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平成31年第1回定例会(第6日目) 本文 開催日:2019-03-22
平成31年第1回定例会(第6日目) 議事日程・名簿 開催日:2019-03-22

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  1. 石岡市議会 2019-03-22
    平成31年第1回定例会(第6日目) 本文 開催日:2019-03-22


    取得元: 石岡市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-06
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                 平成31年3月22日(金曜日)                   午前10時00分開議 ◯議長(岡野孝男君) おはようございます。ただいまの出席議員数は22名です。定足数に達しておりますので、これより前回に引き続き本日の会議を開きます。  初めに、ご報告申し上げます。市長・今泉君から、本日の会議を欠席したい旨の申し出があり、議長において許可いたしましたので、ご報告申し上げます。  次に、石岡市教育委員会教育長から、平成30年度教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価結果に関する報告書が提出されましたので、ご報告申し上げます。  次に、今期定例会までに提出され受理いたしました要望書等は3件であります。その内容につきましては、お手元に配付いたしましたとおりでありますので、ご査収願います。  次に、本日の議事日程は、お手元に配付いたしました議事日程表のとおりであります。  これより議事日程に入ります。            ───────────────────────  日程第1 議案第1号ないし議案第10号 2 ◯議長(岡野孝男君) 日程第1、議案第1号・平成31年度石岡市一般会計予算ないし議案第10号・平成31年度石岡市水道事業会計予算の計10件を一括して議題といたします。  本案については、予算特別委員長から審査の経過と結果の報告を求めます。  予算特別委員長・山本 進君。               〔予算特別委員長・山本 進君登壇〕 3 ◯予算特別委員長(山本 進君) 予算特別委員長の山本でございます。予算特別委員会の審査の経過と結果の報告をいたします。  当委員会は、今期定例会の3月7日、議案第1号・平成31年度石岡市一般会計予算ないし議案第10号・平成31年度石岡市水道事業会計予算の計10件について審査するため、議員全員をもって構成する予算特別委員会として設置されたものでございます。  審査は、説明員として各担当者の出席を求め、常任委員会所管ごとの審査区分による審査を、3月8日及び3月11日、12日の3日間、そして、3月13日に市長の出席を求め、総括審査を開催し、計4日間において慎重なる審査を行ったところでございます。  次に、審査における質疑でございますが、3月8日の総務委員会所管においては、審査冒頭に、執行部より石岡市の財政推計についての説明を受けました。その後の質疑では、歳入において、前年度と比較した市税積算の考え方について、地方譲与税や地方交付税、あるいは環境性能割交付金などの各種交付金の歳入見込みについての質疑がなされ、歳出においては、りんりんタウン構想と推進委員会の役割について、広報紙電子化業務委託料の内容について、総合支所庁舎有効活用事業における整備内容と市民利用の考え方について、戦略的情報発信の目標と啓発のあり方について、防災行政無線整備事業の整備内容についてなどの質疑がなされました。  次に、3月11日の経済建設消防委員会の所管においては、鳥獣被害対策事業の実施内容について、石岡セレクション運営委員会の進め方について、仮想体験型観光PR業務委託料の内容について、観光案内所における職員の研修について、急傾斜地崩壊対策事業の進捗と今後の見通しについて、上曽トンネル整備事業における交通量調査について、愛郷橋出張所整備の進捗と完成までのスケジュールについて、下水道事業特別会計における今後の整備予定についてなどの質疑がなされました。  次に、3月12日の教育福祉環境委員会所管においては、旭台会館の用地購入費計上におけるこれまでの検討経過と他施設を含めた整備の考えについて、市民会館の修繕内容について、子どもの森整備推進事業のこれまでの検討経過について、特別養護老人ホーム開設準備補助金の内容について、専門従事者奨学金貸与事業における補助の考え方について、ひとり親家庭高等学校卒業程度認定試験合格支援給付金の制度概要について、東地区公民館の借地料について、柏原サッカー場人工芝化工事の内容について、国民健康保険特別会計における国保税減収見込みの要因について、水道事業会計における今後の整備事業についてなどの質疑がなされました。
     次に、市長に出席を求めた、3月13日の総括審査においては、柏原サッカー場人工芝化工事の事業縮小の考えについて、子育て世帯及び新婚世帯家賃助成補助金の補助要件の見直しについて、市の財政状況を踏まえた政策調整の考え方について、総合的な分析に基づいた子育て支援施策の実施について、区運営補助金の見直しについて、東地区公民館の借地料と、旭台会館との統合も含めた整備の考えについてなどの質疑のほか、子どもの森整備推進事業の質疑においては、実施するに至った検討の経過について、当委員会として改めて執行部に対し資料の提出を求め、詳細なる審査を行ったところでございます。  以上、質疑の後、議案第1号・平成31年度石岡市一般会計予算、議案第2号・平成31年度石岡市国民健康保険特別会計予算、議案第7号・平成31年度石岡市介護保険特別会計予算、議案第9号・平成31年度石岡市後期高齢者医療特別会計予算の4件の議案に対して、反対の立場から討論がございました。その後、採決において、反対討論がなされた各議案について起立採決を行ったところ、議案第1号・平成31年度石岡市一般会計予算については、起立少数で否決すべきものと決したところでございます。また、議案第2号、議案第7号、議案第9号の3議案については起立多数により原案可決すべきものと決し、議案第3号ないし議案第6号、議案第8号及び議案第10号については全会一致をもって原案可決すべきものと決した次第でございます。  以上が、予算特別委員会に審査付託されました議案の審査の経過並びに結果の報告でございます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げまして、委員長報告といたします。 4 ◯議長(岡野孝男君) 以上で、委員長報告は終わりました。  暫時休憩いたします。                   午前10時10分休憩            ───────────────────────                   午前10時17分再開 5 ◯議長(岡野孝男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、4番・櫻井 茂君ほか2名から、議案第1号・平成31年度石岡市一般会計予算に係る修正の動議が提出されております。  この際、提出者から説明を求めます。  4番・櫻井 茂君。                  〔4番・櫻井 茂君登壇〕 6 ◯4番(櫻井 茂君) 4番・櫻井 茂でございます。私は、議案第1号・平成31年度石岡市一般会計予算に係る修正の動議について、地方自治法第115条の3及び石岡市会議規則第16条の規定により、別紙の修正案を添えて提出いたします。  本修正案は、お手元に配付いたしました計数のとおり、平成31年度の石岡市一般会計予算案の歳入歳出の総額である335億7,000万円を1億8,422万8,000円減額し、333億8,577万2,000円といたすものであります。  予算特別委員会の質疑におきまして各委員から、議会への説明不足と事業の計画性のなさを強く指摘する意見が多数出され、結果、議案第1号・平成31年度石岡市一般会計予算は否決となったところでございます。そうした議論を受けて、総務費の総務管理費にあります旭台会館管理経費における用地購入費951万8,000円を全額削除、民生費の児童福祉費にあります子どもの森整備推進事業費の委託料及び借地料総額4,686万円を全額削除し、この事業の歳入に予定している地方債1,240万円についても全額削除するため、第4表の地方債の限度額29億4,460万円を29億3,220万円に減額いたします。次に、教育費の小学校費にあります教育振興支援事業制服購入費補助金160万円を全額削除、次に、教育費の保健体育費にあります柏原サッカー場人工芝化工事監理委託料275万円を150万円に減額、さらに、柏原サッカー場人工芝化工事2億7,500万円を1億5,000万円に減額し、この事業に対しての歳入であるスポーツ振興助成金6,800万円を4,800万円に減額修正するものであります。詳細につきましては、お手元に配布しております別紙修正案の内容をご確認いただきたいと存じます。  予算特別委員会での予算案否決は、旧石岡市におきましては、27年前の平成4年度石岡市一般会計予算案が否決になっております。このように極めてまれであります予算特別委員会における一般会計予算案の否決になった背景について、市長以下執行部には猛省を促すとともに、市民の代表である議会の指摘を真摯に受けとめ、指摘された事業の精査、見直し等の検討を行うことはもちろん、同じ轍を踏むことがないよう、今後、議会に対する細やかで丁寧な説明を心がけていただくよう求めるものであります。  平成4年度当時、一般会計予算案否決を受けて、執行部は暫定予算を作成、専決処分しております。当時私は、財政課職員として暫定予算編成事務、そして新年度予算の再編成の業務を担当いたしました。大変な苦労をしたことが昨日のように思い出されるところであります。この暫定予算は、財政課職員だけではなく、暫定予算に組み込むべき義務的経費の拾い出しを各担当課が行うという全庁的な仕事になります。また、4月には新年度予算の編成事務を再び行いますが、定期人事異動後のことでもありまして、年度末から新年度にかけて、年度切り替えに伴う事務に加え、予算編成作業予算特別委員会を再び4日間にわたり行うための資料づくりを行うという、大変な事務作業が職員に加わるところとなります。  平成31年度は茨城国体開催を控え、国体の開催を待たず、早いところでは6月、石岡市でも7月7日に関連イベント石岡リレーカーニバルマラソン2019が開催され、県内各地から参加者及びご来賓の方々をお迎えすることになります。そのため、例年以上に予算の執行が速やかに、円滑に行われる必要がある年でもあります。  加えて、仮に一般会計予算が否決となった場合、急ぎ暫定予算を作成するわけでありますが、義務的経費が主体となる暫定予算は投資的経費を除くことになるため、道路工事費等にも影響が出ることが想定され、通学路の改修工事、経済団体や市民団体への補助金の支出が遅れるおそれがあるなど、市民生活に影響を与えることが心配されます。  参考といたしまして、影響があるであろう事業について述べさせていただきます。妊婦タクシー利用補助事業50万円につきましては、暫定予算となりますと4、5月、あるいは6月まで予算が動きませんので、妊婦タクシーの利用助成ができなくなる可能性がございます。また、石岡活性化商品券発行補助事業1,375万円、製造業水道使用料金支援補助820万円、りんりんタウン構想推進事業599万9,000円、防災行政無線更新及び戸別受信機配備事業3億2,117万3,000円、ICT環境整備事業、これは市内小学校へのパソコン教室のPCの入れ替えとなりますが、1,955万3,000円、運動部活指導員配置事業168万円、地域医療対策事業30万円、愛郷橋出張所整備事業3,332万6,000円、こちらにも影響があるものと考えられます。  執行部におきましては、市民の代表である議会への配慮を欠いた点について、事業あるいは予算を減額修正することでその責任が払拭されるわけではないことを肝に銘じていただき、今後、再発防止に向けた議会対応を強く求めるものです。  以上のような点を鑑み、苦渋の選択ではありますが、市民生活に影響を出さない唯一の手がかりと考え、議案第1号・平成31年度石岡市一般会計予算の修正議案の提出をさせていただきます。  議員各位におかれましては、慎重なるご審議を賜り、ご賛同いただけますようお願いを申し上げまして、提案理由とさせていただきます。 7 ◯議長(岡野孝男君) 以上で説明は終わりました。  これより、委員長報告及び修正の動議に対する質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。  9番・小松豊正君。                  〔9番・小松豊正君登壇〕 8 ◯9番(小松豊正君) 9番、日本共産党の小松豊正です。今出されました議案第1号・平成31年度石岡市一般会計予算に係る修正動議について、質疑を行います。  まず1つ目は、子どもの森整備推進事業費4,686万円を削除するとの修正動議について、質問いたします。この子どもの森整備事業の1つの大きな内容は、市民の懸案でありました市立第1第2保育所をそこにつくるという内容が、この予算案にも含まれております。これは皆さんもご存じのように、8年前の東日本大震災のときに起きました市立第1保育所、第2保育所の破損、それで、危なくて使えなくなって、やむを得ず石岡小学校の空き教室に移転して保育事業が行われて、一旦は廃止という執行部の方針もありましたが、関係者の皆さんの猛烈な反対意見によりまして、存続して、今も続けられていると。しかし、誰が見ても一刻も早く……、ああいうところに子どもを置いておくのは忍びないと。同じ保育料を払って、八郷の保育園と比べれば、全く雲泥の差です。そういうことで、執行部も我々議会も関係者も努力してまいりました。それで、予算内示にまいりました。  そういう中で、この子どもの森整備推進事業費4,686万円を削除するというのは、非常に重大な問題です。これは、市長も内示のときに、不退転の決意で臨みますという趣旨の異例の決意を表明しています。しかし、どこにつくるのか、どうしてこういう予算になるのか、これは私も議員もよくわからずに、予算特別委員会で各委員から意見が出されたところです。どこにつくるか、駅から半径150メートル、4,600平米というのはありましたけれども、わからないと。そういうわからないのになぜ予算がつくのかということで、議論がありました。  これは、そういうことで……。 9 ◯議長(岡野孝男君) 小松豊正君に申し上げます。質疑は簡明に、しかも修正案に対してされますようお願いいたします。 10 ◯9番(小松豊正君) はい、わかりました。  ですから、これは確かに執行部のそういう説明不足もありますけれども、こういう場合は、相手もあることなので、これは削除しないで、執行部に続けさせるということも考えるべきではないかなと、まずこの点について質問いたします。どのようにお考えか。 11 ◯議長(岡野孝男君) 4番・櫻井 茂君。                  〔4番・櫻井 茂君登壇〕 12 ◯4番(櫻井 茂君) ただいま小松議員から質問のございました子どもの森整備推進事業費の全額削除について、削除すべきではないのではないかというご質問でございます。こちらにつきましては、小松議員からもございましたように、この子どもの森整備推進事業の質疑がなされた際、その場所の特定につきまして質疑がされたときに、担当職員のほうでは答弁できないと、場所について答えております。現実問題として、委員のほうから、これでは審査できないだろうというような発言もございました。そういった中で行きますと、本来、予算審査に必要な情報の開示が十分なされていない。もう1点は、個別施設計画のほうも明確に議会に示されていないというようなことで、その計画性がいまだ未熟ではないかというような思いがいたしまして、私の修正案では減額とさせていただきました。  ただ、この子どもの森整備推進事業全てを否定しているわけではなく、今後この計画をしっかりと練り上げていただきまして、議会に丁寧な説明をし、合意をいただいた上での予算提出がされた際には、再度この議会で適正な審査が行われるのではないかという思いをいたしております。  以上です。 13 ◯議長(岡野孝男君) 9番・小松豊正君。                  〔9番・小松豊正君登壇〕 14 ◯9番(小松豊正君) これは、やはりそういう点での批判されるべき点は執行部の責任もありますけれども、相手のあることであり、一生懸命執行部も検討して、市長も可能性はあるというふうに言っているわけでありますので、削除しないで、やはりその予算を煮詰めて、そして成功に導くという考え方もあるのではないかということで、私は質問いたしました。  次の質問は、2番目ですけど、柏原運動施設維持管理経費を2億9,552万8,000円から1億6,927万8,000円へ1億2,625万円減額の修正となっております。ほぼ半分の減額になりますけれども、減額する理由、なぜ半分になるのか、この点について質問いたします。 15 ◯議長(岡野孝男君) 4番・櫻井 茂君。                  〔4番・櫻井 茂君登壇〕 16 ◯4番(櫻井 茂君) 柏原サッカー場人工芝化工事費につきましては、減額修正案とさせていただいたところでございます。なぜ減額したかという質問でございますけれども、柏原サッカー場の人工芝化につきましては、天然芝の維持管理の難しさから、利用者の方々が思うように施設を利用できない、このような点に鑑み人工芝化を図り、夜間照明を設置するなどの事業案に対しまして、予算規模が大きい、駐車場が狭い、そもそも柏原工業団地サッカー場を廃止して別の場所に設けるべきではないかといった質疑がなされたことは、ご記憶にあると思います。しかし一方では、平成30年度当初予算に、人工芝化に向けた実施設計委託経費236万6,000円が組み込まれておりまして、予算委員会では、人工芝化に対して大変喜ばしいとの意見も出されているところであります。  この人工芝化事業に対しては、スポーツ振興くじ助成金6,800万円が交付見込みとなっているところから、工事費全額を削除してしまった場合、今後、事業化が認められたとしても、その助成金が認められなくなる可能性が高いため、事業規模を1億5,150万円に減額し、助成金も4,800万円に減額することで、必要最低限の整備という考えで修正させていただいたものであります。 17 ◯議長(岡野孝男君) 9番・小松豊正君。                  〔9番・小松豊正君登壇〕 18 ◯9番(小松豊正君) 減額ということで説明がありましたけれども、減額の積算の根拠ですね。人工芝化工事監理委託料人工芝化工事について、どうしてこの額になるのか、その根拠について説明してください。 19 ◯議長(岡野孝男君) 4番・櫻井 茂君。                  〔4番・櫻井 茂君登壇〕 20 ◯4番(櫻井 茂君) 人工芝化工事1億5,000万円の根拠というお尋ねでございます。教育委員会スポーツ振興課担当による人工芝化に向けた工事費の積算根拠について、私自身、把握してございません。また、工事費の積算等の土木的な知識も私にはありません。そのため、人工芝化した他自治体の例を参考にしたものでございます。その多くは、天然芝グラウンドの維持管理が大変で利用者の利便性を損ねていること、そのため、スポーツ振興くじの助成を受けて天然芝から人工芝に張り替えており、周辺に植栽等がない場合、1億3,000万円前後の事業費で人工芝化しているといった事例が数多くございました。柏原サッカー場の現状を踏まえまして、最低限の立ち木伐採とグラウンド内の側溝移転を含め、1億5,000万円程度の工事費であれば、議員各位の理解が得られるのではないかと考えた数字でございます。  参考例といたしましては、平成29年度、山口県防府市では1億3,000万円、宮城県色麻町サッカー場では1億4,000万円という事業費がホームページに載ってございました。こちらについては備品等は含まれていないというところでございます。  以上です。 21 ◯議長(岡野孝男君) 9番・小松豊正君。                  〔9番・小松豊正君登壇〕 22 ◯9番(小松豊正君) 大ざっぱな説明があったんですけれども、やはり一般会計予算の予算を修正すると、それで金額も入れるということになるわけですから、これは、そういう全国の例とか何かじゃなく、そこの、石岡のサッカー場に即してやはり見積もり、そういう計算をして出さないと、そういう曖昧なことでは困るわけです。そういう点を指摘しておきたいと思います。  3番目の点ですけれども、旭台会館用地購入951万8,000円の削除について質問いたします。これは資料として6枚目、まず、比較の欄に書いてある1億585万3,000円は565万8,000円の間違いではありませんか。質問いたします。 23 ◯議長(岡野孝男君) 暫時休憩いたします。                   午前10時39分休憩            ───────────────────────                   午前10時41分再開 24 ◯議長(岡野孝男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  9番・小松豊正君。                  〔9番・小松豊正君登壇〕 25 ◯9番(小松豊正君) これは、議会運営委員会、また全員協議会だと思いますけど、そのとき渡された資料はそうなっているんですね。それで、私は間違いじゃないかと思って、もう1回、今日、朝、見ようと思ったんだけど、このやつがちょっと手元に見当たらなかったので、見ましたら、これは私が言ったように直っております。そのことを申し上げておきたいと思います。  次に、旭台会館用地購入951万8,000円を削除する理由について、改めてお伺いいたします。 26 ◯議長(岡野孝男君) 4番・櫻井 茂君。                  〔4番・櫻井 茂君登壇〕 27 ◯4番(櫻井 茂君) 旭台会館管理経費の中の駐車場用地購入経費の全額削除をした理由というお尋ねでございます。旭台会館の用地購入費用951万8,000円が計上されておりますが、この案件につきましては、平成29年度の第3回定例会におきまして、ほぼ同額の957万円が予算として提案され、その予算は全額減額修正となっております。これを受けて予算特別委員会では、執行部から新たな理由が説明されることもないため、委員からは疑問と厳しい指摘が出されたところであります。今回もそういった理由から、全額を削除させていただいたところでございます。  以上です。 28 ◯議長(岡野孝男君) 9番・小松豊正君。                  〔9番・小松豊正君登壇〕 29 ◯9番(小松豊正君) 次の質問ですけれども、修正動議で教育振興支援事業制服購入費補助金160万円を削除するという修正でございますけれども、これはどういう内容で、どういう理由なのかを質問いたします。 30 ◯議長(岡野孝男君) 4番・櫻井 茂君。                  〔4番・櫻井 茂君登壇〕 31 ◯4番(櫻井 茂君) 教育振興支援事業におけます制服購入費補助金につきましては、新中学生になる生徒がいる非課税世帯に、中学校で必要となる制服費用の支援として1人2万円の補助を行うとの説明が、予算特別委員会においてございました。この支援策でありますが、非課税世帯には、生活保護世帯及び準要保護世帯も含まれていると考えます。これら世帯には既に制服等を含んだ就学支援が別途行われており、二重の補助支援になることが想定されます。また、可能であれば、市内洋品店等での購入に限定するため、クーポン券等による支援等の検討も必要ではないかと考えたところであります。さらに、支給そのものは来年年明けに行われるというような状況だと思いますので、制度内容を十分に研究検討した上で、補正予算で再度提案することも可能と思われるところから、今回は全額を減額させていただきました。  以上です。 32 ◯議長(岡野孝男君) ほかに質疑はございませんか。  3番・川井幸一君。                  〔3番・川井幸一君登壇〕 33 ◯3番(川井幸一君) 3番・川井幸一でございます。議案第1号の修正に対しまして、1点だけお伺いいたします。ただいま小松議員によるご質問もありました部分ですけれども、旭台会館の用地購入951万円が全額減額となっております。その趣旨は、十分、今の説明で納得したところでございますけれども、その後のこの施設の活用を考えた場合、今回、借地料が計上されていない部分があります。その理由をお尋ねいたします。 34 ◯議長(岡野孝男君) 4番・櫻井 茂君。                  〔4番・櫻井 茂君登壇〕 35 ◯4番(櫻井 茂君) ただいま、旭台会館管理経費の駐車場用地の購入経費全額削除に伴いまして、借地料の計上がなされていないのではないかというお話をいただきました。こちらにつきましては、今回、私のその4事業の減額につきましては、基本的には予算の否決を何としても防ぎたいという趣旨から入っているものであります。そのため、執行部側の提案について、まずは議会で問題になった点を削除したと、そういったところに主眼を置かせていただきました。  この借地料につきましては、今後、執行部のほうで検討されるものと考えてございます。  以上です。 36 ◯議長(岡野孝男君) ほかに質疑はございませんか。  1番・新田 茜君。                  〔1番・新田 茜君登壇〕 37 ◯1番(新田 茜君) 1番・新田 茜でございます。修正案を上げられた中で、事項別に見ますと、4つの事業について、4項目修正がなされております。その中の5枚目の部分でございます。歳入にもございますけれども、事項別で見ますと、歳出の中で款3民生費、項2児童福祉費、目4の子どもの森整備推進事業費の4,686万円につきまして、先ほど説明がございましたが、修正案でゼロということで出されております。修正の理由につきましても、先ほど質疑の中でも答弁として言われておりましたけれども、私も、こちらにつきましては唐突な予算計上、また統合保育所の部分であったり、2021年度開設という中で説明がありましたが、その点に対しても不明確な点が非常に多かったので、私個人としても、この計画自体はとてもよいものだとは思っていますが、やはり予算として上げる前にもっと協議、検討していただいて、慎重に進めていただきたいと思っています。  そういったことからも、私自身もこの修正の案については賛同であります。賛同だからこそお伺いをいたしたいのですけれども、この子どもの森の部分については、そもそも計画自体が必要ないとお考えであるのか、先ほど答弁の中でも、全てを否定するものではないというふうにおっしゃっておりましたが、そうでなければどのようにすべきなのか、ゼロ修正をされたその先について、統合保育所も含めどうあるべきか、提案者としてのお考えについて、あれば、その点だけお伺いいたしたいと思います。お願いいたします。 38 ◯議長(岡野孝男君) 4番・櫻井 茂君。                  〔4番・櫻井 茂君登壇〕 39 ◯4番(櫻井 茂君) 子どもの森整備推進事業につきましては、今回、全額削除とさせていただきました。これにつきましては先ほどお答えしたとおり、予算委員会の中におきまして各委員から質疑がされ、説明不足、あるいは唐突、そういったご意見が多数出ていたことを受けまして、提案させていただいたものであります。もちろん市長あるいは執行部のほうで、この子どもの森推進事業につきまして、今後その計画がしっかりと整備されまして議会に提案されれば、その際には議会としましてはそれをしっかりと審査する、これは義務であり権利であると思いますので、その点につきましては執行部の責任になるんだろうと思います。私自身がここでやるべき、やらないべきと言うのは、ちょっと筋違いなのかなと思います。執行部側におかれましては、今回の予算特別委員会における質疑を十分に踏まえた上で、計画策定、そして説明責任をしっかりと私ども議会に果たすと、そのことを強く申し上げて答弁とさせていただきます。                   〔拍手する者あり〕 40 ◯議長(岡野孝男君) ご静粛に願います。  ほかに質疑はございませんか。
                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 41 ◯議長(岡野孝男君) ないようですので、以上で委員長報告及び修正の動議に対する質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。本案に対する討論の通告がございましたが、修正案がございますので、改めて挙手によりこれを許します。討論はございませんか。  9番・小松豊正君。                  〔9番・小松豊正君登壇〕 42 ◯9番(小松豊正君) 議案第1号・平成31年度石岡市一般会計予算について、まず、本来提案された予算について、反対討論を行います。その次に、修正について意見を述べたいと思います。  最初の一般会計予算についてでございますけれども、第1に、財政調整基金が毎年ため込まれていますけれども、有効に活用されていないことを指摘しなければなりません。平成29年度末現在の財政調整基金残高は、30億3,657万9,000円となっています。合併時の平成17年度から約2.6倍に膨れ上がっています。財政調整基金残高の約4%、1億2,000万あれば、とりあえず国保税を1世帯1万円下げることができます。年金が下がる中で、介護保険料は高止まりし、しかも多くの方々は年金から天引きされています。これでは生活費に回るお金が減って、生活が苦しくなる一方です。10月からの消費税10%とあわせ物を買う力も弱くなるので、地域経済も冷え込むことになります。なぜこのような市民が一番苦しんでいるところに、ため込んだ財政調整基金を使わないのでしょうか。このような予算に賛成することはできません。  第2に、石岡市の実情に合った地域経済の活性化対策が予算化されていないことです。住宅リフォーム助成制度のような、全国や県内で試され済みの地域経済を活性化させる具体的政策が盛り込まれておりません。事業費の2分の1になる社会資本整備総合交付金を含めて1,200万円の住宅リフォーム助成制度は、石岡市でも確立することはできます。ぜひ実現するよう求めるものです。地域経済の活性化対策が不十分な中で、商工費は6億1,288万4,000円で、構成比が1.8%で前年度2.19%からさらに下がっています。  第3に、その反面で、莫大な支出を伴う新たな大規模工事に踏み出す予算になっていることです。新広域ごみ処理施設工事の負担金で、霞台厚生施設組合への予算、負担金衛生分支払いの中に含めて6億6,794万1,000円と、前年度2億8,821万8,000円の2.3倍となっています。新広域ごみ処理施設建設を、住民の十分な理解なしに国・県の言いなりに強行しようとしていることは、認めることはできません。  第4に、懸案であった2つの課題、高過ぎる東地区公民館の年614万4,000円、月にすると51万2,000円の借地料及び住宅新築資金貸付金等元利残高が3億円以上も未回収であることは問題です。  第5に、費用弁償と政務活動費交付金についてです。議員は毎月の報酬のほかに、会議に出席するたびに1回2,000円の費用弁償が支給されますが、市民の理解が得られるものではありません。全国的には費用弁償は廃止する方向に明確に進んでいます。直ちに廃止すべきです。また、政務活動費交付金は毎月1人の議員当たり1万2,500円で年間15万円、22人の議員で年額、総額330万円の政務活動費交付金は、適切に減額すべきです。  以上で、議案第1号・平成31年度石岡市一般会計予算についての反対討論といたします。  次に、先ほど議論されました修正動議についてのことでございますけれども、これは、いろいろ私は質問しましたけれども、いろいろと不十分だと。いろんな金額にしましても、やはりそれはなかなか議員がやるのは難しいと私は思っているので、これはやっぱり本格的に執行部も専門家も含めて、きちんとした、説得力がある、正確な数字をもとにした予算をきちんとつくるということでないと、さまざまなこういう不十分な点がある予算を決めて執行するということについては、私は非常に問題を感ずるものです。  その中で、特に何人かからも出ましたように、子どもの森整備推進事業費4,686万円、これはさまざまな市民の思いが詰まって、期待もあるわけであって、これが不十分であれば不十分なところをきちんと正して、そして説得力のある、執行部としても提示して、きちんと決めて、市民の期待に応えるべきだと。そういう意味から修正動議には賛成できません。  以上で私の討論を終わります。  次に、石岡市一般会計予算について、私は討論を申し上げましたけど、続きまして、議案第2号・平成31年度石岡市国民健康保険特別会計予算に対する討論を行います。  国保税が高過ぎて、払おうと思っても払えない市民の方が増えております。平成29年度決算における累積黒字は4億900万円、毎年毎年、石岡市の国保会計は黒字です。平成31年度の県への納付金は、前年度より3億5,568万9,000円の減額となっています。国保会計だけで考えてみましても、国保税を1世帯1万円引き下げるのに必要な財源は、1億2,000万あれば可能です。  また、子どもの数に応じてかかる均等割額を廃止すべきです。国保会計内でのやりくり、さらに財政調整基金の一部を取り崩すなど、一般会計からの繰り入れを増やせば可能です。そのように予算化されていないことを指摘して、議案第2号・平成31年度石岡市国民健康保険特別会計予算に反対する討論といたします。  次に、議案第7号・平成31年度石岡市介護保険特別会計予算に反対する討論を行います。今、年金が削られている中で介護保険料が天引きされると、生活費に回すお金が少なくなり、個人消費を抑え、地域経済にも悪影響を及ぼしています。介護労働者の待遇改善はこれからの課題となっています。このような状況を生んでいる介護保険特別会計予算に賛成することはできません。介護保険料を下げてほしい、介護施設をたくさんつくってほしいなどの市民の切実な要望を実現していくために、国・県からの支出金の増額を求め、市としては、財政調整基金などの一部を取り崩して一般会計からの繰り入れを行うことを強く求めて、議案第7号・平成31年度石岡市介護保険特別会計予算に反対する討論といたします。  次に、議案第9号・平成31年度石岡市後期高齢者医療特別会計予算に反対する討論を行います。後期高齢者医療制度は、75歳以上のお年寄りをほかの医療保険制度から切り離して独自の医療保険としたもので、年を追うごとに医療費が増え、保険料が上がっていくことが想定されます。平成30年度と31年度については、県民世論を背景に日本共産党議員団が県広域連合に申し入れを行い、県広域連合が57億5,000万円の積立金を保有していることを明らかにしてし、保険料は据え置かれることになりました。しかし、値下げはしませんでしたので、この議案に賛成することはできません。  今、特に75歳以上の低所得者のお年寄りが苦境に立っているのは、国の政策に問題があります。県広域連合にも保険料の引き下げに応じない責任がありますが、直接保険料を集め県広域連合に納入しているのは、市の行政の仕事になっています。よって私は、政府に対して、後期高齢者医療制度を廃止しもとの老人保険制度に戻すことを強く求め、議案第9号・平成31年度石岡市後期高齢者医療特別会計予算に反対する討論といたします。  議員各位の賛同をお願いいたしまして、私の反対討論といたします。 43 ◯議長(岡野孝男君) ほかに討論はございませんか。  14番・櫻井信幸君。                 〔14番・櫻井信幸君登壇〕 44 ◯14番(櫻井信幸君) 14番・櫻井信幸でございます。私は賛成の立場から討論をさせていただきたいと……。              〔「何に対して賛成なのか」と呼ぶ者あり〕 45 ◯14番(櫻井信幸君) 議案第1号・平成31年度石岡市一般会計予算に係る修正動議に関して、賛成の立場で発言をさせていただきたいと思います。  まず最初に、3月13日の予算委員会総括の最後に、この採決に際し、私は反対もできない、賛成もできない立場で、本来はそのときに修正ができるというふうに後から聞き、私の勘違い、勉強不足から市民の皆様に大きなご心配をかけたこと、これについて、まずもって深くおわびをする次第でございます。  31年度一般会計予算を否決することは、円滑な市民サービスの提供に少なからず影響が出ることは必至であります。数年前から続いている公共工事入札の不調問題、特に30年度においては、入札不調が多発しております。この件を考えても、来年度予算を否決し、新規事業を仮に2か月先送りにすると、この事業については6月に起案、入札は8月か9月、工事は年度をまたがります。この市民サービスの提供のペースを取り戻すのには、2年から3年かかると思われます。そして、それに伴う職員の事務処理における残業代も発生します。余分な税金の支出にもなります。  次に、上曽トンネルの事業には、桜川市、茨城県、そして、特例債について国が関係しております。フラワーパークの新規事業については茨城県、霞台厚生施設においては小美玉市、かすみがうら市、茨城町の3市町が連携をしております。その信頼関係に不安を生じさせ、石岡市の信用にも影響が出ると考えます。  また、今回の予算委員会では、各委員から積極的な意見が出され、慎重に審議されました。予算全てを否決することは、予算委員会での内容を考えると、議員のとる手段ではありません。ですから、これだからだめでなくて、こうすればできると判断することが大切と考えます。あくまで主役は市民の皆様です。迷惑をかけることは最大限回避しなければなりません。  以上のことから、私は、31年度の一般会計予算については賛成すべきと考え、討論いたします。議員各位のご理解を賜りたいと思います。ありがとうございました。                   〔拍手する者あり〕 46 ◯議長(岡野孝男君) 傍聴人に申し上げます。傍聴規則により、傍聴人は、議場における言論に対し、拍手その他の方法により公然と可否を表明しないこととされておりますので、注意してください。  ほかに討論はございませんか。  8番・谷田川 泰君。                 〔8番・谷田川 泰君登壇〕 47 ◯8番(谷田川 泰君) 8番・谷田川 泰でございます。私は、議案第1号・平成31年度石岡市一般会計予算の修正案に対しまして、反対の立場から討論をいたします。  平成31年度予算案は、これまで4日間の予算特別委員会において、執行部、そして最終日には市長の出席を求めて、集中審議が行われてきたところであります。委員会審査においては、限られた財源をいかに効果的に市民サービスやまちづくりに反映できるかということであります。今回示された4点の修正部分のみならず、多くの課題、問題点が指摘され、それをもって賛成者1名、反対者19名という厳しい結果となったわけであります。この予算特別委員会は、議員全員で構成する特別委員会であります。よって、議員全員の構成による審査結果は、非常に重みのあるものと認識するものであります。  先ほど行われました質疑により、今般示されました修正部分の曖昧さが明らかとなったわけであります。特に柏原サッカー場人工芝化工事につきましては、2億7,500万円から1億5,000万円へと、1億2,500万円を大幅に減額して提案をなされておりますが、減額の積算根拠にも大いに疑問を感じるとともに、柏原サッカー場への多額の投資を行うことに対しても、その緊急性がどこにあるのかわからないのであります。また、3か所の修正に対しましては予算額を全て削る提案がなされておりますが、先ほど申し上げましたが、議員全員で構成する予算特別委員会での採決の結果の重要性を考えますと、安易に修正案に同意することは大変難しいものと考えます。  委員会審査中にはこの修正案の提案もなく、予算特別委員会は既に終了しております。反対多数で否決との委員長の報告がなされております。私は、暫定予算により市民サービスを維持した中で、しっかりとした再検討、新たな施策方針、リーディングプロジェクトをもって、政策の青写真である予算案を提案されることを強く望むものであります。この修正案には、改めて反対の意をあらわすものであります。  議員各位におかれましては、石岡市議会が二元代表制のもと市民の負託に応えられる議会であるためにも、本修正案を否決することにご賛同賜りますよう、よろしくお願いを申し上げまして、私の反対討論を終わります。 48 ◯議長(岡野孝男君) ほかに討論はございませんか。  7番・勝村孝行君。                  〔7番・勝村孝行君登壇〕 49 ◯7番(勝村孝行君) 7番・勝村孝行でございます。私は、議案第1号・平成31年度石岡市一般会計予算に対しまして、反対の立場から討論をいたします。  先ほど、過日開催されました予算特別委員会の審査の経過と結果が委員長より報告されました。その報告により明らかなように、結果については多数をもって否決すべきものであります。全ての議員で構成される予算特別委員会の決定は、この上もなく重いものであります。市民生活への影響を心配する声も聞かれます。しかしながら、思いつきや一部の人たちへの配慮で編成された予算を、黙って承認するわけにはまいりません。そのような予算を成立させてしまっては、かえって市民生活を混乱に導くものであると考えます。ここはひとつ一度立ち止まり、市民の皆様方が本当に必要としているものとは何かを、行政と議会でしっかりと見つめ直す必要があると考えます。  私はこの本予算事業を全く否定するものではありません。がしかし、不要不急の予算を削り、緊急で必要な予算の編成を強く求めるものであります。  議員各位におかれましては、どうかご賢察の上、本議案を否決することにご賛同賜りますようお願いを申し上げまして、私の反対討論を終わります。 50 ◯議長(岡野孝男君) ほかに討論はございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 51 ◯議長(岡野孝男君) ないようですので、以上で討論を終結いたします。  これより、採決に入ります。  初めに、議案第1号・平成31年度石岡市一般会計予算を採決いたします。  本案については、まず、4番・櫻井 茂君ほか2名から提出された修正案の採決について、電子採決により行います。  本修正案に賛成の諸君は賛成ボタンを、反対の諸君は反対ボタンを押してください。                    〔ボタン押下〕 52 ◯議長(岡野孝男君) ボタンの押し忘れはございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 53 ◯議長(岡野孝男君) 押し忘れなしと認め、これをもって採決を確定いたします。  賛成少数であります。よって、4番・櫻井 茂君ほか2名から提出された修正案は否決されました。  次に、議案第1号・平成31年度石岡市一般会計予算を採決いたします。  本案の採決は、電子採決により行います。  本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君は賛成ボタンを、反対の諸君は反対ボタンを押してください。                    〔ボタン押下〕 54 ◯議長(岡野孝男君) ボタンの押し忘れはございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 55 ◯議長(岡野孝男君) 押し忘れなしと認め、これをもって採決を確定いたします。  賛成少数であります。よって、本案は否決されました。  次に、議案第2号・平成31年度石岡市国民健康保険特別会計予算を採決いたします。  本案の採決は、電子採決により行います。  本案に対する委員長報告は、原案可決すべきものであります。本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の諸君は賛成ボタンを、反対の諸君は反対ボタンを押してください。                    〔ボタン押下〕 56 ◯議長(岡野孝男君) ボタンの押し忘れはございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 57 ◯議長(岡野孝男君) 押し忘れなしと認め、これをもって採決を確定いたします。  賛成多数であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。  次に、議案第7号・平成31年度石岡市介護保険特別会計予算を採決いたします。  本案の採決は、電子採決により行います。  本案に対する委員長報告は、原案可決すべきものであります。本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の諸君は賛成ボタンを、反対の諸君は反対ボタンを押してください。                    〔ボタン押下〕 58 ◯議長(岡野孝男君) ボタンの押し忘れはございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 59 ◯議長(岡野孝男君) 押し忘れなしと認め、これをもって採決を確定いたします。  賛成多数であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。  次に、議案第9号・平成31年度石岡市後期高齢者医療特別会計予算を採決いたします。  本案の採決は、電子採決により行います。  本案に対する委員長報告は、原案可決すべきものであります。本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の諸君は賛成ボタンを、反対の諸君は反対ボタンを押してください。                    〔ボタン押下〕 60 ◯議長(岡野孝男君) ボタンの押し忘れはございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 61 ◯議長(岡野孝男君) 押し忘れなしと認め、これをもって採決を確定いたします。  賛成多数であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。  次に、議案第3号・平成31年度石岡市下水道事業特別会計予算ないし議案第6号・平成31年度石岡市霊園事業特別会計予算、議案第8号・平成31年度石岡市介護サービス事業特別会計予算、議案第10号・平成31年度石岡市水道事業会計予算の計6件を一括して採決いたします。  本案に対する委員長報告は、いずれも原案可決すべきものであります。  お諮りいたします。本案は、いずれも委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 62 ◯議長(岡野孝男君) ご異議なしと認め、さよう決しました。  暫時休憩いたします。10分程度といたします。
                      午前11時23分休憩            ───────────────────────                   午前11時35分再開 63 ◯議長(岡野孝男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。            ───────────────────────  日程第2 議案第33号 64 ◯議長(岡野孝男君) 次に、日程第2、議案第33号・石岡市職員の給与に関する条例及び石岡市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例を制定することについてを議題といたします。  本案については、付託いたしました総務委員会の委員長から、お手元に配付いたしましたとおり、審査結果の報告書が提出されております。  この際、お諮りいたします。本案に対する委員長報告は、会議規則第37条第2項の規定により省略することにいたしたいと思います。これにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 65 ◯議長(岡野孝男君) ご異議なしと認め、よって委員長報告は省略することに決しました。  次に、14番・櫻井信幸君ほか1名から修正の動議が提出されております。  この際、提出者から説明を求めます。  14番・櫻井信幸君。                 〔14番・櫻井信幸君登壇〕 66 ◯14番(櫻井信幸君) 14番・櫻井信幸でございます。議案第33号・石岡市職員の給与に関する条例及び石岡市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて、修正の動議を提出させていただきます。発議者は、私、櫻井信幸、関口忠男、以上2名でございます。  修正の内容を申し上げます。本条例3条を削除し、4条中「100分の177.5」を「100分の172.5」に、また「100分の167.5」を「100分の165」に改め、同条を第3条とする内容でございます。また、附則についても、それに関係する部分も修正するものでございます。  この内容は、石岡市特別職で常勤のもの、これは市長、副市長、教育長でございます。その者の期末手当の支給月数を0.05か月分引き上げ3.35か月分とするという改正でありますが、この0.05か月分を引き上げず、現状3.3か月に修正するというものでございます。  この理由でございますが、改正のとおり引き上げることにより、私ども議員の期末手当にもこの条文を引用していることから、同様に引き上げとなってしまうものであります。その額は、同僚議員の質疑において、総額約48万円もの費用が増額するということでございました。市の財政推計を見ても、将来にわたり大変厳しい財政運営となることが示され、私といたしましても、市の財政状況を鑑みれば、議員自ら期末手当の引き上げを見送るべきと考えるものでございます。  議員各位にはよろしくご賛同賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。 67 ◯議長(岡野孝男君) 以上で説明は終わりました。  これより、委員会における審査の経過と結果及び修正の動議に対する質疑を行います。  質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。  9番・小松豊正君。                  〔9番・小松豊正君登壇〕 68 ◯9番(小松豊正君) 9番、日本共産党の小松豊正です。今、提案されました修正動議につきまして質問いたします。今回の人事院勧告に基づく給与及び一部手当の引き上げを具体化するわけですけれども、市の職員の給与は人事院勧告に基づいて上げるけれども、特別職で常勤のものの給与、市長、副市長、教育長、そしてこれを決めれば議員にも及ぶということを言っておられましたけれども、市職員の給与を上げて特別職のものは上げないと、これはどういう理由ですか。 69 ◯議長(岡野孝男君) 14番・櫻井信幸君。                 〔14番・櫻井信幸君登壇〕 70 ◯14番(櫻井信幸君) 小松議員の質問にお答えいたします。そのご質問に対しては、私も、特別職も引き上げないというところには少し引っかかりもあったんですけれども、ここを削除しないと、議員のところまで影響してくるということから、こういう訂正をいたしました。この訂正を提出する前に、教育長、副市長、それから市長にご相談をいたしました。暗黙の了解をいただいたなというふうに判断しましたから、この修正を提案したわけでございます。 71 ◯議長(岡野孝男君) 9番・小松豊正君。                  〔9番・小松豊正君登壇〕 72 ◯9番(小松豊正君) 今のご説明では、やはり本格的に特別職が上がらないという理由の説明にはならないと思います。そういう説明では。執行部も一生懸命やっているわけですから。  それで、次に、修正動議によりますと、第5条で100分の122.5が100分の157.5となっておりまして、これは修正動議では変わっておりません。しかし、100分の137.5が100分の177.5になっている部分は、177.5が172.5に下げられております。100分の130となっているのは100分の167.5に当初なっていたんですけれども、これ、165に下げるとなっています。どうしてこのような数の修正になるのか、説明を求めます。また、100分の122.5から100分の157.5は、これだけがそのまま変わっておりません。これはどういう理由ですか。 73 ◯議長(岡野孝男君) 14番・櫻井信幸君。                 〔14番・櫻井信幸君登壇〕 74 ◯14番(櫻井信幸君) お答えいたします。私は、こういう細かい計数についてはちょっと苦手なんですけれども、この修正案の中で、市の財政推計を見ても、将来にわたり大変厳しい財政運営となることが示され、私といたしましても、市の財政状況を鑑みればという考えから、このような修正を提出したわけであります。ご理解のほどをよろしくお願いいたします。 75 ◯議長(岡野孝男君) 9番・小松豊正君。                  〔9番・小松豊正君登壇〕 76 ◯9番(小松豊正君) これは、計数の変化イコール金額になるわけですから、今の説明では、合理的に説得がある説明にはなっておりませんというふうに私は思います。  なぜ100分の122.5だけが変わらないのか。これはどういう理由か先ほど聞いたんですけれども、お答えがありませんでしたので、再度聞きます。 77 ◯議長(岡野孝男君) 14番・櫻井信幸君。                 〔14番・櫻井信幸君登壇〕 78 ◯14番(櫻井信幸君) お答えいたします。先ほど答弁いたしましたとおりでございます。 79 ◯議長(岡野孝男君) 9番・小松豊正君。                  〔9番・小松豊正君登壇〕 80 ◯9番(小松豊正君) 今、ご答弁がありましたように、先ほど答弁したと同じだということは、具体的にこういう数字がこういうふうに変わっている根拠は示せないということになります。100分の122.5が157.5になっている理由が説明できないということと理解せざるを得ません。  次に、このような修正をすれば、当初、執行部提案の4つの改正要綱、1つは、職員の給与月額を平均で約0.2%引き上げること、2番目に勤勉手当の支給月数を0.05月分引き上げ、年間の勤勉手当支給月数を1.85月とすること、3、特別職にかかわる期末手当の支給月数を0.05月分引き上げ、年間の期末手当支給月数を3.35月とすること、4、平成31年度から6月期及び12月期の期末手当、勤勉手当の支給割合をそれぞれ均等にすることということで、この4つの改正要綱で執行部提案の給与及び旅費などに関する一部改正が出されているわけですけれども、今、議員が提案された修正動議になれば、この改正要綱の4点はどういうふうになりますか。説明をお願いします。 81 ◯議長(岡野孝男君) 14番・櫻井信幸君。                 〔14番・櫻井信幸君登壇〕 82 ◯14番(櫻井信幸君) お答えいたします。私は、市職員ほどの知識が計数的にございません。ただ単に、この3条を訂正することによって、議員の経費だけでも48万円節約できる、また三役も含めれば70数万円という財源が節約できるということから、こういう修正の提案を出しておる次第でございます。また、先ほど来、これまでにも今定例会で、小松議員が日当ですか、それについて廃止と言っていることも、市の財政を心配してのご発言かと思われます。そういう点でご理解を賜れればと思います。 83 ◯議長(岡野孝男君) 小松議員に申し上げます。重複質問は避けてください。  9番・小松豊正君。                  〔9番・小松豊正君登壇〕 84 ◯9番(小松豊正君) この修正動議はいつから適用するのか、お伺いします。 85 ◯議長(岡野孝男君) 14番・櫻井信幸君。                 〔14番・櫻井信幸君登壇〕 86 ◯14番(櫻井信幸君) お答えいたします。議案が提出されております。その議案のとおりでございます。 87 ◯議長(岡野孝男君) 9番・小松豊正君。いいですか。  ほかに質疑はございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 88 ◯議長(岡野孝男君) ないようですので、以上で審査の経過と結果及び修正の動議に対する質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  本案に対する討論の通告はございませんが、修正案がございますので、改めて挙手によりこれを許します。討論はございませんか。  5番・石橋保卓君。                  〔5番・石橋保卓君登壇〕 89 ◯5番(石橋保卓君) 5番・石橋保卓です。私は、石岡市職員の給与に関する条例及び石岡市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例を修正することに対し、反対の立場から討論いたします。  石岡市には、人事委員会の組織はなく、職員の給与並びに勤務条件につきましては、人事院から勧告される国家公務員の給与並びに勤務条件に準拠しているところであります。これまでも人事院勧告が出されるたびに、ほぼ毎年のように改定が行われてまいりました。私たち議員を含む特別職の期末手当も、その影響を受けてきたわけです。平成27年第1回定例会で議決をされました議案第29号では、6月期の支給月数を0.075引き上げ、12月期の月数を0.075引き下げるものでありました。それ以降、平成28年第1回定例会では0.05、平成28年第4回定例会では0.1、平成30年第1回定例会では0.05それぞれ引き上げ、現在では3.3月分の支給となっております。  職員及び特別職の期末勤勉手当につきましては、民間企業との比較により、そのときの景気の動向を反映して、支給月数が増減してまいりました。バブル崩壊時には、支給月数が大幅に減少したときもございました。最近は、戦後最長の好景気とうたわれ、民間給与上昇に見合った人事院勧告が実施されてまいりました。  私たち議員の報酬に対しましては、市民の皆様方から厳しい目が向けられていることは、重々承知をいたしております。しかしながら、その批判の矛先は報酬額ではなく、議会、そして私たち議員一人一人の日ごろの活動に対して向けられているのではないでしょうか。議会、そして議員一人一人が、その報酬に見合った職責をしっかり果たしていけば、批判されることもなくなるものと考えます。  先ほど述べましたように、我々の任期の間、毎年のように人事院勧告に準拠した改定が実施されてまいりました。しかしながら、これまで公の場において、議員報酬及び期末手当等について議員間で議論が行われたことはなく、また、そういった提案も行われたことはありませんでした。来月執行予定の市議会議員選挙を控えているこの時期に今回のような修正提案がなされたことに対しまして、何か強い恣意的なものを感じるのは、私1人だけではないと考えます。これはまさに、選挙を目的としたパフォーマンスと言わざるを得ないものであります。また、議員の期末手当のみならず、市長をはじめとした常勤の特別職の同意も得ずに、今回、常勤の特別職の期末手当を削るということは、非常に残念な行為であるように感じます。  議員各位におかれましては、どうかご賢察の上、議案第33号への修正案を否決することにご賛同賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。  以上で私の反対討論を終わります。 90 ◯議長(岡野孝男君) ほかに討論はございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 91 ◯議長(岡野孝男君) ないようですので、以上で討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  議案第33号・石岡市職員の給与に関する条例及び石岡市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例を制定することについてを採決いたします。  本案については、まず、14番・櫻井信幸君ほか1名から提出された修正案の採決について、電子採決により行います。  本修正案に賛成の諸君は賛成ボタンを、反対の諸君は反対ボタンを押してください。                    〔ボタン押下〕 92 ◯議長(岡野孝男君) ボタンの押し忘れはございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 93 ◯議長(岡野孝男君) 押し忘れなしと認め、これをもって採決を確定いたします。  賛成少数であります。よって、14番・櫻井信幸君ほか1名から提出さました修正案は否決されました。  次に、原案について、電子採決により採決いたします。  本案に賛成の諸君は賛成ボタンを、反対の諸君は反対ボタンを押してください。                    〔ボタン押下〕 94 ◯議長(岡野孝男君) ボタンの押し忘れはございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 95 ◯議長(岡野孝男君) 押し忘れなしと認め、これをもって採決を確定いたします。  賛成全員であります。よって、本案は原案のとおり決しました。            ───────────────────────  日程第3 議案第11号ないし議案第32号       議案第34号ないし議案第65号 96 ◯議長(岡野孝男君) 次に、日程第3、議案第11号・平成30年度石岡市一般会計補正予算(第5号)ないし議案第32号・石岡市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて、議案第34号・石岡市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例を制定することについてないし議案第65号・市道の認定についての計54件を一括して議題といたします。  本案については、付託いたしました各常任委員会の委員長から、お手元に配付いたしましたとおり、審査結果の報告書が提出されております。  この際、お諮りいたします。本案に対する委員長報告は、いずれも会議規則第37条第2項の規定により、省略することにしたいと思います。これにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 97 ◯議長(岡野孝男君) ご異議なしと認め、よって各委員長報告は省略することに決しました。  これより、各委員会における審査の経過と結果に対する質疑を行います。
     質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 98 ◯議長(岡野孝男君) ないようですので、以上で審査の経過と結果に対する質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論は通告によりこれを許します。  9番・小松豊正君。                  〔9番・小松豊正君登壇〕 99 ◯9番(小松豊正君) 9番、日本共産党の小松豊正です。平成31年10月1日から消費税率が10%に上がることを想定した条例の一部改正議案、すなわち議案第20号、21号、22号、23号、24号、35号、36号、37号、38号、39号、40号、41号、42号、43号、44号、49号、50号、51号、52号、53号、54号、55号、56号、57号、58号、59号、60号、61号、以上の合計28議案に対して一括して反対討論を行います。  今、市内を歩いていますと、各商店から、消費税が10%になったらとてもやっていけない、増税をやめてほしいという声が聞かれます。5年前の8%への消費税増税で、家計消費も実質賃金もマイナスになっています。増税は必要という立場の学者や経済人からも、今の日本の経済のような状況で増税を強行すれば、日本経済は破壊されるとの警告の声が上がっています。世論調査でも、消費税10%に反対の声が多数になっています。このようなもとで、石岡市に関係する使用料などの公共料金を、今年の10月から消費税率2%増に合わせて上げることは、一層市民生活を圧迫することになり、断固反対します。  今年10月1日から消費税を10%に上げることはやめろ、この1点で議員各位の賛同をお願いいたします。日本共産党は、増税するならまず大企業と富裕層から、日本共産党は消費税に頼らない別の道を提案しています。  以上で、平成31年10月1日から消費税率が10%に上がることを想定した条例の一部改正議案、計28議案に対する反対討論といたします。  議員各位の賛同をお願いして、討論を終わります。  消費税に関係しない議案第25号・石岡市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて、反対討論を行います。  第196通常国会において、働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律が、自民党、公明党、日本維新の会が賛成して成立いたしました。日本共産党など野党は反対しました。  労働基準法は、「労働条件は、労働者が人たるに値する生活を営むための必要を充たすべきものでなければならない」と定めています。これに過労死ライン、すなわち月に80時間の超過勤務という過労死ラインを超える100時間の上限を書き込むことになりました。国家公務員の場合は、人事院規則で次のようになりました。超過勤務を命ずる時間及び月数の上限、第16条の2の2、他律的業務とその例外に分けて、前者の場合、1か月において超過勤務時間は100時間未満、1年間では720時間としています。それ以外は1か月45時間、1年間で360時間としています。  国が決めたものに準ずるといって、石岡市の職員が過労死ラインを超えていいわけが全くありません。労働基準法の精神に反するこのような条例の一部改正はやるべきではありません。反対します。  議員各位の賛同をお願いして、反対討論といたします。 100 ◯議長(岡野孝男君) 以上で討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  初めに、議案第20号・石岡市市民会館条例の一部を改正する条例を制定することについてないし議案第24号・石岡市営駐車場条例の一部を改正する条例を制定することについて、議案第35号・石岡市立学校施設使用条例の一部を改正する条例を制定することについてないし議案第44号・石岡市ふれあいの里石岡ひまわりの館条例の一部を改正する条例を制定することについて、議案第49号・石岡市地区ふれあいセンター条例の一部を改正する条例を制定することについてないし議案第61号・石岡市水道事業給水条例の一部を改正する条例を制定することについての計28件を一括して採決いたします。  本案の採決は、電子採決により行います。  本案に対する審査結果の報告は、いずれも原案可決すべきものであります。  本案はいずれも委員会審査報告書のとおり決することに賛成の諸君は賛成ボタンを、反対の諸君は反対ボタンを押してください。                    〔ボタン押下〕 101 ◯議長(岡野孝男君) ボタンの押し忘れはございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 102 ◯議長(岡野孝男君) 押し忘れなしと認め、これをもって採決を確定いたします。  賛成多数であります。よって、本案はいずれも委員会審査報告書のとおり決しました。  次に、議案第25号・石岡市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例を制定することについてを採決いたします。  本案の採決は、電子採決により行います。  本案に対する審査結果の報告は、原案可決すべきものであります。  本案は、委員会審査報告書のとおり決することに賛成の諸君は賛成ボタンを、反対の諸君は反対ボタンを押してください。                    〔ボタン押下〕 103 ◯議長(岡野孝男君) ボタンの押し忘れはございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 104 ◯議長(岡野孝男君) 押し忘れなしと認め、これをもって採決を確定いたします。  賛成多数であります。よって、本案は委員会審査報告書のとおり決しました。  次に、議案第11号・平成30年度石岡市一般会計補正予算(第5号)ないし議案第19号・平成30年度石岡市水道事業会計補正予算(第2号)、議案第26号・石岡市職員自己啓発等休業条例の一部を改正する条例を制定することについてないし議案第32号・石岡市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて、議案第34号・石岡市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて、議案第45号・石岡市医療福祉費支給に関する条例の一部を改正する条例を制定することについてないし議案第48号・石岡市イキイキ長生き条例を制定することについて、議案第62号・損害賠償額の決定及び損害賠償請求に関する和解についてないし議案第65号・市道の認定についての計25件を一括して採決いたします。  本案に対する審査結果の報告は、いずれも原案可決すべきものであります。  お諮りいたします。本案はいずれも各常任委員長から提出されております委員会審査報告書のとおり決することにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 105 ◯議長(岡野孝男君) ご異議なしと認め、さよう決しました。            ───────────────────────  日程第4 請願第15 106 ◯議長(岡野孝男君) 次に、日程第4、請願第15・後期高齢者の医療費自己負担2割への引き上げに反対する請願を議題といたします。  本件については、教育福祉環境委員長から、委員会における審査の経過と結果の報告を求めます。  教育福祉環境委員長・谷田川 泰君。              〔教育福祉環境委員長・谷田川 泰君登壇〕 107 ◯教育福祉環境委員長(谷田川 泰君) 教育福祉環境委員長の谷田川でございます。当委員会に付託されました請願第15・後期高齢者の医療費自己負担2割への引き上げに反対する請願における、当委員会の審査の経過と結果を申し上げます。  当委員会は、この請願の審査に当たり、3月14日に委員会を開催し、慎重なる審査を実施いたしました。本請願は、国の後期高齢者医療の窓口負担を1割から2割にするという方針に反対し、75歳以上の医療費の窓口負担の2割への引き上げをしないよう、国への意見書の提出を求めるものでございます。  審査において、初めに、本請願の受理の経緯と概要について、事務局から説明を受けました。その後、質疑をする者はなく、続く討論において「今後、少子高齢化・超高齢化社会を迎える中で、75歳以上の皆さんの医療費または給付が増えるという状況を鑑みると、制度設計としては概ねの負担をしていただくことを考えざるを得ないというのが高齢化社会の実情である」との反対討論、また「75歳以上の方々は働いていない方がほとんどであり、また、何かしら病気を抱えている方も多い。この現状から、医療費自己負担割合引き上げに反対することは、当然の願いである」との賛成討論が出されました。  その後、採決をいたしましたところ、起立少数で不採択とすべきものと決した次第であります。  以上が、請願第15における審査の経過と結果の報告でございます。議員各位におかれましては、当委員会の審査結果にご賛同賜りますようお願いを申し上げまして、委員長報告を終わります。 108 ◯議長(岡野孝男君) 以上で委員長報告は終わりました。  これより委員長報告に対する質疑を行います。  質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 109 ◯議長(岡野孝男君) ないようですので、以上で質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論は通告によりこれを許します。  9番・小松豊正君。                  〔9番・小松豊正君登壇〕 110 ◯9番(小松豊正君) 9番、日本共産党の小松豊正です。請願第15・後期高齢者の医療費自己負担2割への引き上げに反対する請願に対して、賛成討論を行います。  75歳以上の後期高齢者になると、家族が入っている国保などの医療保険から外されて、独自の後期高齢者医療保険に入ることになります。後期高齢者は働くことも困難になり、病気になったり療養生活になる方も多くなります。このような後期高齢者の医療費自己負担を今の1割から2割に引き上げることに、断固反対します。長い間社会に貢献されてきた方を、最後の場面で優しく、医療も安心してかかれるようにするのが、当たり前だと思うからです。  財源をどうするかの議論が、教育福祉環境委員会でも行われました。2割負担やむなしということで、先ほどの委員長報告にもあったように、この請願は否決されたわけですけれども、財源の取り方は、やり方はあるんですよ、いろいろと。今、安倍内閣が、アメリカから戦闘機、兵器を爆買いして軍事費を増やす、社会保障予算を削るという政策を少しやめるだけで、十分生み出せるんです。私はそういう立場で、この請願に賛同して、後期高齢者の医療保険の引き上げに反対するものです。  請願第15・後期高齢者の医療費自己負担2割への引き上げに反対する請願に対し賛成討論といたします。ご賛同をお願いいたします。 111 ◯議長(岡野孝男君) 以上で討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  請願第15・後期高齢者の医療費自己負担2割への引き上げに反対する請願を採決いたします。  本件の採決は、電子採決により行います。  本件に対する委員長報告は不採択とすべきものであります。本件を採択することに賛成の諸君は賛成ボタンを、反対の諸君は反対ボタンを押してください。                    〔ボタン押下〕 112 ◯議長(岡野孝男君) ボタンの押し忘れはございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 113 ◯議長(岡野孝男君) 押し忘れなしと認め、これをもって採決を確定いたします。  賛成少数であります。よって、本件は不採択とすることに決しました。            ───────────────────────  日程第5 議会改革推進特別委員会報告 114 ◯議長(岡野孝男君) 次に、日程第5、議会改革推進特別委員会報告を議題といたします。  本件については、同特別委員長より審査の経過並びに結果の報告を求めます。  議会改革推進特別委員長・勝村孝行君。             〔議会改革推進特別委員長・勝村孝行君登壇〕 115 ◯議会改革推進特別委員長(勝村孝行君) 議会改革推進特別委員長の勝村でございます。これより、本特別委員会の調査報告を申し上げます。  本特別委員会は、議会における審査方法や運営方法の見直し、議会基本条例に関する事項等を調査するため、平成27年第4回石岡市議会定例会において設置されたものでございます。本特別委員会では、平成27年12月17日から平成31年3月19日までの間、延べ36回の委員会を開催いたしました。この間、議会報告会や、議会ICT化に関する先進地行政視察も実施してきたところでございます。  本特別委員会で行いました調査の概要につきましては、報告書の2ページから6ページに委員会の開催状況を、報告書の6ページから8ページに先進地行政視察を記載してございますので、ご参照願いますようお願いいたします。  次に、議会基本条例に基づいた議会報告会の開催についてでございますが、報告書の9ページから10ページにかけて記載しておりますとおり、平成28年度から今年度まで、3回の報告会を開催してきたところでございます。延べ6会場、135名の市民の皆様のご参加をいただいたところでございます。  次に、議会改革提案事項と検討結果についてでございます。まず、成果があった改革事項について、報告書の10ページから12ページにかけて記載してございます。  概要を申し上げますと、1つに、政務活動費収支報告書、領収書等のホームページでの公開と支出内容の見直しでございます。石岡市議会政務活動費の交付に関する条例を改正し、収支報告書及び領収書等のホームページでの公開を義務付けるとともに、政務活動費の支出内容を見直し、会派での行政視察の際の食事代について、基本的に支出しないこととしました。  2つに、議会のICT化の推進でございます。新庁舎での本格的導入に向け、運用ルールの整備や先進地行政視察を行うなど検討を進め、タブレット端末による電子会議システムを導入いたしました。現在、紙とPDFデータを併用して運用しているところですが、平成31年度の改選後には、事務局から議員への通知は全てタブレット上で行うことや、基本的に会議において紙のファイルを取りやめるなど、ペーパーレス環境の本格導入を目指します。また、今定例会より、新庁舎において議会のインターネット中継を新たに導入したところです。  3つに、全員協議会の運営方法の見直しでございます。現在は任意の会議である全員協議会について、正式な会議として会議規則に位置付けることとし、全員協議会の中での具体的な協議事項については、議会運営委員会で決定していくものとしました。  4つに、一般質問等の質問時間の見直しでございます。特別委員会で継続協議している中、平成30年度第4回議会運営委員会において、質問、質疑時間を質問のみ40分とするとともに、これまで通告順であった質問順を、抽選によって決定する内容の要綱改正がなされました。  次に、今後に引き継ぐ課題について、報告書の12ページに記載してございます。概要を申し上げますと、1つに通年議会の導入、2つに議員の政治倫理、3つに会派代表質問の採用でございまして、より慎重な審議が必要となることなどから、これらは改選後の議会に引き継ぐ課題としたところでございます。  次に、議会基本条例の検証について、報告書の12ページから20ページに記載してございますので、ご参照願いますようお願いいたします。  終わりに、私たち議会改革推進特別委員会は、石岡市議会の最高規範であり、議会改革の羅針盤として定められた石岡市議会基本条例に期待された開かれた議会を目指し、まずは議会報告会の安定的な開催を大きな目標として、鋭意、議会改革を進めてまいりました。議会報告会の開催については、石岡市議会として初めての試みだったこともあり、開催に向けた調整に多くの時間を要しましたが、開催会場や開催時間、報告手法など改善を重ねながら、石岡市議会ならではのスタイルを確立できたかと考えています。委員からの議会改革提案事項については、今後に引く継ぐ課題もございますが、さきに述べた成果があった改革事項のとおり、議員各位の協力のもと、着実に議会改革の歩みを進めてまいりました。  私たち議会改革推進特別委員会に託されました議会改革に関する調査は、今回の報告をもって終了といたしますが、改選後、新たな構成の議会においても、これまで進めてきた議会改革の流れを滞らせることなく、市民の皆様に身近な政治の舞台である市議会に関心を持っていただくとともに、市民の皆様がまちづくりに参加できるような開かれた議会を目指し、さらに議会改革を推進していくことを大いに期待いたしまして、議会改革推進特別委員会の報告といたします。  報告は以上でございます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。ありがとうございました。 116 ◯議長(岡野孝男君) 以上で委員長報告は終わりました。  これより委員長報告に対する質疑を行います。  質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 117 ◯議長(岡野孝男君) ないようですので、以上で質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。討論はございませんか。
                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 118 ◯議長(岡野孝男君) ないようですので、以上で討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  お諮りいたします。本件については、委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 119 ◯議長(岡野孝男君) ご異議なしと認め、さよう決しました。  さらにお諮りいたします。ただいまの報告をもって、議会改革推進特別委員会に付託されました事件の調査を終了することにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 120 ◯議長(岡野孝男君) ご異議なしと認め、さよう決しました。            ───────────────────────  日程第6 閉会中の継続調査の申し出について 121 ◯議長(岡野孝男君) 次に、日程第6、閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。  本件については、お手元に配付いたしましたとおり、各常任委員長並びに議会運営委員長から、委員会条例第36条の規定により閉会中の継続調査の申し出があります。  お諮りいたします。本件については、各常任委員長並びに議会運営委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 122 ◯議長(岡野孝男君) ご異議なしと認め、さよう決しました。            ───────────────────────  追加日程 諮問第1号、諮問第2号 123 ◯議長(岡野孝男君) 次に、本日市長から、諮問第1号・人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて、諮問第2号・人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについての計2件が提出されました。  お諮りいたします。本案を日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 124 ◯議長(岡野孝男君) ご異議なしと認め、諮問第1号・人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて、諮問第2号・人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについての計2件を一括して議題といたします。  直ちに提出者から提案理由の説明を求めます。  副市長・根本君。                 〔副市長・根本博文君登壇〕 125 ◯副市長(根本博文君) 市長が病気療養中でございますので、提案理由を代読させていただきます。  本日ここに提案いたしました議案について、概要をご説明申し上げます。諮問第1号及び諮問第2号につきまして概要をご説明申し上げます。  諮問第1号・人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて、本件は、人権擁護委員9名中1名が平成31年6月30日をもって任期満了となるので、委員の候補者を推薦することについて議会の意見を求めるものでございます。  諮問第2号・人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて、本件は、人権擁護委員9名中1名が平成31年6月30日をもって任期満了となるので、委員の候補者を推薦することについて議会の意見を求めるものでございます。  以上が提案をいたしました議案の概要でございます。十分なるご審議の上、議決を賜りますようお願い申し上げまして、説明を終わらせていただきます。 126 ◯議長(岡野孝男君) 以上で提案理由の説明は終わりました。  これより質疑を行います。  質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 127 ◯議長(岡野孝男君) ないようですので、以上で質疑を終結いたします。  この際、お諮りいたします。本案については、会議規則第35条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 128 ◯議長(岡野孝男君) ご異議なしと認め、さよう決しました。  これより討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。討論はございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 129 ◯議長(岡野孝男君) ないようですので、以上で討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  諮問第1号・人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて、諮問第2号・人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについての計2件一括して採決いたします。  お諮りいたします。本案は、いずれも原案に対し適任とすることにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 130 ◯議長(岡野孝男君) ご異議なしと認め、さよう決しました。                〔「議長、動議」と呼ぶ者あり〕 131 ◯議長(岡野孝男君) 16番・菱沼和幸君。 132 ◯16番(菱沼和幸君) 16番、公明党の菱沼和幸でございます。  今泉文彦石岡市長の問責決議に係る動議を提出したいと思います。  石岡市議会議長・岡野孝男様。提出者、石岡市議会議員、菱沼和幸。賛成者、石岡市議会議員、島田久雄、賛成者、石岡市議会議員、塚谷重市、賛成者、石岡市議会議員、大槻勝男、賛成者、石岡市議会議員、谷田川 泰、賛成者、石岡市議会議員、勝村孝行、賛成者、石岡市議会議員、玉造由美、賛成者、石岡市議会議員、石橋保卓、賛成者、石岡市議会議員、川井幸一、賛成者、石岡市議会議員、大和田寛樹、賛成者、石岡市議会議員、新田 茜。  表記の件について、石岡市議会会議規則第13条の規定により、別紙の決議案を添えて提出いたします。 133 ◯議長(岡野孝男君) 暫時休憩いたします。                   午後 0時33分休憩            ───────────────────────                   午後 0時43分再開 134 ◯議長(岡野孝男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  ただいま16番・菱沼和幸君から、今泉文彦石岡市長の問責決議が提出されました。本動議については、所定の賛成者がありますので成立いたしております。よって、本動議を日程に追加いたし、直ちに議題とすることについて採決いたします。この採決は、電子採決により行います。  本動議を日程に追加いたし、直ちに議題とすることに賛成の諸君は賛成ボタンを、反対の諸君は反対ボタンを押してください。                    〔ボタン押下〕 135 ◯議長(岡野孝男君) ボタンの押し忘れはございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 136 ◯議長(岡野孝男君) 押し忘れなしと認め、これをもって採決を確定いたします。  賛成多数であります。よって、本動議を日程に追加し、直ちに議題とすることは可決されました。            ───────────────────────  追加日程 今泉文彦石岡市長の問責決議 137 ◯議長(岡野孝男君) 今泉文彦石岡市長の問責決議を議題といたします。  これより、提出者より提案理由の説明を求めます。  16番・菱沼和幸君。                 〔16番・菱沼和幸君登壇〕 138 ◯16番(菱沼和幸君) 16番、公明党の菱沼和幸でございます。一昨年、石岡市長選におきまして、公明党茨城県本部といたしまして推薦を出しております。その立場から提案をさせていただきます。  今泉文彦石岡市長は、病気療養中ではございますが、提案理由を申し上げます。  今泉文彦石岡市長の問責決議案。  平成31年石岡市議会第1回定例会は、新年度の予算案を審議する重要な議会である。  市政運営の根本は、執行権、議決権、この住民から負託を受けた両者の慎重なる議論の過程を踏まえた、住民サービスをはじめとする本市の将来を決定していく二元代表制によっている。  本来であれば市長は、執行権の代表として、その政策の具現化を予算として示し、それを受けた議会は、これまでの住民要望、議論の積み重ね、現地調査等を踏まえた中で、その妥当性、費用対効果を判断することとなる。予算編成は、市長の特権事項であり、その意思形成過程に議会の介入は許されないものの、これまでの市長から示された定例会での答弁や委員会審査の状況を踏まえ、今後の政策の方向性を共通理解とし、その具現化した予算が提案されることが通常である。  しかしながら、今定例会に提案された新年度予算案に示された「子どもの森整備事業」・「旭台会館駐車場購入」は、これまでの議会における議論や市長自らが示した政策と相反するものである。  今年度予算において、統合保育所建設を待機児童の解消といった観点から、最重要政策とし位置付け、市有地に建設する方針を示し議会の承認を得た。またこの方針に沿い、子ども・子育て会議において1年間、建設用地の検討がなされてきた。  ところが、これまでの方針と全く違う構想を新年度予算に新事業として位置付けし、議会へは一方的で簡単な説明で終始するとともに、子ども・子育て会議には、予算編成後に政策変更を報告するなど、議会軽視、それ以上に住民不在の政治姿勢は、断じて許されるものではない。  さらに、旭台会館の駐車場購入においては、自ら行財政改革をリーディングプロジェクトの全政策の共通課題として位置付け、公共施設等総合管理計画による人口減少社会に対応する公共施設のあり方を示しておきながら、同地域における高額借地料の東地区公民館との調整も進まず、議会における議論の中で再三再四の指摘を受け続けながらその指摘を無視し続け、今回、公有地化を図るといった予算提示は、公共施設の拡大にもつながる行為と言えるものであり、全く政策に一貫性がないことを立証するものである。  加えて、柏原サッカー場の人工芝化に係る予算は、設計会社からの実施設計額を内部で精査することもなくそのまま予算として提示するなど、自主財源が逼迫し財政推計において基金が底をつくといった状況の中で、自治体のトップとしての経営能力を問わざるを得ない。  自ら施政方針を高らかに述べ、その具体策として予算案を示し、不退転の決意を示しながら、説明不足を陳謝し、「報告を受けていなかった」・「相談されていなかった」といった責任転嫁を繰り返す市長の言葉は、その予算編成に携わった全職員、そして市民の目には不安と不信感が増大した、非常に残念な姿が映し出され、自治体経営を担う能力のないことが露呈された結果となったわけである。  我々石岡市議会は、今回、断腸の思いで新年度予算を否決し、その提案者である今泉文彦市長の議会軽視、市民不在の政治姿勢、政策調整能力及び行政経営能力の欠如を厳しく糾弾し、ここに今泉文彦市長に猛省を促し、強く責任を問うものである。  以上、決議する。平成31年3月22日、石岡市議会。  議員各位におかれましては、どうか賢察の上、ご理解、ご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。  以上で提案理由の説明を終わります。 139 ◯議長(岡野孝男君) 以上で提案理由の説明は終わりました。  これより質疑を行います。  質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。  4番・櫻井 茂君。                  〔4番・櫻井 茂君登壇〕 140 ◯4番(櫻井 茂君) 4番・櫻井 茂です。提案理由についてお尋ねをいたします。  問責決議案という案文を読み上げての提案理由でございましたけれども、その1ページ目の中段に、統合保育所関係の文案がございまして、そちらで、「今年度予算において、統合保育所建設を待機児童の解消といった観点から最重要政策として位置付け、市有地に建設する方針を示し、議会の承認を得た」、ここまでは平成30年度予算の議決ということになろうかと思います。その後でございます。「また、この方針に沿い、子ども・子育て会議において1年間、建設用地の検討がなされてきた」という文章がございますけれども、理由がございますけれども、この「建設用地の検討がなされてきた」というここの意味は、子ども・子育て会議がこの建設用地を決めるという意味で書かれているんでしょうか。お尋ねいたします。 141 ◯議長(岡野孝男君) 16番・菱沼和幸君。                 〔16番・菱沼和幸君登壇〕 142 ◯16番(菱沼和幸君) 櫻井議員の質問に対して答弁いたします。先ほど、子ども・子育て会議についてですけれども、この1年間、建設用地の検討をされてきたということでありますが、この部分においては、先日の予算特別委員会の中で総括のときに同僚議員から質疑がなされ、この建設の部分においては、今、示されたのが2月21日であるということで、その報告書が出されたわけであります。そういう中で、その1年間の部分においては、議論はしてきましたけど、最終的に決まっていなかったということでございます。そういう中で、検討はなされてきたけれども候補地についてはまだ決まっていないという状況でございます。  以上でございます。 143 ◯議長(岡野孝男君) 4番・櫻井 茂君。                  〔4番・櫻井 茂君登壇〕 144 ◯4番(櫻井 茂君) 再度お尋ねをしたいと思います。こちら、子ども・子育て会議において1年間検討したということになると、子ども・子育て会議に建設用地の決定権があるように聞こえてしまうんですが、本来であればこれにつきましては、関係団体等、あるいは学識経験者で子ども・子育て会議のメンバーが構成されておりますので、あくまでも子ども・子育て会議におきましては参考意見ということで、意見を聞いている会議だと思います。本来であれば、場所の決定権により近いものは、教育福祉環境委員会がその役割を担うのではないかと思いますけれども、そのご見解をいただければと思います。
    145 ◯議長(岡野孝男君) 16番・菱沼和幸君。                 〔16番・菱沼和幸君登壇〕 146 ◯16番(菱沼和幸君) 答弁いたします。今、櫻井議員からありました子ども・子育て会議の部分においては、確かに今後の統合保育所、非常に重要なことだと思っております。今回の予算ということで否決されている状況の中で、今後、子ども・子育て会議、また教育福祉環境委員会の部分でしっかりと議論していただきながら、それで方向性を見出していただければと思っているところでございます。  以上でございます。 147 ◯議長(岡野孝男君) 4番・櫻井 茂君。                  〔4番・櫻井 茂君登壇〕 148 ◯4番(櫻井 茂君) 再度お尋ねを申し上げます。ただいまの答弁ですと、子ども・子育て会議、あるいは教育福祉環境委員会の中で議論を精査してほしいということでしたが、これは問責決議案ですので、ここでこのまま認定してしまいますと、子ども・子育て会議に建設用地の決定権があると読まれかねないのではないでしょうか。その点いかがお考えでしょうか。 149 ◯議長(岡野孝男君) 16番・菱沼和幸君。                 〔16番・菱沼和幸君登壇〕 150 ◯16番(菱沼和幸君) 答弁いたします。今、櫻井議員からあった、今後の子ども・子育て会議についてなんですけれども、この1年間、子ども・子育て会議においては、建設用地についていろいろ議論をしてきたということでありますので、この文言については、子ども・子育て会議において1年間、建設用地の検討がなされてきたということで、この文言で進めていきたいと考えております。 151 ◯議長(岡野孝男君) 4番・櫻井 茂君。                  〔4番・櫻井 茂君登壇〕 152 ◯4番(櫻井 茂君) この文言でいきたいというお答えでございました。本来であれば、先ほど申し上げましたように、子ども・子育て会議においても議論され、また教育福祉環境委員会においても建設用地の検討がなされてきたと。要するに議会の委員会というものがここに入ってきませんと、議会としての位置付けがなくなってしまうのではないかという心配を私は持っております。ですから、本来であればここに委員会名が入って、委員会もしっかり議論してきたというところのものを含めていかないと、問責を出したいというお気持ちは、私も先ほど修正案を出しましたので、わからないではないんですが、これは記録として残ってしまいますので、建設用地の検討そのものを子ども・子育て会議にあずけているとは私、認識しておりませんので、多分皆さんもそうだと思いますけれども、その点いかがお考えでしょうか。 153 ◯議長(岡野孝男君) 16番・菱沼和幸君。                 〔16番・菱沼和幸君登壇〕 154 ◯16番(菱沼和幸君) 今、櫻井議員からご指摘がありましたけれども、この案文のとおりで進めていきたいと考えております。  以上です。 155 ◯議長(岡野孝男君) 4番・櫻井 茂君。                  〔4番・櫻井 茂君登壇〕 156 ◯4番(櫻井 茂君) 何度も繰り返しお尋ねしていてもしようがありませんので、最後とさせていただきますけれども、議会である以上、委員会あるいは本会議の中でこの問題についてしっかり議論し、もとより議員それぞれの間でまた議論されているとは思うんですが、ここに全体的にそれぞれの委員会での議論、あるいはそういった検討が盛り込まれていないというのが気になっているところでございます。これ、文案を作成したときにそういう議論はされたのでしょうか。 157 ◯議長(岡野孝男君) 16番・菱沼和幸君。                 〔16番・菱沼和幸君登壇〕 158 ◯16番(菱沼和幸君) 答弁いたします。案文については協議したところでございます。 159 ◯議長(岡野孝男君) ほかに質疑はございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 160 ◯議長(岡野孝男君) ないようですので、以上で質疑を終結いたします。  この際、お諮りいたします。本案については、会議規則第35条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 161 ◯議長(岡野孝男君) ご異議なしと認め、さよう決しました。  これより討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。討論はございませんか。  4番・櫻井 茂君。                  〔4番・櫻井 茂君登壇〕 162 ◯4番(櫻井 茂君) 私は、今回提出されました今泉文彦石岡市長の問責決議案に反対する立場で討論させていただきます。  先ほど、この問責決議案につきまして質疑をさせていただきました。私も、子ども・子育て会議に出席している委員さんと友人関係にあるといいますか、知り合い関係ということもありまして、情報のほうはいただいているというところでございます。昨年議決いたしました統合保育所建設につきまして、当初は第2保育所跡に建設される予定であったものが、突然5か所の候補地が指定されまして、教育福祉環境委員会の中でも異論が出たというところは、会議録等で確認をしてございます。  今般、この問責決議が出されまして、子ども・子育て会議において1年間、建設用地の検討がなされてきたと、この部分については、確かに検討がなされてきたとは思いますけれども、子ども・子育て会議そのものに建設用地の検討、あるいは決定権をあずけているわけではないと、私、考えておりまして、また、子ども・子育て会議の委員さんそのものも、多分そのように認識されていると思います。  本来であればここについては、先ほど申し上げたように、委員会の審査等において十分練ったけれども、それが建設用地の検討がなされないまま子どもの森の計画案が示されたというような文言が入るのであればわかりますけれども、この文案そのままで行ってしまいますと、今後、子ども・子育て会議に建設用地の決定権を与えるんだということが残ってしまいますので、また、賛成されている議員の中には、教育福祉環境委員会の委員さんもおられます。そういったところを含めまして、私はこの問責決議案については賛成できません。その辺を十分ご審議賜りまして、判断をしていただければと思います。  以上です。 163 ◯議長(岡野孝男君) ほかに討論はございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 164 ◯議長(岡野孝男君) ないようですので、以上で討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  今泉文彦石岡市長の問責決議を採決いたします。本動議の採決は、電子採決により行います。  本動議に賛成の諸君は賛成ボタンを、反対の諸君は反対ボタンを押してください。                    〔ボタン押下〕 165 ◯議長(岡野孝男君) ボタンの押し忘れはございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 166 ◯議長(岡野孝男君) 押し忘れなしと認め、これをもって採決を確定いたします。  賛成多数であります。よって、本動議は可決されました。  暫時休憩いたします。                   午後 1時07分休憩            ───────────────────────                   午後 1時08分再開 167 ◯副議長(池田正文君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  この際、議長・岡野孝男君から発言を求められておりますので、これを許します。  議長・岡野孝男君。                  〔議長・岡野孝男君登壇〕 168 ◯議長(岡野孝男君) 平成31年第1回石岡市議会定例会の閉会に当たり、市議会を代表いたしまして、一言ご挨拶申し上げます。  今期定例会におきましては、各議員には時節柄、公私ともに大変ご多用の中、25日間という長期間にわたるご審議を頂戴するとともに、議事運営にご協力をいただきましたこと、議長といたしまして心から御礼申し上げます。また、執行部におかれましては、私ども議会からの質問や要望等に真摯にご答弁をいただき、これまで迅速に対応していただきましたこと、この場をおかりいたしまして厚く御礼申し上げます。  間もなく私どもの任期における最後の定例会が終わろうとしております。平成27年の改選時を振り返るとき、当市においては、東日本大震災の復旧復興からいまだ道半ばの状況でありました。市役所は仮設庁舎にて業務を行い、私ども市議会も八郷総合支所に移り、議会を行ってきたところでございます。そのような中、平成28年には石岡駅が新たな駅舎に生まれ変わり、そして本年、ご存じのように、懸案でありました新庁舎が完成をいたしました。この4年間における当市の着実な歩みには、まことに感慨深いものがございます。  市議会におきましても、平成26年に制定した議会基本条例に基づき、これまで議会報告会を開催し、市民の皆様からたくさんのご意見を頂戴してまいったところでございます。また、議会のICT化にも取り組み、タブレット端末による電子会議システムやインターネット中継も導入いたしました。当市議会は、議会基本条例にある開かれた議会の実現に向け、今、ようやくスタート地点に立ったところでございます。これからの取り組みを市民は注目しております。くしくも今年は、平成という1つの時代が終わり、新たな時代の始まりの年でもあります。私ども石岡市議会は、市民の負託に応えるべく、新たな市議会としてさらに大きく歩みを進めてまいる所存でございます。  ご案内のように、来月には統一地方選挙が予定されております。選挙に出馬される皆様には、必ずや当選の栄誉を勝ち取られ、この議場で再びお会いできることをご祈念申し上げます。そしてまた、この任期をもって勇退をされます皆様方には、これまで長きにわたりまして当市の発展のためにご尽力いただきましたことを、心から御礼申し上げる次第でございます。退任後も、引き続き石岡市のさらなる発展のため、ご指導、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。  また、3月をもって退任をされます執行部の皆様も、長い間、本当にご苦労さまでございました。これまでの本市行政へのご尽力に、改めて感謝申し上げます。退職後は、ますます健康に留意され、多方面でご活躍されることをご祈念申し上げます。  結びといたしまして、議会運営に多くの力添えをいただきましたことに心より感謝申し上げまして、私の挨拶とさせていただきます。本当にありがとうございました。 169 ◯副議長(池田正文君) 暫時休憩いたします。                   午後 1時13分休憩            ───────────────────────                   午後 1時14分再開 170 ◯議長(岡野孝男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  以上で、今期定例会に付議されました案件は全て議了いたしましたので、これをもって平成31年第1回石岡市議会定例会を閉会いたします。  ご苦労さまでした。                   午後 1時14分閉会            ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━            地方自治法第123条第2項の規定により署名する。              議   長       岡 野 孝 男              署名議員        新 田   茜              署名議員        大和田 寛 樹 Copyright (c) ISHIOKA CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved. ページの先頭へ...