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令和3年予算特別委員会(第2日目) 本文 開催日:2021-03-08
令和3年予算特別委員会(第2日目) 名簿 開催日:2021-03-08

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  1. 石岡市議会 2021-03-08
    令和3年予算特別委員会(第2日目) 本文 開催日:2021-03-08


    取得元: 石岡市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-06
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                 令和3年3月8日(月曜日)                   午前10時03分開会 ◯委員長(関口忠男君) ただいまから予算特別委員会を開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。  本日の議題は、議案第4号・令和3年度石岡市一般会計予算のうち総務委員会所管に係る部分であります。  次に、付託案件説明のため、本日、委員長において出席を求めた者の職・氏名は、説明員名簿のとおりであります。  次に、本日の審査範囲につきましては、審査区分表のとおりであります。  次に、各委員に申し上げます。本日から4日間の日程で予算案の審査を行うわけでありますが、計数及び事業内容等についての詳細なる質疑は各委員会所管の審査において行い、政策的判断を要するものやほかの所管にまたがるものについては、4日目の総括審査においてされますようお願いいたします。また、当委員会での審査は一問一答方式で行い、時間については質疑のみ1人30分以内とさせていただきます。なお、質疑においては、審査区分に沿って、簡潔かつ明瞭になされ、重複質疑を避けられますようお願い申し上げます。  次に、執行部に申し上げます。執行部におかれましては、説明員として出席しているわけでありますから、質疑に対しては迅速かつ的確に答弁されますようお願いいたします。  次に、質疑応答に関する当委員会の運営方針を申し上げます。当委員会としては、できる限り審査を効率化する考えから、執行部が即時に答弁し難い質疑があった場合でも、答弁調整のために会議を中断することは努めて避けることにいたしたいと思います。そのような場合につきましては、当該質疑に対する答弁を一時保留とし、委員には次の質疑をお願いすることにいたしたいと思います。なお、一時保留した答弁は、執行部において答弁が整い次第、再開することにいたします。また、その際に委員の質疑が既に終了している場合は、次の委員の質疑終了後に改めて質疑を再開したいと思いますので、各委員におかれましてはよろしくご協力くださいますようお願い申し上げます。  それでは、これより議事に入ります。  議案第4号・令和3年度石岡市一般会計予算のうち総務委員会所管に係る部分を議題といたします。質疑に入ります前に、執行部から石岡市の財政推計について説明をいたしたい旨の申出がありますので、これを許します。  財務部長・門脇君。 2 ◯財務部長(門脇 孝君) 私から、本日、配付させていただきました財政推計(試算)と表題いたしました資料につきまして、ご説明申し上げます。この推計につきましては、令和3年度一般会計の予算編成時点において、令和13年度までを推計したものでございます。  表題部をおめくりいただきまして、2枚目でございます。財政推計(試算)一般会計でございます。表の構成でございますが、上段の枠が歳入となっており、中段の枠は歳出となってございます。その下の枠が歳入歳出差引き額で、歳入が不足する場合に、三角でマイナス表示をしてございます。  その不足額を充当する財源といたしまして2つございます。1つは臨時財政対策債と、もう一つは基金で、財政調整基金と減債基金を計上してございます。その下に基金残高を記載してございます。この基金につきましては、不足財源に基金を充当した場合及び各事業の財源として基金を繰り入れた場合、基金残高は減少してまいります。財政調整基金と減債基金以外の庁舎整備基金など特定目的基金は、表上段歳入の6、その他に含まれております。  一番下の枠につきましては、実質公債費比率でございます。実質公債費比率は、地方債を起こす場合の目安となる指標でございまして、現在、地方債を起こす場合は県との協議制でございますが、数値が18%以上となりますと県の許可が必要となり、起債が制限されることとなります。  財政推計の内容についてご説明を申し上げます。R3と記載してございます網かけした列につきまして、今回提案をしております当初予算額を計上してございます。以降、各年度は、現時点で想定しております見通しということでの数字でございまして、順次ご説明させていただきたいと存じます。なお、令和2年度につきましては、当初予算を比較参考として記載をしてございます。  最初に、網かけの令和3年度につきましては、歳入306億8,000万円、歳出327億8,000万円、差引き21億円の不足でございます。この充当分として、臨時財政対策債を14億1,000万円借り入れることで賄い、さらに不足する財源として、財政調整基金を6億9,000万円繰り入れ、歳入歳出それぞれ327億8,000万円としてございます。また、その他の主な基金繰入金は、公共施設整備基金を1億5,000万円、学校施設等整備基金を3億1,000万円、庁舎整備基金を700万円、ふるさと応援寄附金基金を1億7,000万円計上してございます。その結果、令和3年度末の基金残高は、令和2年度末の基金残高見込みから令和3年度当初予算で計上しております基金繰入れに伴う取崩しと積立ての見込みにより、78億円と見込んでございます。  次に、令和4年度以降でございますが、最初に歳入でございます。1の市税でございますが、新型コロナウイルス感染症及び人口減少の影響等を考慮し、今後、減少傾向で推移するであろうという見込みを立ててございます。次に、3の地方交付税でございますが、令和3年度では61億5,000万円を計上しておりますが、その後、令和3年度以降は、公債費に対する交付税措置が増加することなどから、令和13年度にかけて増加するものと見込んでございます。次に、4の国県支出金につきましては、扶助費等の伸び、さらに、学校施設の統廃合に係る分を考慮して見込んでございます。次に、5の地方債につきましては、計画されております事業費見合いで見込みを立ててございます。
     続きまして、歳出でございます。1の人件費は、令和13年度と令和3年度を比較いたしまして、1億7,000万円の増加を見込んでございます。次に、2の扶助費でございますが、今後も増加すると見込んでございます。次に、3の補助費等につきましては、広域ごみ処理施設建設に係る負担金が令和2年度で終了することにより、令和3年度以降は緩やかに減少すると見込んでございます。次に、5の投資的経費につきましては、上曽トンネル整備事業等合併特例債事業のほか、公共施設等総合管理計画に基づく施設の更新、改修経費などを見込んでございます。これらの事業などで借り入れる地方債の元利償還金を6の公債費に見込んでございます。  歳入歳出差引き額の不足を、臨時財政対策債財政調整基金、減債基金の繰入れで賄うことになりますが、歳出が増加する令和2年度から5年度にかけまして、基金繰入金が増加する見通しとなってございます。あわせまして、特定目的基金は、その目的の整備事業に充当するため、繰入れも見込んでございます。基金残高につきましては、令和2年度末の見込みで89億4,000万円でございますが、令和11年度末で14億9,000万円まで減少する見込みでございます。  最後に、一番下の実質公債費比率でございます。ピークは、公債費が増加する令和13年度で、14.8%と見込んでおります。  3枚目は補足説明資料でございます。  ご説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 3 ◯委員長(関口忠男君) これより質疑を行います。  初めに、石橋委員。 4 ◯委員(石橋保卓君) おはようございます。石橋です。令和3年度の予算審議ということで、事前に、私のほうのお聞きしたい点につきましては皆様方にお配りしてありますので、簡潔かつ明瞭にお伺いをしたいと思います。5点ほどお伺いしていく予定ですけれども、ご答弁の内容によっては多少幅が広がるかもしれませんので、その点はご了解をいただきたいというふうに思います。  まず最初に、予算書でいいますと38から39ページ、歳入の市税の項目についてお伺いをいたします。まず、市税の市民税、この中の個人に関わる部分、これが前年度の予算額より約2億円ほど減額をされておりますけれども、その根拠といいますか、どのような見通しで今回の額に至ったのか、お伺いをいたします。 5 ◯委員長(関口忠男君) 税務課長・瀬尾君。 6 ◯税務課長(瀬尾正幸君) それでは、お答えをいたします。市民税、個人の個人市民税についてでございますけれども、現年課税分の収入見込額は32億2,450万4,000円を見込んでおりまして、前年度の予算と比べ2億3,968万7,000円の減収を見込んでおります。減収の主な理由といたしましては、新型コロナウイルス感染症の拡大によるものでございまして、減収の規模の試算としては、リーマンショック時の同水準の減収が生じると言われておりますことから、その当時の傾向を参考にしております。リーマンショック後は3か年で約11%の減収となっておりまして、1年目が特に大きかったことから、今回、約6.9%の減収と想定をしたところでございます。  以上でございます。 7 ◯委員長(関口忠男君) 石橋委員。 8 ◯委員(石橋保卓君) 分かりました。  それで、その次の法人の部分ですね。法人に関わる部分が、やはり若干5,000万程度減収というふうに見ておるようですけど、その根拠をお伺いいたします。 9 ◯委員長(関口忠男君) 税務課長・瀬尾君。 10 ◯税務課長(瀬尾正幸君) 法人市民税の件につきまして、お答えいたします。現年課税分の収入見込額は5億5,424万2,000円を見込んでおります。前年度と比較し、4,977万5,000円の減収を見込んでおります。こちらも同様に、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う景気の低迷が原因でございまして、こちらもリーマンショック時には3か年で約15%の減収を見たところでございます。こちらも、来年度が一番大きい影響が出ると想定いたしまして、約8.2%の減収を見込んでいるところでございます。  以上でございます。 11 ◯委員長(関口忠男君) 石橋委員。 12 ◯委員(石橋保卓君) ここのところについては、令和2年度、今年度の決算状況を見ないと、また何とも言えないところであるのかなというふうに思います。  先ほど財務部長のほうから、財政推計のほうのご説明がありました。この中で、市税収入については令和4年度以降、今年度、令和3年度は、表現が合っているかどうか分かりませんけれども、大きく落ち込み、令和4年度以降からまた持ち直すというふうな内容で示されております。とはいいながらも、市税収入の部分なんですけれども、平成29年度決算額と比較をしますと、平成29年度の収入済額が42億4,000万、今回、これは予算ベースですけど、単純に比較するのはどうかなとは思うんですけれども、現実的に4億円ほど、今回の予算額では減収しているわけです。  先ほど示されました財政推計のほう、ちょっと、かなり甘い見方をしているのではないかなという感じがするんですけれども、この市税の財政推計の部分は、担当のほうではどのような見込みでこのような数字を出されたのか、お伺いをいたします。 13 ◯委員長(関口忠男君) 税務課長・瀬尾君。 14 ◯税務課長(瀬尾正幸君) 先ほども申しましたように、リーマンショック時のを参考にしておるところでございますけれども、現実的には、今後、生産年齢人口の減少とともに、税収のほうは、令和4年度には一旦持ち直すことも予想されますけれども、徐々に減収をしていくものというふうに考えております。  以上でございます。 15 ◯委員長(関口忠男君) 石橋委員。 16 ◯委員(石橋保卓君) 長い目で見れば減少はしてくるという部分はよく理解できるんですけど、10年後で令和3年度の金額ベースに合ってくるというふうな推計なのかなというふうに思うんですけど。あくまでも、これは推計ですので、毎年毎年この数字が変わっていくというのは重々承知をした上ですけれども、今後、人口減少に歯止めがかからず、大きく人口が減少していくというふうな見込みの中で、これだけの市税を確保していくというのは、なかなか、特に市民税の部分というのはなかなか厳しいのかなと。それなりの努力を皆さん方がされるのであればこういう推計も成り立つのかなという感じはしますけれども、ちょっと見込みが甘いような感じがします。  それでは、次に移ります。44ページの地方交付税、まず、地方交付税で、今回大幅に減額をされておりますけれども、この減額の理由をお伺いいたします。 17 ◯委員長(関口忠男君) 財政課長・井坂君。 18 ◯財政課長(井坂隆史君) お答えいたします。地方交付税の大幅な減の理由でございますが、まず、普通交付税におきまして、比較としまして57億4,500万、前年度比9,100万円の減ということで見込んでございます。こちらにつきましては、令和3年度について、国予算におきましては、前年度比5.1%の増を見込んでございますが、臨時財政対策債の発行可能額が、国の予算で前年度比57.7%と大幅に増加することなどから、基準財政需要額臨時財政対策債に多く振り替えられると見込みまして、令和2年度決算見込みを基に、こちら決算値としまして減と見込んでございます。  次に、予算書のほうの記載はございませんが、令和2年度まで計上しておりました震災復興特別交付税、こちらがゼロ、皆減ということで見込んでございます。こちら、震災復興特別交付税につきましては、令和2年度霞台厚生施設組合広域ごみ処理施設建設に係る負担金分ということで20億2,200万円を見込んでございましたが、こちらの震災復興特別交付税を対象とする工事のほうが終了とすることから、今年度は、令和3年度は皆減、ゼロということで見込んだことによるものでございます。 19 ◯委員長(関口忠男君) 石橋委員。 20 ◯委員(石橋保卓君) 改めてといいますか、今さらながらの質問になるのかなとは思うんですけれども、今回といいますか、この予算書で示されています普通交付税、それからその下の特別交付税、それぞれの意味といいますか、どういったものに充当できるものなのか、そういったところのご説明をいただければと思います。 21 ◯委員長(関口忠男君) 財政課長・井坂君。 22 ◯財政課長(井坂隆史君) お答えいたします。まず、普通交付税でございますが、こちら、一般的な財政需要、日々の行政運営に必要な経費に対する財源不足額の見合いとして交付されるものでございます。こちら、先ほども申しましたが、それぞれの自治体の状況に応じまして基準財政需要額、必要な経費のものをまず算出いたしまして、また、基準財政収入額、それに見合う税等の収入額、そういったものを計算しまして、こちらの差引きを財源不足額として交付税という形で、普通交付税という形で保護されるものでございます。こちらの使用に関しましては、特に目的が決まっているわけではなくて、いわゆる一般財源として交付されるものでございます。  続きまして、特別交付税でございますが、こちら、普通交付税では措置されない個別緊急の財政需要、例えば地震、台風等自然災害による被害など、そういったものが起きた場合に、そういったものに対する財源不足額に見合いの額として算定し、交付されるものでございます。こちらは個別の、先ほど申しました需要を計算しまして算定をしておるものでございます。  以上でございます。 23 ◯委員長(関口忠男君) 石橋委員。 24 ◯委員(石橋保卓君) 分かりました。  それと、その場合、今回示されています金額を予算として我々や市民の皆様に提示をする際、この交付税、普通についても、特別についても、ある程度確約、間違いなくこの金額が石岡市には交付されますよという確約を持った上での今回の予算措置なのかどうか、それとも、現実的に予算を執行していく中で、減額なり、増額なりの、そういった金額の変動が年度内に行われるものなのかどうか、そういったところをお伺いいたします。 25 ◯委員長(関口忠男君) 財政課長・井坂君。 26 ◯財政課長(井坂隆史君) お答えいたします。交付税、特に普通交付税の算定の考え方でございますが、先ほど申しましたとおり、基準財政需要額、そしてその基準財政収入額、これの差引きを計算して算出をされるものでございます。こちらの算出方法でございますが、あくまでもその自治体の特別な需要、特に大きいこういう事業をやるから需要額が増えるということではなくて、機械的に算定項目というものから算出をしまして計算をして交付されるものでございます。なので、こちらにつきましては、その算出を行った後、例えば先ほど申しましたが、特別な需要が増えたからといって多くされるものではございません。ただ、当初予算のほうは、あくまでもこちら、国の数値というか、予算に基づきまして算出されるものでございますので、実際の計算をした後、交付される額、決算額になりますが、こちらは当初予算額とはずれが出てくる場合もございます。  以上でございます。 27 ◯委員長(関口忠男君) 石橋委員。 28 ◯委員(石橋保卓君) 分かりました。じゃ、あとは、ちょっと総括のほうでまた聞きたいと思います。結構です。  では、次に、77ページ。77ページの秘書事務費の中の負担金及び交付金の中で、脱原発をめざす首長会議負担金3万円計上されております。もし所管が違うようだったらご指摘をいただきたいんですけど、95ページのほうの諸費の諸協会等関係経費、この中で同じように負担金及び交付金の中で、茨城原子力協議会負担金8,000円というのが計上されております。この2つの負担金を見た場合に、ちょっと整合性が取れるのかどうかというちょっと疑問が湧きました。担当のほうのお考えをお伺いいたしたいと思います。 29 ◯委員長(関口忠男君) 秘書広聴課長・峯君。 30 ◯秘書広聴課長(峯 宜久君) お答えいたします。まず、負担金でございますが、秘書事務費における負担金につきましては、首長相互のつながりや首長の考え方の下などで加入する団体に対しての負担金として計上しているものでございます。  また、諸協会等関係経費につきましては、自治体相互のつながりなどにより、関連する諸協会等に加入するため負担金として計上しているものでございますが、関連する部署等がない場合、秘書広聴課の所管として予算化しているものでございます。  以上です。 31 ◯委員長(関口忠男君) 石橋委員。 32 ◯委員(石橋保卓君) 時の首長の考え方というか、特に原子力、原発に対して人それぞれ思想信条の部分がある部分ですので、それに対して非難をしたり賛同をしたりという部分はありませんけれども、片や、将来的に原発をなくしていこうという主義主張の団体、片や、茨城県においての原子力、特に放射線に関しての正しい理解、原子力の平和利用、そういう部分を目指している団体で、このお互いの団体の主張が整合性が取れるのかどうか、そういった部分がちょっと疑問に思ったのでお伺いをしたんですけれども、特に担当のほうとしては問題ないというお考えでよろしいですか。 33 ◯委員長(関口忠男君) 秘書広聴課長・峯君。 34 ◯秘書広聴課長(峯 宜久君) お答えいたします。まず、諸協会等関係経費にございます茨城原子力協会負担金でございますが、こちらにつきましては、広く県民に、放射線の基礎知識と原子力の安全等に関する幅広い知識の普及と啓発の事業を行いまして、もって放射線及び原子力に関する科学技術の振興に寄与することを目的として設置されているものでございまして、茨城県内の44市町村が加入している協議会となってございます。そういったことからも、石岡市として加入している状況でございます。  それから、秘書事務費のほうにございます、脱原発をめざす首長会議のほうにつきましては、首長の考え方とか、そういったものを鑑みまして加入するということで、特に問題はないものというふうに考えております。  以上でございます。 35 ◯委員長(関口忠男君) 石橋委員。 36 ◯委員(石橋保卓君) ありがとうございました。  それでは、ちょっと、この後の質疑にかなり関連してまいりますので、この脱原発をめざす首長会議、令和2年度における支出実績、支払いがされているのかどうか、お伺いをいたします。 37 ◯委員長(関口忠男君) 秘書広聴課長・峯君。 38 ◯秘書広聴課長(峯 宜久君) お答えいたします。令和2年度につきましては、現在のところは支出はしてございません。  以上でございます。 39 ◯委員長(関口忠男君) 石橋委員。 40 ◯委員(石橋保卓君) 令和2年度の実績がないのに、新年度の予算で計上してきたという理由をお伺いいたします。 41 ◯委員長(関口忠男君) 秘書広聴課長・峯君。 42 ◯秘書広聴課長(峯 宜久君) お答えいたします。こちらの脱原発をめざす首長会議でございますが、茨城県内におきまして、現職の首長が3名、それから元職の首長さんが6名の計9名加入している状況でございます。元職につきましては、前今泉市長が加入していたというような状況でございまして、現時点ではその状況もありまして、令和2年度につきましては現在支出していない状況ですが、今後につきましては、加入について前向きに予定しているという状況でございます。  以上でございます。 43 ◯委員長(関口忠男君) 石橋委員。 44 ◯委員(石橋保卓君) その件については、総括のほうで、市長のほうにお考えをお伺いしたいというふうに思いますけれども、やはりいろいろ団体を調べてみました。その下にある平和首長会議負担金、そういった部分でも団体としての加入がほとんど、当然それを公金で賄うのが1つのルールなのかなとは思います。しかしながら、この脱原発をめざす首長会議のほうについては、各個人が会員になっているわけですよね。そういった部分を公費で賄うことがいいのかどうか、そういったところは大いに疑問が残ることではないかなというふうに思います。  この会議に参加する意思については、総括のほうにおいて市長のほうに見解を求めていきたいというふうに思いますので、この点については、以上で終了いたします。  続きまして、101ページ、納税管理事務費の中の負担金、ここでやはり前にも一度、質問をさせていただいたと思うんですけど、土浦税務署管内納税貯蓄組合連合会負担金という項目が出されています。現在、納税貯蓄組合は、実際には存在しないはずですよねということで以前に質問をさせていただきまして、存在はしていないというご説明をいただいていまして、この負担金については、児童生徒の納税意識の啓発のために活用されていると。そのときに、でしたら、そういうふうな内容で、存在をしない納税貯蓄組合という名称を使うべきではないのではないかなということで指摘をさせていただきました。そうしましたところ、まだ表現といいますかね、そういうところが直っていないようなんですけれども、税務署のほうでこういった部分のご相談はされたのかどうか、お伺いをいたします。 45 ◯委員長(関口忠男君) 収納対策課長・小山君。 46 ◯収納対策課長(小山俊之君) それでは、お答えいたします。土浦税務署管内納税貯蓄組合連合会につきまして、以前、名称変更や連合会を解散すべきではないのかと、そういったご指摘をいただいたところでございます。名称変更につきましては、茨城県へ確認しましたところ、当連合会は納税貯蓄組合法に基づく組織となっていることから、名称の変更はなかなか難しいのではないかと、そういった見解をいただいているところです。しかし、当市を含めて、構成する5つの市全てにおきまして、それぞれ市内に納税貯蓄組合は存在していないと、そういったことを確認しておりますので、今後さらに、連合会のほうへ名称変更について求めていきたいと考えております。  以上でございます。 47 ◯委員長(関口忠男君) 石橋委員。 48 ◯委員(石橋保卓君) 分かりました。その経緯についてはね、まだ法律が残っているということですので、それに基づいての名称だということはよく理解をしましたけれども、法律が残っているということ自体もちょっと納得がいかないんですけれども、これ、全国的に納税組合という制度は、現在、存在しないんでしょうかね。そういったところの確認もお願いをしたいと思います。  以前にもお聞きをしましたけれども、では、連合会の負担金については、どういったものに使用されているのかどうか、お伺いいたします。 49 ◯委員長(関口忠男君) 収納対策課長・小山君。 50 ◯収納対策課長(小山俊之君) お答えいたします。当連合会におきましての活動でございますが、税務行政の協力と納税の高揚を図ることを基本理念としている組織でございまして、自主納付体制の確立、期限内の完納の推進、そして中学生の税についての作文、そういった事業などの租税教育活動の推進などを行っているところです。  以上でございます。 51 ◯委員長(関口忠男君) 石橋委員。 52 ◯委員(石橋保卓君) 分かりました。  所管は違うんですけど、教育委員会教育費の中の学校教育一般経費の中で、やはり土浦税務署管内租税教育推進協議会負担金というのが計上されております。ただいまのご説明の中で、全てが、この納税貯蓄組合連合会の中で負担金が全てそちらに行っているというふうには思いませんけれども、租税教育という部分では重複している部分があるのではないかなというふうに思います。  そういったところを、同じような予算が総務と教育委員会のほうで計上されているという部分については、ちょっと私個人としては違和感も感じますし、そういうところがありますので、整理ができるものであれば1本にまとめた方法のほうがよろしいのかなというふうに思います。これは、石岡市単独ではなかなかいかないところだと思いますけれども、税務署管内、そういったところでよくほかの自治体の皆さんとご協議をしていただければというふうに思います。  以上です。私の質疑、以上です。 53 ◯委員長(関口忠男君) 次の質疑者に移ります。村上委員。 54 ◯委員(村上泰道君) 村上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  まず、質問、基本的に新規事業また継続事業についてお尋ねしたいんですが、財政推計を今朝頂きましたので、その点について1点だけ確認いたしたいと思います。先ほど財務部長からご説明いただきましたけれども、実質公債費比率について、ちょっとその考え方についてのみお伺いしたいと思います。  本年度の実質公債費比率、昨年度と比較いたしますと、将来推計でありますので、10年後の比率について大分改善したような傾向にあるのかなと。一昨年と比較しますと、昨年が、実質公債比率が比較的悪化した表記になっておりまして、2年前に比較して、それでも改善しているのかなというふうに思うんですけれども、令和10年程度、上下で比較しますと大分、昨年度は令和10年で実質公債費比率15.2%、令和11年で16.1、令和12年で16.8%ということでしたが、先ほど頂いた資料を確認しますと令和10年度で12.1、令和11年で13.0、令和12年で13.9ということで大分改善しているかなと。もちろん皆さんの努力もあろうかと思いますが、この大幅な改善というか、この要因についてどのように考えればよろしいのか、ご説明いただきたいと思います。 55 ◯委員長(関口忠男君) 財政課長・井坂君。 56 ◯財政課長(井坂隆史君) お答えいたします。実質公債費比率の、こちらが下がった要因でございますが、昨年度お示ししました財政推計におきましては、令和12年度時点での実質公債費比率が16.8%でピークとなっておりました。今回お示しさせていただきました推計におきましては、令和13年度の14.8%がピークとなっております。このような数値となった要因でございますが、投資的経費における普通建設事業につきまして、主に公共施設の更新、統廃合に係る事業費を一部見直したことから、それらの財源に充当しております地方債に係る公債費、償還のための公債費が減少したことによるものでございます。こちらによりまして、令和13年度までの10年間におきまして、実質公債比率の数値が、上昇はしていくものの、かなり穏やかになったということでなってございます。  以上でございます。 57 ◯委員長(関口忠男君) 村上委員。 58 ◯委員(村上泰道君) 投資的経費について見直したということですが、具体的にどのような見直しがされたんでしょうか。 59 ◯委員長(関口忠男君) 財政課長・井坂君。 60 ◯財政課長(井坂隆史君) お答えいたします。こちら、見直した主なものでございますが、複合文化施設に係る経費、こちらのほうを見直してございます。昨年度の推計におきましては、合併特例債を用いるような形で想定をしてございましたが、現状、PFI事業を行いまして、民間の資金を活用して行うことを想定しておりますことから、こちらの投資的経費の中では見込んでございません。また、青少年ホーム等、一部の公共施設につきましても、更新について複合文化施設に加えるというような形に見直したものもございますので、そういったものが大きな要因でございます。 61 ◯委員長(関口忠男君) 村上委員。 62 ◯委員(村上泰道君) ただいまの民間活用や複合文化施設に係る公共施設の采配について見直したということで、逆に言うと、それらを取り組むことによってこんなに改善結果が出るということは、もう少しほかにも結果出るものがあるのかなというふうに推測いたしましたので、よくまた詳細について勉強したいと思います。ありがとうございました。  では、続いて、予算内容についてお伺いいたします。総務費、総務管理費、一般管理費の中にあります電子入札運用経費、ページ、79ページにございます新規事業ということで、電子調達システム利用環境構築委託料207万9,000円、また下段に同じように、電子調達システム利用負担金16万1,000円とございますので、多分併せて同事業だと思いますので、内容の説明をお願いいたします。 63 ◯委員長(関口忠男君) 契約検査課長・坂入君。
    64 ◯契約検査課長(坂入光彦君) お答え申し上げます。電子入札経費につきましては、令和3年度から導入を見込んでおります物品納入、役務の提供の入札を対象とした電子調達システムの導入を見込んでおります。電子調達システム利用環境構築委託料として207万円、これにつきましては初期費用でございます。電子調達システム利用負担金利用料につきましては、毎年かかる経費として、16万1,000円を計上しております。  以上でございます。 65 ◯委員長(関口忠男君) 村上委員。 66 ◯委員(村上泰道君) こちらも初期費用と最初の導入費ですよね、初期費用と年額の利用料ということですが、これは契約事項で単年度契約なのか、例えばこういうのは初期費用を一度導入すると、ほぼシステムを全改正しない限り、同じ利用がずっと負担、続いていくかと思うんですけれども、どういった契約内容を予定されているんでしょうか。 67 ◯委員長(関口忠男君) 契約検査課長・坂入君。 68 ◯契約検査課長(坂入光彦君) お答え申し上げます。こちらの電子調達システム利用環境構築委託料につきましては、初年度のみにかかる費用でございます。その下の利用負担金につきましては、毎年度かかってくる料金でございます。  以上でございます。 69 ◯委員長(関口忠男君) 村上委員。 70 ◯委員(村上泰道君) ちょっと質問の仕方が申し訳なくて。  この契約は、例えば何か年とか、単年度契約なのか、例えば複数年契約なのか、そちらの内容についてお願いします。 71 ◯委員長(関口忠男君) 契約検査課長・坂入君。 72 ◯契約検査課長(坂入光彦君) 大変失礼いたしました。  単年度契約で行う予定でございます。 73 ◯委員長(関口忠男君) 村上委員。 74 ◯委員(村上泰道君) 単年契約ということですが、例えば次年度、同じシステムを使うときは負担金はかからない、ただ、もっと別なシステムを新しく、例えば構築された場合には、また初期費用をかけて年度利用費を使うということなのか、基本的には初期費用をかけていますので、基本的には今年度ももちろんそうですけれども、次年度以降もこのシステムを使い続ける予定なのか、その辺りはどうなっているんでしょうか。 75 ◯委員長(関口忠男君) 契約検査課長・坂入君。 76 ◯契約検査課長(坂入光彦君) お答え申し上げます。こちらのシステムにつきましては、今年度、初期費用として、207万9,000円計上しておりますけれども、大幅なシステム改修がない限りは費用が発生いたしません。毎年、負担金として16万1,000円かかる見込みでございます。  以上でございます。 77 ◯委員長(関口忠男君) 村上委員。 78 ◯委員(村上泰道君) ちょっと聞き方が申し訳ないですね。  このシステム、電子調達システムというのは、幾つも似たようなシステムがある中で、入札で決めるのかも、システムがそれしかなくて、もう1社しかないのでもうほぼ決まっているのか、まず、現状としてはどのようになっていますか。 79 ◯委員長(関口忠男君) 契約検査課長・坂入君。 80 ◯契約検査課長(坂入光彦君) お答え申し上げます。こちらにつきましては、茨城県のほうで行っております電子入札に共同利用する形で乗っかっておりますので、そちらのシステムのほうを活用させていただきます。 81 ◯委員長(関口忠男君) 村上委員。 82 ◯委員(村上泰道君) 理解いたしました。毎年度、この初期費用がかかるようなことが想定されているのかどうかというのがちょっと気になったものですから、基本的に県のシステムを利用するということであれば、理解いたしました。  では、ページ、変わりまして、戦略的情報発信経費についてお伺いします。ページ、81ページに項目があって、詳細は83ページにございます。こちらのシステム改修委託料14万1,000円の内容についてお尋ねをいたします。 83 ◯委員長(関口忠男君) 秘書広聴課長・峯君。 84 ◯秘書広聴課長(峯 宜久君) お答えいたします。システム改修委託料につきましては、市公式ホームページの改修に係る委託料となります。令和3年度は、市民等から特に要望の多い、サイト内の検索の機能向上を主としたシステム改修を実施するものでございます。  以上でございます。 85 ◯委員長(関口忠男君) 村上委員。 86 ◯委員(村上泰道君) 基本的には、検索向上のためのシステム改修ということで、ベースのホームページのスタイルは変わらずに、検索がしやすい仕組みを追加するという考えでよろしいということですか。 87 ◯委員長(関口忠男君) 秘書広聴課長・峯君。 88 ◯秘書広聴課長(峯 宜久君) お答えいたします。現在、情報量がたくさんございまして、なかなか検索で引っかからないというようなご要望ありますので、中のプログラミングの改修というんですかね、そういったもので検索のしやすい改修を行う予定でございます。  以上でございます。 89 ◯委員長(関口忠男君) 村上委員。 90 ◯委員(村上泰道君) では、こちら、改修の時期はどの程度を予定していますか。 91 ◯委員長(関口忠男君) 秘書広聴課長・峯君。 92 ◯秘書広聴課長(峯 宜久君) お答えいたします。年度初めに入りまして、すぐに発注の手続をしまして、数か月で、期間のほうはちょっと確定はしておりませんが、数か月で完了するかなというふうに思っています。できるだけ早い時期に改修のほうをしていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 93 ◯委員長(関口忠男君) 村上委員。 94 ◯委員(村上泰道君) そうですね。なかなか情報が行き切らないというのは、同僚議員からも一般質問やいろいろなところで指摘されていますし、私もなかなか制度を探しても探し切れないときがありますので、早急な対応をお願いしたいと思います。ありがとうございます。  それでは、次の質問に入ります。企画費の将来ビジョン策定・管理経費の中の基本構想策定支援業務委託料900万円についてお尋ねします。  こちらは昨年新規に予算化されまして、2か年計画ということで、昨年は初年度660万ということで予算が計上されておりました。本年は2年目ということに、2か年計画の2年目ということでありますけれども、本年度の事業内容についてお尋ねします。 95 ◯委員長(関口忠男君) 政策企画課長・細谷君。 96 ◯政策企画課長(細谷和彦君) お答えいたします。将来ビジョン策定・管理運営経費の基本構想支援業務委託料で900万円でございますけれども、令和2年度と令和3年度の継続費を組んで予算化してございます。本年度は900万でございまして、昨年度に引き続きまして、今後、基本構想の取りまとめを行ってまいります。  令和2年度につきましては、ワークショップやそういったアンケートの実施、そういったことを踏まえまして審議会を開催しまして、基本構想の素案の取りまとめをいたします。今後もまだ作業は続きますけれども、年度末までに作業を進めてまいります。令和3年度につきましては、その素案に基づきまして基本計画の策定に取り組んでいくということでございます。いずれにしましても、策定委員会と審議会を重ねまして、市民の意見を聞きながら進めてまいりたいというふうに考えております。  以上です。 97 ◯委員長(関口忠男君) 村上委員。 98 ◯委員(村上泰道君) 昨年ご説明いただいた策定に関して審議会と、あと庁内で部長級の会議も行ってまいりますということでご説明を伺いました。  決算内容にも触れてしまうかもしれませんが、令和2年において、先ほど審議会開催したということでありましたが、令和2年から令和3年にかけて、部長級会議でどのような意見やそういったものなど、基本的には市の独自性が、昨年も触れたんですが、独自性がきちんとこの計画に入るかどうかというのはやはり気になるところでありまして、令和2年の実績や今年度の運用にかけて、どのようにそういった、もちろん市民の皆さんの声もということでありますが、その主体性として行政の方向性、意思がきちんと反映されるか、そういった仕組みがきちんと構築されているかということで、内容について気になるものですから、2か年どのように運用していくのかということで、もう一度ご説明いただければと思います。 99 ◯委員長(関口忠男君) 政策企画課長・細谷君。 100 ◯政策企画課長(細谷和彦君) 審議会につきましては、令和2年度については4回を実施してございます。これらを踏まえまして市民満足度調査を実施しておりますけれども、それは通年実施しておるもののほかに、この基本計画を見据えた形でアンケートの実施をしております。それらも踏まえまして市民のご意見、それからワークショップの開催、ちょっとまだ実施できておりませんけれども、庁内のワークショップのほかに、市民のワークショップを今後検討していきたいというふうに思っております。  令和2年度中に市民へのワークショップも開催予定だったんですけれども、コロナの関係もありまして多少延期してございます。4月に入りましたらば、また改めて時期を見まして、市民の方々のワークショップを開催して意見を取りまとめていきたいというふうに思っております。それから、分野別に様々なご要望がありますから、そういったものを組み込んで、新たな基本構想を考えていきたいというふうに思っています。 101 ◯委員長(関口忠男君) 村上委員。 102 ◯委員(村上泰道君) ワークショップや庁内のワークショップということを、今ご意見というか、ご説明いただきましたが、やはり庁内に各職員さんの持っているアイデアなどもきちんと反映されたり、そういったしっかりと能力が活用できる場というのをつくっていただいて、この将来ビジョン、基本的には10年ビジョンですよね。この先10年のビジョンを考える大事な構想だと思いますので、全庁的な意見の集約を図って、このビジョンの策定に取り組んでいただきたいというふうに思います。  この問題については、以上です。  では、次の質問です。消防費の災害対策費についてお尋ねします。ページ、災害対策費は201ページ、詳細203ページにございます、耐震シェルター等設置費支援補助金60万円ということで、こちらは昨年新規に取り組まれた事業で、昨年は1件20万円分で、5件分の100万円の予算ということで計上されておりました。今回、60万円ということで減額にされておりますが、これは3件分、20万3件分なのか、こちらの内容についてお尋ねをいたします。 103 ◯委員長(関口忠男君) 防災対策課長・惣野代君。 104 ◯防災対策課長(惣野代 薫君) 耐震シェルター設置支援補助金60万円でございますが、委員ご指摘のとおり、20万円掛ける3件分の60万円でございます。減額の理由としましては、本年度、まだ支出がございません。ただ、1件支出の相談が2月にございましたので、引き続き、広報紙等、広報とかをして啓発のほうを参ってまいりたいと考えております。 105 ◯委員長(関口忠男君) 村上委員。 106 ◯委員(村上泰道君) 昨年、事業の内容を伺いまして、取組としては本当に推奨される内容かなというふうに思いまして、しっかりPRをお願いしますということでありましたが、本年度は実績がなかったということでありますので、ただ、私も特別気をつけているわけではないんですけれども、市報等を見たときに、あまりこの項目を目に見る機会がなかったかなというふうに思っています。事業がもちろん推進、なかなか初年度から事業が活発に活用されるというのは難しいと思いますが、内容について、やはり耐震や築年数の条件等もあったかと思いますが、そういった条件を緩和するなど、この制度がしっかり運用されるようにPRや制度の条件の見直し等も踏まえて、2年度、もちろん、実績、踏まえて、また継続的に取り組まれるかと思いますが、運用されるようにしていただきたいというふうに思います。  内容について理解できましたので、私の質問を以上で終わります。ありがとうございました。 107 ◯委員長(関口忠男君) 暫時休憩いたします。10分程度といたします。                   午前11時00分休憩             ──────────────────────                   午前11時12分再開 108 ◯委員長(関口忠男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  次の質疑者に移ります。鈴木康仁委員。 109 ◯委員(鈴木康仁君) 鈴木康仁です。  3項目ほど質問させていただきます。  79ページ、ふるさと応援寄附経費の記念品代と郵便料について、お伺いしたいと思います。  こちらは、以前にも先輩議員が郵便料についてお伺いしたところではありますが、来年度はどのぐらいの件数を見込んで、またどのぐらい郵便料の削減に努めていく、新しい方法が見つかったのかをお伺いします。 110 ◯委員長(関口忠男君) 管財課長・田辺君。 111 ◯管財課長(田辺武弘君) ご答弁申し上げます。ふるさと応援寄附金の郵便料でございますが、令和2年度2,291万7,000円。それから、令和3年度2,209万9,000円を予定しているところでございます。  これの主な増減の要因でございますけれども、郵便料につきましては、ふるさと応援寄附金についてはインターネットなどの閲覧者などが多いため、カタログなどの送付を昨年2万1,000件郵送していたのですけれども、ネットでの閲覧などが多いために、7,000件に削減をしたところでございます。 112 ◯委員長(関口忠男君) 鈴木康仁委員。 113 ◯委員(鈴木康仁君) そうすると、この郵便料については記念品を送るためではなく、そのパンフレットを送る費用だったということで解釈してよろしいでしょうか。 114 ◯委員長(関口忠男君) 管財課長・田辺君。 115 ◯管財課長(田辺武弘君) ご答弁申し上げます。郵便料の内訳でございますけれども、幾つかございまして、1つは、ただいま申し上げましたパンフレットの郵送、それから2つ目としまして、委員ご指摘ございました記念品の送料、こちらも含まれてございます。そのほか、受領証ですとかお礼状などの郵送代なども含まれているところでございます。 116 ◯委員長(関口忠男君) 鈴木康仁委員。 117 ◯委員(鈴木康仁君) 以前、先輩議員も指摘しましたが、記念品代に対して、郵送費の割合がやはりウエートが結構なものを占めているので、今ご説明いただいた礼状なんかも簡略化しつつ、一緒に発送できるものは一緒に発送するなり、何らかの努力をしていっていただきたいと思います。  令和3年度、さらなる減額、節約を期待して、こちらは閉じさせていただきます。  次の質問です。  83ページ。  財産管理費の中の市庁舎維持管理経費の中の電気料についてお伺いします。  こちらの電気料なんですけれども、今現在どちらの会社のほうと契約を結んでいるのか、お伺いします。 118 ◯委員長(関口忠男君) 管財課長・田辺君。 119 ◯管財課長(田辺武弘君) ご答弁申し上げます。電気料でございますけれども、現在、東京電力でございますが、来年度から新しく新電力の入札のほうへ切り替える予定になってございます。 120 ◯委員長(関口忠男君) 鈴木康仁委員。 121 ◯委員(鈴木康仁君) 現在が東京電力で、令和3年度中から新電力会社との契約を結ぶということで、これはいつから新電力に切り替えるめどなのか、また選定方法についてお伺いします。 122 ◯委員長(関口忠男君) 管財課長・田辺君。 123 ◯管財課長(田辺武弘君) ご答弁申し上げます。期間でございますが、令和3年4月1日からでございまして、一般競争入札でございます。 124 ◯委員長(関口忠男君) 鈴木康仁委員。 125 ◯委員(鈴木康仁君) 4月1日ということですと、もう入札等は終わっているのでしょうか。また、決まっていれば電力会社を教えていただきたいと思います。 126 ◯委員長(関口忠男君) 管財課長・田辺君。 127 ◯管財課長(田辺武弘君) ご答弁申し上げます。入札のほうは、1月下旬に行ってございまして、新しくエネサーブ株式会社でございます。 128 ◯委員長(関口忠男君) 鈴木康仁委員。 129 ◯委員(鈴木康仁君) すみません、もう一度契約期間と、あとこの新電力に変えることでどのぐらいの節約、節電というか金額の面で下がるのかを予定しているのか、お伺いします。 130 ◯委員長(関口忠男君) 管財課長・田辺君。 131 ◯管財課長(田辺武弘君) ご答弁申し上げます。期間でございますが、令和3年4月1日から1年間でございます。
     入札によりましての電気料の限度見込みでございますけれども、現在、令和2年度予算で比較しますと、落札金額といたしまして2,200万でございますので、約500万程度の削減になるかと思います。 132 ◯委員長(関口忠男君) 鈴木康仁委員。 133 ◯委員(鈴木康仁君) 今出た2,200万というものはどういうものなのか。予算書では、3,000万だと思うんですけれども、お伺いします。 134 ◯委員長(関口忠男君) 管財課長・田辺君。 135 ◯管財課長(田辺武弘君) ご答弁申し上げます。予算を組んだときが昨年11月でございますが、その結果、一般競争入札の結果、このような金額になったところでございます。 136 ◯委員長(関口忠男君) 鈴木康仁委員。 137 ◯委員(鈴木康仁君) これ、単価とかではなく、もう年額2,200万円という解釈なんでしょうか。それとも、1キロワット当たり幾らとか、そのような契約なのか、教えていただきたいと思います。 138 ◯委員長(関口忠男君) 管財課長・田辺君。 139 ◯管財課長(田辺武弘君) ご答弁申し上げます。電気料の仕組みでございますけれども、基本料金としまして、1キロワットアワー520円。それから、夏季、7月から9月、以外が13.5円、それから夏季、夏ですけれども、14.5円という重量単価で積算した見積りでございます。 140 ◯委員長(関口忠男君) 鈴木康仁委員。 141 ◯委員(鈴木康仁君) 入札会社の選定等で節約をしているわけですけれども、新庁舎になりまして、何年度か経過した中で、その電気料を単価とかではなく節電というところで、目標とかそのようなものはあるのかお伺いします。 142 ◯委員長(関口忠男君) 管財課長・田辺君。 143 ◯管財課長(田辺武弘君) ご答弁申し上げます。節電に対しまして、やはり全庁的に取組を行っていきたいというふうに考えてございます。  例えば、夏時間、冷暖房とか冬時間の冷暖房のかけ方ですとか、3階からかけるとか、1階から冷やしていくとか、あとそういったこと、それから電気のほうもLEDに変えたりとかそういった節電の努力を行って、電気の節約に努めてまいりたいと考えてございます。 144 ◯委員長(関口忠男君) 鈴木康仁委員。 145 ◯委員(鈴木康仁君) 庁舎、入ったところに、いろいろな電気のことも書いてあるんですけど、やはりなかなか税収が上がってこない中、出ていくものも節約しなくちゃならないと思うので、これはしっかりとした目標を課ごとなり、部ごとに立てるなりして、令和3年度が終わったときには、また決算では、予定よりはるかに少ない消費量ということで進めていっていただきたいなと思います。  あと、私、喫煙者なんです。これ、ちょっと予算とずれているかもしれないんですけど、喫煙者なんですけれども、うちの庁舎には立派な敷地内にたばこを吸うブースが2か所あるんです。あれ、冬でも夏でもエアコン、誰もいなくてもずーっとかけているんですけれども、あの辺も少し考えて、実際、仕事中、休憩中、たばこを吸う時間って1本だと、1本とか2本、連続して吸われる方もいるでしょうけど、その中で果たして本当にあそこまでの空調を必要なのかということも含め、全体的に再度その辺を詰めていただきたいなと思います。  同じく、八郷総合支所の電気についてもお伺いしたいと思います。  こちらも契約会社、また契約期間についてお願いいたします。 146 ◯委員長(関口忠男君) 支所総務課長・萩原君。 147 ◯八郷総合支所総務課長兼恋瀬出張所長(萩原信明君) お答え申し上げます。八郷総合支所の電気料につきましては、新電力ということで、伊藤忠エネクス、こちらの会社と契約をしてございます。  契約につきましては、平成24年10月から契約をしてございます。  算出根拠でございますけれども、実績値を基に算出しておりまして、月当たり100万円掛ける12か月ということで、1,200万円を計上しているものでございます。  契約期間につきましては、すみません、調査して、後ほどお答えさせていただければと思います。  以上です。 148 ◯委員長(関口忠男君) 鈴木康仁委員。 149 ◯委員(鈴木康仁君) 今、契約期間は、ちょっと後でということでお伺いしましたけれども、平成24年から伊藤忠さんのほうから電力を買っているわけですけれども、これ、令和もう2年ですので、結構な年数がたっていると思うんですけれども、複数回、これ伊藤忠さんが落札しているという考えでよろしいのでしょうか。契約を更新しているという考えで。 150 ◯委員長(関口忠男君) 支所総務課長・萩原君。 151 ◯八郷総合支所総務課長兼恋瀬出張所長(萩原信明君) お答え申し上げます。平成24年からということでございますので、既に8年ほど、もうたっていると思います。その間、契約更新等につきましては、すみません、同じく、後ほどお答えさせていただきたいと思いますけれども、更新ということでございますが、24年からはずっと伊藤忠エネクスさんで契約をしている状況でございます。  以上です。 152 ◯委員長(関口忠男君) 鈴木康仁委員。 153 ◯委員(鈴木康仁君) そうですね、こちらも電気に関しては同じく、やはり節電等していかないとならないとは思っております。ただ、八郷庁舎に関しては、いろいろ、今改修事業等がやっている中で、去年の参考値だけでよろしかったのか、算出根拠をお願いいたします。 154 ◯委員長(関口忠男君) 支所総務課長・萩原君。 155 ◯八郷総合支所総務課長兼恋瀬出張所長(萩原信明君) お答え申し上げます。算出根拠につきましては、確かに実績値ということで、算出させていただいております。  それにつきましては、こちら電気料につきましては、中央公民館、こちらのほうと電気の系統は一緒ということで、その中で実績ということで計上させていただいたことにつきましては、一応、毎年度の実績値を申し上げますと、ほぼほぼ1,100万から1,150万、この程度で過去3年推移してございましたので、一括してで申し訳なかったんですけれども、月当たり100万円掛ける12か月という形で積算させていただいています。  以上です。 156 ◯委員長(関口忠男君) 鈴木康仁委員。 157 ◯委員(鈴木康仁君) 確認なんですけど、中央公民館の電気料もこちらに複合されているという解釈でよろしいでしょうか。 158 ◯委員長(関口忠男君) 支所総務課長・萩原君。 159 ◯八郷総合支所総務課長兼恋瀬出張所長(萩原信明君) お答え申し上げます。中央公民館の電気量とは、メーターの使用料、そちらで割合によってそれぞれ負担しております。  以上です。 160 ◯委員長(関口忠男君) 鈴木康仁委員。 161 ◯委員(鈴木康仁君) 小メーターがついていて、割合分担で分けるという、比率割合で分けるということで理解しました。  続きまして、水道料についてなんですけど、電気については前年度、そして水道料についてはやや前年度より下がっているように思いますけれども、こちらの根拠は何なのでしょうか。 162 ◯委員長(関口忠男君) 支所総務課長・萩原君。 163 ◯八郷総合支所総務課長兼恋瀬出張所長(萩原信明君) お答え申し上げます。水道料の積算につきましても、過去3年の実績値から月当たり6万円、こちらを算出しまして、12か月ということで、72万円という形で積算させていただいています。  水道料につきましては、3年間の実績、61万、69万、59万、少し幅がございますけれども、ほぼほぼ実績のほうが予算に対して少し余裕があるというか、そういう実績値に合わせまして、12万円ほど下げてございます。  以上です。 164 ◯委員長(関口忠男君) 鈴木康仁委員。 165 ◯委員(鈴木康仁君) ちょっとなかなか分かりづらかったんですけれども、新庁舎の石岡の庁舎のほうは、昨年の36万、今年が24万というような水道費で見ていて、八郷庁舎に関しては、水道料金が約3倍近いと思うんですけれども、これは何か理由があるのか、ただ単に単価の違いなのか。その辺をご説明願います。 166 ◯委員長(関口忠男君) 支所総務課長・萩原君。 167 ◯八郷総合支所総務課長兼恋瀬出張所長(萩原信明君) お答え申し上げます。水道料金につきましては、石岡地区、八郷地区で石岡地区は湖北水道、八郷地区については水道課ということで、単価等、計算等も違ってございます。その中で、実績値ということで申し訳なかったんですけれども、月6万円という算出をさせていただいてございます。  以上です。 168 ◯委員長(関口忠男君) 鈴木康仁委員。 169 ◯委員(鈴木康仁君) これ、単価の比率にしても、このぐらい湖北水道と旧八郷地区、市の水道とで単価の比率が、もし使用料が同じだとしても、こんなにはなかったような気がするんですけれども、何か特別使うものが、八郷庁舎のほうに水道料がかかるものがあるのか、分かれば教えていただきたいと思います。 170 ◯委員長(関口忠男君) 支所総務課長・萩原君。 171 ◯八郷総合支所総務課長兼恋瀬出張所長(萩原信明君) お答え申し上げます。新庁舎の部分につきましては、雑用水に関しては井戸水を使っているかと思います。  八郷総合支所におきましても雑用水の利用はあるんですけれども、雨水利用ということで、それがなくなれば水道を使っている。そういったこともあって、使用料等も増えているのかと推測されます。  以上です。 172 ◯委員長(関口忠男君) 鈴木康仁委員。 173 ◯委員(鈴木康仁君) 理解しました。それでは、後ほど、総括のほうで電気料等、ちょっと詳しくいきたいと思いますので、先ほど答弁がなされなかったところについては、説明のほど、よろしくお願いします。  以上で私の質問のほうは終わらせていただきます。 174 ◯委員長(関口忠男君) 次の質疑者に移ります。小松委員。 175 ◯委員(小松豊正君) 日本共産党の小松豊正です。  何点か質問をいたします。  まず、財政推計試算、非常に重要な指標が載っていると思います。  まず、1つの問題意識は、新型コロナウイルス感染症の関係で、石岡の様々な企業も業者も店を閉じたところもあるし、非常に全体としては、やはり減収になっているわけなんですけれども、そういう中で、令和3年度の市税をどう見込むかというのは非常に重要なポイントだと思うんですけれども、これ、見ますと約5億2,272万2,000円減額になっています。こういう非常に激動的な、今、確定申告をやっているわけですけれども、それで決まると課税ベースが決まってくるかと思うのですけれども、この辺の本年度予算額は、決めるのになかなか大変だと思うのですけど、どういうことを考え、どういう指標でこれを試算したのかをお伺いいたします。 176 ◯委員長(関口忠男君) 税務課長・瀬尾君。 177 ◯税務課長(瀬尾正幸君) お答えいたします。先ほど、石橋委員のときにもお答えいたしましたけれども、本年度コロナショックの影響を大きく受け、減収となっております。市民税等の減収の基となるものとしては、リーマンショック時と同水準の減収が生じると言われていることから、その当時の傾向を参考にして算出したところでございます。  以上でございます。 178 ◯委員長(関口忠男君) 小松委員。 179 ◯委員(小松豊正君) これは何か国のほうから、そういう指導というか、あるんですか。いわゆる、あのときよりも非常に深刻だという指摘もあります。リーマンショックどころじゃないんだということで、様々な企業によっても違いますけれども、業種によっても、だから、そこをリーマンショックと同等ということ、必ずしも適切ではないという感じもするんだけど、それはいかがでしょうか。 180 ◯委員長(関口忠男君) 税務課長・瀬尾君。 181 ◯税務課長(瀬尾正幸君) 数値といたしましては、様々な自治体、また国の試算等の数値を参考にはしております。  リーマンショック時の数値がそのまま当てはまるとは思っておりませんけれども、コロナウイルスのほうの状況を見ますと、業種によっては最高益、また業種によってはものすごく落ち込みを示しているような業種もございまして、一概に言えないところもございます。  また、今年度コロナウイルスもまだ収束しているわけではございませんので、取りあえず来年度につきましては、リーマンショック後の初年度の数値を参考にし、また全国的な傾向を参考にいたしまして、5億強の減収というふうに見込んでおります。  以上でございます。 182 ◯委員長(関口忠男君) 小松委員。 183 ◯委員(小松豊正君) これは、本年度予算でこういうふうに決めているわけなので、ちょっと私、お聞きしたいんですけれども、市税の額を修正するという、そういうふうな補正ということもあり得るものなのですか。あんまりこうやって聞いたことはありませんけれども。 184 ◯委員長(関口忠男君) 税務課長・瀬尾君。 185 ◯税務課長(瀬尾正幸君) 令和2年度につきましては、市民税についての補正はございませんけれども、来年度に関しましては、年度途中での企業等の実績によって大きく変わる場合には、補正の可能性もあると考えております。  以上でございます。 186 ◯委員長(関口忠男君) 小松委員。 187 ◯委員(小松豊正君) それから、財政推計試算です。これは、私の理解では、1年前も予算委員会でこういう表を頂いたんですけれども、前回1年前にもらった財政試算の場合には、石岡で非常に大きな事業等される石岡地域医療センター、公立病院の問題もあって、31億9,000万円。これは全額借金といいますか、そういうことで、後で30年間で返すんだということで、これは財政推計を考える上でも非常に大きな要因だったと、要素だったと思うんです。  今回は、予算を組むに当たっては、これはなくなったわけですよね。これは、どのようにこの財政推計には反映していますか。 188 ◯委員長(関口忠男君) 財政課長・井坂君。 189 ◯財政課長(井坂隆史君) お答えいたします。地域医療関係の経費の考え方というか、推計のほうでございますが、今年度の推計につきましては、令和3年度の予算の中で、調査委託料ということで計上してございますが、令和4年度以降に関しましては、今後の地域医療をどのような形で進めるかがまだ未定でございますので、推計のほうには、経費等に関しましては算定はしてございません。 190 ◯委員長(関口忠男君) 小松委員。 191 ◯委員(小松豊正君) 私が聞きたいのは、1年前の試算の場合は、当然、前の市長のときですけれども、やるという方向が明確だったので、そういう点では財政試算にはそれは十分反映されていたと思うんです。それは、今回は全く取り外されたということで、どこがどういうふうに違うことになるんでしょうか。 192 ◯委員長(関口忠男君) 財政課長・井坂君。 193 ◯財政課長(井坂隆史君) お答えいたします。昨年度の推計におきましては、病院関係の経費、公立病院を設立するというところの経費を見込んでございます。  具体的には、特別会計を設置しまして、そちらのほうで病院のほうの運営費、指定管理料、また建設のための購入だったりですとか、改修のための起債、財源としての起債、そういったものをそちらの特別会計で行うということで見込んでございました。  こちらの一般会計のほうにおきましては、そちらの特別会計に対する繰出金、そちらを見込んでおります。また、その繰出金の財源としまして、歳入としての地方交付税、こちらのほうを計上していた形でございます。 194 ◯委員長(関口忠男君) 小松委員。 195 ◯委員(小松豊正君) それから、前回、私、言ったかと思うんですけれども、扶助費の額が令和3年は75億8,000万円ですか、これが大体あんまり増えないでいくということなのですけれども、これはやっぱり市民の暮らしの状況から見れば、もっとこれは増えるのではないかなというふうに私は思っているところです。これは見解が違っても、こういう数字が出ているから、それはそのように私も見ております。  それから、次の質問は、財政調整基金、減債基金ですね。  これは、基金残高が89億、今、78億という水準なんですけれども、これはずーっといくと財政調整基金、減債基金はちょうど9年目頃にはゼロと、0.0、0.0と、全くなくなると、しかし、その他の基金残高が14億9,000万円残るということなんですけれども、これは、私がずーっと指摘してきました財政調整基金、これがこういう中で全部なくなってしまうと、いわゆる市民の皆さんが集めた税金を少しずつ集めて、かなりため込まれてきたわけですけれども、石岡は、財政事情から見ればこれはなくなるというふうに考えているわけですね。ちょっと確認でお聞きしたいと思います。 196 ◯委員長(関口忠男君) 財政課長・井坂君。 197 ◯財政課長(井坂隆史君) お答えいたします。こちらの表の歳入歳出差引き額の考え方の部分ということでございますが、歳入と歳出の結局マイナスなほうが、この歳入歳出差引き額ということで出ております。  例えば、今年度で申しますと、マイナスの21億ということでなりまして、そちらのマイナスを埋めるための財源としまして、臨時財政対策債14.1億円と財政調整基金からの繰入れ6.9億円を入れると、そのような表の見方となってございます。
     こちらの財政調整減債基金の繰入額のほうが、今年度令和3年度6.9億円に対しまして、令和4年度は15.1億、こちらが増減がございまして、令和12年度には、基金繰入金がゼロということとなっております。  こちらは、それぞれ見込んでいた中で、歳入歳出の部分の収支の差額が大分少なくなっておりまして、こちらに関しまして、臨時財政対策債等の収入、そちらだけで何とか賄えることになるのではというところで見込んでおります。なので、財政調整基金のほうの、こちらは繰入額がゼロという形になります。ただ、そちらの下にもあります基金残高、こちらは財政調整基金、その他特定目的基金、積立基金の合計額でございますが、そちらが今年度の見込額78億円から減っていきまして、令和11年度の段階で下げ止まりというか、そこまで、14.9億円まで減少した以降、その後は取り崩さずに済むような形で見込んで、このような形となっております。  以上でございます。 198 ◯委員長(関口忠男君) 小松委員。 199 ◯委員(小松豊正君) この臨時財政対策債というものですけれども、今年度は14億1,000万円というふうに考えておられるわけですけれども、それが、令和5年度からは毎年8億7,000万円ということで、同じ額でずっと推移するんですけれども、臨時財政対策債というのは、その自治体の事情によって、これは増えることもあり得るわけでしょう、なぜこういうふうに同じ数が並ぶように今から考えるんですか。 200 ◯委員長(関口忠男君) 財政課長・井坂君。 201 ◯財政課長(井坂隆史君) お答えをいたします。こちら臨時財政対策債につきましては、本来、普通交付税のほうで、国から自治体に交付されるべきものが、交付税の原資、国税のほうが足りないことから、不足額の一部を臨時財政対策債として、振り替えまして自治体が起債する制度でございます。  今年度は、地方交付税につきましては、国のほうのやはり国税が減収すると見込みから臨時財政対策債のほうに振り替えられまして、14.1億円ということで、昨年度から大きく増となっているものでございます。  以上のように、臨時財政対策債につきましては、普通交付税、またその財源たる国税、こちらによって増減がかなりあるものでございます。通常、例年で財政推計のほうで見込む場合につきましては、なかなか国税のほうの状態も見込みが難しいことから、臨時財政対策債につきましては、今年度の指標で申しますと令和3年の額をそのまま10年間計上しているような形で見込んでございます。  ただ、今年度の今回の財政推計につきましては、あくまでも臨時財政対策債は、コロナの影響下という中で、特殊な事情というところで見込んでございます。なので、令和4年度につきましても、一部減るもののかなり多くなるような数字で見込んでおりますが、令和5年度以降に関しましては、国税のほうの状況が不明であるため、令和2年度の8.7億円、こちらの数字をそのまま見込んでいるところでございます。 202 ◯委員長(関口忠男君) 小松委員。 203 ◯委員(小松豊正君) この財政推計については以上で終わります。  次に、予算書の203ページにございますけれども、防災行政無線管理運用経費2,174万6,000円について、お伺いしたいと思います。  このことにつきましては、非常に市民の皆さんが喜んでいるわけですけれども、防災行政無線が各戸に配られているということは、非常にやっぱり喜ばれているものであります。  令和2年度の予算では、これは4億6,986万円予算化されておりました。この考え方なんですけれども、その中で、工事に係る部分は4億6,450万ですかね、これは、考え方としては、防災行政無線の設置は令和2年度中に完了したと、だから、令和3年度に載っている予算というのは管理のものだと、管理というふうに考えていいんですか。そのことをまずお伺いしたいと思います。 204 ◯委員長(関口忠男君) 防災対策課長・惣野代君。 205 ◯防災対策課長(惣野代 薫君) 防災行政無線についてお答えいたします。  委員おっしゃるとおり、今年度整備したものについて、来年度は管理を進めていく委託料となってございます。 206 ◯委員長(関口忠男君) 小松委員。 207 ◯委員(小松豊正君) この予算委員会なので、特にお聞きしたいと思うんですけれども、これもやはり全世帯に希望を聞いて、希望者は通知を出してそれで届くというシステムでありまして、八郷の場合は、古いやつは全部庁舎に持ってこいと、持ってきて回収していたわけですけれども、そうしますと、今の到達点においては、八郷の場合は何世帯に幾ら防災無線が配置されると、それ以外のいわゆる旧石岡においては、初めてこういう戸別受信機を配置するわけですけれども、何世帯に幾ら入ったという数字が分かれば、非常にいいんじゃないかと思うんですけど、それは分かりますか。 208 ◯委員長(関口忠男君) 防災対策課長・惣野代君。 209 ◯防災対策課長(惣野代 薫君) お答えいたします。地区別には集計を取ることはできないのですが、申請数をお答えいたします。  3万327通発送しまして、2月末現在1万7,262件の申請をいただいております。  以上でございます。 210 ◯委員長(関口忠男君) 小松委員。 211 ◯委員(小松豊正君) これは、もう申請が終わりましたよね。まだ終わっていなかったかな、終わっていたよね。終わったんだね。そうすると、これは、大体これで落ち着くということなのか、もっと当然3万世帯で1万7,000だから大分差があるんですけれども、これから、また申請があった場合には受け付けるということでいいんですか。 212 ◯委員長(関口忠男君) 防災対策課長・惣野代君。 213 ◯防災対策課長(惣野代 薫君) 委員のおっしゃるとおり、継続的に受け付けております。また配送、今回、コロナウイルスの関係上、郵送という手続になってしまいました。やっぱり地域密着的に配れなかったという反省点もございますので、2世帯世帯とか、そういう世帯にも配っていくようなことを、今後進めていきたいと考えております。 214 ◯委員長(関口忠男君) 小松委員。 215 ◯委員(小松豊正君) ぜひよろしくお願いしたいと思います。  この項目を終わりまして、次に、予算書の75ページにございますけれども、派遣職員負担金というのがあります。派遣職員負担金で1,160万1,000円、この派遣職員というのは、具体的にはどういう方々を指すのか。私、よく分からないので示していただきたいと思います。 216 ◯委員長(関口忠男君) 総務課長・柴田君。 217 ◯総務課長(柴田 健君) こちら派遣職員負担金につきましてお答え申し上げます。  こちらにつきましては、市からの要請に基づきまして、国、県からの職員の派遣をいただいた場合に、そちらの方の人件費につきまして、市のほうから負担金を派遣元にお支払いするものでございます。  以上でございます。 218 ◯委員長(関口忠男君) 小松委員。 219 ◯委員(小松豊正君) ということは、ちょっと国や県から石岡に派遣されてきた方の給料を石岡市が出すわけなのね。その額が1,100万だということなんですけど、ちょっと分からないので、差し支えなければ、何人くらいでどういう方々なのか、ちょっと教えてもらえれば、ありがたいんですけれども。 220 ◯委員長(関口忠男君) 総務課長・柴田君。 221 ◯総務課長(柴田 健君) お答え申し上げます。こちらの負担金でございますけれども、1名分を予定してございまして、こちらにつきましては職員給料額だけでなく、共済組合の手当とか当人の方にお支払いするもの以外に、退職手当の負担金とか共済組合の負担金などにつきましてもフルコストと申し上げますか、総額で負担金のほうを計上しております。1名分の計上でございます。  以上でございます。 222 ◯委員長(関口忠男君) 小松委員。 223 ◯委員(小松豊正君) 分かりました。  次の問題ですけど、次のお伺いしたい点は、81ページにございますけれども、法令遵守推進経費144万7,000円ですか、これは、また、議員立法でつくられて間もないわけですけれども、今年度もこういう予算を計上していると。これは、非常に重要な意味があるわけなんですけれども、実績としては、まだ決算はしていないんですけれども、実績というのはどういう具体的な実績が、相談事があるんですか。だから、それに基づいてやるということだと思うんだけど、その辺はどういうふうになっているのか。予算計上に当たってどういう検討をされたのか、お伺いしたいと思います。 224 ◯委員長(関口忠男君) 総務課長・柴田君。 225 ◯総務課長(柴田 健君) お答え申し上げます。こちらの法令遵守推進経費でございますが、先ほど、委員からございましたとおり、昨年の議員提案を受けまして、1月16日から法令遵守の推進に関する条例が施行されているところでございます。  こちらの経費につきましては、公正職務審査会委員報酬としまして、内部通報等が上がってきた場合の審査をする常任委員3人分、こちら1万5,000円の3名分の12回で54万円。必要に応じて、臨時委員として、1万円の2人分の12回で、24万円の計78万円を計上しているものでございます。  こちらにつきましては、12回の開催ということで、そういった通報等が上がってきた場合につきましても、毎月、そういったことについて対応できるように、開催できるような形で、予算のほうの計上のほうをしてございます。  以上でございます。 226 ◯委員長(関口忠男君) 小松委員。 227 ◯委員(小松豊正君) この点は分かりました。  次の点に行きますと、同じ81ページにございますけれども、戦略的情報発信経費75万5,000円というふうになっています。これは、令和2年度の予算では、133万3,000円になっているわけなんですよね。それで、令和元年度の決算は87万3,999円というのが、令和元年度の決算の数字です。令和元年度の決算よりも少ない。昨年度は133万で、今回75万。私の考え方、あるいは市民の声は、このコロナ禍の下で新型コロナウイルス感染症が拡大していく中で、やはり密じゃなくて、自然豊かなところで、しかもオンライン、家で仕事ができる、そういうふうに考えてみた場合には、石岡の位置というのは、月1回通う場合でも1時間程度で、首都東京のところへ行けるわけで、こんなに近いところにこんなに自然豊かなところがあるんだと。コロナ禍の新しい状況の下で、非常にすばらしいところに我々は住んでいるのではないかという方も聞き置くところがあります。ですから、石岡の行政、また我々としても、もっと石岡の魅力を戦略的に発信して、石岡に来ていただくといいますか、我々の誇りもするし、そういう点でいわゆるこの言葉はすごいんですけれども、戦略的情報発信経費ですから、もっとこれは知恵を集めて積極的にやっぱりやるべきじゃないかと、こういう事業を。それが、1つの石岡の未来の発展につながるのではないかと私は思うんですけれども、そういうことから言って、これ、どういうふうなことを考えているのですか、内容がやはりあまり分からないのです、この予算書を見ていても。どういうことを考えているのか。私の意見ではもっと膨らませて、もっと知恵を集めて、もっとアピールするということがやっぱり必要ではないかなと、そういうふうに思うんですけれども、どういう検討をされてこういう額になるのか、お伺いいたします。 228 ◯委員長(関口忠男君) 秘書広聴課長・峯君。 229 ◯秘書広聴課長(峯 宜久君) お答えいたします。まず、前年度よりも金額のほうが少なくなっているという理由でございますが、主な減額の理由といたしまして、令和2年度予算におきましては、市の公式マスコットキャラクターでありますいしおか恋瀬姫の商標登録、こちらが更新時期でございましたので、そちらの登録料が予算化されておりましたので、その金額が本年、令和3年度は減額になるため、大きく減額となってございます。  それから、積極的に情報発信をしていくべきではないかというご質問でございますが、ホームページなど、既存のシステムの改修とか新たな情報発信ツールの導入には、ある程度経費を必要とするところでございますけれども、情報発信に関しましては、創意工夫によってコスト以上の効果を発揮することができる場合があるというふうに考えてございます。  例えば、パブリシティーと言われるマスコミに情報を流しまして、メディアで報道してもらうこと、こういったことを取り上げてもらうことによりまして、費用をかけずに情報発信することができ、市が独自に発信するよりもはるかに効果が高い場合がございます。そのため、秘書広聴課としましては、市全体の情報発信を高めるために、職員の意識の向上が一番大事かというふうに思っております。そのために、職員研修などを通じまして、職員の情報力を高めるための取組を行ってまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 230 ◯委員長(関口忠男君) 小松委員。 231 ◯委員(小松豊正君) やはり私はこういうところに、英知を結集するといいますか、そして実務的じゃなくて、もっと非常に大事な石岡の将来に係るそういう分野として、庁内でも、また庁外の方のいろんな英知も結集して、もっとなるほどなというような内容を戦略的に発信してもらえるように、私はお願いし、期待もしたいと思います。  ぜひご検討ください。  それから、最後の点ですけれども、今のやつ終わりまして、87ページにございますけれども、ちょっと、これ、私、よく分からないので説明をお願いしたいんですけれども、総合支所遊具整備事業3,557万4,000円ということがございますけれども、どういうふうな内容の事業を言われるのか、ちょっと詳しくお話しいただきたいと思います。 232 ◯委員長(関口忠男君) 支所総務課長・萩原君。 233 ◯八郷総合支所総務課長兼恋瀬出張所長(萩原信明君) お答え申し上げます。総合支所遊具整備事業といたしまして3,557万4,000円、新規事業として計上させていただいております。  本事業につきましては、八郷総合支所の敷地内、こちらに公園を整備しまして、そちらに遊具等を設置しまして、近隣の八郷地区の子育て世帯、そちらの方に利用していただこうと、そういった形で公園の整備をするものでございます。  以上です。 234 ◯委員長(関口忠男君) 小松委員。 235 ◯委員(小松豊正君) 私、私的なことでです。私の近くには幾つか公園があるんです。公園というのが、国府、それから上池、宮下と。  遊具整備事業というのは、そういう我々が見ている公園という感じなんですか、これは。それとも、何かもっとダイナミックな、かなり敷地もあそこあります。どういう方々を、どういう層を集めるのか、もう少しイメージが分かるような説明を少しやってほしいんですよね。  例えば、池があるとかそういうこともあるのか。あるいはぐるぐる回るのがあるのか、そういう点で八郷には公園というのは、たしかないと思うんです、たしか。そういうことで、非常に希望も強いし、敷地がわざわざあるので、あそこの図書館も造るわけでしょう。子どもさんも集まってくる可能性もある。そういう気候のいいところにこういうことを整備するということなので、どんなふうなイメージで、どれだけの人々が集まって、どういう楽しいことができるのか、その辺をもう少し説明してもらいたいのですけれども。 236 ◯委員長(関口忠男君) 支所総務課長・萩原君。 237 ◯八郷総合支所総務課長兼恋瀬出張所長(萩原信明君) お答え申し上げます。遊具整備事業、こちらの整備の内容でございます。  総合支所の砂利駐車場、約2,400平米ほどあるのですけれども、そちらをまず芝生広場、そちらに整備しまして広く使えるようにしたいと思います。そちらの中の整備するものにつきましては、築山、あとジャングルジム、滑り台等の複合遊具、そちらを1基設置する予定でございます。その他、休めるようにとベンチ等を計画してございます。行く行くは、遊水池とかそういったものも考えてございますけれども、最初ということでございまして、築山、その他複合遊具、こちらの1基を整備する予定でございます。  対象の年齢なんですけれども、複合遊具ということで、3歳程度以上のお子様と家族がゆっくり遊べるようなそういったものを目指してございます。  以上です。 238 ◯委員長(関口忠男君) 小松委員。 239 ◯委員(小松豊正君) よく相談されて、みんなが喜ぶようなすばらしいものを造ってもらいたいと思います。  以上で、私の質問を終わります。 240 ◯委員長(関口忠男君) 暫時休憩いたします。午後1時30分から会議を開きます。                   午後 0時07分休憩             ──────────────────────                   午後 1時30分再開 241 ◯委員長(関口忠男君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  さきの鈴木康仁委員の総合支所維持管理経費電気料の質疑に対し、保留いたしました答弁について、その準備が整ったとのことでございますので、ここでその答弁を求めたいと思います。支所総務課長・萩原君。 242 ◯八郷総合支所総務課長兼恋瀬出張所長(萩原信明君) 先ほどの答弁について保留させていただきまして、誠にすみませんでした。  それでは、ご質問のありました支所管理経費の電気料、こちらの契約の更新についてご説明させていただきます。  伊藤忠エネクスと平成24年10月に一番最初に契約させていただきまして、その後2回、更新をしてございます。まず24年10月から29年9月まで、こちら5年間をまず第1期として契約してございます。その後、29年10月から令和2年9月いっぱいまで、こちらが第2期とさせていただいています。令和2年10月1日より3回目の契約をしてございます。  期間については、以上でございます。 243 ◯委員長(関口忠男君) 鈴木康仁委員。 244 ◯委員(鈴木康仁君) それでは、当初1回目が5年で、2回目、3回目は3年の契約更新ということで、契約期間でよろしいでしょうか。 245 ◯委員長(関口忠男君) 支所総務課長・萩原君。 246 ◯八郷総合支所総務課長兼恋瀬出張所長(萩原信明君) お答え申し上げます。委員のご認識のとおりでございます。  以上です。 247 ◯委員長(関口忠男君) 鈴木康仁委員。 248 ◯委員(鈴木康仁君) 電気の自由化が始まって、価格競争などあって、使う側からすれば本当にコストが、先ほどもこちらの本庁舎のほうの3分の2みたいな金額も出てくるようですので、ただ、安定供給という面ではまだまだ心配な面も懸念されておりますので、その辺を含めて、契約期間、契約金額等そして入札に当たっては業者の選定に気を遣って進めていただければと思います。  以上です。ありがとうございます。 249 ◯委員長(関口忠男君) 次の質疑者に移ります。新田委員。 250 ◯委員(新田 茜君) 新田です。よろしくお願いいたします。  私からは3点ほど、お伺いをしたいと思います。  まず、予算書の89ページでございますけれども、地域おこし協力隊の活動経費1,803万6,000円につきましてお伺いいたします。  こちら本年度については、コロナウイルスの感染症の影響もあって、隊員の方々の活動というのを制限される部分あったかなと思いますけれども、こちら令和3年度については、どのような計画の下、予算立てをされたのか、内容について伺います。 251 ◯委員長(関口忠男君) 政策企画課長・細谷君。
    252 ◯政策企画課長(細谷和彦君) お答えいたします。地域おこし協力隊活動経費についてでございますが、令和3年度につきましては、これまでの2名に加えまして、さらに2名を増員させるような予算で予算編成をいたしました。  これまで、かやぶき民家の情報発信やそういった伝承の関係で1名と、それからスポーツツーリズム、主にサイクリングを通じた情報発信等で1名、合計2名でしたけれども、令和3年度につきましては、さらにこの分野を拡充や、それからほかの分野も加えまして、2名を追加して予算立てをしてございます。  以上です。 253 ◯委員長(関口忠男君) 新田委員。 254 ◯委員(新田 茜君) ありがとうございます。  令和3年度は、さらに2名を加える予定ということでお答えいただきましたけれども、その募集等については行っているのか、その状況についてお伺いします。 255 ◯委員長(関口忠男君) 政策企画課長・細谷君。 256 ◯政策企画課長(細谷和彦君) 現在はまだ募集はしてございませんで、これから発信をしてまいりたいと考えております。  想定しますのは、分野としまして、移住・定住の分野、それから観光や物産のPRの分野、それから先ほどもございましたけれども、かやぶき民家の保全に係るコーディネート分野、そういったところを想定しまして、今後進めてまいりたいと考えております。 257 ◯委員長(関口忠男君) 新田委員。 258 ◯委員(新田 茜君) ありがとうございます。続いて次のページなんですけれども、同じく地域おこし協力隊の部分で、91ページになります。  こちら、地域おこし協力隊の活動費補助ということで800万円が組まれておりますけれども、こちらについての内容もお伺いをいたします。 259 ◯委員長(関口忠男君) 政策企画課長・細谷君。 260 ◯政策企画課長(細谷和彦君) お答えいたします。活動費の補助につきましてですけれども、主に活動の補助としまして、活動経費としまして、隊員1人につき100万円を限度として想定してございます。  まず、これが100万円の4人分で1点ございます。それから、今後進めるに当たりまして、家賃やそういった住居費、そういった経費に関しましても、主に隊員の自由度を高めたいというふうに思いまして、例えば想定しますのは、こちらで用意するようなアパートだけではなくて、例えば関連性がある活動の中で空き家を使ったようなそういう借入れをするとか、そういった自由度を隊員同士で対応できるようにということで、こちらも補助経費のほうに含めて今回増額させているところでございます。  以上です。 261 ◯委員長(関口忠男君) 新田委員。 262 ◯委員(新田 茜君) ありがとうございます。内容を理解できました。  これ、数年前の隊員の方の報告会なんかも実施していたと思うので、またぜひそういったものも取り組んでいただければと思います。  それと、令和2年度の補正予算では、地域おこし協力隊の起業支援補助金というものが、300万円減額で計上されていたんですけど、令和3年度については、こちらの起業支援補助金というのの計上がないんですけれども、こちらについては該当者がいないという認識でいいのか、お伺いします。 263 ◯委員長(関口忠男君) 政策企画課長・細谷君。 264 ◯政策企画課長(細谷和彦君) お答えいたします。支援補助金につきましてですけれども、令和2年度では、全員ではございませんけれども1名予定しておりまして、今進めているところでございます。卒業した隊員が、次の1年間においては、起業に関する補助を対象としてございますので、彼らが提案した内容を審査しまして補助するというような制度です。令和3年度につきましては、その卒業隊員が1年を超しましたので、今回、未計上ということで、計上はしないところで対応してございます。限度が、卒業してから1年間ということでしたので、予算の計上はやってございませんでした。  しかしながら、今後、コロナの関係もありまして、全国的な動向を見据えまして、もし、そういった期間が延長がされるとか、そういった場合においては、またご説明をした上で、提案させていただきたいなというふうに考えているところでございます。  以上です。 265 ◯委員長(関口忠男君) 新田委員。 266 ◯委員(新田 茜君) ありがとうございます。理解いたしました。  この点については以上で終わります。  続いてなんですけれども、93ページにございます電算業務経費で1億9,174万1,000円の計上がございます。この中に電算業務委託料というもので、3,874万8,000円が計上されておりますけれども、こちらは主にどういったものが含まれているのかを伺います。 267 ◯委員長(関口忠男君) 情報政策課長・山口君。 268 ◯情報政策課長(山口哲史君) ご答弁させていただきます。電算業務経費の電算業務委託料でございますが、内容といたしましては、住民情報系及び内部情報系システムに必要となるサーバー、端末機器などの保守、即時処理システムの運用管理、大量一括処理、システム改修などに係る委託経費でございます。 269 ◯委員長(関口忠男君) 新田委員。 270 ◯委員(新田 茜君) ありがとうございます。  続いてなんですけど、その下にございますシステム導入推進経費の1億2,304万2,000円の中にも、同じく電算業務委託料というものが4,241万1,000円計上されております。こちらも、主にどういったものが含まれるのかお伺いいたします。 271 ◯委員長(関口忠男君) 情報政策課長・山口君。 272 ◯情報政策課長(山口哲史君) ご答弁させていただきます。各種ネットワークLGWAN、施設予約システム、シンクライアントシステム、統合型地理情報システム、テレワーク基盤整備及び関連機器の保守委託とネットワーク監視業務委託などの経費になってございます。 273 ◯委員長(関口忠男君) 新田委員。 274 ◯委員(新田 茜君) ありがとうございます。ちょっと難しい名前が多かったので、ちょっと難しい。分かりました、ありがとうございます。  ここでちょっとお聞きしたいんですけれども、先ほど、住民情報系システムと内部情報系システムということで、あと行政情報提供システムってあると思うんですけど、先ほど午前中の質疑の中で、先輩議員が質問していた戦略的情報発信経費の中で、システム改修委託料14万1,000円で、公式ホームページの検索機能を改善するというお話があったんですけれども、ホームページについての運用のための維持費なんかはこの辺に載っているんじゃないかなと思ってお聞きしたんですけど、そういったものは含まれるのか、伺います。 275 ◯委員長(関口忠男君) 情報政策課長・山口君。 276 ◯情報政策課長(山口哲史君) ご答弁させていただきます。こちらの経費につきましては、システム導入推進経費のほうで予算のほうを計上させていただいております。 277 ◯委員長(関口忠男君) 新田委員。 278 ◯委員(新田 茜君) ありがとうございます。  そうしますと、このホームページで運用するための維持費的なものというのは、ここには入っていないということでよろしいでしょうか。 279 ◯委員長(関口忠男君) 情報政策課長・山口君。 280 ◯情報政策課長(山口哲史君) 答弁させていただきます。ホームページ上の維持経費のほうにつきましては、私ども情報政策課のほうで予算化のほうはさせていただいております。 281 ◯委員長(関口忠男君) 新田委員。 282 ◯委員(新田 茜君) ありがとうございました。  以上で質疑を終わらせていただきます。ありがとうございました。 283 ◯委員長(関口忠男君) 次の質疑者に移ります。玉造委員。 284 ◯委員(玉造由美君) 玉造由美でございます。  何点か質問させていただきます。  まず初めに、79ページの契約検査執行経費についてでございますが、令和2年よりは、次年度は4万6,000円の増額とされておりますけれども、この契約検査執行経費の内容をお伺いいたします。 285 ◯委員長(関口忠男君) 契約検査課長・坂入君。 286 ◯契約検査課長(坂入光彦君) ご答弁いたします。契約検査執行経費につきましては、市が発注する建設工事等において、工事の品質を確保するために入札契約の適正化を推進し、併せて工事の施工途中や完成後における工事検査の工事成績評定を行います。  その工事の入札契約について、透明性、公正性な入札、競争性を確保するために工事の品質を確保するために、一層の適切化を推進します。  工事の入札契約事務に係る職員の業務遂行能力を確保し、適切な入札契約事務の執行が図れるよう工事事務研修や日常的な事務指導を行います。  以上でございます。 287 ◯委員長(関口忠男君) 玉造委員。 288 ◯委員(玉造由美君) ただいま細かくご説明いただきまして、適切な入札が行われるように検査執行しているということでございましたが、これは何人くらいで検査は行うものなのか、職員の方が行うものですね。                  〔「はい」と呼ぶ者あり〕 289 ◯委員(玉造由美君) これ、今年度、令和2年の契約検査執行の件数はどのぐらいありましたか、お伺いをいたします。 290 ◯委員長(関口忠男君) 契約検査課長・坂入君。 291 ◯契約検査課長(坂入光彦君) 今年度の検査件数につきましては、まだ、ちょっと取りまとめた資料がございませんので、後ほどご説明したいと思います。 292 ◯委員長(関口忠男君) 玉造委員。 293 ◯委員(玉造由美君) すみません。令和3年度は、次年度は4万6,000円増額されているということで、契約検査執行件数が多くなるのを予想してかと思うんですけれども、その理由をお伺いいたします。 294 ◯委員長(関口忠男君) 契約検査課長・坂入君。 295 ◯契約検査課長(坂入光彦君) お答え申し上げます。検査件数が増えたから増えたというものではございませんでして、一応、契約検査課執行経費にはそれぞれいろいろ自動車燃料とか、被服購入費とかいろいろございます。そういったものが積み重なって、4万円程度の増額となっております。  以上でございます。 296 ◯委員長(関口忠男君) 玉造委員。 297 ◯委員(玉造由美君) 分かりました。  次の下のところに、先ほどもご答弁の中にありました被服類購入費が、令和2年度は10万9,000円、次年度は13万3,000円でございまして、2万4,000円の増額になっておりますが、この内容をお伺いいたします。契約検査執行に被服類が必要なので、予算が取ってあるとは思うんですけれども、内容をお伺いいたします。 298 ◯委員長(関口忠男君) 契約検査課長・坂入君。 299 ◯契約検査課長(坂入光彦君) お答え申し上げます。被服購入費につきましては、作業服、防寒服、かっぱ、安全靴、長靴、ヘルメット、それぞれ所定の年数が経た場合、交換することになっておりますので、来年度につきましては、その交換する分が増額となりますので、増額となります。  以上でございます。 300 ◯委員長(関口忠男君) 玉造委員。 301 ◯委員(玉造由美君) ありがとうございます。被服類購入費については分かりました。ありがとうございました。  別な質問に移ります。  85ページに施設維持管理経費がございまして、ここにPCB、PCBというのはポリ塩化ビニールだと思うんですけれども、その調査業務委託料25万1,000円と、またそういった廃棄物の運搬処理委託料がございますが、この内容をお伺いいたします。 302 ◯委員長(関口忠男君) 管財課長・田辺君。 303 ◯管財課長(田辺武弘君) ご答弁申し上げます。PCB調査業務委託料、それからPCB廃棄物運搬処理委託料でございますが、こちら市内の公共施設から出されたものでございまして、安定器452個、それからコンデンサー2個、これの処分に係る費用でございます。 304 ◯委員長(関口忠男君) 玉造委員。 305 ◯委員(玉造由美君) ただいま、何か公共施設から出たコンデンサーというものだということでございましたが、それは、廃棄物として処理すると思うんですけれども、この調査業務委託料という名目ですと、調査するわけですけれども、そういった機械を調査するということでよろしいのか、内容をお伺いいたします。 306 ◯委員長(関口忠男君) 管財課長・田辺君。 307 ◯管財課長(田辺武弘君) ご答弁申し上げます。コンデンサーは電気を一時的に蓄えたり、電圧を調整したりするような装置でございまして、安定器のほうは蛍光灯の安定器のコンデンサー内に少量のPCBが含有されているものでございます。こちらについては、高濃度、低濃度をそれぞれ廃棄物として処理するには、高濃度の場合は令和5年3月31日までに処分、それから低濃度の場合は令和9年3月31日までに処分ということとされてございます。そうした濃度の調査ですとか、あとは廃棄物の登録などが必要になってまいりますので、こうした業務の委託料になります。 308 ◯委員長(関口忠男君) 玉造委員。 309 ◯委員(玉造由美君) ありがとうございます。これは公共施設のほうから出たということでございますけれども、具体的にはどこのものか分かれば、お伺いいたします。 310 ◯委員長(関口忠男君) 管財課長・田辺君。 311 ◯管財課長(田辺武弘君) ご答弁申し上げます。当時の資料とかかなり前の安定器ですとか、そういったものが結構多かったんですけれども、資料のほういろいろ検索いたしまして、市内の学校ですとか保育所、給食センターなどの分というふうに把握してございます。 312 ◯委員長(関口忠男君) 玉造委員。 313 ◯委員(玉造由美君) ありがとうございます。  大変古いもので、早急に処分をするというような感じでしたけれども、この安定器ですとかコンデンサーというものは、何個、個数はどのぐらいあるのか、そんなにたくさんはないとは思いますが、お伺いいたします。 314 ◯委員長(関口忠男君) 管財課長・田辺君。 315 ◯管財課長(田辺武弘君) ご答弁申し上げます。安定器につきましては452個、コンデンサーは2個でございます。 316 ◯委員長(関口忠男君) 玉造委員。 317 ◯委員(玉造由美君) ありがとうございます。  そういった、安定器というのは452個もあるということで古いもの、またPCBというものの調査をして、そして廃棄処分にするということで、期限内に廃棄処分できますよう、よろしくお願いいたします。  最後に、次の質問に移ります。  最後に、先ほど先輩議員も質問されておりましたが、87ページの総合支所遊具整備事業3,557万4,000円の件でございますが、2,400平米というところを整備して、築山とかジャングルジム1基の複合遊具を造るということでございましたが、アスファルトにする部分があるのかどうか、お伺いいたします。 318 ◯委員長(関口忠男君) 支所総務課長・萩原君。 319 ◯八郷総合支所総務課長兼恋瀬出張所長(萩原信明君) お答え申し上げます。こちら、今回の遊具設置事業につきましては、先ほどご答弁させていただきました約2,400平米をまず芝生広場に整備するということと併せて遊具の設置をするということでございます。
     場所につきましては、支所庁舎の南側にございます砂利駐車場、こちらを計画してございまして、そちらにつきましては、現在砂利でございますので、そちらを芝生広場にするということで、特に舗装にするとか、そういったところはございません。  以上です。 320 ◯委員長(関口忠男君) 玉造委員。 321 ◯委員(玉造由美君) 芝生にするということでご説明いただきましたけれども、築山とかは、もともとの、例えば植えてあるものとかそういったものを利用するために築山にするのか、理由があれば、お伺いいたします。 322 ◯委員長(関口忠男君) 支所総務課長・萩原君。 323 ◯八郷総合支所総務課長兼恋瀬出張所長(萩原信明君) ご答弁申し上げます。築山につきましては、今現在、砂利駐車場でございますので、大体、平らな状況になっています。そちらに、整備に併せまして築山ということで土を盛土しまして、子どもたちが登って遊べる、そういったものを想定して築山を設置するものでございます。  以上です。 324 ◯委員長(関口忠男君) 玉造委員。 325 ◯委員(玉造由美君) ありがとうございます。築山ということで、例えば、何か木とかが生えている築山というのを想像してしまったんですけれども、子どもたちが遊ぶ盛土したところということで了解いたしました。  この工事の始まる時期と完成の時期をお伺いいたします。 326 ◯委員長(関口忠男君) 支所総務課長・萩原君。 327 ◯八郷総合支所総務課長兼恋瀬出張所長(萩原信明君) お答え申し上げます。今現在、支所有効活用事業ということで、図書館を中心とした支所の改修工事を行ってございます。  そちらの工事が終わり次第、予定では令和3年9月頃を予定に工事を開始したいと考えてございます。完成の時期につきましては、年度末3月頃を予定しています。  以上です。 328 ◯委員長(関口忠男君) 玉造委員。 329 ◯委員(玉造由美君) ありがとうございます。  大体、今お伺いしましたので、想像が大分できる感じなんですけれども、コロナ禍の中で密にならない遊び場というふうに記入してありましたけれども、ジャングルジム1基の複合遊具ということについて、内容というか具体的なものがあればお伺いをいたします。 330 ◯委員長(関口忠男君) 支所総務課長・萩原君。 331 ◯八郷総合支所総務課長兼恋瀬出張所長(萩原信明君) お答え申し上げます。複合遊具といたしましては、遊具メーカー等のカタログ等を参考にしまして、ジャングルジム、滑り台、ブランコ、こういったものが一体になっている遊具を予定してございます。  以上です。 332 ◯委員長(関口忠男君) 玉造委員。 333 ◯委員(玉造由美君) ありがとうございます。予算としては3,557万4,000円ということで、以前に風土記の丘のコンビネーション遊具の予算より大きな金額になっておりますけれども、この予算は、財源はどのようになっておりますか、お伺いいたします。 334 ◯委員長(関口忠男君) 支所総務課長・萩原君。 335 ◯八郷総合支所総務課長兼恋瀬出張所長(萩原信明君) ご答弁申し上げます。財源につきましては、現在は予算上、現在、一般財源を予定してございます。  しかしながら、国の新型コロナ感染症対策の地方創生臨時交付金、こちらのほうにエントリーさせていただきまして、もしそちらが審査が通りますれば、そちらの交付金を活用させていただければと思ってございます。  以上です。 336 ◯委員長(関口忠男君) 玉造委員。 337 ◯委員(玉造由美君) ありがとうございます。そのような交付金を活用できますよう、よろしくお願いいたします。  以上で私の質問を終わりにいたします。 338 ◯委員長(関口忠男君) さきの玉造委員の契約検査執行経費質疑に対し、保留いたしました答弁について、その準備が整ったということでございますので、ここでその答弁を求めたいと思います。契約検査課長・坂入君。 339 ◯契約検査課長(坂入光彦君) 先ほど、令和2年度の検査件数につきまして、保留した案件についてご説明させていただきます。  令和2年度の検査件数につきましては、令和2年4月1日から令和3年2月28日まで、228件でございます。大変失礼いたしました。 340 ◯委員長(関口忠男君) 次の質疑者に移ります。岡野孝男委員。 341 ◯委員(岡野孝男君) 3項目ほど質問をいたします。  まず最初に、これ、入湯税は大丈夫なんですか、ここで聞いて、市税の。入湯税は聞いても大丈夫ですか。                     〔私語あり〕 342 ◯委員(岡野孝男君) じゃ、40ページの入湯税についてお聞きします。  これ、前年度から比べると30%弱なんです、この予算計上が。前年度は2,383万2,000円なのが、本年度は669万1,000円、これ、どういうわけでしょうか。 343 ◯委員長(関口忠男君) 税務課長・瀬尾君。 344 ◯税務課長(瀬尾正幸君) それでは、入湯税につきましてご答弁をさせていただきます。  令和2年度当初予算におきましては、2,383万2,000円を計上しておりますけれども、現在、コロナによりまして入場制限等かかりまして、3月の最終見込みでは約900万円の実績というような見込みをしているところでございます。  令和3年度につきましては、このコロナが落ち着かない状況に加えまして、中規模改造を行うということを聞いております。それが、最大4か月程度かかる場合があるということもございまして、その結果として669万1,000円を計上したところでございます。  以上でございます。 345 ◯委員長(関口忠男君) 岡野孝男委員。 346 ◯委員(岡野孝男君) 随分、コロナの影響とはいえ、随分深刻な状態なのかなと。これ、指定管理者として、やさと農協のほうで経営はお願いしているわけですけれども、実際これだけの3割にも満たないような予算だというと、非常に危機的な状況ではないのかなと思うんですけれども、その辺の実際にゆりの郷の経営についてはどういうふうに考えているのか、お尋ねいたします。 347 ◯委員長(関口忠男君) 岡野孝男委員、経営については所管外になりますので。 348 ◯委員(岡野孝男君) じゃ、それは分かりました。それはいいです。ほかで聞きます。  次に、同僚議員から何度か質問されていますけれども、44ページから45ページの地方交付税なんですけれども、これ、私の手元に地方財政計画、国からの示されているものがありまして、その中では、先ほど課長から答弁されましたように5.1%増と、だけど、前年度の震災復興特別交付税を引いても、そんなに交付税が多くないと、5.1%増えているにもかかわらず、しかも市の市税等を見てもほとんど減額なのに交付税はあまり増えていないと。平均的に、国の平均と言われる5.1%も大体、額が同じくらい、前年度と同じくらいの額なので、増えている様相はないんです。それ、何ででしょうか。 349 ◯委員長(関口忠男君) 財政課長・井坂君。 350 ◯財政課長(井坂隆史君) お答えいたします。普通交付税でございますが、先ほど委員からもご指摘がありましたとおり、国のほうの地方財政計画、こちらのほうでは前年度比5.1%の増ということで見込まれているところでございます。  ただ、実際の算定に当たりまして、県を通しまして、市に来ております試算表、各基準財政需要額、また収入等の算定項目ごとに個別のパーセンテージが入っているものがございます。そちらを基に、そちらと、さらに令和2年度の実績、こちらを基に算定を行いましたところ、基準財政需要額につきましては、公債費等の需要額の増から2.4%の増ということで出ております。  ただし、臨時財政対策債、こちらの振替は、こちら57.7%となっておりますので、これを振り替えますと、マイナスの0.9%の減ということとなっております。  基準財政収入額におきましても、こちら同じく市税の減から、マイナス3.3%の減というところを見込んでおりまして、そういったもの算定を行いますと、結果としまして9,100万円の減となっております。ただ、先ほども申しましたとおり、臨時財政対策債、こちらが大幅に増となってございます。そういったものを振り替えられたことによりまして、結果として、普通交付税のほうは減となったということで見込んでございます。 351 ◯委員長(関口忠男君) 岡野孝男委員。 352 ◯委員(岡野孝男君) その地方交付税の代替措置といいますか、として臨時財政対策債があるんですが、地方財政計画の中では74.5%の増と臨時財政対策債、国の平均ではそういうことになっていますが、それよりも減ってはいるんです。当市においては減っているということです。今、課長は増えていると言っていますけれども、国の平均からすると減っているという状況です。交付税も減っている、平均からすると減っている。臨時財政対策債も減っていると、平均化すると減っているという状況の計上かなと思うんですけれども、それはどうですか。 353 ◯委員長(関口忠男君) 財政課長・井坂君。 354 ◯財政課長(井坂隆史君) お答えいたします。普通交付税の算定につきましては、先ほどお答えしたとおりでございますが、臨時財政対策債、こちらにつきましても地方財政計画としまして、自治体全体では74.5%の増となってございます。  ただ、こちら、都道府県と市町村で分かれてございまして、都道府県が88.4%、市町村は57.7%という形で分かれて数字が出てございます。この石岡市では、こちらの市町村の数字57.7%の数値を用いまして算定を行ったところでございます。 355 ◯委員長(関口忠男君) 岡野孝男委員。 356 ◯委員(岡野孝男君) 分かりました。次に移ります。  83ページの市庁舎維持管理経費、12番、施設清掃・管理・保守保安委託料5,858万3,000円です。  この内容ですけれども、令和元年度の決算ベースでは3,429万5,371円支出しています。そして、令和2年度の負担行為額は5,467万4,320円です。それで、今回、令和3年度の予算は5,858万3,000円です。施設清掃管理業務は、管理の保守については、ほとんどこれは労務費じゃないかと思うんです。資材費はあまりないんじゃないかと。それなのに、毎年増えている。これどういうことなんでしょうか。 357 ◯委員長(関口忠男君) 管財課長・田辺君。 358 ◯管財課長(田辺武弘君) ご答弁申し上げます。施設清掃・管理・保守保安委託料でございますが、これにつきましては、本庁舎におけます清掃業務委託ですとか設備管理業務委託、エレベーター保守委託など10項目ほど委託のほうを行ってございます。  こちらのお尋ねにございました今年度の増減分の理由でございますけれども、見積りを取るに当たりまして、工事などの原料単価とか歩合などが分かる場合にはそういったものを利用しますけれども、そういったものがない場合には、見積りを3者以上から徴収いたしまして、その平均値を採用したところでございます。  また、要因といたしましては、国の労働費の推移、それから県の最低賃金の推移なんかを見ますと労働費の単価は増加傾向にあるといったところが見込まれると思います。  以上でございます。 359 ◯委員長(関口忠男君) 岡野孝男委員。 360 ◯委員(岡野孝男君) これ増加傾向にあるとは、どういうふうに増えているんですか。 361 ◯委員長(関口忠男君) 管財課長・田辺君。 362 ◯管財課長(田辺武弘君) ご答弁申し上げます。今回、令和3年度の予算でございますけれども、3者から見積りを取りまして、その平均値を求めたものでございます。こちら、業務を委託時、ほぼ、主なものといたしましては労務費が主なものでございますけれども、いろんな業務パターンがあることから、そういった平均値のほうを採用したものでございます。  それから、お尋ねの労務単価でございますけれども、県の労働局ですとか、国の労務費の推移なんかを見ますと、労務費の単価、年々上がっているようなところが見受けられるところでございます。 363 ◯委員長(関口忠男君) 岡野孝男委員。 364 ◯委員(岡野孝男君) 年々上がっているというのは、どういうふうに上がっているんですか。 365 ◯委員長(関口忠男君) 管財課長・田辺君。 366 ◯管財課長(田辺武弘君) ご答弁申し上げます。茨城県の労働局のホームページでございますが、最低賃金といたしまして、例えば平成30年度ですと、最低賃金822円、令和元年度849円、令和2年度851円というような推移で最低賃金のほうが、そのような状況になっているということでございます。 367 ◯委員長(関口忠男君) 岡野孝男委員。 368 ◯委員(岡野孝男君) 最低賃金が上がっているから、この労務費が増加傾向というのは、ちょっと無理があると私は思っています、そういう解釈は。  それから、じゃ、聞きます。その下、施設電話交換業務等委託料、これが平成30年度868万3,200円、令和元年度、これ決算ベースで1,198万1,280円、令和2年度の負担行為ですけれども1,247万4,000円、それで、今年、この令和3年度の予算額は1,254万2,000円、これはどういうことなんですか。 369 ◯委員長(関口忠男君) 管財課長・田辺君。 370 ◯管財課長(田辺武弘君) ご答弁申し上げます。こちらの施設電話交換業務委託料でございますけれども、こちらも工事の基準単価等ございませんので、見積りのほう、3者いただきまして、その平均値から算出したものでございます。 371 ◯委員長(関口忠男君) 岡野孝男委員。 372 ◯委員(岡野孝男君) いや、私は労務が、ほとんど労務でしょう、電話交換業務は、それなのになぜ毎年値上がりしているのかということを聞いているんですよ。答弁が違うでしょうというんだって。見積りしたから、だからこうなったんです。そんな、私は聞いていない、こんなふうに、毎年値上がりするのはおかしいでしょうと言っているんです。労務費です、これ、何でこんなに値上がりするのですか、お尋ねいたします。 373 ◯委員長(関口忠男君) 管財課長・田辺君。 374 ◯管財課長(田辺武弘君) ご答弁申し上げます。労務費の推移でございますけれども、やはり全国的な労務単価の推移ですとか、それから県の最低賃金単価の推移なんかを見まして増加傾向にあり、またその見積りを取ったことによりまして、市場価格などを参考にしているところでございます。 375 ◯委員長(関口忠男君) 岡野孝男委員。 376 ◯委員(岡野孝男君) 見積り、見積りと言っていても、こんなに上がるわけないでしょう。電話交換業務なのに、今度は1,400万ですよ。平成30年度は800万台です。それが令和3年度は1,400万台です。こんなに労務が上がるわけないでしょう。ちょっとおかしいんじゃないですか。  とにかく、私はこれは総括でちょっと質問しますけど、この傾向はほかにもあるんですよ、これ。それは、じゃ、それでいいですよ。もう、答弁、もらってもしようがないですし。賃金が、労務賃金が高くなった傾向があるというだけなんだもん。あるいは見積りが取ったから、それは高くてもしようがない。そういう話ではないでしょう。それはいいです、もう答弁は。  総合支所のほうにもお聞きします。  まず、総合支所の施設清掃・管理・保守保安委託料についての2,892万2,000円について、お尋ねします。 377 ◯委員長(関口忠男君) 支所総務課長・萩原君。 378 ◯八郷総合支所総務課長兼恋瀬出張所長(萩原信明君) お答え申し上げます。総合支所の施設清掃保守管理等委託料等なんですけれども、こちらが2,892万2,000円で予算を計上させていただいてございます。こちらにつきましては、総合支所の清掃業務、管理業務、その他7項目、こちらのものにつきまして、委託業務を行うものでございます。  以上です。 379 ◯委員長(関口忠男君) 岡野孝男委員。 380 ◯委員(岡野孝男君) これも、この金額は、令和2年度の同じような施設清掃管理保守で負担行為額、令和2年度の負担行為額は1,881万5,705円なんです。これは1,000万増えているんです。前年度と比べると予算額で1,000万増えるんです。これ清掃業務とかは、ほとんど労務です、労務費。これが1,000万増えているという理由はどういうことなんでしょうか。 381 ◯委員長(関口忠男君) 支所総務課長・萩原君。 382 ◯八郷総合支所総務課長兼恋瀬出張所長(萩原信明君) お答え申し上げます。実績ベースですと、令和2年度の債務負担行為、確かに1,880万円程度でございます。予算ベースでいきますと、令和2年度が2,500万円、令和元年度が2,380万円、それ以前ですと2,170万円となってございます。確かに、毎年度微増している状況でございます。  その中で、昨年度1,881万5,000円につきましては、こちら、競争入札の原理が働いたのかとは思いますけれども、過去5年分をちょっと調べさせていただいたんですけれども、ほぼほぼ2,100万円程度で来ていたものが昨年度は、1,881万5,000円、こういった実績が昨年度じゃなくて、本年度は実績が上がっているという状況でございます。  以上です。 383 ◯委員長(関口忠男君) 岡野孝男委員。
    384 ◯委員(岡野孝男君) そういう説明ならば、予算、この議会が通れば、すぐに入札契約という段階になるんでしょうけれども、これ予算2,892万2,000円が通ったと仮定して、こういう令和2年度の1,000万も違うような予算ですので、発注についてはよく検討して予定価格を決めて発注していただきたいというふうに思います。  次に、やはり施設電話交換業務委託料も、これも庁舎と同じように、平成30年度322万7,040円、令和元年度595万1,400円、令和2年度の負担行為額は640万2,000円と。これも、令和元年度の300万から令和2年度640万です。そして、今年度の令和3年度の予算は745万8,000円です。毎年本当にうなぎ登りです。こんなに労務費が上がるんですか。先ほど、管財課長のほうが言うように、見積りと労務費がこんなに上がるんですか。考えられないでしょう、電話交換の業務です。ほとんど労務です。お答えください。 385 ◯委員長(関口忠男君) 支所総務課長・萩原君。 386 ◯八郷総合支所総務課長兼恋瀬出張所長(萩原信明君) お答え申し上げます。電話交換業務委託につきましては、過去5年の予算ベースでいきますと、予算、平成27年が590万7,600円、そちらが続きまして平成30年までは、この金額で、予算を計上させていただいてございます。令和元年が590万8,000円から610万円に上がっています。こちらにつきましては消費税が10%に改定になった年でございますので、その分の経費が上がっているのかなと思います。その後、令和2年度につきましては、690万円の予算を計上させていただきまして、結果640万2,000円で落札されているということでございます。  本年度の予算の計上につきましては、昨年度までは見積りを徴収した中で、一番低い金額のものを予算で計上させていただいていたんですけれども、本年度につきましては、3者見積りの平均、そういったものの計算方法が変わりましたので、その観点で予算的には膨らんでいるということであろうかと思います。  以上です。 387 ◯委員長(関口忠男君) 岡野孝男委員。 388 ◯委員(岡野孝男君) これ、予算を組む編成するのには、財政課で査定はしていると思うんです。そういうことからすると、結局この予算が通ると、これでしようがないわけです。例えば745万8,000円で740万で契約してもこれはやむを得ない話になってくるわけです。私は、査定のほうに問題があるんじゃないかと思うんです。労務費だけで、こんなに毎年毎年高くなるということは考えにくいんです。資材があって、あるいはほかの要因があるならば、上がる要因があるならば別です。だけど、これ電話交換業務というのは労務費ですから、ほとんど。それが、毎年毎年上がっていくということは、私はおかしいと思います。これも総括で聞きますけど、あしたからの件もみんな聞きますけど、ほとんど労務費なのに上がっているんです、毎年、そういうところがあるんです。それは、やっぱり査定のほうでも、ちゃんとチェックしてください、その辺のことは、しかも委託料なんですから。  以上で私の質問を終わりにします。 389 ◯委員長(関口忠男君) さきの玉造委員の質疑に対する答弁について、答弁訂正の申出がございますので、これを許します。支所総務課長・萩原君。 390 ◯八郷総合支所総務課長兼恋瀬出張所長(萩原信明君) さきの委員からのご質問に対して、遊具設置事業の財源についてご質問があったと思われますけれども、そちらにつきまして、一般財源とご答弁させていただいたんですけれども、正確には公共施設整備基金、こちらの繰入金を現在充てるということで訂正させていただきます。失礼しました。             〔「ありがとうございました」と呼ぶ者あり〕 391 ◯委員長(関口忠男君) 暫時休憩いたします。10分程度といたします。                   午後 2時31分休憩             ──────────────────────                   午後 2時42分再開 392 ◯委員長(関口忠男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  次の質疑者に移ります。飯村委員。 393 ◯委員(飯村一夫君) 飯村一夫です。よろしくお願いします。  質問に入る前に、現在、3月15日まで税金の申告ということで、市民の方がいろいろ集まっている時期でありますが、執行部の対応というか、市民の方が非常に困っているというような話でありますので、執行部のほうで、例年だったら、1,000人だったら3月15日までに割り算して、その分をこなせるような対応をしたのか、ちょっと一言、お聞きしたいと思います。 394 ◯委員長(関口忠男君) 飯村委員、予算に関する質疑をしていただきたいと思います。 395 ◯委員(飯村一夫君) 分かりました。じゃ、質問に入らせていただきます。  予算書の252ページ、国民宿舎つくばねの件なんですけど、例年だったら多分数字が入っていると思うんですけど、今年度ゼロということで、何か条例か何か改正がありましたんですか。その辺、ちょっとお聞きしたいと思いまして。違う。 396 ◯委員長(関口忠男君) 飯村さん、所管外なので。 397 ◯委員(飯村一夫君) ごめんなさい、すみません。  67ページ、バスターミナル店舗事業者電気使用料ということで、当初予算は36万、18万の増になっていますが、どのような形で増になったのか、ちょっとお聞きしたいなと思って。  さっき、庁舎のほうで大体3分の1少なくなるようなお話、いただいたんですけど、18万増になっているので、内容的にちょっと説明いただきたいと思います。 398 ◯委員長(関口忠男君) これも所管外なので、次の質疑に移ってください。 399 ◯委員(飯村一夫君) そうですか。  じゃ、69ページ、職員の研修費負担13万2,000円、当初19万3,000円で、6万1,000円の減額になっていますけど、どういう形で減額かちょっとお聞きしたいと。 400 ◯委員長(関口忠男君) 総務課長・柴田君。 401 ◯総務課長(柴田 健君) 職員研修負担金13万2,000円につきまして、ご説明させていただきます。  こちらにつきましては、市が行っている職員研修について、市以外の一部事務組合等の職員の方が研修に参加していただく場合にかかった費用を1人分の単価に計算しまして、組合の方にその参加した人数掛けるその単価を雑入ということで、一定の割合の負担をしていただいているものでございまして、その年々の参加する研修の人数によって変わってくるものでございまして、来年度につきましては、今年度よりは若干参加の人数が減るということで、減額となってございます。  以上でございます。 402 ◯委員長(関口忠男君) 飯村委員。 403 ◯委員(飯村一夫君) 分かりました。どうもありがとうございます。  77ページ、一般事務補助員報酬791万、昨年は当初474万でしたんですけど、316万増ということで、人数の事務補助の内容かと思うんですが、どのようになっているかちょっとご説明願います。 404 ◯委員長(関口忠男君) 総務課長・柴田君。 405 ◯総務課長(柴田 健君) お答え申し上げます。こちら、一般事務補助員報酬の増額316万5,000円の増額でございますが、こちらは令和2年度につきましては、一般事務員補助員のほう、3名分計上しておりましたが、令和3年度につきましては5名分、2名の増を行っております。  内訳でございますが、1名につきましては総務課の職員が1名、来年、今年度からですが、育休、産休に入っている方の代替分として1名、それから、もう一名分につきましては、総務課だけでなく、全庁的に急遽、療養休暇等の対応で職員の補充が必要な場合についての一般事務員補助員報酬としまして、これまでの3名から1名を増員しまして、合わせて2名増員したものでございます。  以上でございます。 406 ◯委員長(関口忠男君) 飯村委員。 407 ◯委員(飯村一夫君) 分かりました。どうもありがとうございます。  次に、総合支所維持管理経費なんですけど、やっぱりちょっと、85ページなんですけど、建物修繕ということで1,260万、去年も予算化しているんですけど、施設用備品120万ですか、昨年よりちょっと変動があるもので、どういう形かちょっとご説明願えれば。 408 ◯委員長(関口忠男君) 支所総務課長・萩原君。 409 ◯八郷総合支所総務課長兼恋瀬出張所長(萩原信明君) それでは、お答えいたします。総合支所維持管理経費のうち、需用費の中の建物修繕、こちらの1,267万円、昨年度に比べまして115万5,000円程度、増額してございます。  こちらにつきましては、まず内訳につきましては、給排水機、水道関係です、こちらの補修、あと、エアコンの個別室外機が本年度壊れまして、そちらの対応ということで2か所、こちらの空調機の交換がございますので、昨年度よりも増額との要求とさせていただいています。  以上です。 410 ◯委員長(関口忠男君) 飯村委員。 411 ◯委員(飯村一夫君) 分かりました。  それでは、P79ページ、ちょっと戻りまして申し訳ないんですけど。この中で、ちょっと先ほどお聞きした先輩議員もおりましたけど、システム使用料ということで、これ、単年度と複数年度というような形でありましたが、システムについては、ほかの所管でもあると思うんですけど、毎年度更新していくわけですけど、これについて、当然、来年は契約できなければ違う形になってくるかなと思うんですけど、このような契約の仕方に長期で割ったほうがいいんじゃないかなと思うんですけど、その辺の契約の仕方はどうお考えですか。  ちょっと複数年にわたれば、当然契約が安くなるような形態になってくるかなと思うんですけど、執行部のお考えを伺いたいと思います。 412 ◯委員長(関口忠男君) 飯村委員、システム使用料、どこの部分ですかね。 413 ◯委員(飯村一夫君) ごめんなさい。277万8,000円なんですけど、システムは毎年更新されると思うんですけど、いろいろある電算的な感じだとして、ほかの所管にもあると思うんですけど、そういう形で、これ、単年度契約ってさっきおっしゃいましたので、長期で……。 414 ◯委員長(関口忠男君) 電子入札……。 415 ◯委員(飯村一夫君) 電子入札、ごめんなさい。 416 ◯委員長(関口忠男君) 運用経費のシステム使用料ということで……。 417 ◯委員(飯村一夫君) 負担金ね。入札に関わるということで、これは前年度、今年度、毎年同じ契約になってくると思うんですけど、入札なもので、県と同じだということで、ちょっと先ほどお伺いしたものですけど、それだったら長期契約というか、契約の仕方に、ちょっとどういう感じかお聞きしたいと思います。 418 ◯委員長(関口忠男君) 契約検査課長・坂入君。 419 ◯契約検査課長(坂入光彦君) ご答弁申し上げます。電子入札運用経費のシステム使用料、これにつきましては、工事コンサルの電子入札の利用料、年間の利用料でございます。  こちらのシステム利用料につきましては、茨城県と参加する市町村の間で利用料金の取決めがございます。その年間にかかった経費を、その都度精算して、それぞれの各市町村に負担していただくようなスタイルを取っております。年度年度、使用料が異なりますので、単年度契約という形になっております。  以上でございます。 420 ◯委員(飯村一夫君) 分かりました。どうもすいませんでした。  それでは、都市交流事業の89ページ、89ページの都市交流事業をちょっと。その中に移住支援金220万、内容と、どういうわけで、これ、数字がなったのかちょっとお聞きしたいと思います。 421 ◯委員長(関口忠男君) 政策企画課長・細谷君。 422 ◯政策企画課長(細谷和彦君) お答えいたします。都市交流推進事業の移住支援金220万円でございますけれども、こちら、東京圏から移住された方につきまして、移住された際に、世帯につきましては1世帯当たり100万円、それから、単身世帯については60万円を支給するような支援金でございます。  昨年度までは、企画事務費のほうに220万円を計上しておりましたけれども、今年度、事業間の科目の見直しによりまして、こちら、都市交流推進事業のほうに移させていただいた予算でございます。  以上でございます。 423 ◯委員長(関口忠男君) 飯村委員。 424 ◯委員(飯村一夫君) 分かりました。どうもありがとうございます。  それでは、先輩議員がちょっとお聞きしたんですけど、地域おこし協力隊活動経費、89ページなんですけど、その中で、さっきちょっと何か具体的にこれをやるんだというような説明をちょっとお聞きしたいなと思って、もう一回ちょっと聞きたいんですけど、協力隊報酬金というので960万、去年は390万ぐらいあれなんですけど、560万ぐらい増えていると。経費を下げて、予算化で4.9%減だという中で、560万も地域協力隊という形で予算をつけられているようですが、その内容について、これをやるんだというようなお示しをいただければ。 425 ◯委員長(関口忠男君) 政策企画課長・細谷君。 426 ◯政策企画課長(細谷和彦君) お答えいたします。先ほども触れましたけれども、今年度、来年度2名を増員するような予定でございます。こちらは、増員の理由でございますけれども、かねて策定いたしました、まち・ひと・しごと総合戦略によりまして、今後5年間におきまして、総勢10名の協力隊を採用するような今後計画をしてございます。それに基づきまして、令和2年度2人、令和3年度2人というように、増員をしていきたいというふうに考えております。  先ほども触れましたけれども、移住定住分野の強化ですとか、それから観光物産PRの強化、そういったものを担っていただいて、そのほかに、これまでのかやぶき民家の活用なども拡充をして、強化していきたいというふうに思いでおります。  ある程度、全国的に地域おこし協力隊はどこでも募集しているところでございますので、ある程度その分野を幅広に見まして、2名の募集をかけていきたいなというふうに思っております。 427 ◯委員長(関口忠男君) 飯村委員。 428 ◯委員(飯村一夫君) それでは、ちょっともう一つ同じ質問であれなんですけど、協力隊活動費補助金800万、これは、去年は200万ぐらいだと思ったんですけど、600万。これ、もう本当にこれをやるんだというような、さっきちょっと何かよく分からなかったので、説明いただければと思う。 429 ◯委員長(関口忠男君) 政策企画課長・細谷君。 430 ◯政策企画課長(細谷和彦君) 補助金につきまして、ご答弁いたします。  かねてより100万円の活動資金については変わりませんで、そのほか増えた要因としましては、先ほど2名が増えたということの要因と、それから、これまで使用料及び賃借料のほうで、車等借り上げ料や建物借り上げ料、市のほうで借り上げをしていた部分、使用料、賃借料のほうをこちらの補助金に移し替えたような予算となってございます。  そういった関係で2名分の増ということの増額と、それから、使用料、賃借料が減りまして、こちら補助金に乗せたというような内容でございます。 431 ◯委員長(関口忠男君) 飯村委員。 432 ◯委員(飯村一夫君) 今、2人ですか、いろいろな形でかやぶき、そういう形でちょっとやっていると思うんですけど、そういう中でこれから本当に大変だと思うんですけど、石岡をPRして、協力隊もいるんだというような形で進めていただきたいと思います。  以上です。どうも。  これで私の質問を終わります。どうもすいませんでした。 433 ◯委員長(関口忠男君) 次の質疑者に移ります。川井委員。 434 ◯委員(川井幸一君) 川井幸一です。質問は2点でございます。端的に質問していきますので、よろしくお願いいたします。  予算書85ページ、公用車維持管理経費1,026万円について伺います。事務に関する説明書の33ページに、管財課の管理する車両のうち、新たに取得した車両と廃車とした車両の記載があります。  しかし、この予算案とリンクする使用する車両の台数等は分かりませんので、車両の種類と台数について伺います。 435 ◯委員長(関口忠男君) 管財課長・田辺君。 436 ◯管財課長(田辺武弘君) ご答弁申し上げます。公用車の台数ですけれども、全部で243台でございます。それから、事務に関する説明書、廃車のほうでございますけれども、令和2年の事務に関する説明書でいきますと、全部で16台の廃車となってございます。  種類といたしましては、収納対策課、消防本部などの乗用車、小型車、消防車両など、主に19万キロですとか23万キロの走行距離があるもの、それから、年式としまして平成9年の年式のものなどの処分でございます。 437 ◯委員長(関口忠男君) 川井委員。 438 ◯委員(川井幸一君) では、そのうち八郷総合支所の管理します車両の種類と使用形態、台数について伺います。支所において、共有で使用する車両は何台になるでしょうか。 439 ◯委員長(関口忠男君) 八郷総合支所総務課長・萩原君。 440 ◯八郷総合支所総務課長兼恋瀬出張所長(萩原信明君) お答え申し上げます。先ほど、管財課のほうで全体の台数のほうを報告させていただきました。  八郷総合支所総務課で管理している台数ですけれども、こちら、支所総務課として管理しているのが10台ございます。  こちらの内容でございますけれども、支所総務で使用しているバン、軽トラックが合計2台、その他パトロールカー、こちらが2台、そのほか貸出し用ですか、全体の出張等で利用されます貸出し用の車が5台ございます。そのうちダンプが1台、軽トラが1台ということで、乗用車としては3台が貸出し用のものが主でございます。  そのほか、あと残り1台といたしまして、昨年度、保健福祉部のほうで所管しておりました旧日赤車、こちらのほうが本年度から総合支所のほうで管轄になりまして、こちらにつきましても、今後、全体の貸出し用の車として利用していきたいと考えています。  以上です。
    441 ◯委員長(関口忠男君) 川井委員。 442 ◯委員(川井幸一君) 今、伺いましたところによりますと、その共用車両という部分については3台しかないということですので、単純に考えますと非常に、非常にといいますか、不足するのではないかと思いますけれども、そういった3台しかないということでの要望は出ていないか伺います。  また、この3台が使用中、貸し出された場合は、例えば使用をしたいと申し込んできた職員はどうしているのか。こういうときには個人の車なんかを使って、業務を行っているのかを伺います。 443 ◯委員長(関口忠男君) 支所総務課長・萩原君。 444 ◯八郷総合支所総務課長兼恋瀬出張所長(萩原信明君) お答え申し上げます。貸出し用の車3台の利用状況でございますけれども、こちらにつきましては、ほぼほぼ毎日のように埋まっているというのが状況でございます。  予約の方法でございますけれども、庁内LANの予約システム、こちらがございまして、スケジュールが公表されてございます。そちらで空いていれば、各借りたい人が直接申込みをして、そのまま車を押さえる、そういったシステムになってございます。  それで、予約がいっぱいで使えない、そういったときでございますけれども、自分の車で本庁に行ったり、そういったことも中には聞いております。  以上です。 445 ◯委員長(関口忠男君) 川井委員。 446 ◯委員(川井幸一君) 今、お聞きしましたところによりますと、大分3台では逼迫している感じもありますし、最後にご答弁されました、自分の車両まで使ってということになると、非常に業務的に問題も出てくると思いますので、職員の皆さんがしっかりと仕事ができるためにも、必要なやはり車両というのは確保し、十分に仕事ができるような体制づくりというのは必要ではないかと思いますので、そこは強く要望いたします。  続いて2点目、予算書93ページの電算費について伺います。  事務に関する説明書23ページに、情報政策課の業務が記載されております。内部情報系システムにテレビ会議システムがありますけれども、令和2年度の実績と令和3年度の見込み予定について伺います。 447 ◯委員長(関口忠男君) 情報政策課長・山口君。 448 ◯情報政策課長(山口哲史君) ご答弁させていただきます。テレビ会議システムの利用は今年度からますます増えておりまして、現在のところ、無料オンライン会議のほうが現在178件、テレビ会議としては26件となってございます。  以上となっております。 449 ◯委員長(関口忠男君) 川井委員。 450 ◯委員(川井幸一君) やはり、今、問題になっておりますコロナ対策についても、非常に有効に利用していくべきだと思いますので、業務の効率化と利用する目的や理由は様々ではあると思いますけれども、利用促進に向けた啓発をお願いいたします。  次に、グループウエアシステムについてですが、どのようなメニューが利用できるのか伺います。 451 ◯委員長(関口忠男君) 情報政策課長・山口君。 452 ◯情報政策課長(山口哲史君) グループウエアシステムとは、職員間の情報共有を行う場面において活用できる、様々な機能を有したシステムとなっております。  主な機能としては、メール機能やメッセージ機能、職員の予定や貸出し備品、会議室の予約状況等を管理できるスケジュール機能、庁内に向け統一した情報発信できる掲示板機能、チャット形式で情報交換ができるスペース機能、各種庁内での申請手続を電子化できるワークフロー機能などがございます。 453 ◯委員長(関口忠男君) 川井委員。 454 ◯委員(川井幸一君) それでは、アンケート調査等を職員に向けて行った実績はあるのかないのか伺います。 455 ◯委員長(関口忠男君) 情報政策課長・山口君。 456 ◯情報政策課長(山口哲史君) アンケート等の利用について、ご答弁させていただきます。  アンケート等として利用できるシステムは、グループウエア上にありますデヂエ機能、または、茨城県が整備しております茨城電子申請届出サービスの2つのシステムが利用可能となってございます。  こちらのほうにつきまして、令和2年4月から2月までの実績としていたしまして、庁内から申請及びアンケート等を実際に実行した件数としましては32件、昨年度につきましては16件と、かなり今年度につきましては多くなってございまして、今後さらに増えてくると考えております。  以上でございます。 457 ◯委員長(関口忠男君) 川井委員。 458 ◯委員(川井幸一君) よく分かりました。  職場の環境の改善に向けまして、敏速な調査も可能となると思いますので、こちらも積極的に利用を図っていただきたいと思います。  以上で質問を終わります。 459 ◯委員長(関口忠男君) 次の質疑者に移ります。大和田委員。 460 ◯委員(大和田寛樹君) 大和田です。4項目について質問してまいります。  まず、予算書35ページの歳入の地方交付税です。  款11、本年度予算額61億5,100万円、前年度予算額82億6,400万円、比較が21億1,300万円減。こちら、既に先輩議員からご質問されておりまして、その要因は分かりました。財政課長よりご答弁あったように、特に大きな減額の要因が、霞台厚生施設組合の新ごみ処理建設に伴う交付税措置として、震災復興特別交付税が令和2年度で終了したということでご答弁がありました。  令和3年度予算における地方交付税61億5,100万円ですが、この中には合併特例債の元利償還金で、交付税措置されている金額があるかと思いますけれども、その合併特例債の令和2年度の実績、令和3年度、4年度の見込額について伺います。 461 ◯委員長(関口忠男君) 財政課長・井坂君。 462 ◯財政課長(井坂隆史君) お答えさせていただきます。合併特例債の元利償還金、こちらの交付税措置のされている額とのことでございますが、合併特例債ほか、起債に関する交付税の措置に関しましては、基準財政需要額、こちらの項目の中に公債費というのがございまして、その中に算定をされておるものでございます。  実際の金額としましては、先ほどのほうでもご答弁いたしましたが、基準財政需要額、個別算定経費ですとか、包括算定経費、または公債費、そういったものを積み上げた数字、こちらの額から基準財政収入額、こちらを差し引いた額が交付税として入ってくるものでございます。  こちらの交付基準財政需要額の公債費の中で、合併特例債の元利償還金として措置されて記載をしているものでございますが、令和2年度の実績としまして約3億8,000万円となってございます。  また、令和3年度、令和4年度の見込額でございますが、令和3年度につきましては約3億9,000万円、令和4年度が4億4,000万円ということで見込んでございます。 463 ◯委員長(関口忠男君) 大和田委員。 464 ◯委員(大和田寛樹君) 次に、合併特例債の返済期間、何年なのか伺います。 465 ◯委員長(関口忠男君) 財政課長・井坂君。 466 ◯財政課長(井坂隆史君) お答えいたします。合併特例債の返済期間でございますが、基本的に20年の償還期間となってございます。 467 ◯委員長(関口忠男君) 大和田委員。 468 ◯委員(大和田寛樹君) 次に、冒頭、財政推計のご説明がありました。10年間、全てにおいて合併特例債に係る交付税措置額が含まれていると考えてよろしいですか。 469 ◯委員長(関口忠男君) 財政課長・井坂君。 470 ◯財政課長(井坂隆史君) お答えいたします。委員のお見込みのとおり、交付税の中に、すいません、交付税の算定の中に合併特例債の元利償還金、そちらも公債費として算定をしております。 471 ◯委員長(関口忠男君) 大和田委員。 472 ◯委員(大和田寛樹君) 次に、収入で臨時財政対策債、ページ数、70ページです、本年度が14億1,000万、前年度8億6,980万で、比較が5億4,000万円増ということでございます。  60ページに財政調整基金がございまして、本年度6億8,736万円、前年度9億8,621万円、差引き2億9,884万円の減ということなんですけれども、臨時財政対策債財政調整基金は連携すると思いますけれども、制度概要と借り入れた金額の算定における基準や留意点、臨時財政対策債の意味合いというのは分かりますけれども、その制度の概要と借り入れた金額の算定と、基準や留意点について伺います。 473 ◯委員長(関口忠男君) 財政課長・井坂君。 474 ◯財政課長(井坂隆史君) お答えをいたします。まず、臨時財政対策債の計算の算定の考え方でございますが、こちらに関しましては、何度も申し上げているとおり、あくまでも普通交付税の算定の中の1つの仕組みでございます。  本来、普通交付税で算定すべき交付いただくべきところが、原資たる国税がないもの、不足することから、その不足分の一部を臨時財政対策債として地方自治体が起債する制度となっております。  算定に当たりましては、普通交付税の算定を行ってくる中で、国のほうから、実際に石岡市の金額は、この臨時対策債の起債額、この金額で計算をしてくださいという数字が来まして、こちらの分を起債するような形となってございます。  こちらに関しましてが、償還期間に関しましては20年を基本としておりまして、市町村につきましては財政融資資金、もしくは財政融資資金を優先的に配分いただくものとなってございます。  以上でございます。 475 ◯委員長(関口忠男君) 大和田委員。 476 ◯委員(大和田寛樹君) 臨時財政対策債、また、合併特例債ですね。後年度に地方交付税措置されるということですけれども、債務返済は石岡市にあります。公共施設の建設に伴う建設公債とは違いまして、赤字公債の発行は将来世代の負担の先送りになる可能性もあると考えます。  臨時財政対策債の元利償還金相当額が、交付金額の確定ベースで地方交付税に上乗せされるということも、先ほどのご答弁ではないかと思います。それは、基準財政需要額には、土木費、教育費、厚生労働費、産業経済費などの行政項目別に、自治体の人口、教職員数、児童数、高齢者人口などの基礎を算出にしているからであります。よって、人口減少によって各行政項目の基準財政需要額が減少すれば、元利償還金相当額を交付税措置したとしても、交付税の交付金額が、確定交付金額が大きく増える、純増するということにはならないわけであります。  人口減少が、現在、深刻な石岡市の課題となっておりますので、当然そういうことも考慮する必要があるかと思います。  昨年の予算委員会の際に、地域医療に関する公立化について、地方交付税が減額された場合に財政破綻するというような意見が、懸念がありました。合併特例債や臨時財政対策債に依存する状況も、地方自治体の財政運営を不安定にしているわけです。  財政健全化に向けた債務残高の全体的な引下げに取り組む必要があると思いますが、財務部長の所見を伺います。 477 ◯委員長(関口忠男君) 財務部長・門脇君。 478 ◯財務部長(門脇 孝君) お答え申し上げます。委員ご指摘のとおり、これまでも地方債を起こす際に当たりましては、交付税措置がある有利な地方債の借入れを行っている状況でございます。  委員ご指摘のように、あまり地方債とかに依存してしまうと、財政状況は厳しくなると思いますので、今後につきましても、特に建設事業などを行う際には、事業の必要性、緊急性などを考慮しながら事業を精査し、民間資金の導入や国県補助金などの活用を検討した上で、交付税措置のある有利な地方債を起こすというような地方債残高の抑制と、公債費の今年度負担の軽減を図っていかなければならないと思ってございます。  以上でございます。 479 ◯委員長(関口忠男君) 大和田委員。 480 ◯委員(大和田寛樹君) よろしくお願いします。  次に、ページ数、75ページの秘書事務費の節区分7の講師謝礼5万円。これ、内容が聞きたいわけではなくて、報償費とか委託料の考え方についてちょっと伺いたいんですけれども、外部の方に指導をお願いする場合に、その対価として報償費、委託料が計上されていると思います。予算編成において報償費での予算化、あるいは委託料での予算化、判断基準について伺います。 481 ◯委員長(関口忠男君) 財政課長・井坂君。 482 ◯財政課長(井坂隆史君) お答えいたします。予算編成において、報償費で予算化するのか、委託料で予算化するのかの考え方でございますが、基本的な考え方としまして、個人に対し支払う場合は報償費、会社組織に対し支払う場合は委託料ということを基本的な考え方としております。 483 ◯委員長(関口忠男君) 大和田委員。 484 ◯委員(大和田寛樹君) 次に、講師の依頼を行う際に、年間のスケジュールで何度も同じ内容等で指導をお願いしている場合、報償費で支払うケースと委託料で予算化しているケースがあるようですけれども、予算編成されているその区分について伺いたいと思います。 485 ◯委員長(関口忠男君) 財政課長・井坂君。 486 ◯財政課長(井坂隆史君) お答えいたします。先ほど申しましたとおり、基本的な考え方としまして、個人に対しての場合は報償費、会社組織は委託料としてございますが、実際に、令和3年度の事業内容等を担当課のほうで事業内容等を検討するに当たりまして、先ほど言ったもの、個人に対して依頼するのか、会社組織に対して依頼するのか、そういったものを検討していただいて、その内容によって、こちらのそれぞれの報償費もしくは委託料というところで予算要求をいただいているところでございます。 487 ◯委員長(関口忠男君) 大和田委員。 488 ◯委員(大和田寛樹君) 講師によりまして、その査定基準、来ていただく講師によって、その役務の対価としての金額って変わってくると思うんですけれども、統一基準、また1日当たりとか1時間当たりと、そういうような統一基準があるのかを伺います。 489 ◯委員長(関口忠男君) 財政課長・井坂君。 490 ◯財政課長(井坂隆史君) お答えいたします。報償費等の算定における統一基準でございますが、厳密に1時間または1日当たりの単価等は決めているものではございません。なかなか、その講師さんですとか、その内容によりましても金額が大分変わってくるものもございます。  そういったことから、これまでの実績ですとか、もしくは他の類似の報償費、そういったものを参考に、財政課としては査定を行っているところでございます。 491 ◯委員長(関口忠男君) 大和田委員。 492 ◯委員(大和田寛樹君) 分かりました。ありがとうございました。  次に、ページ数、85ページ、公用車維持管理経費の節21、交通事故に係る損害賠償金25万円について伺います。この25万円の内容について、伺います。 493 ◯委員長(関口忠男君) 管財課長・田辺君。 494 ◯管財課長(田辺武弘君) ご答弁申し上げます。損害賠償金につきましては、基本的には定例会、臨時会による補正予算を予定してございますが、相手方のご事情によりまして、議決まで支払いを待てない、緊急やむを得ない場合を想定したものでございまして、過去5年間分の損害額の平均として25万円を計上させていただいたものでございます。 495 ◯委員長(関口忠男君) 大和田委員。 496 ◯委員(大和田寛樹君) これまで3年から5年ぐらいに遡っても、決算書、予算書に予算化する、支払いがなされてないというか、記載がないんですけれども、今回予算化した理由について伺います。 497 ◯委員長(関口忠男君) 管財課長・田辺君。 498 ◯管財課長(田辺武弘君) ご答弁申し上げます。実際に支払いのほうは発生してございませんが、例えば、先払いしないと修理してもらえない修理工場の場合ですとか、相手方の生活の困窮の場合ですとか、保険の対象外となったような場合など、相手方のご事情によりまして、緊急やむを得ない場合を想定したものでございます。 499 ◯委員長(関口忠男君) 大和田委員。 500 ◯委員(大和田寛樹君) 自賠法といいまして、自動車損害賠償保障法というのがあるんですけれども、こちらの自賠法の16条にこのように文言があるんですけれども、第3条の規定による、第3条というのは自動車賠償責任をうたっているんですけれども、保有者の損害賠償の責任が発生したときは、被害者は政令で定めるところにより、保険会社に対し、保険会社に対しです、保険金額の限度において損害賠償額の支払いをなすべきことを請求することができる。自賠法で保険会社に対する損害賠償額の請求で、保険会社に対して被害者は請求できますよということが書かれています。  また、一般社団法人の地方自治研究機構で、こちらに東京弁護士会が法務法制執務支援システムということでQ&Aが出ていまして、自動車損害賠償法の第16条及び総合保険契約による保険金の支払いと総計予算主義について、公用車が事故を起こして市が損害賠償の責を負うことになった場合、予算にどのように計上するのかしないのかというような問合せをしたことに対しての、Q&Aで出ているんですけれども、いろんな自治法とか、今言った自賠法とかの条文がいろいろ解説が出ていて、結果としてどういう結論になっているかと言いますと、市は、当事者とする現金移動がない点は自賠責の場合と同じで、同様に収入、支出として予算措置をすることは不要と解すべきであると、弁護士会からそのように出ているんですけれども、そこで、予算の損害賠償を計上しておく必要があるのかないのか、その見解、ここに書いてあることは予算計上されてあるから書いていると思うんですけれども、一般的には計上する必要はないですよということでなっているんですが、その辺の見解をちょっと伺いたいんですけど。 501 ◯委員長(関口忠男君) 管財課長・田辺君。 502 ◯管財課長(田辺武弘君) ご答弁申し上げます。ただいま委員からございました、被害者から保険会社への直接請求の場合でございますけれども、総計算主義の観点から予算の流れが伴いませんので、委員ご指摘のとおりだと思います。  ただ、100%保険の適用となるものであれば、保険会社から全額支払われると思いますけれども、例えば保険対象適用外となる場合ですとか、概算払いでの緊急的な支払いが必要となる場合、相手方の直接請求によらない場合など、相手方の緊急的な事情による場合などや、迅速な支払いの必要がある場合などを想定してございます。  個々の事例とかケースとかによって異なってまいると思いますので、相手方の交渉など慎重に判断してまいりたいと考えてございます。 503 ◯委員長(関口忠男君) 大和田委員。
    504 ◯委員(大和田寛樹君) もう一度ちょっと確認なんですけれども、概要でここで言っておるのは、自賠法の第16条による補填される場合と、任意保険の場合です、自賠法というのは強制保険なので、任意保険も同様に予算上の現金の流れがないので、予算上の格別の措置、格別な措置ってどういうことかと言うと、保険会社から保険金を収入し被害者へ支出すること、そういうような格別な措置を取る必要はないと。逆に、予算上収入、支出があったように取り扱うとすると、かえって実態にそぐわない現実の収支を予算上残すことになり適当でないというような弁護士会からの回答になっておりますので、他自治体とか、あるいはこういうものも参考にして、検討してもらえればと思います。  次です。予算書81ページです。  戦略的情報発信経費の75万5,000円について伺います。  以前の同僚先輩議員の予算特別委員会、今回ではなくて、過去の議事録を確認させていただきますと、市長公室長の答弁の中で、戦略的情報発信の視点として1つは職員研修ということがあると。こちらについては、平成30年度は140名の職員を対象にCMS操作研修や広報デザイン研修、プレスリリース研修の3つの研修を実施したと。具体的なスキルアップを図っていますと。その効果として、ふだん使うパンフレット、ポスター、ホームページ等の表現内容、デザイン等のレベルアップにつながっていると考えるということで、答弁を確認させていただきました。  令和3年度における目標と、その取組について伺います。 505 ◯委員長(関口忠男君) 秘書広聴課長・峯君。 506 ◯秘書広聴課長(峯 宜久君) お答えいたします。令和3年度につきましては、情報発信につきまして、新たにホームページのシステム改修とかそういったものを行いまして、検索機能の強化を行って、石岡市の情報を分かりやすく検索できるように努めてまいります。  あわせて、情報発信力の向上研修を2回ほど予定してございまして、そちらを実施して、さらなる情報発信の職員の研修を向上を行ってまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 507 ◯委員長(関口忠男君) 大和田委員。 508 ◯委員(大和田寛樹君) 私、自転車を……。私じゃなくて、これ、市民の皆さんからちょっと言われたことがあって、今、自転車のサイクリングとかがはやっていますけれども、石岡市のホームページの検索画面上で自転車というふうに検索をすると、一番上には自転車を活用したまちづくりというのが最上部に来るらしいんですね。次に、広報いしおかだったりサイクルマップだったり、交通安全だったり、チャレンジウィークというのが来るということなんですけれども、レンタサイクルを利用したいときのものが、そこでは自転車と検索しても見当たらないと、そういうものがあるようです。  市長公室長にちょっと伺いたいんですけれども、戦略的情報発信経費によってホームページが充実したとは、なかなか市民の皆さん、そう感じられない方もいるみたいですけれども、市長公室長の所見を伺います。 509 ◯委員長(関口忠男君) 市長公室長・加藤君。 510 ◯市長公室長(加藤乃利明君) お答えいたします。ご指摘の点、縦割り行政と言われても否めないところかなと思います。度々、ホームページ、検索等に関してはご指摘を受けておりまして、そのたびに改善はしているところでございますけれども、今、一例で挙げられました状況、横の連携といいますか、少なくとも関連事業がリンクを張って横で結ばれるようなことが必要かなと考えております。  速やかに、ご指摘の点に関しましては、改善していきたいと思っております。 511 ◯委員長(関口忠男君) 大和田委員。 512 ◯委員(大和田寛樹君) 改善していただきますように、ホームページ全体のデザインであったり、掲載の情報、どこが管理、監督するのか、担当部局がまたがる場合もあるかと思いますので、ぜひ改善に向けて取り組んでいただければと思います。  以上で終わります。 513 ◯委員長(関口忠男君) 次の質疑者に移ります。山本委員。 514 ◯委員(山本 進君) 山本 進です。  私からは、1点、歳入の固定資産税についてお尋ねをいたします。  石岡市の市税を調べて、令和3年度減収ということで、先ほど来、質疑、答弁で伺ってまいりましたけど、その中で固定資産税、前年度比較2億円ほど減少になっていると思いますが、これ、私は課税対象が減少したということよりも、むしろ昨年から国のほうで経済産業省ですか、こちらから、新型コロナ感染症の影響を受けた中小事業者に対して、固定資産税の軽減措置を受けることができるというアナウンスがありまして、それを受けての予算立てかなというふうに認識しています。まず、それが正しいかどうか、お伺いします。 515 ◯委員長(関口忠男君) 税務課長・瀬尾君。 516 ◯税務課長(瀬尾正幸君) それでは、令和3年度固定資産税の予算額についてお答えをいたします。  固定資産税全体でございまして、2億円強の減額となっております。委員のおっしゃるとおり、中小企業者へのコロナによる売上げ等の減少したものに対する軽減措置が、令和3年度に実施をされるところでございます。  その部分が、家屋につきましては、7,813万6,000円、償却資産につきまして5,543万円を含んでおります。そのトータルといたしまして、2億7,818万円の減というふうになっております。  以上でございます。 517 ◯委員長(関口忠男君) 山本委員。 518 ◯委員(山本 進君) 予算編成のときには、まだ軽減措置、申請を受け付けていなかったので、相対どのぐらいの減免措置をするかということが決まっていなかったと思うんですが、1月4日から申請を受け付けて、2月1日締め切ったというふうに公表されていますけど、その結果、その取りまとめた数字を、先ほど課長、おっしゃったのかと思いますけど、見込みどおりだったということでありますかね。 519 ◯委員長(関口忠男君) 税務課長・瀬尾君。 520 ◯税務課長(瀬尾正幸君) 制度上、2月1日までとしておりましたけれども、緊急事態宣言等がございまして、柔軟に対応するようにという指示が来ております。  それで、今のところまで、やむを得ない場合には受付等をしているところでございますけれども、現在のところ1億円弱、予算の見込みよりは若干少ない、3,000万程度少ない金額となっております。  以上でございます。 521 ◯委員長(関口忠男君) 山本委員。 522 ◯委員(山本 進君) そこでお伺いしたいんですけど、固定資産税、地方税ですよね、もともと地方税、石岡市が石岡市の責任で課税し徴収するもの、これを国のほうが、新型コロナ感染症の影響を受けた中小事業者を支援しなさいということで、国の政策に基づいて石岡市もそういう対応をしたと思いますので、軽減、売上げの減少幅によっての5割軽減とか、あるいは全額免除とか様々だったと思いますが、これは、石岡市が申請を受けて採択した決定した金額、100%国が補填してくれるんでしょうか。 523 ◯委員長(関口忠男君) 税務課長・瀬尾君。 524 ◯税務課長(瀬尾正幸君) 委員のおっしゃるとおり、50%、3か月の売上げが50%以上の減少の場合は全額、30%以上50%未満の場合は2分の1の減額という制度でございまして、この交付金に、この減額分につきましては、国からの交付金により全額補填をされることとなっております。  以上でございます。 525 ◯委員長(関口忠男君) 山本委員。 526 ◯委員(山本 進君) それを聞いて安心したんですが、2億円の減収見込みで、予算書のどこにその国からの補填、予算化されているのか、教えていただけますか。 527 ◯委員長(関口忠男君) 税務課長・瀬尾君。 528 ◯税務課長(瀬尾正幸君) お答えいたします。45ページの新型コロナウイルス感染症対策地方税収補填特別交付金、こちらのほうに含まれております。  以上でございます。 529 ◯委員長(関口忠男君) 山本委員。 530 ◯委員(山本 進君) 分かりました。私、見落としていました。ありがとうございます。  これで全て分かりましたので、以上で私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 531 ◯委員長(関口忠男君) 以上で質疑を終結いたします。  本日の委員会は、以上をもって閉会いたします。  次回の委員会は、明3月9日午前10時から、令和3年度各会計予算案における教育福祉環境委員会が所管する範囲の審査を行います。  なお、明日の審査において質疑を予定されている委員は、当日、開会時刻までに事務局へその旨を通告されますようお願いいたします。  ご苦労さまでした。                   午後 3時43分閉会 Copyright (c) ISHIOKA CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved. ページの先頭へ...