石岡市議会 2018-09-06
平成30年第3回定例会(第5日目) 本文 開催日:2018-09-06
以上でございます。
10
◯議長(
岡野孝男君) 2番・
大和田寛樹君。
11 ◯2番(
大和田寛樹君) 接続率、また有収率から見る採算は計算されていると思うんですけれども、その点について伺います。
12
◯議長(
岡野孝男君)
都市建設部長・菱沼君。
13
◯都市建設部長(
菱沼茂雄君) 採算……、東ノ
辻地区の
整備状況について手持ちの資料がありますので、これについてご答弁申し上げます。平成28年度、東ノ
辻地区34.6ヘクタールについて国の
補助認可を受け、平成29年度から整備を進めております。平成29年度は、
大谷津六軒3
号幹線125メートルなどの整備をし、平成30年度は
大谷津六軒3号線101.9メートル、これは国道6号と
県道石岡筑西線交差点及びその上流の
県道石岡筑西線の
歩道部などの整備を行っております。面積に換算しますと、
整備予定面積34.6ヘクタールに対し1.88ヘクタールであり、
整備率は5.4%となっております。
以上でございます。
14
◯議長(
岡野孝男君) 2番・
大和田寛樹君。
15 ◯2番(
大和田寛樹君) わかりました。採算が合うということで、今回新設で整備をされていくということで、わかりました。
前のページの60ページに、新規の
起債額の変動が出ていまして、市債の補正前の額が1億4,110万で
補正額が1,240万ですので、合計しますと1億5,350万が今年度見込みの新規の市債額となると思うんですけれども、この額というのは
経営戦略と合っている形でよろしいですかね。
16
◯議長(
岡野孝男君)
都市建設部長・菱沼君。
17
◯都市建設部長(
菱沼茂雄君) 基本的には
補正増もしてはございますけれども、合っているものと考えております。
18
◯議長(
岡野孝男君) 2番・
大和田寛樹君。
19 ◯2番(
大和田寛樹君) 66ページに移りまして、今度は起債の
債務残高ですけれども、今言いました新規の今年度の起債が1億5,350万で、
経営戦略から見ると差額が339万円で340万円ぐらい。ほとんど変わらないで
経営戦略に合っているんですけれども、右の67ページの補正後の額、
債務残高の見込みが138億6,294万3,000円で、こちらは
経営戦略から見ますと3億6,000万、
計画値よりもプラスになっています。
計画値からの2.71%のアップなんですけれども、そんなにアップはしていないということはわかるんですが、ちょっとの誤差が10年間変わっていくと、年々変わっていくので、2.71%掛ける10年で27%以上、プラス10%ぐらい
債務残高が合わなくなってくると思います。
その点について、
経営戦略を、前にも練り直したほうがいいんじゃないですかということをお伝えしましたが、それは32年度に行うということでよろしいですか。
20
◯議長(
岡野孝男君)
都市建設部長・菱沼君。
21
◯都市建設部長(
菱沼茂雄君)
先ほどもご答弁申し上げましたけれども、年度の評価については毎年計画を見直しているところでございます。なお、
先ほども申しましたとおり、32年4月に
企業会計への移行を考えておりますので、その時点で再度新たな
経営戦略を見直していきたいと考えております。
以上でございます。
22
◯議長(
岡野孝男君) 2番・
大和田寛樹君。
23 ◯2番(
大和田寛樹君) 私が今回の補正でお伝えしたいのは、実際に1億5,350万が
起債額で、今回1,240万起債が増えますと。ここまでは
経営戦略と確かにほとんど合っているんですけれども、
投資的経費を減らすことによって
起債額を減らすという計画を立てて、
経営戦略にあったんですけれども、だけれども、借金の残高が増えちゃっているということはちょっと問題があるということで、指摘をさせていただきます。そうすると、
投資的経費を増やしていないのに借金が増えちゃっているということは、そのほかの部分で、
経常経費の部分で赤字が出ていたり、違うところにお金が回っちゃったりしているんじゃないかなと思いまして、その点を指摘させていただきます。
経営戦略を練り直していただくということなので、その辺も、
投資的経費をしっかり見積もって、更新の……、今、
ストックマネジメント計画をやっていると思うんですけれども、それを見積もって、しっかり行っていただければなと思います。
次の質問に移ります。項目2の、議案第90号・
石岡市議会議員及び
石岡市長の選挙における
選挙運動の
公費負担に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて、これ、公選法が改正になりまして、石岡市も
条例改正という流れですけれども、まず1つ目に、改正の目的と効果について伺います。
24
◯議長(
岡野孝男君)
選挙管理委員会書記長・
久保田君。
25
◯選挙管理委員会書記長(
久保田克己君)
地方自治法第121条の規定に基づき、石岡市
選挙管理委員会委員長から説明員及び説明を委任されておりますので、
総務部長として兼任する石岡市
選挙管理委員会書記長としてご答弁申し上げます。
改正の目的と効果の質問でございますけれども、今回の
公職選挙法の一部改正の理由といたしましては、都道府県、または市の議会の議員の選挙において、
候補者の政策等を有権者が知る機会を拡充するため、
候補者が
選挙運動のためのビラを頒布することができることとする等の必要があるとなってございます。
以上でございます。
26
◯議長(
岡野孝男君) 2番・
大和田寛樹君。
27 ◯2番(
大和田寛樹君) 続きまして、
選挙運動用のビラの内容の規格、または基準について伺います。
28
◯議長(
岡野孝男君)
選挙管理委員会書記長・
久保田君。
29
◯選挙管理委員会書記長(
久保田克己君)
選挙運動用ビラの
記載内容でございますが、特に制限はございません。ただし、虚偽の記載や
利害誘導等の罰則に触れるようなことは、記載することはできないこととなっております。また、表面に
頒布責任者及び印刷者の氏名、住所を記載し、かつ
選挙管理委員会が交付する証紙の張り付けが必要となってまいります。大きさの規格等については、A4判、長さ29.7センチ、幅21センチの規格となってございます。
以上でございます。
30
◯議長(
岡野孝男君) 2番・
大和田寛樹君。
31 ◯2番(
大和田寛樹君) 追加でですが、例えば、万が一あった場合、他候補の
誹謗中傷と推察される……、もちろん実名を挙げて
誹謗中傷するのはなかなか難しいと思うんですけれども、推察される場合というのは、
選挙管理委員会の
事前審査で拒否されるということでよろしいですか。
32
◯議長(
岡野孝男君)
選挙管理委員会書記長・
久保田君。
33
◯選挙管理委員会書記長(
久保田克己君) ご答弁申し上げます。実際、
事前審査で確認させていただくことに現段階ではなろうかと思っておりますが、その時点で明らかにそういったものがあるという部分については、選管のほうから
候補者のほうにご指摘をしていくほかないかと考えてございます。
以上です。
34
◯議長(
岡野孝男君) 2番・
大和田寛樹君。
35 ◯2番(
大和田寛樹君) 3番目に移ります。ビラの規格・形状、厚さの規制について伺います。
36
◯議長(
岡野孝男君)
選挙管理委員会書記長・
久保田君。
37
◯選挙管理委員会書記長(
久保田克己君) ビラの規格でございますが、
先ほども申し上げましたが、長さ29.7センチ、幅21センチのA4判以内となっております。また、形状や厚さは特に規制されていないと考えております。
38
◯議長(
岡野孝男君) 2番・
大和田寛樹君。
39 ◯2番(
大和田寛樹君) 以前の
国政選挙で、円形の親指が入るうちわを配布して……、
取っ手付きだかちょっと忘れましたけれども、
利益供与であるといってたたかれた女性の
候補者がいたと思うんですけれども、A4判の範囲に入れば、円形のうちわで、政策がそこにマニフェストとして書かれていれば、規格の範囲内であれば、多少厚くても配布してもいいということでよろしいですかね。
40
◯議長(
岡野孝男君)
選挙管理委員会書記長・
久保田君。
41
◯選挙管理委員会書記長(
久保田克己君) ご答弁申し上げます。その範囲内であれば、円形の形等には特に問題がないと思います。また、おっしゃられました、指を入れて、円形のうちわ的なものだと思うんですけど、その厚さが均一であったりとか、1つの紙として取り扱えるか、そういったものをちょっと現物的に見させていただかないと詳細についてはわかりませんが、現時点で想定するものとしては、そういったうちわ的なものも大丈夫ではないかなと考えております。
以上でございます。
42
◯議長(
岡野孝男君) 2番・
大和田寛樹君。
43 ◯2番(
大和田寛樹君) 4番目に移りまして、
事前審査が必要なのかということで、
先ほど聞いてしまって、
事前審査をする予定ですということなので、4番目を飛ばしまして、5番目に行きます。ビラの頒布について伺います。期間、場所、方法などについて伺います。
44
◯議長(
岡野孝男君)
選挙管理委員会書記長・
久保田君。
45
◯選挙管理委員会書記長(
久保田克己君) ご答弁申し上げます。ビラの頒布の期間でございますが、
立候補届け出が受理されてからの期間、いわゆる
選挙運動期間中に限定されるものでございます。ビラの頒布できる場所、方法でございますけれども、
選挙事務所内における頒布、また
演説会の会場内における頒布、
街頭演説を行っている場所における頒布、さらには
新聞折り込みによる頒布となってございます。
以上でございます。
46
◯議長(
岡野孝男君) 2番・
大和田寛樹君。
47 ◯2番(
大和田寛樹君) 業者に頼んで
ポスティングというのは可能でしょうか。
48
◯議長(
岡野孝男君)
選挙管理委員会書記長・
久保田君。
49
◯選挙管理委員会書記長(
久保田克己君)
ポスティングにつきましては、この頒布の条件には合致していないと考えております。
50
◯議長(
岡野孝男君) 2番・
大和田寛樹君。
51 ◯2番(
大和田寛樹君) 朝7時ぐらいに駅の立哨をされる方がいらっしゃると思うんですけれども、その場所での配布というのは可能ですか。
52
◯議長(
岡野孝男君)
選挙管理委員会書記長・
久保田君。
53
◯選挙管理委員会書記長(
久保田克己君) ご答弁申し上げます。
先ほどもお答えした中で、
選挙運動期間中ということでございますので、午前8時から午後8時までという
選挙運動の時間の制約がございますので、その期間外では頒布は認められないと思います。
54
◯議長(
岡野孝男君) 2番・
大和田寛樹君。
55 ◯2番(
大和田寛樹君) わかりました。
次に、6番に移ります。ビラの枚数制限と
公費負担の上限について伺います。
56
◯議長(
岡野孝男君)
選挙管理委員会書記長・
久保田君。
57
◯選挙管理委員会書記長(
久保田克己君) ご答弁申し上げます。ビラの枚数でございますが、市議会議員の場合におきましては、2種類4,000枚が認められてございます。
公費負担の限度額でございますが、1枚当たり7円51銭となります。
以上です。
58
◯議長(
岡野孝男君) 2番・
大和田寛樹君。
59 ◯2番(
大和田寛樹君) ありがとうございます。1枚7円51銭ですと、4,000枚で3万40円が限度になるかと思うんですけれども、このビラの作成経費の範囲について、印刷代のみなのか、それともデザイン料とか校正費とか、そういうものも含まれて7.51円を超えなければいいのか、伺います。
60
◯議長(
岡野孝男君)
選挙管理委員会書記長・
久保田君。
61
◯選挙管理委員会書記長(
久保田克己君) ビラの経費の判断になりますけれども、基本的にビラを作成、印刷するのに要する一連の経費に対し、負担するものと考えてございます。ですから、ビラを作成する印刷、またそこの原稿作成とか、そこに盛り込むいろんな写真とか、そういったものも一連の流れとしてその経費に含まれるというような、有償の契約を締結する必要がございますが、そういった契約がされて、発行責任者等の名前と合致しているものであれば、その経費に含まれると考えてございます。
以上でございます。
62
◯議長(
岡野孝男君) 2番・
大和田寛樹君。
63 ◯2番(
大和田寛樹君) 最後の質問に移ります。この条例の改正、また
公職選挙法の改正によりまして、選挙自体がどのように変わりまして、また市民にはどのような利益がもたらされるのか伺います。
64
◯議長(
岡野孝男君)
選挙管理委員会書記長・
久保田君。
65
◯選挙管理委員会書記長(
久保田克己君) ご答弁申し上げます。これまでも選挙につきましては、年齢とか、またSNS、インターネットの活用など、さまざまな改正がされてきております。現在、
選挙運動としては、
選挙運動用ポスター、選挙公報、
選挙運動用通常はがき、
演説会、
街頭演説、さらにはインターネット等を利用した
選挙運動などが認められております。それに、今回の改正によりまして、有権者が、ビラを通して、これまでよりも
候補者の政策等を知ることができるようになるものと考えてございます。また、市民の利益といいますか、市民の受け手側にとりますと、市民の皆様にとりましては、これまで以上に各
候補者の政策等を知ることによりまして、市政に対して関心を持っていただくとともに、また選管からすれば、投票率の向上なども期待できるのではないかと思っております。
以上でございます。
66
◯議長(
岡野孝男君) 次の質疑者に移ります。
14番・櫻井信幸君。
67 ◯14番(櫻井信幸君) 14番・櫻井信幸でございます。通告いたしました議案第93号・工事請負契約の締結についてお尋ねをいたします。
これについては、これまでも委員会……、私は担当の常任委員なんですけれども、常任委員会でこれまでたくさん意見、あるいは視察をさせていただきました。その中で、今回、まだ審議が途中であるなというふうに感じております。前回の委員会においても、委員長から最後の最終段階で、資料の請求があったと記憶しております。そういう中で、本議案を今定例会に提出した理由をお尋ねいたします。
68
◯議長(
岡野孝男君) 教育部長・武熊君。
69 ◯教育部長(武熊俊夫君) ご答弁申し上げます。八郷中学校グラウンド改修工事につきましては、現在の水はけの悪いグラウンドの状態を改善すべく、透水性のある材料によるグラウンド舗装と、雨水排水処理設備の整備を主とするものでございます。本グラウンドにつきましては、平成24年度に実施された外構整備工事によりましてグラウンド整備がなされた直後から、水はけが悪い状況が続いておりますことから、教育福祉環境委員会におきまして、原因がわからないまま改修工事をすることは、同じ轍を踏みかねないため、当初のグラウンド整備について調査をし、次の改修工事の参考とする必要があるとのご意見をいただいたところでございます。
教育委員会といたしましても、水はけが悪い要因を把握することで、今後の改修工事におきまして、より確実な雨水排水処理の改善が図れるものと考えまして、調査を実施いたしました。調査につきましては、当時の工事関係者等からの聞き取り、また体育施設専門業者からの意見聴取を行いまして、工事関係書類や現在のグラウンドの現状を把握するために、平成29年度八郷中学校グラウンド改修土質調査の結果をもとに実施をしてございます。その結果、現在の八郷中グラウンドにつきましては、地盤全体が粘性主体土であり透水性が悪いこと、その現状土をグラウンド表面の舗装に使用したこと、グラウンド表面の勾配を既存グラウンドの地盤部分に合わせるために、屋外体育施設の建設指針の基準より緩やかとしたことによりまして、雨水排水性が低いことがわかったところでございます。これらの調査結果につきましては、第5回の教育福祉環境委員会においてご報告をさせていただいてございます。
あわせまして、今回のグラウンド改修工事を進めるに当たりまして、土質調査の結果、またその中で示されました雨水排水性を改善するための対策案、さらには、屋外体育施設の建設指針における基準を参考にし、設計が行われていることについても、ご報告をさせていただいたところでございます。
グラウンド舗装には、複数の工法の中から、特徴や効果、経済性について比較検討した工法を採用してございます。グラウンド表面の勾配につきましては二方勾配とし、建設指針の基準の範囲内である0.3から0.6%としてございます。暗渠排水につきましては、有孔管を増やしまして、地表面の勾配に合わせ布設替えをすることとしております。これらの工事を着実に実施することで、現在の雨水排水性の悪いグラウンド状況の抜本的な改善を目指すために、今回、提案をさせていただいたものでございます。
以上でございます。
70
◯議長(
岡野孝男君) 14番・櫻井信幸君。
71 ◯14番(櫻井信幸君) 委員会での審査がまだ不十分であると、そういう判断はしていないんですか。前回、委員長から資料の請求があったわけですよね。その点をお聞きしています。ただいまのご答弁にあったことは、もう何度も聞いていますから、資料もいただいていますのでわかります。ですけれども、委員会軽視ではないかなというような感じがするのでありますけれども、それについて再度ご答弁をお願いいたします。
72
◯議長(
岡野孝男君) 教育部長・武熊君。
73 ◯教育部長(武熊俊夫君) ご答弁申し上げます。委員会での資料ないし協議事項につきましては、できるもの、あるものについては全て提供していると考えてございます。
以上でございます。
74
◯議長(
岡野孝男君) 14番・櫻井信幸君。
75 ◯14番(櫻井信幸君) 前回の委員会で、委員長から資料の請求があったと思うんですけれども、そういう記録、記憶はございませんか。
76
◯議長(
岡野孝男君) 教育部長・武熊君。
77 ◯教育部長(武熊俊夫君) ご答弁申し上げます。まことに申しわけございませんが、ちょっと私の記憶にはございませんので、担当課長等も含め、確認をさせていただきたいと思います。
78
◯議長(
岡野孝男君) 14番・櫻井信幸君。
79 ◯14番(櫻井信幸君) あと常任委員会がありますから、それまでによく検討してみてください。
実は、これは委員会で済むことなんだろうかなと思って、ずっと委員会でやってきたんですけれども、あまりにもグラウンドの請負工事、設計等も含めて、必要のないものが多いなと。3項目目にも書いてありますけれども、無駄な歳出だなということから、これは議員としての職務であるということから、毎回しつこいんですけれども、こういう質問をしているわけであります。
これについても、きのうもちょっと言いましたけれども、子どもたちのためということで、早急に、早急にと言いながら、これは、学校がオープンして早5年ぐらいになりますけれども、もう5年前からご父兄の方々から言われていました。そして、私と同僚議員から、約2年前くらいに、八郷中学校のグラウンドについては早急に改善をしなければならないというご提案を申し上げ、教育委員会のほうでも了解した、早急にやりましょうということを言っていながら、もう約2年が経過しています。その間、結局どういう作業をしていたかわかりませんけれども、あまりにも時間がかかり過ぎている。今になってこういうことをやってきて、時間がない、急いでやらないとと言っているんですよね。どうもその辺が、私としては理解ができないんです。そういうこともあります。またあす、その件については委員会で述べさせていただきます。
2点目に入ります。これまでの常任委員会で、工事の工法等を議論してきました。「無駄な工事があるのでは」とあります。私は、2億6,000万、予算委員会の後、どういう工法があるのか、これも何度も申し上げておりますけれども、一番いい工法はないかというようなことから、約1か月間、千葉市の4中学校のグラウンドを見させていただきました。そして、そのグラウンドの改修内容を見ますと、その3中学校、どの中学校も排水が悪くて、八郷中学校と同じような状態であったと聞いております。その後、ある工法を使って改修をしたところ、学校に来ている先生方のお話を聞くと、もう全然問題はないよというお話を聞いてきました。
そういう工法がどういう工法かということで、その後もいろいろ勉強させていただきましたけれども、その工法であれば、このような工法にはならない。私でさえ1か月で、こういうやり方があるんだということを見つけてきたわけでありますから、2年もかけなくても、担当部署にやる気があれば、もう今ごろは新しいグラウンドができていたのではないかなと思います。特にその3中学校においては、暗渠排水はどこもやっておりません。表面の10センチを掘削して、搬出して、そのところに岩瀬砂というものをミックスしたものを10センチ敷きならして、その上に、砂飛散を防止するための1センチの覆土みたいなことをやって、完璧なグラウンドをつくり上げております。
そういう点も含めて、今回の工事は大がかりな工事になり過ぎて、無駄であるなと感じるのでありますけれども、どうお考えでしょうか。
80
◯議長(
岡野孝男君) 教育部長・武熊君。
81 ◯教育部長(武熊俊夫君) ご答弁申し上げます。八郷中学校のグラウンド改修でございますが、まず、平成29年度の当初予算で土質調査の委託料をお認めいただいてございます。八郷中学校のグラウンドにつきましては、補修をしたにもかかわらず排水の改善が見られないことから、まず土質調査を行いまして、その結果に基づきまして実施設計をし、工事発注の手順を踏んで進めてございます。なお、議員おっしゃられますとおり、早期の改修のご要望もございましたので、土質調査が完了した後、
補正予算にて実施設計費の計上をさせていただきまして、実施設計完了後、本年度工事という形で進めているところでございます。
もう1点の暗渠排水でございますが、議員ご指摘のとおり、設置していないグラウンドがあるのも事実でございます。私どもでも、体育施設の専門業者さんの話を幾つかお伺いしているところでございます。その中にありまして、グラウンドの地盤の状況によって、設置の必要性を検討するという話がございました。表層路盤より下の地盤の性質が砂目など比較的排水性が高い場合には、設置しない場合もあるが、粘性土などの透水性が低いと思われる場合には、設置したほうが排水には有効であるとのことでございました。また、専門業者さんの話では、一般的にはグラウンド舗装には、路盤の設置と暗渠排水の布設はセットで進めているとのお話でもございました。土質調査の結果に基づきまして示されました対策案におきましても、雨水排水の間隔本数が2倍ぐらいあってもよいとの判断がございました。間隔を狭めまして、ドレーン効果を増すことも一案であるとの提案があったところでございます。
このようなことから、今回の工事におきまして、よりよい雨水排水性の改善のためにも、暗渠排水の設置が必要であると考えているところでございます。
以上でございます。
82
◯議長(
岡野孝男君) 14番・櫻井信幸君。
83 ◯14番(櫻井信幸君) ありがとうございます。ですから、千葉市で見てきた、以前、もう八郷中と同じような状態であったグラウンド、それもそういうふうな状態だったと聞きます。それが、10センチの……。勾配が大事なんですね。勾配については3回目にやりますけれども、10センチの処理だけで済んでいるわけであります。
それで、どうして今、暗渠排水はつくらないというのが主流になっているかというと、暗渠排水は数年で詰まる可能性があるので、であれば、表面だけで処理したほうが経済的であろうということから、そういうふうな暗渠排水を使わない手法が今はとられていると言われています。
また、今回の工法により、杉とかヒノキの樹皮を使うという点がありますけれども、この点について、乾燥すると飛散するんだというお話があります。この点についてはどのように調査しているのか、お尋ねをいたします。
84
◯議長(
岡野孝男君) 教育部長・武熊君。
85 ◯教育部長(武熊俊夫君) ご答弁申し上げます。まず、暗渠排水の必要性でございますが、屋外体育施設の建設指針における基準におきまして、一般に基盤の浸透係数により、暗渠排水が省略される基準というものが示されてございます。これに対しまして今回の八郷中グラウンドの土質調査の結果の浸透係数は、その基準よりも低い値となっております。そのため、そういう面からも暗渠排水の必要性はあるものと考えてございます。
また、2点目の樹皮を混合したグラウンドの整備はほこりが立ちやすい、これにつきましては、議員ご提案の手法との比較の中で、確かにご指摘いただいた土ぼこりが立つという点については、若干劣っているという評価になってございます。そのかわり、この方法でございますが、実際に玉造中学校、施設に行って、常任委員会の委員の皆様はご承知だとは思いますが、維持管理費、グラウンドを23年度末に整備されてから視察に行った時点まで、グラウンドにかかるメンテナンス経費が一切かかっていないという点と、除草といいますか、一番草が生えにくいという状況もお聞きしてございます。その両面からも比較しまして、実際に常任委員会での現地視察にも同行させていただきまして、市が採用している工法、どちらがいいかトータルで判断すべきだと考えてございます。
以上でございます。
86
◯議長(
岡野孝男君) 14番・櫻井信幸君。
87 ◯14番(櫻井信幸君) 私は、自分で調査研究をした中で、財政のことを考えて、これが一番ベストであろうと思い、こういう質問を、提案をしているわけです。どう見てもこの入札……、入札が、きのうも言ったように、何であんなに急いでやったのかな。私はそれが、今こういう大きな問題になっているんだと思います。ここまで来たんなら、もっとじっくりどういう工法があるか、みんなで検討するべきであったと思います。これについてもまたあす述べさせていただきますけれども、市民の方の理解が本当にこれで得られるのかなということが、ちょっと不安であります。
次に、3点目に入ります。現在のグラウンドの地表面の勾配は0.075から0.23%、しかし、屋外体育施設建設の指針では0.3%から1.0%とあります。専門家の判断では、現在のグラウンドはほぼ平らであるから、ああいうことが起きるのは当然ですというふうに伺っております。
あと、
先ほど申し上げました暗渠排水にもその影響があると思います。現在の暗渠排水をそのまま使うことはできないのですか。改良して使うことはできないのかなと思うんですけれども、いかがでしょうか。
88
◯議長(
岡野孝男君) 教育部長・武熊君。
89 ◯教育部長(武熊俊夫君) ご答弁申し上げます。現在の暗渠排水の勾配につきましても、建設指針より緩い勾配となっております。また、土質調査の結果からも、暗渠排水の勾配につきましても表面の勾配と同じようにすべきとのご提案もいただいているところでございます。また、
先ほどご答弁申し上げましたが、暗渠排水そのものにつきましても、現在の有孔管の本数を2倍程度にしたほうがいいとの土質調査の結果も出てございますので、決して無駄な工法ではないと考えてございます。
90
◯議長(
岡野孝男君) 14番・櫻井信幸君。
91 ◯14番(櫻井信幸君) 前回の0.075から0.23%の勾配は設計図面どおりであると、委員会で報告を受けました。であるならば、この指針に……、前の設計の方たちは何をもとに設計をしたのかなと思うんですけれども、その勾配について私は疑問に思っております。これは古い工事の話ですから、またあす聞くとしますけれども、そういう中で、今回もまたグラウンド設計の経験のない業者がやられております。この工事についてそういう経験のない業者を選定した、それもおかしいと思うんですけれども、どうお考えでしょうか。
92
◯議長(
岡野孝男君) 教育部長・武熊君。
93 ◯教育部長(武熊俊夫君) ご答弁申し上げます。指名業者につきましては、直接私どもが選定したわけではございませんが、そもそも対象となる事業者には設計の能力があるという判断で選定されたものと考えてございます。
94
◯議長(
岡野孝男君) 14番・櫻井信幸君。
95 ◯14番(櫻井信幸君) 1度目、同じようなやり方で業者選定をして失敗しているのでありますから、2度目はそのような選定の方法ではおかしいと思います。もう他人任せのようなやり方でやっているなというような気がいたします。私は、この工事について、山型勾配はいいといたします。その勾配のとり方についても、指針の中でやるのであればいいと思うんですけれども、山型勾配でやるのであれば、平均0.6%くらいが適当ではないかなと聞いております。そして、その山型勾配の0.6%というやり方で、地表面の排水の約7割から8割が排水できるというふうに、2つの専門業者が言っております。ですから、私はそれで十分間に合うのではないかなと思います。千葉の3中学校のグラウンドにおいても、同じような状況の中、そのような工法で、現在ベストな状態を保っております。ですから、この工事については、私はいささか無駄な財源の歳出であると考えております。
以上です。
96
◯議長(
岡野孝男君) 次の質疑者に移ります。
9番・小松豊正君。
97 ◯9番(小松豊正君) 9番、日本共産党の小松豊正です。通告に従いまして、一問一答方式で議案質疑を行います。
まず、議案第74号・平成30年度石岡市
一般会計補正予算(第2号)についてでございます。
(1)事項別明細書33ページ、霞台厚生施設組合負担金(衛生分)2,114万8,000円について、詳しい説明を求めます。
98
◯議長(
岡野孝男君) 生活環境部長・齋藤君。
99 ◯生活環境部長(齋藤秀幸君) 平成30年度
補正予算書、一般会計(補正第2号)事項別明細書33ページ、清掃一般事務費、霞台厚生施設組合負担金(衛生分)につきましてご答弁申し上げます。今回、霞台厚生施設組合の平成30年度構成市町
補正予算要求の総額は、5,561万円となってございます。内訳といたしましては、周辺道路整備用地買収費3,461万円、電柱移設補償費1,200万円、周辺道路整備補償費900万円となってございます。構成4市町のうち、協定による当市の負担割合は38.03%であることから、2,114万8,000円が当市の負担分でございます。今回の
補正予算要求につきましては、新ごみ処理施設の建設に伴い補償鑑定調査が完了し、補償額が確定したことによるものでございます。
以上でございます。
100
◯議長(
岡野孝男君) 9番・小松豊正君。
101 ◯9番(小松豊正君) 一応説明は承りました。
次に、(2)同じく35ページ、緊急安全対策工事809万円について、箇所付けなどを含めて、具体的な中身について説明を求めます。
102
◯議長(
岡野孝男君)
都市建設部長・菱沼君。
103
◯都市建設部長(
菱沼茂雄君) 議案第74号・平成30年度石岡市
一般会計補正予算、緊急安全対策工事809万円についてご答弁申し上げます。内容でございますが、現在、都市建設部で管理しております東田中地区の資材置き場のコンクリート塀の改修工事でございます。
平成30年6月18日に発生しました大阪府北部を震源とした地震において、学校施設のコンクリートブロック塀が転倒する事故が発生しました。建築物に附属するコンクリートブロック塀などにつきましては、建築基準法により必要な構造等が規定されており、十分な安全性を備えることとされております。そのため、資材置き場のコンクリート塀を緊急点検したところ、老朽化及び地震の影響により転倒するおそれがあるため、今回、緊急安全対策としまして、コンクリート塀の改修工事809万円を計上させていただいたものでございます。
以上でございます。
104
◯議長(
岡野孝男君) 9番・小松豊正君。
105 ◯9番(小松豊正君) これは、全国的に大きな問題になって、全国的な調査を文科省が指示して、それで具体的な工事だと思いますけれども、今、東田中と言われますと、これは通学路という関係で捉えれば……、そういうことでいいですか。通学路を通う方が危ないと、そういう意味合いで工事をやるということなんですか。ちょっと教えてください。
106
◯議長(
岡野孝男君)
都市建設部長・菱沼君。
107
◯都市建設部長(
菱沼茂雄君) 特に通学路ということではございませんが、都市建設部で管理をしております資材置き場のコンクリート塀で、その脇に道路がありますので、その危険性を考慮して、今回、改修工事を進めるものでございます。
108
◯議長(
岡野孝男君) 9番・小松豊正君。
109 ◯9番(小松豊正君) といいますと、私自身も幾つか、学校、通学するところについて、非常にこれはどうなんだという指摘をしたこともあるんですけれども、石岡市内においては、そういう通学路関係で、そこに塀が建っていて、危ないからどうこうしなきゃならないということは、特になかったと理解していいんですか。ないんですか。
110
◯議長(
岡野孝男君) 9番・小松豊正君に申し上げます。議案質疑は通告に沿ってされますようお願いいたします。
9番・小松豊正君。
111 ◯9番(小松豊正君) それはあしたの委員会で聞きます。
(3)同じく35ページ、道路等補修工事550万円について、箇所付けを含めて詳しく説明を求めます。
112
◯議長(
岡野孝男君)
都市建設部長・菱沼君。
113
◯都市建設部長(
菱沼茂雄君) 議案第74号・平成30年度石岡市
一般会計補正予算、道路等補修工事550万円についてご答弁申し上げます。内容でございますが、市道A3380号線、BRTバス専用道路の舗装補修工事費でございます。BRTバス専用道路につきましては、バス停付近及びほかの市道との交差点におきまして、バスが一時停止や停車、発進を繰り返すため、舗装が沈下や剥離を起こし、バスの運行に支障を来たすところでございます。その都度、部分的に舗装の補修を行っております。特に南台駅バス停付近につきましては舗装の沈下や剥離が著しく、一部的な補修での対応が困難となり、広範囲での補修が必要となったため、今回、緊急対応としまして、道路等補修工事550万円を計上させていただいたものでございます。
以上でございます。
114
◯議長(
岡野孝男君) 9番・小松豊正君。
115 ◯9番(小松豊正君) 次に、議案第91号・石岡市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を制定することについて、お伺いいたします。
(1)家庭的保育事業等、「等」ということがございますけれども、基本的なことですけれども、どういう内容を指すのか、詳しい説明を求めます。
116
◯議長(
岡野孝男君) 保健福祉部長・小倉君。
117 ◯保健福祉部長(小倉俊彦君) ご質問の家庭的保育事業等については、ゼロ歳から2歳の乳幼児を預かる小規模保育事業、家庭的保育事業、事業所内保育事業、居宅訪問型保育事業の4つの事業類型があります。まず1つ目の小規模保育事業は、定員6人以上19人以下の小規模な保育施設です。次に、家庭的保育事業は、家庭的保育者の自宅などにおいて、定員5人以下の乳幼児に保育を提供する事業です。次に、事業所内保育事業は、民間企業などの民間事業主が、主として雇用する労働者の子どものほか、地域において保育を必要とする乳幼児に保育を提供する事業です。次に、居宅訪問型保育事業は、乳幼児の自宅に訪問し保育を提供する事業です。なお、現在、石岡市における家庭的保育事業等は、平成29年4月に認可した小規模保育事業1か所でございます。
以上でございます。
118
◯議長(
岡野孝男君) 9番・小松豊正君。
119 ◯9番(小松豊正君) 市内には1か所あるというご答弁でございました。
小規模保育には、A型、B型、C型とありますけれども、この石岡の1か所というのは何型に属して、どういう内容の保育を行っていますか。
120
◯議長(
岡野孝男君) 保健福祉部長・小倉君。
121 ◯保健福祉部長(小倉俊彦君) このうち小規模保育事業、6人から19人以下のものですけれども、A型のものが1か所ございます。
以上でございます。
122
◯議長(
岡野孝男君) 9番・小松豊正君。
123 ◯9番(小松豊正君) これは、石岡では今は1か所だけれども、全国的にはこの3年間で2,740件から4,893件と、約2倍に急増しているというデータがございまして、これはこれから石岡でも増える可能性があるので、大変重要な一部改正案が提案されていると受けとめております。
(2)ですけれども、地域型保育、家庭的保育事業等は、認可保育所と比べて何が違うと理解すればいいですか。
124
◯議長(
岡野孝男君) 保健福祉部長・小倉君。
125 ◯保健福祉部長(小倉俊彦君) 家庭的保育事業等におきましても、こちらは市の認可の保育所という位置付けでございます。
126
◯議長(
岡野孝男君) 9番・小松豊正君。
127 ◯9番(小松豊正君) 私が聞いているのは、例えば小規模保育は、保育士は2分の1以上であるとか、C型は研修修了者でいいとか、家庭型は研修修了者でいいとか、そういうふうに、普通は保育士でなければならないのがこういうふうになっているわけだから、随分違うと思いますけれども、もう少し詳しく話してください。
128
◯議長(
岡野孝男君) 保健福祉部長・小倉君。
129 ◯保健福祉部長(小倉俊彦君)
先ほど4つの類型をお示ししました。その中で、小規模保育事業におきましても、A型、B型、C型、3つに分かれております。その中では、A型が、職員の資格といたしまして保育士が必要、職員数についても保育所の配置基準について職員が1名必要、それから、B型については、職員のうち2分の1の保育士が必要、C型については家庭的保育者ということで、研修を受けた者などになります。
それから、家庭的保育事業、こちらが4つのうちの今回一部改正される部分の事業でございます。それについては、職員数が3対1、保育士が児童に対して3対1、それから、保育士の資格としては家庭的保育者となります。
それから、事業所内の保育事業ですけれども、こちらは定員が20名以上のものは保育所の基準と同様、19名以下については小規模保育事業のA型、B型の基準と同様となります。
それから、訪問型保育事業については、保育士と児童が1対1ということになってございます。
以上でございます。
130
◯議長(
岡野孝男君) 9番・小松豊正君。
131 ◯9番(小松豊正君) もう一度、端的に何がどう変わるのか言ってもらって、その理由は、なぜそういうふうに変えるんですか。
132
◯議長(
岡野孝男君) 保健福祉部長・小倉君。
133 ◯保健福祉部長(小倉俊彦君) 今回の基準の一部改正により変わる内容ですけれども、
先ほど説明いたしました家庭的保育事業、4つの類型があるわけですけれども、そのうちの1つの家庭的保育事業に関する一部改正でございます。こちらは、石岡市内に1か所あると言った小規模保育事業とはまた別なものですので、現在、この家庭的保育事業は石岡市にはございません。
それで、まず、第6条第2項及び第3項については、家庭的保育事業の代替保育に係る連携施設の確保義務が緩和されたことによりまして、市町村が認めるものを事業所が確保することをもって、代替保育に変えることができるようになりました。また、16条第2項第4号については、これまで保育所等の連携施設からの食事の提供について、市町村が適当と認めるものからの食事の提供を受けることが可能になるなど、外部搬入施設が拡大されたことにより改めるというような改正になっております。それと、改正に合わせまして、附則により、適用猶予期間が5年から10年に延長にされたものでございます。
134
◯議長(
岡野孝男君) 9番・小松豊正君。
135 ◯9番(小松豊正君) これ、市長判断によって、第16条2項の4が、そういうふうに調理を、自分のところでつくらなければならなかったのを、よそから持ってきてもいいというふうに私は理解するんですけれども、それから、第45条について、「連携協力を求めることを要しない」となっておりますけれども、このことについて、これも今回の改正にかかわりがあると思うんですけれども、説明をしてください。
136
◯議長(
岡野孝男君) 保健福祉部長・小倉君。
137 ◯保健福祉部長(小倉俊彦君) こちらにつきましても、これまで、本来、自園調理というものが原則でありますけれども、既に法の改正が適用される前の既存事業者においては5年間の猶予がありましたけれども、さらに10年間の猶予があるというようなこと、それから、市町村が判断できるというか、認めるというものの中には、実際にほかの施設に搬入している実績があるとか、保育所の食事を搬入している、それからアレルギー対策、そういうようなことをできるものについて、判断して認めることができるというようなことでございます。
138
◯議長(
岡野孝男君) 9番・小松豊正君。
139 ◯9番(小松豊正君) 第6条の2項で、市長判断による例外規定が設けられておりますけれども、やはりこれは、このように石岡では家庭的保育事業が具体的にやられているんですけれども、それをさらに基準を下げていくと、そういうぎりぎりの歯どめとして市長判断という言葉が出てくるんだけれども、やはりこれは本来、保育、子どもさんは、平等にそれぞれ大事に育てなきゃならない。そういうことを石岡市が責任を持ってやるということが、児童福祉法の24条第1項で守られているわけなんですけれども、それがなし崩し的に、事業者と利用者の直接契約に基づくことになって、現在のようなこういう非常に危うい状況になっている中で、子どもさんの死亡事故とか何かも、さまざまな問題が起きているわけであって、やはり児童福祉法の第24条の1項に基づいて、原則的な規定に基づいた、しっかりとした保育があるべきであって、今回のようになし崩し的に改正されていくというのは、私は非常に納得をしないといいますか、非常にうまくないことになっていると思うわけですね。
それで、これに関連して、保育者資格の多様化があると思いますけれども、これはいかがですか。保育資格を持っていなくても保育ができるということに、子育て支援員とか、そういうのもこの中に関係すると思うんですけれども、これがどういうふうに今回の改正ではなるのか、お伺いします。
140
◯議長(
岡野孝男君) 保健福祉部長・小倉君。
141 ◯保健福祉部長(小倉俊彦君) 今回の改正につきましては、保育士資格に係る部分ではございませんので、改正の中からは、特に変化というか、そういうものはないと考えております。
142
◯議長(
岡野孝男君) 9番・小松豊正君。
143 ◯9番(小松豊正君) それから、3歳児になれば、家庭的保育や小規模保育事業は原則退園となり、新たな入園先を探さなければならなくなると。そこで、連携施設というようなことが出てくるんだけれども、私はこういう中でこそ、だからこそ公立保育園が積極的に大事になってくると考えるわけなんですけれども、この3歳児を超えた連携施設の問題については、今回の改正では特に関係ないというふうに捉えていいんですか。
144
◯議長(
岡野孝男君) 保健福祉部長・小倉君。
145 ◯保健福祉部長(小倉俊彦君) 今回の改正に係る部分といたしましては、家庭的保育事業を行っていた事業者が、例えば緊急の事態で子どもを預かれなくなった場合に、本来連携している保育所、認定こども園、幼稚園などに、そのとき緊急的にお願いするわけですけれども、この緩和によりまして、その連携先というのが、これまで保育所、認定こども園、幼稚園に限られていたものを、小規模事業、A型、B型、それから事業所内保育事業のところも連携先として認めるというようなことの改正になってございます。
146
◯議長(
岡野孝男君) 9番・小松豊正君。
147 ◯9番(小松豊正君) 私は、ですから、どの施設でも、子どもたちに平等に保育が保障されるように、設備運営の基準は認可保育所の基準に当てはめるようにすべきであって、それを崩していくというのは賛成できないということを申し上げて、私の議案質疑は終わります。
148
◯議長(
岡野孝男君) ちょっと待ってください。さきの答弁について訂正したいとのことでございますので、ここでその答弁を求めたいと思います。
都市建設部長・菱沼君。
149
◯都市建設部長(
菱沼茂雄君)
先ほど私の答弁のほうで、緊急対策費の説明の中で、資材置き場脇の道路につきまして、通学路には該当しないという答弁をさせていただいたんですけれども、まことに申しわけありませんけれども、南小学校の通学路になっておりますので、訂正させていただきます。よろしくお願いします。
〔「了解しました」と呼ぶ者あり〕
150
◯議長(
岡野孝男君) 次の質疑者に移ります。
5番・石橋保卓君。
151 ◯5番(石橋保卓君) 5番・石橋です。1項目についてお伺いをします。学校教育や保育事業ということで、大変大事なことかとは思うんですけれども、その以前の出産直後の産後のケアについて、多少お伺いをさせていただきたいと思います。
歳出の部分で、款衛生費、項保健衛生費、目市民健康管理費、節委託料、その中で子育て世代包括支援センター事業、この中の産後ケア事業委託料54万6,000円についてお伺いをいたします。
補正予算書で言いますと30ページ、31ページになるかと思います。
現在、市内におきましては、出産のできる産婦人科がないという現状、大変悩ましい問題があるわけです。現在は、土浦、笠間、水戸、そういったところまで行かないと出産ができない。なおかつ以前と比べまして、出産後の退院といいますか、そういった部分も、早い方で4日、大体平均的に1週間ぐらいで今、退院をされるわけですよね。その後、在宅での育児療養に入っていくわけです。
育児や母親自身の体調不良、特に産後鬱とかいうような問題で、大変悩まれているお母さん方も多いと聞いております。現在は核家族というような状況の中で、周りに相談できる近親者や友人もいないというようなお母さん方もおられるようです。そういった意味で、出産を終えて市内に戻ってくる、その自宅、地元の周辺で産後における母子への支援体制を構築することが、急務ではないかなと考えております。
それで、質問に入るわけですけれども、まず、子育て世代包括支援センターはどこに存在するのか、お伺いをいたします。
152
◯議長(
岡野孝男君) 保健福祉部長・小倉君。
153 ◯保健福祉部長(小倉俊彦君) 子育て世代包括支援センターは、石岡保健センター内にございます。
以上でございます。
154
◯議長(
岡野孝男君) 5番・石橋保卓君。
155 ◯5番(石橋保卓君) それでは、その子育て世代包括支援センターの事業の目的はどういったものか、お伺いをいたします。
156
◯議長(
岡野孝男君) 保健福祉部長・小倉君。
157 ◯保健福祉部長(小倉俊彦君) 事業の目的でございますけれども、子育て世代包括支援センターの事業は、母子保健法の第22条の規定に基づき、妊娠期から子育て期にわたるまでの母子保健、育児等に関するさまざまな悩みについて、身近な場所で保健師等が専門的な見地から支援を行うとともに、支援体制を構築することを目的としてございます。
以上でございます。
158
◯議長(
岡野孝男君) 5番・石橋保卓君。
159 ◯5番(石橋保卓君) それでは、具体的に、その支援センターの事業の内容はどういったものか、お伺いをいたします。
160
◯議長(
岡野孝男君) 保健福祉部長・小倉君。
161 ◯保健福祉部長(小倉俊彦君) 子育て世代包括支援センターの事業内容でございます。大きく分けますと4つございます。1つ目として母子健康手帳の交付、それから、2つ目として妊娠・出産支援事業、こちらが今回の産後ケア事業の補正を出した事業の部分でございます。3つ目といたしまして乳幼児相談事業、4つ目として健康診査後の発達フォロー教室などの事業を行っております。
この中で、今回補正いたしました産後ケア事業でございますけれども、この事業については、出産後の母子の心身のケア、育児のサポート等を行い、出産後も安心して子育てができる支援体制の確保を目的としております。その内容は、産婦及びその子の心身のケア、育児に関する指導及びカウンセリング、沐浴、授乳等の育児サポート等になります。国のガイドラインでは、利用者と日時を調整し、利用者の居宅等を訪問してケアを行うアウトリーチ型、それから、宿泊型、デイサービス型の3つの類型が示されており、現在、当市では、平成30年4月から委託が可能となったアウトリーチ型のみ実施しておりますが、今回の補正により宿泊型とデイサービス型を追加し、事業の拡大を図ってまいりたいと考えております。
以上でございます。
162
◯議長(
岡野孝男君) 5番・石橋保卓君。
163 ◯5番(石橋保卓君) 今回、当初予算で55万の予算計上がありまして、今回54万6,000円が追加されまして、総額109万6,000円の事業予算になってくるわけです。では、今お話がありました今回、補正で考えておられる事業展開について、どこへ委託をするのか、お伺いをいたします。
164
◯議長(
岡野孝男君) 保健福祉部長・小倉君。
165 ◯保健福祉部長(小倉俊彦君) 委託先でございますけれども、まず初めに、今年4月からアウトリーチ型と呼んでおります産後ケア事業を始めまして、こちらについては土浦市にあります開業助産師と契約を締結しております。さらには、6月には、石岡市内に開業した助産院と委託契約をいたしております。アウトリーチ型では2か所が現在利用可能となっております。
次に、今回補正します宿泊型につきましては、独立行政法人国立病院機構霞ヶ浦医療センターと、もう一つは、デイサービス型については市内の冨田産婦人科院への委託を予定してございます。
以上でございます。
166
◯議長(
岡野孝男君) 5番・石橋保卓君。
167 ◯5番(石橋保卓君) 委託をしている事業内容については、今お話がありましたので大体わかりました。
そうしますと、このアウトリーチ型やデイサービス、宿泊サービス、そういった部分を利用するに当たっての条件というのはどういったものがあるのか、お伺いをいたします。
168
◯議長(
岡野孝男君) 保健福祉部長・小倉君。
169 ◯保健福祉部長(小倉俊彦君) 利用するに当たっての条件でございます。まず、事業の対象者でございますが、家族等から十分な家事及び育児に関する支援を受けることができない市内に住所を有する出産後1年未満の産婦及びその子であって、産後に心身の不調または育児の不安等がある者、または産後の在宅生活において、休養、栄養管理等、日常の生活面において保健指導を必要とする者などでございます。ただし、病院等において入院による医療行為が必要な方は除くということになってございます。
以上でございます。
170
◯議長(
岡野孝男君) 5番・石橋保卓君。
171 ◯5番(石橋保卓君) ただいまお示しになられました利用に当たっての条件というのは、国の指針に沿ったもので、市で設けているということでよろしいんですか。
172
◯議長(
岡野孝男君) 保健福祉部長・小倉君。
173 ◯保健福祉部長(小倉俊彦君) こちら、産前・産後サポート事業ガイドライン、産後ケアの事業ガイドラインというものがございますので、それに基づいて、参考にして行っております。
以上でございます。
174
◯議長(
岡野孝男君) 5番・石橋保卓君。
175 ◯5番(石橋保卓君) 参考と言われますと、ある程度市のほうで独自に基準を緩和したり、厳しくしたりするという部分の可能性はあるということで考えてよろしいですかね。
176
◯議長(
岡野孝男君) 保健福祉部長・小倉君。
177 ◯保健福祉部長(小倉俊彦君) 対象者であるとか、それから、例えば石岡市では1年未満の子どもさんというようなことにしておりますけれども、これが例えば3か月未満、5か月未満という部分もありますし、あとは回数ですね、年間に受けられる回数とか、そういうものの基準はありますけれども、市町村独自でその辺は前後すると考えております。
178
◯議長(
岡野孝男君) 5番・石橋保卓君。
179 ◯5番(石橋保卓君) それでは、そのサービスを利用するに当たっての手続というのはどういったものがあるのか、お伺いをいたします。
180
◯議長(
岡野孝男君) 保健福祉部長・小倉君。
181 ◯保健福祉部長(小倉俊彦君) まず、事業を利用したいという方におきましては、産後ケア利用事業申請書というものがございますので、そちらのほうを子育て世代包括支援センターに提出していただきます。その後、保健師等がアセスメントを行いまして、利用を決定し、利用者の方と、それから委託先が利用日を調整する運びとなっております。
以上でございます。
182
◯議長(
岡野孝男君) 5番・石橋保卓君。
183 ◯5番(石橋保卓君)
先ほど、その利用に当たっての条件というところの中で、家族からの十分な支援が得られないというような条件もあったと思います。その部分の判断については、なかなか、各家庭においてそれぞれ違いますので、難しいところもあるのかなと思うんですけれども、このサービスを利用するに当たっての利便性は十分確保されているのかどうか、お伺いをいたします。
184
◯議長(
岡野孝男君) 保健福祉部長・小倉君。
185 ◯保健福祉部長(小倉俊彦君) 利便性でございますけれども、例えば、ご本人が保健センターまで行って申請することができないなどの場合、電話とかでご相談いただきまして、市のほうから出向いて申請書を受け取るというようなこともできるような状況になっております。
以上でございます。
186
◯議長(
岡野孝男君) 5番・石橋保卓君。
187 ◯5番(石橋保卓君) これ、ちょっと確認ですけど、生後4か月ぐらいまでの新生児が対象になってくるのかなと考えているんですけれども、実際このサービスの利用をしようと思っているお母さん方からちょっと聞いた話ですと、ちょっとサービスを受けるのにハードルが高い。どういった部分でハードルが高いのか、具体的な話はまだよくわかりませんけれども、相談がしづらいのか、それとも、実際に相談に行ったとしても、
先ほど申されました条件に合致しないのか、サービス自体が十分に機能していないのではないかなというふうに私は感じております。
そういったところ、
先ほどのお話の中で、やはりいろいろな条件が付されておりましたので、そういったところの条件をもうちょっと緩和する、もう少し利便性、使い勝手のいいサービス、現実的に本当に育児で悩まれて、メンタル的にかなり弱ってしまって、虐待につながるとか自ら自分の子どもをあやめてしまうとか、私の周りでそういう例はありませんけれども、報道等で見ると、そういう部分も散見される事例があるわけです。現実的に、やはり2時間ごとの授乳という部分をしばらく対応しなければならない。そういったところで、体や心が大変病んでしまう場合もあるわけです。そういったところを、本当に相談に来られた方にとって使いやすいサービス、そういった部分を今後、検討していくお気持ちがあるかどうか、お伺いをします。
188
◯議長(
岡野孝男君) 保健福祉部長・小倉君。
189 ◯保健福祉部長(小倉俊彦君) 実際、妊娠された方が産婦の手帳をもらうわけですけれども、その際にこちらで直接面接をしたり、あとは電話での相談をこちらからかけるようにしておりますので、その際によく話を聞いて、どういうサービスが求められているか、どういう相談が必要なのかというのをよく判断して、例えば子育て世代包括支援センターで解決できるものと、それからこういう専門の機関、助産師さん等のフォローが必要な方の判断、そういうことをよく、すみ分けというか、お話を聞いた中で、安心して紹介できるように、そういうことで努めてまいりたいと思います。
190
◯議長(
岡野孝男君) 5番・石橋保卓君。
191 ◯5番(石橋保卓君) ぜひそこのところをもう少し敷居を低くして、本当に悩まれている方が、気楽にという言い方はおかしいんですけど、相談しやすい体制を構築していっていただきたいと思います。
ちなみにお伺いをいたしますけれども、現在の包括支援センター事業、保健センター内で設けられているということですけれども、この事業に従事している職員さんというのは市の職員さんなのか。予算書を見ると、看護師さん、当初予算で1,564万円の
事業費の中、約800万、半分が人件費として使われているわけですけれども、この支援センターに従事されている職員さんはどういった方が従事されているのか、お伺いをいたします。
192
◯議長(
岡野孝男君) 保健福祉部長・小倉君。
193 ◯保健福祉部長(小倉俊彦君) 職員でございますが、正職の保健師1名、それから嘱託の助産師1名、同じく嘱託の保育士2名の計4名で運営してございます。
以上でございます。
194
◯議長(
岡野孝男君) 5番・石橋保卓君。
195 ◯5番(石橋保卓君) 正職の保健師さんは専従ですか。お伺いをいたします。
196
◯議長(
岡野孝男君) 保健福祉部長・小倉君。
197 ◯保健福祉部長(小倉俊彦君) 専従でございます。
198
◯議長(
岡野孝男君) 5番・石橋保卓君。
199 ◯5番(石橋保卓君) それでは、そういったところに従事されている職員さんのほうにも、そういうふうな指導といいますか、使いやすいサービス、利用しやすいサービスということで、よく、指導という言い方もおかしいとは思うんですけれども、そういったところを逆に職員さんのほうが十分理解されるように、努力をしていっていただきたいと思います。
いろいろ調べてみますと、また他市の例を出すと大変失礼なんですけれども、つくばとか柏とか、そういうところにどうしても目が行ってしまうんですけれども、デイサービス、宿泊サービス、そういったところが大分充実をしてきているようです。
先ほどお話をお聞きしますと、石岡市内での宿泊サービス、デイサービスはまだしていないと……。1か所、はい。ただ1か所で足りるのかなと。ごめんなさいね。アウトリーチサービスやそういった部分も、土浦で契約をお願いしたとしても、どれだけ、じゃあ、石岡の方がそこまで足を運ぶのかと。もうちょっと身近なところ、手が届くところでそういうふうなサービスを受けられる場所があってしかるべきかなと思いますので、そういったところをもうちょっと充実していっていただきたいと思います。これについてのお考えをお伺いいたします。
200
◯議長(
岡野孝男君) 保健福祉部長・小倉君。
201 ◯保健福祉部長(小倉俊彦君) 現在、市内、それから石岡市周辺ということで、開業しているところと契約して、またこれから契約を結んでいく考えでございます。そのほか、確かに言われたように、つくば方面でも開業しているところもございますし、またこれから市内でも開業があった場合には、契約を結んでいきたいなと考えております。
以上でございます。
202
◯議長(
岡野孝男君) 5番・石橋保卓君。
203 ◯5番(石橋保卓君) 話はちょっと飛んでしまいますけれども、中心市街地の空き店舗対策ではないですけれども、そういったところを活用したケアセンター、そういうところも検討の視野の中には入ってくるのかなと思いますので、そういったところもぜひ活用していっていただきたいと思います。
それから、この産後ケアの部分で、ホームページでそのサービスの内容を確認しようとしましても、結局、私は行き着きませんでした。「よくある質問」の中にも、産後ケアについての項目はありませんでした。現在どういうふうな周知方法をしているのか大変疑問に思いまして、
先ほど支援センターの事業目的の中で、母子健康手帳の交付とか、そういった部分が含まれておりましたので、そういうふうな母子手帳の交付時とか、出生届けが提出されたときとか、ホームページのほうをもうちょっと充実されたほうが、よりサービスの利用について数字も上がってくるのではないかなと思うんですけれども、どのようにお考えかお伺いいたします。
204
◯議長(
岡野孝男君) 保健福祉部長・小倉君。
205 ◯保健福祉部長(小倉俊彦君) 現在、母子健康手帳の交付などの面接時にご案内しているところでございますけれども、確かにホームページ上で検索ができないような状況になっておりますので、今後、どのような相談ができるのかであるとか、どのような指導が受けられるのか、またどういう施設でそういう事業をやっているのか、そういうところをホームページ上において周知してまいりたいと考えております。
以上でございます。
206
◯議長(
岡野孝男君) 5番・石橋保卓君。
207 ◯5番(石橋保卓君) なるべく早い段階でのそういう広報体制といいますか、周知方法の充実をお願いしたいと思います。
人口が減少傾向である中、子どもたちを生み育てるという部分では、本当に大事な事業になってくるかと思うんです。そういうところにきっちりと注力をしていかないと、その後の石岡市の発展というのはあり得ないと思うんですけれども、これまでのやりとりを聞いておられまして、市長のほうでこの事業に対してどのようなお考えをお持ちなのか、お伺いをいたします。
208
◯議長(
岡野孝男君) 市長・今泉君。
209 ◯市長(今泉文彦君) 子育てに関して、原点に返った視点からアドバイスをいただいたような感じがしております。今考えているのは、広域的で、そして総合的な子育ての拠点施設、これが利便性の高いところに必要とされているのではないかと考えておりまして、それに関してはスピーディーに当たってまいりたいと思っています。
以上です。
210
◯議長(
岡野孝男君) 5番・石橋保卓君。
211 ◯5番(石橋保卓君) 子育て支援、人口を、人を増やすという部分では、市長の公約の1つ、大きな柱であるとも思いますので、ぜひそういったところを念頭に置きながら、この事業の展開を図っていっていただきたいと思います。
以上で終わります。
212
◯議長(
岡野孝男君) 以上で、通告による質疑は終了いたしましたので、これをもって各議案に対する質疑を終結いたします。
この際、お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第80号・平成29年度度石岡市一般会計歳入歳出決算認定についてないし議案第89号・平成29年度石岡市水道事業会計未処分利益剰余金の処分及び決算認定についての計10件については、議員全員をもって構成する決算特別委員会を設置いたし、これに付託の上、閉会中の継続審査といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
213
◯議長(
岡野孝男君) ご異議なしと認め、さよう決しました。
次に、議案第74号・平成30年度石岡市
一般会計補正予算(第2号)ないし議案第79号・平成30年度石岡市水道事業会計
補正予算(第1号)、議案第90号・
石岡市議会議員及び
石岡市長の選挙における
選挙運動の
公費負担に関する条例の一部を改正する条例を制定することについてないし議案第95号・市道の認定についての計12件については、お手元に配付いたしました議案付託表に示すとおり、それぞれ所管の各常任委員会へ付託いたします。
なお、議案を付託されました各常任委員会は、会期予定表に示す日時に会議を開かれ、9月13日の本会議に審査の結果を文書により報告されるよう求めます。
暫時休憩いたします。
午前11時29分休憩
───────────────────────
午前11時34分再開
214
◯議長(
岡野孝男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
さきに設置いたしました決算特別委員会の正副委員長互選の結果を報告いたします。
決算特別委員長に山本 進君、同副委員長に櫻井 茂君がそれぞれ選任されましたので、ご報告いたします。
───────────────────────
日程第2 休会の件
215
◯議長(
岡野孝男君) 次に、日程第2、休会の件を議題といたします。
お諮りいたします。明9月7日から9月12日までの6日間は、委員会審査及び議事整理のため休会といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
216
◯議長(
岡野孝男君) ご異議なしと認め、さよう決しました。
以上で本日の
議事日程は終了いたしましたので、これをもって散会いたします。
次回は9月13日、定刻午前10時から会議を開きます。
ご苦労さまでした。
午前11時35分散会
Copyright (c) ISHIOKA CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved. ページの先頭へ...