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令和元年 第4回定例会(第4日11月15日)

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  1. 下妻市議会 2019-11-15
    令和元年 第4回定例会(第4日11月15日)


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    最終取得日: 2021-09-26
    令和元年 第4回定例会(第4日11月15日)              令和元年第4回下妻市議会定例会会議録(第4号)          ────────────────────────────────              令和元年11月15日(金曜日)午前10時00分開会   令和元年11月15日(金)午前10時 第1  会議録署名議員の指名 第2  一般質問           ───────────────────── 本日の会議に付した案件  〇日程第1 会議録署名議員の指名  〇日程第2 一般質問           ───────────────────── 出 席 議 員(18名)  1番 宇 梶 浩 太 君             10番 廣 瀬   榮 君  2番 矢 島 博 明 君             12番 須 藤 豊 次 君  3番 岡 田 正 美 君             13番 柴   孝 光 君  4番 塚 越   節 君             14番 中 山 政 博 君  5番 平 間 三 男 君             15番 山 中 祐 子 君  6番 程 塚 裕 行 君             16番 増 田 省 吾 君
     7番 斯 波 元 気 君             17番 田 中 昭 一 君  8番 小 竹   薫 君             18番 平 井   誠 君  9番 松 田 利 勝 君             20番 篠 島 昌 之 君           ───────────────────── 欠 席 議 員(2名) 11番 原 部   司 君             19番 山 﨑 洋 明 君           ───────────────────── 説明のため出席した者  市長        菊 池   博 君   建設部長     渡 辺   尚 君  副市長       齋 藤   章 君   教育部長     高 橋 浩 之 君  教育長       横 瀬 晴 夫 君   秘書課長     倉 持 総 男 君  市長公室長市民協働課長          企画課長     保戸山 正 浩 君            大 月 義 男 君  総務部長      飯 塚 誠 一 君   総務課長     飯 田 博 之 君  市民部長      杉 山 照 夫 君   財政課長     塚 田   篤 君  保健福祉部長福祉事務所長         会計管理者会計課長            寺 田 武 司 君            塚 越   剛 君  経済部長      鈴 木 伸 一 君   農業委員会事務局長                                 小 林 正 幸 君           ───────────────────── 会 議 書 記  議会事務局長    飯 村 孝 夫 君   主幹       大 野 久美子 君  議会事務局長補佐兼庶務係長兼議事係長    主事       草 間 直 哉 君            小 島 英 之 君           ─────────────────────                  一般質問通告書                                  令和元年第4回定例会 ┌─────┬───────┬───────────┬─────────────────┬─────┐ │通告順  │通告者    │発言事項       │発言の内容            │答弁を  │ │     │(質問方式) │           │                 │求める者 │ ├─────┼───────┼───────────┼─────────────────┼─────┤ │ 6   │矢島 博明  │1 Waiwaiドーム│(1) 現在の利用状況をお伺いした│市長   │ │     │(一問一答) │  しもつまについて │    い。           │関係部長 │ │     │       │           │(2) 現在までに利用において問題│     │ │     │       │           │    になった利用、使用方法につ│     │ │     │       │           │    いて、また、改善策があれば│     │ │     │       │           │    お伺いしたい。      │     │ │     │       │           │(3) 当施設の地方再生コンパクト│     │ │     │       │           │    シティモデル事業における進│     │ │     │       │           │    捗状況と方向性についてお伺│     │ │     │       │           │    いしたい。        │     │ │     │       │           │(4) 当施設費用の無駄づかいにつ│     │ │     │       │           │    いて質問した際に、民間事業│     │ │     │       │           │    会計に例えてお答えいただい│     │ │     │       │           │    た。市長は当施設をどのよう│     │ │     │       │           │    に考え、どのように運営して│     │ │     │       │           │    いくつもりでいるのかお伺い│     │ │     │       │           │    したい。         │     │ ├─────┼───────┼───────────┼─────────────────┼─────┤ │ 7   │山中 祐子  │1 防災対策について │(1) 市内にある樹木(古木)の再│市長   │ │     │(一括)   │           │    点検について       │関係部長 │ │     │       │           │(2) 国交省のHPから水位情報│     │ │     │       │           │    提供しているが、今回はアク│     │ │     │       │           │    セス数が多すぎて機能せず、│     │ │     │       │           │    情報がとれないことがありま│     │ │     │       │           │    した。こういった場合の情報│     │ │     │       │           │    周知方法について     │     │ │     │       │           │(3) 危機管理室の設置について │     │ │     │       ├───────────┼─────────────────┼─────┤ │     │       │2 生活支援アプリの導│(1) 下妻市は本年4月から「電子│市長   │ │     │       │  入について    │    母子手帳」の導入を行い、最│関係部長 │ │     │       │           │    適な予防接種の時期や日々の│     │ │     │       │           │    成長記録 、市からの情報を│     │ │     │       │           │    手軽に確認できるため好評と│     │ │     │       │           │    のことです。そこで、古河市│     │ │     │       │           │    で導入された、子育て世代│     │ │     │       │           │    けでなく「市内の情報(ごみ│     │ │     │       │           │    収集日イベント施設マッ│     │ │     │       │           │    プ・観光案内等)」災害時に│     │ │     │       │           │    は、通信手段が途絶しても避│     │ │     │       │           │    難の仕方や、避難所がわかる│     │ │     │       │           │    ようにアプリに情報を内包し│     │ │     │       │           │    、オンラインでは小児救急の│     │ │     │       │           │    輪番表ハザードマップ確│     │ │     │       │           │    認できる、市民はもちろん、│     │ │     │       │           │    他市から仕事・学校・観光で│     │ │     │       │           │    来ている方等に向けの「生活│     │ │     │       │           │    支援アプリ」の導入の考えが│     │ │     │       │           │    ないか伺います。     │     │ │     │       ├───────────┼─────────────────┼─────┤ │     │       │3 柳原テニスコート│ 「柳原テニスコート」ですが、土 │市長   │ │     │       │  整備について   │ ・日曜日は「テニス教室」「県西地│関係部長 │ │     │       │           │ 区大会」も行われています。   │     │ │     │       │           │ しかし、老朽化のために応急処置 │     │ │     │       │           │ がなされ、ツギハギのコートになっ│     │ │     │       │           │ ていました。          │     │ │     │       │           │(1) 保護者や指導者から、段差の│     │ │     │       │           │    ある所でつまずき、余分に砂│     │ │     │       │           │    をまくため滑りやすく転びや│     │ │     │       │           │    すい危険なコートを安全なコ│     │ │     │       │           │    ートにして欲しいとの要望が│     │ │     │       │           │    ありました。市の対応を伺い│     │ │     │       │           │    ます。          │     │ │     │       │           │(2) ネットやフェンスなど備品や│     │ │     │       │           │    施設も老朽化しています。対│     │ │     │       │           │    応を伺います。      │     │ ├─────┼───────┼───────────┼─────────────────┼─────┤ │ 8   │斯波 元気  │1 災害対応について │(1) 鬼怒川ハザードマップは現在│市長   │ │     │(一問一答) │           │    の状況を反映しているのか。│関係部長 │
    │     │       │           │(2) 避難所開設順序2段階と1段│     │ │     │       │           │    階            │     │ │     │       │           │(3) 千代川中体育館が浸水した場│     │ │     │       │           │    合            │     │ │     │       │           │(4) 2河川同時決壊時の対応  │     │ │     │       │           │(5) 北台川堤防かさ上げ・尻手樋│     │ │     │       │           │    門口径拡大鬼怒川緊急対策│     │ │     │       │           │    プロジェクトとの関係につい│     │ │     │       │           │    て            │     │ │     │       │           │(6) スフィア基準対応状況  │     │ │     │       │           │(7) 水戸原発避難者その後、人数│     │ │     │       │           │    申し入れあったか     │     │ └─────┴───────┴───────────┴─────────────────┴─────┘           ─────────────────────                 午前10時00分 開会 ○副議長(廣瀬 榮君) おはようございます。  本日は原部議長から欠席の届け出がありましたので、地方自治法第106条第1項の規定により、副議長の私が議長の職務をとらせていただきます。皆様方のご協力をよろしくお願いいたします。  前回に引き続き会議を開きます。           ─────────────────────  出席議員及び欠席議員の報告、開会宣告 ○副議長(廣瀬 榮君) ただいまの出席議員は18人であります。欠席の届け出は、11番 原部 司君、19番 山﨑洋明君、以上2人であります。定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。  これより本日の会議を開きます。           ─────────────────────  議会に出席を求めた者の報告 ○副議長(廣瀬 榮君) 地方自治法第121条の規定により、議長において出席を求めた者は、前回のとおりであります。  会議書記についても、前回のとおりであります。           ─────────────────────  議事日程の報告 ○副議長(廣瀬 榮君) 本日の日程は、印刷物をもって配付の日程表のとおりであります。           ─────────────────────  【日程第1】 会議録署名議員の指名 ○副議長(廣瀬 榮君) これより本日の日程に入ります。  日程第1 会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は議長において、   20番 篠島昌之君   1番 宇梶浩太君  以上2人を指名いたします。           ─────────────────────  【日程第2】 一般質問 ○副議長(廣瀬 榮君) 日程第2 一般質問を行います。  通告順により順次発言を許します。2番 矢島博明君、登壇願います。                〔2番 矢島博明君登壇〕 ○2番(矢島博明君) 皆さん、改めておはようございます。  議長より発言の許可をいただきましたので、通告に従いまして一般質問をさせていただきます。今回質問させていただきますのは、Waiwaiドームしもつまについてでございます。詳しくは質問席のほうから進めたいと思います。よろしくお願いします。 ○副議長(廣瀬 榮君) 矢島博明君。 ○2番(矢島博明君) それでは、質問に入らせていただきます。Waiwaiドームしもつまについて、現在の利用状況をお伺いしたいと思います。  当初設置したときの目的からどのように上手に使われているのかなという部分を聞いてみたいと思います。よろしくお願いします。 ○副議長(廣瀬 榮君) 答弁を求めます。渡辺建設部長、登壇願います。               〔建設部長 渡辺 尚君登壇〕 ○建設部長(渡辺 尚君) おはようございます。お答えいたします。  Waiwaiドームしもつまの利用状況については、屋根つき多目的広場地域交流センタースケートボードパークの3つの主要施設を合わせて平成29年度約5万5,000人、平成30年度約6万8,000人の方にご来場いただきました。日常的な利用から貸し切り利用まで多目的にご利用いただき、イベントは平成29年度33回、平成30年度は37回開催されました。スケートボードパークは、北海道から岡山県まで広域から来場者があり、大型ビジョンを活用したテレビ体操は、平成29年7月から毎日開催しており、ご高齢の方にもご利用いただいております。また、地域交流センターは、設計段階から子育て世代とワークショップを重ね、親子連れに優しい仕様としたことから、出張型子育て支援センターが毎週木曜日に開催され、母親クラブの活動や子ども食堂などにもご利用いただいているのも特徴的なところでございます。  Waiwaiドームしもつまは、一人一人が居心地がよいまちなかの空間をつくるためにプレイスメーキングの手法を取り入れたことで、その効果が少しずつ浸透してきており、利用者みずからの発想で多様な活動を展開する空間活用が多く見られるようになりました。地域の人から来訪者まで多くの人々が交流し、子どもからお年寄りまで多世代に自由な発想で多目的に利用され、にぎわい広場Waiwaiドームしもつまの当初の目的が実現しつつあると考えております。以上でございます。 ○副議長(廣瀬 榮君) 矢島博明君。 ○2番(矢島博明君) 人数がだんだん増えてきているということは非常に喜ばしいことかなと思いますが、当初の目標としていた利用者数というものもあるんじゃないかなと思います。当初の目標としていた利用者数をお伺いしたいと思います。 ○副議長(廣瀬 榮君) 渡辺建設部長。 ○建設部長(渡辺 尚君) 当初目標といたしておりました人数でございますが、平成28年度に作成しました下妻市まち・ひと・しごと創生総合戦略の中で、Waiwaiドームしもつまの来場者目標は、平成31年度の最終年で10万人というのが一つの目標値となってございます。平成31年ですので令和元年ということになります。今年度はまだ数字が出ておりませんが、昨年度が6万8,000人でございましたので、3万2,000人ほどまだ目標値にまでは達していないというような状況でございます。以上でございます。 ○副議長(廣瀬 榮君) 矢島博明君。 ○2番(矢島博明君) 今年度の数字を楽しみにしたいと思います。  それと加えて、設置目標としまして、まちなかにぎわいを創出するという目標のもとに建てられた施設だと思っております。サン・SUNさぬまと絡めまして、まちの中ににぎわいをという施設だと私は認識しているんですが、それでよろしいのかどうか。実際にそのにぎわいが創出されている何かデータがあるのかどうか、お伺いしたいと思います。 ○副議長(廣瀬 榮君) 渡辺建設部長。 ○建設部長(渡辺 尚君) お答えいたします。  まちなかにぎわいというところで、2点ほど数値的なものがございます。まず、イベントの集客数でございますが、この計画をつくるときに定めた目標値でございまして、こちら従前値が3万7,000人に対しまして、目標値を4万1,500人と定めてございました。こちらにつきまして、平成30年度4万3,000人のイベントの集客数がございました。また、駅からの歩行者数ということで、こちらは駅の西側の歩行者数です。従前値が325人、目標値が380人に対しまして、平成29年度で440人の歩行者数がございました。また、そのほかの点でございますが、Waiwaiドームしもつまの開設、また、さん歩の駅ができた後、例えばWaiwaiドームの近くにはコンビニエンスストアが出店したりもしてございます。また、ご存じのように図書館の南側には最近、一団の団地の宅地の開発なども進んでおります。まちなかにぎわいという点では順調に進んでいるのかなと感じているところでございます。以上でございます。 ○副議長(廣瀬 榮君) 矢島博明君。 ○2番(矢島博明君) それでは、にぎわいも大分活気づいてきているのかな、歩行者数の数はもう少し頑張っていただきたいのかなと思いますが、施設をつくった効果が出てきているということが確認できたところで、次の質問に移らせていただきます。  2番の質問です。現在のWaiwaiドームにこれは限ってお伺いしたいと思います。屋根つき広場ですね、これ全体にあれば聞きたいですね。現在までの利用において問題になった利用や使用方法についてお伺いしたいと思います。また、その改善策を考えていらっしゃるようであればお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 ○副議長(廣瀬 榮君) 答弁を求めます。渡辺建設部長。 ○建設部長(渡辺 尚君) お答えいたします。  Waiwaiドームしもつまは、利用者の自由な発想でさまざまな活動が展開されることを想定した広場です。できる限り禁止事項を設けずに、お互いが心地よく過ごせるまちなかの共有空間を目指しておりますが、管理運営上、最低限のルールについてはご了承をお願いしております。ドーム内の日常利用では、かたいバットやボールでの野球や、サッカーの強烈なシュートなど、他の利用者のけがや大型ビジョンなどの機材が破損するおそれのある行為は、あらかじめお断りしております。また、他の利用者やご近所に極端に迷惑をかける使われ方が見受けられる場合は、その都度、お互い安全に気持ちよく利用できるようご協力をお願いしているところでございます。  また、イベント時には、周辺への音とドーム内の床面保護が懸案事項であり、ルール内でのご利用にご協力をお願いしております。音については、音楽などのイベントを開催する際には、ご近所への影響を考慮して音出しは原則10時から18時までとし、床面保護については、ドーム内の床面がクッション性のあるハードコートであるため、適切な養生を施していただき、車の乗り入れは車両重量1.3トン以下でお願いしているところでございます。  現在、取り組んでおります地方再生コンパクトシティモデル事業では、Waiwaiドーム利用促進のために取り組みの一つとして、音響設備の改善による周辺への影響緩和を予定しております。日常からイベントまで幅広く活用され、今後も自由な広場として有効活用されるよう、最低限のルールで運営してまいりますので、ご理解、ご協力お願い申し上げます。以上でございます。 ○副議長(廣瀬 榮君) 矢島博明君。 ○2番(矢島博明君) 自由な使い方をするということ、私も存じ上げておるんですが、今、野球の話ございました。この質問をいたしましたのは、少し前になるんですが、小学生の父兄の方から、隣でバスケットをやっている傍らで小学生がソフトのやわらかいビニールボール、ビニールのバットで野球をしていたところ、野球をする場所じゃないよと注意されて、わいわいハウスのほうに入って宿題を始めたそうでございます。宿題を始めたら、今度はここはそういうする場所じゃないよと言われたんでしようがなく帰ってきたというご相談がありまして、自由に使っていいものだと思ってみんなが認識しているんですが、思ったよりも自由になっていないというか、どなたかのご判断で決まってしまうという部分があるようで、特に規則は自由に使うんで設けてないそうなんですが、その使用方法等について判断を決める、その子どもたちはにぎやかだったのかなという懸念もあるんですが、使用方法について度が過ぎているからということで注意する方はきっといるんだと思うんです。どういう方がそこに常駐してルールを定めているというか、注意されているのかなと。どういう方をそこに配置されているのか、お伺いしたいと思います。 ○副議長(廣瀬 榮君) 答弁を求めます。渡辺建設部長。 ○建設部長(渡辺 尚君) お答えいたします。  現在、Waiwaiドームには市の嘱託職員が詰めておりまして、その方の判断でそのような指導をしていることになりますが、先ほど議員のほうからご指摘がありました、たとえ野球であったとはいっても、かたいボールですとか、かたいバットは使用していただくのは困りますが、やわらかいボール、やわらかいバットであれば柔軟に対応するというのも必要になるかと思います。今後担当でございます嘱託職員と、その辺のところのルールづくりについては、きっちりとルールを決めてしまうとまたそれが難しくなるとは思いますが、柔軟な対応ということも考えていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。以上でございます。 ○副議長(廣瀬 榮君) 矢島博明君。 ○2番(矢島博明君) 私もそうだと思います。きっちりルールを決めるというよりも、常識の範囲内という中で使っていただくのがいいのかなと思いますが、人によって常識を変えてしまうようでは困ってしまいますので、執行部の皆さん、ぜひともその部分、しっかり内々のルールは決めていただいて、自由に使えるような方法でお願いしたいと思います。  それともう1点、使用方法についてなんですが、1.3トンに車両の制限をしているということですが、一部車両に関しては1.3トンを超えた利用が今まであったんじゃないのかなと思うんです。例えば、痛車って、アニメのグラフィックを模した自動車が並んでいて展示会をしたようなことがあるんですが、1.3トンに間に合うような車はほとんどなかったという現状もございます。ケース・バイ・ケースで許す人と許さない人が出ているのでは困るかなと思うんですが、そちらについて少しお伺いしたいと思います。 ○副議長(廣瀬 榮君) 渡辺建設部長。 ○建設部長(渡辺 尚君) お答えいたします。  確かに議員ご指摘のとおり、以前は1.3トンを超えるような乗用車がドーム内に入っていたという事実もございます。その後、担当のほうで調べますと、ハンドルを切ったときなどに下の床面がどうしてもやわらかいので傷がつきやすいという、そういった判断がございまして、その後1.3トン以内というルールを定めさせていただきました。およそこれは軽自動車程度、移動販売車程度であれば問題ないのかなということで、この基準を定めさせていただいております。よろしくお願いいたします。以上でございます。 ○副議長(廣瀬 榮君) 矢島博明君。 ○2番(矢島博明君) 先ほどのご答弁の中で、車両の乗り入れに関してなんですが、養生すればということがあったと思うんですが、場合によっては乗り入れを許す可能性というのも考えているということで認識してよろしいんでしょうか。それは、例えばどのような養生をすれば、どのぐらいの車までということは想定されているんでしょうか。 ○副議長(廣瀬 榮君) 渡辺建設部長。 ○建設部長(渡辺 尚君) お答えいたします。  先ほど、養生すればというお話をいたしましたが、こちらにつきましては、車以外の例えば重い機材、そういったものが入るときには、重い機材を床面に置くときにはコンパネですとか、そういったもので養生していただきたいというような表現でございます。申しわけございません。車の乗り入れの際には、現在のところでは養生とかをしても乗り入れはできれば不可としていただいて、本当にドームの際まで車を寄せられますので、1.3トン以上の車についてはドームの際まで車を寄せていただいて荷物の積みおろしですとか、そういったものをしていただきたいと考えております。以上でございます。 ○副議長(廣瀬 榮君) 矢島博明君。 ○2番(矢島博明君) この項目最後の質問をしたいと思いますが、音に関しての話が若干あったと思うんですけども、音に関しての苦情だとか、それの改善策だとか、どのようなことをなさったかお伺いしたいと思います。 ○副議長(廣瀬 榮君) 渡辺建設部長。 ○建設部長(渡辺 尚君) 音に関してでございますが、開設当初から周辺に病院などがあるということで、音に対する懸念はございました。そういったことから、体育館などは夜の10時まで使えるわけですけど、開放型の施設ということで使用時間を夜の9時までと定めた経緯がございます。また、周辺住民の方のご意見などから、楽器などを演奏するイベントは原則18時までと考えております。また、先ほども申し上げましたが、これからのハード事業で音響設備の改良を考えてございまして、今の音響設備、いわゆるスピーカーが音が拡散して、一般的なスピーカーですけど、拡散して音が出ていきますので、そちらがある程度一方向に音が進むような音響設備に改良することを考えているところでございます。以上でございます。 ○副議長(廣瀬 榮君) 矢島博明君。 ○2番(矢島博明君) 現状が大体わかったのかなと思います。  次の質問に移ります。3番項、当施設の地方再生コンパクトシティモデル事業における進捗状況と方向性ということで、地方再生コンパクトシティモデル事業、ことしで2年目になると思うんです。事業そのものが3年という期限が区切られているのかなと思いますが、あと1年半なくなったところです。今どのぐらい進んでいて、どのぐらいのお金をかけているのか、どんなことをしたのか、お伺いしたいと思います。 ○副議長(廣瀬 榮君) 答弁を求めます。渡辺建設部長。 ○建設部長(渡辺 尚君) お答えいたします。  地方再生コンパクトシティモデル事業は、平成30年度から令和2年度までの3年間の事業期間で取り組んでおり、中間年の本年度はハード事業の設計と、設計に反映させるためのソフト事業を中心に実施しているところでございます。Waiwaiドームしもつまにつきましては、当初計画では事業費9,000万円で、クライミングウオールの設置をハード事業として位置づけておりましたが、昨年度に実施したまちづくりセミナー寺虎家において、有識者や参加者から出された意見を参考に、先ほど述べた音響設備の改善など、現在の機能を補完する内容に変更し、本年度は計画の見直しや設計作業を行っております。  また、モデル事業推進の柱として、スポーツ環境デザインを掲げ、スポーツをまちづくりの手段として活用した地域の活性化を進めており、Waiwaiドームにおいては人工芝の一部設置や運動を計測できる機能の導入などを検討しているところでございます。また、先ほど議員からございました、これまで投入された事業費でございますが、平成30年度が1,899万7,000円、今年度、令和元年度でございますが、まだ金額は確定しておりませんが、約7,900万円の事業費を予定しているところでございます。今後もWaiwaiドームしもつまの多目的に利用できる広場の特性を損なわず、なおかつスポーツを豊かな暮らしの手段として活用できるようモデル事業に取り組んでまいりますので、ご理解、ご協力のほどよろしくお願いいたします。 ○副議長(廣瀬 榮君) 矢島博明君。 ○2番(矢島博明君) 2,600万円ぐらいの費用が今のところ使われているということですが、音響のほうにハード事業は移行したということですが、もっとかなり大きな予算がついている事業なのかなと思うんですけども、音響は今、設計しているところでまだはっきりしないかもしれないんですが、何億もかかるような音響じゃないと思います。当ドームに関しては最大どのぐらいまでの予算をかけるつもりでいるのか、予定があればお伺いしたいんですけども。 ○副議長(廣瀬 榮君) 渡辺建設部長
    建設部長(渡辺 尚君) お答えいたします。  Waiwaiドームしもつまの音響ほかハード関係の事業費としては、令和2年度に約8,000万円を、これは上限として考えております。こちらあくまでも事業費の中での、当初の事業費を割り振った上限でございます。こちらでございますが、国補の補助率が全体ですと約44%程度でございます。残りは一般財源を投入するということになりますので、今後短い期間ではございますが、より効率的な事業を厳選して、事業費の抑制に努めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○副議長(廣瀬 榮君) 矢島博明君。 ○2番(矢島博明君) ぜひともWaiwaiドームを有効活用できるような施設にするために頑張っていただきたいと思います。  それでは、最後の質問に移ります。当施設費用の無駄遣いについて、市長にこれはご質問したときなんですが、サイクルポートをつくる予算370万円前後だったと思うんですが、増額する補正予算のときに市長にお伺いしました。そのときに市長は、一般企業の事業会計に例えられまして、修繕費等々という名目に当たるような費用であるから、無駄遣いではないですよというご答弁だったと思います。その答弁を聞きまして思ったことが、この施設は公共事業でつくった公共施設ですので、民間の事業会計になぞらえるのはおかしいんじゃないのかなという意識を持ちました。それと、そういう考え方をもし市長が持っていられるんだったら、この施設、公共施設でありながらも収益を目指すような施設に使いたいのかなという印象も持ちました。  そこで、市長選のときにも無駄遣いを訴えていられた市長にぜひお伺いしたいんですが、この施設はどのように将来運営していくというつもりで今いらっしゃるのかを、ぜひともお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 ○副議長(廣瀬 榮君) 答弁を求めます。菊池市長、登壇願います。                〔市長 菊池 博君登壇〕 ○市長(菊池 博君) ただいまの質問にお答えします。  あのときの回答は、お金は有効に使われれば管理費、無駄に使われれば損失だとお話ししたと思います。ですから、同じお金であっても有効に使われればそれは経費ですし、無駄に使ったら損失だとお答えしたところであります。今回の件ですけども、ご指摘の件は、平成30年第3回定例会に提出した補正予算につきまして、予算特別委員会でWaiwaiドームしもつまの管理費がコミュニティサイクルと東京オリンピック関連の予算により増額されたことについてのご質疑で、これに対しまして予算が有効に使われ、施設の利用促進などにつながれば無駄でないとお答えしたことかと思います。  また、同定例会の一般質問におきまして、Waiwaiドームしもつまのあり方について、施設を活用しないという選択肢はあり得ないと考えておりまして、できるだけ費用がかからない形で施設を適正に管理し、市の活性化のために役立てていくことが市長としての使命であるとお答えしております。この考えは、現在も変わっておりません。  先月、コンパクトなまちづくり推進協議会主催の全国研修会が本市で開催され、Waiwaiドームしもつまや、さん歩の駅サン・SUNさぬまについてご紹介いたしたところ、公共空間活用の先進的な取り組みとして国土交通省や有識者、全国の自治体職員から、改めて高い評価をいただいているところであります。今後もWaiwaiドームしもつまを初め、既存施設の有効活用を積極的に図ってまいりますので、ご理解のほどよろしくお願いします。以上です。 ○副議長(廣瀬 榮君) 矢島博明君。 ○2番(矢島博明君) 使わない手はない、有効活用したいということなんですが、そうしますと選挙戦のときにおっしゃっておった無駄という部分ですね。無駄な施設という意味なのか、お金が無駄なのかということで、お金の部分はその際にお伺いしたんですが、施設が無駄という意味で選挙戦、戦っておられたのかなという認識に感じております。その無駄だと思われる施設に有用だからといってお金をかけるようにスイッチしたというイメージが今のところありまして、予算の中でも2,700万円強の予算が30万円ぐらい今回減りましたけども、ほぼ同じだけ推移していると、有効に使っていきたいという予算でございます。菊池市長が獲得した票は8,803票、この中で少なからずWaiwaiドームが無駄というご意見に賛同した票もあるんじゃないかと思います。その方々に対しては、今までの質問の答えでありますと、若干違和感を感じる方がいるんじゃないのかなと思います。この無駄という部分に関して、菊池市長は当選されるまでどのようなお考えでそのような発言をされたのか、お伺いしたいと思います。 ○副議長(廣瀬 榮君) 菊池市長、登壇願います。                〔市長 菊池 博君登壇〕 ○市長(菊池 博君) 言葉のあれなんで回答がしづらいんですけども、具体的にこういうことと言っていただけばなんですが、無駄かどうかというのは、先ほどと繰り返しになりますけども、大切な市民からの税金ですから、それをどういうふうに有効に使うかどうかで無駄か無駄じゃないかということになると思います。昔のことをあんまり言われてもあれなんですけども、でも、以前私が議員のとき、須藤議員が委員長のときに、調査特別委員会に都市再生整備計画事業がありました。矢島議員はいらっしゃらなかったと思うんですが、そのときに交流広場について議員でこういうふうにしたほうがいいんじゃないですかという提言をしています。そのとき、多目的広場として都市下水路の配置に考慮し、芝生の広場として整備する。建物についてはトイレなど最小限の施設とする。空き店舗等を活用して整備することが望ましいと議員の中でまとめています。  そういうことから考えますと、今もうちょっと小さいほうがいいんじゃないかということで、議論として私は上げたと思っています。したがいまして、できてからは、先ほど言いましたように事業の継続性ということがありますから、これはできるだけ有効的に使って、何億円もかけた施設というのはできるだけいろんな方に来ていただいて有効に活用していくことが無駄ではなくなるんじゃないか。お金はこれから投資するわけですけども、それを今度、どんどん来ていただいて交流人口を増やすことが無駄じゃないと思っています。以上です。 ○副議長(廣瀬 榮君) 矢島博明君。 ○2番(矢島博明君) ありがとうございました。無駄という、漠然としたお伺いの仕方をしたので答えにくいのかなと思うんですが、少なからず先ほども申し上げたとおり、得票につながった可能性のある発言でございますので、しっかり感じていただいて、市長は昔、無駄と言っていることがあったよなと思いながら運営をする職員よりは、有益に使いたいと思って何とかみんなで頑張ろうというようにしていっていただければ、職員だって生き生きとやれるんじゃないかと思っております。ぜひとも、無駄ということはきょう限りでやめていただいて、今までも選挙戦までしか言っていないのであれですけども、これは継続性を持ってしっかり施設を運営していただいて、施設をよりいいものにつくっていっていただきたいと思います。これを要望といたしまして、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○副議長(廣瀬 榮君) 以上で矢島博明君の一般質問を終わります。  次に、15番 山中祐子君、登壇願います。                〔15番 山中祐子君登壇〕 ○15番(山中祐子君) 改めまして、こんにちは。過日通告しました一般質問について、ただいま議長より発言のお許しをいただきましたので、通告順に質問をさせていただきます。  初めに、通告1の防災対策について伺います。  記録的な大雨により、各地に甚大な被害をもたらした台風第15号に対しまして、担当職員の皆様が全力で対応していただきました。本当にお疲れさまでした。今後も温暖化による気候の変動により、予想を超える災害に見舞われる可能性がありますので、市民の生命を守る立場から、さらに配慮ある取り組みと研究をお願いいたしたく、以下の質問をいたします。  (1)として、市内にある樹木で、強風により折れたり倒れたりする危険のある古木等の再点検が必要と考えるが、執行部の対応を伺います。  (2)として、特に大雨のときは市内を流れる鬼怒川、小貝川の水位が気になります。しかし、危険なので川には近づかないように、見に行かないようにと言われます。そこで国交省のホームページから水位情報を得ようと思いアクセスしましたが、今回はアクセス数が多過ぎて機能せず、情報がとれない状況でした。そこで、こういった場合の情報周知の方法についてお伺いいたします。  (3)として、危機管理室の設置についてお伺いをいたします。  昨日の一般質問で、防災対策について多くの議員が質問されていました。それだけ関心があり、危機感を抱いていることなのだと改めて感じました。県内では、退職自衛官が防災関係部局に在職されているのは、茨城県庁、牛久市役所、龍ケ崎市役所、下妻市役所の4自治体とのことです。先進的な取り組みをされていることは、下妻市が防災に対して積極的に取り組んでいるあかしだと思います。退職自衛官の方には防災アドバイザーとして参加していただいているようです。  ここ数年、今まで予想もしなかったような災害が全国で続いております。前にも申しましたが、今後も温暖化による気候の変動により、予想を大きく超える災害に見舞われる可能性があります。他市においても、退職自衛官が在職中に培った専門的知識等を生かして、防災関係業務や国民保護等のいわゆる危機管理のための計画作成、職員・市民の啓発、各種訓練の企画、検証などの分野で活躍をされています。現在、災害対策本部が設置されれば、市長が災害対策本部の本部長として指揮をとられております。しかし、退職自衛官を危機管理監として全ての危機を一元的に総括・調整する危機管理室を設置し、災害において危機管理に特化した専門部署の設置を考えていく時期が来ているのではないかと考えます。執行部の考えをお伺いいたします。  通告2として、生活支援アプリの導入について伺います。下妻市は、本年4月から電子母子手帳の導入を行い、最適な予防接種の時期や日々の成長記録、市からの情報を手軽に確認できるため好評とのことです。そこで、古河市で導入された子育て世代だけではなく、幅広い年齢層が活用でき、市内の情報、ごみ収集、イベント、施設マップ、観光案内等々、また災害時には通信手段が途絶してもオフラインで避難の仕方や避難所がわかるようにアプリに情報を内包し、オンラインでは小児救急の輪番表やハザードマップも確認できるアプリです。下妻市では、ホームページ等に入り、担当課に移行し、そこから必要な情報を得ていますが、スマホのアプリとしてまず窓口を一つにし、スマホ初心者でも少ない手順で必要な情報が手に入れられるようなシステムができないか、市民はもちろん、他市から仕事、学校、観光で来ている方、外国人の方等向けの生活支援アプリの導入について伺います。  通告3として、柳原テニスコートの整備について伺います。  以前には、柳原テニスコートのぼっとんトイレから水洗トイレの整備を執行部の尽力により整備していただいた経緯があります。そのトイレは、今回の国体においても十分活用されておりました。さて、柳原テニスコートですが、土・日曜日はテニス教室、県西大会等の試合も行われています。しかし、老朽化のため応急処置がなされ、継ぎはぎのコートになっています。  そこで(1)として、今はご父兄と言わず保護者とのことですので、訂正をお願いいたします。保護者や指導者から、段差のあるところでつまずき、余分に砂をまくため滑りやすく危険なコートを安全なコートにしてほしいとの要望がありました。市の対応を伺います。(2)として、ネットやフェンスなどの備品や施設も老朽化しています。対応を伺います。  以上、私の一般質問といたします。 ○副議長(廣瀬 榮君) 答弁を求めます。飯塚総務部長、登壇願います。               〔総務部長 飯塚誠一君登壇〕 ○総務部長(飯塚誠一君) 私からは、1、防災対策についてお答えいたします。  初めに、(1)市内にある樹木の再点検についてでございますが、今回の台風第19号では、倒木による被害はございませんでしたが、台風の接近により、特に強風、暴風となった場合、倒木が電線に接触し停電が発生したり、市道をふさぎ通行に支障を来すなどの被害が想定されます。市内全域には公園など公共施設の樹木、寺社所有または個人所有の樹木と、大変多くの樹木がございます。そうした市全体の樹木の点検を行うことは非常に困難でございますが、特に市が管理する公共施設の樹木につきましては、引き続き適正な管理に努めてまいりたいと考えております。  個人所有の樹木につきましては、各個人に管理をしていただくことになりますので、平時から適正に樹木を管理していただくよう、市ホームページや市報等により周知してまいりたいと考えております。  次に、(2)国土交通省のホームページから、水位情報がとれない場合の情報周知方法についてでございますが、台風第19号接近の際には、一時国土交通省の川の防災情報への集中により、アクセスできない状況となりました。国土交通省では、河川の水位情報などの取得について、チラシで周知をしております。例えば、河川の水位が氾濫注意情報に達した場合は、NHKのデータ放送の河川水位情報で河川の水位を確認できること。アクセスが集中し、インターネットがつながりにくい場合でも、水位を確認できることなどでございます。また、下館河川事務所では、河川の水位観測所での雨量、水位の情報を電話で聞けるテレホンサービスを常時行っております。こうした情報の収集手段につきましては、今以上に市民への周知に努めてまいりたいと考えております。  次に、(3)危機管理室の設置についてでございますが、台風、地震など頻発する自然災害を初め、危機管理につきましては市民の生命、身体を守る上で大変重要であると認識しております。また、水害、土砂災害の防災情報の伝達における避難情報として、本年度から警戒レベルを用いて伝達をしており、市民の防災に関するニーズもより大きくなっていると思われます。危機管理部署につきましては、平時から地域防災計画、国民保護計画の見直し、防災訓練など災害への備えを充実させる業務を行うとともに、災害発生時またはそのおそれがある場合には、災害対応の事務局として特に重要な部署であると考えております。本市といたしましても、危機管理体制の強化は重要な取り組みであると認識しており、危機管理を担う危機管理監の配置及び危機管理体制の構築については検討しているところでございますので、よろしくお願いいたします。 ○副議長(廣瀬 榮君) 次に、大月市長公室長市民協働課長、登壇願います。           〔市長公室長市民協働課長 大月義男君登壇〕 ○市長公室長市民協働課長(大月義男君) 私からは、2、生活支援アプリの導入についてお答えいたします。  議員ご指摘の古河市の生活支援アプリでございますが、古河市では、コガノイロというアプリを導入いたしまして、1つのアプリで市の情報や広報紙の閲覧、ごみ出しカレンダー、子どもの予防接種のほか、災害情報などの運用がなされております。  本市でのアプリを使いました情報発信につきましては、ごみ分別アプリのほか、本年4月から、ママサポしもつまアプリとして電子母子手帳アプリをスタートさせております。また、来年度には、防災アプリの運用を開始する予定でございます。古河市のアプリと違い、本市では複数のアプリでごみの出し方、子育てといったそれぞれ専用のコンテンツを運用することにより、受け手にわかりやすく、詳細な情報が伝達できることから、この方法によるアプリの運用を展開しているところでございます。  現在、運用しておりますママサポしもつまアプリは、市のホームページと連動したイベントなどの最新情報をお知らせする地域ニュースのページもございまして、一部機能につきましては、古河市のアプリと同じような機能も備えております。本市の各アプリの運用方法につきましては、市民の利便性や操作性を中心に、古河市のような生活支援アプリのような方式、現在運用している複数のアプリを統合するアプリの作成など、他市の状況なども参考に今後調査研究してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。以上でございます。 ○副議長(廣瀬 榮君) 次に、高橋教育部長、登壇願います。               〔教育部長 高橋浩之君登壇〕 ○教育部長(高橋浩之君) 私からは、3、柳原テニスコートの整備についてお答えいたします。  初めに、(1)安全なコートへの整備要望についてでございますが、柳原テニスコートは、市内スポーツ少年団やサークル活動、テニス教室や中学生の大会などの会場として、たくさんの方々に利用されておりますが、経年劣化により全体的に傷みが進み、滑りやすい状態となっていることから、人工芝の全面的な張りかえ工事が必要な時期と考えております。しかしながら、張りかえ工事には多額の費用がかかることから、スポーツ振興くじ助成等を活用した改修工事を検討しているところでございます。また、人工芝の一部がすり切れている箇所につきましては、安全面から部分的な張りかえを早急に実施するため、現況を確認し、現在、準備を進めているところでございますので、よろしくお願いいたします。  次に、(2)ネットフェンス等の備品、施設の対応についてでございますが、テニスコートでは近年、周囲の防風林の倒木が増え、その影響でネットフェンスの倒壊や利用者への危険性があること、また、近隣農地の日照の妨げになっていることから、昨年度、テニスコート外周北側及び東側の防風林を伐採し、環境整備工事を実施いたしました。しかしながら、伐採後は風が直接テニスコート内に吹き込みやすくなることから、本来であれば防風ネットの設置が必要なところでございますが、現在のネットフェンスでは強度不足のため防風ネットを設置することが困難な状況でございます。今後、人工芝の張りかえ工事とあわせ、助成等を活用したフェンスの改修や防風ネットの設置について検討してまいりたいと考えております。また、テニスコート備品の老朽化が進んでいるものにつきましては、交換等を行い、市民の皆様が安全にスポーツを楽しめるよう整備してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○副議長(廣瀬 榮君) 以上で答弁を終わります。  再質問ありませんか。 ○15番(山中祐子君) ありません。 ○副議長(廣瀬 榮君) 以上で山中祐子君の一般質問を終わります。  暫時休憩いたします。再開はおおむね11時といたします。                 午前10時48分 休憩           ─────────────────────                 午前11時00分 再開 ○副議長(廣瀬 榮君) 休憩前に戻り会議を開きます。  次に、7番 斯波元気君、登壇願います。                〔7番 斯波元気君登壇〕 ○7番(斯波元気君) それでは、ただいま議長の許可をいただきましたので、一般質問をしてまいります。私からの一般質問は、大項目1点、災害対応についてであります。  まずは、ハザードマップと避難所に関連して何点か質問させていただきます。その後、鬼怒川緊急対策プロジェクトと地域からの要望、その関係について。そして、避難所設置の際の国際基準でありますスフィア基準について。そして、原発事故が発生した場合の水戸市民の受け入れ、その現状について順次聞いてまいります。  それでは、質問席に移動して質問を続けたいと思います。よろしくお願いします。 ○副議長(廣瀬 榮君) 斯波元気君。 ○7番(斯波元気君) それでは、大項目の1点目、鬼怒川ハザードマップは現在の状況を反映しているのかについてお聞きいたします。  下妻市洪水ハザードマップ鬼怒川は、平成28年に下館河川事務所が指定した洪水浸水想定区域図、これをもとに作成しているということであります。その後も鬼怒川の堤防工事は進んでいるわけであります。ハザードマップの浸水想定区域も変わってくるのではないのかなと、そのように思うんですけれども、そのとおりなのか。それとも工事の進捗にかかわらず、浸水想定区域は変わらないのか。つまりは、ハザードマップは現在の状況を反映しているのか否か、その点をお聞きいたします。 ○副議長(廣瀬 榮君) 答弁を求めます。飯塚総務部長、登壇願います。               〔総務部長 飯塚誠一君登壇〕 ○総務部長(飯塚誠一君) お答えいたします。  下館河川事務所が洪水浸水想定区域図を公表するに当たり、事前の説明で現在、鬼怒川の堤防の整備を行っているが、整備工事完了後を見据えたものであり、工事に伴い浸水想定区域が変わるものではないとのことであり、洪水ハザードマップにおける浸水想定区域は堤防整備完了後も変更はございません。以上でございます。 ○副議長(廣瀬 榮君) 斯波元気君。 ○7番(斯波元気君) 答弁いただきました。それでは、堤防工事によって堤防決壊の可能性が軽減されるわけでありまして、決壊した場合の浸水想定は土地の高低差の話でしょうから一定であると、したがってハザードマップは現在の状況を反映していると、そういう理解でよろしいか、念のためもう一度お聞きいたします。 ○副議長(廣瀬 榮君) 飯塚総務部長。 ○総務部長(飯塚誠一君) お答えいたします。  議員ご指摘のとおり、洪水ハザードマップは、現在の状況を反映したものとなっております。以上でございます。 ○副議長(廣瀬 榮君) 斯波元気君。 ○7番(斯波元気君) ありがとうございます。なぜこの点を聞いたかというと、今回の台風第19号に際して、避難所設置についてなんですけれども、小貝川の危険性が重視されたのに対して、鬼怒川については、ある程度安全であるという判断があったんじゃないのかなと思いまして聞いております。なぜならば、同じく浸水想定区域にある豊加美小の避難所は設置しなかったんですけれども、上妻小学校は設置したということで、そういう判断があったのかなというふうに感じて聞いたんですけれども、そのような判断があったのか、お聞きいたします。 ○副議長(廣瀬 榮君) 飯塚総務部長。 ○総務部長(飯塚誠一君) お答えいたします。  第4回災害対策本部会議において、自主避難所の追加開設を決定したのは、10月12日土曜日、午後1時の時点でございます。この時点では、鬼怒川、小貝川ともに水位の大きな上昇はございませんでしたが、雨雲の気象状況や下館河川事務所からの情報などから、堤防改修が進む鬼怒川よりも小貝川の水位上昇を懸念し、自主避難所の検討をいたしました。その結果、小貝川の洪水浸水想定区域内にある豊加美小学校は開設をせず、避難者の移動等を考慮しまして上妻小学校は開設いたしました。以上でございます。 ○副議長(廣瀬 榮君) 斯波元気君。 ○7番(斯波元気君) ありがとうございます。今回のケースでは、小貝川のリスクがより高いと、そういう判断があって避難所が設置されたということを確認して、それを踏まえて質問を続けたいと思います。(2)避難所開設順序、2段階と1段階についてお聞きいたします。  今回の台風第19号の際には、まず、旧下妻、旧千代川の旧自治体ごとに避難所が設置され、その後、おおむね小学校区を基準に新たな避難所が開設されました。避難所開設が2段階となっていたわけでありますが、初めからおおむね小学校区ごとに開設するという選択肢もあるのかと思います。今回、2段階で避難所を開設した理由や経緯、1段階と2段階、両者を比較したメリット、デメリットをお聞かせください。 ○副議長(廣瀬 榮君) 答弁を求めます。飯塚総務部長。 ○総務部長(飯塚誠一君) お答えいたします。  自主避難所は、10月12日土曜日午前8時、総合体育館に、午前10時、千代川中学校に、15時、大宝小学校、騰波ノ江小学校、上妻小学校、総上小学校、高道祖市民センターに、計7カ所開設いたしました。避難所の開設に当たりましては、順次開設していく場合と、一度に開設する場合のメリット、デメリットということで開設の判断をしているわけではございません。台風の規模や雨量の予測、河川の水位、河川管理者からの情報などを判断材料とし、迅速な開設、物資の効率的な輸送及び配備、適正な人員配置、そして避難者の増加などを考慮し、災害対策本部で協議の上、判断をしております。以上でございます。 ○副議長(廣瀬 榮君) 斯波元気君。 ○7番(斯波元気君) 今回ハザードマップを見て提案しているんですけれども、ハザードマップから見ますと、総合体育館、これは小貝川0.5メートル浸水想定区域、千代川中体育館、これは鬼怒川1.2メートル浸水想定区域でありまして、初期開設した避難所は、ハザードマップ上、万全とは言えない避難所であります。その後開設した各地区の避難所を見ますと、先ほど話もしました上妻小学校の鬼怒川0.2メートル浸水想定区域を除きまして、後から設置した避難所は浸水想定区域外ですので、ハザードマップ上、万全と言える場所であります。少なくともハザードマップから見る限りでは、各地区避難所、2回目に判断した避難所を基本とするほうがよいのではないのかなと、そのように思えますもので、今回質問しております。この点、見解をお聞かせください。 ○副議長(廣瀬 榮君) 飯塚総務部長。 ○総務部長(飯塚誠一君) お答えいたします。  今後、避難所の開設に当たりましては、雨量、風力などの気象情報、河川の水位などさまざまな判断材料をもとに災害対策本部で協議、検討し、開設時期、それから開設避難所、それを適切に対処してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。以上でございます。 ○副議長(廣瀬 榮君) 斯波元気君。 ○7番(斯波元気君) これはケース・バイ・ケースでいろんな状況が想定されるので、一律に言えることではないと思うんですけれども、少なくとも2段階目に設置された万全と言える高道祖、騰波ノ江、大宝、総上地区の避難所が最初から開設すれば、少なくともより近くてより安全な避難所に地元の人は避難できる。万が一、第一段階のところに行って、そこが浸水した場合には、またもとに戻らなきゃならないということになってしまいますので、初めから、おおむね小学校区に開設したほうがよりいいのではないかなと考えて、それを基本としたほうがいいのではないかということで提案させていただきます。これは非常に重要な決定となりますので、うかつに言えることではないとは思うんですけれども、十分に検討していただいて、一段階を基本とする考えがいいんじゃないかという私の提案に対して、現段階でどのように考えられるか、お聞かせください。 ○副議長(廣瀬 榮君) 飯塚総務部長。 ○総務部長(飯塚誠一君) お答えいたします。
     議員ご指摘のとおり、災害というものは、規模によっても違うし、雨の降り方によっても違う。そうすると台風第15号も、前回ありましたけれども、今回第19号、それも雨の降り方も全然違う、風の強さも違う、そういうことも考慮に入れて、正確な情報を仕入れ、そしてなるべく適切な場所に検討していきたいと。これは災害対策本部の中でそういう情報をもとにそういうことを協議していきたいと考えております。よろしくお願いします。 ○副議長(廣瀬 榮君) 斯波元気君。 ○7番(斯波元気君) 今回の私の提案は、このハザードマップを見ての提案ですので、慎重な検討が必要だとは思いますけれども、ぜひおおむね小学校区ごとに開設したほうがいいのではないかなと思いますので、十分な検討を要望させていただきまして、次に質問を進めたいと思います。  (3)千代川中体育館が浸水した場合についてお聞きいたします。千代川地区については、以前の千代川体育館ではなくて、ハザードマップ上、より安全な千代川中学校体育館に避難所が設置され、災害対応がブラッシュアップされたかと思います。しかし、それでも千代川中体育館であっても鬼怒川1.2メートル浸水想定区域であります。なぜ浸水想定区域に避難所が開設されるのかというと、千代川地区にはハザードマップ上、万全と言える避難所がなかなか見当たらないという現状があるからだと思います。五箇公民館と大形小学校がマップ上、万全なんですけれども、五箇公民館はキャパシティーの問題、大形小は鬼怒川に余りにも近いという問題があるからなのだろうと、そのように推測いたします。そこで、千代川中体育館が開設されたということだと思うんですけれども、先ほど述べたとおり、ここも1.2メートル浸水想定区域でありますので、万が一、千代川中体育館が浸水した場合、その先、千代川中体育館への避難者はどこに逃げることになるのか、どのように考えているのか、お聞きいたします。 ○副議長(廣瀬 榮君) 答弁を求めます。飯塚総務部長。 ○総務部長(飯塚誠一君) お答えいたします。  洪水ハザードマップから見ますと、千代川中学校は鬼怒川で1.2メートルとなっており、千代川地区では鬼怒川、小貝川、どちらの洪水浸水想定区域にも入らない指定避難所は、大形小学校と五箇公民館のみとなります。千代川中学校を自主避難所といたしましたのは、旧市村単位での自主避難所の開設を考慮したこと、当時の気象情報、河川の水位、下館河川事務所からの情報等により、小貝川の危険性が高いと判断し、決定したものでございます。  鬼怒川が氾濫し、千代川中学校が浸水する場合は、市内のほかの避難所で受け入れできない方は、ほかの市町への広域避難を検討する必要があると考えております。以上でございます。 ○副議長(廣瀬 榮君) 斯波元気君。 ○7番(斯波元気君) 先ほど各地区単位を基本とするのがいいのではないかと述べました私の考えからは、五箇地区は最初から五箇公民館を開設すればよいのではないかと思います。その点の見解をお聞かせください。また、それ以外の地区は2段階ということにならざるを得ないと思いますが、その場合にはおっしゃったように他市町村への広域避難だとかという話になってくるんだと思います。そういった場合には、混乱が生じないように、さらなる避難の可能性があることを避難所内においてもあらかじめ周知するなど、いろいろな配慮が必要になってくるのかと思います。その点、十分シミュレーションしておくべきだと考えます。この点についても見解をお聞かせください。 ○副議長(廣瀬 榮君) 飯塚総務部長。 ○総務部長(飯塚誠一君) お答えいたします。  確かに大形小学校と五箇公民館が浸水想定区域外ということで、鬼怒川沿いにある大形小学校、ここはなかなか開設は難しいのかなと。ただ、五箇公民館につきましては、収容人数が30名ということになっておりますので、そこだけをというよりも、ある程度の収容人数ができるところを考えたほうがいいのかなと。今後につきましては、今、避難所ございますけれども、そういう公民館というあり方もありますので、そこら辺のところは検討していかなければならないとはありますが、現時点ではなかなかそこまで進んでいないという状況です。  それから、段階的な避難、これは周知の徹底ということを考えますと、なるべく早目に何カ所かを一気にあけようということも、今回教訓とし、また今後の、先ほどの繰り返しになりますけども、正確な情報を仕入れまして、なるべくそういう数カ所に一気にできればなということで考えております。これは災害対策本部の中で、今、議員のほうでご指摘があったことを配慮いたしまして、考えていきたいなと考えております。以上でございます。 ○副議長(廣瀬 榮君) 斯波元気君。 ○7番(斯波元気君) ご答弁いただきましてありがとうございます。隣接自治体への避難などという話も出てきましたので、その点を含めて次の質問に移りたいと思います。  (4)2河川同時決壊時の対応ということでお聞きいたします。リスク管理上は想定される最悪の状況を設定し、その対策をしておくことが必要かと思います。2つの河川に挟まれた下妻市においての洪水災害での最悪の状況、それを想定するならば、それは鬼怒川、小貝川の2河川同時決壊ということになるかと思います。2河川同時決壊、そのときのハザードマップの想定最大規模浸水時には、ハザードマップ上、万全な避難所だけで避難者の受け入れは可能なのか、その点をお聞きいたします。 ○副議長(廣瀬 榮君) 答弁を求めます。飯塚総務部長。 ○総務部長(飯塚誠一君) お答えいたします。  鬼怒川、小貝川が同時に氾濫した場合を想定しますと、市の指定避難所40カ所のうち、浸水想定区域外の施設が15カ所、想定収容人数は約3,600名でございます。避難所で受け入れできない方は他の市町への広域避難を検討する必要があると考えております。以上でございます。 ○副議長(廣瀬 榮君) 斯波元気君。 ○7番(斯波元気君) どうやっても全ての市民が避難することはハザードマップ上、万全な避難所だけではできない話であることを確認いたしましたので、その広域避難だとか、あるいは民間との協定ということも必要になってくるかと思います。この点の見解をお聞かせください。隣接自治体との協定は締結済みだと聞いておりますので、その状況をお聞かせください。また、ここで言っています民間との協定というのは、お寺とか神社等との協定を念頭に提案しております。お寺や神社はもともと災害対応の機能が求められ、風水害に強いところに建てられていることが多いと聞いております。実際、避難所が設置された事例もありますので、お聞きいたします。広域避難、他自治体との協定締結の状況と、お寺、神社等との協定についてどのような考えがあるかという質問です。 ○副議長(廣瀬 榮君) 飯塚総務部長。 ○総務部長(飯塚誠一君) お答えいたします。  近隣自治体との協定につきましては、本年5月30日、本市を含む鬼怒川、小貝川流域の13市町で大規模水害時の広域避難に関する協定書を締結いたしました。大規模水害に備え、ほかの自治体に広域的な避難を行うものとなっております。万一、鬼怒川、小貝川、両河川が氾濫した場合、あるいはそのおそれがある場合には、河川を渡ることが困難であることから、上流である筑西市への避難が想定されます。また、お寺、神社などとの協定につきましては、今後研究してまいりたいと考えております。以上でございます。 ○副議長(廣瀬 榮君) 斯波元気君。 ○7番(斯波元気君) 答弁いただきました。ありがとうございます。  私、てっきり八千代町とかつくば市との協定なのかと思ったんですけれども、川を渡るのが危険ということで、筑西市ということで今、ご答弁いただきました。これもケース・バイ・ケースだと思うんですけれども、そのときには筑西市とか常総市も厳しい状況になっていたりする可能性もあると思いますので、これは本当、ケース・バイ・ケースになると思います。八千代町やつくば市というのは、念頭にないのかということを、じゃあもう一度お聞きいたします。  それとあと、つくばサーキットも、ハザードマップで見てみますと安全な場所だということで、キャパ的にもこれはレース等の開催の状況によりますけれども、十分な場所だと思いますので、つくばサーキットとも協定を検討するということもいいんじゃないかと提案させていただきますけど、見解をお聞かせください。 ○副議長(廣瀬 榮君) 飯塚総務部長。 ○総務部長(飯塚誠一君) お答えいたします。  先ほど、筑西市と答えましたのは、両河川が氾濫した場合ということを想定して、上流の上へ逃げると、そういう意味で筑西市と答えました。協定しているところはつくば市もございます。八千代町もございます。ですから、鬼怒川よりも西側の方でしたらば鬼怒川の橋は渡らないで済みますので、八千代町方面。高道祖方面の方はつくば市へと。その河川の氾濫によって、状況によってそういう動きをとるということでございます。  それから、つくばサーキット、こちらについては今後検討させていただければと思います。以上でございます。 ○副議長(廣瀬 榮君) 斯波元気君。 ○7番(斯波元気君) ありがとうございます。それでは、先に進みたいと思います。(5)北台川堤防かさ上げ、尻手樋門の口径拡大の鬼怒川緊急対策プロジェクトの関係についてお聞きいたします。  台風第19号では、北台川が5カ所越水したこともあり、北台川堤防のかさ上げを望む地元の声を多く聞いております。また、尻手樋門の排水管の口径、これが小さいので大きくしてほしいという要望が、これは何十年も前から出ているんだと聞いております。これらの要望は、鬼怒川緊急対策プロジェクトの中で聞き入れられて予算がつく可能性があるのか、どのような状況になっているのか、お聞きいたします。 ○副議長(廣瀬 榮君) 答弁を求めます。渡辺建設部長、登壇願います。               〔建設部長 渡辺 尚君登壇〕 ○建設部長(渡辺 尚君) お答えいたします。  国土交通省下館河川事務所では、平成28年度から5カ年計画で鬼怒川緊急対策プロジェクトとして、堤防のかさ上げ、拡幅、漏水対策、河道掘削等を実施するなど、緊急的、集中的に治水対策を実施しているところでございます。  初めに、北台川につきましては、茨城県の管理河川であることから、現在、鬼怒川緊急対策プロジェクトとは直接的な関連はございません。しかしながら、平成27年9月、関東東北豪雨後の茨城県常総工事事務所による調査において、右岸側の桐ケ瀬地内に、堤防整備後の沈下により、かさ上げが必要な部分があることが判明いたしました。現在、北台川は、上流部において河川改修工事を実施していることから、改修に伴い発生した残土を利用し、最下流の上妻排水樋管付近から堤防のかさ上げを実施しているとのことでございます。  また、尻手排水樋管につきましては、国土交通省下館河川事務所によりますと、鬼怒川緊急対策プロジェクトに関連した改築の予定はないとのことでございます。  今後も引き続き、鬼怒川沿川7市町で構成される鬼怒川下流改修維持期成同盟会や、筑西市、本市と地元同盟会で構成される一級河川北台川整備促進協議会などにより、国、県に対し要望活動を行ってまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○副議長(廣瀬 榮君) 斯波元気君。 ○7番(斯波元気君) 答弁いただきましてありがとうございます。  北台川堤防かさ上げについては、今既に実施しているというお話だったんでしょうかね。時期や場所など、計画の詳細をもう一度お聞かせいただければと思います。尻手樋門の排水管の口径につきましては、要望していただきたいという要望とさせていただきます。 ○副議長(廣瀬 榮君) 渡辺建設部長。 ○建設部長(渡辺 尚君) お答えいたします。  北台川の堤防のかさ上げでございますが、今現在、まだ実施はされておりません。常総工事事務所の話によりますと、上流部で掘削をいたしまして、かさ上げに適する良質な土が出たときには、その土を下に持っていってかさ上げを実施していきたいと、そのような説明がございましたので、今後そのような対策が常総工事事務所では考えているというようなことでございます。以上でございます。 ○副議長(廣瀬 榮君) 斯波元気君。 ○7番(斯波元気君) ありがとうございます。常総工事事務所にも地元の声ということで、市からも強く要望していただければと思います。  次に進みたいと思います。(6)スフィア基準対応状況はについて、お聞きいたします。  避難所の国際基準となっておりますスフィア基準、近年この基準を満たしての避難所設置を求める意見をよく耳にいたします。当市の避難所は、この基準を満たしているのか。満たしていないのであれば、対応していく考えはあるのか、その点をお聞きいたします。 ○副議長(廣瀬 榮君) 飯塚総務部長。 ○総務部長(飯塚誠一君) お答えいたします。  スフィア基準につきましては、被災者が安定した状況で、尊厳を持って生存し、回復するためにあるべき人道対応、実現すべき状況について参考とすべき国際基準として位置づけられたもので、内閣府の避難所運営ガイドラインにおいても参考にすべき国際基準とされております。例えば、トイレでは被災状況下での公共の場所及び施設における最低トイレ数があり、避難所としてはトイレの数は50人に1基、女性対男性の割合は3対1とされております。本市の場合、特に基幹避難所である体育館等につきましては、数量、男女の割合ともに大きく下回り、基準を満たすものではないと認識しております。今後の対応でございますが、他市の状況の把握に努めまして研究してまいりたいと考えております。以上でございます。 ○副議長(廣瀬 榮君) 斯波元気君。 ○7番(斯波元気君) 現状で、特に基準から離れているのはどういった点なのか、わかればお聞かせいただきたいと思います。その基準から大きく離れている部分からでも、手をつけていっていただければいいのかなと思うんですけれども、その考えがあるか、お聞きいたします。 ○副議長(廣瀬 榮君) 飯塚総務部長。 ○総務部長(飯塚誠一君) 避難所でのスフィア基準を満たすもの、例えば居住スペースの関係であったりとか、天井の最高点、少なくとも2メーターは必要だとか、あとはベッドが1人当たり1個必要であるとか、あとは水等がいろいろ基準があるようでございます。これを一つ一つ検証したわけではございませんけれども、その中で満たしている部分もあるだろうし、余り満たしていない部分もあるだろうということで、それの詳細については今のところ把握をしておりません。大きく離れている部分については、生活スペースになりますので、なるべく基準に近づけられるように努力していきたいと考えております。以上でございます。 ○副議長(廣瀬 榮君) 斯波元気君。 ○7番(斯波元気君) 努力していくという答弁いただきましたので、ぜひお願いしたいということで先に進みたいと思います。  (7)水戸原発避難者、その後、人数申し入れあったかということでお聞きいたします。  水戸市原発避難者受け入れ体制について、これは以前も質問いたしました。東海第二原発で事故が発生したときには、水戸市民の一部が当下妻市に避難することとなっております。しかし、その受け入れ体制は整っているのかという当時、質問に対しまして、下妻市にどれだけの人数を避難させることになるかということはまだ水戸市のほうで定まっていない状況であり、その先の受け入れ体制の整備に着手できる段階ではないと、そういった趣旨の答弁をいただいております。それで、そのときは質問はそこまでで先に進まなかったんですけれども、その後、水戸市からの避難者人数の申し入れはあったのか、この点をお聞きいたします。 ○副議長(廣瀬 榮君) 答弁を求めます。飯塚総務部長。 ○総務部長(飯塚誠一君) お答えいたします。  水戸市からは、平成28年8月に、本市を含む9市町と原子力災害における水戸市民の県内広域避難に関する協定を締結して以降、県外の避難先と調整を進め、昨年12月をもって全ての避難先自治体との協定締結が終了したと聞いております。本市を初めとする県内自治体との調整については、本年3月に改めて水戸市から、水戸市広域避難計画の骨子として、広域避難に関する基本的な考え方などについて説明がございました。水戸市では、本年8月に受け入れ要請のタイミングや避難所開設の手順など、協定の内容をより具体的に定めた避難実施要領の素案を取りまとめ、今後、本市と調整を行うこととなっております。調整の時期につきましては、水戸市から当初、年内を目途に全ての自治体と協議すると聞いておりましたが、今回の台風第19号による被害対応のために延期となっている状況でございます。以上でございます。 ○副議長(廣瀬 榮君) 斯波元気君。 ○7番(斯波元気君) それでは、現在はまだ避難者人数の申し入れは、本来であれば受けている時期だったのが延期になっていると、そういう状況ということでよろしかったか、確認させてください。 ○副議長(廣瀬 榮君) 飯塚総務部長。 ○総務部長(飯塚誠一君) お答えいたします。  おっしゃるとおりでございます。以上でございます。 ○副議長(廣瀬 榮君) 斯波元気君。 ○7番(斯波元気君) それでは下妻市のほうで避難の計画、受け入れの体制の詳細まではまだ、向こうからの人数申し入れがないので進んでいないという状況、それは変わらないということでよろしいか、お聞きいたします。 ○副議長(廣瀬 榮君) 飯塚総務部長。 ○総務部長(飯塚誠一君) お答えいたします。  そのとおりでございます。 ○副議長(廣瀬 榮君) 斯波元気君。 ○7番(斯波元気君) わかりましたので、私の一般質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。 ○副議長(廣瀬 榮君) 以上で斯波元気君の一般質問を終わります。  以上で一般質問は終了いたしました。  以上で本日の日程は全部終了いたしました。  本日はこれにて散会いたします。  次回は、11月19日火曜日、定刻より本会議を開きます。  大変お疲れさまでした。                 午前11時38分 散会           ─────────────────────   会議録署名人    下妻市議会 副議長    廣 瀬   榮          署名議員   篠 島 昌 之          同      宇 梶 浩 太...