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  1. 常総市議会 2019-05-01
    常総市:令和元年5月定例会議(第5回会議) 本文


    取得元: 常総市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-12
    本文へ移動 ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1              〔議長倉持 守君議長席に着く〕  開 議 ◯議長(倉持 守君) 皆さん、おはようございます。  御報告申し上げます。ただいまの出席議員数は21名であります。    ─────────────────────────────────                 午前10時00分開議 2 ◯議長(倉持 守君) これより第5回会議を開きます。  別紙会議日程により議事を進めます。    ─────────────────────────────────  日程第1 一般質問 3 ◯議長(倉持 守君) 日程第1に入ります。  昨日の会議に引き続き一般質問を行います。通告順に発言を許します。  なお、質問並びに答弁は簡潔明瞭に行うよう、議事進行に御協力をお願いします。  最初に、14番中村博美君。                〔14番中村博美君登壇〕 4 ◯14番(中村博美君) 皆様、おはようございます。14番中村博美です。本日は通告に従いまして、大きく二つの質問をいたします。傍聴にお越しくださいました皆様、インターネット中継をごらんの皆様、お忙しいところ傍聴いただきまして本当にありがとうございます。  昨日の議員の方からもお話がありましたが、今回は合併4回目の選挙ということで、私も5回目の選挙を無事終え、こうしてまた一般質問させていただくことができました。与えていただきました権利にしっかり取り組み、市民の皆様が住みよい、明るく元気な常総市になりますよう質問してまいります。執行部の皆さん、よりよい答弁をいただきますようお願いいたします。  昨今、茨城県内ではさまざまなサイクリングロードが開通され、県外からのお客様をお呼びする取り組みがされていることをお聞きしています。名前が知られているのは、霞ヶ浦サイクリングロード、土浦りんりんロードなどですが、当市のサイクリングロードも、私が以前質問した30年6月5日から1年間で急速に工事が進められました。一昨年の答弁は、現在調整中ということで、天端を舗装してサイクリングロード化するとしか答弁がなかったので、本年9月に開通されると議員全員協議会で発表があり、このスピード感には驚いています。  ハード面が急速に進む中、ソフト面ではどのような取り組みがあるのかをお聞きするとともに、私からの提案が今後生かされますよう、本日は大変細かいのですが、7項目と、市長に質問いたします。  それでは、1)TX、関東鉄道は車内に自転車持ち込みは可能か、御答弁よろしくお願いいたします。
     それでは、一問一答方式ですので、質問席に移ります。 5 ◯議長(倉持 守君) 答弁関係者の方、議場にお入りください。  これより答弁を求めます。都市建設部長。              〔都市建設部長木村茂樹君登壇〕 6 ◯都市建設部長(木村茂樹君) おはようございます。御質問いただきました1番目の質問について、お答えをさせていただきます。  つくばエクスプレスにつきましては、ホームページに自転車の持ち込みについて説明があり、分解して輪行袋という袋に収納すれば持ち込みが可能となっております。また、関東鉄道ではホームページサイクルトレインというコーナーをつくって説明をしております。この中で、常総線では水海道駅から大田郷駅までの間で、通勤通学時間帯を避けた9時30分から14時30分の時間帯で、一人1台まで自転車をそのまま持ち込むことが可能です。ただし、団体での利用は事前に確認が必要で、混雑時にはお断りをする場合があるということでございます。  以上でございます。 7 ◯議長(倉持 守君) 中村博美君。 8 ◯14番(中村博美君) ありがとうございます。TXは輪行袋に収納で可能ということで、これは何名でもいいんですよね。団体というか、数名でもね。サイクルトレインで説明をしているというのは、関東鉄道が説明をしているんですけど、あまり一般の人の目にとまらないんですけど、この2)番に移りますね。自転車持ち込みが可能であれば、どのようにサイクルトレインとかは皆さんに周知しているのですか、お答えください。 9 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。都市建設部長。 10 ◯都市建設部長(木村茂樹君) 2番目の御質問についてお答えいたします。  自転車の持ち込み先につきましては、先ほどお答えをしましたホームページで広報しております。インターネットの情報検索する際に、関東鉄道常総線、自転車の持ち込みという検索ワードで検索をしていただきますと、すぐに出てまいります。  以上です。 11 ◯議長(倉持 守君) 中村博美君。 12 ◯14番(中村博美君) そうですね、インターネットですね。多分、サイクリストたちの皆さんは、そういう情報をインターネットでお取りになると思いますので、周知ができているように今はお聞きしますけれども、なかなか、それだけでは、インターネットやらない方、しない方はわからないんですけど、例えば関東鉄道の電車の中にどこか掲示してある、そんなのありますか、お答えください。 13 ◯議長(倉持 守君) 都市建設部参事。 14 ◯都市建設部参事(穴原一幸君) 都市建設部参事の穴原でございます。  現在のところは、そういう広報にとどまっているというところでございます。今後、我々、関東鉄道とは連携してやっていきたいと思っておりますので、そういうところも相談してまいります。 15 ◯議長(倉持 守君) 中村博美君。 16 ◯14番(中村博美君) ありがとうございます。今のところは、電車の中にもない、そして聞かなかったけど、駅の構内なんかにもないということですよね。駅の構内にも何にも掲示してない、ちょっとお願いします。 17 ◯議長(倉持 守君) 都市建設部参事。 18 ◯都市建設部参事(穴原一幸君) 何も掲示してないかどうかというのは、きちんと正確に確認しておりませんが、私が伺ったところでは、現在ホームページの広報にとどまっているということでした。 19 ◯議長(倉持 守君) 中村博美君。 20 ◯14番(中村博美君) わかりました。関東鉄道に、電車の中や駅の構内なんかにも掲示していただけるようにお願いをしていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  では、次、3)番です。サイクリングロードを利用するサイクリストを、市外から、県外から訪れてもらうため、名所旧跡、食事どころ、土産物店等の案内が必要であると思うが、どのように取り組んでいるかを尋ねる。  この中の名所旧跡コースについて、茨城県健康プラザ館長大田仁史先生考案のヘルスロードにも認定されているコースを一つ紹介します。高杉市長時代にも一度紹介しましたが、今議会新人の皆様にも、また傍聴の皆様にも御紹介します。  この常総市唯一の魅力ある観光地をめぐるコースは、旧水海道生まれの方々はよく御存じの由緒ある神社仏閣や国指定の重要文化財を結ぶコースです。このコースは、まちづくりネットワーク時代──まちづくりネットワークというのが昔あったんですね。今はもうなくなっていますが、まちづくりネットワーク時代、私も含む旧千姫観光案内人、現在の常総市観光案内人の皆様が開拓したウォーキングコースです。出発は三妻駅です。美妻橋を渡り、大花羽の信号から左に曲がり、田んぼのあぜ道を歩き、第五保育所のわきを通り、国指定文化財である風土博物館、坂野家住宅に入ります。原風景が続くとともに、都内から訪れる方々にはよい空気のおもてなしがあります。いつも空気のおもてなしと言うと、皆さん、ええー、空気いいんですかと言われるんですけど、私は何度も言いますけど、生まれが大阪で、それもまた光化学スモッグ時代に大阪に住んでいましたものですから、茨城に昭和49年に来たら、いやあ空気がおいしいねと夫と言ったら、本当においしいねということなんですね。それを何度もお話ししているんですけど、その空気のおもてなしがあります。坂野家住宅のすばらしさは、ここで述べるまでもないので、次に進みます。  次は、日本三大天満宮、菅原天満宮です。京都市上京区にある北野天満宮と福岡県太宰府市にある太宰府天満宮、この三大天満宮の中でも、菅原天満宮が日本最古の天満宮だと言われています。天満宮の奥には七福神めぐりのできるすばらしい庭園もあります。天満宮から向ケ丘少年の家を通り、魔除けで有名な元三大師安楽寺、千姫の菩提寺、弘経寺、累(かさね)の怪談物語の法蔵寺、有料橋を渡り、北水海道駅に戻るか、豊水橋を渡り、レトロな水海道のまち中を水海道駅に戻るコース、このコースは12キロメートルなんですね。  これらのコースには一部歩道がなく、危険な場所がありましたが、案内人たちの要望ですべてのコースに歩道が設置されています。また、このコースは観光案内人の皆様が何度か、三妻駅から200人ほどの方のウォーキング愛好家を御案内しています。ウォーキングにすると、12キロメートルは結構なロングコースになりますが、サイクリングには適した距離ではないでしょうか。この魅力ある常総市のコースを売りにしない手はないと思います。このコースは代表コースですが、このほかにも関東鉄道常総市七つの駅をスタートするコースはつくれると思います。観光物産協会や観光案内人の方々、市民のウォーキングサイクリングの愛好家を巻き込んで、コースづくりをするのも盛り上がりがあるのではないでしょうか。市民の皆さんの知恵をいただきましょう。  前置きが長くなりましたが、3)の質問、サイクリングロードを利用するサイクリストを、市外から訪れてもらうため、名所旧跡、食事どころ、土産物店等の案内が必要であると思うが、どのように取り組んでいるか尋ねる。御答弁よろしくお願いいたします。 21 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。都市建設部長。 22 ◯都市建設部長(木村茂樹君) 3番目の御質問について、お答えをさせていただきます。  ことしの夏から、順次サイクリングロードが供用開始となりますが、市でも地域活性化に対する取り組みを試行してまいります。サイクリストをまちへ呼び込む取り組みとしまして、飲食店などにサイクルスタンドとのぼりばたを貸し出しをし、インターネット上の地図情報でその位置を示すことで、それらの飲食店を案内するというものでございます。まずは、鬼怒川沿いの店舗から試行させていただきます。  また、9月にサイクリングロードが水海道まで延伸した段階での供用開始の際に、オープニングイベントを行う予定でございます。工夫したイベントにすることにより、サイクリングロードが地域活性化に役立つようにしていきたいと考えております。  以上です。 23 ◯議長(倉持 守君) 中村博美君。 24 ◯14番(中村博美君) 飲食店にサイクルスタンドを置く予定があるということですね。サイクリングロードからおりていただくところにも、案内板とかを置くんですか。御答弁お願いします。 25 ◯議長(倉持 守君) 都市建設部参事。 26 ◯都市建設部参事(穴原一幸君) 先ほど部長の答えですが、まずは試行としてそういうことをやっていきます。それから、利活用している間に、今、議員から御指摘があった案内板等も必要になってくると思いますので、そういうものも順次考えていきたいと思っております。 27 ◯議長(倉持 守君) 中村博美君。 28 ◯14番(中村博美君) まだ試行中ということですね。今は飲食店しかお答えがなかったんですけど、こういう、私が今、ちょっと長々と説明した神社仏閣、それから名所どころがいっぱいあるんですけど、そういうところはこれから考えるというところですか。お答えください。 29 ◯議長(倉持 守君) 都市建設部参事。 30 ◯都市建設部参事(穴原一幸君) まず、部長からお答えさせていただいた件ですが、まずは鬼怒川のサイクリングロードを皆さんに使っていただく、広報するために、サイクリングロード沿線からまずは始めたい、まずは試行したい、そういうことでございます。  中村博美議員の、魅力的なところが常総市内にはたくさんあるということでございますので、そういう部分の御案内も、この9月のイベントのときにどのように入れ込むかというのをこれから検討してまいります。 31 ◯議長(倉持 守君) 中村博美君。 32 ◯14番(中村博美君) 9月のことをこれからというので、ちょっと何か、天端がスピード感でできたにしては、ソフト面がなかなかついていってないかなという気がするんですよね。  今、常総市の魅力あるところ、皆さんにお話ししてお知らせするという話があったんですけど、私は茨城県が魅力度最下位、県庁にいらっしゃった副市長、じっとこっちを見てくださっているんですけど、魅力度最下位というのは、あれは絶対私は違うと思うんです。茨城県は知名度最下位なんですよ。宣伝がうまくない。なので、私は関西にいるころ、茨城県がどこにあるか全然知らなかったんですね。東北地方だというふうに思っています。  それで、ことしの3月2日なんですけど、ちょっと余談になるんですけど、夫の友人たちが夫のお墓参りに、九州から1人、大阪から3人、四日市から3人、静岡から2人、9人来てくれたんですね。そしたら、博美、何や近いな、東京からって言われたんですよ、皆さん。ものすごく田舎に私は行ったので、東京から何と小一時間で、つくばみらいなんですね、お墓。つくばみらいの、要するに守谷の駅に1時間かからないで来て、お墓まで小一時間で、びっくりしました。というのは、本当に名古屋──静岡の人は多分茨城県がどこにあるか知っているけど、名古屋、大阪、それからその先の方は、茨城県がどこにあるか知らないというね。知名度がないので、魅力度は、すっごく魅力がある茨城県です。すばらしいと思います。  それと一緒で、すっごくすばらしい常総市なのに、発信をしないと来ていただけないですよね。だから、本当にその取り組みが、ちょっと今ゆっくりですねと言ったんですけど、早く取り組んで、それこそ関東鉄道の電車の中につり下げるとか、今度はサイクリングロードができますよ、こんなすばらしい神社仏閣もあって、お土産物屋さんも、おいしいお食事どころもいっぱいありますよと、どんどん宣伝をしないと全然目にとまらない。インターネットに出していますって、いつもそう言うんですよね、皆さん。執行部の人は。インターネットに出しています。インターネットを見ている人は、もう多分多くなりました。私たちの年代でも今インターネットがすっごく大好きで、ずっとインターネットを見ている人もいますけど、やっぱり目にとまるのは、ふだん使っている電車とかそういうのですよね。だから、関鉄だけじゃなく、TXにも中吊りにでもどんと常総市のサイクリングロード入れてもらうぐらいの気持ちで、相当スピード感を持たないと、さあ、できましたと言っても、ゆっくり進むのもいいですけど、せっかくできたら、よいところをもっと周知していただきたいなといつも思うんですけど、ちょっとその辺、もう一度お答えいただけますか。 33 ◯議長(倉持 守君) 都市建設部長。 34 ◯都市建設部長(木村茂樹君) お答えをいたします。  中村議員から御提言をいただいた件でございますが、サイクリングロードと連携をした、常総市内には名所旧跡等観光資源がたくさんございますので、コースづくりなども検討を始めております。  あと、御提言いただきましたTX等を利用した中吊り等についても検討をしてまいりたいと考えております。 35 ◯議長(倉持 守君) 中村博美君。 36 ◯14番(中村博美君) ありがとうございます。圏央道の周辺開発のときに、私、それも一般質問しましたね。圏央道にたくさん桜を植えていただいて、もう圏央道を走っていたら、うわっ、この桜のところ、おりてみたいなってね。ETC2.0で2時間ぐらいは遊んでもらえる。そういうことで、桜が、三坂新田、沖新田にも桜があるんですけどと言ったら、あの桜もなかなか維持が大変で、歩道のほうのは全部切ったりしてやっているんですけど、できたら圏央道周辺開発と、三坂新田、沖新田に新しい桜、植えて名所にしていただきたいなと言っています。ただ、今話しました坂野家のほうだけじゃなく、反対のほうにも、福岡堰に行くまでの桜の名所とかいうのもあるし、もっと足が伸ばせれば、きぬ総合公園が、大きな公園が二つあるので、いろいろなことが皆さんに宣伝できると思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。  それでは、次に4)に移ります。今、圏央道周辺開発の話をしましたが、そのときに、4)道の駅に貸し自転車の設置を以前より要望しているが、検討されているかを尋ねます。この質問は、言うまでもなく鉄道利用の方よりも常磐道、圏央道にて当市に訪れていただく取り組みそのものです。御答弁よろしくお願いします。 37 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。都市建設部長。 38 ◯都市建設部長(木村茂樹君) 4番目の御質問にお答えをいたします。  道の駅に貸し自転車を設置するかどうかにつきましては、以前から検討しております。また、サイクリングロードと道の駅をどのように連携させていくかということも検討課題でございます。先に供用開始となるサイクリングロードの状況を反映させて、道の駅にどのように生かしていくかを考えてまいりたいと思います。 39 ◯議長(倉持 守君) 中村博美君。 40 ◯14番(中村博美君) ありがとうございます。道の駅はまだまだちょっと先ですので、ここは急ぎませんので、ぜひこのまま検討していただきたいということでお願いをいたします。  次に、またサイクリングロードの質問に戻りますね。5)美妻橋、豊水橋とも堤防天端が不連続であるとの説明を受けましたが、ちょっと詳細に説明してください。よろしくお願いします。 41 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。都市建設部長。 42 ◯都市建設部長(木村茂樹君) 5番目の質問にお答えをいたします。  最初に、美妻橋についてお答えをさせていただきます。  美妻橋橋詰部の堤防につきましては、鬼怒川緊急対策プロジェクトの整備対象区間から外れておりますので、堤防がつくられず、上下流現況堤防へすりつけられております。県道の幅員も狭く、サイクリングロードとしては勧められないような状況でございます。迂回路を案内するようになります。迂回路は、堤防下の道を案内することになりますが、遠回りになります。ちなみに、今想定をしておりますルートにつきましては、下流側のラーメン店前の信号を渡りまして、県道土浦坂東線の下をくぐり、十家公民館東側の市道1152号線を通り、圏央道橋梁北側で戻るコースで、当面は勧めるようになります。  次に、豊水橋の橋詰部につきましては、土地の標高が高くなっているため、堤防ではなく、護岸と特殊堤防となっております。堤防としてつながっておりませんので、サイクリングロードもつながりません。しかし、迂回ルートも短くて済みますので、わかりやすい御案内に努めたいと思います。  以上です。 43 ◯議長(倉持 守君) 中村博美君。 44 ◯14番(中村博美君) 豊水橋のほうは迂回路が短いので、多分そこを利用されるでしょうということだと思うんですけど、美妻橋、今お聞きすると右におりて、ラーメン屋さんの信号を左に行って、その一つ目の信号を左に行って、土浦坂東線の下をくぐって、遠いですよ、長いですよね。大丈夫でしょうかね、案内板。紛れてどこかへ行っちゃわないように、きちっと案内板をおつくりになるんでしょうけど、私も自転車はあまり乗らないんですけど、愛好家の人、そのまま信号をぴゅーんと行っちゃうような可能性は考えていないですか。ちょっとお答えください。 45 ◯議長(倉持 守君) 都市建設部参事。 46 ◯都市建設部参事(穴原一幸君) 確かにおっしゃいますとおり、迂回路が遠いという状況であれば、そのような方が出てくるということは考えられるかと思います。 47 ◯議長(倉持 守君) 中村博美君。 48 ◯14番(中村博美君) 大変危険ですよね。もう危険を覚悟で多分通る人もいるかと思うんですけど、大崎町、ありますよね。あそこのところは、下をくぐって大崎町同士、道路の下をくぐっていきますけど、あんなのみたいに美妻橋の下を、道路をつくるというのは無理なんでしょうか。全然無理なことを言っていると思いますけど、ちょっとお答えください。 49 ◯議長(倉持 守君) 都市建設部参事。 50 ◯都市建設部参事(穴原一幸君) 未接続部で迂回が非常に遠回りになるようなところ、美妻橋のようなところが代表される箇所ですけれども、そういうところも関係機関と調整しながら接続方法は考えていくという予定でございます。 51 ◯議長(倉持 守君) 中村博美君。 52 ◯14番(中村博美君) そうですか。あそこ、橋の下がすごい深いですよね。だから、ちょっと無理なのかとも思うけど、そんな道をつくったらジェットコースターみたいになっちゃって、こんなになっちゃうのかなと思うんだけど、本当にその信号のところ、無理に通らないように、事故が起きるのも大いに考えられますので、ぜひそこをつなげて道をつくるようにお願いしたいと思いますので。終わります。  次に、6)番ですね。サイクリングロード天端での自転車と歩行者の区別はあるか尋ねる。この質問は、現在サイクリングロードを持っているところでも接触が発生しているという事例をお聞きしていますが、事故なく安全にサイクリストの皆様も、ウォーキング愛好家も楽しめるのが理想だと思っていますので、御答弁よろしくお願いします。 53 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。都市建設部長。 54 ◯都市建設部長(木村茂樹君) 6番目の御質問についてお答えいたします。  サイクリングロードにつきましては、堤防の管理用道路と兼用という位置づけでございます。通称でサイクリングロードと称しておりますが、正式には自転車・歩行者専用道路でございます。歩行者と自転車の通行における区別はございません。  以上です。 55 ◯議長(倉持 守君) 中村博美君。 56 ◯14番(中村博美君) 区別ないということは、もう歩く人も自転車の人もお互いにちょっと前を見て、気をつけて通りましょうということしかないんですね。すみません、もう一度お答えください。 57 ◯議長(倉持 守君) 都市建設部参事。 58 ◯都市建設部参事(穴原一幸君) おっしゃるとおりなんですが、現在、このサイクリングロードについては、さきに全協のときにちょっと御説明いたしましたが、鬼怒川プロジェクトをやっている七つの自治体、下流は守谷から上は筑西までですが、そこに国交省が入った協議会というのがございます。その協議会の中に、常総市、我々のほうから、ルールとマナーの呼びかけをしていきたいということを提案しております。そのルールとマナーの呼びかけも試行していきたいと思っておりまして、その訪れるサイクリストに対して、歩行者に優しい運転を呼びかけるなど、そういう看板の呼びかけ等をしていきたいと考えております。 59 ◯議長(倉持 守君) 中村博美君。 60 ◯14番(中村博美君) ありがとうございます。ルールとマナーの呼びかけで優しい運転をしましょうということですよね。歩行者の人は自転車によく気をつけて歩きましょうということですね。これで事故が起きないように、本当に祈っていますというと変なんですけど、事故が起きないようにしてもらいたいと思いますね。協議会のほうの方によろしく、事故が起きないようにと言っておりますとお伝えください。  それでは、次に7)番、サイクリングロードを活用し、市民の健康づくりに生かすべきだと考えるが、何か施策はあるか尋ねます。お願いします。 61 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。都市建設部長。 62 ◯都市建設部長(木村茂樹君) 7番目の御質問にお答えをいたします。  先進事例といたしましては、つくば霞ヶ浦りんりんロードを有する土浦市におきまして、サイクリングロードを通勤に活用する取り組みが行われております。土浦市役所職員による試行の結果、成人病予防につながるような体質改善が見られたようでございます。  常総市におきまして、鬼怒川は市の中心を南北に流れ、サイクリングロードは石下と水海道の中心市街地を結ぶような位置にあります。このようなことから、御質問のとおり、常総市においても9月にサイクリングロードの供用開始以降、通勤への活用を推奨するなど、市民の健康づくりに生かしていきたいと考えております。  以上です。 63 ◯議長(倉持 守君) 中村博美君。 64 ◯14番(中村博美君) そうですか。役所の方々や市民の皆様にも、通勤にこのサイクリングロードを利用しましょうということですね。そのほかにはないですか。なかったらないでいいんですけど、お答えください。 65 ◯議長(倉持 守君) 都市建設部参事。 66 ◯都市建設部参事(穴原一幸君) そのほか、いろいろ考えられると思いますので、これから相談させてください。よろしくお願いいたします。 67 ◯議長(倉持 守君) 中村博美君。
    68 ◯14番(中村博美君) ありがとうございます。よろしくお願いします。  そしたら、大きな1番の最後、8)サイクリングロードの活用によるまちづくりを市長にお尋ねいたします。御答弁よろしくお願いします。 69 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。神達市長。                〔市長神達岳志君登壇〕 70 ◯市長(神達岳志君) おはようございます。中村博美議員サイクリングロードについての御質問にお答えをしたいと思います。  中村博美議員の今7点の質問も、私の思うところと全く同じで、私が思うところは、ちょっと都市建設部、元気のない答弁で申しわけなかったんですけども、まさにこのサイクリングロードがこれから5年後、10年後、20年後の常総市の本当に大きく変わるチャンスだと私は認識しております。というのも、この地域が発展した礎、歴史には、水運、鬼怒川、小貝川、こういった部分があって、この水運で栄えた歴史がございます。同時に、この水運が洪水と時にはなって、大変な脅威にもなってきたわけですけども、それを乗り越えて発展を遂げてきたのがこの常総市を含むこの地域だと思っています。それのまさに復活が、このサイクリングロードだと認識をしております。昨今の健康ブーム、またサイクリングブーム、こういうものもございまして、茨城県の大井川知事も、世界でもサイクリング先進地である台湾を訪れて、一緒にこの茨城県と台湾と、また全国の中でもこの茨城県をサイクリングの先進県にしていこうという、その中でも、この常総市は特に東京から50キロ圏内、自転車で訪れられるまちと、都心から、そういう売り込みもできるんじゃないかというふうにも思っています。  また、その自転車で訪れるだけでなくて、もう一つ私は提案をしているのが、東京都民、また東京都心から50キロ圏内に首都直下型地震が起こった場合には、電車もストップします、高速道路も寸断されます。都民をどういうふうに逃がすというのは、これは自転車、こういう部分が一番これから大きくなる、そういう部分も含めて、ふだんから自転車で常総市にお越しくださいという運動を、東京、埼玉、千葉にも展開をしていきたいと思っています。  その第1弾としても、この前、関東青年市長会がございまして、鎌倉の市長、また本庄の市長であるとか、関東一円の市長が常総市にお越しくださいました。そこで、まさに中村博美議員のおっしゃったルート、坂野家住宅も御案内をさせていただきました。これを全部、今度自転車で御案内しますという御案内もさせていただきましたけども、やっぱりこの歴史の深さ、重さ、そしてこの大自然、またこの鬼怒川、水運という部分に感銘をいただきました。そういう部分からして、関東の市長会、また全国各地にもこういったサイクリングロードというものを、鉄道を使っても来られるし、また圏央道を使っても来られる、市内も周遊ができる、こういった部分で交流人口もどんどん増大をしていくことによって、石下の商店街、水海道の商店街、また道の駅、こういったところのにぎわい創出にもつながってきますし、こういった部分を含めて、交流を深めていくことによって、第2の移住地域にも進展する運動になってくると思います。  関東鉄道本社、社長のところにも、私みずから、土浦の本社に訪れさせていただいて、この思いを訴えさせていただきました。そしたらば、もう3日後にすぐ、社長みずからまた市役所にお越しをいただいて、9月のこのオープニングイベントの際にはサイクル列車、臨時列車を運行していただくような準備を今進めてくれています。サイクリングで疲れたらば、水海道から常総線に乗って筑西まで行ってもらって、下館駅からまた自転車で下ってもらうとか、何回も何回もリピートができるためには、自転車も、常総線も活用ができるというのは大きな、これはほかにないサイクリングロードにもなると思いますし、何よりも霞ヶ浦のりんりんロード等々と一番違うのは、堤防天端ですから真っ平らということです。山あり谷ありはありませんから、お子さんやお年寄りにも優しいサイクリングロードとして、また天端も6メートル、これだけの幅の広いサイクリングロードというのは全国ありません。そういうことからしても、大きな、これから常総市を含むこの鬼怒川流域の地域の大きな目玉の事業になってくると思いますので、これからもそういった専門家の方々、また健康という面も含めて、議員の皆様からもアドバイスをいただきながら、積極的に進めてまいりたいと思います。  以上です。 71 ◯議長(倉持 守君) 中村博美君。 72 ◯14番(中村博美君) 市長、ありがとうございました。先が明るいという、明るく元気なまちづくり、私の第1期目からのモットーなんですけど、明るく元気なまちづくりなんですけど、今、関東鉄道の話が出たんですけど、選挙の前の4月6日の日曜日、関東鉄道中妻駅にたくさんの方が訪れたんですね。びっくりしちゃいました。応募は、500名応募したそうですね。私の根新田の前の道を歩いていると、ぞろぞろと中妻駅からいっぱいおりてこられて、みどりの駅まで行かれたそうですね。正覚寺や、それからかたの商店さんって十花町にあるんですけど、かたの商店さん、それから何かお茶屋さんを行って、みどりの駅に行ったそうですけど、もうびっくりしました。写真撮りました。ここにこんなにたくさんの人が歩いているなんてね。あれ、500名で何名ぐらいいらっしゃったのか、ちょっとわかればお答えいただく、お願いします。 73 ◯議長(倉持 守君) 都市建設部参事。 74 ◯都市建設部参事(穴原一幸君) ここのところ、関東鉄道と情報交換をさせていただいておりまして、その中で伺いました。2019年度の4月6日の駅からウォーク参加者なんですが、申し込み人数が389人、当日天気もよかったので、当日の参加人数は324人だったそうです。 75 ◯議長(倉持 守君) 中村博美君。 76 ◯14番(中村博美君) 通告外でしたので、すみません。根新田を324名の方が歩いていらっしゃって、私、御夫婦で歩いている方に、すみません、どちらからいらっしゃったんですかと聞いたら、浅草ですと、もう何か、やっぱり東京都内なんだと思ったんです。浅草から根新田を歩きに──皆さん浅草じゃないんですけど、324人の方、要するに私が先ほどから言っていますけど、市長も言っていますけど、都心から、ここの空気のいいところでウォーキングしたいという方はいっぱいいらっしゃるんですよね。それをサイクリングももちろんですけど、これを本当にぜひ進めていただきたい。  また、今、関東鉄道取手から下館まで、これもまた観光案内人がいろいろコースをつくったんですね。これは常総市の観光案内人だけじゃなくて、守谷とか、それから取手の人とも一緒に、取手から次の駅、またそれから次の駅、次の駅というので、5コースあるんですね。これはどれもすばらしいコースなんですけど、私はこの常総市に関するコース、一つだけ歩いたんですけど、やっぱり十二、三キロのロングコースなんですね。これを全部自転車のコースにすることもできるので、これも調べてみてくださいね。本当にすばらしいコースです。  先ほど市長がおっしゃったけど、訪れてみると、ここに住んでみたいという、これが私、一番言いたいことなんですね。定住人口をふやすには、訪れていただかないと、こんなにいい常総市なんだということをお知らせしないと来てもらえないですよね。いきいき住マイルも、きのうも発表ありましたけど、きのうの発表の中では若い世代の方、平成30年には30件も来てくださる、これはちょっと発表なかったんですけど、30件も常総市以外の若い人が常総市に移り住んでくださっているんですから、水害があった常総市に住みたくないという若い人たちだというのはもう払拭して、安くなった常総市、つくばみらいや守谷に家を建てるには、数千万ぐらい安くここに建てられるというのはもう若い人たちの情報なんですよね。私も聞いているんですけど、なので、本当に今、きのうの質問で、保育所がなくなるとか、そういうのじゃなくて、本当に、どんどん明るくなるような常総市にしていただきたいと思います。  市長、もう一回、市長も自転車に乗られるんですか。すみません。 77 ◯議長(倉持 守君) 神達市長。                〔市長神達岳志君登壇〕 78 ◯市長(神達岳志君) 答弁させてもらいます。  今度の6月29日ですけども、執行部と含めて、下妻の市長にも声をかけて、関東鉄道にも声をかけて、県にも御協力をいただいて、40キロ、自転車の体験をやって、7月のプレイベントに備えるということで、それからまたいろいろなつながりをつくって、9月のオープニングイベントでは議員の皆さんにも一緒に自転車に乗っていただければありがたいと思いますので、それまで訓練しておきます。 79 ◯議長(倉持 守君) 中村博美君。 80 ◯14番(中村博美君) 通告外ですので、すみません、市長。自転車ね、訓練しないと大変なことになっちゃう、40キロも走ったら、もう次、3日目ぐらいから歩けなくなっちゃうかもしれないから、ぜひ訓練をお願いします。  私は、自転車あまり乗らないんですけど、先ほど言ったんですけど、そうなんです、実はあるんです。聞いてくださいね。60歳で自動二輪の免許を取ったんですよ。18歳の子と二人で卒検を受けたんですけど、少し、本当にちょっと、ちょろちょろっとバイクを楽しんでいるんですね。70歳になったら自転車を始めようと考えていましたけれども、サイクリングロードが開通するので、前倒しで、3年ぐらい早く自転車を始めようと思っています。その仲間に入れていただけたらいいなと思っていますけれども、余談はこれぐらいにいたしまして、大きな1番の質問は終わります。2番に移ります。ありがとうございました。 81 ◯議長(倉持 守君) 次の質問に移りますので、答弁関係者の方の入れかえをお願いいたします。  中村博美君、質問を継続してください。 82 ◯14番(中村博美君) それでは、続けます。大きな2番、ごみ減量化についてを質問します。今回は、ごみ減量の中でも生ごみの減量について、赤い袋の中のごみの中の、生ごみですね。それも常総広域圏のことですので、旧水海道に限っての質問になります。  ごみ減量の質問は何度か行っていますが、減量可能なごみは、赤い袋のごみで、衣類は一切出さない、小中学校や地域での資源回収に出しましょうということをずっと言っているんですね。赤い袋に出すと、焼却するのに燃料費がかかって、赤い袋では一切衣類は出したらだめですよと皆さんに言っているんですね。資源回収に出すと。  一時期、衣類は業者さんが引き取っても金額がつかなったんです。無料です。もうお金は払えないですという時期があったんですけど、今は少しついているんですよ、金額がね。金額がついていて、さらに市の報奨金が1キロ5円、細かい話ですけど、1キロ5円がつきますし、環境センターで、先ほど言ったけども、燃すのに燃料費がかかるんだから、それを出さなければ燃料費がかからないから、衣類は絶対出さないようにしましょうとは言っているんですけど、私のところにも赤い袋で衣類が出ている状態なんですね。これも生活環境課の人に何か周知してほしいなとつくづく思っているところなんですけどね。生ごみも、しっかりと水分を絞ることでかなりの重さが軽減されるので、これも焼却の費用の削減になると思いますというのをずっと、何回か質問しているので、それを言い続けているんですけど、なかなか、やっぱり水分を切り切れないというところがあると思いますね。  それでは、1)常総環境センターで行っている生ごみ堆肥化事業の対象4市の地区別参加件数と個別参加件数を尋ねます。よろしくお願いします。 83 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。産業振興部長。              〔産業振興部長小島裕治君登壇〕 84 ◯産業振興部長(小島裕治君) 改めまして、おはようございます。  中村博美議員の一つ目の質問にお答えいたします。  現在、常総市では、地区別件数が5地区、個別の参加件数は285件でございます。  他市におきましては、取手市が13地区、参加件数が2,899件、守谷市は40地区、参加件数は4,864件、つくばみらい市は22地区、参加件数は1,534件でございます。  以上でございます。 85 ◯議長(倉持 守君) 中村博美君。 86 ◯14番(中村博美君) ありがとうございます。先ほど述べましたけれども、これは旧水海道市の常総広域のところなので、少ないかもしれませんけれども、それにしてもちょっと少な過ぎると思うんですけれども、この数字をどういうふうに考えていらっしゃいますか。御答弁お願いします。 87 ◯議長(倉持 守君) 生活環境課長。 88 ◯生活環境課長(文藏栄一君) 皆様、改めまして、おはようございます。それでは、答弁させていただきます。  ただいま、少ないのではないかという御質問であったかと思います。こちらの要因といたしまして、当市と他市との違いがあるのかなと思います。まず、専業農家の数、専業農家におきましてはそれぞれの特化した品物に応じて専用の肥料といったものを大量に購入いたします。こういった肥料は必要としないのかなというのがまず1点でございます。それと、当市と他市、新興住宅街の割合の違い、こちらは家庭菜園でこういったつくっている肥料を使用するといった面があると思います。それともう一つ、先ほど来より議員がおっしゃっています対象となる人口の差、こちら3点、これが要因と考えております。  以上でございます。 89 ◯議長(倉持 守君) 中村博美君。 90 ◯14番(中村博美君) ありがとうございます。5地区の名前を聞かせていただけますか。お願いします。 91 ◯議長(倉持 守君) 産業振興部長。 92 ◯産業振興部長(小島裕治君) 水海道天満町地区、水海道山田町地区、水海道高野町地区、水海道淵頭町地区、きぬの里地区の5地区でございます。 93 ◯議長(倉持 守君) 中村博美君。 94 ◯14番(中村博美君) ありがとうございます。町場の方が多くて、私たちのような三妻とかの方たちは、うちの中できっと、あの緑色のコンポストでしたっけ、ああいうのでやっているのかなと思うのであれなんですけど、まだまだ周知、お知らせしてふやしていくことが必要だと思うんですね。  ここに、ちょっと私、以前もらっている生ごみ堆肥化事業参加者募集って、これは大分古いのだと思います。これより新しいのはないと思うんですけど、ここで、参加したら堆肥を無料でもらえますというのも、ちょっと小さくですけど、私、大きく書いたんですけどね、こういうのがあるんですけど、こういうのをお知らせ版とかに載せていますか。それとも、どんなふうに周知されているんですか。ちょっと教えてください。 95 ◯議長(倉持 守君) 生活環境課長。 96 ◯生活環境課長(文藏栄一君) お答え申し上げます。  旧水海道地区の自治区長様にお知らせをしております。  以上です。 97 ◯議長(倉持 守君) 中村博美君。 98 ◯14番(中村博美君) 自治区長にお知らせしているけれども、自治区長は自治区の中の皆さんにお知らせしていることを把握していらっしゃいますか。お答えください。 99 ◯議長(倉持 守君) 生活環境課長。 100 ◯生活環境課長(文藏栄一君) お答え申し上げます。  把握はしてございません。 101 ◯議長(倉持 守君) 中村博美君。 102 ◯14番(中村博美君) ちょっとそれ、あれですよね。区長に回覧してくださいとか、皆さんに、会うたびにちょっと、こういうのあるんだけど、生ごみどうしてるんだい、生ごみ堆肥化するようにして、肥料もらえるんだよと、皆さんから口コミもだし、皆さんに回覧とかでお知らせしないと、だから目にとまらないんですよね。私はこれをもらって、町内の方にお話ししたら、やってみたいなという方、結構いらっしゃいます。なので、区長にお渡ししているだけじゃなくて、しっかりと皆さんに周知してもらっていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。  では、最後の2番ですね。2)地域として何件集まれば、生ごみ堆肥化事業に参加できるのか、尋ねます。 103 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。産業振興部長。 104 ◯産業振興部長(小島裕治君) 二つ目の質問についてお答えいたします。  事業開始当初から、NPO法人エコクリーン常総により戸別回収を基本的に地域として10世帯程度集まれば参加することが可能でございます。  以上でございます。 105 ◯議長(倉持 守君) 中村博美君。 106 ◯14番(中村博美君) 10世帯で来てくださるんですね。そうですか。もっとたくさん集まらないとだめかと思っていましたけど、10世帯ならお声をかけて取り組んでいきたいと思います。  今回、生ごみ堆肥化事業について質問したのは、当市はどれだけ力を入れているのかなということがすごく疑問に思ったので質問したんですね。ひょっとしたら推進していないのかなと感じるようなこともありまして、質問しました。推進していると受け取っていいのですね。最後にお答えください。 107 ◯議長(倉持 守君) 生活環境課長。 108 ◯生活環境課長(文藏栄一君) お答え申し上げます。  実際問題、今までPRのほう、少なかったのかなと感じているところでございます。また、環境センター、堆肥化事業の主体的なところにも確認いたしましたが、現状、国が目指す3R、4R、現在5Rまで行っていますが、そちらにごみの減量化ということで、非常にマッチする施策でございますので、今後も環境センターのほうでも続けていきたいというふうな回答も得ていますし、市のほうでもこれからどんどんPRして進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 109 ◯議長(倉持 守君) 中村博美君。 110 ◯14番(中村博美君) ありがとうございました。すべての質問をこれで終わります。 111 ◯議長(倉持 守君) この際、暫時休憩いたします。                 午前10時52分休憩    ─────────────────────────────────                 午前11時10分再開 112 ◯議長(倉持 守君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  一般質問を継続します。  次に、1番佐藤剛史君。                〔1番佐藤剛史君登壇〕 113 ◯1番(佐藤剛史君) 議席番号1番、通告順位7番の佐藤剛史でございます。このたび、初当選をさせていただきまして、新たな心境、新たな環境でしっかりと市民の皆様の負託にこたえられるよう全力で努力をしてまいる所存でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  今回は、大項目として五つ、一つ目に子育て支援政策について、二つ目に公共施設等総合管理計画について、3項目目に定住人口増加への取り組みについて、4項目目、防災行政無線について、5項目目、自転車の任意保険加入に対する努力義務について、順次質問をさせていただきます。欲張ったわけではございませんが、今回の通告の中で一番ボリュームが多くなってしまっておりますので、簡潔に質問いたします。簡潔な御答弁を執行部の皆様にもお願いいたします。  昨日の一般質問におきましても、多くの議員の皆様も非常に懸念をされております全国の自治体での少子高齢化、また人口減少問題につきましては、大変深刻な課題となっております。我が国の人口予測では、2050年には9,700万人程度、2100年には5,000万人を割り込む水準にまで減少となっております。当市におきましても人口が6万人を割りまして、私も大変危機感を持っているところでございます。この大きな課題である人口減少社会につきましては、国としての抜本的な改革がもちろん必要ではございますが、基礎自治体としましてもしっかりとこの課題に向き合っていかなければいけないというのも事実でございます。  そこで、まずは、(1)であります子育て支援策について伺います。  1)の多子世帯保育料軽減事業も拡充がされましたが、少子化が進む中、希望する子どもの数を持てない要因として経済的な負担を理由とする世帯への負担の軽減に対する考えを伺います。 114 ◯議長(倉持 守君) 答弁関係者の方、議場にお入りください。  これより答弁を求めます。保健福祉部長。              〔保健福祉部長吉原克美君登壇〕 115 ◯保健福祉部長(吉原克美君) 改めまして、おはようございます。  それでは、佐藤議員の1)多子世帯保育料軽減事業が拡充されたが、少子化が進む中、希望する子どもの数を持てない要因として経済的負担を理由とする世帯への負担軽減に対する考えを問うにつきましてお答えをいたします。  多子世帯保育料軽減事業は、平成28年度から県の補助事業として、県・市補助率2分の1で実施をしております。事業実施当初は、国基準の4階層の一部と、5階層である、わかりやすく言えば年収約360万円以上から年収約640万円未満の世帯の二人親世帯及びひとり親世帯につきまして、第3子以降の3歳未満児の保育料の助成事業でございました。  しかし、平成29年度以降は、第2子・第3子以降の3歳未満児へと対象を拡大し、第3子以降にあっては3歳未満児の保育料を全額助成となりました。  さらに、今年度、それらの所得制限も撤廃し、すべての第3子以降の3歳未満児の保育料を全額助成する拡充案が県より示されているところでございます。この補助事業の拡充案につきましても、当市も少子化対策の一環として必要性もあることから、前向きに検討してまいりたいと考えております。  また、現在経済的負担軽減を図る目的での市の単独事業といたしましては、子育て世帯に対し出産時にお祝金を支給する出産祝金支給事業を行っておりまして、その支給金額は第1子が5,000円、第2子が1万円、第3子以降が2万円となっております。  その他、経済的負担の大きい就学児童対策といたしまして、第3子以降の児童が義務教育期間にある保護者に対しまして、昨年度から第3子1万円、第4子2万円、第5子以降は3万円を支給する、多子世帯子育て応援金支給事業を行っております。それ以外にも、高校生相当年齢までの医療費の一部を助成するすくすく医療費支給制度、さらにはいきいき住マイル補助金等、結婚から子育てまで切れ目のない支援策を全庁的に取り組んでいるところでございます。
     以上でございます。 116 ◯議長(倉持 守君) 佐藤剛史君。 117 ◯1番(佐藤剛史君) 御答弁にございますように、市としても子育てに関する政策の強化、またいろいろな政策を推し進めているという状況はわかりました。生まれてきてくれた子どもたちへのサポート体制の充実という部分に関しても、これは大変重要なことだと理解をしております。しかしながら、出生率の向上というものを考えた場合に、子どもを産むための政策、子どもを産みたいと思っていただける政策につきましても大変重要な部分であると考えております。  当市におきましては、単独事業として出産祝金支給事業を行っているとの御答弁でございますが、金額としては第1子が5,000円、第2子が1万円、第3子が2万円となっております。他の自治体の例を見てみますと、お隣の坂東市におきましては第3子以上の児童に坂東市さわやか子育て出産奨励金というものを支給している状況であります。額としましては50万円であり、当市と比べると大変高額な奨励金となっております。  出産に対する一時金につきましては、ばらまき政策になりかねないといった考え方もあるとは思いますが、これらの予算に関しましては、子どもが生まれた場合にのみ発生するものであり、出生率が向上した場合に予算が必要という考えであれば、決してばらまき政策とはならない、確実に出生率の向上に貢献をしていただけるという政策にもなり得ると私は考えております。ここまでの金額、先ほどの坂東市までの金額は難しいとしましても、市としては出産に対する手当等の考えというものはどのようになっているのかを伺います。 118 ◯議長(倉持 守君) 保健福祉部長。 119 ◯保健福祉部長(吉原克美君) 御答弁いたします。  議員のおっしゃっているとおり、出生数を上げるための施策につきましては重要な課題とは認識しております。当市の子育て支援策の優先順位といたしまして、まずは子どもを産み育てやすい環境を整備すること、このことも重要だと考えております。そのため、先ほど議員のほうでは補助金等のお話はありましたけども、まず出産後早期に社会復帰できるよう、待機児童ゼロを目指し保育所の適正配置を第一に考え、施設の整備方針を検討しているところでございます。また、来年度から児童クラブの運営を拡充するに当たりまして、開所時間の延長や土曜日の開所場所を拡大するなど、子どもを持つ親が安心して就労できる環境整備を努めてまいります。要するに、子どもを預けて社会復帰をしながら、経済的に、稼いで、子育てをしやすい環境をつくるという形も認識しております。  今後の取り組みにつきましては、そのような保育所の施設整備を図りながら、待機児童ゼロを目指す、また先ほど言った児童クラブの運営拡充を図って、子育てしやすい環境の推進をしていく所存でおりますが、先ほど議員からおっしゃいました、生まれる前の施策につきましても現在各部の部長等で構成しております常総市人口減少対策会議におきまして、出生をふやすための有効な子育て支援策を模索しているところでございます。このような中で、議員の内容等も踏まえまして、他市の事例等も研究しつつ、常総らしさ、常総ならではの施策を盛り込んでいければと考えておりますので、あわせて議員の御提案の出生前の施策に対しても検討し、若い世代の方々のニーズにこたえられるよう積極的に取り組んでまいります。  以上でございます。 120 ◯議長(倉持 守君) 佐藤剛史君。 121 ◯1番(佐藤剛史君) 前向きな御答弁をありがとうございます。もちろん、政策的に優先順位というものはございますし、子育て支援策もしっかりと行っていただきたく思っております。  まち・ひと・しごと総合戦略でもうたっておりますとおり、その出生率の向上につながる政策というものは非常に、大変重要だと私も考えておりますので、昨日の一般質問の御答弁の中でもありました、少子高齢化対策に対する市民からの要望等あるのかというところの御答弁でも、しっかり市民の皆様から、アンケートとしては大変パーセンテージの高い74.5%の回答率、その中で要望でも手当の支給や増額という部分がやはり望まれているということも、きのうの中でございましたので、しっかりと出生率の向上という部分についての引き続きの施策の調査、検討をお願いいたします。  続きまして、2)の公立保育所、公立幼稚園の耐震化について、これまでの経過と今後の取り組みはいかがかについて伺いたいのですが、昨日の堀越議員の質問でもございましたので、簡潔な御答弁をよろしくお願いいたします。 122 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。保健福祉部長。 123 ◯保健福祉部長(吉原克美君) お答えいたします。  公立保育所の経過につきましては、昨日、一般質問でもお答えしておりますが、30年2月定例会、8月定例会において統廃合、民設民営化等々のお示しをして、保護者説明をした次第でございます。  ただ、その中で、やはり30年度、並行して行った第一・第四・第五保育所の耐震結果が、その三つの保育所とも安全基準値を満たさない結果となりまして、緊急措置をとりながら、代替施設等の最善案も模索してきましたけども、その代替施設が見つからないため、既存の施設において保育を行うというような決断に至りました。このため、恒久対策である保育所建設並びに、その後出てきました幼児教育無償化による市の負担増の問題もありまして、第二保育所の耐震診断を今年度ちょっと実施するとともに、新たな公立保育所の再編計画(案)を作成しているところでございます。  今後の取り組みといたしましては、改めて保護者の皆様にこの再編(案)につきまして御提示をするとともに、子どもを取り巻く環境、さらには保育の現状や当市の課題を共有するための対話を行ってまいります。また、こちら、堀越議員のときにも答弁しましたが、子ども・子育て会議等にも諮りまして、第三者の意見も拝聴しながら、本年秋までに整備方針を決定していくということになっております。  何よりも保護者の皆様が安心して子どもを保育所に預けていただけるよう、早急に保育環境の整備に取り組むとともに、民間の活力も積極的に入れることも視野に入れまして、保育施設を一新していくというような考えでおりますので、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 124 ◯議長(倉持 守君) 佐藤剛史君。 125 ◯1番(佐藤剛史君) 次の質問であります、公共施設等総合管理計画についてでも触れさせていただきますが、これから大変財政状況が厳しくなっていく中で、この財政状況というものを踏まえて、しっかりと保護者の皆様とその当市の課題といったものを共有していただきたく思います。また、御答弁にございました子ども・子育て会議におきましては、十分な第三者機関としての御検討をいただきまして、本年秋ということでございますので、しっかりとした整備方針を秋までに決定していただきたく思っておりますので、よろしくお願いをいたします。  それでは、(2)番に入ります。 126 ◯議長(倉持 守君) 次の質問に移りますので、答弁関係者の方の入れかえをお願いします。  佐藤剛史君、質問を継続してください。 127 ◯1番(佐藤剛史君) それでは、(2)番の公共施設等総合管理計画について伺います。こちらの質問に関しましても、昨日の風野議員から質問がございました。私も全く同様の心配をしておりまして、今回この質問をさせていただきますが、内容としては多少被るところがあるかと思いますが、よろしくお願いいたします。  市内における公共施設につきましては、御案内のとおり老朽化により近い将来に更新時期を迎えていくこととなります。この公共施設の更新問題につきましても、地方自治体にとっては大変大きな課題となっております。多額の財源が必要となり、計画的に進めていかなければ大変厳しい状況に陥るというのはもう明白なことでございます。  そこで、まずは1)番の最適な公共施設の総量、規模、配置についての今後の見通しと、公共建築物の適正な評価と優先順位についてはどのように考えるのかを伺います。 128 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。総務部長。               〔総務部長沼尻秀子君登壇〕 129 ◯総務部長(沼尻秀子君) おはようございます。佐藤議員の御質問にお答えいたします。  当市では、公共施設の現状と課題を明らかにし、課題解決に向けて取り組むべき方針を定めた公共施設等総合管理計画を平成29年3月に策定いたしました。市の公共施設は、高度経済成長期の都市化や住民ニーズの拡大に伴い、整備を進めてきた結果、144の施設を保有し、その延べ床面積は約23万平方メートルに達しています。一方、人口は平成16年ごろをピークに減少しており、この傾向はこれからも続く見込みですので、すべての施設を維持していくことは非常に難しい状況でございます。  計画では、市の人口ビジョン総合戦略で人口減少率を20%としていることから、公共施設の保有量を今後40年間で20%削減することを目標としております。今後は、この計画に基づき、施設ごとに個別施設計画を策定し、それぞれの施設を適正に分析、評価した上で、人口減少や市民ニーズの変化に対応し、安全安心な公共サービスを提供し続けられる維持管理や適正配置を進めてまいります。  以上でございます。 130 ◯議長(倉持 守君) 佐藤剛史君。 131 ◯1番(佐藤剛史君) 人口減少率の目標値に見合った公共施設の保有量の削減目標ということでございます。数値は、人口減少率ということで20%です。人口減少に関しましては、想定より早いスピードで進行してしまっているという現状も踏まえて、ぜひ考えていただきたく思います。  昨日の御答弁にもございましたが、今後の流れというものにつきましては、この春より資産管理課、施設マネジメント係を設置したので、これから公共施設等戦略会議で検討、審議を行い、その後に優先順位を定めて、住民の皆様との合意形成を図っていくという流れときのうの御答弁は理解をいたしました。風野議員からも各論と総論というお話がございましたが、本当にどちらも両方で理解が得られるような今後の流れをぜひつくっていっていただけたらと私もお願いをいたします。  2)番に入りますが、生産年齢人口の減少に伴う税収の減少が懸念されておりますが、今後の財政状況の見通しと公共施設整備基金の状況についてはどのようになっているのか伺います。 132 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。総務部長。 133 ◯総務部長(沼尻秀子君) お答えいたします。  今後の財源の見通しですが、市の財源の根幹である市税のうち、固定資産税は、きのうも申しましたとおり地価の下落により減少傾向であり、普通交付税の合併算定がえによる激変緩和期間が令和2年度で終了するため、厳しい状況になる見込みです。  次に、公共施設整備基金の状況は、平成30年度末現在で11億1,955万円でございます。 134 ◯議長(倉持 守君) 佐藤剛史君。 135 ◯1番(佐藤剛史君) 年間予算の約30%相当に値をするという額となっております。大変莫大な費用の試算であります。また、市税、法人税、固定資産税においても厳しい状況であります。公共施設整備基金につきましては、取り崩しを行っていないとのことでありますが、この金額を見ましても約11億2,000万という額で、到底基金だけでは間に合わないものと考えます。本当に必要なものの選択、また個別施設計画の今後の進捗状況によって、この部分に関しましてはまた改めて今後質問をさせていただきたく思います。  それでは、3番目の今後の施設管理についての民間の効果が期待できる部分については、PPPやPFIの導入を最優先に検討するとございますが、PPPやPFIといった官民連携の推進におきましては、これまでの取り組みと今後の予定についてどのようにお考えであるのかを伺います。 136 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。総務部長。 137 ◯総務部長(沼尻秀子君) お答えいたします。  官民連携による民間活力の活用は、単に行政運営の効率化やコスト削減を図るためだけでなく、行政サービスの向上も期待しているところです。  これまでの官民連携の取り組みでは、社会体育施設や児童クラブにおける指定管理者制度の導入により民間事業者を管理者として指定し、施設の運営にノウハウを生かしていただいております。  また、平成29年度には、民間事業者と市場のニーズについて直接対話するサウンディング型市場調査を開始しました。その結果、翌30年度には今まで活用されていなかった市有地2件を公募型プロポーザルで売却するなど、成果が得られたところでございます。  さらに今年度は、官民連携の新たな取り組みとして、茨城県内では初めてとなる公共施設の管理運営に貢献する提案を自由に行っていただく公共施設マネジメント民間提案制度と、実際に公共施設を暫定的に使用し、提案内容の有効性や管理運営を試せるトライアル・サウンディングを実施しています。こちらは全国初の試みになっています。市にとっても、民間事業者の提案内容や施設の集客力、採算性などをあらかじめ確認することができ、将来本格的に導入する際に、その結果を反映した効果的な施設運営が可能となるメリットがあります。引き続き民間活用の効果が期待できる事業については、積極的に連携を図ってまいります。  以上でございます。 138 ◯議長(倉持 守君) 佐藤剛史君。 139 ◯1番(佐藤剛史君) やはり、公共施設の統廃合といったものも今後しっかり考えていかなければいけませんが、それと同時に、有効活用できる部分につきましては伸ばしていくといった、攻めの取り組みといったものも大変重要であると考えております。  先ほど御答弁の中で御案内のありました常総市トライアル・サウンディングということでございますが、新たな試みということで大変期待をしております。また、資料で御案内いただきました、対象施設としてはあすなろの里や吉野公園なども候補として挙がっておりますし、積極的な民間活力の利用といったものをぜひお願いをいたします。  それでは、3番の定住人口増加への取り組みに移らせていただきます。 140 ◯議長(倉持 守君) 次の質問に移りますので、答弁関係者の入れかえをお願いします。  佐藤剛史君、質問を継続してください。 141 ◯1番(佐藤剛史君) それでは、3番、定住人口増加への取り組みについて、簡潔にこちらも伺っていきたいと思います。  人口減少問題につきましては、冒頭の子育て支援策の部分でも触れさせていただきましたが、この人口減少の大きな理由としまして、東京圏への一極集中がございます。これは地方の衰退を進行させ、さらに厳しい住宅事情や子育て環境などから、地方に比べてより低い出生率にとどまっている東京圏に若い世代が集中することによって、日本全体としての人口減少に結びついてしまっているということがございます。  地方創生もうたわれて数年が経過をしておりますが、少子高齢化の現状に的確に対応し、人口の減少に歯どめをかけ、この東京圏一極集中というものを是正して、それぞれの地域で住みよい環境を確保し、将来にわたって活力ある日本社会を維持していくということがこの地方創生の目的であります。  そこで、常総市としましては、1)番であります、当市における人口減少への対応策として、非線引きである石下地区のアピールといったものも考えられますが、市としての考えはいかがかを伺います。 142 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。都市建設部長。              〔都市建設部長木村茂樹君登壇〕 143 ◯都市建設部長(木村茂樹君) 御質問いただきました定住人口増加への取り組みについて、お答えをさせていただきます。  常総市の常住人口につきましては、平成31年4月末現在5万9,969人と、6万人を切りました。この状況に強い危機感を持っており、市を挙げてあらゆる側面から定住人口増加の取り組みをより強力に進めていかなければなりません。  そのような中、議員から御質問をいただいた石下地区につきましては、一部市街地を除き建築物の用途制限がなく、都市計画法第34条の立地基準の制限を受けることなく住宅などの建築がしやすいエリアと言えます。  現在、市で取り組んでおります主な定住人口増加の対策として、市外の方を対象とした常総ふるさと市民登録制度や、若年夫婦世帯等への住宅取得や改修費を支援する常総市いきいき住マイル支援補助金制度などがございます。また、住宅政策という観点からは、空家等バンクを活用した市内空き家や空き地への移住・定住促進、民間事業者と連携した子育て世帯向け住宅の整備など、市外からの転入者を対象とした施策を行い、定住人口の増加のみならず出生率の上昇も目標として掲げ、取り組んでいきたいと考えております。  以上でございます。 144 ◯議長(倉持 守君) 佐藤剛史君。 145 ◯1番(佐藤剛史君) この常総市のアピールという部分に関しましては、ぜひトップセールスで行っていただきたいと考えておりますが、市長におかれましては、この定住人口の増加策としてのアピールという部分につきましては、どのようにお考えかを伺います。 146 ◯議長(倉持 守君) 神達市長。                〔市長神達岳志君登壇〕 147 ◯市長(神達岳志君) 佐藤剛史議員の初質問にお答えをしたいと思います。  今、部長から答弁があったとおり、今回の議会一般質問でもこの人口減少、定住人口増加対策ということは大きな話題の一つになっています。これは私もトップセールスとして、これは担当部署だけの問題でなくて、全庁的に取り組んでいかなければいけないということでプロジェクトを設置しているところでもございますし、また、市内の区長さん方も含めて、座談会等々でもこの現実というものを区長さん方にも周知をしていただいて、これから地域で、子どもたちが地域に戻ってきてくれるような子育てをしていこうと、地域での子育てをしていこうということもお話をしています。地域の課題ばかりを大人たちが語っていると、こういう地域には住みたくないということで外に出ていっちゃう、それよりも、大人たちがこの地域の未来を、夢を語れるような地域にしていくことによって、子どもたちもこの地域に戻って、私もこの地域のために汗をかこうという、佐藤議員のような、1回守谷に転出はしてしまいましたけども、このふるさとを思って、ふるさとに帰ってきてくれて、そして地域のために汗を流してくれる議員として参戦をいただいたと、こういう取り組み、この常総市から出ている20代、30代というのは、主につくば、つくばみらい、守谷が中心であります。そういったところも含めて、この常総市のよさというものを積極的にトップとしてもPRをしていきたいと考えております。 148 ◯議長(倉持 守君) 佐藤剛史君。 149 ◯1番(佐藤剛史君) ありがとうございます。常総市における定住人口の増加策として、市長はじめ行政の皆様も一生懸命取り組まれていることは重々承知しております。近隣で人口がまだ増加をしておりますTX沿線の自治体への移住者、また移住を検討している方、こういった皆様は、やはり私も先ほど市長の御答弁にありました、守谷で市議会議員を経験させていただきまして大変強く感じたところは、やはり地方創生では、東京への一極集中を打破と言いながらも、まだまだ人口増加がしている、伸びている市というのは、都心への利便性を強く求めている方が移住してきている、そういった現実がございます。  当市におきましては、さきの大水害といったものも経験し、その後には防災先進都市を掲げて、真のまちの復興というものに注力をされている状況でありますが、残念ながら地価の下落によって固定資産税は減少傾向となってしまっております。しかしながら、逆転の発想をすれば、守谷市、つくばみらい市、つくば市と遜色のない通勤時間、石下地区から通勤時間帯においては約20分、また水海道においては10分、TX守谷駅から30分ということを考えれば、1時間圏内で通勤できるという部分でございます。そういった部分のアピール、また豊かな緑というものを求めて茨城に移住される方というものも多くいる現状がございますので、TXの沿線の自治体よりも、先ほど議員からもございましたが、買い求めやすい地価で、またさらに恵まれた環境であるということを十分にアピールすれば、当市に移り住んでいただける選択肢というものは十分に広がりを見せるものだと考えております。  流山市におきましては、母になるなら流山というワードで大変移住者がふえたという、その後ふえ過ぎてしまっての課題というものももちろん見えてきてはいるんですけれども、それは人口増加、また子育て世代の増加によって生まれた課題ということで、まずは常総市にとっては定住人口の増加というものをしっかりと考えていただきたい。家を買うなら常総市といったようなアピールというものを、しっかり今後情報発信を含めて、行政として行っていただきたく思っております。よろしくお願いいたします。  それでは、次の4番の質問に入ります。 150 ◯議長(倉持 守君) 次の質問に移りますので、答弁関係者の入れかえをお願いします。  佐藤剛史君、質問を継続してください。 151 ◯1番(佐藤剛史君) 続きまして、(4)番であります防災行政無線について伺います。  同報系無線、いわゆるラッパ型のスピーカーによる防災無線につきましては、いろいろな場面におきまして日々活用がなされている状況でありますが、これらによってカバーが難しいという状況である地区や世帯に対する防災ラジオ等の導入について伺います。  まず、これまでの防災行政無線の整備経過について伺います。 152 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。市長公室長。               〔市長公室長小林昭仁君登壇〕 153 ◯市長公室長(小林昭仁君) それでは、佐藤議員の御質問にお答えします。  これまでの防災行政無線にかかわる整備経過についてですが、平成7年、旧石下町におきましては、アナログ同報系の防災行政無線の運用を開始しております。その際、戸別受信機につきましては、希望者へ販売という方法で導入した経緯がございます。平成18年1月の合併時点で、旧水海道市域には防災行政無線は整備されておりませんでした。さきの東日本大震災の教訓から、即時の情報発信手段の確保が急務であると判断しまして、平成27年4月にデジタルの防災行政無線の運用を開始しました。同年9月の関東・東北豪雨におきましては、幾つかの屋外拡声子局に被害を受けましたが、修繕と増設を含め、現在は202局の屋外拡声子局で運用をしております。  また、平成29年度には総務省消防庁の実証事業により、要配慮者への御自宅や社会福祉施設など100カ所におきまして戸別受信機を設置している状況でございます。  以上でございます。 154 ◯議長(倉持 守君) 佐藤剛史君。 155 ◯1番(佐藤剛史君) 整備経過については理解をいたしました。過去に、この防災情報に関するアンケートといったものも実施したとのことでありますが、防災情報に関するアンケートにつきましてはどのような回答を得られているのか、お願いをいたします。 156 ◯議長(倉持 守君) 市長公室長。 157 ◯市長公室長(小林昭仁君) お答えします。  アンケートについては、平成30年度自治区加入世帯1万7,372世帯を対象に調査を実施し、結果、5,708世帯の回収で回答率は32.85%でございました。  アンケートの結果につきましては、既に広報紙やホームページにも広く公表をさせていただいておりますが、設問の中には、戸別受信機の設置費用が自己負担でも設置を検討という回答もいただいております。また、どのような媒体で災害時の情報を得るかといった項目もございますので、それらの結果も踏まえて効果を十分に分析し、整備の方針を今年度決定する予定でおります。  以上でございます。 158 ◯議長(倉持 守君) 佐藤剛史君。
    159 ◯1番(佐藤剛史君) アンケートの結果をお聞きしましても、自己負担でも戸別受信機といったものを設置したいという方がいるというのも事実でございますし、私も先日の選挙戦におきましても、住民の方々から同報系無線では聞こえづらい部分があるので、代替品の活用といったものも考えられないのかという声は、これは数件いただいているという状況であります。それらを踏まえまして、戸別受信機の金額と予算につきましてはどういったお考えをお持ちでいるのかを伺います。 160 ◯議長(倉持 守君) 市長公室長。 161 ◯市長公室長(小林昭仁君) お答えします。  アナログの戸別受信機につきましては、比較的低価格ということではございますが、総務省の電波法関係審査基準におきまして無線整備の耐用年数等を考慮した上で、できる限り早期にデジタル化に移行するということとされております。当市におきましては、基準に沿った形で現在デジタルに移行しておりますので、アナログの戸別受信機は機能しない状況であります。一方で、デジタルの戸別受信機におきましては、何度も一般質問等で回答させていただいておるんですが、金額的に高額で、以前聴取した見積もりでは工事費込みで最大約10万円程度かかるということで聞いております。  その他、防災ラジオを導入した事例もあるという自治体もございますが、緊急時の肉声放送ができないことや、防災ラジオを防災行政無線と連動させるための追加費用等も発生するなど懸念もございます。そうした費用面や、既に運用しているシステムの利活用を考慮しながら、今後も情報伝達力の強化に取り組んでまいりたいと考えております。  以上でございます。 162 ◯議長(倉持 守君) 佐藤剛史君。 163 ◯1番(佐藤剛史君) 災害時や緊急時の情報の受信方法につきましては、現在広く普及をしておりますスマートフォンでのアプリというものの活用や、また防災無線で聞き逃してしまった内容というものを再確認できるテレフォンシステムでの対応といったものももちろん有効であります。しかしながら、そういった手段をお持ちでなかったり、まだまだ知らないといった方がいるのも、これも事実でございます。  デジタルの戸別受信機は、現在の試算では約10万円と高額とのことでありますが、御答弁にありました受信システム、アナログからデジタルへ移行するという、ちょうど過渡期にあると考えておりまして、今後新たな技術の導入といったものや、現在よりも安価なものへの移行というものも、これは早い流れで来ることも考えられますので、今後も引き続きの調査、検討といったものをしていただけたらと思います。  また、先日、自治区長の総会も傍聴させていただいたときにも同様のやはり質問がされてしたように記憶しております。防災無線を聞き逃してしまったり、聞きづらいという部分に関して、そのときの御答弁でもありましたが、このテレフォンサービスというものは大変有効だと感じておりますので、こちらの周知徹底というものもまた再度強化していただけたらと思いますので、よろしくお願いいたします。  以上で4番の質問を終わりまして、5番に移らせていただきます。 164 ◯議長(倉持 守君) 次の質問に移りますので、答弁関係者の入れかえをお願いします。  佐藤剛史君、質問を継続してください。 165 ◯1番(佐藤剛史君) それでは、(5)番、自転車の任意保険加入に対する努力義務について伺います。  1)番であります自転車による交通事故での高額の賠償責任を負う事例というものが全国で相次いでおりますが、自転車保険の加入に対する努力義務や加入義務化に対する当市の考え方を伺います。 166 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。産業振興部長。              〔産業振興部長小島裕治君登壇〕 167 ◯産業振興部長(小島裕治君) それでは、佐藤議員の御質問にお答えいたします。  近年、自転車利用者が事故の加害者となり、被害者への高額な賠償命令が出されている事例があり、全国的にも被害者救済の観点から自転車損害賠償責任保険等への加入促進を図る必要性が増しているところでございます。  そこで、国としましても、自転車活用推進計画において地方公共団体に対しまして条例等による保険への加入促進を要請しており、茨城県におきましても去る5月13日に茨城県自転車損害賠償責任保険等への加入促進に関する条例(案)の概要説明会が県内市町村を対象に開催されたところでございます。  茨城県は当初、新規条例で保険加入義務を考えていたようですが、検討の結果、既存の交通安全条例の改正、努力義務で進めることとなりましたので、当市といたしましても県の条例改正にあわせ、県と連携し、保険加入への啓発活動を推進してまいりたいと考えております。  以上でございます。 168 ◯議長(倉持 守君) 佐藤剛史君。 169 ◯1番(佐藤剛史君) 茨城県においても、条例の制定に向けて動いているわけでありますが、条例を制定している近隣の市町村についてはどのように把握をされているのかを伺います。 170 ◯議長(倉持 守君) 産業振興部長。 171 ◯産業振興部長(小島裕治君) お答えいたします。  近隣で申し上げますと、つくば市が、つくば市の自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例、こちら平成26年3月施行となっております。保険の加入、ヘルメット着用、点検等への努力義務でございます。近隣ではございませんが、茨城県内におきましては笠間市において笠間市自転車の安全利用に関する条例、こちらは保険の加入義務づけでございまして、本年3月に定例会で可決されております。施行は本年10月からとなっております。  以上でございます。 172 ◯議長(倉持 守君) 佐藤剛史君。 173 ◯1番(佐藤剛史君) つくば市では努力義務、また笠間市においては条例を施行という動きということでございますが、常総市としまして条例を制定するお考えというものは現在お持ちなのかを伺います。 174 ◯議長(倉持 守君) 産業振興部長。 175 ◯産業振興部長(小島裕治君) お答えいたします。  茨城県のほうで交通安全条例の改正後に、近隣市町村の動向を見据えながら十分検討はしていきたいと考えております。  以上でございます。 176 ◯議長(倉持 守君) 佐藤剛史君。 177 ◯1番(佐藤剛史君) 検討、ぜひしていただきたいと思っておりますが、民間の保険会社での自転車に対する保険につきましては、市としてどのように把握されているのかを伺います。 178 ◯議長(倉持 守君) 産業振興部長。 179 ◯産業振興部長(小島裕治君) お答えいたします。  民間会社でございますが、全日本交通安全協会が保険会社として団体契約をしている保険や、民間の保険会社独自でも自転車専用の賠償保険や、自動車保険の任意保険等で特約としてつけられているものがあります。  以上でございます。 180 ◯議長(倉持 守君) 佐藤剛史君。 181 ◯1番(佐藤剛史君) これはよく話題にもなりますが、自動車保険に付随しているものなどもあるということで、そういった部分もまだまだ市民の皆様でも知らない方がいることも考えられます。保険加入に関しましては、啓発活動というものも行っているとは思いますが、具体的にどのようなことを市としては取り組まれているのかを伺います。 182 ◯議長(倉持 守君) 生活環境課長。 183 ◯生活環境課長(文藏栄一君) お答え申し上げます。  生活環境課では、交通安全ということで、交通安全週間、年4回ございます。そちらのときに当該問題、PRするとともに、小学校また高齢者に対する交通安全教室のほうも行ってございますので、そういった場を利用いたしまして積極的にアピールしていく所存でございます。  以上です。 184 ◯議長(倉持 守君) 佐藤剛史君。 185 ◯1番(佐藤剛史君) 当市におきましては、先ほど中村博美議員からもございましたとおり、鬼怒川右岸、また鬼怒川左岸におきましてサイクリングロードの整備というものが行われ、今後自転車を利用しての常総市のアピールや、そのサイクリングロードを活用した他自治体からの交流人口というものの増加も見込んでいるというところでございます。  そのような中で、万が一の事故時に備えた対策も、これは急務であると考えております。近隣市町の動きも見ながらということではございますが、当市としましてはこのサイクリングロードの新設にあわせて早急な努力義務、加入義務の推進というもの、条例制定を含めてしっかりと考えていただきたいということを最後に申し述べさせていただきまして、今回の私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 186 ◯議長(倉持 守君) この際、暫時休憩いたします。                 午後0時00分休憩    ─────────────────────────────────                 午後1時00分再開 187 ◯議長(倉持 守君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  一般質問を継続します。  次に、10番坂野茂実君。                〔10番坂野茂実君登壇〕 188 ◯10番(坂野茂実君) 10番坂野でございます。ただいま議長から発言のお許しをいただきましたので、これより一般質問を行います。執行部の皆様には、いつもながらわかりやすい質問を心がけてまいりますので、御答弁のほうもひとつわかりやすくお願いいたします。  今回の質問は、3年6カ月前の大水害の直後、11月定例会議の一般質問の際に、美妻橋について御答弁をいただいた経緯がございました。本日は改めて、架けかえを含めた今後の整備と慢性化した渋滞の緩和策について質問を進めてまいります。  現在、常総市には478という大変多くの橋梁がございまして、市内外を問わず多くの方が利用されております。常総市を観光やビジネスで訪れる方もあり、またこの中には通過されている方もたくさん、数多くいらっしゃると思います。そのような中で、全部の橋を対象にするわけにはまいりませんので、現在土浦坂東線の道路橋として常総市民はもとより大生郷工業団地に勤務される方や関係車両、隣接市町の住人の方々、鬼怒川緊急プロジェクトにかかわる働く車などを含む多くの車両が通行している現状をかんがみまして、老朽化や今後の有効利用が期待される美妻橋に限って質問を進めてまいりたいと考えております。  質問に入る前に執行部の皆さんに申し上げておきますが、事業主体が県ということで、答弁にも限りがあり、難しい性格の質問であることは重々承知をしております。できる限り執行部の皆さんの正直なお考え、聞かせていただきまして、当市の考えを県にアピールするくらいの気持ちで御答弁をいただけたらと思います。それでは、通告に基づきまして質問いたします。よろしく御答弁のほうをお願いいたします。  1番目の質問ですが、大項目が美妻橋の今後の対応と対策について、1番、美妻橋の老朽化を市はどのようにとらえているか、これについて御答弁をお願いいたします。 189 ◯議長(倉持 守君) 答弁関係者の方、議場にお入りください。  これより答弁を求めます。都市建設部長。              〔都市建設部長木村茂樹君登壇〕 190 ◯都市建設部長(木村茂樹君) 坂野議員の1番目の御質問について、お答えをさせていただきます。  美妻橋の老朽化につきましては、美妻橋を管理している茨城県常総工事事務所に確認をしたところ、橋梁については平成27年度に橋梁長寿命化修繕計画を策定しており、今後は計画に基づき5年ごとの定期点検並びに塗装等の修繕を行い、できる限り橋の長寿命化を図ることとしており、耐震工事も済んでいることから、架けかえについては考えていないとの回答でございました。  市でも現在、効率的に橋梁を維持していくための取り組みとして、コスト縮減のためには従来の対症療法型から、損傷が大きくなる前に予防的な対策を行う予防保全型へ転換を図っており、橋梁長寿命化計画を策定し、架けかえではなく、維持管理していくことにしております。  以上でございます。 191 ◯議長(倉持 守君) 坂野茂実君。 192 ◯10番(坂野茂実君) 御答弁ありがとうございます。初っぱなからいきなり、架けかえについては考えていないという、あまり聞きたくない御答弁を聞くことになりまして、大変残念な思いでございますが、じゃあ、この後の質問要らないんじゃないのという話になっちゃいますが、そうもいきませんので、県のほうにも改めて再考をお願いするような気持ちで質問を進めてまいりたいと思います。  美妻橋は、土浦坂東線、鬼怒川に1961年、昭和36年ですね。竣工されまして58年が経過しております。27年度に、ただいまありましたように長寿命化修繕計画を策定されたということで、4年前に実施されているものと思います。確かに再塗装がされた直後は、本当に表面上はきれいで、仕上がっておりましたが、現在の橋をごらんいただいているかどうかわかりませんが、今現在もさびだらけで、非常に、こう言っては何ですが、汚い橋というような印象で、58年という年月が顕著にあらわれているというように考えております。  調べましたところ、橋の寿命は約50年というふうに言われておりまして、これは減価償却資産の耐用年数等に関する大蔵省令というものを引用したというふうな資料を見ておりましたが、これからすると美妻橋は既に寿命を過ぎております。目に見えない金属部分の腐食や老朽化、橋脚部分のコンクリートの劣化等が進んでいる可能性も十分考えられるわけですよね。そこで、質問ですが、橋梁長寿命化修繕計画、これはどのような対策を施すんでしょうか。お聞かせください。 193 ◯議長(倉持 守君) 道路課長。 194 ◯道路課長(戸塚 勇君) 坂野議員の御質問にお答えします。  長寿命化対策につきましては、先ほど部長の答弁にありましたが、損傷が大きくなる前に予防的な対策をまず講じるということで、茨城県のほうに確認しましたら、28年度から橋梁修繕工事に着手しております。工事内容につきましては、28年度に桁下補修工事、29年度、桁下補修再塗装工事、30年度、桁下再塗装工事、今年度、令和元年、桁下再塗装工事ということで、先ほど議員が御指摘になられたさびだらけの部分というものは、令和2年からトラスの部分の塗装が入るというふうに伺っております。  以上でございます。 195 ◯議長(倉持 守君) 坂野茂実君。 196 ◯10番(坂野茂実君) 桁下工事というのが3回ですか、出てきておりましたが、これはコンクリートの部分はやらないんですよね。再塗装ということだけで理解していいんですか。 197 ◯議長(倉持 守君) 道路課長。 198 ◯道路課長(戸塚 勇君) 長寿命化の点検ということで、橋梁は5年に一度の点検の義務があります。その5年に一度に行う点検の結果によって修繕する部分を決めまして、そちらを計画的に進めていると。今言われましたコンクリートの部分というのは、多分下部、橋脚の部分かと思うんですが、先ほども答弁させていただいた耐震が終わっているということですので、あとは5年に一度の橋梁点検によってもし不具合が何かあったときには、そちらの補修工事を対応していくということです。  以上でございます。 199 ◯議長(倉持 守君) 坂野茂実君。 200 ◯10番(坂野茂実君) コンクリートの部分は見ていないと、もし不具合があった場合には修繕をするということでよろしいかと思いますが、このコンクリートの部分というのは目に見えない部分ですよね。できれば、当然目視等でやっているとは思うんですが、そのような点検もしていただけたら安心かなと思いますが、土浦坂東線は土浦市富士崎町を起点につくば市、常総市を経て坂東市に至る大変重要な幹線道路であります。近年はつくば市の発展や西部工業団地、当市の大生郷工業団地、花島工業団地、坂東市のハイテクパーク岩井などの工業団地のが操業されておりまして、工業団地の関係車両をはじめ一般通過車両も相当数通行しております。また、建設当時には想定していなかった車両の大型化、また通行量でありますし、東日本大震災、関東・東北豪雨によってかなりのダメージを受けているということも考えられます。当市においても、常総インターチェンジがあり、アグリサイエンスバレーや道の駅計画が進められておりまして、ますます通行車両の増加が見込まれている重要な路線であります。今後もしっかりとした管理、また整備、この整備のほうは先ほど答弁にありました長寿命化計画のほうで定期的にやられるということで理解してよろしいんだと思いますが、しっかりとお願いしたいと思います。  続きまして、2番の質問に入らせていただきます。  事業主体は県であることは十分承知していますが、老朽化に伴う県への整備要望は行っているんですか。行っているとすれば、どのような方法で行っているんでしょう。お聞かせください。 201 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。都市建設部長。 202 ◯都市建設部長(木村茂樹君) お答えをいたします。  県への要望につきましては、美妻橋の架かっております路線は一般県道土浦坂東線で、茨城県の管理となっております。一般県道土浦坂東線の整備促進につきまして、関係自治体のつくば市、坂東市、常総市の3市で県道土浦坂東線整備促進期成同盟会を組織し、茨城県に対して道路整備の要望活動を行っております。  要望活動の実施方法につきましては、毎年茨城県境工事事務所に対して構成自治体3市で要望書を提出して、整備促進のお願いをしているところでございます。  以上です。 203 ◯議長(倉持 守君) 坂野茂実君。 204 ◯10番(坂野茂実君) 毎年度1回、土浦坂東線整備促進期成同盟会から、これは3市でつくっている同盟会ということらしいですが、要望書は提出しているということでよろしいんですね。  私が確認できたものなんですが、ちょっと年度的に古いものになっちゃうんですが、日本工業経済新聞社というところの情報で、2009年2月と2012年1月の要望なんですが、そのほかの年は確認できませんでした。これは毎年、確認できなかったんですが、要望はしているという認識でよろしいんですね。 205 ◯議長(倉持 守君) 道路課長。 206 ◯道路課長(戸塚 勇君) 先ほど部長からもありましたように、年1回県のほうに要望活動に行っております。あと、坂野議員が見られた2009年、2012年というのは、中妻バイパスを2012年に開通しまして、2009年は工事の全盛期ということですので、多分そういうふうな工業系の新聞のほうが掲載したのではないかと思われます。  以上でございます。 207 ◯議長(倉持 守君) 坂野茂実君。 208 ◯10番(坂野茂実君) 中妻バイパス開通に伴った記事であるというふうな感じですね。どおりでほかの記事は一切見つからなかったんですよ。この2点だけなんですね。  それでは、この要望書の内容について伺います。
     期成同盟会からの要望は、次のような4点ですね。古いものなので対策済みのものもあります。常総市中妻町地内、国道294号からの美妻橋までのバイパスの早期完成、こちら2012年に開通しております。二つ目に坂東市勘助新田地内交差点の改良整備、三つ目に坂東市幸田新田地内の歩道整備、四つ目に坂東市馬立地内交差点の歩道整備の早期完成、以上4点、実際には今出ているのは3点なのかなと思いますが、この2回ですね、期成同盟会では要望しているようです。  しかし、この美妻橋の架けかえについては一切触れていない。また、これから質問いたしますが、慢性化した渋滞、こちらについても一切の要望を見つけることはできませんでした。  4点の要望をされておりまして、これまで架けかえ、渋滞の慢性化、こちらを解消するような要望は当市は出していなかったんですか。 209 ◯議長(倉持 守君) 道路課長。 210 ◯道路課長(戸塚 勇君) ただいまの質問にお答えいたします。  坂野議員からありました坂東市内の3カ所につきまして、これは重点要望事項ということで、この箇所ということで特定しまして、この区間が未整備で全然手がついていないということで、同盟会としては急務であるということでそちらを挙げております。ただ、美妻橋の渋滞や架けかえ等々については、要望書の前段の文書の要望文言の中には入れてあります。  また、今後同盟会において美妻橋の架けかえについても今後検討していきたいと、こちらは他市もありますので、その辺を検討していきたいと思いますので、よろしく御理解のほどお願いいたします。 211 ◯議長(倉持 守君) 坂野茂実君。 212 ◯10番(坂野茂実君) 要望としてきちんと出していなかったというか、文言で出していたとなるとまた話が違ってくるんですが、要望としては挙げていなかったということでよろしいんですか。どうぞ御答弁をお願いします。 213 ◯議長(倉持 守君) 道路課長。 214 ◯道路課長(戸塚 勇君) 先ほども申しましたように、ほかの自治体の路線につきましては、土浦坂東線はほぼ100%歩道がついていると、ついていない道路があるところは坂東市内及び坂東市内の交差点改良が終わっていないと、まずそこが急務な整備箇所ということで、まずはそこを同盟会として要望しているという現状でございます。 215 ◯議長(倉持 守君) 坂野茂実君。 216 ◯10番(坂野茂実君) ありがとうございます。これから、同盟会のほうからしっかり常総市についても要望をお願いしたいと思います。坂東市のほうも、馬立も大分きれいに交差点がなりましたし、幸田新田ですか、あちらのほうも歩道がまだ未完成だということらしいですが、そちらのほうも大事かと思います。しかし、常総市のほうにも少し目を向けていただけるような要望をぜひ同盟会のほうからお願いしたいと思います。  続いて、3番に入ります。きょう、あすに整備事業が決定するとは思いませんが、近い将来必ず老朽化が問題化してくるものと思われます。地域はもとより本市や隣接市町の発展のために必要不可欠な橋であると考えるが、市の考えを伺います。 217 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。都市建設部長。 218 ◯都市建設部長(木村茂樹君) お答えいたします。  美妻橋の架かっている一般県道土浦坂東線は、鬼怒川の西部地域を南北に縦貫する整備中の幹線道路(鬼怒川ふれあい道路)にアクセスをする道路になります。この幹線道路沿線には常総市の主要4工業団地が隣接しており、圏央道インターチェンジなどの主要幹線道路へのアクセスを容易にする物流幹線道路として役割が期待される重要路線であることは認識しております。  しかしながら、美妻橋は架けかえではなく、維持をしていく橋梁長寿命化修繕計画を県では推進しております。このようなことを踏まえますと、架けかえというような整備については大変難しいと思われます。  現在、有料となっております水海道有料道路が令和9年8月には完全無料化になることから、東西への主要幹線道路として担う役割は大きく、近隣市町へのアクセスの緩和や問題となっている美妻橋、豊水橋の渋滞緩和にもつながるものと思われます。市といたしましても、これからの交通事情や整備中の鬼怒川ふれあい道路の進捗状況をかんがみて、茨城県へさらなる整備促進の要望を行ってまいります。  以上です。 219 ◯議長(倉持 守君) 坂野茂実君。 220 ◯10番(坂野茂実君) ありがとうございます。そうですね、御答弁のように美妻橋は土浦方面や常総インターチェンジを利用した車両、反対方面の坂東方面や大生郷工業団地等からの車両が、また常総インターチェンジや幹線道路である294号線、谷和原筑西線を利用するためには必ず通行しなければならない重要な橋であります。また、常総市の鬼怒川東西の発展はもとより、隣接の市町村の地域経済の発展においても必要不可欠な橋であると考えております。また、今後の市政発展のために重要な課題の一つである人口減少対策の一つとして、工業団地の拡大、企業誘致を定住人口増につなげるということが一つの策として今考えられております。そのような中、この工業団地周辺の道路の渋滞が慢性化している現状では、常総市のマイナスイメージにしかならないと考えております。さらには、現在学校自由選択制、こちらがとられておりますが、美妻橋を渡って鬼怒中に通学する生徒がおります。以前は川西の生徒は海西、今の水海道西中ですか、そちらに通学するものとなっておりましたが、美妻橋を渡るということが想定されておりませんでした。その分、歩道橋が大変狭く、片側しかございません。自転車のすれ違いが容易でない現状、こちらもぜひ御認識いただければと思います。  また、今、部長のほうから答弁にもありましたが、水海道有料道路の幹線道路としての有益性は私も認識をしておりますし、令和9年に完全無料化になることも承知をしております。執行部の皆さんには、早い時期の無料化、またこれまで行った2年間の時間帯無料化によって住民の皆さんも便利さがわかったという方がいらっしゃるということも耳にしております。料金の減額等も視野に入れまして、継続性のある策をぜひ執行部の皆さんに、近隣市町と連携を持った上で協議を進めていただきたい。そして、何らかの策を見出していただくための努力をお願いいたします。  それでは、続いて4番の質問に進ませていただきます。こちらについては、もう架けかえはできないというふうな答弁でしたが、執行部のほうの正直な答えをお答えいただくわけにはいかないでしょうかね。できれば架けてほしいんだとか、難しければ結構ですが。 221 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。都市建設部長。 222 ◯都市建設部長(木村茂樹君) 4番目の御質問ということで答弁をさせていただきます。  県の見解といたしまして、橋の架けかえにつきましては、前段でもお答えさせていただいておりますが、今後増大が見込まれる橋梁の修繕・架けかえに要する費用に対し、コスト縮減のためには従来の対症療法型から、損傷が大きくなる前に予防的な対策を行う予防保全型へ転換を図っており、橋梁の寿命を延ばし、維持管理していく方向に転換しております。  以上でございます。 223 ◯議長(倉持 守君) 坂野茂実君。 224 ◯10番(坂野茂実君) なかなか難しい注文だったようですが、美妻橋は、先ほど言いましたが、昭和36年竣工ですよね。豊水橋が昭和40年竣工、古さで言えば、わずかの違いなんですが、美妻橋のほうが古いと。豊水橋、美妻橋、同年代の竣工ということで、同様のつくりであり、架けかえをすれば同じ時期になってしまうのかなと思いますが、普通に考えれば古い順に進めていただきたい、こういうふうに考えるのが普通じゃないかなと思います。  もちろん、通行量や地域への必要性、地域への貢献度なども加味されるものと考えますが、それにしても美妻橋がほかの橋に劣っているというふうには考えておりません。県が、計画がありませんという以上は、これ以上の答弁はいただけないと思いますが、これは残念ながら認めざるを得ないというところになるかと思います。  しかし、防災の面からちょっと考えていただけますか。鬼怒川緊急対策プロジェクト、鬼怒プロによって鬼怒川堤防は1.5メートルかさ上げされました。天端6メートル、アスファルト舗装の立派な堤防に生まれ変わりまして、安全度の高い堤防に生まれ変わっております。また、先ほどからも出ていますが、守谷から筑西まで完成した堤防をサイクリングロードとして活用していくと、そうすると市内外の皆さんに親しまれる堤防になるわけです。  しかしです。以前の質問で御答弁いただきましたが、美妻橋は現在の河川管理施設等構造令によると、いわゆる築堤時の計画水位の高さは確保されておりますが、この計画水位に1.5メートルを上乗せして橋梁に余裕を持たせる高さについては不足しているというふうに答弁されております。今回の鬼怒プロで1.5メートルかさ上げされたわけです。今でもはっきりと、私、消防団で活動していましたので覚えておりますが、関東・東北豪雨の際には美妻橋の下、鬼怒川の水面が20センチあったかどうかのところまで水が上がっておりました。その現実を思い出すと、この堤防の高さが高くなった現在、本当にあの美妻橋、あのままの高さで大丈夫なのかなと、安全なのかと不安を持ってしまいます。この部分については、橋梁長寿命化修繕計画、これは実施している、いないにかかわらず、非常に危険であることは変わりないというふうに私は考えております。  異常気象が叫ばれている現在、いつ何時、水害だけじゃないかもしれませんが、特に美妻橋に関しては水害が問題になるかと思いますが、発生するかわかりません。以前のような豪雨によって、橋に何らかの被害が予想される可能性もゼロではないと考えるべきではないでしょうか。テレビ等で濁流で橋が流されている場面、非常にショッキングな場面を目にすることがありますが、大水害の被害を受けまして、防災先進都市宣言をしている常総市において、あってはならないことであるというふうに考えております。災害においても、先ほどから出ていますが、予防安全型とは言いませんが、予防が大変大切であるというふうに考えております。  再度申し上げます。常総市としては、架けかえを含めた要望を強く推し進めていただきたいと考えているところでございます。これをよろしくどうぞお願いいたします。  それでは、5番目、土浦坂東線土浦方面向けの美妻橋西側の朝夕の渋滞が慢性化している現状は、美妻橋東側交差点に問題があると考えております。市はこれをどのようにとらえているのか、また渋滞緩和に効果的な策をどのような方法で考えているか、御答弁ください。 225 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。都市建設部長。 226 ◯都市建設部長(木村茂樹君) お答えいたします。  議員がおっしゃるとおり、通勤時間帯の美妻橋の渋滞が慢性化していることにつきましては認識をしております。美妻橋東交差点は、南北を縦断する一般県道谷和原筑西線との交差点でもあり、両県道とも渋滞の起きる路線でございます。  土浦坂東線の渋滞の原因は、右折車がこの交差点で右折できず滞留することではないかと考えられます。解決策の一つとしましては、美妻橋東交差点の信号が時差式でないことから、時差式にして右折車の曲がる時間を設けることにより右折車がスムーズに走行できれば、渋滞の緩和につながると思います。  しかしながら、交差点全体を見ますと、南北に縦断する一般県道谷和原筑西線の渋滞がさらに悪化することも懸念されることから、交差点全体として渋滞緩和の効果にはつながらないことも考えられます。  したがいまして、市ではこれからもこの現状を管理者である茨城県に対して説明をし、改善していただくよう要望活動を実施していきたいと考えております。  以上です。 227 ◯議長(倉持 守君) 坂野茂実君。 228 ◯10番(坂野茂実君) 御答弁ありがとうございます。通勤時間帯の渋滞の慢性化は認識されているということですね。平日朝夕の出社、退社の時間帯には、毎日2キロ、この間はかりました。2キロ近い渋滞が続いています。それを認識しながら、これまで県に対して改善の要望、こちらも出していなかったんですか。 229 ◯議長(倉持 守君) 都市建設部長。 230 ◯都市建設部長(木村茂樹君) お答えをいたします。  県では、朝夕の通勤通学の時間帯の渋滞が激しく、円滑な交通に支障を来しているため、改善策としまして平成19年度に谷和原筑西線に右折車線を設置する交差点改良工事を実施しております。その結果、ある程度の渋滞緩和にはつながりましたが、その後、平成24年度末に国道294号からの美妻橋までの土浦坂東線中妻バイパスが開通したことで、美妻橋東交差点への流入車両が増加したことにより、渋滞が慢性化している状況であるというふうに感じております。  先ほどの答弁でも述べさせていただきましたが、この現状を管理者である茨城県に対して改善していただくよう要望活動をさらに実施していきたいと考えております。  以上です。 231 ◯議長(倉持 守君) 坂野茂実君。 232 ◯10番(坂野茂実君) 年度内に一度、要望活動をしているということですので、これからもしっかりこの交差点については、早急な改良工事を要望していただきたいと思います。  2キロメートルの渋滞というのは相当長いもので、はまってしまうと抜けるのに相当な時間がかかります。毎日利用される方にとっては相当な負担であり、嫌気が差す時間になるのかなと考えておりますが、私もよく様子を見ていると、2本、この回避をする道路があるんですよね。寺田屋さんのところを左に入っていく細い、住宅街を入っていく道なんですが、あそこは本当に細い住宅街の道でして、そこを結構なスピードで通り抜けていくという車両もおります。また、運送屋さんの手前を、用水路沿いですか、そこを左に入って田んぼの中を疾走していくという車両も本当に数多く見かけます。その2本とも、大花羽小学校沿いにある県道に出ていくんですよ。みんな先を急いでいます、車は。そこに、我先にと走っている車の前には子どもたちがいる。非常にここ、危険な状態になる時間帯があります。ぜひその辺も御理解をいただきまして、何らかの予防策は必要かなというふうに考えております。ぜひその辺も強調いたしまして、要望活動はお願いしたいと思います。  また、御答弁にありましたが、時差式信号、こちらが有効とのことでございますが、おっしゃるとおり右折レーンがない橋の上で右折車があり、後続の車が全く動かなくなってしまうという現状が今現在ございます。できれば、ちょっと長めに青信号で流してもらえれば多少の改善はできるのかなというふうに思っておりますが、こちら、警察のほうで調査をした上で時間のほうは決定されると思います。また、そうなると、谷和原筑西線にも、時間帯によっては200、300メートルの渋滞は出てくるものと考えられますが、2キロメートルの渋滞を解消するためには若干その辺は辛抱していただくということになるのかなというふうに思います。  あの交差点は、住民の皆さんのほかに、先ほども言った鬼怒中に通う生徒、利用する交差点であります。歩行者や自転車の安全も考慮した対策が必要で、交差点全体の改良も視野に入れた対策が必要なのかなというふうな考えもあるのではないかと思います。現時点で架けかえが困難であれば、渋滞の緩和策についてはしっかりと対策をとっていただきたい、これは強くお願いいたします。  最後になりますが、執行部の皆さんには、今回の質問やいただいた御答弁をしっかり精査していただいた上で、いつもどおりの素早い対応で住民や利用される皆さんの不便が少しでも解消されるよう、また安全な生活が脅かされることのないよう御尽力をお願いし、これにて質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 233 ◯議長(倉持 守君) この際、暫時休憩いたします。                 午後1時40分休憩    ─────────────────────────────────                 午後1時50分再開 234 ◯議長(倉持 守君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  一般質問を継続します。  次に、6番吉原晴照君。                〔6番吉原晴照君登壇〕 235 ◯6番(吉原晴照君) 皆さん、こんにちは。6番吉原晴照です。新人なので不なれでありますが、よろしくお願いいたします。  それでは、通告に基づきまして企業誘致の取り組みについて質問させていただきます。  今、常総市の人口は6万人を切っています。このような状況を打開するため、市の財政の2点から企業誘致は必要なテーマと考えました。  それでは、1)番の現在ある四つの工業団地ですね、大生郷、坂手、内守谷、花島、この工業団地は空きや撤退はないのかをお伺いいたします。 236 ◯議長(倉持 守君) 答弁関係者の方、議場にお入りください。  これより答弁を求めます。産業振興部長。              〔産業振興部長小島裕治君登壇〕 237 ◯産業振興部長(小島裕治君) それでは、吉原議員の質問にお答えいたします。  現在のいずれの工業団地におきましても、今は空きがない状況でございます。仮に工業団地内に空きが出た場合でございますが、工業団地内の土地につきましては市が所有の土地ではございませんので、売買・賃貸借の取り引きにつきましては民間同士で行っておりますが、過去に空きが出た場合でございますが、そのときはすぐに埋まったという状況でございます。  以上でございます。 238 ◯議長(倉持 守君) 吉原晴照君。 239 ◯6番(吉原晴照君) 今の答えですけれども、市の土地でないので勧誘はできないということですけれども、今後、今の米中貿易戦争により日本の企業も影響があると予想されます。例として、大分前ですけれども、大生郷にあった日立マクセル、海外への移転、それから撤退で従業員は海外へ行ったり、京都の本社に異動するとなって大きな人口減になっています。また、税収にも影響しています。このような中で、私の提案ですけれども、情報を早くキャッチする方法として各工業団地で集まるのがあるはずです。こういうことも最新の情報を得て、市としての対策をとるべきと考えますが、いかがでしょうか。 240 ◯議長(倉持 守君) 商工観光課長。 241 ◯商工観光課長(古谷 篤君) ただいまの御質問にお答えいたします。  現在、花島工業団地を除く各工業団地に連絡協議会というものが組織されております。その各連絡協議会の会員の皆様や、あと商工会のほうで組織しています工場協会会員の皆様、そのほかの企業の皆様で組織します常総市工業懇話会、こういった組織がありまして、その中で工業団地等の環境整備のことや、それから企業様の雇用対策に関しまして情報交換・共有を市としております。商工観光課が各種相談の総合窓口という形で対応しておりまして、地元の企業の皆様と良好な関係を築いております。  議員がおっしゃいますとおり、雇用や税収面で市にマイナスにならないように、工業団地内の空き、それとか撤退の情報等をいち早くキャッチできるように、引き続き企業の皆様と良好な関係を保ちまして、当然市としてもアンテナを高くして情報収集を行ってまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 242 ◯議長(倉持 守君) 吉原晴照君。 243 ◯6番(吉原晴照君) ありがとうございます。ぜひとも各工業団地の連絡協議会と情報を交換しまして、その状況を市長に報告し、関係部署への周辺展開をお願いいたします。  次に、ナンバー2とナンバー3、関連していますのであわせて質問いたします。  新たな工業団地の計画はありますか。構想として何年後に完成する予定と規模について、具体的には、3)にある計画があるとしたら、現在の工業団地の拡張や新規候補地の検討についてお伺いいたします。 244 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。都市建設部長。 245 ◯都市建設部長(木村茂樹君) 御質問いただきました新たな工業団地の計画と既存工業団地の拡張の計画について、お答えをさせていただきます。  本市の産業系土地利用につきましては、大生郷地区、内守谷地区、坂手地区、花島地区に工業団地を整備し、企業誘致を図り、雇用や定住人口の促進を進めてまいりました。現在の工業団地以外の新たな工業団地に関する計画につきましては、現在のところございませんが、今後常総市における都市計画に関する基本計画である常総市都市計画マスタープランにおいて産業誘導ゾーンが示されております。  石下地区におきましては、古間木、鴻野山、岡田地区が挙げられますが、工業団地としての整備ではなく、民間による個別開発の結果、企業が集積した地域でございます。水海道地区につきましては、都市計画法に基づく地区計画を策定し、既存工業団地の拡張等を進めているところでございます。  地区計画制度は、既存企業の操業環境の向上や周辺地区との調和を踏まえた良好な産業拠点を形成することを目的としております。拡張をした具体的な地区としましては、内守谷工業団地及び坂手工業団地でございます。また、圏央道常総インターチェンジ周辺につきましては、市街化区域への編入を実施し、新たな産業用地を創出しております。  また、新規候補地の検討につきましては、昨年度から庁内会議を設け検討を進めております。今年度も引き続き産業用地の創出に関する調査及び検討を業務委託により実施しており、市内全域から対象となる候補地の抽出を行い、権利者の意向等を把握してまいります。それらの結果を踏まえて、候補地を選定し、整備方針等の基本計画を今年度中に策定してまいります。  以上でございます。 246 ◯議長(倉持 守君) 吉原晴照君。 247 ◯6番(吉原晴照君) 今の回答の中で、マスタープランがあるという話がありましたけど、私はビジョンが見えないという状況ですね。わかりやすく言えば、中期計画ですね。あるべき姿の絵ですね。何年後に完成し、規模は何ヘクタールの工業団地をつくるかとか、そういう構想がない中で今回調査するということがあると、目標を持たないで行うような考えと私は思うんですけど、これはどうお考えでしょうか。 248 ◯議長(倉持 守君) 都市計画課長。 249 ◯都市計画課長(藤川裕之君) お答えいたします。  議員御指摘のとおり、都市計画マスタープランの中に工業団地としての工業エリアというものがございますが、常総市には残念なんですけれども、坂東市や下妻市のような土地開発公社については、合併前の旧水海道時代に、平成16年に解散をしております。事業主体となるべき土地開発公社がないために、具体的に、今現在は土地自体が個人の所有地ということになっておりまして、先買いをして事業用地を求めて、それを事業主体である公社が開発をしていくという、そういう手法がなかなかとれないような状況もございまして、個人の土地に対していついつまでに事業を何ヘクタール打っていくというようなことは、今の体制ではなかなか難しいという状況でございます。  以上でございます。 250 ◯議長(倉持 守君) 吉原晴照君。 251 ◯6番(吉原晴照君) 非常に、なかなか見えないところですけれども、私、参考として坂東市、これは開発公社がありますけども、新規の工業団地、どういう状況かというのを市の方とヒアリングしました。そうしたところ、坂東のインター工業団地の開発は、誘致までするのに8年かかっているんですよ。ですから、やはり候補地にするには相当な期間かかるということですので、常総市は開発公社がないということはわかりましたので、提案としましては、そんな中で千葉市などは企業立地に対して補助金制度を含めたり、いろいろ例があります。そういうことも具体的な例を見て、今後の中で取り組んでもらいたいと思います。  次に、4の企業誘致に物流倉庫の検討ですが、私、なぜこれを質問するかといいますと、私、今実は物流倉庫業に勤めていますので、こういう質問をします。
     最近の状況、物流の状況ですけども、県西地区内、やはり圏央道ができまして、大手外資系が、大手商社では1万坪以上の規模の物流倉庫を建てているんですね。そして、それを分割して貸すようしているんです。ですから、借りる会社は製造メーカーや通販会社ですね、そういうところを利用しています。今まで倉庫というのは、入庫して出荷するというだけの単純な作業ですから、あまり作業員要らないんですね。しかし、今は流通加工ということ、そこでいろいろなものを検査したり、倉庫の中で調べたり、通販になったらいろいろなもの、そこからピッキングやったりなんかしていますので、雇用対策になります。ぜひとも企業誘致の募集時にはそういうことも提案していただきたいと思います。その考えをお伺いします。 252 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。市長公室長。               〔市長公室長小林昭仁君登壇〕 253 ◯市長公室長(小林昭仁君) 吉原議員の4)の御質問にお答えします。  当市は、国道294号が南北に縦貫し、国道354号などの主要幹線道路が東西に走るほか、常磐道谷和原インターチェンジに近いことや、圏央道、常総インターチェンジが開通したことなどにより、首都圏や地方都市をつなぐ高速道路へのアクセス性がよく、周辺自治体と比べても非常に優位であるということで感じております。この交通アクセス性を含めた地理的要因は、企業が進出する上で一つの強みであり、特に物流企業にとっては重要な判断材料の一つにはなるかなと感じております。  当市におきましては、既に内守谷工業団地をはじめほかの工業団地におきましても、多くの物流企業が進出しております。物流倉庫は、議員御指摘のとおり、以前までは雇用があまり見込めないというのが一般的な見解でしたが、現在では流通加工においては倉庫内で加工やパッケージをしたり、また仕分け作業を行うなど雇用も図れる優良企業として、市としても意向希望に沿った用地があれば積極的に誘致をさせていきたいなと思っております。  以上でございます。 254 ◯議長(倉持 守君) 吉原晴照君。 255 ◯6番(吉原晴照君) ありがとうございました。ぜひともお願いいたします。  次に、5)ですけれども、企業誘致として、業種と会社規模の考えはありますかとの問いは、先ほど企業誘致の構想を練るときも必要なので、そこについてお伺いいたします。 256 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。市長公室長。 257 ◯市長公室長(小林昭仁君) お答えします。  現在、市で行っている企業誘致の対応につきましては、常総インターチェンジ周辺の土地区画整理事業地の紹介や、市が保有する未利用地を紹介する等の取り組みとなっております。未利用地の売却による企業誘致につきましては、昨年度サウンディング、いわゆる対話型市場調査を実施し、公募型プロポーザルによりポリテクセンター南側用地に物流企業が進出する予定であるほか、旧石下自動車学校跡地へはAIや自動運転に関する企業が進出いたしました。  御質問の企業誘致における業種や規模等についての考えにつきましては、常総インターチェンジ周辺におけるアグリサイエンスバレー構想で、食と農をテーマとした企業誘致を官民連携で取り組んでおりますが、既存の工業団地でも業種やコンセプトを定めているケースはほかになく、市所有の未利用地についても用途や面積が既に決まっているため、情報を企業側に紹介するのみで、立地できるか否かは企業側に判断していただく形となっております。  今後の産業用地創出事業につきましては、進出してくる企業からのオーダーメイド方式等の採用により、業種や規模を含めた企業誘致を進めるなど、社会情勢や時代のニーズを踏まえた産業用地を計画してまいりたいと考えております。  以上でございます。 258 ◯議長(倉持 守君) 吉原晴照君。 259 ◯6番(吉原晴照君) 世の中の変化に対応した企業誘致を検討していただきたいと思います。  それでは、次に6番に移ります。アグリサイエンスバレー構想の企業誘致は、約19ヘクタールの用地でありまして、広いですね。それに対して、企業誘致をするための条件と計画及び進捗についてお尋ねいたしたい。 260 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。副市長。                〔副市長藤島忠夫君登壇〕 261 ◯副市長(藤島忠夫君) 改めまして、こんにちは。吉原議員の6番目の御質問にお答えいたします。  アグリサイエンスバレー構想は、食と農の産業団地形成を目指しておりますことから、この構想実現に合致します市内外の農業生産物の加工を行う食品関連企業、流通を行う物流関連企業などを、事業協力者であります戸田建設が主体的に現在誘致を進めているところでございます。企業誘致エリアは、今、議員からも御紹介がありましたように、全体で約19ヘクタールございまして、エリアの北側から南側へ順次ブロックごとに造成工事を行っておりまして、令和3年度末の全体の完了を目標としているところでございます。北側部分の最も早いブロックは、令和3年度の初めに企業の操業が可能であり、令和4年度末のすべての操業を目標に現在造成工事の進捗にあわせて国・県・金融機関等々の方々の御協力を得ながら計画的に全力で誘致を図っているところでございます。  現在、戸田建設において数社と協議・交渉中であり、事業計画年度内にすべての操業が開始できるよう今後とも全力で取り組んでまいります。  以上でございます。 262 ◯議長(倉持 守君) 吉原晴照君。 263 ◯6番(吉原晴照君) 状況はわかりましたけど、今年度の造成工事は具体的にどこまで進んでいるのか、よく四半期、3カ月単位でよくやるんですけれども、その状況をちょっとお聞かせください。 264 ◯議長(倉持 守君) アグリサイエンスバレー推進チームマネージャー。 265 ◯アグリサイエンスバレー推進チームマネージャー(川沼一巳君) ただいまの御質問にお答えいたします。  先ほども副市長の答弁でございましたが、工事のほうは事業地の北側から始めております。今年度第1四半期、今月末までになりますが、前年度に引き続きまして事業地の一番北東の工区ですね。三坂新田地区の市道に面している部分になりますが、こちらの盛り土工事の継続ですね。そして、圏央道本線のほうのすぐ北側に調整池を設置するんですけども、こちらの工事の準備を行う予定でございます。  第2四半期、7月から9月になりますが、北東の工区の盛り土工事の継続及び北西部分ですね。国道294号に面した道の駅及び民間集客施設用地ですね、こちらの盛り土工事のほうに着手いたします。あわせまして、調整池の工事も始めまして、区域内の中央に神社と公民館がございます。こちらのほうを事業地の一番北側に新築する工事のほうに着手をいたします。  第3四半期でございます。10月から12月になりますが、こちらで北東の工区の盛り土が完了いたします。引き続きまして道の駅及び民間集客施設用地の盛り土工事、調整池工事、神社及び公民館の新築工事を行います。  第4四半期、1月から3月、今年度最後になりますが、神社と公民館の新築工事が完了いたします。調整池の工事は継続中でございます。北側工区の全体になりますが、農業用排水路がございます。こちらのほうをボックス化、地中化する工事等に着手をいたします。  今議会初日の議員全員協議会におきまして、5月末、全体の進捗率を約10%というふうに申し上げましたが、今年度工事をスピードアップしまして、今年度3月末には約45%となる見込みでございます。  以上でございます。 266 ◯議長(倉持 守君) 吉原晴照君。 267 ◯6番(吉原晴照君) ありがとうございました。具体的な進捗状況と今後の計画がわかりました。  それから、造成計画とか、そういうのがありますけれども、今回の主体となるイニシアチブは戸田建設ですか。それとも、市と戸田建設で情報を共有しながら進めていくのか。市は、当初は5億円と聞いておりますので、その辺の動きをお聞かせください。 268 ◯議長(倉持 守君) アグリサイエンスバレー推進チームマネージャー。 269 ◯アグリサイエンスバレー推進チームマネージャー(川沼一巳君) 企業誘致につきましては、戸田建設を主体として行っておりますが、本事業につきましては計画当初から官民連携事業として進めております。市の構想を十分に理解した上で、情報共有しながら進めているということで、あわせまして県の企業誘致部局、金融機関等とも一体となって誘致を進めているところでございます。  以上でございます。 270 ◯議長(倉持 守君) 吉原晴照君。 271 ◯6番(吉原晴照君) 情報を共有しているということですけれども、事業の進捗管理はどのようにやっているのか、土地区画整理組合事務局で管理状況を説明、伺いたいと思います。 272 ◯議長(倉持 守君) アグリサイエンスバレー推進チームマネージャー。 273 ◯アグリサイエンスバレー推進チームマネージャー(川沼一巳君) ただいまの御質問にお答えします。  事業の進捗管理につきましては、全体工程のほうを土地区画整理組合のほうで管理をしております。組合事務所のほうで工程会議実施後、市を交えまして会議打ち合わせを実施しまして、確認した事項を月に一度の土地区画整理組合の理事会、こちらは地権者代表もいらっしゃいますが、そちらのほうに協議、報告をしております。  以上でございます。 274 ◯議長(倉持 守君) 吉原晴照君。 275 ◯6番(吉原晴照君) ありがとうございました。全体の管理は、組合事務局で管理しているということがわかりました。市としては、進捗がおくれているとき、こういうときにはぜひともその挽回計画を立てるように指導をお願いいたします。  納期を守ることが一番重要です。今回、5億を投資しているし、期限が決まっていますから。やはり皆さん御存じのとおり、プラン・ドゥ・チェック・アクションですね、これを回しながら、必ず完了していただきたいと思います。  次に、企業誘致は大企業を希望していますか、それとも中小企業も含めていますか。その際ですが、誘致をする企業のチェックポイントですね。これは財務ですね、特にバランスシートですけども、そういうのを含めたり、また帝国データバンク等の情報を含めてやるべきだと考えていますが、いかがでしょうか。 276 ◯議長(倉持 守君) アグリサイエンスバレー推進チームマネージャー。 277 ◯アグリサイエンスバレー推進チームマネージャー(川沼一巳君) ただいまの御質問にお答えします。  盛り土工事を行って整備をするブロックのほうが、約4ヘクタール以上となりますので、大きい区画のほうを活用していただく大企業の誘致を目指しております。  誘致に際しましては、経営状況であるとか財務諸表なども市側でも確認をしていきたいと思っております。  以上でございます。 278 ◯議長(倉持 守君) 吉原晴照君。 279 ◯6番(吉原晴照君) ありがとうございます。市としては、大規模な開発計画なので、計画どおりに完成できるように管理してもらいたいとお願いいたします。  以上をもちまして質問を終了させていただきます。ありがとうございました。 280 ◯議長(倉持 守君) 時間が大分ありますので、このまま一般質問を継続します。  次に、7番飯島 忠君。                〔7番飯島 忠君登壇〕 281 ◯7番(飯島 忠君) 7番の飯島でございます。きょうは、×××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××そういうことですから、できるだけ質問を正確にやりたいなというふうに思っていますので、どうぞよろしくお願いをいたします。  今回の質問は、二つあります。一つ目は、障がい者の方々の避難の仕組みですね。そういうものについてちょっと疑問な点がありますので、御確認したいというふうに思います。二つ目には、隣接する市、下妻市なんですけども、そこで工業団地化が進められております。そのときに、我々の地区としましては交通安全、どのようにしていったらいいかということで悩んでおります。その辺についてもお聞かせ願いたいというふうに思っています。どうぞよろしくお願いをいたします。  1番目の障がい者の避難の件につきましては、常総市でも3年8カ月前に起きた水害では、障がい者を持つ方の避難がおくれる、または避難所に避難しなかった方が多数おられる、または避難所に行っても、配慮する項目があるんですけども、その辺がしっかりできなかったという部分があるというふうに聞いています。そのことから、ここにこういうものを持ってきたんですけども、わが家の防災ガイドブックというものをつくったそうでございます。このガイドブックは、2016年4月から施行されました障害者差別解消法というものをもとに作成されて、全戸に配られたというふうに聞いております。大変このガイドブック、内容を読んでみますとよくできております。非常に苦労したんじゃないかなというふうに思います。この内容を読んで実行するということは、項目的に非常に難しいものもあります。本当にパワーをかけないとこれができないというように思います。このパワーを使って、実行願いたいなというふうに思っています。  このガイドブックは、私自身が間違っているかもわかりませんけども、これは住民のためにつくられたものと同時に、市の関係者の方々のためにもなっているんじゃないかなというふうに思います。それはどういうことかといいますと、このガイドブック自身は法律では多分ないだろうと思っています。このガイドブックはね。だが、このガイドブックの中身というのは、関係者は、障がい者とかそういう家庭においては、この内容は必ず読んでいると思います。そうすると、何が起きるかということになります。この内容を見た人は、万が一避難した場合に、本当にこの内容が私たちのためにやってくれているものなのかなと、多分理解すると思います。そうすると、この内容がもしできなかった場合、どうなるのか。法律というのは、刑罰、罰金、そういうのがありますけれども、多分これはできなかった場合には、安全配慮義務というものが発生するだろうというふうに思います。内容によってですけどもね。この安全配慮義務は、何が問題かというと、民事裁判起こされたときに必ず賠償請求をされます。大体8割ぐらいは市は負けると思います。本当に大きな損害になるだろうと思っています。ですから、このことについてしっかりやっていかなくちゃならないんじゃないかなと思いまして、質問をさせていただきます。  そういうことで、ここに書いてある内容を見ますと、まずは避難をするというときに、何を書いてあるかというと、支援してくれる人を見つけてほしい、そして準備してほしいと書いてあります。大体そうなっています。でも、その障がい者の中には避難ができない人もいます。また、支援をしてもらえない人もいます。そういう人たちもいるんだよということを認識してください。その中で、市はどういうことを、どういう手助けがというのかな、できるのか、またしてもらいたいのかということを問いたいというように思います。よろしくお願いをします。 282 ◯議長(倉持 守君) 答弁関係者の方、議場にお入りください。  これより答弁を求めます。保健福祉部長。              〔保健福祉部長吉原克美君登壇〕 283 ◯保健福祉部長(吉原克美君) それでは、飯島議員の御質問にお答えいたします。  平成27年9月関東・東北豪雨災害の教訓を踏まえまして、災害時に自力で迅速な避難行動をとることが困難な方に対する避難支援等の強化が急務となっているのは、議員がおっしゃるとおりでございます。  この中で、緊急時の避難に対する要支援者の対応につきましては、現在、市といたしましても避難行動要支援者名簿を作成している段階でございます。行政といたしましては、今後具体的な避難行動要支援者の避難支援プラン、個別計画を要支援者と関係する支援者とが一緒に話し合いながら、地域の実情を踏まえ作成していくことを含め、地域防災のさらなる強化に努めてまいります。  しかしながら、そのような中で、緊急避難時におきましては、まず地域住民間での協力のもと、自助・共助の原則もあることを御理解願いたいと思います。先ほど議員がおっしゃいました安全配慮義務ですか、そちらのほうに対しても、やはり緊急災害の短い間ですと、どこまで市の責任が問われるかというのはちょっと私も不明な点がありますので、そちらのほうの答弁は控えさせていただきます。  以上でございます。 284 ◯議長(倉持 守君) 飯島 忠君。 285 ◯7番(飯島 忠君) 安全配慮義務については、また調べてもらえたら結構だろうというふうに思っています。私自身も民間企業なんですけども、安全のほうを、法律的なことから10年ちょっとぐらいやっていましたので、よく安全配慮義務については私も叱られながらやらせてもらいました。一緒にやりましょう。  そういう中で、今、避難プラン、支援プランですね、個別計画を作成するよということですけれども、これはいつごろまでに完成する予定でありますか。わかる範囲で結構です。 286 ◯議長(倉持 守君) 防災危機管理課長。 287 ◯防災危機管理課長(横島義則君) お答えいたします。  昨年度、避難行動要支援者のマニュアルのほう、地域防災計画とあわせまして作成いたしました。マニュアルでも記載してございますが、個別計画を作成するに当たりまして、先ほど部長のほうからもありましたが、本人や御家族の同意が必要になります。どのような同意の確認を行うべきか、また支援者の方々と計画の進め方、具体的な支援内容等々につきまして説明する場等々で、一つ一つ、人の命にかかわることでございますので、整理していく必要がございます。その対象者の方々への聞き取りにつきましても、どのような体制でどのような関係者で行うかということを議論する必要もございますので、いつまでにという具体的な時期はお示しできませんが、取り組み継続中ということで福祉部局と防災部局と連携しながら進めていきたいと考えております。  以上でございます。 288 ◯議長(倉持 守君) 飯島 忠君。 289 ◯7番(飯島 忠君) 今、やりかけているよということだろうというふうに思います。これは、緊急事態というのはいつ起きるかわかりません。今すぐ起きるかもわかりません。50年後に起きるかも、それはわかりませんが、とりあえず早急にやっておかないといけないことだろうなというふうに思っています。その点を踏まえて、いろいろ機関と力を合わせて頑張ってつくっていただきたいというふうに思います。  これで1)の質問を終わりにいたします。  続きまして、1の2の質問でございますが、私自身、障がい者でございます。何が障がい者かといいますと、私、こういうところで言ったらちょっと恥ずかしいんですけども、大腸がんをやりまして、お尻がありません。おなかに袋を抱えて処理をしております。そういうことで、いろいろな人と、障がい者の方々といろいろ講習会へ行ったり何かして話し合う機会があります。そういう中で、一つだけなんですけれども、なかなか人前に出られないという人がもう6割ぐらいいます。きのう、堀越議員がボランティアの話がありました。この中で、障がい者の方も外に出て自由に活動できる、それが一番なんだよと言いました。私もそのとおりだというふうに思っています。そういうことから、私もこうやって出てきました。でなかったら、うちで今ごろビール飲んで、テレビ見ています。  そういう人たちが、スポーツ面とか芸術面でいっぱい出ているのは知っていますけれども、私自身が所属している障がい者の団体の講習会とかそういうのに行きますと、家族間であっても裸になれない、言われます。お風呂も、私3年ぐらいもう入っていないと言っている人もいます。旅行も行けない。本当に、残念ながらまだまだ引きこもり的な感じの人がたくさんいます。ですから、そういう中で、障がい者の方々が避難をするということになると、見られたくないという人も大半いるんじゃないかなと思っています。そういう中で、できれば避難所においてもその人たちのプライバシーを守るというようなことで、健常者と、それから障がい者をできるだけ区分できるようにしていただけないかなというふうに思っていますので、この辺についてお伺いをいたします。 290 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。保健福祉部長。 291 ◯保健福祉部長(吉原克美君) ただいまの御質問にお答えいたします。  避難場所の障がいに伴うプライバシーの問題につきましては、要配慮者につきまして特段の配慮が必要となる場合、この要配慮者といいますのは、障がいのある方、また健常者でも妊婦等を含めての要配慮者という形で御認識をいただきたいと思うんですが、居住スペースの中で、その中でなるべく環境のよいところを優先的に割り当てるよう配慮をいたします。教室等の個室が使用できる場合は、要配慮者のスペースとして割り当てることも考えております。また、配慮が必要な方と識別できるようなヘルプマーク・ヘルプカードなどの活用も視野に入れ、さらに避難所での特段の支援が必要と判断される場合は、福祉避難所への移管や施設への入所等も検討してまいります。  先ほど、前段の議員の御質問の中で、わが家の防災ガイドブックという御紹介がございましたけども、このガイドブックの特徴といいますのは、障がいのある方が中心となってつくったものという形で、その中でやはり要配慮者のページが非常に多いと、これは障がいのある方の特性が、先ほど御質問の中にもあったように、市の職員もこのガイドブックを見ることによりましてその方への配慮が勉強できるという点もございますので、避難所におきましてはこちらも参考のガイドとして使うような形でやっていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。  以上でございます。 292 ◯議長(倉持 守君) 飯島 忠君。 293 ◯7番(飯島 忠君) 今、ヘルプマーク、ヘルプカードの運用というのがありました。これは非常に、使い方によってはすばらしいものだろうなというふうに思っています。でも、その逆に、使い方を間違うと、これはプライバシーの問題になる可能性もあります。そしてまた、差別が発生するおそれもあります。そういうことを本当に注意しながら、運用に注意しながらやっていただければなというふうに思っております。さらなる努力をお願いして、2)の質問を終わりにいたします。  それから、1の3の質問でございますが、多様な障がい者に対して障がい者一人一人に合った支援の配慮を理解して対応していますかということでございます。これは、このわが家の防災のほうに配慮の項目が書いてありますので、この辺のことについて理解して支援している人がやっているかどうかというお伺いですので、よろしくお願いをいたします。 294 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。保健福祉部長。 295 ◯保健福祉部長(吉原克美君) ただいまの御質問にお答えいたします。  多様な障がいのある方に対しまして、支援時の配慮について理解している者が支援しているかとの御質問につきましては、避難所生活におきまして何らかの特別な配慮を必要とする方は、基本的には家族等の協力が本当の基本となります。しかし、対象者の方が避難生活を支援するために必要となる専門的な人員の確保に関しまして、災害時の特有なあれですけども、人的に不足する、要するにマンパワーが不足する事態というのも当然あろうかなと思います。本来ですと、人的支援を得られるようにするために専門的な人材の確保としてはボランティア等の支援を要請するといったことが挙げられます。また、避難所を巡回する保健師など、要するに保健師はその分野の専門ですので、そういった保健師の情報を逆に朝のミーティング等を通しまして、要配慮者の特別な配慮の情報共有の場を図るようなことは考えております。  また、職員に対して障がい者の理解、啓発をも含めた支援体制の強化も必要と考えており、先ほど、ちょっと冒頭で我が家の防災ガイドブックの話をしましたけども、こういったものを活用するとか、あと職員を対象にした障がいのある方の理解を深めるための研修等は実施していくと考えております。  以上でございます。
    296 ◯議長(倉持 守君) 飯島 忠君。 297 ◯7番(飯島 忠君) 今のお答えですけれども、ボランティア知識のある方を配置するということですね、ボランティアの人もね。そうですね。 298 ◯議長(倉持 守君) 保健福祉部長。 299 ◯保健福祉部長(吉原克美君) お答えします。  配置するというよりは、そういった知識の専門の団体等に支援の要請をすると、災害によってはやっぱり広域的な災害もありますので、人的要請をしてもそぐわない場合もありますけども、要請はいたしますので、よろしくお願いします。  以上でございます。 300 ◯議長(倉持 守君) 飯島 忠君。 301 ◯7番(飯島 忠君) わかりました。ボランティアのほかに、職員の研修会も行いますよ、そして情報を共有するためにミーティングを行いますよ、これは本当にすばらしいことです。こういうことをやっぱりやっていただけるならば、障がい者の方も安心してその場所にいることができるんじゃないかなというふうに思っていますので、このことを間違いなく、忘れないようにしてやっていただければありがたいというふうに思って、この3)の質問を終わりにいたします。  質問1の4ですけども、災害、避難するよというときには、恐らく、ガイドブックに書いてありますように、いろいろ準備してどうのこうのと書いてあります。本当にこのことができるのかどうか。身一つで逃げろよと言ったときに、本当にできるのかなというふうに思っています。  例えば、この間、坂手のところで火災が発生しました。単なる火災でしたから問題ありません。でも、あれが、化学物質が混じっていて人体に影響があるよといったときに、煙が来るのに、逃げろよと言われたときに、お金ちょっと必要だなとか、下着ちょっと持ってこなくちゃなりませんねとか、ほんまにそういうことできるのということになります。  現実的に津波があったときには、うちに帰って、お金を取りにいったりいろいろなことをした人は亡くなっております。そういうことを考えたら、必要備品というものを本当に持っていけるのかなというふうに思っています。  例えば、私個人から言ったら、私はストーマを持っていかなくちゃならないんですけども、ストーマのところ、置いてあるところまで行けるのかなというふうに思っています。おむつなんかもそうだと思います。女性の方でいえば、生理用品なんかもそうだと思います。本当に必要なところが身近にあればいいんだけども、ちょっとでも遠くに離れていたらそういうもの持っていくことはできない。そのためには、その避難所にそういう備品をそろえる、またはそろえる場所をつくっておくということが必要なんじゃないかなと思っています。私自身のグループからいうと、ほかの市町村どうなってるのということなんですけれども、大体3割から4割ぐらいの方は、私はストーマですけれども、ストーマの置き場所をつくってくれているらしいです、市で。もちろん、ストーマというものは、私自身がそこの場所へ定期的に交換に行く。自分のお金で交換に行くというやり方をしているんですけども、そういうことも必要なんじゃないかなというふうに思っています。その辺について、その備品の整備、そういうものは考えているのかどうか、お聞かせ願いたいと思います。 302 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。市長公室長。               〔市長公室長小林昭仁君登壇〕 303 ◯市長公室長(小林昭仁君) 飯島議員の4)の御質問にお答えします。  災害時要配慮者や植物アレルギーの避難者に配慮した品目は、これまでの災害でも課題に挙げられており、当市の防災備蓄計画でも要配慮者に関する備蓄品を考慮して策定しております。今年度は、大人用のおむつを備蓄する予定となっております。  障がい者用トイレに関しましては、資機材等、そのもの自体が高額であることから、障がい者用トイレが設置してある避難所への誘導を行うこととし、それでも不足する場合のために民間企業や福祉事業所との災害協定を締結し、カバーしていきたいと考えております。  また、ストーマに関してでございますが、ストーマを使用している方のものを一時的に保管し、有事の際に避難所へ輸送する仕組みを導入している自治体もあるということを聞いておりますが、当市といたしましては緊急時においてストーマ用品を無料提供することがセーフティネットの連絡会でも示されておりますので、そうした制度も活用しつつ、災害時要配慮者の意見を取り入れながら対応していきたいと思っております。  以上でございます。 304 ◯議長(倉持 守君) 飯島 忠君。 305 ◯7番(飯島 忠君) 順序立ててというか、毎年毎年少しずつという考えだろうというふうに思っていますけれども、できるだけ早く、そういう事態、災害というのはいつ起きるかわからないよとさっき言いましたけれども、そういうことを考えると、できるだけ早く備品をそろえて、障がい者、健常者もそうですけれども、安心できるようにしていただければなというふうに思っております。これで4)の質問を終わりにいたします。  続きまして、1の5につきまして質問いたします。障がい者の中には、本当に状況によっては避難できない状況になる人もいます。または、家族もやっぱり避難できないという人もいるだろうと思っています。その障がい者がいるためにね。やっぱりそういう人たちのための何か配慮というんですか、市としてどういう手の差し伸べ方をしたらいいのか、またそういう人が残っているかどうかの発見というのもあるかもわかりませんけども、どういう手助けができるのかなというふうに思っていますので、その辺についてちょっと答弁をお願いしたいと思います。 306 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。市長公室長。 307 ◯市長公室長(小林昭仁君) お答えします。  避難所外避難者への食料・物資の提供に関しましては、指定避難所を通して御自宅等へ供給する流れになっております。県や自主防災組織・自治区等の協力を得て、場所や人数・必要な支援物資の品目等を調査しながら、必要な支援を行うよう努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 308 ◯議長(倉持 守君) 飯島 忠君。 309 ◯7番(飯島 忠君) 自主防災組織というのが各地区にできているというふうに理解しているんですけども、この自主防災組織というのは、今どの程度あるのかなというふうに思っています。どこの地区にもあれば一番いいんですけども、まだできていないところもあるんじゃないかなというふうに思っていますので、その辺のところについて、わかっている範囲で結構ですので、お願いをしたいと思います。 310 ◯議長(倉持 守君) 防災危機管理課長。 311 ◯防災危機管理課長(横島義則君) お答えいたします。  自主防災組織の結成率につきましては、昨年度末現在で53%でございます。特に新規結成した組織を中心に、訓練等を行っている状況でございます。  以上でございます。 312 ◯議長(倉持 守君) 飯島 忠君。 313 ◯7番(飯島 忠君) 今お答え願いましたように、53%ということでございます。すべてが自主防災組織に頼るということでは多分ないだろうというふうに思っておりますけれども、あとの47%の地域につきましては、どういうやり方で支援するのかなということなんです。その辺ちょっとわかれば。 314 ◯議長(倉持 守君) 防災危機管理課長。 315 ◯防災危機管理課長(横島義則君) お答えいたします。  自主防災組織の結成率向上につきまして、自治区長会議等の際に御説明を申し上げて、結成促進しているところでございます。また、ちょっと変な言い方になるんですが、従来の自治区自体がそもそも強固な御近所同士のつき合いの中で、自主防災組織的な力を持っていると、そういうふうには認識しております。  ただ、自主防災組織という形で、もっと防災に特化した形で機能するような形で進めていければというふうに考えております。  以上でございます。 316 ◯議長(倉持 守君) 飯島 忠君。 317 ◯7番(飯島 忠君) 私もそうだろうというふうに思います。やっぱり近所の人の力というのは結構大きな力があって、また大切だろうというふうに思っています。日ごろから近所のつき合いというのは、こういうのは大事なんだなというふうに思うんですけれども、その辺も市のほうでうまく信用していただければありがたいというふうに思います。  大きな1番につきましては、これで終わりにいたします。一人一人が心のバリアを広げることを願って終わりにしますので、よろしくお願いします。 318 ◯議長(倉持 守君) 次の質問に移りますので、答弁関係者の入れかえをお願いします。  飯島 忠君、質問を継続してください。 319 ◯7番(飯島 忠君) 続きまして、下妻市、鯨工業団地に伴う県道下妻常総線の豊田地区の交通安全について質問をいたします。  この工業団地に行くアクセスなんですけれども、これは下妻市におかれましては、バイパス294号線から工業団地のほうに向かって幅12メートルの道路を整備中でございます。そこの通路を利用して、すべての車がそこを通って工業団地に行くというような道路をつくっているわけなんですけれども、そうは言うものの、この道路は下妻常総線のちょうど通りやすいところというのかな、また、私もそうだったんですけども、会社勤めしたときには本当に近道、または信号のないところというところを何か知らんけど見つけ見つけ、会社に行っていた記憶が私自身あります。そういうことから考えると、本当にこの294のバイパスからすべてが行くのかなと思います。恐らく、この豊田地区の狭い道を通って通勤する人、また小さい貨物なんかも通るんじゃないかなというふうに予測をされます。これは実際に起きてみないとわからんことですけれども、今からそういうことも考えていかなければならないんじゃないかなというふうに思っています。  そういう意味で、その周りに住んでいる人たちが本当に交通事故、または渋滞、そういうものについて市としてどのように考えてもらえるのかなと、まだ考えていないかもわかりませんけども、これからどういうふうに考えてもらいたいかなということを言われましたので、その辺についてお答えを願いたいというふうに思います。 320 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。産業振興部長。              〔産業振興部長小島裕治君登壇〕 321 ◯産業振興部長(小島裕治君) それでは、飯島議員の2番の1)交通安全対策につきまして、お答えいたします。  議員御指摘の県道下妻常総線でございますが、下妻市の国道125号線から南下し、常総市新井木町の国道354号まで、ほぼ小貝川の右岸に沿って南北に縦断する延長約21キロの一般県道で、県道沿いには住宅密集地が多く、道幅の狭い区間が多数存在しております。  しもつま鯨工業団地が本格稼働した際には、交通量が増加し、交通渋滞が懸念されますので、市といたしましても何らかの交通安全対策を講じなければならないと考えてはおります。しかしながら、当該道路は、飯島議員のおっしゃるとおり県道でございますので、地域からの要望を茨城県常総工事事務所におつなぎするとともに、協力、連携しながら交通安全対策を進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 322 ◯議長(倉持 守君) 飯島 忠君。 323 ◯7番(飯島 忠君) 確かにそのとおりでございます。県道でございます。でも、でもです。道路は県道なんだけども、そこの地域に住んでいる人は下妻の人ではありません。常総市の住民でございます。県道だから何もできないということで、常総市の市民が不便を感じる、またそこで死亡災害起きるということになると、非常に大きな問題になるんじゃないかなと。  今、人口6万人が5万9,000何ぼになったよということで、豊田の住民が少なくなったら、3万にはならんな。そういう変な計算したらいかんのやけども、それほど交通量が多分ふえるだろうというふうに思っています。本当に狭い道路ですので、その辺のところを県とよく相談をして、市は市として打てる手段を打っていただきたいというふうに思います。  これで1の質問を終わりにいたします。  それから、2の質問でございますが、この道路沿いには学校があります。そういうことで、今あっちこっちでと言ったらちょっとあれかもわかりませんけども、日本全国で子どもたちが交通事故に遭っているよということがあります。この豊田地区においても、この通路を利用して登校している子どもたちもいます。大半の人は、危ないよということで裏道を通学道路にして通ったり、または父兄の方が途中まで送ってきて見守りをしてくれたりという対策はしているみたいです。そういうことを考えると、市として子どもたちの安全を、今以上の安全を確保するために、どのようにしていくのかということについてお伺いをしたいというふうに思います。 324 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。教育部長。             〔教育委員会教育部長飯村順子君登壇〕 325 ◯教育委員会教育部長(飯村順子君) 飯島議員から御質問のありました県道下妻常総線の交通安全につきまして、お答えいたします。  小中学校の通学路安全対策整備につきましては、児童生徒の通学時の安全確保のために関係課や関係機関と改善に向けて毎年度協議を行っております。市では、通学路のさらなる安全確保を推進するために、関係機関の連携体制や合同点検の実施などをまとめた常総市通学路交通安全プログラムを平成27年3月に策定いたしました。このプログラムに基づき、常総工事事務所、常総警察署、小中学校教頭会、PTA連絡協議会、市関係課をメンバーとした常総市通学路安全推進会議を設立しまして、関係機関連携のもと、安全対策を推進するための協議を進めております。  具体的な取り組みといたしましては、通学路の危険箇所の早期改善を図るため、鬼怒川を境に東地区と西地区に分けまして、平成27年度から交互に当該推進会議メンバーによる合同点検を実施しておりまして、今年度につきましては川東地区を対象として合同点検を行う予定となっております。  今回御質問をいただきました県道下妻常総線ですが、平成27年度に合同点検を実施した結果、狭隘道路や、狭く直角に近いクランクの交差点などがありまして、また交通量も多いことから、学童注意の路面表示の塗装を施しました。また、豊田地区の長峰橋西側にある土浦境線と下妻常総線の交差点から豊田小の前までの区間につきましては、スピードを出す車が大変多く危険であることから、ドライバーの注意喚起を図るため、横断歩道の再塗装を施しました。  今後、しもつま鯨工業団地の稼働に伴いまして、さらに交通量が増加した場合には、学校や保護者、地域の皆様などと協議をいたしまして、通学路の変更なども視野に入れまして児童の安全確保に努めたいと考えております。  以上でございます。 326 ◯議長(倉持 守君) 飯島 忠君。 327 ◯7番(飯島 忠君) 市としてもいろいろな対策はしてくれているよ、本当にありがたいことでございます。しかし、それでも父兄の方は、本当に大丈夫なんだろうかな、これ以上車がふえたらという心配はしております。私自身も、どのような対策をしたらいいか、さっぱりわかりません、今のところ。しかし、私自身も父兄の方々とコミュニケーションをとりまして、いろいろなことを考えていきたいというふうに思っています。市としましても、学校教育課としてより安心して通学できる対策を考えていただきたいというふうに思います。  これで2の質問を終わりにいたします。  続きまして、2の3に入ります。いろいろなことを、子どもの安全とかそういうのを話しましたけれども、この道路、下妻常総線なんですけれども、今下妻常総線と書いてあるんですけども、下妻のほうはもう拡幅されております。常総市だけが取り残されています。形が、道路の形、行ったらわかりますように、途中まで広くて、途中から、私のウエストは太いですけども、常総市の道路は狭いです。そういう状況になっておりまして、今後常総市としては県にそういう拡幅ですね、道を広げるというようなことが、向こうに申し入れをしていただけるのかどうか、その辺についてお願いをしたいと思います。 328 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。都市建設部長。              〔都市建設部長木村茂樹君登壇〕 329 ◯都市建設部長(木村茂樹君) 県道の拡幅計画につきまして、お答えをさせていただきます。  県道を管理しております茨城県に確認をしましたところ、拡幅事業については毎年実施している通学路安全点検プログラムに位置づけられた箇所で、かつ拡幅の必要性のある路線に対して順次計画を講じていると伺っております。  議員御指摘の一般県道下妻常総線につきましては、位置づけをされた箇所ではございますが、現道を拡幅するには、住宅が密集しているため家屋移転等を伴うこと、並行する国道294号がバイパス機能を有しているため、拡幅の計画につきましては現時点ではないというふうに伺っております。市でも、今後地元の方と連携しながら、茨城県に対しての要望は続けていきたいというふうに考えております。  以上です。 330 ◯議長(倉持 守君) 飯島 忠君。 331 ◯7番(飯島 忠君) 私も拡幅については、あそこは住宅が密集しているということから難しいだろうなというふうには思っております。非常に不満ではありますけども、2の3の質問についてはこれで終わりにしたいと思います。  次に入ります。このような2の3とかそういうものを踏まえてになるかもわかりませんけれども、県道下妻常総線につきましては、先ほども市のほうから説明がありましたように、21キロほどあります。大生地区、五箇地区、豊田地区ということになります。この3地区においては、この地区の方々にとっては主要道路であります。本当にこの道路がこういう状態では危ないということを、だれもが認識しております。場所によっては、乗用車同士がすれ違うことができないという場所が、本当に県道でいいんだろうかというふうに思います。  このことが、確かに道路は県道だけども、そこにいる住民は、先ほども言ったように市民です。常総市民です。我々は常総市民を守る、そして生活を豊かにするということが、皆さんも同じだと思うんです、議員も同じだと思うんですけど、豊かにするということが使命だろうというふうに思っています。そういうことから、できますならば、今の道路の西側の田んぼ伝いになるんですけども、バイパス的な道路ができないかというように地元の方から言われております。その辺について、県の道路ですけれども、市としてどのような考えがあるのか、またどのような考えを持っていただけるのか、その辺についてお答えを願いたいと思います。 332 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。都市建設部長。 333 ◯都市建設部長(木村茂樹君) お答えいたします。  議員御指摘のとおり、下妻常総線の沿線の大生地区、五箇地区、豊田地区で乗用車のすれ違いができない箇所が多数存在していることは事実でございます。特に豊田地区のクランクの箇所は、市でも危険箇所であると把握をしております。  しかしながら、一般県道下妻常総線を管理している茨城県に確認をしたところ、下妻市と常総市を南北に縦断する道路ではありますが、並行する国道294号が全線4車線化も完了し、バイパス機能を有しているということから、新たなバイパスの計画は現時点ではないというふうに伺っております。  先ほども答弁させていただきましたが、市でも今後の交通状況等をかんがみて、拡幅やバイパスについても、地元の方と連携をしながら県に対して要望等をしていきたいというふうに考えております。 334 ◯議長(倉持 守君) 飯島 忠君。 335 ◯7番(飯島 忠君) 一緒に考えてやっていただけるということですので、期待をちょっとします。恐らく、難しいだろうとは思っていますけども、でも、このまま黙認していたら、恐らく50年たっても100年たっても実現はしないだろうというふうに思っています。  この常総市をよりよくする、発展させるためには、一つには道路の整備が必要じゃないかなというふうに思っています。幾ら人口をふやせ、工業地帯つくれ、商業地帯つくれと言ったって、今の道路でそういうことができるだろうか、思っています。この道路の整備があってこそ、発展の一番の近道じゃないかなと思っています。  昔──昔と言ったら怒られますけども、我々小さいころはどうだったろう。今のつくば市、どういうまちだったか。守谷市、どういうまちだったか。坂東市、どういうまちだったか。この地域から言ったら、水海道が一番大きかった。人があふれていた。道路が整備されている。これが何よりの発展だろうというふうに思っています。道路がないのに、発展させよう、人口ふやそう、アグリ何とかかんとかつくっていこうと言ったって、道路がなかったらできない。この道路を整備してこそ、常総市じゃないかなと私は思っています。そういう意味で、確かに県道、また国道、そういうものについて市はなかなか難しいというふうに思っています。でも、この道路をつくることによって市の発展がなっていくんじゃないかなと思っていますので、その辺の意見を申し上げまして、質問を終わりにしたいと思います。  以上でございます。ありがとうございました。    ─────────────────────────────────  散会の宣告 336 ◯議長(倉持 守君) 本日の一般質問はこの程度にとどめ、散会いたします。                 午後3時10分散会 当サイトのコンテンツ(文章、画像、図表)は、常総市議会の著作物です。無断で複製、転載することを禁止します。 Copyright (c) Joso City Council Minutes, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...