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06月17日-04号

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  1. 結城市議会 2024-06-17
    06月17日-04号


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    令和6年第2回 定例会令和6年結城市議会第2回定例会会議録(第4号)=======================令和6年6月17日(月曜日)午前10時00分開議────────────────────────── 議事日程(令和6年結城市議会第2回定例会・令和6年6月17日午前10時)第 6 議案第35号 令和6年度結城市一般会計補正予算(第1号)第 7 議案第36号 令和6年度結城市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)第 8 議案第37号 結城市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について第 9 議案第38号 結城市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について第10 議案第39号 工事請負契約の締結について第11 議案第40号 字の区域の変更について第12 議案第41号 茨城県後期高齢者医療広域連合規約の変更について第13 選任第10号 結城市固定資産評価審査委員会の委員の選任について第14 選任第11号 結城市固定資産評価審査委員会の委員の選任について第15 請願第 1号 脳脊髄液減少(漏出)症医療改善を求める意見書を国及び茨城県に提出することを求める請願追加第17 議案第42号 結城南中学校区新設校に関する特別委員会の設置について追加第18 意見書第1号 脳脊髄液減少(漏出)症医療改善に関する意見書追加第19        閉会中の所管事務調査について ──────────────────────────本日の会議に付した案件 ◯会議録署名議員指名 ◯議会運営委員長報告 ◯議事日程報告 ◯日程第6 議案第35号=ないし=日程第14 選任第11号(各委員長の報告、質疑、討論、採決) ◯日程第15 請願第1号(委員長の報告、質疑、討論、採決) ◯日程第17 議案第42号=ないし=日程第19 閉会中の所管事務調査について(一括上程、説明、質疑、討論、採決) ──────────────────────────出席議員(18名)  1番          伊藤英雄君  2番          舘野徹弥君  3番          永塚英恵君  4番          関 晴美君  5番          沼田育男君  6番          石川周三君  7番          上野 豊君  8番          鈴木良雄君  9番          大里克友君 10番          土田構治君 11番          大橋康則君 12番          佐藤 仁君 13番          平 陽子君 14番          立川博敏君 15番          早瀬悦弘君 16番          稲葉里子君 17番          船橋 清君 18番          平塚 明君 ──────────────────────────説明のため出席した者 市長           小林 栄君 副市長          杉山順彦君 総務部長         山中健司君 企画財務部長       西條豊二君 市民生活部長       飯田和美君 保健福祉部長       外池晴美君 経済環境部長       河添敏明君 都市建設部長       金崎成伸君 会計管理者会計課長   野村尚美君 理事兼秘書課長      関口寿幸君 総務課長         河田圭一郎君 教育長          黒田光浩君 教育部長         大木 博君 ──────────────────────────事務局職員出席者 局長           増山智一君 局長補佐兼庶務議事係長  宮田剛史君 主幹           渡辺明矩君 ────────────────────  〔議長 議長席に着く〕 △出席議員の報告、開議の宣告 ○議長(大橋康則君) 御報告いたします。 本日の出席議員は18名であります。定足数に達しておりますので、ただいまから本日の会議を開きます。 ────────────────────  午前10時00分 開議 ──────────────────── ○議長(大橋康則君) 議事に入る前に、8番 鈴木良雄議員から発言を求められておりますので、これを許可いたします。8番 鈴木良雄君。  〔8番 鈴木良雄君登壇〕 ◆8番(鈴木良雄君) ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○。 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○。 ○○。 ──────────────────── △議会に出席を求めた者の報告 ○議長(大橋康則君) 議会に出席を求めた者は、前回の会議と同様であります。 ──────────────────── △会議録署名議員の指名 ○議長(大橋康則君) なお、会議録署名議員につきましては、前回同様、  9番 大里 克友君 10番 土田 構治君を御指名いたします。 ──────────────────── △議会運営委員長の報告 ○議長(大橋康則君) 続いて、本日の議事日程を追加いたしました。これについて、去る13日、議会運営委員会が開催されておりますので、議会運営委員長の報告を求めます。議会運営委員長 大里克友君。  〔議会運営委員長 大里克友君登壇〕 ◆議会運営委員長大里克友君) 議会運営委員長の報告を申し上げます。 去る6月13日、議会運営委員会を開催いたしましたので、審査の経過と結果について御報告いたします。 令和6年結城市議会第2回定例会議事日程追加通知(1)のとおり、日程第17 議案第42号から日程第19 閉会中の所管事務調査についてまでの計3件を本日の議事日程に追加することを了承した次第であります。 なお、日程第17 議案第42号及び日程第18 意見書第1号の計2件につきましては、本日の会議において、質疑終了後、委員会付託を省略し、討論及び表決を行うことに決定いたしました。 各員におかれましても、よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げまして、議会運営委員長の報告といたします。 ○議長(大橋康則君) お諮りいたします。 ただいまの議会運営委員長の報告のとおり、日程第17 議案第42号から日程第19 閉会中の所管事務調査についてまでの計3件を本日の議事日程に追加し、議題といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋康則君) 御異議なしと認めます。よって、日程第17 議案第42号から日程第19 閉会中の所管事務調査についてまでの計3件を日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。 ──────────────────── △議事日程の報告 ○議長(大橋康則君) 続いて、本日の議事日程について申し上げます。 日程第6 議案第35号から日程第15 請願第1号までの10件、本日追加となりました日程第17 議案第42号から日程第19 閉会中の所管事務調査についてまでの3件、計13件であります。 ──────────────────── △日程第6.議案第35号=ないし=日程第14.選任第11号(各委員長の報告、質疑、討論、採決 △A.各委員長の審査の経過並びに結果の報告 △①総務委員長の報告 ○議長(大橋康則君) それでは、議事に入ります。 日程第6 議案第35号から日程第14 選任第11号までの計9件を一括議題に供します。 ただいま上程されました一括議題につきましては、既に各常任委員会が終了いたしておりますので、この際、順次各委員長から委員会の審査の経過及び結果について報告を求めます。 最初に、総務委員長の報告を求めます。総務委員長 土田構治君。  〔総務委員長 土田構治君登壇
    総務委員長土田構治君) 総務委員長の報告を申し上げます。 総務委員会に付託されました案件について、審査の経過と結果を御報告いたします。 当委員会は、去る6月10日に開催し、執行部より副市長はじめ関係部課長の出席を求め、慎重に審査いたしました。 審査は、議案第35号 令和6年度結城市一般会計補正予算(第1号)のうち当委員会所管事項分、議案第36号 令和6年度結城市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)、議案第41号 茨城県後期高齢者医療広域連合規約の変更について、選任第10号 結城市固定資産評価審査委員会の委員の選任について、選任第11号 結城市固定資産評価審査委員会の委員の選任についての計5件について、各委員から質疑があり、執行部から答弁がなされたものであります。その結果、別途議長宛て提出いたしました審査報告書のとおりでありまして、議案第35号のうち当委員会所管事項分、議案第36号、議案第41号、選任第10号、選任第11号の計5件について、全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。 以上、総務委員長の報告といたします。 ──────────────────── △②産業・建設委員長の報告 ○議長(大橋康則君) 次に、産業・建設委員長の報告を求めます。産業・建設委員長 上野 豊君。  〔産業・建設委員長 上野 豊君登壇〕 ◆産業・建設委員長(上野豊君) 産業・建設委員長の報告を申し上げます。 産業・建設委員会に付託されました案件について、審査の経過と結果を御報告いたします。 当委員会は、去る6月11日に開催し、執行部から市長はじめ関係部課長の出席を求め、慎重に審査いたしました。 審査は、議案第40号 字の区域の変更についての1件で、各委員から質疑があり、執行部から答弁がなされたものであります。その結果、別途議長宛て提出した審査報告書のとおりでありまして、議案第40号の1件について、全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 各員におかれましても、よろしく御審議の上、御賛同賜りますようお願い申し上げまして、産業・建設委員長の報告といたします。 ──────────────────── △③教育・福祉委員長の報告 ○議長(大橋康則君) 次に、教育・福祉委員長の報告を求めます。教育・福祉委員長 石川周三君。  〔教育・福祉委員長 石川周三君登壇〕 ◆教育・福祉委員長石川周三君) 教育・福祉委員長の報告を申し上げます。 教育・福祉委員会に付託されました案件について、審査の経過と結果を報告いたします。 当委員会は、去る6月12日に開催し、執行部より副市長はじめ教育長、関係部課長の出席を求め、慎重に審査いたしました。 審査は、議案第35号 令和6年度結城市一般会計補正予算(第1号)のうち当委員会所管事項分、議案第37号 結城市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について、議案第38号 結城市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について、議案第39号 工事請負契約の締結についての計4件について、各委員から質疑があり、執行部から答弁がなされたものであります。その結果、別途議長宛て提出した審査報告書のとおりでありまして、議案第35号のうち当委員会所管事項分、議案第37号、議案第38号、議案第39号の計4件について、全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 各員におかれましても、よろしく御審議の上、御賛同賜りますようお願い申し上げまして、教育・福祉委員長の報告といたします。 ○議長(大橋康則君) 以上で各委員長の報告が終わりました。 ──────────────────── △B.各委員長の報告に対する質疑 ○議長(大橋康則君) これより各委員長の報告に対する質疑に入ります。御発言願います。  〔12番議員発言を求む〕 ○議長(大橋康則君) 12番 佐藤 仁君。  〔12番 佐藤 仁君登壇〕 ◆12番(佐藤仁君) 議長より発言の許可をいただきましたので、教育・福祉委員長にお尋ねをいたします。 議案第35号 令和6年度結城市一般会計補正予算(第1号)の教育・福祉委員会所管分についてですけれども、③の令和6年度結城市一般会計補正予算書(第1号)の補正予算書の中の予防接種事務経費6,553万6,000円についてです。どのような質疑があり、どのような答弁がなされたのか、答弁をお願いします。 ○議長(大橋康則君) 教育・福祉委員長 石川周三君。  〔教育・福祉委員長 石川周三君登壇〕 ◆教育・福祉委員長石川周三君) 佐藤議員からの質問にお答えいたします。 関委員、早瀬委員平塚委員より予防接種事務経費に関する質問がありました。 内容については、関委員からは、新型コロナウイルスワクチン接種予約方法と対象者について、接種者の見込数について質問がありました。それについての執行部からの答弁ですが、対象者は、65歳以上の高齢者、そして60歳から64歳で内部障害者手帳1級の方たちが対象。予約方法は、令和6年の秋開始接種については、かかりつけの医療機関に自分で予約を取る形でした。接種者見込数は、65歳以上の高齢者、60歳から64歳の内部障害者手帳1級相当の人数は、令和6年4月1日現在、1万5,409人。その方たちの令和5年の秋開始の新型コロナウイルスワクチン接種の接種率が、無料で46.9%だったので、今回、有料になることを勘案して40%を見込み、約6,300人分を計上しているとの答弁でした。 続いて、早瀬委員からは、近隣の市の負担額について質問がありました。それについて執行部から、筑西市、桜川市、下妻市は結城市と同様の2,000円、小山市は3,500円と聞いていると答弁がありました。 さらに、ワクチン接種健康被害についても質問があり、申請があったのが3件。3件のうち1件は、お亡くなりになった80代男性。もう2件は同じ方で、1つ目は、医療費についての進達、2つ目は、障害についての進達、2件、計3件です。なお、既に認定が下りているのは1件です。相談は6件とのことでした。 最後に、平塚委員からは、ワクチン接種個人負担5,000円にした根拠について質問がありました。執行部より、国でこの新型コロナワクチンに対し1万5,300円相当の接種費用を見込んでおり、国から市町村に出る助成金は8,300円、接種費用が7,000円相当となるので、近隣の市町村の動向を勘案し、あとは同じB類の予防接種インフルエンザ等も勘案して、結城市では2,000円にしたとの答弁でありました。 以上でございます。 ○議長(大橋康則君) 12番 佐藤 仁君。 ◆12番(佐藤仁君) 委員長ありがとうございました。 一人一人詳しく説明いただきまして、十分理解できました。 以上で終わります。 ○議長(大橋康則君) ほかに御発言ございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋康則君) 御発言なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 暫時休憩いたします。  午前10時19分 休憩 ────────────────────  午前10時19分 再開 △討論 ○議長(大橋康則君) 再開いたします。 これより討論に入ります。 討論は通告に従って行います。 最初に、議案第35号 令和6年度結城市一般会計補正予算(第1号)に対する討論を行います。 まず、反対の方の討論を許可いたします。9番 大里克友君。  〔9番 大里克友君登壇〕 ◆9番(大里克友君) 議長より発言の許可をいただきましたので、議案第35号 令和6年度結城市一般会計補正予算(第1号)について反対の立場から討論をさせていただきます。 今回の補正予算の大部分を占めているのが、このワクチン接種の費用でありまして、そのうちの定期接種を行う分については、私は、打ちたい人もいらっしゃいますから、しようがないと思う。 ただ、一般財源のほうから出される結城市からの助成金、そちらについて反対をしているわけでありますけれども、一般財源のほうから7,000円のうち2,000円を助成して、5,000円でワクチンを接種するというものでありますが、思い返せば2020年、新型コロナウイルスが発生をしまして、その1年後にワクチン接種が始まりました。そういった中で、最初のうちは、安全性・有効性があるんだ、そして1日100万回の接種をするんだ、そういった大号令がかかって、ほとんどの人たちが、自分が打つことによって集団免疫ができる。人に移さないため、家族に罹患させないため、社会貢献になる。だから打つんだという人がほとんどでありまして、今現在、累計で4億3,000万回のワクチンが打たれているわけでありますけれども、一番多い人では7回接種をされているということであります。 その一方で、ワクチン接種によって、後遺症によって命を落とされる方が約2,193人、そして副反応の疑いと言われる方が3万7,000人を超えている状況でありまして、これも認定をされる、お医者さんが報告する、そういったことで氷山の一角となっておりまして、さらには国のほうに対して集団訴訟も起こされているのが現状であります。 そして、この間、初日に質問をしましたけれども、何のワクチンを打つのか、いまだ分かっていないということであります。mRNAのワクチンというものは、いまだ安全性が確認されていない。そして、今度、新しいワクチンであるレプリコンワクチンというものが開発をされておりまして、日本に工場があって、それは人類初でありますから、これから日本人に対して治験が行われるかもしれない、そういった話もあるわけであります。 そして、先ほどの答弁でもありましたけれども、4割の方の接種を見込んでいるということではありますけれども、今まで無料だったもので46%のワクチン接種で、4割の人が本当に打つかと言ったときに、今現在も2億4,000万本のワクチンが医療廃棄されている状況の中で、そういったことが今後も進んでいく可能性があるということも言えるわけであります。 日本では、多くの国で中止されたmRNAの接種を推奨している。そして、安全性・有効性の検証が不十分であり、安全性が担保されていないワクチンを打つことに対して2,000円の助成をするということは、市が推奨しているということと同じでありますので、私は、今回の補正予算に対して賛成できないということを申し述べさせていただきまして、反対討論を終了させていただきます。 ○議長(大橋康則君) 次に、反対の方の発言を許可いたします。12番 佐藤 仁君。  〔12番 佐藤 仁君登壇〕 ◆12番(佐藤仁君) 議長より発言の許可をいただきましたので、議案第35号 令和6年度結城市一般会計補正予算(第1号)の中の予防接種事務経費6,553万6,000円について反対の立場で討論をさせていただきます。 先ほど9番議員も反対の討論がありました。全く私も同感で、同じ内容であります。 令和6年第1回定例会の一般質問で、私は、新型コロナウイルスワクチン接種で、接種による後遺障害が出ていて、新型コロナウイルスワクチン接種により、予防接種健康被害救済制度に申請している方が多数出ていたり、先ほど委員長からも答弁があったように、1名亡くなられたという話がありました。御冥福をお祈りしたいというふうに思います。 そういったことが起きている中で、超過死亡も多数出ているということであります。 この新型コロナウイルス予防接種に対しては、賛同しかねるという立場で前回質問をいたしました。この場では多くは語りませんけれども、さきの教育・福祉委員長の答弁でも、本市において亡くなられたという話もありました。 そして、確かにこのワクチンを打つことによって、ベネフィットは多少あるんじゃないかなというふうに思います。でも、コロナウイルスに今、罹患して重症化するようなことは非常に少なくて、むしろワクチンを打って健康被害になるリスクのほうが大きいというふうに思っております。 そこで、今回の予防接種事務経費6,553万6,000円の補正予算ですけれども、厚生労働省は、6,553万6,000円のうち5,229万円を助成して、体制を整備しろというふうに言っております。今回の補正予算ということだと認識しておりますけれども、どうしてもワクチン接種したい方がいる。これはいると思います。その整備については仕方ないと思わざるを得ないかもしれませんが、先ほど委員長からもあったように、1人2,000円補助をして6,200人分、それを計算すると1,240万円、これを自主財源で1人当たり2,000円補助するということについても私は非常に疑問を持っております。 接種する対象者は、65歳以上の高齢者及び60歳から64歳の特定の障害のある方が対象というふうなことで、医療機関に行って自ら接種するということなので、接種券を対象者全員に配って接種するという内容ではないので、非常にその辺は安心はするところではありますけれども、でも、やはりこのワクチン、非常に心配だというふうなことで、私は心配をしております。 大坂の泉大津市では、市長自らコメントしているんですね。新型コロナワクチンの接種は強制ではありません。御本人が希望する場合に限り接種を行うことになります。また、接種を希望しない方に対しては、接種を強要したり、行動制限を求めること、同調圧力をかけること、さらに差別することなど決してあってはなりません。そして、令和5年秋以降接種から使用されるオミクロンXBB対応型ワクチンは、厚生労働省の資料によりますと、「中和抗体の上昇により重症化予防効果が期待されると考えられる」と明記されていますけれども、これはマウスを用いた非臨床試験のみの限られた知見です。また、ワクチン接種開始当初から中長期的な人体への影響は明らかになっておらず、最近では、免疫機能の低下等、追加接種による人体への影響についても心配されます。また、海外では、昨年春以降、追加接種はあまり進んでいない状況ですと、こういうふうに泉大津のホームページに市長自らコメントしているんですね。 ですから、これは進むのであれば、本市もホームページにリスクに対する案内をぜひしてもらいたいというふうに思っております。 健康被害が払拭できない以上、結城市民を薬害から守るという立場から、今回の予防接種事務経費6,553万6,000円の補正予算に対しては、反対とさせていただきます。 ○議長(大橋康則君) 続いて、議案第36号 令和6年度結城市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)及び議案第41号 茨城県後期高齢者医療広域連合規約の変更についてに対する討論を行います。 反対の方の発言を許可いたします。13番 平 陽子さん。  〔13番 平 陽子さん登壇〕 ◆13番(平陽子さん) おはようございます。 ただいま議長より発言の許可を得ましたので、反対討論をさせていただきます。 議案第36号 令和6年度結城市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についてと議案第41号 茨城県後期高齢者医療広域連合規約の変更についての反対討論です。関連がありますので、後期高齢のほうは、反対討論は少し略させていただきます。 それでは、始めさせていただきます。 議案第36号の国民健康保険特別会計補正予算については、システム改修補正予算121万円についてです。この補正予算は、今年12月2日以降は、国の方針に基づき、現行の健康保険証が発行されなくなることから、主に今の保険証を交付するための機能の廃止や、マイナ保険証を持たない人に保険証の代わりに資格確認書を交付するためのシステムを改修する費用です。この議案に対する賛否については、反対です。 理由としては、マイナンバーカードと健康保険証のひもづけを前提としたマイナ保険証利用を医療機関受診の前提とした制度の施行が今年12月2日に迫っているため、マイナ保険証を持たない人に発行される資格確認書を発行することが必要となっています。現行の健康保険証が廃止された後、12月2日以降、マイナ保険証を持っていない人には、各保険者から資格確認書が交付されます。現行の健康保険証に代わるものです。 日本共産党は、そもそもマイナンバーカードには反対をしております。マイナンバーカードを健康保険証とひもづけて、マイナ保険証として利用することにも反対です。 現行の健康保険証を廃止するものですから、無保険証の方をつくらないためにも資格確認書の発行は当然の責任と対応ではあります。 しかし、カード取得も、保険証とのひもづけについても、義務化ではなく、任意であるにも関わらず、マイナポイントをつけるなどで宣伝・誘導した上、事実上強制するものでした。しかも現行の健康保険証は廃止するものですから、個人の医療を受ける権利と人権保障にも関わる重大問題であると考えます。 政府は、昨年12月、マイナンバー法等の一部改正を行い、今年12月1日には健康保険証を廃止することを閣議決定しました。施行日の12月2日以降に新規の健康保険証は発行されなくなり、医療機関受診時は、基本的にはマイナンバーカードに個人情報をひもづけたマイナ保険証による受診が求められます。 廃止時点で発行済み保険証は、経過措置で廃止日から最長1年間は引き続き使用はできます。国民健康保険証は、7月末で今の有効期限は切れますので、新しい保険証が交付されると思います。その保険証は、12月2日から廃止されても、来年の7月までは経過措置の利用はできます。それ以降は、マイナンバーカードを取得していない人、マイナンバーカードを持ってはいますけども健康保険証利用登録を行っていない人には、保険証の代わりに資格確認書が発行されます。マイナ保険証を持たない人は、前述のように、資格確認書が発行され、それを使って医療機関を受診することはできます。 マイナ一本化に抗議をする全国保険医団体連合会の主宰の医療関係者の集会が、今年6月6日にも行われています。「現行健康保険証を廃止し、保険証と一体化をしたマイナンバーカード、マイナ保険証の一本化はやめよう」と抗議をする声を上げております。 これに先立ち、4月25日にも「保険証を残せ!署名提出集会」を開催しまして、522人の方が参加され、「保険証を残せ!」の署名を新たに42万筆国会に提出、累計で144万筆に達しています。 茨城県社会保障推進協議会と茨城県保険医協会が共同で、今年の1月から2月に「健康保険証廃止に関するアンケート調査」を実施しまして、5月に報道機関に情報を提供しています。その結果を申しますと、「健康保険証廃止についてどう思うか」の問いに、8割が「保険証廃止は撤回すべき」と回答し、「保険証廃止を延期すべき」が14%、「予定どおり保険証を廃止すべき」は僅か6%でした。「何のメリットもない」「今の保険証で十分」が患者・県民の大多数の声です。 また、厚生労働省が、5月4日に、2024年4月のマイナ保険証の利用率を公表しました。利用率は何と6.56%で、3月より1.09ポイントは増加したものの低迷し続けています。 そこで、利用率向上のために、5月から7月を集中取得月間として、ポスターや広告などによる周知活動や、利用率が向上した医療機関や薬局に支援金を支給するといった普及策に取り組んでいます。 結城市においても、マイナンバーカード取得率は、2024年3月31日時点では82.8%と高い数字を示しておりますが、そのうちマイナ保険証の取得率は15.4%しかいません。マイナ保険証を実際に利用している人は、国の調査では6.56%なので、結城市でも、取得率は15.4%でありますが、実際使われている方は相当少ないのではないかと思っております。 5月16日までにマイナンバーと健康保険証のひもづけミスの点検作業を終えた結果、別人のデータが誤って登録されているケースは、合計で9,207件だったと公表しています。 これまで全国保険医団体連合会が実施したマイナトラブル調査でも、政府の総点検後も、ひもづけミスが数多く報告されています。 医療現場でマイナトラブルは多岐にわたり、厚生労働省が対策をしたトラブルも一向になくなっておりません。保険証を廃止すれば医療現場がさらに大混乱するのは必至です。 結城市の行政も、苦情等も増え、業務が増大するでしょう。今の保険証で十分ではないでしょうか。 以上のことから、このシステム改修の補正予算121万円が計上されている議案第36号 令和6年度結城市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)については反対とします。 続きまして、議案第41号 茨城県後期高齢者医療広域連合規約の変更についての反対討論です。 この議案内容は、茨城県後期高齢者医療広域連合規約の一部を変更するため、議会の議決を求めるとあります。 提案理由は、「行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律等の一部を改正する法律」、いわゆるマイナンバー関連法の施行によって、今年12月2日以降、国の方針に基づき、現行の健康保険証が発行されなくなることから、規約にある別表中の用語の整理が必要となり、「被保険者証及び資格証明書」を「資格確認書等」に改めるものです。 今回の規約変更は、マイナンバーカードと健康保険証のひもづけを前提としたマイナ保険証利用を医療機関受診の前提とした制度の施行が今年12月2日に迫っているため、マイナ保険証を持たない人に発行する資格確認書を広域連合の規約上も位置づけることが必要となっています。 この議案に対する反対討論の理由は、先ほど述べました議案第36号 令和6年度結城市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についての反対討論と同様の内容でありますので、詳しくは述べませんので、その理由によって、今回の議案第41号 茨城県後期高齢者医療広域連合規約の変更についての議案にも反対といたします。よろしくお願いいたします。 以上です。 ○議長(大橋康則君) ほかに通告者がありません。 ──────────────────── △採決 ○議長(大橋康則君) 以上で討論を終結し、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋康則君) 御異議なしと認めます。 これより採決に入ります。 採決は電子採決システムにより行います。 なお、採決一括議題でありますが、分割して行います。 お諮りいたします。 初めに、 日程第6 議案第35号 令和6年度結城市一般会計補正予算(第1号) 本件について原案のとおり賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。 ボタンの押し忘れはございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋康則君) なしと認め、採決を確定いたします。 賛成多数。よって、日程第6 議案第35号は原案のとおり可決されました。 ──────────────────── ○議長(大橋康則君) 次に、 日程第7 議案第36号 令和6年度結城市国民健康保険特別会計補正予算(第1号) 本件について原案のとおり賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。 ボタンの押し忘れはございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋康則君) なしと認め、採決を確定いたします。 賛成多数。よって、日程第7 議案第36号は原案のとおり可決されました。 ──────────────────── ○議長(大橋康則君) 次に、 日程第8 議案第37号 結城市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について 本件について原案のとおり賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。 ボタンの押し忘れはございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋康則君) なしと認め、採決を確定いたします。 賛成全員。よって、日程第8 議案第37号は原案のとおり可決されました。 ──────────────────── ○議長(大橋康則君) 次に、 日程第9 議案第38号 結城市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について 本件について原案のとおり賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。 ボタンの押し忘れはございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋康則君) なしと認め、採決を確定いたします。 賛成全員。よって、日程第9 議案第38号は原案のとおり可決されました。 ──────────────────── ○議長(大橋康則君) 次に、 日程第10 議案第39号 工事請負契約の締結について 本件について原案のとおり賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。 ボタンの押し忘れはございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋康則君) なしと認め、採決を確定いたします。 賛成全員。よって、日程第10 議案第39号は原案のとおり可決されました。 ──────────────────── ○議長(大橋康則君) 次に、 日程第11 議案第40号 字の区域の変更について 本件について原案のとおり賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。 ボタンの押し忘れはございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋康則君) なしと認め、採決を確定いたします。 賛成全員。よって、日程第11 議案第40号は原案のとおり可決されました。 ──────────────────── ○議長(大橋康則君) 次に、 日程第12 議案第41号 茨城県後期高齢者医療広域連合規約の変更について 本件について原案のとおり賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。 ボタンの押し忘れはございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋康則君) なしと認め、採決を確定いたします。 賛成多数。よって、日程第12 議案第41号は原案のとおり可決されました。 ──────────────────── ○議長(大橋康則君) 次に、 日程第13 選任第10号 結城市固定資産評価審査委員会の委員の選任について 本件について原案のとおり同意することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。 ボタンの押し忘れはございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋康則君) なしと認め、採決を確定いたします。 賛成全員。よって、日程第13 選任第10号は原案のとおり同意することに可決されました。 ──────────────────── ○議長(大橋康則君) 次に、 日程第14 選任第11号 結城市固定資産評価審査委員会の委員の選任について 本件について原案のとおり同意することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。 ボタンの押し忘れはございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋康則君) なしと認め、採決を確定いたします。 賛成全員。よって、日程第14 選任第11号は原案のとおり同意することに可決されました。 ──────────────────── △日程第15.請願第1号(委員長の報告、質疑、討論、採決 △A.委員長の審査の経過並びに結果の報告 △①教育・福祉委員長の報告 ○議長(大橋康則君) 次に、日程第15 請願第1号についてを議題に供します。 ただいま上程されました請願につきましては、既に所管常任委員会の審査が終了しておりますので、委員長から委員会の審査の経過と結果について報告を求めます。 教育・福祉委員長 石川周三君。  〔教育・福祉委員長 石川周三君登壇〕 ◆教育・福祉委員長石川周三君) 教育・福祉委員長の報告を申し上げます。 教育・福祉委員会に付託されました請願第1号 脳脊髄液減少(漏出)症医療改善を求める意見書を国及び茨城県に提出することを求める請願について、慎重に審査いたしました。その結果、別途議長宛て提出した審査報告書のとおりでありまして、請願第1号につきまして、全員一致をもって原案のとおり採択すべきものと決定いたしました。 各員におかれましても、よろしく御審議の上、御賛同賜りますようお願い申し上げまして、教育・福祉委員長の報告といたします。 ○議長(大橋康則君) 以上で委員長の報告が終わりました。 ──────────────────── △B.委員長の報告に対する質疑 ○議長(大橋康則君) これより委員長の報告に対する質疑に入ります。御発言願います。 御発言ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋康則君) 御発言なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 暫時休憩いたします。  午前10時47分 休憩 ────────────────────  午前10時47分 再開 △討論 ○議長(大橋康則君) 再開いたします。 これより討論に入りますが、通告者がありません。 ──────────────────── △採決 ○議長(大橋康則君) 直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋康則君) 御異議なしと認めます。 お諮りいたします。 日程第15 請願第1号につきましては、教育・福祉委員長の報告のとおり、採択とすることに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋康則君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 ──────────────────── △日程第17.議案第42号=ないし=日程第19.閉会中の所管事務調査について(一括上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(大橋康則君) 次に、本日の議事日程に追加となりました日程第17 議案第42号から日程第19 閉会中の所管事務調査についてまでの計3件を議題に供します。 なお、日程第17 議案第42号及び日程第18 意見書第1号の計2件につきましては、議会運営委員長の報告のとおり、会議規則第37条第2項及び第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思いますが、御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋康則君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 次に、日程第17 議案第42号について、提案者を代表して、大里克友君から提案理由の説明を求めます。9番 大里克友君。  〔9番 大里克友君登壇〕 ◆9番(大里克友君) 日程第17 議案第42号 結城南中学校区新設校に関する特別委員会の設置についてであります。会議規則第14条第1項の規定により、平 陽子議員、平塚 明議員、船橋 清議員、稲葉里子議員、早瀬悦弘議員、佐藤 仁議員、私、大里克友より提出するものであります。 提案者を代表いたしまして説明申し上げます。 この案件は、施設一体型の小中一貫校を結城南中学校敷地内に統合・新設する結城南中学校区新設校が、本年度の実施設計を踏まえ、令和7年度から建設工事を着工し、令和10年度に開校が予定をされております。 しかしながら、結城南中学校区新設校建設事業は、本市の財政に与える影響が大きく、物価の上昇による建設費の懸念、跡地利用計画、開校時期の延期、事業の見直しなど議員各位から様々な意見がある中で、結城南中学校区新設校建設事業の課題に対し、具体的な方策を調査研究する必要があります。 そこで、結城市議会において、今後、事業が本格化・具体化することに合わせて、市民の負託を受けた議会として、人口減少、少子高齢化に伴う将来のまちづくりを見据え、深く議論を重ねるため、議員全員による結城南中学校区新設校に関する特別委員会の設置を発議するものであります。 議員各位におかれましても、よろしく御審議の上、御賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大橋康則君) 次に、日程第18 意見書第1号について、提案者を代表して、教育・福祉委員長から提案理由の説明を求めます。教育・福祉委員長 石川周三君。  〔教育・福祉委員長 石川周三君登壇〕 ◆教育・福祉委員長石川周三君) 意見書第1号 脳脊髄液減少(漏出)症医療改善に関する意見書についてであります。結城市議会会議規則第14条第2項の規定により、結城市議会教育・福祉委員長 石川周三より提出するものであります。 朗読をもって御説明申し上げます。  脳脊髄液減少(漏出)症医療改善に関する意見書 この病態は、脳脊髄液が何らかの原因で硬膜外腔に漏れ出す、又は脱水などで髄液が減少してしまい、起立性頭痛、頚部痛、悪心、めまい、耳鳴り、聴覚過敏、光過敏、視機能障害、うつ、全身の倦怠感、ふらつき、高次脳機能障害などがおこります。発症の原因としては交通事故、転倒(しりもち)、整体、腰椎穿刺、スポーツ、遺伝疾患、脱水などで発症すると言われています。 更に原因不明の頭痛やめまい、倦怠感を訴えている不登校の児童生徒や起立性調節障害と診断されたが治療しても改善しない児童生徒の中には、脳脊髄液減少(漏出)症が原因の可能性がありますが、この病気は通常の検査では診断が出来ず、専門医が髄液漏れの診断可能な検査(放射性同位元素検査)をして診断されるため発見が非常に難しいのが現状です。 ですが、茨城県内には脳脊髄液減少(漏出)症の専門医が現在まで在籍した病院がありません。そのため、県外の遠方の病院まで何時間もかけて通院せざるを得ません。ですが、脳脊髄液減少(漏出)症の患者は起立位や座位で症状が悪化するため通院のための長時間の移動は非常に厳しく辛いのです。 その上、この病気の大変なところは、完治が無く長期間において症状が続き長期的ケアが必要です。唯一漏れを止める治療のブラッドパッチ療法をしても漏れはなかなか塞がらず、複数回行うことが一般的です。しかし、県内では、保険適用で長期間にわたり病態などをきちんと観察できる医師が在籍する医療施設がないのが現状です。 脳脊髄液減少(漏出)症患者は全国に数十万人いるといわれ、多くが難治性の患者です。しかし、難治性の患者の確立した治療法もなければ、難病指定もされていません。連日昼夜問わず続く頭痛に効果のある薬は無く、苦しんでいる患者は半数以上です。早急に難治性患者を救済するために、新しい治療の研究、そして、難治性患者の難病指定を望みます。難治性患者そして患者家族も限界です。 こうした観点から、国及び茨城県におかれましては、脳脊髄液減少(漏出)症を十分認識され、医療体制を改善できるように下記の措置を講じられるよう強く要請します。  記 1.国の研究機関で難治性の患者の診断基準の確立を急ぎ、治療方法の開発研究をし、治療体制を整えること。 2.難治性の長期疾患患者を指定難病へ追加すること。 3.茨城県内に専門医のいる拠点となる病院を一か所確保すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  令和6年6月17日。  結城市議会。 提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、文部科学大臣、厚生労働大臣、茨城県知事、茨城県保健医療部長であります。 議員各位におかれましては、よろしく御審議の上、御賛同賜りますようお願い申し上げまして、意見書第1号提出の提案理由といたします。 ○議長(大橋康則君) 以上で提案理由の説明が終了いたしました。 これより質疑に入ります。 初めに、日程第17 議案第42号について質疑を行います。御発言願います。 御発言ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋康則君) 御発言なしと認めます。 次に、日程第18 意見書第1号について質疑を行います。御発言願います。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋康則君) 御発言なしと認めます。よって、質疑を終結します。 暫時休憩いたします。  午前11時02分 休憩 ────────────────────  午前11時02分 再開 ○議長(大橋康則君) 再開いたします。 これより討論に入りますが、通告者がありません。 直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋康則君) 御異議なしと認めます。 これより採決に入ります。 採決は電子採決システムにより行います。 なお、採決一括議題でありますが、分割して行います。 お諮りいたします。 初めに、 日程第17 議案第42号 結城南中学校区新設校に関する特別委員会の設置について 本件について原案のとおり賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。 ボタンの押し忘れはございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋康則君) なしと認め、採決を確定いたします。 賛成全員。よって、日程第17 議案第42号は原案のとおり可決されました。 ──────────────────── ○議長(大橋康則君) それでは、結城市議会委員会条例第6条第2項の規定により、結城南中学校区新設校に関する特別委員会の正・副委員長の互選をお願いいたします。 暫時休憩いたします。  午前11時03分 休憩 ────────────────────  午前11時06分 再開 ○議長(大橋康則君) 再開いたします。 結城南中学校区新設校に関する特別委員会の正・副委員長が決まりました。委員長 立川博敏君、副委員長 石川周三君、御登壇願います。就任の挨拶を、代表して立川委員長よりお願いいたします。  〔結城南中学校区新設校に関する特別委員長 立川博敏君、結城南中学校区新設校に関する特別副委員長 石川周三君登壇〕 ◆結城南中学校区新設校に関する特別委員長(立川博敏君) このたび皆様からの御同意をいただきまして、結城南中学校区新設校に関する特別委員会の委員長に私、立川を、そして副委員長に石川教育・福祉委員長をそれぞれ御選任いただきました。 本委員会で取り扱う事案につきましては、市民の皆様からも関心の高い案件でありますし、先ほど提案理由の説明でもありましたように、議員各位におかれましても、広範囲に様々な意見をお持ちであることを承知しております。執行部から様々な情報をいただき、説明を拝聴することだけでなく、各議員が学校統合についてどのような意見を持ち、どのようなことに心配をしているのかなど、個々の考え方や意見もしっかり出していただきながら、広く意見を聴取し、提言をしていきたいと考えております。 また、関連がありますので、この場をお借りいたしまして御報告いたしますが、現在、市議会から議会枠として2名の議員が結城南中学校区新設校推進委員会に参画しておられますが、前任者1名の退任を受けまして、議長から推薦をいただきまして、6月14日付で私、立川が推進委員会の委員に就任したことも御報告いたします。 議員各位の意見を公平・中立に扱う立場の特別委員会の委員長が推進委員会に参加することにつきましては、推進委員会における協議の様子や動向を委員長自らが客観的かつ正確に把握し、必要に応じてその状況を正しく議会に伝えていくことも必要との観点でお引き受けすることといたしました。 今後、関連する説明会や会合にできる限り参加をし、地域の皆さん、保護者の皆さんの意見、会議の進行、空気感を客観的、正確に把握し、特別委員会を進める上での材料にしていきたいとも考えております。 議員各位におかれましては、この点につきましても御理解をいただけますようお願い申し上げます。 最後になりますが、特別委員会の円滑な進行、そして活発な議論に御協力をいただけますよう議員各位の御協力をお願い申し上げまして、正・副委員長就任の挨拶といたします。 以上でございます。 ──────────────────── ○議長(大橋康則君) 次に、お諮りいたします。 日程第18.意見書第1号.脳脊髄液減少(漏出)症医療改善に関する意見書 本件について原案のとおり賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。 ボタンの押し忘れはございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋康則君) なしと認め、採決を確定いたします。 賛成全員。よって、日程第18 意見書第1号は原案のとおり可決されました。 ──────────────────── ○議長(大橋康則君) 次に、日程第19 閉会中の所管事務調査についてであります。 本件は、各常任委員会及び議会運営委員会の閉会中の所管事務調査であります。 各常任委員長及び議会運営委員長の申出のとおりと決定することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大橋康則君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 ──────────────────── ○議長(大橋康則君) 以上をもちまして、今期定例会に付議されました案件は全て議了いたしました。 閉会に当たりまして、あらかじめ市長から発言の許可を求められておりますので、発言を許可いたします。市長 小林 栄君。  〔市長 小林 栄君登壇〕 ◎市長(小林栄君) 令和6年結城市議会第2回定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。 議員各位におかれましては、報告4件、議案7件、選任2件の計13件について、いずれも御承認、御決議、御賛同を賜り、誠にありがとうございました。 6月5日の開会から、大橋議長、立川副議長並びに各常任委員会の委員長の御尽力により、本日、最終日を迎えることができましたこと、心から御礼を申し上げます。 本会議をはじめ、各常任委員会において議員各位から賜りました御意見、御要望、御提案につきましては、真摯に受け止め、選択と集中を念頭に市政運営に反映させてまいりたいと存じます。つきましては、引き続き適切な御助言、御指導を賜りますようお願い申し上げます。 さて、今期定例会が終了いたしますと、いよいよ夏本番がやってまいります。日本気象協会の報道によれば、今年の夏は、梅雨前線が停滞しやすく、長雨となることが予想され、梅雨明け後の夏後半は、ここ10年の暑さを上回り、平均気温が観測開始以降最も高かった昨年に匹敵するような猛暑となる可能性があるとのことでございます。こうなってまいりますと、気をつけなくてはならないのは、河川付近、あるいは土地が低い地域の警戒と熱中症予防でございます。引き続き水戸気象台や消防、水防など関係機関と情報を共有し、災害に対する事前の備えをしっかりと行うとともに、先頃運用を開始いたしました熱中症特別警戒アラートなど、市民の皆様に対し、様々な方法で情報提供と注意喚起を図ってまいりたいと考えております。 さて、皆様御承知のとおり、今年は市制施行70周年の記念の年でございます。来月開催を予定している「結城夏祭り」や「北関東中学校野球大会」をはじめ、秋から来春にかけて記念式典や講演会、スポーツ大会など、様々なイベントが予定されております。執行部といたしましては、これらの各種イベントが安全かつ円滑に、また、盛大に開催できるよう、担当部局はもとより、各実行委員会と連携を図りながら準備・運営に努めてまいります。 一方で、現在展開しております行政施策についても、庁内の横断的な協力体制をもって一つ一つ着実に推進するとともに、私自身におきましても、法令遵守の徹底、また、自身の発言に対するエビデンスと責任を持って市政運営に取り組み、結城市に住んでよかった、住み続けたいと感じていただけるようなまちづくりを進めてまいる所存でございます。 議員各位におかれましては、御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げますとともに、お体に十分御留意いただき、ますます御活躍されることを御祈念申し上げ、閉会に際しましての挨拶とさせていただきます。 ありがとうございました。 ──────────────────── △閉会宣言 ○議長(大橋康則君) 令和6年第2回定例会を閉会するに当たり、私からも一言御挨拶を申し上げます。 今期定例会は、去る6月5日開会以来、本日までの13日間にわたり、各重要案件について慎重かつ熱心に御審議を賜り、本会議に付託されました議案の審議が全て終了し、閉会の運びとなりましたことは、誠に御同慶に堪えません。ここに議員各位の御協力に対し、心から敬意を表する次第であります。 今期定例会から、議会改革の一環として、議員活動の効率化及び議会資料のさらなるペーパーレス化を推進するため、パソコン、スマートフォンなどのOA機器の会議での使用を試行することになりました。 また、議会がネクタイをした男性社会の象徴であるよりは、自由闊達な意見が出るような場として、多様性や男女共同、平等の尊重を具現化するための服装の自由化の試行を宣言したものであります。議員及び執行部各位の各般にわたる協力に対し、厚く御礼を申し上げます。 さて、長引くロシア・ウクライナ問題、連動する原油価格と物価の高騰など経済の先行き警戒感が強く、市民生活への影響が心配される状況にありますので、本市の実情に合った施策と事業を迅速に、かつ丁寧に行っていく必要があると考えております。 また、新型コロナウイルス感染症については、季節性インフルエンザ同等の第5類に位置づけられて1年を経過し、鎮静化に向かっているようであっても克服したとは言い難いと思われ、4月から予防接種法B類疾病の定期接種になったことから、必要とする市民へのワクチン接種が遺漏なくスムーズに実施されることが望まれるところでございます。 執行部におかれましては、引き続き緊張感を持って市民生活の安定向上に努められますようお願いをいたします。 結びに当たり、議員各位の、また、執行部の皆様の御健勝を御祈念申し上げまして、令和6年結城市議会第2回定例会を閉会いたします。  午前11時17分 閉会 ──────────────────── 会議録署名人  結城市議会 議長   大橋康則        署名議員 大里克友        署名議員 土田構治...