下妻市議会 2019-11-15
令和元年 第4回定例会(第4日11月15日)
令和元年 第4回定例会(第4日11月15日)
令和元年第4回
下妻市議会定例会会議録(第4号)
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令和元年11月15日(金曜日)午前10時00分開会
令和元年11月15日(金)午前10時
第1
会議録署名議員の指名
第2
一般質問
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本日
の会議に付した案件
〇日程第1
会議録署名議員の指名
〇日程第2
一般質問
─────────────────────
出 席 議 員(18名)
1番 宇 梶 浩 太 君 10番 廣 瀬 榮 君
2番 矢 島 博 明 君 12番 須 藤 豊 次 君
3番 岡 田 正 美 君 13番 柴 孝 光 君
4番 塚 越 節 君 14番 中 山 政 博 君
5番 平 間 三 男 君 15番 山 中 祐 子 君
6番 程 塚 裕 行 君 16番 増 田 省 吾 君
│ │ │ │(2)
避難所開設順序2段階と1段
│ │
│ │ │ │ 階 │ │
│ │ │ │(3)
千代川中体育館が浸水した
場│ │
│ │ │ │ 合 │ │
│ │ │ │(4) 2
河川同時決壊時
の対応 │ │
│ │ │ │(5)
北台川堤防かさ上げ・
尻手樋│ │
│ │ │ │ 門口径拡大の鬼怒川緊急対策│ │
│ │ │ │ プロジェクトと
の関係につい
│ │
│ │ │ │ て
│ │
│ │ │ │(6)
スフィア基準対応状況は
│ │
│ │ │ │(7)
水戸原発避難者その後、
人数│ │
│ │ │ │ 申し入れあったか
│ │
└─────┴───────┴───────────┴─────────────────┴─────┘
─────────────────────
午前10時00分 開会
○副議長(廣瀬 榮君) おはようございます。
本日は
原部議長から欠席
の届け出がありましたので、
地方自治法第106条第1項
の規定により、副議長
の私が議長
の職務をとらせていただきます。皆様方
のご協力をよろしくお願いいたします。
前回に引き続き会議を開きます。
─────────────────────
出席議員及び
欠席議員の報告、開会宣告
○副議長(廣瀬 榮君) ただいま
の出席議員は18人であります。欠席
の届け出は、11番 原部 司君、19番 山﨑洋明君、以上2人であります。定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。
これより本日
の会議を開きます。
─────────────────────
議会に出席を求めた者
の報告
○副議長(廣瀬 榮君)
地方自治法第121条
の規定により、議長において出席を求めた者は、前回
のとおりであります。
会議書記についても、前回
のとおりであります。
─────────────────────
議事日程の報告
○副議長(廣瀬 榮君) 本日
の日程は、印刷物をもって配付
の日程表
のとおりであります。
─────────────────────
【日程第1】
会議録署名議員の指名
○副議長(廣瀬 榮君) これより本日
の日程に入ります。
日程第1
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は議長において、
20番 篠島昌之君
1番 宇梶浩太君
以上2人を指名いたします。
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【日程第2】
一般質問
○副議長(廣瀬 榮君) 日程第2
一般質問を行います。
通告順により順次発言を許します。2番
矢島博明君、登壇願います。
〔2番
矢島博明君登壇〕
○2番(
矢島博明君) 皆さん、改めておはようございます。
議長より発言
の許可をいただきましたので、通告に従いまして
一般質問をさせていただきます。今回質問させていただきます
のは、
Waiwaiドームしもつまについてでございます。詳しくは質問席
のほうから進めたいと思います。よろしくお願いします。
○副議長(廣瀬 榮君)
矢島博明君。
○2番(
矢島博明君) それでは、質問に入らせていただきます。
Waiwaiドームしもつまについて、現在
の利用状況をお伺いしたいと思います。
当初設置したとき
の目的からどのように上手に使われている
のかなという部分を聞いてみたいと思います。よろしくお願いします。
○副議長(廣瀬 榮君) 答弁を求めます。
渡辺建設部長、登壇願います。
〔
建設部長 渡辺 尚君登壇〕
○
建設部長(渡辺 尚君) おはようございます。お答えいたします。
Waiwaiドームしもつま
の利用状況については、
屋根つき多目的広場、
地域交流センター、
スケートボードパークの3つ
の主要施設を合わせて平成29年度約5万5,000人、平成30年度約6万8,000人
の方にご来場いただきました。日常的な利用から
貸し切り利用まで多目的にご利用いただき、
イベントは平成29年度33回、平成30年度は37回開催されました。
スケートボードパークは、北海道から岡山県まで広域から来場者があり、
大型ビジョンを活用した
テレビ体操は、平成29年7月から毎日開催しており、ご高齢
の方にもご利用いただいております。また、
地域交流センターは、設計段階から
子育て世代とワークショップを重ね、親子連れに優しい仕様としたことから、
出張型子育て支援センターが毎週木曜日に開催され、
母親クラブの活動や
子ども食堂などにもご利用いただいている
のも特徴的なところでございます。
Waiwaiドームしもつまは、一人一人が居心地がよい
まちなかの空間をつくるためにプレイスメーキング
の手法を取り入れたことで、その効果が少しずつ浸透してきており、利用者みずから
の発想で多様な活動を展開する空間活用が多く見られるようになりました。地域
の人から来訪者まで多く
の人々が交流し、子どもからお年寄りまで多世代に自由な発想で多目的に利用され、
にぎわい広場Waiwaiドームしもつま
の当初
の目的が実現しつつあると考えております。以上でございます。
○副議長(廣瀬 榮君)
矢島博明君。
○2番(
矢島博明君) 人数がだんだん増えてきているということは非常に喜ばしいことかなと思いますが、当初
の目標としていた
利用者数というものもあるんじゃないかなと思います。当初
の目標としていた
利用者数をお伺いしたいと思います。
○副議長(廣瀬 榮君)
渡辺建設部長。
○
建設部長(渡辺 尚君) 当初目標といたしておりました人数でございますが、平成28年度に作成しました下妻市まち・ひと・し
ごと創生総合戦略の中で、
Waiwaiドームしもつま
の来場者目標は、平成31年度
の最終年で10万人という
のが一つ
の目標値となってございます。平成31年ですので
令和元年ということになります。今年度はまだ数字が出ておりませんが、昨年度が6万8,000人でございましたので、3万2,000人ほどまだ目標値にまでは達していないというような状況でございます。以上でございます。
○副議長(廣瀬 榮君)
矢島博明君。
○2番(
矢島博明君) 今年度
の数字を楽しみにしたいと思います。
それと加えて、
設置目標としまして、
まちなかのにぎわいを創出するという目標
のもとに建てられた施設だと思っております。サン・SUNさぬまと絡めまして、まち
の中に
にぎわいをという施設だと私は認識しているんですが、それでよろしい
のかどうか。実際にその
にぎわいが創出されている何かデータがある
のかどうか、お伺いしたいと思います。
○副議長(廣瀬 榮君)
渡辺建設部長。
○
建設部長(渡辺 尚君) お答えいたします。
まちなかのにぎわいというところで、2点ほど数値的なものがございます。まず、
イベントの集客数でございますが、この計画をつくるときに定めた目標値でございまして、こちら従前値が3万7,000人に対しまして、目標値を4万1,500人と定めてございました。こちらにつきまして、平成30年度4万3,000人
のイベントの集客数がございました。また、駅から
の歩行者数ということで、こちらは駅
の西側
の歩行者数です。従前値が325人、目標値が380人に対しまして、平成29年度で440人
の歩行者数がございました。また、そのほか
の点でございますが、
Waiwaiドームしもつま
の開設、また、さん歩
の駅ができた後、例えば
Waiwaiドームの近くにはコンビニエンスストアが出店したりもしてございます。また、ご存じ
のように図書館
の南側には最近、一団
の団地
の宅地
の開発なども進んでおります。
まちなかのにぎわいという点では順調に進んでいる
のかなと感じているところでございます。以上でございます。
○副議長(廣瀬 榮君)
矢島博明君。
○2番(
矢島博明君) それでは、
にぎわいも大分活気づいてきている
のかな、
歩行者数の数はもう少し頑張っていただきたい
のかなと思いますが、施設をつくった効果が出てきているということが確認できたところで、次
の質問に移らせていただきます。
2番
の質問です。現在
のWaiwaiドームにこれは限ってお伺いしたいと思います。
屋根つき広場ですね、これ全体にあれば聞きたいですね。現在まで
の利用において問題になった利用や
使用方法についてお伺いしたいと思います。また、その改善策を考えていらっしゃるようであればお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。
○副議長(廣瀬 榮君) 答弁を求めます。
渡辺建設部長。
○
建設部長(渡辺 尚君) お答えいたします。
Waiwaiドームしもつまは、利用者
の自由な発想でさまざまな活動が展開されることを想定した広場です。できる限り禁止事項を設けずに、お互いが心地よく過ごせる
まちなかの共有空間を目指しておりますが、
管理運営上、最低限
のルールについてはご了承をお願いしております。ドーム内
の日常利用では、かたいバットやボールで
の野球や、サッカー
の強烈なシュートなど、他
の利用者
のけがや
大型ビジョンなど
の機材が破損するおそれ
のある行為は、あらかじめお断りしております。また、他
の利用者やご近所に極端に迷惑をかける使われ方が見受けられる場合は、その都度、お互い安全に気持ちよく利用できるようご協力をお願いしているところでございます。
また、
イベント時には、周辺へ
の音とドーム内
の床面保護が懸案事項であり、ルール内で
のご利用にご協力をお願いしております。音については、音楽など
のイベントを開催する際には、ご近所へ
の影響を考慮して音出しは原則10時から18時までとし、床面保護については、ドーム内
の床面がクッション性
のあるハードコートであるため、適切な養生を施していただき、車
の乗り入れは車両重量1.3トン以下でお願いしているところでございます。
現在、取り組んでおります地方再生コンパクトシティモデル事業では、
Waiwaiドームの利用促進
のために取り組み
の一つとして、音響設備
の改善による周辺へ
の影響緩和を予定しております。日常から
イベントまで幅広く活用され、今後も自由な広場として有効活用されるよう、最低限
のルールで運営してまいりますので、ご理解、ご協力お願い申し上げます。以上でございます。
○副議長(廣瀬 榮君)
矢島博明君。
○2番(
矢島博明君) 自由な使い方をするということ、私も存じ上げておるんですが、今、野球
の話ございました。この質問をいたしました
のは、少し前になるんですが、小学生
の父兄
の方から、隣でバスケットをやっている傍らで小学生がソフト
のやわらかいビニールボール、ビニール
のバットで野球をしていたところ、野球をする場所じゃないよと注意されて、わいわいハウス
のほうに入って宿題を始めたそうでございます。宿題を始めたら、今度はここはそういうする場所じゃないよと言われたんでしようがなく帰ってきたというご相談がありまして、自由に使っていいものだと思ってみんなが認識しているんですが、思ったよりも自由になっていないというか、どなたか
のご判断で決まってしまうという部分があるようで、特に規則は自由に使うんで設けてないそうなんですが、その
使用方法等について判断を決める、その子どもたちはにぎやかだった
のかなという懸念もあるんですが、
使用方法について度が過ぎているからということで注意する方はきっといるんだと思うんです。どういう方がそこに常駐してルールを定めているというか、注意されている
のかなと。どういう方をそこに配置されている
のか、お伺いしたいと思います。
○副議長(廣瀬 榮君) 答弁を求めます。
渡辺建設部長。
○
建設部長(渡辺 尚君) お答えいたします。
現在、
Waiwaiドームには市
の嘱託職員が詰めておりまして、その方
の判断でそのような指導をしていることになりますが、先ほど議員
のほうからご指摘がありました、たとえ野球であったとはいっても、かたいボールですとか、かたいバットは使用していただく
のは困りますが、やわらかいボール、やわらかいバットであれば柔軟に対応するという
のも必要になるかと思います。今後担当でございます嘱託職員と、その辺
のところ
のルールづくりについては、きっちりとルールを決めてしまうとまたそれが難しくなるとは思いますが、柔軟な対応ということも考えていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。以上でございます。
○副議長(廣瀬 榮君)
矢島博明君。
○2番(
矢島博明君) 私もそうだと思います。きっちりルールを決めるというよりも、常識
の範囲内という中で使っていただく
のがいい
のかなと思いますが、人によって常識を変えてしまうようでは困ってしまいますので、執行部
の皆さん、ぜひともその部分、しっかり内々
のルールは決めていただいて、自由に使えるような方法でお願いしたいと思います。
それともう1点、
使用方法についてなんですが、1.3トンに車両
の制限をしているということですが、一部車両に関しては1.3トンを超えた利用が今まであったんじゃない
のかなと思うんです。例えば、痛車って、アニメ
のグラフィックを模した自動車が並んでいて展示会をしたようなことがあるんですが、1.3トンに間に合うような車はほとんどなかったという現状もございます。ケース・バイ・ケースで許す人と許さない人が出ている
のでは困るかなと思うんですが、そちらについて少しお伺いしたいと思います。
○副議長(廣瀬 榮君)
渡辺建設部長。
○
建設部長(渡辺 尚君) お答えいたします。
確かに議員ご指摘
のとおり、以前は1.3トンを超えるような乗用車がドーム内に入っていたという事実もございます。その後、担当
のほうで調べますと、ハンドルを切ったときなどに下
の床面がどうしてもやわらかいので傷がつきやすいという、そういった判断がございまして、その後1.3トン以内というルールを定めさせていただきました。およそこれは軽自動車程度、移動販売車程度であれば問題ない
のかなということで、この基準を定めさせていただいております。よろしくお願いいたします。以上でございます。
○副議長(廣瀬 榮君)
矢島博明君。
○2番(
矢島博明君) 先ほど
のご答弁
の中で、車両
の乗り入れに関してなんですが、養生すればということがあったと思うんですが、場合によっては乗り入れを許す可能性という
のも考えているということで認識してよろしいんでしょうか。それは、例えばどのような養生をすれば、どのぐらい
の車までということは想定されているんでしょうか。
○副議長(廣瀬 榮君)
渡辺建設部長。
○
建設部長(渡辺 尚君) お答えいたします。
先ほど、養生すればというお話をいたしましたが、こちらにつきましては、車以外
の例えば重い機材、そういったものが入るときには、重い機材を床面に置くときにはコンパネですとか、そういったもので養生していただきたいというような表現でございます。申しわけございません。車
の乗り入れ
の際には、現在
のところでは養生とかをしても乗り入れはできれば不可としていただいて、本当にドーム
の際まで車を寄せられますので、1.3トン以上
の車についてはドーム
の際まで車を寄せていただいて荷物
の積みおろしですとか、そういったものをしていただきたいと考えております。以上でございます。
○副議長(廣瀬 榮君)
矢島博明君。
○2番(
矢島博明君) この項目最後
の質問をしたいと思いますが、音に関して
の話が若干あったと思うんですけども、音に関して
の苦情だとか、それ
の改善策だとか、どのようなことをなさったかお伺いしたいと思います。
○副議長(廣瀬 榮君)
渡辺建設部長。
○
建設部長(渡辺 尚君) 音に関してでございますが、開設当初から周辺に病院などがあるということで、音に対する懸念はございました。そういったことから、体育館などは夜
の10時まで使えるわけですけど、開放型
の施設ということで使用時間を夜
の9時までと定めた経緯がございます。また、周辺住民
の方
のご意見などから、楽器などを演奏する
イベントは原則18時までと考えております。また、先ほども申し上げましたが、これから
のハード事業で音響設備
の改良を考えてございまして、今
の音響設備、いわゆるスピーカーが音が拡散して、一般的なスピーカーですけど、拡散して音が出ていきますので、そちらがある程度一方向に音が進むような音響設備に改良することを考えているところでございます。以上でございます。
○副議長(廣瀬 榮君)
矢島博明君。
○2番(
矢島博明君) 現状が大体わかった
のかなと思います。
次
の質問に移ります。3番項、当施設
の地方再生コンパクトシティモデル事業における進捗状況と方向性ということで、地方再生コンパクトシティモデル事業、ことしで2年目になると思うんです。事業そのものが3年という期限が区切られている
のかなと思いますが、あと1年半なくなったところです。今どのぐらい進んでいて、どのぐらい
のお金をかけている
のか、どんなことをした
のか、お伺いしたいと思います。
○副議長(廣瀬 榮君) 答弁を求めます。
渡辺建設部長。
○
建設部長(渡辺 尚君) お答えいたします。
地方再生コンパクトシティモデル事業は、平成30年度から令和2年度まで
の3年間
の事業期間で取り組んでおり、中間年
の本年度はハード事業
の設計と、設計に反映させるため
のソフト事業を中心に実施しているところでございます。
Waiwaiドームしもつまにつきましては、当初計画では事業費9,000万円で、クライミングウオール
の設置をハード事業として位置づけておりましたが、昨年度に実施したまちづくりセミナー寺虎家において、有識者や参加者から出された意見を参考に、先ほど述べた音響設備
の改善など、現在
の機能を補完する内容に変更し、本年度は計画
の見直しや設計作業を行っております。
また、モデル事業推進
の柱として、スポーツ環境デザインを掲げ、スポーツをまちづくり
の手段として活用した地域
の活性化を進めており、
Waiwaiドームにおいては人工芝
の一部設置や運動を計測できる機能
の導入などを検討しているところでございます。また、先ほど議員からございました、これまで投入された事業費でございますが、平成30年度が1,899万7,000円、今年度、
令和元年度でございますが、まだ金額は確定しておりませんが、約7,900万円
の事業費を予定しているところでございます。今後も
Waiwaiドームしもつま
の多目的に利用できる広場
の特性を損なわず、なおかつスポーツを豊かな暮らし
の手段として活用できるようモデル事業に取り組んでまいりますので、ご理解、ご協力
のほどよろしくお願いいたします。
○副議長(廣瀬 榮君)
矢島博明君。
○2番(
矢島博明君) 2,600万円ぐらい
の費用が今
のところ使われているということですが、音響
のほうにハード事業は移行したということですが、もっとかなり大きな予算がついている事業な
のかなと思うんですけども、音響は今、設計しているところでまだはっきりしないかもしれないんですが、何億もかかるような音響じゃないと思います。当ドームに関しては最大どのぐらいまで
の予算をかけるつもりでいる
のか、予定があればお伺いしたいんですけども。
○副議長(廣瀬 榮君)
渡辺建設部長。
○
建設部長(渡辺 尚君) お答えいたします。
Waiwaiドームしもつま
の音響ほかハード関係
の事業費としては、令和2年度に約8,000万円を、これは上限として考えております。こちらあくまでも事業費
の中で
の、当初
の事業費を割り振った上限でございます。こちらでございますが、国補
の補助率が全体ですと約44%程度でございます。残りは一般財源を投入するということになりますので、今後短い期間ではございますが、より効率的な事業を厳選して、事業費
の抑制に努めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○副議長(廣瀬 榮君)
矢島博明君。
○2番(
矢島博明君) ぜひとも
Waiwaiドームを有効活用できるような施設にするために頑張っていただきたいと思います。
それでは、最後
の質問に移ります。当
施設費用の無駄遣いについて、市長にこれはご質問したときなんですが、サイクルポートをつくる予算370万円前後だったと思うんですが、増額する補正予算
のときに市長にお伺いしました。そのときに市長は、一般企業
の事業会計に例えられまして、修繕費等々という名目に当たるような費用であるから、無駄遣いではないですよというご答弁だったと思います。その答弁を聞きまして思ったことが、この施設は公共事業でつくった公共施設ですので、民間
の事業会計になぞらえる
のはおかしいんじゃない
のかなという意識を持ちました。それと、そういう考え方をもし市長が持っていられるんだったら、この施設、公共施設でありながらも収益を目指すような施設に使いたい
のかなという印象も持ちました。
そこで、市長選
のときにも無駄遣いを訴えていられた市長にぜひお伺いしたいんですが、この施設はどのように将来運営していくというつもりで今いらっしゃる
のかを、ぜひともお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。
○副議長(廣瀬 榮君) 答弁を求めます。菊池市長、登壇願います。
〔市長 菊池 博君登壇〕
○市長(菊池 博君) ただいま
の質問にお答えします。
あのとき
の回答は、お金は有効に使われれば
管理費、無駄に使われれば損失だとお話ししたと思います。ですから、同じお金であっても有効に使われればそれは経費ですし、無駄に使ったら損失だとお答えしたところであります。今回
の件ですけども、ご指摘
の件は、平成30年第3回定例会に提出した補正予算につきまして、予算特別
委員会で
Waiwaiドームしもつま
の管理費がコミュニティサイクルと東京オリンピック関連
の予算により増額されたことについて
のご質疑で、これに対しまして予算が有効に使われ、施設
の利用促進などにつながれば無駄でないとお答えしたことかと思います。
また、同定例会
の一般質問におきまして、
Waiwaiドームしもつま
のあり方について、施設を活用しないという選択肢はあり得ないと考えておりまして、できるだけ費用がかからない形で施設を適正に
管理し、市
の活性化
のために役立てていくことが市長として
の使命であるとお答えしております。この考えは、現在も変わっておりません。
先月、コンパクトなまちづくり推進協議会主催
の全国研修会が本市で開催され、
Waiwaiドームしもつまや、さん歩
の駅サン・SUNさぬまについてご紹介いたしたところ、公共空間活用
の先進的な取り組みとして国土交通省や有識者、全国
の自治体職員から、改めて高い評価をいただいているところであります。今後も
Waiwaiドームしもつまを初め、既存施設
の有効活用を積極的に図ってまいりますので、ご理解
のほどよろしくお願いします。以上です。
○副議長(廣瀬 榮君)
矢島博明君。
○2番(
矢島博明君) 使わない手はない、有効活用したいということなんですが、そうしますと
選挙戦
のときにおっしゃっておった無駄という部分ですね。無駄な施設という意味な
のか、お金が無駄な
のかということで、お金
の部分はその際にお伺いしたんですが、施設が無駄という意味で
選挙戦、戦っておられた
のかなという認識に感じております。その無駄だと思われる施設に有用だからといってお金をかけるようにスイッチしたというイメージが今
のところありまして、予算
の中でも2,700万円強
の予算が30万円ぐらい今回減りましたけども、ほぼ同じだけ推移していると、有効に使っていきたいという予算でございます。菊池市長が獲得した票は8,803票、この中で少なからず
Waiwaiドームが無駄というご意見に賛同した票もあるんじゃないかと思います。その方々に対しては、今まで
の質問
の答えでありますと、若干違和感を感じる方がいるんじゃない
のかなと思います。この無駄という部分に関して、菊池市長は当選されるまでどのようなお考えでそのような発言をされた
のか、お伺いしたいと思います。
○副議長(廣瀬 榮君) 菊池市長、登壇願います。
〔市長 菊池 博君登壇〕
○市長(菊池 博君) 言葉
のあれなんで回答がしづらいんですけども、具体的にこういうことと言っていただけばなんですが、無駄かどうかという
のは、先ほどと繰り返しになりますけども、大切な市民から
の税金ですから、それをどういうふうに有効に使うかどうかで無駄か無駄じゃないかということになると思います。昔
のことをあんまり言われてもあれなんですけども、でも、以前私が議員
のとき、須藤議員が
委員長
のときに、調査特別
委員会に都市再生整備計画事業がありました。矢島議員はいらっしゃらなかったと思うんですが、そのときに交流広場について議員でこういうふうにしたほうがいいんじゃないですかという提言をしています。そのとき、多目的広場として都市下水路
の配置に考慮し、芝生
の広場として整備する。建物についてはトイレなど最小限
の施設とする。空き店舗等を活用して整備することが望ましいと議員
の中でまとめています。
そういうことから考えますと、今もうちょっと小さいほうがいいんじゃないかということで、議論として私は上げたと思っています。したがいまして、できてからは、先ほど言いましたように事業
の継続性ということがありますから、これはできるだけ有効的に使って、何億円もかけた施設という
のはできるだけいろんな方に来ていただいて有効に活用していくことが無駄ではなくなるんじゃないか。お金はこれから投資するわけですけども、それを今度、どんどん来ていただいて交流人口を増やすことが無駄じゃないと思っています。以上です。
○副議長(廣瀬 榮君)
矢島博明君。
○2番(
矢島博明君) ありがとうございました。無駄という、漠然としたお伺い
の仕方をしたので答えにくい
のかなと思うんですが、少なからず先ほども申し上げたとおり、得票につながった可能性
のある発言でございますので、しっかり感じていただいて、市長は昔、無駄と言っていることがあったよなと思いながら運営をする職員よりは、有益に使いたいと思って何とかみんなで頑張ろうというようにしていっていただければ、職員だって生き生きとやれるんじゃないかと思っております。ぜひとも、無駄ということはきょう限りでやめていただいて、今までも
選挙戦までしか言っていない
のであれですけども、これは継続性を持ってしっかり施設を運営していただいて、施設をよりいいものにつくっていっていただきたいと思います。これを要望といたしまして、私
の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
○副議長(廣瀬 榮君) 以上で
矢島博明君
の一般質問を終わります。
次に、15番 山中祐子君、登壇願います。
〔15番 山中祐子君登壇〕
○15番(山中祐子君) 改めまして、こんにちは。過日通告しました
一般質問について、ただいま議長より発言
のお許しをいただきましたので、通告順に質問をさせていただきます。
初めに、通告1
の防災対策について伺います。
記録的な大雨により、各地に甚大な被害をもたらした台風第15号に対しまして、担当職員
の皆様が全力で対応していただきました。本当にお疲れさまでした。今後も温暖化による気候
の変動により、予想を超える災害に見舞われる可能性がありますので、市民
の生命を守る立場から、さらに配慮ある取り組みと研究をお願いいたしたく、以下
の質問をいたします。
(1)として、市内にある樹木で、強風により折れたり倒れたりする危険
のある古木等
の再点検が必要と考えるが、執行部
の対応を伺います。
(2)として、特に大雨
のときは市内を流れる鬼怒川、小貝川
の水位が気になります。しかし、危険なので川には近づかないように、見に行かないようにと言われます。そこで国交省
のホームページから
水位情報を得ようと思いアクセスしましたが、今回はアクセス数が多過ぎて機能せず、情報がとれない状況でした。そこで、こういった場合
の情報周知
の方法についてお伺いいたします。
(3)として、危機
管理室
の設置についてお伺いをいたします。
昨日
の一般質問で、
防災対策について多く
の議員が質問されていました。それだけ関心があり、危機感を抱いていることな
のだと改めて感じました。県内では、退職自衛官が防災関係部局に在職されている
のは、茨城県庁、牛久市役所、龍ケ崎市役所、下妻市役所
の4自治体と
のことです。先進的な取り組みをされていることは、下妻市が防災に対して積極的に取り組んでいるあかしだと思います。退職自衛官
の方には防災アドバイザーとして参加していただいているようです。
ここ数年、今まで予想もしなかったような災害が全国で続いております。前にも申しましたが、今後も温暖化による気候
の変動により、予想を大きく超える災害に見舞われる可能性があります。他市においても、退職自衛官が在職中に培った専門的知識等を生かして、防災関係業務や国民保護等
のいわゆる危機
管理のため
の計画作成、職員・市民
の啓発、各種訓練
の企画、検証など
の分野で活躍をされています。現在、災害対策本部が設置されれば、市長が災害対策本部
の本部長として指揮をとられております。しかし、退職自衛官を危機
管理監として全て
の危機を一元的に総括・調整する危機
管理室を設置し、災害において危機
管理に特化した専門部署
の設置を考えていく時期が来ている
のではないかと考えます。執行部
の考えをお伺いいたします。
通告2として、
生活支援アプリの導入について伺います。下妻市は、本年4月から電子母子手帳
の導入を行い、最適な予防接種
の時期や日々
の成長記録、市から
の情報を手軽に確認できるため好評と
のことです。そこで、古河市で導入された
子育て世代だけではなく、幅広い年齢層が活用でき、市内
の情報、ごみ収集、
イベント、施設マップ、観光案内等々、また災害時には通信手段が途絶してもオフラインで避難
の仕方や避難所がわかるようにアプリに情報を内包し、オンラインでは小児救急
の輪番表や
ハザードマップも確認できるアプリです。下妻市では、ホームページ等に入り、担当課に移行し、そこから必要な情報を得ていますが、スマホ
のアプリとしてまず窓口を一つにし、スマホ初心者でも少ない手順で必要な情報が手に入れられるようなシステムができないか、市民はもちろん、他市から仕事、学校、観光で来ている方、外国人
の方等向け
の生活支援アプリの導入について伺います。
通告3として、
柳原テニスコートの整備について伺います。
以前には、
柳原テニスコートのぼっとんトイレから水洗トイレ
の整備を執行部
の尽力により整備していただいた経緯があります。そのトイレは、今回
の国体においても十分活用されておりました。さて、
柳原テニスコートですが、土・日曜日は
テニス教室、県西大会等
の試合も行われています。しかし、老朽化
のため応急処置がなされ、継ぎはぎのコートになっています。
そこで(1)として、今はご父兄と言わず保護者と
のことですので、訂正をお願いいたします。保護者や指導者から、段差
のあるところでつまずき、余分に砂をまくため滑りやすく危険なコートを安全なコートにしてほしいと
の要望がありました。市
の対応を伺います。(2)として、ネットやフェンスなど
の備品や施設も老朽化しています。対応を伺います。
以上、私
の一般質問といたします。
○副議長(廣瀬 榮君) 答弁を求めます。飯塚
総務部長、登壇願います。
〔
総務部長 飯塚誠一君登壇〕
○
総務部長(飯塚誠一君) 私からは、1、
防災対策についてお答えいたします。
初めに、(1)市内にある樹木
の再点検についてでございますが、今回
の台風第19号では、倒木による被害はございませんでしたが、台風
の接近により、特に強風、暴風となった場合、倒木が電線に接触し停電が発生したり、市道をふさぎ通行に支障を来すなど
の被害が想定されます。市内全域には公園など公共施設
の樹木、寺社所有または個人所有
の樹木と、大変多く
の樹木がございます。そうした市全体
の樹木
の点検を行うことは非常に困難でございますが、特に市が
管理する公共施設
の樹木につきましては、引き続き適正な
管理に努めてまいりたいと考えております。
個人所有
の樹木につきましては、各個人に
管理をしていただくことになりますので、平時から適正に樹木を
管理していただくよう、市ホームページや市報等により周知してまいりたいと考えております。
次に、(2)国土交通省
のホームページから、
水位情報がとれない場合
の情報周知方法についてでございますが、台風第19号接近
の際には、一時国土交通省
の川
の防災情報へ
の集中により、アクセスできない状況となりました。国土交通省では、河川
の水位情報など
の取得について、チラシで周知をしております。例えば、河川
の水位が氾濫注意情報に達した場合は、NHK
のデータ放送
の河川
水位情報で河川
の水位を確認できること。アクセスが集中し、インターネットがつながりにくい場合でも、水位を確認できることなどでございます。また、下館河川事務所では、河川
の水位観測所で
の雨量、水位
の情報を電話で聞けるテレホンサービスを常時行っております。こうした情報
の収集手段につきましては、今以上に市民へ
の周知に努めてまいりたいと考えております。
次に、(3)危機
管理室
の設置についてでございますが、台風、地震など頻発する自然災害を初め、危機
管理につきましては市民
の生命、身体を守る上で大変重要であると認識しております。また、水害、土砂災害
の防災情報
の伝達における避難情報として、本年度から警戒レベルを用いて伝達をしており、市民
の防災に関するニーズもより大きくなっていると思われます。危機
管理部署につきましては、平時から地域防災計画、国民保護計画
の見直し、防災訓練など災害へ
の備えを充実させる業務を行うとともに、災害発生時またはそのおそれがある場合には、
災害対応の事務局として特に重要な部署であると考えております。本市といたしましても、危機
管理体制
の強化は重要な取り組みであると認識しており、危機
管理を担う危機
管理監
の配置及び危機
管理体制
の構築については検討しているところでございますので、よろしくお願いいたします。
○副議長(廣瀬 榮君) 次に、大月
市長公室長兼
市民協働課長、登壇願います。
〔
市長公室長兼
市民協働課長 大月義男君登壇〕
○
市長公室長兼
市民協働課長(大月義男君) 私からは、2、
生活支援アプリの導入についてお答えいたします。
議員ご指摘
の古河市
の生活支援アプリでございますが、古河市では、コガノイロというアプリを導入いたしまして、1つ
のアプリで市
の情報や広報紙
の閲覧、ごみ出しカレンダー、子ども
の予防接種
のほか、災害情報など
の運用がなされております。
本市で
のアプリを使いました情報発信につきましては、ごみ分別アプリ
のほか、本年4月から、ママサポしもつまアプリとして電子母子手帳アプリをスタートさせております。また、来年度には、防災アプリ
の運用を開始する予定でございます。古河市
のアプリと違い、本市では複数
のアプリでごみ
の出し方、子育てといったそれぞれ専用
のコンテンツを運用することにより、受け手にわかりやすく、詳細な情報が伝達できることから、この方法によるアプリ
の運用を展開しているところでございます。
現在、運用しておりますママサポしもつまアプリは、市
のホームページと連動した
イベントなど
の最新情報をお知らせする地域ニュース
のページもございまして、一部機能につきましては、古河市
のアプリと同じような機能も備えております。本市
の各アプリ
の運用方法につきましては、市民
の利便性や操作性を中心に、古河市
のような
生活支援アプリのような方式、現在運用している複数
のアプリを統合するアプリ
の作成など、他市
の状況なども参考に今後調査研究してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。以上でございます。
○副議長(廣瀬 榮君) 次に、高橋
教育部長、登壇願います。
〔
教育部長 高橋浩之君登壇〕
○
教育部長(高橋浩之君) 私からは、3、
柳原テニスコートの整備についてお答えいたします。
初めに、(1)安全なコートへ
の整備要望についてでございますが、
柳原テニスコートは、市内スポーツ少年団やサークル活動、
テニス教室や中学生
の大会など
の会場として、たくさん
の方々に利用されておりますが、経年劣化により全体的に傷みが進み、滑りやすい状態となっていることから、人工芝
の全面的な張りかえ工事が必要な時期と考えております。しかしながら、張りかえ工事には多額
の費用がかかることから、スポーツ振興くじ助成等を活用した改修工事を検討しているところでございます。また、人工芝
の一部がすり切れている箇所につきましては、安全面から部分的な張りかえを早急に実施するため、現況を確認し、現在、準備を進めているところでございますので、よろしくお願いいたします。
次に、(2)ネットフェンス等
の備品、施設
の対応についてでございますが、テニスコートでは近年、周囲
の防風林
の倒木が増え、その影響でネットフェンス
の倒壊や利用者へ
の危険性があること、また、近隣農地
の日照
の妨げになっていることから、昨年度、テニスコート外周北側及び東側
の防風林を伐採し、環境整備工事を実施いたしました。しかしながら、伐採後は風が直接テニスコート内に吹き込みやすくなることから、本来であれば防風ネット
の設置が必要なところでございますが、現在
のネットフェンスでは強度不足
のため防風ネットを設置することが困難な状況でございます。今後、人工芝
の張りかえ工事とあわせ、助成等を活用したフェンス
の改修や防風ネット
の設置について検討してまいりたいと考えております。また、テニスコート備品
の老朽化が進んでいるものにつきましては、交換等を行い、市民
の皆様が安全にスポーツを楽しめるよう整備してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○副議長(廣瀬 榮君) 以上で答弁を終わります。
再質問ありませんか。
○15番(山中祐子君) ありません。
○副議長(廣瀬 榮君) 以上で山中祐子君
の一般質問を終わります。
暫時休憩いたします。再開はおおむね11時といたします。
午前10時48分 休憩
─────────────────────
午前11時00分 再開
○副議長(廣瀬 榮君) 休憩前に戻り会議を開きます。
次に、7番 斯波元気君、登壇願います。
〔7番 斯波元気君登壇〕
○7番(斯波元気君) それでは、ただいま議長
の許可をいただきましたので、
一般質問をしてまいります。私から
の一般質問は、大項目1点、
災害対応についてであります。
まずは、
ハザードマップと避難所に関連して何点か質問させていただきます。その後、鬼怒川緊急対策プロジェクトと地域から
の要望、その関係について。そして、避難所設置
の際
の国際基準でありますスフィア基準について。そして、原発事故が発生した場合
の水戸市民
の受け入れ、その現状について順次聞いてまいります。
それでは、質問席に移動して質問を続けたいと思います。よろしくお願いします。
○副議長(廣瀬 榮君) 斯波元気君。
○7番(斯波元気君) それでは、大項目
の1点目、
鬼怒川ハザードマップは現在
の状況を反映している
のかについてお聞きいたします。
下妻市洪水
ハザードマップ鬼怒川は、平成28年に下館河川事務所が指定した洪水浸水想定区域図、これをもとに作成しているということであります。その後も鬼怒川
の堤防工事は進んでいるわけであります。
ハザードマップの浸水想定区域も変わってくる
のではない
のかなと、そのように思うんですけれども、そのとおりな
のか。それとも工事
の進捗にかかわらず、浸水想定区域は変わらない
のか。つまりは、
ハザードマップは現在
の状況を反映している
のか否か、その点をお聞きいたします。
○副議長(廣瀬 榮君) 答弁を求めます。飯塚
総務部長、登壇願います。
〔
総務部長 飯塚誠一君登壇〕
○
総務部長(飯塚誠一君) お答えいたします。
下館河川事務所が洪水浸水想定区域図を公表するに当たり、事前
の説明で現在、鬼怒川
の堤防
の整備を行っているが、整備工事完了後を見据えたものであり、工事に伴い浸水想定区域が変わるものではないと
のことであり、洪水
ハザードマップにおける浸水想定区域は堤防整備完了後も変更はございません。以上でございます。
○副議長(廣瀬 榮君) 斯波元気君。
○7番(斯波元気君) 答弁いただきました。それでは、堤防工事によって堤防決壊
の可能性が軽減されるわけでありまして、決壊した場合
の浸水想定は土地
の高低差
の話でしょうから一定であると、したがって
ハザードマップは現在
の状況を反映していると、そういう理解でよろしいか、念
のためもう一度お聞きいたします。
○副議長(廣瀬 榮君) 飯塚
総務部長。
○
総務部長(飯塚誠一君) お答えいたします。
議員ご指摘
のとおり、洪水
ハザードマップは、現在
の状況を反映したものとなっております。以上でございます。
○副議長(廣瀬 榮君) 斯波元気君。
○7番(斯波元気君) ありがとうございます。なぜこの点を聞いたかというと、今回
の台風第19号に際して、避難所設置についてなんですけれども、小貝川
の危険性が重視された
のに対して、鬼怒川については、ある程度安全であるという判断があったんじゃない
のかなと思いまして聞いております。なぜならば、同じく浸水想定区域にある豊加美小
の避難所は設置しなかったんですけれども、上妻小学校は設置したということで、そういう判断があった
のかなというふうに感じて聞いたんですけれども、そのような判断があった
のか、お聞きいたします。
○副議長(廣瀬 榮君) 飯塚
総務部長。
○
総務部長(飯塚誠一君) お答えいたします。
第4回災害対策本部会議において、自主避難所
の追加開設を決定した
のは、10月12日土曜日、午後1時
の時点でございます。この時点では、鬼怒川、小貝川ともに水位
の大きな上昇はございませんでしたが、雨雲
の気象状況や下館河川事務所から
の情報などから、堤防改修が進む鬼怒川よりも小貝川
の水位上昇を懸念し、自主避難所
の検討をいたしました。その結果、小貝川
の洪水浸水想定区域内にある豊加美小学校は開設をせず、避難者
の移動等を考慮しまして上妻小学校は開設いたしました。以上でございます。
○副議長(廣瀬 榮君) 斯波元気君。
○7番(斯波元気君) ありがとうございます。今回
のケースでは、小貝川
のリスクがより高いと、そういう判断があって避難所が設置されたということを確認して、それを踏まえて質問を続けたいと思います。(2)
避難所開設順序、2段階と1段階についてお聞きいたします。
今回
の台風第19号
の際には、まず、旧下妻、旧千代川
の旧自治体ごとに避難所が設置され、その後、おおむね小学校区を基準に新たな避難所が開設されました。避難所開設が2段階となっていたわけでありますが、初めからおおむね小学校区ごとに開設するという選択肢もある
のかと思います。今回、2段階で避難所を開設した理由や経緯、1段階と2段階、両者を比較したメリット、デメリットをお聞かせください。
○副議長(廣瀬 榮君) 答弁を求めます。飯塚
総務部長。
○
総務部長(飯塚誠一君) お答えいたします。
自主避難所は、10月12日土曜日午前8時、総合体育館に、午前10時、千代川中学校に、15時、大宝小学校、騰波ノ江小学校、上妻小学校、総上小学校、高道祖市民センターに、計7カ所開設いたしました。避難所
の開設に当たりましては、順次開設していく場合と、一度に開設する場合
のメリット、デメリットということで開設
の判断をしているわけではございません。台風
の規模や雨量
の予測、河川
の水位、河川
管理者から
の情報などを判断材料とし、迅速な開設、物資
の効率的な輸送及び配備、適正な人員配置、そして避難者
の増加などを考慮し、災害対策本部で協議
の上、判断をしております。以上でございます。
○副議長(廣瀬 榮君) 斯波元気君。
○7番(斯波元気君) 今回
ハザードマップを見て提案しているんですけれども、
ハザードマップから見ますと、総合体育館、これは小貝川0.5メートル浸水想定区域、
千代川中体育館、これは鬼怒川1.2メートル浸水想定区域でありまして、初期開設した避難所は、
ハザードマップ上、万全とは言えない避難所であります。その後開設した各地区
の避難所を見ますと、先ほど話もしました上妻小学校
の鬼怒川0.2メートル浸水想定区域を除きまして、後から設置した避難所は浸水想定区域外ですので、
ハザードマップ上、万全と言える場所であります。少なくとも
ハザードマップから見る限りでは、各地区避難所、2回目に判断した避難所を基本とするほうがよい
のではない
のかなと、そのように思えますもので、今回質問しております。この点、見解をお聞かせください。
○副議長(廣瀬 榮君) 飯塚
総務部長。
○
総務部長(飯塚誠一君) お答えいたします。
今後、避難所
の開設に当たりましては、雨量、風力など
の気象情報、河川
の水位などさまざまな判断材料をもとに災害対策本部で協議、検討し、開設時期、それから開設避難所、それを適切に対処してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。以上でございます。
○副議長(廣瀬 榮君) 斯波元気君。
○7番(斯波元気君) これはケース・バイ・ケースでいろんな状況が想定されるので、一律に言えることではないと思うんですけれども、少なくとも2段階目に設置された万全と言える高道祖、騰波ノ江、大宝、総上地区
の避難所が最初から開設すれば、少なくともより近くてより安全な避難所に地元
の人は避難できる。万が一、第一段階
のところに行って、そこが浸水した場合には、またもとに戻らなきゃならないということになってしまいますので、初めから、おおむね小学校区に開設したほうがよりいい
のではないかなと考えて、それを基本としたほうがいい
のではないかということで提案させていただきます。これは非常に重要な決定となりますので、うかつに言えることではないとは思うんですけれども、十分に検討していただいて、一段階を基本とする考えがいいんじゃないかという私
の提案に対して、現段階でどのように考えられるか、お聞かせください。
○副議長(廣瀬 榮君) 飯塚
総務部長。
○
総務部長(飯塚誠一君) お答えいたします。
議員ご指摘
のとおり、災害というものは、規模によっても違うし、雨
の降り方によっても違う。そうすると台風第15号も、前回ありましたけれども、今回第19号、それも雨
の降り方も全然違う、風
の強さも違う、そういうことも考慮に入れて、正確な情報を仕入れ、そしてなるべく適切な場所に検討していきたいと。これは災害対策本部
の中でそういう情報をもとにそういうことを協議していきたいと考えております。よろしくお願いします。
○副議長(廣瀬 榮君) 斯波元気君。
○7番(斯波元気君) 今回
の私
の提案は、この
ハザードマップを見て
の提案ですので、慎重な検討が必要だとは思いますけれども、ぜひおおむね小学校区ごとに開設したほうがいい
のではないかなと思いますので、十分な検討を要望させていただきまして、次に質問を進めたいと思います。
(3)
千代川中体育館が浸水した場合についてお聞きいたします。千代川地区については、以前
の千代川体育館ではなくて、
ハザードマップ上、より安全な千代川中学校体育館に避難所が設置され、
災害対応がブラッシュアップされたかと思います。しかし、それでも
千代川中体育館であっても鬼怒川1.2メートル浸水想定区域であります。なぜ浸水想定区域に避難所が開設される
のかというと、千代川地区には
ハザードマップ上、万全と言える避難所がなかなか見当たらないという現状があるからだと思います。五箇公民館と大形小学校がマップ上、万全なんですけれども、五箇公民館はキャパシティー
の問題、大形小は鬼怒川に余りにも近いという問題があるからな
のだろうと、そのように推測いたします。そこで、
千代川中体育館が開設されたということだと思うんですけれども、先ほど述べたとおり、ここも1.2メートル浸水想定区域でありますので、万が一、
千代川中体育館が浸水した場合、その先、
千代川中体育館へ
の避難者はどこに逃げることになる
のか、どのように考えている
のか、お聞きいたします。
○副議長(廣瀬 榮君) 答弁を求めます。飯塚
総務部長。
○
総務部長(飯塚誠一君) お答えいたします。
洪水
ハザードマップから見ますと、千代川中学校は鬼怒川で1.2メートルとなっており、千代川地区では鬼怒川、小貝川、どちら
の洪水浸水想定区域にも入らない指定避難所は、大形小学校と五箇公民館のみとなります。千代川中学校を自主避難所といたしました
のは、旧市村単位で
の自主避難所
の開設を考慮したこと、当時
の気象情報、河川
の水位、下館河川事務所から
の情報等により、小貝川
の危険性が高いと判断し、決定したものでございます。
鬼怒川が氾濫し、千代川中学校が浸水する場合は、市内
のほか
の避難所で受け入れできない方は、ほか
の市町へ
の広域避難を検討する必要があると考えております。以上でございます。
○副議長(廣瀬 榮君) 斯波元気君。
○7番(斯波元気君) 先ほど各地区単位を基本とする
のがいい
のではないかと述べました私
の考えからは、五箇地区は最初から五箇公民館を開設すればよい
のではないかと思います。その点
の見解をお聞かせください。また、それ以外
の地区は2段階ということにならざるを得ないと思いますが、その場合にはおっしゃったように他市町村へ
の広域避難だとかという話になってくるんだと思います。そういった場合には、混乱が生じないように、さらなる避難
の可能性があることを避難所内においてもあらかじめ周知するなど、いろいろな配慮が必要になってくる
のかと思います。その点、十分シミュレーションしておくべきだと考えます。この点についても見解をお聞かせください。
○副議長(廣瀬 榮君) 飯塚
総務部長。
○
総務部長(飯塚誠一君) お答えいたします。
確かに大形小学校と五箇公民館が浸水想定区域外ということで、鬼怒川沿いにある大形小学校、ここはなかなか開設は難しい
のかなと。ただ、五箇公民館につきましては、収容人数が30名ということになっておりますので、そこだけをというよりも、ある程度
の収容人数ができるところを考えたほうがいい
のかなと。今後につきましては、今、避難所ございますけれども、そういう公民館というあり方もありますので、そこら辺
のところは検討していかなければならないとはありますが、現時点ではなかなかそこまで進んでいないという状況です。
それから、段階的な避難、これは周知
の徹底ということを考えますと、なるべく早目に何カ所かを一気にあけようということも、今回教訓とし、また今後
の、先ほど
の繰り返しになりますけども、正確な情報を仕入れまして、なるべくそういう数カ所に一気にできればなということで考えております。これは災害対策本部
の中で、今、議員
のほうでご指摘があったことを配慮いたしまして、考えていきたいなと考えております。以上でございます。
○副議長(廣瀬 榮君) 斯波元気君。
○7番(斯波元気君) ご答弁いただきましてありがとうございます。隣接自治体へ
の避難などという話も出てきましたので、その点を含めて次
の質問に移りたいと思います。
(4)2
河川同時決壊時
の対応ということでお聞きいたします。リスク
管理上は想定される最悪
の状況を設定し、その対策をしておくことが必要かと思います。2つ
の河川に挟まれた下妻市において
の洪水災害で
の最悪
の状況、それを想定するならば、それは鬼怒川、小貝川
の2
河川同時決壊ということになるかと思います。2
河川同時決壊、そのとき
のハザードマップの想定最大規模浸水時には、
ハザードマップ上、万全な避難所だけで避難者
の受け入れは可能な
のか、その点をお聞きいたします。
○副議長(廣瀬 榮君) 答弁を求めます。飯塚
総務部長。
○
総務部長(飯塚誠一君) お答えいたします。
鬼怒川、小貝川が同時に氾濫した場合を想定しますと、市
の指定避難所40カ所
のうち、浸水想定区域外
の施設が15カ所、想定収容人数は約3,600名でございます。避難所で受け入れできない方は他
の市町へ
の広域避難を検討する必要があると考えております。以上でございます。
○副議長(廣瀬 榮君) 斯波元気君。
○7番(斯波元気君) どうやっても全て
の市民が避難することは
ハザードマップ上、万全な避難所だけではできない話であることを確認いたしましたので、その広域避難だとか、あるいは民間と
の協定ということも必要になってくるかと思います。この点
の見解をお聞かせください。隣接自治体と
の協定は締結済みだと聞いておりますので、その状況をお聞かせください。また、ここで言っています民間と
の協定という
のは、お寺とか神社等と
の協定を念頭に提案しております。お寺や神社はもともと
災害対応の機能が求められ、風水害に強いところに建てられていることが多いと聞いております。実際、避難所が設置された事例もありますので、お聞きいたします。広域避難、他自治体と
の協定締結
の状況と、お寺、神社等と
の協定についてどのような考えがあるかという質問です。
○副議長(廣瀬 榮君) 飯塚
総務部長。
○
総務部長(飯塚誠一君) お答えいたします。
近隣自治体と
の協定につきましては、本年5月30日、本市を含む鬼怒川、小貝川流域
の13市町で大規模水害時
の広域避難に関する協定書を締結いたしました。大規模水害に備え、ほか
の自治体に広域的な避難を行うものとなっております。万一、鬼怒川、小貝川、両河川が氾濫した場合、あるいはそのおそれがある場合には、河川を渡ることが困難であることから、上流である筑西市へ
の避難が想定されます。また、お寺、神社などと
の協定につきましては、今後研究してまいりたいと考えております。以上でございます。
○副議長(廣瀬 榮君) 斯波元気君。
○7番(斯波元気君) 答弁いただきました。ありがとうございます。
私、てっきり八千代町とかつくば市と
の協定な
のかと思ったんですけれども、川を渡る
のが危険ということで、筑西市ということで今、ご答弁いただきました。これもケース・バイ・ケースだと思うんですけれども、そのときには筑西市とか常総市も厳しい状況になっていたりする可能性もあると思いますので、これは本当、ケース・バイ・ケースになると思います。八千代町やつくば市という
のは、念頭にない
のかということを、じゃあもう一度お聞きいたします。
それとあと、つくばサーキットも、
ハザードマップで見てみますと安全な場所だということで、キャパ的にもこれはレース等
の開催
の状況によりますけれども、十分な場所だと思いますので、つくばサーキットとも協定を検討するということもいいんじゃないかと提案させていただきますけど、見解をお聞かせください。
○副議長(廣瀬 榮君) 飯塚
総務部長。
○
総務部長(飯塚誠一君) お答えいたします。
先ほど、筑西市と答えました
のは、両河川が氾濫した場合ということを想定して、上流
の上へ逃げると、そういう意味で筑西市と答えました。協定しているところはつくば市もございます。八千代町もございます。ですから、鬼怒川よりも西側
の方でしたらば鬼怒川
の橋は渡らないで済みますので、八千代町方面。高道祖方面
の方はつくば市へと。その河川
の氾濫によって、状況によってそういう動きをとるということでございます。
それから、つくばサーキット、こちらについては今後検討させていただければと思います。以上でございます。
○副議長(廣瀬 榮君) 斯波元気君。
○7番(斯波元気君) ありがとうございます。それでは、先に進みたいと思います。(5)
北台川堤防かさ上げ、尻手樋門
の口径拡大
の鬼怒川緊急対策プロジェクト
の関係についてお聞きいたします。
台風第19号では、北台川が5カ所越水したこともあり、
北台川堤防のかさ上げを望む地元
の声を多く聞いております。また、尻手樋門
の排水管
の口径、これが小さいので大きくしてほしいという要望が、これは何十年も前から出ているんだと聞いております。これら
の要望は、鬼怒川緊急対策プロジェクト
の中で聞き入れられて予算がつく可能性がある
のか、どのような状況になっている
のか、お聞きいたします。
○副議長(廣瀬 榮君) 答弁を求めます。
渡辺建設部長、登壇願います。
〔
建設部長 渡辺 尚君登壇〕
○
建設部長(渡辺 尚君) お答えいたします。
国土交通省下館河川事務所では、平成28年度から5カ年計画で鬼怒川緊急対策プロジェクトとして、堤防
のかさ上げ、拡幅、漏水対策、河道掘削等を実施するなど、緊急的、集中的に治水対策を実施しているところでございます。
初めに、北台川につきましては、茨城県
の管理河川であることから、現在、鬼怒川緊急対策プロジェクトとは直接的な関連はございません。しかしながら、平成27年9月、関東東北豪雨後
の茨城県常総工事事務所による調査において、右岸側
の桐ケ瀬地内に、堤防整備後
の沈下により、かさ上げが必要な部分があることが判明いたしました。現在、北台川は、上流部において河川改修工事を実施していることから、改修に伴い発生した残土を利用し、最下流
の上妻排水樋管付近から堤防
のかさ上げを実施していると
のことでございます。
また、尻手排水樋管につきましては、国土交通省下館河川事務所によりますと、鬼怒川緊急対策プロジェクトに関連した改築
の予定はないと
のことでございます。
今後も引き続き、鬼怒川沿川7市町で構成される鬼怒川下流改修維持期成同盟会や、筑西市、本市と地元同盟会で構成される一級河川北台川整備促進協議会などにより、国、県に対し要望活動を行ってまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○副議長(廣瀬 榮君) 斯波元気君。
○7番(斯波元気君) 答弁いただきましてありがとうございます。
北台川堤防かさ上げについては、今既に実施しているというお話だったんでしょうかね。時期や場所など、計画
の詳細をもう一度お聞かせいただければと思います。尻手樋門
の排水管
の口径につきましては、要望していただきたいという要望とさせていただきます。
○副議長(廣瀬 榮君)
渡辺建設部長。
○
建設部長(渡辺 尚君) お答えいたします。
北台川
の堤防
のかさ上げでございますが、今現在、まだ実施はされておりません。常総工事事務所
の話によりますと、上流部で掘削をいたしまして、かさ上げに適する良質な土が出たときには、その土を下に持っていってかさ上げを実施していきたいと、そのような説明がございましたので、今後そのような対策が常総工事事務所では考えているというようなことでございます。以上でございます。
○副議長(廣瀬 榮君) 斯波元気君。
○7番(斯波元気君) ありがとうございます。常総工事事務所にも地元
の声ということで、市からも強く要望していただければと思います。
次に進みたいと思います。(6)
スフィア基準対応状況はについて、お聞きいたします。
避難所
の国際基準となっておりますスフィア基準、近年この基準を満たして
の避難所設置を求める意見をよく耳にいたします。当市
の避難所は、この基準を満たしている
のか。満たしていない
のであれば、対応していく考えはある
のか、その点をお聞きいたします。
○副議長(廣瀬 榮君) 飯塚
総務部長。
○
総務部長(飯塚誠一君) お答えいたします。
スフィア基準につきましては、被災者が安定した状況で、尊厳を持って生存し、回復するためにあるべき人道対応、実現すべき状況について参考とすべき国際基準として位置づけられたもので、内閣府
の避難所運営ガイドラインにおいても参考にすべき国際基準とされております。例えば、トイレでは被災状況下で
の公共
の場所及び施設における最低トイレ数があり、避難所としてはトイレ
の数は50人に1基、女性対男性
の割合は3対1とされております。本市
の場合、特に基幹避難所である体育館等につきましては、数量、男女
の割合ともに大きく下回り、基準を満たすものではないと認識しております。今後
の対応でございますが、他市
の状況
の把握に努めまして研究してまいりたいと考えております。以上でございます。
○副議長(廣瀬 榮君) 斯波元気君。
○7番(斯波元気君) 現状で、特に基準から離れている
のはどういった点な
のか、わかればお聞かせいただきたいと思います。その基準から大きく離れている部分からでも、手をつけていっていただければいい
のかなと思うんですけれども、その考えがあるか、お聞きいたします。
○副議長(廣瀬 榮君) 飯塚
総務部長。
○
総務部長(飯塚誠一君) 避難所で
のスフィア基準を満たすもの、例えば居住スペース
の関係であったりとか、天井
の最高点、少なくとも2メーターは必要だとか、あとはベッドが1人当たり1個必要であるとか、あとは水等がいろいろ基準があるようでございます。これを一つ一つ検証したわけではございませんけれども、その中で満たしている部分もあるだろうし、余り満たしていない部分もあるだろうということで、それ
の詳細については今
のところ把握をしておりません。大きく離れている部分については、生活スペースになりますので、なるべく基準に近づけられるように努力していきたいと考えております。以上でございます。
○副議長(廣瀬 榮君) 斯波元気君。
○7番(斯波元気君) 努力していくという答弁いただきましたので、ぜひお願いしたいということで先に進みたいと思います。
(7)
水戸原発避難者、その後、人数申し入れあったかということでお聞きいたします。
水戸市原発避難者受け入れ体制について、これは以前も質問いたしました。東海第二原発で事故が発生したときには、水戸市民
の一部が当下妻市に避難することとなっております。しかし、その受け入れ体制は整っている
のかという当時、質問に対しまして、下妻市にどれだけ
の人数を避難させることになるかということはまだ水戸市
のほうで定まっていない状況であり、その先
の受け入れ体制
の整備に着手できる段階ではないと、そういった趣旨
の答弁をいただいております。それで、そのときは質問はそこまでで先に進まなかったんですけれども、その後、水戸市から
の避難者人数
の申し入れはあった
のか、この点をお聞きいたします。
○副議長(廣瀬 榮君) 答弁を求めます。飯塚
総務部長。
○
総務部長(飯塚誠一君) お答えいたします。
水戸市からは、平成28年8月に、本市を含む9市町と原子力災害における水戸市民
の県内広域避難に関する協定を締結して以降、県外
の避難先と調整を進め、昨年12月をもって全て
の避難先自治体と
の協定締結が終了したと聞いております。本市を初めとする県内自治体と
の調整については、本年3月に改めて水戸市から、水戸市広域避難計画
の骨子として、広域避難に関する基本的な考え方などについて説明がございました。水戸市では、本年8月に受け入れ要請
のタイミングや避難所開設
の手順など、協定
の内容をより具体的に定めた避難実施要領
の素案を取りまとめ、今後、本市と調整を行うこととなっております。調整
の時期につきましては、水戸市から当初、年内を目途に全て
の自治体と協議すると聞いておりましたが、今回
の台風第19号による被害対応
のために延期となっている状況でございます。以上でございます。
○副議長(廣瀬 榮君) 斯波元気君。
○7番(斯波元気君) それでは、現在はまだ避難者人数
の申し入れは、本来であれば受けている時期だった
のが延期になっていると、そういう状況ということでよろしかったか、確認させてください。
○副議長(廣瀬 榮君) 飯塚
総務部長。
○
総務部長(飯塚誠一君) お答えいたします。
おっしゃるとおりでございます。以上でございます。
○副議長(廣瀬 榮君) 斯波元気君。
○7番(斯波元気君) それでは下妻市
のほうで避難
の計画、受け入れ
の体制
の詳細まではまだ、向こうから
の人数申し入れがないので進んでいないという状況、それは変わらないということでよろしいか、お聞きいたします。
○副議長(廣瀬 榮君) 飯塚
総務部長。
○
総務部長(飯塚誠一君) お答えいたします。
そのとおりでございます。
○副議長(廣瀬 榮君) 斯波元気君。
○7番(斯波元気君) わかりましたので、私
の一般質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。
○副議長(廣瀬 榮君) 以上で斯波元気君
の一般質問を終わります。
以上で
一般質問は終了いたしました。
以上で本日
の日程は全部終了いたしました。
本日はこれにて散会いたします。
次回は、11月19日火曜日、定刻より本会議を開きます。
大変お疲れさまでした。
午前11時38分 散会
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会議録署名人
下妻市議会 副議長 廣 瀬 榮
署名議員 篠 島 昌 之
同 宇 梶 浩 太...