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09月01日-01号

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  1. 龍ケ崎市議会 2020-09-01
    09月01日-01号


    取得元: 龍ケ崎市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-02
    令和 2年  9月定例会(第3回)              令和2年 第3回          龍ケ崎市議会定例会会議録(第1号)                                          令和2年9月1日(火) 午後1時30分 開 会                                   議事日程 第1 会期決定の件 第2 会議録署名議員の指名 第3 諸般の報告 第4 請願について 第5 議案第1号 龍ケ崎市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条         例について    議案第2号 龍ケ崎市手数料条例の一部を改正する条例について    議案第3号 龍ケ崎工業団地企業誘致調査委員会設置条例を廃止する条例に         ついて    議案第4号 市有財産の取得について         (令和2年度龍ケ崎市立小中学校GIGAスクール用端末購入)    議案第5号 あっせんの申立てについて    議案第6号 令和元年度龍ケ崎一般会計歳入歳出決算について    議案第7号 令和元年度龍ケ崎国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算に         ついて    議案第8号 令和元年度龍ケ崎公共下水道事業特別会計歳入歳出決算につ         いて    議案第9号 令和元年度龍ケ崎農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算に         ついて    議案第10号 令和元年度龍ケ崎介護保険事業特別会計歳入歳出決算につい         て    議案第11号 令和元年度龍ケ崎市障がい児支援サービス事業特別会計歳入歳         出決算について    議案第12号 令和元年度龍ケ崎後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算         について    議案第13号 令和元年度龍ケ崎介護サービス事業特別会計歳入歳出決算に         ついて    議案第14号 令和元年度龍ケ崎工業団地拡張事業特別会計歳入歳出決算に         ついて    議案第15号 令和2年度龍ケ崎一般会計補正予算(第9号)    議案第16号 令和2年度龍ケ崎国民健康保険事業特別会計補正予算(第3         号)    議案第17号 令和2年度龍ケ崎介護保険事業特別会計補正予算(第2号)    議案第18号 令和2年度龍ケ崎市障がい児支援サービス事業特会計補正予         算(第1号)    議案第19号 令和2年度龍ケ崎後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第         1号)    議案第20号 令和2年度龍ケ崎下水道事業会計補正予算(第1号)    議案第21号 龍ケ崎市教育委員会委員の任命について    議案第22号 龍ケ崎市国民健康保険条例の一部を改正する条例の一部を改正         する条例について    報告第1号 専決処分の承認を求めることについて         (令和2年度龍ケ崎一般会計補正予算(第7号))    報告第2号 専決処分の承認を求めることについて         (令和2年度龍ケ崎一般会計補正予算(第8号))    報告第3号 専決処分の承認を求めることについて         (和解に関することについて)    報告第4号 専決処分の承認を求めることについて         (和解に関することについて)    報告第5号 専決処分の承認を求めることについて         (和解に関することについて)    報告第6号 専決処分の承認を求めることについて         (和解に関することについて)    報告第7号 専決処分の承認を求めることについて         (和解に関することについて)    報告第8号 令和元年度龍ケ崎一般会計継続費精算報告書について    報告第9号 令和元年度龍ケ崎公共下水道事業特別会計継続費精算報告書         について    報告第10号 令和元年度龍ケ崎工業団地拡張事業特別会計継続費精算報告         書について    報告第11号 令和元年度龍ケ崎歳入歳出決算に係る健全化判断比率につい         て    報告第12号 令和元年度龍ケ崎歳入歳出決算に係る資金不足比率について    報告第13号 公益財団法人龍ケ崎まちづくり文化財団経営状況につい         て    (市長提案理由説明) 第6 議案第4号について    (質疑)    (討論)    (採決) 第7 議案第21号について    (質疑)    (討論)    (採決)                                   出席議員           21番  鴻 巣 義 則  議長           1番  山 宮 留美子  議員           2番  久米原 孝 子  議員           3番  大 野 みどり  議員           4番  札 野 章 俊  議員           5番  櫻 井 速 人  議員           6番  石 嶋 照 幸  議員           7番  金剛寺   博  議員           8番  伊 藤 悦 子  議員           9番  山 村   尚  議員           10番  加 藤   勉  議員           11番  岡 部 賢 士  議員           12番  石 引 礼 穂  議員           13番  山 崎 孝 一  議員           14番  後 藤 光 秀  議員           15番  滝 沢 健 一  議員           16番  椎 塚 俊 裕  議員           17番  油 原 信 義  議員           18番  大 竹   昇  議員           19番  後 藤 敦 志  議員           20番  寺 田 寿 夫  議員           22番  大 野 誠一郎  議員                                   地方自治法第121条の規定による本日の出席説明員           中 山 一 生  市      長           川 村 光 男  副   市   長           平 塚 和 宏  教   育   長           龍 崎   隆  市 長 公 室 長           菊 地 紀 生  総 務  部 長           清 宮 恒 之  福 祉  部 長           岡 田 明 子  健康づくり推進部長           斉 田 典 祥  市 民 生 活 部長           松 田 浩 行  産 業 経 済 部長           宮 本 孝 一  都 市 整 備 部長           松 尾 健 治  教 育  部 長           猪野瀬   武  秘 書  課 長                                   議会事務局職員出席者           森 田 洋 一  事 務  局 長           松 本 博 実  課      長                                                 午後1時33分開会 ○鴻巣義則議長  ただいまから令和2年第3回龍ケ崎市議会定例会を開会いたします。 本日は全員出席であります。開   議 ○鴻巣義則議長  これより本日の会議を開きます。 地方自治法第121条の規定により,議長において出席を求めた者の職氏名は,お手元に配付の印刷物のとおりであります。 △日程第1 会期決定の件 ○鴻巣義則議長  日程第1,会期決定の件を議題といたします。 お諮りいたします。今期定例会の会期は本日から9月15日までの15日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○鴻巣義則議長  ご異議なしと認めます。よって,今期定例会の会期は本日から9月15日までの15日間と決定いたしました。 △日程第2 会議録署名議員の指名 ○鴻巣義則議長  日程第2,会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は,会議規則第88条の規定により,17番油原信義議員,18番大竹 昇議員を指名いたします。 △日程第3 諸般の報告 ○鴻巣義則議長  日程第3,この際,諸般の報告を申し上げます。 まず,報告第1号 出納検査の報告につきましては,地方自治法第235条の2第1項の規定に基づき,令和元年度翌5月分及び令和2年度5月分,6月分,7月分の出納検査の報告であり,同条第3項の規定により,監査委員より議長に報告があったものであります。 次に,報告第2号 議長会関係会務報告であります。 いずれも印刷物をもってご報告を申し上げます。 △日程第4 請願について ○鴻巣義則議長  日程第4,請願についてを議題といたします。 今期定例会においてご審議をいただきます請願につきましては,お手元に配付の文書表のとおりであります。これを所管の総務委員会に付託いたします。 △日程第5 議案第1号から議案第22号まで,及び報告第1号から報告第13号までについて ○鴻巣義則議長  日程第5,議案第1号から議案第22号まで,及び報告第1号から報告第13号まで,以上35案件を一括議題といたします。 議案の朗読を省略し,提案理由の説明を求めます。 中山一生市長。     〔中山一生市長 登壇〕 ◎中山一生市長  改めまして,皆さん,こんにちは。 本日は,令和2年第3回龍ケ崎市議会定例会にお集りをお願いいたしましたところ,議員の皆様にはご参集いただき,厚く御礼を申し上げます。 まずは,去る8月11日,元の龍ケ崎市議会議長,7人目の龍ケ崎市長として3期12年務められました串田武久龍ケ崎市長がご逝去されました。82歳でした。心からご冥福をお祈り申し上げます。 串田前市長は,昭和54年に本市議会議員に当選され,平成5年から2年間,市議会議長を務められました。そして,平成10年1月から第14代龍ケ崎市長に就任され,3期12年間の任期を全うされ,龍ケ崎市の発展に言葉に尽くせないご功績を残されました。また,茨城県市長会長を務められるなど,市にとどまらず,国・県の地方自治の進展に多大な貢献をされました。葬儀については,静かに送り出してほしいとの故人の強いご遺志もあり,お知らせをせず,家族葬で執り行われたとの報告がございました。 ただいまも串田前市長の歩みを引き継いだ者として,故人が長く足跡を残された龍ケ崎市議会の議事録にしっかり残していきたいという思いから,あえて発言をさせていただきました。引き続き,故人の強いご遺志を尊び,議員の皆さん,市民の皆さん,そして,報道関係者の皆さんには,ご遺族の願いも含めて最大限のご配慮を賜りますよう,強くお願いを申し上げます。 それでは,提案理由の説明に先立ちまして,ご挨拶と何点か報告をさせていただきます。 8月初日まで続いた長梅雨が明けると,打って変わって連日30度を超える真夏日が続き,龍ケ崎市でも35度を超える猛暑日を8日も観測した記録的な猛暑の8月になりました。ましてや,ことしの夏はコロナ禍の中で迎える誰もが初めて経験する特別な夏ともなりました。感染症予防熱中症対策双方の徹底,小・中学校などの子どもたちの短い夏休み,そして,東京都への移動自粛や外出についての慎重な対応など,例年とは異なる過ごし方が求められ,日々の体調管理等にご苦労された方も多かったのではないでしょうか。 稲敷広域消防本部管内でも,今年度の熱中症の疑いによる救急搬送件数が8月末までで既に129件となっており,そのうち25件が本市内で発生しています。 季節は間もなく二十四節気の白露を迎え,暦の上ではだんだんと秋の趣が感じられる時期となるはずですが,気象庁からは,9月に入ってもかなり気温が高い状態が続くという予報も発表されています。 議員の皆様,市民の皆様におかれましては,熱中症対策にも十分ご留意をいただきながら,引き続き,「新しい生活様式」を徹底し,新型コロナウイルス感染拡大阻止に一丸となって取り組んでいきたいと思いますので,大きなお力を頂きますようお願い申し上げます。 併せて,鴻巣議長をはじめ,議員の皆様には,新しい生活様式に配慮した形での本議会の運営に敬意を表するとともに,感謝を申し上げます。この難局を乗り越えるために,そして,市勢発展のため,引き続きご活躍をいただきますようお願い申し上げます。 それでは,次に,幾つかの報告を申し上げさせていただきます。 まず,新型コロナウイルス感染症対策についてです。 茨城県においても7月下旬以降,新型コロナウイルス感染症感染者数が増加しています。これに伴い,茨城版コロナNext対策ステージも,7月31日から感染が拡大している状態を示すステージ3の状態が続いており,多くの市民の皆さんが不安やストレスを抱えながらお過ごしのことと思います。 本市では,かねてから感染症拡大防止対策の一層の強化に向けて,PCR検査センターの市内への設置について,茨城県や龍ケ崎市医師会と協議を進めてきたところでありますが,このたび,龍ケ崎市医師会の皆さんのお力で,龍ケ崎市地域外来検査センターとして8月25日に開設しました。 これにより,龍ケ崎市医師会の登録医療機関を受診後,PCR検査が必要と判断されれば,龍ケ崎市地域外来検査センターで速やかに検査が受けられるようになり,地域における感染拡大防止や市民の安心の確保につながっていくものと期待しています。 検査は,火曜日・木曜日の午後,土曜日の午前の週3回,1日当たり10件を予定しており,ドライブスルー方式で実施します。 検査の対象者は,市内の登録医療機関で診察を受け,医師が必要と認めた方となり,登録医療機関を通して検査の予約をしていただき,指定された日時に検査センターで検査を受けていただくという流れになります。 市といたしましても,引き続き,龍ケ崎市医師会の皆さんと連携体制の強化を図り,龍ケ崎市地域外来検査センターの運営を強力にバックアップしていく所存です。 また,新型コロナウイルス感染症の収束が見通すことが難しい現状を鑑みますと,いわゆるウィズコロナを意識した施策の重要性が増しているものと考えています。 茨城県では,感染拡大防止社会経済活動の両立を基本的な対策方針として掲げ,実現に向けた方策として,施設・店舗等の事業所における感染症対策の徹底,陽性者が出た際にクラスター化させないための行動調査や幅広な検査の徹底等に取り組むこととしています。 具体には,感染拡大を防止するためのシステム「いばらきアマビエちゃん」の登録等を促進するため,事業者への財政支援を含む支援施策の実施と併せて,4日開会予定茨城県議会定例会で事業者の登録義務づけ,県民の利用登録の義務づけ等も含めた条例制定を目指していくとのことです。 本市では,この「いばらきアマビエちゃん」の利用促進策の一つとして,県に先駆けて「いばらきアマビエちゃん」を導入する飲食店を対象に,支援金を支給する事業に取り組むこととし,ポスター等による啓発活動にかかる費用と合わせて,所要の予算を専決処分にて計上させていただいたところです。 市役所の各会議室や各コミュニティセンターなどの公共施設においても利用登録ができるよう,二次元コードを提示しております。 感染拡大防止社会経済活動の両立を図るため,改めまして,事業者の皆さんには事業者としての登録を,そして,市民の皆さんには訪問先での利用登録をお願いいたします。 また,今議会には,中央図書館において感染拡大時でも読書環境を維持するための電子書籍購入費用や,小・中学校の水道蛇口をレバー式に交換する水栓改修工事オンライン学習等を推進するための電子黒板デジタル教科書の整備にかかる費用など,ウィズコロナに対応していくための様々な施策に係る費用を補正予算として計上させていただいています。 全国各地で連日クラスターの発生なども多く報道されていますが,現時点で本市内における大規模な感染は発生していません。これは,市民の皆様の新型コロナウイルス感染拡大防止の真剣な取り組みのおかげであり,敬意と感謝を申し上げます。 引き続き,正しく恐れ,適切な対策を取り,良識ある行動を取ることで,新型コロナウイルス感染拡大阻止に力を合わせてまいりましょう。 次に,防災・減災日本一に向けた取り組みについてです。 令和2年7月豪雨では,停滞した梅雨前線により西日本や東日本で大雨となり,特に記録的な大雨となった九州では,熊本県を中心に甚大な被害が生じてしまいました。 多数の尊い命が失われたことは,誠に痛恨の極みであり,改めて,亡くなられた方のご冥福をお祈りし,ご遺族の皆様にお悔やみを申し上げます。現在でも行方不明者の捜索や災害からの復旧作業が続けられています。お見舞いを申し上げますともに,被災地の一日も早い復旧と復興を心よりお祈り申し上げます。 被災地からは,感染防止対策を講じながらの難しい避難所運営や感染症が復旧・復興の妨げになっているといった報道もあり,コロナ禍における防災対策の在り方は,私たちに投げかけられた大きな課題であると認識しています。 本市では,感染拡大リスクが顕在化する中での避難所開設に万全を期すため,テントや段ボールの間仕切りをはじめ,マスクや消毒液などの備蓄を進めているほか,7月12日には,松葉小学校及び松葉コミュニティセンター感染症対策にも配慮した避難所運営訓練を実施したところです。 引き続き,コロナ禍における災害時の避難所運営に関する国・県からの通知やガイドラインを参考にしながら,停電や熱中症対策にも取り組み,災害時に円滑な避難所運営ができるよう,受入れ態勢を強化してまいります。 当市の防災・減災日本一に向けた取り組みとして,先月には,スマートフォンで手軽に防災情報防災マップなどを確認できる「龍ケ崎市防災情報発信アプリ」を公開しました。また,災害をより現実的に考えていただくことを目的に,市役所1階ロビーで,昭和56年の小貝川決壊の時期に合わせ,当時を振り返るパネル展を開催したところです。さらに,先週の土曜日には,県内初開催となる「土砂災害マイタイムライン作成講座」を,土砂災害警戒区域対象地域内の住民・事業者を対象に開催したところです。 今後も,より伝わりやすい防災情報の発信に努めるともに,万が一の際に適切な避難行動が自ら取れるよう,市民の皆さんのさらなる防災意識の高揚を図るための取り組みを進めてまいります。 次に,本市と筑波都市整備株式会社及び株式会社イトーヨーカ堂の三者による地域活性化等に関する包括連携協定の締結についてです。 これは,北竜台地区に立地している大規模商業施設サプラスクエアと,そのキーテナントであるイトーヨーカドー竜ヶ崎店を起点として,三者が多様な分野で包括的な連携と協力関係を築き,活力ある地域社会の形成や市民サービスの向上に資することを目的に,先月6日に締結したものです。 社会環境が大きく変化し,民間事業者の皆さんと連携しながら,地域社会問題解決に取り組むことの重要性が増している中で,地域の発展に尽力されている筑波都市整備株式会社,そして,全国規模事業展開をされ,商業をはじめとする様々な分野のトレンドに精通されているイトーヨーカ堂と相互に連携,協力することで,本市の持続可能な発展が図られるものと期待をしているところです。 今後,この協定に基づき,市民の皆さんの利便性向上等に資する連携事業を様々な分野で展開してまいります。 報告の最後になりますが,(仮称)かしわさく保育園整備中止についてです。 保育環境の充実を目的として,本年度,中頃の開設を予定していました定員90名規模の民間保育所でございますが,運営予定事業者から,諸般の事情により事業を中止したい旨の申出がありました。 中止の申出を受けて以降,本来であれば速やかに報告しなければならなかったところでございますが,国・県に対する事業中止事務手続など,確定作業に時間を要したことや新型コロナウイルス感染症への対応により報告が遅くなりましたことをおわび申し上げます。 保育の量的ニーズ確保への期待も高かったことから,大変残念なことではございますが,新設保育所の誘致については,新たな事業者との協議を含め,選定方法について現在検討しているところです。事業概要が固まり次第,改めてご報告をさせていただきたいと考えています。 それでは,今定例会に提案をさせていただいております議案22件,報告13件の35案件の概要についてご説明申し上げます。 はじめに,議案第1号 龍ケ崎市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例についてです。 これは,新型コロナウイルス感染症対策に対応するため,本市職員特殊勤務手当のうち,感染症防疫作業手当について,国家公務員防疫等作業手当に準じた措置が可能となるよう,その上限額を改めるための改正を行うものです。 なお,その適用は,本市におけるPCR検査の開始日以降の業務を対象とするものです。 次に,議案第2号 龍ケ崎市手数料条例の一部を改正する条例についてです。 これは,行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律等の一部改正により,個人番号に係る通知カードが廃止されたことに伴い,本条例においてその手数料を定める通知カード再発行を行うこともなくなるため,当該項目を削除するための改正を行うものです。 次に,議案第3号 龍ケ崎工業団地企業誘致調査委員会設置条例を廃止する条例についてです。 これは,昭和60年度から分譲が開始された,つくばの里工業団地において,対象業種などを協議するなど,適正な企業誘致を図ることを目的として,同委員会を設置するため制定された条例でしたが,今後,対象となる案件,整備予定が想定されないことから,その役目を終えたものと考え,本条例を廃止するものです。 次に,議案第4号 市有財産の取得について(令和2年度龍ケ崎市立小中学校GIGAスクール用端末購入)についてです。 これは,小・中学校GIGAスクール用端末合計購入価格が,議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条に規定する予定価格2,000万円以上であることから,議会の議決を求めるものです。 なお,本件購入手続については,早期に行う必要があることから,先行して審議をお願い申し上げます。 次に,議案第5号 あっせんの申立てについてです。 これは,東日本大震災に伴う東京電力株式会社福島第一原子力発電所の事故に起因して当市が行った放射線対策に要した費用に関し,東京電力ホールディングス株式会社が応じていない損害賠償について,原子力損害賠償紛争解決センターあっせんを申し立てるため,地方自治法第96条第1項第12号の規定により議会の議決を求めるものです。 次に,議案第6号から議案第14号までは,令和元年度の各会計の歳入歳出決算に関する議案です。 まず,議案第6号 令和元年度龍ケ崎一般会計歳入歳出決算についてです。 これは,歳入総額261億3,490万526円に対し,歳出総額は250億1,445万1,689円となり,歳入歳出差引額は11億2,044万8,837円となるものです。そのうち950万2,000円を継続費逓次繰越額として,3億4,277万5,000円を繰越明許費繰越額として,12万2,000円を事故繰越繰越額として,令和2年度へ繰り越すものです。 次に,議案第7号 令和元年度龍ケ崎国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算についてです。 これは,歳入総額73億2,260万3,787円に対し,歳出総額は73億410万6,417円となり,歳入歳出差引額は1,849万7,370円となるものです。 次に,議案第8号 令和元年度龍ケ崎公共下水道事業特別会計歳入歳出決算についてです。 これは,歳入総額20億2,384万8,009円に対し,歳出総額は20億1,863万7,850円となり,歳入歳出差引額は521万159円となるものです。そのうち129万3,000円を継続費逓次繰越額として,127万4,000円を繰越明許費繰越額として,令和2年度へ繰り越すものです。 次に,議案第9号 令和元年度龍ケ崎農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算についてです。 これは,歳入総額6,963万5,788円に対し,歳出総額は6,410万8,546円となり,歳入歳出差引額は552万7,242円となるものです。 次に,議案第10号 令和元年度龍ケ崎介護保険事業特別会計歳入歳出決算についてです。 これは,歳入総額52億8,044万4,088円に対し,歳出総額は52億2,385万1,012円となり,歳入歳出差引額は5,659万3,076円となるものです。 次に,議案第11号 令和元年度龍ケ崎市障がい児支援サービス事業特別会計歳入歳出決算についてです。 これは,歳入総額4,190万7,222円に対し,歳出総額も同じ4,190万7,222円となり,歳入歳出差引額はゼロ円となるものです。 次に,議案第12号 令和元年度龍ケ崎後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算についてです。 これは,歳入総額14億4,599万7,967円に対し,歳出総額は14億4,249万767円となり,歳入歳出差引額は350万7,200円となるものです。 次に,議案第13号 令和元年度龍ケ崎市介護サービス事業特別会計歳入歳出決歳入についてです。 これは,歳入総額1,126万630円に対し,歳出総額も同じく1,126万630円となり,歳入歳出差引額はゼロ円となるものです。 次に,議案第14号 令和元年度龍ケ崎工業団地拡張事業特別会計歳入歳出決算についてです。 これは,歳入総額3億5,150万2,478円に対し,歳出総額は3億5,120万3,047円となり,歳入歳出差引額は29万9,431円となるものです。 次に,議案第15号から議案第20号までは,令和2年度の各会計の補正予算に関する議案です。 まず,議案第15号 令和2年度龍ケ崎一般会計補正予算(第9号)についてです。 これは,既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4億7,526万2,000円を追加し,歳入歳出予算の総額をそれぞれ349億5,409万9,000円とするものです。 まず,歳入については,新型コロナウイルス感染症対策関連の財源として,国庫支出金の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を,事業ごとに情報推進分,市民活動分,拡大防止分,教育対策分,経済対策分,防災対策分として合計で1億9,077万4,000円を計上しています。これによりまして,当該交付金の交付限度額は全て予算計上したところです。 県支出金では,新型コロナウイルス感染症緊急包括支援事業費として1,560万円を計上しています。 続いて,その他の歳入の主なものです。 一般財源は,7月の普通交付税算定結果により確定した金額をそれぞれ計上しています。 地方譲与税の森林環境譲与税は46万1,000円を増額しています。本年度の歳入分の一部を市民健康の森の園路整備工事に活用します。 地方特例交付金は,自動車税及び軽自動車税の減収補てん特例交付金が増額されたことから,全体で609万4,000円を増額しています。 普通交付税は6,597万4,000円増額しています。一方,普通交付税の代替措置である臨時財政対策債は1,969万円の減額となりました。この結果,実質的な普通交付税の総額は36億7,878万4,000円で,当初予算と比較して4,628万4,000円の増額となっています。 国庫支出金は,社会保障・税番号制度システム整備費を戸籍及び住民基本台帳分として合計994万4,000円を新たに計上しています。これは,マイナンバーカードの利用拡大に向けた関連システムの改修にかかる補助です。 子ども・子育て支援事業費は,子育て環境整備分として関連事業費の所要額を補正するとともに,新型コロナウイルス感染拡大防止にかかる経費が特例措置されることから1,209万7,000円を増額するものです。 循環型社会形成推進交付金は,合併処理浄化槽設置助成事業の対象件数の増加に伴い707万7,000円を増額するものです。 社会資本整備総合交付金は,補助内示額の決定により807万5,000円を減額し,市債の地方道路等整備事業債に財源を振り替えます。 県支出金は,新型コロナウイルス感染症の影響により,事業を中止したサタデースクール及びアフタースクール事業に係る補助金を全額減額しています。 寄附金は,新型コロナウイルス感染拡大防止や福祉に活用してほしいという趣旨で頂いた一般寄附金351万8,000円を計上しています。財政調整基金及び地域福祉基金に積み立てた上で,有効に活用させていただきます。 繰入金は,新型コロナウイルス感染症対策に係る事業の財源調整として,財政調整基金5,300万円を計上しています。 みらい育成基金は,常磐線佐貫駅駅名改称事業に係る負担金の確定による減額が1,060万円,新型コロナウイルス感染症の影響による中止事業分の440万8,000円を合わせて合計1,500万8,000円を減額しています。 繰越金は,今回の補正予算の財源調整のため1億8,547万8,000円を計上しています。 諸収入は,4月から5月までの小・中学校の一斉休業に伴う学校給食負担金の減額をしています。 また,8月1日から「TOKIWAスタジアム龍ケ崎」と愛称が決まった,龍ケ崎市野球場(たつのこスタジアム)分のネーミングライツ収入は200万円を計上しています。 市債は,高等学校の夏季休業短縮により事業実施を見送った龍ケ崎市駅東駐輪場の塗装工事にかかる駐輪場整備事業債を全額減額しています。 続いて,歳出の主なものです。 総務費は,非核平和推進事業で,中学生派遣事業及び平和首長会議総会の中止に伴い156万1,000円を減額しています。 庁舎管理費は,建築基準法に基づく庁舎防火設備の点検結果を受けて,防火扉と防火シャッター等の修繕が必要となったことから225万円を追加しています。 地域情報化推進費は,新型コロナウイルス感染拡大防止と業務継続のため,分散勤務やWeb会議に対応できるよう,庁舎のイントラネット系ネットワークの無線化や関連機器の更新等の5,869万7,000円を追加します。 地域振興事業は,常磐線佐貫駅駅名改称事業の負担金が確定したことにより,本年度分の予算1,060万円を減額しています。また,当該負担金の財源として,令和元年度に取り崩した地域振興基金1億1,704万9,000円と,みらい育成基金3,838万2,000円,合計1億5,543万1,000円をそれぞれの基金へ積み戻します。 コミュニティバス運行事業は,狭隘道路の通行による遅延対策のためのルート変更などに係る停留所の費用及び運賃収入の減少に伴う運行事業補償金の増額により788万7,000円を追加しています。 新型コロナウイルス感染症市民活動応援費は,NPO法人を対象に,新型コロナウイルス感染拡大防止のため,新しい生活様式に沿って実施する活動に対し20万円を上限として補助することで,事業継続を支援するもので500万円を新規に計上しています。 コミュニティセンター管理費は,土地開発基金により取得した北文間コミュニティセンター用地を一般会計にて購入するため603万7,000円を追加しています。 駐輪場管理運営費は,事業実施を見送った龍ケ崎市駅東駐輪場の塗装工事費用3,402万3,000円を減額しています。 公共施設維持整備基金費は,令和元年度の旧青葉荘跡地などの土地売払収入2,871万4,000円を積み立てます。 牛久沼管理基金費は,つくば市森の里市有地の土地売払収入331万2,000円を積み立てます。 まちづくり文化財団助成費は,歴史民俗資料館への出向職員関係経費の確定により790万4,000円を増額しています。 住民記録等証明事務費は,令和5年度以降に本籍地以外からマイナンバーカードによる戸籍取得を可能とするなど,利用範囲の拡大に向けた関連システムの改修費として352万円を追加しています。 民生費は,生活困窮者自立支援事業で,新型コロナウイルス感染症の影響による生活支援として要件等を拡充した住居確保給付金事業の申請件数の増加により389万5,000円を追加しています。 地域福祉計画策定費は,アンケート調査を来年度以降に先送りしたことから226万2,000円を減額しています。 障がい者地域生活支援事業の補助分は,重度障がい者の方が大学等への通学の身体介護等に係るヘルパー派遣費用を助成する大学等就学支援事業を新規に計上しています。 子ども・子育て支援事業の補助分は,当初予算に計上した各事業費の調整を行うとともに,各事業における新型コロナウイルス感染拡大防止に係る経費及び県事業の新型コロナウイルス感染症緊急包括支援事業を追加し,総額で4,089万6,000円を増額しています。 衛生費は,新型コロナウイルス感染症拡大防止対策費で,8月に設置しましたPCR検査センターの運営業務に従事する職員に対して支給する特殊勤務手当等や中央図書館において感染拡大時でも読書環境を維持するための電子書籍購入費用,備蓄分を含むマスク,消毒液等の感染拡大防止のための物品の追加購入費用等を計上し,総額で5,159万6,000円を追加しています。 合併処理浄化槽設置助成事業は,補助申請者の増加を受けて1,858万8,000円を追加しています。 農林水産業費は,森林環境譲与税基金費で,当初は森林環境譲与税の歳入見込額を積み立てることとしていましたが,その一部を市民健康の森園路工事の財源として活用することから591万9,000円を減額します。 商工費は,企業立地促進費で,企業立地促進奨励金が確定したことから529万6,000円を減額しています。 新型コロナウイルス感染症緊急経済対策費は,街なか元気アップ支援事業で対象件数の増加を見込んで750万円を追加しています。 観光物産事業は,中止となりました撞舞及びRYUとぴあ音頭パレードに対する交付金を減額しています。 土木費は,道路維持補修事業で,市道第5-121号線道路側溝修繕工事のため230万円を追加しています。 道路排水管理費は,雨水排水ポンプ場の改修費用として250万円を追加しています。 急傾斜地崩落対策事業は,県事業費の増額に伴う,市負担金を100万円追加しています。 都市公園管理費は,森林環境譲与税を活用し,市民健康の森の園路を整備する工事費用として638万円を追加しています。 森林公園管理運営費は,中止とした宿泊業務の関連予算を減額しています。 消防費は,消防団活動費で,退職者が当初の見込みを上回ったことから退職報奨金を増額し,新型コロナウイルスの影響により中止とした各種訓練及び操法大会等に係る負担金等を減額しています。 新型コロナウイルス感染症緊急防災対策費は,避難所等においても安心して授乳ができるよう,令和2年度に出産された方を対象に授乳服を配布する費用として308万円を追加しています。 教育費は,新型コロナウイルス感染症緊急教育対策費で,小・中学校において感染拡大防止にかかる消耗品・備品等の購入,夏休みの短縮や学校行事中止により追加となった学校給食の無償提供,小・中学校の水道蛇口をレバー式に交換する水栓改修工事オンライン学習等を推進するための電子黒板デジタル教科書の整備,中止となった修学旅行のキャンセル料の助成,学校給食事業者に対する安定供給の支援等に係る費用として,総額で1億2,928万1,000円を追加しています。 小学校教育振興費及び中学校教育振興費は,中止となったスポーツテスト,陸上記録会,プール授業に係る費用を減額しています。 サタデースクール推進事業及びアフタースクール推進事業は,全ての事業を中止したことから,全額を減額しています。 歴史民俗資料館管理運営費は,まちづくり文化財団から受け入れる出向職員を1名減らしたことから707万5,000円を減額しています。 国際スポーツ大会キャンプ等招致活動費は,東京オリンピック・パラリンピックの開催延期に伴い,事前キャンプの受入れ日数を縮小し955万6,000円を減額しています。 学校給食運営費は,学校の一斉休業期間にかかる賄材料費を給食費負担金の減額分と同額である4,283万1,000円を減額しています。 公債費は,元金及び利子償還費とともに,借入金額及び借入条件が確定したことから,それぞれ減額しています。 債務負担行為の追加は,今年度で契約期間満了となる城ノ内小学校スクールバス運行業務委託について,次回契約を締結するため,令和5年度までの期間で4,158万円の限度額を設定しています。 次に,議案第16号 令和2年度龍ケ崎国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)についてです。 これは,既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ518万2,000円を減額し,歳入歳出予算の総額をそれぞれ72億4,103万1,000円とするものです。 この補正予算は,人事異動等に伴う職員給与費の増減調整のほか,新型コロナウイルス感染症の影響による保険料減免について過誤納還付金などを追加するものです。 次に,議案第17号 令和2年度龍ケ崎介護保険事業特別会計補正予算(第2号)についてです。 これは,既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3,164万5,000円を追加し,歳入歳出予算の総額をそれぞれ52億2,778万6,000円とするものです。 この補正予算は,人事異動等に伴う職員給与費の増減調整のほか,新型コロナウイルス感染症の影響による介護予防等の講座の中止による事業費を減額しています。 支払準備基金積立金や国庫支出金等の返還金は,令和元年度の精算によるものです。 次に,議案第18号 令和2年度龍ケ崎市障がい児支援サービス事業特会計補正予算(第1号)についてです。 これは,既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ534万1,000円を追加し,歳入歳出予算の総額をそれぞれ5,764万1,000円とするものです。 この補正予算は,人事異動等に伴う職員給与費の増減調整によるものです。 次に,議案第19号 令和2年度龍ケ崎後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)についてです。 これは,既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ26万6,000円を追加し,歳入歳出予算の総額をそれぞれ15億2,726万6,000円とするものです。 この補正予算は,人事異動等に伴う職員給与費の増減調整のほか,新型コロナウイルス感染症の影響による保険料の減免に伴う減額のほか,過誤納還付金などを追加するものです。 次に,議案第20号 令和2年度龍ケ崎下水道事業会計補正予算(第1号)についてです。 これは,収益的収入及び支出の予定額について,公共下水道事業収益を5,802万6,000円減の25億732万2,000円,農業集落排水事業収益を57万2,000円増の6,460万円とし,公共下水道事業費用を7,374万5,000円増の23億1,027万8,000円,農業集落排水事業費用を57万3,000円増の6,530万6,000円とするものです。 また,資本的収入及び支出の予定額について,公共下水道事業資本的収入を696万5,000円減の7億1,580万5,000円,農業集落排水事業資本的収入を45万5,000円増の2,412万2,000円とし,公共下水道事業資本的支出を696万5,000円減の14億7,729万5,000円,農業集落排水事業資本的支出を45万5,000円増の4,466万8,000円とするものです。 主な内容ついては,収益的支出では,水洗便所改造資金補助金及び令和元年度の消費税等の納付額の増額のほか,企業債の償還利子の減額をしています。 また,資本的収入では,資本費平準化債の限度額確定による減額,資本的支出では,令和元年度の企業債借入額の確定により,本年度の元金償還額が確定したことから支出予定額を補正すものです。 次に,議案第21号 龍ケ崎市教育委員会委員の任命についてです。 これは,斎藤 勝委員が,本年10月31日をもって任期満了となることから,再度,斎藤 勝氏を任命しようとするもので,地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により,議会の同意を求めるものです。 次に,議案第22号 龍ケ崎市国民健康保険条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例についてです。 これは,被保険者が新型コロナウイルス感染症の感染またはその疑いにより,労務に服することができず,収入が得られない場合の傷病手当等の対象期間について延長するため改正を行うものです。 なお,その収束の時期の見込みが不明であることから,具体的な日付については規則で定めようとするものです。 次に,報告第1号から報告第7号までは,特に緊急を要するため,議会を招集する時間的余裕がないことが明らかであることから,地方自治法第179条第1項の規定に基づき専決処分を行ったもので,同条第3項の規定により,これを報告し,承認を求めるものです。 まず,報告第1号 専決処分の承認を求めることについて(令和2年度龍ケ崎一般会計補正予算(第7号))についてです。 これは,既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ2,886万円を追加し,歳入歳出予算の総額をそれぞれ344億6,464万3,000円としたものです。 この補正予算は,商工費の新型コロナウイルス感染症緊急経済対策費として全額を計上しており,国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を財源として予算化させていただいたものです。 内容としては,既に実施している感染拡大防止協力事業者等支援事業は,茨城県の新型コロナウイルス感染症対策休業要請協力金の給付対象となった事業者に10万円を上乗せして給付するもので,当初は200件を想定しておりましたが,県への申請状況を勘案いたしまして,130件分で1,300万円追加するものです。 また,感染症予防対策飲食店等支援事業は,茨城県が実施する「いばらきアマビエちゃん」のガイドラインに沿って感染防止に取り組んでいる飲食店等の負担を軽減するとともに,より多くの事業者に登録していただき,感染拡大の防止を図ることを目的とした補助金で,1件当たり一律5万円を300件想定して,補助金1,500万円を新規に計上したものです。 次に,報告第2号 専決処分の承認を求めることについて(令和2年度龍ケ崎一般会計補正予算(第8号))についてです。 これは,既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ1,419万4,000円を追加し,歳入歳出予算の総額をそれぞれ344億7,883万7,000円としたものです。 この補正予算は,新型コロナウイルス感染拡大を防止するための消防及び防災関連事業について速やかに対応するため,報告第1号と同様に,国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を財源として予算化させていただいたものです。 まず,消防費の常備消防費として,広域市町村圏事務組合消防費(感染症対策分)の負担金です。これは,稲敷地方広域市町村圏事務組合において,新型コロナウイルス感染症等の疑いがある方を医療機関に搬送する際に使用する救急搬送用資器材や高い防護性能があり,洗浄して繰り返し使用可能な防護服を購入し,より安全に救急隊活動を行えるようにするため,総額2,450万円の補正予算が調製されることに伴い,構成市町村の負担割合に応じて581万2,000円を計上したものです。 防災対策費の新型コロナウイルス感染症緊急防災対策費は,災害時に避難所の設置を予定する,旧長戸,旧北文間小学校を含む全小学校の体育館13カ所への網戸の設置により,害虫の侵入を防止し,小まめな換気に努めることにより感染症や熱中症リスクの低減に資するものとして,工事費を総額で838万2,000円計上したものです。 次に,報告第3号から報告第6号までは,令和2年2月20日午後1時頃,適応指導教室業務中の公用車が,児童・生徒を乗せて高砂体育館に向かう途中,龍ケ崎市7386番地の旧高砂公民館の敷地のコンクリート壁に接触した事故に伴う,当該同乗児童・生徒に対する損害賠償額の決定及び和解に関するものです。 報告第3号は,児童Aに対し2万5,484円,報告第4号は,生徒Bに対し4万9,346円,報告第5号は,生徒Cに対し2万9,502円,報告第6号は,生徒Dに対し2万5,484円と,それぞれ市の過失割合100%相当分の損害賠償金を決定し,和解が成立したものです。 次に,報告第7号 専決処分の承認を求めることについて(和解に関することについて)です。 これは,令和2年6月17日午前10時30分頃,龍ケ崎市馴柴町162番地先の県道龍ケ崎市停車場線において,市民団体の行う緑化活動の支援業務中の市職員が,除草作業で使用していた草刈り機によって小石を飛散させ,当該作業箇所横の車道を走行中の普通乗用車のバンパーを損傷させた事故に関する損害賠償額の決定及び和解について,市の過失割合100%相当分の損害賠償金を8万8,849円と決定し,和解が成立したものです。 次に,報告第8号 令和元年度龍ケ崎一般会計継続費精算報告書についてです。 これは,ご案内の総務費に係る会計年度任用職員制度導入支援業務委託費,民生費に係る子ども・子育て支援事業計画策定業務委託費,商工費に係る(仮称)まちなか再生プラン策定業務委託費及び教育費に係る文化会館改修事業の継続年度が令和元年度をもって終了したことから,地方自治法施行令第145条第2項の規定に基づき,報告するものです。 次に,報告第9号 令和元年度龍ケ崎公共下水道事業特別会計継続費精算報告書についてです。 これは,ご案内の下水道費に係る地方公営企業会計移行支援業務委託費の継続年度が令和元年度をもって終了したことから,地方自治法施行令第145条第2項の規定に基づき,報告するものです。 次に,報告第10号 令和元年度龍ケ崎工業団地拡張事業特別会計継続費精算報告書についてです。 これは,ご案内の工業団地拡張事業費に係る埋蔵文化財発掘調査業務委託費の継続年度が令和元年度をもって終了したことから,地方自治法施行令第145条第2項の規定に基づき,報告するものです。 次に,報告第11号 令和元年度龍ケ崎歳入歳出決算に係る健全化判断比率についてです。 これは,地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定に基づき,実質赤字比率,連結実質赤字比率,実質公債費比率及び将来負担比率を監査委員の審査に付し,その意見をつけて報告するものです。 次に,報告第12号 令和元年度龍ケ崎歳入歳出決算に係る資金不足比率についてです。 これは,地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定に基づき,資金不足比率監査委員の審査に付し,その意見をつけて報告するものです。 次に,報告第13号 公益財団法人龍ケ崎まちづくり文化財団経営状況についてです。 これは,地方自治法第243条の3第2項の規定に基づき,当市が資本金等の2分の1以上を出資している法人の経営状況に関して,議会に報告するものです。 以上が,本日ご提案いたしました議案及び報告の概要です。 慎重審議の上,適切なご決定を賜りますようお願い申し上げまして,提案理由の説明とさせていただきます。 △日程第6 議案第4号について ○鴻巣義則議長  日程第6,議案第4号についてを議題といたします。 この件につきましては,お手元に配付の通知のとおり,市長より先行議決の依頼がありましたことから,これより先行して審議を行います。 議案の説明は既に終結しておりますので,直ちに質疑に入ります。 質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○鴻巣義則議長  質疑なしと認めます。 以上で議案に対する質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第4号につきましては,会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○鴻巣義則議長  ご異議なしと認めます。よって,議案第4号につきましては,委員会付託を省略することに決しました。 これより討論を行います。 討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○鴻巣義則議長  討論なしと認め,これをもちまして討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第4号,本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    鴻巣義則議長  ご異議なしと認めます。よって,本案は原案のとおり可決されました。 △日程第7 議案第21号について ○鴻巣義則議長  日程第7,議案第21号についてを議題といたします。 議案第21号につきましては人事案件でありますことから,これより先行して審議を行います。 直ちに質疑に入ります。 質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○鴻巣義則議長  質疑なしと認めます。 以上で議案に対する質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第21号につきましては,会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○鴻巣義則議長  ご異議なしと認めます。よって,議案第21号につきましては,委員会付託を省略することに決しました。 これより討論を行います。 討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○鴻巣義則議長  討論なしと認め,これをもちまして討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第21号,本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○鴻巣義則議長  ご異議なしと認めます。よって,本案は原案のとおり同意されました。 この後,休憩中に全員協議会室において議会運営委員会を開会願います。 暫時休憩いたします。              午後2時33分休憩                                                 午後2時38分再開 ○鴻巣義則議長  休憩前に引き続き会議を再開いたします。 休憩中に開かれました議会運営委員会の審議の経過と結果につきまして,委員長よりご報告願います。 滝沢健一議会運営委員長。     〔滝沢健一議会運営委員長 登壇〕 ◆滝沢健一議会運営委員長  休憩中に開かれました議会運営委員会の審議の経過と結果につきまして,ご報告申し上げます。 ただいま全員協議会室において今期定例会の会期日程について審議の結果,お手元に配付されました日程表のとおり決定をいたしましたので,よろしくお願いいたします。 以上で報告を終わります。 ○鴻巣義則議長  滝沢健一委員長報告のとおり,今期定例会の会期日程は,お手元に配付の日程表のとおりであります。 次の本会議は,9月4日午前10時より本会議場において再開いたします。 また,議案質疑の発言通告と決算議案の書面質疑通告につきましては,9月2日午後5時までに議長の手元に提出を願います。 本日は,これをもって散会いたします。              午後2時40分散会...