちろん、国道294号線の交差点等にも2億円程度の予算が、単独でやった場合はかかるということもありますものですから、今の区画整理事業の中で進めるという場合には約15億という形で、金額的にも単独でやるよりも安いという計算想定をしながら我々は進めているところでございます。  一番肝心なところは、一緒にやらないで単独でやるという場合は供用開始、開業までの時間が1年多くかかってしまいます。27年の大水害で計画そのものがおくれてしまいました。それをまたその手法でわざわざ分断して道の駅だけをつくるという中では、開業年度も1年おくれるということでございますので、区画整理内の事業で進めるということで、これまでも議会に御説明し、予算で執行等々についてつきましても御承認をいただいているということでございます。  2点目の今後の将来展望、市長への答弁で、これはルールなものですから、第一義的に私が答弁した後に市長が答弁するというルールのもとに、まず私から御説明申し上げます。  本事業は、地域の産業振興を市民総活躍、交流人口拡大といった、現在進めている常総市の各施策と連動させるとともに、具体的な効果を生み出すためにこれらを進め、定住人口の確保につなげていくということで大きなこの事業が起爆剤となる、なおかつ中学生議会で質疑がありましたように、私たちのところ、僕たちのところにはこんなところがあるんだよ、常総市に遊びに来てくださいねとか、市内に来たら一緒に遊びましょうというような、常総市の市民の誇りとなるような施設にしていきたいということでございます。我々はシビックプライドと言っておりますが、そういう施設になるように考えているところでございます。この施設を訪れた方々や常総に来られた方々が、ただ訪れていただくだけではなくて、道の駅を核とした飲食店、いろいろなお店、観光地等々と連携することによって、ただ1時間、2時間常総市に来るんじゃなくて、そういうところも周遊していただいて、常総市のいわゆる関係人口というものを増大させることによって、定住に結びつけたいという考えのもとにこの事業を進めているところでございます。  私からは以上でございます。 247 ◯議長(倉持 守君) 遠藤章江君。 248 ◯11番(遠藤章江君) ありがとうございました。非常に長い答弁で時間がなくなってしまって本当に大変なんですが。  大体ね、この事業が何で道の駅になったか、私はある程度予想をしてみたんです。ということは、このアグリサイエンスバレー構想、戸田建設、地盤整備にかかっている額が大体20億くらいなんです、基礎地盤整備にかかるお金が。そうすると、やはりこの20億は、常総市に負担してくださいよっていうことだと思うんですよね、恐らく。ですから、自分たちはこの基礎地盤整備にかかった約20億近いお金を常総市に買ってもらって、自分たちのもうけを出していきたい、そういうことなのではないかと思うんです。ですから、あえて常総市が買わなければ、土地をね。自分たちがどこかに売ることになる。だから、それはそれでいいと思うんですね。わざわざ常総市が税金を使って公共事業として投資しなくても、戸田建設は必ずどこかに売るでしょうから、商売としてね。ですから、そういう危険な公共投資をしないで、せっかく買ってもらった土地なんだから民間の戸田建設にお願いをする。そして、道の駅をやったとしても、指定管理者を選んで常総市が直接介入するんではなくて、指定管理者にやってもらうわけですよ、商売は。素人では商売はうまくいかないです。行政が介入してやった道の駅はほとんど失敗しています。ですから、指定管理者、商売のプロの管理者にやっていただく、こういうことになるとは思うんですけども、だったらやらないほうがいいと思うんです。買わないほうがいいと思うんです。どんどん進んでいかないで、もう一回しっかりと検討したほうがいいんではないかというふうに思うんですね。  これは、きょう持って来た那珂市の道の駅、凍結再検討というチラシを持って来たんですね。こういうチラシ。ここに書かれていることが、まさに今常総市の抱えている問題そのものなんです。  まず、一つは教育の充実、福祉の充実など予算を必要としているものはたくさんあります。投資した税金は回収しなくてもよいのでしょうか。この場所で21億円を投資して商売する民間業者はいますか。また、道の駅を研究している尾道市立大学の小川教授が、財政が悪化する中でやみくもに建てるのは危険だ。地域にとって本当に必要なものは何かを考えなければ、いずれ整理されると警鐘を鳴らしている。  全国で1,600も1,700もあるような道の駅で、本当にこれは生き残るのは大変です。今まで皆さんが答弁したいろいろな話を聞いて、とてもとてもワークショップをやって市民から意見を聞いたとかいろいろあっても、それで成功するとはとても思えないです、そんなもので。見学に行って、足の湯があればうちでも足の湯をやってみよう、農産物の直売所をやってみようって。こんなことでは恐らく失敗をする。また、阿見町で道の駅を検討した理由、これは財政上の問題。ふえ続ける借金、これは起債の残高を言っているんです。減り続ける貯金、これは財政調整基金を言っているんです。ですから、今の常総市もまさにこのとおりの財政状況であって、このまま道の駅を進めることがいいのか。  先ほども言ったように7名の新人議員がいるんですから、もう一度きちんと話し合う機会が必要なのではないかというふうに私は思っています。そして、今までのように公共投資をするのであれば、これは私の個人的な考えなんですけども、何も公共投資をして自分が何かやるのではなくて、15億から20億のようなお金をかけるのであれば、常総市が持っている公共用地に最先端の研究をしたいような企業、若手がやっているような、これから芽が出る、必ず日本にないような発言をしてくれる、そういった企業に常総市が15億もかけなくてもいいから、ほんの二、三億でも投資して来てもらう。もし、そういう企業が将来的に日本でだれもやっていない、世界でだれもやっていないような発明をしたり、事業を展開していくことができれば、これは常総市にとっては最大の投資になる。何もどこにもある道の駅で野菜を売ったり、トマトを売ったりするんではなくて、本当に知恵を絞って、将来常総市のリターンがあるような事業に投資をしていく、こういう考え方も一つあるとは思うんです。もし、そういう偉大な発明をするような企業を一つ誘致できれば、隣には筑波研究学園都市があります。それこそ、その発明を中心とした関連企業が必ず常総市に集まってきます、黙っていても。それが本当のアグリサイエンスバレーなのではないかと私は思うんですね。  ですから、だれもがやっていることは後からやったって成功はしません。だれもやってないことをやってもらいたいんです、常総市で。そういったことで、最後になりますが、神達市長の道の駅にかける意気込みとお考えを答弁いただければと思います。  市長です、市長。残り3分ですので市長にお願いします。 249 ◯議長(倉持 守君) 神達市長。                〔市長神達岳志君登壇〕 250 ◯市長(神達岳志君) 遠藤章江議員の質問にお答えをいたします。
     いろいろ御心配をいただいていることに本当に感謝をいたします。まさに、議会でこういった心配な点、アグリサイエンスバレー全体も道の駅も含めて御質問をいただいて、一つ一つの議論が市民の皆さんに見える化をしていくということが、何よりも道の駅を含めてのアグリサイエンスバレー構想の市民全体で課題を抽出しながらそれを解決していって、市民全体の利益になるアグリサイエンスバレー構想にしていきたいというのが私の思いでもございます。  また、どこにでもある道の駅をまたやることはないんじゃないかという御説明もありましたけれども、私はこの前、吉原議員の質問にもお答えをしましたけども、どこにでもある道の駅はつくりません。常総市の道の駅の特徴は、45ヘクタールの中の2ヘクタールです。ほとんどの道の駅というのは、公共用地として道の駅単独で運営しているのはほぼ道の駅ということです。ですから、そこには公共投資が入りますけれども、リターンを望んでいない道の駅が全国の千幾つの道の駅なんです。常総市は、45ヘクタール全体で農地だったものを宅地にかえて、固定資産収入でですよ、道の駅じゃないですよ。都市エリアの部分で、固定資産収入で毎年2億円を見込んでいます。これで、この投資をした部分の道の駅の15億円から18億円はペイできると考えています。このペイができる計算をしている道の駅というのも全国探してもありません。こういった部分でも、常総市の道の駅というものは、生産から加工、流通、販売、またはインターチェンジに直結して294という4車線化をした道路、交通量も考えてですよ、常総市の大きなこれからのチャンスというふうにとらえて期待をしている市民、または農業の生産者がたくさんいます。  やる前から御心配な部分はたくさんもちろんあります。また、ほかの公共用地の使い方についても、今御提案いただきましたけども、それもどんどんやっていきたいですね。これをやめてこっちをやるという話じゃない。このまま何も常総市はやらないで、もちろん人口が減っていく、税収も減っていく。だからこそこういう挑戦をしていく。この挑戦をしないでほかにも投資はできない。だから、新たな挑戦をして、企業誘致をしていって、工業団地で税収というものを新たにつくっていかないと、これから先人口減、また税収減の中で新たな挑戦をしていかなければそこを賄えない。だからこそ、今だからこそこういった議論をしっかり進めていって、市民の皆さんのステージとなる、市民の皆さんの活躍の場となる、市民の皆さんの憩いの場となる道の駅、または農エリア、都市エリアをつくっていきたい、そういうふうに思っております。ぜひ、今後とも心配な点であるとか、ここが疑問である点というものは、どしどし市にお寄せをいただいて、しっかりと市としてもそこに対応できるような形にしていきたいと思いますので、ありがとうございました。 251 ◯議長(倉持 守君) この際、暫時休憩いたします。                 午後2時00分休憩    ─────────────────────────────────                 午後2時10分再開 252 ◯議長(倉持 守君) 休憩前に引き続き会議を開きます。    ───────────────────────────────── 253 ◯議長(倉持 守君) 一般質問を継続いたします。  次に、7番飯島 忠君。                〔7番飯島 忠君登壇〕 254 ◯7番(飯島 忠君) 議席7番飯島 忠でございます。どうぞよろしくお願いします。  通告に従いまして質問をさせていただきます。質問につきましては、大項目がありまして、ここには書かれておりませんけども、農業を魅力ある産業にするための活動についてということが大項目でございます。その中で、中項目としまして、1番中間管理機構制度の活用について、二つ目にスマート農業の取り組みについて、三つ目に農用地内の市道の整備についてでございます。  まず、現状というのですか、農業の人口が減少した、その背景について、私なりの考えを述べたいというふうに思っております。農業は、経営が苦しく、もうからないことから生計が成り立たないという背景があります。生計を立てるために別の道を進んでいくよという人がふえているというのが現状だというふうに思っています。親が農家であっても、農業を継がずに公務員、ここにもいますけども、なったり、また一般企業に就職したりする人はたくさんおります。また、親も農業はもうからない、仕事はつらい、子どもにも継いでほしくないと言い、その親が今現在高齢になって農業の切り盛りができなく、リタイアをする現状でございます。その結果、農地の荒廃、担い手の人員不足が起き、生産基盤の弱体化が起きているということになります。さらに、日本の人口が減少する市場の縮小、食生活の多様化、TPP、欧州の自由貿易等の影響によってコスト競争の厳しい環境に置かれています。  このような状況から、常総市では魅力ある産業の農業を確立させるための常総市農業基本計画が策定されております。また、農業中間管理機構を推進したり、さらには農協、農業委員等々と一緒になって、農業を守って活力ある常総市をつくっていこうとしております。しかし、私から見ても、他の産業と比較すると構造改革がおくれておりまして、なかなか農業ももうかるものにはなっておりません。  そういう中で、1番になるんですけども、農業従事者の高齢化に伴いまして離農者が急増している。離農した農地については、中間管理機構、または近くの認定農家に委託しているのが現状でございます。その中で、離農者からの話ですけれども、中間機構を通すよりも、近くの受け手、要するに認定農家に頼んだほうがいいよというようなことが言われています。そういうことで、集積、または集約がおくれているというふうに思われます。農業の収入を上げるためには、やっぱり集積とか集約を行ってコストの低減を図る、それが一番じゃないかなというふうに思います。  そういう中で、これを担う中間管理機構の取り組んでいる内容の具体的な活動と委託するメリットについてお伺いをいたします。  以上でございます。 255 ◯議長(倉持 守君) 答弁関係者の方は議場にお入りください。  これより答弁を求めます。産業振興部長。              〔産業振興部長小島裕治君登壇〕 256 ◯産業振興部長(小島裕治君) ただいまの飯島議員の一つ目の質問に答弁いたします。  全国的に高齢化や後継者不足により農業従事者が減少する中で、担い手の農用地利用の効率化及び高度化の促進を図り、農業の生産性向上を図るため、平成26年に農地中間管理事業が導入されました。これらの農地中間管理事業は、農地の中間的受け皿となる農地中間管理機構が担い手への農地の集積及び集約化を支援することにより、農業経営の規模が拡大し、収入が増加するほか、同時に生産コストが削減されるため所得も増加することが期待されます。事業を推進するため、県や農地中間管理機構及び市による担い手や各種団体への情報提供をはじめとして、マスメディアを通した情報発信のほか、市広報紙への掲載、市役所庁舎内の市民待合スペースのテレビにおける事業のPR動画等を放送するなどにより、事業利用を啓発しております。  事業を利用するメリットとしましては、借り手である担い手に対しましては10年を超える借り受け期間が設定でき、長期的な営農計画や設備計画が立てやすくなること、また賃料が金銭払いの場合には、借り受け農地の地権者が複数であっても機構が担い手の口座から引き落とし、直接地権者へ支払うことから、事務処理の軽減や手数料が不要となります。分散した借り受け農地は、話し合いにより借り手ごとにまとまった農地となるよう集約が推進されるなどのメリットがございます。  一方、貸し手である地権者に対しましては、10年を超える貸付期間や貸付期間中に借り手が耕作をやめた場合でも、機構が次の借り手を探すため安定した農地管理ができます。また、相続税、贈与税の納税猶予を受けた農地であっても、機構に貸し付けすることにより継続して猶予を受けられます。さらに、貸付期間に応じて、農地に係る固定資産税が一定期間軽減されるなどのメリットがございます。  以上でございます。 257 ◯議長(倉持 守君) 飯島 忠君。 258 ◯7番(飯島 忠君) 農地の中間管理機構のことについては、いろいろ啓発しているよということがわかりました。しかし、まだまだ農地中間管理機構を利用しての集積が進んでいないように見られます。あっちこっちにぽつぽつと歯抜けになっているというんですか、もう自分の土地が散らばっているというような状況になっております。これは、やっぱり地元の担い手とその地権者がなあなあで、ちょっとつくってよ、わかったつくる、じゃ米1俵半ねというような軽い気持ちでやったほうが早い。わざわざそこへ通すよりもいいというようなことで、そういう形になっております。そういうことを考えると、いつまでも集積はできるけども集約はなかなか難しいんじゃないかというふうに思っております。  そこで、今答えていただきましたように、中間機構を利用したらいろいろメリットがあるよ、そういうことを言われました。やっぱりそのことをもっともっとPRしていかなくちゃならないんじゃないかなというふうに思っています。恐らく頭の中では農家の人は理解、理解というか、そういうのがあるなというのは知っています。それがどの程度自分のためになっているのかというのは、多分わかってないというふうに思っています。ですから、PRの方法も今とは違う方を考えてやってみたらどうかなというふうに思います。その辺、いかがでしょうか。 259 ◯議長(倉持 守君) 農政課長。 260 ◯農政課長(猪瀬敏雄君) お答えいたします。  地権者向けのPRと同時に、担い手向けのPRをこれまで以上に強化することが事業の利用を加速させるものと考えているため、これまでのPR方法に加えまして、農地の賃借契約の大半を占める農業経営基盤強化促進法に基づく利用権設定の契約期間が満了する場合には、農地中間管理事業に切りかえしやすいよう送付書類を工夫することや、地権者や担い手の身近な相談窓口となっておりますJA常総ひかりとの密接な連携をとりながら推進していきたいというふうに考えております。  以上です。 261 ◯議長(倉持 守君) 飯島 忠君。 262 ◯7番(飯島 忠君) わかりました。中間管理機構を利用したら多くのメリットがあるよということをいろいろ機会を通じてやるよという話でございます。どうぞ、そのことを忘れずにやっていただきたいというように思います。そのことによって、中間管理機構を利用する人がふえてくるんじゃないかなというように思いますので、どうぞよろしくお願いをいたします。これで1の1の質問を終わりにします。  二つ目の質問に入ります。中間管理機構制度の集積、集約の進捗状況と、集約化を図るための人・農地プランの今後の進め方について説明をお願いいたします。 263 ◯議長(倉持 守君) 産業振興部長。 264 ◯産業振興部長(小島裕治君) お答えいたします。  農地中間管理事業開始から5年を経過し、当市では地域で集積、集約に取り組み、地域集積を現在市内4地区で119ヘクタール、離農する地権者が貸し付ける個人タイプが203ヘクタール、合わせて322ヘクタールの農地が事業を利用して貸し付けられております。平成28年度から30年度までの当市における機構への貸付面積は、県西地域において2番目に多い面積となっております。これまで、市内の4地区の地域集積については集約を伴わず、機構に貸し付ける集積が大半でありますが、一方では担い手間で耕作農地を交換して集約された農地としては10カ所程度となっております。  また、農地中間管理事業の円滑な推進を図るため、平成24年に開始された人・農地プランでは、農業者が話し合いに基づき、地域農業の中心的な役割を果たす中心経営体や地域における農業の将来のあり方などを明確化し、市町村により公表されております。当市では、平成25年度に市内5地区に分けたプランを作成し、毎年度更新してまいりましたが、本年5月の法改正により、人・農地プランをそれまでの実態を伴わない形式的なものから、今後は市町村、農業委員会などの関係者の参加のもとで、アンケートや地図を活用し、地域の話し合いの場において農業者が地域の現状と将来の地域の課題を共有することにより、今後の農地活用を担う中心経営体への農地の集約化に関する将来方針の作成につなげていけるよう、推進することとなりました。市では、プランの見直しが要件となっている国の補助事業の対象地区を優先的に推進することとし、現在、大花羽地区、菅生黄金地区、豊田地区を地域集積の対象地区として進めております。その他の地域につきましては、順次見直しを実施していきたいと考えております。  以上でございます。 265 ◯議長(倉持 守君) 飯島 忠君。 266 ◯7番(飯島 忠君) わかりました。人・農地プランの目的は、農地の集約を図ることであります。その手段として、今、回答がありましたように、実態調査とか農地調査の地図の作成とか、そういうのがあります。そのほかに、大事なのは地域の話し合い等ではないかなというふうに思っています。幾ら地域を決めて補助対象を優先してと言いますけれども、やっぱり皆さんが理解しないとなかなか進まないというふうに思います。そういうことで、話し合いを持っていただければなというふうに思います。地域の関係者、または個々との話し合い、これをやっていただければいいなと思います。  きょうの農業新聞ですけども、こういうことが書いてありました。  担い手は、今3年間増加傾向にあります。担い手農業をということになるんですけども、そういう認定農家の担い手は3年間ありますよと。その中で、話し合いは積極的にやっていますかっていう項目がありました。それも3年間進めていますというような話が書いてありました。これは話し合いをたくさん持つことによって、そういう担い手もふえていくんじゃないかなというふうに思っておりますので、話し合いを大事に大事にして、力のある限り皆さんの支援をお願いできればなというふうに思っていますので、回答をお願いします。話し合う場を市としてサポートできているのか、それを問いたい、そういうことです。 267 ◯議長(倉持 守君) 農政課長。 268 ◯農政課長(猪瀬敏雄君) お答えします。  人・農地プランに関する今回の改正は、地域の話し合いに基づくものを目的としております。地域の話し合いは、農地中間管理事業の地域タイプの会議や地域の農業者が集まる会合、さまざまな機会を利用していくほか、話し合いを円滑に進めるコーディネーターとして行政機関の職員や地域の行政経験を有するOBのほか、特に農業委員、農地利用最適化推進員が中心的な役割を担うことになるため、コーディネーター向けの研修などにも参加する予定でございます。  以上です。 269 ◯議長(倉持 守君) 飯島 忠君。 270 ◯7番(飯島 忠君) 話し合いについてはコーディネーターができる知識、そういうものを持った人を話し合いの場に充てるよということだろうというふうに思います。このことについては非常に力強く感じますので、この辺のところをどんどんやっていただければなというふうに思います。  再々質問になるんですけども、今の担い手、農地なんですけれども、前の話は地区内の話になるというふうに思っています。でも、結構農家をやっている人は自分の地域以外にもたくさん土地を求めてやっています。野菜なんかそうなんですけども、つくば市に土地を持っていたり、下妻市に持っていたりしています。それは、やっぱり野菜なんかは連作ができない。そういうことであちこち求めているというのも現実ですけれども、またそのほかも水田農家あたりも下妻市に土地を持ったりしていますので、その辺のほかの地域との話し合いの場、そういうものについてはどう考えているか御説明をお願いしたいというふうに思います。 271 ◯議長(倉持 守君) 農政課長。 272 ◯農政課長(猪瀬敏雄君) お答えします。  市境に隣接する農地には、隣接市からの入作農家も多く、人・農地プランの話し合いを進める上では入作農家をはじめとして関係機関も含め、話し合いの場を設定していく方向で現在進めているところでございます。  以上です。 273 ◯議長(倉持 守君) 飯島 忠君。 274 ◯7番(飯島 忠君) 今、説明を聞きましたけれども、やっぱり隣接の地域の行政の方、なかなか難しいところがあるんじゃないかなというふうには思っています。その難しいところを乗り越えて話し合いの場をたくさんつくって、常総市は常総市で、この場所は100町歩はだれだれさんですよ、こっちの300町はだれだれですよというように集積をしていただければいいかなというふうに思っていますので、そういう努力をお願いしたいなというふうに思っています。これで1番目の質問を終わりにしたいというふうに思います。  次に、二つ目のスマート農業の取り組みについてでございます。このスマート農業は、先ほどから言っておりますように、農業の担い手の減少、高齢化の進行、労働力不足の解消、農業経営面積の拡大、1人当たりの農業面積の限界を打破する技術革新としてスマート農業が多分叫ばれているんじゃないかなというふうに思っています。このスマート農業は、うまくいけばですよ、魅力ある作業になるんじゃないか。これをどうか市でもやっていただければなというふうに思っています。それに当たりまして、市の新体制はどのようになるのか教えていただければというように思います。  以上でございます。 275 ◯議長(倉持 守君) 産業振興部長。 276 ◯産業振興部長(小島裕治君) 飯島議員の二つ目の1)について答弁いたします。  農業生産力の低下が深刻な問題となる中、現在、労働力不足解消に向け、情報通信技術や人工機能及びロボット技術など最先端技術を活用したスマート農業が注目されております。  スマート農業には、一つ目として農作業の省力化、大規模化、二つ目にきつく危険な作業からの解放、三つ目にだれもが取り組みやすい農業の実現などが期待されており、現在、国や農機メーカーにより農業機械の自動走行化、ロボット技術やAIを活用した収穫の自動化、圃場の観測データとドローン連動による適期施肥や適期防除など、超省力化に向けた開発実証実験が行われております。また、高度な生産技術のデータ化、可視化により、経験が少なくても熟練農家と同等の作物生産を可能にするなど、農業に新規参入しやすい環境づくりも進められております。  現状におけるスマート農業に関する当市の支援といたしましては、国の補助事業を活用した機械導入費の一部補助を実施しております。今年度は、当市の生産者が自動走行のトラクター1台と自動走行の田植え機1台の導入を予定しております。また、計画されている圏央道常総インターチェンジ周辺整備事業、アグリサイエンスバレー構想の中で、大規模農業生産法人によるスマート農業を用いた収益性の高い次世代施設園芸が予定されており、今後は進出企業や農業生産法人による研修会及び視察等を通して、市内の担い手の皆さんにスマート農業の効果を確認していただき、市内全域にスマート農業が波及する足がかりになればと期待しております。  以上でございます。 277 ◯議長(倉持 守君) 飯島 忠君。 278 ◯7番(飯島 忠君) 国は、この事業に昨年51億円投資をしました。69のモデル地区を育成しました。この近くでも下妻市の方がおられるというようなことで、私もこの間ちょっと行ってきました。まだテストですので、すべてがコンピュータでやっているというわけじゃないんですけれども、大きな画面があって、その中で今どういう状況か、先ほど地図というのがありましたけれども、自分の農地がどこにあるかが一目でわかる。その中で何をつくっているのか。また、その人の話では、収穫するときに安易な機能がついていて、この列はことしは収穫が悪かった。だから来年はこうしようというデータを蓄積できるんですよ。そのデータが今、京都といったかな、大阪だったか、そこに一たん行って、それがスマートフォンで見られるんですよというようなことを言われておりました。  そういう中、ことしも同規模で実施するということが農林省で発表をされております。そのことを受けて、常総市でも参加できるような農家を見つけてほしいなというふうには思っております。まだまだ取り組みしたばかりのスマート農業ですが、常総市の担当の方がよくこの内容を理解して、また取り組もうとしていることについては心強く感じますが、このスマート農業はやっぱりお金がかかる。恐らく億の単位だと思います。この間行った下妻の方については、56億を69人で分けて約8,000万ぐらいの農機具、まずそういうシステムというものを国から借りているんですよと。恐らく返すということはないだろうと思いますけれども、億ぐらいの金がかかります。または技術面、土地ですね。新規で始めるよと言ったら絶対土地が必要ですので、土地。または、AIとかICTの知識、そういうものが必要になってくるんじゃないかなと思います。そういう意味からしても、市だけの支援では立ち上げることは非常に難しいだろうなというふうに思います。そういうことで、農協、メーカー、土地改良区、その他の機関との協力、そういうものが必要になってくるんじゃないかなというふうに思います。  そのような中で、常総市としての体制づくりの動きはあるのかどうか、その辺について問いたい。よろしくお願いします。 279 ◯議長(倉持 守君) 農政課長。 280 ◯農政課長(猪瀬敏雄君) お答えします。  ただいま議員からお話ありましたように、国では今年度からスマート農業実証プロジェクトを開始しまして、スマート農業の社会実証を加速するために先進技術を実際の生産現場に導入しまして、2年間にわたって技術実証を行い、技術の導入による経営の効果を明らかにすることとしています。現在、全国でその取り組みが開始され、茨城県では龍ケ崎市の横田農場、そして議員からお話がありましたように、下妻市のライスグリーンイシジマさんが採択されています。市においてもそのような先進的な情報を得るため、今年7月、自動運転田植え機及びドローンによる可変追肥の実演を視察してきたところでございます。  今後、市内におけるスマート農業普及のため、情報収集とともに関係機関との連携を進めていきたいというふうに考えております。  以上です。 281 ◯議長(倉持 守君) 飯島 忠君。 282 ◯7番(飯島 忠君) よろしくお願いします。  再々質問ですけれども、私自身は、この常総市の産業は農業だというふうに思っています。これは日ごろから市長も言っている言葉ですので間違いないだろうというふうに思います。このことから、いち早くスマート農業を広げる手段、そういうものが必要になってくるんじゃないかなというふうに思っています。  その中で、先ほど説明がありましたけれども、今、サイエンスバレーの中で大型規模の農業法人の施設園芸をやりますよという話がありました。これは成功させなければならないというふうに思っています。道の駅をやるかやらないか、こういう事業をやるかやらないか、まだ今もめてるところですけども、私としては、もしやるのであるならば、あるならばですよ。本当にこのことに力を入れてやってほしい、やってほしい。でないと、常総の農家は恐らく変わっていかないだろうなと思っています。このことが成功すれば、恐らく常総市の農家の方々はこれをモデルとして取り組んでいってくれるんじゃないか。そのことがサイエンスバレーで赤字にちょっとなったとしても、ほかのことで波及効果が大きく出てくるんじゃないか、そういうことで税収が上がるんじゃないかなというふうに思っていますので、本当に最大級の、やるのであるならば、先ほど遠藤議員も言っていましたけれども、やっぱり世界一、世界一はちょっと大げさだな。日本一ぐらいの施設をつくって、常総市がこうやってるんだぞ、みんな見に来いやというくらいなことをやらんと、あの道の駅もだめです。だめです。やっぱり何か目玉を持たんといかんと思います。  そういうことで、市としてもできるだけの支援、最大級の支援をお願いしたいというふうに思います。この件についてどうでしょうか。どのような支援をしていくつもりでいるか、ちょっと教えていただきたいと思います。 283 ◯議長(倉持 守君) 農政課長。 284 ◯農政課長(猪瀬敏雄君) お答えします。  国県などの関係機関との連携やスマート農業の先進事例の研究などを通しまして、インターチェンジ周辺事業の農地エリアへの参入法人に対し、積極的に情報提供をしていくとともに、参入後も市内及び全国にその効果をPRしていく予定で考えております。  以上です。 285 ◯議長(倉持 守君) 飯島 忠君。 286 ◯7番(飯島 忠君) 今、答えをもらいましたけども、情報提供だけでいいのかなという面もちょっとあります。あります。でも、今ここまでしか多分考えることはできないだろうとは思いますけれども、将来的なものですから。また、将来になったら違うことも考えていただければなというふうに思います。  私が言いたいのは、市としてできる最大限の支援を行って、成功させて、そして常総市の後継者担い手にスマート農業を導入してもらって、一番なりたい職業は何って言われたときに、農業ですと答えられるような職業になっていただければ一番ありがたいなというふうに思っています。皆さん市の幹部の方がここに集まっておりますので、そういう日本一を目指すような施設をつくっていただきたいというふうに思います。  これで1番の質問を終わらせていただきます。  質問2の2になりますけれども、環境設備等の支援活動が整っているかいないかによっては進捗の度合いが変わるんじゃないかなというふうに思います。そのようなことで、どのようなネットワーク環境設備になるのか内容を伺いたいというふうに思います。 287 ◯議長(倉持 守君) 産業振興部長。 288 ◯産業振興部長(小島裕治君) お答えいたします。  情報ネットワークの環境設備とは少し異なりますが、現在、市では補助事業の紹介や視察研修のお知らせ等を携帯電話のショートメールを活用して認定農業者の皆様にお知らせしております。補助事業に関しましては、国の通知から要望の締め切りまでの期間が非常に短く、郵送による通知では申請が間に合わないケースもあり、携帯電話により迅速にお知らせすることができることから、農家の皆さんからも好評を得ております。  スマート農業の情報ネットワーク環境の整備に関しましては、現在、国や民間企業等で研究開発を進めているところであり、市といたしましても、後継者不足の一つとして重要であると考えており、スマート農業の推進に向け、県が主催する先進技術講座等に参加するなど情報収集に努めているところであります。今後も国県や農機メーカーの動向を注視しながら進めてまいります。  以上でございます。 289 ◯議長(倉持 守君) 飯島 忠君。 290 ◯7番(飯島 忠君) 私もよくわからないところがたくさんあります。私なりに、今ネットワークについて、インターネット、または農機のメーカー、常総市でいえばクボタ、ヤンマーの営業所があります。また、下妻に行けばイセキがあるんですけども、その3カ所を営業の担当者にどういうネットワークでやっているんですかっていう話を聞きました。でも、なかなかこれといった回答がありませんでした。それは、まだそこまで取り組んでいないというのが現状でございます。そういうことで指導もしてないしということを言っていましたけども、それでも常総市の中には、圃場管理というものをスマート農業の一環として始まりましたよという農家がありました。そこも、私は行ってきましたけれども、そこも同じように種まきからいろいろあるんですけども、来年のデータをいっぱい蓄積しておりました。  あと、そういう中で人工知能を持ったAIとかロボット、衛星測位システムを持ったGPSを利用したコンバイン、トラクター、自動運転小型無人機、通信情報技術を取り入れた自動装置とか圃場管理とか、そういうものは私も幾ら調べてもわからないんですけども、営業所に行った限りでは、今メーカーがやっていますから大丈夫ですよということを言われました。そういうことで、ハード面についてはそれでいいんじゃないかなと私は思ったんですけれども、できればもっと勉強したいなというふうに思っています。でも、ソフト面については、今、回答がありましたように、携帯電話とかでいろいろ情報を交換する、指示するというものも大事になってくるんじゃないかなというふうに思います。国とか、県とか、市とか、認定農家、各メーカーからそういう情報を市でもらったら、すべての人が共有できるようにしてほしい。そして、そのことを共有するために講習会とか、そういうものの強化をお願いしたいなというふうに思っています。  これで、大きい2番目の質問を終わりにしたいというふうに思います。 291 ◯議長(倉持 守君) 次の質問に移りますので、答弁関係者の入れかえをお願いします。
     飯島 忠君、質問を継続してください。 292 ◯7番(飯島 忠君) 3番目の農用地内の市道の整備についてでございます。1)といたしまして、未補修の農地の市道についてどのような管理体制をとっているのかお伺いしたいというふうに思います。 293 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。都市建設部長。              〔都市建設部長木村茂樹君登壇〕 294 ◯都市建設部長(木村茂樹君) 御質問の未修復の農用地の市道の管理体制についてお答えをさせていただきます。  市道の未修復箇所等の管理体制につきましては、現在、週2回を目安に職員が道路パトロールを実施しております。その際、車両の通行に支障を来す陥没や深いわだち等の補修が必要な場合には、簡易的な補修であれば職員によって即時対応をしております。しかし、市道の総延長が1,500キロメートル以上と長いため、幹線道路や生活道路でない交通量の少ない農地内の市道につきましては、パトロールでは隅々まで目が届かないことから、区長や市民の皆様からの連絡や依頼をもとに現場を確認し、その都度対応をさせていただいております。  以上です。 295 ◯議長(倉持 守君) 飯島 忠君。 296 ◯7番(飯島 忠君) わかりました。しかし、住宅街の市道と違いまして、農道は本当にもう街灯もありません。さらに、自然的になるかわかりませんけども、木とか草とかがいっぱい倒れたり伸び放題になっております。そういう障害物があるんですね。また、隅のほう、これは自然の雨風によって崩壊したり陥没等が起きております。確かに滅多に行かないことから気づかないというものもあります。本当に1年に二、三回しか行かない。だから自然のままでいると崩れていることがわからない。そういうところに車で行くということで、人が転倒したり、または車が落ちたよというような結構事故、災害が発生をしております。でも、自分だけのことですから警察を呼ぶとかそういうことはありませんけれども、何とかトラクターとかそういうものを持って行って引き上げるよというようなことをして終わってしまっております。また、気づいてもということになるんですけども、滅多に行かないよというようなことからそのままになってしまう、来年までそのままになってしまうよということもあります。そういう事故があって危ない目に遭ったり何かして連絡をするというようなことになるんですけれども、農道というのはその時期しか行かない。そうすると、その時期にちゃんと補修をしてもらわないと1年間使わないということになります。  そういうことから、そういう圃場の市道については早急な対応をお願いしたいというように思っています。どうぞよろしくお願いをします。  これで、3の1の質問を終わりにしたいというふうに思います。  3の1を終わりまして、3の2の質問に入りたいと思います。  地域の方から道路の補修についてこういう質問を受けました。道路補修は前から頼んでいるんだけども、なかなか直らないんだよ。また違う人からは、いやおれが頼んだらすぐ直ったよというような話があります。そうしたら、頼む人によって違うのかなという感覚が出てくるんですね。ですから、この辺のところを、恐らく人によってじゃないとは思うんですけれども、どういう計画で、どういうやり方で優先順位をつけて対応しているのかお伺いしたいというふうに思います。 297 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。都市建設部長。 298 ◯都市建設部長(木村茂樹君) お答えいたします。  破損箇所の修復につきましては、1)でも答弁させていただいておりますが、緊急を要し、簡易的な補修であれば職員が即時対応をしております。また、道路の陥没など通行に支障を来す重大な危険を伴う補修につきましては、舗装や大規模な工事となるため、緊急性や危険性などをかんがみて早急に必要とする工事箇所から予算を確保し、業者に委託をして工事を実施しております。  なお、今年度におきましては、幹線道路、生活道路及び農道を含めた緊急性や危険性を伴う箇所の補修に対応するため、補正予算を計上しております。  以上です。 299 ◯議長(倉持 守君) 飯島 忠君。 300 ◯7番(飯島 忠君) できるだけ早い対応をお願いできますようにお願いをします。  道路なんですけれども、私らから見ると人が住んでいる道路でも農道でも、そこを利用する人にとっては本当に生活道路であります。そして、またそれは経済道路でもあります。あそこはあまり通らないから後でもいいよ、こういうことじゃなしに、安心して通れるような道路づくり、またそういう維持管理をお願いしたいなというふうに思います。  これは通告はしてないんですけれども、最後にちょっとお願いなんです。お願いですから答弁はいいです。  どうも農道を見ていると、非常に壊れるのが早い。本当に早い。これは問題がいろいろあると思います。例えばトラクター、今までだったら20馬力か30馬力のトラクターが走っていました。今は100馬力以上ですよ。コンバインも小さい2条刈りとか5条刈りのあれだけども、今はキャビンをつけたすごいコンバインになっています。もうトン数にいったら2トン、3トン、もっとトラクターで1.5とか2とかありますから、もっとあるかもわかりません。四、五トンあるかもわかりません。また運搬機、そういうものもたくさん載せるために重量化になっています。米なんか積んだら2トンか3トン、そのくらいになりますね。  また、昔は農地とかそういうものを直すときにスコップと万能を持ってぽんぽんとやっていたんですけども、今そういうことをやっている人はいません。大体、建設機械が持っているような大型のユンボとかそういうもの持っていって、畦直しとかそういうのをやるようになっています。  そういうことで、非常に重量のある農機具、そういうものがどんどん入ってきております。今後も、今言ったようにスマート農業を始めるようになってきたら、これはもう恐らく200馬力ぐらいのトラクターも出てくる可能性があります。結構車と違ってトラクターとか農機具はスピードが遅い、振動が大きい。だから、軟弱な地盤のところに舗装して砂利をばらまいてもすぐに壊れる。そういうことがありますので、恐らく農道の整備するコンクリートの厚さとか基盤とか基礎とかは、道路に比べて基準がちょっと違うかなというふうには思っているんですけれども、その辺を踏まえて頑丈につくっていただければというふうに思いますので、どうぞよろしくお願いをいたします。  以上でございます。 301 ◯議長(倉持 守君) この際、暫時休憩いたします。                 午後3時02分休憩    ─────────────────────────────────                 午後3時25分再開 302 ◯議長(倉持 守君) 休憩前に引き続き会議を開きます。    ───────────────────────────────── 303 ◯議長(倉持 守君) 一般質問を継続いたします。  次に、17番喜見山 明君。               〔17番喜見山 明君登壇〕 304 ◯17番(喜見山 明君) 皆さん、こんにちは。最後の質問です、本日。傍聴の方、お忙しいところありがとうございます。  それでは、通告に従いまして17番喜見山 明、質問させていただきます。  まず、最初に中小企業振興基本条例についての1番で、一般質問は議員が市民の代弁者として市民の市政に対して理解を深めるために質問、意見、要望を行うものであります。すべての質問に対して、だれが、だれに、何を、いつ、どこで、なぜ、どのようにの明確な答弁をお願いいたします。  まず、常総市の地域経済の中核をなす中小企業が活力を失うことは、地域社会を衰退させることにつながります。そのような事態を防ぐためにも、中小企業の振興を常総市の地域振興における重要な行政運営の柱とし、中小企業振興政策を積極的に推進し、常総市経済を活性化させ、あわせて市民生活の向上を図るため、中小企業振興基本条例の制定に関し、以下について伺います。  1)中小企業振興基本条例制定の市の見解。よろしく答弁をお願いいたします。 305 ◯議長(倉持 守君) 答弁関係者の方は議場にお入りください。  これより答弁を求めます。産業振興部長。              〔産業振興部長小島裕治君登壇〕 306 ◯産業振興部長(小島裕治君) それでは、喜見山議員の一つ目の質問にお答えいたします。  中小企業振興条例につきましては、県内では茨城県が2004年に、日立市が2018年に中小企業振興の基本理念、中小企業などの役割及び中小企業施策の基本方針などを定めております。当市におきましては、本年5月に議員の皆様にお配りしました常総市の産業振興ビジョンにおきまして、既に当市における産業の方向性について商業、工業、観光、道の駅との連携といった四つの観点から新しい価値を見出すために、一つ目としては具体的な取り組み、二つ目に短期、中長期的な目標値の設定、三つ目に期待される効果についてお示ししております。  常総市の産業振興ビジョンの計画期間は2019年から2023年の5カ年となっており、その間の市民からの御意見や社会情勢ニーズに対応できるよう、柔軟性のある計画として産業の振興、中小企業の振興に役立てていきたいと考えております。  議員のおっしゃるとおり、中小企業の振興のために条例の制定は重要であると考えておりますが、まずは条例化ではなく、本年度作成しました産業振興ビジョンを計画どおり確実に遂行できることを一番に考えていきたいと存じます。  以上でございます。 307 ◯議長(倉持 守君) 喜見山 明君。 308 ◯17番(喜見山 明君) 産業振興ビジョンでは、数値目標が掲げられているが、その実現に向けた取り組みは。 309 ◯議長(倉持 守君) 商工観光課長。 310 ◯商工観光課長(古谷 篤君) それでは、お答えいたします。  産業振興ビジョンの計画ですが、先ほど部長から答弁がありましたとおり、2023年までの5カ年の計画となっております。四つの分野の目標を達成するために一、二年先までの短期計画、それから5年先までに実行する中長期計画で構成されております。  具体的な取り組みですけれども、まず商業ですが、年間販売額7%増を数値目標といたしまして、短期計画の一つとしましては、常総創業経営革新塾、ビジネスプランコンテストの開催、こういったもので、それに合わせまして空き店舗の調査、こちらを一体的に取り組み、創業支援によりまして新たな創業者を支援するということでまちの活性化を図りたいということです。  その次に工業ですが、製造品出荷額13%増を目標値といたしまして、短期計画の一つとしましては、中小企業の人手不足を解消するために雇用対策を実施したいというところです。  観光ですけれども、年間入場者数30%増を数値目標としまして、短期計画の一つとしましては、現在あります施設、あすなろの里とか吉野公園、こちらの魅力を発信しまして入場者数をふやしたいというふうな取り組みでございます。以上が実現に向けた取り組みの一例となってございます。  それから、数値目標はない四つ目の道の駅との連携という形ですが、将来、今後整備されます道の駅に合わせまして連携ができないかという検討をするという計画になっております。  以上です。 311 ◯議長(倉持 守君) 喜見山 明君。 312 ◯17番(喜見山 明君) わかりました。  次に、2)の中小企業振興に関するこれまでの取り組みということでお願いいたします。 313 ◯議長(倉持 守君) 産業振興部長。 314 ◯産業振興部長(小島裕治君) お答えいたします。  初めに、商業についてですが、事業者の高齢化や後継者不足といった問題に対し、創業者をふやす取り組みを行っております。  まず、空き店舗調査により、空き店舗の持ち主に今後の利用の意向を聞き取りし、貸し出し可能な物件を希望者にあっせんすることを行っております。  続きまして、空き店舗を活用し、事業を始めたいという方には、空き店舗活用補助金により家賃補助、改修費補助が受けられ、初期費用の負担軽減を図っております。また、常総創業経営革新塾といった経営のノウハウを学ぶセミナーの開催や、ビジネスプランコンテストといった優秀なビジネスプランに対しまして、活動資金を授与する事業を行い、創業機運の醸成を図っております。  中心市街地の活性化を図る目的としましては、中心市街地活性化支援補助金を活用しまして、まちのにぎわいを創出する団体に対しまして活動費の補助などを行っております。  続いて、工業についてですが、工業団地内の環境整備に係る要望、苦情等につきましては、その内容ごとに担当部署がかわることから、すべての相談に対し商工観光課が窓口となって対応することで迅速な対応を図っております。また、緑地率を緩和することで、新たな企業の立地を促進するとともに、既に立地している企業については、増設等による設備投資がしやすくなるなど生産力の向上を図っております。  金融につきましては、借り入れの際の事業者の負担軽減を図るため、低金利で融資が受けられる自治金融、振興金融制度の利用促進や保証料の一部補助なども行っております。  雇用につきましては、求人情報の提供や市報に企業紹介を連載するなどしてPRを行っております。また、3月に茨城労働局と雇用対策協定を締結したことにより、企業、常総公共職業安定所、商工会と連携を図り、具体的な施策の検討を行ってまいります。  以上でございます。 315 ◯議長(倉持 守君) 喜見山 明君。 316 ◯17番(喜見山 明君) ただいまの答弁の中で、常総創業経営革新塾、ビジネスプランコンテストの実績についてお聞きしたいです。 317 ◯議長(倉持 守君) 商工観光課長。 318 ◯商工観光課長(古谷 篤君) お答えいたします。  まず、創業経営革新塾の受講者数ですけれども、平成29年が8人、平成30年が6人、令和元年、今年が11人となってございます。そのうち創業された方、新たにお店を開いた方、事業を開始された方ですけれども、平成29年度が1名、平成30年が3人となっております。令和元年度はまだこれからということでございます。  次に、ビジネスプランコンテストですが、出場者数が平成29年が4人、平成30年が10人で創業者数が平成29年3人となってございます。平成30年度に大賞を受賞された方に関しては、今年度内に創業する計画で進めておりますが、まだ創業には至っていない状況です。今年度もビジネスプランコンテストは開催いたしますので、議員のお知り合いの方で新しく商売を始めたい方とか、事業展開をしたい、新しく違う事業に展開したい方とかいらっしゃいましたら、ぜひこのビジネスプランコンテストに出場いただいて大賞をいただければ、賞金という形もありますので、ぜひ御紹介いただければと思います。よろしくお願いいたします。 319 ◯議長(倉持 守君) 喜見山 明君。 320 ◯17番(喜見山 明君) わかりました。  それでは、3)の中小企業振興に関するこれからの取り組みということで質問いたします。 321 ◯議長(倉持 守君) 産業振興部長。 322 ◯産業振興部長(小島裕治君) 3番目の質問にお答えいたします。  地元中小企業の皆様から雇用問題については多く聞かされておりまして、喫緊の課題と認識しております。先ほど答弁しましたとおり、ことしの3月に茨城労働局と雇用協定を締結したところでございます。その雇用対策協定に基づき、企業、常総公共職業安定所、商工会と連携を図り、事業計画を策定する予定でございます。  したがいまして、中小企業振興に関する新たな取り組みといたしましては、雇用対策運営協議会において事業計画を早期に策定し、中小企業の雇用問題に対して支援していきたいと存じます。現在の雇用対策に関する具体的な進捗状況は、ことし5月に第1回目の雇用対策運営協議会を開催し、茨城労働局、公共職業安定所、商工会の皆様と市の雇用状況の現状と今後の対策について協議いたしました。その後、雇用対策運営協議会の下部組織として公共職業安定所、商工会、さらには地元企業の皆様にも参加をしていただき、雇用対策協定に基づく事業計画策定のための事業検討会議を2回開催いたしました。その内容としましては、外国人雇用に関するセミナー、高校生を対象とした企業見学バスツアー、企業説明会の開催、ポリテクセンター茨城において実施するものづくり体験教室への地元企業の参加、また市内企業をもっと身近に感じられるよう、新たにホームページ等の開設でございます。  この事業案をもとに、先ほど御説明しましたとおり、早期に雇用対策運営協議会を開催し、計画を策定して、公共職業安定所、商工会と連携をとりながら雇用対策の事業を展開していきたいと存じます。よろしくお願いいたします。 323 ◯議長(倉持 守君) 喜見山 明君。 324 ◯17番(喜見山 明君) 雇用の問題というのは非常に大変な状況で、これは私もわかっているんですけども。  次に、商工会との連携を図るという答弁だったんですが、具体的な取り組みについてお聞きしたいです。 325 ◯議長(倉持 守君) 商工観光課長。 326 ◯商工観光課長(古谷 篤君) お答えいたします。  市では、商工会に対しまして、商工会が行う地域商工業の振興、事業者の経営改善を図る事業に対し、市から補助金を出してございます。補助金の交付に関しまして、その業務が適正に行われているか2年ごとに指導、検査を市が実施しております。その内容について、当然指摘もできるというところでございます。  それから、議員が求めております中小企業の振興、これに関しましても商工会の経営発達支援計画、こういったものが商工会でありまして、評価検討委員会に私と部長も参加しております。この際、中小企業の経営アドバイス面でもうまく機能しますよう、今後も商工会と連携を図っていきたいと考えております。  そのほか、自治金融、振興金融、先ほど部長からも答弁ありました内容ですけども、融資の審査におけるこういった事務委託も商工会にお願いしてございます。  当然、先ほどから出ています産業振興ビジョン、こちらの策定に関しましても、商工会の会長だったり、商工会の方にも参加いただきまして、助言、御意見をいただきまして、連携を図って産業振興ビジョンを策定したという経過でございますので、今後も商工会と連携しながら中小企業も応援できるように働きかけたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたしたいと思います。  以上です。 327 ◯議長(倉持 守君) 喜見山 明君。 328 ◯17番(喜見山 明君) ただいま答弁をいただきました。融資に関して行ってくれるという問題ですけど、設備投資でしたら簡単に出るんですけども、人材育成とか雇用のためになかなか融資が受けられないという事情だと。話をしてやっていく分には簡単ですけども、非常に難しい問題ですから、ぜひ頑張っていただきたいと思います。  また、現実の昨今で私のところへもいろいろ情報が入るんですけども、日本の中小企業の60%が消費税を納められない。うちの経理士も名前は言いませんけども、宣伝になっちゃう、コマーシャルになっちゃうけど、言っています、統計で出ていると。非常に大変な状況なので、市長、できましたら市長のお考えがあれば、どういうふうに進めてくれるとか、私からもこういうふうに力を入れて、これは非常に常総市だけじゃなく、地方の中小企業というのは非常にまいっているものですから。その辺、常総市も衰退しちゃうので、市長に力を入れてもらいたいんですよね。執行部とああじゃない、こうじゃないとやるのは簡単なんですけども、理屈ではいかないものなので、ぜひ市長がこういう思いで力を入れますから、喜見山議員、一生懸命頑張ってくださいくらいの何かがございましたら、市長。急なので、ちょっと市長も簡単にはいかないと思うので、市長の力を言っていただけましたらありがたいんですけども。 329 ◯議長(倉持 守君) 神達市長。                〔市長神達岳志君登壇〕
    330 ◯市長(神達岳志君) 喜見山 明議員の質問にお答えをいたします。  議員がおっしゃるとおり、中小企業の振興というのは常総市にとっても地域経済を支える意味で大変重要になってくると思います。  今の部長、また課長から答弁をさせていただいたとおり、常総市は昨年、おととしくらいからやっぱり雇用問題という部分に注目をして、雇用対策協議会というものを作成いたしました。それだけでなくて、こういった部分も中小企業の皆さんの中でもさまざまな活動団体がございます。常総市工業懇話会、工場協会、ロータリークラブ、ライオンズクラブ、青年会議所、商工会等々いろいろな団体と、私自身も定期的に意見交換をしております。そういった中での成功事例も多々出ております。これは、やっぱり異業種の連携であったりとか、1業種だけでなくていろいろな業種が連携することによって、一つのニーズを達成できるような企業同士の連携というものも盛んに行われております。そういう事情も含めて、プラス今一番苦戦をしているのは商店街だと思います。こういう商店街に関しましても、これから9月、10月の水海道商店街も含めて、また来年になると思いますけれども、石下の中央商店街、または東部拠点、こういったものの整備をどういうふうにしていくかというものも対話を持ってやっていきたいと思います。やっぱり事業者の声、困り事、または新たな提案というものは、行政にない新たな斬新なアイデア等々もございますから、そういった部分も連携をしながら、新しく積極的な支援策というものも打ち出していきたいと思いますので、喜見山議員も頑張っていただければありがたいと思います。  以上です。 331 ◯議長(倉持 守君) 喜見山 明君。 332 ◯17番(喜見山 明君) 市長、ありがとうございました。非常にこれは難しい問題ですけど、執行部の皆さんが頑張っていただかないと、今市長からも話があった商店街が一番本当に衰退している状況で、大変な状況。また、中小企業がものづくりにしても製造業にしても、大変どうしていいか、どうやっていいか、やめるかということで、非常に悩んでいるので、これは行政で力を入れていただかないと大変な状況になっていますので、ぜひとも進めていただきまして、私もまた2回、3回と質問をさせていただいてやっていきますので、気がついたことがありましたら一緒に手を組んで頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします。 333 ◯議長(倉持 守君) 次の質問に移りますので、答弁関係者の入れかえをお願いします。  喜見山 明君、質問を継続してください。 334 ◯17番(喜見山 明君) 2番の会計年度任用職員制度について、平成25年5月11日、地方公務員法、地方自治法の一部が改正され、これまで地公法第17条一般職非常勤職員、第22条2項5号、臨時的任意職員を適用して任用され、常総市に働く多くの方々は新たに会計年度任用職員という名称で任用され、ただすことになります。令和2年4月1日施行に向け、常総市でも条例や規則の改正手続きが必要です。本来であれば、遅くとも平成31年3月会議までに条例や規則等の制定改正が行われ、平成31年春から会計年度任用職員の募集活動に必要でした。しかし、現時点においては、条例や規則の制定改正手続きが行われておりません。市の考え方と具体的な取り組みに関して、以下詳細に伺います。  1)会計年度任用職員制度の条例、規則の改正制定に関する市の考え方。 335 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。総務部長。               〔総務部長沼尻秀子君登壇〕 336 ◯総務部長(沼尻秀子君) 喜見山議員の御質問にお答えいたします。  喜見山議員がおっしゃいましたとおり、会計年度任用職員制度は令和2年4月1日から導入される制度であり、地方公共団体における臨時職員、非常勤職員の適正な任用や勤務条件を明確にするものでございます。この制度により、期末手当等の支給が可能となる一方、守秘義務や職務専念義務といった服務規程が適用され、その運用が求められます。  現在、関係各課に対し、臨時職員、非常勤職員の配置状況や業務内容、勤務形態を確認し、会計年度任用職員と特別職非常勤職員といった職の整理や報酬の設定を進めているところでございます。あわせて、円滑に制度が導入できるよう、条例等の整備を行っております。議員がおっしゃっておりました総務省の会計年度任用職員制度導入に向けた事務処理マニュアルには、2019年春までに条例化という想定スケジュール案が確かに出ておりますが、必ずしも春までに改正しなければならないということではございません。当市としましては、11月定例会議に条例改正について上程する予定でございますので、よろしくお願いいたします。 337 ◯議長(倉持 守君) 喜見山 明君。 338 ◯17番(喜見山 明君) ありがとうございました。雇用形態はさまざまでしょうが、常総市において臨時職員、非常勤職員は何人配置されているかお伺いします。 339 ◯議長(倉持 守君) 総務課長。 340 ◯総務課長(吉山貴司君) お答えいたします。  平成31年4月末の配置状況でございますが、臨時または非常勤の職員は合わせて319名となっております。  以上でございます。 341 ◯議長(倉持 守君) 喜見山 明君。 342 ◯17番(喜見山 明君) ありがとうございました。行政サービスの提供に当たって大きな役割を担っていると思いますが、11月の上程に向けて準備を進めていただければと思います。  それでは、二つ目の質問で、平成31年度春から会計年度任用職員の募集活動の取り組みについて尋ねます。 343 ◯議長(倉持 守君) 総務部長。 344 ◯総務部長(沼尻秀子君) お答えいたします。  会計年度任用職員の募集につきましては、まず新規採用職員や再任用職員の人数を把握した上で、会計年度任用職員として採用する人数を決定し、従事する業務内容、賃金、労働時間などの勤務条件を明示し、年明けには広報、ホームページ等で広く募集を行う予定でございます。  以上でございます。 345 ◯議長(倉持 守君) 喜見山 明君。 346 ◯17番(喜見山 明君) 御質問いたします。現在の臨時職員、またはこれからの年度任用職員の募集について、当事者の皆さんが不安にならないように早目にしていただくことはできないか、伺いたいと思います。 347 ◯議長(倉持 守君) 総務課長。 348 ◯総務課長(吉山貴司君) お答えいたします。  現在、11月議会への条例提案に向けまして準備を進めているところでございますが、円滑な制度導入のためには専門的なノウハウや財政的なシミュレーション等が必要となってまいります。条例、予算等が整い次第、随時周知してまいりますので、御理解のほどよろしくお願い申し上げます。  以上でございます。 349 ◯議長(倉持 守君) 喜見山 明君。 350 ◯17番(喜見山 明君) 当事者の方、または市民の方々が不安にならないように準備を進めていただきたいと思います。  三つ目に会計年度任用職員制度に関する今後の取り組みについて伺いたい。 351 ◯議長(倉持 守君) 総務部長。 352 ◯総務部長(沼尻秀子君) お答えいたします。  まずは総務省通知に基づき、給付や勤務条件などの条例整備を進めてまいります。その上で、全庁向けの制度概要説明を実施し、職員はじめ、現在勤務している臨時職員の方にも周知を行ってまいります。  また、採用に当たっては、職務遂行に必要な能力を有する人を任用できるよう選考を行い、会計年度任用職員制度が円滑に導入できるよう進めてまいります。  以上でございます。 353 ◯議長(倉持 守君) 喜見山 明君。 354 ◯17番(喜見山 明君) なかなか、これは大変な問題なんですよね。  次に質問させていただきます。  会計年度任用職員の任期が終了したら再度任用することができないのか伺いたい。 355 ◯議長(倉持 守君) 総務課長。 356 ◯総務課長(吉山貴司君) お答えいたします。  会計年度任用職員につきましては、任期ごとに客観的な能力実証を経て再度の任用することができるものでございます。  以上でございます。 357 ◯議長(倉持 守君) 喜見山 明君。 358 ◯17番(喜見山 明君) それでは、最後ですが、もう一点お伺いいたします。  会計年度任用職員制度を導入する目的として、任用等の厳格化を図るとされている。今現在も職員の方々は緊張感を持って仕事をされていると思うのだが、これに伴い、職員数の削減、もしくは臨時職員の方の削減を考えているのか。特に、現在働いている臨時職員をてんびんにかけて職を失う人が出ないようにしなければならないと思いますが、いかがですか。 359 ◯議長(倉持 守君) 総務課長。 360 ◯総務課長(吉山貴司君) お答えいたします。  現在、条例の整備と同時に、現在の臨時職員、非常勤職員の任用実態を把握し、任用根拠の明確化、適正化を図った上での制度設計を行う予定でございます。過去の配置状況をかんがみながら適正配置に努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 361 ◯議長(倉持 守君) 喜見山 明君。 362 ◯17番(喜見山 明君) 人間のやることですから、適正といってもなかなか難しいと思いますが、今話したように、てんびんにかけられていく。ただ、適正職場というか、その性格が好みというか、こちらの仕事は大好きだとかこちらが嫌いだとかという問題があると思うんですけども、その辺はしっかりと今後やっていただきたいと思います。  それでは、市民の皆様が不安にならないように、これから11月会議上程に向けて制度が円滑に進むように尽力をお願いして最後とします。非常に難しいことなので、しっかりと上程してやって、お願いしたいと思います。これは奥が深いので、再度また質問をさせていただきます。  以上、最後で終わりにします。ありがとうございました。    ─────────────────────────────────  散会の宣告 363 ◯議長(倉持 守君) 本日の一般質問はこの程度にとどめ、散会といたします。御苦労さまでございました。                 午後3時58分散会 当サイトのコンテンツ(文章、画像、図表)は、常総市議会の著作物です。無断で複製、転載することを禁止します。 Copyright (c) Joso City Council Minutes, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...