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  1. 常総市議会 2019-05-01
    常総市:令和元年5月定例会議(第4回会議) 本文


    取得元: 常総市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-12
    本文へ移動 ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1              〔議長倉持 守君議長席に着く〕  開 議 ◯議長(倉持 守君) 皆さん、おはようございます。  御報告申し上げます。ただいまの出席議員数は22名であります。    ─────────────────────────────────                 午前10時00分開議 2 ◯議長(倉持 守君) これより第4回会議を開きます。  別紙会議日程により議事を進めます。    ─────────────────────────────────  日程第1 一般質問 3 ◯議長(倉持 守君) 日程第1に入ります。  一般質問を行います。一般質問の通告者は全部で17名であります。通告順に発言を許します。  なお、質問並びに答弁は簡潔明瞭に行うよう、議事進行に御協力をお願いいたします。  最初に、15番岡野一男君。                〔15番岡野一男君登壇〕 4 ◯15番(岡野一男君) 皆さん、おはようございます。15番の岡野一男でございます。  私、今回3点ほど質問をさせていただきます。今回は改選後の初めての定例会議、初めての一般質問でございます。執行部の皆様方、どうぞよろしくお願いいたします。  私の今回の質問は3点ほどございます。1点目は学校の適正配置、2点目は農業問題、3点目は市道の安全確保についてでございます。  最初、学校の適正配置について質問いたします。私は2月の定例会議におきましてスクールバスの質問を行ってまいりました。その御答弁は私が期待していたものではありませんでした。ならば、その再質問かと言いますと、それとはまた違った角度で第2弾の質問をしたいと思います。これは子どもたち教育環境の整備という点から質問をさせていただくものでございます。  学校適正配置審議会の答申が出されまして8年が経過いたしました。この8年間の間、どのような検討をされてきたのか。答申の中にもございます規模、配置、そして通学の点から御答弁をお願いしたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
    5 ◯議長(倉持 守君) 答弁関係者の方は議場にお入りください。  これより答弁を求めます。教育長。             〔教育委員会教育長岡野克巳君登壇〕 6 ◯教育委員会教育長岡野克巳君) おはようございます。岡野議員からの御質問のありました、学校適正配置審議会の答申後の検討につきましてお答えさせていただきます。  小中学校の適正配置につきましては、平成20年9月に常総市立学校適正配置審議会を設置いたしまして、同年10月に教育委員会から審議会に諮問いたしまして、平成22年8月に答申をいただいております。このことは、今、岡野議員がおっしゃってくださったとおりでございます。  この答申の中で、まさしく三つのキーワードが取り上げられております。まずは、配置の問題、適正配置、規模の問題、適正規模、そして区域、通学区域ということで明確に取り上げられております。単なる統廃合という形にとらわれることなく、特に教育の効果及び地域の声を考慮して実施するとの提言もいただいております。それを強く重く受けとめております。  教育委員会といたしましては、この答申を踏まえ、さらに近年、児童生徒の減少が加速していることを十分踏まえ、小規模校、大規模校それぞれの利点、地域特性等を総合的に勘案し、規模、配置、通学区域の適正化について内部で調査検討を行っております。  小中学校の配置等の適正化につきましては、審議会答申をいただいていることを十二分に考慮し、これからの教育環境や活動の状況と地域からの声をしっかり受けとめ、地域の皆様、保護者の皆様、さまざまな観点から課題を共有して、解決に向けた検討をしていきたいと考えております。  以上でございます。 7 ◯議長(倉持 守君) 岡野一男君。 8 ◯15番(岡野一男君) 御答弁、ありがとうございました。ちょっと不満といいますか、というのは、十二分に考慮して検討していくというお話でございます。この間、答申が出されまして8年間経過しております。その中でのお答えにしては少し中身がないのかなというふうに感じております。  まず、規模の点からでいいますと、今後5年間で、それは答申の中に書かれているものでございますが、この中にも、今後5年間で、小学校においてはすべての学年で児童数20人未満が継続する場合は統合することが望ましい、中学校は35人程度としてあります。  それでは具体的にお聞きしますが、これらの数値に該当することがこの8年間ございましたか、お尋ねいたします。 9 ◯議長(倉持 守君) 学校教育課長。 10 ◯学校教育課長(西村 聡君) それでは、人数の件につきまして答弁させていただきます。  まず、複式学級の発生が生じてございます。本年度につきましては、大花羽小学校複式学級が1クラス発生しております。また、平成27年、28年、29年度におきましては、五箇小学校におきまして複式学級が発生をしてございます。少人数の学級ということでございまして、そちらにつきましては複式学級五箇小学校において発生されたという事実がございます。  以上でございます。 11 ◯議長(倉持 守君) 岡野一男君。 12 ◯15番(岡野一男君) ありがとうございます。この8年間の中でこういう事例があったというふうに受けとめました。ことしが大花羽小学校複式学級、そして27年、28年、29年度に五箇小学校複式学級があったということでございます。この児童生徒数を考えていけば、当然、この配置、学区の再編というのも考えてこなくてはならない。27年のときからこういう事例があったということは、その時点の中で御検討されてきたのか、結果としてやってこなかったということになろうかとは思うんですが、どのような検討を具体的に討議されてきたのかお答え願いたいと思います。 13 ◯議長(倉持 守君) 教育長。             〔教育委員会教育長岡野克巳君登壇〕 14 ◯教育委員会教育長岡野克巳君) 岡野議員の御質問にお答えさせていただきます。  確かに過去に五箇小学校複式学級が発生いたしております。その時点でも、当然、複式学級発生ということで統廃合の議論は幾つか出されて、真摯に受けとめさせていただいております。そのときに、地域の声等を十分考慮してという形で現在に至っているというのがお答えになります。  以上です。 15 ◯議長(倉持 守君) 岡野一男君。 16 ◯15番(岡野一男君) 真摯に受けとめる、大変よい言葉であると思います。受けとめていても実際にそれを消化しなくては行政ではないと思います。当然、これから御検討されると思うんですが、真摯に受けとめながらやっていただきたいと思います。  続きがありますので、次に移りたいと思います。  2番につきまして御質問いたします。児童生徒数は減少傾向にある、増加する要因は今後あるのか、この点につきまして御質問いたします。 17 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。教育部長。             〔教育委員会教育部長飯村順子君登壇〕 18 ◯教育委員会教育部長(飯村順子君) おはようございます。岡野議員の御質問にお答えいたします。  今後の児童生徒数の推移につきましては、住民基本台帳をもとに令和2年度4,698名、令和3年度4,645名、令和4年度4,525名、令和5年度4,423名、令和6年度4,278名、令和7年度4,099名で、毎年約110名程度の減少となる見込みでございます。  以上でございます。 19 ◯議長(倉持 守君) 岡野一男君。 20 ◯15番(岡野一男君) ありがとうございました。確かに減少傾向にあります。極端なこと言えば、学校消滅ではありませんが学校経営が成り立たない、その辺まで児童生徒数は減少してくるのかなと。推移表あるいは学校基本調査によりますと、そんなふうに見受けられます。児童生徒数の増加というのは、行政、あるいはまた民間の事業者が大規模な住宅団地とかそういうものを行わない限り、真に児童生徒数はふえてこないというふうに見ております。  各市町村、人口減少に対処するためにいろいろの施策を掲げて実行に移していますが、いわば人口の奪い合いと、そんな感じもしてなりません。住基台帳によりますと、これからも自然増はない、また社会増もないということですから、当然、これからこの数値を改めて把握いたしまして、新たな政策を打ち出すのは現在の教育委員会の立場であろうかというふうに考えております。  ただ、私は絹西小学校の通学区にいるわけなんですが、市内の学校の中で絹西小学校も非常に子どもたちの数が伸びてきまして、現在、校舎、あるいは校庭を改装しながらやってきているわけなんですが、この数値を見ていきますと、6年後には絹西小学校も現在の子どもたちから言わせれば約6割に減してきます。こういう事実もあるわけです。これは市内全体に言える現象であるかと思っております。私は児童生徒数の減少をかんがみなければ、今後の課題の解決にはなっていかないのかなというふうに思っております。  2番の質問は以上でございます。後で、また総合的にやっていきたいと思います。  3点目の学校施設の老朽化は進んでいるのか、また校舎の耐用年数というのはいつごろ超えていくのか、この点につきまして御質問をいたします。 21 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。教育部長。 22 ◯教育委員会教育部長(飯村順子君) 学校施設耐用年数は超えるのはいつごろになるのかについてお答えいたします。  建物の耐用年数につきましては、一般的には税法上の耐用年数が知られておりますが、これはあくまで税務上、減価償却費を算定するための耐用年数であり、建物本来の耐用年数はこれより長く、適切な時期に周期的な改修、修繕を行うことで70年から80年程度使用することも可能です。施設の骨組みでもある躯体の劣化状況によって耐用年数は大きく異なりますので、具体的な時期については一概にはお答えしかねるところでございます。  以上でございます。 23 ◯議長(倉持 守君) 岡野一男君。 24 ◯15番(岡野一男君) 私は税法上の耐用年数でも御答弁はよかったんですが。これは減価償却費を出すための一つの目安ということで耐用年数がつくられているというふうな答えみたいな感じなんですが、一つの目安として、通常この期間であれば安全に使用することができるということの中での耐用年数であろうかと思いますよね。  今、部長がおっしゃったように、70年、80年というふうな数値を申されました。これはあくまでも維持についてきちんとした維持がなされていたときの状態だと思います。一つの目安は、まず税法上の耐用年数であろうかと思います。70年から80年きているということでございます。それは続きましての中でやっていきたいと思います。  4点目の質問に入ります。それでは、この老朽化していく学校施設、これについて御質問いたします。この施設を新たにつくり直す、あるいはこれを維持していくという財政的なものは当市には現在の段階でおありなんでしょうか。 25 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。総務部長。               〔総務部長沼尻秀子君登壇〕 26 ◯総務部長(沼尻秀子君) おはようございます。岡野議員の財政力についてお答えいたします。  当市の財政状況は、法人税については近年増収傾向でございますが、地価の下落により固定資産税が減少傾向にあり、普通交付税の合併算定替が令和2年度で終了するなど厳しい状況にあります。  そのような中で、学校だけではなく、ほかの公共施設や道路、橋りょう、上下水道などのインフラ整備も並行して行わなければならないことを考慮しますと、現状、老朽化しているすべての学校を新築して維持することは財政的に困難かと考えております。  以上でございます。 27 ◯議長(倉持 守君) 岡野一男君。 28 ◯15番(岡野一男君) ありがとうございました。私の見立てと同じような御答弁でございます。財政的には厳しい。法人税が伸びているとおっしゃいましたが、法人市民税、これは景気に左右されますからあまり期待できる数字ではございませんが、ただ言えることは人口が減少してきている。そうしますと、常総市の経済的な基盤というのは低下していくわけですよね。ですから、その中で現在の学校施設、あるいはそのほかの公共施設を新築したり、維持したりしていくということは、私は非常に難しい局面に立たされていると思います。そういう点では部長と意見が一致したわけでございますが、その次の5の質問に移りたいと思います。  少人数でも学校運営上の教育的な効果はありますか。メリット、デメリットの点からお答え願いたいと思います。 29 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。教育長。             〔教育委員会教育長岡野克巳君登壇〕 30 ◯教育委員会教育長岡野克巳君) お答えさせていただきます。  小規模校の一般的に考えられますメリットでございますが、まず一つ目として、個別指導を含めたきめ細かな指導が行いやすい。そして、異年齢の学習活動を組みやすく、これはほかの学年との学習活動を組みやすくということです。体験的な学習や校外学習を少ない人数ですので機動的に行うことができる。また、一人一人が意見や感想を発表したり、リーダーを務めたりする機会が多くなる、このようなことが考えられます。  同時に、児童生徒数、学級数、教員数が少ないことから生じる小規模校の教育上の課題を申し上げたいと思います。  まず、単学級の学年ではクラスがえができませんので、児童生徒の人間関係や相互の評価が固定しやすい、また自己主張をしたり、他者を尊重したり、そのような経験を積みにくく、社会的コミュニケーション能力が身につきにくい、このようなことが考えられます。さらに、習熟度別指導などクラスの枠を超えた多様な指導形態がとりにくいなども考えられます。  メリット、デメリットを申し上げさせていただきました。  以上でございます。 31 ◯議長(倉持 守君) 岡野一男君。 32 ◯15番(岡野一男君) ありがとうございました。メリットはきめ細かな指導ができる、大変よいことだとは思います。その反面、デメリットも当然出てくると思います。メリットがデメリットにつながる場合もあります。  しかし、最初の答申の中でありましたように、ある程度の規模の子どもたちが集まって教育を受ける、受けさせる、これは当然必要かなというふうに考えております。私も、前にもお話ししたかと思うんですが、絹西小学校という場で合併の時代を迎えました。私も5年生のときに合併した新しい学校に入りまして、新しい学校はいいところだなあなんて思いながら通学をしてまいりましたし、またたくさんのお友達ができました。今でもそれは鮮明に覚えておりますし、卒業して何十年かたちますが、今でもその皆さんとはおつき合いをさせてもらっています。そういうメリットもございます。  今、5点ほど質問をさせていただきました。教育長も答弁をしながら思っていることではないかなと思うことは、もうそろそろ再編問題について真剣に討議していかなければ、学校が老朽化してきたり、あるいはこのまま児童生徒数右肩下がりでずっと来ている、そういうことを踏まえていけば、今がその時期ではないのかなというふうに感じていらっしゃるのかなと私は思うんですよね。ですから、これからもこの問題を真剣に討議してもらいたいんですが、ちょっと遅過ぎる。今、討議しても次の事業が始まるまでには5年間くらいを要しますよね。8年間やってきて、何か私にとってはゼロなのかなというふうに思います。先輩の議員方も質問されてきました。その都度、現状維持、そのままにしているのかなというふうに感じていた次第です。  教育長、この答申、机の上に、あるいは中に置いて、いつも置いてやって見ているというふうなお話をされてきました。私は今が再編、この答申の見直しの時期であろうというふうに確信しておりまして今回質問をさせていただいたわけでございます。教育長の見解をすぱっと御答弁いただければと思います。 33 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。教育長。             〔教育委員会教育長岡野克巳君登壇〕 34 ◯教育委員会教育長岡野克巳君) 教育委員会といたしましては、児童生徒にとって必要な教育的配慮を最優先でまず考えたいと思います。そして、今、岡野議員からいろいろ指摘がございましたことを踏まえて、統廃合をしっかり見据えて考えていく時期ではないかと思います。  しかしながら、この統廃合につきましては、当然さまざまな課題を一つ一つ解決していく必要があると思われますので、決して足踏みをするのではなく、現在の課題を、もちろん議員の方々の御意見、地域の方々、保護者の方々と早急に共有して課題を解決していく、このようなスタンスで取り組む時期かと考えます。  以上でございます。 35 ◯議長(倉持 守君) 岡野一男君。 36 ◯15番(岡野一男君) 考える時期であれば、今、実行に移していただきたいと思います。よく御答弁の中で、教育の効果とか地域の特性とかという言葉が出てまいります。非常にあいまいな言葉であります。子どもたちのこれからの未来に向かっての教育環境の整備というのは、どうしても必要なものでございます。先ほど申し上げましたように、学校施設は必ず老朽化してまいります。部長の答弁にもありましたように、子どもたちの数は減少しつつあります。極端なこと言えば学校消滅かもわかりません。そうなっては遅いです。ですから、今すぐ実行に移してください。過去8年間のことは言いたくありません。これからの1年間でこの8年間を帳消ししていただけるようなそんな議論をしていただきまして、また発表していただければなと思います。これは本当に強い要望でございます。  私は、今回学校関係やりました。その前はスクールバスをやりました。また、9月定例会議には第3弾をやっていきたいと思います。ここで通告しておきます。  以上で、学校関係につきましては質問を終わりにします。 37 ◯議長(倉持 守君) 次の質問に移りますので、答弁関係者の入れかえをお願いします。  岡野一男君、質問を継続してください。 38 ◯15番(岡野一男君) それでは、2点目の家族農業10年の宣言について質問いたします。今回の定例会議の初日に常総市農業基本計画、5年間の基本計画をいただきました。読ませていただきました。当市の課題が的確に指摘されておりまして、大変勉強になったわけでございます。ありがとうございました。もう少し早くいただければ、質問の内容も違ってきたのかなというふうに感じるわけでございます。  さて、質問に入りたいと思います。この宣言は国連が2019年から10年間にわたりまして行うものでございます。世界の農業経営の9割を占め、世界の食料の8割を生産するという小規模家族農業の存在意義を見直すものでございます。  私は、遊休農地、耕作放棄地の解消を図りたい、その手段の一つとして、家族農業の存在意義が重要であり、育成が必要と思いまして、今回改めて質問を行うものでございます。小規模農業、家族農業、私が常に言っています兼業農家、この定義はさまざまでございますが、似ている点が多々ございますので、今回の質問の中では同じものとして呼ばせていただきます。また、当市の大規模農家につきましては、実質は家族経営、家族農業が多いと聞き取りの中でありましたので、大規模イコール認定農家として御答弁をお願いいたします。  それでは、具体的な質問に入ります。1として当市の家族農業の割合とその耕作面積はどのくらいでしょうか。 39 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。産業振興部長。              〔産業振興部長小島裕治君登壇〕 40 ◯産業振興部長(小島裕治君) 改めましておはようございます。  ただいまの岡野議員の一つ目の質問についてお答えいたします。  御質問の家族農業を認定農業者以外の農家を小規模農家とした場合、農家数を1,000平米以上を耕作している農業者として集計いたしますと、農家戸数は5,079件に対しまして4,855件、割合は95.6%でございます。また、耕作面積は、農地5,558ヘクタールに対しまして3,224ヘクタールで、割合は58%となっております。  以上でございます。 41 ◯議長(倉持 守君) 岡野一男君。 42 ◯15番(岡野一男君) 私が先ほど質問の中で世界の農業経営の9割を占めると言いましたが、部長は95.6%の割合だということでございますから、大体同じような数値かなと思いますし、食料の生産は58%、当市の場合ですよ。世界的には8割だと、大体似通っているような感じでございます。  それでは、2点目の質問に入ります。昨今の農政というのは、規模拡大による効率性を重要視しております。当市の大規模農家の割合と耕作面積を同じように教えてください。 43 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。産業振興部長。 44 ◯産業振興部長(小島裕治君) ただいまの二つ目の質問についてお答えいたします。  御質問の大規模農家を認定農業者として説明させていただきますと、件数は224件で、割合は農家数の4.4%、耕作面積につきましては2,334ヘクタールで、割合は農地の42%となっております。  以上でございます。 45 ◯議長(倉持 守君) 岡野一男君。 46 ◯15番(岡野一男君) ありがとうございました。大規模農家、いわゆる認定農家でございます。4%の農家の割合、そして耕作の面積割合でいえば42%というふうな御答弁でございました。大規模農家が支えているという感じはいたします。  続きまして第3点目に移ります。今、あらゆる分野で構造改革と言われております。市役所でいうなれば行政改革に当たるわけでございます。農業でいえば、先ほど私が申し上げましたように、規模拡大による効率性の追求になるのかと思います。我が国の耕作面積は地形上非常に少ない。少ない農耕作地を拡大するため、先人は汗を流してやってまいりました。そんな歴史的な経緯がありますが、私は効率性を前提とした大規模農業ができるのは、基盤の整備された、いわゆる優良農地であろうかというふうに考えております。ただ、土地の生産性、あるいは環境保全を考えていきますと、小規模家族農業がいわゆる優良農地以外のところであっては適しているというふうに見ております。この考えはどうでしょうか、その辺を伺いたいと思います。
    47 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。産業振興部長。 48 ◯産業振興部長(小島裕治君) それでは、岡野議員3番目の質問についてお答えいたします。  全国的に近年の農業は市場競争に対応するため、効率的に低コストで生産できるよう経営規模の拡大が進められる傾向にあり、当市におきましても大規模農家への農地集積が徐々に拡大している状況でございます。  御質問にございますように基盤整備されていない小規模な農地につきましては、非効率的となるため、大規模農家が耕作することは経営の面から見て難しく、大部分は経営面積がそれほど大きくない兼業農家が耕作しているのが実情でございます。現在も基盤整備は少しずつ進んでおりますが、多額の費用がかかることから全農地に拡大することは困難であり、今後、耕作放棄地をふやさず、農地を保全していくためには、引き続き兼業農家に耕作を続けていただくことが重要であり、兼業農家の離農をいかに食いとめていくかが今後の課題となっております。  市では、今後の地域農業の方向性を明確にするため、平成24年度に地域農業のマスタープランである人・農地プランを市内5地域に分けて作成し、中心となる農家への農地集積や各地域の実情に合った最適な農地の利活用などを検討しております。今後は、人・農地プランの推進に向け、地域の担い手や農業委員会より委嘱されました農地利用最適化推進委員を中心に地域の皆さんで話し合いを行い、地域だからこそ考えられる最適な手法などを詳細に検討していただき、よりよい地域農業の実現に向け、地域に密着した支援を進めてまいります。  以上でございます。 49 ◯議長(倉持 守君) 岡野一男君。 50 ◯15番(岡野一男君) 御答弁ありがとうございました。私の考えと部長の考えは一致しておりまして大変うれしく思いました。大規模だけではやっていけません。私ども小さな農地を細かくやっていくのには、やはり兼用農家の皆さんのお力をいただくというのがたいへん有効的であろうというふうに考えております。  ただ、この基本計画の中にもありましたように、農業従事者の高齢化、リタイアによりまして遊休農地、あるいは耕作放棄地がこれからふえていくというふうなことが指摘されております。わかっているわけですね、こういう時代がやってきた、間もなくやってくるということがね。やはり担い手の確保ということを言われますが、あらゆる分野で担い手の確保というのを今、一生懸命努力されているわけなんですが、なかなかうまくいかない、若い方の就労がうまくいかないと。ならば、60歳で他の分野からリタイアした方々を、ぜひ農業の分野の中に招き入れることも一つの方策なのかなというふうに考えているわけです。いや、子どもたちを育てていったほうがいい、担い手を永続的に確保したほうがいいと言われるかもわかりませんが、それが今、難しい局面に来ているんです。60歳で退職されまして、10年、15年はやっていけます。その皆さんのお力を借りてやっていけば、また次の人たちが10年、15年とつないでいけるわけです。そういう施策をぜひ入れていっていただきたい。この基本計画は大変すばらしい内容になっておりますが、では何に力を入れていくのかというのがちょっと見えてこないような気もするわけでございます。  そういうわけで今回質問したわけでございますが、私はその遊休農地、そして耕作放棄地を解消するためには、今申し上げましたような施策が一番なのかなと自分なりに考えて、ここで皆様方の考えをお聞かせ願いたいと思って質問をさせていただいたわけでございます。当市の方向性としては大規模農家、そして小規模農家の2方面から支えていく、この常総市農業を支えていくというのは基本であろうかと思います。  一つだけ具体的な質問をいたします。この小規模農家の方々に対して具体的にどのような支援策を持っているのか、一つだけと言いますか、お答え願いたいと思います。 51 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。産業振興部長。 52 ◯産業振興部長(小島裕治君) 岡野議員の4)の質問にお答えいたします。  現在、大規模農家に対しましては、国の補助事業を活用し、農業機械、施設導入費用の一部補助や農地の集積、集約等、経営拡大、収入安定につながる支援を行っており、今後も継続してまいります。  御質問の小規模農家につきましては、現在直売所のほか、物産館、ふるさとまつりの軽トラ市など市のイベントなどを活用しております。今後も、農作物を販売できる機会をふやし、消費者との交流を深め、営農意欲の向上につながるよう、生産者と売り手のネットワークの構築に向けた体制づくりを各関係団体の皆さんと協力しながら進めてまいります。  議員の御指摘のとおり、当市といたしましては基幹産業である農業の持続的な発展には、国内外の他産地との競争に対抗でき得る大規模化への支援が必要であると同時に、農地保全、環境保全の観点から耕作放棄地をふやさないためにも、中小規模農家が安心して農業を継続できる仕組みと支援も必要でございますので、農業全体でバランスのとれた支援を継続することが重要であると考えております。  以上でございます。 53 ◯議長(倉持 守君) 岡野一男君。 54 ◯15番(岡野一男君) ありがとうございます。販路といたしまして直売所、この中には8カ所というふうに記載されております。  それと、今部長から物産館というお話がありました。これはあすなろの里の前にある物産館を指していると思います。私は、あの物産館は市内公共施設等に広がっていくのかなと思って前に質問いたしました。ところが、あすなろの里の前の1館のみで終わりだという話を聞きましていささかがっかりいたしました。やはり支えていくということは、それなりに行政も汗を流していただきたい。遊休農地、耕作放棄地をこのままふやすのではなくて、ぜひとも解消に向けてお願いしたいと思いまして、今回質問させていただいたわけでございます。  農業問題につきましては、以上で質問を終わります。 55 ◯議長(倉持 守君) 次の質問に移りますので、答弁関係者の方入れかえをお願いします。  岡野一男君、質問を継続してください。 56 ◯15番(岡野一男君) それでは3点目の質問に入ります。市道の安全確保についてでございます。鬼怒川右岸豊水橋下流堤防上の市道には築堤工事以前にはガードレールがありました。今はありません。今後設置する予定はあるのかどうか、あるとしたらいつごろになるか教えてください。 57 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。産業振興部長。 58 ◯産業振興部長(小島裕治君) それでは、岡野議員の3番目の1)の質問についてお答えいたします。  議員御指摘の市道は、国道354号線並びに主要地方道取手豊岡線を結ぶ当市の幹線道路でございまして、平成30年10月に鬼怒川豊水橋下流右岸の築堤工事並びに道路拡幅工事として着工し、平成31年3月29日に開通したところでございます。この市道の改修前の状況は、幅員が5.5メートルで路肩も十分にない上に、カーブが連続することから危険であるとして、議員御指摘のとおりガードレールが設置されておりましたが、改良後はセンターライン入りの幅員7メートルに拡幅され、安全に通行できる道路となり、またカーブを緩やかにするなど安全対策が講じられてきております。さらに、通行の安全を確保するため、路面標示として区画線を設置するとともに、路肩の確認が容易にできるようポストコーンを設置した次第でございます。  議員御指摘のガードレールの設置につきましては、河川法の占用許可が必要であることから、改めて下館河川事務所鎌庭出張所に確認を行ったところ、河川法の制約があり、ガードレールの設置は非常に困難なものであると確認いたしました。このことから、市の安全対策といたしましては、カーブの手前に注意喚起の道路標示をするなど、可能な限り安全対策を講じていきたいと考えております。  以上でございます。 59 ◯議長(倉持 守君) 岡野一男君。 60 ◯15番(岡野一男君) この堤防上の道路は、おかげさまで急なカーブも解消いたしまして緩やかなカーブというふうになってまいりました。また、部長おっしゃったように、5.5メートルから7メートルに幅員も拡大いたしまして、安心して運転ができるようになりました。関係各位の皆さんに非常に感謝をしております。  現在の状況は、河川法の適用によりましてガードレールができない、ポストコーンというんですか、あれを設置しているということでございます。これは今まではあったんだけども、新たにつくるということは河川法ではできないということを指しているのかどうか確認いたします。 61 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。生活環境課長。 62 ◯生活環境課長(文藏栄一君) 改めましておはようございます。お答え申し上げます。  今までガードレールがあったということで、こちらに関しましては、先ほど部長の答弁の中にもありましたとおり、5.5メートルの天端、また曲がりくねった道ということで必要であると判断して国が設置したものでございます。現在、天端が7メートルになりまして、3メートル道路、また路肩も50センチほどあるということ、曲がりくねった道もなるべく真っすぐになるように設置したということでございます。安全基準は満たしておりまして、現在のところは必要性が認められないということで設置はされておりません。  以上でございます。 63 ◯議長(倉持 守君) 岡野一男君。 64 ◯15番(岡野一男君) 私の質問は、河川法では今まであったにもかかわらずできない、新規にはできないのかどうかという質問でございます。安全基準を満たしているという市の見解でございますが、これは後でもう一度聞きたいと思います。まず、河川法からお願いいたします。 65 ◯議長(倉持 守君) 生活環境課長。 66 ◯生活環境課長(文藏栄一君) お答え申し上げます。  河川法の制約はいろいろございますが、現在、ガードレールがお話に上がっておりますが、ガードレールの基礎1,400ミリを入れる必要がございます。それで、現在、堤防は計画高ということで、その上に余裕としまして40センチ、堤防天端の上では40センチ乗せてございます。のり面も同じように40センチということで、ガードレールの基礎が1メートル40入れるということになりますので、残り1メートルを入れるためには堤体を侵さないということが原則でございますので、ほぼ数メートル現在の堤防に腹づけといいまして土を塗りつける、新たに堤防の幅を大きくするといった条件を満たさないと設置ができないということでございます。  以上でございます。 67 ◯議長(倉持 守君) 岡野一男君。 68 ◯15番(岡野一男君) 1メートル40まで下まで入れるということでございます。今までもこのガードレールは同じような形態でなされてきたと思うんですよね。新しい堤防だからできない。軟弱地盤なのかどうか、その辺はわかりませんが、今までできてなぜできないのかなというふうな疑問は当然起こってくるわけでございます。国交省は治水の管理が第一でございます。ただ、私どもは市道の維持管理がまず第一でございます。安全性の基準は満たしているという御答弁でございますが、あそこはあくまでも普通の道路ではなくて堤防上の道路でございます。その辺を考慮しても、当然安全策が必要になってくるのかなというふうに思いますが、いかがでしょうか。現場を確認しておりますよね。 69 ◯議長(倉持 守君) 生活環境課長。 70 ◯生活環境課長(文藏栄一君) お答え申し上げます。  まず、河川法の制約で、基準としましては計画断面を侵さないということになります。それは計画断面を侵すということは、構築物があるとどうしてもそこからの雨水が浸透して、そこで破堤を招くということになります。国交省で私どもがいろいろお聞きしたところ、実際に堤防上に設置したガードレールが原因で破堤をしたといった事例もございます。そういったことでガードレールの設置は大変難しいということでございます。  以上でございます。 71 ◯議長(倉持 守君) 岡野一男君。 72 ◯15番(岡野一男君) 時間もまいりましたので2点目の質問に移ります。  そういたしますと、防犯灯、あるいは監視カメラというふうなことも不可能になってくるわけですか。  と言いますのは、この堤防上、人家が途切れております。夜は真っ暗闇の世界でございます。防犯上どうしても必要じゃないかなというふうに感じているわけでございます。その点につきましてはいかがでしょうか。 73 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。産業振興部長。 74 ◯産業振興部長(小島裕治君) 2点目の質問にお答えいたします。  防犯灯の設置につきましては、常総市の防犯灯の設置及び管理に関する要綱に基づきまして、地域から設置の御要望があれば協議の上、随時設置しております。設置の基準におきましては、要綱第3条4項の防犯灯を設置しようとする位置に当該防犯灯を取りつけることができる電柱もしくはこれに類するものがあること、または防犯灯用の支柱が設置できることとありますことから、議員御指摘の市道は共架する電柱がなく、また先ほどのガードレール設置について回答でも申し上げましたとおり、堤防の計画断面を侵すような建柱ができないことから、防犯灯の設置につきましては困難と考えております。  次に、防犯カメラにつきましてですが、市内は現在16カ所30基を設置しております。設置箇所につきましては、茨城県警本部及び常総警察署生活安全課と協議いたしまして選定しております。警察と協議した結果、犯人の逃走経路と交通が絞られる橋りょう付近や主要交差点等への設置が望ましいとのことでありますので、順次設置を進めているところでございます。今後の設置の方向性といたしましては、子どもたちの安全確保で犯罪の抑止など防犯等への有効性が期待できる場所への設置を考えておりますので、議員御指摘の市道はガードレールや防犯灯と同様、河川法の制約もございますので通学路に指定されてないことから、当面設置の計画がございませんので、防犯カメラの設置につきましても困難であると考えております。  以上でございます。 75 ◯議長(倉持 守君) 岡野一男君。 76 ◯15番(岡野一男君) これらは、すべて河川法の適用ではできないという御答弁と受けとめてよろしいわけですよね。  通学道路として認定されていないからできないんだと。では、通学道路として認定されればできるということなんでしょうかね。現地をご覧になってみればおわかりのように、堤防の下には人家もございます。今回の堤防改築によりまして、なだらかな堤防になりました。そういう点で非常に人家のほうに行く可能性、転落した車ですよ。行く可能性が非常に大きいところもあります。あとカーブも緩やかなカーブになりました。でも、危ないことは確かです。今までの事故を見ていきますと、直線でもガードレールがつけてある、そういう事例はたくさんありました。そのことを踏まえていけば、当然市道の安全確保というのは市でもやっていかなくちゃならない。河川法があるためできないというのはちょっとおかしいのかなと思うんですが、今後、それができないのであればどのような安全管理をやっていくのか、最後にお答え願いたいと思います。 77 ◯議長(倉持 守君) 生活環境課長。 78 ◯生活環境課長(文藏栄一君) お答え申し上げます。  先ほど議員の御質問の中で、通学道路として認定されていないからといった御質問をいただきましたが、そちらのほうは、この場合重きを置いてございません。議員御指摘のとおり、河川法によりまして堤体をいじるということが大変難しいということで、許可がおりないということがまずもとにございます。  それと、下に民家が多数あり、安全確保の点でということでございますが、道路上を走るすべてのドライバーの方に道路交通法の遵守をお願いして、安全運転に努めていただきたいという原則に基づきましてと考えております。  以上でございます。 79 ◯議長(倉持 守君) 岡野一男君。 80 ◯15番(岡野一男君) 車を運転する人のマナーにお願いしますというのが市の考えなのかなと思いまして、いささかちょっとがっかりしたんですが、とにかく市道の管理は市でございます。市民の皆さんの安全確保が第一でございます。  それから、最初から河川法の適用があってガードレールができないというふうな設計できたのであれば、当初からこの道路にはできないんだということを最初から説明していただければありがたかったわけでございます。  以上で質問を終わります。 81 ◯議長(倉持 守君) この際、暫時休憩いたします。                 午前11時01分休憩    ─────────────────────────────────                 午前11時11分再開 82 ◯議長(倉持 守君) 休憩前に引き続き会議を開きます。    ───────────────────────────────── 83 ◯議長(倉持 守君) 一般質問を継続いたします。  次に、16番茂田信三君。                〔16番茂田信三君登壇〕 84 ◯16番(茂田信三君) 16番の茂田です。通告に基づきまして一般質問をさせていただきます。  大きい1番アグリサイエンス、道の駅について。これは血税の無駄だからやめろということです。あと、戸田建設所有の土地になぜ血税を費やすのか。そこに捨てられた産業廃棄物について問う。大きい2番、こういう無駄遣いをしてなぜ産婦人科の準備室をつくらないのか。  この質問はもう一度、二度じゃないんですよ、はっきり言いますと。どうして何度もするかと言うと、たくさんの方からこれは非常に疑問が多いし、血税の無駄遣いだと。何とかやめさせろということなんです。それで一度、二度、何度になりますかね。私も3度以上はもう数字を数えることが不可能ですから、3回以上やっているんじゃないかなと思います。そういうことで、再三再四にわたってやっているんですよ。市のほうでやめないからですよ、無駄遣いを。こんなものはもうやめれば、私は2回目からはやらないんですよ。  そういうことで、きょう日本テレビの方が撮影に来ておりまして、普通の状態ならば撮影に入らないんですよ。天下の4チャンネル、日本テレビの方が。前回、記憶に新しいと思いますが、水害のときは毎日来ていましたよね。あれ、常総市にとっても非常に異常事態だったんですよ。復興のこと、また市はどういう対策をするかと、毎回毎回撮影、全国放映して。そのかいがあっていろいろ義援金も集まったし、国もいろいろなことに便宜を図ってくれたのかなと思います。  今回、そういうことで全国放映されるということは、何で常総市はばかなことをしてるんだ、時代に逆行しているだろうと。それで選挙が終わった翌日21日に、日本テレビの方から電話があったんですよ。いや、とにかく局へたくさんの方から問い合わせ、電話があるんだと。私は聞いたんですよ。賛成の電話ですかって。そういうのは一本もないそうです。とにかく非常識なことをやめさせろと。これが実現すると、全国でも中止にするところが二の足を踏む、そういうことできょうテレビが入っているんですよ。執行部も真摯に受けとめて、すぐやめさせなくちゃいけないよ。  ということで、質問席へ戻って再度詳しいことは質問をさせていただきます。 85 ◯議長(倉持 守君) 答弁関係者の方は議場にお入りください。  これより答弁を求めます。副市長。〔「時間がないから簡潔にね」と呼ぶ者あり〕                〔副市長藤島忠夫君登壇〕 86 ◯副市長(藤島忠夫君) 改めましておはようございます。茂田議員の質問に順次お答えします。  まず1点目についてでございます。本事業のこれまでの検討経過でございますが、圏央道常総インターの開通という当市にとりまして最大のインパクト、ポテンシャルによります常総市の活力を実現するため、インター周辺整備について平成の初めのころから開発手法を含め、さまざまな検討が出されてきました。しかし、この地区が市街化調整区域であること、かつ土地改良事業を行った優良農地であることから、国県と幾度となく協議をしてまいりましたが、開発することが大変困難であり、具体的な対応が出されませんでした。そのような中、圏央道の開通を目前に控えた平成25年度に指名型プロポーザル方式による構想案を募集したところ、現在進めておりますアグリサイエンスバレー構想の提案をいただき、翌年3月に市といたしまして、この内容をもとにインター周辺地域事業計画を策定し、議会にも報告をさせていただいたところでございます。この計画を実現するには、財政的にも労力的にも常総市施行ではあまりにも課題が多過ぎるため、平26年度初めに公募プロポーザルにより計画団体からの事業者を募集したところ、戸田建設株式会社からの提案を採用し、あわせて事業協力者として承認を行いました。平成27年1月15日に地権者協議会、〔不規則発言する者あり〕 87 ◯議長(倉持 守君) 答弁を継続してください。 88 ◯副市長(藤島忠夫君) 戸田建設、常総市による事業推進に関する覚書を27年1月15日に交わしまして、平成27年6月にこれを契約行為として、この三者による基本協定を締結し、官民連携事業による事業を推進しているところでございます。スピード感を持って事業を進めようとしていた矢先、同年平成27年9月、関東・東北豪雨災害により本計画地域に甚大な被害を受けました。この災害から常総市が一体となって復興に向けた取り組みをしていくために、平成28年3月には議会の代表者の方もメンバーとなっていただいた常総市復興計画を策定したところでございます。この復興計画では、常総インターチェンジという強みを最大限生かした誇りとしての新拠点を整備し、それまでのアグリサイエンスバレー構想における販売拠点であった直売所、道の駅等の位置づけを市民の誇りとなるような防災機能も合わせ持つ道の駅として整備することを初めて掲げられました。これを受けまして、平成28年6月策定のまち・ひと・しごと総合ビジョンにおきましても、その戦略分野にアグリサイエンスバレー構想と道の駅の整備が掲げられ、それぞれ平成28年3月、同年5月に議会に報告をさせていただいたところでございます。  このような経過を踏んだ上で、道の駅を含むアグリサイエンスバレー構想は、平成29年2月の常総インターチェンジ供用開始により、さらなるスピードアップを図るため、同年4月に市役所内に道の駅整備推進室を設置、平成30年10月からは本格的な土地区画整理事業造成工事を着手したところでございます。道の駅につきましては、本年2月の議会で報告させていただきました道の駅基本計画をもとに、本年度は12月までに管理運営計画を策定し、その後、指定管理者予定者の公募を行い、令和4年度末開業に向け、全力で取り組んでまいる所存でございます。  2点目の御質問にお答えいたします。  本市の道の駅の整備は、組合施行の土地区画整理事業で完了した事業地内の土地を必要面積だけ取得するものでございます。土地区画整理事業では、都市エリア全体の約31ヘクタールに国道249号の交差点設置や、この計画エリア内の誘導道路、調整池などの公共施設とともに企業用地などを整備いたします。単独で道の駅を整備するとしても、個別にはこれらの公共施設の整備が必要となってまいります。それぞれ個別に事業実施するよりも、今回認可されています土地区画整理事業の区域内全体で整備するほうが時間的にも短縮でき、さらに事業費も低減できるものであります。また、本事業では、土地区画整理事業に伴う公園などほかの公共用地とともに、道の駅用地にも一部土地区画整理組合から公共減歩として提供をしていただける予定となっております。  続いて、3点目についてお答えいたします。  産業廃棄物まじりの土砂を事業地内に入れているとの御指摘がございますが、現在、工事を実施しております都市エリアは茨城県より事業認可を受けた土地区画整理組合が事業を進めており、県の指導のもと、土砂の搬入を行っていることを確認しているところでございます。また、事業地内へ搬入している土砂そのものにつきましては、搬入の前、搬入の後において土質調査を十分行っており、結果も異常がないことを認識しております。産業廃棄物まじりの土砂であるなどといったことは、これまで県から指導も改善命令も受けた事実はございません。  以上でございます。 89 ◯議長(倉持 守君) 続いて、保健福祉部長。              〔保健福祉部長吉原克美君登壇〕 90 ◯保健福祉部長(吉原克美君) 改めましておはようございます。それでは、茂田議員の御質問大項目2番目、なぜ産婦人科準備室を設置しないのか、人口増の切り札ではないかにつきましてお答えをいたします。
     5月29日の議員全員協議会でも御説明をいたしましたが、国からの地方の人口流出を防ぐための圏域共生施策として定住自立圏構想連携事業というものがありまして、これに基づき当市とつくばみらい市とが双方で課題を提案し、連携して地方の圏域共生施策を協議してまいりました。その中の課題といたしまして、きぬ医師会管内における産科開設という事業があります。この産科医の誘致につきましては、つくばみらい市も喫緊の課題としてとらえておりまして、財政上も2市の供出なら負担が軽くなるという利点もございます。この件につきまして、保健福祉関係のワーキンググループで協議を重ねた中の対応策といたしまして、医療施設開業資金の貸し付け、または補助を導入してはどうかという内容で提言することでまとまっております。この制度を導入している自治体は、県内では坂東市のほか水戸市だけで、近県では八潮市、加須市などがありまして、いずれも10年間開業を条件に返還免除規定を設けた補助制度でございます。また、この間に産科医候補の身内の方にもお話をお聞きし、様子を伺いましたところ、行政の具体的支援があるなら当人にも積極的に話しやすいとのお話をいただいております。そうした期待値もあることから、制度実現に向けて取り組んでいく所存でおります。  さらに、前回答弁してきた人的支援体制や開業医では手に負えない患者を受け入れてもらうバックアップ医療機関の確保など、産科医が開業をすることの弊害にならないよう、きぬ医師会病院との連携も視野に入れ、協議検討をしていく所存でおります。  最後になりますが、議員御提案の準備室の設立につきましては、前述の産科医候補の具体的な打診が市に届きましたら、専門的に誘致を充実する部署等の設立が必要かどうかの検討に入りたいと存じます。  以上でございます。 91 ◯議長(倉持 守君) 茂田信三君。 92 ◯16番(茂田信三君) 話すことがなりわいの私が、今、のどを傷めておりまして聞きづらいと思いますが、お許しください。  まず、職員のアグリサイエンスと道の駅にだれがそういう経済とか金融の資格を持っているかをお聞きしたい。  私どもは、ずっと大学時代、個人ごとですが経済の勉強をして、それからずっと私のときは証券アナリストという資格はありませんでしたが、それに今でいうアナリストの資格を私は持っております。金融もプロです。経済もプロです。自分で言うんですから間違いないでしょう。ここでも数年前から言っていることは全部当たってるでしょ。中国リスクで不景気になる、ヨーロッパのEUで不景気になる、原油が高くなる前は予言したでしょ。20ドルのときから100何ドルになって原油高になる、円高になるって。全部間違ってないでしょうよ。私は勉強しているんですから。じゃないと、ここで全国放送、ましてや万国、全世界へ放映されるとき、勉強しなくて言えますか、まず。もう三、四年前から言ってるでしょうよ、緊縮財政を組めって。不景気になるからって。にもかかわらず、どうしてこういう30億以上の無駄な事業をやるのかと。責任者っていうか、だれがそういう資格があるか、まずお聞きしたい。それから話に入りましょう。 93 ◯議長(倉持 守君) 副市長。 94 ◯副市長(藤島忠夫君) 御質問にお答えいたします。  まず、人員でございますが、平成25年度から今年度まで7年間で69名の職員に仕事をしていただいております。経営路線〔聞いてないんだ。資格があるかどうか」と呼ぶ者あり〕──次に答えます。 95 ◯議長(倉持 守君) 答弁を継続してください。 96 ◯副市長(藤島忠夫君) 道の駅などの経営専門的なものは、我々としては先ほどの事業経過で説明したように、〔資格があるかないか、それだけでいいんだよ。あるかないか聞いているんだ」と呼ぶ者あり〕 97 ◯議長(倉持 守君) 答弁を継続してください。 98 ◯副市長(藤島忠夫君) そういうことで、我々としては開発行為から今回の道の駅等々の手続き等も行政として踏んでおりまして、その中で経営の専門的なところ、経済学者的なところ、経営マンである必要はないと。逆に経済学者、金融マンではこのような開発行為はできないというふうに思っています。  以上でございます。 99 ◯議長(倉持 守君) 茂田信三君。 100 ◯16番(茂田信三君) 最初に言うの忘れましたね。私は事務的なことは正直言って不得手なんですよ。ですから、職員の健康保険とか税金とか、それはプロですから認めます。だから、事務手続きのそこまでが市の職員の仕事なんですよ。農地を転用する、その先はど素人でしょうよ、あなたら経済のこと、今私に答えてないでしょ。資格あるのがいるのかって聞いてるんだ、勉強しているの。何で経済だとかそういうのが必要ないんですか。私が言っているのは、その前段までは必要だと。その後は、もう農地転用してあとは民間に任せろって話でしょうよ。だれも資格を持ってないんですね。ど素人がやっているの、30億以上の仕事。まずだれも資格を持ってないんだね。副市長、私の言ってること違うでしょうよ、そもそも。私は手続きのどうのこうのって言ってないでしょうよ。あまりにも素人のことをやってるから資格があるかどうか聞いてるだけでしょうよ。あなたはちゃんとした私の言わんとすることを答えてないでしょうよ。手順なんか、農地転用なんか私は全然聞いてないですよ。あれは事務手続きのこと、当たり前でしょ、あなたらができるの。それで御飯食べてるんですもん。事務手続きのことは一回も聞いてないんですよ。資格を持ってないんですね。ど素人がやってるんですね、これ。ど素人がやってんじゃ、30億以上の税金はこなせるわけないでしょうよ。乗るかそるかの話でしょう。あなたには、こういうノウハウないでしょう、才能も。プロだってつぶれるんですよ。それは言わなくていいよ。持ってるか持ってないか、ないっていう話だからそれで十分ですよ。次。 101 ◯議長(倉持 守君) 副市長。 102 ◯副市長(藤島忠夫君) 私の言った行政の仕事の中身は、開発手法から具体的な事業を展開するときに、そのコントロールするのは市役所職員である。そこで専門的知識が必要な部分、これは議会の予算を承認いただいてコンサルにお願いしたりしているということであって、うちの職員、私も含めてこの仕事をするのに何の不足もないという強い思いで仕事には当たっております。  ただいま30億というような言葉が出たんですが、これは逆にどういった意味なのか教えていただければありがたいです。 103 ◯議長(倉持 守君) 茂田信三君。 104 ◯16番(茂田信三君) 今、30億って言いましたけど、もっとかかりますね。あなたらは人件費入れてないでしょうよ、まず。今度15人入っているんですよね。これね、たくさん疑問点があるし、まず民間じゃ考えられないことがあるから。私も頭がいっぱい。どこからほどいていいかいっぱい。私みたいな話をするプロがいっぱいなんですから、普通の人じゃ目が回っちゃうでしょうよ。  何で30億かかるのか、決まっているでしょう。何で人件費入れないんですか、いつも言ってるように。これは学校建設とかそういうことじゃないでしょうよ。もともと営利が目的でしょう。私は、前これは10人で計算したんです、従業員。従業員といったら職員ですね、会社でいう。今度、アグリサイエンスのほうは11人、道の駅で15人。1人1,000万かかるのわかるでしょう、副市長。人件費。退職金積み立て。会社でいう年金、共済っていうんですか、積み立て。疾病の保険。そうすると1人1,000万かかるんですよ。15人いるんですから1億5,000万でしょうよ。30億以上もっとかかりますよ。そういうのがわかんないんですか。人件費計算しないでやってるの。ちょっと考えがおかしいんじゃないの。 105 ◯議長(倉持 守君) 副市長。 106 ◯副市長(藤島忠夫君) 道の駅建設事業費には、通常人件費は入れておりませんが、御質問ですのでお答えいたします。  人件費は、先ほど私は69名と申し上げました。給与相当額、共済組合負担金、退職手当を含んでおおむね最大限に推測して660万でございます。ですから、69名で約4億5,000万。ちょっと制度のほうは詳細には詰めていませんが、おおむね4億5,000万。それで、道の駅の建設費は、これまで議会で答弁したように、用地交渉、建築、外構工事を含めて約15億というふうに御答弁をさせていただきます。  以上でございます。 107 ◯議長(倉持 守君) 茂田信三君。 108 ◯16番(茂田信三君) どう見ても1人1,000万かかるんですよ。あそこの平均500万以上かかってるでしょう、1人頭。前は飯田っていう職員が辞めたのも道の駅で部長待遇だと800万くらいかかっているでしょう。今の部長だって多分支給額800万になっているでしょう。何を計算してんの。いいよ、もう言わなくて。時間ないから。あんなつまんない計算もできないで、時間だけ浪費でしょうよ。言わなくていいよ、ちゃんと計算すればわかるでしょうよ。  私は細かく計算してはいないけど、500万の職員が1年だと1,000万かかるんだよ。民間でもそう。500万から600万もらう人は1,000万かかるの。15人いれば1億5,000万でしょうよ。もう何年やってるの、まず。去年で10人いたんだよ。もう時間ないから。そんな論理に合わない答えをやったって時間の浪費というんだよ。聞かれたことだけ言いなよ。聞かれたことだけ言ってよ。  まず、アグリサイエンスの大義から私は聞く。最初、これが始まったときに副市長はいなかったか、いたかいないかわかんない。最初始まったときは、科学的な農業をもって6次産業、流通、生産、モデル地区をつくる、そのようなあれだと。そうすると数億かかるんですよ。今回全然違うでしょうよ、それ。アグリサイエンスって名前がどこからくるの。シリコンバレーがとったの、多分。アグリサイエンスなんて。そこの固定資産税だけで2億5,000万入って2年でもとをとれるって話だよ。そのときは道の駅の構想なんかないよ。まずアグリサイエンスで科学的な農業、先進的などういうことをつくるの。今のところでだってできるでしょうよ。まずそれを聞きたいよ。聞かれたことを言ってよ、もう時間ないんだから。 109 ◯議長(倉持 守君) 副市長。 110 ◯副市長(藤島忠夫君) アグリサイエンスバレー構想の定義は、先ほど事業の経過の中で御説明した25年7月に出た言葉でございます。これまでの農業のモデル的なところになるというところで、今回は農エリアの14ヘクタールで大規模施設園芸等々でこれを実践していくということでございます。アグリ、まさしくいろいろな施設園芸でございますので、いろいろな試験研究機関との連携等々も含めますのでアグリサイエンスバレー構想というふうに私は認識しているところでございます。  以上でございます。 111 ◯議長(倉持 守君) 茂田信三君。 112 ◯16番(茂田信三君) そのときの私が賛成した話は、雇用が生まれると。どうも今までの流れを見ると、物流センターありきじゃないの、これ。ありきじゃないの、まず。もう準工業地帯ですから風俗以外は何でもできるんですよ、あそこ。できないのは風俗と、あと多分雀荘とかダンスクラブ、そういうのはできないんですよ。それ以外は何でもできるんでしょう。県に問い合わせたら、認可を出したんだから県は関与しないって。何でもできるんでしたら最初から物流センターでやればいいでしょうよ。二転三転、四転した。手を挙げるなよ、だめだよ、せっかちしちゃ。かなり緊張してるんじゃないの。ゆっくり構えなよ。男はだめだ、こそこそしたら。いい答弁もできないから。じっくり構えるの。丹田といってへそのちょうど下に力を入れて、それで物事を考えるんだよ。上っ面でなんか言ったらだめ。  アグリサイエンスは最初、それがおかしいでしょ。全然進捗ない。雇用者はどのくらいふえるか、税収はどのくらい上がるか。それをまずお聞きしたい。端的でいいよ。 113 ◯議長(倉持 守君) 副市長。 114 ◯副市長(藤島忠夫君) 雇用のほうは、道の駅で答えるのか、アグリサイエンスバレー構想で答えるのかお尋ねします。 115 ◯議長(倉持 守君) 茂田信三君。 116 ◯16番(茂田信三君) 最初はね、道の駅、道の駅と言って、雇用は道の駅はパートの方くらいでしょ。定住人口の雇用という話をしたよ、最初。パートの人が何十人、何百人いたって同じでしょうよ。定住人口はよそから来ると説明しているんで、私は記憶力いいから、執行部でテープをなくしちゃったって言ってうやむやにしているけど、私は記憶力いいから全部覚えてるよ。定住人口でほかから来るって。それをお聞きしたい。あと税収の件。 117 ◯議長(倉持 守君) 副市長。 118 ◯副市長(藤島忠夫君) まず、雇用のほうでございます。全体的には、これから今年度道の駅の管理運営計画を策定します。こういった状況を踏まえながら調査をしていくわけですが、これまでの答弁では約1,000人というような雇用があります。ただ、定住人口が何割だということは私どもでは把握できません。定住人口の場合は1,000人来た雇用の中でどれだけの方が常総市に住んでいただけるのか、常総市から出ないのか。今、いろいろな施策で定住人口の確保をやっていますので、それらの施策等を総合的に勘案して、初めて定住人口の数というものが出てくるということで、現時点では定住人口の数は把握しておりません。  あと、税収でございます。これは何度か議会で御答弁させていただいております。企業誘致の部分で、完成後におきましては年間固定資産税だけでございますが、想定では1億8,000万、約。あと、複合施設がございますので、そちらで約2億ということで毎年固定資産税フル稼働して2億円、毎年固定資産税としての税収を想定しているところでございます。  以上でございます。 119 ◯議長(倉持 守君) 茂田信三君。 120 ◯16番(茂田信三君) 一つばかりやっていると時間なくなっちゃうんですよ。  あと、常総市、どうやったらテレビが映るんだ。これが3,100万なんですよ。答弁書っていったけど、プラス、答弁書じゃなくて何だ。それは当然出すのが当たり前だから、事業計画書で、22ページと45ページかな。これで3,100万って明確な答えは出ないんだよ。それをみんな疑問に思ってるの。22と45ページかな。もしページ数を間違ったらごめんなさいね。とにかくこの薄っぺらなやつだよ。戸田建設と随意契約で3,500万、部数は執行部と議員だけ。これは何回言っても明確な答えは出ない。必ず調べてるはずだからね。私の知人にインターネットに詳しい人がいて、100万で十分もうかるって。100万で私引き受けますよって言ってたよ。私はインターネットのホームページとか知識はありませんが、大変詳しい方が、これは100万で十分、私請け負いますよって。何で3,100万かかったか。みんな聞きたいんだって、これ。テレビでも全国で皆さんにこのペラペラ。こっちはもっと薄いです。これは45ページかね。こっちが半分で22ページで、戸田建設と随意契約で3,100万。昔、防衛庁でも何でも過大な請求をして過大なお金を受け取ったのは返済義務があるんですよ。まず随意契約で何で3,100万か。それを端的に言ってね、もう時間ないですから。 121 ◯議長(倉持 守君) 副市長。 122 ◯副市長(藤島忠夫君) 平成29年度の委託関係についてお答えいたします。  先ほど議員からも紹介がありましたように、こちらは常総市道の駅基本構想及び基本計画の計画書、この基本構想については、先ほどるる開発行為の中で手順を踏んで進めていると申し上げました。その道の駅を整備するための基本的な考え方や方向性を示したもので、整備目的や整備方針、導入機能の考え方等を示した基本計画検討書で始動期の施設配置、事業指標、今の憲法となるものを調査検討を行ったというところでございます。  次に、先導的官民連携支援事業調査業務1,600万円分でございます。こちらです、失礼しました。インター周辺整備事業において、アグリ構想の実現に向けて道の駅や公園などの公共事業と生産加工、流通、販売にかかわるさまざまな民間事業が複合的に機能する必要があることから、官民連携方法について調査を行ったものでございます。これも既に御説明していますが、10分の10の国交省の補助を受けております。これは、会計検査でも特に指摘事項がございませんでした。あわせて、最初に申し上げた一財を使わせていただきました基本計画策定業務においても監査を昨年度受けております。  以上でございます。 123 ◯議長(倉持 守君) 茂田信三君。 124 ◯16番(茂田信三君) 私が今どうして言ったか知ってますか。もう答えはわかってるんだよ。会計検査を受けたとか。これを全国民の方に知らせたいの、私は。こういうので3,100万ですよって。民間はどれだけ苦労しているか知ってますか。お金いただくのに。公務員の仕事はこれで3,100万もらえるんですよって。これを全国の方に教えたかったんだよ。答弁なんか当てにしてないよ。出来レースなんだもん、随契で。随意契約って、皆さん、テレビを見てる方。ホームページを見てる方、お幾らでも結構ですっていうのが随意なんですよ。競争が働かなくて、戸田にやれば随意で値段が決まって、言いわけは決まってるでしょうよ、どうのこうのって。  あと、もう一つ教えとくね。10分の10だから高くてもいいって、そういう話はないよ。10分の1だって10分2だって、10分の10は我々の税金でしょうよ、国税。10分の10だから高くていいなんて、そんな話は通らないでしょう、だれが考えたって。我々は市民税を払って県税払って国税払って。そこから出てるんでしょうよ。そんな考えはよしてくれる。10分の10だからいいなんて、何考えてんの。とにかく、これは全国の方に、45ページと22ページかな、それで3,100万て。そうすると、日本テレビにどんどん来るから、おかしいって。  あと、まず、まずまずばっかりじゃだめだな、もう。戸田建設に売却した土地にどうしてアグリサイエンスに11人配置をしてるかと。それを聞かせてもらいたい。 125 ◯議長(倉持 守君) 副市長。 126 ◯副市長(藤島忠夫君) お答えいたします。  最初の問いにお答えしたとおり、我々としては25年7月から、また27年1月の覚書、同年6月の三者協定に基づいて粛々と令和4年の事業開始に向けてやっておりますので、これは三者協定に市の役割も明記されておりますし、我々がやらなければならない仕事ということで職員を配置させていただいているところでございます。なおかつ、本年からはそのスピード、確実性を保つために市長直轄の組織としてアグリサイエンスバレー推進チームとして、市長直轄にした、そういう思いで仕事を進めているところでございます。 127 ◯議長(倉持 守君) 茂田信三君。 128 ◯16番(茂田信三君) 普通ではあり得ないでしょうね。例えば市から土地を買い上げて、そこへ民地になったところへ11人というのは1人1,000万にして1億1,000万。それはおかしいんじゃないの。  先ほどの岡野議員の質問のとき、あれは教育長でしたっけね。だれか答弁していましたよね。とにかく財政が困難だからできないって。財政が困難だからできないって。当然ですよね。225億でしたっけ、予算ね。230前後の当初予算で、財政調整基金、貯金を崩して当初予算を組んでるんでしょうよ。市長ね。財調を崩してということは余裕ないんでしょうよ。それでようやく当初予算を組んだんでしょ。どうして民間の覚書も何もないよ、もう。税金入ってんだから。何でそこへ11人も配置してんの。配置しなければ11人採用しなくていいはずでしょうよ。そういうのを一般常識じゃ考えられないよ。売却した土地へ11人配置して、何やってんの仕事。それは戸田建設の片棒担ぎでしょうよ。そこまで戸田にやんなくちゃんないの。みんな税金払うのに大変で苦労してんだよ。200万、いつもここで何回かお話ししてますが、200万以下の収入の方はたくさんいるんですよ。そういうことをこれやってる人は考えてるんですかね。やたらと名前を変えてるでしょうよ。道の駅マネージャーだとか何とかかんとかって、名前を変えて覚え切れないよ、まず。200万以下の収入で、そういう経験したことあるの。今、新入職員だって、市の職員はもっともらってるでしょうよ。そういう経験してあるの、まず。必死になってお金を稼いだとかあるの。私は営業をしてるとき、夏。暑いときかばん持って、三十何度のところを毎日50件、70件回って。だからトップセールスマンになれたんですよ、一部上場の。部署によっては大変なところもあるよ。そういう200万からの収入を味わったときあるの。仕事ないとか。まず、それをお聞きしたいよ。 129 ◯議長(倉持 守君) 副市長。 130 ◯副市長(藤島忠夫君) 今回の答弁の趣旨とは違うと思いますので、答弁は控えさせていただきます。 131 ◯議長(倉持 守君) 茂田信三君。 132 ◯16番(茂田信三君) いいですよ。そのほうがこっちも時間省けていいんですよ。  今までの配置人数、始まってから年度を追ってお願いします。59人なわけないから。おれ、頼んでおいたよね、職員にね。 133 ◯議長(倉持 守君) 副市長。 134 ◯副市長(藤島忠夫君) トータルで先ほど7年間で69という数字はありました。そういうこともあろうと思って、私どもの職員が議員のところに質問の趣意を確認しにまいりました、2回ほど。これはただ行っただけじゃなくて、2月議会に議会のほうの決定事項で質問の提出期限は議運まで、その後よく質問の内容を確認し、十分な意見交換をし、ということ、あわせてダブリがない質問ということと、我々に反目をいただいたということでやっていますので、我々としては今トータルで69人ということでございますので、年次ごとであれば追って申し上げます。 135 ◯議長(倉持 守君) 茂田信三君。 136 ◯16番(茂田信三君) わけわかんないこと言ってて、かみ合わせも何も私はちゃんと職員に言ってあるよ。何年に何人、何年に何人て。ちゃんと言ってあるよ。だめだ、そういう言い逃ればかりしちゃ。それだけ時間の無駄でしょうよ。私はちゃんと言ってあるよ。 137 ◯議長(倉持 守君) 副市長。 138 ◯副市長(藤島忠夫君) ただいま資料がまいりましたので私から答弁させていただきます。  25年度に6人、翌年9人、27年3年目が10人、4年目が10人、5年目が12、失礼しました、29年が12、平成30年が11、本年度も11ということで69名でございます。 139 ◯議長(倉持 守君) 茂田信三君。 140 ◯16番(茂田信三君) 最初から私は無理難題なこと言わないよ。へ理屈言ってかみ合わせて、ちゃんと言ってあるもん。69で合ってる。よし、わかった。69人だな、今まで。  先ほど定住人口はわからないって。あ、産廃の件を聞こう。  次に、道の駅とあそこは同じだよね。私は、きょうカメラマンと現地調査に行ってきて、22日ですよね。そこから来たんであろうというところへ行ってきましたら、大きい石があったんですよ。あれを産廃っていわなくて何を産廃っていう定義か。まず、カメラでも撮ってあるそうです、でっかい石の。そういうのを産業廃棄物っていわないんですか。まずそれを聞きたい。あと、22日に見たら貝殻とかたくさんありました。それは定義で産廃、産業廃棄物っていうそうです。それでも産廃じゃないんですか。それを答えてもらいたい。 141 ◯議長(倉持 守君) 副市長。 142 ◯副市長(藤島忠夫君) ただいまの産業廃棄物を含む土砂であるとの指摘につきましては、茨城県の所管でございます県の担当課における事業者及び土地区画整理組合の聞き取りや現地調査の結果、産業廃物には該当していないという答えをいただいているところでございます。  以上でございます。 143 ◯議長(倉持 守君) 茂田信三君。 144 ◯16番(茂田信三君) それでは、そのカメラで撮った人が見間違ったんですかね。カメラを撮った人が見間違ったんですかね。大きい石も入ってるんです。入っているそうですよ。それを徹底的にやりますかね。  そもそも常総市の土地で、先ほどから茨城県、茨城県って言ってるのはおかしいんじゃないの。常総市の土地で、今、工事のわきは道路がありまして田んぼなんですよ、田んぼ。そこへ産廃捨てられたらどうするんですか。後で写真を大きくして持っていきましょうか。産業廃棄物じゃないか、違うかどうか、お願いして。そうじゃないとらち明かないでしょう。片方はそうだって言うし、片方は県のだって。私はまだ写真、現物を見てませんから断定しませんよ。その人にお聞きしたら、ちゃんと写真撮ってありますって言うんですよね。私は人のうわさとか、そうだろうってのは絶対言わないですから。そうだろうとか、そういうことを私は言いませんからね。田んぼの中、あそこのところは周りは田んぼですから、そういうのを捨てられると、アグリサイエンスとか大きな大義名分がおかしくなっちゃうでしょうよ、まず。  あともっと大切なことがあったんですよ。地主から2万3,000円、坪ですよ。1坪2万3,000円で買った土地をどうして13万2,000円で市が買い戻すっていうか、買うんだな、買うのか。坂東市と下妻市で大体平均をとっても6万前後ですよね1坪、工業団地。なんてまず倍になるのかと。きのうの話でしたら、戸田建設がそこの整地に60億かかったから割り出すと13万2,000円だって、そんな話ないでしょうよ。なんで60億かかるんですかね。もともと農地のところでしょ、あそこ。減歩してあって、市からも基盤整備費で5億円入ってるんでしょ。戸田建設で60億かかってるから13万2,000円は妥当だと。何で坂東市と下妻の工業団地5万でしたっけ、6万でしたっけ。中とって6万だよね。この半分以下なんですか。同じ建設会社で向こうは開発公社ってやってると。開発公社だって民間だって同じでしょうよ。人件費は一緒ですもん。そこを簡潔にお願いしますね。それですよ、問題は。 145 ◯議長(倉持 守君) 副市長。 146 ◯副市長(藤島忠夫君) 2点ほど御質問というふうに認識しております。  まず、第1点目の全体の区画整理事業の中からなぜ変わるかということでございます。これは先ほど答弁の中で申し上げましたように、道の駅単独だけでつくるよりも全体を整備した中でのほうが、公共施設294カ所の道路整備等も含めて金額が低減されるということでお伝えしました。  個別に御紹介申し上げます。今、計算しているところですと、土地取得費は今おっしゃっていただいたように4万円というのは売買価格ではありません。今、事後計画から生み出された数字を想定したものが4万円ということで掲載しております。5億2,000万でございます。失礼しました。平米でございます。4万でございます。ただ、これは先ほど申し上げましたように、2万平米に対して7,000平米の減歩があるので1万3,000平米の金額ということでございます。繰り返しますが、4万円は取得単価契約単価ではございません。施設の建設費が、前回議会では6億から8億ということで最大8億ととった場合に8億で道路整備、単独でやった場合は、じゃなくてごめんなさい。大体15億5,000万で道の駅単体でやると16億2,000万、誤算の範囲もありますが、そういう我々の想定の中でも建設費は今回全体の中から道の駅をつくったほうが安いということと、何よりも大事なのは令和4年、2022年度に供用開始ということでこれまで進めてきたのが、単独でやるとこれが工期が大分延長されます。〔「議長」と呼ぶ者あり〕 147 ◯議長(倉持 守君) 茂田信三君に申し上げます。ただいま副市長から答弁中でございますので、継続して副市長答弁お願いします。〔「終わったからいいよ」と呼ぶ者あり〕──よろしいんですか、答弁は。〔「いいよ、もう十分だよ、聞いたから」と呼ぶ者あり〕──いや、副市長。では、茂田信三君。 148 ◯16番(茂田信三君) あと、二、三日前だったっけ、全協がありまして、そのときの話で、道の駅の6月上旬に会社を決定して、6月中旬に契約するって言うんだよね。何で契約内容も議員と相談しないし、あそこにも書いてないし、どういうまず契約なの。1,500万を年間の賃貸もらうから十分だって。30億以上かかって1,500万じゃ利息ならないでしょうよ。今回15人も入ってんでしょ。それだって1億5,000万かかるんでしょうよ、人件費。どこから来るんだっての、その1,500万もらえば十分だってのは。まず6月中旬に契約すると言って内容もわかんない。あなたらはそんなに優秀なの。自分らで決められるほど。それをまず聞かせてくれますか。 149 ◯議長(倉持 守君) 副市長。 150 ◯副市長(藤島忠夫君) 今年12月中までに策定する管理運営計画のことだというふうに思いまして答弁します。  これは、我々予算の中で概略だけは説明させていただきましたが、詳細の確定行為は、我々が執行権の中で発注はさせていただきました。この成果等々については、るる議会には報告するということで進めていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 151 ◯議長(倉持 守君) 茂田信三君。 152 ◯16番(茂田信三君) 30億かけて、ここに書いてあるでしょうよ。説明概況で。6月っていうのはことしの話でしょう。6月上旬、最初から言いますね。現在、管理運営計画策定業務の委託業者を公募、プロポーザルにより選定しており、6月上旬っていうのは今でしょうよ。6月中旬に契約するんですよ。議員でここでわかってる人がいますか。後ろを見たって何にも書いてないよ、こうやって。何であなたらはこんなに重要なことをだれにも言わないで。私がわかっているのは、きのう言ったのは1,500万だけの賃貸料、それも何だって言ったっけ、よそは無料だけど、お金払ってるけど1,500万もらっているからと鬼の首取って。30億以上かかったあれは会社にプレゼントするの、まず。間でお金かかるんだよ。10年に4億円のメンテナンス。仮にやめたときは常総市で壊すお金を持つの。これ何億だよ。それを聞かせてくれますか。 153 ◯議長(倉持 守君) 副市長。
    154 ◯副市長(藤島忠夫君) ちょっと私の理解が足らないかもわかりませんが、自分が今質問と思ったことについてお答えいたします。  まず、管理運営計画につきましては、すみません、全協でお示しした中で、昨日第2次のプロポーザル審査をやりまして、早急に決定します。ただ、どういう内容にするかということは、我々執行権側のほうでやらせていただいた後の成果、途中経過等は御報告できるのですが、こういう内容で委託をやるかということについては、我々に少しお任せしていただければありがたいということでございます。  あと、イニシャルコストとランニングコストのことをおっしゃっていただいたような気がします。イニシャルコスト30億ではないですが、イニシャルコストは我々建設費約15億ということで考えております。これは、今、道の駅ができている13の道の駅、これからできる3の道の駅、16の道の駅においてもイニシャルコストを回収するということは、どこの道の駅も想定していません。我々も想定しておりません。ただし、常総市の一番のアドバンテージは、先ほど来出ているように45ヘクタールのアグリサイエンスバレー構想の中で道の駅ができる。その中での企業誘致、先ほどの固定資産税を申し上げたように、最終的には1年で2億ということがありますので、こういった形で回収をというふうにとらえております。また、ランニングコストは御心配のとおり、毎年の収支計画が一番大事でございます。これを中心に今、管理運営計画の内容を固めようとしております。1年から5年までいかにスムーズに道の駅がやれるか、5年から10年、10年から20年という修繕まで含めた収支の想定もこの計画でつくります。  以上でございます。 155 ◯議長(倉持 守君) 茂田信三君。 156 ◯16番(茂田信三君) 副市長、るる報告じゃ遅いんだよ、契約してからじゃ。それじゃ議会要らないでしょう。報告だけでしょう。今まで全部そうだよ。報告だけじゃ議員要らないでしょうよ。だから私は言ってんだ、あなたらはそんなに優秀なのかって。資格あるのかって。勉強したのかって。コンサルは当てにならないよ。私十何年前かな、10年位前かな。審議会で委員として参加したとき、ちゃんと議事録を見ればわかるからね。常総市の人口はこれから右肩上がりだと。多分数百万払ってんだよ。私そのとき、小林君も知ってるよな。私はうそつかないから。これから人口は減っていくんだよって。10年くらい前だよ。今、どこでも人口減って大変でしょうよ。そういうところに数百万のお金払ってるんだよ。多分あのとき300万以上だな。コンサル、コンサルしたって、お金だけもらって責任ないでしょうよ。責任持つのは、みんな執行部は持たないし、これは市民が持つんでしょう、税金という形で。市民が責任持つんでしょうよ、税金という形で。コンサルに頼んだからいいなんて、そんな話ないよ。だって10年前にこれから常総市の人口は右肩上がりですって。私は言われたんだよ。何考えてんのって。300万、400万もお金払って、持ち逃げてでしょうよ。コンサルなんか責任ないでしょうよ。競輪競馬の予想と同じでしょうよ。競馬で予想してそのとおり買って外れたからって責任ありますか。そういう甘い考えでね、税金を使ってちゃだめだよ。何でも職員は最近、コンサルにかけた、コンサルにかけた。かけたって答え出ないでしょうよ。何億払ったって税収が倍になればコンサル頼んでいいよ。あれは確定利回りと違うでしょうよ。コンサルっていうのは予想でしょうよ。それで、るる報告じゃおかしいだろうっていうの、議決権。まず、この道の駅でもみんなるる報告、るる報告で報告だけなんだよ。これだけ大騒ぎして全国ネットの日本テレビが入って、全国の方がみんな不信になっているのに、それを進めるっていうのはどういう考えなの、まず。  私はあなたらの気持ちは理解できないよ。500円、800円、1,000円の買物じゃないんだよ。600万しかかからないだとか、人件費。1,000万最低かかるんだよ、1人。じゃなくちゃ市役所の職員になる人いないでしょう。職員は給料高くて退職金たくさんもらえて、年金もらえるから人気あるんでしょ、公務員って。その金額じゃ来る人いないでしょうよ。あと1分だな。  また次回やりますか、皆さんの反応を見てね。報告だけじゃだめだよ。みんな賛成した、賛成したってのは、これだけお金かかると思わないんだって、まず。補助事業だと思ったんだって。補助金は前言ったように1億でしょ。人件費にもならないでしょうよ。あと35秒ですから。  先ほどの産婦人科を大至急設して。定住人口をふやすのは妊婦のお母さん方。安心して住めるまち、お医者さん。じゃなくちゃだれも住むわけないでしょうよ。ちょっと危ないと筑波大学に行ってください、どこどこ行ってくださいじゃ、緊急のときどうするんですか。  時間ですから、またこの次、皆さんの意見、また必ずどんどん来ますから。  以上。 157 ◯議長(倉持 守君) この際、暫時休憩いたします。                 午後0時11分休憩    ─────────────────────────────────                 午後1時00分再開 158 ◯議長(倉持 守君) 休憩前に引き続き会議を開きます。    ───────────────────────────────── 159 ◯議長(倉持 守君) 一般質問を継続いたします。  次に、18番風野芳之君。                〔18番風野芳之君登壇〕 160 ◯18番(風野芳之君) きょうは、また久しぶりの一般質問でございまして、皆様方にいい御答弁をいただければなと思うところでございます。今の時代に合ったまちづくりというようなことでございまして、今回、常総市に合併をして4回目の市議会の選挙がございました。4回やりまして、本当に常総市も一体化できたのかなと思うところがたくさんあるわけでございますが、その中において、石下町、あるいはまた水海道、その市の中で、当時同じような施設を持ちながら町と市が合併したというような状況にあるわけでございます。  そんな中において、合併した当初は6万7,000人ほどの人口がございました。現在、もう6万人を割ろうというような状況にあるわけでございます。急激に進む高齢化と人口減少、人口減少のことを考えれば、2060年には常総市が考えている4万7,000人というようなことを書いてあるものもございます。しかし、実質そんな人数じゃなくて3万9,000人、4万人を割っちゃうんじゃないかなというような読みもされるという状況にあるわけでございまして、合併以来、ほとんど手をつけてないであろうという常総市の公共施設、これについてどのような市の考え方はあるのかなというようなことを考えていたものでございます。  公共施設というものにつきましては、28年度までにまとめて公共施設の見直しをして、それを提出しなさいという閣議決定がされたのが25年6月ですね。これは、東日本大震災、あるいはその後の笹子トンネルの事故、そういうものがございまして、結果的に公共施設がほとんど手をつけてない状態にあって、30年、40年たったその施設において大変な事故が起きたり、建てかえ、つくりかえをしていったときに大変な財政も混乱を起こすというようなことでございまして、国からもそのようなことを言われておったという状況にあるわけでございます。  そんな中で、じゃ常総市はどうするんだろうという問題について、今回その質問を私はしようと思っていろいろとヒアリングをしている中で、立派な計画もできております。そういう中で、このとおりにいくのには大変なことになるなと思うところもございまして、けさほどの岡野議員の質問にもございましたが、学校の統廃合の問題も含めて人が減っていく、子どもたちが減っていくのはもう総論としてはだれもがわかっておるんですね。だけど、どこかの学校に統合しようというようなことになりますと、何でおれのところの学校を持っていってそっちへ行かなきゃならないんだという、必ずその問題が起きてきます。総論はわかっているんですね。総論は賛成するんだけども、各論になるととんでもない話だというのが結果的にどの地区でもどの施設を見ても起こり得るはずです。そういうものについて、今後常総市としてはどのように整理整頓をしながら財政も考え、やっていくのかなということをやってみたい。  あわせまして、常総市27年9月の水害がございました。必死になって復旧復興をやってまいりました。そういう中において、当然、ある意味でそういう事務的なこと、あるいはまたそういうことをやろうとしていたことが、おくれがきているということもあるのかと、そのように思うところでございます。  あわせまして、合併当初から常総市の予算というものを見てみますと、大体230億前後の一般会計でございます。そういうもので動いておりまして、財源の確保、今後、人口が減っていったときにどのような対処をしていくのかという問題についても、少しずつ触れさせていただきたいなと思うところでございます。  私が今回通告いたしましたのは、常総市が管理する公共施設についてというようなことで1番目に出しました。2番目が都市計画道路についてということで出したわけでございますが、1番も2番も今の時代に合ったまちづくりをしていくときに一番重要な課題でございます。これを分けることもなかったんでございますが、建物類と施設関係と道路を分けたほうが質問も答弁もわかりやすいのかなと、そのように思った部分もあったものですからこのようなことで出させていただいたわけでございます。  この施設の見直しの検討ということについては、もう四、五年前から、当然のように執行部は考え、26年の閣議決定された通達の後、28年までには公共施設についてどのようにするんだという白書の提出もやったわけでございますから、しっかりその事務的にはまとまっているんですね。だけど、ほとんどそれについて、議会にも報告はまだまだあのものをどうするんだというようなことが説明されたことはございません。  例えば、建物からすれば、お城の下にある石下町が当時つくった体育館、この状態というものは使わなくなってから1年ぐらいもうたちますね。そういう状況で、それについても当然次をどのようにして体育館を使わなくするかという問題について、やめるときのお話の中では休止したいということについて説明は聞いたことあるんですが、結果的に次をどうするという問題については議論がなかったんです。何でなんだ。私どももそういうことはされたんですが、それはだめだろうという話はするにしても、結果的に使わせたことによって事故が起きたらば、行政としては責任がとれない。危ないもの、古いもの、耐震の検査がされてないということについて、結果的にそれをそのままにしておくわけにいかないんだと。そう言われますと、当然のように、そうだね、それはもう危ないものを公共事業としては行政としては使用しているわけでいかないんですから、これは当たり前のことでございまして、しかし、1年たちまして結果的にいまだに結論が出てない。あの地区というのは、お城を中心として石下町時代に合併以前に石下町の東部拠点づくりとして約17億円のお金を投下して、10町歩ほどの土地をまとめたものでございます。そういう状態のときに、石下町の考え方としては、当然、行政の中心をあの場所につくるということで土地を買ったということでございまして、それについて、今後もどのようにしていくのかなというところもございます。  294号線の全く場所はいいところです。常総インターから5分か7分もあれば来きちゃうという場所でございまして、1日にはかる場所によっては2万台、常総インターの近くに行けば3万台、そういう通行量を有する大変な基幹道路でございます。それに面した、常総市の石下地区でいえば一等地に等しいような場所でございます。そういう場所において、現在、どのような利用方法を考えていくのかという問題についても、ぜひ一問一答の中で聞いていきたいなと思っているところでございます。  また、2番目の都市計画道路というものについても、同じものでございますが、これは昭和40年代の高度成長時代に将来の石下町、将来の水海道市をどのようにしていくんだということで都市計画道路をつくってやったものでございます。現在、都市計画道路そのものは、本当に今のままでいいのかという問題があるわけです。  例えば、都市計画道路石下町の旧役場前の通りがございます。これは旧国道の294号線、今の県道357号線でしょうか。大房原宿線といいまして、これは国道294の迂回道路としてつくったものでございまして、私どもの玉村の駅から北側に行きますと全く道路のないところにその道路は計画されて、旧294に抜けるようになっております。そんな状況でございまして、それだけならばいいんですが、計画だけはされておりますが、もしそこで家を建てよう、事業をしようというときには必ずそこに約定書が入ると。例えば私がそのわきに家を建てる場合には2メートルをセットバックしてくれないか、鉄筋の3階建て以上はだめですと。計画がされたときには文句を言わずに移動してくれませんかと、確認申請をしたときには必ず約定書を取られる、出す。じゃないと確認申請がおりない、そういうものにあるわけでございます。役所の前の道路、これも当時の都市計画道路でございます。一方通行の道路。そこのスタンドから内側に入ったときには、今は一方通行ですから不便ですよね。これをどういうふうにしていくのかという議論をされたのかされないのか、あるいはしようと思っているのかということも含めて一問一答で聞きたいなと思っております。  そういうことでございまして、結果的に担当課のみで、石下町の体育館についてはスポーツ振興課が当時担当をしていました。しかし、担当課のみで結論が出せるような話ではないと思うんですよ。そういうものを含めまして、今後いろいろなことで財政も含めて財政はどうなんだ、必要なものは必要なのか、同じ公共施設が本当にこれから人口が減っていく中で必要とされるのか。そういうのも含めながら、検討していくのには担当課だけで話をしていくということになりますと、なかなか結論の出る話じゃないというように思うところでございます。ましてや、今は大変なスピードアップというか、政治もそうですね。スピードアップがすごい。私が4年間議長をやらせていただいた中で、もう近隣の市長はほとんどかわった、それぐらいスピードが速い。そういう中において、どのような体制で今後の常総市のまちづくりをしていくのかということについて、るるお話を聞かせていただきたいと思うところでございます。  そのようなことでございますので、一問一答に移りまして細かく質問をしていきますのでよろしくお願いいたします。  以上でございます。 161 ◯議長(倉持 守君) 答弁関係者の方は議場にお入りください。  これより答弁を求めます。総務部長。               〔総務部長沼尻秀子君登壇〕 162 ◯総務部長(沼尻秀子君) 風野議員の御質問のうち、常総市が管理する公共施設の市全体の取り組みについてお答えいたします。  これまで、市では公共施設における官民連携を進め、未利用資産の売却による財源の確保、維持管理コストの削減及び施設の有効活用に向けた取り組みを行ってまいりました。26年4月に総務省から、28年度までに公共施設等総合管理計画を作成することという要請があり、当市でも平成29年3月に公共施設等総合管理計画を策定し、公共施設の適正配置の検討を進めているところでございます。風野議員がおっしゃるように、市全体で方針を決めていく必要性というものを庁内でも認識しているところで、その中でことし4月には公共施設等が抱える課題や今後の方向性について議論し、全庁横断的な検討及び判断を行うために資産管理課を新設し、施設マネジメント係を設置いたしました。さらに、庁内の意思決定機関として特別職と関係部長による公共施設等運用戦略会議を組織いたしましたので、全庁一丸となって取り組みを進めてまいります。  以上でございます。 163 ◯議長(倉持 守君) 教育部長。             〔教育委員会教育部長飯村順子君登壇〕 164 ◯教育委員会教育部長(飯村順子君) 風野議員の御質問にありました石下体育館についてお答えいたします。  石下体育館につきましては、昭和52年の竣工以来、42年が経過しておりまして、一般開放を実施しておりました。しかしながら、老朽化が激しいことや石下総合体育館が開設されたことによりまして、スポーツ活動の拠点を移すことで石下体育館の閉鎖決断をいたしました。何よりも、いつ発生するかわからない大規模災害に対しまして、耐震基準に疑問のある施設を開放していることへの行政責任を重く受けとめまして、利用者であります市民の方の命を守るという観点から、利用者説明会を実施しまして平成30年3月31日をもって閉館して現在に至っております。なお、石下体育館の跡地利用につきましては、総務部長の答弁にもありましたように、豊田城周辺の施設及び市有地を一体的に有効活用できるよう、市全体で検討してまいります。  以上でございます。 165 ◯議長(倉持 守君) 都市建設部長。              〔都市建設部長木村茂樹君登壇〕 166 ◯都市建設部長(木村茂樹君) 議員御質問の大項目1の2点目、東部拠点の利用方法、開発施策につきましてお答えをさせていただきます。  都市計画に関する基本方針を示す常総市都市計画マスタープランでは、地域交流センターを含む石下地区を高い利便性を有する市街化ゾーンと設定しております。その中で、東部拠点は地域交流センター、石下総合福祉センター及び石下庁舎を中心とした地域の行政サービスや交流機能の充実を図る生活交流拠点と位置づけをしております。現在の東部拠点の状況といたしましては、地域交流センター、石下庁舎、石下総合福祉センター等が整備されておりまして、石下総合福祉センター南側の市有地につきましては、鬼怒川堤防整備に伴う発生土のストックヤードとして国土交通省に貸し付けを行っているところでございます。貸し付けの期間につきましては、堤防整備の進捗によりますが、令和2年度中には期間が終了するものと思われます。この石下総合福祉センター南側の市有地を含めた東部拠点につきましては、平成30年11月定例議会でも答弁しておりますが、議員おっしゃるとおり、部をまたがる全庁的な重要事項になりますので、石下東部拠点庁内プロジェクトにより検討をしております。このプロジェクトでは、官民連携の可能性についても議論をしておりますが、東部拠点を含む周辺地で市場調査を行うことも検討しております。東部拠点につきましては国道294号線に面し、県道土浦境線に近接した交通の便のよい、潜在価値の高い地区でありますので、常総市の新たな拠点となるように民間事業者等の提案を含めて、今後も全庁的に議論を進めてまいります。  続きまして、大項目2番都市計画道路につきまして、1番と2番1)2)につきましては関連しておりますので通してお答えをさせていただきます。  当市の都市計画道路につきましては、水海道地区15路線、石下地区6路線合計で21路線が都市計画決定されております。内訳としましては、14路線が国県道で一部に市道を含む路線、7路線が市道単独での路線になります。圏央道や宝町山田線等整備が進んでいる路線がある一方で、議員御指摘のとおり、実現に至っていない路線が多数存在いたします。都市計画道路は、都市における根幹的な基礎施設であり、都市の交通機能だけでなく災害時の避難路等の機能をも持っているため、早期に整備する必要性があることから、西幹線のように県との協議を進めている路線もございます。しかし、未着手の路線は、計画決定から長い年月が経過している路線に顕著に見られます。沿線地域の実情や事業主体である茨城県との協議を含め、決定当時からの変化に応じた都市計画道路の見直しは必要であると感じております。市内全域を対象としまして、改めまして見直し作業を進めていく所存でございます。なお、変更手続きにつきましては、交通量調査を含む現状分析や将来交通量の推計を行い、変更案を検証、評価し、パブリックコメントの後に都市計画法に基づく手続きを経て決定されるものでございますので、3年程度の期間を要します。  以上でございます。 167 ◯議長(倉持 守君) 風野芳之君。 168 ◯18番(風野芳之君) 大体、今答弁をいただきまして、やってはいるなという感じはしています。そんな中において、まず公共施設のことについてもうちょっと詳しくお聞かせをいただきたいんですが、現在、公共物の建物としては400、500あるよというような話を聞いているわけでございまして、この中において全然手をかけないで現在今使っているものですね。あるいは、今後これは何とも使いようがなくて、この400、500の中から恐らく使えないだろうというような建物の調査というのはしているのか、またしたとすれば、それについてどのように執行部として考えて対処するのか、その辺をちょっと教えてください。 169 ◯議長(倉持 守君) 資産管理課長。 170 ◯資産管理課長(倉持 敏君) お答えいたします。  公共施設につきましては、施設の種類でいいますと144の施設がございます。そのうち棟数でいいますと632棟になります。こちらは、例えば市役所であれば公共施設としては1種類ですが、この市役所構内には13棟の建物がございます。そういった形で144、棟で632ということになります。  ただいまお尋ねいただきました手を入れているというのは、維持管理等補修かと思われますが、こちらにつきましては、その都度所管課で必要に応じて予算措置を図った上で維持管理を進めているところです。一方で、全く手の入れられていない、あるいは設置目的から外れて利活用されていない施設というのもこれも多々ございます。こちらにつきましては、資産管理課で把握している施設につきましては、全部で13種類ございます。具体的に例を申し上げますと、小学校中学校各1校ずつのプールが既に利用されておりません。また、施設ごとにつきましては、旧報徳銀行、民俗資料館、青少年の家、また御質問にありました石下体育館等々になります。また、年度当初から御案内申し上げている幼稚園等も現在使用中止しているところです。こういったような形で、今現在当時設置の目的以外で活用されていない施設というのを把握してございます。  以上です。 171 ◯議長(倉持 守君) 風野芳之君。 172 ◯18番(風野芳之君) いずれにしても昭和58年前に建てた建物というものは、耐震の基準が相当変わっているわけでございますから、当然耐震をかけないと使えないだろうし、外れるのがもうほとんどだろうと思っていますね。そうすると、そこに当然耐震の改良をしなくちゃならないということになるわけです。  今、出た民俗資料館とか、使えなくなった建物についてはどうしようと思っているんですか。もうそれが必要ないわけでしょ。それをどういうふうにするか。じゃないと、公共施設等の更新の費用というのは、立派なものがここにあるんですよね。1年間に69億もかかると書いてあるんですね。40年で2,760億かかるって書いてあるんですよ。こういうことについて、だんだん引き延ばしをしていくということはよくないなと思うところがあるんですよ。  そういうことで、これをきちっとやっぱり整理整頓をして、ことしはどうするか、使わなくなった建物、施設はどうするんだという検討会をつくり上げるとか、そういうことにしていかないといつになっても整理整頓がついていかない、そのように思うんですが、いかがでしょうか。 173 ◯議長(倉持 守君) 資産管理課長。 174 ◯資産管理課長(倉持 敏君) まず、耐震なんですが、建築基準法の改正が昭和56年6月1日から施行になりまして、その法律改正に伴って旧耐震基準改正前と改正後の新耐震基準があるわけでございますが、棟数で申し上げますと、昭和56年の旧耐震に建設されたものが259棟、その後の法律改正の新耐震基準で建てられたものが373棟あるわけでございます。  今の御質問の中で、利活用されてこなかった、あるいは耐震基準を満たさない施設をどのようにしていくのかというお尋ねですが、ステップを踏んで申し上げますと、まず先ほど答弁させていただきました、4月に庁内に資産管理課を設置いたしまして施設マネジメント係というものを専属的に職員を配置しました。まず、庁内における推進体制というものを確立しました。さらに、公共施設等運用戦略会議を設置いたしまして、市長をトップとしたマネジメントによってスムーズな公共施設に対する検討、審議を図るようにこれから開始しているまいるところであります。こういった形で、庁内における全庁的な取り組み体制をこの春整えたところです。  さらに、一昨年2年前からなんですが、特定非営利活動法人日本PFIPPP協会というところへ官民連携のアドバイザーの派遣をいただきまして、一昨年、あるいは昨年とも7回にわたりまして庁内で職員向けの研修、あるいは公共施設を所管する各課の担当者向けの検討会を重ねてまいりました。これによりまして、職員の意識改革の向上を図り、今後の公共施設に向けた庁内の意識共有がこれからは醸成されているというところでございます。さらに、次のステップといたしましては、今後そういった公共施設の適正な評価を行いまして、大規模な修繕、あるいは中長期的な維持管理に関して優先順位をきちんと定めた上で、適切に管理していくということになります。その間に官民連携等も含めまして、今後の利活用を十分に検討していければというように考えておりますが、一番最大の点は、公共施設等の課題を考える上で市民の皆様との課題の共有、あるいは議員の皆様への情報提供、これに尽きると思います。その上で、市民の皆様と公共施設に関する課題を十分理解し合いあった上で、合意形成が最終的に重要なポイントだと考えておりますので、住民の皆さんとの公共施設に関する合意形成を図れるように今後進めてまいれればと考えております。  以上でございます。 175 ◯議長(倉持 守君) 風野芳之君。 176 ◯18番(風野芳之君) 大変前向きな考えでいるわけでございますが、結果的に今使わない、使えなくなったもの、それをどうするかという検討はされてなかったんですか。 177 ◯議長(倉持 守君) 総務部長。 178 ◯総務部長(沼尻秀子君) お答えいたします。  それについては、まずは所管する担当課でその方向性を決めていただき、そのコンセンサスをとるために、先ほども申し上げました公共施設等運用戦略会議等もございますので、その中でしっかりと協議をいたしまして、速やかに判断していきたいと思っております。  以上でございます。 179 ◯議長(倉持 守君) 風野芳之君。 180 ◯18番(風野芳之君) ありがとうございました。結果的に、先ほどの答弁にもありましたけど、公共施設というものを整理整頓する、どんなに壊れた、どんなに古いものでも、おれのところから持っていっちゃ困るんだ、何でおれのところのものがなくなっちゃうんだ、そういう議論が、当然これは議員からも出ますよ。地区から出ている議員からも出ます。あわせまして、地域の皆さんにとっては、うちの大事なあの建物をどうすんだという話になるわけなんで、これはやっぱりきちっとした形に組織をつくって、今マネジメントをやるんだと言ってましたけど、前もってきっちりと地域の皆さんに総論をわかっていただいて、各論まで賛成をしていただけるという体制を早くつくらないといけないなと思うところでございますから、ぜひともそのように考えていただければと思うところでございます。結果的にはみんなこのとおりいけばすばらしいですよ。だけど、なかなかここの幼稚園の建物が古いんだけど、この幼稚園をどうするのという段階になると、なぜうちの近くの幼稚園がなくなるのという話になる。それもきっちりと全部表に出して、その話をやらないといけないなと思うところでございますので、ぜひともそのようなことを注意した上で整理整頓をしていただきたいなと思っております。  それと、石下体育館についてもそうなんですが、先ほどちょっとお話が出ましたけども、これは現在はどのような進行状態にあるわけですか、この後。解体をするのか使おうとするのか、使おうとはしないね、現在では。わかればお願いします。 181 ◯議長(倉持 守君) 教育部長。 182 ◯教育委員会教育部長(飯村順子君) ただいまの御質問にお答えいたします。  先ほど申し上げましたように、石下体育館の跡地利用につきましては、今のところ未定でありますので、今後豊田城周辺の施設と市有地を一体的に有効活用するために市全体で検討してまいります。  以上でございます。 183 ◯議長(倉持 守君) 風野芳之君。 184 ◯18番(風野芳之君) 先ほども申し上げましたように、体育館の場所、この場所というのは石下町当時に拠点づくりをした場所でございます。ぜひとも、これは執行部も含めてきちっと設計をしていただいて、どのようにするか、一体開発も含めてね。跡地の利用、あのまま置いたんじゃしようがないですよね、いずれにしても。もう1年たって、今が一番新しいので、絶対これ以上新しくならない。古くなっていくだけですから。みっともなくてしようがないですよ、まず。ちゃんとしておかないとね。そのようなことで、一番イベントの多い、また常総市を全国にアピールするといいながら一番目立つ場所に建っているのが石下体育館ですから。あの辺のところをぜひともお考えをきちっとした中で進めていただきたいなと思うところでございます。  それでは、道路について少しお話をさせていただきたいと思うんですが、都市計画道路についての状況は大体わかりました。先ほど石下の大房原宿線という道路について御説明をいただいたわけなんですが、あれは県とのすり合わせというのは当然必要なんでしょうけども、結果的にあの計画をあのままにしておくということはいかがなものかと考えているんですが、御所見があれば聞かせていただきたいし、今の状況からすれば、あれは旧294に抜く迂回道路として都市計画道路はできています。あれについて、もし本当に今、あの計画道路を生かすのであれば、私はバイパスに抜くのが一番、だれが考えても有効な道づくりじゃないかなと思ってはいます。  そういう状況で、当然、あの地区の方から言わせれば、あの地区に家を建てる、先ほど申し上げたように土地利用をするとなると約定が入るという状況でございますので、ぜひ常総市だけで何とでもなるんだということであれば、早急に何らかの形で計画を考えていただきたい。最近、あの道路にトレーラーが入るんですよ、トレーラーが。ちょうど水道小屋のところまでは広くなっていますから、真っすぐ入っていっちゃうものですからね。そういう状況で、道路の改良もお願いをしても、結果的にあれは県の状況になるんだろうなというようなことがあるものですから、事が前に出ていかないという状況にあります。大房原宿線についてわかっている限り御答弁いただければ。 185 ◯議長(倉持 守君) 都市建設部長。 186 ◯都市建設部長(木村茂樹君) お答えいたします。  議員御指摘の大房原宿線につきましては、昭和48年に都市計画決定がされた道路でございます。御質問いただいたとおり、今の時代に合っているのかどうかというところにつきましては疑問は感じております。見直しにつきましても、先ほど答弁させていただいたとおり、この道路だけでなく市内全体の都市計画道路について、再度検証してまいりたいというふうに考えております。旧294に現在接続するような形になっておりますが、今後、見直しした場合に、議員おっしゃるとおり、バイパスのほうに行くのがいいのか、どの時点に接続するのがいいのか等も含めまして、現状の分析、あるいは将来交通量等の分析を行いまして、検討を進めていきたいというふうに考えております。 187 ◯議長(倉持 守君) 風野芳之君。 188 ◯18番(風野芳之君) ぜひともそのようにお願いしたいと思っています。  あわせまして、役所前の通りも都市計画道路なんですね。これは、関東・東北豪雨の水害のとき、いろいろ意味で防災先進都市として常総市が全国に名を上げて、我がほうは大変お世話になった御礼をしたい、このように思っているわけでございます。  そういう中で、役場前の通りについても、ある意味では一番のチャンスかなと、広げるについて。そのようにも思うところあるんですよ。というのは、今の状況を見ましたときに、これが何メートルの計画になっているのか、またどの程度の規模の道路にしていくのか、計画上はこうだということがございましたらちょっと聞かせてください。 189 ◯議長(倉持 守君) 都市計画課長。 190 ◯都市計画課長(藤川裕之君) お答えいたします。  議員御指摘の栄町諏訪町線でございますが、市役所南側の道路につきましては、幅員は東側から12メートルでスタートしまして、今現在、お諏訪様のところというんですけども、スタンドのところが15メートルで計画をしておる路線でございます。こちらは、大房原宿線と同じように水海道市当時に昭和48年に都市計画決定がなされておる道路でございます。現在、水害以降、議員先ほど御指摘の念書というものをとっておるわけなんですけれども、この栄町諏訪町線につきましては、かなり水害の影響もあって人家を壊して移転された方もかなり現在おります。この路線について航空写真等も含めて確認しましたところ、現在、移転が伴う施設については6棟ございます。そのうち、53条の許可を得て念書をとって建てた建物が1件ございます。残りの5件のうち1棟につきましては、市役所の第1分庁舎が該当しておりますので、あと4件につきましては、交渉等によって、現在でも事業的に可能なところかなというふうに考えております。ただ、一方通行に現在なっていますのは、県道側が幅員が狭いということで、今、常総工事事務所で拡幅工事を進めてもらっておりますので、そちらの受けができてから都市計画道路の整備に入るのかなというふうに認識しております。  以上です。 191 ◯議長(倉持 守君) 風野芳之君。 192 ◯18番(風野芳之君) 本当にね、今はあそこは一方通行なんですね。今のお話ですと、いわゆる線路のわきの道路について、県道の拡幅をしてくれる。これはあわせてどうですか、やったら。市もそこに乗ったら。一緒にね。分庁舎というけど、あれも倉庫にしかなっていないで人が危なくて入れないわけでしょ。あれをずっとそのままにしておくことなんか何もないと思うんだよ。ぜひともその辺のところを含めて、大胆に計画しないことには前に出ないわけですから、何のちゅうちょすることもなくお金は大丈夫でしょう。含めて。そんなのを含めながら、財政の方ともよく御相談をなされた中でしっかりとやっていただければ。これが一番やっぱり便利な諏訪町からまっすぐ、神社のところへ来ると変な道路だよね。これもしっかりと一方通行だなんて言わないで。向こうが役所で買ってある土地でしょうから、方法が何ぼでもあるのかなと、非常に簡単に考えているんです。そんなことで、ぜひとも都市計画道路の中で、一番先にやったらどうかなと思う場所でございます。そうすることによって、庁舎も一段と見立てがしますよ。そういうことを含めて、都市計画道路の見直し等をやってみたらどうですかと思っています。  先ほど水海道地区が15、石下地区で6の都市計画をされた道路があるということなんですが、この中でこの計画はもうどっちみち置いておいてもしようがないなと思うような道路はございませんか。
    193 ◯議長(倉持 守君) 都市計画課長。 194 ◯都市計画課長(藤川裕之君) お答えいたします。  現在、進捗状況がゼロ%という道路が、かなりというか五、六路線ございます。そちらについては、今の段階でここを廃止するということは控えさせていただいて、全体的な交通量調査とか交通センサス等のデータを解析して素案をつくっていきたいというふうに考えておりますので、どの路線がというのは現在は御容赦願いたいというふうに思います。  以上です。 195 ◯議長(倉持 守君) 風野芳之君。 196 ◯18番(風野芳之君) わかりました。ぜひ検討してみてください。  それと、都市計画道路の中で石下地区。石下の駅前から新しくかかった橋ですね。あれは県道なんですよ。だけど、それは結局都市計画道路の中に入っているんですか。  あわせまして、以前に岡田小学校の前の道路、サイトウたばこ屋のところまで行く道路がございますね、セブンイレブンのところまで。あの道路というのは現在も県道ですよね。それについても少し事情がわかれば、もう一度お聞かせいただければと。 197 ◯議長(倉持 守君) 都市建設部長。 198 ◯都市建設部長(木村茂樹君) お答えさせていただきます。  御質問につきましては、石下駅中沼線の件だと思いますが、議員がおっしゃるとおり、駅前から中沼まで都市計画決定道路ということになっております。石下駅から一つ目の信号から橋のたもとの信号までにつきましては県事業で実施されるということで、一昨年になりますが、地元の方に対しまして茨城県工事事務所から説明会を実施しまして、一たん休止状態になっていたところでありますが、測量等が再開されたというふうに聞いております。  以上です。 199 ◯議長(倉持 守君) 風野芳之君。 200 ◯18番(風野芳之君) 今のあれですか、旧役場前の通りから先ほど都市計画道路から今度県道357号ですか、もとの旧294、あそこまでの間のことの今部長からの答弁だったんでしょうか。あれは県の事業として進めるという状況に、今、測量を開始したんですか。いつごろ工事にかかるとか、土地の買い上げをするとかということの情報はまだないわけですね。ちょっと御答弁いただきます。 201 ◯議長(倉持 守君) 都市建設部長。 202 ◯都市建設部長(木村茂樹君) お答えをさせていただきます。  先ほど申し上げましたとおり、一度休止のような状態になっておりましたが、一昨年から再開をしていただいておりまして、今、測量等が入っているということで用地交渉等につきましての情報はまだ得ておりません。  以上です。 203 ◯議長(倉持 守君) 風野芳之君。 204 ◯18番(風野芳之君) わかりました。あわせまして、石下の駅前、都市計画道路から東側、駅のほうに関しては市としての整備を考えるという考え方ですね。 205 ◯議長(倉持 守君) 都市建設部長。 206 ◯都市建設部長(木村茂樹君) お答えいたします。  県事業の接続点から石下駅前にかけましては、市の事業ということで実施をするということで予定をしております。あわせまして、石下町時代の役場跡地も含めて、どのように活用していったらよいかということで検討を始めているところでございます。 207 ◯議長(倉持 守君) 風野芳之君。 208 ◯18番(風野芳之君) わかりました。岡田小学校の前、あの通りが今度かかっている橋から1.6キロぐらいだったんですか、あそこまでやるのは。あれは県の整備として今後やっていくという状況でしょうか。 209 ◯都市建設部長(木村茂樹君) お答えをさせていただきます。  都市計画道路ということで決定した路線ではありますが、橋から西につきましては、まだ未確定というところでございます。 210 ◯議長(倉持 守君) 風野芳之君。 211 ◯18番(風野芳之君) 以前にあの道路につきましては、当然のように県道としてありまして、市で受けてくれないか、町で受けてくれないかという話があったわけでございます。ぜひとも県の整備をしていただいた後に、市にもし移管されるのであれば、しっかりとした形で整備された後に移管されるような、そういうことを考えられればいいなと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。  そんなことで、最後になりますが、いずれにしても公共施設につきまして、当時の40年代高度成長時代につくった計画というものが今でも町の中、市の中に存在しているということ、そういう中において、今までは右肩上がりの人口でもあったし、経済もそういうところがありました。しかし、急速に今後進むであろう高齢化、少子化、そういうものを考えたときに、現在のまま維持していくということになりますと、大変な状態が考えられるわけでございますので、ぜひとも執行部一丸となって新しいまちづくり、時代に合ったまちづくりを考えなくちゃならないなという行動を起こしていただきましたら、大変ありがたいと思っておる次第でございます。ぜひひとつ、さらなる常総市の発展、さらなる常総市が近代化されたものになっていくことを心から私一人として願っているものですから、きょうはこのような質問をさせていただきました。御答弁いただいたような状況で、ぜひ庁内においてしっかりとしたマネジメントをしていただいて、いろいろなことで市民の皆様のサービスに影響の出ないように、さらなる市民サービスが向上されますことを心から願っているわけでございますので、どうぞよろしくお願いいたします。御答弁、ありがとうございました。質問を終わります。 212 ◯議長(倉持 守君) この際、暫時休憩いたします。                 午後1時52分休憩    ─────────────────────────────────                 午後2時00分再開 213 ◯議長(倉持 守君) 休憩前に引き続き会議を開きます。    ───────────────────────────────── 214 ◯議長(倉持 守君) 一般質問を継続いたします。  次に、21番堀越道男君。                〔21番堀越道男君登壇〕 215 ◯21番(堀越道男君) 21番堀越でございます。一般質問をやらせていただきたいと思います。  まず最初に保育所問題についてです。いろいろ項目がいっぱいありますので、改めて簡単に第1問をしたいと思います。保育所の今後について問うということであります。  以上、お願いします。 216 ◯議長(倉持 守君) 答弁関係者の方は議場にお入りください。  これより答弁を求めます。保健福祉部長。              〔保健福祉部長吉原克美君登壇〕 217 ◯保健福祉部長(吉原克美君) 堀越議員の保育所の今後につきましてお答えをいたします。  公立保育所につきましては、平成30年2月定例会議、平成30年8月定例会議におきまして、公立保育所の統廃合、民設民営化方針案をお示しし、平成30年度から各保育所にて保護者説明会を開催してまいりましたが、その後、幼児教育無償化や公立保育所の耐震問題等がありまして、現在は平成31年2月定例会議におきまして、中村博美議員の一般質問で回答した三つの案の検討で進めております。  一つ目の案としていたしましては、利用定員の見直しを行い、公立保育所すべてを公立のままで施設整備を行い、建てかえを行うこと、二つ目の案といたしましては、六つの保育所の適正配置を行い、施設数及び利用定員の見直しを図り、施設数を減少させた上で公立のまま施設の建てかえを行うこと、三つ目の案といたしましては、施設の適正配置を行い、公立保育所と民設民営化を視野に入れた保育所の整備を行うこととなっております。この三つの案につきまして、改めて保護者の皆様に御提示するとともに、子どもを取り巻く環境、さらには保育の現状や当市の課題を共有するための対話を行ってまいります。また、子ども子育て会議に諮り、第三者の意見も拝聴しながら、本年秋までに施設の整備方針を決定してまいります。  以上でございます。 218 ◯議長(倉持 守君) 堀越道男君。 219 ◯21番(堀越道男君) ということで、前の答弁と同じなわけですね。  それで、その三つの案なんですが、よく見て私が考えていきますと、大体この三つの案というのはほとんど公立を中心にして建てかえよう、適正配置をやろうということになるわけで、まま民設民営化というのが1文字入るだけなんですね。そういうふうな理解でよろしいでしょうか、まず。この三つの案のとらえ方なんですが、結局は最終的には公立で適正配置、いろいろテーマを含めて見直しをするけども、公立側で建てかえるんですよというようなところに決着する予定でしょうか。そこらのところをね。 220 ◯議長(倉持 守君) 保健福祉部長。 221 ◯保健福祉部長(吉原克美君) この三つの案につきましては、公立の部分についてはすべて共通することについては残すという形で進めております。ただ、二つ目の案、また三つ目の案については、今の定員割れの現状を踏まえて、施設数の減数も見据え、また三つ目の案については、今、議員が御質問したとおり、民設民営という部分も含めて検討しておるというようなことでございます。  以上でございます。 222 ◯議長(倉持 守君) 堀越道男君。 223 ◯21番(堀越道男君) 三つの案でということで、市としてはいろいろ選択があるんですよということでやるんだけども、流れとして、非常に危惧されるのは民設民営化の方向へ持っていくんではないのかっていうふうなことがあるわけですよ。これは、今の全国の動きの流れがそういうふうになっているということがあって、先ほど公共施設等総合管理計画というものが出されていますが、あのやつは全自治体の99.7%が県に計画を出したということで、その内容は、人口減もあるけれども、大きくは財政上を理由にして、要するに公共施設を切り捨て廃止、あるいは利用料金は値上げと、こういうふうに話なわけだ。その中でも保育所というのがやはり一番狙われていることで、全国的に民営化という方向がどんどん出され、とめどがないんですね。これはとめられないほどの勢いの流れになっているんですよ、実際ね。  そういうことで、あくまでも常総市でのこれからのあり方としてどこが一番いいのかなということを改めて質問し、問うわけなんですが、そういう中で一番の問題として財源論というのが出てくると思うんですよね。今後の保育所をつくりかえるにしても、やはりお金の問題が出されます。これは、2004年に保育所は一般財源化したということがありますよね。私は、当初それを聞いたときに、これは何か裏があるなというふうに思ったんですよね。三位一体改革の名のもとに、行政改革でもって、要するにもう公立ではやらない、あとは民営化でやるんだということが出されてきているというふうに私は思っています。そういう中で、いろいろな子ども子育ての制度とか何かというのも変えられてきて、いわゆる公的な機関が責任を負わないというような方向に今動いてきているというふうに思うんですよね。ですから、民間にはどんどん建てかえだとか何かについても全部お金を出すということで、公立には出さないというようなことがありますよね。  ただ、財源のほうで言いたいんですが、一つはそうは言っても、地方交付税の中に保育所の運営費なり設備費なりというのはちゃんと面倒見てますよと、基準財政需要額の中に入ってますよと。ただ、収入額が上がるとその分もってきますから、当然来るべきお金がどこにいったんだろうなというのが皆さんの話で、だから国からお金が一切来ないんだという論理に今なるわけですよね。だから、なかなか建てかえもできないような話になるわけでしょうが。ただ、この間の常総市の保育所の問題は耐震をさぼってきましたから。先ほど出ました昭和56年5月31日で切りかわるんですよ。何回も言いますけども、私の結婚記念日が昭和56年5月31日なんですよ。だから耐震がないんですよ、私のね、結婚は。6月1日からならよかったんだけども。そんなわけで離婚の危機はいっぱいあるという。そんな話はいいけども。  いずれにしても、期間のあった中で常総市は残念ながら耐震をやってこなかった。この間の経過を見たことによって、用地も含めて、今、大変な状況にあるわけでしょう、実際ね。聞くところによりますと、毎日のように避難訓練をやっているとか、ある保育所です。そういうようなこともうわさに聞くし、そのことが市民に与える影響というのはやっぱりかなり大きいものがありますよね。安心して安全でいい保育をお願いしたいというのはやっぱり市民の希望ですから。  そういう中で改めて言いたいんですが、そういう耐震がなかったということについては、要するに国で、いわゆる予算を要求して、つくってますよね。緊急防災減災事業債だとか、あるいは公共施設適正化事業債というのもそうなのかな。あるいは、防災対策事業債、いろいろな形で緊急で危険だというようなことになった場合にはこういうお金が使えますよということが実際あるわけですよね。そうすると、常総市なんかはそのお金を使って、当然、保育所の建てかえはすぐにでもやるべきじゃないのかというふうに思うんですよ。何か、危ない、危ないと言うだけで、どういうふうにやるかっていうのも親にも言わずにお金を出すことも全然考えないで、建て方も。今の皆さんに言いながら、了解を得ながらというのでも、相当な恣意的な動きはあると思うんですが、そういうことで、何かあすにでもやらなきゃならない仕事を先延ばしにしているということを、私はやっているじゃないかなというふうに思うんですよね。  だから、そういうことについて、はっきり言って私は公共施設等管理計画というのは攻撃というか、国の押しつけだというふうに思っています。これでもって地域に対する公共サービスの機関、あるいはサービスの充実もそうなんですが、地方自治体独自でつくってきたやつを全部破壊していくと。そして、全部根絶やしにするというふうなことまで考えているんじゃないかなというふうにまで私は思っています。地方つぶしですよね。地方創生と言いながら、要するに地方自治体の独自の政策も含めて、今は全部切り捨てるわけですから、これは尋常じゃない流れだなということですね。  ですから、この問題について、皆さんが常総市の子どもを守る、それが子育てを安心してやれるような社会ですよということをアピールするのには、はっきり言って今の流れというのは尋常な流れじゃありませんから、これに刃向かうというか。ある人が言っているんですが、勇気と知恵を持って子どもの人権を守ってほしいということなんですね。知恵はそうしたいろいろな財源を見つけ出すことだというふうに思います。建てるための財源ですよ。それから、勇気っていうのはやはり今の国の方針に対して、うちのはそうはいかないよということを高らかに宣言するということなんだろうと思うんですが、そういう意味で資産管理課とか、これから経営マネジメントだということで戦略会議だなんて、名前はすごいですけど、切り捨てるようなことばかりですよね。戦略で目標が高いところにあるんじゃなくて、みんな切り詰めるような形になっていますよね。こういうのを戦略っていうのかというふうに思うんですが、そういう面で非常に人口減少、人口減少と踊らされている今の我々、要するにマスタープランでもって増田レポートでもって、これからの消滅する自治体はこんなにあるよというので、あそこでおかしいのは、一番子どもの産める女性の数が少ないというのは豊島区だったんだそうですね。豊島区が消滅自治体に入るのかっていうので大騒ぎしたらしいんですが、要するにあの論理がやっぱり恣意的なものですから、それにとらわれて人口が減る、減る。確かに減ります、今のままでやっていくとね。そこを減らないために人が移り住んでもらうための努力というのは、国の言いなりでいいのかなというのを改めて私は感じているので、そこを減災の問題について常総市が不幸にして壊れそうな建物なんだと。あすにでも壊れちゃう、そういう意識で皆さんやっているわけですから、それだったら減災対策債を使って、すぐにでもつくり上げる必要があるんじゃないかなというふうに私は思います。そういうことでの考え方というのはありませんかっていうことです。 224 ◯議長(倉持 守君) 保健福祉部長。 225 ◯保健福祉部長(吉原克美君) 2)の御質問ということでよろしいでしょうか。財源をどのように考えているかということで。今の御質問にお答えいたします。  公立保育所を建設するには、議員おっしゃるとおり、建設に係る補助金等はなく、すべて一般財源での対応となり、起債に頼らざるを得ない状況となっております。ただ、起債を借りる上にも、議員がおっしゃるとおり、有利な起債を借りるというのは前提にございますが、やはり起債というものは、将来に負担を強いることとなりますので、そのような認識でおるところでございます。さらに、今年10月から幼児教育無償化に伴う新たな市の負担もふえることから、市といたしましても、児童数の減少や保育定員割れなどの状況など、現在の社会情勢にマッチングした保育施設の適正配置はやはり必要だと考えております。  そうしたことから、保育所の建設に当たりましては、保護者や市民に情報共有を図りながら、先ほどお示ししました三つの案を検討した上で整備方針を決定していきたいと思っております。市といたしましても、やはり議員もおっしゃるとおり、何よりも子どもたちの安全を最優先いたしまして、次の世代に負担を残さぬよう、保育施設の整備を進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 226 ◯議長(倉持 守君) 堀越道男君。 227 ◯21番(堀越道男君) 子孫に負担を残さないとかいろいろなことがよく出されますのでね。でも、保育所建設は2億円でしょう。そうですよね。保育所建設。もっと上がる、3億ぐらい、そんなもんでしょ。もっと上がるのか。5億もいくの。4億円ぐらい。ちょっとその点。 228 ◯議長(倉持 守君) 保健福祉部長。 229 ◯保健福祉部長(吉原克美君) 大体82人から100人規模で、概算で申しわけないんですが、約3億5,000万くらいを想定しております。  以上でございます。 230 ◯議長(倉持 守君) 堀越道男君。 231 ◯21番(堀越道男君) 3億5,000万だよね。これは1年に10個つくるというんじゃないでしょうからね。大体一つくらいつくればさ、1年でも3億ぐらい。そのうち半分以上の借金というのは、さっきの減災のを使わないわけですよ。市の単独でやるのが本当は筋ですよね。一般財源化したということは、市が責任持ってやりますよということなんですよね、あれは。それが補助ないからやれないんだという論理にこの間変わっているわけで、そこがやっぱりある面ではおかしいというふうに私は思っていますよね。だって、一般財源化して、これは国でもちゃんと交付税の中に入れますよということを言いながら、建設費にはないけどもいろいろなものを使えば、有利なものも含めて、統廃合というのはあるけども、そういうものは一定の交付税で見ますよというふうに言っている内容があって、しかも3億5,000万程度のお金だと。それは1年に1個だけじゃなくて、昔の水海道のときだって一気に六つつくったわけじゃないですからね。二カ所をつくって、それから三、四カ所と、こういうふうに年度に応じてつくっていったんですよ。一気にはつくらなかったですよね、当然。だから、それは財政上の事情も含めて、それはそうだというふうに思うんですよ。  ただ、今のように、何と言いますか、この間、公共施設管理総合計画が出て以来、皆さんがつくった公共施設、先ほどいろいろ不要なものは確かにありますよ。でも、今必要なもの、保育所とか幼稚園だとかそういう必要なものですよ。学校にしてもそうなんですが、地域にとってはなくてはならないものがはっきりと狙われているというのが実態ですよ。そこがやられたら本当に地域は発展するのかということですよ、それでね。これが大きな話なんですよ。人口減少になっちゃったからつぶすんだ、つぶすんだとやれば、これはもうはっきり言って堂々めぐりといいますか、同じような論理で地域は衰退していくというふうに私は考えています。だから、そこのところをとめるのには、やはりちゃんとした地域、地域に年次計画をもってつくりかえていくというのが基本じゃないかなというふうに思うんですよね。  公共施設の借金のとらえ方も、みんなで将来的にわたって利用できるとなれば、それは負担も当たり前で、そういうのが公共施設の借金のとらえ方ですからね。それはそういうふうにやるべきだなというふうに思うので、そこらのところをもっと前向きに。今の状況で、親に話す場合でもですよ、ちらちら削ることを、お金がねえんだということばかりを言わないで、はっきり言って、そういうこと言わないで、市が全責任を持つからというような形でさ、言うのがやっぱり私は今の時代で必要なことなんじゃないか。最近、きょうも来ていますが、私の娘の友達、同年配が豊岡に家をつくっているんですよ。これは感動しましたね、やっぱりね。豊岡に住んでくれたということはね。そういう人はやっぱり子育てをやってて、市内で安心して住むというのがやっぱり必要だと思うので、そういうことが一つ一つ目配せしてやる。その先頭に立って、こども課の皆さんに頑張ってほしいなというふうに思うんですよね。そういうことを要求して、1問を終わります。よろしく。 232 ◯議長(倉持 守君) 次の質問に移りますので、答弁関係者の入れかえをお願いいたします。  堀越道男君、質問を継続してください。 233 ◯21番(堀越道男君) 2問目いきます。ボランティア活動と庁用バスの利用についてということですが、まず最初に庁用バスの利用目的といいますか、どういうような基準で貸し出しをし、どういうふうなことでやっているのか、ちょっとそれを伺いたいと思います。 234 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。保健福祉部長。 235 ◯保健福祉部長(吉原克美君) それでは、堀越議員の庁用バスの運行につきましてお答えをいたします。  庁用バスの運行につきましては、常総市庁用バス運行管理要領を定め、適切な運行に努めております。その要領の規定に、庁用バスの利用条件の記載がありまして、この記載につきましては、まず常総市の職員が会議、大会等の行政目的で利用する場合、または補助団体等が、主要目的が公共的なものである地方公共団体等が主催する大会や式典等に参加する場合となっております。  以上でございます。 236 ◯議長(倉持 守君) 堀越道男君。 237 ◯21番(堀越道男君) そういうような目的があると聞きました。  2問目に入りますが、いわゆるボランティアとして地域ごとに食事会というのがあるわけですね、豊岡とかいろいろな地域にあります。独居老人の皆さんを公民館とか何かに招待して、そこで食事会をやる。たまには外へ出て食べたいなということで、食堂とか何かほかのを含めてレストランとか、そういうところへ行こうやないかということになります。大体対象者の独居老人が40人ぐらいだとすると、当然、それについての介助者、ボランティアも含めて20人として介助者も20人ぐらいいる。総勢40人ぐらいになると、当然バスの利用をお願いしたいということであったと思うんですが、なかなか利用がされてないんだ、できないんだということが最近言われましたので、先ほどの職員のいろいろな大会だとかに出る者としてやっているその利用、ボランティアがやる食事会についての行動に利用できないというのは、やはりやっている側としては、皆で大勢で行きたいということになりますから、そういう活動の発展というか、いろいろなものをやっていこうということでは、当然そういうものは認められるべきじゃないかなと思うし、ボランティア活動そのものを発展させる道だろうというふうに思うんですが、そういう面での庁用バスの利用問題で何か不都合なことがあったんでしょうかということですね。 238 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。保健福祉部長。 239 ◯保健福祉部長(吉原克美君) ただいまの御質問にお答えいたします。  ボランティア活動で行っている食事会につきましては、社会福祉協議会が日々の活動に寂しさや不安を感じている高齢者の孤独感の解消や生きがいづくり、地域の仲間の輪を広げることを目的といたしまして、毎月1回各地区の公民館などで会食型の食事会を実施している事業となっております。その事業の中の一環として、移動食事会を実施しておりまして、移動食事会を実施する際には、実施主体である社会福祉協議会が庁用バスの利用申請を行いまして、庁用バスの貸し出しを行ってまいりました。この移動食事会につきまして、社会福祉協議会に確認したところ、ここ数年、移動食事会になると参加者が減少する傾向にありました。その不参加の理由といたしまして、バス乗車によるトイレの心配やバスの乗りおり、見学先での歩行困難などの声が多くあり、また車いすを用意するボランティアが介助すると言っても迷惑をかけるからと遠慮をする参加者もあったとのことでございます。このようなことから、閉じこもりを防ぎ、孤独感を解消するという食事会本来の目的が果たせないと考え、事業の見直しを行ったということを社会福祉協議会からお聞きしております。  以上でございます。 240 ◯議長(倉持 守君) 堀越道男君。 241 ◯21番(堀越道男君) 私、ボランティア活動を組織していた立場から言うと、意見としては随分規制するような意見だなというふうに思いますね。私ら若いころは、目が見えない人、あるいは車いすの人をわざわざ何も言わずに飛行機に乗せるとか、映画館に連れて行くとか、山登りをするとか、そういう計画を立てているわけですね。それで、行ったところで呼びかけをして手伝ってくれと、そういうことを言って、どれだけ手伝ってくれるのかっていう、そんな実験までやりました。そういう助け合いがあるんだということを実証するのがボランティア活動なんですが、そういうことで広げる意味では、迷惑がかかるなっておじさん、おばちゃんの気持ちはわかりますよ。でも、それで外に出てさ、開放感を味わったり何かするという気持ちのほうがはるかにいいわけですから、そこをみんなボランティアというのは求めているわけですよね、お互いの協同というか、共感というのをね。それがなきゃボランティアなんかやる意味ないですよ。そういうのをやって、確かに迷惑かけるというのはそれは当たり前ですよ。それを承知で車いすを押したり何かやろうというのも、これもボランティアの活動の一環ですからね。だから、そういうものをどんどん障害を取り除いて、外へ出ようというのがやっぱりボランティアの目的ですよ。それを迷惑かかるから、もしそういう社協がいたら、やっぱりそれは社協の職員としては失格だよね、はっきり言ってね。残念ながら。もっと活動を広げてさ、外に出すべきですよ。それはね、やっぱりちょっとね、そういう面での活動を狭めちゃうようなことになると思うんですよね。だから、そこらのところをちょっと。指導は福祉事務所がある面では指導するんでしょうからさ。これはそうだと思いますよ。やっぱり行政の指導というのは大事だというふうに私は思ってるんですよね。だから、そこらのところを、みんなが使いやすい、使いやすいというんじゃないけど、みんなが使ってそういうところに喜びを求める。先ほどの行けなくなったり、迷惑かけたりということが当たり前なんで、そこを克服して広げていくというのがはっきり言ってボランティア活動の大きな役割ですからね。迷惑かけたら行かないよと言うなら、どんどん家に閉じこもるだけですからね。その閉じこもること自体がよくないよっていうのがボランティア運動の始まりだと思いますけどね。  そんなわけで、ちょっとそこらのところの改善を社協のほうにもひとつ、そんなしみったれたことを言ってるんじゃないということを言うべきじゃないかなというふうに改めて思うんですが、もっと外に出させるというのはやるべきだと思いますね。私は社協マンのときにはそういうふうに思いました。だから、障害者を中に閉じ込めるんじゃなくて、表へ出せというようにみんなに見せて、こういう障害があるんだということまで見せるというのが大事なんだと言われたことがありますので、そういうことを、そんなことやる必要ないんじゃないかと思ったんだけども、でもそれはそういうことで、つながりを連帯をつくっていくというのは大事なことなんですよね。  だから、そういう立場で庁用バスの利用というのは、遠慮しないでやらせていただければというふうに思うんですが、そういうことでどうですか。そういう考えがありますか。 242 ◯議長(倉持 守君) 保健福祉部長。 243 ◯保健福祉部長(吉原克美君) お答えいたします。  実は、社会福祉協議会から通常の食事会と移動食事会の参加者数というのを資料としてもらったんですが、移動食事会がある月の前後ですと30人、要するに30人が移動食事会になると減って、また通常の食事会が次の月にあるとまた戻ってきているというような現状がありまして、堀越議員がおっしゃる、そういった足腰の弱った方への外への連れ出し等も含め、そういった実態もありますので、社会福祉協議会にはそこら辺の含みも、恐らく今回の定例会の議員おっしゃっている含みの話も聞いておると思いますので、そこら辺については内部でも検討してくださいというお話はしたいと思います。  以上でございます。 244 ◯議長(倉持 守君) 堀越道男君。
    245 ◯21番(堀越道男君) ありがとうございます。ぜひともよろしくお願いしたいと思います。  それでは、3番目にいきます。 246 ◯議長(倉持 守君) 次の質問に移りますので、答弁関係者の入れかえをお願いします。  堀越道男君、質問を継続してください。 247 ◯21番(堀越道男君) 3番目公共下水道の今後についてですが、これも何回かやっているんですが、今回、選挙で私も何とか受からせていただきましたので、改めて公共下水の問題については確認の意味でやりたいなと思うんです。私は個人的には下水道問題はライフワークでやってきたなというふうに思っています。昭和54年に初当選になったときから、身の回りはとにかく毎日ふろに入れないということで、何とかしてくれという声があったよね。道路を舗装してくれてと言っても道路の舗装が目的じゃないんですね。U字溝をつけるのが下水を流すということなんですよね。ですから、道路舗装だけしたら、後でとんでもないことをしてくれたなという怒りの声がありました。なぜかU字溝がなかったんですね、豊岡小学校の前あたりね。それで、流さねえじゃないかという、そういう時代だったんです、我々。  私は公共下水道というのはお金かかって期間がかかるよと。だから、私は自分の家で個人的にできる合併処理槽というのをいち早く取り入れたんですね。選挙のときからそういう話をやっていて、家を建てる昭和55年に合併処理槽の補助金も何もない時代に、自家で全く他人に迷惑かけずに3次処理まで全部できるということの、これはふろ場の水も家庭の水もトイレの水も全部そこで浄化できるということの施設を入れたんですね。単独浄化槽は20万くらいでしたが、私が入れたのは土壌浄化式なんだけども60万ぐらいかかったんですね。でも、そのときの理解というのはなかなかなかったんですけども、私の家をつくるときに市役所の職員の皆さん、部長を呼んで、こういうのができてすごいですよと、将来は補助金ができますよということを言ってつくったんですが、その後すぐに合併処理槽についての大手企業が動き出して今の合併処理槽ができたんですが、それでいち早く水海道が、水戸と出島と水海道なんですよ、合併処理槽の補助金を取ったのは。出島は霞ヶ浦用水の水を引き上げるところですから、あそこはそういうことで合併処理槽を普及しようという。水戸は県庁ですから、これはもう初めにやりましょうということで。何で水海道なんだってなったんですね。私が騒いだことだったんですね。そういうことで、水海道があのときに県下で一番早く合併処理槽の補助金をもらうということになりました。その後はずっと一般的になってきたんですが、そういうふうに私たちが住んでいて、トイレの水だとかふろ場の水を流しても他人に迷惑かけないで自分の家できれいにできるというのは理想だなと私は思っています。ですから、本来的には合併処理槽が一番いいんですが、そうはいかない。でも、みんなのためになるのに公共下水道というふうになります。  ですから、そういう点で豊岡についてですが、今回の選挙の中でも、豊岡の地域は市街化地域は最初にやるということで幻のような計画がずっとあったわけですね。そのときの状況と今ようやく、ことしに入って目の前まで来たわけなんですが、ただ全体的には豊岡の市街化に入りませんので、そこらのところの見通し、今後どうするのかということで改めて確認をしていきたいというふうに思いますので、御答弁をお願いしたいと思います。 248 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。都市建設部長。              〔都市建設部長木村茂樹君登壇〕 249 ◯都市建設部長(木村茂樹君) 御質問いただきました豊岡地域の下水道整備計画についてお答えをさせていただきます。  鬼怒川西部における公共下水道の整備につきましては、平成25年度の事業計画変更時に坂手地区の一部及び豊岡地区のきぬ住宅団地、グリーンヒル団地を事業認可区域として追加をし、実施中でございます。事業につきましては、平成28年度から工事に着手し、坂手地区の面整備工事と並行して、坂手地区からの幹線管渠を延伸し、現在は坂手町の八幡神社付近から豊岡町の市街化区域までの区間を施工中でございます。今年度につきましてはきぬ住宅団地、来年度につきましてはグリーンヒル団地内の整備を予定しております。なお、きぬ住宅団地及びグリーンヒル団地内の面整備工事につきましては、住民の皆様からの強い要望もあり、幹線管渠の延伸に重点を置いたことから、工事着手が当初の整備計画より1年早まっております。残る豊岡町の市街化区域につきましては、現在、水海道中央公共下水道事業の整備面積が平成30年度末におきまして約84%の進捗状況であり、認可区域拡大の目安であります80%を達成していることから、今年度、国道354号線より南側の市街化区域を事業認可変更により区域拡大を実施する計画でございます。  今後につきましては、坂手、豊岡地区における面整備工事の進捗状況を考慮し、段階的に認可区域の拡大を行いながら、豊岡地区市街化区域の整備を進めていきたいと考えております。  以上でございます。 250 ◯議長(倉持 守君) 堀越道男君。 251 ◯21番(堀越道男君) 答弁、大変ありがとうございました。すばらしい、80%になりましたか。前にやったときも、なかなか進捗率がいかないということがあって、面整備が基本だということが公共下水道はあるわけですから、そっちが少ないとどうしても延伸しちゃう、延びちゃうということですよね。それが80%を超せばその次の段階にいけるということで、本当にこれは大変な努力をされたんだなというふうに思っていますし、ありがたいなというふうに思っています。  水道は本管をどんどん通っていっちゃって、区域的にはどんどん延びる時期があったんですが、なかなか遅々として進まなかったのが公共下水道の面整備というね。そこが100%近いものにいかないと、今回84%というふうになったということもあって、次の段階に迎えられるというふうになりました。非常にある面では感無量であります。  そういうことで、私も当初から下水道については非常に異常な関心を持ってやってきたというのもありますから、いろいろなところで、すぐ来るよ、すぐ来るよと言ってしまっていたわけですね。それで待たされて、はっきり言うともう40年なんですよ、みんなね。だから、今度の選挙をやっているときも、下水道はどうするんだ、下水道はどうするんだっていうのがありまして、特に合併処理槽も古くなると壊れますから、皆さんもうそろそろかえたいなというふうになってきてるんです、今ね。それでどうしたらいいかと。今、合併処理槽を入れかえでいつになったら公共下水道が来るんだろう、どうしてらいいのかなという相談が今回何回もありました。待っててくれ、もうすぐ来るからと、今はごまかしながらやってくださいよということを言って何とかやったんですが、そのことも改めてうそでなかったんだなというふうに思います。ありがとうございます。引き続きそういう待ちこがれている人の気持ちになって、ひとつ頑張っていただきたいというふうに思います。  以上ありがとうございました。 252 ◯議長(倉持 守君) 2)の質問はこれで終わりですね。  それでは、次の質問に移りますので、答弁関係者の入れかえをお願いします。  堀越道男君、質問を継続してください。 253 ◯21番(堀越道男君) 4番目に入ります。避難所として学校の体育館のトイレの改善とエアコンの導入について質問させていただきます。  最初に、避難所についてどういうとらえ方をしているのかということをお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。 254 ◯議長(倉持 守君) これより、答弁を求めます。市長公室長。               〔市長公室長小林昭仁君登壇〕 255 ◯市長公室長(小林昭仁君) 堀越議員の4の1の質問に対してお答えさせていただきます。  避難所につきましては、住民の生命の安全を確保し、復旧の状況によっては一定期間生活場として重要な役割を果たします。災害によって建物に重大な被害が及ばないことや生活面においてはバリアフリーやプライバシーを確保する必要もございます。国の示すガイドラインにおきましては、避難所の設置については主に公共施設が望ましいとされております。また、多くの市民の方々が避難することを想定し、量的な確保を図っておくことも重要であると考えております。そのため、占有面積につきましては、一般的に1人当たり2平方メートルと想定している自治体が多いのが現状でございますが、当市におきましては、過去の教訓や避難生活の長期化などを考慮し、1人当たり3平方メートルで想定しております。  議員御質問の避難所のあり方ということに関しましては、災害対策基本法施行令の一般基準を満たす避難所の確保に努めるということを基本とし、過去の教訓も生かした避難所のあり方につきまして、引き続き考慮していきたいと思っております。  以上でございます。 256 ◯議長(倉持 守君) 堀越道男君。 257 ◯21番(堀越道男君) 今の答弁で、当市の場合は2平米じゃなくて3平米にする。いわゆる国際基準ですね。スフィア基準というんですか。これが前は2平米だったよね、2平米というのが広域避難で原発の問題で、水戸市と1万6,000人を常総市で受け入れるという、かつての話では1人2平米で32の施設で1万6,000人を収容するというようなことが過去にあったわけですね。これは改善されるということですね。  この間、県だとかいろいろな市町村でも3平米にしようということで動きがあって、こういうふうになってきているのかなと思うんですよね。東海村のやつで取手市でやった経験が出されているんですが、2平米だと900人も入れるところを3平米、スフィア基準というのは3平米じゃなくて3.5平米なんだね。ちょっと0.5あるんだな。そこが3なんですか。 258 ◯議長(倉持 守君) 市長公室長。 259 ◯市長公室長(小林昭仁君) お答えします。  先ほど3平方メートルと言ったんですが、当市としては1坪3.3平米で設定ということで訂正をお願いしたいと思います。すみません。 260 ◯議長(倉持 守君) 堀越道男君。 261 ◯21番(堀越道男君) それならそのほうがまだ国際基準に近いわけでよかったなというふうに思うんですがね。  ただ、先ほど言った藤代の中学でやったときに、避難所にそれだけの人数を集めたら一瞬にして中が地獄、夏は暑くてどうにもならなかったという経験がありまして、2平米じゃなくて3.3なりというふうなことが必要だと。そうすると、3分の1ぐらいになっちゃうんですね、人数的にはね。そのほうが先ほどプライバシーとかいろいろな生活の問題も含めてやると、そういう基準が必要なんだなと改めて思っています。そういうことで、常総市としてそういうふうになったというのは非常にうれしいなというふうに思います。  ただ、避難計画の中にそれが載っていませんね。防災計画の中にね。あれはなぜだったんですかね。 262 ◯議長(倉持 守君) 市長公室長。 263 ◯市長公室長(小林昭仁君) 1人当たりの確保面積というのは記載しておりませんが、収容人数という形で割り返すと3.3平米は確保してあるということで、人数の確保ということで記載をさせていただいております。 264 ◯議長(倉持 守君) 堀越道男君。 265 ◯21番(堀越道男君) ありがとうございます。  それでは、せっかく避難所でやったんだけど、体育館が多いわけですよね。体育館のトイレの問題に入りたいと思うんですが、残念ながら洋式化というのは体育館の場合は実際にあるんでしょうかね。和式というのはよく見ているんだけども、実際言うと、今は利用する側で家でも何でも今は洋式ですから、そこに行ったら用が足せないという人も現実には出てきているということなんですね。そういうことで、体育館の洋式化は常総市の場合はどういうふうな移行率になっているんでしょうか、お願いしたいと思います。 266 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。教育部長。             〔教育委員会教育部長飯村順子君登壇〕 267 ◯教育委員会教育部長(飯村順子君) 体育館のトイレの洋式化の移行率についてお答えいたします。  市内小中学校体育館全体で65カ所、そのうち洋式トイレは18カ所、洋式化率は27.7%になります。  以上でございます。 268 ◯議長(倉持 守君) 堀越道男君。 269 ◯21番(堀越道男君) 27%、3割もいかないということで、これは随時65カ所についての洋式化というのは、今後計画的にはあるんでしょうか。 270 ◯議長(倉持 守君) 教育部長。 271 ◯教育委員会教育部長(飯村順子君) ただいまの御質問にお答えさせていただきます。  耐震補強工事とあわせてトイレの工事を行ってきたため、今後はトイレの改修工事とあわせて洋式化を図っていきたいと思っております。  以上でございます。 272 ◯議長(倉持 守君) 堀越道男君。 273 ◯21番(堀越道男君) そうすると、今後随時耐震工事とあわせた上で工事をしていくという、目指せ100%なんですね、そうすると。そういうことですね。ありがとうございました。  次に、避難所の体育館のエアコンの整備についてなんですか、これはせっかく避難所とされても体育館だとすると、先ほど藤代の経験なんですが、一気にあの数でいうと報告されているのでは900人が入ったのかな。そうなると、一瞬にして暑くてどうにもならないというようなことがあったそうです。そういうのを考えると、せっかく避難所としてありながら、時期を選びませんからね、災害は。冬の寒いときばかりじゃなくて、夏真っ盛りの暑いときにある場合もある。そういうときに避難所の体育館に行って、そこがクーラーがなくて300人くらい入れたとする。それだけでも大変な暑さにはなるわけなんですが、そういうことでの避難所についているエアコンの導入の問題ですね。  常総市もようやく昨年100%エアコンが入っていますよということで新聞に載りまして、私も非常にほかでいろいろやっている中でうれしかったですね。実は、常陸大宮の市議選があったんです。あそこは4年前に2,000人の署名が集まってエアコンを入れてくれという話が出たそうですね。議会で否決したんですね。共産党の議員の1人以外はみんな否決したんです。軟弱な子どもなんかつくっちゃだめだということで扇風機で我慢しろというような話だったそうです。そしたら、選挙のときが猛暑で暑くてさ。死ぬような時期だったでしょう。実際に常総市でも亡くなった方がある。ですから、常陸大宮は財調100億円残っているんですね。100億円もあるのにさ、エアコンできないのかということの怒りがものすごかったわけですね。それで、選挙中はエアコンを入れないでやっているのが今の姿、共産党以外はそうだったんだということを高らかに言いまして、おかげさまで当選させていただきましたが。  いずれにしても、体育館でも健康のことを考えたら必要なものになってきているということで、これに対する特別交付税を含めた臨時財政対策債みたいなのを含めて、去年だけですよというような形で出されたんですが、それは今後とも生かされる話だろうと思うので、そういう面での避難所になっているところで、どこどこというのは言いたくないんですが、できれば全部欲しいところなんだけども、要するに確実に避難所が水害でも何でも遭わないという地域の学校には優先的に空調設備を入れるべきなんじゃないかなというふうにと思うんですが、そういう面で対策といいますか、考え方がありますかということを改めて。前に石川議員が言いましたけども、それも含めて今後のあり方としてあるのかどうかということをお聞きしたいと思います。 274 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。教育部長。 275 ◯教育委員会教育部長(飯村順子君) 体育館へのエアコンの整備についてお答えいたします。  現在、小中学校体育館にエアコンを設置している学校はございません。小中学校の体育館は基本的には学校の授業の場でありますので、小中学校の体育館を避難所としてとらえる場合には、教育委員会といたしましてはあくまでも災害発生直後の緊急的な避難先と考えておりまして、早期に、より生活環境が整った避難施設に誘導するものと考えております。  以上でございます。 276 ◯議長(倉持 守君) 堀越道男君。 277 ◯21番(堀越道男君) 今の言葉は、水害で我々が経験していることから言うと、ちょっと何かこう投げやり的な話ですねと。要するに、この防災計画もそうなんですが、常総は水害があってあれだけの苦しみがあったんですから、いろいろ面でもっと気配りが欲しいよね、あれね。残念ながら、一般的なことしか書いてなくて、例えば水害に遇ったわけですからね。  話は外れますけど。水害に遇ったわけですから、例えば家の応急修理なんか1カ月でやれなんてことをあそこで書いちゃだめだよね。皆さんが言っているのは、水害でやられた場合には短くても1カ月間は扇風機で乾かせなさいというのがね、ボランティアの報告とか何かでもみんなやられたわけですね。市民の皆さん何て言うかいうと、そんなの早く言ったらよかっぺってことになるのね。皆さん、勝手だっていうんだけど、水害なんか初めてのことだからわかんないわけ。だから、応急処理をばたばたやったでしょう。そうるすと3カ月後にはかびが生えるんだからね。そんなのは常識なんだけど、そういうのがあの中に書いてないんですよね。水害をあれだけ経験したんですから、その応急修理で1カ月で大至急やりなさいというばかりじゃなくて、やはり水害の場合は特別な処置が必要ですよというようなことは、これは必要だというふうに思うんですが、そういうことも含めて避難所もある程度長い期間置かれましたよね。海小でも何でも高台にあったところでの体育館は相当な長い期間いたわけですから、それを緊急のときの体制として、そういうものも行ってあるというのは、避難所のあれとしては必要なんじゃないかなというふうに思うんですよ。緊急時に必要だけであるならばそれは学校のあれとしては必要ないんだというふうに見ているだけでいいのかなというふうに思うんですが、体育館で運動をやっていてもそれは暑いんですよね。そういう面では、室内でも今は熱中症になっちゃうわけですからね。そういうことを考えたら、全く学校教育に必要ないというような判断で緊急のときのだけであるので必要ないというやり方、そういうのはいまいちちょっとピンとこないんですが、私のほうではね。もうちょっと踏み込んだ、必要なことなんじゃないかなというふうに言うのかなと思ったんですが、そういう点の論議はなかったんですか。学校が教育施設だから、避難所ではもともとないんだという観点で見ているんでしょうか。 278 ◯議長(倉持 守君) 市長公室長。 279 ◯市長公室長(小林昭仁君) お答えします。  災害指定避難所は、常総市においては公立の高校を含めた上で28カ所設定をしております。  まず第1に、小中学校関係の体育館においては避難所としては体育館を利用するわけなんですが、教育委員会からお話のあったエアコンの設置に関係してくるわけなんですが、これがいいか悪いかはなかなか難しいところなんですが、体育館に避難した場合の、例えばそこでぐあいが悪くなった方を早急にほかの施設に移動というのは非常に困難ということになる場合には、小中学校の場合には教室にエアコンを設置しております。ですので、そちらに一時誘導という考えで、避難の誘導という形ではそちらのほうが適切かなと、防災のほうでは思っているところでございます。  以上です。 280 ◯議長(倉持 守君) 堀越道男君。 281 ◯21番(堀越道男君) そういう方法があるからいいんじゃないかということで、これは無理ですよという結論ですか、そうしますと。やる気がないときはそういうことになるよね。そういうことですか、今のところは。 282 ◯議長(倉持 守君) 市長公室長。 283 ◯市長公室長(小林昭仁君) お答えします。  小中学校の体育館へのエアコンの設置ということだけで言いますと、我々からはなかなか答えにくいところがございますが、今後常総市だけではなく、どこの近隣、県においても、夏場は非常に暑くなってきているということから考えますと、今後どこの県においても小中学校体育館へのエアコン設置というのは考えていく時代が来るのかなということで、ただ常総市が先陣切って行うという考え方についてはなかなか難しいところかなと思いますので、御了承願いたいと思います。 284 ◯議長(倉持 守君) 堀越道男君。 285 ◯21番(堀越道男君) 今の答弁に反応するわけじゃないですが、常総市が最初にやったらすばらしいなというふうに改めて思うんですが。前にハンドボールでほかに行ったことがあるんですが、ハンドボールは室内競技でエアコンがきいているところでやっているんですよね。ここの近辺だけですね、暑い中で真っ黒になってやっているのはね。そういうことで、世の中の流れはそっち方面に行ってるよということなので、何も常総市が見ている必要ないんじゃないかなと思って、一歩踏み出すような勇気を持ってほしいなということをお願いしまして質問を終わります。 286 ◯議長(倉持 守君) この際、暫時休憩いたします。                 午後2時57分休憩    ─────────────────────────────────                 午後3時20分再開 287 ◯議長(倉持 守君) 休憩前に引き続き会議を開きます。    ───────────────────────────────── 288 ◯議長(倉持 守君) 一般質問を継続いたします。  次に、3番広瀬光一君。                〔3番広瀬光一君登壇〕 289 ◯3番(広瀬光一君) 皆さんこんにちは。今回、新人で当選させていただきました広瀬と申します。議席番号は3番です。本日最後の一般質問となります。どうぞよろしくお願いいたします。  まず、一般質問をする前に、先週ちょうど1週間前、5月28日の早朝7時40分ごろ、神奈川県川崎市でスクールバスを待っていた児童並びに保護者が包丁で襲われてしまうという大変痛ましい事件が起きてしまいました。亡くなった方には御冥福をお祈りするとともに、けがをされた方の一日でも早い回復を心より御祈念申し上げます。ここ最近、全国的に非常に車が飛び込んでしまうような事故とかが多い気がします。安心安全に通学できるよう再点検、再確認をお願いいたしまして、一般質問に移らせていただきます。  では、通告した2点について質問いたします。1点目ですが、常総市の向かおうとしている将来像について。私は、小中高と旧水海道にて成長させていただきました。小さいころの水海道、高校時代の水海道は今とは全く違い、人の往来も多く、さまざまな店が活気づいていたような気がいたします。七夕には短冊が道路まで垂れ下がり、歩いてくぐって通った記憶がございます。そして、豊水橋あたりには当時の水運のにぎわいを創造させるレンガの家も多数存在しておりました。しかし、歴史的遺産とした環境の整備も十分とは言えない気がいたします。豊水橋を西に渡れば大きな工業団地が点在しております。南から内守谷工業団地、坂手工業団地、大生郷工業団地、そして旧石下町地域の工場等が密集している団地がございます。以前と比べると大規模に拡大をしていないものの、今の現状では企業の立地に関しては候補地がないと伺っておりますので、需要がある、すなわち候補地が足らないのではないかと感じております。ぜひこのチャンスに工業地域の検討もお願いいたします。  また、観点を変えて、つくばエクスプレスの開通により、東京まで通勤している市民も多数いると思われますが、常総市は守谷駅も近く、東京のベッドタウンとしても大きく機能できる常総市であると思っております。今、地価が大変リーズナブルな価格で流通しています。市街化区域の活性化と考えるならば、一つに官民連携、一つに情報交換等で他の地域からの転入を推進すれば、常総市からの人口減少をとめる効果が期待できると感じております。常総市の人口ビジョン総合戦略、そして常総未来創生プランの基本構想、基本計画を拝読させていただきました。防災先進都市も十分理解できます。しかし、まちづくりも大切だと感じております。どの地域も少子化、超高齢化社会は現実に始まっております。常総市も例外ではございません。  そこで、まず最初の質問に移らせていただきます。常総市の目指す将来都市像でございますが、工業団地を基盤とした工業都市を目指すのか、また東京近郊都市としてのベッドタウン化を図るのか、また別の構想があるのかお聞かせください。 290 ◯議長(倉持 守君) 答弁関係者の方は議場にお入りください。  これより答弁を求めます。市長公室長。               〔市長公室長小林昭仁君登壇〕 291 ◯市長公室長(小林昭仁君) 広瀬議員の一つ目の御質問にお答えします。  本市のまちづくりの方向性につきましては、平成30年3月に策定されました地域経営の最上位に位置づけられる総合計画、常総未来創生プランの基本構想において、みんなでつくるしあわせのまちじょうそうを将来都市像に掲げ、市民が最も大切な市の財産であるとの考えのもと、市民を大切にすることによって市民が生き生きと働き、学び、ずっと住み続けることができるまちを目指しております。また、将来都市像の実現に向けて、重点政策として基本計画の中では、楽しいまちといたしまして交流人口の拡大、ためになるまちといたしまして市民総活躍と経済活性化、頼りにされるまちといたしまして福祉の充実と防災先進都市という三つのまちづくりを掲げております。  議員御質問の工業都市、ベッドタウン化については、本計画の基本構想には具体的には明記されておりませんが、二つ目のためになるまち、市民総活躍と経済活性化の中で、人づくり、活躍の場、農商工の連携、情報提供をキーワードとし、雇用の場の拡大や企業誘致、常総インターチェンジ周辺地域整備事業の推進、工業立地地区の生産環境の改善と向上などといった取り組みを掲げております。  以上のように本市の総合計画では、今後のまちづくりの方向性の一つとして、すべての市民が活躍することにより、本市の地域経済を活性化し、市民一人一人が豊かな生活を営むことができるまちづくりを掲げております。
     以上でございます。 292 ◯議長(倉持 守君) 広瀬光一君。 293 ◯3番(広瀬光一君) 御答弁ありがとうございました。明確に工業団地、またはベッドタウンというはっきりした答えではなく、これからの常総市を考えていろいろと執行部が考えていることが理解できました。私が思うには、常総市というのは非常に広い地域でございます。守谷市などはすごい狭い地域ですので、またまちづくりも違ってくると思います。常総市においてさまざまな可能性があると理解いたしました。ありがとうございました。  次の2)の質問に移らせていただきます。近隣市町村においては、実際に結構人口も伸びておりますけれども、常総市において将来の人口規模は何万人と目標をしているのか、お答えをお願いいたします。 294 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。市長公室長。 295 ◯市長公室長(小林昭仁君) お答えします。  まち・ひと・しごと創生人口ビジョン総合戦略を平成28年6月に策定いたしました。その人口ビジョンにおきまして、2060年までの本市の人口推移を示した上で2020年の人口目標を5万9,000人、また2060年の人口目標を4万7,000人を堅持するといった目標を掲げております。  以上でございます。 296 ◯議長(倉持 守君) 広瀬光一君。 297 ◯3番(広瀬光一君) ありがとうございました。少子高齢化というのはもう前から始まっていることですので、なかなか人をふやしていくというのは本当に大変な努力が必要だと思います。けれども、何もしなければ周りの近隣自治体に、どんどん住みやすいところに人が流れていってしまうと考えております。常総市も手をこまねいてばかりではだめだと感じております。その中でも3)の問いですけれども、人口増加のために現在取り組んでいることは何かお答えください。 298 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。市長公室長。 299 ◯市長公室長(小林昭仁君) お答えします。  市では、常総市まち・ひと・しごと創生人口ビジョン総合戦略におきまして、常総市における安定した雇用の創出や常総市への新しい人の流れをつくる、常総市における若い世代の結婚、出産、子育ての希望をかなえる、時代に合った常総市をつくり、安心な暮らしを守るとともに常総市と他の地域を連携するといった四つの戦略分野を掲げ、交流人口や定住人口につなげるための事業を展開しております。  主な事業を申しますと、若年夫婦世帯等の住宅取得を支援するためのいきいき住マイル支援補助や、18歳までに対象年齢を拡大したすくすく医療費支給事業、また多子世帯子育て応援金支援事業など子育て世代の支援等を実施しているほか、交流人口の拡大を目的とした第二のふるさと推進事業や、市内で起業を助成するビジネスプランコンテストなど移住交流に関する事業を実施しております。  国内では加速的に人口減少が進み、地方都市における定住人口の増加は見込めず、維持していくことすら非常に困難な状況にあります。市といたしましては、地域の特徴を生かした地方創生に向けた取り組みを進めるとともに、企業との連携や外国人との共生など、時代の変化を含め、取り組んでまいりたいと考えております。  以上でございます。 300 ◯議長(倉持 守君) 広瀬光一君。 301 ◯3番(広瀬光一君) ありがとうございました。常総市でさまざまな取り組みがされていることはよくわかりました。どうしても常総市というと水害のイメージが強く、なかなか人口的にも厳しいというのはわかっておりますけども、市民の意見を聞きながら政策的に住みやすいまちにしていけたらと思っております。  次の問題に移らせていただきます。常総市の目指す将来ということで、水海道有料道路の今後についてなんですけれども、ことしの3月まで水海道有料道路は無料ということで実施されておりました。4月からは通常に戻ったところ、豊水橋、美妻橋と大変混雑しております。私も議員になってさまざまな方から、橋が混んでいて困るとはっきり言われております。ただ、私は4月に市会議員になったばかりで、細かいことは市報を通じてしかわかっておりません。ですけれども、有料道路の無料化がなくなってしまいまして、改めて有料道路の効果というのは結構有料道路以外でも効果があったのではないかと感じております。前回、私の知っている範囲なんですけれども、有料道路の無料化がなくなったというのは、常総市の市民だけじゃなくてほかの地域の人たちがたくさん通っているということで、税金が無駄に使われているのではないかというふうに私は感じ取っております。この件につきまして、水海道有料道路、今後、どんな感じで、執行部で検討されているのかいないのか、そこら辺もちょっとお答えください。 302 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。都市建設部長。              〔都市建設部長木村茂樹君登壇〕 303 ◯都市建設部長(木村茂樹君) 御質問いただきました水海道有料道路の今後につきましてお答えをさせていただきます。  水海道有料道路につきましては、国道354号水海道バイパスの一部として、茨城県により整備をされ、平成9年8月7日に開通をいたしました。この道路は、通行料金を徴収することで事業費の償還に充てており、その徴収期間は令和9年8月までの30年間となっております。常総市では、平成29年6月から朝の通勤時間帯の無料措置を実施し、美妻橋と豊水橋の渋滞が解消されると同時に、児童生徒の通学路の安全確保にも大きく貢献しており、事業効果が見られました。この無料措置につきましては、通行料金を徴収している茨城県道路公社に対し、減収分を補てんするという形で実現したもので、平成29年度は6月からの実施で3,500万円、平成30年度は12カ月になりますけれども、年間4,200万円の負担をしております。  以上のように、市単独での費用負担が大きいため、近隣自治体と連携を図るべく支援を要請するなど、負担金削減について調整を行ってまいりましたが、抜本的な解決には至らず、残念ながら平成31年3月末で事業を休止することになりました。  今後につきましては、圏央道開通による水海道有料道路の交通量への影響を検証し、茨城県道路公社に対する負担金の減額について調整を図ると同時に、協賛をしていただける企業を募集するなど負担金削減に向けて施策を検討し、事業の再開と継続を図れるよう努めてまいります。  以上でございます。 304 ◯議長(倉持 守君) 広瀬光一君。 305 ◯3番(広瀬光一君) 御答弁、ありがとうございました。今の答弁の中で、令和9年とありましたけども、その後のことはどんな感じなんでしょうか。ちょっと教えていただければ。 306 ◯議長(倉持 守君) 都市建設部長。 307 ◯都市建設部長(木村茂樹君) お答えいたします。  先ほど答弁させていただいたとおり、償還期が30年で、その30年の期限が令和9年8月になりますので、それ以降については全時間帯無料ということになります。  以上です。 308 ◯議長(倉持 守君) 広瀬光一君。 309 ◯3番(広瀬光一君) ありがとうございます。はっきりした答えを聞きたかったので今聞かせていただきました。  それと、令和9年で無料になるということでございますけれども、今はまだ令和元年でございます。まだ時間がございます。ただ、予算的には3,500万、4,200万と負担がかかってしまうんですけれども、その間ずっと渋滞になってしまいます。もちろん、現在、豊岡のほうもそうですし、まち中もそうです。美妻橋の両わきもそうでございます。それについて市長に一言、家の前が渋滞しているのを思ってどうお考えか。きょうはまだ発言してないですもんね。発言をお願いいたします。 310 ◯議長(倉持 守君) 神達市長。                〔市長神達岳志君登壇〕 311 ◯市長(神達岳志君) 広瀬光一議員の初質問に答弁をさせていただきます。  答弁の機会を与えていただきましてありがとうございます。  水海道有料道路、時間帯無料化については、今部長から答弁をさせていただいたとおりであります。今年度4月から有料化に戻してあるわけですけども、連日、市民からの問い合わせ、またはもう一回再開してくれという声が多数寄せられているのが現状であります。せんだっても、先ほどお話しされた四つの工業団地の工業懇話会も行われました。その中でも、各企業から強い要望をいただいておりますし、また工場協会というものもございますけども、そちらからも強い要望をいただいております。また、小学校等々の通学路にもまた車が回り出して、子どもたちの交通安全というものが危険に侵されているという声も多数届いているところですし、美妻橋、豊水橋だけでなくて玉台橋まで今影響が及んでいるということも連日のように声が上がっているということでございます。  そういう声に対しまして、常総市としても議会の附帯決議、これを重く受けとめておりますから、市単独での負担というものはもう限界があるということで、今各工業懇話会、工場協会、坂東市のテクノパークいわい、こういった部分の企業協賛も含めて御協力を最大限いただいて、市税の負担を極力少なくしていく努力を今年度いっぱいさせていただいて、ぜひ来年度は再開したいと思っております。  以上です。 312 ◯議長(倉持 守君) 広瀬光一君。 313 ◯3番(広瀬光一君) 市長、御答弁ありがとうございました。多分これを聞いてネットで見ている方も多いと思いますけれども、市民の皆様は大分安堵されたと思っております。ぜひ、実現に向けて、水海道有料道路の無料化をお願いいたします。  では、これで大項目の1番を終わりとさせていただきます。 314 ◯議長(倉持 守君) 次の質問に移りますので、答弁関係者の入れかえをお願いいたします。  広瀬光一君、質問を継続してください。 315 ◯3番(広瀬光一君) では、2点目の質問に入らせていただきます。大項目としては、少子高齢化社会における当市の具体的な政策はあるかということでございます。日本全体として、この先1億人を切ってしまうことも十分予想されますが、国を挙げて人口規模の再構築を図らなければならないと思っているところでございます。常総市としても、この超高齢社会に向けて高齢者対策、また健康寿命対策など多くの高齢者を抱えているだけに、さまざまな政策を樹立し、高齢者に住みやすいまち、また優しいまちにしなければならないと私は考えております。生まれてから義務教育を終了するまでは親子関係や教育環境の中で育てられますが、いつかは自立のときが来ます。社会に旅立てば実社会の中で荒波にもまれ、隔離成長する時期があると考えております。一生懸命働き、定年退職し、各家庭も世代交代し、定年まで勤め上げた高齢者の第二の人生のために、またその支援をどう考えているのか等も知りたいと思っております。高齢化社会と同居する形になりますが、少子化の時代、将来に対し大きな心配をせざるを得ません。  具体的に例として、兵庫県明石市は、所得制限なしで中学生までの医療費や第2子以降の保育料無料化などを行い、18年の転入超過は外国人を含め1,921人、ほとんどが4歳以下の子どもと20代、30代の子育て世代、人口は6年連続で増加していると知りました。また、札幌市では、介護や医療などのサービスと連携し、高齢者向けの住宅の整備拡充で18年には8,283人の転入超過で全国5位と新聞に掲載されておりました。働く世代人口が少なく、年金を受け取る人口が年々増加している現状を考えたとき、少子化に歯どめをかける政策、または方針があるのか。今現在行っている少子化対策について、これから質問をさせていただきます。  まず、少子高齢化社会における当市の具体的な政策について、常総市のいきいき住マイル支援補助金について教えてください。 316 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。市長公室長。 317 ◯市長公室長(小林昭仁君) 広瀬議員の2の1の質問、常総市いきいき住マイル支援補助金制度についてお答えします。  この制度につきましては、先ほども若干触れさせていただきましたが、若い世代や子育て世代の定住促進を図ることで人口の減少を抑制し、さらに家族とともに暮らす環境づくりをサポートすることで、子育て環境の充実や高齢者支援を推進するため、平成29年4月から令和2年12月までの期間を定めた上で、若年夫婦世帯と子育て世帯の住宅取得、改修、また三世代同居及び近居を支援するために実施しております。具体的には、常総市内において住宅を新築された方や改築、増築をされた方、中古住宅を取得された方に対しまして、要件に応じまして10万円から100万円までの範囲で補助をしております。また、新築住宅を取得した場合には、住宅にかかわる固定資産税相当額を課税される年度から3年間にわたり補助している制度でございます。  以上でございます。 318 ◯議長(倉持 守君) 広瀬光一君。 319 ◯3番(広瀬光一君) ありがとうございました。では、この常総市のいきいき住マイル支援補助金、これは現在どのような感じで活用されているのか、過去3年分も合わせて件数などを教えてください。 320 ◯議長(倉持 守君) 市民と共に考える課長。 321 ◯市民と共に考える課長(小林寛明君) それでは、広瀬議員の御質問に答弁させていただきます。  いきいき住マイルの補助金なんですが、平成29年度で86件4,360万円、昨年度平成30年度は155件で8,160万円、今年度5月末日現在で42件2,425万円の交付をしております。  以上でございます。 322 ◯議長(倉持 守君) 広瀬光一君。 323 ◯3番(広瀬光一君) 御答弁ありがとうございます。29年度が86件で30年度が150件と。大体倍いっていますね。予算もさることながら、私もこういう仕事に携わっておりますので、やはり非常に常総市に来るに当たってほかの自治体もやっていますし、これだけ数字が伸びているということは好評だと思っております。ぜひぜひ続けていただいて、さらにまたいい政策をお願いしたいと思っております。  次に、2)の質問に移らせていただきます。では、県内でも高水準と言われている高齢化率をどうとらえているか、御答弁お願いいたします。 324 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。保健福祉部長。              〔保健福祉部長吉原克美君登壇〕 325 ◯保健福祉部長(吉原克美君) 広瀬議員の御質問にお答えいたします。  当市の高齢化率は、平成31年4月1日現在、常住人口で総人口が5万9,995人、そのうち65歳以上の人口は1万7,823人、高齢化率は約30%となります。茨城県全体では29.2%となっており、若干常総市のほうが高いということでございます。当市の常住人口における高齢化率の変化を見ますと、平成20年4月1日時点で21.8%。平成25年4月1日で24.8%、平成30年4月1日で29.5%と徐々に上昇はしております。高齢化率は全人口に占める高齢化の割合ですが、今後も高齢化率は上昇することが予測されておりまして、令和12年には予想では34.1%まで上昇すると見込まれております。  このような状況を踏まえまして、当市では常総市高齢者プラン老人福祉計画改定第4期介護保険計画に基づきまして、平成21年度より高齢になっても自分らしく生きることができるよう健康寿命の延伸を目指すべく、介護予防事業の普及に努めております。また、高齢者を支える体制づくり、まちづくりにつながるよう、平成21年度より常総市介護予防推進員や認知症サポーターの養成を開始いたしております。今後も高齢者が自分らしく生きることができるよう、高齢者を支える事業のさらなる充実を図ってまいりたいと考えております。  以上でございます。 326 ◯議長(倉持 守君) 広瀬光一君。 327 ◯3番(広瀬光一君) 御答弁ありがとうございます。これから高齢化率、また高齢者の人口というのはどんどんふえていくというのは間違いないことでございます。  先ほど高齢者に対するいろいろ充実をしていかなきゃならないという答弁もいただきました。そこで3)の質問に移らせていただきます。高齢者に優しい常総市を構築しなければならないと考えておりますけれども、ここで具体的に何か方針がありましたらお示しください。 328 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。保健福祉部長。 329 ◯保健福祉部長(吉原克美君) 2)の御質問にお答えいたします。  高齢者に優しい都市を構築しなければならない具体的な方針との御質問でございますが、平成25年度の東京大学高齢社会総合研究機構の報告によりますと、50歳から69歳の高齢者における人の接触頻度につきましては、男性より女性のほうが高い傾向であることが確認されております。このことを踏まえますと、男性は社会的に孤立しがちであると考えられ、こうした高齢者の孤立を防止するために、近所づき合いや趣味の集まり、ボランティア活動など地域で活動ができる場所が必要と考えております。また、活動への参加を促すような声かけ等の活動も重要と考えております。  ちなみに、先ほど健康寿命の延伸をちょっとお話ししましたけども、これも一例となりますが、市で要請しています介護予防推進員や県が要請しておりますシルバーリハビリ体操指導士等、市民ボランティアが主体となる介護予防教室の開催や高齢者の方への参加の呼びかけ等の活動を行っておりまして、中にはこのような奉仕活動で生きがいを感じていただける方もあり、また自分の健康寿命を延ばすようなことにもなるというような認識をしております。  今後につきましては、御本人に合うような仲間づくりや生きがいが発見できるような機会となる介護予防教室以外にも、社会参加につながるような市内の教室や活動につきまして情報提供を努めていき、本人がつながりのある自分らしい高齢者の生きがいを見つけられるよう、情報発信に努めていきたいと考えております。  以上でございます。 330 ◯議長(倉持 守君) 広瀬光一君。 331 ◯3番(広瀬光一君) ありがとうございます。ぜひぜひ定年まで勤め上げた高齢者の第二の人生のためにいろいろと支援をお願いして、次の質問に移らせていただきます。  次が4)でございますが、少子化が非常に顕著でございます。各小学校も大分生徒数が減っております。そういう意味でも、今の当市の現状はどういうものなのかお示しください。 332 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。保健福祉部長。 333 ◯保健福祉部長(吉原克美君) それでは、広瀬議員の4)少子化が顕著であるが当市の現状はいかがかの御質問にお答えいたします。  議員のおっしゃるとおり、少子化問題は全国的に深刻な問題となっておりまして、当市におきまして重要な課題と認識をしております。現状といたしまして、数値で見てみますと、平成22年度に508人あった出生数がそれ以後は徐々に減少し、平成27年度には451人、平成28年度には417人、平成29年度には394人、平成30年度には373人と過去9年間で135人減少しておりまして、やはり数字から見ても当市におきまして少子化が進行していることがわかります。なお、こちらの数値は外国籍の市民も含めての出生数となっていることを申し添えいたします。また、この現状を踏まえまして当市の少子化を食いとめるべく、まさに現在、人口減少対策会議というプロジェクトを立ち上げ、本市の危機的状況をかんがみまして、総花的ではなく人口減少問題に特化した出生数をふやすための有効な施策を全庁的に検討し、こちらの素案がまとまれば8月補正に上げられるよう努力してまいる所存でおります。  以上でございます。 334 ◯議長(倉持 守君) 広瀬光一君。 335 ◯3番(広瀬光一君) ありがとうございます。改めて数字を見ると、もう常総市、本当にこれから手を打たないと大変だなという状況がわかりました。その中で、やはり現場というか、本人の声をどうとらえているのか。これは5番目の質問なんですが、少子高齢化対策に対する市民からの要望などがもしありましたらお答えください。 336 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。保健福祉部長。 337 ◯保健福祉部長(吉原克美君) それでは、広瀬議員の5)少子高齢化対策に対する市民からの要望等はあるのかの御質問にお答えいたします。  まず最初に、少子化対策の要望に対してお答えをいたします。  常総市第2期子ども子育て支援事業計画策定に向け、昨年12月から本年1月にかけまして未就学児童のいる子育て世帯1,500人を無作為に抽出しまして、子育て支援に関するニーズ調査をアンケート形式で実施しました。その回収率につきましては74.5%であり、子育て支援に対する期待の大きさがうかがえます。その中での自由意見で多かった内容といたしましては、保育時間の延長や一時預かりの充実、保育施設の環境整備など教育、保育、子育て支援についての意見が出されております。また、そのほかに多かった意見といたしましては、子育て世代が交流できる施設や遊び場となる公園広場の充実という意見や、手当の支給や増額などの経済的支援を望む意見となっております。  続きまして、高齢化に対する市民の要望等はあるかについてでございますが、昨年度実施いたしました常総市高齢者における生活支援に関する調査では、日常生活上の困り事として、庭の手入れや遠い場所への外出、年末の大掃除、電球の交換、ふとん干しが上がっております。また、平成28年度に実施した常総市介護予防日常生活圏域ニーズ調査の中では、今後の在宅生活の継続に必要と感じる支援サービスの第1位としては、移送サービス、第2位が見守り、声かけ、第3位が外出同行となっております。  これらの要望に対する対策に加え、今後増加するひとり暮らし高齢者や高齢者のみの世帯、認知症の高齢者の安全対策、仕事と介護を両立されている方々への支援等の対策もあわせて構築する必要があると考えております。具体的には、緊急事態をボタン一つで知らせることができる、また体調に関する相談等も受けられる高齢者見守りサポートシステム、高齢者の日常生活上の困り事の調整を行う生活体制整備事業、医療関係者と介護の専門職等の連携を進めることで、認知症の方や高齢者の療養を支援する在宅医療介護連携推進事業、また認知症の方とその介護者を支援する認知症総合支援事業の強化に取り組んでまいる所存でおります。なお、令和2年度に第8期介護予防事業計画策定のために、今年度中に先ほど申し上げましたと同じような内容で、常総市介護予防日常生活圏域ニーズ調査を実施する所存でおります。また、そのときに新たにニーズが出るかもわかりませんが、そういった計画もありますことを申し添えます。  以上でございます。 338 ◯議長(倉持 守君) 広瀬光一君。 339 ◯3番(広瀬光一君) ありがとうございました。やはり現場の声というか、各年代においてそれぞれ要望というのはいろいろあるんだなと。また、いろいろな施策をやっていただいているのがよくわかりました。  きょう初めての一般質問でございましたけれども、下手な質問ではございましたけれども、親切丁寧にお答えいただきまして大変ありがとうございました。今後も一議員として一市民として汗をかく覚悟であります。どうぞ御指導をよろしくお願いいたします。  今回いただきました回答につきましては、私の議会活動の成果として肝に銘じ、市民とともに共有していきたいと感じております。大変ありがとうございました。    ─────────────────────────────────  散会の宣告
    340 ◯議長(倉持 守君) 本日の一般質問はこの程度にとどめ、散会といたします。                 午後4時03分散会 当サイトのコンテンツ(文章、画像、図表)は、常総市議会の著作物です。無断で複製、転載することを禁止します。 Copyright (c) Joso City Council Minutes, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...