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平成14年 第3回定例会(第3日 9月17日)

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  1. 下妻市議会 2002-09-17
    平成14年 第3回定例会(第3日 9月17日)


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    平成14年 第3回定例会(第3日 9月17日)              平成14年第3回下妻市議会定例会会議録(第3号)         ────────────────────────────────              平成14年9月17日(火曜日)午前10時01分開会   平成14年9月17日(火)午前10時 第1  会議録署名議員の指名 第2  一般質問           ───────────────────── 本日の会議に付した案件  〇日程第1 会議録署名議員の指名  〇日程第2 一般質問           ───────────────────── 出 席 議 員(22名)   1番 須 藤 豊 次 君           12番 相 澤 正 雄 君   2番 山 中 祐 子 君           13番 平 井   誠 君   3番 増 田 省 吾 君           14番 初 沢 智 之 君   4番 鈴 木 秀 雄 君           15番 笠 島 和 良 君   5番 谷田部 久 男 君           16番 山 﨑 洋 明 君   6番 中 山 勝 美 君           17番 渡 辺 重左ェ門君
      7番 飯 塚   薫 君           18番 篠 島 昌 之 君   8番 広 瀬 明 弘 君           19番 礒     晟 君   9番 中 山 静 夫 君           20番 石 塚 秀 男 君  10番 木 村   進 君           21番 稲 葉 冨士夫 君  11番 野 村 賢 一 君           22番 赤 澤 太 助 君           ───────────────────── 欠 席 議 員(0名)           ───────────────────── 説明のため出席した者  市長       小 倉 敏 雄 君   介護保険課長   潮 田 静 男 君  助役       石 井 一 男 君   保健センター所長 渡 辺 幸 治 君  収入役      横 瀬 靖 彦 君   農政課長     中 山 春 男 君  教育長      本 橋 利 美 君   耕地課長     猪 瀬 孝 夫 君  総務部長     中 川 行 雄 君   商工観光課長   柳 橋 正 晴 君  市民部長     鳩 貝 太 一 君   建設課長     野 中 周 一 君  福祉部長     藤 本 信 吉 君   都市整備課長   本 橋 孝 夫 君  経済部長     粟 野 宴 位 君   下水道課長    飯 塚 忠 博 君  建設部長     鯨 井 五 美 君   会計課長     塚 田 博 久 君  教育次長     山 口   衛 君   委員会事務局長  山 本   誠 君  議会事務局長   諸 井 好 夫 君   農業委員会事務局長                                渡 辺   純 君  秘書課長     寺 田   清 君   学校教育課長   石 濱 義 則 君  企画課長     斉 藤   恒 君   生涯学習課長   笠 嶋   明 君  総務課長     粟 野 新 也 君   指導室長     冨 岡   勉 君  財政課長     塚 田 研 一 君   図書館長     岡 田 正 美 君  税務課長     川 田 幸 一 君   中央公民館長   桜 井 正 雄 君  市民課長     外 山 一 夫 君   ふるさと博物館長 植 木 好 文 君  保険年金課長   番 澤 幸 治 君   水道事業所長   門 井 敏 雄 君  環境保全課長   斉 藤 森 一 君   消防署長     木 村   均 君  福祉事務所長   粉 川   孝 君           ───────────────────── 会 議 書 記  議会事務局長   諸 井 好 夫 君   主任       吉 原 千恵子 君  議会事務局長補佐 小田部 康 志 君   主事       青 柳   功 君           ─────────────────────                 一般質問通告書                                平成14年第3回定例会    ┌───┬─────┬───────────────────────┬───────┐    │通告順│ 通告者 │     発言の内容             │答弁を求める者│    ├───┼─────┼───────────────────────┼───────┤    │ 1 │須藤 豊次│1.広域合併について             │市長関係部長│    │   │     │(1)広域合併推進について          │       │    │   │     │2.中心市街地活性化について         │市長関係部長│    │   │     │(1)小島西町線街路事業について      │       │    ├───┼─────┼───────────────────────┼───────┤    │ 2 │笠島 和良│1.行政改革について             │市長関係部長│    │   │     │2.(株)ふれあい下妻の運営について     │市長関係部長│    │   │     │(1)ビアスパークしもつまについて      │       │    │   │     │(2)道の駅について             │       │    ├───┼─────┼───────────────────────┼───────┤    │ 3 │飯塚  薫│1.電磁的記録式投票制度の導入について    │市長関係部長│    │   │     │(1)市長及び市議会議員選挙         │       │    │   │     │   ①従事した職員の数           │       │    │   │     │   ②人件費及び総経費           │       │    │   │     │   ③選挙の確定時間            │       │    │   │     │   ④無効票の数              │       │    │   │     │(2)電子投票制度の導入について       │       │    ├───┼─────┼───────────────────────┼───────┤    │ 4 │増田 省吾│子供達に夢のある未来を!!          │       │    │   │     │1.第4次総合計画に期待する         │関係部長   │    │   │     │(1)計画実施の検討は?           │       │    │   │     │(2)都市計画道路について          │       │    │   │     │(3)人口フレーム5万人!具体策は?     │       │    │   │     │(4)マスタープランにも見られる補助幹線道路│       │    │   │     │   実施は?                │       │    │   │     │2.排水場の問題について           │関係部長   │    │   │     │3.都市計画道路の延伸を!          │関係部長   │    │   │     │4.企業誘致に期待する            │助役     │    └───┴─────┴───────────────────────┴───────┘           ─────────────────────                 午前10時01分 開会 ○議長(初沢智之君) ただいまから、前回に引き続き会議を開きます。           ─────────────────────  出席議員及び欠席議員の報告、開会の宣告 ○議長(初沢智之君) ただいまの出席議員は22名であります。定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。           ─────────────────────  議会に出席を求めた者の報告 ○議長(初沢智之君) 地方自治法第121条の規定により、議長において出席を求めた者は、前回のとおりであります。  会議書記についても、前回のとおりであります。           ─────────────────────  議事日程の報告 ○議長(初沢智之君) 本日の日程は、印刷物をもって配付の日程表のとおりであります。           ─────────────────────  【日程第1】 会議録署名議員の指名 ○議長(初沢智之君) これより本日の日程に入ります。  日程第1 会議録署名議員の指名を行います。   10番 木村 進君   11番 野村賢一君  以上2名を指名いたします。           ─────────────────────  【日程第2】 一般質問 ○議長(初沢智之君) 日程第2 これより一般質問を行います。  通告順により発言を許します。1番 須藤豊次君、登壇願います。                〔1番 須藤豊次君登壇〕 ○1番(須藤豊次君) 皆さん、おはようございます。ただいま議長のお許しをいただきましたので、通告いたしました2項目について一般質問をさせていただきます。  初めに小倉市長には市長就任以来、4カ月間、ハードスケジュールをこなし、子供みこし連合渡御、千人おどり、花火大会、猛暑の中でのインターハイの成功、そして入札制度の改革など、市長の積極的な姿勢に市民の声も市政信頼への回復につながるものと評価されております。どうか体を大事にされ、市長の長年培った企業経営の発想と市民感覚で、活力のある住みよい豊かなまちづくりを目指し、沈滞した下妻の活性化を図り、市民本位の市政の実現に向けてこれからも進んでいただきたいと思います。
     さて、広域合併の推進についての質問でございますが、交通網の発達などにより日常の生活圏が拡大し、これに伴い行政も広域的に対応する必要があり、危機的な財政状況にある中で、より効率的な行政運営が求められております。とりわけ近隣市町村での類似施設には多くの批判があるところでございます。今後、高齢化が一層進展し、高齢化社会への福祉サービスがますます大きな課題となっております。住民サービスの向上や行政基盤の強化を図り、効率的な行政運営を行っていく上で、広域合併は避けて通れない課題であり、市民の理解を得ながら取り組んでいくと合併推進の考えを聞かせていただきました。私は6月定例議会の一般質問で合併に向けての現状と今後の取り組みについてお伺いいたしましたが、市民の理解を得ながら、下妻地方広域行政協議会の中で下妻市市町村合併研究会の報告を提示して協議していきますとの答弁がございました。私も広域合併に対して市民の理解を得ることは一番大切なことと思います。そこで、アンケート調査や住民に対しての説明会等、市民の理解を高めるための施策についてお伺いいたします。  2点目は、下妻地方広域行政協議会で協議していくとあるが、協議会の14年度の事業計画についてお尋ねいたします。  3点目は、下妻市市町村合併研究会の報告を見させていただきました。本日、この本会議場におられる課長以上の方はメンバーに入っておりません。執行部の意見の集約はどうされるのか、お尋ねいたします。  次に、中心市街地活性化についてでございます。中心市街地においては大型店の進出や幹線道路沿線への商業施設の立地が進むなど、市街地内の商業経営はますます厳しくなり、大型店との競争激化、消費者ニーズの多様化・高度化、地域間競争の激化による消費者の流出など、地元商業環境は厳しさを増しており、市街地内の商店街を中心として空き店舗の増加が目立ち始めております。中心市街地の活性化が急務と考えます。そこで、都市計画道路小島・西町線の街路事業についてお伺いいたします。小島・西町線は都市内幹線道路として都市骨格を形成する外環状線と接続するとともに、市街地内幹線道路及び幹線道路を結節する市街地内連絡道路として位置づけられております。中心商業地の利便性を向上するに資する道路としても、大変重要な道路と思います。そしてこの道路は、昭和59年、商工サイドにて結城・下妻地域商業近代化事業が策定され、同路線の整備を前提とした某大型店の誘致について位置づけを行う中で、地元有志の方が実現へ向けて活動した経緯があり、平成10年3月、マスタープラン策定の際、最優先事業として地元からの要請があり、採択になって平成14年度補正予算がつき、今日に至っているところであります。本年7月に地元より一部の道路建設は市中心街の活性化、三道地町内及び町内商店に及ぼす利点は考えられず、むしろ現在の状態よりも悪化すると思われると、道路建設事業に対する反対の嘆願書が出されたと聞きます。  市長の基本方針に、近年の厳しい経済環境を背景として、自治体の財政運営は引き続き厳しい状況下に置かれており、さらなる行政改革に取り組みながら、質の高い公共サービスを選択的に供給することが求められております。と同時に、近年注目を浴びているのが、市民と行政をはじめとする地域のさまざまな活動主体のパートナーシップによる協働のまちづくりです。まちづくりには市民と行政が相互に理解を深め、協働していくことが必要であると考えているとあります。まさにこれからが中心商業の活性化や県道のつけ替え延伸等を見据えた、市民と行政のパートナーシップによる協働の活力あるまちづくりが実践できるものと思います。今回の事業に対して執行部の見解をお伺いいたします。  2点目ですが、小島・西町線は外環状線と接続する都市内幹線道路として位置づけられております。外環状線とは125号線ではないと思います。そこで、外環状線についてお伺いいたします。  3点目は、都市計画道路には主要幹線道路都市内幹線道路都市間幹線道路補助幹線道路とあると思いますが、今回の都市内幹線道路小島・西町線と五所神社を抜ける補助幹線道路仲町・大町線があり、約100メートルの間に県道駅前停車場線上町通りがございます。市の計画の中で、上町通り位置づけはどうなっているのかお伺いいたしまして、私の一般質問といたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(初沢智之君) 答弁をいたさせます。小倉市長、登壇願います。                〔市長 小倉敏雄君登壇〕 ○市長(小倉敏雄君) 皆さん、おはようございます。私からは、1の広域合併推進についてお答えをいたします。  合併につきましては、第2回定例会でも、今後、下妻地方広域行政協議会の中で研究・協議を重ねてまいりたいとの答弁を申し上げました。合併パターンに示された市町村間では、まだ温度差があると理解しております。ご承知のとおり優遇措置が平成17年3月までという期限がございますので、早急な調整が必要でございますし、また下妻地方広域行政協議会の中でも関係市町村長が同じテーブルにつけるような環境づくりを図っていくことが必要であると認識されております。今後はできるだけ早く関係市町村間の温度差をなくし、一体感が生れるような努力をしてまいりたいと考えておりますので、ご理解をいただければと思います。  以上でございます。 ○議長(初沢智之君) 次に、鯨井建設部長、登壇願います。               〔建設部長 鯨井五美君登壇〕 ○建設部長(鯨井五美君) 私からは2の中心市街地活性化について、小島・西町線の街路事業についてお答えいたします。  まず初めに協働のまちづくりということでございますけれども、小島・西町線の整備についての請願書が議会に提出された時期と現状の状況の変化についてでございます。請願書が提出されましたのは平成10年3月でございますが、現在まで景気の回復が見られず、市財政状況も厳しい中にありますが、当初からの基本的な計画の見直しを迫られるような変化はなかったと考えております。地域経済活性化のためにも、将来の投資として必要な事業については優先的に事業を推進すべき、そういうふうな状況であると考えております。また、地元との話し合いにつきましては、昨年11月、地元区長及び地権者の方々に個別に事業の説明及び測量調査へのご協力をお願いいたしまして、測量調査につきましては了解をいただきました。また、本年7月17日及び8月20日の2度にわたり説明会を実施いたしました。各2時間ほど事業の必要性や整備内容、事業スケジュール等について説明し、市民の方々からいろいろな意見を出していただき、意義ある話し合いの場を得たと認識しております。幸い、最終的には事業の実施についてご理解を得られた結果でございます。なお、今回の説明会につきましては、特に地権者以外の方々にも区長としまして参加の呼びかけを行い、延べ84名の出席がございました。  次に、環状道路の役割ということでございますけれども、都市計画マスタープラン上では下妻市の主要幹線道路の体系は、将来の市街地の拡大と地形的条件を考慮して、格子型のパターンを目標としております。東が国道294号、北が南原・平川戸線、西が結城・下妻線、南が国道125号であります。これにあわせ、市街地内におきましても主要幹線道路を外環とする格子型の形状の街路が機能的に有効であると考えております。すなわち主要幹線道路より市街地へアクセスする機能、市街地の骨格を形成する機能、交通上、回遊性を持つ機能を持つ街路網を市街地内環状道路として整備すべきであると考えております。小島・西町線は市街地内環状道路を形成する街路として総合計画都市マスタープラン上で整備が急務な事業であるとの位置づけでございます。  次に上町通り位置づけでございますが、上町通り位置づけについては、上町通り県道駅前停車場線の一部でありますが、都市計画道路ではなく、したがって、都市計画マスタープランの中でも重要な路線であるとの位置づけはなされておりません。現在は、主要幹線道路である国道125号より市街地へアクセスする機能及び市街地内の街区を形成する街区道路の機能を持っていると考えられますが、道路体系の理念である格子状の道路網を形成する道路でないため、都市計画マスタープラン上では将来整備すべき街路、あるいは将来街路網を形成する街路の一つとの位置づけはありません。新たに整備すべき小島・西町線やその他の街路を整備する中で機能を補完し合い、中心市街地商店街の街路として、魅力ある市街地を形成する街路として検討すべき路線であると考えております。 ○議長(初沢智之君) 以上で答弁を終わります。  再質問、ありませんか。1番須藤豊次君。 ○1番(須藤豊次君) 自席にてお願いしたいと存じます。  ただいま広域合併の問題と小島・西町線について質問いたしましたけれども、市長答弁の中で早急に対応していく。また、市町村長がテーブルにつく場を早急につくっていくという答弁をいただきましたけれども、合併につきましては、市長も言っておられますように市民の声を聞くことが大事であると冒頭申し上げたと思うのですけれども、その施策として、今たしか7月、8月号ですか、広報紙に合併に対する説明が2回、掲載されております。ただ、市として市民に合併に対する意識高揚といいますか、メッセージを送るのに、その2回しかまだやっていないのかなと。いわゆる市民の総意というのはまだどこにも挙がってきていないというふうに思っております。ただ、下妻市市町村合併研究会ということでアンケート調査がなされて、そのデータが若干あるようでございますけれども、下妻3万7,000市民の中で713名の回答があったということで、合併研究会の報告書の中に出ております。このままこの合併を進めていく中では、市民の声というのをもう少し真剣に聞くことが必要ではないのかなというふうに思っておりますので、その他市町村におかれてもアンケートをやったり、地元説明会を設置したりしてやっているかと思います。合併に関してこの地域は4市町村非常に難しい間柄というのも私も認識しておりますので、なかなか相手があることだから進まないとは思いますけれども、少なくとも下妻市民の声の集約というのは、早い時期にやらなくては、その声が反映できないかと思いますので、そのアンケート調査等もたしか市長からもやるような話向きは聞いたことがございますので、その件が1点。  あと、執行部の意見集約ということで、下妻市市町村合併研究会、係長・補佐級で報告書をつくり上げたというふうに聞いております。したがいまして、ここにお座りの方の中で参加しているのは1名か2名しかいないわけでありまして、あくまでもその研究会の報告書だけでいくとなりますと、その報告書は皆さん目は通していると思いますが、ここにおられる執行部の方の意見、また考え方というのはその報告書には反映されていないというふうにも思いますので、この2点につきまして、とりあえず答弁漏れという形で質問したいと思いますが、議長さん、いかがでしょうか。 ○議長(初沢智之君) 答弁漏れに対する答弁をいたさせます。中川総務部長。               〔総務部長 中川行雄君登壇〕 ○総務部長(中川行雄君) それでは答弁漏れということで、若干事務的な部分もございますので、大変恐縮なのですが、私の方から答弁させていただきます。  まず、下妻地方広域行政協議会の14年度事業計画につきましての答弁漏れがございました。事業計画でございますが、管内の4市町村の職員の研修会の実施、あるいは市町村長、議長を含めた先進地視察等を行う予定でおります。  それからアンケート調査の問題でございますが、先ほど市長がご答弁申し上げましたとおり、合併の問題は関係市町村間の協議の場づくりが大変重要となりますので、今後、首長間での認識が得られ次第、住民アンケート等の県で示された4市町村合同の実施等の検討も含めて、これから十分に関係市町村と協議を進めていきたいと考えております。よろしくお願いします。  それから、職員の意見の集約でございますが、これから部課長会議等を中心に十分に討議を進めていきたいというふうに考えております。 ○議長(初沢智之君) 以上で、答弁漏れに対する答弁を終わります。  再質問、ありませんか。1番須藤豊次君。 ○1番(須藤豊次君) 自席にてお願いしたいと思います。  先ほどの答弁漏れということで質問させていただきましたけれども、私どもの方の通告の内容に若干不手際があって通知できなかったということで、一言おわびを申し上げたいというふうに思います。  続きまして再質問でございますけれども、合併についてはぜひ、難しい環境の中ということで、若干先走ってこの4市町村のチームワークが乱れるという懸念もされているというお話は私も聞いております。そういうデリケートな場とは思いますけれども、下妻市長の合併に対する思い入れというのをできるだけ早く関係市町村にアプローチといいますか、考え方を披露した方がいいのではないかなというふうに思います。また、市議会においても、私から言うことではないと思いますけれども、合併調査会調査特別委員会の設置に向けて議員も動きがあるようでございます。議会と執行部と一体になって、この地域の合併について、デリケートな部分もありますけれども慎重に進めていただきたいという要望をして、合併については終わりたいと思いますが、ただ、1点、下妻地方広域行政協議会の中で検討していくというお話があって、総務部長の方から事業計画について2点ほど事業内容がございました。ただ、これは5月と8月に幹事会、8月に総会ということでもう済んじゃっているんですよね。そうすると、14年度は10月の職員研修しかないという中で、協議会で進めていくというのは、ちょっと、今回もそうですけれども、それだけで議員に対して合併に対する説明というのは、少し内容が乏しいとご指摘をしておきたいと思います。  続きまして2点目の、中心市街地活性化と小島・西町線の街路事業についてでございますけれども、建設部長の方から答弁がありまして、今まで長年、都市計画道路を決定して以来、40年近くですか、そのまま都市計画道路として位置づけてきております。その中で、市民の同意、地元の同意、手続を踏んで請願、議会が採択ということで、何ら今までの流れにはおかしくないということが、表向きはそういう形で来ているかなというふうに思います。ただ、今回、地元の方から反対の嘆願書が出てきたということは、その今までの前提の中に崩れるものがあるのではないのかなというふうに思って、今回、質問させていただきました。ぜひ、小倉市長のリーダーシップで、パートナーシップという部分、このままこの事業を押していけば、パートナーシップが壊れると。地元の反対を押してやるような状況になるのではないかなということが感じられるわけでありますので、ぜひ、今までの都市計画道路の中でころっとは変えられないというのは私もわかりますけれども、その事業計画に当たって、現在は街路整備で進んでおるかと思います。これは街路整備というのは、歩道とかそういう整備もしながら道路を通せばいいということの手法かと思いますので、そのパートナーシップの中で、地元の商店の方、そして地域のいろんな団体の方、そしてそこに住んでおられる住民の方、いろんな意見、つくってマイナスになるような事業をこれからやらないとは思いますので、ぜひ、プラスになることはやっていくのだと思うのですが、ぜひ住民の方の声を聞いていただきたい、そういうふうにお願いをしたいというふうに申し上げます。  またそれに絡んで、外環状線が125号線までという答弁がございました。外環状線が125号線までとなりますと、今の上町の駅前停車場線の県道と何ら、都市計画道路という決定はありますけれども、そこに新しくやる必要はないのではないのかなと。外環状線が、前に聞いた件では、たしか、これはマスタープランのころの話だと思ったのですが、天狗食品のあたりに計画道路、そしてそのまた外郭に千代川と下妻の境にたしか提案路線という形で資料として残っているかと思うのですが、そこで外環状線と。ですから、この小島・西町線は125号を交差するのだという位置づけだったわけだと思うのです。それが125号線で外環状にT字路でぶつかるということであれば、この格子状の都市計画が全く県道上町線に類した、並んだ道路が1本増えるというだけになってしまうように思います。これは執行部の方も随分、頭の中にはその矛盾点は皆さんお持ちだと思うのですが、都市計画法という法の中でどうにも動けないという部分があるかと思います。ただ、ここに来て、この財政の厳しい中に、あんな上町通りの広い通りがあって、もう1本、ジャスコから大山スポーツ──個人の商店を出しちゃまずいのですが、その裏の方を通ると。現在の高砂家さんの通りじゃなくて、もう1本裏に入るという計画であります。そういう新しい路線の計画を、今回この小島・西町線、250メートルくらいですけれども、それをやるということは、125号線、またその先までやると言わなくちゃならない。それをやらなくては、この小島・西町線は意味がないということでありますので、この財政難の状況の中で、その街路整備を単独でやっていくというのは、非常に用地買収にしても地権者の引っ越しの問題、商店の商売の問題、いろいなトラブルが発生すると私は思います。また、多くの方もこの財政難にそれだけの投資ができるのかという不安も多いところかと思います。ぜひ、この小島・西町線につきましては、再検討とは言いませんけれども、街路整備の手法だけではなく、パートナーシップに基づいた商業の活性化も含め、また地域の利便性も含め、いろんな観点から進めていくことが重要だと思いますので、街路事業に単独では、今回傍聴されている方も来ておりますけれども、これから非常に問題が多いと。やはり地元の商店も、あの道路をつくるとお客さんの流れも、また利便性も商売にもつながるのだよという、そういう説明を今のところしていないから、こういう状況になるのかなというふうに思います。ちょっと回りくどくなりましたけれども、ぜひパートナーシップに基づいて事業の見直しというよりも、再検討、メンバーを含めて地権者の意見を集約する場を新たにつくって、再検討していただきたいという質問に答弁をいただいて、私の再質問を終わりたいというふうに思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(初沢智之君) 再質問に対する答弁をいたさせます。鯨井建設部長、登壇願います。               〔建設部長 鯨井五美君登壇〕 ○建設部長(鯨井五美君) 再質問について、お答えいたします。  都市計画道路の小島・西町線につきましては、市長宛でも反対の嘆願書が出ております。この中で、事業をする課として、考え方ですけれども、地元の方との話し合いをしてやっていこうという考えですけれども、これからも市民の方、また地元の方、地権者の方、いろいろな人と話し合いをしながら、合意の上、事業を進めていきたいと思います。また、再検討ということでございますけれども、事業を進める上においてはいろんな事業の問題が出てきます。それはお互いに、先ほどのパートナーシップではございませんけれども、話し合いをしながら進めていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(初沢智之君) 再質問に対する答弁を終わります。  以上で須藤豊次君の一般質問を終わります。  次に、15番 笠島和良君、登壇願います。                〔15番 笠島和良君登壇〕 ○15番(笠島和良君) ただいまから一般質問をさせていただくわけでございますけれども、議長・副議長経験者の中では、21番、22番議員さんが一般質問をやった記憶はあるのですけれども、それ以外では、その経験者の中では私がその次になるのではなかろうかと思っているところで、しばらくぶりでございますので、少し上がっておりますので。  通告いたしましたのは1番目に行政改革についてという項目でございまして、その中で最初はノー原稿でやるという話をいたしましたらば、それはやめてくださいというようなことを言われまして、なぜならば、答弁漏れその他が多く出た場合にはまずいからということでございますので、箇条書きで一般質問の答弁を要求するやつについては報告しておりますので、それらに対しまして、多少肉付けをして話を進めていきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  最初に各課の連携などの職員指導はどのように行われているかということでございますけれども、それはどういうことがきっかけかと言いますと、うちの方の近くに50メートルばかりのU字溝が付設されておりまして、それが田んぼの方の圃場整備の中で付設したU字溝でございまして、集落から集まってきた水がそのU字溝、400のU字溝でございますけれども、その中を流れてくるわけでございますけれども、大雨のときにたびたび溢水して田んぼに被害を与えているということで、何回となく担当課の方へその改善をお願いして、一番安い方法でというのは、道路の方から来るのと流末では1メートル以上の差がありますので、その400のU字溝を付設替えるだけでも違うのではなかろうかと、こういう話をしておりましたところ、今度は600のU字溝を付設してくれるということで、ありがたいというふうに思っていたのですけれども、そのときに、やはりレベルのような形のU字溝の付設替えと。それと、1メートル50ぐらい道路から来るのとU字溝の間が斜めになっているので、それを直線に結んだらいいのではなかろうかという話をその担当課の方の人に話しましたところ、道路敷きと水路敷きは違うので、うちの方は水路敷きの方の担当だから、そっちはできないのだと、こういうふうな説明をされましたのです。ところが、道路敷きと水路敷きには図面では線は引いてあるかもしれませんけれども、実際はだれが見ても同じような形になっているところを、課が違うからそれができない。そういうふうな説明をされたとするならば、なぜ、そういうふうなことをすぐ他課同士で話し合うのができないのかというのがきっかけでありまして、そういうことをすれば、地元の人は水路敷き、道路敷きというのは全然わかりませんので、なんでこんなふうにしたのだろうと。それでやった結果が、同じような緩い勾配なもので、土砂などがもう幾らもたたないうちにたまっているというような状況でございますので、そういうことがありましたので、そういうふうな連絡、これは、この課ばかりじゃなく、ほかの課でもなぜかしら、自分のエリアしか守っていないというようなのが市の職員間にあるのではなかろうかと思いますので、他の課の指導や協力というふうなことも必要ではなかろうかと思いますので、その点についてお伺いするわけでございます。  次には、審議会や協議会など各種委員会の定数の見直しの時期に来ているのではないかということでございますけれども、私も1月まで議長をやらせていただきましたけれども、そのときに30以上の役職、あて職というのがありまして、それらの会議などにできるだけ出席をしましたし、できないときには副議長、また総務委員長さんにもお世話になって協力してきたところでございます。そういう中で、ある委員会では1年に忘年会に呼ばれて、新年会に呼ばれて、総会に呼ばれて、視察に呼ばれると。1つの委員会で4つも呼ばれたらば、30以上では120日もかかるということは、半年間そういう委員会のあて職ばかりやらなくちゃならないというようなことで、4回もやられて、年に1回の総会ぐらいはいいのでなかろうかといったらば、いや、前例がありますから。今まで来てもらいましたからと、全然改善するというような気持ちがないと言っては何ですが、先ほどと同じで現状維持というのが一番いいのかなというような、当たらず触らずというような職員が多いように思われるので、その中でせっかく出席しても、発言するのは2、3人。しかも、そう言っては何ですが、与えられた原文、原案に反対したなんていう人はだれ一人もいない。とするならば、もう少しそういう委員会の人数というのは減らしても大丈夫ではなかろうかと、こう思うのですが、その点についてのご意見をお伺いしたいと思います。  次には、各課のパソコン使用でデータの保管と連絡網の整備についてということでございますけれども、これは先般、三道地の火災でパソコン会社の火災がありまして、ああいうときに火事などがあった場合には、データの損失というのが相当あるのではなかろうかというようなことが指摘されたり、また、役所へ来てその点について確認いたしましたところ、パソコンの中には今入っているけれども、予備というようなものはまだ徹底していない。また、各課で持っているだけで、庁内全部の連絡というか、接続がされていないというような話を聞きましたので、それらの保管と接続について、今後どのようにされるのかお聞きしておきたいと思います。  次に、公選で選出された人たち(農業委員や市会議員も含めて)でございますけれども、それらの合併後の身分に対して、国・県などの指導はどういうふうになっているのか。先ほど須藤議員の方からも合併についての問題が提起されましたけれども、議員で一番心配と言っては何ですけれども、今の雰囲気では吸収合併は余り好みでないという話を聞いておりますので、対等合併ということで話を進めているのかなと思うのですけれども、17年度に仮にそういうことになった場合に、議員の任期の残任期間はどういうふうな対応をするのか。また報酬などについては、どういうふうに合わせるのか。下妻は私も含めて議員が一番お金を取っているという話も聞いているのですけれども、一番小さい千代川の報酬に合わせなくちゃならないのか、そこらのところをはっきりしていないと、議員の人だって合併合併というように夢を与えられて、それにばかり乗っていくというわけにはいきませんので、そこらのところを具体的に国だの県などの指導はどういうふうに進めていかれるのか、お伺いしておきたいと思います。  次に移ります。株式会社ふれあい下妻の運営についてということで質問をさせていただくわけでございますけれども、このふれあい下妻は去る5月27日に株主総会が開かれまして、小倉市長が会長に、植野専務が社長に選出されましたことは皆様ご承知でございましょうけれども、その株主総会のときに会長選出につきまして、定款その他に幾らか違いがあるのではないかということで、最初、質問の通告をしたのでございますけれども、その通告が今月の3日でございましたので、まだ作文も何も練っていなかったので、それらに関しまして、いろいろ定款その他を細かく見ましたところ、第2章の職制規定の中で、その中の第5条に社長を1名、専務取締役、若干名、3番目に常務取締役、若干名、4番目に取締役、若干名、監査役、若干名という項目がありまして、これに引っかけまして、会長という職はないのではないかということで最初は質問する予定でございましたけれども、その後、定款をよく見ましたらば、定款の第15条に株主総会の決議は法令または定款に別段の定めがある場合のほか、出席した株主の議決権の過半数をもって決すると、こうなっているのです。ということは、この出席した株主というのは、下妻市が半分以上持っているから、この人の言いなりで株主総会は決するということになっているのです。だから、社長がだれになろうが会長がだれがなろうとしたって、これはだれも黙って聞いているほかないというようなふれあい下妻の株式会社の総会になってくるというような解釈もされるのではなかろうかと思って、次の質問をするのに、少しがっかりして質問する気もなくなってきたのですけれども、通告した以上、また質問しなくちゃならないというようなことで、やらせていただくわけでございますけれども。その通告いたしました中で、(1)としてビアスパークについてということで質問をさせていただくわけでございますけれども、1点目としては、このたび社長がかわりまして、メーカーの缶ビールの販売がされてきているわけでございますけれども、その経過について、どういう経過でそういうふうなことが決定されたのかと。また2番目に、その業者の選定については、どういう選定の仕方をしたのか。また、そういう方向転換をすると、ビアスパークというのは地ビールと温泉でセットでみんな頑張ってきたつもりなのです。それで頑張ってきて、60キロ以上の販売があれば永久権利を取得するということで、みんなして販売したり飲んだりしたのですけれども、そういうふうな経過があるにもかかわらず、今度はメーカーのを販売するという、いわば方向転換をするのにもかかわらず、なぜ株主総会のときにそういう話をできなかったのか。その前からそういう話が水面下であったやに聞いているのですけれども、そういうことは今後はこういう方向でいきますよという話がなかったのは、どういうことでそういうふうなことになったのか、お尋ねをしていきたいと思います。  それと今度は農園の方でございますけれども、観光農園及び体験農園についてということで、あとまだ2つあるのですけれども、もう一つは小動物計画などは断念すべきだということと、残地の利用計画について、この3点を引っくるめてお伺いするのですけれども、これはふれあい下妻は平成16年度以降は完全に民営化と。第三セクターの方へ移っちゃって、市の方の整備その他はそれ以降はやらないで、自主独立運営をするわけでございますので、その前にそういうふうな中の計画を議会へも報告するべきだというようなことでお伺いするわけでございますけれども、この農園の方が赤字を生む可能性が一番大きいのです、この会社の中では。ほかのところは営業経営がよろしいのかどうだかわかりませんけれども、まあまあ黒字になって、今年は配当がありました。ということで、1株5万円ですけれども、それに対して2,000円の株の配当があったということで、経営が順調だという話でございますけれども、私からすれば、あれだけの資本投下をして建物を建てて、ろくな家賃も払わないでやって、黒字だ黒字だ言っているのはいかがなものかと思うのですけれども、一番の赤字になる可能性のあるこの農園の問題について、これからはどういうふうにするのかということは、観光農園だの体験農園だのとやっていて、今まで一番先送りされたもので、実際にどういう経費がかかって、どういうふうな収益があったか、損したり得したりの会計の報告は、ほとんどほかのところへ吸収されて、株主総会でも発表されていないのが現実でありまして、ましてその中の小動物などというのが最初の計画、我々にも示されて、その当時の部長さんは、ダチョウを飼って卵を産むなんていうような、ダチョウ部長なんて言われたような人もいたやに聞いているのですけれども、そういうものは、うちの先祖の話では口のあるものは片口でもだめ──片口と言っても、若い人はわからないと思うのですけれども、どんぶりにちょっと口があるやつですね。口のあるものは片口でもだめだというのに、それを飼って何とかもうけてなんて言ったって、なかなかいかないとか思うのですけれども、そういうの断念すべき中に入るのではなかろうかと思うし、今度の残地の利用については、あそこの物産館といいますか、直売所から鬼怒川の方を見ますと、目がちらちらするほど向こうまで敷地になっいて更地ですね。あの更地を今後どうするのですか。それでもって赤字だなんていった場合に、その赤字をだれが持つのか。市民に負担を負わせるようなことになったのでは、これは大口株主として甚だ無責任じゃないのかなと、こう思うのですけれども、そういう計画を、15年度いっぱいにはこういうことでやりますというような見直しをしたちゃんとした計画を議会へも報告すべきではないかと思って、それらの質問をさせていただくわけでございます。  次に道の駅しもつまの梨の里、俗に言う直売所についてということでございますけれども、私のうちでも直売所の会員に最初からならせていただいておるわけでございます。賛成したいいなしを得た一人として、年間3,000円の会費を払って会員になるのは普通のことかなと思って左右を見ましたところ、だれもいなくて私だけでございましたので、甚だ心もとなく思っていたところでございますけれども、最初に募集いたしましたところ40数名の応募者がありまして、いよいよ9月1日、会員で3,000円の会費を取ると言ったらば、今度は30数名に実際にはなってしまったわけです。だから、これで荷物が集まるのかなというような心配をしていましたところ、その責任者の人たちがいろいろお骨折りをいただきまして、最初はJAの方の中から仕入れをいたしまして、そこで不足分の販売をするという話を聞きましたので、では、生産者がいっぱい集まった場合には、それらは撤去するといいますか、遠慮してもらうことができるのかという話をしましたところ、しますと。これも私も意気地がなくて、書類ででもやっておけばよかったのですけれども、口約束だけでそういう約束をされておりましたので、やるのかなと。その中で、また、今度は他町村からの生産者については、どうかという話を生産者の責任者の方から前市長の方へ言ったらば、ほかの人は一切入れませんという話もされたというふうに聞いておりまして、これまた口約束だけだったので、結果については今は大勢の──大勢のという表現は悪いかもしれませんけれども、そういう人たちも来てあそこへ出荷しているというのが現状でございます。そういうことで、最初は少なかったので、あそこへ出したものはすべて売れていた。売れてもうかるからということで、みんなにいろいろ宣伝したり、3,000円の会費で1泊旅行も行けるよというようなことを勧めたりしながら、みんなして会員募集をしましたところ、現在は100名以上の会員になっている。100名以上の会員になって、あそこの売り場がどうなったかといいますと、売り場面積全く同じ、100人以上にもなって。それで、最初は売れる売れるということで持ってきましたところ、平日は余り売れないので、今度は返品が出てきてしまうというような状況になり、売れないんじゃ、出さないというようなこともだんだん出てきているのですけれども、その中の一つの要因といたしまして、生産者が持ってくる駐車場が5台前後のスペースしかない。だから、駐車場の整備もこの前、市長にお願いいたしまして、私と一緒に行っていただいて現地を確認してもらったのですけれども、ビアスパークの方、道の駅の方も寄らせてもらったのですけれども、なるほど、これは狭いというふうな、市長も返事をしていただいたので、何とかなるのかなというようなことで質問させていただくわけなのですけれども、100人になっても同じ30人でも同じ、そこで利益が上がっても、生産者に対する還元が何もないというような状況でありまして、生産者殺しではないのかなというような声も生産者の中から聞こえておりますので、それらの整備についても何とかしていただければというようなことでお伺いするわけでございます。  次に冷蔵庫の使用についてということでございますけれども、あそこは建てたときから裏側に大きな冷蔵庫があるのですけれども、これは素人が見に行ったときにそこの責任者のいるところで、この冷蔵庫は生産者は始まりからまだ1回も使わせてもらっていないのですよと、こう市長に言ったらば、そばで聞いていた人が、生産者のやつは朝取りだから冷蔵庫は必要ないのですと言うわけです。必要のないものをなぜ最初からつくったのだか、あれだけの金をかけて。極端な話をいたしますと、この間、朝のテレビ小説などで沖縄のことをやりまして、苦瓜が大分売れているということで、地元の人が苦瓜を出しました。そうしたらば、仕入れた方からの苦瓜も出しました。ところが、その夕方になったらば、生産者の苦瓜は裏の返品の方へ戻っていって、自分らで出した苦瓜は冷蔵庫へちゃんと入れてあると。こういう経営をしたり、あれをやっているのですよ、直売所の中で。だから、私も最初になったときには、議長までやっていて、なんで野菜なんか持ってくるのだなんて怒られていたのですが、このごろになったらば、こういう状況だから、何とか話をしてもらえないかと言って、尻をはたかれてやらせていただいているのですけれども、実際問題として、あの運営についてそういう本当に生産者に使うべきものとして設置したものであるならば、そういうふうな使い方もまた必要ではなかろうかと思うのですけれども、そういうふうな冷蔵庫などの利用の改革といいますか、みんなに開放するというようなことはできないのかどうだか、お伺いをしていきたいと思います。  次に、出荷組合に対する手数料の改正についてということでございますけれども、最初の指示では手数料は生産者のやつは15%という提示がありました。私もただ、そのときにはまだ役員もだれも決まっていませんでしたので、市場へ出したって9%ぐらいなのに、15%は高いのではないかということで、10%にするようにという話をしましたところ、なかなかできないと。いろいろなことを説明されて、それで14%ということになったのですけれども、これらにいたしましても、もうかっているというようなことを聞きますと、何も地元の生産者、地元の農家の経営の安定、収入の安定を目的として設置されたものだから、そういう人からそんなに手数料を取るべきではないのではなかろうかと思うし、団体でないのでこれはまずいのかなと思うのですけれども、梨の出荷組合の人のやつは7%なのです。それなのに、野菜の生産者のやつは14%、倍、こういう不平等があっていいのと生産者から言われているわけなのです。だから、今回、その改正をしていただければということで、生産者の方から強く言われまして、今日の小泉さんじゃないけれども、尻をはたかれて言っているわけなのですけれども、それを10%にして、その10%の中の1%を生産者組合の方へ還元すべきではないか。そうすれば生産者組合の運営ができるし、余ったと言っては何ですが、売れ残ったやつの処分なんかもその費用の中からできるとか、またほかへ視察に行ったり、またトラブルの解決などにもその1%の中で対応できるのではなかろうかと思っておりますので、それらについての改正ができるかできないかをお伺いしておきたいと思います。  次に、直売所の業者及び他市町村組合員排除についてということで、先ほどと重複するようでございますけれども、質問するのはなぜかと言いますと、先ほど申し上げましたように、実際に下妻市の地元の生産者の売り場のスペースというのは全体の20%前後ではなかろうかと思います。周りからすべて業者の人、また、市場流通野菜、あとは加工品でありまして、その中に、今月の3日にたまたまあっちへ行って道の駅へ寄らせてもらったのですけれども、そのときに、ニンニクなどができて出ているのです。ということは、それはだれがかといいますと、他町村の園芸出荷組合とか、顔が見えないのです。あとは業者の名前で出ていたのです。ということは、市内ではあれほどきれいなニンニクなどは、細かい話になりますけれども、例として挙げるとするならば、国内では青森とかあちらの方が産地かと思うのですけれども、スーパーなどで売っているのは、ほとんど中国産なのです。国内ならまだしも、外国産のやつを下妻の直売所で売るというのは、これまたおかしな形になっているのではなかろうか。そういう点からして、この直売所に対して業者及び他町村と言っては何ですが、下妻の人が一生懸命頑張ったって、八千代の白菜の屑と同じぐらいですから、そうしたら、向こうで余ったものを持ってきて、もとは向こうはただだから、もらったものを持ってきて並べれば、絶対下妻は勝てないというような状況に追い込まれておりますので、そういう人らを排除できないとするならば、次に挙げております、別に市内の生産者だけの建物を建てるべきではなかろうかと。そしてそういう建てたときに、コンテナに誰の誰兵衛という名前を載せて、それで誰の誰兵衛のネギです。誰の誰兵衛の白菜ですというような顔の見える直売所にしていくべきではなかろうかと思うので、そちらができない場合には、こちらの方をやって、本当に下妻の生産者の品物がみんなに信用して買っていただけるような方向づけにすべきではなかろうかと思うので、その点についてもお伺いをするわけでございます。  次に、計画出荷の指導についてということで出しておったのでございますけれども、これは昨日、一昨日にも稲刈りでお忙しいのか、ちょうど端境期になったのかわかりませんけれども、生産者の品物を並べるところががらがら空いていたと。お客さんは来ている。だから、どうしても流通野菜の方で買っていくお客さんが多くなっているというような状況になっているということは、3年間たっても、何月にどういうものが売れる、どういうものが消費者に好まれているというようなデータは何も生産者の人たちに話がない。ということは、今のところ、誰も勝手に自分でつくったものをてんでんばらばらに持っていっている。ネギのときにはネギ、タマネギのときにはタマネギ、泥のついているのもあれば、むいてあるのもある。ぐるっといっぱい、タマネギばかりと。タマネギなんかは年間出荷ができるにもかかわらず、出来秋に持ってくるというような状況でございますので、今までのデータで、何月にはどういうものが売れて、何月にはどういうものが売れるというような、売れた品物とか、そういうものを把握して、それらを開示して組合員の皆様にこういうふうな栽培体系をしてくださいと。野菜などは、早いものは3カ月ぐらいでできるのですから、それを年間出荷をどういうふうな指導をしていくべきではなかろうかと思うのですけれども、この担当課では、その生産者の会員募集はしますけれども、あとは何もやらない、道の駅で聞いてくると。こういうふうな行動をとっているのが、今の執行部だし、大株主である市の執行部ではなかろうか。役員になればいい、頭数がそろえばいいというようなことで、責任の転嫁をしているようなことで、実際に本当に──本当になんて言っては表現は悪いかもしれませんけれども、生産者を育成するというような指導は何もされていないので、そういうふうな指導についても、今後はそういうデータがあると思いますので、そういうデータをちゃんと報告して、そういう栽培体系を整えて、年中そういう下妻の生産者で顔の見える品物を提供して、下妻の道の駅は県下一だというような方向づけをすべきではないかと思うので、それらについてをお伺いしていきたいと思います。  そういうことで、2点について、ビアスパークと道の駅についての運営その他についてお伺いをいたしたわけでございますけれども、利のある答弁を期待いたしまして、以上で私の質問を終わらせていただきます。ご清聴ありがとうございました。 ○議長(初沢智之君) 答弁をいたさせます。小倉市長、登壇願います。                〔市長 小倉敏雄君登壇〕 ○市長(小倉敏雄君) 笠島議員さんにはいろいろの点に関してご教授いただきまして、まことにありがとうございました。私からは行政改革について、合併後の市議会議員及び農業委員会委員の身分についてお答えをいたします。  新設・合併の場合、市議会議員につきましては合併特例法の特例を受けない場合は、自治法に定める定数、新設市が10万人未満であれば30人を合併後、50日以内に選挙で選出することとなります。特例を受ける場合は、2つの方法のいずれかを選択することとなります。1つ目は、合併後50日以内に選挙を行い、1期目は定数の2倍を市町村の協議で定め、2期目以降は法定定数以内を条例で定める方法でございます。2つ目は、合併前の市町村の議員全員が合併後、2年以内に行う選挙までその議員の任期を有する方法でございます。  また、農業委員関係につきましては、特例措置においては合併後1年以内に80人以内として選挙を実施し、2期目以降は農業委員会等に関する法律施行令に定める定数の基準に基づき定数を定める方法がございます。  いずれにいたしましても、合併関係市町村の協議によりそれぞれの方法を定めることとなりますので、ご理解をいただきたいと思います。以上です。 ○議長(初沢智之君) 次に、中川総務部長、登壇願います。               〔総務部長 中川行雄君登壇〕 ○総務部長(中川行雄君) 私からは1点目の行政改革についてのうち、ただいま市長がご答弁申し上げました以外のご質問と、2点目の株式会社ふれあい下妻の運営についてのうち、ビアスパークしもつまについてお答えをいたします。  まず1点目の行政改革について、お答えをいたします。初めに、関係各課の横の連絡等の指導についてでございますが、これまでも新たな事業の実施に際しましては、関係課間での調整を図り、また、重要な事業に対しましては、部長会や庁議等の決定を図るなど、担当課のみで処理する事例は極めて少ないものと考えております。特に建設部門等では定期的に連絡会議を開催し、各課間の調整を図っているところでございますが、市民サービスの向上を図るためには、関係者に不快感や不安感を与えることがあってはならないものでございます。今後、そのようなことのないよう指導してまいりたいと考えておりますので、ご理解をお願いいたします。  次に審議会等の定数の見直しの問題についてでございますが、ご指摘のように市民の代表者を選出して組織する審議会や協議会等の各種委員会はおのずと各種団体の代表者に委嘱することが多くなることは事実でございます。したがいまして、これらの方々は多くの委員を兼任することになり、大変なお骨折をおかけいたしております。市といたしましても、重要な計画等の策定に際しましては、市民各位の意見を十分反映した計画づくりを進めていかなければならないものと考えており、その際にはやはり各団体の代表者の方々にご足労をおかけしなければならないこととなりますが、今後、関係する委員会等の組織の統合、あるいは委員定数の見直し、委員の選出方法の改善等、委員の皆さんの負担が少なくなるような努力をしてまいりたいと考えておりますので、ご理解をお願いいたします。  次にパソコンデータの保管についてでございますが、下妻市電子計算組織の運営管理及びデータの保護に関する規則第21条では、電算室の災害時における保安措置を定めております。電算室では災害時に備え情報をバックアップし、耐火金庫に保管しているところでございます。また、情報の共用化につきましては、平成16年度稼働予定で現在検討しておりますIT化の推進によりまして、個人情報を除いた各課の情報は共有化され、誰でも、どこでも机上のパソコンで検索できることとなります。  次に2点目の、株式会社ふれあい下妻の運営についてのうち、1点目のビアスパークしもつまについてお答えいたします。  初めにビール販売の経過についてでございますが、平成14年5月24日にふれあい下妻より市長に対し、来館者からの要望や、缶ビール持ち込み客の解消に向け、市販ビールの自動販売機を設置したい旨の許可申請が出され、地ビール製造につきましても、永久許可が得られたことなどから、同年6月7日付で設置の許可を行ったところでございます。また、設置業者の選定につきましては、ふれあい下妻が行うものでございますので、第三セクター設立の趣旨に照らしましても、ふれあい下妻の自主性にお任せをいたしております。  次に、株主総会での自動販売機の設置に対する報告がなかったことについてでございますが、地ビールの製造に関する永久許可が得られたことの報告はございましたが、自動販売機の設置に関しましては、市に設置許可申請中であり、株主総会の際にはまだ許可が下りていませんでしたので、報告は差し控えたとのことでございます。  次に体験農園の件につきましては、ビアスパークしもつまの設置目的の大きな部分は市農業の振興でございますので、ふれあい下妻でもその趣旨を十分理解し、体験農園や体験工房を通して、農業振興の一翼を担ってもらえるよう指導・援助の体制を整えているところでございます。また、未整備の西側広場につきましては、一部地区内排水の調整機能も有しており、財政的な見地からもご指摘のとおり、当初予定しておりました小動物公園の設置は不可能でございますので、現在の広場を充実させ、宿泊体験等の遊び場として活用できるよう整備することも必要と考えております。  いずれにいたしましても、体験農園は収益性の少ない施設でございますので、平成16年度以降、ふれあい下妻に管理を移管いたしますと、経営を圧迫することも懸念されますので、新しいメニューの開発や経営基盤の確立に向けて努力をお願いしているところでございます。  次に、ふれあい下妻の運営につきましては、これまでは市長が社長であり、経営全般に対する責任者となっておりましたが、先般の株主総会に先立つ役員会におきまして、指揮命令系統の統一を図るためには、現場の責任者に代表権を与えることが必要であるとの結論を得、前専務の植野氏が代表取締役社長となり、市長は会長としてバックアップすることとなりました。したがいまして、通常の施設運営に対しましては、施設の目的が十分に達成されますよう、株式会社としての経営はお任せし、運営の方針等につきましては、定期的に役員の皆さんと市の担当部局で打合せ協議を行い、市の方針も十分反映された施設運営を図っていただくこととなっております。  また、これまで市が投資したビアスパークしもつま及び道の駅しもつまに対します整備費用は、用地費も合わせまして、約41億3,000万円となり、これ以上の市民の負担は避けなければならないものでございますので、ふれあい下妻の売り上げに応じた売り上げ割戻金等を基金として積み建てし、今後の負担に対応していかなければならないものと考えております。何よりも、ふれあい下妻が今後とも現在のような黒字経営を続けていくことが重要でございますので、今後十分な指導協力を行ってまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(初沢智之君) 次に、粟野経済部長、登壇願います。               〔経済部長 粟野宴位君登壇〕 ○経済部長(粟野宴位君) 私からは2番目の株式会社ふれあい下妻の運営についてのうち、(2)番目の道の駅についてお答えいたします。  最初に直売所組合の生産物搬入時に駐車場が狭く混雑するので、東側の駐車場を拡幅できないかにつきましては、混雑時には西側の駐車場にとめて搬入できるようにいたしておりますので、今後も周知に努めてまいります。  次に、冷蔵庫の使用につきましては、直売所に備えつけてありますのは予冷庫ではありませんので、根菜類など希望があれば検討したいとのことであります。  次に、直売所組合員の手数料につきましては、直売所の運営に必要な経費の関係もあり、現在のところ引き下げる考えはありませんとのことです。  次に、直売所の業者及び他市町村の組合員の排除と下妻の生産者だけの売り場の確保につきましては、現在のところ組合員の出荷量は少なく、3割ぐらい、多い時期でも4割と絶対量が少なく、今後、組合員の出荷物の増加が見込まれるのであれば、業者の仕入れは減らす考えであります。  次に計画出荷の指導につきましては、以前のデータは出荷者ごとの売り上げだけでありますが、現在は、品目、単価、販売額などにつきましても、技術的には可能となりましたので、出荷計画を作成するためにも必要なものと考えますので、組合員に与える負担として、情報入力の手間と会社のバーコードを集計するシステムの改修費用の面で検討してまいりたいとのことでございます。  次に、生産者に対する技術指導についてでございますが、普及員等による個別指導及び研修会の実施等をして、生産者に対する技術指導を実施しているところでございます。土づくり講習会を初め、各種研修等を実施して指導に当たっているところでございますが、今後は個別の出荷計画も含め指導してまいりいたと思います。直売所の運営につきましては、去る7月20日に組合員からの意見・要望につきまして、農産物直売所出荷組合役員・市・ふれあい下妻・道の駅担当者と協議を行いましたが、今後も定期的に協議を行い、スムーズな運営に努めてまいりたいと考えております。 ○議長(初沢智之君) 以上で答弁を終わります。  再質問、ありませんか。15番、笠島和良君。 ○15番(笠島和良君) 自席でお願いしたいと思います。  実は私が質問しないことまで部長さんが答弁してくれたということは、トータルのふれあい下妻にした資本投下といいますか、どのくらいかかったのだと。最初の温泉鉱脈を調べるための飛行機飛ばしから今までの13年度までの整備の費用は、トータルでどのくらいかかったんだということを担当課の方へ言いましたらば、私の方へは今、部長が答弁するまで私の方へはそのデータが届いていなかったのです。質問せざるを得なかった。それを今度は部長が答弁しています。なに、これ。議員のことをまるっきりなめてかかっているんじゃないかというような感じがするんだよな。再質問をやろうと思ったが、がっかりしてやれない。だから、職員というのはなんでこれは、改革だの改善だのというのはこの世になくてもいいのかなという感じがするんだよね。あるのは現状維持。自分の足元しか見ていない。末は助役か収入役、悪くても部長かななんて思っている人たちばかりじゃ、甚だ下妻の将来が危うくなるのではなかろうかと危惧するのは私一人でしょうか。だから、私もこれはノー原稿でやっているのだから、市長、これは半年近くたったんだから、自分で最初に思ったようなことと今の気持ちを率直に話し合おうじゃないか。議会というのは、議員はこれは戦場だからね。仕事場だ。仕事場を放棄したのじゃ、何もならないんだからそういうことを本音で話すのが議場じゃないかと思うんだよね。議長、何とか話があれば、話してください。再質問はないです。時間のむだです。 ○議長(初沢智之君) 以上で……     〔「市長にだけ聞いているのです。再質問はないが、半年たった市長の気持ち       を話してくれと言ったのです。それを聞いて終わりです」と呼ぶ者あり〕 ○議長(初沢智之君) 暫時休憩いたします。                 午前11時32分 休憩           ─────────────────────                 午前11時40分 再開 ○議長(初沢智之君) 休憩前に戻り、会議を開きます。  再質問に対する答弁をいたさせます。小倉市長、登壇願います。                〔市長 小倉敏雄君登壇〕
    ○市長(小倉敏雄君) お答えいたします。  私、市長に当選して以来、5カ月に入りました。初心は、とにかく行政の皆様方には市民サービスを踏まえて、よかれと思うことはどんどんやっていただき、責任は私が持つという方針のもとにここまで5カ月来たわけでございます。そうしたことを踏まえて、各課で判断できるものは判断していただければと思っております。そのほか、合併問題、また小島・西町線という、こういう重要なことは議員の皆様方、そして本日傍聴に来られております市民の皆様方と協議をいたしまして、下妻の発展のために方向づけをし、行政運営にかかわっていきたいと思っておりますので、皆様方のご協力をお願いし、答弁とさせていただきます。ありがとうございます。 ○議長(初沢智之君) 再質問に対する答弁を終わります。  以上で、笠島和良君の一般質問を終わります。  次に、7番、飯塚 薫君、登壇願います。                〔7番 飯塚 薫君登壇〕 ○7番(飯塚 薫君) ただいま議長の許可をいただきましたので、一般質問をやらせていただきます。  選挙関係について。電子的記録式投票制度の導入について。地方公共団体の議会の議員及び長の選挙にかかわる電子的記録式投票機を用いて行う投票方法等の特例に関する法律、いわゆる電子記録投票法が国会で成立し、平成13年12月7日に公布、平成14年2月1日から施行されました。これを受け、全国初の電子投票が岡山県新見市で去る6月23日に行われました。また、宮城県の白石市におかれましても決まったようであります。海外では既に電子投票に関する研究が進んでおり、多くの先進国で機器の導入が実施されております。中でも近年、タッチパネル式の電子投票機を採用する国が多くなってきていると聞いております。タッチパネルや押しボタンを利用して投票行為そのものを電子化し、投票をデジタルデータとして取り扱う方式を直接記録式電子投票といいますが、マークシートやパンチカードによる投票はアメリカの大統領選挙でも問題になったように、読み取りに限界があり、正確な開票に疑問が残ったことが記憶に新しいところでございます。直接記録式電子投票は、初めからデジタルデータを取り扱うので、疑問票が生じる余地がありません。我が国における選挙制度においても、有権者にとってより投票しやすい条件を整備するために、従来からさまざまな改正が行われてきております。  一方、こうした改正により選挙を施行する部門では、選挙事務が増大し複雑化しているのが現況でございます。公職選挙法第6条で選挙管理委員会は選挙結果を選挙人に速やかに知らせるよう努力義務が課されております。こうした法の趣旨や報道機関等の要請を受けて、自治体の開票事務は翌日開票から即日開票へと改善されております。さらに平成9年12月には公職選挙法の一部が改正され、投票終了時間は午後6時から午後8時へと2時間延長されました。開票の開始時間が遅くなることとなり、投開票事務を担当する市町村への負担はますます重くなっております。また、平成9年の公職選挙法の改正では、投票時間とあわせて不在者投票の時間も延長されたことにより、事務局の職員は告示日から選挙期日前日までの期間、長時間勤務が続くことになります。そこで、第1点目にお伺いいたします。最も間近に行われた市長及び市議会議員選挙に従事した職員の数、人件費及び総経費及び選挙の確定時間、無効票の数はどのくらいあったのかお伺いいたします。候補者の氏名を間違って記載したり、他のことを記載した投票は無効となりますが、このほかにも判読不能なため無効となる票が少なくないのではないでしょうか。これらの疑問票、無効票は慎重な判断や取り扱いが必要であり、開票事務において多大な時間と労力を要するという問題もあります。また、的確な選挙人の意志の反映を図る観点からも、無効票を減らすことが課題ではないでしょうか。  自書式投票から電子投票に移行することにより、次のようなメリットが考えられます。1点目は、電子投票は意志的な白票以外、無効票は発生しないので、有権者の意志が正確に投票結果に反映されます。また、疑問票がなくなることにより、開票集計事務の大幅な短縮につながることと思います。2点目は、不在者投票等、一部の投票を除き開票作業が不要となり、選挙結果が迅速かつ正確に得ることができるとともに、選挙事務当事者や立会人の当事時間が短縮され、人件費等の縮減が図れます。3点目は、電子投票は将来的にもだれでもどこからでも投票できる制度に移行するとともに、さまざまな障害を持つ人にとっても、より利用しやすい制度となることが期待できます。4点目は、投票率が低いであろうと思われる若年層にも積極的に受け入れられることが期待できます。電子投票制度の導入は、自書式原則として構成されている現行の投開票事務の根本的な改正を伴うだけに、その実現に向けて克服すべき課題は多いと思われますが、電子投票制度の導入についての執行部の考え方と、実施した場合に想定される人件費及び経費の削減状況をお伺いいたしまして、私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(初沢智之君) 答弁は、午後にいたします。  昼食のため、暫時休憩いたします。                 午前11時50分 休憩           ─────────────────────                 午後 1時01分 再開 ○議長(初沢智之君) 休憩前に戻り、会議を開きます。  答弁をいたさせます。中川総務部長、登壇願います。               〔総務部長 中川行雄君登壇〕 ○総務部長(中川行雄君) 電磁的記録式投票制度の導入について、お答えをいたします。  最初に1点目の市長及び市議会議員選挙についてでございますが、市長選挙につきましては本年4月14日執行の、市議会議員選挙につきましては平成11年11月21日執行の数字を申し上げます。  1番目の従事した職員の数でございますが、市長選挙が192名、市議会議員選挙が210名でございました。次に2番目の人件費及び総経費についてでございますが、市長選挙の人件費は777万6,525円、総経費は1,487万9,660円で、市議会議員選挙の人件費は819万8,365円、総経費は2,500万4,420円でございました。次に3番目の選挙の確定時間についてでございますが、市長選挙につきましては、今回、同時に市議会議員補欠選挙があったことから午後10時47分、平成11年の市議会議員選挙は午後11時40分が確定でございました。次に4番目の無効票の数についてでございますが、市長選挙は294票、市議会議員選挙は195票でございました。  次に(2)の電子投票制度の導入についてでございますが、現在の自書式投票ではどうしても判定不可能な無効票が出ますが、電子投票であればパネルにタッチするだけですので、判読不可能な文字やそのほかの要因での無効票は減らせ、有権者の意志を正しく選挙に反映することができます。また、開票結果がスピーディーに出ることが電子投票のメリットでございます。しかしながら、現行の法制度では不在者投票に関しては、告示のあった日から選挙当日の投票開始までに亡くなった有権者の票や転出した有権者の票は抜き取らなければならないこと、今の電子投票の仕組みでは投票の秘密を保持したままで、だれがだれに投票したかを特定できるように記録しておくことは不可能であるため、不在者投票は自書式の投票とならざるを得ないこと、また、電子投票は現在、市長、市議会議員、県知事、県議会議員などの地方選挙に限られており、国政選挙は除かれていること、さらには電子投票を導入するとなると、下妻市の有権者数の規模でも基本システム、投票機、サーバー、カード発行機、開票システムなどで概算、7,000万円程度の費用負担となること等々、現時点では課題も多く、導入については時期尚早と考えておりますが、今後、電子自治体の構築などとあわせまして、検討してまいりたい所存でございますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(初沢智之君) 以上で答弁を終わります。  再質問、ありませんか。7番、飯塚 薫君。 ○7番(飯塚 薫君) 自席で行わせていただきます。  ただいま答弁をいただいたわけでございますけれども、電子投票制度にするには7,000万円かかると。1回に市長選と議会の選挙で2,500万以上かかると。そうすると、4年に1度はやはり知事選、また参議院、衆議院、それに対して県会、それにまた市長選挙と我々市会議員の選挙が来るわけでございますけれども、7,000万円かかるということについては、一括に出すことであって、だれもかかるように思われますけれども、やはり4年、5年、また2回目になると、この景気低迷の中でやはり考えなければならない点があるのじゃないかと思うのであります。その点について1つと、8月に投票が行われた玉里村の村長選、この開票所にスクリーンを設置して、立会人の前に50票ずつ表示を出すということ、それについて、玉里村ではやったわけでございますけれども、石岡市を初め近隣の市町村が玉里村に行きまして、説明を聞きに行ったと、そんな話も聞いております。当市におかれましては、その点についてはどう考えたのか。これは選挙に対してプラスの面もかなりあると思います。経費はそれほどかからないように聞いておりますので、その点についてもどう思ったのか。また、2時間延長された午後8時までの投票、それに対して当下妻では何%くらいの人がその2時間の間に増えたのか、その点をお聞きしたいと思います。  それと、今回の農業委員会の12年に1度の選挙が回ってきてるわけですけれども、今回の農業委員会の選挙の中で、また人数とそれの総経費をできましたら答弁いただきたいと、このように思います。  以上です。 ○議長(初沢智之君) 再質問に対する答弁をいたさせます。中川総務部長。               〔総務部長 中川行雄君登壇〕 ○総務部長(中川行雄君) お答えいたします。  まず第1点目の電子投票導入には現在の下妻市でも7,000万円という経費がかかるということなのですが、確かに現時点での導入は、先ほどご答弁申し上げましたとおり大変難しいというふうには考えておりますけれども、これからやはり市町村のこのような行政でも、徐々に電子自治体になっていくということになれば、おのずとその時点ではやはり電子投票も考えねばならないというふうに考えております。当面、現時点では若干時期尚早だというふうに考えておるところであります。  2点目の玉里村の村長選における得票を画面で実況したということでございますが、こちらにつきましては、電子投票とは関係なく、要するに得票を大きな画面で映し出したということであります。こちらにつきましても、これから情報を集めて、参考になればというふうに考えております。  それから2時間延長して何%ぐらい投票率が伸びたのかというふうなご質問でございますが、こちらにつきましては大変難しいご質問でありまして、現実には何%伸びたというふうな資料は出しておりません。ただ、不在投票等につきましは、やはり8時まで2時間、こちらも延長になっているわけでありますが、不在投票につきましては、かなり以前よりも伸びておるというふうな結果になっております。  4点目の、7月7日に執行されました農業委員会選挙の件でございますが、まず動員した職員数でございますが、投開票事務で81名でございます。さらに経費の面でございますが、人件費では324万6,535円で、総経費で414万8,090円の経費の支出でございました。  以上でございます。 ○議長(初沢智之君) 再質問に対する答弁を終わります。  以上で飯塚 薫君の一般質問を終わります。  次に、3番、増田省吾君、登壇願います。                〔3番 増田省吾君登壇〕 ○3番(増田省吾君) ただいま議長より許可をいただきましたので、通告に従いまして一般質問をさせていただきたいと存じます。  私の議会活動におけるスタンスでもあります「子供たちに夢のある未来を!」を実現すべく、この夏、総上全地区において懇談をさせていただく機会を得、意見や考えをお聞きいたしました。その声を市政に届け、今後の下妻に生かしていただきたく、ここに一般質問をさせていただき、執行部の見解を伺いたいと存じます。  さて、本年、第4次下妻市総合計画が「やさしさ・ふれあい・活力あふれるしもつま」のキャッチフレーズのもと、サブタイトルに「人とひと、人と自然、人とまち、手をつなぎ躍進するまちしもつま」が策定され、基本的な考え方が示されました。そして基本構想・基本計画・実施計画の3段階で構成され、下妻市の将来都市像、そして具体的な施策の展開と手法を定め、5年ごとに更新し、基本計画で定めた施設を実現するため、財政的な裏付けのもとに具体化するとあります。また、市民と行政が相互に理解を深め、協働して行うことが大切と言われ、市民がまちづくりの考え方に共感し、積極的に参加していくことが重要とあります。私も同感と考えますが、そのためには対話の中から相互理解を深めることだと思うのですが、いかがでしょうか。以前に一般質問でも述べましたが、多くの市民の方々から声の大きな意見ばかりでなく、小さなささやきまで伺って反映させていただきたいと申し上げました。今回の計画策定でもその意を酌んでいただき、各階層の多くの方々、また経験ある先輩議員の方々の意見も組み入れていただいたことで、すばらしい計画が策定されました。市の発展を考える一人として感謝申し上げます。しかし、今後最も大切なことは、その計画実施に向け、また市民への理解を深めるために、どのように検討し、どう進めていくのかを伺いたいと存じます。  次に、計画の中でも最も重要なのが土地利用ではないでしょうか。土地は個人や企業の私的な財産であるとともに、生活をする場であり、市民共通の貴重な財産でもあります。現在の状況を踏まえ、将来に向けて勇気をもって指針を示し、共に考え実践するべきではないでしょうか。その計画の中で、今回は総上地区における都市計画道路について伺います。125号線、長塚バイパスや294号線4車線化、それらにかかわる都市計画道路の進捗と今後の推移を伺い、あわせて125号線南側に位置する構想道路を計画道路に位置づけていただきたく、見解を伺いたいと存じます。  次に人口フレーム5万人!具体策は?でありますけれども、計画を拝見させていただき、試算しましても、1万人弱の人口をどこへどのように住んでいただくのか、そうした定住人口を見据えた生活をする場の設営が足りないと思われますが、いかがでしょうか。守谷市などではニュータウンをつくり、人口を張り付ける場を整えました。当市においてもまだ未整備地区もありますし、可能性はたくさんあると思われます。また、交流人口を増やす施策をと言われますが、以前に私も交流人口を増やすためのヒントを提案させていただきましたが、そのような具体策を示していただければと思い、あわせて質問をさせていただきます。  次に、マスタープランにも見られる補助幹線道路の実施はでありますけれども、まずマスタープランを見ますと、総上地区を横断するように計画道路があるようですが、この路線の計画に伴う区画整備を含めた農地整備を伺います。この計画路線の沿線については、農地が多い場所でもあります。総上地区は農地の基盤整備が遅れており、道路・水路とも未整備地区が多く、農家の皆様より耕作が不便で非常に困っているとの声も聞かれます。このままでは農業後継者がいなくなり、農地は荒れ地となってしまい、農地の流動化が心配だと懸念されております。土地の減歩の協力などで農家負担をなくし、土地改良をできないかなどとの声が上がっております。ほかにおいても基盤整備が未整備のまま残されており、白鳥耕地等の畑総や古沢、小島地区などの農地を含めた面整備が重要であることはもちろん、同時に今後の都市環境の変化に対応できる都市づくりと農地保全と活用を計画的に進めるべきではないでしょうか。聞くところによりますと、福田、大木地区や騰波ノ江地区などでは河川用地や道の駅等を減歩として農家負担はなく土地改良を実施していると聞いています。補助幹線沿線の農地でも農家負担をなくし、農地と道路整備が可能かご質問をいたします。  また、先ほどの人口フレームとも関連いたしますが、土地区画整理事業は都市計画の母と称され都市基盤施設である道路、公園、上下水道、排水路などが計画的に整備される極めて有効かつ効率的な事業だと思いますが、このような方法はいかがでしょうか。  次に排水場の問題についてでありますが、近年、温暖化や異常気象現象などと言われるようになり、大雨や台風なども頻繁になってきたように思います。今年の台風でも何度か大雨を降らせ、各地に被害をもたらしました。下妻市でも鬼怒川が増水し、川からの逆流を防ぐために二本紀排水樋管を閉鎖いたしました。その結果、二本紀大排水から内水が水田に逆流し、一部冠水したと伺っております。そこで原因を探ってみますと、鬼怒川河川の護岸整備が進み、大雨時の川の流れが以前よりも早くなり、緊急時などでは警報発令があってから水門を閉めるのですが、閉めるまでの時間より川の水が増水する方が早いものと思われます。また、大貝下川原線の整備に伴い排水路の整備が進み、今後、今まで以上に大雨時の増水が予想されます。以前にはごみ処理場施設周辺一体が遊水池の機能を持ち、対応が取れていたと思われます。現在はクリーンポートきぬ、フィットネスパークきぬなどのアクアステーション一帯が整備され、かつての遊水池の機能が損なわれてしまいました。現在は、農地の冠水でありますが、二本紀地区は集落が農地の高さと幾らも違いがないので、宅地においての冠水も予想され、住民の不安を募っております。今後、ますます都市機能整備を進めていく上で、排水の問題を解決しないことには、アクアステーション一帯の整備が満足いくことにはならないのです。そのためにも、早急に排水場の設置を実現していただきたいのです。現在、二本紀樋管には排水機場がないので、排水場が設置されるまで小島地区内を通っている江連都市下水路の流末は排水機場があると聞いていますので、いずれ都市下水路へ排水ルートの変更はどうでしょうか。地形上の問題等でできないとすれば、排水の対策をどう考えるのかお聞きしたいと存じます。  次に、都市計画道路の延伸をでございますが、先ほど質問いたしましたが、ここでは駅前・田町線の延伸であります。駅前・田町線は計画延長840メートル、幅員18メートルで、東部東通り線まででありますが、周辺の住民の方より坂井地区集落の脇を通って、ネイチャーセンターに行く道路に直結すると、駅前に直接来られる進入路が完成し、渋滞の緩和や迂回、何よりも交流人口を直接市街地に誘導することで、より活性化が図られ、ひいては下妻東部第一土地区画整理事業の保留地の販売促進にもつながると思います。また、東通り線から坂井地区脇までは農地で、先の質問でも述べましたように農業後継者の問題やら土地の流動化に危惧されており、活性化に向けての関心はどの地区でも高く、地域経済の浮揚と街の発展には理解と協力が得られるものと思われますが、いかがでしょうか。見解を伺いたいと存じます。  次に、企業誘致に期待するであります。現在、当市においても、つくば下妻第二工業団地、ニューつくば下妻工業団地に企業を誘致するために頑張っていただいていることは承知しておりますが、どこでも現在のような経済の低迷をしている時期に企業誘致は難しいと思います。小倉市長の民間の発想でこの究極を打破するの考えのもと、このたび茨城県にて企業誘致に取り組んでこられたエキスパートでもある石井助役をお迎えいたしましたので、ここに全市民ともに熱烈歓迎を申し上げるとともに、ご期待を申し上げます。当下妻市は石井助役もご存じのとおり、昔から歴史と文化を育み、偉大なる先人をも輩出いたしております。どうか、企業誘致にとどまらず、下妻市の活性化に向け、定住人口並びに交流人口の増加を図るため、下妻にかかわる多くの先輩諸兄に下妻市長ともどもご支援とお力添えをいただいて、取り組んでいただければ幸いと存じます。  現在のような厳しい環境のときほど、やりがいがあるのではないでしょうか。石井助役の物静かな優しいお顔の中から、きらりと光る目の奥の輝きを見て、秘めたる情熱を感じるものであります。私はいつでも先人のおかげにて今があり、今の人がこれからの人のために行動をする、そんな展開が無限に続けられれば、必ずや明るい未来につながることができるものと思いますが、いかがでしょうか。子供たちに夢の持てるご答弁を期待して、私の一般質問とさせていただきたいと存じます。よろしくお願いいたします。 ○議長(初沢智之君) 答弁をいたさせます。石井助役、登壇願います。                〔助役 石井一男君登壇〕 ○助役(石井一男君) 私からは、4番目の企業誘致に期待するにつきまして、増田議員にお答え申し上げます。  先ほども議員ご指摘のとおり、現在の厳しい経済状況におきましては、民間投資等も冷え込んでおり、企業誘致については大変厳しい状況でございます。私は企業活動につきましては、茨城県及び茨城県工業団地企業立地推進協議会が東京、大阪、名古屋地区で開催しておりますが、この茨城県工業団地説明会等に積極的に参加するとともに、下妻市の工業団地案内パンフレットを作成いたしまして、各種説明会や東京茨城県人会等、あらゆる機会において積極的にPR活動を実施しているところでございます。また、茨城県東京事務所及び茨城県企業立地推進東京本部に対しまして、企業誘致の積極的な推進を働きかけているところでございます。特に当市工業団地の引き合い企業に対しましては、小倉市長を先頭に積極的に会社訪問、現地案内等を行う体制で臨んでいるところでございます。  なお、私も議員指摘のとおり、茨城県の商工労働部や企業立地推進東京本部に在籍した経験があります。これらの経験を生かしまして、各関係機関等との積極的な情報収集に努めるとともに、工業団地への優良企業誘致の推進に全力で尽くしてまいりたいと、このように考えておりますので、ご理解のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(初沢智之君) 次に、中川総務部長、登壇願います。                〔総務部長 中川行雄君登壇〕 ○総務部長(中川行雄君) 私からは第1点目の第4次総合計画に期待するのうち、(1)計画実施の検討は、と、(3)人口フレーム5万人具体策は、についてお答えをいたします。  初めに(1)計画実施の検討は、についてでございますが、総合計画はその内容がいかに優れたものであっても、計画に基づいた行政運営を行うという強い姿勢と市民の皆様方の協力がなければ、計画の実現は不可能でございます。したがいまして、計画の実効性を確保するためには、計画の進行管理が極めて大切でございますので、今後は基本計画に基づいた実施計画を作成し、ローリングしながら予算編成に反映するよう調整を図っていきたいというふうに考えております。  次に(3)人口フレーム5万人、具体策はについてでございますが、人口5万人の考え方につきましては、総合計画基本構想による将来人口でございまして、コーホート要因法による平成23年度の理論値の人口予測が4万3,249人、さらに開発付加人口及びつくばエクスプレス等大規模プロジェクトによる流入人口を勘案し、市としての要件であります5万人を目標人口としたものでございますので、ご理解をお願いいたします。  次に、交流人口を増やす施策につきましては、総合計画の中でもビアスパークしもつまや道の駅しもつま、ホットランドきぬ等、現在の交流施設の活用と大宝八幡宮周辺を交流拠点施設として掲げておりますが、厳しい財政事情の中で新たな施設整備は不可能でございますので、現在の施設の十分なる活用による交流人口の拡大を図ってまいりたいというふうに考えております。  また、人口フレームに絡んだご質問の土地区画整理事業につきましては、大変申しわけございませんが、現在の社会経済情勢や厳しい財政状況を勘案いたしますと、事業化は困難であると考えておりますので、ご理解をお願いいたします。 ○議長(初沢智之君) 次に、鯨井建設部長、登壇願います。               〔建設部長 鯨井五美君登壇〕 ○建設部長(鯨井五美君) 私からは、1の第4次総合計画に期待する、(2)都市計画道路について、2の排水場の問題についてのうち、江連都市下水路への排水ルートの変更について、3の都市計画道路の延伸を、についてお答えいたします。  初めに(2)都市計画道路についてお答えいたします。現在、総上地区内で都市計画道路として決定されておりますのは、国道125号下妻・八千代バイパス、県道結城・下妻線、大貝・下川原線の3路線でございます。長塚地内より中居指へ抜ける国道125号下妻・八千代バイパスにつきましては、できるだけ早期に着工できるよう、今後も引き続き県に対して要望してまいりたいと考えております。  また、県道結城・下妻線でございますが、長塚交差点より南の部分で国道125号バイパスまでの県道結城・下妻線の延長についての整備は、国道125号下妻・八千代バイパス整備後となるものでございます。  続いて大貝・下川原線については、千代川村よりフィットネスパークの東側を通り、浦町の国道125号までの区間で、整備期間は平成7年度から平成18年度までの予定でございます。  次に総合計画都市計画マスタープラン位置づけられている道路では、国道125号より南側にある東西に抜ける2本の道路ですが、1路線は中居指地区の東側から小島・古沢地区の北側を通り、国道294号へ接続する道路、もう1路線はさらにその南側に位置し、中居指地区から袋畑の南側を通り国道294号へ接続する道路でございます。これらの2路線は、いずれもハーモニーズ構想等により新たな市街地形成と見込まれた場合を想定したものであり、現在は都市計画道路として決定されておらず、あくまで構想路線でございますので、ご理解をいただきたいと思います。  次に2の排水場の問題について、江連都市下水路の排水ルートの変更についてお答えいたします。ご質問の二本紀排水路から江連都市下水路への排水ルートの変更についてでございますが、流入量の増加に対しては、新しく排水路を建設し、若宮戸樋管のポンプ場増設が必要となります。現実問題として、下妻市から石下町の若宮戸樋管まで千代川村の一部を除き、江連都市下水路が完成しておりますので、二本紀排水路への排水をルート変更により小島都市下水路に流入させるのは困難と考えられます。  次に、3.都市計画道路の延伸を、についてお答えいたします。駅前・田町線は現在、下妻駅より東部東通り線まで延長840メートルが都市計画決定され、うち田町の集落までの754メートルが共用されております。その駅前・田町線を坂井地区の市道3378号線まで延伸すべきであるというご質問でございますが、都市計画道路を含めました市町村の都市計画は、都市計画法に基づきまして都市計画マスタープランとして基本方針を定めることとなっております。駅前・田町線の位置づけ補助幹線道路であります。補助幹線道路とは、中心市街地における都市活動を支えるための機能を担う道路としての意味でありまして、中心市街地と周辺都市を連絡する主要幹線道路中心市街地主要幹線道路を結ぶ都市内幹線道路としての機能を求めていないということになります。これは、主要幹線道路である国道294号より市街地へアクセスする道路は、主要幹線道路である国道125号及び都市間幹線道路である県道下妻・真壁線があり、両路線によりその機能が十分満たされるとの考えであります。以上によりまして、現在のところ、駅前・田町線は都市計画決定されている東部東通り線までを整備する計画でありますので、よろしくご理解のほどをお願い申し上げます。 ○議長(初沢智之君) 次に、粟野経済部長、登壇願います。               〔経済部長 粟野宴位君登壇〕 ○経済部長(粟野宴位君) 私からは、1の(4)マスタープランにも見られる補助幹線道路の実施は、についてお答えいたします。  ご質問の補助幹線道路沿線の農地は、主に大字古沢、袋畑、小島地内の水田地帯と大字今泉、中居指地内の畑の地帯がございます。水田地帯は江連用水土地改良区の受益地であり、約120ヘクタールでございまして、圃場整備事業が考えられます。次に、畑の地帯は霞ヶ浦用水土地改良区の受益地となっており、約28ヘクタールでございまして、畑地総合整備事業が考えられます。いずれの事業においても、圃場の集積はもちろん、農道、用水路、排水路を整備することは可能でございますが、土地改良は地権者の申請が原則でございますので、受益地内の地権者の同意が不可欠であります。県営の事業で実施いたしますと、事業補助率は国50%、県30%、地元20%となり、地元負担金20%のうち10%は市、残り10%は地権者が負担となります。また、土地改良事業では市が必要であれば公共用地として市が取得し、地権者が負担すべき10%に充当するような地権者の負担金軽減措置も行うことができます。したがいまして、補助幹線道路の決定や地権者の同意等の手続は必要になってきますが、道路用地として市が確保し負担金に充当することは可能でございますが、財政負担等の問題もございますので、実施に向けては検討を要するものと思われます。  次に、2番目の排水場の問題についてお答えいたします。ご質問の排水路は鬼怒川に流れる二本紀樋管から上流約1.3キロメートルの二本紀大排水路でございます。この排水路は江連用水土地改良区の受益地として、今泉、中居指、二本紀地内の水田や畑の排水はもちろん、家庭雑排水等の流末として重要な排水路でございます。平常時は水深の浅い水路でございますが、降雨時には宅地化や道路舗装等により保水能力が減少しているため、近年の水位上昇は以前より激しくなっているものと推察されます。特に平成14年7月10日には台風6号の接近に伴う大雨の影響を受け、鬼怒川の水位が上昇し、堤内に逆流するようになり、二本紀排水樋管の閉鎖を余儀なくされたため、内水が鬼怒川へは流れず水位が上昇し、翌11日にはご質問の排水路から圃場へ流出が見られ、圃場への一部冠水がございました。この大排水路の改修については、二本紀地区環境整備協議会並びに江連用水土地改良区二本紀地区委員会より二本紀大排水路の改修についての要望が市に提出されております。いずれにしても、鬼怒川に流れる農業用水路及び都市下水路として重要な水路でございますので、関係機関と協議をしながら調査・検討をしたいと考えております。 ○議長(初沢智之君) 以上で答弁を終わります。  再質問、ありませんか。  3番、増田省吾君。 ○3番(増田省吾君) 自席にてお願いしたいと存じます。  ただいま各項目にわたりましてご回答いただきまして、ありがとうございました。  最初に石井助役の方から予想どおりの力のこもったご回答をいただきまして、本当にありがとうございました。まさしく下妻市の助役としてご期待できるなというようなことを改めて感じておりまして、ぜひともお力のおかげで税収アップにつながるような企業の誘致をお願いしたいなというふうに要望いたします。  そして、その後からがちょっと疲れました。元気のないと言いますか、本当に夢がどこに行ったか、そういうようなご回答をいただきました。先ほども申しましたように、今、下妻市におかれましては、大変、財政的にも非常に厳しいというのはどなたもご存じかと思うのです。ただ、厳しいからこそできないということでは、全くもって夢も何もないと。私たちは、自分の今の現況もそうですけれども、将来につながるようなまちづくりの展開をするということで議論を尽くしているわけです。そういう中で、今、1番目の須藤議員の質問にもありましたけれども、中心部の問題、あるいは合併の問題、そういったことを今考えているときに、やはり先を見て、今の下妻をどうしていくのか。本当に経済は生き物です。そういう経済をよくしていく。この地元の生活者が潤うのには、どうするのか。それに対しての道路とかあるいは基盤整備とかというものを、財政が困難だからできません、そういうようなことは前向きな回答ではないと、このように思います。ぜひその辺のところを再度、質問をしたいと思います。  そして、先ほどの粟野部長の回答ですけれども、本当に可能性があると、そういうような答えをいただきますと、やはり地域の皆さんも一緒になって、では、その可能性をどういうふうに探すか、そういうような前向きな発想になるのかなというふうに思うのです。現実的に、今、先輩が夢とおっしゃいましたけれども、夢をなくして何が現実に近づくのですか。何でもそうですけれども、夢を語って、その夢に近づける、だから成長があるのだと思います。まちの発展も全くそのとおりだと思っております。ですから、今、地域の生活者もみんな困った、経済も冷えている、財政も厳しいだろうと。現実的に実現は非常に難しいからと。ただ、難しくてもそこに、農家の方々も土地の減歩とか、そういったことであれば協力できるよ。あるいは街の中心部の方でさえも、単なる道路をつくることではなくて、その辺一帯の土地の区画整理とか、そういうものを含めたまちの建て直しであれば協力しようというような方もいるわけです。そういう方に、単なる地権者の土地がどうなのだとかということではなくて、その中心部一帯の開発に対してはどうなのだとかというようなことを、やはり地域の皆さんに投げかけていただいて、そして議論を尽くしていただいて、その結果に開発とかそういったものは生れるのかなというふうに思うのです。  合併もそうです。どうだこうだと言っても、やはり自分たちの住んでいるその生活の場が潤わないのに、なんで合併をやるのだと。潤うためにこうするのです。そのために、今の計画をこう進めるべきなのですよと。まして、今の広域でやっておりますフィットネスパークきぬあたりがいろんなところで脚光を浴びます、これからもちろん。そういう意味ではオフィス街にもなろうかと思います。それに対する整備が整わなくて、どうして下妻がイニシアチブを取って合併なんか進めないのですかと。だからこそ、その辺の開発にも力を入れる。だから夢がつながるのだ。そういうことを進めるべきじゃないのかなというふうに思っております。その辺のところをどうお考えなのか、質問して再質問といたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(初沢智之君) 再質問に対する答弁をいたさせます。  中川総務部長、登壇願います。               〔総務部長 中川行雄君登壇〕 ○総務部長(中川行雄君) すべての事業に財政が絡みますので、一応、代表しまして私の方からご答弁を申し上げます。  確かに最近の我々職員、行政執行部の答弁は、すべて財政事情が大変厳しいので、困難だからというふうな回答が非常に多いというのも、十分に自覚はいたしております。我々行政側でも当然、夢は描いておりますが、そしてその夢に向かってどのような方法で実現できるのか、それは常々考えております。しかし、残念ながら現実問題としては、また同じ言葉の繰り返しになってしまいますが、現在の財政規模の中で事業を進めなければならないというふうに理解をいたしておりますので、どうぞご理解をよろしくお願いいたします。 ○議長(初沢智之君) 再質問に対する答弁を終わります。  以上で、増田省吾君の一般質問を終わります。  お諮りいたします。  定刻までにはまだ時間がございますが、本日はこの辺で散会いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(初沢智之君) ご異議なしと認めます。  それでは、本日はこれをもちまして散会いたします。  次回は、明日9月18日定刻より本会議を開き、引き続き一般質問を行います。大変ご苦労さまでした。                 午後 1時29分 散会
              ─────────────────────   会議録署名人    下妻市議会 議  長   初 沢 智 之          署名議員   木 村   進          同      野 村 賢 一...