• 小林市(/)
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  1. 常総市議会 2019-05-01
    常総市:令和元年5月定例会議(第7回会議) 本文


    取得元: 常総市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-12
    本文へ移動 ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1              〔議長倉持 守君議長席に着く〕  開 議 ◯議長(倉持 守君) 皆さん、おはようございます。  御報告申し上げます。ただいまの出席議員数は22名であります。    ─────────────────────────────────                 午前10時00分開議 2 ◯議長(倉持 守君) これより第7回会議を開きます。  別紙会議日程により議事を進めます。    ─────────────────────────────────  日程第1 一般質問 3 ◯議長(倉持 守君) 日程第1に入ります。  昨日の会議に引き続き一般質問を行います。通告順に従いまして発言を許します。  なお、質問並びに答弁は簡潔明瞭に行うよう、議事進行に御協力をお願いします。  最初に、11番遠藤章江君。                〔11番遠藤章江君登壇〕 4 ◯11番(遠藤章江君) 皆様、おはようございます。11番遠藤章江です。本日はお忙しい時間帯にもかかわらず、多数傍聴にお運びをいただき、まことにありがとうございます。約3年間のブランクがありましたが、再び発言の場を与えていただきました皆様に心から感謝をしながら、本日の質問をスタートさせていただきます。では、倉持議長より発言の許可をいただきましたので、通告に従い一般質問を行います。  まず第1の質問、常総における乗合交通ふれあい号の現状について伺います。  まだ皆さんの記憶にも新しいとは存じますが、さきの市議会議員選挙期間中の4月19日、東京都豊島区東池袋の交差点において、当時87歳男性が運転をしていた車が暴走して多重衝突事故を惹起し、8人が重軽傷を負い、2人の親子が死亡するという痛ましい事故がありました。  また、3日前の6月4日には福岡市道交差点に81歳の男性が運転するワゴン車が猛スピードで突入、計5台の車が交差点一帯で衝突し、通行人1人と、10代から80代の関係車両の8人が病院に搬送され、運転をしていた男性と同乗の76歳の妻、2人が死亡するという悲惨な事故もありました。  このように、連日高齢者による交通事故が報道される中、高齢者運転免許を返納すべきとの声も日々高まっているのが現状であります。しかし、現在高齢化が急速に進む常総においては、車がなければ生活ができない高齢者が危険と知りつつも免許を返納できないまま運転を続けているケースが多々あります。事故を起こさせないためにも、また家族や自身が事故に巻き込まれないためにも、しっかりとした地域の公共交通網をつくり上げることが急務であると考えます。この視点に立ち、現在常総市内を走る乗合タクシーふれあい号を含め、公共交通の現状、問題点を質問いたします。
     今現在、常総公共交通全般を検討する常総公共交通活性化協議会運営状況はどのようなものかを簡潔に御答弁をお願いいたします。 5 ◯議長(倉持 守君) 答弁関係者の方、議場にお入りください。  これより答弁を求めます。市長公室長。               〔市長公室長小林昭仁君登壇〕 6 ◯市長公室長小林昭仁君) おはようございます。それでは、遠藤議員の1)の御質問にお答えします。  常総公共交通活性化協議会につきましては、道路運送法及び公共交通活性化及び再生に関する法律に基づいた法定協議会とし、地域における需要に応じた住民生活に必要なバス、タクシー等旅客運送の確保、その他旅客の利便の増進を図るために、平成20年10月に設立されました。協議会につきましては、市民や民間交通事業者、国、県の関係者学識経験者などで組織し、の実情に応じた交通体系の整備について議論する体制を整えております。  運営状況におきましては、議題があれば随時開催しておるところでございますが、近年の状況といたしましては、毎年度の予算の承認・決算の認定をはじめ事業の実施状況としてふれあい号の利用状況についての報告、また国への補助金を申請するための事業計画の議論を行っております。  なお、活性化協議会の平成30年度の予算額は、約4,700万ということでなっております。  以上でございます。 7 ◯議長(倉持 守君) 遠藤章江君。 8 ◯11番(遠藤章江君) ありがとうございました。ただいま答弁いただきましたが、残念ながら活性化協議会というのは年に約1回ほど、予算、決算の時期、あとは問題が起こったときに随時行うというような状況であると思います。私は以前、この常総の中で再びコミュニティバスを走らせたい、そういう質問をしましたところ、最終的にはこの常総地域公共交通活性化協議会の中でいろいろ話し合いを行わなければ走らすことができないという答弁をいただいています。つまり、この地域公共交通活性化協議会というのは、常総の交通の心臓部であるというふうに私は認識をしております。しかし、残念ながらその協議会が運営されていない、活動していない、これが今の常総の現状であると私は思っています。  それでは、質問いたします。現在、この協議会の会員の中でふれあい号の利用者登録をしている方は何人いらっしゃいますか。 9 ◯議長(倉持 守君) 市民と共に考える課長。 10 ◯市民と共に考える課長(小林寛明君) お答えさせていただきます。  平成31年3月31日現在で、利用登録者は8,042人でございます。失礼いたしました。 11 ◯議長(倉持 守君) 遠藤章江君。 12 ◯11番(遠藤章江君) 私の質問は、活性化協議会の委員ですね、メンバーの中でふれあい号の利用登録をしている人はいらっしゃいますかという質問です。 13 ◯議長(倉持 守君) 市民と共に考える課長。 14 ◯市民と共に考える課長(小林寛明君) 申しわけございませんが、把握してございません。 15 ◯議長(倉持 守君) 遠藤章江君。 16 ◯11番(遠藤章江君) ありがとうございました。私、メンバー表を見せていただいたんですけども、恐らく100%の方は車を運転してこの常総に来られて、会議に出て話をされるというようなメンバーだと思います。皆さん、自家用車で会議の場に出てこられる人たちばかりだと思います。  実は、国土交通省では、協議会メンバーには実際にこの公共交通、ふれあい号ですね、当市におきましては。それを利用するような人を必ずメンバーに入れてくださいというふうに通達をしています。実際、こういうふれあい号を利用している方がいない、その利用する方の声が協議会の中で反映されていないという状況だと私は思っているんですけども、今後このメンバーの構成、この変更というものは検討する予定はございますか。 17 ◯議長(倉持 守君) 市民と共に考える課長。 18 ◯市民と共に考える課長(小林寛明君) 遠藤議員の御質問に御答弁させていただきます。  先ほど把握してないということを申し上げたんですが、この協議会の中には既にシルバークラブの方ですとか、高齢者の団体の方、障がい者団体の代表の方も加わっていただいております。そういった中で、今後メンバーを変更することについては、私どもの事務局で提案させていただいて、協議会に図ることは可能だと考えております。 19 ◯議長(倉持 守君) 遠藤章江君。 20 ◯11番(遠藤章江君) ありがとうございました。シルバークラブから、同じ団体から2名、副会長と会長が出ていますよね、たしかね。そういう同じような団体じゃなくて、日ごろからふれあい号を利用してその実情をよく知る者の参画、こういうものを求めているわけですね。ですから、やはり今言ったように常総の未来の公共交通を担う重要な心臓部ですから、これはきちんとしたメンバーをもう一回再考して、これから常総公共交通をしっかりと取り組んでいかなくてはならないと私は思っています。  実は、平成19年、地域公共交通活性化及び再生に関する法律、この法律に基づいて恐らく今の常総地域公共交通活性化協議会が運営されていると思うんですけども、実はこの法律が改正をされておりまして、平成25年、そして平成26年に新たな法律が制定をされています。地域公共交通活性化再生法というもので、においてはしっかりとした地域公共交通網形成計画を作成し、実施していってくださいという国土交通省からの通達といいますか、お話があったはずです。この地域公共交通網形成計画というものに沿って、常総公共交通の今後について検討しているのでしょうか。 21 ◯議長(倉持 守君) 市民と共に考える課長。 22 ◯市民と共に考える課長(小林寛明君) 遠藤議員の御質問にお答えいたします。  地域公共交通網形成計画、こちらについては、ただいま遠藤議員がおっしゃられたとおり、2014年に地域公共交通活性化及び再生に関する法律の改正に基づいて新たな計画として位置づけられたものでございます。常総といたしましては、実はその前に、ふれあい号を運行するに際しまして、この前身の計画であります地域公共交通総合連携計画というものを平成21年3月に策定しております。この御質問の網形成計画につきましては、この総合連携計画を発展させた計画でございますが、その目的といたしましては、地域公共交通に絡めたまちづくり観光振興との連携ということを明確にするというものが目的とされております。  残念ながら、常総の今ふれあい号については、まちづくり、さらには観光振興に寄与するといった部分で、その目的が明確にできない部分がございます。それと、もう一つの問題といたしまして、ふれあい号導入後、コミュニティバス、さらにはそのほかの新たな輸送手段といったものが計画されていない現状において、他ではコンサルタントを入れて策定を行っているんですが、常総として今そこまでして策定をする状況にはないということで考えております。  なお、参考までに県内で網形成計画を策定している自治体は25自治体でございます。  以上でございます。 23 ◯議長(倉持 守君) 遠藤章江君。 24 ◯11番(遠藤章江君) ありがとうございました。残念ながら、地域公共交通網形成計画はつくっていないということなんですけども、私はこの常総が約10年間の間にこんなに寂れてしまった、その原因というのは、やはりこの地域公共交通活性化がなされなかったからだというふうに思っているんです。やはり、人が動くということでまちは活性化するんですね。ですから、先ほども答弁がありましたが、新しく制定された地域公共交通網計画のポイントというのは、まず自治体ですね、地方公共団体、常総が中心となり、まちづくり観光戦略など関連施策と連帯し、面的な公共交通ネットワークを再構築してくださいと、こういうふうに指導されているわけですよ。それを何も10年間、今これから質問していきますけども、ふれあい交通の実情を見ていただければ、これは今の常総公共交通の流れというのは惨憺たるものです。しっかりと10年間の間に、もう一度このふれあい号を見直す、活性化協議会の中で見直す、そして地域公共交通網形成計画をつくっておけば、ここまで私は常総が衰退することはなかったのではないかというふうに考えているんです。  やはり、総合的な計画ですから、単に交通だけではなくて、交通網政策というのはまちづくり政策であると、こういうふうに国土交通省はおっしゃっている、まさにそのとおりだと思います。そして、先ほど県内で、残念ながら常総はこの計画は提出をしていないということで、報告もありますよね。ほかのはたくさん出ております、茨城県で。29年度末現在で、こういった形で茨城県内で、全国でどういう組織が出してきたか、一覧表になっていますけど、常総は入っていないですよね。ほかのは一生懸命やっていますよ。そして、茨城県においては、画期的な交通政策をやっているところが幾つもあります。ですから、そのように交通政策は単なる交通弱者のためにあるものではなくて、まちづくりのためにあるものだということをしっかり関係部署で認識して、新たな交通体系を構築しないことには、この常総活性化はあり得ないと私は思っています。  今、この協議会に入っている補助金、これが今、常総乗合タクシーに対する予算であると思うんですけども、実際にこの、大体4,000万ぐらいで毎年推移していると思うんですけども、この中で補助金はどれぐらい入っているんでしょうか。 25 ◯議長(倉持 守君) 市民と共に考える課長。 26 ◯市民と共に考える課長(小林寛明君) 遠藤議員の御質問にお答えいたします。  現在、常総のほうで申請して交付を受けている補助金は、地域公共交通確保維持改善事業補助金と申しまして、交通事業者、いわゆるタクシー事業者に今委託している運行経費と、実際に収入として入っているお金との差額ですね、この赤字補てんをするという補助金でございます。  この補助金については、当然のことながら各自治体で手を挙げるものですから、国の予算額に応じた配分ということになりまして、毎年大きな差が出ております。喫緊で申し上げますと、平成30年度は570万、平成29年度は800万、平成28年度は1,200万、27年度は600万といった推移でございます。  以上でございます。 27 ◯議長(倉持 守君) 遠藤章江君。 28 ◯11番(遠藤章江君) ありがとうございました。つまり、きちんとした公共交通網形成計画をつくらなければ、どんどん補助金は下げられていきますよ、このままで行けば、間違いなく。ほかのは一生懸命やっていますから。何もしないで、漫然と予算だけ請求しているよう場合は、やはりこれは補助金はつけてもらえないと思いますよ。やはりもう少し真剣に取り組まないと、まちづくりが成り立たないと私は思います。  そして、もう一点、これは重大なことですから改めていただきたいと思います。この補助金を申請する中で、誤字脱字、そして数字の誤り、こういうのがあるんですよ。やはり、少し一生懸命仕事をしたほうがいいと思いますよ。この協議会の会長は筑波大の先生だと思います。その先生の名前で国土交通大臣に、国交省の大臣に申請するわけです、補助金を。そういった補助金の申請書の中で、誤字があったり、数字に誤りがあったり、こういうことではとてもとても補助金をあげたいと思うにはならないと思います。ですから、もう少し真剣にこの常総公共交通活性化に取り組んでいただきたい、このように思っています。  それでは、1番目の質問は終わります。  2番目ですね。ふれあい号、今ふれあい号の利用状況はどういう状況であるか、御答弁をお願いいたします。 29 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。市長公室長。 30 ◯市長公室長小林昭仁君) 2)の御質問にお答えします。  ふれあい号につきましては、常総公共交通活性化協議会事業主体であり、協議会の一員である事務局を置き、同じくその委員である社会福祉協議会予約センターの運営を行っております。社会福祉協議会におきましては、覚え書きによりそれぞれの責務を取り決めております。また、運行事業者とは社会福祉協議会委託契約を締結し、車両を運行しております。  運行状況につきましては、事業者1社の廃業がございましたので、昨年10月から車両が1台減少し、1日当たり6台での運行となっております。  運行経費につきましては、平成30年度の実績でございますが、車両借り上げ料が約3,200万円、予約センター運営費が約1,150万円、予約システムの経費が約270万円でございます。  なお、協議会のほう、負担金ほか国の補助金利用券売り上げ代等で運営しておりますので、平成30年度決算額4,674万円のうち、の負担額は約3,400万円となっております。  以上でございます。 31 ◯議長(倉持 守君) 遠藤章江君。 32 ◯11番(遠藤章江君) ありがとうございました。では、ふれあい号の利用状況について少し説明していただけますか。 33 ◯議長(倉持 守君) 市民と共に考える課長。 34 ◯市民と共に考える課長(小林寛明君) 御答弁申し上げます。  利用状況って、利用者数でよろしいでしょうか。過去5年間の利用状況なんですけども、平成26年度から申し上げますと、241日間運行いたしまして、平成26年度は1カ月当たり91.8人、平成27年度は、これは水害があったものですから、222日なんですが、月当たり87.9人、平成28年度は240日で、月当たり84.3人、平成29年度は241日で、月当たり82.7人、平成30年度は240日で、87.0人ということでございました。  以上でございます。 35 ◯議長(倉持 守君) 遠藤章江君。 36 ◯11番(遠藤章江君) ありがとうございました。今聞いたお話の中で、平成22年度のデータがあったので、その利用客というのは2万5,031人、平成30年度は2万896人、年間利用者数はこの8年間ですね、始まってから、4,135人、約16.5%減少しているんです。この状況で、この乗合交通というのは市民に受け入れられている、そういう公共交通だというふうに認識をしておりますでしょうか。  もう一点、登録者数も一緒に話させていただきます。登録者数、この乗合タクシーふれあい号に乗るには、利用者登録をしなくてはいけない。登録者数は10年間で8,042人、これは大体常総人口の12%ぐらいですね。タクシー1台当たりに1日15.3人、ごく限られた人にしか利用されていない状況です。そして、タクシー会社への支払いに関しては、1両当たり大体2万円だと思いますね。それで、回数券は1枚250円ですから、もし1日15.3人乗ると3,825円、タクシー会社の契約額に対して、1日当たり1万6,175円の持ち出し、こういう状況です。こういう状況で、今この乗合タクシーが市民のための足になっているのか、公共交通として優れた活動をしているのか、こういうことに関してどういうふうにお考えか、答弁いただければと思います。 37 ◯議長(倉持 守君) 市民と共に考える課長。 38 ◯市民と共に考える課長(小林寛明君) 遠藤議員の御質問に御答弁させていただきます。  あくまでもこの公共交通活性化協議会が運営する、いわゆるコミュニティ交通ですね、こちらについては、やはり民間の交通事業者、これを補完する立場であると考えております。さらに、このデマンド交通、ふれあい号が導入されました経過といたしましては、以前走っていた福祉循環バスが利用したいときに利用できない、または近くにバス停がないとの理由が多かったことによりまして、このドア・ツー・ドアで1時間単位の運行が可能なデマンド交通を運行したということでございます。  さらに、直近、4月のデータなんですけれども、月平均の利用者が1,687人おりまして、70歳以上の方が88.68%、80歳以上の方が54.42%、さらに申し上げますと、90歳以上の方が100人利用いただいております。確かに公共交通という位置づけではございますが、高齢者政策としてもある意味このような形で寄与していると考えております。  以上でございます。 39 ◯議長(倉持 守君) 遠藤章江君。 40 ◯11番(遠藤章江君) ありがとうございました。大体、この前お話を聞いたところ、毎回利用している人って1,000人ぐらいだという話を聞きました。そうすると、本当にごく一部の人しか使っていない公共交通になっているんです。そして、私が今回選挙を通じて一番市民から要望が多かったのは、やはりコミュニティバスを出してもらいたいという要望が一番なんですね。それで、これから、今コミュニティバスの話とかを聞きまして、過去における福祉バスの話を聞きまして、またその話に戻らせていただきたいと思うんですけども、残念ながら受け入れられてはいない。ドア・ツー・ドアで運行しているという、その1点だけが利点だと思って、私は認めていたんですけれども、残念ながらドア・ツー・ドアが成り立っていないんです、これ。今、クレームのところでお話ししますけども。ですから、今、地域公共交通活性化協議会の中では、今後、今言ったようにまちづくりを含めて、もう一度公共交通を見直す必要がある、それも早急に見直す必要があると、このように思っています。  次に、平成21年12月まで運行していました福祉バスの契約内容、運行状況、運行の経緯について御答弁をお願いいたします。 41 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。保健福祉部長。              〔保健福祉部長吉原克美君登壇〕 42 ◯保健福祉部長(吉原克美君) 改めまして、おはようございます。それでは、遠藤議員の3)につきましてお答えをいたします。  まず最初に、旧水海道で運行していました福祉循環バスにつきましては、関東鉄道株式会社に運行を委託しておりまして、委託金は年に1,890万円となっております。運行車両につきましては、全長9メートルの中型バスを使用し、日曜・祝祭日を除き、市内5路線、それぞれ週2日、1日4便のワンマン運行を行っていました。主に市内の公共施設や医療機関を利用する方の交通手段といたしまして、平成8年度から運行を開始し、ピーク時の平成11年度には年間3万2,054人の利用者がおりましたが、以降は年々減少し、平成20年度には年間1万7,735人、ピーク時の約55%の利用となっております。  次に、旧石下町で運行していました福祉循環バスについてでございますが、運行は協栄観光バス株式会社に委託をしており、委託金は年419万2,000円となっております。運行車両につきましては、乗客数28人乗りのマイクロバスを利用し、土・日・祝祭日を除き、町内4路線をそれぞれ週2日、1日2便のワンマン運行を行っていました。主に石下総合福祉センターを利用する方の交通手段として、平成13年度から運行を開始し、当初は約3,300人の利用者でございましたが、平成16年度以降は毎年6,000人前後が利用しておりました。  以上でございます。 43 ◯議長(倉持 守君) 遠藤章江君。 44 ◯11番(遠藤章江君) ありがとうございました。多いときには約3万人の人が利用していたという、地域の福祉バスでした。そして、アンケートをやったらほとんどの人がバスは残してほしいという希望だったんですね。ところが、残念ながらバスが廃止になって、乗合タクシーになったという経緯があると思います。  これから、国交省のほうはやはりバス、そして乗合タクシー、これを併用してやっていく、そういったものを提案しているんですよね。だから、今の乗合タクシー、これを病院ですね、筑波大や守谷第一病院や、そういうところに専門的に流していくタクシーにして、そしてもう一つ、公共交通としてコミュニティバス、小さくて小回りのきくものでもいいので、そういったものを走らせて、やはり二本立てでやっていかないと、先ほども言ったように、これから高齢者交通事故なども大変ふえてくることになると思います。本当に今、常総高齢者、困っているんです。それも、急いでやってもらわないと困るんですけども、早期に地域公共交通網形成計画を作成して、この常総乗合タクシーコミュニティバス、これを走らせることができるのか、こういったことをやっていただきたいと思うんですけども、もしやっていただけるとしたら、どれぐらい時間がかかりますか。 45 ◯議長(倉持 守君) 市民と共に考える課長。 46 ◯市民と共に考える課長(小林寛明君) 遠藤議員の御質問にお答えさせていただきます。  実際、もし仮にコミュニティバスを導入した際の時間ですね、かかる時間ということでよろしいですかね。実は、お隣のつくばみらいでは、来年度の令和2年4月を目指して今、コミュニティバスの大きな再編計画を検討しております。実は私も職務上、つくばみらい公共交通活性化協議会に参加しているんですけれども、昨年度と今年度、2年間をかけて設計を行っています。その中には、やはり当然住民のニーズ調査というか、需要度調査ですか、それを行ったほか、あらゆる住民の移動データ、さらには通勤通学にいかにコミュニティバスを使っていただけるかというような検討も含めて、まずは机上で設計を昨年度いたしたようです。それで、この3月末からですか、パブリックコメントを行いまして、その後実証実験を行って、本格運行に向けて進めているということなんですが、この中で必ず住民の方におっしゃっているのが、期待どおりの利用がなかった場合には廃止しますよという中で、ただ、車両の確保がバスは大体1,500万ぐらいですので、高額で、5年間の償還計画で行っていますので、5年間続けないとという中で、その車両の台数ですとか、路線設定に苦慮しているというような状況でした。ですから、2年程度はかかると考えております。  以上でございます。 47 ◯議長(倉持 守君) 遠藤章江君。 48 ◯11番(遠藤章江君) ありがとうございました。もし、ゼロから設計していくとなると2年かかると思いますけども、過去にこの常総の中では福祉バスとしてバスが走っていた路線があるわけですね。ですから、それを利用して最短でやっていくという考え方も私はあるのではないかと思うんですね。  あと、この前お話ししたとき、コンサルタントに依頼して計画書を立てていくんだというふうなお話がありましたけども、国交省はこういうふうに言っています。コンサルに発注する前に、市町村内で頭の体操をすることが大切です。こういうふうに言っているんですよ。だから、やはりもっともっと仕事をきちんとしていかないと、私はだめだと思いますよ。  そして、先ほど、今答弁あったように、例えば現存の、もしコミュニティバスを入れたならば、それを通学に使うようにするとか、そういう方法もあり得ると思うんです。あと、常総市内を走っている企業のバスですね。こういうのに市民を乗せると、そういうことをやっているところも実はあるんですね。ちゃんと交通網計画を立てて、茨城県の常陸太田、人口約5万のところですけども、通院のバス、あとはスクールバス、こういったものに市民を乗せて走らせている、こういう計画もやっているんです、他のはね。あと、稲敷では乗合タクシーが市内を通過する場合、端から端まで市内を通過する場合は300円ですね。市外から市内に入ってくる場合、それもきちんと補助をする。例えば、稲敷から東京に行く、こういう場合は700円までは補助しますよと、こういういろいろな制度を考えてやっているんです、ほかのは。ですから、常総もやっていただきたいというお願いです。  まず、きちんとした申請書をつくること、計画書をつくること、ここから始めていただきたいと思います。  それで、次は、このふれあい号に寄せられているクレームですね。これはどういったものがありますか。 49 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。市長公室長。 50 ◯市長公室長小林昭仁君) お答えします。  ふれあい号の利用者の要望等々におきましては、昨年度利用者にアンケートを実施しました。その中では、土曜日、日曜日も運行してほしいという意見が最も多くございました。ほかにも、予約受付日が3日前では早過ぎる。逆に遅いといった要望があります。あと、運行時間を延長してほしい、ワゴン車両は乗降が大変なので変えてほしいといった意見がございます。  といたしましては、事業者と協議のもと、まずはできることから改善していこうというところがありまして、今年度事業者の意見と実際の利用状況をかんがみ、ワゴン車を廃止し、全車セダン化に向けての調整を行っているところでございます。  議員から御指摘のとおり、クレームということではないんですが、利用者アンケートにつきましては、意見こそさまざまではありましたけど、おおむね満足をいただいているということでとしては認識しております。  以上です。 51 ◯議長(倉持 守君) 遠藤章江君。 52 ◯11番(遠藤章江君) ありがとうございました。一つ、ふれあい号のこういう広告が皆さんの御家庭にも入ったと思うんですけども、ここにこういう文言があります。福祉目的での利用はできません、福祉タクシー、介護タクシーではありません、ドライバーの乗降の補助はできませんので、一人での乗車が困難な方は介添人と乗車してくださいと、こういうふうに書いてあるんですね。  福祉目的ではないと、こういうふうにうたっているわけですね。しかし、はっきり言って今の常総で、この乗合タクシーに乗る人で、福祉目的でなく乗る人のほうが少ないと思いますよね。皆さん、大体、ほぼ100%に近く病院に行っている人じゃないですか。買い物に行く人もいますけどね。大体は病院に通っている。
     それで、こういった話がありました。まず一つ、乗りおりに非常に時間がかかる方です。その方が、うまく運行の時間どおりに進められないので、もうこれから予約しないでくださいというふうに、その人が入っている施設の方にそういうふうにドライバーが言ったという、そういう話です。それはやはり、乗りおりに時間がかかる人ばかりです、今この常総は。ただ、ドライバーは時間で、予約で走っているから、そういう人はやはり大変なんだろうなと。あと、ドライバーによっては介添えをしてくれる人もいるけど、介添えをしてくれない人もいる。人によって、ドライバーによってさまざまです、対応は。これはやはり、同じサービスというんですか、そういうのをできるようにきちんと指導していかなくてはならない。  それで、福祉目的ではありませんとうたいながら、この業務を委託しているのはどこですか。社会福祉協議会でしょう、業務委託しているのは。ですから、福祉目的ではない、これは、こういう福祉目的ではないというのは、例えば、あともう一つ、福祉目的ではないということで、視覚障がい者の方、この方が一人で乗ることを断っていると聞きました。これはうなずいていらっしゃいますから、本当のことですよね。それで、必ず一人ではなくて、介添えをつけてくださいといって、本当に皆さん、一人で動ける方もいます。やはり、ヘルパーを頼むことというのは大変なことなんですよ。だれにも迷惑をかけずに、白杖を持って自分で動き回りたいというのが、私はこれ、視覚障がい者の方の本当の気持ちだと思うんです。それを介添えがなければ乗せられない、こういう、本当に福祉タクシーではないというありのままの状況であると思うんですけども、私はきちんとドア・ツー・ドアでやるというふうにおっしゃっているんですから、ドア・ツー・ドアだったら、視覚障がい者でも乗れますよ、絶対に。だって、ドア・ツー・ドアだったら、その人の家の玄関まで行ってくれるわけでしょう。しかし、現状はすべて断っている状況なんですね。この状況については、どういうふうにお考えでしょうか。 53 ◯議長(倉持 守君) 市民と共に考える課長。 54 ◯市民と共に考える課長(小林寛明君) 遠藤議員の御質問に御答弁させていただきます。  まず、福祉目的ではないという、そのチラシなんですけども、そもそもふれあい号、乗合交通ふれあい号につきましては、道路運送法の第4条の旅客事業ということで免許をいただいて運行しております。その中では、あくまでも公共交通という位置づけのものですから、ここへ福祉というようなことでは位置づけられない。実は公共交通という場合には、やはりお一人で乗りおりできること、さらには介添人を利用して乗りおりできることというような位置づけでございまして、それができない方、残念ながら一人で乗降ができない方については、同じ道路運送法の78条で、特殊な旅客事業が、福祉目的のですね、旅客事業の許可がございます。  それともう一つ、視覚障がい者の方の件なんですが、実は昨年の春に視覚障がい者の団体の方から、サークルをつくったので、そのサークル活動のためにふれあい号を利用したいんだという相談がございました。そういった中で、早々に、昨年の4月20日だと思います。事業者を集めましてその意向を事業者にお伝えしましたところ、協力的なことで、2カ月間試行的にやってみようかということで、2カ月間実施したと思います。そういった中で、実は運行している中で、事業者、いわゆるドライバーが、ふれあい号についてはあくまでも乗り合いということですので、1対1の接客ではない。その中で、車内で急ブレーキ等々、そういった事故が起こった場合に、支えられない、責任が持てない、安全面での保証ができないということで、残念ながら介添人をつけていただきたいという要請がございまして、ほかも、例えば足の悪い方もそうなんですが、障がい者ということで介添人をお願いしたという経緯でございます。  以上でございます。 55 ◯議長(倉持 守君) 遠藤章江君。 56 ◯11番(遠藤章江君) 自動車運送法上で、一般旅客自動車運送業、これ三つありますよね。あと特別旅客自動車運送法、こういうふうに分類されている中で、福祉目的ではないから運転できないなんていう項目は一つもないですよ、それは。  では、普通のタクシーの運転手は、目の見えない方を乗せたときに、介添えをしたりしてくれないのかなと考えた場合は、普通のタクシー業の人はみんなやってくれますよ。車いすはタクシーに乗せてくれるし。それはどうして常総が委託しているタクシー事業者になった場合には、そういうことをしないのか。それはやはり行政がもう少し業者ときちんと話し合う。社会福祉協議会がきちんと話し合う。こういったことで何とか、介添えがなくても乗せてあげられるようにしてほしいと思うんですよね。そこは、私は話し合いだと思うんです。  90歳の以上の人もタクシーに乗っているわけですから、乗合タクシーにね。90歳の人でも急ブレーキ踏めば多分倒れますよ。視覚に障がいがある方が倒れるという、そういう差別的な発言は慎んだほうがいい。普通の老人も、急ブレーキを踏めば倒れます、必ず。ですから、私が聞いたところによると、たった1回だけ、テストケースでやってみただけだそうです。  あともう一回、乗った場合、迎えに来たタクシーが見えないんですよ。カスミの前でこういうふうに待っている。そうすると、積み残されてしまうんです。ですから、どうしてその方に声をかけるようなことをしていただけないのかなと思うんです。やはりその辺はきちんと、もう一度社協を通じて話し合いをしていただいて、何とか介添えをしなくても、介添人がいなくても乗せてあげるようにしていただきたい。障がい者の方、一人一人環境が違います。家族がいる方もいるし、家族がいない、そういう方もいる。やはり一人でも多くの障がい者が便利に利用できるように検討していただきたいと思います。  それでは、クレームについてはこれぐらいにしまして、最後、市長に御質問いたします。今後の常総公共交通について、市長のお考えがありましたら、短くで結構ですので、御答弁をお願いいたします。 57 ◯議長(倉持 守君) 神達市長。                〔市長神達岳志君登壇〕 58 ◯市長(神達岳志君) 遠藤章江議員の質問にお答えをいたします。  公共交通、私も市民の皆さんに多くの、今、遠藤議員がお話をされたような声をいただいております。毎年毎年、いろいろな形でこの改善がないかという、今、遠藤議員から御提案があったものも検討してもらっているところですけども、なかなか先に出ない状況があると。また、今の御質問も、御提案も含めて、積極的に市民の皆さんに寄り添える公共交通を実現していきたいと思います。  その中で、将来像ということでございますから、一つ例を挙げますと、今国交省で動いておりますのは、先ほどの全協で御説明をさせていただきました、常総、守谷、つくばみらい、坂東、この4の広域連携で、自動運転も含めて、また自動運転だけでなくて、鉄道やタクシー事業者、まさにふれあい号も含めて、バスも含めて、またカーシェアリングも含めて、自動運転、これはもうヨーロッパでは、都市では現実になっておりますけども、そのスマートシティ構想、これを掲げております。こういった部分で、なるべく市民のそういった部分に沿えるように、全体的なバランスを含めて見直しを積極的に行っていきたいと思います。  以上です。 59 ◯議長(倉持 守君) 遠藤章江君。 60 ◯11番(遠藤章江君) ありがとうございました。市長の今御意見を聞いたんですけども、スーパーシティ構想、未来を見るのも大いに結構でございます。しかし、今、常総高齢者は本当に、今困っているんです、今。もう1年後、2年後どうなるかわからない、本当に今困っているんですよ。ですから、未来は置いておいて、今困っていることにやはり全力を尽くしていただきたいと思うんです。市民の声です、これが。今現在の。できるだけ早く活性化の計画を立てて、実行に移していただきたい。もう本当にみんな、そのうち、おれらはあの世に行っちゃうよと言っています、早くつくってくれないと。ですから、どうかよろしくお願いを申し上げまして、1番目の質問を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。 61 ◯議長(倉持 守君) 次の質問に移りますので、答弁関係者の入れかえをお願いします。  遠藤章江君、質問を継続してください。 62 ◯11番(遠藤章江君) 2番目の質問です。アグリサイエンスバレー構想の進捗状況についてお伺いいたします。  アグリサイエンスバレー構想の当初計画から現在に至る計画について、時間もあまりなくなっておりますので、農地エリアの当初計画からの変更点と現状について、都市エリアの当初計画からの変更点と現状について、あわせまして、簡単で結構でございます。御答弁をお願いいたします。 63 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。副市長。                〔副市長藤島忠夫君登壇〕 64 ◯副市長(藤島忠夫君) 改めまして、おはようございます。遠藤議員の1番目と2番目の御質問に一括お答えをさせていただきます。  まず、第1点目でございます。農地エリアの件でございます。  平成26年3月策定の構想及び平成27年3月策定の実施計画においては、全体エリアは約62ヘクタール、そのうち農地エリアは約42ヘクタールとして協議をスタートしておりましたが、平成27年9月の関東・東北豪雨災害によりましてこの計画地に甚大な被害を受け、まずは復旧ということもあり、事業を約半年ほど中断しておりました。この間、地権者の皆様の御意向などを確認させていただき、平成28年3月策定されました復興計画を経て、その意見を集約した結果、平成28年6月の地権者推進協議会総会において、議員御質問の農地エリアは約14ヘクタールを全員賛成のもと決定しております。  なお、令和2年度末予定の土地改良事業完了後は、茨城県農地中間管理機構を介して担い手に農地を賃貸していくこととなりますが、農地エリアの地権者72名のうち71名の所有する相続登記農地は20年の賃貸借期間を設けております。一方、残る1名の所有する2筆の相続未登記農地につきましても、農業経営基盤強化促進法の一部改正により賃貸借期間の上限が従来の5年から20年に延長されましたので、共有持ち分の過半を有する者の同意を得た上で20年間の農地賃貸借に御協力いただく予定になっております。  二つ目の都市エリアについて申し上げます。  農地エリアでもお答えしたような経過をもちまして、地権者の強い要望により当初の約20ヘクタールから約31ヘクタールとなり、この区域で農地転用に係る関東農政局との農林調整を平成28年12月、茨城県との都市計画決定手続を平成29年12月及び土地区画整理事業の認可を昨年3月に終えております。これらを受けまして、昨年10月より土地区画整理事業が着工したところでございます。本エリアにおきましても、未相続者が2名おり、土地を約1筆所有されております。都市エリアの土地につきましては、未相続地は相続が整わないと買収することもできず、また今後進出予定する企業も同様に取得することができません。よって、未相続土地については土地区画整理事業の仕組みにより減歩後の土地をお返しするというようなことで進めていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 65 ◯議長(倉持 守君) 遠藤章江君。 66 ◯11番(遠藤章江君) ありがとうございました。今、御説明の中で、未相続の土地があるというふうな説明を受けました。私も浦島太郎でして、3年ぶりにここに立っているものですから、当時はそういう状況ではなかった、未相続の土地、たくさんありました。ただ、未相続の土地があるまま、県の許認可を受けることができたということだと思います。  それでは、今説明のあったように、未相続の土地はそのまま手をつけずに、都市エリアの場合ですね。手をつけずにそのままで、どこかある一定の場所に寄せていくという考えでよろしいですか。 67 ◯議長(倉持 守君) アグリサイエンスバレー推進チームマネージャー。 68 ◯アグリサイエンスバレー推進チームマネージャー(川沼一巳君) ただいまの御質問にお答えさせていただきます。  議員おっしゃるとおり、都市エリアの未相続農地につきましては、土地区画整理法に基づきまして減歩換地がされます。  以上でございます。 69 ◯議長(倉持 守君) 遠藤章江君。 70 ◯11番(遠藤章江君) ありがとうございました。一つ確認をしたいんですけども、実は三坂に、一人の方、土地を売ることのかわりに、どこかに換地されることも拒んでいるという方が一人いらっしゃいます。その方は、今のままで、この開発が進んでいくと、その方がどういう状況になるかを簡潔に御説明していただければと思います。 71 ◯議長(倉持 守君) アグリサイエンスバレー推進チームマネージャー。 72 ◯アグリサイエンスバレー推進チームマネージャー(川沼一巳君) ただいまの御質問にお答えいたします。  先ほどお答えしました、都市エリアのほうの未相続農地と同じく、土地区画整理法に基づきまして減歩換地がされます。  以上でございます。 73 ◯議長(倉持 守君) 遠藤章江君。 74 ◯11番(遠藤章江君) ありがとうございました。これは、幾らその方が頑張っていたとしても、ほぼ強制的に、強制換地されるという理解でよろしいですか。 75 ◯議長(倉持 守君) アグリサイエンスバレー推進チームマネージャー。 76 ◯アグリサイエンスバレー推進チームマネージャー(川沼一巳君) ただいまの御質問にお答えいたします。  強制執行と議員がおっしゃっておられるのは、土地収用法などに係る行政が行う行政代執行ということで、今回の場合は土地区画整理法にかかわる直接施行ということでございます。こちらのほうが、施行者みずから移転、除去ができる仕組みとなっております。  以上でございます。 77 ◯議長(倉持 守君) 遠藤章江君。 78 ◯11番(遠藤章江君) ありがとうございました。強制的に、自分が先祖伝来の受け継いだ田んぼを取られてしまうというのは、非常に悲しいことだと思いますよ。もし自分がそういう立場になったら、そういうことを考えて、やはり誠心誠意、最後まで交渉を続けていただきたいと私は思っております。  あと、もう一点、全協で農地エリア、これを乾田化の手法で作業を進めていくというふうな話を聞きました。私、これ以前も質問しています。あの土地を乾田化するというのは、実は乾田化というのは水が多過ぎる水田を乾かしていくのを乾田化と言って、そこを畑にするのは乾田化と本当はあまり言わないんですよね。それで、あの土地というのは、基礎地盤の支持層が地下30メートルにある。そして、大体8メートルぐらい掘ると水が出てくるような土地なんです。ですから、乾田化するのは非常に難しいですよというお話もした。そして、実際、氷見の乾田化を例にとって、大体64ヘクタールで18億、40ヘクタールで12億ぐらい乾田化費用がかかるということも説明しました。  実際、8メートル掘ると水が出るような土地を乾田化の手法でやっていけるのかということを、1点だけ聞かせていただきたいと思います。もしその手法で乾田化をした、そして土地を貸した、そこにものを建てて、もし地盤が沈下したと、こういうふうになったときには、どなたが責任をとるのかということだけを一つ明確にしていただきたい。これは土地を貸す地権者の方が、やはり心配をしているものでありますから、もし乾田化をした、地盤が緩い、上にものを建てた、傾いた、そういった場合は地権者の方、貸した方には一切の負荷がかかってこないかどうか、これだけ、最後に答弁をいただきたいと思います。 79 ◯議長(倉持 守君) アグリサイエンスバレー推進チームマネージャー。 80 ◯アグリサイエンスバレー推進チームマネージャー(川沼一巳君) ただいまの御質問にお答えいたします。  乾田化に関しましては、国、県との協議を行っておりまして、乾田化で行けるということで今相談をしているところでございます。  続きまして、地盤に不安があるということで、施設園芸のハウスなどが倒れてしまった場合、こちらのほうは担い手さんが進出されるわけですけども、当然ボーリング調査等綿密に行いましてハウスを建てます。万が一の場合も保険で対応するということで、地権者に補償や負担が及ぶことはございません。  以上でございます。 81 ◯議長(倉持 守君) 遠藤章江君。 82 ◯11番(遠藤章江君) ありがとうございました。少し道の駅について聞く時間がなくなってしまいまして、一つだけお聞かせいただきたいんですけども、その土地の購入です、道の駅の。何度も全協でもお話ししましたが、農家から戸田建設が買い上げた土地の価格、これは坪2万3,000円、それを今度戸田建設から常総が買う価格、これが13万2,000円、やはりこれは到底私ども議員は納得できない価格でございます。これからこの価格についてはいろいろ交渉する余地があるのかなと思うんですけども、多くの市民はこういう土地の購入があって、その上に成り立つ道の駅だとは思っていないんです。やはりバラ色の道の駅が、何の市民の税負担もなく、あそこに建つというふうに思っているんです。土地購入代だけでもかなりの額になります。そこに上物を建てるのもかなりの額になる。もう一度、道の駅についてはしっかりと議会の中で話し合っていく必要があると私は思っています。  それと、もう一点ですね。今回のアグリサイエンスバレー構想なんですけども、やはり執行部は議会の議決等を得ないで、報告、報告、報告で、すべて報告で通過してきているんですね、この話を。どうでしょう。もう少し議会を軽視せずに、しっかりと議員に話をする、議会の中で討論する機会を与えてもらうわけにはいかないでしょうか。どうでしょうか、市長。 83 ◯議長(倉持 守君) 副市長。 84 ◯副市長(藤島忠夫君) 遠藤議員の御質問にお答えいたします。  これまでも議会の報告だけではございません。予算の獲得に向けても、その中でも御説明しております。ただ、ただいまありましたように、常総のこれからの未来を左右する事業でございますので、これからも、これまで以上に議会のほうには丁寧に御説明はしてまいります。  あと、先ほどの御質問の中で、ちょっと気になった点があるので、この時間をかりて答弁させていただきます。  未買収の方に対しましても、これまでも誠心誠意交渉してまいりました。その結果、残念ながらまだ買収ができていないということも答弁として申し添えたいと思います。  以上でございます。 85 ◯議長(倉持 守君) 遠藤章江君。 86 ◯11番(遠藤章江君) ありがとうございました。私に言わせていただくならば、誠心誠意、さらに誠心誠意、誠意をもっと尽くしていただきたいと、この一言に尽きると思います。  やはり、自分の土地がなくなってしまうわけですよ。やはり寄り添っていく、地権者に。そういう気持ちを持ってしっかりやっていただければと思います。  以上、最後の頃の質問が非常に雑駁になってしまって申しわけございませんでした。また次回、しっかりと質問してまいります。御答弁、まことにありがとうございました。 87 ◯議長(倉持 守君) この際、暫時休憩いたします。                 午前11時00分休憩    ─────────────────────────────────                 午前11時10分再開 88 ◯議長(倉持 守君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  一般質問を継続します。  次に、9番大澤 清君。                〔9番大澤 清君登壇〕 89 ◯9番(大澤 清君) 皆様、こんにちは。議席番号9番、大澤 清であります。通告に基づきまして、二つの大項目につきまして一問一答方式で質問させていただきます。御答弁よろしくお願いいたします。  それでは、大項目1の防災士資格の取得についてです。  まず、防災士とは、自助、共助、協働を原則として社会のさまざまな場で防災力を高める活動が期待され、そのための十分な意識と一定の知識、技術を習得したことを、NPO法人日本防災士機構が認証した人であります。  防災士の資格を取るためには、日本防災士機構が認定する講義を受講し、かつ筆記試験に合格する必要があります。そして、当市では災害に強いまちづくりを進めるため、防災士資格取得に要する費用について、6万1,000円を上限に補助金を交付しております。その対象者につきましては、常総に住所を有する方で、地域における防災の担い手として自主防災組織等の活動に参加する意思のある方としております。  そこで、1)番の防災士資格者数の現状と補助金交付額についてお聞きします。よろしくお願いいたします。 90 ◯議長(倉持 守君) 答弁関係者の方、議場にお入りください。  これより答弁を求めます。市長公室長。               〔市長公室長小林昭仁君登壇〕 91 ◯市長公室長小林昭仁君) 大澤議員の1)の御質問にお答えします。  市民の方々の資格保有数でございますが、2019年3月末現在で95名という状況です。その他、職員研修の一環といたしまして資格を取得している者が107名、合計で202名という状況でございます。  補助金の交付につきましては、先ほどの議員御指摘のとおり、補助金交付要綱に基づきまして6万1,000円を上限として、教材費や研修及び試験の受験料などを交付しております。昨年度は10件ありまして、合計15万9,920円の補助金を支出しております。  以上でございます。 92 ◯議長(倉持 守君) 大澤 清君。 93 ◯9番(大澤 清君) この補助金の制度が始まって以降、この推移ですね、防災士取得者数の推移などわかりましたら、簡単でも結構です。お願いします。 94 ◯議長(倉持 守君) 防災危機管理課長。 95 ◯防災危機管理課長(横島義則君) お答えいたします。  平成29年3月、28年度末現在ですね、市内89名、市外の職員2名で、合計91名。29年度末現在で、市内160名、市外の職員21名で、合計181名という推移でございます。
     以上でございます。 96 ◯議長(倉持 守君) 大澤 清君。 97 ◯9番(大澤 清君) 市内と市外というのは、ごめんなさい、どういう意味なんですか。 98 ◯議長(倉持 守君) 防災危機管理課長。 99 ◯防災危機管理課長(横島義則君) お答えいたします。  職員の取得者の中で、市外の者がいるということでございます。  以上でございます。 100 ◯議長(倉持 守君) 大澤 清君。 101 ◯9番(大澤 清君) そういうことですね、わかりました。  それでは、職員の方に対しましては、これは補助金は使っていないという認識なのかなということだと思うんですが、職員の場合には研修費ということで手当を当てられているということですか。 102 ◯議長(倉持 守君) 防災危機管理課長。 103 ◯防災危機管理課長(横島義則君) 御指摘のとおりでございます。 104 ◯議長(倉持 守君) 大澤 清君。 105 ◯9番(大澤 清君) そうしますと、市外在住の職員の方についてなんですが、資格を取られる認識、知識の向上という意味では非常によろしいと思うんですが、じゃあ実際災害が起きたとき、広域的に起きた場合に、防災士としての役割を果たせるものなのでしょうか。お聞かせください。 106 ◯議長(倉持 守君) 防災危機管理課長。 107 ◯防災危機管理課長(横島義則君) お答えいたします。  発災時には、職員はそれぞれの災害対策本部のもと、班編成を行いまして、その職務に従事することになりますので、本来の防災士の役割という意味では難しいと思います。 108 ◯議長(倉持 守君) 大澤 清君。 109 ◯9番(大澤 清君) そうですよね。災害はいつ起こるかわからない、夜中に起きて、自分の住んでいる、例えばつくばに住んでいる職員の方が、自分の地域、近所をぶん投げて常総に詰めるのかということになると、またちょっと違う話にもなってきますので、なかなか難しい点はあると思いますが、そうしたの職員の方での防災士を取得している方には、特に地域の活動あるいは啓発活動、そういったものに重点を置いて、常総で働いていただくということでよろしいんでしょうか。 110 ◯議長(倉持 守君) 防災危機管理課長。 111 ◯防災危機管理課長(横島義則君) お答えいたします。  発災時でなければ、平常時においては地元において、議員御指摘のとおりの活動をいただければというふうに想定してございます。 112 ◯議長(倉持 守君) 大澤 清君。 113 ◯9番(大澤 清君) ありがとうございます。それでは、この2)番なんですが、市内の防災士取得者のすべての人についてなんですが、では、この防災士として役割を今現在果たされているかということについてお答えください。 114 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。市長公室長。 115 ◯市長公室長小林昭仁君) お答えします。  防災士の役割、期待することでございますが、自主防災組織の中核として、行政と自主防災組織との架け橋になってもらうことや、あとは自主的かつ積極的に活動いただくことを期待しております。  具体的には、地域の防災力向上に寄与していただくことや、災害に備える地域づくりに貢献いただくことと、地域において何ができるか、何をすべきかを主体的・能動的に行動していただくことを期待しております。その第一歩として、昨年度、防災士連絡協議会が結成されました。組織化によって防災情報のネットワークや先進的取り組みを実践した研修会等も開催しております。  以上です。 116 ◯議長(倉持 守君) 大澤 清君。 117 ◯9番(大澤 清君) ありがとうございます。常総市内におきまして、自主防災組織が随分多く設立されているということで、55%ぐらいされているということだと思うんですが、では、この防災士、本人が、有資格者が自主防災組織に加入している率とか、そういったものというのはわかるんでしょうか。 118 ◯議長(倉持 守君) 防災危機管理課長。 119 ◯防災危機管理課長(横島義則君) お答えいたします。  申しわけございませんが、そこの点での細かい数字は持ち合わせておりません。申しわけございません。 120 ◯議長(倉持 守君) 大澤 清君。 121 ◯9番(大澤 清君) わかりました。私も防災士は持っているんですが、いまだ、ちょっと自主防災組織が地元にもない、そしてほかからもお声がかかっていないので、平時活動もなかなかままならないという現状であります。  そして、防災士としての、最初のころは結構会議にお声がかかったんですが、直近になってあまり──あまりというか、全く案内が来ていない状況なんですが、防災士を持っている他の議員の方にもちょっと確認しましたところ、最近声かからないんだよなという声もありましたので、何か理由があるのか教えてください。 122 ◯議長(倉持 守君) 防災危機管理課長。 123 ◯防災危機管理課長(横島義則君) お答えいたします。  防災士の連絡協議会が設立されまして、昨年来、勉強会、それからマイタイムライン講座、また別の地区へ出向いていっての自主防災組織の結成促進の講座等が取り組まれております。  そういった中で、全市民向け、また防災士の皆様向けの勉強会等々も活動の中で計画してございますので、今後お声がかかるものと考えております。  以上でございます。 124 ◯議長(倉持 守君) 大澤 清君。 125 ◯9番(大澤 清君) ぜひともお声がけのほど、よろしくお願いいたします。  続きまして、3)の防災士資格取得補助金交付はいつまで行うものなのか、お聞かせください。また、数値目標とか、そういったものがあればあわせてお願いいたします。 126 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。市長公室長。 127 ◯市長公室長小林昭仁君) お答えします。  水害以降、28年度から補助金の交付を開始したところでございます。まだ制度が開始されて間もないことから、具体的な資格取得者数の目標設定はしてございません。当市といたしましては、一人でも多くの市民の方々が、救助される人ではなく、救助する人を目指すというところに力を注ぎたいと考えております。そのために、防災士資格取得に対する補助につきましても、幅広く、自助・共助の強化促進を継続してまいりたいと思っております。  以上でございます。 128 ◯議長(倉持 守君) 大澤 清君。 129 ◯9番(大澤 清君) 今後も防災士資格取得の補助金制度を推進するというものであれば、先日も常総のホームページなどでも拝見しましたけれども、今設立されている自主防災組織に直接案内を送るとか、そういった方法もあると思うんですが、その辺はされているんでしょうか。 130 ◯議長(倉持 守君) 防災危機管理課長。 131 ◯防災危機管理課長(横島義則君) お答えいたします。  直接その自主防災組織に当ててとは行っておりませんが、広報等で周知してございます。  以上でございます。 132 ◯議長(倉持 守君) 大澤 清君。 133 ◯9番(大澤 清君) わかりました。それでは、この大項目のまとめに入らせていただきます。  先日、大規模水害時の広域避難に関する協定を締結した旨の記事を拝見しました。鬼怒川、小貝川流域の13のと町で締結し、避難所利用について、所有する自治体が経費負担をして使用できるという内容だったと思うんですが、また、これまで数多くの災害協定も締結しており、災害後の備えも着々と進んでいるというふうに感じております。今後も防災意識の向上に努め、災害時の自助、共助の部分、防災士の役割、地域の役割を活用し、災害に備えていく必要があると思います。自分も防災士の一人でありますが、防災士の資格を取ったら終わりではなく、知識と技術を生かせるように平時から活動し、防災力を向上されますことを祈念しまして、大項目1の質問を終わります。ありがとうございました。 134 ◯議長(倉持 守君) 次の質問に移りますので、答弁関係者の入れかえをお願いします。  大澤 清君、質問を継続してください。 135 ◯9番(大澤 清君) 次に、大項目2の市内のサイクリングロードについての質問に入ります。  関東・東北豪雨による水害後、ことし9月で4年を経過いたします。水害以降、鬼怒川緊急対策プロジェクトとして鬼怒川の堤防整備が行われております。また、自転車活用推進法の施行や、国の自転車活用推進計画策定など、国を挙げてサイクルツーリズムをはじめとした自転車活用の機運が急速化しております。当市においても、鬼怒川や小貝川の堤防を生かし、地域活性化に取り組むべきと考え、今回の質問に至りました。  また、個人的な話になりますが、私は約10年くらい前からクロスバイクやロードバイクに乗っているサイクリストの一人であります。乗るときは、小貝川の土手を約30キロ、そして休日などは霞ヶ浦を1周、約130キロですね、走っておりました。議員になってからは乗る機会も少なくなり、結果、このように無様な体型を維持しているという状況であります。最近ですが、サイクリングのクラブを立ち上げまして、楽しく、あるいは本格的に走る計画を立てております。そういったサイクリストとしての観点からも質問させていただきます。よろしくお願いいたします。  それでは、1)の鬼怒川サイクリングロードの具体的な内容について御説明お願いいたします。 136 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。都市建設部長。              〔都市建設部長木村茂樹君登壇〕 137 ◯都市建設部長(木村茂樹君) 御質問いただきました1番目につきまして、お答えをさせていただきます。  鬼怒川緊急対策プロジェクトとして、鬼怒川の堤防整備が行われております。これと並行して、でき上がった堤防を河川管理用通路と兼用できるサイクリングロードとして活用し、地域振興に生かす計画を、かわまちづくり計画として河川管理者である下館河川事務所と常総、下妻で進めてまいりました。昨年度末、この枠組みに、鬼怒川緊急対策プロジェクトに参加をするすべての自治体が加わり、下流の守谷から上流の筑西市まで、守谷、つくばみらい、常総、下妻、八千代町、結城、筑西市の7市町でサイクリングロードを整備していくことになっております。  堤防整備が先行しております常総から供用が開始され、ことしの7月に鬼怒川左岸、中妻町から若宮戸の区間、続いて工事の完成次第で、右岸、大輪町から国生の区間で供用を開始します。その後、9月の上旬に左岸、水海道高野町から中妻町の区間が随時供用開始となる予定でございます。  なお、残りの区間につきましては、河川を整備する下館河川事務所と調整をしてまいりたいと考えてございます。  以上でございます。 138 ◯議長(倉持 守君) 大澤 清君。 139 ◯9番(大澤 清君) ありがとうございます。以前なんですが、全員協議会だったかと思うんですが、ロードサイドに休憩所を設置するとお聞きしましたが、そちらについての計画をお聞かせください。 140 ◯議長(倉持 守君) 都市計画課長。 141 ◯都市計画課長(藤川裕之君) お答えいたします。  かわまちづくりの計画の中で、リバースポットという名称でございます。川沿いに小規模の公園のようなものをつくる予定になっております。こちらに関しましては、基盤整備のほうを下館河川事務所のほうで行っていただきまして、上物の休憩施設等につきましてはのほうで整備をするというような現在予定になっております。  以上です。 142 ◯議長(倉持 守君) 大澤 清君。 143 ◯9番(大澤 清君) そうしますと、小貝川についても同様なのでしょうか。整備計画を教えてください。 144 ◯議長(倉持 守君) 都市計画課長。 145 ◯都市計画課長(藤川裕之君) 小貝川についても同様でございます。  以上です。 146 ◯議長(倉持 守君) 大澤 清君。 147 ◯9番(大澤 清君) それと、9月の上旬に一部供用開始をして、それに係るオープニングイベントを予定しているとのことでありましたが、どのようなイベントを計画しているのか、お聞かせください。 148 ◯議長(倉持 守君) 都市建設部参事。              〔都市建設部参事穴原一幸君登壇〕 149 ◯都市建設部参事(穴原一幸君) お答えいたします。  平成27年に破堤災害で大きな被害を受けた常総でございますが、先ほど大澤議員からのお話もあったように、鬼怒川の堤防整備が進み、常総の区間はこの夏で堤防がおおむね完成し、治水安全度も大幅に向上しているところでございます。でき上がって大きくなった堤防を市内外の多くの人に見ていただきたいと考えております。それをサイクリングロードの供用開始という機会を通じて、イベントの中で見て、感じて、そして発信していただけたらと考えています。サイクリングを楽しんでいただきながら、常総の区間全線で、鬼怒川には大きな堤防ができ上がっていることを市内外の人にアピールできるようなイベントにしたいと考えております。 150 ◯議長(倉持 守君) 大澤 清君。 151 ◯9番(大澤 清君) ありがとうございます。趣旨のほうは理解できましたけれども、もう少し具体的なお考えなど、ありましたら教えてください。 152 ◯議長(倉持 守君) 都市建設部参事。 153 ◯都市建設部参事(穴原一幸君) では、現在調整中のところですが、お答えさせていただきます。  堤防上のサイクリングロードをメインコースにしたサイクルスタンプラリーのようなものを想定しております。それによりまして、堤防を多くの人に見ていただける、そんなイベントになると思って調整中でございます。 154 ◯議長(倉持 守君) 大澤 清君。 155 ◯9番(大澤 清君) わかりました。では、そのスタンプラリー、あくまでも計画ということでありますけれども、そうしたことを踏まえると、そのイベントについての集客、ターゲットなど、明確であれば教えてください。 156 ◯議長(倉持 守君) 都市建設部参事。 157 ◯都市建設部参事(穴原一幸君) お答えいたします。  サイクリングイベントとしては、あまりターゲットを絞らないイベントにしたいと考えております。大澤議員のようなサイクリストの方から、ふだん自転車にあまり親しみがないような方、そういう方にも参加できるようなイベントを考えたいと思っております。  それから、河川堤防だけでなく、沿線のまちへ誘客できるようなイベントにする、そういう工夫も現在検討中でございます。 158 ◯議長(倉持 守君) 大澤 清君。
    159 ◯9番(大澤 清君) わかりました。そうしますと、そのイベントについてなんですが、関係団体等あると思うんですが、そういった団体への協力などを求める考えはありますか。 160 ◯議長(倉持 守君) 都市建設部参事。 161 ◯都市建設部参事(穴原一幸君) お答えいたします。  もちろん、河川堤防の完成というお話になりますので、国土交通省の下館河川事務所はもちろんのこと、現在関東鉄道ほかの団体と調整しているところでございます。 162 ◯議長(倉持 守君) 大澤 清君。 163 ◯9番(大澤 清君) またちょっと個人的になってしまうんですが、この間立ち上げたサイクリングクラブ、私のクラブのコーチと顧問をしていただいている方は競輪関係の方でして、水害当時なんですが、日本競輪選手会茨城支部様から常総への義援金を取りまとめていただきました。  そこで、この間、先日たまたまこのイベントのお話をしたところ、日程が合えば有名選手を連れてくるよとか、ブースで楽しいイベントなど協力しますという言葉もいただきました。立派な堤防が完成した報告と感謝の意味も踏まえて、できれば御招待、あるいは協力の依頼などをしてはいかがでしょうか、お聞かせください。 164 ◯議長(倉持 守君) 都市建設部参事。 165 ◯都市建設部参事(穴原一幸君) お答えいたします。  今、大澤議員からお話があった件、大変ありがたいお話だと思っております。ぜひ御協力をお願いしたいと思っております。私どももごあいさつに行きたいと思っております。よろしくお願いします。 166 ◯議長(倉持 守君) 大澤 清君。 167 ◯9番(大澤 清君) ありがとうございます。後ほど改めて御相談に伺います。  では、続きまして、2)番の当ではいばらき自転車活用推進計画をどのようにとらえているかについてお尋ねします。  茨城県では、つくば霞ヶ浦りんりんロードを活用した地方創生の取り組みを進化させつつ、県内各地域の特色を最大限に生かしたサイクルツーリズムを全県的に取り組み、地域の活性化等につなげていくため、いばらきサイクルツーリズム構想を策定し、いばらき自転車活用推進計画との連動を図り、国内外からのサイクリストが何度も訪れたくなる魅力ある「サイクリング王国いばらき」の実現を将来像としております。それらを踏まえ、常総での自転車活用推進についてのお考えをお聞かせください。お願いします。 168 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。都市建設部長。 169 ◯都市建設部長(木村茂樹君) 2番目の御質問にお答えをいたします。  昨年度末、茨城県により、いばらき自転車活用推進計画が策定され、各自治体にも計画の策定が求められているところでございます。常総におきましても、上位計画である県計画の趣旨に沿いつつ、当市独自の実情を加えた常総自転車活用推進計画を策定していく予定でございます。  この中には、自治体における他の計画との整合性や自転車を地域づくりに活用していくためにどのような取り組みが必要となるかなどが記載をされております。  以上でございます。 170 ◯議長(倉持 守君) 大澤 清君。 171 ◯9番(大澤 清君) 茨城県の自転車活用推進計画の期間としては、2019年度から2021年度の3年間とされています。策定を急ぐ必要があるのではないかと思います。  また、御答弁に茨城県の推進計画の趣旨に沿いつつ、常総独自の実情を加えた計画とありましたが、それではどのような計画なのか、お答えください。 172 ◯議長(倉持 守君) 都市建設部参事。 173 ◯都市建設部参事(穴原一幸君) お答えいたします。  まず、自転車推進計画、常総の状況を申し上げる前に、参考までに県内の市町村での策定状況をちょっと申し上げます。  昨年度末に私が確認したところでございますが、県内では以前からこの自転車活用計画について検討していた水戸、それからつくばりんりんロードを有する土浦、それから昨年度末に同じくつくばりんりんロードを有する石岡、こちらで策定がされたという旨、聞いております。  常総でございますが、茨城県の自転車活用計画が昨年度末に策定されましたので、上位計画として参考にしながら、現在策定中のところでございます。  なお、常総の特徴というお話でございますが、整備中の鬼怒川サイクリングロードが常総のほぼ中心部を南北に通っております。また、石下と水海道の中心市街地を結ぶ位置でもございます。そのような関係から、この鬼怒川サイクリングロードを自転車推進計画、自転車ネットワークの中心と考え、そのネットワーク計画の柱になることが想定されます。ですので、この鬼怒川サイクリングロードを取り入れた現状の課題、それから取り組んでいくべき施策、これらを確認しながら、できるだけ早期に策定していきたいと考えております。  以上です。 174 ◯議長(倉持 守君) 大澤 清君。 175 ◯9番(大澤 清君) いばらきサイクルツーリズム構想では、四つのモデルルートを設定しておりますが、その一つに鬼怒・小貝リバーサイドルートがございまして、まさしく常総を南北に縦断し、さらには関東鉄道常総線も並行して走っていることからも、地の利を生かした計画がなされると私は思います。ぜひすばらしいプランを考えていただくようお願いいたします。これは要望です。  次に、この上位計画でありますいばらき自転車活用推進計画の施策目標についてお聞きしたいと思います。  施策目標としましては、大きく四つに分類されております。まず、目標1なんですが、サイクルツーリズムの推進による地域の活性化です。もちろん、情報発信力、レンタサイクルやサイクルスタンドなどの整備も必要となりますが、最も重要な対策、計画としましては、サイクリングの拠点化です。県では、駅あるいは道の駅を拠点化する例を挙げておりますが、あくまでも私の考えでありますが、道の駅では自転車を車に積んでこられる方を想定しますと、やはり駐車場が占用されてしまいますので、芳しくない。あるいは、道の駅の竣工を待っているとちょっと乗りおくれてしまうのではないかというところから、私は地域交流センターが適していると考えます。そして、集客の実績を積むことによって、シャワールームやトイレ、そして更衣室なども備えていけばよいのかなとも考えております。  次に、道の駅と連携、誘導を図り、集客します。さらには、土浦駅、御存じかどうかあれなんですが、土浦駅にオープンしました、プレイアトレ土浦のようなサイクリングリゾート施設を設置するのが理想的であります。プレイアトレ土浦は、土浦駅ビルに入っており、レンタサイクル、シャワー室、サイクルショップ、飲食、レストラン、コンビニ、宿泊施設、多目的ホールなどを有しているものであります。理想論ばかり、ちょっと並べているわけなんですが、このような提案をさせていただきたいんですが、どのような考えでしょうか。 176 ◯議長(倉持 守君) 都市建設部参事。 177 ◯都市建設部参事(穴原一幸君) では、現段階の考えでお答えさせていただきます。  サイクリングロードを地域活性化に使うという部分では、やはり駐車場の必要性については考えていたところでございます。大澤議員がおっしゃいましたように、地域交流センターですと、遠方からの来訪者の方でも場所的にもお城が目印になって非常にわかりやすく、実は私も自宅は小山なんですけれども、こちらにサイクリングに来ることがあります。そのときは、地域交流センターの駐車場を借りて、とめさせていただいて、今実際小貝川とかサイクリングをしております。  そういう状態を考えますと、堤防にも近くてよいと思いますので、まずは駐車場の提供を試行するというようなことを検討させていただきたいと思います。大澤議員がおっしゃったとおり、サイクリングロードの活用状況によりまして、地域で今後どのように生かしていくか、また道の駅との連携をどのように考えていくか、そういうことを考えていくことになると思われます。  以上です。 178 ◯議長(倉持 守君) 大澤 清君。 179 ◯9番(大澤 清君) ありがとうございます。てっきり、小山から豊田城まで来られたのかと思って、ちょっと驚いたんですが、車で来られたんですね。わかりました。  それでは、目標の2なんですが、自転車交通の役割拡大に向けた自転車通行空間の整備です。大きな枠組みで考えますと、県のモデルルートでありますつくば霞ヶ浦りんりんロードとの連絡でありますが、常総市内においてはやはり鬼怒川と小貝川、常総線、観光名所、石下地区商店街、水海道商店街とを結ぶ常総モデルルートを設定したネットワーク計画を策定し、自転車の利用環境の充実を図らなければなりません。矢羽根や自転車ピクトグラムなどの案内表示設置はもとより、舗装の修理なども多々行わなければなりません。そうしたことを踏まえると、あわせて国や県からの補助金についてもぜひ確保して、整備していただきたいと考えますが、見解をお聞かせください。 180 ◯議長(倉持 守君) 都市建設部参事。 181 ◯都市建設部参事(穴原一幸君) お答えいたします。  今、非常に具体的な提案も大澤議員のほうからいただきました。また、あわせて国や県からの補助金についてというお話もいただきました。実はこの補助金、交付金になりますが、こちらは自転車活用計画の策定が要望のための条件となります。要は、の中でほかの計画等との整合がきちんととられているということを確認する上で、この自転車活用推進計画が策定されていないと、交付金要望ができないという形になっておるのが現状でございます。大澤議員の先ほどの御意見等、自転車活用推進計画の中で考えてまいります。  また、整備のことについて少しお話をいただきましたが、やはり当面は案内表示等、安全利用に資するものが中心になると思われます。実際に、茨城県の現在年度末に策定された計画でもそのようになっておりますので、常総の計画もそのようになると想定されます。  以上です。 182 ◯議長(倉持 守君) 大澤 清君。 183 ◯9番(大澤 清君) 続きまして、目標の3なんですが、目標3は自転車事故のない安全で安心な社会の実現であります。先日、市長の御答弁にもありましたように、災害時における自転車活用の推進も施策の一つであります。車、歩行者、自転車の交通安全の教育としても重要な施策であると考えております。  そして、また目標の4なんですが、こちらは自転車を活用した県民の健康推進ということであります。自転車に乗ることによって、体力向上や健康推進につながり、さらには地球温暖化対策などのエコにもつながることが期待されます。  健康推進などについて、私の個人的なまた感想を申し上げますと、やはり自転車を長く乗っていますと、心拍数も上がらなくなり、そして風邪も引きにくくなったりと、非常に体調もよかったです。また、何が一番いいかというと、終わった後、お酒がおいしく飲めるということもありますので、ぜひ活発的に自転車を推進して、健康増進に寄与されることを期待します。  最後になりますが、今回質問させていただきました自転車活用推進計画は、常総にとって契機となるに違いありません。常総は観光地としてあまり適さないと言われておりますが、市外や県外から自転車愛好者が常総に足を運んでいただき、常総のよさを知ってもらい、さまざまな体験や買い物をしていただけるような仕組みを整備することにより、全体が観光地と変化するとも考えております。そうしたことで、地方創生や地域活性化されますよう祈念いたしまして、今回のすべての質問を終わらせていただきます。御答弁ありがとうございました。 184 ◯議長(倉持 守君) 通告による一般質問は終了いたしました。  この際、暫時休憩いたします。                 午前11時53分休憩    ─────────────────────────────────                 午後1時00分再開 185 ◯議長(倉持 守君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  この際、市民と共に考える課長より発言の申し出がありましたので、これを許します。市民と共に考える課長。 186 ◯市民と共に考える課長(小林寛明君) 午前中、遠藤章江議員の常総における乗合交通ふれあい号の現状について伺うという質問の中で、利用人数について御答弁させていただいたんですが、1カ月当たりと1日当たりを間違ってしまいました。正確には、26年が91.8人、27年が87.9人、28年が84.3人、29年度が82.7人、30年度が87.0人、1日当たりの人数でございます。失礼いたしました。    ─────────────────────────────────  日程第2 議案第3号 常総特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条             例の一部を改正する条例について                                 (質疑、委員会付託) 187 ◯議長(倉持 守君) 日程第2に入ります。  議案第3号について、以上の件について、これより質疑に入ります。  質疑の通告がありましたので、これを許します。21番堀越道男君。 188 ◯21番(堀越道男君) 議案第3号について、若干質疑を行いたいと思います。  今回の条例の内容は、特別職、要するに選挙の管理人や立会人の費用弁償ですか、これが何千円も上がるのかと思ったら、200円、100円、50円ということです。これは、何でそんな改革があるのかなということが一つの大前提の疑問です。今までは削ることばかりずっとあったんですよね。それが、ここへ来て上げるというのは、わずかだけども、何がそうさせているのかなということで、ちょっとここら辺ではわかるような気もするんですが、正しく言っていただきたいということです。  そういうこととあわせて、今回の選挙、8年ぶりの選挙になりました。投票所の問題が改めてクローズアップされました。投票所の問題については、国政選挙絡みで、実は投票所に500筆以上の有権者がないと廃止という方向が出されたわけですね。補助金が来ない、だからやめたんですね。豊岡は二つに、笹塚新田ありますから、あの地域に、要するに三つも投票所がなくなったわけですね。ですから、今回いろいろな批判を私は受けました。どうも私の言っていることが、すべての人には理解できません。なぜ減らしたんだというのは、幾ら言っても納得はいかないようですね。  これを見ますと、今回市議選ですよね。要するに、国政選挙は国のお金でもって全部やるわけですから、補助金削られたら、それはそれなりの対応をするというのはあるんだろうけども、市議選なんていうのはの独自の予算ですよね。税金ですよね。そうすると、やはり投票率を上げろとかいろいろな問題については、やはりかつてのような数の投票所は必要なんじゃないかなというふうに改めて思うんですが、そういうことは今回の選挙では対応できなかったんでしょうか。そんなことはできないんでしょうかということ、あわせてお願いします。 189 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。総務部長。 190 ◯総務部長(沼尻秀子君) お答えいたします。  今回の条例改正は、国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律が改正され、投票管理者等の報酬額が引き上げられたことによるものでございます。次の参議院通常選挙から公布されますが、参院選で、当市では約2万4,000円の増額になる予定でございます。  投票所のことにつきましては、今回の議案の範囲ではないかと思っておりますので、答弁はを控えさせていただきます。 191 ◯議長(倉持 守君) 堀越道男君。 192 ◯21番(堀越道男君) 聞き方が悪かった。それとも、答弁がちょっとあれなのかな。要するに、何で200円というのが上がったのかということなんですよ。2万4,000円というのは、全体のあれなんですか。何かちょっと、そこももうちょっと。例えば時間的にあるわけでしょう、拘束される時間。それから食事というのもあるわけでしょう。そういうのを明細的に示してほしいし、そこが、ここが上がったんですよということの見解をお願いしたいということです。 193 ◯議長(倉持 守君) 総務課長。 194 ◯総務課長(吉山貴司君) お答えいたします。  ただいまの2万4,000円の改正ですが、これは全体の投票管理者などの経費を算定しまして、全体で2万4,000円の経費になったものでございます。  その費用をなぜ上げたかということでございますが、それは今回の法律改正の趣旨でございまして、最近における物価の変動、あるいは選挙の執行の状況等を考慮し、選挙等の円滑な執行をするために法改正がなされたということを国のほうで通達しているところでございます。  以上でございます。 195 ◯議長(倉持 守君) 堀越道男君。 196 ◯21番(堀越道男君) まとめて言われても、ちょっと私らわかないんですよ。何で200円なのか、なぜ100円なのかというね。物価の値上げ相当と言ったって、何の物価なんですかということですよね。  例えば、食事代というのは幾らになっているんですかということの、本当はそこを聞きたいわけだよね。 197 ◯議長(倉持 守君) 総務課長。 198 ◯総務課長(吉山貴司君) 食事代でございますが、食事代はこの報酬の中には入ってございません。食事代は、の予算といたしましては、1食分600円で執行しているところでございます。 199 ◯議長(倉持 守君) ほかに質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 200 ◯議長(倉持 守君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。  議案第3号、以上の件は総務委員会に審査のために付託いたします。    ─────────────────────────────────  日程第3 議案第4号 常総介護保険条例の一部を改正する条例について                                 (質疑、委員会付託) 201 ◯議長(倉持 守君) 日程第3に入ります。  議案第4号について、以上の件について、これより質疑に入ります。  質疑のある方の発言を許します。質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 202 ◯議長(倉持 守君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。  議案第4号、以上の件は文教厚生委員会に審査のために付託いたします。
       ─────────────────────────────────  日程第4 議案第 5号 水海道あすなろの里の設置及び管理に関する条例の一部を改正す              る条例について       議案第 6号 市道の路線の認定について       議案第 7号 市道の路線の認定について       議案第 8号 市道の路線の変更について       議案第 9号 市道の路線の変更について       議案第10号 市道の路線の変更について       議案第11号 常総公共下水道条例の一部を改正する条例について       議案第12号 常総水道事業給水条例の一部を改正する条例について       議案第13号 常総水道事業分担金徴収条例の一部を改正する条例について                               (一括質疑、委員会付託) 203 ◯議長(倉持 守君) 日程第4に入ります。  議案第5号ないし議案第13号について、以上9件について、これより一括質疑に入ります。  質疑のある方の発言を許します。茂田信三君。 204 ◯16番(茂田信三君) 16番の茂田です。議案第7号について質疑をさせていただきます。  サイクリングロードですね、これ、私は大賛成です。ちょっとお聞きしたいんですが、この質疑に当たりまして、道路課から若干聞きましたが、ここでまた再度お聞きしたいと思います。個人的に聞いたんですよ。議会中に道路課から聞きまして、また改めて公のところでお聞きしたいと思います。  まず最初に言いたいことは、私もスポーツ、いろいろ好きですから、このサイクリングロードは大賛成です。先ほど9番の大澤議員からも一般質問でありましたが、まず、これお聞きしたいのは、できるまではどこの予算でやるか。多分、私どもが住職させていただいているお寺の西側に、工事のとき使った道路が、それがサイクリングロードになるのかなと思って、毎日、早くできればいいなと見ています。まず、建設費はどこで持つかと。多分、その後の話じゃないかなと思います。に移管すると。当然、に移管すると、メンテナンスもかかるし、そこで事故、の過失というんですか、のちょっとした不注意で事故があると、当然これは市道になればで責任を持たなくちゃいけない。責任というのは補償ですよね。それだったら、ずっと国、あそこ、国交省の、国の土地ですから、移管しなくて、国に管理、管轄してもらえばよいのではないかなと思います。縛りがあって、に管理を移管しなければサイクリングロードとしていろいろ認めないとかあるのか、そこをお聞きしたいです。できれば、当然国の予算、その後のメンテナンス、またいろいろな諸問題を国にお任せしたのがいいんじゃないのかなと、多分だれもそう思います。これ一つ市道になると、延長が相当、数十キロになりますから、お金もかかりますよね。じゃなくても、これから常総市道で修理とかいろいろありますから、国にできればお願いしたのがいいんじゃないかなと思います。それについて説明をお願いいたします。 205 ◯議長(倉持 守君) 携帯電話のマナーモードにしている方に御注意します。テーブルの響きがありますので、マナーモードにした方でもテーブルのところに振動させないでいただきたいと思います。  それでは、答弁を求めます。都市建設部長。 206 ◯都市建設部長(木村茂樹君) お答えをさせていただきます。  サイクリングロードにつきましては、鬼怒川の管理用通路ということでございますので、建設につきましては国土交通省ということになります。その後、サイクリングロードとして活用できますように、のほうで占用させていただいて、市道の認定をさせていただくと。これにより、管理者が決定するということでございます。  市道認定することによりまして、市内外の人に活用をアピールしていきますので、来訪者が安心してお使いいただけるということになります。  以上でございます。 207 ◯議長(倉持 守君) 茂田信三君。 208 ◯16番(茂田信三君) 部長、私が聞きたいことは、先ほど言ったように、市道にしなければできないのかと、国の管理のもとでサイクリングロードということはできないのかというのをまずお聞きしたいんですよ。そのために市道にするのか。できれば、これね、何回も言っていますからね。反対しているわけじゃないですからね。国にやればの負担が少ないでしょうよ。そういう縛りがあるかどうか、まずお聞きしたい。 209 ◯議長(倉持 守君) 都市建設部長。 210 ◯都市建設部長(木村茂樹君) お答えをさせていただきます。  占用しない、市道認定をしないということになりますと、あくまでも管理用の通路ということになりますので、不特定多数の方がサイクリング、あるいは歩きで御利用いただくためには市道認定をさせていただきたいということでございます。 211 ◯議長(倉持 守君) 茂田信三君。 212 ◯16番(茂田信三君) 最後にお聞きする。全国津々浦々、たくさんあると思いますけど、どこもそうなんですね。調べてないかな。もし違って、国の管轄でサイクリングロードということで使用できれば、それに越したことないのかなと思います。そこまで調べてなければいいですよ。 213 ◯議長(倉持 守君) 都市建設部長。 214 ◯都市建設部長(木村茂樹君) お答えをさせていただきます。  基本的には、県内に、りんりんロードであるとか、ありますけれども、認定をさせていただいて、使用させていただいているということでございます。 215 ◯議長(倉持 守君) ほかに質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 216 ◯議長(倉持 守君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。  議案第5号ないし議案第13号、以上の9件は建設経済委員会に審査のために付託いたします。    ─────────────────────────────────  日程第5 議案第14号 令和元年度常総一般会計補正予算(第1号)                                 (質疑、委員会付託) 217 ◯議長(倉持 守君) 日程第5に入ります。  議案第14号について、以上の件について、これより質疑に入ります。  質疑のある方の発言を許します。質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 218 ◯議長(倉持 守君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。  この際、お諮りいたします。  予算関係につきましては、議長を除く議員全員を委員とする予算特別委員会を設置し、審査のため、これに付託いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 219 ◯議長(倉持 守君) 異議なしと認めます。よって、以上のとおり決しました。  議案第14号、以上の件は予算特別委員会に審議のために付託いたします。    ─────────────────────────────────  散会の宣告 220 ◯議長(倉持 守君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。  本日はこれにて散会いたします。                 午後1時16分散会 当サイトのコンテンツ(文章、画像、図表)は、常総市議会の著作物です。無断で複製、転載することを禁止します。 Copyright (c) Joso City Council Minutes, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...