【
日程第4】
報告第9号ないし
報告第15号、
議案第47号ないし
議案第51号
認定第1号ないし
認定第8号及び
諮問第5号
○
議長(
原部 司君)
日程第4
報告第9号
専決処分の
報告について「
損害賠償について」ないし
報告第15号 株式会社ふれあい
下妻平成29年度
経営状況報告について、
議案第47号
下妻市
市税条例等の一部改正についてないし
議案第51号
下妻市
監査委員の選任について、
認定第1号
平成29
年度下妻市
一般会計歳入歳出決算についてないし
認定第8号
平成29
年度下妻市
水道事業会計決算について及び
諮問第5号
人権擁護委員の推薦に関し意見を求めることについて、以上21件を
一括議題といたします。
提案理由の
説明を求めます。
菊池市長、登壇願います。
〔
市長 菊池 博君登壇〕
○
市長(菊池 博君) 皆さん、改めまして、おはようございます。
平成30年第3回
下妻市議会定例会の開会に当たり、西日本を中心に大きな被害をもたらした
平成30年7月豪雨、またこのたびの台風第21号によりお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りし、ご遺族の皆様にお悔やみを申し上げます。そして、これまでに各地で発生した風水害により被災された全ての皆様には、衷心よりお見舞い申し上げます。
さて、本日は、
平成30年第3回
下妻市議会定例会を招集いたしましたところ、
議員各位の
出席を賜り、まことにありがとうございます。
提出いたしました
議案等の
説明に先立ち、2件ご
報告を申し上げます。
初めに、
砂沼サンビーチの
入場者数であります。
砂沼サンビーチにつきましては、今月2日をもってこの夏の営業を終えたところでありますが、
営業期間中の
入場者は12万442人でありました。これは昨年と比較いたしまして2万5,140人の増であります。収支など詳細につきましては、今後取りまとめ次第、改めてご
報告を申し上げます。
次に、
下妻産梨の
トップセールスについてであります。昨年度
ベトナムに約105トンの
輸出実績を残した
下妻産梨の
輸出事業でありますが、今年度も7月下旬から幸水、8月下旬から豊水の輸出が始まり、9月下旬には多くの
下妻産梨が
現地店舗に並ぶ予定であります。このことから、9月22日から25日までの
日程で
ベトナム・ホーチミン市に赴き、
関係者とともに
産地一丸となって
試食PRなど
トップセールスを行ってまいりたいと考えております。
このほか、
下妻産梨に関しましては、去る7月に
下妻甘
熟梨プロジェクトが設立されまして、
流通大手のイオンによる
フードアルチザン(食の匠)活動を通じて、「
下妻甘熟梨」の
ブランド化が進められております。市といたしましては、
生産者はもとより、
関係機関、団体と
協力連携を図りながら、これらの梨を初めとする
本市農産物の
海外輸出や
ブランド化の取り組みを全力でバックアップしてまいりたいと考えておりますので、
議員各位にはご理解のほどお願い申し上げます。
続きまして、提出をいたしました
議案等についてご
説明申し上げます。
今期定例会に提出いたしました案件は、
報告7件、
議案5件、
認定8件、
諮問1件であります。
初めに、
報告についてであります。
報告第9号は、
水道管理に係る事故の
損害賠償について、
報告第10号は、
市有車の
接触事故に係る
損害賠償について、それぞれ
専決処分の
報告をするものであります。
報告第11号は、
平成29
年度下妻市
一般会計継続費精算について、
報告第12号は、
平成29
年度下妻市
財政の
健全化判断比率について、
報告第13号は、
平成29
年度下妻市
公営企業の
資金不足比率について、
報告第14号は、
一般財団法人下妻市
開発公社平成29年度
経営状況について、
報告第15号は、株式会社ふれあい
下妻平成29年度
経営状況について、それぞれ
報告するものであります。
次に、
議案についてであります。
議案第47号は、
地方税法の改正に伴い、
下妻市
市税条例等の一部を改正するものであります。
次に、
議案第48号
平成30
年度下妻市
一般会計補正予算(第2号)については、新
庁舎等の建設に係る
各種業務委託料、
多賀谷城跡公園の
遊具改修工事費、去る6月に発生した大阪府北部の地震を受けて、学校を含む
公共施設の
コンクリートブロック塀に対する
工事費を計上するほか、
防犯灯・
街頭防犯カメラ設置工事費、オリンピック・
パラリンピック開催に関連する各
事業の
必要経費、市内各小学校の
空調設備設置に向けた諸
工事設計委託料などを増額するものであります。今回の補正は、1億5,006万2,000円を追加するもので、これにより、本
年度下妻市
一般会計予算の総額は168億9,383万5,000円となります。
次に、
議案第49号
平成30
年度下妻市
介護保険特別会計補正予算(第1号)については、1億1,397万9,000円を追加するもので、
基金積立金、
償還金及び
介護予防サービス費等を増額するものであります。これにより、本年度の
下妻市
介護保険特別会計予算の総額は34億5,397万9,000円となります。
次に、
議案第50号は、これまで4年にわたり
下妻市
教育委員会委員としてご活躍をいただいている
石濱義則氏が、
平成30年10月1日の
任期満了に伴い、勇退されることから、その後任として、
市内本宗道在住の
齊藤修一氏を任命することに関し、
議会の同意を求めるものであります。
齊藤氏は、長い
教員経験をお持ちで、
教員退職後の現在も本市の
民俗資料調査会委員を務めるなど、
教育及び文化に関し高い識見を有する方であります。今後
議会の同意を得て、齊藤氏を
教育委員会委員に任命したいと考えております。
次に、
議案第51号は、4期16年にわたり
下妻市
監査委員としてご活躍をいただいております
渡邉俊一氏が勇退されることから、その後任として、
市内下妻丁在住の
舘野孝男氏を選任することに関し、
議会の同意を求めるものであります。
舘野氏は、
金融機関での長い
勤務経験をお持ちで、
監査委員にふさわしい豊かな経験と高い識見を有する方であります。今後
議会の同意を得て、舘野氏を
監査委員に選任したいと考えております。
次に、
認定第1号から
認定第8号までは、
平成29年度の
下妻市
一般会計及び6
特別会計の
歳入歳出決算並びに
下妻市
水道事業会計決算について
認定を求めるものであります。
次に、
諮問第5号は、
平成30年12月31日をもって
任期満了となる
古澤三枝子氏に、これまでの経験を生かし、引き続き
人権擁護委員としてのご活躍をいただくため、古澤氏を推薦することに関し、
議会の意見を求めるものであります。
以上で提出いたしました
議案等の
説明を終わります。
詳細につきましては、この後、
担当部長から
説明をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
○
議長(
原部 司君) 続いて、
詳細説明を求めます。
神郡建設部長、登壇願います。
〔
建設部長 神郡健夫君登壇〕
○
建設部長(
神郡健夫君) おはようございます。私からは、
報告第9号
専決処分の
報告について「
損害賠償について」、ご
説明申し上げます。
2ページをごらんください。本件は、
平成30年5月17日、
市内小野子町2丁目地内の市道3312号線沿道において、職員が
配水管の
排泥作業を行っていたところ、管につないでいたパイプとホースとの
接続部分が外れ、噴出した水が付近に停車していた自動車にかかり、窓があいていたため車内の
カーナビゲーション等の機器が破損したことにつきまして、
相手方カーナビゲーション等の機器の
修理費50万6,490円を支払うことで示談が成立したため、
損害賠償に係る
専決処分をしたものでございます。なお、この
賠償金につきましては、
日本水道協会水道賠償責任保険より全額補填されております。
以上で私からの
説明を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。
○
議長(
原部 司君) 続いて、
詳細説明を求めます。
飯塚総務部長、登壇願います。
〔
総務部長 飯塚誠一君登壇〕
○
総務部長(
飯塚誠一君) 私からは、
報告第10号から
報告第13号について、ご
説明申し上げます。
初めに、
報告第10号
専決処分の
報告について「
損害賠償について」でございます。
2ページをごらんください。本件は、
平成30年6月6日、
市立図書館駐車場において、
物品搬出のため
市有車を後退させたところ、駐車していた
相手方車両の
右後部に接触した事故について示談が成立したため、
損害賠償に係る
専決処分をしたものでございます。示談の内容は、事故の
責任割合を市100%とし、
相手方に15万2,912円を支払うものでございます。
次に、
報告第11号
平成29
年度下妻市
一般会計継続費精算についてでございますが、本件は、
平成28年度から
平成29年度までの2カ年度、
継続費を設定し
事業を進めてまいりました第6次
総合計画策定支援業務委託、
土地評価事務取扱要領作成業務委託及び
下妻中学校校舎改築の3件でございます。
2ページの
精算報告書をごらんください。2款1項
総務管理費第6次
総合計画策定支援業務委託は、第5次
下妻市
総合計画の
期間終了を受け、
平成30年度以降の中長期的な
行財政運営の
方向性を示す
計画策定を委託したもの。次の2款2項
徴税費土地評価事務取扱要領作成業務委託は、本市の
地域性及び
個別性に応じた
土地評価に係る基準として、
事務取扱要領を作成したものでございます。
3ページをお願いいたします。10款3項
中学校費下妻中学校校舎改築は、建築後40年以上が経過し
老朽化が進んでいた
下妻中学校校舎を改築したものでございます。
次に、
報告第12号
平成29
年度下妻市
財政の
健全化判断比率についてでございますが、本件は、
地方公共団体の
財政の
健全化に関する法律の規定により、
監査委員の審査を受け、
実質赤字比率、
連結実質赤字比率、
実質公債費比率及び将来
負担比率の4指標について
報告するものでございます。
4指標のうち
実質赤字比率は、
普通会計の、また、
連結実質赤字比率は、
企業会計を含めた全
会計の
標準財政規模に対する
赤字の
比率を示すもので、いずれも
赤字ではないため、数値が計上されておりません。
次に、
実質公債費比率は、
地方債の償還のための
公債費及び
公営企業や一部
事務組合の
地方債償還財源に充てるために支出するものを加えた経費の
標準財政規模に対する
比率で、7.7%と昨年度より0.6ポイント下がっております。
次に、将来
負担比率は、実質的な
公債費の負担のほか、職員の
退職手当支給予定負担額や第三
セクター等の負債に係る
負担等を集計した将来
負担額の
標準財政規模に対する
比率で、84.7%と昨年度より13.0ポイント上がっておりますが、国が示しております
早期健全化基準を下回っております。
なお、4指標のうちいずれかが
早期健全化基準を上回った場合、
財政健全化計画を策定し、
財政の
健全化を図ることが義務づけられております。
次に、
報告第13号
平成29
年度下妻市
公営企業の
資金不足比率についてでございますが、
報告第12号と同様に
地方公共団体の
財政の
健全化に関する法律の規定により、
監査委員の審査を受け、
下水道事業及び
水道事業の各
会計における
資金不足の
状況を
報告するものでございますが、いずれの
会計につきましても
資金不足は生じておりません。
資金不足比率につきましても、
経営健全化基準の20%を超えると
経営健全化計画を策定し、経営の
健全化を図ることが義務づけられております。
なお、
報告第12号の
財政健全化判断比率及び
報告第13号の
公営企業資金不足比率につきましては、「広報しもつま」10月号に掲載し、公表する予定でございます。
以上で
説明を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。
○
議長(
原部 司君) 次に、
大月市長公室長兼
市民協働課長、登壇願います。
〔
市長公室長兼
市民協働課長 大月義男君登壇〕
○
市長公室長兼
市民協働課長(
大月義男君) 私からは、
報告第14号及び第15号についてご
説明申し上げます。
初めに、
報告第14号
一般財団法人下妻市
開発公社平成29年度
経営状況報告についてご
説明申し上げます。
1ページをお開き願います。初めに、
平成29年度
事業報告でございますが、
公益目的事業である
企業誘致関連事業を中心に各
事業を実施いたしました。
まず、しも
つま鯨工業団地造成事業につきましては、
平成29年11月に
用地買収を完了し、12月より
造成工事に着手いたしました。
次に、
企業誘致活動につきましては、さまざまなネットワークを活用した積極的な
PR活動と
情報収集を展開した結果、多くの
企業が
現地視察に訪れ、本年3月に3
号区画、7月には2
号区画の
土地売買契約を締結しております。
このほか、
収益事業である
社有地の貸し付けによる
有効活用などを実施し、また、
法人運営につきましても、
公益法人として法令を遵守した
組織運営に努めました。
以上が
平成29年度の
事業報告でございます。
続きまして、
平成29年度
決算についてご
説明申し上げます。
4ページから11ページにわたり
決算に係る
各種計算書並びにその
附属明細書が記載されておりますが、主な内容についてご
説明申し上げます。
4ページをお開き願います。
正味財産増減計算書でございますが、
経常収益につきましては、
土地貸付収益など
合計169万9,218円となっております。
経常費用につきましては、主なものは、表中ほどの
委託費が999万4,104円で、
公社所有地の
除草委託費、
石の宮地区の
測量業務などで、
合計は、最後の行のとおり1,485万4,914円となっております。
5ページをお願いいたします。最後の行の
正味財産期末残高は9億9,567万217円で、前年度比1,315万5,696円の減となっております。
なお、6ページ、7ページにつきましては、
正味財産増減計算書の
事業別の内訳を示したものでございます。
8ページをお開き願います。
貸借対照表についてご
説明申し上げます。
表上段の
資産の部でございますが、
流動資産と
固定資産を合わせました
資産の
合計は19億9,567万9,807円で、
資産の内訳につきましては、9ページの
財産目録に記載のとおりでございます。
次に、表中段の負債の部でございますが、
固定負債の
長期借入金の10億円は、しも
つま鯨工業団地の
事業資金として借り入れをしたもの、下から2行目の
正味財産合計は、
資産合計から
負債合計を差し引いた9億9,567万217円となっております。
なお、9ページから11ページにつきましては、
財産等の明細や財務諸表に対する注記となっております。
以上が
平成29年度の
決算報告でございます。
続きまして、
平成30年度
事業計画並びに
予算についてご
説明申し上げます。
1ページをお願いいたします。
平成30年度
事業計画でございますが、30年度につきましても、
公益目的事業を中心に、各
事業に取り組んでまいります。
まず、骨格となります
事業が、しも
つま鯨工業団地の造成及び
企業誘致でございます。しも
つま鯨工業団地につきましては、年度内の完売を目指して
企業誘致活動を積極的に展開するとともに、
造成工事を
平成31年1月末に完了し、
誘致企業へ31年3月末までに引き渡しができるよう取り組んでまいります。また、
誘致企業のフォローアップといたしまして、
誘致企業への
定期訪問を実施し、
操業環境の把握及び改善に努めるとともに、
市内在住者の雇用などの協力を依頼してまいります。
住宅関連事業につきましては、これまでの
誘致企業や新たにしも
つま鯨工業団地に
誘致が決定した
企業に対しまして、本市の魅力、住みやすさをPRし、
移住定住を促進してまいります。
次に、
平成30年度
予算についてご
説明申し上げます。
2ページをお開き願います。
経常収益につきましては、
平成29年度末に契約をいたしましたしも
つま鯨工業団地3
号区画の
土地売却収益を16億4,545万円、その他
土地貸付収益を200万円を見込み、
合計16億4,749万2,000円となっております。これに対し、
経常費用でございますが、主なものは、
事業費のうちしも
つま鯨工業団地の
売上原価15億円、
社有地の
除草作業等の
委託費500万円などでございます。
3ページ、最後の行の
正味財産期末残高増減額は1億3,557万2,000円の増となっております。
以上で
報告第14号の
説明を終わります。
続きまして、
報告第15号 株式会社ふれあい
下妻平成29年度
経営状況報告についてご
説明申し上げます。
1ページをお開き願います。初めに、全体の
状況でございますが、道の駅しもつまでは、
平成27年9月のリニューアルオープンから2年半を迎え、今年度も売り上げ、利益ともに増加し、業況は順調に推移しております。一方で、ビアスパークしもつまでは、定期的なイベントの開催や積極的な施設のPRに努め、売上高を伸ばしたものの、営業利益が減となり、
赤字幅が拡大いたしました。
赤字拡大の要因といたしましては、宿泊客への料理の質の向上による原価の上昇、電気料金の値上げ、地ビール工場の再稼働による費用の増加などが上げられます。
なお、両施設をあわせました株式会社ふれあい
下妻全体としての
決算値につきましては、損益計算書をごらんいただきながらご
説明申し上げます。
8ページをお願いいたします。表中の
事業第一部が道の駅しもつま、
事業第二部がビアスパークしもつまでございます。全体の売上高は9億522万3,871円で、前年度比2.3%、2,066万415円の増でございます。売上高から
売上原価、販売費及び一般管理費を差し引いた営業利益はマイナス3,434万8,512円で、前年度比22.3%、764万9,992円の減となっております。当期利益は3,313万8,678円で、前年度比22.7%、973万9,296円の減となっております。
続きまして、各施設の
状況をご
説明申し上げます。
1ページから3ページにお戻り願います。まず、
事業第一部、道の駅しもつまにつきましては、売上高は6億4,378万9,032円で、前年度比0.8%、534万4,693円の増でございます。各部門を見ますと、農産物直売所の売り上げは減少したものの、お土産、コンビニコーナー、お食事処しもん亭、BAKERYしもんぱんなどで売り上げが増加しております。
次に、
事業第二部、ビアスパークしもつまについてでございますが、3ページから4ページをごらん願います。売上高は2億6,143万4,839円で、前年度比6.2%、1,531万5,722円の増となっており、水害前の売り上げに近い状態まで回復をしてまいりました。そのような中、温泉部門での入浴者、ホテル部門での宿泊者が増加傾向にあることから、引き続き積極的な施設のPRや接客、サービスの向上、さらなる経費節減、売り上げの向上が図られるよう努めてまいりたいと考えております。
以上が株式会社ふれあい
下妻の
経営状況でございます。
5ページ以降につきましては、各項目を表やグラフ等にあらわしたものでございますので、ごらんいただければと思います。
以上で
説明を終わります。よろしくお願い申し上げます。
○
議長(
原部 司君) 次に、
杉山市民部長、登壇願います。
〔
市民部長 杉山照夫君登壇〕
○
市民部長(杉山照夫君) 私からは、
議案第47号
下妻市
市税条例等の一部改正についてご
説明申し上げます。
本案は、
地方税法の改正に伴い、
市税条例等を改正するものでございます。
この改正条例の構成でございますが、全6条及び付則で構成されており、第1条から第5条は、
下妻市市税条例の一部改正、第6条は、
平成27年に公布しました
下妻市市税条例の一部を改正する条例の一部改正でございます。文言の修正や引用条項の整理などを除き、主な改正内容についてご
説明申し上げます。
初めに、第1条関係でございます。15ページの新旧対照表をお開き願います。第23条の改正は、市民税の納税義務者に係る規定の整理により第2項を削除するもの、第24条は、個人市民税の非課税の範囲に係る規定でございます。
16ページをお開き願います。同条第1項第2号の改正は、障害者、未成年者及び寡婦に対する非課税措置の所得要件を現行の125万円から135万円に引き上げるもの、同条第2項は、均等割の非課税の範囲について、現行の算出方法に10万円を加算し、限度額を引き上げるものでございます。この非課税限度額の改正は、税制改正において給与所得控除及び公的年金控除が引き下げられたことにより、控除額の所得額は増加することになるため、給与所得者、公的年金所得者において収入金額から見た場合の非課税要件が変わらないよう、限度額の引き上げとして措置するものでございます。
次に、第34条の2及び第34条の6の改正は、所得割の納税義務者に対する基礎控除及び調整控除の適用に上限を設け、前年の
合計所得金額が2,500万円以下であるものとする改正でございます。
なお、個人市民税の非課税範囲の改正及び基礎控除、調整控除に適用上限を設ける改正は、
平成33年度分以後の市民税について適用するものでございます。
19ページをお開き願います。第48条第10項から次のページの第12項は、法人市民税について、資本金または出資金の額が1億円を超える大法人について、電子申告を義務化するものでございます。
続きまして、第92条から第98条までは、たばこ税に係る規定でございます。第92条は、製造たばこの区分を新たに規定し、加熱式たばこを加えるもの、第93条の2は、製造たばことみなす特定加熱式たばこ、喫煙用具に係る規定。22ページをお開きください。第94条第3項から24ページの第10項までは、加熱式たばこの課税方式で、紙巻きたばこの本数に換算し課税する規定でございます。現行1グラムを紙巻きたばこ1本に換算し課税する方式から、重量と価格による換算方式に切りかえ、
平成30年10月から
平成34年10月にかけて段階的に新方式に移行する改正であります。
24ページをお開き願います。第95条は、たばこ税の税率1,000本当たり5,262円を5,692円に引き上げる改正で、たばこ税の税率につきましては、
平成30年10月から
平成33年10月にかけて段階的に引き上げを行うものでございます。
26ページをお開き願います。付則第5条は、個人市民税の所得割の非課税範囲に係る規定でございます。均等割の限度額引き上げと同様、所得割についても非課税限度額を10万円引き上げる改正でございます。
28ページをお開き願います。続きまして、この改正条例の第2条関係についてご
説明申し上げます。
第94条第3項の改正は、加熱式たばこの換算方式を新方式に段階的に移行するための規定で、改正条例の第1条において改正した換算係数をさらに改正し、
平成31年10月から適用するものでございます。
30ページ、第3条関係も同様に、
平成32年10月からの換算係数及び税率の規定、32ページ、第4条関係は、
平成33年10月からの規定、34ページ、第5条関係は、
平成34年10月からの規定でございます。
37ページをお開き願います。第6条関係でございますが、この改正は、
平成27年に公布しました
下妻市市税条例の一部を改正する条例の付則第6条を改正するものでございます。
平成27年改正条例において、3級品紙巻きたばこの税率を段階的に引き上げる改正を行いましたが、今回のたばこ税の税率改正に伴い、第2項第3号の
平成30年4月1日から
平成31年3月31日までの間の税率4,000円を半年間延長し、
平成31年9月30日までとする改正でございます。
38ページ、39ページをお開き願います。同条第13項は、
平成31年10月1日における小売販売業者に係る手持品課税の税率を1,000本当たり1,262円から1,692円に改正する規定でございます。第14項は、3級品紙巻きたばこに係る税率の経過措置を半年間延長する改正に伴い、手持品課税の申告書の提出期限及び納付期限をそれぞれ半年間延長する読みかえ規定の改正でございます。
6ページにお戻りください。付則でございますが、第1条は、この条例の施行期日、7ページ、第2条は、市民税に関する経過措置、第3条は、
固定資産税に関する経過措置、8ページ、第4条から14ページ、第10条までは市たばこ税に関する経過措置及び手持品課税に係る規定でございます。
以上で
説明を終わります。よろしくお願いいたします。
○
議長(
原部 司君) 以上で
提案理由の
説明を終わります。
以上で本日の
日程は全部終了いたしました。
本日はこれにて散会いたします。
次回は、9月6日木曜日、定刻より本
会議を開きます。
大変お疲れさまでした。
午前10時42分 散会
─────────────────────
会議録署名人
下妻市
議会 議 長 原 部 司
署名議員 平 井 誠
同 山 﨑 洋 明...