石岡市議会 > 2019-06-19 >
令和元年予算特別委員会(第5日目) 本文 開催日:2019-06-19
令和元年予算特別委員会(第5日目) 名簿 開催日:2019-06-19

  • 病院(/)
ツイート シェア
  1. 石岡市議会 2019-06-19
    令和元年予算特別委員会(第5日目) 本文 開催日:2019-06-19


    取得元: 石岡市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-06
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                 令和元年6月19日(水曜日)                   午前10時00分開会 ◯委員長関口忠男君) おはようございます。ただいまから予算特別委員会を開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。  本日の議題は、議案第71号・令和元年度石岡一般会計予算であります。  次に、付託案件説明のため、本日、委員長において出席を求めた者の職・氏名は、説明員名簿のとおりであります。  次に、本日の審査範囲につきましては、審査区分表のとおりであります。  次に、各委員に申し上げます。本日は総括審査でありますので、計数にかかわる質疑、また重複する質疑は避けていただき、所管審査において答弁がなされ、それ以上に政策的な判断を求めるものについて、予算に即して質疑を行っていただきますよう、よろしくお願いをいたします。  これより議事に入ります。  議案第71号・令和元年度石岡一般会計予算を議題といたします。  これより質疑を行います。  初めに、高野委員。 2 ◯委員(高野 要君) 高野 要でございます。総括ということで、1点ご質問したいと思います。  まず、予算書の80から81ページ、選挙費について伺います。10項目ほどありますので、淡々と法律に基づいて答えていただければと、かように思います。  まず、選挙管理委員会の役割について、予算の観点からお聞きいたします。委員報酬の内容について、まずお伺いいたします。 3 ◯委員長関口忠男君) 総務部長・久保田君。 4 ◯総務部長久保田克己君) ご答弁申し上げます。選挙管理委員会委員報酬につきましては、今年度、定時登録年4回を予定しておりますので、その委員さんの報酬となってございます。  以上でございます。 5 ◯委員長関口忠男君) 高野委員。 6 ◯委員(高野 要君) 報酬、それは4回はわかるんですが、その内容的なものはないんですか。ただ4回集まっての報酬ということですか。中身についてはどうですか。お答えできれば……。じゃあ、結構です。
    7 ◯委員長関口忠男君) 高野委員。 8 ◯委員(高野 要君) じゃあ、次に、その役割について伺います。報酬に見合う役割と責任はどういう内容なのか。内容ですね。ただ4回集まるとか3回集まるとかじゃなくて、その報酬に見合う役割をきちっと答えていただきたい。大切なことなので、しっかりとお願いいたします。 9 ◯委員長関口忠男君) 総務部長・久保田君。 10 ◯総務部長久保田克己君) ご答弁申し上げます。選挙管理委員会の設置につきましては、地方自治法第181条に基づき、選挙管理委員会を設置しているわけですけれども、委員会の役割といたしましては、市が管理する選挙の全体の執行について、委員会が掌理すると考えております。  以上でございます。 11 ◯委員長関口忠男君) 高野委員。 12 ◯委員(高野 要君) ちょっと今の答弁でわからないんですけれども、この委員会の役割ですよね。どういう役割を持ってやっているのか。掌理するとかそういう問題じゃなくて、委員会は与えられた役割、私たちは……。これ、市長から付託されているわけですよね。任命権者は石岡市長でありますから、ただ集まってきた集合体ではないと思いますので、きちっとした役割、責任、こういうことをきちっとしなければならない、こうだ、役割があると思うんです。それを全てお答えいただきたい。 13 ◯委員長関口忠男君) 総務部長・久保田君。 14 ◯総務部長久保田克己君) 繰り返しのご答弁になりますが、市が管理執行する選挙の全てを、管理委員会が担当するといいますか、担うということになります。  以上でございます。 15 ◯委員長関口忠男君) 高野委員。 16 ◯委員(高野 要君) ですから、報酬に見合うと言っているんですね。報酬に見合う。私が聞いているのは、だから、細部にわたって聞きたいんですよ。はっきり言ってしまえば、今、報酬に見合ったことをしているのかということを言いたいんですが、予算なので、決算と違いますので、その辺のところを具体的に……。あとは責任ですよ。どれだけの責任を持って報酬をもらっているのか。4回集まればいいというものではないような気がするんですね。その中での責任、選挙に関しては全体的にどういうことが起きても、選挙管理委員会はしっかりと責任を負っていくとか、そういったところの詰めもあってしかりだと思うんですね。  じゃあ、角度を変えて聞きますけど、選挙管理委員さんというのはあれですか、ただ、一応法律上いないとまずいので、お願いしているというような感じでございますか。違うでしょう。きちっとした法律の中で選挙管理委員さん4名が選ばれて、その人たちは役割と責任を持っているわけですよね。ですから、これだけのことをして、これだけのことをやって、4回集まって云々じゃないですよ。だからこれだけの報酬を得られるんですよという形じゃないですか。役割というのは大事だと思うんです。そうでしょう。ただ招集があったとき来て帰るんじゃなくて、結局どういうことがあった場合には責任を持ちますよという、そこまでの責任があって、選挙管理委員、委員長であると私は判断しているんですね。  ですから、この役割と責任、ここを明確にご答弁願いたいんです。お願いします。 17 ◯委員長関口忠男君) 総務部長・久保田君。 18 ◯総務部長久保田克己君) ご答弁申し上げます。ここで言っています報酬の委員さん方の役割といたしましては、定時登録と先ほど申し上げましたが、公職選挙法及び同法を準用する法令に基づく選挙人名簿の登録、選挙人名簿定時登録在外選挙人名簿の登録等について調製をする委員会での報酬となっております。  以上でございます。 19 ◯委員長関口忠男君) 高野委員。 20 ◯委員(高野 要君) ただ調製するだけの委員会じゃないでしょう、これはそのほかに……。いろんなことが起きるわけですよ、選挙等々は。そういったときの判断は全て、これ、行政がするわけではないでしょう。あなた方がするわけじゃないんです。選挙管理委員長、委員がやるわけですよね。今のご答弁だとちょっと足りないんじゃないですか。私は全てお願いしたいということで、総括ですから、この報酬に見合う役割、責任はどうなんだと。しっかりと最後まで、どのようなことが起きても選挙管理委員会は、責任を持って選挙に関すること全てにおいて遂行していくと、そういった答弁であればいいんですが、答弁になっていないですよね。だから、この責任、報酬に見合う役割と責任。大事なことですよ、これ、お金もらっているんですから。選挙管理委員会さんはお金をもらっているんですよ、報酬ね。  それともあれですか、職員が全部やっているから選挙管理委員さんはどうでもいいんですか。そんなことはないですよね。行政には役割というのがありますから。その辺のところをもう一度お伺いします。 21 ◯委員長関口忠男君) 総務部長・久保田君。 22 ◯総務部長久保田克己君) ご答弁申し上げます。この18万2,000円の報酬につきましては、先ほど言いました定時登録の委員さんの報酬ということで、ご理解いただきたいと思います。  以上でございます。 23 ◯委員長関口忠男君) 高野委員。 24 ◯委員(高野 要君) そうすると、ほかのことでもいろいろある部分に関しては、それはまた別途ですか。18万幾らって、私、金額はわからなかったですけれども、それだけであって、あとは、じゃあ、どうなるんですか。そういう予算はないでしょう。その都度払いますよなんていう予算はあるんですか。言っていること違うんじゃないですか。私はその18万……。  この報酬ね、じゃあ、報酬はあれですか。今言ったとおり、あなたが言われただけで、あとはもうほかのことは別でいいんですか。そうなると、必要以上のこと、今、選挙管理委員さんにお話ししたり何かすることは難しいんじゃないですか。お金、出ていないんですよ。余計なことは別だということですか。違うでしょう。1年この報酬でお願いいたしますというのが筋なんじゃないですか。今言ったこと、今言っただけ、何ですか、回覧とか何か言っていたけど、そういう選挙人名簿とか、それだけを見ていただく、そうする、それだけでもう選挙管理委員さんの報酬としては、仕事はそれで終わりでいいんですか。  今回も選挙でやっぱり、何というんですか、票数の問題とか何かでやっていますけれども、ああいった問題も何についても、そういったもの以外は全部、じゃあ、補正をとって払うというような感じで進めているんですか。違うでしょうよ。年間の報酬額ですもん。仕事、これ以上にあるでしょうよ、選挙管理委員会は。石岡の選挙管理委員の手引きを見たって、何々をするとか、何か書いてあるでしょう。これ以上のことはできないとか、これをするとか、注意を喚起するとかって。そういうのもこの中に入っているんじゃないですか、選挙のとき。法的なこととか、そういったことはやらなくていいんですか、選挙については。ちょっと部長、おかしいんじゃないですか。総体的にこれ、お金を払っているんでしょう。部分ですか。お伺いします。 25 ◯委員長関口忠男君) 総務部長・久保田君。 26 ◯総務部長久保田克己君) ご答弁申し上げます。予算書の資料を見ていただきますと、市議会議員一般選挙に関すること、参議院議員通常選挙に関することということにも委員会の報酬等を計上してございますので、それらの選挙に関する委員さんの報酬については、そちらから支出するということになってございます。  以上です。 27 ◯委員長関口忠男君) 高野委員。 28 ◯委員(高野 要君) いずれにしても支出はしているということですよね。ですから報酬ですよね。私はどこの幾らと聞いていないんです。報酬として聞いたんです。わかりますか。私は部分的なことで聞いていませんよ。報酬として聞いたんですよ。あなたが100何だ、何万と、それは勝手に答弁しただけで、今言ったようにいろんな選挙全般なんですよ、これ、部長。そうでしょう。やっぱり選挙全般であれば、全般なように答弁すべきですよ。  もう一度聞きます。じゃあ、選挙管理委員4名います。委員長もいます。この方々にはこの選挙、市議会議員でも参議院でも何でもいいですけど、1年間、選挙ないときでも選挙管理委員さんはいるんでしょうけど、この人たちには本当に何を頼んでいるんですか。先ほど言われただけのことですか。それだったら、仕事を外してもらうしかないですよ。 29 ◯委員長関口忠男君) 総務部長・久保田君。 30 ◯総務部長久保田克己君) ご答弁申し上げます。選挙管理委員会費として上げている報酬につきましては、先ほど申し上げました定時登録、または、そういった中には、啓発とか、そういった投票率の向上とか、そういったものについても委員さん方は検討をしていただくことにはなっているかと思います。  以上でございます。 31 ◯委員長関口忠男君) 高野委員。 32 ◯委員(高野 要君) 答弁おかしいじゃないですか。だんだん増えてきて。あなた部長でしょう。一度にまとめて答弁してくださいよ。それで、選挙というのは、いろんな……、今、私もいろいろありますけれども、そういうことも起きるんですよ、あえて言いませんけど。そういったものには選挙管理委員は一切関係ないんですか。よく見てみなさいよ。注意を喚起するとか、いろんな意味でのかかわりがあるんですよ。ここで法律論争しても仕方ありませんけど、全部かかわっているんじゃないですか、法律の中でも。かかわっていないのはあんたらですよ。事務局ですよ。  本当に今述べただけのかかわりで、部長、じゃあ、いいですか。それであったら、今度、選挙管理委員会……、これ、1つあれですよね、選挙管理委員会の委任についても1つ問題になってきますよね。これ、限定でいいですか、じゃあ。きちっと答えてください。これだけであればこれだけのように、あとほかは、じゃあ、今度はどんな方に委任して選挙をスムーズにやっていくのか。どうなんですか、本当に今の答弁でよろしいんですか。よろしけりゃそれでいいです。私はそのように認識しますので。お願いいたします。答弁を再度お願いします。 33 ◯委員長関口忠男君) 総務部長・久保田君。 34 ◯総務部長久保田克己君) ご答弁申し上げます。市の選挙管理委員さんにつきましては、市が管理する選挙の執行全般にわたって管理して、執行すると考えてございます。  以上でございます。 35 ◯委員長関口忠男君) 高野委員。 36 ◯委員(高野 要君) 最初からその答弁でいいんじゃないんですか、小出しにしなくても。きちっとそうですよ。全てなんですよ。答弁ですからきちっと答えてください、こっちも真剣に聞いていますので。法律的なこともありますし、言いまかしっこじゃないので、淡々と聞いていきますから。そんなに詰める気はないので、私は伺いたいだけなので。  3点目です。参議院選挙が間もなく実施されると思いますが、そこで、選挙管理委員会の役割はどのようなことを行うのか伺います。委員会の会議は何回ぐらい開催され、どのようなことが議題となって議論され、どのようなことが決定されるのかをお伺いいたします。 37 ◯委員長関口忠男君) 総務部長・久保田君。 38 ◯総務部長久保田克己君) ご答弁申し上げます。選挙管理委員会の参議院のときの委員等の報酬でございますけれども、当然、選挙を執行する中で、選挙時登録の選挙人名簿、そういったことから、各執行に当たっての職員の配置、また必要な議案等の審議をお願いするものとなってございます。大体、予算として委員報酬として計上しているのは、5回分を予定してございます。  以上でございます。 39 ◯委員長関口忠男君) 高野委員。 40 ◯委員(高野 要君) 報酬のことは聞いていないんですけど、報酬に見合った形の中で5回ということですが、これ、あれですか、衆議院選と石岡の市議選、市長選、県会議員とかは、その協議の数も違うんですか。どうですか。今、聞いて5回もというので、私、びっくりしたんですが。どうですか、この数に違いは、やはり衆議院だから何回もやるんですか。お伺いします。 41 ◯委員長関口忠男君) 総務部長・久保田君。 42 ◯総務部長久保田克己君) ご答弁申し上げます。検討する議案の内容等については概ね同一なので、回数等については5回程度ということで考えております。 43 ◯委員長関口忠男君) 高野委員。 44 ◯委員(高野 要君) 市議会のときには何かそんなになかったような気がしたので、私も全ていろいろ皆さんに聞いたんですが、本当に回数といったら、やっていないに等しいぐらいの回数でしたので、こんなに選挙委員会さんと衆議院はやるのかと思って、今、驚いているところです。市議会議員のときには、ちなみにやっていませんね。衆議院になるとやっぱり違うんですかね。市議会議員は知っている人の選挙ですからどうでもいいんでしょう。  市議会議員のことを聞いても仕方ありませんので、一般的に5回やるんだよということで納得しました。時間もなくなっちゃうので、それで結構でございます。  それと、選挙管理委員会は、選挙に当たり選挙ポスターや公選ビラの審査を行いますか。行うとすれば、その目的は何のためですか、お伺いをいたします。 45 ◯委員長関口忠男君) 総務部長・久保田君。 46 ◯総務部長久保田克己君) ご答弁申し上げます。選挙ポスターとビラの審査ということでございますが、候補者の方にお願いして事前審査を行っております。それは、当日の受付がスムーズに運ぶために事前審査をしていただいて、その中で形式的に書類の過不足といったものがあれば、候補者の方にお願いして、届け出当日までにその辺の準備をしていただいて、当日、受付がスムーズに行えるような、そういった審査をしております。  以上でございます。 47 ◯委員長関口忠男君) 高野委員。 48 ◯委員(高野 要君) よくわかりました。  それでは、5点目になりますけれども、報酬、先ほども話をいたしましたが、見合う責任、権限で具体的に伺います。選挙管理委員会で審査が行われ、決定された場合、後になってそれが違反、間違っていた場合、どのようなことを行うのか、発行の中止、ポスターの修正、撤去、こういうことは選挙委員会の権限、責任で行うのか、お伺いをいたします。 49 ◯委員長関口忠男君) 総務部長・久保田君。 50 ◯総務部長久保田克己君) ご答弁申し上げます。選挙における違反ポスターとかそういったものにつきましては、選挙管理委員会には特にそれらを捜査するといった権限はございませんので、選管としては行わないと考えております。  以上でございます。 51 ◯委員長関口忠男君) 高野委員。 52 ◯委員(高野 要君) 行わないということがはっきりいたしましたけれども、これ、さきの市会議員の選挙でやったんですね。ポスターを張るな、4,000枚はまくな、名前を変えろ。これ、警察から……。本来、どういうふうに考えているか知らないですけど、この権限を持っているのは、皮肉な質問をしていますけど、警察官だけなんです。警察だけなんです。私、警察へ行ってきました。石岡市にありますかと聞いたら、ありません。法務省の質問の中でも、選挙管理委員会、後でお見せしましたかもしれませんけど、そういった権限は与えられていないというのは、これ、総務省でしたか、ちょうど小泉さんのときの一般質問でしたけど、それでちゃんと出ております。ですから権限がないんです。  今回、石岡の場合、ポスターをやめろとか、そういう権限を発動してやめさせたわけです。やめさせただけじゃない。そのほか全部張り替えろということで、張り替えさせた。それで、チラシに関しては全て配布することができなかった。石岡署へ行って聞いたら、そんな権限はない。それは警察にあります。これ、警察がやるような行為を選管が今、自分で言っておきながらやったということは、どうですか。何かそのときに法的な特例でもあって、石岡の選挙管理委員会はできたわけですか。これ、事実ですよ。どうですか。今、はっきり知っていたでしょう、自分たちはできないということ。できないと言っていてやったと。これはどうですか。ちゃんとここへ来て、皆さん方に、何というんですか、事前審査を受けて、朝もらって、いざ出陣、皆さん出かけたときに、石岡の選挙管理委員会は張ってもらっては困る、まいてもらっても困る。しかしながら、自分たちにその権限はない。  この辺の見解をちょっとお伺いしたいんですが。法的にお願いしますね。部長の見解を聞いても仕方ないので、できないということを根拠にお話をいただきたい。 53 ◯委員長関口忠男君) 総務部長・久保田君。 54 ◯総務部長久保田克己君) ご答弁申し上げます。先ほど申し上げましたように、選挙違反の取り締まり、そういったものは当然、警察が行うものと考えております。しかしながら、一般論で申し上げますが、選挙運動を禁止されているような方がそういった運動に携わるようなことがあるとすれば、そのご本人様にそういったことを確認させていただくようなことはあろうかと思います。  以上でございます。 55 ◯委員長関口忠男君) 高野委員。 56 ◯委員(高野 要君) 部長、確認じゃないでしょう。張り直させたんですよ、全部。そういう答弁はおかしいんじゃないですか、部長として。やることはやる、やっちゃう、後は逃れ口。事実でしょう。ただ、権限がないということははっきりしましたので、それは注意喚起することはできるけど、自分たちではやることはできない。だけど、今回の選挙においてあなた方はやったんです。損害賠償でしょう。皆さん大変な中、張り直して。それと選挙妨害ですよ。ほかの方は楽しくやっているのに。警察から来たんだったらそれはいいですしょう。しかしながら石岡の職員ですよ。選挙管理委員長から来たわけでも何でもないですよ。選挙管理委員長は何も知らない。後から聞いたと言っていました。あなた方のどこに職権があるんですか。時間もないので次に……。  そうすると、その権限、責任が法的に位置付けられ、委員の報酬の根拠ということなのか、今述べられてきたその報酬、責任、法的に位置付けられて、でたらめもいいでしょうけど、委員の報酬の根拠ということなのか。何も知らないで、自分たちは何も知らない、それでもいい、何もやらない。行ってみると、何も知りません、私は言われました。私と言うとおかしいですけれども、私たちは何も知らないんです、全部事務局がやっています、私たちは初めてあの選挙公報が出たときに、ああ、今回も出たんだなと気がつくんです、決裁も何もとっていない。  そうすると、そのようなことで報酬はいいんですね。そのようなことは入っていない、知らない、事務局が全部やって、あとは本当に果たすべき仕事、さっき述べましたけど、そういったことをやっていなくても、それが報酬ということでよろしいですか。それを根拠にしてよろしいですか。本来は与えられた仕事を全て遂行、全うして、それが報酬になるんです。デメリットはデメリットでいいでしょう。その辺のところの見解をお伺いします。 57 ◯委員長関口忠男君) 総務部長・久保田君。 58 ◯総務部長久保田克己君) 先ほどご答弁しましたように、市が管理する選挙全般にわたって、選挙管理委員会の委員さん方に事務を掌理していただいているものと考えております。  以上です。 59 ◯委員長関口忠男君) 高野委員。 60 ◯委員(高野 要君) そうすると、今言われたように、とうとうきちんとした答弁しましたけど、これ、やっていなかったときはどうするんですか。更迭ですか。職務怠慢。やっていなくても金を払っているの、おかしいじゃないですか。予算はこんなに要らないんじゃないですか。仕事をやっていないんですから。部長、あなたが言っていることと違うでしょう。やることをやっていない。報酬はもらっている。やっていないんだったら本当、予算を下げなさいよ。人も替えたほうがいいと思いますけど。そうじゃないですか。部長、どんどん言っていることがわからない形になってきちゃったんじゃないですか。やはりこういうものは一貫性を持ってやらなきゃだめです。一つ縦横があるんでしょうけど、筋は通さないと私はだめなような気がします。  もし本当に、今聞いていると、半分もやっていないような気もしますので、予算修正になりますよ、これ。やっていない人にあなたたちはお金を払っているんです。任命権者で市長に責任が出てきますよ。最後に市長に聞きますけど。  それじゃ、あと少しで終わります。選挙に関し頒布発行責任者に関し、その人物の調査、適格者、不適格者等の審査は、この選挙委員会委員報酬において行われますか。お伺いします。 61 ◯委員長関口忠男君) 総務部長・久保田君。 62 ◯総務部長久保田克己君) ご答弁申し上げます。先ほども申し上げましたように、事前審査は形式審査が主なものでございますので、個人情報等までの審査はしないと考えております。  以上です。 63 ◯委員長関口忠男君) 高野委員。 64 ◯委員(高野 要君) 個人情報の審査はしないということで、今回は部長、違うんじゃないですか。選挙管理委員会、委員会の方はやっていないです。でも、あなたたちがやったんじゃないですか。事務局でやって、それで選挙、告示と同時に、名前は言えませんけど、この方は不適格ですというようなことで。私も今、どこで知り得たのかも、本当、いろいろ聞いていかなくちゃいけないんですが。だから、報酬に入っていないんでしょう、そういうのは。いいんです。  だから、はっきり今、質問いたしましたけど、選挙管理委員4名です。この報酬には入っていないということですね、それだけ明確にお願いします。 65 ◯委員長関口忠男君) 総務部長・久保田君。 66 ◯総務部長久保田克己君) ご答弁申し上げます。先ほど答弁したように、選挙管理委員会は、市が管理する選挙の執行全般にわたって掌理しておると思います。  以上でございます。 67 ◯委員長関口忠男君) 高野委員。 68 ◯委員(高野 要君) 今言ったことは前の答弁と違うじゃないですか、部長。じゃあ、前の答弁をもう1回繰り返してください。今、全般的なことじゃくて、その前に、報酬は入っていない、個人情報的なことは云々ですという話でしょう。だから、そこを聞いているんですよ。個人情報的なこと、これは大事なことでしょう。だから、委員会でやらなきゃ、あんたら勝手にできないんですよ。報酬に入っていなくちゃいけないんです、これは。あんたらが勝手に個人情報だの何かやって、そういうことできないでしょうよ。全て委員長の判断によるんでしょうよ。あんたらに権限なんてないんですよ、何も与えられていないんだから。  だから、委員長の報酬には入っていないのか、入っているのかを聞いてください、委員の報酬に。 69 ◯委員長関口忠男君) 総務部長・久保田君。 70 ◯総務部長久保田克己君) ご答弁申し上げます。委員長の報酬の及ぶ範囲が、この場ですぐ私にも答弁できませんけれども、委員会の考え方とすれば、市が管理する選挙を全て管理執行について掌理するということになってございます。  以上でございます。 71 ◯委員長関口忠男君) 高野委員。 72 ◯委員(高野 要君) だから、きちっとそれは何度も聞いてわかるんです、子どもじゃないんだから。きちっとさっき答えを言ったでしょう。だから、報酬はどうなんですか、含まれているんですか、含まれていないんですか、わからないんですか。わからなければわからないでいいんです。次に行きます。市の管理する云々とありますけど、当たり前、当然のことなんです。今の答弁を聞くと、報酬には入っているんですよね。でも、個人情報はということでしょう。だけど、個人情報が漏れているんじゃないですか。だから、選挙管理委員会、そういったことの報酬も入っているのかと。入っていなければ選挙管理委員の4名の方には関係ないんです。あなた方に関係があるだけなんです。そこをただしたかったんです。
     そうですよね。どちらかということを聞いているんですね。全般的に云々なんていうのは当たり前のことですよ。だから、報酬に入っていれば選挙管理委員長の問題になるし、入っていなければ市の職員の問題になってくるということを、ここで私は、はっきり言えばお聞きしたかったんです。答えられなければ結構です。総体的な考えの中で入っているということで理解したいと思います。  次に移ります。これらは、今話をした個人情報に非常に抵触する部分であります。選挙管理委員会は、どこまで知り得ることができるのか。本来、個人情報などというのは、知り得ても、職員は守秘義務もありますし、外へ漏らしてはいけないと。職務上、職員はこのようなことは絶対できないものであると私は判断しているところでございますが、これ、どこまで知り得ることができるのか。今回は選挙のもう告示のときに、ここの市の職員……、これ、今泉市長にも責任ありますけど、市の職員から、ポスターを張るんじゃない、チラシをまくんじゃないというようなことがあったんです。これは訴訟問題ですよ。本当の妨害です。  これ、どこまで……。私たちも怖いと思うんですね。選挙管理委員会の事務職の人たちが、そういういろんなことを知り得る、そういうことがあったとしたら……。それで、守秘義務を守ればいいけど、それを堂々としゃべっているようなことがあったら困るんじゃないかと思うんですけど、どこまで知り得ることができるのか、お伺いします。 73 ◯委員長関口忠男君) 総務部長・久保田君。 74 ◯総務部長久保田克己君) 特にこの場で個別具体な件についてお答えすることはかないませんが、一般的にそういった情報を知り得る場合もあろうかと思います。  以上でございます。 75 ◯委員長関口忠男君) 高野委員。 76 ◯委員(高野 要君) それを一般的に知り得た場合は、第三者に口外することは可能ですか。お伺いします。 77 ◯委員長関口忠男君) 総務部長・久保田君。 78 ◯総務部長久保田克己君) 第三者に口外することはできないものと考えております。  以上です。 79 ◯委員長関口忠男君) 高野委員。 80 ◯委員(高野 要君) それだけ聞けばいいんです。今回、ちゃんと口外しましたよね。本人も、告発の準備をしているということです。絶対にやっちゃいけないこと、そういったことをきちっと、部長、やって、自分で朗々とここでやっちゃいけないことですっていうようなことが、本当に言える立場ですか。ちょっと腹立ちますよ。でも、急いでいるので次に行きます。  市議会議員の一般選挙において、選挙公報に特定候補者を誹謗中傷、事実と異なる内容が掲載されておりましたが、参議院選挙においても同様な取り扱いが実施されますか。もし同じようなことがあった場合、参議院選挙でも石岡市としては行うか、お伺いします。 81 ◯委員長関口忠男君) 総務部長・久保田君。 82 ◯総務部長久保田克己君) ご答弁申し上げます。その時点の各種法令、そういったものに従って対応させていただくことになろうかと思います。  以上でございます。 83 ◯委員長関口忠男君) 高野委員。 84 ◯委員(高野 要君) 言っていること、おかしいんじゃないですか。コンプライアンス、よく英語はわかりませんけど、法令遵守でしょう。その都度なんていう選挙はないですよ。あなた方はその都度でやっているんですか。毎回、あれですか、公職選挙法は変わるんですか。部長、おかしいんじゃないですか、言っていることが。こういった大事な職務にあるわけですから、そういうでたらめな答弁でなく、きちっと法令遵守ですよ。法令遵守してまいりますというのが本来の答弁じゃないですか。臨機応変ですか。どこの市町村に……、どこの国でもそうでしょうけど、臨機応変の選挙なんてないですよ。だからおかしいんです。だから、個人情報も外へ出すんですよ、平気で。本人は怒っています。  次に移ります。いろんなことを今、るる質問してきましたが、石岡市の場合……。ちょっと腰が痛いので手をついちゃいますので。いろんなことがございます。私が選挙管理委員会の委員さん全部会ってきました。お話を聞いてきました。誰も何も知りません。本来は、公報を発注する、ゲラをつくる、何をする、全て協議だと思うんですね。委員会をやっても、選挙公報の会議などは一度もしておりません。 85 ◯委員長関口忠男君) 高野委員に申し上げます。発言時間を超過しておりますので、簡潔にお願いいたします。 86 ◯委員(高野 要君) じゃあ、簡潔にお話しします。この選挙管理委員会と担当課である職員は、どちらが決定して物事を進めているのか。  以上で私の質問を終わります。答弁をよろしくお願いいたします。 87 ◯委員長関口忠男君) 総務部長・久保田君。 88 ◯総務部長久保田克己君) ご答弁申し上げます。選挙管理委員会が当然決定し、また、事務的に進められるものについては、書記が委員さん方と協議して進める、または、法令に基づいて事務を進める、そういった場合があろうかと思います。  以上でございます。             〔「ありがとうございました」と呼ぶ者あり〕 89 ◯委員長関口忠男君) 次の質疑者に移ります。  小松委員。 90 ◯委員(小松豊正君) おはようございます。日本共産党の小松豊正でございます。第1回定例会、3月議会における予算特別委員会の審査を議事録で読んで、それを踏まえて、令和元年度一般会計予算に対する総括審査を行いたいと思います。  私は、この審査を通じて、私自身は、今、石岡市が抱える非常に大きな問題、例えば地域医療体制の整備、公共交通網、中心市街地の活性化の問題、これから、あるいは今やろうとしている大型公共工事の問題、こういう問題について、果たして的確に予算として具体化されているのか、そういう点でさまざまな課題と問題意識を持つことに至りました。今日は時間の制約もありますので、そのうち幾つかについて総括審査をいたします。  第1は、上曽トンネル整備事業の問題なんですよね。これは、本年度予算には15億5,050万円が計上されております。さらに債務負担行為として、令和2年度から令和4年度に限定して、委託料として40億5,000万円が計上されております。合わせて56億50万円となるわけです。果たして今のこのような状況の中で、これだけの大型公共工事をやることが適切なのかどうかということについては、非常に慎重な判断が求められていると考えるわけです。  そこで、まずお聞きしたいのは、昨年度、2018年度から再開といいますか、始まった上曽トンネル整備事業が、令和7年度、2025年度の完成までにどれくらいのお金がかかるのか、改めてお伺いいたします。  この際、6月17日の予算特別委員会で、私が令和6年度の完成までという言葉を使いましたけれども、これは5月28日の全員協議会におきまして、完成時期は令和7年度と書いてありますので、そのように訂正させていただきたいと思います。  それでは、令和7年度完成までどれくらいのお金がかかるのか、この点は、委員会の審査で課長は全体像は答弁できませんでした。この辺はどのように考えているのか。非常にこれは大事なところなので、この際お聞きをいたします。 91 ◯委員長関口忠男君) 都市建設部長・菱沼君。 92 ◯都市建設部長(菱沼茂雄君) ご答弁申し上げます。最終的に全体事業費ですけれども、現在の概算で123億7,000万円と算出してございます。そのうち石岡市側の事業費は71億2,000万円でございます。内訳といたしましては、国庫交付金が50%で35億6,000万円、残り50%のうち47.5%、33億8,200万円が合併特例債、残り2.5%、1億7,800万円となっております。なお、合併特例債のうち70%、23億6,740万円が交付税措置され、さらに、合併市町村幹線道路緊急整備支援事業としての県の補助も見込みまして、元金ベースでございますけれども、最終的な市の負担額は、現在の試算でございますと3億5,778万円となっております。この負担を見込んでございます。  なお、今回の概算の予算でございますけれども、県のほうから示されておりますトンネル工事の詳細設計が今回終了しまして、この全体事業の123億7,000万円という金額が提示されました。今後、トンネルの設備工事等がまだ詳細設計も組んでございませんので、それと合わせまして、今回のトンネル工事、取り付け道からトンネルの掘削までというか、その関係の工事費を詳細設計を組んだということで、そのほか、今後、積算に基づきまして、若干数字の増減はあろうかと考えているところです。  以上でございます。 93 ◯委員長関口忠男君) 小松委員。 94 ◯委員(小松豊正君) これを聞いておりますのは、私が上曽トンネルの整備費用というふうに初めて認識したのは110億円と。110億円でやっているんだということを聞いておったんですけれども、先ほど部長が答弁されましたように、県も含めて、詳細設計をしたらば123億7,000万円になったと。110億から考えますと、13億7,000万円増えたわけです。  それで、大型公共工事の場合、私が関係している霞台の広域ごみ処理施設もそうですけれども、会議があって検討をするたびに、次々と額が上がっていくんですね。それで、いまだに幾らかかるのと、わからないと。200億円を超える。そういう非常に曖昧な数字なので、この際、123億7,000万円というふうに決めたと。しかし、トンネルが終わった後のその他の工事費は、詳細設計の金額はわからないと言うんですけれども、これは123億7,000万円で賄えると考えていいですね。これがまた、やるたびに上がったというのは困るんですよ。そのことを明確に、その見通しなどについてお答えください。 95 ◯委員長関口忠男君) 都市建設部長・菱沼君。 96 ◯都市建設部長(菱沼茂雄君) ご答弁申し上げます。先ほどもご答弁申し上げましたとおり、今回の全員協議会で私がご説明した内容につきましては、まだトンネル工事の詳細設計が済んだ段階で、県のほうから示された金額になってございます。今後、先ほど申し上げましたとおり、トンネルの設備工事等に関しましてはまだ概算の整備費でございますので、そのあたりの詳細設計、積算、トンネル工事のほうも積算がかかわってくるんですけれども、金額的には、まだこの123億7,000万円については概算でございますので、今後、社会情勢とか積算に応じて増減がある可能性はございますので、これで決定したわけではございません。  以上でございます。 97 ◯委員長関口忠男君) 小松委員。 98 ◯委員(小松豊正君) 結局答弁されましたように、123億7,000万円と言っていたけれども、わからないと。これは、先ほど言った経済情勢とかいろんなことで変わり得るということは、やはりさらにかかるということを認めた答弁だと受けとめるしかないんですよね。大変な……、これ、123億7,000万円も大変な額、石岡が71億2,000万円ですか、そういうものが工事に着手しつつあるといいますか、そういう段階で、そして、私は、次に質問したいんですけれども、123億7,000万円自体が動く可能性があるというふうに答弁されているわけなので、本当に今、全体的な石岡の財政状況などを考えてみた場合、こういう交通体制は、ないよりあったほうがいいというのは当たり前のことなんですけれども、問題は、今の経済情勢と市民の暮らし、財政的なものから見てどういう判断をすべきかということが、求められているんじゃないかと私は思うんですね。  そういう点で、もう一つの質問は、一体この交通量はどうなるのと。本当に市民の方が求めているのかと、トンネルは。私は、上曽のまちの交通網整備は必要だと思います。それからまた、上曽トンネルの脇を抜ける、回れるわけですから、そういうものは必要だと思うんですけれども、果たしてトンネルを掘るというのは今どうなんだろうかということを、やっぱりよく考えてみなきゃならないと思うんです。  そういう点で、1つの指標ですけれども、3月議会の課長答弁で、交通量調査をやったことがあると。それは、しかし10年前の平成22年であって、1日1,772台、これをもとにやるしかないんだという答弁でございましたけれども、この1,772台がどうかという判断もあるんだけれども、なぜ今、この段階でやらないんですか。そんなに大変なことじゃないでしょう、この交通量調査をやるというのは。そして、やるならやるで、これだけの見通しがあるからやるんだということを、説得をもって公表すべきじゃないですか。そのことをやってもらいたい。そのことを求めるものですけれども、どうでしょうか。 99 ◯委員長関口忠男君) 都市建設部長・菱沼君。 100 ◯都市建設部長(菱沼茂雄君) ご答弁申し上げます。交通量の調査の件でございますけれども、委員ご指摘のとおり平成22年に実施しておりまして、そのときに交通量に関しましては……、ちょっと済みません、1日……。その後、平成25年度に、その22年度の交通量調査に基づきまして、平成42年度の推定交通量を算出してございます。その推定交通量につきましては1日6,100台を見込んでいるという状況でございます。また、上曽トンネルの整備により、県西地域から県南地域との間の連携強化や、交通の拡大が図れるため、栃木県、群馬県などの広域的な利用が増えてくると見込んでいるという状況でございます。  以上でございます。          〔「ちょっと確認いたしますけれども……」と呼ぶ者あり〕 101 ◯委員長関口忠男君) 小松委員に申し上げます。質疑は令和元年度予算に即して行われますようお願いいたします。  小松委員。 102 ◯委員(小松豊正君) 令和元年度の予算を見ますと、15億5,050万円のことに関連して、今、質問しているわけですけれども、平成22年度の交通量調査の1日1,772台をもとに計算すると、平成45年度は幾らになるかと計算したら、6,100台になるとお答えになりましたよね。これは、詳細な資料を要求します。こんなふうになるわけがないと思いますけど、そのことを1つ。  これは繰り返しませんけれども、私自身が6月13日に自分の目で、どれくらいあるものかを調べたわけですけれども、簡単に言うと、石岡方面におりてくるのが211台で、これは6月13日朝5時45分から午前8時までの2時間15分のことですけれども、のぼっていくのが143台で、合わせて354台でした。そういうことと1,772台を考えると、その5倍になるわけであって、当然、現時点においてはもっと少なくなっていると類推できると私は思うんですね。  ですから、この点は、やはり平成45年の6,100台というのを公表してもらいたいんです、市民に。それから、やはりぜひですね、現時点においてやるべきだと求めたいと思います。これ、やる意思はありませんか、こういうことは。 103 ◯委員長関口忠男君) 都市建設部長・菱沼君。 104 ◯都市建設部長(菱沼茂雄君) 答弁の繰り返しになりますけれども、先ほどもご答弁申し上げましたとおり、上曽トンネルの整備により、県西地区、県南地区との間の連携強化、あと広域的な交通網の整備等が考えられますので、交通量に関しては増幅するものと考えてございます。  以上でございます。 105 ◯委員長関口忠男君) 小松委員。 106 ◯委員(小松豊正君) 全く納得できないです。やるとは言いませんですね。そういうことなので、これは非常に説得力に欠けると、丁寧ではないというふうに私は考えるしかありません。  それで、あとは、この問題で私がもう一つ疑問なのは、本来は県道石岡筑西線という県道だったんですけれども、県道は上のほうの話で、トンネル執行のほうが市道で、市道としてやるところを合併特例債を使って有利にやって、できたらばこれはどうするんですか。市道としてやっていくの。県道として戻すわけでしょう、また。そういうことは、全く私は筋が通らないと思うんですよ。そのことを、私はそういうふうに思います。  この点で、市長はどのようにこの上曽トンネル、大局的に考えて今どうしてやらなければならないのか、大変なお金がかかる、市の財政状況、合併特例債を使うとしても。そういうふうに疑問を私はいろいろ聞くんですけれども、市長は大局的にどのように判断するのか、答弁をお願いいたします。 107 ◯委員長関口忠男君) 市長・今泉君。 108 ◯市長(今泉文彦君) お答え申し上げます。まず、県道を市道として整備するという部分でありますけれども、これは、県の制度にのっとりまして、合併市町村幹線道路緊急整備支援事業という制度がありまして、従来ですと、県道をトンネルを抜いていくというのは、大変時間がかかるわけであります。それが地元のニーズに即していないということで、時計の針を早目に回して、その際に市道として整備して、ニーズに応えて、完成させるという手法であります。  特に県西地区から県南地区へ行く通行ニーズというのは、大変高いものがございまして、それを含めて、県南、石岡を貫くトンネル、そういったものが今後の地域活性化に大いに寄与するものと期待しております。そういった実態にのっとって、上曽トンネルを推進していくということに、協議の上、県と桜川市、合意を得て、三位一体で進めてまいるということであります。財政的にも大変厳しい状況でありますけれども、そういった中でシミュレーションを行いながら、厳しい中でも安全な範囲でこれを進めていくということで、決断に踏み切ったわけであります。  以上です。 109 ◯委員長関口忠男君) 小松委員。 110 ◯委員(小松豊正君) 私はその判断に同意はできません。それで、普通考えてみても、県西地区のそもそもの発端は、私が地元の方から聞くと、石材業をやっている方がいらっしゃって、それで、石材、重いものを鹿島港で岩石、もともとの石を持ってきて、運んで、加工して、また売るということで、そういうことからも非常に強かったというんですけれども、現在その石材業がどうなっているかと見た場合、非常にこれは当時とは違っています。それから、朝日トンネルの研究学園都市と石岡との関係から見ても、そういう要素は、トンネルができたから増えるというふうには考えにくいということで、やっぱり私はその判断に賛成することはできません。  それで、それとの関係で、ちょっと私も不勉強なんですけれども、実質公債費比率というのを説明されましたよね。実質公債費比率は、自治体として新たに借金するとか事業をする場合に、法律的に一定の高さになると歯どめがされるわけですね。この指標は、実際、実質公債費比率は今9.4、令和元年度は9.5と少し上がったんですけれども、これが令和でいきますと、そういう上曽トンネル工事も令和7年まで続くわけですから、そのときに14.7まで上がっていくと。この時期の一定のところまでは霞台のやつもあるということで、大型公共工事で石岡のような、市税を見ても、これが今98億から93億ですか、令和11年、どんどん減ると。そういう、ある意味では財政的にも困難な情勢が待ち構えていて、こういう中で病院の問題、公共交通網の問題、そういうことが待ったなしにかかってくるときにこういう問題があって、令和11年には実質公債費比率が14.5まで上がると。この辺のことについて、原因と、どういうふうにこれは評価されているのか、財務部長ですかね、ちょっとお答えいただきたいと思います。 111 ◯委員長関口忠男君) 財務部長・古内君。 112 ◯財務部長(古内勝人君) お答えいたします。財政推計での実質公債費比率でございますけれども、実質公債費比率につきましては、18%以上になりますと、今、協議制の起債の借り入れが、許可制、県の許可が必要となります。上曽トンネル等、現在見込まれる公共事業等を全て勘案しまして、令和11年度におきましては、実質公債費比率が14.6%となると見込んでございます。  以上でございます。 113 ◯委員長関口忠男君) 小松委員。 114 ◯委員(小松豊正君) それから、これに関連して、基金残高が、これは下に説明がありますけれども、財政調整基金、減債基金、その他いろいろ書いてあります基金の基金残高が、令和元年では94億ですよね。この中には財政調整基金が、30億円を超えるのが含まれております。この3分の1は財政調整基金で、市民の皆さんが納めた税金があるわけです。それが、そういう大型公共工事がいろいろやられていく中で、令和11年にはどういう計算かというと、18億5,000万までなくなっていくわけでしょう。石岡市と八郷が合併して、合併時の2.6倍にも膨れ上がった、いわゆる、言葉は悪いですけどため込んだといいますか、30億が減っていくと。どんどんこういうところに、いわゆる大型公共工事の中で少なくなっていくというね。  だから、私は、こういうのは非常に財政的にはまずいと思うんですよ。こういう財政調整基金30億というのはやはり市民のために還元すべきで、国保税の引き下げとか、そういうものにやるべきであって、そういうふうに皆さんから集めたやつをいつの間にか、そこに使わないで、トンネルとかそういうものは、全く必要ではないとは私は言わないけれども、今の時期に必要かどうかということを言っているわけですけれども、そういうことで使って全部チャラになると、なくなっていっちゃうと、これはやっぱり財政の運営の仕方としては非常にまずいと思うんですけど、いかがですか。 115 ◯委員長関口忠男君) 財務部長・古内君。 116 ◯財務部長(古内勝人君) お答えいたします。財政調整基金は、例年ご質問がございますけれども、国保税の不足分とかそういったものに使う財源ではございませんので、年度間の調整をするための財源でございますので、そこをご理解いただきたいと思います。 117 ◯委員長関口忠男君) 小松委員。 118 ◯委員(小松豊正君) 全く違うんですよ。だから、財政調整基金というのは何に使ってもいいというお金で、それだったらばそういうふうに使わないのがいいでしょう、こういうものに。そして、減らすなと言いたいんですよ、市民のものを。全くこれは間違っていますよ。そのことを申し上げたいと思います。  次に、予算の使い方に関して何点かお伺いいたします。 119 ◯委員長関口忠男君) 暫時休憩いたします。10分程度といたします。                   午前11時10分休憩             ──────────────────────                   午前11時24分再開 120 ◯委員長関口忠男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  小松委員。 121 ◯委員(小松豊正君) 次の質問に入る前に、今まで質問した中で、2点ほど確認したいことがあります。  先ほど都市建設部長が、上曽トンネルの交通量に関しまして、試算として平成45年、6,100台になるということを言われましたけれども、どういう計算式で……。まさか日本が超高度経済成長するわけでもないし、どういう根拠でこういうことが出たのか、資料を直ちにください。そのことを要求しますが、いかがですか。 122 ◯委員長関口忠男君) 都市建設部長・菱沼君。 123 ◯都市建設部長(菱沼茂雄君) ご答弁申し上げます。この交通量調査に関しましては、県のほうで実施しておりまして、その資料については県のほうで持っておりますし、交通量調査を実施したのが平成22年度実施でございますので、その資料があるかどうかに関しましては、ちょっとここでご答弁は差し控えさせていただきます。  以上でございます。 124 ◯委員長関口忠男君) 小松委員。 125 ◯委員(小松豊正君) 私、いろいろこの問題では聞いているんですけれども、その数字が出てきたのは初めてですよ、こういう場で。今までないんですから。説明も全くないと。初めて聞いて驚くわけですから。だから、県でつくった重要な資料がないわけがありませんので、必ず責任を持って私に届けてもらうようにお願いします。よろしいですか。 126 ◯委員長関口忠男君) 都市建設部長・菱沼君。 127 ◯都市建設部長(菱沼茂雄君) 何度もご答弁申し上げますけれども、県の資料でございますので、私のほうで届けるという確約はここではできませんので、ご理解願いたいと思います。  以上でございます。 128 ◯委員長関口忠男君) 小松委員。
    129 ◯委員(小松豊正君) これは、都市建設部長、手元にはあるんですか。あるからそういう確固とした答弁をしているわけでしょう。資料がなくて言っているのですか。 130 ◯委員長関口忠男君) 都市建設部長・菱沼君。 131 ◯都市建設部長(菱沼茂雄君) ご答弁申し上げます。これに関しましては、県のほうには確認はしてございます。手元にはございません。  以上でございます。 132 ◯委員長関口忠男君) 小松委員に申し上げます。質疑は令和元年度予算に即して行われますようお願い申し上げます。  小松委員。 133 ◯委員(小松豊正君) もう一つの点は、先ほど財務部長が実質公債費比率のことで、私の質問に対する答弁で、18%以上は県の許可が必要になると、それで、14.5だから大丈夫だという趣旨の答弁ですけれども、これは財務部長として、実質公債費比率が現在9.5から14.5に上がることについては、どういうふうに認識しているんですか。非常に自治体の財政としては危惧すべきことなのか、当たり前のことなのか、どういうふうに認識しているんですか。 134 ◯委員長関口忠男君) 財務部長・古内君。 135 ◯財務部長(古内勝人君) お答えいたします。18%まで行きますと、本当に厳しいものになると思います。ただ、今現在でもだんだん上がっていくということは想定されていますので、できるだけそれを抑えるようにやっていきたいとは考えております。  以上でございます。 136 ◯委員長関口忠男君) 小松委員。 137 ◯委員(小松豊正君) 当然そのように、これが上がらないように努めていくのが、担当部長の財政の総元締めとしての役割だと私も思いますので、そういう立場でお願いしたいと思います。  次ですけれども、予算の使い方に関連して、私は何点か、これはどうなんだろうかというのがありましたので、質問いたします。  (1)ですけれども、新庁舎グランドオープン記念イベント開催委託料600万円についてです。担当者の説明によりますと、会場設営料が400万円で、残りの200万円はイベントの中身で、まだ具体的に検討されていないということでした。開催時期も今のところ不明確だというわけです。私はそのときにも申し上げましたけれども、新庁舎は1月のオープンセレモニーを実施されましたし、そこに一定の市民も参加されて、石岡のおまつりなどの方も参加されて、我々も参加しました。それで、今年中といっても、もう大分経っていわゆるグランドオープンとなるわけであって、私は、こういうことを市民は要求していないし、こういう二番煎じというか、言葉はあれかもしれませんけれども、こういうのはやっぱり必要なのかなと思うんですね。甚だ疑問なんですけれども、こういう600万円ものお金があれば、非常に今、市民の皆さんの暮らしは大変ですから、お金の使い方を非常に厳しい目で見ていますので、こういうのはやめて、やはり別な、福祉とか何かのほうに使うというのが当たり前じゃないですか。これは私はやめるべきだと思います。市長、いかがでしょうか。 138 ◯委員長関口忠男君) 市長・今泉君。 139 ◯市長(今泉文彦君) 本庁舎グランドオープンについてのご答弁を申し上げたいと思います。この予算執行に当たっては、まず、本当に慎重に、内容もよく吟味して、あくまでも市民の記念催事としてこれが妥当であるかどうかというのを基本に置いて、進めてまいりたいと思っております。  その中で、本庁舎が建った経過を振り返ってみますと、まず、3.11の大震災で本庁舎が大破しまして、使用禁止となったわけでありますけれども、その中で、市民の検討組織を立ち上げまして、そして議会でも、それに呼応するかのように特別委員会をつくったと思います。さらに、行政内部で検討委員会をつくって、3つの組織が三者一体となって、この新しい新庁舎を検討してきたという経過があるかと思います。その中で新庁舎に求められたのは、防災の拠点としての機能、さらには市民の集うスペース、そういった部分があるかと思います。  いわばそういった市役所の完成は、多くの市民が待ち望んでいた部分でありますけれども、先ほど小松委員がおっしゃいますとおり、1月には式典として竣工式と開庁式というのをやっております。ですから、全くそれと同じものをやるということは許されることではないと思っております。どんなことを考えているかと申しますと、あくまでも市民の皆さんが望む、市民の手による市民参加、市民還元を基本として実施したいと考えております。これについては5月の庁議で意見交換会を行っておりまして、その中で各部署からたくさんの意見が出ております。そこにこれから市民の意見を加えて、まとめていきたいと思っておりますけれども、盛りだくさんの内容になってしまわないよう、全体を貫く1本のテーマをそこに置いて、新しい庁舎に集う市民の笑顔が輝くイベントとか、そういったわかりやすいテーマを決めて、グランドオープンの内容を設定していきたいと思っております。そして、この委託というのは、市民の手づくりのイベントを実現するための委託業務の費用であると位置付けて、実行していきたいと思っております。  重ねて申し上げますけれども、決して無駄にならないよう、同じものではなく、市民が本当に心から喜んで、自分たちが参加して市役所の完成を祝うという、そういう機会、これは70年に一度の記念イベントとして開催できればと思っております。慎重に進めてまいりたいということが基本であります。  以上です。 140 ◯委員長関口忠男君) 小松委員。 141 ◯委員(小松豊正君) 市長から考え方の答弁をいただきましたけれども、私にとって非常にいつも心に深くあるのは、東日本大震災で壊れてここが使えなくなって、大変な時期を過ごしてここに至ったことは、非常によかったと思うんですけれども、同時に、同じ東日本大震災で第1・第2保育所の関係者の方々ですよね、これは保育園だから年代が変わってきますけど、いまだにああいう石岡小学校の1つのところを借りて、保育のあるべき基準からも満足しないところで保育がやられているということが、非常に私はいつも心から離れないわけなんですね。そういうこととの関係も含めて、今度のグランドオープンのことについてはやっていただかないといけないものではないかなと、私は思っているわけであります。  次に、クライシス監理官報酬ということで235万6,000円が計上されておりまして、いろいろと議論されましたけれども、私も不法残土の問題では、いろいろ現場に行ったり、住民の意見を聞いたり、また担当者、生活環境部の方々がどんな状況、人員の中でどんなふうなことでやっているのかということをいろいろと見たり聞いたりしていく中では、その中で周辺の、ここでは小美玉とかつくばとか土浦とかというふうにこの間言われましたけれども、かなりのところで、名前は違うけれどもこういう方を置いて、不法な残土埋立て、やり得を許さないということでの一定の教訓があったと私は聞いているので、そういう立場でこれを私は受けとめるんだけど、どういうふうな実績や教訓、有効性があったのかについては、私も聞いたし、同僚委員も聞いたんだけど、あまり明確に言われていないですね。発言されていない。これはどうなんですか。その辺、私の共産党の同僚関係に聞いても、そういうところがやっているというようなことを聞いて、一定の効果があるという認識をしているんだけれども、これは公式的に担当部長のほうからちょっと答弁をお願いしたいと思うんですけど。 142 ◯委員長関口忠男君) 生活環境部長・齋藤君。 143 ◯生活環境部長(齋藤秀幸君) クライシス監理官を任用するまでの経緯につきましてご答弁させていただきます。所管といたしましては、全国や県内等におきまして、近年、悪質事業者等により不適正残土及び不法投棄等の事案が多発しております。その対応に困難を来たしている現状もありまして、その事案の中には凶悪な行為も見受けられ、強く警察OBの職員を配置する必要性を感じておりまして、その行為者等への指導の強化はもとより、警察署や各方面に配属されている他市の警察OBの方々との強いパイプによる連携をもちまして迅速な対応が図れるものと、今回の警察OBに限定して、任用をお願いしているところでございます。  以上でございます。 144 ◯委員長関口忠男君) 小松委員。 145 ◯委員(小松豊正君) もう少しよくわかるように、リアルな教訓等なんかは説明できないですか。 146 ◯委員長関口忠男君) 生活環境部長・齋藤君。 147 ◯生活環境部長(齋藤秀幸君) これまでも県南、県西地区におきまして、不適当な残土の埋立てが大規模かつ多数発生している状況の中で、県南、県西地区の市町村でもう既に警察OBの監視員等を設置しているところがございます。また、警察OBの監視員等が設置されております県南、県西の11市町村がございますが、その市町村の担当者と雇用している警察OBの方で、石岡市も含めまして、これまで連絡会というのを定期的に開催しておりまして、各市町村の情報交換、そういったものを開催して、協力関係を深めていたところでございます。  以上でございます。 148 ◯委員長関口忠男君) 小松委員。 149 ◯委員(小松豊正君) それでは、時間の関係もありますので、次の問題に移りたいと思います。  (仮称)石岡活性化商品券発行事業補助金1,375万円について、私は質問いたしました。そういう中で、これはさまざまな商品に使えるわけなので、プレミアム商品券というんですかね、だから、市民の方がいろいろ物を買ったりサービスを受けたり、そういうときの補助なんだということなんですけれども、実際、私どもの日常生活で考えると、電気製品を買うといえば、まちの小さいところへ行っても品数がないので、大型店舗に行かざるを得ないと。それから、安くておいしいものを買うのもスーパー、大型店のチェーンスーパー店に行くことが多いということなので、この1,375万円は結局はそういうところに吸い取られて、実際の町なかの商店とかそういうところには行かないんじゃないかといいますか、そういうふうなことになっていくんじゃないかというような趣旨の質問をいたしましたところ、いや、大型店舗と中小店舗の活用割合は1対1だという答弁がありました。  このことについて、どういう調査をしてこういうことになるのか、もう少し具体的に説明をお願いしたいと思っているわけです。 150 ◯委員長関口忠男君) 経済部長・越渡君。 151 ◯経済部長(越渡康弘君) お答え申し上げます。この具体的な調査方法でございますが、所管の委員会において課長からも答弁させていただきましたとおり、換金の金額ですね。換金といいますのは、具体的に消費者の方が商店で買い物をなされたものが、その商店から事業主体の商工会議所などに上がってきまして、その換金の実績を見た中で、大型店と中小規模の店が1対1の割合であったというふうな判断でございます。 152 ◯委員長関口忠男君) 小松委員。 153 ◯委員(小松豊正君) これは要するに、市民の方がいろいろ活用して、今言われたように商工会議所で換金するといいますか、そのときの割合がこうなったということであったということなんですけれども、だから、これをどういうふうに評価するかというふうになるわけなんですけれども、大型店舗といった場合はどういうことを基準にしていますか。基準は、中小とどういうふうに分けているんですか。 154 ◯委員長関口忠男君) 経済部長・越渡君。 155 ◯経済部長(越渡康弘君) お答え申し上げます。手元にデータ自体の資料がちょっとないのでございますが、通常、大型店舗と言われるものは、法的に規制がされております大型店舗法によるものというふうに判断をしてございます。  以上でございます。 156 ◯委員長関口忠男君) 小松委員。 157 ◯委員(小松豊正君) そういう1対1だということなんですけれども、私はこれを、どういう関連で聞いたかといいますと、部長も、そして担当課長も、いわゆる地域経済の活性化、つまり市内の中小業者、中小小売店の方々に商工会議所からの要望があって、こういう1,375万円の補助金を石岡市は予算化しましたよと、だから、これでいわゆる住宅リフォーム業者、こういう方も関係するので、住宅リフォーム助成制度の必要性というのは、この中にもある意味包含されるといいますか、恩恵を受けるという趣旨で言われたのかなと受けとめたんですけれども、これは全くそういう点では違うんですよね。  いわゆる住宅リフォーム助成制度というのは、改めて言うまでもなく、石岡市内で営業している住宅リフォーム業者、拠点も石岡市内にあるし、やっている方も長い間ベテランのそういう方がやっている。そこにぴたっと照準が合ってるわけですよね、住宅リフォーム助成制度というのは。それで、石岡市内に住んでいる市民がそういう業者にリフォームを頼んだ場合に、例えば10万円を限度に、または10%を限度に市が補助金を出して、そのことによって住宅リフォーム業者の仕事が増えるし、市民も住宅リフォームができて喜ぶと。そのお金が市内の商店を循環して、地域経済の活性化により大きな役割を果たすという、これはさまざまな経済学者も分析して、調査をして、非常にいい制度だということで、だからこそかすみがうら市でも土浦市でも小美玉でもやっているわけですね。  なぜこれをやらないのかなということで、私はそういう角度で質問しているので、これを、これがあるからいいんだとは全くならないということをよくわかってほしいんですよ、このことを。いかがですか。 158 ◯委員長関口忠男君) 経済部長・越渡君。 159 ◯経済部長(越渡康弘君) お答え申し上げます。委員ご指摘のとおり住宅リフォーム制度は全国的にも、私もちょっと今のデータ、詳細じゃないんですが、約600程度の自治体が実施されているのかなと捉えてございます。1,700自治体ぐらいかと思うんですが、その中で三十五、六%の実施率になっていたかと思います。そういった中で、私どもとしても、委員おっしゃるとおり大変有効な施策の1つというふうには捉えてございますが、経済部としましては、1つの業種にとらわれず、全体的な商業事業者、全体に波及するような経済効果を生み出すような施策としまして、ここ何年かの間は、こういった商品券事業というのを展開していければなと考えているところでございます。今後、その制度的なものにつきましては、引き続き調査研究をしてまいりたいと考えてございます。  以上でございます。 160 ◯委員長関口忠男君) 小松委員。 161 ◯委員(小松豊正君) ぜひ調査研究といいますか、今、部長が言われましたように全国的にもかなり多くのところでやっていて、周辺でもやっていて、茨城新聞とかいろんなところにも報道がされて、周辺でやっていてなぜ石岡でやらないのかなという、業者の人にそういう情報がみんな入ってくるんですね。そういう中で、業者の方も直接署名を集めて、市長にもお会いしてお願いして、なかなかこれが、いわゆるはっきりしないといいますか……。 162 ◯委員長関口忠男君) 小松委員に申し上げます、発言時間を超過しておりますので、簡潔にお願いします。 163 ◯委員(小松豊正君) はい。そういうことでございますので、ぜひ、鋭意検討してもらって、経済部でやるのがいいのか、あるいは都市建設部の1級建築士がいるところでやるのがいいのかどうかというのは、執行部の中で検討して、しかるべき方向をきちっと決めて、そして具体化されるようにお願いいたします。  以上です。 164 ◯委員長関口忠男君) 次の質疑者に移ります。  村上委員。 165 ◯委員(村上泰道君) 村上泰道でございます。私からは1点のみお尋ねをしたいと思います。さきの所管の委員会、また本日も同僚委員から触れられておりましたが、新庁舎グランドオープン記念について、1点だけ考え方をお尋ねしたいと思います。  こちらの内容につきましては、第1回定例会においても、私が直接こちらの内容についてお尋ねをいたしました。3月の予算委員会当時のやりとりでございますが、この内容については、10月の新庁舎の完成を記念して、市民の皆さんを中心としたお客さんを呼べるようなイベントを企画している、時期としては、石岡市民の日が10月1日に設定されておりますけれども、そのあたりの日程を絡めたイベントということで、確認をさせていただきました。  先般の所管の委員会において、まず、そもそものイベントの時期がずれ込むというような説明がありましたが、まず、その理由についてもう一度確認をしたいと思います。所管の委員会でも説明をいただいたんですが、ちょっと信じられないような内容だったので、もう一度、ずれ込む理由についてをお尋ねいたします。 166 ◯委員長関口忠男君) 財務部長・古内君。 167 ◯財務部長(古内勝人君) お答えいたします。グランドオープンがずれ込む理由ですけれども、10月には国体等もございまして、それに市全体で取り組まなければならないということですので、ちょっと10月1日には難しいのかなということでございます。  以上です。 168 ◯委員長関口忠男君) 村上委員。 169 ◯委員(村上泰道君) 国体の日程が設定されたのはいつですか。これは担当部長に、財務部長に聞いてもしようがないですが、3月の予算委員会のときに、このイベントを開催する時期はいつかを質問したときに、10月1日を絡めた設定をしているという答弁をいただきました。現在、それから3か月経ちましたけれども、開催できない理由が、国体が開催される時期でそこに全力投球するのでということですが、この3か月の間に一体何が起こったんですか。3月の時点で国体の開催時期は全く頭になく、これを市民の日のイベントとしてグランドオープンと重ねて実行するという思いが、この3か月で何かあったんですか。なぜそもそも日程の設定がずれた理由として国体というものが出てくるのかが、本当に信じられないんですが、本当にそうなんですか、これは。もう一度お伺いしたいと思います。 170 ◯委員長関口忠男君) 財務部長・古内君。 171 ◯財務部長(古内勝人君) お答えいたします。3月の時点ですけれども、担当課長のほうでちょっと説明不足だったと思います。その時点でも国体ということがわかっていましたので、そこはちょっと避けたいという思いで答弁したと思います。  以上でございます。 172 ◯委員長関口忠男君) 村上委員。 173 ◯委員(村上泰道君) 全く国体という単語は出てきていません。当時の回答を、今、議事録がありますので読み上げます。私が質問した内容は、市民の日が10月1日ということで、その日程を絡めたイベントということを計画していることで理解してよろしいでしょうかというふうに質問をいたしました。回答は、具体的に市民の日ということにつきましては、こちらをにらんだ上での期日の設定等はしてございます、具体的な内容についてはこれから検討していきますということで、答えに、国体があるので開催時期については検討している等は全く触れられていないんですが、それを説明不足という言葉で今部長はご答弁いただきましたが、それを今出すんですか。ちょっとまあ……。当時、それを言ってもらっていても、またいろいろ考えたんですが、それを今ご答弁されるということは、担当部長として、当時、担当課長が説明した内容が不足していたものを見過ごしたということに対して、部長はどういうふうに思われておりますか。              〔「議会をなめているよ」と呼ぶ者あり〕 174 ◯委員長関口忠男君) 財務部長・古内君。 175 ◯財務部長(古内勝人君) お答えいたします。大変申しわけございません。当時も国体ということは、多分考えていたんだと思います。               〔「推測で言うなよ」と呼ぶ者あり〕 176 ◯財務部長(古内勝人君) さらに10月につきましては、ほかのイベント等もございますので、その辺も考慮しての答弁だったかと思います。  以上でございます。 177 ◯委員長関口忠男君) 村上委員。 178 ◯委員(村上泰道君) たしかに答弁は、10月1日の市民の日に決定したというふうには言っておりません。それをにらんでということに対して質問したことに対して否定されておりませんし、国体も勘案している、また10月の秋のイベントも勘案していろいろ検討している等の答えもありませんでした。  私たち議会としては、出された資料に対して質問していて、いただいた説明に対して、さらに内容について確認をしてまいりました。説明がされないものに対して、私たちはどう、これ以上その内容について審査すればよろしいんでしょう。また、国体について考えられていた……。所管の委員会で質問を私、しております。部長は同席されていたかと思いますけれども、担当課長の言葉が足りなかったり、国体も当時検討されていて、時期についてまだ不明瞭であるということが庁内の中の統一見解であれば、担当課長の答弁が不足して、またそこが欠けていたということであれば、補足説明をするなり答弁をされるのが本来の姿ではないかなと思いますが、いかがですか。 179 ◯委員長関口忠男君) 財務部長・古内君。 180 ◯財務部長(古内勝人君) お答えいたします。大変、本当に申しわけございませんでした。私の説明も不足していたと考えます。  以上でございます。 181 ◯委員長関口忠男君) 村上委員。 182 ◯委員(村上泰道君) 全くこれまでの審査を、審査の過程も含めて、3月の第1回定例会も含めて、今回、同僚委員が所管でも説明の中で質問させていただいて、3月と現在の事情が違うということは全く触れた説明はされていないですね。今、私が聞いて初めて、申しわけございませんでしたというふうに部長はおっしゃっていただきましたけれども、前回と事情が違う、答弁が足りなかった、不足していたということを含めて、今回もし質問が出たのであれば、そこで説明されるべきだったんではないでしょうか。これについてもう一度部長のご見解をお願いします。 183 ◯委員長関口忠男君) 財務部長・古内君。 184 ◯財務部長(古内勝人君) お答えいたします。担当課長のほうからも説明はなかったと思います。また、私のほうでも、認識はしていましたけれども、そのような補足説明がなかったことにつきましては、大変申しわけございませんでした。 185 ◯委員長関口忠男君) 村上委員。 186 ◯委員(村上泰道君) では、これまでのやりとりを含めまして、副市長にちょっとお尋ねしたいんですが、こんな予算委員会のやり方でよろしいんですか。説明が足りなかったです……、聞かなかったら言わないでいいというような姿勢でよろしいんですか。私たちは、問題提起をしながら、質問しながら、内容がよりよくなるようにということで質問させて、提案させていただいていますけれども、執行部さんのほうで、いや、あれは説明が足りませんでしたとか、説明が不足していましたとか言っていただけないのは、私たちはどこで知ることができるんですか。それを今、この場で私が聞いたので初めて出てきましたけれども、先ほど市長がグランドオープンに対しての思いを述べられておりましたけれども、全く執行部さんのほうからは説明が触れられていません。いかが思いますか。 187 ◯委員長関口忠男君) 副市長・根本君。 188 ◯副市長(根本博文君) お答えをいたします。執行部の中でさまざま議論は進めてきたところでございますけれども、肝心の、そういう意味での議会の中での説明が不足であったということで、その点については大変申しわけないことだと思います。私のほうといたしましても、副市長としての職責上、部局横断的な調整をするのが1つの役割でございますので、私のほうからも、その点については申しわけなかったということで陳謝いたしたいと思います。以後こういうことがないように、気をつけたいと思います。  以上です。 189 ◯委員長関口忠男君) 村上委員。 190 ◯委員(村上泰道君) 段取りについては、日ごろの常任委員会も含めて、さまざまなミスがあるのは私も承知しておりますし、普段は私もあまりここまで言いませんけれども、大事な予算であるということ、そして、今回も質問等で触れられている、前回と詳細が変わってきた、こういったものを説明しないでいつ説明するのかなというのが、本当に疑問でしようがないんです。  それで、私自身は、この記念イベントの内容を完全否定をするつもりはなかったんですけれども、3月の時点で別に反対しておりませんでしたけれども、正直に申し上げまして、もう信用の問題なんですよね。市長を含めて、これから、先ほど市民が望む、市民による、市民参加、市民に還元するイベントということで市長にご答弁いただきましたけれども、じゃあ、これを認めたときに、いや、あのときはこうでしたけど、実は事情が変わったのでやっぱりこうなりましたとなりかねない。じゃあ、市長の言葉を100%信用していいのかということに、この3月から6月に関して、やっぱりこのイベントに関しての説明が変わった……、変わったわけではない、不足していたことについて全く触れられていないということに、私は大変不信感を持っております。  これから……、時期はまだ全くこれからですね、時期はこれから。市民の手づくりイベントをこれからつくります。でも、本来、手づくりイベントというのは、市民が主体になって市民が動き出したのを応援するというのが、順序じゃないのかなと。予算つくりました、じゃあ市民の方集まれって、それ、市民の手づくりイベントですかねというふうに私は思います。この間、部長、副市長からご答弁をいただきましたけれども、市長のお考え、ご見解をいただきたいと思います。 191 ◯委員長関口忠男君) 市長・今泉君。 192 ◯市長(今泉文彦君) 村上委員のご質問にお答えいたします。市民の手による手づくりのグランドオープンイベントということでありますけれども、5月の庁議の話にちょっと戻りますけれども、そのときには、これから先、これ、私が最後に言ったんですが、グランドオープンの日程が二転三転しないよう、改めてはっきりと設定することというのを申し上げて、庁議が終わったわけなんです。内部的にも、グランドオープンの日程が何回かずれてきたということがあって、これでは議会に対しても大変申しわけないことをしてしまうという思いがありまして、そういうことを述べたわけなんですけれども、今の時期から考えますと、市民による市民のためのイベントというのは、まだ可能だと思っています。呼びかけ方だと思いますし、これが新庁舎ができた経過も考えますと、そういうことは可能であると思っております。  しかし、今、村上委員が申されたとおり、相当慎重にやらないと大変無駄な出費となってしまうということも、注意しなくてはならないと思っております。議会の皆様のご意見をこれから伺いながら、アドバイスをいただきながら、この事業を進めてまいりたいと思っております。  以上です。 193 ◯委員長関口忠男君) 村上委員。 194 ◯委員(村上泰道君) グランドオープンの日程はずれないと思います。あくまでも記念事業の日程の話を今させていただいておりますが、この記念事業をグランドオープンが完成して、さらに同時期ではなくて時期がずれる。これから内容について詰める。それは本当にオープン記念イベントになるんでしょうかね。市民参加のイベントで、例えば市制何周年とか、本当に市民参加のイベントとか、市を挙げて盛り上げるイベントであれば、市長は今、いみじくもご自身でご答弁されましたが、慎重に進めていかなければならないということであれば、これ、数か月でぱぱっとつくってしまうようなイベントなんでしょうか。
     そして、グランド記念は、確かに記念ですから1つのきっかけかもしれませんけれども、この石岡の市役所ができ上がる背景は確かに3.11の震災がありましたけれども、市役所ができ上がって、きれいでよかったねと確かに市民の皆さんはおっしゃっていますけれども、これができたことが本当にそこまで、単独で、市民の日にも絡めない、オープン記念として単独で600万円もかける事業として、本当にこれからの考え方で間に合うのかどうかというのは、甚だ私は疑問に思っています。  3月当初の説明をいただいた内容、私は市民の日のイベントとオープンイベントを重ねた総合的な大きなイベントが行われるのかなというような期待はしておったんですが、今回の質問の中で全く想定されない説明をいただいた中で、私は大変心外というか、このイベントに対しての不信感というのを持ってしまいました。  これについては、いろいろおわびはいただきましたけれども、おわびをすれば何でもいいと……、ふだんいつもありますけれども、ということではないんじゃないかなというのが、私の感覚でございます。  詳細はそれぞれいただきましたので、私の質問は以上といたします。ありがとうございました。 195 ◯委員長関口忠男君) 暫時休憩いたします。午後1時30分から会議を開きます。                   午後 0時08分休憩             ──────────────────────                   午後 1時30分再開 196 ◯委員長関口忠男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  鈴木康仁委員。 197 ◯委員(鈴木康仁君) 鈴木康仁でございます。私のほうからは、1項目についてご質問させていただきます。先ほど来先輩委員さんの中から、同じようなことに関して質問がなされているかと思いますけれども、私も、新庁舎グランドオープン記念イベント開催委託料についてご質問させていただきます。  こちら、先ほど来先輩方がご意見等いたしておりましたが、それを受けて、ご答弁なさった市長のお気持ちに変わりはあるのかお伺いしたいと思います。 198 ◯委員長関口忠男君) 市長・今泉君。 199 ◯市長(今泉文彦君) グランドオープンのイベントに関してでありますけれども、3人の委員さんからご質問をいただきまして、さまざまな角度からご意見をいただきました。そのご意見を伺って感じたことは、市民とともにやっていくという部分において、一定の時間も必要ではないかということは感じました。それをどうするかということは、この後、慎重に考えていきたいと思いますけれども、ご意見をいただいた中で感じとった部分はそういったところであります。  以上です。 200 ◯委員長関口忠男君) 鈴木康仁委員。 201 ◯委員(鈴木康仁君) 先ほど来市長の答弁で、市民とともに、つまり市民と協働でということだと思うんですけれども、市民の意見を聞きながらというのであれば、私は、市民の意見の大半は、もう1月の仮のオープンセレモニーで用はなしているんじゃないか、自分たちが本当に苦労して納めた税金の使い方が、ある一定の人間の自己満足のために2回もセレモニーをやる、これが大半の意見なんじゃないかと思うんです。  そして、石岡市はわりと、イベントをやるときにすぐに委託料という項目で業者依頼が多いように、私はこの予算書を見て思っております。私は先日まで青年団体に所属しておりました。青年団体も同じようなまちのこと、まちの未来を考えて、いろんなイベントをやっております。しかし、そういった団体は予算がないんです。それでも、つくり上げるために切磋琢磨しておりますので、執行部の皆さんにも、予算があるからこれだけ振る、そういった考え方は改めてもらいたいと思いますし、市長の答弁の中にもありました、市民の笑顔が輝くと言っておりましたが、輝くためには今ある笑顔を守る、例えば防犯カメラとか地域の教育を充実させていくこととか、そういったもののほうが先なんじゃないかと思います。  どうしても再度グランドオープン記念イベントをやるというのであれば、もう少し地域のそういった青年団体や市民団体に丁寧に説明して、協力を願いながら、予算を少なく、より有効的なイベントを開催していただきたいと思います。  これで、私の質問は終わりにさせていただきます。ありがとうございます。 202 ◯委員長関口忠男君) 次の質疑者に移ります。  石橋委員。 203 ◯委員(石橋保卓君) 石橋です。3点ほどお伺いをしていきます。  まず最初に、今回も当初予算の再度の審査ということで、財政推計をお示しいただいています。3月に示された財政推計と、若干数字のほうが変動しているようですけれども、どういった要因があったのか、まずお伺いをいたします。 204 ◯委員長関口忠男君) 財務部長・古内君。 205 ◯財務部長(古内勝人君) お答えいたします。財政推計でございますけれども、第1回定例会にお示しした推計と比較しますと、上曽トンネルの整備事業費の増がございます。これにより投資的経費が増加しております。財源として、国県支出金、地方債が合わせて増加しております。また、公債費に対しての地方交付税も増えますので、これも増加すると見込んでございます。そのため実質公債費比率につきましては、交付税措置がありますので、ほぼ同率で推計すると見込んでおります。  また、基金でございますけれども、課題となった4事業に対する基金の繰り入れがなくなったことなどによりまして、令和11年度時点での基金残高は3億円ほど増加しております。  以上でございます。 206 ◯委員長関口忠男君) 石橋委員。 207 ◯委員(石橋保卓君) そうですね。私が言いたかったところもその基金の部分で、令和11年度においては多少、好転という言い方はおかしいんですけど、数字の変動があったのかなと思います。  3月の時点で予算を否決いたしまして、今般、改めて新しい予算が示されたわけであります。予算を否決したことに対しまして、ちょうど選挙の時期と重なったものですから、その中で、市民の皆様からいろいろご意見をお伺いいたしました。大多数の方は、丁寧にご説明をすれば、予算を否決したことに対して皆さん、理解を示していただけたわけですけれども、その中で若干何人かの方、あなた方が予算を否決したから私たちが迷惑をこうむったのよと言う方が何人かいらっしゃいました。でも、よくよく話を聞いてみますと、123億という暫定予算を組んだ中で、定例的、恒常的にこれまで支出をされていた部分については、きっちりと暫定予算の中で組まれていたわけです。そういった理由をもう一度改めて聞きますと、担当のほうで暫定予算に組み込むのを失念していたとか、予算はついていたけど執行日が、支払い日が遅れてしまって、市民の方に迷惑をかけてしまったとか、結局のところ、皆さん方のお考え一つであるのかなと思います。  ある方が市役所においでいただいて、道路の補修、側溝の補修をお願いしましたら、議会で予算を否決したから今は何もできませんと、そういう答えがあったそうです。  どうなんですか。そんな意識でよろしいんですか。確かに否決をしたのは議会のほうです。だけど、議会が否決をしたから仕事ができないというのは、単なる言いわけじゃないですか。何であえて市民にそういう言いわけをするんですか。なぜ予算が否決になったというところを理解しようとしないんですか。  この点はこれ以上言ってもしようがありませんけれども、改めてお伺いします。3月で予算が否決になりまして、今回、改めて令和元年度ということで新年度予算が編成されたわけですけれども、再編成をするに当たってどういうところに留意をされて、どういう方針で今回の予算編成に当たられたのか、お伺いをいたします。 208 ◯委員長関口忠男君) 財務部長・古内君。 209 ◯財務部長(古内勝人君) お答えいたします。今回、今定例会に提案いたしました予算の編成でございますけれども、基本的には第1回定例会の予算編成方針と同様で、魅力あるまちづくりと持続可能な財政運営の両立を目指すことを編成の目的として、その基本方針として3点打ち出しております。1点目としましては、みらい創造プランに基づく重点施策への積極的な予算配分と、2点目としましては、既存事業の見直しにより行政経営のための資源の選択と集中を図る、3点目としましては、新たな手法による自主財源の確保でございます。  ただし、令和元年度当初予算におきましては、第1回定例会に提案いたしました予算と基本的には変わっておりませんけれども、課題とされた4事業につきましては継続して検討するということで、今定例会に予算を計上させていただいております。  以上でございます。 210 ◯委員長関口忠男君) 石橋委員。 211 ◯委員(石橋保卓君) 今のお答えの中で、課題とされた4事業、継続して検討していくという部分で、4事業全て予算化されているんでしょうか。ちょっと私、そこら辺のところの理解が薄いんですけれども。 212 ◯委員長関口忠男君) 財務部長・古内君。 213 ◯財務部長(古内勝人君) お答えいたします。4事業につきましては、基本的に予算計上してございません。ただし、子どもの森につきましては、基本的なところから調査するということで、委託料を198万円ほど計上しております。 214 ◯委員長関口忠男君) 石橋委員。 215 ◯委員(石橋保卓君) 焦点が当たった4事業については、全て頭から否定しているわけではなく、もうちょっと慎重な政策決定といいますか、物事の運び方が必要だろうということでいろいろ問題になった部分かなと思いますので、その辺については、本当に必要な事業、必要な事業の執行の仕方という部分を真剣に検討していただいて、本当に必要な事業であれば、これからも具現化をしていく努力をされたらいいのではないかなと思います。  財政推計、4事業をある程度整理したということで、3月に示されました財政推計から見ますと、多少は好転した部分はあるのかなとは思いますけれども、そうはいいながらも、現時点での推計、改めて示された推計でも、先行きはそんなに、見通しは明るくないと、かなり厳しい内容かなと思います。そういった部分を踏まえながら、財政のほうでは今回の予算編成に当たられたんだと思いますけれども、その部分を今度、厳しい現状という部分を踏まえながら、次にお伺いをしていきたいと思います。  今日、これまで何人かの委員のほうから、新庁舎のグランドオープンについて質問が出ております。重複を避けながら私なりの視点で、しつこいようですけれどもお伺いをさせていただきたいと思うんですけれども、先ほど市長のほうから、市民参加、市民手づくりのイベントを計画していますよというお話がありました。所管の委員会の中では、そういうお話はなかったかなとは思うんですけれども、そうしますと、今回示されました委託料600万が、その内訳としてイベントの設営関係が400万、それからイベントの内容の部分で200万というようなお話でしたけれども、では、これから市民の参加、市民手づくりのイベントを図っていくという部分ですと、この600万の根拠というのはどこにあるのか、お伺いをいたします。 216 ◯委員長関口忠男君) 財務部長・古内君。 217 ◯財務部長(古内勝人君) お答えいたします。今のところですけれども、会場の設営等に400万ほどかかると見込んでございます。あと、イベントの運営経費に200万ということで、予算のほうを計上させていただいております。  以上でございます。 218 ◯委員長関口忠男君) 石橋委員。 219 ◯委員(石橋保卓君) その点は所管の質疑の中で理解はしたところであるんですけれども、先ほど市長が答弁されました、市民参加、手づくりという部分と、今ご説明をされました内容の整合性というのはどこにあるのか。市民にお願いをして手づくりでオープンイベントをやっていただきます。それでも600万かかるということですか。お伺いいたします。 220 ◯委員長関口忠男君) 財務部長・古内君。 221 ◯財務部長(古内勝人君) お答えいたします。今回600万円の予算をお願いしているところでございますけれども、今後、予算額につきまして、また内容、開催日につきまして、詳細にまた検討いたしまして、やっていきたいと考えております。  以上でございます。 222 ◯委員長関口忠男君) 石橋委員。 223 ◯委員(石橋保卓君) これ、部長に聞いても大変気の毒な話なんですけれども、これから詳細を決めていくと。それで予算を組めるんですか。そういう予算の編成方針なんですか。皆さん方のふだんのお仕事も、そういうふうなお考えに基づいた予算編成をなさっているのかどうか、改めてお伺いします。 224 ◯委員長関口忠男君) 財務部長・古内君。 225 ◯財務部長(古内勝人君) お答えいたします。予算編成に当たりましては、きちんと予算の見積もりをいただいて、それに基づいて査定等をしておるところでございます。今回のこのグランドオープンの委託料につきましては、いろいろ修正もあると思いますので、今後、ちょっと検討して実施していきたいと考えております。この予算よりは、額等も少なくなるのかなと考えております。  以上でございます。 226 ◯委員長関口忠男君) 石橋委員。 227 ◯委員(石橋保卓君) そういうお考えがあるのであれば、自ら修正をなさったらいかがですか。お伺いいたします。 228 ◯委員長関口忠男君) 財務部長・古内君。 229 ◯財務部長(古内勝人君) お答えいたします。ここですぐに修正ということもちょっとできませんので、検討したいと思います。 230 ◯委員長関口忠男君) 石橋委員。 231 ◯委員(石橋保卓君) 部長に続けて聞くのは本当に気の毒なんです。ですけれども、我々に示される予算というのはそういう内容でいいんですかということなんですよ。先ほど同僚委員の質問に対して、市長のほうから5月の庁議でというお話がありましたよね、このオープンイベントに関して。でも、その庁議でのお話が、これまで職員さん方からの答弁に反映されていない。本当に市民の手づくりの、開催時期を含めたオープン記念イベントに関して、市長からそういうお話があったのかどうか私はわかりませんけれども、市長はそういう説明をされました。でも、職員の皆さんからはそういう答弁は一切ありません。今回こういうふうな予算を提案していますけれども、その執行に当たってはこれこれしかじかで、こういうふうな方向で進めていく予定ですという説明が、初日の予算審査の中にでも出てきていれば、また違った話にはなっていたのかなと思うんですよ。  市長が先ほど思いつきでおっしゃられたのかどうか、市長の本当の思いを言われたのかどうか、私はわかりませんけれども、この部分についてはどうも、先ほどの同僚委員のお話じゃありませんけど、信用の問題になってくるのかなというふうに私はします。とても今の状況では、信用に値するものではないのかなという感じがするんですね。  具体的にまたお話をしますと、じゃあ、オープン記念イベントに、何ていうんですか、ご招待をするとか、来賓としてお招きをするとかと、そういう細かいところまでは全然詰まっていないという状況だということで理解をしてよろしいですか。 232 ◯委員長関口忠男君) 財務部長・古内君。 233 ◯財務部長(古内勝人君) お答えいたします。当初におきましてはある程度決めていて、予算要求したところでございますけれども、今後につきましては、その辺もあわせて再度、関係部署なりと協議しながら、調整してまいりたいと考えております。 234 ◯委員長関口忠男君) 石橋委員。 235 ◯委員(石橋保卓君) そうしますと、今回の予算の600万の根拠はどこにあるんだということになっちゃうんですよね。そこは幾ら詰めても、部長のほうでは答弁にお困りになるだけだと思いますので、部長のほうにはもう結構ですから。  市長のほうに再度お伺いをいたします。先ほど来、市長が繰り返し答弁なさっていた部分について、その市長のお考えを今後どういった形で……、担保できるようなものがあるのかどうか、本当に市民の皆さん方の手づくりで、市民参加のイベントが本当に開催可能なのかどうか。イベント会社のほうへ400万円の予算で委託をするという部分も含めて、本当の手づくりというイベントができるのか、やる気があるのか、もう一度市長のほうにお考えをお伺いいたします。 236 ◯委員長関口忠男君) 市長・今泉君。 237 ◯市長(今泉文彦君) 石橋委員にお答えいたします。グランドオープンに際しての市民の手づくりによるイベントですけれども、そのバックデータとなるものが若干ございます。それは、12月23日に新庁舎の内覧会を開催したときの市民アンケートですけれども、内覧会は1,200人以上見えました。そのとき、その半数を超えるアンケートが回収されたわけですけれども、その中でグランドオープンが大変楽しみだという意見がございました。さらにその中で、イベントを行ってくれることを期待しますということがあったり、あるいは、自らイベントを行って発表会などをしてみたいという要望もございました。多目的ホールで展示会や演奏会などもやってみたいということ、さらには、企画書で応募できる機会をつくっていただければ幸いです、そういった中ですてきなクラシックコンサートを開いて、市役所の完成をお祝いしたいというようなご意見もございました。  1,200人の方が見えた内覧会において、そういうやってみたいというご意見もあるわけでありまして、私はそういう意見を大切にしていきたいと思っております。市役所ができたということは、単に箱ができただけではなくて、待望の防災の拠点であったり、まちづくりの拠点であったり、1つのまちのシンボルができたということで、共通の市民の財産がそこにでき上がったということだと思います。それを市民みんなでお祝いするということは、本当に70年に一遍とか、そういう長いスパンにしか行われない貴重な機会だと思いますので、私はその市民の声を大切にして、実現させてあげたいなと思っております。  委託料というのは、先ほども申し上げましたけれども、そういった市民の念願の思いを実現させるために後押しする予算であって、決して1事業者に利益が行くという意味ではなく、実現させるための予算配分だと思っております。  以上です。 238 ◯委員長関口忠男君) 石橋委員。 239 ◯委員(石橋保卓君) 市長に今、思いをお聞きしたわけですけれども、アンケートというようなお話で、熱い思いを今、語られたわけですけど、それだけの資料、バックデータがあるのであれば、今回のオープン記念イベントの予算について、そういったところが一切触れられていないですよね。あたかも今日とってつけたような話に、私は聞こえるわけです。  それから、私は、イベント会社に利益とか何とかということは、一言も言っていませんからね。そういうところに400万を使う価値があるのかどうかというところが今日の論点ですから、1事業者の利益を私は責めているわけではありません。それは、自ら市長の市民手づくり、市民参加のというお言葉を受けての今日の議論になってきているわけですから、そこは勘違いをしないでください。誰も、1事業者の利益を非難しているわけでも何でもないですから。そういう論点のすり替えはやめていただきたいなと思います。  いずれにしろ、今の市長のお考えですと、設営にかかる400万についてはこのまま予算が執行されると、そのように今、私のほうでは理解をいたしたわけであります。  それでは、また次に移りたいと思います。先ほど財務部長のほうからも、子どもの森の整備推進事業として198万円が計上されているというお話がありました。まさにそこの部分でちょっとお伺いをしようかなと思うんですけれども、所管の委員会の中で、私の勘違いでしたらご指摘をいただきたいんですけれども、たしかご説明の中で、子どもの森の整備については、今後も検討しながら整備を図っていきたいと。ついては今度、整備調査の委託料の中で、これまでの議論を踏まえることなく、立地も含めてゼロベースで調査を図っていくんだというようなお話があったかと思うんですけれども、それに間違いがないかどうか、お伺いをいたします。 240 ◯委員長関口忠男君) 保健福祉部長・小倉君。 241 ◯保健福祉部長(小倉俊彦君) ご答弁申し上げます。ゼロベースで検討ということに間違いはないわけでございますけれども、こちらについては、ゼロと申しましても、統合保育所については建ててまいるという個別計画がございますので、そちらについてはまず建築の対象としているということでございます。そのほかに、複合施設も必要性の検討から入るということでございます。 242 ◯委員長関口忠男君) 石橋委員。 243 ◯委員(石橋保卓君) 子どもの森といいますか、名称はどうでも、産前産後のケアを含めた子育て支援センター、そういったものは必要ではないかなというのは、これまでの私のお願いでもありましたし、主張でもあったわけです。そこへ統合保育所という部分が絡んできて、その立地という部分で、3月の定例会、予算委員会の中で、いろいろ問題が浮かび上がってきた部分であったかなと思うんですけれども、そもそもは保育所の部分が、公営での設置がいいか悪いかというところから始まりまして、公営での設置の方向性がまず決まって、その建設場所を、現在、市が所有している市有地の5か所の中で検討していきますよということが方向付けされたわけです。それについては議会のほうも、それについての実施設計についても了というか、可としたわけで、予算も30年度でついていたわけですよね。  そういった経緯が進行している中で、突如として30年度の末に、子どもの森という構想が急に上がってきたわけですが、その政策決定の過程の部分で、大分議論が行われたのかなと私は理解はしていますけれども、今、部長の答弁の中ですと、保育所は併設をしていくのが前提ですよというようなお答えだったのかなと思うわけですけれども、では、立地の部分については、今後ゼロベースで市内の適地を検討していくというような内容でよろしいのかどうか、お伺いをいたします。 244 ◯委員長関口忠男君) 保健福祉部長・小倉君。 245 ◯保健福祉部長(小倉俊彦君) 場所の選定、立地の考え方でございますけれども、こちらにつきましては、やはり人が集まりやすい、もしくは保護者の方が子どもを預けに行きやすかったりする場所、そういうことを含めていたり、例えば市のグランドデザイン、まちづくりの点も考慮しまして、都市機能誘導区域の中の駅周辺ということで考えてはございます。 246 ◯委員長関口忠男君) 石橋委員。 247 ◯委員(石橋保卓君) 今の部長の考え方に対して、基本的には私も、そこに異論を挟む余地はないのかなとは思いますけれども、ただやはり、駅の周辺は確かに大事かもしれませんけれども、適地という部分を考えますと、あまり駅の西口、具体的な場所、そこにこだわり過ぎてしまいますと、先に進まなくなってしまう問題なのかなと。特に前回お示しをされた場所につきましては、商業地域です。やはりあそこには大きな……、大きなといいますか、地元で便利に使える商業施設が一番私は理想的ではないかなと考えるわけですけれども、そういったことも踏まえまして、今後、検討されていく、調査をされていくのかなと思います。  この198万円の調査費の内容については、これからもちょっと注視をしていきたいと思っていますので、慎重な事業の運び方、この部分を切にお願い申し上げたいと思います。  私の質問は以上で終わります。 248 ◯委員長関口忠男君) 次の質疑者に移ります。  徳増委員。 249 ◯委員(徳増千尋君) 徳増千尋でございます。職員の研修費とインバウンドについて、市長にお伺いしたいと思います。  20数年前に、日本代表としてわずか2人ぐらいしか選ばれない湖沼会議に、私どもの市長は選ばれたわけでございます。そのころはまだ職員でいらして、なぜ行かなかったのか私はすごく不思議に思いまして、どうして出席しないんですかとお聞きしたときに、仕事があるからっておっしゃったんですね。あのころは、職員の海外の研修が石岡市もございました。今は全くございません。予算というのは、市民にとってももちろん、していただきたいことが予算計上されることも大切なんですけれども、職員にとっても、夢のある部分があってもいいと思うんですね。これがあるから、じゃあ、一生懸命1年間仕事ができるという。  私は予算書を見ていまして、今回、小学生、中学生に対して英語の教育が特別にございますね。それも、英語圏でない方が講師となってくる学校もあるようでございます。そうであっても、とにかく外国語が耳に触れ、それと、外国の方にじかに触れるということで、いろんなことに、外国の文化に慣れてくるということは、非常に大切だと思っております。  では、その市民を牽引する職員がどうかというと、職員の研修、旧八郷町でもあったそうでございますが、全く石岡も八郷地域もございません。この牽引役をするのにどうしていくのか。一番困るのは、職員じゃないかと思うんですね。茨城空港がありますし、栃木県のほうに行く観光客を、わずか1日ではございますが、ここで1日逗留していただいて、石岡の文化、日本の文化を肌で感じていただきたい。そういう観光もあっていいのではないかなと思います。インバウンドで少しでも税収を上げていくという、ちりも積もれば山でございますので、インバウンドのことでも少しずつ税収が上がっていくためには、職員の研修が必要ではないかなと思っております。  これは、旧八郷は何が財源だったかはわかりませんけれども、旧石岡は、県の市長会の負担金から、一部から出ていたと思うんですね。私の2期目のときに、もうこれは中止されてしまいました。当時は、外国に行くことが何か悪いかのように新聞に書かれまして、県議会議員が研修に行ったことが発端で、市議会のほうも同じ時期に中止になりました。議会人はともかくとして、インバウンドを牽引するわけですから、職員の研修としてまた復活させていただきたいなと思う観点からの質問でございます。
     市長はご自分の経験から、職員の海外研修ですね。自分が外国に行ったときに、研修の前の……。研修って本当に大変だと思います。レポートを書いて、帰ってきてからもレポートを書かなければならないという……。行く人たちは、半分地獄かなと思うくらい大変だと思いますけれども、自治体から自治体に行くと、普通の旅行では見られないところ、そして入れないところ、もちろん説明もあります。何よりも、外国の方が見えたときの対処の仕方を覚えると思うんですね。ですから私は、行くことはすごく大切だと思っております。  この件につきまして、まだすぐに復活とはいかないとは思います、県のほうとの話し合いもあるでしょうから。このインバウンドと絡めまして、市長は職員の海外研修についてどのようにお考えか。予算書には何も載っておりません。私は、今泉市長に変わったときにすぐに……、市長になる寸前でしたよね、南米でしたかね。日本からたった1人か2人の中に選ばれて、一生懸命レポートを英語で書いて、向こうに行ったときのスピーチも英語だということで、私は市役所の中ではなくて、私が元勤めていたところから今泉市長のことをお聞きしたんですけれども、非常に残念でした。そのときに市長がもし、サンパウロかリオデジャネイロか、どちらかだと思うんですけど、行っていらっしゃれば、石岡の職員としての株が上がったんじゃないかなと思うんですね。それは過去のことでございますので、市長もそういう経験がおありですから、自分の部下である職員に対してどう思っていらっしゃるか、この海外研修に対してどう思っていらっしゃるか、ご答弁願いたいと思います。 250 ◯委員長関口忠男君) 市長・今泉君。 251 ◯市長(今泉文彦君) 職員研修とインバウンドの関係でありますけれども、まず、インバウンドについて触れたいと思います。かつて観光庁長官のお話を聞いたことがあるんですが、この先10年、20年の間に、インバウンドの来訪客は約15%増えていくというざっくりとしたお話ですけれども、そういった中で、我が茨城空港においても同じように増えていく。国内の旅行者は、頭打ちで横ばいであるということ。その外国から来る人たちの45%が、アジア圏である中国、韓国、台湾、そういったところであるということで、その人たちの来訪をキャッチしていかないと、もう本当によそに持っていかれてしまうということだそうです。  茨城空港を具体的に言いますと、日光ですとか東京ディズニーランドですとか東京都内であるとか、そういうふうに行ってしまう。そばにフラワーパークとか幾つもの観光地があるのにもったいないのではないかということを、そのときの長官に言われたんですけれども、インバウンドについての知識はそういったところです。15%ぐらい今から増えていくので、それをぜひキャッチしてほしいという。  職員研修ですけれども、きこりとおのの関係があると思っています。きこりは山の木を切って、1日中働いて、ところが、休んでおのの刃を研がないと効率は落ちます。木を切ってばかりいては効率が落ちますので、歯を研ぐ時間を2割とか、そういう時間をつくります。それで効率が倍上がります。  研修についても、視野を広くするために、海外を見ていろいろな事例を知るということは大事だと思います。今、石岡市ではりんりんタウン構想というのをつくりましたけれども、これについてはヨーロッパのまちが大変参考になるかと思います。まち自体が車依存ではなくて、自転車とバランスよくすみ分けているというまちがたくさんあって、そういったところが参考になるかと思いますけれども、そればかりでなく、安全安心、それから、環境、まちづくり、いろんなところをとってみても、海外は参考になるところがあるのではないかなと思っております。  そういう意味で職員の研修はどしどし行ってもらいたいと思っておりますけれども、私自身のことですけれども、茨城県市長会でそういう海外旅行のメニューがありまして、去年と今年、エントリーしたんですが、仕事が忙しくて行けないということでキャンセルしました。ぜひ職員の方には行ってもらいたいと思います。  以上です。 252 ◯委員長関口忠男君) 徳増委員。 253 ◯委員(徳増千尋君) 仕事が忙しくてキャンセルは2回目でございますので、仕事が忙しくても、副市長がいらっしゃるわけですから、何か月も行くわけではないので、ぜひとも行っていらして、肌で感じたことをまた職員に話すということも必要だと思います。ぜひとも市長自身もお出かけいただきたいし、それと、職員がエントリーするというその勇気が必要だと思うんですね。今まで、本当に外国語に堪能だった職員が親の介護でやめてしまったり、そういうこと……、家庭の事情というのがいろんなことで出てまいりますので、行かれるときに行かないと、できなくなります。  それと、今、日光や何かは、本当にきらびやかな見る観光でございますが、外国からの方で体験型の観光というのが大分話題に、一部ですけど、なっておりまして、畳の部屋に布団を敷いて寝るというような……。ですから、1泊だけでいいわけですからそういうことも考えて、茅葺民家に……、これはちょっと先の話になりますけれども、そういうところにお泊りいただいたり、それと、フラワーパークの前で木工をやっていらっしゃいます。あそこの木工は……。いろんな観光地に行くと絵だけ描いて、焼き物でも、もう一度焼いてもらって持って帰ってくるとか。あそこでは、木工のところでは漆をやっているんですね。でも本物の漆は、かせてしまってなかなか素人には無理です。今、合成漆というのがございまして、簡単に塗って、本物の漆と遜色ないものでございますので、そういう体験と記念品で持って帰ったりできると思いますので、もう少し、外国に行くと、いろんな自分のまちのPRの仕方を覚えてくると思うんですね。  ですから、ぜひともこれは若い方だけでなく、理解を得るために、次長、部長の方にも行っていただくように、年代を限定せずに、やりたい人に、やる気のある人に行っていただくというようなプログラムを、もう一度20数年ぶりに復活させていただけたらなと思っております。これは私の希望でございますので答弁は結構でございますが、二度と、三度とですね、仕事が忙しくて行かれないなどというようなことを市のトップが言わないように。それを言ってしまうと、職員は仕事が忙しくて行かれないということになってしまいますので、ぜひともその辺のところをよくお考えいただいて、職員を育てていただきとうございます。ぜひともよろしくお願いしたいと思います。  以上で私の質問を終わります。 254 ◯委員長関口忠男君) 次の質疑者に移ります。  岡野孝男委員。 255 ◯委員(岡野孝男君) 私は1点、上曽トンネル整備事業を推進する立場で質問をいたします。  上曽トンネル整備事業につきましては、平成12年に桜川真壁の庁舎で起工式が行われました。私の父も、取り付け道路の地権者でしたので、そこへ行ったわけでございます。起工式が行われて、実に20年近くが経ち、そして、ようやく本格的な工事が始まったということでございまして、非常に、上曽トンネルが現実化するということで、感無量な感じがいたしているところでございます。  上曽トンネルはご承知のように、県西からすると茨城空港の近道であると、あるいは物流の関係からすると鹿島港への近道でもあるということでありまして、現在、上曽峠を行き来する場合に、道がかなり狭い、それから天候に左右される、あるいは季節にも影響があるということで、よく通行止めになるわけです。大雨が降ると倒木があったり、あるいは土砂の流入が道を覆って通行止めになる。あるいは、冬は、雨が降ると気温によって凍結する、そして、雪がちょっとでも降ると、もう通行止めになるというような状況で、非常に通行していく者にとっては不便を来たしているという状況であります。それが開通をすれば、石岡市におきましても、観光に、あるいは物流の関係においても、かなり有利になると思っているところでございます。  この前、県のフラワーパークのリニューアルのことがございましたが、朝日トンネルと上曽トンネルが開通すれば、18億円かけてリニューアルするフラワーパークにつきましても、1.5倍の入場者数を見込んでいるということですが、それも容易にクリアできるんじゃないかと思っているところでございます。  そういう中で、悲願でもある上曽トンネルが完成するに当たりまして、先ほど事業費の試算がありましたが、総額123億7,000万の中で石岡市側が71億2,000万、半額が国の補助金で35億6,000万、残りが合併特例債、あるいは県の支出金等で賄われるということで、残金、市単独での支出は3億5,770万というような説明がありましたが、それでよろしいんでしょうか。 256 ◯委員長関口忠男君) 都市建設部長・菱沼君。 257 ◯都市建設部長(菱沼茂雄君) ご答弁申し上げます。委員お見込みのとおりでございます。  以上でございます。 258 ◯委員長関口忠男君) 岡野孝男委員。 259 ◯委員(岡野孝男君) 123億7,000万という金額は事業費としては大きいんですが、しかし、市の持ち出しということになればその3億5,770万で、桜川を考えれば、両方の市の単独の持ち出しは6億弱というようなことになるわけでして、それは少ない額ではありませんが、そう市に負担がかかるほどのものではないと私は思っているところでございます。123億7,000万という数字は大きいですが、市の持ち出しとしては、その事業のわりには少なくて済むというふうに私は解釈しているところでございます。  今回、15億5,050万が石岡市について予算化されました。この前も話しましたが、現在、30年度に発注されている取り付け道路関連の、あるいは交差点の道路が、今、工事をしているところでございます。9月29日が工期ということですが、取り付け道路も一部そこに含まれているということで、その先、この15億5,000万については工事が行われるということでありまして、工期が9月30日以降というふうになってくると思うんですけど、どういうような工期でこの事業が進められるのか、お尋ねいたします。 260 ◯委員長関口忠男君) 都市建設部長・菱沼君。 261 ◯都市建設部長(菱沼茂雄君) ご答弁申し上げます。委員ご指摘のとおり、県道からの今、取り付け道路をやってございます。9月30日が工期で、それ以降、まず、トンネル坑口までの取り付け工事を実施いたします。これにつきましては盛土工を含めて実施していくわけでございますけれども、その後、今年度の予算をしております取り付け道を含む本体工事の14億3,064万円について、トンネル坑の掘削工事を始めるという形になってきてございますので、基本的には、令和元年の部分で繰り越し事業といたしまして、平成2年度まで工事を進めていくというような予定でございます。  以上でございます。 262 ◯委員長関口忠男君) 岡野孝男委員。 263 ◯委員(岡野孝男君) この場所は、非常に田んぼ……、現在、水田ですよね。そういう中で道路をつくるわけですから、かなり遮断層といいますか、路盤工の中で遮断層とか、あるいは道路の構造上しっかり工事をしないと、やはり軟弱地盤なので工事そのものが大変かなと。土砂等を運搬していくのにかなりの荷重がかかるわけでして、その辺の工事について県に対してどういうような要望をしているのか、お尋ねします。 264 ◯委員長関口忠男君) 都市建設部長・菱沼君。 265 ◯都市建設部長(菱沼茂雄君) 水田等の軟弱地盤及び地下水対策についてご答弁申し上げます。県に確認しましたところ、このたびの水田及び軟弱地盤につきましては、県側でボーリング調査を実施しておりまして、その調査結果のデータに基づきまして、取り付け道路の沈下を引き起こす軟弱土の堆積が確認されておりませんという報告を受けております。また、地下水による液状化についても、液状化しにくい地盤であることを確認しておりますので、今のところ県のほうでは特別な対策を講じる予定はないということで、確認をとっております。  以上でございます。 266 ◯委員長関口忠男君) 岡野孝男委員。 267 ◯委員(岡野孝男君) そういう調査をした上でのことならば、それはそうなんでしょうけれども、完成した状況を見ると、朝日トンネルにしても畜産センターの道路にしても、かなり交通量が激しくなって、わだちができて、非常に道路が壊されているといいますか、当初の予定よりは早く道路が傷んでいるという状況になっているわけでございます。そういうことについて、上曽トンネルについてはどう考えているのか、お尋ねします。 268 ◯委員長関口忠男君) 都市建設部長・菱沼君。 269 ◯都市建設部長(菱沼茂雄君) ご答弁申し上げます。まず、道路の路盤構成を説明させていただきたいと思うんですけれども、今年度、トンネル本体工事の詳細設計に基づき修正設計をした結果、路床入れ替えにつきまして75センチで、下層、上層路盤とも15センチの上に基層5センチ及び表層5センチの2層構造で、合計115センチの路盤構成で整備を進めていくという考えで、県のほうは進めていくということでございます。委員ご指摘の点に関しましては、今までの道路状況、朝日トンネル等を参考にしながら、県のほうについては再度確認をとって、協議を進めていきたいとは考えております。  以上でございます。 270 ◯委員長関口忠男君) 岡野孝男委員。 271 ◯委員(岡野孝男君) もう一つは、あそこ、既存の道路は非常に狭いと、狭隘だと、県道であっても狭いところがありまして、工事が始まれば工事車両が行き来すると。そういう中で、子どもたちの通学路でもあるということで、安全な面で非常に……。上曽トンネルができるのはいいんですが、完成するまでの安全面について、道路の関係の安全走行等について、十分に気をつけていただかないと、途中で犠牲者が出るようなことがあってはまずいので、その辺の配慮についてどう考えているか、お尋ねいたします。 272 ◯委員長関口忠男君) 都市建設部長・菱沼君。 273 ◯都市建設部長(菱沼茂雄君) ご答弁申し上げます。今後、県と十分に協議をしていきたいと思いますけれども、まず、通学路の場所を特定しまして、児童、子どもたちに十分な安全の配慮をしながら工事のほうを進めていきたいと考えております。  以上でございます。 274 ◯委員長関口忠男君) 岡野孝男委員。 275 ◯委員(岡野孝男君) 上曽トンネル整備事業が一日も早く完成することを、私は願っているところでございます。  最後に市長に、上曽トンネル整備事業についての考えといいますか、どういうふうにこの事業に取り組まれるのかお尋ねをいたします。 276 ◯委員長関口忠男君) 市長・今泉君。 277 ◯市長(今泉文彦君) 上曽トンネル事業でありますけれども、特に冬場、凍結ですとか閉鎖されます。閉鎖されない夏とかふだんのときでも、非常に狭隘で、危険箇所が多いと感じております。ですから、一刻も早くトンネルを整備していくということが望まれているのではないかなと思っております。石岡市としては、それを進めながらも、その周辺の道路ですね……。これは朝日トンネルがそうだったんですけれども、交通量が急激に増えまして、道路が傷む、あるいはちょっとしたトラブルがあると、幹線道路から脇道に入ってくるんですね。それがはき切れなくなって渋滞を起こすというような、副次的な渋滞が起こったりしますので、その道路だけではなくて周辺道路についても、総合的な見地から見ていかなくてはならないと思っております。いいことばかりではなくて、悪い部分もクリアしていくような考えで、対応していきたいと思います。  以上です。 278 ◯委員長関口忠男君) 岡野孝男委員。 279 ◯委員(岡野孝男君) 以上で私の質問を終了いたします。ありがとうございました。 280 ◯委員長関口忠男君) 以上で質疑を終結いたします。  これより、議案第71号・令和元年度石岡一般会計予算に対する討論を行います。  討論は挙手によりこれを許します。討論はございませんか。  小松委員。 281 ◯委員(小松豊正君) 日本共産党の小松豊正です。議案第71号・令和元年度石岡一般会計予算について、反対討論を行います。  第1に、財政調整基金が毎年ため込まれていますが、市民から集めた財政調整基金として有効に活用されていないことを指摘しなければなりません。平成29年度末現在の財政調整基金残高は30億3,657万9,000円となっています。合併時の平成17年度から約2.6倍に膨れ上がっています。財政調整基金残高の約4%、1億2,000万あれば、とりあえず国保税を1世帯1万円引き下げることができます。年金が下がる中で介護保険料は高止まりし、しかも多くの方々は年金から天引きされています。これでは生活費に回るお金が減って、生活が苦しくなる一方です。10月からの消費税10%が強行されれば、物を買う力も弱くなるので地域経済も冷え込むことになります。なぜ、このような市民が一番苦しんでいるところに、ため込んだ財政調整基金を使わないのでしょうか。このような予算に賛成することはできません。  第2に、石岡市の実情に合った地域経済の活性化対策が予算化されていないことです。住宅リフォーム助成制度のような、全国や県内で試され済みの地域経済を活性化させる具体的政策が盛り込まれておりません。事業費の2分の1になる社会資本整備総合交付金を含めて、1,200万円程度の住宅リフォーム助成制度は、石岡市でも確立することができます。ぜひ実現するよう求めるものです。地域経済の活性化対策が不十分な中で、商工費は6億1,288万4,000円で、構成比が1.8%で、前年度2.19%からもさらに下がっています。中心市街地活性化対策は大変大きな問題ですけれども、これが大変不十分だと思います。  第3に、その反面で、莫大な支出を伴う新たな大規模工事に踏み出す予算になっていることです。その1つは新広域ごみ処理施設工事費の負担金で、霞台厚生施設組合への負担金として20億4,465万3,000円と、前年度6億6,794万1,000円の3.06倍となっております。新広域ごみ処理施設建設を住民の十分な理解なしに、国、県の言いなりに強行しようとしていることは、認めることはできません。2つ目は、上曽トンネル工事再開のために15億5,050万円の予算化をしていることです。最近の経済情勢、交通情勢の変化を市として調査することなく、また関係住民の同意が不十分な中で、県道を市道に変更して合併特例債を使い、市が借金するなど、道理に合わないと言わなければなりません。  第4に、政府の言いなりに10月からの消費税10%増税を前提に、市の手数料、使用料などを値上げした予算になっていることです。  第5に、新庁舎グランドオープン記念イベントは、私は今やる必要がないと考えております。開催委託料600万円となっているわけです。一応竣工式、開庁式もやっておりますので、市立第1・第2保育所の新しい統合保育所がまだ見通しもない中で、これはやっぱり、私は市民の感情にも合わないのではないかと考えるものです。  第6に、懸案でありました2つの課題、高過ぎる東地区公民館の年614万4,000円、月51万2,000円の借地料及び住宅新築資金貸付金等元利残高が3億円以上も未回収であることは、問題です。  第7に、費用弁償と政務活動費交付金についてです。議員は毎月の報酬のほかに、会議に出席するたびに1回2,000円の費用弁償が支給されますが、市民の理解が得られるものではありません。全国的には費用弁償は廃止する方向に明確に進んでいます。直ちに廃止すべきです。また、政務活動費交付金は毎月1人の議員当たり1万2,500円で年間15万円、22人の議員で総額330万円の政務調査活動費交付金は、適切に減額すべきだと考えます。  以上で、委員各位の賛同をお願いいたしまして、議案第71号・令和元年度石岡一般会計予算についての反対討論といたします。 282 ◯委員長関口忠男君) ほかに討論はございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 283 ◯委員長関口忠男君) 討論なしと認め、以上で討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  議案第71号・令和元年度石岡一般会計予算を採決いたします。  本案は起立により採決いたします。  本案は原案可決すべきものと決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔賛成者起立〕 284 ◯委員長関口忠男君) 起立多数であります。よって、本案は原案可決すべきものと決しました。                 〔「委員長」と呼ぶ者あり〕 285 ◯委員長関口忠男君) 村上委員。 286 ◯委員(村上泰道君) 議案第71号・令和元年度石岡一般会計予算に対する附帯決議について提案がございます。委員長にお取り計らいをお願いいたします。 287 ◯委員長関口忠男君) 暫時休憩いたします。                   午後 2時43分休憩             ──────────────────────                   午後 2時44分再開 288 ◯委員長関口忠男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  村上委員。 289 ◯委員(村上泰道君) 議案第71号・令和元年度石岡一般会計予算に対する附帯決議(案)につきまして、原文を読み上げて説明とさせていただきます。  令和元年度石岡一般会計予算案は、前定例会の予算否決の結果を受けて、新たに提出された予算であります。前回の予算審査において、大きく4事業に係る問題を指摘し、執行部の政策判断を厳しく糾弾し、断腸の思いで当初予算を否決した次第でございます。  今回、予算審査の冒頭、年々厳しくなる財政状況が説明され、さらには、人口減少や高齢化が加速する中で、税収の減、社会保障費の増が見込まれ、限られた財源をいかに効率的、効果的に市民サービスやまちづくりに反映できるか、戦略的政策判断がまさに問われる状況にございます。そういう中にあって、今回、新庁舎建設に伴う事業として、新庁舎グランドオープン記念イベント開催委託料として600万円が計上されています。この財源は一般財源であり、市民の尊い税金でございます。  既に、新庁舎は平成31年1月4日に開庁式が行われ、その際、関係者によるテープカット、石岡囃子や獅子舞が披露され、関係者や市民、総勢約300名出席のもと、新庁舎のオープンを祝ったわけでございます。その際、約400万円がオープン関係に支出されております。  現在、新庁舎は開庁以来、日常業務が滞りなく遂行されており、今回、再度600万円もの税金を使ってグランドオープンの記念イベントを開催しなければならないのか、非常に疑問であります。財政状況を鑑み、決して容認できるものではございません。  市長は、1月4日の開庁式の挨拶において、自ら「市民に開かれた庁舎」、「市民に役立つ場所」と述べてございます。このグランドオープン記念に600万円もの税金を投入することは、果たして「市民の役に立つ場所」なのでございましょうか。市長の言動と今回の予算計上に、全く整合性がないと厳しく指摘するものでございます。今定例会の一般質問においても、喫緊の課題として、子育て支援、医療体制の確立、高齢者や移動制約者対策を望む声が多い中で、その課題解決と政策実現のために限られた財源を効果的に使うべきでございます。それが真の「市民の役に立つ場所」の実現であります。開庁以来1年近く経過した中で予定されるイベントの開催の予算執行は、市役所本来の業務とは関係なく、決して市民の理解を得られるものではないと思います。  よって、下記事項について、その対応を執行部に強く求めるものでございます。                       記  1、新庁舎グランドオープン記念イベント開催委託料600万円の執行を取りやめること。  以上でございます。 290 ◯委員長関口忠男君) ただいま村上委員より、議案第71号・令和元年度石岡一般会計予算に対し附帯決議の提案がございました。この提案についてご意見はございませんか。  小松委員。 291 ◯委員(小松豊正君) 小松豊正です。今、村上委員から附帯決議案が提案されましたけれども、新庁舎グランドオープン記念イベント開催委託料600万円の執行を取りやめろと。これは、結局予算の組み替え動議ということにしたほうが非常にわかりやすいと思うんだけれども、この意味は、一旦決めて、後でこれ、よしやってくれという意味なんですか、これは。提案者に質問いたします。 292 ◯委員長関口忠男君) 村上委員。 293 ◯委員(村上泰道君) あくまでも今回は附帯決議でございますので、予算案に附帯する意見として、こちらを執行部に提出するということでございます。 294 ◯委員長関口忠男君) 小松委員。
    295 ◯委員(小松豊正君) 村上委員の説明に、それはそれでわかりますけれども、そういうことでそういう意思があるならば、私の意見としては、附帯決議じゃなくて、これを削除する組み替え動議を出すべきだと思います。                     〔私語あり〕 296 ◯委員長関口忠男君) 小松委員、今、予算案は可決されたわけでありまして、それは、附帯決議がこの後、可決されれば、委員長のほうの報告もするということになっております。  以上です。  小松委員。 297 ◯委員(小松豊正君) そういう考え方は理解します。 298 ◯委員長関口忠男君) ほかにご意見はございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 299 ◯委員長関口忠男君) ないようですので、この際、本件について採決いたします。  本件は起立により採決いたします。  議案第71号・令和元年度石岡一般会計予算に対する附帯決議について、案文のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔賛成者起立〕 300 ◯委員長関口忠男君) 起立多数であります。よって、議案第71号・令和元年度石岡一般会計予算に対する附帯決議は、案文のとおり可決されました。  以上で、当委員会に付託されております案件の審査は全て終了したわけでありますが、これらに係る委員長報告については、委員長にご一任願いたいと思います。これにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 301 ◯委員長関口忠男君) ご異議なしと認め、さよう決しました。  以上で予算特別委員会を閉会いたします。  ご苦労さまでした。                   午後 2時54分閉会            ───────────────────────         石岡市議会委員会条例第60条の規定により署名する。              臨時委員長    鈴 木 行 雄              委 員 長    関 口 忠 男 Copyright (c) ISHIOKA CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved. ページの先頭へ...