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平成30年 第3回定例会(第3日 9月18日)

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  1. 下妻市議会 2018-09-18
    平成30年 第3回定例会(第3日 9月18日)


    取得元: 下妻市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-26
    平成30年 第3回定例会(第3日 9月18日)              平成30年第3回下妻市議会定例会会議録(第3号)          ────────────────────────────────              平成30年9月18日(火曜日)午前10時00分開会   平成30年9月18日(火)午前10時 第1  会議録署名議員の指名 第2  一般質問           ───────────────────── 本日の会議に付した案件  〇日程第1 会議録署名議員の指名  〇日程第2 一般質問           ───────────────────── 出 席 議 員(20名)  1番 宇 梶 浩 太 君             11番 原 部   司 君  2番 矢 島 博 明 君             12番 須 藤 豊 次 君  3番 岡 田 正 美 君             13番 柴   孝 光 君  4番 塚 越   節 君             14番 中 山 政 博 君  5番 平 間 三 男 君             15番 山 中 祐 子 君  6番 程 塚 裕 行 君             16番 増 田 省 吾 君
     7番 斯 波 元 気 君             17番 田 中 昭 一 君  8番 小 竹   薫 君             18番 平 井   誠 君  9番 松 田 利 勝 君             19番 山 﨑 洋 明 君 10番 廣 瀬   榮 君             20番 篠 島 昌 之 君           ───────────────────── 欠 席 議 員(0名)           ───────────────────── 説明のため出席した者  市長        菊 池   博 君   建設部長     神 郡 健 夫 君  副市長       野 中 周 一 君   教育部長     高 橋 浩 之 君  教育長       横 瀬 晴 夫 君   秘書課長     倉 持 総 男 君  市長公室長兼市民協働課長          企画課長     渡 辺   尚 君            大 月 義 男 君  総務部長      飯 塚 誠 一 君   総務課長     飯 田 博 之 君  市民部長      杉 山 照 夫 君   財政課長     塚 田   篤 君  保健福祉部長兼福祉事務所長         会計管理者会計課長            折 原 嘉 行 君            塚 越   剛 君  経済部長      鈴 木 伸 一 君   農業委員会事務局長                                 坂 井 寿 夫 君           ───────────────────── 会 議 書 記  議会事務局長    飯 村 孝 夫 君   主幹       大 野 久美子 君  議会事務局長補佐兼議事係長         主事       草 間 直 哉 君            小 島 英 之 君           ─────────────────────                  一般質問通告書                                  平成30年第3回定例会 ┌─────┬───────┬───────────┬─────────────────┬─────┐ │通告順  │通告者    │発言事項       │発言の内容            │答弁を  │ │     │(質問方式) │           │                 │求める者 │ ├─────┼───────┼───────────┼─────────────────┼─────┤ │ 1   │矢島 博明  │1 市内小学校へのエ │(1) 市内各小学校へのエアコンの│市長   │ │     │(一問一答) │  アコン設置につい │  設置についての認識について  │教育長  │ │     │       │  て        │  伺いたい。          │関係部長 │ │     │       │           │(2) 現在取り付けの済んでいる中│     │ │     │       │           │  学校での運営状況を伺いた   │     │ │     │       │           │  い。             │     │ │     │       │           │(3) 避難場所にも指定されている│     │ │     │       │           │  各体育館についても設置した  │     │ │     │       │           │  ほうがいいと考えるが、執行  │     │ │     │       │           │  部の考えを伺いたい。     │     │ │     │       │           │(4) いつまでに設置されるのか。│     │ │     │       │           │  設置についての順番や規定が  │     │ │     │       │           │  あれば伺いたい。       │     │ │     │       ├───────────┼─────────────────┼─────┤ │     │       │2 砂沼周辺地域開発 │(1) 砂沼周辺開発の進捗状況と残│市長   │ │     │       │  及び市街地開発に │  っている工程について、また  │関係部長 │ │     │       │  ついて      │  完成時期について伺いたい。  │     │ │     │       │           │(2) 現在の執行部内の特に費用対│     │ │     │       │           │  効果について評価を伺いた   │     │ │     │       │           │  い。             │     │ │     │       │           │(3) 今後の展開について具体的な│     │ │     │       │           │  ビジョンを伺いたい。     │     │ │     │       ├───────────┼─────────────────┼─────┤ │     │       │3 障がい者に対する │(1) 2016年施行「障がいを理│市長   │ │     │       │  施設、道路の状況 │  由とする差別の解消の推進に関す│関係部長 │ │     │       │  について     │  る法律」のなかでうたわれて  │     │ │     │       │           │  いる差別解消について、当市  │     │ │     │       │           │  の取組みの現況を伺いたい。  │     │ │     │       │           │(2) 市の管理する施設、道路で障│     │ │     │       │           │  がい者に配慮した施設、道路  │     │ │     │       │           │  等はどの程度あるか。また、  │     │ │     │       │           │  その内容を詳しく伺いたい。  │     │ │     │       │           │(3) 障がい児童、生徒に対する学│     │ │     │       │           │  校施設ほかの対応を伺いた   │     │ │     │       │           │  い。             │     │ │     │       │           │(4) 今後の改善案、施策について│     │ │     │       │           │  具体的に伺いたい。      │     │ ├─────┼───────┼───────────┼─────────────────┼─────┤ │ 2   │須藤 豊次  │1 市長所信表明・30│市長所信表明・30年度施政方針で、│市長   │ │     │(一問一答) │  年度施政方針にあ │今年度は「第6次下妻市総合計画」 │関係部長 │ │     │       │  る、連携・スピー │に掲げた6つのまちづくりの目標の │     │ │     │       │  ド感・見える化・ │実現に向けて確実に踏み出し、本市 │     │ │     │       │  オール下妻につい │が多くの人や企業から選ばれるまち │     │ │     │       │  て        │となることを目指すとしています。 │     │ │     │       │           │施政方針にも、市民への約束の選挙 │     │ │     │       │           │公報にも、具体的な施策が書いてあ │     │ │     │       │           │りません。そこで、「連携」、「ス │     │ │     │       │           │ピード感」、「見える化」で効率的 │     │ │     │       │           │な行政を目指すと施政方針にありま │     │ │     │       │           │すので、伺います。        │     │ │     │       │           │(1) 連携について伺います。  │     │ │     │       │           │(2) スピード感について伺いま │     │ │     │       │           │  す。             │     │ │     │       │           │(3) 見える化について伺います。│     │ │     │       │           │(4) オール下妻について(今まで│     │ │     │       │           │  もオール下妻でやってきてい  │     │ │     │       │           │  ると思う)          │     │ │     │       │           │                 │     │ │     │       │           │(5) さりげなくすてきなまちにつ│     │ │     │       │           │  いて             │     │ │     │       ├───────────┼─────────────────┼─────┤ │     │       │2 市発行の「お知ら │(1) 検討委員会への指示について│市長   │ │     │       │  せしますサンビー │(2) 検討委員会の検討事項につい│関係部長 │ │     │       │  チのいま」は偏っ │  て              │     │ │     │       │  た情報ではないか │(3) メリットのない施設なのかに│     │ │     │       │  について     │  ついて            │     │ │     │       │           │(4) 収支は、議会報告と違うにつ│     │ │     │       │           │  いて             │     │
    │     │       ├───────────┼─────────────────┼─────┤ │     │       │3 市長が議員時代  │(1) 議員時代に議案に反対した都│市長   │ │     │       │  に、本来の目的で │  市再生整備計画事業につい   │関係部長 │ │     │       │  ある、にぎわいや │  て、市長として今の思いをお  │     │ │     │       │  活気のある市街地 │  聞かせください。       │     │ │     │       │  再生につながるの │(2) 都市再生整備計画事業が第1│     │ │     │       │  か疑問を理由に、 │  3回まち交大賞表彰式に出席  │     │ │     │       │  議案に反対した都 │  し、最優秀にあたる国土交通  │     │ │     │       │  再生整備計画事 │  大臣賞をいただいた感想をお  │     │ │     │       │  業について    │  聞かせください。       │     │ │     │       │           │(3) 全国1,742市区町村の中│     │ │     │       │           │  で32都市の1つに地方再生のモ│     │ │     │       │           │  デル都市に選定されました。執 │     │ │     │       │           │  行部に今後の取り組みについ  │     │ │     │       │           │  て伺います。         │     │ │     │       ├───────────┼─────────────────┼─────┤ │     │       │4 ビアスパーク・道 │(1) 株式会社ふれあい下妻の取締│市長   │ │     │       │  の駅を運営する株 │  役会において、下妻市長が社  │関係部長 │ │     │       │  式会社ふれあい下 │  長に就任したと聞きます。社  │     │ │     │       │  妻の社長就任につ │  長として今後どのようにして  │     │ │     │       │  いて       │  取り組むのか伺います。    │     │ │     │       │           │(2) 株式会社ふれあい下妻の目的│     │ │     │       │           │  を伺います。         │     │ │     │       │           │(3) 指定管理者の公募について考│     │ │     │       │           │  えを伺います。        │     │ │     │       │           │(4) 経営改善計画は、指定管理者│     │ │     │       │           │  に要求できるのか伺います。  │     │ │     │       ├───────────┼─────────────────┼─────┤ │     │       │5 市長が議員時代に │(1) やすらぎの里の今日までの決│市長   │ │     │       │  平成27年第3回定│  算について伺います。     │関係部長 │ │     │       │  例会の平成27年度│(2) 借地料と期間について伺いま│     │ │     │       │  下妻市一般会計補 │  す。             │     │ │     │       │  正予算(第3号) │(3) 平成27年第3回定例会の平│     │ │     │       │  の反対討論で疑問 │  成27年度下妻市一般会計補正予│     │ │     │       │  に思っていた、や │  算(第3号)の反対討論で、  │     │ │     │       │  すらぎの里につい │  やすらぎの里構想が本来の目  │     │ │     │       │  て        │  的である地域活性化と人口減  │     │ │     │       │           │  少問題という目的を達成して  │     │ │     │       │           │  いるのか、私の中で疑問符が  │     │ │     │       │           │  ついていました。今現在自分  │     │ │     │       │           │  の中では疑問に思えてなりま  │     │ │     │       │           │  せんと説明しています。どの  │     │ │     │       │           │  ように考えているのかお伺い  │     │ │     │       │           │  いたします。         │     │ │     │       │           │(4) 今後の方針について伺いま │     │ │     │       │           │  す。             │     │ ├─────┼───────┼───────────┼─────────────────┼─────┤ │ 3   │岡田 正美  │1 小学校等のエアコ │(1) 小学校のエアコンについて │市長   │ │     │(一括)   │  ン完備を再度要望 │  は、2年前の28年9月議会の │教育長  │ │     │       │  する       │  一般質問などでも設置を要望  │関係部長 │ │     │       │           │  してきたが、児童の汗腺発達  │     │ │     │       │           │  阻害を理由に設置しない方針  │     │ │     │       │           │  との答弁だった。しかし、改  │     │ │     │       │           │  めて設置要望をすると共に今  │     │ │     │       │           │  後の予定や財源について伺   │     │ │     │       │           │  う。             │     │ │     │       │           │                 │     │ │     │       │           │(2) エアコン電気代など維持費財│     │ │     │       │           │  源確保、環境保護等の観点か  │     │ │     │       │           │  ら太陽光発電設備整備提案  │     │ │     │       │           │  する。            │     │ │     │       ├───────────┼─────────────────┼─────┤ │     │       │2 学校内外の安全確 │(1) 今年の6月の大阪北部地震で│市長   │ │     │       │  保や防犯について │  ブロック塀崩壊による児童の  │教育長  │ │     │       │           │                 │     │ │     │       │           │  死亡事故が問題となった。本  │関係部長 │ │     │       │           │  市ではすでに点検などをして  │     │ │     │       │           │  いるが、学校内外について保  │     │ │     │       │           │  護者などを含む第三者の意見  │     │ │     │       │           │  を反映できるような総点検や  │     │ │     │       │           │  防犯について伺う。      │     │ │     │       ├───────────┼─────────────────┼─────┤ │     │       │3 障害者雇用につい │(1) 障害者雇用促進法を遵守すべ│市長   │ │     │       │  て        │  き国では水増し問題がある。  │教育長  │ │     │       │           │  本市の現状と課題などについ  │関係部長 │ │     │       │           │  て伺う。           │     │ ├─────┼───────┼───────────┼─────────────────┼─────┤ │ 4   │増田 省吾  │1 子どもたちに夢の │(1) 市民ニーズを的確にとらえた│市長   │ │     │(一括)   │  ある未来を!   │  行政サービスを市民の立場で  │関係部長 │ │     │       │  施政方針について │  見直すことについて      │     │ │     │       │           │  ・市民の立場で見直すことは  │     │ │     │       │           │  見直し、大きな決断をする上  │     │ │     │       │           │  では、時には大きな反発があ  │     │ │     │       │           │  ることを覚悟していると述べ  │     │ │     │       │           │  ています。どう考えているか  │     │ │     │       │           │  伺う。            │     │ │     │       │           │                 │     │ │     │       │           │(2) 市民が主役のまちづくりにつ│     │ │     │       │           │  いて             │     │ │     │       │           │  ・市長が市民と直接、気軽に  │     │ │     │       │           │  話し合える場の創設ですが、  │     │ │     │       │           │  多くの市民の声を市政に反映  │     │ │     │       │           │  させるには、市長のやり方も  │     │ │     │       │           │  良いが、各自治会等の区長に  │     │ │     │       │           │  応援していただき、自治会の  │     │ │     │       │           │  多くの方の参加を得て、市長  │     │ │     │       │           │  が出向いて行って話を伺う方  │     │ │     │       │           │  法もあるがどう考えるか。   │     │ │     │       │           │                 │     │ │     │       │           │(3) 元気な下妻づくりについて │     │
    │     │       │           │  ・地域資源の活用はもちろん  │     │ │     │       │           │  だが、起爆剤をしっかり見つ  │     │ │     │       │           │                 │     │ │     │       │           │  め、何が一番効果的かを見定  │     │ │     │       │           │  め、トライすることが全ての  │     │ │     │       │           │  課題の解決につながると思う  │     │ │     │       │           │  が、見解を伺う。       │     │ │     │       │           │                 │     │ │     │       │           │(4) 行財政改革の推進     │     │ │     │       │           │  ・先人達の英知と努力が築き  │     │ │     │       │           │  上げた今日の姿に新たな魅力  │     │ │     │       │           │  を加える。そのためには、行  │     │ │     │       │           │  政マンのレベルアップを図   │     │ │     │       │           │  り、プロ意識の集団を構築さ  │     │ │     │       │           │  せることではと考えるが、見  │     │ │     │       │           │  解を伺う。          │     │ ├─────┼───────┼───────────┼─────────────────┼─────┤ │ 5   │平間 三男  │1 市政運営について │(1) 市の女性管理職登用と若手登│市長   │ │     │(一括)   │           │  用について          │関係部長 │ │     │       │           │(2) 市の組織改正の考えと危機管│     │ │     │       │           │  理専門部署の設置を提案する  │     │ │     │       │           │  が見解を伺う。        │     │ │     │       │           │(3) 児童虐待について、現状と防│     │ │     │       │           │  止強化体制の取り組みを伺   │     │ │     │       │           │  う。             │     │ ├─────┼───────┼───────────┼─────────────────┼─────┤ │ 6   │宇梶 浩太  │1 人口減少に歯止め │(1) 今後の下妻市の人口の推移を│市長   │ │     │(一括)   │  をかけることにつ │  どう読んでおられるか。    │関係部長 │ │     │       │  いて       │(2) 何年までに、何人減で止めら│     │ │     │       │           │  れるか、市長の見通しをお聞  │     │ │     │       │           │  きしたい。          │     │ │     │       │           │                 │     │ │     │       │           │(3) 人口減少に歯止めをかけるた│     │ │     │       │           │  めの具体策を、今言える範囲  │     │ │     │       │           │  でお示しいただきたい。    │     │ │     │       ├───────────┼─────────────────┼─────┤ │     │       │2 水道事業の今後に │(1) 上記人口減少が進むにつれ │市長   │ │     │       │  ついて      │  て、下妻市の水道事業が立ち  │関係部長 │ │     │       │           │  行かなくなり、水道料金値上  │     │ │     │       │           │  げとなる見込みはあるのか。  │     │ │     │       │           │(2) 水道加入者を増やすため、ど│     │ │     │       │           │                 │     │ │     │       │           │  んな方法を執っているか。   │     │ │     │       │           │(3) 住民に、安心安全な水を届け│     │ │     │       │           │  続けるために、どのような取  │     │ │     │       │           │  り組みをしているのか。    │     │ │     │       │           │(4) 鯨工業団地へ水を供給するの│     │ │     │       │           │  に、今の水量で足りるのか。  │     │ ├─────┼───────┼───────────┼─────────────────┼─────┤ │ 7   │平井  誠  │1 障害者雇用水増し │(1) 「国の水増しは、障害者への│市長   │ │     │(一括)   │  問題について   │  背信行為だ」の怒りの声もあ  │関係部長 │ │     │       │           │  る。下妻市役所の障害者雇用  │     │ │     │       │           │  の実態をうかがいます。    │     │ │     │       ├───────────┼─────────────────┼─────┤ │     │       │2 全小学校の普通教 │(1) 来年の夏に間に合うよう緊 │市長   │ │     │       │  室へのエアコン設 │  急、最優先での取り組みを求  │教育長  │ │     │       │  置について    │  めます。           │関係部長 │ │     │       │           │(2) 普通教室の望ましい室温は │     │ │     │       │           │  「17度以上、28度以下」で │     │ │     │       │           │  す。             │     │ │     │       ├───────────┼─────────────────┼─────┤ │     │       │3 高齢者福祉の拡充 │(1) 高齢者福祉タクシー利用料金│市長   │ │     │       │  について     │  助成事業の拡充を。      │関係部長 │ │     │       │           │(2) 100才以上の方への敬老祝│     │ │     │       │           │  品贈呈対象者の見直しについ  │     │ │     │       │           │  て。             │     │ │     │       ├───────────┼─────────────────┼─────┤ │     │       │4 ブロック塀の無料 │(1) ブロック塀の所有者も倒壊を│市長   │ │     │       │  診断と撤去費用の │  心配し、悩んでいます。    │関係部長 │ │     │       │  補助について   │  撤去費の一部補助は、撤去、  │     │ │     │       │           │  改修のきっかけにもつなが   │     │ │     │       │           │  る。             │     │ └─────┴───────┴───────────┴─────────────────┴─────┘           ─────────────────────                 午前10時00分 開会 ○議長(原部 司君) おはようございます。前回に引き続き会議を開きます。           ─────────────────────  出席議員及び欠席議員の報告、開会宣告 ○議長(原部 司君) ただいまの出席議員は19名であります。定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。  これより本日の会議を開きます。           ─────────────────────  議会に出席を求めた者の報告 ○議長(原部 司君) 地方自治法第121条の規定により、議長において出席を求めた者は前回のとおりであります。  会議書記についても、前回のとおりであります。           ─────────────────────  議事日程の報告 ○議長(原部 司君) 本日の日程は、印刷物をもって配付の日程表のとおりであります。           ─────────────────────  【日程第1】 会議録署名議員の指名 ○議長(原部 司君) これより本日の日程に入ります。  日程第1 会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、議長において、   2番 矢島博明君   3番 岡田正美君  以上2人を指名いたします。           ─────────────────────  【日程第2】 一般質問
    ○議長(原部 司君) 日程第2 一般質問を行います。  通告順により発言を許します。2番 矢島博明君、登壇願います。                〔2番 矢島博明君登壇〕 ○2番(矢島博明君) 議長より発言の許可をいただきましたので、通告に従いまして一般質問を行いたいと思います。  質問に先立ちまして、本年も非常に災害の多い年となりまして、記憶に新しいところでは西日本豪雨、北海道胆振東部地震と大きな災害がございました。災害に遭われた皆様、被災している皆様に対して心よりお見舞い申し上げます。  さて、一般質問に入らせていただきます。  私からは、大きく3つの項目について聞いていきたいと思っております。市内小学校のエアコンの設置についてと砂沼周辺地域開発及び市街地開発について、また障害者に対する施設、道路の状況についての3項目でございます。  まず、最初の質問でございます。今、各中学校にエアコンの設置が終わったと伺っております。ことしの災害的な猛暑というところで、小学校へのエアコンの設置というところが今回の補正で設計調査という予算がついたところで、非常に期待しているところではございますが、その内容について細かく聞いていきたいと思っております。  まず、最初はエアコンの設置についての認識ということなんですけども、過去の一般質問の中で岡田議員の質問に対して、汗腺の発達を理由に小学校にはつけるべきではないというお答えが答弁の中であったのかなと記憶しております。過去にそういう認識であったのが、今回エアコンを設置するという予算が出てきました。これについて、どういう認識の変化があったのかなということをまず最初にお伺いしたいと思います。答弁をよろしくお願いいたします。 ○議長(原部 司君) 答弁を求めます。高橋教育部長、登壇願います。               〔教育部長 高橋浩之君登壇〕 ○教育部長(高橋浩之君) 改めまして、おはようございます。  お答えいたします。  本年7月の気候は、気象庁予報官の経験したことがないほどの暑さになっている地域があり災害と認識しているとの報道のとおり、気温が上昇し小学生が校外学習後に熱中症により死亡する事例が発生したことからエアコンの必要性を改めて認識し、市長を初めとする庁議に小学校へのエアコン設置を早急に進めるよう提案いたしました。国においてもエアコン設置に向けた方針が示されたことから、今定例会にエアコン設置のための補正予算を提出し、設置に向けた準備を進めているところでございます。 ○議長(原部 司君) 矢島博明君。 ○2番(矢島博明君) ご答弁ありがとうございました。  ご答弁の中で国の方針が示されたとおっしゃっておりましたが、国の方針はどのような方針が示されたのか、もう少し詳しくお答えください。 ○議長(原部 司君) 高橋教育部長。 ○教育部長(高橋浩之君) お答えいたします。  政府からも緊急課題といたしまして関係省庁にエアコン設置の指示という報道がございましたように、国が補助をつけて整備を進めるという方針を打ち出したことによるものでございます。 ○議長(原部 司君) 矢島博明君。 ○2番(矢島博明君) ありがとうございました。  それでは、次の質問に移らせていただきたいと思います。  現在、先ほども言いましたが、取りつけが進んだ中学校での運用の状況ですね、特に東部中はエアコンがあるときとなかったときとございますので、例えば電気料でありますとか、使った結果によって生徒たちがどのような状態になっているとか、そういう部分について少し詳しく教えていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(原部 司君) 答弁を求めます。高橋教育部長、登壇願います。               〔教育部長 高橋浩之君登壇〕 ○教育部長(高橋浩之君) お答えいたします。  平成28年度に設置の完了いたしました東部中学校につきましては、平成29年度より使用しております。また、本年4月より下妻中学校が使用しており、本年度設置工事を完了した千代川中学校は9月3日より使用している状況でございます。  電気使用料等でございますが、東部中学校は平成29年度から設置が完了しており本年と比較が可能でございますので、東部中学校の平成29年7月と本年7月を比較いたしますと電気消費量で15%ほど増えておりますが、電気料金は約2万2,000円下がっております。これは電力の小売全面自由化に伴い、電力の契約を見直した結果でございます。 ○議長(原部 司君) 矢島博明君。 ○2番(矢島博明君) 非常に電気代について安くなっている、ちょっと驚きでした。努力されている、非常に評価できる部分かなと思っております。  先ほどの質問の中で、生徒はどのように快適に過ごせているとか、あってもなくても変わらなかったとかそういう話があるのかもしれませんのでぜひお伺いしたかったのですが、漏れておりますのでもう一度お願いいたします。 ○議長(原部 司君) 高橋教育部長。 ○教育部長(高橋浩之君) お答えいたします。  本年度の使用状況でございますが、東部中学校では7月分の電気料のうち6月21日から7月20日までの期間が7月分の請求分でございますが、6月は4日間、7月は11日間使用しております。この間、教室棟で熱中症になって救急車等で搬送されるような事例は発症してございません。  以上でございます。 ○議長(原部 司君) 矢島博明君。 ○2番(矢島博明君) 救急車で搬送される事例はなかったということですが、エアコンがなかったときはあったのですか。 ○議長(原部 司君) 高橋教育部長。 ○教育部長(高橋浩之君) お答えいたします。  過去2年度でございますが、平成29年度、28年度とも搬送された事例はございませんでした。 ○議長(原部 司君) 矢島博明君。 ○2番(矢島博明君) 危機的な状況ではなかったにせよ、快適に過ごせているという内容なのかなと受けとめていきたいと思って聞いておりました。それでよろしいのでしょうかね。  次の質問に移らせていただきます。  3番項です。避難所にも指定されている各体育館について、設置したほうが確実にいいと私は思うんです。今回の設置調査の予算に関しましては普通教室と特別教室の一部ということの説明でしたので、今回ついでという言い方はちょっとふさわしいかどうかわかりませんが、各小学校にその調査の業者が行って調査をするわけですから、各小学校には体育館は1つずつしかないと思います。2つあるところは中学校なんかはあるのかもしれませんが、1つずつですから1カ所調査を追加すれば幾らぐらいかかるのかなというぐらいはわかって、いずれつけようかなというときの参考にでもなるんじゃないのかなと思うんです。できれば当然一緒につけてもらったほうがいいと思うんですが、その体育館へのエアコンの設置について執行部のお考えをお聞かせください。 ○議長(原部 司君) 答弁を求めます。高橋教育部長、登壇願います。               〔教育部長 高橋浩之君登壇〕 ○教育部長(高橋浩之君) お答えいたします。  教育委員会といたしましては、普通教室への設置を優先的に進めてまいりたいと考えており、現在のところ避難所に指定された体育館への設置は考えておりませんが、今後防災担当課と検討してまいります。 ○議長(原部 司君) 矢島博明君。 ○2番(矢島博明君) 今のところ考えていないということですが、防災を担当している課は避難所として体育館には必要性を感じているんじゃないかと思うんですが、総務部になるのでしょうかね。もしお答えできるようであれば、防災の避難所として、ことし例えば西日本豪雨なんかだと非常に暑い中で避難生活されている避難者の方はいっぱいおりました。これはやはり体育館は必要性があるんじゃないかなと思うんです。関係部の部長さん、答弁お願いしたいと思います。 ○議長(原部 司君) 飯塚総務部長。 ○総務部長(飯塚誠一君) お答えいたします。  防災担当課といいますと消防交通課が担当しておりますので、今後体育館は基幹避難所になっていますので、その空調の必要性は十分感じております。ただ、今現在のところ考えておりますのは、これから普通教室、特別教室の一室、これができるということなので、今後その使い方によってもそちらができるか、使えるかどうかということも検討していきたいなということを考えております。  また、環境面でいいますと、特にやはり暑さ対策というのが必要かなと思います。そういう暑さ対策のグッズであるとかそういうものを準備しながら、あわせて普通教室も使えるかどうかということも検討していきたい。  そういうことで、体育館につきましてはなかなか困難である部分がありますので、できることをやっていきながら対応していきたいということで考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(原部 司君) 矢島博明君。 ○2番(矢島博明君) 検討していくというお答えだったのかなと思います。  検討といいますけれども、先ほどのその認識についてのお答えの中で緊急を要するほどの災害的な暑さだという話です。被災された場合、避難所として使う体育館が二次被害を及ぼすような状態では非常に困るんじゃないかなと思います。  また、小学校施設なんかですと、他市町村と比べてお子様が進学するときにあわせてあっちの市のほうがいいからといって住居を構える指針になったりもしておられる家庭が非常に多いところなのかなと思います。これは簡単な問題のようですが、意外といろんなものに波及してくる問題なのかなと思います。体育館の設置についてはぜひ市長のお考えもお伺いしたいのですが、お願いできますでしょうか。よろしくお願いします。 ○議長(原部 司君) 菊池市長、登壇願います。                〔市長 菊池 博君登壇〕 ○市長(菊池 博君) 矢島議員の質問にお答えします。  今、総務部長からありましたとおり、またその前に教育部長からありましたとおり、まず第一に小学校の9校、これをまず実施する。その後、確かに体育館の暑さというのは緊急時には今言われていましたように非常に二次災害になってしまうというおそれもあります。したがいまして、先ほどありましたのと同じ答弁になってしまうのですが、消防交通課と検討してできるだけ前向きに進めたいというふうに思っています。  以上です。 ○議長(原部 司君) 矢島博明君。 ○2番(矢島博明君) 次の質問に移らせていただきますが、前向きにということですので、ぜひとも早く前向きにしていただいて、県立高校なんかではリース契約なんかで契約されてエアコンを使っているところもありますので、そういう方法なんかも考えながらなるべく早い対応をお願いしたいと思います。  それでその4番項にもつながるんですが、普通教室を優先してということです。いつまでに設置されるのかがまだ明白になっておりません。調査をこれからするんだからどのぐらい時間がかかる、コストがかかるというのはこれからの話なんでしょうけども、災害的な暑さということですからぜひとも来年の夏には必ず使える。今、中学校の運用状況も聞きましたけども6月には使っている状態ですから、6月までには取りつけが済んで全校で使える状態になるのかどうか、設置について順番や規定、そういうものがあるのかどうかをお伺いします。 ○議長(原部 司君) 答弁を求めます。高橋教育部長、登壇願います。               〔教育部長 高橋浩之君登壇〕 ○教育部長(高橋浩之君) お答えいたします。  設置に当たりましては、国の補助を活用し小学校9校のエアコン整備工事を一斉に実施できるよう準備を進めてまいります。設置後は下妻市立学校エアコン運用ガイドラインにより運用してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(原部 司君) 矢島博明君。 ○2番(矢島博明君) 国の補助を活用するということでございます。国の補助はいつ出るかわかっているものであればお答えいただきたい。もし出ない場合は、例えば先延ばしになるということも要はお考えなのかというニュアンスにとれるんですが、その辺に関してもうちょっと詳しくお伺いしたいと思います。  それとガイドラインですね、ガイドラインは例えば何度になったら使うとかそういう話なのかなとは思うんですけども、重立ったこういうふうに運用していますということとか、あとはその順番ですね、9校小学校がございます。大きい学校からつけるとか小さい学校からつけるなんという、その差がないようにやっていただきたいというのが市民皆さんのお願いかと思うんですが、そういう順番について何か今お含みのお考えがあればお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(原部 司君) 高橋教育部長。 ○教育部長(高橋浩之君) お答えいたします。  まず順番でございますが、9校一斉に設置工事を発注することを検討してございます。  また、発注の時期でございますが、国の交付金の内示を待って入札の上、工事を発注したいと考えておりまして、現在国交付金の時期が未定でございますので、現段階では時期を正確には申し上げられる状況ではございません。従来ですと、前倒しで年明け2月ごろに国の交付金の確定が出ますが、現在の報道ではこれよりも前のこの秋になる可能性ということも出ているようでございますので、それを待って早期に設置したいと考えております。  エアコン運用のガイドラインでございますが、冷房時の運用といたしまして気温30度以上の暑さが継続すると見込まれるとき、設定温度を28度にして使用することとガイドラインを定めておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(原部 司君) 矢島博明君。 ○2番(矢島博明君) 答弁漏れと言いたいところなんですが、暖房ですね、エアコンは暖房も当然きくと思いますので、今暖房はどういうふうな規定で使っていらっしゃるのかなということを追加でお伺いしたいのと、最後の質問になりますので国の内示を待ってということですが、これでは災害的な暑さで死者まで出るという危機だとおっしゃっていられる執行部がちょっといささか心もとない答弁だなと思います。  市長、これは借金してでも来年に間に合うようにつけるようなそういうご答弁、力強いご答弁がいただきたいと思っておりますので、ぜひ市長、いつまでとお約束していただければと思います。一言よろしくお願いします。 ○議長(原部 司君) 菊池市長、登壇願います。                〔市長 菊池 博君登壇〕 ○市長(菊池 博君) ただいまの質問にお答えします。  今、部長からありましたように、先日、菅官房長官の報道なんかでもご存じだと思うんですが、予想ですと秋に内示が出るのかなと。その後は来年になってしまうということで、今はちょっと待ってみようというふうに思っています。つまり明確に時期は答えられませんが、ただ交付金については非常に大きな金額ですので、今数千万円交付金の内示が出る、うちの規模でしたらね。ですからそういったものを加味して、今は待つというのが市にとっては得策だというふうに思っています。  以上です。 ○議長(原部 司君) 高橋教育部長。 ○教育部長(高橋浩之君) 冬期の暖房についてお答えいたします。  現在、下妻小学校を除く小・中学校におきましては、冬期についてはエアコンは使用せずストーブを利用しております。現時点でのエアコン使用は検討してございませんが、ことしの冬、下妻中学校での暖房の使用状況を見きわめながら今後検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(原部 司君) 矢島博明君。 ○2番(矢島博明君) もう少し聞きたいところですが、回数の制限ですのでここまでとさせていただきます。市長、本当にできるだけ早く来年の夏に間に合うようにお願いしたいと思います。  続いて、2番項の質問に移らせていただきます。砂沼周辺地域開発及び市街地開発についてでございます。  皆さんもご承知のとおり砂沼周辺開発、サン・SUNさぬまであるとかWaiwaiドームといった施設ができまして、その周辺に道路の塗装だったり歩道の拡大だとかそういうものを20億円ぐらいかけてやったという開発だったと思うんですが、先日の新聞報道でちょうどそこのWaiwaiドームに触れておられまして、菊池市長がこれから大事にしていきたいということでサン・SUNさぬまの前あたりには親水デッキもつくるぞというお話が載っておりました。  以前、私あの周辺開発についてご質問させていただいたときには、地盤が軟弱でとても予算がなくてつけられなくて、市民の意向なんだけどもできなくて本当に申しわけない。以後もどんどん検討していく課題であるというお話だったかなと思うんですが、ここに来てつくるというお話ですので、砂沼周辺開発は今どの程度の進捗状況になっていまして、どのような工事が残っていて、どういう完成図、完成時期になっているのかについてお伺いしたいと思います。  答弁漏れに感じるようなのが非常に多いので、質問は2回しか限られておりませんので漏れないようにご答弁をよろしくお願いいたします。 ○議長(原部 司君) 答弁を求めます。野中副市長、登壇願います。               〔副市長 野中周一君登壇〕
    ○副市長(野中周一君)お答えをいたします。  砂沼周辺地区都市再生整備計画事業は、平成24年度から着工しまして29年度に完了いたしております。またその後、国土交通省と内閣府から選定された地方再生コンパクトシティモデル事業ということで、平成30年度から平成32年度までの3カ年の事業ということで実施をしているところでございます。このモデル事業では、砂沼周辺地区事業の効果促進を図るため、Waiwaiドームしもつまへの利用促進につながるスポーツ関連施設の整備、また砂沼南岸の親水デッキ等の整備を予定しておるところでございます。 ○議長(原部 司君) 矢島博明君。 ○2番(矢島博明君) 新たな事業として始まったんだよという話でした。  Waiwaiドームについてちょっとお伺いしたいと思うんですが、一部住民の方から騒音の問題が出ているのかなというお話を伺っております。そういう意味では、一度つくったからもうできましたというんじゃなく、運用が始まったからこそ育成していく、施設を育てていくような施策も必要なのかなと思うんです。というのもやっぱり夜の利用が非常に制限されている状態でして、せっかくつくった施設が無駄になっている部分もあるんじゃないのかなという声がいささか聞こえてまいります。こういう騒音であるとか夜の使用について、特にWaiwaiドームについてで構いませんので、こういうところにまだ完了というんじゃなく、まだまだ改良の余地があるからやっていきたいんだ、いややらないんだと。お考えをお伺いしたいと思います。 ○議長(原部 司君) 野中副市長、登壇願います。               〔副市長 野中周一君登壇〕 ○副市長(野中周一君) 再質問にお答えをさせていただきます。  ご質問のWaiwaiドームの騒音関係でございますけれども、確かに夜6時までの使用ということで運用上原則的にはなっておりますけども、イベントによっては8時から片づけが終わると9時近くになってしまうということもございまして、確かにあの周辺の住民から騒音についての課題が指摘をされているところでもございます。  これは確かに担当課で簡易な騒音対策ということで防風防音カーテンというものを取りつけておりますけれども、この防音の部分ではなかなかちゃんとした効果が得られないということがございます。  それから、担当部署におきまして簡易な騒音の測定器をやっておりますけれども、これも特に大きな問題はないということでありますけれども、この環境問題につきましては個人個人の考え方というか感じ方ということもございますので、今後ともしっかりと住民に説明をしながら、原則的6時までですけれども、せめて8時、8時半ごろまで使えるような形で今後住民に説明をしながらその都度対応していければいいなというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(原部 司君) 矢島博明君。 ○2番(矢島博明君) 住民にご理解いただきながら使っていきたいということですが、6時以降の使用に関しては管理人の方から静かに使うようにと言われて使っているそうです。静かにスポーツをするというのはなかなか難しいことですので、逆転の発想で住宅のほうに三重サッシであるとかという施策をするとか何か有効な手だてをして、夜間の使用についてもできるだけ早急に対応していただきたいと思います。  次の質問に移ります。この砂沼周辺開発並びに市街地開発ですね、駅の前あたりも花壇ができたりというのもございます。そういったもろもろの開発について、今のところの費用対効果の部分ですね、よく無駄遣いだとおっしゃる方がちらほらおります。無駄遣いにはなっていないのかなと私は考えるんですが、そういう方がいらっしゃいますのでどういう費用を使ってどういう効果があったのか、こちらについてお伺いしたいと思います。 ○議長(原部 司君) 答弁を求めます。野中副市長、登壇願います。               〔副市長 野中周一君登壇〕 ○副市長(野中周一君) お答えをいたします。  砂沼周辺地区事業の定量的な効果といたしましては、昨年度の実績ですけれども、Waiwaiドームしもつまの来場者数が約5万5,000人、さん歩の駅サン・SUNさぬまのレジ通過数でございますけれども約7万6,000人。合計13万1,000人の交流人口が増加したところでございます。今年度になり、イベントの来場者数も増加傾向で、桜まつりの来場者数が2,000人増、下妻まつりが3,000人増で二次的な効果も見受けられております。  公共施設の場合、費用対効果の算出、それらによるほかの公共施設との比較は大変難しい状況でございますけれども、砂沼周辺地区事業の効果として交流人口増加のほか、コンビニエンスストアや和風レストランなどの商業施設の立地、また民間住宅開発なども周辺で行われており、公共投資に民間資本が追随し市街地再生の兆しが見え始めていると考えております。  また、まち交大賞受賞で評価のポイントとなった産官学民連携の動きも活発化しておりまして、まちなかでの人や活動が顕在化していることや市民が能動的にかかわり、まちへの愛着を育む居場所としてなりつつあるところでございます。また、数字にあらわれない効果として上げられております。  今後、地方再生のモデル事業推進により、さらなる効果促進を図ってまいりたいと思っておりますので、ご理解のほどお願いいたします。 ○議長(原部 司君) 矢島博明君。 ○2番(矢島博明君) 公共施設は私もよくわかります。費用対効果といっても利益を得る部分ではありませんので、費用をかけたからこれだけの戻りがあったというのは如実にあらわれるものではないと思います。これからも有効な運用、仕掛けをしていただいて、どんどん市内に交流人口を増やしていただくような施策を市当局、我々議員、そして住民みんな一体になって下妻市を盛り上げていきたいと思っておりますので、執行部の旗振りをよろしくお願いしたいと思います。  続きまして、次の質問に移ります。  ここまで有効な施策だったというふうな印象を今聞いていて思っているんですが、ここで終わったんではやはりその後が続かないのかなと思います。周辺開発については、コンパクトシティモデルに選ばれたということであと3年やるというご答弁でしたが、市街地開発という部分に関しては下妻駅周辺だけではなく、宗道駅周辺なんかも計画の中では市街地開発重点地域として選ばれている、そこにお金をかけていくような計画になっていたんじゃないのかなと思うんですが、今後その砂沼周辺がある程度目鼻がつきましたという後のビジョン、具体的なものがありましたらぜひお伺いしたいと思います。 ○議長(原部 司君) 答弁を求めます。野中副市長、登壇願います。               〔副市長 野中周一君登壇〕 ○副市長(野中周一君) お答えをいたします。  今後の展開や具体的なビジョンについてでございますけれども、市の最上位計画である第6次総合計画や公共施設等総合管理計画、また公共交通網形成計画、そして立地適正化計画など関連計画に位置づけておりますが、少子高齢化、人口減少を前提とした持続可能なまちづくりは将来のビジョンとして大変大きな問題、課題となっております。  市街地につきましては、第6次総合計画において下妻駅及び宗道駅周辺の市街地の活性化を図るため、居住や都市機能の立地を誘導するとともに、砂沼などの地域資源を生かした地域整備を推進する方針を位置づけております。  また、本年12月に公表予定の都市再生特別措置法に基づく立地適正化計画では、国の指針に従い下妻駅周辺と宗道駅周辺の用途地域内を居住や都市機能を誘導する区域としております。下妻駅周辺市街地では、拠点性強化による若者も高齢者も集まれる顔づくり、宗道駅周辺市街地は未利用地等の活用による生活利便性の向上をまちづくりの方針としておりまして、公民連携による交流の場づくりと生活利便性の確保を通じた持続可能なまちづくりを推進することとしております。  定住促進につきましては、第6次総合計画やまち・ひと・しごと創生総合戦略で住宅リフォーム資金援助、空き家バンク制度などを位置づけており、さらには仕事と移住、定住をセットという考え方から、企業誘致や新規起業家支援などにより安定した雇用の創出による働く場づくりにも取り組んでいるところでございます。  観桜苑周辺では議員ご指摘のところではありますけど、前々から話はいただいておりますけれども、災害の心配も少なく住環境としてはよい場所ということで認識をしておりまして、今回立地適正化計画では国土交通省の指針により居住誘導区域にはなりませんでしたけれども、今後いろいろと居住環境問題では課題整理をしていきたいと思っております。 ○議長(原部 司君) 矢島博明君。 ○2番(矢島博明君) さまざまな施策を考えているということと、私どもの地元のハザードマップによりますと非常に住宅にすぐれている場所であろうという、畑作に向いていない地域まで触れていただきまして、ぜひ期待したいところかと思います。  ただ、具体的なビジョンという意味ではその施策はこういうのがありますよというだけで、行動するというのがなかったのがちょっと残念だなと思っておりまして、その施策の内容がどの程度煮詰まっているものなんでしょうか。まだ打ち出したところで何も決まっていないというんではこれは何年たつのかわからないですから、具体的な内容について中心市街地、その市街地開発について限定で結構です、内容についてお答えいただきたいと思います。 ○議長(原部 司君) 野中副市長、登壇願います。               〔副市長 野中周一君登壇〕 ○副市長(野中周一君) 市街地計画関係ですけれども、これは道半ばというところで非常にお答えがしづらい部分ではございますけれども、とにかく定住、移住、なるべく下妻市にお客様に来ていただくということで考えるといろんな施策が考えられております。今までにもWaiwaiドーム、サン・SUNさぬまそれから観桜苑なんかも大分歴史のある公園になってきておりますので、この辺も連携しながら定住できるような、人口が増加するような施策をしていきたいなと思っております。  それにレクリエーションもさることながら、いわゆるスポーツ環境がいいところですね、若者が来てもらうようなスポーツ環境。これはスポーツ環境といいましても、いわゆるアスリート向けばかりじゃなくていわゆるソフト的なスポーツ、eスポーツとかございますけれども、そういうものも含めてこれから下妻にどんどんお客様に来ていただけるような場所の提供、それからやっぱりおもてなしの心ですね、そういうものをきちんと前面に出しまして、これからいろいろと課題解決にしていきたいと思っていますので、今後ともよろしくお願いしたいと思います。 ○議長(原部 司君) 矢島博明君。 ○2番(矢島博明君) この項目につきまして、最後の質問とさせていただきます。  今、野中副市長のご答弁の中で、スポーツというのを1つテーマにやっていきたいということでございました。スポーツといいますと、WaiwaiドームあたりでWaisportsジャパンという筑波大の中で起業された企業なんかがイベントを行ったりというのがちょっと今思い浮かんだんですが、今後、鬼怒川にもサイクリングロードが常総からつながるという計画もございます。  市長、何かスポーツに関するというお言葉が出ましたので、スポーツというその切り口で市を活性化するという何か具体的なお考えを今持っていらしたらお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(原部 司君) 菊池市長、登壇願います。                〔市長 菊池 博君登壇〕 ○市長(菊池 博君) 矢島議員の質問にお答えします。  スポーツに限定するということですけども、今、鬼怒川、小貝川のプロジェクト整備をやっていますけども、これは前市長からの話と、あと常総市との関係もあるんですが、あそこをサイクリングロードにして常総市と下妻市をつないでいくというような話もあります。これは国土交通省にもお話ししているところなんですが、そういった拠点としてビアスパークしもつまをあそこに1つの拠点が、休憩所ですかね、そういうものができればいいというふうに思っております。  また、Waiwaiドームに関しましては、やはりスポーツは今スケボーですね、スケボーの選手がオリンピックに出る方がいらっしゃいますけども、あそこに今度オリンピックの候補として手を挙げる。ただ、来てくれるかどうかわからないですけども、そういったことであの施設を使ってもらう。あるいはプロバスケットボールのスリーバイスリーの今度試合が9月30日にありますけども、そういったことを通して下妻市にスポーツを通してまちづくりを推進したいと思っています。  それから、先ほどのWaisportsジャパンのお話ですと、先日東京ドームで皆さんが試合の前と後にダンスとかやられていましたけども、スポーツを身近に感じていただいて日ハムとも身近になっていただくということで、いろんな関係で下妻市は砂沼周辺を生かした、あるいは鬼怒川を生かした、あるいはサーキットなんかもありますので、そういった方たちも、サーキットに来てもらう方たちをいかにこの中心地に来ていただくか。そういったことも今模索しているところでありますので、複合的に考えてスポーツで交流人口を増やしていきたいというふうに思っています。  以上です。 ○議長(原部 司君) 矢島博明君。 ○2番(矢島博明君) 具体的なお話ありがとうございました。積極的に応援してまいりますので、頑張っていただきたいと思います。  次の質問に移らせていただきます。3番項、障害者に対する施設、道路の状況についてでございます。  昨今話題になっております障害者の雇用の問題なんかが随分新聞、テレビ等をにぎわしておりました。雇用という部分に関しては、積極的に障害者の皆さんもみんなと同じように過ごしていけるのが理想であるという指針のもと、2016年に障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律というものが施行されたり、障害者総合福祉法でしたかね、何か随分ここのところ障害者に関する法律ができております。ただ、雇用をいきなりしましょうといっても施設や道路がちゃんとしていなければ来ることもできなければ働くこともできないのかなとその新聞紙面等を見ながら思ったものですから、今回の質問にさせていただきたいと思います。  先ほど申し上げました障害を理由にする差別の解消の推進に関する法律の中でうたわれております差別解消について、今現在の当市の取り組みをお伺いしたいと思います。こちらは施設、道路、そういったものに関してで結構です。今の現況をよろしくお願いしたいと思います。 ○議長(原部 司君) 答弁を求めます。折原保健福祉部長兼福祉事務所長、登壇願います。          〔保健福祉部長兼福祉事務所長 折原嘉行君登壇〕 ○保健福祉部長兼福祉事務所長(折原嘉行君) お答えします。  障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律、いわゆる障害者差別解消法でございますが、障害のある人もない人も互いにその人らしさを認め合いながら、ともに生きる社会をつくることを目指し制定されたものでございます。不当な差別的取り扱いの禁止や合理的配慮の提供が求められております。合理的配慮とは、行政機関や事業者に対し障害のある人から社会の中にある障壁を取り除くため、何らかの対応を必要としているとの意思が伝えられたときに負担が重過ぎない範囲で対応することとなっております。  本市での取り組み状況でございますが、まず1つとしましては公共施設へのポスター掲示やパンフレットの配布、また広報紙やホームページ等により制度の周知を図っております。  また、昨年11月には茨城県障害者差別相談室の専門職員を講師に迎え、地域に根差した活動をしております民生委員・児童委員を対象に研修等を行っております。  障害者からの相談体制につきましては、障害福祉担当課である福祉課に相談窓口を設置しております。相談があった際には、障害者の自立と社会参加に関連する機関で構成されております下妻市障害者差別解消支援地域協議会や茨城県障害者差別相談室と連携し、差別の解消を図ってまいりたいと考えております。  また、本市職員に対しましては、下妻市障害を理由とする差別の解消の推進に関する対応要領、これを昨年4月より施行し、職員が障害を理由とする差別がないように適切に対応しているところでございます。  以上、ソフト面でございますが、答弁とさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(原部 司君) 矢島博明君。 ○2番(矢島博明君) 失礼いたしました。2番の質問も一緒にしてしまいましたので、訂正いたしたいと思います。  さまざまな取り組みで障害者を受け入れる体制が市でも整っているようでございまして、これからもどんどん進めていっていただきたいと思います。  先ほども言ったところでございますが、施設、道路ですね、こちらに関しては障害者の方々に配慮してある部分というのは今どの程度にあるのか。次の質問とさせていただきます。よろしくお願いします。 ○議長(原部 司君) 答弁を求めます。飯塚総務部長、登壇願います。               〔総務部長 飯塚誠一君登壇〕 ○総務部長(飯塚誠一君) お答えいたします。  障害者に配慮した市の施設、道路の現況でございますが、まず市が管理し市民が直接利用する施設は72施設でございますが、このうち誘導ブロック、スロープ、手すりなど何らかのバリアフリー対策を施しているものが49施設ございます。  合理的配慮といたしましては、講演会などに参加される聴覚障害者の方へ手話通訳者を必要に応じて配置したり、また市役所本庁舎では車椅子の方が会議などで2階に行く場合には昇降機を準備するなどの対応をしております。  続いて、道路等の整備状況でございますが、市道における歩道の設置、総延長約40.4キロメートルのうち条例等に規定する有効幅員2メートル以上の歩道延長が約32.6キロメートルとなっております。このうち視覚障害者用誘導ブロックが設置されている箇所等につきましては駅前田町線、下妻東部第一区画整理地内の市道及び砂沼新田地内、西町十字路の歩道部分、千代川庁舎西側の歩道の一部などに設置されております。  以上でございます。 ○議長(原部 司君) 矢島博明君。 ○2番(矢島博明君) 72施設の中で49は何らかの措置がされているということでございました。  今まで障害者の方のご利用も少なからずこの72施設の中ではあったのかなと思いますが、何か使っていて不自由を感じてこうしてほしいみたいな声というのは今現在上がっているんでしょうか。  また、歩道の点字ブロックだとかという設置状況はちょっと少ないのかなという印象です。ただ、お金がかかる部分ですので随時やっていくのかなと思いますが、特に今上がった西町の交差点の点字ブロックなどは非常に劣化しておりまして役に立てていないような状態でございます。そういうものに関しては早急に対応していただきたいと思うんですが、その利用者からの何か苦情だとかこういうところがよかったとか、そういうものがございましたら教えていただきたいと思います。 ○議長(原部 司君) 飯塚総務部長。 ○総務部長(飯塚誠一君) 利用者からこうしてほしいというような要望等につきましては、まずこの庁舎につきましてはどうしても段差がある状況です。ですからトイレ等につきましてはあそこでつまずいてしまうという状況がありましたので、そちらについては段差解消のスロープ等を設置したりしておりますが、あとは思いつくところは今のところ余りございませんけども、もしそういうことがありましたらばできる限りの対応をしていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(原部 司君) 神郡建設部長。 ○建設部長(神郡健夫君) お答えいたします。  点字ブロック等でございますけれども、そちらにつきましての苦情等につきましてはまだ市のほうにはございません。また、歩道等につきましての段差ですね、そちらにつきましては一部修繕等の要望がありますので、そちらにつきましては対応しております。今後ともその段差等、劣化したブロック等の修繕につきましては早急に行いたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(原部 司君) 矢島博明君。 ○2番(矢島博明君) 十分な対応をしていただけるということで、安心いたしました。  ただ、歩道に関してなんですけども、私、最近よく歩くんですが、健常者の私どもでもちょっと歩きにくいような歩道が非常に多いんですね。これはベビーカーを押すお母様方なんかは特に感じていらっしゃるのかなと思うんです。今回は障害者ということでお伺いしていますが、そういう部分に関しても調査してなるべく早いうちに対応していただければと思います。よろしくお願いいたします。  次の質問に移ります。障害児童生徒に対する学校施設ほかの対応を伺いたいということでございますが、障害児童という中には発達障害であるとかというまだよく原因がわかっていないような障害を持っていらっしゃるお子さんもいらっしゃるようです。もちろん身体の障害を持っていらっしゃる方もいるのかなと思いますが、昨今の流れでいきますと普通教室に一緒に入って授業を受けたいというお子さんが増えつつあるのかなと思いますので、学校施設はどのような対応をしているかお伺いしたいと思います。 ○議長(原部 司君) 答弁を求めます。高橋教育部長、登壇願います。               〔教育部長 高橋浩之君登壇〕 ○教育部長(高橋浩之君) お答えいたします。  障害児童生徒に対する学校施設の対応でございますが、現在施設改修等の必要な支援を要する児童生徒の在籍はございません。  今後、聴覚や視覚等の障害ある児童生徒には状況や程度に応じて補聴器の使用や適した視覚教材を使用するなど、障害の状況を確認しながら一人一人に応じた配慮ができるよう取り組んでまいりたいと考えております。 ○議長(原部 司君) 矢島博明君。 ○2番(矢島博明君) ありがとうございました。  今のところは一人もいないということでありますが、万が一出たときも速やかに対応できるような対応をお願いしたいかと思います。よろしくお願いいたします。  それでは、最後の質問に移らせていただきます。  障害者に対する施設、道路等の状況を今まで幾つか伺っておりましたが、なるべく早い対応をするとか十分な対応をするとか満足するお答えも幾つかいただいておりますが、今後例えば庁舎が新しくできたりという計画もございます。そういうものも含めて、障害者に優しい市をつくるという意味で何か今考えているような具体策はありますか、お伺いします。
    ○議長(原部 司君) 答弁を求めます。飯塚総務部長、登壇願います。               〔総務部長 飯塚誠一君登壇〕 ○総務部長(飯塚誠一君) お答えいたします。  今後の改善案でございますが、バリアフリー化の対応がされていない施設につきましては、現在取り組んでおります公共施設マネジメント実施計画を踏まえ順次対応していきたいと考えております。  市道につきましては、歩道が設置されていない路線がいまだ多くあり、現段階では通学路の危険箇所等を優先に設置を進めている状況でありますので、既存歩道のバリアフリー化等の整備にまで至っていない状況でございます。  一方、既設の視覚障害者用誘導ブロックにつきましては、一部劣化や破損等、機能が損なわれている箇所等がございますので、早急な修繕を実施し維持管理してまいりたいと考えております。  今後、新規の施設等につきましては、設計段階から障害者を含め全ての人への配慮を考えたユニバーサルデザインの採用を念頭に置き対応してまいります。また、市街地や公共施設等を結ぶ道路の新設や新規に歩道を設置する場合には、沿線の状況により高齢者や障害のある方に配慮した歩道整備を実施するとともに、既存の歩道においても段差解消、視覚障害者用誘導ブロック設置などバリアフリー化の整備を努めてまいりたいと考えております。 ○議長(原部 司君) 矢島博明君。 ○2番(矢島博明君) 答弁ありがとうございました。  障害のあるなしにかかわらず、安心・安全に暮らせる市の施設、道路の管理についてお願いいたしまして、私の質問を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。 ○議長(原部 司君) 以上で矢島博明君の一般質問を終わります。  一般質問の途中ではありますが、暫時休憩いたします。おおむね11時10分再開といたします。                 午前11時00分 休憩           ─────────────────────                 午前11時11分 再開 ○議長(原部 司君) 休憩前に戻り会議を開きます。  次に、12番 須藤豊次君、登壇願います。                〔12番 須藤豊次君登壇〕 ○12番(須藤豊次君) 皆さん、おはようございます。  ただいま議長の許可がありましたので、通告により一般質問をさせていただきます。  初めに、3年前の9月10日でありましたけれども、下妻市におきましても関東東北豪雨災害ということで、私も上妻小学校に避難したのを思い出したところでございます。また、ことしに入りまして台風の被害、そして北海道の大きな地震災害ということで、被災された皆様方に心からお見舞いを申し上げたいというふうに思います。  それでは、今回の質問でありますけれども、私は今回一問一答方式ということでやらせていただきます。  大項目で1つ目が市長の施政方針について、2つ目がサンビーチ関係について、3つ目が都市再生整備のWaiwaiドーム関係について、4つ目が株式会社ふれあい下妻について、5つ目がやすらぎの里関係についてということで5つの項目でありますが、20個の質問がございますので時間の関係でちょっと長くなるかもしれませんけれども、簡潔に質問していきたいと思います。わかりやすく質問していきたいと思います。よろしくお願いいたします。  早速、初めに市長の所信表明、30年度施政方針にある連携・スピード感・見える化・オール下妻についてであります。  ことし平成30年5月臨時会の市長の所信表明、そして6月第2回定例会に30年度施政方針が示されました。全体を見てみますと、今年度は第6次総合計画に掲げた6つのまちづくりの目標の実現に向けて確実に踏み出し、本市が多くの人や企業から選ばれるまちを目指してということで、今までとそう大きく変わっていないなというのが方針を読ませていただいた私の実感であります。  6月第2回定例会では、今回市長選挙があったことから、新規や政策的な事業に係る予算を除いた骨格予算として編成されました。それを今回6月では当初予算を見送ったわけでありますので、前市長時代の政策的な経費を盛り込んで本予算としましたということで市長のメッセージにもありました。ということで、大まかに前任者の政策を反映したのかなというふうに感じたところでございます。  ちょっと言いづらいんですけども、選挙戦では前市長の市政の批判が結構あったわけでありますが、市政の約束、選挙公報ということで新市長はどういうのを目指すのかなということで見させていただいたところでありますが、具体的に細かい内容は書いてありませんでした。そうした中で今回施政方針が示されまして、施政方針の中にあります連携・スピード感・見える化ということで効率的な行政を目指すとありますので、まず初めに連携についてどのように考えているのか市長の考えをお伺いしたいと思います。  この後は質問席で質問させていただきます。 ○議長(原部 司君) 答弁を求めます。菊池市長、登壇願います。                〔市長 菊池 博君登壇〕 ○市長(菊池 博君) 私は、さきの市長選挙におきまして、今後4年間に行う重要政策として行財政改革の推進、市民の声を反映させる場の創設、安心・安全なまちづくりの推進、地域力の強化・思いやり・きずなを高める施策の展開などを公約として掲げました。  個別事項といたしましては、予算配分の選択と集中による財政の健全化、どこでも市長室を通じてお聞きした市民の声の施策への反映、防災減災対策におけるITを活用したソフト面の施策、保育所待機児童の解消や教育施設の充実、就学前教育の強化などであります。その他さまざまな考えはございますが、今本市が抱えている数多くの行政課題の中で特にスピード感を持って解決しなければならないと考えていますのが、砂沼サンビーチの方向性と株式会社ふれあい下妻の再建であると考えております。今年度はこの問題の解決を大きな柱といたしまして、全力を注いでまいりたいと考えているところでございます。  また、先ほど須藤議員のほうから6月の補正予算のほうで私の考えが反映されていないような話がありましたけども、その予算編成に関しましては大変厳しい財政状況でございますが、6月の補正予算で小児マル福制度の受給対象を18歳の入院・外来まで拡大するなど政策的な経費も一部盛り込んできたところでございます。今年度はさきに上げましたサンビーチなどの課題解決を最優先いたしますが、来年度の予算編成より次のステップに向けた政策的な経費を計上してまいりたいと考えておりますので、ご理解、ご協力をお願いします。  連携についてでございますが、さまざまな行政課題の解決に当たりましては、行政、企業、市民が連携して知恵を出し合って解決する必要があると考えております。また、広域的には常総線沿線自治体との連携や広域連携バスなど近隣自治体と連携することによって財政負担を軽減する事業展開、足立区など都市部との連携による新たな事業の創出なども考えております。  以上のように連携にもさまざまなスタイルがあると考えておりますが、これらの連携を有効に活用し問題の解決、新たな事業展開を図ってまいりたいと考えております。  以上です。 ○議長(原部 司君) 須藤豊次君。 ○12番(須藤豊次君) ただいま、1つ目の連携についてお答えをいただきました。行政、民間そして企業、広域連携ということでやっていくという方針を確認させていただきました。  ただ、前段の中でちょっと質問はしていなかったんですが18歳までの無料化ということでありますが、これは補正予算で前から決まっているのが上がったということで私は見ておりましたので、その辺は後でまた確認させていただきたいと思います。  それでは、続きまして②のスピード感について、先ほどサンビーチ、ふれあい下妻ということでスピード感をというようなお答えも前段に入っていたようでありますが、改めてスピード感ということで何をどのようにスピード感を持ってやっていくのかお尋ねいたします。 ○議長(原部 司君) 答弁を求めます。菊池市長、登壇願います。                〔市長 菊池 博君登壇〕 ○市長(菊池 博君) ただいまの質問にお答えします。  スピード感についてでございますけども、人口減少や自治体間競争が激しく進展する現在、自治体が抱える諸問題に対しまして無駄に時間を浪費して決断せずに問題を先送りすることはあってはならないことであります。これからの自治体間競争に取り残されないためにも常にスピード感を持って諸問題に対処するとともに、各種施策の展開を図っていくことが必要であると考えております。そして、さまざまな問題に対しまして適切に決断をしてまいりたいと考えております。  以上です。 ○議長(原部 司君) 須藤豊次君。 ○12番(須藤豊次君) ただいまスピード感について話がありました。当然行政の問題の先送りというのは非常にいいことではありませんけれども、ただ1つ懸念されるのはトップダウン方式である程度相談もしないで物事を決めていく。これはスピードは速いわけですけども、その辺にならないように行政のトップとして、よく境町の町長もいい政策をしています。そんな中ではトップダウン方式が多いかと思いますけども、ただちゃんと政策を示して、町民にですね、あの方は無競争でなっています。示した方針をトップダウンでやるのはいいと思いますが、示されない方針がトップダウンでいってしまうと、これがスピードは速くても市民の考えと離れていくということが懸念されます。今回の質問にも幾つかそういうのがありますので、その辺について今後の質問でスピード感と市民との乖離については確認していきたいというふうに思います。  時間がだんだんなくなりますので、次に質問させていただきます。  ③の見える化についてということで市長が言っております。何をどのように見える化していくのか、その辺についてお伺いをいたします。 ○議長(原部 司君) 菊池市長、登壇願います。                〔市長 菊池 博君登壇〕 ○市長(菊池 博君) ただいまの質問にお答えします。  見える化についてでございますが、市民が主役のまちづくりを進める上で行政のさまざまな情報を市民の皆様にお伝えするとともに、それに対する市民の皆様の声を聞き市政に反映することが大切であると考えております。そのためにもこれまで見えにくかった部分、例えば本市の財政状況を市民の皆様にわかりやすく伝えるなどの財政の見える化や、さまざまな市政情報や検討課題の進捗状況をSNS上でわかりやすく動画配信することによる情報の見える化の推進など、市政情報をわかりやすく積極的に配信し見える化を進めてまいりたいと考えております。これらの展開をすることによりまして市民の皆様の市政への関心を高めるとともに、市民が主役のまちづくりを推進してまいりたいと考えております。  そして執行部、市議会、市民が常に共通認識を持って課題の解決や事業の推進に当たることが見える化の本質であると考えております。  以上です。 ○議長(原部 司君) 須藤豊次君。 ○12番(須藤豊次君) ただいま見える化について、行政の情報ということでお答えをいただきましたけれども、今のお答えは過去の決算とか情報を見える化ということで、これは表に出さなくても住民が見に行けば見える情報でありますけれども、それをSNS等で流すということはいいことだと思いますけども、取りとめて行政に対して過去のデータを振り返るよりも、今現在また今後どういうふうにしていくかということの情報を見える化したほうがいいのかなというふうに思います。その点について、1点お伺いいたします。 ○議長(原部 司君) 菊池市長、登壇願います。                〔市長 菊池 博君登壇〕 ○市長(菊池 博君) ただいまの再質問にお答えします。  当然過去のものもそうですし、現在の状況をその時々の課題があると思うんですが、課題があることに対して随時情報を開示して、例えばこういうという案があります、Bという案があります、皆さんどうですか。こういうことがやっぱり市政の本質であると思いますので、当然それは随時行いたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(原部 司君) 須藤豊次君。 ○12番(須藤豊次君) 見える化について、市民も期待しているかと思いますので適切な情報、フェイクニュースみたいな情報が流れると、これもまた非常に見える化も間違った見える化になってしまうかと思います。その辺慎重にお願いを申し上げまして、次の質問に入らせていただきます。  次に、④のオール下妻についてということで施政方針、所信表明等に少し書いてありましたので、私どもは今までもオール下妻でやっていたつもりでございます。その辺、改めてオール下妻と入れた部分、この辺の考えについてお伺いいたします。 ○議長(原部 司君) 答弁を求めます。菊池市長、登壇願います。                〔市長 菊池 博君登壇〕 ○市長(菊池 博君) お答えします。  オール下妻についてでございますが、もちろん今言われたようにこれまでもオール下妻体制で市政運営がなされてきたものと考えております。今後もこれまで同様に市議会の皆様を初め市内における各種団体、企業の機動力を集結することはもちろんのこと、これまで以上に市民力を加えたオール下妻体制の構築が必要であると考えております。そのためにも、見える化で答弁いたしましたけども、徹底した情報の見える化によりまして市民の皆様に市政への関心を高めていただき、市民主役のまちづくりを進めてまいりたいと考えております。  以上です。 ○議長(原部 司君) 須藤豊次君。 ○12番(須藤豊次君) オール下妻について、今までもオール下妻でやってきたという共通認識でありますけども、これから大事なのはやっぱり市民の声を吸収していくということがオール下妻の第一歩だと思っております。そういう意味では、これからスピード感・見える化・オール下妻等に含めて今後の質問の課題にさせていただきたいと思います。  それでは、次に⑤のさりげなくすてきなまちということでタイトル、施政方針にもありました。非常に抽象的でわかりにくい。理想論かと思いますけども、その辺あえて方針に入れた点についてお伺いをいたします。 ○議長(原部 司君) 答弁を求めます。菊池市長、登壇願います。                〔市長 菊池 博君登壇〕 ○市長(菊池 博君) お答えいたします。  さりげなくすてきなまちということで、理想というかいろいろなことを組み合わせていったらそうなるよというイメージの話でございますので、それをお話しさせていただきます。  さりげなくすてきなまちについてでありますけども、私はこれまで述べてきたような連携・スピード感・見える化を基本にいたしまして市民の先頭に立って市政運営に当たってまいります。その上で未来の子どもたちに誇れるまちを示すとともに、下妻市に生まれ住んでいてよかった、下妻市に移り住んでよかったと思えるまちづくり、そして下妻市って本当にいいまちになったねと市民の皆様が思ってくれるような、さりげなくすてきなまちづくりを宣言いたしまして、市民の皆様の視点で行動し、持続可能なまちづくりを進めてまいりたいと考えております。  以上です。 ○議長(原部 司君) 須藤豊次君。 ○12番(須藤豊次君) さりげなくすてきなまちについてということで、イメージということでありますので、ここでこの先質問しても失礼に当たるかと思いますので、ぜひそのイメージを壊さないように頑張っていただきたいというふうにお願いを申し上げまして、次の大項目の2番目に入らせていただきます。  大項目の2番目でありますけれども、これは市発行の「お知らせしますサンビーチのいま」ということで、これは偏った情報ではないかということで質問をするわけでありますが、7月の月例会におきましてサンビーチの今後のことを検討すべきと考えて、今般、砂沼サンビーチ検討委員会を設置しましたと報告がありました。いよいよ検討が始まったと思いましたけれども、先日「お知らせしますサンビーチのいま」として市民に全戸配布がされました。急なお知らせということで、私らもこういうのが出るのは知らなかったんですけども、ちょっと危惧するのは執行部が少し焦っているんではないのかなというふうな受け取り方をいたしました。  市では、計画的に広報紙やお知らせ版等で市民に情報提供をしているわけであります。それが「サンビーチのいま」として改めて別冊で市民に配布されたということについて、8月22日の茨城新聞に「サンビーチのいま」の発行について菊池市長は見える化として現状を知ってほしいと出したと。存続、廃止どちらかに偏っているのではないという新聞の記事がございました。実際、サンビーチの現状を報告するのであれば、砂沼サンビーチ検討委員会の検討結果を報告するということではなくて、全体的な状況判断ができるようなお知らせ版が適していたのではないかなというふうに思うところであります。検討委員会では、市民に情報を提供するのが目的ではないというふうに思います。砂沼サンビーチ検討委員会を立ち上げましたけども、それをすぐ市民に情報に流すという目的でこの検討委員会がつくられたのではないなというふうに思います。ですので、初めにこの①検討委員会の役割についてどのような検討委員会の役割なのかお伺いをいたします。 ○議長(原部 司君) 答弁を求めます。神郡建設部長、登壇願います。               〔建設部長 神郡健夫君登壇〕 ○建設部長(神郡健夫君) お答えいたします。  砂沼サンビーチ検討委員会は、市長の指示により砂沼サンビーチの存続、廃止を含めた方向性を決定するに当たり必要な事項の調査、検討及び調整を図るため市職員により構成された委員会で、今後の方針を決定するための判断材料を市長に提出するための機関でございます。 ○議長(原部 司君) 須藤豊次君。 ○12番(須藤豊次君) 検討委員会は市長が出す方針の参考資料をつくるということで、お尋ねに答えていただきました。  そうしますと、この都市整備課で出した検討結果というのは市民にお知らせする目的でつくられていると思います。この委員会が市民にお知らせするのが目的のように思われますが、この件について伺います。 ○議長(原部 司君) 神郡建設部長。 ○建設部長(神郡健夫君) お答えいたします。  検討委員会の目的は、砂沼サンビーチの存続、廃止を含めた方向性を決定するための判断材料を市長に提出することでございます。  以上です。 ○議長(原部 司君) 須藤豊次君。 ○12番(須藤豊次君) これは先ほどの答弁と何か同じようなんですけども、役割はわかりましたけど、これ「サンビーチのいま」というのが市役所都市整備課発行なんですね。検討委員会は都市整備課にあるわけですが、それがこのお知らせ版を出すというのには市長の方針を出すのに市民に方針を出す前にこの検討結果を出してしまうということはいかがなものかと思うんですが、市民にお知らせすることが目的なのかということで再度お伺いいたします。 ○議長(原部 司君) 神郡建設部長。 ○建設部長(神郡健夫君) お答えいたします。  先ほども述べましたとおり、検討委員会の仕事といたしましては市長に判断材料を提出するものでございます。  また、「サンビーチのいま」について発行元が都市整備課となっておりますけども、砂沼サンビーチ検討委員会からのお知らせとしてではなく、下妻市から市民の皆様にサンビーチの検討状況をお知らせしたものでございます。
     以上でございます。 ○議長(原部 司君) 須藤豊次君。 ○12番(須藤豊次君) それでは、次の②に入らせていただきます。  検討委員会の検討事項について、開催した内容についてお伺いしますということで、この「サンビーチのいま」の検討結果というのは7月3日の検討結果なんですね。その後、8月28日にも検討委員会が開かれているかと思います。その検討内容についてお尋ねいたします。 ○議長(原部 司君) 答弁を求めます。神郡建設部長、登壇願います。               〔建設部長 神郡健夫君登壇〕 ○建設部長(神郡健夫君) お答えいたします。  砂沼サンビーチ検討委員会の検討事項につきましては、7月3日開催の第1回検討委員会では砂沼サンビーチの現地視察及び概要把握、8月28日開催の第2回検討委員会では市民配布「サンビーチのいま」については市議会からのご意見、公共施設等マネジメント調査特別委員会からの提言などを確認し、砂沼サンビーチ特別会計年次別決算額、サンビーチ解体費用、サンビーチ存続・廃止のメリット、デメリットについて検討を行っております。  以上でございます。 ○議長(原部 司君) 須藤豊次君。 ○12番(須藤豊次君) それでは、検討結果についてメリット、デメリットについて協議したということでございますけれども、今、下妻市では14万人が損益分岐点ということで予算書に上がってきておりますけれども、当初無償譲渡を受けたときの6年間ぐらいですかね、1億幾らまでの繰越金を出しながら運営してきておりました。修繕費がかからなければ利益が出てくるという状況でございます。ただ、この「サンビーチのいま」ではここ4年間ずっと赤字というようなのも出ております。そうした中で、そのメリット、デメリットはどのような判断ができるのか、状況がわかればお願いいたします。 ○議長(原部 司君) 神郡建設部長。 ○建設部長(神郡健夫君) お答えいたします。  サンビーチのメリットでございますけども、県内でも有数なプール施設が下妻市にあること、また下妻市の情報を発信するときに、サンビーチがあればそのサンビーチを使った下妻市にはこんな施設もありますというような情報発信のもとになるということです。デメリットといたしましては、開設時から長い年月がたっておりますので、これから、これまでもですけども修繕費がかかるということが上げられます。  以上です。 ○議長(原部 司君) 須藤豊次君。 ○12番(須藤豊次君) ちょっと③まで足を踏み入れてしまいまして、メリット、デメリットについてちょっと先に進み過ぎました。  実はこれは一昨々日の新聞でしたかね、ちょっと時間がなくなってしまいますけども、サンビーチの存続についてということで茨城県の県議会で、飯塚県議が下妻市の今後のサンビーチの方策として県西地域の核として整備していくことが考えられるというような県議会の産業振興課の課長が答弁しております。今、市で検討委員会で検討していますけども、そういう県とのすり合わせとかそういうのは全然見えてこない。そういう中での判断、この辺が非常に心配であります。この件について、新聞を見ているかと思うんでお答えいただければ。 ○議長(原部 司君) 神郡建設部長。 ○建設部長(神郡健夫君) ただいま議員のおっしゃるように、県の企画総務委員会で飯塚県議が質問したということは承知しております。  また、その内容につきましてはきょう新聞で知ったものですから、県のほうへの問い合わせはまだしておらないところでございます。  以上です。 ○議長(原部 司君) 須藤豊次君。 ○12番(須藤豊次君) 検討結果については、要は市だけでの検討をしているわけですから、その辺は範囲の狭い判断にならないように市民の声、そして県の声、広域連携の声、いろんな声を聞いて判断していただきたいということで、これは3点目になりますけど要望にさせていただきます。  次に③、これはメリット、デメリットの話ですけれども、この中では地元の出店者、財政が大変だというのはありますけれども、地元のテナントで商売をしている人、または隣接の駐車場、結構土曜・日曜は入っているようでございます。また、来場者も市内市外、この辺も下妻市にあるから行けるということでメリットはたくさんあるかと思います。その辺、もう一度確認したいと思います。 ○議長(原部 司君) 答弁を求めます。神郡建設部長、登壇願います。               〔建設部長 神郡健夫君登壇〕 ○建設部長(神郡健夫君) お答えいたします。  砂沼サンビーチは夏場の一時的な間となりますが、園内出店者や近隣の民間駐車場等の経済効果やサンビーチのPR、広報による市の知名度・イメージの向上、身近な市内に茨城県内最大級のレジャープールがあることにより、すぐに出かけられるなどのメリットがあると考えております。  また、園内出店業者の売り上げは4社で約3,300万円、隣接地の民間駐車場につきましてはおおよそ約1,200台程度あり、売上額は約230万円を推定しております。  以上でございます。 ○議長(原部 司君) 須藤豊次君。 ○12番(須藤豊次君) ただいま答弁いただきましたけども、そういう市内の業者も3,300万円、潤っているわけであります。そういうのもメリットに入れて検討していただきたいというふうにお願い申し上げます。  次に、④の収支が市議会報告と違うのではないかということでお尋ねするわけですが、「サンビーチのいま」ということで平成29年度は3,700万円の赤字ということでありますけれども、今回の下妻市の定例会に上がった29年度の決算については318万円の黒字ということで出ております。また、ここに書いてありますように黒字が消されて赤字になっているということで、赤字を強調しているように思えるということで、我々に提出した議会報告と決算と乖離している。それが情報として流れるということで、この辺について調整したつもりはないかと思いますが、この乖離についてお伺いいたします。 ○議長(原部 司君) 答弁を求めます。神郡建設部長、登壇願います。               〔建設部長 神郡健夫君登壇〕 ○建設部長(神郡健夫君) お答えいたします。  「お知らせしますサンビーチのいま」に記載しました収支につきましては、平成21年度から平成28年度までは各年度の決算書の内容をもとに、年度内別の収支額を算出するために収入額のうちから当該年度の収益ではない前年度からの繰越金を除いた額となっております。平成29年度につきましては、議員ご指摘のとおり議会報告前となっておりますけども、概算金額となりますのでよろしくお願いいたします。  以上でございます。 ○議長(原部 司君) 須藤豊次君。 ○12番(須藤豊次君) ただいまちょっとわからないということで、後ろからも聞こえてきております。ここに市民にはマイナス3,700万円という赤字をクローズアップしておいて、議会では318万円の黒字と。これは繰越金になるんですけども、議会には繰越金を入れて報告しているということで、時間がなくなりますんでやめます。  今の質問で、この「サンビーチのいま」という情報、この中に市が発行したやつで市長の選挙公約も踏まえということで書いてあるんですね。これは市の広報で何で市長の公約も踏まえというタイトルを入れますか。これについて、ちょっと執行部から対応。 ○議長(原部 司君) 菊池市長、登壇願います。                〔市長 菊池 博君登壇〕 ○市長(菊池 博君) ただいまの質問にお答えします。  まず、数値が違うということは単年度と累計の話ですから違いはありません、全く。概算ですけど間違いはありません。  今の選挙公約も踏まえということなんですが、「サンビーチのいま」の3番に書いてあることだと思うんですけども、砂沼サンビーチの健全・安全な運営のため、市長の選挙公約も踏まえ、今年度中に方向性を出すということで、これは今年度中に方向性を出すというのは私の選挙公約にあります。そういう中で今回こういったものも最終的にその選挙公約でありますので、砂沼サンビーチ検討委員会をつくって検討しているという状況なので、その状況を報告するために出したということであります。  以上です。 ○議長(原部 司君) 須藤豊次君。 ○12番(須藤豊次君) ちょっと細かい話はきょうは時間がないんでまた次回に回させていただきますけども、いずれにしてもこのサンビーチ検討委員会が発行元ではないというのは先ほど部長からありました。発行元はどこですか、じゃあ。 ○議長(原部 司君) 神郡建設部長。 ○建設部長(神郡健夫君) お答えいたします。  発行元は下妻市でございます。  以上です。 ○議長(原部 司君) 須藤豊次君。以上で3回目の質問になります。 ○12番(須藤豊次君) じゃあこの次にまた質問させていただきますけども、市というのは先ほど聞いたので、少なくとも担当課ぐらいの話は執行部として責任を持って発行元は私ですというぐらい言ってくれないと、誰が出したかわからないで、誰の意図で出したのかも後でお伺いいたします。  次に、大項目3番ですね、これはWaiwaiドームについてお伺いいたします。  市長が議員時代にということで非常に辛いことを聞いて申しわけないんですが、これについては本来の目的であるにぎわいや活気のある市街地再生につながるのか疑問を理由に、この一般会計補正予算に反対した。都市再生整備事業に反対したんですが、全体の一般会計補正予算に反対したということで、これは議員時代の話でありますので、今もそうなのかどうかちょっと確認をする意味で質問させていただきます。  周辺地区の砂沼都市再生整備事業につきましては、砂沼南岸、砂沼エントランス、中心市街地の交流広場、2つの拠点整備に下妻市の活気あるまちづくりということで目標にされております。この議案に反対したということでありますので、市長として今の思いをお聞かせください。 ○議長(原部 司君) 答弁を求めます。菊池市長、登壇願います。                〔市長 菊池 博君登壇〕 ○市長(菊池 博君) 過去のことを聞いていただきましてありがとうございます。  お答えいたします。  議員ご指摘のとおり、私は下妻市議会議員時代、平成27年第3回下妻市議会定例会におきまして、当時交流広場の仮称で呼ばれていましたWaiwaiドームしもつまの造成工事を含む平成27年度下妻市一般会計補正予算案に反対をいたしました。一方、その反対討論の中で、当時砂沼エントランスの仮称で呼ばれていました観光交流センターにつきましては、砂沼の見える化、砂沼周辺地区のにぎわいに寄与するものと思われるため、反対するものではないと述べております。  当時、私がWaiwaiドームしもつまの建設に反対をした理由としまして、本市の財政状況が厳しいこと、ビアスパークしもつまの再建など多くの課題を抱えながら、今後高齢化や人口減少対策にも多額の費用がかかることなどから、新規事業につきましては抑制、延期または中止すべきであると考えたからであります。加えて、須藤議員を委員長として下妻市議会に設置されました都市再生整備計画事業(砂沼周辺地区)に関する調査特別委員会が取りまとめた報告書及びこれに基づく提言の趣旨が計画に生かされていないとの思いもありました。  しかしながら、市政を預かる市長として改めてWaiwaiドームしもつまのあり方を考えたときに、これまで多くの時間と費用をかけて建設した施設を活用しないという選択肢は、たとえそれが私の市長就任前に完成した施設であっても市政の継続性からあり得ないと考えております。  また、市長選挙においてこのWaiwaiドームしもつまを初めとする既存の施設を有効に活用することが私の役目であると訴えてきたことも事実でありまして、できるだけ費用がかからない形で施設を適正に管理し市の活性化のために役立てていくこと、さらには、前市長から引き継いだものを全て受けとめまして市政を担っていくことこそが市長としての私に与えられた使命であると考えておりますので、ご理解をお願いします。  以上です。 ○議長(原部 司君) 須藤豊次君。 ○12番(須藤豊次君) ただいま市長になってからの思いということでお聞かせをいただきました。  当時、菊池議員が反対討論をしましたけども、私がちょうど総務委員長で賛成討論をしたということで非常にこの考え方が違ってしまったなと。同じ方向は向いていたわけなんですけども、違ってしまったなということで確認をさせていただきました。  それでは、ただいま市長の思いを聞かせていただきましたので、次に②都市再生整備事業は第13回まち交大賞ということで表彰されました。その表彰に菊池市長が行って大臣から賞状をもらってきたということでありますので、その反対していたものがまち交大賞を得たということで、当時のもらったときの感想をお聞かせいただければということで質問をさせていただきます。 ○議長(原部 司君) 一般質問の途中でありますけれども、昼食のため暫時休憩いたします。答弁は午後行います。よろしくお願いします。                 午後0時00分 休憩           ─────────────────────                 午後1時01分 再開 ○議長(原部 司君) 休憩前に戻り会議を開きます。  答弁を求めます。菊池市長、登壇願います。                〔市長 菊池 博君登壇〕 ○市長(菊池 博君) お答えいたします。  ご質問にありましたまち交大賞は、まちづくり情報交流協議会及び一般財団法人都市みらい推進機構が主催し、都市再生整備計画に基づくまちづくりにおいて優良な計画が策定され、また事業の実施、評価、改善においてすぐれた取り組みを行った地区などを対象として表彰を行うものであります。  ご案内のとおり、本年度の第13回まち交大賞において、本市砂沼周辺地区が全国の都市地域再生の特に優秀なモデルとして国土交通大臣賞を受賞いたしました。去る6月15日に東京都文京区の住宅金融支援機構本部でとり行われました表彰状授与式には私が本市を代表する市長として出席をいたしましたが、市としてもとても大きな賞をいただき大変光栄に思うところであります。そして、稲葉前市長を初めこれまで砂沼周辺地区の都市再生整備計画事業にご尽力いただきました関係各位に心から敬意を表する次第であります。  以上です。 ○議長(原部 司君) 須藤豊次君。 ○12番(須藤豊次君) ただいま関係各位に感謝するというような答弁がありました。まさにそのとおり、議員時代に反対されながらも市としては着々と予算を消化しながら市民の負託に応える事業ができたということで、市の職員には本当に私も敬意を表したいというふうに思います。  それでは、次に③に入ります。全国1,742市区町村の中で32市の1つに地方再生のモデル都市に選定されました、今表彰を受けたということであります。今後の取り組みについてお伺いいたします。 ○議長(原部 司君) 答弁を求めます。神郡建設部長、登壇願います。               〔建設部長 神郡健夫君登壇〕 ○建設部長(神郡健夫君) お答えいたします。  地方再生コンパクトシティモデル都市は、都市再生特別措置法に基づく立地適正化計画の策定に着手していること、官民連携の取り組みであること等を条件に国土交通省と内閣府から本市を含む全国32都市が選定されました。本市の取り組みは、スポーツをまちづくりの手段としてWaiwaiドームしもつまや砂沼広域公園などまちなかに既に整備された施設や、今後増加が見込まれる空き地や空き店舗を活用し公共性の高い事業がまちなかに人を呼び込み、民間資本が消費を取り込む流れをつくり出し、エリアの魅力や稼ぐ力の向上を図るものでございます。  Waiwaiドームしもつまへのスポーツ関連施設の整備や砂沼南岸の親水デッキ整備など一部ハード事業も含まれておりますが、まちなかで新たなビジネスを展開できるような機運醸成や地域資源の見直し、人材発掘・育成といったソフト事業を核として公民連携で事業を推進することを考えております。翌年の茨城国体、翌々年の東京オリンピックとスポーツのビッグイベントが続く好機を逃さず、持続可能で地方創生に効果的なプロジェクトへ進展できるよう取り組んでまいりますので、ご理解、ご協力のほどをよろしくお願いいたします。 ○議長(原部 司君) 須藤豊次君。 ○12番(須藤豊次君) ただいま答弁をいただきました。内容については茨城新聞で、これは9月3日ですかね、スポーツで市街地再生ということで今の答弁よりも大分細かく説明が載っておりましたのでこれでわかるかと思います。  ただ、1点お尋ねします。コンパクトシティということで中心市街地活性化に向けた取り組みがコンパクトシティかなというふうに思います。ただ、ここで下妻駅、宗道駅の半径800メートル、都市機構の誘導区域ということで二極化するような構想になっております。この点について、コンパクトシティの中心市街地が二極になるということについてはどのように考えているかお尋ねいたします。 ○議長(原部 司君) 神郡建設部長。 ○建設部長(神郡健夫君) コンパクトシティでございますけども、ただいま議員ご指摘のように下妻地区と宗道地区というふうに二極化になります。ただ、立地適正化にもありますように、旧市街の9つの中心部を連携しながら、この代表する二極の2つの核を中心としまして今後とも中心市街地の活性化に努めてまいりたいと思います。  以上でございます。 ○議長(原部 司君) 須藤豊次君。 ○12番(須藤豊次君) お答えいただきました。中心市街地というと1カ所かなと思いますけども、二極になるということで努力するということですので、そのとおり宗道地区とまた下妻地区両方の均衡ある発展を願ってこの質問は終わります。  次に、大きな4番、ビアスパーク・道の駅を運営する株式会社ふれあい下妻の社長就任についてお伺いいたします。
     初めに、①株式会社ふれあい下妻の取締役会において市長が社長に就任したと聞きます。社長としての今後の取り組みについて伺います。 ○議長(原部 司君) 答弁を求めます。菊池市長、登壇願います。                〔市長 菊池 博君登壇〕 ○市長(菊池 博君) お答えいたします。  株式会社ふれあい下妻の社長としての今後の取り組みについてでございますが、皆様ご存じのようにふれあい下妻は事業第一部の道の駅しもつまと事業第二部のビアスパークしもつまを運営しております。平成11年の開業当初よりビアスパークしもつまの運営は苦戦しておりまして、道の駅しもつまの営業利益によりビアスパークしもつまの営業損失を行ってきた経緯がございます。この間、コンサルタントによる経営改善指導など経営の建て直しを図ってきたところでございますが経営改善には至らず、平成27年度からはビアスパークしもつまに対しまして年間6,000万円の指定管理料を投入してきたところでございます。  平成29年度の第20期の営業報告では、ビアスパークしもつまの経常利益は約7,700万円のマイナスでありまして、指定管理料の6,000万円を投入しても約1,700万円のマイナスとなっております。  株式会社ふれあい下妻全体としては、道の駅の経常利益により約3,300万円の経常利益を上げることができましたが、このことからもビアスパークしもつまの抜本的な改革は急務であると考えているところでございます。  以上のことから、ビアスパークしもつまについては民間企業のノウハウを活用し施設の潜在能力を最大限に生かすとともに、施設を長く維持していただくために今回公募手続を開始したところでございます。仮に公募結果によりビアスパークしもつまの経営者がかわった場合、株式会社ふれあい下妻は道の駅のみを経営していくこととなりますが、ビアスパークしもつまの公募条件で社員の継続雇用について配慮していただくことを明記しており、今後社員の皆様に丁寧に説明していく必要があると考えているところでございます。  いずれにいたしましても、引き続き株式会社ふれあい下妻の経営改革に取り組んでまいりたいと考えておりますので、ご理解のほどをよろしくお願いいたします。 ○議長(原部 司君) 須藤豊次君。 ○12番(須藤豊次君) 社長就任ということで、おめでたいというふうに思ってお祝いをしたいと思いますし、また社長として今までの議会での一般質問等でいろんなノウハウをお持ちかと思います。ぜひ社長になってこのビアスパークの再生をするのではないかなというふうに期待しているところでありますが、再度そういう考えはありませんか。 ○議長(原部 司君) 菊池市長、登壇願います。                〔市長 菊池 博君登壇〕 ○市長(菊池 博君) ビアスパークしもつまに関しましてというか、いろいろ手法等はあると思うんですね。経営再建に対してはMアンドAとか、あるいは今回の公募あるいは社長をかえるとかいろいろあると思います。あるいはいろいろ経費を削減するとか売り上げを伸ばす、いろいろあると思いますが、今の時期、そしていろんな時間的な関係、そういったことを含めて今回公募という選択をしたところであります。  経営改善につきましては、先ほども言いましたようにいろいろありますけども、その中で今回についてはこれを選んだということでありまして、選んだからにはそれを実施するということでありますのでよろしくお願いします。 ○議長(原部 司君) 須藤豊次君。 ○12番(須藤豊次君) いや、私はそれを聞いているんじゃなくて、公募するのはわかりました。ただ、今までこうしたほうがいい、ああしたほうがいいと提案してきた菊池市長が今度は社長になったわけですから、今度は自分で社長になってビアスパークをこうすれば改善できるんだというノウハウをお持ちだと思うんです。それを活用しないんですかと聞いています。 ○議長(原部 司君) 菊池市長、登壇願います。                〔市長 菊池 博君登壇〕 ○市長(菊池 博君) 先ほども申しましたけども、手法はいろいろあります。例えば公募を選ばなかったら、いろんな例えば社長として売り上げを伸ばすとか、また経費を削減するとかもろもろの手法はあります。ただ、今の時期はこの手法が一番いいと判断してやったところでありまして、この公募でやっていくということでございます。  以上です。 ○議長(原部 司君) 須藤豊次君。 ○12番(須藤豊次君) お答えになかなかなっていただけないので、公募したから公募だというような話ですけど、ぜひそういうノウハウをお持ちの市長だと思いますので、ぜひビアスパークの再生に向けてもう少し知恵を絞っていただければというふうに思います。  次に②ですね。株式会社ふれあい下妻の目的についてということであります。よろしくお願いします。 ○議長(原部 司君) 答弁を求めます。大月市長公室長兼市民協働課長、登壇願います。           〔市長公室長兼市民協働課長 大月義男君登壇〕 ○市長公室長兼市民協働課長(大月義男君) お答えいたします。  株式会社ふれあい下妻の目的でございますが、ふれあい下妻の定款では会社の目的といたしまして、ホテル・レストラン・土産品店の経営、ビールの製造販売、農産物・畜産物の加工販売、公園の管理及びイベントの企画、両替業及び企業への投資、融資等のあっせん業、これらに附帯する一切の業務とされておりますが、道の駅しもつま並びにビアスパークしもつまの両施設を効果的かつ効率的に管理運営することが大きな目的でございます。  また、施設の運営につきましては、公共性のみばかりではなく収益性、採算性を備えるためにも民間の持つ経営ノウハウや経営手腕のある人材の確保が必要であることから、官と民が共同して設立する第三セクターとしての株式会社としております。  これによりまして雇用の創出、地場産業の振興、経済の活性化といった効果が期待され、総じて地域の活性化につなげていくことも目的の1つでございます。  以上でございます。 ○議長(原部 司君) 須藤豊次君。 ○12番(須藤豊次君) ただいま後半のほうに地域の活性化、そういうのもあるということでございます。採算だけじゃないということもありますので、その辺の目的をよく社長には考えていただいて、最善の策を講じていただきたいというふうに思います。  次に、③指定管理者の公募についてを行います。  8月の月例会で、指定管理者のエントリーをするのかということでお伺いいたしました。当時、ふれあい下妻の役員会を経て考えるということであります。役員会が終わったかと思います。その点についてお尋ねいたします。 ○議長(原部 司君) 答弁を求めます。鈴木経済部長、登壇願います。               〔経済部長 鈴木伸一君登壇〕 ○経済部長(鈴木伸一君) お答えいたします。  今回の公募に対するふれあい下妻の対応でございますが、過日開催されました取締役会におきましては公募はしないことと決定されたと聞いております。  以上です。 ○議長(原部 司君) 須藤豊次君。 ○12番(須藤豊次君) 公募しないと言われましたけども、参加しないという意味かと思います。  ただ、自分たちでふれあい下妻の指定管理者の指定を、条件を出して、自分ができない条件だということかと思います。これは非常に責任者としてエントリーがない場合、少なくても自分たちがエントリーしますというぐらいの気概がなければならないかと思います。ただ、これ以上やると時間がないので次回に回します。  次に④、経営改善指導は指定管理者に要求できますかということで、今まで下妻市のビアスパーク経営改善、こうしたほうがいい、ああしたほうがいいということでありますけども、今度は新たに指定管理者を募るということで応募があった場合、条件は出ていますけども、それ以上望めないのかどうか、改善がですね、お伺いいたします。 ○議長(原部 司君) 答弁を求めます。鈴木経済部長、登壇願います。               〔経済部長 鈴木伸一君登壇〕 ○経済部長(鈴木伸一君) お答えいたします。  現在の指定管理者であるふれあい下妻とも締結しておりますビアスパークしもつまの管理に関する基本協定書の中に、市による業務の改善勧告の規定が設定されております。内容は、市が示した条件を満たしていない場合は市は指定管理者に対して業務の改善を勧告するものとするというものでございます。今後、平成31年度からの指定管理者が選定された場合にも、こうした規定を含めた協定を締結することとなりますので、この規定に基づき必要な場合には業務の改善を求めることを考えております。  以上です。 ○議長(原部 司君) 須藤豊次君。 ○12番(須藤豊次君) 確認ができました。  このふれあい下妻について1点お尋ねいたします。再質問となりますが、市からの補助ということでビアスパークに6,000万円出しております。そしてふれあい下妻の決算は3,300万円でしたかね、黒字ということで。市からは6,000万円出してふれあい下妻は3,300万円の黒字ということで、市からすると全体では利益が出ているということで6,000万円払いっ放しというのはどうなのかなと。この件について、対応できるのかどうかお伺いいたします。 ○議長(原部 司君) 大月市長公室長兼市民協働課長。 ○市長公室長兼市民協働課長(大月義男君) ただいまの再質問についてお答えいたします。  29年度のビアスパークの経常利益でございますが、先ほど市長のほうの答弁の中にもありましたとおり7,700万円のマイナスでございます。指定管理料を6,000万円1年間支払っておりまして、マイナス7,700万円ですので、差し引き1,700万円の赤字という形になっております。この部分について道の駅の収益の部分を投入して、最終的には3,300万円の経常利益ということで上げることができておりますが、あくまでもビアスパーク単体については指定管理料を入れてもマイナスということでご理解願いたいと思います。  以上でございます。 ○議長(原部 司君) 須藤豊次君。 ○12番(須藤豊次君) 時間がなくなってきましたけども1点聞きます。  ふれあい下妻が合算の決算を組んでいるわけでありますね。ビアスパークに出して、ビアスパークが赤字でこっちが黒字で総体的に黒字ということでは、市民からお金を出したのに利益が出ているんじゃないのというのもあるかと思います。そういうのに答えられるように今後準備しておいていただきたいということで終わります。  次に、大項目の5番に入らせていただきます。  これも市長が議員時代のお話であります。議案に反対した中にやすらぎの里について非常に疑問だということで、やすらぎの里の運営についてお尋ねいたします。  初めに、やすらぎの里の今日までの決算についてお伺いいたします。 ○議長(原部 司君) 答弁を求めます。神郡建設部長、登壇願います。               〔建設部長 神郡健夫君登壇〕 ○建設部長(神郡健夫君) お答えいたします。  やすらぎの里しもつまの費用といたしましては、当初建設時の費用といたしまして全体で7億2,900万円で、内訳としまして公園事業で6億2,400万円、補助率が約4割、関連事業で1億500万円でございます。また、維持管理費用としましては平成29年度決算ベースで全体で2,040万円で、内容としまして公園部分1,860万円、直売所や加工施設が180万円でございます。  また、収入でございますが全体で525万円。内訳としましてはリフレこかい利用料65万円、直売所や加工施設が370万円、レストラン土地貸付料90万円となっております。  以上でございます。 ○議長(原部 司君) 須藤豊次君。 ○12番(須藤豊次君) やすらぎの里の運営については今ありましたけども、大体年間2,000万円ぐらいかかっているということであります。  次に、借地料と期間についてお尋ねいたします。 ○議長(原部 司君) 答弁を求めます。神郡建設部長、登壇願います。               〔建設部長 神郡健夫君登壇〕 ○建設部長(神郡健夫君) お答えいたします。  やすらぎの里しもつまは敷地面積2万7,590平米を借地しており、平成29年度は借上料1平米当たり216円の契約で合計595万9,440円を支出しました。また、契約期間につきましては平成16年度から平成35年度までの20年間となっております。 ○議長(原部 司君) 須藤豊次君。 ○12番(須藤豊次君) 経費とずっと借地しているというのがありました。  次に、(3)平成27年度第3回定例会の一般会計補正予算の反対で、先ほどはWaiwaiドームのお話がありましたけれども、そのときにやすらぎの里構想が本来の目的である地域活性化と人口減少問題という目的を達成しているのか私の中では甚だ疑問であるということで、反対の討論の中で言っております。今ありましたように年間2,000万円の運営費、その中で約600万円の20年間の地代ということで、経費はもうかかり通しでございます。そうした中、私もこのやすらぎの里の継続は非常に危惧しているところであります。市長の考えをお伺いいたします。 ○議長(原部 司君) 答弁を求めます。菊池市長、登壇願います。                〔市長 菊池 博君登壇〕 ○市長(菊池 博君) お答えいたします。  議員ご指摘のとおり、平成27年第3回下妻市議会定例会におきまして、私は平成27年度下妻市一般会計補正予算案に対する反対討論を行い、その中で旧千代川村のやすらぎの里構想が出てから10年以上がたった今、蚕飼小学校と宗道小学校が統合し蚕飼小学校の子どもたちが宗道小学校に通学する姿を目にしたとき、当時の稲葉村長が言っていた地域活性化と人口減少対策という目的を達成しているかについては疑問符がついていると述べております。そして、この思いは今日においても変わっておりません。  以上であります。 ○議長(原部 司君) 須藤豊次君。 ○12番(須藤豊次君) 今、私も共通の認識であるところであります。このやすらぎの里の本来の目的は蚕飼小学校をなくさないようにということで、蚕飼地区のまちづくり委員会が地域活性化をしようということで念願して建てたわけでありますが、それがその目的を達成していないというのがありまして、市長も今そのとおりだというようなお答えをいただきました。  この件について、最後に4番に移ります。このやすらぎの里の今後の方針についてお伺いしたいと思います。 ○議長(原部 司君) 答弁を求めます。神郡建設部長、登壇願います。               〔建設部長 神郡健夫君登壇〕 ○建設部長(神郡健夫君) お答えいたします。  やすらぎの里しもつまにつきましては、しもつま鯨工業団地や圏央道常総インターチェンジが開設するなど周辺地域の活性化が予想されます。それらを踏まえ、やすらぎの里しもつまのさらなる利活用の促進を検討してまいりたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(原部 司君) 須藤豊次君。 ○12番(須藤豊次君) やすらぎの里、平成35年まで当時の契約がありますからこれはここでやめるわけにはいきませんけども、部長からもありましたように圏央道、そして鯨工業団地が30ヘクタールの工業団地面積であの地域がかなり変わってきております。ですから今年間600万円の地代、まだ継続しながらまちづくりをやっていくというのはビアスパークとかサンビーチとかに1,000万円、2,000万円出すのが大変だと言っているのが、やすらぎの里には2,000万円ずつ出ている。これをまた継続するということでは、まちづくりの菊池市長の言っているものとはほど遠くなるのかなというふうに思います。今後の方針について、環境が変わっているかと思います。ぜひ新たな取り組みをする気がないのかどうか、改めて市長に答弁を求めます。 ○議長(原部 司君) 菊池市長、登壇願います。                〔市長 菊池 博君登壇〕 ○市長(菊池 博君) 先ほど部長から答弁があったと思いますけども、35年までで借地権が切れます。そこが1つのもう一度考える、再考する時期だというふうに思っていまして、そのときにこのままで例えば借地でいくのか、ちょっといろいろあると思うんですけども、そこは検討していきたい。いろいろ状況がありますので、その中で検討して最終的な判断をしていきたいというふうに思っています。  以上です。 ○議長(原部 司君) 須藤豊次君。 ○12番(須藤豊次君) ただいま答弁をいただきました。そのときに考えるということであります。ぜひスピード感、そして見える化、連携ということでいい判断をしていただきたいと思いますが、ビアスパークそしてサンビーチといろいろ考えてみますと、議会抜き、市民抜きで進みつつあります。ぜひその辺を確認しながら、スピード感を持ってやっていただきたいと要望いたしまして私の一般質問を終わります。 ○議長(原部 司君) 以上で須藤豊次君の一般質問を終わります。  次に、3番 岡田正美君、登壇願います。
                   〔3番 岡田正美君登壇〕 ○3番(岡田正美君) ただいま原部議長から発言の許可をいただきましたので、通告順に一般質問をさせていただきます。  発言の順番で重複するような質問もありますけれども、これについてはやむを得ないのでご了承いただきたいと思います。  最初に、発言1の小学校のエアコン完備を再度要望する、これについてでございます。  私は、議員になる前から地球環境変化、教育施設充実のため、そして地域間競争に勝ち抜くために隣接市などが学校にエアコンを完備する方針の中でこの下妻市はエアコンを設置する予定がなかったので、これでは地域間競争に負けて取り残される危機感を持っておりました。そのために何年も前から要望してまいりました。  経済や居住環境が一定確保された上で、教育文化レベルが高く学校の教育環境がよい場合は下妻市が若い世代から支持され、住みたい市になります。下妻市が学校にエアコンのないままの場合は若い世代はこの下妻市を選択肢から除き、ほかのまちに行ってしまうと考えておりました。若い人々が増えなければ経済は縮小し、建設業も飲食業も各商売も発展しません。ですから、学校のエアコン問題は教育問題でもありますが、まちづくりにもつながる大切なことなんです。  私は、政策とは目前のことだけではなく大局観をもって未来を洞察して構想し、計画することが大切であるといつも考えてきましたので、エアコン問題についてもその1つ、つまりまちづくりの一環として捉えてきました。  私は、今から2年前の平成28年9月議会で、かねてから要望してきた中学校のエアコン設置が実現したということになり執行部に感謝を申し上げ、そしてこの次は小学校にエアコンを設置するべきではないかと一般質問で、この場で取り上げ要望いたしました。その際の答弁では、小学校の場合は子どもの汗腺、汗の腺を「かんせん」というんだそうですけども、汗腺発達を阻害するから設置する予定はないとの答弁をいただきました。当時の教育長さんは、保健体育の専門家だったと思います。市が正式に医学的なことを理由に設置しない方針を表明いたしました。しかし、その後私なりに調べましたが、3歳くらいまでには汗腺の発達は完了するようでございます。また、現実に保育園、幼稚園など乳幼児施設でもエアコンは整備されておりますので、児童の汗腺発達阻害が本当の理由であれば、それよりも影響の多い乳幼児施設が整備されている現実はどのように考えても説明のつかないものであると、こう考えております。  エアコン設置はお金もかかることだから簡単なことではありませんので、私が要望しても2年前は設置方針を示せなかったのかもしれません。しかし、財源が厳しいからやりたくてもやれない。将来検討するという答弁ならば私も納得できるものですが、やらないための理由を探して根拠が薄いと思われる汗腺発達阻害を持ち出すなど、一般質問に対する答弁としてはどうしても疑問に思わざるを得ません。  ことしの猛暑は災害的な猛暑と言われ、世の中が一気に学校にはエアコン設置は必須であるとの機運が高まり、本市でもこのほどエアコンは設置する方針となり、先ほどの矢島議員の答弁でも設置方針の答弁を聞いておりますけれども、こうしてエアコン設置の要望が実現して私はとてもうれしく感謝をしている一方で、先ほど申し上げた経緯からすれば180度転換となって今日に至ったわけであります。その経過や汗腺発達阻害については訂正するのか、それともそのほか別の見解をお持ちなのかなどについてお伺いいたします。  それから、今後の整備予定や財源についてですが、現在エアコンの財源となる、これは文部科学省の学校施設環境改善交付金というんだと思いますけども、補助率は30%。国では30年度は約280億円の交付金となっているようですが、全国の小・中学校のクーラー設置率はおおよそ41.7%、最高の都道府県では香川県92%、最低は予想どおり北海道1.9%と言われています。いわゆるこの関東甲信越だと、大体15%から20%程度のような都道府県だというふうに認識しております。  国の交付金は今後予算が拡大すると思われ、補助率アップも期待しております。しかし、全国全ての小・中学校に整備するのには多額の費用がかかりますので、財源確保については油断できないと思います。その理由は、最近経済が活性化して税収が上がったといっても、大阪で地震があり、いわゆる西日本で豪雨があり、北海道で災害があり、こうなってくると国家予算というのもやはりどうしても足らないものは足らないとなる可能性は十分予想されますので、油断できないというふうに私は思っているんです。  本市ではこの数年間に多くの事業をやりましたので、自主財源が乏しい中でこのエアコン設置の財源、これは何億円かかかりますから、この財源はどうするのかなどについてとても心配しております。  私は、整備予定と財源について2つ申し上げたいと思います。  エアコン整備予定についてですが、市内全域の整備ですので地元設備企業、地元の電気屋さんなどの参加機会をできるだけ考慮できないものかということで公平公正、そして地元企業を巻き込んだ事業をお願いしたいと思います。  そして、整備日程では仮に財源が乏しい場合、先ほどの国からの交付金がいわゆる予定どおりにならないとか、あるいは段階的だとか何かが起きた場合のこともありますが、金融機関から全部借り入れをしてでも、いわゆる一時借り入れをしてでも、ちゅうちょすることなく全部の学校に一斉に整備するべきではないかと提案いたします。これについては午前中の答弁で一斉に整備するんだという答弁をいただいていますので、このことについては答弁は省略して結構です。  国の交付金の動向から、先ほど申し上げたようにいわゆる先細りになったり、何かあってもどうかその段階にとか計画的なというようなことのないように、菊池市長の決断と実行に期待しております。  財源についての提案でございますけれども、借金以外の話になりますけれども、現在ふるさと納税制度について話題になっておりますけれども、私は目的を示してこの制度を活用することを提案したいと思います。学校にエアコンを整備するための財源として、ふるさと下妻を愛する皆さん、ふるさと納税でご協力をお願いしますと呼びかけ、名づけて、これはインターネットとかのホームページをいうんですけれども、名づけてふるさと学校エアコン納税、こんな感じ。このような趣旨でネットなどでも情報をいち早く発信することはいかがでしょうか。使用目的を明示して寄附を募るという案はわかりやすく動機づけとしてもインパクトがあると考えますが、いかがでしょうか。  次に、②のエアコン電気代など維持財源確保、環境保護の観点から自然エネルギーである太陽光発電設備整備を提案することについてでございますが、エアコンは電気代が経常的にかかります。中学校のエアコン電気代から推計すればおおよその見当はつくと思いますが、仮に市内小・中学校全校の消費電力、電気代、これはどのくらいになるのでしょうか。事務的にはもう大体わかると思いますので、教えていただきたいと思います。  その費用を賄うのは今後も大変だと考えておりますので、私は議員としてあれをこうしてくれなどと単に要望するのではなく、その裏づけとしてその対策も提案したいと思ってこうして申し上げるのでございますが、電気を大量消費すれば地球温暖化にも影響します。北極の氷が解けて白熊が絶滅に瀕している。南極の氷も解けて地球的危機が迫っています。気象変動などで台風も暴風雨も近年激しさを増して災害が多発傾向です。快適な条件確保のため、電気代を将来にわたり確保することは重要であるとともに環境保護との調和も重要です。このようなことから学校施設屋上、例えとして挙げれば体育館、校舎、自転車置き場等、その他の建物、これらに自然エネルギー活用の中でもすぐに実行できやすい太陽光発電設備を提案したいと思いますので、その見解を伺います。  次に、2の学校内外の安全確保や防犯についてでございます。  ことしの6月、大阪北部地震でブロック塀崩壊による児童の死亡事故があり問題となりました。本市では既に点検などをしていますが、学校内外について保護者などを含む第三者の意見を反映できるような総点検や防犯についてでございます。  何らかの事故があると、調査は学校施設など管理範囲の調査が主になりがちです。しかし、危険は学校内外にあります。子どもたちの通学路や日常生活、住宅地の中にも塀、周辺には水路、道路などさまざまな危険が潜んでいると考えられます。民間のブロック塀など、個人所有のものも含めそれらの点検は地元住民や保護者の情報や協力があれば地域社会全体で危険防止となります。したがって、この問題は単に児童生徒だけではなくて市民全体の安全にかかわることでもあります。ブロック塀などの危険箇所の把握と改善について、行政がリーダーシップをとることを提案したいと思います。  また、防犯についても防犯上改善すべき箇所の把握や改善、危険箇所点検とともに総点検を市民の協力のもと同時に進めたらよいと考えますが、いかがでしょうか。  また、今回補正予算で防犯灯の設置が一部計上されておりますが、ほんの一部ですので財源が確保できるのであれば学校周辺や主要道路、公共施設などに防犯カメラの設置はできないものかと思いますのでその現状を伺うとともに、防犯カメラの設置を積極的にしたらよいのではないかという考えのもとに見解をお伺いいたします。  次に、3の障害者雇用についてですが、障害者雇用促進法を遵守すべき国では水増し問題があります。こういったことなど本市の現状と課題などについて伺うものです。  国や地方公共団体は、この法に基づいては努力はするんだが罰則規定がありません。しかし、民間企業は障害者雇用が義務化されており、未達成の場合は一人につき約4万円から5万円ぐらいの罰金を支払わなくてはならないようです。民間は大変な努力をしてきました。それなのに、模範となるべき国は制度に対する解釈のことだとか説明にならないような理屈をつけて国民の批判をそらそうとしているようで、まことに遺憾であります。  私も先日ある民間の経営者と話していたんですが、非常に愕然としていました。俺たちはこんなにやってきたのに国はそうなのかという趣旨だったので、私は市町村というのは真面目にやっているよなどというふうには答えておきましたけども、民間の経営者はこういうわけで非常に怒り心頭です。この下妻市役所ではこの件では長年努力してきていると思いますので、基準をクリアして大丈夫と思いますけれども、市役所と市に関係する外郭関係団体などについて現状と課題、そして今後市の庁舎建設の場合などを含め、いろんな公共施設におけるハード面はどのようにお考えなのか。そして、障害者雇用施策はどのように考えているかについて見解をお伺いいたします。よろしくお願いします。 ○議長(原部 司君) 答弁を求めます。高橋教育部長、登壇願います。               〔教育部長 高橋浩之君登壇〕 ○教育部長(高橋浩之君) 私からは、1、小学校のエアコン完備を再度要望する、2、学校内外の安全確保や防犯についてにお答えいたします。  初めに、(1)小学校のエアコン設置要望についてでございますが、本年7月の気候が経験したことがないほどの暑さとなり、災害と認識しているとの報道により、エアコンの必要性を改めて認識し、また国においてもエアコン設置に向けた方針が示されたことから、本市においても国の補助を活用し、小学校へのエアコンを設置するものでございます。  今後の整備日程でございますが、補正予算の承認をいただいた後、小学校9校のエアコン設置工事、実施設計業務委託を発注し、早期に設計業務が完了するよう受託者と協議してまいります。また、国から補助金の交付内示をいただいた時点で速やかに入札執行、工事発注に向け、手続を進めてまいります。財源といたしましては、補助金の前倒しの可能性が考えられることから、国の学校施設環境改善交付金を活用し、起債と一般財源により整備を進める予定でございます。  次に、(2)太陽光発電設備でございますが、整備は初期投資としての工事費と維持管理に要する費用など課題があることから、現在のところ考えておりません。  なお、小学校9校の電気代でございますが、本年7月の9小学校電力消費量に東部中学校の電力消費量増加率を当てはめ、平成31年7月分として試算いたしますと、小学校で約25万円増と見込んでおります。  次に、2、学校内外の安全確保や防犯についてお答えいたします。  ブロック塀の点検につきましては、市内小・中学校12校中、基準不適合4校において撤去工事を完了しております。民間のブロック塀につきましては、本来所有者が管理すべきもので、また点検も所有者の同意が必要となります。市では広報紙や市のホームページにより所有者に点検を促しているところではありますが、ブロック塀の安全性につきましては関心が高まっておりますので、関係部局と連携しながら検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。  学校の通学路の安全確保につきましては、平成26年度より関係者による合同点検を実施し、通学路の危険箇所を把握し、学校職員や保護者、地域の皆様によりまして立哨やパトロールを行い、安全確保に努めているところでございます。また、子どもを守る110番の家の登録をいただき、児童生徒が助けを求めて逃げ込むための場所として協力をいただいているところでございます。  防犯カメラの設置状況でございますが、市内におきましては犯罪の抑止、その他公共の安全維持を目的として市役所を初め図書館、下妻駅、公園、Waiwaiドームしもつま、さん歩の駅サン・SUNさぬまなど17カ所に設置されており、学校におきましては正門など40カ所に防犯カメラを設置しております。  なお、今年度は、茨城県街頭防犯カメラ設置促進事業補助金を活用し、来年度開催される茨城国民体育大会、全国障害者スポーツ大会の競技会場周辺及び競技会場へのアクセス道路上に設置を予定しております。設置台数や場所につきましては、現在担当課におきまして警察本部警備部国体対策課及び下妻警察署と協議・検討を重ね、犯罪抑止力効果を最大限に発揮でき、かつ犯罪発生時の的確な対応に有効な設置候補地を選定しているところでございます。  今後の犯罪に関する取り組みといたしましては、既存の組織であります下妻市通学路安全推進会議を活用し、防犯の観点による合同点検も実施してまいりたいと考えております。また、各種会議の場や広報紙等で登下校する児童生徒の見守り活動、さらなる協力についてPRを強化し、子どもたちが安全・安心に通学できるよう、学校、PTA及び地域の皆様、関係機関等の協力をいただき、安全確保を図ってまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(原部 司君) 次に、飯塚総務部長、登壇願います。               〔総務部長 飯塚誠一君登壇〕 ○総務部長(飯塚誠一君) 私からは、3、障害者雇用について、本市の現状と課題などについてお答えいたします。  初めに、平成30年度の本市の障害者雇用の現状についてでございますが、基準日の6月1日現在で法定雇用率2.5%に対し、雇用率は2.6%でございます。本市と関連のある団体につきましては、株式会社ふれあい下妻が法定雇用率2.2%に対し、雇用率0.61%とのことでございました。下妻地方広域事務組合、下妻市社会福祉協議会、下妻市自治振興公社は、障害者雇用状況の報告の対象外であるため、雇用率を算出していないとのことでございます。  次に、本市の障害者雇用の課題についてでございますが、第1の課題といたしましては、本庁舎、千代川庁舎等のバリアフリー化が十分でないため、障害のある職員が勤務できる場所が限られていることが上げられます。今後、建設を予定しています新庁舎につきましては、現在各種検討を行っているところでございますが、障害のある人に配慮したバリアフリーであることはもちろんのこと、全ての人が使いやすいユニバーサルデザインに対応したものにしたいと考えております。  第2の課題といたしましては、法定雇用率の段階的な引き上げへの対応が上げられます。平成30年度に0.2%引き上げられた法定雇用率は、平成33年度までにさらに0.1%引き上げられ、2.6%となる予定でございます。このため、本市におきましても、さらに障害者雇用を推進する必要がありますが、最近、国等において障害者雇用の水増しが問題になっていることから、今後は障害者雇用のニーズが急激に高まることが懸念されます。  しかしながら、法定雇用率の達成は、障害者の雇用の促進等に関する法律に定められた地方公共団体の義務でございます。本市といたしましては、法の趣旨を尊重し、引き続き積極的な障害者雇用を推進するとともに、法定雇用率の達成に努めてまいりたいと考えております。 ○議長(原部 司君) 以上で答弁を終わります。  再質問ありませんか。3番 岡田正美君。 ○3番(岡田正美君) 再質問ではなく、答弁漏れをまず指摘させていただいてから再質問に入らせていただきます。  私は先ほど申し上げたのは、前回まで汗腺発達阻害を理由にやらないといったことの見解を今どう考えているのかと、いわゆる災害的な暑さだからそうだとか、国から言われたから改めて考え直したんだというのであれば、それはそれで答弁のつもりなんでしょうけども、じゃあ発達阻害は訂正するのか、取り消すのか、そのところでございます。  なぜこんなことを聞いているかといいますと、私は2年前に中学校のエアコン設置というのを要望したときに、私の周辺の支持者、私を支援してくれた方々から、岡田、おまえ、何とぼけたことを言うんだと、小学校が先だと、こういうふうに叱られたんです。そのときに、いや、ちょうど下妻中学校が新しくできるので、まずは中学校だというふうに申し上げたんです。その際に、どうも医学的に子どもがこれこれだからということで私は周りにも言ったんです。じゃあ、しようがないなということだったので、私は説明責任もあるので、このことは答弁漏れだというふうに指摘しているんです。取り消すのは簡単だと思いますよ。あのときは予算がないから、そういう理由をくっつけたと言えばいいだけですから。どうか明確に答弁漏れとしてお願いいたします。 ○議長(原部 司君) 答弁漏れに対する答弁を求めます。高橋教育部長、登壇願います。               〔教育部長 高橋浩之君登壇〕 ○教育部長(高橋浩之君) お答えいたします。  当時は、成長過程の児童は自然に任せた環境の中で適応能力を身につけることは保健体育の見地から好ましいものとし、お答えしたと認識しております。しかしながら、当時とは著しく異なった気象状況で、気象予報官の災害に匹敵する暑さとの報道や政府のエアコン設置方針報道により認識を改め、小学校エアコン整備を進めるものでございます。 ○議長(原部 司君) 以上で答弁漏れに対する答弁を終わります。  再質問ありませんか。3番 岡田正美君。 ○3番(岡田正美君) 今、答弁漏れにお答えいただいたわけですけれども、地球温暖化であるとか、いわゆる気温が30度超したなどというのは、ことしに始まったことじゃありません。もう何年も前からそうだったんです。私が指摘したときには、そのようなことで言っていて、世の中が変わったら、そういうふうなこと。私は、体質を言っているんですよ。地方自治体は、みずからが考えて、みずからが行動して、みずからが判断して実行する。これが政治であり行政なんです。国からお金が来るからやるんだとか、そういうふうなことで、私、体質を言っているんですよ。だから、まずかったらまずかったと言えばいいし、まずかったと言ってからといって別に何が変わるわけじゃありませんから。だから、そういうふうな体質をきちんとしてもらいたいなと、こういうことです。  これ以上のきっと答弁を求めてもまずいんだと思うんですが、答えようがないんだと思いますけれども、どうかこの汗腺発達阻害というのを私、随分言ってしまったものだから、引っ込みつかなくて、こんなことを言っているんですが、どうか再質問ということで、これについて自然環境の中で子どもを育てるというのはよくわかりました。でも、汗腺発達阻害というのは取り消してもらえる答弁はいただけないんでしょうか。これが再質問の1つです。  それから、エアコンの整備についてですけれども、いわゆる地元の設備屋さん、電気屋さん、いわゆる各小学校区単位全てに整備するわけですから、地元の業者さんなんかも巻き込んで、そういった機会をお願いしたいなというふうなことで発言したわけです。これについてはご答弁をお願いしたいと思います。  それから、小学校の電気代ですけれども、25万円ぐらい増えるんだというふうなことですが、何キロワットであるか、私、市内全校の消費電力とか電気代をどのくらい予測しているかというふうに先ほどお尋ねしたんですけれども、これを再質問という形でお伺いいたします。  次に、太陽光発電、これについては、やる考えはないという答弁でしたけれども、どうか何か機会があったら再考していただけることを願っております。あと2年たったら恐らく、岡田、あのとき、やる考えはないと言ったんだけど、国から補助金が出るようになったから、やることにしますと、さっきのエアコン設置と同じようなパターンになりかねませんので、どうか首を残してください。状況を見ながら、そういう場合は対応するというような考えでお願いしたいと思います。  以上です。 ○議長(原部 司君) 再質問に対する答弁を求めます。高橋教育部長、登壇願います。               〔教育部長 高橋浩之君登壇〕 ○教育部長(高橋浩之君) 岡田議員の再質問にお答えしたいと思います。  当時の答弁といたしまして、汗腺という言葉も使ったと思われますが、適応能力を身につけ、熱中症になりにくい体質に小さいうちからならしたいという考えがあったと考えております。そういうことから、そのようなお答えをしたというふうに認識しておりますので、よろしくお願いいたします。  それと、電気の使用消費量でございますが、9小学校合計で平成30年7月分で10万1,196キロワットでございます。これに対して31年度は1.15倍の11万6,375キロワットになると見込んでおりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(原部 司君) 次に、飯塚総務部長、登壇願います。               〔総務部長 飯塚誠一君登壇〕 ○総務部長(飯塚誠一君) 工事の関係ですが、こちらは工事請負規則ということで、それに基づきまして適正に執行していきたいと思います。 ○議長(原部 司君) 以上で再質問に対する答弁を終わります。  再々質問ありませんか。3番 岡田正美君。 ○3番(岡田正美君) 今、教育部長から答弁いただきましたけども、恐らくこれ以上やっても立場の関係で出てこないので、これはこれで私、下げます。これで理解したということで、さやをおさめたいと思いますけれども。  いわゆるこれは最後は再々質問じゃなくてお願いになってしまいますけれども、障害者雇用対策、外郭団体であるふれあい下妻は法定雇用率を下回っているということなので、これは大変だと思いますけれども、努力していただきたいと思いますし、本市役所がこうして法定雇用率を守ってきたということはすばらしいことですので、これは日ごろの関係者のご努力だと思いますので、これからも引き続きこういった法令遵守に努力していただければと思います。これは要望でございます。  私の一般質問は以上でございます。ありがとうございました。 ○議長(原部 司君) 以上で岡田正美君の一般質問を終わります。  次に、16番 増田省吾君、登壇願います。                〔16番 増田省吾君登壇〕 ○16番(増田省吾君) 皆さん、こんにちは。  ただいま議長の許可をいただきましたので、通告順に従いまして一般質問をさせていただきたいと存じます。  私は、「子どもたちに夢のある未来を」を議員活動のスタンスとして活動を行っております。子どもは地域の宝であり、世界の宝であります。その子どもたちの笑顔があふれるところは常に平和で幸せなんです。だからこそ、この先続く子どもたちのために、現代社会の中で生きている私たち大人が社会環境、経済、文化など、あらゆる面を豊かに、大切にして、目先の裕福さではなく、真の幸福な生活ができる社会の実現に取り組まなければならないと思う次第であります。  若い人や次の時代を担っていく人々が幸せで、やりがいのある社会が構築できれば、おのずとさらに子々孫々のことは、お年寄りのことまで見据えて幸福社会の実現に取り組んでいただけるものではないかと思う次第なのであります。次の世代のことを考え、思いを伝えていく。小さなろうそくの火が消えそうになると、次のろうそくの火がともる。また、その思いが次のろうそくをともす。こうしてつないでいくことを燈々無尽と言われますが、菊池市長の言われる二宮尊徳先生の思いにも通じるものかと思います。  そして、菊池市長が一念発起して議員から大変な重責の市長という大役に挑んだのも、下妻市をさらに魅力あるまちにしたいと願う強い思いがあってということだと伺い、それでは私も下妻市を夢のあるまちにしたいので、全力で今後の市政運営に微力でありますが支援しますと傍出を得たところであります。したがいまして、地域の方々との話し合いの中から得た貴重な声やヒントを市政に届けて、今後の市政発展の一助になれば幸いとの思いで質問をさせていただくわけです。  現在、菊池市長が就任され、半年を経過しているときでもあり、今回の一般質問の中でも、各議員の質問内容とかぶるところはあるかと思いますが、菊池市長に対し、市民の皆さんからの叱咤激励の意味も込めまして、施政方針について質問させていただきます。  最初に、市民ニーズを的確に捉えた行政サービスを市民の立場で見直すことについてでありますが、市民の立場で見直すことは見直し、大きな決断をする上では、時には大きな反発があることを覚悟していると述べています。  そこで、市民の皆様に話を伺いますと、皆同じように、サンビーチやビアスパークは今後どうなるのか、どちらも下妻市の社会資源ですよねとの心配の声が多く聞かれます。私も、下妻市に存在する社会資源の中でも影響力のある施設だからこそ、市で財源を投じても運営を続けていると説明し、だからこそ今後の運営について菊池市長も今年度中に方向を示すとのことで、皆さんのところに来て話を伺い、判断されると思いますと説明しているところです。市長のお耳にも届いていることとは思いますが、今後の展開の検討はいつまでに、どのようにやるのかを明確にすべきとの声を聞き及んでいますので、どのようにお考えか伺いたいと存じます。  次に、市民が主役のまちづくりについてですが、市長が市民と直接気軽に話し合える場の創設ですが、多くの市民の声を市政に反映させるために「どこでも市長室」を創設し、展開をしているとの話を聞き、すばらしいと称賛しますが、そのどこでも市長室を開いて話を伺うには、規定や制約があるのか、またどこでも市長室もよいのですが、より多くの市民に伺うのであれば、自治会の区長さんや班長さんに協力していただき、地区や自治会ごとに声をかけて、その地区や自治会の課題や問題をお聞きしたほうがより距離感が詰まり、身近になり、その中の声の大きい方の話だけではなく、後ろのほうの小声でささやく声や、つぶやきの中にこそ本当の市民の声やヒントが隠れているものです。小グループで市長の話を聞くこともありがたいですが、より多くの市民の声は自治会の会合だから仕方なく集まりに出向き、どうせ私たちの声などは反映されないから、誰が市長でも変わらないからなどとのぼやきや嘆きといったところに本音の意見があるのではと思いますが、いかがでしょうか。  また、多くの市民から声を聞いて判断するのですから、市長が危惧する、大きな反発があることを覚悟していると言われるが、市民の声を伺い、決断するのであれば、コンセンサスを得ているので反発は招かないのです。だからこそ、多くの方々の声を聞くことが大切であり、聞き方が重要になると思いますが、いかがでしょうか、市長の見解を伺いたいと存じます。  次に、今回の質問のメインであります元気な下妻づくりについてでありますが、地域資源の活用はもちろんですが、起爆剤をしっかり見詰め、何が一番効果的かを見定め、トライすることが全ての課題解決につながると思い、以前から幾度となく各市長に質問をしてきていますが、残念ながら今までどなたも真剣に聞き入れていただけませんでした。私の力不足に愕然としてきましたが、あえて菊池市長の目指す連携、スピード感、見える化とオール下妻の発想のもとなら実現可能と確信し、ともに力を合わせ、取り組んでいきたいと願い、伺うものです。  私は、生前の鳩貝元市長から、車の営業のたとえ話を聞かされながら、よく叱られたものでした。車の売り方は、その車の魅力を十分に理解し、お客様の欲求を満たすためのカスタマー・サティスファクション、顧客満足度を高めるアピールをすることだ。お客様へのアピールとプレゼンテーションをしっかりとできるかが最大のポイントだということでした。そういう観点から見ますと、県や国で、なるほどと思うような魅力ある地域だということを市長が理解と認識をすることで、全力でまず市の職員と市民に魅力と可能性を訴え、その思いを感染させ、県、国に訴える。そうすることで大きな夢と思われることも、より現実に近づくことになるのではないでしょうか。  下妻市は、気候的にも安定し、地形的にも平たんで、災害も比較的少なく、強い地域で、環境もよく、鉄路が走り、昔から教育においても一高、二高というナンバリングスクールを有する教育・文化の薫り高い地域なんです。それだけ見ても、県西地域においては、すばらしい資質を備えているのがわかるはずです。その余りあるほどの資源や人材、環境と全てを生かし、本当の意味でのオール下妻が一丸となり、全力で取り組むことで活路が見えると確信するものです。だからこそ、大きな目標を立て、全力で取り組む決意、腹をくくることだと思っていますが、いかがでしょうか。  下妻全域を根本的に底上げするもの、そして現在抱えている課題も、解消されるのには何が必要なのか、そういうことではないだろうか。それはTX、つくばエクスプレスを引き入れることと大学を誘致することではないでしょうか。自立できるまちをつくるには、経済の活性化が最重要課題であり、それには定住人口や交流人口を増やすことが最大の要因であることは言うまでもありません。現在、TXは東京延伸は決まり、進んでいます。その後はまだ確定していませんが、うわさでは、土浦か石岡を抜け、茨城空港から水戸へとの声もあると聞き及んでおります。そのようなうわさ話を見過ごしてきていいのかと思うわけです。  つくばから土浦や石岡につなぐ時間と費用、効果とTXの守谷操車場から下館までの延伸費用、時間、効果を比較してみてください。TXは高架ですから、高架で水海道につなぎ、常総線と並行して高架で下館まで行けて、125号の上を通り、橋梁を設置して鉄路を乗せると完成できるのです。時間と費用が安価で済むのも理解できるでしょう。そして、平たんな地形で土地が安いんです。下妻市と旧石下町は、土地利用が非線引きで区域が無指定なので、開発に要する時間に短くて済むし、空きスペースがあるので、国が懸念している国土強靱化計画を支える国家機能の移転候補地に名乗りを上げられるのですよ。我々が想像する以上の国家プロジェクトにまで発展できるのです。下妻市の予算ではなく、国家予算が組み込まれたら、どうですか。あっという間にさま変わりをします。だからこそ、その兆しが見えたら条例で規制をかけて、今まで生活してきた市民が住みやすい環境を保全するためなんです。  そして、茨城県でも医師不足が深刻で、医大生に学費の援助を予算化したり、施策を展開すると発表し、現在進めている筑西市と桜川市の病院建設でも、医師と医療従事者の確保が課題だと言われています。このような時期だからこそ、TXの延伸とあわせて、医療関係の持つ大学誘致を力強く訴えて、市と県が一体で進めるよう働きかけをすべきと思います。砂沼を中心とした若者が憩い、癒やせる環境を伝えたらいかがでしょうか。しかしながら、そのビジョンを掲げ、プレゼンテーションを進めていくにもお金がかかるのです。当然関係自治体からも負担金の拠出が発生するし、だからこそ、庁舎建設やインフラの見直し等が議論されているが、今後の人口減少の現実路線でいくのか、高いハードルだが、オール下妻の全パワーを傾注して取り組むか英断を下すときなんです。  市長が言われている大きな決断をする上では、時には大きな反発があることを覚悟して、大きな決断はまさしくこんな事案の決断ではないでしょうか。ともに新しい市長と新しい若い知事が力を合わせ、県西地域と茨城発展のため心血を注いでいただきたいのです。それが実現すると、飯塚県議が努力されて、国土交通省の計画に線を落としていただいた地下鉄8号線の延伸も具体的に見えてくるものでございます。いずれにしても、下妻の持つ可能性をオール下妻で発揮できることを希望して、市長の見解を伺いたいと存じます。  次に、行財政改革の推進ですが、先人たちの英知と努力が築き上げた今日の姿に新たな魅力を加えると市長が述べていますが、そのためには行政マンのレベルアップを図り、プロ意識の集団を構築させることだと私は考えます。企業においては、その企業の社長レベル以上には成長しないと言われています。だからこそ、市役所を企業と例えるなら、市長が社長であり、市長みずからが常に日々レベルアップを図らないと市政が停滞し、頭打ちになるのです。  市役所を企業と例えたように考えると、市役所は地場の産業と比較しますと、最大規模の企業であります。予算規模、優秀な高レベルの人材、ネットワーク等、どれを比較しても地場産業ナンバーワンの高度機能を持つサービス産業なんです。そして、顧客は市民です。顧客満足度をどこまで高められるかが市長の目指す、住んでよかったまち、住みたいまちになるのではありませんか。うちには優秀な人材がそろっています。だからこそ、やる気のある職員を集め、徹底的に勉強をさせてレベルアップを図ることが、さらに下妻市の発展に直結するものと考えますが、市長の見解を伺いたいと存じます。
     市長も、議員時代とは全く違い、現在戸惑いや疑心暗鬼の中で最善の判断を示さなければならないことではないでしょうか。だからこそ、できることから1つずつお金のかからないことから、それには市長みずから出向いて市民の声を聞き、市民との距離感を詰めることと、みずからと職員のレベルアップを図り、行政のスキルアップに努めることではないかと思いますが、市長の思いのたけを伺い、私も微力ではありますが、精いっぱいの支援をする決意と覚悟を持って下妻市のさらなる発展を祈念して、一般質問といたします。  以上です。 ○議長(原部 司君) 一般質問の途中でありますが、暫時休憩いたします。                 午後2時29分 休憩           ─────────────────────                 午後2時41分 再開 ○議長(原部 司君) 休憩前に戻り会議を開きます。  答弁を求めます。菊池市長、登壇願います。                〔市長 菊池 博君登壇〕 ○市長(菊池 博君) 増田議員の子どもたちに夢のある未来を、施政方針についてにお答えさせていただきます。先ほどは議員からの力強いお言葉、そして提案等々ありがとうございました。それらを踏まえて答弁させていただきます。  初めに、(1)市民ニーズを的確に捉えた行政サービスを市民の立場で見直すことについてにお答えいたします。  市政を運営していく上で複雑・多様化する市民ニーズを的確に捉えることは重要であります。市民の声を聞く基本といたしましては、市の行政課題を検討する各種審議会や協議会などへの市民参画を進め、より多くの方が意見や提案を述べられる機会を創出してまいります。また、情報化の進展に伴いまして、インターネットやSNSを活用した情報発信とともに、広聴機会の充実に努めているところでございます。市民から寄せられた意見は、まちづくりを推進する上で極めて貴重なものという認識のもと、スピード感を持って取り組んでまいりたいと考えていますので、よろしくお願いします。  あと、そのほか、砂沼サンビーチについてですけども、いつまでということだったと思うんですが、砂沼サンビーチにつきましては、現在庁内の検討委員会で調査、検討が進められておりまして、今年度中に判断してまいりたいと考えております。  次に、(2)市民が主役のまちづくりについてでございますが、平成30年度の施政方針の1つとして、多くの市民の声をできる限り反映する市民主体のまちづくりを掲げており、具体的な施策といたしましては、7月より市民団体等が市長と意見交換を行う「どこでも市長室」を実施しているところでございます。どこでも市長室は、市民団体からの申し込みに応じ、私が市内に出向きまして意見交換を行う取り組みであり、自治会も対象となっております。例えば各地区での開催に向けて自治会の総会等に出向いて、出席者の皆様と意見交換することも想定しておりますので、引き続き積極的な周知に努めてまいりたいと思っております。  また、区長の皆様と直接的な意見交換を行う区長と市長との対話集会につきましては、自治区長連合会と協働し、本年度後半に開催する予定でございます。ご指摘の自治区長に応援をいただきまして、自治会の多くの参加を得て、市長が出向いていって話を伺う方法につきましては、自治区長の皆様のご協力が不可欠となりますので、自治区長連合会との協議を進めてまいります。  今後とも、積極的な発言が難しい方々の声なき声に配慮しながら、市長である私を初め職員全員が多様な立場や視点に寄り添い、市民の声を積極的に拝聴するとともに、市政各般における必要な判断を行ってまいりますので、よろしくお願いいたします。  次に、(3)元気な下妻づくりについてでございますが、現在、常総線の整備、活性化につきましては、関東鉄道株式会社と沿線自治体などで構成する常総線活性化支援協議会が連携し、お客様専用無料駐車場を設置したパーク・アンド・ライドの拡充やPC枕木化など、利便性と安全性の向上のための事業を継続的に実施しているところでございます。  近年では、常総線の利用者並びに下妻駅の乗降者が増加傾向にあることから、引き続き活性化支援協議会で利便性の向上を図ってまいりたいと考えておりまして、あわせて運賃の値下げや快速列車の本数を増やしてほしいなどの利用者からの声につきましても、沿線自治体と連携をしながら関東鉄道株式会社に要望してまいりたいと考えております。  また、地下鉄8号線の要望等も継続して行ってきておりますが、常総線の近代化に係る電化とつくばエクスプレスとの相互乗り入れにつきましては、将来にわたり地域経済やまちづくりへの効果が期待されることから、沿線自治体の首長による意見交換会を開催し、実現に向けた問題、課題などの議論を初め、アドバイザーから提案などもいただきながら勉強会を行っております。  電化、相互乗り入れは、沿線自治体の未来を支える都市づくりの一環と捉えておりますので、今後も沿線自治体の共通認識のもと、連携を密にし、積極的に進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解をお願いいたします。  次に、(4)行財政改革の推進についてでございますが、本市は現在、新庁舎建設を踏まえながら第5次行政改革プラン策定を進めているところであり、行政改革の基本的な方向を示す大綱において改革の方針を「チャレンジできる土台を築き、持続可能な都市運営を目指す」と掲げております。市が担う事務事業が増大している中で、限られた人員と予算を有効に運用するには、コスト意識とプロ意識が重要であると認識するとともに、市民ニーズや時代に即した新事業などに対応するため、事務事業の再編、整理を推進してまいります。  なお、人員の人材育成と活力向上においては、新たな職員提案の活用制度に取り組むなど、職員のレベルアップとプロ意識の醸成に努めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 ○議長(原部 司君) 以上で答弁を終わります。  再質問ありませんか。16番 増田省吾君。 ○16番(増田省吾君) ただいま市長のほうから答弁をいただきまして、本来の市長の持つバイタリティーとか、あるいはパワーとか、そういったものがもう少し発揮できるのかなというように期待をしておったんですが、その辺のところはこれから質問しますので、よく考えていただいて答弁していただきたいなと思います。  まず、今お話の中にありましたように、サンビーチの問題は庁内の中で方向性を決めるというような声を聞きましたけども、庁内の中で決めることも、それはやぶさかではありませんけども、事務屋さんの中で決まるわけないんですよ、市長。だからこそ、市民の方に自分で出向いていって、いろんな声を聞いて、その市民の声を判断するのが一番いいんですよということを言っているわけなんです。庁内の人で言ったって、市長が方向も決まっていなかったら答えようがないんじゃないですか。だから、自分で出向いていって、いろんな方々、広範囲の方から話を伺う。そして、判断は自分がするんですよ。それを職員にやるから財政のことはちょっと考えろとかどうとかと指示をするんです。職員にどうするんだと言っても、職員は答えなんか出せないですよ。だから、そのことをいつも思うんですよ。  職員は、とにかくこうしたい、市長はこうだと考えれば、それに対して、どうやったら可能なのか。そういうときに、だめな理由なんか聞くんじゃないと言うんですよ。だめな理由を100も200も並べたって、そんなことではなくて、できる理由1つでいいんですよ。こうやったらできるかもしれません、じゃあやろうと、こういうことですよ。それを職員に丸投げしたら、職員はかわいそうですよ。だから、市長が自分で足を運んで、汗をかかなくて、いい決断なんかできないんですよ。それもやらずして職員に頼むとか、とんでもないよ。そういうことをはっきり言っておきたい。だから、自分のレベルを上げる。これしかないです、方法は。  それには、市長なんだから、下妻市内のどこを歩いたっていいんですよ。それで、いろんな生の声を聞いて、なるほどなと。さっきの須藤議員の質問じゃないけども、そこに入っている業者の方の声もありますよ。でも、一番肝心なのは、あそこに行かれる小さな子どもさんを持った父兄ですよ。そういう方がいかに足を運ぶ回数が多くなるか。そういうこと、何を目的に、何を基準に、この人たちの声を聞いたらいいんだと。直接そこで営業している人、その声も大切ですよ。でも、一番いいのは、子どもを持った親御さんですよ。その方々が行きやすいような環境、それはどうするんだということなんですよ。その辺を自分で理解して、そういうようなところへ、自治区へ行って、なかなか声をかけても来てくれないような人のところの声をどうやって拾ったらいいのか。あるいは意外と市長が言っている、私も非常に賛成ですよ、どこでも市長室。ただ、ややもすると、声の大きい人の集まりになりかねないんですよ。  実際は、本当になかなか子どもを抱えて、きょうも傍聴席に子どもさんの声がしたけども、そういう人が本当にどうなんだということがあるわけですよ。やっぱりそういう子どもが、私が言う子どもたちに夢のある未来をだから、子どもたちが下妻はいいな、サンビーチはいいなといって行く気にならないことにはどうにもならないですよと。それがいろんなところへ、例えばビアスパークであったり、サン・SUNさぬまであったり、Waiwaiドームであったり、そういうところに連鎖するわけですよ。そういうところから要はサンビーチの通年利用というものも見えてくるわけなんですね。  だから、何だかんだ言ったって、水戸黄門じゃないけど、とにかく市内全域を歩く、いろんな人から声を聞く、市長が来て、俺は関係ないよなんて言う人は誰もいませんよ。それはそうですよ。家庭であれば家長ですよ、家の長。その人が来てさ、何しに来たんだなんて言う人はいません。だから、遠慮なくどんどん行くんですよ。行って、いろいろ話を聞かせてもらう。なるほどと、必ず意見を言った人は関心を持って、例えばこれからの行く末を見守りますよ。あるいは協力する。  話はちょっと飛びますけども、南原・平川戸線と同じ。自分がまず行って、それで、本当の意味での腹を割って、市をよくするためにはどうしたらいいんですかと。私は、そのためにやっているんですよということをやっぱり訴えることですよ。そうしないと活路が見出せません。他力本願じゃだめなんですよ。なぜかというと、市長なんだから。市長は1人しかいないんですよ。だから、そういうものを腹をくくって取り組んでもらいたいと。そういう姿勢に対しては、とにかく全面的に支援しますよと。多分ほかの議員も、そういう姿勢が見られれば、もろ手を挙げて支援すると私は確信しています。  いずれにしても、そういうことで、そして、今度ね、TXの話もあるけども、今、常総線の電化・複線化、これも話を昔からやっていますよ。ところが、常総線にしては、快速を入れて利用客が増えた。そうしたら、値上げしたんですよ、関東鉄道は。逆行したことをしているんですよ。だから、関東鉄道がもちろん利便性を高めて利用が増えるのは、これは結構。でも、さっき言ったように、今、TXがつくばから延びようとしているんですよ。そういう話があるのにもかかわらず、チコちゃんに怒られますよ。ぼうっと生きているんじゃないですよ、本当に。そういうのがあったらぱっとつかんで、何としてもそれに乗ろうと。そういうことをやったら、市民も、TXが来て、こんないいことないのは誰もわかっているんですよ。  まして、さっきも言ったように下妻なんか無指定だから、つくばみらいや守谷が広がる。もっと速いスピードで、ぱっとなるんですよ。だから、そういうのが見えるのに、見える化と言っておきながら、見えるのにやらない。それじゃあ、市長じゃないでしょうよ。見える化をやるんですよ。市民に言ったってわかりますよ。TXが来たらどうなりますか、地元が変わりますと。本当に来たら、本当にこんなんわかる、誰だって。だから、そういうものを、本当にリスクはある、課題も多い。でも、市長ならできるんですよ。下妻市の財産、オール下妻と市長が言っているように、下妻市にはすごい固定資産があるんですよ。何だかんだ言っても、一高、二高のナンバリングスクールがあると言ったけど、そのOB、OGが全国でいろいろ力を持って、影響力を持ったところで活躍している。そういう方を含めて財産ですよ。それを生かせるのは市長なんですよ。一高のOBであり、二高のPTA会長なんですよ、過去の。そういう力を結集するんですよ。それがオール下妻。そんなことを考えたら、本当に可能でしょう。  今の茨城の知事が県の職員に徹底的に勉強せよと言っているんですよ。県の職員はぴりぴりしていますよ、今。何で下妻の市長が同じように感化されて、下妻の市職員、ここにいるけど、しっかりせよと、こういうことですよ。俺も一生懸命やるよと、私も一生懸命頑張るから一生懸命やろうなと。下妻をよくしようと。そういう思いを伝えてくださいと言うんですよ。さっき言ったように、市長がみずから歩いているところの後ろ姿を見れば、おのずとどこの大体自治区にも職員はいるんですよ。そういう人の地域に行って話す。話し方も違う。そういうふうなことがまずは市長の後ろ姿にかかってくるんですよ。だから、出ていって話を聞いて、そこからですよということを言っている。だから、それをきちんとやる覚悟はあるんでしょうけども、本当にやっていただけるのか。  そして、一番大事なのは、市長が言っているスピード感じゃないけど、タイムリーというやつなんですよ。タイムリーイコール、チャンスにつながるんです。そのタイムリーを逃がすと、逃げた魚は大きいんですよ。そういうことも踏まえて、とにかく市長の、再度どういうふうに思っているのかをお聞きします。 ○議長(原部 司君) 再質問に対する答弁を求めます。菊池市長、登壇願います。                〔市長 菊池 博君登壇〕 ○市長(菊池 博君) 熱い言葉、ありがとうございます。いろいろ意見をいただきました。  まず、検討委員会につきましては、丸投げではなくて、判断材料を出してくれということで指示しておりますので、丸投げじゃなくて指示したところでございます。ですから、今まだ2回しかやっていませんけども、その結果を踏まえて年度内に判断したいというのが基本的な考えですので、決して丸投げではありませんので、指示して動いていただいて、優秀な職員ですから、いろんな数値を出してもらいまして、やっているところでございます。  それから、市民の声を聞けということで叱咤激励いただきましたけども、いろいろ問題がありまして、砂沼サンビーチにつきましては、情報がそろい次第というか、今、頭の中で検討しているのは、今おっしゃられたように、市民のところに行って状況を説明する機会はこれは必要だと思っています。それも判断する前じゃなくて、結果が出てからこうですという、これは失礼ですから、今、議員がおっしゃられたように、まず今現在はこういう状況ですと。私はこう考えます。じゃあ、市民はどうですか。こういう継続なんですか、あるいはどういうふうな、やめるんですか、あるいはもっと違う方法でやるんですかという選択肢は出せると思うんですね。そういう中で、最終的に判断していきたいというふうに思っています。ですから、繰り返しますけども、結論ありきではなくて、意見を聞きながら最終的に判断したいという姿勢は変わりません。  それから、どこでも市長室のほかに、いろんなところに行って市民の声を聞いてこいというような話でありますけども、まさしくそういうことでありまして、やはり課題とか、見える化というのは、いろんなところに出向いていって説明するのが見える化ですし、今さっき須藤議員のほうからありましたように、結果じゃなくて途中の経過を話すのも見える化ですので、そういったことも含めて自分の考えを機会があれば、どこでも市長室に限らず、あるいは先ほど言いましたように、どこでも市長室は自治会の総会も想定しておりますので、そういうところに来いと言えば、いつでも行きますし、もちろんこちらから出ていく姿勢というのはしたいと基本的に考えておりますので、よろしくお願いします。  以上です。 ○議長(原部 司君) 以上で再質問に対する答弁を終わります。  再々質問はありますか。16番 増田省吾君。 ○16番(増田省吾君) いや、きちっと答弁をしていただいたので、再々質問というよりは、さっき再質問で1つ言い忘れたので。それは、職員に勉強してもらうというようなことなんですけども、とにかくやっぱり私ら議員も勉強しなければならん。もちろん職員も勉強しなければならん。その職員が研修だの交流だの、そういったことがかつては大分やっていたと思うんですよ。それが今は実際そういう職員の研修なんかがかつてよりも増えているのか減っているのか。それと、増えているんであればいいんですが、増えていないのであれば、それに伴う予算、多分前より今のほうがそういう研修あるいは行政間同士の意見交換というか、そういう交流も減っているのかなというふうに推察するんです。ですから、やはりそういうような、何だかんだ言っても、やっぱり勉強なんですよ。各自治体の職員さん同士で話をしたり何なりという、そういう意見交換することは、ひいては自分のところの自治体のスキルアップにつながるんですよ。だから、それをおろそかにして、職員だけ勉強しろと言ったって、それはなかなかうまくいかないんですよ。  かつては私もふるさと塾を前にやってきたということを言いましたけど、ふるさと塾の中の4分の3の人たちは全部職員さんです。その方々といろいろな意見交換をすると、みんな一生懸命なんですね。だから、そういうような職員交流あるいは研修、そういったことは今どうなっているのかなというのが非常に疑問があって、今まで、昔、私が10年以上も前に、ふるさと塾の第7期生ですから、そのときよりも、今はさらに交流も研修も増えているんですよということであれば安心できるんですよ。やっぱり言うことだけ頼んで、本当にそういう機会も増やさないのであれば片手落ちなんですよ。だから、市長には、あえてその辺のところをわかっていただいて、ないんであれば予算をつけて、そういう研修なり交流というものをやれよというようにしてもらいたわけ。そうしないと、やっぱり若い人は育たない。  これ議員も一緒ですよ。議員だって、予算を削って削って、やっぱり若い人に私ら、出てこいよと言いづらいんですよ。そういう環境を、職員も議員もそうですけど、環境をやっぱり高める。そうしないと、やっぱりレベルアップにつながらないんですよ。本当の意味で職員であり、いろんな方々のレベルを上げないと、よくならないんですよ、市が。それを一緒になってやれる。だから、やれる一番先頭に市長がいるということをわかっていただいて、それを今後どうするのかだけ聞いて質問の締めとします。 ○議長(原部 司君) 再々質問に対する答弁を求めます。菊池市長、登壇願います。                〔市長 菊池 博君登壇〕 ○市長(菊池 博君) 職員の研修に関する質問なんですが、やはり先ほどもちょっと言いましたけども、限られた人員と、それから予算を有効活用するためには、コスト意識とプロ意識が重要であるというふうに認識していると述べましたと思います。そういう中で、やはりコスト意識、プロ意識を認識するためには、やはり職員の知識の向上、そういったものは必要だと思っていますので、現在一堂に集まって研修する研修というのは増えていると。しかし、以前やっていたそうなんですが、グループでやっている研修というのはなくなったということを聞いております。  そういったことから、やはりプロ意識とかコスト意識を高めるには研修というのは非常に重要でありまして、職員の知識あるいは技量を高めるためにも、ぜひ必要と思っていますので、これは議員が言われるように、今後そういった研修をさらに充実させていきたいというふうに思っています。  以上です。 ○議長(原部 司君) 以上で再々質問に対する答弁を終わります。  以上で増田省吾君の一般質問を終わります。  次に、5番 平間三男君、登壇願います。                〔5番 平間三男君登壇〕 ○5番(平間三男君) 議長の許可をいただきましたので、一般質問を行います。簡潔に質問いたしますので、よろしくお願いをいたします。  まず、市の女性管理職登用について伺います。  今、一億総活躍、男女共同参画、働き方改革など働く環境の整備や活躍の場づくりに官民挙げて取り組んでいます。特に女性の働きやすい環境や活躍の場は、女性の力をさらに発揮できるようにするために重要であります。茨城県は、大井川知事になり、前知事時代の遺産払拭を意識しながら、予算編成や組織改編など矢継ぎ早に変革を進めてきました。知事は、就任して半年の間に一気呵成にいろいろなことをやってきたと振り返っています。菊池市長となり、半年です。市政の変革、前向きな政策、ちょっと見えないのは私一人でしょうか。  先ほどの須藤議員の質問に、市長は使命をお話ししておりました。市長の使命を先ほどしっかりと聞かせていただきました。人は石垣、人は城と言いますとおり、行政運営には人材こそ力です。適材適所の人事を通じ、めり張りと意識改革を高め、市長が目指すまちづくり実現のためにも、ぜひとも女性管理職の登用が必要ではないかと考えます。県では、女性管理職を新たに次長級2人、課長級9人を登用し、課長級以上は計36人の過去最高を更新しました。県と市とでは比較はできませんが、女性の登用という考え方は同じと思います。このような行政運営の流れの中で、市長は、女性管理職の登用と若手登用をどのように考えているか伺います。  次に、市の組織改正について質問いたします。  平成最後となるこの夏は、かつてない大規模大災害が続発し、甚大な被害が出ています。また、異常気象による命に係る気温の上昇により、子どもたちから大人まで日常生活に大きな危険と影響が出ました。さまざまな災害から、みずからの命はみずから守ることの大切さ、有事における自助、共助、公助の重要性が我が事となっています。  こうした中で、行政は、市民の生命、財産を守るべく責務があります。対策、備えは絶対条件でありますが、今までの想定や考え方、常識では現実に通じないところとなっています。また、社会情勢や経済の誘導化、市民のニーズの多様化・複雑化、価値観の変化、そして異文化の流入など、従来の行政組織の枠組みでは持続可能な行政運営が成り立たないと思います。今を時代の変革期と捉え、将来を見据えた大胆な行政組織改正をすべきではないかと思います。特に命を守るべく最前線となる危機管理体制の強化は、最も必要かつ重要な部分であります。  そこで、市長の行政組織改正の考えと危機管理専門部署の設置を提案いたしますが、これらについて見解を伺います。  最後に、児童虐待について伺います。  厚労省は、平成29年速報値による児童虐待の相談、通告は全国210カ所児童相談所で13万3,778件となり、過去最多と発表されております。これは相談、通告の数でありますが、このように子どもたちに虐待によって与える心と体の傷は深刻であり、命にかかわる危険から絶対にあってはならないことであります。しかしながら、家庭内での事案が多く、発見、保護のおくれが重大な虐待となっています。こうした中で、虐待全体の内容と内訳、そして当市の現状と防止強化体制の取り組みを伺います。 ○議長(原部 司君) 答弁を求めます。飯塚総務部長、登壇願います。               〔総務部長 飯塚誠一君登壇〕 ○総務部長(飯塚誠一君) 私からは、1、市政運営について、(1)市の女性管理職登用と若手登用についてお答えいたします。  本市におきましては、課長級以上の職員を管理職としており、性別や年齢にかかわらず、全ての職員に平等に管理職登用の機会を与えているところでございます。初めに、女性職員の管理職登用についてでございますが、現在、部長級9名、課長級26名、合計35名の管理職のうち女性職員は1名でございます。そのほか課長補佐級46名のうち12名、係長級52名のうち22名が女性職員でございます。女性職員が占める割合を5年前と比較しますと、課長級は約3%の増、課長補佐級は約9%の増、係長級は増減がございませんが、特にこれから管理職となる課長補佐級において女性職員が増加している状況でございます。  本市といたしましては、政策決定や方針決定において、これまで以上に女性職員に重要な役割を担ってもらうため、積極的な管理職登用を進めたいと考えておりますが、女性職員につきましては、仕事と家庭の両立が難しい場合や、そもそも管理職になることを望まない場合等もございますので、今後も労働環境の整備や意識改革を進めてまいります。  なお、本市における女性職員の役職登用の目標値は、平成32年度に課長級以上で15%以上、係長級以上で30%以上でございます。  次に、若手職員の管理職登用につきましては、現在最も若い部長級が57歳、課長級が48歳で、そのほか課長補佐級が44歳、係長級が42歳でございます。最年少者の年齢を5年前と比較しますと、部長級が1歳年上、課長級が同年齢、課長補佐級が2歳年上、係長級が3歳年上となっております。これは本市職員の年齢構成が大きな要因でございまして、全職員330名のうち43歳から48歳までの間に全体の約3分の1、109名が集中している状況がございます。この中には、これから上位の役職に登用すべき職員が相当数いると認識しておりますので、今後も当面は役職登用の年齢が上昇するものと考えております。  しかしながら、一方で、女性職員や若手職員の管理職登用は、職員のモチベーションの向上や職場の活性化につながるものと考えております。本市といたしましては、これらの状況を十分認識した上で、性別や年齢にとらわれない適切な役職登用に取り組んでまいりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(原部 司君) 次に、大月市長公室長兼市民協働課長、登壇願います。           〔市長公室長兼市民協働課長 大月義男君登壇〕 ○市長公室長兼市民協働課長(大月義男君) 私からは、(2)市の組織改正の考えと危機管理専門部署の設置についてお答えいたします。  初めに、市の組織改編についての考えでございますが、組織機構の見直しにつきましては、新たな行政課題や市民の多様なニーズなどに的確に対応し、重点政策の推進に適した効率的な事務執行体制を整えるために行うものであります。現在、新庁舎建設にあわせて市民サービスの向上を図るための窓口業務のあり方を初め、組織・機構の見直しに向けて準備を進めているところでございます。  次に、危機管理専門部署の設置についてでございますが、毎年のように発生する地震、風水害などの自然災害、テロなどの国民保護事案に的確に対応する上で、自治体にとって危機管理部署は大変重要な役割を担う部門であると認識しております。平時におきましては、地域防災計画や国民保護計画などの見直し、各種防災訓練の実施など災害への備えを行う一方で、災害発生時には正確な情報の収集や関係機関との調整、さらには対策本部長が迅速かつ的確な判断を行うための情報の整理など、業務が多岐にわたっております。  現在、本市の危機管理体制といたしましては、消防交通課の消防防災係において消防、水防、防災、危機管理関係など幅広く業務を担当しております。日常的な防災関係の業務を行いながら、地震や台風などの災害が発生または発生が見込まれる場合には、24時間市役所に詰め、災害対策本部の事務局としての業務に当たっております。こうした状況を踏まえて、今後、危機管理監の配置を含めた危機管理体制の見直しを検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(原部 司君) 次に、折原保健福祉部長兼福祉事務所長、登壇願います。          〔保健福祉部長兼福祉事務所長 折原嘉行君登壇〕 ○保健福祉部長兼福祉事務所長(折原嘉行君) 私からは、(3)児童虐待の現状と防止強化体制の取り組みについてお答えいたします。  児童虐待は、児童の人権を著しく侵害し、心身の成長や人格形成に重大な影響を与えるものであり、児童を虐待から守ることは社会全体の責任であります。昨年度の児童相談所における児童虐待相談対応件数の速報値では、国が13万3,778件、本県茨城県が2,256件と過去最多を更新しており、児童虐待による死亡事例も後を絶たず、深刻な社会問題となっております。  本市の児童虐待相談件数は45件で、内訳としましては、身体的虐待が17件、養育放棄(ネグレクト)が13件、心理的虐待が12件、性的虐待が3件となっております。虐待防止の取り組みといたしましては、小・中学校や保育園等を通して児童虐待についてのチラシを配布し、保護者に児童虐待への理解を深めてもらうほか、家庭相談員と担当職員が定期的に学校等を訪問し、気になる児童や家庭への情報交換を行い、収集した情報を教育委員会や保健センター等と共有し、早期発見、早期対策に努めております。  また、保健センターにおきましては、乳幼児健診の未受診者に対して電話等で受診を促し、それでも受診しない場合は家庭訪問等を行い、必ず子どもと会って発育状況を確認するなど、家庭環境など養育状況の把握をしております。継続的に支援が必要な児童につきましては、児童福祉法に基づき、関係機関で構成しております要保護児童対策地域協議会の個別ケースの検討会議におきまして情報の交換や援助方針等を協議し、関係機関で適切な対応を図っております。特に重大と思われる虐待ケースにおきましては、児童相談所や警察と連携をするなど対応の確認や適切な保護の検討を行っております。  今後の虐待対応につきましては、妊娠期から子育て期まで幅広く支援できる体制強化が必要であり、民生委員・児童委員を初めとする地域の方々の見守り等のご協力をいただきながら、包括的な対応を図っていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(原部 司君) 以上で答弁を終わります。  再質問ありませんか。5番 平間三男君。 ○5番(平間三男君) 丁寧なご答弁をいただきました。  1つ、先ほど半年を振り返ったお気持ちというのにちょっと触れたんですけども、ここでちょっとお話しできれば、半年過ぎた気持ちを質問させていただきたいと思いますが、なければ結構でございます。 ○議長(原部 司君) 再質問に対する答弁を求めます。菊池市長、登壇願います。                〔市長 菊池 博君登壇〕 ○市長(菊池 博君) 通告にはなかったものですから、今の内容についてじゃなくて全般的な話でよろしいでしょうか。半年を過ぎまして、課題が幾つかありますけども、この課題に向けて、先ほどから従来言っていますように、幾つかの大きな課題がありますので、それらをしっかりと認識しながら、あるいは市民の皆様からいろんな意見を聞きながら判断し、適切な判断をしていって、やっていきたいというふうに思っております。まだまだこれからですので、始まったばかりですので、これからどうするか、来年度予算もありますので、その予算で私の意思がはっきりわかると思うんですが、今年度につきましては、サンビーチとかビアスパークとか、あるいは公共交通ですね、そういった大きな問題についての方向性を出していきたいというふうに思っています。  以上です。 ○議長(原部 司君) 以上で再質問に対する答弁を終わります。  再々質問はありますか。 ○5番(平間三男君) ありません。 ○議長(原部 司君) 以上で平間三男君の一般質問を終わります。
     次に、1番 宇梶浩太君、登壇願います。                〔1番 宇梶浩太君登壇〕 ○1番(宇梶浩太君) ただいま議長より発言のお許しをいただきましたので、さきに提出しました通告書内において質問いたします。  私からは、下妻市の人口減少と水道事業のことについて、時間も遅くなってまいりましたので、簡潔にお伺いいたします。  下妻市の人口の推移についてですが、これから先、人口が減っていくよというのは、国の機関でもあります国立社会保障・人口問題研究所、社人研ですね、こちらの調査結果をもって示されております。しかしながら、当市は首都圏より60キロ圏内で、交通網も十分とは言えませんが、そこそこに発達、大きな災害にも比較的遭いにくいという立地的にも恵まれた環境にあると思うのです。この条件で人口密度は余り高くない、いわば宝の山であると思うのです。私は、社人研の下妻市におけるさらなる人口減少の見込みに抗いたい。  菊池市長におかれましても、人口減少に歯どめをかけることが重要とおっしゃられております。そこで、今後の下妻市の人口の増減を社人研のデータとは別にどう読んでおられるか、非常にお答えにくいとは思うのですが、何年までに人口何人で減少をとめたいお気持ちか。菊池市長におかれましても、就任後半年を迎えようとしておられます。この人口減少に歯どめをかけるための具体策を今言える範囲で結構ですので、お示しいただければと思います。  次に、これから人口が減ると仮定して、現在の水道事業を維持するためには、将来的に水道料金が値上げされることが懸念されます。先日、配付されました下妻市水道ビジョンは、完成度も高く、水道に携わる職員の方々が心を配られていらっしゃることがよくわかりました。  そこで、現状の安心・安全で強い水道を維持するに当たっての国の補助金というのは、つきにくいというのをお伺いしております。この補助金を含めた事業費の財源見通しについてご説明いただいた上で、今後、水道料金の値上げがあるのかの見込み、そして公共事業でありながら、施設を維持するために収益を上げなければならない。このために加入者の利用率を上げるための方策、安全・安心な水を届け続けるためにどのような取り組みをされているのか、お伺いしたいと思います。よろしくお願いいたします。  申しわけありません。ちょっと抜けました。(4)の鯨工業団地への水の供給につきましては、思うところがありまして、次回に持ち越したいと思います。では、よろしくお願いいたします。 ○議長(原部 司君) 答弁を求めます。大月市長公室長兼市民協働課長、登壇願います。           〔市長公室長兼市民協働課長 大月義男君登壇〕 ○市長公室長兼市民協働課長(大月義男君) 私からは、1、人口減少対策についてお答えいたします。  初めに、(1)今後の本市の人口推移についてでございますが、先ほど議員のお話のとおり、国立社会保障・人口問題研究所、平成30年3月に発表しております人口の推計によりますと、2040年の市の人口は3万2,787人になると予想されておりまして、5年前に発表された3万3,989人よりも1,200人ほど少なくなっていることから、人口減少が加速していると推測しております。  次に、(2)人口減の見通しについてでございますが、平成28年3月に策定いたしました下妻市まち・ひと・しごと創生人口ビジョンでは、将来展望として合計特殊出生率の上昇と社会移動率の抑制を図ることにより、2040年の将来人口を3万6,491人と見通しております。また、本年度からスタートいたしました第6次総合計画では、目標年次である2027年の将来人口を4万1,000人としております。  次に、(3)人口減少対策についてでございますが、先ほどお示ししました人口を維持するために人口ビジョンとともに策定いたしました総合戦略を本年3月に一部改訂し、地方創生の関連事業を推進しているところでございます。  一例を申し上げますと、地方創生加速化交付金を活用した、第2のふるさと・いばらきプロジェクト事業による移住・定住バスツアーの開催や啓発冊子の発行などを行ってきたほか、本年度からは地方創生推進交付金を活用して、スポーツ環境デザインとプレイスメイキングによる地域活性化プロジェクトにより、まちのにぎわい創出を図っているところでございます。  さらには、現在整備を進めておりますしもつま鯨工業団地での企業誘致を推進することにより、安定した雇用の創出と市内就業人口の増加を図り、移住・定住を促進してまいります。  人口減少対策につきましては、長期的な視点を持ちながら出生率の向上、健康長寿、移住・定住促進など、さまざまな視点からのアプローチが必要であると考えておりますので、ご理解、ご協力をお願いいたします。  以上でございます。 ○議長(原部 司君) 次に、神郡建設部長、登壇願います。               〔建設部長 神郡健夫君登壇〕 ○建設部長(神郡健夫君) 私からは、2、水道事業の今後についてお答えいたします。  初めに、(1)人口減少に伴う水道料金値上げについてでございますが、全国的に人口減少による料金収入の減収と水道施設の老朽化につきましては大きな問題であり、幾つかの市町村では既に値上げをしております。本市においては、現在のところ水道の普及率の向上や工場の新設などにより料金収入が増えておりますが、将来的には人口の減少とともに次第に減少するものと思われます。  また、老朽化による施設の更新も必要であり、財源として国の補助金は基幹管路や配水池の耐震化、更新など基幹施設と対象が限られているため、ほとんどの財源を企業債と自己資金で賄わなければなりませんので、本市においても水道事業の持続を可能にするためには、料金の値上げは必要と考えております。  今後、改定時期や料金水準について十分な検討を行いたいと考えておりますので、ご理解をお願いいたします。  次に、(2)水道加入者を増やすためについてでございますが、毎年度加入率の低い区域を中心に戸別訪問により加入促進を行っております。また、広報しもつま、お知らせ版等を使い、年20回程度の水道事業関連の広報を行い、さらには平成25年度より加入分担金の一部減免制度を実施しております。こうして上水道への加入促進を図った結果、122件の増となり、平成29年度末には普及率が94.22%となりましたが、今後もさらなる普及率の向上に向けて努力をする考えでございます。  次に、(3)安全・安心な水を届ける取り組みについてでございますが、水質の適正保全管理業務といたしまして、水道法に基づく検査を専門機関により実施しております。全ての項目について水質基準内の適正な数値となっており、検査結果につきましては市ホームページで公表しております。また、各浄配水施設につきましては、保守点検項目を設け、それぞれの実施時期により点検、清掃を実施しております。  以上でございます。 ○議長(原部 司君) 以上で答弁を終わります。  再質問ありませんか。1番 宇梶浩太君。 ○1番(宇梶浩太君) 人口減少の歯どめをかけるための具体策は、市長より夢のあるわくわくしたお話をお伺いしたかったんですが、次回にお願いします。  水道に対する問題なんですが、問題を放置すればどうなるのか、また解決するにはどうしたらいいのか、幾らかかるのかなどの情報を開示、共有することについてのお考えをお聞きしたいです。  それと、水道事業整備に国の補助金を使うというのはなかなか難しいというようなことで伺っております。こちらは何とか補助金を使えるように働きかけることができないのかどうか、お伺いしたいと思います。 ○議長(原部 司君) 再質問に対する答弁を求めます。神郡建設部長、登壇願います。               〔建設部長 神郡健夫君登壇〕 ○建設部長(神郡健夫君) お答えいたします。  今後、人口減による収入の減少や施設の老朽化による漏水や修繕費などにより、このままでは水道事業の安定経営や水道の安定供給が不可能となり、水道サービスの低下が懸念されますので、施設の維持や経営の安定化を賄う収入が必要となります。そのためには、料金の見直しが避けられないと考えております。現在の水道事業の経営状況などは定期的にお知らせ版やホームページなどでお知らせしておりますが、料金改定のときには広く情報を開示し、市民の方に改定の必要性などを理解していただく必要があると考えております。  また、補助金の拡大でございますけども、水道関係予算についての要望として水道施設整備事業に対する財政支援措置の拡充等について、全国の自治体が加盟している日本水道協会を通して国に働きかけをしているところでございます。  以上でございます。 ○議長(原部 司君) 以上で再質問に対する答弁を終わります。  再々質問はありますか。 ○1番(宇梶浩太君) ありません。 ○議長(原部 司君) 以上で宇梶浩太君の一般質問を終わります。  一般質問の途中でありますが、暫時休憩いたします。                 午後3時41分 休憩           ─────────────────────                 午後3時51分 再開 ○議長(原部 司君) 休憩前に戻り会議を開きます。  次に、18番 平井 誠君、登壇願います。                〔18番 平井 誠君登壇〕 ○18番(平井 誠君) それでは、通告しました4項目について一般質問させていただきます。  最初、障害者雇用水増し問題について。  ことしの8月中旬ごろからでしたけども、国機関の障害者雇用水増し問題が明らかになり、その後、この問題は連日のように報道されてきました。8月29日の各新聞では、政府が28日、昨年6月1日時点の再調査結果を公表したことを報じていました。朝日新聞は、第1面のトップ記事で「障害者雇用 実際は半数」の大見出しの次に、「国27機関3,460人分水増し」の副見出しで、そしてリード部分には、中央省庁で障害者数が水増しされていた問題で、国の33行政機関のうち約8割の27機関で不適切な障害者数の算入があった。平均雇用率は従来発表の2.49%から法定雇用率、当時は2.3%ですので、法定雇用率2.3%を大幅に下回る1.19%に半減した。自己申告の持病の記述や健康診断の結果をもとに、本人の同意もないまま独自の判断で障害者と認定しているケースもあったというふうに記事の中にあります。  さらに、この記事の中では、3,460人が水増しされていた27機関は、当時の法定雇用率2.3%に達せず、このうち18機関では1%を割っていた。これは朝日新聞でした。8月29日の茨城新聞にも1面に「障害者雇用水増し3,460人」の見出しと、「8割の中央省庁該当」の副見出しで、記事の中には、国の33行政機関のうち不正参入が最も多かったのは国税庁の約1,020人、国土交通省の約600人、法務省の約540人が続いた。17機関では、実際の雇用率が1%未満へ落ち込んだ。このように書かれています。  さらに、当時の8月29日の新聞「赤旗」でも1面に、「政府 水増し半数超えの3,460人」の大見出しに、「障害者雇用再点検の結果 厚労省発表」の副見出しの記事があり、その続きの記事には、「閉会中審査 一致して要求」の見出しと、「5野党1会派 全容明らかに」の副見出しで、その記事では、28日に野党5党1会派が国対委員長会談を開き、中央省庁などで障害者の雇用率が水増しされていた問題について、衆参の厚生労働委員会での閉会中審査を要求することを確認したとあります。  同日の新聞「赤旗」の主張は、「障害者雇用の偽装」のタイトルで、記事の一部に、民間企業には法定雇用率を下回れば納付金の徴収を科す事実上の罰則がありますが、国の機関には罰則がないのです。中央省庁は、障害者雇用を推進し、促し、指導する立場にあるのです。この水増しによって障害者の雇用機会を長年にわたって奪ってきた旨の文があります。私も、障害者の人権をないがしろにしてきた今回の事例は、社会にとって許せない問題だと考えます。  そこで、私は、下妻市役所においては障害者雇用率は守られているのか、過去にも何回か一般質問で取り上げました。そして、その時々の回答は、市長部局も教育委員会もどちらも達成していますという答弁がありました。ということで、平成24年第2回市議会定例会での一般質問の後は、障害者雇用問題については取り上げませんでした。最初に言いました国の機関の障害者雇用水増し問題が起きて、その後、都道府県や市町村など幾つかの地方自治体においても障害者雇用の水増しが行われる事例が発覚していますから、改めて下妻市役所における障害者雇用の実態を伺います。  2018年6月1日現在の法定雇用率は、従来より0.2%上がって2.5%ですが、現在の市長部局と教育委員会は、それぞれの障害者雇用者は何名と何名となっておりますか、伺います。そして、その雇用率はそれぞれ何%なのか、伺います。  さらにもう一点伺いますが、カウントされている障害者の方々の身体障害者手帳とか、あるいは養育手帳、または精神障害者保健福祉手帳などの手帳の確認はされていますかどうか伺いまして、下妻市においては、障害者の働く場確保のために、さらなる努力を求めながら、この質問は終わります。  次に、2点目の全小学校の普通教室へのエアコン設置について質問します。  私が全小学校の普通教室へのエアコン設置を求めての一般質問は、今回で4回目になります。前回は平成28年度の第3回定例会の一般質問でした。当時の教育部長の答弁は、小学校につきましては、成長段階の児童にとって十分な適応能力を高めることも必要であると考えており、今後の気象状況を注視するとともに、近隣の状況や中学校の利用状況、課題などを確認しながら研究してまいりたいとのことでした。  平成28年の夏も熱中症対策が叫ばれていましたが、ことしの夏の暑さは災害並み、命に危険な状態と言われるほどの記録的猛暑の日々が延々と続く状況でした。茨城県は、全県立高校の普通教室にエアコンを整備しますと8月24日、県知事が記者会見で発表しました。この予算としては10億8,200万円を補正予算に計上したとのことで、これは8月27日の茨城新聞で報じられました。同日の茨城新聞には、「土浦など5地点 ことし最高気温に」の見出しで、記事の中には、茨城県内、26日、水戸地方気象台によると、土浦市37.7度、つくば市37.4度、そして下妻市37.1度など、ことしの最高を記録した。26日は、県内では熱中症の疑いで74人が搬送されたことも記事中にはありました。  近年の夏の暑さ、特にことしの暑さは、まさに命が危険にさらされる猛暑で、この猛暑のとき、小学校教室へのエアコン設置は緊急、最優先で取り組む課題です。隣の八千代町では、ことしの夏休み中に全中学校の普通教室にエアコン設置が完了して、これで八千代町では全小・中学校の普通教室に100%エアコンが入ったようです。また、結城市では、来年の夏には間に合うよう全小・中学校の普通教室にエアコンを設置する方針だというふうに、これも聞いています。  教育環境の向上を目指す菊池市長には、新庁舎建設の課題を初め、もろもろやらなければならない課題はあると思いますが、この猛暑から子どもの命を守るために、何を差しおいても最優先の緊急課題として市内9小学校の普通教室にエアコン設置をして、遅くとも来年の夏には間に合うよう取り組んでいただきたい。これは子育て中の親、保護者の願いであり、また多くの市民の願いでもあります。来年の夏に下妻市の小学生が学校生活中に熱中症にかかるということのないよう、今から取り組むことを求めまして、質問といたします。  次に、3点目、高齢者福祉の拡充について。この点では2つほど大きく伺いますが、1点目は、高齢者福祉タクシー利用料金助成事業の拡充をで、2点目は、100歳以上の方への敬老祝い品贈呈対象者の見直しについてということで伺います。  下妻市は、公共交通の便が悪いというふうに言われていましたが、その不便さを補う手段の1つに高齢者福祉タクシー利用料金助成事業があります。利用者は、平成29年度決算で646人で、助成額は合計で286万3,530円でした。毎年度の決算を見ても、この制度への助成額は年間で300万円前後です。市民の多くの方は、この制度をもっと利用したいと思っているのです。この件について3点質問します。  高齢者福祉タクシー券は、年間12枚の交付枚数です。せめてこれを年間24枚に増やしてほしいのです。そうなれば、目的地まで往復で2枚使えます。年間12回分、月1回分の外出に使えるようになります。年間の交付枚数を近隣の八千代町はどうかと聞いてみましたところ、初乗り分は48枚、年間です。48枚出しているということがわかりました。そして、対象者は65歳以上のひとり暮らしの人と75歳以上のみ世帯の方が対象のようです。  以前の質問でも言いましたが、下妻市内であっても、周辺地域に住んでいる高齢者で運転免許証のない方は、この高齢者福祉タクシー利用料金助成制度を利用しても、市役所まで、あるいは行きつけの病院まででも2,000円とか3,000円とかのタクシー代がかかるのだから、一度に2枚使ってもいいようにしてほしいとか、近所の高齢者同士が3人とか2人とか話し合って1台のタクシーに乗り合いで出かけるときには、乗った高齢者の一人一人が高齢者福祉タクシー利用券をそれぞれ1枚ずつ使ってもいいようにしてほしいとの声があります。ですから、高齢者がもっと利用しやすくなるように使用方法を見直していただきたいのです。  3点目は、ことし4月から運転免許証返納者に対しては、65歳以上の方にもこの高齢者福祉タクシー券が交付されるようになりました。それならば、ぜひ運転免許証を持つ人のいない65歳以上のみ世帯の方にも交付対象を広げていただきたいのです。高齢者の方の自転車での買い物や病院通い、あるいは公共施設への往復など、交通事故に遭うんではないかというふうな、いかにも危なく見えます。特に車を運転する側から見れば、本当に危なっかしく映りますので、これはぜひ見直しをお願いしたいのです。高齢者の生活を、命を守るためにも、この対象年齢を65歳以上にと広げることを求めて質問いたします。  そして、今度は大きな2点目に入りますが、敬老祝い品についてですが、ことしの敬老福祉大会は9月23日日曜日に市民文化会館で開かれる予定です。そこで、高齢者の100歳以上の方への下妻市からの敬老祝い品の贈呈についてですが、平成30年度中に100歳以上になる方が対象とのことですが、平成30年4月1日から7月31日の間に100歳の誕生日を迎えながら、この間に亡くなった方は敬老祝い品贈呈対象者から外されてしまうというのが現在の状況です。そして、現在99歳でも平成30年度内に100歳になると見込まれる方は対象になります。これは、対象者は8月1日現在、下妻市に住民登録のある方との条件がついているための矛盾なんです。99歳であっても、8月1日から平成31年3月31日までに100歳の誕生日を迎える予定の人は敬老祝い品が贈呈されます。  菊池市長、高齢者を敬うというのであれば、4月1日から7月31日の間に100歳の誕生日を迎えた方には、遅くともその誕生日の月か翌月前半ぐらいまでには、仮に贈呈の日までの間に亡くなってしまっても敬老祝い品が届くようにしてはどうでしょうか。行政の都合で100歳になってももらえない方がいて、99歳であってももらえる方がいるのは不公平過ぎるというふうに思いますので、見直しを求めての質問といたします。  4点目に入ります。ブロック塀の無料診断と撤去費用の補助について。  ことし6月の大阪北部地震のとき倒壊したブロック塀の下敷きになった女子児童が死亡するという痛ましい事故がありました。その後、文部科学省は、全国の国公立と私立の幼稚園、小・中学校、高校など約5万1,000校のうち約1万2,600校で安全性に問題を抱えるブロック塀があったと緊急調査の結果を8月10日に発表しました。  下妻市においても、既に市内の幼稚園、小・中学校におけるブロック塀の安全点検が済んで、撤去も済んだとのことです。現在は改修中の箇所もあると思いますが、今回、私が取り上げるのは、民間所有のブロック塀についてです。2011年の東日本大震災のときには、下妻市内においても数百カ所のブロック塀が倒壊しました。あのとき、下妻市内においてはブロック塀倒壊による亡くなった方はいませんでしたが、人命にかかわる状況の事態でした。  日本は、ご存じのように地震災害の多い国ですから、いつ、どこで大地震が起きるかわかりません。最近の8月30日木曜日でしたけど、朝、NHKテレビで、神奈川県大和市ではブロック塀倒壊から市民を守るため、民間所有のブロック塀でも申請があれば無料で耐震診断を行い、その結果危険と診断されたブロック塀の所有者から撤去したい旨申請があれば、撤去費用の一部を最大30万円補助するという内容の放送がありました。その後、危険なブロック塀を撤去する場合の費用の一部を補助することを決めた自治体は、これは民間のブロック塀ですが、神奈川県の相模原市、横浜市、そして栃木県宇都宮市と少しずつですけども、増えています。  下妻市内においても、ブロック塀のある土地や民間の家がたくさんあります。その中には、2011年の東日本大震災の影響だと思われますが、ブロック塀にもひびが入ったままやブロック塀が少し傾いたままのところも見受けられます。これらのブロック塀の所有者も含めてですが、個人所有のブロック塀が次の大きな地震で倒れて他人に迷惑をかけたら申しわけないというふうに思っている方は多いんですが、でも、撤去や改修費用を考えると思い切りがつかないと悩んでいる市民が多いと思います。その人たちの思いにも応え、さらに通学路の安全、通行人の安全、大災害時の交通阻害を少なくするためにも、下妻市においても近隣自治体に先駆けてブロック塀の危険度の無料診断と撤去費用への一部補助の実施を求めます。ぜひ取り組んでいただきたい。下妻市においては、大阪で起きたような痛ましい事故が起きないように願って、質問といたします。  以上で質問を終わります。 ○議長(原部 司君) 答弁を求めます。飯塚総務部長、登壇願います。               〔総務部長 飯塚誠一君登壇〕 ○総務部長(飯塚誠一君) 私からは、1及び4についてお答えいたします。  初めに、1、障害者雇用水増し問題について、本市の障害者雇用の実態についてでございます。  本市は、平成29年度まで市長部局と教育委員会が別の機関として、それぞれ障害者雇用の状況を報告しておりましたが、平成30年度からは地方公共団体に勤務する職員に関する特例の認定、いわゆる特例認定を受けたため、下妻市役所全体として報告しております。この特例認定とは、市長部局と教育委員会の職員を合算し、障害者雇用の状況を報告できる制度でございます。  平成30年度における本市の障害者雇用の状況は、基準日の6月1日現在で障害者数13人、雇用率2.6%で、法定雇用率の2.5%を超えております。これらの数値につきましては、全ての対象者の障害者手帳を確認した上で、ハローワーク下妻に報告しております。  次に、4、ブロック塀の無料診断と撤去費用の補助についてでございますが、ブロック塀につきましては、本来所有者が管理を行うものであり、所有者による点検について広報紙や市のホームページで周知をしているところでございます。  大阪府北部での地震で起こったブロック塀倒壊による事故など、ブロック塀の安全性の確保は重要な課題でありますので、今後、関係部局間の連携体制の整備とあわせて無料診断、撤去費用の補助制度について検討してまいりたいと考えております。 ○議長(原部 司君) 次に、高橋教育部長、登壇願います。               〔教育部長 高橋浩之君登壇〕 ○教育部長(高橋浩之君) 私からは、2、全小学校の普通教室へのエアコン設置についてお答えいたします。  初めに、来年の夏に間に合うよう緊急、最優先での取り組みを求めますについてでございますが、これまでにエアコン整備についてお答えしましたとおり、国の補助金の交付内示をいただいた時点で速やかに入札を執行し、工事発注に向け、手続を進めてまいりますので、よろしくお願いいたします。  次に、普通教室の望ましい温度につきましては、下妻市立学校エアコン運用ガイドラインにより、冷房時の運用といたしまして、気温30度以上の暑さが継続すると見込まれるとき、設定温度を28度にし、使用することを定めております。ガイドラインに基づきまして、児童生徒の健康を守ることを最優先し、適切な運用を図るよう指導してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(原部 司君) 次に、折原保健福祉部長兼福祉事務所長、登壇願います。          〔保健福祉部長兼福祉事務所長 折原嘉行君登壇〕 ○保健福祉部長兼福祉事務所長(折原嘉行君) 私からは、3、高齢者福祉の拡充についてお答えいたします。  初めに、(1)高齢者福祉タクシー利用料金助成事業の拡充についてでございますが、この事業は、高齢者の外出促進と閉じこもり防止を図ることを目的に、タクシーの初乗り運賃額を助成することで年間12枚のタクシー券を交付しております。対象者は、80歳以上及び75歳以上のみの世帯の方としていたところですが、本年4月から、さらに65歳以上の方のみの世帯で自動車の運転免許証を自主返納した方を加え、事業の拡充を図ったところでございます。  今後、さらなる事業の拡充策としまして、議員ご指摘のとおり、交付枚数を増やす方策、タクシー券を距離に応じて複数枚使えるようにする方策及び対象年齢を引き下げる方策などが考えられます。また、地域の公共交通対策を補完する事業としまして、あるいは交通弱者の移動手段としての役割を担うものとして本事業の拡充を願っている方が多くいらっしゃるのも事実でございます。今後は、限られた財源ではありますが、できるだけ多くの方の希望に沿えるよう最善の方策を選択いたしまして、来年度に向け、制度の拡充を図りたいと考えておりますので、ご理解くださいますようお願い申し上げます。  次に、(2)100歳以上の方への敬老祝品贈呈対象者の見直しについてお答えいたします。  本市では、高齢者の長寿のお祝いに当該年度中に80歳を迎える方に5,000円の祝い金、88歳を迎えられる方及び100歳以上の方に祝い品を贈呈しております。贈呈につきましては、老人福祉法で定める敬老週間であります敬老の日の9月15日から21日の間に祝い金は民生委員より、88歳の祝い品は委託業者より、そして100歳以上の祝い品は市長がご自宅及び施設を訪問して行っております。  祝いの品は、88歳の方はポンチョ、ベストですね。100歳以上の方は、毛布やタオルケットとしております。さらに、100歳を迎えられる方には、国より祝い品としまして褒状及び銀杯、県からはメッセージカードが贈呈されるので、市の祝い品とあわせてお届けしております。対象者につきましては、本市敬老祝金支給条例で定めている基準日を準拠し、8月1日現在、本市に住所を有し、かつご存命の方としておりますので、議員ご指摘のとおり、その年度中に100歳に到達する方でも、8月1日現在ご存命でない方は対象外となってしまいます。  今後は、一人でも多く長寿社会における高齢者への敬老を祝うため、当該年度中に100歳に到達する方全員に祝い品が行き渡るよう、来年度より対応したと考えておりますので、よろしくお願いいたします。  以上です。
    ○議長(原部 司君) 以上で答弁を終わります。  再質問ありませんか。18番 平井 誠君。 ○18番(平井 誠君) まず最初に、1番目の障害者雇用水増し問題のところで再質問しますけども、先ほどの答弁では、今年度は市長部局も教育委員会も合算してということで、6月1日現在で13名、2.6%ということで、これは法定雇用率の2.5%をオーバーして達成していることがわかりました。ありがとうございます。また、障害者の手帳の確認も、先ほど言いましたように、国の機関などとは違って、きちっと確認されているということもわかりまして安心しました。  再質問ですけども、市役所の職員の中で、あるいは今13名というところがありましたけども、この方々は正職員のみなのか、それとも嘱託職員も含まれているのかがまず1点目伺います。  それとあわせて、障害者の方で嘱託職員として長年働いている方も見ておりますので、伺いますけども、障害者の方が嘱託職員として5年とか10年とか長く働いている場合には、その嘱託職員が正職員になれる道はないのかどうかについても再質問で伺っておきます。  2点目の全小学校の普通教室のエアコン設置について、これは先ほど部長からも、また何人かの議員の質問にもありましたから、来年度に向けて設置するつもりのような答弁がありましたので、そうなるよう要望となりますけども、現在は市内の小学校の普通教室は扇風機によって対応しているというふうに聞いています。その後というか、ことしの3月だったか4月だったか、文部科学省が告示第60号によって、今年度からは学校環境衛生基準を改正して、学校の普通教室の温度は17度から28度が望ましいというふうに改正されました。児童の命を守るためにも、来年の夏の猛暑が来る前に普通教室のエアコン設置を完了するよう、これは要望しておきます。  高齢者福祉の拡充について、3点目のこれも要望になります。前向きな答弁をいただきましてありがとうございます。高齢者の福祉タクシー利用料金助成事業の対象者、いわゆる高齢者そのものは年々増えているわけですけども、利用者が横ばいだったというのが現状です。ですから、これはやっぱり今までの条件の中に問題があるということで、今3点ほど取り上げましたけども、これも希望に沿えるように今後見直しをしていくという答弁がありましたので、ぜひそういう高齢者の声を取り入れて、一人でも多くの高齢者がこの高齢者福祉タクシー利用料金助成事業をさらに利用しやすくなるように、これはできるだけ急いで取り組んでいただきたいということで要望しておきます。  ブロック塀の問題です。4点目に入ります。これも答弁では、民間のブロック塀の無料診断も、それから撤去費用の一部補助についても今後検討しますということなんです。私も、近隣でもこの問題で前向きに取り組んでいる市町村はまだ聞いておりません。先ほど神奈川県とか栃木県の話を上げましたけども、これは下妻市でも、いつ大きな地震が来るか本当にわからない状況でありますから、大地震によるブロック塀倒壊で死亡者やけが人を下妻市では出さないように、ぜひこれは前向きに取り組みをしていただきたいと。これからの下妻市の課題ではないかということで再質問をしておきます。  以上です。 ○議長(原部 司君) 再質問に対する答弁を求めます。飯塚総務部長、登壇願います。               〔総務部長 飯塚誠一君登壇〕 ○総務部長(飯塚誠一君) 私からは、障害者雇用関係とブロック塀に関しての質問にお答えいたします。  まず、障害者数の13名、こちらにつきましては、嘱託職員等も含んだ数字となっております。それから、障害を持たれた嘱託職員の方の正職員ということでのご質問ですが、こちらにつきましては、職員採用の実施要項ということがございます。そちらで受験していただいて、合格するというのが条件になっております。  それから、ブロック塀に関してなんですが、ブロック塀に関しましては国のほうでも今後の予算の中で補助制度的なものが話に出ていますので、そちらの動向を注視しながら、どこまでできるか関係各課と協議しながら検討していきたいなというふうに考えております。 ○議長(原部 司君) 以上で再質問に対する答弁を終わります。  再々質問はありますか。 ○18番(平井 誠君) なし。 ○議長(原部 司君) 以上で平井 誠君の一般質問を終わります。           ───────────────────── ○議長(原部 司君) お諮りいたします。定刻までにはまだ時間がございますが、本日はこれにて散会いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(原部 司君) ご異議なしと認めます。よって、本日はこれにて散会することに決しました。  本日はこれにて散会いたします。  次回は9月19日水曜日、定刻より本会議を開き、引き続き一般質問を行います。  大変お疲れさまでした。                 午後4時30分 散会           ─────────────────────   会議録署名人    下妻市議会 議  長   原 部   司          署名議員   矢 島 博 明          同      岡 田 正 美...