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  1. 常総市議会 2017-11-01
    常総市:平成29年11月定例会議(第15回会議) 本文


    取得元: 常総市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-12
    本文へ移動 ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1              〔議長風野芳之君議長席に着く〕  開 議 ◯議長(風野芳之君) 御報告申し上げます。ただいまの出席議員数は20名であります。    ─────────────────────────────────                 午前10時01分開議 2 ◯議長(風野芳之君) これより第15回会議を開きます。  別紙会議日程により議事を進めます。  ここで、市長より発言の訂正の申し出がありましたので、これを許可いたします。神達市長。                〔市長神達岳志君登壇〕 3 ◯市長(神達岳志君) おはようございます。  議長のお許しをいただきまして、昨日の堀越道男議員の答弁の中で、有料道路の件で石岡市の負担、無料化への負担を400万とお伝えしましたけども、実際のところは4違いで、4億4,500万を石岡市が負担ということでございました。おわびして訂正を申し上げます。  以上です。    ─────────────────────────────────  日程第1 一般質問 4 ◯議長(風野芳之君) 日程第1に入ります。  昨日の会議に引き続き一般質問を行います。通告順に従いまして発言を許します。  なお、質問並びに答弁は簡潔明瞭に行うよう議事進行に御協力をお願い申し上げます。  ここで、15番中島亨一議員より、質問方式を総括質問・一問一答方式から一問一答方式に変更の申し出がありましたので、議長においてこれを許可いたしました。御報告申し上げます。  最初に、15番中島亨一君。                〔15番中島亨一君登壇〕
    5 ◯15番(中島亨一君) おはようございます。通告に従いまして一般質問させていただきます。一問一答方式ということでやらせていただきます。  最初に、防災計画進捗状況について。  地域防災計画につきましては、過去2回ぐらいやっております。今回また、しつこく聞くわけでございますが、防災計画というのはすべての市民が安心・安全に暮らしていくために大変必要なものでございます。とにかく、クライシスマネジメント、またリスクマネジメントをいかにしっかりと行っていくかという、その基本になるわけでございますので、きょうもしっかりと聞かせていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたしたいと思います。 6 ◯議長(風野芳之君) 答弁関係者の方、議場にお入りください。  これより答弁を求めます。市長公室長。               〔市長公室長染谷佳男君登壇〕 7 ◯市長公室長染谷佳男君) おはようございます。中島議員御質問の防災計画進捗状況につきまして答弁をいたします。  地域防災計画につきましては、平成30年度内の完了を目指して現在作業を進めておりますが、10月に改定支援業務の委託契約を完了し、現在災害対策基本法をはじめとした各種法令との関係や、自衛隊・消防・警察及び総務省・内閣府・国土交通省・気象庁等々、関係機関との位置づけや、市で作成しています各種計画・マニュアル等との整合性について、専門的意見を組み入れながら防災危機管理課で整理を進めているところでございます。  また、現在、市役所全課の職員を対象に、各課2名から4名のヒアリングを行いまして、水害時の教訓等を整理する作業も進めております。  今後、被災自治体である常総市の教訓や職員の意見を反映させた、実効性のある防災計画を一日でも早く完成するよう業務を進めてまいりたいと思います。  以上です。 8 ◯議長(風野芳之君) 中島亨一君。 9 ◯15番(中島亨一君) 30年度内の完成を目指すということでございますが、前回も言いましたけども、災害というのは待ってくれません。いつ来るかわかりません。ですから、本当は一日も早い計画の作成がなされてなければいけない。これはもう前回も言いましたけども、水害、それから地震、これは本当に我々が感知し得る能力というか、そういうものを超えているわけですね。特に地震に関しては、全く予測がつかないと。首都直下型とか南関東直下型とか言われる地震も、どの程度のものがというのはわからないし、それに今、予測できるであろうと言われていた東海、東南海、南海、三連動型の巨大地震も、実際にはその前兆が把握できないと、予測できないと、そういう結果が出てきているわけですね。  ですから、我々を取り巻く環境というのは常に危険なものがあるわけです。この前も言ったように、北朝鮮からのミサイル攻撃、また太陽からのメガフレア、そういう常に我々を取り巻く環境はメガクライシスに取り巻かれていると、そういうふうな思いでいけば、一日も早い防災計画、それを策定して、いかに市民の安心・安全を守るか、生命・財産を守るか、これが我々の喫緊の課題であります。それを先延ばしにすることはできないわけですから、もう早急に、また策定中であっても職員一人ひとりが、みずからがどういうふうに行動するかと。  それは、今、タイムラインという言葉が大変はやっております。タイムラインというのは行動計画です。行動計画表、そういうものでございますけども、私は平成7年に東日本大震災が起きた年の4月に議員になりまして、そのときに、前にも申しましたが、職員の方々に一番最初の一般質問で、あなた方は一体地震が起きたときにどういう──失礼しました、東日本大震災ではなくて阪神・淡路大震災ですね。申しわけございません。そのときに、職員の方々に、一体あなた方はどういう行動をとるべきなんだということを、わかりますかと聞いたんですが、これは答えられませんでした。  ですから、みずからがどういう行動をとるべきかと、これは常に考えておかなければいけないと。要するに、常にそういう行動を訓練しなければ、いざというときには何もできないと。これは次の避難所の整備とライフラインの確立でも申し上げますが、とにかく我々は常にそういうことを考えて、市民の生命・財産をどういうふうに守るかということは頭から離しちゃいけないと、いかなる危機が迫っているかわからないと、そういうことはしっかり認識していただいて、これから地域防災計画をしっかりと策定していっていただきたい。そしてまた、策定中であっても皆さんの頭の中からその感覚は失ってはいけない、常にその感覚を持ちながら行動していっていただきたい、また考えていっていただきたいというふうに思いますので、どうぞよろしくお願いします。  それでは、1番目の2に移ります。避難所の整備とライフラインの確立ということで、これはつい先日、防災危機管理課長の横島さんに聞きましたけども、おととし、水害があったときに、私、水海道小学校にいち早く──いち早くですよ。いち早く避難させていただきました。これはもう、さっさと逃げたということですね。水が来る前に逃げました。車を2台持って避難しました。おかげさまで車は水没することなく、自由に使えましたけども、そのときに避難所の体制というか、大変な状況でございました。一時800人以上が水海道小学校の体育館、また教室等に避難しておりまして、その中で一番先に大変だったのは何かといったら、これはトイレなんですよ。トイレが使えないんです。使えないというか、使えるのは使えるんですが、水が出ないんです。水がないんです。だから、今のトイレは全部水洗ですからね。使えないんですよ、水がないと。皆さん御存じのように、水道事業所は水没しておりますので、水は来ないと。  そういう中で、避難所の人たちが大変な思いをして、私、先に立って皆さんに号令しながら、自分で大してできないので、皆さん避難している方々の手を借りながら、バケツに水をくんでいって、あそこへ並べました。そして、使う方はこのバケツを持って入ってくださいというふうな形をして、体育館のトイレを使用したわけでございますけども、とにかく避難所で──避難場所でないですからね。避難場所と避難所は違いますから。避難所で一番先に大切になるのはトイレなんです。それから、ライフラインでいう水、電気、そういうものが非常に大切になってくるわけでございます。一日もたつと、その緊張感からおなかがすきますから、当然食料ですね。食料の備蓄。  そう考えたときに、なぜ先ほどタイムラインの話、また行動計画の話をしたかといいますと、実は水海道小学校の校庭の下に100トンの耐震貯水槽があったと。これはその当時、つくったときに我々もいましたし、我々も予算を認めてやっていましたから知っていたんです。ところが、いざ、そういうパニックに陥ったときにどういう状況になるかというと、水がない、水がないとみんなで騒ぎます。給水車はまだ来ないのかと。ところが、実は校庭に100トンもの、滞留式ですから、常に循環型の水ですからきれいな水があったわけです。気がつかない。だれ一人として気がつかない。職員の方も気がつかない。私も気がつかない。で、水はどこだ、水はどこだと騒いでいるわけです。こういうことが、えてして起こり得ると。要するに、いざとなってしまえば、そのことが念頭から外れてしまう。だから、常にそのことを念頭に置いて行動しなければいけないんだと。ここに水がある、ここに食料品がある、これはだれが動かすんだと、そういうことを常に考えておかなければ何も役に立たないと。  まして、きょう関連して言いたいのは、その水を耐震貯水槽から、例えば小学校の貯水タンクに上げる、そうすることによっていつでも水洗トイレが使えたわけです。そのためには、電源が必要。たまたま前回は、水海道小学校は電気が来ておりました。最初から最後まで電気がありましたので、皆さん暗い思いをして、夜中に不安な思いをせずに済んだんです、明るいから。明る過ぎて眠れないなんていう、非常に困った話も出ましたけども、子どもたちが騒いじゃって、体育館の中をすっ飛んで歩いていて寝られなかったという人もいましたけども、そういうふうな不安からは前回は解消されました。  しかし、地震によって電源が失われたとき、そういうときに果たしてどうするんだと。おかげさまで、各小学校は全部耐震化されておりますので、ある程度までは耐えられると。そうしたら、そういう電源をきちんと確保すべきだろうと、避難所においては、ライフラインの確保というのは絶対必要であると、そういうふうに考えております。ですから、水、トイレ、電気、食料品の備蓄、これを避難所においてはしっかりと整備すべきであろうというふうに考えておりますが、御答弁のほう、よろしくお願いします。 10 ◯議長(風野芳之君) 市長公室長。 11 ◯市長公室長染谷佳男君) 議員御質問の避難所の整備とライフラインの確保ということでございますが、避難所の整備につきましては、安全性と良好な居住性の確保、これが重要となってまいります。また、議員がただいま申し上げましたように、災害の直後は応急的に食料、飲料水等の備蓄品が必要となってまいります。現在避難所となっております公共施設等への防災倉庫の整備、これを計画的に行いまして、飲料水、医薬品等の備蓄品の整備を進めているところでございます。  また、ライフラインにつきましては、関東・東北豪雨災害のときには電気停電の完全な復旧に1カ月を要し、水道の仮復旧に10日間、電話通信等の回復に1週間、主要幹線道路の片側通行可能に3カ月、全面通行可能には約6カ月の期間を要しておりました。災害の直後は、飲料水のほか、議員のただいまの発言にもありましたようにトイレの水、避難所の清掃、洗濯、機器材の洗浄などに欠かせない生活用水の確保が必要となってまいります。こちらのほうを踏まえまして、貯水タンク、貯水槽、井戸等の整備を進めていく考えで現在進めております。  そのほか、明かりのある避難生活と通信環境の確保ということで、こちらのほうでは電源の確保が必要となってまいります。非常用発電機や投光機などがすぐに用意できるよう、レンタル資機材の提供に関する協定等を現在締結いたしました。今後も発生直後にこうした、すぐに御支援いただけるようなさまざまな企業、団体等との協定を結びまして、災害後の対応に努めてまいりたいと考えております。  以上です。 12 ◯議長(風野芳之君) 中島亨一君。 13 ◯15番(中島亨一君) 一日も早い整備のほうを望みます。先ほども言いましたように、災害は待ってくれません。ですから、きちんと整備をして、井戸がないところには井戸を掘ると、地震で電源が来なくても、水が出る、明かりがつく。食べ物が、ある程度みんなで分け合えば何とかなると、そういうふうな状況をきちんと行政が整備することによって、市民の人たちが安心して暮らせるまち、ここに行ったら、あそこは水に潜っちゃうまちだからだめだなんて言われることじゃなくて、あそこは安心して住めるまちですよと言われるような状況を、これは我々も含めて全員でつくっていきたいと思いますので、どうぞ整備のほうをよろしくお願いいたします。  それでは、2番目の中心市街地の活性化に移りますので、どうぞよろしくお願いします。 14 ◯議長(風野芳之君) 次の質問に移りますので、答弁関係者の方、入れかえをお願いいたします。  中島亨一君、質問を継続してください。 15 ◯15番(中島亨一君) それでは、2番目の中心市街地の活性化をどうするのかということで御質問をさせていただきます。  中心市街地の活性化が叫ばれてかなりたちます。もう20年ぐらいたちますかね、大体ね。そうすると、大分活性したのかなと思うと、ますます寂れてしまって、活性化どころじゃなくて、もうゴーストタウンに近くなっちゃうと、そういうふうな状況でございます。しかし、我々としては中心市街地の活性化をあきらめることはできません。いかにして中心市街地の活性化を取り戻すのか。  ここに、非常にすばらしい財産がございます。1番目の市民の広場の活用についてということで、市民の広場がございまして、市民の広場は、千姫まつりですね、そういうときにはいっぱいになります。それから、有名な政治家さんが来たときには、あそこに来ますので、それもあそこにかなり人が集まりますね。それ以外に何が使っているのかというと、非常に心もとないような状況です。何回か聞いたことはあります。フリーマーケットとか、いろいろやっていますが、何となく寂しいですね。有志の方々がいろいろイベントをやってくれて、少しはなっていますが、ここでやっぱり、別に行政が最初から最後までやる必要はないですけども、お膳立てをしてあげると、行政と商工会でお膳立てをしてあげて、あの市民の広場を使って、最低でも毎月1回はイベントをやっていこうと。そのシーズン、シーズンに合ったイベントを行えば、それなりにまちに住んでいる方、また郊外に住んでいる方、また近隣の市の方がやってくると思います。  祇園祭、ありますね。常総市の祇園祭。常総市というか、水海道の祇園祭ですが、水海道の祇園祭をやると何万人という人が集まってきます。どうしたんだろうと、どこからこんなに人がいるんだろうというほど、わき上がってくるように人が出てきます。また、花火大会、10万人とも12万人とも思われるような人が集まってきます。でも、その人たちは別にここに住んでいる人たちだけということではありません。これは近隣のまちからやってくるわけでございますが、そういうふうにイベントを催せば人は集まるわけです。ですから、前から言っているように、例えば花火大会を、以前は花火だけでした。夜しかやりません。もったいないから、昼間も何かみんなでやりましょうという提案を、もう四、五年前にしたことがあります。このごろは少しずつ、昼間もそういうイベントが行われるようになってきました。  お祭りのときはちょっと、昼間もやっていますのでできないですけども、そういう意味では毎月1回、最低でも1回はそういうふうな人が集まる、喧騒、にぎわいをつくり出す、これが一つの方法になっていくんじゃないかと。きのうも市長が言っていた、準市民の方々。準市民を定義づけするのはちょっと難しいですけども、準市民と言われるような方々を招待したり、またおいでいただくという、そういう形をつくっていくためにも、毎月1回イベントをやる。これは、例えば朝顔市であったり、ほおずき市であったり、植木市であったり、何でもいいと思うんですね。とにかく常総市の市民の広場でこういうことが今行われているんだと、草花を嫌いな人はいません。私もよく花を買ってきて、植えませんけど、女房に植えさせていますけども、買ってきます。これでもかというほど買ってきます。庭に植えたり、いろいろしていますけども、多分植木や花が嫌いな人はそんなにいないですね。あれば、買うんです。アサガオでも、ホオズキでも、何でもいいです。そういうものを販売したり、常総市ではこういうことをやっているんだと、そういうイベントの企画をお膳立てしてあげると、役所が一から十までやる必要はないですけども、そういうお膳立てをすることによって、まちの活性化が少しずつ生まれてくるんじゃないかと、私はそう思うんですが、その辺のところはどうでしょうか。 16 ◯議長(風野芳之君) これより答弁を求めます。経済環境部長。              〔経済環境部長小室孝二君登壇〕 17 ◯経済環境部長(小室孝二君) 改めまして、おはようございます。中島議員さんのほうからいただきました中心市街地の活性化のうち、市民の広場の活用の部分についてお答えさせていただきます。  これまでにも議員から御指摘をいただいております、定期的なイベントを通じた市民の広場の活用につきましては、中心市街地の活性化を図る上で大変重要な課題であるというふうに考えてございます。  このため、これまでホームページや広報紙、お知らせ版で利用の御案内、小中学校校長会に出向いての利用の呼びかけ、さらには商工会に対しまして活用の検討などを行ってまいりました。この結果、ハンドメイド作家によるワンデイマルシェが実施されるなど、新規利用も図られてはきておりますが、まだ十分な状況には至っていないというふうに考えてございます。  また、こうした利用の呼びかけに際しまして、トイレのないことが市民の広場を利用する上での障害になっているというふうなお話もいただいてございますので、現在年度内のトイレ設置に向けた調整も進めているというふうな状況でございます。  議員から御提案のありました、市民の広場で団体等がイベントを企画運営してもらうための仕組みづくりにつきましては、これまで市民の広場でのイベント開催に携わっていただきました商工会の皆様と現在検討を進めているところでございまして、今後商工会や青年会議所、市民団体の関係者なども加えまして、年度内を目途に利用促進のための組織を設置いたしまして、定期的なイベントの開催に努めてまいりたいというふうに考えてございます。  以上でございます。 18 ◯議長(風野芳之君) 中島亨一君。 19 ◯15番(中島亨一君) いろいろな方にお声をかけていただくのは結構でございますが、市民だけじゃなくて、この前、牛久のお祭りにちょっと顔を出してきました。そのときに、やっぱり出てきているのは、牛久の業者さんではなくて、いろいろな近隣のまちから出てきているんですね。つくばの、まつりつくばなんかもそうですけども、いろいろな人たちが参加していると。見に来ている人じゃないですよ、業者さんですけども、そういう方々に、いろいろな方々に出店の案内をすると。どうですか、来てみませんかと、お店やってみませんかと、そういうふうなものを、市内だけじゃなくて近隣の自治体にまで広げて募ると、そのことによってより多くの人が来る可能性があります。やっぱり市内だけだと固定されてしまって、どうしても広がっていきません。いろいろなものがあって人が集まるわけですから、それはやっぱり広い目で見て、多くの業者さんに来てもらうということを考えて取り組んでみてください。答弁はいいですから。要望ですね。  次に、2番目のオンリーワン、ナンバーワンの発掘、育成についてと。これは、毎回言っていますけども、オンリーワン、ナンバーワン、まちの匠、こういうものを発掘して育成すべきであろうと。また、以前「プロジェクトX」という番組がありまして、そこに主題歌として流れていた中島みゆきの「地上の星」というのがありました。空ばかり見ていて、地上にある星を見ないと。埋もれているんです。いろいろな特技を持った方が市内にはいっぱいいます。また、目立たないですけど、逸品が、これはすごいというものがいっぱいあるんです。だけど、そこに目が行かない。また、それを宣伝する方法もなくなっている。特に高齢化した人たちがネットで販売しようとか、そういうことはできないです。そうすると、幾らすばらしい技術があっても、幾らすばらしいものがあったとしても、またすごい人がいたとしても、それを広く世間一般に発信することができない。  私は常々、ブランド力というのは情報の発信力だということを言っております。ですから、いかにそういう情報を発信していくか、そしてそのために、常総市の中に埋もれてしまっているオンリーワン、ナンバーワン、また匠をいかに発掘して育成すべきか、これがこの活性化に大きくつながっていくのではないかというふうに考えていますので、御答弁のほう、よろしくお願いします。 20 ◯議長(風野芳之君) これより答弁を求めます。経済環境部長。 21 ◯経済環境部長(小室孝二君) 次に、オンリーワン、ナンバーワンの発掘と育成をすべきではないかという御質問にお答えいたします。  市内には、みそ、せんべい、和菓子、お酒など、匠の技を持った生産者の方がいらっしゃいますが、議員御指摘のとおり、こうした方々を積極的に発掘、育成支援していくことは、市の商業の活性化を図る上でも大変重要な視点であろうというふうに考えてございます。  現在、こうした匠の技を持った方の組織として常総名産会がございまして、生産した名産品を共同でPRしたり、販売するなどの取り組みを進めているところでございます。市では、観光物産協会を通じまして、常総名産会の商品カタログの作成を支援するとともに、各種イベントにおきまして名産品の販売に協力をしているというふうなところでございます。  また、市観光物産協会のホームページに名産品を掲載し、PRを行っているところですが、今後は他市町村の事例なども参考にしながら、インターネットショッピングサイトの開設などについても調査検討し、より一層の支援の強化に努めてまいりたいというふうに考えてございます。さらに、当市の名産品を大手のインターネットショッピングサイトに掲載し、販売できるよう、商工会とも連携し、支援を検討してまいりたいというふうに考えてございます。  また、今年度より創業支援の一環としまして、新たなお店や会社を始めようとする方々を対象に、経営・財務・人材育成・販路開拓などの知識が習得できるよう、常総創業塾を開催しております。名産会に加入していない生産者の方に対しましても、こうした機会を御利用いただくとともに、商工会と連携いたしましてその発掘と育成、支援を進めてまいりたいというふうに考えてございます。  以上でございます。 22 ◯議長(風野芳之君) 中島亨一君。 23 ◯15番(中島亨一君) どうもありがとうございます。ネットに載せるにも、60代以降の方で自由にパソコンを操って、自分で写真を撮って、ネットで販売していくというのは非常に難しいです。そういうのは、行政と商工会が後ろからやってあげるということも大切だろうと思います。たしか、坂東市のがんばん堂、商工会でやっていますけども、写真撮りをして、ネットに載せる手伝いをしてあげております。ですから、そういうふうなお手伝いをいかにやっていくか。  また、ネットに載せても、来場してくる方がいなければ売れないです。要するに、ほかの自治体と同じことをやっていたのではだめです。また、常総市のホームページに載せればそれで何とかなる、そんな簡単なのは全然だめですね。いろいろなところにリンクしていくと。また、そういうところに出店していくと、そういう方向性を持たないと、何せあまり有名でもないところで、そこへアップしても、だれも見てくれないですね。ですから、そこら辺も考えた上でそういうアドバイスをしていく。  また、よく農業でも言っていますけども、やっぱりほかにないものを、農産物をつくり上げる、そういうフロンティアスピリットというか、そういう開拓者、チャレンジャースピリットというか、そういうものを、若い人たちを中心に持ってもらうと。そのために、常総市では企業祭というか、創業祭みたいなのを企画して今、商工会のほうでやっていますけども、ああいうものもどんどん企画してあげて、そして、例えば市民広場でやってみたり、チャレンジショップを開催して、半年間やってみると、支援してあげましょうと。半年間やって、市民の受けがいいようだったらば、常総市の空き店舗に入ってくださいよと、それも支援しましょうと。すべてがすべて、おんぶに抱っこではないですけども、支援、全額ではないですけども、支援をするという形でそういう人たちをバックアップしていくというのも一つの手だろうと。アンテナショップ、チャレンジショップ、これを活用していく、そういう方向でやっていただければと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。せっかくだから、市長、どうですか、やる気あるかどうか、一言、もしあれば。 24 ◯議長(風野芳之君) 神達市長。                〔市長神達岳志君登壇〕 25 ◯市長(神達岳志君) 中島議員の質問にお答えいたします。  常総市の匠であったりとか、名産というもののPR、またはそういった創業支援、チャレンジショップということでございますけども、一昨年の水害で廃業が立て続けに続いたこの常総市として、商業の活性化、または起業していただく方を一人でも多く確保するという、そこを支援していくという重要性は、本当に痛感しているところでございますし、実際に本年度、常総創業塾を初めて開催いたしましたけども、さまざまな方が、そういった志を持っている方がいるんだなという出会いもありました。  また、今回、そのコンテストも行いますけども、そこにも今さまざまな応募が来ておりまして、すばらしいアイデアの起業をしようという方々のアイデアも出てきております。そういう部分も含めて、さまざまな形で行政が支援をしていって、常総市で起業しようと、常総市で創業しようという方々、または現在創業されている方も、そういったマッチングというものも含めて支援をしていくと、そして商工業の発展というものを行政として支援していくということは重要なことだと認識しておりますので、市民の広場の活用、これも含めて積極的に展開してまいりたいと思いますので、今後とも御助言をお願いしたいと思います。  以上です。 26 ◯議長(風野芳之君) 中島亨一君。 27 ◯15番(中島亨一君) ありがとうございました。いろいろな方がいて、いろいろなアイデアがあって、そして事業というのは分業化すれば当然いろいろな企業とのマッチングというのが考えられるわけですから、その辺を行政がバックアップしていくと、大変すばらしいことだと思いますので、どうぞ今後とも力を入れてやっていただきたいと思います。  それでは、3番目の質問にいきます。 28 ◯議長(風野芳之君) 次の質問に移ります。答弁関係者の方、入れかえをお願いいたします。  中島亨一君、質問を継続してください。 29 ◯15番(中島亨一君) 3番目の野犬、地域猫対策について、殺処分ゼロ対策としての取り組みについてということでお聞きしますが、今、27年度の統計では犬猫の殺処分、茨城県は全国ワースト2でございます。そのぐらいですね。大分、去年、ことしあたりからずっと、かなりよくなってきているので、順位はかなり下がって、いいほうへ行ったと思うんですが、それでも結構野犬対策が大変だということでございます。  これは、飼っている方のモラルが一番大切なんです。ペットとして飼って、飼い切れなくなって放逐してしまうと、これは一番困るわけですね。本当はそういう方には飼ってほしくないですね。ところが、そういう方は次から次へと目新しいものを飼っていくような、そういう性質のある方もいます。全員が全員そうとは限りませんけども、とにかく最初から最後までペットの面倒を見ていただくというのが一番大切です。大半の方は、犬や猫を飼うと大事に大事に、家族同様にしてかわいがってくれるんですが、中にはそうでない方もいらっしゃいます。ただ、そういうことを問題にしているんじゃなくて、ただそうなってしまっている現状の中で、今、野犬や地域猫が大変な数にふえていると、それをいかにして殺処分をしないで今後やっていくかということについて、今回は支援のあり方についてを問題としていきたいと。  ほとんど今、ボランティアですね。ボランティアの方が犬猫の面倒を見ていると、全額とは言いませんけども、行政もそれなりにやっているとは思いますが、大半のえさ代とか、それから避妊、そういうものに関しては善意あるボランティアの方々や個人の方々がその費用を出して対処しているということでございますので、その辺の現況をまず、どのようになっているかは生活環境課のほうから御答弁願えればと思います。 30 ◯議長(風野芳之君) これより答弁を求めます。経済環境部長。              〔経済環境部長小室孝二君登壇〕 31 ◯経済環境部長(小室孝二君) お答えいたします。  茨城県の、先ほど議員さんから平成27年度が全国2位の殺処分数というお話がございましたが、平成28年度の犬の殺処分頭数は全国ワースト3位、612頭でございますけれども、全国ワースト3位というふうな状況になってございまして、このような現状から脱却するため、県では平成28年12月に茨城県犬猫殺処分ゼロを目指す条例、これを制定いたしまして、譲渡犬猫サポート事業、犬猫殺処分ゼロを目指す環境整備事業などの施策を展開してございます。  当市でも県条例の趣旨を踏まえ、来年の2月議会に、仮称ではございますが、常総市動物愛護条例の提出を予定してございますが、さらには動物愛護推進協議会を立ち上げまして、構成員となっていただく県、獣医師会、動物愛護団体などと連携を一層強化し、犬や猫の殺処分ゼロを目指した施策を推進してまいりたいというふうに考えてございます。  また、動物愛護推進協議会では、今後広く市民よりボランティアを募り、動物愛護の機運の醸成や適正飼養の確保を図るための取り組みを市民と協働で行うこととしたいと考えております。具体的には、迷子犬、保護犬等が飼い主または新しい飼い主が見つかるまでの一時保護施設を新築するとともに、望まれない命をふやさないための施策としてさまざまなイベントなどで獣医師や動物愛護ボランティア団体の協力のもと、動物愛護の啓発活動を実施するほか、避妊去勢手術費補助制度の創設についても検討してまいりたいというふうに考えてございます。  このような取り組みを進めるためには、どうしても財源の確保が不可欠となってまいりますので、先進地の事例などを参考に、動物愛護の趣旨に賛同していただける方からのふるさと納税、あるいはクラウドファンディング、サポート寄附などさまざまな財源の確保の方法についても検討してまいりたいというふうに考えてございます。  以上です。 32 ◯議長(風野芳之君) 中島亨一君。 33 ◯15番(中島亨一君) ありがとうございます。まさにそのとおりでございまして、何をするにも財源が必要です。この犬猫の殺処分をゼロにするために、また当分の間、保護するために、犬のための居住スペース、また猫のためのケージスペースですね、それを確保すると。そのためにもお金がかかると。8月議会で500万ぐらいの補正予算を組んでやっていることは知っていますけども、実際に今、動物のえさ、そういうえさ代と、それから散歩、避妊、ほとんどボランティアの方々の、えさ代は県のほうから出ていると聞いていますけども、避妊に関してはもう動物をかわいがってくれる愛玩者の善意に任せっきりと。避妊手術の費用は結構高いです。その費用を、その愛護団体とか善意を持っている方の私費に任せっきりということになっています。これはやっぱり、きちんと改善していかなければいけないだろうというふうに思います。  かくいう私の裏にも、猫が七、八匹いますね。ここ三、四年前にできた高齢者のための施設から、どういうわけかえさやりに来るんです。えさやり、やめてくださいという話をしたんですが、聞かないんですね。毎日来ています、朝。もう言うのもあれなので言わないですけども、その猫が、私は犬猫嫌いでも好きでもありません。別に何とも思わないですけど、ただ、困るのは、勝手に家に来て、家の庭とか花壇に糞をすると、尿をたれると、マーキングしていっちゃうと、そういうことが日常茶飯事起こっています。そういう話をしたら、知り合いの、猫なんかを一生懸命かわいがってくださる方がいろいろ手を打ってくれているという話を聞いたら、みんな自費なんですよと、そういう話をしていました。  これはやっぱり、自分が被害に──被害という被害じゃないですけども、そういう状況にあるからというわけではないんですけども、常総市の中でもそういうふうに、昔は地域猫なんていう言葉は使っていませんでした。野良猫と言っていましたね。犬も野良犬と言っていました。今は野犬とか地域猫とか言っていますが、野良犬、野良猫、そういうものがたくさんいて、本当に庭を駆けずり回ったりしていましたけども、今はそういう環境ではないので、きちんとそれらをコントロールしなくちゃいけないと、そういう意味では、行政も善意の団体に任せきりではなくて、ある程度しっかり管理していくべきだろうと。また、後ろからバックアップすべきだろうということで、今回は名古屋市のことを執行部のほうにお話ししまして、名古屋市さんではこういうふうなことをやっているよと、ふるさと納税を目的化して、目的ふるさと納税と、要するに犬猫殺処分ゼロにするためのふるさと納税をお願いしますということで、目的を持ったふるさと納税をお願いしている。返礼品はほとんど、何か缶バッジみたいなのしか売れないと言っていましたけども、それでもそれなりに動物をかわいがってくださる方が善意のそういう納税をしてくれる。  ですから、今回常総市においても、そういう殺処分ゼロを目指すのであれば、きちんとした基金を創設して、ふるさと納税、または寄附金を基金の中に入れる、そういうものを活用して避妊や、えさや、そういうものを行っていくということも大切ではないかというふうに考えておりますので、先ほど頑張っていきますということでございましたから、もう一言、前向きにやっていきますということを答弁お願いします。 34 ◯議長(風野芳之君) 経済環境部長。 35 ◯経済環境部長(小室孝二君) お答えいたします。  基金のほうの御提案をいただきましたので、せっかくの御提案でございますので、十分に検討させていただいて、基金、どういうふうな形にするかどうかも含めまして、財源の確保方法、それも含めまして十分に検討させていただきたいというふうに思っております。 36 ◯議長(風野芳之君) 中島亨一君。 37 ◯15番(中島亨一君) どうもありがとうございました。きょうは大分穏やかに、いい質問ができたというふうに思います。よろしくお願いいたします。終わります。 38 ◯議長(風野芳之君) 暫時休憩といたします。                 午前10時48分休憩    ─────────────────────────────────                 午前11時01分再開 39 ◯議長(風野芳之君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  一般質問を継続いたします。  次に、11番坂巻文夫君。                〔11番坂巻文夫君登壇〕 40 ◯11番(坂巻文夫君) 11番坂巻文夫でございます。通告に基づきまして一般質問をいたします。
     今回は、いろいろ皆さんに、サポーター事業も含んでいますので、傍聴の皆様、本当に御苦労さまでございます。ことしも12月、きょうは6日ですので、あと25日で来年に入ります。非常に忙しいところでございますが、本当に御苦労さまでございました。  それでは、今回は2点ほど質問をさせていただきます。地区公民館についてと、少子化対策についてということになります。  地区公民館においては、私も何回かこの問題に対しては質問をいたした経過がございます。今、公民館、ちょっと伺いましたら、公民館と称するものが12カ所あると伺っています。公民館は、やっぱり非常に老朽化していますので、その中でもさまざまな拠点となる公民館は修繕、修繕を加えてやっと今使っているような状況なのかなというふうに伺っています。自分のところの公民館もそうなので、そういうふうな状況なのかなと思います。これから、地区公民館の老朽化、どういう対策をしていくかについて、よろしくお願いいたします。 41 ◯議長(風野芳之君) 答弁関係者の方、議場に入りください。  これより答弁を求めます。教育部長。             〔教育委員会教育部長沼尻秀子君登壇〕 42 ◯教育委員会教育部長(沼尻秀子君) 坂巻議員の御質問にお答えいたします。  教育委員会が所管する地区公民館は、議員がおっしゃるとおり12館あり、建築後30年を超える公民館が9館、そのうち40年を超えるものが3館で、内守谷公民館もその一つです。建築後30年以上の公民館については、いずれも老朽化が進んでおり、緊急に修繕の必要がある箇所から順次改修を実施しながら、維持管理に努めています。  地域住民のコミュニティの場であり、災害時の避難所など防災拠点の役割を果たす重要な施設ですので、老朽化に伴う機能損失を未然に防ぐための定期的な点検を行いながら、計画的に修繕を実施してまいりたいと考えております。  以上です。 43 ◯議長(風野芳之君) 坂巻文夫君。 44 ◯11番(坂巻文夫君) 答弁ありがとうございました。中身はあまりなかったんですが、公民館、非常にやっぱり40年過ぎているのが三つの公民館、30年が9館ということが今、答弁ありましたけども、その中でも最も建てかえの時期に来ている公民館をちょっと答弁願えればありがたいですが。 45 ◯議長(風野芳之君) 教育部長。 46 ◯教育委員会教育部長(沼尻秀子君) お答えいたします。  先ほども申し上げましたが、40年を超えるものは3館ございまして、その3館といいますのは、水海道公民館、石下中央公民館、そして木造では一番古くなるのが内守谷公民館、これが古い三つです。  以上です。 47 ◯議長(風野芳之君) 坂巻文夫君。 48 ◯11番(坂巻文夫君) 内守谷公民館も古いんですよね。前回の議会で、中村議員が水海道公民館においては質問されています。その中で、水海道公民館の建てかえにおいては、順次進めていくという副市長の答弁もございましたけども、それは水海道、大枠の中では建てかえをそういうふうに進めていくというようなことなのかなと思うんですが、三つの中の2番目、水海道においては内守谷公民館、昭和49年ですよね。ですから、かなりやっぱり老朽化しているということになりますが、そこで、私は地元ですからよく知っているんですが、雨漏りもしているし、床もかなりぶかぶかしているような状況なんですよね。その中で、皆さん、いろいろなサークルもやっているような状況なんですが、それで、順次改修を進めていくということになりますが、その改修もかなりやっているんですよね、内守谷なんかは。なかなかその改修に追いついていかないのが現状なのかなというところでございます。  この前も、何回かやっぱり質問しているんですが、公共施設ということで、前回、前の市長さん、内守谷公民館の質問をしております。学童施設もどうですか、複合施設の面で質問しています。そしたら、学童施設はだめですよと言われたんですね。それで、その内守谷の中でこういうもの、公民館、複合施設はどうですか。内守谷、今のところはああいう今の公民館の、公共施設はそこしかないんですよ、周りと格差ということを言いましたら、当時の市長が、今の市長より前の市長だからね。公共施設という面では格差があることは事実であります。格差があると言っているんですよね。これは市長が言っていることだよね。前の市長のその人が言っているわけですから、格差、言っています、これ。ですから、その辺ももうちょっと重みを置いて答弁していただきたいな。  これじゃあ、九つの大枠の中で、くるめて一つにしていくのか。内守谷は、じゃなくても、学校も、これはないのは御存じですよね。教育部長だからその辺はよくわかっていますよね。ですから、大枠の中で、公共施設、69人の避難人しか入れられないんですよね。だから、私ども、防災組織をつくり上げて、何とか住民の安全・安心を保たなくちゃならないということで、一時避難所の提案もして、締結もしているわけです。自助努力は、何年も何年もかけてやっているわけですよ。これは皆さんも御存じかと思うんですが、こういうものにおいて、今度は大きくなった地区においては違うものを考えてもいいのかなと思うんですよね。その辺ちょっと答えてください。 49 ◯議長(風野芳之君) 教育部長。 50 ◯教育委員会教育部長(沼尻秀子君) お答えいたします。  坂巻議員がおっしゃるように、内守谷自治区の皆さんの自主防災組織、これは積極的な活動を展開して、防災訓練もほかの模範となるすばらしいものだというふうにも伺っております。そういうところも含めれば、公民館については防災のそういうものも含めた複合的なものというものも考えられるのかもしれません。ただ、今後すべての公共施設を維持していくということは、人口減少やなんかも踏まえますと、これは一般論なんですが、なかなか難しいというところもございますので、その辺、新しくつくるというものから、やっぱり上手に使っていくということなども考えながら、地域の皆さんとも相談していきたいと思います。  以上です。 51 ◯議長(風野芳之君) 坂巻文夫君。 52 ◯11番(坂巻文夫君) 部長、優しい声で、本当に答弁大変だったですね。ありがとうございます。部長は答える範囲がやっぱり決まっちゃいますからね。やっぱりここは、そういう問題、格差というふうな一つの問題が、前市長が言っていますので、この格差においてはどういうふうに考えているのか、目の前に市長もいますし、市長にちょっとその辺を答えていただければありがたいです。よろしくお願いします。 53 ◯議長(風野芳之君) 神達市長。                〔市長神達岳志君登壇〕 54 ◯市長(神達岳志君) 坂巻文夫議員の質問にお答えをいたします。  内守谷公民館、私も何度も、たびたびおじゃまをさせていただいていますし、先ほど部長から答弁させていただいたとおり、常総市内の、今、防災先進都市を目指す最先端の地区として、自治会全部で、内守谷地区全部での防災組織をつくり上げていただいて、まさに一昨年のあの関東・東北豪雨の水害の際には、この老朽化した公民館を拠点にして地域の皆さんがおにぎりをみんなで握っていただいて、川東に届けていただいていた活動も間近に見させていただいております。  この老朽化の問題ということでありますけども、今40年を超えている公民館が三つあるというお話もさせていただきました。これから公共施設の総合管理計画、これを進めていくわけでございますけども、議員も御承知のとおり、市内にはたくさん老朽化した公共施設があります。これをどういうふうな形で、20年後、30年後、負の財産でなくて、有効利用できるような財産として価値を高めていく、そのために優先順位をつけて、これは一遍にやるわけにはもちろんいきませんから、優先順位をつけて順次、地域に愛される公民館として改修をしていかなければいけないというものは私も認識をしておりますし、その優先順位としてはトップにあると、内守谷公民館は、そういうふうに認識をしております。  以上です。 55 ◯議長(風野芳之君) 坂巻文夫君。 56 ◯11番(坂巻文夫君) 今、市長、格差ということを言ったんですが、それは、もう一回、格差という、内守谷においては公共施設においては格差、各施設の中でも優先順位を1番にやるというふうに言ってくれましたけども、格差というのはどういうふうに考えていますか。 57 ◯議長(風野芳之君) 神達市長。                〔市長神達岳志君登壇〕 58 ◯市長(神達岳志君) 格差ということでございますけども、これはどういった差かというものは前市長にお聞きしないとわかりませんけど、私の認識としては、やっぱり老朽化が進んでいるということは、築年数だけでなくて、築年数ももちろんでありますけども、もちろん雨漏りであるとか、床の問題であるとか、面積の問題であるとか、人口に対してのその部分であるとかという部分では、内守谷公民館はあれだけ人数もあって、地区防災組織もあってという部分では、小さい、古いという部分では最重要の、もう建てかえ時期にも来ているというふうな認識で、格差というよりは、もう古いと、老朽化しているという部分では認識をしているということでございます。 59 ◯議長(風野芳之君) 坂巻文夫君。 60 ◯11番(坂巻文夫君) そうですか。生まれる前から、内守谷は昭和33年に学区を統合しているわけだよね。だから、もうそこで格差はついているんだよ、格差は。坂手は、坂手に学校があるわけだよ、端っこだけどもね。それは坂手の、やっぱりあるということなので、その辺も全体を含めて、今までは、内守谷は1,000人ちょっとぐらいの人口だったんですが、今は4,000人を過ぎちゃっているということで、それ相応なりの、やっぱり常総市に対しては非常に貢献度はあるのかなと。今回も工業団地の中で地区計画、前回もそうですが、地区計画をやって、今回もそういう形になっている。そういう総合的なものを踏まえて考えていただきたいなと私も思うし、後ろで聞いている人もそれ以上に思っているのかなと、そういう願いを、内守谷の願い、あと各公民館、そういう願いはどこでもあるんじゃないですかということで、早急に市民がこういう生涯学習を進められるような形を、施策をとっていただきたいなと思います。よろしくお願いいたします。  1問目はこの辺で終了させていただきます。ありがとうございます。 61 ◯議長(風野芳之君) 答弁関係者の方、入れかえをお願いいたします。次の質問に移ります。  坂巻文夫君、質問を継続してください。 62 ◯11番(坂巻文夫君) 2番目の質問になりますが、少子化対策について。  この1番ですが、若者に魅力あるまちづくりについてでありますが、これは皆さん、やっぱり共通意見と思いますが、これから当局ではどういうふうに考えているのか、答弁のほどをよろしくお願いいたします。 63 ◯議長(風野芳之君) これより答弁を求めます。総務部長。               〔総務部長荒木悟志君登壇〕 64 ◯総務部長(荒木悟志君) 坂巻議員御質問の若者に魅力あるまちづくりにつきましては、きのうの岡野議員への答弁でも申し上げましたとおり、「常総市まち・ひと・しごと創生 人口ビジョン 総合戦略」において、国が提示した四つの基本目標に沿って四つの戦略分野からなる計画を策定し、各種事業を行っているところであります。  実際の事業といたしましては、総合戦略の戦略分野3において、若い世代の結婚・出産・子育ての希望をかなえることを目的に、ふれあいパーティーの開催、出産祝金の支給、不妊治療の助成などの事業を行っております。  また、学習習慣の定着と基礎学力の向上を柱とした「常総ホットサタデー」や、18歳まで対象年齢を拡大した「すくすく医療費支給事業」、さらにはことしから若年夫婦世帯等の定住を支援するための「いきいき住マイル支援補助」など、多様な子育て世代への支援を実施しております。  本市といたしましては、常総市で生まれ育った若者が常総市に愛着を持っていただき、他地域で自慢できるようなまちになるよう、「みんなでつくるまちづくり」を進め、若者が住み続けたいと思う魅力あるまちづくりを進めたいと考えているところであります。  以上です。 65 ◯議長(風野芳之君) 坂巻文夫君。 66 ◯11番(坂巻文夫君) そうですよね、どこかで何かしておかなくちゃならないということになりますが、そこで今、答弁の中で若者に、子育て世代への支援策としていきいき住マイル支援補助事業を実施しているとお答えでしたが、この制度の概要について、これは非常にやっぱり、リフォームということですが、大事なことなので、よろしく答弁のほどをお願いいたします。 67 ◯議長(風野芳之君) 市民協働課長。 68 ◯市民協働課長(土井義行君) 今の坂巻議員の御質問にお答えいたします。  いきいき住マイル支援補助事業につきましては、常総市からの転出抑制、また常総市への定住促進を目的とした制度となっております。特に、養育費や教育費など生活に支出が多いであろう子育て世帯や、常総市の将来を担ってくれるであろう若年夫婦世帯の支援を行うことを目的としております。  具体的には、常総市内において住宅を新築された方や、改築・増築をされた方、また中古住宅を取得された方に、幾つかの要件はあるんですが、最大100万円を補助するものとなっております。  また、市内の業者さんに発注された方につきましては、補助金の加算要件にもなっておりますので、市内の事業者さんの育成という目的も果たしているのかなと認識しております。  以上です。 69 ◯議長(風野芳之君) 坂巻文夫君。 70 ◯11番(坂巻文夫君) 今、答弁の中で、市内の若年層の中で新築、増改築ということでありましたけども、その中でちょっと気になった部分があるんですが、それは3世代で住んでいて、要するにその住居の部分は親の名義になっていますよということが、要するにほとんどがそうなのかなと思います。それで、今度はその息子が増改築をするといった場合、それも該当するのか、その辺どうでしょう。 71 ◯議長(風野芳之君) 市民協働課長。 72 ◯市民協働課長(土井義行君) お答えします。  補助要件になる部分については、申請者の名義であることが前提となっております。 73 ◯議長(風野芳之君) 坂巻文夫君。 74 ◯11番(坂巻文夫君) じゃあ、これ、平たく言えば、できないということだよね。どっちにしてもね。そう言ってもらうと非常にわかりやすいよね。ですから、これは名義を書きかえて、若い人に増改築をやろうということになれば、相続税なんかも発生するので、この辺は非常にやっぱり、もうちょっと親切な対応をしていただいたほうがいいのかなと思いますよね。それはそれです。  今、かなり注目をしているということで、今回補正予算が上がっていますよね。その実績を、これからのあれも続けて答弁をよろしくお願いいたします。 75 ◯議長(風野芳之君) 市民協働課長。 76 ◯市民協働課長(土井義行君) 注目度の実績ということでよろしゅうございますか。  それでは、この補助制度でございますが、本年4月1日より実施しておりまして、11月末、先月末になりますが、電話でのお問い合わせを163件いただいております。そのほか、これに加えまして窓口に来ていただいてお問い合わせいただいた方が100件でございまして、合計263件お問い合わせいただいている状況にありますので、関心は高いのかなと認識しております。  なお、また市内の金融機関様にも御協力いただきまして、この補助制度を活用される方は若干有利な利息を徹底していただいておりますので、そういった意味では官民協力した支援制度となっているのかなとも認識しております。  また、周知の件ですけど、金融機関様だけではなく、建築業者さんや不動産業の皆様の団体向けの説明会も実施しておりまして、実際おうちを建てるとかというと、そういった事業者さんのところに、特に金融機関なんかだとローンの問題なんかもございまして、相談されることが多いのかなと思うんですけど、そちらからも御案内していただけるように手は打っておりますというところです。  以上です。 77 ◯議長(風野芳之君) 坂巻文夫君。 78 ◯11番(坂巻文夫君) これは、かなり出足好調ということですよね。補正予算もついていますからね。頑張ってるんだね、課長。  この中で、子育て支援という形になると思うんですが、その点はどういうふうな考え方ですか。 79 ◯議長(風野芳之君) 市民協働課長。 80 ◯市民協働課長(土井義行君) 出足好調とお言葉をいただきましてありがとうございます。  制度開始から、また11月末の数字になりますけど、48件御申請いただいておりまして、補助金の支出平均額は1件当たり53万円ほどになっております。今、子育て中の支援ということでしたが、48件中13件、率に直しますと27.1%の方が常総市外から移り住んでいただけた、いわゆる転入してこられたということですので、その点についても一定の成果があるのかなと認識しております。  なお、子育て中の皆さんの支援ということでございますが、48件中44件、91.7%の方が子育て世帯に該当されております。そうすると、当初の目的どおり、絞ったターゲットと言っては失礼なんですが、目標どおり、想定どおりの成果につながっているのかなと認識しております。  以上です。 81 ◯議長(風野芳之君) 坂巻文夫君。 82 ◯11番(坂巻文夫君) そうですか。久しぶりのいい答弁聞いちゃったね。そういうふうに一つひとつ、常総市の定住が進むということにしては、非常にやっぱりありがたいですよね。これからまた、質問、その中でありますが、その当時、今度は水害から2年になっていますが、影響はどうだったかなと思うんですが。 83 ◯議長(風野芳之君) 市民協働課長。 84 ◯市民協働課長(土井義行君) 私のほうも答えづらいんですが、地域で見ますと、鬼怒川の西部地域に居住されている方が48件中23件、47.9%、東部地区に居住されている方もしくは居住される方の申請が25件で、52.1%、あまり差はないのかなと認識しております。  以上です。 85 ◯議長(風野芳之君) 坂巻文夫君。 86 ◯11番(坂巻文夫君) そうですか。ありがとうございます。西と東と、大体均等に行っているということですよね。そうですか。  成果はやっぱり上がっているわけなので、これから財政ですね。これが続けていけるのかな、どこかでぱちっと切って、それで終わっちゃうので、その辺の、これは継続していくのか、どこかで閉めるのか、その辺のあれはどうなっているんですか。 87 ◯議長(風野芳之君) 市民協働課長。 88 ◯市民協働課長(土井義行君) お答えします。  本年度も含めまして4年間、平成32年度までの施行期間とはなっておりますので、やはり御指摘のとおり、いつまでもというのはやっぱり財政的なところもあるのかなとは認識しているんですが、その期間中により多くの皆様に御活用いただけるよう、私どもも努めてまいりますので、どうぞここでお集まりの皆さんにも積極的に広報等、御利用いただけるように御案内のほうを協力いただければと存じております。よろしくお願いします。  以上です。 89 ◯議長(風野芳之君) 坂巻文夫君。 90 ◯11番(坂巻文夫君) そうですか。オリンピックと同じ、4年に与えたということはないですよね。オリンピックも4年ごとだからね。だから、オリンピックを考えてやったのかなということじゃないですよね。これからこういう制度は、やっぱり市民に非常に関心の高い、もっともっとこういうものを、課長、宣伝して、定住人口をふやすような考えで進めていただきたいなと思います。この件の質問はこれで終了させていただきます。ありがとうございます。 91 ◯議長(風野芳之君) 質問を継続してください。 92 ◯11番(坂巻文夫君) わかりました。それで、少子化対策の中で、この前も質問したことあるんですが、25歳から45歳までの未婚の人数です。前回聞いたのは、25歳から44歳まで、未婚の女性、1万7,000人いました。それから、その中で未婚者が6,000人ですね。ということで、前回の質問でこういう結果が出ていますので、今回はどう変わっているか、その辺もお願いいたします。 93 ◯議長(風野芳之君) 市民生活部長。              〔市民生活部長柴 典明君登壇〕 94 ◯市民生活部長(柴 典明君) 坂巻議員の質問事項、2番目についてお答えいたします。
     25歳から44歳までの未婚の人数についてですが、男性総数が8,179人で、そのうち未婚者が3,305人おります。率といたしまして40.4%。女性総数が7,124人で、そのうち未婚者が2,284人おります。率といたしましては32.6%。男女の総数を合計いたしますと、1万5,303人でございます。未婚者の男女の総数が5,589人となり、未婚率といたしましては36.5%になります。  以上でございます。 95 ◯議長(風野芳之君) 坂巻文夫君。 96 ◯11番(坂巻文夫君) 前とはそれほど変わっていないということですね。そうですか。それはそれで、3番のふれあいサポート事業について入らせていただきます。これはこのまま継続して、議長、よろしいですか。 97 ◯議長(風野芳之君) 継続してください。 98 ◯11番(坂巻文夫君) はい。サポーターの役割、今、非常にやっぱりサポーターの方も頑張っていらっしゃるのかなという状況の中で、これは結婚をしていくという中で、今回もサポーター事業で補正が出ていますよね。このサポーターの役割ということで答弁をよろしくお願いいたします。 99 ◯議長(風野芳之君) これより答弁を求めます。市民生活部長。 100 ◯市民生活部長(柴 典明君) 次に、3のふれあいサポート事業についてお答えいたします。  ふれあいサポート事業は、ふれあいサポーター連絡会が事業主体となり実施しております。ふれあいサポーターは現在15名おり、市長より委嘱を受けて、未婚の男女の出会いの機会の提供や支援、相談を行うことを目的に活動を実施しております。  サポーター連絡会では、男女の出会いの場であるふれあいパーティーを年3回開催し、本年度は2回目が終了し、現在8組のカップルが成立しております。また、毎月2回の結婚相談会を実施しているほか、日々、地元での結婚の相談に応じるなど、活発な活動を実施していただいております。  近隣市町村との連携については、今のところ具体的な予定はありませんが、交流・連携による情報交換等で結婚支援事業の推進を図るために検討していきたいというふうに考えております。  また、各団体との交流につきましても、今後サポーターの皆様と検討いたしまして、幅広い分野での交流の場を広げていき、より充実した結婚支援活動を実施していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 101 ◯議長(風野芳之君) 坂巻文夫君。 102 ◯11番(坂巻文夫君) サポーターさん、きょうも何人か来ていただいていますが、非常に頑張っていらっしゃる。補正予算がついて、その補正予算9万でしたかね。そうすると、その中の成功報酬ということなのかなと思うんですが、その辺の内訳、ちょっと教えていただけますか。 103 ◯議長(風野芳之君) 市民課長。 104 ◯市民課長(相澤よし子君) お答えいたします。  ふれあいサポーターの協議会のほうに、御本人様のほうから申請をいただいております方が成婚した場合に、サポーターさんたちが援助しておりますので、その方たちに対しまして1件につき3万円の報酬を支払っております。  以上でございます。 105 ◯議長(風野芳之君) 坂巻文夫君。 106 ◯11番(坂巻文夫君) 成功報酬3万円ということですね。ありがとうございました。  今、課長の答弁からありましたように、各市町村との連携を今までとっていないということを言っていましたよね。これからは、やっぱり各市町村も枠に入れながら、これは広げていくのが非常に大事なのかなと。常総市の、さっきの中でもあったように、ごく限られた中でやっているよりも、そのほうがいいのかなと思います。その辺の、これから進めていくというふうな考え方だったので、これからもそういうものを重視しながら、よろしくお願いしたいなと思います。  サポート事業においては、すべて、やっぱり財源はかかりますよね。結構、何人かの議員さんもこの件においては、財源においては、もうちょっと財源をアップして、やりやすい状況をつくったほうがいいんじゃないかと考えている人も何人かいますので、その辺、財源、予算要求は考えていますか。 107 ◯議長(風野芳之君) 市民課長。 108 ◯市民課長(相澤よし子君) お答えいたします。  毎年、当初予算の時期には財源のほうを増額はしておりますが、財政上、毎年同じ額になってしまっているのが現状でございます。 109 ◯議長(風野芳之君) 坂巻文夫君。 110 ◯11番(坂巻文夫君) そうですか。財政課長は向こうを向いているから、こっち見なかったんだよな。声だから聞こえると思うんですが、その辺も、どこの答弁も、だれの答弁も財政難、それじゃなかなか進まないからね。要求はしなくちゃ絶対おりてこないから。要求はするべきじゃないですか。財政難だから、私は要求しません。進みませんよ。課長、頑張ってくださいね。 111 ◯議長(風野芳之君) 市民課長。 112 ◯市民課長(相澤よし子君) 来年度も当初予算のほうに計上してありますので、その答えはまた来年度になりますが、申しわけございません。 113 ◯議長(風野芳之君) 坂巻文夫君。 114 ◯11番(坂巻文夫君) 課長、どんどん答弁するうちになれてくるんだな。そういうふうに要求はしていかないと、なかなか先に進まないということになりますので、よろしく、予算要求も含めて、サポーターがやりやすい状況を職員の方が進めていただければと思うところでございます。  そこで、今度は県、ちょうど前の副市長が就任当時、この件を、県とのパイプはどうですかというふうに質問した経緯がございます。今度は副市長もかわったので、その辺は、つなぎはあったのか、ないのか、その辺わからないんですが、県との今までの、向こうとつなぎはどうやってくれたのか、その辺のところをちょっと答弁していただければということで、副市長、目の前にいますので、よろしくお願いいたします。 115 ◯議長(風野芳之君) 藤島副市長。                〔副市長藤島忠夫君登壇〕 116 ◯副市長(藤島忠夫君) 改めまして、皆さん、こんにちは。  坂巻議員の御質問についてお答え申し上げます。  前副市長の先般にわたる御答弁に対するその後ということで、私のほうから答弁をさせていただきます。  前回の答弁の後、どのような経過かということでございますが、その内容につきましては今、担当課、市民課を中心にその後の対策等はやっているわけですが、県との、いわゆるいばらき出会いサポートセンター等々の協議というものは、話はしているということでありますが、なかなか具体的メニューで常総市に活用できる部分がないということもあって、進んでいないところでございますが、今度、私がこの4月から副市長を担当することになりましたので、いばらき出会いサポートセンターばかりではなくて、同じように結婚支援事業、出会いの場を提供と結婚相談という大切な任務を担っていただいております茨城マリッジサポートセンター、こういった方々もこの常総市ふれあいサポーターと同様の活動をしていただいているということでございますので、きょうも茨城マリッジサポーターの、常総市、7名いらっしゃいますが、その方も来ていらっしゃるということもあります。また、県内では467名の会員を有しているということでございます。オオクボ会長が会長をされておりますが、同じ、私のつくば出身ということで、近所でございますので、そういったコネクション等々も活用しながら、ふれあいサポーターがより活動しやすいように、いろいろな団体と、また先ほど議員からありましたように、他市町村とも連携を図りながら、具体的に、スピード感を持って進めていきたいというふうに考えております。 117 ◯議長(風野芳之君) 坂巻文夫君。 118 ◯11番(坂巻文夫君) ありがとうございます。やっぱり非常に大事なことなので、常総市に住めば、ここは結婚できるんだよ、そういうふうな考えのもとに皆さんも頑張っていただきたいなと。そうすると、自然とそれはやっぱり人口がふえていくんですよね。ですから、市民課の課長も大変だと思うんですが、それを副市長とともによろしく、これからも御努力願いたいなと思います。これで一般質問を終了させていただきます。 119 ◯議長(風野芳之君) 坂巻文夫君に申し上げます。1番目で通告いたしてありました耐震状況について、それから3)のこれからの建てかえに向けてということで、質問漏れになっているのではなかろうかと私は判断したんですが、今回はよろしいですか。 120 ◯11番(坂巻文夫君) はい、この流れの中で話したので。 121 ◯議長(風野芳之君) このままでよろしいですか。 122 ◯11番(坂巻文夫君) はい、いいです。 123 ◯議長(風野芳之君) 了解しました。  暫時休憩といたします。                 午前11時44分休憩    ─────────────────────────────────                 午後1時00分再開 124 ◯議長(風野芳之君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  一般質問を継続いたします。  次に、8番小林 剛君。                〔8番小林 剛君登壇〕 125 ◯8番(小林 剛君) 8番小林でございます。通告に基づきまして2点質問をいたします。1点目が働き方改革についてということと、2点目が姫路市との交流についてという、2点について質問をさせていただきます。  まず最初の質問ですが、法人にはブラック企業と言われるものがあるが、その認識を伺うということで質問いたします。  頭に法人と持ってきたのは、これは地方自治法の第2条に地方公共団体は法人とするというのがありますので、ここに法人と入れさせていただきました。それらを踏まえて答弁をいただきたいと思います。よろしくお願いします。 126 ◯議長(風野芳之君) 答弁関係者の方、お入りください。  これより答弁を求めます。総務部長。               〔総務部長荒木悟志君登壇〕 127 ◯総務部長(荒木悟志君) 小林議員の御質問にお答えいたします。  ブラック企業につきましては、労働者に対し極端な長時間労働やノルマを課したり、賃金不払いでの残業やパワーハラスメントが横行するなど、労働者に対して劣悪な環境で労働を強いるものと考えております。  また、公務員におきましても、サービス残業が常態化している場合などにおいてブラック企業とたとえられることがあると認識しております。  以上でございます。 128 ◯議長(風野芳之君) 小林 剛君。 129 ◯8番(小林 剛君) ありがとうございます。そのとおりだと思います。  それで、2番目の質問で、当市の職員の働き方にブラック性はあるかということなんですが、今聞いた限りでは何かありそうな気はするんですけども、今、ブラック自治体というふうに言われているところもあるようです。それで、その自覚というか、自覚症状は出ているのかどうか、ブラック性はあるかどうかということで伺いたいと思います。なかなか言いにくいと思いますが、よろしくお願いします。 130 ◯議長(風野芳之君) 総務部長。 131 ◯総務部長(荒木悟志君) 時間外勤務の関係で御説明をさせていただきます。  時間外勤務手当につきましては、職員より申請され、所属長が決済を経たものにつきましてはすべて支給をしているところであります。また、常総市職員の勤務時間、休暇等に関する規則におきまして、休日・祝日に半日、あるいは一日出勤した場合には振りかえ、代休による対応をしており、振りかえにつきましては勤務命令の4週間前から8週間後の間に、代休につきましては、勤務命令の8週間後に取得するように定められており、運用しているところであります。代休、振りかえの状況につきましては、部署間でかなりばらつきがあります。一部職におきましては、代休、振りかえをなかなか取得できないことも事実でありますが、それだけでは労働者に対して劣悪な環境下で労働を強いるものではありませんので、ブラック性はないものと考えております。 132 ◯議長(風野芳之君) 小林 剛君。 133 ◯8番(小林 剛君) なるほど、わかりました。そういうふうに思っているということだと思います。  それでは、まず年休、代休、振りかえ、そして療養休暇、これについて説明をしていただきたいというふうに思います。振りかえとはどういうものか、代休とはどういうものか、その二つだけでまず結構です。 134 ◯議長(風野芳之君) 人事課長。 135 ◯人事課長(植竹順一君) お答えさせていただきます。  振りかえにつきましては、土曜日・日曜日に勤務した場合に、その4時間を超える場合、4時間、8時間ということで取得ができます。休日、カレンダーの赤い日ですね──に勤務した場合には代休となります。年休につきましては、最高20日間で、前年度付与の残日数あわせて40日まで付与しております。  以上です。 136 ◯議長(風野芳之君) 小林 剛君。 137 ◯8番(小林 剛君) わかりました。それでは、振りかえが職員の中で100日以上持ち越していると、取れないでいるというふうな人もいるようですが、これは最大どのぐらいの日数、自分で抱えている人がいるんでしょうか。 138 ◯議長(風野芳之君) 総務部長。 139 ◯総務部長(荒木悟志君) 最大で66.5日であります。 140 ◯議長(風野芳之君) 小林 剛君。 141 ◯8番(小林 剛君) 私が聞いているのでは、90日という人がおりましたが、これは全部把握しているはずですよね。これが、先ほどの8週が基準なのかなというふうに思いますけども、これはクリアできないからたまっているということだと思いますが、いかがでしょうか。 142 ◯議長(風野芳之君) 総務部長。 143 ◯総務部長(荒木悟志君) 原則的に8週とはなっておりますが、やはり取れないというのがありますので、過年度分につきましてももしあれば所属長の判断で決済により取得ができるようにはなっております。 144 ◯議長(風野芳之君) 小林 剛君。 145 ◯8番(小林 剛君) 所属長の判断で取れるようにはなっているが、取れていないからたまっているわけですよね。これ、何人ぐらいいますかね、消化できないでいるというのは。 146 ◯議長(風野芳之君) 人事課長。 147 ◯人事課長(植竹順一君) 先ほど総務部長から最高66.5日とありましたが、それが1名で、50日を超える職員については一人もおりません。  以上です。 148 ◯議長(風野芳之君) 小林 剛君。 149 ◯8番(小林 剛君) これ、消化できない職員の数ってどのぐらいいますか。 150 ◯議長(風野芳之君) 人事課長。 151 ◯人事課長(植竹順一君) 50日以上につきましては、一人だけですが、職員におかれましては、振りかえが残っている者につきましては100人以上いると思われます。 152 ◯議長(風野芳之君) 小林 剛君。 153 ◯8番(小林 剛君) 今、50日以上と答弁ありましたけども、何も50日という、どこから出てきたのかわかりませんが、1日でも2日でも、その8週以内とか、そういう基準の中で取れない人が何人いるかということを聞いているんです。 154 ◯議長(風野芳之君) 総務部長。 155 ◯総務部長(荒木悟志君) 申しわけありません。資料を持ち合わせておりませんので。 156 ◯議長(風野芳之君) 小林 剛君。 157 ◯8番(小林 剛君) 待っていれば、資料出てきますか。把握しているんでしょう。把握しているのであれば、待っています。次の質問に移るまでに持ってきてもらえれば。把握していないなら、把握していないと言ってもらえれば、これで終わりますから。
    158 ◯議長(風野芳之君) 小林 剛君、質問を継続しておいてください。今、資料を取りに行きました。 159 ◯8番(小林 剛君) わかりました。それでは、職場内ストレスチェック、これは義務づけられていると思うんですけども、市役所でもこれは実際行われていますか。いるとすれば、その中で、そのチェックの中で良好であるという人はどのぐらいいるのか。良好でないという人でもいいですけども。 160 ◯議長(風野芳之君) 人事課長。 161 ◯人事課長(植竹順一君) ストレスチェックにおきましては、今、筑波大の協力を得まして実施しているところです。それで、ストレスが何らかで生じている職員につきまして数名いると伺っております。  以上です。 162 ◯議長(風野芳之君) 小林 剛君。 163 ◯8番(小林 剛君) 数名じゃなくて、全体の中で何%ぐらいがストレスを感じながら仕事をしているのかということが聞きたいんですよね。だから、それはストレスチェックをやっていればわかるんじゃないですかね。どうでしょう。 164 ◯議長(風野芳之君) 総務部長。 165 ◯総務部長(荒木悟志君) ストレスチェックの結果につきましては、あくまでも個人のほうに通知が行っておりますので、人事課では把握していません。 166 ◯議長(風野芳之君) 小林 剛君。 167 ◯8番(小林 剛君) それでは、ストレスチェックをしても把握できないということですよね。それは意味ない。どうやって管理するんだろうというふうに思いますね。わかりました。  それでは、健康障がいで療養休暇を取っている人、また予備軍なんかも含めると多数いるような気がするんですが、どのぐらいいますかね。 168 ◯議長(風野芳之君) 人事課長。 169 ◯人事課長(植竹順一君) 今年度、秋口までは行事が多い、休みが取れない部署におかれまして、係長級で数名おりました。ただ、きょう現在で、主事級で1名が長期療養休暇を取っている現状であります。あとの職員については復帰しております。  以上です。 170 ◯議長(風野芳之君) 小林 剛君。 171 ◯8番(小林 剛君) 今、これまでの答弁を聞いていますと、やはり健康に障がいを起こしたり、精神的にストレスがたまってという人も、かなりこの働き方ではあるのではないかなというふうに思います。  先ほどの振りかえの件も、やっぱり50日、60日たまっているような人は相当ストレスがあると思いますよね。また、家族もいるし、そういう中でやっていると精神に支障を来すという人が出てきても不思議ではないというふうに思っております。  先ほどの振りかえ、50日、60日、これを時間に直したらものすごい時間だと思いますよ。これ、過労死の認定、月平均何時間以上というのがありますよね。これは私の記憶で80日かなというふうに思っているんですけども、先ほどの代休、これ全部合わせて時間に直したときに、これは過重労働になってしまうんじゃないかなと。時間に直したときに、万が一亡くなった場合、これは過労死に認定されると思いますよ。そうなったときに、市長、大変ですよ、これは。今まで質問した中で、やっぱりブラックとはなかなか言いにくいですけども、働き方について、改革までいかなくても改善する必要があるのかなというふうに思いますけども、いかがでしょうか。改善する必要があるかないか。 172 ◯議長(風野芳之君) 総務部長、先ほど資料が届いているはずですので、あわせて答弁をお願いいたします。──失礼しました。まだだそうでございます。 173 ◯総務部長(荒木悟志君) 振りかえにつきましては、まずは2年前の水害がございまして、そのときからかなりの職員が、水害から引っ張っているというのが主な要因でございます。先ほど申し上げました、かなり残っている職員についても、専門職で、水害で被災者を担当していたと。さらに、新規事業も始まっているので、なかなか休暇が取れないというのが現状でございます。  人事サイドでも、なかなか振りかえが取れないのは認識しておりますが、各管理職にはなるべく休みを取るようにというのは指導しているところであります。 174 ◯議長(風野芳之君) 小林 剛君。 175 ◯8番(小林 剛君) 8週前後とさっき言っていましたけども、2年以上も前の水害のが残っているというのは、何か言っていることとやっていることが違って、そういうふうに促したとしても取れないでいるというのは、何か問題があるんですよ、きっとね。だから、これを改善する必要があるかないかということをさっき聞いたんです。 176 ◯議長(風野芳之君) 総務部長。 177 ◯総務部長(荒木悟志君) お答えいたします。  やはり業務改善、それから適材適所等を推進しまして、あと業務量を把握しまして、調整はしていきたいとは考えております。 178 ◯議長(風野芳之君) 小林 剛君。 179 ◯8番(小林 剛君) ですから、改善の必要があるということでよろしいんですね。隣のつくば市には、ワークライフバランス課という課が設けられていると。職員の管理もしているということなんですけども、常総市ではこれは人事課がやっているんですかね。伺います。 180 ◯議長(風野芳之君) 総務部長。 181 ◯総務部長(荒木悟志君) 人事課で行っております。 182 ◯議長(風野芳之君) 小林 剛君。 183 ◯8番(小林 剛君) もっと厳しくしないと、2年前の振りかえが取れないというような状態、そのまま放置しておくというのは、これはやっぱり問題だと思いますよ。ブラック自治体と言いたくなっちゃうんですけども、ここはちょっと考えたほうがいいですね。  それから、仕事というのはだらだらと、休みだか仕事だかわからないような、けじめのない仕事をしていたのでは、これは能率が上がらないですよ。やっぱり、しっかり働いて、しっかり休んで、そういうけじめの中で仕事をして、市民に奉仕するというのがいいのではないかというふうに思いますので、早急にこれを改善して、そういう50日も60日も残しておかないようにしていただきたいと思います。これについて、市長に一言お願いできますか、働き方について。 184 ◯議長(風野芳之君) 神達市長。                〔市長神達岳志君登壇〕 185 ◯市長(神達岳志君) 小林議員の質問にお答えいたします。  職員のワークライフバランスについてということでございますけども、議員の質問のとおり、職員が働きがいを持って、休みをしっかり取って、オンとオフのスイッチをしっかりと切りかえて能率のいい仕事をして、行政として市民サービスを行うというのは最も大事な考え方でございます。  今、人事課が主な主管でございますけども、基本的には所属するそれぞれの上司も、私も含めて、全員でこれに当たっていかなきゃいけませんし、その能率の上がる仕事のやり方というものの根底には、やらされ感でなくて、やりたい、やりがいを持って仕事に取り組む、そういった気力、そういった機運、空気づくりというものも大事だと考えておりますので、ぜひそのワークライフバランスをしっかりと整えるような、やりがいのある取り組み、そういうものを、自主性も含めて組織としてしっかりと対応していきたいと考えております。  以上です。 186 ◯議長(風野芳之君) 小林 剛君。 187 ◯8番(小林 剛君) よろしくお願いいたします。  それでは、次の質問に入ります。 188 ◯議長(風野芳之君) 次の質問に移りますので、答弁関係者の方、入れかえをお願いいたします。  先ほどの答弁については、資料がそろい次第、もう一度答弁をいただきます。  小林 剛君、質問を継続してください。 189 ◯8番(小林 剛君) 姫路市との交流についてということで、先日、姫路市で開催された千姫フォーラムに当市としても参加したが、今後、姫路市との姉妹都市協定などの構想はあるかということでお聞きします。 190 ◯議長(風野芳之君) これより答弁を求めます。市長公室長。               〔市長公室長染谷佳男君登壇〕 191 ◯市長公室長染谷佳男君) 小林議員の御質問、姫路市との交流、友好姉妹都市締結について答弁をいたします。  ことしは、1617年に千姫様が桑名から姫路城に入城されましてちょうど400年目の年に当たります。ただいま議員が申し上げましたように、10月1日には姫路市で千姫顕彰会と姫路市の共催による千姫入城400年記念事業の第3回千姫フォーラムが開催されました。当市からは、神達市長のほか、市職員、観光大使が参加いたしまして、PR活動を行ってまいりました。  このフォーラムでは、「千姫 その波乱の生涯」と題した基調講演、それのほか、千姫様の魅力発見をテーマに、常総市長、姫路市長、桑名市長、3市長によるパネルディスカッションが行われました。その内容につきましては、参加市長による千姫ゆかりの3都市と千姫とのかかわりについての市の紹介、そのほか、千姫の魅力を発信する取り組みにつきましての協議、また千姫ゆかりのまち、歴史や文化等の相互交流などについて活発な意見交換を行ってまいりました。  御質問の友好姉妹都市につきましては、現在、締結している自治体等はございませんが、市長のマニフェストにも掲げてございますように、さきのフォーラムでも神達市長から、千姫つながりの縁を生かして、今後も交流を深めながら、ともに歩んでいきたいとの姉妹都市構想に向けた意見に共感をいただいておりますので、今後、姫路市を含めた千姫ゆかりのある都市との協定締結に向けて進めてまいりたいと思います。  以上です。 192 ◯議長(風野芳之君) 小林 剛君。 193 ◯8番(小林 剛君) ありがとうございます。構想はあるということで、これから進めていくということだと思いますが、これ、千姫つながりはこの3市だけなんですよね。それで、行政だけで姉妹都市ということだけではなくて、やっぱり農工商、産業界も一緒になって交流を深めていくというのがよろしいかなというふうに思っておりますので、行政だけではなくてということで進めていただきたいというふうに思います。  実は、ふるさと観光大使の曼珠沙華なんかも姫路とはつながりが深くて、そういう御縁でまた3市がつながったという経緯もあります。  その千姫フォーラムの中で、市長はパネラーとして出席したんですけども、大変盛り上がりましたね。3市で共通して、これをNHKの大河にというふうなことで、ものすごい盛り上がり、これもうちのほうは建設経済委員会のほうでも参加させていただいて、その様子を見させていただきました。今後の方針、進め方、それから最終的にどこへ持っていくのかということについては、市長に答弁をいただきたいというふうに思います。よろしくお願いします。 194 ◯議長(風野芳之君) 神達市長。                〔市長神達岳志君登壇〕 195 ◯市長(神達岳志君) お答えをさせていただきたいと思います。  今回のこの姫路市の御縁をいただいたのは、曼珠沙華含めて、小林議員にもお招きを賜りまして、千姫顕彰会の方々と御縁を結ばせていただいたのがきっかけで、こういった流れになりました。私も市長に在任をさせていただく前から、この常総市はどことも姉妹都市も友好都市もない、この現状を憂いておりまして、マニフェストにも掲げさせていただいた次第でございますし、この友好都市、姉妹都市がどれだけ実効性のある、有効性のある、本当に両市にとって実りある締結になるように、今後とも働きかけをしていきたいと思いますけども、そのためにも3市、桑名市、姫路市の共通の目標を今回発見できた、これはNHKの大河ドラマ化に千姫を持っていこうという、同じ共通の目標設定ができました。姫路市長は、もう大河ドラマを、今までも実現した経歴もございますし、さまざまなつながりもあるということで、そういったいろいろな形での御縁を生かしながら、この千姫様の御縁でつながった都市を友好的に結んでいきたいと思いますし、この締結は、防災協定とか、さまざまそうですけども、書面だけで終わってしまっては何にもならないことでございますので、ふるさと大使、または商工関係者、または事業者、そういった市民同士のふれあい、交流というものも促進をしていきたいと思いますし、来年の千姫まつりにも姫路市、桑名市の皆さんにもお越しいただきたいと、何とかぜひ伺いたいですということのお声かけもいただいておりますので、年に1回と言わずに、数回交流を深めながら、さまざまな交流をしていきたいと思います。  実際に姫路市長、60万都市の市長でございますから、さまざま御指導を現在もいただいているところもございます。市町村の広域連携、これも先進的に、姫路市は連携中枢都市として、今、常総市で進めている定住自立圏の倍の市町村、11市町村との交流も深めていらっしゃいます。そういったやり方も大変、この前、勉強になった次第でもございますし、姫路市長もつくば市でお子さんを産んだと、筑波大の教授をされていたということもございますし、茨城県にもゆかりのある方がたくさんいらっしゃるということも含めて、さまざまな、これから縁が深まるのではないかというふうに期待しておりますので、ぜひ議会の皆様にも御理解、御協力をいただければありがたいと思っております。  以上です。 196 ◯議長(風野芳之君) 小林 剛君。 197 ◯8番(小林 剛君) ぜひ形にしていただくことを期待して、質問を終わります。ありがとうございました。 198 ◯議長(風野芳之君) 暫時休憩といたします。                 午後1時28分休憩    ─────────────────────────────────                 午後1時33分再開 199 ◯議長(風野芳之君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより、総務部長より答弁をさせます。 200 ◯総務部長(荒木悟志君) 資料はちょっと時間がかかりますので、本会議中、後日書面で提出させていただきます。よろしくお願いいたします。 201 ◯議長(風野芳之君) 小林 剛君。 202 ◯8番(小林 剛君) 持ち合わせがないと言ったものだから、持ってくれば済むものかというふうに思ったので、待っていますということを言ったんですけども、ただ、そういうふうにして、まだ集計していないもの、そういうものを持ち合わせてないということで今まで済ませているから、そういうふうに待っていますと言ったんです。大した問題ではないかどうかはわかりませんけども、そういうことだったんです。ありがとうございました。 203 ◯議長(風野芳之君) 暫時休憩といたします。                 午後1時34分休憩    ─────────────────────────────────                 午後1時41分再開 204 ◯議長(風野芳之君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  一般質問を継続いたします。  次に、9番新田宏安君。  なお、新田宏安君より、一般質問に関する資料配付の希望があり、議長において許可をいたしておりますので、皆さんのお手元に御配付をさせていただきました。市内各小中学校トイレ等施設の整備状況というような1枚のペラでございます。よろしくお願いいたします。  新田宏安君。                〔9番新田宏安君登壇〕 205 ◯9番(新田宏安君) 9番新田です。通告に従いまして、2点について総括質問・一問一答ということで質問させていただきます。  最初にちょっと皆さんにお断りしたいんですが、昼食のとき、急に歯が痛くなりまして、ちょっと口が開けない状態なので、お聞き苦しいかもしれないんですけど、その辺は御容赦願いたいと思います。よろしくお願いします。  まず、市内の小中学校の衛生設備ですか、そのことについて、トイレの改善とか拡充というんですか、そういったものがどうなっているのか、その実態と取り組みについて、これから順次やっていくのかどうかとか、そういったことをちょっとお聞きしたいと思います。  といいますのは、今、やっぱり新築住宅とか、リフォームしたら、当然和式トイレをわざわざつける方というのは少ないと思うんですよね。いろいろ歩いていますと、やっぱり保護者の皆さんからとか、やっぱり和式じゃねとか、いろいろ若い人たちが、例えば勤めとか仕事の関係で、親が行ったりしたときなんかも、和式じゃちょっと座ったり立ったりが不自由だったりとか、あと、そういうとき手すりなんかあるトイレもあったらいいんだよねとか、多分そういった要望も上がっているとは思うんですが、その辺の取り組みについて伺えればと思いますので、よろしくお願いします。  また、防災組織についてですが、防災組織、うちのほうなんかの区でもつくって、毎年1回とか訓練なんかもやっているんですが、防災組織をつくったら、やっぱり多少は備品なんかも欲しくなるだろうし、備品があったらやっぱり物置というか、そういう倉庫なんかもつくろうかという話も出たりしますので、その辺の備品というのは、防災組織では何も持つ必要がないのか、それとも、やっぱりこれとこれくらいはだんだん充実させていったらいいよねとか、その辺どんなふうに考えているか、ちょっとお聞かせ願えればと思います。そういうことでよろしくお願いします。 206 ◯議長(風野芳之君) 答弁関係者の方、議場にお入りください。  これより答弁を求めます。教育部長。             〔教育委員会教育部長沼尻秀子君登壇〕 207 ◯教育委員会教育部長(沼尻秀子君) 新田議員の御質問にお答えいたします。  市内小中学校のトイレの改修につきましては、耐震補強工事の実施とあわせて、洋式化や多目的トイレの設置を少しずつ行ってまいりました。現在、小中学校のトイレの洋式化率は48.2%となっております。平成27年度から28年度にかけては、小中学校の空調設備設置工事や災害復旧工事を優先して実施してまいりましたが、それらが完了いたしましたので、今後は子どもたちの衛生面や災害時の避難所になることを考慮し、トイレの洋式化や車いすの方が利用できる広さや手すりなどのある多目的トイレの設置を、学校の要望を聞きながら、学校施設の老朽化対策工事等とあわせて実施してまいります。  以上でございます。 208 ◯議長(風野芳之君) 市長公室長。               〔市長公室長染谷佳男君登壇〕 209 ◯市長公室長染谷佳男君) 新田議員御質問の防災組織について、自主防災組織への補助金について答弁をいたします。  自主防災組織につきましては、自分たちの地域は自分たちで守るという自覚と連帯感に基づきまして、自主的に結成して、災害時における被害の予防等を軽減するために活動を行う組織でございます。
     また、災害対策基本法の第7条では、地方公共団体の住民は、みずからの災害に備えるための手段を講ずるとともに、自発的な防災活動に参加するなど、防災に寄与するよう努めなければならないと規定されております。  御質問の補助金につきましては、現在、常総市では常総市自主防災組織活動補助金交付要綱に基づきまして、自主防災組織の活動に補助金を交付しています。補助金の種類でございますが、組織の結成時に係る経費、これに対しては5万円を交付しております。また、結成の次年度から5年間、組織の活動に活用していただくために年額3万円を交付する、自主防災組織育成事業の補助金、こちらもございます。また、備品等の整備ということで、チェーンソーやバール等、活動に必要な資機材、こちらを整備する場合は、整備に要した経費の2分の1以内、上限を10万円といたしまして交付しているところでございます。  自主防災組織につきましては、結成から活動に至るまで自主運営が基本でございますが、結成準備の際には費用等につきまして財源確保が難しいということも考えられますので、その際は市の補助金、こちらを活用していただければと考えております。  以上です。よろしくお願いします。 210 ◯議長(風野芳之君) 新田宏安君。 211 ◯9番(新田宏安君) ありがとうございました。順次、そんなふうにやっていっていただけるということで、よろしくお願いしたいと思います。  それで、資料を、調べていただいたんですけど、これは各学校の数量、洋式か和式かということで、大分和式トイレが多い学校なんかもかなりあるみたいなんですが、体育館の整備状況というのはわかりますかね。それ、わかればお願いしたいんですが。 212 ◯議長(風野芳之君) 学校教育課長。 213 ◯学校教育課長(吉山貴司君) 新田議員の御質問にお答えいたします。  体育館の整備状況でございますが、この資料の中に含まれておりまして、体育館だけで集計したというのは今ちょっとないものですから、よろしくお願いしたいと思います。 214 ◯議長(風野芳之君) 新田宏安君。 215 ◯9番(新田宏安君) ありがとうございます。きょう、午前中も中島議員さんからも質問あったように、トイレというのはもう必ず、そういう何かあったときとかは学校で避難するわけですし、トイレがあれなので、一番に大事だということできょう午前中もあったわけですが、自分のほうでも体育館のトイレの状況はどうかということを別にして調べてくれということも言っておけばよかったんですが、いろいろなとき、やっぱり体育館のトイレの数が少なかったり何かで、特に寒い時期なんかは並んだり何かして大変だとか、多分そういう要望なんかも上がっていると思うんですが、体育館はどんなふうな状況なのかというのは後で資料を出していただければ、そういう要望というのは、どこかPTAさんとかそういうのは、でなかったら、何か通じて、今までのところは上がっていないんですかね。どうですか。 216 ◯議長(風野芳之君) 学校教育課長。 217 ◯学校教育課長(吉山貴司君) 新田議員の御質問にお答えいたします。  体育館につきまして、トイレの洋式化、多目的化というのは、具体的には御要望はいただいてはおりませんが、順次、例えば水海道中学校、水海道西中学校の長寿命化ということを今計画しておりまして、まだ学校教育課の計画の段階でございますが、洋式化、多目的化というのを計画しておりまして、そういった機会をとらえまして多目的化、洋式化を進めてまいりたいと存じております。よろしくお願い申し上げます。 218 ◯議長(風野芳之君) 新田宏安君。 219 ◯9番(新田宏安君) ありがとうございました。今、保育園なんかでも、やっぱり新しく入った子どもさんとか、どうしても洋式で育った子どもさんが、保育園へ入ったら和式じゃ嫌だということで、最近直したんですよなんて保育園の話も聞いていたりして、そういう中で、今度学校へ行ったら和式だということになると、何かすごい、どうしたのと聞いたら、トイレ我慢して帰ってきたんだよというふうな子どもさんもいたりとか、いろいろ伺っていますので、そういうふうな形でひとつよろしくお願いしたいと思います。  トイレについては以上で終わりにしたいと思います。どうもよろしくお願いします。ありがとうございました。  次に移ります。 220 ◯議長(風野芳之君) どうぞ続けてください。 221 ◯9番(新田宏安君) 防災組織についての、ちょっとさっきの答弁だと援助みたいな話であったわけなんですが、防災組織をつくった各地域の防災組織さんでは、どういう組織というか、備品です。備品は自分でそろえるのか、そしたらどういう備品が望ましいのか、それとも防災組織は、防災組織だからそういう備品とか何にも要らないんだよとか。それで、もし必要なら、それは自主防災、自主だから、自分で買うんですよ、地域で金を集めるなり何なりして買うんですよという考え方なのか、その辺をお聞きしたいと前にもお話ししておいたつもりだったんですが、ちょっと説明が悪かったのかもしれないんですけど、そこの点についてちょっとお聞かせ願えれば、お願いします。 222 ◯議長(風野芳之君) 防災危機管理課長。 223 ◯防災危機管理課長(横島義則君) お答えいたします。  まず、前段といたしまして、市長公室長のほうから説明ありました資機材等の整備事業というのがございます。こちら、防災組織を立ち上げるに当たって基本的な資機材を整えていただければというところがございます。最高で10万円、整えていただいた資機材の2分の1以内の額で補助が出るというところでございます。  もう一つ、自主防災組織の整えるべき資機材ということでございますが、大ざっぱに鬼怒川の東側と西側で若干違う点はあるとは思いますが、例えば発電機であったりとか、ジャッキであったりとか、バールであったりとか、そういった想定される自助共助の中で有効であると思われるものをそれぞれ考えていただいて、整えていただければというふうに考えてございます。  以上でございます。 224 ◯議長(風野芳之君) 新田宏安君。 225 ◯9番(新田宏安君) すみません、ちょっと十分理解ができないのかどうか。そうすると、備品を各地区独自で、うちはこういうのもあったらいいなとか、そういうふうに考えたときは担当の部署に相談して、それで各地区の防災組織の皆さんが全部賄うんじゃなくて、そういう資金的援助ですか、こんなふうに考えているんですよということで、それはそういうふうに理解してよろしいということですかね。  学校とかそういうところでも、いろいろ食料品とか何か備えているということであれなんですが、そうすると、そういういろいろ賄いがかかるという話も聞くんですよ。例えば、いろいろコピーしたり何かしたりして、お金もかかったり何かするしということで、そういう意味では援助ということであれしたんですが、また、ずっと続いちゃって申しわけないんですが、例えば地区地区で何か慈善事業じゃないが、ボランティアじゃないが、そういったときに、例えば全部援助してくれということじゃなくて、そういうことをしたとき、例えば業者さんに頼めばお金がかかるわけですよね。そのくらいなら自分らでできるから、自分らでやるから、業者さんに頼んだと思ったらお茶代ぐらい安いでしょうとか、そういった形のものを、前にも自分何回かお話ししているんですが、そういったことで自主防災組織さんのほうでそういう活動をしたときは、何か援助でもしてもらえたらありがたいなということもちょっと考えているんですが、その辺はどうでしょうかね。2点になっちゃうか、ごめんなさい。 226 ◯議長(風野芳之君) 防災危機管理課長。 227 ◯防災危機管理課長(横島義則君) お答えいたします。  まず、これもまた公室長からのお話であったんですが、組織の育成事業ということで、結成の翌年度から5年間、これは運営補助という形で毎年3万円が出ると。その中で、そういった他の地区の補助であったりとか、訓練ですね。そういったのを続けていただければというふうには考えてございます。  また、ちょっとこれは説明が足らなかったので補足なんですが、資機材の2分の1補助なんですけど、これは申しわけないんですけど、1回限りということで、ちょっと額が大きいので、一応その資機材の補助につきましては1回限りとなってございます。  以上でございます。 228 ◯議長(風野芳之君) 新田宏安君。 229 ◯9番(新田宏安君) ありがとうございます。防災組織も各地区でだんだんでき上がってくると、資金的にも担当の部署さんのほうでも大変でしょうから、いろいろ要望ばかりは聞いていられないとは思うんですが、いつ、本当に地震とか、ことしも水害が多くて、水があちこちでね。私の知り合いなんか、秋田の大仙なんかでは、1週間も前に雨降ったと思ったら、また来たんだよ、参ったよなんていう話とか。今、水害の時期は終わったんですが、地震とかいつ来るかわからないし、そういう意味では皆さんいろいろ、いつあるかわからないことに備えなくちゃならない、大変だと思うんですが、いろいろな要望があるときもあるので、そういうとき、できることは相談に乗ってもらえるような、担当部署でもそんなふうな形というんですか、つくっていただければありがたいと思うので、よろしくお願いします。  きょうはこれで終わりにしたいと思います。どうもありがとうございました。 230 ◯議長(風野芳之君) 暫時休憩といたします。                 午後1時59分休憩    ─────────────────────────────────                 午後2時17分再開 231 ◯議長(風野芳之君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  一般質問を継続いたします。  次に、1番関 優嗣君。                〔1番関 優嗣君登壇〕 232 ◯1番(関 優嗣君) こんにちは。1番関 優嗣です。通告に従いまして、一問一答方式で質問させていただきます。  今回は、市内の一般家庭から出されますごみ、一般廃棄物についてお聞きしたいと思います。よろしくお願いいたします。  今回の質問に至る経緯としましては、8月の定例会の際、配付していただきました決算書を見ていまして、じんかい処理費、いわゆる市内の各家庭から出される一般ごみに関する点について若干気になる点がございまして、質問させていただくことになりました。  さきに発生しました関東・東北豪雨の際も、各家庭から出された廃棄物ごみも、この一般廃棄物、一般ごみとして国から補助金をいただき、伺ったところによると約26億という膨大な費用をかけて処理しているということを伺いました。これは、実際処理にかかった費用であるわけですが、今回メインとしてお聞きしたいのは、この処理費についてではなく、この処理をするために処理施設までの過程を担ってくれている運搬に関することについてお聞きしたいと思います。  水海道地区においては常総環境センター、また石下地区においてはクリーンポートきぬといった処理施設で処理が行われております。各家庭からは最寄りの集積場へ出していただいて、それを運搬する業者さんが収集をして、そちらの施設まで運んでいただいているという現状があるかと思います。  決算書の中には、じんかい処理費として1億8,719万7,302円、約1億9,000万の計上がありました。この点について、若干詳細にお聞きしたいと思います。まず1点目、主要な施策の成果説明書にも記載はされておりましたが、あえてここで一応聞かせていただきます。現在、市内、水海道地区、石下地区、それぞれの処理施設での処理費用についてはどれほどかかっているのか、お聞きします。 233 ◯議長(風野芳之君) 答弁関係者の方、議場にお入りください。  これより答弁を求めます。経済環境部長。              〔経済環境部長小室孝二君登壇〕 234 ◯経済環境部長(小室孝二君) 関議員のごみ処理についての御質問にお答えをいたします。  処理費用についてのお尋ねをいただきました。処理費用につきましては、収集運搬委託料、水海道地区が1億2,265万8,200円、石下地区が6,429万192円となってございます。  以上です。 235 ◯議長(風野芳之君) 関 優嗣君。 236 ◯1番(関 優嗣君) ありがとうございます。今の回答は、運搬委託料の詳細ということでしょうか。今お聞きしたのは、実際処理費用についてお聞きしたのですが、処理費用についての御用意はありますか。 237 ◯議長(風野芳之君) 生活環境課長。 238 ◯生活環境課長(猪瀬 清君) ただいまの御質問にお答えさせていただきます。  処理費用につきましては、それぞれ、こちらでは広域の組合の負担金という形のみで、常総市からかかった費用についてそれぞれの環境センターで幾ら、クリーンポートきぬで幾らということについては、詳細はわかっておりません。あくまでも各業者に委託した金額が、ただいま部長が答弁した金額でございます。  以上です。 239 ◯議長(風野芳之君) 関 優嗣君。 240 ◯1番(関 優嗣君) ありがとうございます。一つ先を読んで、委託料ということで御回答いただきました。  それぞれ、これだけの費用がかかって、委託料として各業者さんへのお支払いがされているということですが、それでは、その委託先というのは、今現状それぞれ水海道、石下地区、それぞれに何社の業者さんによって委託請負されているのでしょうか。 241 ◯議長(風野芳之君) 経済環境部長。 242 ◯経済環境部長(小室孝二君) お答えいたします。  委託業者数でございますけれども、水海道地区が4社、石下地区が2社となってございます。  以上です。 243 ◯議長(風野芳之君) 関 優嗣君。 244 ◯1番(関 優嗣君) ありがとうございます。石下地区においては2社、また水海道地区においては4社ということですが、この業者さん、それぞれが担当している地区、エリア、ボリュームというものの配分についてお聞かせください。 245 ◯議長(風野芳之君) 経済環境部長。 246 ◯経済環境部長(小室孝二君) お答えいたします。  委託料の配分といいますか、割合というような形、先ほど水海道地区が1億2,265万8,200円と、石下地区が6,429万192円というふうなことで御答弁させていただきましたが、この内訳といいますか、比率というふうな形で答弁させていただきます。  水海道地区でございますが、4社というふうなことで答弁させていただきましたが、一番高い委託料の割合をお持ちの業者さんがそのうち36%、次が31%、その次が22%、その次が11%というふうな構成になってございます。  それから、同じく石下地区でございますが、石下地区は2社というふうな形になりますけれども、多いほうが82%、低いほうが18%、そういった構成になってございます。  以上でございます。 247 ◯議長(風野芳之君) 関 優嗣君。 248 ◯1番(関 優嗣君) ありがとうございます。大分配分、割合にもばらつきというか、上下では差が大きいように思われます。この割合、配分になった経緯について、もしおわかりであればお聞かせください。どういう流れでこの配分が今されているのか。 249 ◯議長(風野芳之君) 生活環境課長。 250 ◯生活環境課長(猪瀬 清君) それではお答えさせていただきます。  常総市の水海道地区4社につきましては、会社の規模やそれまでの経緯、ごみ回収が始まった時間、経緯、それから地域の特色などをかんがみまして、市と委託業者とで話し合いをして、納得した上で受け持つ区域をそれぞれ決め、委託料についても毎年話し合いで契約して、更新して、至っております。  以上でございます。 251 ◯議長(風野芳之君) 関 優嗣君。 252 ◯1番(関 優嗣君) 石下地区においてはどうなんでしょうか。 253 ◯議長(風野芳之君) 生活環境課長。 254 ◯生活環境課長(猪瀬 清君) 失礼しました。石下地区においても同様のような方式で実施しております。  以上です。 255 ◯議長(風野芳之君) 関 優嗣君。 256 ◯1番(関 優嗣君) ありがとうございます。それでは、この現状の割合に至るまでの経緯は、さまざま、その地域性であったりとか、また会社の規模、当然それに必要とされる機材の所有の数等にもよって決められているのかなと思うのですが、実際この割合になってどれぐらいたちますか。常総市になる以前からなのか、常総市になってから今の現状があるのか、お聞かせください。 257 ◯議長(風野芳之君) 生活環境課長。 258 ◯生活環境課長(猪瀬 清君) お答えさせていただきます。  当初、平成6年の4月まで、水海道地区では2社で始まっておりました。平成6年の4月から3社で、1社加わりまして、平成11年に1社が加わりました。それで現在まで来ているわけですけども、その間、平成12年に5種9分別から5種13分別に変わりました。そして、平成16年10月に、今度はびん、袋、コンテナ回収にまた方式が変わりまして、さらに24年4月から、24年度から今度は5種16分別に変わりました。こういう分別内容の変わるときに、若干でありますけども、収集エリアが変更になったという経緯がございます。  それで、現在、平成24年から現在まではずっと同じエリア、同じ回収業者で実施しているのが現状でございます。  以上です。 259 ◯議長(風野芳之君) 関 優嗣君。 260 ◯1番(関 優嗣君) ありがとうございます。当初は、平成6年までは2社ということで、それ以降、1社加わりまして、平成11年に水海道地区においてはさらに1社が加わり、今の4社体制になったということですが、実際1社ずつ、年度別に加わってきた経過があると思うんですが、その際の配分も、その都度その都度加わる業者さんを含め、またそれまで請け負っていただいていた業者さん、当然、当初2社でやっていたものを3社、4社とふやすからには、当初の2社の業者さんから分けてもらわないとエリアができない、新たな地区ができるということではないでしょうから、その辺もやはり業者さんとの打ち合わせということで決めてこられたんですよね。 261 ◯議長(風野芳之君) 生活環境課長。 262 ◯生活環境課長(猪瀬 清君) お答えさせていただきます。
     当初、2社から例えば3社、4社と変わる、また分別が変わったときに、例えば2社では分別の方法が細かくなったのでできないで、そのあたりを含めて、1社を加えて、含めて協議して、お互いに納得した上で収集エリアを決めたということでございます。  また、さらに、1社加わったことにつきましても、ペットボトルとか蛍光管とか、最終的には5種16分別になりまして、非常に細かくなりました。当初の3社、2社では当然なかなか難しく、詳しく分けると収集エリアが細かくなりますので、さらにその4社の中で協議をして、一番最後に入った業者が少し広めて、エリアを拡大して、そちらについても減少したエリアの業者さんに納得いただいて、現在の収集エリアに至ったという経緯がございます。  以上です。 263 ◯議長(風野芳之君) 関 優嗣君。 264 ◯1番(関 優嗣君) ありがとうございます。当然、分別の数がふえれば、その分、回収の回数であったりとか、当然積載する車等も分けなきゃいけないので、なかなか少ない数の会社では請け負い切れないということで、その時期その時期で業者さんの選定をされてやってこられたのかなと思います。実際、今の現状、4社になって、平成11年からですけども、これまでの間に、実際36%、一番多い割合を持っている業者さんと、11%の業者さん、この間を少しでもならすというか、量を均等化していこうなんていうような協議、検討、御相談などはされてきたことはありますか。 265 ◯議長(風野芳之君) 生活環境課長。 266 ◯生活環境課長(猪瀬 清君) それでは、お答えさせていただきます。  平成11年から4社になりまして、現在まで水海道地区については4社で市内を回してきたわけですけども、現在に至りまして、5種16分別になりました、そのときから若干のエリアの変更はあったかと思いますけども、現在のところ回収に当たりまして市民からの苦情、問い合わせとか、そういうようなものは特に生活環境課では聞いておりませんので、現在の収集エリアで十分それぞれの業者においては市民サービスの徹底のところまで行っておりますので、苦情がないということは今のエリアが一番のいい現在の割合なのかなと思っておりますので、そのようなことで現在まで進めております。  以上です。 267 ◯議長(風野芳之君) 関 優嗣君。 268 ◯1番(関 優嗣君) ありがとうございます。水海道地区の経過については、今お伺いしましたけども、石下地区においての2社によっての委託ということですが、こちらはどのような経過で今の2社体制になっておられるのでしょうか。 269 ◯議長(風野芳之君) 生活環境課長。 270 ◯生活環境課長(猪瀬 清君) それでは、お答えさせていただきます。  旧石下地区につきましては、合併以前から現在の収集業者で実施しております。また、市内の業者と、それから1社は市外なんですけども、市内の業者については可燃、不燃、ペットボトル、古紙などを集めていただく関係上、どうしても割合的には多くなってしまいます。先ほど申しました82%と18%というのが、その大きな、可燃、不燃、ペットボトル、古紙類の関係の金額でございます。  以上です。 271 ◯議長(風野芳之君) 関 優嗣君。 272 ◯1番(関 優嗣君) ありがとうございます。石下地区においては、旧石下町時代、合併前から今の体制ということですが、これは別にその業者さんが今後どうなってしまうとかということを言うのではなく、万が一、さきに起きました災害なんかのような場合に、例えばその業務に当たるために必要として備えられている、用意されている車であったりというものが仮に水没をしてしまった。業務が行えないとなった場合、82%、災害の場合には当然各方面からたくさんの御支援、御協力をいただいて、災害ごみの回収には当たっていただいた経緯がありますので、そこだけには該当しないかと思うんですが、その大きな割合を持った業者さんに万が一業務に当たれないようなやむを得ない事態が発生してしまった場合、それをどう対応するかというようなところまでの思案はございますか。 273 ◯議長(風野芳之君) 生活環境課長。 274 ◯生活環境課長(猪瀬 清君) お答えさせていただきます。  現在の関議員のお話は、これまでは一般廃棄物の話でしたけども、2年前の災害廃棄物の場合には、議員御存じのように横浜市、また名古屋から、さらに近隣の御協力を仰ぎましたので、また災害があったときには、1社が、例えば82%持っているところで何か事故等があった場合には、そのときにまた考えますけども、今現在のところ旧石下町時代からスムーズに、割合は多いですけれども、回収に当たりましてはスムーズに回収されておりますので、何かあったときの考えについては、ちょっと市では現在そのようなことは考えておりません。  以上です。 275 ◯議長(風野芳之君) 関 優嗣君。 276 ◯1番(関 優嗣君) ですから今、私も災害のときには各方面からたくさんの支援、協力をいただいて回収をした経緯がありますと。しかし、今こういう時代の中で、決して会社がだめになってしまうとかということではなく、いつ、どんな状況になるかがわからない、何が起こるかわからない、この今の中で、今クレームもなく、十分な市民サービスとして回収が行われているからいい、また何かが起きて、災害が起きたときには、またそういう支援を受けられるであろうということで、これまた話は飛んでしまいますが、危機管理というか、そういうときの備えというものは少なからず──これ、冬場の時期であればいいかと思います、まだ。夏場、日中30度超え、40度近くまでなる時期に可燃ごみ、1日置いただけでどうなるかは想像がつくかと思います。業者さんが回収に回れなくなった場合、どのような対応をしますか。 277 ◯議長(風野芳之君) 生活環境課長。 278 ◯生活環境課長(猪瀬 清君) お答えさせていただきます。  委託契約をするに当たりまして、何かあったときということは書いてはありませんけども、例えば会社のほうで何かあったときには、その代車、かえのパッカー車とか出すことになっております。ですので、その会社に何かあって回収ができないというようなことというものは、ないことはありませんけども、何かあったときのための対応策も契約の中に盛り込まれておりますので、そのあたりにつきましては問題はないというふうに考えております。  以上です。 279 ◯議長(風野芳之君) 関 優嗣君。 280 ◯1番(関 優嗣君) ありがとうございます。ちょっと答弁には難しいかと思うのですが、ただ、そのリスクを軽減させるという意味を考えれば、果たして従来どおり、ずっとこの割合配分でやってきたので、それで何らクレーム、不自由がないからこのまま続けますというのではなくて、そういう場合のリスクを若干、多少でも回避するためには、大きなこの差、1社があまりにも極端に大きなボリュームを持っているという現状を回避することも考えていく必要があるのではないでしょうか。それであれば、たとえどこかの1社が何らかの事情で業務に当たれなくなってしまった場合であっても、そのほかの業者さんとで配分し合って対応ができる。ただ、1社がこれだけのボリュームを持っていたのでは、そうそう、なかなか対応も難しいのではないかと思うのですが、その辺の配分の見直し等、今後検討するようなことはございますか。 281 ◯議長(風野芳之君) 経済環境部長。 282 ◯経済環境部長(小室孝二君) お答えいたします。  議員のほうから、リスクヘッジというんでしょうか、そういった中で御質問いただいているというふうなことだと思います。  常総市に限らず、ほかの県内、県外もそうなんでしょうけども、やはり各市町村とも同じような状況にあろうかと思いますので、そういったものもちょっと研究させていただいて、そういったことがあった場合に対応できるような方法を研究させていただきたいと思います。  以上でございます。 283 ◯議長(風野芳之君) 関 優嗣君。 284 ◯1番(関 優嗣君) ありがとうございます。そうですよね。何かが起きて慌てるのではなくて、やはり平時のときから少しでもそのリスクを回避し、いざ何かがあったときに市民の方々が困らないような体制を整備していくことが行政としての役目でもあると思いますので、さまざまな要因があってなかなかスムーズには進まないことなのかもしれませんが、ぜひそのような形で進めていただきたいと思います。  合併もして11年が経過しております。実際、石下地区、水海道地区、どうしても地区的に名称をつけるとなると、そういう旧市町村の呼び方になってしまうのかもしれませんが、その辺も含めて、もともと合併前に水海道地区を担当していた業者さんだから水海道だけをやればいい、石下町をやっていたから石下地区をやればいいというのではなくて、もっと常総市一つとしてエリアの見直しであったりとか、均衡性を図っていくということも考えていってもいいんじゃないかなと思うんですが、市長、以前より水海道、石下という分け隔たりをなくす提言もずっとされてきましたが、その一言にはなかなか値しない部分もあるかと思いますが、この点についてどのようなお考えがあるか、お聞かせください。 285 ◯議長(風野芳之君) 神達市長。                〔市長神達岳志君登壇〕 286 ◯市長(神達岳志君) 関議員の質問にお答えをしたいと思います。  今、水海道地区4社、石下地区2社ということで、市内の業者ということでいくと石下地区1社、水海道地区4社ということになると思いますけども、いずれにしても市民の皆さんに密接する、この一般ごみの収集、運搬作業、これの発注をしていく市側として、今、関議員がお話をいただいたBCPですね、危機管理、業務継続化計画、何かあった場合のリスクヘッジ、こういうことも含めて検討していかなければいけない時期にもなっていると思いますし、その搬出先も石下地区と水海道地区では分かれている現状もございまして、そういったごみの袋の違いの問題であったりとか、さまざまな問題が、この常総市が一体となり切れていない現状もございます。そういったところを総合的に勘案しながら、市民の皆さんにとって一番いい形を今模索しているところでございますので、議員の意見を参考にしながら、これから、この配分も含めて検討もしていきたいというふうに考えております。  以上です。 287 ◯議長(風野芳之君) 関 優嗣君。 288 ◯1番(関 優嗣君) ありがとうございました。ぜひよろしくお願いいたします。  以上で一つ目の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 289 ◯議長(風野芳之君) 関 優嗣君、質問を継続してください。担当が同じでございますのでお願いいたします。 290 ◯1番(関 優嗣君) ありがとうございます。それでは、引き続き、大項目2番目のごみのポイ捨て条例ということで通告をさせていただきました。  このポイ捨て条例であったり、県内の様子をちょっと調べてみましたところ、さまざま名称は違うにしても、ポイ捨てを禁止や防止する条例を制定している市町村としましては、古河市、龍ケ崎市、水戸市においては空き缶という言葉もついていたんですが、また守谷市、境町、そしてまちをきれいにする条例ということで制定されている市町村がつくば市、茨城町、ひたちなか市、神栖市、鹿嶋市、取手市ということで、ほかにもあるのかもしれませんが、ちょっと検索をして出てきたのがこちらの市町村になりました。どちらに関しても、こうした条例というのは、当然自分たちのまちをきれいにしたい、ごみのない、清潔で快適に過ごしやすい、美しいまちを目指すという点では同じなのかなと思います。  当然、常総市においても、平成17年12月28日に施行されております条例106号ですかね、ごみの散乱防止に関する条例というものがありますが、果たしてこの条例というか、決まりごとをどれほどの人たちが知っているのかなというと、お恥ずかしながら、私もつい最近、この質問に当たって知ったような状況で、ちょっとお恥ずかしい話なんですが、当市、常総市においては首都圏50キロ圏内ということもありますし、それよりも常総市は昭和49年以来の国民体育大会、平成31年に開催されるいきいき茨城ゆめ国体の中でもハンドボールの競技会場として指定を受けております。当然そういうものが開催されますと、県内外からたくさんの選手はもとより、応援、観戦、また運営に当たる方々ということで、多くの人々がいらっしゃるということは予想されることだと思います。そうした方々が来て、ちょっとまちを見て、交差点にとまれば中央分離帯の草の中には空き缶やらお弁当の食べた袋が散乱している、またまちを歩けば紙くずが落ちていたり、たばこの吸殻がどこそこに落ちていたりということで、決して常総市、皆さんをお迎えするに当たってはとても失礼なことになってしまうんじゃないかなと思います。  ただ条例だけをつくっていて、果たしてきれいになるか、絶対そういうことではないと思います。それをいかに市民の方々に知っていただいて、ごみの散乱を防止するに心がけていただく、また自分たちのまちだから、もしごみが落ちていればみんなで拾おうと、市内一斉清掃であったりとか、そういう活動を地域によってさまざまされている現状もあると思います。やはりそういう催し物があるからきれいにするというのではなくて、恒常的に、常に自分たちのまちをきれいにしましょうという意識を高めていくような活動として、もっと周知活動等含めてやっていく必要があると思うのですが、一気にこれを市内全体にというのはなかなか難しいと思いますので、お隣、守谷市などでは駅の周辺を重点に指定区域を設けて、例えば路上喫煙の罰金、その罰金というのも果たしていいものかどうかというところも賛否あると思われますが、そういう美化を強化する地域の指定などというものに関して、市のほうで何かお考えはありますか。 291 ◯議長(風野芳之君) これより答弁を求めます。経済環境部長。              〔経済環境部長小室孝二君登壇〕 292 ◯経済環境部長(小室孝二君) ポイ捨て条例の御質問にお答えいたします。  議員御指摘のとおり、守谷市、つくば市などでは環境美化の推進や歩行者等の安全確保を図るために、人の往来の多い地域、例えばつくばエクスプレスの駅前などでございますけれども、こういった地区を対象にポイ捨て条例を制定いたしまして、ポイ捨て禁止区域や路上喫煙禁止地区を指定してございます。これらの条例は、駅前清掃ボランティアの方々が定期的に清掃していてもごみやたばこのポイ捨てが後を絶たず、また歩きたばこによる火傷のおそれがあるとのことから、市民からの苦情が多く寄せられたことが制定のきっかけというふうに伺ってございます。また、両市とも条例に違反した場合には罰則も付されているというふうな状況でございます。  常総市でございますが、議員のほうから御指摘がございましたとおり、平成17年に常総市ごみの散乱防止条例が制定されてございまして、この条例で守谷市やつくば市と同様にごみ、たばこのポイ捨ても規制できる、そういった内容になっているというふうな状況でございます。しかしながら、議員御指摘のとおり、この条例のPRが十分でないという部分もあろうかと思いますが、市民の皆さんに十分に周知されていないというようなこともございますし、あと、今後茨城国体、あるいは東京オリンピック・パラリンピック、こういった開催も予定されているということもございまして、市としてもこれまで以上に環境美化に力を入れていく必要があるのかなというふうに考えてございます。  このため、議員から御提案のありましたとおり、条例を実効性のあるものとするために、市民の方にも十分周知を徹底してまいりたいというふうに考えてございますし、先ほど申し上げましたような大きなイベントに向けて一層環境美化に取り組むために、ちょっと条例、議員のほうからは地域指定のお話もございましたが、そういったのも含めましてちょっと検討させていただきたいというふうに考えてございます。  以上でございます。 293 ◯議長(風野芳之君) 関 優嗣君。 294 ◯1番(関 優嗣君) ありがとうございます。どうしても市内、市街地においては意外ときれいにするのは簡単なのかもしれませんが、私の地元でもあります農村部のほうに行きますと、どうしても幹線道路の横がゼブラゾーンになっていて、ちょっと車の休憩ができるような場所があったりして、そこでコンビニで買ったお弁当を食べて、そのままごみを持って帰って、ちゃんとごみ箱に捨ててくれればいいんですが、窓を開けてポイというが実際あるのかなと、どうしてもそういう場所に限ってごみが集中してあるような現状もありますので、そういうところから最初に規制をしていければいいのでしょうが、なかなか監視しているというのも難しいでしょうから、そのエリアを区切りやすいような、市街地であったり、駅周辺という地域を皮切りに、それを徹底していく中で徐々に広範囲に広げて、各地区であったり、自治区の御協力などもいただきながら、広範囲な、最終的には市全部がきれいになっていくような周知活動も含めて、やっていっていただければなと思います。なかなか難しい名前の条例、条例といいますとなかなか皆さん、とっつきにくい部分もあるのかもしれませんが、もっと、まちをきれいにしましょうキャンペーンみたいな形で、もっと優しい感じの呼びかけで、小さい子にでも、ごみは捨てちゃだめなんだよというのが簡単にわかるような周知方法をとっていっていただければと思います。  このごみのポイ捨て禁止条例、またはまちをきれいにする条例、きれいなまちづくり条例というものに関して、市長、お考えがあればお聞かせください。 295 ◯議長(風野芳之君) 神達市長。                〔市長神達岳志君登壇〕 296 ◯市長(神達岳志君) 質問にお答えをさせていただきます。  常総市各地で、今、このごみのクリーン作戦であったりとか、各自治会でも、市全体でも一斉清掃をやったりしておりますし、各提携業者さんなんかでもクリーン作戦なんかで、鬼怒川の土手、または水海道のパークであったりとかを自主的にやっていただいたり、各自治会でもいろいろなクリーン活動に対して取り組みをしている団体の方々に御協力をいただいているところもございます。また、子どもたちも、学校の周辺を自主的にごみ拾いをやっていただいたりとかという活動もしておりますし、さまざま市民の皆さんのそういう尊い活動が継続されているのは大変ありがたいと思います。市でも、こういった活動をより支援をしていく、または、先ほどお話がありましたように、こういう条例があったということも市民の皆さんもほとんど知らない状況にもございますので、そういった皆さんの活動を後押しする意味でも、この条例の内容の見直しの検討、または国体、またオリンピックに向けて、そういった市民の皆さんと一緒になって機運を高める運動展開、そういうものも、担当課も含めて積極的に検討していきたいというふうに考えております。  以上です。 297 ◯議長(風野芳之君) 関 優嗣君。 298 ◯1番(関 優嗣君) ありがとうございました。ぜひ、イベントに向けてで終了してしまうのではなくて、この先ずっと、先も見据えた美しいまち常総市、そして常総市、きれいでいいなと、行ってみたいな、さらには住んでみたいなという発展性を見出していけるような活動を積極的にしていければなと思います。私どもも積極的に市民活動等に参加していきたいと思いますので、執行部の皆さんもぜひ後押しのほうをよろしくお願いいたします。  以上で質問を終わらせていただきます。丁寧な回答、ありがとうござました。 299 ◯議長(風野芳之君) この際、事務局より資料を配付いたさせます。先ほどの小林議員の質問にあった振りかえ代休取得状況についての資料でございます。  なお、配付後に、この件について総務部長より発言の申し出がありますので、許可いたします。                   〔資料配付〕 300 ◯議長(風野芳之君) 配付終わりました。総務部長、登壇願います。               〔総務部長荒木悟志君登壇〕 301 ◯総務部長(荒木悟志君) 先ほど小林議員より御質問がありました、振りかえ代休において8週間以内に取得できない職員数につきましては、在職者525名中325名、61.9%の職員ができていない状況にあります。  以上でございます。よろしくお願いいたします。    ─────────────────────────────────  散会の宣告 302 ◯議長(風野芳之君) 本日の一般質問はこの程度にとどめ、散会といたします。                 午後3時02分散会 当サイトのコンテンツ(文章、画像、図表)は、常総市議会の著作物です。無断で複製、転載することを禁止します。 Copyright (c) Joso City Council Minutes, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...