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令和元年第2回定例会(第2日目) 議事日程・名簿 開催日:2019-06-10
令和元年第2回定例会(第2日目) 本文 開催日:2019-06-10

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  1. 石岡市議会 2019-06-10
    令和元年第2回定例会(第2日目) 本文 開催日:2019-06-10


    取得元: 石岡市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-06
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                 令和元年6月10日(月曜日)                   午前10時00分開議 ◯議長(池田正文君) おはようございます。ただいまの出席議員数は22名です。定足数に達しておりますので、これより前回に引き続き本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、議事日程表のとおりであります。  これより議事日程に入ります。            ───────────────────────  日程第1 一般質問 2 ◯議長(池田正文君) 日程第1、一般質問。これより市政一般に関する質問を行います。  初めに、9番・玉造由美君。                  〔9番・玉造由美君登壇〕 3 ◯9番(玉造由美君) おはようございます。9番、公明党の玉造由美でございます。通告に従いまして、3項目について一般質問させていただきます。  質問項目1、安心安全のまちづくりについてでございます。  昨今、さまざまな事故、事件の折に、防犯カメラやドライブレコーダーの画像などが、その決定的瞬間を捉えていたと報道がなされています。また、事件におきましても、防犯カメラやドライブレコーダーなどの証言、映像が重要な証拠になっているのが現状でございます。今や日本中のいたるところについているような状況でございます。そこでお伺いいたします。  1、防犯カメラの設置状況についてお伺いいたします。  1)主要道路交差点への設置状況と設置についてのお考えをお伺いいたします。  2)市営住宅、県営住宅などへの設置状況と設置についてのお考えをお伺いいたします。  3)町内会自治会などからの設置要望及び補助についてのお考えをお伺いいたします。  4)防犯カメラの設置場所には、防犯のためにも犯罪の抑止力にもなりますので、防犯カメラ作動中の表示をつけていただきたいと考えますが、表示についてのお考えをお伺いいたします。  5)事故・犯罪捜査などで警察への協力についてのお考えをお伺いいたします。  2、ドライブレコーダーの設置状況についてお伺いいたします。
     1)公用車につきましては、昨年もお伺いいたしましたが、確認のため、現在の設置状況をお伺いいたします。  2)ごみ収集車、青色防犯パトロール車乗り合いタクシー、観光巡回車、通学バスなどへの設置状況についてお伺いいたします。  3)ドライブレコーダー作動中との表示について、ステッカーで目立つようにつけて防犯に役立てていただきたいが、お考えをお伺いいたします。  4)ドライブレコーダー設置により事故・犯罪捜査などで警察への協力についてのお考えをお伺いいたします。  以上で、質問項目1の1回目の質問を終わります。 4 ◯議長(池田正文君) 生活環境部長・齋藤君。 5 ◯生活環境部長(齋藤秀幸君) 私からは、初めに防犯カメラ、1点目、主要道路交差点への設置状況につきましてご答弁申し上げます。現在、生活環境部では、市内に23台の防犯カメラを設置してございます。そのうち主要道路の交差点で申しますと、国道6号線市役所入り口交差点に1台、同じく6号線消防署前山王台交差点に1台、石岡1丁目地内石岡一高近くの歯科医付近十字路に1台、石岡駅東口丁字路に1台、国道355号線石岡運動公園入り口交差点に1台、石岡運動公園南側、整形外科医と外食チェーン店のある丁字路に1台、中心市街地府中2丁目地内まちかど情報センター前丁字路に1台、若松1丁目地内、通称柿岡街道若松歩道橋変則交差点に2台、八郷地区に行きまして、八郷総合支所北側スーパーマーケットの駐車場付近十字路に1台、小幡地内フルーツライン十字路に1台の合計11台でございます。  次に、3点目になります。町内会、自治会などからの設置要望及び補助につきましてご答弁申し上げます。町内からの要望に関しましては、平成29年度に若松町の区長さん及び各部長さんからの連名で、若松歩道橋への設置要望書を頂戴しまして、設置に至ってございます。また、本年5月には、三村八幡地区から、地域の防犯対策として設置要望をいただいたほか、市民懇談会を通じ、市民の方から直接いただいた要望もございます。  次に、補助制度を創設してほしいとのご要望につきましては、現在のところ直接いただいた例はございませんが、今後、各地区からの要望等があれば、関係部署と協議の上、検討させていただきたいと考えます。  次に4点目、防犯カメラ作動中の表示につきましてご答弁申し上げます。生活環境部で設置しております23台のカメラにつきましては、基本的に全て防犯カメラ購入時の附属シール「防犯カメラ作動中」との表示をしてございますが、目立つような表示ではございません。ただし、石岡駅の東口ロータリーと若松歩道橋の2か所につきましては、お気付きの方もいらっしゃると思いますが、石岡地区防犯協会から大きな横断幕をいただきましたので、設置場所近くに目立つようにしてございます。この横断幕につきましては、一定期間が経過した後、別のカメラ設置場所に移しまして、犯罪抑止効果のアップを図ってまいりたいと考えてございます。  次に5点目、防犯カメラに係る警察への協力につきましてご答弁申し上げます。生活環境部で設置している防犯カメラの画像データに関しましては、プライバシーに配慮し、要綱に基づき、法令等の規則に基づく場合や、人の生命、身体、健康または財産を保護するために必要な場合、または犯罪が発生した場合、または発生するおそれがあると認められる場合等に限り、第三者に閲覧提供ができるとされてございます。現在、私どもに警察署から照会がございますのは、事件の捜査に関しての照会で、要綱に合致するものとして捜査に協力しているところでございます。  続きまして、ドライブレコーダー、質問番号2番、2項目目、所管のごみ収集車及び青色防犯パトロール車におけるドライブレコーダーの設置状況につきましてご答弁申し上げます。生活環境部が所管する公用車につきましては、塵芥車が2台、トラック4台、軽トラック1台、青色防犯パトロール車1台の合計8台を所有してございます。そのうち軽トラック1台につきましては既にドライブレコーダーは設置されており、残り7台が未設置となってございます。  以上でございます。 6 ◯議長(池田正文君) 都市建設部長・菱沼君。 7 ◯都市建設部長(菱沼茂雄君) 私からは、1点目の2)市営住宅、県営住宅への防犯カメラの設置についてご答弁申し上げます。市内には、市営住宅15団地、県営住宅2団地の公営住宅がございますが、市営住宅、県営住宅とも、現在のところ防犯カメラは設置されてございません。市営住宅の防犯カメラにつきましては、犯罪行為の抑止力となるとともに、その事実関係の確認にも有効であると考えられますが、設置運用に要する費用の負担や、プライバシー保護の徹底などの課題もございます。今後、住居者からの要望等があった際には、各住宅の住居環境や住居者ニーズのほか、プライバシー保護などに配慮するとともに、関係部局との連携も図りながら、検討を進めてまいりたいと考えております。  なお、県営住宅につきましては、所管主体である茨城県の方針に基づき対応されるものと考えております。  続きまして、2点目の2)乗り合いタクシー、観光巡回車のドライブレコーダーの設置状況についてご答弁申し上げます。乗り合いタクシーにつきましては、市内全域で9台の車両が運行しておりますが、全車両にドライブレコーダーが設置されてございます。また、石岡市観光協会が運営主体となる観光巡回車1台につきましても、乗り合いタクシーと同じ車両を使用してございますので、同様にドライブレコーダーが設置されてございます。  続きまして、2点目3)の乗り合いタクシー、観光巡回車へのドライブレコーダー作動中の表示についてご答弁申し上げます。乗り合いタクシー及び観光巡回車におきましては、ドライブレコーダー作動中の表示はされてございません。また、当該車両は、民間事業者から車両を借り上げ、運行しているものでございます。そのため、今後の表示につきましては、事業者の考え方も伺った上で協議してまいりたいと考えております。  以上でございます。 8 ◯議長(池田正文君) 財務部長・古内君。 9 ◯財務部長(古内勝人君) 私からは、ドライブレコーダー設置に関する質問の1)公用車のドライブレコーダー設置状況と3)のドライブレコーダー作動中の表示及び4)の事故・犯罪捜査などへの警察への協力についてご答弁申し上げます。  まず、公用車のドライブレコーダーの設置状況でございますが、平成30年度末現在、消防本部を除く石岡市が所有しております車両は193台で、そのうちドライブレコーダーを設置している車両は53台、搭載率は27.4%でございます。  続きまして、ドライブレコーダー作動中の表示についてでございますけれども、現在、公用車にドライブレコーダーを搭載している旨のステッカー表示はしておりませんが、ステッカー表示をすることにより防犯効果も期待できることも考えられますので、実施に向け、検討してまいりたいと考えております。  続きまして、事故・犯罪捜査などへの警察への協力についてでございますけれども、石岡市では、平成30年7月に、石岡市公用車ドライブレコーダーの管理運用に関する要綱を策定しております。その中で、プライバシーに配慮する必要があることから、データは外部に提供できないこととなっておりますが、例外的に、法令の規定に基づく裁判所、捜査機関等からの照会に対し、市長が必要と認めた場合には提供できることになっております。  以上でございます。 10 ◯議長(池田正文君) 消防長・岡野君。 11 ◯消防長(岡野 勉君) 私、初めての答弁となりますが、どうぞよろしくお願いいたします。  消防本部からは、ドライブレコーダーの設置状況についての1)について、ご答弁を申し上げます。現在、消防本部所管の車両につきましては、消防団車両を含めまして71台を所有してございます。そのうちドライブレコーダー搭載車両につきましては9台、搭載率につきましては13%でございます。その中で、管内に配備されております5台の救急車につきましては、全て搭載してございます。  以上でございます。 12 ◯議長(池田正文君) 教育部長・豊崎君。 13 ◯教育部長(豊崎康弘君) ドライブレコーダーの2)の設置状況についてお答えいたします。通学バスへのドライブレコーダーの設置状況ですが、市内小中学校で通学しております教育バスは、小学校で6台、中学校で8台の合計14台でございます。全ての車両にドライブレコーダーを設置してございます。  そのドライブレコーダー設置の表示ですが、教育バス14台のうち5台の車両におきまして、表示をしてございます。  警察等の協力については、バスの運転業務を委託業者のほうへ依頼しておりますので、一般的には外部へ提供しないものと考えますが、裁判所や捜査機関の差し押さえや提出命令があった場合には、必要に応じて委託業者への協力を求めていくことになるものと考えております。  以上です。 14 ◯議長(池田正文君) 9番・玉造由美君。                  〔9番・玉造由美君登壇〕 15 ◯9番(玉造由美君) 続きまして、2回目の質問を行います。  1、防犯カメラの設置状況でございますが、主要交差点への設置につきましては、全部で23台、そのうち交差点には石岡地域9か所、八郷地域2か所ということで、まだまだ不足しているような状況であると思いますので、年次計画を立てて順次進めていただきたいと思いますが、そのお考えについてお伺いいたします。  防犯カメラ作動中の表示については、23台とも小さなシールがついているということでございましたが、小さいものではなく、目につくような大きさのシールを張っていただきたいと思います。  また、警察への協力につきましては、これまでの実績はどのようになっているかをお伺いいたします。  次に、2点目のドライブレコーダーの設置状況でございますが、公用車につきましてもまだ半分以下ということで、計画を立て、全ての車両に取り付けができますよう、よろしくお願いいたします。  また、ドライブレコーダーの設置状況につきましては、ついていない未設置の車につきましても、今後設置できますよう、よろしくお願いいたします。  また、ドライブレコーダー作動中の表示につきましては、ステッカーの大きさが、市民の皆様の目につくぐらいの大きなステッカーをつけて表示していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  また、ごみ集積所を回っているごみ収集車についての、委託事業ではあると思いますが、ドライブレコーダーの設置状況がわかれば、お伺いをいたします。  以上で2回目の質問を終わります。 16 ◯議長(池田正文君) 生活環境部長・齋藤君。 17 ◯生活環境部長(齋藤秀幸君) まず私からは、防犯カメラの設置の年次計画につきましてご答弁申し上げます。担当課といたしましては、一応、年次計画を策定して、毎年の防犯カメラの設置に対応してございますが、今後の防犯カメラの整備方針といたしまして、私どもといたしましては、まず小学校の周辺道路、そして、主要道路の交差点を優先するものと考え、石岡警察署など関係機関と連携し、順次整備を進めてまいりたいと考えております。  続きまして、防犯カメラの目立つ表示ということでございます。目立つ表示方法につきましては、先ほど答弁したとおり横断幕をいただいた経緯もございますので、防犯協会や石岡警察署などの関係機関にご意見を仰ぎながら、検討させていただきたいと思います。  続きまして、委託のごみ収集車のドライブレコーダーの設置状況でございますが、現在、設置状況については把握してございませんが、今後、委託業者の設置状況について調査したいと考えております。  以上でございます。 18 ◯議長(池田正文君) 財務部長・古内君。 19 ◯財務部長(古内勝人君) ドライブレコーダーの今後の設置についてでございますけれども、ドライブレコーダーを導入するメリットにつきましては、事故発生時における原因究明と責任の明確化、また安全運転への意識向上が期待できますので、公用車につきましては、平成23年度に、使用頻度が高い25台についてドライブレコーダーを搭載いたしました。また、平成29年度より、予算編成要領の中に、公用車を要求する際にはドライブレコーダーの設置費用を含め予算要求することと明記しておりますので、車両の更新時期に合わせ、順次搭載されるものと考えております。  以上でございます。 20 ◯議長(池田正文君) 生活環境部長・齋藤君。 21 ◯生活環境部長(齋藤秀幸君) 先ほど私の答弁に答弁漏れがございました。申しわけございませんでした。防犯カメラの画像データの警察への協力でございますが、昨年度が9件、今年度が5件ございます。  以上でございます。 22 ◯議長(池田正文君) 9番・玉造由美君。                  〔9番・玉造由美君登壇〕 23 ◯9番(玉造由美君) ご答弁ありがとうございました。  続きまして、次の、質問項目2の石岡市公共交通についてでございます。  1、乗り合いタクシーについてお伺いいたします。石岡市のデマンド型乗合いタウンメイトは、指定した場所まで迎えに来るので、歩くのが困難な方にも利用しやすく便利ですが、前もっての予約が必要でございます。しかし、石岡市民の大切な移動手段として、80代、70代、60代の方と運転免許証を返納された方などで、利用者は増加しています。そこで、お伺いいたします。  1)予約の電話がつながりにくいということで、そのやり方と理由についてお伺いいたします。  2)お断りが発生する理由についてお伺いいたします。  3)土日の運行についてのお考えをお伺いいたします。  4)75歳以上の高齢者に対しましてのタクシー料金補助についてのお考えをお伺いいたします。  以上で、質問項目2の1回目の質問を終わります。 24 ◯議長(池田正文君) 都市建設部長・菱沼君。 25 ◯都市建設部長(菱沼茂雄君) 乗り合いタクシーについてご答弁申し上げます。1点目の予約の電話がつながりにくい理由についてでございますが、電話が集中する曜日があることや、乗り合いタクシーを利用される方々の多くが高齢者の方であるため、1件の受付に要する時間が多くかかるなども要因ではないかと考えております。そのため、現在の予約受付につきましては、火曜日から金曜日は、予約担当のオペレーターは3名体制で受付を行っているところでございますが、予約の電話が多い月曜日はオペレーターを1名増員し、4名体制で予約受付を行っているところでございます。  また、電話のつながりにくさの解消につきましては、オペレーターの増員とあわせ、機器や電話回線などを増やす必要もございますので、費用対効果の面からも課題がございます。今後は、お話し中の音声案内の導入などの検討も含め、利用される方々の不満を少しでも解消できるよう、運営主体である社会福祉協議会と協議してまいりたいと考えております。  2点目の、お断りが発生する理由についてでございますが、平成27年10月に乗り合いタクシーの利便性の向上を図る目的で、乗り継ぎを廃止した経過がございます。1時間以内での運行に対し、長距離利用で車両が拘束されることが多くなり、結果として利用者の減少を助長するとともに、利用希望者へのお断りが発生する状況となっております。  3点目の、乗り合いタクシーの土日運行につきましてでございますが、乗り合いタクシーは、現在、土日・祝日、年末年始は運行を行っておりません。これは、乗り合いタクシーが、鉄道や路線バス、民間タクシーの運行を補完する公共交通機関であるため、休日運行することにより、路線バスや民間タクシーなどの交通事業者の営業を圧迫することになるためでございます。また、乗り合いタクシーの降車場のおよそ3割を占める医療機関の多くが、土日・祝日が休診となっている状況にございます。さらに、土日・祝日は、送迎ができる家族が在宅している機会が多いことなどから鑑みますと、土日・祝日に運行した場合の費用対効果に大きな課題がございます。土日・祝日の運行の要望につきましては、以上のようなことから検討の域を出ない状況にございます。  4点目の、75歳以上の高齢者に対してのタクシー料金の補助についてでございますが、本市の乗り合いタクシーは、民間タクシーなどと比較し、既に低料金サービスを行っていることから、乗車料金の補助についての検討はされてございません。しかしながら、庁内で、高齢者の安全な通行の確保と高齢運転者の交通事故及び交通手段移行時の高齢者の支援策検討に係る意見交換会が発足しており、高齢者の支援施策について、部局間横断に意見交換が行われております。その中で、議員ご提案の高齢者に対しての対策についても、議論しているところでございます。  以上でございます。 26 ◯議長(池田正文君) 9番・玉造由美君。                  〔9番・玉造由美君登壇〕 27 ◯9番(玉造由美君) ご答弁ありがとうございました。2回目の質問を行います。  1)のつながりにくい理由についての改善策につきましては、スタッフの増員を図るなど工夫を行っているということで、よろしくお願いいたします。  また、お断りが発生する理由につきましては、1時間で一巡するということでございますが、石岡地域を5台で、八郷地域を4台で回しているのか、また、ドライバーの休憩や午前、午後の体制など、勤務体制のほうはどのようなことになっているのかをお伺いいたします。 28 ◯議長(池田正文君) 都市建設部長・菱沼君。 29 ◯都市建設部長(菱沼茂雄君) まず、乗り合いタクシーの運行の台数でございますが、石岡地区が5台、八郷地区が4台となっております。  運行体制の状況につきましては、今、社会福祉協議会のほうに業務委託をしておりますので、そのところまで把握してございません。申しわけありません。  以上でございます。 30 ◯議長(池田正文君) 9番・玉造由美君。                  〔9番・玉造由美君登壇〕 31 ◯9番(玉造由美君) ご答弁ありがとうございました。また、私どもも、そういった細かいところではございますが、乗り合いタクシーにつきましての勤務体制ですとか、お断りが発生するということで、台数を増やすというようなことが考えられますが、その点につきまして、もう一度お考えをお伺いいたします。 32 ◯議長(池田正文君) 都市建設部長・菱沼君。 33 ◯都市建設部長(菱沼茂雄君) 台数の増等のご答弁でございますが、まず、今までの経過を見まして、乗り継ぎがあった場合は、平成26、27でお断り件数のほうが790件、平成27年が960件になってございます。乗り継ぎを廃止した平成27年10月以降でございますが、平成28年度が1,829件と、その後、増加傾向にあり、30年は3,002件となってございます。そのため、昨年度策定いたしました公共交通網形成計画等に基づき、今後、乗り合いタクシーの乗り継ぎ等の検討をしてまいりまして、より効率のいい乗り合いタクシーの効率化を図っていきたいと考えてございます。  以上でございます。 34 ◯議長(池田正文君) 9番・玉造由美君。                  〔9番・玉造由美君登壇〕 35 ◯9番(玉造由美君) ご答弁ありがとうございました。  次に、質問項目3の福祉行政についてでございますが、1、緊急通報システムについてお伺いいたします。概ね65歳以上の独居高齢者や、病弱な高齢者のみの世帯を対象として、要望に応じて設置しているものでございます。高齢化社会にあっての必需品でございますが、対象の市民の皆様が誰でも遠慮なく設置を希望して、ひとり住まいでも安心して生活できるように、本日、質問をさせていただきます。  1)設置数の推移についてお伺いいたします。  2)耐用年数についてお伺いいたします。  3)返却状況についてお伺いいたします。  2番、重度心身障がい児(医療的ケア児)の石岡市の現状についてお伺いいたします。  初めに、医療的ケア児とは、生命尊厳の思想と医療技術の発達により新生児の救命率が向上し、人工呼吸器、経管栄養、たんの吸引などの医療的ケアが日常的に必要になった子どもたちのことでございます。新生児の救命率が向上した反面、医療的ケアを必要とする子どもたちが増えていると報じられたのは2013年。2016年には、障害者総合支援法が改正され、医療的ケア児の文言が法律に明記されました。このことにより、医療的ケア児を支援することが自治体の努力義務になり、これまで法律上いなかった存在であった医療的ケア児とその家族に、支援の手が差し伸べられることになりました。2017年9月には、医療的ケア児を預かることに対しての国の補助金の加算が決定されたことで、医療的ケア児のデイサービスなどを行う施設が、数か所できているようでございます。  しかし、現在、医療的ケアの必要な子どもの数は、全国で1万8,000人を超えているとのことでございます。石岡市の障がい者基本計画の中に「医療的ケア児へのサービス」の文言が載っておりますので、お伺いいたします。  1)医療的ケア児の把握状況についてお伺いいたします。  2)受け入れ施設等の状況についてお伺いいたします。
     3)今後の対応についてお伺いいたします。  3番、障害者日常生活用具給付事業の人工喉頭に埋め込み型人工鼻を追加することについてのお考えをお伺いいたします。以前にもお伺いいたしました。その後の検討結果についてお伺いいたします。  4番、障がい者支援のための作品の展示についてのお考えをお伺いいたします。  以上で、質問項目3の1回目の質問を終わります。 36 ◯議長(池田正文君) 保健福祉部長・小倉君。 37 ◯保健福祉部長(小倉俊彦君) 緊急通報システムの設置台数からご答弁申し上げます。設置数の推移でございますが、新規で設置した件数は、平成28年度が60件、29年度が68件、30年度が61件となっております。また、平成30年度末の市内全体の設置件数は、553件となってございます。  2つ目の、耐用年数でございます。緊急通報装置本体の耐用年数は、現在、新規で設置している機械について、7年でございます。  次に、返却状況でございます。機械の返却については、施設への入居や、市外へ転出されたことによる事業対象者の要件を欠いた場合、また、対象者の方が亡くなられた場合など、利用者の要件を失った場合に返却いただいております。  次に、重度身体障がい者の医療的ケア児の把握状況でございますが、当市におきまして、身体障害者手帳1級所持者のうち、障がい福祉サービスの調査において状況を確認し把握している方は、6名ございます。内容につきましては、口から食事をとれない方が鼻などを通してチューブ状の管から直接胃に栄養を送る経管栄養の方が2名、常時酸素ボンベを携帯し酸素吸入をしている在宅酸素が3名、たん吸引器を使い、家族や医療従事者がたん吸引をする方が1名でございます。  次に、受け入れている施設でございますが、市内には医療的ケア児を受け入れている施設が3か所ございます。全て通所型の施設でございまして、サービスの提供内容は、放課後デイサービス、児童発達支援となっております。  続きまして、今後の対応でございますが、平成30年3月に第1期障がい児福祉計画を策定しております。今後増えていくと思われる医療的ケア児を地域全体で支えるために、コーディネーターの配置や保健、医療、障がい福祉、保育、教育等の関連機関が連携を図るための協議の場の設置を検討するなど、計画の推進に努めてまいります。  次に、(3)重度障害者日常生活用具給付事業に、埋め込み型人工鼻を追加することについてでございますが、こちらにつきましては、前回の定例会の一般質問での答弁以降、県内の状況を調査検討してまいりました。現在、県内では6市町村が給付対象用具として取り扱っております。こちらの要望も高まっていると感じているところでございます。今年度は、当市の日常生活用具の給付対象用具について見直しを図っているところでございますので、人工鼻を給付対象用具に追加できるかも含めまして、関係課と協議してまいりたいと考えております。  (4)障がい者支援のための作品展示についてご答弁申し上げます。障がい者の作品展示は、障がい者に対して理解を深めるよい機会になると思いますので、新庁舎に設置された多目的ホールや八郷総合支所において、12月の障がい者週間に合わせまして作品展示ができないか、関係団体であるとか関係施設と協議を実施したいと考えております。  以上でございます。 38 ◯議長(池田正文君) 9番・玉造由美君。                  〔9番・玉造由美君登壇〕 39 ◯9番(玉造由美君) ご答弁ありがとうございました。2回目の質問を行います。  1の緊急通報システムについてでございますが、返却状況についての返却数について、お伺いしたいと思います。現在のところは、対象者におきましては、要望があればそれにお応えできる状況であるということで理解してよろしいでしょうか、お伺いいたします。  3の障害者日常生活用具に人工鼻の追加につきましては、そのような喉頭の人工鼻の追加についても明記しておかなければ、病院側の対応ですとか、治療の方向性を決める際にも選択ができませんので、明記のほうをよろしくお願いしたいと思います。  また、4の障がい者支援のための作品の展示についてでございますが、12月の障がい者週間に展示できるように検討してまいりますということでございましたが、ぜひとも展示の実施をお願いしたいと思います。 40 ◯議長(池田正文君) 保健福祉部長・小倉君。 41 ◯保健福祉部長(小倉俊彦君) 初めに、返却状況でございますが、数といたしましては、平成28年度が21件、平成29年度は27件、平成30年度は26件の返却を行っていただいております。要望に応えられているかということでございますけれども、この返却後の機械につきましては、原則最新機種のものを再利用する形もとりまして、設置業者さんの動作確認を確認した上で再利用しておりますので、要望に応える体制をとっている状況でございます。  続いて、人工鼻につきましては、確かに手術と申しますか、そういうものが必要になってまいりますので、そういうことの選択肢が増えるように検討させていただきたいと思います。  それから、障がい者の作品展示につきましては、これまでも運動会とかの絵、ポスターなんかもつくっていただいている経過もございますので、施設とかとの協議を経まして、どういうものが展示できるかなどを含めまして、協議していきたいと考えております。  以上でございます。 42 ◯議長(池田正文君) 9番・玉造由美君。                  〔9番・玉造由美君登壇〕 43 ◯9番(玉造由美君) ご答弁ありがとうございました。3項目にわたって質問してまいりましたが、以上で私の一般質問を終わりにいたします。ありがとうございました。 44 ◯議長(池田正文君) 次の質問者に移ります。  14番・村上泰道君。                 〔14番・村上泰道君登壇〕 45 ◯14番(村上泰道君) 14番・村上泰道でございます。今期定例会におきましては3項目、質問通告いたしましたので、順次質問をさせていただきます。  まず、第1項目でございます。石岡市における公共交通のあり方についてということで、こちらは特に移動制約者に対する支援策についてお伺いしてまいります。  この移動制約者に対する支援についてでございますが、私が一番最初にこの問題を取り上げさせていただきましたのは、平成25年の第4回定例会でございました。内容といたしましては、高齢者世帯へのタクシー補助制度について提案をさせていただきましたが、それ以来、類似の問題であったり、また先輩、同僚議員から、この高齢者世帯や移動制約者に対する提言が続いてまいりました。また今期定例会におきましても、類似の問題が提言されております。この問題は、昨今、マスコミも含めて大変注目を浴びている制度でございますので、今期定例会においても前向きな答弁をいただいて、この石岡市における公共交通のあり方について、ぜひしっかりしたものを取り組んでいただきたいと思います。  では、内容につきましてでございますが、本年の第1回定例会におきましても、この免許返納者に対する支援制度ということで質問いたしましたけれども、当時の答弁、また先ほども部長にご答弁いただきましたが、高齢運転者の交通事故防止及び交通手段移行時の高齢者の支援策検討に係る意見交換会というものが立ちあがった。また、こちらの主導としては高齢福祉課を中心に、まちづくり協働課、道路建設課、都市計画課、健康増進課、また関係部局として石岡市の社協と警察署ということで、本当に部局をまたいでこの課題に対しての取り組みが始まったというところでございます。  この意見交換会について、現在まで、定例会で質問させていただきましたが、それからの活動状況について、まずは1回目、お伺いいたします。 46 ◯議長(池田正文君) 保健福祉部長・小倉君。 47 ◯保健福祉部長(小倉俊彦君) こちらの活動状況でございますけれども、まず初めに、第1回の会議につきましては、前回は平成31年2月27日に開催いたしまして、そちらの参加職員から、各課の取り組みなどについて意見・情報交換をしたところでございます。続いて、第2回の会議でございますけれども、こちらは今年の5月30日に開催いたしました。こちらについては、4月に東京都豊島区の路上で発生した高齢ドライバーによる痛ましい事故など、頻発する重大事故等もありまして、今後必要と思われる対策等について意見交換をいたしております。  以上でございます。 48 ◯議長(池田正文君) 14番・村上泰道君。                 〔14番・村上泰道君登壇〕 49 ◯14番(村上泰道君) ただいま、5月30日に第2回の意見交換会を実施されたということで、1回目は課題のお互いの情報の持ち合い、また2回目は、実際の課題検討ということでございましたが、そのときどういった議論がされたのか、ご紹介いただければと思います。 50 ◯議長(池田正文君) 保健福祉部長・小倉君。 51 ◯保健福祉部長(小倉俊彦君) そのときの議論でございますけれども、いわゆる団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となる2025年の当市の地域社会の姿であるとか、公共交通の現況などから、高齢になっても生きがいを持って生活していくための免許保有や、ご自身の身体機能の衰え把握と、運転操作に与える影響、認知症の疑いのある方の的確な把握と情報連携等について、石岡警察署交通課の方などからもご意見をいただきながら、それらに対するさまざまな対策を検討したところでございます。  以上でございます。 52 ◯議長(池田正文君) 14番・村上泰道君。                 〔14番・村上泰道君登壇〕 53 ◯14番(村上泰道君) ただいま、意見交換会で、まだ2回目ということで、どのような議論がされたかということでございますけれども、先日、石岡市公共交通網形成計画ということで配付されました。この中において、移動制約者に対する支援策の具体事例としまして、公共交通の利用促進の中に、他分野と連携した利用促進という項目がございます。特に福祉、交通安全分野と連携した利用促進策というところに、高齢者の運転免許証返納に対する公共交通機関利用の優遇制度の検討という項目がございます。こちらには具体策として、近隣自治体で取り組まれております小美玉市のタクシー料の助成や、かすみがうら市の路線バスの回数券の支給、また、笠間市におけるデマンドタクシーの回数券や、タクシー利用回数券、バス利用回数券等の助成の紹介がされてございます。  そもそも論でございますけれども、この石岡市においては、免許返納に対する支援制度が現在ございません。まず、この認識としてどのように捉えているのか。この利用促進、公共交通網形成計画の中にも、利用促進という分野から切り込んでありますけれども、市と連携した分野ということで、やはりこれ、多分野、多岐にわたる横断的な取り組みが必要ということで、意見交換会を設置したのは大変大きな一歩かなと思いますけれども、これこそスピード感を持って取り組んでいかなければいけないのではないかなと。また、本年度の予算を近隣自治体で見ますと、この制度をより拡充していこうという動きになっているように感じます。石岡市はそもそもまだスタートラインにすら立っていない中で、近隣自治体に、こういった安心安全、公共交通のあり方について、大変遅れをとっている部分ではないかなと思います。  現状の石岡市について、そもそも論でありますけれども、こちらのご見解をいただきたいと思います。これは、担当部長というより、やはり部局を横断しておりますので、せめて副市長にはご答弁いただきたいと思いますが、ご見解をいただきたいと思います。 54 ◯議長(池田正文君) 副市長・根本君。 55 ◯副市長(根本博文君) ご答弁いたします。先ほど議員のご指摘の中では、免許返納者への支援というのを特に重要視されておられるようなご質問でありましたけれども、この認識につきましては、議員ご指摘のとおりだと思っております。昨今、テレビ、ニュース等でも、高齢者の交通事故問題が取り沙汰されている中で、やはり免許の返納をした方の移動の手段をどうして確保していくかということは、大変重要な問題だと思っております。  まちづくりを考える上でも、大変、その移動制約者に対する支援のあり方というのは、重要なテーマになってくると思っておりまして、その点、当市におきましては、将来的な構想として、公共交通のあり方も含めて、コンパクトな都市構造への転換、その中で、健康で、生涯にわたり現役で暮らせる環境づくりということで、いわゆるコンパクトシティの考え方を推進していくということになってございます。また、車依存の日常生活を見直して、あわせて健康維持の一環として、自転車を活用したまちづくりを目指すために、昨年度、りんりんタウン構想というものを、県内自治体の中でいち早く策定したところでございます。  いずれもまだスタートラインに立ったというところでございまして、これらの実現に対しては一定の時間がかかるというところではございますが、高齢者はもとより、現にさまざまな理由で移動に不便を生じている方々がいらっしゃるということでございますので、先ほどの免許返納者への支援策も含めまして、今現在、複数の部局を横断的に意見交換会が行われておりますけれども、そういった中の意見も参考にしながら、部署横断的に検討を行うとともに、なるべく早く具体の対策実施ができるように、調整を進めてまいりたいと思っております。  以上です。 56 ◯議長(池田正文君) 14番・村上泰道君。                 〔14番・村上泰道君登壇〕 57 ◯14番(村上泰道君) ただいま副市長からなるべく早くということでございます。やはり免許返納のタイミングとしましては、更新時、次の更新どうしようかなとか、そういうタイミングでございます。やはり行政ですと、どうしても年度ごとの制度設計ということになりますと、タイミングは来春なのかなと心の中で思いながらも、これは本当に、早急に返したいんだけれども返せない。返せないというのは、物理的に返せないという意味ではなくて、返した後どうしようかなと。タクシーを使えばいいでしょうということになるのかもしれないですけれども、石岡市は広大な面積を有している中で、先ほどあったように、じゃあ、自転車でというような対応ができない地域の方々も、現状いらっしゃいます。少しでもそういった方々が社会とのつながりが切れることがないような、生活を守るではないですけれども、そういった制度設計に向けて、本当に早急な対応、この意見交換会の推進というのを、やはり部局横断の意見交換会でございますので、公室を含めて後押しをしていただきたいと思います。  また、公共交通網形成計画の中に、免許返納の目標値というか、これが具体的に触れられております。平成29年、2017年度の高齢者の免許返納数が151件ということで、2023年には318件に、こちらを目標値に掲げている。もう倍以上ですね。これの目標値を、具体的にこの計画で掲げております。対象人口が増えますので、自然増のように免許返納も増えていくかもしれませんけれども、返した後、安心した生活が得られるような制度設計というのは、やはり行政としての責任として、しっかりと持っていただきたいと思います。  また、繰り返しになりますけれども、免許返納に限らず、やはり移動制約者、そもそも免許を持っていない方は、若かろうが高齢になろうが、移動制約ということで公共交通に頼っているわけですけれども、この石岡市の公共交通のあり方というのは、やはり主要道路における公共交通、枝の部分であるデマンドタクシー、もっと枝葉の細かいところというのは、どうしてもこういった民間事業者と連携せざるを得ないのではないかなと考えておりますので、この公共交通のあり方、また移動制約者、特に免許返納者も含めたこの方々への制度設計というのを、本当に早急に……、先ほどご答弁いただきましたけれども、早急に制度設計に取り組んでいただきたいと、そのように思います。  これについては、今後も継続的に質問させていただきます。この意見交換会で積極的な意見、また制度が生まれることを期待しております。  以上で1項目目の質問を終わりにいたします。  続いて、第2項目に移ります。石岡運動公園について、お尋ねをいたします。  まず1点目、施設改善・拡充の要望についてお伺いいたします。この石岡運動公園でございますが、1990年、私がちょうど小学校6年生のときに体育館が竣工になりまして、もう築30年程度が経っておるわけですが、その間、陸上競技場の拡充等、各種競技の全国大会や、また、今年度は国体のメーン会場になるなど、地域、または県を含めた大きな会場として、石岡市に立地しております。また、地域の公園ということで、若い世代の方々の休日の遊び場や、また、市民ランナーの方への開放も含めて、大変地域に根付いた大きい公園として認知されているかと思います。  まず、1点目といたしまして、これが大分築年数も経っている中で、計画的に体育館の改修・改善などを行っておるかと思いますけれども、施設改善要望等について、どのようなものが今、部局に届いておるのか、まずは1点目、お尋ねをいたします。 58 ◯議長(池田正文君) 教育部長・豊崎君。 59 ◯教育部長(豊崎康弘君) 石岡市運動公園の施設改善等の要望についてご答弁申し上げます。石岡運動公園及び市長へのたより等に寄せられた施設整備の要望といたしましては、園内にある屋外トイレの洋式化や、老朽化した木製ベンチの整備などの要望がございます。屋外トイレは3か所ございますが、その洋式化につきましては、国体開催に間に合うよう整備を進めてまいります。また、陸上競技場のトイレにつきましても予算化を図り、整備を計画してまいりたいと考えております。  老朽化した木製ベンチは29基ほどございますが、修繕可能なベンチから早急に修繕を行い、修繕に予算が必要なベンチにつきましても予算化を図り、計画的に整備を進めてまいりたいと思っております。 60 ◯議長(池田正文君) 14番・村上泰道君。                 〔14番・村上泰道君登壇〕 61 ◯14番(村上泰道君) ありがとうございます。ただいま屋外トイレやベンチの改修について要望が出ているということでご答弁いただきましたけれども、それらについてはしっかりと実施していく中で、施設全体の要望として市民の方々から伺いました声がございますので、質問させていただきます。  運動公園におきまして、屋外施設の利用者、特にサッカー場や野球、または市民ランナーの方を含めた多目的広場を利用している方々のシャワー施設について、ご要望の声を聞きました。現在、運動公園の体育館の中にはシャワー施設がございますし、陸上競技場にもシャワー施設がございますけれども、やはり外で活動した方が気軽に使えるような、理想は屋外にシャワー室なんですけれども、やはり施設管理という面、また予算も大変だろうなと感じておりますし、そういった方々が安心して使える環境というのを拡充していくことが、利用促進や利用者目線の利用向上につながるのではないかと思います。  また、先ほど副市長からありましたけれども、石岡市がりんりんタウン構想を持っているということであれば、やはりそういった大きなサイクル拠点ではないですけれども、屋外の方、外から来た方が安心して使えるような屋外施設というもの、もしくはそういった施設にかわる機能を持たせる、そういった大きなスポットではないですけれども、そういったものができないかということで、こちらの件について部局のご見解をいただきたいと思います。 62 ◯議長(池田正文君) 教育部長・豊崎君。 63 ◯教育部長(豊崎康弘君) 屋外施設の利用者が使用できるシャワー設備や水場を設けての利用者の利便性向上についてご答弁申し上げます。現在、石岡運動公園には、体育館と陸上競技場に有料のシャワー設備がありますが、両施設とも、その施設の利用者のみが利用できる設備となっております。そのため、議員ご指摘の屋外利用者等が誰でも使えるシャワー整備につきましては、設置場所、安全性、予算の確保など、検討をする必要がございますので、既存のシャワー設備が利用できるよう、貸し出し基準、貸し出し方法など、運用面について検討してまいりたいと思っております。  以上です。 64 ◯議長(池田正文君) 14番・村上泰道君。                 〔14番・村上泰道君登壇〕 65 ◯14番(村上泰道君) ただいま部長から、貸し出し基準の運用の見直しも含めて検討ということで、やはり既存の施設の利用ということで、本当にアイデア次第で、要望に応えていくことができるということでございますので、ぜひ検討していただいて、安心して使える施設の拡充に向けて取り組んでいただければと思います。  また、もう1点の要望も含めて、要望と、また、石岡市立地適正化計画も昨日配付されたところでございますけれども、こちらの中に、都市機能誘導の観点から、中心拠点、地域拠点における拠点性の向上ということで、石岡の南台・東石岡周辺の求心力向上を図るということで、計画が挙げられております。さらに具体例として、この南台・東石岡周辺地域には、病院等の立地や若い世代が楽しめる空間の充実という記載がございます。この施策の事例としまして、四万十市の運動公園にスケートパークの設置がされましたというようなもの、また、川崎市の事例としましては、プレーパークなどの設置がされていますというような事例も掲載されております。  さらに、現状としまして、石岡運動公園においては、夜間も含めてスケートボードのプレーヤーさんたちが集まって、実際に、本来活動すべき場所ではないところで活動していたり、また、市内の各種公園で夜間活動していると、警察の指導を受けたりということで、プレーヤーが活動する場がないということで、ふだん、行き場に困っている現状もあると伺っています。  また、近年では、10年ほど……、10年前まではいかないですね。数年前に、つくば市のやはりこういったスケートボードのプレーヤーたちのプレーパークが、都市開発の問題もありますけれども、かなり地元住民の方との協議のもと、スケートパークが廃止されたというような事例があるそうですけれども、こういったある一定の層ではありますけれども、実際、活動されている方を、公の場できちんとこういったスケートパークを設置することにおいて、その活動を認める。また、そういった大会を誘致できるような運動公園のあり方を含めて、いろいろな競技の聖地ではありませんけれども、日ごろの活動ができるような拠点として、この石岡の若者世代や、そういったプレーヤーが集まる、人の集まる仕組みづくりの制度の設計に向けて、ぜひ取り組むべきではないかなと考えますが、このスケートパークの設置についてご見解を伺います。 66 ◯議長(池田正文君) 教育部長・豊崎君。 67 ◯教育部長(豊崎康弘君) スケートボードパークの設置についてご答弁申し上げます。石岡市では、本年3月に都市建設部で石岡市立地適正化計画を策定し、その中で、若い世代が楽しめる空間の充実に向けた公園の活用検討として、運動公園内にスケートボードやBMX等のストリートスポーツの機能導入検討や、若い世代や親子で楽しめる空間の充実に向けた公園の活用を目指すことが、計画に位置付けされております。  先ほど、スケートボードのスケートパークの例もありましたが、運動公園は近隣住宅地の中にございますので、特に夜間ですと、騒音という部分でも問題が出てくる可能性もございます。そういった面も含めまして、全体的に、今後、都市建設部と連携を図りながら、協議検討を進めてまいりたいと考えております。  以上です。 68 ◯議長(池田正文君) 14番・村上泰道君。                 〔14番・村上泰道君登壇〕 69 ◯14番(村上泰道君) 今回、運動公園でございましたので、ご答弁を教育部長からいただきましたけれども、今、部長からございましたように、立地適正化計画については都市建設部で所管している。運動公園の施設整備でございますが、やはり今、都市建設部との連携を図る必要があるということでございますので、都市建設部長におきましても、この計画を掲げてありますので、ぜひ前向きな検討をしていただきたいと思います。見解というよりも、この立地適正化計画を公に出したということが、もう都市建設部の意思であると感じておりますので、前向きに部局との連携を図っていただきたいと思います。  この運動公園のあり方ということで、2点目に移りますけれども、石岡市においては、この石岡運動公園、また柏原の体育施設や八郷総合運動公園など、大規模な運動施設を有しておりますけれども、それぞれ、やはり今申しましたように、石岡運動公園にしかない施設や柏原にしかない施設、八郷には特に武道場など、それぞれ特徴ある施設を持っておりますけれども、これらの役割分担をどのように考えられておるのか、それぞれ大きい施設がございますので、しっかりと今後の運用について方向性を持たせる必要性があるかと思いますけれども、この役割分担をどのように現時点でされておるのか、お尋ねをいたします。 70 ◯議長(池田正文君) 教育部長・豊崎君。 71 ◯教育部長(豊崎康弘君) 石岡運動公園、柏原体育施設、八郷総合運動公園の3施設の役割分担についてご答弁申し上げます。まず、石岡運動公園には、冷暖房完備の体育館や3種公認の陸上競技場があり、市内をはじめ、県内の大会やイベントなどが開催されております。また、柏原体育施設には、石岡の中心部にあり、屋外スポーツを中心とした施設で、ナイター照明付きの野球場、人工芝生のテニスコート、それから天然芝のサッカー場などがございます。そして、八郷運動公園には、議員もご指摘いただきましたが、武道館、弓道場、ターゲットバードゴルフ場や屋外プールなど、ほかにはない施設がございます。  この3施設は、石岡市を3分割した場所おのおのにあり、施設の役割を持ってそれぞれの地区の皆様にご利用をいただいております。今後は、石岡市スポーツ推進計画や石岡市スポーツ施設個別施設計画をもとに、特色も含め、施設全体のあり方を検討していきたいと思っております。  以上です。 72 ◯議長(池田正文君) 14番・村上泰道君。                 〔14番・村上泰道君登壇〕 73 ◯14番(村上泰道君) ありがとうございます。ただいま部長から、それぞれの施設における特徴についてご説明をいただきましたけれども、やはり石岡市の公共施設、再配置ではございませんけれども、これは類似施設の特色を生かして、資本の集中を図り、利用者に……、利用者目線ではありませんけれども、理想は全ての公園が充実することではありますけれども、限りある財源でございますので、資本の集中を図って、石岡運動公園であれば、この競技、このプレーヤーに向けた聖地である、八郷の総合運動公園であれば、この種目を中心に充実させていくような、施設の充実を図りながら、やはり限りある資源を有効に使うべきではないかなと思います。  この3施設の今後の改修計画も含めた整備計画をしっかりと立ち上げて、今後の3施設のあり方というのを、明確に方向性を打ち出す必要性があるのかなと考えておりますけれども、これは教育長のご見解をいただきたいと思います。 74 ◯議長(池田正文君) 教育長・櫻井君。 75 ◯教育長(櫻井 信君) ご答弁申し上げます。先ほど部長の答弁にもありましたけれども、3つの運動施設につきましては、それぞれの施設ごとに機能や特色を持っていると認識をしております。そういう状況の中で、スポーツ愛好家の皆様に広くご利用をいただいているのかなと思います。
     今後でありますけれども、昨年3月に作成をいたしました石岡市スポーツ推進計画の基本理念でもあります「だれもが いつでも どこでも いつまでも スポーツに親しめるまち いしおか」に基づきまして、3つの施設のそれぞれ置かれている施設の設置場所、あるいは地域の特性、そしてニーズ、それから、先ほど議員からご指摘をいただきました特色、そういったものを踏まえながら、具体の施設の整備計画を作成するなど、施設の充実と適正管理に努めてまいりたいと思っております。  以上でございます。 76 ◯議長(池田正文君) 14番・村上泰道君。                 〔14番・村上泰道君登壇〕 77 ◯14番(村上泰道君) ありがとうございます。教育長から具体的な計画を立てるということでご答弁いただきました。今後の石岡の、そういう意味では特色を出していく1つのスポーツの分野であろうかと思いますので、ぜひこの取り組みをしっかりと進めていただければと思います。  以上で第2項目の質問を終わりにいたします。 78 ◯議長(池田正文君) 暫時休憩いたします。10分程度といたします。                   午前11時16分休憩            ───────────────────────                   午前11時28分再開 79 ◯議長(池田正文君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  14番・村上泰道君。                 〔14番・村上泰道君登壇〕 80 ◯14番(村上泰道君) それでは、3項目目の質問に移りたいと思います。石岡市における予防接種事業について、お尋ねをいたしてまいります。  まず、現状の事業内容について、詳細に幾つかお伺いしてまいります。石岡市における予防接種事業、ホームページを見ますと多岐にございますけれども、現在、取り組まれております予防接種の種類について、まずは1回目、お尋ねをいたします。 81 ◯議長(池田正文君) 保健福祉部長・小倉君。 82 ◯保健福祉部長(小倉俊彦君) ご答弁申し上げます。まず、定期予防接種といたしまして、小児に対しましては、ヒブ、肺炎球菌、B型肝炎、4種混合、BCG、麻しん・風しん、水痘、日本脳炎など11種類、それから、高齢者につきましては、肺炎球菌とインフルエンザの2種類、また、当市で助成しております任意予防接種といたしまして、小児につきましては、ロタ、おたふく風邪、インフルエンザの3種類、高齢者につきましては、肺炎球菌の1種類となってございます。  以上でございます。 83 ◯議長(池田正文君) 14番・村上泰道君。                 〔14番・村上泰道君登壇〕 84 ◯14番(村上泰道君) 2)番の接種の種類ということで、今、部長から、定期接種、任意接種について種別ごとにご説明いただきましたので、2)番は省略をいたします。ただいま、定期接種と任意接種ということで、定期接種というのは国で定めて、あくまでも時期が来た場合、利用者負担なしで受けられる。任意であれば、利用者の判断でということでございますので、それぞれの状況については理解してございます。  3)番の接種状況について、ただいま説明いただいたように、もう15種類程度、接種状況がありますので、それぞれお伺いしますと、かなり詳細なデータになってしまうかと思いますので、特に今回は身近なインフルエンザについて、その受診の状況についてをお尋ねしたいと思います。これは、高齢者、小児、それぞれのインフルエンザの受診の状況についてをお尋ねしたいと思います。 85 ◯議長(池田正文君) 保健福祉部長・小倉君。 86 ◯保健福祉部長(小倉俊彦君) ご答弁申し上げます。平成30年度の高齢者インフルエンザ接種率につきましては56.8%、小児インフルエンザの接種率は60%でございました。また、ここ5年間の接種率につきましては、高齢者インフルエンザは55から63%、それから、小児インフルエンザについては58から65%で推移してございます。  以上でございます。 87 ◯議長(池田正文君) 14番・村上泰道君。                 〔14番・村上泰道君登壇〕 88 ◯14番(村上泰道君) ただいま、高齢者の受診が大体55から63、小児が58から65ということで近年推移しているということでご説明をいただきましたが、こちらの接種の告知手法などは、どのようにされておりますでしょうか。 89 ◯議長(池田正文君) 保健福祉部長・小倉君。 90 ◯保健福祉部長(小倉俊彦君) ご答弁申し上げます。告知方法、周知方法でございますけれども、インフルエンザ予防接種につきましては、65歳以上の高齢者及び1歳から中学3年生までに対しまして、毎年、流行前の9月末に、対象者への個人通知を行ってございます。また、市の広報紙やホームページへの記事の掲載、各種健診等での周知を行っております。  以上でございます。 91 ◯議長(池田正文君) 14番・村上泰道君。                 〔14番・村上泰道君登壇〕 92 ◯14番(村上泰道君) (1)番においては、現状、特にインフルエンザについて、予防接種事業の詳細をお尋ねいたしましたが、(2)番の今後の課題というところで、ちょっと1点、今回、子どもを持つ親御さんの、ご意見ではなくて、こういった方がおりますよというような情報をいただきましたので、確かにこれは検討していくべきかなと感じましたので、質問させていただきます。  インフルエンザの予防接種事業でございますが、石岡市におきましては、先ほど65歳以上の高齢者の方、また1歳から中3までの方に、1回2,000円までの助成をしております。そのため、個人通知を行っているということでございますけれども、インフルエンザの予防接種の2018から19期、茨城県の平均インフルエンザの予防接種費用につきまして、3,650円というのが掲載されてございました。65歳以上の方は、医療機関にもよるんですけれども、2,000円以下で受けられる医療機関が大多数でございます。これは、対象ごとに料金設定が各病院、クリニックで設定されておりますけれども、石岡市の助成は1回2,000円。65歳以上の方は、高齢者も含めてでございますが、この助成の中で受診できる。1回受診できる。  ただ、1歳から中学3年生まで、特に13歳未満は、インフルエンザの予防接種は2回接種が推奨されております。そうしますと、例えば13歳未満のお子さんをお持ちの方は、1回の予防接種を完了させようとしますと、茨城県平均3,650円、2回分ですので7,300円かかります。そのうち石岡市の助成は1回2,000円まででございますので、自己負担は5,300円かかります。  実は、これ、じゃあ2,000円もらえるからいいでしょうというところなんですが、実際にインフルエンザにかかった場合というのは、石岡市は、マル福の対象でございますと、薬代も含めて、病院にかかると1回600円で済むんですね。インフルエンザにかかって病院にかかると600円で済む。でも、インフルエンザの予防接種を2回真面目に受けると5,300円かかる。しかも、予防接種を受けても、かかる可能性はあるわけですね、100%予防ではないので。そうすると、親御さんの中では、1人5,300円の予防接種を受けさせないで、実際インフルエンザにかかったら、600円の薬代含みの受診で、そっちのほうが安いから予防接種受けさせないという親御さんがいるそうです。  これを聞いたときに、私も子を持つ親として、子どもが熱出していいのと思うのは置いておいて、費用的な面から……。もちろん予防接種を受けさせなくてもかからない場合はありますし、受けさせてもかかる場合があるので、全て100%ではないんですけれども、本当に財布事情を考えたときに、親御さんが1人5,000円近く、もし2人お子さんがいれば、予防接種だけで1万円以上、家族も受けなければほとんど意味がありませんので、親御さんも受診するとなると、予防接種だけで、季節に本当に数万円単位のお金をかけている世帯もある。また、真面目にそうやって受診をしている世帯もあれば、病院にかかったら、600円の薬代も含めて、病院で薬をもらってきて、もらってきたタミフルを家族で分ければいいよねという世帯もいると。  こういう現状を伺ったときに、少なくとも、本来予防接種の目的は、大規模集団感染を予防することを、行政としてその支援をしているわけですので、そのあたり、理想は、65歳以上の方は、この助成を受けると、それで病院、クリニック含めて、2,000円以内で受けられるので、ほぼ実質お金のかからない予防接種が受けられる。でも、お子さんをお持ちの方は、きちんと2回接種をすると、1人当たり5,000円近くの実費がかかる、助成を受けても。  これを、じゃあ、子どもだからかからないかとか、高齢者だからかかるとかではなくて、石岡市においてインフルエンザの集団感染を防ぐという本来の目的を達成しようとするならば、1回2,000円という助成ではなくて、少なくとも2回の助成であったり、2回とも無料であったり、1回は無料ですよ、2回目は自費ですよとか、これらの、この制度の本当の目的を達成するための見直しが必要なのではないかなというふうに、今回この話を伺って感じました。  私も高齢施設をやっていますので、季節になったときのインフルエンザに対する……、どこの施設もそうだと思います。特に高齢者施設、福祉施設、子どもたちを預かる福祉施設もそうですけれども、とても敏感になる。このインフルエンザに対しては、目に見えないものを予防するために、各事業所の皆さんは最大限の努力をされているかと思いますけれども、こういった、隙間ではないですけれども、逆に、どうしてもそうならざるを得ない世帯の方もいらっしゃるのであれば、もう一度この制度を、根本的な目的達成のために見直す必要性があるのではないかなと考えますけれども、これのご見解を伺いたいと思います。 93 ◯議長(池田正文君) 保健福祉部長・小倉君。 94 ◯保健福祉部長(小倉俊彦君) ご答弁申し上げます。まず、小児インフルエンザにつきましては、任意予防接種として実施してございます。この接種を受ける義務は必ずしもあるわけではございませんけれども、集団生活の中で流行することがあるため、接種の案内をしているところでございます。この集団感染予防の目的を果たすためには、流行の時期に合わせて手洗いやうがいの励行、せきエチケット、予防接種の意義について、これからも市広報紙やホームページ等での周知を図ってまいりたいと考えております。  以上でございます。 95 ◯議長(池田正文君) 14番・村上泰道君。                 〔14番・村上泰道君登壇〕 96 ◯14番(村上泰道君) そもそもインフルエンザを各個人で気をつけるというのは当たり前のことですし、これは石岡市の問題ではなくて、全国的に季節になれば、インフルエンザの予防についてはマスコミを含めて警鐘されているわけですけれども、実際にその予防を進める事業を、目的を本当に達成させるのであれば、その費用的な部分を切り口に、予防接種はいいから薬代600円で済まそうという親御さんの気持ちは、でも、お金がかからないなら受けさせてもいいよねというところがあるのであれば、今、受診率60%前後、58から65%と言いましたけれども、感染しちゃったら……、もし受診したとしても感染は絶対に防げるものではないとは思いますけれども、やはりもう少し受診率を高める方向で、啓発もそうですけれども、制度の見直しが必要ではないか。  ただいま部長から、インフルエンザの予防については、季節においては啓発運動をしていきますということでありますけれども、制度としてそもそも助成の拡充を図るべきではないかなと。近隣であまりこういう問題を取り上げている自治体はないようですので、子育て世代の支援ということで、これは1つ石岡市の独自の制度になるのではないかなと思いますので、これは市長のご見解を伺いたいと思います。 97 ◯議長(池田正文君) 市長・今泉君。                  〔市長・今泉文彦君登壇〕 98 ◯市長(今泉文彦君) お答え申し上げます。ただいま部長から答弁があったように、予防接種の本来の意義としては、感染症の蔓延防止ということでありますけれども、受診率の低さ、それから、ある保護者の方でしょうか、医は算術という逆の意味ですけれども、そういったことも踏まえますと、2回やっている予防接種をトータル的に見直して考える必要があるのではないかと、私も思います。重篤化した際の大変さを考えますと、総合的に判断して、その対策を考えていかなくてはならないと思っております。  いずれにしても、感染した際の状況を考えますと、大変だということは容易にわかることでありますし、早急にその対応策を考えてまいりたいと思います。  以上です。 99 ◯議長(池田正文君) 14番・村上泰道君。                 〔14番・村上泰道君登壇〕 100 ◯14番(村上泰道君) ただいま市長から、早急に対策を検討していくという趣旨のご答弁をいただきました。季節はこれから……、先ほど9月下旬に部長のほうから個人通知ということでございますので、これからまだ時間の猶予もございますし、この制度、今年できなくてもせめて来年からとか、この部分に関しては、しっかりした石岡の独自制度について取り組みをしていただきたいと、これは強く願うものでございます。  以上で、今期の私の質問を終わりにいたします。どうもありがとうございました。 101 ◯議長(池田正文君) 傍聴人に申し上げます。議事の障害となりますので、賛意は慎んでいただくようお願いを申し上げます。  20番・徳増千尋君。                 〔20番・徳増千尋君登壇〕 102 ◯20番(徳増千尋君) 20番・徳増千尋でございます。一問一答方式でお願いしたいと思います。  2項目出してございますので、まず1項目目、歴史の里の文化行政としてお伺いしたいと思います。  歴史の里という言葉、大分前に消えてしまったような感じがいたします。石岡駅を新しくしたときに、あの看板はどこに行ってしまったんでしょう。石岡市民の心の中のよりどころ、そして、それが誇りだったんですね。それが全くなくなってしまったような状態でございます。あえて今回は、舟塚山古墳と愛宕山古墳に絞ってお伺いしたいと思います。  地域の文化遺産であるこの北関東一の古墳でございますか。しかも、古墳の上に登れるという。本来、墳墓であるわけですから、私は登ってはいけないものだと認識していたんですが、石岡の場合は、登ることができる古墳ということで、大分、その部分だけのPRはされているようでございます。  地域の文化遺産が大変荒廃して、また、古墳につきましては、一部分は消滅しつつあるように思えます。石岡市民自身がこの価値を十分に認識した上で……。あるのが当たり前と思っているのが今の現状ではないかなと思います。この価値を十分に認識した上で、地域振興、そして整備された後は観光に活用して、茨城県の内外にPRをしていただきたいものだと思います。  ここで、お伺いいたします。1項目目、歴史の里石岡の文化行政についての中の第1番目です。現在も「歴史の里石岡」を標榜しているのかどうか、これは確認のためにお伺いしたいと思います。教育委員会だと思います。お願いいたします。 103 ◯議長(池田正文君) 教育部長・豊崎君。 104 ◯教育部長(豊崎康弘君) ご答弁申し上げます。本市は、常陸国に国衙が置かれて以降、古代から現代に至り、1,300年の歴史を刻むまちとして、先人の営みが積み重ねられてきた地でございます。歴史の里と呼ぶにふさわしい、歴史と伝統のあるまちと認識しております。  以上でございます。 105 ◯議長(池田正文君) 20番・徳増千尋君。                 〔20番・徳増千尋君登壇〕 106 ◯20番(徳増千尋君) 答弁は全くそのとおりなんですけれども、であるならば、なぜ、今回は舟塚山と愛宕山だけに限っての質問でございますが、あのように手を入れないのか。まるっきり手は入っていないんですよね。大切な文化遺産じゃないですか。買ってくることはできない。新しくつくることもできない。あそこに行ってみますと、形がだんだん崩れてきているんですね。あれはどうなんでしょうね。本当に歴史の里石岡を標榜しているのであれば、もう少し文化の手が入ってもいいのではないかなと思います。口では標榜していると言っても、行動が伴わなければ……。石岡は、とにかく歴史とおまつりしか売り出すものがないわけですよね。おまつりは3日間、この歴史の部分は365日です。「るるぶ」や何かの宣伝もありまして、大分バスで見えることが多いんですね。ですからもう少し、周辺も含め整備をしなければならないと思います。  では、この点につきましては、標榜については結構でございます。  では、2つ目に入ります。舟塚山古墳の景観、そして境界杭についての整備についてお伺いいたします。境界杭はどこに行ってしまったんでしょうね。ところどころはあります。でも、行くたびに、特に春になると、形がだんだん、前方後円墳から何となく変わってきています。というのはまるっきり、整備と言わなくても、杭のある場所ぐらいきちんとしていないということなんですね。  そして、なおかつ、お墓にぴったりついた形でお墓があるんですね。これは地域の方々のお墓です。多分、土葬だったお墓を整備したのではないかなと思うんですね。石碑がほとんど同年代ですので。ここ三、四年のことですからね、お墓を整備したのは。  私は杭のことと同時に、このお墓、文化庁に言わないまでも、教育委員会のほうに話があって、お墓をあのように整備したのかどうか、お聞きしたいと思います。 107 ◯議長(池田正文君) 教育部長・豊崎君。 108 ◯教育部長(豊崎康弘君) ご答弁申し上げます。舟塚山古墳は、市内に数多い文化財の中で、歴史の里石岡を体験できる文化財として、貴重な歴史資源であると認識してございます。古墳本体の保護も含め、保存整備のあり方につきまして、周辺地区の景観形成に配慮しながらも、今後、策定をしていく保存活用計画の中で、周辺部の公有地化など、協議検討していく必要があると考えてございます。保存に関しましては、できる限りのことをまずやっていきたいと思ってございます。  それから、2点目ですが、地区の共同墓地があるということは私も存じておりますが、その経緯については、ちょっと資料がございませんのでご答弁できません。申しわけございません。 109 ◯議長(池田正文君) 20番・徳増千尋君。                 〔20番・徳増千尋君登壇〕 110 ◯20番(徳増千尋君) 大切な国指定の遺産でございますので、話し合いがあったかないかによらず、後から行ったときに、あのようにぴったりと……、前方後円墳の形のところにぴったりついているんですね。あれでは前方後円墳ではなくなってしまいます。だから、これから先あれをどうしていくのか。相当、お墓の移転ということも難しいでしょう。でも、歴史遺産としてだんだん価値が薄れていくのではないかなと思いますよ。あれはもう文化庁に何も言わなくてもできるんですか。そこをお聞きしたいと思います。  今、計画書とたしかおっしゃいましたよね。計画書をつくってからでは遅いんですよ、もうあれだけ手を入れていないところですから。同時進行でやっていかないと。計画書って、今つくっている国分寺の後ですよね、つくるとしたら。何年先かわからないじゃないですか。そのころ、あの形はだんだん崩れてきますよ。もうとにかくすぐに手を入れなければならない状態です。  お墓だけ何も許可を取らないでできるのであれば、あの形、きちんと周りの、恐らく昔は遺構があって、水があるところがあったり、周りはきちんとしていたのではないかなと思うんですね。そういうものも何も、石岡の予算でどんどんできるじゃないですか。あのお墓ができるのであればですよ。  ずっとあそこにお墓をつくって、地域の方が生活していたから新しくしたということであれば、石岡市の文化行政はどういうことなんでしょうね。私は、やることがいけないと言っているわけじゃないんですね。先祖代々のお墓ですから、お墓を守らなければならない立場として、やらなければならないのはわかります。ただ、文化課とどのような話し合いをして、やってもいいと許可をおろしたのか。許可をおろすだけの情熱があるのであれば、整備をしてほしいんですよ。あれを許可するのであれば、あそこにあるお社だって直さなきゃいけないですよね。地域の方々がお金を出し合って守っているわけですよ。去年は杉の木が倒れて、壊れたり何かいたしました。それに対する補助はもちろんないわけですから。  何かやっていることが、片方にはいいけど、片方には見て見ぬふりというような形で、私はそういうことは公平性がないと思うんですね。今、市でやっていることは、公平性がないことが非常に多いです。教育委員会だけじゃない。ほかの部もそうです。公平性がないのは、もちろん教育委員会だけじゃありません。でも、目に見える形ですので、はっきりとお聞きしたかったんです。  それと、計画書っておっしゃっていましたけど、計画はいつごろまでにつくる予定ですか。これ、補助をもらうために計画書をつくるんですか。お伺いいたします。 111 ◯議長(池田正文君) 教育部長・豊崎君。 112 ◯教育部長(豊崎康弘君) 議員ご指摘のとおり、現在、保存活用計画は、国分寺について2年計画で策定中でございます。その後については、ほか6つの国の指定がございますので、現在、検討をしているところでございます。  なお、共同墓地についてですが、基本的には国指定になっていますので、何か手を加える場合、もしくは変更する場合は、国への届け出が必要になってくると思いますので、ただ、済みませんけれども、私は、そこにいつからあったものなのかというのが、ちょっと手元に共同墓地に関しては資料がないものですから、お答えできないんですが、ただ、今後あれを改修するなり移転なりする場合には、当然、国への申請が、現状を変えるということになりますので、必要になると認識してございます。 113 ◯議長(池田正文君) 20番・徳増千尋君。                 〔20番・徳増千尋君登壇〕 114 ◯20番(徳増千尋君) 資料がお手元にないのは当たり前だと思います。これは一括質問と違って、私どもにとりまして非常にやりやすい質問なんですね。お答えをいただいたことに対しての再質問、再々質問でございますので。ですから、答えられない部分もできてくるのではないかなと思いますけれども、そこは、きちんと議員の立場としてやっていかなければなりませんので、ご容赦願いたいと思います。  では、お墓のことに対しては、これから先の話し合いや何かでございますので、このことについての追及はいたしませんけれども、境界杭についてはいかがいたしますか。きちんと境界杭をもう一度、もう少し細かく打っていかないと、形は完全に崩れますよ。雨降った後、だんだん崩れてきますから。もう一度境界杭をきちんとするお気持ちがあるのかどうか、これは確認したいと思います。 115 ◯議長(池田正文君) 教育部長・豊崎君。 116 ◯教育部長(豊崎康弘君) 境界杭についてですが、担当のほうに指示はしていきたいと思います。 117 ◯議長(池田正文君) 20番・徳増千尋君。                 〔20番・徳増千尋君登壇〕 118 ◯20番(徳増千尋君) 担当に指示ということですので、やっていただけるということで理解をいたしましたので、次に移りたいと思います。  駐車場のことです。入り口のところの駐車場についてでございますが、あの細長い駐車場、幅が狭くて、普通の乗用車でしたら、どうにか何台か入ると思います。奥にはトイレがございますので。大型バスは、どう考えても1台しか入れませんよね。奥に入ったら、もう1台来たら出られませんから。あの駐車場についてあのままでいいのかどうか、検討したことはございますか。どう考えましても、あれでは駐車場として成り立たないと思うんですね。
     大型バスで大学生、それから、「るるぶ」や何かで宣伝していますので、ワンデープランや何かでお客様が見えております。じゃあ、そのバスをどこに置いたらいいか、そういうこともあるんですね。あそこから歩いて舟塚山まで行って、見学して帰ってくるまでの間、そして、トイレタイムになるかもしれない。その間、バスをどこに置いたらいいか。運転手さんが乗って、少しずつ動かしているのかもしれませんけれども、今の駐車場の面積だけでよいのかどうか、お伺いしたいと思います。 119 ◯議長(池田正文君) 教育部長・豊崎君。 120 ◯教育部長(豊崎康弘君) 駐車場についてご答弁申し上げます。議員ご指摘のとおり、現在の駐車場は大型バスが駐車、回転するには難しい状況でございます。今後、先ほど申しましたが、計画もございますが、できる限り前もって、駐車場についても内部で検討していきたいと思います。  以上です。 121 ◯議長(池田正文君) 20番・徳増千尋君。                 〔20番・徳増千尋君登壇〕 122 ◯20番(徳増千尋君) 検討と同時に前に進むように……、これ、早急に進めていただきたいと思うんですね。観光の1つでございますので。八郷のように、観光果樹で1年間お客様が見えるというところではございませんので。とにかく歴史とおまつりしかないんですよ。ですから、整備していかないと、せっかく見えても、もう次は行かないということになってしまいますので、ぜひとも早急に……。今日の質問は、全部早急にしていただきたいことばかりでございます。  では、次に移ります。駐車場にバスを置いて歩いていきますと、右側に非常に危険な空き家があると思いますが、これは教育委員会ではないですね、空き家ですから。これをどのように捉えていらっしゃいますか。 123 ◯議長(池田正文君) よろしいですか。 124 ◯20番(徳増千尋君) はい。 125 ◯議長(池田正文君) (4)番、県道からの部分はよろしいですか。 126 ◯20番(徳増千尋君) 飛びましたか。大変失礼いたしました。4番に戻らせていただきます。  県道から舟塚山古墳まで、一体的に整備をすべきだと思いますが、いかがお考えでしょうか。と申しますのは、駐車場の横に数年前に工場ができました。それを考えてみますと、あの辺の土地を利用して野菜をつくっている方、高齢者の方がほとんどです。車で北根本のほうから上がってきて、あそこで作業をしているのですが、もう限界だよという声が聞こえます。そうなると、やはり手放すことも考えていらっしゃると思うんですね。あそこに工場ができたのは、私はすごくショックでしたね。歴史遺産の入り口ですよ。工場がぴったりできているんですね。  これから先、6バイが完成する、そういうことを考えたときに、やっぱりインフラが整備されれば、そういうものも考える業者や企業が出てくるのではないかなと思います。それはそれで、税金が入るからいいということなんでございますが、ただ、文化遺産である舟塚山古墳を考えたときに、あの辺一体の整備を考えて、古墳公園にするとか、また奥に駐車場を場所として広くとるとか、いろいろ考えられますので、土地の買収が必要ではないかなと思うんですね。そういう意味での一体的な整備をどのようにお考えか、ご答弁願いたいと思います。 127 ◯議長(池田正文君) 教育部長・豊崎君。 128 ◯教育部長(豊崎康弘君) 舟塚山古墳周辺整備についてご答弁申し上げます。現在、舟塚山古墳の北側では6号バイパスの整備が進んでいることから、完成後は多くの方が見学に来ることも考えられます。それは、議員ご指摘のとおりでございます。整備の際には、舟塚山古墳だけではなく、愛宕山古墳などの周辺文化財へのアクセスルート改善も含め、先ほども申しました保存活用計画の中で、整備、方策の検討をしてまいりたいと考えてございます。当然、保存活用計画の中では、そのエリアの公有地化、こういうことも具体化されてくるということになると思いますので、ご了承願いたいと思います。 129 ◯議長(池田正文君) 20番・徳増千尋君。                 〔20番・徳増千尋君登壇〕 130 ◯20番(徳増千尋君) ぜひとも今、土地の値段が安いときに、公有化をお考えいただきたいと思います。  大変失礼いたしました。では、5番目に入ります。さっき途中まで言いかけましたが、舟塚山古墳に向かって歩いていきますと、古墳のすぐ前です。左側のところに、非常に危険な空き家がございます。空き家というよりも、大変失礼ですけど、廃屋に近い状態で、トタンがぱたぱたしていたり、くぎのとれた柱なのか、何か棒のようなものが風で飛んできたり、そういう危険な状態の空き家がございます。観光客が少なくとも来るところでございますので、ああいう空き家をどのように考えているのか、お伺いしたいと思います。 131 ◯議長(池田正文君) 生活環境部長・齋藤君。 132 ◯生活環境部長(齋藤秀幸君) 危険な空き家につきましてご答弁申し上げます。空き家対策を所管する生活環境部からの視点で述べさせていただきますと、国指定史跡である舟塚山古墳周辺の景観を考えますと、危険な状態の空き家があるということは、好ましくない状況にあると思います。  生活環境部の対応といたしましては、平成28年度に、市内全域にわたって空き家の一斉調査を実施したところでございます。その後、管理をされていない空き家等につきましては、市民の方などからの相談があった場合には、生活環境課内において現地確認を行うほか、特定空家等と思われる危険な空き家等がある場合には、建築家の専門家に同行していただき、立ち入り調査を実施いたします。特定空家等として認定がされた場合には、空家等対策の推進に関する特別措置法の規定に基づきまして、特定空家等の所有者等に対しまして、必要な管理を行うよう指導、勧告、命令の順で、空家等の管理不全な状態の解消に向けて取り組んでいるところでございます。  以上でございます。 133 ◯議長(池田正文君) 20番・徳増千尋君。                 〔20番・徳増千尋君登壇〕 134 ◯20番(徳増千尋君) ということは、現在は、特定空家にも指定していないし、何もやっていないということでよろしいですか。ご答弁願います。 135 ◯議長(池田正文君) 生活環境部長・齋藤君。 136 ◯生活環境部長(齋藤秀幸君) ご答弁申し上げます。平成28年度の調査時点ではまだ登録なされてございませんので、今後、調査する形になってくると思います。  以上でございます。 137 ◯議長(池田正文君) 20番・徳増千尋君。                 〔20番・徳増千尋君登壇〕 138 ◯20番(徳増千尋君) 平成28年の時点ではそうだったということで、それから現在まで数年経っております。今、こちらで質問したわけですから、あの空き家は非常に危険です。あそこだけでなく、アパートのようなところもございますけれども、とにかくあの一軒家は非常に危険でございますので、早急に調査していただきたいと思います。あそこは高台になっていますので、霞ヶ浦からの風が強いところです。風でトタンでも飛んできたときに、もしけが人でも出したときに、やはり市の責任を問われますので、今回のことを機に早急に調査して、対処していただきたいと思います。では、これは期待しておりますので、早急の調査と対処をよろしくお願いいたします。  次に、この前も言ってあるんですけれども、全くやる気がないような状態ですので、またあえて、部長が変わりましたので質問いたします。  現在の駐車場のところにあります男女一緒のエコトイレ、あそこのエコトイレですけれども、改修する計画があるのかどうか。計画まで行かなくても、お考えがあるのかどうか。トイレと図書館は文化の程度ですからね、その市の。今、あのようなトイレで誰が入りますか。一番迷惑しているのは近隣の方なんですね。バスで見えて、あそこのトイレはどうしても入りにくいと。特に女子大生です。近隣の家で、昼間いる家は本当にわずかですけれども、そこにトイレを借りに行くそうです。そうすると、大体1軒か2軒に決まってしまうんですね。それがずっと続いているんです。  ですから、もうエコトイレなんてはやる時代じゃないんですよ。20数年前にあれをやったときには、さぞかし新しいものだということで、多分、議会のほうでも感激して見に行ったのを覚えておりますけれども、もう水洗の時代ですから。  そして、この前、水洗には、あそこは借りているところだからできないという答弁だったんですね。でも、もし返すようになれば、原状回復して返せばいいわけですから。とにかくあまりにお粗末過ぎますよ。水洗に改修すべきだと思います。この改修計画はあるのかどうか、お聞きいたします。 139 ◯議長(池田正文君) 教育部長・豊崎君。 140 ◯教育部長(豊崎康弘君) バイオトイレの改修についてでございますが、現在のバイオトイレは平成16年度に設置したものでございます。また、27年度に機器の一部の修理を行っているところでございます。前回の質問と現状は変わってございませんで、その土地の所有者、借りている状況でございますので、当然、水洗にする場合、設置工事が必要ということでご理解いただいていると思うんですが、その必要性について、部内で検討しながら進めてまいりたいと思います。 141 ◯議長(池田正文君) 20番・徳増千尋君。                 〔20番・徳増千尋君登壇〕 142 ◯20番(徳増千尋君) 検討するだけで、なかなか前に進まないんですよね。観光客が見えるのは日々見えているわけですよ。このままでいいのかどうか。風土記の丘のトイレだって改修している、イベント広場も2,000万もかけて改修しているんですよ。なぜあそこだけできないのか。検討、検討では前に進みません。これ、再三申し上げますけれども、トイレは文化の程度ですから、あんなに立派な古墳があっても、昔は文化的にも立派なところだったかもしれないけど、石岡市は現在は何だということになりますからね。  それと、これから観光行政のほうにつなげていくためにも、ぜひともあそこは改修していただきたいと思います。これは、検討するということでございますので、これ以上部長にお聞きしても、いい答弁は出ないと思いますので、またこれは追っていくしかないなと思っております。これについては結構でございます。  今、1つずつ細かく聞いてまいりましたが、6番目として舟塚山古墳、愛宕山古墳について、文化遺産としてどのような位置付けをしているのか。例えば全部改修が済んだとか、そうなった場合に……。全部済むまで待っていられないんですよね、石岡市の観光の状態を見ますと。この位置付けを、観光のほうにつなげていくのかどうか、これはどちらで答弁いただけますか。 143 ◯議長(池田正文君) 教育部長・豊崎君。 144 ◯教育部長(豊崎康弘君) 舟塚山古墳、愛宕山古墳は、東日本でも有数の規模を誇る古墳であり、先人から引き継がれた貴重な文化財と認識しております。先ほど申しましたが、舟塚山古墳、愛宕山古墳を中心に、高浜駅周辺までを含めた環境整備を進めていくことが、文化財としての価値を高めるものと考えております。教育委員会としましては、歴史の里石岡のイメージを体験できる歴史資源と位置付けることで、地域振興や観光振興につなげてまいりたいと考えてございます。  以上です。 145 ◯議長(池田正文君) 20番・徳増千尋君。                 〔20番・徳増千尋君登壇〕 146 ◯20番(徳増千尋君) 2004年に制定されました景観法に基づいて、整備計画をつくらなければならないというのはわかるんですね。それで、整備計画をつくって、文化庁の補助をいただいて、少しずつやっていきたいというお気持ちはよくわかるんですけれども、あれはただ土でできているものですから、形が崩れていくのはもう目の前なんですよ。ですから、石岡市の財政の中から出して、景観だけでも保持していかないと、もう観光にも何にも使えなくなってしまいますので、とりあえず景観整備だけは取り急ぎやっていただきたいと思います。形を整えておくこと、それだけでもやっていただきたいと思います。  いかがでしょうか。部長はどのようにお考えですか。細かいこと以外、1つだけでも前に進めないとなりませんので、部長のお考えをお聞きしたいと思います。 147 ◯議長(池田正文君) 教育部長・豊崎君。 148 ◯教育部長(豊崎康弘君) 財政課と協議しながら、景観の保全に努めてまいりたいと思います。 149 ◯議長(池田正文君) 20番・徳増千尋君。                 〔20番・徳増千尋君登壇〕 150 ◯20番(徳増千尋君) 財政のほう、よろしくお願いしたいと思います。  るる質問をしてまいりました。いろいろとご答弁をいただきまして、ありがとうございます。ここでこれだけ答弁をいただいた中でも、まだまだ検討しなければいけないとかいう答弁がございました。ただ、待っていたのでは前に進みません。計画ができるのを待っていると、あの形は崩れてしまい、観光で使えなくなることも危惧されます。そのことを踏まえて、あの歴史上重要である入船、出船の舟塚山、そして愛宕山古墳について、観光につなげることもしかりですけれども、文化遺産として市長はどのようにお考えになっているか、これから先のことでございます。市長のお考えも最後にお聞きしたいと思います。 151 ◯議長(池田正文君) 市長・今泉君。                  〔市長・今泉文彦君登壇〕 152 ◯市長(今泉文彦君) お答え申し上げます。現在の舟塚山古墳でありますけれども、場所によっては、保存の手を入れないと壊れてしまう状況にあると見ております。迅速に対応しなければならない場所が、そういう箇所があるというのは、古墳の土が日々崩れている状況があり、早急に守るべき作業があるというふうにも感じております。急傾斜地に沿って位置しているということもありますけれども、そういったことを考えますと、文化財マスタープランにうたってある計画、あるいはこれからつくります保存活用計画、そういったものを早急に考えていかなければならないと思っておりますけれども、場合によっては、保存活用計画の順番の見直しですとか、そのあり方についても考えていかなくてはならない、検討する必要があると思っています。  いずれにしても、これも来訪者のニーズがどの程度あるのか、今現在どのぐらい見学者がいるのかというのが、まだよく把握できていない状況だと思います。そういったものをきっちりと把握した上で、保存活用計画の位置付け、あるいは保存の手を入れていく、早急に対応していかなくてはならないことも視野に入れて、整備を検討してまいりたいと思っております。  以上です。 153 ◯議長(池田正文君) 20番・徳増千尋君。                 〔20番・徳増千尋君登壇〕 154 ◯20番(徳増千尋君) できれば順番の見直しが必要であると思います。見学者の数がわからないというのはもっともなんですね。あそこで入場料を取っているわけではない、常時、人がいるわけではないですから、わからないとは、完全に把握するのは難しいと思いますけれども、見学者の数がわからないから歴史遺産を放っぽっといていいのかというと、そういうわけではないわけですから、とにかく、急傾斜地という言葉が今、市長のほうからも出ましたけど、あの地域は急傾斜地です。そこの上に建っているわけですから、昔の豪族だから、全部見えるところに墳墓をつくったのだと思いますけれども、ああいうところにあるからこそ、今度は逆に、現代になると、観光名所の1つにもなると思いますので、どうか市長の今の思い入れが実現するように、教育委員会、そして財務部で協力していただきたいと思います。  歴史の里石岡の観光行政については以上で結構でございます。 155 ◯議長(池田正文君) 暫時休憩いたします。午後1時30分から会議を開きます。                   午後 0時24分休憩            ───────────────────────                   午後 1時30分再開 156 ◯議長(池田正文君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  20番・徳増千尋君。                 〔20番・徳増千尋君登壇〕 157 ◯20番(徳増千尋君) 教育行政について質問させていただきます。  1番目、小学校のトイレの管理についてでございます。これは外トイレの管理です。旧石岡市は古い小学校が大変多うございまして、親子同じ学校に通ったとおっしゃる方が大分いらっしゃるんですね。そのとおり古い学校の外トイレのことなんですけれども、その地域は、大変不審者情報の多い地域でございます。再三言っているんですが、なかなか、大きなことにお金がかかって、防犯カメラとか電球を変えるとか、そういう小さいことには予算がないと言っているんですね。そんなわけないんですよね。予算取りのときの、教育委員会の中での枠配分ですから、その中でどこにお金を持っていくかというのは中で決められることなので、小さなものを取り替えるとか備品の交換なんていうのは、ないわけもないし。  この学校ですけど、問題だったのは、校長先生は交代いたしましたけれども、その校長先生と話したときに、私はここに来て1年だから学校のことはわからないと言って、パソコンばっかり見ておりました。歩けばいいんですよね。1年しかいないから、2年しかいないからって、1年いたら小学校の中ぐらいわかるはずですよ。その校長室のすぐそばだったんですね。そこが、いまだに防犯カメラもついていないんですね。順番でつけると前の部長はおっしゃっていたんですけれども、この前、答弁調整という談合の中で、やはり予算がないからということでございました。予算を考えたら仕事ができないですよ。予算を持ってくるのは財政の仕事ですから。  ここで改めてお聞きしたいんですけれども、そういう危険な地域の外トイレ、なぜ防犯カメラをつけられないのか。できない理由ばっかりなんですね。やりたくないのかどうか、何か事件が起きてからでは遅いと思いますよ。そこは、土曜、日曜は子どもたちが遊んでおりますので、うちに帰る間もなく、用を済ますのは外トイレです。どういうふうに考えていらっしゃるのかお聞きしたいと思います。 158 ◯議長(池田正文君) 教育部長・豊崎君。 159 ◯教育部長(豊崎康弘君) 学校の外トイレにつきましては、市内各小中学校に設置されており、屋外での授業や休日の活動時に使用されているところでございます。施設の管理といたしましては、老朽化による水漏れや便器の破損等について、学校からの連絡により、随時、修繕を行っているところでございます。  ご質問の防犯面での管理でございますが、学校によっては、外トイレが校舎の裏や建物の死角になるなど、位置的に、薄暗く人目に触れにくい場所にあるところもございます。これにつきましては、トイレ内の照明をタイマー付きのLED照明とし、時間を設定して建物内の灯りを確保できるようにしております。また、各小中学校へ計画的に防犯カメラの設置を進めているところでございます。しかし、場所によってはその効果が十分にあるとは言えない部分もございますので、防犯カメラ、あるいは入り口周辺を照らすセンサーライトなどの設置を含め、手法を検討し、対応を図ってまいりたいと考えております。 160 ◯議長(池田正文君) 20番・徳増千尋君。                 〔20番・徳増千尋君登壇〕 161 ◯20番(徳増千尋君) 効果が考えられないから、防犯カメラをつけないということもあるわけですね。効果が考えられないからって、どういうはかり方をしたんでしょうね。大変不思議ですね。どういうことがあったから効果がなかったんだという。これは、やらない理由だと思うんですね。  それと、外に、1人ではトイレに入らないようにと書いてある危険なトイレなんですよ。それでもつけないんですか。もちろん、つけたからといって不審者が入らなくなるとは言い切れませんけれども、ある程度の抑止力にはなると思います。建物と建物の間であったり、今おっしゃるように陰の部分ですから、非常に危険なんですね。  これはよく検討していただきたいと思います。今、申し上げても、あまりやる気がなければ取り付けないでしょうから、言ってもいたし方がないんですけれども、本当にこれ、怖いですからね。一番怖いのは、責任問題になったときなんですよ。こういうふうに問題提起していながら、対処しなかったということになりますから、その辺のところをよくお考えいただきたいと思います。  このトイレの問題、トイレの照明や防犯カメラについての質問は、以上で結構でございます。  2つ目に入ります。通学バスの停留所の整備についてです。これは、通学バスの回転する場所なんですけれども、ここも、回転する場所ですからかなり広いんですね。広いところですから、ちょっと在のほうに行くと、人目もつきません。それで、古いところなので、昔のブリキのトタンをつけてあったんです。そこも曲がり角ですから、風が吹くと、そのトタンがもう紙のようにぺらぺらしていて、なかなかそれすらとらなかったんですね。地域の方が取り外していいかと言われても、一応公有財産ですから、市で取り付けたわけですから、それを取り払うまでに1年かかっているんですよ。人を見て仕事をするのが教育委員会かどうか知りませんけれども、なかなかそれを外すことすらしないという。  そこを、杭も全部外して、今度はフェンスにしてほしいと言いましたら、杭は、木のぼっくいがあるんですけれども、1メートルぐらいで横に切りまして、そこにまたトタンをつけると言っています。フェンスにしてほしいと言っているんですよ、地元では。フェンスにすると、雑草の種が飛んでくるからと。雑草の種なんて、1メートルぐらい波トタンにしたからといって、飛んできますよ。飛んできて、今度は草取りが大変だからと。そういうことなんですね。  回転する場所だから、今はバスガイドさんがついていないので、後ろになったりしたら非常に危険。それと、その場所は小美玉のほうからの抜け道になっていますから、小美玉から石岡に入る道で、非常に交通量が多いんですね。しかもカーブのところ。こういう場所に対して教育委員会はどう考えているんでしょうね。これもまた1年以上ですよ。それで、今度やると言ったのが、またビニールトタンか何かを1メートルぐらいつけるという。もうすぐ劣化しますからね、ビニールトタンなんていうのは。そこまで予算ないんですか。フェンスは高いからと言っているんですよ。値段が高いからということと、それから種が飛んでくるからと。こんなの答弁になりませんよ。私はあきれちゃいますよ、そういうことを聞くと。最終的に言うのは、予算がないから。  どの部署でもそうなんですけど、予算がないということは、口が裂けても言っちゃいけない言葉ですよね。市民の方が税金を滞納すれば、毎月滞納金がつきます。その滞納金と同時に、一緒に払っていただくわけですから。税金を払っていただいて、それが原資になっておりますので、予算がないという言葉は、絶対市民に対して言ってはいけない言葉なんですよ。それを堂々と、予算がないからできないと、統合の問題があるから、そちらにお金がかかるからと。じゃあ、小さいことはいいんですか。  このくらいの予算、捻出できるんじゃないかなと思いますよ。何百メートルもフェンスを張るわけじゃないですからね。高さがわずか1メートル二、三十のフェンスを、10メートルも張らないんですよ、七、八メートル、そのことすら1年以上できないという。ここは通学バスの回転場所なんですよ。回転場所だからなお危険なので、単なるバスの停留所ならそんなに強いことは言いませんけれども、回転場所なので非常に危険ですから。今後どうされるつもりでいらっしゃいますか。お聞きしたいと思います。 162 ◯議長(池田正文君) 教育部長・豊崎君。 163 ◯教育部長(豊崎康弘君) 議員ご指摘のバスの回転場ですが、木製の支柱とトタン板により周囲を囲ってございましたが、強風によりトタン板が剥がれることがあり、そのたびに修理を行ってございました。昨年度も同様なことがあり、補修を行いましたが、トタン板の劣化と一部木製支柱の腐食があったことから、担当職員により、トタン板の撤去と支柱の一部切断などの応急的な処置を行ったところでございます。  この回転場につきましては借地となっており、現在は支柱が残っていることから回転場の範囲を確認できますが、さらに支柱の腐食が進むことが考えられますので、フェンス、その他の手法を含めて検討し、対応を図ってまいりたいと考えております。  以上です。 164 ◯議長(池田正文君) 20番・徳増千尋君。                 〔20番・徳増千尋君登壇〕 165 ◯20番(徳増千尋君) 今の木の支柱ですけれども、既にシロアリが侵食していますよ。ですから、これは取り替えなければなりませんよ。  職員がトタンを剥がしたということでございましたが、職員の数が足りないんですから、そんなことまでさせないで、元来の仕事について、そういうことは業者に剥がしてもらうと同時に、そこをフェンスに張り替えるべきだと思います。職員の課長級をそんなことには使わないでいただきたい。本来のやるべきことがあるじゃないですか。時給の高い人間をそんな、八郷から石岡の外れのほうまで出張させて、波トタンを外すなんて、そんなことをするために教育委員会にいるわけじゃないでしょう。ぜひとも人の使い方と、それから、要望があったことを真摯に受けとめて、実行に移すということ。ぜひともここはフェンスを張っていただきたいと思います。  いかがですか。もう一度伺いたいと思います。これ、最後の質問になります。
    166 ◯議長(池田正文君) 教育部長・豊崎君。 167 ◯教育部長(豊崎康弘君) 議員のご要望を真摯に受けとめたいと思います。 168 ◯議長(池田正文君) 20番・徳増千尋君。                 〔20番・徳増千尋君登壇〕 169 ◯20番(徳増千尋君) 私の要望じゃないんですね。それは地域の要望なんです。そこを間違えないでくださいね。地域の区長からの要望です。私は何も人の地域まで、そんなことを言うつもりはありませんのでね。ただ、子どもたちが非常に危険だったから言葉を添えただけで、私の要望ではございませんので、地域の要望ですから、誤解のないようによろしくお願いしたいと思います。  以上で質問を終わります。 170 ◯議長(池田正文君) 次の質問者に移ります。  16番・櫻井信幸君。                 〔16番・櫻井信幸君登壇〕 171 ◯16番(櫻井信幸君) 16番・櫻井信幸です。2項目ほど提言、質問させていただきます。  1項目目ですけれども、これはもう以前から提案をし、大分事業としては軌道に乗ってきたなというふうに感じている事業でありますけれども、3年前に提言をしまして、提案をしまして、おかげさまでスロー筋トレ・筋肉調整の教室が盛大に今、行われており、その参加者の効果といいますか、それは十分に図れているなと実感しているところであります。そういうところから、もっともっと市民の健康づくりということで、今、ごく一部の人でこの事業を展開しているわけでありますけれども、福祉部とか教育委員会とか、本格的に市の事業としてこれを展開していって、市民の健康づくりを図ってみたらどうかということで、今回、提案を申し上げる次第でございます。  1項目目の(1)なんですけれども、スロー筋トレ・筋肉調整の教室が、おかげさまで4年を迎えます。本年度は生涯学習の観点から3教室が追加され、保健福祉部の2教室と合わせて5教室が展開されることになります。市民の健康増進を図る上で、その効果は、先ほども申し上げましたが大であると感じております。担当部のほうでも、それは実感していることと思います。  そこで、健康体操は、まず安全にやること、そして継続することが大切で、教室参加者の要望により、ひまわりの館での年3回の教室の後、自主教室という形で、前回にも申し上げましたが、園部のコミュニティセンター、それから市民会館、それに小幡の公民館、週に5回、自主教室を開いているところでございます。  この事業を展開してきまして、私もいささか力を投入しているのでありますけれども、もうそろそろ、もっとこの効果の拡大を図る意味から、正式に石岡市の主要事業としてやられてはどうかという提案でございます。どのようにお考えになっていくのか、まずご答弁をお願いしたいなと思います。 172 ◯議長(池田正文君) 保健福祉部長・小倉君。 173 ◯保健福祉部長(小倉俊彦君) ご答弁申し上げます。スロー筋トレ・筋肉調整につきましては、講座終了後のアンケートにおきまして、ほとんどの方が既往症の改善と心身の充実感を挙げており、体操に参加することにより、要介護状態になることの予防や心身機能の改善のみを目指すものではなく、日常生活の活動を高め活動の質の向上が、幸福感や医療費の削減につながるものと考えます。保健福祉部としましては、現在、ひまわりの館で実施しております筋肉調整とスロートレーニングの教室を継続して実施し、普及に努めてまいりたいと考えております。 174 ◯議長(池田正文君) 16番・櫻井信幸君。                 〔16番・櫻井信幸君登壇〕 175 ◯16番(櫻井信幸君) そこでこれ、2項目目に入るんですけれども、この充実を図っていく上で、私が体験してきた関係で感じたことは、これまでにも提案しましたが、指導員といいますか、インストラクターの養成なんです。インストラクターの養成に関しても、本気でそろそろやってみてはどうかなと感じております。今年は、これ、教育委員会のほうでも生涯学習の観点からやっていくのでありますけれども、そういうことも含めて、どちらが主導してやっていくのかということではありますけれども、何度も言いますけれども、市民の健康づくりを提供するというのは市の大きな事業として組み込んで十分であると、私は自分でやっていながら感じております。ですから、そういうことも含めて、インストラクターの養成とか、あとは、指導していく上で、イラストとか漫画とか、あとはビデオみたいなもの、モニターを使ってのそういう指導、そういうものをやっていけないのかなと思うのでありますけれども、この点についてはいかがお考えでしょうか。 176 ◯議長(池田正文君) 教育部長・豊崎君。 177 ◯教育部長(豊崎康弘君) インストラクターの育成につきましては、公的な資格がないため、相当な知識や経験がないと責任を持った指導ができないと、講師の先生に伺っております。市としましては、トレーニング機器を使いながら、トレーニングの理論や呼吸法、筋肉の仕組みなどを含めた実技指導の講習会を開催することで、まずはインストラクター補助員の育成を図ってまいりたいと考えております。そのためにも、教室に参加しているやる気のある方や、指導に携わることのできるスポーツ経験のある方などを、広く募ってまいりたいと考えております。  また、ビデオの制作やイラスト、漫画を活用したテキストの作成でございますが、今後、講師の先生と相談をしながら、イラスト入りのわかりやすい簡単なテキストや、ビデオ等の作成を検討してまいりたいと思います。  以上です。 178 ◯議長(池田正文君) 16番・櫻井信幸君。                 〔16番・櫻井信幸君登壇〕 179 ◯16番(櫻井信幸君) よろしくお願いいたします。  先ほど器具を使ってというふうなご答弁もありましたけれども、現在、自主教室等でやっている、教室内で使っている器具というのは、ヨガマット、折り畳み椅子、あとはゴムのチューブです。それだけで今、健康づくりというのをやっているわけでありますから、毎回毎回継続してやっている方たちに、アンケートだけじゃなくて、職員の方が来られて、実際に生の声を聞かれてみたらどうかなと思うんです。  インストラクターの補助員的なもの、それでも結構なんですけれども、実はひまわりの館の教室が、先週の金曜日ですか、8回目の教室が終了しました。日数が8日なんですね。その8日間の教室がひまわりの館で終わったんですけれども、その際、生涯学習課の職員の方が3名見えられました。そして、その職員の方からお話をちょっと伺いましたところ、高齢者の免許返納対策に、このスロー筋トレと筋肉調整がいいのかなというようなお話が出た。そして、その3人の職員の方も一緒になってやられたんです。私が見たところ、初めて来たのに筋がいいんですね。ですから、そういう若い職員の方たちが、何か力をかしていただけるようなことができれば、このインストラクターの養成というのは、もっともっと早く実現できるなと感じております。  以前、公室長でしたっけ、公室長、加藤さんが部長のころも、朝から来られて、トレーニングウエアで教室に参加されまして、その実感というか、その効果というのは十分に、もう1回だけでわかられているはずなんですね。この間来られた3人の職員の方にも聞きましたところ、すごいという言葉が出たんです。お金を、小さな財源の支出というか、そういうものでこれだけの効果が図れるということはすばらしいのかな、そこですごいと出たのかなと思ったんです。  ですから、そういうお年寄りの、高齢者の、今いろんな……、毎日のようにテレビ等で交通事故のお話が放映されていますけれども、そういうものに対しても効果は十分に図れるものでありますから、市としてこれはもう本格的に……。これはひまわりの館と各体育館で、言われただけの教室を開いて、あとはボランティアで、言っている人に任せちゃおうでは、この事業というか、市民のスロー筋トレと筋肉調整というものを利用しての健康づくりというのは、これ以上前へ進めないんです。限界に来ています。ですから、4年目を迎えた今年度に関してはもう本格的に……。そういう必要性があるので、こういう質問をしているわけでありますけれども、そういう点で、もっと積極的にやることと、あとは、積極的な中には、市の本格的な事業として展開していってはどうかというふうに、先ほども申し上げましたが、思っております。  そこで、今泉市長、そろそろ何らかのお考えがあれば、積極的なご答弁をお願いしたいなと思います。ご答弁をお願いしたいと思います。 180 ◯議長(池田正文君) 市長・今泉君。                  〔市長・今泉文彦君登壇〕 181 ◯市長(今泉文彦君) スロー筋トレ、もう4年目になるということでありますけれども、私のマニフェストに、元気アップ体操事業の拡充ということでお約束してあるんですけれども、生涯現役、あるいは健康寿命を伸ばしていけるよう、総合的プログラムをつくって、戦略的に展開していくということを考えていきたいと思っております。このスロー筋トレは大変効果が出ているわけでありますけれども、それを、4年目になって効果を出していく必要があると思っています。このスロー筋トレは、1つに健康づくり、そして、それを展開していくことによって仲間づくり、さらに生きがいづくり、それがつながっていきますと、地域の未来づくりという4つのづくり、栗の実ができていくわけであります。そういう効果を将来的に広めていくということを政策の中に位置付けて、やっていければということを考えています。来年の予算に反映できるよう、考えていきたいと思います。  以上です。 182 ◯議長(池田正文君) 16番・櫻井信幸君。                 〔16番・櫻井信幸君登壇〕 183 ◯16番(櫻井信幸君) ありがとうございます。来年度の予算という中でもいいんですけれども、今年は生涯学習課のほうも含めてやっていくわけでありますから、その予算付けの中でも、やっていけることはたくさんあると思います。そういう点で、私もできる限りの協力はいたしますから、教育部長、よろしくその辺はご理解ください。よろしくお願いいたします。  なぜこれ、私がここまでしつこくこのスロー筋トレと筋肉調整についてやるかというのは、私ももう9年間これをやっておりまして、自分がやっていてこれはいいなと確信を持っているものですから、これを市民の皆様に提供するというのがいいことであると確信を持って、今、こういう提案をしているわけであります。  最近、テレビ等においても、筋力トレーニング、特にスロー筋トレというのは、安全で、小さな負荷で大きな効果が図れるというような放映がたくさん、各テレビ局でやっておられます。筋力トレーニングというのは、高血圧とか糖尿病とか、あるいは認知症、あるいはがん、虫歯予防、肩凝り、腰痛、膝痛、筋肉の血流をよくし、基礎代謝を上げることによって、そういう効果があると言われております。もっともっといろんな効果があるそうです。先日はテレビでも、隠れ脂肪肝という番組をやっておりました。そこでもやはり筋トレが、その効果があるというようなお話もありました。  ですから、もうそろそろ職員の皆さんも本気になって、一緒にこの件についてやっていっていただけて、それで、数年前ですけど……、数年というか10年以上前ですけれども、近隣の市町村で、ある大学と連携をとりながらそういう筋力トレーニングをやって、効果を上げているよと一時話題になりましたが、それも、もう現在はほぼ耳にしないような状況になっています。  でも、このことに関してはぜひとも継続して、石岡市の目玉としてやっていけるような体制を、どういう状況に行っても続けていただきたい、そういうふうに願っております。私は、この件について協力を惜しむことはありませんので、一緒にこれについてはやっていきたいなと思います。  それに伴って、通告の中の(3)になるんですけれども、高齢者の体力レベルに応じて、シルバーリハビリ体操は大変意義があると、私も感じております。そこで、スロー筋トレと連携し、有効な健康づくりを図っていくというのも1つの方法かなと、以前から考えております。こういう通告の中で、担当部のほうではどのようなお考えを持っていらっしゃるのか、とりあえずお尋ねをしたいなと思います。 184 ◯議長(池田正文君) 保健福祉部長・小倉君。 185 ◯保健福祉部長(小倉俊彦君) ご答弁申し上げます。シルバーリハビリ体操は、関節の可動域を拡大し、筋肉を伸ばすことを主眼といたしまして、立つ、座る、歩くなどの日常生活を営む上で不自由ない体を目指しております。筋肉調整とスロートレーニングは、軽い負荷をゆっくりかけ続けることで筋肉を増大させ、可動域を広げ、高齢者に多い肩凝り、腰痛、膝痛等に改善効果がございます。それぞれ体操の方法、運動の強度が異なり、運動の効果も異なっております。このシルバーリハビリ体操の運動効果については、アンケートによりまして、筋肉調整とスロートレーニング同様、体の状態が以前よりよくなったとの結果が出ております。それぞれの受講者のアンケート結果をもとに、シルバーリハビリ体操、筋肉調整とスロートレーニング、それぞれの体操の効果を広く市民に周知・啓発してまいりたいと考えております。  そして、運動内容を図示したわかりやすいイラストであるとかテキスト等を活用いたしまして、配布するなど、ご自分で、自分がどの運動が必要なのか選択をしていただきまして、各自で効率的に運動ができるように取り組んでまいりたいと考えております。  以上です。 186 ◯議長(池田正文君) 16番・櫻井信幸君。                 〔16番・櫻井信幸君登壇〕 187 ◯16番(櫻井信幸君) 私、3項目目で部長がおっしゃることは、十分これまでにも聞いておりますから理解しているんですけれども、とりあえずシルバーリハビリ体操、4項目目にもあるんですけれども、これは食生活改善推進という、食と健康という観点からこのような提案をしているのでありますけれども、まず、アンケート等のお話は今しましたけれども、これはご答弁が一部なかったような気がいたしますけれども、4項目目のほうが一緒になっているような感じがしますので、そこでご答弁をいただければなと思います。  シルバーリハビリ体操は、やっている方がひまわりの館の教室へ来られて、あるいは自主教室へ来られて、これはちょっと私にはきついなと言って、何人かの方が1回来て、もう次回は休ませていただきますというようなお電話をいただくことが、たびたびではないんですけれども、何回かございました。  そういうお年寄り、高齢者の健康づくりを考えたときに、やっぱりその体力レベルに応じたトレーニング法というのは、指導しているほうからしても考えていかなければならないというようなことから、このシルバーリハビリとの連携強化ということを申し上げました。これについてもよく担当部で考えていっていただきたい。そして、先ほど市長が、来年度の予算にとおっしゃっていただきましたので、さらなる充実を図れるようにやっていっていただければなと考えております。  4項目目、(4)ですけれども、先ほどと重複いたしますけれども、スロー筋トレ、シルバーリハビリ体操、食生活改善推進員の連携強化を図り、石岡市方式の健康づくりをやってみてはどうかと通告いたしました。先ほども少し述べましたが、やっぱり健康づくりには食が大事なんですね。ですから、食と健康。今日もテレビで、アメリカかどこかでしたが、子どもたちの給食についてやっておりましたけれども、やはり食事は大事なんです。  今回、私がこのスロー筋トレと筋肉調整について新たに提案したのは、生涯学習の観点からということで、今度は年齢制限をしないで、若い方たちも参加していただけるという方式になりました。高齢福祉課のほうは60歳以上の高齢者を対象にしていますけれども、今回、教育委員会のほうの教室においては、年齢制限をしないという形でやっていくものですから、やはり高齢者にとっても若い人たちにとっても、健康づくりに欠かせない食事、それを食改との連携、シルバーリハビリ体操との連携をとって、やっていかれてはという通告であります。  これについて、どちらがご答弁なさるのかちょっとわかりませんけれども、ご答弁をお願いできればなと思います。 188 ◯議長(池田正文君) 保健福祉部長・小倉君。 189 ◯保健福祉部長(小倉俊彦君) ご答弁申し上げます。まず、石岡市では、現在、健康増進課が事務局となっておりますボランティア団体である食生活改善推進員の方々、120名ほどいらっしゃいますけれども、この方たちが、「私たちの健康は私たちの手で」という基本方針として、子どもから高齢者まであらゆる世代の方を対象に、生活習慣病予防をはじめ親子で学べる食育の推進をテーマに、調理実習や試食等を通して、健康な地域づくりのために幅広い普及活動を行ってございます。  そこで、石岡市独自の健康づくりの関係でございますけれども、平成31年3月に、健康増進計画、食育推進計画を含みました「いしおか健康応援プラン」を策定いたしました。この計画は、「健康でつながる 人づくり まちづくり」を基本理念としまして、市と関係機関が互いに連携して市民の健康づくりを支援していくことを目指しております。計画の中では、具体的な取り組みといたしまして、健康づくり習慣の分野では地域の健康づくり活動を支援すること、食育・食生活の分野では望ましい食習慣を身につけること、身体活動・運動分野では運動習慣を身につけるなどを目標に掲げて、事業を展開することとなっております。今後も、食育の分野では食生活改善推進員の方々と協力しながら、幅広い年代を対象に、あらゆる機会を通して、生きていくために必要不可欠な食育の普及啓発を図ってまいります。  その中で、議員おっしゃるように、市民の健康増進を図る上で重要な運動の柱であるスロー筋トレやシルバーリハビリ体操と健康な食の啓発を合わせることで健康づくりを推進し、全ての市民の方々が健やかに生き生きと暮らせるよう、事業を展開していきたいと考えております。  以上でございます。 190 ◯議長(池田正文君) 16番・櫻井信幸君。                 〔16番・櫻井信幸君登壇〕 191 ◯16番(櫻井信幸君) ありがとうございます。今、答弁の中で、食育という言葉が何度も出ました。実はつい最近ですけれども、お子さん方が朝行くとき、カップラーメンを食べて学校へ行くという家庭が増えていると。それで、カップラーメンの値上がりがあるということで、駆け込みで大量に買っていくんだというようなお話を聞いたことがあります。朝からカップラーメンという家庭が増えちゃっているそうです。ですから、そういうことも含めて、食育というのは大事なものであります。子どものうちから健康を害したのではもったいないので、健康維持できるものは維持していくというようなことを、担当部、あるいは市役所全体で考えていっていただければなと思います。  先ほどから、スロー筋トレという言葉もまたたくさん出るんですけれども、筋肉調整というのが大事なんです。あのプロ野球のイチロー選手が、何でしたかね、初動負荷理論といって、同じことなんです。試合の4時間前から、筋肉に軽い負荷をかけながら血流をよくするといって試合に臨む。こういうことが我々は大事なんですよ。ここにいる方、皆さん、それを心がけていくと、相当違うものができると思います。ですから、これについては、まだまだこの一般質問では質問、提案し切れない、奥深いものがたくさんあります。ですから、その辺のところも含めて、真剣に健康づくり、一過性でない、一過性で終わらない、そこの村長さんがやめたら、話題になった事業が消えてしまうということがなく、若い職員の方も、あれはどうしてもやっていくんだというような気持ちで、この事業を展開していっていただければなと思います。私もそれについては努力を惜しまない、協力を惜しまないつもりでおりますので、皆さんもどうかその辺のところを強い気持ちを持っていただきたい、そういうふうに感じております。  これについては以上であります。これからも、担当部の職員の方等々に細かい相談、提案をしてまいりますので、これについてはよろしくお願いをしたいと思います。  次に入ります。次、2項目目でありますけれども、子どもたちの健康健診についてと通告しております。これについては、今年の何月でしたか、定例会前ですから今年の2月ごろですかね、福島県の被災地を訪問してまいりました。そのとき、やはりまだまだまちへ戻ってくる子どもたちが少ないんだよというお話を聞きながら、そして、いた方には、やはり子どもたちの健康異常といいますか、甲状腺の被曝が懸念されるんだよというようなお話も聞きました。  そして、今回、改選の選挙がありましたけれども、その選挙期間中にも、石岡市民の方から、やはり同じような、石岡の子どもたちは大丈夫なのかな、甲状腺についてちょっと心配なんだけど、その辺のところを市はどう考えているのかちょっと聞いてくれないかというような依頼がありましたから、今回、こういう提案をしたのでありますけれども、石岡市としては多分、これについてはさほどまだ調査というか、検査はしていないと思うんですけれども、万が一、子どもたちの健康ということを考えたときに、私は、そろそろ石岡市が腰を上げるときに来ているのかなと感じております。  そういう点で、今後、検診等について担当部ではどうお考えになっているのか、お尋ねをしたいなと思っております。 192 ◯議長(池田正文君) 保健福祉部長・小倉君。 193 ◯保健福祉部長(小倉俊彦君) ご答弁申し上げます。石岡市のまず放射線量につきましては、市内3か所におきまして放射線量測定器を設置しており、24時間測定がされております。測定結果につきましては、市役所及び県のホームページで確認できますが、石岡市においては、特段高い値は出ておらず、基準を下回って推移している現状となってございます。また、令和元年6月3日に公表されました、東京電力福島第1原発事故の健康への影響を調べる福島県の県民健康調査検討委員会の評価部会の報告では、事故当時18歳以下だった県内の子どもを対象に実施している甲状腺検査の結果について、現時点では甲状腺がんと被曝との関連は認められないとする内容がございました。これらのことも踏まえまして、今後も種々の情報を把握していく方向で考えております。  以上でございます。 194 ◯議長(池田正文君) 16番・櫻井信幸君。                 〔16番・櫻井信幸君登壇〕 195 ◯16番(櫻井信幸君) 約33年が経過していると思いますけれども、チェルノブイリの原発の事故がありまして、その特集番組みたいなものをドキュメンタリー番組で2年くらい前にやっていたんですよ。それは、もう現に今年で33年を経過しようとしているのでありますが、二、三年前、小学生ですから、現在、多分十二、三歳の子が、体育ができないんですね。走ったり激しい運動ができない。原発の後、数十年経って生まれた子どもたちなんです。これ、あまりこういうことを言うと、少し過敏になり過ぎちゃう、いろいろ問題が起きそうな感じはしますけれども、そうじゃなくて、そういう観点から捉えるのではなくて、石岡市の子どもたちは本当に大丈夫なのかなという単純な考えから、こういう提案をしております。  そういう原発の事故後、数十年経って生まれた子どもたちにも影響が出ているという1つの事例とか、あとは、先日、茨城新聞の記事ですけれども、これは先ほど市長にもお渡ししましたけれども、原子力規制委員会というのがありまして、甲状腺被曝を防ぐ安定ヨウ素剤の事前配布対象を、原則40歳未満とするという指針案を了承したとなっております。これについて、知事は、国の動向を注視し判断していくと、40歳どうのこうのというのは、よくその辺は注視して考えていきますというような記事が載っております。  知事も、これは否定しているわけではないんですね。ですから、そのリスクを少しでも減らしていくためには、やはりそういうこともやっていく時期に来ているのかなと。とりあえず子どもたちを、年齢を中学生以下とか、そういう形の中で検査していく必要性がそろそろ来ているのかなと感じております。  原発に対しても、あるいはいろんな事故の影響に対しても、電力会社側、原発事業を運営している会社側の調査を主に、これは安全ですよというようなことが公表されているわけでありますけれども、そちらはそちらとしての考えでありますから、そういう点も含めて、石岡市の今後の子どもたちの甲状腺の汚染というか、それについて今後どういうふうに考えていくのか、再度お尋ねをできればなと思います。 196 ◯議長(池田正文君) 保健福祉部長・小倉君。 197 ◯保健福祉部長(小倉俊彦君) 先ほどの答弁と重複してしまう部分がございますけれども、現在のところ、石岡市におきましては、健康診断、健康影響検査の費用負担をしていることもございません。今のところ、いろいろな情報を集めて、把握して、そこから判断するというような形をとっていきたいと考えております。  以上です。 198 ◯議長(池田正文君) 16番・櫻井信幸君。                 〔16番・櫻井信幸君登壇〕 199 ◯16番(櫻井信幸君) それでは、2)のほうに入りますけれども、他自治体での対応事例、これについて石岡市はどういうお考えというか、どのような調査をなさっているのか、お尋ねをしたいなと思います。 200 ◯議長(池田正文君) 保健福祉部長・小倉君。 201 ◯保健福祉部長(小倉俊彦君) 他の自治体における対応事例でございますけれども、県内におきましては、かすみがうら市、つくば市、龍ケ崎市、常総市、牛久市など数市におきまして、子どもたちの放射性物質による健康影響検査費用の一部助成を実施しております。かすみがうら市の例を申し上げますと、対象となるのは、東日本大震災発生当時18歳未満の者で、甲状腺エコー検査、またはホールボディーカウンター検査を医療機関で受けた場合の費用、上限5,000円を助成する制度となっております。  また、万が一原子力災害が発生した場合、緊急時対応としての安定ヨウ素剤の配布でございますけれども、茨城県が原子力防災対策指針に基づき、東海村第2原子力発電所から概ね5キロメートル圏内の日立市、那珂市、東海村の3市村の住民を対象に実施しております。あわせて県では、同発電所30キロ圏内14市町村の住民及び当該地域にある学校、会社、イベント参加者、旅行者等の一時滞在者を対象に、安定ヨウ素剤を県や保健所、対象市町村に備蓄しております。石岡市は同発電所30キロ圏外のため、同指針の基準には該当しておらず、住民への配布、備蓄等につきましては、妥当性、費用負担、服用後の副作用等が発生した場合の対応などが課題であり、県とも協議の上、慎重に判断する必要があると考えております。  以上でございます。 202 ◯議長(池田正文君) 16番・櫻井信幸君。                 〔16番・櫻井信幸君登壇〕 203 ◯16番(櫻井信幸君) ただいまかすみがうら市の事例について、部長のほうからご答弁がありました。石岡市と隣接しているんですけれども、石岡市とかすみがうら市の差というのはどこにあるんですか。事業を実施していると言っていいんですかね、それをやっているかすみがうら市と石岡市の差というのは、どこにあるんですか。 204 ◯議長(池田正文君) 保健福祉部長・小倉君。 205 ◯保健福祉部長(小倉俊彦君) 隣接しておりますので、当時の状況、風とか雨とかの影響はあると思いますけれども、それほど状況的には変わっていないと思います。かすみがうら市のほうでは、市独自に対象者への補助という判断をしたものと思います。  以上です。 206 ◯議長(池田正文君) 16番・櫻井信幸君。                 〔16番・櫻井信幸君登壇〕 207 ◯16番(櫻井信幸君) 市民の保護者と言っていいんですかね、そういう方たちが、やはり心配なので、こういう質問をしてくれないかという依頼があるんですよ。でありますから、例えば希望者がいれば、ちょっとやってみようかというようなことがあってもいいのかなと思います。これについては、部長はそれ以上の答弁はできないでしょうから結構ですけれども、よく市長、副市長と協議をして、今後の対策を練っていただければなと思っております。  先ほども申し上げました。3月、2月ころでしたかね、被災地へ行ってきたとき、福島の第1原発というのは、いまだに放射能を出しているんです、毎日のように。それが、風向きによっては茨城県のほうへ来たり、宮城県のほうへ行ったり、また山形のほうへ行ったりというような状況であると思っております。茨城県においても、東海村の事故とか大洗のプルトニウム事故とか、そういうものを経験しているわけでありますから、その辺のところをよくお考えになって、市民の皆さんが心配していることでありますから……、皆さんがというか、一部の人が心配していることでありますから、その辺のところもよくお考えになっていただきたいなと思います。  終わります。 208 ◯議長(池田正文君) 次の質問者に移ります。  3番・新田 茜君。
                     〔3番・新田 茜君登壇〕 209 ◯3番(新田 茜君) 3番・新田 茜でございます。通告をいたしております2項目について、質問をしてまいります。よろしくお願いいたします。  まず、1項目目、石岡市の放課後児童対策についてを伺います。  通告書にも記しましたように、現在の子どもたちの放課後の過ごし方は、ここ数十年の間に大きく変化をしております。全国的な問題として挙げられている子どもの数の減少、また兄弟数の減少、そして、核家族化の進行、特に共働き家庭の増大、現在の日本での共働き世帯は約1,400万世帯ということで、夫婦がいる世帯のうち共働き世帯の割合は59.9%で、こちらは専業主婦による世帯の約倍あるそうでございます。そして、さらにはひとり親家庭の増加など、そのような環境の変化に伴いまして、子どもを取り巻く環境も大きく変わってきております。  そんな環境の変化の中、放課後を1人で過ごさざるを得ない子どもたちが増加しています。また、放課後という時間は、子どもたちにとって比較的自由に過ごせる時間ではありますが、逆に、周囲の大人から目の届かない時間となっている現状もございます。そういったさまざまな理由から、子どもの成長における放課後児童対策の重要性が増しております。  そこで、まず1点目として、通告書(1)現在、石岡市では放課後児童対策としてどのような取り組みがなされているのか、その実績等についてを伺います。 210 ◯議長(池田正文君) 教育部長・豊崎君。 211 ◯教育部長(豊崎康弘君) 教育委員会で行っております放課後児童対策としましては、放課後児童クラブと放課後子ども教室の2つがございます。放課後児童クラブは、19の全ての小学校の校舎内、または敷地内に設置されており、放課後から午後6時半までお預かりしております。放課後子ども教室は、平成30年におきましては、年8回程度の各種体験活動を10校で実施しました。本年度は11校の実施を予定しているところでございます。 212 ◯議長(池田正文君) 3番・新田 茜君。                  〔3番・新田 茜君登壇〕 213 ◯3番(新田 茜君) ありがとうございます。実績ということで、教育委員会で現在行っている放課後児童対策は、放課後児童クラブと放課後子ども教室と、その2つであるということでございましたが、この2つについて、それぞれの違いを伺います。 214 ◯議長(池田正文君) 教育部長・豊崎君。 215 ◯教育部長(豊崎康弘君) 放課後児童クラブと放課後子ども教室の違いでございますが、放課後児童クラブにつきましては、毎日の放課後と、夏休み等の長期休業中に実施してございます。保護者の就労等により家庭で保育できない児童を対象にお預かりし、児童の健全育成を図るための事業でございます。  一方、放課後子ども教室は、家庭の状況にかかわらず、放課後を活用した各種体験活動を通し、児童の社会性、自主性等の豊かな人間性を養う事業でございまして、年8回程度、各学校で実施するものでございます。事業内容は各学校によって異なっております。  以上です。 216 ◯議長(池田正文君) 3番・新田 茜君。                  〔3番・新田 茜君登壇〕 217 ◯3番(新田 茜君) ありがとうございます。この放課後児童クラブにつきましては、いわゆる学童でございますが、(2)のほうで詳しく聞きますので、今お答えいただきました子ども教室について、先ほどの答弁の中で、本年度は11校で実施するということでお話がありました。この体験活動というのは実際にどういったことをするのか、その具体的な内容、また指導員はどなたが行うのかをお伺いいたします。 218 ◯議長(池田正文君) 教育部長・豊崎君。 219 ◯教育部長(豊崎康弘君) 放課後子ども教室の具体的な実施内容でございますが、昨年度の例を申し上げますと、地域との交流やおもしろ理科先生、茶道体験、車椅子体験、ドッジボール教室、工場見学などといった、児童にさまざまな体験、交流活動を実施してございます。また、指導員につきましては、地域の子ども育成会の役員やPTAの役員、おやじの会の方々、それから、放課後児童クラブの支援員などでございます。  以上です。 220 ◯議長(池田正文君) 3番・新田 茜君。                  〔3番・新田 茜君登壇〕 221 ◯3番(新田 茜君) ありがとうございます。さまざまな体験活動がなされているということで、理解をいたしました。  こちら、放課後児童クラブにつきましては、先ほど、答弁の中でも午後6時半までというお答えがありましたけれども、この子ども教室につきましては時間帯はどのようになっておるのか、お伺いをします。 222 ◯議長(池田正文君) 教育部長・豊崎君。 223 ◯教育部長(豊崎康弘君) 放課後子ども教室の時間でございますが、平日においては授業終了後から午後5時まで、土・日・祝日や長期休業中の実施も可能となってございます。  以上です。 224 ◯議長(池田正文君) 3番・新田 茜君。                  〔3番・新田 茜君登壇〕 225 ◯3番(新田 茜君) ありがとうございます。こちら、この子ども教室に参加するに当たりまして、参加費用といいますか、そういった料金、利用料といいますか──はかかるのか、伺います。 226 ◯議長(池田正文君) 教育部長・豊崎君。 227 ◯教育部長(豊崎康弘君) 放課後子ども教室につきましては、基本的には無料でございますが、活動の内容によっては、材料費として実費分を徴収する場合がございます。  以上です。 228 ◯議長(池田正文君) 3番・新田 茜君。                  〔3番・新田 茜君登壇〕 229 ◯3番(新田 茜君) ありがとうございます。国のほうでも進めているということなので、ぜひ今後も多くの学校で実施がなされるようにしていただきたいと思います。  (1)こちら、実績と利用状況でございますので、それぞれに利用、そして参加している現在の児童数について伺います。 230 ◯議長(池田正文君) 教育部長・豊崎君。 231 ◯教育部長(豊崎康弘君) 6月3日現在の放課後児童クラブの登録児童数は858名でございます。放課後子ども教室の平成30年度、昨年度になりますが、登録児童数は522名でございます。 232 ◯議長(池田正文君) 3番・新田 茜君。                  〔3番・新田 茜君登壇〕 233 ◯3番(新田 茜君) ありがとうございます。それぞれ、今、登録・参加している児童数についてお答えいただきました。こちら、推移につきましては、年々、この利用・参加する人数は増えているのか。こちらはまた各学校によって違うと思うんですけれども、トータルの人数で構いませんので、参加、そして利用している児童数、全体的に年々増えているのかを伺います。 234 ◯議長(池田正文君) 教育部長・豊崎君。 235 ◯教育部長(豊崎康弘君) 放課後児童クラブの登録児童数につきましては、資料で提出させてもらったとおりでございます。平成28年12月時点で684名、29年12月末で752名、30年12月末時点で781名、先ほど6月現在では820名と言っておりますので、右肩上がりの状況となってございます。  一方、放課後子ども教室の登録者数ですが、学校の規模や活動内容によって変動がございます。28年度、9校で718名、29年度、9校で533名、30年度、10校で522名、児童数の減少もあるのか、こちらのほうは若干減少傾向という状況でございます。 236 ◯議長(池田正文君) 3番・新田 茜君。                  〔3番・新田 茜君登壇〕 237 ◯3番(新田 茜君) ありがとうございます。放課後児童クラブのほうは年々増えているということで、了解をいたしました。  では、次に、2)の児童館・児童センターについて伺います。現在、石岡市においては、児童館は府中地区に1か所、そして、児童センターは旭台地区に1か所あるかと思います。こちらの管理は、教育委員会ではなくこども福祉課ということでございますけれども、こちらはもちろん放課後に、こういった施設を利用する児童もいるかと思います。  まずは、この児童館と児童センター、それぞれの役割についてを伺います。 238 ◯議長(池田正文君) 保健福祉部長・小倉君。 239 ◯保健福祉部長(小倉俊彦君) ご答弁申し上げます。児童館・児童センターの役割でございますけれども、児童福祉法第40条によります児童福祉施設ということになってございます。屋内型の児童厚生施設ということで、ゼロ歳から18歳までの利用者を対象としております。子どもに健全な遊び場を提供して、その心身の健康を増進し、情操を豊かにすることを目的としてございます。児童センターにつきましては、児童館の機能プラス、運動可能スペースを設けているという状況でございます。  以上でございます。 240 ◯議長(池田正文君) 3番・新田 茜君。                  〔3番・新田 茜君登壇〕 241 ◯3番(新田 茜君) ありがとうございます。主にこの児童館と児童センターでありますけれども、具体的にどういった利用がなされているのか、伺いたいと思います。 242 ◯議長(池田正文君) 保健福祉部長・小倉君。 243 ◯保健福祉部長(小倉俊彦君) 利用状況でございますが、実績といたしまして、いずれも年間の継続事業といたしまして、習字教室、スポーツクラブ、季節の事業として、夏休みの絵画・工作教室や、ハロウィン、クリスマスなどを行っております。こちらについては、放課後の時間帯だけでなく、屋内の遊戯スペースと、児童館においては屋外遊戯スペースも開放しまして、子どもたちが集える場所の提供を行ってございます。  昨年度、30年度の児童館の利用者数は1万6,119人、児童センターが1万8,225人となってございます。  以上です。 244 ◯議長(池田正文君) 3番・新田 茜君。                  〔3番・新田 茜君登壇〕 245 ◯3番(新田 茜君) ありがとうございます。小学生に限らず、また放課後に限らず、親子で参加できるような催しも行い、活用がなされているということでございました。  先ほど答弁の中にもありましたが、よく実施をされている習字教室なんかは、非常に人気があるというふうにも聞いております。私自身も府中学区でございますけれども、小学生時代、現在のように学童であったり子ども教室がありませんでしたので、放課後でしたり夏休み等はよく児童館に行きまして、宿題をしたり、また勉強をしたり、外で遊んだりと過ごした、そういった記憶がございます。この児童館や児童センターにつきましても、放課後に児童が過ごせるような利用方法について、こちらも教育委員会と連携しながら、今後さらに活用していただけるといいのかなと感じます。  では、放課後の過ごし方ということで、(2)のほうに移ります。冒頭に、放課後児童対策ということで、現在、石岡市では、放課後児童クラブと放課後子ども教室が行われているということをお答えいただきました。こちら、ちょっと済みません、放課後児童クラブではなく、聞きやすいのと言い慣れているということで、学童というふうに言わせていただきたいと思います。この学童についてを、(2)で伺ってまいります。  1)の登録児童数につきましては、さきの質問でお答えをいただきました。6月現在で858名ということで、年々利用、そして登録者も増えているといったお答えがございました。これも、女性の就業率の上昇もありまして、全国的に見ても、学童を利用する児童というのは年々増加しているようでございます。そして、さらには、学童に入りたくても入れない、いわゆる待機児童というものも生じているということでございます。  石岡市におきましても、利用状況は、子どもの数が減っていても、学童を利用する児童は増えているということでございましたが、現在、利用している児童数が858名という中で、人数の超過が見られるクラブはあるのでしょうか。もしあれば、その理由についてもお答えいただければと思います。お願いします。 246 ◯議長(池田正文君) 教育部長・豊崎君。 247 ◯教育部長(豊崎康弘君) 6月3日時点で、19の児童クラブのうち定員を超えている児童クラブは、3か所ございます。その内訳は、府中小児童クラブ、定員約124名に対して128名、東小児童クラブが定員93名程度に対して96名、小幡小児童クラブが、定員37名程度に対して40名ということでございます。また、定員超過が見られる理由としましては、年度途中に転入される児童、それから、保護者の就労等も、年度途中で就労するという方もございますので、利用者の増が原因ということでございます。  以上です。 248 ◯議長(池田正文君) 3番・新田 茜君。                  〔3番・新田 茜君登壇〕 249 ◯3番(新田 茜君) 超過が見られる学校と、その理由についてお答えをいただきました。  では、石岡市においては、いわゆる学童の待機児童は生じているのでしょうか、伺います。 250 ◯議長(池田正文君) 教育部長・豊崎君。 251 ◯教育部長(豊崎康弘君) 現在のところ、待機児童は生じてございません。 252 ◯議長(池田正文君) 3番・新田 茜君。                  〔3番・新田 茜君登壇〕 253 ◯3番(新田 茜君) ありがとうございます。石岡市においては、登録児童数は増えており、また、定員を超えている学校も数か所あるようでありますけれども、待機児童は今のところ生じていなということでございました。  では、先ほどお答えをいただいた定員を超えている学校については、どのような対応をなさっているのかを伺います。 254 ◯議長(池田正文君) 教育部長・豊崎君。 255 ◯教育部長(豊崎康弘君) 放課後児童クラブごとに定員を設けておりますが、石岡市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例第10条第2項において、児童の生活する区間の面積は、「児童1人につきおおむね1.65平方メートル以上でなければならない」と定めております。このように「おおむね」という表現ですので、定員を超えた人数を入所させることを妨げるものではございません。  しかしながら、ある程度の余裕ある生活環境を確保することは重要であるため、超過が見られる施設におきましては、市民の民間が運営いたします児童クラブへの入所も検討していただくよう、案内している場合もございます。  先ほど定員オーバーしているところがございますが、若干のオーバーですので、概ね1.65平方メートルを満たしているということで、対応してございます。 256 ◯議長(池田正文君) 3番・新田 茜君。                  〔3番・新田 茜君登壇〕 257 ◯3番(新田 茜君) 公立の学童を希望していても、超過が見られる学校については、民間の学童のほうへの入所検討をご案内することもあるということで、現在の状況を考えますと、それもいたし方ないのかもしれませんけれども、これが進みますと結果的に、いわゆる待機児童というものにつながってしまうような気もいたします。  それと、今、答弁の中で、学童の児童が生活する区画面積が定められているというお答えがありましたけれども、こちらも面積でありますので、教室の広さによって変わってくるかと思いますが、1クラスの児童の定員は大体何人ほどになるのか、1クラスの定員数、あわせて児童を支援する支援員の数等に規定はあるのかを伺います。 258 ◯議長(池田正文君) 教育部長・豊崎君。 259 ◯教育部長(豊崎康弘君) 1クラスの児童の定員につきましては、石岡市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例第10条第4項に、1つの支援の単位を構成する児童の数は、概ね40人以下とすると定めてございます。支援員につきましても、同条第10条第2項に、放課後児童支援員の数は、支援の単位ごとに2名以上ということで定めてございます。 260 ◯議長(池田正文君) 3番・新田 茜君。                  〔3番・新田 茜君登壇〕 261 ◯3番(新田 茜君) ありがとうございます。概ね40人以下で、支援員は単位ごとに2名以上ということでございました。となると、超過が見られる学校につきましては、先ほどお答えありました東小ですと、1クラスは48名、そして、規模が大きい南小に関しても、大体45名ほどになってしまいます。ただ、この両校とも、学校の空き教室ではなく、独立した学童の施設が設置されておりますので、面積で考えますと、学校の教室よりは広いかもしれませんので、登録児童数が増えても、何とか対応できる状況であるのかなと思います。  この独立した学童施設を持つ学校というのはほかにもあると思いますけれども、空き教室ではなく独立した学童施設を建設された、設置された経緯について、どのような理由があったのか、伺いたいと思います。 262 ◯議長(池田正文君) 教育部長・豊崎君。 263 ◯教育部長(豊崎康弘君) 独立した学童施設を建設した経緯でございますが、建設当時、児童数の増による普通教室の増や特別支援教室の設置の必要により、余裕教室がなくなる見込みとなり、需給バランスが崩れ、専用施設を設けなければ児童の保育場所がなくなってしまう状況となったために、建設したところでございます。当然、学校で使う教室が優先されます。その次に、余裕があれば、学童保育ということになります。なお、東小につきましては、校舎と学童施設を同時期に建設しましたが、国の交付金の有効活用をするため、文部科学省の交付金で校舎、厚生労働省の交付金で学童施設を建設した経緯がございます。文部科学省の補助金のほうでは、学童施設を学校内につくったとしても、補助金のほうは交付されないということになりますので、厚生労働省の交付金で別棟を建てたという経緯でございます。 264 ◯議長(池田正文君) 3番・新田 茜君。                  〔3番・新田 茜君登壇〕 265 ◯3番(新田 茜君) ありがとうございます。実際に独立した学童施設のほうを私も見学させていただきました。非常に子どもたちが過ごしやすい環境であるかなと感じました。ただ、それぞれ理由がある中で建設されたということで、理解をいたしました。
     次に、2)の民間の学童保育の状況についてを伺いたいと思います。現在、石岡市内において、民間の学童保育を運営している施設は何か所あるのか、伺います。 266 ◯議長(池田正文君) 教育部長・豊崎君。 267 ◯教育部長(豊崎康弘君) 私立の幼児教育施設が運営いたします学童保育施設は、市内に7か所ございます。具体的には、石岡幼稚園、石岡明照保育園、そとの保育園、ばらき台幼稚園、ひかり保育園、国分台ふたば保育園、国分寺幼稚園でございます。  以上です。 268 ◯議長(池田正文君) 3番・新田 茜君。                  〔3番・新田 茜君登壇〕 269 ◯3番(新田 茜君) 民間の学童については市内7か所ということで、そして、先ほど超過が見られる学校については、民間の学童を案内するというお話もありましたので、そういった意味でも、今後、民間の学童と情報交換などを行っていただくと、さらにいいのかなと思います。  それでは、次の3)の職員体制についてを伺います。石岡市の学童の支援員の募集については、現在どのように行っているのか伺います。 270 ◯議長(池田正文君) 教育部長・豊崎君。 271 ◯教育部長(豊崎康弘君) 支援員の募集につきましては、年度の切り替え時や夏休み前を中心に、年間を通して適宜募集してございます。募集方法といたしましては、市のホームページや広報紙のほか、ハローワークに求人を募集しているところでございます。 272 ◯議長(池田正文君) 3番・新田 茜君。                  〔3番・新田 茜君登壇〕 273 ◯3番(新田 茜君) 年間を通して募集をしているということで、確かにホームページですとか広報を見ますと、常に募集をかけているといったイメージがあるんですけれども、これは、支援員が現在不足しているということなのでしょうか、伺います。 274 ◯議長(池田正文君) 教育部長・豊崎君。 275 ◯教育部長(豊崎康弘君) 不足しているというよりも、当然、おやめになられる方もおりますし、最低限で回している部分もございますので、こちらとしては、常に募集して確保しておきたいということで実行しております。 276 ◯議長(池田正文君) 3番・新田 茜君。                  〔3番・新田 茜君登壇〕 277 ◯3番(新田 茜君) それでは、次に、支援員になるために必要な条件等はあるのか、伺います。 278 ◯議長(池田正文君) 教育部長・豊崎君。 279 ◯教育部長(豊崎康弘君) 現在、勤務している支援員は、放課後児童支援員という資格保持者と、この資格保持者をサポートする補助員の2つに分かれております。基本的に募集しているのはこの補助員であり、補助員については、雇用するに当たって条件は特にございません。なお、補助員につきましては、石岡市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例第10条3項に規定する条件を満たした者については、都道府県知事が行う研修を修了することで、有資格者になることができます。 280 ◯議長(池田正文君) 3番・新田 茜君。                  〔3番・新田 茜君登壇〕 281 ◯3番(新田 茜君) ありがとうございました。  この支援員でありますが、現在、石岡市には100名以上支援員の方がいらっしゃるかと思います。この100名以上いらっしゃる支援員の方々の年齢層と、また男性と女性の割合についてはどのようになっているのか、伺います。 282 ◯議長(池田正文君) 教育部長・豊崎君。 283 ◯教育部長(豊崎康弘君) 支援員の年齢層でございますが、20代が2名、30代が1名、40代が7名、50代が25名、60代が66名、70代が9名でございます。最年少が26歳、最年長が74歳になります。平均としましては61.3歳になってございます。また、支援員の男女の割合でございますが、110名中男性が3名、女性が107名で、圧倒的に女性の割合が多い状況でございます。 284 ◯議長(池田正文君) 3番・新田 茜君。                  〔3番・新田 茜君登壇〕 285 ◯3番(新田 茜君) 男性と女性の割合については圧倒的に女性が多いということで、110名いらっしゃる中で男性は3名ということで、想像していたよりちょっと少ないのかなと少し驚きましたけれども、また、男性は、女性とは違った役割を発揮することが多くあると思いますので、何か募集のアプローチ等を工夫して、さらに増えるとよいのかなと感じます。  そして、年齢層につきましては、最年少が26歳、最年長が74歳で、平均は61.3歳ということで、50代以上、特に60代の方が一番多いようでございます。私も実際に、数か所の学校に伺いまして、その教室を見学させていただきまして、いろいろと支援員の方々にもお話を伺ってまいりました。お話をする中で出た多くの意見としましては、本当にあと何年できるかなとか、また、本当は引退してもいいのだけど、なり手がいないのよねといったような、本当にこれからが大変よということで、今後の心配をなさる方が多く見られました。  ということで、今後ということで、4)の、学童保育の今後のあり方についてを伺ってまいります。まず、児童の受け入れ体制について、先ほど来定員を超えている学校があるということでお話がありましたけれども、今後さらにこの超過が見込まれる場合の対応についてはどのようになさるのか、具体的な対応策があれば、お示しいただきたいと思います。 286 ◯議長(池田正文君) 教育部長・豊崎君。 287 ◯教育部長(豊崎康弘君) 官民合わせての定員枠の状況を鑑みながら、入所している児童に対しては、年末にかけて継続利用の確認をし、新入生に対しては、就学時健診時に保護者からのアンケートをとり、利用する人数の把握をすることで、必要に応じて教室数を増やすなどの対応をとっているところでございます。また、小学校の統合再編を踏まえ、必要に応じて施設の改築等の対応を検討してまいりたいと思っております。 288 ◯議長(池田正文君) 3番・新田 茜君。                  〔3番・新田 茜君登壇〕 289 ◯3番(新田 茜君) 先ほど統合再編というお話が出ておりましたけれども、この統合再編の検討と同時に、学童の整備についても、今後、確実に必要になってくると思いますので、放課後児童対策として、この学童のほうにもぜひスポットを当てて取り組んでいただきたいと思います。  そして、さらには、以前もこの学童については、民間委託の是非を含めた検討を進めていくといったお話が出ておりましたけれども、この民間委託に関する検討については、現在どの程度進んでいるのか、進捗を伺います。 290 ◯議長(池田正文君) 教育部長・豊崎君。 291 ◯教育部長(豊崎康弘君) 平成29年度から、石岡市放課後子どもプラン運営委員会におきまして、民間委託の是非を含めた運営方法の見直しをしているところでございます。今後も継続して委員会を開催し、検討を進めているところでございます。  以上です。 292 ◯議長(池田正文君) 3番・新田 茜君。                  〔3番・新田 茜君登壇〕 293 ◯3番(新田 茜君) 運営委員会において、是非を含めた見直しということで、こちら、議事録を拝見しましても、昨年と全く同じ回答といいますか、石岡市にとって、学童の民間委託が是であるのか非なのかという、その確定に至るにはなかなか時間も必要であると思いますけれども、検討、検討、検討を進めるということで、その検討が今どの段階にあるのか、今の答弁だとなかなか読み取りづらいという面もございますが、全国的に見ても、公立公営というものが34.5%、そして、公立民営が45.3%あるそうでございます。石岡市にとってどのような方法をとるのがベストであるのか、まだわかりませんけれども、この検討についての進捗につきましては、今後も随時注目をしてまいりたいと思います。  それでは、教育長に伺いたいと思います。現段階では、石岡市の学童は公営でありますけれども、今後の学童のあり方について、教育長の見解をお伺いいたします。 294 ◯議長(池田正文君) 教育長・櫻井君。 295 ◯教育長(櫻井 信君) ご答弁申し上げます。今後の学童のあり方ということでありますけれども、家庭環境や就労状況の変化や、さらには女性の社会進出等の観点から、家庭のかわりとして児童を保育すること、さらには、私たちの時代にはごく自然であった異年齢集団での活動、あるいは、さまざまな体験を提供してあげるということは、児童の健全育成におきまして重要な役割を担っていると考えております。つきましては、小学校の統合再編を踏まえつつ、先ほどお話が出てまいりましたように、運営方法を含めまして、適切な施設設備を検討し、待機児童が発生しないように今後も努めてまいりたいと思っているところでございます。  以上です。 296 ◯議長(池田正文君) 3番・新田 茜君。                  〔3番・新田 茜君登壇〕 297 ◯3番(新田 茜君) ありがとうございます。今後の学童のあり方ということで、教育長のほうからお答えをいただきました。この放課後児童対策である学童でございますけれども、厚労省が公表した昨年度の学童に入りたくても入れない児童、先ほどお話の中でもありましたが、いわゆる待機児童でございますが、この数は1万7,279人、こちらは前年度よりも増加をしているといった発表がありました。  石岡市は、今のところ待機児童は生じていないということでありましたけれども、今現在、定員を超えるクラブが実際にあるということ、そして、さらには、1クラス40人以下が望ましいという中で、50人近い児童がいるクラブもございます。こういった状況が続くことで、いつ石岡市も、学童の待機児童というものが発生してもおかしくない状態であるのかなと感じております。なければないでいいことでありますけれども、もし発生したときに、そうなってから対応するということがないように、ぜひ早目の対策をとっていただきたいと思います。  そして、学童については、放課後1人で過ごす子どもたちを預かります。そして、夏休みや冬休みなどの長期のお休みになると、10時間近くを学童で過ごす子どもも多くいます。ただ、子どもを預かるというだけでなく、支援員の方々も、どうしたら子どもたちが過ごしやすい環境をつくれるかですとか、また、成長にどうつなげられるか、本当に一生懸命考えて、工夫をして、日々支援、そして指導をしてくださっております。  今後、先ほど教育長からも教育部長からもありましたように、統合再編の問題もございますし、さらには学校施設の老朽化の問題であったり、また教職員の負担軽減等、教育の現場においてはまだまだほかにも多くの問題や課題が山積しているのは、十分承知はしております。しかしながら、この学童、放課後児童対策も、子どもたちの成長を考えた上で非常に重要であると思います。ですので、これも教育の一部となるのではないかなと私は考えますので、ぜひこちらにもスポットを当てて、今後も慎重かつ、そして、ある程度スピーディーに取り組んでいただきたいということをお願いいたしまして、1項目目の質問を終わります。 298 ◯議長(池田正文君) 暫時休憩いたします。10分程度といたします。                   午後 3時04分休憩            ───────────────────────                   午後 3時16分再開 299 ◯議長(池田正文君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  3番・新田 茜君。                  〔3番・新田 茜君登壇〕 300 ◯3番(新田 茜君) それでは、質問項目の2項目目に移ります。生活環境の整備についてでございます。生活道路、そして通学路ということで通告をさせていただきました。  まず、(1)側溝のふたの騒音についてを伺います。この側溝のふたの騒音でありますけれども、ご存じであると思いますけれども、特に車両等が側溝の上を通過しますと、ふたの部分ががたがたといったように非常に大きな音が発生しまして、その発生した音が家の中まで響くこともあります。そして、状況によっては日常生活に支障が出るほどの騒音もございます。この騒音については、改善要望など、市のほうに多く上がってきているのではないかなと思いますが、1)といたしまして、この改善要望について、これまでの要望状況など、把握している件数で構いませんので、年間どの程度こういった要望が上がってきているのかを伺います。 301 ◯議長(池田正文君) 都市建設部長・菱沼君。 302 ◯都市建設部長(菱沼茂雄君) 側溝のふたの改善要望等についてご答弁申し上げます。道路側溝のふたががたついて音がしたり、欠けていたり、割れて落ちているなどの不具合については、住民の皆様からの連絡や日常の道路パトロールにおいて確認された改善箇所については、現地調査の上、迅速な対応を心がけているところでございます。  議員ご質問の平成30年度の道路補修要望につきましては、全体で732件、そのうち側溝のふたががたついて音がするなどの改善要望は48件でございました。また、今年度4月から5月の道路補修要望につきましては、全体で151件、そのうち側溝のふたががたついて音がするなどの改善要望は7件でございます。  以上でございます。 303 ◯議長(池田正文君) 3番・新田 茜君。                  〔3番・新田 茜君登壇〕 304 ◯3番(新田 茜君) ありがとうございます。こちら、年間平均にすると大体48件、50件程度であるということでありましたけれども、私の近所にも何か所か、そういった騒音が出る場所がございます。また、ふだん私が車で走っていても、ここもそうだなとか、ここもかといったように、至るところに見られるのかなと思います。それで、多くの要望もありまして、実際に通っていても騒音を感じる場所が多くございますので、なかなかそういった場所の把握をしておくということは難しいのかもしれませんけれども、お聞きしたいと思います。これは、要望があって初めて知る状態であるのか、それとも、そのような場所を把握するために何か特別な調査等を行っているのか、その辺について伺いたいと思います。 305 ◯議長(池田正文君) 都市建設部長・菱沼君。 306 ◯都市建設部長(菱沼茂雄君) ご答弁申し上げます。基本的に調査等はやってございませんけれども、まず住民からの要望等の受付、そのほかに、うちのほうで道路パトロールをしている職員がいますので、日常、通行にまず支障がないか、あとは修繕箇所等のパトロールをしていますので、その中で道路の騒音等の箇所も把握してきているところでございます。  以上でございます。 307 ◯議長(池田正文君) 3番・新田 茜君。                  〔3番・新田 茜君登壇〕 308 ◯3番(新田 茜君) ありがとうございます。パトロール等も行っているということで、先ほど、年間にも多くの要望があるということでお答えがありましたけれども、では、実際にその要望に対してどういった対応をなされているのか。まず、要望があったら現場を確認して随時対応されるのか、その辺について、対応の仕方を伺います。 309 ◯議長(池田正文君) 都市建設部長・菱沼君。 310 ◯都市建設部長(菱沼茂雄君) 側溝のふたの騒音の対策でございますが、議員ご指摘のとおり、まず現地調査は実施をいたします。その上で、道路側溝のふたの隙間に木片等を詰め、ふたを固定したり、ふたと側溝本体の間に消音ゴム等を挟み、音が発生しないようにしております。また、側溝本体やふたが欠けていたり割れていたりしている場合は、事故が起こる可能性もございますので、ふたの交換や側溝本体の布設替えなど、現場の状況に応じて対応しているところでございます。引き続きこのような不具合が判明した場合には、迅速な対応を心がけ、道路の安全確保に努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 311 ◯議長(池田正文君) 3番・新田 茜君。                  〔3番・新田 茜君登壇〕 312 ◯3番(新田 茜君) ありがとうございます。こちらは直営の対応であるということで聞いておりますので、簡易的なものになるということで、先ほども木片をつけるといったような話がありましたけれども、こちら、対応をしていただく上で何か条件のようなものはあるのか、騒音が発生する場所であれば、特に条件等はなく対応いただけるのか、その辺を伺いたいと思います。 313 ◯議長(池田正文君) 都市建設部長・菱沼君。 314 ◯都市建設部長(菱沼茂雄君) ご答弁申し上げます。特に条件はございませんので、騒音等が発生する箇所につきましては、迅速に対応してまいりたいと考えております。  以上でございます。 315 ◯議長(池田正文君) 3番・新田 茜君。                  〔3番・新田 茜君登壇〕 316 ◯3番(新田 茜君) ありがとうございます。この側溝のふたの騒音につきましては、先ほど来も、年間の要望も多いということで、そして、今お答えいただきました、特に条件等もなく、その都度対応されているということで、非常にありがたいことでございますけれども、多くの要望があるということは、それだけ多くの場所で騒音が発生して、困っている方がいるということだと思います。また、大半が直営での対応と聞いておりますので、とても簡易的な改善になってしまうということで、これはどちらかというと改善というよりは、応急処置に近いのかなと感じますが、なかなか多くの要望があり、また、私もいろんな場所を車で通りまして、ここもそうだと感じる場所が多いということは、対応しても対応してもなくならない状態であるのかなというふうにも感じるところもございます。  冒頭に述べましたけれども、私の自宅のすぐ近所にも、そういった騒音が発生する場所がございます。そして、実際にそのお宅にお邪魔しまして、どの程度音が響くのかなということを聞いてまいりました。車や、バイク、自転車と、本当に少しスピードを出して通過しますと、家の中での会話であったり、テレビを見ているその音が遮断されてしまうことがあります。そして、何というか、その音が心臓に響くような、すごい音を感じます。夜なんかは睡眠の妨げにもなるというお話もありましたし、小さなお子さんがいるお宅は、子どもが寝ていても、そのガタンとかガシャンという音で起きてしまうんだということがよくあるとお話をされておりました。騒音が出るということがわかっていれば、ご近所同士である程度気を使いながらの通行、通過ができるようでありますけれども、なかなか全てがそういった対応をしてくれるというわけではございません。  こちら、騒音軽減のための対応を今までしていただいて、これからもそういった対応をしていただいても、また数年後にはもとに戻ってしまう、また大きな音が出てしまうということが出てくると思います。そして、それに長年悩まされている方というのも、多くいらっしゃると思います。さらには、車両だけではなく、ただ歩いただけでも音が出るところというのもございます。箇所数が多いこと、また改善するに当たっては予算も関係してきますので、なかなか抜本的な改善というのは難しいところもあるのかなと存じますけれども、これまでにきっと同じ場所で何度も対応しているといったところもあると思います。そういった場所は、今後の対応、私の素人調べではありますけれども、ふたの埋設、暗渠化であったり、また騒音が出ないようにできているふたの利用など、さらに進んだ対応も今後は必要なのかなと思いますので、ぜひ市民の方々の悩みが解消されますように、引き続き、またこれまで以上の対応をお願いいたしたいと思います。  続いて、(2)通学路整備について伺います。  1)のほうで、府中小学校前と書かせていただきましたけれども、府中小学校の正門がある通りでございます。こちらは大体、直進だと600メートルから約700メートルほどあるかと思いますが、この通りについては、ところどころ溝といいますか、くぼみができている箇所が何か所もあります。今日のように雨が降りますと、わりと大きな水たまりが何か所もできてしまうということがありまして、特に小学校前のガードレールが設置されている通りがありますけれども、ここは、ほとんどの児童が、小学生だけに限らず、非常に多くの児童、そして生徒が、登下校で利用する場所でございます。大きな水たまりができて、車が通りますと、その水がはねて子どもたちにかかってしまうということがございます。まずは、この箇所とこの状況について把握はされておりますでしょうか。そちらを伺います。 317 ◯議長(池田正文君) 都市建設部長・菱沼君。 318 ◯都市建設部長(菱沼茂雄君) 府中小学校西側通路の整備・改善についてご答弁申し上げます。議員ご指摘の府中小学校正門、これは西側の通路だと思うんですけれども、これにつきましては、上下水道工事などに伴う掘り返しによる舗装の劣化やひび割れなどの沈下により、雨水が側溝に流入しにくい状態になっていることが、原因の1つであると考えられます。その原因を特定するため、現地調査を十分行い、改善策の検討をしてまいりたいと考えております。  以上でございます。 319 ◯議長(池田正文君) 3番・新田 茜君。                  〔3番・新田 茜君登壇〕 320 ◯3番(新田 茜君) 上下水道ということで、道路の関係上もあるのかもしれませんけれども、雨が降った際に、そのくぼみにできてしまう水たまりの解消について、どのような対応ができるのか、改善をするにはどういった整備が必要であるのかを伺います。 321 ◯議長(池田正文君) 都市建設部長・菱沼君。 322 ◯都市建設部長(菱沼茂雄君) まず、側溝の流入状況がちょっと今のところ、勾配等が緩やかで流れない状況もありますので、まずその辺の側溝の現地調査の中で、道路及び側溝の状況、高さや勾配など、そして流末排水などの高さ等、それぞれの機能を十分調査した上で、根本的な解決が図られるよう、改善策の検討をしてまいりたいと考えております。  以上でございます。
    323 ◯議長(池田正文君) 3番・新田 茜君。                  〔3番・新田 茜君登壇〕 324 ◯3番(新田 茜君) まずは現地の調査をしていただいて、改善できるようにしていただきたいと思いますけれども、こちらの状況については、多分、大分前からあったのではないかなと思います。私も府中小学校の出身でありますけれども、30年近く前になりますので、そのころとは大分違ってきているとは思いますけれども、私も小学校2年生のとき、これは本当に忘れもしない出来事だったんですが、今日のような雨の日に、登校するのに家を出て、傘を差して出まして、その通りを通ったときに、ちょうど水たまりの箇所がございまして、そこを通過した車の水が私に思い切りかかりまして、大泣きしながら自宅に戻ったという記憶があります。私は自宅と学校が非常に近いので、そういった対応がとれましたけれども、なかなかみな、そういう場になったときに、子どもたち、本当に泣いて、どうしようとなったときに、すぐ家に帰るという対応はできないと思います。  大人であれば、歩いていても、この先に水たまりがあるなとか、あちらから車が来るな、後ろから来るなというのを、大体予測しながら通行できると思うんですけれども、子どもたちにとってはそういった予測もなかなか難しいですし、傘を差していると、非常に前が見づらかったりする状態があります。特に小学校低学年の子、小学校1年生や2年生は、大体身長も110センチから120センチほどでありますので、そういったくぼみにたまった水がはねますと、本当に全身にかかってしまうことがあります。  こういった状況を防ぐためにも、ぜひ予算を投じていただきまして、整備・改善をお願いいたしたいと思いますけれども、こちらの整備について、部長、いかがでしょうか。再度お伺いをいたします。 325 ◯議長(池田正文君) 都市建設部長・菱沼君。 326 ◯都市建設部長(菱沼茂雄君) 整備関係についてご答弁申し上げます。議員ご指摘のとおり、府中小学校の前は通学路でもありますので、特にまだ小学生でございますので、雨の時期の路面水等の箇所については、よりスピーディーに解決策を検討しながら対応してまいりたいと考えておりますので、ご理解願いたいと思います。  以上です。 327 ◯議長(池田正文君) 3番・新田 茜君。                  〔3番・新田 茜君登壇〕 328 ◯3番(新田 茜君) ありがとうございます。本日も1日雨が降っております。そういったときは、その道路も水たまりが何か所もできていると思います。ぜひ子どもたちが安全に通行できるように整備をお願いいたしたいと、先ほど部長からも、スピーディーにというお答えもありましたので、ぜひ要望を今後も私も続けてまいりたいと思いますので、ご対応をお願いいたします。  以上で私の質問を終わります。 329 ◯議長(池田正文君) 次の質問者に移ります。  19番・岡野孝男君。                 〔19番・岡野孝男君登壇〕 330 ◯19番(岡野孝男君) それでは、通告に従いまして、3項目ほど質問いたします。  最初に、介護保険事業の充実についてお伺いをいたします。  (1)第1号被保険者、これは65歳以上の方でございます。この介護保険料の推移についてお伺いいたします。この介護保険料の徴収については、大体の方が年金引き落としという形になっておりまして、どのくらいの保険料が引き上げられているのか、最初の発足当時からの推移をお願いいたします。 331 ◯議長(池田正文君) 保健福祉部長・小倉君。 332 ◯保健福祉部長(小倉俊彦君) ご答弁申し上げます。第1号被保険者の介護保険料につきましては、平成12年4月の介護保険法施行後、3年ごとの介護保険計画の見直しに合わせまして、保険料の見直しを行っているところでございます。平成12年から14年は、合併前の石岡が2,800円、八郷が2,250円、平成15年から17年が、石岡は2,900円、八郷は2,400円です。合併後の平成18年から20年が3,500円、平成21年から23年が4,000円から4,100円、平成24年から26年が4,980円、平成27年から29年が5,650円、30年からも引き続き5,650円となってございます。  以上でございます。 333 ◯議長(池田正文君) 19番・岡野孝男君。                 〔19番・岡野孝男君登壇〕 334 ◯19番(岡野孝男君) 介護保険事業は2000年に始まりましたが、約20年近くが経過しております。介護保険料は、今、答弁がありましたように、2倍から2.5倍に引き上げられました。今後、高齢化によりまして介護サービスの拡大が予想されることから、現在の制度のままですと、これまで以上に引き上げられるものと思われますが、どのように考えているか、部長の見解を求めます。 335 ◯議長(池田正文君) 保健福祉部長・小倉君。 336 ◯保健福祉部長(小倉俊彦君) 平成30年、第7期の介護保険計画におきましては、6期と同じく5,650円ということで、据え置きの形をとってございますけれども、次期第8期におきましては、施設の状況であるとか高齢者の人数の状況を鑑みますと、相当の幅で増えるということが考えられるかと思います。  以上でございます。 337 ◯議長(池田正文君) 19番・岡野孝男君。                 〔19番・岡野孝男君登壇〕 338 ◯19番(岡野孝男君) 今の保険料よりも、この次の改定時期には引き上げられるというふうに推測されるものでございます。年金天引き、今、問題になっている年金について、また介護保険料の引き上げによって圧迫されるという懸念が生じてくると思われます。  次に、2番目としまして、介護老人福祉施設等に入所できる要介護者の基準について伺います。 339 ◯議長(池田正文君) 保健福祉部長・小倉君。 340 ◯保健福祉部長(小倉俊彦君) 平成26年6月の医療介護総合確保推進法の施行を受け、平成27年4月1日以降、新たに指定介護老人福祉施設に入所する方は、原則要介護3以上に限定されております。ただし、要介護1または2の方であっても、やむを得ない事情により指定介護老人福祉施設以外での生活が著しく困難であると認められる場合には、市町村の適切な関与のもと、施設ごとに設置しております入所検討委員会を経て、特例的に入所を認められている状況にございます。 341 ◯議長(池田正文君) 19番・岡野孝男君。                 〔19番・岡野孝男君登壇〕 342 ◯19番(岡野孝男君) 平成27年以前の基準はどのようになっていたか、お伺いいたします。 343 ◯議長(池田正文君) 保健福祉部長・小倉君。 344 ◯保健福祉部長(小倉俊彦君) それまでにつきましては、それぞれの施設ごとに設置してございます入所検討委員会で検討されるところは同じでございますけれども、要介護度1、2におきましても、基準の範囲に入っていたという状況でございます。 345 ◯議長(池田正文君) 19番・岡野孝男君。                 〔19番・岡野孝男君登壇〕 346 ◯19番(岡野孝男君) 今、説明がありましたように、保険料に反比例して、介護サービス、施設入所に関してですが、低下をしているという状況にあると思います。  次に、3番目としまして、介護老人福祉施設等に入所を希望してもかなわない待機要介護者は市内で何人いるか、お伺いをいたします。 347 ◯議長(池田正文君) 保健福祉部長・小倉君。 348 ◯保健福祉部長(小倉俊彦君) こちら、特別養護老人ホームに入所を希望している待機者の方ということでご答弁申し上げます。平成30年4月1日現在、要介護3以上の方で117名いらっしゃいます。そのうち47名の方は、平成30年中に入所が確認されてございます。  以上でございます。 349 ◯議長(池田正文君) 19番・岡野孝男君。                 〔19番・岡野孝男君登壇〕 350 ◯19番(岡野孝男君) 現在の待機者は70名ということでよろしいんでしょうか。 351 ◯議長(池田正文君) 保健福祉部長・小倉君。 352 ◯保健福祉部長(小倉俊彦君) 現在、特別養護老人ホーム等に入所されていない希望者は70名という形になります。 353 ◯議長(池田正文君) 19番・岡野孝男君。                 〔19番・岡野孝男君登壇〕 354 ◯19番(岡野孝男君) それでは、その待機者の方はどのような形で介護サービスを受けているのか、お伺いいたします。 355 ◯議長(池田正文君) 保健福祉部長・小倉君。 356 ◯保健福祉部長(小倉俊彦君) 70名の方の内訳と申しますか、どういう形でいらっしゃるかということですけれども、入院中の方、それから、在宅で待機している方がいらっしゃいます。医療機関への入院、それから、老人保健施設への入所、グループホームへの入所などがございます。  以上でございます。 357 ◯議長(池田正文君) 19番・岡野孝男君。                 〔19番・岡野孝男君登壇〕 358 ◯19番(岡野孝男君) 在宅での要介護者についてのサービスについては後ほどお伺いしたいと思いますが、次に、4番目としまして、在宅でご夫婦ともに65歳以上の方、いわゆる老々介護を余儀なくされている世帯は何世帯あるのか、お伺いをいたします。 359 ◯議長(池田正文君) 保健福祉部長・小倉君。 360 ◯保健福祉部長(小倉俊彦君) 平成31年4月1日現在、一方の方が介護認定者及び総合事業対象者である世帯は523世帯となります。また、2人とも介護認定者及び総合事業の対象者である世帯は174世帯ございます。 361 ◯議長(池田正文君) 19番・岡野孝男君。                 〔19番・岡野孝男君登壇〕 362 ◯19番(岡野孝男君) ただいま答弁されました総合事業対象者というのはどういうことを指すのか、お尋ねをいたします。 363 ◯議長(池田正文君) 保健福祉部長・小倉君。 364 ◯保健福祉部長(小倉俊彦君) こちらのほう、平成29年4月にスタートしました新しい総合事業というものの中で、通常ですと要支援1とか2でサービスを受けるわけなんですけれども、介護予防、それから生活支援のサービス、こちらはデイサービスとかヘルパーでございますけれども、それのみの利用希望者につきましては、基本のチェックリストによる判定のみでサービスを利用することができます。その利用者を総合事業対象者というふうに答弁いたしました。 365 ◯議長(池田正文君) 19番・岡野孝男君。                 〔19番・岡野孝男君登壇〕 366 ◯19番(岡野孝男君) 523世帯の対象者、いわゆる老々介護の世帯に対して、市はどのような対策をしているのか、お伺いをいたします。 367 ◯議長(池田正文君) 保健福祉部長・小倉君。 368 ◯保健福祉部長(小倉俊彦君) こちらの老々介護の方たちへのサービスでございますけれども、支援できるサービスにつきまして、それぞれショートステイであるとか、それから訪問介護、そういうものを利用していただいているような状況でございます。 369 ◯議長(池田正文君) 19番・岡野孝男君。                 〔19番・岡野孝男君登壇〕 370 ◯19番(岡野孝男君) 次に、介護が必要で単身で暮らしている方、ひとり暮らしをしている方は何人いるのか、伺います。 371 ◯議長(池田正文君) 保健福祉部長・小倉君。 372 ◯保健福祉部長(小倉俊彦君) 平成31年4月1日現在で、介護認定者及び総合事業対象者で単身の方は、1,577名でございます。 373 ◯議長(池田正文君) 19番・岡野孝男君。                 〔19番・岡野孝男君登壇〕 374 ◯19番(岡野孝男君) そのような方々に対しまして、市はどのような対策をしているのか、お伺いをいたします。 375 ◯議長(池田正文君) 保健福祉部長・小倉君。 376 ◯保健福祉部長(小倉俊彦君) それぞれ適切な介護サービスができるように、もしくは本人のご希望に添うように、在宅での介護サービス、先ほどもちょっと出ましたけれども、ショートステイであるとか通所系のサービスを受けていただいているような状況がございます。 377 ◯議長(池田正文君) 19番・岡野孝男君。                 〔19番・岡野孝男君登壇〕 378 ◯19番(岡野孝男君) これらの方々に対して、ホームヘルプサービス、訪問介護、あるいは家事援助等の実施状況はどうなっているんでしょうか。お尋ねいたします。 379 ◯議長(池田正文君) 保健福祉部長・小倉君。 380 ◯保健福祉部長(小倉俊彦君) 先ほど1,577名とご答弁申し上げましたサービスの利用状況でございますけれども、介護施設でのサービス、入居型のサービス、サービス付き高齢者住宅への入居、それから、在宅サービスということでホームヘルプサービス等を利用している状況でございます。 381 ◯議長(池田正文君) 19番・岡野孝男君。                 〔19番・岡野孝男君登壇〕 382 ◯19番(岡野孝男君) 単身で暮らしている方々に対しまして、施設との連携、そういったものはどのようにとられているのか、お尋ねをいたします。 383 ◯議長(池田正文君) 保健福祉部長・小倉君。 384 ◯保健福祉部長(小倉俊彦君) こちらにつきましては、ケアマネジャーを通しまして施設との連携をしている状況にございます。 385 ◯議長(池田正文君) 19番・岡野孝男君。                 〔19番・岡野孝男君登壇〕 386 ◯19番(岡野孝男君) 次に、要介護者の在宅での介護保険サービスの実態についてお尋ねをいたします。 387 ◯議長(池田正文君) 保健福祉部長・小倉君。 388 ◯保健福祉部長(小倉俊彦君) 在宅で特別養護老人ホームへの入所待ちをしている要介護3以上の方のサービス内容に関しましてお答え申し上げます。医療機関に入院中の方、それから、ロング・ショートステイ利用中の方、小規模多機能型サービス事業所を利用の方、ショートステイと訪問系の利用、ショートステイと通所系の利用などの組み合わせ、福祉用具等の貸与の利用、それから、訪問看護・介護サービスの利用などをしてございます。 389 ◯議長(池田正文君) 19番・岡野孝男君。                 〔19番・岡野孝男君登壇〕 390 ◯19番(岡野孝男君) 介護が必要であっても、待機をしていて在宅で介護をせざるを得ないという方々に対しては、やはり市が十分注意をして、介護サービスをしていただくというようなことが必要ではないかと思っております。  次に、孤独死の防止のための対策についてお伺いをいたします。
    391 ◯議長(池田正文君) 保健福祉部長・小倉君。 392 ◯保健福祉部長(小倉俊彦君) 当市におきまして、平成31年4月1日現在、総世帯数3万876世帯のうち65歳以上のひとり暮らし世帯は5,070世帯となっており、年々増加の傾向にございます。孤独死防止対策や見守り支援といたしまして、乳飲料の配達、配食サービス、緊急通報システム、民生委員さんの協力のもと、ひとり暮らし高齢者台帳の作成、それから、35の事業者の方と石岡市地域の見守り活動等協力に関する協定を結ぶなどを行っております。また、人とのかかわりを持つ機会を増やすことで、閉じこもり予防や孤立の解消につながるよう、生涯現役プラチナ応援事業やいきいきクラブなどへの活性化へ向けた支援等を行っております。 393 ◯議長(池田正文君) 19番・岡野孝男君。                 〔19番・岡野孝男君登壇〕 394 ◯19番(岡野孝男君) 孤独死防止対策については、さまざまな協力の団体とも連携して、今、進めているというような答弁でございますが、民生委員の皆さん、あるいは見守り活動の事業者の方々との情報交換や連携はどのようにされているのか、お伺いしたいと思います。 395 ◯議長(池田正文君) 保健福祉部長・小倉君。 396 ◯保健福祉部長(小倉俊彦君) 民生委員の方とかは、それぞれ地区でもって定例会などを行っておりますので、その際に出向き、その地区の状況の報告など、情報交換をしてございます。また、地域の見守り活動等の協力に関する事業所におきましても、連絡・報告のやりとりの再確認などをしながら、連携をしているところでございます。 397 ◯議長(池田正文君) 19番・岡野孝男君。                 〔19番・岡野孝男君登壇〕 398 ◯19番(岡野孝男君) これ、孤独死防止対策については、個々に協力を依頼して防止に努めているわけですが、やはり連携をとって行政が主体的に取り組みをしないと、ばらばらな対応では、高齢者の方は、きのうまで元気だった方が、急に容体が悪くなったり変化したりするわけですから、たえず連絡をとり合って、そして情報交換を密にする、これが大事だと思いますので、その仲を取り持つ、あるいは中心的に指導していくのは行政なわけですから、そういったことについて、今後、もっと力を入れて取り組む必要があるのではないかと思います。それについて、もう1回答弁を願います。 399 ◯議長(池田正文君) 保健福祉部長・小倉君。 400 ◯保健福祉部長(小倉俊彦君) 民生委員さんが中心になりまして以前に作成しました、ひとり暮らし高齢者の台帳がございます。そちらのほうは、それぞれ記入項目といたしまして、近隣の協力者であるとか、関係する医療機関という記入項目もございますので、随時、そういう台帳の更新を含めまして、情報交換、共有を図ってまいりたいと思います。 401 ◯議長(池田正文君) 19番・岡野孝男君。                 〔19番・岡野孝男君登壇〕 402 ◯19番(岡野孝男君) 次に移ります。今後、増加が予想される要支援、要介護者に対する介護保険サービス事業や取り組みについて伺います。どのような形で取り組まれるのか、お尋ねをいたします。 403 ◯議長(池田正文君) 保健福祉部長・小倉君。 404 ◯保健福祉部長(小倉俊彦君) 団塊の世代が75歳以上になる2025年を控え、当市におきましても、65歳以上の高齢者数は年々増加の傾向にあります。30年4月1日現在と31年4月1日現在の総人口を比較しますと、816人の減になっているのに対しまして、65歳以上の人口は246人の増となっております。  石岡ふれあい長寿プラン第7期の基本理念であります「高齢者の自立支援と尊厳の保持」の実現のために、まず1つとして、「身近で安心な介護サービスの基盤づくり」といたしまして、認知症高齢者対策や地域密着サービスの基盤整備の推進、指導・監督体制の強化、居宅介護支援事業所へのマネジメントの質の向上研修等の開催等を行います。2つ目として、「いきいき・健康のまちづくり」といたしまして、生涯現役プラチナ応援事業の展開や、介護予防教室、講演会等の開催、介護予防日常生活支援総合事業の推進等を行います。3つ目といたしまして、「やさしさあふれる地域づくり」といたしまして、助け合い支え合う地域社会づくりを目指し、中学校区に生活支援コーディネーターを配置する生活支援体制整備の推進に取り組んでおります。そういう3つの点を重点的にやっていきたいと考えております。 405 ◯議長(池田正文君) 19番・岡野孝男君。                 〔19番・岡野孝男君登壇〕 406 ◯19番(岡野孝男君) 現行の介護保険事業の制度を維持していくということになりますと、先ほど部長からの答弁がありましたように、介護保険料が引き上げられる、それと逆に、要支援や要介護者が増加していって十分に介護保険サービスが受けられない、保険料が高くなってサービスが受けられないと、そういう事態になるわけです。そういった不測の事態が起きる可能性もありますので、どのような対策を考えているのか、もう1回答弁を願います。 407 ◯議長(池田正文君) 保健福祉部長・小倉君。 408 ◯保健福祉部長(小倉俊彦君) 介護保険の中で動けると申しますか、いろいろなサービスがあるわけですけれども、そちらについては、行政が主に中心となりまして、事業を行っていくもの等がございます。そのほか、例えば先ほどの孤独死の部分に関しましては、行政のほかにもさまざまな地域の人たちであるとか、民間事業者の方などからも支援をいただきながらやっていくことが必要だと思っています。費用の面といたしましては、そういうお金のかかる部分もありますけれども、地域の皆様方のご協力をいただきながら、やっていけるものは広めていきたいと考えております。 409 ◯議長(池田正文君) 19番・岡野孝男君。                 〔19番・岡野孝男君登壇〕 410 ◯19番(岡野孝男君) この項について、市長に最後に答弁願いたいと思いますが、やはり今の介護保険事業を進めていって、足りない部分については新たな仕組みづくりが必要ではないか。あるいは、先ほどの答弁がありましたように、中学校区単位で地域福祉の充実に向けて力を入れる必要があるのではないかと思います。市長の答弁を求めます。 411 ◯議長(池田正文君) 市長・今泉君。                  〔市長・今泉文彦君登壇〕 412 ◯市長(今泉文彦君) 地域で暮らすお年寄りが孤立化していくことが予想されますけれども、地域全体で助け合い、支え合うコミュニティづくりと連携、こういった新しい形が必要になってくるのではないかと思います。今、岡野議員もおっしゃいましたけれども、介護保険制度だけではフォローできない時代が来るということでありますので、そういったことをあらかじめ予測した上で、関係機関や中学校区単位で、そういった地域コミュニティを全体で支え合う連携や仕組みづくり、そういったものを考えていく必要があると思っております。中学校区単位でのコミュニティづくりが、1つの鍵になるかなと思っています。  以上です。 413 ◯議長(池田正文君) 19番・岡野孝男君。                 〔19番・岡野孝男君登壇〕 414 ◯19番(岡野孝男君) 2項目目に移ります。国指定史跡「瓦塚窯跡」の有効活用について伺います。  まず、瓦塚窯跡は、昭和12年7月16日、県指定史跡文化財になりまして、このたび平成29年10月13日、国指定史跡文化財になりました。その間、実に80年の歳月を要したことになります。国指定史跡に当たり、今泉市長や櫻井教育長をはじめ、関係者の皆様のご尽力の賜物であったと、厚く感謝申し上げる次第であります。地元瓦会地区におきましても昭和49年4月1日、今から45年前、瓦塚保存会が設立され、瓦塚窯跡の保護・保存を地域ぐるみで行ってきたところでございます。その後、平成13年4月1日、県指定文化財瓦塚及び佐久の大杉保存会に改称されまして、瓦会地区全戸が会員となり、年200円の会費を徴収し、保存会の運営を進めてきました。そこで、今回、3項目にわたり質問をしてまいります。  1つ目は、県指定史跡から国指定史跡になって、指定面積が6,000平米から8,858平米増えまして、倍以上の1万4,858平方メートルとなりました。6,000平方メートルにつきましては、現在、瓦塚保存会などで年2回の草刈り等を行い、整備に当たっております。しかし、指定面積が増えたことにより、全体を管理するには無理な状態であります。どうすればよろしいのか、まずお伺いをいたします。 415 ◯議長(池田正文君) 教育部長・豊崎君。 416 ◯教育部長(豊崎康弘君) 瓦塚窯跡の現在の除草管理状況について答弁申し上げます。瓦塚窯跡につきましては、地元の保存会である瓦塚・佐久の大杉保存会に、国の指定地1万4,858.95平方メートルのうち6,000平米を年2回、さらに、石岡市の市道から入り口部分を年4回、除草をしているところでございます。国から指定を受けたことで面積が広がったことの場所の除草については、将来的な整備方針を含めて検討することとし、見学可能な窯跡周辺や進入路を中心に、継続して草刈りを行っていきたいと考えております。 417 ◯議長(池田正文君) 19番・岡野孝男君。                 〔19番・岡野孝男君登壇〕 418 ◯19番(岡野孝男君) 増えた部分ですね、8,858平米につきまして、現在はかなり荒れている状況にございます。この管理について、地元の保存会では容易に管理することは難しいと。しかしながら、国指定史跡になり、そこの範囲が拡大をしたということでありまして、その点の管理について市はどのように考えているのか、もう一度お尋ねをいたします。 419 ◯議長(池田正文君) 教育部長・豊崎君。 420 ◯教育部長(豊崎康弘君) 現在のところ、その管理の方法については、具体的方向性が示されておりませんので、今後、整備方針を含めて、改めて検討することとしたいと思っております。 421 ◯議長(池田正文君) 19番・岡野孝男君。                 〔19番・岡野孝男君登壇〕 422 ◯19番(岡野孝男君) 検討するということですので、その先、質問はいたしません。この次、機会があったときには質問いたしますが、この管理体制、あるいは管理をどのようにしていくのかということを、早急に詰めていただければと思います。国指定になったからと、状況は全然県指定と変わらないと、そういうようなことであってはならないと私は思っております。国指定になったには、それなりのやはり整備が必要ではないかと思っております。どこからどこまでは国指定で、その整備状況についても、やはりそれにふさわしい整備をしていく必要があると思っておりますので、今後、早急にこの管理体制について検討し、前向きの管理をしていただきたいと思っております。  次に、2番目としまして、瓦塚窯跡の指定地は、現在3人の共有地になっております。史跡公園など有効活用を図るには、市有地にすること、いわゆる公有地にすることが望ましいと思われます。市はどのように考えているのか、お伺いをいたします。 423 ◯議長(池田正文君) 教育部長・豊崎君。 424 ◯教育部長(豊崎康弘君) 瓦塚窯跡の公有地化についてご答弁申し上げます。国の指定を受けた土地については、3人の共有地のほか、個人所有地と神社の所有地となっております。瓦塚窯跡は、本市の貴重な文化財でございますので、整備を進めていくためには、保存活用計画を策定していくことが必要であると認識しております。計画においては、最終的に公有地化を進める方向で検討することになりますので、移行の整備を進めるためにも、現状の窯跡の保存管理にしっかりと取り組んでまいりたいと考えております。 425 ◯議長(池田正文君) 19番・岡野孝男君。                 〔19番・岡野孝男君登壇〕 426 ◯19番(岡野孝男君) この区域について、私は共有地だけかと思ったんですけど、個人所有地もありますよ、神社の所有地もありますよというふうに答弁されました。それぞれの面積はどのように区分されているのか、お尋ねをいたします。 427 ◯議長(池田正文君) 教育部長・豊崎君。 428 ◯教育部長(豊崎康弘君) 国指定を受けた土地の内容についてご答弁申し上げます。指定を受けた土地は7筆となり、面積は1万4,858.95平方メートルとなります。内訳は、3人の共有地が4筆で1万2,527.23平方メートル、その他の個人所有が2筆で1,150.25平方メートル、社寺所有地が1,181.47平方メートルとなってございます。 429 ◯議長(池田正文君) 19番・岡野孝男君。                 〔19番・岡野孝男君登壇〕 430 ◯19番(岡野孝男君) 仮に指定地を公有化するとしたならば、国及び県からの補助金は受けられるのか、あるいは、受けられるとすればどのくらいの補助率、金額なのか、お尋ねをいたします。 431 ◯議長(池田正文君) 教育部長・豊崎君。 432 ◯教育部長(豊崎康弘君) 公有地化の際の国の補助についてご答弁申し上げます。公有地化に当たっては、土地購入費や測量及び登記手数料など事業経費に対して、国から地方自治体に最大で5分の4の補助がございます。そのときの国の財政事情によってでございますが、最大が5分の4でございます。 433 ◯議長(池田正文君) 19番・岡野孝男君。                 〔19番・岡野孝男君登壇〕 434 ◯19番(岡野孝男君) 今の現況からすると、そんなに、公有化にするのには、5分の4の補助が受けられるとすれば、そう市からの持ち出しはなくても済むのではないかと思われます。ぜひ公有化を進めていただいて、瓦会地区、あるいは八郷北部地区の拠点となるよう、進めていただきたいと思っているところでございます。  次に、3番目に入ります。瓦塚窯跡は、ご承知のように奈良・平安時代、8世紀から12世紀にかけての窯跡群でございます。常陸国分寺にふく瓦などを生産していました。発掘調査では、瓦の窯以外に、7世紀前半の須恵器窯や、国分寺以前に創建された茨城廃寺の瓦を焼いた窯が1基見つかったとのことでございます。このように瓦塚窯跡は、八郷地区と石岡を結ぶ重要な遺跡でございます。国指定史跡となり価値も高くなったわけですから、市は整備計画を樹立し、教育に、観光に生かすべきではないかと考えます。見解をお伺いいたします。 435 ◯議長(池田正文君) 教育部長・豊崎君。 436 ◯教育部長(豊崎康弘君) 本市では、瓦塚窯跡を含めた国指定の文化財について、昨年度から常陸国分寺跡の保存活用計画の策定に取りかかったところでございますので、今後も策定に引き続き取り組んでまいりたいと考えております。  また、教育や観光に生かすべきというご指摘でございますが、瓦塚窯跡は、議員ご指摘のように常陸国府や常陸国分寺などに瓦を供給し、34基の窯跡が発見されるなど、本市の貴重な文化財と認識しています。このように全国的にも貴重な文化財を後世に引き継ぐため、教育委員会としましては、郷土愛の醸成を目的に、学校教育におけるふるさと学習との連動や、市民向けの出前講座や公民館講座などの活用を図ってまいりたいと考えております。また、観光面に寄与する取り組みとしましては、県道からの案内板や指定地への説明板を設置するなど、見学者にわかりやすい形での情報発信に取り組みたいと考えております。 437 ◯議長(池田正文君) 19番・岡野孝男君。                 〔19番・岡野孝男君登壇〕 438 ◯19番(岡野孝男君) 教育長に、この瓦塚窯跡の活用といいますか、教育の面についてどのように考えているのか、お尋ねをいたします。 439 ◯議長(池田正文君) 教育長・櫻井君。 440 ◯教育長(櫻井 信君) ご答弁を申し上げます。瓦塚窯跡の国指定を受けての整備計画等々のご質問かと思いますけれども、教育委員会といたしましては、本市に所在する国指定文化財、7つあるわけでありますけれども、昨年から常陸国分寺跡の保存計画策定に取り組みを進めたところでございます。そして、ほかの国指定につきましても、大変貴重な文化財であるという認識をしておりますので、議員にご指摘いただきましたように、計画なきところからは何も進んではまいりませんので、今後は、計画が作成されていない6つの文化財についても計画が策定されるよう、取り組んでまいりたいと思います。  また、教育に関しましても、先ほど部長が申し上げましたとおり、ふるさと学習等を中心といたしまして、出前講座ですか、それから公民館講座における生涯学習との連携を持たせながら、全国の最大級の規模と言われる窯跡でございますので、瓦塚窯跡の歴史的重要性を今後も伝えてまいりたいと思いますし、これも先ほど部長からの答弁がございましたけれども、市内外から見学に来ていただいた方にも、わかりやすい形で情報の提供を行ってまいりたいと思っているところでございます。  以上でございます。 441 ◯議長(池田正文君) 19番・岡野孝男君。                 〔19番・岡野孝男君登壇〕 442 ◯19番(岡野孝男君) この項について、最後に市長にも答弁を求めたいと思います。市長は、ふるさと学習などを通しまして、地元の文化財についてもかなり力を入れている、あるいは、市長自身も造詣が深いと私は認識をしております。瓦塚窯跡の重要性は一番わかっている方かなと思います。この瓦塚窯跡についての今後の有効活用についてどう考えているのか、市長に答弁を求めます。 443 ◯議長(池田正文君) 市長・今泉君。                  〔市長・今泉文彦君登壇〕 444 ◯市長(今泉文彦君) 瓦塚窯跡ですけれども、保存なくして管理も活用もございません。まず、保存すべきところは保存しなくてはならないというのが、史跡の鉄則であると思います。そういった中で、整備計画ができた上でということで先ほどお話がありましたけれども、それはそのとおりなんですけれども、しかし、保存をしなくては価値がなくなってしまうというようでは困りますので、まず保存という部分でどういったことができるかという、その一歩を踏み出す必要があるかと思います。放っておいては貴重な遺跡が損なわれてしまう、そういう状況であってはならないと思いますので、後世に引き継ぐ、あるいは子どもたちの生きた歴史の教科書となるために、これだけは失ってはいけないという部分で、保存の第一歩を踏み出していきたいと思っております。日本最大級の窯跡と言われている瓦塚窯跡でありますけれども、それを有効に活用できますよう、まずは保存に第一歩を踏み出していきたいと思います。  以上です。 445 ◯議長(池田正文君) 19番・岡野孝男君。                 〔19番・岡野孝男君登壇〕 446 ◯19番(岡野孝男君) 3項目目に入ります。都市計画法による開発行為と、石岡市土砂等による土地の埋立て等の規制に関する条例の整合性について伺います。  まず、都市計画法を利用して建築物の申請をし、開発許可を受けてしまえば、いわゆる残土条例第5条第1項第3号、ここを読み上げますが、「(土地の埋立て等の許可)第5条 土地の埋立て等を行おうとする者は、市長の許可を受けなければならない。ただし、次に掲げる土地の埋立て等については、この限りではない」、それで、(3)としまして、「法令等(条例を含む。)の規定による許可、認可等を受けて行うもの」、そのような適用除外ということになり、場所によっては残土を何千台も運べるということになってしまうのか、お伺いをいたします。 447 ◯議長(池田正文君) 生活環境部長・齋藤君。 448 ◯生活環境部長(齋藤秀幸君) 通称残土条例第5条第1項第3号に規定する適用除外につきましてご答弁申し上げます。現在、開発行為に関する事前協議が行われた場合、担当課から関係各課に対し意見照会が行われます。生活環境課の対応といたしましては、外からの土砂等の持ち込みをする場合の事前協議では、石岡市土砂等による土地の埋立て等の規制に関する条例に基づく所定の手続を行うよう指導しており、開発行為の許可が出る前に、土砂等の持ち込みを抑制しているところでございます。仮に生活環境課において、土砂等の持ち込み許可の可否等について事業者との調整がつかない状況においては、無許可による土砂の持ち込みが行われることのないよう、担当部局間で調整を行うよう申し合わせてございます。  現在、残土条例及び施行規則につきましては、都市計画法に基づく開発行為の許可に対し、残土条例の適用が明確にわかるよう、見直しを検討しているところでございます。  以上でございます。 449 ◯議長(池田正文君) 19番・岡野孝男君。                 〔19番・岡野孝男君登壇〕 450 ◯19番(岡野孝男君) 次に、2番目に入りますが、平成17年、八郷川又地区の山林と農地に残土が相当数不法投棄されました。その教訓を生かすために、平成18年4月1日に石岡市土砂等による土地の埋立て等の規制に関する条例が制定されました。それが生かされないとすれば、何のための条例なのかわかりません。このことについて、生活環境部長に答弁を求めます。 451 ◯議長(池田正文君) 生活環境部長・齋藤君。 452 ◯生活環境部長(齋藤秀幸君) 川又地区の教訓につきましてご答弁申し上げます。川又地区において大量の土砂埋立てが行われたことを受け、条例の改正を行ったという背景がございます。また、凶悪な行為者を相手に折衝を続けていかなければならないという困難さも、痛感したところでございます。このようなことから、県内では、警察OB等の協力をいただきながら対応に当たる市町村も増えてきてございます。今後とも、県の担当部署や当市の関係部局と連携し、素早い対応に心がけるほか、残土条例の規制強化と見直しを現在検討しているところでございます。  以上でございます。 453 ◯議長(池田正文君) 19番・岡野孝男君。                 〔19番・岡野孝男君登壇〕 454 ◯19番(岡野孝男君) 石岡市土砂等による土地の埋立て等に関する事前協議要綱の第2条、事前協議の手続中に、「事業者は、周辺地域の住民の理解を得るため、次の地元関係者に対し説明会を開催しなければならない」、「埋立て等区域の境界から、原則として300メートル以内に居住する住民」、また、「事業計画者は、説明会の後、地元の関係者の同意を書面により取得しなければならない」とあります。この要綱について、都市計画法による開発行為の事前協議についても適用されるのか、お伺いをいたします。 455 ◯議長(池田正文君) 生活環境部長・齋藤君。 456 ◯生活環境部長(齋藤秀幸君) お答え申し上げます。現行の条文では、開発行為の許可が出てしまうと、残土条例の適用除外となってしまいます。これは、法令に基づく許可を取っての事業者に対し、本来、不適正な残土の持ち込みは考えにくいとの解釈からですが、現在、担当課から、開発行為に伴う事前協議の段階において、まだ許可が出る前において残土条例の適用を説明してございますので、開発行為の許可が出る前に残土条例のほうを適用するような流れとなるよう、担当課と申し合わせしているところでございますので、議員ご指摘のように、現時点では、開発行為の許可が出る前に残土条例を適用するような流れで、指導しているところでございます。  以上でございます。 457 ◯議長(池田正文君) 19番・岡野孝男君。
                    〔19番・岡野孝男君登壇〕 458 ◯19番(岡野孝男君) わかりました。適用するということで、そういう埋め立て等に関して、事前協議に該当した場合には、半径300メートル以内に居住する方々への説明会、あるいは同意が必要だというふうに解釈してよろしいですね。もう1回、答弁願います。 459 ◯議長(池田正文君) 生活環境部長・齋藤君。 460 ◯生活環境部長(齋藤秀幸君) ご答弁申し上げます。議員お見込みのとおりでございます。  以上でございます。 461 ◯議長(池田正文君) 19番・岡野孝男君。                 〔19番・岡野孝男君登壇〕 462 ◯19番(岡野孝男君) 了解しました。  次に、市長は、日ごろ、いろいろな問題が起きたときは、関係部局間で横断的に取り組むと申しておられますが、例えば今回の質問のように、都市計画法による開発行為と、あと、いわゆる残土条例との関係、そういったものについて、どのように関係部局と横断的に取り組むのか、お尋ねをいたします。 463 ◯議長(池田正文君) 都市建設部長・菱沼君。 464 ◯都市建設部長(菱沼茂雄君) 私のほうから、都市建設部で対応しております関係部署間における連携した取り組みについてご答弁申し上げます。石岡市では、一定規模以上の開発許可案件につきまして、許可申請前に、開発行為の概要や図面を提出していただき、関係部署から開発計画に対して意見を求める事前協議制度を設けております。この制度は、開発行為による公共施設の設置や管理に関する意見のほか、各種関係法令及び例規の手続について調整することを主な目的とした制度でございます。建築住宅指導課に申請された開発行為の事前協議について、生活環境課ほか11部局から意見を聴取し、集約した上で、申請者と協議するものでございます。特に残土処分等の問題が懸念される開発行為の許可案件につきましては、関係部署より緊密な連絡調整を図り、対応してまいりたいと考えております。  以上でございます。 465 ◯議長(池田正文君) 市長・今泉君。                  〔市長・今泉文彦君登壇〕 466 ◯市長(今泉文彦君) お答え申し上げます。関係部局間の横断的な取り組みについては、ただいま部長が答弁したとおりでございます。そして、問題が発生した場合でありますけれども、迅速に現地に足を運んで出向くなど、常に現場主義を念頭に置き、関係部局間での「報連相」を密にし、情報を共有することが、問題解決に大変重要であると考えます。法令を遵守し、関係部局間で連携を図り、迅速かつ適正に行えるよう、横断的な取り組みを引き続き強化してまいりたいと思います。  以上です。 467 ◯議長(池田正文君) 19番・岡野孝男君。                 〔19番・岡野孝男君登壇〕 468 ◯19番(岡野孝男君) 以上で私の一般質問は終わりにいたします。ありがとうございました。 469 ◯議長(池田正文君) 本日の一般質問はこの程度にいたしたいと思います。  以上で本日の議事日程は終了いたしましたので、これをもって散会いたします。  次回は、明6月11日定刻午前10時から会議を開き、引き続き市政一般に関する質問を行います。  お疲れさまでございました。                   午後 4時30分散会 Copyright (c) ISHIOKA CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved. ページの先頭へ...