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  1. 常総市議会 2019-02-01
    常総市:平成31年2月定例会議(第22回会議) 本文


    取得元: 常総市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-12
    本文へ移動 ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1              〔議長風野芳之君議長席に着く〕  開 議 ◯議長(風野芳之君) 御報告申し上げます。ただいまの出席議員数は20名であります。    ─────────────────────────────────                 午後1時00分開議 2 ◯議長(風野芳之君) これより第22回会議を開きます。  別紙会議日程により議事を進めます。    ─────────────────────────────────  日程第1 議案第41号 常総市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例に              ついて       議案第42号 常総市行政組織条例等の一部を改正する条例について       議案第43号 常総市職員の自己啓発等休業に関する条例の一部を改正する条例              について       議案第44号 常総市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する              条例の一部を改正する条例について                         (一括委員長報告、質疑、討論、採決) 3 ◯議長(風野芳之君) 日程第1に入ります。  議案第41号常総市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例について、議案第42号常総市行政組織条例等の一部を改正する条例について、議案第43号常総市職員の自己啓発等休業に関する条例の一部を改正する条例について、議案第44号常総市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について、以上4件について総務委員会の審査結果の報告がありましたので、これを一括議題といたします。  総務委員長の報告を求めます。総務委員長。               〔総務委員長堀越輝子君登壇〕
    4 ◯総務委員長(堀越輝子君) 総務委員会に審査のため付託された案件の審査の結果を御報告申し上げます。  議案第41号常総市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例について、議案第42号常総市行政組織条例等の一部を改正する条例について、議案第43号常総市職員の自己啓発等休業に関する条例の一部を改正する条例について、議案第44号常総市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について、以上4件については担当課長等の説明を求め、慎重に審査を行った結果、いずれも全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上でございます。 5 ◯議長(風野芳之君) ただいま報告を求めました。  これより報告に対する質疑に入ります。質疑ある方の発言を許します。質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 6 ◯議長(風野芳之君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 7 ◯議長(風野芳之君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  議案第41号ないし議案第44号、以上4件について一括採決をいたします。以上4件に対する総務委員長の報告はいずれも原案可決であります。  お諮りいたします。以上4件は総務委員長報告のとおり決することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 8 ◯議長(風野芳之君) 御異議なしと認めます。よって、議案第41号ないし議案第44号、以上4件は総務委員長報告のとおり可決されました。    ─────────────────────────────────  日程第2 議案第45号 常総市敬老祝金の給付に関する条例を廃止する条例について       議案第46号 常総市児童クラブの設置及び管理に関する条例の一部を改正する              条例について       議案第47号 指定管理者の指定事項の変更について       議案第48号 常総市医療福祉費支給に関する条例の一部を改正する条例につい              て       議案第49号 常総市社会体育施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正す              る条例について       議案第62号 常総市文化芸術振興基金条例の制定について                         (一括委員長報告、質疑、討論、採決) 9 ◯議長(風野芳之君) 日程第2に入ります。  議案第45号常総市敬老祝金の給付に関する条例を廃止する条例について、議案第46号常総市児童クラブの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について、議案第47号指定管理者の指定事項の変更について、議案第48号常総市医療福祉費支給に関する条例の一部を改正する条例について、議案第49号常総市社会体育施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について、議案第62号常総市文化芸術振興基金条例の制定について、以上6件について文教厚生委員会の審査結果の報告がありましたので、これを一括議題といたします。  文教厚生委員長の報告を求めます。文教厚生委員長。              〔文教厚生委員長坂巻文夫君登壇〕 10 ◯文教厚生委員長(坂巻文夫君) 文教厚生委員会に審査のため付託されました案件の審査の結果を御報告申し上げます。  議案第45号常総市敬老祝金の給付に関する条例を廃止する条例について、議案第46号常総市児童クラブの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について、議案第47号指定管理者の指定事項の変更について、議案第48号常総市医療福祉費支給に関する条例の一部を改正する条例について、議案第49号常総市社会体育施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について、議案第62号常総市文化芸術振興基金条例の制定について、以上6件については担当課長等の説明を求め、慎重に審査を行った結果、議案第45号については賛成者がなく、否決すべきものと決定し、議案第46号については1名の賛成がありましたが、賛成少数のため、否決すべきものと決定いたしました。議案第47号ないし議案第49号及び議案第62号の4件については、いずれも全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  議案第45号の否決理由ですが、この事業には、長年にわたり社会の進展に寄与されてきた高齢者に対して、その長寿の祝福をたたえ、敬老の意と福祉の増進を図るため、昭和48年から行われてきた大切な事業である。社会情勢をかんがみ、全庁的な事業の見直しを行った結果、当条例の廃止が上程されたわけですが、給付を廃止し、記念品を充実させるよりも当初の目的どおり市独自の事業として高齢者に対し、引き続き手厚い給付を続けていくべきと判断したため、否決といたしました。  続いて、議案第46号の否決理由ですが、今回の一部改正は、利用者のアンケート結果及び要望を反映するものであるが、アンケートの内容は有料化を前提としたものであり、利用者は有料化を求めていない。開所時間の拡充については理解できるが、児童クラブは共働きの若年夫婦を応援するために設置されたものであるため、少子化対策の一環として、当局は継続して無料所措置を続けていくべきである。よって、この条例案については容認できず、否決とするものであります。  以上、報告させていただきます。 11 ◯議長(風野芳之君) ただいま報告を求めました。  これより報告に対する質疑に入ります。質疑ある方の発言を許します。質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 12 ◯議長(風野芳之君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論の通告がありましたのでこれを許します。13番岡野一男君。                〔13番岡野一男君登壇〕 13 ◯13番(岡野一男君) 13番岡野一男でございます。議案第45号常総市敬老祝金の給付に関する条例を廃止する条例について、私は反対の立場で討論を行います。  現在77歳、88歳、99歳のときに1万円が市から贈呈されますが、高齢者人口の増加等による社会情勢の変化にかんがみ、敬老祝金の給付事業を取りやめるということでございますが、私は反対であります。2019年度の予測では77歳の方は682名、88歳の方は382名、99歳の方は30名、全体で1,094名の方が対象となっております。支給を仮定いたしますと1,094万円の贈呈額になります。高齢者の方が増加するから、あるいは介護予防事業を充実するからという理由で廃止することは反対であります。  敬老祝金の対象となられた方々は、戦前、そして戦中戦後の混乱期から、家族のため、社会のためにと働き、その勤労精神と納税によって現在の社会の安定と繁栄を築いてくださいました。憲法には、国民の三大義務が規定されております。第26条第2項には教育を受けさせる義務、第27条第1項には勤労の義務、第30条には納税の義務が規定されております。三大義務があるから勤労も納税も当然と思っているんでしょうか。私はそう思いません。家族のため、社会の安定のために御尽力されたその御労苦に感謝すべきであるというふうに思います。敬老祝金は節目の感謝の気持ちであると思いますので、この事業の廃止には反対の立場でございます。  以上でございます。 14 ◯議長(風野芳之君) 岡野議員、今聞いておりますと、45号と46号とあわせての討論ということでお願いをしたものですから。どちらも通告していますね。46号については今反対の討論がなかったようでございますのでお願いいたします。続けて。御登壇願います。                〔13番岡野一男君登壇〕 15 ◯13番(岡野一男君) 大変失礼いたしました。  議案第46号常総市児童クラブの設置及び管理に関する条例、私は反対の立場で討論を行います。  事業拡充に伴い、新たに利用料を徴収する、利用者に新たに負担を求めるという考え方に反対でございます。人口減少社会に突入した中で、人口の定住を図るため、また交流人口をふやすための施策を取り入れていることは賛成ですが、今回の議案は明らかに今までの方針、子育て世代を応援する、支援するという枠組みに逆行しております。人口減少によりまして、全国的に空き家の増加、あるいはひとり暮らしの増加、集落コミュニティーの消滅、農林水産業、地場産業の衰退が顕著になってきております。常総市もその例外ではございません。  その中で、効果を上げている施策は子育て支援事業でございます。児童クラブの無料は県内では当市のみと言いますが、私は市内外に誇るべき大事な施策であるというふうに思います。常総市は多岐にわたって子育て世代を応援しています。今後も引き続いて子育て世代を支援するトップランナーの立場をこれからも守るべきであります。  以上の理由で、私はこの議案には反対の立場でございます。  以上でございます。 16 ◯議長(風野芳之君) ほかに討論ありませんか。1番関 優嗣君。賛成の討論でしょうか。                〔1番関 優嗣君登壇〕 17 ◯1番(関 優嗣君) 1番関 優嗣です。議案第46号常総市児童クラブの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について賛成の立場で討論をいたします。  これまで、児童クラブについてはさまざまな意見のもと議論がなされてきました。そして、今回はサービス向上、また拡充ということで利用時間の延長、利用料の徴収という内容での改正の議案であります。つきましては、私個人的にも子育て現役世代としてPTAの方々、また地域の方々と実際に子育てをしている者同士のお話をさせていただく機会の中で、ある程度の費用負担は発生しても対応してほしいという声が多く耳にあります。さらには、時間の延長ということだけではなく、夏休みなど長期の休みなどについては、朝から夕方まで1日児童クラブを利用するようなお子さん方もいらっしゃるのが現状であります。そうした場合に、やはりお弁当を持っていくというのは、本来であればお母さんがつくったお弁当持っていくんでしょうが、朝の忙しい時間帯、その費用負担をすることで改善できるのであれば、ぜひそういう部分も今後検討していってほしいという声も実際に耳にしている声であります。ただただこれまでの机上の空論ではありませんが、サービスイコール負担なしという時代から、費用負担をしてでもサービスの向上、また拡充が求められる時代へ変わってきているのではないでしょうか。そういった意味でも、今回この議案第46号に対して賛成の立場で討論をさせていただきました。  以上です。 18 ◯議長(風野芳之君) ほかに反対討論ございませんでしょうか。16番茂田信三君。                〔16番茂田信三君登壇〕 19 ◯16番(茂田信三君) 16番の茂田です。議案第45号、第46号について反対の立場で討論をさせていただきます。  まず、詳しいことは先ほど13番岡野議員がおっしゃいましたから、重複を避けるために私の考えを簡単に申し上げさせていただきます。  まず、77歳、88歳、99歳、なかなか99まで生きろと言っても生きられないですよ。聞くところによりますと、1,094万ですか、予算ね。30億とかで道の駅をつくるとか、たくさんの、私から見れば到底無駄な予算だと思うんですよ。その利息にもならないでしょう、1,094万というのは。お年寄りは、前もある議員が反対を全協か何かでお話ししていましたが、それが楽しみでしょうよ。77歳の方は次のハードル88歳、88歳の方は99歳まで。お金がある方からすればたった1万かとおっしゃる方もおりますが、1万ってのはその金額にかえられない、それ以上の何十倍のお金に匹敵するんですよ。そういう楽しみっていうか、生きがいを取り上げちゃめですよ。  ここに座っている方、条例をつくった方はたくさんの年金をいただいて、ゆくゆくはいただきますけど、1万に該当する方はほとんど年金数万円の方もいらっしゃるんですよ。10年に1回1万差し上げて、常総市はつぶれないでしょ。違うほうでちゃんと切磋琢磨して努力すれば1,094万出ますから。  ということで、まず第45号について反対討論を申し上げます。  続いて第46号。市の政策で子育て、子育ての定住人口をふやすと口だけでしょうよ、まず。何やってんですか、産婦人科の病院もつくらなくて。できるわけないでしょう、そうやってて定住人口。よその県ではもっと盛りだくさんな援助の方法、子どもは育てるんだ、どこどこという市がたくさんあるんですよ。自分で、政策として子どもたちをたくさん産んでいただくんだ、たくさん定住人口をふやすんだというんでしたらね、割り増しの料金をいただかなくて予算組んだらいいでしょうよ。この子どもたちがゆくゆくは納税者になるんでしょうよ。また住みつくことによって、また今の学童保育ですか、児童クラブで育った子はまたここへ住むんでしょうよ。また子どもがふえるんでしょうよ。目先のことを見ちゃだめですよ。政治でも何でも10年、20年先、多分児童ですから小学生あたりですよね、対象。10歳前後でしょう。その方は十数年たつと立派な納税者になるんですよ。ああ、常総市でこういう児童保育でおれらも育ったんだなと。そうするとまた子どもがふえるでしょうよ。目先のことを考えちゃだめ。  ということで、私はこの議案45号、第46号について反対討論を述べさせていただきました。  以上です。 20 ◯議長(風野芳之君) ほかに討論ございませんか。21番堀越道男君。                〔21番堀越道男君登壇〕 21 ◯21番(堀越道男君) 私は議案第46号について反対の立場で討論をいたします。  題に出されておりますけれども、常総市の学童保育は無料ということで、県内を探しても常総市しかないというふうになってまいりました。これを売りにできないのかっていうのがはっきり言って子ども会議の中でも出された意見であります。  アンケートの話が出されました。私も見ましたけれども、非常に恣意的な方針で出されております。つまり、いろいろお金が9,500円もかかるんだっていうものが当初に述べられていて、それで5,000円から1万円のお金を払いますか、それができない人は預けられない、預けませんっていうような二者択一の中で、どういう声が多かったかというと、3,000円と決められた数というのは、せいぜい出しても3,000円ですよと。とてもそんな5,000円も1万円も出せませんというのが多くの声として出されておりました。そして、なかんずく厳しいのはやはり母子世帯の方からの、これだけお金を取られたんじゃ預けられないというように出されました。  先ほどお金で買うような時代だって言ってるけども、フランスでは先進をいっているわけですよね。フランスはこういう保育や学童保育については無料なんですよね。人件費については公費の負担が当たり前なんですよ。ですから、あそこは育業の問題もありますけれども出生率が高くて、10年以来ずっと2.幾つを維持してるわけですよね。こういう中で、保育の理論についても学童保育についてもすべて無料でやってるということになっております。  そういうことを見習って、常総市でも世間がやってないんならここだけでもやれば、相当のアピール度があるというふうに私は思います。  そういうことで、今の親に対する、要するに一番の大事な点というのは、働く人たちの権利を保護するっていうのがフランスの趣旨です。そういう面では、有料化になってお金を出さなきゃ仕事もやめざるを得ないような人が出たら、これはまさに社会的損失ということにもなるわけで、国が1億総活躍の時代と言っても、子育てについて安心して、しかも言うならば無料で預けられる施設があるということがその保障になるというふうに思いますので、そこらをアピールして常総市の目玉として売り出すべきなんじゃないかなということを改めて言って、反対の立場といたします。 22 ◯議長(風野芳之君) ほかに討論ありませんか。18番石川栄子君。                〔18番石川栄子君登壇〕 23 ◯18番(石川栄子君) 反対討論を一言申し上げます。  議案第45号ですが、提案理由として、本案は高齢者人口の増加等による社会情勢の変化にかんがみということがまず述べられておりますけれども、高齢者の人口増加を挙げてるんですが、健康なお年寄りがふえるのはいいことで、それを改めてお祝いするのは当たり前だというふうに思います。岡野議員がおっしゃったとおりだというふうに思います。御近所の方なんですが、もらったお金を大事に神棚に上げておいて、孫が来たとき一緒にお寿司を食べましたと言われました。こうしたささやかな楽しみを奪うことになり、お年寄りに対するやさしさはみじんもない。  よって、今までどおり給付することを求めて反対討論といたします。 24 ◯議長(風野芳之君) ほかに討論ありませんか。6番堀越輝子君。賛成の討論でございましょうか。御登壇願います。                〔6番堀越輝子君登壇〕 25 ◯6番(堀越輝子君) 議案第46号常総市児童クラブの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について、賛成の立場で討論をいたします。  先ほど関議員からもありましたように、私も1人の母親としまして子育てをしております。そうした中で、やはり地元の幼なじみですとか現役で子育てをしている友人たちとの話の中では、共働きで、また現在高齢者と言われる自分の親の世代も若くなってきていますので、働いている親が多い。そうすると、おじいちゃんおばあちゃんたちが仕事をしていたり、実際見てもらえない、そういった状況の中で児童クラブにやむを得ずお願いしている。そういう中では、できるだけ女性も正規雇用で働くことを続けていくためには、時間を延長していただいたり、また夏休み、冬休みの長期休みに対してもきちんとした対応をしていただきたいということが切なる願いであります。  そうした中で、これまで執行部からも説明がありました。また、私自身も以前文厚委員で守谷市へ指定管理者の行う児童クラブの視察にも行ってまいりました。さまざまな観点から見ましたところ、ただというのは申し込んでも利用しない方が多くなってしまうというような状況ですとか、実際に安かろう悪かろうということはないんですが、有料できちんとした業者に管理をお願いしているところまでサービスのレベルが行き届かないという現状もあるということも拝見しました。そうしたことから、児童クラブの条例の一部を改正する件に関しましては、私は賛成という立場で討論させていただきました。  また、先ほど堀越道男議員からフランスの状況についての説明がございましたが、フランスについては、私も県の少子化対策審議会委員を務めたこともありまして、少し研究させていただきましたが、フランスは国民が所得の中から3割4割の税金を国に支払っている、こういう状況がございます。まず、日本人よりもずっと国に税金をたくさん納めて、その中から社会サービスを受けているという状況があります。また、フランスの子どもたちがふえている、これについては、移民が子どもを産んでいるという、あまり出てこない現実もあります。そうしたことからも、ちょっと日本の状況と同じように合わせて考えることは難しいのではないかと考えました。すみません、こちらは余談でございますが、そういったことからも、議案第46号につきましては賛成の立場で討論をさせていただきます。 26 ◯議長(風野芳之君) ほかに討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 27 ◯議長(風野芳之君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  初めに、議案第45号について採決いたします。採決は採決システムにより行います。  議案第45号、以上の件に対する文教厚生委員長の報告は否決であります。よって、原案についてお諮りいたします。  本案に賛成の諸君は賛成ボタンを、反対の諸君は反対ボタンを押してください。                  〔各議員投票〕 28 ◯議長(風野芳之君) ボタンの押し忘れはありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 29 ◯議長(風野芳之君) ないものと認めます。採決を確定いたします。  賛成多数であります。よって、議案第45号、以上の件は原案のとおり可決されました。  次に、議案第46号について採決いたします。採決は採決システムにより行います。
     議案第46号、以上の件に対する文教厚生委員長の報告は否決であります。よって、原案についてお諮りいたします。  本案に賛成の諸君は賛成ボタンを、反対の諸君は反対ボタンを押してください。                  〔各議員投票〕 30 ◯議長(風野芳之君) ボタンの押し忘れはありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 31 ◯議長(風野芳之君) ないものと認めます。採決を確定いたします。  賛成多数であります。よって、議案第46号、以上の件は原案のとおり可決されました。  次に、議案第47号ないし議案第49号及び議案第62号、以上4件について一括採決いたします。以上4件に対する文教厚生委員長の報告はいずれも原案可決であります。  お諮りいたします。以上4件は文教厚生委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 32 ◯議長(風野芳之君) 御異議なしと認めます。よって、議案第47号ないし議案第49号及び議案第62号、以上4件は、文教厚生委員長報告のとおり可決されました。    ─────────────────────────────────  日程第3 議案第50号 常総市吉野公園条例の一部を改正する条例について                           (委員長報告、質疑、討論、採決) 33 ◯議長(風野芳之君) 日程3に入ります。  議案第50号常総市吉野公園条例の一部を改正する条例について、以上の件について建設経済委員会の審査結果の報告がありましたので、これを議題といたします。  建設経済委員長の報告を求めます。建設経済委員長。              〔建設経済委員長小林 剛君登壇〕 34 ◯建設経済委員長(小林 剛君) 建設経済委員会に審査のため付託されました案件の審査の結果を御報告申し上げます。  議案第50号常総市吉野公園条例の一部を改正する条例について、以上の件については担当課長等の説明を求め、慎重に審査を行った結果、1名の反対がありましたが、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきもの決定いたしました。  以上です。 35 ◯議長(風野芳之君) ただいま報告を求めました。これより報告に対する質疑に入ります。質疑ある方の発言を許します。質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 36 ◯議長(風野芳之君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論の通告がありましたのでこれを許します。18番石川栄子君。                〔18番石川栄子君登壇〕 37 ◯18番(石川栄子君) 議案第50号常総市吉野公園条例の一部を改正する条例について反対の立場で討論を行います。  吉野公園、70歳以上の方の利用料金を有料化に反対するわけでございます。  まず、小貝川の蛇行を利用して市営の釣り堀をつくった落合市長なんですが、御自身でも釣りが好きだったそうでございます。釣りの効果もわかっていて、市営釣り堀をつくったのではないでしょうか。まず、釣りの効果についてお話しさせていただきます。  釣りをすると創造力、判断力などの脳力を鍛えることができる。沼や川の中、状況を想像してどんな仕掛けでどのように釣るかなどいろいろ考える必要があります。釣りは老化防止の効果もあると。だれもが、夢中になれる趣味を持っていると若々しくなることができるんです。釣りは一人でも楽しむことはできますが、仲間と一緒にわいわい話しあって楽しめば、老化防止になります。さらに、釣りはどうしたら釣れるか考えながらする必要があるので、脳が活性化され、認知症の予防にもつながります。それから釣りはストレス解消になります。何でも楽しいことをすればストレス解消になりますが、釣りは魚を釣ったときの気持ちよさ、特にヘラブナ、形のよいもの、大きいものを釣った気持ちよさ、満足感、達成感もあり、スカッとしてストレス発散に最適だそうです。  また、特に吉野公園のように、きれいな景色、自然の中で筑波山を臨み、大きな池があって青い色の水があってと気持ちを鎮静させる効果があるとも言われております。きれいなよい景色の中でボーっと眺めているだけでも心がいやされる効果があるそうです。さらに、魚が釣れたときの水しぶき、マイナスイオンと呼ばれるいやし効果が十分あるんだというふうに言われております。  そして、80歳以上が無料というふうになっていたんですが、もうお亡くなりになりました山本議員、そして私どもも釣り会の人も含めまして、80歳じゃもう死んじゃうよというようなこともありまして、70歳から釣りを楽しむのには無料がいいということで無料の制度ができたことなんですよね。70歳に改善されて、そのときから無料の制度ができたわけなんですが、今回財政難だから、池の周りの整備のための財源が必要だということなんですが、一般会計の予算を見ますと市民税も昨年、ことしというふうに増額になり、市の借金も減ってるような状況で、そんなに声高に財政難だ、財政難だっていうほどのことはないというふうに私は思います。財調も御家庭でいう貯金なんですよね。それも減らしたんだけどまた積み増している、現在25億もあるということなので、声高に財政難を言うほどのことはないというふうに思っております。  さらに、500円を取るということだと、利用者が延べ3,000人いることなので、500掛ける3,000人というと150万にしかならないんですよね。150万円が見込まれる。実際は無料だから3,000人来てたんだけど、有料になったら3,000人は来ないですね。150万円以下になるのは当然わかってることだというふうに思います。  先ほど釣りの効用を述べさせていただきましたけれども、介護予防、医療予防につながるよい効果があるということがあるんですよ。150万円以上の実際には介護予防、医療予防につながるんじゃないかというふうに思われます。釣りを楽しむ70歳以上の方をいじめるような値上げはしないで、私は今までどおり無料の制度を続けてほしいというふうに思って、この条例には反対をさせていただきます。  以上です。 38 ◯議長(風野芳之君) ほかに討論ありませんか。15番中島亨一君。                〔15番中島亨一君登壇〕 39 ◯15番(中島亨一君) 15番の中島です。賛成の立場で討論させていただきます。  ただいま日本共産党の石川議員から反対の討論がありましたけども、70歳以上から500円を取るという話は、実は釣りをやっている方々から出たわけです。なぜ釣りをやってる方々から500円を取ってくださいという話が出たかというと、魚釣りをするために毎年700万も800万も魚を買っていると。そのお金を少しでも自分たちが楽しむために買っている魚を自分たちも負担したい、そういう思いから皆さんが自発的に値上げをしてはどうかという話をしていただいたんです。健康とかそういう話じゃなくて、皆さんが市に負担をかけたくない、なるだけ自分たちが負担したい、そういう思いから言ったわけです。  まして、70歳以上のときに一番先に80歳を70歳にしないといけないと言って70歳に提案してやったのは私ですよ、あなたではないでしょう。あなたはそのときに予算に賛成してないじゃないですか。おかしいじゃないですか。予算に賛成もしないで自分たちがやったような話をしないでください。あのとき私がちゃんと市長に言って、80歳から75歳、だけど75歳より70歳のほうがいいだろうという話をして、それで70にしたんです。あなた方がやったなんていう話は聞いてないですよ、私は。それで予算でも賛成したんなら仕方がないなというふうな話になりますけれども、予算に賛成もしないで自分たちがやったなんて言わないでくださいよ。今回だって、皆さんの総意で市に負担をかけたくないという思いですから、私は皆さんの意を酌んで賛成したほうがいいと思い、そして賛成の立場で討論してるんです。  以上です。 40 ◯議長(風野芳之君) ほかに討論はありませんか。石川栄子君は先ほど討論なさったと思うんですが。ほかにございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 41 ◯議長(風野芳之君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。  これより採決に入ります。採決は採決システムにより行います。  議案第50号、以上の件に対する建設経済委員長の報告は原案可決であります。本案に賛成の諸君は賛成ボタンを、反対の諸君は反対ボタンを押してください。                  〔各議員投票〕 42 ◯議長(風野芳之君) ボタンの押し忘れはございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 43 ◯議長(風野芳之君) ないものと認めます。採決を確定いたします。  賛成多数であります。よって、議案第50号、以上の件は建設経済委員長報告のとおり可決されました。    ─────────────────────────────────  日程第4 議案第51号 平成30年度常総市一般会計補正予算(第4号)       議案第52号 平成30年度常総市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)                         (一括委員長報告、質疑、討論、採決) 44 ◯議長(風野芳之君) 日程4に入ります。  議案第51号平成30年度常総市一般会計補正予算(第4号)、議案第52号平成30年度常総市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)、以上2件について予算特別委員会の審査結果の報告がありましたので、これを一括議題といたします。  予算特別委員長の報告を求めます。予算特別委員長。              〔予算特別委員長倉持 守君登壇〕 45 ◯予算特別委員長(倉持 守君) 予算特別委員会に審査のため付託されました案件の審査の結果を御報告申し上げます。  議案第51号平成30年度常総市一般会計補正予算(第4号)、議案第52号平成30年度常総市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)、以上2件については、執行部より詳細な説明を求め質疑を行い、なお細部については分科会を設置し、これに付託の上、慎重に審査を行った結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上です。 46 ◯議長(風野芳之君) ただいま報告を求めました。  これより報告に対する質疑に入ります。質疑ある方の発言を許します。質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 47 ◯議長(風野芳之君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 48 ◯議長(風野芳之君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  議案第51号及び議案第52号、以上2件について一括採決いたします。以上2件に対する予算特別委員長の報告はいずれも原案可決であります。  お諮りいたします。以上2件は予算特別委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 49 ◯議長(風野芳之君) 御異議なしと認めます。よって、議案第51号及び議案第52号、以上2件は予算特別委員長報告のとおり可決されました。    ─────────────────────────────────  日程第5 議案第53号 平成31年度常総市一般会計予算                           (委員長報告、質疑、討論、採決) 50 ◯議長(風野芳之君) 日程第5に入ります。  議案第53号平成31年度常総市一般会計予算、以上の件について予算特別委員会の審査結果の報告がありましたので、これを議題といたします。  予算特別委員長の報告を求めます。予算特別委員長。              〔予算特別委員長倉持 守君登壇〕 51 ◯予算特別委員長(倉持 守君) 予算特別委員会に審査のため付託されました案件の審査の結果を御報告申し上げます。  議案第53号平成31年度常総市一般会計予算、以上の件については執行部より詳細な説明を求め質疑を行い、なお細部については分科会を設置し、これに付託の上、慎重に審査を行った結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  なお、議案第53号平成31年度常総市一般会計予算に関しましては、委員3名の連名で附帯決議案が提出され、採決を行った結果、本附帯決議を付することを賛成多数で決議することを決定したことをつけ加え、御報告させていただきます。  議案第53号平成31年度常総市一般会計予算に関する附帯決議。  包括施設管理業務委託の実施にあたっては、以下に留意されるよう要望する。  常総市における今後の公共施設の在り方とその管理、市民の負担については、市民との合意形成、それに基づく適正な整備を実現することが喫緊の課題である。これを踏まえると、公共施設の包括管理は、単に業務の効率化・合理化だけでなく、管理データの蓄積、データに裏付けられる整備方針の策定にも寄与するものであり、早急かつ確実な実施を図ること。  併せて、公共施設の包括管理業務を委託するにあたっては、次の点の効果も期待できるものであり、これに積極的に取り組むこと。  1)公共施設の包括管理業務委託は、保守点検・調査や機器設備の修繕・更新等の業務・工事に直接かかわることとなる各種業種・業界の技術水準の向上・産業振興につながるものであり、ひいては公共施設の安全・安心な管理に還元されるものであることから、市内業者の参画・育成につなげる方策の検討・導入を積極的に進めること。  2)公共施設の包括管理業務委託によって現在の管理業務に携わる職員の業務量の削減が期待できるところであり、当該削減できる業務を人口減少対策など今日的行政課題の解決策に積極的に振り向けること。  なお、これら実現にあたっては、公民連携の観点から、先進事例・最新技術の導入及び改善方策を確立し、これをしっかり管理・監督できる職員の育成及び組織の編成を同時に進めること。  以上、平成31年度常総市一般会計予算第2表債務負担行為「包括施設管理業務委託料」に関する附帯決議とする。  以上が予算特別委員会においての審査の経過と決定でございます。  以上です。 52 ◯議長(風野芳之君) ただいま報告を求めました。  これより報告に対する質疑に入ります。質疑ある方の発言を許します。質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 53 ◯議長(風野芳之君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論の通告がありましたのでこれを許します。21番堀越道男君。                〔21番堀越道男君登壇〕
    54 ◯21番(堀越道男君) 議案第53号平成31年度常総市一般会計予算について反対の立場で討論いたします。  例年言っていることなんですが、2019年度予算の概要ということが市のほうで示されました、財政状況について。市税は固定資産税が減少傾向、法人税は安定的な財源にはならない。普通交付税は合併算定外の終了で段階的に減収になるんだと。一時的な増収はあるが恒常的な歳入増は見込めないと、こういう何かよくわからない分析がありまして、その内容ですけども、今年度の予算の内示のときに説明がありました。そのときに、個人市民税は9,500万円増加した、法人市民税で4,600万円増加した、固定資産税では1億2,500万円ふえたんだ、こういう説明がされました。税収が上がっているのに大変厳しいというような内容で総括してるわけですから、これは何を言わんとしてるのかなということなんです。交付税についても、基準財政収入額は1億4,464万円増加、基準財政需要額は8,300万円増、基準財政需要額の8,300万円がいいのかどうかというのはわかりません。もっともっとこれはあってもいいんじゃないかというふうに思うんですけども、基本的に需要と収入の差が交付税として見込まれるお金ですから、段階的といいますか算定外がなくなるんだと言っても、本来の固定資産税に戻るというようなことだというふうに私は思うんです。これは減収だ、減収だって騒ぐ内容なのかなというふうに改めて感じるところなんです。  毎年のことですけども、大体通常1年間を通して繰越金みたいのが五、六億出るんですね。これは前に質問したときには想定内の話だ、こういうふうに言います。私は長い間議員をやってますけども、一回も一般会計は赤字になったことはありません。これも不思議だなというふうに思うんですが、大変厳しい中で、結果的には五、六億の黒字が出るような状況。10億なんて出たときもありますけども、そういうふうになる。公債費が増加しているといっても、今年度13.3%ですね、構成比。よく言われるところは15%は黄色信号で20%はレッドカード、アウトラインということで言われる。その水準から見ると遥かに下のほうに位置する。しかも予算委員会で言いましたけれども、昔は元金と利子が同じぐらいな額で利子を払うのはいつまでかかるのかなという時代の中で、今は元金が27億だとすると2億数千万という利子、そういう低利子でいつでも払えるような、力関係で見るとそんなところの水準にあるんだなというふうに感じます。  ですから、そういう中で大変厳しいという今の内容というのは、それなりの仕掛けがあるんだなというふうに改めて私は考えます。それは国の地方自治体に対する、簡単に言ったら自治体つぶしにあると思うんです。すべての始まりは2014年5月に日本創生会議人口減少問題検討分科会でストップ少子化地方元気戦略、いわゆる増田レポートですね。これで地方消滅論が出された。そのもとにいろいろ今、地域戦略が行われているというふうに思っております。特に公共施設等総合管理計画、あるいは経営マネジメントが錦の御旗のごとくいろんな政策に絡んでくるということです。  ですから、先ほどされた包括管理業務委託というのもその流れ、要するに公共サービスの市場化への流れの中で位置づけられるというふうに思います。そうしたことが常総市では選択と集中ということで、保育所だとか幼稚園の統廃合、そういうものが出され、相対的にはまちづくりどころか地域つぶしになってしまうというふうなことになると思うんです。そういう政策が地方財政の中に今色濃く出されている。そこに一緒になってやるんではなくて、私はこの施策はやはり180度ぐらい転換して地方自治体の地方自治権を守る、そういう施策に大いに転換する必要があるというふうに改めて思います。  そういう面では、山下祐介さんという人が、いわゆる地方消滅っていうのはわななんだ、あれは都市の論理ですべて田舎が切り捨てられるんですよと。もっと地域、田舎に合った論理で地方は子育てや雇用の問題をやるべきじゃないかというのをやっております。こういうことに根づいた論理で地方財政、地方づくりを進めていただければということを言って反対の討論といたします。 55 ◯議長(風野芳之君) 次に、13番岡野一男君。                〔13番岡野一男君登壇〕 56 ◯13番(岡野一男君) 13番岡野一男でございます。議案第53号平成31年度常総市一般会計予算、債務負担行為、包括施設管理業務委託料を平成31年度から平成36年度までの限度額6億9,160万円に反対の立場で討論を行います。  私は、行政の根幹をなすのは公平性、そして継続性であると思います。今回、16課84施設253業務の施設維持管理業務を民間事業者にゆだねようとするものでございます。総額は6億9,160万円でございます。この資本進化における民間事業は、個人、法人問わず存続のために行うことは利益の追求であろうかと思います。安価な労働力、低廉な資材を自治体の垣根を越えて求めることは当然の帰結であります。ただ、私たちは一つの自治体の中で循環をしています。この地域に住む人たちのために行政はありますし、その存在価値もあります。効率的だという理由だけで自治体の垣根を取り払うことはできません。プロポーザル方式でどこの民間事業者に選定されるかどうか全くわかりません。人材も地元採用になるか、資材も地域経済に貢献されるかどうかも全く不明です。市民生活の安定、地域経済の発展は行政の願いであり、行政の義務でもあります。  もう一点は継続性でございます。行政は市民生活の安寧を願い、その業務は途切れることなく連綿と続いていきます。この不変の公平性と継続性があることによって行政は市民の皆さんから信頼を得ているわけでございます。  もう一つは施設管理の基本的な考え方です。市内の公共施設はすべて市民の財産でございます。市民の財産を管理運営するのは行政の義務でもございます。常総市には900名を超す職員の方がいらっしゃいます。施設管理の維持をする専門的な知識がないというならば、そのための知識を持っているところから学べばいいのです。業務委託をしていたらいつまでたっても知識の集積にはなりません。今回の業務委託は、公共施設利用者に対する安全安心の確保のために民間事業者にゆだねると説明をしています。900名を超える職員の皆さんでは安全安心の確保ができないんでしょうか。執行部の皆さんは、職員の資質はないと見ているのでしょうか。  今回議案第42号常総市行政組織条例等の一部を改正する条例によって、公共施設の有効活用のために資産管理課ができると言われます。また、この課には情報資産の管理のため情報政策室が入ると聞いております。私は、まずここで253業務を一括管理することが妥当であると考えております。  以上の理由でこの債務負担行為には反対の立場であります。よって、議案第53号は反対でございます。  以上です。 57 ◯議長(風野芳之君) ほかに討論ありませんか。16番茂田信三君。                〔16番茂田信三君登壇〕 58 ◯16番(茂田信三君) 16番茂田です。議案第53号平成31年度常総市一般会計予算について反対の立場で討論をさせていただきます。  当初予算の予算書129ページ、8款土木費、2目道の駅整備費864万4,000円の計上について反対をさせていただきます。  まず、反対の理由を列挙いたします。何度か一般質問で道の駅についてビジョンを問いただしているところ、全くビジョンありません。定住人口ふやす、それも予想がつかない。その隣のアグリサイエンスバレーの相乗効果でどのくらい税収が上がるのか。2億円と。最初、その2億円というのは固定資産税、農業用地の変更になったところですか、その固定資産税2億円しか答えられないんですね。私どもここ500件くらい、今までの成果を市民の方にお知らせしたところ、まず30億かかるというのをほとんどの方がわかんないんですよ。18億プラス人件費年1億かかりますからね。8年かそのくらいやっているでしょう。30億かかるってことをほとんどの方は理解してないんです。最初は何人か、直売所でいいですよね、それは確かにいいですよ。予算かからないときはいいですよ。30億かかるんですよって言ったら、えー、そういうのはつくるべきじゃないでしょうと。  市では何々委員会っていうか、集めて都合のいい人ばかりの意見を聞いてんですよ。10年に一度、下妻の例を見ますと4億円から5億円のメンテナンスがかかるんですよ。それも言ってないですよ。当然、市で所有する建物、土地には固定資産税もかかりません。それも入らないんですよ。いつの間にか道の駅をつくるありきできちゃってんですよ。最初、私どもは調査するのは構わないと。するときはきちっと何度か会議をして、そこへ議員を入れてやるのがこれ筋でしょうよ。30億の予算かけて。いつの間にか予算をサンドイッチじゃないですが、どこどこの当初予算へ入れたり、それで予算が通りましたからって。それは全然議論にならないでしょうよ。  私は、この道の駅に賛成するならば、30億以上のお金を8年間で回収すること。そうすると1年4億なんですよ。先ほど岡野一男議員もお話ししましたが、自分らでノウハウを持っているならこれをやっていいですよ。30億の血税を使って管理会社に任せて年1,500万なんですって。回収しないということは、これは学校の教育事業の建設費とか、話が違うでしょうよ。利益を生み出す事業でしょ。それについて人件費は入れない、金利は入れない、お金は回収しない。資本主義においてそういう産業というか、商売ですか。どこにあるんですか、まず。あったらここへ出してもらいたい。皆さんの前で公示してもらいたいよ。公表していただきたい。何のビジョンもなく、ただ土地が空いてるからそこへ30億かけて、その予算の説明もない、ビジョンもない。このままいったらどうするんですか、30億。責任の所在もなし。前回言ったのは行政で責任を持つって。ですから、今の行政の責任者を全部列挙して、必ずこれを補償させますよ。  もう一つあります、反対理由。地権者が提訴したらしいです、この土地に対して。承諾なしにいつの間にか事業が進んで、裁判所へ提訴したということです。だれもそう思いますよ。勝手にやって。もう一つ。地主から、その方も地主です。戸田建設が坪2万3,000円で買い上げたのを市の予算5億円投資、なおかつ人件費投資で道の駅を13万2,000円でその土地を買い戻す。多くの市民の方に言ったら、その間のお金はどこへ行くんですかと。そういうことで、議員が賛成したらおかしいでしょうよ。全部賛成した議員も私はちゃんと報告しますよ。議員として責任があるわけですから。自分がやめればいいと。議員をやめればいいという話じゃないでしょうよ。市長は、今回の議会で、将来へ残す負の遺産ですよね。残すことはしちゃいけないと言ってるでしょうよ。負の遺産に間違いないでしょう、これは。利益を生み出さないんですから。それで、勝手にこの道の駅ありきで進んじゃだめですよ。ですから、私はその責任の所在を明らかにするために、各役所の方の責任者の名前を今度の新聞で出させていただきます。かなりそこへ電話とか投書とか行くと思います。  以上でございます。議案第53号平成31年度常総市一般会計予算は反対でございます。 59 ◯議長(風野芳之君) ほかに討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 60 ◯議長(風野芳之君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。  これより採決に入ります。採決は採決システムにより行います。  議案第53号、以上の件に対する予算特別委員長の報告は原案可決であります。本案に賛成の諸君は賛成ボタンを、反対の諸君は反対ボタンを押してください。                  〔各議員投票〕 61 ◯議長(風野芳之君) ボタンの押し忘れはありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 62 ◯議長(風野芳之君) ないものと認めます。採決を確定いたします。  賛成多数であります。よって、議案第53号、以上の件は予算特別委員長報告のとおり可決されました。  この際、暫時休憩いたします。                 午後2時17分休憩    ─────────────────────────────────                 午後2時30分再開 63 ◯議長(風野芳之君) 休憩前に引き続き会議を開きます。    ─────────────────────────────────  日程第6 議案第54号 平成31年度常総市国民健康保険特別会計予算       議案第55号 平成31年度常総市後期高齢者医療特別会計予算       議案第56号 平成31年度常総市介護保険特別会計予算       議案第57号 平成31年度常総市介護サービス事業特別会計予算       議案第58号 平成31年度常総市公共下水道事業特別会計予算       議案第59号 平成31年度常総市大生郷特定公共下水道事業特別会計予算       議案第60号 平成31年度常総市農業集落排水事業特別会計予算       議案第61号 平成31年度常総市水道事業会計予算                         (一括委員長報告、質疑、討論、採決) 64 ◯議長(風野芳之君) 日程第6に入ります。  議案第54号平成31年度常総市国民健康保険特別会計予算、議案第55号平成31年度常総市後期高齢者医療特別会計予算、議案第56号平成31年度常総市介護保険特別会計予算、議案第57号平成31年度常総市介護サービス事業特別会計予算、議案第58号平成31年度常総市公共下水道事業特別会計予算、議案第59号平成31年度常総市大生郷特定公共下水道事業特別会計予算、議案第60号平成31年度常総市農業集落排水事業特別会計予算、議案第61号平成31年度常総市水道事業会計予算、以上8件について予算特別委員会の審査結果の報告がありましたので、これを一括議題といたします。  予算特別委員長の報告を求めます。予算特別委員長。              〔予算特別委員長倉持 守君登壇〕 65 ◯予算特別委員長(倉持 守君) 予算特別委員会に審査のため付託されました案件の審査の結果を御報告申し上げます。  議案第54号平成31年度常総市国民健康保険特別会計予算、議案第55号平成31年度常総市後期高齢者医療特別会計予算、議案第56号平成31年度常総市介護保険特別会計予算、議案第57号平成31年度常総市介護サービス事業特別会計予算、議案第58号平成31年度常総市公共下水道事業特別会計予算、議案第59号平成31年度常総市大生郷特定公共下水道事業特別会計予算、議案第60号平成31年度常総市農業集落排水事業特別会計予算、議案第61号平成31年度常総市水道事業会計予算、以上8件については執行部より詳細な説明を求め、質疑を行い、なお細部については分科会を設置し、これに付託の上、慎重に審査を行った結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  なお、議案第55号については反対があり、起立採決により決したことを申し添えます。  以上です。 66 ◯議長(風野芳之君) ただいま報告を求めました。  これより報告に対する質疑に入ります。質疑ある方の発言を許します。質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 67 ◯議長(風野芳之君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論ありませんか。18番石川栄子君。                〔18番石川栄子君登壇〕 68 ◯18番(石川栄子君) 議案第55号平成31年度常総市後期高齢者医療特別会計予算について反対の立場で討論を行います。  日本共産党としましては、高齢者だけを別立てにした後期高齢者医療の創設のときから反対をしていたわけなんですが、年をとり、75歳にもなれば体の衰えがあらわれ、病院にかかるのが当たり前になる。病院にかかるのがふえている中で、後期高齢者になると今まで扶養家族であった人が扶養から抜けなくちゃならない。自分の医療保険料を自分で払わなくてはならない。こういうわけで、医療保険料の負担がふえることに反対をします。  そして、また70歳から74歳の前期高齢者の医療費は、もう既に2割負担になっておりますが、それに倣って後期高齢者医療についても国では医療費の2割負担を視野に入れているようで、国の制度改悪に反対いたします。  常総市では、後期高齢者医療費の2割負担について反対する意見書をしっかり上げていただければというふうに思います。国の悪政をストップさせる一助になればというふうに願い、反対討論とさせていただきます。よろしくお願いします。 69 ◯議長(風野芳之君) ほかに討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 70 ◯議長(風野芳之君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  初めに、議案第55号について採決いたします。採決は、採決システムにより行います。  以上の件に対する予算特別委員長の報告は原案可決であります。本案に賛成の諸君は賛成ボタンを、反対の諸君は反対ボタンを押してください。                  〔各議員投票〕 71 ◯議長(風野芳之君) ボタンの押し忘れはありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 72 ◯議長(風野芳之君) ないものと認めます。採決を確定いたします。  賛成多数であります。よって、議案第55号、以上の件は予算特別委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第54号、議案第56号ないし議案第61号、以上7件について一括採決いたします。以上7件に対する予算特別委員長の報告はいずれも原案可決であります。  お諮りいたします。以上7件は予算特別委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 73 ◯議長(風野芳之君) 御異議なしと認めます。よって、議案第54号、議案第56号ないし議案第61号、以上7件は予算特別委員長報告のとおり可決されました。    ─────────────────────────────────  日程第7 請願書等審議                           (委員長報告、質疑、討論、採決) 74 ◯議長(風野芳之君) 日程第7に入ります。  請願書等審議。  総務、文教厚生、議会運営の各委員会に付託中の請願について審査結果の報告がありましたので、これを議題といたします。  初めに、総務委員長の報告を求めます。総務委員長。               〔総務委員長堀越輝子君登壇〕 75 ◯総務委員長(堀越輝子君) 総務委員会に審査のため付託された案件の審査の結果を御報告申し上げます。  請願第4号最低賃金の大幅引き上げと中小企業支援策の拡充を求める意見書採択の請願書、東茨城郡茨城町谷田部295、茨城県労働組合総連合議長、白石勝巳氏。  以上の件について慎重に審査を行った結果、趣旨に関しては一定の理解を得たものの、請願事項の一部において現実とはかなりかけ離れている項目が記されていることから賛成者はなく、不採択すべきものと決定いたしました。  以上でございます。 76 ◯議長(風野芳之君) ただいま報告を求めました。  これより報告に対する質疑に入ります。質疑ある方の発言を許します。質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 77 ◯議長(風野芳之君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論の通告がありましたので、これを許します。21番堀越道男君。                〔21番堀越道男君登壇〕
    78 ◯21番(堀越道男君) 請願第4号について、最低賃金の大幅引き上げと中小企業支援策の拡充を求める請願についてなんですが、賛成の討論をしたいと思います。  最低賃金制度については、国でも平成29年3月28日、働き方改革実現会議決定において、1年率3%程度を目途として名目GDP成長率にも配慮しつつ引き上げていく。これにより、全国加重平均時給1,000円になることを目指す、このような最低賃金の引き上げに向けて、中小企業、小規模事業者の生産性向上のための支援や取り引き条件の改善を図る、こういうことが出されておりまして、厚労省としては中小企業、小規模事業者に対する支援を行っていくということが出されております。  ちなみに、茨城の最低賃金なんですが、全国平均よりも52円安い822円になりました。これは平成30年10月1日からであります。これは関東1都6県のうちで下から2番目、下は群馬県、上には千葉、東京、埼玉、栃木があるわけですね。栃木に申しわけないけど、栃木県よりも下なんですね。悪いことを言うわけじゃないですが、そういう、えっというような驚きを私は持ちました。  それで、今、常総市でいろいろ介護の施設、保育所もそうですが、この820幾らと決められた値段では、とてもじゃないがほかの県に比べると安過ぎるということで、働く人が逃げてしまう。要するに川を渡った向こう側と比べると1時間100円も違うというようなことが出されて、介護施設の労働者が集まってこないというのが施設の悩み、それが保育所はもう見事に出されておりますけれども、つくば市などでは3万円上乗せし、さらに居住手当も出すということをやっている。そういう立場で言ってやったんだけれども、しかしまだまだ少ないということで、これを1,000円に引き上げるということは当たり前だろうと思うんですが、1,500円というのは欲をかいたなと先ほど出されましたが、将来的にはそこらまでやっても当然な額なんだという要望であります。ですから、ぜいたくな要望だというより、そういう願いがあって初めて、何と言いますか、働く人の身の回りのこともよくなるということで、あるいは茨城県としてはおくれてるのがありますから、当然それは全国水準を超えるようなものにすべきだということで、改めてこういう要望は必要なことだというふうに思います。  以上です。 79 ◯議長(風野芳之君) ほかに討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 80 ◯議長(風野芳之君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。  これより採決に入ります。採決は採決システムにより行います。  請願第4号最低賃金の大幅引き上げと中小企業支援策の拡充を求める意見書採択の請願書、以上の件に対する総務委員長の報告は不採択であります。よって、原案についてお諮りいたします。本案を採択の諸君は賛成ボタンを、不採択の諸君は反対ボタンを押してください。                  〔各議員投票〕 81 ◯議長(風野芳之君) ボタンの押し忘れはありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 82 ◯議長(風野芳之君) ないものと認めます。採決を確定いたします。  賛成少数であります。よって、請願第4号、以上の件は不採択とすることに決定いたしました。  次に、文教厚生委員長の報告を求めます。文教厚生委員長。              〔文教厚生委員長坂巻文夫君登壇〕 83 ◯文教厚生委員長(坂巻文夫君) 文教厚生委員会に審査のため付託されました案件の審査の結果を御報告申し上げます。  請願第3号後期高齢者の医療費自己負担2割への引き下げに反対する請願、茨城県水戸市白梅4の1の30、真壽ビル2-A。茨城県社会保障推進協議会、代表委員瀧澤利行氏。茨城県高齢期運動連絡会会長、近沢重男氏提出。  以上の件について慎重に審査を行った結果、1名の反対がありましたが、賛成多数をもって採択すべきものと決定いたしました。  以上です。 84 ◯議長(風野芳之君) 何ですか。御報告は済んだんでしょう。  暫時休憩といたします。                 午後2時43分休憩    ─────────────────────────────────                 午後2時44分再開 85 ◯議長(風野芳之君) 休憩前に引き続き会議を開きます。    ───────────────────────────────── 86 ◯議長(風野芳之君) 文教厚生委員長に申し上げます。  報告案件の中に間違いがあるようでございます。もう一度読み上げに対して御登壇をいただいて再度読み上げをお願いいたします。              〔文教厚生委員長坂巻文夫君登壇〕 87 ◯文教厚生委員長(坂巻文夫君) 文教厚生委員会に審査のため付託されました案件の審査の結果を御報告申し上げます。  請願第3号後期高齢者の医療費自己負担2割への引き上げに反対する請願、茨城県水戸市白梅4の1の30、真壽ビル2-A。茨城県社会保障推進協議会、代表委員瀧澤利行氏。茨城県高齢期運動連絡会会長、近沢重男氏提出。  以上の件について慎重に審査を行った結果、1名の反対がありましたが、賛成多数をもって採択すべきものと決定いたしました。  以上です。 88 ◯議長(風野芳之君) ただいま報告を求めました。  これより、報告に対する質疑に入ります。質疑ある方の発言を許します。質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 89 ◯議長(風野芳之君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 90 ◯議長(風野芳之君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。  これより採決に入ります。採決は採決システムにより行います。  請願第3号後期高齢者の医療費自己負担2割への引き上げに反対する請願、以上の件に対する文教厚生委員長の報告は採択であります。本案を採択の諸君は賛成ボタンを、不採択の諸君は反対ボタンを押してください。                  〔各議員投票〕 91 ◯議長(風野芳之君) ボタンの押し忘れはありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 92 ◯議長(風野芳之君) ないものと認めます。採決を確定いたします。  全員賛成であります。よって、請願第3号、以上の件は文教厚生委員長報告のとおり採択されました。  次に、議会運営委員長の報告を求めます。議会運営委員長。              〔議会運営委員長中村安雄君登壇〕 93 ◯議会運営委員長(中村安雄君) 議会運営委員会に審査のため付託されました案件の審査の結果を報告申し上げます。  請願第2号常総市議会議員定数削減に関する請願書、常総市本豊田157番地篠崎孝之氏外5,211名。提案者にきょうは傍聴いただきましてありがとうございます。  以上の件につきましては、慎重に審査を行った結果、賛成少数により不採択すべきものと決定いたしました。  理由といたしましては、議員定数削減は民主主義の根幹である多様性を失うことになりかねない。議会本来の役目は当局の事務事業をチェックすることであり、多面的な意見や監視機能を持続させるためには現在の定数で運営していくべきと判断をしたため、本請願については不採択との結論に至ったことを申し添えます。  以上でございます。 94 ◯議長(風野芳之君) ただいま報告を求めました。  これより報告に対する質疑に入ります。質疑ある方の発言を許します。質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 95 ◯議長(風野芳之君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論ありませんか。2番大澤 清君。                〔2番大澤 清君登壇〕 96 ◯2番(大澤 清君) 2番大澤 清です。請願第2号常総市議会議員定数削減に関する請願書について、賛成の立場で討論させていいただきます。  今後の人口減少、歳入減少に伴い、行政及び議会においても人的、物的な経費削減に取り組まなければなりません。今回、民意としまして5,211名の署名がなされました。また、私も、実際、忘年会や新年会などに参加しまして言われますのは、何で定数削減しないのか、現状20名で何の問題があるのか、そういう質問をされます。私は、もう当初から議員定数削減に賛成派だったものですから、その質問に関して何ら反論するものではありません。今現在、他の自治体におきましても議員定数削減問題は深刻なものでございまして、その削減に反対する主な理由としましては、やはり市民の皆様方の声が酌み取れないのではないか、あるいは議会でも常任委員会の人数が少人数になると委員会運営上、好ましくはないのではないか、そういった問題もあるわけなんですが、私が考えるには、市民の声が届きにくいということに関しましては、当然市民の皆様と直接会話をする、それは当然のことですけれども、今、高度情報化社会において、意思の疎通をする手段も当然あるかと思います。また、常任委員会の人数に関しましては、少なければ複数の委員会を兼務して日程を長くすれば、私は用が足りるのじゃないかと。要するに、やり方ですね。取り組み方次第で、私は対応できるのではないかと考えております。  いずれにしましても、議員は広域的な考えを持ち、質の向上に取り組むべきだと考えます。  以上の理由から賛成の討論とさせていただきます。 97 ◯議長(風野芳之君) ほかに討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 98 ◯議長(風野芳之君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。  これより採決に入ります。採決は採決システムにより行います。  請願第2号常総市議会議員定数削減に関する請願書、以上の件に対する議会運営委員長の報告は不採択であります。よって、原案についてお諮りいたします。本案を採択の諸君は賛成ボタンを、不採択の諸君は反対ボタンを押してください。                  〔各議員投票〕 99 ◯議長(風野芳之君) ボタンの押し忘れはありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 100 ◯議長(風野芳之君) ないものと認めます。採決を確定いたします。  賛成少数であります。よって、請願第2号、以上の件は不採択とすることに決定いたしました。    ─────────────────────────────────  日程第8 議案第63号 後期高齢者の医療費自己負担2割への引き上げに反対する意見書              提出について                           (上程、説明、質疑、討論、採決) 101 ◯議長(風野芳之君) 日程第8に入ります。  議案第63号後期高齢者の医療費自己負担2割への引き上げに反対する意見書提出について、以上の件を議題といたします。                (議案は別冊議案綴参照) 102 ◯議長(風野芳之君) 提案理由の説明を求めます。文教厚生委員長。              〔文教厚生委員長坂巻文夫君登壇〕 103 ◯文教厚生委員長(坂巻文夫君) 議案第63号後期高齢者の医療費自己負担2割への引き上げに反対する意見書提出について。  意見書案文の朗読をもって提案理由の説明とさせていただきます。       後期高齢者の医療費自己負担2割への引き上げに反対する意見書  経済財政諮問会議や財務省の財政制度審議会で「世代間の負担の公平性」を図るとして、後期高齢者医療の窓口負担を1割から2割にする負担増が審議されています。すでに70歳から74歳の医療費自己負担は、2014年度の改定で「あらたに70歳に到達する人において2割負担とする」として引き上げられております。また現役並み所得の人は70歳以上でも3割負担となっています。  高齢者は、戦後の経済発展の支え手となり、今日の日本をつくりあげてきました。しかし、後期高齢者医療制度という年齢で差別する制度が施行され、今年10月からは低所得者の「軽減措置」も廃止されようとしています。一方、公的年金は減らされ収入が生活保護以下を下回る世帯は3割に迫っています。  保険料は上がり続け生活苦は限界を超えています。高齢になっても働き続けなければいけません。  以上の理由により75歳以上の医療費の窓口負担の2割への引き上げをしないよう求めます。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  平成31年3月20日                                 常 総 市 議 会  (提出先)内閣総理大臣、財務大臣、厚生労働大臣  以上、提案理由とさせていただきます。 104 ◯議長(風野芳之君) ただいま説明を求めました。  これより質疑に入ります。質疑ある方の発言を許します。質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    105 ◯議長(風野芳之君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。  この際、お諮りいたします。議案第63号、以上の件は会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 106 ◯議長(風野芳之君) 御異議なしと認めます。よって、議案第63号、以上の件は委員会付託を省略し、直ちに討論、採決することに決しました。  これより討論に入ります。討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 107 ◯議長(風野芳之君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。  これより採決に入ります。採決は採決システムにより行います。  本案に賛成の諸君は賛成ボタンを、反対の諸君は反対ボタンを押してください。                  〔各議員投票〕 108 ◯議長(風野芳之君) ボタンの押し忘れはありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 109 ◯議長(風野芳之君) ないものと認めます。採決を確定いたします。  賛成多数であります。よって、議案第63号は原案のとおり可決されました。    ─────────────────────────────────  日程第9 議案第64号 常総市議会会議規則の一部を改正する規則について                           (上程、説明、質疑、討論、採決) 110 ◯議長(風野芳之君) 日程第9に入ります。  議案第64号常総市議会会議規則の一部を改正する規則について、以上の件を議題といたします。                (議案は別冊議案綴参照) 111 ◯議長(風野芳之君) 提案理由の説明を求めます。議会運営委員長。              〔議会運営委員長中村安雄君登壇〕 112 ◯議会運営委員長(中村安雄君) 議案第64号常総市議会会議規則の一部を改正する規則について、提案理由の説明を申し上げます。  本案は、説明のため会議に出席した者に、議員の質問に対して反問する権利を付与する規定を追加するため、これを提出するものでございます。  以上でございます。 113 ◯議長(風野芳之君) ただいま説明を求めました。  これより質疑に入ります。質疑ある方の発言を許します。質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 114 ◯議長(風野芳之君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。  この際、お諮りいたします。議案第64号、以上の件は会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 115 ◯議長(風野芳之君) 御異議なしと認めます。よって、議案第64号、以上の件は委員会付託を省略し、直ちに討論、採決することに決しました。  これより討論に入ります。討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 116 ◯議長(風野芳之君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  お諮りいたします。議案第64号、以上の件は原案のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 117 ◯議長(風野芳之君) 御異議なしと認めます。よって、議案第64号は原案のとおり可決されました。    ─────────────────────────────────  日程第10 議案第65号 常総市議会委員条例の一部を改正する条例について                           (上程、説明、質疑、討論、採決) 118 ◯議長(風野芳之君) 日程第10に入ります。  議案第65号常総市議会委員条例の一部を改正する条例について、以上の件を議題といたします。                (議案は別冊議案綴参照) 119 ◯議長(風野芳之君) 提案理由の説明を求めます。議会運営委員長。              〔議会運営委員長中村安雄君登壇〕 120 ◯議会運営委員長(中村安雄君) 議案第65号常総市議会委員会条例の一部を改正する条例について、提案理由の説明を申し上げます。  本案は、常総市行政組織条例の改正に伴い、各常任委員会における所管事項を改めるほか、新たな常任委員会として議会広報委員会を置くこととし、委員の定数等を定めるため、これを提出するものでございます。  以上でございます。 121 ◯議長(風野芳之君) ただいま説明を求めました。  これより質疑に入ります。質疑ある方の発言を許します。質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 122 ◯議長(風野芳之君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。  この際、お諮りいたします。議案第65号、以上の件は会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 123 ◯議長(風野芳之君) 御異議なしと認めます。よって、議案第65号、以上の件は委員会付託を省略し、直ちに討論、採決することに決しました。  これより討論に入ります。討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 124 ◯議長(風野芳之君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  お諮りいたします。議案第65号、以上の件は原案のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 125 ◯議長(風野芳之君) 御異議なしと認めます。よって、議案第65号は原案のとおり可決されました。    ─────────────────────────────────  日程第11 議案第66号 天皇陛下御即位三十年に関する賀詞奉呈決議について                           (上程、説明、質疑、討論、採決) 126 ◯議長(風野芳之君) 日程第11に入ります。  議案第66号天皇陛下御即位三十年に関する賀詞奉呈決議について、以上の件を議題といたします。                (議案は別冊議案綴参照) 127 ◯議長(風野芳之君) 提案理由の説明を求めます。19番水野 昇君。                〔19番水野 昇君登壇〕 128 ◯19番(水野 昇君) それでは、議案第66号天皇陛下御即位三十年に関する賀詞奉呈決議について、提案理由の説明を申し上げます。  天皇陛下の御即位三十年に際し、天皇皇后両陛下に別紙により賀詞を奉呈するものとする。  以上、決議する。  決議内容を申し上げます。  賀詞。  天皇陛下におかせられましては、御即位三十年をお迎えになられ、まことに慶賀にたえないところであります。  天皇陛下は、平成の激動期にあって国民と共に歩まれ、幾多の災害にあっては国民を励まされ、とりわけ関東・東北豪雨災害においては常総市民に心温かく寄り添われ、復興に向けた勇気をお与えくださいました。  平和と国民の幸せを祈り、共に歩んでこられた天皇陛下、皇后陛下に深く感謝し、ここに常総市議会は市民ともに謹んで慶祝の誠を表します。  平成31年3月20日                           茨 城 県 常 総 市 議 会  以上であります。 129 ◯議長(風野芳之君) ただいま説明を求めました。  これより質疑に入ります。質疑ある方の発言を許します。質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 130 ◯議長(風野芳之君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。  この際、お諮りいたします。議案第66号、以上の件は会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 131 ◯議長(風野芳之君) 御異議なしと認めます。よって、議案第66号、以上の件は委員会付託を省略し、直ちに討論、採決することに決しました。  これより討論に入ります。討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 132 ◯議長(風野芳之君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  お諮りいたします。議案第66号、以上の件は原案のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 133 ◯議長(風野芳之君) 御異議なしと認めます。よって、議案第66号は原案のとおり可決されました。    ─────────────────────────────────  日程第12 議案第67号 常総市監査委員の選任につき同意を求めることについて                           (上程、説明、質疑、討論、採決)
    134 ◯議長(風野芳之君) 日程第12に入ります。  議案第67号常総市監査委員の選任につき同意を求めることについて、以上の件を議題といたします。                (議案は別冊議案綴参照) 135 ◯議長(風野芳之君) 提案理由の説明を求めます。神達市長。                〔市長神達岳志君登壇〕 136 ◯市長(神達岳志君) 提案理由につきまして御説明をいたします。  議案第67号常総市監査委員の選任につき同意を求めることについて。  本案は、監査委員の荒井孝典氏が平成31年5月15日をもって任期満了となることから、その後任として中川清彦氏を委員に選任したいので、地方自治法の規定に基づきこれを提出するものでございます。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。 137 ◯議長(風野芳之君) ただいま説明を求めました。これより質疑に入ります。質疑ある方の発言を許します。質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 138 ◯議長(風野芳之君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。  この際、お諮りいたします。議案第67号、以上の件は会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 139 ◯議長(風野芳之君) 御異議なしと認めます。よって、議案第67号は委員会付託を省略し、直ちに討論、採決することに決しました。  これより討論に入ります。討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 140 ◯議長(風野芳之君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  お諮りいたします。議案第67号、以上の件は原案のとおり同意することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 141 ◯議長(風野芳之君) 御異議なしと認めます。よって、議案第67号は原案のとおり同意することに決しました。    ─────────────────────────────────  議決事件の条項、字句、数字等の整理について 142 ◯議長(風野芳之君) 次に、この際、お諮りいたします。  今定例会議に議決されました各事件のうち、その条項、字句、数字、その他の整理を必要とするものにつきましては、会議規則第43条の規定により、その整理を議長に委任されたいと思います。これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 143 ◯議長(風野芳之君) 御異議なしと認めます。よって、条項、字句、数字、その他の整理は、議長に委任することに決しました。    ─────────────────────────────────  散会の宣告 144 ◯議長(風野芳之君) 以上で2月定例会議に付議されました案件の審議は全部終了いたしました。  次の会議日まで散会といたします。                 午後3時16分散会    ─────────────────────────────────  地方自治法第123条第2項の規定により署名する。          常総市議会          議 長            〃    署名議員      番            〃      〃       番            〃      〃       番 当サイトのコンテンツ(文章、画像、図表)は、常総市議会の著作物です。無断で複製、転載することを禁止します。 Copyright (c) Joso City Council Minutes, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...