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令和3年第1回定例会(第7日目) 本文 開催日:2021-03-18
令和3年第1回定例会(第7日目) 議事日程・名簿 開催日:2021-03-18

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  1. 石岡市議会 2021-03-18
    令和3年第1回定例会(第7日目) 本文 開催日:2021-03-18


    取得元: 石岡市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-06
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                 令和3年3月18日(木曜日)                   午前10時00分開議 ◯議長(池田正文君) おはようございます。ただいまの出席議員数は21名です。定足数に達しておりますので、これより前回に引き続き本日の会議を開きます。  この際、日程に入るに先立ち、諸般の報告をいたします。  石岡市教育委員会教育長から、令和2年度教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価結果に関する報告書が提出されましたので、ご報告申し上げます。  次に、本日の議事日程は、議事日程表のとおりであります。  これより議事日程に入ります。             ──────────────────────  日程第1 議案第4号ないし議案第13号 2 ◯議長(池田正文君) 日程第1、議案第4号・令和3年度石岡市一般会計予算ないし議案第13号・令和3年度石岡市農業集落排水事業会計予算の計10件を一括して議題といたします。  本案については、予算特別委員長から審査の経過と結果の報告を求めます。  予算特別委員長・関口忠男君。               〔予算特別委員長・関口忠男君登壇〕 3 ◯予算特別委員長(関口忠男君) 予算特別委員長の関口でございます。  予算特別委員会の審査の経過と結果の報告をいたします。  当委員会は、今期定例会の3月5日、議案第4号・令和3年度石岡市一般会計予算ないし議案第13号・令和3年度石岡市農業集落排水事業会計予算の計10件について審査するため、議員全員をもって構成する予算特別委員会として設置されたものでございます。  審査は、説明員として各担当者の出席を求め、常任委員会所管ごとの審査区分による審査を3月8日から10日の3日間、そして3月11日に市長の出席を求めて総括審査を開催し、計4日間において慎重なる審査を行ったところでございます。  次に、審査における質疑でございますが、3月8日の総務委員会所管においては、審査冒頭に執行部より、石岡市の財政推計についての説明を受けました。  その後の質疑では、財政推計における積算内容や実質公債費比率の推移についての質疑や、歳入においては、市税や地方交付税の減額の要因についての質疑、また、歳出においては、電子調達システムの契約内容について、戦略的情報発信経費の減額の要因と新年度における目標設定の考え方について、総合支所遊具整備工事の内容について、庁舎における電気料の削減について、公用車の維持管理について、地域おこし協力隊の今後の採用見込みについてなどの質疑がなされました。  次に、3月9日の教育福祉環境委員会所管においては、防犯カメラ設置工事の積算根拠と設置箇所について、旭台会館借地料の今後の執行について、空家等対策事業の内容について、ひまわりの館等各施設における講師謝礼の考え方について、小学校費における防火シャッター工事等の経緯についてなどの質疑がなされましたほか、特に地域医療対策事業については、地域医療需要動向調査委託料の内容や必要性、あるいは普通旅費の積算根拠等を踏まえ、新年度における執行部の取組について多くの委員からの質疑がなされたところであります。
     また、特別会計においても、国民健康保険特別会計後期高齢者医療特別会計などについて質疑がなされました。  次に、3月10日の経済建設消防委員会所管においては、ふれあい交流施設の施設改修工事の内容について、合併処理浄化槽設置事業費補助金の受付体制について、いばらき農業委員会女性協議会負担金の支出根拠について、鳥獣被害対策事業における委託及び補助の概要について、喫煙マナー向上事業費補助金の経緯について、企業誘致における今後の取組について、石岡駅周辺整備事業におけるステーションパーク立体駐車場整備の概要と西口駅前整備の考えについて、愛郷橋出張所の移設に伴う今後の進め方について、公共下水道事業会計における経営戦略を踏まえた新年度予算の考え方についてなどの質疑がなされました。  次に、市長に出席を求めた3月11日の総括審査においては、副市長人事に対する市長としての考えについて、旧国民宿舎つくばねの利活用において再検討に至った経緯について、公共施設における清掃・保守管理等業務委託の経費が一様に増額となっていることに対する予算計上の適正性について、脱原発をめざす首長会議負担金の公費支出の是非についてなどの質疑のほか、教育福祉環境委員会所管審査で質疑が多かった地域医療対策事業についてもさらに質疑がなされ、調査委託業務の必要性や、土浦医療構想区域における石岡地域医療計画との整合性、あるいは今後の議会への丁寧な説明についてなど、様々な観点から質疑がなされたところでございます。  以上の質疑の後、議案第4号・令和3年度石岡市一般会計予算、議案第5号・令和3年度石岡市国民健康保険特別会計予算、議案第8号・令和3年度石岡市介護保険特別会計予算、議案第10号・令和3年度石岡市後期高齢者医療特別会計予算の4件の議案に対して、反対の立場から討論がございました。  討論の後、採決を行った結果、討論があった議案第4号、第5号、第8号、第10号の4議案については、起立採決の結果、賛成多数により原案可決すべきものと決し、議案第6号、7号、9号、11号ないし議案第13号については、全会一致をもって原案可決すべきものと決した次第でございます。  以上が、予算特別委員会に審査付託されました議案の審査の経過並びに結果の報告でございます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げまして、委員長報告といたします。 4 ◯議長(池田正文君) 以上で委員長報告は終わりました。  これより委員長報告に対する質疑を行います。  質疑は挙手によりこれを許します。  質疑はございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 5 ◯議長(池田正文君) ないようですので、以上で委員長報告に対する質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論は通告によりこれを許します。  12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 6 ◯12番(小松豊正君) 12番・日本共産党の小松豊正です。議案第4号・令和3年度石岡市一般会計予算について、反対討論を行います。  第1に、この予算が、市民が期待しているように市民の暮らしをしっかり支え、希望を与える予算になっているのかどうかという問題であります。  一昨年10月から消費税率が10%になり、市民の物を買う力が落ち込んでいる中で、昨年来の新型コロナウイルス感染の影響で閉店する飲食店も増え、中小業者の営業も深刻さを増しています。しかし、石岡市の令和3年度の商工予算は、令和2年度全予算の2.21%から、令和3年度はさらに1.76%台へと減少し、大変危機的な状況です。  市民の中からは、消費税を元に戻せ、ため込んできた財政調整基金は今こそ有効に活用すべきだという声が広がっていますが、地域経済の活性化に定評のある住宅リフォーム助成制度が石岡市の周辺市町村では全て実施されているのに、石岡市だけが、関係業者の強い要請署名にもかかわらず、いまだに創設されておりません。これまで補正予算で組んできた経済対策も、本予算でさらに発展させるべきであります。  第2に、このような情勢の中で、上曽トンネルの工事など、莫大な支出を伴う大規模工事を推進する予算になっていることです。本来は県道なのに、市道にして合併特例債を使うというものです。この予算が令和3年度に13億円予算化されています。このような大型公共工事優先の中で、実質公債費比率が悪化し、暮らしよさを圧迫しています。  第3に、市政運営が後手に回り、市立第1保育所、第2保育所の統合保育所の新設が中断していること、旧市民会館、旧国民宿舎つくばねの解体とその後の方針が決まっていないことなど、市民の強い要望を実現する方向が明確に示されていないことです。  第4に、懸案であった2つの課題。高過ぎる東地区公民館の借地料は年614万4,000円から554万4,000円へ60万円減額されましたが、それでも高過ぎます。また、住宅新築資金等貸付金等元利残高が3億円以上も未回収であることも指摘をしなければなりません。  第5に、議員の費用弁償と政務活動費交付金についてでございます。議員は毎月の報酬のほかに、会議に出席するたびに1回2,000円の費用弁償が支給されますが、市民の理解が得られるものではありません。全国的には費用弁償は廃止する方向に明確に進んでいます。直ちに廃止すべきです。また、政務活動費交付金は、毎月1人の議員当たり1万2,500円で、年間15万円。22人の議員で総額330万円の政務活動費交付金が予算化されていますが、これは適切に減額すべきです。  最後に、2つの問題を指摘します。1つは、昨年の官製談合事件を受けた入札制度の改善の努力の中で、来年度の各種の業務委託が割高の予算になっていることです。もう一つは、地域医療の充実を求める多くの市民に応える点で、見通しのある確固たる予算になっていないことです。  以上、議員各位の賛同をお願いして、議案第4号・令和3年度石岡市一般会計予算についての反対討論といたします。  次に、議案第5号・令和3年度石岡市国民健康保険特別会計予算に反対する討論を行います。  国保の都道府県化が平成30年度に強行されて数年が経過しましたが、コロナ禍で余剰金が発生し、全県的には、令和2年度、令和3年度、各35億円減額し、石岡市では各8,840万円が減額調整されるとの答弁がありました。  今、国保税が高過ぎて、払おうにも払えない市民が増えています。日本共産党は、全国知事会、全国市町村長会と共に、国に対して1兆円の国費を国保に投入して、均等割、平等割をなくして、国保税を協会けんぽ並みに抜本的に下げるように求めています。とりわけ、速やかに子育ての方針に反する子どもの数に応じてかかる均等割額を廃止し、減額すべきです。石岡市独自でも、国保会計内でのやりくり、さらには財政調整基金の一部を取り崩すなどして、一般会計からの繰入れを増やせば可能です。  そのように予算化されていないことを指摘して、議案第5号・令和3年度石岡市国民健康保険特別会計予算に反対する討論といたします。  次に、議案第8号・令和3年度石岡市介護保険特別会計予算に反対する討論を行います。  今、年金が削られている中で、介護保険料が毎月天引きされる。このようになりますと生活費に回すお金が少なくなり、個人消費を抑え、地域経済にも悪影響を及ぼしています。介護労働者の待遇改善はこれからの課題となっています。このような状況を生んでいる介護保険特別会計予算に賛成することはできません。  介護保険料を下げてほしい、介護施設をたくさん造ってほしいなどの市民の切実な要求を実現していくために、令和3年度からの介護保険料率の改正に際し、国、県からの支出金の増額を求め、市としては、財政調整基金などの一部を取り崩して一般会計からの繰入れを行うことを強く求めて、議案第8号・令和3年度石岡市介護保険特別会計予算に反対する討論といたします。  次に、議案第10号・令和3年度石岡市後期高齢者医療特別会計予算に反対する討論を行います。  後期高齢者医療制度は、75歳以上のお年寄りを他の医療保険制度から切り離して、独自の医療保険としたものです。県の広域連合は、8年間にわたり保険料を据え置いてきましたが、日本共産党地方議員団の申入れにもかかわらず、令和2年度と3年度について大幅な引上げを強行しました。この引上げによって、75歳以上の高齢者の生活が脅かされることになりました。  このような情勢の中で、直接保険料を集め県広域連合に納入しているのは、市の行政の仕事になっています。よって、私は、県広域連合保険料引上げに強く抗議し、財政健全化基金を活用して元の保険料に戻すこと、さらには、後期高齢者医療制度を廃止し元の老人保健制度に戻すことを強く求め、議案第10号・令和3年度石岡市後期高齢者医療特別会計予算に反対する討論といたします。  以上、議員各位の賛同をお願いいたしまして、反対討論を終わります。 7 ◯議長(池田正文君) 以上で討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  初めに、議案第4号・令和3年度石岡市一般会計予算を採決いたします。  本案の採決は、電子採決により行います。  本案に対する委員長報告は原案可決すべきものであります。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君は賛成ボタンを、反対の諸君は反対ボタンを押してください。                    〔ボタン押下〕 8 ◯議長(池田正文君) ボタンの押し忘れはございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 9 ◯議長(池田正文君) 押し忘れなしと認め、これをもって採決を確定いたします。  賛成多数であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。  次に、議案第5号・令和3年度石岡市国民健康保険特別会計予算を採決いたします。  本案の採決は、電子採決により行います。  本案に対する委員長報告は原案可決すべきものであります。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君は賛成ボタンを、反対の諸君は反対ボタンを押してください。                    〔ボタン押下〕 10 ◯議長(池田正文君) ボタンの押し忘れはございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 11 ◯議長(池田正文君) 押し忘れなしと認め、これをもって採決を確定いたします。  賛成多数であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。  次に、議案第8号・令和3年度石岡市介護保険特別会計予算を採決いたします。  本案の採決は、電子採決により行います。  本案に対する委員長報告は原案可決すべきものであります。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君は賛成ボタンを、反対の諸君は反対ボタンを押してください。                    〔ボタン押下〕 12 ◯議長(池田正文君) ボタンの押し忘れはございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 13 ◯議長(池田正文君) 押し忘れなしと認め、これをもって採決を確定いたします。  賛成多数であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。  次に、議案第10号・令和3年度石岡市後期高齢者医療特別会計予算を採決いたします。  本案の採決は、電子採決により行います。  本案に対する委員長報告は原案可決すべきものであります。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君は賛成ボタンを、反対の諸君は反対ボタンを押してください。                    〔ボタン押下〕 14 ◯議長(池田正文君) ボタンの押し忘れはございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 15 ◯議長(池田正文君) 押し忘れなしと認め、これをもって採決を確定いたします。  賛成多数であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。  次に、議案第6号・令和3年度石岡市駐車場特別会計予算、議案第7号・令和3年度石岡市霊園事業特別会計予算、議案第9号・令和3年度石岡市介護サービス事業特別会計予算、議案第11号・令和3年度石岡市水道事業会計予算ないし議案第13号・令和3年度石岡市農業集落排水事業会計予算の計6件を一括して採決いたします。  本案に対する委員長報告は、いずれも原案可決すべきものであります。  お諮りいたします。本案は、いずれも委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 16 ◯議長(池田正文君) ご異議なしと認め、さよう決しました。             ──────────────────────  日程第2 議案第14号ないし議案第31号       議案第40号ないし議案第45号 17 ◯議長(池田正文君) 次に、日程第2、議案第14号・令和2年度石岡市一般会計補正予算(第14号)ないし議案第31号・石岡市消防団条例の一部を改正する条例を制定することについて、議案第40号・指定管理者の指定について(石岡市ふれあいの森)ないし議案第45号・損害賠償額の決定及び損害賠償請求に関する和解についての計24件を一括して議題といたします。  初めに、教育福祉環境委員長から、議案第45号・損害賠償額の決定及び損害賠償請求に関する和解についてに係る委員会における審査の経過と結果の報告を求めます。  教育福祉環境委員長・勝村孝行君。              〔教育福祉環境委員長・勝村孝行君登壇〕 18 ◯教育福祉環境委員長(勝村孝行君) 教育福祉環境委員長の勝村でございます。  当委員会に審査付託されました議案第45号・損害賠償額の決定及び損害賠償請求に関する和解についてにおける当委員会の審査の経過と結果を申し上げます。  当委員会は、3月12日に委員会を開催し、慎重なる審査を実施いたしました。  審査において、初めに、執行部から本案について説明を求め、執行部からは、令和2年11月12日締結のR2旭台会館駐車場復旧工事に係る建設工事請負契約書約款第46条第2項の規定により、発注者である市の任意解除に伴う損害賠償金を令和3年3月31日までに工事受注者が指定する預金口座に振り込む方法により支払うこと、そして、その送金手数料は市の負担とすることとし、当該工事受注者と市との間には、本和解条項に定めるもののほか、何ら債権債務がないことを確認するという内容である。  任意解除した理由は、発注者である市は、工事の材料とする盛土の指定、またその土の確保の見通しを立てることが難しい状況となったこと、また、地権者側から、返還義務履行ができないのならば工事ではなく、代替手段の検討について示された状況を踏まえて、2月5日付でR2旭台会館駐車場復旧工事の任意解除を行い、工事受注者がこの解除によって別の工事を受注できるようにし、また、受注者が被る損害をさらに拡大させないためにも任意解除が必要であると判断したものである。掘削工事自体も、地権者の同意なしに土地に立ち入ることもできないこと、また、工事の施工を始めた場合に、地下埋設物の状況や近隣住民、隣接地の状況によって、予定工期や予定額を超過する可能性についても併せて考慮したとの説明がありました。  これを受け、委員からの、原状に復するという部分で地権者側といろいろ協議されたかと思うが、その交渉の過程の中で地権者から出された条件というものは、どういったものが出されたのかとの質問に対し、執行部から、地権者側は、石岡市から土地の返還があったら、農業のほうを事業としてやりたいというような話だったと記憶している。その後、11月下旬、工事受注者と契約が整い、こういった内容で工事を開始するということで最終確認の対応に入った。その際に話があった内容が、令和3年2月頃から実際に耕作のほうも始めたいというような話だった記憶がある。入札をする前に仕様を決めていなくてはいけなかったわけだが、その時点で内容については相手方と確認を取っており、仕様としては、公園植栽用の赤土または半黒土という仕様になっている。その内容に基づき、補正予算のほうもお願いしたというような流れになっているとの答弁がありました。  また、委員からの、地権者の態度が変化したところに今回の石岡市が発注した業者が仕事ができなくなった理由があると思う。そこをはっきりさせないと、この税金の使い方は市民的に納得を得られないんじゃないかとの質問に対し、執行部から、最終的な工事が立ち行かなくなった理由については、応分の責任をそれぞれが取るべき部分というふうに考えている。今回の工事受注者の損害額については、市から一度負担はするが、根本的な部分について、地権者との協議の中で、地権者に負担していただけるように協議をこれまで進めてきているところであるとの答弁がありました。  続いて、委員から、3月1日に行われた委員会における執行部の答弁にあったように、市が地権者の要求に100%応じる法的義務はないわけである。地権者の要求に対する執行部の姿勢に反省すべき点はあるものの、今回の工事受注者への損害賠償事案については、専ら地権者側の要求によって生じたものであり、市が責めを負うべき理由はないと考える。本案件が可決された場合の損害賠償の支出については、市の一般財源ではなく、受注者へ損害を与えるに至った原因者である地権者に求めるべきだと思うとの意見がありました。  続く討論において討論する者はなく、採決いたしましたところ、全会一致で原案可決すべきものと決した次第でございます。なお、採決の後、議案第45号に対し附帯決議として意見を付す提案がなされ、当委員会として全会一致で意見を付すことと決したところでございます。  ここで、その内容を申し上げます。  議案第45号・損害賠償請求額の決定及び損害賠償請求に関する和解についてに対する附帯決議。  石岡市が旭台会館北側に借地してきた旧駐車場については、これまで市執行部が再三にわたり用地取得または借地をする方向で議会へ予算議案を提出してきたところである。これに対し当市議会は、この用地に対する平成28年度以降の市長及び執行部と旧駐車場の地権者──以下、地権者──との間の交渉経過及びその内容を問題視し、これを認めることなく現在に至っている。  今般上程された議案第45号・損害賠償額の決定及び損害賠償請求に関する和解についての対象となっている損害賠償事案は、令和2年第3回定例会に上程された地権者との和解議案、議案第88号・損害賠償額の決定及び損害賠償請求に関する和解についての可決後、専ら地権者側の要求によって生じたものであり、そこに市が責めを負うべき理由を見いだすことはできないと思料する。  上記のような地権者の要求は、借地契約満了後、市執行部が引き続き用地取得または借地等の交渉をしていた過程の期間においてもなされており、これについても市に応じるべき義務があるか疑問である。よって、議案第45号・損害賠償額の決定及び損害賠償請求に関する和解についての可決に伴って行う支出は、当市の一般財源から行われるべきではなく、あくまで議案第45号の相手方へ損害を与えるに至った原因者、つまり地権者に求めるべきであると考える。  市執行部においては、これらの内容に関して法的な確認を行った上、議案第45号の相手方及び地権者に対し適正に対処するよう強く求めるものである。  以上が、議案第45号における審査の経過と結果の報告でございます。議員各位におかれましては、当委員会の審査結果にご賛同賜りますようお願いを申し上げ、委員長報告を終わります。 19 ◯議長(池田正文君) 以上で委員長報告は終わりました。
     次に、ただいま議題となっております各議案については、付託いたしました各常任委員会の委員長から、お手元に配付いたしましたとおり、審査結果の報告書が提出されております。  この際、お諮りいたします。議案第45号を除く各議案に対する委員長報告は、いずれも会議規則第37条第2項の規定により省略することにいたしたいと思います。これにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 20 ◯議長(池田正文君) ご異議なしと認め、よって、各委員長報告は省略することに決しました。  これより各委員会における審査の経過と結果に対する質疑を行います。  質疑は挙手によりこれを許します。  質疑はございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 21 ◯議長(池田正文君) ないようですので、以上で審査の経過と結果に対する質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論は通告によりこれを許します。  12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 22 ◯12番(小松豊正君) 12番・日本共産党の小松豊正です。議案第44号・石岡市デイサービスセンター条例の一部を改正する条例を制定することについて、反対討論を行います。  このたび介護保険法施行規則の改正に伴って、石岡市デイサービスセンターの利用料金を上げるために一部改正が提案されています。答弁によりますと石岡市デイサービスセンターでは、令和3年1月末現在の利用者は56名ということでした。利用料が1割負担の方は、1回につき4円負担が増えることになります。  現在の制度は、介護保険料を毎月払っている上に、実際に利用しようとするときにまた利用料を払わなければならない制度になっています。利用料を上げることは、デイサービス利用の抑制、自粛につながることになります。よって、私は、議案第44号・石岡市デイサービスセンター条例の一部を改正する条例を制定することについて、反対をいたします。  議員各位の賛同をお願いして、反対討論を終わります。 23 ◯議長(池田正文君) 以上で討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  初めに、議案第44号・石岡市デイサービスセンター条例の一部を改正する条例を制定することについてを採決いたします。  本案の採決は、電子採決により行います。  本案に対する審査結果の報告は原案可決すべきものであります。本案は委員会審査報告書のとおり決することに賛成の諸君は賛成ボタンを、反対の諸君は反対ボタンを押してください。                    〔ボタン押下〕 24 ◯議長(池田正文君) ボタンの押し忘れはございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 25 ◯議長(池田正文君) 押し忘れなしと認め、これをもって採決を確定いたします。  賛成多数であります。よって、本案は委員会審査報告書のとおり決しました。  次に、議案第14号・令和2年度石岡市一般会計補正予算(第14号)ないし議案第31号・石岡市消防団条例の一部を改正する条例を制定することについて、議案第40号・指定管理者の指定について(石岡市ふれあいの森)ないし議案第43号・令和2年度石岡市一般会計補正予算(第15号)、議案第45号・損害賠償額の決定及び損害賠償請求に関する和解についての計23件を一括して採決いたします。  本案に対する審査結果の報告は、いずれも原案可決すべきものであります。  お諮りいたします。本案は、いずれも委員長報告及び各常任委員長から提出されております委員会審査報告書のとおり決することにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 26 ◯議長(池田正文君) ご異議なしと認め、さよう決しました。             ──────────────────────  日程第3 請願第4、請願第6 27 ◯議長(池田正文君) 次に、日程第3、請願第4・石岡地域医療計画の実現に向けた調査及び措置を求める請願、請願第6・石岡の医療について調査を求める請願の計2件を一括して議題といたします。  本件については、教育福祉環境委員長から委員会における審査の経過と結果の報告を求めます。  教育福祉環境委員長・勝村孝行君。              〔教育福祉環境委員長・勝村孝行君登壇〕 28 ◯教育福祉環境委員長(勝村孝行君) 教育福祉環境委員長の勝村でございます。  当委員会に審査付託されました請願第4・石岡地域医療計画の実現に向けた調査及び措置を求める請願及び請願第6・石岡の医療について調査を求める請願における当委員会の審査の経過と結果を申し上げます。  当委員会は、これらの請願の審査に当たり、3月12日に委員会を開催し、慎重なる審査を実施いたしました。  初めに、請願第4における審査の経過と結果の報告を申し上げます。  本請願の趣旨は、地域医療環境の低下が必至である現状を認識し、何が問題なのか、どのように解決すればよいのかを整理し、石岡地域医療計画案の推進に向け、今まで以上に活発な議論と関係予算の可決に向けた調査と審査を求めるものでございます。  審査において、初めに、事務局から本請願の受理の経緯と内容について説明がありました。これを受け、委員からの、当初、公設民営ということで進んできているが、この地域医療計画は現在生きているのかとの質問に対し、執行部から、石岡地域医療計画は、石岡市長、かすみがうら市長、小美玉市長、石岡市医師会会長で組織されている石岡地方医療対策カンファレンスで策定されたものである。現時点でカンファレンスは開催していないため、計画自体はそのままの状態となっている。一方、地域医療振興協会から2月4日の時点で提案の取下げの申出があった。石岡地域医療計画に掲載している医療課題等を解決することは重要だと考えているが、今回の取下げを受け、これまで説明してきた地域に必要な医療体制の整備手法については、新たな手法を検討することになるものと考えているとの答弁がありました。  また、委員からの、現在まだ計画があるという地域医療計画について、今後、行政のほうとしてどのような取扱いを行っていくのか。その部分のけじめをつけた上で、新たな医療計画を策定していく気持ちがあるのかとの質問に対し、執行部から、今回、地域医療需要動向調査委託料ということで予算計上させていただいている。今回の調査等を踏まえた上で、もちろん予算をお認めいただいた後ということになるが、将来的な地域医療の在り方を精査し、その上で、石岡地域医療計画を修正する必要が生じた際には、石岡地方医療対策カンファレンスを改めて開催していただくなどして、石岡地域医療計画の修正となることも想定はしているとの答弁がありました。  続いて、委員から、情勢が急展開してしまっていて、この請願は、事実に残念ながらそぐわなくなってしまっているんじゃないかと思うとの意見や、地域医療計画も今後見直しもある、また地域医療振興協会からの取下げもあるので、請願については不採択にすべきと考えるとの意見がありました。  続く討論において討論する者はなく、起立により採決をいたしましたところ、起立する者はなく、不採択とすべきものと決した次第でございます。  次に、請願第6における審査の経過と結果の報告を申し上げます。  本請願は、石岡市が進めようとしている医療計画によって、休日夜間緊急診療の確保、産科の設置、小児科の充実が実現可能か、石岡市の財政負担が適切か、調査を求めるものでございます。  審査において、初めに、事務局から本請願の受理の経緯と概要について説明がありました。これを受け、委員からは、この趣旨については賛成である、ただ、医療計画という部分については、取下げとなった石岡地域医療計画ではなく、今後調査をした結果、これからまた新たにできるであろう医療計画という意味であれば私は賛成であるとの意見や、この願意は当然妥当と判断するし、1万5,118筆、さらに2,000筆ほど増えているということであるが、この方々の気持ちを議会としても真摯に受ける意味でも、これは採択とすべきものと考えるとの意見がありました。  続く討論において討論する者はなく、採決いたしましたところ、全会一致で採択とすべきものと決した次第であります。  以上が、請願第4及び請願第6における審査の経過と結果の報告でございます。議員各位におかれましては、当委員会の審査結果にご賛同賜りますようお願いを申し上げ、委員長報告を終わります。 29 ◯議長(池田正文君) 以上で委員長報告は終わりました。  これより委員長報告に対する質疑を行います。  質疑は挙手によりこれを許します。  質疑はございませんか。  16番・櫻井信幸君。                 〔16番・櫻井信幸君登壇〕 30 ◯16番(櫻井信幸君) 16番・櫻井信幸でございます。ただいまの委員長のお話でありますけれども、一部分、理解できない部分がございます。  請願第4に関してですけれども、これは不採択ということでありますけれども、この請願は、文面的にはこのような文面なんですけれども、請願事項、その中の1、今後10年間の石岡地域の医療環境についてどうあるべきか、議会の見解を市民に示していただくことを求める。2、石岡地域医療計画の推進に向け、地域医療振興協会の示す条件を前向きな視点で捉え、議論、審査されることを強く求めます。3、石岡地域医療計画の実現に向けて必要な措置を取っていただくよう求めますとあります。  委員長のお話でありますと、地域医療振興協会が一応提案を取り下げたわけでありますから、この2に関しては理解できます。でも、1万5,000、その後1万7,000に到達しているんですけれども、その市民の気持ちというのは、この1と3はまだ生きているのかなと考えております。  でありますから、この請願第4に関しては、私は、一部採択、あるいは一部不採択、これが妥当ではないかなと思います。その辺のところをお聞かせ願えればなと思います。 31 ◯議長(池田正文君) 教育福祉環境委員長・勝村孝行君。              〔教育福祉環境委員長・勝村孝行君登壇〕 32 ◯教育福祉環境委員長(勝村孝行君) ただいまの櫻井議員のご質問にお答えしてまいります。ただいま請願第4における内容について3点ほど示されたわけでございますが、そもそも地域医療計画の実現、これについては、地域医療振興協会が取下げをしたという時点で、これ以上計画は進めていかれないということになるかと思います。  議員がおっしゃられましたように、1と3についてはごもっともなご意見かと思います。しかしながら請願第4を相対的に見ますと、不採択ということで進めてまいりました。ご説明しましたとおりでございます。  以上でございます。 33 ◯議長(池田正文君) 16番・櫻井信幸君。                 〔16番・櫻井信幸君登壇〕 34 ◯16番(櫻井信幸君) ただいまの委員長報告は、1度目の文章を読んだのとまるっきり同じであります。私が、提案というか、一部採択か一部不採択かというものは、市民の気持ちを考えたとき、これは市民の民意ですよね、大きな力です。意思です。ですからそれを考えたとき、1と3は現在有効である。それはただいま委員長も申し上げたわけでありますから、私はそこをもって、一部採択、一部不採択という手法が適当ではないかなと申し上げました。いかがでしょうか。ご意見があれば。 35 ◯議長(池田正文君) 教育福祉環境委員長・勝村孝行君。              〔教育福祉環境委員長・勝村孝行君登壇〕 36 ◯教育福祉環境委員長(勝村孝行君) ただいまの櫻井議員からのご質問にお答えしたいと思います。先ほども申し上げました答弁のとおりでございますけれども、委員長報告で申し上げた中でも申し上げましたとおり、地域医療振興協会が撤退、取下げをしたということがやはり重要であるというふうに当委員会も考えております。  議員おっしゃりますように、1と3、これを採択してはいかがということでございますが、地域医療に関しては、請願第6でも申し上げたとおり、これからも調査を進めるということで進めていきたいということでございますので、ご理解をいただきたいというふうに思っております。  以上でございます。 37 ◯議長(池田正文君) ほかに質疑はございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 38 ◯議長(池田正文君) ないようですので、以上で質疑を終結いたします。  これより討論に入るわけでありますが、討論の通告はございません。よって、討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  初めに、請願第4・石岡地域医療計画の実現に向けた調査及び措置を求める請願を採決いたします。  本件の採決は、電子採決により行います。  本件に対する委員長報告は不採択とすべきものであります。よって、可を諮る原則に従い、本請願を採択することに賛成の諸君は賛成ボタンを、反対の諸君は反対ボタンを押してください。                    〔ボタン押下〕 39 ◯議長(池田正文君) ボタンの押し忘れはございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 40 ◯議長(池田正文君) 押し忘れなしと認め、これをもって採決を確定いたします。  賛成少数であります。よって、本件は不採択とすることに決しました。  次に、請願第6・石岡の医療について調査を求める請願を採決いたします。  本件に対する委員長報告は採択とすべきものであります。  お諮りいたします。本件は委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 41 ◯議長(池田正文君) ご異議なしと認め、さよう決しました。             ──────────────────────  日程第4 決議案第8号 42 ◯議長(池田正文君) 次に、日程第4、決議案第8号・議案の記載内容及び口頭説明の適正化を求める決議を議題といたします。  直ちに、教育福祉環境委員長から提案理由の説明を求めます。  教育福祉環境委員長・勝村孝行君。              〔教育福祉環境委員長・勝村孝行君登壇〕 43 ◯教育福祉環境委員長(勝村孝行君) 教育福祉環境委員長の勝村でございます。
     地方自治法第109条第6項及び石岡市議会会議規則第13条第3項の規定により、教育福祉環境委員会として、決議案第8号・議案の記載内容及び口頭説明の適正化を求める決議を提出いたします。  本案の朗読をもって提案理由とさせていただきます。  議案の記載内容及び口頭説明の適正化を求める決議。  本年3月12日の教育福祉環境委員会において、昨年の当市議会第3回定例会で可決した議案第88号・損害賠償額の決定及び損害賠償請求に関する和解については、その審査に必要な記載を欠くとともに、口頭における補足説明も不足していた事実が明らかになった。  我々議会は、地方自治法第96条により、各事件を議決するよう義務づけられているとともに、議決を通じて市政を監視するよう市民から信託を受けている。したがって、我々議会にとって議案の審査は最も重要な事項であり、その審査は、市執行部から上程される議案の記載内容及び本会議または委員会における市執行部の口頭説明に信を置き、実施しているところである。  そのような中で、今般明らかになった議案の記載内容の不備及び口頭説明の不足は、議会制度の根幹に関わる重大事であるとともに、市執行部が議案の可決をもくろんで意図的に事実を隠蔽したとも受け取られかねない事案であり、決して看過することはできない。  よって、市執行部においては上記の事実を猛省し、今後、議案には審査上必要な内容を適切に明記するとともに、必要に応じて口頭での補足説明を過不足なく行うことによって、議会の適正な議決に資するよう強く求める。  以上であります。  議員各位におかれましては、当委員会の提案にご賛同賜りますようお願いを申し上げ、提案理由の説明を終わります。 44 ◯議長(池田正文君) 以上で提案理由の説明は終わりました。  これより質疑を行います。  質疑は挙手によりこれを許します。  なお、質疑を行う議員におかれましては、質疑の前に一括方式と一問一答方式のいずれを選択するか、あらかじめ発言願います。  質疑はございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 45 ◯議長(池田正文君) ないようですので、以上で質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論は挙手によりこれを許します。  なお、討論は、原案に反対の討論から始め、賛成討論、反対討論と交互に行います。初めに、反対の討論はございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 46 ◯議長(池田正文君) 次に、賛成の討論はございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 47 ◯議長(池田正文君) ないようですので、以上で討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  決議案第8号・議案の記載内容及び口頭説明の適正化を求める決議を採決いたします。  お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 48 ◯議長(池田正文君) ご異議なしと認め、さよう決しました。             ──────────────────────  日程第5 委員会提出議案第1号ないし委員会提出議案第3号 49 ◯議長(池田正文君) 次に、日程第5、委員会提出議案第1号・石岡市議会会議規則の一部を改正する規則を制定することについてないし委員会提出議案第3号・石岡市議会請願条例の一部を改正する条例を制定することについての計3件を一括して議題といたします。  直ちに、議会運営委員長から提案理由の説明を求めます。  議会運営委員長・谷田川 泰君。               〔議会運営委員長・谷田川 泰君登壇〕 50 ◯議会運営委員長(谷田川 泰君) 議会運営委員長の谷田川でございます。  地方自治法第109条第6項及び石岡市議会会議規則第13条第3項の規定により、委員会提出議案第1号・石岡市議会会議規則の一部を改正する規則を制定することについて、委員会提出議案第2号・石岡市議会委員会条例の一部を改正する条例を制定することについて、委員会提出議案第3号・石岡市議会請願条例の一部を改正する条例を制定することについての計3件を提出いたします。  これより提案理由を申し上げます。  初めに、委員会提出議案第1号・石岡市議会会議規則の一部を改正する規則を制定することについて、本案は、議員の会議欠席事由を明文化すること及び議員の出産に伴う欠席について産前産後の期間にも配慮した規定とするため、石岡市議会会議規則の一部を改正するものでございます。  改正の内容は、議案にお示ししましたとおり、議員の欠席に関する条文で、これまで「事故のため」としていた議員の会議欠席事由を、「公務、疾病、育児、看護、介護、配偶者の出産補助その他のやむを得ない事由のため」と改めるとともに、議員の出産に伴う欠席について産前産後の期間にも配慮した規定に改めるほか、所要の改正を行うものでございます。  次に、委員会提出議案第2号・石岡市議会委員会条例の一部を改正する条例を制定することについて、本案は、石岡市部等設置条例の一部改正に伴い委員会の所管する事項を改めるため、並びに委員の会議の欠席事由を明文化すること及び委員の出産に伴う欠席について産前産後の期間にも配慮した規定とするため、石岡市議会委員会条例の一部を改正するものでございます。  改正の内容は、議案にお示ししましたとおり、石岡市部等設置条例の一部改正後の執行部組織の実態に即し、第2条中の経済建設消防委員会の所管事項を改めるもの、また、第12条の委員の欠席等に関する条文で、これまで「事故のため」としていた会議欠席事由を、「公務、疾病、育児、看護、介護、配偶者の出産補助その他やむを得ない事由のため」と改めるとともに、委員の出産に伴う欠席について産前産後の期間にも配慮した規定に改めるほか、所要の改正を行うものでございます。  次に、委員会提出議案第3号・石岡市議会請願条例の一部を改正する条例を制定することについて、本案は、請願に当たっての押印の取扱いを見直すため、石岡市議会請願条例の一部を改正するものでございます。  改正の内容は、議案にお示しいたしましたとおり、法人である請願者に求めている記名及び押印を、代表者の署名または記名及び押印と改めるほか、所要の改正を行うものでございます。  以上が提出いたしました3件の議案の提案理由でございます。議員各位におかれましては、よろしくご審議賜りますようお願いを申し上げまして、説明を終わります。 51 ◯議長(池田正文君) 以上で提案理由の説明は終わりました。  これより質疑を行います。  質疑は挙手によりこれを許します。  なお、質疑を行う議員におかれましては、質疑の前に一括方式と一問一答方式のいずれを選択するか、あらかじめ発言願います。  質疑はございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 52 ◯議長(池田正文君) ないようですので、以上で質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論は挙手によりこれを許します。  なお、討論は、原案に反対の討論から始め、賛成討論、反対討論と交互に行います。初めに、反対の討論はございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 53 ◯議長(池田正文君) 次に、賛成の討論はございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 54 ◯議長(池田正文君) ないようですので、以上で討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  委員会提出議案第1号・石岡市議会会議規則の一部を改正する規則を制定することについてないし委員会提出議案第3号・石岡市議会請願条例の一部を改正する条例を制定することについての計3件を一括して採決いたします。  お諮りいたします。本案は、いずれも原案のとおり決することにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 55 ◯議長(池田正文君) ご異議なしと認め、さよう決しました。             ──────────────────────  日程第6 閉会中の継続調査並びに継続審査の申し出について 56 ◯議長(池田正文君) 次に、日程第6、閉会中の継続調査並びに継続審査の申し出についてを議題といたします。  本件については、お手元に配付いたしましたとおり、各常任委員長並びに議会運営委員長から、委員会条例第36条の規定により、閉会中の継続調査並びに継続審査の申出があります。  お諮りいたします。本件については、各常任委員長並びに議会運営委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査並びに継続審査に付することにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 57 ◯議長(池田正文君) ご異議なしと認め、さよう決しました。  暫時休憩いたします。10分程度といたします。                   午前11時08分休憩             ──────────────────────                   午前11時21分再開 58 ◯議長(池田正文君) 休憩前に引き続き会議を開きます。             ──────────────────────  追加日程 議案第46号、議案第47号 59 ◯議長(池田正文君) 次に、本日市長から、議案第46号・令和3年度石岡市一般会計補正予算(第1号)、議案第47号・石岡市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の臨時特例に関する条例を制定することについての計2件が提出されました。  お諮りいたします。本案を日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 60 ◯議長(池田正文君) ご異議なしと認め、議案第46号・令和3年度石岡市一般会計補正予算(第1号)、議案第47号・石岡市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の臨時特例に関する条例を制定することについての計2件を一括して議題といたします。  直ちに提出者から提案理由の説明を求めます。  市長・谷島君。                  〔市長・谷島洋司君登壇〕 61 ◯市長(谷島洋司君) 議案第46号及び議案第47号について、概要をご説明申し上げます。  議案第46号・令和3年度石岡市一般会計補正予算(第1号)、今回の補正予算は、歳入歳出の総額からそれぞれ34万8,000円を減額し、補正後の歳入歳出予算総額をそれぞれ327億7,965万2,000円とするものでございます。  今回の補正予算でございますが、臨時的な人件費の補正でございます。財源につきましては、繰入金を減額するものでございます。  補正予算の概要につきましては、第1表の歳入歳出予算補正のとおりでございます。  補正予算の主な内容を申し上げます。  最初に、総務費の職員等人件費19万9,000円の減額でございます。官製談合防止法違反に係る一連の事件に関しまして、市長の給与及び退職手当負担金を減額するものでございます。  次に、教育費の職員等人件費14万9,000円の減額でございます。同様に、教育長の給与及び退職手当負担金を減額するものでございます。  次に、議案第47号・石岡市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の臨時特例に関する条例を制定することについて、本案は、令和3年4月1日から同年4月30日までの間、市長及び教育長の給料月額をそれぞれ20%減ずることに伴い、石岡市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の臨時特例に関する条例を制定するため、地方自治法第96条第1項第1号の規定により、議会の議決を求めるものでございます。  以上が提案いたしました議案の概要でございます。十分ご審議の上、議決を賜りますようお願い申し上げます。 62 ◯議長(池田正文君) 以上で提案理由の説明は終わりました。  これより質疑を行います。  質疑は挙手によりこれを許します。  なお、質疑を行う議員におかれましては、質疑の前に一括方式と一問一答方式のいずれを選択するか、あらかじめ発言願います。  質疑はございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 63 ◯議長(池田正文君) ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
     この際、お諮りいたします。本案については、会議規則第35条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 64 ◯議長(池田正文君) ご異議なしと認め、さよう決しました。  これより討論に入ります。  討論は挙手によりこれを許します。  なお、討論は、原案に反対の討論から始め、賛成討論、反対討論と交互に行います。初めに、反対の討論はございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 65 ◯議長(池田正文君) 次に、賛成の討論はございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 66 ◯議長(池田正文君) ないようですので、以上で討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  議案第46号・令和3年度石岡市一般会計補正予算(第1号)、議案第47号・石岡市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の臨時特例に関する条例を制定することについての計2件を一括して採決いたします。  お諮りいたします。本案は、いずれも原案のとおり決することにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 67 ◯議長(池田正文君) ご異議なしと認め、さよう決しました。             ──────────────────────  追加日程 議案第48号 68 ◯議長(池田正文君) 次に、本日市長から、議案第48号・副市長の選任につき同意を求めることについてが提出されました。  お諮りいたします。本案を日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 69 ◯議長(池田正文君) ご異議なしと認め、議案第48号・副市長の選任につき同意を求めることについてを議題といたします。  直ちに提出者から提案理由の説明を求めます。  市長・谷島君。                  〔市長・谷島洋司君登壇〕 70 ◯市長(谷島洋司君) 議案第48号について、概要をご説明申し上げます。  議案第48号・副市長の選任につき同意を求めることについて、本案は、市政の円滑な推進を図るため新たに副市長を選任することについて、地方自治法第162条の規定により、議会の同意を求めるものでございます。  以上が提案いたしました議案の概要でございます。十分ご審議の上、議決を賜りますようお願い申し上げます。 71 ◯議長(池田正文君) 以上で提案理由の説明は終わりました。  これより質疑を行います。  質疑は挙手によりこれを許します。  なお、質疑を行う議員におかれましては、質疑の前に一括方式と一問一答方式のいずれを選択するか、あらかじめ発言願います。  質疑はございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 72 ◯議長(池田正文君) ないようですので、以上で質疑を終結いたします。  この際、お諮りいたします。本案については、会議規則第35条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 73 ◯議長(池田正文君) ご異議なしと認め、さよう決しました。  これより討論に入ります。  討論は挙手によりこれを許します。  なお、討論は、原案に反対の討論から始め、賛成討論、反対討論と交互に行います。初めに、反対の討論はございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 74 ◯議長(池田正文君) 次に、賛成の討論はございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 75 ◯議長(池田正文君) ないようですので、以上で討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  議案第48号・副市長の選任につき同意を求めることについてを採決いたします。  お諮りいたします。本案は原案に対し同意することにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 76 ◯議長(池田正文君) ご異議なしと認め、さよう決しました。             ──────────────────────  追加日程 諮問第1号 77 ◯議長(池田正文君) 次に、本日市長から、諮問第1号・人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについてが提出されました。  お諮りいたします。本案を日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 78 ◯議長(池田正文君) ご異議なしと認め、諮問第1号・人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。  直ちに提出者から提案理由の説明を求めます。  市長・谷島君。                  〔市長・谷島洋司君登壇〕 79 ◯市長(谷島洋司君) 諮問第1号について、概要をご説明申し上げます。  諮問第1号・人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて、本案は、人権擁護委員9名中1名が令和3年3月31日をもって任期満了となるので、委員の候補者を推薦することについて、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものでございます。  以上が提案いたしました議案の概要でございます。十分ご審議の上、議決を賜りますようお願い申し上げます。 80 ◯議長(池田正文君) 以上で提案理由の説明は終わりました。  これより質疑を行います。  質疑は挙手によりこれを許します。  なお、質疑を行う議員におかれましては、質疑の前に一括方式と一問一答方式のいずれを選択するか、あらかじめ発言願います。  質疑はございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 81 ◯議長(池田正文君) ないようですので、以上で質疑を終結いたします。  この際、お諮りいたします。本案については、会議規則第35条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 82 ◯議長(池田正文君) ご異議なしと認め、さよう決しました。  これより討論に入ります。  討論は挙手によりこれを許します。  なお、討論は、原案に反対の討論から始め、賛成討論、反対討論と交互に行います。初めに、反対の討論はございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 83 ◯議長(池田正文君) 次に、賛成の討論はございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 84 ◯議長(池田正文君) ないようですので、以上で討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  諮問第1号・人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについてを採決いたします。  お諮りいたします。本案は原案に対し適任とすることにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 85 ◯議長(池田正文君) ご異議なしと認め、さよう決しました。  以上で、今期定例会に付議されました案件は全て議了いたしましたので、これをもって令和3年第1回石岡市議会定例会を閉会いたします。  お疲れさまでございました。                   午前11時32分閉会             ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━            地方自治法第123条第2項の規定により署名する。              議   長       池 田 正 文              署名議員        石 橋 保 卓              署名議員        岡 野 孝 雄 Copyright (c) ISHIOKA CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved. ページの先頭へ...