請願第5号
大塚戸町通学道路拡幅整備に関する請願
道路改良拡幅整備(市道1-0226号)に関する請願が平成8年に提出され、松山橋付近まで完了していますが、これより貫通道路までが詳細設計を完了していたにもかかわらず、10年以上も未着工のまま放置されています。この道路は通学道路に指定されているということで平成24年には地元住民500名以上の署名をもって高杉市長に要望書を提出しております。平成25年には建設経済委員会が議長を通し、市民生活に密着した生活関連道路及び子どもたちの安全を確保するための通学路の整備について、合併特例債の活用を要望し、高杉市長に要望書を提出されています。
以上のことから、次世代を担う子どもたちの安全確保の為、拡幅整備の着工を早急にお願い致したく再度請願するものです。
上記のことについて請願書を提出する。
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日程第3 議案第47号 土地改良法による土地改良事業施行に伴う字の区域の一部変更に
ついて
(上程、説明)
10 ◯議長(岡野一男君) 日程第3に入ります。
議案第47号土地改良法による土地改良事業施行に伴う字の区域の一部変更について、以上の件を議題といたします。
(議案は別冊議案綴参照)
11 ◯議長(岡野一男君) 提案理由の説明を求めます。高杉市長。
〔市長高杉 徹君登壇〕
12 ◯市長(高杉 徹君) 議案第47号土地改良法による土地改良事業施行に伴う字の区域の一部変更について。
本案は、茨城県が施行する県営畑地帯総合整備事業に伴って、菅生町地内の字の区域を変更しようとするものであります。
県営畑地帯総合整備事業菅生地区につきましては、菅生町字古谷、平松及び初戸地内における約40ヘクタールの畑地の土地改良を行うもので、平成13年12月から事業に着手し、平成15年度から18年度までの間、埋蔵文化財の調査によって一時中断しましたが、昨年度までに土地の区画整理、用水機場の設置等が済み、今年度のパイプライン設置工事をもってすべての工事が完了することから、来年度中に換地処分が予定されております。
このため、換地処分に先立ちまして、字界を換地後の土地の境界に整合させる必要があることから、変更調書のとおり字の区域を変更することにつきまして、地方自治法第260条第1項の規定により議会の議決をお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
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日程第4 議案第48号 常総市福祉事務所設置条例の一部を改正する条例について
議案第49号 常総市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関す
る基準を定める条例について
議案第50号 常総市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条
例について
議案第51号 常総市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定
める条例について
議案第52号 常総市医療福祉費支給に関する条例の一部を改正する条例につい
て
(一括上程、説明)
13 ◯議長(岡野一男君) 日程第4に入ります。
議案第48号常総市福祉事務所設置条例の一部を改正する条例について、議案第49号常総市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例について、議案第50号常総市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例について、議案第51号常総市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例について、議案第52号常総市医療福祉費支給に関する条例の一部を改正する条例について、以上5件を一括議題といたします。
(議案は別冊議案綴参照)
14 ◯議長(岡野一男君) 提案理由の説明を求めます。高杉市長。
〔市長高杉 徹君登壇〕
15 ◯市長(高杉 徹君) 議案第48号常総市福祉事務所設置条例の一部を改正する条例について。
この条例は、母子及び寡婦福祉法が改正されることに伴って、条文中の引用部分について必要な改正を行うとともに、条項の構成を見直す改正を行おうとするものであります。
福祉事務所の設置につきましては、社会福祉法の規定によって条例でこれを定めることとされており、その所掌事務に関しましても同法の規定において生活保護法、児童福祉法、母子及び寡婦福祉法等の法律が列挙され、これらの法律に基づく事務を所掌することと定められております。
このため、条例においてその所掌事務の根拠となる法律名を社会福祉法の規定と同様に列挙していますが、これら根拠法のうち、母子及び寡婦福祉法が改正され、その題名が母子及び父子並びに寡婦福祉法に改められることから、今回条例中に列挙する根拠法の題名を削り、社会福祉法に規定する福祉事務所の所掌事務に関する条項を引用する形で改めるとともに、あわせて別表の規定及び委任規定について見直しを図り、その構成を整える改正を行うことといたします。
続いて、議案第49号常総市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例について。
この条例は、子ども・子育て支援法に基づく新たな給付制度の創設に伴って、認定こども園、幼稚園及び保育所について、特定教育・保育施設として、また、家庭的保育事業、小規模保育事業、居宅訪問型保育事業及び事業所内保育事業については特定地域型保育事業として位置づけられた上で、これらの施設及び事業の運営に関しては市町村が定める基準に従って行わなければならないとされることから、その基準に係る条例を定めようとするものであります。
子ども・子育て支援法では、施設または事業者に対して補助金を交付する従来の方式を改め、教育・保育の提供を受けた子どもの保護者に対し、施設型給付費または地域型保育給付費を支給する方式が創設され、これらの給付費は施設または事業者が代理受領し、保護者は給付費との差額を自己負担分として施設または事業者に支払うこととなります。
これに伴いまして、給付費の支給の対象となる施設または事業は、あらかじめ市町村の確認を受けた上で、市町村が条例で定める運営に関する基準に従って教育・保育を提供しなければならないとされるため、条例において施設及び事業における利用定員、利用の申し込み、利用者負担額の受領、教育・保育の取り扱い方針等の基準に関しまして、子ども・子育て支援法に基づく内閣府令と同様の内容を規定することといたします。
なお、新たな給付制度の開始時期に関しましては、内閣府による情報提供では来年4月からの実施が見込まれております。
続いて、議案第50号常総市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例について。
この条例は、子ども・子育て支援法の制定に伴って児童福祉法が改正をされ、家庭的保育事業等における設備及び運営に関する基準について、同法に基づく厚生労働省令で定める基準に従って条例で定めなければならないことから、これを制定しようとするものであります。
現行の児童福祉法では、市町村に限って家庭的保育事業を行うことができるとされていますが、同法の改正に伴って新たに小規模保育事業、居宅訪問型保育事業及び事業所内保育事業が規定をされ、家庭的保育事業を含めたこれら事業について家庭的保育事業等と定義されるとともに、市町村長の認可を受けることによって、だれでもこれらの事業を行うことができることとなります。
これによって、家庭的保育事業等に係る認可申請を市町村長が受けた場合は、児童福祉法に定める経営主体の要件に該当し、かつ条例で定める設備及び運営に関する基準に適合すると認められるときは、これを認可することとなるため、条例において事業者の一般原則、保育所との連携、職員の配置、施設の面積及び構造等の基準に関しまして、厚生労働省令と同様の内容を規定することといたします。
なお、省令に定める基準と異なる内容といたしまして、家庭的保育事業及び小規模保育事業のうち利用乳幼児の人数が少ない施設において、省令の基準では保育者が1人になる場合があることから、条例では、保育者の最低人員を2人とするほか、事業所内保育事業における乳児室の面積について、省令に定める基準の倍の広さとし、保育所に設ける乳児室の場合と同じ面積といたします。
続いて、議案第51号常総市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例について。
この条例は、子ども・子育て支援法の制定に伴って児童福祉法が改正をされ、放課後児童健全育成事業における設備及び運営に関する基準について、同法に基づく厚生労働省令で定める基準に従って条例で定めなければならないことから、これを制定しようとするものであります。
現行の児童福祉法では、放課後児童健全育成事業を行う場合には都道府県知事への届け出が必要とされていますが、同法の改正に伴い、事業を行おうとする者はあらかじめ市町村長へ届けなければならないとされ、また、市町村長は事業における設備及び運営に関する基準を条例で定めた上で、事業者にその基準を遵守させるため施設への立ち入り調査等を行い、さらに基準に適合しないと認められる場合には必要な措置命令を行うほか、事業を停止させることができることとなります。
このため、条例において事業運営に係る原則、職員の資格及び人数、運営規程、開所時間等の基準に関しまして、厚生労働省令と同様の内容を規定することといたします。
続いて、議案第52号常総市医療福祉費支給に関する条例の一部を改正する条例について。
この条例は、母子及び寡婦福祉法が改正されることに伴って、条文中で引用する同法の題名等を改めようとするものであります。
母子及び寡婦福祉法の改正につきましては、ひとり親家庭への支援体制の充実を図るため、就業支援、子育て支援等を強化する施策が盛り込まれたほか、父子も支援対象であることを明確にするため、新たにひとり親家庭の父に関する定義が追加されるとともに、法律名に父子が加えられることとなりました。
このため、条例で引用する法律名を改めるとともに、別表に規定するひとり親家庭の父に関する定義を削り、法律に追加された定義の条項を引用する規定に改めることといたします。
以上5件について一括して提案理由の説明をいたしました。どうぞよろしくお願いいたします。
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日程第5 議案第53号 道路の整備に関する平成26年度委託契約の締結について
議案第54号 常総市営住宅管理条例の一部を改正する条例について
(一括上程、説明)
16 ◯議長(岡野一男君) 日程第5に入ります。
議案第53号道路の整備に関する平成26年度委託契約の締結について、議案第54号常総市営住宅管理条例の一部を改正する条例について、以上2件を一括議題といたします。
(議案は別冊議案綴参照)
17 ◯議長(岡野一男君) 提案理由の説明を求めます。高杉市長。
〔市長高杉 徹君登壇〕
18 ◯市長(高杉 徹君) 議案第53号道路の整備に関する平成26年度委託契約の締結について。
この契約は、仮称鹿小路細野線道路整備事業につきまして、今年度分の事業費4億円の工事を茨城県知事へ委託するものであります。
工事の内容に関しましては、本線の改良工事及び舗装工事、2カ所の交差点改良工事等の延べ1,100メートルの区間を予定しており、今月1日に仮契約を締結いたしました。
この工事委託につきましては、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条に該当することから、地方自治法第96条第1項第5号の規定により議会の議決をお願いいたします。
続いて、議案第54号常総市営住宅管理条例の一部を改正する条例について。
この条例は、中国残留邦人等の円滑な帰国の促進、永住帰国後の自立の支援に関する法律が改正されることに伴って、条文中で引用する同法の題名等を改めようとするものであります。
永住帰国された中国残留邦人の方々につきましては、国民年金法に基づく老齢福祉年金が満額支給されるほか、生活保護と同水準の支援給付が行われていますが、今回、中国残留邦人が亡くなられた場合の永住帰国前からの配偶者に対して、新たな支援金の支給制度が創設されることに伴って、その法律の題名が改正されることから、条例中の入居資格の規定において引用する法律名を改めるとともに、支給制度の適用を受ける配偶者を入居資格者に加える改正を行うことといたします。
以上2件について一括して提案理由の説明をしました。よろしくお願いいたします。
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日程第6 議案第55号 平成26年度常総市一般会計補正予算(第3号)
(上程、説明)
19 ◯議長(岡野一男君) 日程第6に入ります。
議案第55号平成26年度常総市一般会計補正予算(第3号)、以上の件を議題といたします。
(議案は別冊議案綴参照)
20 ◯議長(岡野一男君) 提案理由の説明を求めます。高杉市長。
〔市長高杉 徹君登壇〕
21 ◯市長(高杉 徹君) 議案第55号平成26年度常総市一般会計補正予算(第3号)について、説明申し上げます。
今回の補正予算の総額は、9億6,624万8,000円の増額で、予算規模は237億8,671万2,000円になるものであります。
補正の主な内容は、民間の認定こども園建設補助金、道路新設改良事業及び図書館のアスベスト除去工事費などの計上でございます。
なお、水海道庁舎建設事業費及び民間認定こども園建設補助金につきましては、年度内の完了が難しいため、繰越明許費を設定するものであります。
まず、歳入の主な内容ですけれども、地方交付税につきましては、交付決定による補正でございます。
国・県支出金につきましては、民間の認定こども園建設事業に係る安心こども支援事業費補助金、資源リサイクル畜産環境緊急対策事業などを計上いたしました。
市債につきましては、普通交付税算定により額が決定をした臨時財政対策債の追加計上であります。
次に、歳出の主な内容について説明申し上げます。
まず、総務費ですが、水海道庁舎建設事業費として開庁式経費及びエレベーター改修工事費の計上のほか、公用及び公共用施設の整備事業に要する資金に充てるための公共施設整備基金の積立金などを計上いたしました。
民生費につきましては、幼保連携型の民間の認定こども園園舎建てかえに伴う補助金などの計上でございます。
次に、衛生費ですが、保健センターの老朽化に伴う改修事業費、斎場の雨漏り改修工事に係る実施設計委託料などの計上でございます。
土木費につきましては、生活道路の道路新設改良事業費、大生郷工業団地の市街化区域への追加編入などに伴う都市計画策定業務委託料などを計上いたしました。
次に、教育費ですが、石下地区にことしの10月より追加新設を予定する土曜日補習教室事業費の計上、地域交流センターの空調改修工事費及び図書館のアスベスト除去工事費などを計上いたしました。
災害復旧費につきましては、東日本大震災で被害を受けた吉野公園の護岸等の復旧工事につきまして、工法等の変更による工事費を追加計上いたしました。
歳出の主なものは以上でございまして、その他の経費につきましては必要最小限の補正をいたしました。
以上が一般会計補正予算の概要であります。詳細につきましては、各部長から説明させますので、十分御検討の上、適切な議決を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。
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日程第7 認定第1号 平成25年度常総市一般会計
歳入歳出決算認定について
(上程、説明)
22 ◯議長(岡野一男君) 日程第7に入ります。
認定第1号平成25年度常総市一般会計
歳入歳出決算認定について、以上の件を議題といたします。
(議案は別冊議案綴参照)
23 ◯議長(岡野一男君) 提案理由の説明を求めます。会計管理者。
〔会計管理者大久保雅夫君登壇〕
24 ◯会計管理者(大久保雅夫君) 認定第1号平成25年度常総市一般会計
歳入歳出決算について、御説明申し上げます。
まず、予算につきましては、当初予算額228億5,000万円のところ、数度の補正、さらに前年度からの繰越額を加えました予算現額は262億2,670万2,000円でございます。これは、前年度に比較いたしまして7億1,169万6,000円の減で、率にして2.6%の減であります。この予算に対する歳入につきましては、258億5,881万7,777円の収入済額で、98.6%の収入率であり、前年度に比較し5,250万5,210円の増となっております。また、調定額265億2,921万4,886円に対しまして、97.5%の収入率で、5億9,255万2,791円の収入未済額を生じましたが、その主なものは市税、諸収入等であります。
なお、市税につきましては、7,565万4,904円の不納欠損処分を行った結果、収入未済額は5億3,469万7,811円となり、その他の収入未済額とともに滞納繰越分として翌年度へ繰り越しいたしました。
次に、歳出につきましては、支出済額246億6,667万1,373円で、執行率は94.1%となり、3億8,854万8,627円の不用額を生じました。
不用額の主なものは、総務費の2,735万6,972円、民生費の1億3,406万7,029円、教育費の7,531万7,213円であります。
以上の中で、主要施策として実施されたものを申し上げますと、建設事業関係では水海道庁舎改築工事、石下西中学校校舎建築及び体育館建設工事、菅生小学校耐震補強工事等の各事業、さらに防災無線整備事業等であります。また、その他の分野では生活・障がい者扶助費、医療福祉、児童手当等の民生費関係、生産調整推進対策事業等の農政関係、東日本大震災に係る災害復旧事業費があります。
以上、申し上げました
歳入歳出決算の結果、差引残額は11億9,214万6,404円となりましたが、このうち4億2,522万9,000円は繰越明許費の財源でありますので、これらを差し引いた7億6,691万7,404円を平成26年度へ繰り越しいたしました。
以上が平成25年度の一般会計決算の概要であります。詳細につきましては、委員会等におきまして御説明申し上げますので、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
以上でございます。
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日程第8 認定第2号 平成25年度常総市国民健康保険特別会計
歳入歳出決算認定につい
て
認定第3号 平成25年度常総市後期高齢者医療特別会計
歳入歳出決算認定につ
いて
認定第4号 平成25年度常総市介護保険特別会計
歳入歳出決算認定について
認定第5号 平成25年度常総市介護サービス事業特別会計
歳入歳出決算認定に
ついて
認定第6号 平成25年度常総市公共下水道事業特別会計
歳入歳出決算認定につ
いて
認定第7号 平成25年度常総市大生郷特定公共下水道事業特別会計歳入歳出決
算認定について
認定第8号 平成25年度常総市農業集落排水事業特別会計
歳入歳出決算認定に
ついて
(一括上程、説明)
25 ◯議長(岡野一男君) 日程第8に入ります。
認定第2号平成25年度常総市国民健康保険特別会計
歳入歳出決算認定について、認定第3号平成25年度常総市後期高齢者医療特別会計
歳入歳出決算認定について、認定第4号平成25年度常総市介護保険特別会計
歳入歳出決算認定について、認定第5号平成25年度常総市介護サービス事業特別会計
歳入歳出決算認定について、認定第6号平成25年度常総市公共下水道事業特別会計
歳入歳出決算認定について、認定第7号平成25年度常総市大生郷特定公共下水道事業特別会計
歳入歳出決算認定について、認定第8号平成25年度常総市農業集落排水事業特別会計
歳入歳出決算認定について、以上7件を一括議題といたします。
(議案は別冊議案綴参照)
26 ◯議長(岡野一男君) 提案理由の説明を求めます。会計管理者。
〔会計管理者大久保雅夫君登壇〕
27 ◯会計管理者(大久保雅夫君) 認定第2号平成25年度常総市国民健康保険特別会計
歳入歳出決算について、御説明申し上げます。
まず、歳入につきましては、予算現額82億3万4,000円に対し、調定額96億7,210万1,386円、収入済額87億524万8,847円であります。予算現額に対する収入率は106.2%、調定額に対しては90.0%の収入率です。主なものは、国民健康保険税21億82万2,558円、国庫支出金20億1,765万297円であります。
なお、国民健康保険税につきましては、1億8,442万1,812円の不納欠損処分を行いましたので、収入未済額は7億7,939万1,145円となり、その他の収入未済額とともに滞納繰越分として翌年度へ繰り越しいたしました。
次に、歳出につきましては、78億3,231万7,719円の支出済額で、このうち50億3,228万4,969円が保険給付費で、11億1,994万208円が後期高齢者支援金等であります。予算に対する執行率は95.5%で、3億6,771万6,281円の不用額を生じましたが、その主なものは保険給付費であります。
以上によりまして、歳入歳出差引残額は8億7,293万1,128円となり、これを平成26年度へ繰り越しいたしました。
次に、認定第3号平成25年度常総市後期高齢者医療特別会計
歳入歳出決算について、御説明申し上げます。
歳入につきましては、予算現額10億6,291万8,000円に対し、調定額11億3,499万6,135円、収入済額11億3,038万2,135円であります。予算現額に対する収入率は106.3%です。主なものは、保険料3億4,715万2,900円、繰入金7億860万5,000円であります。
歳出につきましては、9億6,759万6,324円の支出済額で、後期高齢者医療広域連合納付金9億5,238万6,651円が主な支出であります。予算に対する執行率は91.0%で、9,532万1,676円の不用額を生じました。
以上によりまして、歳入歳出差引残額1億6,278万5,811円を平成26年度へ繰り越しいたしました。
続きまして、認定第4号平成25年度常総市介護保険特別会計
歳入歳出決算について、御説明申し上げます。
歳入につきましては、予算現額46億5,397万9,000円に対し、調定額46億1,426万2,858円、収入済額45億7,545万115円であります。予算現額に対する収入率は98.3%です。主なものは、保険料9億7,795万9,600円、国庫支出金9億5,607万1,280円、支払基金交付金12億588万1,000円、県支出金6億2,382万7,862円及び繰入金6億8,255万1,000円であります。
歳出につきましては、45億2,233万3,923円の支出済額で、保険給付費41億3,907万940円が主な支出であります。予算に対する執行率は97.2%で、1億3,164万5,077円の不用額を生じました。
以上によりまして、歳入歳出差引残額5,311万6,192円を平成26年度へ繰り越しいたしました。
次に、認定第5号平成25年度常総市介護サービス事業特別会計
歳入歳出決算について、御説明申し上げます。
歳入につきましては、予算現額1,357万5,000円に対し、調定額、収入済額ともに1,276万959円で、予算現額に対する収入率は94.0%で、サービス収入が主なものであります。
歳出につきましては、690万7,926円の支出済額で、予算に対する執行率は50.9%となり、666万7,074円の不用額を生じました。
以上によりまして、歳入歳出差引残額585万3,033円を平成26年度へ繰り越しいたしました。
続きまして、認定第6号平成25年度常総市公共下水道事業特別会計
歳入歳出決算について、御説明申し上げます。
歳入につきましては、予算現額11億780万4,000円に対し、調定額10億4,439万4,145円、収入済額10億1,107万5,113円で、予算現額に対する収入率は91.3%になります。主なものは、使用料及び手数料1億8,704万4,438円、国庫支出金8,294万5,000円、繰入金4億2,288万2,000円及び市債2億6,210万円であります。
歳出につきましては、9億9,705万7,154円の支出済額で、予算に対する執行率は90.0%となり、1,895万6,846円の不用額を生じました。なお、公共下水道事業費の一部9,179万円を繰越明許費として翌年度へ繰り越しいたしました。
恐れ入ります。次のページをお開き願います。以上によりまして、歳入歳出差引残額1,401万7,959円となりましたが、このうち翌年度に繰り越すべき財源として繰越明許額459万円を差し引いた942万7,959円を平成26年度へ繰り越しいたしました。
次に、認定第7号平成25年度常総市大生郷特定公共下水道事業特別会計
歳入歳出決算について、御説明申し上げます。
歳入につきましては、予算現額9,919万7,000円に対し、調定額、収入済額ともに9,792万4,513円で、予算現額に対する収入率は98.7%になります。主なものは、使用料及び手数料3,665万8,125円、繰入金4,731万9,000円であります。
歳出につきましては、9,688万4,468円の支出済額で、予算に対する執行率は97.7%となり、231万2,532円の不用額を生じました。
以上によりまして、歳入歳出差引残額104万45円を平成26年度へ繰り越しいたしました。
最後になりますが、認定第8号平成25年度常総市農業集落排水事業特別会計
歳入歳出決算について、御説明申し上げます。
歳入につきましては、予算現額3億9,574万4,000円に対し、調定額3億9,908万3,781円、収入済額3億9,495万8,167円で、予算現額に対する収入率は99.8%になります。主なものは、使用料7,380万1,135円、繰入金3億1,968万8,000円であります。
歳出につきましては、3億8,911万8,894円の支出済額で、農業集落排水事業費が主な支出でございます。予算に対する執行率は98.3%となり、662万5,106円の不用額を生じました。
以上によりまして、歳入歳出差引残額583万9,273円を平成26年度へ繰り越しいたしました。
以上が平成25年度特別会計決算の概要であります。詳細につきましては、委員会等におきまして御説明申し上げますので、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
以上でございます。
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日程第9 認定第9号 平成25年度常総市水道事業会計決算認定について
(上程、説明)
28 ◯議長(岡野一男君) 日程第9に入ります。
認定第9号平成25年度常総市水道事業会計決算認定について、以上の件を議題といたします。
(議案は別冊議案綴参照)
29 ◯議長(岡野一男君) 提案理由の説明を求めます。都市建設部長。
〔都市建設部長飯田昭典君登壇〕
30 ◯都市建設部長(飯田昭典君) 認定第9号平成25年度常総市水道事業会計決算について、御説明申し上げます。
初めに、決算報告書について御説明申し上げます。
収益的収入につきましては、予算額13億7,850万4,000円に対し、決算額13億6,965万1,394円で、885万2,606円の減です。収益的支出につきましては、予算額13億9,782万3,000円に対し、決算額13億7,005万4,094円で、2,776万8,906円の不用額が生じました。
次に、資本的収入につきましては、予算額1億4,750万に対し、決算額1億3,660万5,001円で、1,089万4,999円の減です。資本的支出につきましては、予算額6億8,899万5,000円に対し、決算額は6億6,595万7,831円で、2,303万7,169円の不用額となりました。収入が支出に不足する額5億2,935万2,830円は、過年度損益勘定留保資金並びに当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額で補填いたしました。建設改良費では、西部5号井新設工事、相野谷浄水場運転監視システム更新工事等を実施いたしました。
次に、損益計算書について御説明申し上げます。
収益は、営業収益12億3,783万6,381円、営業外収益6,801万2,490円であります。費用は、営業費用11億9,290万2,185円、営業外費用1億2,085万9,535円で、差し引き791万2,849円の経常損失が生じ、当年度純損失は791万2,849円となり、前年度繰越欠損金2億2,708万8,162円とあわせて、当年度末処理欠損金が2億3,500万1,011円となります。
次に、水道事業剰余金計算書について御説明申し上げます。
まず、資本剰余金の部では、当年度において増加した工事負担金を加えまして、75億9,205万2,833円であります。
また、利益剰余金の部では、建設改良積立金の当年度末残高は、9,535万6,068円であります。欠損金につきましては、前年度未処理欠損金の2億2,708万8,162円に、先ほど御説明申し上げました当年度純損失791万2,849円をあわせました2億3,500万1,011円が当年度未処理欠損金となります。
次に、水道事業欠損金処理計算書について御説明申し上げます。
当年度未処理欠損金が2億3,500万1,011円であり、欠損金処理額が0円で、そのまま翌年度繰越欠損金となります。
最後に、貸借対照表について御説明申し上げます。
資産といたしましては、有形固定資産が167億502万1,277円、無形固定資産が90万8,529円で、固定資産合計が167億592万9,806円、流動資産が6億8,438万9,541円で、資産合計は173億9,031万9,347円となります。負債につきましては、固定負債2,353万4,000円、流動負債1億6,679万8,139円で、負債合計は1億9,033万2,193円であります。資本につきましては、資本金が自己資本金及び借入資本金をあわせて97億4,757万9,264円、剰余金が資本剰余金及び利益剰余金をあわせて74億5,240万7,890円で、負債資本の合計は173億9,031万9,347円となり、貸借が一致いたしております。
以上が水道事業会計決算の概要でございます。
なお、詳細につきましては、委員会等において御説明申し上げますので、十分御検討の上、御承認いただきますよう、よろしくお願いいたします。
以上でございます。
31 ◯議長(岡野一男君) 次に、認定第1号ないし認定第9号、以上9件につきましては監査委員から監査結果の報告が付されておりますので、この際報告を求めます。北村監査委員。
〔監査委員北村栄子君登壇〕
32 ◯監査委員(北村栄子君) 監査委員の北村でございます。
それでは、平成25年度常総市各会計決算審査の結果を御報告させていただきます。
初めに、常総市一般会計及び各特別会計について申し上げます。
地方自治法第233条第2項及び第241条第5項の規定に基づき、市長から審査に付されました平成25年度常総市一般会計及び国民健康保険特別会計をはじめとする各特別会計
歳入歳出決算並びに平成25年度各基金の運用状況につきましては、各会計
歳入歳出決算書、事項別明細書、実質収支に関する調書、財産に関する調書、各基金の運用状況に関する調書はいずれも関係法令の規定に基づいて作成されており、関係諸帳簿及び証拠書類と照合・審査した結果、その計数は正確であり、平成25年度の決算が適正であることを認めました。
この中で、保健センターの老朽化に伴う改修事業費7,200万円が計上されております。私は、実は保健センターに関しては以前一般質問で質問したことがあります。このとき質問した内容というのは、保健センターが耐震化が不十分であり、もしかしたら保健センターが水海道の森下町から石下の福祉センターに移動するのではないかと、こういう話が市民の間で非常に話題になっておりまして、この件を含めて保健センターの耐震化について聞いたことがあります。今回、この予算を見ると、7,200万円計上されておりまして、老朽化に伴う改修事業費ということであれば、耐震の件は既にクリアしたというふうに考えていいのかということをまず一つ。
あと、改修するんですから、耐震には問題ないというふうに私は考えてこれを質問しているんですけども、あともう一点については、そのとき、市民の要望として、水海道の森下町から保健センターがなくなったら大変だというような、小さなお子さんを連れたお母さん方、赤ちゃんの健診に行くときに、石下の福祉センターに行かれたのでは、車もない、足もない、こういう状況の中で非常に困ると。やはり福祉センターのほうで石下の方が健診をしたりするのも結構ですけども、ぜひ水海道の保健センターは残してもらいたい、こういう要望があって私は一般質問しております。今回、このような改修をして、従来どおり水海道の保健センターで幼児健診や成人検診、婦人科検診、あとはいろいろな福祉関連の講習などが継続してできるのかということについて、あわせてお答えいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
60 ◯議長(岡野一男君) これより答弁を求めます。保健福祉部長。
〔保健福祉部長石塚 隆君登壇〕
61 ◯保健福祉部長(石塚 隆君) ただいまのご質問にまずお答えをしたいと思います。
最初に、後段にお話しされました保健センターでの健診業務等について、実施されるのかどうかということに関してまずお答えをしたいと思います。それについては、今までもそうですけれども、今後も保健センターで健診業務、今現在やられているような業務をそこでもちろんやっていきます。まだ、今のお話の中に、保健センターがなくなるとか、そういうことはございませんし、これまでどおり業務はしていくということで進んでいるというか、そういうことでございます。
補正予算については、まさにお話があったように老朽化した部分の補修をするための費用、空調関係が主になりますが、空調関係と、エレベーターの改修のための予算を今回計上しているということでございます。
耐震に関しては、現状のままで改修をして、保健センターとして使用していくというような内容でございます。
以上です。
62 ◯議長(岡野一男君) 遠藤章江君。
63 ◯3番(遠藤章江君) なかなか核心に触れられないようですので、私が調べさせた結果を先に言わせていただきますね。保健センターを改修する目的は、保健センターから、現在やっている保健推進課ですか、それを別の場所に、福祉センターのほうに移動して、その場所に社会福祉協議会、これを入れるという、そういう話が持ち上がっているといううわさを聞いたんですね。ですから、その事実関係を私は確かめたいんです。
それで、今まで空調は壊れていましたし、内部も非常にひどい状況でしたよ、保健センター。床もめくれ上がっているし。私は学校薬剤師もしておりますので、よくあそこの場所は行くんですね。非常に老朽化をして、恐らく再三再四、改善してほしい、修繕してほしいという要望はその部署から出ていたと私は思います。しかし、それをやらないで、今回いきなり7,200万円もの予算をつけて、それでなぜ改修するのかということなんですね。
ですから、今お話ししたように、健診はやりますよと。それは一部屋、二部屋で健診できると思っていらっしゃるかもしれませんけども、乳幼児健診とか、お医者さんが来て予防接種する健診なんていうのは、これはきちんとした空間じゃないとだめなんですよ。その辺を、ちょっと一部屋借りて、そこで予防接種しますとか、健診しますというわけにいかないですよね。やはり健診をやるというのは、それなりの条件をクリアした施設でないと健診というのはなかなかできないですよ、衛生面もありますから。ですから、そこに社会福祉協議会を入れて、なおかつ健診もやりますと、そういう理屈は、私は医療従事者としては到底納得いかない、そういう理屈はね。ですから、その辺の事情が本当かどうか、まず確認したいことが1点。
あと、結局、じゃあ健診はあそこでやりますよと、一部屋あります、二部屋あります。結局、のき下を借りて母屋を取られると、そういうことわざだってあるんですよね。社会福祉協議会のほうがどんどん場所を広げていったらどうなるんですか。今、3階に児童デイの施設があると、これは高杉市長の肝入りでつくった施設かもしれませんけども、その施設を重要視して、もしかしたら保健推進課を外に出すと、そういうお考えも私は納得できない。
ですから、その辺も含めて答弁をいただきたいし、高杉市長の新しい庁舎に対するお考えとして、ワンストップでやるという話ですよね。ワンストップで庁舎は。そういうお考えですよね。これは答弁していただきたいですけど、市長にも。ワンストップでやるということは、現在石下に行っている教育委員会、都市建設、すべて本庁舎に戻すということですよ、ワンストップというのは。つくばに行ったって、守谷に行ったって、すべて本庁舎の中にありとあらゆる部署が入っているんですよ。これがワンストップ。石下のほうに保健推進課だけ移すとか、教育委員会だけ石下に置くとか、こういうのはワンストップじゃないですよ。御自身が政策として挙げられたことはしっかり守っていただきたいんです。ワンストップでやるんだったら、本庁舎にすべての施設入れてください。そういうことです。ですから、もう一回答弁してください。
64 ◯議長(岡野一男君) 高杉市長。
〔市長高杉 徹君登壇〕
65 ◯市長(高杉 徹君) 大変重要なことなので、私のほうからお答えをしたいと思いますが、まず保健センターの今回の補正予算の改築については、今回しっかりとこの機会に直そうということでありますし、もう一つ目の保健センターは、現在と同じような形で進めていきたいというふうに私は考えております。
以上であります。
66 ◯議長(岡野一男君) 市長、ワンストップはどうなのかということ〔「社協が入るのかどうかということだよ」と呼ぶ者あり〕
67 ◯市長(高杉 徹君) 今のところ、社協が入るという考えはありません。
それから、ワンストップについてですけれども、これはこの議案とはちょっと違うんですけれども、当然新しい施設ができれば市民の手続にはワンストップでやれるような形で今のところ考えております。
ただ、教育委員会については、教育委員会をこちらにというのはできませんけれども、教育委員会関係の手続についてもこちらでできるような形を考えております。
68 ◯議長(岡野一男君) 遠藤章江君。
69 ◯3番(遠藤章江君) 今のところ考えていないということは、今じゃなくなった、後になったら考えるかもしれないですよね。そういうことですよね。いや、絶対にありませんと言ってもらいたいですね、やらないのであれば、ここで。絶対にありませんと。今のところとか、そういうあいまいな答弁では困る。
これは議長、すみません、質問は何回までですか。これで終わりですか。じゃあ、これで1回で答えていただくように全部やりますね。
ですから、絶対に社会福祉協議会はあそこに入らないと、今後一切そういうことはないというふうに否定していただかないと困りますし、あともう一つ、一番の問題は、ついでだから言いますけどね。市長も言っているように、常総市の一番の問題というのはもう少子高齢化で人口がふえないことなんですよね。唯一人口がふえているのは、内守谷のあの新しいところですよね、きぬの里。そこが一番人口がふえている。子どもの出生率も高い、赤ちゃんもいっぱいいる。
これ、もし石下のほうに保健推進課が移って、常総市の端から常総市の端まで移るのにどれぐらい時間かかると思います。1時間以上かかりますよ、混んでいるときは。こういうような市民サービスの低下を招くような、そういう施策というのは絶対市民の声としては反対ですから。それを市長はきちんと聞いてほしいんですね。机の上だけで、チェスのこまを動かすみたく、あっちへやったり、こっちへやったり、市役所の部署を動かすような、そういうことはやめてもらいたいんですよ。一番市民サービスが低下しないようにするにはどうしたらいいか。そして、その職場で働く人がどこにいたら一番効率よく動けるかですよ。保健師たちがどうやったら一番効率よく動けるか。石下のほうにやるんだったら、まだ水海道の庁舎の中にいっぱい空いているところあるじゃないですか。これから新しい庁舎ができて、第2、第3分庁舎も空くと。そういうことを含めて考えていただかないと、最終的に一番割に合わない、不満が起こるのは市民ですから。机の上だけで、自分たちの都合だけで、中の機構をどういうふうに改革するかとかいうことは決めないで、少なくとも一般質問した議員くらいには話があっていいと思いますよ、この件は。あとは、いろいろな議員の意見も聞くと、これは大事なことだと思います。執行部だけで何でも決め過ぎる、議会軽視だと、これは私は今、つくづくいろいろな面でそう思っていますけども、どうなんでしょう、こういうところは。きっぱりと保健センターには社協は入らないというふうにここで断言していただきたい。
70 ◯議長(岡野一男君) 高杉市長。
〔市長高杉 徹君登壇〕
71 ◯市長(高杉 徹君) お答えしますが、社協は入りません。現状のままで行きたいと思っております。
72 ◯議長(岡野一男君) そのほかございませんか。堀越道男君。
〔18番堀越道男君登壇〕
73 ◯18番(堀越道男君) 遠藤議員とちょっと同じなんですが、保健センター、市のある保健センター、あそこをつくったときは私も社会福祉協議会の職員で、つくったときには議員になっちゃったんですが、あのとき、あの施設をつくろうということで、社会福祉協議会も当時基金を集めていたんです。でも、とてもじゃないが、社会福祉協議会ではできませんということで、市のほうにおんぶになって、立派な保健センターをつくったわけですね。その3階に間借りしていたというのが社会福祉協議会の実態です。
今あるのは旧訓練所の跡で、社協がいるわけなんですが、いろいろな話が出たというのは、あそこの建物が実は耐震化がないということで、使わせないという話が出ているということなんですね。社協としてはどうしようかということで、この間、そういう話も出たのかなというふうに思うんですが、いずれにしても、例えばあの建物を見たときに、木造かと思ったら、ちょっと改良して、訓練校にしたときに一定程度の、3階建てになっていたわけですね。耐震はもうないんだということで、それはもう前々の耐震診断をしたときに出ているということで、だったらば、あそこは社協の基地として、市民的にも明らかになって今動いているわけですから、しかも規模がどんどんでかくなって、ちょっとやそっとのところでおさまるような状況では今なくなっているのは事実だと思うんです。
であるならば、やはり耐震化に対する工事というのは、社協独自ではとてもじゃないが金は出ないんですよね。それだけの金は持っていません。そうしますと、やはり、そこは市のほうの応分の、そういう耐震化の工事について前向きに対応しないとなると、やはり出ていけみたいな形で今言われているということなんですけども、そのところはどこへ行くのかということになっちゃいますし、やはり当然働いている人の立場としては、あそこを基地に持ってやっていきたいという気持ちがあるだろうと思うので、その点を、今後のつくり方、保健センターの役割も十分に認めて、あそこにかっちりするということと同時に、社会福祉協議会の建物についてもやはり十分な補填はしていくべきではないかなというふうに思うんですが、そういう点での考え方というのはあるんでしょうか。
74 ◯議長(岡野一男君) これより答弁を求めます。高杉市長。
〔市長高杉 徹君登壇〕
75 ◯市長(高杉 徹君) 現在、社会福祉協議会とシルバーが入っている建物については、残念ながら耐震がだめだということで、これはあそこから動かさざるを得ません。どこに行くかということについては、まだ決定をしておりません。現在慎重に考えているところであります。
ですから、あそこを耐震補強工事するという考えも、残念ながらありません。
76 ◯議長(岡野一男君) 堀越道男君。
77 ◯18番(堀越道男君) 耐震がない公共施設について、市のほうはこれからやりますよと、民間の住宅ほうっぽり投げてやりますよという話だったんじゃないですか。社協のあれも一つの公共施設ですよね。というふうに思うんですよ。やはり平成27年までには、一定の、90%に耐震化しようじゃないかという大目標があるわけですよ。そのもとに今、全国は頑張っているんですよね。だから、そういう点で、今の時点で耐震がなくてというふうに言われた施設について、工事もしない、何もしない、どうしたらいいかと皆さんで話し合うという気持ちもないというのも、ちょっと何だか変な気はしますね。
例えば、社会福祉協議会というのは半官半民なわけですよね、簡単に言ったら。要するに、民間なんだけども、やはり構成的に、職員が派遣されたり、それから建物が公立的なものだったりというのがあって、それでやっているわけですよね。福祉六法にかかわらないものの事業とか、あるいは福祉制度をやるという意味で、ボランティアを中心とした、手が届くところまでの運動ですか、市民運動ですからね。これはやはり大事に育てていかなければならないと思うんですが、それだけに、建物をつくるとかなんかという金は社協独自では絶対できっこないんですよね。どんなに歳末募金で金を集めたって、基金なんか積み立てられません。そういう経営自体を持っていないんです。ですから、それは当然市のほうが全面的にバックアップをして、その耐震の工事とか何かというのは計画的にやる必要あるんじゃないですか。私はそうに思うんですけどね。
78 ◯議長(岡野一男君) 高杉市長。
〔市長高杉 徹君登壇〕
79 ◯市長(高杉 徹君) まず、社会福祉協議会は民間の施設であるということにはなっています。それから、その理事長は私がなっておりますから、私は社協の理事長としてもこの問題については今真剣に取り組んでいるところでありますけれども、やはり社協があそこに、耐震がだめだから移動せざるを得ないというのは今の現状です。どこにするかということは今まだ議論中で、結論は出ておりません。
一つの考え方として、今度、新しい常総市の水海道庁舎ができますと、そちらに入ることになって空く施設も市の持っている施設で幾つかありますから、そこに社協を持っていくということも可能になりますので、そこも含めて社協とシルバーについて、自分たちでやれということではなくて、我々の、市が持っている施設の中で、そこで入れるようなところを今真剣に検討しているというところであります。
80 ◯議長(岡野一男君) そのほか。石川栄子君。
〔14番石川栄子君登壇〕
81 ◯14番(石川栄子君) すみません、私も関連で質問させていただきます。
社会福祉協議会に、堀越さんと一緒に、どんなぐあいかなということで様子を聞きに行ってまいりました。調査に行ってきたところなんですが、あそこもいろいろな事業をやって、だんだん所帯が大きくなって、ボランティアを入れると70人以上だそうですよね。職員も20名以上、さらにそこにシルバー人材センターの方が入っております。作業所、また作業のために使う道具ですよね。かなり多くなって、かなり広い場所でないと、ちょっと移動するのも簡単に移動すればいいということじゃなくて、ちょっと大変かなという感じを持ちました。
ですから、もし仮にあそこが〔「本題から外れてるじゃないの、質問が」と呼ぶ者あり〕──違う、だから、社協の施設ですよね。移動〔「社協の施設の話じゃないだろうが、議長」と呼ぶ者あり〕──保健センター。じゃあね、こういうことです。外れてないんですよ。保健センターに社協が入るから〔「入らないって答弁したじゃないの」と呼ぶ者あり〕──そうなんですか。じゃあ、社協は大丈夫なの。どこかにきちんと、それだけの所帯が〔「議長、きちんと整理してくれよ」と呼ぶ者あり〕──移るところがあるのかどうかということを改めて聞きたいと思います。
82 ◯議長(岡野一男君) 高杉市長。
〔市長高杉 徹君登壇〕
83 ◯市長(高杉 徹君) 石川議員、堀越議員に答えたと同じで、社協については今のところは使えないということは決まってしまっておりますので、しかもあそこを耐震化するという考えはありませんから、ほかに移すことで考えていますということです。
84 ◯議長(岡野一男君) このほかございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
85 ◯議長(岡野一男君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。
この際、お諮りいたします。
予算関係につきましては、議長を除く議員全員を委員とする予算特別委員会を設置し、審査のためこれに付託したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
86 ◯議長(岡野一男君) 御異議なしと認めます。よって、以上のとおり決しました。
議案第55号、以上の件は予算特別委員会に審査のため付託いたします。
─────────────────────────────────
日程第14 認定第1号について
(質疑、委員会付託)
87 ◯議長(岡野一男君) 日程第14に入ります。
認定第1号、以上の件について、これより質疑に入ります。
質疑ある方の発言を許します。質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
88 ◯議長(岡野一男君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。
この際、お諮りいたします。
決算関係につきましては、議長並びに議会選出監査委員を除く議員全員を委員とする決算特別委員会を設置し、審査のため、これに付託いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
89 ◯議長(岡野一男君) 御異議なしと認めます。よって、以上のとおり決しました。
認定第1号、以上の件は決算特別委員会に審査のため付託いたします。
─────────────────────────────────
日程第15 認定第2号ないし認定第8号について
(一括質疑、委員会付託)
90 ◯議長(岡野一男君) 日程第15に入ります。
認定第2号ないし認定第8号、以上7件について、これより一括質疑に入ります。
質疑ある方の発言を許します。質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
91 ◯議長(岡野一男君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。
認定第2号ないし認定第8号、以上7件は、決算特別委員会に審査のため付託いたします。
─────────────────────────────────
日程第16 認定第9号について
(質疑、委員会付託)
92 ◯議長(岡野一男君) 日程第16に入ります。
認定第9号、以上の件について、これより質疑に入ります。
質疑ある方の発言を許します。質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
93 ◯議長(岡野一男君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。
認定第9号、以上の件は、決算特別委員会に審査のため付託いたします。
─────────────────────────────────
94 ◯議長(岡野一男君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。〔「動議」と呼ぶ者あり〕──金子君。
〔1番金子晃久君登壇〕
95 ◯1番(金子晃久君) 朗読をもってかえさせていただいてもよろしいでしょうか。
96 ◯議長(岡野一男君) はい。
97 ◯1番(金子晃久君) ただいまより、私の動議内容を説明させていただきます。