龍ケ崎市議会 > 2020-03-19 >
03月19日-05号

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  1. 龍ケ崎市議会 2020-03-19
    03月19日-05号


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    最終取得日: 2021-05-02
    令和 2年  3月定例会(第1回)              令和2年 第1回          龍ケ崎市議会定例会会議録(第5号)                                           令和2年3月19日(木) 午後2時 開 議                                   議事日程 第1 議案第1号 町の区域の設定について    議案第2号 龍ケ崎市特定健康診査等実施条例の特例に関する条例について    議案第3号 龍ケ崎市部等設置条例等の一部を改正する条例について    議案第4号 地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴         う関係条例の整備に関する条例について    議案第5号 龍ケ崎市ふるさとふれあい公園の設置及び管理に関する条例の         一部を改正する条例について    議案第6号 龍ケ崎市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条         例について    議案第7号 龍ケ崎市印鑑条例の一部を改正する条例について    議案第8号 龍ケ崎市基金設置条例の一部を改正する条例について    議案第9号 龍ケ崎市東日本大震災復興基金条例を廃止する条例について    議案第10号 龍ケ崎市自転車等駐車場の設置及び管理に関する条例及び龍ケ         崎市駐車場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例に         ついて    議案第11号 龍ケ崎市自転車等駐車場に係る指定管理者の指定に関する議決         事件の変更について    議案第12号 利根町の公の施設を本市住民の使用に供させることに関する議         決事件の変更について    議案第13号 令和元年度龍ケ崎一般会計補正予算(第7号)    議案第14号 令和元年度龍ケ崎国民健康保険事業特別会計補正予算(第3         号)    議案第15号 令和元年度龍ケ崎公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)    議案第16号 令和元年度龍ケ崎介護保険事業特別会計補正予算(第4号)    議案第17号 令和元年度龍ケ崎工業団地拡張事業特別会計補正予算(第3         号)    議案第18号 令和2年度龍ケ崎一般会計予算    議案第19号 令和2年度龍ケ崎国民健康保険事業特別会計予算    議案第20号 令和2年度龍ケ崎介護保険事業特別会計予算    議案第21号 令和2年度龍ケ崎市障がい児支援サービス事業特別会計予算    議案第22号 令和2年度龍ケ崎後期高齢者医療事業特別会計予算    議案第23号 令和2年度龍ケ崎介護サービス事業特別会計予算    議案第24号 令和2年度龍ケ崎工業団地拡張事業特別会計予算    議案第25号 令和2年度龍ケ崎下水道事業会計予算    報告第1号 専決処分の承認を求めることについて         (令和元年度龍ケ崎一般会計補正予算(第6号))    報告第2号 専決処分の承認を求めることについて         (和解に関することについて)    報告第3号 専決処分の承認を求めることについて         (和解に関することについて)    報告第4号 専決処分の承認を求めることについて         (和解に関することについて)    報告第5号 専決処分の承認を求めることについて         (和解に関することについて)    報告第6号 専決処分の承認を求めることについて         (和解に関することについて)    報告第7号 専決処分の承認を求めることについて         (和解に関することについて)    報告第8号 専決処分の承認を求めることについて         (和解に関することについて)    報告第9号 専決処分の承認を求めることについて         (和解に関することについて)    報告第10号 専決処分の承認を求めることについて         (和解に関することについて)    令和2年請願第1号 「最低賃金大幅引き上げ中小企業支援策の拡充を             求める意見書」採択の請願書    (委員長報告)    (委員長報告に対する質疑)    (討論)    (採決) 第2 閉会中の事務調査の件                                   出席議員           21番  鴻 巣 義 則  議長           1番  山 宮 留美子  議員           2番  久米原 孝 子  議員           3番  大 野 みどり  議員           4番  札 野 章 俊  議員           5番  櫻 井 速 人  議員           6番  石 嶋 照 幸  議員           7番  金剛寺   博  議員           8番  伊 藤 悦 子  議員           9番  山 村   尚  議員           10番  加 藤   勉  議員           11番  岡 部 賢 士  議員           12番  石 引 礼 穂  議員           13番  山 崎 孝 一  議員           14番  後 藤 光 秀  議員           15番  滝 沢 健 一  議員           16番  椎 塚 俊 裕  議員           17番  油 原 信 義  議員           18番  大 竹   昇  議員           19番  後 藤 敦 志  議員           20番  寺 田 寿 夫  議員           22番  大 野 誠一郎  議員                                   地方自治法第121条の規定による本日の出席説明員           中 山 一 生  市      長           川 村 光 男  副   市   長           龍 崎   隆  市 長 公 室 長           菊 地 紀 生  総 務  部 長           足 立   裕  福 祉  部 長           松 田 浩 行  健康づくり推進部長           斉 田 典 祥  市 民 生 活 部長           宮 川   崇  産 業 経 済 部長           宮 本 孝 一  都 市 整 備 部長           松 尾 健 治  教 育  部 長           大久保 雅 人  秘 書  課 長                                   議会事務局職員出席者           黒 田 智恵子  事 務  局 長           松 本 博 実  課      長           中 島 史 順  係      長                                                 午後2時09分再開 ○鴻巣義則議長  前回に引き続き会議を再開いたします。 本日は全員出席であります。開   議 ○鴻巣義則議長  これから本日の会議を開きます。 地方自治法第121条の規定により,議長において出席を求めた者の職氏名は,お手元に配付の印刷物のとおりであります。 △日程第1 議案第1号から議案第25号まで,報告第1号から報告第10号まで,及び請願について ○鴻巣義則議長  日程第1,議案第1号から議案第25号まで,報告第1号から報告第10号まで,及び請願についてを一括議題といたします。 これより委員長報告に入ります。 去る3月9日の本会議において,各委員会に付託されました議案の審査の経過と結果について各委員長の報告を求めます。 久米原孝子総務委員長。     〔久米原孝子総務委員長 登壇〕 ◆久米原孝子総務委員長  今期定例会において,総務委員会に付託をされました議案について,内容は省略させていただき,審査の経過と結果につきまして,ご報告を申し上げます。 当委員会は,去る3月16日,午前10時から全員協議会室において,副市長及び担当部課長の出席の下に,当委員会に付託されました,議案第1号,議案第3号,議案第4号,議案第8号,議案第9号,議案第12号,議案第13号の所管事項,報告第1号の所管事項,以上,8案件につきまして,慎重に審査を行いました。 はじめに,議案第1号 町の区域の設定についてであります。 執行部から説明の後,委員から「区域変更後の地番設定の手続について,お聞きいたします」との質疑に対し,執行部より「本議案が議決,了承された後,速やかに告示を行い,法務局に地番変更の申出を行います。さらに令和2年度からは,土地の分譲を待たずに向陽台6丁目1番から6番まで地番を設定するよう事務手続を進めてまいります」との答弁があり,採決の結果,全員異議なく了承いたしました。 次に,議案第3号 龍ケ崎市部等設置条例等の一部を改正する条例についてであります。 執行部から説明の後,委員から「今回の組織機構の改正について,職員の業務量の平準化の観点からお聞きします」との質疑に対し,執行部より「今回の改正は,定住の促進並びに空き家対策について各部課等にまたがっていた事務を集約し,専門に担当する部署を置くものであります。これに伴い,各課等でそれぞれに処理してきた事務が集約されることから,事務の効率化が図れると考えております。また,事務が集約されたことに伴い,負担が増加した分につきまして,例えば,交通政策業務につきましては都市計画課へ移管するなど,一部事務を移管することにより,負担が増え過ぎないように配慮しております」との答弁がありました。 また,委員から「牛久沼プロジェクト課に,課の名称が変更されたことについてお聞きします」との質疑に対し,執行部より「令和2年度は牛久沼『感幸地』構想に基づき,道の駅だけに限らず牛久沼全体の魅力・ポテンシャルを生かし,牛久沼周辺のにぎわいや利活用を推進していく姿勢を内外に示し,牛久沼全体の水辺空間を考え,仕切り直すという意味も込めまして,名称を牛久沼プロジェクト課に変更するものであります」との答弁があり,委員から「『道の駅』という事業を表す名称を,課名に何らかの形で残すべきではないか」との意見があり,さらに,委員から「今回の組織改正について,交通政策の所管が変わっていますが,当市の都市構造を考えたときに,公共交通政策は一番大事だと思いますので,軸足を定めて取り組んでいただきたい。また,人口減少の問題については,移住者支援などを専門に行う定住促進課人口問題対策課などの専門部署を設けて取り組むのがよいのではないかと思います」との意見があり,採決の結果,全員異議なく了承いたしました。 次に,議案第4号 地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例についてであります。 執行部から説明の後,委員から「今後,人口減少を迎え事務事業を維持していく中で,職員数も抑制されることになりますが,どのような取り組みを考えていますか」との質疑に対し,執行部より「災害対応や福祉などの現場対応を考慮いたしますと,人員削減には限界もありますが,令和2年度からは,定型業務をソフトウエア型のロボットが代行して行うRPA試験導入を予定しております。また,働き方改革につきましても,全庁的に取り組みながら,適正な職員数の在り方を検討してまいります」との答弁があり,さらに,委員から「ICTの導入など,行政のスマート化取り組みについてお聞きします」との質疑に対し,「行政のスマート化につきましては,第4次情報化推進プランに基づき推進をしております。今後は,職員数の減少も見据えながら,RPAなど,定型業務の自動化を取り入れ,業務の効率化を図ることで,より創造的な執行業務や市民の皆様との対面業務に当てるための時間や人的資源を創出することを目指して,スマート化を進めてまいります」との答弁がありました。 また,委員から「会計年度任用職員へ制度が変わったことによる応募者の反応と今後の処遇についてお聞きします」との質疑に対し,執行部より「制度改正に伴い,現在,勤務されている方を対象に,7回ほど説明会を開催いたしましたが,ご不満な意見は出ておりませんでした。また,職員の処遇につきましては,当市では国の制度に準拠し,基本的には現状をベースとしたものに加えて,規定どおり期末手当の支給を予定しているため,報酬が減額になる方はおりません」との答弁があり,さらに,委員から「この制度改正による人件費の増額分についてお聞きします」との質疑に対し,執行部より「同一職種で比較した場合になりますが,令和2年度で全体での増加額が約1億8,000万円となり,そのうち約6,500万円が期末手当増加額分になります」との答弁があり,採決の結果,全員異議なく了承いたしました。 次に,議案第8号 龍ケ崎市基金設置条例の一部を改正する条例についてであります。 執行部から説明の後,委員から「農業振興基金の内容についてお聞きします」との質疑に対し,執行部より「この基金は取手協同病院用地売却収入を原資とするもので,主に農業公園『豊作村』の収穫祭などの農業振興事業に充ててまいりましたが,飼料用米生産拡大支援事業にも補助金として年に1,000万円ほど充当してきたところ,令和元年度の事業充当により基金残高がゼロとなり,基金としての役割を終了したことにより廃止するものであります」との答弁があり,採決の結果,全員異議なく了承いたしました。 次に,議案第9号 龍ケ崎市東日本大震災復興基金条例を廃止する条例についてであります。 執行部から説明の後,委員から「基金の内容と使用方法についてお聞きします」との質疑に対し,執行部より「この基金の原資として1億4,000万円を積み立てた中で,1億2,500万円を占める市町村復興まちづくり支援事業交付金が一番大きなものになり,そのほか,県市町村振興協会災害対策支援金東日本大震災復興寄附金などから成ります。市町村復興まちづくり支援事業交付金は,東日本大震災からの復興を目的として,事業計画に沿って使用するもので,MCA無線整備事業防災行動マニュアル配布事業などに充てられております。この1億2,500万円につきましては,平成25年度までに事業として充当済みとなっており,それ以外につきましては,広く年度の防災関連事業に充当しており,令和元年度の事業繰入れで基金残高がなくなったことから,今回廃止するものであります」との答弁があり,採決の結果,全員異議なく了承いたしました。 次に,議案第12号 利根町の公の施設を本市住民の使用に供させることに関する議決事件の変更についてであります。 執行部から説明の後,採決の結果,全員異議なく了承いたしました。 次に,議案第13号 令和元年度龍ケ崎一般会計補正予算(第7号)の所管事項についてであります。 執行部から説明の後,継続費補正の道の駅総合プロデュース業務委託費について,委員から「北山創造研究所との業務委託契約について,今後の市の方針によって,内容を変更することができるのかお聞きします」との質疑に対し,執行部より「現在,道の駅につきましては,仕切り直しということで,令和2年度は継続費につきましてもゼロ円で計上しており,今後は,新たな方向性を踏まえて内容を検討していくことになります。契約につきましては,年度ごと業務計画はありますが,当初設定した業務が道の駅の様々な課題のため,進行が遅れている状況にあります。そうした中で,支払い額につきましては業務実績に基づいて行ってまいりますので,その都度,変更はあろうかと考えております」との答弁があり,さらに,委員から「指定管理の予定業者は様々なノウハウを持っているので,プロデュース業務も可能なのではないですか」との質疑があり,執行部から「北山創造研究所は,牛久沼等を中心としたまちの活性化に関する協定を市と結んでおり,この委託契約につきましては,牛久沼の活用に重点置いた『感幸地』構想の観点から,道の駅の総合プロデュースを行っていただくものです。そういう意味で,個々,設計会社や指定管理者などが入っておりますが,トータル的な『感幸地』構想の観点からコーディネートが必要であるとして,北山創造研究所プロデュース契約を結んでおります」との答弁があり,さらに,委員から「道の駅の基本構想や計画をつくり,個別の具体の事業が進んでいるにもかかわらず,個別の事業よりも大きな牛久沼全体の『感幸地』構想を後づけでつくるということに,そもそも計画策定の一貫性がないように思います」との意見があり,採決の結果,全員異議なく了承をいたしました。 次に,報告第1号 専決処分の承認を求めることについて(令和元年度龍ケ崎一般会計補正予算(第6号))であります。 執行部から説明の後,委員から「職業訓練校の建設時期についてお聞きします」との質疑に対し,執行部より「補償関係をするに当たり,職業訓練校の設立の経緯などを調査したところ,建設時期は昭和43年と確認いたしました」との答弁があり,採決の結果,全員異議なく承認いたしました。 以上で総務委員会の報告を終わりにいたします。 ○鴻巣義則議長  後藤敦志文教福祉委員長。     〔後藤敦志文教福祉委員長 登壇〕 ◆後藤敦志文教福祉委員長  今期定例会におきまして,文教福祉委員会に付託されました議案につきまして,内容は省略させていただき,審査の経過と結果につきまして,ご報告を申し上げます。 当委員会は,去る3月17日午後1時より,全員協議会室において,教育長及び担当部課長の出席の下,当委員会に付託されました,議案第2号,議案第5号,議案第6号,議案第13号の所管事項,議案第14号,議案第16号,報告第2号,報告第4号の8案件について,慎重に審査しました。 はじめに,議案第2号 龍ケ崎市特定健康診査等実施条例の特例に関する条例についてであります。 執行部から説明の後,委員から「健診の対象者数と受診率について伺います」との質疑に対し,執行部から「胃がん検診対象者数は965人で受診率は6.6%,大腸がん検診対象者数は5,363人で受診率は15.2%,乳がん検診の対象者は456人で受診率は15.5%,子宮頸がん検診対象者数は383人で受診率は11.6%,特定健康診査は41歳と51歳で行っており,41歳の対象者数は210人で受診率は10%前後,51歳の対象者数は242人で15%前後で推移しております」との答弁があり,また,委員から「受診率が横ばいから上昇しているとの説明ですので,来年度も,この制度は続けてほしいと思います」との意見がありました。 また,委員から「特定健康診査の受診率は,平成26年度が28.4%で,今年度は1月末で29.8%ということですので,2ポイント弱は伸びていますが,第2次ふるさと龍ケ崎戦略プランの中では,平成33年(令和3年)には48%という目標を掲げています。目標が達成できるのか,現状について伺います」との質疑に対し,執行部から「特定健康診査受診率向上は,戦略プランだけでなく,データヘルス計画と並行して実施しているところです。目標値については,第2期データヘルス計画で一度見直しを行っており,令和元年度の目標値は36.5%となっております。この数値と比較しても,目標値達成は非常に厳しい状況ではありますが,少しでも受診率を上げるため,今後も勧奨等を工夫して取り組んでいきたいと思っております」との答弁があり,また,委員から「市民の健康管理において,特定健康診査がん検診はなくてはならないものだと思いますので,方策を取り,健診率をアップしていただきたいと思います」との意見がありました。 また,委員から「検診の受診券が届いてから,実際に受診するまでに期間があることにより検診を忘れてしまう方もいると思いますが,何か対策は取られているのか伺います」との質疑に対し,執行部から「現在,保健センターでは,前日に『明日,検診があります』という念押しのお電話をしていますが,検診の種類によってはキャンセルになってしまう方もいます」との答弁があり,採決の結果,全員異議なく了承いたしました。 次に,議案第5号 龍ケ崎市ふるさとふれあい公園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例についてであります。 執行部から説明の後,委員から「バーベキューエリアを新たに設置するということですが,道具やかまどの設置状況や利用時間などについて伺います」との質疑に対し,執行部から「エリアのみの設置となりますので,道具等はご自身で持参していただくことになります。また,たき火などの直火は禁止となります。利用時間は午前9時から午後5時までとし,月曜日と年末年始はご利用いただけません」との答弁がありました。 また,委員から「利用者への注意事項周知方法管理体制について伺います」との質疑に対し,執行部から「公園内のアトリエ前に注意事項が表記された看板を設置します。利用に当たっては事前の申込みが必要となりますので,その際にも併せて周知します。また,アトリエに常駐している職員が,利用者の様子を定期的に確認することとします」との答弁がありました。 また,委員から「ステージ前の芝生広場全体をバーベキューエリアとして,自由にできるように設定することは検討されたのでしょうか」との質疑に対し,執行部から「場所を選定するに当たりまして,幾つかの候補地を考えましたが,まずは利用者を増やすことを考えまして,今回の場所を選定しました。今後,利用者の要望や利用人数を考慮し,エリア拡大等も含めて検討していきたいと思っております」との答弁があり,採決の結果,全員異議なく了承いたしました。 次に,議案第6号 龍ケ崎市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例についてであります。 執行部から説明の後,採決の結果,全員異議なく了承いたしました。 次に,議案第13号 令和元年度龍ケ崎一般会計補正予算(第7号)の所管事項についてであります。 執行部から説明の後,委員から小学校教育振興費及び中学校教育振興費備品購入費について「新しいパソコンを小学校5・6年生及び中学1年生に配備するということですが,現在,リース契約で使用しているタブレットは,どの学年に使用させていくのか伺います」との質疑に対し,執行部から「現在,使用しているタブレット端末については,既存の学習ソフトが入っていますので,そういったことを考慮し,今後,検討していきたいと考えています」との答弁がありました。 また,委員から「なぜ新しいパソコンを小学校5・6年生及び中学1年生に配備するのか伺います」との質疑に対し,執行部から「新しい学習指導要領では,小学校についてはプログラミング教育が必修化されます。また,中学1年生につきましてはプログラミング学習の充実をより図っていくという観点があり,国庫補助事業においても小学校5・6年生及び中学1年生に,優先的に配備するということから,当市でも同様に考えております」との答弁がありました。 委員から,子ども・子育て支援事業(単独分)の私立保育所等保育士増員配置事業について「私は,保育士の確保がなかなか難しい中,このような市独自の補助事業を強化するべきと思いますが,現在,どのような形でこの補助事業を進めているのか伺います」との質疑に対し,執行部から「この補助事業は,保育の質の向上を図るため,最低基準と言われる保育士配置基準を超えて,それぞれの保育所で努力しながら保育士を配置している保育所に対し,上限で月額21万円の補助金を交付するというものです。なお,利用定員90人以下の場合,最大で1カ月当たり1人まで対象とし,91人以上の場合は,2人まで対象とする取扱いで進めています」との答弁があり,採決の結果,全員異議なく了承いたしました。 次に,議案第14号 令和元年度龍ケ崎国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)についてであります。 執行部から説明の後,採決の結果,全員異議なく了承いたしました。 次に,議案第16号 令和元年度龍ケ崎介護保険事業特別会計補正予算(第4号)についてであります。 執行部から説明の後,委員から,介護保険事務費の介護保険システム修正について「具体的な内容について伺います」との質疑に対し,執行部から「マイナンバーを利用した情報照会業務において,情報集約システムの中の特定個人情報データ標準レイアウト様式を,国が年1回改版し,対応しているところです。今般の改正は,他市町村からの転入者,転出者に係る高額医療・介護合算制度で支給する自己負担額証明書が必要になりますが,今般の改正により,国の対応が不要になるということです」との答弁があり,採決の結果,全員異議なく了承いたしました。 次に,報告第2号 専決処分の承認を求めることについて(和解に関することについて)であります。 執行部から説明の後,委員から「接触事故ということですが,その内容について伺います」との質疑に対し,執行部から「コンビニエンスストアの駐車場に前方駐車し,その後,バックで出庫した際に,相手方の自動車のバンパーに接触したものです」との答弁がありました。 また,委員から「公用車にはドライブレコーダーを設置していただきたい。この公用車に設置されていたかどうかは分かりませんが,今後,気をつけていただきたい」との意見があり,採決の結果,全員異議なく承認いたしました。 次に,報告第4号 専決処分の承認を求めることについて(和解に関することについて)であります。 執行部から説明の後,委員から「ブロック塀を破損させた事故ということですが,その内容を教えてください」との質疑に対し,執行部から「訪問先において,ブロック塀の一部を認識しないまま駐車しようとし,ブロック塀に接触したものです」との答弁がありました。 また,委員から「事故は基本的にはないという前提で職員の皆さんに頑張っていただいていますので,十分気をつけていただきたい」との意見があり,採決の結果,全員異議なく承認いたしました。 以上で文教福祉委員会の報告を終わります。 ○鴻巣義則議長  岡部賢士環境生活委員長。     〔岡部賢士環境生活委員長 登壇〕 ◆岡部賢士環境生活委員長  今期定例会におきまして,環境生活委員会に付託されました議案につきまして,内容は省略させていただき,審査の経過と結果につきまして,ご報告を申し上げます。 当委員会は,去る3月17日午前10時から,全員協議会室において,市長及び担当部課長の出席の下,当委員会に付託されました,議案第7号,議案第10号,議案第11号,議案第13号の所管事項,議案第15号,議案第17号,報告第1号の所管事項,報告第3号,報告第5号,報告第6号,報告第7号,報告第8号,報告第9号,報告第10号,令和2年請願第1号の15案件について,慎重に審査しました。 はじめに,議案第7号 龍ケ崎市印鑑条例の一部を改正する条例についてであります。 執行部から説明の後,委員から「第2条で『能力を有しない者(15歳未満の者を除く)』と定義がされていることについて伺います」との質疑に対し,執行部から「成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴い改正するものです。成年被後見人以外の方で意思能力を有していないという判断は,窓口では困難ですので,ここでは成年被後見人が対象ということで条例の改正をしているところです」との答弁がありました。 採決の結果,全員異議なく了承いたしました。 次に,議案第10号 龍ケ崎市自転車等駐車場の設置及び管理に関する条例及び龍ケ崎市駐車場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について及び議案第11号 龍ケ崎市自転車等駐車場に係る指定管理者の指定に関する議決事件の変更についての2案件については,関連しておりますので一括して説明を受け,審査を行いました。 執行部から説明の後,採決の結果,議案第10号及び議案第11号につきまして,いずれも全員異議なく了承いたしました。 次に,議案第13号 令和元年度龍ケ崎一般会計補正予算(第7号)の所管事項についてであります。 執行部から説明の後,繰越明許補正の農業経営基盤強化促進対策事業について,委員から「この事業は昨年の台風15号及び19号の影響による農業資材等が損壊したことに伴い,その再建と撤去等に対する国の支援措置によるものですが,その内容についてお聞きいたします。また,農家の方に補助金はいつ頃支払われるのかお聞きいたします」との質疑に対し,執行部から「農業再建に向け,この支援事業を要望する33経営体の方々がおりますが,関東地方全体的に被害をもたらした非常に大きな台風被害であったため,事業実施計画の策定に当たり,施工業者の人員不足などにより,見積もりも取れない状況であり,いまだに人員不足と材料不足により,工事着工ができない農業経営者の方もいらっしゃいます。このような不測の時間を要したため,次年度への繰越しをするものです。また,農家への補助金の支払いにつきましては,今議会での補正予算の議決と被害を受けた経営体の方々の再建修繕工事終了後,速やかに補助金の支払い等の手続を行いたいと思っております」との答弁がありました。 また,ふるさと龍ケ崎応援事業について,委員から「土浦市では空き家対策も兼ねて見回りすることを返礼品としています。その効果を私もまだ検証していないのですが,例えば空き家の見回りや,お墓の雑草などを見回りに行っているようですが,非常に面白い取り組みだと思いますので,考えを伺います」との質疑に対し,執行部から「空き家やお墓の見守りを,ふるさと納税の返礼品にすることにつきましては,土浦市の状況なども確認してまいりたいと思います」との答弁がありました。 コミュニティバスの運行事業について,委員から「補償金で運賃収入が伸びていないという説明がありましたが,状況について伺います」,執行部から「再編をしてまだ半年ということで,少し慣れていない部分があろうかと思いますので,これまで同様に,ホームページや広報紙などで十分な周知を図ります。また,イベントなどの主催者側にもお願いして,コミュニティバスの利用を促していくということが基本になります。特化した取り組みといたしましては,これまで1本である程度行けたものが,再編後は乗り継ぎを基本にルートやダイヤを組んでおりますので,その乗り継ぎが分かりづらいということで,コミュニティセンター単位で利用者が多い済生会病院やサプラ,竜ヶ崎駅といった主要施設までの乗り継ぎ方法を分かりやすくした『マイバスレシピ』をカードサイズで作成しまして,各コミュニティセンターに設置してまいりたいと考えております。また,バスを待つまでの間を快適に過ごせるように,バス停近くの店舗や施設に協力を頂いて,『まてまて』と称して,施設内等で待たせていただくサービスを,この2月から始めております。このほか市役所へのデジタルサイネージの設置やダイヤやルートの見直しについても,利用者の声を聞きながら,少しずつ改善できればと考えております」との答弁がありました。 採決の結果,全員異議なく了承いたしました。 次に,議案第15号 令和元年度龍ケ崎公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)についてであります。 執行部から説明の後,採決の結果,全員異議なく了承いたしました。 次に,議案第17号 令和元年度龍ケ崎工業団地拡張事業特別会計補正予算(第3号)についてであります。 執行部から説明の後,採決の結果,全員異議なく了承いたしました。 次に,報告第1号 専決処分の承認を求めることについて(令和元年度龍ケ崎一般会計補正予算(第6号))の所管事項,報告第5号 専決処分の承認を求めることについて(和解に関することについて),報告第6号 専決処分の承認を求めることについて(和解に関することについて),報告第7号 専決処分の承認を求めることについて(和解に関することについて),報告第8号 専決処分の承認を求めることについて(和解に関することについて),報告第9号 専決処分の承認を求めることについて(和解に関することについて)及び報告第10号 専決処分の承認を求めることについて(和解に関することについて)の7案件については,関連しておりますので一括して説明を受け,審査を行いました。 執行部から説明の後,委員から「報告第5号から第10号について,賠償の内容と賠償に至った経緯について伺います」との質疑に対し,執行部から「昨年の9月9日の台風15号による,職業訓練共同施設の屋根が飛散して,近隣の住宅及び車に被害を与えた損害を与えた賠償金でございます。その内容ですが,4名の個人と二つの法人の賠償で,家屋修繕が4件,車両の修繕が4件,事業用備品の再取得費が2件となっております。賠償に至った経緯についてですが,職業訓練共同施設は市が所有しておりますが,認定職業訓練校を運営している職業訓練法人龍ケ崎地区高等職業訓練協会が使用しております。しかし,市が所有していることから,考え方を弁護士に相談したところ,与えた損害に対する原状回復に伴う費用を市が賠償することとし,弁護士と補償行為に係る任意交渉に関する契約を結びまして交渉を重ねてまいりましたが,賠償を求める被害者と和解できる条件が整いましたので,今回専決処分をさせていただいたものです」との答弁がありました。 採決の結果,報告第1号の所管事項,報告第5号,報告第6号,報告第7号,報告第8号,報告第9号及び報告第10号につきまして,いずれも,全員異議なく承認いたしました。 次に,報告第3号 専決処分の承認を求めることについて(和解に関することについて)であります。 執行部から説明の後,採決の結果,全員異議なく承認いたしました。 次に,令和2年請願第1号 「最低賃金大幅引き上げ中小企業支援策の拡充を求める意見書」採択の請願書についてであります。 請願の審査に当たっては,委員会の休憩中に協議会を開催し,請願の提出者から趣旨の説明を受けました。 委員から「最低賃金の引上げとセットに中小企業の具体的支援策を拡充することについて,地域経済を活性化させるためには,支援策を拡充してから,その後,経営が安定してから賃金を上げやすい環境につくり上げていくのが第一ではないかと考えており,支援の拡充も同時にやるということは少し無理があるのではないかと考えておりますので,反対させていただきます」との意見や,「労働者の視点で見れば最低賃金が上がると,それが指標となって全体の賃金が上がるというのはよいことだと思うのですが,雇用する側から見ると1,500円まで上がってしまうと,今の労働力を確保して,維持できるかという観点から考えると,少し難しいと思いますので,私はこの請願に対しては反対させていただきます」との意見や,「東京や神奈川,茨城,それぞれの最低賃金を統一することは,その場所によって回転率や人口の割合などもありますので全然違ってくると思います。それを統一するとなると,中小企業はやっていけないと思います。逆に,経済は回っていかないと思いますので,請願に反対させていただきます」との意見や,「反対の立場で申し上げます。小規模事業者が多い中では,人を雇えなくなってしまう,雇用が減ってしまう状況が増える,そういうおそれがあるので,逆に深刻化するのではないかと思います。最低賃金を引き上げることによって,支援策を拡充すればよいと思うかもしれませんが,全ての事業に当てはまることはできないと思います。地域差もあり,現実的ではないと思います」との意見や,「現在のコロナウイルスの状況を見越していたわけではないと思いますが,経済界がかなり影響を受けるこの1年の中で,単に賃金を上げるということは,今のタイミングではよろしくないのではないかと思います。今まで意見が出ているように,全国一律という部分で言いますと,今,茨城県の最低賃金を849円から1,500円に急激に上げるということは,中小企業にとっては非常に現実的,経営的に難しい問題が絡んできますので,反対します」との意見や,「時給1,500円とありますが,急激に大幅な引上げを行うことは,現状では多くの中小,小規模事業者が人件費の負担増に耐え切れず倒産や社員,アルバイトの削減や解雇をせざるを得なくなり,若年層などに悪影響を及ぼしかねないと思います」との意見がありました。 採決の結果,賛成者がなく,不採択とすることに決しました。 以上で環境生活委員会の報告を終わります。 ○鴻巣義則議長  山宮留美子予算審査特別委員長。     〔山宮留美子予算審査特別委員長 登壇〕 ◆山宮留美子予算審査特別委員長  今期定例会におきまして,予算審査特別委員会に付託されました議案の審査の経過と結果につきましてご報告申し上げます。 当委員会に付託されました案件は,議案第18号から議案第25号までの令和2年度各会計予算8案件であります。 当委員会は,去る3月10日・11日・13日の3日間にわたり,全員協議会室において,市長,副市長,教育長及び担当部課長出席の下に開催し,各議案について執行部から説明を受け,それに対する質疑を行い,採決をした結果,議案第18号,議案第19号,議案第22号,議案第24号,議案第25号の5案件につきましては,賛成多数で了承し,また,議案第20号,議案第21号,議案第23号の3案件については,全員異議なく了承いたしました。 以上で予算審査特別委員会の報告を終わります。 ○鴻巣義則議長  これより委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○鴻巣義則議長  質疑なしと認めます。 これをもって委員長報告に対する質疑を終結いたします。 これより討論を行います。 はじめに,反対の討論を行う議員は挙手を願います。 7番金剛寺 博議員。     〔7番 金剛寺 博議員 登壇〕 ◆7番(金剛寺博議員)  日本共産党の金剛寺 博です。 議案に対する反対討論を行います。 はじめに,議案第18号 令和2年度龍ケ崎一般会計予算についてです。 現在,世界的に流行している新型コロナウイルスによる経済や雇用,暮らしに及ぼす影響がどれだけとなるかが,非常に心配するところです。しかし,これ以前の昨年10月からの消費税増税の結果,日本経済は大きく落ち込んでいます。政府発表の各指標を見てみても,10月から12月の国内総生産GDPが前期に比べマイナス1.8%減,年間換算では7.1%減となります。個人消費は実質前期比4.6%減,民間企業の設備投資は4.6%減となっています。 一方で,全国消費者物価指数は,前年比で10月0.2%,11月で0.5%上昇をしています。しかし,労働者の賃金は前年同期比で10月は0.4%減,年金は2013年からの8年間で物価上昇がありながら,マクロ経済スライドの影響で0.6%の引下げとなっています。賃金,年金が減る中で物価は上がる状況で,ますます消費は減少するという悪循環になってしまいました。 龍ケ崎市独自でも10月からの消費税増税に伴う使用料,手数料の値上げ,9月からはコミュニティバスの再編に伴い運賃が倍の200円になりました。この間,国の施策で子育て世代には幼児教育・保育の無償化はありましたが,4月から,さらに下水道料金の平均8%の値上げ,後期高齢者医療保険は平均9,507円の大幅値上げとなります。市民の生活はますます大変になり,貧困の広がりも心配です。 この状況の中で,令和2年度予算では新たな支援策があるでしょうか。幼児教育・保育の無償化により,市の令和2年度の市独自の財源は約1億円の減との答弁が予算審査特別委員会でありました。これらの財源を使い,新たに子育て支援策を拡大した自治体は多くあります。幼保無償化による実費負担となった副食費の補助,小・中学校の給食費補助の拡大,保育士給与の補助など,拡大自治体が増えています。阿見町では,小学校入学祝いにランドセル贈呈の事業が始まりました。 もう一つの財源では,令和2年度国民健康保険の県納付金が引下げとなったことです。このうち一般会計に戻した4,400万円の一部でも,子どもの医療費窓口負担をなくすことなど,特に子育て支援に使うべきです。 このように二つのチャンスを特に子育て支援拡充の施策が示されなかったことは残念です。 次に,多くの反対もあったJR常磐線佐貫駅駅名改称は,3月14日に実施をされました。あいにくの状況で,記念セレモニーも中止となりました。駅名改称が報道などを通じて宣伝効果があると言われていましたが,全国的なニュースや報道は目にしていません。新聞各紙も茨城版に載せただけでした。朝日新聞は「龍ケ崎市駅ひっそり発車」の見出しとなっています。令和2年度予算では駅名改称事業関連事業として,合計8,660万円が計上されています。中には,これまでも実施されてきた定住促進事業も含まれていますが,見直しが必要と思います。 また,令和2年度から会計年度任用職員制度が発足し,非正規の処遇改善につながったことは評価いたしますが,予算削減の中で委託料が見直しをされ,この中で非正規職員の削減につながる部分もあり,問題と思うところです。 以上により,議案第18号 令和2年度龍ケ崎一般会計予算に対する反対討論とします。 次に,議案第25号 令和2年度龍ケ崎下水道事業会計予算についてです。 令和2年度から,これまでの特別会計から下水道事業会計として公会計が導入をされました。これまでの設備を固定資産として計上するとともに,損益勘定が実施されることになりました。令和2年度予算では,一般会計からの繰り出しは,これまでと同様の金額が計上されており,評価するところですが,問題は4月からの下水道料金が値上げとなることです。昨年9月議会で条例改正が可決していますが,それによれば大口の使用者より一般家庭の使用料金の値上げ幅が大きくなっています。一番使用実績が多い10立方メートルから20立方メートルの改定率が13%,20立方メートルから30立方メートル12.9%と最も高くなっています。消費税増税額を含めれば15%程度の値上げとなります。市民の一般的家庭使用量である20立方メートル使用の家庭では,消費税増額も含む年間負担額増は3,204円になります。 現在の暮らしが大変となっていることは,一般会計予算の討論の中で述べたとおりです。4月からの下水道料金の値上げは,さらに追い打ちをかけます。 以上により,議案第25号 令和2年度龍ケ崎下水道事業会計予算の反対討論とします。 以上です。 ○鴻巣義則議長  8番伊藤悦子議員。     〔8番 伊藤悦子議員 登壇〕 ◆8番(伊藤悦子議員)  日本共産党の伊藤悦子です。 4議案に対する反対討論を行います。 はじめに,議案第19号 令和2年度龍ケ崎国民健康保険事業特別会計予算についてです。 国民健康保険の財政運営が県に移管され3年目を迎えます。市は,県が提示する医療費に相当する分を納付金として県に納めます。この県に納める納付金が,来年度は今年度に比べ約3億1,000万円減額になります。この3億1,000万円を使い,高い国民健康保険税の引下げをの声に応えるべきです。ところが,国保税の引下げには使いません。子どもの均等割をなくすには,現時点で3,030万円あればできます。市は30年度に一般会計から国保会計に繰り入れた分のうち4,400万円を一般会計へ繰り戻します。市は,今まで政策的に行われた国保会計への繰入金を国保会計から一般会計に繰り戻したことはありません。納付金が下がった分は加入者の負担軽減に使うべきです。また,この予算には制度改正対応国民健康保険システム修正として137万5,000円の予算が組まれています。これは,2021年3月からマイナンバーカードを健康保険証として利用できるようにし,マイナンバーカードと受診データをリンクさせ,さらなる医療費削減を狙ったものです。こういうことは認めることはできません。 以上の理由により,議案第19号の反対討論といたします。 次に,議案第22号 令和2年度龍ケ崎後期高齢者医療事業特別会計予算についてです。 75歳以上が主に加入する後期高齢者医療制度の2020年度から2021年度の保険料は,この制度を運用する広域連合で既に大幅な値上げが決定されています。所得割が8%から8.5%に,均等割が3万9,500円から4万6,000円となります。均等割の引上げは収入の低い高齢者にとって影響が大きくなります。さらに,国の軽減特例の見直しの影響により,低所得者には負担増が強いられることになります。これで,高齢者が1年間に払う保険料の平均は現行より9,507円上がって年7万1,441円となります。今年度末財政安定化基金残高は40億5,461万9,000円になるといいます。この基金を使い,急激な保険料の上昇を抑えるべきです。昨年10月から消費税が10%となり,年金は実質減少で収入が減る中,高齢者の生活はますます厳しくなっています。高齢者の暮らしの状況を顧みない大幅な保険料の値上げはすべきではありません。 以上の理由により,議案第22号の反対討論といたします。 3番目,議案第17号 令和元年度龍ケ崎工業団地拡張事業特別会計補正予算(第3号),議案第24号 令和2年度龍ケ崎工業団地拡張事業特別会計予算についてです。この2議案は関連していますので,一括して行います。 補正予算の主なものは造成工事の減額であり,来年度予算の主なものは造成地の売却です。自治体の仕事は市民の福祉を向上させることであり,工業団地の拡張事業は自治体本来の仕事ではないと考え,議案第17号,議案第24号に反対します。 以上です。 ○鴻巣義則議長  ほかに反対の討論を行う議員はおりませんか。 9番山村 尚議員。     〔9番 山村 尚議員 登壇〕 ◆9番(山村尚議員)  議案第13号 令和元年度龍ケ崎一般会計補正予算(第7号)について反対の立場から討論します。 常磐線佐貫駅周辺地域整備基本構想の都市計画道路佐貫3号線延伸事業,本年度より本格的に動き出しました。基本構想では,2021年,令和3年度の終了予定でありましたが,現在では2023年,令和5年度以降の完了予定となってしまいました。事業名,市道第1-380号線(佐貫3号線)整備事業でありますが,そもそもこの佐貫3号線は,中長期計画である若柴台の下停車場線ゾーンの整備ありきの事業であると考えます。過去に行われた市民と市長との懇談会でも,一体的に検討すべきとのご意見が市民からございました。基本構想の開示以降の台の下に関する情報は特に示されておらず,佐貫3号線整備事業だけが独り歩きしてしまっています。結果,佐貫3号線だけがぽつんとでき,台の下地区は何も変わらず,このような状況になることを市民は危惧しています。若柴台の下停車場線ゾーンの具体化した検討,その情報開示なしでの市道第1-380号線(佐貫3号線)整備事業補正予算は一考せざるを得ません。 以上の理由で,議案第13号 令和元年度龍ケ崎一般会計補正予算(第7号)に反対します。 ○鴻巣義則議長  ほかに反対の討論を行う議員はおりませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    鴻巣義則議長  次に,賛成の討論を行う議員は挙手を願います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○鴻巣義則議長  討論なしと認め,これをもちまして討論を終結いたします。 これより採決いたします。 採決は電子採決により行います。 議案第1号,本案は原案のとおり決することに賛成の議員は賛成のボタンを押してください。反対の議員は反対のボタンを押してください。     〔電子採決〕 ○鴻巣義則議長  ボタンの押し忘れはありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○鴻巣義則議長  押し忘れなしと認めます。 全員賛成であります。よって,本案は原案のとおり可決されました。 議案第2号,本案は原案のとおり決することに賛成または反対のボタンを押してください。     〔電子採決〕 ○鴻巣義則議長  ボタンの押し忘れはありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○鴻巣義則議長  押し忘れなしと認めます。 全員賛成であります。よって,本案は原案のとおり可決されました。 議案第3号,本案は原案のとおり決することに賛成または反対のボタンを押してください。     〔電子採決〕 ○鴻巣義則議長  ボタンの押し忘れはありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○鴻巣義則議長  押し忘れなしと認めます。 全員賛成であります。よって,本案は原案のとおり可決されました。 議案第4号,本案は原案のとおり決することに賛成または反対のボタンを押してください。     〔電子採決〕 ○鴻巣義則議長  ボタンの押し忘れはありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○鴻巣義則議長  押し忘れなしと認めます。 全員賛成であります。よって,本案は原案のとおり可決されました。 議案第5号,本案は原案のとおり決することに賛成または反対のボタンを押してください。     〔電子採決〕 ○鴻巣義則議長  ボタンの押し忘れはありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○鴻巣義則議長  押し忘れなしと認めます。 全員賛成であります。よって,本案は原案のとおり可決されました。 議案第6号,本案は原案のとおり決することに賛成または反対のボタンを押してください。     〔電子採決〕 ○鴻巣義則議長  ボタンの押し忘れはありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○鴻巣義則議長  押し忘れなしと認めます。 全員賛成であります。よって,本案は原案のとおり可決されました。 議案第7号,本案は原案のとおり決することに賛成または反対のボタンを押してください。     〔電子採決〕 ○鴻巣義則議長  ボタンの押し忘れはありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○鴻巣義則議長  押し忘れなしと認めます。 全員賛成であります。よって,本案は原案のとおり可決されました。 議案第8号,本案は原案のとおり決することに賛成または反対のボタンを押してください。     〔電子採決〕 ○鴻巣義則議長  ボタンの押し忘れはありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○鴻巣義則議長  押し忘れなしと認めます。 全員賛成であります。よって,本案は原案のとおり可決されました。 議案第9号,本案は原案のとおり決することに賛成または反対のボタンを押してください。     〔電子採決〕 ○鴻巣義則議長  ボタンの押し忘れはありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○鴻巣義則議長  押し忘れなしと認めます。 全員賛成であります。よって,本案は原案のとおり可決されました。 議案第10号,本案は原案のとおり決することに賛成または反対のボタンを押してください。     〔電子採決〕 ○鴻巣義則議長  ボタンの押し忘れはありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○鴻巣義則議長  押し忘れなしと認めます。 全員賛成であります。よって,本案は原案のとおり可決されました。 議案第11号,本案は原案のとおり決することに賛成または反対のボタンを押してください。     〔電子採決〕 ○鴻巣義則議長  ボタンの押し忘れはありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○鴻巣義則議長  押し忘れなしと認めます。 全員賛成であります。よって,本案は原案のとおり可決されました。 議案第12号,本案は原案のとおり決することに賛成または反対のボタンを押してください。     〔電子採決〕 ○鴻巣義則議長  ボタンの押し忘れはありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○鴻巣義則議長  押し忘れなしと認めます。 全員賛成であります。よって,本案は原案のとおり可決されました。 議案第13号,本案は原案のとおり決することに賛成または反対のボタンを押してください。     〔電子採決〕 ○鴻巣義則議長  ボタンの押し忘れはありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○鴻巣義則議長  押し忘れなしと認めます。 賛成多数であります。よって,本案は原案のとおり可決されました。 議案第14号,本案は原案のとおり決することに賛成または反対のボタンを押してください。     〔電子採決〕 ○鴻巣義則議長  ボタンの押し忘れはありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○鴻巣義則議長  押し忘れなしと認めます。 全員賛成であります。よって,本案は原案のとおり可決されました。 議案第15号,本案は原案のとおり決することに賛成または反対のボタンを押してください。     〔電子採決〕 ○鴻巣義則議長  ボタンの押し忘れはありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○鴻巣義則議長  押し忘れなしと認めます。 全員賛成であります。よって,本案は原案のとおり可決されました。 議案第16号,本案は原案のとおり決することに賛成または反対のボタンを押してください。     〔電子採決〕 ○鴻巣義則議長  ボタンの押し忘れはありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○鴻巣義則議長  押し忘れなしと認めます。 全員賛成であります。よって,本案は原案のとおり可決されました。 議案第17号,本案は原案のとおり決することに賛成または反対のボタンを押してください。     〔電子採決〕 ○鴻巣義則議長  ボタンの押し忘れはありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○鴻巣義則議長  押し忘れなしと認めます。 賛成多数であります。よって,本案は原案のとおり可決されました。 議案第18号,本案は原案のとおり決することに賛成または反対のボタンを押してください。     〔電子採決〕 ○鴻巣義則議長  ボタンの押し忘れはありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○鴻巣義則議長  押し忘れなしと認めます。 賛成多数であります。よって,本案は原案のとおり可決されました。 議案第19号,本案は原案のとおり決することに賛成または反対のボタンを押してください。     〔電子採決〕 ○鴻巣義則議長  ボタンの押し忘れはありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○鴻巣義則議長  押し忘れなしと認めます。 賛成多数であります。よって,本案は原案のとおり可決されました。 議案第20号,本案は原案のとおり決することに賛成または反対のボタンを押してください。     〔電子採決〕 ○鴻巣義則議長  ボタンの押し忘れはありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○鴻巣義則議長  押し忘れなしと認めます。 全員賛成であります。よって,本案は原案のとおり可決されました。 議案第21号,本案は原案のとおり決することに賛成または反対のボタンを押してください。     〔電子採決〕 ○鴻巣義則議長  ボタンの押し忘れはありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○鴻巣義則議長  押し忘れなしと認めます。 全員賛成であります。よって,本案は原案のとおり可決されました。 議案第22号,本案は原案のとおり決することに賛成または反対のボタンを押してください。     〔電子採決〕 ○鴻巣義則議長  ボタンの押し忘れはありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○鴻巣義則議長  押し忘れなしと認めます。 賛成多数であります。よって,本案は原案のとおり可決されました。 議案第23号,本案は原案のとおり決することに賛成または反対のボタンを押してください。     〔電子採決〕 ○鴻巣義則議長  ボタンの押し忘れはありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○鴻巣義則議長  押し忘れなしと認めます。 全員賛成であります。よって,本案は原案のとおり可決されました。 議案第24号,本案は原案のとおり決することに賛成または反対のボタンを押してください。     〔電子採決〕 ○鴻巣義則議長  ボタンの押し忘れはありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○鴻巣義則議長  押し忘れなしと認めます。 賛成多数であります。よって,本案は原案のとおり可決されました。 議案第25号,本案は原案のとおり決することに賛成または反対のボタンを押してください。     〔電子採決〕 ○鴻巣義則議長  ボタンの押し忘れはありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○鴻巣義則議長  押し忘れなしと認めます。 賛成多数であります。よって,本案は原案のとおり可決されました。 報告第1号,本案は原案のとおり承認することに賛成または反対のボタンを押してください。     〔電子採決〕 ○鴻巣義則議長  ボタンの押し忘れはありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○鴻巣義則議長  押し忘れなしと認めます。 全員賛成であります。よって,本案は原案のとおり承認されました。 報告第2号,本案は原案のとおり承認することに賛成または反対のボタンを押してください。     〔電子採決〕 ○鴻巣義則議長  ボタンの押し忘れはありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○鴻巣義則議長  押し忘れなしと認めます。 全員賛成であります。よって,本案は原案のとおり承認されました。 報告第3号,本案は原案のとおり承認することに賛成または反対のボタンを押してください。     〔電子採決〕 ○鴻巣義則議長  ボタンの押し忘れはありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○鴻巣義則議長  押し忘れなしと認めます。 全員賛成であります。よって,本案は原案のとおり承認されました。 報告第4号,本案は原案のとおり承認することに賛成または反対のボタンを押してください。     〔電子採決〕 ○鴻巣義則議長  ボタンの押し忘れはありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○鴻巣義則議長  押し忘れなしと認めます。 全員賛成であります。よって,本案は原案のとおり承認されました。 報告第5号,本案は原案のとおり承認することに賛成または反対のボタンを押してください。     〔電子採決〕 ○鴻巣義則議長  ボタンの押し忘れはありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○鴻巣義則議長  押し忘れなしと認めます。 全員賛成であります。よって,本案は原案のとおり承認されました。 報告第6号,本案は原案のとおり承認することに賛成または反対のボタンを押してください。     〔電子採決〕 ○鴻巣義則議長  ボタンの押し忘れはありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○鴻巣義則議長  押し忘れなしと認めます。 全員賛成であります。よって,本案は原案のとおり承認されました。 報告第7号,本案は原案のとおり承認することに賛成または反対のボタンを押してください。     〔電子採決〕 ○鴻巣義則議長  ボタンの押し忘れはありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○鴻巣義則議長  押し忘れなしと認めます。 全員賛成であります。よって,本案は原案のとおり承認されました。 報告第8号,本案は原案のとおり承認することに賛成または反対のボタンを押してください。     〔電子採決〕 ○鴻巣義則議長  ボタンの押し忘れはありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○鴻巣義則議長  押し忘れなしと認めます。 全員賛成であります。よって,本案は原案のとおり承認されました。 報告第9号,本案は原案のとおり承認することに賛成または反対のボタンを押してください。     〔電子採決〕 ○鴻巣義則議長  ボタンの押し忘れはありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○鴻巣義則議長  押し忘れなしと認めます。 全員賛成であります。よって,本案は原案のとおり承認されました。 報告第10号,本案は原案のとおり承認することに賛成または反対のボタンを押してください。     〔電子採決〕 ○鴻巣義則議長  ボタンの押し忘れはありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○鴻巣義則議長  押し忘れなしと認めます。 全員賛成であります。よって,本案は原案のとおり承認されました。 続いてお諮りいたします。令和2年請願第1号 「最低賃金大幅引き上げ中小企業支援策の拡充を求める意見書」採択の請願書につきましては,委員長報告は不採択であります。 よって,この際,原案についてお諮りいたします。ただいま議題となっております令和2年請願第1号は,原案のとおり採択とすることに賛成または反対のボタンを押してください。     〔電子採決〕 ○鴻巣義則議長  ボタンの押し忘れはありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○鴻巣義則議長  押し忘れなしと認めます。 賛成少数であります。よって,本案は不採択と決しました。 △日程第2 閉会中の事務調査の件 ○鴻巣義則議長  日程第2,閉会中の事務調査の件を議題といたします。 本件につきましては,お手元に配付の印刷物のとおり,各委員会より閉会中の事務調査の申出があったものであります。 お諮りいたします。本件につきましては,各委員会の申出のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○鴻巣義則議長  ご異議なしと認めます。よって,本件につきましては,各委員会の申出のとおり決定いたしました。 これをもって,令和2年第1回龍ケ崎市議会定例会を閉会いたします。              午後3時18分閉会...