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  1. 常総市議会 2019-08-01
    常総市:令和元年8月定例会議(第10回会議) 本文


    取得元: 常総市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-12
    本文へ移動 ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1              〔議長倉持 守君議長席に着く〕  開 議 ◯議長(倉持 守君) 皆さん、おはようございます。  御報告申し上げます。ただいまの出席議員数は21名であります。    ─────────────────────────────────                 午前10時00分開議 2 ◯議長(倉持 守君) これより第10回会議を開きます。  別紙会議日程により議事を進めます。    ───────────────────────────────── 3 ◯議長(倉持 守君) 日程第1に入る前に、会計管理者より発言の申し出がありましたのでこれを許可いたします。会計管理者。               〔会計管理者宮田道夫君登壇〕 4 ◯会計管理者宮田道夫君) おはようございます。皆様にお配りいたしました決算説明書をごらんいただきたいと思います。2ページをごらんください。  8月28日の第9回定例会議におきまして、認定第3号平成30年度常総市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算についての説明の中で、歳入歳出差引額を3,270万102円と御説明申し上げましたが、327万102円が正しい数値でございます。誠に申しわけございませんでした。発言の訂正と資料の差しかえをお願い申し上げます。    ─────────────────────────────────  日程第1 一般質問 5 ◯議長(倉持 守君) 日程第1に入ります。  一般質問を行います。一般質問の通告者は全部で17名であります。通告順に発言を許します。  なお、質問並びに答弁は簡潔明瞭に行うよう、議事進行に御協力をお願いいたします。  最初に、21番堀越道男君。                〔21番堀越道男君登壇〕
    6 ◯21番(堀越道男君) 21番堀越道男です。一般質問をさせていただきます。  久しぶりの初めてのトップバッターでありますが、これは理由があってどうしようもない思いでここに立っております。そのことをつけ加えておきます。  第1点ですが、公立保育所再編計画についてということで、この間、全協で公立保育所再編計画が示されました。この間の経過をちょっと述べてお聞きしたいわけですが、6月議会では三つの案が出され、それを今後それぞれの分野でのいろいろな論議を積み重ねるというような案が提案されていたわけですけども、5月定例会議、6月議会の終わった翌々日6月18日、子ども・子育て会議で突如として第一保育所令和5年閉所ということが出されました。第一保育所について、こういう計画をいつの時点で決めたのか。6月議会中にはなくても2日後には立派な印刷物として示される、そういうことであります。どの時点でお決めになったのかであります。今までもこの保育所問題については、三妻地区から1,900名の閉所白紙撤回の陳情書が出されました。ただ、議会ではこれを継続という形で3月議会で、言うなれば葬り去ったわけですが、三妻地区の皆さんの考え方としては反対の意思だというふうに考えておりますが、そういうことも一考せずにして、相変わらず保育所の閉所というのが計画に出されました。この問題について、計画のあらまし、どういういきさつで決まったのかをお示し願いたいと思います。  以上です。 7 ◯議長(倉持 守君) 答弁関係者の方は議場にお入りください。  これより答弁を求めます。保健福祉部長。              〔保健福祉部長吉原克美君登壇〕 8 ◯保健福祉部長吉原克美君) 皆様、おはようございます。それでは、堀越議員公立保育所再編計画につきまして御答弁させていただきます。  公立保育所の再編につきましては、平成30年2月、平成30年8月の定例会議、さきの議員全員協議会におきまして公立保育所の統廃合、民設民営化方針案としてお示しをし、その内容を随時保護者説明会を開催し、保護者の皆様にも御理解を求めてまいりました。その後、昨年度に実施いたしました耐震診断の結果を踏まえ、旧耐震基準の第一保育所、第四保育所、第五保育所では、いずれも耐震性能が不足している状況を受けまして、改めて市全体の公立保育所適正規模適正配置の見直しを図り、最終的な公立保育所再編計画案を策定いたしました。今後につきましては、この計画に沿って年次計画を立てて進めてまいります。市といたしましても、子どもの安全を最優先に考え、保育環境を一新し、保護者の皆様が安心して子どもを預けていただけるよう、早急に施設整備を進めていく方針であります。  なお、この計画案の基本的な考え方といたしましては、公立保育所適正規模の確保、統廃合も視野に入れた適正配置、また公立、民間のメリットを生かし、公立が担うべき部分は維持しながら、民間の力も積極的に活用して施設再編を考えてまいります。具体的には、本年度低年齢層が増加傾向にある保育ニーズに対応するため、第六保育所に1、2歳児対象の18人規模の増築工事を行いまして、待機児童の解消を目指します。また、第五保育所につきましては、今年10月から民設民営化に向けた事業所を公募し、今年度中には運営予定の民間事務所を決定する、あくまでも予定でありますが、そのような予定を立てております。その後、令和3年度から民間に移行をするように進めたいと考えております。令和4年度には、第四保育所を公設公営にて開所し、令和4年度末に第二保育所を閉所、令和5年度に、先ほど議員からありましたとおり、第一保育所を閉所と段階的に施設整備を行うことといたしまして、このようなニーズへの対応や安全安心な保育環境を実現していくことも、少なからず人口減少対策の一つであることと考えております。  常総市で成長した子どもたちが、将来、市の発展に貢献していただけるよう施設整備を早急に進めるとともに、別な意味での人口減少対策につきましても実施していく所存であります。  以上でございます。 9 ◯議長(倉持 守君) 堀越道男君。 10 ◯21番(堀越道男君) もっとものような話をしていますけども、これはためにする論理というものがあるのかなというふうに思いますね。一つが耐震の問題というのを言いました。常総市の場合、旧水海道からでもそうですけども、木造の耐震の診断が変わってきているのに一切保育所についてはノータッチだったわけですよね。それで、昨年あたりに耐震やったら第一保育所などは全く今の木造の耐震の基準に合わないということで、0.06という数値を出したんですよね。そして、遊戯室をかぎかけて閉めて物置に使っている、こういうことをやっているわけですね。これは耐震を考えて子どもの安全を考えていたらさ、こんなさぼったことを長い間放置したというのは大変な責任があるというふうに私は思うんですよね。お金がなかった、何ができなかったということだろうと思うんですが、今の措置の仕方の対応を見ると、そういう状況になってからあわててやっているというような、泥棒を見たら縄をなえという、そんな感じのやり方にしか見えません。  少子化という話で今言いましたけども、豊岡の地域は少なくなっているのか、子どもがいないのかということなんですが、小学校以下の子どもの数を調べさせていただきました。常総市内の子どもの各年代ごとの数ですね。6歳児は今全体で484名おります。5歳児は481名、4歳児は442名、3歳児444名、2歳児409名、1歳児375名、ゼロ歳児はこれからでね。そこそこいるわけですよ。豊岡はどのくらいかというと、6歳児39人、5歳児30、4歳児31、3歳児28、2歳児42、1歳児34人というように一定数いるんですよ。  第一保育所ですが、これは水海道の保育所の行政の出発点ですよね。昭和44年、47年あたりから線引きをして50町歩市街化調整をつくりました。そのど真ん中に第一保育所をつくったんです、昭和40年代に。それが始まりですよ。それから二、三、四、五、六と4万の市で六つの公立保育所をつくったというのは、やはりこれは人口をふやそうという落合市長の熱意ですよ。落合さんは、我々反対したりなんかしたけども、教育と子育ては大変な思いでやったんですよ。地域的につくってきました。六つつくったなんていうのはないですよ、ほかに。それで多くの保育の保母も呼び、水準も上がった、日本一のような保育をやったんですよ。ひけをとらない。今はどうだかわからないけども、相当な力量でやってきた。それを、今は子どもがいないからといってどんどん削る。要するに遠慮なく削るといいますかね。これで一体常総市の未来があるのかということですよ。  ひとつ、都会と田舎でどれだけ出生率が多いのかということがある人が言いました。これは今一番脚光を浴びている学者なんですが、首都大学東京の教授で山下祐介さんという人がいるんです。この人は、増田レポートで言っているようなやり方でやっていたんでは地域はつぶれるよということを言っています。要するに人口が何のあれもなく40年後には20%も削減する、常総市の場合は2016年に6万、それが2065年に、あるいはその間に何と3万7,000人になる。こんな統計は信じちゃいけないんだよ。こういう確実な方針なのかということなんです、それは。そうじゃない、そういう見込みがあるよと、若い人が少なくなったらそんなふうになっちゃって自治体はつぶれるよと。これは、言うなら脅かしですよね。選択と集中ということでさ、いろいろやるわけだけども、はっきり言って上の方針は決まっているんだ。選択という中には、よく部長、聞けよ。選択というのは選ぶというんじゃねえんだぞ。淘汰するというのがあるんだ、淘汰。人口の少なくなったところはどんどん削れ、やめろということだよ、市町村を。そんな攻撃されている中で、のうのうと政策を進められるかということなんですよ。出生率というのも、都会と田舎では田舎のほうがはるかに出生率は高いんですよ。東京に行けば子どもが生まれるかという、田舎でこそ生まれる。人づくりというのも田舎でこそ人は生まれるんですよ、人間が。要するに、土地、土でしょう。空気、それから人間関係、おじいちゃん、おばあちゃん、こういうのがいるのが田舎。都会は隣近所だれがいるんだかわからない。コンクリートジャングル、その中で健全な子どもが育つのかということなんですよね。  だから、常総市という地域は首都圏から見たら、いまや1時間で私の家から新宿まで行っちゃうんだよ、電車を使えば。そういう近いところにある常総市で、子育ての保育所をつぶすということは、ここに住む人を排除するということになりますよね。夢を持てないというふうになります。  申しわけないけど、私らも豊岡の地で必死になって頑張って、お祭りもやって、そういう連中が今子どもを産んでいるんですよ。その子どもたちから頼まれまして、親御さんからもね。みんな保育所を卒園した人たちですよ。だから、ここの第一保育所はなくしてもらっちゃ困るというふうにみんな言っているんです。  そういう思いで見たときに、その公共施設をつぶすというときのそのやり方ですよ。今言ったように、6月議会では第一保育所の閉所というのはなかったんですよね。2日後に出たわけでしょう。聞きますけどね、公共施設というのを簡単につぶせるんですかということですよね。地方自治法244条、ここでは必要な公共施設、保育所なんかを廃止する場合には議会の3分の2の議員の同意を得るということなんですよ。そういうように重いんですよ。簡単につぶせるものじゃないんですよ。  そういうのでどうなんですか。今お宅が言ったけども、下に流れているのは公立再編計画の中で、今後人口が20%削減される、だから公共施設20%削減しよう、その中でのねらいが幼稚園であり保育所だという、こういう論理というのは私はおかしいというふうに思うんですが、そういう最初に出したそのときの説明というのはさ、今でもそういうように思っていますか。何で幼稚園だとか保育所を一番初めにつぶすんですか。40年かけて削減しろっていうあれも書いてあるんだよ。令和5年につぶすなんていうことは急ぎ過ぎというのもあるし、状況も見てないと思うんですが、そういう面では、あの論理というのは私はやめるべきだと思うんですが、そういう根拠でやったわけですよね。その点はどうですか。 11 ◯議長(倉持 守君) 保健福祉部長。 12 ◯保健福祉部長吉原克美君) お答えいたします。  今回の保育所の再編計画については、あくまでも子どもたち子育て環境整備の一環として進めている整備案という形で、より安心した子育てを構築するために考えているということです。そういった中で、確かに堀越議員御質問のように、少子化は進んでおります。ただ、保育所の今の状況といたしましては、未満児につきましては微増というような状況で、当市の4月現在の待機児童としては4名発生しているという状況の一方で、各6保育所につきましても定員割れをしている。その要因につきましては、3歳以上の児童の入所数であります。こうした状況の中で待機児童を解消するために、第六保育所の増築工事、また施設の集約化をしながら未満児定数の増を図る施策を展開する上にも、そういった形での適正配置という必要性を考えているというようなことであります。  以上でございます。 13 ◯議長(倉持 守君) 堀越道男君。 14 ◯21番(堀越道男君) 適正配置っていうなら、保育所っていうのはただ広く長いところをさ、通うというのはね、極めて難しい問題で、せいぜい小学校区単位が一番の適正配置なんですよね。それを子ども会議のときに、豊岡の子どもはどこ行くんだって言ったら第四へ行け、第五行け、あるいはきぬ幼稚園に行け、こういうふうな、大変な何て言いますかね、上から目線で指示するようなことをやりますよね。あそこにいる人は、長い間そういう、第一保育所と最初につくったところで、皆さんがなれ親しんで、ここはもう安心だっていうふうに思っています、みんなね。その人らがここからなくなってどうするんだよ、そういう気持ちが今強いわけですよ。子どもが少ないって言ったって、今言ったように豊岡は多いでしょうよ。ほかと比べたらまだまだいますよ。そういう地域。しかも、市街化として中妻と前河原の地域を市街化でやって、あそこに人をふやして、神達さんも原住民だからね、私と同じようにね。70戸しかなかったんだよね、あれね。それが700戸までふえたわけでしょ。今は若干それが揺らいでいるわけだ。揺らいでいるからこそ、今あそこを固めなきゃならないというふうに思うんですよ。魅力のあるものにしなきゃならないっていうことでやんなきゃいけないと思うんですよ。それを令和5年に閉所ですよって言うなら、はっきり言ってみんながっかりしてますよ。ここで子育てできないのかというなら、はっきり言ってみんなあの地を捨てますよ。そうなるんですよ、これ。だから、人数が少なくなる、そういうことじゃもっと少なくなると、はっきり言って。こんな地域づくりでいいんですか。それが児童課のやることなのかっていうことなんだよ。  こうも言いましたよね、民営化が流れだと。何とかそのバランスをとるなんとか言っていますが、民営化では、あのときの子ども会議の席上でも、きぬ園長が言ったですよね。きぬ幼稚園としては第五保育所は民営化受けられません。なぜかと言うと、お隣の保母でさえ、うちのほうに来てくれないと。そういうことで、今、民間の保育所の保母の給料が安い、安いんです。これを何とかしようということで、つくば市は3万円上乗せしたわけですよね。さらに住居手当2万出したんですよ。5万円、年間60万上乗せする。ですから、この常総市あたりのそういう人らはどんどんつくば市に行っちゃうんですよね。  最近、境町でもふるさと納税60億、黒字30億。そういう中で、来年保育料無償化の中で、給食費は有料なんですよね、逆にね。国の補助金も削られるということで有料化になる。その給食費を無料にしようじゃないか、それから保育所の民間の保母に対して1万円乗せようという、こういう政策が最近出されました。  みんな必死になって保母をとるために頑張っているというのがあるんですが、そういうことで民間に流すっていうことは、要するに民間の苦しみ、今あるんですね、そういう。保母が集まらない、やっていけない、そういうところにね、あなたたちは流し込もうとしているわけでしょう、第五保育所民営化。本来的に子どもは国や地方自治体が責任持って育てるんですよ。それをその立場から逸脱して、要するに民間に流すっていうのは、ある面ではもうけ産業ですからね、民間はね。いろいろ特徴はあるにしても、そういうところに、しかもはっきり言って給料が安い。そういうところへやるならば、もうどんどんほかに回ってしまうということになりかねない。そういうものがあるわけ。だから、口でそういうことを言っても、世間の周りはそういう動きがあって、じゃあどうするのかといったときに、第一保育所を令和5年には閉所ですよと。これは少数だからしようがないんだという形でやっていけば、さらに落ち込むのは間違いないんじゃないでしょうか。希望がなくなっちゃうんですよね、あそこに住んでいる方のね。そういう流れになっていますよね、実際ね。だからそれを食いとめなきゃならない。さっき言ったように、子育てにとって大事なのはこの田舎なんですよ。もっともっとアピールする必要がある。じゃなきゃ何の特徴もないでしょうよ、今は残念ながら。みんな不満だらけですよ、私どもの近所なんかではね。まちに行っても買物するところねえとか、いろいろなことを言われて、おまえにも責任あっぺとこう言われてますから、大変つらい議員生活しておりますね。  そういう中で、何を打ち出すのかといったら、子育てはここならできますよと、保育所は完備していますよというふうなものが必要でしょうよ。それを何か、危ない危ないと言っときながら安全を守るんだと言いながら、令和5年まであそこのままで維持する。そういうことを言うと、皆さんね、何だと、すぐさま建てかえたらいいじゃないかというふうに言うのがもう当たり前の話。何でわざわざ令和5年まで引き延ばすのかといったら、簡単ですね、これね。保護者の批判を恐れてでしょう。すぐさま来年閉鎖するなんと言ったら、これはもう大変な暴動になりますから、それをうまく令和5年まで置いておきますと、今の子どもたちは無事卒園できますよと。そういうことをやったわけだよね、これははっきり言ってこの計画書を見るとね。  それともう一つね、あなたは言わないけども、この間、全協のときに言っていましたけども、6月18日に出した資料というのが、いわゆる再編計画の検討について財政問題が載ってたんだよね。これが載ってた。言いましょうか。三つの一と二と第四を建てかえた場合にお金は17億6,000万かかりますよ。しかし、第四保育所だけならば6億8,000万で済みます、建物3億、あと維持費だとか人件費が3億で6億8,000万円、10億円安くできるんですよというふうに説明がされました。この書類は、皆さんに配ったときには内容が変わって出てまいりました。文章、これを読める人はいないでしょうね。恐らくね。これでもって、いわゆる皆さんの話が通ったと、子ども会議の中の話だというようなことが出されました。  そのやり方ですがね、もう一つね。先ほど公共施設というのは重い、廃所になるときには議会での権限があるんだということで言いました。もう一つ、この計画の進め方なんですが、6月18日に明らかになった内容。それで、そのとき私は議長だったものですからね、子ども会議議長、これは承認するというようなことはできないということで、皆さんにお話を聞いてから、あるいは説明会をやりながら、その後やりましょうっていう話をやって、7月7日、7月14日、7月28日にそれぞれ会議がありました。その点の参加者の人数と意見等をお知らせください。日にちずつね。 15 ◯議長(倉持 守君) 保健福祉部長。 16 ◯保健福祉部長吉原克美君) ただいまの御質問にお答えいたします。  まず最初に、7月7日第二保育所の保護者なんですが、こちらにつきましては、28世帯のうち11世帯が参加というような内容になっております。  それで、三妻公民館におきまして三妻地区の自治区長等々の話し合いにおきましては、16名中11名の参加、7月14日豊岡公民館で保護者が40世帯中10世帯、それと20自治区長のうち4区長、それと7月14日第四保育所、こちらにつきましては63世帯の保護者のうち21世帯、自治区長におきましては8名中3名の出席、同日7月14日第五保育所、こちらにつきましては保護者38世帯のうち1世帯、それと菅原地区の自治区長11名中3名参加、7月18日、これにつきましては、第三保育所、第六保育所の保護者、それと残りの保育所の参加できなかった保護者を対象にした話し合いでございますが、まず第三保育所の保護者につきましては86世帯中5世帯、第六保育所の保護者については81世帯中3世帯、第二保育所の保護者が4世帯となっている現状でございます。  以上でございます。 17 ◯議長(倉持 守君) 堀越道男君。 18 ◯21番(堀越道男君) この数字を見たときですね、はっきり言ってこういう政策は進められるような政策状況ではないなというふうに思いますよ。  第一保育所のときに要請をしたときの話で区長さんから聞くんですが、肝心かなめな第一保育所の閉所の話はせずに、耐震がどうのこうのとか言ったと。しかも時間があれば参加してくださいというような呼びかけがされたと。だけども、用があって行けないよということで、先ほど報告されたようにわずか4人でしたっけか、そのくらいしか参加できないというふうなことになりました。その4人の区長の話ですが、要するにこのときの話として、一定程度言ったそうですね。第一保育所つぶすのはまずいんじゃないかとかいろいろな形で反対したそうです。そしたら議会で通っていますからという話を言ったと。それで、じゃしようがないなっていうふうにその人は思ったそうです。それで、その後回ってきた資料、先ほどの数字のない文字だらけの表を、決まったんじゃしようがないからって言って回覧を回させてもらったということがありました。その後、私が行ったので、そういうことじゃないですよという話で、しかも資料も全く違った資料で流れてるということもあったんで、これは議会で通っているものじゃないというふうなことを言って、そうかというふうになったわけですが、いずれにしても6月の18日にも、実は第一保育所の令和5年の閉所についても、これも議会で報告されていますという報告をあなたたちはやったわけですね。初めて私は聞いたわけですから、議員としてね。だから、6月18日に決めるなという話をして、とにかく皆さんに話をしなきゃだめなんじゃないか。地元の住民の納得がいった上でやるならいいんですがということで、あそこでは決をとらせませんでしたね。その後、さっき言ったように7月7日と14日、さらには欠席者会議ということで28日にやったんですが、7月7日と14日の人数について、7月の24日にさらに子ども会議がありまして、そのときその報告がされたんですね。そしたら、やはり今言ったように人数が非常に少ない。で、どうするんだと言ったら、7月28日に欠席者会議をやるんです、それも市役所の大会議室。市民の話を聞くときにね、あるいは地元の話を聞くときにね、市役所に集めちゃ人は集まりませんよ、言っておきますが。高いんですから位が、役所というのは。しかも、あの会議室でやるなんというと、普通の市民の立場じゃね、なかなか恐れ多くていけないんですね。これが実態ですよ。市役所というのは権力ですからね。そこに反対しようかっていう気持ちであったとしても、これは行くよりはやっぱり行かないっていうふうになるんですよ、市民はね。  そういうようなやり方でこの事業を進めようとしている、そのやり方っていうのはね、非常にずさんであるし、それからロマンもないしね。将来の子育てのビジョンはないというふうに私は思うんですよ、このやり方は。そういう進め方でいいんですか。もう一回聞きますがね。 19 ◯議長(倉持 守君) 保健福祉部長。 20 ◯保健福祉部長吉原克美君) お答えいたします。  確かに説明会等々でのお話はさせていただきましたけども、各保育所6保育所ありますが、全保護者に対しまして同じような資料の配布はしております。それで、直接こども課並びに保育所のほうに何か御質問やお聞きしたいことがあればお話していただければというような内容をしておりますので、開催した説明会以外にも情報提供をしているというような現状があります。  以上でございます。 21 ◯議長(倉持 守君) 堀越道男君。 22 ◯21番(堀越道男君) おざなりのようなお話だなというふうに思いますよ。真剣に物事をつぶすならつぶすというような話は、やっぱりちゃんと誠意を持って話ししないと。大体、公共施設をつくるときには、皆さんあれでしょう、本当に地元にお話をして、土地とか何かを出してもらっているはずなんですよ。簡単にさ潰すというのはね、この間三妻に行って話を聞きましたがね。じゃ、三妻の第二保育所をつぶすならね、あそこを更地にして住宅に売るなんていう話で動いているんだろうけども、だったらもとにあった神社、あれをもとに戻せっていう話がされましたからね。そういうことをされました、私は演説をやっていて言われましたからね。地元ってのはそういうもんでしょう。やっぱり協力してやってきているわけ。それを簡単にね、この人数が少なくて堂々とやっていっちゃうなんていうやり方は、この計画として全くおかしいというふうに私は思います。  そういうわけで2点目、市長にお伺いしたい。  今のような計画について、市長としては、3年前でしたかね、内示会のときに茨城一子育てを目指すんだというのを発言しましたね。そういうのと比べて、今回の公立保育所計画っていうのは、まさにその延長線上にあるんでしょうか。それともちょっと違うんじゃないかなっていう思いがあるのか。正直なところをひとつお願いして。お互い豊岡の住民として。 23 ◯議長(倉持 守君) 神達市長。                〔市長神達岳志君登壇〕 24 ◯市長(神達岳志君) 堀越道男議員の質問にお答えをいたします。  私も堀越道男議員と同じもともとの豊岡の住民でありますし、私も小さいころから第一保育所の園庭で遊んで育った世代でもございますし、何かあれば豊岡小学校の帰りでも第一保育所に寄って遊んでいた記憶もございます。そういう中では、今回の決断は断腸の思いであることは正直なところでございます。  また、今御質問があった茨城一子育て環境がいい常総市にしたいという思いは、その延長線上に今回の再編計画、これはまだ案でございますけれども、案をお示しさせていただいたところであります。落合市長時代の昭和40年第一保育所が設立されて右肩上がりの経済成長の中でも、落合市長が工業団地をつくったり、保育所整備をしたりという部分は、私も本当に敬意を表しているところでありますし、その意思というものをしっかりと常総市としても継いでいかなきゃいけないという思いでありますけれども、やっぱりいろいろな意味で考えたときに時代の変化、これに応じた行政経営というものをやっていかなきゃいけない。  その中で、私は市長に就任してから毎年第一から第六まで六カ所の保育所は巡っております。回れば回るほど、先生方、保護者の皆さん、また子どもたちが使えなくなって床が抜けるような校舎、ばってんをされている床、またぼろぼろになった園舎、そういうものを見て何とかこれは新しくしなきゃいけない、保育環境を全部、これは石下の幼稚園も全部そうでありますけれども、なかなか手を打たれてこなかった今までの現状があります。そこに、私もこの子育て環境というものは、保育環境というものは一番よくするんだと、こんなにぼろぼろになった保育環境子どもたちが少なくなった保育環境というものを全部新しくして、保育環境を整備しなきゃいけないという思いで再編計画、もちろん第一から第六まで全部建てかえ、石下の幼稚園も5園全部建てかえ、これをやれれば一番私も理想だと思います。でも、これは時代の変化、これからの子どもの数、もちろん諦めているわけでもありませんし、子どもの数をもっともっとふやしていくための政策はやっていくつもりです。  ただ、今現在、子どもたちがこういうふうに少なくなっている今、そして耐震診断の結果、耐震診断もこれまでやってなかったというのは、これはやっぱり行政の怠慢であることは認めなきゃいけないと思っています。それはやっぱりどこかでやらなきゃいけない。選挙が終わってからやれという声もありました。でも、もう一刻も早くこれはやらなきゃいけない。そのために適正配置適正規模。じゃどことどこを新しくして、どこをしっかりさせればいいかという部分を公立保育所、公立幼稚園として公立はしっかり残せよと、民間と公立というもののすみ分けというものも大事だと。その中でどこの地域にどういうふうに配置したらば常総市全体の子育て環境、保育環境というものが整備できるのか、そして子どもたちが新しくなってよかった、友達がふえてよかった、大人数の中で運動会ができる。今、特に石下の東部幼稚園に関しては、最初いろいろな反対がございました。でも、結局今3園合同で運動会も大変にぎやかで、保護者の皆さんも本当に喜んでくれています。そういう部分も含めて、これからの子どもたちのことを考えて、これからの次の時代のニーズに合わせた保育環境整備を考えて、苦渋の決断をさせていただいたところであります。もちろん第一保育所の跡地をどうする、第二保育所の跡地をどうするという部分も含めて、これからより地域に密着したあの公立の土地であることは間違いないわけでありますから、第一保育所じゃなくてこういうふうにして、また子どもたちが集まれるような場所になったというような次の使い方も含めて、今検討をしているところでございますので、ぜひ堀越議員にも御理解、またさまざまな面で御助言をいただければありがたいと思います。  以上です。 25 ◯議長(倉持 守君) 堀越道男君。 26 ◯21番(堀越道男君) 市長の断腸の思いというその言葉は、大変ながらも私は受け取れない。やればやるほど、豊岡はどんどんなくなります、寂しくなりますよ。そうじゃなくて、今度公共下水道も来るなんてことも聞きますから、それに希望を持っている方も改めて出てきます。中には、はっきり言って私の顔を見て、ここの議員は40年もやってるようだけども、下水道一つ持って来れないんだよ。おれが生きている間に持って来れるのかというふうに私の顔を見てまじまじと言うんですね。あるいは、今の豊岡の地域も含めて常総に何やっても無駄だから、保育所なんかつぶしても構わないんだよと、こういう奥さんもいました。何やっても無駄だよと。こんなことを言わせていいのかっていうことにあるんですよね。  今の第一保育所がなくなれば、明確にあの地域の住居のあるところの人は、さらに失望をし、ほかにどんどん行くっていう、そういう流れになりますよ。それが環境どうのこうのって言っても、あの地域での話になれば当てはまらないですよ。今言っているのは、そんなに壊れるならば今すぐにでも建てかえなさいと。あるいは、ふれあいセンターでも一時的に移動させて、あそこで面倒を見させて、それで改めて今の地で保育所を建てかえられないのかっていう声も大きいんですよ。そっちのほうがより具体的な話でないですか。時代が変わって少子化だ。少子化の中でも自動的にどんどん少なくなっていくという社会ではないはずなんですよ。それは条件がよければどんどん人が集まるんです。アピールの仕方だと思いますよ。本当に子育て自信を持って山下祐介さんが言うように、都会は子どもは育たないんだ、幻想なんだ。田舎でこそ子どもを育てるんだ、出世率も上がるんだということで、そこにやはり何と言いますか、これからの右下がりの社会のあり方があるんですよ、実際は。  簡単に言ったら、防災だって何だって、要するに谷を埋め立てて丘にしたような形で家をつくる、住宅をつくる。今までの高度経済成長の何でもござれでやったわけだ。だけど、そういうところが防災に弱い。そういうふうなのが豊岡に現実にあるわけでしょう。水が来ればすぐ水没、もともと水が来るようなところへ家建てちゃったから問題なんだよ。住宅開発したから問題なんだ。ああいうものも、今は人口が少なくなる、そういう住居も少なくなれば、逆にいいところで改めて移住させましょうというのが新たな防災計画として言われているところでしょう。それは家をつぶして、あるいは人を少なくして人を来なくさせるという論理じゃないですよね。やはり人をふやすための施策っていうのは、そこに保育所もなければみんないなくなりますよ、本当に。  だから、増田レポートをそのまま信じて、20%どんどん削減するんだ、削減するんだという論理に引っかかっている限り、新たな展望は出ませんよ、田舎の話は。田舎が伸びるのにはと彼が言っていますよ。何か。企業を呼ぼうと言ったって企業は来ません、今ね。来ないんですよ。一番は田舎が伸びるのには農業、ここにお金を出すこと。第1次産業を大きく伸ばすこと、これがないと田舎は延びません。そんなのははっきりしていることですよね。田舎をつぶすために今やっているんですからね、今の政治は。さっき言ったように選択と集中というのは淘汰ですから、切り捨てるということですから。田舎は要らないということなんですよ。  だから、そういうところの戦いを我々はやっているというふうに私は思っているんです。その中で、これからの子どもを育てる、日本一の茨城にしようとしたそのかけ声、それと全く反するんじゃないかなというふうに私は改めて思いますよ。断腸の思いじゃなくて腸なんか切らないでくださいよ。つないでくださいよ。お願いします。 27 ◯議長(倉持 守君) 神達市長。                〔市長神達岳志君登壇〕 28 ◯市長(神達岳志君) 今、堀越道男議員がおっしゃった部分、よく私も理解ができます。もちろん、先ほどお話させていただいたように、保育環境の整備、それだけでなくて地域の安全性、またその地域、地域での歴史、文化というものを大切にしていかなきゃいけませんし、まさに防災という観点からは、今堀越議員がおっしゃったとおりだと思います。  ただ、保育環境の整備という観点からすると、今回の案というのは何回も何回も庁内でも議論をしましたし、保護者の皆さんともお話をさせていただきました。私の理解では、私の後輩たちも第一保育所、第二保育所にもいますし、保護者も何人も私のところに直接来ました。最初はやっぱりそういう反対の意見もありましたけれども、今私がお話をしたような、子どもたちの環境を新しくするんだという部分では、あしたこれを建てかえて、あした新しくなるわけにはいかない、その間の部分は本当に申しわけない。でも、これからの常総市の子どもたちも含めて、いい環境で、また友達が多い環境で、保育環境という部分を整備していくには、今やらなきゃいけないんだという部分をお伝えさせていただくと、ほとんどの保護者たちもそうですね、これはこういうふうな形でやらなきゃいけません。何で今までやってなかったんだという部分の声が大きかった。そういう部分では御理解をいただいていると思いますし、いろいろな形で市全体の子どもたち、これから生まれてくる子どもたち保育環境整備も含めて、待機児童ゼロというのも私の政策でもございますから、それについても第六保育所の増設で待機児童ゼロになると思っております。  そういう部分からして、しっかりとした保育環境の整備が整いつつある、それに向けた新しいスタートを切ったんだという部分をぜひ御理解いただければありがたいと思います。 29 ◯議長(倉持 守君) 堀越道男君。 30 ◯21番(堀越道男君) 反論で終わりたいと思うんですが、保育環境もよくしたい、そういうところで新しいところをつくる、しかし、第一保育所はなくなる。あの住居地域、要するに豊岡では一番の住宅が多いところですよね。当然、それは綿々と続けさせなきゃならない。今の若い人たちが身の回りで、はっきり言ってお祭りをやっても残念ながら後継者がいないというのが実態です。みんな出て行った人を引っ張って来ているような状況です、今ね。そういう中でも、例えばうちのほうでなくても谷津田とかいろいろなところへ住居を建てて住み始めた。その人たちが今ゼロ歳児を持ってる。やっぱりそこに目をつけるというか、そういう政策を援助するということをやらないで、令和5年に閉所ですよっていうのがいかに冷たい、情けのない政策であるというふうに言わざるを得ないんですよ。御理解いただいてますっていうときに私が話を聞くと、全部理解してませんよ、はっきり言いますけど。よかったね、それでよかったよなんて言う人は、豊岡全部を歩きたいと思いますがね、私はね。声は聞こえませんよ。そんなことをしたら豊岡はつぶれるというふうにみんな思ってます。  そういう立場で、改めて市長、自分の生まれ育ったところでしょうから、やっぱりあそこを愛する気持ちでお考えを変えていただけないかというふうにお願いします。今すぐ答弁とはいかないでしょうからこの程度にします。  次にいきます。 31 ◯議長(倉持 守君) 次の質問に移りますので、答弁関係者の入れかえをお願いします。  堀越道男君、質問を継続してください。 32 ◯21番(堀越道男君) 2点目の常総きぬ川花火大会についてということで第1番目。豊岡地区の堤防が有料化されました。新しく堤防が広くなった、前の4メートルが6メートルになりました。非常に見晴らしもよくなって、前の木も全部なくなっちゃったものですから、非常によくなったということで、市のほうはあの堤防を8,000円取る、そういう有料化をやりました。これはちょっと地元から相当な反発です。今まで無料だったものが何で有料化なんだということでありますので、まず最初は全体的に133の有料席がありました。それで8,000円ですから106万4,000円のお金が上がったわけですが、その使途はということでありますので、そういうようなお金がかかる。なぜそういうふうに有料化したのかというのと、その使い道はということでまず一つ質問をさせていただきます。 33 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。産業振興部長。              〔産業振興部長小島裕治君登壇〕 34 ◯産業振興部長(小島裕治君) 改めましておはようございます。ただいまの堀越議員の一つ目の質問にお答えいたします。  豊岡地区堤防上につきましては、鬼怒川緊急プロジェクトによる、ただいまの堀越議員の御質問にもありましたとおり、堤防の整備が行われ、天端が6メートルに拡幅舗装され、花火観覧場所として非常に見やすくなりました。この整備による堤防付近の安全対策用バリケード設置や豊岡グラウンド付近のオレンジネット設置費用等安全対策費として充てたものでございます。  また、収入増8,000円を取るということでございますが、こちらにつきましては、警備等の費用もかかっておりますので収入増を図ったものでございます。  以上でございます。 35 ◯議長(倉持 守君) 堀越道男君。 36 ◯21番(堀越道男君) それぞれの費用がかかったということなんですね。その下も同じですかね。豊岡グラウンドが500円値上げされました。なぜ文句を言うかというと、下が砂利だとか何かで、今までとは違って芝生だとか草のところと違って工事をやっている最中で、しかも整備されてないところを何で500円上げたんだというのが地元の声でした。今まで1,000円だったのを1,500円にしたんですね。これだって1人ですからね、1人ね。今までも私も言いましたけども、非常にお金を取ることについてはいろいろな不満はあったわけです。駐車料金で1,000円取られます。グラウンドに入ったら関所があって1人様1,000円ですよと、4人で来た方がまたそこで4,000円払う。これは何だということで、といったときに、私が上は無料ですよと言ってあげまして、無料の席に招待したんです。そういう経験がありますが、今度はそうもいかない。上は8,000円、下は1,500円。だから1,500円のほうが安いですよって言わざるを得なかったですね、今回。来過ぎちゃうほど来ましたからね。  そこで、500円の値上げした理由をお聞きしたいと思います。 37 ◯議長(倉持 守君) 産業振興部長。 38 ◯産業振興部長(小島裕治君) ただいまの質問にお答えいたします。  先ほどの質問とちょっと重複いたしますが、豊岡地区の堤防付近バリケード設置費や豊岡グラウンド付近のオレンジネット設置費用における安全対策費用100万円程度の予算増のほか、会場整備、設営費、音響放送設備やオペレーション費、また保安工事費、トイレ、投光器、テーブル、いす等のレンタル用品などの経費が業務量やレンタル用品の個数増により予算増となっております。そのため、豊岡グランド内の協賛金額を500円値上げしたほか、各特別協賛席の値上げと、新たな豊岡側の堤防上のマス席販売により収入増を図ったものでございます。  以上でございます。 39 ◯議長(倉持 守君) 堀越道男君。 40 ◯21番(堀越道男君) 今回、ニュース等で警備費のお金がかかるということで全国十何箇所の花火大会が中止された、あるいは延期というか、ことしはやらないで来年やろう。警備費の高騰だということがありました。そういうことを含めてうちのほうはということで500円上げたんですね。不満はよく下が整備されてないで、何でやったんだという、これは御意見としてありましたので改めて伝えておきますね。  それで、3番目に入りますね。私は、この間そういう高い、高いということが地元からありましたので、有料席に4時ごろに行ったんですね。4時からしか入れてくれない。4時から行きましたので、何人か来た方がおりましたので、来た方全部に順でアンケートをとりました。一つは8,000円は高いですか、有料になりましたけど前はゼロだったんですよ、今回は8,000円ですよという形で話しながらやりました。もう一つは、広さはどうですか、シートの広さ、このことを大体11世帯来た順からアンケートをとりました。全体の方はお金については5人で8,000円から、まあまあでしょうねと。ほか5,000円もあるけども、許容範囲だねというのがほとんどの意見でした。地元の意見とは違ったんだね。大体そういう形で言っておりました。  ただ、問題は広さですよ、広さ。世田谷のほうから来た人もいましたね。この方も、やっぱり広さはもうちょっと欲しいと。あとは何と言いますか、若い女性グループがいたんですね。その方が三つマスをとったんです。もう一つのマス、これがね、だれが来るのかわからないで怖いわと言っていました。2人のアベックなんですが、これは古河も行った、境も行った、どこにも行ったよと。だけども、この仕打ちは何だというふうに言われましたね。要するに、3メートルのブルーシートを四つに分けるわけですよね。境がない。区切りがない。こういうのは許せないなということで、こんな仕打ちをするならもう二度と来ないぞと、そういうふうに言われました。あと子ども連れ、早目にテーブルを出して飯食ってたんですが、子どもがうろうろするんですよ。これはやっぱり他人に迷惑をかけないかな、心配だなということがありました。  それともう一つは、皆さんが言っているのは、東京から来た人、足立区からも来ていたかな。県内でも古河、ひたちなかとか来ていました。言っていたのは、駐車場、特に席を買った人の話なんですが、非常に2時の段階で第2駐車場が7割いっぱいだったと。豊岡側は4時くらいに締め切っちゃったですね。そういうことで、席を買っておきながら駐車場がないのは心配だということで、駐車場を確保してほしいという要望が出されました。  いずれにしても席に区切りがないということに対しては非常に不満が異口同音に出されました。こういうことについて、当市としてもこれからの花火大会を日本一くらいに高めるなら、これらの改善があってしかるべきじゃないかなというふうに思いまして、答弁なくなっちゃうと大変なのでここらでやめます。よろしく。 41 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。産業振興部長。 42 ◯産業振興部長(小島裕治君) ただいまの質問にお答えいたします。  今回初めて西側のマス席を有料といたしました。さまざまな御意見をいただいております。市といたしましても、実行委員会といたしましても、アンケートや来場者の声については事務局内でも共有いたしまして、次回花火大会の運営に反映できるように毎回検討しておりますので、先ほどの堀越議員のアンケート結果につきましても参考にさせていただきながら、来年度以降の花火大会の運営には生かしていきたいと考えております。  以上でございます。 43 ◯議長(倉持 守君) 堀越道男君。
    44 ◯21番(堀越道男君) 時間がありませんので、ありがとうございました。 45 ◯議長(倉持 守君) この際、暫時休憩いたします。                 午前11時01分休憩    ─────────────────────────────────                 午前11時10分再開 46 ◯議長(倉持 守君) 休憩前に引き続き会議を開きます。    ───────────────────────────────── 47 ◯議長(倉持 守君) 一般質問を継続いたします。  次に、12番小林 剛君。                〔12番小林 剛君登壇〕 48 ◯12番(小林 剛君) おはようございます。12番小林でございます。通告に基づきまして、市民の安全安心についてということで質問をいたします。  3年前に市長が神達市長にかわりまして、防災先進都市を目指すということを市内外に発信をいたしました。これについては私も大賛成でありまして、今回、全面的に協力するという意味で質問をしていきたいというふうに思います。通告は5項目ありますけれども、2番目と3番目、これを今回入れかえさせていただきます。  それでは、1番目の質問に入ります。行政財産である建築物の総数及び耐震診断をした棟数について伺います。よろしくお願いします。 49 ◯議長(倉持 守君) 答弁関係者の方は議場にお入りください。  これより答弁を求めます。総務部長。               〔総務部長沼尻秀子君登壇〕 50 ◯総務部長(沼尻秀子君) 小林議員の御質問にお答えいたします。  行政財産である建物の数は583棟、そのうち昭和56年以前に建築された旧耐震基準の建物は230棟になります。耐震診断を実施した棟数は、昨年度までに70棟。現在実施中のものが7棟ございます。これまで公共施設の耐震化については、小中学校を優先し、集中的に実施してまいりました。平成16年度から耐震診断を開始し、耐震不足と判定された校舎及び屋内運動場の耐震補強工事を計画的に進め、平成27年度に小中学校の耐震化がほぼ完了いたしました。その後、関東・東北豪雨災害からの復旧を最優先に行ってまいりましたが、昨年度には三つの保育所及び幼稚園2園、今年度は第二保育所とあすなろの里の耐震診断を実施しているところでございます。 51 ◯議長(倉持 守君) 小林 剛君。 52 ◯12番(小林 剛君) それでは、耐震診断をしていない建築物の耐震診断の今後の計画はどうなっているのか、ちょっとお聞きします。 53 ◯議長(倉持 守君) 資産管理課長。 54 ◯資産管理課長(倉持 敏君) お答えいたします。  今後の耐震診断の方針につきましては、すべての旧耐震基準の建物を診断していくことは非常に困難です。また、先ほど申し上げた棟数につきましても、小規模の倉庫等も多数含まれております。今後につきましては、公共施設の利用状況等を総合的に勘案いたしまして、将来における公共施設の適正な利用状況を協議、決定した上で優先順位を付して、順次耐震診断を実施してまいりたいと考えております。  以上です。 55 ◯議長(倉持 守君) 小林 剛君。 56 ◯12番(小林 剛君) はい、わかりました。それでは、耐震診断の結果、Is値0.6未満、また0.3未満のものの改修を行ったのではないかというふうに思いますが、残りの件について棟数を伺いたいと思います。 57 ◯議長(倉持 守君) 資産管理課長。 58 ◯資産管理課長(倉持 敏君) 耐震診断をした結果、耐震性能がなしの公共施設ということですが、棟数で申し上げますと全部で11棟ございます。庁内であれば第一分庁舎、あるいは昨年度実施しました保育所、幼稚園等が耐震性能の不足と判断されております。  以上です。 59 ◯議長(倉持 守君) 小林 剛君。 60 ◯12番(小林 剛君) わかりました。そういう結果に基づいて今保育園は案をもって進行するということだと思います。今、第一分庁舎の件が出ましたけども、第一分庁舎のIs値はどのくらいなのか伺います。 61 ◯議長(倉持 守君) 資産管理課長。 62 ◯資産管理課長(倉持 敏君) 議員御質問のIs値ですけれども、こちらは構造耐震指標ということで、0.6未満で大きな地震に対して倒壊、または崩壊する可能性がある、0.3未満では倒壊、または崩壊する可能性が高いというように示される国土交渉省の基準でございますが、こちらの指標につきましては、各フロアに対しまして、いわゆる一般住宅でいうところの棟に対するはりの方向とけたの方向、2方向に対して診断結果が示されます。第一分庁舎につきましては3階建てですので、今お尋ねのIs値も最終的に六つの指標が判断されております。最も少ない数値につきましては、1階のはり方向で0.42でございます。その他、1階のけた方向、あるいは2階とも0.6を超えており、3階につきましては1.09という指標の結果になっております。  以上です。 63 ◯議長(倉持 守君) 小林 剛君。 64 ◯12番(小林 剛君) 今聞きますと各階によって違うということですけども、0.6未満の階もあるということであれば、これは全体として危険であるというふうな判定をしてもいいのかなというふうに思います。  この前、資料請求したんですけども、平成9年。これが茨城県信用組合水海道支店から市が買い受けたわけですね。そのときに、この起案を見ると、跡地にある既存の建物は市庁舎の一部として使用するものとして、県信からの無償譲与を受け、あわせて取り壊す場合の費用分として現金3,000万円の寄付の申し出を受領してよろしいかというふうに起案されているんですよね。その後、今度は改修に変わったわけですね、この取り壊し費用が。ということで、もともとは取り壊し費用として3,000万円の寄付を受けているわけです、もう平成9年当時に。今聞いたIs値を確認しますと、やはり解体するか、それとも耐震の強化をするかどちらかしかないのかなというふうに思います。現在の第一分庁舎の使用状況を教えてください。 65 ◯議長(倉持 守君) 資産管理課長。 66 ◯資産管理課長(倉持 敏君) 第一分庁舎につきましては、県信から譲渡を受けた後、平成10年5月から平成22年まで建設部の庁舎として利用しておりましたが、その後は庁舎としての利用を取りやめ、現在倉庫として活用しているところでございます。  以上です。 67 ◯議長(倉持 守君) 小林 剛君。 68 ◯12番(小林 剛君) なぜこれは利用を取りやめたのでしょうか。 69 ◯議長(倉持 守君) 資産管理課長。 70 ◯資産管理課長(倉持 敏君) まず、1点目が耐震診断の判定が平成19年2月に出まして、その結果につきましては先ほど申し上げたとおりで耐震性能が不足しているとともに、石下支所が完成いたしましたので、建設部の機能につきましては石下支所に移転いたしまして、その後庁舎としては活用していない状態でございます。  以上です。 71 ◯議長(倉持 守君) 小林 剛君。 72 ◯12番(小林 剛君) 今、倉庫として使用しているんでしょうね。ということは、あそこは庁舎として使うには耐震もそれほど強くないということで、人の出入りはないほうがいい。というのは、危険であるからそういうふうな形になってきたのかなというふうに思いますが、危険ではないのか、危険であるから人は入らないように倉庫として使っているのかお聞かせください。 73 ◯議長(倉持 守君) 資産管理課長。 74 ◯資産管理課長(倉持 敏君) お答えいたします。  耐震診断の結果、耐震性能を有していないことから庁舎としての利用を取りやめた経緯もございますので、本来であれば性能不足ということで、全面封鎖で人の立ち入りを一切禁止するのが望ましいところでございます。ただ、やはり庁舎内の水害後の被災した建物の床面積の不足等もございまして、やむを得ずですが緊急的に倉庫として現在活用してございます。議員御指摘のとおり、本来であれば使用しないことが望ましいということは十分認識しております。  以上です。 75 ◯議長(倉持 守君) 小林 剛君。 76 ◯12番(小林 剛君) わかりました。今、本来であれば危険であるので人の出入り、また使用しないほうがよいということですが、倉庫として使用しているということだと思います。これについては、危険であるので人の出入りをしない、本来であれば使用しないほうが望ましいという答弁をいただきましたので、これはこれで結構です。  今後、継続してこのまま使うのか、継続して第一分庁舎をこのまま使っていくのか、また解体するのか補強するのかということをお聞かせください。 77 ◯議長(倉持 守君) 資産管理課長。 78 ◯資産管理課長(倉持 敏君) 第一分庁舎のみならず、市役所構内につきましては、書庫など水害に伴ってその後劣化が進んで使用していない建物もございます。また、その他にも耐震性能不足ということで使用を差し控えている公共施設等もございますので、今後は優先順位をつけて耐震診断も実施してまいりますが、一方で公共施設の利活用もかんがみて、今後どのように大規模改修を行っていくのか、あるいは場合によっては廃止していくのか、これを全庁的に検討して、その中で第一分庁舎の方向性も位置づけてまいりたいと考えております。  以上です。 79 ◯議長(倉持 守君) 小林 剛君。 80 ◯12番(小林 剛君) それでは、第一分庁舎はまだ決定してなくて、これから利活用を検討していくということだと思いますが、危険であるので使用しないことが望ましいということであれば、もう今後どうしようかということは検討するまでもないかなというふうには思っているんですが、いかがですか。 81 ◯議長(倉持 守君) 資産管理課長。 82 ◯資産管理課長(倉持 敏君) 御指摘のとおりで、第一分庁舎につきましては、私の素人の判断ですが、老朽化が著しく雨漏りも非常に激しい部分もございます。また、壁の一部も剥落しておる状態です。ですので、大規模な改修費用をかけて更新していくよりも取り壊す方向性が極めて高いものとは認識しております。  以上です。 83 ◯議長(倉持 守君) 小林 剛君。 84 ◯12番(小林 剛君) わかりました。もともと解体費用として3,000万もらっているわけですから。当時の3,000万でできたのか、今これでできるかはわかりませんが、大体方向性はそちらのほうに進むのかなというふうに思います。  それでは、1番目の質問はこれで終わりたいと思います。  2番目の質問に入ります。耐震診断結果に基づく保育所、幼稚園の今後の運用計画についてということでよろしくお願いします。 85 ◯議長(倉持 守君) 教育部長。             〔教育委員会教育部長飯村順子君登壇〕 86 ◯教育委員会教育部長(飯村順子君) 小林議員から御質問のありました耐震診断結果に基づく幼稚園の今後の運用計画についてお答えいたします。  市内公立幼稚園では、平成30年度に玉幼稚園及び飯沼幼稚園の耐震診断を実施いたしました。その結果、玉幼稚園舎の木造部分ではIw値0.37、鉄骨造部分ではIs値0.14、また飯沼幼稚園舎ではIw値0.52が最も低い評点となり、どちらの園舎も倒壊する可能性が高い、倒壊または崩壊する危険性が高いとの判定を受けたため、園児及び職員の安全確保を第一に考えまして、他の施設への緊急避難を実施いたしました。また、これら2園と同時期に建設された豊田幼稚園及び御城幼稚園についても、耐震性能が十分でないものと判断しまして、同様の対応をとることといたしました。現在は、既に緊急避難を完了しておりまして、飯沼幼稚園は平成31年1月より岡田幼稚園にて、玉、豊田、御城幼稚園は平成31年4月より石下総合福祉センターにて合同保育を開始しております。  以上でございます。 87 ◯議長(倉持 守君) 保健福祉部長。              〔保健福祉部長吉原克美君登壇〕 88 ◯保健福祉部長吉原克美君) 小林議員の御質問の耐震診断の結果に基づく保育所の今後の運用計画につきましてお答えをいたします。  昨年度行った耐震診断の結果、旧耐震基準の第一保育所、第四保育所、第五項保育所につきましては、いずれも耐震性能が不足している状況でございました。その結果を踏まえまして、小学校の空き教室の利用等の最善策を模索しましたが、乳幼児を預かるための保育室や園庭の確保、さらには施設内で給食を提供できる代替施設の確保が困難であったことから、緊急対策として保育所等の窓ガラスに飛散防止のフィルムを張り、扇風機等の天井落下物を撤去するとともに、乳幼児を乗せる避難車を増車いたしました。また、訓練避難も月に2回実施するなどの対応を行いながら、既存の施設のまま現在も継続して保育を行っております。なお、第二保育所につきましては、今年度に耐震診断を実施いたします。市といたしましても、今回作成した公立保育所再編計画に沿って、早急に施設整備を進めてまいりますが、その間、保育士並びに臨時職員等を募集し、手厚い避難体制がとれるよう人的配置を行います。また、避難マニュアルを整備し、有事に備えて防災教育を兼ねた避難訓練も実施してまいります。  なお、説明会におきまして、転園を希望される保護者には、新耐震基準の第三保育所及び第六保育所等を活用した調整を行い、被災在園保護者に寄り添う形での転園調整を行っていくとの説明はさせていただきました。何よりも児童の命を一番に考え、整備期間を前倒しするよう最善の検討を行い、計画以上のスピードで施設整備を進めていく考えでございます。  以上でございます。 89 ◯議長(倉持 守君) 小林 剛君。 90 ◯12番(小林 剛君) 石下の3幼稚園は福祉センターに移動した。これは耐震不足ということで危険であるので緊急的に避難をしたということだと思います。では、保育園はどうなんでしょう。保育園も耐震不足ということで、幼稚園と同じ状況ではないかと思いますが。また、今避難訓練を行っているということですけども、Is値から見れば、倒壊、崩壊の危険性があるというのは、倒壊というのはどんと一瞬で来ますよね。これ、避難訓練はどうやった。水害と何か勘違いしているんですかね。ということで、幼稚園は福祉センターに緊急避難した、保育園はなぜ緊急避難しないのか。 91 ◯議長(倉持 守君) こども課長。 92 ◯こども課長(飯野あや子君) ただいまの議員の御質問にお答えいたします。  保育所につきましては、先ほど部長の答弁にもありましたとおり、保育室の部屋数が確保できないという理由と、あとはゼロ、1、2歳児に関しましては自園調理が原則となっておりますので、そういった面から適用する施設がなかなか見当たらなかったというところで、既存の保育所のところで実施しております。  以上でございます。 93 ◯議長(倉持 守君) 小林 剛君。 94 ◯12番(小林 剛君) 市長以下職員の皆さんは耐震の強度の強いところで毎日仕事をしておりますが、倒壊の危険があるという、そういうおそれのあるところで保育士はじめ、子どもたちは毎日そこに行っているんですよ。災害時に、例えば洪水になりますよ、鬼怒川の堤防が決壊しますよと言ったときには避難命令を出しますよね。同じじゃないですか、これ。危険ですよって判定されたものは緊急避難。だから幼稚園は避難したんじゃないですか。何で保育園はしないのか。今、聞いていると、避難できない理由を今幾つか挙げてくれましたけども、市長が前に言っていた言葉では、できない理由を挙げるんじゃなくて、どうしたらできるかというふうに考えるんだっていうふうには市長、何年か前に言っていました。そういうことではないですか。どうしてできないのかって、できない理由を幾つも並べればそれはできなくなりますよね。だけど、ここは人命がかかっているっていうことから言えば、できない理由じゃなくてやらなきゃだめでしょう、これ。これは何年後かに統合するとか廃止するとかそういう問題じゃないんですよ。今危険なのをどうするかっていうことなんです。市長は防災先進都市を目指しているんですからね。これについて。 95 ◯議長(倉持 守君) 保健福祉部長。 96 ◯保健福祉部長吉原克美君) お答えいたします。  ただいまの小林議員の件につきましては、まず最初に市長からも言われた言葉そのものでございます。その中で、保育所の子どもの入所関係等々を踏まえまして、新耐震基準の保育所が第三と第六しかなかった点。それと、先ほどこども課長から答弁させてもらったとおり、代替えの施設につきまして、学校の空き教室等々も模索をいたしました。ただ、現状として、それの受け入れをできる代替施設がなかったというのが現状でありまして、緊急の策といたしまして、先ほど申し上げました答弁の内容となっているところでございます。  現実、そこら辺の状況はありますけども、市といたしましても、再編計画、これをスピード感をもって行って、その危険性のある期間をなるべく少なくしたいというような状況でおりますので御理解をいただければと思います。  以上でございます。 97 ◯議長(倉持 守君) 小林 剛君。 98 ◯12番(小林 剛君) 御理解をいただきたいということですが、理解はできません。今危険であるという状況の中で、令和4年度ですか、5年ですか、第四は4年ですね。第五が5年ということで、鬼怒川の堤防が切れますよ、今ちょっと待ってくださいっていうふうには待てないでしょう、これ。危険であるっていう判断がされた以上はやらなきゃためだと思いますよ。  それと、移動先がないということですが、これ菅生小学校は入ってないですか、第四の場合には。 99 ◯議長(倉持 守君) 保健福祉部長。 100 ◯保健福祉部長吉原克美君) 学校の空き教室につきましては、菅生小学校につきましても教育委員会を通しまして調査をさせていただきました。これは去年の12月現在で空き教室の数字となりますが、そのときは菅生小学校が2という形でございました。第四保育所の今の入所数を見ますと、やはり五つの部屋が必要だという現状があるのと同時に、先ほど課長から申し上げましたとおり、施設での給食の問題や、小学生がいるところでの保育の安全性、要するに小学生の高学年と小さな子どもとが共有することの安全性の面等も考慮しなければならないという諸問題がありまして断念した次第でございます。  以上でございます。 101 ◯議長(倉持 守君) 小林 剛君。 102 ◯12番(小林 剛君) 理由は先ほどのとおりかと思うんですが、これ、給食はそこに施設をつくらなければならないという決まりなんですか。これはほかから給食をとっているという保育園もあるんじゃないんですか。 103 ◯議長(倉持 守君) こども課長。 104 ◯こども課長(飯野あや子君) 3歳以上につきましては、そういう外部搬入とかも大丈夫です。ゼロ、1、2歳児に関しましては自園調理が原則となっております。
     以上です。 105 ◯議長(倉持 守君) 小林 剛君。 106 ◯12番(小林 剛君) 危険であるというのは、きょうも危険である、あしたも危険であるという状況ですから、これは3年も4年も待ってられないということなので、仮設をつくってでも移動させるべきかなというふうに思います。また、小学校、もともとあそこは定員何名なんですか。あいてないはずはないですよね。今、何名になっているんですか。ただ別のもので利用しているからあいてないだけのことなんじゃないですか。最初に建てたときの定員から言えばがらあきなんじゃないですか、あそこは。 107 ◯議長(倉持 守君) こども課長。 108 ◯こども課長(飯野あや子君) 議員の質問にお答えいたします。  実際に私のほうで菅生小学校には出向いて現場を確認してきました。今現在、部長が言ったように、2教室あいているということは確実に確認はしてきました。学校の中でも、今は特に生活科という教科も含めまして、あとは支援学級も2教室、場合によっては3教室、そういったところで使用しているという現状を聞かされますと、実際は2教室しかあいてないというところで現状は確認してまいりました。  以上でございます。 109 ◯議長(倉持 守君) 小林 剛君。 110 ◯12番(小林 剛君) いろいろ理由はあると思いますが、人命に危険を及ぼすおそれがあるという状況なんですよ。それを何とかする方向で考えなければこれはできないでしょうね。できない理由はたくさん聞いてますからわかりますけれども。できる理由もあると思うんですよね。それを考えてくださいよ。人の命がかかっているということですから。  それでは、提案したいと思うんですが、あすなろの里、ここに仮設をつくって入れてみたらどうですか。というのは、今、市内外、県外から保育園、幼稚園5,000人くらい来ているんですよね。これはやっぱり環境がいい。プールがある、泊まれる、動物園がある、体育館がある、こんなすばらしい環境のところに保育所があったらこれは日本一の保育所になるんじゃないですかね。人口の流入なんかも含めると、やっぱり子育て環境、そういうものを考えたときにあすなろの里は最高。近隣では通うのが遠くなるというのがあるかもしれませんが、全体を見たときに、今ある保育園、幼稚園の中で日本一だと誇れるものはないんじゃないかなというふうに思いますが。年間、今5,000人くらい来ているということで、市内の保育園、幼稚園では毎日来ているところもあるんですね。そういう延べでいったら7,000人、8,000人利用されているんじゃないかなというふうに思います。そういうところに保育園があったら、これはもう大人気になるんじゃないかなというふうに思います。まあ、これは提案しておきます。  それでは、保育所の問題、このスケジュール案では納得できません。ということで、一日も早くこの危険を排除しなければならないというふうに思います。先ほどの第一分庁舎も職員が入らないようにしているんですね、危ないから。入らないようにしているのに、何で保育園入れてもいいのという話になるわけですよ。言っていることが矛盾していて、全く整合性がない、言っていることが。だから、一日も早く仮設でも何でもいいから、別のところに避難させるべき。幼稚園だけ避難させて保育園は避難させないということでは納得いかないと思う。また、保護者と近隣の住民への説明もやっていると思いますが、ただ説明をしたからいいというものではないんですよね。例えば、手術をしますよというときには、インフォームドコンセント、家族と本人と医者と納得した上で手術を行うわけですよ。説明したからやっちゃおうという、そんなことはあり得ないですよね。そういう合意もしっかり取りつけた、そういう説明会にしていただきたいということで、この質問を終わります。  このまま進めてよろしいんですか。 111 ◯議長(倉持 守君) 継続してください。 112 ◯12番(小林 剛君) 今回が3回目の質問になりますが、指定文化財の耐震状況について市は把握しているのか。また、今後の運用計画について市の考えをお聞きしますということでよろしくお願いします。 113 ◯議長(倉持 守君) 産業振興部長。              〔産業振興部長小島裕治君登壇〕 114 ◯産業振興部長(小島裕治君) 小林議員の3番目の質問についてお答えいたします。  現在、常総市内の指定文化財建造物につきましては、国指定が1件、市指定が11件ございます。このうち、民間所有のものは9件で、市では国の指定重要文化財の坂野家住宅主屋、表門、市指定文化財の旧報徳銀行水海道支店、坂野家住宅書院を所有しております。市所有のうち、坂野家住宅内の建造物につきましては、これまでの保存修理事業の中で耐震補強構造工事を実施しております。  御質問の旧報徳銀行につきましては、大正期の貴重な銀行建築として平成18年に市の指定文化財となっておりますが、平成22年に実施した耐震診断において地震の振動や衝撃に対して傾倒する可能性が高いことから、コミュニティーホールとしての活用は現在行っておりません。もし傾倒した場合、周辺の建物や通行人などに被害が及ぶと考えられ、この対策が喫緊であると認識しております。小林議員からこれまでに2回、この問題に対して御質問をいただき、耐震化予算計上の検討も御答弁しているところでございますが、現時点では危険性排除の解決には至ってないのが現状でございます。  なお、中心市街地にあります水海道公民館の老朽化も課題となっております。現在、公共施設のあり方、また二水会館や武道館、旧報徳銀行など文化財建造物をツールとして、どのようなまちづくりを行っていくかについての検討を進めております。具体的には、公民館等施設活用方針計画調査業務委託により、旧報徳銀行を含めた各施設の利活用に関する調査結果が10月末には出る予定でございます。その調査結果が出る前の今月9月29日に公共施設のあり方と中心市街地活性化について、市長を交えての市民懇談会を開催する方向で計画をしております。また、調査結果が出た後、10月末ごろに再度市長を交えて市民懇談会を開催する予定でございます。この市民懇談会の御意見や調査結果をもとに、市議会議員の皆様と協議し、旧報徳銀行についての方向性を決定し、危険性の排除と市街地にぎわいの創出の施策を検討していきたいと考えております。  以上でございます。 115 ◯議長(倉持 守君) 小林 剛君。 116 ◯12番(小林 剛君) 今の答弁を聞いていると、なるほどよろしくお願いしますと言いたいところなんですけども、今回3回目なんですよね。2回目には、耐震化の予算計上という答弁もあるわけですよ。ですから、1回目も2回目も、今回の答弁も、これを信じていいんですかという話ですよね。今部長が答弁したことが本当であれば、一日も早くこれは結果を出さなければならないというふうに思っております。まちの中に危険物があるわけですよ。報徳銀行の重量を考えれば倒壊したときにどういう状況になるか。まち中を人が歩いていればどういう状況になるかというのはわかると思います。ただ、これを今、幼稚園、保育園の問題、それから文化財の問題、建物についていろいろなものが出てきておりますけども、これはもう何十年も見ないふり、聞かないふり、知らないふりしているからこういうことになって、神達市長になってこういう問題がいっぱい出てきた、たまりにたまって。本当に神達市長は気の毒と言えば気の毒ですよ、こういう状況の中で。しかし、防災先進都市を目指すと言った以上は、やっぱりここは英断していかなければならないのかなというふうに思いますが、市長、いかがでしょうか。 117 ◯議長(倉持 守君) 神達市長。                〔市長神達岳志君登壇〕 118 ◯市長(神達岳志君) 小林委員の御質問にお答えいたします。  もうまさに今おっしゃっていただいたとおり、老朽化の問題というものが噴出している状況です。耐震診断もやっていなかった保育園、幼稚園、またやっていたけれどもそのままにしていた公共施設が山ほどある。こういった現状をしっかりと計画を立てて、この先10年、20年、30年先を考えて、どこにどういう場所でどこを建てかえたほうがいいのか、どこはつぶしていいのか、またどういうふうに管理していくのか。また、それも市街地のにぎわい、子育て環境、いろいろな面で早急に検討を進めているところでありますけども、先ほど小林議員がお話をされたように、住民の皆さんとのインフォームドコンセントをしっかりやっていこうということで、9月、10月に水海道中心市街地のあり方、これを市民の皆さんとひざを突き合わせて行いたいと思っております。また、石下地区も同じですけれども、体育館ももう老朽化して使用ができないままになりっ放しということです。これも含めて石下の中心市街地、東部拠点、これも今市民との対話、どういうふうに市民の皆さんがこれから今後利活用したいかという部分の意見懇談会を開催する予定でおります。しっかりと市民の皆さんと対話を重ねながら、市としての今後のデータというものをしっかりお示しをしながら、一番いい方策として決断をして、なるべく早い時期に危険な建物は除去していくというような方針で進んでいるところでございます。 119 ◯議長(倉持 守君) 小林 剛君。 120 ◯12番(小林 剛君) ありがとうございます。やっぱり市長ともなると、10年、20年、30年、50年先まで考えて、こういうものを計画していかなければならないということだと思いますが、先ほど言ったとおり、住民の合意の上での執行をしていっていただきたいというふうに思います。以上でこの件について終わりたいと思います。ありがとうございました。 121 ◯議長(倉持 守君) 続けて、次の質問をお願いします。 122 ◯12番(小林 剛君) それでは、4番目、災害対策本部の設置場所の妥当性及び環境の整備はなされているかということなんですが、この環境の整備をなされているかは、災害対策本部がここではだめだとなったときの移動先のことです。よろしくお願いします。 123 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。市長公室長。               〔市長公室長小林昭仁君登壇〕 124 ◯市長公室長(小林昭仁君) 小林議員の4つ目の質問にお答えします。  災害対策本部の設置場所や環境整備ということで代替えのほうの回答となると思うんですが、対策本部の代替地設置場所につきましては、災害種別に応じて耐震性や整備環境を考慮した上で水海道総合体育館、石下総合体育館、学習センター等を設定し、防災計画に明記したところでございます。代替場所につきましては、電話網を緊急配備する必要があることから電源車による非常電源の確保など、本庁舎に比べ、設置に時間を要することが想定されますが、今後も事前の代替場所への災害対策本部の設置手順の中で迅速に対応できるよう訓練していきたいと思っております。  以上でございます。 125 ◯議長(倉持 守君) 小林 剛君。 126 ◯12番(小林 剛君) ありがとうございます。災害対策本部、市役所の議会棟になっているわけですけども、ここはこれも3回目ぐらいになるんですけども、ハザードマップ、水にも弱い、地震の揺れ、これにも弱い、そういう場所を選定して対策本部と地域防災計画の中ではしてきたわけでありますけれども、いまだに反対なんですが。ただ、代替えは必要ですよね。災害の状況によっては場所を変えなければならないというふうなことなので、そこの環境、今聞いた段階ではしっかりと整っているということだと思います。これは今3カ所ですけども、もっと多くてもいいのかなというふうに思っております。  それと、災害対策本部、ここは自分は反対だったので、28年8月に鬼怒川西地区への防災拠点となる複合施設の設置という質問に対し、執行部からの答弁。これは国土交通省の浸水想定区域図では、鬼怒川西地区に防災拠点施設を設置するには適していると思われます。また、当市といたしましては、市長の公約でも述べているとおり、国や県といった関係機関の協力を得ながら防災の拠点となる複合施設の設置に向けて今後積極的に進めていきたいと考えていますと答弁していたんですけども、これは結局どうなったのか伺います。 127 ◯議長(倉持 守君) 市長公室長。 128 ◯市長公室長(小林昭仁君) お答えします。  議員の御指摘のとおり、28年度におきましては、小林議員からこういう御質問等があったということは認識しております。その後、30年11月議会、坂巻議員の一般質問にて私のほうで答弁させていただいたのが、あの当時、現段階では既存の公共施設を代替地として設定したいという旨の回答をさせていただいております。地域防災計画を2年あまりで完成させたんですが、その中において既存の公共施設を代替地ということで設定をさせていただいたということでお願いしたいと思います。  以上です。 129 ◯議長(倉持 守君) 小林 剛君。 130 ◯12番(小林 剛君) 坂巻議員のときの質問というのは、これは複合施設の件でよろしいでしょうか。防災拠点となる複合施設ですか。 131 ◯議長(倉持 守君) 市長公室長。 132 ◯市長公室長(小林昭仁君) そのときには防災拠点という形での認識でお答えをさせていただきました。 133 ◯議長(倉持 守君) 小林 剛君。 134 ◯12番(小林 剛君) 私が提案したのは、防災拠点となる複合施設、市役所の業務であるとかいろいろな業務、また原発の避難もできる、1万6,000人を受け入れると言っているわけですから、そういう施設もないわけですよね、実際。学校で何名とかやっていますが、学校が始まればもう出て行ってくださいという話になるわけですから。そのために大きな市役所の業務もできるような防災拠点となる複合施設というのを望んだわけであります。これには市長の公約でも述べているとおりということなので、これができないということになれば、私も非常に残念であるし、市長も残念ではなかろうかというふうに思っております。  それでは、なかった、もうないということでよろしいでしょうか。3カ所に移動場所をつくったということで、施設の件はもうないというふうに思ってよろしいんでしょうか。 135 ◯議長(倉持 守君) 市長公室長。 136 ◯市長公室長(小林昭仁君) お答えします。  地域防災計画においては、今現在の場所が代替地ということですが、防災計画というものを随時変更していくところもあると思います。完了という形での計画ではなく、今後いろいろ災害が起きたときには変更していかなきゃいけない部分はあると思いますので、その辺の中で変更ということで進めていきたいと思っております。  以上です。 137 ◯議長(倉持 守君) 小林 剛君。 138 ◯12番(小林 剛君) よろしくお願いします。  それでは、5番目の質問ですけれども、指定避難所及び避難場所等の標識について、なぜ世界共通の図記号を使用しないのかということでお願いします。 139 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。市長公室長。 140 ◯市長公室長(小林昭仁君) それでは、5)の御質問にお答えします。  小林議員御指摘の内閣府における災害種別図記号による避難場所表示の標準化の取り組みでございますが、指定避難所がどのような災害に適しているのか、また適していないのかを表示するために、だれにでも容易に看板をわかりやすく明示することは大変重要と感じております。これまで当市では、指定避難所の選定に際した耐震化状況調査や収容人数の算定、避難所の開設、運営の部分に関する防災計画への反映やマニュアルの作成を優先的に取り組んでまいりました。今後におきましては、すでに設置されている表示板の張りかえや簡単な表示方法についての参考事例も多く紹介されておりますので、こうした事例も参考にしながら順次計画的に改修を検討してまいりたいと思っております。  以上でございます。 141 ◯議長(倉持 守君) 小林 剛君。 142 ◯12番(小林 剛君) これももう8年も前に共通のマークにしないのかという質問をしました。今、全国の市区町村1,724自治体、その中で外国人の比率は常総市1,724のうち21番目なんですね。これほど外国人が居住している中で、世界共通のマークがなければ、防災先進都市なんですからね。近隣自治体、名前を挙げれば周りですよ。全部もう書いてあります。ここだけです、常総市だけです、やってないのは。まして外国人も多いということですから、これはなるべく早く、早急にということでありましたが、次の予算でもとってもらって、上げてもらって速やかに移行していただきたいというふうに思います。財政課でカットされるということもあると思いますけども、市長の防災先進都市にするんだっていう、その防災に対する考え方、これが職員に浸透していますかって前に聞いたときに、市長は浸透していると思いますということですから、すべての職員の皆さんに市長の方針、そういうものを理解していただいて、予算はやっぱり何を優先すべきかというふうにお願いをしておきたいと思います。  防災先進都市を目指す神達市長に今さら言うまでもないと思いますが、どんな事業よりも人の命、これが優先するというふうに思っております。  今回質問をしました5項目は想定内でありますから、想定内の危険は一日も早く排除するようお願いをいたしまして質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。 143 ◯議長(倉持 守君) この際、暫時休憩いたします。                 午後0時02分休憩    ─────────────────────────────────                 午後1時00分再開 144 ◯議長(倉持 守君) 休憩前に引き続き会議を開きます。    ───────────────────────────────── 145 ◯議長(倉持 守君) 一般質問を継続いたします。  次に、14番中村博美君。  なお、中村博美君より資料配付の申し出がありましたので、これを許可しております。                〔14番中村博美君登壇〕 146 ◯14番(中村博美君) 皆様、こんにちは。14番中村博美です。通告に従いまして一般質問を行います。傍聴にお越しくださいました皆様、またインターネット中継をごらんいただいています皆様、お忙しいところ誠にありがとうございます。本日は、大きく二つの質問を行います。  それでは、大きな1番、常総インターチェンジ周辺の開発整備事業について、本日はその中の道の駅に関する質問を5項目順次行ってまいります。  全体整備45ヘクタールの中にある集客ゾーン4ヘクタールのうち、道の駅2ヘクタール、民間施設2ヘクタールは、市民の皆さんにとって生活に身近な施設となり、この施設の集客が大きく注目されているところです。市民の皆さんへは、平成30年8月の広報常総で初めて道の駅が周知され、さらに平成31年1月17日、アグリサイエンスバレー構想における道の駅の位置づけが再度周知され、これが全戸に配布されました。皆さんのお手元にも配布されたと思います。その後、平成31年4月、基本計画の策定が発表されました。賛否両論はあるものの期待感もあると思います。  国道294号線も取手を除きすべてが2車線になり、谷和原インターチェンジから常総インターチェンジは直線で13キロメートルという立地条件のよいこの場所に、何も仕掛けをしない常総市では何の発展もないと考えている人も多いと私は感じています。地権者組織である農地エリア地権者協議会と市の担当課、市議会有志、戸田の合同で何カ所かの近隣道の駅に視察に行き、各道の駅の成功例、失敗例、また課題等を見てきましたが、なかなか難しいとも感じました。予算的には15億から18億かけるのですから失敗は許されないと思い、質問をいたします。  小さな1)整備事業中の道の駅のコンセプト及び商品について尋ねる、御答弁よろしくお願いいたします。  それでは、一問一答方式ですので質問席に移ります。 147 ◯議長(倉持 守君) 答弁関係者の方は議場にお入りください。  これより答弁を求めます。藤島副市長。                〔副市長藤島忠夫君登壇〕 148 ◯副市長(藤島忠夫君) 改めまして、皆さんこんにちは。中村博美議員の御質問にお答えいたします。  道の駅のコンセプトについてお尋ねをいただきました。45ヘクタールの開発エリアとしますアグリサイエンスバレー構想を確実に実現するため、道の駅を農業を生かしたまちづくりの拠点施設と位置づけ、地域のお店の方々、観光拠点などと連携し、市内の地域資源が相互につながるネットワークを形成することで、市内全域に活力をもたらすよう地域創生に向けて、また常総市のまちづくりの起爆剤となるよう、そして10年後、20年後の常総市民の誇りとして長く成長する施設となるものでございます。  道の駅に出品する商品につきましては、今後、地元生産物を中心とした取り扱いを目指し、調整を図っていく予定でございますが、安定的に持続的な運営を行うためには、年間を通しての品ぞろえが必要であり、どの程度の地元産が集められるかが重要なことであり、そのために今般、管理運営計画業務策定の中で現在調査を行っているところでございます。  なお、県内道の駅設置主体となる協議会もございます。そういう中で、海側の道の駅と内陸側の道の駅それぞれで特産物を販売し合うことも大切でございますので、そういった認識のもとに実際行われているところでもございます。  このようなことを含めまして、具体的な調整につきましては、指定管理者候補を今年度中に選定した後に、来年4月から出荷体制の構築準備を進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 149 ◯議長(倉持 守君) 中村博美君。 150 ◯14番(中村博美君) 御答弁いただきました。2番でも御質問するんですけど、今、地域のお店の方々っておっしゃいました。地域のお店の方々というのは、すみません、細かく言うとどういう方々ですか。 151 ◯議長(倉持 守君) 藤島副市長。 152 ◯副市長(藤島忠夫君) お答えいたします。  あまり例には出してないんですが、水海道地内であればパン屋さんとかおせんべい屋さん、そして石下地内であればだんご屋さんとかお酒屋さんとか、たくさん市内にはいろいろなそういった産品がございますので、そういったものを販売している商店という意味で御答弁させていただきました。 153 ◯議長(倉持 守君) 中村博美君。 154 ◯14番(中村博美君) 観光物産協会の皆さんを指しているというふうに考えていいんですね。おせんべい屋さんは観光物産に入ってない方もいらっしゃるけども、そういうのをすべて常総市のお店を持つ方々ということですね。ありがとうございます。全域に活力をもたらすと今おっしゃいましたけど、この全域というのは常総市内全部ということですか。すみません、もう一度お答えください。 155 ◯議長(倉持 守君) 藤島副市長。 156 ◯副市長(藤島忠夫君) 御質問にお答えいたします。  市内全域という意味で答弁させていただきました。
    157 ◯議長(倉持 守君) 中村博美君。 158 ◯14番(中村博美君) ありがとうございます。今言ったように、観光物産協会にも所属していないお店の方がいらっしゃるんですよね。私の友人もそうなんですけど。なので、満遍なく皆さんにお声をかけていただきたい、これはお願い申し上げますのでよろしくお願いします。  それから、品ぞろえ、商品についてなんですけど、これが一番皆さん危惧されていると思うんですよね。商品が少ないと、あそこは行ってみても全然商品が並んでないから、もう2回は行かないわって言われると思います。そういうところで、今副市長がおっしゃった海のものと山のものとかいうその地域、地域間連携というのがあるんですか。 159 ◯議長(倉持 守君) 藤島副市長。 160 ◯副市長(藤島忠夫君) お答えいたします。  品ぞろえのほうは、先ほども御答弁申し上げましたように、まずは市内の方々から御提供をしていただけるものを中心にということでございますが、年間を通して訪れていただけるお客様の満足度というものを充足するためには、いろいろな方々のお力、御支援もいただかなければならないというふうに考えております。そういう意味で、今供用開始している道の駅、またはこれから供用開始する道の駅がメンバーとなった道の駅県ブロック連絡会、これは神達市長もメンバーなんですが、そういったところでいろいろなお互いに連携を図れるところ、そういったものを具体的に協議している組織もありますので、そういったところを活用して、常総市内でなかなか調達できないと想定されるものにつきましては、いろいろなところと協力をいただきながら連携していきたいという考えで御答弁させていただきました。 161 ◯議長(倉持 守君) 中村博美君。 162 ◯14番(中村博美君) そうですね。道の駅間の連携が今はもう普通になっているということですね。道の駅を活性するためには道の駅の連携を取り合っているということでよろしいんですね。ありがとうございます。  商品のほうは今申し上げたとおり、切れることなく、それから皆さんが魅力のあるもの、ももちろん一番は常総市のものですけど、常総市のものも魅力のあるものをずっと置いている、切れることなく置いているということでお願いしたいと思います。  8月20日に行われた中学生議会でも、道の駅に一番近い鬼怒中学生が、集客力の高い道の駅にしてほしい、常総市民が通いたくなる道の駅にしてほしい、圏央道を利用する人々が思わず立ち寄りたくなるような施設や観光地としての魅力を発信してほしい、また自分たちも参加できる農産物の販売の手伝い、バザーの開催、植樹に参加し、地域の方々と交流も深めたい、また子どもやお年寄りまでが楽しめるイベントを考えていきたいなど、道の駅に参加したい意欲が感じられました。また、石下中学生は、常総市を桜や花の名所としてほしいとあり、まさに以前より私の一般質問で、この圏央道インターチェンジに日本桜の会から300本から500本、虫のつきにくい桜の木をもらって植樹し、中学生の言う立ち寄りたくなるような道の駅につながるのではないでしょうか。その時には、以前にもお願いしている三坂新田、沖新田桜並木にも予算をつけて整備してほしいとお願いしてますね。これも本当に一緒にお願いして、圏央道を通ると垂直に行く三坂新田、沖新田の桜並木もすごいきれいですよね。見てみると、今度圏央道のほうにすごい桜が咲いていると絶対おりたくなるんですよね。私はずっと言っているんですね。日本桜の会は虫のつきにくい桜の木を300本から500本、要望にこたえて差し上げますって言っているんですけど、調べてくださったのかな。これはちょっと一般質問に通告してないのでいいんですけど、この辺をぜひ桜の名所と道の駅をつなげてやっていただいて、おりたくなるような道の駅っていうのを私は本当に希望していますので、よろしくお願いします。これで1)は終わりにします。  次に2)です。整備事業中の道の駅の地域との連携について尋ねる。道の駅県ブロック連絡会事務局、今、副市長がお答えくださったこの事務局に市長が入っていらっしゃるんですか。すみません、知らなかったんですけど。事務局によると、道の駅の設置条件が三つあり、一つは休憩機能、二つ目は情報提供機能、そして三つ目が文化教養観光レクリエーション施設などで、地域と交流を図る地域連携機能が三つの設置条件だということで、茨城新聞の8月9日、筑西の道の駅ができたときに新聞に載っていたんです。そうなんだ、この三つを兼ね備えていないとだめなんだなっていうことなんですけど、この中の地域連携機能ということでちょっとお答えいただきたいんですけれども。皆さんに配布させていただいています、これですね。市民の皆さんに配布されたこれなんですけどね。見たら全然わからないんです、私は。皆さんわかるのかな。市民の皆さんはわかるかもしれないけどちょっとわからないので、これを使ってその地域の連携を御説明いただきたいと思います。 163 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。藤島副市長。 164 ◯副市長(藤島忠夫君) 2番目の御質問にお答えするということでよろしいと思いますので、2番目の御質問にお答えいたします。  道の駅と地域との連携につきましては、先ほど御答弁しましたように、来年度から開始予定の道の駅への出荷調整等を行うことによる地域生産者等との連携をしてまいります。また、道の駅という年間数十万人が訪れる市内最大の集客施設の特性を明かし、まちの情報発信基地として農業体験などによるアグリツーリズムや、市内商店、飲食店などへの周遊、歴史資源周遊ツアーなど食、体験、学びといった常総市の大切な地域資源を生かしたモノ・コトの開発を行い、地域ぐるみで拠点づくりを目指してまいります。これらを実現するためには、開業前から市内において多様なアイディアやコネクションを持った人材の発掘、また市内の観光地や自然などの地域資源の発掘、磨き上げが重要であるというふうに思っているところでございます。  先ほどのチラシの御説明をということでございます。この件につきましては、神達市長からも強く指示されている点でございまして、私どもは道の駅だけにぎわいがあればいいというような考えは全くございません。道の駅は、市内で頑張っていただいている商店の方々、また豊田城、坂野家住宅、千姫様が眠る弘経寺などの多くの観光施設等や、この事業に大きな期待を寄せていただいている農家の方々と一緒になって、道の駅を中心とした新しいスタイルのまちづくりにしたいというふうに考えております。先ほどこのチラシを各議員に配付されております。先ほど申し上げました、私は、商店とか観光資源、と農家の方々と道の駅を中心としてそういった方々と連携する。繰り返しますが、道の駅だけがにぎわいを持つというのではなくてという意味でございます。来年度から本格的に取り組んでいき、オール常総によるにぎわいのあるまちづくりをしていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 165 ◯議長(倉持 守君) 中村博美君。 166 ◯14番(中村博美君) お答えいただきました。ちょっとね、もう少し細かく教えてもらいたかったんですけど。私が前にもお話ししていました神社仏閣。質問で何回も何回もしつこいぐらい言っているんですけど、神社仏閣に行くには道の駅から自転車に乗って、ママチャリじゃないですよ、もうちょっと走りのいい自転車に乗って、サイクリングロードもできますし、そういう貸し自転車をぜひ、何回も一般質問していますけど置いていただいて、今おっしゃった神社仏閣やそれから食事どころ、お土産物屋さん、そういうところに気軽に立ち寄れる、車を道の駅に置いて行くんですけど、そういうふうなことをぜひぜひ早目に。さっきおっしゃいました、開業前から早く取り組まないと。何かちょっと遅いですよね。こんなにゆっくりでいいのかなというぐらいなところを皆さん心配してらっしゃるんですよね。本当に開業前から、もうあしたからいろいろ細かく取り組んでいただいて、令和5年の3月ですね。令和4年末だからまだ時間があると思わないで、しっかりと取り組んでいただいて、集客のある道の駅にしてもらいたいと思いますのでよろしくお願いします。  ということで、次は3番ですね。3)に移ります。3)は整備事業中の当市の道の駅と坂東市のパーキングエリアとの違いを尋ねる。お答えください。 167 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。藤島副市長。 168 ◯副市長(藤島忠夫君) 3番目の御質問にお答えする前に、ただいま私の説明不足を中村議員のほうで、この連携というところで、まさしく自転車を活用したりとか、そういったことも補足説明していただいたこと、ありがとうございました。  ただ、その中で遅いという表現がありましたものですから、反論するわけではないんですが、我々もその令和4年度末の供用開始のために設計業務、実施設計というその段取りを踏んでおりますので、早くて悪いことはございませんので、一生懸命やりますが、遅いということだけは少しお答えさせていただきました。  3番目の御質問にお答えいたします。  道の駅と地域との連携につきましては、3番目の当市の道の駅と坂東市のパーキングエリアとの違いについてでございます。道の駅が道路利用者のための休憩施設であるのに対して、パーキングエリアは高速道路利用者のための休憩施設という位置づけになっております。坂東市のパーキングエリアは、圏央道全体における休憩施設不足の解消に向けて、2024年度の4車線化に合わせて整備が検討をされていると認識しております。その中で、坂東市はパーキングエリアに併設した形で地域利便施設の整備を検討していることが発表されたところでございます。  当市における道の駅は、国道294号の利用者と圏央道の常総インターチェンジ近接という地理的好条件を生かし、圏央道利用者の集客も図るよう、ETC2.0を活用した一時退出を無料とするシステムを取り入れる計画もしているところでございます。当市は道の駅としての登録、坂東市はパーキングエリアに隣接した地域利便施設であることの違いに加えて、当市におけますものは常総インターチェンジ周辺において、道の駅だけでなく民間による集客施設、また観光農園、都市公園といった多くの方々が訪れていただけるよう、いろいろなメニューをそろえた施設を目指しているところが大きな特徴であり、ほかの施設と比較してのアドバンテージというふうに考えております。 169 ◯議長(倉持 守君) 中村博美君。 170 ◯14番(中村博美君) お答えいただきました。坂東市のパーキングエリアに、ちょっともう一度説明してほしいんだけど、地域利便施設というのは具体的に何なんですか。すみません。 171 ◯議長(倉持 守君) アグリサイエンスバレー推進チームマネージャー。 172 ◯アグリサイエンスバレー推進チームマネージャー(川沼一巳君) ただいまの質問にお答えいたします。  坂東市で発表しておりますその資料によりますと、先ほど中村博美議員がおっしゃいました情報発信機能、防災機能、それと休憩施設ですか、こちらの3機能を備えた道の駅のような施設ということで聞いております。  以上でございます。 173 ◯議長(倉持 守君) 中村博美君。 174 ◯14番(中村博美君) 道の駅のような機能。ということは、道の駅ではないし、商品を売るということでもないんですか。 175 ◯議長(倉持 守君) 推進チームマネージャー。 176 ◯アグリサイエンスバレー推進チームマネージャー(川沼一巳君) 機能的には道の駅と同様の施設でございますが、道の駅の登録はしないというふうに現在のところは聞いております。  以上でございます。 177 ◯議長(倉持 守君) 中村博美君。 178 ◯14番(中村博美君) すみません、道の駅の登録をしないと道の駅で物を販売できないんですか。 179 ◯議長(倉持 守君) 藤島副市長。 180 ◯副市長(藤島忠夫君) お答えいたします。  道の駅は国交省から認めていただくという制度制のものでございますので、その道の駅という公称を認定して我々は道の駅の整備を図ろうとしております。お聞きすると、坂東市はサービスエリアにとめた車から歩いて隣接する集客施設を整備してということで、道の駅の登録を目指してないというような形で、機能的には違ったところはありますが、制度上の問題で道の駅でないという答弁をマネージャーからさせていただきました。 181 ◯議長(倉持 守君) 中村博美君。 182 ◯14番(中村博美君) 道の駅ではないけれども、何かを販売することはするんですね。もう一度お答えください。 183 ◯議長(倉持 守君) 藤島副市長。 184 ◯副市長(藤島忠夫君) そのとおりでございます。 185 ◯議長(倉持 守君) 中村博美君。 186 ◯14番(中村博美君) ありがとうございます。ちょっと理解が悪い私なんですけれども。圏央道を走って来て坂東のパーキングエリアをちょっとおりてみると、いろいろなものを売ってるところがあるよということがだんだん知れてくると、もううちの道の駅にはおりないで、そっちのほうに行っちゃうっていうふうなことは考えられると思うんですけど、どうお考えですか、お答えください。 187 ◯議長(倉持 守君) 藤島副市長。 188 ◯副市長(藤島忠夫君) お答えいたします。  競合する部分はあると思います。ただ、私どものほうの交通量調査等々においては、直接国道294号線に隣接する道の駅の整備ということでございます。もちろん、圏央道で休憩施設をつくられるということですので、ライバル関係はありますが、それに負けないようなうちのメニューづくりということで、先ほど申し上げましたように、道の駅を中心とした公設部分と民間の部分、先ほど中村議員が4ヘクタールという集客ゾーンのお話をしていただきましたが、その4ヘクタールをトータル的に整備することによって、坂東市との差別化、あとはうちのアドバンテージというものをしっかりと具体的なメニューづくりの中で反映して、簡単な言葉ですが、負けないように頑張るということでございます。 189 ◯議長(倉持 守君) 中村博美君。 190 ◯14番(中村博美君) ありがとうございます。もう少し間際になるとどんなものか見えてくるんですけど、ちょっとまだ見えていないので、先々心配ばっかりしちゃうんですよね。え、パーキングエリアができたの、ちょっと歩けば何かいろいろなものを売っているところがライバルになっちゃうんじゃないかなというふうに心配ばかりするんですけど。今、2ヘクタールの道の駅と2ヘクタールの民間施設、それからうちには観光農園というこの三つでお客さんを呼ぶということですよね。あ、観光公園。公園はすごく期待しているんですよね。公園の一般質問も前にやりましたね。きぬ総合公園に何で遊具がずっと取られたままでつけてくれないんですかと。二つでも三つでもいいからきぬ総合公園に遊具をつけていただかないと、みんな外の公園に行っちゃいますよ。近くならつくばみらいの桜公園、あそこは土日は人がいっぱいですよね。どんどん常総市の人も行っているんですけど、そこと競えるような公園にしてもらいたいと思います。四つが一緒になってこのアグリサイエンスバレーの中の道の駅、観光農園、公園、今から質問する民間施設ですね。わかりました。3番を終わります。  4番に移ります。4番、整備事業中の民間施設はどのように計画しているか尋ねる。これはまだ多分発表できるものがあるかどうかわからないんですけど、発表できるものがあればお願いします。 191 ◯議長(倉持 守君) 藤島副市長 192 ◯副市長(藤島忠夫君) 四つ目のお尋ねにお答えいたします。  道の駅に隣接する民間施設はどのように計画しているのかについてでございます。事業協力者である戸田建設株式会社が、道の駅の整備にあわせまして今、協議検討を行っているところでございますが、これは集客の効果をお互いで生み出そうというようなことでの検討をしているところでございます。具体的に申し上げますと、来年度から開始します道の駅の設計業務の中でその具体的な調整を図ってまいりまして、指定管理候補者の意見等も踏まえながら、多くの方々が喜んで来場していただける集客増になるよう進めてまいりたいと考えております。  これも繰り返しになりますが、こういうことが当市の道の駅の既に営業しているほかの道の駅との違いであり、アドバンテージであるというふうに考えております。  以上でございます。 193 ◯議長(倉持 守君) 中村博美君。 194 ◯14番(中村博美君) はい。まだ先のことなので、具体的にこれをつくるよ、これが来るよってそういうことは発表できないんですね。お互いに集客効果を高めていくということに期待しますので、これはここで終わりにします。  では、5番です。先ほど副市長からもETC2.0というお言葉が出ましたね。ETC2.0、私は以前にも一般質問したんですけど、ETC2.0というから2時間余裕があると思ってたんです、ETCをね。ETCのところをおりて2時間だと思ったら、そうじゃなくて1時間だったんですよね。ETC2.0を1時間で用が足りるのか、お客様にこれで満足していただけるのかというところをまず一つ質問ね。  それから、ETCを別につけるには幾らぐらいお金がかかるんですか。今のETCを取って新しくETC2.0の機能を備えたETCをつけるんですか。それも教えてください、二つ目です。  それから、今だとETCがない人がETCをつけると、この2.0が含まれているんですか。この三つですけど、お答えください。 195 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。藤島副市長。 196 ◯副市長(藤島忠夫君) 五つ目の御質問にお答えいたします。  先ほど申し上げましたETC2.0、今議員から御案内のありましたように、道の駅に立ち寄っていただいて一時退出ということが無料というサービスで1時間ということでございます。これは滞在していただく時間は多ければ多いほうがいいものですから、まずは1時間にも耐えられるような我々はメニューづくりをする。その一方で、やはりこれは時間が長いほうがいいということもありますので、今後、1時間という制限について延長していただけるように、国に対して要望を行っていくということで今考えているところでございます。  二つ目の価格のお話をまずさせていただきます。価格は本体価格だと1万2,000円から5万円ぐらいの価格帯というふうに認識しているところでございます。これは、手数料とか工賃は別途になりますが、本体価格は1万2,000円から5万円ぐらいまでのものがあるというふうに把握しているところでございます。  3点目の質問がよく私が把握してなかったので、後ろの者と確認して、今のものではなくて新たなものをつけないとETC2.0のサービスは受けられないということでございます。大変失礼いたしました。 197 ◯議長(倉持 守君) 中村博美君。 198 ◯14番(中村博美君) 延長を要望してくださるということですけど、1時間ではきょろきょろ買物をしているとあっと言う間に1時間過ぎるんですよね。1時間では無理ですね。要望するんでしたら3時間にして。3時間で2時間であっても構わないんだけど、2時間も無理やね。特に女の人は買物して御飯食べて、おしゃべりして2時間、3時間ぐらいすぐかかっちゃうので、これ強い要望ですけど延長してください。  それから、質問はちょっと違っていました、お答えね。細かく言いますね。今ついているETCに新たにETCをつけるんですかということでね。そうすると1万2,000円から5万円、何でそんな差があるんですか。1万2,000円と5万円のでは性能が違うんですか。これからまた答えてくださいね。こんなに何で差があるか。  それと、今ETCがない人がつけるとすると、もうこのETC2.0になるんですかという質問なんです。オーケーですか。 199 ◯議長(倉持 守君) アグリサイエンスバレー推進チームマネージャー。 200 ◯アグリサイエンスバレー推進チームマネージャー(川沼一巳君) お答えをさせていただきます。  ETC2.0の車載機の金額の差につきましては、その機能の差ということで、カーナビと連動していたりすると金額が高くなるということで御理解をよろしくお願いいたします。  2点目に関しましては、今のETCを機能アップしてETC2.0になるということはありませんので、やはり今のETCと新しいETC2.0車載器を取りかえていただくということになります。  以上でございます。 201 ◯議長(倉持 守君) 中村博美君。 202 ◯14番(中村博美君) 取りかえるね。取りかえるということは、もう今つけてない人はETCをつけるときは2.0なんですね。もう一回。 203 ◯議長(倉持 守君) アグリサイエンスバレー推進チームマネージャー。 204 ◯アグリサイエンスバレー推進チームマネージャー(川沼一巳君) すみません、答弁が漏れていまして、今の規格でETCもETC2.0も両方ございますので、それは選択できるんですけれども、ETCのほうが割安になっている、ETC2.0は少し割高ですけどそういったサービスが受けられるということでございます。  以上でございます。 205 ◯議長(倉持 守君) 中村博美君。 206 ◯14番(中村博美君) わかりました。ありがとうございます。五つ、ちょっと細かい、私なりにとても疑問に思っていることを言いつつ、ここに出したんですけど、何回も言いますけれども、道の駅というと失敗は許されない状況にあります。ましてや道の駅はいつ僕たちが議決したんだという方もまだいらっしゃるんですね。僕たちは認めてないよと言う方もいらっしゃるんです。道の駅が失敗するか成功するか以前の問題で、そういうふうに思っていらっしゃる方もいるんですね。  そうすると、オール常総というお言葉を使われましたけど、全然今オール常総じゃないですよね。議員の仲間だけにしてもオール議員ではありません。オール議員でもないのにオール常総というふうにうたうからには、やっぱり議員の皆さんにも細かく説明をして理解をしていただいて、そして協力するという体制にならないと、絶対にうまくはいかないと思いますよね。字だけがオール常総、オール常総って使ったり書いたりしていますけど、議員の人たちがオール常総でないのに、どうしてオール常総なんてうたわれるんですかと、私はいつも思うんですね。その辺を丁寧に皆さんが議員にも説明をして、その議員が支持者のそれぞれの皆さんに説明をしていくわけですから、それらのところに戻って、もう一度議員の皆さんによく説明をすることが大事だと思うんですね。でないと、本当に15億から18億円もかけて、わあ、お客さん来ないわ、やっぱりって、遠目で見ていて成功するか失敗するか、やるだけやってみたらどうだみたいな雰囲気では成功はしないと私は思います。その辺を皆さんによくお願いをします。オール常総というお言葉を使われるには、それだけの議員の皆さんにも理解をしてもらって協力してもらう体制をつくっていくことが一番大事だと思いますので、その辺をよろしくお願いして、大きな1番の質問はこれで終わります。  次、大きな2番に移ります。 207 ◯議長(倉持 守君) 次の質問に移りますので、答弁関係者の入れかえをお願いします。  中村博美君、質問を継続してください。 208 ◯14番(中村博美君) 大きな2番、AEDの質問は平成17年12月にも行いました。当時の答弁です。  消防におきましては、昭和57年9月9日を救急の日と制定し、応急手当の普及啓発実施が始まりました。当消防本部では平成17年より自動体外式除細動器(AED)を取り入れた普通救命講習会が始まったと答弁されました。  平成17年当時は消防署員が講習を受ける段階で、一般市民は触れる機会もありませんでした。それは、当時、常総市(旧水海道市)には、民間企業に1台が設置されていただけでした。さらに、水海道市内でAEDを含む講習会には133名が受講していたものの、責任問題を考えると使用には至らなかったのが現状であったと考えられます。あれから14年が経過し、現在では心肺蘇生法はもちろん、自動体外式除細動器(AED)がセットになり講習を受ける今日となりました。先々月の7月28日、三妻公民館で日赤奉仕団の指導者を招き、地域女性団体三妻支部で講習会を開きました。  大丈夫ですか、意識なし、呼吸なし、だれか助けてください、救急車を呼んでください、AEDを持って来てください、こんなふうに講習会で子育て中の若いお母さんもてきぱきと心肺蘇生を行い、AEDを見事に使うことができました。そして、終了後、AEDを持って来てくださいと言ったら、その方がはいと言ったものの、どこへ取りに行くのっていうことになったんですね。講習会は受けているんですね。AED持って来てください、講習会のときは横にありますからね。はい、AEDを持って来ましたって持って来れるんですね。ところが、どこに取りに行くのという疑問が上がりまして、みんなで考えました。考えましたけど、答えは得られませんでした。きょうはその質問に至りました。  1)AEDの使用基準について尋ねる。この使用基準というのは時間のことです、時間。何分以内ならAEDの効果はあるのかを尋ねます。一刻も早くとよく言うんですよね。その一刻も早くは一刻も早くから何分以内なんですかということですね。お答えください。よろしくお願いします。 209 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。市長公室長。               〔市長公室長小林昭仁君登壇〕 210 ◯市長公室長(小林昭仁君) 中村議員のAEDに関する一つ目の質問にお答えします。  AEDにつきましては、心室細動、いわゆる心臓がけいれんを起こした方に電気ショックを与えて正常なリズムに戻すことということになっております。現在、今の御質問の時間ということなんですが、基本的には5分以内ということで伺っております。  以上でございます。 211 ◯議長(倉持 守君) 中村博美君。 212 ◯14番(中村博美君) お答えいただきました。5分以内というのは6分ぐらいで救急車が来るということですよね。だから、6分で救急車が来るときにはもうAEDは要らないということで、5分以内とおっしゃるんですよね。一刻も早くから5分以内ですね。一刻も早く、そのときに一刻も早く取りに行きたいので、AEDの設置場所及び使用可能な時間を明確に周知すべきと考えるが、現在の取り組み内容を尋ねます。お答えください。
    213 ◯議長(倉持 守君) 答弁を求めます。市長公室長。 214 ◯市長公室長(小林昭仁君) 二つ目の御質問にお答えします。  使用可能な時間についてですが、現在、市役所や小中学校をはじめとした市の公共施設47カ所に設置しております。民間施設においては、大規模店舗、医療機関、各種事業所、店舗等に独自に設置されておりますが、いずれも設置が開設されている時間帯のみの使用となるかと思われます。  以上でございます。 215 ◯議長(倉持 守君) 中村博美君。 216 ◯14番(中村博美君) 市役所、小中学校47カ所。時間帯のみのということは、夜間だとどこで使えるかというのはお知らせしてありますか。 217 ◯議長(倉持 守君) 防災危機管理課長。 218 ◯防災危機管理課長(横島義則君) お答えいたします。  時間帯別の使用可能時間については示してございません。 219 ◯議長(倉持 守君) 中村博美君。 220 ◯14番(中村博美君) 使用明記されていない。わからないんですよね。そうすると、大丈夫ですか、大丈夫ですかと始まって、救急車呼んでください、AEDを持って来てくださいと言っても、どこに取りに行ったらいいか今はわからないのが現状ですね、すみません、もう一度お答えください。 221 ◯議長(倉持 守君) 防災危機管理課長。 222 ◯防災危機管理課長(横島義則君) 時間帯における使用可能な施設については明記してございませんので、議員御指摘のとおりでございます。 223 ◯議長(倉持 守君) 中村博美君。 224 ◯14番(中村博美君) そうすると、救急救命講習会で心肺蘇生は手があるから皆さんできますし、今はマウス・ツー・マウスにも口に触れないような唇がついていて、マウス・ツー・マウスもできるんですけど、AEDの講習会はしても仕方がないということですかね。そんなふうに考えていますか。お答えください。 225 ◯議長(倉持 守君) 防災危機管理課長。 226 ◯防災危機管理課長(横島義則君) 常総市のお話というよりも、あくまで一般論ですが、全国の状況を見ますと、AEDによる救命率は年々向上しておりますので、普及啓蒙という意味、実践という意味でも講習は重要というふうに認識してございます。 227 ◯議長(倉持 守君) 中村博美君。 228 ◯14番(中村博美君) ちょっと矛盾していますね。どこに取りに行ったらいいかわからないけど講習はしたほうがいいってね。これは先月の8月23日の茨城新聞ですけど、ちょっとだけ読みますね。  教員の方たちが講習を受けていらっしゃいまして、学校にはあるので持って来てくださいと言えばすぐに持って来れるので、この記事を見て、教職員の方が子どもたちにすぐにできる。受講していらっしゃって、日本学校保健会が全国の公立学校を対象に実施したウエブ調査によると、2016年までの5年間でAEDの電気ショックを施された子どもが計147人、5年間。大体年間30人施されて助かったというふうな記事がここに書いてあるんです。小中学校はすぐあるのでとても大事だと思うんですけど、一般市民の人は特に夜間、今言ったみたいにAEDを持って来てくださいと言っても夜間はどこにあるのってことになりますよね。夜間に置くようなところを検討は全くしてないんでしょうかね。ちょっとお答えください。 229 ◯議長(倉持 守君) 市長公室長。 230 ◯市長公室長(小林昭仁君) お答えします。  夜間等につきまして、現在常総市において公共施設に既存のAEDはあるということで、夜の10時とか、市民総合体育館等については9時半、10時とできるんですが、その以降の夜間につきましての設置に関してはまだ今のところありません。これも坂野議員から昨年11月の一般質問であったんですが、コンビニへのAED設置という御質問のときにもお答えさせていただきました。そのときにも非常に厳しいお答えをさせてしまったところもあるんですけど、市として今、AEDの空白地帯、ですから今言った5分以内で持って来れる場所にAEDがあれば助かる方もいらっしゃるという考え方から申しますと、地域、地域の空白地帯を今後調査して、そこの空白地帯にない場合にはAED設置を考えなきゃいけないだろう。その結果がコンビニになったということもあり得るかなとは思われるんですが、当時の11月の答弁に際しましては、コンビニへの全店設置ということはなかなか難しいというお答えをさせていただいたところでございます。  以上です。 231 ◯議長(倉持 守君) 中村博美君。 232 ◯14番(中村博美君) コンビニ全店、市内に何店舗あるかは把握していらっしゃるのかな。お答えください。 233 ◯議長(倉持 守君) 市長公室長。 234 ◯市長公室長(小林昭仁君) 30店舗でございます。 235 ◯議長(倉持 守君) 中村博美君。 236 ◯14番(中村博美君) 30店舗に置くことを検討しているんじゃないね、全然。まだ検討もしてないですね。30店舗に置くことを検討している段階ですか。そうじゃなくて検討もまだしていないですか。お答えください。 237 ◯議長(倉持 守君) 市長公室長。 238 ◯市長公室長(小林昭仁君) 先ほどの答弁と重複してしまうところもございますが、その空洞地帯という考え方から申しますと、近くにAEDが設置してある、例えば24時間体制での施設等があればコンビニに設置する必要もないかと思われるんですが、その空洞地帯のケアをするために選択肢としてコンビニがあるかなという場合には設置しなきゃいけない。全店設置というものでの考え方は今のところはしていないという状況でございます。 239 ◯議長(倉持 守君) 中村博美君。 240 ◯14番(中村博美君) そうですか。三妻地域でいうと24時間借りられるところはさくら病院というんですよね。例えばですけど、講習会を受けた三妻公民館からさくら病院を往復すると約15分ぐらいかかっちゃうんだよね、往復でね。もう三妻の人は24時間借りるところはどこもないということになっちゃいますよね。三妻だけじゃないね。三妻だけじゃないぞって言ってますけどね。どこもね。24時間借りられるところ、どの場所からも借りられるようにしていただきたいということでお願いしたいんですけど。市長どうですか。いきなりですけど、市長、AEDつけてほしいんだけど。いきなり市長には答えられないって。はい、お願いします。 241 ◯議長(倉持 守君) 市長公室長。 242 ◯市長公室長(小林昭仁君) AEDの設置に関しましては重要だということは認識しております。ただ、ここでまたこのようなことを言いますと費用面関係もございますし、あとは消防署の関係もございますので、消防関係の意見を聞きながら、あくまで我々としては空白地帯をクリアするのがまず第一かと。その前に47カ所にあるということをまだまだ市民の皆様にPRが足りてないかと思いますので、その辺は広報等、あとは特集記事等を載せて、今あるAEDの場所をまず把握してもらって、その後大型店舗とか医療系の場所で提示していいか悪いかということも調査しなきゃいけないこともありますので、それを踏まえた上で空白地帯に設置をしていきたいということで御理解を賜りたいと思います。  以上です。 243 ◯議長(倉持 守君) 中村博美君。 244 ◯14番(中村博美君) では、ぜひお知らせしてください。よろしくお願いします。  これで質問を終わります。 245 ◯議長(倉持 守君) この際、暫時休憩いたします。                 午後1時54分休憩    ─────────────────────────────────                 午後2時11分再開 246 ◯議長(倉持 守君) 休憩前に引き続き会議を開きます。    ───────────────────────────────── 247 ◯議長(倉持 守君) 一般質問を継続いたします。  次に、8番関 優嗣君。                〔8番関 優嗣君登壇〕 248 ◯8番(関 優嗣君) こんにちは。8番関 優嗣でございます。議長にお許しをいただきましたので通告に従いまして質問をさせていただきます。本日はお忙しい中、傍聴席に、またネット配信によってごらんいただいている市民の皆さん、ありがとうございます。しっかりと質問をさせていただきたいと思いますので、執行部の皆さん、よろしくお願いいたします。  今回は大きく二つの質問をさせていただきます。一つ目、登下校時における小中学生の安全についてということで大項目1番、また大項目2番としては、保育所の今後についてということで、大きく二つ質問をさせていただきます。  早速、1番目の登下校時における小中学生の安全についてということですが、私の地元大生地区、またPTAの中で話題が出たことが一つあります。中学生は以前よりずっと登下校時にヘルメットを着用しているにもかかわらず、小学生はもうトレードマークとなりました黄色い帽子をかぶっているという現状に対して、何か危険感を感じることはないかということで、特に私の住んでいます大生小学校、354バイパス、また294、大きな国道を二つ有しております。また、その国道を大半の児童が横断歩道を渡り、また朝の通勤時間帯、多くの皆さんが慌ただしく行き交う大きな国道2車線を渡って来る現状を見て、今のままではもし何か起きたときに重大な事故、またけがを負ってしまう。さらには、運悪く命を落としてしまうような現状が待ち受けているのではないかということで、学校でも今年度より大生地区安全対策会議ということで、学校長の協力も得まして、交通安全母の会、安全協会の皆さん、振興会の皆さん、地区にあります有志団体の皆さんが一堂に会して、月に一度定期的に安全会議を今年度は行ってきております。  その中でも話題に真っ先に上がりましたのが今回の質問にもありますように、小学生の登下校時において、ヘルメットを着用するような方向性で実現ができないかということがまず大きな話題として議題に上がりました。その話の中でも出ましたが、今回はちょっと例えとして自転車乗用中の交通事故に遭った場合のケースを例として挙げさせていただいておりますが、自転車乗用中に交通事故に遭われ、命をなくされてしまった方の中の6割以上が頭部に致命傷を負ってのものだという報告が挙げられております。また、交通事故に遭った場合、ヘルメットを着用していた方としていなかった方とで比較した場合に、着用していなかった場合には2.5倍以上致死率に達してしまうようなデータも報告されております。  そうした部分も踏まえて、市内では以前より、私も中学生時代自転車での通学をしていましたが、ヘルメットを着用しておりました。しかし、小学生はいまだにヘルメットをかぶらず、帽子をかぶり、徒歩での登下校をしております。そういう部分で、何とか小学生にもヘルメットを着用し、万が一起きてほしくはありませんが、事故に遭ってしまった場合のケアとしてヘルメットの着用、一つまた報告のつけ加えですが、仮に事故に遭ってしまった場合、重大な後遺症が残るというケースもかなりの数字で回避ができているというような報告もありますので、今回この質問に至らせていただきました。  それでは、まず大項目の中の1)番小学生に対するヘルメットの着用実施をする、市の考えはおありですか、お聞かせください。 249 ◯議長(倉持 守君) 答弁関係者の方は議場にお入りください。  これより答弁を求めます。教育部長。             〔教育委員会教育部長飯村順子君登壇〕 250 ◯教育委員会教育部長(飯村順子君) 関議員から御質問のありました小学生に対するヘルメットの着用を実施する考えはあるかということについてお答えいたします。  本来4月、警視庁は、自転車乗車中の事故においてヘルメットをしていない場合の致死率は、先ほど関議員からもお話ありましたように、着用時の2.5倍という調査結果を発表いたしました。これは、あくまでも自転車乗車時のデータでありまして、現在、本市の小学校におきましては、自転車で通学している児童はおりませんが、徒歩のときの事故においてもヘルメットが児童の頭部を保護するということについては、自転車乗車時と大きな違いはないと予想いたします。また、学校生活における万一の災害時にも有効に活用できるという付加的なメリットがあると考えます。  教育委員会におきましては、今までに小学生の登下校時のヘルメットの着用を検討したことはございませんでしたが、これら予想される効果をかんがみますと、児童のさらなる安全を確保するという視点では何ら導入を妨げるものではないと考えます。  以上でございます。 251 ◯議長(倉持 守君) 関 優嗣君。 252 ◯8番(関 優嗣君) これまで着用の検討はされてきた経過はないというお話でしたが、今回これをきっかけに、極端な話をしますと、PTAの中で自分たちの地域の子どもたちを自分たちで守ろうということで、先行的ですが大生小だけやってはどうかというぐらいのところまで士気が高まったことも一応つけ加えて御報告させていただきます。本当にこれはもう命にかかわること、防げる守れる命のための投資だと思えば、財政的な部分が今後課題となってくる部分でもあるかとは思いますが、ぜひ前向きにという、いつもながらの答えではありますが、ただ検討ではなくて、実現に向けた、それも一日も早い実現に向けた検討を重ねていただきたいと思います。  また、今部長からの答弁にもありましたように、常総市は市長も掲げます防災先進都市を目指すということで、これは登下校時のヘルメットの着用は当然ではありますが、災害が発生した避難時に、今は各学校ごとに防災頭巾であったり、それに類似した保護帽であったりというものを整備している現状はあるかと思いますが、これがヘルメットにかわることで、さらに安全性、また保護能力が高まるのではないかと思いますので、そういう部分のPRも含めた常総市の取り組みの本当の真剣さを周囲に知っていただくためにも、ヘルメットの着用というものは進めていただきたいし、なおかつ実施していただきたいと私は思います。そして、今回の質問に至ったということですので、これはただただ井戸端会議で出たものを報告しているだけではなくて、今回は私の後ろにたくさんのPTAのメンバーもいます。学校の先生方もいます。地域の方々もいます。これは大生だけのことではなく、常総市の未来を託す、未来を担っていただく子どもたちのために一日も早い実施をしていただきたいと考えておりますので、早い段階での実施という報告をいただけますことを強く願っております。  そうした話をした後でこういうことを聞くのも何ですが、例えば今、来年度からヘルメットの着用をしようという話で検討を進めていく中で、仮に何かできない、聞きたくはないできない理由がもしあるとするならば、お聞かせください。それに対して、回避できる方法があるのであれば、さらにそこまでお聞かせ願えればと思います。 253 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。教育部長。 254 ◯教育委員会教育部長(飯村順子君) 導入に当たっての障害ということでございますが、障害というよりも配慮すべき事項といたしまして述べさせていただきます。  児童の安全確保を第一にしつつも、もう一方で配慮すべきは児童自身や保護者の意向といった点でございます。具体的には、歩行者に対するヘルメット着用に関する法的義務がないこと、徒歩以外の通学児童がいること、また特に低学年の児童にとってはヘルメットの重量による疲労や頭部が蒸れて高温になることによる健康被害など、幾つかの課題を考慮しまして、通気性や重量、さらには保護者などの意向にも配慮する必要があると考えます。  また、導入に当たっては、次年度の入学予定者を含む全児童に一斉に配布すべきと考えますので、財政的な課題もありますが、児童の安全にかかわる件でございますので、教育委員会といたしましては、児童の安全確保と同時に、保護者及び児童の意見に十分配慮しながら前向きに導入を検討してまいりたいと存じます。  以上でございます。 255 ◯議長(倉持 守君) 関 優嗣君。 256 ◯8番(関 優嗣君) やはりどうしてもその財政面という部分は離すことはできない解決するハードルの一つではあるかと思いますが、一番そのボリュームとしてかかってしまうのは、導入初年度の全学校の全児童への配布という部分が一番大変になってくる部分かなと思います。でも一度整備をしてしまえば、次年度からは新入児だけの対応でも済むのかなと思いますので、その思い切った決断をいち早くしていただいて、導入に当たっていただきたいと思います。  導入に当たって財政のやりくりというものはいろいろあると思いますが、以前からちょっと別件で御相談をいただいている関係もございまして、その一つに入学お祝いの品として1年生に算数セットを配っているんじゃないかなと思っております。実はその算数セットとはお母様方にとってはとても手ごわいものでありまして、入学当初準備の中で、おはじきが何十個もあり、数え棒が何十本もありという細かいものに対して、一つ一つ名前を書き、シール張りをしていますが、1学期が終わり、夏休みあたりに持って帰ってきたのを見ると、数が半分ぐらいになってしまっていたり、あの労力はどこ行ってしまったんだろうとちょっと寂しくなるような場面があるそうです。しかし、この教材というのは1年生のときにしか使用していないのが現状なんじゃないかなと思います。そういうものであれば、学校に備えつける備品として、またこれも課題としてはあるかもしれませんが、学校に置く備品として常備をして、その分を年度年度ごとに充てていた算数セットに対して、今度はヘルメットへの代替えというものも検討する一つのポイントとしてはあるのではないかなと思います。また、その算数セットは算数セットとしての役割というものもあると思いますが、その辺について。また、算数セットに限らず、ほかにもこのような形で代替えというか、時代の流れであったり、子どもたちの関係であったりという部分で、かえていってもいいようなもの、今まではそれを記念品として与えていたかもしれませんが、違うものにかえていってもいいんじゃないかなというものがほかにももしかしたらあるんじゃないかなと思うのですが、その辺についてお聞かせください。 257 ◯議長(倉持 守君) 教育部長。 258 ◯教育委員会教育部長(飯村順子君) ただいまの御質問にお答えします。  小学校1年生のときに配布する算数セットにつきましては、新1年生が算数という教科に初めて取り組むに当たりまして、戸惑うことなく、また興味を持って小学校生活のスタートを切るための一助としていただきたいと考えております。つきましては、ヘルメットの導入に当たっては、算数セットとは別途検討を行いたいと思います。  以上でございます。 259 ◯議長(倉持 守君) 関 優嗣君。 260 ◯8番(関 優嗣君) 今回のヘルメットに関しては、その算数セットとは別途に考えていただけるということで、さらに喜ばしい答弁ということでしっかりと受けとめさせていただきます。  そこで、私たちもかぶって登校しました中学生のヘルメット、今度は3)番に移りますが、中学生、私もそうでした。恐らくヘルメットをかぶって登校をしたことがある方たちは何度かは経験したことがあるのではないでしょうか。ちょっとダサいんじゃないかとか、年齢的にも思春期を迎え、安全性という部分よりも、かっこよさという部分でヘルメットは校門を通るときだけ乗っけるもの、かぶるものではなくて校門を通過するための通行手形のような形でかぶっていたような記憶があります。しかし、せっかく中学生に対して、しっかりと命を守って3年間の中学校生活を送っていただくための記念品として贈呈していただいているヘルメットですから、これからの子どもたちにはそのようなかぶり方ではなくて、しっかりと家を出るときからあご紐を締め、校門を通り、駐輪場に自転車をとめるまでかぶっていただきたいと思います。  そんな中で、今月23日にオープンイベントを迎えますサイクリングロードに対しても、常総市がこれからどんどんサイクリストに対して訴えかけ、サイクリストを呼び込もうという中でも、中学生の昔ながらの工事現場でかぶられているような、工場の中でかぶられているようなああいうデザインのものではなくて、今ちまたを軽快に駆け抜けるサイクリストたちがかぶっているような斬新な、そして軽量で通気性もよく、だれが見てもかっこいいな、あれだったらおれもかぶっていいなって思うようなデザインへの変更なども、今後常総市がサイクリストに対してサイクリングのまち常総に来てくれ、せっかく整備したすばらしいサイクリングロードを皆さんで走ってくださいと言うためにも、まち中を中学生が、また小学生がそのようなかっこいいスタイルのヘルメットをかぶって走っている姿をちょっと想像しますと、サイクリストたちに対するPRとしては絶好なんじゃないかなと思うんですが、中学生のヘルメットのデザインの見直しなど今後いかがでしょうか。 261 ◯議長(倉持 守君) 教育部長。 262 ◯教育委員会教育部長(飯村順子君) ただいまの御質問にお答えいたします。  本市の中学校におきましては、約40年前に通学時のヘルメット着用を導入しまして、以後継続して着用を指導してきているところでございます。一方で、一部からはヘルメットのデザインや通気性の点で、生徒から敬遠されがちであるという声も上がっているようです。近年ではサイクリングブームということもありまして、自転車乗車時にサイクリング用にデザインされたヘルメットを違和感なく着用する人が非常にふえております。このような状況をかんがみますと、事故の際の安全性の高さを第一前提としつつ、夏の暑い時期であってもヘルメットの内部が蒸れないような通気性のよさ、首への負担を軽減するような重量、従来のものとは異なるスポーツタイプなどのデザイン性を考慮することも、子どもたちに抵抗なく、また気持ちよく着用できるための有効な手段であると考えております。  このようなことから、教育委員会では既にデザインや重量、通気性、価格等の点からどのような製品がよいのか、また財政課題解決のための工夫などの視点から前向きに検討を進めているところでございます。  以上でございます。 263 ◯議長(倉持 守君) 関 優嗣君。 264 ◯8番(関 優嗣君) 大変ありがとうございます。既にデザインの検討に入っていただいているということで、大変ありがたいと思います。中学生だけに限らず、小学生についても同じようにデザインの選定をぜひ早急に進めていただきたいと思います。  そこで、先日サイクリストとなり自転車で駆け抜けました、悪天候の中サイクリストになった神達市長、ヘルメットの件についてお話しいただければと思います。 265 ◯議長(倉持 守君) 神達市長。                〔市長神達岳志君登壇〕 266 ◯市長(神達岳志君) 関 優嗣議員の質問にお答えをいたします。  私も自転車でつくばりんりんロードも30キロ、そして常総市内のサイクリングロードも40キロ完走はできなかったんですけども、28キロをヘルメットをかぶって走行させていただきました。子どもたちからの声もいろいろ私も伺いました。私が中学生のときもあのヘルメットに違和感はあったことは事実でありますし、今のサイクリストがかぶっているヘルメットを私もかぶりましたけれども、本当に軽くて通気性がよくて、デザイン性もよくて、これであれば通学のときだけでなくて、普段友達のところに遊びに行くときも、新しく整備をされたサイクリングロードを家族で楽しむときもかぶれるだろうということから、教育長、教育部長に検討を指示したところでもございました。タイミングがいい質問でありますけども、しっかりと子どもたちの安全ということを考えて、ヘルメットをどういう形で導入ができるかという最善の策を積極的に進めていきたいと考えております。 267 ◯議長(倉持 守君) 関 優嗣君。 268 ◯8番(関 優嗣君) 本当にヘルメットの重要性、またヘルメットをかぶることで回避できる危険度の問題、はっきりともうあらわれているものでありますから、一日も早くこの決断が1日、1カ月おくれたことで、ヘルメットをかぶらない状態で事故に遭い、悲しくも命を落としてしまうような児童生徒が常総市内に起きないこと、事故が発生してしまわないことを強く願いながら、一日も早い実現に向けたすばらしい回答をいただけることを願いまして、強く要望して、今回の1番の質問は終わらせていただきます。どうぞ一日も早い実現をよろしくお願いいたします。 269 ◯議長(倉持 守君) 次の質問に移りますので、答弁関係者の入れかえをお願いいたします。  関 優嗣君、質問を継続してください。 270 ◯8番(関 優嗣君) それでは、大項目2番、保育所の今後についてということで質問をさせていただきます。  当市における保育所の老朽化、また耐震問題ということは、きょうの堀越議員、小林議員の質問の中にも答弁をいただいているので、また以前よりも何度か御報告をいただいておりますので、現状については把握はしております。そうした現状を踏まえた中で、現在この保育所に通わせている親御さんからの御相談も多いことは事実であります。
     そうした中で、今回この質問に至らせていただきましたが、今後10年、20年、さらにもっと先を見据えた検討というものは当然しなきゃいけないことではありますが、それ以前に、きょう今この時間も保育所に通っている、その保育所でお昼寝をしているかもしれない、また友達と遊んでいるかもしれない、そういう子どもがいるということも忘れてはならないことです。  ここ最近の説明をお聞きする限りでは、今後の整備状況、またどのように進めるかということについては、大変細かく御説明をいただいておりますが、今のこの時間どういうふうにしているのかということの説明がちょっと足りないというか、聞けていないような部分があるんじゃないかなと思いまして、今回はその辺も含めて質問をさせていただきます。  1)番の今後の方向性についてということですが、これは堀越議員、小林議員のときにも御答弁いただいておりますのでこの部分については割愛させていただいて、重複してしまう部分もあるかと思いますがよろしくお願いいたします。  それでは、2)番意見交換会、説明会の実施状況、また内容について、午前中、きょうも御答弁いただいていますので簡潔でよろしいのでお願いいたします。 271 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。保健福祉部長。              〔保健福祉部長吉原克美君登壇〕 272 ◯保健福祉部長吉原克美君) 関議員の2)説明会や意見交換につきまして実施状況や内容についてお答えをいたします。  昨年度は、計画当初から閉所を検討していました第二保育所と、民設民営化を検討していました第五保育所の保護者を中心に説明会を実施してまいりました。その後、耐震診断の結果が出たことを踏まえまして、第一保育所、第四保育所、第五保育所の保護者に対して診断結果と緊急対策について御説明をしてきたところでございます。さらに、今年度の5月からは、すべての公立保育所在籍児童の保護者に対しまして、改めて現状と課題を共有するための資料を提供した上で、適正配置適正規模を示しました常総市公立保育所再編計画案につきまして、保護者並びに地区の区長の方々とともに意見交換会を行ってまいりました。昨年度から現在までの説明会、意見交換会の回数は計14回で、各保育所や公民館等で実施をしております。時間や場所の都合などから、保護者全員に参加していただくまでには至りませんでしたが、参加ができなかった保護者の皆様にも資料の配布を行いまして、今回の再編計画案につきましては一定の御理解をいただいていると考えております。  以上でございます。 273 ◯議長(倉持 守君) 関 優嗣君。 274 ◯8番(関 優嗣君) 説明会を14回ほどされているということですが、これまでの質問の中の答弁でもありましたが、かなり出席の状況が、悪いという言い方はちょっとよろしくないのかもしれませんが、実際その説明会の周知をするための通知を出して説明会実施までの日数というのはどのぐらいで実施をされていますか。 275 ◯議長(倉持 守君) こども課長。 276 ◯こども課長(飯野あや子君) ただいまの関議員の質問にお答えいたします。  通知発送の期間につきましては、約2週間前に保育所を経由しまして通知を配布いたしました。  以上でございます。 277 ◯議長(倉持 守君) 関 優嗣君。 278 ◯8番(関 優嗣君) 通知は2週間というのは、担当課から保育所にゆだねられてから開催されるまでが2週間ということでよろしいんでしょうか。 279 ◯議長(倉持 守君) こども課長。 280 ◯こども課長(飯野あや子君) ただいまの質問にお答えいたします。  通知文に関しましては、メール等で保育所に流しまして、2週間前に、その日のうちに発送してくださいということで保育所に依頼しまして、各保護者にはお渡ししたような状況でございます。  以上です。 281 ◯議長(倉持 守君) 関 優嗣君。 282 ◯8番(関 優嗣君) それでは、その意見交換会、説明会の日程の設定については、市内での行事等の兼ね合いとかも考えた上での、考慮された上での日程の設定だったかお聞かせください。 283 ◯議長(倉持 守君) こども課長。 284 ◯こども課長(飯野あや子君) 日程等につきましては、確かに7月上旬から各保育所の説明会を順次実施しておりまして、夏の時期ということもありまして、夏祭り等に当然かぶってしまったということの要因で欠席された方も多かったのかなというのは事実でございます。  ただし、欠席された方に関しましては再度改めて通知文を発送しまして、保育所を経由しまして、7月28日に第三保育所、第六保育所の説明会のときにあわせて欠席された方にも同じような説明会を実施するということの御案内をさせていただきました。  以上でございます。 285 ◯議長(倉持 守君) 関 優嗣君。 286 ◯8番(関 優嗣君) これまでの質問の答弁の中にも、28日に再度それ以前の説明会に出席ができなかった保護者の方もお越しいただいていいですよということで通知をされて説明会をされたということですが、実際28日に第三、第六以外の保護者の方の出席率というのは恐らく少なかったというふうに記憶しております。せっかくというか説明会をするということは、今の現状、また今後について保護者の方に深く理解をしていただきたいがための説明会であるわけで、ただやりましたよという既成事実のためだけの説明会でなかったと信じてはおりますが、実際現状を見ますと、ただ資料配付して、資料を見て、その資料から各保護者の方のそれぞれ読み取り方も違うでしょうし、伝わり方も違ってしまった結果が実際今生まれているんではないかなと思います。皆さん100%参加していただくのが理想ではありますが、やはり労働環境、家庭環境、さまざまな状況の中で全員に参加していただくというのは非常に難しいとは思います。逆にそれを一人でも多くの方にこちら側の思いがしっかりと伝わるような形での説明会を、また今後いろいろな形でする場面が出てくるかと思いますが、その際には周りの行事等も含めた中で、しっかりと精査した上で日程等の決定をしていっていただきたいと思います。行きたいのに何かがあって来れないというのは非常に申しわけないことだと思いますので、ぜひその辺をよろしくお願いいたします。  実際、今、欠席者に対しての対応ということで資料等の配布を行ったかとは思いますが、大半の方が欠席されている現状ですので、その辺の説明会後の対応についてお聞かせください。 287 ◯議長(倉持 守君) 保健福祉部長。 288 ◯保健福祉部長吉原克美君) それでは、関議員の御質問にお答えします。  4番の質問の意味という形でお答えさせていただきます。  ただいま関議員からもお話があったとおり、欠席された保護者に対しては、保育所から説明会に使いました資料の配布は全員にさせてもらったところでございます。実際に保育所から配布する際にも、なかなか日程の都合等急にもとれませんでしたので、御質問や御意見等があれば直接こども課、保育所なりにお話ししていただいてもらっても結構ですというようなことで、保育所を通じて保護者には連絡しております。  ただ、今関議員からあったとおり、御理解がなかなかできなかった保護者に対しまして説明会というのは柔軟に対応を考えていきたいと思います。  以上でございます。 289 ◯議長(倉持 守君) 関 優嗣君。 290 ◯8番(関 優嗣君) また今後、いろんな場面できわどいやりとりもしなきゃならない場面が想定されると思いますので、柔軟に対応していただいて、少しでもよく納得していただいた上で、今後の取り組みに理解と協力をしていただけるような進め方をしていただきたいと思います。  今回、この問題になった件については、恐らくこれまでずっと実施をされていなかった耐震基準の判定が下ったことによって、自分のお子さんが通っている保育所が残るのか残らないのか、また耐震基準に満たないけども安全なのか安全じゃないのかという部分がキーワードになってきたのかなと思います。満たないものに関しては、当然何らかの対応をしていかなきゃならないのは当然でありますし、その辺についての説明も、今後再編という形、または適正配置という部分で検討していくということですので、しっかりと今ある現状をどこかを残してどこかをなくすという、そういう選択ではなくて、もっと面でとらえた中で取り組んでいただきたいと思います。当然、今通っているところが仮に閉所になる施設であれば、違う施設への転入を考えなきゃならないときに、今までの生活サイクルも多少犠牲を払うような場面、方向が違ったり、時間がかかったりという部分も出てくると思いますので、その辺の配慮もぜひよろしくお願いしたいと思います。  今回、耐震基準が満たないという報告を議会でも全協の中でいただいて、その中で幾つか議論をされた中に、代替えの施設でということで、先ほどの質問の中にもありましたが、現実的にその代替施設での保育ができなかった。できないかわりに、災害時の対応マニュアルであったり、幾つかの場面を想定した中で、こういうときにはこういうふうに対応します、またこういうときにはこういう対応しますというようなことを、当然保育所の中ではもうマニュアル化されて職員の中で周知はされているのでしょうか。 291 ◯議長(倉持 守君) 保健福祉部長。 292 ◯保健福祉部長吉原克美君) お答えいたします。  災害時におけるマニュアルにつきましては、ある程度の場面を想定しながら整備を行っています。地震ばかりではなく、火災等々も含めてマニュアルをつくりながら避難訓練ですか、それを今現在では月2回ほど行っているような状況でございます。  以上でございます。 293 ◯議長(倉持 守君) 関 優嗣君。 294 ◯8番(関 優嗣君) 報告をいただいたときの議論の中で、小林議員もおっしゃっておりましたが、小学校の空き教室への避難ということで、そのとき私も一つ提案をさせていただきましたが、私たちが小学校に通っていたときには各学年2クラスありましたが、今恐らく多くの小学校が1クラス学年に、単学級になっているのかなと。単純に考えれば、そこで六つの教室があくのではないかなと。でも、現状、学校ごとの対応の中で支援学級であったり、さまざまな場面を想定した場所を用意しておかなきゃいけない、整備しなきゃいけないということで、空き教室ではないという、当然回答はあるんじゃないかなと。ただ、あけられる教室、通常このまま学校の教室に入って、保育所は保育を続けますというのではなくて、著しく耐震基準に満たない状態の園舎の中で保育を続けるのは危険だと。それを回避するための、または今後の新しい体制の移行期間に限定された緊急事態だと考えるのであれば、空き教室、現状あいている教室ではなくて、あけていただくというような配慮、対応はできなかったのでしょうか。また、今後できないのでしょうか。 295 ◯議長(倉持 守君) 保健福祉部長。 296 ◯保健福祉部長吉原克美君) こちらの学校の空き教室につきましては、実は教育長から各小学校に対しましてお話をいただいたところで、空き教室といっても、議員が今おっしゃったとおり、あいている教室でなく、仮にですが、生活科室や作品を置いていて使っているとか、現状利用したところをあけていただくという形の空き教室の数になっています。ただ、その数におきましても、小林議員のときは菅生小学校2教室で、保育については必要だと。仮に第一保育所だと、空き室については2なんですけども保育に必要なのは3だというように現時点で全く室数が足りなかったという現状もあり、また先ほど小林議員のときの答弁で、課長からさせてもらったとおり、自園の食事を提供する必要がある。また、小学生が使っている現状で保育所の児童が一緒に共存して安全かどうか。または、学校の施設の高さとか、そういった諸問題もありまして、ちょっと現実的に無理なのかなという形で、現施設で本当に保護者の方には大変御迷惑をかけるんですが、利用せざるを得ない状況となったところでございます。  以上でございます。 297 ◯議長(倉持 守君) 関 優嗣君。 298 ◯8番(関 優嗣君) 原則があるということは御答弁いただきまして承知してはいるんですが、その原則というのは、緊急事態においてもその原則を貫かなければならないのでしょうか。 299 ◯議長(倉持 守君) 保健福祉部長。 300 ◯保健福祉部長吉原克美君) こちらにつきましては、先ほど小林議員の御答弁にもちょっと触れさせていただいたんですが、早急に適正配置の整備計画をスピード感を持って対処する方法が一番今の常総市でやるべきことかなと考えております。  以上でございます。 301 ◯議長(倉持 守君) 関 優嗣君。 302 ◯8番(関 優嗣君) そうなりますと、先ほどの小林議員と同じなんですが、やれたところとやれないところがあるのは、これは不公平ではないですか。なぜ、避難措置をとれた幼稚園があるのに保育所はどこ一つその対応ができない。あした、いやこの後、もし災害が起きたときに倒壊した場合、危険だとわかっていて通わせていた責任はどこにありますか。 303 ◯議長(倉持 守君) 保健福祉部長。 304 ◯保健福祉部長吉原克美君) お答えいたします。  保育所全部で公立六つありますが、耐震の新基準が二つ、残り四つについて、第二保育所につきましては、今現在耐震診断をやっていてまだ結果は出ていないんですけども、そのような形で踏まえまして、学校等々を考慮しながら見ても、現実ほかの残る2保育所で、すべての子どもたちの対応ができないというような状況があったということもございます。  また、他の公共施設についても検討はなされたんですが、実際には公民館等なんですが、保育にそぐわない場所という形で断念をした状況であります。  そういった中で、責任はどこにあるんだという話ですが、有事の際については市に責任があると思います。  以上でございます。 305 ◯議長(倉持 守君) 関 優嗣君。 306 ◯8番(関 優嗣君) 有事の際には行政に責任があると。亡くなった命をどう責任とるんだと言われたら、本当に揚げ足を取るようですが、大事な我が子を通わせている保護者にとったらそこが一番なんですよ。この先の再編計画がどうこう、そういうことではなくて、今現状この時間も保育所にいる子どもたちに対するケアがちょっと足りなくありませんかということなんです。今後、再編計画等を組んで新しい環境を整えますと。それまでの間に事故があったら何の意味もないんですよね。これまでも再三検討はされたのかもしれませんが、今一度、代替施設での保育ができないか、しっかりと検討していただきたいと思いますが、できますか。 307 ◯議長(倉持 守君) こども課長。 308 ◯こども課長(飯野あや子君) ただいまの議員の質問に対してお答えいたします。  代替施設につきましては、現状今、方針案を示したところですので、すぐに検討というのは難しいところではございますが、保護者の方に寄り添う形で、もし転園を希望される方につきましては、極力転園の希望に寄り添う形で移動調整を図ってまいりたいと考えております。  以上でございます。 309 ◯議長(倉持 守君) 関 優嗣君。 310 ◯8番(関 優嗣君) 転園というのはどこを指して転園と言っていますか。転園先はどこを想定しているんですか。 311 ◯議長(倉持 守君) こども課長。 312 ◯こども課長(飯野あや子君) 公立保育所新基準の建物が第三保育所、第六保育所、ほか民間の保育所等ありますので、そういったところで市全体の保育所で調整を図ってまいりたいと考えております。  以上です。 313 ◯議長(倉持 守君) 関 優嗣君。 314 ◯8番(関 優嗣君) 現実的に第三、第六公立だけでは、残りの四つのお子さんたちに対応することは現実的に不可能ですよね、物理的にも。だからといって、当然民間で運営をされている保育所、幼稚園も幾つかあります。当然、そちらが選択肢に入ることもこれは否めないと思います。しかし、なぜ公立を選び、公立に通わせたいと思い、これまで通わせてくれていたのか。公立に対して強く信頼を持って通わせてくれている親御さんがいることも踏まえた上で、説明会等での発言についても配慮していただきたいと思います。心配であれば、心配の少ない耐震基準を満たした施設への転園も当然選択していただかなければならない場面だと思いますが、それを安易に言ってしまっては、単なる責任を逃れるための逃げ道でしかないように、私が保護者から相談を受けたときにとても寂しく感じたことは事実です。すぐ近くに民間の違う幼稚園、保育園があるけども、私はここに、公立の保育所に通わせたいんだよ、そういう思いの人がいたことが、私は逆に公立の保育所を運営する市であり、またそこに勤める保育士たちの保育に対する熱意というものが地域の方に伝わっている証拠だと思いますし、そういう部分に対してもしっかりと配慮をしなければ、一生懸命取り組んでくださっている保育士たちも寂しい思いをしてしまいますし。その辺は、選択肢としてあることは、これはもうしようがない。当然のことです。ただ、安易にほかへの転園は構いませんよというようなことは、できれば公立で何とか責任を持って、どんなときにでもお子さんをお守りします、お預かりしますというふうに胸を張っていただきたいと思います。  今後、さらに、今部長の答弁にありましたように、避難訓練も月に2度ほどいろいろな場面を想定してやられているということでしたが、その中で一つ保護者から提案をいただいたものがあります。小学校、中学校は避難訓練の際に親御さんへの引き渡しというものを実施している現状があるかと思いますが、保育所について、保育所は常に送り迎え、毎日が引き渡しのような形にはなっているかと思いますが、それは毎日決まった時間で、うちの子は何時と迎えに行く時間だと思いますし、その時間に重なる保護者たちも、同じように自分たちのルーティンがあって迎えに行って送りに行ってということをやっているかと思います。万が一いつ起こるかわからない災害の際に、今すぐお子さんを迎えに来ていただかなければならないといった場面を想定すると、通われているお子さんの親御さんが一気に保育所に集中する。その場合の来た車の誘導であったり、動線の確保であったりとかという部分を考えたときに、それほど頻度を上げては、保育所というところはお勤めをされることが前提での子どもをお預かりする施設ですので、そうした部分で御足労願ってしまうのは大変恐縮なのかもしれませんが、ただお子さんを守るため、お子さんを無事にお返しするための1日だけ時間をくださいということであれば、保護者の方にも御理解いただけるのではないかなと思うのですが、今後、月に2度やっている避難訓練の中、年間を通してどこかの場面で1度でも2度でもいいので、ぜひその辺を取り組んでいただけるような形をとっていただきたいと思うのですが、どうでしょうか。 315 ◯議長(倉持 守君) 保健福祉部長。 316 ◯保健福祉部長吉原克美君) お答えいたします。  なかなか全員の保護者に対しても就労支援の部分もありますので、希望制という形になろうかとは思うんですけども、今後につきまして、保護者の皆様への引き渡しを想定した訓練なども保護者の御理解をいただきながら実施していけるように取り組んでまいります。  以上でございます。 317 ◯議長(倉持 守君) 関 優嗣君。 318 ◯8番(関 優嗣君) 災害はいつ起こるかわからない、どのような災害が起きるかも今はわからない現状ですので、ぜひその辺についても、全員の方に御理解いただくというのは、これまたこれまでの話と同じように難しい部分はあるかと思います。お子さんを守るためですのでぜひ御理解をいただいて、できるならば園ごとにまとまって一度に希望者という部分も方法としてはやむを得ないのかもしれませんが、災害が起きたときに希望者というわけにはいかないでしょうから、当然その辺も想定に入れた中で実施に当たっていただければと思います。  本当にこの保育所の問題というのは、一つ二つのハードルだけではなくて多くの問題を抱え、またクリアしなければならないもの、これまでずっと長い間放置されてきたものの、今は本当にそのしこりを取ろうとしているところだと思います。さまざまな意見や反発があって当然だと思います。しかし、そうした場面でもぶれずに立てた計画に対してしっかりと進めていっていただきたいと思います。それに対して、もし地域の方、保護者の方に御理解を求める場面があるのであれば、私も一緒になって説明に当たりたいと思いますし、お伝えしていきたいと思いますので、ぜひ今後の常総市の子どもたちを守るため、また新しい保育の環境を整えるためにも全力で頑張っていただきたいと思います。私も一緒に頑張らせていただきますのでよろしくお願いいたします。最後に市長、お願いします。 319 ◯議長(倉持 守君) 神達市長。                〔市長神達岳志君登壇〕 320 ◯市長(神達岳志君) 最後にエールをいただきまして本当にありがとうございます。  責任の問題ということでありますけれども、これはまさしく公立保育所ですから、市役所、そのトップである私、市役所にあることは間違いありません。  御心配をさまざまいただいております。これは私も指示をしているところでありますけれども、代替施設がどうやっても見つからない、代替施設がないということであれば、今の環境で完全に命を守れるような策をどんな手立てでもやれということを指示して、飛散の防止、落下しそうなものは全部排除、増員、増車、防災危機管理課との連携、情報の連携、避難訓練、さまざまな手立てをしているところであります。これは当たり前でありますけども、公立の保育所ですから、市役所が責任を持ってどんなことがあっても命を守っていく、これは日々私はじめ担当課、防災危機管理課も含めて全庁挙げて六つの保育所の子どもたちの命を守っていく。それだけでなくて、市内の子どもたちの安全を守るためには最善を尽くしていきたいと思いますので、議員の皆さんの御協力もあわせてお願いいたしまして答弁とさせていただきます。 321 ◯議長(倉持 守君) 関 優嗣君。 322 ◯8番(関 優嗣君) 最悪を想定して万全を期す体制をとれるよう、議会、また執行部一丸となって今後取り組んでまいりたいと思いますので、私も一端として頑張りたいと思います。よろしくお願いいたします。きょうは答弁、ありがとうございました。 323 ◯議長(倉持 守君) この際、暫時休憩いたします。                 午後3時04分休憩    ─────────────────────────────────                 午後3時25分再開 324 ◯議長(倉持 守君) 休憩前に引き続き会議を開きます。    ───────────────────────────────── 325 ◯議長(倉持 守君) 一般質問を継続いたします。  次に、3番広瀬光一君。                〔3番広瀬光一君登壇〕 326 ◯3番(広瀬光一君) 皆さんこんにちは。議席番号3番広瀬光一、一般質問をさせていただきます。本日最後の一般質問となります。どうぞよろしくお願いいたします。
     前回は常総市の方向性を大枠で質問させていただきました。じょうそう未来創生プランの基本構想、基本計画に基づき、まちづくりを進めていくという答弁をいただきました。今回は、日常の生活の中で、特に気になっている事案について2点ほど質問いたします。  1点目は、最近テレビ等でも多く報道されている、高齢者運転の通学児童の列への飛び込みによる事故です。多くの児童たちの命を奪っています。  2点目は、日ごろの生活の中で大変気になっている、道路にはみ出している樹木が道路を著しく狭くし、かつ危険な状況になっていることです。  それでは、大項目1番きぬの里地域促進バスとスクールバスについてお伺いいたします。  私は中妻に生まれ、三妻小学校に電車で通っていました。正確には気動車というらしいですが、その当時は電車通学と言っていました。そのほかバス通学、徒歩通学と三つの通学方法が三妻小学校にはありました。旧三妻小学校のときは一般の人と一緒に乗っていましたので、朝の1区間ですが満員電車でした。その中に石塚議員も入っているのは言うまでもありません。その後、三妻小学校が現在の場所に移り、学校が中妻寄りになったため、中妻でも学校に近い地域は徒歩通学になり、徐々に徒歩通学がふえてまいりました。中妻にいたときは、何のためらいもなく通学の気動車代は自分で払うものだと思い、また小学校は気動車で通うものだと認識していました。今思えば、地の利がよく、他の地域にはない条件が整っていたのだと思っております。  今は内守谷のきぬの里に住んでおりますが、その当時は水海道がどこと合併するかで揺れ動いていた時期でもありました。うわさでは、きぬの里に単独で小学校ができると聞いていました。また、今の居住地を購入するときには、場所までは明確にわかりませんでしたが、その後、候補地らしい場所がわかりました。内守谷公民館にて小学校建設についての説明会があり、小学校が建設できない旨を説明されました。私も出席し、話を聞きましたが、市役所の担当者は全員出席していましたけれども、UR、当時の都市公団側は一人も出席していなかったことを覚えております。きぬの里地域促進バスとは、きぬの里の定住促進のため、学校ができるまでの間、URと市と利用者で3分の1ずつ負担し、絹西小学校まで運行してきたと認識しております。15年前は、私の子どもたちも地域促進バスを利用させてもらい、親として安心して学校に行かせることができたと今でも思っております。定住促進が主たる理由でスタートした事業であると思いますが、通学時の事故や帰りが遅くなるときなどの防犯上のことを考えますと、スクールバスの必要性も考えてしまいます。また、絹西小学校だけに限らず、市内各小学校に通う児童の安全の問題にも発展してしまいます。三妻小学校での通学の経験、そしてきぬの里の地域促進バスを利用していた親として、また地域の議員として非常に強い関心があります。  今後のことを踏まえ、1)番でございますが、きぬの里地域促進バスの現状について、費用はもちろん、利用人数など過去10年ぐらい前と比べながらお答えください。よろしくお願いいたします。 327 ◯議長(倉持 守君) 答弁関係者の方は議場にお入りください。  これより答弁を求めます。都市建設部長。              〔都市建設部長木村茂樹君登壇〕 328 ◯都市建設部長(木村茂樹君) きぬの里地域促進バスの現状につきましてお答えいたします。  きぬの里地域促進バスは、内守谷町きぬの里地区の良好な市街地形成による都市機能の向上と当該地区における定住人口の増加を図る市の地域活性化対策の一環として運行しております。対象者はきぬの里及び周辺地区から絹西小学校に通学する児童のうち、利用希望者でございます。地域促進バスの経緯でございますが、きぬの里は現在のUR都市機構が整備をした地区でございます。学校用地を確保して、将来人口が増加したときには学校を建設する計画がございましたが、学校建設の要件を満たす児童数の確保や学校用地の取得が困難になったことから、学校建設を推進することができませんでした。このようなことから、当該地区の住民からは、絹西小学校は遠方であるとの理由により、スクールバス運行の要望がございました。そこで、市内各地区の遠距離地の通学問題を勘案しますと、この地区だけスクールバスを運行することは難しいと考えましたが、通学問題につきましては、きぬの里の分譲促進に及ぼす一つの条件になっているものと認識し、当該地区の良好な市街地形成による都市機能の向上及び地域活性化対策の一環として、きぬの里及び周辺地域児童の通学利便性の向上を図ることを目的として、平成13年度から運行を開始することになったところでございます。  次に、バス事業の現状について御説明をさせていただきます。  まず、事業費についてでございますが、平成30年度の全体事業費は3,200万円、内訳としまして、利用者負担総額が350万円、市負担分が2,850万円となっております。なお、平成20年度時点の事業費は800万円、その内訳はUR都市機構の補助200万円、利用者負担金総額120万円、市負担金480万円でございました。事業開始時から平成23年度まではUR都市機構から補助を受けておりましたが、平成24年度以降は市負担及び利用者負担金で事業を運営しております。また、平成26年度以降、関越自動車道高速バスツアー事故を起因とする一般貸切旅客自動車運送事業の料金制度の見直しが行われ、本事業費が増加をしております。  続きまして、利用者負担金でございますが、現在は年間片道9,000円となっております。なお、平成23年度までの負担金は片道6,000円でございました。  次に、利用者数につきましては、平成30年度絹西小学校の児童数が486人に対し、バス使用者数は303名でございます。なお、平成20年度では児童数が306名、バス利用者は138名でございました。  最後にバス車両でございますが、事業開始当初はつり革のある路線型バスにより運行していた時期もございましたが、平成30年度では登下校とも全員が着座できる観光型バスを利用しておりまして、最大で登校時に3台、下校時に5台を運行しております。  以上でございます。 329 ◯議長(倉持 守君) 広瀬光一君。 330 ◯3番(広瀬光一君) 答弁ありがとうございました。平成13年から約17年間、うちの子どもが利用したころは、まだつり革のある路線バスでございました。約17年たちまして、大分最初のころと形も変えてきているなというのが、よくわかりやすい説明で理解できました。ありがとうございました。  続きまして、私が住んでいるきぬの里では、スクールバスと地域促進バスの違いを知らない人がまだいるようでございます。知らないがゆえに勘違いが多いと感じます。まだまだ周知が足らないと思いますし、もっと積極的に発信すべきと思いますが、いかがでしょうか。 331 ◯議長(倉持 守君) 都市計画課長。 332 ◯都市計画課長(藤川裕之君) ただいまの御質問にお答えいたします。  昨年度から絹西小学校の全保護者を対象としまして、地域促進バスの懇談会を現在実施しております。その中で、この事業の目的、これまでの経緯、現状につきまして説明を行っております。あわせまして、昨年の11月にはアンケートも実施をいたしました。懇談会の欠席者の方につきましても説明資料を送付いたしておるところでございます。懇談会は、今後も学期1回程度定期的に実施していく予定でございますので、その際に繰り返し周知を図っていくつもりでございます。  以上です。 333 ◯議長(倉持 守君) 広瀬光一君。 334 ◯3番(広瀬光一君) ありがとうございました。今、懇談会という話を聞いたんですけれども、懇談会について代表的なものでいいので、どのような声が上がっているのかお聞かせください。 335 ◯議長(倉持 守君) 都市計画課長。 336 ◯都市計画課長(藤川裕之君) お答えいたします。  懇談会のアンケートを実施した回答ですが、主なものといたしまして、バス継続については、バスがあるから安心して子どもを通わせることができている、登校便はまだしも下校便は絶対に継続してください、バスを廃止すると送迎の車がふえて学校周辺が渋滞するのではないか、負担金増額は仕方ないというような御意見もございました。  また、今後につきましては、子育て世代が住みやすい常総市にしてもらいたい、ちょっと過激な意見ではございますが、バスが廃止されたら引越しを検討する、また坂手地区も通学路が危険なのできぬの里だけ優遇されていて公平ではないんじゃないかというような御意見もいただいております。  以上です。 337 ◯議長(倉持 守君) 広瀬光一君。 338 ◯3番(広瀬光一君) ありがとうございました。先日、きぬの里でお祭りがありまして、そのときに市長にもお忙しい中、来ていただきました。たくさんの子どもたち、若い世代がいたことを、多分あの場所にいて感じられたのではないかと思っております。また、きぬの里という地域は、ほかの自治体ではなく、常総市を選んで引っ越してきた方々、そういう皆さんがいる地域でございます。やはり若い世代、人口減少が始まっておりますけれども、そういう若い世代をこちらに呼び込むには、学校の登下校問題は非常に関心が高いと感じております。ぜひアンケートの結果を重く受けとめて、これからもどうぞよろしくお願いいたします。  続きまして、2)番ですが、常総市も例外なく地域での少子化が始まっています。これからますます人が減り、登下校でも一人になってしまう可能性がとても高いと思いますし、もう一人での登下校になっている家庭もあると思います。まして遠距離になればなおさらです。非常に親としても心配です。また、今は地域のボランティアの方がいますが、各地区のボランティアの高齢化は避けられません。その中でのスクールバスの概念、役割ですが、どう考えていますかお聞かせください。 339 ◯議長(倉持 守君) 教育部長。             〔教育委員会教育部長飯村順子君登壇〕 340 ◯教育委員会教育部長(飯村順子君) 広瀬議員の御質問にお答えいたします。  本市におきましても、少子化の傾向は顕著になってきており、令和元年度から令和7年度の児童生徒数は毎年平均で110名程度減少していく予想でございます。このような少子化の状況にあっては、御指摘のとおり、通学班の編成に影響が及ぶ地域も想定されるほか、高齢化の進行に伴いまして、立哨や見守りのボランティアに御協力いただける方も減少傾向となることも考えられます。  一方、本市における遠距離通学については、適正な通学距離として国が示す、小学校がおおむね4キロメートル以内、中学校がおおむね6キロメートル以内という基準を超えて通学している児童生徒も在籍している状況となっております。  さて、今回御質問の少子化、遠距離通学におけるバスの役割についてでございますが、当教育委員会の考えといたしましては、不審者対策や交通事故防止など、児童の登下校における安全確保の面から効果的な方策と考えますが、一方で徒歩、あるいは自転車通学にも児童生徒の発達の段階で育むべき基礎体力を養い、自分の身を守ることを身につけるなどのメリットもございますことから、スクールバスの運行につきましては慎重に検討していく必要があると考えております。  いずれにしましても、将来のさらなる少子化への対応をすべく、今後、学校適正配置の検討を行っていく中で、児童生徒の安全確保と心身の健全育成を第一に考慮しながら、スクールバスの運用につきましても、議論していくべきものと考えております。  以上でございます。 341 ◯議長(倉持 守君) 広瀬光一君。 342 ◯3番(広瀬光一君) 非常に前向きな答弁ありがとうございました。ぜひぜひ議論をお願いいたします。  次に、3)番でございますが、少子化は小学校だけには限りません。小学校の生徒数が減れば、必ず数年後には中学校の生徒数も減ります。中学校になるとさらに通学距離が長く、下校時間も遅くなり、心配は尽きません。特に遠距離通学に該当する生徒が多いのは、現状では水海道西中学校だと聞いております。また、これからも生徒数が減少していく現在、学校の統廃合についても検討せざるを得ないと感じております。デリケートな問題ではございますが、これから5年後、10年後を考えた場合、避けては通れない問題だと思っております。今後、中学校においてスクールバスを導入する考えがあるかどうかお聞かせください。 343 ◯議長(倉持 守君) 教育部長。 344 ◯教育委員会教育部長(飯村順子君) ただいまの御質問にお答えいたします。  中学校におけるスクールバスの導入についてでございますが、現在のところ、当教育委員会内の考えといたしましては導入は想定しておりません。スクールバスの運行は、学校の適正配置の問題と密接に関連する事業と考えます。このような中、常総市立学校適正配置審議会からの答申、常総市立学校の適正な配置規模及び通学区域についての検討結果及びこの答申後に開催されました常総市立小中学校適正配置計画策定検討委員会においては、中学校の再編が必要との協議結果とはなっていないことから、中学校へのスクールバス導入についても想定していない状況でございます。  このようなことではございますが、先ほども答弁させていただきましたとおり、現状におきましても、適正な通学距離として国が示す中学校がおおむね6キロメートル以内という基準を超えて通学している生徒が在籍している状況となっております。中学校においては、少子化の進行に加え、学校希望制により、さらに各学校の生徒数に変動が生じることになると考えられますので、今後、学校の適正配置の検討を行っていく中で、本市中学校の将来的なあり方についても議論が必要と考えております。  つきましては、この議論とあわせて、生徒の通学距離や所要時間の観点から、生徒の安全確保と心身の健康、健全育成を第一に考慮しながら、中学校におけるスクールバスの要否につきましても議論していきたいと考えております。  以上でございます。 345 ◯議長(倉持 守君) 広瀬光一君。 346 ◯3番(広瀬光一君) ありがとうございました。小学校とあわせて、中学校も義務教育の一環でございますので、ぜひ前向きに議論をお願いいたします。  次に4番になりますが、常総市では、いろいろないきさつがあり、市で負担している促進バスは絹西小学校だけであります。他の地域からすると不公平感があるのは否定できません。しかし、このバス通学が前例となり、今後のスクールバス普及において必要不可欠であると考えます。きぬの里地域促進バスの今後についてお答えください。 347 ◯議長(倉持 守君) 都市建設部長。 348 ◯都市建設部長(木村茂樹君) お答えいたします。  内守谷町きぬの里地域は、平成20年におよそ1,500人の人口でございましたが、現在ではおよそ3,000人となっており、定住人口は増加をしております。このことからも、地域促進バスも一定の役割を果たしているものと考えております。しかしながら、他地区の通学問題や本事業の実情について促進バス利用者にも御理解を求める必要があると思われます。  そこで、昨年から絹西小学校の保護者を対象に、きぬの里地域促進バス事業に関する懇談会を開催しております。昨年11月及び今年の4月に2回実施し、これまでの経緯及び事業内容等の説明をした上で、運行時の安全性や効率的な運行策などについて参加者と双方向の意見交換を行っているところでございます。地域促進バス事業は、地区の定住人口の増加に寄与しており、児童の安全輸送の役割をも担っていることから、今後も定期的に懇談会を実施し、事業費の削減など財政課題の共有も図りつつ、バス事業のあり方について利用者と話し合いながら地域促進バス事業を継続してまいりたいと考えております。  以上です。 349 ◯議長(倉持 守君) 広瀬光一君。 350 ◯3番(広瀬光一君) ありがとうございました。これについて、市長からもぜひ御答弁をよろしくお願いいたします。 351 ◯議長(倉持 守君) 神達市長。                〔市長神達岳志君登壇〕 352 ◯市長(神達岳志君) 広瀬光一議員の質問にお答えをいたします。  内守谷きぬの里地区の地域促進バスの過去の経緯については、るる今、答弁をさせていただいたとおり、紆余曲折があったのも事実であります。そんな中で、他の地域との不公平感、これも存在しているのも事実でありますけれども、定住促進策として有効な手段であるというふうにも考えているところであります。何よりも私が指示をしたのは、昨年から地域の利用者の皆さんと懇談をして課題を共有すること、そしてこれからのきぬの里地域の10年後、20年後のあるべき姿について皆さんで一緒にともに考える、その上で促進バスをどういうふうに継続していくか、または少しずつ縮小していくか、そういったものも含めて、まずは課題を共有することが重要だろうということで懇談会を開催しているところですし、私も懇談会にも参加させていただいたこともございます。  そういう意味で、これからも地域の皆さんと対話を続けながら子どもたちの健康面も含めて議論を進めていくととともに、今教育部長からも答弁があったように、常総市内全体の小学校中学校の適正配置、これについても内部での検討がスタートしたところでございますから、それとあわせて全体的にも検討していきたいと思います。  以上です。 353 ◯議長(倉持 守君) 広瀬光一君。 354 ◯3番(広瀬光一君) 市長、答弁ありがとうございました。少子化人口減少は避けては通れない問題でございます。先日も中学生議会からも人口減少の質問が出たくらいで、非常に深刻であり、一筋縄ではいかない問題であると認識しています。今現在、市内のある中学校は1学年30人弱と聞いています。昔は1学年100人はいた学校ですが、学校選択制もあり、今に至っていると思われますが、今後さらに新入生が減った場合、クラス編制、部活動など学校運営に大きな支障を来しかねません。行政として市民の後ろではなく、市民の前に立ち、通いやすい、安心安全な通学方法を確保しなければならないと感じております。市長はじめ執行部の皆さん、5年後、10年後の義務教育の環境を整える道しるべを検討してください。利用者の声や予算も見直ししながら、交通量も以前と比べて厳しくなっておりますので、児童たちの安全確保と定住促進のためにも、危険箇所の多い学校、遠距離通学の生徒がいる学校にはスクールバスの導入と、きぬの里の地域促進バスの継続を強くお願いいたしまして、1点目の質問を終わらせていただきます。 355 ◯議長(倉持 守君) 次の質問に移りますので、答弁関係者の入れかえをお願いいたします。  広瀬光一君、質問を継続してください。 356 ◯3番(広瀬光一君) 続きまして、大項目2番の道路行政についてお伺いいたします。道路については、過去いろいろな議員の方から質問があったと聞いていますが、まず1番の道路改良工事について、議会への請願、陳情及び区長からの要望についての詳細と未実施になっている件数をお聞かせください。 357 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。都市建設部長。              〔都市建設部長木村茂樹君登壇〕 358 ◯都市建設部長(木村茂樹君) 御質問の道路に関する請願、陳情、要望につきまして未実施となっている件数についてお答えをいたします。  現在、地域からの要望、請願、陳情につきましては、道路新設改良事業として道路拡幅、排水整備の要望を毎年10件以上が提出されておりますが、道路拡幅事業につきましては、着手して完了するまでに測量設計から用地交渉、電柱移設など1事業に約四、五年を要しており、年間の工事の発注は10本程度を実施しております。年間での事業完了数は3本から4本程度の実績となっておりますので、毎年若干ではございますが、未実施の件数はふえている傾向にあり、現在の未実施の件数は約200件となっております。  なお、道路拡幅事業以外の地元からの道路の補修依頼等につきましては、道路維持事業として緊急性の伴う補修が主でございますが、年間に随時工事を実施しているところでございます。  以上です。 359 ◯議長(倉持 守君) 広瀬光一君。 360 ◯3番(広瀬光一君) ではもうちょっと具体的に聞きます。2)番ですけども、昨年の路線の数や事業実績数などを詳しくお聞かせください。 361 ◯議長(倉持 守君) 都市建設部長。 362 ◯都市建設部長(木村茂樹君) お答えいたします。  昨年の事業実績数についてでございますが、委託事業、工事事業を合わせますと19事業を実施しております。内訳についてでございますが、委託事業では、現況測量、測量設計の事業を8本発注しております。工事事業につきましては、道路改良事業11本の工事を発注しております。  なお、道路の補修工事につきましては、道路維持事業としまして約150カ所の工事を実施しております。  以上です。 363 ◯議長(倉持 守君) 広瀬光一君。 364 ◯3番(広瀬光一君) ありがとうございます。1番、2番二つ聞かせていただいたんですけれども、今未実施の件数がまだ200件、大体年間の工事の発注は10本ということで、まだまだ未実施の件数がたくさんあるなと実感しております。  それに当たりまして、3)番実施に当たって優先順位は何を基準としているのかお聞かせください。 365 ◯議長(倉持 守君) 都市建設部長。 366 ◯都市建設部長(木村茂樹君) お答えいたします。  実施に当たっての優先順位につきましては、事業実施する箇所の選定について、道路の整備の必要性、緊急性、地元の協力体制が整っている箇所を総合的にかんがみて、地域ごとに優先順位を決めて地域のバランスを考慮した上で、順次計画的に実施をしております。  なお、道路の補修等の道路維持事業につきましては、地元からの補修依頼や職員による道路パトロールによって、車両の通行に支障のあるような危険箇所を優先的に実施しております。  以上です。 367 ◯議長(倉持 守君) 広瀬光一君。 368 ◯3番(広瀬光一君) ありがとうございました。選択基準とかいろいろ基準がありまして、早く実施されるものとそうでないものがあるのがわかりました。しかし、市民からすると時間がかかる、なかなか道路ができないと率直に言われます。年間要望数が多いということは、市民の皆さんは道路の改良工事を切に願っているという証拠でもあります。時間がかかっている案件に対しましては、丁寧に対応したほうがいい気がいたします。また、改良工事が行われない間、路肩にまで草木が生え、道路を狭くしている場所も多々見られます。  そこで、4番の質問になります。非常に気になりつつある路肩の草木の伐採についてお尋ねいたします。 369 ◯議長(倉持 守君) 都市建設部長。 370 ◯都市建設部長(木村茂樹君) 御質問いただきました市道における路肩の草木の剪定、伐採の実施についてお答えいたします。  市道の道路敷地につきましては、職員による道路パトロールや市民の皆様からの連絡を受け、現場確認後、簡易的なものであれば職員で即時対応し、大規模な案件や危険を伴う場合につきましては業者に委託をし、実施をしているところでございます。
     以上です。 371 ◯議長(倉持 守君) 広瀬光一君。 372 ◯3番(広瀬光一君) ありがとうございました。今、業者委託と言っておりましたけども、業者委託以外で何か対策をしているものがあるかどうか、またあった場合、その内容をお尋ねいたします。 373 ◯議長(倉持 守君) 道路課長。 374 ◯道路課長(戸塚 勇君) それでは、広瀬議員の御質問にお答えいたします。  ただいま業者委託以外のもので何かあるかという御質問についてですが、現在地域の環境整備に地元住民の皆様がボランティア活動の一環として、道路や河川等の除草作業を実施している自治体及び団体がふえてきております。市では、そのような活動に対しまして、常総市ふるさと愛護活動助成金の制度を設けまして、活動する団体に助成金を交付して活動していただいております。  以上でございます。 375 ◯議長(倉持 守君) 広瀬光一君。 376 ◯3番(広瀬光一君) ありがとうございます。市で採用すると言ってもなかなか限度があり、業者委託もそうだと思います。やはり地域の皆様の力を借りて常総市のためにお願いする、またそういう方のためにも手厚い法律があると非常に地域の愛着が生まれ、さらによくなるのではないかと思って安心しました。  続きまして、路肩が他県や他市に居住する第三者所有の場合、草木が多く茂っている場合はどのように対処していますか、お聞かせください。 377 ◯議長(倉持 守君) 道路課長。 378 ◯道路課長(戸塚 勇君) ただいまの御質問にお答えいたします。  市外、他県、あとは市内におきましても、民地から道路に伸びている枝木、草が車両の通行を妨げる場合におきましては、道路法に基づきまして、その土地所有者に文書を通知して伐採の依頼を出しているところでございます。 379 ◯議長(倉持 守君) 広瀬光一君。 380 ◯3番(広瀬光一君) ありがとうございます。所有者に連絡するということでございますけども、なかなか応じてもらえないときもあると思います。道路の安全確保のため、またこのまま放置しておくことは危険性も高く、一歩踏み込んだ対応も必要ではないかと思います。空き家問題でも大分条例等も整備し、対応が変わってきました。道路にはみ出している雑木や大木等について、また隣地のトラブル回避、道路の安全対策のために、今後、条例の策定も考えるべきだと思いますが、いかがですか。なかなか第三者に物を言うのは非常に難しい時代です。だからこそ行政が動き、そして住みやすいまち常総をつくるべきだと考えております。その件についてお答えください。 381 ◯議長(倉持 守君) 道路課長。 382 ◯道路課長(戸塚 勇君) ただいまの広瀬議員の御質問にお答えいたします。  先ほども述べましたように、土地所有者に除草伐採の通知を出しても応じていただけない場合には、依頼文を再送付しております。それでも対応がなされない場合には、市の道路課の職員が直接所有者宅を訪問いたしまして、現状を説明し、交渉をし、お願いをしているところでございます。  また、広瀬議員からお話がありましたように、民地にもいろいろなパターンがございます。所有者が居住していない空き地、また空き家などさまざまなパターンがございます。こちらを踏まえまして、市役所内で担当している関係各課と今後は連携を図り、案件に最適な条例を適用し、問題解決に向けまして、今後も道路の安全確保のため道路管理をしてまいりますのでよろしくお願いいたします。  以上でございます。 383 ◯議長(倉持 守君) 広瀬光一君。 384 ◯3番(広瀬光一君) ありがとうございました。先日の茨城新聞でございますが、神栖市で特定空き家に対し、初めて空き家の対策特別措置法に基づく略式代執行を行ったと記載されておりました。詳細は新聞に書いてあるので割愛しますが、この建物は老朽化が激しく、また傾き、一部は倒壊しており、市道の一部をふさいでいたそうであります。なおかつ所有者が亡くなり、相続人全員が相続放棄をしていた状況でした。このケースは空き家でしたので空き家特措法にて撤去したようです。越境物に関してはまだまだ未整備の部分も多々ございます。道路の安全確保のために、また近隣トラブルを解消するために一歩踏み込んだ対応をお願いいたしまして、一般質問を終わらせていただきます。本日は誠にありがとうございました。    ─────────────────────────────────  散会の宣告 385 ◯議長(倉持 守君) 本日の一般質問はこの程度にとどめ、散会といたします。御苦労さまでございました。                 午後4時06分散会 当サイトのコンテンツ(文章、画像、図表)は、常総市議会の著作物です。無断で複製、転載することを禁止します。 Copyright (c) Joso City Council Minutes, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...