石岡市議会 2021-10-28
令和3年決算特別委員会(第4日目) 本文 開催日:2021-10-28
▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 令和3年10月28日(木曜日)
午前10時00分開会
◯委員長(谷田川 泰君) おはようございます。ただいまから
決算特別委員会を開会いたします。
直ちに本日の会議を開きます。
本日の議題は、議案第87号・令和2年度石岡市
一般会計歳入歳出決算認定についてのうち
産業建設委員会の所管に係る部分、議案第88号・令和2年度石岡市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてないし議案第90号・令和2年度石岡市
霊園事業特別会計歳入歳出決算認定について、議案第93号・令和2年度石岡市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてないし議案第96号・令和2年度石岡市
農業集落排水事業会計未
処分利益剰余金の処分及び決算認定について、以上であります。
次に、
付託案件説明のため、本日委員長において出席を求めた者の職・氏名は、
説明員名簿のとおりであります。
次に、本日の審査範囲につきましては、
審査区分表のとおりであります。
次に、執行部に申し上げます。執行部におかれましては、説明員として出席しているわけでありますから、質疑に対しては、迅速かつ的確に答弁されますようお願いいたします。
それでは、これより議事に入ります。
議案第87号・令和2年度石岡市
一般会計歳入歳出決算認定についてのうち
産業建設委員会の所管に係る部分、議案第88号・令和2年度石岡市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてないし議案第90号・令和2年度石岡市
霊園事業特別会計歳入歳出決算認定について、議案第93号・令和2年度石岡市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてないし議案第96号・令和2年度石岡市
農業集落排水事業会計未
処分利益剰余金の処分及び決算認定についての計8件を一括して議題といたします。
これより質疑を行います。
山本 進委員。
2 ◯委員(山本 進君) 山本 進です。
令和2年度
歳入歳出決算書112ページに記載のあります協働の
まちづくり推進事業のうち、節18
コミュニティ活動補助金737万5,800円について伺います。
当初予算には1,024万7,000円が計上されておりまして、約300万、300万円弱の予算未執行となっております。その要因について伺いたいと思います。
令和2年度は、この
補助金制度が新設された最初の年ということから、制度の周知が徹底しなかったとか、コロナ禍で区や自治会の活動が制限、制約されてしまったということが原因として挙げられるのではないかと思いますが、この点いかがでしょうか。お尋ねいたします。
3
◯委員長(谷田川 泰君)
コミュニティ推進課長・関君。
4
◯コミュニティ推進課長(関 努君) お答えいたします。
コミュニティ活動補助金737万5,800円でございますが、市内の
区長設置数298の地区のうち、石岡地区146地区のうち74地区、八郷地区が152地区のうち139地区から、その他協力員の地区が4地区からの計217の地区から申請がございました。
今回、予算額のほうが、未執行の部分が多いというご指摘でございます。もちろん初年度という部分があるのと併せまして、やはり石岡地区のほう、特に数字から見ますと、石岡地区のほうの申請のほうが少ないようでございます。こちらにつきましては、やはり初年度という部分で、どうしても補助のほうの申請のほうがなかなかできなかったと分析しているところでございます。
以上でございます。
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◯委員長(谷田川 泰君) 山本委員。
6 ◯委員(山本 進君) 合計217件の申請があったということですが、その合計額が737万5,800円になるわけですが、申請はしたけど申請要綱に合わないと、何らかの理由で不交付決定されたような事案はありましたでしょうか。
7
◯委員長(谷田川 泰君)
コミュニティ推進課長・関君。
8
◯コミュニティ推進課長(関 努君) 基本的に事前の相談という形でお話はいただいておりますが、やはりその中で、なかなか手続的に煩雑であったりですとか、やはりあと、組織として区のほうでそういったところまで、もともと事業として行っていないような区も正直ございます。
そういった部分がございまして、申請のあった地区につきましては、基本的には全て交付決定をしているような状況でございます。
以上でございます。
9
◯委員長(谷田川 泰君) 山本委員。
10 ◯委員(山本 進君) 全額予算が執行できなかった理由に、やはり制度の周知が徹底しなかったということの答弁があったわけですが、もう一つ、事前相談、もう少し、もっと丁寧に相談に応じて、対応していただければ申請件数も増えた、交付額も増えたのではないかなというふうに、想像ですけど、思いますので、今後、制度の周知の徹底と事前相談、きめ細やかな対応をお願いしたいと思います。
その
補助金金額、要綱を読みますと、先ほど課長の答弁にもありましたが、区長を設置している区、自治会の対象者、自治会が補助対象になるんですが、これらの人たちに対しては、
補助対象経費の3分の2、自治会の
会員世帯数の1
世帯当たり500円を乗じた額を上限とすると定められております。
また、協力員のみを設置している区では、区、自治会については、1
世帯当たり100円を乗じた額を上限とするなどと定められておりますが、先ほど伺った217件の交付決定の中で最高額は幾らぐらいだったか、また最小額は幾らだったか、もし分かればお尋ねしたいと思います。
11
◯委員長(谷田川 泰君)
コミュニティ推進課長・関君。
12
◯コミュニティ推進課長(関 努君) すみません。最高額のほうでございますが、こちらは世帯が多い地区がございまして、そちらが最高で38万5,500円支給している区がございます。すみません、申し訳ございません、最低のほうは資料のほうを用意してございませんでした。申し訳ありません。
13
◯委員長(谷田川 泰君) 山本委員。
14 ◯委員(山本 進君) 分かりました。世帯数に応じてということですので、これは、交付額の決定は平等公正に行われたというふうに解釈いたします。
補助金の交付要綱で、
補助対象事業は
市民公益活動のうち、次の3つの項目に該当する活動と定めているとあります。
すなわち、1つ目に、安心安全を守るための活動、2つ目に、住民のふれあい交流を育むための活動、3つ目に、
子どもたちの健全育成のための活動と、これら3つの項目が
補助金交付の対象事業と、活動というふうにしたためられているのですが、令和2年度に補助金が交付されたこの217件の事業、活動のうち、これら3つの項目別に何件ずつあったのか、もし分かればお尋ねしたいと思います。
また、複数の分野に、項目にまたがっているものもあるかと思いますが、もしそこまで整理ができているのであれば、答弁をいただきたいと思います。
15
◯委員長(谷田川 泰君)
コミュニティ推進課長・関君。
16
◯コミュニティ推進課長(関 努君) ただいまのそれぞれの活動ごと、件数でございます。まず、安心安全のための活動でございます。こちらは180地区で申請のほうがございました。続きまして、ふれあい交流のための活動でございます。こちらは54地区で申請のほうがございました。3番目の子どもの健全育成のための活動でございます。こちらは2地区でございます。
合わせますと、先ほどご説明いたしました217地区を超えるような形になりますが、19地区で重複のほうがございますので、このような数字となってございます。
以上でございます。
17
◯委員長(谷田川 泰君) 山本委員。
18 ◯委員(山本 進君) この
補助金制度、より目的にかなった質のよいものに改善していくために、今後もその申請のあった事業内容、実績の分析検証をしっかりとしていただいて、
補助金制度改善につながるものがあれば有効に生かしていただきたいと思いますので、今後も、令和3年度の実績についても、内容の分析検証をよろしくお願いしたいと思います。
私も地元の自治会の活動のために、令和2年度、そして続いて令和3年度と
コミュニティ活動補助金を申請し、交付していただいております。その経験で、私は2年度より3年度のほうが申請書の作成が簡便になったというか、何か申請がかなり楽になったような印象を持ちました。
もちろん1年目よりは2年目のほうが慣れたということもあるのかもしれませんが、今それぞれの年度の要綱を読み比べているわけではないんですけど、
コミュニティ活動補助金創設された初年度、令和2年度、それから令和3年度にわたって、交付要綱の改正などがあったんでしょうか。お尋ねします。
19
◯委員長(谷田川 泰君)
コミュニティ推進課長・関君。
20
◯コミュニティ推進課長(関 努君) 令和2年度から3年度にかけまして、大きい部分といたしましては、申請の中で区全体の
事業計画書、
収支予算書の添付のほうを求めておりました。
しかしながら、区の実態といたしまして、区の下に部的なものを設けて、部として活動している団体があるということがございまして、そうしますと、部の中でそういったものを取りまとめるのが非常に難しいというようなお話もいただいたところでございます。
そうした中で、令和3年度でございますが、
補助対象経費に係る事業概要とそれに係る予算の見込み、いわゆる対象経費の見込みというような形で、実態に合わせたような形で添付資料のほうの見直しのほうをさせていただいたところでございます。
以上でございます。
21
◯委員長(谷田川 泰君) 山本委員。
22 ◯委員(山本 進君) ただいま
補助金交付要綱を改正された理由と経過について詳しく伺いました。非常に使い勝手のいい補助金に改善されてきたと思いますので、この点、大いに評価したいと思います。今後も、実績、先ほど申し上げました実績の分析検証の作業をしながら、よりよい
補助金制度を多く続けていっていただければと思います。
令和3年度について、これ、令和2年度の予算額と決算額とのちょうど間を取ったような金額で、848万9,000円が計上されております。
決算委員会で予算のことに触れてしまうのは申し訳ないんですが、この新しい
補助金制度、人口減少と高齢化が進む中で、今後の
まちづくりにおいて一層重要な役割を果たすことが期待される区と自治会等の活動を支援するというものであります。この
補助金制度がますます有効に活用されることを期待して、この項目の私の質問を終わります。
次に、決算書1ページ戻っていただいて、110ページに
コミュニティ・新
生活運動事業になりまして、その節18に
コミュニティ助成事業補助金250万円があります。これ、以前から設置されていた
補助金制度ですので、今さらというところがあるんですが、私の勉強不足もあったものですから幾つかお尋ねしたいと思います。
こちら、
予算どおり100%実行されているわけですが、予算を執行されておるわけですが、その内容をお伺いします。
23
◯委員長(谷田川 泰君)
コミュニティ推進課長・関君。
24
◯コミュニティ推進課長(関 努君)
コミュニティ助成事業補助金250万円でございますが、こちらは、
一般財団法人自治総合センターによります宝くじの
社会貢献広報事業として実施されております補助事業でございます。
コミュニティー活動に必要な備品ですとか、集会施設の整備等に対して助成を行いまして、
地域コミュニティー活動の充実強化を図ることによりまして、地域社会の健全な発展と住民福祉の向上に寄与するものでございまして、令和2年度でございますが、青木町の祭礼用の備品に対する補助となっております。
以上でございます。
25
◯委員長(谷田川 泰君) 山本委員。
26 ◯委員(山本 進君)
コミュニティー自治区、
コミュニティー組織、どこに交付したかちょっとお尋ねしたかったんですが。
この補助金は、今課長からも説明があったとおり、私も理解しています。宝くじの
社会貢献広報事業として地域文化への支援、地域の国際化、活力ある
地域づくりを支援するというもので、財源としては国の補助金を見込んでいるものと理解しております。
しかし、石岡市の
補助金交付要綱には、補助金額のガイドラインが示されておりません。補助金の額は市長が予算の範囲内で決定するとだけしか書かれていないんですね。しかも、金額は毎年、もう何年も前から毎年250万円と固定されているようです。
そこで、改めてこの250万円の補助金の額、固定されているこの金額、それを含めて、改めて
コミュニティ助成事業補助金制度の仕組みを説明していただけませんでしょうか。
27
◯委員長(谷田川 泰君)
コミュニティ推進課長・関君。
28
◯コミュニティ推進課長(関 努君) ただいまの点でございます。250万円の金額の部分でございますが、こちらは、先ほど申し上げました
自治総合センター、こちらのほうの
社会貢献事業の
コミュニティー活動の部分、こちらに対する限度額が250万円となっているところでございます。
そのほかの活動といたしましては、地域文化への支援や地域の国際化への……。すみません。以上でございます。失礼いたしました。
29
◯委員長(谷田川 泰君) 山本委員。
30 ◯委員(山本 進君) この補助金は、1年に1事業に限って交付されているようなんですが、
助成事業補助金を希望する
コミュニティー組織は、事業計画、具体的な
事業計画策定に取り組む前に、これに先立って、あらかじめ、いわゆる
ウエイティングリストのようなものに登録をしておく必要があるというふうに聞かされたことがありますが、そういった理解で正しいんでしょうか。
31
◯委員長(谷田川 泰君)
コミュニティ推進課長・関君。
32
◯コミュニティ推進課長(関 努君) 申し訳ございません。あらかじめ登録しておくの……。すみません、ちょっと聞き漏らしてしまいまして、失礼いたしました。
33
◯委員長(谷田川 泰君) 山本委員。
34 ◯委員(山本 進君) この補助金は、過去の経過を見ていますと、年に1度1事業というか、1つの申請のあった、1つの
コミュニティー組織、
地域コミュニティー組織に交付されていると。これは間違いないと思うんですが、
助成事業補助金を申請する、希望する
コミュニティー組織は、あらかじめ、具体的な事業計画がなくても構わない、ともかく
ウエイティングリストに登録しなさいということを言われた記憶があるんですね。皆さんそう言っているんですね。
ですから、その辺、私は正しく理解しているのか、どういう仕組みなのか疑問に思ったので質問したわけですけど、答弁いただけますか。
35
◯委員長(谷田川 泰君)
コミュニティ推進課長・関君。
36
◯コミュニティ推進課長(関 努君) 今ご指摘いただきましたとおり、こちらの部分、補助金につきましては、やはりかなりお待ちになっている地区の方がいらっしゃいます。
そういった中で、事前にお話をいただければ、そういった形で登録のほうをさせていただきまして、実際に、前年度には一定程度、概要等々、
自治総合センターのほうへ伝える必要がございますので、その際には詳細な事業計画のほうを提出していただくことにはなると考えております。
以上でございます。
37
◯委員長(谷田川 泰君) 山本委員。
38 ◯委員(山本 進君) 石岡市の
補助金要綱を見ると、補助金は1年に1回限り交付するとは書いていないんですけど、現実的にはそういった運用がなされているわけですよね。
何年先になるか分からないけど、希望する
コミュニティー組織、石岡で言えば、各町内でお祭りに関わっている町内を中心に登録してきた、うちはまだだ、5年後だ、6年後だ、10年先だという話をよく聞かされますので、要綱に書いていない、申請要綱に書いていないような手続が実際行われてというのはちょっとおかしいかなと思いまして、その辺の実態をお聞きしたかったんですけど、いかがでしょうか。
39
◯委員長(谷田川 泰君)
コミュニティ推進課長・関君。
40
◯コミュニティ推進課長(関 努君) ただいまのご指摘の部分でございます。
私どもの
補助金要綱につきましては、その該当する地区、そういった方に対してその申請から交付決定、それから実際の交付、支給、そういった部分の手続的な部分の要綱になっていると、ご指摘のとおりかと思います。実際に、ほかの部分については、要綱上はうかがい知れないという部分、ご指摘の部分あるかと思います。
あくまで要綱につきましては、申請から交付決定、支給の要綱になっていると理解しております。
以上でございます。
41
◯委員長(谷田川 泰君) 山本委員。
42 ◯委員(山本 進君) 何か要綱に書かれていない先例とか慣例とかに基づいてこの
補助金制度は運用されているような気がして、なかなか理解し難いところがあるんですが、また、先ほども申し上げましたけど、
補助金交付要綱に金額のガイドラインがないんですよね。しかし、毎年250万が交付されているということで。
これ、例えば複数の
コミュニティー組織に分けて分配というか、分けて交付するということができないのか、あるいはその250万円という定額、これ、増額の要求はできないのか、その辺どんな仕組みになっているのか、もし分かればご説明いただきたいと思います。
43
◯委員長(谷田川 泰君)
コミュニティ推進課長・関君。
44
◯コミュニティ推進課長(関 努君) 申し訳ございません。実際の、今お話いただいた部分につきまして、申し訳ございません、手元にちょっと詳細な資料のほうを持ち合わせておりませんので、確認してご答弁させていただけると思います。申し訳ございません。
45
◯委員長(谷田川 泰君) 山本委員。
46 ◯委員(山本 進君) これまでの実態を見ますと、各町内、特にお祭りの年番町内の人たちが毎年順番に、
ウエイティングリストに基づいて、お祭り関係の備品を更新とか充実のために交付を受けているというような、そういう実態があるんですが、要綱に書いていない基準で運用されているというのは、どうも理解し難い部分があるんですけど、これ以上のことは申し訳ありません。
今、最後に、いわゆる
ウエイティングリストに今何件ぐらいの登録があるか、お分かりになりますか。
47
◯委員長(谷田川 泰君)
コミュニティ推進課長・関君。
48
◯コミュニティ推進課長(関 努君) 申し訳ございません。資料のほう、ちょっと手持ち、持ち合わせてございませんが、10団体ぐらいはあったかと思いますが、申し訳ございません、改めて確認をさせていただけばと思います。申し訳ございません。
49
◯委員長(谷田川 泰君) 山本委員。
50 ◯委員(山本 進君) じゃ、質問最後にします。
また予算委員会の予算の話になってしまって、
決算委員会で申し訳ないんですが、令和3年度の予算では、
コミュニティ・新生活活動事業という項目がなくなって、さきに質問しました
コミュニティ活動補助金と並んで、この協働
まちづくり推進事業として計上されているんですが、この辺の成果についてご説明いただけますか。
51
◯委員長(谷田川 泰君)
コミュニティ推進課長・関君。
52
◯コミュニティ推進課長(関 努君) こちらにつきましては、
コミュニティ・新
生活運動事業、こちらの部分と実際の、後からの部分とはなりますが、協働の
まちづくり、こちらの部分、かなり重なっている部分がございます。そういった中で事業として一本化したところでございます。
以上でございます。
53
◯委員長(谷田川 泰君) 山本委員。
54 ◯委員(山本 進君) 組織の改編もあったということで、それに伴って事業も整理され、統一された部分があるのかなというふうに思います。そういうことで理解いたしました。
以上で私の質問を終わります。ありがとうございました。
55
◯委員長(谷田川 泰君) 次の質疑者に移ります。村上泰道委員。
56 ◯委員(村上泰道君) 村上泰道でございます。
決算書と頂きました事務事業評価シートを併せて拝見いたした中で、質問を何点かさせていただきます。
まず、決算書113、114ページにあります、安全・安心
まちづくり推進事業529万3,803円についてお伺いいたします。
こちら事務事業評価シートのアウトプットに、エンゼルパトロール登録者数について例年触れられております。
昨年、令和2年ですけれども、令和元年に比べまして150名程度減少いたしまして、その内容を確認しましたところ、会員の活動実績に合わせて再登録をした結果、減少しましたという内容のご説明をいただきました。
本年は、昨年739名おりましたエンゼルパトロール会員が714名ということで、若干数でありますが、また減少してしまっております。まず、こちらの要因についてをお尋ねしたいと思います。
57
◯委員長(谷田川 泰君)
コミュニティ推進課長・関君。
58
◯コミュニティ推進課長(関 努君) すみません。エンゼルパトロールでございます。こちらにつきましては、減少した要因ということでございますが、昨年のような実態に即した登録等々はしていない状況でございますので、いわゆる登録者の方のお考えによってご辞退されたというような傾向でございます。
以上でございます。
59
◯委員長(谷田川 泰君) 村上委員。
60 ◯委員(村上泰道君) 例えばこういった登録を解除するときに、理由等は確認するということはされているんですか。
61
◯委員長(谷田川 泰君)
コミュニティ推進課長・関君。
62
◯コミュニティ推進課長(関 努君) 申し訳ございません。そういった理由等々の部分について、ちょっと今手元にちょっと資料のほうを持ち合わせておりませんので、申し訳ございません。
63
◯委員長(谷田川 泰君) 村上委員。
64 ◯委員(村上泰道君) 特別個人的な事情もあるでしょうから、登録解除したいというのがあれば受け入れているのかなと思うんですが、今後の課題、今後の方向性というところに、登録者の増加を図りますということで例年書かれているんですが、例えば減少してしまっている要因というのをしっかり捉えないと、なぜ登録を解除されたのかとか分析をしないと、まずその現状の人数が減ってしまう。
それと、そういった要因が、例えば増加しない何かの足かせになっているのか、そういった分析ができないと思いますので、それぞれやはり無償ボランティアの活動ですので事情があるかと思いますけど、増加を図りますということであれば、どうして登録解除してしまうのかとか、逆に新規に登録された方、なぜ登録されたんですかとか、そういった意識調査等をされたほうが今後こういった課題について取り組みやすいのではないかなというふうに、これを見て感じましたので、意見をさせていただきます。
特段、後ほど答弁いただくということは求めませんので、今後の登録者の増加について、特別なかなかPRしながらというところ難しいと思いますが、ご近隣の方、また近年、小学校の安全メールか何かで不審者情報とか、また今回少し増えているなというのを体感しますので、こういった方々の活動によって地域の目というのを確保できればなというふうに思っていますので、分析されるといいのかなというふうに意見を述べさせていただきます。
関さんのところは以上で大丈夫です。
次の質問に移ります。
163、164ページの空家等対策事業の空家バンク活用促進助成金3万5,000円についてお伺いします。
こちら、昨年、事務事業評価シートについて意見を述べさせていただきました。空家対策事業の最終目標が空き家バンクの登録者数になっておりました。この事業の目的が、登録をすることが目的なんですかと、空き家の解消が目的なんじゃないんですかということで意見をさせていただきましたら、本年については空き家の解消数が最終目標になってございました。
指標としてとても分かりやすくなっておりまして、逆に言うと、昨年、令和元年度が5件、令和2年度が3件ということで、空き家の解消の実績というのが、資料として大変分かりやすくなりましたので、これは感謝を申し上げたいと思います。
そこで、平成28年時点で1,371件ある空き家について、大体年間5件程度の空き家状態の解消ということが述べられておるわけですけれども、この空き家の解消のこの事業として、仲介手数料というものが適切な事業なのか。この1,000件を超える空き家をどのようにするのかといったときに、空き家バンクの活用というのが最大というか、最善の策なのか、この辺り担当課としてどのように捉えられているのかご説明いただきたいというふうに思います。
65
◯委員長(谷田川 泰君) 生活環境課長・櫻井君。
村上委員。
66 ◯委員(村上泰道君) どちらかというと、私、空き家バンクの活用なので、建築住宅指導課のほうが答弁していただくほうがいいのかなというふうに思いますので、そうしたのでよろしくお願いいたします。
67
◯委員長(谷田川 泰君) 建築住宅指導課長・林君。
68 ◯建築住宅指導課長(林 秀憲君) 空き家バンクの活用状況についてご答弁申し上げます。空き家バンク制度につきましては、平成30年の4月から実施している制度となります。活用助成金の制度内容といたしましては、この空き家バンク制度の取引成立の制度と制度自体の有効活用を促進するため、当該制度を通じて売買契約が成立した場合に、購入者に対して不動産仲介手数料に係る金額の一部を助成するものでございます。
委員ご指摘のこの制度が適切なものなのかということですけれども、実施に当たって先進事例等を調査した結果、全てが出しているというわけではないんですが、5万円程度の奨励金とか助成金という形で実施しているところがございましたので、それに倣って、当市でも実施することにしたものでございます。
また、この空き家バンク制度、1,300件超の空き家が解消ということは、なかなかこの制度だけでは難しいというふうに考えておりまして、市内では例年、300件程度の新築、建築工事もございますので、そういった中で改築だったりとか解消されている、空き家が解消されているというふうに考えているところでございます。
以上でございます。
69
◯委員長(谷田川 泰君) 村上委員。
70 ◯委員(村上泰道君) この空き家バンクのホームページを拝見しますと、大体5件程度記載はあるんですけれども、例えば石岡に居住地を求めたい方が、石岡のホームページの空き家バンクのページを見て、ここから選ぼうというのはなかなかないと思うんですよ。
普通は一般不動産であったりとか、自分の求める地域の情報を把握した中で、もう直接不動産屋さんとやり取りをした中で、結局、そこでやり取りしちゃっているわけですよね。空き家バンクに登録されていないので対象になっていないので、実際の一般市中の取引には、この制度が全く知られないまんま、市中の売買契約というのがされていると思うんですね。
なので、逆に言うと、そういったときに、じゃ、不動産屋さんから、石岡市に空き家バンク制度がありますよとか紹介されたとしても、登録された家ではやっぱり求めるものと違かった場合には、きっとそういったものをわざわざ経由してまで、言葉は悪いですけれども、数千万円の売買をしようというときに、5万円程度もらって我慢してそこに住むのか、自分の求めるところに住むのかといったときには、やはり自分が住みたいところに住むと思うんですね。
であったときのこの事業の対象が登録されて、ホームページに出ているものだけで有効なのかなというのをちょっと疑問に感じてしまうんですね。市中の売買を活発化させるのであれば、登録していなくても、例えば石岡市の物件の売買についての対象補助金を、登録されているものは5万円だけれども、一般のやつは数万円ですよとか、何かもっと活性化するとか、石岡市は取り組んでいますよというふうに対象拡大したほうがよろしいのではないかなというふうに感じたものですから、その辺りについてちょっと意見を述べさせていただきましたけれども、今後の展望について、もう一度ご意見いただければというふうに思います。
71
◯委員長(谷田川 泰君) 建築住宅指導課長・林君。
72 ◯建築住宅指導課長(林 秀憲君) ご答弁申し上げます。この制度につきましては、制度実施に当たりまして、茨城県宅地建物取引業協会と協定を結んで、石岡市としては取引のマッチングをするというような形を取ってございます。
その中で、この制度に基づき契約された方に対して助成するというような内容でやってきてはいるんですけれども、周知の方法といたしましては、市のホームページ、市報と、それから令和2年の12月28日からは、国交省からの依頼によりまして、株式会社アイフル、あとアットホーム株式会社のホームページにも物件のほうをご紹介させていただいているような状況です。
また、その助成金につきましては、先進事例等を調査しながら検討してまいりたいというふうに考えてございます。
以上でございます。
73
◯委員長(谷田川 泰君) 村上委員。
74 ◯委員(村上泰道君) この空き家対策は実は福祉の事業で、たしか厚労省、国の制度ですけれども、空き家を活用した福祉事業所への活用であった、国交省だったかな、空き家対策なので、やったりとか、例えば生活保護や、例えば居住地がない方への活用をする事業として、空き家を活用した事業というのは、国制度ですけど、どんどん今動いています。
そういったものをどんどん自治体として取り組んで、空き家の解消もそうですし、住民の確保じゃないですけれども、人口の減少しているものに対する1つの制度として、とても有効活用できる見込みのある事業かなというふうに思いますので、より一層部局を超えた制度設計というのは図られていただきたいなというふうに思います。
こちらも、最後は意見ということで述べさせていただきました。ありがとうございました。
では、次の質問に移ります。
177ページ、178ページにあります鳥獣被害対策事業の2,092万208円についてお伺いいたします。
こちら事務事業評価シート、236ページですけれども、やはりイノシシの捕獲頭数というのが目的に挙げられている中で、今後の方向性の中に、隊員の確保、わな免許取得の助成など地域ぐるみの捕獲活動に積極的に取り組みますというふうに触れられています。
近年、狩猟免許、わな免許についての助成というのは継続してされていますが、わなの取得に対しての補助申請というのは継続的にあるんですけれども、なかなか猟銃についての申請が上がらない実態というふうに私は捉えております。
そういった中で、隊員の確保については、本当に今猟友会の方々が、年配の大先輩がたくさんおられる中で、本当に現場でたくさん活動されているということを本当に感謝したいなというふうに思っているんですけれども、隊員の確保を具体的にどのように現場として考えられているのか、現在の取組についてご説明をいただきたいというふうに思います。
75
◯委員長(谷田川 泰君) 農政課長・荻沼君。
76 ◯農政課長(荻沼宏樹君) ご説明いたします。委員おっしゃるとおり、確かに現在、猟銃に関する隊員数のほうは減っていまして、くくりわな等の資格者のほうが申請も上がっているような状況でございます。確かに猟銃に関しては、やっぱり登録とか管理とか、経済面なんかもかなり難しい部分と、年々やはり危険なものを扱うものですから、やはりハードルもなかなか二の足を踏むところがあるのかと思います。
現在は、なかなか、委員おっしゃるとおり、増えない状況でもあるので、農政課としては、地域に対して、地域全体で説明会等なんかを開いたりとか、そういう部分で広報のほうを努めたりとか、なかなか増えないところについては、やはりもう少し詳しくというか、地域に対して個別に、地域ごとに働きかけているようなところも進めていますので、そういうところで掘り起こしていくしかないのかなというふうには考えてございます。
77
◯委員長(谷田川 泰君) 村上委員。
78 ◯委員(村上泰道君) 免許の取得についてなんですが、実際、わなは申込みをしてから試験合格するとすぐ取れるんですけれども、猟銃に関しては、申請をして、茨城でも早くて半年から10か月程度、試験の日がありますので、タイミングがずれると1年程度かかってしまいます。
なかなか、じゃ、取ろうかなと思ってすぐ取れるものではないので、相当の覚悟が必要になるんですけれども、今後の石岡の地域性を考えたときに、私は農政課に担当の職員、免許取得の担当職員をやはり育成していく必要があるのではないかなというふうに感じています。
これについて、石岡に限らずですけれども、全国のやはりこういった狩猟者の減少する中で、役所の若い職員が免許を取得して、猟友会の活動をされている事例が全国には複数あるようです。
ですので、まだ石岡は猟友会活動活発な地域でありますけれども、猟友会の方が元気なうちに新しい人がやらないと、技術の継承が本当に難しいかなと。活動隊員がいなくなったので、じゃ、では本当に難しいのかなというのを感じておりますので、ぜひその辺りは免許取得、もちろん外部に、一般の方々に取っていただくというのもそうですけれども、担当職員の取得について、今後ちょっと、年次計画ではないですけれども、検討されるのもいいかなというふうに、これは私の意見ではありますけれども述べさせていただきますが、その辺り何か検討された実績というものはありますでしょうか。
79
◯委員長(谷田川 泰君) 農政課長・荻沼君。
80 ◯農政課長(荻沼宏樹君) お答えいたします。確かに委員おっしゃるとおり、私たちのほうも、そういう狩猟だったりとか、やはり各市町村の事例なんかも当然情報として回ってきますので、おっしゃるとおり、やはり地方のほうでどんどん免許取得者が高齢になっているところは、確かに若い人がやっぱり入ってこないので、職員のほうが取得して、その担当課のほうにというほうも確かに私らのほうも情報としては入っておりますが、まだ、なかなかそこまでちょっと、今おっしゃられたとおり、検討まではなかなかしていないような状況でございます。
81
◯委員長(谷田川 泰君) 村上委員。
82 ◯委員(村上泰道君) 私も免許持っていますので、実態として、じゃ、本人に銃の保管やら何やらとかというすごい負担がかかるのは分かるので、その辺りが役所として、法人として取り組むことができるのかというのはまた今後の検討材料だと思います。
ドローンや本当に免許のように、車の免許のように本人が持っていて、それで活用できるだけではなくて、免許を持っているから更新であったり銃の保管であったり、個人に係る負担というのはとても大きいので、ハードルは高いかなとは思いますけど、先行して実施されている自治体もあるので、よく研究されたらよろしいのかなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。
では、次に移ります。どうもありがとうございました。
続きまして、191、192にあります観光対策経費9,324万4,310円についてお伺いいたします。
こちらの事業ですけれども、事務事業評価シート対象事業がたくさんある中で、最終目標が、アンケートの顧客満足度を各事業ごとに今回は上げていただきました。以前は、石岡市全体の満足度だったと思うんですけれども、今回は観光対策費のところで全体出ていますけれども、例えば風土記の丘、つくばね、ゆりの郷、フラワーパーク、ふれあいの森、朝日里山、オートキャンプ場ということで、それぞれの顧客満足度ということで事務事業評価シートを詳細に挙げていただきました。とてもこれも分かりやすくなっておりまして、ありがとうございました。
その中で、前年度からですけれども、令和元年度の満足度と令和2年度の満足度、全体は89.3から86.6というふうに若干減少になっています。大きな要因が、つくばねが96.1から75.0になったことかなと思いながらも、この辺り個別に満足度を測った中で、観光課としてどのように評価をされているのか。
若干の増減を見ますと、風土記の丘が89.7から82.0、ゆりの郷が90.1から89.7、フラワーパークが89.9から93.3、ふれあいの森が92.0から90.0、朝日里山が88.0から87.9、オートキャンプ場が97.0から98.0ということで、風土記の丘が若干下がったかなと。あとは、それぞれ微増減というところでありますので、この辺りの評価について、令和2年度はコロナの影響でなかなか活動がされなかったということではあろうかと思いますが、この満足度をどのように評価されているのか、ご見解いただきたいと思います。
83
◯委員長(谷田川 泰君) 観光課長・萩原君。
84 ◯観光課長(萩原正晴君) ご答弁申し上げます。委員おっしゃるとおり、今年度から、委員が平成30年度の
決算委員会でご助言いただいたとおり、各施設ごとの満足度を今回掲載させていただいたところでございます。
担当課としましては、今回のアンケートの満足度につきましては、やはり風土記の丘につきましては、今回、国民宿舎つくばねの閉館によりまして産業文化事業団の組織の見直しがあったりなど運営の内容も変わっておりまして、特に食事できる場所とか、ああいうところも改善したところでございます。
また、評価の高いオートキャンプ場につきましては、コロナ禍の影響によりまして外での活動というところで顧客も増えている中で、オートキャンプ場につきましても、これまで同様に施設の管理、清潔な施設管理であるとか、お客様に対する対応を徹底していただいているというところで、満足度が高くなっているのかなというふうに認識してございます。
また、先ほど委員おっしゃられたとおり、ふれあいの森、フラワーパークにつきましては、令和2年度、リニューアル整備によりましてほぼ閉館していた状況もございますので、そちらについては、その状況を踏まえた結果になっているのかなというふうに捉えているところでございます。
以上でございます。
85
◯委員長(谷田川 泰君) 村上委員。
86 ◯委員(村上泰道君) ありがとうございました。決算ベースですと、それぞれの事業で予算、決算立てられておりますけれども、やはり満足度が高いところは、特にオートキャンプ、今ご説明いただきましたけど、コロナにおいて屋外の活動がやはり人気になったということで、やはり満足が高いところやお客さんがたくさん来ていただけそうなところに予算をやはり充当したりとかですね。減少してしまったところに対してはその改善に向けて、より来訪者が増えるような対策というのを細かく取れるかなというふうに思いますので、今年度、今令和3年度、少しこれから緊急事態も明けまして、またフラワーパークも大変盛況だというふうに聞いております。細かな満足度を調査した中で、今後の対策に取り組んでいただければなというふうに思います。今回、シートがとても読みやすくなっていましたので、そこについては感謝申し上げたいと思います。
何か追加でご答弁ありますか。なければ以上であります。
87
◯委員長(谷田川 泰君) 観光課長・萩原君。
88 ◯観光課長(萩原正晴君) 大変失礼しました。先ほど平成30年度の村上委員からのとお話ししましたけれども、大変失礼しました、令和元年に行われました平成30年度の決算ということでございます。
以上でございます。
89
◯委員長(谷田川 泰君) 村上委員。
90 ◯委員(村上泰道君) ありがとうございました。
それでは、次に移ります。
199、200ページの木の住まい助成事業でございます。建築住宅指導課もちょっとまた再びということでありますけれども、こちらの事業について810万ということで決算されておりますが、例年、90%以上の大体予算執行実績がありまして、年間も、着工数として200件近い着工数が継続してされております。
事業自体としては、大変継続して取り組んで今後もいただきたいなというふうに思いますが、課題として評価シートに、市外からの転入者の申請が少ない状況にありますということで触れられております。
ただ、こちらの課題が毎年同じでですね。事業として活用はされているけれども、転入者もっと欲しいなというのが近年続いてありますので、何か具体的に取り組まれている事象とか、今後考えているものというのがございましたら、ご説明をいただければなというふうに思います。
91
◯委員長(谷田川 泰君) 建築住宅指導課長・林君。
92 ◯建築住宅指導課長(林 秀憲君) ご答弁申し上げます。木の住まい助成事業につきましては、令和2年度決算におきまして810万円ほどの支出をしてございます。内訳といたしましては、令和2年度予算において460万円、令和元年度からの繰越予算において350万円の合計810万円となってございます。
委員ご指摘の市外からの転入者等が難しいということでございますけれども、周知の方法といたしましては、市のホームページとか広報のほか、リーフレットを作成しまして、建築の審査機関関係とか茨城県の建築士会の石岡支部、建設業協会の土浦支部、そのほか宅建協会などに配布等を行っているところなんですけれども、なかなか市外の方まで伝わるということが難しいというふうな状況にございます。
実際、市外からの方は、昨年度実績で3件ほどというような状況になってございます。
以上でございます。
93
◯委員長(谷田川 泰君) 村上委員。
94 ◯委員(村上泰道君) この事業を、本来ならば市外から来てほしいというのも分かります。逆に考えると、市内の人が市外に家を建てないで、石岡にちゃんと永住してくれるという判断をしてくれたという評価でもいいのではないかなというふうにも、逆説的ですけれども、考えています。
市外の方を求めようと思ったら、やっぱり大きなハウスメーカーに営業して、石岡に建てると有利ですよとやってもらうしかないと思うんですよね。市のホームページやリーフレットや建築士会に営業したとしても、実際、家を建てる立場としては、メーカーとやり取りをするわけですよね。もしくは不動産屋さんと土地を決めて、石岡だったらこういう有利な助成がありますよとか、大手とやり取りをしないとなかなか難しいと思うんですよね。
もちろん市外から来ることは理想ですけれども、市内の方が、いや、息子がかすみがうらに家建てちゃったよなんてことにならないようなための予防策というふうに捉えるのであれば、あまり悲観的にならないでもいいのかなというふうにも感じています。
逆に言うと、しっかり石岡で生まれ育った方が、石岡でこうやってきちんと住まいを、居住地を設けてもらうための事業として、もっと精度というか、ブラッシュアップをした中で事業が活性化していけば、ある程度、もう近年ずっと継続してやっていますし、私も市外から来るのが理想だなというふうにも感じていますけれども、ある程度実績の傾向を見た中で、ちょっと目的というか、方向転換を図ってもいいのではないかなというふうに感じておりますが、いかがでしょうかね。
95
◯委員長(谷田川 泰君) 建築住宅指導課長・林君。
96 ◯建築住宅指導課長(林 秀憲君) ご答弁申し上げます。委員ご指摘のとおりだと思いますので、ご意見を参考にさせていただきまして、目標値のほうを検討してまいりたいというふうに考えてございます。
以上でございます。
97
◯委員長(谷田川 泰君) 暫時休憩いたします。10分程度といたします。
午前11時04分休憩
──────────────────────
午前11時15分再開
98
◯委員長(谷田川 泰君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
改めて執行部に申し上げます。説明員として出席をしているわけでございますので、質疑に対しては、迅速かつ的確にスピーディーに答弁されますようお願いをいたします。
さきの山本委員の質疑に対し、保留いたしました答弁について、その準備が整ったとのことでございます。ここで、その答弁を求めたいと思います。
コミュニティ推進課長・関君。
99
◯コミュニティ推進課長(関 努君) 大変失礼いたしました。ご質問の
コミュニティ助成事業補助金、分割できるかというご質問でございます。
こちらにつきましては、
自治総合センター、こちらの
コミュニティ助成事業実施要綱に基づいて補助している案件でございます。
具体的に申し上げますと、1年間に2団体、申請のほうはできるような状態になっております。
コミュニティ助成事業、それと
コミュニティセンター助成事業、こちらを合わせて2件の申請が可能ということでございます。
コミュニティ助成事業につきましては、金額で申し上げますと100万円から250万円、
コミュニティセンター助成事業でございますと、事業費の5分の3、1,500万円を限度ということでございます。
こちらの2件申請はできますが、申請になるのが何件かという部分につきましては、団体のほうの判断になるということでございます。
以上でございます。
あわせまして、何件、今現在待っている団体があるかということでございますが、こちらにつきましては13件お待ちなっている地区のほうがございます。
以上でございます。
100
◯委員長(谷田川 泰君) 山本委員。
101 ◯委員(山本 進君) 分かりました。ありがとうございました。
102
◯委員長(谷田川 泰君) 次の質疑者に移ります。石橋保卓委員。
103 ◯委員(石橋保卓君) 石橋です。それでは、
産業建設委員会所管ということで、順番にお伺いをしてまいります。
まず初めに、衛生費の中の環境衛生費、空家対策事業、この中で、特定空家等の現地調査委託料15万4,880円が執行されておりますけれども、この委託料の結果をお伺いいたします。
104
◯委員長(谷田川 泰君) 生活環境課長・櫻井君。
105 ◯生活環境課長(櫻井浩司君) 先ほどは失礼しました。空家等所有者の調査委託料につきまして、すみません、特定空家等の現地調査の委託料につきましてご説明いたします。
特定空家の認定前に現地立入調査、専門家と建築事務を委託するもので、今回、2年度は4件の委託を行っております。15万4,800円を支出しております。
106
◯委員長(谷田川 泰君) 石橋委員。
107 ◯委員(石橋保卓君) 令和2年度は4件の調査ということでありました。
この特定空家の部分、平成29年度で代執行により、府中一丁目地内だったと思いますね、の解体が行われました。
29年度以降の予算、決算書をずーっと確認してまいりましたけれども、代執行で支出した公費の部分について、収入なり、請求なりの形が見えてきていませんでしたので、この際の費用、現在どのような取扱いになっているのか、お伺いをいたします。
108
◯委員長(谷田川 泰君) 生活環境課長・櫻井君。
109 ◯生活環境課長(櫻井浩司君) お答えいたします。当該空き家等の撤去に関しましては、当初、今泉前市長からの撤去するようにとの意向により、土地建物の所有者等の調査を行いましたが、特定することができませんでした。
そのような状況の中、再度、前市長より、倒壊等が著しく保安上危険なため、何とか撤去できないかとの指示を受け、略式代執行という形で撤去に至った次第でございます。
以上です。
110
◯委員長(谷田川 泰君) 石橋委員。
111 ◯委員(石橋保卓君) 私が聞きたかったのは、代執行にかかった費用、この費用の回収はどのように行われているのか、改めてお伺いをいたします。
112
◯委員長(谷田川 泰君) 生活環境課長・櫻井君。
113 ◯生活環境課長(櫻井浩司君) お答えいたします。現在におきましても、所有者等が特定した場合については費用が請求できるものと考えております。所有者等の特定がまだ平成29年度と変わりがございませんので、特定でき次第、請求の手続に入りたいと考えております。
以上です。
114
◯委員長(谷田川 泰君) 石橋委員。
115 ◯委員(石橋保卓君) 特定相続人なり、所有者なり、相続人なり、そういったところに行き着く可能性、手がかりというのはお持ちなんですか。私が聞いているところ、なかなか難しいのではないのかなという感じがします。
今後、特定ができなかった場合、どのような処理の方法をお考えになっているのか、お伺いをいたします。
116
◯委員長(谷田川 泰君) 生活環境課長・櫻井君。
117 ◯生活環境課長(櫻井浩司君) お答えいたします。調査のほうが行き詰っている状況ですので、建物のほうも未登記ということになっておりますので、非常に特定することは厳しい状況の中あると思うんですけれども、あとは、所有者等名のり上げていただいてくれれば特定できていくというような考えも持っていますけれども、非常に難しい状況にあると思います。
以上です。
118
◯委員長(谷田川 泰君) 石橋委員。
119 ◯委員(石橋保卓君) 確かに、本当に所有者を特定するということは、この案件についてはなかなか難しいのかなと思います。
担当の職員さんのほうでは、その隣の建物、連続していた部分ですけれども、その部分についてはきっちり所有者のほうとのお話合いで、きっちり所有者の負担で解体がなされ、あそこのあの部分だけですけれども、きれいに更地化されたという意味では、本当に担当の職員さん方の努力は評価はするものですけれども。
一度公費を投じて代執行した部分についての費用をうやむやにするわけにはいきませんので、そこのところは、今後も努力をしていっていただきたいと思いますし、どうしても回収ができない場合には、それなりの方法できっちりとした精算が必要ではないかなと。これは皆さん方でよく相談をなさって、進めていっていただきたいというふうに思います。
この件については結構です。
続きまして、2番目は、国保税の特別会計、この中で保険税の不納欠損額が6,117万5,285円今回計上されておりますけれども、その内容についてお伺いをいたします。
120
◯委員長(谷田川 泰君) 保険年金課長・武川君。
121 ◯保険年金課長(武川俊郎君) お答えいたします。国民健康保険税の不納欠損につきましては、財務部の収納対策課と連携してやっているところでございます。
その内訳についてご説明いたします。2年度の不納欠損処理でございますが、合計で3,389件ございました。内訳につきましては、地方税法第15条の7第1項及び第4項の規定に基づく、財産なし、生活困窮、所在・財産共に不明の事由によるものが2,857件で、欠損額が5,355万6,544円でございます。
同じく、法第15条の7第5項による死亡、倒産、解散、また海外出国等の事由によることが106件で、欠損額が136万5,300円でございます。
同じく、法第18条に該当する消滅時効によるものが426件で、不納欠損額が696万100円でございます。合わせまして、3,389件の処理をいたしております。
以上でございます。
122
◯委員長(谷田川 泰君) 石橋委員。
123 ◯委員(石橋保卓君) 続きまして、その下、退職被保険者等国保税70万6,659円、不納欠損として計上されておりますけれども、内容についてお伺いをいたします。
124
◯委員長(谷田川 泰君) 保険年金課長・武川君。
125 ◯保険年金課長(武川俊郎君) 退職者のほうの不納欠損70万6,659円は、先ほどご説明いたしました、合計で言いますと3,389件の中に含まれております。先ほど合計でご説明をさしあげました。失礼いたしました。
126
◯委員長(谷田川 泰君) 石橋委員。
127 ◯委員(石橋保卓君) 申し訳ない。私のほうで勘違いしたようです。
それでは、その下の督促手数料ですね。この中で、やはり不納欠損として33万8,900円計上されておりますけれども、内容についてお伺いをいたします。
128
◯委員長(谷田川 泰君) 保険年金課長・武川君。
129 ◯保険年金課長(武川俊郎君) 失礼いたしました。こちらの督促手数料につきましても、最初のご説明いたしました6,188万1,944円、こちらに含んでの内容でございます。失礼いたしました。
130
◯委員長(谷田川 泰君) 石橋委員。
131 ◯委員(石橋保卓君) 細かい聞き方で大変申し訳ないんですけれども。
では、次に、介護保険特別会計は昨日だったということで、昨日ちょっと聞き忘れちゃったものですから、これは省いて。
次に、後期高齢者医療特別会計のほうで、やはり保険料が114万9,000円、不納欠損として計上されておりますけれども、内容についてお伺いをいたします。
132
◯委員長(谷田川 泰君) 保険年金課長・武川君。
133 ◯保険年金課長(武川俊郎君) 後期高齢者医療特別会計の不納欠損につきましてご説明いたします。こちらにつきましても、後期高齢者の現年度分の保険料と、あと督促手数料、これを含んでのご説明とさせていただきたいと思います。
令和2年度は、合計で169件ございました。内訳につきましては、地方税法第15条の7第1項及び第4項の規定に基づく財産なし、生活困窮、所在・財産共に不明の事由によるものが87件、欠損額が45万2,100円、高齢者の医療の確保に関する法律第160条第1項に該当する消滅時効によるものが82件で、欠損額が69万6,900円、合計で169件となってございます。
以上でございます。
134
◯委員長(谷田川 泰君) 石橋委員。
135 ◯委員(石橋保卓君) ありがとうございました。
それでは、この不納欠損の処分ということで今ご説明をいただいたわけですけれども、不納欠損処分に至るまでの手続について、どのような手続を経て、不納欠損が処分として効力を発するのかお伺いをいたします。
136
◯委員長(谷田川 泰君) 保険年金課長・武川君。
137 ◯保険年金課長(武川俊郎君) 不納欠損処分につきましては、財務部の収納対策課のほうでやっておるわけですけれども、方法といいますか、流れといたしましては、該当者の状況をよく調査した後、法令に基づいた手続ということで不納欠損を処理しているということで捉えております。
以上でございます。
138
◯委員長(谷田川 泰君) 石橋委員。
139 ◯委員(石橋保卓君) 分かりました。では、次に移りますので、結構です。
続きまして、水道事業会計のほうへ移らせていただきます。
水道事業会計の5ページ、損益計算書の中の特別損失、この中で(1)として、過年度損益修正損67万5,718円が計上されておりますけれども、内容についてお伺いをいたします。
140
◯委員長(谷田川 泰君) 水道課長・小野瀬君。
141 ◯水道課長(小野瀬 崇君) 決算書5ページ、損益計算書、6特別損失、1過年度損益修正損67万5,718円についてご答弁申し上げます。
こちらの内訳でございますが、令和2年度の欠損処分といたしまして、対象者34人、143調定、滞納総額、滞納処分総額は62万640円です。また、そのほか軽減申請などによる調定減、こちらが8件、5万5,078円、合計67万5,718円でございます。
以上です。
142
◯委員長(谷田川 泰君) 石橋委員。
143 ◯委員(石橋保卓君) これは使用料といいますか、収入が見込めない方々の分をここで整理をしているというふうな考え方でよろしいでしょうか。
144
◯委員長(谷田川 泰君) 水道課長・小野瀬君。
145 ◯水道課長(小野瀬 崇君) おっしゃるとおり、使用料の水道料金、こちらの回収不能になったものを不納欠損という形で処分させていただいております。
146
◯委員長(谷田川 泰君) 石橋委員。
147 ◯委員(石橋保卓君) それでは、9ページ、貸借対照表2の流動資産、この中で(2)として未収金、貸倒引当金1,074万6,749円計上されておりますけれども、内容についてお伺いをいたします。
148
◯委員長(谷田川 泰君) 水道課長・小野瀬君。
149 ◯水道課長(小野瀬 崇君) 決算書9ページ、未収金の中の貸倒引当金1,074万6,749円についてご答弁申し上げます。
貸倒引当金については、貸倒損失、こちら水道事業では、水道料金の回収不能な債権による損失に備えて、損失になるかもしれない金額を予測して、あらかじめ計上した額となります。
こちらの計算、1,000万の計算でございますが、過去10年間の平均未収率、これは不能となる、回収不能な債権になると見込まれるものを平均して算出しまして、各年度の給水収益実績、また予算額に乗じて、貸倒損失見込みとして計上してございます。
それぞれの年度に貸倒金、損失となるであろう金額を積み上げたもの、こちらが1,074万6,749円となっております。
以上です。
150
◯委員長(谷田川 泰君) 石橋委員。
151 ◯委員(石橋保卓君) そうしますと、将来、翌年度以降を含めた将来的に回収が見込めない部分を、決算書の中であらかじめ表しておくというような意味合いでよろしいのかなと思いますけれども、分かりました。
では、先ほどご説明の中にもありましたけれども、不納欠損として処分した部分、する部分というようなことがあったと思いますけれども、不納欠損処分に至るまでの手続というのは、どのような手続を経て行われているのか、お伺いをいたします。
152
◯委員長(谷田川 泰君) 水道課長・小野瀬君。
153 ◯水道課長(小野瀬 崇君) 滞納処分の手続についてでございますが、滞納者の方のほうに、まず、調査にお伺いします。こちら居所不明、また本人死亡、また裁判所からの通知などによって確認、回収不能な債権と確認された場合には、石岡市水道事業会計規程第24条不納欠損に従いまして、市長決裁により不納欠損処分の手続をしております。
以上です。
154
◯委員長(谷田川 泰君) 石橋委員。
155 ◯委員(石橋保卓君) 分かりました。
それでは、17ページの主要経営比率の中で、有収率、これが77.85というふうに報告がされていますけれども、まず、この有収率の意味といいますか、何を有収率は何を表しているのか、まず、そこからお伺いいたします。
156
◯委員長(谷田川 泰君) 水道課長・小野瀬君。
157 ◯水道課長(小野瀬 崇君) 有収率についてご答弁申し上げます。こちらの有収率というのは、配水場から配水された年間の総配水量、これと、有収水量ですので実際に料金として反映された量、こちらの比率でございます。実際に有効に料金に跳ね返ってきた比率になってございます。こちらが77.85%となりました。
以上です。
158
◯委員長(谷田川 泰君) 石橋委員。
159 ◯委員(石橋保卓君) そうしますと、約22%が使用料の未納というふうに捉えられるということでよろしいんですか。それとも、実際、ポンプ場、配水場から配水された水量が、全ての配水量が各家庭に行き渡っているのかどうか。私が言いたいのは、その間で漏水している量がかなりあるのではないかなというふうに感じられるわけです。
実際、この77.85%という数字を担当のほうではどのようにお考えになっているのか、お伺いをいたします。
160
◯委員長(谷田川 泰君) 水道課長・小野瀬君。
161 ◯水道課長(小野瀬 崇君) 実際には、その料金の未収というところではございませんで、やはり配水された水が有効に各家庭に行き渡っていない。若干、宅内での漏水の部分の減免で料金に跳ね返ってこないという部分がございますけど、実際には、各家庭に配られていないという水量が実際だと思っております。
これについては、茨城県内でもやはりかなり低い数値になっているところですので、今30年度に作成した石岡市中長期基本計画にのっとって、老朽管の更新を進めているところでございます。
以上です。
162
◯委員長(谷田川 泰君) 石橋委員。
163 ◯委員(石橋保卓君) この有収率、前年度と比べてみましても0.6%、有収率下がっています。ということは、毎年数字が悪化しているのかなという感じがするわけですね。途中で行方が分からなくなってしまう水が、表現がいいのかどうか分かりませんけれども、それが多ければ多いほど、水道経営について大きな負担となってくる部分ではないかなというふうに思いますので、確かにこれを改善するというのは、設備の更新とか、そういった部分が必要になってくるかと思いますけど、なかなか大変な事業になってくるかなと思いますので、現状で有収率を上げるというのはなかなか難しいと思います。地道な施設の改修なり、更新なりが必要だと思いますので、引き続き努力をお願いしたいというふうに思います。
水道のほうは以上です。
続きまして、公共下水道の特別会計、こちらのほう、お伺いをしてまいります。
同じように、5ページの損益計算書、5の特別損失、(1)の過年度損益修正損16万7,120円、この内訳をお伺いいたします。
164
◯委員長(谷田川 泰君) 都市建設部参事兼下水道課長・柴山君。
165 ◯都市建設部参事兼下水道課長(柴山伊佐夫君) 公共下水道事業会計決算書5ページの損益計算書5の特別損失の(1)過年度損益修正損16万7,120円の内訳についてご答弁申し上げます。
過年度損益修正損16万7,120円の内訳につきましては、令和元年度に、受益者申告に基づき負担金調定をしたところですが、当分の間、宅地化する予定がなくなったということにより徴収猶予となったため、調定を取り下げる会計処理といたしまして、1件、14万1,970円と併せまして、督促手数料1件、100円を行ったものでございます。
また、上水道の漏水が年度をまたいで発生していたことが確認されましたので、収納されていた下水道使用料4件の2万5,080円を還付いたしました。
以上の会計処理が、過年度損益修正損の内訳でございます。
166
◯委員長(谷田川 泰君) 石橋委員。
167 ◯委員(石橋保卓君) それでは、その下の(2)として、その他の特別損失2,285万1,943円計上されておりますけれども、この内訳、内容についてお伺いをいたします。
168
◯委員長(谷田川 泰君) 都市建設部参事兼下水道課長・柴山君。
169 ◯都市建設部参事兼下水道課長(柴山伊佐夫君) ご答弁申し上げます。その他特別損失の内訳につきましては、地方公営企業法の前期、適用前の期間に関わる費用といたしまして、期末勤勉手当360万5,783円ですね。もう一度申し上げます。360万5,783円、法定福利費68万4,260円、また消費税の納税額、これが1,856万1,900円でございます。
以上でございます。
170
◯委員長(谷田川 泰君) 石橋委員。
171 ◯委員(石橋保卓君) そうしますと、今のご説明の中ですと、たしか令和2年度からでしたよね、公営企業法の適用を受けるようになったのが。それ以前の部分の、そのもろもろの費用を特別損失として今回計上したというふうな理解でよろしいのかなと思いますけれども。
そうすると、令和3年度以降の決算としては、ほかに特別な理由がない限りは、このような大きな特別損失として計上されてくることはないというふうに理解をしてよろしいですか。
172
◯委員長(谷田川 泰君) 都市建設部参事兼下水道課長・柴山君。
173 ◯都市建設部参事兼下水道課長(柴山伊佐夫君) ご答弁申し上げます。なぜ特別損失に計上したかという訳は、当期の、すなわち令和2年度でしたらば、決算を迎えない部分につきましても、事業会計の中でこのように期末勤勉手当の12月から3月分までの部分が、翌年度6月に支給という流れになりますので、そういう観点から、連動する期末勤勉手当、法定福利費、また消費税、そういうやつがこのように区分け、仕分されてくるということでございます。
174
◯委員長(谷田川 泰君) 石橋委員。
175 ◯委員(石橋保卓君) 期末勤勉手当の分については、今後も特別損失として計上されるということですか。確認します。
176
◯委員長(谷田川 泰君) 都市建設部参事兼下水道課長・柴山君。
177 ◯都市建設部参事兼下水道課長(柴山伊佐夫君) そのように……。そのとおりでございます。
178
◯委員長(谷田川 泰君) 石橋委員。
179 ◯委員(石橋保卓君) その部分については、営業費用の中での一般管理費、そういう部分で計上されてくるのかなという感じ、理解をしているんですけれども、特別損失として計上されるのは今回限りではないかなというふうに私理解をしていたんですけれども、そこの辺のところは、私もまだちょっと勉強不足のところがありますので、よく整理をしておいていただきたいというふうに思います。
では、次は、8ページの貸借対照表、2番の流動資産、(2)として未収金、その中で、ウ、その他の未収金、未収金貸倒引当金77万2,970円計上されておりますけれども、水道会計と同じようなお答えだとは思うんですけれども、念のため、その内容についてお伺いをいたします。
180
◯委員長(谷田川 泰君) 都市建設部参事兼下水道課長・柴山君。
181 ◯都市建設部参事兼下水道課長(柴山伊佐夫君) ご答弁申し上げます。未収金貸倒引当金の77万2,970円の内訳につきましては、収益的支出における営業費用の総係費、職員等人件費に貸倒引当金繰入れとしまして、2,715万円を流動資産、(2)のウ、未収金貸倒引当金へ振替し、未収金処理を行った残金でございます。
182
◯委員長(谷田川 泰君) 石橋委員。
183 ◯委員(石橋保卓君) これは先ほどの水道の説明とは違って、使用料の未収金を不納欠損とした部分ではないということでよろしいですか。
184
◯委員長(谷田川 泰君) 都市建設部参事兼下水道課長・柴山君。
185 ◯都市建設部参事兼下水道課長(柴山伊佐夫君) ちょっと言葉が、一般会計のように、明確にこの決算書に不納欠損とかという言葉がないものですから、今のようなご答弁になってしまったわけですけれども、委員ご指摘のように、未収金処理とは不納欠損に当たるものでございます。
以上です。
186
◯委員長(谷田川 泰君) 石橋委員。
187 ◯委員(石橋保卓君) 理解としては、水道会計のほうと同じような内容でよろしいのかなと思います。大丈夫、それ、いいんですよね。
では、次に、農業集落排水事業の特別会計のほうに参ります。
内容的には、水道事業、公共下水道と同じような内容だとは思うんですけれども、5ページの損益計算書、5番の特別損失、(2)のその他の特別損失249万8,180円計上されておりますけれども、内容をお伺いいたします。
188
◯委員長(谷田川 泰君) 都市建設部参事兼下水道課長・柴山君。
189 ◯都市建設部参事兼下水道課長(柴山伊佐夫君) ご答弁申し上げます。
農業集落排水事業会計損益計算書の5ということで、特別損失249万8,180円の内訳につきましては、地方公営企業法の前期、適用前の係る費用といたしまして、やはりこれも同じように、期末勤勉手当101万7,524円、法定福利費19万2,856円、消費税納税の額としまして128万7,800円でございます。
190 ◯委員長(谷田川 泰君) 石橋委員。
191 ◯委員(石橋保卓君) 分かりました。それでは、8ページの貸借対照表、2の流動資産、(2)の未収金、同じく(2)で未収金、貸倒引当金1万5,841円が計上されておりますけれども、内容をお伺いいたします。
192 ◯委員長(谷田川 泰君) 都市建設部参事兼下水道課長・柴山君。
193 ◯都市建設部参事兼下水道課長(柴山伊佐夫君) こちらにつきましても、下水道事業会計で申し上げたとおり、未収金、貸倒引当金内訳につきましては、収益的支出における営業費用の総係費、職員等人件費に、貸倒引当金繰入れといたしまして、150万4,000円を流動資産、(2)ウの未収金貸倒引当金へ振替し、未収金、いわゆる不納欠損処理を行った残金でございます。
194 ◯委員長(谷田川 泰君) 石橋委員。
195 ◯委員(石橋保卓君) 分かりました。
それでは、最後になりますけれども、公共下水道も農業集落排水も併せてお伺いしてしまうわけですけれども、ご説明の中にありました貸倒引当金、いわゆる不納欠損に当たる部分ですよというご説明があったかと思います。
このいわゆる不納欠損に至るまでの手続はどのように行われているのか、お伺いをいたします。
196 ◯委員長(谷田川 泰君) 都市建設部参事兼下水道課長・柴山君。
197 ◯都市建設部参事兼下水道課長(柴山伊佐夫君) 手続につきましてご答弁申し上げます。流れといたしましては、財産の有無や居所などを調査いたしまして、滞納処分執行停止調査書引継書を作成いたします。市長までの決裁を受けた後に不納欠損調書を作成し、これも市長までの決裁を受けて事務処理を行っております。
198 ◯委員長(谷田川 泰君) 石橋委員。
199 ◯委員(石橋保卓君) 分かりました。今日まで3日間、この不納欠損についてそれぞれお伺いをしてきたわけですけれども、あしたの総括において、その考え方といいますか、手続といいますか、そういった部分をまとめてお伺いをいたします。よろしくお願いをしたいというふうに思います。
私の質疑、以上で終わりにします。
200 ◯委員長(谷田川 泰君) 暫時休憩いたします。午後1時30分から会議を開きます。
午前11時54分休憩
──────────────────────
午後 1時29分再開
201 ◯委員長(谷田川 泰君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
さきの石橋委員の質疑に対する答弁について、答弁訂正の申出がございますので、これを許します。
都市建設部参事兼下水道課長・柴山君。
202 ◯都市建設部参事兼下水道課長(柴山伊佐夫君) 石橋委員さんから、公共下水道事業会計、5ページの損益計算書における5番、特別損失、(1)過年度損益修正損に関わる私の答弁の中で、執行猶予となった調定を取り下げる会計処理といたしまして、正しいのは1件で14万1,940円と申し上げるべきところを、誤って14万1,970円と申し上げてしまいました。おわびして訂正させていただきます。
あわせまして、損益計算書の中の法適用前に係る費用として、その他の特別損失に関わる期末勤勉手当、法定福利費に関する委員さんからの確認をよく再度調べたところ、委員さんご指摘のとおり、営業費用の総係費のほうに、今申し上げた期末勤勉手当、法定福利費が3年度の決算として計上されていくということでございます。訂正しておわび申し上げます。申し訳ありませんでした。
203 ◯委員長(谷田川 泰君) 次の質疑者に移ります。櫻井 茂委員。
204 ◯委員(櫻井 茂君) 櫻井 茂です。よろしくお願いいたします。
最初に、決算書76ページ、雑入についてお伺いをいたします。収入未済額が145万7,676円とあります。この内容をお尋ねしたいと思います。
もう一度申し上げます。決算書76ページに雑入がありまして、雑入で収入未済額というのが、私初めて見たんですけれども、145万7,676円、この内容をお尋ねいたします。
205 ◯委員長(谷田川 泰君) 観光課長・萩原君。
206 ◯観光課長(萩原正晴君) お答えいたします。収入未済額145万7,676円のうち、観光課分といたしまして、パラグライダー離着陸基地使用料、当初予算13万3,000円分が未収と、未済額となっております。
こちらにつきましては、今回、パラグライダーで使っていた離着陸使用につきまして、これまで使っていた団体か使用しないということと、さらに、こちら、国有林でありますことから返却をする必要がございます。そのため、原状復旧であるとか、現状確認のために1年間借りてございます。そのため、歳入につきましては未済となっている状況でございます。
以上でございます。
207 ◯委員長(谷田川 泰君) 櫻井委員。
208 ◯委員(櫻井 茂君) そうしますと、パラグライダーのほうの発着場ということですけれども、回収されたんですか。回収の見込みはあるんでしょうか。お伺いします。
209
◯委員長(谷田川 泰君) 観光課長・萩原君。
210 ◯観光課長(萩原正晴君) お答えいたします。こちらにつきましては、令和元年中に、当初使用を予定していた団体から、年度末になりまして使用しないという申入れがございましたものですから、令和2年度につきましては、原状回復のために国のほうからお借りしていたという現状でございまして、こちらを今後徴収するということは、予定しておりません。
以上でございます。
211
◯委員長(谷田川 泰君) 櫻井委員。
212 ◯委員(櫻井 茂君) そうしますと、これも最終的には未収のままちょっと継続で、続いてしまう可能性が高いということですかね。パラグライダーの発着場を利用された方に対しての請求はしていないということですか。
213
◯委員長(谷田川 泰君) 観光課長・萩原君。
214 ◯観光課長(萩原正晴君) お答えします。こちらにつきましては、使わないということが、令和元年末に協議した結果、答えが出たということで、こちらにつきましては、令和2年度中に、国有林の森林管理署の現場立会いをしていただきまして、原状回復はこの状況で返していただければよいということになっておりますので、今後、歳出は発生しません。
ただし、令和2年度中の使用につきましては、あくまでも原状回復と森林管理署の立会いのために市としてお借りしていたという現状がございまして、こちらにつきましては、団体からもらう……。そもそも令和元年中に使わないというような結論をいただいていますので、令和2年度中についてはそちらを払う団体がないという状況でございますので、未収のままになると考えてございます。
215
◯委員長(谷田川 泰君) 櫻井委員。
216 ◯委員(櫻井 茂君) それであれば、計上すること自体がおかしいということにならないですか。払う団体がないのに、なぜ雑入で未収と上げるのかは、ちょっと私理解できません。これは、総括で聞くからちょっと何とも言えないですけど、結構です、これで。ほかにいっぱいありますので。
次、これ、今13万3,000円というお答えでしたので、残りまだ百二十何万残っていますけれども、担当課、いらっしゃらないんですかね。事務局で確認したんだよね。
217
◯委員長(谷田川 泰君) 暫時休憩いたします。
午後 1時37分休憩
──────────────────────
午後 1時38分再開
218
◯委員長(谷田川 泰君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
櫻井委員。
219 ◯委員(櫻井 茂君) 私のほうでは、別な所属課のほうの分ということを実は把握していまして、その担当課が名のり出ませんので、後にします。
次の質問です。
決算書160ページです。特殊勤務手当についてお尋ねしたいと思います。
保健衛生総務費の職員人件費で狂犬病予防業務に関する特殊勤務手当がございます。17万100円、こちらの内容をお尋ねいたします。
220
◯委員長(谷田川 泰君) 生活環境課長・櫻井君。
221 ◯生活環境課長(櫻井浩司君) お答えいたします。特殊勤務手当なんですけれども、17万100円の内訳でございますが、生活環境部所管としましては、狂犬病予防注射に、集団予防注射に従事した職員に1人1日当たり300円を支給するものでございます。
実績としましては、八郷地区で300円で延べ18人、5,400円、日にちが令和2年5月8日から14日、従事者が8名ということで。八郷地区支所総務課のほうで、令和2年から5月11日から24日で延べ19人、5,700円、合計1万1,000円の支出をしてございます。
222
◯委員長(谷田川 泰君) 櫻井委員。
223 ◯委員(櫻井 茂君) ありがとうございます。
次に、決算書174ページの塵芥処理費です。
こちらにも特殊勤務手当がございまして11万8,000円ということで、こちらは犬猫の死体処理業務ということで、道路上に車にひかれてしまった犬や猫、あるいは野生動物といいますか、そういったものの処理ですね。環境のほうで職員が回収に行かれていると思いまして、そのときに特殊勤務手当が支給されると。こちらについてもその内容と件数ですか、お尋ねいたします。
224
◯委員長(谷田川 泰君) 生活環境課長・櫻井君。
225 ◯生活環境課長(櫻井浩司君) お答えいたします。こちら犬猫の死体処理件数なんですけれども、1人1件当たり500円ということで支給しております。令和2年度の決算でございますが、236件で11万8,000円となってございます。
226
◯委員長(谷田川 泰君) 櫻井委員。
227 ◯委員(櫻井 茂君) ありがとうございます。
続いて、やはり174ページで、啓発等用品費17万2,700円と掲載されています。どのような品を、どこで、誰に配ったのか、お尋ねしたいと思います。啓発等用品費というのがあるんですね。
228
◯委員長(谷田川 泰君) 生活環境課長・櫻井君。
229 ◯生活環境課長(櫻井浩司君) お答えいたします。不法投棄防止やごみの集積所に関する看板の作業費として払っております。
今年度集積地、霞台厚生施設が新規になるということで、集積場のほうの看板を発注したんですけれども、コロナの影響により作成した板の校正と、コロナの影響により工場のラインに影響があったため、99万円を事故繰りにしまして配布をする予定だったんですけれども、本年度中に間に合わなかったため、17万2,700円で事故繰りとして99万を今年度支払ったことになっております。
230
◯委員長(谷田川 泰君) 櫻井委員。
231 ◯委員(櫻井 茂君) 次に、減量資源化推進事業にあります資源ごみ回収補助金40万9,300円、こちらの制度概要と実績をお尋ねいたします。
232
◯委員長(谷田川 泰君) 生活環境課長・櫻井君。
233 ◯生活環境課長(櫻井浩司君) お答えいたします。こちら、実績としては40万9,300円となってございます。こちらは資源ごみの回収を行うことにより資源ごみの再利用や再資源を図るため、子ども会、老人会などで回収業務をやっていただいた方に対しての補助をするものです。単価としては、1キログラム当たり単価4円として補助金対応としております。今年度の実績としましては、102.57トンが回収されまして、先ほど言った40万9,300円の支払いとなっております。
以上です。
234
◯委員長(谷田川 泰君) 櫻井委員。
235 ◯委員(櫻井 茂君) ありがとうございます。かつては、子ども会が活発に活動している頃は、この補助金で子ども会の事業をやられていたという記憶が私にもあります。
今年、40万9,000円ということで、例年どんどん減っているんですよね。こちらの要因を担当課のほうでどのように分析され、この補助金の意味合いといいますか、例えば啓発、積極的にやっているのかどうか、そういったところも踏まえてご答弁いただければと思います。
236
◯委員長(谷田川 泰君) 生活環境課長・櫻井君。
237 ◯生活環境課長(櫻井浩司君) お答えいたします。周知のほうですけれども、各子ども会、老人会等のほうで周知のほうはしているんですけれども、まだ周知のほうに徹底されていない部分もあると思いますので、今後とも周知のほうをしていきたいと考えております。
238
◯委員長(谷田川 泰君) 櫻井委員。
239 ◯委員(櫻井 茂君) 周知のほうといいますか、広報活動、1キロ4円ですか、頂けるということですから、鉄が高いときには鉄を多く出せば補助金がいっぱいもらえるとか、何かそういうことを考えていたことが思い出されます。ありがとうございました。
次に、決算書180ページです。畜産業費についてお尋ねしたいと思います。
事業名としましては、畜産振興経費ですね。石岡市家畜防疫事業補助金633万6,079円、こちらの内容をお尋ねいたします。
240
◯委員長(谷田川 泰君) 農政課長・荻沼君。
241 ◯農政課長(荻沼宏樹君) ご説明いたします。畜産振興経費の6,348万4,071円の内訳ですが、需用費負担金、補助金及び交付金……。
〔「補助金」と呼ぶ者あり〕
242 ◯農政課長(荻沼宏樹君) すみません。補助金及び負担金の補助金でございますが、石岡市家畜衛生指導協会への補助金……。
243
◯委員長(谷田川 泰君) 質疑と答弁の内容が違うようですが、その辺のところをもう少しきちんと答弁をしていただきたいと思います。
櫻井委員。
244 ◯委員(櫻井 茂君) もう一度申し上げます。申し訳ありません。石岡市家畜防疫事業補助金633万6,079円、こちらの内容ですね。よろしくお願いします。
245
◯委員長(谷田川 泰君) 農政課長・荻沼君。
246 ◯農政課長(荻沼宏樹君) 大変申し訳ございませんでした。こちらは、石岡市家畜衛生指導協会補助金となってございます。石岡市家畜衛生指導協会補助金で、目的といたしましては、石岡市家畜衛生指導協会を通じて畜産農家による自衛防疫を推進することにより、家畜の健康保持と生産性の向上を図るとともに、家畜衛生及び生産環境の改善に関する技術普及並びに情報伝達の円滑化を通じて、畜産経営の安定更新を目的とする補助金でございます。
247
◯委員長(谷田川 泰君) 櫻井委員。
248 ◯委員(櫻井 茂君) そうしますと、この補助金を受けている農家の方といいますか、対象者は何件いらっしゃいますか。
249
◯委員長(谷田川 泰君) 農政課長・荻沼君。
250 ◯農政課長(荻沼宏樹君) こちらは31件の方が補助……。失礼しました、家畜伝染病予防接種交付金が1件、環境保全薬剤購入補助金事業として合計で31件で、586万3,290円のほうが補助の金額となりまして、そのほかの金額等については事務手数料等になってございます。
251
◯委員長(谷田川 泰君) 櫻井委員。
252 ◯委員(櫻井 茂君) ちょっと意味が私よく理解できていないんですけど、補助金と出しているので事務手数料と言われましても、補助金は農家の方に、今おっしゃられたような対応をするための補助金なんですよね。
ですから、事務手数料というのは誰が受け取るんですか、それは。
253
◯委員長(谷田川 泰君) 農政課長・荻沼君。
254 ◯農政課長(荻沼宏樹君) こちらのほうは、事務費等については、振込手数料等がございます。
255
◯委員長(谷田川 泰君) 櫻井委員。
256 ◯委員(櫻井 茂君) 補助金ですので、振込手数料は、振込手数料と需用費かなんかで別項目ですよね。補助金で振込手数料というのはないですよね、費目が。これ、どなたか分かる方、答弁してください。
257
◯委員長(谷田川 泰君) 経済部長・塩畑君。
258 ◯経済部長(塩畑浩行君) こちらの補助金の部分でございますが、この振込手数料につきましては、この薬剤等の購入の部分で、一緒に県のほうに支払うときの部分で、その団体のほうが支払っている部分になってございます。
それから、こちらの最初にお話があった対象となる、その対象の農家戸数でございますが、令和元年の4月現在の部分でちょっと数のほうを申し上げますと、乳用牛が34戸、大きなところでいうと乳用牛の方が34戸、それから養豚の方が25、そのほか肉用牛であるとか、鳥であるとか、そういった農家の組織が入っている協会でございます。
以上でございます。
259
◯委員長(谷田川 泰君) 櫻井委員。
260 ◯委員(櫻井 茂君) きちっと説明できるように、データの整理をお願いいたします。補助金ですから、相手にこういう補助対象費、事業に対して幾ら出しますよってことなので、その対象事業の中身の振込手数料は関係ないんですよ、私が聞いているのは。補助金なので、そこのところをよくご理解いただきたいと思います。
次に、畜産クラスター事業補助金5,585万1,000円というものがございます。こちらについても同様に、内容をお尋ねいたします。
261
◯委員長(谷田川 泰君) 農政課長・荻沼君。
262 ◯農政課長(荻沼宏樹君) 大変失礼しました。それでは、畜産クラスター事業補助金でございますが、畜産農家が関連する団体等と連携した組織を設立、この農業者が行う事業が補助金と対象になるものでございます。
263
◯委員長(谷田川 泰君) 櫻井委員。
264 ◯委員(櫻井 茂君) 分かりました。これにつきましては、歳入のほうでも同額が入っていまして、2分の1補助ということで、非常に力を入れていったんだと思います。
お尋ねしますけれども、豚熱、かつては豚コレラと言われていましたけれども、今現在豚熱と言っておりますけれども、この伝染病が、令和元年9月に、岐阜県岐阜市でした、発生し、その後、感染が日本の各地に広がった中で、関東地方にも及び、茨城県内にも及んできております。
感染が広がる中で、豚熱ワクチン接種や経口ワクチン散布などを行った効果もあって、茨城県内では豚、その養豚の豚そのものに感染した例は、今のところないということは幸いだと思います。ただ一方で、捕獲あるいは死んでいた野生のイノシシが感染していたという報道は、最近も目にしております。
そこでお尋ねしますけれども、令和2年度における豚熱対策について、農政課、石岡市の農政課はどのように関わり、どのような事業をされたのか、お尋ねいたします。
265
◯委員長(谷田川 泰君) 農政課長・荻沼君。
266 ◯農政課長(荻沼宏樹君) 養豚農家に対してでございますが、養豚農家に対しては、令和2年4月より、豚熱ワクチンの接種が義務化されております。それで、生まれた豚に対しての豚熱の接種を必ずするように義務づけられてございます。
そのほかに、野生イノシシなども介入するということで、山間部、山あいのほうに、令和2年度は春と秋に2回にわたり、県のほうの指導から餌を、経口ワクチンの餌を散布しまして、そういう対応を県のほうの家畜衛生所でのほうと合同で経口ワクチンのほうを散布して、野生豚のほうの対策のほうにも力を入れているようなところでございます。
267
◯委員長(谷田川 泰君) 櫻井委員。
268 ◯委員(櫻井 茂君) そういう中で、豚熱対策をいろいろやられているという説明をいただきました。
決算書の178ページ、ちょっと戻りますけれども、農業総務費の職員人件費特殊勤務手当があります。4万4,000円ですね。こちらで、農政課のほうで特殊勤務手当として支給している部分があると思いますので、こちらの内容についてお尋ねをいたします。
269
◯委員長(谷田川 泰君) 農政課長・荻沼君。
270 ◯農政課長(荻沼宏樹君) 農政課のほうで支給している特殊勤務手当についてですが、犬猫等の死体処理に従事する職員特殊勤務手当等の「等」のほうの野生動物、イノシシの駆除、アライグマやハクビシン等の生物の駆除を箱わなで捕獲した後に、市の会計年度職員や職員のほうが回収した後に、その部分を屠殺等をした場合、その後、処理しているものでございます。1件につき500円となってございます。
271
◯委員長(谷田川 泰君) 櫻井委員。
272 ◯委員(櫻井 茂君) そうですね。それで、先ほどの豚熱のほうは、防疫処理に当たるのではないかと思うんですね、これ、家畜伝染病防疫業務ということで。特殊勤務手当の12条のことについて今ご説明をいただきました、犬猫等の死体処理ですね。
条例のほうでは、第9条に家畜伝染病防疫業務というのがございまして、1日300円、こちらのほうには該当しないんでしょうか。
273
◯委員長(谷田川 泰君) 農政課長・荻沼君。
274 ◯農政課長(荻沼宏樹君) こちらのほうは、現状対応しているのは豚舎、豚のほうの畜産農家等に、以前は畜産農家の豚に対する、そういうインフルエンザとか、そういう豚熱の注射のほうに同行するような形で勤務手当、またそういう伝染病がまず発生したときに、それに勤務した職員に対して支給するような形でしたが、注射等は市の職員のほうは、今は県のほうが担当になっていますので県の職員が同行していないことと、あとは、伝染病等が発生してございませんので、昨年度は支給の対象になるような、特殊勤務手当に対象するような事務がなかったということになってございます。
275
◯委員長(谷田川 泰君) 櫻井委員。
276 ◯委員(櫻井 茂君) 実は、これ、豚熱に関する特定家畜伝染病防疫指針というのが農林水産大臣公表という形で出されていまして、そこにワクチン、経口ワクチン接種や、あるいは経口ワクチン散布ですか、散布のほう、餌のほうの散布も含めて、防疫指針というものの中に含まれているんですね。
事務事業評価シートの226ページ見ますと、これ、言葉を使っているから防疫だという形じゃないんでしょうけど、事務事業シートのほうにも、防疫により家畜伝染病が発生しないことというようなことでの考え方などが示されています。
そういうことからいくと、昨年の豚熱で農政課の職員が対応していたものの業務の中には、この家畜伝染病防疫業務でもらえる、特殊勤務手当がもらえるものも含まれているのではないかと思って質問しているんですけど、それはないということですね。
277
◯委員長(谷田川 泰君) 農政課長・荻沼君。
278 ◯農政課長(荻沼宏樹君) 確かに、県のほうから、その資材、石灰等の配布とか、そういうものがあって、畜産農家との当然事務はあるんですけど、原則やはり畜産農家も、市の職員に入っていただきたくないという部分もあるものですから、石灰が届けば取りに来ていただく、さっき言ったように、注射等は県のほうの職員が担当なので、県の職員が立ち会うような形になっております。
また、イノシシの、野生のイノシシへの経口ワクチンにつきましては、市のほうでお願いしている猟友会のほうが付き添って、それは場所をよくご存じなので、そういう猟友会のほうに一緒に同行してもらっていただきますので、現在、市のほうの職員のほうの従事のほうは支給していないような状態になってございます。
279
◯委員長(谷田川 泰君) 櫻井委員。
280 ◯委員(櫻井 茂君) 了解いたしました。
1点お尋ねしたいんですけれども、先ほど申し上げましたように、豚熱に感染したイノシシが、例えば山中で死んでいたと。それは農政課のほうで回収に行くわけではないんですね。どなたか依頼するんでしょうか。
281
◯委員長(谷田川 泰君) 農政課長・荻沼君。
282 ◯農政課長(荻沼宏樹君) そちらのほうは、死んでいるものについては農政課のほうで対応しているケースもございます。
283
◯委員長(谷田川 泰君) 櫻井委員。
284 ◯委員(櫻井 茂君) そうすると、特殊勤務手当で、犬猫等の死体処理に関する特殊勤務手当は、死んでいる動物の回収ですから当然行くんですけど、そのイノシシが豚熱に感染していた場合、それは感染分の防疫対策の1つに入らないんですかね。感染しているイノシシを回収に行くわけですよね。放置していればさらに広がる可能性があるので、死体を回収して、焼却処分なり埋設なりされるんでしょうけど、その行為そのものは、この第9条、特殊勤務手当に関する条例の第9条の家畜伝染病防疫業務に当たらないんでしょうか。
課長の答弁ですと、農場の中に入るということがまず前提なのかなという感じがしたんですけれども、今回、この特殊勤務手当に関する質問するに際して、各所管課から内部基準をいただいていまして、農政課から出てきたのは犬猫の処理に関するものだけなんですよね。防疫に関するものについては、説明のその内部基準をいただいていません。支出していないから出してくれなかったんだと思うんですけれども。
ただ、お話を伺っていると対象になるのかなと、ちょっと私もはっきりしたことは分かりませんけれども、その辺どのような見解を持って判断されているのかをお伺いしたいと思います。
285
◯委員長(谷田川 泰君) 農政課長・荻沼君。
286 ◯農政課長(荻沼宏樹君) 確かにおっしゃって……。指摘のほうの内容のほうは理解いたしました。そこら辺のところは、私のほうも両方合わせて片方の特殊勤務手当という形でちょっと考えていた部分もございますので、ここは総務課のほうにちょっと確認しながら、併せて支給できるのかというのは、認識がちょっと確認は取れてございませんので、それを確認して、しっかり支給の対象にしていきたいと思います。
287
◯委員長(谷田川 泰君) 櫻井委員。
288 ◯委員(櫻井 茂君) これ、職員の手当に関することで、伝染病に関することですから、しっかりと確認をしていただきたいと思います。今回は、今までない事案だと思いますので、そういうことも当然あると思いますので。
私のほうで調べた中では、これ、副市長はよくご存じだと思いますけれども、茨城県人事委員会規則第10号での職員の特殊勤務手当に関する規則というのがありまして、茨城県は、警察、消防、危険な業務をたくさん持っていまして、いろんなケースがありますから、特殊勤務手当が複数該当するケースもあるようなんですね。
県は、そういったことの中で併給禁止規定というのを設けています。要するに幾つもの特殊勤務手当を1つの業務でもらうのは、やはり芳しくないということで併給禁止の規定がありまして、これとこれの業務については一緒には出しませんよ、これについては2つ抱き合わせでも出せますよみたいな、そういう規定があるらしいんですね。
ですから、その辺参考にしていただいて、総務課のほうと協議の上で、支給漏れがあれば、どうするのかということの対応はよろしくお願いしたいと思います。
この質問は以上で終わります。
先ほどの雑入の件なんですけれども……。
289
◯委員長(谷田川 泰君) 櫻井委員。
暫時休憩いたします。
午後 2時08分休憩
──────────────────────
午後 2時08分再開
290
◯委員長(谷田川 泰君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
さきの櫻井委員の質疑に対する答弁について、答弁訂正の申出がございますので、これを許します。
観光課長・荻原君。
291 ◯観光課長(萩原正晴君) ご答弁申し上げます。先ほど収入未済額の中に、パラグライダー離陸基地13万3,000円が未済額となっている旨のご説明したところでございますが、こちらにつきましては、納入義務者が決定されなかったことから調定の行為には至っておりませんでしたので、こちらの収入未済額には入ってございません。訂正しておわび申し上げます。どうもすみませんでした。
292
◯委員長(谷田川 泰君) さきの櫻井委員の質疑に対して、その準備が整ったとのことでございます。ここで、その答弁を求めたいと思います。
生活環境課長・櫻井君。
293 ◯生活環境課長(櫻井浩司君) お答えいたします。先ほどの件なんですけれども、収入未済額が145万7,676円につきましては、生活環境課が所管となっておりました。誠にすみませんでした。
こちらの内容でございますが、簡易水道収入未済額となっております。こちらにつきましては、三村地区の簡易水道が平成28年の9月30日をもって湖北水道企業団と移譲したもので、25年以前に発生した滞納について徴収しているものでございます。
調定額としましては、158万1,606円のところ、2年度の収入が12万4,780円、それで収入未済額が145万6,826円。続きまして、簡易水道の加入者分担金不足分といたしまして、調定1,700円に対しまして収入が850円ございました。収入未済額850円となりますので、合計として145万7,676円となっております。
以上でございます。誠にすみませんでした。
294
◯委員長(谷田川 泰君) 櫻井委員。
295 ◯委員(櫻井 茂君) 少額ながらも収入が入っているようですので、継続して未済額を減らすような努力をお願いしたいと思います。
以上で終わります。
296
◯委員長(谷田川 泰君) 次の質疑者に移ります。鈴木康仁委員。
297 ◯委員(鈴木康仁君) 鈴木康仁でございます。皆さん、あまり緊張すると答弁長くなるようですので、リラックスして答えていただければと思います。私見かけと違って優しいので、さくさくいきます。
192ページ、企業誘致推進事業についてお伺いいたします。
この中の18、日本立地センター賛助会員負担金とありますが、日本立地センターについて説明のほうをお願いいたします。
298
◯委員長(谷田川 泰君) 商工課長・塚本君。
299 ◯商工課長(塚本和彦君) ご答弁申し上げます。一般財団法人日本立地センターでございますが、経済産業省、地方公共団体、経済団体等の後押しを受け、個性と調和に満ちた豊かな地域社会の実現を目指し、産業立地及び地域産業の振興に関する事業を実施しておる団体でございます。
300
◯委員長(谷田川 泰君) 鈴木康仁委員。
301 ◯委員(鈴木康仁君) これというのは、入らなくてはならないものなんですか。あと、入っていてのメリットについてお伺いいたします。
302
◯委員長(谷田川 泰君) 商工課長・塚本君。
303 ◯商工課長(塚本和彦君) ご答弁申し上げます。日本立地センター賛助会員の負担金でございますが、毎年12万6,000円を支払ってございまして、茨城県内としましては、申し訳ございません、38市町村が加盟しております。茨城県や県企業局、県開発公社などの賛助会員が加盟してございます。
以上でございます。
〔「メリットは」と呼ぶ者あり〕
304
◯委員長(谷田川 泰君) 商工課長・塚本君。
305 ◯商工課長(塚本和彦君) ご答弁申し上げます。日本立地センターに賛助会員になることについてのメリットでございますが、日本立地センターから委託調査事業や企業誘致サポート事業、企業立地アンケート調査事業、PR事業、そういったものを会員価格として、通常の会員価格、会に入っていない団体よりは安い金額で、そういった委託調査等ができる仕組みになってございます。
また、企業誘致に関するセミナー等の情報も年に数回ございまして、そちらの部分についても出席することが可能になってございます。
以上でございます。
306
◯委員長(谷田川 泰君) 鈴木康仁委員。
307 ◯委員(鈴木康仁君) 12万6,000円ということなので、全体として金額は大したことないと思うんですけれども、立地センターってすごくその情報量をいっぱい持っていて、またセミナー等も多数開催しているんですよ。ですけど、私が記憶にある中で、市の担当課の職員さんがそこへ研修へ行ったり、情報を取り寄せたりというのを、私が聞く中では正直あまりしていない、有効活用できていないと思っています。
企業誘致って私が考えるには、市にとって本当に体幹でありますし、重要なことだと思っているんですね。これを最大限、ただ毎年払っている、県内の市町村が多数入っているから払っているではなくて、有効に使っていかなければ何の意味もないですから、むしろ使わないなら抜けたほうがいいと私は思っています。なので、せっかく入っているならば、しっかり会費以上のものを収集してください、取り寄せてください。
もう1点、この事業についてお伺いします。
担当課として、今年度は、令和2年度は目標値を2、企業誘致を2、そして実績が3となっております。その中で、担当課としては企業誘致の事業を127万1,508円の中で、この数値、この事業の成果という面では満足しているのか、お聞きしたいと思います。
308
◯委員長(谷田川 泰君) 商工課長・塚本君。
309 ◯商工課長(塚本和彦君) ご答弁申し上げます。企業誘致推進事業について、令和2年度の決算額は127万1,508円となってございます。こちらに関しましては、市民を大企業が5名、中小企業が3名以上雇用した企業に対して、1人当たり12万円を最大3年間補助している企業誘致雇用促進奨励補助金が2社8名で、96万円の補助を行っているところでございます。
委員おっしゃられるとおり、こちらの決算額について、まだまだ足りない部分があるということは認識してございますので、引き続きといいますか、企業誘致活動に、進めてまいりたいと考えております。
以上でございます。
310
◯委員長(谷田川 泰君) 鈴木康仁委員。
311 ◯委員(鈴木康仁君) これ以上言ってしまうと、また一般質問じゃないかと怒られてしまうので言いませんけれども、ぜひ決算内容を無駄なく使っているようですけれども、費用を考えながら、費用対効果を考えながら、実際に、この町は今企業が増えているというよりは、先日はマクドナルドもなくなっちゃいましたけど、減っているのが事実です。評価シートを見るだけでは、実績値だけでは衰退していった部分は見えませんので、ぜひ真剣に取り組んでいただければなと思います。
次に移らせていただきます。
194ページ中段の石岡魅力発信オンラインツアー業務委託料の200万の中で、これ、事業はやって、もう済んでいるかと思うんですけれども、実績値を教えていただければと思います。
312
◯委員長(谷田川 泰君) 観光課長・萩原君。
313 ◯観光課長(萩原正晴君) ご答弁申し上げます。石岡魅力発信オンラインツアーの実績でございますが、ツアーにつきましては、11月、令和2年11月、令和2年12月、令和3年2月、3回実施してございます。各参加人数でございますが、1回目が23名、2回目が37名、3回目が30名でございます。合計90名の参加者がおりました。
以上でございます。
314
◯委員長(谷田川 泰君) 鈴木康仁委員。
315 ◯委員(鈴木康仁君) 200万を使った事業で90名というのは、ちょっと費用対効果を見ると、なかなか成功した事業とは私は捉えていません。
ただ、今の時代ですから、コロナ禍で石岡の魅力を発信するという考え的にはよかったんだと思うんですけれども、予算を許されて実行しただけではいけないと思うので、そのPRの面を200万だったらば、やっぱり200万に合った参加者を取らなくてはならないという、これ、ほかの事業にも言えると思うんですけれども、しっかりとその辺を担当課は考えていってほしいと思います。
本当に石岡ってPRが下手だって言われている面がありますので、特に担当されていることが多いと思いますので、ぜひお願いしたいと思います。
こちらについては以上にさせていただきます。
続きまして、212ページ、地域交通対策事業、乗合タクシー運行事業補助金についてお伺いいたします。
こちら、評価シートを見ているんですけれども、実際の、これ、乗り合いタクシーって石岡地区と八郷地区で2つ、路線が分かれて、運行体系が分かれていると思うんですけれども、おのおのの利用人数を教えていただきたいと思います。
316
◯委員長(谷田川 泰君) 都市計画課長・瀬尾君。
317 ◯都市計画課長(瀬尾正幸君) お答えいたします。地区別の人数につきましては手持ちがございませんので、後ほど回答させていただきます。
318
◯委員長(谷田川 泰君) 鈴木康仁委員。
319 ◯委員(鈴木康仁君) 後ほどということであれば、できれば大人と子ども料金があるようなので、その内訳も後で教えていただければと思います。
この乗合タクシー補助金事業なんですけれども、代替バス運行事業と評価シートが伴っているところもあるんですが、ちょっと評価シートについてお伺いしてもよろしいでしょうか。
目標値8,000という数字は、公共機関の全体の1日の利用者数という考えだと思うんですけれども、これの目標値の出し方というのは、どういったことで数値が出てくるのか教えていただきたいと思います。
320
◯委員長(谷田川 泰君) 都市計画課長・瀬尾君。
321 ◯都市計画課長(瀬尾正幸君) この目標値でございますけれども、JRの石岡駅、高浜駅の乗車人数、また乗り合いタクシーの1日当たりの平均乗車人数、代替バスの1日当たりの乗車人数、BRTの乗車人数の合計ということで設定をしております。
8,000という数字でございますけれども、令和元年には7,789人ということで、下降の傾向がございました。これにBRTや乗り合いタクシーの乗車のPRをしてまいりまして、8,000を超えるように公共交通の利用促進を図っていく意味で8,000という数字にしております。
以上でございます。
322
◯委員長(谷田川 泰君) 鈴木康仁委員。
323 ◯委員(鈴木康仁君) できれば、交通対策事業で事業として行っているところ、代替バス、乗り合いタクシー、あと、県バスの対策費負担金は別として、この2つの目標値をつくって、それで評価シートを作っていただいたほうが、我々もその事業に対しての実績値とか、そういったものが分かりやすいと思うので、その辺を工夫していっていただきたいなと思います。
あと、乗り合いタクシーの登録者数について、これ、事前登録が必要だと思うんですけれども、そちらの数値は今分かりますでしょうか。
324
◯委員長(谷田川 泰君) 都市計画課長・瀬尾君。
325 ◯都市計画課長(瀬尾正幸君) 登録者数でございますけれども、現在のところ、昨年度245人、新規登録者ございまして、トータルで6,451名となっております。
以上でございます。
326
◯委員長(谷田川 泰君) 鈴木康仁委員。
327 ◯委員(鈴木康仁君) 新規登録者数が245名、トータルで6,450名強ですか、ということで今答弁いただいたんですけれども、私が感じるところで、どうしても乗っている方が、いつも利用される方がある程度特定の人数で固まっているというか、常用に使っていただいている、そしてたまに使う方もいるんでしょうけれども、登録して全く使わない方もかなりの人数がいるというように、私は自分的には捉えております。
この乗り合いタクシーの事業の、決して公共の事業なので費用対効果とは言いませんけれども、今後のこの金額の圧縮とか、そういうものについてどのようにお考えか、お聞かせ願えればと思います。
328
◯委員長(谷田川 泰君) 都市計画課長・瀬尾君。
329 ◯都市計画課長(瀬尾正幸君) 今後の考え方についてでございますけれども、運行経費についてはある一定の台数が必要ということから、なかなか圧縮は難しいものと考えてはおります。
しかしながら、今委員ご指摘のとおり、固定された人数での利用と、また八郷・石岡間を通しでの乗車による利便性が制限されているという部分もございます。その辺のところを改善しながら、運行経費の圧縮というよりは、乗車人数のアップというところに力を入れていきたいと思います。
今後、予約方法や乗車方法の工夫等をしていきながら、少しでも乗車人数が増えていただけるようにやっていきたいと考えております。
以上でございます。
330
◯委員長(谷田川 泰君) 鈴木康仁委員。
331 ◯委員(鈴木康仁君) ホームページを見て、やっぱり混雑状況が載っていて、本当に混雑している部分も、ピンクのところも多いんですよね。なので、これだけの金額を使って利用しようとしたときに、利用者が混雑表を見て利用を控えてしまったり、利用しづらいという状況はやっぱりちょっと問題があるのかなと思っております。
確かに弱者を救済する、交通弱者を救済するという面ではすごく有意義な事業ですけれども、やはり全体のことも考えながら、もう一歩先に、この予算が有効に使えるように、担当課としても進めていっていただければなと思います。
また、今度はグリーンモビリティなんかも試験運転しますし、その辺も含めてその地域に合ったものを進めていっていただければなと思います。
以上で私の質問を終わります。ありがとうございます。
332
◯委員長(谷田川 泰君) 暫時休憩いたします。10分程度といたします。
午後 2時30分休憩
──────────────────────
午後 2時41分再開
333
◯委員長(谷田川 泰君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
さきの鈴木委員の質疑に対する答弁について、答弁訂正の申出がございますので、これを許します。
商工課長・塚本君。
334 ◯商工課長(塚本和彦君) 先ほど鈴木委員よりご質問がございました日本立地センター賛助会員についてでございますが、会員数でございます。全国で112の市町村が会員になってございまして、県内では、石岡市、つくば市、常陸大宮市、かすみがうら市の4市が会員となってございます。大変申し訳ございませんでした。
335
◯委員長(谷田川 泰君) 鈴木康仁委員。
336 ◯委員(鈴木康仁君) 38市でしたっけ、最初からは随分違う数字だったなと思います。今回、答弁訂正が多いのでね。慌てずゆっくり資料のほうを確認してからしていただければなと思います。理解しました。
その自治体数であれば、本当に石岡市が今必要としないのであれば、抜けることも検討していかなければならないと思いますので、よろしくお願いいたします。
337
◯委員長(谷田川 泰君) 次の質疑者に移ります。小松豊正委員。
338 ◯委員(小松豊正君) 日本共産党の小松豊正です。
質問のページは、決算書190ページ、192ページに関してであります。
質問に入る前に、令和2年度、本当にコロナの感染が広がり、全国でも石岡でも、令和2年度の年末を越せるかどうかということで非常に心配され、私も町なかを見ますと、飲食業を中心に店を閉じる、辞めたとか、休止しているとかなり多くなっているんですね。そういう中で、行政側としても、このコロナ経済対策を打たれました。それが決算的にどうなのかを質問してまいりたいと思います。
まず第1に、190ページにございますけれども、プレミアム付商品券発行事業補助金ですね。2,476万9,000円と。これは予算で、当初の令和2年度予算でも見ますと、1,375万円が組まれておりました。それが決算的には1.8倍に膨れ上がったわけです。
次、この中小企業事業継続応援貸付金負担金307万5,000円とございますけれども、以下、いろいろ聞いていきますけれども、要するに予算と決算の関係、いわゆる執行率、予算は立てたと、この場合は、先ほどプレミアムは当初予算で組まれておりました。
それから、それ以後の、私が見まするに、これは当初予算には含まれていなくて、補正、連続的な補正で組まれました。連続的に補正で組んだんだけれども、決算はこの数になっているわけです。
したがいまして、それぞれの項目について執行率がどうだったのか、それをお答えいただきたいと思います。まず、中小企業事業継続応援貸付金負担金、これからずっとお願いします。
339
◯委員長(谷田川 泰君) 商工課長・塚本君。
340 ◯商工課長(塚本和彦君) ご答弁申し上げます。中小企業事業継続応援貸付金負担金でございますが、予算額500万円に対し、決算額307万5,000円でございます。執行率は61.5%でございます。
以上でございます。
341
◯委員長(谷田川 泰君) 小松委員。
342 ◯委員(小松豊正君) 時間の関係があるから聞いていきますと、これ、経済対策として私が見るに、次には中小企業等事業継続給付金というのがあります。それから、その次の新型コロナウイルス関連融資応援給付金というのもあります。
次のページに、192ページに行きまして、中小企業等緊急家賃支援給付金がありますね。それからいばらきアマビエちゃん登録促進給付金、その次、新型コロナウイルス関連対策支援事業追加給付金、これについて、同じように執行率、予算の関係と執行率、それをお願いします。
343
◯委員長(谷田川 泰君) 商工課長・塚本君。
344 ◯商工課長(塚本和彦君) ご答弁申し上げます。中小企業等事業継続給付金でございますが、予算額1,700万円、決算額1,160万円、執行率68.2%でございます。
続きまして、新型コロナウイルス関連融資応援給付金でございますが、予算額6,200万円、決算額5,580万円、執行率は90%でございます。
続きまして、中小企業等緊急家賃支援給付金でございますが、予算額2,800万円、決算額2,327万4,000円、執行率は83.1%でございます。
続きまして、いばらきアマビエちゃん登録促進給付金でございますが、予算額7,000万円、決算額4,370万円、執行率は62.4%でございます。
続きまして、新型コロナウイルス関連対策支援事業追加給付金でございますが、予算額6,200万円に対し、決算額5,530万円、執行率89.2%でございます。
以上でございます。
345
◯委員長(谷田川 泰君) 小松委員。
346 ◯委員(小松豊正君) 今答弁がありましたように、90%というのもありますけれども、60%台くらいというのも重要な貸付金負担金でありますよね。
それでお聞きします。非常に皆さんが困った状態で、助かった面もあるんだけど、なぜこの執行率が6割台と。つまり予算もいい加減にやっているわけでもちろんなくて、予算を立てる場合も、補正予算だけれども一定の根拠を持って、調べて、そしてやっぱり適切に予算を組んだと思うんだけれども、しかし執行率がこういう状況になっています。
なぜ予算をつけたのに利用されなかったのか、どのように考えますか。
347
◯委員長(谷田川 泰君) 商工課長・塚本君。
348 ◯商工課長(塚本和彦君) ご答弁申し上げます。執行率が低い給付金についてでございますが、当初、予算計上した際に、最大限の多くの事業者様が給付していただけるように、多くの予算を計上したものでございます。
結果として、執行率が低くなってしまったこともございますが、周知方法をホームページによる周知、メールマガジンによる周知、商工会議所、八郷商工会の会報による折り込み、また金融機関、市内の金融機関様への周知、そういったものを行って、こちらの事業を実施してございました。
それでも、この事業を、こちらの商工課の事業について、まだちょっとこういった事業をやっているのかが分からないといった声がございましたときには、引き続きそういった周知が、漏れがないように努めてまいりたいと思っております。
以上でございます。
349
◯委員長(谷田川 泰君) 小松委員。
350 ◯委員(小松豊正君) これは国の持続化給付金、家賃支援給付金、こういうときには中小企業庁が石岡商工会議所4階に陣取って、何でも聞いてくださいと。4人ほどやはり腰を据えて、そこに来る人みんな何でも聞いてくれと。そこで聞いて、ただこうやるんですよというのでなくて自分でやったと。自分でやって、やっぱり国にやってくれたんだよね。非常によかったと、これは。
ただ、これは、しかし、今は1回こっきりなんですよ、国もね。だから、私もここから学ぶのは、やはりこういう重要なやっぱり施策を打った場合に、やはり商工会議所に任せるんじゃなくて、一定のやっぱり市の側も積極的に相談、相談所といいますか、実際に場合によってはやってやるということをやっぱりやらないと、やっぱりこういうことになるということを、やっぱり私たちはこういうところからよく教訓を学んで、今後に生かすべきじゃないかというふうに思うわけです。
何か実際にやられましたか、市としては。商工会議所はやったようだけど、その辺はいかがですか。ちょっとお聞きします。
351
◯委員長(谷田川 泰君) 商工課長・塚本君。
352 ◯商工課長(塚本和彦君) ご答弁申し上げます。石岡商工会議所や石岡八郷商工会、あと、また飲食店様からの要望をいただいて、今回、令和2年度コロナ対策の支援を実施して、行ってきたところでございます。こちらの事業、ほとんどが商工課が窓口になって申請の受付から給付金の決定、そういったことを行ってきてございました。
以上でございます。
353
◯委員長(谷田川 泰君) 小松委員。
354 ◯委員(小松豊正君) 次に聞きたいのは、市独自のコロナ対策を打たれました。それの総額は幾らになりますか、決算的に。それをお聞きします。
355
◯委員長(谷田川 泰君) 商工課長・塚本君。
356 ◯商工課長(塚本和彦君) 市独自のコロナ対策経済支援の総額でございますが、新型コロナウイルス感染症対策の事業者向けの給付金及び補助金を8事業実施しておりまして、すみません、ちょっと細かい数字まではあれなんですけれども、2億6,000万という決算額になってございます。細かい数字まで出なくて申し訳ございません、2億6,000万円でございます。
357
◯委員長(谷田川 泰君) 小松委員。
358 ◯委員(小松豊正君) 概括的に、今どうおっしゃいました2億6,000万円と言われましたよね。2億6,000万円の市独自の予算を組んだと。
次に、お伺いしますけれども、財源、この2億6,000万円の財源は、地方創生臨時交付金というのもあるし、また財政調整基金を崩したということもあるのかもしれませんけれども、財源についてはどうなっていますか。
359
◯委員長(谷田川 泰君) 商工課長・塚本君。
360 ◯商工課長(塚本和彦君) ご答弁申し上げます。
すみません、先ほどの経済支援策の決算額2億6,000万円とお答えしましたが、大変申し訳ございません、2億2,800万でございます。申し訳ございません。
続きまして、財源の内訳でございますが、8事業のうち、一般財源で行ったものが1つですね。臨時交付金で行ったものが7つとなってございます。
以上でございます。
361
◯委員長(谷田川 泰君) 小松委員。
362 ◯委員(小松豊正君) 一般財源が、8事業のうち一般財源が1つ、1事業で、臨時交付金が7事業と言われましたけど、金額をちょっと言ってください。一般財源は幾らなのか。
363
◯委員長(谷田川 泰君) 商工課長・塚本君。
364 ◯商工課長(塚本和彦君) 一般財源についてでございますが、中小企業事業応援貸付金の決算額307万5,000円、こちらが一般財源の内訳でございます。その他の臨時交付金についての内訳でございますが、こちらに関しては細かい、詳細な内訳はちょっとこちら、商工課のほうでは細かい数字は把握してございません。
以上でございます。
365
◯委員長(谷田川 泰君) 小松委員。
366 ◯委員(小松豊正君) 一般財源から300万という答えでした。それで、石岡で、私の言葉で言えば、ずーっとため込んできたと。いわゆる財政調整基金の関係はどうなっているのかと。
368ページにございますけれども、令和2年度に2億1,124万6,000円減っているんですよね。いわゆる368にありますけれども、この1年間でこれだけのやはり財政調整基金を使っているといいますか、そういうことに出てまいります。
ですから、私ここで言いたいのは、やはり国が持続化給付をやらないと、石岡もそれに準じないやつはやらないと。給付金も、中央がやっていたってやるんだけれども、やらないと。そういうふうにして、残念なことに、もっとやっぱりやるべきだと。もっと積極果敢にやはり財政調整まで使って、一定の、やはりこの市独自の経済対策を打つべきだったというふうに私は強く思う次第です。そのことを申し上げたいと思います。
それから、もう一つは、やはり皆さんがその担当部局として、コロナ禍によって石岡市の中小企業、飲食店がどのように疲弊しているのか、実態はどういうふうに皆さん、そんなことを言っているのか。こういうことについては、あるいは倒産、令和2年度に倒産した件数、廃業した、また休んでいる、そういうやつを職種別に説明してもらいたいと思うんですけれども、いかがでしょう。
367
◯委員長(谷田川 泰君) 商工課長・塚本君。
368 ◯商工課長(塚本和彦君) ご答弁申し上げます。度々申し訳ございません。先ほどの経済支援策の決算額でございます。訂正お願いいたします。2億2,899万円でございます。大変申し訳ございません。2億2,899万円でございます。申し訳ございません。
あと、閉店というか、廃業をしたという件数については、商工会議所や商工会さんからもちょっと連絡は受けているところでございますが、ちょっとすみません、細かい数字までは把握してございません。申し訳ございません。
369
◯委員長(谷田川 泰君) 小松委員。
370 ◯委員(小松豊正君) これをやはりリアルにやはり捉えるようにお願いしたいと思います。時間の関係もありますので、次に進みますので、結構です。
次は、決算書110ページですね。ここにございますけれども、旭台、110ページ一番下、旭台会館管理経費714万3,938円とございまして、その下、弁護士謝礼が8万8,000円と、以下いろいろあるわけですけれども、弁護士謝礼、何を相談したんですか、これは。
371
◯委員長(谷田川 泰君)
コミュニティ推進課長・関君。
372
◯コミュニティ推進課長(関 努君) ご答弁いたします。弁護士謝礼8万8,000円でございますが、こちらは総務課で契約しております顧問弁護士への法律相談、こちらにつきまして、1つの事案に対しまして3回までの制限がございます。それを超えた場合、1回当たり1万1,000円の相談料が別途必要になるものでございます。
こちら、旭台会館の件につきまして、令和2年度におきまして、超過分といたしまして8回ほどございました。その分の費用8万8,000円ということで、旭台会館のことに関します契約書、その他相談、法律的な解釈を求めたものでございます。
以上でございます。
373
◯委員長(谷田川 泰君) 小松委員。
374 ◯委員(小松豊正君) これは、あそこの借地の地主との関係、駐車場の、返還するかどうなのかと、その辺の問題だと私は類推いたします。
それで、その次に書いてある補填、補償補填及び賠償金47万1,586円、この内容は何ですか。
375
◯委員長(谷田川 泰君)
コミュニティ推進課長・関君。
376
◯コミュニティ推進課長(関 努君) ご答弁いたします。ご質問の補償補填及び賠償金47万1,586円でございますが、こちらは、令和3年第1回定例会にご提案し、議決をいただきました議案第45号・損害賠償額の決定及び損害賠償請求に関する和解についてに関する損害賠償金でございます。
具体的には、令和2年11月12日に締結いたしました、R2旭台会館駐車場復旧工事を市が任意解除したことに伴う受注業者に対する損害賠償金でございます。
以上でございます。
377
◯委員長(谷田川 泰君) 小松委員。
378 ◯委員(小松豊正君) 一応説明としては承りました。時間の関係もあるので、その件は、私は結構です。
96ページですね。96ページにございますけれども、
市報等配布委託料486万4,015円についてお伺いいたします。その内容と、どこに委託しているのかお伺いします。
379
◯委員長(谷田川 泰君)
コミュニティ推進課長・関君。
380
◯コミュニティ推進課長(関 努君) 市報等配布……。失礼いたしました。
市報等配布委託料486万4,015円でございますが、印刷されました市報への折り込み作業、それから各地区への区長へ配送するための仕分作業とその配送の委託料でございまして、シルバー人材センターに委託をしております。
以上でございます。
381
◯委員長(谷田川 泰君) 小松委員。
382 ◯委員(小松豊正君) シルバー人材センターに委託していると。私は、ここ今日、
決算委員会なんですけれども、本当にシルバー人材センターに委託された市報が、いわゆる文字どおり、全市民に配られているのかどうかという問題で、私などがいろいろ要望があることだけをちょっと言っておきますと、地域の自治会に入らないから配ってもらえないという苦情があるんですね、実際に。
そういうことについて改善を担当課にお願いしましたけれども、ぜひそのように、いわゆる大事な市報なので、そういういろんな問題をよく聞いてもらって、解決して、全市民によく配られるようにお願いしたいと思います。
この件は以上です。
次は、国保の問題についてお聞きをしたいと思います。
国保の会計の中で1つ私がお聞きしたいことは、ここに、最初のところですけれども、調定額、収入済額、不納欠損ということで、不納欠損、収入未済額、収入未済額が3億7,167万5,272円、不納欠損にしたのが6,188万1,944ということで、私はここに表れているのは、前年度から比べれば少し改善しているようですけれども、やはり非常にやはり国保税が高いと。つまり国保に加入している人は、自営業者、農民、それから非正規労働者、こういう方々で、今は比較的やっぱり収入が少ない人が入っているのが国保なんですね。国保が払いたくても払えないから、やむを得ずやはり収入未済額になって困っているという方がいらっしゃるというふうに私は認識をしているんですね。
そういう中で、これを見ますと、この収入と歳出と歳入の関係、これ、見ますと、令和2年度の国保会計の決算は黒字になっているわけですよね。2億5,096万7,394円の、いわゆる歳入から歳出を引くと黒字になっています。
しかも、その中で基金積立てをしておりますよね。いわゆる先ほど言った2億幾らというのは、その前に、300ページにありますけれども、2億7,750万7,440円、これを基金の積立てを除いて、2億の積立てを加えて、加えてもまだ2億幾ら余っているという状況なので、そういう歳入歳出、歳出の中に2億幾らかの基金を積み立てているというのは、これはどういう根拠ですか。これは政治的な判断ですか。つまり国保会計を安定させるための政治的判断なのか、あるいは法律で何か決まっているものがあるんですか。それを教えてください。
383
◯委員長(谷田川 泰君) 保険年金課長・武川君。
384 ◯保険年金課長(武川俊郎君) お答えいたします。委員からございましたように、令和2年度の決算につきましては、歳入歳出残金でございますけれども、2億5,000万を超える残金が発生しております。それで、先ほどの説明の中でも、基金積立てが2億7,000万円を超えるということでございました。
この基金につきましては、2億7,749万円ですけれども、これにつきましては、令和元年度の繰越しが約1億6,700万、あと、そのほかに、当初予算で組んでいた部分などが約1億円あることにある内容でございます。
基金のそういった公的な根拠についてでございますけれども、特に基金を積み立てるという法的な根拠はございませんけれども、平成30年度に国保の制度改正がございまして、国等の財政支援なども入ってきております。
そういった状況で、当然保険税の税率等は変えておりませんので、そういった部分の国の支援金や交付金、そういった増額になった部分が余裕といいますか、差引残金に入れているのではないかというふうに感じているところでございます。
以上でございます。
385
◯委員長(谷田川 泰君) 小松委員。
386 ◯委員(小松豊正君) ですから、ここで考えていただきたいのは、そういうふうには1つ国保会計をきちんと維持しなきゃならないから、そういう慎重なことも考えることは、それは必要ですよね。
しかし、一方でよく考えてもらいたいのは、国保税の高さについての市民の認識がどうなのかと。先ほど言っていたように、ほかの会計と違って相当、先ほど言った、払ってもらえない方がいらっしゃるわけで、これは何も真面目に考えていても払えないから払っていないというふうに考えるべきだと思うんですよね。そういう中で、だから国保税は高いと。この高過ぎる国保税をどうするのかというのは、全国的にも、石岡でも大問題なんですよね。
特にこれくらいの余裕があるならば、均等割、子どもの均等割、1人赤ちゃんが生まれると2万数千円でしたね、お金が増えるんですよ。赤ちゃんが1人に生まれれば。だから少子化対策に逆行する、子どもの均等割を減額する、取手みたいに半分にする、なくすると、こういうのがやっぱり国保の非常に大事な市民との関係だと思うので、私はそういうことを強く要求したいと思います。何かコメントありますか。
387
◯委員長(谷田川 泰君) 保険年金課長・武川君。
388 ◯保険年金課長(武川俊郎君) 委員からございました子どもの均等割の減額等につきましては、令和4年の来年度から、国のほうで子育て支援の関係で、6歳未満の未就学児ではあるんですけれども、国のほうで均等割を2分の1にするということで決まってございます。
これについては、全国どの市町村、どの保険者も取り組んでいくわけでございますけれども、国保の場合、委員からもございましたように、自営業者や農林業者が加入する保険、以前はそういう形でスタートしておりましたけれども、現在は年金生活者など、本当に低所得層が割合的には本当に多くなっていて、全国的にも構造的な問題があるということで言われております。
我々社会保険、共済保険の者は事業者負担が2分の1ございますが、国民健康保険はそういったものはございません。財政負担ということで、国等の交付金、支援金はそれなりに多くは入っておりますけれども、やはり高く感じるというのは、やはり少しお話は聞いているところでございます。
今後も、やはり適正な資格の管理、あと収納対策を強化しながら、適切な運営に努めてまいりたいと考えております。
以上でございます。
389
◯委員長(谷田川 泰君) 小松委員。
390 ◯委員(小松豊正君) ぜひご検討いただきたいと思います。この件は以上でございます。
次に、決算書の106ページにございますけれども、交通安全対策経費の中で、民間交通指導員報償960万4,800円とございます。
これは私も一貫して取り上げている問題ですけれども、ずーっとこの報償金が変わらないと、周りが変わってもこれだけ変わらないと。
それで、予算書を見ますと、やはり1人頭、1人1万8,400円、掛ける12か月、掛ける50人分ということで、1,104万というのがずーっとそういう数字が来たんですけれども、この決算書におきましては、960万4,800円というふうになっているわけですね。この理由についてお聞きしたいと思います。
391
◯委員長(谷田川 泰君)
コミュニティ推進課長・関君。
392
◯コミュニティ推進課長(関 努君) ご答弁いたします。民間交通指導員報償960万4,800円でございますが、こちらは、児童生徒の登校時における立哨活動など、交通安全活動に携わっていただいております民間交通指導員に対する報償でございます。
先ほど委員からお話ございました月額1万8,400円、こちらは指導員44人分の報償となってございます。
なお、令和2年10月にお1人辞職されておりまして、令和2年3月末で43名ということでございます。
以上でございます。
393
◯委員長(谷田川 泰君) 小松委員。
394 ◯委員(小松豊正君) 私は一年中、暑いときも寒いときも一生懸命やられているというふうに見ております。
それで、この1万8,400円、月で、月にすると1万8,400円というふうになると思いますけれども、茨城の最低賃金は、今年の10月1日から28円上がって、879円です。しかし、これは首都圏では下から2番目に低いんですね。
この最低賃金との関係で、879円との関係で、1か月、この1万8,400円というのはどういう関係になりますか。
395
◯委員長(谷田川 泰君)
コミュニティ推進課長・関君。
396
◯コミュニティ推進課長(関 努君) 先ほどお話しさせていただきました月額1万8,400円、おおむね月20日から二十数日かと思います。そういった中、時給に換算しますと、先ほどお話をいただきました八百数十円から900円という形なるかと思います。
併せまして、民間交通指導員の皆様には、そういった部分を補う部分も含めまして、制服のほうを支給しております。そういった形で、今民間交通員の皆様にはご活躍していただいているところでございます。
以上でございます。
397
◯委員長(谷田川 泰君) 小松委員。
398 ◯委員(小松豊正君) 今担当課長、計算されても八百幾らから900円とかというんですけれどもね。ですから、要するに最低賃金ぎりぎりと。少し、これ、ここを下がれば違法ですから、絶対駄目なんですよ。それで、あっ少し上なのかもしれませんけど、ぎりぎりです。これは、ずーっと民間指導員になった方は上げられたためしがないと……。
399
◯委員長(谷田川 泰君) 小松委員、質疑の持ち時間を超過いたしましたので、質疑を取りまとめの上、終了願います。
400 ◯委員(小松豊正君) 以上です。そのことをぜひお考えいただいて、上げてもらうようにお願いします。
以上です。
401
◯委員長(谷田川 泰君) さきの鈴木委員の質疑に対し保留いたしました答弁について、その準備が整ったとのことでございます。ここで、その答弁を求めたいと思います。
都市計画課長・瀬尾君。
402 ◯都市計画課長(瀬尾正幸君) それでは、先ほど保留をいたしました運行実績の内容につきましてお答えをさせていただきます。
石岡地区、八郷地区別の運行実績でございますけれども、令和2年全体で3万1,299人のうち石岡で1万9,991人、八郷地区が1万1,308名、割合にいたしますと、石岡地区64%、八郷地区が36%となっております。
あと、子どもと大人の利用でございますけれども、現在、事業者のほうの集計方法が、小学生と障がい者の料金が割引料金というか、100円を基本としております。その分け方で集計のみをしていることから、確実に小学生というよりは、障がい者も合わせた人数となってしまっております。
その人数でございますけれども、小学生、障がい者の人数が1万5,284名、通常の大人料金が1万6,015名と、ほぼ割合的には変わらない数となっております。
今後は、子どもと障がい者を分ける等、きめ細やかにちょっとデータが取れるように依頼はしてまいりたいというふうに考えております。
以上でございます。
403
◯委員長(谷田川 泰君) 鈴木康仁委員。
404 ◯委員(鈴木康仁君) ありがとうございます。分かりました。次年度、今年度ですか、評価シートのほうで細かく分けていただけると、私ども事業を見るときに分かりいいので、そのようによろしくお願いして終わります。ありがとうございます。
405
◯委員長(谷田川 泰君) 次の質疑者に移ります。高野 要委員。
406 ◯委員(高野 要君) 1点ほどお伺いをいたします。
174ページ、款4衛生費、項2清掃費、目清掃総務費、節18、負担金補助及び交付金の中で、湖北環境衛生組合2億1,540万5,000円について、令和2年度は、どのような事業にこの負担金が当てられているのかをお伺いいたします。
407
◯委員長(谷田川 泰君) 生活環境課長・櫻井君。
408 ◯生活環境課長(櫻井浩司君) お答えいたします。こちら2億1,540万5,000円の負担金の運営方法ですけれども、運営ですけれども、一応こちらの充てられたという部分に関しましては、一部事務組合のほうの運営に関わってございますので、その内訳についてはちょっと把握してございません。
409
◯委員長(谷田川 泰君) 高野委員。
410 ◯委員(高野 要君) じゃ、何かちょっと何も分からないでお金払っているというのも、行政でおかしな問題ではないかなと思うんですね。お金を払うときは何でもそうですね。物を買えば、物を買ってそれの値を支出するわけでございますけれども、ただ毎年度お金を払っているということになると、これ、大きな問題が生じてくるんじゃないかと思うんですね。お金を出すところへは出すということであれば、そこにきちっとした目的、理由が発生するわけですね。今の答弁では、目的、理由がなく支出しているということであります。
私もそこの委員をやっておるんですけれども、そこでは毎年、年次決算しております。ですから、そういった中では詳細に報告がなされて、監査もきちっとしているわけでございますけれども、石岡市のほうでは、出したお金は何も分からないよと、何に使っているか知らないよと。そういうこととなると、ちょっと大きな問題になるんじゃないですか。私はそのように感じますね。
それじゃ、ここで責めていっても仕方ないので、今述べましたように、この負担金、額は何に基づいて支払っているのか。使途は分からないと、使途が分からないということでも支払いはしているわけですね。そうすると何に基づいて支出額を決めて払っているのか。毎年度これだけだから、向こうで概算要求でくるんだよとか、そういったものであれば、それはそれで慣行、関連というか、そんな中で来ているんでしょうけど、これは何を根拠にしてお支払いしておるんですか。
411
◯委員長(谷田川 泰君) 生活環境課長・櫻井君。
412 ◯生活環境課長(櫻井浩司君) お答えいたします。湖北環境衛生組合は、特別地方公共団体として昭和46年に設置され、地方自治法第284条第2項の規定により、構成市の議会の議決によって組合の規約を制定いたしました。
組合の経費については、湖北環境衛生組合規約第12条第2項により、組合を組織する市がそれぞれ負担するものとなってございます。
413
◯委員長(谷田川 泰君) 高野委員。
414 ◯委員(高野 要君) 一般質問の中に入っていっちゃうと仕方ないんですけれども、計数的に追っかけますけど。
ですから、組合議会云々は分かるんですが、その金額ですよ、お金を、2億からお金を払うわけですね。このお金、この理由、目的と。この金子はこういう形の中で使うんだと。それによって石岡市は支出するということであればいいんですが、何にも分からないで、組合だから来たものを払う、負担金としてね。それではやはり問題があるんじゃないかということを私は言っているわけです。組合だってごまかさないとは限らないですよね。必要以上に欲しいときもあるかもしれん。きちっとこういうもので、きちっと費目に基づいてお金を払うというのが行政であるかと私は思うんですね。
そうすると、これ、負担金の充当ができる事業ですよね。この負担金でできる事業とか、そういったことも、これ、決められているんですか。向こうでもらったやつ、お金頂きますよね、負担金で。そうしたらどういう事業ができるとか、そういったこともこちらでは、市としては分かるわけですか。事業については……。
じゃ、聞き方を変えます。事業については関知しないということでよろしいですか。お伺いします。
415
◯委員長(谷田川 泰君) 生活環境課長・櫻井君。
416 ◯生活環境課長(櫻井浩司君) お答えいたします。運営事業に関わるものに関しましては、一応課長等会議のほうの中で、何々をやるとか、そういう部分の説明は受けますが、その後、決算及び予算に関しましては、一部組合の議会を通しまして決定しているものだと考えております。
417
◯委員長(谷田川 泰君) 高野委員。
418 ◯委員(高野 要君) そうすると、今言われたように、何だ、ヒアリングしているんじゃないですか。何にも分からないんじゃなくて、ちゃんとヒアリングして、これとこれに当たりますということでしょう。それは、そこははっきりしないと、ただ負担金を要請されるので、うちのほうでは出していますじゃなくて、石岡市が、それじゃ、この負担金については、内容について把握しているということでよろしいですか。お伺いします。
419
◯委員長(谷田川 泰君) 生活環境課長・櫻井君。
420 ◯生活環境課長(櫻井浩司君) お答えいたします。事業の内容につきましては、最後、こういう事業をやるということは伺っておりますけれども、そこまでの監査に関しましては、事業の中身に関しましては、私どものほうでは、先ほども申し上げましたとおり、市としましての意見はちょっとできないようなものと考えております。
421
◯委員長(谷田川 泰君) 高野委員。
422 ◯委員(高野 要君) 全くこれは握り金じゃないですか、たとえ組合といえ。やることは聞きますよ、だけど金額的なことは聞きません、向こうから必要があったとき出すんです、こんなばかな話ありますか。私、予算でない、決算で聞いているんですよ。支出がおかしいんじゃないかということで聞いているわけです。
一般質問の域に入ったときは言ってください。
そういうお金の出し方、それはおかしいんじゃないかということです。これ以上聞いても一緒だと思うんです。私もこれしか質問できないので。ちょっとよく調べてみてくださいね。また総括で市長にお伺いしてまいりたいと思います。それで結構です。
以上で質問終わります。
423
◯委員長(谷田川 泰君) 次の質疑者に移ります。玉造由美委員。
424 ◯委員(玉造由美君) 玉造由美でございます。
174ページの下の、一番下の段でございます。
し尿処理経費でございますが、証紙購入代金還付金48万5,470円につきましての内容をお伺いいたします。
425
◯委員長(谷田川 泰君) 生活環境課長・櫻井君。
426 ◯生活環境課長(櫻井浩司君) お答えいたします。こちらの証紙購入代金還付金の48万5,470円についてでございますが、し尿くみ取り収集委託の廃止に伴いまして、許可によりくみ取るようとなるため、購入済みの証紙について還付したものでございます。
427
◯委員長(谷田川 泰君) 玉造委員。
428 ◯委員(玉造由美君) 予算額は75万3,000円になっておりまして、予算額とは異なった決算になっておりますが、この商店、事業主あるいは個人の方に手持ちの証紙について、どのぐらい返還、還付できたのか、お伺いをいたします。
429
◯委員長(谷田川 泰君) 生活環境課長・櫻井君。
430 ◯生活環境課長(櫻井浩司君) お答えをいたします。2年度の予算としては75万3,000円を見込んでおりましたが、住民の未使用額を購入額の2割程度と設定していたところでしたが、想定以上に使用していたということだと考えております。その中で、執行率は64.5%となったと思います。
431
◯委員長(谷田川 泰君) 玉造委員。
432 ◯委員(玉造由美君) こういった制度の変更がございまして、取扱店、また個人の方の混乱とか、そういったものがあったか、スムーズにできたのかお伺いいたします。
433
◯委員長(谷田川 泰君) 生活環境課長・櫻井君。
434 ◯生活環境課長(櫻井浩司君) 昨年度におかれましては、そういう証紙と許可業者でやるということに関して切替えの段階に、前もって周知をしていたところでございます。そのようなことがありましたので、新たな苦情は承ってございませんでした。
435
◯委員長(谷田川 泰君) 玉造委員。
436 ◯委員(玉造由美君) 今後、そういった残りのものが出てきたとか、そういった場合、今まで気がつかなかったけれども、こういったものが出てきたというときにはどのように対応するのか、お伺いいたします。
437
◯委員長(谷田川 泰君) 生活環境課長・櫻井君。
438 ◯生活環境課長(櫻井浩司君) 期限を設けて実施いたしましたので、もうある程度市民の皆さんは手元に残っていたと言われても、ちょっとその以降は考えてございません。
以上です。
439
◯委員長(谷田川 泰君) 玉造委員。
440 ◯委員(玉造由美君) 分かりました。ありがとうございました。
続いて、180ページなんですけれども、畜産振興経費の中の、先ほど先輩、同僚の方の質問にもございました畜産クラスター事業補助金につきまして、内容をお伺いいたします。
441
◯委員長(谷田川 泰君) 農政課長・荻沼君。
442 ◯農政課長(荻沼宏樹君) 畜産クラスター事業補助金についてご説明いたします。先ほどもご説明いたしましたが、畜産農家が関連する団体等と連携した組織を設立いたしまして、この農業者が行う事業が補助金の対象となるものでございます。
443
◯委員長(谷田川 泰君) 玉造委員。
444 ◯委員(玉造由美君) ちょっと私のほうでも、生産基盤拡大加速化事業というようなことを、ちょっとそういった内容を調べたんですけれども、これは農家さんの、畜産農家さんの団体に補助を出すというご説明だったかと思うんですけれども、それでよろしかったでしょうか。
445
◯委員長(谷田川 泰君) 農政課長・荻沼君。
446 ◯農政課長(荻沼宏樹君) この補助金のほうを受けるために、畜産農家さんが団体、協議会のほうを設立いたしまして、その団体に対して補助金を出したような形になってございます。
447
◯委員長(谷田川 泰君) 玉造委員。
448 ◯委員(玉造由美君) そうしますと、その団体に所属している農家さんは、どういったメリットといいますか、受けられるのはどういったことが受けられるのか、お伺いいたします。
449
◯委員長(谷田川 泰君) 農政課長・荻沼君。
450 ◯農政課長(荻沼宏樹君) この農家さんですが、養豚農家さんでございまして、豚舎及び関連する施設、ふん尿等を処理する施設になりますが該当になってございまして、県の補助金でございまして、2分の1の補助率になってございます。
451
◯委員長(谷田川 泰君) 玉造委員。
452 ◯委員(玉造由美君) この補助制度は、この令和2年度で終わるのか、どのぐらい続くのかお伺いをいたします。
453
◯委員長(谷田川 泰君) 農政課長・荻沼君。
454 ◯農政課長(荻沼宏樹君) こちらの補助金に対しては、令和元年度のほうに補正を組みまして、繰越しにより、令和2年度のほうで完了した事業でございます。
また、こちらのほうは、単年なのか継続なのかはちょっと確認、今の段階ではちょっと私のほうでもちょっと把握してございませんので、確認いたしたいと思います。
455
◯委員長(谷田川 泰君) 玉造委員。
456 ◯委員(玉造由美君) この助成金はどのように使われたのか、実績はどのようになっておりますか、お伺いいたします。
457
◯委員長(谷田川 泰君) 農政課長・荻沼君。
458 ◯農政課長(荻沼宏樹君) 先ほどご説明いたしましたが、1、養豚農家さんのほうの豚舎及び関連する施設等、ふん尿等の処理施設等の建設に対しての補助金1件になってございます。
459
◯委員長(谷田川 泰君) 玉造委員。
460 ◯委員(玉造由美君) 分かりました。豚舎ですとかも大分長い間、畜産をやっていますと、建物ですとか、そういったのも大分老朽化してきますので、そういったものを新たに造るのには資金が要るということでございますので、今後も続けてやっていかなくてはいけないのかなというふうに感じますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
以上で私の質問を終わりにいたします。
461
◯委員長(谷田川 泰君) 以上で、
産業建設委員会所管の質疑を終結いたします。
本日の
決算特別委員会は、以上をもって閉会いたします。
次回の委員会は、明10月29日午前10時から、令和2年度各会計決算に対する総括的な審査を行い、終了後に討論、採決を行いたいと思います。
なお、明日の審査において質疑を予定されている委員は、開会時刻までに事務局へその旨を通告されますようお願いいたします。
お疲れさまでした。
午後 3時43分閉会
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