龍ケ崎市議会 > 2002-03-18 >
03月18日-04号

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  1. 龍ケ崎市議会 2002-03-18
    03月18日-04号


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    最終取得日: 2021-05-02
    平成14年  3月定例会(第1回)      平成14年 第1回龍ケ崎市議会定例会会議録(第4号)                                    平成14年3月18日(月) 午後1時  再 開                                    議事日程 第1 議案第1号 龍ケ崎市男女共同参画推進条例について              議案第2号 龍ケ崎市審議会等の会議の公開に関する条例について        議案第3号 龍ケ崎市生活安全条例について                  議案第4号 龍ケ崎市職員の公益法人等への職員の派遣等に関する条例につ          いて         議案第5号 龍ケ崎市スポーツ・レクリエーション地区内における建築物の          建築の制限の緩和に関する条例について    議案第6号 龍ケ崎市総合体育館(たつのこアリーナ)の設置及び管理に関          する条例について                 議案第7号 龍ケ崎市環境基本条例について                  議案第8号 重要な公の施設及び特に重要な公の施設に関する条例の一部を          改正する条例について             議案第9号 龍ケ崎市職員の勤務時間,休暇等に関する条例の一部を改正す          る条例について                  議案第10号 龍ケ崎市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例          について                   議案第11号 龍ケ崎市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関          する条例の一部を改正する条例について         議案第12号 龍ケ崎市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条          例の臨時特例に関する条例について             議案第13号 教育長の給与,勤務時間及びその他の勤務条件に関する条例の          臨時特例に関する条例について            議案第14号 龍ケ崎市女性行政推進委員会設置条例の一部を改正する条例に          ついて        議案第15号 龍ケ崎市財政調整基金の設置,管理及び処分に関する条例等の          一部を改正する条例について            議案第16号 龍ケ崎市手数料条例の一部を改正する条例について         議案第17号 龍ケ崎市総合福祉センターの設置及び管理に関する条例の一部          を改正する条例について           議案第18号 龍ケ崎市学童保育事業実施条例の一部を改正する条例について    議案第19号 龍ケ崎市訪問介護事業実施条例の一部を改正する条例について    議案第20号 龍ケ崎市保健センター設置条例の一部を改正する条例について    議案第21号 龍ケ崎市営斎場設置条例の一部を改正する条例について    議案第22号 龍ケ崎市介護保険条例の一部を改正する条例について        議案第23号 龍ケ崎市農業公園豊作村の設置及び管理に関する条例の一部を          改正する条例について          議案第24号 龍ケ崎市龍ヶ岡市民農園の設置及び管理に関する条例の一部を          改正する条例について            議案第25号 龍ケ崎市都市公園条例の一部を改正する条例について        議案第26号 龍ケ崎市少子化対策基金条例を廃止する条例について        議案第27号 龍ケ崎市介護保険円滑導入基金条例を廃止する条例について     議案第28号 龍ケ崎市高齢者住宅整備資金貸付条例を廃止する条例について    議案第29号 龍ケ崎市障害者住宅整備資金貸付条例を廃止する条例について    議案第30号 龍ケ崎市外2町介護認定審査会共同設置規約の変更について     議案第31号 龍ケ崎地方塵芥処理組合規約の変更について            議案第32号 常磐線佐貫駅自由通路エスカレーターエレベーター新設工事          委託協定の締結について          議案第33号 市有財産の取得について                     議案第34号 平成13年度龍ケ崎市一般会計補正予算(第8号)          議案第35号 平成13年度龍ケ崎市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)    議案第36号 平成13年度龍ケ崎市公共下水道事業特別会計補正予算(第5号)    議案第37号 平成13年度龍ケ崎市老人保健事業特別会計補正予算(第2号)    議案第38号 平成13年度龍ケ崎市介護サービス事業特別会計補正予算(第3号)    議案第39号 平成14年度龍ケ崎市一般会計予算                 議案第40号 平成14年度龍ケ崎市国民健康保険事業特別会計予算         議案第41号 平成14年度龍ケ崎市公共下水道事業特別会計予算          議案第42号 平成14年度龍ケ崎市老人保健事業特別会計予算           議案第43号 平成14年度龍ケ崎市公共用地先行取得事業特別会計予算       議案第44号 平成14年度龍ケ崎市農業集落排水事業特別会計予算         議案第45号 平成14年度龍ケ崎市介護保険事業特別会計予算           議案第46号 平成14年度龍ケ崎市介護サービス事業特別会計予算         議案第47号 龍ケ崎市公平委員会委員の選任について              議案第48号 龍ケ崎市教育委員会委員の任命について              議案第49号 龍ケ崎市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条          例の一部を改正する条例について          議案第50号 教育長の給与,勤務時間及びその他の勤務条件に関する条例の          一部を改正する条例について       議案第51号 龍ケ崎市職員の旅費に関する条例の一部を改正する条例について    議案第52号 龍ケ崎市証人等に対する実費弁償に関する条例の一部を改正す          る条例について          議案第53号 龍ケ崎市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条          例について      平成14年請願第1号 「馴柴小学校」の校舎建て替えを早期に実現をもとめ              る請願書            平成14年陳情第1号 茨城県南水道企業団契約水量の見直しを県に求める陳              情    平成13年請願第4号 北竜台公園から蛇沼に至る管理用道路の遊歩道化に関              する請願          (委 員 長 報 告)                         (委員長報告に対する質疑)                         (討         論)                         (採         決)                      第2 総合病院整備推進特別委員会の廃止について               追加日程第1    議案第54号 市有財産の取得について    (市長提案理由説明)                          (質         疑)                          (議案の常任委員会付託)                          (委 員 長 報 告)                         (委員長報告に対する質疑)                         (討         論)                         (採         決)                      第3 閉会中の事務調査の件                                                            出席議員           19番  瀬 尾   勇  議長           1番  伊 藤 悦 子  議員           2番  飯 塚 則 子  議員           3番  鴻 巣 義 則  議員           4番  近 藤   博  議員           5番  杉 野 五 郎  議員           6番  岡 部 洋 文  議員           7番  桜 井 直 之  議員           8番  大 塚 弘 史  議員           9番  山 本   南  議員           10番  久米原 憲 一  議員           11番  曽 根 一 吉  議員           12番  秋 谷 光 市  議員           13番  谷田川 隆 司  議員           14番  披 田 信一郎  議員           15番  鈴 木 昇 栄  議員           16番  坂 本   守  議員           17番  松 田 高 義  議員           20番  信 田 東 男  議員           21番  山 村 省 吾  議員           22番  大 竹   孝  議員           23番  寺 田 安 由  議員           24番  磯 貝 光 市  議員           25番  二 川 素 久  議員           26番  桜 井 博 美  議員地方自治法第121条の規定による本日の出席説明員          串 田 武 久  市    長          海 東 宗 平  助    役          山 崎 孝 夫  収  入  役          千代倉 邦 彦  教  育  長          湯 原 義 伸  総 務 部 長          油 原 信 義  企画財務部長          塚 本 将 男  市民福祉部長          佐 藤 昭 吉  環境経済部長          池 田 光 一  建 設 部 長          佐 倉 靖 夫  都市整備部長          渡 辺 俊 晟  教 育 次 長          本 橋 幹 夫  秘書広聴課長          中 山 滋 夫  みどり推進課長議会事務局職員出席者           長 岡 一 美  事務局長           大 竹 健 夫  次  長           北 澤 昌 雄  議事係長           石 島   信  議事係主幹              午後1時04分再開 ○瀬尾勇議長  前回に引き続き会議を再開いたします。 本日は全員出席であります。開   議 ○瀬尾勇議長  これより本日の会議を開きます。 地方自治法第121条の規定により,議長において出席を求めた者の職氏名は,お手元に配付の印刷物のとおりであります。 △日程第1 議案第1号から議案第53号まで及び請願・陳情について ○瀬尾勇議長  日程第3,議案第1号から議案第53号まで及び請願・陳情について一括議題といたします。 これより常任委員長報告に入ります。 去る3月7日の本会議において各常任委員会に付託されました議案の審査の経過と結果について,各常任委員長の報告を求めます。 山本 南総務委員長。            〔山本 南総務委員長 登壇〕 ◆山本南総務委員長  今期定例会におきまして,総務委員会に付託されました議案の審査の経過と結果についてご報告申し上げます。 当委員会は,3月11日に第1委員会室において,市長他,担当部課長等の出席を求め,付託されました議案第1号,議案第2号,議案第3号,議案第4号,議案第8号,議案第9号,議案第10号,議案第11号,議案第12号,議案第13号,議案第14号,議案第15号,議案第16号,議案第32号,議案第34号所管事項,議案第39号所管事項,議案第49号,議案第50号,議案第51号,議案第52号,議案第53号の21案件につきまして慎重に審査致しました。 まず,議案第1号 龍ケ崎市男女共同参画推進条例についてです。 内容につきましては,男女共同参画の推進に関し,その基本理念及び施策の基本事項を定め,市・市民・事業者等が連携し,一体となって男女共同参画社会の実現を図ろうとするものであります。 執行部の説明の後,委員から,条例制定後,市民の理解を得るために,どのような周知方法を考えているのかとの質疑に対し,執行部より,「りゅうほー」でわかりやすく特集を組み周知し,また市内事業所等には,りゅうほー等を持参し,出向いて協力依頼をする予定ですとの答弁の後,採決の結果,全員異議なく了承致しました。 次に,議案第2号,龍ケ崎市審議会等の会議の公開に関する条例についてです。 内容につきましては,審議会等の会議を公開することにより,透明かつ公正な会議の運営を図り,市民の市政に対する理解を深め,市民参加による開かれた市政を実現しようとするものであります。執行部の説明の後,委員より公開制度の運営に関する重要な事項とはどのようなことかとの質疑に対し,執行部より,条例改正等やこの条例を施行した時の問題が生じたときに調査審議を行いますとの答弁がありました。また,第14条の,この条例の施行に必要な事項は,実施機関が定めるとあるが,その実施機関とはどこになるのかとの質疑に対し,執行部より,実施は,市長部局と教育委員会事務局ですとの答弁の後,採決の結果,全員異議なく了承致しました。 次に,議案第3号 龍ケ崎市生活安全条例についてです。 内容につきましては,市民生活の安全に関し,市・市民・事業者等が一体となって,自主的な安全活動を推進し,生活環境を整備することにより,安全で安心できる地域社会の実現を図ろうとするものです。執行部の説明の後,委員から,この条例は市独自の考えで制定したものなのかとの質疑に対し執行部より,地域の連帯感が薄れてきており,自分の身は自分で守るとの防犯思想の意識を高めるため,制定しました。また,全国ではすでに約400の自治体で,平成13年には取手市において制定されましたとの答弁がありました。また,独居老人や高齢者世帯数も視野に入れた活動をしてほしいとの要望の後,採決の結果,賛成多数により了承致しました。 次に,議案第4号,龍ケ崎市職員の公益法人への職員の派遣等に関する条例についてです。 内容につきましては,「公益法人等への一般職の地方公務員の派遣等に関する法律」が本年4月1日に施行されることに伴い,市職員が公益法人等へ派遣される際の,統一的なルールを定めようとするものです。 執行部の説明の後,委員より,現に行われていることの条例化ですかとの質疑に対し,執行部より,現在,6つの公益法人に11名の職員を業務援助という形で派遣しておりますが,「公益法人等への一般職の地方公務員の派遣等に関する法律」が平成14年4月1日に施行されますので,それに基づいて業務援助職員をこの法律の範囲内で派遣するものです。また,職員組合との協議内容はどうだったかとの質疑に対し,執行部より,組合との協議は4,5回行いました。また,派遣にあたっては,事前に本人の同意を得ますとの答弁の後,採決の結果,賛成多数により了承致しました。 次に,議案第8号 重要な公の施設及び特に重要な公の施設に関する条例の一部を改正する条例についてです。 内容につきましては,龍ケ崎市勤労青少年ホーム及び龍ケ崎市武道館の廃止並びに龍ケ崎市総合体育館(たつのこアリーナ)の新設に伴い,所要の改正をしようとするものです。 執行部の説明の後,委員より勤労青少年ホームを廃止するための条例改正ですが,中央公民館の調理室を改装し,パソコン室にするとのことですが,公民館と協議はどのように行ったのかとの質疑に対し,執行部より中央公民館の調理室の利用頻度は少ないため,各地区公民館の調理室を使用していただくよう考えていますとの答弁の後,採決の結果,全員異議なく了承致しました。 次に,議案第9号 龍ケ崎市職員の勤務時間,休暇等に関する条例の一部を改正する条例についてです。 内容につきましては,「国家公務員の一般職の勤務時間,休暇等に関する法律」及び人事院規則の一部が改正されたことに伴い,市職員の介護休暇の取得期間や育児,介護を行う職員の深夜勤務に関する事項について所要の改正をしようとするものです。 執行部の説明の後,採決の結果,全員異議なく了承致しました。 次に,議案第10号 龍ケ崎市職員の育児休業に関する条例の一部を改正する条例についてです。 内容につきましては,「地方公務員の育児休暇等に関する法律」及び人事院規則の一部が改正されたことに伴い,市職員の育児休業の取得の条件等について所要の改正をしようとするものです。 執行部の説明の後,委員より現在育児休業を取っている人は何人ぐらいいるのか,また,復職した人に研修等を行う予定はあるのかとの質疑に対し,育児休業者は現在のところ4人です。また,研修の予定はありませんとの答弁の後,採決の結果,全員異議なく了承致しました。 次に,議案第11号 龍ケ崎市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例についてです。 内容につきましては,非常勤特別職が公務のために旅行した場合の費用弁償の額について,職による額の格差をなくすとともに,「国民年金保険料徴収嘱託員勤労青少年ホームの館長及び運営委員会員」の廃止,「会議公開運営審議会委員」の新設,「女性行政推進委員会委員及び学童保育指導員」の職名変更,「国民健康保険税等徴収嘱託員及び英語指導助手」の報酬規程の見直しに伴い所要の改正をしようとするものです。 執行部の説明の後,委員より,国民健康保険徴収嘱託員の徴収割額を300万円以上と以下に分けた理由はとの質疑に対し執行部より,分納者の増加にともない徴収額が増加するので,二段階に設定するものですとの答弁がありました。また,嘱託員は,徴収業務を公平に行っているのかとの質疑に対し,執行部より地区割りで行っているので公平ですとの答弁の後,採決の結果,全員異議なく了承致しました。 次に,議案第12号 龍ケ崎市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の臨時特例に関する条例について,議案第13号 教育長の給与,勤務時間及びその他の勤務条件に関する条例の臨時特例に関する条例についてです。 内容につきましては,現下の厳しい財政状況を考慮し,引き続き,平成16年3月までの2年間,ご案内のように給料月額の削減を行おうとするものです。 執行部の説明の後,議案第12号 龍ケ崎市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の臨時特例に関する条例について,議案第13号 教育長の給与,勤務時間及びその他の勤務条件に関する条例の臨時特例に関する条例については,採決の結果,全員異議なく了承致しました。 次に,議案第14号 龍ケ崎市女性行政推進委員会設置の条例の一部を改正する条例についてです。 内容につきましては,龍ケ崎市男女共同参画推進条例の制定に伴いこの委員会の名称及び所掌事項の改正を行おうとするものであります。 執行部の説明の後,採決の結果,全員異議なく了承致しました。 次に,議案第15号 龍ケ崎市財政調整基金の設置,管理及び処分に関する条例の一部を改正する条例についてです。 内容につきましては,龍ケ崎市財政調整基金をはじめとするご案内の基金について,基金それぞれに掲げる目的と事務事業の現状を踏まえ,基金の整理,統合を行うとともに,各条例において,条文の統一的な整理と本年4月1日のペイオフ解禁に伴う,所要の改正を行おうとするものです。 執行部の説明の後,委員よりこの基金の設立で,教育財産も含まれるのかとの質疑に対し,執行部より教育財産も含まれますとの答弁がありました。また,委員より市債の内訳についての資料の請求があり採決の結果,全員異議なく了承致しました。 次に,議案第16号 龍ケ崎市手数料条例の一部を改正する条例についてです。 内容につきましては,龍ケ崎市使用料,手数料改定委員会の基本方針による原価コスト計算受益者負担区分の基準等に基づき,住民証明手数料及び税務証明手数料をご案内のように改正するとともに,「農林漁業団体職員共済組合等を廃止する等の法律」が本年4月1日から施行されることに伴い,戸籍に関する証明手数料免除の該当者から「農林漁協団体職員共済組合法第78条該当者」を除外しようとするものです。 執行部の説明の後,委員より,名寄帳の写しについては料金が10円に減額された理由また市民カードの交付について当初は無料であったが,今回の改正により有料とした理由はとの質疑に対し,執行部より名寄帳の写しを10円とした理由は,龍ケ崎市情報公開条例のコピーの写しが1枚当たり10円なので,その金額に合わせました。また,市民カードの有料化については,既に4万5,000枚の交付を行い,全体的な交付は終了したとの判断から有料にいたしましたとの答弁がありました。また,転入の方にも1回目の市民カードの交付については,無料としてほしい。自動交付機の利用により,市民課職員の人員削減を図るためにも市民カードは無料で発行しても良いのではないかとの意見があり,採決の結果,賛成多数により了承致しました。 次に,議案第32号 常磐線佐貫駅自由通路エスカレーターエレベーター新設工事委託協定の締結についてです。 内容につきましては,常磐線佐貫駅自由通路エスカレーターエレベーター新設東日本旅客鉄道株式会社に委託するに当たり,協定を締結するため,議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定に基づき,議会の議決を求めるものです。 執行部の説明の後,委員より,第7条の撤廃物の処理は市が行うのかとの質疑に対し,執行部より現在考えられているものは,カラー鉄板等で,その処理についてはJRが行いますとの答弁がありました。また,第10条管理運営に関する協定及び第11条の土地使用貸借契約書の締結の時期はいつごろになるのかとの質疑に対し執行部より工事の施工期間が平成14年10月31日となっているため,なるべく早く締結したいと考えます。次に,協定金額の設定はどのように定めたのかとの質疑に対し,執行部より,基本計画については市がコンサルタントに委託し,実施設計はJR東日本に委託し,それを契約金額としましたとの答弁の後,採決の結果,全員異議なく了承致しました。 次に,議案第34号 平成13年度龍ケ崎市一般会計補正予算(第8号)についてです。 内容につきましては,既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ12億3,159万9,000円を追加し,歳入歳出予算の総額をそれぞれ269億678万2,000円とするものです。 執行部の説明の後,委員より地域イントラネット整備工事のなかで,個別の費用はどうなっているのかとの質疑に対し執行部より,今回の補正が1億5,400万円の他に導入コストとして約1,000万円,ランニングコストとして年間5,000万円の費用となります。また,電算システムの最終的の構築年度はいつごろと考えていますかとの質疑に対して,執行部より平成17年度の時点で項目的に残ってくるものは,申請届出のオンライン化,選挙事務の電子化,料金決済の電子化,電子決裁システムが残っていると思われますとの答弁がありました。 次に委員より,駐輪場使用料について詳しく説明してほしいとの質疑があり執行部より佐貫駅東駐輪場の平成12年度の月決め利用者が49.8%で,平成13年度は月決め利用者が39.7%となり利用者が減っていますとの答弁がありました。また,消防団活動費で火災が起きた場合,消防団員にどのような連絡体制を取っているのかとの質疑に対し,執行部より第一方面隊が旧市内,第2方面隊が八原,長戸,大宮地区で,第3方面隊が馴柴,馴馬,北文間地区となっていて,稲敷広域消防本部からの連絡で火災の出動を要請されていますとの答弁がありました。次に,自主防災組織の結成率はどうなのかとの質疑に対し,執行部より73%とする答弁がありました。未結成地区への対応はとの質疑に対し,執行部より区長を通じて通知をしたり,新任区長の説明会で結成をお願いしていますとの答弁がありました。さらに,自主防災組織が結成できない地区についてその原因となる具体的な調査をするべきであるとの意見の後,採決の結果,賛成多数により了承致しました。 次に,議案第39号,平成14年度龍ケ崎市一般会計予算についてです。 内容につきましては,予算総額を歳入歳出それぞれ219億8,400万円とするものです。前年度当初と比較して,27億6,600万の減,率にして11.2%の減となるものです。 執行部の説明の後,委員より地方債で利率の一番高いものと,安いものとを教えてもらいたいとの質疑に対し,執行部より,実際の借入れはこれからですが,見通しとしては約2%を予定していますとの答弁がありました。次に,委員より,佐貫駅東仮設駐輪場の土地使用料について説明してもらいたいとの質疑に対し,執行部より,駐輪場の専門会社より,行政財産使用料徴収条例に基づき,この土地に駐輪場を建設し,管理・運営したい旨の申請があり,同条例に基づき使用を許可し,使用料を算出したものです。なお,7年後にはこの施設を市に無償譲渡可能という内容ですとの答弁がありました。また,委員より,この佐貫駅仮設駐輪場の駐輪場建設にあたりどこと協議したかとの質疑に対し,執行部より,都市計画課と土木事務所で協議しましたとの答弁がありました。また,委員より駐輪場土地使用料の減免2分の1について,検討してもらいたい,さらに駐輪場の業者選定については,何社のなかで競争意識をもたせて選定してはどうか等の要望がありました。 次に,委員より男女共同参画推進費の需用費の事業内容はとの質疑に対し,執行部より,「月刊女性」という冊子を購入する予定で,購入後,男女共同参画条例のPRも兼ねて市内各事業所へ出向いて説明を行う予定ですとの答弁がありました。 次に委員よりコミュニティバスの委託料及び工事請負費の停留所の整備計画について教えてもらいたいとの質疑に対し,執行部より委託料は,意識調査,実態調査,走行調査を行う予定で委託先は工作業者を予定しています。また,工事請負費の停留所の整備計画については,73カ所を予定し,基本的にはふれあいバスの停留所を使用する予定です。停留所整備にあたり,道路改良等も行う予定です。また,委員よりコミュニティバスは,ゾーン賃制を設けているそうですがどのような事かとの質疑に対し,執行部よりゾーン賃制は,午前9時から午後5時までの利用者で運賃の上限は200円となりますとの答弁がありました。 次に委員より市民相談センターの利用状況について教えてもらいたいとの質疑に対し,執行部より平成13年5月7日から開設し,利用件数は10数件で,相談内容は路上駐車や,納税相談等でした。平成14年度からは,週1日程度の開設に縮小していきたいと考えますとの答弁がありました。 次に,物品管理費で,庁舎内の需用費の購入方法について教えてもらいたいとの質疑に対し,消耗品は,コピー用紙で古紙100%で白色度70%を単価契約で購入し,その他の事務用品は,ファイリングホルダーが主です。印刷製本費では,封筒等が主ですとの答弁がありました。 次に徴収事務費の報償費について説明願いますとの質疑に対し,執行部より,市民税,固定資産税,都市計画税の前納報奨金で,前納者が増えると予想し予算を計上したものですとの答弁がありました。また,茨城県租税債権管理機構へ何件移管し,その状況はとの質疑に対し,執行部より,30件を移管し,そのうち7人が分納に入っており,2人が完納していますとの答弁がありました。また,現年度の滞納整理をどうしているかとの質疑に対し,執行部より,対策本部を中心とした全庁体制及び部内協力,収納課においては,現年度整理を行い未納防止を努めていますとの答弁がありました。また,差押えをどのように行っているのかとの質疑に対し,執行部より,111件の差押えをしており,差押えにあたっては,文書等により予告通知書を送付し,内部協議を十分重ね実施していますとの答弁の後,採決の結果,賛成多数により了承いたしました。 次に,議案第49号 龍ケ崎市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例について,議案第50号 教育長の給与,勤務時間及びその他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例について,議案第51号 龍ケ崎市職員の旅費に関する条例の一部を改正する条例については,関連がありますので一括審議致しました。内容につきましては,現下の厳しい財政状況に鑑み,市三役,教育長及び一般職員の旅費について,ご案内のとおり改正し,経費の削減を図ろうとするものです。 執行部の説明の後,採決の結果,議案第49号 龍ケ崎市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例について,議案第50号 教育長の給与,勤務時間及びその他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例について,議案第51号 龍ケ崎市職員の旅費に関する条例の一部を改正する条例については,全員異議なく了承いたしました。 次に,議案第52号 龍ケ崎市証人等に対する実費弁償に関する条例の一部を改正する条例についてです。 内容につきましては,証人等が,市の機関の求めに応じて市外へ出張等をした場合に,その実費を支給することができるように,所要の改正をするものです。 執行部の説明の後,委員より,今までに事例としてあったのか,また今後どのようなことが想定されるのかとの質疑に対し,執行部より,これまでも事例はあり,今後も例えば市民団体の方が市の機関の求めに応じ,市外で研修等を受けるような時を想定したものですとの答弁の後,採決の結果,全員異議なく了承いたしました。 次に,議案第53号 龍ケ崎市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例についてです。 内容につきましては,介護保険事務に係る特殊勤務手当の支給範囲について,その事務の実態性の特殊性を考慮し,現行の介護保険料の徴収事務のほか,認定調査業務をその支給範囲に加えようとするものです。執行部の説明の後,委員より,介護保険の認定調査業務を特殊勤務手当の支給対象とした理由について教えてほしいとの質疑に対し,執行部より,本来は認定業者が行う業務ですが,必要に応じて市職員も携わることもあり,特殊業務ですので支給対象としたものですとの答弁の後,採決の結果,全員異議なく了承いたしました。 以上で総務委員会の報告を終わります。 ○瀬尾勇議長  鴻巣義則文教福祉委員長。            〔鴻巣義則文教福祉委員長 登壇〕 ◆鴻巣義則文教福祉委員長  今期定例会におきまして,文教福祉委員会に付託されました,議案の審査の経過と結果について,ご報告申し上げます。 当委員会は,去る3月8日,午前9時から馴柴小学校の現地調査を行い,午前10時から第2委員会室において,市長,教育長及び担当部課長の出席のもと開会いたしました。 当委員会に付託されました議案第17号,議案第18号,議案第19号,議案第20号,議案第22号,議案第26号,議案第27号,議案第28号,議案第29号,議案第30号,議案第34号の所管事項,議案第35号,議案第37号,議案第38号,議案第39号の所管事項,議案第40号,議案第42号,議案第45号,議案第46号及び平成14年請願第1号の20案件につきまして,慎重に審査いたしました。 まず,議案第17号 龍ケ崎市総合福祉センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例についてです。 これは,使用料・手数料改定検討委員会の審査の結果,市内外の住居区分を廃止し,60歳未満を300円にしようとするものです。また,「老人」や「障害者」の呼称をそれぞれ「高齢者」,「身体障害者」に改めようとするものです。 執行部からの説明の後,委員から「使用料・手数料改定検討委員会の中では,どのような話し合いがされましたか」との質疑に対し,執行部からは,「相互利用推進の観点から,市内外の区分をなくしていこうという考え方で検討しました」との答弁がありました。また,「ほとんど収入がない方にも使用料をもらうことについて,どのように考えますか」との質疑に対し,執行部からは,「一部の人がサービスを受ける場合は,それなりの受益者負担金をお願いしております。福祉面についても同様で,事業が安定的・持続的に推進できるように,その一部を負担していただくと考えております」との答弁がありました。 採決の結果,賛成多数で了承いたしました。 続きまして,議案第18号 龍ケ崎市学童保育事業実施条例の一部を改正する条例についてです。 これは,保護者からの要望が多いため,定員を10人増員し40人にしようとするものです。また,条例の名称を「放課後児童健全育成事業」に改めようとするものです。 執行部からの説明の後,委員から,「利用者への説明はどのようにされていますか」との質疑に対し,執行部からは「3月17日に保護者に対し,説明会を開催いたします」との答弁がありました。 採決の結果,全員異議なく了承いたしました。 続きまして,議案第19号 龍ケ崎市訪問介護事業実施条例の一部を改正する条例についてです。 これは,事務の一部が県から市に移譲されたことに伴い,概ね症状が安定している者についての受け入れの条項を設けたものです。また,第7条に規定する各法人に委託することを可能にして,民間でも派遣が出来るように道を開いたものです。これにより,精神障害者の方は,当面,市のヘルパーを派遣する予定ですが,対応しきれない時には,これを適用させようとするものです。 執行部から説明の後,委員からは「『概ね』の判断はどの様にしますか。また,将来的には委託も可能になると言うことですが,具体的にはどの様になりますか」との質疑に対し,執行部からは,「現在は,保健所で行っており,4月からは市へ移管されますが,細部については,これから指導を受けるようになります」との答弁がありました。 採決の結果,賛成多数で了承いたしました。 続きまして,議案第20号 龍ケ崎市保健センター設置条例の一部を改正する条例についてです。 これは,保健婦・助産婦・看護婦法が一部改正されたことに伴い,「保健婦」・「保健士」を「保健師」に改めようとするものです。 執行部から説明の後,採決の結果全員異議なく了承いたしました。 続きまして,議案第22号,龍ケ崎市介護保険条例の一部を改正する条例についてです。 これは,延滞金の計算方法を変更しようとするものです。また,いわゆる「ペイオフ」に対応するための処置で,字句の訂正をしようとするものです。 執行部からの説明の後,委員から「条例第10条第2項が削除されましたが,その経緯はどのようになっていますか」との質疑に対し,執行部からは「県から,段階を決定する際に,申告をしているかどうかで判断するのではなく,課税されているか否かで判断すべきであるとの指導がありました。しかし,未申告者には簡易申告をしてもらっています」との答弁がありました。 採決の結果,全員異議なく了承いたしました。 続きまして,議案第26号 龍ケ崎市少子化対策基金条例を廃止する条例についてです。 これは,平成11年度から13年度にかけて,国から少子化対策臨時特例交付金が市に交付されたところです。市は,少子化対策事業に1億1,100万円を充てていましたが,事業の廃止に伴い,基金を廃止しようとするものです。 執行部からの説明の後,採決の結果,全員異議なく了承いたしました。 続きまして,議案第27号 龍ケ崎市介護保険円滑導入基金条例を廃止する条例についてです。 これは,介護保険制度の円滑な導入を図るために,特別対策事業として,1号保険者については,制度の開始から半年間保険料を免除し,その後1年間については4分の1としたところです。そのため,市の歳入不足が見込まれたことから,国からの交付金を受けていたところですが,時限措置により3月31日で終了することに伴い,基金を廃止しようとするものです。 執行部からの説明の後,採決の結果,全員異議なく了承いたしました。 続きまして,議案第28号 龍ケ崎市高齢者住宅整備資金貸付条例を廃止する条例についてです。 これは,3%の利子で高齢者の住宅を整備する際に貸付をしようとするものですが,利用者がいないことや,介護保険の住宅の給付にウエイトが置かれていることなどから,廃止をしようとするものです。 執行部からの説明の後,委員から「廃止をしなければいけない理由には,どのようなものがありますか」との質疑に対し,執行部からは「利子をつけて返してもらうよりも,一時給付の方が良いとのことで利用者がいないことや,予算上ひとつの枠をとっておくことよりも,その分を他の事業に振り分けた方が良いと判断したことによります」との答弁がありました。 採決の結果,賛成多数で了承いたしました。 続きまして,議案第29号 龍ケ崎市障害者住宅整備資金貸付条例を廃止する条例についてです。 これは,障害者に対する住宅の整備資金を貸し付けようとするものですが,利用者が少ないために廃止しようとするものです。 執行部からの説明の後,各委員から「利用状況についてはどのようになっていますか」との質疑に対し,執行部からは「平成8年度に2件の貸付実績があり,1件は完済しております。もう1件は返済期間が平成8年11月から平成18年5月までで,滞納と未納分があります」との答弁がありました。また,「条例を廃止して附則だけ残しておくのはいかがなものか」,「条例廃止は福祉の切り捨ての感があるので,存続してほしい」との意見や要望も出されました。 採決の結果,賛成多数で了承いたしました。 続きまして,議案第30号,龍ケ崎市外2町介護認定審査会共同設置規約の変更についてです。 これは,現在,認定審査会は2合議体で行っているものを,申請数の増加に伴い,3合議体に変更しようとするものです。 執行部からの説明の後,採決の結果,全員異議なく了承いたしました。 続きまして,議案第34号 平成13年度龍ケ崎市一般会計補正予算(第8号)の所管事項についてです。 まず,市民福祉部所管事項についてです。 はじめに,繰越明許費ですが,川原代地区保育所整備費を翌年度に繰越しようとするものです。次に継続費の補正ですが,高齢者保健福祉計画等改定費について契約差金のため補正を行うものです。債務負担行為の補正については,ふれあいバス運行業務委託契約で,新システム移行までの措置で平成14年の4・5・6月の3カ月分の予算措置です。歳入の主なものについてですが,社会福祉費負担金や児童福祉費負担金の増額は,対象児童数の増によるものです。 歳出の主なものについてですが,老人保護措置費は対象者の減によって400万円ほど減っています。また,民間保育所保育助成事業の川原代地区保育所整備費2,358万円は建物に対する補助です。 続きまして,教育委員会所管事項です。 債務負担行為では,久保台小学校のプレハブ校舎の事業確定による限度額の変更です。地方債では,城ノ内小学校用地取得事業について,事業債から一般会計に変更し,廃止しようとするものです。また,龍ケ崎小学校整備事業等については,事業確定による限度額の変更をしようとするものです。 次に,歳出の主なものですが,開発行為に伴う基金から,今回義務教育整備基金の繰り入れをしようとするもので二つをいっしょにして積み立てをしようとするものです。また,ほとんどの内容については,事業確定により整理をしようとするものです。 執行部からの説明の後,委員からは「管外から何人の子供たちを保育所に受け入れていますか」との質疑に対し,執行部からは「当初2人を予定していましたが,4人に増加したことにより補正をしようとするものです」との答弁がありました。 採決の結果,賛成多数で了承いたしました。 続きまして,議案第35号 平成13年度龍ケ崎市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)についてです。 これは,既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ5,007万7,000円を追加し,予算の総額を43億7,707万8,000円とするものです。歳入については,国庫支出金が増額になっていますが,医療費の増によるものです。歳出については,一般給付費及び退職給付費がそれぞれ900万円余,4,000万円の増になっています。 採決の結果,全員異議なく了承いたしました。 続きまして,議案第37号 平成13年度龍ケ崎市老人保健事業特別会計補正予算(第2号)についてです。 これは,既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ1億7,435万5,000円を追加し,予算の総額を42億1,855万3,000円とするものです。まず歳出では,老人医療費の増加が見込まれているため,医療給付費扶助費が,1億7,300万余について増額になっています。歳入では,この支出に対し,支払基金交付金や県支出金で賄おうとするものです。また,一般会計からも867万2,000円を繰り入れようとすることから,補正をしようとするものです。 執行部からの説明の後,採決の結果,全員異議なく了承いたしました。 続きまして,議案第38号 平成13年度龍ケ崎市介護保険サービス事業特別会計補正予算(第3号)についてです。 これは,既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ23万1,000円を減額し,予算の総額を3,657万2,000円とするものです。歳入では,居宅介護サービスと自己負担金収入がそれぞれ減額になっています。これは,訪問介護事業の件数が減っているためです。一般会計繰入金ですが,収入が少なくなってきたので,不足分の800万円余を繰り入れようとするものです。 次に歳出ですが,それぞれ係数の整理をしたところで,補正額の財源内訳については,収入が見込めないと言うことから,一般財源への振り分けをしているところです。 執行部からの説明の後,委員から「介護サービス事業については,市が行うことにより安心感があるので,ぜひ市で行ってもらいたい。市でも事業を行っているということについてのPRが足りないのではないでしょうか」との質疑に対し,執行部からは「介護保険がスタートした時には,十分な事業展開が出来るまで市も許可を受けて,民間事業者と同じようにはじまりましたが,その後当初の2倍の16事業所に増えたため,市では民間で出来ることは民間で行ってもらうという立場に立っています」との答弁がありました。 採決の結果,全員異議なく了承いたしました。 続きまして,議案第39号 平成14年度龍ケ崎市一般会計補正予算の所管事項についてです。 まず,市民福祉部所管事項についてです。 はじめに,債務負担行為ですが,母子生活支援施設警備業務委託契約については,平成19年度までの予算化をしております。次に,主な歳入ですが,分担金,児童福祉費負担金の保育所運営費徴収金で,公立分は,前年比14%の増,私立分では33%の増で,対象児童数が増えているためです。また,放課後児童健全育成事業保護者負担金については,23%の増になっています。国庫負担金の児童福祉費負担金については,児童福祉法の改正により所得制限が緩和されたため,受給者が増えて,予算額も増額になっています。 次に主な歳出ですが,戸籍住民基本台帳事務費の中で,住民基本台帳ネットワーク事業の準備事務で委託料が大幅に増額になっております。また,工事請負費では,新規事業で窓口監視システム設置工事があり,本庁,西部・東部出張所に設置を予定しています。在宅介護支援事業では,委託料の中で,徘徊高齢者の家族支援サービスを新規事業で計上しました。 続きまして,教育委員会所管事項です。 まず,債務負担行為ですが,中学校教育用コンピューターにかかるリース契約については,平成19年度までで,5校にそれぞれ20台を設置しようとするものです。次に主な歳入ですが,要保護・準要保護児童・生徒就学費国庫補助金については,それぞれ2分の1が補助対象となっております。県補助金では,社会人チームティーチング配置事業に1,530万円余の予算を組んでおります。県委託金では,不登校児童生徒適応指導総合調査研究事業に121万3,000円を予算化しております。 次に,主な歳出ですが,地域交流事業では,派遣先を和歌山県龍神村,受け入れを熊本県の竜北町を考えております。また,語学指導事業では,いわゆるA・E・Tを現在の3人から6人に増員し,各中学校に配置をしたいと考えております。幼稚園費の中では,私立幼稚園に対し就園奨励金を補助しております。対象者は1,075人です。生涯学習事務費の中で成人の日運営委員会交付金は前年度と比較して大幅増になっています。また,子どもの居場所づくり事業の場所については,たつのこ山の脇にある管理棟を予定しております。総合体育館管理運営費の需用費については,プリペイドカードの発行を考えています。 執行部からの説明の後,市民福祉部所管事項では,各委員から「生活保護の扶助費の内訳はどのようになっていますか」との質疑に対し,執行部からは「生活扶助が226人,住宅扶助が107人,教育扶助が16人,医療扶助が入院で48人,入院外で158人,出産・生業扶助が各1名,葬祭扶助が3名,介護扶助が15名,その他の扶助が3名となっております」との答弁がありました。 次に「西部出張所で扱う現金の保管の解決策と自動交付機の利用割合はどれくらいですか。また,窓口監視システムの不審者については,どのようなケースを想定していますか」との質疑に対し,執行部からは「集金を午後4時過ぎに来てもらうようにしてあり,事務所には現金を置かないようにしています。自動交付機の利用率は全体の3割くらいになっております。監視システムについては,住民票の不正異動があったため,記録としてだけではなく,牽制効果も期待できると考えております」との答弁がありました。 次に「在宅介護支援事業で徘徊高齢者家族支援サービスについてはどのような内容ですか」との質疑に対し,執行部からは「カーナビゲーションと同じ『G・P・S』というシステムを活用した子機を,痴呆症の高齢者に持たせて,外出時に,行方不明にならないよう,介護をしている家族に貸与しようとするものです」との答弁がありました。 続きまして,教育委員会所管事項では,委員から「要保護・準要保護就学奨励費について,前年度と比較すると大幅に増額となっていますが,どのような理由がありますか」との質疑に対し,執行部からは「母子家庭の増加によるものと思われます」との答弁がありました。また,「総合体育館管理運営費については,使用料やランニングコストの面から,効率的に運営していただきたい」との要望も出されました。 採決の結果,賛成多数で了承いたしました。 続きまして,議案第40号 平成14年度龍ケ崎市国民健康保険事業特別会計予算についてです。 予算の総額を43億9,700万円と定め,借入金の限度額を1億円とするものです。 歳入については,平成13年度に税率改正を行ったことから,前年度比で大幅な増額となっています。国民健康保険税については,歳入の45.2%を占めています。伸び率は7.9%の増となっています。一般会計繰入金の中で職員給与等繰入金については,従来一般会計の中で組まれていましたが,特別会計に入れることで伸び率が大きくなっています。 歳出については,職員給与関係経費と国民健康保険事務費が,一般会計から移行した分で新規になり,4.5%の伸びとなっています。糖尿病予防ネットワーク事業については,平成14年,15年度に国保連合会と共同事業で行う予定です。 執行部からの説明の後,各委員から「人件費を特別会計に移行した理由はどのようなものがありますか。また,滞納額の累計はどれぐらいになっていますか」との質疑に対し,執行部からは「特別会計と言うシステムから考えれば,人件費も含めて,すべて特別会計の中でみるべきであろうとの考え方で,一般会計の方から入れ替えをしました。滞納繰越額については,8億7,400万円です」との答弁がありました。 次に「糖尿病予防ネットワーク事業はどのような内容ですか」との質疑に対し,執行部からは「基本健康診査において,血糖値が要指導・要医療と判断された人のうち,主治医の許可が得られた人を対象としています。人数は50人ぐらいを想定しています」との答弁がありました。 次に「国民健康保険収納率向上特別対策費について,収納率向上の新たな策はありますか」との質疑に対し,「事業は収納課で行いますが,保険年金課としては,資格証明書や短期保険証の発行をからめて,収納率アップを考えています」との答弁がありました。 また各委員から,「収納率の向上に努め,一般会計からの繰り入れをできる限り少なくして欲しい」との意見と,「現状では滞納も多くなってきているので保険税を低くしていかないと納めきれないと思う。むしろ,多少なりとも一般会計から繰り入れて,保険税を下げて欲しい」との二つの意見が出されました。 採決の結果,賛成多数で了承いたしました。 続きまして,議案第42号 平成14年度龍ケ崎市老人保健事業特別会計予算についてです。 予算の総額を45億3,000万円と定め,借入金の限度額を1億円とするものです。 歳入ですが,支払基金交付金が全体の70%を占めています。一般会計からの繰入金は,2億7,000万円余で,約6%となっています。 歳出では,職員給与関係経費が一般会計から移行した分です。また,医療諸費の医療給付費が全体の99%で伸び率は11.9%です。 執行部からの説明の後,採決の結果,賛成多数で了承いたしました。 続きまして,議案第45号 平成14年度龍ケ崎市介護保険事業特別会計予算についてです。 予算の総額を18億8,500万円と定め,借入金の限度額を1億円とするものです。 まず歳入ですが,介護保険料は特別対策による,1号保険者の減額措置が終了したことに伴い,大幅な増になっています。特別徴収の現年度分は,年金から天引きされるので100%をみています。また,納付書で納める普通徴収は,95%を見込んでいます。 歳出では,職員給与関係経費が移行してきたことに伴い,増額となっています。 執行部からの説明の後,委員からは「普通徴収の収納率を95%と見ていますが,平成12年度の決算ではどれくらいありましたか」との質疑に対し,執行部からは「94.5%です」との答弁がありました。また,「減免制度について,考慮すべき時期にきていると思いますが,どのように考えますか」との質疑に対し,執行部からは「市独自の減免制度は考えていませんが,国,全国市長会及び国保連合会の要望は出しております」との答弁がありました。 採決の結果,賛成多数で了承いたしました。 続きまして,議案第46号 平成14年度龍ケ崎市介護サービス事業特別会計予算についてです。 予算の総額を3,700万円と定めるものです。 歳入は,訪問介護の自己負担や一般会計からの繰り入れから構成されています。 歳出では,職員の人件費分が含まれています。また,ヘルパーの報酬ですが,13年度は8人でしたが,14年度は7人で計上しました。 執行部からの説明の後,採決の結果,賛成多数で了承いたしました。 続きまして,平成14年請願第1号 「馴柴小学校」の校舎建て替えを早期に実現をもとめる請願書についてです。 各委員から「あの校舎で学校生活や勉強していくことは,気の毒だと思います。実際の建物を見て建て替えるべきと思うのが率直な意見です。」また,「増築時の設計者のミスではないか。現場を見れば誰もが建て替えをしなくてはいけないと考えると思う。」また,「請願の趣旨に対しては賛成である。しかし,執行部においては,採択された場合でも努力義務はあるが,今すぐに実現しなければならない,と言うことではないと考えます。」また,「できるだけ早く建て替えをしてもらいたいが,技術的に詰めることが必要と考えます。」また,「建て替えには賛成だが,財政事情などをクリアできたときに建て替えすべきと考えます。」などの意見が出されました。 採決の結果,全会一致で採択することに決しました。 以上で,文教福祉委員会の報告を終わります。 ○瀬尾勇議長  桜井直之環境経済委員長。            〔桜井直之環境経済委員長 登壇〕 ◆桜井直之環境経済委員長  今期定例会におきまして,環境経済委員会に付託されました,議案の審査の経過と結果につきまして,ご報告申し上げます。 当委員会は,去る3月13日,午前10時に第3委員会室において開会し,市長ほか担当部課長の出席のもとに,当委員会に付託されました,議案第7号,議案第21号,議案第23号,議案第24号,議案第31号,議案第34号の所管事項,議案第39号の所管事項及び平成14年陳情第1号の8案件につきまして,慎重に審査をいたしました。 まず,議案第7号 龍ケ崎市環境基本条例についてであります。 この条例につきましては,今日の環境問題の解決に向け,総合的に取り組んでいくため,当市の環境に対する基本理念や,市,事業者,市民等の責務,施策の基本的な事項等を定めようとするものであります。 執行部から説明の後,委員から基本計画策定の基準を簡単に説明していただきたい。また,基本計画策定の組織は委員会形式になるのか,どのような形を考えているのかお聞かせくださいとの質疑がされ,執行部から,スケジュールとしては2カ年を予定しており,14年度では,市の環境の基礎調査として,植生や生態がどのようになっているかつかんでいこうと思っています。 15年度では,それらの調査を踏まえ,環境基本計画そのものの策定に入りたいと考えています。 また,基本計画策定に当たっての組織は,今の段階では調査研究中でつかめておりませんが,環境審議会や市内部の環境行政推進委員会の中で,充分審議をしながら形を作っていきたいと思っておりますとの答弁がされ,採決の結果全員異議なく了承いたしました。 続きまして,議案第21号 龍ケ崎市営斎場設置条例の一部を改正する条例についてであります。 これは,龍ケ崎市使用料,手数料等改定検討委員会の基本方針による原価コスト計算受益者負担区分の基準に基づく検討結果により,市外居住者の火葬室使用料をそれぞれ5,000円値上げしようとするものであります。 執行部からの説明の後,各委員から斎場の使用料が値上げになる他自治体に対して,事前の連絡はされているのか。 使用料等改定検討委員会での検討結果により,市外に限って値上げをするということですが,委員会でどのような話が出て,この金額に設定されたのか。 PFIで宿泊可能な斎場の設置,あるいは運営が可能かどうか研究していただきたい。 霊柩車が年中通ることが,住民にすれば非常に迷惑だということを聞いているので,斎場を過ぎた東側の農道を広くできないでしょうか。 斎場の葬祭室は,1年に33回しか使用されていないので,道路などの面整備をきちんとした上で,斎場でお通夜ができるように地元と話し合いを進めていただきたいと思いますとの質疑,意見,要望がされ,執行部から毎年,利根,河内の町長が,斎場の使用要望のため来庁しますので,事前に,事務担当者には検討委員会の結果を伝えておき,町長が来庁した時に検討委員会での結果などの話はしてあります。 委員会での使用料の原価計算を見ますと,火葬炉で約5万7,815円という形が出ていますので,ご理解をいただきたいと思います。 PFIについては,どのような形のものがあるのか研究をさせていただきたいと思います。 道路整備につきましては,斎場周辺の農地はまだ,ほ場整備がされていないということで,そういった面整備がされれば道路の整備もされると思いますが,今のところはまだ条件が整っていない状況ですとの答弁がされ,採決の結果,全員異議なく了承いたしました。 続きまして,議案第23号 龍ケ崎市農業公園豊作村の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例についてであります。 これにつきましても,市の使用料,手数料等改定検討委員会の検討結果に基づくものであります。 執行部からの説明の後,各委員より,この金額が,適当であると考えた算出根拠を教えていただきたい。また,交流ターミナルの研修会議室,調理実習室の年間の利用状況と使用目的をお知らせくださいとの質疑がされ,執行部から,使用料金の増については,最終的な検討委員会からの報告ですが,まず,レンタルファームについては基本的に,龍ヶ岡市民農園に合わせるべきだろうということと,全体的に経費が掛かっており,市の負担も大きいことから,ある程度の自己負担はしていただこうということで決定したと報告を受けています。 また,交流ターミナルの会議室及び調理実習室の年間の有料利用件数は,2月現在で,調理実習室が午前中が4件,午後が2件,休日が8件であり,研修会議室は午前中が8件,午後が6件,休日が13件ということで報告が上がっております。 なお,会議室につきましては,その他,無料ではありますが,農家の方々や地元の方々との打ち合わせの場としての利用も図っております。 調理実習室は,そば打ちとか,味噌作りで使用されていますとの答弁がされました。 そのほかに,今後もっと利用が図れるように,市の農業公社で検討する必要があるのではないかとの意見があり,採決の結果,全員異議なく了承いたしました。 続きまして,議案第24号 龍ケ崎市龍ヶ岡市民農園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例についてであります。 これにつきましても,手数料,使用料等改定検討委員会の結果に基づき改正しようとするもので,第13条の委託先を財団法人「竜ヶ崎ニュータウンサービスセンター」から「財団法人龍ケ崎市農業公社」に改めるとともに,別表の多目的室の使用料を,これまで「午前,午後,全日」と定めていたものを廃止し,「1時間当たり」の使用料とするものであります。 執行部からの説明の後,委員から年間の利用状況と使用目的をお知らせくださいとの質疑がされ,執行部から2月末現在,RCCCとの相互利用を図っていることから,全体で139回の利用があり,時間数にして358時間で報告を受けていますとの答弁がされ,採決の結果,全員異議なく了承いたしました。 続きまして,議案第31号 龍ケ崎地方塵芥処理組合規約の変更についてであります。 今回改正する部分は,規約第13条第2項で「分賦金は予算の属する前年末の人口に人口割及び均等割」としていたところを,「分賦金は,均等割,人口割及び実績割」に改め,現状の負担に合わせようとするものであります。 執行部の説明により,採決の結果,全員異議なく了承いたしました。 続きまして,議案第34号 平成13年度龍ケ崎市一般会計補正予算(第8号)の所管事項についてであります。 主な内容を申し上げますと,所管の歳入では,農業使用料,これは「湯ったり館」の入館者を,当初19万人と見込んでいましたが,22万5,000人くらいになることから,使用料の増額をするものであります。 農業費補助金,これは,主にそれぞれの事業の確定及び事業の見送り等により減額となるものであります。 歳出につきましては,塵芥処理費,これは今後の見込みに伴い,ごみ収集及び指定ごみ袋製造の委託料を差し引き減額するものであります。 ごみ減量促進費の減額,これは主に,今後の見込みに伴い,ビン回収,紙・布回収,ペットボトル回収等の委託料を減額するものであります。 土地改良事業の中で,小野川湛水防除事業,担い手育成基盤整備事業(板橋・大塚地区),土地総合整備事業(大徳・宮渕)につきましては,繰越により増額となるものであります。 生産調整推進対策事業の増額,これは米穀出荷促進事業に稲作経営安定対策という補填制度がありますが,個人では転作を達成しているが,集団として達成していないところについて,この制度が適用されなかったことから,個人達成者の努力に対しても2分の1の補填を行うものであります。 執行部からの説明の後,各委員から,地域農業担い手育成事業の具体的な事業内容を少し詳しく教えてもらいたい。また,担い手育成とどう直結していくのでしょうか。 農業公園使用料で,「湯ったり館」の入館者は何人ですか。 昨年の暮れに,「湯ったり館」のレストランで鍋料理をお願いしたら,野菜に虫がついていたので,支配人を呼んで,それを見せたところ「これは白菜に付いている虫ですね」。それで終わりでした。馴れというのは非常に怖いので,そういうところから食中毒が出たら大変ですから,衛生面については十分注意するように言っていただきたい。 工業団地の周辺で松の木が赤くなって枯れているのが見受けられるが,緑を保護する上からも手遅れにならないように松くい虫の防除をお願いしたいとの質疑等がなされ,執行部から,地域農業担い手育成事業は,担い手の方が作業しやすいように,土地を50アール以上集める事業で,その集める土地は借りて,一時的に担い手が使うわけですが,その借りる期間を3年から6年,6年以上の二つに分けて,相手方と交渉し,実績に伴って,期間の短いものは県,市,それぞれ5,000円,6年以上継続して借りることができれば,県と市で1万円をその集めた方に措置するというもので,50アールを基準としてやっています。また,小さい規模で事業をやるより,大きな区画でやって,少しでも収益が上がるようにするとともに,担い手の方ができるだけ作業のしやすいような形に持っていくような制度です。 「湯ったり館」の入館者は19万人で見込んでいましたが,最終的に,予算を計上する段階では22万5,000人で試算しています。 「湯ったり館」の衛生面につきましては十分注意するよう話します,との答弁がされ,採決の結果,全員異議なく了承いたしました。 続きまして,議案第39号 平成14年度龍ケ崎市一般会計予算の所管事項についてであります。 歳入の主なものを申し上げますと,使用料の農業使用料では,農業公園使用料で,これは農業公園のレンタルファーム,会議室,「湯ったり館」等の使用料であります。「湯ったり館」の入館者につきましては,21万3,000人で算定をしております。 雑入の団体支出金では,新清掃工場関連還元施設整備事業費負担金で,これは利根町,河内町からの関連施設の負担金であります。 雑入の雑草防除受託料は,1平方メートル当たり45円で,40万平方メートル程度を見込んでおります。 市債の農業債では,県営土地改良事業債で,起債充当率は95%となっております。 次に,歳出の主なものは,保健衛生費では,保健衛生費の環境衛生対策費で,主なものは,委託料で雑草の除去,佐貫駅前公衆トイレの清掃,工事請負費では,佐貫駅西口に29平方メートルの公衆トイレを建設するものです。 同じく環境行政推進費で,主なものは,委託料で環境基本計画基礎調査を委託するものであります。 公害対策費の合併処理浄化槽設置助成事業で,主なものは,設置事業費補助金で35基の設置を予定しております。 清掃費では,塵芥処理費で,主なものは,龍ケ崎地方塵芥処理組合への負担金で,負担割合は均等割10%,人口割30%,実績割60%であります。 同じくごみ減量促進費で,主なものはカン回収・ビン回収等の受託料及び集団資源物・行政資源物の回収助成金でキログラム当たり5円で計算しているものであります。 し尿処理費で,主なものは,龍ケ崎地方衛生組合への負担金で,負担割合は均等割10%,人口割30%,実績割60%です。 農業費では,農業振興費の農業公園管理費で,主なものは,農業ゾーン,交流ゾーン,イベント等の管理運営の委託料であります。 農地費の土地改良整備事業で,主なものは板橋・伊佐津線農道整備事業,担い手育成基盤整備事業(板橋・大塚地区)等の負担金であります。 水田営農活性化対策費の生産調整推進対策事業で,主なものは,生産調整推進対策事業,転作定着化促進事業等への補助金であります。 商工費では,商業振興事務費の市街化活性化対策費で,主なものは,まいん管理運営,清掃等維持管理,図書整備等の委託料で,この図書整備の中に緊急雇用2人を予定しています。工事請負費では,これまで,まいんバザール等で使用していたところを,にぎわい広場として整備を行うものであります。 同じく振興事務費で,主なものは,補助金で市商工会への運営補助,中小企業事業資金制度信用保証料補給金,貸付金で,自治金融制度の市内金融機関5行10支店に対するものとなっております。 執行部からの説明の後,総務費の統計調査費の関係では,委員から諸統計調査費について,統計調査員にはどういう方がなられているのか。また,調査員確保対策費というのがあるが,これはどんな種類のものか。 調査員の守秘義務というのか,秘密保持のためにどのような対策,指導,監督をされているのか教えてくださいとの質疑に対し,執行部から,統計調査員は,ほとんどの方が家庭の主婦です。また,調査員の確保対策につきましては,登録制度をとっており,現在125名ぐらいの調査員が登録されています。 守秘義務につきましては,調査員と指導員の方を集めた統計の説明会がありますので,その中で守秘義務について説明がなされています。また,実際に統計調査をしている中で,調査対象者からの苦情はありませんので,守秘義務は守られているのではないかと考えていますとの答弁がされました。 次に,衛生費の保健衛生費の関係では,各委員から狂犬病予防費で,狂犬病の予防注射の通知を出すときに,犬の飼い方のモラルとか,注意書きをハガキの下の方に加えていただきたいと思うがいかがでしょうか。 環境衛生対策費の委託料で雑草等の除去ですが,セイダカアワダチソウのアレルギー被害を訴える方が多いが,何か対策を考えていたら教えていただきたい。 環境行政推進費の中に,環境基本計画基礎調査委託料がありますが,これの内容と,公害対策費にも委託料があり,水質分析以下いくつか項目がありますが,この二つの調査でラップするところはあるのでしょうか。 環境行政推進費の備品購入費で低公害車2台の購入を予定しているが,どのような車を考えているのでしょうか。また,これから市全体の取り組みについて教えていただきたいとの質疑等がされ,執行部から,狂犬病の予防注射のハガキに注意書きを加えることは可能だと思います。 セイタカアワダチソウは,繁殖率が強くいろいろお困りかと思いますが,今のところ決め手としてはもっておりません。また,草刈り条例で対象となるのは,宅地の周りの影響範囲ということでとらえておりますので,それ以外に繁茂しておりますセイタカアワダチソウとか,個別の除去は考えておりません。 公害対策費での水質とか,大気調査は長年統計をとっており,その数字で使えるものはあると思いますので,環境基本計画基礎調査と重複しないようにしたいと思っています。 低公害車の購入につきましては,いま地球温暖化行動実行計画をつくっておりますので,その中の一環として,ハイブリッドカーを考えており,2台分の予算を計上させていただいています。また,公用車につきましては集中管理方式をとっており,当面の目標として,今までの公用車60台を40台にするように考えています。将来にわたってはハイブリッド,低公害車を公用車全体に当てはめるべきだと考えており,最終的には20台ぐらいを集中管理方式でやりたいと思っていますとの答弁がされました。 衛生費の清掃費の関係では,ごみ減量促進費に関して,資源ごみの新聞と雑紙の分別の仕方ですが,塵芥処理組合でそれを処分するときには,新聞は容量で引き取って,チラシは雑紙になるので処分費を払うことになっています。それで,塵芥処理組合の試算ですが,新聞紙とチラシを一緒に収集した場合,トータルで年間200万くらい浮くという試算があるので,分別の仕方を変えて,新聞とチラシを一緒に回収できるように是非検討していただきたいと思います。これは委員会からの要望ということで,よく検討して,早急にお願いしますとの要望がされました。 次に,商工費の関係では,委員から,市街地活性化対策費の商店街空店舗対策事業ですが,空店舗対策事業の状況を改めてお話し願いたいとの質疑がされ,執行部から,13年度のパワーアップ事業は,県,市,商工会,地元商友会の家賃負担により5店舗が営業を展開しております。意向調査でお伺いしたところ,家賃補助は1年で終わりますが,今後も,5店舗とも継続していきたいという話は聞いていますとの答弁がされ,採決の結果,全員異議なく了承いたしました。 最後に,平成14年陳情第1号 茨城県南水道企業団契約水量の見直しを県に求める陳情についてであります。 この陳情につきましては,各委員から,この陳情の中に過去最大の数量とか,そういう数字もありませんし,供給予備力という観点と,暫定水利権もあることから,簡単に8万5,000トンを減らすということにはならないと思うので,もう少しデータも揃えた上で決定した方がいいと思うので継続審査としたい。 県は3年ぐらい前に値上げしていますが,県南水道企業団は値上げしないでそのままになっています。また,県南水道企業団では,県に対して安定水量を確保するために,龍ケ崎市,取手市,牛久市,藤代町の首長が連名でお願いして,協定書により日量8万5,000トンの水量が確保された経緯があり,これを下げるのは協定書に触れて違反になると思いますから,不採択としたい。 県南水道議会に同趣旨の陳情が出て,ほぼ圧倒的多数で不採択になっており,同じ意見で不採択とすべきだと思いますとの意見がありました。 継続審査の意見がありましたので,まず継続審査について採決の結果,賛成少数により継続審査としないことに決しました。 続いて,採択について,採決の結果,賛成者がなく不採択と決しました。 以上で環境経済委員会の報告を終わります。 ○瀬尾勇議長  岡部洋文建設委員長。            〔岡部洋文建設委員長 登壇〕 ◆岡部洋文建設委員長  今期定例会におきまして,建設委員会に付託されました議案の審査の経過と結果につきまして,ご報告を申し上げます。 当委員会は,去る3月14日,午前9時30分から議案関連の現地視察を行い,第4委員会室において,市長,収入役ほか担当部課長の出席のもとに,当委員会に付託されました議案第5号,議案第6号,議案第25号,議案第33号,議案第34号の所管事項,議案第36号,議案第39号の所管事項,議案第41号,議案第43号,議案第44号,及び継続審査中の平成13年請願第4号の11案件につきまして,慎重に審査いたしました。 はじめに,議案第5号 龍ケ崎市スポーツ・レクリエーション地区内における建築物の建築の制限の緩和に関する条例についてであります。 これは,特別用途地区龍ケ崎市スポーツ・レクリエーション地区内に,運動公園施設の整備に伴う観覧場の設置が可能となるよう,建築基準法第49条第2項の規定に基づき,必要な事項を定めようとするものです。 執行部から説明の後,採決の結果,全員異議なく了承いたしました。 次に,議案第6号 龍ケ崎市総合体育館(たつのこアリーナ)の設置及び管理に関する条例についてであります。 これは,都市公園法第18条の規定に基づき,現在整備が進められている龍ケ崎市総合体育館(たつのこアリーナ)の設置及び管理に関し,必要な事項を定めようとするものです。 執行部から説明の後,委員から,「民間の施設ではシニア料金が60歳からなのに,行政はなぜ65歳からなのか。そもそも総合体育館は何のために造られた施設なのか」との質疑に対し,執行部から,「老人福祉法等により高齢者は65歳以上としております。また,総合体育館は,スポーツ施設の拠点とし,市民の健康増進に役立てようとすることが大きなテーマの一つです」との答弁がありました。 また,「減免措置が入っていないのはなぜか。そして附帯設備の使用料はどうなっているのか」との質疑に対し,「減免措置は,龍ケ崎市都市公園条例の第17条に入っており,附帯設備の使用料は,これは規定で定めたいと思います」との答弁がありました。 また,「平日の4日間について,料金設定を安くし,より多くの人に活用してもらうことは考えなかったのか」との質疑に対し,「料金は,使用料・手数料等改定検討委員会で設定していますが,その中では,でていなかったと思います」との答弁がありました。 また,「入場料を設定するスポーツ大会は営利目的と判断するのか」との質疑に対し,「入場料を徴収する興行は,営利目的と判断するしかないと思いますが,参加費もあるのでそれとは別に考えていただきたい」との答弁がありました。 また,「多目的施設の利用方法は,どういうものを想定しているのか」との質疑に対し,「生涯学習的な活用が主になると思います」との答弁がありました。 また,「団体の概念をどう認識し,団体登録の要件はどうなっているのか」との質疑に対し,「団体登録を事前にして,部屋が空いていれば利用でき,要件としては,スポーツ・レクリエーション関係の団体と考えています」との答弁がありました。 さらに「今後,建設委員会から所管は移っても年齢や料金の見直しは,時と場合に応じて検討してもらいたい」との要望があり,採決の結果,全員異議なく了承いたしました。 次に,議案第25号 龍ケ崎市都市公園条例の一部を改正する条例についてであります。 これは,龍ケ崎市使用料・手数料等改定検討委員会の基本方針による原価コスト計算受益者負担区分の基準等に基づき,森林公園施設の使用料を改正するとともに,総合体育館(たつのこアリーナ)を,新たに都市公園の有料公園施設に加えるものです。 また,併せて使用料の算定方法及び徴収方法,そして還付に関する規定を,利用者の利便性や実務の現状等を考慮して,より具体的に定めようとするものです。 執行部から説明の後,委員から,「森林公園の市内・市外の使用料金を統一することになった検討経過を伺いたい」との質疑に対し,執行部から,「年々,市内利用者が増えてきた実態があり,また,施設の広域的な市町村間における総合利用の促進の観点などから,龍ケ崎市使用料・手数料等改定検討委員会で検討して統一となりました。料金設定は原価計算しており,結果的には市内が値上がりしましたが,市内の方の利用に対しては,市外の方より1カ月早く予約受付をする便宜を図っています」との答弁があり,採決の結果,全員異議なく了承いたしました。 次に,議案第33号 市有財産の取得についてであります。 これは,龍ケ崎市総合体育館トレーニング室の備品を購入するため,議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定に基づき,議会の議決を求めるものです。 執行部から説明の後,委員から,「この入札方式を説明願いたい。また,機器選定は選考委員会などをつくったり,インストラクターの話を聞いて決めたのか。そして,これらの機器はどういう形で利用されるのか」との質疑に対し,執行部から,「他市の事例調査などを行い,各社から聞き取りをして,みどり推進課とスポーツ振興課で機器の選定をし,見積もりをもらい入札をしました。また,機器の利用に際してはインストラクターを2名程度,配置する予定です」との答弁がありました。 また,「これらの機器の耐用年数は何年ぐらいと考えているか」との質疑に対し,「機器によって違うと思いますが,基本的には10年以上だと思います」との答弁がありました。 また,「機械の修理はどう考えていますか」との質疑に対し,「修理代は様子を見てから予算計上したいと思います」との答弁がありました。 また,「開館時間の間,インストラクターは常時そこにいるのか,また,いなくても機械は自由に使えるのか」との質疑に対し,「二人が常時,そこにいるとは考えていません。自由に使うのは問題ないと思いますが,事故が起きたら大変なので,誰かがその場にいなければということで考えています」との答弁がありました。 また,「前は事前に講習会をして,自由に使えるということだと思ったが,その話はどうなりましたか」との質疑に対し,「様々な施設に確認したところ,そのやり方では利用者が増えないので,インストラクターを配置してやる方向になりました」との答弁があり,採決の結果,全員異議なく了承いたしました。 次に,議案第34号 平成13年度龍ケ崎市一般改正補正予算(第8号)の所管事項についてであります。 これは,既定の歳入歳出予算の総額に,歳入歳出それぞれ12億3,159万9,000円を追加し,歳入歳出予算の総額をそれぞれ269億678万2,000円とするものです。 執行部から説明の後,委員から「総合運動公園建設事業で,この歳出は,いつどういう形で穴埋めされ,今回,用地を所得するためのメリットはあるのか」との質疑に対し,執行部から,「NTT・B型という無利子貸付金で,2年据置の3年目から償還となっていますが,実際には,3年目以降も文書のやりとりだけと聞いています。メリットとしては,平成14年度で県に上げていた補助要望が約6分の1,1億5,000万円でありましたが,昨年11月下旬に国から2次補正の話があり,3分の1の補助要望ができるという,有利な補助なので要望したところです」との答弁がありました。 また,「公団提示額は,平方メートル当たり2万8,300円ですが,この額は確定金額と判断していいのか。そして,この額は適正と認識しているのか。また鑑定をかけているが,鑑定が高い場合は鑑定価格で契約するのかと」の質疑に対し,「2万8,300円は確定金額で,一般の売買と比べると,半値以下になっており適正だと感じています。また,鑑定価格より公団提示額が安いので,公団提示額で契約します」との答弁がありました。 また,「用地取得に当たり,定期借地権というものを考えませんでしたか」との質疑に対し,「公団はその話もしてきましたが,補助の問題があるので借地の手法はとりませんでした」との答弁がありました。 また,「総合運動公園建設事業債(用地)で,これに対しての補助はないのか」との質疑に対し,「国の2次補正で100%の充当率があり,地方交付税が50%入ります」との答弁があり,採決の結果,賛成多数により了承いたしました。 次に,議案第36号 平成13年度龍ケ崎市公共下水道事業特別会計補正予算(第5号)についてであります。 これは,既定の歳入歳出予算の総額に,歳入歳出それぞれ2,348万5,000円を追加し,歳入歳出予算の総額をそれぞれ28億8,798万5,000円とするものです。 執行部から説明の後,採決の結果,全員異議なく了承いたしました。 次に,議案第39号 平成14年度龍ケ崎市一般会計予算の所管事項についてであります。 これは,予算総額を歳入歳出それぞれ219億8,400万円とするものです。 執行部から説明の後,委員から,「都市計画図売払収入を,もっと周知して活用してもらった方がいいのでは」との質疑に対し,執行部から,「広報紙等でお知らせしたいと思います」との答弁がありました。 また,「契約事務費で,平成14年度はどういう改善がされるのか,また電子入札は早い時期に導入できないか」との質疑に対し,「平成14年度は電子入札の導入,発注見通しの公表の拡大,予定価格の事前公表の実施及び拡大,郵便又は持参による入札の執行方法,指名基準の策定,指名理由の公表,指名停止措置概要の公表,指名停止措置運用基準の策定,契約保証金・前払金の見直し,談合防止,共同企業体の結成基準見直し,低入札工事に関する監督・検査の強化などに取り組んでいきたいと思います。また電子入札の導入は,県のシステム導入時期に合わせて実施したいと考えています」との答弁がありました。 また,「道路管理事務費では,法定外公共物譲与申請の内容は何か」との質疑に対し,「平成14年度に,赤道,水路の状況調査を行い,平成15年度に譲与申請を行っていくものです」との答弁がありました。 また,「牛久沼土地改良区農業排水路管理費で,計算方法と担当課が契約検査課というのは,おかしいと思う」との質疑に対し,「計算方法は,土地改良法第56条に基づき,覚書を交わしており,覚書締結時に主管課であったため,現在も契約検査課で担当しています」との答弁がありました。 さらに,「この内容,主管課等については検討してください」との要望があり,採決の結果,全員異議なく了承いたしました。 次に,議案第41号 平成14年度龍ケ崎市公共下水道事業特別会計予算についてであります。 これは,予算総額を歳入歳出それぞれ25億9,400万円とするものであります。前年度当初と比較して,1億6,300万円の減,率にして5.9%の減となるものです。 歳入の主なものにつきましては,分担金及び負担金2,946万7,000円,使用料及び手数料9億1,032万9,000円,国庫支出金1,600万円,繰入金11億192万9,000円,諸収入742万7,000円,市債5億1,290万円であります。 歳出につきましては,下水道費12億6,298万2,000円,公債費13億2,171万9,000円,予備費929万9,000円であります。 執行部から説明の後,採決の結果,賛成多数により了承いたしました。 次に,議案第43号 平成14年度龍ケ崎市公共用地先行取得事業特別会計予算についてであります。 これは,予算総額を歳入歳出それぞれ2,000円とし,科目の設定をするものです。 執行部から説明の後,採決の結果,全員異議なく了承いたしました。 次に,議案第44号 平成14年度龍ケ崎市農業集落排水事業特別会計予算についてであります。 これは,予算総額を歳入歳出それぞれ9,600万円とするもので,前年度当初と比較して1,000万円の増,率にして11.6%の増であります。 歳入の主なものにつきましては,県支出金750万円,繰入金3,910万3,000円,市債4,590万円であります。 歳出につきましては,農業集落排水事業費8,376万3,000円,公債費1,210万1,000円,予備費136万円であります。 執行部から説明の後,委員から,「現在の接続件数は何件か」との質疑に対し,執行部から「申請は8戸で,接続は4戸です」との答弁がありました。 また「普及率の向上に努め,繰入金が増えているので,将来を見据えて経費節減を考えてください」との要望があり,採決の結果,全員異議なく了承いたしました。 最後に,継続審査中の平成13年請願第4号 北竜台公園から蛇沼に至る管理用道路の遊歩道化に関する請願についてであります。 委員から,「現在の自動車の出入りはどうなのか」「執行部から請願者へ打診してもらい,さらに詳しく調査研究してもらいたい」との意見があり,全員異議なく継続審査となりました。 以上で建設委員会の報告を終わります。 ○瀬尾勇議長  これより委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑ありませんか。 7番桜井議員。            〔7番 桜井直之議員 登壇〕 ◆7番(桜井直之議員)  文教委員長にお伺いいたします。平成14年請願第1号 「馴柴小学校」の校舎建て替えを早期に実現を求める請願書についてであります。 この内容につきまして,執行部より参考意見を伺う場がありましたか。もしありましたら,その中身についてお聞かせください。 また,請願の中身に早期実現という表現がありますが,この早期というのはどのぐらいの期間であると,委員会としての認識の一致がありましたか。ありましたら,その期間についてお聞かせください。 以上です。 ○瀬尾勇議長  鴻巣義則文教福祉委員長。            〔鴻巣義則文教福祉委員長 登壇〕 ◆鴻巣義則文教福祉委員長  桜井議員の質問にお答えします。 早期にということは,先ほど話したとおり,あくまでも早期でありまして,いつまでという期限は切ってありません。 それから,執行部から求めた意見は,補助金のことと耐震工事はいつごろ行ったかということでお尋ねをいたしました。 以上です。 ○瀬尾勇議長  ほかにありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀬尾勇議長  質疑なしと認め,これをもって委員長報告に対する質疑を終結いたします。 休憩いたします。              午後2時43分休憩                                          午後2時59分再開 ○瀬尾勇議長  休憩前に引き続き会議を再開いたします。 ここで,会議規則第17条の規定により,議案第39号 平成14年度龍ケ崎市一般会計予算に対する修正案が杉野五郎議員外2名の議員から提出されておりますので,議題といたします。 この際,提出者の説明を求めます。 5番杉野五郎議員。            〔5番 杉野五郎議員 登壇〕 ◆5番(杉野五郎議員)  発議者を代表し,提案理由の説明を申し上げます。 提案の内容は,議案第39号 平成14年度龍ケ崎市一般会計予算,第1条第2項中,第1表,歳入歳出予算のうち歳入について,款11使用料及び手数料,項1使用料の原案2億9,339万1,000円から101万6,000円を減じ,2億9,237万5,000円とし,歳出について,款14予備費,項1予備費の原案2,133万7,000円から101万6,000円を減じ,2,032万1,000円とするものであります。修正により減じる使用料101万6,000円は,駐輪場施設使用料であります。 当該使用料は,現在無料となっている佐貫駅東口仮設駐輪場を民間事業者が有料駐輪場として整備するために,当該事業者に行政財産である公共用地の使用許可をすることにより生ずる使用料であります。当該無料駐輪場を盗難や捨て場として使われることを防ぐなど,使いやすいものに整備し,利用者に一定の受益者負担を求めることについては理解できます。また,市がコストを負担せずに駐輪場を整備し運営する方式であり,その点についても一定の評価はできます。 しかし,今回の市の駐輪場事業計画については,次の五つの理由により認められないため,原案に定める当該予算を減額しようとするものであります。 理由の第1に,現在無料となっている佐貫駅東口仮設駐輪場の利用状況はほぼ満杯で,平均で約1,000台,多い日で約1,400台となっており,多くの市民が通勤通学のため,JR佐貫駅までの交通手段として自転車を利用し,当該仮設駐輪場を有効に活用している。かかる状況下において,当該駐輪場の変更事業計画が,利用者に対し事前の説明も調整もなく,市と民間事業者間のみで進められ,無料から民間とほぼ同水準の料金設定の有料駐輪場へと急激で極端な方向に転換されていること。 第2に,駐輪場整備の前提となる民間事業者への当該用地の使用許可を本年1月10日に決定しているが,その後の1月21日の当議会総務委員会へ概要説明が行われており,市民や議会の意見が反映された事業計画となっていないこと。 第3に,JR佐貫駅周辺における交通対策の全体像としての駐輪場の配置計画,料金設定の考え方などが示されていない。とりわけ当該事業計画の暫定駐輪場としての位置づけが明確となっていないこと。また,間もなく公表が予定されている当市の都市交通マスタープランでは,将来の自転車交通について,市民の日常生活での重要な足として位置づけ,自転車利用を促進することがうたわれている。そして,その対応策として,駅周辺などの駐輪場整備とあわせて,公共が整備する駐輪場は市民が利用しやすい料金設定をと定められる方向にある。したがって,これらの自転車交通政策との調整整合も不十分であること。 第4に,当該事業計画の基礎となる行政財産の使用許可が1年ごとの更新とされる暫定駐輪場であるにもかかわらず,民間事業者の提案によれば,約3,400万円の工事費を投じて,屋根つきの半恒久的施設を建設するものとなっており,最短でも7年間もの長期使用を前提としていること,なお,行政財産である当該公共用地の使用許可にあたり,使用料を2分の1に減額しており,減額措置は本来当該事業者が負担すべきリスクを市が肩がわりすることとなり,適切でないこと。そもそも市は,当該駐輪場事業に収益性が見込めるとしているが,行政財産の使用許可をするためには,公共性の観点から,その収益の規模は適正なものでなければならない。しかしながら,利用料金を2,000円に設定することにより,適正な収益となるかは明らかにされていない。 第5に,駐輪場を運営管理する事業者の決定に際し,複数以上の民間事業者のみならず,財団法人龍ケ崎市開発公社,シルバー人材センター,NPO等などから提案を求めるなど,競争性を発揮させようとする手続きがとられていない。競争原理が働けば,一般で2,000円,学生で1,800円と計画されている月極め利用料金の一層の低額化など,利用者にとって有利で利用しやすい設定が見込まれること。以上のとおりであります。 なお,本動議が可決され,予算の修正が行われた場合は,執行部においてはその趣旨を尊重し,現在進行中の佐貫駅東口仮設駐輪場整備についてはいったん白紙に戻し,改めて市民参画の整備計画策定に着手することを求めるものであります。何とぞ趣旨ご賛同の上,適切なるご決定を賜りますようお願い申し上げまして,提案理由の説明を終わります。
    瀬尾勇議長  これより議案第39号に対する修正案の質疑に入ります。 質疑ありませんか。 2番飯塚則子議員。            〔2番 飯塚則子議員 登壇〕 ◆2番(飯塚則子議員)  議案39号の修正案に対して質疑をさせていただきます。 ただいまですね,理由を5点ほど述べられました。この中でですね,その最終的には白紙に戻すということもおっしゃいましたけれども,この白紙を戻す前にですね,まずこういった民間委託のあり方でよしとしているのかどうかについての確認をさせていただきたいと思います。 それから,もう一つはですね,その受益者負担ということについて,それは当然だというようなこともお述べになりましたけれども,都市交通マスタープランの中ではですね,利用しやすい料金設定ということもうたわれているんだというようなことでしたけれども,こういったことについてはですね,どのように白紙にするに当たってですね,お考えになっているか,再度お聞かせをいただきたいと思います。 ○瀬尾勇議長  5番杉野五郎議員。            〔5番 杉野五郎議員 登壇〕 ◆5番(杉野五郎議員)  飯塚議員の質疑にお答えいたします。 受益者負担,これについては否定するものではないと考えております。ただし,どの程度の受益者負担かにつきましては,先ほど申し上げましたように,いったん白紙に戻して,その上で利用者,有識者等と共に,その中で策定していければというふうに考えております。以上でございます。 それからもう一つ,民間委託ということでございますが,それも,それらも含めて,総合的に考えていくことを提案したいと思っております。 以上でございます。 ○瀬尾勇議長  ほかにありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀬尾勇議長  質疑なしと認め,これをもって議案第39号に対する修正案の質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 はじめに,通告されております討論から順次発言を許可いたします。 1番伊藤悦子議員。            〔1番 伊藤悦子議員 登壇〕 ◆1番(伊藤悦子議員)  通告に従いまして,八つの議案と一つの陳情について討論を行います。 はじめに,議案第16号 龍ケ崎市手数料条例の一部を改正する条例について,議案第23号 龍ケ崎市農業公園豊作村の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について,議案第24号 龍ケ崎市龍ヶ岡市民農園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について,議案第25号 龍ケ崎市都市公園条例の一部を改正する条例についてです。これら4議案は,使用料,手数料の値上げが含まれており,関連していますので,一括して行います。証明等手数料が1通200円から300円に,1筆200円から300円に,50%の値上げです。市民カードも有料化をします。農業公園豊作村のレンタルファームの使用料が1平米80円の値上げ,会議室や実習室,市民農園の多目的室の使用料を1時間当たりの使用料に変更したため,9時から17時と1日使用する人は割引料金がなくなります。豊作村の実習室は1日5,000円から8,000円となり,60%の大幅な値上げになります。森林公園の宿泊施設等が,市内,市外との区別をなくしたために,市民である利用者の使用料はキャビンで2,100円が3,000円になり,30%増の900円の値上げです。バーベキューセットは250円が500円になり,50%の値上げです。総務省が発表した1月の完全失業率は,5.3%と依然として高いものです。また,茨城労働局は1日に,県内の雇用情勢はここ数カ月急速に悪化しており,まだまだ厳しい状況が続きそうだと発表しています。長引く不況で実質賃金は減少し,市民生活は圧迫しています。これ以上の市民負担の増大は大変です。森林公園の使用料等の値上げは,市民のささやかな楽しみまでも奪うものではないでしょうか。今こそ自治体は市民生活を守るべきと考え,料金改定は認定できないことを明らかにし,議案第16号,第23号,第24号,第25号の反対討論といたします。 2番目に,議案第17号 龍ケ崎市総合福祉センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例についてです。この条例改正によって,一つは60歳未満の使用者に対して,使用者の範囲を市内,市外の区別をなくし,市外利用者は200円の値下げになりますが,市内利用者の使用料が200円から300円になり,50%増の100円の値上げとなります。二つ目に,今まで無料だった在宅で,身体に障害のある方がデイサービスセンターを利用するときは,新たに負担料が徴収されます。利用者本人の収入が得られていないのが実態ではないでしょうか。収入がない中での在宅身体障害者デイサービスセンター負担金徴収は福祉政策の後退です。成人した障害者本人が利用するサービスであるにもかかわらず,なぜ負担金徴収は親,家族からなのでしょうか,疑問のあるところです。市民負担の増大は,長引く不況の中では,先ほども言いましたように,本当に大変なことです。市民生活を守ることが自治体の役割であると考えて,議案第17号は認定できないことを明らかにし,反対討論といたします。 3番目に,議案第19号 龍ケ崎市訪問介護事業実施条例の一部を改正する条例についてです。この条例改正によって,4月から精神障害のため日常生活を営むことに支障がある方に,市の訪問介護事業で訪問看護員を派遣することが行われるようになります。ところが,この事業が民間事業者等に委託できるようにもなっています。事業を民間業者にゆだねることは,福祉の公的責任の後退となると考えます。業者との対等な関係は強調されますが,所得の少ない障害者は拒否されることも考えられます。また,プライバシー保護の不安も残ります。よって,議案第19号は認定できないことを明らかにし,反対討論といたします。 4番目に,議案第28号 龍ケ崎市高齢者住宅整備資金貸付条例を廃止する条例について,議案第29号 龍ケ崎市障害者住宅整備資金貸付条例を廃止する条例についてです。関連していますので,一括して行います。この二つの条例は,高齢者や障害者の方に対する住宅整備に関する貸付制度を廃止しようとするものです。利用者がいないということで廃止をすると言いますが,障害者住宅貸付については2名の実績があるということです。この条例は,平成6年に施行されました。市では,高齢化率も13%を現在超えています。また,バリアフリーも言われている時代です。今後ますます求められる制度ではないでしょうか。市民に積極的に制度の周知を進め,市民が借りやすい条例にすることも市民生活を守る自治体の仕事と考え,議案第28号,29号は認定できないことを明らかにし,反対討論といたします。 最後に,平成14年度陳情第1号 茨城県南水道企業団契約水量の見直しを県に求める陳情についてです。市の水道事業は,3市1町で構成されている茨城県南水道企業団で行われています。水道水は,水道企業団が県から水を買い,各市町村に供給をしています。水の購入は,県の過大な水需要計画に基づき行われています。企業団は,県南広域水道用水供給事業の実施に関する協定書,日最大給水水量8万5,000立方メートルに基づき,現在日最大給水水量8万3,470立方メートルで契約をしています。ところが,実際に使われているのが,過去3年間を見ましても,平成10年度7万2,915立方メートル,その差が1万561立方メートル,平成11年度で7万2,683立方メートル,その差が1万793立方メートル,平成12年度では7万4,389立方メートルで,その差が9,087立方メートルとなっています。上水費用として,平成10年度では1億5,050万円,平成11年度は1億6,700万円,平成12年度は1億4,060万円の使わない水の分まで払っていることになっています。それが高い水道料金として市民にはね返っているわけです。市民にとってみれば,国と県の過大な水源開発の結果であり,納得しているものではありません。県は,人口想定を大幅に見直し,昨年6月に国土交通省に対し,霞ヶ浦導水事業の計画変更を申し入れ,国は3割削減する方向で調整に入ったとのことです。これは,国も県も水源開発が過大であったことを認めたものです。協定書には,疑義があるときは協議できることになっています。県が国に対し,水源開発の削減を求めた今,企業団の構成市として,県に対し,県内広域水道用水供給事業の実施に関する協定書を根拠とする日最大給水水量8万5,000立方メートルを,実態に見合った契約水量とするよう引き下げを求めるべきと考えます。この陳情について,採択していただくよう求め,賛成討論といたします。 ○瀬尾勇議長  2番飯塚則子議員。            〔2番 飯塚則子議員 登壇〕 ◆2番(飯塚則子議員)  通告に従いまして,討論を行います。8議案に対する反対討論です。 議案第3号 龍ケ崎市生活安全条例についてです。日本国内においても凶悪犯罪が多発し,この10年間で犯罪件数が2倍にもなっている現状の中,龍ケ崎市でも,安全で安心なまちづくりが求められるのは,ごく当たり前なことだと思います。 しかし,本来民主的であるべき警察組織が,公安警察部門のみ肥大化して,さまざまな癒着の中で官僚警察になり切り,市民に対する十分な保安確保の機能が麻痺してしまったことが犯罪の多発と検挙率の低さを生んでいる大きな原因ではないでしょうか。新潟県警や神奈川県警の不祥事の連続や,栃木県でのリンチ殺人や埼玉県でのストーカー殺人など,捜査拒否や怠慢による事件,市民にとってはむしろ警察への綱紀粛正を求める声の方が大きいのではないでしょうか。こうしたもとで,行政と市民,警察が一体となって活動することは,安全,安心の一方,個人のプライバシー侵害の不安が危惧されているのではないかと思います。それは,安心と人権侵害は紙一重だということです。真に防犯と生活の安全のために施策を実施するのに,条例の制定までもする必要はないと考えます。また,市審議会等の設置及び委員選任に関する要綱で,委員の数は原則として20人以内とすると定めているのに対し,生活安全推進協議会はそれを無視して30人以内としております。原則20人以内と定めた委員構成についても,ほかの委員選任との公平さに欠けるものです。 次に,議案第4号 龍ケ崎市職員の公益法人等への職員の派遣等に関する条例についてです。公益法人に地方自治体が職員を派遣する制度や地方自治体の職員をいったん退職をさせて第三セクターに派遣をし,その後自治体に復職できる制度が創設をされました。これまで行われてきた第三セクターへの在職派遣について,裁判において地方自治法違反という判決が相次いだため,これに対応をするものです。開発型第三セクターへの職員派遣を合法化することによって,こうした第三セクターの公共性の法的根拠とされて,その開発の赤字のツケが自治体負担とされるおそれが大変に強いものです。また,職員にとっては,万が一の公務災害が労災に,共済組合短期給付が社会保険に,福利厚生施設が使えなくなるなどの問題点があるということです。 次に,議案第34号 平成13年度龍ケ崎市一般会計補正予算(第8号)です。総合運動公園用地2.97ヘクタールを平米単価2万8,300円,総額で8億4,645万8,000円で購入をしようとするものです。これは,平成11年8月31日に結ばれた龍ケ崎市総合運動公園用地の譲渡に関する協定の第3条,土地譲渡契約の締結時期に基づき,有利な補助,起債を理由に,1年前倒しで購入をしようとするものです。市財政が厳しいことから,財政健全化プランを立て,行政改革で市民団体には補助金のカット,市民には手数料,使用料の値上げを求めている最中です。こうしたとき,今後の整備計画を持てない中で,公団等の協定優先での土地購入は,ますます市財政を圧迫するものです。仮に土地を購入しても,その草刈りなど,維持管理に要する費用は市の負担増ともなります。財政難を市民にお知らせしているもとでの運動公園用地購入は先送りをし,市民の理解が得られる手法をとるべきと考えます。また,地域イントラネット整備事業は,補正の場合全額地方債を充当することが許可され,元利償還分についても80%が交付税に算入をされるというものですが,これについてはその需要をよく考え,過度なインフラ整備という新たなむだを生まないよう,市の実態と住民要求に合ったものにしていく必要があることを求めておきたいと思います。 次に,議案第39号 平成14年度龍ケ崎市一般会計予算,議案第40号 平成14年度龍ケ崎市国民健康保険事業特別会計予算,議案第42号 平成14年度龍ケ崎市老人保健事業特別会計予算,議案第45号 平成14年度龍ケ崎市介護保険事業特別会計予算,議案第46号 平成14年度龍ケ崎市介護サービス事業特別会計予算,以上新年度予算5議案について一括して討論を行います。今日本経済は,景気悪化と物価下落が同時並行で,悪循環的に進行するという,かつて私たちが経験をしたことのない経済危機に陥っています。リストラや倒産によって市民の所得は減り,そのため消費も冷え込んで,物やサービスが売れなくなっています。そして,市も税収の減と税の滞納で大変に厳しい状況に追い込まれています。こうしたもとで,地方交付税は内勘によると2.7%程度の減を見込んだのに対し,市は基準財政需要額で4%,全体では11.4%の減としています。さらに,国庫補助負担金の削減もあり,厳しい財政の中でも,市には住民の暮らしを守る本来の役割を果たすことが期待をされています。しかし,国からの歳入減となる項目とは別に,市民からの使用料,手数料などの納入金は見直しがされ,市民は負担増,市は増収としました。 また,駐輪場施設使用料は,放置自転車対策として市が設けた仮設駐輪場を民間業者にその設置,管理運営を任せるもので,その際の土地使用料です。駐輪政策をきちんと持たない,さらに都市交通マスタープランとの協議も不十分であること。きちんととめられて,安価な利用料金をという市民の声を聞いていないこと,1社限定での事業であること,さらに業者言いなりの土地使用料2分の1減免であることなど,多くの問題点があります。市営駐輪場が整備をされていても,なぜ利用が図られないのか,その原因を明らかにし,対策を講じないまま,同様の料金体系で民間に委託をする駐輪対策では,市民から到底理解が得られるものではないと考えます。 また,歳出で見てみますと,今年8月からの導入予定である住民基本台帳ネットワークは,国,県,市をつなぐネットワークで,すべての国民の住所,氏名,性別,生年月日の4情報と住民票コードを一元的に管理するシステムで,世界にも例を見ないものだと言われています。個人情報保護法案は継続審議中であり,これについてその後個別に検討が始まった行政機関の保有する個人情報保護法制についての研究会においても,国家機関の無謬性を大前提として,プライバシー権,つまり個人の自己情報コントロール権もないとの批判が出されており,日弁連は個人情報保護立法が不十分な形で成立するのであれば,住民基本台帳ネットワークシステムそのものを施行前に廃止することも求めざるを得ない,こういう見解を出している最中です。こういったもとで,市が個人情報漏えいの危険性はないとして,この予算化をすることには問題があると考えます。 農業においては,食糧自給率が40%に落ち込んだままの状況で,転作目標面積は868ヘクタールと,昨年と同じです。さらに,米の政府買い入れ価格は1万4,295円と,6年間も連続をして引き下げられており,米作中心の龍ケ崎市の現状から,市として農家の経営を守る手だてをさらにとるべきと考えます。 医療と国保財政も深刻です。今年10月からは,70歳以上の高齢者の患者負担が定率の1割負担となります。ただし,夫婦2人世帯の年金を含む年間収入が630万円の人は定率2割負担となります。さらに,現行制度の対象年齢を70歳以上から75歳以上に5年間で段階的に引き上げようとしています。これは,高齢者が病院に行かないようにする受診抑制をねらったものです。国民健康保険は国民皆保険として,ほかの医療保険の対象とならない高齢者や無職者といった低所得者層が多数を占めているわけです。現在の社会情勢のもと,倒産,リストラなどで国保に加入される方々の多くは収入がありません。前年の所得に対し課税をされることから,滞納が生じ,払いたくても払えない状況が生み出され,そしてまじめな市民が短期保険証の交付となっています。こうした現状を打開するためにも,国に対し,さらに国保と国庫負担を,国民健康保険の国庫負担を総医療費の45%に戻すよう求めると共に,市の申請減免,市長が特に必要と認める事項の内容を早急に確認し,そして市民に対して,その周知,実施をすべきと考えます。 介護保険制度は,昨年10月から保険料が満額の徴収となり,高齢者は少ない年金がさらに少なくなり,日々の生活が苦しくなると言っています。また,在宅で介護を受ける方々は,必要とするサービスを受けるよりも,払える利用料金でサービスを受けている現状にあります。市長は一貫して,保険料,利用料の減免は行わないと明言をしていますが,市民の苦しみの声を聞いて,早急に減免対策に力を尽くすべきではないでしょうか。また,訪問介護員を7人と減少したことは,市が介護サービスに果たす責任を少しずつ後退をさせていることがうかがえます。問題を抱えて発足をした介護保険制度だからこそ,公的な役割を果たせる事業は削減するのではなく,積極的にかかわり,問題や課題の調査,分析も行いつつ,よりよい制度につくり上げるべきと考えます。 以上の理由により,新年度予算5議案を含む8議案に対し反対の立場を明らかにし,討論といたします。 ○瀬尾勇議長  14番披田信一郎議員。            〔14番 披田信一郎議員 登壇〕 ◆14番(披田信一郎議員)  通告に基づき,議案に対する討論を行います。 議案第3号 龍ケ崎市生活安全条例についてであります。簡潔に討論を行いたいと思いますが,まず,何でこういった当たり前とも思える事柄を条例化されるのかについて,納得のいける説明がなされてはおりません。地方機関として独自の機能を有する警察と自治体の役割とはおのずから違うものがあり,その協力については,必要なものについては法律が規定しているところであります。自治体は独自に住みよく,安全な環境づくりを進めていけばよいわけであって,このような条例は必要ないものと考えます。 議案第16号 龍ケ崎市手数料条例の一部を改正する条例についてであります。まず,他にもこういう同じ問題がございますけれども,手数料,使用料のあり方検討におけるその基準,これの機械的当てはめが目立つものであります。特に,この議案第16号,手数料条例の中にあって,市民カードの発行手数料に至っては,転入者や新たに成人になった市民などに対しても有料化をするなど,自動交付機を活用してもらうという行政側の利益からも逸脱しているものであります。不要かつ間違った改正と言えると思われます。 議案第23号 龍ケ崎市農業公園豊作村の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について,ここでも16号同様手数料の,使用料の改正がなされております。機械的当てはめからする値上げとなっているところに大きな問題があります。この結果交流施設について,例えば前日の利用に関しては一挙に60%も上げることとなっているなど,施設をより多く活用させる,そのことを優先する施策となっていない問題がございます。 議案第34号 平成13年度龍ケ崎市一般会計補正予算(第8号)に関してであります。一番大きな問題は,総合運動公園の用地取得についてであります。財政健全化プランを策定するなど,龍ケ崎市の当面の財政状況の中にあって,本用地取得を含めた総合運動公園の第2期計画,用地を取得しても着手はできない,用地取得それ自身が新たな借金を増加させるものになる。そのような観点から,これに賛同いたしかねるものであります。ぜひこの用地取得は先送りをされ,しかるべき時期に新たな手法を検討する必要があると思います。 議案第40号 平成14年度龍ケ崎市国民健康保険事業特別会計予算に関してであります。高い保険税と滞納の増加という,いわゆる悪循環構造がそのままとなった予算であります。この国民健康保険については,国レベルでの制度改善こそが必要でありますが,当市独自においても一般会計からの戦略的繰り入れなどによって,その悪循環構造からの脱却が図られなければならないと思いますが,そのような予算の組み立てとはなっていないと思われます。 議案第41号 平成14年度公共下水道事業特別会計予算に関してであります。この下水道事業特別会計においては,事業を抑制して,予算の総額を圧縮する努力が見受けられます。借金についても8,000万円ほど,若干の総額が減るという形の減額となってもいます。しかし,不明水の多さ,水洗化率の不十分さ等,構造的な問題点を抱えている中で,これらへの対策は不十分であります。また,将来の下水道政策の転換のための調査研究についても予算上明確となっておりません。 以上の理由で,以上6議案についての反対の討論といたします。 ○瀬尾勇議長  これをもって通告による討論を終了いたします。 続いて,議案第39号に対する修正案の討論に入ります。討論ありませんか。 21番山村省吾議員。          〔21番 山村省吾議員登壇〕 ◆21番(山村省吾議員)  議案第39号,一般会計補正予算の修正案に対して,反対の立場から討論させていただきます。 まず,二つの問題があります。あの場所はすごく住民に対して迷惑な場所になっております。ごみが毎日のように散らかされます。しかも,夜になると,昼間はシルバー人材が片づけていって,自転車はないんですが,夜になると,非常用の道路が半分以上自転車が広がっちゃって通れないような状態になっております。あれは,あの歩道を広くつくったのは,緊急用のために広くつくったものであります。いざ火災とか地震とか,そういうのが起こったとき,ああいうような状態で置かれたら,私たち住民はどういう方法でその安全な場所に避難していくのでしょうか。そういうことはやっぱり向こう,あそこに住んだ人じゃないとわからない非常に危険なものなんであります。その意味から言っても,まず一つ目はそういうことで反対です。 それからもう一つは,いわゆる用地の問題です。あの用地は私たち区画整理組合,その地権者が本当に大変な中から生み出したものです。あそこへ歩道橋をかけようということで生み出したものであります。でも,最終的には歩道橋をかけることはできませんでした。でも,あの周りが,その歩道橋をかける以前のところから,固定資産税はあの前で100万円,同じ面積です。100万円。それに,しかも今度,それを整備するシルバー人材,電気料,そういうものを含めると,毎年まだ100万円以上の金がかかっております。これは,もういろんな意味で不公平。市長がみんな公平にいろんなことをやっていきたいという中においても,非常に不公平なことであります。こんなことであっていいんでしょうか。一部の人だけ,本当に私なんかあそこに自転車を置いている人は,龍ケ崎市民の一部分としか考えません。龍ケ崎市の人口は,1,000人や2,000人じゃないですから,それから言っても,これは不公平なことは明らかであります。それをもちまして,私は修正案に対して反対であります。 以上です。 ○瀬尾勇議長  2番飯塚則子議員。            〔2番 飯塚則子議員 登壇〕 ◆2番(飯塚則子議員)  議案第39号修正案に対する賛成討論を行います。 駐輪政策そのものをですね,放置自転車対策ということでは,私は両輪だというふうに思うんですね。ですから,先ほどの提案理由の説明でも,五つの問題点が指摘をされておりましたけれども,やはり何といってもですね,駐輪政策そのものを都市交通マスタープランですね,こことの整合性を図りながら進めていくと,このことが非常に大事だろうというふうに考えます。そしてまた,現時点でですね,あの駐輪場を利用している市民はですね,地域の住民の方々には,大変に今困っているんだというお話もありましたけれども,それでもですね,あそこを利用している市民の方々は非常に感謝をしているわけですね。市民はですね,やはり利用しやすい駐輪場ということを求めているわけですから,その駐輪政策そのものをですね,やはりこの予算の中,今回は白紙に戻してですね,そして再度考え直していくと。佐貫駅,そしてまた竜ヶ崎駅,佐貫の西口,こういったところのですね,駐輪施策をきちんと立てていくということが大事だろうというふうに考えますので,今回この修正案,要するに白紙に戻すということで賛成をしたいと思います。 以上で賛成討論といたします。 ○瀬尾勇議長  ほかにありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀬尾勇議長  討論なしと認め,これをもって議案第39号に対する修正案の討論を終了いたします。 以上をもちまして討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第1号,本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀬尾勇議長  ご異議なしと認めます。よって,本案は原案のとおり可決されました。 議案第2号,本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀬尾勇議長  ご異議なしと認めます。よって,本案は原案のとおり可決されました。 議案第3号,本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。            〔賛成者起立〕 ○瀬尾勇議長  起立多数であります。よって,本案は原案のとおり可決されました。 議案第4号,本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。            〔賛成者起立〕 ○瀬尾勇議長  起立多数であります。よって,本案は原案のとおり可決されました。 議案第5号,本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀬尾勇議長  ご異議なしと認めます。よって,本案は原案のとおり可決されました。 議案第6号,本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀬尾勇議長  ご異議なしと認めます。よって,本案は原案のとおり可決されました。 議案第7号,本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀬尾勇議長  ご異議なしと認めます。よって,本案は原案のとおり可決されました。 議案第8号,本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀬尾勇議長  ご異議なしと認めます。よって,本案は原案のとおり可決されました。 議案第9号,本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀬尾勇議長  ご異議なしと認めます。よって,本案は原案のとおり可決されました。 議案第10号,本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀬尾勇議長  ご異議なしと認めます。よって,本案は原案のとおり可決されました。 議案第11号,本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀬尾勇議長  ご異議なしと認めます。よって,本案は原案のとおり可決されました。 議案第12号,本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀬尾勇議長  ご異議なしと認めます。よって,本案は原案のとおり可決されました。 議案第13号,本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀬尾勇議長  ご異議なしと認めます。よって,本案は原案のとおり可決されました。 議案第14号,本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀬尾勇議長  ご異議なしと認めます。よって,本案は原案のとおり可決されました。 議案第15号,本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀬尾勇議長  ご異議なしと認めます。よって,本案は原案のとおり可決されました。 議案第16号,本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。            〔賛成者起立〕 ○瀬尾勇議長  起立多数であります。よって,本案は原案のとおり可決されました。 議案第17号,本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。            〔賛成者起立〕 ○瀬尾勇議長  起立多数であります。よって,本案は原案のとおり可決されました 議案第18号,本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀬尾勇議長  ご異議なしと認めます。よって,本案は原案のとおり可決されました。 議案第19号,本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。            〔賛成者起立〕 ○瀬尾勇議長  起立多数であります。よって,本案は原案のとおり可決されました 議案第20号,本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀬尾勇議長  ご異議なしと認めます。よって,本案は原案のとおり可決されました。 議案第21号,本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀬尾勇議長  ご異議なしと認めます。よって,本案は原案のとおり可決されました。 議案第22号,本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀬尾勇議長  ご異議なしと認めます。よって,本案は原案のとおり可決されました。 議案第23号,本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。            〔賛成者起立〕 ○瀬尾勇議長  起立多数であります。よって,本案は原案のとおり可決されました。 議案第24号,本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。            〔賛成者起立〕 ○瀬尾勇議長  起立多数であります。よって,本案は原案のとおり可決されました。 議案第25号,本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。            〔賛成者起立〕 ○瀬尾勇議長  起立多数であります。よって,本案は原案のとおり可決されました。 議案第26号,本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀬尾勇議長  ご異議なしと認めます。よって,本案は原案のとおり可決されました。 議案第27号,本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀬尾勇議長  ご異議なしと認めます。よって,本案は原案のとおり可決されました。 議案第28号,本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。            〔賛成者起立〕 ○瀬尾勇議長  起立多数であります。よって,本案は原案のとおり可決されました。 議案第29号,本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。            〔賛成者起立〕 ○瀬尾勇議長  起立多数であります。よって,本案は原案のとおり可決されました。 議案第30号,本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀬尾勇議長  ご異議なしと認めます。よって,本案は原案のとおり可決されました。 議案第31号,本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀬尾勇議長  ご異議なしと認めます。よって,本案は原案のとおり可決されました。 議案第32号,本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀬尾勇議長  ご異議なしと認めます。よって,本案は原案のとおり可決されました。 議案第33号,本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀬尾勇議長  ご異議なしと認めます。よって,本案は原案のとおり可決されました。 議案第34号,本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。            〔賛成者起立〕 ○瀬尾勇議長  起立多数であります。よって,本案は原案のとおり可決されました。 議案第35号,本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀬尾勇議長  ご異議なしと認めます。よって,本案は原案のとおり可決されました。 議案第36号,本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀬尾勇議長  ご異議なしと認めます。よって,本案は原案のとおり可決されました。 議案第37号,本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀬尾勇議長  ご異議なしと認めます。よって,本案は原案のとおり可決されました。 議案第38号,本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀬尾勇議長  ご異議なしと認めます。よって,本案は原案のとおり可決されました。 ここで,はじめに議案第39号に対する修正案について採決いたします。 本修正案に賛成の議員の起立を求めます。            〔賛成者起立〕 ○瀬尾勇議長  起立少数であります。よって,本修正案は否決されました。 ただいま議案第39号に対する修正案が否決されましたので,続いて議案第39号の原案について採決いたします。本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。            〔賛成者起立〕 ○瀬尾勇議長  起立多数であります。よって,本案は原案のとおり可決されました。 議案第40号,本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。            〔賛成者起立〕 ○瀬尾勇議長  起立多数であります。よって,本案は原案のとおり可決されました。 議案第41号,本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。            〔賛成者起立〕 ○瀬尾勇議長  起立多数であります。よって,本案は原案のとおり可決されました。 議案第42号,本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。            〔賛成者起立〕 ○瀬尾勇議長  起立多数であります。よって,本案は原案のとおり可決されました。 議案第43号,本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀬尾勇議長  ご異議なしと認めます。よって,本案は原案のとおり可決されました。 議案第44号,本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀬尾勇議長  ご異議なしと認めます。よって,本案は原案のとおり可決されました。 議案第45号,本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。            〔賛成者起立〕 ○瀬尾勇議長  起立多数であります。よって,本案は原案のとおり可決されました。 議案第46号,本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。            〔賛成者起立〕 ○瀬尾勇議長  起立多数であります。よって,本案は原案のとおり可決されました。 議案第47号,本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀬尾勇議長  ご異議なしと認めます。よって,本案は原案のとおり同意されました。 議案第48号,本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀬尾勇議長  ご異議なしと認めます。よって,本案は原案のとおり同意されました。 議案第49号,本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀬尾勇議長  ご異議なしと認めます。よって,本案は原案のとおり可決されました。 議案第50号,本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀬尾勇議長  ご異議なしと認めます。よって,本案は原案のとおり可決されました。 議案第51号,本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀬尾勇議長  ご異議なしと認めます。よって,本案は原案のとおり可決されました。 議案第52号,本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀬尾勇議長  ご異議なしと認めます。よって,本案は原案のとおり可決されました。 議案第53号,本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀬尾勇議長  ご異議なしと認めます。よって,本案は原案のとおり可決されました。 続いてお諮りいたします。平成14年請願第1号 「馴柴小学校」の校舎建て替えを早期に実現を求める請願書につきましては,委員長報告は採択であります。 よって,平成14年請願第1号は委員長報告のとおり採択とすることに賛成の議員の起立を求めます。            〔賛成者起立〕 ○瀬尾勇議長  起立多数であります。よって,平成14年請願第1号は採択とすることに決しました。 次に,平成14年陳情第1号 茨城県南水道企業団契約水量の見直しを県に求める陳情につきましては,委員長報告は不採択であります。 よって,この際原案についてお諮りいたします。ただいま議題となっております平成14年陳情第1号は原案のとおり採択とすることに賛成の議員の起立を求めます。            〔賛成者起立〕 ○瀬尾勇議長  起立少数であります。よって,平成14年陳情第1号は不採択とすることに決しました。 続いてお諮りいたします。継続審査中の平成13年請願第4号 北竜台公園から蛇沼に至る管理用道路の遊歩道化に関する請願につきましては,委員長報告は継続審査であります。 よって,平成13年請願第4号は委員長報告のとおり継続審査とすることに賛成の議員の起立を求めます。            〔賛成者起立〕 ○瀬尾勇議長  起立多数であります。よって,平成13年請願第4号は継続審査とすることに決しました。 △日程第2 総合病院整備推進特別委員会の廃止について ○瀬尾勇議長  日程第2,総合病院整備推進特別委員会の廃止について議題といたします。 この特別委員会の設置目的につきましては,市民のニーズにこたえるべく,市内における総合病院の整理を図るための調査を行うものであります。既に龍ケ崎済生会病院が開院されていることから,本特別委員会の目的は達成されたものと判断し,本日をもって調査を終了いたします。 ここで,お諮りいたします。総合病院整備推進特別委員会の調査終了に伴い,本日をもって本特別委員会を廃止いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀬尾勇議長  ご異議なしと認めます。よって,総合病院整備推進特別委員会は本日をもって廃止することに決しました。 暫時休憩いたします。              午後4時03分休憩                                          午後4時05分再開 ○瀬尾勇議長  休憩前に引き続き会議を再開いたします。 ここで,休憩中に市長から議案第54号が提出されました。この際これを日程に追加し,議題といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀬尾勇議長  ご異議なしと認めます。よって,この際議案第54号を日程に追加し,議題とすることに決しました。 △追加日程第1 議案第54号 市有財産の取得について ○瀬尾勇議長  追加日程第1,議案第54号を議題といたします。 議案の朗読を省略し,提案理由の説明を求めます。 串田市長。            〔串田武久市長 登壇〕 ◎串田武久市長  ただいま配付をいたしました議案第54号 市有財産の取得についてご説明をいたします。 これは,先に議案第34号 平成13年度龍ケ崎市一般会計補正予算(第8号)の議決をいただいたことを受け,龍ケ崎市総合運動公園用地の一部としまして,龍ケ崎市松ケ丘二丁目16番1,面積2万9,700.26平方メートルを,8億4,051万7,358円で都市基盤整備公団首都圏募集販売本部から取得しようとするものであります。 議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定に基づき,議会の議決を求めるものであります。 慎重審議の上,適切なるご決定をいただきますようお願いを申し上げ,提案理由の説明といたします。 ○瀬尾勇議長  これより議案第54号に対する質疑に入ります。 質疑ありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀬尾勇議長  質疑なしと認め,これをもって議案第54号に対する質疑を終結いたします。 この後,休憩中に議案運営委員会を開会願います。 暫時休憩いたします。              午後4時07分休憩                                          午後4時16分再開 ○瀬尾勇議長  休憩前に引き続き会議を再開いたします。 本日の会議時間を延長いたします。 これより議案第54号の委員会付託に入ります。 休憩中に開かれました議会運営委員会の審議の経過と結果につきましてご報告願います。 松田高義議会運営委員長。            〔松田高義議会運営委員長 登壇〕 ◆松田高義議会運営委員長  休憩中に開かれました議会運営委員会の審議の経過と結果につきましてご報告申し上げます。 第1委員会室において,ただいま議題となっております議案第54号の委員会付託につきまして,慎重に審議の結果,建設委員会に付託することに決定いたしましたので,よろしくお願いいたします。 ○瀬尾勇議長  松田委員長報告のとおり,ただいま議題となっております議案第54号を建設委員会に付託いたします。 この後,休憩中に建設委員会を開会願います。 暫時休憩いたします。              午後4時18分休憩                                          午後5時02分再開 ○瀬尾勇議長  休憩前に引き続き会議を再開いたします。 議案第54号の審査の経過と結果について,建設委員長の報告を求めます。 岡部洋文建設委員長。            〔岡部洋文建設委員長 登壇〕 ◆岡部洋文建設委員長  今期定例会におきまして,先ほど建設委員会に付託されました議案第54号の審査の経過と結果につきましてご報告を申し上げます。 休憩中に第4委員会室において,担当部課長の出席のもとに当委員会に付託されました議案第54号につきまして慎重に審査いたしました。 議案第54号 市有財産の取得についてであります。 これは,龍ケ崎市総合運動公園用地の一部として,龍ケ崎市松ケ丘二丁目16番1,面積2万9700.26平方メートルを8億4,051万7,358円で都市基盤整備公団首都圏募集販売本部から取得しようとするもので,議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定に基づき,議会の議決を求めるものであります。 執行部からの説明の後,委員から,「公団との協定締結時の財政状況と現在の財政状況を比較して,どう認識していますか」との質疑に対し,執行部から「財政当局とは当初から協議しており,財源確保は可能なものと認識しています」との答弁がありました。また,「この用地の維持管理費はどのくらいかかると試算していますか」との質疑に対し,「試算はしていませんが,草刈り等は行っていきたいと思います」との答弁がありました。また,「土地利用の方法は」との質疑に対して,「安全性が確保されれば,体育関係の多目的な利用が可能と思われます」との答弁がありました。さらに,「財政状況が好転したときに第2期事業に着手してもらいたかった」などの意見があり,採決の結果,賛成多数により了承いたしました。 以上で建設委員会の報告を終わります。 ○瀬尾勇議長  これより建設委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑ありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀬尾勇議長  質疑なしと認め,これをもって建設委員長報告に対する質疑を終結いたします。 これより議案第54号に対する討論に入ります。 討論ありませんか。 2番飯塚則子議員。            〔2番 飯塚則子議員 登壇〕 ◆2番(飯塚則子議員)  議案第54号 市有財産の取得について反対討論をいたします。 先ほどの議案第34号でも述べましたように,市財政が厳しい中,なぜ取得をするのか,このことが理解をできません。総合運動公園が整備されることは,その実現を私も願うものです。しかし,市の財政状況を考えたならば,いまだに整備計画が市の方でも出せない状況にあること,そしてまた今回の維持管理についても,土地は取得しても,急なことだったので,それについてもまた検討がされていない,こういったことが明らかになりました。これは,公団との協定優先で進んできた結果ではないかというふうに思います。市の財政に見合った施策の展開を求めて,反対討論といたします。 ○瀬尾勇議長  ほかにありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀬尾勇議長  討論なしと認め,これをもって議案第54号に対する討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第54号,本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。            〔賛成者起立〕 ○瀬尾勇議長  起立多数であります。よって,本案は原案のとおり可決されました。 △日程第3 閉会中の事務調査の件 ○瀬尾勇議長  日程第3,閉会中の事務調査の件を議題といたします。 本件につきましては,お手元に配付の印刷物のとおり,各委員会より閉会中の事務調査の申し出があったものであります。 お諮りいたします。本件につきましては,各委員会の申し出のとおり決定することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○瀬尾勇議長  ご異議なしと認めます。よって,本件につきましては,各委員会の申し出のとおり決定致しました。 これをもって平成14年第1回龍ケ崎市議会定例会を閉会いたします。              午後5時12分閉会...