下妻市議会 2018-09-21
平成30年 第3回定例会(第5日 9月21日)
平成30年 第3回定例会(第5日 9月21日) 平成30年第3回
下妻市議会定例会会議録(第5号)
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平成30年9月21日(金曜日)午前10時00分開会
平成30年9月21日(金)午前10時
第 1
会議録署名議員の指名
第 2 議案第47号及び
請願受理番号第2号
(
委員長報告、質疑、討論、採決)
第 3 議案第48号及び議案第49号
(討論、採決)
第 4 議案第50号
(討論、採決)
第 5 議案第51号
(討論、採決)
第 6 認定第1号ないし認定第8号
(討論、採決)
第 7 諮問第5号
(討論、採決)
(追加)
第 8 意見書第1号
教職員定数改善と
義務教育費国庫負担制度堅持に係る意見書(
案)について
(上程、説明、質疑、討論、採決)
第 9 決議第1号 下妻市新庁舎の
建設位置及び
仮設庁舎に関する決議(案)
(上程、説明、質疑、討論、採決)
第10
議員派遣の件
第11
議員派遣の件
第12 閉会中の
継続審査の申出の件
(
請願受理番号第1号)
第13 閉会中の
所管事務調査の申出の件
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本日の会議に付した案件
〇日程第 1
会議録署名議員の指名
〇日程第 2 議案第47号及び
請願受理番号第2号
(
委員長報告、質疑、討論、採決)
〇日程第 3 議案第48号及び議案第49号
(討論、採決)
〇日程第 4 議案第50号
(討論、採決)
〇日程第 5 議案第51号
(討論、採決)
〇日程第 6 認定第1号ないし認定第8号
(討論、採決)
〇日程第 7 諮問第5号
(討論、採決)
〇日程第 8 意見書第1号
教職員定数改善と
義務教育費国庫負担制度堅持に係る意
見書(案)について
(上程、説明、質疑、討論、採決)
〇日程第 9 決議第1号 下妻市新庁舎の
建設位置及び
仮設庁舎に関する決議(案)
(上程、説明、質疑、討論、採決)
〇日程第10
議員派遣の件
〇日程第11
議員派遣の件
〇日程第12 閉会中の
継続審査の申出の件
(
請願受理番号第1号)
〇日程第13 閉会中の
所管事務調査の申出の件
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出 席 議 員(20名)
1番 宇 梶 浩 太 君 11番 原 部 司 君
2番 矢 島 博 明 君 12番 須 藤 豊 次 君
3番 岡 田 正 美 君 13番 柴 孝 光 君
4番 塚 越 節 君 14番 中 山 政 博 君
5番 平 間 三 男 君 15番 山 中 祐 子 君
6番 程 塚 裕 行 君 16番 増 田 省 吾 君
7番 斯 波 元 気 君 17番 田 中 昭 一 君
8番 小 竹 薫 君 18番 平 井 誠 君
9番 松 田 利 勝 君 19番 山 﨑 洋 明 君
10番 廣 瀬 榮 君 20番 篠 島 昌 之 君
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欠 席 議 員(0名)
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説明のため出席した者
市長 菊 池 博 君
建設部長 神 郡 健 夫 君
副市長 野 中 周 一 君
教育部長 高 橋 浩 之 君
教育長 横 瀬 晴 夫 君
秘書課長 倉 持 総 男 君
市長公室長兼
市民協働課長 企画課長 渡 辺 尚 君
大 月 義 男 君
総務部長 飯 塚 誠 一 君
総務課長 飯 田 博 之 君
市民部長 杉 山 照 夫 君
財政課長 塚 田 篤 君
保健福祉部長兼
福祉事務所長 会計管理者会計課長
折 原 嘉 行 君 塚 越 剛 君
経済部長 鈴 木 伸 一 君
農業委員会事務局長
坂 井 寿 夫 君
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会 議 書 記
議会事務局長 飯 村 孝 夫 君 主幹 大 野 久美子 君
議会事務局長補佐兼議事係長 主事 草 間 直 哉 君
小 島 英 之 君
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午前10時01分 開会
○議長(原部 司君) おはようございます。前回に引き続き会議を開きます。
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出席議員及び
欠席議員の報告、開会宣告
○議長(原部 司君) ただいまの
出席議員は20人であります。定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。
これより本日の会議を開きます。
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議会に出席を求めた者の報告
○議長(原部 司君)
地方自治法第121条の規定により、議長において出席を求めた者は、前回のとおりであります。
会議書記についても、前回のとおりであります。
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議事日程の報告
○議長(原部 司君) 本日の日程は、印刷物をもって配付の日程表のとおりであります。
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【日程第1】
会議録署名議員の指名
○議長(原部 司君) これより本日の日程に入ります。
日程第1
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、議長において、
6番 程塚裕行君
7番 斯波元気君
以上2人を指名いたします。
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【日程第2】 議案第47号及び
請願受理番号第2号
○議長(原部 司君) 日程第2 議案第47号 下妻市
市税条例等の一部改正について及び
請願受理番号第2号
教職員定数改善と
義務教育費国庫負担制度堅持のための
政府予算に係る
意見書採択を求める請願、以上2件を
一括議題といたします。
これらの議案等については、
関係常任委員会において審査されておりますので、ご報告願います。
初めに、
田中昭一総務委員長、登壇願います。
〔
総務委員長 田中昭一君登壇〕
○
総務委員長(
田中昭一君) おはようございます。
それでは、私から、
総務委員会に付託されました案件の
審査経過並びに結果についてご報告申し上げます。
当委員会に付託されました案件は、議案1件であります。
審査につきましては、去る9月6日木曜日午前10時30分から
市役所本庁舎大会議室におきまして、全
委員出席のもと、執行部より
菊池市長を初め、
大月市長公室長兼
市民協働課長、
飯塚総務部長、
杉山市民部長、
岡田税務課長、
村井税政係長の出席を求め、慎重に審査をいたしました。以下、ご報告を申し上げます。
初めに、議案第47号 下妻市
市税条例等の一部改正についてであります。
本案は、地方税法の改正に伴い、
法人市民税における大法人の電子申告の義務化、
個人市民税における均等割及び所得割の
非課税限度額の引き上げ、
市たばこ税における
段階的税率の引き上げなど、
市税条例等の改正を行うものであります。審査の中で、
個人市民税に係る
非課税限度額の見直しについて、どういった目的の改正なのかとの質疑に対し、執行部より、働き方の多様化を踏まえ、
給与所得者だけでなく、フリーランスや請負などのさまざまな形で働く人を応援し、働き方改革を後押しする観点から、特定の収入のみ適用される
給与所得控除や
公的年金控除から、どの所得にも適用される基礎控除に10万円が振りかえられたことに伴い、市民税を非課税とする者の前年の
合計所得金額を125万円以下から135万円に10万円引き上げるものであるとの答弁がありました。
また、たばこ1箱当たり幾ら上がるのかとの質疑に対し、
紙巻きたばこについては、平成33年10月まで段階的に上がり、最終的に1箱20本で60円上がる税率となる。
加熱式たばこについては、5年かけて新課税方式に移行し、種類によって税率に違いはあるが、最終的には210円から270円に上がる税率の予定となっているとの答弁がありました。
種々検討した結果、全
委員異議なく可決すべきものと決しました。
以上で本委員会に付託されました議案の
審査経過並びに結果について報告を終わります。よろしくご賛同賜りますようお願い申し上げます。
○議長(原部 司君) 以上で
田中昭一総務委員長の報告を終わります。
総務委員長に対する質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原部 司君) 質疑なしと認めます。
次に、
松田利勝文教厚生委員長、登壇願います。
〔
文教厚生委員長 松田利勝君登壇〕
○
文教厚生委員長(
松田利勝君) 私からは、
文教厚生委員会に付託されました案件の
審査経過並びに結果につきましてご報告申し上げます。
当委員会に付託されました案件は、請願1件であります。
審査につきましては、去る9月7日金曜日午後2時から、
市役所本庁舎中会議室において、
廣瀬委員欠席のほか、委員6名出席のもと、執行部より、
菊池市長を初め、
横瀬教育長、
折原保健福祉部長兼
福祉事務所長、
高橋教育部長、
飯村教育部参事兼
指導課長の出席を求め、慎重に審査いたしました。以下、ご報告申し上げます。
請願受理番号第2号
教職員定数改善と
義務教育費国庫負担制度堅持のための
政府予算に係る
意見書採択を求める請願であります。
本件は、2019年度
政府予算編成において、豊かな子どもの学びを保障するため、計画的な
教職員定数改善による少
人数学級の推進及び教育の機会均等と水準の維持向上を図るため、
義務教育費国庫負担制度の堅持が実現されるよう、国の関係機関に対し、意見書を提出していただきたい旨の請願であります。
審査の中で、少
人数学級について及び
特別支援学級についてなどの制度について委員間の討議が行われ、種々検討した結果、全
委員異議なく願意妥当と認め、採択すべきものと決しました。
以上で当委員会に付託されました案件の
審査経過並びに結果について報告を終わります。よろしくご賛同賜りますようお願い申し上げます。
○議長(原部 司君) 以上で
松田利勝文教厚生委員長の報告を終わります。
文教厚生委員長に対する質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原部 司君) 質疑なしと認めます。
申し上げます。
経済建設委員会に平成30年第2回定例会において付託されておりました
請願受理番号第1号
主要農作物種子法の復活等をもとめる請願につきましては、
経済建設委員会から議長に閉会中の
継続審査の申し出が提出されておりますので、この後、日程第11のところで採決したいと思いますので、ご了承願います。
以上で各
常任委員長の報告及び質疑を終わります。
これより討論、採決に入ります。
議案第47号 下妻市
市税条例等の一部改正について、以上1件については、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたします。
議案第47号について、
委員長報告は原案可決であります。
委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原部 司君) ご異議なしと認めます。よって、議案第47号、以上1件は、原案のとおり可決されました。
次に、
請願受理番号第2号
教職員定数改善と
義務教育費国庫負担制度堅持のための
政府予算に係る
意見書採択を求める請願、本件については、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたします。
請願受理番号第2号について、
委員長報告は採択であります。
委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原部 司君) ご異議なしと認めます。よって、
請願受理番号第2号は、
委員長報告のとおり決しました。
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【日程第3】 議案第48号及び議案第49号
○議長(原部 司君) 日程第3 議案第48号 平成30年度下妻市
一般会計補正予算(第2号)について及び議案第49号 平成30年度下妻市
介護保険特別会計補正予算(第1号)について、以上2件を
一括議題といたします。
この際、お諮りいたします。議案第48号及び議案第49号、以上2件に関する
委員長報告は、
下妻市議会会議規則第39条第3項の規定により省略することにいたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原部 司君) ご異議なしと認めます。よって、
委員長報告は、省略することに決しました。
これより討論、採決に入ります。
議案第48号 平成30年度下妻市
一般会計補正予算(第2号)について及び議案第49号 平成30年度下妻市
介護保険特別会計補正予算(第1号)について、以上2件については、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたします。
議案第48号及び議案第49号について、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原部 司君) ご異議なしと認めます。よって、議案第48号及び議案第49号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────
【日程第4】 議案第50号
○議長(原部 司君) 日程第4 議案第50号 下妻市
教育委員会委員の任命についてを議題といたします。
これより討論、採決に入ります。
本件については、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたします。
議案第50号について、これに同意することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原部 司君) ご異議なしと認めます。よって、議案第50号は、これに同意することに決しました。
ここで、ただいま下妻市
教育委員会委員の任命について同意することに決しました、
齊藤修一氏をご紹介いたします。ご挨拶願います。
〔
教育委員 齊藤修一君登壇〕
○
教育委員(
齊藤修一君) ただいまご同意をいただきました
齊藤修一と申します。
私、これまで約40年の教職経験があります。そこで、その経験をもとに、まことに微力ではありますが、これからの下妻の教育、そして
子どもたちのことを第一に考えて尽力したいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
○議長(原部 司君) 以上で下妻市
教育委員会委員の任命について、同意することに決しました、
齊藤修一氏の紹介を終わります。
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【日程第5】 議案第51号
○議長(原部 司君) 日程第5 議案第51号 下妻市
監査委員の選任についてを議題といたします。
これより討論、採決に入ります。
本件については、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたします。
議案第51号について、これに同意することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原部 司君) ご異議なしと認めます。
よって、議案第51号は、これに同意することに決しました。
ここで、
舘野孝男氏より発言を求められておりますので、これを許します。
〔
監査委員 舘野孝男君登壇〕
○
監査委員(
舘野孝男君) ただいまご同意をいただきました
舘野孝男でございます。
これまでの経験を生かし、一生懸命務めさせていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。(拍手)
○議長(原部 司君) 以上で発言を終わります。
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【日程第6】 認定第1号ないし認定第8号
○議長(原部 司君) 日程第6 認定第1号 平成29年度下妻市
一般会計歳入歳出決算についてないし認定第8号 平成29年度下妻市
水道事業会計決算について、以上8件を
一括議題といたします。
この際、お諮りいたします。認定第1号ないし認定第8号、以上8件に関する
委員長報告は、
下妻市議会会議規則第39条第3項の規定により、省略することにいたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原部 司君) ご異議なしと認めます。よって、
委員長報告は、省略することに決しました。
これより討論、採決に入ります。
認定第1号 平成29年度下妻市
一般会計歳入歳出決算について、本件については、討論の通告がありますので、発言を許します。18番 平井 誠君、登壇願います。
〔18番 平井 誠君登壇〕
○18番(平井 誠君) 皆さん、おはようございます。
それでは、討論いたします。
認定第1号 平成29年度下妻市
一般会計歳入歳出決算について、私は
反対討論をいたします。
平成29年度の国の政治は、自民・
公明連立政権が発足して5年目でした。この間の経済政策のアベノミクスは大企業には空前の利益をもたらし、その
内部留保総額は史上最高とのことです。一方で、国民生活は、非
正規雇用が増え、雇用者全体に占める比率は、ことし7月時点で、非
正規雇用者37%、特に女性では55%を超えました。
実質賃金も1996年をピークに下がり続けています。
ILO国際労働機関の
世界賃金報告、これは2016年、17年版ですが、ここでは日本では非
正規雇用の増加が
賃金抑制の要因になっていると指摘しています。大企業や富裕層と国民の格差は広がる一方のとき、
安倍政権は2019年10月に消費税を10%にと、2%増税しようとしています。消費税は低
所得者層に負担が重くなる税ですから、格差と貧困はさらに広げられることになります。
安倍政権による大企業優遇、
アメリカ言いなりの国政のもとで、
下妻市民の命、生活を守ることが地方政治の原点です。
本決算では、
中学生外来医療費助成や妊産婦、未就学児を対象とした
医療費助成、さらに高齢者への
給食サービス事業、そして、
住宅リフォーム補助事業など、評価する施策も多く見られますが、当
決算審査の中で
市税滞納者は1,830人です。
差し押さえ件数は700件もあり、そのうち預貯金367件、給与123件、
生命保険29件、不動産26件、
国県税還付金117件、その他38件、そのうち年金は2件入っています。県内44市町村のうち、人口比で下妻市の
差し押さえ件数700件は多過ぎます。また、
難病患者手当も、かつては年額4万8,000円給付されたものが、現在は年額3万円に引き下げられたまま、特に
市税滞納者には支給されないのです。難病があるから思うように働けなくて生活が苦しいのです。
市税滞納者であっても、
難病患者手当は支給するよう、金額も含めてもとに戻すよう求めます。
ひとり親家庭学資金手当とねたきり
老人等福祉手当も年額4万8,000円に戻すことを求めます。また、
小学校費、
中学校費の中の
児童用図書費や
生徒用図書費がそれぞれ1人当たりでは引き下げられたままです。
Waiwaiドーム関連施設は防災拠点には不適切だと私は思っています。
以上で私の
反対討論を終わります。
○議長(原部 司君) 次に、17番
田中昭一君、登壇願います。
〔17番
田中昭一君登壇〕
○17番(
田中昭一君) 私は、認定第1号 平成29年度下妻市
一般会計歳入歳出決算について、賛成の立場で討論いたします。
平成29年度一般家計の
決算規模は、歳入が192億7,653万円で、前年度と比較し、5億9,860万2,000円、3.2%の増、歳出は181億8,169万8,000円で、前年度と比較し、4億3,693万7,000円、2.5%の増となり、5年連続で
歳入歳出ともに増となっております。
歳入では、
市税収入が前年度比4.6%増の58億2,000万円と伸びており、これは、景気の緩やかな回復基調による個人・
法人市民税の増加に加え、工業団地に誘致した企業の良好な企業収益や積極的な設備投資によるものであります。段階的に
普通交付税が縮減されていく中で、今後も税負担の公平性を確保しながら
市民ニーズに機動力を持って応えられるよう、自主財源の確保に引き続き取り組んでもらいたいと思います。
一方で、
砂沼周辺整備事業や
下妻中学校改築事業などに代表される大規模な事業により、市債の現在高は217億円となっております。将来世代になるべく負担を残さぬよう、今後、
各種事業を進める上では、国や県の補助を最大限に活用するとともに、選択と集中をさらに推進し、健全な財政運営を行っていく必要があるものと考えます。
歳出では、民生費が全体の30.7%を占めておりますが、
少子高齢化が着実に進展する中で、限られた予算を偏ることなく、バランスよく効果的に活用したことがうかがえます。
総務部門では、保守管理に係る費用を軽減するため、市内全域で防犯灯の
LED化事業を実施し、
民生部門では、放課後における児童の健全な育成を図る
学童保育事業を全小学校区で開設しております。衛生部門では、県内では初の取り組みとなる5歳児発達相談を行い、
農業部門では農地の集積による
農業経営効率化を目指すため、新たに総上・
豊加美地区圃場整備事業を推進しました。土木部門では、昨年度オープンした
Waiwaiドームにおいて、さまざまなイベントを開催し、若者を中心とした交流人口の増加に寄与しております。
教育部門では、
下妻中学校改築に係る
ハード事業のみならず、
外国人英語指導助手の直接雇用により、授業支援や
英会話教室の開催など、
ソフト事業も充実させております。
現在、経験したことのない
人口減少社会にある中で、
市民サービスを低下させず、多様なニーズに応えていくためには、ますます効率的な行政運営が迫られることになりますが、今後も、
住民福祉の増進と市政発展のために努力していただくことを期待して、私の賛成討論といたします。
○議長(原部 司君) ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原部 司君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。
採決いたします。
認定第1号について、本決算のとおり認定することに賛成の方の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(原部 司君) 起立多数であります。よって、認定第1号は、本決算のとおり認定されました。
次に、認定第2号 平成29年度下妻市国民健康保険特別会計歳入歳出決算について、本件については、討論の通告がありますので、発言を許します。18番 平井 誠君、登壇願います。
〔18番 平井 誠君登壇〕
○18番(平井 誠君) 認定第2号 平成29年度下妻市国民健康保険特別会計歳入歳出決算について、
反対討論いたします。
国民健康保険法は、憲法第25条の全て国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有するという生存権の理念のもとに社会保障制度として、昭和31年1月1日に施行されました。
当決算では、平成29年度平均の国保加入世帯数は7,003世帯で、被保険者数は1万2,734人でした。前年度平均より293世帯、901人減っています。国保税は1世帯当たり17万8,699円、1人当たりでは9万8,274円でした。国保税を滞納している世帯は、前年度分で880世帯で、国保加入世帯の12.57%、これは約8世帯に1世帯が滞納しているという数字になります。過年度分では、934世帯の滞納です。これは国保加入世帯の13.34%ですから、約7世帯に1世帯が滞納しているという数字になります。このことは、下妻市の国保税が高過ぎて、払いたくても払い切れないとの市民の声となってあらわれています。国保税が高過ぎることになった責任は国にもあります。国民健康保険発足時には、市町村国保に対して国庫負担割合は45%ありましたが、その後、減らされ続けて、現在は20%台です。国と茨城県に対して、市町村国保への国庫支出金と県支出金を増額するよう、市長からも要求していただきたい。
当決算では、資格証明書交付世帯50世帯のうち、高校生以下のいる6世帯、高校生以下の11人分には6カ月の短期保険証が交付されていること、これは大いに評価いたしますが、市民の命、健康にかかわることですから、資格証明書交付世帯にも保険証を交付して、資格証明書交付世帯はなくしていただきたい。市民の命、健康を守れる市政、温かい市政を求めます。当面は、一般会計から国保特別会計への法定外繰入額、つまり国保税を軽減するための繰入額を近隣他市並みに増やして、高過ぎる国保税を引き下げることを求めます。
反対討論といたします。
○議長(原部 司君) 次に、5番 平間三男君、登壇願います。
〔5番 平間三男君登壇〕
○5番(平間三男君) 私は、認定第2号 平成29年度下妻市国民健康保険特別会計歳入歳出決算について、賛成の立場で討論いたします。
平成29年度の歳入額は約64億円で、国保加入者数の減少と1人当たりの医療費の高騰により、国保の財政運営が厳しくなる中、きめ細やかな納税相談を初め、滞納処分等収納対策を強化し、歳入の確保に努められております。
歳出額は、約58億円で、支出済額の約97%、56億円が医療費となっております。
医療保険の健全化に向け、医療費適正化に取り組み、特定健診や生活習慣病の重症化予防など、保健事業の強化に努力され、市民の健康保持増進に努められていると認められます。
以上のことから、国保事業の安定運営に努力していることを評価いたしまして、賛成討論といたします。
○議長(原部 司君) ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原部 司君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。
採決いたします。
認定第2号について、本決算のとおり認定することに賛成の方の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(原部 司君) 起立多数であります。よって、認定第2号は、本決算のとおり認定されました。
次に、認定第3号 平成29年度下妻市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算について、本件については、討論の通告がありますので、発言を許します。18番 平井 誠君、登壇願います。
〔18番 平井 誠君登壇〕
○18番(平井 誠君) 認定第3号 平成29年度下妻市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算について、
反対討論いたします。
平成29年度の被保険者数は、年度平均で5,684人でした。そのうち保険料を年金から天引きされる特別徴収被保険者は、平成30年5月末で、これは決算時の審査の結果ですが、5月末で4,840人、年金給付額が月額1万5,000円以下の普通徴収被保険者は、平成30年5月末で876人でした。保険料は1人当たりで4万4,063円で、前年度比で3,435円増えました。また、普通徴収被保険者のうち滞納者は、現年度分46人、過年度分28人ありました。不納欠損額27万620円は19人分とのことでした。
平成20年4月から施行された後期高齢者医療保険制度には、75歳以上の方と65歳以上で一定の障害のある方が、他の医療保険制度から離されて加入させられます。そして、この会計には国や県からの財政支援がありません。ですから、医療費が増えれば保険料が増やされる、つまり加入者負担が増やされる仕組みにされています。この医療保険制度導入時には、日本医師会も反対していた制度です。下妻市においても、年金給付額が月額1万5,000円以下の高齢者には、保険料を免除することを私は求めます。
以上で
反対討論といたします。
○議長(原部 司君) 次に、5番 平間三男君、登壇願います。
〔5番 平間三男君登壇〕
○5番(平間三男君) 私は、認定第3号 平成29年度下妻市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算について、賛成の立場で討論いたします。
本会計は、歳入額3億9,093万8,313円で、主なものとしまして後期高齢者医療保険料や一般会計からの繰入金などで、歳入全体の約99%、歳出額は3億8,646万4,656円で、主なものとしまして後期高齢者医療広域連合納付金で、歳出全体の約88%を占めております。
後期高齢者医療制度は、高齢者の方にも一定の保険料を負担していただくことで、医療費を安定的に支え、また、高齢者と若い世代が公平に医療費を負担することで、高齢者に対する医療や介護サービスの質の維持、向上を図っております。
本制度がスタートしてはや10年。被保険者の方々が安心して医療を受けることができるよう、現行制度を着実に運営していくことが重要と考えます。高齢者の誰もが適切な医療や介護を受けられるよう、持続可能な医療体制が確立されることを期待し、賛成討論といたします。
○議長(原部 司君) ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原部 司君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。
採決いたします。
認定第3号について、本決算のとおり認定することに賛成の方の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(原部 司君) 起立多数であります。よって、認定第3号は、本決算のとおり認定されました。
次に、認定第4号 平成29年度下妻市介護保険特別会計歳入歳出決算について、本件については、討論の通告がありますので、発言を許します。18番 平井 誠君、登壇願います。
〔18番 平井 誠君登壇〕
○18番(平井 誠君) 認定第4号 平成29年度下妻市介護保険特別会計歳入歳出決算について、
反対討論いたします。
介護保険制度は平成12年度に導入されました。それまでの高齢者介護は、国からの財政支援も多くありまして、利用者、またはその家族の負担は軽く、利用しやすいものでした。介護保険制度が導入されてからは、国の負担は大幅に減らされました。当決算でも、国庫支出金は6億8,626万6,331円で、歳入全体の34億64万7,293円の20.18%です。被保険者数は1万1,728人で、そのうち、年金給付額から保険料を天引きされる特別徴収者は1万340人です。年金給付額が月額1万5,000円以下の、保険料を現金で納付する普通徴収者は1,388人でした。介護保険料は、月額基準額で5,400円です、年額では6万4,800円にもなります、高過ぎます。このため、保険料滞納者は246人で、これは現年度分で191人です、過年度分でも151人になっています。これは、合計が合わないのは、ダブっている人もいるということです。不納欠損額455万4,442円は131人分です。普通徴収者の9.4%の人が保険料が納め切れない状態にあることがわかります。その上、下妻市独自の保険料減免制度の条件が厳し過ぎて、当決算でもわずか4人でした。下妻市においては、この保険料減免制度の条件を緩和して、さらに保険料の引き下げを求めます。
反対討論といたします。
○議長(原部 司君) 次に、5番 平間三男君、登壇願います。
〔5番 平間三男君登壇〕
○5番(平間三男君) 私は、認定第4号 平成29年度下妻市介護保険特別会計歳入歳出決算について、賛成の立場で討論いたします。
介護保険制度は、近年の急速な超高齢化社会にあって、要介護者数の増加、また、それに伴う介護サービスの利用の増加等により、事業費の増加の一途をたどっており、国による費用やサービスに関する制度の見直しがされているのが現状です。
このような中、平成29年度は、第6期介護保険事業計画の最終年度であり、安定した事業運営のため、保険料や補助金等の財源確保をし、また、全ての市町村で本格的に実施する総合事業や地域支援事業をスタートとさせ、
各種事業を実施しているところです。
さらに、本年度から3年間の第7期介護保険事業計画策定のための調査、分析を実施し、財源確保としての段階的保険料を決定するなど、安定的な運営の確保のための計画を作成しております。
今後は、引き続き、介護が必要な高齢者が継続的にサービスを受けることができるように、そして、介護を取り巻く状況を地域全体で支え、住みなれた地域でいつまでも元気に暮らしていける体制づくりに努力していただくことを期待いたしまして、賛成討論といたします。
○議長(原部 司君) ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原部 司君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。
採決いたします。
認定第4号について、本決算のとおり認定することに賛成の方の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(原部 司君) 起立多数であります。よって、認定第4号は、本決算のとおり認定されました。
次に、認定第5号 平成29年度下妻市介護サービス事業特別会計歳入歳出決算について、本件については、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたします。
認定第5号について、本決算のとおり認定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原部 司君) ご異議なしと認めます。よって、認定第5号は、本決算のとおり認定されました。
次に、認定第6号 平成29年度下妻市下水道事業特別会計歳入歳出決算について、本件については、討論の通告がありますので、発言を許します。18番 平井 誠君、登壇願います。
〔18番 平井 誠君登壇〕
○18番(平井 誠君) 認定第6号 平成29年度下妻市下水道事業特別会計歳入歳出決算について、
反対討論いたします。
下水道事業は、市民生活にとって、環境、衛生、福祉などの面から必要不可欠な事業です。ですから、事業そのものに私は反対するものではありません。しかし、飲み水である水道料金に8%の消費税を課し、その水を排出する下水道料金にも8%の消費税を課すという国のやり方は理不尽過ぎると思っています。また、生活必需品非課税という税制の原則からも外れています。当
決算審査でも、使用料のうちの消費税分は1,237万円余とのことでした。受益者負担金の不納欠損額26万1,190円は1人分。下水道使用料のうち、不納欠損額6万6,960円には12世帯分とのことでした。
国民生活には、下水道使用料にまで税をかけ、生活保護費はさらに削ろうとしています。さらに年金給付額も減らしながら、一方では、大企業の法人税率は引き下げる今の国政のもと、せめて下妻市政は、市民生活を守るためにも高過ぎる下水道使用料と受益者負担金を軽減することを求めまして、
反対討論といたします。
○議長(原部 司君) 次に、6番 程塚裕行君、登壇願います。
〔6番 程塚裕行君登壇〕
○6番(程塚裕行君) 私からは、認定第6号 平成29年度下妻市下水道事業特別会計歳入歳出決算について、賛成の立場で討論いたします。
下水道は、生活環境や公衆衛生の向上に大きく寄与する重要な都市インフラであります。
また、近年は、安全・安心を求める
市民ニーズが高まってきていることから、飲料水や農業用水の水源となっている河川などの水質を改善するためにも特に重要な施設と考えます。
しかしながら、下妻市の下水道事業につきましては、普及率は30.7%、接続率が66%と低迷していることから、継続して整備を進めていくとともに、加入促進を図ることが必要であると考えます。
今後も、より効率的な事業運営と水洗化の向上などに取り組むことを期待するとともに、下水道事業を円滑に推進し、下水道の普及促進に努力されるよう要望し、賛成の討論といたします。
○議長(原部 司君) ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原部 司君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。
採決いたします。
認定第6号について、本決算のとおり認定することに賛成の方の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(原部 司君) 起立多数であります。よって、認定第6号は、本決算のとおり認定されました。
次に、認定第7号 平成29年度下妻市砂沼サンビーチ特別会計歳入歳出決算について、本件については、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたします。
認定第7号について、本決算のとおり認定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原部 司君) ご異議なしと認めます。よって、認定第7号は、本決算のとおり認定されました。
次に、認定第8号 平成29年度下妻市
水道事業会計決算について、本件については、討論の通告がありますので、発言を許します。18番 平井 誠君、登壇願います。
〔18番 平井 誠君登壇〕
○18番(平井 誠君) 認定第8号 平成29年度下妻市
水道事業会計決算について、
反対討論いたします。
水道事業は、市民生活にとって安心・安全な飲み水を確保する大事な事業です。その飲み水にまで税を課している国は日本以外にはないとも言われています。下妻市の水道料金は高いという声は、東京都や他県から、あるいは県内でも他市町村から下妻市に移住してきた人からよく耳にします。
当
決算審査の中で、他会計補助金1,067万4,100円のうち、国から高料金対策費、つまり高い料金対策費、これが1,039万4,000円が入っています。これは下妻市の水道料金が高いことを国が認めているからです。日本共産党茨城県議団の2017年7月発行の茨城県政資料によりますと、茨城県内の4つの広域水道事業は毎年度黒字で、2015年度決算でも32億円の純利益とのことです。そして、2017年度には県央広域水道の県水費が1立方メートル当たり400円引き下げられたというふうにあります。下妻市水道事業は、当決算でも1億9,970万円も県水費を払っています。県水費の単価引き下げのため、茨城県と交渉することを求めます。高過ぎる下妻市の水道料金の引き下げをして、市民生活支援を拡充することを求めまして、
反対討論といたします。
○議長(原部 司君) 次に、6番 程塚裕行君、登壇願います。
〔6番 程塚裕行君登壇〕
○6番(程塚裕行君) 私は、認定第8号 平成29年度下妻市
水道事業会計決算について、賛成の立場で討論いたします。
本市の水道事業は、生活用水の安定供給及び防災施設の整備を進めながら、安全で安心な水の供給に努めております。29年度においては、宗道浄水場の非常用1号井戸のさく井工事や亀崎地内等の排水管布設工事等を実施し、施設の充実を図っております。
経営面では、減価償却費や借入利息の減などにより、約3,100万円の純利益が生じております。
本事業も、供給開始から30年以上が経過し、施設の老朽化等による更新や耐震化が必要と思われます。
今後、本市においても、人口減少に伴う減収が予想されますので、事業の運営に当たっては、より一層の経営の効率化及び財政基盤の強化を図るとともに、引き続き、持続可能な安心・安全な水道水の安定供給に努めることを要望し、賛成の討論といたします。
○議長(原部 司君) ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原部 司君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。
採決いたします。
認定第8号について、本決算のとおり認定することに賛成の方の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(原部 司君) 起立多数であります。よって、認定第8号は、本決算のとおり認定されました。
─────────────────────
【日程第7】 諮問第5号
○議長(原部 司君) 日程第7 諮問第5号 人権擁護委員の推薦に関し意見を求めることについてを議題といたします。
これより討論、採決に入ります。
本件については、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたします。
諮問第5号について、これに同意することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原部 司君) ご異議なしと認めます。よって、諮問第5号は、これに同意することに決しました。
暫時休憩いたします。
午前11時00分 休憩
─────────────────────
午前11時10分 再開
○議長(原部 司君) 休憩前に戻り会議を開きます。
ただいま休憩中に、
松田利勝君より、意見書第1号
教職員定数改善と
義務教育費国庫負担制度堅持に係る意見書(案)についてが提出されました。
この際、お諮りいたします。日程第8ないし日程第12を1つずつ繰り下げ、意見書第1号を日程第8とし、本日の議題に加えたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原部 司君) ご異議なしと認めます。よって、日程第8ないし日程第12を1つずつ繰り下げ、意見書第1号を日程第8とし、本日の議題に加えることに決しました。
印刷物配付のため、暫時休憩いたします。そのままお待ちください。
午前11時11分 休憩
─────────────────────
午前11時13分 再開
○議長(原部 司君) 休憩前に戻り会議を開きます。
─────────────────────
【日程第8】 意見書第1号
○議長(原部 司君) 日程第8 意見書第1号
教職員定数改善と
義務教育費国庫負担制度堅持に係る意見書(案)についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。9番
松田利勝君、登壇願います。
〔9番
松田利勝君登壇〕
○9番(
松田利勝君) 意見書第1号
教職員定数改善と
義務教育費国庫負担制度堅持に係る意見書(案)について、お手元に配付いたしました印刷物の朗読をもって、提案理由の説明とさせていただきます。
意見書第1号
教職員定数改善と
義務教育費国庫負担制度堅持に係る意見書(案)について
上記について、
下妻市議会会議規則(昭和42年下妻市議会規則第1号)第14条の規定により、別紙のとおり提出します。
平成30年9月21日
提出者 下妻市議会議員 松 田 利 勝
賛成者 下妻市議会議員 平 間 三 男
同 同 宇 梶 浩 太
同 同 矢 島 博 明
同 同 廣 瀬 榮
同 同 増 田 省 吾
同 同 篠 島 昌 之
下妻市議会議長 原 部 司 殿
教職員定数改善と
義務教育費国庫負担制度堅持に係る意見書(案)
学校現場における課題が複雑化・困難化する中で
子どもたちのゆたかな学びを実現するためには、教材研究や授業準備の時間を十分に確保することが不可欠です。そのためには
教職員定数改善などの施策が最重要課題となっています。特に小学校においては、18年度から新学習指導要領の移行期間に入り、外国語教育実施のため授業時数の調整など対応に苦慮する状況となっています。明日の日本を担う
子どもたちを育む学校現場において、教職員の長時間労働是正が必要であり、そのための
教職員定数改善は欠かせません。
義務教育費国庫負担制度については、「三位一体改革」の中で国庫負担率が2分の1から3分の1に引き下げられました。いくつかの自治体においては、厳しい財政状況の中、独自財源による定数措置が行われていますが、地方自治体の財政を圧迫しています。国の施策として財源保障をし、
子どもたちが全国どこに住んでいても、一定水準の教育を受けられることが憲法上の要請です。ゆたかな子どもの学びを保障するための条件整備は不可欠です。
よって、国会及び政府におかれては、地方教育行政の実情を十分に認識され、地方自治体が計画的に教育行政を進めることができるようにするために、下記の措置を講じられるよう強く要請します。
記
1 計画的な
教職員定数改善により少
人数学級を推進すること。
2 教育の機会均等と水準の維持向上をはかるため、
義務教育費国庫負担制度を堅持すること。
以上、
地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。
平成30年9月21日
下妻市議会
(提出先)
衆議院議長 大 島 理 森 殿
参議院議長 伊 達 忠 一 殿
内閣総理大臣 安 倍 晋 三 殿
財務大臣 麻 生 太 郎 殿
総務大臣 野 田 聖 子 殿
文部科学大臣 林 芳 正 殿
以上であります。
○議長(原部 司君) 以上で提案理由の説明を終わります。
これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原部 司君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております意見書第1号については、
下妻市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原部 司君) ご異議なしと認めます。よって、意見書第1号については、委員会付託を省略することに決しました。
続いて、討論、採決を行います。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原部 司君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。
採決いたします。
意見書第1号について、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原部 司君) ご異議なしと認めます。よって、意見書第1号は、原案のとおり可決されました。
─────────────────────
【日程第9】 決議第1号
○議長(原部 司君) 日程第9 決議第1号 下妻市新庁舎の
建設位置及び
仮設庁舎に関する決議(案)についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。12番 須藤豊次君、登壇願います。
〔12番 須藤豊次君登壇〕
○12番(須藤豊次君)
決議第1号
下妻市新庁舎の
建設位置及び
仮設庁舎に関する決議(案)
会議規則第14条第2項の規定により、下妻市新庁舎の
建設位置及び
仮設庁舎に関する決議(案)を別紙のとおり提出します。
平成30年9月21日
提出者 庁舎等建設に関する調査特別委員会
委員長 須 藤 豊 次
下妻市議会議長 原 部 司 殿
資料の2枚目をごらんください。
案文の朗読をもって提案理由の説明にかえさせていただきます。
下妻市新庁舎の
建設位置及び
仮設庁舎に関する決議(案)
下妻市役所の庁舎
建設位置については、当初の新市建設計画ではフィットネスパークきぬ周辺に合併後3年以内に着工するものとしていたが、平成23年3月の東日本大震災の発生で、当該地区で液状化の被害を受けたほか、下妻市洪水ハザードマップにおいて、2mから5m浸水すると予想されたことから、平成27年10月に改訂された新市建設計画では、庁舎の
建設位置及び建設時期を慎重に判断し着工すると変更がされた。
その後、平成28年8月に市長をトップとする下妻市庁舎建設推進本部が設置され、庁舎等の建設へ向けた検討が開始され、平成29年7月には、学識経験者、市議会議員、市内各種団体の代表及び公募市民から構成された下妻市庁舎建設検討市民会議が設置され、平成30年4月4日に開催された第6回市民会議において、委員から市庁舎等の
建設位置については現市庁舎付近が望ましいとの意見が出された。
本市議会では、平成30年2月に庁舎等の建設について詳細に調査・研究する必要があることから、庁舎等建設に関する調査特別委員会を設置し、これまで6回の委員会を開催した。
平成30年4月20日に開催した第2回の委員会では、委員からの新庁舎の
建設位置については現市庁舎付近が望ましいとの意見が多数であった。
また、平成30年5月18日に開催された第3回の委員会では、新庁舎建設を実施する際の
仮設庁舎の建設についても議論があった。平成30年1月に策定した下妻市庁舎等建設基本構想の中で
仮設庁舎の費用は、15億2千万円と試算されていることから、委員からは、庁舎建設費用の縮減を図るべく
仮設庁舎は不要との意見が多数だされた。
以上のことを踏まえ、下妻市議会は、庁舎等建設に関する調査特別委員会での調査・研究の結果及び下妻市庁舎建設検討市民会議の意向を受け、下記のとおり決議するものである。
記
1 下妻市は、下妻市新庁舎の
建設位置を現市庁舎付近とすること。
1
仮設庁舎については建設費の縮減を図る観点から工事手法を考慮し建設しないこと。
平成30年9月21日
下妻市議会
以上であります。
○議長(原部 司君) 以上で提案理由の説明を終わります。
これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原部 司君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。
続いて、討論、採決を行います。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原部 司君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。
採決いたします。
決議第1号について、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原部 司君) ご異議なしと認めます。よって、決議第1号は、原案のとおり可決されました。
─────────────────────
【日程第10】
議員派遣の件
○議長(原部 司君) 日程第10
議員派遣の件を議題といたします。
茨城県市議会議長会平成30年度第1回議員研修会に、お手元に配付をいたしました文書のとおり、議員を派遣いたしたいと思います。
お諮りいたします。茨城県市議会議長会平成30年度第1回議員研修会に議員を派遣することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原部 司君) ご異議なしと認めます。よって、茨城県市議会議長会平成30年度第1回議員研修会に議員を派遣することに決しました。
─────────────────────
【日程第11】
議員派遣の件
○議長(原部 司君) 日程第11
議員派遣の件を議題といたします。
下妻市議会広報広聴委員会行政視察に、お手元に配付をいたしました文書のとおり、議員を派遣いたしたいと思います。
お諮りいたします。下妻市議会広報広聴委員会行政視察に議員を派遣することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原部 司君) ご異議なしと認めます。よって、下妻市議会広報広聴委員会行政視察に議員を派遣することに決しました。
─────────────────────
【日程第12】 閉会中の
継続審査の申出の件
○議長(原部 司君) 日程第12 閉会中の
継続審査の申出の件を議題といたします。
請願受理番号第1号
主要農作物種子法の復活等をもとめる請願、以上1件については、経済建設委員長から、
下妻市議会会議規則第111条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり、閉会中の
継続審査の申し出がありました。
お諮りいたします。経済建設委員長からの申し出のとおり、閉会中の
継続審査に付することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原部 司君) ご異議なしと認めます。よって、
請願受理番号第1号は、経済建設委員長からの申し出のとおり、閉会中の
継続審査に付することに決しました。
─────────────────────
【日程第13】 閉会中の
所管事務調査の申出の件
○議長(原部 司君) 日程第13 閉会中の
所管事務調査の申出の件を議題といたします。
議会運営委員長及び各
常任委員長から、
下妻市議会会議規則第111条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり、閉会中の
所管事務調査の申し出がありました。
お諮りいたします。議会運営委員長及び各
常任委員長から申し出のとおり、閉会中の
所管事務調査に付することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原部 司君) ご異議なしと認めます。よって、議会運営委員長及び各
常任委員長からの申し出のとおり、閉会中の
所管事務調査に付することに決しました。
以上で今期定例会の日程は全部終了いたしました。
─────────────────────
閉会宣告
○議長(原部 司君) これにて平成30年第3回下妻市議会定例会を閉会いたします。長期間にわたり大変お疲れさまでした。
午前11時30分 閉会
─────────────────────
会議録署名人
下妻市議会 議 長 原 部 司
署名議員 程 塚 裕 行
同 斯 波 元 気...