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令和元年第4回定例会(第4日目) 本文 開催日:2019-12-11
令和元年第4回定例会(第4日目) 議事日程・名簿 開催日:2019-12-11

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  1. 石岡市議会 2019-12-11
    令和元年第4回定例会(第4日目) 本文 開催日:2019-12-11


    取得元: 石岡市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-06
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                 令和元年12月11日(水曜日)                   午前10時00分開議 ◯議長池田正文君) おはようございます。ただいまの出席議員数は19名です。定足数に達しておりますので、これより前回に引き続き本日の会議を開きます。  初めに、21番・高野 要君から、12月10日の一般質問における発言に対し、会議規則第62条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり、取り消したい旨の申し出がありました。この取り消しの申し出を許可することにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 2 ◯議長池田正文君) ご異議なしと認めます。よって、21番・高野 要君からの発言の取り消し申し出を許可することに決しました。  なお、この発言の取り消しに伴う会議録の調整については、議長にご一任願いたいと思います。これにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 3 ◯議長池田正文君) ご異議なしと認め、さよう決しました。  本日の議事日程は、議事日程表のとおりであります。  これより議事日程に入ります。            ───────────────────────  日程第1 一般質問 4 ◯議長池田正文君) 日程第1、一般質問。これより、前回に引き続き市政一般に関する質問を行います。  4番・大和田寛樹君。                 〔4番・大和田寛樹君登壇〕 5 ◯4番(大和田寛樹君) 皆さん、おはようございます。4番・大和田寛樹でございます。今回の定例会におきまして3項目について、一問一答方式で質問してまいります。  まず初めに、全協で教育長の辞職ということで報告を受けました。八郷庁舎のころは、私は議席番号2番で、私の目の前が教育長の席で、また、いろんな場面で石岡市の教育行政について熱くご指導、ご教示、いろんなお話をさせていただいて、本当に勉強させていただきました。非常に寂しい気分もありますけれども、体調不良ということで、お体のほうをご自愛、ご留意いただいて、また元気にお会いできるのを心待ちにしています。教育長、オールバックで、非常に凛とした姿でいつもお話をさせていただきましたけれども、私、相撲が中学校のとき好きで、千代の富士の引退会見を、教育長の辞職に合わせて思い返したんですけれども、千代の富士が、体力の限界、気力もなくなり引退をすることにしたということで、涙ながらに記者会見をしている姿を思い返しました。質問には関係ないので、質問に入らせていただきます。  最近、市民の方から不安な声をお伺いすることが、これ1人、2人じゃなくて、何人もからよくお会いすると言われるのが、市長が元気がないように見えるけど大丈夫かというような声です。顔色が白く……、色白なんでしょうけれども、あまりすぐれない。また滑舌も、以前よりも少し気迫というか、気力というか、そういうものが衰えているように感じるけど大丈夫なのかということで、本来であれば……、第1項目の交通の見守りということで私、通告させていただいておりますけれども、我々議員もそうですが、市長も、本来であれば心配される側にいるわけではなくて、何か子どもたちの未来であったり地域の安全安心、市民の生命・財産を心配する側にあろうかと思います。そういう意味では、本当に心優しい市民の皆さんが市長の体調、また市長の振る舞いや行動を心配してくださっているんだろうなと、そのように思います。ぜひまだ任期が2年ございますので、以前の気力と体力と気概と、そういう覚悟を持って、石岡市のトップリーダーとして職務に邁進をしていっていただきたいなと、生意気ながら激励というか、エールを送りたいと思います。  1項目の地域と子育てについてでございます。
     私の地元は東成井ですけれども、私の区、上坪区という区ですが、登下校のときに、地域のボランティアの定年後のおじいさんおばあさんが、一緒に登校・下校をしていただいています。もちろんボランティアですので無報酬で、送り出す保護者としては、このおじさんがいるだけで本当に安心をするわけです。そこから私は何を思うかと言いますと、もちろん家庭の教育も大事ですけれども、地域の皆さんに本当に育んでいただいて、この子たちが見守っていただいているんだなと、安全安心は行政や、また警察や消防や、そういうものだけじゃなくて、地域の皆さんに見守っていただいて、子どもたちを育んでいただいていることに本当に感謝をします。  昨今、テレビ報道とかでも、全国各地域で連れ去り事件や、大津の交通事故や池袋の交通事故もありましたが、本当に重大事件重症事案の事故や事件が後を絶ちません。こういうものに巻き込まれないために、地域の見守り、地域の目というのが本当に大事になっていくだろうなと。まさしく協働のまちづくりの最初のスタート、基本は、自分のいる場所で、自分の立場でできることは何かと、それを考え実践していくということを、自分の地元の壮年のおじいさんおばあさんを見ながら感じさせていただいています。本当に雨の日も風の日も、寒い日も暑い日も、「誰々ちゃん、おはよう。一緒に行こう」ということで、登校していただいている、下校をしてくださっているその姿に、本当に感謝の思いです。  また、民間交通指導員危険箇所に……、東成井小学校区であれば3人の民間交通指導員がいらっしゃいまして、交差点であったり、見通しの悪いカーブの危険な箇所に立っていただいて、朝、活動をしていただいています。もう少し民間交通指導員の数も増えていけば、また先ほど言いましたとおり、地域の皆様、交通指導員じゃなくても、ボランティア皆さんが広がっていけば、もっともっと安心できる地域社会子どもたちにとってもつくっていけるだろうな、そんなことを主眼に質問してまいります。  まず初めに、民間交通指導員の現状について伺います。 6 ◯議長池田正文君) 生活環境部長・齋藤君。 7 ◯生活環境部長齋藤秀幸君) 民間交通指導員の現状につきましてご答弁申し上げます。まず、民間交通指導員の定数は、民間交通指導員規則におきまして50人と定めてございます。この50人を市内19の小学校ごとに、1人ないし4人の範囲で定数を配分しているところでございます。  以上でございます。 8 ◯議長池田正文君) 4番・大和田寛樹君。                 〔4番・大和田寛樹君登壇〕 9 ◯4番(大和田寛樹君) 次に、欠員がいらっしゃると、何名か欠員がいるということですけれども、欠員が現在何名いらっしゃるのか伺います。 10 ◯議長池田正文君) 生活環境部長・齋藤君。 11 ◯生活環境部長齋藤秀幸君) 民間交通指導員の欠員につきましてご答弁申し上げます。現在、4つの小学校に欠員が生じておりまして、46人の体制で交通指導を行っております。民間交通指導員は、小学校校長先生のご推薦に基づいて選任しておりますので、この欠員につきましては、できるだけ補充できるように努めてまいります。  以上でございます。 12 ◯議長池田正文君) 4番・大和田寛樹君。                 〔4番・大和田寛樹君登壇〕 13 ◯4番(大和田寛樹君) 以前にも、同僚・先輩議員がこの欠員について質問されておりました。その当時も欠員がいらっしゃるということで、現在も欠員ということなので、ぜひ交通指導員皆さん、本当に朝早くから大変でしょうけれども、欠員が補充できるように対応をしていっていただきたいなと、そのように思います。  次に、交通指導員の選任の方法について伺います。 14 ◯議長池田正文君) 生活環境部長・齋藤君。 15 ◯生活環境部長齋藤秀幸君) 選任方法につきましてご答弁申し上げます。民間交通指導員の選任につきましては、民間交通指導員規則にございます要件がありまして、1つとして、本市に居住し年齢20歳以上の者、2つとして、人格が円満でかつ身体強健であること、3つとして、交通安全に熱意を有し、かつ指導力を有することの3つを満たす方を、各小学校校長先生の推薦に基づき委嘱しているところでございます。  以上でございます。 16 ◯議長池田正文君) 4番・大和田寛樹君。                 〔4番・大和田寛樹君登壇〕 17 ◯4番(大和田寛樹君) 次に、具体的な活動内容について伺います。 18 ◯議長池田正文君) 生活環境部長・齋藤君。 19 ◯生活環境部長齋藤秀幸君) 活動内容につきましてご答弁申し上げます。指導員さんにお願いする活動につきましては、規則によりまして、1つとして、学童等の登校時における保護及び誘導に関すること、2つとして、歩行者及び自転車を乗用する者に対する正しい交通の指導に関すること、3つといたしまして、その他交通安全上必要と認められることと定められてございます。  以上でございます。 20 ◯議長池田正文君) 4番・大和田寛樹君。                 〔4番・大和田寛樹君登壇〕 21 ◯4番(大和田寛樹君) 先ほど、欠員があるということで課題がありましたが、その選任に向けた課題について伺います。 22 ◯議長池田正文君) 生活環境部長・齋藤君。 23 ◯生活環境部長齋藤秀幸君) 選任における課題につきましてご答弁申し上げます。民間交通指導員の皆様には、他のさまざまな組織と同様、高齢化という課題がございます。民間交通指導員の活動につきまして、担当といたしましては、概ね小学校児童が登校する日数の3分の2以上の日数について、1日1時間程度活動していただきたいとお願いしておりますが、現在の指導員さんの多くが、天候等にかかわらず、毎日のように活動をしていただいております。そのような中で、なかなか現役世代皆さんには、お引き受けいただくのが難しい職務となっているとも感じてございますので、今後、選任に関しましては、小学校などともお話し合いをさせていただきながら、子どもたちの安全性を高められる方向性を見出してまいりたいと考えてございます。  以上でございます。 24 ◯議長池田正文君) 4番・大和田寛樹君。                 〔4番・大和田寛樹君登壇〕 25 ◯4番(大和田寛樹君) うちの東成井十字路という交差点が、355バイパスと旧355の交差する十字路があるんですけれども、あちらに交通指導員の地元の方が毎朝立っていただいております。最近見ないなと思って心配をしておりましたら、やはり寒さがこたえて風邪を引かれて、インフルエンザで高熱でダウンしてしまったということで、うちの娘から伺いました。本当に朝早くから大変な職務でありますので、選任に対しての課題も今挙げられたとおり、なかなかやっていただける方が見つからない。そういう意味では、処遇の改善もそうでありますし、また、うちの成井学区には女性の方はおりませんけれども、また女性の方でもそういう意欲のある方、先ほど選任の要件がありましたが、ぜひ探していただいて、早く欠員を補充していただくことと、また50人ということで規則、規定で定めてあるということでありますが、やはり危険箇所ってその小学校区でたくさんあろうかと思います。なので、定員増も踏まえて検討されて、対応していっていただきたいなと、そのように思います。  次に2番の、通学時の安全対策について伺ってまいります。特に安全対策としてハード面で、横断歩道路面標示、ガードレール、ガードパイプカーブミラー等の設置とリペア、改修について伺います。これも、多くの保護者もそうですし市民の皆さんもそうなんですけれども、横断歩道が消えていたり、また中央線や横の線が消えている箇所が多く見受けられて、あそこも直してほしい、こちらも直してほしいという要望を伺いますけれども、その通学路安全対策ハード面の設置やリペアについて伺います。 26 ◯議長池田正文君) 生活環境部長・齋藤君。 27 ◯生活環境部長齋藤秀幸君) 生活環境部からは、横断歩道路面標示及びカーブミラーの設置及び修繕につきましてご答弁申し上げます。初めに、横断歩道の表示についてでございますが、横断歩道の設置、修繕につきましては、ご承知のとおり警察の所管となってございます。交通安全を担当いたします私どもといたしましては、横断歩道の設置または横断歩道、一時停止線などの表示が摩耗して、交通安全上の危険が認められるケースにつきましては、警察に要望をお伝えしてまいりたいと考えてございます。  続きまして、路面標示についてでございますが、私どもで担当しております路面標示といたしましては、スクールゾーンの表示がございます。スクールゾーンにつきましては、小学校を中心に500メートルを範囲として設置してございまして、昨年度末現在で石岡地区に53か所、八郷地区に49か所、合わせて102か所の表示をしてございます。年に2か所程度、新設もしくは修繕を行っておりますが、今年度は、地元及び学校からのご要望をいただいている園部小学校及び園部中学校付近スクールゾーンの表示を行う予定のほか、設置後10年以上経過して摩耗が進んでいる北小学校、根当橋付近の表示について、修繕を行う予定でございます。  続きまして、カーブミラーの設置につきましては、要綱によりまして、区長など当該地区の代表者様から設置要望書をご提出いただくことになってございます。私どもといたしましては、これらのご要望に基づきまして現地の状況を確認し、その場所の必要性に応じた鏡面の大きさ等を決めた上で、設置をさせていただいているところでございます。また、修繕についてでございますが、設置数も多いため、なかなか担当課で全ての状況を把握することが難しい状況でございます。これにつきましては、各区長さんに、カーブミラーの破損や、角度が曲がってしまっている場合などのご連絡をお願いしてございますほか、平成30年度からは、郵便局と締結しております連携協定の中に、カーブミラーの破損等を発見した場合のご連絡もお願いしているところでございます。なお、今年度の実績で申し上げますと、設置数が21基、修繕を行ったのが59基となってございます。  以上でございます。 28 ◯議長池田正文君) 都市建設部長・菱沼君。 29 ◯都市建設部長菱沼茂雄君) 私のほうからは、通学路安全対策で、都市建設部で担当しております路面標示センターライン外側線改修工事の実績についてご答弁申し上げます。道路管理者が施工する路面標示といたしましてはセンターライン、外側線があり、消えかかっている箇所につきましては、計画的に引き直しを行っております。また、令和元年11月末現在の実績といたしましては、9か所、延長で4,492メートルを施工しております。  以上でございます。 30 ◯議長池田正文君) 4番・大和田寛樹君。                 〔4番・大和田寛樹君登壇〕 31 ◯4番(大和田寛樹君) 要望があった箇所、また経年劣化で消えているところは順次改修をしていっていると、リペアをしているということですけれども、まだまだ私も見てたくさんございますので、ぜひ、特に通学路に関しては、子どもたちが朝夕通学をするわけで、大変に危険な箇所がたくさんありますので、ぜひ今後もスムーズに、迅速に対応していっていただきたいなと、そのように思います。  続きまして、3番の、地域の見守りと安全対策・防犯について伺います。 32 ◯議長池田正文君) 生活環境部長・齋藤君。 33 ◯生活環境部長齋藤秀幸君) 地域の見守りと安全対策・防犯につきましてご答弁申し上げます。地域における見守りといたしまして市民の皆様のご協力をいただいているのは、エンゼルパトロールの取り組みでございます。防犯を未然に防止する上で大切なのは地域の目であるという認識のもと、このエンゼルパトロール制度は、市民の皆様との協働により犯罪の発生を未然に防止し、市民生活の安全を確保するとともに、安全意識の啓発と治安の維持を図ることを目的といたしまして、市内に在住・在勤している18歳以上の方が散歩等をされる際、防犯と書かれた黄色の蛍光色の帽子と腕章をつけ、パトロールをしていただいているものでございます。現在730人の市民の皆様方にご参加いただいてございますが、今後もできるだけ多くの市民の皆様方にご協力をいただけるよう、市報等を通じまして参加をお願いしてまいりたいと思ってございます。  以上でございます。 34 ◯議長池田正文君) 4番・大和田寛樹君。                 〔4番・大和田寛樹君登壇〕 35 ◯4番(大和田寛樹君) ありがとうございます。先ほど冒頭に言いました、地域の皆さんが見守っていただいて、エンゼルパトロール以外もたくさん活動をされている皆さん、市内にたくさんいらっしゃると思います。また、郵便局やその他の事業所との地域の連携、安全安心の対策、連携協定について伺います。 36 ◯議長池田正文君) 生活環境部長・齋藤君。 37 ◯生活環境部長齋藤秀幸君) 郵便局との連携協定につきましてご答弁申し上げます。郵便局と提携しております連携協定におきましては、地域を回っておられる郵便局の配達員の方々に、不審者情報の提供をお願いしてございます。もし地域において不審な行動をしている方がおられるとの情報をいただいた際は、警察に協力をお願いし、地域と子どもたちの安全確保を図ってまいりたいと考えてございます。  以上でございます。 38 ◯議長池田正文君) 4番・大和田寛樹君。                 〔4番・大和田寛樹君登壇〕 39 ◯4番(大和田寛樹君) 次に、先日、ちょっと仕事の都合で常総市に伺いまして、ちょうど2時半から3時ぐらいだったんですけれども、そのときに、防災無線で、常総市のほうでこのようなアナウンスがありました。これ、事業名が小学校下校時の見守り放送ということで、ホームページにも出ております。これ、実際の小学校低学年の方、1年生と言っていたと思いますけれども、「こちらは防災常総です。地域の皆さん、いつも小学生の私たちを見守ってくださってありがとうございます。もうすぐ小学校の下校時間になります。今日も安全に家に帰れるように、私たちを見守ってください。よろしくお願いします。丸々小学校誰々」というような放送を聞きました。非常にかわいらしくて、見守る側としては、その意欲を駆り立てられるといいますか、そういう放送が流れました。  石岡市も、そういうたくさんの目で、犯罪から、また事故から子どもたちの命を守るという意味では、こういうものも先進地の事例として効果的なのではないかと、そのように思いますが、この取り組みを参考にして石岡市でも実施をしていっていただきたいなと、その点について伺います。 40 ◯議長池田正文君) 生活環境部長・齋藤君。 41 ◯生活環境部長齋藤秀幸君) 防災行政無線を活用した見守り活動につきましてご答弁申し上げます。ご指摘の常総市につきましては、子どもたちが下校する日の午後3時5分、防災行政無線を活用し、市内全域に子どもたちの下校を見守っていただくよう呼びかけていると伺ってございます。このようなお願いを毎日放送するということは、地域全体で子どもたちの安全を守っていく機運を高める上で、大変有効であると感じております。今後、防災行政無線を所管する担当課と、実施に関する協議を行ってまいりたいと考えます。  以上でございます。 42 ◯議長池田正文君) 4番・大和田寛樹君。                 〔4番・大和田寛樹君登壇〕 43 ◯4番(大和田寛樹君) 防災行政無線の担当は総務部であろうと思います。実際に実施をするためにどのような手続が必要なのかを伺います。 44 ◯議長池田正文君) 総務部長・久保田君。 45 ◯総務部長(久保田克己君) ご答弁申し上げます。防災行政無線からの放送につきましては、市民の生命・財産を守るため、ミサイル攻撃などの有事情報、気象や避難等の災害情報、さらには行方不明者や不審者情報などの行政情報を放送してきているところでございます。防災行政無線の放送内容につきましては、これまでも防災行政無線整備運用検討委員会において内容を検討し、運用してきております。そういった観点から、今、議員ご提案の見守りの放送につきましても、防災行政無線を活用した児童生徒等への見守り活動を放送するかどうか、そういったものは、この委員会において検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 46 ◯議長池田正文君) 4番・大和田寛樹君。                 〔4番・大和田寛樹君登壇〕 47 ◯4番(大和田寛樹君) ぜひとも前向きに検討委員会で検討していっていただきまして、実際に、私、先ほど読みましたけれども、大人の私が読むと、あまり見守る意識というのは駆り立てられないと思いますが、子どもさん、小さなお子さんが実際にこういう言葉で放送されると、本当に見守りたいなというか、見守ってあげなくちゃな、そういう意識がふつふつと醸成するというか、芽生えると思いますので、本当に地域で見守っていくと、子どもたちの安全をしっかり守っていくと、そういう意味では有効な手段であると思いますので、前向きに検討していただきたいと思います。  最後に、市長から児童生徒の安全対策について、石岡市では重傷事故、また事件等はまだ発生はしていない、そういう安全な状況にありますけれども、今後いつ、誰にそういう事故や事件が降りかかるかわからない。そういう中で、市長として、児童生徒の安全対策についてのお考えを伺います。 48 ◯議長池田正文君) 市長・今泉君。                  〔市長・今泉文彦君登壇〕 49 ◯市長(今泉文彦君) 児童生徒の安全対策についてお答えを申し上げます。民間交通指導員皆さんによる子どもたちの保護、誘導、交通指導といった活動、カーブミラー等の施設整備の面の双方を充実させ、子どもたちの安全を確保していくことは、行政の責務だと考えております。その一方で、地域が自ら子どもたちを見守る、育んでいくということは、地域コミュニティを維持発展させていく上でも大切なことだと考えております。大和田議員が先ほどから申されていました地域の見守る目、それが大切だと思っておりまして、地域主体の活動を支援し、子どもたちの安全をしっかりと守っていくということ、それを考えていきたいと思っております。  以上です。 50 ◯議長池田正文君) 4番・大和田寛樹君。                 〔4番・大和田寛樹君登壇〕 51 ◯4番(大和田寛樹君) ぜひともよろしくお願いします。本当に子どもたち、かわいいさなかで事件や事故に巻き込まれて悲惨な状況になることがないように、ぜひとも今後も行政のほうでしっかり目を向けて、活動支援、また充実をしていっていただきたいなと、そのように思います。  次の2項目目の質問に入ります。出産費用の軽減についてです。  広く言えば子育て支援、また産前産後支援ということですけれども、私事で大変恐縮ですけれども、9月に私の第3子が誕生しまして、無事に女の子が生まれました。本当に生まれてくるまで誰しも親は心配でしたが、母子ともに健康で出産することができました。病院の待合室に張り紙が張ってありまして、出産費用が40数万円から55万、または60万ぐらいに上がりますというような張り紙があったんです。最初の子ども、今、8歳になりますので、その当時はまだ出産時一時金で足りるような金額だったんですが、今は本当に子どもが少ないわりには出産費用が高騰しているというか、高くなっている。全国平均でも、東京が一番高いようですけれども、茨城県も出産費用は高くなっている。そういうことがございまして、子育て支援の中の、まず生まれてくるその費用をどうにか軽減していきたいという思いで、質問してまいります。  6月に厚生労働省が発表した人口動態統計によりますと、2018年、去年生まれました子どもの出生数は91万8,397人、91万8,000人ということで、統計を取り始めました1947年以降で最低を更新しています。3年連続で100万人を切っている状況にあります。また、1人の女性が生涯に産む子どもの数、合計特殊出生率ですけれども、こちらは2005年が最低で1.26、現在、2018年は1.42ということで、回復傾向にございます。しかしながら、2017年から3年連続で低下傾向にあると。2005年から回復はしてきましたけれども、17、18と低下をしたということで、報告がされております。  また、出生数は、17年から比較しますと2万7,668人減少している。第1次ベビーブームというのが戦後4年後の1949年で、その当時は270万人弱のお子さんが生まれまして、18年対比でいきますと3割弱まで、最高の出生数からは減ってしまって、3割弱に今、落ち込んでいるということでございます。第2次ベビーブームが1971年から1974年までであったと記憶しておりますので、ちょうど団塊ジュニア世代が、現在はもう45歳以上ということで高齢になっておりますので、分母、産む女性の数が減りますので、当然、出生数も、それに合わせて今後ますます減っていくことが大方想定できます。  子どもを産んだ女性の年齢別に見ますと、44歳以下の全ての年齢で出産数が減っている。30代から34歳が1万人以上減りまして33万4,906人、20代、25歳から29歳が約7,000人減りまして23万3,754人ということで、晩婚化、晩産化といいますか、初産の年齢が高年齢になってからということの影響があるだろうなということで、厚生労働省からの人口動態統計でも言われています。  こちら、2019年の現在までの統計も出ておりまして、51万ちょっとが1月から7月までに生まれた数で、今年は90万人を切るという推測がされております。ますます本当に少子高齢化というか、子どもたちの数が減っていく、そんな状況にあります。石岡市も合併以降8,000人、人口が減っている。多分、これから伺ってまいりますが、出生数も減っている傾向にあるんだろうと思います。  まず1番ですけれども、過去3か年の当市の合計特殊出生率、また出生数について伺います。 52 ◯議長池田正文君) 生活環境部長・齋藤君。 53 ◯生活環境部長齋藤秀幸君) 過去3か年の出生数と合計特殊出生率につきましてご答弁申し上げます。初めに、当市の過去3か年の出生数でございますが、平成28年度が500人、平成29年度が456人、平成30年度が418人でございます。続きまして合計特殊出生率でございますが、ご質問の合計特殊出生率とは、女性が一生のうち何人産むかをはかるための指数のことで、厚生労働省が、5年間のデータをもとに5年ごとに人口動態統計特殊報告としてホームページ等で公表しており、最新となる平成26年の内容で申し上げますと、当市の合計特殊出生率は1.35、単位が人口1,000人当たりの率、パーミルであらわします。  以上でございます。 54 ◯議長池田正文君) 4番・大和田寛樹君。                 〔4番・大和田寛樹君登壇〕 55 ◯4番(大和田寛樹君) 28年から、500人だった出生数が平成30年度には418人ということで、石岡市でも82人、3年間で出生数が減っているということでございます。もちろん出産費用の補填を行政がしても、この減少傾向には歯どめがかかっていかないということは、そのとおりだろうと思うんです。しかしながら、実際、子どもを産んでいただける方、2人目、3人目と産んでいただく方にとりましては、少しでも最初の出産が早い年齢で、そして2人、3人と子どもを産んでいただくことが、この少子化に歯どめがかかっていく。そういう意味では、若い世代というのはまだまだ給料も安い状態で、本当に出産費用も大変な中で、またその後の子育てもある中で、本当に経済のことも考えながら、自分たちの生活を考えながら、子どもをどうすればいいのかということを考えている夫婦の方って多いんだと思います。  実際、42万円が出産育児一時金で支払われると思いますけれども、次に、2番の出産費用の動向、私の場合、15万ぐらい出産費用が上がっていったのが肌感覚で感じましたけれども、この石岡市近隣の産科の出産費用の動向について伺います。 56 ◯議長池田正文君) 生活環境部長・齋藤君。 57 ◯生活環境部長齋藤秀幸君) 出産費用の動向につきましてご答弁申し上げます。県内の状況で申し上げますと、国民健康保険中央会が公表しています県内の国保に係る正常分娩の平均的な出産費用につきましては、平成24年度から平成28年度で申し上げますと、平成24年度が約49万7,000円、25年度が50万4,000円、26年度が51万5,000円、27年度が51万6,000円、28年度が約52万1,000円でございまして、4年間で約2万4,000円が増加してございます。  以上でございます。 58 ◯議長池田正文君) 4番・大和田寛樹君。                 〔4番・大和田寛樹君登壇〕
    59 ◯4番(大和田寛樹君) 次に、石岡市の国保の状況で、給付実績の積み上げを伺います。 60 ◯議長池田正文君) 生活環境部長・齋藤君。 61 ◯生活環境部長齋藤秀幸君) 当市の国保の積み上げの状況で申し上げます。データ数が少ないのですが、当市の国民健康保険の出産育児一時金の給付データをもとにした、正常分娩の平均費用で申し上げます。なお、ただいま答弁しました県内の国保同様に、平成24年度以降の状況をお答え申し上げますと、平成24年度が約48万5,000円、25年度が約46万7,000円、26年度が約48万7,000円、27年度が約48万3,000円、28年度が50万1,000円、29年度が48万4,000円、30年度が52万5,000円でございまして、6年間で約4万円が増加してございます。  以上でございます。 62 ◯議長池田正文君) 4番・大和田寛樹君。                 〔4番・大和田寛樹君登壇〕 63 ◯4番(大和田寛樹君) 次に、支援のほうで、先ほど申し上げました出産育児一時金について伺います。 64 ◯議長池田正文君) 生活環境部長・齋藤君。 65 ◯生活環境部長齋藤秀幸君) 出産育児一時金につきましてご答弁申し上げます。出産育児一時金制度についてでございますが、出産にかかる経済的負担の軽減を図るために支給される制度でございまして、健康保険法に基づく給付として、国民健康保険や健康保険組合など、公的医療保険の被保険者や被扶養者が出産したときに支給されるもので、現在、産科医療補償制度に加入している病院等で出産した場合、42万円が限度として支給されてございます。  以上でございます。 66 ◯議長池田正文君) 4番・大和田寛樹君。                 〔4番・大和田寛樹君登壇〕 67 ◯4番(大和田寛樹君) そうしますと、2番、3番で、出産費用は4万円増加をして、先ほど、平成30年度で52万5,000円というご答弁でありました。出産育児一時金で42万出ますので、平均ですので、正常分娩で母子ともに普通分娩をして三、四日で退院する、その平均であろうと思います。少しでも、例えば黄疸が出て少し治療が必要であるとか、また帝王切開であるとか、状況によってはこの52万5,000円を大きく上回る場合もあろうかと思います。一時金で42万円ですので、少なくとも差額は8万円以上の負担が出るということであります。  これは健康保険の法律等もありますので、石岡市だけ、その42万円の一時金を52万円まで上げるというのは、不可能であるということはわかりますけれども、そのほかの自治体ではお祝い金をお支払いしたり、また第3子以降ですと、全国では50万円を支払っているようなところもありました。私、そこまで要求するつもりは毛頭ないんですけれども、これまで国のほうでも政策を打って、少子化に歯どめをかけようということで長年やってきましたけれども、実際は、合計特殊出生率が確かに回復しましたが、出生数自体はもうずっと減っている状態になって、今年は90万人を割り込むということが推計されています。  そういう意味では、この石岡市独自で、出産にかかる費用は、普通分娩も帝王切開等も含めて行政で賄えるような支援、ほかの近隣自治体に先駆した、そういう取り組みをしていただければなと、そのように思うんですが、4番に移りまして、出産費用の軽減策について伺います。 68 ◯議長池田正文君) 生活環境部長・齋藤君。 69 ◯生活環境部長齋藤秀幸君) 出産費用の軽減策につきましてご答弁申し上げます。現在、当市で出産にかかる経済的負担軽減策は、国民健康保険に加入する被保険者に対する出産育児一時金42万円のみでございます。国民健康保険法では、民間企業が加入する健康保険組合の場合、付加給付ができるとされており、組合によっては出産育児一時金への上乗せを独自に実施している組合もございます。国民健康保険の場合、付加給付は認められていないことから、上乗せは難しいと考えますが、厚生労働省では、出産費用の動向を勘案し、支給額の見直しを検討する意向を示していることから、それらを注視してまいりたいと考えます。  以上でございます。 70 ◯議長池田正文君) 4番・大和田寛樹君。                 〔4番・大和田寛樹君登壇〕 71 ◯4番(大和田寛樹君) 国の動向も踏まえてということでありますけれども、ぜひ石岡市独自で、この近隣、全国を先駆して、この少子化に歯どめをかけていくんだという思いで、これは1つの出産費用の支援だと思いますけれども、若いうちに子どもを産んでいただければ、当然、2人目、3人目と授かる可能性が高くなるわけで、そういう意味では、若い方には非常に出産費用というのは大きい負担もあるかなと思いまして、質問させていただいておりますので、ぜひ検討していただきたいと思います。  他自治体の例も先ほど挙げましたけれども、そちらも踏まえて、今後、どういう取り組みを調査研究していくべきなのか、伺わせていただきます。 72 ◯議長池田正文君) 生活環境部長・齋藤君。 73 ◯生活環境部長齋藤秀幸君) 石岡市独自の支援を実施する考えはあるのかということにお答え申し上げます。議員ご指摘のとおり、他自治体の事例では、加入している健康保険に関係なく、出産にかかった費用から出産育児一時金を差し引いた額の助成や、祝い金等の事例もございます。出産にかかる負担軽減につきましては、子ども・子育て支援や若い世代の定住促進の一環でもあり、全庁的な取り組みとして、関係部局間横断的に検討してまいりたいと考えます。  以上でございます。 74 ◯議長池田正文君) 4番・大和田寛樹君。                 〔4番・大和田寛樹君登壇〕 75 ◯4番(大和田寛樹君) わかりました。ぜひとも健康保険の枠にとらわれない石岡市独自の支援を、先進事例も参考に、取り入れていっていただきたい、そのように思います。  続きまして、3項目目に移ります。国指定重要文化財の保存保護についてです。  当石岡市は、茨城県のほぼ中央に位置しておりまして、人口7万5,000人を擁する都市でございます。市の北西に名峰筑波山を望み、北部より南部へ流れる恋瀬川は、茨城百景の1つである高浜の入り江で霞ヶ浦に注いでいます。市内の大半は関東平野特有の平坦な地形で、筑波山から市街地に抜け、なだらかな丘陵地が広がっています。また、豊かな水と緑、ふるさとを感じさせる田園風景や、茅葺き民家が点在し、稲作や果樹栽培等の農業も盛んであります。さらに、明治以来、県下最大の銘酒の産地として発展し、関東の灘と呼ばれるほどの多くの酒蔵が軒を連ねています。近年では、柏原工業団地に代表されるように、首都圏への交通アクセスのよさを生かした産業が拡大してきました。  温暖で災害の少ない気候条件から、古代から多くの人々が移住をし、市内には舟塚山古墳をはじめとした貴重な遺跡が点在しています。奈良時代には国府が置かれたことから、国分寺、国分尼寺が建立され、常陸国の政治・経済・文化の中心地として栄え、市内には貴重な文化財が多く残されています。常陸国分寺跡、常陸国分尼寺跡、舟塚山古墳、善光寺楼門、佐久良東雄旧宅は、歴史的にも貴重なものとなっており、国指定の文化財となっています。また、秋の常陸国総社宮大祭の例祭は、みこしや華やかな山車、獅子が町中を巡回し、多くの人でにぎわいを見せ、あるいは、800年以上の伝統を誇る真家のみたまおどりなど、伝統文化の継承と保存が図られています。  そのような意味で質問に入らせていただきます。  まず、いろいろな分類で文化財、国指定、県指定、市指定とございますけれども、石岡市に存在する国指定重要文化財について伺います。 76 ◯議長池田正文君) 教育部長・豊崎君。 77 ◯教育部長(豊崎康弘君) はじめに、先ほど大和田議員から、前櫻井教育長に対する熱い思い、お言葉をいただき、ありがとうございます。私も昨年度、教育委員会から務めまして、多くの助言、それからご指導をいただいたところでございます。今回のことはとても残念に思っております。今後、本人にお会いしたときには、大和田議員の熱い思いを直接伝えたいと思います。ありがとうございました。  さて、答弁のほうですが、文化財保護法では、文化財を有形文化財、無形文化財、民俗文化財、記念物等と定義しております。本市においては、これらの分類を基本に、現在125件の指定文化財がございます。内訳としましては、国指定の文化財が7件、国選択文化財が1件、県の指定を受けた文化財が37件、市の指定を受けた文化財が80件となっております。これらの文化財のうち重要なものを国が指定・選定・保護してしており、先ほど議員もおっしゃられた常陸国分寺跡や常陸国分尼寺跡は特に価値の高いものとして、国の特別史跡に指定され、舟塚山古墳や佐久良東雄旧宅、常陸国府跡、瓦塚窯跡は国の指定史跡となっております。また、善光寺楼門は、建造物として国の重要文化財に指定をされているところでございます。  以上です。 78 ◯議長池田正文君) 4番・大和田寛樹君。                 〔4番・大和田寛樹君登壇〕 79 ◯4番(大和田寛樹君) いろいろな文化財の体系といいますか、資料をいただきまして、有形文化財、無形文化財、民俗文化財、記念物、さまざまな分類で、またそのほかにも特定であったり、いろんな分類で分かれておりまして、石岡市にはたくさんの文化財が点在する、存在するということであります。先ほど善光寺の楼門、建造物では、多分、石岡で善光寺の楼門だけ、1点だと思うんですけれども、そのほかにもたくさんありまして、文化財のこれまでの当市の保存の取り組みについて、2項目目で伺います。 80 ◯議長池田正文君) 教育部長・豊崎君。 81 ◯教育部長(豊崎康弘君) ご答弁申し上げます。文化財の保存に当たりましては、個々の文化財が持つ特性や管理状況に応じた適切な対応、支援が必要であると認識をしております。本市の取り組み状況としましては、市が所有、または管理する文化財の適正な修理や維持管理、また、寄贈された古文書等の燻蒸処理等を行っているところでございます。さらに、個人や地元の方が所有・管理する文化財につきましては、維持管理等の相談対応や、修理に要する費用の負担軽減措置等の支援に取り組んでいるところでございます。  以上です。 82 ◯議長池田正文君) 4番・大和田寛樹君。                 〔4番・大和田寛樹君登壇〕 83 ◯4番(大和田寛樹君) 記憶に新しいのは陣屋門の移築がありまして、数千万円の予算で移築されました。体育館のほうにあった陣屋門が、こちらの市民会館のほうに移築されたわけですけれども、この間、石岡市太田にあります善光寺の楼門をちょっと見させていただきまして、周囲が少し囲まれて、茅葺きですごく立派な門で、本当に国指定になるだけあるなというような感想を持ったんですけれども、こちらは石岡市の所有ではありませんので、地元負担が伴ってくるわけです。  3番に移りまして、その地元負担の軽減について、これまでの取り組みを伺います。 84 ◯議長池田正文君) 教育部長・豊崎君。 85 ◯教育部長(豊崎康弘君) ご答弁申し上げます。善光寺楼門は、昭和58年に国の指定を受けた当初より地域の方が管理者となり、これまで修理や維持管理がされてきた、貴重な文化財でございます。本年度から修理に取り組んでおりますが、平成27年度に地元の方から修理の相談を受け、文化財の保存に関する専門機関や文化庁などの助言を受けながら、補助率の高い国家補助金を活用した修理を進めることができるよう、取り組んできたところでございます。また、財政的な負担割合は、国が85%を負担し、残りの15%の所有者負担に対し、市がその2分の1を補助することとなっております。つまり所有者の地元の負担は、全体の7.5%を負担していただくということになっております。 86 ◯議長池田正文君) 4番・大和田寛樹君。                 〔4番・大和田寛樹君登壇〕 87 ◯4番(大和田寛樹君) 文化財の改修工事で茅葺きなので、専門業者に委託をするわけですけれども、石岡市でも茅葺き職人の養成というのをされていると思います。今回はその方が行うわけではないんですかね。その辺は何か縛りがあって、せっかく養成した方がやらずに……。金額の縛りか何か、もしくは資格の縛りか何かがあるのかをちょっと伺いたいんですけれども。 88 ◯議長池田正文君) 教育部長・豊崎君。 89 ◯教育部長(豊崎康弘君) 通常の建物の修繕とは違いますので、専門的な業者が請け負うということになってございますので、地域の方の茅葺き職人がいるのでそこに使うというのは、今のところは考えていないところでございます。 90 ◯議長池田正文君) 4番・大和田寛樹君。                 〔4番・大和田寛樹君登壇〕 91 ◯4番(大和田寛樹君) 請負金額の関係で、多分、金額の関係もあるのかなと思いまして、伺わせていただいたんですけれども、結構な金額になりますかね。今までの過程の資料を担当課からいただきまして、数千万円、合算していきますとかかる。確かに有利な補助金をとって、国で85%、残りの15%を市と地元で割るということなので、50%の補助金よりは大分、85%国から補助していただけるということで、有利な財源を活用しているということはわかるんですけれども、もともとの工事費、請負金額が高いもので、その15%を市と地元で割るといっても、そもそもの金額が大きいので、地元でも大変かなと、そういう声も伺います。  もちろんこれ、一度直せば永久的に使えるわけじゃなくて、10年とか20年で、また改修が必要になってくる、また10年で一部改修が必要になってくる。そういうような、これからも地元負担が考えられます。陣屋門は石岡市で所有しておりましたので、地元負担はなかったんだと思いますけれども、ぜひ、この国指定文化財、片や県指定文化財で、地元からずっと負担をいただくと。太田は世帯数が減っているとも聞いています。そういう意味では、非常に、持っているだけでも大変だなという感覚を持ちます。  石岡市が、個人や地域が所有する文化財を今度どのような支援をしていくべきかということについて、伺います。 92 ◯議長池田正文君) 教育部長・豊崎君。 93 ◯教育部長(豊崎康弘君) 今回の善光寺楼門は、今年度元年度と来年2年度で、合計2,830万円を予定してございます。先ほども言いましたように、そのうち7.5%が地元の方の負担ということでございますので、地元負担はおよそ212万円と、大きなものになると考えてございます。そういったことで、ご質問ですが、今後、少子高齢化や人口減少が進む中で、個人や地域だけで文化財を維持管理することが難しくなる地区も出ているものと考えてございます。地域で守られた文化財をその地域の財産として未来へ継承できるよう、国、県、関係機関の協力を得ながら、地域文化財保存の取り組みに対する支援を進められるよう、考えてまいりたいと存じます。 94 ◯議長池田正文君) 4番・大和田寛樹君。                 〔4番・大和田寛樹君登壇〕 95 ◯4番(大和田寛樹君) 金額がそもそも2,800万円ということで、その7.5%、210万円ということなので、例えば地域、太田の世帯って、ちょっと私、わかりませんけど、七、八十世帯ですよね、多分。100世帯はないですね、太田地域は。そうしますと、1件当たり3万円以上の負担になるという計算で、それが、今回だけではなくて今後も続く可能性がある。もちろん改修工事が10年後、20年後、また必要になってくるでしょうから。そういう意味では、国指定の大変貴重な文化財、しかし、地域で持ち切れない場合にも、石岡市が、もちろん所有者に同意をいただいて、地域の皆さんの同意があったからこそ今回の工事がスタートしていっているんだろうと思いますけれども、今後、なるべく国指定の文化財でありますので、地元負担を軽減していっていただく、またはゼロに向けて何か方策がないか、検討をしていっていただきたいなと要望をしまして、私の一般質問を終わります。  ありがとうございました。 96 ◯議長池田正文君) 暫時休憩いたします。10分程度といたします。                   午前11時02分休憩            ───────────────────────                   午前11時17分再開 97 ◯議長池田正文君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  次の質問者に移ります。  8番・岡野孝雄君。                  〔8番・岡野孝雄君登壇〕 98 ◯8番(岡野孝雄君) 8番・岡野孝雄でございます。通告に従いまして、2項目について質問をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。  それでは、1項目目、通学における車の送迎について。  登下校の際、車道に駐車し、送迎している状況が多く見受けられます。交通安全上、非常に危険が多い。また、そのための渋滞、この状況をどのように踏まえ、どのように改善を図るかについて伺います。  学校の統廃合も実施され、これからさらに小中学校の集約が進んでまいります。この統合再編が進めば、当然、通学距離、時間が長くなる児童生徒が多くなってまいります。これまでスクールバスで対応されてきたとは思いますが、今回お聞きしますのは、自家用車による送迎についてであります。  朝夕、登下校時間帯において、車道に車を止め、送迎をしている非常に危険な光景を、毎日のように見ております。特に登校時でありますが、校門には、時間帯によっては多くの児童生徒が集中します。校門の前では、先生方が朝の声かけをやっております。そのそば、校門付近で車を止め、子どもをおろしている危険な行為を平然とされております。学校として、教育委員会として、そうした交通安全上、早急に対応を図らないと、交通事故、特に路肩に車を止めているのですから、自転車が通れないケースも目撃しております。一刻も早く改善をしてもらいたいという思いで、今回、質問にしたわけでございますので、よろしくお願いいたします。  初めに1点目、教育委員会として、この自家用車による送迎の実態を把握しているのか、伺います。  2点目、自家用車による送迎は、学校として認めているか。原則は徒歩または自転車、スクールバスではないかと思いますが、認めているとするならば、どういう条件で許可をしているか。  3点目、これまで自家用車による送迎において、事故等は発生していないのかを伺います。  4点目、学校として、保護者等への送迎に対する注意喚起、協力依頼、指導等、これらについて実施しているかをお伺いいたします。 99 ◯議長池田正文君) 教育部長・豊崎君。 100 ◯教育部長(豊崎康弘君) まず1点目の、学校における自家用車を使用した保護者送迎の実態につきまして、答弁申し上げます。小中学校における登下校は、議員ご指摘のとおり徒歩、自転車、スクールバスを基本としております。しかし、地域の実態や各家庭ごとの事情、天候等により、保護者が自家用車を使用して子どもたちの送迎を行っているというのは現状でございます。学校によっては、送迎のため来校した保護者が駐車するスペースがあまりなく、学校敷地内での渋滞や、学校付近での路上駐車等が発生しているという状況もあると聞いております。  次に2点目です。学校は、自家用車送迎を認めているか、自家用車送迎の条件はとの質問にご答弁申し上げます。学校の具体的な状況としましては、許可制によって自家用車による保護者送迎を認めている学校はございません。しかし、次のような場合には、保護者送迎が行われている現状がございます。けがや病気等身体的な理由、登下校時に単独行動の時間が長いなど安全面の理由、雷雨等の天候による理由、学区外や区域外からの通学などでございます。先ほどの答弁の繰り返しになりますが、徒歩、自転車、スクールバスでの登下校が基本となってございます。  それから、3点目でございます。自家用車送迎による事故等についてご答弁申し上げます。教育委員会として把握している範囲では、現在までのところ、各学校からの学校敷地内における事故等の報告は、上がってきてございません。  4点目です。保護者に対しての具体的な取り組みについてご答弁申し上げます。各学校において、児童生徒の安全確保について保護者に理解を求めるために、年度初めや学期などに文書を配布して、協力依頼や意識啓発を行っています。また、学年懇談会や学級懇談会等の折に直接保護者へお伝えすることで、理解を促すようにしている学校もございます。さらに、時間帯や天候等により混雑が予想される場合も含め、教職員が交通指導や交通整理を実施する、地域の方々や保護者、市の民間指導員等にも協力を仰ぐなどして、事故防止に努めているところでございます。  教育委員会としましても、児童生徒の安全を最優先に考え、自家用車利用による保護者送迎に関する交通事故や地域住民とのトラブル等を回避するため、引き続き実態把握と学校への支援に努めてまいります。  以上です。 101 ◯議長池田正文君) 8番・岡野孝雄君。                  〔8番・岡野孝雄君登壇〕 102 ◯8番(岡野孝雄君) 答弁ありがとうございました。教育委員会、学校として、交通安全対策をされていることは理解いたしました。しかしながら、自転車の専用レーンもない現状であります。路肩に送迎の車を止めて、そこを通過しなければならない現状、またそのための渋滞、この送迎について、毎日、いつ事故が起きてもおかしくない光景を冷や冷やしながら見ているのは、私だけではないと思います。  私の孫も3人おりまして、自転車通学で中学校へ通っております。私も、天気が悪いときは、車で送迎をしております。また、朝の声かけ運動なども、年に一度、11月に行っております。それを、もう10年ぐらいやっておりますが、校門に立って先生方と声をかけて、通学のときの状態を見ておりますが、昔に比べて最近は、大分車で送迎している方が多いと思います。  そういう中で、歩行者また自転車が、助手席のドアが急にあけられて非常に危ないということが見受けられます。自家用車を利用しなければならない場合もあるとは思いますが、その際、道路への停車ではなく、例えば学校内に送迎のための車のロータリーを整備するとか、また、入り口と出口を別にして、送迎の車がスムーズに出られるような安全対策をすべきではないかと思っております。これからますます寒くなりまして、自家用車による登下校が増えてまいりますが、一刻も早く安全対策をお願いしたいと思いますので、答弁をお願いします。 103 ◯議長池田正文君) 教育部長・豊崎君。 104 ◯教育部長(豊崎康弘君) 学校によっては、ロータリーでできていない学校、一方通行にできない学校がございます。登下校時における校門前での渋滞緩和は、生徒の登下校時の安全確保につながることから、引き続き保護者や地域の方々に協力を求めながら、学校を含め、関係機関と十分に協議し、安全安心な学校環境の整備に向け、検討してまいりたいと思います。  また、登下校時の送迎については、社会状況の変化もございます。今後、そのあり方についても検討が必要になってくると考えてございます。  以上です。 105 ◯議長池田正文君) 8番・岡野孝雄君。                  〔8番・岡野孝雄君登壇〕
    106 ◯8番(岡野孝雄君) 事故が起きてからでは大変でございますので、部長さんが中学校でPTA役員をやっていた中学校のことなんですが、道路と校門の間が3メートルしかない。そして狭い。中では、送迎の車がUターンできない。そういう中学校もございます。部長さんはよく知っていると思うんですが。そういう中で、本当に道路は大渋滞。自転車と生徒も徒歩で通る。いつ本当に事故が起きても不思議はないと、私は思っております。先ほども言いましたように、私も市民の会で10年近く校門に立っておりまして、その現状を見ております。そういうわけでありますので、できるだけ早くこの対応をしていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたしまして、この質問は終わりにします。  続きまして、2項目に入らせていただきます。防災対策でございますが、今回の一般質問で、多くの同僚議員が質問に立っております。それは、今年の台風15号とか19号、あと大雨ということで、最近本当に災害が多いわけでございますので、私も防災について質問をさせていただきます。  地域の協力を得た防災力の向上についてということで、先般11月24日に、雨の中、石岡市防災訓練が実施され、市民の方や各種団体の連携した、本番さながらの緊張感ある訓練があったと感じております。この準備に携わった市の関係職員や、また関係団体の皆さんには、ご苦労をお礼申し上げる次第でございます。備えあれば憂いなしと言われるとおり、日ごろからの防災に対する訓練、非常食や備品等の備蓄が非常に重要であります。  しかしながら、今回の連続して甚大な被害をもたらした台風15号及び19号、また大雨、これまでの常識を覆す想像外の規模で、強風と大雨により、ここは大丈夫と思っていたところであっという間に冠水被害に遭うところが、これまでの防災への対応、意識をさらに深めていかなければならないと感じております。そういったために、今回、質問をさせていただきます。  1点目でございますが、避難者への対応について伺います。今回の台風被害における避難所の光景が、テレビや新聞等で報道され、本当に被害に遭われた方の厳しさが伝わり、そして、悲しい思いをしたところでございます。  そこで伺いますが、石岡市の避難所の開設はどのようにされ、その避難所開設の期間はどのくらいを想定されているか、伺います。これにつきましては部長さんの説明で、避難所の開設につきましては、レベル4で避難勧告をして、避難所付近の職員2名が30分以内に避難所をあけるということの説明を受けまして、わかっておりますので、避難所の開設の期間をどのぐらい市としては想定しているかをお伺いいたします。  2点目、その期間に対する非常食、毛布、暖房施設等の備蓄品はどのようなものがあり、避難期間、避難人数に対応できるものなのか伺います。また、賞味期間、そのときに使えるかどうかのチェック、そういった点検を実施しているのか伺います。これにつきましても、先般の部長さんの説明で、職員が点検をしている、チェックもしているということを聞きましたので、その中で、非常食は避難所で何人分で何日間の備蓄をしているか、毛布は何人分の毛布を準備しているか、暖房については、この間の説明では、石油ストーブを置いてあるということでありますが、この石油ストーブはその避難所にどれくらい用意してあって、そのストーブで暖房がとれるかということをお聞きいたします。  3点目でございます。今回の千葉県における台風被害においては停電が長期にわたり、日常生活に大きな不便がもたらされたわけでありますが、これはたまたま台風のコースがずれただけで、石岡市がこのような被害に遭ったかもしれません。そこで、停電の際、井戸水をくみ上げたり非常用の電灯をつけたり、発電機が大きな役割を果たします。この備えは万全かお聞きします。これにつきましても、先般部長さんに、各避難所には発電機が置いてある、また本庁舎におきましては大型の発電機がありまして、72時間分の燃料も備蓄しているということを聞きましたので、そのほかの避難所におきましての発電機の大きさというか、またどれぐらいの機械なのかということをお聞きいたします。その発電機でその避難所の電灯や、そういうようなことで対応できるかについてお伺いいたします。  4点目、今回の台風被害で、これを見て、防災への対応において強化、変更したような点があれば、答弁願います。 107 ◯議長池田正文君) 総務部長・久保田君。 108 ◯総務部長(久保田克己君) ご答弁申し上げます。まず、避難所の開設期間についてご答弁をさせていただきます。台風15号におきましては、9月8日午後3時に自主避難所2か所を開設し、その後、午後10時21分に、土砂災害警戒区域のある16か所の指定避難所と、浸水想定区域で警戒が必要な片野地区の指定避難所を、順次開設したところです。避難者は、前にも申し上げましたが最大で37名を受け入れ、翌日の午前10時15分に全て避難所を閉鎖したところです。これから算出いたしますと、指定避難所については約19時間の開設時間だったかと思います。  続きまして、台風19号でございますが、10月12日、午前8時に自主避難所2か所を開設し、午前10時に指定避難所38か所を開設いたしました。避難者は最大で562名を受け入れ、翌日の午前8時30分に全ての避難所を閉鎖しております。これから算出いたしますと、指定避難所については22時間の開設時間でございました。  続いて、2点目の避難所の備蓄品、資機材等についてご答弁申し上げます。現在の備蓄の基準につきましては、東日本大震災のときの避難者の数を踏まえて備えをしているところです。非常食、飲料水につきまして、避難者2,000人が3食3日間、つまり1万8,000食を備蓄しております。それを各避難所に450食程度配置して、備蓄している状況にございます。また、毛布につきましては、各避難所の規模に応じて、それぞれの防災倉庫に50枚から200枚程度を配置している状況でございます。  それと、石油ストーブにつきましてですが、これは各避難所1台、停電時にも使える従来型の石油ストーブということで、備えているところでございます。確かにその石油ストーブ1台でどのぐらいの方が真冬に暖をとれるかというところでは、非常に疑問が残るところはございますが、まずはそういったことで、応急の暖をとる段取りをしてございます。こういった中で、どうしてもストーブなりの備蓄品が不足しているという状況であれば、各種商業施設と協定を結ばせていただいておりますので、そういった協定先から随時、そういったものの資機材の供給を受けるという手はずは整えております。  続きまして、3点目の台風被害による停電時の対応でございますが、これらにつきましては、各指定避難所に発電機を備えてございます。そういった中で、その発電機の容量でございますが、八郷地区石岡地区では多少の整備時期が異なることから、ワット数等が違いはございます。そういった中でも、容量といたしましては、投光器をまずともせる、さらには簡単な湯沸かし器が使える状態、あとは携帯電話機の充電等ができる、そういった容量を備えた発電機を備えているところでございます。  続きまして、停電による給水でございますけれども、給水につきましては、湖北水道企業団、さらには水道課による断水時の給水車での給水、さらには、石岡地区におきましては各小学校等に耐震性貯水槽が用意されておりますので、そちらから避難者への飲料水の提供を行うという体制を整えています。  さらには、大震災以降でございますけれども、地域の方々の個人の井戸について、災害時に協力していただける飲料水として提供していただける井戸を、石岡地区八郷地区合わせて25か所設置してございます。この協力井戸に対する発電機も、近い避難所の防災倉庫の中に発電機を備えて、協力していただける井戸へ運んで、スムーズな飲料水の提供ができるような体制をとっているところです。  最後、4点目の、今回の変更点についてでございます。台風15号の千葉県における暴風雨による被害や、台風19号の県内における大雨による河川の氾濫による浸水被害などを考えますと、市民の方が安全に避難できるよう、早目の避難情報の発令が必要であることを再認識したところです。避難所運営や備えの充実など、公助の強化をもちろん進めていくことは当然ですけれども、さらには自助・共助、そういったものの避難行動が重要であるということを考えました。そういった中で、自主防災組織の新規の組織化、または、既に組織化されている団体においても、活性化等に力を入れていく必要があるかというふうに考えております。  以上でございます。 109 ◯議長池田正文君) 8番・岡野孝雄君。                  〔8番・岡野孝雄君登壇〕 110 ◯8番(岡野孝雄君) ありがとうございました。答弁の中で、非常食とか毛布は大分準備がされておりまして、毛布あたりは50から200、これは200ぐらいであるのかなという疑問を持ちました。あとは、石油ストーブ1台、これはやっぱり1台では、暖房をとるのにはちょっと難しいんじゃないかと思いますので、これもできれば2台、3台は準備していただきたいと思っております。  それでは、2回目の質問をさせていただきます。今お聞きしまして、防災に対する備えは、担当所管を中心に行っていることは理解しました。今後、これも強化をしていただきたいことを要望いたします。その中で、今回の災害におきまして、地域が協力をさせていただきたいという話をいただいておりますことをちょっと聞いたんですが、避難所地域に住んでいる地域の方々が、避難するばかりではなく協力をしたいという、本当にすばらしい話であります。地域との連携がうまくいけば、さらに災害や被害も少なく済むと思いますので、そこで伺いますが、これまで避難所開設に地域の協力を働きかけたことがあるかどうか、また、地域からそういう話があったかどうか、伺います。 111 ◯議長池田正文君) 総務部長・久保田君。 112 ◯総務部長(久保田克己君) ご答弁申し上げます。避難所の運営につきましては、避難所開設当初は市役所の職員で対応できるかなと思っておりますが、やはり長期化すると、地域の皆様方のお力をおかりしないと、運営が非常に困難になってくるかということもございます。そういった中では、地域の方の避難所の運営に対するご協力というのは、要請してまいりたいと考えております。  また、これまでに地域の方からそういった、災害時に何かお手伝いをしていただけるというようなありがたいお話は、過去にも、区長さん方から、何人かからお受けしているところです。実際、今回もそうでしたが、要支援の避難者の方に対する連絡、また、区長さん方に土砂災害警戒区域への避難の呼びかけというものを実施させていただいたわけですけれども、やはりそういったものを、今回の経験を踏まえまして、各団体にさらなる要請なり事前の打ち合わせをさせていただく必要があるのかと考えています。  以上でございます。 113 ◯議長池田正文君) 8番・岡野孝雄君。                  〔8番・岡野孝雄君登壇〕 114 ◯8番(岡野孝雄君) 今、部長さんから説明ありましたように、やっぱり地域の区長さんや民生委員の方だったら、地元のひとり暮らしや具合が悪い方などは全部わかっておりますので、市の職員だけではなかなかそういう対応ができないということでありますので、できるだけ、そういうことでありますから、地域の方に協力をしてもらうような連携をしていただきたいと思います。  本当に今回のあれは続けてありまして、幸い石岡といたしましては甚大な被害はございませんでしたが、今後、どういうふうにまたあるかわかりませんが、3.11東日本大震災の記憶も薄れてきておりますし、今回の台風被害も、直接甚大な被害はなかったわけでありますが、いつ災害が起こるかわかりませんので、日ごろの準備、訓練、そして、地域や各団体との連携を密にして、防災力を高めてもらいたいと思っております。  最後に、今回は、市長の防災に対する考えをお聞きして終わりたいと思いますので、よろしくお願いします。 115 ◯議長池田正文君) 市長・今泉君。                  〔市長・今泉文彦君登壇〕 116 ◯市長(今泉文彦君) 防災に対する市長の考え方ということでありますけれども、最近は、非常に想定を超えた甚大な被害をもたらす台風や地震、そういったものが多くなってきております。それだけに、先ほど部長が申し上げました自助・共助、そして公助、その3つが必要になってきているわけでありますけれども、防災力が高い地域というのは、自らを守るために備える市民というのが必要だと思っております。ただ単に行政に守られた住民というだけではなくて、自らを守るために考えていく市民というのが必要だと思っております。そういった中では、地域との連携、自主防災組織、区長、民生委員、そういった方々と連携し、ひとり暮らしの高齢者の安否確認や避難行動時の支援など共助の力をかりて、地域と連携した災害対策に当たっていければと考えております。  1つの例でありますけれども、井戸のマップをつくるというときに、行政がつくるマップと地元の人が参加してつくるマップというのは、地元参加型でつくったマップはすぐ実践に使える、地元の人が場所がわかる、そういうことがありますので、極力地域とともに自らを守るために備えていくということが、防災の、これから非常に大きい災害が来ても、備えることのすべが生まれてくるのではないかなと思っております。  以上です。             〔「ありがとうございました」と呼ぶ者あり〕 117 ◯議長池田正文君) 次の質問者に移ります。  1番・鈴木康仁君。                  〔1番・鈴木康仁君登壇〕 118 ◯1番(鈴木康仁君) 1番・鈴木康仁です。2回目の一般質問になりますのでまだまだ不慣れですけれども簡潔に頑張ってまいりますので、ご対応をよろしくお願いいたします。本日は、通告に従いまして、2項目について質問させていただきます。  まずは、福祉バス、さきの10月17日の決算特別委員会でも、福祉バスについて質問させていただきました。担当参事よりご答弁いただきましたが、それらを受けまして、改めて質問させていただきます。  現在福祉バスは、一部の利用者が複数回利用しており、観光バス化した利用も複数あると聞きます。また、申し込み日には、希望日を確保するために複数人で窓口を訪れ、予約日に合わせた研修という名の観光旅行計画を立てている団体もあると聞いております。そこで、ご質問させていただきます。  1)、福祉バスの目的について。こちらは確認の意味も含めまして、石岡市における福祉バスの目的、期待される利用効果について、説明をお願いいたします。 119 ◯議長池田正文君) 保健福祉部長・小倉君。 120 ◯保健福祉部長(小倉俊彦君) ご答弁申し上げます。当市の福祉バスの目的でございますが、心身障がい者、もしくは児童の福祉事業、老人クラブ等の高齢者団体、公共的団体等が利用することで、市民の福祉増進を目的として運行するものでございます。また、平成30年度から、石岡市の観光PRを兼ね、石岡のおまつりと果物狩りをイメージしたラッピングを試行しており、市外、県外など広域的な利用の際には、石岡市の魅力を広く発信することも、横断的な視点からの目的の1つとしてございます。  以上でございます。 121 ◯議長池田正文君) 1番・鈴木康仁君。                  〔1番・鈴木康仁君登壇〕 122 ◯1番(鈴木康仁君) 今、担当部長よりご説明いただいたんですけれども、私、今、福祉バスの使用規程を見ているんですけれども、こちら、市が主催または企画するという前文があるんですけれども、こちらに限らずという解釈でよろしいんでしょうか。 123 ◯議長池田正文君) 保健福祉部長・小倉君。 124 ◯保健福祉部長(小倉俊彦君) こちらについて、使用範囲として第2条のほうに規定されているわけでございますけれども、1番目としては今おっしゃられました、市が主催または企画するというのが前提で1つはございます。またそのほかには、社会福祉関係の法人が主催または企画するということで、5項目ほど挙げさせていただいておりますので、その中での使用範囲ということで、運用している次第でございます。 125 ◯議長池田正文君) 1番・鈴木康仁君。                  〔1番・鈴木康仁君登壇〕 126 ◯1番(鈴木康仁君) 了解いたしました。  続いて、利用状況について、こちらも、さきの決算委員会において担当参事より、今年度については集計するとのご答弁をいただいているところですが、現在の利用状況について、利用団体数、団体ごとの利用回数、使用団体の種類、内容について、わかる範囲で結構ですのでご説明をいただきたいと思います。 127 ◯議長池田正文君) 保健福祉部長・小倉君。 128 ◯保健福祉部長(小倉俊彦君) 福祉バスの利用状況についてご答弁申し上げます。年度ごとの利用状況で申し上げますと、本年度の11月末時点では、福祉バス2台のうち1台目1号車が111日、2号車が116日で、合計しますと227日、平成30年度は1号車が142日、2号車が122日で合計が264日、平成29年度は1号車が141日、2号車が126日の合計267日でございます。  令和元年、本年の11月末現在の団体ごとの利用状況でございますが、いきいきクラブが52回、各地区公民館が31回、行政関係94回、高齢者団体11回、子ども会16回、福祉団体23回となってございます。それを利用区分別で見ますと、高齢者が156回、高齢者を含まない一般の利用が38回、障がい者の利用が9回、子どもの利用が24回でございます。  以上でございます。 129 ◯議長池田正文君) 1番・鈴木康仁君。                  〔1番・鈴木康仁君登壇〕 130 ◯1番(鈴木康仁君) こちら、申し込み時に、倍率というか、複数重なってなかなかとれないような状況ということはないのか。今年度に限っての現状でも結構ですので、申し込み時の重複とか、予約のしやすさというものについて、教えていただきたいと思います。 131 ◯議長池田正文君) 保健福祉部長・小倉君。 132 ◯保健福祉部長(小倉俊彦君) 申し込み時の状況でございますけれども、やはり皆さん、事業が重なる時期というものがございます。その時期には、一日からの申し込みで3か月先までを受け付けるということをしておりますので、一日の日……、一日が休日の場合には次の日になりますけれども、一日の日に窓口に来ていただきまして、そのときは順番で受付をしておりますので、中には、その日にしたかったんだけれども、日にちが既に前の人で予約が入ってしまったというような、そういう状況が実際あることはございます。それと、人数によりましては、どうしても2台一緒に運行しなければならないということもございますので、その場合には、1台空いていても2台目が使えないということで、日にちをずらすと、そういうことも現実的にはございます。  以上でございます。 133 ◯議長池田正文君) 1番・鈴木康仁君。                  〔1番・鈴木康仁君登壇〕 134 ◯1番(鈴木康仁君) ちょっと確認なんですけれども、申し込み時に朝、2組の団体が来て、仮に使用日が重なってしまった場合の決め方というのは、これ、抽選なんですか。お伺いします。 135 ◯議長池田正文君) 保健福祉部長・小倉君。 136 ◯保健福祉部長(小倉俊彦君) 来ていただいた順番で申し込みをいただくということにしております。  以上でございます。 137 ◯議長池田正文君) 1番・鈴木康仁君。                  〔1番・鈴木康仁君登壇〕 138 ◯1番(鈴木康仁君) ありがとうございます。了解いたしました。  その中で、今、具体的に利用の改善とか、使いづらいといった意見があったり、逆にこういうふうにしてもらいたいという要望があれば、教えていただきたいなと思います。 139 ◯議長池田正文君) 保健福祉部長・小倉君。 140 ◯保健福祉部長(小倉俊彦君) 先ほどの答弁の中で、重なる時期というお話をさせていただきましたけれども、どうしても繁忙期という形で集中する時期がございますので、そういうときに何とかならないのかなという調整ですね、利用団体による調整ができないかというようなご意見なども以前、いただいたことはあるんですけれども、なかなか実際に利用される方を集めての調整というのは難しいという現実がございましたので、それには至っていないというようなことがございます。  それと、土日の使用とかは原則的には認めてはいないんですけれども、どうしても研修先の都合とか何かありますので、そういう場合にはご利用いただいているという現状もございます。  以上でございます。 141 ◯議長池田正文君) 1番・鈴木康仁君。                  〔1番・鈴木康仁君登壇〕 142 ◯1番(鈴木康仁君) それでは、その辺も含めまして、今後の方針について伺いたいと思うんですけれども、さきの決算委員会において担当参事より、市民サービスを公平に提供するために、広く周知するとのお約束をいただいております。その後どのようにこの辺を改善したのか、お聞きしたいと思います。 143 ◯議長池田正文君) 保健福祉部長・小倉君。 144 ◯保健福祉部長(小倉俊彦君) 改善ということでございますけれども、基本的には、今後の方針という部分にも重なってまいりますが、公平性、その辺を十分念頭に置いて、利用団体が偏らないような、そういう考えで運営していきたいと思っております。  以上でございます。 145 ◯議長池田正文君) 1番・鈴木康仁君。                  〔1番・鈴木康仁君登壇〕 146 ◯1番(鈴木康仁君) こちら、本当に私個人的にはすごくいいサービスだとは思っているんですけれども、ただ、市民全員に周知していて、そして公平な機会を与えて、公平なサービスを行えないのであれば、やはりいいサービスもだめなものに変わってしまうんじゃないかと思います。福祉バスも、開設以来もうしばらく年数が経っているかと思いますので、ニーズに合った利用規約をつくりながら、そして、サービスを提供していくのが本来じゃないのかなと、私は思っております。  先日、私が所属する経済建設消防委員会のほうでも輪島市に行きまして、視察したときに、商工会議所のほうで無償で、電動カートのWA-MOというので市の町なかを巡回して、買い物や病院に行く方の手助けの足となっておりました。こういったものも、福祉バスでは、私は捉え方によってはあるんじゃないかなと思いますので、その辺も含めて、今後、さらなる形を変革させて、合ったものにしていただければと思います。こちらは要望として、こちらの項目は閉じさせていただきます。  続きまして、2項目目に移らせていただきます。企業誘致についてであります。  茨城県の企業誘致については、経済産業省からの発表されたところでありますと、工場立地動向調査で全国3位、立地面積では1位と好調であり、過去10年を見ても高い水準を続けております。この要因の1つとしては、圏央道の開通に伴う利便性の向上、常陸那珂港の航路整備などの広域交通ネットワークが挙げられると思います。さらに、当県では、補助金や紹介手数料制度など、誘致アドバイザー設置など、さまざまな支援制度も整っております。この石岡市においても、首都圏から70キロ圏内ということで、立地的にはすばらしい立地だと思っております。そこで、石岡市の企業誘致についてお伺いします。  1番、現在の企業誘致の取り組みについて、現在、石岡市では工業団地は全て埋まっており、新たな誘致活動に向けて調査を実施しているところであると思いますが、その調査の結果、現在の企業誘致に関する候補地及び誘致活動について、ご説明をお願いいたします。 147 ◯議長池田正文君) 経済部長・越渡君。 148 ◯経済部長(越渡康弘君) ご答弁申し上げます。現在の企業誘致の取り組み状況でございますが、県及び県工業団地企業立地推進協議会との連携ですとか、あとは日本立地センターというのがございまして、こちらとの情報交換などを行いながら、当市の工業団地の遊休地などの情報を共有し合いまして、企業とのマッチングを行っているという状況にございます。また、新規立地や増設・増床などを検討される企業からの各種法令等に係る相談業務、それとか、各種情報の提供など、ワンストップのサービスを推進しているということでございまして、こちらは金融機関ですとか商工会議所を中心になるかと思うんですが、市とおのおの関係団体とネットワークを通じまして、こういった体制の強化を図っているという状況にございます。また、こういった中で、市内未利用地への企業誘致活動ですとか、市内企業の拡張・増設などの働きかけと支援を行っているという状況にございます。  また、先ほどございました企業誘致の可能性調査の実施後の取り組みとなってございますが、なかなか候補地としての選定は難しいというところもございます。また、アクセス網の整備につきましては、いろいろな条件が整ってきているような状況もございます。また、これから予定されるような道路状況なども勘案しまして、今後、またさらに好適地について探求をしていきたいと思っているところでございます。  以上でございます。 149 ◯議長池田正文君) 1番・鈴木康仁君。                  〔1番・鈴木康仁君登壇〕
    150 ◯1番(鈴木康仁君) ただいま部長より、企業誘致可能性調査という言葉があったと思うんですけれども、30年度の決算書を見ますと、約280万、企業誘致調査に使っているということですけれども、こちらの中身というか、どういった調査内容なのかを、もう一度ちょっと詳しく教えていただければと思います。 151 ◯議長池田正文君) 経済部長・越渡君。 152 ◯経済部長(越渡康弘君) ご答弁申し上げます。中身についてでございますが、2年にわたりまして調査をしてございます。1年目につきましては、29年度だったかと思うんですが、そのときについては、その候補地になるようなところの調査ということを実施してございます。議員からございました平成30年度の調査の内容でございますが、この候補地について、各企業、東京などの企業も含めましてですが、こういったところとのマッチングができるかどうか、要望などと合った中で、その候補地が本当に企業誘致できるところかどうかというような内容を、調査してまいったところでございます。  以上でございます。 153 ◯議長池田正文君) 1番・鈴木康仁君。                  〔1番・鈴木康仁君登壇〕 154 ◯1番(鈴木康仁君) ありがとうございます。  それでは、現時点における企業誘致活動の実績について伺っていきたいと思います。現時点での企業誘致の交渉件数、交渉内容、交渉先業種、交渉結果について、わかる範囲で結構です。近年の内容を教えていただければと思います。よろしくお願いします。 155 ◯議長池田正文君) 経済部長・越渡君。 156 ◯経済部長(越渡康弘君) ご答弁申し上げます。これまでの企業誘致の実績でございます。まずは市内の企業誘致と既存企業支援の中で、ここのところ、実績としては出ているところでございまして、平成26年度から平成30年度の当市への企業進出の状況につきましては、新規進出企業が6件ございました。また、新増設企業が4件でございまして、令和元年度につきましても新規企業が1件、誘致をできているという状況でございます。  また、企業誘致の問い合わせの内容になってしまうんですが、こちらにつきましては、今年度当市に問い合わせがあったのは、4月から3件ほどになってございます。また、企業からの条件といたしましての内容につきましては、3,000から5,000平米程度のものから1ヘクタール以上の用地というふうに、さまざまな内容のお問い合わせをいただいているところでございます。先ほども議員からございましたように、公共交通網のアクセスのよさと立地がいいというような中で、やはり交通便のよい石岡小美玉スマートインターチェンジに隣接しています柏原工業団地内を希望される企業が多いという状況になってございます。  以上でございます。 157 ◯議長池田正文君) 1番・鈴木康仁君。                  〔1番・鈴木康仁君登壇〕 158 ◯1番(鈴木康仁君) 今、部長より、件数とか具体的にお聞きしたんですけれども、やはり企業が、おのれから出店したり移ってくることは、これ、企業進出だと私は思っていて、市として、やっぱり行政として、人口減少もこれから進んでいって、税収も下がっていくと予想される中で、もっともっと積極的に行政側から声をかけたり、問い合わせがあれば、そこに積極的に入っていくスタンスが必要なんじゃないかなと感じております。やはり雇用や産業なくして石岡市の未来は僕はないと思っておりますので、この辺、しっかりと担当課には対応していただきたいなと思います。  3番に移ります。今後の企業誘致取り組み方針についてお伺いします。現在の企業誘致は、工場誘致にとどまらず、新たな成長分野であるAIやIOT、ロボットなどの研究施設や本社機能の移転、サテライトオフィスの誘致、ベンチャー企業、そして小規模な事業者など、さまざまな可能性があると思います。石岡市として今後どのように企業誘致を強く進めていくのかをお伺いいたします。 159 ◯議長池田正文君) 経済部長・越渡君。 160 ◯経済部長(越渡康弘君) ご答弁申し上げます。今後の企業誘致の取り組みでございますが、まずは先ほど議員からございましたように、工業団地内の受け皿というのがなくなっている状況にございます。こういったところから、先ほどもありましたが可能性調査を探りながら、新たな産業用地を創出していくという方向性も1つにはあると思いますが、これに対しましては中長期的な計画になることですとか、整備をする際にかなりインフラ整備に大きな費用がかかるということが見込まれますことから、事業化するためには今後さらに検討が必要になってくる、調査研究も含めて必要になってくると考えてございます。  また、今ございましたように、今、AIとかIOTなど、またサテライトオフィスですね、こういったものの需要というものが非常に高くなっているという状況にあるかと思います。そういった中で、今後につきましては、大きな企業だけではなく、中小企業の誘致という意味で、そういったAIですとかIT企業、そういったところも含めて、町なかの空き店舗などを活用した企業誘致なども、やっぱり1つの手法としては考えていかなくちゃならないのかなと思ってございまして、そういった点に力を入れながら進めていければということでございまして、市内の雇用の場の創出に積極的に努めていきたいと思ってございます。  以上でございます。 161 ◯議長池田正文君) 1番・鈴木康仁君。                  〔1番・鈴木康仁君登壇〕 162 ◯1番(鈴木康仁君) 今、中長期的というお言葉も出ていたかと思うんですけれども、これ、本当に一刻を争う問題だと私は捉えております。上曽峠も抜けて、それからだということではなくて、やはりこれからトンネル、上曽峠も抜けて、どんどん利便性が上がっていく今だからこそ、先行してやるべきことがあるかと思うんです。市の保有物件を使っての企業誘致とか、いろいろな考え方があると思うんです。そして、全国的につながっている商工会や商工会議所との連携をして、企業誘致を進めていくと。そういったことを進めていく中で、やっぱり最後はトップセールス、市長が自ら企業と対話して、進めていかなければならないかと思うんですけれども、今後、石岡市がより豊かな住民サービスや道路、施設維持をしていくために必要なこの企業誘致問題について、最後に市長のお考えを聞かせていただければと思います。よろしくお願いします。 163 ◯議長池田正文君) 市長・今泉君。                  〔市長・今泉文彦君登壇〕 164 ◯市長(今泉文彦君) 今後の企業誘致の取り組み方針についてということでありますけれども、石岡市は大変立地に恵まれているということで、それだけではなく、今後の広域交通の発展を見越して企業誘致をやっていく必要があると思っております。企業誘致は、雇用の創出を図り定住人口を守るための有効な手段であるということ、そういった意味で、まさに鈴木議員がおっしゃるとおり、大事な部分であります。先ほど経済部長が答弁したとおり、新規の企業誘致だけではなくて、既存の企業の支援などに取り組むとともに、大規模な企業誘致を図ることも含めて創業支援による誘致に取り組むなど、市内に雇用の場を創出と定住促進に努めてまいりたいと思っております。そのためにもトップセールスが必要でありますし、今後もさまざまな観点から、機会をつくってトップセールスを図っていきたいと思っています。  以上です。 165 ◯議長池田正文君) 1番・鈴木康仁君。                  〔1番・鈴木康仁君登壇〕 166 ◯1番(鈴木康仁君) 本当にこの地の利を生かして、周りの近隣市町村に負けないスピードで企業を誘致していただいて、石岡市がもっともっと裕福になって、住民サービスが充実したまちを維持するために、市長には頑張っていただきたいと思います。ありがとうございました。 167 ◯議長池田正文君) 以上で、通告による質問は終了いたしましたので、これをもって一般質問を終結いたします。  本日の議事日程は終了いたしましたので、これをもって散会いたします。  次回は、明12月12日定刻午前10時から会議を開き、各議案に対する質疑を行います。  お疲れさまでございました。                   午後 0時16散会 Copyright (c) ISHIOKA CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved. ページの先頭へ...