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日程第2
会議録署名議員の指名
5
◯議長(
菱沼和幸君) 次に、日程第2、
会議録署名議員の指名を行います。
今期定例会の
会議録署名議員は、
会議規則第83条の規定により、
7番 石 橋 保 卓 君
8番 岡 野 孝 雄 君
の両名を指名いたします。
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日程第3 議案第5号ないし議案第39号
6
◯議長(
菱沼和幸君) 次に、日程第3、議案第5号・令和4年度石岡市
一般会計予算ないし議案第39号・市道の変更についての計35件を一括して議題といたします。
これより各議案に対する
提案理由の説明と併せ、令和4年度の
市政運営に関する所信と
施策概要について説明を求めます。
市長・谷島君。
〔市長・
谷島洋司君登壇〕
7
◯市長(
谷島洋司君) 令和4年第1回
石岡市議会定例会の開会に当たり、令和4年度の
市政運営に対する所信を申し上げ、議員の皆様並びに市民の皆様のご理解とご賛同を賜りたいと存じます。
世界的な広がりを見せた
新型コロナウイルスは、令和3年度においても猛威を振るい、今また、新たな変異株による感染が急拡大し、第6波への対応が続いております。いまだ収束の兆しが見えない中、長期にわたり
感染拡大防止にご協力いただいている市民の皆様に心から感謝を申し上げます。また、
新型コロナ対応の最前線で治療や
看護等に当たられている
医療従事者をはじめ、エッセンシャルワーカーの皆様に心から敬意を表します。
私は、共生・共育・共働の方針の下、引き続き
新型コロナ対応を最
優先課題として
市政運営に取り組んでまいりました。
新型コロナワクチン接種、
高齢者等への
PCR検査、新生児・
子育て世帯等への支援、
プレミアム付商品券の発行、
キャッシュレス決済ポイント還元、
市内事業者の
事業継続や
時短営業への支援など、この
コロナ禍において、
市民生活を守り、
地域経済を維持するための取組を、県や
関係機関と連携を図りながら展開してきたところであります。
一方、
コロナ禍で
各種事業が制限される中においても、様々な対策を講じながら着実に事業に取り組んでまいりました。市の観光の拠点である
いばらきフラワーパークのリニューアルと、それに併設する新たな
宿泊施設、花やさと山の
オープン、
八郷総合支所の
有効活用に伴い整備した郷の本棚やさと図書館は令和4年4月
オープンを予定しており、新たな生涯学習の場として多くの市民に利用されるものと期待しております。また、
ドクターヘリの
ランデブーポイントを備えた新たな
愛郷橋出張所を整備し、消防・
救急体制の強化を図りました。さらに、石岡駅
周辺整備においては、
西口交流施設や
BRT専用駅前広場の整備が着々と進んでおります。
このいまだ先行き不透明な状況の中、令和4年度においても
新型コロナへの対応を最
優先課題として
市政運営に取り組んでまいります。何よりも市民の命と
暮らしを第一に、安全安心な
市民生活と
地域経済活動の維持のため、3回目の
ワクチン接種の
迅速化を含めた
感染防止対策の継続や効果的な
経済支援など、切れ目のない取組に注力してまいります。
そして、市民や
事業者の皆様をはじめ、あらゆる世代の皆様と行政が一丸となり、
オール石岡でこの難局を乗り越え、共に持続可能な
まちづくりを進めてまいりたいと思います。
さて、我が国の
経済情勢は、長引く
新型コロナウイルス感染症の影響下にあり、持ち直しの兆しは見られるものの、引き続き
変異株等による
感染症の動向や国内外の経済に与える影響を注視していく必要があるとされております。
県内の景気についても、同様に、
感染症の影響から
サービス消費を中心に厳しい状態にありますが、基調としては持ち直しているとの見方がされております。
雇用情勢に目を向けますと、昨年12月における
有効求人倍率は、茨城県において前年同月比0.14ポイント増の1.49倍、石岡市にあっては前年同月比で0.16ポイント増の1.16倍と改善が見られます。ただし、改善の動きが弱いことからも、今後の
感染症による影響が懸念されるところであります。
次に、本市の人口の推移でございます。
本市の人口は、令和2年10月1日
国勢調査で7万3,061人です。前回、平成27年
国勢調査が7万6,020人ですので、2,959人の減少となっております。近年、
社会動態に改善の傾向は見られるものの、全体としては依然
減少傾向が続いております。特に20代の若者は
転出超過の傾向にあり、
高齢化率を高める一因となっております。
平成24年度に
まちづくりの将来構想として策定した石岡かがやきビジョンが10年目の終期を迎えます。この間、
東日本大震災の経験を踏まえた
自然災害への備え、
SDGsに向けた取組の
重要性、
気候変動問題への対応、AIの進歩による
社会構造の変化、そして、
新型コロナウイルス感染症への対応など、本市を取り巻く
社会情勢は大きく変化しております。同時に、市民の価値観や
行政サービスへの
需要も
多様化、高度化しております。
このような状況を踏まえた中で、未来につながる
まちづくりを進めるための指針となる新たな
総合計画を策定いたしました。その
基本構想について、
今期定例会にお示ししているところでございます。
新たな
総合計画は、本市が10年後に目指すべき将来像を「誰もが輝く未来へ 共に創る石岡市」と定め、その実現のため、安全・安心、魅力・発信、対話・学びを
基本理念とし、
SDGsの視点を取り入れた
政策目標を掲げた
基本構想と、その
政策目標の達成のための
具体的施策と
成果指標を定めた
市長任期連動型の第1期
基本計画で構成しております。
本
総合計画に基づき、多様な
社会情勢の変化に柔軟に対応しながら、誰一人取り残さない持続可能な社会の実現への取組を様々な主体で共有し、共に
まちづくりを進めていくことで、誰もがあらゆる
ライフステージで輝く未来を描くことができるまちを目指してまいります。
新たな
総合計画では、
基本構想に掲げる
政策目標を、「輝く
魅力向上」、「輝くまち」、「輝くひと」、「輝く
暮らし」の4つの分野に束ね、それぞれの
分野ごとに
施策展開をリードする事業を
リーディングプロジェクトと位置づけ、迅速かつ効果的に取り組んでまいります。
令和4年度は、これら4つの分野における
主要事業と、継続して取り組む
新型コロナへの対応、さらに、全ての施策に共通する
行財政改革の視点を踏まえた取組を
リーディングプロジェクトとして設定し、
スピード感を持って事業を推進してまいります。
初めに、
新型コロナウイルス感染症対策プロジェクトであります。
新型コロナウイルスの
感染拡大が長期化する中、引き続き、
市民生活を守り、強靱な
地域経済を構築するための施策を展開してまいります。
新型コロナウイルス感染症の発症や
重症化を予防するため、
ワクチン接種を継続して実施してまいります。感染の急拡大している現状も踏まえ、3回目の
ワクチン接種を迅速に実施できる体制と市民が安心して接種できる環境を整え、
感染拡大防止を図ってまいります。また、国の令和3年度
補正予算を受け、
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した
対策事業を取りまとめ、
感染症に強い持続可能なまちを目指し、さらなる施策を推進してまいります。
次に、輝く「
魅力向上」
プロジェクトであります。
1つ目として、
情報発信の強化です。
市ホームページを、
利用者のニーズやトレンドを踏まえ、誰もが使いやすいものへリニューアルいたします。また、現在、
情報発信手段として活用しているメルマガ、ツイッターや
フェイスブックなどのSNSに加え、全国的にも広く利用されている
プッシュ型コミュニケーションツール、LINEを新たに導入し、市民と共にさらなる市の魅力を発信できる体制を構築してまいります。
これに加え、
市民協働の視点を含めた
シティプロモーションの指針を策定し、市民と行政が共に市の魅力をより広く、より強く発信するとともに、石岡市の
ロゴマークの考案や戦略的な
情報発信を行うことで、
シビックプライドの醸成と、移住、定住の促進につなげてまいります。
2つ目として、
観光資源の
魅力向上です。
昨年リニューアル
オープンした
観光拠点、
いばらきフラワーパークと花やさと山の魅力を最大限に生かして、
周遊観光へとつなげる施策を展開し、
来訪者が本市の
観光資源に数多く触れ、魅力を感じていただくことでさらなる
関係人口の増加と
地域振興を図ってまいります。また、
観光案内所における
観光案内デジタルサイネージの多言語への対応と、
外国語対応スタッフを配置することにより、
インバウンド対応の強化と
観光客の誘致、
広域周遊観光へとつなげてまいります。
当市に数多くある史跡や
歴史的文化財は、歴史的な価値はもちろん、重要な
観光資源でもあることから、それらを保存活用するため、
文化財保存活用地域計画を策定し、国の認定を目指すとともに、
無形民俗文化財について、
映像記録による
保存継承・活用を図ってまいります。
次に、輝く「まち」
プロジェクトであります。
1つ目として、
生活基盤の整備です。
石岡駅
周辺整備事業において、
西口交流施設を活用するための駐車場の整備と、東口への
都市公園の整備を進めるとともに、
石岡ステーションパークの
有効活用に向け、市民が集える場所として整備を検討してまいります。また、
地域振興のイベント、
石岡市場を引き続き支援し、
中心市街地の
活性化を推進してまいります。
市の重要な拠点である高浜駅
周辺地区について、駅の
バリアフリー化をはじめとする地域の課題を抽出し、その
解決方策を検討するとともに、
地域資源にも目を向け、魅力ある
まちづくりの方針を取りまとめてまいります。
気候変動問題への対応と持続可能な
循環型社会の構築のため、
カーボンニュートラルへの取組を進めます。また、
環境基本計画に基づく脱
炭素アクションプランを作成してまいります。
2つ目として、
公共交通の充実です。
高齢化に伴う
移動制約者の増加が予想される中、
移動スーパーによる
買物支援を実施することで、既存の
公共交通機関を補完し、
地域住民のさらなる
利便性の向上を図ってまいります。
コンパクト・プラス・ネットワーク型の
まちづくりを目指し、
中心市街地において、グリーンスローモビリティーの
実証実験を行い、新たな
移動手段としての可能性を模索してまいります。また、
乗り合いタクシーの先進的な
配車システムを導入することにより、運行の
効率化を図り、市民が快適に利用できる
環境づくりを進めてまいります。
さらに、
代替バス路線において、
地域ニーズを踏まえたルートの変更を行い、
地域住民の
利便性の向上を図ってまいります。
次に、輝く「ひと」
プロジェクトであります。
1つ目として、
医療対策・
子育て支援です。
地域医療について、現在の
医療体制や小児科の
緊急診療等を維持しつつ、医師及びコメディカルの不足や、産科、小児科、
緊急診療等の
医療課題に対する取組を進めてまいります。
安心して
子どもを産み、育てやすい環境として、コーディネーターによる健康や子育てに関する様々な相談への対応などの包括的な支援や、
赤ちゃん紙おむつ支給事業を継続し、妊娠期から就学期まで、切れ目なくサポートしてまいります。また、仕事と家庭を両立できる社会の実現と、安心して
子どもを預けられる環境を整えるため、
民間保育施設の整備に対して支援を行ってまいります。
2つ目として、学びの支援です。
学校施設の
環境整備は、
児童生徒の健やかな成長と確かな
学力向上において大変重要であります。安全で快適に学べる良好な
教育環境の充実に向け、統合を控える
南小学校の
長寿命化改良事業等を中心に整備を進めてまいります。また、
児童生徒の健康と食育の推進のため、
学校給食の充実を図ってまいります。材料費が高騰する中、
保護者の
経済的負担を抑えるとともに、地場産食材の使用や
郷土料理を通して、食べ物を大切にする感謝の心や食事の
重要性、
食文化への理解を深める食育を推進してまいります。
本年4月に
八郷総合支所複合施設2階に
オープンする郷の本棚やさと図書館は、全ての世代が利用できる図書をそろえ、学習や仕事、生活に関する
情報収集の場、そして、生涯を通した学びの場として、多くの皆様に利用していただける
環境づくりを進めます。
次に、輝く「
暮らし」
プロジェクトであります。
1つ目として、持続可能な
産業振興です。
組織再編により
経済部を
産業戦略部と改称し、新たに
産業プロモーション課を創設しました。持続可能な
産業振興のため、積極的な
企業誘致活動や、
石岡セレクト認証品を含めた
地場産品等の
販路開拓、
販売促進等のPRなど、国内外への
プロモーション活動を積極的、戦略的に推進してまいります。
ブランド柿である紫峰煌(しほうのきらめき)の
販売促進や、
生産者と異
業種連携による6次化への支援を行い、農産物の
販路拡大と市の
知名度向上を図ってまいります。また、
市内農産物の
魅力発信の取組と、
事業者と連携したさらなる
商品開発を進めてまいります。
コロナ禍における
接触機会を低減するとともに、市民の
消費喚起、
地域経済の
活性化を図るため、
キャッシュレス決済ポイント付与事業を実施してまいります。また、住宅・
店舗等リフォーム支援事業により、快適な住環境の整備や、店舗の魅力や機能性の向上を支援し、移住、定住につなげるとともに、
市内事業者等の
持続的発展による
地域経済の
活性化を図ってまいります。
2つ目として、持続可能な
地域社会の構築です。
複合文化施設整備事業において、
文化芸術の推進を図るとともに、市民が使いやすく過ごしやすい
空間づくりによって、まちへの愛着や誇りの醸成につながる取組を進めてまいります。また、
コミュニティ活動補助金等により、各地区の活動を支援するとともに、市民と行政の対話の場や
まちづくり推進委員の活動を通して、協働の
まちづくりをさらに推進してまいります。
市内の
事業所へ、
イクボス宣言の趣旨や、男性の家事、育児への
参加促進等について啓発することで、ワーク・ライフ・バランスの推進を図り、誰もが多様な生き方を選択し、実現できる社会を目指してまいります。
さらに、様々な違いにとらわれず、誰もが
多様性を認め合い、自分らしく活躍できる社会、
共生社会の実現のための取組を推進してまいります。市内に住む外国人が地域の一員として共に活躍できる社会を目指し、多
文化共生の取組に関する指針の策定や、窓口への
自動翻訳機の導入を進めてまいります。
最後に、これら4つの分野の
プロジェクトを下支えするチャレンジする
市役所プロジェクトであります。
誰一人取り残さない持続可能な
まちづくりを市民と行政が一体となって取り組んでいくため、市民や職員への
啓発活動やセミナーを開催することで、市全体として
SDGsへの理解を深めてまいります。
効果的、効率的な
行政運営や
行政手続等の
効率化のため、
デジタル化を中心とした業務の変革に向け、
BPR手法による全庁的な
業務分析を実施してまいります。また、
公共施設における品質と安全性の向上、加えて、
施設管理業務の
効率化に向けて、
公共施設の包括的な管理に関する調査を進めてまいります。
おくやみ窓口による
ワンストップ対応や、
申請ナビシステムの活用、郵便局での
証明書等の発行など、便利で使いやすい窓口を充実させることで
市民サービスの向上を図ってまいります。
さらに、ドローンによる
災害状況確認や
インフラ点検、市の魅力の効果的な
情報発信等の実績を踏まえ、さらなる
事業展開への活用を進めます。あわせて、
パイロットチームの技術の向上と新たな
パイロットの育成を進めてまいります。
近年、世界的に
気候変動による
自然災害が多発し、昨年は国内においても豪雨による
土砂災害等の被害が発生するなど、いわゆる
地球温暖化が我々の社会に深刻な影響を及ぼしております。さらに、
コロナ禍も契機となり、脱
炭素化、
カーボンニュートラル実現への流れが世界的に強まっております。国内においても、国の2050年
カーボンニュートラル宣言や、
気候サミットでの2030年
温室効果ガス削減の表明により、全国的に脱
炭素社会の実現の
重要性が日々高まっております。
地球温暖化対策は、
SDGsの全ての目標の達成に影響を与えるものであり、
カーボンニュートラルへの取組は持続可能な
まちづくりに欠かすことができないテーマであります。
本市では、本年度に策定する新たな
環境基本計画において、「
循環型社会を構築し、脱炭素や
気候変動に適応するまち」を掲げております。今後、
具体的アクションプランを定めていく中で、
本市ならではの
カーボンニュートラルへの取組、いしおかスタイルを確立してまいりたいと思います。
そして、市民、
事業者、市、様々な主体がそれぞれの役割と責任を果たしながら持続可能な
生活環境の確保に取り組むことで、市全体として二酸化炭素の排出量を実質ゼロとするゼロカーボンシティの実現を目指してまいりたいと考えております。
令和4年度は、新たな
総合計画に基づく
まちづくりの
スタートを切る重要な年であります。かつてない
スピードで変化を続ける
社会環境、先行きの見えない
コロナ禍での
スタートとなりますが、本市の目指すべき将来像として掲げた「誰もが輝く未来へ 共に創る石岡市」の実現に向けた
まちづくりへの第一歩を力強く踏み出してまいります。
その
まちづくりを進めていく中には、全ての市民が幸せを感じられる社会、特に
子どもたちが石岡市に誇りを持って自らの未来に夢を描ける社会を目指し、今を生きる私たちはもとより、未来の
石岡市民を含めた全ての人が、多様なつながりの下に、共に我々のふるさとである石岡市をつくり続けていく姿があるものと確信しております。そして、私自身がその
まちづくりの先頭に立って全力で取り組んでまいります。市政のかじ取りをする
責任者として、誰一人取り残さない(共生)、地域でお互いを高め合う(共育)、様々な主体で取り組む(共働)の理念の下、強い責任感と使命感を持って
市政運営に邁進してまいります。
議会の皆様、市民の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げ、令和4年度の所信といたします。
次に、議案第5号から第39号の
提案理由の説明でございます。
本日ここに提案いたしました議案について、概要をご説明申し上げます。
最初に、令和4年度
予算編成についての考え方を申し上げます。
現在、
感染拡大中である
新型コロナウイルス感染症は、当市の
市民生活や
地域経済に引き続き影響を及ぼしており、
自主財源の根幹でもある市税もいまだ
コロナ禍以前には回復していないなど、
市政運営においても困難が増しているところです。
このような中、
新型コロナウイルス感染症に対し、迅速かつ効果的な施策や支援を展開し、また、新しい石岡市
総合計画で定める「誰もが輝く未来へ 共に創る石岡市」を目指すため、令和4年度予算の編成を行ったところです。
議案第5号・令和4年度石岡市
一般会計予算、
一般会計は352億6,000万円とし、前年度より24億8,000万円、7.6%の増となってございます。
歳入歳出の
款項別予算額は第1表の記載のとおりでございます。
継続費については全
庁業務分析事業等3件で、第2表のとおりでございます。
繰越明許費については
市議会議員選挙費1件で、第3表のとおりでございます。
債務負担行為については公用自動車借
上料等8件で、第4表のとおりでございます。
地方債については
コミュニティセンター長寿命化改修事業等22件で、第5表のとおりでございます。
一時借入金につきましては、現在の諸情勢、
借入規模を検討し、借入れの最高額を10億円といたしました。
次に、議案第6号・令和4年度石岡市
国民健康保険特別会計予算ないし議案第14号・令和4年度石岡市
農業集落排水事業会計予算、各
特別会計予算の内訳についてご説明申し上げます。
国民健康保険特別会計76億6,882万8,000円、
駐車場特別会計1,440万2,000円、
霊園事業特別会計1,226万8,000円、
介護保険特別会計80億8,858万円、
介護サービス事業特別会計3億1,671万円、後期高齢者医療特別会計10億4,582万3,000円、水道事業会計9億1,950万8,000円、公共下水道事業会計36億6,245万3,000円、農業集落排水事業会計5億3,205万1,000円でございます。
なお、企業債については、水道事業会計1件、公共下水道事業会計3件でございます。
次に、議案第15号・令和3年度石岡市
一般会計補正予算(第12号)、今回の
補正予算は、事業費の確定等により財源調整が必要な経費、後年度の財政負担軽減を図るための基金の調整及び緊急性の高い事業等に対応する経費を基本的な考え方としております。
補正予算の概要について申し上げますと、
歳入歳出予算の総額にそれぞれ4億1,726万8,000円を追加し、補正後の
歳入歳出予算総額をそれぞれ363億7,126万5,000円とするものでございます。
歳入歳出予算の款項別補正額は、第1表に記載のとおりでございます。
繰越明許費の補正については第2表、
債務負担行為の補正については第3表、地方債の補正については第4表に記載のとおりでございます。
次に、議案第16号・令和3年度石岡市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)、本会計の
補正予算は、事業勘定の
歳入歳出予算の総額にそれぞれ2億7,879万7,000円を追加し、補正後の
歳入歳出予算総額をそれぞれ79億6,299万1,000円とするものでございます。歳出の内訳は、国民健康保険支払準備基金積立金の増額などによるものでございます。
次に、議案第17号・令和3年度石岡市
駐車場特別会計補正予算(第1号)、本会計の
補正予算は、
歳入歳出予算の総額にそれぞれ441万9,000円を追加し、補正後の
歳入歳出予算総額をそれぞれ1,561万7,000円とするものでございます。歳出の内訳は、
一般会計への繰出金を増額するものでございます。
次に、議案第18号・令和3年度石岡市
介護保険特別会計補正予算(第3号)、本会計の
補正予算は、事業勘定の
歳入歳出予算の総額からそれぞれ7億8,600万円を減額し、補正後の
歳入歳出予算総額をそれぞれ74億4,421万5,000円とするものでございます。歳出の内訳は、各介護サービスにおける保険給付費の減額などによるものでございます。
次に、議案第19号・令和3年度石岡市
介護サービス事業特別会計補正予算(第2号)、本会計の
補正予算は、
歳入歳出予算の総額からそれぞれ112万7,000円を減額し、補正後の予算総額をそれぞれ3億2,193万5,000円とするものでございます。歳出の内訳は、特別養護老人ホーム運営事業費の減額などによるものでございます。
次に、議案第20号・令和3年度石岡市後期高齢者医療特別会計
補正予算(第1号)、本会計の
補正予算は、
歳入歳出予算の総額にそれぞれ170万3,000円を追加し、補正後の
歳入歳出予算総額をそれぞれ10億426万8,000円とするものでございます。歳出の内訳は、後期高齢者医療保険料納付金の増額などによるものでございます。
次に、議案第21号・令和3年度石岡市公共下水道事業会計
補正予算(第2号)、本会計の
補正予算は、収益的支出を8,870万2,000円減額するものでございます。内訳は、流域下水道事業維持管理負担金や企業債利子償還金の減額等でございます。
次に、議案第22号・令和3年度石岡市農業集落排水事業会計
補正予算(第2号)、本会計の
補正予算は、収益的支出を91万円減額するものでございます。内訳は、農業集落排水接続支援事業費補助金の減額でございます。
次に、議案第23号・石岡市
基本構想を定めることについて、本案は、令和4年度から令和13年度までの10年間を計画期間とする新たな石岡市
基本構想を策定するため、石岡市議会基本条例第7条の規定により議会の議決を求めるものでございます。
次に、議案第24号・公の施設の広域利用に関する協議について、本案は、石岡市、かすみがうら市、行方市、小美玉市及び茨城町との間において、公の施設の広域利用に関し協議するため、
地方自治法第244条の3第3項の規定により議会の議決を求めるものでございます。
次に、議案第25号・石岡市、かすみがうら市、行方市、小美玉市及び茨城町における公の施設の広域利用に関する条例を制定することについて、本案は、本市の公の施設をかすみがうら市、行方市、小美玉市及び茨城町の住民が利用することについて、条例で必要な事項を定めるため、
地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決を求めるものでございます。
次に、議案第26号・石岡市入札監視委員会条例を制定することについて、本案は、公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律の趣旨を踏まえ、本市が発注する建設工事等の入札及び契約の手続における公平性の確保並びに客観性及び透明性の向上を図るため、
地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決を求めるものでございます。
次に、議案第27号・石岡市個人情報保護条例の一部を改正する条例を制定することについて、本案は、デジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴い、所要の改正を行うため、
地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決を求めるものでございます。
次に、議案第28号・石岡市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて、本案は、妊娠、出産、育児等と仕事の両立支援のために講じる措置に係る人事院規則等の改正に伴い、これに準じて本市職員の育児休業等の取得要件について所要の改正を行うため、
地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決を求めるものでございます。
次に、議案第29号・石岡市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例を制定することについて、本案は、人事院勧告に伴い、これに準じて本市職員の給与等の改正を行うため、
地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決を求めるものでございます。
次に、議案第30号・石岡市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて、本案は、特殊勤務手当のうち、消防職に係る夜間特殊業務に従事する職員の特殊勤務手当及び消防業務に従事する特殊勤務手当の見直しにより、所要の改正を行うため、
地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決を求めるものでございます。
次に、議案第31号・石岡市国民健康保険税条例の一部を改正する条例を制定することについて、本案は、国民健康保険税の賦課方式を変更するとともに、地方税法の一部改正に伴い、未就学児の被保険者均等割額の減額措置を講ずるほか、市独自による20歳未満の者の被保険者均等割額の減免措置を講ずるため、
地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決を求めるものでございます。
次に、議案第32号・石岡市基金条例の一部を改正する条例を制定することについて、本案は、生活困窮者に対する生活支援等の費用に充てるための石岡市たんぽぽ基金を設置するため、
地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決を求めるものでございます。
次に、議案第33号・石岡市児童厚生施設条例の一部を改正する条例を制定することについて、本案は、石岡市立児童館を廃止するため、
地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決を求めるものでございます。
次に、議案第34号・石岡市国民健康保険条例の一部を改正する条例を制定することについて、本案は、国民健康保険支払準備基金の処分の取扱いを見直し、国民健康保険財政の円滑な運営を図るため、
地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決を求めるものでございます。
次に、議案第35号・石岡市農業振興地域整備促進協議会条例の一部を改正する条例を制定することについて、本案は、組織体制の見直しに伴い、所要の改正を行うため、
地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決を求めるものでございます。
次に、議案第36号・石岡市消防団条例の一部を改正する条例を制定することについて、本案は、消防団員の確保を目的として、総務省消防庁が定めた非常勤消防団員の報酬等の基準に基づき、所要の改正を行うため、
地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決を求めるものでございます。
次に、議案第37号・損害賠償額の決定及び損害賠償請求に関する和解について、本案は、令和3年12月9日午前11時30分頃、石岡市府中五丁目地内において、
経済部の職員が地籍調査の業務中に発生した水道管の破損について、
地方自治法第96条第1項第12号及び第13号の規定により、損害賠償額を決定し、和解をするものでございます。
次に、議案第38号・市道の廃止について、本案は、当該路線が市道としての機能を喪失していることから、市道の廃止をするため、道路法第10条第3項の規定により議会の議決を求めるものでございます。
次に、議案第39号・市道の変更について、本案は、河川整備事業に伴い、市道の一部を変更するため、道路法第10条第3項の規定により議会の議決を求めるものでございます。
以上提案いたしました各議案の概要でございます。十分ご審議の上、議決を賜りますようお願い申し上げまして、
提案理由の説明を終わります。
8
◯議長(
菱沼和幸君) 以上で説明は終わりました。
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日程第4 休会の件
9
◯議長(
菱沼和幸君) 次に、日程第4、休会の件を議題といたします。
お諮りいたします。明2月23日から2月27日までの5日間は議事整理のため休会いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
10
◯議長(
菱沼和幸君) ご異議なしと認め、さよう決しました。
以上で本日の
議事日程は終了いたしましたので、これをもって散会いたします。
次回は、2月28日、定刻午前10時から会議を開き、代表質問を行います。
お疲れさまでした。
午前10時50分散会
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